オール安価でまどか☆マギカ 23

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100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 22:07:49.92 ID:+V45A4yrO
今キリカ一緒にいるんだよね?
あの絵のモデルがマミだと気づくかな?
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 22:09:50.18 ID:b2LKinWs0
キリカがやきもちしそう
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 22:11:42.71 ID:M35bQ9b90
やきもちしてまた話がこじれた困るから渡されたものは正直にキリカに見せた方がいいかな?
103 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/19(木) 22:21:01.52 ID:BILDT17n0

桐野「いいよ。渡したい物って?」

マミ「まあ、ちょっとしたものよ。この前のお礼にと思ってマドレーヌを焼いてきたから、一緒にどうかと思って」

桐野「え、ありがとう! マドレーヌかぁ」


 さらっと言ってるけど、そういうのを作ってこれるのは結構すごいんじゃないか?

 もしかしたら僕とも気が合うかもしれない。昼に話してみよう。


 ……マミさんが先に自分のクラスの方に向かうと言って別れると、横に居たキリカが大きな声を出した。


キリカ「……私も! お礼になんか作ってきて――……はないけど、明日はお弁当とか作ってくるよ、うん!」

桐野「別にいいよ、そんなことしなくても」

キリカ「だってそれじゃ、私がものすごく図太い人みたいじゃないか」

桐野「いやいや、マミさんが気を遣いすぎなだけだって。もしくは、そういう趣味があるのかも」

キリカ「…………」


 キリカといえば、おままごとにつき合わされて泥だんご食わされそうになった思い出が強いなぁ。

 とか、そんなことを思い出す。



 …………教室の前で別れた後に、キリカは呟く。



キリカ「…………マミさん、ねえ」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 22:21:57.42 ID:b2LKinWs0
あれ、いつの間にか下の名前で呼んでるのね
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 22:23:38.00 ID:M35bQ9b90
マミは別に名前で呼ばれても気にしなさそう
桐野の苗字的に間際らしいという理由で許してくれそうだし
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/19(木) 22:25:46.23 ID:mQYN4upA0
以前一緒のクラスの時紛らわしいから名前呼びでいいって言ってなかったっけ?
107 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/19(木) 22:26:01.40 ID:BILDT17n0
--------------------------------------------------
前スレの>>828を読むと呼び方のことが書いてありますよ
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 22:29:59.24 ID:+V45A4yrO
このキリカも料理上手なのかね?
後キリカのヤキモチスイッチが入ったみたい
109 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/19(木) 22:53:42.71 ID:BILDT17n0
―――


 朝は思い切って会ってみたら、普段通りに話せた。あのことはやっぱり忘れたほうがよさそうだ。

 そう思いながら、自分のクラスで席に座っていると、教室の外から見覚えのある“女子たち”が怒涛のように押し寄せてきた。


*「あー、いた! 桐野君!」

*「ちょっとー、きみ、呉ちゃんと何かあったの? 昨日お昼終わってからずっと上の空だったよ?」

*「何? なんかしちゃった?」

桐野「な、なん…………――」

*「えー? なに聞こえないー」


 ――何かしたか、といえば僕はなにもしていない。そう、僕からは。

 ……しかし、何かあったといえば確かにあった。


*「別にあたしたち責めてるわけじゃなくてさ! 疾しいことじゃなければいいんだよ?」


 しかも、どちらかといえばかなり疾しいことだ。

 仲良くもない女子の集団に囲まれて話すのなんか得意じゃない僕は、しどろもどろになって、そのうちにみんな去っていった。
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/19(木) 22:57:56.21 ID:mQYN4upA0
やっぱり問い詰めに来たか
キリカのあの様子なら主人公が何かやったと考えるのが普通だしね
111 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/19(木) 23:03:34.73 ID:BILDT17n0


 ……忘れようとしても気まずい部分があるのは確かだ。

 授業が始まる少し前になって、僕は隣のクラスへと駆け込む。


桐野「……なぁ、伊集院。ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ」

伊集院「なんだ?」

桐野「意図的じゃないんだけど……本当に意図的じゃないんだけど……、女子の――その、パンツ見て、胸に顔うずめた時はどうしたらいい?」

伊集院「速攻で土下座しろ。蹴られなかっただけ相手は天使だと思え」

桐野「いやでも、パンツは一瞬だけなんだよ!」

伊集院「は!? マジなの? 一瞬見てんじゃねーか羨ましい! むしろそれで殺されても本望だよ!」

桐野「羨ましいことなんかあるか! 殺されたくもないし……ていうかそういう人じゃない。むしろ謝られたんだよ」

伊集院「はあ? 神様かよ。最近の暴力系ツンデレなめんなよ」

桐野「……でも、ついでに『そういうつもりじゃない』って念押されたんだけどどう思う?」


 ……そう言うと、彼はなにか納得したような表情をした。


伊集院「ああ、そういうことか。そりゃ蹴り殺す価値すらなかったってことだ」

伊集院「『お前とは1ミリもフラグなんて立たせる気ねえからいやらしい目で見んな糞豚』ってことだよ」


 それを聞くと、何か残念な気になった。オブラートに包まれてただけで、本心はそういうことなのか。

 でも、今まで通りには付き合ってくれる気ではいる……はずだ。それは嘘ではない?


桐野「……や、やっぱそうなのか?」

伊集院「ああ、そうだ」


 こいつに話しても意味があるのだろうか。

 しかし、相談できる相手はこいつしかいなかった。


 ……とりあえず、そんなセリフをキリカの口から聞いたら僕は立ち直れない。

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 23:04:40.01 ID:b2LKinWs0
そんなこと言うのはあすみぐらいだぞ
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/19(木) 23:06:07.93 ID:mQYN4upA0
ユウリ様も言いそう
でもあんな痴女い格好してたらいやらしい目で見られるのはねぇ…
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 23:07:42.66 ID:+V45A4yrO
相談する相手を間違えてると思います
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/19(木) 23:11:45.09 ID:mQYN4upA0
そういえばやっとパンツの事が話に出てきたか
さぁ、何柄だったか話せ主人公よ!
116 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/19(木) 23:43:04.17 ID:BILDT17n0


 …………授業が始まるギリギリで教室に滑りこむ。

 今日の授業も一時間目はやっぱり集中できそうになかった。



 ――――それから、昼休憩の時間になると、朝の約束通りマミさんがこっちのクラスに顔を出してきた。



マミ「桐野君」

桐野「あ、マミさん。お疲れ」

マミ「ええ、お疲れ様。隣失礼してもいいかしら」

桐野「いいと思うよ、誰も使ってないから」


 そう言うと、マミさんは僕の隣の机の椅子に腰かける。

 机の上に広げられるランチセットが華やかでマミさんらしい。


桐野「サンドイッチ? 前見た時も思ったけど、いつもマミさんの弁当美味しそうだよね。手作り?」

マミ「ええ、朝に少し早く起きて作ってるわ。桐野君のも豪華だけど、それはご家族が?」

桐野「これは母さんだけど、たまにおばあちゃんが作ってくれることもあるかな」




1料理上手なんだね、と話す
2自由安価

 下2レス
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/19(木) 23:46:53.37 ID:mQYN4upA0
1+マミの手にキリカがしてたのと似た指輪を見つける

僕はお菓子のほうしか作れないなぁ
料理だとカレーくらいかな

あ、その指輪…(キリカがしてたのと色違いかな?同じお店で買ったのかな?)
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 23:50:10.93 ID:M35bQ9b90
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 23:52:07.34 ID:+V45A4yrO


マミと話してると教室の入り口にキリカの姿が見えた
120 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/20(金) 00:02:29.87 ID:k0ul8Q6o0

 ……マミさんはお菓子を作る上に、料理まで得意らしい。

 つくづく出来すぎた人だと感心してしまう。


桐野「オレは和菓子は作るんだけどね。料理だとカレーくらいかな」

マミ「和菓子に対しての情熱は伝わったし、料理も作れるなら十分立派だと思うわよ。何のカレーを作るの?」

桐野「箱の裏通りの普通のやつだよ」


 それは、うちの家族がみんな、あまりアレンジを利かせた凝ったものよりも、

 昔ながらの素朴なもののほうが好みだからというのもあった。


 マミさんは凝った料理をたくさん作ってるのかな。

 そんなふうに料理についての話をしてから、ちょうど昼飯を食べ終わる頃にマミさんが鞄から弁当とは違うバッグと水筒を出す。


桐野「あ、その指輪……」

マミ「これ? 似合ってるかしら」


 マミさんの手には、キリカがしてたのと似た指輪があった。

 マミさんのはその髪や瞳の色と同じ金色だ。――色違いかな? 同じお店で買ったのかな?


 キリカが気に入っていたのが落ち着いたイメージのぶどう色の琥珀糖なら、金色はレモンかパイナップルといったところか。


桐野「うん、華やかな感じが似合ってると思うよ」
121 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/20(金) 00:10:13.02 ID:k0ul8Q6o0

マミ「ありがとう。じゃあ、ティータイムにしましょうか。こっちは紅茶、マドレーヌに合うわよ」

桐野「いただきます。お洒落だなあ……こういうの、オレの家だとほとんどないよ」


 マミさんが紅茶のボトルから僕の水筒のコップに入れてくれた。良い香りが漂っている。

 プレーンとチョコレートのマドレーヌを一つずつ取ってみる。


 うちでよくある緑茶と和菓子のおやつもいいけど、こういうのもいいかもしれない。

 ただ、誰かの影響がなければこういう『ティータイム』なんて味わうことないだろうな。



1マミさんは和菓子を作ることはある?
2自由安価

 下2レス
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 00:15:01.45 ID:1BI1qpIK0
1
マミと話してると教室の入り口にキリカの姿が見えた
安価下
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/20(金) 00:16:18.35 ID:hRGn8ZZi0
1+さっきの指輪をどこで買ったのか聞いてみる

その指輪ってどこで買ったの?
そっくりの指輪してる娘がいたんだけど、なかなか良いデザインだから他にもよさげなアクセサリー売ってるかもしれないね
ちょっと覗いてみたいんだけど、店の場所教えてくれないかな?
124 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/20(金) 00:17:49.35 ID:k0ul8Q6o0
-----------------------------
ここまで
次回は20日(金)20時くらいからの予定です(遅くなるかもしれません)
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 00:21:50.53 ID:Na3JIpcUO
乙でした

これは主人公、口滑らせた?
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 01:02:45.30 ID:1BI1qpIK0
どうすればよかったという話になるけどね
ここのキリカは別に織莉子とのせってんがあるわけじゃないっぽいし……
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/20(金) 17:12:31.01 ID:08SUVda30
http://マギアレコード速報.com/wp-content/uploads/2017/10/1289113603.jpg
128 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/20(金) 20:12:13.26 ID:k0ul8Q6o0

桐野「マミさんは和菓子を作ることはある?」

マミ「和菓子は作らないわね。桐野君は和菓子だけ?」

桐野「うん。おばあちゃんの影響でね」


 なんとなくだけど、洋菓子は難しそうなイメージがある。

 ……あまり変わらないかな?


 ティータイムを楽しみながらも、またマドレーヌを持つマミさんの手を見ていた。

 すると、マミさんに気づかれる。


マミ「……これ、気になる? この指輪は大事な友達からもらったものなの」

桐野「そうだったのか。良いデザインだね。店の場所がわかったら一度覗いてみたかったけど」


 ……僕の視線がわかりやすすぎるのか、女の子は視線を感じ取りやすいのか。

 とりあえず疾しいところは見てないからいいか。


マミ「誰かにプレゼント?」

桐野「えっ、いや、そういうわけじゃないけど……」


 するとしたら、やっぱりキリカに?

 キリカが気に入ってるなら、他にもよさげなアクセサリーをプレゼントしたら喜ぶだろうか、なんて考えが浮かぶ。


 ……けど、さすがに相手からすれば僕からそんなのもらったって困るだろう。


マミ「でも残念、そこのお店には男の子用のものは売ってないと思うわよ」

桐野「そ、そうなの?」

マミ「ええ」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/20(金) 20:13:15.44 ID:08SUVda30
嘘が上手いな
130 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/20(金) 20:21:24.47 ID:k0ul8Q6o0


 ――暫くティータイムを楽しんでゆっくりしてから、隣の席の人が戻ってきてマミさんが席を立つ。


マミ「じゃあ、私はもうそろそろ行くわね。よかったら、またお菓子を交換出来たら楽しいわね」

桐野「そうだね……。オレもまたなんか作ってくるよ」


 …………教室の外に向かうマミさんのほうに視線を移すと、入口のほうにキリカの姿が見えた気がした。

 けど、マミさんが廊下に出る頃にはいつのまにかいなくなっていた。


桐野(通りがかっただけか……?)



―――
廊下


 ……廊下に出た後、食らいつくような視線にマミは足を止める。


マミ「……桐野君に用事?」

キリカ「…………いや、べつに」

マミ「?? ?」


 そして、マミは自らの胸元を隠すように手を置いた。


マミ「その……なんというのかしらね。舐め回すような視線を感じたからつい」

キリカ「べ――別にそういう目で見てないよ! 物色してたわけでもあるまいし!」

マミ「まあ、そうよね……」


―――
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 20:30:36.21 ID:nJxl3pY6O
キリカ、ヤキモチやいてるな〜
132 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/20(金) 21:04:27.27 ID:k0ul8Q6o0


 ――――学校が終わった放課後の時間、帰り道を歩く。

 今日はキリカも隣に居た。


キリカ「きりのんの家に行くの、この前から二度目だね。昔はいっぱい遊んでたけど」

桐野「そうだね。家だけじゃなくて色んなとこに遊びに行ったよね」


 けど、キリカは内気な僕と違って、女の子の友達ともよく遊んでいた。

 そう、たとえば間宮とか――。


 それはもう、あまり言わないほうがいいんだろうか? 本人が覚えてないんじゃ意味がない。

 …………ただ、そう思うと今以上にその喪失が広がることが怖かった。


キリカ「――……そういえば、庭の隅にタイムカプセルとか埋めたよね。 覚えてる?」

桐野「あぁ、言われるまで忘れてたよ。そういえばあったな、そんなの――」


 キリカに言われて思い出す。

 今はキリカのほうが覚えていることもあった。そう思うと少し嬉しい。



1どこにやったっけ?
2自由安価

 下2レス
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 21:07:05.47 ID:1BI1qpIK0
2でも急にどうしてそんな話を?
安価下
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/20(金) 21:10:56.01 ID:hRGn8ZZi0
1キリカに今度掘りに行こうと提案
追加でキリカに指輪の事を聞く

そういえばマミさんもキリカがしてたのと似た指輪してたね、色違いだったけど
キリカはその指輪どこで買ったの?マミさんは大切な友人から貰ったって言ってたけど
135 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/20(金) 21:38:16.52 ID:k0ul8Q6o0

桐野「今度堀りに行こうよ、また忘れないうちに」

キリカ「えぇ――? 忘れないよ。遠くに行っちゃわなければ。きりのん、ここを離れる予定はないんでしょ?」

桐野「まあ、ないけど…………ところで、何入れたかまで覚えてる?」

キリカ「そこまで覚えてない。……たしかに、それは気になるけどね」


 遠くに行っちゃわなければ――……か。


桐野(どこにも遠くには行かないけど、高校から違う学校になったら、また会うことも少なくなるのかな)

桐野(そうしたら、どうなるだろう)


 目指す未来は違う。

 それでもずっと今みたいに話せるんだろうか。――そんなことを想った。

136 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/20(金) 22:05:16.78 ID:k0ul8Q6o0
――――
――――


桐野「ただいまー」

キリカ「おじゃましますー!」


 家に入ると同時にみんなに聞こえるように帰宅の挨拶をして、それからキリカも言った。

 すると、母さんが廊下の奥から出てくる。


*「おかえり。キリカちゃんもいらっしゃい」


 ……その間にもキリカが何かを目で探してる。多分エイミーのことだ。

 僕がこうして挨拶するとこっちに来ることが多いはずだけど、この前みたいに来客の雰囲気を感じ取ったんだろうか。


桐野「さ、上がろうか。エイミーも多分こっちにいるんじゃないかな?」

キリカ「うん!」


 キリカをみんなの居るリビングに案内する。

 ここは大体この前と同じような雰囲気だ。
137 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/20(金) 22:31:08.07 ID:k0ul8Q6o0


 ……エイミーはこの前と同じように物陰に隠れていた。

 僕が近づいて呼ぶと出てきて、この前キリカが選んでくれたおもちゃを目の前に見せてみる。


エイミー「にゃ」


 エイミーはまだ遊び盛りの子猫だ。おもちゃや動くものにはよく反応する。


キリカ「私もやってみたい! コツとかある?」

桐野「最初から大きく振りすぎないことかな?」


 キリカがねこじゃらしを取って、小刻みに左右に動かす。

 その先端がふわふわの両手で捕まえられると、キリカがエイミーの頭を撫でた。


キリカ「可愛い」


 ……僕はしばらくそれを見守ることにしていた。

 すると、おばあちゃんがテーブルに何かを持ってくる。


*「丁度冷蔵庫にようかんがあったから切ってきたよ。二人もお食べなさい」

桐野「はーい」

キリカ「え? やった! ……でもちょっと待って、もう少しエイミーと遊んでるから」


 ……それを聞いて、僕は先に食べていることにする。

 ようかんもうちではおばあちゃんがよく作ってくれるものの一つだった。レシピは結構小さい頃から覚えている。



1家族にタイムカプセルの話を振ってみる
2自由安価

 下2レス
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 22:32:27.14 ID:1BI1qpIK0
2キリカとの思い出を家族に聞いてみる
安価下
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/04/20(金) 22:37:33.82 ID:hRGn8ZZi0
↑+1
追加で家族の前で掘ってみる
140 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/20(金) 23:08:26.18 ID:k0ul8Q6o0


桐野「……そういえば母さん、うちの庭にタイムカプセル埋めたのって覚えてる?」

*「ああ、小学校の頃の話でしょ? みんなには秘密だー、って言ってたけど」

桐野「それ、どこかに埋めたかって知らない? 探してみようと思うんだけど手伝ってくれないかな、別に秘密にはしないからさ」

桐野「キリカも別にいいよね?」

キリカ「へ?」


 エイミーをじゃらすのに夢中だったキリカが、話を振られて小首を傾げるようにこっちを振り向く。

 それから立ち上がると、皿の置いてあるテーブルの前についた。


桐野「どこに埋めたか検討つかないから、みんなで探そうと思うんだけど」

キリカ「あー、そんなこと? いいんじゃない?」


 キリカがフォークで切ったようかんを突き刺して頬張る。

 ……さっきから幸せそうだ。


キリカ「食べ終わったらいこっか、庭」

桐野「じゃあ、汚れるといけないし指輪は外したほうがよくないかな? 預かってようか?」

キリカ「え?」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 00:48:45.48 ID:JoMHEyv+O
寝落ち?
142 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/21(土) 00:49:33.68 ID:2oBKxGPz0

桐野「気に入ってるんだろ、それ。オレの知り合いにも色違いの着けてる人がいてさ。友達から貰ったんだって」

キリカ「……友達? 私は違うけどね」

桐野「キリカはどっかで買ったのか?」

キリカ「あー……うん。そうだね、でも忘れちゃった。じゃあ、ちょっとここに置いとくよ」


 キリカが指輪を外して置く。

 ……青紫の宝石の嵌まったリングがテーブルの上で輝いている。



 ――おやつを食べ終わると、小さいシャベルを持ってみんなで庭に出た。



桐野「確か隅のほうだったよな?」

キリカ「何か目印みたいのってなにもないの?」

*「たしか、地図を書いてなかった?」

桐野「それだ、ちょっと机探してくる!」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 00:59:35.11 ID:JoMHEyv+O
この展開はヤバいんじゃ……
144 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/21(土) 01:05:23.97 ID:2oBKxGPz0


 母さんの一言で一旦中に戻って、部屋を探しに行く。

 すると、引き出しの奥に、子供の頃に描いたらしい拙い『宝の地図』があった。


桐野「みんな、地図あったよ!」

*「このあたりって、前はおばあちゃんが育ててたお花があったね。今もプランターだけ置いてある」

*「じゃあこの近くになるのかな?」

キリカ「この辺だね…………えーと」


 地図を頼りに掘ってみると、その中からお菓子の缶が出てきた。

 土を手で払い落として、缶を持つ僕をみんなが囲む。


 …………どことなく期待と緊張感がこの場を包んでいる。


桐野「……開けるよ」



タイムカプセルに入ってたもの
・自由安価

 下3レスまで
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 01:12:04.01 ID:JoMHEyv+O
きりのんのおよめさんになる、キリカのおむこさんになると書いた誓約書
結婚式のイラスト付き
146 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2018/04/21(土) 01:37:43.79 ID:2oBKxGPz0
-------------------------
ここまで
次回は22日(日)18時くらいからの予定です
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 09:18:47.87 ID:TmYkLtYa0
巴マミと杏子を描いた絵が出てくる、タイムカプセルを埋めた日にたまたま近くを遊んでいた2人と貴方が友達になり
2人に絵のモデルになって貰った事を思い出した 、そして2人と遊んでる最中妙にキリカがカリカリしてるのも思い出した
(キリカは幼いながらもマミと杏子に嫉妬していました、キリカ自身も幼かったので嫉妬という言う感情を知らない無意識かのものでしたが)
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 09:48:50.38 ID:gtHqkSO+0
絵以外に何かあるかな?
両親がとってくれたキリカと桐野が笑って映っている写真とか?
安価下
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 11:19:08.79 ID:Jv2QmHd00

追加で昔遊んでたおもちゃとかかな?
水鉄砲とかおもちゃの刀とかビー玉とかアクセサリーとか
その中に主人公がキリカに買ってあげたおもちゃの指輪もあって、プロポーズした事を互いに思いだす
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