NARUTOに異物が紛れ込みました Part.4

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10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 21:51:07.42 ID:wgI7KuBfo
赤ツチと黒ツチは間違えるよね
言われないとどっちかわからん
11 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/03/31(土) 21:55:42.57 ID:9n4ARJs2o
だが今回のチョウズメは違った

回天で吹き飛ばされたが、前回のような勢いはなく、木の葉が舞い落ちるような軽い動きで壁に着地し、迎撃に来たヒアシを迎え撃つ

ヒアシ「八卦空壁掌!」

両手の掌底からチャクラの真空の衝撃波を放ち、狙撃する日向の遠距離技

前回はここでやられてチョウズメは負けたが、その衝撃波も紙一重で躱す

ヒアシ「やるようになったではないか」

ヒアシにとってチョウズメは娘を取ろうとする憎き男だが、若者の急成長を垣間見ることが出来、笑顔になる

だがヒアシは負けるわけには行かない


チョウズメは地面に着地して、危険感知と範囲拡張によって少しずつヒアシの体力を削っていく
12 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/03/31(土) 21:57:21.57 ID:9n4ARJs2o
ヒアシ「このままでは駄目だな。八卦百二十八掌」

ヒアシはわざとチョウズメに腕を弾かれる位置に持っていき、狙い通り弾かれた

そしてその勢いのまま、ヒアシは日向宗家の口伝必殺を発動しようとした


蛙組手と猿組手の大きな違い

猿は木を登る際に足も器用に使う

そう、蛙組手は腕での組手だが

チョウズメ「そこ!」

ヒアシ「はっけ、」

猿組手は足も使う

今まで一度も使ってこなかったが故に、ヒアシは足による攻撃が来ないと思い込んでしまった

そしてチョウズメの攻撃の勢いを使おうと、完全に腰より上に視線が向いた時に、チョウズメの蹴りが炸裂

ヒアシは頭を思いっきり蹴り飛ばされ、壁に激突した

チョウズメは起き攻めができるギリギリの位置で構えていたが

ヒアシ「わ、わた、わたしの、私の負けだ!!」

三半規管を思いっきり揺さぶられたのか、うまく立ち上がれないヒアシは、物凄く悔しそうにしながら自ら負けを認めた

それに対して

ハナビ「やったあ!やった! チョウズメさん良かったあああ」

一番喜んでいるのは戦いを真剣に見ていたハナビだった
13 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/03/31(土) 22:07:23.52 ID:9n4ARJs2o
そのあとチョウズメはリビングに通された

そこでは日向の宗家や分家、今は跡取りが二人しかいないことなど色々と話を聞いた

チョウズメ「僕はもう自分の気持ちを偽るのをやめました。二人とも好きなのに、どちらかを選ぶなんて事は僕はできません。二人を愛しているのに、そこだけは嘘をつけません」

ヒアシの言葉に対して、こんな風に反応する度に殴られていたが、チョウズメは全てを受けた

その日、何だかんだチョウズメはハナビとヒアシと夜飯を共にした

ヒアシがチョウズメが男なのに料理の腕がうまいことに本日一番驚いていた
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 22:09:48.73 ID:jxnc/8lao
日向次期当主はハナビかヒナタとチョウズメの子供になるのかな
それまでヒアシには頑張って貰わなきゃ
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 22:14:31.70 ID:uZLqzFll0
ネジを養子に迎え入れることはできんのか
できないか
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 22:14:36.96 ID:B8DuDl1y0
そういえばボルトでハナビにまだ子がいないが日向宗家大丈夫かな
17 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/03/31(土) 22:16:05.18 ID:9n4ARJs2o
ヒアシとヒザシは生まれる順番が違っただけで血筋は同じだからネジは血統としては大丈夫なはず
あとは呪印術が解除できるかできないかですかね
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 22:16:56.72 ID:W6wUR1Hs0
なーにヒアシなら後30年は現役でいられるさ
19 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/03/31(土) 22:23:04.67 ID:9n4ARJs2o
イベント【うちはイタチ】



サスケ「お前の女達がナルトを狙って襲ってきた暁に巻き込まれるかもしれないが、いいのか?」

チョウズメ「影分身を数体置いてきたから大丈夫。イタチさんとサスケが戦うことになっても
出来るだけ見ていたい。でも僕の彼女たちが襲われたら、そっちに行くよ?」

サスケ「ああ。分かっている」

チョウズメは前日に別れた場所に来ると、既にサスケたちがいた

サスケはチョウズメが押し付けた木の葉の額当てを額にしている

香燐「というか、なんでこの男は何しれっと仲間面してるんだ?」

サスケ「チョウズメは、仲間だ」

香燐「私も今そう言おうと思ってたんだよ。よろしく」

サスケの言葉で意見が180度変わった香燐とチョウズメは握手をした

その流れで水月と重吾ともチョウズメは握手した

サスケ「重吾が動物の言葉を聞いて、暁のアジトらしき場所をいくつか見つけた。その場所を巡ろうと思っている」

チョウズメ「黄泉比良坂で飛ぶよ」

サスケ「任せた」

チョウズメは怪しいポイントの書いてある巻物を受け取って、黄泉比良坂でその場所の近くに空間の穴を繋げた
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 22:28:16.00 ID:uZLqzFll0
チートやなぁ時空間
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 22:29:18.58 ID:w4pRUp+zo
カグヤさんこんな使われ方してるって知ったまじでどんな顔すんだろ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 22:30:32.28 ID:VWt7156dO
チョウズメはチート過ぎるし、二人が「対話」するためのストッパーかな?
なおそれだけでオビトの目論見は崩れ去る模様
23 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/03/31(土) 22:48:12.32 ID:9n4ARJs2o
チョウズメたちはいくつかのアジトに行ったが、もぬけの殻だったり、トラップが大量に設置されていたりした程度で何も無かった

そして次のアジト候補地に飛んだ


チョウズメ「なんであの三人を置いてくるのさ。さっきから思ってたけど」

サスケ「うちはイタチとの因縁をお前なら見届けてもいいが、あいつらは一切関わっていない部外者だ」

チョウズメ「あとは入口を守ってもらうとかいう意味もあるのかな?」

サスケ「まあ、そうだ……」

チョウズメとサスケは洞窟に入り、少しすると大部屋に続いている道があった

その中から人の気配がするのが仙人モードのチョウズメにはわかる

チョウズメ「……」

サスケ「……」

チョウズメ「……コクリ」

昔に忍者ごっこで作った手合図でタイミングを図り、同時に中に入った

???「来たか」

サスケ「誰だ」

イタチ「俺だ、サスケ……そうか、君も来たのかチョウズメくん」

そこには肩にカラスを乗せたうちはイタチがいた
24 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/03/31(土) 22:58:11.57 ID:9n4ARJs2o
イタチ「サスケは少し背が伸びたか? チョウズメくんはスリムになった」

サスケ「あんたは変わらないな……その冷たい目も」

チョウズメ「サスケ!」

サスケ「……すー、はー。分かっている」

チョウズメはサスケの肩を叩き、力んでいた力を抜かせた

イタチ「……」

チョウズメ「イタチさん。僕達はあの事件の真実を聞きに来ました」

イタチ「あの事件は、」

チョウズメ「今の僕には嘘は通じませんよ」

チョウズメは仙人モードの強化された知覚能力に、忍宗も使い、イタチの言葉の真実を完全に見抜ける

対話に関してならチョウズメは誰にも負けないと自負している

サスケ「俺はお前に問い掛ける。あの事件の前後関係、そしてお前が何を思い、あんなことをしたのかを全て話せ。さもなくば殺す」

イタチ「昔のように大声でガムシャラに突っ込んでこないか」

サスケ「俺がもしチョウズメを殺していたら、きっとそうなっていただろう。だが、俺は負けた。だからこそ俺は更に強くなった」

イタチ「そうか。これで二敗……うちはのアジトに来い。本体でサスケと会ってやる」

それだけ言うと、目の前のイタチは解けて、カラスとなって消えた

どうやらカラスを使った実体のある分身だったようだ

サスケ「とべ、チョウズメ」

チョウズメ「外のサスケの仲間を連れてきたらね。近くにいてもらった方が何かあった時やりやすいし」

サスケ「……ああ」

チョウズメたちは水月たちと合流したあと、サスケの示したうちはのアジトの近くに飛んだ
25 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/03/31(土) 23:24:02.76 ID:9n4ARJs2o
鬼鮫「君もやはり大変な運命に巻き込まれていたんですねぇ」

チョウズメ「こんにちは鬼鮫さん」

チョウズメは今回も鬼鮫が何もする気がないようなので、普通に挨拶をした

その事に鬼鮫はにやりと笑う

鬼鮫「きちんと挨拶をされたのはいつぶりでしょうね。ここから先はサスケ君、それにチョウズメくんだけが通っていいとイタチさんは仰っていましたよ」

香燐がこの言葉に抵抗したが、サスケが一刀両断し、チョウズメと二人で内部に入っていった



イタチ「その写輪眼でお前は俺以外のものも見えているのか」

狐と書かれた壁画の前の石の椅子に座って、イタチが待っていた

サスケ「前までは見えなかった。だが、今の俺には見えている」

イタチ「……そうか。まさか本当にこんな風になるとは、あの時戯れに君を鍛えてみてよかった」

チョウズメ「……うっぷ。ごめんなさい、ちょっと待って。あの時のことを思い出すと、うっぷ」

トラウマをイタチが無理やり思い出させようとしたせいで、チョウズメは吐き気を催すが、何とかこらえた

サスケ「真実を話せ」

イタチ「サスケ、お前は俺が自分の糧にする為に、うちはを滅ぼしたと語ったことを覚えていないのか?」

サスケ「覚えている。だが、チョウズメに何度も言われて思い出したこともある」

サスケはチョウズメを一目見てから、イタチの目を見た

サスケ「あんたはあの時泣いていた」

サスケに月読で絶望するために見せた幻術

そしてサスケを置いて、一人木の葉を去る時、サスケはイタチが涙を一筋流していたのを見ていた

それをサスケは先程やっと思い出していた

イタチ「……」

イタチは喜んでいいのか、やはり厳しく当たるべきか苦悩していた

チョウズメ「……とりあえずいきなり戦いにならないなら、場所を変えませんか? 邪魔者もいますし」

イタチ「そうだな。だが何処に行く? 鼠はどこにでも現れるぞ」

チョウズメの仙人モードの知覚によって、少し離れた地面の中に何かがいることがわかった

イタチもゼツによる監視がされているであろう事を理解していたので、すぐに対応する

チョウズメ「二人とも、僕がやることに抵抗しないでくださいね? サスケもイタチさんも」

チョウズメは忍具の基本、煙玉を部屋に焚き、見えなくなっているうちに黄泉比良坂にて始球世界への穴を開け、二人の手を取って空間の穴に飛び込んだ
26 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/03/31(土) 23:33:46.80 ID:9n4ARJs2o
チョウズメ「はい、イタチさんはこっち。サスケはこっちに座る!」

サスケ「待て、流石にこれはおかしい!」

イタチ「抵抗しないと言う言葉に先程お前は頷いていただろ」

サスケ「チッ、チョウズメ、煎餅」

チョウズメ「ちょっと待ってて」

チョウズメは始球世界に作った彼女たちとよく使う家ではない、別の木遁の家に飛んできた

流石にあの家に親友だからって連れていくのはなんか嫌だったので、急遽新しい家を作っておいた

そこに作っておいた四人掛けのテーブルの対面にイタチとサスケを座らせた

イタチ「……」

サスケ「……」

チョウズメがモノを取りに行ったため、二人きりになってしまい、無言が2人の間を支配する

チョウズメ「……ふふ」

イタチがとても気まずいと思っていることが忍宗から伝わってくる

皆がこの力を持っていたらと思わないでもないが、きっと無理なのだろうと思い直す



おかかのおむすびと冷やしトマトをサスケ用に、こんぶのおむすびと塩キャベツをイタチ用に、そして煎餅や団子を持ち、二人のいる机に持っていく

コポポポ

湯のみにお茶を入れる音だけが響き渡る

チョウズメ「とりあえず軽食を食べて? サスケはトマトとおかかが好きだったよね? イタチさんは昆布とキャベツ。お腹を満たしてから話そう」

サスケ「ふんっ」

イタチ「……頂く」

チョウズメ「頂きます!」

サスケは何も言わずにおむすびを食べ始め、イタチは手を合わせてから食し始めた
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 23:35:29.62 ID:qBZzxC0X0
やだ・・・チョウズメがなんかお母さんみたいだわww
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 23:35:42.37 ID:B8DuDl1y0
シュールw
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 23:40:07.01 ID:lpgVtCc00
時々フルパワー忍伝みたいなギャグ時空になって笑うわ
30 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/03/31(土) 23:48:56.55 ID:9n4ARJs2o
二人は軽食を食べ終わり、サスケは煎餅、イタチは団子に手をつけ始めた

それから少しして、サスケが話すために口を開いた

サスケ「……うちはイタチ。俺はチョウズメを立てて一度だけお前の話を聞いてやる。どんな話だったとしてと、一度ならしっかり聞いてやる。話せ」

イタチ「……待て、団子を食べている」

だがイタチはまだ食べるために口を開きたいようだ

サスケ「……」

チョウズメ「落ち着いて」

サスケ「分かっている! 煎餅お代わり!」

チョウズメ「うん」

イタチは持ってきていた団子を全て食べきってから話し始めた

イタチ「本当は団子の甘さなら好きなのに、格好を付けるために団子も含めて甘いものが嫌いというのはどうかと思うぞ」

チョウズメ「サスケ団子好きだったの!?」

サスケ「いいから話せぇ!」

サスケがガチギレしたからか、それとも本当にただそれを言いたかっただけなのか、イタチは真面目な顔になって話し始めた
31 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/03/31(土) 23:50:23.23 ID:9n4ARJs2o
イタチ「サスケ、この話をするために俺はチョウズメくんに言いたいことがある。少しだけ待ってくれ」

サスケ「ああ、いいだろう」

イタチ「君が居なければ俺は戦うことでしか、サスケを守ってやることが出来なかったかもしれない。本当に感謝している」

イタチは暁の服を脱ぎ、指輪を外してから頭を下げた

チョウズメ「僕が勝手にやっただけです」

イタチ「あと謝らないといけないこともあった。アカデミー生の頃、君を強くするために月読で数千もの半殺しを行ってしまって済まない。鬼鮫にやり過ぎだと咎められた」

サスケ(……は? なにやってんのこの人)

サスケは話を聞く前に殺した方がいいのではないか? と一瞬思った

チョウズメ「……だ、大丈夫です、よ? そ、そのおかげで、つ、強く、なれましたから」

チョウズメは震える口に力を入れて、イタチの謝罪を受け入れる

イタチ「本題に入る。詳しく話すから早とちりしないように。まず俺が何故うちはを壊滅させたのか。それは任務だったからだ」

サスケ「……は? 任務? うちはを皆殺しにするのが任務だって言うのか!」

イタチ「落ち着け。全てを話す」

イタチはやっと真実を語り出した
32 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 00:17:10.36 ID:9Qf3Gvp/o
イタチ「なぜうちはがうちは区画などという場所に強制的に住まわされていたかわかるか?」

サスケ「木の葉警護部隊は犯罪者に恨まれる役職だから、固まっていた方がいいと父さんが言っていたはずだ」

イタチ「二代目火影扉間が与えた役職であり、うちはを政治から遠ざけ、ひとまとめにうちはを監視するための処置だ」

サスケ「は?」

サスケの思い出す過去と大きくズレていた

うちははその強さと功績で地位を確保していたと語られていたからだ

イタチ「これは致し方ない部分でもある。木の葉の歴史を遡れば、里が出来てすぐにうちはマダラが離反し、彼一人、九尾を操って木の葉を襲撃したからだ。それから二代目火影は更に強くうちはを監視しなければという思いに駆られたのだろう」

チョウズメ(あの時の戦いかな?)

チョウズメは柱間とマダラの戦いを柱間の細胞より読み解いている

あの戦いで柱間は陸が荒れるから海で戦わねばと思っていた

それは近くに里があり、里の周りを荒廃させたくなかったからなのだろう


イタチはそのあと別に木の葉を責めている訳では無いという言葉を置いて話を続ける

16年前の九尾の襲撃があり、九尾を操れるのはうちはの瞳力のみ

故に軋轢がまして行き

イタチ「うちは一族はクーデターを企てた」

サスケ「うちはが、クーデター……」
33 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 00:34:56.32 ID:9Qf3Gvp/o
イタチ「そんな時期にシスイは死んだ」

シスイのことを一旦置いておいて、イタチは続ける

うちはがクーデターを起こせば里が荒れ、その隙に他里が攻めてきてとまた戦争になる可能性があった

イタチ「そのあと俺にある任務を受けるかどうかを問われた」

サスケ「それがうちはの皆殺し……ならばなぜ俺を殺さなかった!」

イタチ「俺はお前を殺せなかった」

チョウズメ「ダウト」

チョウズメはイタチの言葉に何かを偽ろうとする思いがあったので、嘘だと断じた
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 00:38:25.75 ID:SxTEK6eQo
人間嘘発見器じゃないですかやだーw
シスイって別天神狙いでダンゾウにやられたんだっけ
35 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 00:38:30.54 ID:9Qf3Gvp/o
イタチ「……君は本当に厳しいな。志村ダンゾウ、木の葉の根のトップに言われたんだ。うちはと共に戦い、木の葉を荒らして皆殺しにされるか。それとも自らの意思で皆殺しにして、未来があり、うちはに染まりきっていないサスケだけを救うか。そういう選択を迫られた」

チョウズメ「……」

サスケ「……」

サスケは愕然としていた

イタチが恨ませようとしていたのは、サスケが生き残るために強くなってもらうため

イタチが皆殺しにしたのは、うちはが戦争をしようとしたため

イタチがサスケだけを殺さなかったのは、何も知らない無垢な子供だからこそ、生かしてもらっていただけだったことに

イタチ「俺が中忍試験あとになぜ現れたかわかるか?」

チョウズメ「今の話の流れなら、イタチさんがまだ生きていて、サスケを排除させないように脅しをかけたってことですか?」

イタチ「そんなところだ。あの件がなければダンゾウはサスケを殺そうとしただろうからな。三代目様が消えたから、真実を知っているのは過激派のダンゾウに御意見番の二人だけになっていた」

サスケ「……俺を強くしたかったのは分かる。だけど、なぜ兄さんを恨むように仕向けたんだ! 俺はチョウズメに止められなければ兄さんを殺しに来ていた」

サスケは無意識に兄の呼び方が戻っていた

イタチはその事に泣きそうなほど嬉しくなるが、それを堪えて話すと決めた全てを口にする

イタチ「俺はお前に殺されることによって、うちは一族の敵を討った木の葉の英雄にサスケを仕立て上げようとした」

サスケ「……ぐっ」

サスケは泣いた

サスケは愛されていたが故に、イタチにあんな仕打ちをされていたのだ

全てはイタチがサスケを愛するが故に
36 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 00:50:33.55 ID:9Qf3Gvp/o
>>34
ダンゾウは根本的にうちはがいると駄目だ的なことを言ってから、だからその目は私が使うとか言ってましたね
37 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 01:00:47.12 ID:9Qf3Gvp/o
イタチ「話を戻す。お前には全てを話すと言った。だから次はうちはシスイについて話す」

サスケ「シスイさんは確か兄さんに殺されたと」

イタチ「俺が最後の介錯をした」

イタチはシスイについても語る


シスイとイタチはうちはのクーデターを止めようとしていた

だがうちははある意味結束が固すぎる

故に止めることは出来なかった

だからこそ、シスイの別天神でうちは全てに幻術をかけようとした

イタチ「だが、ダンゾウに邪魔をされた」

サスケ「……なぜだ!」

イタチは全てを話せば、きっと少なくない人にサスケが怒りを向けると思っている

だがもう全てを話す以外に道がない

チョウズメが全てをのぞき込む目で見てきているため、偽ることもすり替えることも出来ない

イタチ「それでは根本的な解決にはならないからだ。その時に幻術で止めたとしても、次にまたうちはがクーデターを企てるかもしれない。そう思ってシスイの目を奪い、殺そうとした」

だがシスイはなんとか逃げ延び、イタチにこのことを伝えて、イタチに負けないために力を手に入れさせるために、イタチに介錯をさせた

サスケ「木の葉のシステムがうちはに圧力を与え、その不満が貯まればうちはが悪いと言うのか!」

イタチはそれに答えずに話を変える

イタチ「サスケ。俺はシスイの願いを叶えられなかった」

イタチはサスケの肩に手を乗せた

サスケ「……その願いとは?」

イタチ「シスイは俺に、シスイは俺が道を外れることなく、木の葉の忍びと進んでくれると強く信じている。そう願いを込めた。だが、俺はそれを遂げることが出来なかった。だからこそ、サスケがもし何かがあり、木の葉を抜けてしまったとしても、大罪人である俺を殺したという免罪符によって、木の葉に戻れるようにした」

サスケ「兄さんとシスイさんが全てを背負っていたのに、俺は!」

サスケが何も知らなかった自分を恨むように、視線を下に向けた
38 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 01:05:44.63 ID:9Qf3Gvp/o
チョウズメ「イタ、ぐはっ!」

チョウズメはイタチのことを見ていたからわかった

イタチが懐からカラスを呼び出し、何かをしようとした

それについて口を挟もうとしたが、イタチにチョウズメは蹴り飛ばされた


【【

サスケ「……!? 兄さん、なにを」

イタチ「……という作り話だ」

イタチににやりと頬を持ち上げ、サスケの両足を切り飛ばした

サスケ「ぐあああああ! 待ってくれ、兄さん。待って、え? もしかして、俺やチョウズメを騙したのか? 今までの話しは全て!!」

イタチ「お前の隙を作るための嘘だ」

サスケが震える手でイタチの足に手を伸ばしたが、その腕も切り飛ばされたあと、もう片方の手も斬り付けられた

サスケ「ふざけるなああああああ!!」
39 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 01:10:45.52 ID:9Qf3Gvp/o
イタチ「俺は完全な万華鏡写輪眼を手に入れるためにあえて生き残らせただけだ。俺はお前に万華鏡写輪眼を開眼してもらい、その目を貰う。そうすることによって、永遠の万華鏡写輪眼となる」

サスケ「……まさか! やめろ!!」

サスケはこの場面で自分がどうやって万華鏡写輪眼に開眼するのかを考え、すぐに結論が出た

親しい者の死

サスケは達摩になりながらも、必死になってチョウズメの元へと行こうとするが、四肢がなくては動けない

サスケ「チョウズメ! 起きろ! 起きてくれえぇぇ!」

イタチ「チョウズメ、お前は犠牲になるのだ。俺がより高みへと向かうための犠牲にな」

イタチが気絶しているチョウズメを持ち上げ、サスケの目の前でその首を斬り落とした

サスケ「ああああああああああああ!!!!」


】】
40 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 01:20:53.55 ID:9Qf3Gvp/o
チョウズメ「痛っ……イタチさん! 今サスケに何をしたんですか!」

チョウズメはいきなり蹴り飛ばされてあと、すぐに起き上がりイタチに詰め寄る

イタチの前の席に座っているサスケは地面に倒れて、悲鳴をあげている

イタチ「俺がサスケで殺されなければ、サスケが万華鏡写輪眼を開眼するには、君、もしくは別の親しき人の死を体験しないといけなくなる」

チョウズメ「だから?」

イタチ「シスイの目を使って、強制的に目覚めてもらう。例え幻術だとしても、幻術を幻術だと認識させないシスイの別天神ならば、サスケはあのあと俺に君が殺される場面が本当にあった事だと思い込める。その時の深い悲しみや憎しみという感情が発生さえすれば、その想いが脳を圧迫し、万華鏡写輪眼へと至る」

本来なら自分が死んだ後にサスケを木の葉に戻すために使う気だった別天神だが、イタチが生きているのならその使い方をする必要は無い

イタチはそれならばと弟を殺させないために強くするため、別天神を使うことにしていた

チョウズメ「無理矢理が過ぎます!」

イタチ「確かにそうだ。だが、俺たちがこれから戦わないといけない相手、うちはマダラと戦うのならば、サスケが万華鏡写輪眼で居てもらわければならない。ただの写輪眼では戦いの舞台に立つことすらできない」

チョウズメ「……」

チョウズメは何も言えなかった

チョウズメがサスケとの戦いで初めから木遁を使っていたら完封できただろう

だが、そんな戦いをしたくなかったからチョウズメは少しずつ力を入れた


しかしこれから戦うことになるであろう敵はうちはマダラなのだ

あのマダラに勝つには確かにただの写輪眼ではサスケが足でまといになってしまう

そんな風に迷っているうちに、サスケが悲鳴をあげなくなり気絶した

チョウズメ「サスケに本気で謝ってください」

イタチ「……一緒に謝ってくれないか?」

チョウズメ「駄目です」

イタチ「だよな」
41 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 01:31:39.40 ID:9Qf3Gvp/o
サスケ「……」

イタチ「済まなかった」

サスケ「……許さない」

イタチ「本当に済まなかった」

サスケ「許すわけがない」

イタチ「本当にとても済まなかった」


イタチは布団に寝かせられ、やっと起きたサスケの横で土下座をして謝っていた

サスケが起きてすぐ、イタチと生きているチョウズメが視界に入り、サスケがたっぷり数十秒ほど動きが止まった

そのあと自分が幻術に掛かったことに気が付き、サスケは不貞寝している

チョウズメ「僕が殺されて万華鏡写輪眼に目覚めた?」

チョウズメはちょっとだけ気になり質問した

サスケ「……わかっていることを聞くな。兄さんは絶対に許さない」

イタチ「……すまない」


その日はイタチはずっとサスケの横で謝り続けた
42 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 01:34:09.43 ID:9Qf3Gvp/o
鬼鮫「お遊びで水月と戦っていましたけど、向こうはまだ戦いが始まらないんですかね?」

水月「やっぱりまだ戦ってないよね静かすぎるし。香燐」

香燐「気安く呼んでんじゃねえ。あれ? サスケもイタチもチョウズメとかいう奴はもいないんだけど」

香燐は感知能力で内部を探ったが、うちはのアジト内部には人が誰もいないという感知結果が出た

重吾「彼が別の世界に連れていったのだろう。俺たちは待つしかない」


鬼鮫と蛇の三人はこのあと一日以上待たされた
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 01:36:32.55 ID:SxTEK6eQo
無事開眼出来てなにより
後はイタチの病かぁ
44 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 01:46:12.90 ID:9Qf3Gvp/o
サスケ「……」

イタチ「そうだ、まだ話していないことがもうひとつあった」

チョウズメ「なんですか?」

次の日の朝食時、未だに機嫌の治らないサスケにイタチは声をかけた

サスケの機嫌を治すためにチョウズメも協力する

イタチ「俺は本来なら、病魔に犯されていた。ストレスやその他様々な要因で、不治の病によって俺の体は限界を迎えていた」

サスケは流石に先程までの態度から一転、イタチの方を向いた

サスケ「チョウズメ」

チョウズメ「イタチさんは嘘をついてないよ。ちゃんと真実」

サスケ「ならなぜ平然としている」

イタチ「俺はサスケに殺されるならばそのままでも良かった。だが、俺はサスケと共に生きられる機会を手に入れた。なら治すしかない」

サスケ「……? 不治の病ではないのか?」

イタチ「万華鏡写輪眼には失明する代わりに使える力がふたつある。ひとつは運命を変える瞳術 イザナギ。もうひとつが運命を決める瞳力イザナミ。この2つの力がある」

イザナギとは不都合な現実を幻とし、自分に有利な幻を現実に置き換える力

イザナミはイザナミで驕り高ぶるうちはを止めるための力

イタチ「俺はイザナギを使って、病魔に掛かった体が病魔を乗り越えたという幻を現実に置き換えた」
45 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 02:03:26.45 ID:9Qf3Gvp/o
サスケ「……兄さんの目は失明しているようには見えない」

イタチはその両目でしっかりと世界を見通している

イタチ「この目を俺は使った」

イタチはポケットから二つの眼球の入ったケースを取り出した

サスケ「それは?」

イタチ「親殺しの息子に向けた、父親の最後の手向けだ」

サスケ「父さんの目なのか、それは」

イタチは昨日の補足をするように語る

サスケたちの父親はうちはのトップであり、無血クーデターをイタチとなら出来ると思っていた

だがそれではもう里もうちはも止められないとイタチがそれを拒否しなくてはならなく

そしてうちはを皆殺しにした

イタチ「父さんは万華鏡写輪眼に開眼していた。だがそれをうちはに伝えれば、九尾を操り木の葉を乗っ取るべきだと驕る結果になっていたと予想していた。だから父さんは万華鏡写輪眼であることを隠していた」

サスケ「その目を兄さんに託して……」

イタチ「俺が父さんを殺す時、必要になるかもしれないから持っていけと言われた。苦労を掛けさせた分、これで現実に打ち勝てと」

うちはフガクはサスケがうちはじゃない里の子供と遊んでいるのを見て、イタチはそういうことをさせられていなかったに気がついた

そしてフガクは死ぬ前に、子に不幸ばかりを背負わせた詫び、そして強く生きるためのお守りとして、万華鏡写輪眼を渡していた

イタチ「俺たちの家の周りがうちは皆殺しの時に燃えていたのは覚えているな? あれは俺が父さんから万華鏡写輪眼を受け取ったことを、うちはマダラに気が付かれないようにするために仕方なくやった。その事も済まなかった」

本来ならする必要のない放火をイタチがしたのは、それを隠すためだった(part1の442)

イタチ「俺は殺してしまった父さんの目によって、生き延びることが出来た。そう、俺が殺したのに……少し席を外す」

イタチはそれだけ言うと、朝食を取っていた部屋から出ていった

チョウズメ「行ってきたら?」

サスケ「行ってくる」

サスケはイタチを追った
46 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 02:10:36.31 ID:9Qf3Gvp/o
チョウズメはサスケたちを待っている間に蛇の三人と鬼鮫のことを思い出し、この場所に連れてきた

サスケ「はぁ!」

イタチ「攻めを焦るな! お前の今の目ならギリギリまで待てるはずだ!」

サスケ「まだこの目に慣れない」

イタチ「それに慣れるための鍛錬だ!」



鬼鮫「……殺し合いをしていたのでは? なぜ仲睦まじく、組み手なぞやっているのですかねぇ?」

香燐「サスケが笑ってるぞ! すっげえレアじゃねえか! ここにはカメラはないのか!」

水月「……なんか馬鹿馬鹿にしくなるわ」

重吾「よかったな、サスケ」

皆を連れてくると、何故かサスケとイタチは万華鏡写輪眼を使って組手をしていた

イタチの許せサスケまた今度だの言葉の今度を消化するように、二人が倒れるまでその組手は続いていた

チョウズメが一度木の葉に戻るのは、その日から数日後だった
47 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 02:16:37.35 ID:9Qf3Gvp/o
イベント【うちはイタチ】はこれにて終わりです

イザナミは柱間の力が必要なのでは? など思う方がいると思いますが、あの設定自体に疑問があったので、うちはなら出来るという解釈にしました

イタチがちょこちょこボケてたのは、チョウズメの影響ということになっています
イタチはサスケと殺しあわない可能性も信じていたので、ストレス回避のために団子やらボケてたりしていました

解説はこんな感じですかね


本日はこれにて終了とします
おかしな点などがありましたら、多分自己解釈なので質問お願いします
48 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 02:30:05.02 ID:9Qf3Gvp/o
完全なイザナギじゃなくても不完全な不都合な現実を幻に置き換えるイザナギだけでもイタチが病で死んだという現実を幻にすれば柱間パワーなくても問題ないですね

どちらの解釈でも今後はイザナギはほぼ出てこないのでいいんですが
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 02:39:11.75 ID:PH1py5IK0
イザナミは分からないけどイザナギはオビトが予備の写輪眼で発動していたから万華鏡の必要性はないはず
万華鏡じゃないと駄目だとイザナミ説明回で出てきたイザナギの乱発はうちはに万華鏡がそれだけいた恐ろしい時代になっちゃう

あと残った父さんの片目もどうするか問題だなぁ、サスケの天照を永遠の万華鏡写輪眼にするのがベターだろうか
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 02:40:49.33 ID:SxTEK6eQo
乙ー
いいと思う、すんなりいって良かった
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 03:38:54.19 ID:IKHYuTr3o
謝りつづけるイタチさんにふて寝して許さない言うてるサスケに吹いた
52 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 08:49:10.65 ID:9Qf3Gvp/o
イザナギイザナミは万華鏡である必要はないみたいですね

上での記述
イタチ「万華鏡写輪眼には失明する代わりに使える力がふたつある。ひとつは運命を変える瞳術 イザナギ。もうひとつが運命を決める瞳力イザナミ。この2つの力がある」

万華鏡写輪眼じゃなくて写輪眼でお願いします
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 17:36:07.33 ID:+fdUUP9l0
もう少ししたら五影会談が開催される(かもしれない)から、オオノキの護衛としてやって来る真ヒロインの赤ツチとも出会えるね
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 19:33:51.47 ID:smiji8nYO
は?(殺意)
真のヒロインはわた五代目水影だってそれ一番言われてるから
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 19:35:34.21 ID:n35Htoi/0
真ヒロインは基本的に最年少だろ?
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 19:53:01.77 ID:JYh10k/fO
つまり真ヒロインはロリ綱手だった?
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 20:21:20.43 ID:d8TL8hb0O
ハナビ「は?」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 20:29:34.35 ID:JYh10k/fO
だつてほらハナビじゃ挿入るか怪しいし…
そのてん綱手なら高度な医療忍術が使える
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 20:33:05.51 ID:Px8TjlgTO
紅先生って綱手に医療忍術習い始めてなかった?
ロリプレイも紅先生とできるってことかな
それよりも綱手とか5代目水影と付き合って
60 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 21:26:59.13 ID:9Qf3Gvp/o
綱手様って妙齢の女性で固定してるけど若くできるんですかね
ぺったんこ綱手様とか見たい



チョウズメ「ねえ、僕もう帰ってもいい? 一度顔を合わせないとフウとかヒナタが凄く心配するんだけど」

サスケやイタチとの関係も大事だが、チョウズメにとって彼女たちの方が大事だ

サスケとイタチがギクシャクしていたから帰らなかったが、もうある程度会話もスムーズにできるようになったので、帰ろうとしていたのだが止められて一泊した

サスケ「……帰る前に確認したいことがある」

イタチ「……」

チョウズメ「なに?」

今うちは二人と蛇三人、鬼鮫とチョウズメがちゃぶ台を囲っている

サスケ「俺は木の葉に復讐したい」

イタチ「駄目だ」

チョウズメ「怒るよ?」

サスケ「イタチ兄さんにあのような苦行を押し付けて、のうのうと生きている木の葉が許せるのか!」

チョウズメ「僕だって彼女たち四人作ってるんですけど」

サスケ「お前はやる事やっていただろ。それを知っていてなお笑顔で平和を享受しているもの。何も知らずのうのうと笑っているもの。それらを俺は許せない」

鬼鮫「国家転覆ですか? お手伝いしますよ?」

水月「面白そうだね。どさくさに紛れて鬼鮫先輩を殺して鮫肌盗みたいな」

鬼鮫「やりますか?」

水月「今すぐでもいいよ?」

チョウズメ「や、め、て? 木遁でキレるよ?」

鬼鮫「……」

水月「……」

こんな感じで毎回話が逸れるせいでチョウズメは顔を出しに行くことすら出来ない
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:38:23.56 ID:HVpRahKr0
ちょっと木遁くん便利で強すぎんよ〜
62 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 21:40:26.54 ID:9Qf3Gvp/o
サスケ「……チョウズメと兄さんの顔を立てて、一般人は殺さないとしても、志村ダンゾウだけは許せない。なぜシスイさんを殺す必要があったんだ? あのやり方が許容できなかったとしても、イタチ兄さんの言葉を聞く限り、シスイさんの別天神を阻止したかったんじゃなくて、別天神が欲しかっただけだ!」

イタチ「……それについては反論はない」

チョウズメ「僕の重婚を推してくれてる人なんだけどな。でもうちはの一時的でも平和的な方法を無理矢理奪ったのは……うーん」

もしダンゾウが重婚許可を出しておらず、チョウズメと関わってなければ即OKを出したかもしれない

だが恩恵に預かってしまってる時点でチョウズメは少しだけ悩む

チョウズメ「とりあえず綱手様に相談してもいい?」

鬼鮫「暗部のダンゾウは私よりもよっぽどお尋ね者になってもいいほどの事をしているのですがねぇ」

イタチ「……ダンゾウに手を出せば、サスケは里に帰れなくなってしまう」

サスケ「それでもだ!」

イタチ「だがな」



この場での方針 

時間を指定して多数決安価を取ろうと思っています
下以外にこの方法はどう?というものがありましたらレスをお願いします
50分まで意見を募集し55分から多数決を取ります

1 サスケを無理やり納得させる(チョウズメが目を離すとレボスケになる可能性あり)

2 木の葉からダンゾウが出て、機会があったら(物語の流れによっては出ないので、ダンゾウ殺すべし)

3 綱手を経由して正規のルートで何とかする(忍界大戦くらいまでに何とかしないとダンゾウ殺すべし)
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:45:07.00 ID:SxTEK6eQo
ダンゾウいなくてもハーレムは消えることないんだよね
64 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 21:47:53.54 ID:9Qf3Gvp/o
もう木の葉での決定事項になっているので、余程それがダメ!って人が火影にならない限り大丈夫ですね
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:49:28.59 ID:ujAywAHz0
ダンゾウ以外にご意見番の老害も処さねば
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:51:42.83 ID:HVpRahKr0
ダンゾウも里を愛しているからこそってのが辛い
67 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 21:52:21.96 ID:9Qf3Gvp/o
【21時55分】より
下5までの多数決

1 サスケを無理やり納得させる(チョウズメが目を離すとレボスケになる可能性あり)

2 木の葉からダンゾウが出て、機会があったら(物語の流れによっては出ないので、ダンゾウ殺すべし)

3 綱手を経由して正規のルートで何とかする(忍界大戦くらいまでに何とかしないとダンゾウ殺すべし)


サスケからしたらシスイの目を奪いたいから殺したと思えてしまうダンゾウが最優先であり、御意見番はあとから考えるくらいです
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:53:20.88 ID:JNunvhuY0
シナリオがどうなるかわからんしとりあえずは正規ルート維持かな
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:53:56.35 ID:fd0brbkQO
なんだかんだダンゾウは木の葉にとってはありがたい汚れ役だから1で
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:54:56.86 ID:SxTEK6eQo
3で
まあ扉間の育成不足だよねダンゾウ歪んだのは
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:55:28.96 ID:JNunvhuY0
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:56:07.37 ID:HVpRahKr0
1……ダンゾウみたいなダーティーなおじ様すき(小声)
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:56:11.03 ID:FNX7TD9fo
3やね
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:56:13.50 ID:2K10nErAO
3で
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:56:14.62 ID:JNunvhuY0
とりあえず、俺より前は範囲外だぞ
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:56:24.37 ID:ujAywAHz0
3 → 2

綱手経由して正規にダンゾウ&ご意見番の処罰を求め、ダメなら2で私刑に処す
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 21:56:40.28 ID:SxTEK6eQo
時間合わせたけど俺の時計早かったわ
3で
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:00:19.67 ID:ujAywAHz0
>>66
本当に里を愛している人間はその愛する里に敵を引き入れたり、里が襲撃されている時に身を潜めたりは絶対しないと思うの
ダンゾウが愛しているのは自分の頭の中にある理想の木ノ葉隠れの里と、その里を治めている稀代の火影である自分だけだよ
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:00:41.22 ID:HVpRahKr0
でも正直な話し、ダンゾウがいなかったら三代目や上忍連中がうちはクーデター組を殲滅して汚名だけがうちはに残って終わりだったでしょ
80 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 22:13:34.71 ID:9Qf3Gvp/o
チョウズメ「お願い、この件は一旦僕に任せてほしい」

サスケ「……今の火影と交渉するとして、暗部のダンゾウを殺せないだろ」

サスケはチョウズメが仲良くできる火影なら、きっと三代目のような人なのだろうと思っている

チョウズメ「僕の重婚を推してくれた人だから色々調べたんだ、ダンゾウって人のこと」

サスケ「それで?」

チョウズメ「まず木ノ葉崩しの時に暗部の忍びってほとんど表に出てきてなかったみたいなんだよ。しかも木ノ葉崩しの時に全然数が減ってないの。表の忍びはたくさん死んで、大蛇丸に攫われたと思われていたサスケの奪還にすら力を向けられないくらい。大名に人気なうちはだよ?」

暗部は根の忍びであり、ほぼダンゾウの私兵だが、所属忍び数やその他の項目は火影の権限で見ることが出来る

表と裏の均衡を取っていないと、もし裏の忍びが変なことを企てた時に対処ができないからだ

ヒルゼンとダンゾウの時は仲が互いにあまり良くなかったため、秘匿事項が多かったが、ある程度オープンにしないとダンゾウは色々と疑われてしまう

まあ、確実に数はごかましているだろうが、綱手やシズネはほぼ減っていないという結論を出していた

サスケ「……ダンゾウが大蛇丸と繋がっていたとでも言うのか?」

サスケがイタチを見る

イタチ「……俺は知らない。鬼鮫はそれらしきことを知らないか?」

鬼鮫「知りませんね。ダンゾウは裏でこそこそと色々やるのが好みみたいですので、私みたいな表で暴れる人には理解出来ませんし」

チョウズメ「なんかやってるのかもしれない。それを綱手さんと調べてみるよ」

サスケ「……少しの間は待ってやる」

ダンゾウの件は綱手に相談するということで話が決まり、サスケたちは木の葉に近い、波の国で時間を潰しながら修行をしていることになった



イタチ「鬼鮫、お前はどうする?」

鬼鮫「私は割とイタチさんを気に入っているんですよ。お供させて頂きます」

もし鬼鮫がトビのマスクの下を既に知っていたら、暁に戻ったかもしれないが、トビは一足遅かった

いやイタチたちが一足早かったと言うべきだろうか
81 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 22:16:49.63 ID:9Qf3Gvp/o
暗部の数とか分かるか知りませんけど、扉間の効率の良すぎるシステムなら多分こうなってるのかなと

あと描写を軽くしてしてませんけど、イタチやサスケのイベント中に、自来也は雨に行ってました
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:17:11.39 ID:ujAywAHz0
>>79
原作ちゃんと読んでる?
ダンゾウがいなかったら、九尾襲来後のうちは地区への集住と監視体制の強化もなかったし、うちは一族への挑発行為もなかった訳だから、
うちは一族がクーデターを起こすほどに木ノ葉隠れの里への叛意を拗らせることもなく、あくまで権利闘争の一環として里の政治への参画を
求めるだけで話が済んでいた可能性の方が高いでしょ
何せ、里長が穏健路線の三代目→四代目→三代目再登板だったんだから
むしろ、うちは一族を異様に警戒するダンゾウがいなければ、三代目の第一次政権の時にうちはの政治参加が認められていた可能性まである
83 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 22:18:48.05 ID:9Qf3Gvp/o
二代目の目立つ意思だけを継いだのがダンゾウですからね
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:19:48.98 ID:IKHYuTr3o
本当に卑の意思だな
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:23:29.49 ID:HVpRahKr0
>>82
そうだったんか…でもアニメのダンゾウの死に様が好きだからやっぱり好き
86 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 22:26:59.78 ID:9Qf3Gvp/o
チョウズメは木の葉、自分の家に帰ってきた

チョウズメ「毎日帰って来れなくてごめんね」

紅「おかえりなさい……」

木の葉はまだ昼前で、家には紅しかいなかった 

フウは滝の仕事、ヒナタは中忍としての仕事や日向関係、ハナビはアカデミーだろう

そして家にいた紅は少しだけ落ち込んでいた

チョウズメ「何かあったの?」

紅「あの自来也様が戦死したそうよ」

チョウズメ「……え? ナルトの師匠で三忍の?」

紅「ええ。うちはイタチはどうだったの?」

チョウズメ「サスケと和解したよ。しかも色々と新事実がわかった」

紅「そう」

紅はチョウズメに近づいて、チョウズメを優しく抱きしめた

紅「あなたは強いわ。でもね、強さだけじゃ勝てないこともあるの。無理だけはしないで」

チョウズメ「うん、ありがとう。紅さ、紅」

チョウズメは紅とキスをしてから、綱手の元へ向かう
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:28:21.66 ID:HVpRahKr0
主人公が三十路ぐらいの貫禄で草
88 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 22:31:55.73 ID:9Qf3Gvp/o
精神年齢は15歳じゃないですからね
マダラァ!とかのせいで
それにイタチも18歳で(戦争を経験したからだけど)達観してましたし

要望がありそうだったからイベント化させてみる

コンマ
下1
67〜  廊下で泣いている綱手がいた
34〜66 涙の跡のある綱手が執務室にいた
  〜33 いつもの綱手が執務室にいた
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:34:09.17 ID:NrGeNC6k0
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:38:26.55 ID:n35Htoi/0
ドライなのかひた隠しにしてるのか
91 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 22:38:55.14 ID:9Qf3Gvp/o
基本的に忍宗使って話すやつだから跡とかなくても分かっちゃうじゃん

あと五影会談ってうちはがビーを襲わなくても暁が襲えば開かれますよね? 多分
雲が木の葉にサスケ殺すからっていう警告を出しに来ないだけで
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:47:55.66 ID:JNunvhuY0
早いうちに雲と情報共有しないとビーさんが危ない、原作だと未熟なサスケが向かったからタコ足分身に気付かなかったけど今回はトビかペインが行くだろうし
93 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 22:48:30.93 ID:9Qf3Gvp/o
チョウズメは火影の執務室へと向かった

綱手「入っていいぞ」

チョウズメはいつも通りの声の綱手が入室の許可を出したので、中に入る

綱手「帰ってきたということは決着が着いたのか。どうだった?」

チョウズメ「……」

チョウズメは忍宗を最近は意図的に使うようになり、色々とルールがわかってきた

知らない人とでも個々を繋げて分かり合える力ではあるが、親しければ親しいほどその繋がりは強固になる

親しい人なら忍宗がなくたって何となく考えがわかるように、忍宗を使えば詳しくわかるようになる

そしてチョウズメにとって綱手は割と親しい部類の人だ


チョウズメは綱手が昔の自分のようだと思った

昔の紅に抱きしめられたあの時のような、悲しみを無理やり背負い込んでいる、そう思えた

綱手「……おい、どうした?」

チョウズメ「シズネさんは?」

綱手「今解析を行っている」

チョウズメ「サスケはイタチさんと和解しました。そしてイタチさんはダンゾウによる命令でうちはを殺したことがわかりました。うちはシスイを殺したのもダンゾウたちだそうです」

綱手「……そうか、あとで詳しく教えてくれ。詳細は紙に纏めるなよ?」

チョウズメ「はい!」

綱手「今は忙しいからもう出ていってくれ」

チョウズメ「……」



安価
下1
1 このまま立ち去る
2 綱手と交流をする(更に安価)
3 ナルトと交流をする(更に安価)
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:49:38.07 ID:JNunvhuY0
95 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 22:57:27.05 ID:9Qf3Gvp/o
チョウズメはナルトも師匠が死んでしまい、落ち込んでいるだろうと思った

しかしナルトには他にもたくさん声を掛けてくれる人はいるが、火影に気安く声をかける馬鹿などいない

チョウズメは火影をさん付けで呼ぶ馬鹿なので、部屋から出なかった

チョウズメ「綱手さん、ちゃんと泣きました?」

綱手「……はぁ? ああ、自来也のことか。悲しいが、忍びならいつかはある事だからな」

チョウズメ「綱手さん、僕に嘘を通じないんですよ」

綱手「何を言っているんだお前は」

綱手は何とか怪訝そうな顔を作ってチョウズメに目を向ける



安価
下1
1 チョウズメは忍宗のことを伝える
2 忍宗のことを言わずに話を続ける
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:59:32.68 ID:HVpRahKr0
2忍宗関係なく解りそう
97 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 23:23:31.91 ID:9Qf3Gvp/o
チョウズメ「綱手さんは泣きたがっている。ですが、火影の立場があるから毅然としていなければならない」

綱手のその毅然としていようとしている強き心が弱まっていく

綱手「大人をからかうなってジジイに教えてもらわなかったのか?」

綱手はきつく睨みつけてくるが、チョウズメにはその目には力が入っていないことがわかる

チョウズメ「僕にとってのシノ、もしくはナルトやサスケが自来也様なんだと思います。もし僕なら耐えられない。でも、綱手さんの立場だったとしたら、きっと歯を食いしばって元気な火影を見せないといけないと思います」

綱手は肘を机に立て、結んだ手で額を支えて下を向く

綱手「やめろ」

チョウズメ「綱手さんはお酒で辛いことを忘れることを良くすると言ってましたが、今回のことはお酒ですらどうにもならない」

綱手「……やめろ」

チョウズメは綱手の横まで歩いていく

綱手が目を合わせてくれないため忍宗の感度も悪くなるが、それでももう分かる

特別な力を使わなくてもわかってしまう

チョウズメ「暗部からの様々な嫌がらせ、火影としての責務、他国に弱ったところを見せずに強い火影でいるために、決して泣くことは出来ない」

綱手「……もう、やめてくれ」




こいつに精神攻撃やらせたらオビト本当に闇堕ちしそう
安価
下1、下2
どうやって綱手を慰める?(言わせたいセリフがあるなら書いてくれれば使います。なければこちらで考えます)
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 23:29:12.65 ID:JNunvhuY0
綱手さんの気持ちは僕にはわかりません、でも弟弟子の前でくらい弱さをみせてください
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 23:41:45.96 ID:uX4Kv0S9O
強く抱き締めながら慰める
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 23:42:39.98 ID:HVpRahKr0
これからは僕が綱手様を傍で支えます
101 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/01(日) 23:52:19.69 ID:9Qf3Gvp/o
チョウズメは綱手を必死に堪えている綱手を強く抱きしめる

綱手「……」

チョウズメは抱きしめながら綱手と無理やり目線を合わせて言う

綱手「綱手さんの気持ちは僕にはわかりません。だって僕がなくしたことのある人は師匠だけですから。僕達は同じ師という繋がりがあります。弟弟子の前でくらい弱さを見せてください」

綱手「……うぐっ、お前なぁ、そういうのを傷心の女に言うのば、やめろっで」

綱手「大丈夫ですよ。綱手さん。駄目にもバレません。結界だって張りました。昔ある人に僕は耐えきれなくなった時に抱きしめてもらったんです。今度はその時のように、僕が綱手さんを受け入れます。泣きましょう」

その言葉に綱手はもう我慢ができなくなった

こんな優しい言葉をかけられなければ綱手だって毅然に振る舞えていた

だがチョウズメは様々な形はあれど、愛によって人は繋がれば世界は平和になるという信条の持ち主だ

ヒナタがナルトの忍道に共感を得たのと同じく、チョウズメはフウの目標に共感を得ている

師弟愛やその他の愛によってチョウズメは綱手を優しく包み込んだ

綱手「なんで勝手に逝っちまうんだよ! 私は危なくなったら逃げろって言ったじゃないか! なんで私を置いて皆逝っちゃうんだよ! なんで私の手の届かない、医療が届かない所で死んじまうんだよおおおお!!」

綱手は大声をあげて泣き続けた
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 23:57:20.04 ID:KNpr6FMb0
ペインに勝てるのかなあ……と思ったけど、ニア柱間のチョウズメがもやしっこ長門に負ける方が想像できんな
ナルトが説得するまで抑えていればいいんだから何とかなるだろ
103 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/02(月) 00:07:19.37 ID:DsHcYNRHo
綱手「な、なるほど」

綱手は一しきり泣いたあと、50のババアがなに15の子供に泣きついているんだと恥ずかしくなり、チョウズメを投げ飛ばした

強く抱きつかれていたため、怪力を使ってぶん投げたが、チョウズメはすぐに立ち上がっていた

そのあと落ち着いた綱手はチョウズメからイタチに関する全てを聞いた



綱手はヒルゼンからの伝言の内容は

イタチがダンゾウの命令でうちはを滅ぼしたこと

そして16年前の九尾襲撃は前人柱力のうずまきクシナの出産の時に封印が弱まり、そこを襲撃者に襲われた結果であること

そしてヒルゼンがある準備をしていたこと

その三つをしか知らなかった


そして綱手はイタチの情報とヒルゼンの情報、そして16年前からうちはに対しての様々な圧力、これらを総合的に考えると
104 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/02(月) 00:10:07.91 ID:DsHcYNRHo
綱手(どう考えても、ダンゾウがうちはに対してあえて圧力を強め、不満を募らせるような方法を取っている。ヒルゼンのジジイならうちはに対してこんな方法は取らない。柱間の爺さんはうちはを大切にするように言っていたしな)

綱手「ダンゾウは九尾が襲撃された時から……いや、下手したらもっと前からうちはに対して強い拒絶感を抱き、排除する策を練っていたのかもしれない」

チョウズメ「……木ノ葉崩しの件はどうですか?」

綱手「明らかに暗部の死体の量が少ない件か。ないと思うが、自ら火影になるために大蛇丸と繋がっていた可能性は否定は出来ない。だが、表立ってこの事は」

チョウズメ「分かってます。そんな事をして僕が襲われるならいいですけど、親しい人達が殺されたら僕は許せなくなるので」

綱手「ああ。この件は私が進めておく。あとサスケとイタチの事も私に任せろ。ヒルゼンのジジイが色々と用意をしていたらしいから、それを活用してみようじゃないか」

チョウズメ「一人で溜め込まないでくださいね?」

綱手「うるさい! もう出でけ!」

チョウズメは綱手が本気で嫌がっているのが表情を見ただけでわかるので、頭を下げてから部屋を出た

綱手「ダンゾウは確かに木の葉のことを考えているが、扉間の爺さんとは違って私利私欲があまりにも強すぎる感じがするな。とりあえずヤマトを使おう」

二代目にわたってヤマトは二重スパイに近いことをやらされるヤマトであった
105 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/02(月) 00:24:31.63 ID:DsHcYNRHo
チョウズメ「最近はなんか色々忙しかった気がする」

ヒナタ「サスケくんとかサスケくんのお兄さんのことで飛び回ってたからね。くすぐったいよチョウズメくん」

ヒナタは日向の修行の時間までチョウズメの家に来ていた

そしてヒナタは今、ヒナタを膝枕している

前にハナビにしていたのを何処からか見ていたようで、それについてヒナタに言われたことがあったので、ヒナタにもしている

チョウズメ「忙しかった分、色々と発展したからいいけどね。サスケとも仲直り出来たし」

ヒナタ「もう少しこうしてたいな」

チョウズメ「また今度してあげるから」

ヒナタ「……もう少し、もう少ししたら引っ越してくるからね?」

チョウズメ「楽しみに待ってるよ」

チョウズメはヒナタを玄関までお見送りをしてから、ヒナタは日向の家に駆けて行った

チョウズメ「修行は寝る前に影分身を使って圧縮してやってるから今やるのもなー。誰か暇な人いるかな?」



(???襲撃まで1/1)
安価(番号が多いので名前でもいいですよ)
下1
1 紅に会いにいく(低難易度判定)
3 サスケに会いにいく(低難易度判定)
4 ヒナタに会いにいく(低難易度判定)
5 シノに会いにいく(低難易度判定)
6 いのに会いにいく(中難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(中難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(中難易度判定)
9 ハナビに会いにいく(低難易度判定)
10 綱手に会いにいく(低難易度判定)
11 アスマに会いにいく(中難易度判定)
12 フウに会いにいく(低難易度判定)
13 イタチに会いにいく(低難易度判定)
14 自由安価(人物によってはコンマ判定)
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 00:31:11.66 ID:nj8xd8NW0
12
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 00:31:41.11 ID:nj8xd8NW0
そしてゾロ目w
108 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/02(月) 00:35:41.14 ID:DsHcYNRHo
交流キャラ選択の時はゾロ目の恩恵はない……



フウが忙しくて会えない可能性
下1
5以下で会えない(ゾロ目まで±1以内ならゾロ目として扱うが、00への近づけはなし)
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 00:37:21.01 ID:aFAHtUQ+O
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