【安価】異能戦【オリジナル?】

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291 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/10(日) 02:03:28.27 ID:U1ObVrwMO
街の中心にそびえる塔の中層。若見 奈恵は四十万 力と浅野 真也。そしてもう一人の仲間を従えていた。

名前
特徴>>293
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 03:11:59.80 ID:xCZKVtZB0
西条院 剣裁(サイジョウイン ケンサイ)♂


資産家生まれの中学生であり、インテリクール気取りな坊っちゃん特有のお調子者セリフはあっても全くのハッタリではない。過去に敵対してた熱血キャラと共に難事件を解決したことがあり、熱血キャラと遭遇すると熱くなる。

今まで通り大金とコネと英才教育に、
根性気合い熱血を足して、今回の難事件も解決する予定だったとか。

つまり、脳と筋肉のハイブリット。脳筋インテリ。暴れる大図書館。

なお、弱点は幽霊。

(異能戦を事前に把握できていた貴重な存在にするかはイッチ次第)
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 07:37:34.19 ID:3hK1jAi60
若見春奈(わかみ はるな)♀
若見奈恵の実の娘。黒髪のロングの着物姿でお嬢様のオーラが滲み出ている。
自分を育ててくれた母親を尊敬して慕っており、母の命令ならそれに従う基本的にはお人形タイプ。
ただ、本人は善意がある方なので母親の行動には疑問を思ったりする(状況によっては決別する可能性はあり)
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 07:47:47.20 ID:3hK1jAi60
>>293に追加で
お嬢様の口調でふるまいからも育ちの良さが出ている(例えば若菜に対しては「お母様」男の人を「殿方」など丁寧語が普通の口調)
295 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/10(日) 16:47:32.43 ID:U1ObVrwMO
奈恵「春奈……。お前を頼ることになる」

春奈「お母様。この身は全てお母様のモノ。存分に使ってください」

力「俺も行くぜ」

奈恵「その必要はない。春奈が全て終わらせる」

力「そうかい。じゃあ下層の方で昼寝でもするか」


春奈は奈恵の実娘。今時の少女にしては珍しく和服を着ている。奈恵は春奈を世界の何よりも信頼し、春奈も同様に敬意を示し、言うことを全て聞いてきた。それは異能を得てからも変わらない。


春奈「それでは、行ってきます」


一礼し、春奈は下層への大階段を下っていく。


力「ったくよぉ、過保護すぎやしねえか? いや、一人で行かせるあたり少し違うのか」

奈恵「あれは私の子。そうするのが一番いい」

力「そうかよ。まあ俺には関係ねぇけど」
296 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/10(日) 18:34:55.03 ID:U1ObVrwMO
祐介達が合流してから一時間が経過した。奈々と恭子がそれぞれの異能を駆使して偵察をしていた。

二人の報告では他の異能所持者達も塔へ入ることはなく様子を伺っているのだという。


祐介「ここから先、ただ進むだけじゃ勝てない。むしろいい的になるのが関の山だろう」

彩「でも私と祐介の異能は複数人相手に向いてないよね。一人で行動するのも危険だよ」

いろは(祐介?! いつのまに……!)

剛也「あひゃひゃひゃ!! 誰か目薬持ってないか? 乾いて仕方ねえよ!」

恭子「【マッドメディック】。……これをどうぞ」

彩「その異能……!」

剛也「痛えええええェェェッ?!!」

恭弥「おいおい。効き目は確かなんだ。耐えるんだ!」

奈々「水、持ってきた方がいい?」

いろは「な、治せるのか? そもそも怪我じゃないんだし……」

祐介(賑やかだな、おい)




若見 春奈の異能>>297->>298から
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/10(日) 19:22:30.97 ID:JXFks9iM0
【食異鬼〈スキルイーター〉】
自身の半径1メートル以内に侵入してきた異能の力を喰らい無効化し、さらに喰らった異能を使用することができる
異能を喰らわれるたびに、その者の異能は弱体化していく
喰らった異能を使用している間は、異能を喰らう力は発動できない
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 19:29:11.44 ID:xCZKVtZB0
【分身小隊(アバター小隊)】


武装した分身を数十体生産し、その指揮を執ることができる。偵察に向かわせることも可能。
応用して小隊の武器や車両、無線、防具の使用も可能。

中には近未来兵器を取り出せることもあり、そのうちの1つにジェットパックがある
299 :Falsemanの人 [saga]:2018/06/10(日) 20:08:43.01 ID:xCZKVtZB0
幼馴染「てなわけで買い物に行くよ!」

男「あの、僕今お金ない……」

幼馴染「いいから。お前に死なれたら親父さんにクビにされちまう。頼むからちゃんと食っとけよ」

男「はいはい……」



昼前

男「(ついでに鵺神や他の神々がどうなっているかを確認するか……)」


【選択安価】↓1&↓2&↓3

a)鵺神
1〜5:天界に向かい、暴飲暴食を繰り返す
96〜100:男のボロアパートに住み着く
7〜95(奇):懐く
6〜94(偶):甘噛みしてくる
b)他の神々
1〜5:炊き出しに満足してこの地域を祝福
96〜100:些細なトラブルで神同士の喧嘩開始
7〜49(奇):男を不審に思う
6〜50(偶):男に興味なし
51〜95(奇):満足しておとなしくなる
52〜94(偶):男に話しかける
c)他の神々・男に話しかけるver.
安価神「」


【ab記号のみ。
cその他枠
ダブリaだった場合、十の桁奇偶判定です。
aナシだった場合、鵺神を見失います】
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 20:09:24.23 ID:xCZKVtZB0
間違えました。ごめんなさい。
301 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/10(日) 21:42:32.98 ID:U1ObVrwMO
祐介「そろそろ出発する。死にたくない者、戦いたくない者はここに残ることだ」

祐介「いつぞやのアナウンスでは『生き残った者』の願望を叶えると言っていた。ここからは俺の予想だが、この塔を誰かが攻略した時点で生存していれば認められる」


祐介は一同の顔を見た。誰一人として迷いは無かった。


祐介「……ったく。ここまで来ただけのことはあるな」

彩「祐介、でも皆一緒には行けないんだよね?」

祐介「ああ。チームでわける。色々と思うところはあるが、これに関しては力量バランスだけじゃ一概に言えない」

奈々「それで、ほぼ初対面のあなた達と連携が取れるのかしら?」

恭弥「行くのは決めたんだけどな、戦力として数えられねえよ俺」

祐介「俺は一度命を救われているんだがな。それに俺と彩の異能もピンキリだ」

剛也「あひゃひゃ! どうすんだよ」

恭子「私はっ! 私は、恭弥君と一緒に……!」

祐介「……この先何があるかわからない。後悔はないようにな」



祐介は誰と行く?>>303
302 :!ken:6 [saga]:2018/06/10(日) 21:44:50.54 ID:mvyBcMpGO
ヒロインのいろはと彩
むりなら彩
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 22:05:48.72 ID:JXFks9iM0
いろは、彩
304 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/10(日) 22:37:46.76 ID:U1ObVrwMO
三つのチームに分かれた。
一つ目は彩、いろは、祐介。
二つ目は恭弥、恭子。
そして最後は剛也、奈々。


剛也「チッ……」

奈々(えぇ……。そんなに嫌われてるの私?)

恭弥「行こう」

恭子「はいっ……!」

彩「いろはさん、祐介」

いろは「うん!」

祐介「出発だ」
305 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/10(日) 22:52:27.54 ID:U1ObVrwMO
皆、別のルートから塔を目指す。祐介達は先ほどまで戦っていた道を選んだ。


和田の遺体そばには既に数名の痕跡があり、敵の予感もしていた。

しかし祐介らの前に現れたのはどの痕跡にも当てはまらない何者かだった。
恐る恐る近づくと首から白い何かをぶら下げているジャック・サトウチがいた。


ジャック「お兄さん、生きてたんだ!」

祐介「よう。秋斗は?」

ジャック「すぐ近くにいるよ」


かなり異常な様子だった。ジャックは【鬼化面〈ラーヴァナ〉】を装着しており両腕が少し湾曲していた。


いろは「怪我してるの……治してあげるよ!」

祐介「ま、待て。ジャック、その首にぶら下げてるのは……!」


彩はそれが何か気がつくと酷い嫌悪感に苛まれた。


ジャック「これ? 秋斗だよ、お兄さん。秋斗の背中の骨」

祐介「そうかよ。テメェ、本物の鬼になったか」


祐介の形相が変わる。


ジャック「……僕の異能は【鬼化面】。堕ちた鬼に情けは無用だ」


無言で短刀を構えた。


祐介「【レンタル】ッ!!」


指定安価は>>307
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/10(日) 23:11:33.10 ID:JXFks9iM0
>>209
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 23:44:22.26 ID:vJ2efjThO
【鉄棒蹴法〈トンファーキック〉】
トンファーを装備し使いこなせる達人となる
またキック力も上昇する
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/11(月) 07:28:58.17 ID:14QXOiqHO
荒らしぼいかろねんのため>>306
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/11(月) 12:18:36.23 ID:5B6d4NeFO
>>308
祐介が手加減してるんじゃないのか?
ジャックがまだ鬼に堕ちきってないと信じて。
310 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/11(月) 22:08:44.89 ID:qYRwdzjVO
祐介「【鉄棒蹴法〈トンファーキック〉】」


二本のトンファーがジャックの短刀を弾いた。ジャックの首にかかった骨が落ちる。


ジャック「……へえ」


しかし、すぐに祐介の懐に入り込む。


彩「祐介、そいつ強くない?! 私も……!」

いろは「……!」


いろはは初めて見る祐介の異能に驚いていた。
祐介はトンファー術に蹴りを組み合わせ、一定の間合いを維持しつつ打撃を叩き込む。

祐介「なぜ、秋斗を殺したッ?」

ジャック「僕はね、お兄さん。いつか槍の人と戦った時から……ううん、実際には」


短刀の間合いからはるか遠く、鬼は飛翔する。


ジャック「──その前から、人斬りを楽しんでいたんだ」


鬼の腕は人の身体ではあり得ない角度で振りかぶられた。それこそが自身の腕を湾曲させた原因。異能の補正を受けてなお反動を受ける大技だ。


祐介「蹴りは……間に合わないか」


両腕で防御の姿勢をとり、後方へ蹴りだす。まともに受ければどうなるかわからない。
311 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/11(月) 22:28:57.54 ID:qYRwdzjVO
祐介含めその場の全員が察した。その攻撃は防ぎきれない。


ジャック「……!」


トンファーごと祐介の両腕が切断された。跳躍と防御が無ければ確実に首に命中していた。


祐介「クソがッ!」


血しぶき舞う中、斬撃の反動を生かして全力の後ろ回し蹴りを食らわせる。
それでもジャックは受け身をとり、立て直す。


彩「いろはさん、治療! 自傷しながらの攻撃は好きじゃないよ。【使用窃盗】!!」



指定安価は>>313
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/11(月) 22:35:20.22 ID:Qn7qMvu/0
【吸血鬼<ディープブルー>】
触れた生物の生力を吸う魔剣
持ち主だけ軽くなるようになっており、一度生力を吸った相手に自動的に追う自動攻撃能力も持っている
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/11(月) 22:36:36.71 ID:P4svBunV0
【黄色い声援〈チアリズム〉】
チアガールの衣装へと変わりポンポンを持ち
応援する相手の異能・身体能力・士気を向上させる
314 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/11(月) 23:18:41.06 ID:qYRwdzjVO
いろは「【施命〈アイリス〉】! すぐ治すから、耐えてね梶原君っ!」


虹色の光が祐介を包み込む。


彩「うぅ……。【黄色い声援〈チアリズム〉】」


顔を赤らめた少女が着ているのはチアガールの衣装。そしてその異能は応援することで発動する。


彩「……ばれ」


発動の実感はない。


祐介「ジャック……!」

ジャック「再生するなら、次は頭を貰うよ」


祐介の両腕が完全に治癒された。


いろは「彩ちゃん、チアリーダーになってる?!」

彩「こ、こんな時に?! ううぅっ、祐介! 頑張れーー!」


恥ずかしさを紛らわすようにポンポンを振り回しながら叫ぶ。やけくそ気味の応援だが、祐介に力がみなぎる。


祐介「さあ、第二ラウンドだ」


トンファーを半回転させ鎌のようにして振るう。どちらかの手で斬撃さえ防げば残った方でジャックの腕を狙うことができるためだ。【黄色い声援】を受けた祐介にはそれが可能だった。
315 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/11(月) 23:49:13.51 ID:qYRwdzjVO
ジャック「また……腕ッ?!」

祐介「俺だって何度か腕切られてるんだ」


メキメキと硬いものにヒビが入る音がする。確実に蓄積されていくダメージ。


彩「がんばれーー! フレフレ祐介ーっ!」

いろは「梶原君……!」


ジャックの腕は限界を超え、骨を粉砕されても止まらない。人を斬るという欲求のたかが外れているのだ。
再び間合いを開き、飛びかかる体勢に移る。


祐介「なあジャック。仲間殺しを悔いる気持ちはあるか?」

ジャック「フッ……無いよ。今だってほら、一人殺すところだ」


理解していた。【黄色い声援】で強化された現在のトンファーでさえ先ほどの斬撃は防ぎきれない。それはジャックの腕の損傷を加味しても変わらない。


ジャック「次は頭だ」


飛翔。腕は思い切り後ろへ。退路は無く、防御も叶わない。なので祐介はトンファーを……


祐介「いっそ地獄まで堕ちるんだな、鬼」


思い切り投擲した。


316 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/11(月) 23:56:14.98 ID:qYRwdzjVO
ジャックに避けるすべはなく、顔面と胸部にトンファーが命中。視界が塞がり肋骨および肺にも打撃。


祐介「……秋斗、ジャック。救えなかったな。すまない」


力なきその体は勢いそのままに瓦礫へ突進。見る影もなくなっていた。


彩「……終わった? ゆ、祐介! 大丈夫?!」

いろは「かじ……祐介君!」

祐介「本当は救いたかった。いいや、俺には荷が重すぎるか? それとも根本的なところから……」


祐介は思考を止め、二人に笑顔を見せる。彼女たちがいなければ勝てなかった。まずは礼を言うことにした。

317 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/12(火) 00:07:59.74 ID:JrFNk/8MO
祐介「さっきの服はチアガール?」

彩「それは思い出したくない」

いろは「似合ってたと思うけどなぁ」

彩「そういう問題じゃないの、いろはさん。私はそんなガラじゃないから」

いろは「えー。てっきり趣味だと思ったけど? ね、祐介君?!」

祐介「そうだな。……ってアレは何だ!!」


塔の周りには何台もの戦車や装甲車、そして戦闘服に身を包んだ兵士達が隊列を組んでいた。


祐介「これも異能なのか……?」

彩「チートだね」
318 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/12(火) 00:20:02.19 ID:JrFNk/8MO
見つかれば集中砲火を食らうであろうその状況下、突如現れた彼は声を張り上げる。

逆巻「下克上、最高にいいじゃねえか!! オレの大好きな戦場だ!」

祐介「誰これ」

いろは「……うーん。どこかで見たような?」

彩「何だっけかなぁ。この人についてすごく大事なことあったんだけど、忘れた」

逆巻「忘れんなモロ被り! 今回は味方してやるけどすぐに決着つけるかんな!」

彩「それ! 異能がモロ被りなんだ!」


ならば、と駆け出す。少し遅れていろはも走る。そして三人はその異能を発動する。

「【レンタル】ッ!!」
「【使用窃盗〈フシアナクグリ〉】!」
「【神の寵愛〈レンタル〉】ッ! ってお前もモロ被りかよぉぉ!!」


指定安価は順に>>319->>321
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/12(火) 00:49:53.77 ID:FlqMhHEY0
逆巻生きとったんかワレェ!

【英雄変身〈ヒーローチェンジ〉】
変身ポーズを決めながら「変身」と叫ぶことでヒーローコスチュームを身にまとい身体能力と五感が強化される
また必殺技名を叫んだ直後の攻撃は必殺の威力となるが変身が解除されてしまうため再度変身する必要がある
(裏技として「必殺パンチ」を宣言しつつ「必殺キック」を放ってもよい)
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 01:18:40.79 ID:4yBLtAEz0
【女傑転身<ヒロインフォーゼ>】
「変身」と叫ぶことでヒロインコスチュームを身に纏う(解除のONとOFFは可能)
こちらは自分の主人公と定めた(基準は好意は思いのある)相手と同調して身体能力や能力などを得る
また主人公の力を増幅させて、一心同体のように心を通わせたりもできる
ただ完全にシンクロしているのでお互いにダメージなど精神的な動揺などもろに伝わってしまう。
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/12(火) 01:23:46.37 ID:AdTyAkB10
【溶岩の身体(マグマボディ)】
身体をマグマにかえる能力。能力発動する時に切断、木っ端微塵などなっても再生が可能。もちろんマグマを飛ばしたり、身体をマグマのような液体化する事ができる。ただし水などの液体をかけると身体が乾くまで能力が使えなくなる。身体の一部を武器のようにかえたり、身体全体をかえることができる。
(他の二人みたいにヒーローの衣装にもかえることができる。)
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/12(火) 01:37:00.39 ID:AdTyAkB10
>>321一部説明の変更
身体の一部を武器にかえたり、身体全体をかえることができる。(他の二人みたいにヒーローの衣装にもかえることができる。)

身体の一部を武器にかえることができる。能力発動するとマグマでできたヒーローのコスチュームを身に纏う。
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 01:40:07.83 ID:FlqMhHEY0
ヒーロー、ヒロイン、怪人がそろったか
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 08:03:51.00 ID:4yBLtAEz0
>>320はヒロインぽくないかと思ったら、wikiで調べたら主人公のバディのヒロインもあるみたいだからありか
見守り系や守られ系ヒロインは時代が古いか
325 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/12(火) 22:17:17.70 ID:O5v4HgxPO
祐介「【英雄変身〈ヒーローチェンジ〉】ッ!」

彩「【女傑転身〈ヒロインフォーゼ〉】。……また衣装変わるのかぁ」

逆巻「【溶岩の身体〈マグマボディ〉】!! オレだけ戦隊モノじゃないのかよ!」


異能を発動後、坂巻以外の二人には変化は見られない。


祐介「彩も似た異能か? それとお前、戦隊モノじゃなくてライダーの方だ! 変身ッ!!」


素早くポーズを決めた祐介は漆黒に染まる、洗練されたデザインのヒーローになった。


彩「くそぉ、変身!」


こちらは少女らしいピンクの派手なデザインだ。祐介と違って顔部分が露出しておらず、やはり赤く染まった顔を手で覆っていた。


いろは「何だかすごいことになったなー。待ってよ祐介君ー!」

326 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/12(火) 22:39:48.56 ID:O5v4HgxPO
全身に力がみなぎる。そして彩と感覚を共有する実感があった。

祐介「恥ずかしいいのか……」

彩「……。悪くないね」


誰かと心を通じあわせる、というのは気持ちが良いものだ。

坂巻「いや、待てよ。溶岩の放出と凝固を応用したら……!」

坂巻「よし、ヒーロー! オレをあいつらの上空に投げてくれッ!!」

祐介「いいのか?」


確認をしたが坂巻の返事が来る前に投げ飛ばしていた。思考の回転と身体能力が高まり、先取りしすぎたのだ。


坂巻「うおおおお?! 容赦ねえなおい! だがまあ、変身!!ッてねぇ!!」


坂巻は祐介のポーズを真似て身体の周囲に溶岩を纏う。祐介のそれに似たデザインで、細部は赤く輝いていた。


坂巻「行くぜぇぇッ!!」


落下する坂巻に兵士達が気づく。容赦なくためらいなく一斉に射撃が始まる。
327 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/12(火) 23:10:45.44 ID:O5v4HgxPO
坂巻が地面に衝突、周囲へ溶岩を炸裂させたと同時に遠方でも爆発、銃声や炎が上がった。

三人のヒーローは銃弾を物ともせず集団に突進。最新鋭の装備に身を包む兵士をなぎ払う。
激しい戦闘の最中、祐介達は気がついていなかった。


真也「動くな。お前に刃を向けている」

いろは「……!?」


流れ弾に当たらぬよう、身を隠していたいろはの元に現れた暗殺者。
328 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/12(火) 23:28:55.19 ID:O5v4HgxPO
彩「祐介、後ろ!」


戦車砲が祐介の側頭部をかすめる。しかし今の彼らに戦車を潰すことなどそう難しくはなかった。


祐介「必殺キック!!」

彩「……ひ、必殺パンチ!」


祐介と彩はその身体能力で。


坂巻「オレのマグマで溶け落ちろッ!!


坂巻はその煮えたぎるマグマで。


偶然にも、【分身小隊】は複数の異能所持者に対して分散し戦力を落として戦闘を開始したために隊一つあたりの人数が減っていた。
329 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/12(火) 23:39:17.12 ID:O5v4HgxPO
タワー上層部。正確には最上層と中層の間だが、そこには塔の主直属の手下が揃いつつあった。


名前
特徴
>>330->>332から2名
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/12(火) 23:50:34.85 ID:4yBLtAEz0
桃月恵(ももつき めぐみ)
ピンク髪のショートヘアの赤い服を着ている女性。ナイスバディで服は胸あたりが開いている
いろはの実の姉であり、どちらかと女性的ないろはとは対照的で大雑把で細かいことを気にしない男勝り。姉御気質で頼れるお姉さん系。喧嘩も強い
シスコンでいろはをベタベタ。彼女のことを大切に思っており、彼女のためにはなんだってする(一応、ヤバイ性癖持ちではなく、これでもノンケ)
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/13(水) 00:14:36.99 ID:t3bgLpzO0
千堂院 カルマ(ちどういん かるま)
黒髪で天然パーマ、ロングコートを着ている男性。顔の上半分仮面をつけている。身長が高く筋肉質。
クールでほとんど無口な為、何を考えているかわからない。人前で仮面を外したことは一度もない。相手を分析するのが得意。柔道、空手等の武術をやっていたので戦闘も得意。
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/13(水) 00:14:47.90 ID:Qc21U2ZAO
名前 シロク・ハイグレー
特徴 シルクハットとステッキを身につけたマジシャンの中年男性
よく相手を褒め称える性格だが皮肉の場合もある
333 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/13(水) 21:40:17.58 ID:s4pi2jVcO
>>326->>328
逆巻でした
334 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/13(水) 22:00:40.91 ID:s4pi2jVcO
階層の中心に桃月 恵と千堂院 カルマがいた。カルマは顔の上半分が隠れる形の仮面をつけており、無口で口元に感情を出さないためその思考を読むことは難しい。


カルマ「……」

恵「何か喋れよ!!」

カルマ「……」


恵はいろはの実姉だが、性格が真逆である。無視をするカルマの仮面を取ろうと手を伸ばすが全てひょいひょいと避けられる。
335 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/13(水) 22:41:11.69 ID:s4pi2jVcO
祐介達と交戦中の兵士達が退いていく。


祐介「そろそろ終わりのようだな」

彩「まだ油断は駄目だよっ!」


祐介から伝わる安堵を感じとる。しかしそれは彩も同じだった。彼らはまだいろはの状況を察知しておらず、どこかに隠れているものと思っていた。


そして、兵士の後退には理由があった。電動 博士(でんどう はかせ)。かなりの筋肉質で身体から機械音を出している。塔の主直属の部下たる彼がちょうど現れたのだ。



博士の異能>>337
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/13(水) 22:44:59.68 ID:+XUVqziBO
電動機械(メタルボーグ)
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 22:45:40.38 ID:DcDazsEj0
【零と一(マトリクス)】
物質を創造する。

338 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/13(水) 23:13:42.81 ID:s4pi2jVcO
【零と一〈マトリクス〉】。それはただ、生み出すもの。それ故に──


祐介「な……何だアレは?!」


すぐに彩にも伝わる。


彩「え……?」

逆巻「お、大きいなおいッ!!」


賊を潰さんと落下する超巨大な岩石。かろうじて逆巻の【溶岩の身体】で通路を開けて回避に成功する。しかしこの時点で三人の異能が解けた。


博士「我らが主人の首を狙う者共だな? あのお方は既に間引きは済んだと申されたが……」

博士「今一度、篩にかけさせてもらう」


二人を残し、博士の前に立つ祐介。その意図を汲んだ逆巻は彩に目配せする。


祐介「節約だとか温存とは言ってられないらしい。それに、あのお方とやらの話も聞かせてもらいたい」

博士「ここまで生き残るだけのことはある。もとより初撃で仕留めるつもりもない」

祐介「そうかよ。じゃあ早速【強欲な借り主〈レンタル〉】ッ!!」



指定安価は>>339->>340
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 23:19:50.58 ID:kzrk2G8m0
【破壊者<デストロイヤー>】
自分が触れたものは問答用で破壊する
原理や理屈関係なく完全に破壊される。例外はない
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 23:33:00.13 ID:9aFLLRs90
【模型人体〈マネキンマン〉】
自分の身体を服ごと分離し宙に飛ばして操作できる
またバラバラにした各部位に目や耳などの感覚器官を生やせる
341 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/14(木) 23:26:28.67 ID:5x47cKtEO
祐介「【破壊者〈デストロイヤー〉】と【模型人体〈マネキンマン〉】。悪いがその篩、壊させてもらう」

博士「【零と一】。……ならば何度でも創り出すのみ」


祐介の両腕が身体から離れる。


逆巻「あんな感じのロボットっているよな」

彩「……腕が切れてる」


博士はそれに対して再び巨大な岩石を複数出した。しかしものの道理や摂理を顧みずに破壊する。


博士「……」


彼の思考が追いつく前に、生み出すもの【零と一〈マトリクス〉】とその器さえも破壊し尽くされた。


祐介「運が悪かったと思え。こっちは借り物の力。何が出るかはわからないんだ」
342 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/15(金) 23:51:53.17 ID:Y+l7HyZYO
その頃、中央塔内部。


力「やるじゃねえか」

いろは「何……?! 誰なの?」

真也「……」

春奈「戦況が芳しくありません。全勢力の二割程が削られました。敵は想定以上に強力です」

春奈「……?!」


突如、春奈の顔つきが険しくなる。


力「どうしたんだよ」

春奈「……ッ。【分身小隊】、五割が消滅しました……!」


塔の外では影すら飲み込むほどの閃光が走っていた。
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/17(日) 19:55:59.67 ID:C26SIKd60
続きマダー
344 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/17(日) 21:02:27.34 ID:lgY0aG9MO
それは全ての暗闇を、影を、混沌を飲み込んだ神の槍。【深淵『ダークネス〉】の暗黒異空間を克服した【神槍】は破壊の光を放ちながら、こちらの世界に再臨した。


祐介「……! 彩、無事か?!」

彩「はーい、なんとかね」

逆巻「一体何だってんだ」

彩「いろはさんはどこ?」

祐介「探そう。だが、今の光は……」

逆巻「あの槍だ。上を見ろ!!」


【神槍】は遥か上空に佇んでいた。
超威力を誇る破光。祐介達は既にボロボロだったが、その被害を大きく被っていたのは浅野 剛也と矢吹 奏司だった。


祐介「ケリをつけに行く。【レンタル】ッ!」

彩「いろはさん、無事でいてね。【使用窃盗】」

逆巻「相手にとって不足なしッ!! 【神の寵愛〈レンタル〉】!!」



指定安価は上から順に>>345->>347
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/17(日) 21:17:26.00 ID:Gfui/8/i0
【食異鬼〈スキルイーター〉】
触れた異能の力を喰らい無効化し、さらに喰らった異能を使用することができる
異能を喰らわれるたびに、その者の異能は弱体化していく
喰らった異能を使用している間は、異能を喰らう力は発動できない
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/17(日) 21:31:20.06 ID:l1AY3Xek0
【調律師(チューナー)】

運営本部と常に同期可能で、各異能者のパワーバランスを随時確認できる。随時運営本部に連絡が取れる、異能の使用を強化・抑制・禁止させる等の監理NPCみたいな能力。
【禁断の果実>>267】等の認識トラップによる影響は運営本部との同期により無効果できる。


弱点は電気系や認識妨害の攻撃。計算が狂い、運営本部もその影響を受ける。
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/17(日) 21:33:03.65 ID:BhTorqLg0
>>312
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/17(日) 21:34:52.72 ID:C26SIKd60
【祈る巫女〈プリンティア〉】
使用者の服装が巫女衣装(といっても異国製でどちらかと踊り子に近い)に変わる
この能力を発動後に祈ることで対象者の全体的な力(異能も含む)を上げる能力
祈っている時間が長いほど対象者の力も上がっていく。
なお、祈っている間はバリアが張られて使用者にダメージがこないが、祈っている間は集中力が必要である

今後のために先に書いておく。彩用
349 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/18(月) 22:03:17.92 ID:h5zuDLAOO
祐介「【食異鬼〈スキルイーター〉】!」

彩「なにこれ……?! 【調律師〈チューナー〉】」

逆巻「上等だッ! 【吸血鬼〈ディープブルー〉】」


彩の周囲にはホログラムが身を囲うように展開され、それぞれには異能所持者の名前が連ねてあった。


逆巻「来るぞッ!!」


【神槍】の先が狙いを定める。放たれた光線は距離感がわからなくなるほど広がっていた。


彩「【レンタル】及び【食異鬼】を強化する。……あれ?」

彩(【神の寵愛】が無い。ううん、あの槍っぽいのもリストにない。何でだろう……?)

祐介「喰らい尽くすッ!!」


祐介が手をかざし、エネルギーを奪っていく。あまりの眩しさに目を開けることが出来なかったため、三人はまだ気がつかない。【神槍】は祐介を穿たんとして超速で進んでいた。

350 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/18(月) 22:45:44.44 ID:h5zuDLAOO
それは逆巻や彩が目を覆っていた腕を下げ、明らかに近づいている槍を視認した瞬間。無意味と理解しつつ彩は強引に【食異鬼】を解除、祐介の手から奪取していた力を解放する。
片や逆巻は禍々しい魔剣を構えた。しかし間合いは遠くどうあがいても間に合わない。

光線を二つに割りながらなお止まらない【神槍】。しかし、側方から様々な色が混ざり合う麗しい音色。



──それは有無を言わさず対象を焼き払う魂の演奏。



刃が欠け、その内に蓄えられたエネルギーが溢れ出す。完全なる撃破とはいかずとも、本来なら既に武器として使用できないほどに追い込んだ。
351 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/18(月) 23:30:43.47 ID:h5zuDLAOO
合流後、塔の付近を探索し和田の遺体を発見した神崎 風子達は【分身小隊】を避けつつ塔の入り口を偵察していた。
拡散する閃光、暗転する視界。そして衝撃。雨音 奏は異能【雨の日の友達〈レインロイド〉】を身にまとい光を屈折させる。熱は異能の特性でなんとか防ぐことが出来た。


凶「……痛いです」

風子「何……? って瀬型君?!」


小さな少女二人を大きな体躯の瀬型 櫂が覆いかぶさるように庇った。しかし……


奏「キミ達、いいや、風子っ!! 今すぐ【キャンセラー】を使うんだ!」

櫂「……!!」


【連なる堅甲の遁走曲〈フィルムシェル・フーガ〉】で硬化した矢吹 奏司が自身を犠牲にして櫂達を守っていた。その四肢は千切れかけ、顔や胴の半分は焼けている。異能の媒体としていたヘッドホンは消え去っていた。
352 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/19(火) 21:01:39.34 ID:bKL6J10AO
風子の異能は損傷の程度によって、それなりの時間やエネルギーを必要とする。つまり、間に合わない。


風子「【キャンセラー】……! 絶対に大丈夫なんだからっ!!」

櫂「諦めるな……!」

奏司「よせ。もういい」


普段は気だるげな表情で冷淡な性格の奏司が満たされた笑顔を見せた。そもそも【奏でる者〈シンフォニア〉】は自身が聴いた音楽を具現化する能力。媒体無しに発動するはずがなかった。


奏司「出会ったばかりだと言うのに、そこまで気にかけるとはな」

櫂「……何を」

奏司「いや充分だ。奴らから逃げた結果がこれなら、間違いではなかった」

凶「だめです……!」

風子「嫌っ……」


しかし、ヘッドホンが無くとも聴こえる音色。命の鼓動が奏でる一曲。


奏司「観客〈おまえたち〉に捧げる」

奏司「【燃ゆる生命、我が終曲〈グランド・フィナーレ〉】」



──それは、奏者の最後。
353 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/19(火) 21:21:22.12 ID:bKL6J10AO
【絶えぬ世界の接続曲】
【気狂い歌姫の狂騒曲】
【赧い想いの小夜曲】
【輝く黄金の装飾曲】
【連なる堅甲の遁走曲】

全てが一度に出現し混ざり合い、遠方の何かに向かって飛ぶ槍めがけて放たれる。


奏司「ああ……ありがとう」
354 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/19(火) 22:06:21.65 ID:bKL6J10AO
逆巻「今だーーッ!!」


魔剣が槍と撃ち合い火花を散らす。漏れ出る【神槍】のエネルギーを【吸血鬼】が吸い取っていく。


神装は本来の威容を失い、力なく浮遊していた。


祐介「トドメだ」

逆巻「行くぜ!!」


祐介は喰った残りを、逆巻は魔剣が吸った力を同時に放つ。今度こそ、【神槍】は消え去った。
355 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/19(火) 22:23:56.23 ID:bKL6J10AO
死者の亡骸を弔う四人の周りには【分身小隊】が集結しつつあった。


奏「……まったく。ボクは頭悪いけど、これだけは言えるよ」

奏「キミ達は馬鹿だ」


余韻に浸る間も無く迫る敵意に、怒りを露骨に示す奏。そこには太陽のような笑顔はなかった。


櫂「進もう」

風子「……うん」

凶「【亡者共鳴〈アズラエル〉】。きょうも行きます」


奏に続いて各自がその異能で近代装備に身を包む兵隊を散らしていく。
356 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/19(火) 22:59:55.94 ID:bKL6J10AO
中央塔中層。そこには若見 奈恵と浅野 真也がいた。

真也「……」

奈恵「何か用? 戦況が芳しくないから嫌味でも言い来たの?」

真也「【暗殺者〈キラーキラー〉】」

奈恵「……そう」




若見 奈恵の異能>>358
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/19(火) 23:03:01.91 ID:UMcy1s03O
【扇状・風神<おうぎ ふうじん>】
振るうことで風を起こし自由自在に操ることができる
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/19(火) 23:04:35.91 ID:NrHGBX4a0
花咲令嬢〈ブルーメンフロイライン〉
自分の体液をかけた所から美しい花々を咲かせ、またツタを伸ばして対象を拘束
血を元にした場合は生物に襲いかかる凶悪な吸血植物を生やせる
359 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/19(火) 23:35:21.07 ID:bKL6J10AO
奈恵「【花咲令嬢〈ブルーメンフロイライン〉】」


指の先を袖に忍ばせていたナイフで切った。鮮血は床に落ち、そこからは異形の吸血植物が生まれる。


真也「無駄だ」


【暗殺者】は常に対する敵に最適な武器を出現させる。それは暗殺という概念に関係なく、状況によって選ばれる。

そして、今回は火炎放射器だった。
360 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/19(火) 23:53:00.25 ID:bKL6J10AO
民家の残骸に身を隠す二人。眉間にしわを寄せ、目を瞑る剛也に奈々はそっと抱擁する。


剛也「……何のつもりだ?」

奈々「私がついてるから、心配するなってことよ」

剛也「チッ。ロリッ娘ならともかくお前なんかに気をつかわれるほど落ちぶれていねぇよ」

奈々「でも見えていないんでしょ?」

剛也「ああ。使い物にならねぇ。置いていけ」

奈々「それはできない。仲間は見捨てないと決めたから」


【神槍】の閃光を、その異能が目で見た場所に限定されることもあり長時間直視した影響で視力が著しく低下していた。空間や相手を視認することができないほどだった。
361 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/20(水) 01:03:58.64 ID:wJFyzR+WO
カルマ「……」

恵「むぅ……。何だか煙いな」

「電動が死んだ」


二人はその声を聞くと同時に頭を垂れた。


「楽にしてくれ。今回もまたイレギュラーが紛れている」

カルマ「……」

恵「……岩崎と女の子?」

「逆瀬川 逆巻。いずれ登ってくるだろう」

恵「──。うちの妹はどこにいる?」

「その名は棄てた。……まあいい。ちょうどこの下にいる。行くか?」

恵「……」

「許す」

恵「そりゃどうも」
362 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/20(水) 23:13:23.50 ID:dJ9Re7qqO
祐介「いろはー!」

彩「いろはさーん!」

逆巻「ピンクー、どこだー!!」


祐介達はいろはを探していた。返事は無かったが、彩があるものを発見した。


彩「祐介、モロ被りお兄さん、あれ見て!」

逆巻「逆瀬川 逆巻だ。覚えておけ」

祐介「んなことより、あの虹。ったく、いつのまに置いていかれたんだかな」


塔から横に七色の光が伸びていた。それは明らかに【施命〈アイリス〉】のものだ。三人は改めて名乗りあった。そして、再び塔へ歩みを進める。


363 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/20(水) 23:32:30.11 ID:dJ9Re7qqO
そこからは早かった。既に【分身小隊】は分散し祐介らの周囲にはおらず、まるで誘い込むように塔の入り口までが開いていた。


祐介「罠だろうな。人質までとって」

彩「人質?」

逆巻「オレはよく知らねーけど、あれがピンクの異能なら緊急事態なんだろうぜ」


入り口をくぐった三人の前には四十万 力と若見 春奈が立ちはだかる。


逆巻「なるほどな。それらしくなってきた!! オレは先に行かせてもらうぜッ!!」


逆巻は力の蹴りをたやすく避け、上層へ駆け上っていった。


祐介「お、おい!」

彩「はぁ……」

祐介「仕方がない。それじゃあまずは」

彩「うん。囚われのお姫様を助けるのは」

祐介「こいつらを蹴散らしてからだ。【レンタル】ッ!!」

彩「【使用窃盗〈フシアナクグリ〉】!」



指定安価は上から順に>>365->>366
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/20(水) 23:47:44.29 ID:fpJWVX3e0
【幻の霧<シャドウミスト>】
霧を発生して、その霧に包まれた自分以外の人間に幻術を見せる
その幻術はさまざまだが、霧に包まれた相手のトラウマになることや精神ダメージを与える幻術が主
霧に包まれても使用者が触れば能力が解除される
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 23:50:47.88 ID:0T2U3GBI0
【念磁力〈マグネティックフォース〉】
対象物(複数可)に念じた強さに応じて強力な磁力を付与させる
磁力を保つには常に念じ続けている必要がある
S極かN極かを選択可能
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/21(木) 00:02:41.15 ID:5boL8Ee3O
【愛の重力<ラブリーテーション>】
好意(恋愛感情)がある相手が近ければ重力を重くする能力になり、逆に遠ければ重力を軽くする能力が使える
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/21(木) 00:05:46.23 ID:5boL8Ee3O
変えられるなら>>163
368 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/21(木) 21:20:19.61 ID:PDNeDGJ9O
力「お前の親は気に食わねぇけど、子は親を選べねぇからな」

春奈「貴方は母を侮辱するのですか……?」

力「さあな。親はともかく子の方は数ミリだけマシってもんだ」

春奈「……?」

力「共闘してやるって言ってるんだ。あの傲慢な奴の命令などもう聞かねぇ」

春奈「後でその言葉、撤回してください……!」

力「そっちこそ、いい加減乳離れするんだな。行くぞッ!!」
369 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/21(木) 21:50:33.16 ID:PDNeDGJ9O
力は勢いをつけて飛び出した。しかし、すぐにその足は止まる。


祐介「【念磁力〈マグネティックフォース〉】! お前の足と床に磁力を発生させた!」

力「それは……どうかな……!」


爆発のような音を立てながら一歩ずつ前進する力。足の筋肉は膨張し血管が浮き出ている。


祐介「向かって来るかッ……!」

力「俺も負けてらんねぇえからなッ!!」
370 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/21(木) 23:49:04.91 ID:PDNeDGJ9O
彩「お姉さんは私が倒す!」

春奈「小さな子でもここを通すわけにはいきません」

彩「【衣装替え〈インフォース〉】」


彩の服が光を放ち形を変えた。同時に春奈も戦闘服に換装していた。


彩「やっぱりお姉さん、外の兵隊の親玉だね」


彩は近未来的な外骨格に身を包んだ。手には刀を持っている。
春奈が銃を掃射した。彩は最低限の数発を弾いて走りだす。
371 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/22(金) 00:41:23.88 ID:ZWvXyTPeO
逆巻が階段を駆け上がる。途中でいろはらしき者を見かけたが、ここで自分が助けるのも野暮だと思い、あえて無視した。

そして、先程見たものとそっくりな桃色の髪の女と出くわす。


恵「……誰? 」

逆巻「オレの名は逆瀬川 逆巻!! 悪いが通させてもらうッ!!」

恵「だったら尚更……!」


恵はその体格に合わない大きさの戦斧を振るう。


逆巻「っぶねぇ! まあ一筋縄にはいかねぇか。【神の寵愛〈レンタル〉】ッ!!」



指定安価は>>373
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/22(金) 00:45:52.12 ID:OjDBvD5V0
【女誑し〈ラッキースケベ〉】
能力発動後に女性に対してのラッキースケベが起こりだす
この能力の発動中は死ぬほどのダメージや致命傷などを受けることはない(ダメージは受ける)
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 01:00:19.25 ID:VekS4WSL0
【雨樋う彫刻〈ガーゴイル〉】


朝昼は石の装甲を纏って、石のツメを武器にする。また雨や水属性に耐性を持ち、雷を呼び寄せる。石の装甲は発動者に重く感じさせない。流動物のマグマにも耐性あり。

夜になると覚醒して化け物としてのガーゴイルになり、翼が生えて飛ぶことができる。また火球を吐くこともできるようになる。

弱点は、化け物のまま朝を迎えると石像になって動けなくなり眠ってしまう。その代わり、次の夜まで命の保証あり。



豆知識:ガーゴイルは元々、雨樋の機能をもつ彫刻のことを指す
374 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/22(金) 23:03:02.86 ID:ZWvXyTPeO
逆巻「【雨樋う彫刻〈ガーゴイル〉】 ッ!」


逆巻は瞬時に石の怪物と化した。その長い爪は研がれた刃物のようであり、力強くもあった。


恵「たしかにその異能、イレギュラーたる存在だ!」


一瞬にして戦斧が槍になっていた。恵は軽々と回転させ構える。それに対して逆巻は怯むことなく前方へ進んだ。


逆巻「何がイレギュラーだ。この異能だってその辺に似たのがいたぞ」

恵「そんなの私が知るわけねぇだろうがッ!!」


先ほどの斧と同様に槍も使いこなすその絶技。恵の異能は【一発達人体験】。それは借り物の術理。
375 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/23(土) 01:26:33.11 ID:+FslJ/j5O
彩の持つ刀には超振動装置が組み込まれている。そのため従来の刀よりもはるかに高い切れ味を誇っていた。
これは現実的には実用段階に至っておらず、【衣装替え】による産物に他ならない。

しかし、春奈も負けじとジェットパックを装着、飛翔。その手には擲弾銃と高周波刀があった。【分身小隊】においてもジェットパック同様に未だ世に出ぬ装備も含まれていた。


彩「へえ、進んでるね。その装備」

春奈「そちらこそ」


春奈が擲弾を撃ち出す。彩は難なく躱し、爆風を利用する。


彩「どうせ変身するなら……!」

春奈「飛んだ……?! 来るッ……!」

彩「もっと可愛い服が良かったぁぁ!!」


そこから一太刀、切っ先を振り下ろす。肩から胴まで、その刃をもってして切断した。
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 01:32:58.91 ID:x5YFektIO
愛梨「さあ行こう、空の果 てへ!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519427437/
久美子「永遠のレイ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520033314/
伊織「誰が魔王サーの姫 よ!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520637298/
エミリー「修正…悪しき文 化ですね」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521241832/
奈緒「何で関西弁=恐竜やねん!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521850482/
常務「新制限を全て撤回。 白紙に戻す」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522451692/
千夏「このTGはテックジーナスじゃないの?」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523058431/
礼子「大人の魅力で破滅さ せてあげる」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523661962/
フレデリカ「恋人は校庭のパラディオンだよー」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524265978/
海美「竜騎士の結束を見せちゃうよ!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524871125/
志保「茶運びといえばカラクリだよね!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525475657/
茜「みんなで勝鬨を上げちゃおう!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526133608/
桃子「この金の城いい踏み台だね!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526686132/
美紗希「化学反応式も女子力よ!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527292985/
小鳥「アリガトウワタシノデッキ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527896333/
柚「狩らせてもらうよ。キサマのぴにゃンバーズ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528498815/
加奈「ダストンの掃除法をメモしておきますね!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529105813/
377 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/23(土) 20:38:23.71 ID:lnPxApaMO
力「ウォォォオオオッ!!」

祐介「いい加減潰れろッ……!」


その巨体は確実に一歩ずつ、じわじわと近づいてくる。
全身全霊で念じる祐介の目の端に映る兵士の姿。刹那、気が他へ向いた。彩が切りかかっているのは【分身小隊】で、後方から狙撃銃の照準器を除いているのが春奈だった。
【念磁力】の緩みを力は見逃さなかった。


力「オラァッ!」

祐介「……!」


かなり甘く当たったその蹴りは、しかし祐介を行動不能にするには充分だった。
そして銃声がこだまする。
378 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/23(土) 22:31:41.58 ID:lnPxApaMO
腹部に嫌な感触があった。血が吹き出ていた。


彩「え……?」

春奈「……もう一度」


すでに慣れたつもりでいた怪我だが、やはり恐怖感や喪失感などがドロドロに混ざった心境になる。
再度銃声。銃弾は肉を捻じ曲げながら太腿に食い込む。


彩「いや……」


力なく床に落ちる。


春奈「さあ、終わらせます。苦しいのは嫌ですよね」


同じく力も祐介を終わらせるべく脚を振り上げていた。
目は虚ろに開き彩の方を見るが、そこに意思はない。
意識と無意識の間に干渉する波長。頭痛と震えを伴いながら、視えたそれは──。


「いつからか、それは蓄積されていった。いつからか、俺〈それ〉は排除の対象になっていた」


その強さ故にただ一人残ってしまった勝者。


「全てを持ち得て、しかし借り物のお前は何を願う」


その片鱗を垣間見た。受容は出来なかったが、少しだけ理解はできた。同じ末路を辿るわけにはいかない。
身体に力が湧いてくる。祐介の背中からは日輪のごとき光が溢れ出す。すでに限界を迎え、乗り越え、我が物とする。


力「何だ……?!」

祐介「……救えない。何も、誰も。だから、彩は……皆は……。……だから【全て救う神託の光〈レンタル〉】ッ!!」


光は三つに分かれて、やがて一つに収束する。


指定安価の>>379->>381を混成。
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/23(土) 22:42:26.55 ID:7injo4jt0
【再構築<アップデート>】
光の空間を作り、その空間に包まれたものは使用者により再構築される
再構築できるものは本来より状態が悪いもの生物、物である
再構築したものは全て本来が正常な状態より性能や状態が向上する
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 22:46:59.77 ID:dMz8epub0
【星屑の王子様〈スターダストプリンス〉】
無数の光り輝く小さな星屑(☆)が周囲に出現し操作できる
一つ一つの力は弱いが密集させれば強靭な壁にも矛にもなる
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:38:07.12 ID:sCEwnbtB0
>>312
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 23:44:06.11 ID:7injo4jt0
どう一つにまとめか不明だな
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/24(日) 00:57:12.92 ID:Ant8gGsA0
3つの異能を同時に使い分けるのか、本当に混成するか…。

混成するなら、【再臨せし星屑の魔剣騎士〈リ・スターダストナイト〉】になるのだろうか
384 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/24(日) 19:41:56.49 ID:YAiH+C64O
祐介「なに、簡単なことだ。皆を救いたいだけなんだ。この想いに嘘はなく、ただ覚悟するならば」

祐介「そこにおまえは含まれていないってところかな」


日輪が輝きを増す。祐介の手には剣があった。
【再臨せし星屑の魔剣騎士〈リ・スターダストナイト〉】の一振りは無数の星屑であり、無数の魂喰らいでもあった。しかし、その真髄は【再構築〈アップデート〉】にある。


力「ハッ! 救いだと? この世界で殺して殺して殺して殺しまくって何を今更救うってんだッ!!」

祐介「たしかに俺は小学生の子供すら救えない。無力だよ。この異能だって借り物だ。……けれど、今残っているものを失いたくないッ!! 」


魔剣の柄を起点に出現する光の空間。そのフロア一帯が呑まれていく。


彩「う……祐介……」

春奈「これは……?! 【分身小隊】展開ッ!!」


中隊規模にまで増えた【分身小隊】だったが、次々と消滅していく。【星屑の王子様〈スターダストプリンス〉】の星屑が兵士達の脳や心臓をピンポイントで穿つ。たとえ耐え切れたとして、付与された【吸血鬼〈ディープブルー〉】の効果が息の根を止める。
385 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/24(日) 22:01:13.59 ID:YAiH+C64O
彩「祐介……?」


なぜだろう。その光はあの槍以上に純粋なものに見えるけど……。その顔や手は何故、暗くて血に濡れてるの?


【再構築】の聖空間により彩と祐介の損傷部が再構築されていく。しかし、新たな力を得て危機も乗り越えたはずの祐介の顔は晴れなかった。


力「ぐッ……お前、いい顔してるじゃねェか。地獄で……待ってるぜ! ハハハハハッ!!!」

祐介「……」


首を切り落とした。
386 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/24(日) 22:33:36.25 ID:YAiH+C64O
地を這う一人の少女。死を目前にして縋るのは。


春奈「お……かあ、さ……ま」


これまでの全てだった。一段ずつ満身創痍ながらも確かに這い進む春奈の背後には断頭せんと剣を構える祐介。


祐介「……」

春奈「嫌……」


死角からごく軽い衝撃。それは彩が抱きついていたのだ、


彩「もういいよ……。傷は治して、動けなくすれば良い」

祐介「……!」


祐介はひとまず感情の渦巻きを心の隅に追いやることにした。
387 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/24(日) 22:56:42.13 ID:YAiH+C64O
二人はそのまま階段を登る。どこに隠すでもなく、いろはは通路で拘束されていた。


いろは「ぷは。祐介君。助けに来てくれるって信じてたよ」

祐介「当たり前だ。怪我はないか?」

いろは「うん。大丈夫。えへへへ」


照れた風に笑ういろは。


いろは「嬉しい」

祐介「……そうか」

彩「ねえ! さ! か! ま! き! さんはどこかなー?」


あえて邪魔するように割り込む彩。少しだけ、寂しかったのだ。
388 : ◆RamR0TT8ew [saga]:2018/06/24(日) 23:13:42.74 ID:YAiH+C64O
同刻。櫂、凶、風子、奏の四人は【亡者共鳴】により強化された【動物シール】の鷹で外側から塔の上層部を目指していた。

塔の頂上では千堂院 カルマが臨戦態勢で待ち構えていた。




カルマの異能>>389->>391から
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/24(日) 23:22:52.09 ID:5DBsx1Jm0
【悪食手〈ジャンクイーター〉】
手の周囲にある無機物をえぐり体内に取り込み再構築し再構築した物体を手の表面付近から吐き出せる
小さく分割してショットガン、ガトリングガンのように吐き出すこともできる
いくらでも体内に取り込むことができ、取り込んだ分だけ体重が増加する
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/24(日) 23:28:24.40 ID:g4MBBgvU0
【死者の毒(デスポイズン)】
毒を操る能力。身体には毒が分泌してるため、身体に触れたり、毒に触れると相手は毒に犯される。毒を飛ばすことが可能。毒ガス、毒液や催涙ガスも出すことができる。毒はかなり強力なもので【アイリス】や【マッドメディック】などの回復系の異能でも治すことは不可能。
例えるならワンピースに登場したマゼランのドクドクの実の能力のような感じ(ただしお腹は壊さない)
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