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【モバマス】氷室「俺はアイドルをやるぞ……!」【ビルド】
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34 :
◆N6EnU7H9/o
:2018/05/26(土) 17:34:07.94 ID:ZWVmwxhKO
そしてあれから5日後……。
P「今日もレッスンたからよろしくね。」
氷室「……わかりました(おい!あれから一週間も経ってきたが一向にアイドルの仕事をやらせてもらえんぞ!?しかもコイツ、俺の受け答えが段々適当になってきてるし…!)」イライラ
氷室「(まぁ時期にやってくるかもしれん……気長に待つか……。)」
そしてまた一週間……
P「じゃあ今日はレッスンね。」
氷室「あの……プロデューサー、私いつ仕事貰えるんですか?」
P「まぁまぁ!明日は必ず君に合う仕事見つけるから!」
氷室「(いやもうこれでみつけるからカウンター254だぞ?もはや明日ってなんだよ。)」
P「あとこの種類も僕の席のとこにおいといてね!じゃあ!」ドサッ
氷室「(………あとで絶対にちかえししてやろう…。)」ゴゴゴゴゴゴゴ
氷室「はぁ………。(しかし俺も相変わらず万丈龍我とのレッスンばかりで少し退屈してきたな……)ん?」プルル プルル
氷室「……もしもし。」
スターク『よぉ、幻徳。お前にいい情報が入っていたぞ?』
氷室「なんだと?」
35 :
◆4aH2IKRnOY
:2018/08/17(金) 15:22:14.33 ID:klPR1gk/O
放置しちゃったけど、まだ諦めきれなかったからまた再開します
スターク「お前さんとこの島村とかいう小娘が近日ライブに出演するという情報でだな……どうやら専属のプロデューサーらしき人物がその子のことをマークしているらしい」
氷室「マーク?ストーカーってことか?」
スターク「ん〜………まぁそれに近い感じか。まぁてなわけで、その人間を抹消しろっていう命令だ」
氷室「俺に指図するな!……それに何も抹消するのは分が悪いだろ……真実の闇へと永久に追放するだけでも充分なんじゃあないのか?」
スターク「おいおい、ただの抹消じゃあない、残りのボトルを生成するのが本来の目的だ……ほんの成敗として思えばいいんだよ」
氷室「そ、そんなことを……」
スターク「浄化についてはこっちがなんとかするから安心しろ、ほんじゃあな」ピッ
36 :
◆4aH2IKRnOY
:2018/08/17(金) 15:43:44.09 ID:klPR1gk/O
氷室「ちっ……スタークのやつめ……俺に横暴なことを…!」
氷室「それに、あいつもあいつでアイドルにはまってるじゃあねぇか!」
氷室「まぁいい、プロデューサーも何か気にくわない奴だ。一発食らわせなければ気がすまん……!」
__________________
ライブ会場にて…
P「………さーて、卯月ちゃんはどこにいるのかなぁ……」
P「(プロデューサーとして就任されるのに早い二年……どうしてもこの時を待っていた……)」
P「(ついにようやく目と鼻の先まで近づけるようになったんだ……!このチャンスを無駄にするわけには…)」ドッ
「あっ……すいません、ぶつかってしまって…。」
P「ん……ああ、いいよ。」
「ん?あれ?プロデューサーですか?
」
P「っ…君は確か……氷室さんか?君もどうしてこんなところに……。」
氷室「事務所でやることも無かったんで、卯月ちゃんがライブに出ると言うことで見に行こうと思ってここに来たんですけど………この白熱とした感じ、すごいですね!」
P「う、うん……そうだね!(いつの間にいたのか……ていうか、氷室さんつていつのまにか卯月ちゃんって呼ぶようになったのか?)」
37 :
◆4aH2IKRnOY
:2018/08/17(金) 15:59:13.37 ID:klPR1gk/O
P「(しかし余計な邪魔者が入っちまった……とりあえずここから離れないと……!)ご、ごめんね?ちょっとトイレに行っていい」ドスッ バタッ
スターク「悪いな、お前には少しの時間だけ化けてもらうぞ?なぁに、死にはしない……ちょいと忘れっぽくなるだけだ」
【デビルスチーム!】
スターク「………表活動の時の氷室に擬態したのはいいものの……もうちょっと卯月ちゃんのライブでも見ていくとするかぁ……!」ウキウキ
____________________
氷室「ここかぁ…!島村がいるライブ会場ってのはぁ…!」
氷室「やけに歌いすぎちまった……俺としたことが…!しかし悔やんでる場合じゃあない、さっさとスマッシュにして……」
キャアアァァァアーーーーーーーーッ!!!?
氷室「なんだ?今の悲鳴は……って、あれはスマッシュか?しかしなぜ急に……」
スマッシュ「」
氷室「だが俺にとってはどうでもいい……ガスを注入できん俺にとって手間が省けたこと…!」
【バッド!】
「蒸血」
【バッド!バ・バッド!ファイヤー!】
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/17(金) 18:16:21.49 ID:B+/mjZad0
badじゃなくてbat(バット)だぞ
まあ音声がバッドとも聞こえるのはそうだけど
39 :
◆4aH2IKRnOY
:2018/08/21(火) 22:28:11.67 ID:MwF6ceGdO
>>38
そうなのね
40 :
◆4aH2IKRnOY
:2018/08/21(火) 22:35:14.17 ID:MwF6ceGdO
【アイススチーム!】
ナイトローグ「こいつ……妙に奇怪な動きをしている……そもそも何故ここにわき出たんだ?」
スマッシュ「■■□ッ!」ガシッ!
ナイトローグ「ムッ!なんだこいつ……(突撃したかと思えば腰をつかんで俺の動きを封じようとしている…?)
」
ナイトローグ「俺から離れろ…ッ!」スチームブレイク!バット!
スマッシュ「■■□ーーッ!?」ゴロゴロ
ナイトローグ「フン……戦いにおいては鼻でも笑えん程度のレベルか……。つまり一般人……ならあまり手を出さないほうがいいな」
スマッシュ「■□……!■□……!」
ナイトローグ「てことはあいつの仕業ということか……スタークの奴め…!いまいち行動が読めないと思っていたら…!」
41 :
◆4aH2IKRnOY
:2018/08/21(火) 22:47:30.57 ID:MwF6ceGdO
ナイトローグ「お前には悪いが少し歯を食いしばってもらおう…」ライフルモード!
スマッシュ「!?■□ーッ!?」
ナイトローグ「日本語でないと俺にはよく分からんなぁ…!」
【スチームショット!バット!】
スマッシュ「□□■■□ーーッ!!」
ナイトローグ「………しかし、一体こいつは何者なんだ?」ボトルの成分を吸収するナイトローグ
P「うっ……ぐっ……」
ナイトローグ「ムッ!こいつは……!」
氷室「大丈夫か……大丈夫ですか!?」Pに近寄る
P「うぅ……い、痛い……えと…あれ?ぼく、何してたんだっけ…。」
氷室「…(ネビュラガスの影響か………時が経てばいずれか元に戻るのだろうが……)」
氷室「と、とりあえず救急車を呼んできます!少しお待ちを!」ピッピッ……
P「なんか……僕……とてつもなく大事なことを忘れてるような気が……。」
氷室「スタアァク!!」
スターク「……オイオイオィィ……ッあともうちっとでフルコンボだったってのにィ……一体なんの用だ?」
42 :
◆4aH2IKRnOY
:2018/08/21(火) 22:56:02.51 ID:MwF6ceGdO
氷室「フルコンボなぞどうでもいい……!俺がお前に聞きたいのはプロデューサーの事だ!」ダンッ!
スターク「あぁ……あいつか、あいつかどうかしたのか?」
氷室「どうにもこうにも、お前が奴にネビュラガスを加えたのだろう!?」
スターク「はっ……そっちの方が効率がいいだろう?その代わりしばらくあちらの人間等は騒いでいるが……これでまた、ボトルが一本生成されたってことだ」
氷室「何事もなくデレマスをやるなスターク!……ともかく、お前はとりあえず勝手な行動をするな、あんなことをすればいずれにせよ俺たちファウストの素性がバレるだろ」
スターク「嫌だね、俺は誰の指図も受けない……」
氷室「いやだからデレマスを……っはあぁ…もういい、俺はもう行く」カツカツ
スターク「おいおい、どこへ行くんだー?」
43 :
◆4aH2IKRnOY
:2018/08/23(木) 22:51:13.26 ID:wD95pYWRO
氷室「あれだけの騒動が起きたんだ。こっちの事務所も大騒ぎで取り込みで手が離せないらしい。俺らも何かと話されることがあるからな……。」
スターク「おぉ……そりゃ大変だ……頑張れよぉ〜……」フリフリ
氷室「他人事のように言いやがって………。」バタンッ
スターク「…………ありすちゃん可愛い〜」
_____________________
卯月「おはようございます!」
氷室「あ………おはよう。昨日大丈夫だった?」
卯月「うん……私、その場にいなかったからよかったけどプロデューサーさんが……。」
氷室「あんまり気にしない方がいいよ…卯月さん、何も悪くないんだから」
卯月「は、はい……。」
氷室「(彼女は昨日もずっとこんなしょぼくれている。全く、お人好しもいいとこだ……。)」
氷室「(Pの真意すらも聞けなくなったが、恐らく俺たちとはあまり関係はないだろう……。)」
44 :
◆4aH2IKRnOY
:2018/08/23(木) 23:00:12.17 ID:wD95pYWRO
氷室「(しかし……Pもいなくなってしまった今、誰が代わりのプロデューサーを務めるんだ……?)」
ちひろ「みなさん、急に集まってもらって申し訳ないのだけれども、今日はプロデューサーさんの代理としてある人を呼ぶことにしました!それが…」
一海「どーも!猿渡一海、24歳独身、今日からこの事務所での短い期間だけプロデューサーの代理を務める者だ。困ったことがあれば俺に必ず頼ってほしい!心火を燃やして………」
一海「ぶっ潰ゥーーーーすッ!!」
一同「(絶対頼りたくない……)」
蘭子「(何あのセリフ……めちゃくちゃかっこいい!!)」
氷室「な、なにあの人……。」
卯月「あはは……な、なんか前の人より元気な人ですね…。」
氷室「(しかし猿渡……どこかで聞いた名前のような……。)」
45 :
◆4aH2IKRnOY
:2018/08/23(木) 23:10:23.94 ID:wD95pYWRO
ちひろ「ま、まぁ代理として変わっただけでも結構雰囲気も変わっちゃうけれども本当に頼りになる人だから心配する必要もないわ!」
一海「そう、何せ俺は生粋のアイドル好きだからな。だから今俺は生のアイドルを見れてすごい興奮している!」フンスフンス
氷室「(あいつ千川のフォローをことごとくブチ壊しやがった…!)」
ちひろ「猿渡さん?」
一海「す、すんません……えと、ともかくまぁ!前任のプロデューサーと同じ扱いをしても構わない!俺はなんでも応えるからな!」
凜「じゃあプロデューサー、パン買ってきてよ」
氷室「(前任のプロデューサーにそんな扱いしてんのか……!?)」
一海「OK………分かった!」
氷室「(分かるな)」
____________________
万丈「……んまぁ、それで…その猿渡って人がプロデューサーになったわけなんだな。」
氷室「はい………まぁ悪い人ではないと思うんですけどね。」
46 :
◆4aH2IKRnOY
:2018/08/23(木) 23:26:25.28 ID:wD95pYWRO
万丈「前任のあの人、結構事務所でも有名だからな。」
氷室「えっ……そうなんですか?」
万丈「なんでも女性職員にも滅法セクハラまがいなこともしてるらしいし、俺らの間では要注意人物として一目置かれてたよ。」
氷室「(まぁあいつのことなら納得か。)」
万丈「特に先月、お前がまだアイドルとしてここに来なかった日とかじゃ事務所の間では東都知事の一人と密接な関係があるとの噂があったしよ……」
氷室「(な……!?)」
氷室「(東都知事だと……?もしやパンドラボックスについてか?だとすれば聞かない手はない……!)」
氷室「東都知事って……それってやばくないですか?」
万丈「ああ、ただうちも普通のアイドル事務所なのによぉーっ、政府との関係があったなんてたまったもんじゃねぇけどよ……。」
氷室「くっ………!聞こうにも当の奴はネビュラガスの影響で記憶の喪失…!」
氷室「(じょうがない、遠回りだが東都知事のほうを探すとするか…)」
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