【オリジナル】世界樹の中から

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5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/11(水) 17:17:38.94 ID:FGY9DWCF0
「えーっと、確か俺のクラスは…」

手元にあるクラス名簿の紙を片手に広い廊下を歩く。

「あった!1- B!」

クラスの前に立つと男の声の人が聴こえてきた。

「いいか!今日から君達は晴れて魔法を学ぶ事になる!立派なグリモワールになってくれ!」

…これもしかして担任…?って事はもうみんな揃ってる!?

「やっべえ…どうやって入ろう…」

廊下の前で立ち往生してるといきなりガラガラとドアが開いた。

「おう!入学初日から遅刻かァ!いい度胸だ!早く中入れ!」

「ひぃっ…す、すみません!」

そう言って、ガタイのいい、金髪の男…恐らく担任が俺を引き連れて教室に入った。

「おら、お前名前は?」

…クラス全員の視線が俺に集まる。こういうの苦手なんだけどなぁ。

「こ…たろう…です」

「おいおいー!最初が肝心だぞ!声出してけ!」

あー、苦手なタイプだこの男。

「安心院光太郎です。これから三年間よろしく…」

「おう!光太郎!じゃあ席につけ〜」

最悪なスタートを切ってしまった。
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