【安価・コンマ】シンフォギアに異物が紛れ込みました Part.3

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498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 13:11:40.58 ID:BSpz2x+2o
響の絶唱調律特訓はしといたほうがいいかしらね
499 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/05(土) 13:12:51.71 ID:+X77ktXLO
プロジェクトイグナイトに関しては70くらいの難易度のコンマを成功させないと現状では出来ないと考えています
強くなりますけど切羽詰まってない限り闇堕ちの危険がある強化法ですからね

絶唱調律に関してはアニメでもやってるっぽいことを言っていた(2期アニメ1話2話)なので判定なしで出来ます
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 23:40:02.71 ID:BSpz2x+2o
しかしマリアさんのどうせ愛し合うがじわるなぁw
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 00:46:42.43 ID:NhqqyFOZo
そういえばイッチは木霊のCV誰想定なんだろうって気になった
502 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [sage]:2018/05/06(日) 01:55:15.43 ID:x8TvW77ao
明日は起きたらやるつもり
声優とかわかんないから考えてないです
503 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [sage]:2018/05/06(日) 11:28:48.28 ID:x8TvW77ao
きりしらは木霊(と未来)に負けてそのあとゾロ目堕ちした
ナスターシャは神獣鏡ステレス未来に拘束された
ウェル……?
マリア、重症
504 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 11:36:52.42 ID:x8TvW77ao
木霊たちは急いでマリアを二課に搬送し、もう抵抗しないナスターシャ、調と切歌も二課に連れて来た

現在は了子とキャロルによってマリアは緊急手術が行われていて

木霊「……やり過ぎたかもしれない」

セレナ「流石に今回のは怒ります!!」

木霊はセレナに怒られていた

もう少し手加減をしろと



その横でクリスや響、未来が現場での流れを説明しているのだが、弦十郎たちの横には、お菓子を食っている白衣の男がいる

調「なんでウェル博士がそっちにいるの?」

切歌「もしかして裏切ったデスか!?」

ウェル「大丈夫、君たちの事情も全てこの僕が説明しておいた。本来君たちは被害者であり、僕やナスターシャもある意味被害者だ。そして僕達の計画、F.I.Sの武装蜂起はアメリカが僕達に命令してきたことであり、受けなければ命はなく、アメリカが好き勝手するなら、僕達がネフィリムを掌握し、然るべき組織に渡した方がいい……そういう計画だっただろう?」

ウェルはマリアがF.I.Sから武装蜂起し、世界に向けて宣戦布告をしなかった時点で9割方見切りをつけていた

そしてウェルの知識はこれからの世界には無くてはならないものであることも理解しているし、このままでは下手したら投獄され、この知識を行かせなくなる

英雄として殺されたり、英雄に殺されるならまだしも、グズ共に管理されて生きながらえることにウェルは耐えられない

なので作戦を少しだけ……そう、少しだけ変えて二課に出頭した
505 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 11:48:07.52 ID:x8TvW77ao
弦十郎「……それで?なぜ彼女たちは二課のシンフォギア装者と戦ったんだ? 君の言い分では戦う必要は無いだろう?」 

ウェル「力無くして大義は成し遂げられない。彼女たちに負ける程度の実力なら、僕達が無理をしてでも世界を救った方がいい。そうだろう? 僕自身、出来るのであれば僕が世界を救いたいと本気で思っているからね」

これはウェルの本心であり、故に弦十郎はウェルの目を見て、とりあえず信じてみることにした

クリス「ならなんでソロモンの杖で軍事基地を襲った!? あいつらの力試しだけでよかっただろ!」

ウェル「あなた方の特異災害への対処力を測る一環ですよ。それにあの基地でのノイズによる被害は0でしたよね? まるで人間を襲う気がないように、ノイズは棒立ちだったんですから。そこまで怒らないでください」

響「……あー!。ソロモンの杖で命令してたから、微動だにしなかったんだ」

ウェル「そう! 確かに月の落下を食い止めるにはフロンティアで何かしらをすればいい。フィーネの計画だったのですから、何かしらの方法はあると踏んでいた。だが! 僕達は別の脅威のために力を持たなくてはいけない!!」

どんどんウェルの独壇場になっているが、弦十郎も緒川も話させることにした

有益なことを教えてくれるかもしれないからだ

そして現にウェルは有益情報を教えた

ウェル「今回の我々のフロンティア計画はアメリカが強制したことだが、ある組織も我々の計画に賛同していた!」

ナスターシャ「欧州の闇、パヴァリア光明結社です」

ウェル「おいババア! 僕のセリフを取るな!」

ウェルは先程までのスマート科学者から言ってん、若干素が出ているが、ポージングまでして言おうとしたのだからキレるのも仕方の無いことかもしれない

弦十郎「パヴァリア光明結社。またその組織か」

キャロルに最近説明されたばかりの組織の名をまた弦十郎たちは聞くことになった
506 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 12:05:53.89 ID:x8TvW77ao
一方その頃パヴァリア光明結社



プレラーティ「……裏切り者のキャロル!」

プレラーティはあるホテルの一室でブチ切れながら暴飲をしていた 

なお暴飲しているのは牛乳だが

カリオストロ「ほんと困っちゃうわよね。私たちは対価として世界解剖のデータを私達にも見せてくれるという契約で、あの引きこもりボッチのためにチフォージュシャトーの建材集めから建造まで手伝ってあげたっていうのに」

木霊のような露出趣味があるのか、胸を大きく開き、スカートの丈も物凄い短い服を着た女が、ゆっくりとワインを楽しみながらため息をつく

サンジェルマン「キャロルは後ほど世界革命の礎にするとして、問題はこれではラピスフィロソフィが完成しないという事だ」

あらゆる不浄を浄化する錬金術の秘奥、賢者の石、紅の石、そしてラピスフィロソフィ

パヴァリアの計画にはラピスフィロソフィという魔を払う装置が必要不可欠

そのラピスフィロソフィを作るには世界の構造理解をしないといけなく、故にキャロルを手伝っていた

だがチフォージュシャトーのあったはずの空間には何も無く、念話を向けても全て拒否されてしまっている

その事でキャロルはパヴァリアを裏切ったと判断し、次にあったら革命の礎になって貰うことになった

プレラーティ「私のやった作業は全て無駄だったワケダ! ふざけるなキャロル!!」

カリオストロ「わかった日からずっとプレラーティはこんなだし。そんなに牛乳を飲んだらポンポン痛くなるわよ?」

プレラーティ「黙ってろ!!」

パヴァリアの計画にはアンティティキラの歯車という聖遺物

それにレイラインという世界に張り巡らされている霊脈の把握

そしてアンティティキラの歯車を利用するためのボディー

そして世界解剖のデータ

その全てが必要であり、世界解剖のデータはキャロルから手に入るはずだった

レイラインもキャロルから手に入るはずだったが、もうひとつの腹案があるからまだ大丈夫、

アダム「F.I.Sの武装蜂起は失敗したようだね。いや、日本の特異災害対策機動部二課に吸収されたようだ」

白服のパヴァリアのトップ、無能と皆が口を揃えて言うアダムがいきなり現れた
507 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 12:20:19.00 ID:x8TvW77ao
サンジェルマンは一歩引いてからアダムに声をかける

サンジェルマン「それは確定情報なのですか?」

アダム「ああ。遠見の錬金術で見ていたからね、遠隔地から僕自身が。実質一人に負けたよ、F.I.Sの装者三人は。いやー、やはり強いね、彼女は」

カリオストロ「アダムが自ら動いて仕事をするなんて珍しいじゃない」

アダム「本気を出さないといけないかなと思ってね、僕自身のためにも。有益だろう?君たちにとっても、さっきの情報は」

プレラーティ「どいつもこいつも使えないワケダ!!」

アダムは白いハット帽を脱いで、あっけらかんとしているが、アダムが本気(人間形態でできる範囲)を出すということ自体ここ数千年で一度しかなかった事だ

フィーネに負けた時くらいなもので、故にサンジェルマンは訝しんでいる

パヴァリアの掲げる計画を本格的に乗っ取ろうとしているのではないかと


アダムが無能で何をしているのかわからないとサンジェルマンは疑う

そしてアダムが割と有能で色々と報告してくれても、サンジェルマンは疑っている

アダムはどうやら部下育成を怠った結果、どんな行動をしても疑われてしまうようだ


アダム「いいんじゃないかな、調べておいた方が、シンフォギアを、フィーネの歌による技術についてを」

サンジェルマン「分かりました。局長はこのあとどうするのですか?」

アダム「ラピスフィロソフィ。あった方がいいだろうね、僕達の計画のためにも。暴こうじゃないか、世界の構造というものを、僕自身が」

アダムは世界構造を理解し、サンジェルマンたちにその情報を与えるための作業をすると言ってから、その場をあとにした

カリオストロ「こっわ。あんなにやる気なアダム初めて見たんですけど。なにあれ? 詐欺師の時にやばいと思ったあの時よりも寒気がするわ」

サンジェルマン「シンフォギア……」




サンジェルマンがあまりアダムを信用しておらず、アダムがやる気を出して逆に不信感を抱きています

補正+20
コンマ
下1
50以下でサンジェルマンはシンフォギアについての調査を始める
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 12:21:01.55 ID:e8ofsMKmo
ほい
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 12:21:22.92 ID:Fb1nAb9Y0
510 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 12:32:14.41 ID:x8TvW77ao
ゾロ目特殊

もちろんシンフォギアの調査とかしない(戦って必要だと思うまで)


コンマ
下1
66〜  下二つ

33〜65 説得に対して更にチョロくなる(二課側に補正+20)

〜32  アダムはパヴァリアの計画を利用しようとしている(確信)
(アダムを更に信じなくなる)(サンジェルマンのアダムに対する判定が-20から補正-30に)
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 12:33:56.28 ID:XBbNOe1TO
ふむ
512 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 12:37:05.48 ID:x8TvW77ao
サンジェルマン「……二人とも、アダムは何かしら私たちに不利益になることを行っているかもしれないわ」

カリオストロ「ええ、分かっているわ。あのアダムが動くなってなにか企んでいないわけないわけないものね」

プレラーティ「単独ではアダムに会わないようにするワケダ」

サンジェルマン「それがいいわね。皆、気をつけて」

働いた結果信頼度が下がるアダムであった
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 12:45:46.15 ID:Fb1nAb9Y0
珍しく働いたら信頼が低下とか、アダムェ…
514 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 12:46:34.36 ID:x8TvW77ao
アメリカは失墜した

F.I.Sの誘拐や非道な人体実験などが露見し、隠蔽工作をする前にF.I.Sによって全てが公開された

更にアメリカが国連に提出していた月の軌道についても全く合って終わらず、その事で調査が進めら、月に向けて反応兵器を放ったのは実質アメリカであることも分かった

アメリカは日本の二課にいるはずのフィーネに操られた事だと公言したが、フィーネなどという戸籍の人間と居なければ、書類上での契約もしていないため、アメリカは終わった


F.I.Sがアメリカの闇を明るみにして、月の落下という現実を世界に伝え、そして日本の特異災害対策機動部二課と協力することで月の軌道は修正できること

これらの全ての行動は

ウェル「我々は協力しあわなければならないのです!! 皆さん、どうかお力添えをお願いします!」

二課所属となったウェルによって進められ、稀代の火……稀代の英雄としてウェルの名は世界中の人々に記憶されることとなった
515 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 13:00:24.69 ID:x8TvW77ao
ウェル主導の元、小日向未来の協力によってフロンティアは海底から浮上した

その時ついで……というよりも本人からしたらこちらがメインなのだが

未来「い、いくよ響!」

響「いつでもいいよ未来!」

未来「……行きます。響から出て行って! 流星!!」

未来の纏う神獣鏡のシンフォギア、その足のアーマーを円状に展開して放つ極太の光線

それが聖遺物ではない物質によって作られた固定具で固定されている響を貫いた

シンフォギアの攻撃を拘束されている人間に放つという一件やばいことを行っているが、そのあと響はメディカルルームに連れていかれ

了子「……綺麗に響ちゃんの中のガングニールは消えているわね」

再びとったレントゲンには、響の心臓の周りにあった侵食したガングニールは一切なかった

響「……ありがとう、未来」

未来「うん! 私が役に立てて本当によかった!」

響と未来はその場で抱きしめあった



コンマ
下1
5以下でマリアの持っていたガングニールは響に答えてくれない
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 13:00:55.67 ID:4R+0+FNoO
ほい
517 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 13:09:51.59 ID:x8TvW77ao
響「……うん、問題なくマリアさんのガングニールは私に答えてくれるよ!」

マリア「それなら良かったわ」

木霊「マリア姉さん、早く病衣を脱いで? 汗を拭く時間だよ」

マリア「……響がいるのだけれど」

木霊「いいの!」

響はマリアからガングニールを受け取り、ガングニールが答えてくれることを確認した

マリアが現在いる場所は二課の本部にあるメディカルルームだ

木霊との戦いで大怪我をしたマリアは木霊に付きっきりの介護をしてもらっている

別に木霊がやらなくても別の二課スタッフがやるのだが、木霊は学校を休んででも介護を行っている

響がいるのに病衣を剥がされて、無理やり木霊に体を拭かれるマリア

響「マリアさんは後どのくらいで退院なんですか?」

マリア「あと数週間、ひと月も掛からないらしいわ。了子さんとキャロルちゃんのおかげね」

マリアは大怪我をしたのに、その体には全く傷跡もない

キャロルたちが異端技術で色々してくれたのだろう

マリア「待って! 流石に下半身を拭くのは響が居なくなってからで」

木霊「別に恥ずかしがることじゃないでしょ?」

マリア「あなたの拭き方はその、そういう拭き方だから駄目!」

響「そ、そういう拭き方……木霊さん、私みたいです!」

マリアが顔を真っ赤にして抵抗するが、まだギブスで固定されているマリアに逃げる選択肢はない

そして雑誌のグラビアを見るだけで真っ赤にしていた響は、全裸美容法や木霊が割とそういうことにオーブンなため、慣れてしまっていた

マリア「響!? ちょっと!」

木霊「マリア姉さん、大丈夫、ちゃんと気持ちがいい感じにするから」

マリア「それが嫌なのよおおおおお!!」

響は木霊が吹き終わるまで顔を真っ赤にして見続けた
518 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 13:50:52.90 ID:x8TvW77ao
フロンティア計画に必要なものは

フロンティアを浮上させるための神獣鏡
フロンティア自身

そしてネフィリム


ネフィリム「うがあああ!!」

弦十郎「……ハッ!」

弦十郎は拳に溜めたデュランダルのエネルギーを神獣鏡の流星のように(かめはめ○)撃ち込んだ

そのエネルギー波は聖遺物由来のものであり、ネフィリムは聖遺物やそれ由来のものならなんでも吸収する

そのネフィリムは既に弦十郎を超える大きさになっているが、そんなことは彼にとって関係ない

ネフィリムは口を開けて飲み込むが、その隙に弦十郎はネフィリムの懐に入る

弦十郎「一つ!」

弦十郎の左拳がめり込む

弦十郎「二つ!」

左腕を体に引き戻した勢いを使って、右拳をネフィリムに向けて殴り下ろす

弦十郎「ラストォ!」

右拳のを殴り下げた勢いのまま体を一回転させ、踵落としをネフィリムの頭に叩きつけた

ネフィリム「グギャアアアア!」

ネフィリムの頭は弦十郎の蹴りによってひしゃげ、手足は衝撃に耐えきれず折れている

弦十郎「ノイズと比べて、生物としての意識はあるようだが、これも世界を守るためだ。すまない」

ノイズに比べて動物的な反応するネフィリムに、一瞬拳が鈍るが、弦十郎は一言謝罪をして心臓を抉りとった

弦十郎「人間が産み、そして人間が壊す。俺も同様せずにこんな事が出来るようになっちまって、嫌な大人になったなほんと」

了子「私よりはマシよ。さあ、フロンティア計画を最終段階に進めるわよ」

フロンティア計画の全てのパーツが揃った
519 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 14:07:26.74 ID:x8TvW77ao
特に弦十郎だとネフィリムくらいだと無判定になってしまいますけど強いからしょうがないよね




マリアや翼が歌うことによってフォニックスゲインを集めて、フロンティアの月へ干渉するエネルギーを集める

なんて事はせず、無限機関であるネフィリムの心臓から生み出されるエネルギーを数週間掛けてフロンティアに溜め込み

ウェル「僕一人では成し遂げられず、僕以外の英雄もいるけど、これで僕も英雄の仲間入りだ! ポチッとな」

優先はしなくなったが、それでも英雄になれるのなら英雄になりたかった白いウェルは、フロンティアに溜まっているエネルギーで月遺跡を起動させ、月の公転軌道を戻すことに成功した



(アレクサンドリア号事件?まで3/3)


弦十郎「お前達に集まってもらったのは、キャロルくんが君たちに伝えたいことがあるそうだ」

フロンティア計画が無事成功し、二課は国連直轄の部隊に……はならなかった

アメリカが騒がなかった、騒げなかったので二課はそのまま日本の組織だが、国連にも名を連ね、シンフォギアでなくては対処出来ない事件が起きた場合は力を貸すという関係になった

これにより装者という軍事力が多すぎるという問題は一応沈静化された、本当に一応ではあるが


フロンティア計画が終わり、マリアがやっと退院して、体が動くようになってすぐに装者たちは二課の所有する周囲に何も無い土地まで来た

奏「あたしたちが全員来ちまって大丈夫なのか?」

弦十郎「それに関しては問題ない。ここにはジェット機も用意されている。もし何かが起こればすぐに飛んで行けるようになっている」

調「……これが国家権力」

切歌「F.I.Sの時と全然違うデス」

生活が改善され、来年にもリディアンに入学することが決まった調と切歌は前に比べて肉付きが良くなっていて、マリアもにっこり笑顔だ

そのマリアは退院したあと、必死にダイエットして体型をアイドルのマリアに戻していた

キャロル「無駄話はやめろ。これから敵になるであろうパヴァリアとお前達が今戦ったら、きっと木霊とソーマを飲んだ小日向以外は殺されてしまうだろう。だから俺が直々に鍛えてやることになった」

キャロルは大きい琴、ダウルダブラを持ちながらそう叫んだ
520 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 14:20:53.92 ID:x8TvW77ao
カッコつけているがソーマという単語の時に顔を一瞬背けたのは皆が見えていた

装者たちには木霊の母乳がデメリットありのリンカーのようなものであることを伝えられている

そして了子なんかはもし絶唱を使った訓練をする時は皆に木霊のソーマを飲ませようと思っている

決して木霊が吸われて乱れるところを見たいとかいう訳ではなく、聖遺物と人間の境目を緩めてくれて尚且つ薬害もないソーマは、装者たちの安全性に大きく関わってくる

なお効果終了後のデメリットの対処は何も考えていない模様

奏「……なあ、キャロルはなんか毎回あたしたちよりも強いような言い方をしているが、そんなナリで戦えるのか?」

木霊がキャロルと戦わずして和解してしまったせいで、ここにいる人達は木霊と了子を除く、直接強さを見ていない

翼「……キャロルは強いだろう」

奏「翼は戦ったことがあるのか?」

翼「キャロルとではなく、キャロルの従者、オートスコアラーのファラとなら何度か」

翼は何度かファラと手合わせしたが、機械人形だからこそできる動きや身体能力から繰り出されるタンゴのようなダンス剣舞は翼もとても苦戦した

そして何より苦戦したのはソードブレイカーという、剣と定義されたものは強度も硬度も関係なく壊してしまう剣




翼は防人だが奏が生きているので剣としての風鳴翼にはなりきれていない 補正+10
コンマ
下1
60以上で翼は何とか勝ったことがある
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 14:23:06.93 ID:e8ofsMKmo
はい
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 14:24:21.58 ID:NhqqyFOZo
さすが防人やで
523 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 14:35:56.52 ID:x8TvW77ao
翼「その時は天羽々斬のシンフォギア装者であり、防人である風鳴翼ではなく、ツヴァイウイングの私として戦った結果、何故か剣はソードブレイカーに破れなかったな」

翼も概念兵装というものが心持ちひとつで剣の定義から離れたことに疑問を抱いていた

ファラに聞こうとしたが、ファラは「あ、ありえませんわ!」と叫びながら逃げてしまい、それから会えていない

キャロル「ソードブレイカーは持ち主以外が剣と定義したもの全てを粉砕する。そして天羽々斬のシンフォギアというものは認識している者が少なく、持ち主の想いが1番に反映されているのだろう。持ち主、風鳴が剣ではなく別の何かだと強く認識し、今までの想いを塗り替えたからこそできたことだ。普通はそんなことは出来ないんだがな」

今までの認識を塗り替えるほどの思い込みをしなければならないので普通はできないのだが、家事以外は色々柔軟に事に当たれる翼だからこそ出来たのかもしれない

キャロル「天羽、俺の実力が知りたいなら戦ってみるか?」

奏「いいのか? じゃあやろうぜ」

木霊「ねえねえ、私もや、」

キャロル/奏「駄目だ!」

木霊「……」

キャロルと奏が戦う流れになっているので、木霊も戦いたいので手を上げたが、二人は即却下した

キャロルがダウルダブラ(琴)のファウストローブ(錬金術版シンフォギア)を鳴らすと、琴がシンフォギアのペンダントのように光を発し始める




多数決
下1〜3
1 このくらいあれば不足はなかろう(大人キャロル)
2 ……は?(姿は子供キャロルのまま変身)
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 14:37:48.04 ID:F6Rf5uGhO
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 14:38:06.59 ID:e8ofsMKmo
2
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 14:41:58.37 ID:Fb1nAb9Y0
2
527 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 14:56:37.50 ID:x8TvW77ao
キャロルはファウストローブを使うと本来なら大人の姿になるのだが

キャロル「ふう、このくらい……は?」

姿の幼さを指摘されたので、ちゃんと大人形態で変身したはずなのだが、キャロルは幼い姿のままダウルダブラのファウストローブを纏い、胸を揉もうとしてスカった

木霊「お遊戯会みたいで可愛い」

キャロル「おい!」

木霊はファウストローブを纏ったキャロルを抱き上げる

奏「シンフォギアって訳じゃないんだよな?変身する時に歌わなかったし」

キャロル「……ああ、これは言うなれば錬金術側のシンフォギア、ダウルダブラのファウストローブだ! 離せ!」

木霊は蹴り飛ばされるまでの間に奏もガングニールのシンフォギアを纏った

奏「それじゃああたしがキャロルの力を測りますかね」

キャロル「木霊と初めて戦った時のように足をすくわれるなよ? 本気を出していなかったから負けたなどと言わぬように!」

奏「んなだせえ事するかよ!」

奏は合図とばかりに叫んで、キャロルの元に走り出した

奏のガングニールの槍はキャロルの胸を正確に突くはずだったが、キャロルは指先から出現させた琴の弦のような超硬度の糸で盾を作りガングニールの攻撃を防いだ




キャロルの方が圧倒的優勢であり奏の成長は微妙 +30

コンマ
下1
コンマ50以上でキャロルの勝ち
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 14:57:41.27 ID:F6Rf5uGhO
それ
529 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 15:13:14.55 ID:x8TvW77ao
今キャロルが使っているファウストローブは錬金術版のシンフォギアと言ったが、少し前までのダウルダブラのファウストローブとは別物だ

なぜなら櫻井了子が手を加え、シンフォギアの機能も盛り込まれているからだ

キャロルも奏も相手の歌を潰すべく戦うが

キャロル「手が温いぞ天羽!」

指先から放たれる近距離から遠距離、全てのレンジに対応出来る琴の線が奏との距離を詰める

奏は最初にその線を受け止めたが、ガングニールにそのまま絡みつき、奪いとこうとしてきたのでガードができない

近づけないなら遠距離だとばかりに

奏「STARDUST∞FOTON!」

槍を投擲し、大量複製されたガングニールがキャロルに雨のように降り注ぐ

キャロル「無駄無駄無駄ッ!」

キャロルの背中についているエックス型のパーツの間に伸びる琴をかき鳴らすと、その背後に錬金術が発生し、複製ガングニールが吹き飛ばされる

その隙に近づいた奏はキャロルの近くから必殺の一撃を放った

奏「LAST∞METEOR!!」

ガングニールの穂先が回転し、その回転は竜巻を産み、キャロルを飲み込もうとする

キャロル「竜巻ならこちらにもあるぞ!」

キャロルは更に琴を鳴らすと、奏とは逆回転の竜巻を発動させて、奏の竜巻とぶつかり消滅する

もう片方の手に集めていた琴の線が腕の周りに集中し、超硬度のドリルを作り出し、それを奏に放つ

奏「くそぉ!」

線で出来たドリルに奏は吹き飛ばされ、そのまま気絶した

キャロル「ざっとこんな物だろう」

キャロルは小さい顔でドヤ顔をして皆の方を見た

木霊「キャロルちゃん!」

キャロル「却下だと言っている!」

木霊はこのあと弦十郎と戦おうと心の奥で誓った
530 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/06(日) 15:55:38.69 ID:x8TvW77ao
すみません退席
夜に更新出来たらするつもりです
531 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [sage]:2018/05/07(月) 23:28:56.30 ID:x3Hxl+Gxo
本日は更新出来そうにないので明日は出来ればやりたいです
532 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/07(月) 23:36:20.16 ID:x3Hxl+Gxo
と思ったけど修行パート初めくらいはかけると思うのでやります
533 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/07(月) 23:46:42.85 ID:x3Hxl+Gxo
数日前にプロジェクトイグナイトは判定必要と言いましたが、判定いらないですね
キャロルはパヴァリアがアルカノイズを持っていることを知っているので
534 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/07(月) 23:50:06.13 ID:x3Hxl+Gxo
数日前にプロジェクトイグナイトは判定必要と言いましたが、判定いらないですね
キャロルはパヴァリアがアルカノイズを持っていることを知っているので



キャロル「……まあそういう事だ。お前達は確かにノイズとは戦ってきただろう。元F.I.Sのお前達もシュミレーターで戦ったと聞く。だがこれからお前達が戦わないといけないのはパヴァリア光明結社。人間の組織だ」

奏は了子や翼、木霊から治療を受けながらキャロルの話に皆と同じように頷く

だが頷き方が少し違う人がいた

響「相手は人なんですよね? クリスちゃん達とも分かり合えましたし、分かり合うことは、」

響は違う正義を掲げるものと戦ったことがない

フィーネ及びクリスは戦いの場におらず、F.I.Sとの戦いは木霊が戦っただけ

そしてキャロルとも戦う前に分かり合えた

だから響はこういってしまうのも仕方が無いだろう

キャロル「無理だ」

キャロルもそのことを分かっているのできっぱりとキャロルは否定した
535 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 00:00:55.30 ID:It13JBXXo
木霊「……本当に無理なの?」

響の悲しげな顔を見て、木霊は再度キャロルに問いただす

自分はキャロルと仲良くなれたよね?と

それに対してキャロルは少し考えてから言葉を変える

キャロル「正確に言えば限りなく不可能に近いだ。俺はいわゆる奇跡によって俺の願いは叶えられた。だがパヴァリアの願いは詳しくは知らないが、既に一度フィーネによって打ち砕かれている。サンジェルマンがそれらしきことを言っていた」

奇跡など普通は二度も、しかも故意に起こすことは出来ない

キャロルは補足をしながら、奏の治療を終えた了子に目線を向ける

皆も了子に目を向ける

何故了子はパヴァリアを知っていたはずなのに、キャロルよりも詳しくないように装っていたのか

了子「……え? 私?」



コンマ
下1
79以下で海賊時代の異端技術刈りの敵のことなんて一々覚えているわけないだろ!
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 00:03:27.77 ID:SsmKS6UU0
yo
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 00:06:15.85 ID:sT6wbE4cO
残念だったなゾロ目
538 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 00:10:10.51 ID:It13JBXXo
フィーネは自重してくれまじで



コンマ(ゾロ目以上で更に発展)
下1
66〜  詳しくは知らないけどティキと呼ばれる機械人形に聖遺物を嵌めて何かをするつもり(ティキの容姿を覚えてる)、あと自分が封印を施したことも覚えている
33〜65 詳しくは知らないけどティキと呼ばれる機械人形に聖遺物を嵌めて何かをするつもり(ティキの容姿を覚えているわけ)
〜32  詳しくは知らないけどティキと呼ばれる機械人形に聖遺物を嵌めて何かをするつもり(ティキの容姿を覚えていない)
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 00:12:03.04 ID:yW0VikNA0
いでよ00
540 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 00:23:11.44 ID:It13JBXXo
ここで00出てたら2期みたいになってました



了子「もうみんなして疑っちゃって」

弦十郎「……了子くんなら裏で何かをやっている可能性も否定出来ないからな。いい意味でも悪い意味でも」

弦十郎は了子の肩を持ち何度も頷く

了子「私もこの前キャロルちゃんに言われてずっと頭に引っかかっていたのだけど、多分それじゃないかって事は思い出したわ」

緒川「その思い出した事とは!?」

了子「まずアダムっていうパヴァリアのトップの男と、この前キャロルちゃんが言っていた白服の麗人を一度私はボコってるわね。昔の大海賊時代に」

木霊「大海賊時代ってことはフィー姉も海賊?」

了子「……え、ええ。そうよ?」

了子はコンティヌアーレ、今の木霊にとても似た子が酷い目にあったことを思い出し、反応に遅れてしまった

了子「その時に変な機械人形、オートスコアラーみたいなのと一緒にいたわね。昔の私がそれをなんかしたはずだから、聖遺物か異端技術でも使っていたのでしょうね」

了子は口に出しながら、確かそうだったはずだと何度も頷く

弦十郎「ちなみにその機械人形の見た目や特徴は?」

了子「もちろん覚えているわけないわよね! 元々ただの有象無象の1つなのだから」

了子の言葉に何人もズッコケそうになるが、それでもパヴァリアが機械人形、それに使うであろう聖遺物の捜索している可能性がある事を知ることが出来た
541 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 00:30:25.70 ID:It13JBXXo
キャロル「収穫があったが話を戻す。全盛期であったはずのフィーネからして、敵はどうだったか覚えているか?」

了子「うーん、ウザかったかしらね? 他の奴らよりは確実に」

キャロル「フィーネが異端技術刈り、異端技術を隠さずに使っていた時ですらウザかったと言われるほどだ」

フィーネは異端技術を使う人々にとって恐怖の存在であり、その存在は自分たちを障害とは思わずに食い破っていくと言われている

そんな中パヴァリアは印象づけできる程度にはウザかったのだろう

クリス「ウザかっただけなんだろ?」

クリスのその言葉にキャロルは上記のことを言った

キャロル「お前らは戦うなり、奇跡を手繰り寄せ再び対話による平和を勝ち取るのかは分からないが、無抵抗に負ける通りはないだろ?」

装者たちは皆が強く頷く

キャロル「ならば強くなれ! いいか、いくら自分を理解してくれていたとしても弱者であればその言葉は無意味だ。相手が自分を認めるだけの力を持ち、説得できるだけの材料を用意し、そして会話に望むべきだ! 故に俺は弦十郎とフィーネに、」

エルフナイン「了子さんです!」

エルフナインは師匠の名前を修正する

この場では確かに了子の方がいいし、キャロルはエルフナインにあまり頭が上がらないので素直に言葉を変える

キャロル「……弦十郎と了子に協力し、俺が錬金術との戦い方を教えてやる。それ以外にも了子や弦十郎にいくつかの案があるらしい」

キャロル主導による装者たち育成計画が始まった
542 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 00:43:29.60 ID:It13JBXXo
キャロル「まずは俺が提案するのはお前達自身を強くするのではなく、シンフォギアを強くする案だ」

マリア「シンフォギア自体を強くする? そんなことが可能なの?」

了子「普通なら無理ね。でもキャロルの言うものは多分できるわ。当然デメリットもあるけど」

了子のお墨付きを頂いてからキャロルは説明をする

キャロル「プロジェクトイグナイト、魔剣ダインスレイヴの欠片をシンフォギアのペンダントに改修し、イグナイトモードというシンフォギアの暴走のメカニズムを応用した強化状態にする計画だ」

暴走のメカニズム自体はフィーネが木霊の人体実験の時に取られていた情報で知っている

この場で唯一暴走しかけた事があるのが木霊だ

響は暴走する機会が尽くなく、そのまま体の中にあるガングニールが除去された

調「……そのデメリットって?」

切歌「そうデスよ。あんまりにあんまりなら無理じゃないデスか!」

キャロル「焦るな。プロジェクトイグナイトの最大で唯一のデメリット。それは自分が抱える闇を一身に受け入れ、それを克服なり乗り越えるなりしなければいけない」

切歌「……それなら余裕デスよ! なぜなら私には闇なんてないデスからね!」

調「……」

奏「自らの闇か」

奏同様、切歌も含めて心の中で自分の闇とは何かを考え始める……一人以外は

木霊「無理でしょ」

自覚している木霊は未だ思い出そうとしていない、フィーネ曰く、フィーネの復活した各時代の凌辱された記憶

それを全て受け入れ克服するなど木霊は即無理だと断じた

弦十郎「本来ならそんな強化方法はやらなければいけない訳じゃなければやらせないのだが」

翼「やらなければならない事情があるのですね」

翼の言葉にキャロルが頷く

キャロル「アルカノイズというものを説明しよう」



コンマ
下1
80以上でノイズもアルカノイズも同じじゃね?(元にして作られただけの一応別物なので高め)
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 00:45:29.17 ID:js+sjzWHO
はい
544 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 01:02:28.29 ID:It13JBXXo
キャロル「アルカノイズとは……」

ノイズによる炭素転換の減衰機能を備えていたはずのシンフォギアをも分解できる錬金術を使って作られたノイズの模倣品のことである

アルカノイズはあらゆるものを分解することが出来、しかしその分解機能にスペックを振っているので、位相差障壁、物理攻撃が効きづらくなる機構が弱まっている

とはいえ、もちろんのこと通常兵器である銃などでは倒すことは出来ない


セレナ「シンフォギアも壊してしまうノイズ……ですか」

キャロル「ああ。本来なら俺はこれを用意て、お前らのシンフォギアを壊す気だった。そしてこのノイズはパヴァリアも持っている。問題はシンフォギアでも攻撃を喰らえば分解されてしまう点。それを解消するのがプロジェクトイグナイトなんだ」

弦十郎「その強化をしなければシンフォギアがノイズに負けてしまうと言われれば、君たちの安全面から考えても頷かざるを得ない」

キャロル「ちなみにノイズを元にして錬金術師が作ったものであり、ソロモンの杖は効果がないはずだ」

クリス「……そうか」

自分が起動してしまった杖の役立つ時だと思ったが、そんなことは無かったクリスは木霊に寄りかかる

キャロル(問題は敵側もアルカノイズに対抗する手段としてダインスレイヴを使うことを知っていることだ。これがのちのち問題にならなければいいんだが、やらなければアルカノイズに完封される)

キャロルは一抹の不安を残しながらも了子に席を譲る


了子「次は私ね。私の場合は簡単よ。皆で絶唱をして、負荷を軽減しあって、絶唱を戦術に組み込める術としようという計画ね。響ちゃんが何故アームドギアが出ないか分かるかしら?」

響「……殴るため?」

響は特に考えずとりあえずボケた 

了子「確かにそれもあるわ。でももっと響ちゃんの根源的な願いが反映されているはずよ」

響「…………皆と手を繋ぎたい? 戦わないで分かり合いたいって事ですか?」

了子は満足気に頷く

了子「そう、それが響ちゃんのガングニールの特性。セレナが絶唱でアルビノネフィリムを止めたのと似ているわね。セレナの場合はエネルギーベクトルの操作。響ちゃんはみんなの思いを束ねるのかしらね? 絶唱という皆が個別に起こす奥の手を管理できる可能性があるわ」

響「私とセレナちゃんって似ているんだって!」

セレナ「同じ趣味趣向ですからね。木霊姉さんを好き同士ですし」

了子「……あっ、その木霊なのだけど」



コンマ
下1
30以下で木霊は他人とは手を繋げない(複数人での絶唱に参加出来なくかる)
545 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 01:03:47.04 ID:It13JBXXo
これは含みません

✕ 了子「……あっ、その木霊なのだけど」
○ 了子「……あっ、その木霊ちゃんなのだけど」
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 01:04:02.00 ID:Hxp9zwvUo
あい
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 01:04:29.19 ID:Hxp9zwvUo
やったぜ?w
548 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 01:11:06.97 ID:It13JBXXo
木霊の乗り越えられない闇がある故に根底では誰ともちゃんと手を繋ぐことが出来ない(表面では他者との繋がりを求めて体を繋げる)ということを考えていたのですが、これの最良の結果?


これは多分あっあっあー
今度はアダム最終戦の考えていた流れが全部壊れた可能性

本日はここまでです

ちょっとこの00は考えないといけないので本日は終わりとします

次回はこの描写をしてから、どんな特訓をするのかの多数決(3つくらい)をするつもりです
なおプロジェクトイグナイトに関しては確定で行いますが、木霊がやるかどうかの多数決をします
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 01:13:37.61 ID:Hxp9zwvUo
乙ー
出しておいてアレだけど進めづらいならストックにして表面上は繋げるってことにしてもいいのよ
550 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 01:15:21.43 ID:It13JBXXo
事前に表記していたのならともかくそれをしてしまうとコンマスレとして微妙なので

まあまたシナリオが変わるだけで崩壊はしないので大丈夫です
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 01:19:33.91 ID:js+sjzWHO
乙ー久々のあっあっあっーをきけてうれしいがむりはなさらぬように
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 01:21:45.52 ID:r2QSBkdQO
乙〜
困ったら安価に頼ってもええんやで
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 01:33:39.68 ID:A4nAwedwO
乙です
久々にあっあっあっーが聞けたねw
554 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 22:04:29.55 ID:It13JBXXo
2時間くらいだと思いますがやります



了子「……体は聖遺物で出来ているって言えちゃう木霊ちゃん、それに弦十郎くんが触るのすら危険でしょうね。弦十郎はいいとして木霊ちゃんのグシスナウタルのシンフォギアには、改修をしない予定よ」

了子は聖遺物の暴走だけではなく、木霊自身も暴走してしまう可能性があるのでプロジェクトイグナイトをやらせる気は無い

木霊「待った待った! 私が戦えないとか嫌なんですけど!」

了子「絶対にダメ! 最高戦力の二人が戦えないかもしれなくても、それだけはダメ」

木霊「……なら1回触るだけ! 改修しなくていいけど、みんなが持ってるのに私だけないのは悲しいから、1回だけ触らせて?」

木霊は了子に抱きついて、上目遣いで了子にお願いする

木霊は本当に一度触って満足をする気だ

もちろん木霊という戦闘狂が戦闘に出ないわけがなく、当たらなければどうということはない!という戦い方をするつもりでいる

キャロル「……駄目だからな」

キャロルは自分なら一度だけならと許可をしそうになる可能性があると思ったので、了子に念押しをする

了子「…………だ、駄目よ」

木霊「……ダメ?」

了子「だめ」

了子はキャロルの言葉でなんとか心持ちを立て直し、木霊を拒絶した

そして木霊は露骨に落ち込んで、自分の席に戻ろうとしたが、

ウェル「我々がこの場にいる功労者である彼女の願いくらい聞いてやればいいじゃないか。ほら」

ウェルが千年のパズルが入っていそうな箱を木霊に投げた



了子「……は!? ウェル、何をやっているの!」

ウェル「僕は聖女の味方なんでね」

木霊「ありがとウェル博士!」

木霊はウェルにお礼を言いながら、箱を開けて、中にある欠片を掴んだ

本当にただの好奇心、それと駄目駄目言われたので逆に触ってみたくなった

その結果

木霊「」

木霊の全身が真っ黒に染まり、そのまま地面に倒れた

了子「木霊ちゃん……ウェル殺す!」

キャロル「……ウェルは殺す」 

ウェル「ははは、今の僕は英雄だ、殺せるも、ぐへぇ!」

ウェルはマリアに殴られ、そのあと装者たちにタコ殴りにされた

そんな事をしても木霊は全身真っ黒に染まってからピクリとも動かない
555 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 22:14:58.19 ID:It13JBXXo
木霊「……あは、あはははははは」

木霊は崩壊したバベルの塔の横にいた

このバベルの塔とはカ・ディンギルなどの事ではなく、正真正銘フィーネが建て、カストディアンに破壊されたバベルの塔の残骸の山

その山の頂上と同じ高さにいる

膨大な量の瓦礫の山も同じ高さにいる木霊の足元を見ると、夥しいほどの死体の山がある

木霊は笑い続ける

この死体の山が何なのか、そして自分がどれだけ転生し、悲惨な死を遂げてきたのか

木霊「思い出しちゃったよ、あはははははははははははははは」

木霊は狂ったように……いや、確実に狂った状態で狂気の笑みを浮かべ続ける




コンマ(00補正)
下1
1以下で装者たちは死ぬ、badend
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:15:48.43 ID:R8B+JeACo
それ
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:19:37.20 ID:h0Ebi0ALO
寄せる?
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:20:01.04 ID:oubbHss20
寄せて上げる
559 :ゾロ目寄せ+-3 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 22:20:46.35 ID:It13JBXXo
多数決
下1〜5
1 ゾロ目寄せ+-1分使ってゾロ目にする
2 使わない
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:22:00.87 ID:h0Ebi0ALO
1
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:22:58.84 ID:KqASaVUdO
1
使う
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:24:30.88 ID:nCkQtaXio
1
563 :ゾロ目寄せ+-2 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 22:40:41.89 ID:jEE3e/pDO
笑いながらゆっくりと死体の山の上にいる木霊は意識を落とそうとしたが、何も無い架空から長い金色の矢羽が木霊に三本突き刺さる

木霊はその痛みで再び覚醒する

木霊「もういいじゃん。よく考えてよ、人間には無理だからね? これに耐えるのは」

木霊、コンティヌアーレはありとあらゆる時代で蘇り、そして悲惨なことに巻き込まれて死ぬ

その記憶を全て一度に思い出してしまったのだ

木霊はいくら強かろうと、いくら先史文明期にあったあらゆる凌辱の果てに殺されようと、それは自分のよく知る姉のため

詳しく思い出せない人のために数○回も死に続け、犯され続け、尊厳を奪われた記憶を思い出せば死にたくもなる

木霊「グシスナウタル離してよ」

グシスナウタルはそんな木霊を暴走させないために、人間が暴走しないために聖遺物自体が人間を止めようしている

木霊「離せ」

木霊に刺さる長い金色の矢羽から金色の光の羽が広がり、木霊を包み込み、彼女の言葉とは反対のことをする

暖かい光の羽に包まれるが、木霊の奥底からはダインスレイヴの闇に触発されて出てきた闇が光を犯す

だがグシスナウタルは自分だけでは止められないことなど初めからわかっている

だからこそ先程から行っているのはただの時間稼ぎだ

木霊が本気でグシスナウタルを折ろうとした時、奇跡の光が木霊を包み込んだ





光から出現してきた人(闇堕ち復帰確率は皆変わりませんが、人によって取得するものが違います)

多数決
【45分からのレスを採用】
下1〜5
1 弦十郎
4 了子

6 翼
7 奏
8 響
9 クリス
10 セレナ
11 未来
13 キャロル
14 切歌
15 調
16 マリア
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:42:39.94 ID:nCkQtaXio
4
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:44:59.60 ID:h0Ebi0ALO
まだだぞ!!

でもまぁ選択肢は実質ひとつよな
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:45:05.02 ID:jxqGWsIpO
8
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:45:08.76 ID:nCkQtaXio
4
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:45:13.55 ID:h0Ebi0ALO
4
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:48:06.72 ID:DM0BfRaaO
4
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:50:49.28 ID:SsmKS6UU0
ここで1選ぶとさらに強くなるのかな
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:52:54.63 ID:TkPLqu+oO
8
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 22:53:46.58 ID:Hxp9zwvUo
まあフィーネか響よなぁ
573 :ゾロ目寄せ+-2 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 23:01:31.72 ID:It13JBXXo
弦十郎なら武人として完全な存在になりました+デュランダル関係




光とともに現れたその人は木霊を黒い闇に侵食されつつある金色の羽の上から木霊を抱きしめた

フィーネ「駄目じゃない。全てを壊そうなんて思っちゃ」

了子はフィーネの姿で、しかも昔のカストディアンの巫女服姿で現れた



木霊「フィー姉……」

木霊はグシスナウタルの暖かさだけでは止まれなかったが、フィーネの温もりに包まれると、ゆっくりと体の力を抜いていく


グシスナウタルは己の仕事が終わったとばかりに光り輝き、全裸の木霊を包み込み、フィーネと同じような金色の祈祷服に変化した

フィーネ「……g」

フィーネは自らのせいで木霊にとてつもない呪いを背負わせてしまっていたことを謝ろうとして、やめた

フィーネ「生きていてくれて、私の前にまた現れて、私のことをフィー姉と呼んでくれてありがとう」

ごめんなさいよりもありがとうの言葉を選んだ

木霊「……私もフィー姉にまた会えて嬉しいよ」

木霊は全てを思い出し、その全ての自分の横にいたフィーネに向けて笑顔を向け、フィーネのことを抱きしめた

フィーネ「……もう大変だったのよ? ヌアーレがいきなり暴れ始めたと思ったら、体内からグシスナウタルがヌアーレを止めるように出現して、弦十郎くんとキャロルちゃんのファウストローブ形態でなんとか拘束したんだから」

木霊「やっぱり私の体は皆を殺して、同じ呪いをかけようとしたんだね」

呪いの魔剣ダインスレイヴを木霊は使い、皆と一生同じように再会出来るような呪いを掛けようとしたのだろう

一人では耐えられないなら皆で

ダインスレイヴは木霊の呪いとマイナスな想いを使い、暴れようとしたが

キャロル「させてなるものかよ!」

弦十郎「木霊くん! 君は1人ではない!」

キャロルはいらない記憶を焼却させてエネルギーと変え、弦十郎は全身を金色のデュランダルのような見た目に変えながら、木霊を押さえつけている
574 :ゾロ目寄せ+-2 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 23:19:52.57 ID:It13JBXXo
木霊「……あれ?でもどうやってフィーネは私のところに来たの?」

フィーネ「ダイレクトフィードバックシステム。未来ちゃんが使っているそれを未来ちゃんが気合いとウェルの狂気でヌアーレに適応させて、脳内領域にアクセス。でもヌアーレの精神はそれを無理やり拒絶しようとしたわ」

木霊「ならどうやって」

フィーネ「皆が絶唱を歌って、響ちゃんが束ねて、マリアとセレナがベクトル操作。皆が作った力で私をここに無理やり押し込めたのよ」


弦十郎とキャロルが木霊の暴走を食い止め、未来とウェル、それにエルフナインなどの技術者が扉を作り、装者たち一同で木霊へ続く扉を開けた

木霊「……私ってすっごい好かれてるね」

フィーネ「半分くらいと肉体関係を結んでおいて何を今更」

フィーネは木霊の頭を優しく撫でてから、真剣な顔をする

フィーネ「今回の木霊ちゃんの人生でヌアーレに施された呪いが解けるか分からない。そして今ならば、呪いを無視してヌアーレの魂を砕くことだって出来る。今それだけの力がみんなから私に受け渡されているわ」

今のフィーネにはあの場にいた全ての人の思いや力、それらが集結している

こんなに力があるのなら、呪いのかかったヌアーレすらも完全に殺せるだろう

だがもう木霊は迷わない

木霊「愚問だよ。フィー姉が来る前ならきっと殺してもらってた。でももう大丈夫。私はもう迷わない。それに私は好きな人達ともっと深い仲になりたいもん!」

フィーネ「んっ!?……あはははは、そう。なら頑張って乗り越えましょう」

木霊は実の姉の唇を奪ってから、笑顔でそう叫んだ

フィーネと木霊は笑い合いながら、みんなの場所に戻るべく意識を集中させる

すると、どこからかみんなの声が聞こえてくる

その声のする場所に飛び立とうとしたが、木霊はフィーネを1度止める

木霊「あなた達は全て私だから。おいで」

木霊の足元にあった死体の山は全て金色の光の粒子に変化し、木霊の中に吸収されて行った

木霊「帰ろう、フィー姉、グシスナウタル」

木霊はグシスナウタルが生やした金色の羽をなびかせて、声や歌の聞こえる方向へと飛び立った
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 23:22:17.56 ID:Hxp9zwvUo
これ多分本来なら最後辺りの展開なんやろなぁって
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 23:24:27.01 ID:JHoMFeMeO
コンマ神「闇堕ちなんてくだらねぇ!」
577 :ゾロ目寄せ+-2 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 23:27:15.58 ID:It13JBXXo
S2CAポリゴン(多数)バージョンが木霊への想いによって完成しました(絶唱関係はもう鍛えなくても余裕)

装者たちの強さが2期前半から3期中盤(イグナイトがまだなため)まで成長しました

木霊は精神的にも肉体的にも完全に掌握し、グシスナウタルとも完璧に理解し合いました

もう闇堕ちとかもうないし、精神的な判定があっても木霊は絶対に負けません(01で負けるけど)



本来は最後の最後の悪あがきとしてアダムが持っていた(ということにした)ダインスレイヴの欠片を撃ち込まれた時に起きる最終イベントでした
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 23:28:03.64 ID:h0Ebi0ALO
01もずらしがあれば怖くねぇ!
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 23:31:27.08 ID:Hxp9zwvUo
もうこれ常時XDモードみたいなもんだよねw
580 :ゾロ目寄せ+-2 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 23:40:31.72 ID:It13JBXXo
常時のパワーは絶唱級、絶唱しても聖遺物との境界がないばかりか逆に増幅してくれて、グシスナウタル(金色の矢羽)の羽を作り出して飛べるしイグナイトとか闇堕ちしないから余裕
うーんこの



木霊は安静を取って、数日間了子以外とは面会謝絶の状態でベッドで眠り続けた


木霊が自分の心の世界、自分の闇を完全に受け入れ、それでもなお生きていくことを誓ったあの日

木霊は確かに目を覚まし、皆にキスなどの帰還の証を刻んだが、その日の夜の睡眠から目を覚ましていない

ウェル「フィーネ曰く、過去の自分を全て受け入れたのだろう? しかも全ての記憶を思い出したと。それなら脳が損傷しないように、ゆっくりと記憶を処理しているんだろう? フィーネともあろうものがこの程度もわからないのかい?」

了子「……今は難しいことがあまり考えられないだけよ」

ウェル「まあいいさ。君は休んでいな。僕は英雄として顔を出さないといけなくて大変だけどね」

ウェルは面会謝絶の部屋に無理やり入り、了子の仕事を全て奪い取ってから出ていった

了子は手が付かなかった仕事をウェルが代行してくれ、ウェルの言葉に自分の考えは正しいことを証明され、寝ずの看病の疲れか、木霊のベッドに倒れ込むように眠った

木霊「……フィ、フィー姉!」

了子は目を覚ますと木霊は起きていた



安価(多数決候補)
下1〜3
木霊は過去の術との記憶を取り戻しました
その結果、記憶処理の睡眠から起きたらどんな変化が現れました?

何でもいいです(00だからね)
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 23:41:30.12 ID:R8B+JeACo
胸が奏級に!
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 23:45:21.46 ID:ixS0TSi6o
古代語で歌えるように
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 23:46:39.72 ID:vPqFSSoe0
髪色がフィーネの髪色に近い色になる
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 23:47:09.57 ID:nCkQtaXio
同性をも魅了するほど色気がマシマシになる
585 :ゾロ目寄せ+-2 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/08(火) 23:56:00.03 ID:It13JBXXo
了子「起きたの、ね?」

了子は全裸で寝かせていた木霊がどう見ても胸が大きくなっている

しかも先程までは茶髪だったのに、フィーネの自分の髪に似たクリーム色に近づいている

木霊『なんか統一言語が使えるんだけど!』

古代の言語を使い、木霊は本来のその言葉の使い方、統一言語が何故か使えていた

だがどうやら木霊もそれを使うと、頭に痛みが走るのか、乱用はできないようだが

木霊「いやー、確かに体はある程度自由にできてたけど、奏さん並に大きくなるとは。しかも母乳も出るって、私はまだ母親じゃないんだけどな」

了子「……!!」

そして了子は木霊の乳首から垂れる母乳、そして木霊が胸を触っている状況を目にして、飛びかかって体を重ねそうになった

了子(……なんか木霊ちゃんがものすっごくエロく感じるわね。今までと同じはずなのに)

肉体を完全に掌握したことによって、神々の娼婦としての才能、何気ない仕草でもエロスや色気が漏れでている

了子「良かったわ数日で起きて。その少しだけ退席するわね」

木霊「うん、すぐに戻ってきてね!」

了子は木霊の天然の魅了に抗うために心をフィーネにして木霊の元に戻った




マシマシクワトロ
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 23:57:52.72 ID:R8B+JeACo
全部乗せとは恐れ入ったこれがあっあっあっーの力か
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/09(水) 00:10:13.69 ID:Bvy5rYrtO
これだけてんこ盛りになっても藤尭さんだけは苦手という元人類最強少女
588 :ゾロ目寄せ+-2 ◆.5dCvMNp2o [sage]:2018/05/09(水) 08:32:54.91 ID:z3GybpHdO
寝落ちしました

やばい
愚者の石がない
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/09(水) 11:00:47.07 ID:nn31K+NlO
そこはキャロルさんが何とか…
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/09(水) 11:04:27.87 ID:ZWUvTgzhO
ソーマ飲めばきっと...!
591 :ゾロ目寄せ+-2 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/09(水) 21:21:30.29 ID:Uq/MPtQ8o
修行をこれから描写するとイグナイトの練習をすると思いますが、愛とかの補正でどうせ乗り越えられるので描写しません

そして00で絶唱を束ねるとか余裕状態ですし修行させるとアダム以外が勝負にならなくなるので割愛




多数決
下1〜3
1 何してるのさアダムくん
2 パヴァリア三人娘が話すだけ
3 翼が風鳴に呼ばれた(奏と木霊も一緒に)
4 きりしらと遊ぼう
5 イヴ姉妹となんかする
6 響未来クリスと響の変化について
7 キャロルとエルフナインと共にある場所へ


なお木霊がいる選択肢はてんこもりの内の色気の奴があるため色々ひどい
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/09(水) 21:24:47.18 ID:HSUqNQkX0
4
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/09(水) 21:25:27.95 ID:0U3XkJi7o
5
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/09(水) 21:36:53.47 ID:/kMPG4Fzo
4
595 :ゾロ目寄せ+-2 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/09(水) 21:45:35.46 ID:Uq/MPtQ8o
切歌「おおおお!!」

調「初めて来た、遊園地」

調と切歌は木霊がダインスレイヴの欠片で闇堕ちしかけた時に助けてくれたお礼として、なんでも言うことを聞くと言ったら

切歌「それならあそこに行きたいデス!」

調「切ちゃんナイスアイデア」

二人は木霊の家に遊びに来ていた時、ちょうど流れていた遊園地のCMを見て、三人で遊びに来た

マリアとセレナは何やら木霊の家でやる事があるとかで、この場には来ていない

二人は遊びに来た興奮からか顔を真っ赤に染め、木霊の腕を取って遊園地の中に駆けていく


調「き、切ちゃん、本当に乗るの?」

切歌「遊園地といえばジェットコースターだって響さんが言ってたデスからね」

スタッフ「次の方どうぞ」

木霊「私たちがあれに変身して戦ってる速度よりも遅いからへーきへーき」

切歌の要望で初めにジェットコースターに乗ることになり、調は木霊にしがみついている

切歌が引っ張るまま、三人は木霊を中心に乗り込み、ジェットコースターが発信した

切歌「いやっふー!デスデスデース!!」

調「助けて切ちゃん木霊さん。無理無理無理無理」

木霊「手を握って。少しは怖さも紛れると思うから」

調「…………でも怖い怖い!!」

切歌が騒ぐ中、調は木霊の手を必死に離さない

ちなみに木霊はシンフォギアを付けて走る時はもっと早く動けるので別になんとも思わない
596 :ゾロ目寄せ+-2 ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/05/09(水) 21:57:33.77 ID:Uq/MPtQ8o
調「……ごめんなさい」

切歌「その、調、ごめんデスよ」

調「切ちゃんは悪くないよ」

調はこの遊園地の名物ジェットコースターに乗ったあと、売店で買った服に着替え、今はピンクの動物の耳の付いた服を着ている

木霊「調ちゃんも一々落ち込まないの。私なんて基本全裸なんだよ? 世間様から見たら私の方が恥ずかしいよ? それとも今脱ぐ?」

調「……んんっ、あああう!」

切歌「駄目デスよ!」

木霊は調を正面から抱きしめて、頭を優しく撫でる

調は木霊にしっかり抱きしめられると、とても心が落ち着いてから、木霊の体からとても良い匂いがして逆に落ち着かなくなる

調は気になる匂いを十分嗅ぎ、体がぽわぽわする中、なんとか木霊から抜け出した

調「……次はあれに行こう」

切歌「あれってなんデスか?」

調「秘密」

調はニヤリと笑ってから、先程ちょっとだけ笑っていた切歌にちょっとした悪戯心である場所に向かう



切歌「無理デス無理デス。木霊さん無理ぃ。いやー!」

調「大丈夫、切ちゃんなら行ける。私が信じる切ちゃんを信じて!」

切歌「いやぁ」

調が連れてきた場所はお化け屋敷であり、切歌はお化け屋敷の前まで来ると通り過ぎようとしたが調に捕まった

調も可愛い切歌の反応が見られて少し満足したが、中に入ったらどうなるのかが気になる

切歌は切歌でいつものおちゃらけキャラを忘れ、デスデスも忘れて木霊に張り付いている

木霊「……お化けって弦十郎さんよりも強いのかな? 殴れれば多分倒せるけど」

調「お化けだから物理的に触れないと思う」

木霊「物理的に触れないとしても私たちには歌があるし、きっと何とかできるかな? それで調はお化け屋敷に入りたいの? 切歌はさっき無理やり調を乗せたからおあいことして」

調「行く」

切歌「いやあああああああ」

切歌は木霊に引きづられながらお化け屋敷に入って行った
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/09(水) 22:02:20.15 ID:/kMPG4Fzo
腕を組まれたら絶対に抜けず逃げられなくなるんだろうなぁww
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