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一ノ瀬晴「黒組reverse」
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35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/16(水) 09:30:11.12 ID:cf3puTIk0
待ってるぞ
36 :
◆EtDBNAuDt.
[saga]:2018/07/20(金) 07:19:25.95 ID:nn2rqiNX0
【トリップ変わりましたが本人です。何とか落ち着いてきたので、これから更新再開していきたいと思います】
京夢紫、黒栖麗亜、零咲薫子、日月氷影、粟津志麻、天邉光、紫雷イオ、沖田京子……そして瑪瑙椿姫。
名簿上は更に三名の生徒が居る筈だったが、彼女達は学園に入学する手続きを終える前に十一年黒組に問題が発生したため、ここに表記は無かった。
此処は待機室と称された、金星寮の対面に存在する寮の休憩所。
麗亜「あっづ〜……ねぇ、志麻ァ。アタシ達いつまでここに居ればいいの」
志麻「さぁね。長いこと軟禁されてるけど、アタシにとってはここは結構過ごしやすいからな」
麗亜「なに適応しちゃってんの。色々漫画も読み漁ったけど、流石にそればっかりじゃ飽きちゃった〜」
京子「……」
薫子「……」
志麻「あそこの二人、おっかないもん取り出して涼しい顔してるけど、アレに相手してもらったらどうよ」
ヴァンパイアの血族である黒須麗亜は、ガラス張りの休憩所に差し込む陽射しに目を細め、うめき声をあげていた。
寝そべるソファの隣にはサブカルチャー仲間の粟津志麻が様々なジャンルの漫画を読み漁っており。
騒がしい麗亜達とは少し離れた場所に複数設置されているソファにはそれぞれ本物の日本刀を、本物の銃火器を前のテーブルに広げている二人の姿があった。
沖田京子は、厳しい本家本元に仕込まれた剣術の為に刀を磨き、零咲薫子は軍隊上がりの傭兵として火器の整備は欠かさない。
黙々と作業する二人は見えない殺気の様なものを放っており、
麗亜「いやァ〜、今行ったらアタシバッサリ切られて撃ち殺されそう」
志麻「にしても、凄い集中力だな。あの二人もう一時間はあの体勢だぜ」
麗亜「職業柄道具は大切だけどねぇ」
じゃ志麻の漫画見せて〜、とうっとおしく絡みつく麗亜に、志麻はもう慣れてしまった様にへいへいと漫画雑誌を大きく広げる。
一見平和そうにも見えるこの風景。一つ、異様な点と言えば。
この休憩場の中央、其処にはおびただしい量の血液が飛沫していたと思われるドス黒い染みが天井と床に出来ている事か
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/12(日) 15:12:33.12 ID:kE0HAYcJ0
もう落ちてるかと思った
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