【安価】獣人少女「近寄るな、人間!」 貴方「>>2」

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185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 19:15:11.27 ID:7rnizlh3O
すまん
新しい薬の独占的供給の見返りに獣人狩りの組織の情報と指定場所への誘導を頼む
186 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 19:21:50.89 ID:ODG7QxP5O
貴方は新しい薬を独占供給すると言います。

女商人「新しい薬! あんたやっぱりまだ儲け話隠してたんやな!」

女商人は机を叩き、鼻息も荒く貴方に言います。

女商人「絶対まだ隠してるやろ! 言え、全部吐いて楽になれ! 言ってまえ!」

興奮する女商人の頭を押さえ、貴方は獣人狩りの話を持ち出します。

女商人はそれを聞くと、不意に無表情になり小さく舌打ちをしました。

女商人「ああ、その話ならよう知っとる。不愉快な話やわ」

貴方は女商人に詳しい話を尋ねます。
187 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 19:40:22.89 ID:ODG7QxP5O
女商人「大体人の物を金も払わずに貰おうって腹が気に食わんのよ、うちは」

女商人「あれやってるんは商人に雇われた傭兵連中なんよ」

女商人「人間殺して攫うより獣人殺して攫った方が後腐れもないって話らしいで」

女商人「あんたとの件は、うちの考えが足りんかったのは認めるけどな」

女商人「うちはあくまで取引をするつもりやったんよ」

女商人「あの連中はちゃうねん。あれは金と人をバカにしとるわ」

女商人「あんた、あれ潰す気なんか?」

女商人「面白そうやないの。ええよ、手伝ったるわ」

女商人「あんたが欲しいのは傭兵連中の情報やろうけどおまけや」

女商人「連中を雇ってる商人の情報も付けたるわ。これ、貸しやで?」
188 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 19:47:27.64 ID:ODG7QxP5O
貴方は商人との取引を終えました。

貴方は老エルフの信頼に十分に答えたと言えるでしょう。

女商人「と、それはそれとして」

女商人は貴方の肩に寄りかかります。

女商人「戦争しよう言うんなら色々と物入りやろ? ほら、こんなところに有能で可愛くて素敵で商人ちゃんがいるんよ?」

貴方は女商人の頭を掴み、そっと遠ざけます。

女商人「なんでよ!?」

女商人は貴方のつれない態度に愕然としています。

そこで貴方は>>189の行動を選択しました。
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 19:49:45.84 ID:z46ayJrDo
交渉成立の握手
190 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 20:03:02.85 ID:ODG7QxP5O
貴方は交渉成立の握手をしました。

女商人「あんた、相変わらず人の話聞かんなあ……」

女商人は握った手を振る貴方を疲れたように眺め、ため息を吐きました。

女商人「あのな、正直あんたに協力してる時点で失敗されたらうちも共倒れやねん」

これよこれ、と女商人は首切りのジェスチャーをします。

女商人「一応言うけど、殺されるだけで済めばまだマシな方よ? 協力できるとこはさせてな」

女商人は貴方の答えを待っています。

そこで貴方は>>191の行動を選択しました。
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 20:05:42.39 ID:7rnizlh3O
後で追加分を請求しないならと了承する
192 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 20:27:25.86 ID:ODG7QxP5O
貴方は了承しました。

女商人「おおきに!」

貴方が了承した途端、女商人に胡散臭いにやけ顔が戻ります。

貴方は不安になり、追加分を請求しないように念を押しました。

女商人「あんた、うちがそんなセコい女やと思ってるん? あかん、涙が止まらへん」

女商人は大袈裟に涙を拭う仕草を見せます。

女商人「ま、安心しぃ。余計な金は請求せんでしっかり貸しにしとくわ」

女商人の言葉に、貴方は僅かに嫌な予感を覚えます。

女商人「お互い色々やる事もあるやろ? この辺でお開きにしよか」

女商人は貴方に商人の店と傭兵達のアジトの情報を渡すと、貴方を追い出しました。

貴方は次の行動に必要な多くの情報を手に入れたと言えます。

そこで貴方は>>193の行動を選択しました。
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 20:33:43.74 ID:NdrcN7cj0
傭兵のアジトに偵察に行き、練度と兵装を確認する
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 20:37:36.83 ID:NdrcN7cj0
あれ今更だけど、もしかして情報操作って女商人にお願いしてない?
195 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 20:39:10.89 ID:ODG7QxP5O
してあるつもり。ちょっと描写不足してたわ、ごめんね
196 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 21:18:56.88 ID:ODG7QxP5O
貴方は傭兵のアジトに行きました。

廃墟同然の屋敷の前では男達が訓練をしているように見えます。

貴方は物陰に隠れ、その様子を観察します。

「俺の美技に酔いな!」

貴方は彼らのあまりの練度の低さに憐れみを覚えました。

訓練も本気で取り組む者は少なく、大半は扱きや遊びのようです。

兵装は剣や斧や槍を持つ者が多く、弓や魔法を扱う者がいない事くらいで統一感がありません。

貴方は彼らの多くには殺しの経験はあっても殺し合いの経験はないのだろうと思いました。

傭兵団長「うる、せええええええ!」

貴方は突然大柄な男が窓から飛び降り、訓練した傭兵の一人を殴り飛ばすのを目撃します。

殴り飛ばされた傭兵は声もなく吹き飛び、地面を転がってゆきました。

傭兵達は大男の不機嫌を察したのか、野生の獣を避けるように離れます。

貴方はその大柄な男の身体と動きを観察し、彼だけは戦士の域にあると判断します。

そこで貴方は>>197の行動を選択しました。
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 21:25:13.20 ID:ijh+Z0dBO
エルフの里に戻り手に入れた情報を報告
198 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 21:45:36.69 ID:ODG7QxP5O
貴方はエルフの里に戻りました。

貴方が戻ると、集落では住民達の多くが訓練に励んでいます。

貴方は傭兵達にはない真剣味をそこに感じ、満足感を覚えます。

エルフ「お帰りなさいませ、賢者殿!」

いち早く貴方に気付いたエルフは駆け寄り、貴方を出迎えます。

エルフ「見てください、あれだけ戦いを拒み続けていた者達がこうして自ら弓を手にしたのです!」

貴方は感動に身を震わせるエルフに、敵の情報を入手した事を伝えます。

エルフ「嘘!? ……いえ、その、申し訳ない。あまりに賢者殿の成果が早かったので、つい……」

エルフは恥ずかしげに顔を赤らめ、貴方に謝罪します。

貴方はエルフを伴い、老エルフに成果を報告しました。

老エルフ「ふむ、それならば十分に勝機もあろう。後は罠に掛かった獲物を仕留めるだけよ」

老エルフは年に似合わぬ獰猛な笑みを浮かべます。

貴方は敵を知り、味方を知り、様々な備えをしました。

そこで貴方は>>199の行動を選択しました。
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 21:47:09.62 ID:xlhcapPlo
女商人の情報筋経由で罠のある場所に傭兵達を誘導する。
200 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 22:11:15.07 ID:ODG7QxP5O
貴方は傭兵達を誘導しました。

数日後、貴方のもとに傭兵達が動いたとの報せが入ります。

貴方は全身に迷彩を施し、エルフ達と共に森に潜みました。

やがて傭兵達の足音が聞こえ、貴方達は森と一体化します。

傭兵達を森の奥深くまで誘い出すと、エルフが貴方に視線を送ります。

貴方はエルフ達に肯きました。

エルフ達は合図を受け、森に隠した罠を起動します。

傭兵「え? グベッ!?」

ある者は毒の矢を受け、ある者は丸太が直撃し、ある者は落とし穴に消えます。

森の樹々はエルフ達に応え、隠された罠を出現させました。

突然の出来事に驚き、動きを止めた傭兵達は良い射撃の的です。

エルフ達は次々に矢を射掛け、傭兵達の命を奪いました。
201 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 22:25:48.05 ID:ODG7QxP5O
傭兵達は貴方達に背を向けます。

「俺は死にたくねえ!」

我が身可愛さに最初に逃げ出した傭兵は、そして最初に死を迎えました。

頭を大斧で叩き割られた傭兵の死は、誰の目にも明らかです。

傭兵団長「俺がいつ逃げろと言った?」

大斧の柄で二番目に逃げた傭兵の顔面を陥没させ、大男は他の傭兵達に言います。

傭兵団長「奪え、殺せ! お前達がやるのはそれだけだ! 進め、逃げた奴から俺が殺す!」

傭兵達は大男の凶行に泣き叫んで、ただ前に進み続けます。

敵は着実に数を減らしたものの、想定外の行動は貴方達の罠を十分に機能させません。

このままでは傭兵達が集落に到達し、戦えない者達に被害が出るかもしれません。

そこで貴方は>>202の行動を選択思案した。
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 22:28:39.28 ID:rXV/Bd0FO
筋肉最終奥義がその一、筋肉の祭典で団長を沈黙させる
203 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 22:43:43.07 ID:ODG7QxP5O
貴方は筋肉の祭典を行いました。

貴方は一人地面に降り立ち、大男の前で筋肉を踊らせます。

貴方の独特の歩法により披露される筋肉の脈動は見る者を惑わし、祭典へと誘います。

貴方の筋肉は残像さえ描きながら、見る者すべてを魅了しました。

少なくとも貴方はそう思いました。

傭兵団長「……お前は何だ?」

沈黙の後、大男は貴方に言いました。

傭兵団長「神様って奴は実にふざけてやがる。こんな化け物をいきなり寄越しやがってよおお!」

大男は貴方を睨み付けると、持っていた大斧を肩に担ぎ上げます。

傭兵団長「俺はまだまだ奪い足りねえ、殺し足りねえ。お前になんぞ邪魔させてたまるかよお!」

大男が貴方に大斧を振り下ろします。

そこで貴方は>>204の行動を選択しました。
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 22:46:48.36 ID:/4lDCdMIO
斧を砕いてから腹パン
205 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 23:01:35.73 ID:ODG7QxP5O
貴方は斧を砕いてから腹パンしました。

砕けた斧の破片が舞い、大男が膝から崩れ落ちます。

貴方の拳はあまりに速く、誰の目にも止まる事はありませんでした。

ですが貴方の前には倒れた大男があり、砕けた大斧があります。

「ひ、ひぃ!?」

傭兵達は貴方から逃れようと散り散りに逃げて行きます。

その先に待ち構えるのが死だけだとも知らずに。

やがて傭兵達の声が一人、また一人と途絶え、その気配が完全に消えました。

エルフ「賢者殿、すべて片付きました」

貴方に報告に来たエルフは、貴方の前に倒れる大男に殺意を向けます。

エルフ「まだ生きているようです。お許しいただけるならば私がトドメを刺しますが」

エルフは貴方に尋ねました。

そこで貴方は>>206の行動を選択しました。
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 23:04:43.92 ID:p5R6cDLjo
大男に手当
207 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 23:16:49.89 ID:ODG7QxP5O
貴方は大男に手当てしました。

貴方の行為を見たエルフは何か言いたげに口を開き、すぐに閉じました。

エルフ「……わかりました、今は賢者殿の御判断に従いましょう」

エルフは「血に酔いすぎました、頭を冷やします」と言い、その場を離れました。

傭兵団長「何の真似だ……」

意識を取り戻した大男はまだ痛みがあるのか、苦しげに貴方に尋ねます。

そこで貴方は>>208の行動を選択しました。
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 23:21:39.09 ID:/4lDCdMIO
心が清らかになる薬を飲ませる
209 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/29(火) 23:38:04.63 ID:ODG7QxP5O
貴方は大男に薬を飲ませました。

大男は抵抗しましたが、貴方は無理やりに飲み込ませます。

傭兵団長「ぐっ、があああ!!」

薬を飲んだ大男は痙攣して絶叫します。

やがて発作が収まると、大男は天を仰いで滂沱の如く泣き始めました。

傭兵団長「うおおおおおおおおおおおお!! 私は、私はああああああ!!」

大男は自分の頭を何度も樹木に叩き付けます。

傭兵団長「なんという罪を! どれだけの人々を傷付け! 苦しめたか!」

額から血を流す大男を貴方は止めます。

傭兵団長「放してください! 私は私という悪をこの世から滅さねばならぬのです!!」

このままでは大男は自ら命を絶ってしまうかもしれません。

そこで貴方は>>210の行動を選択しました。
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 23:48:30.74 ID:z46ayJrDo
平手打ち(加減して)
211 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 00:23:18.43 ID:JYl0I6BvO
すいません、ダメそうなので寝ます。朝に書き足します
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 00:27:55.03 ID:HJxwhTCHo
おつ
213 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 07:45:24.89 ID:2FbL1oWMO
貴方は平手打ちしました。

傭兵団長「痛い! 何をするのですか!?」

貴方は大男を意味ありげに見つめます。

大男は貴方を見つめ返し、不意に何かに気付きました。

傭兵団長「痛い……そうか、私は生きているのだ!」

大男は自分の両手を眺め、拳を硬く握ります。

傭兵団長「私はまた、命を無下に……」

大男は姿勢を正し、貴方に向き直ります。

傭兵団長「私はこの命を使い、私が殺め、傷付けた人よりも多くの人を救うつもりです」

貴方は傭兵団長の言葉が心からの物だと感じます。

そこで貴方は>>213の行動を選択しました。
214 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 07:46:24.57 ID:2FbL1oWMO
再安価>>215
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 07:57:48.36 ID:FICQKoDCO
雇い主の商人とのつながりを日の下に明らかにすること
216 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 08:23:51.55 ID:2FbL1oWMO
貴方は雇い主との繋がりを公にするよう命じました。

傭兵団長「それが贖罪となるならば喜んで。道を示していただいたこと、感謝いたします!」

大男は貴方に気品ある一礼をすると、街へと向かいます。

貴方はエルフの村に行き、既に勝利の報せを受けていた人々に歓迎されます。

「ありがとう、全裸の人よ! この恩、末代まで忘れる事はないでしょう!」

長寿のエルフの末代がいつなのかを想像し、貴方は遠い気持ちになります。

老エルフ「よくやってくれた。お前は約束を果たした、我々はお前に報いねばならぬ」

老エルフは蓄えた髭を思案顔で撫で、貴方に言います。

老エルフ「とはいえ、我が村にお前の働きに見合う宝もない。なので、娘をお前に差し出そう」

貴方はエルフの意思を確かめるように視線を向けます。

エルフ「私も承知しております。この身、血肉の一片までお好きなように」

エルフは跪き、貴方の言葉を待ちます。

そこで貴方は>>217の行動を選択しました。
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 08:25:58.41 ID:6oP/YK01O
逃げる
218 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 08:46:50.59 ID:2FbL1oWMO
貴方は逃げました。

自由な生活を愛する貴方には、エルフ達の感謝は重荷に過ぎたようです。

貴方は呆然とするエルフ達を置き去りにして我が家へ帰ります。

貴方は傭兵達を打ち倒し、黒幕の商人の悪事を暴きました。

ですが、貴方は人間の善性を信じすぎているかもしれません。

>そもそもここは、妖精が人と同じように扱われる社会ではないのです。

>女商人「人間殺して攫うより獣人殺して攫った方が後腐れもないって話らしいで」

亜人の地位が低いこの社会では、商人の悪事は致命的な物にはなりません。

大男の告白は黒幕の商人の名誉を傷付けるかもしれませんが、それだけで終わるでしょう。

そこで貴方は>>219の行動を選択しました。
219 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 08:49:10.13 ID:2FbL1oWMO
ちょい訂正


貴方は逃げました。

自由な生活を愛する貴方には、エルフ達の感謝は重荷に過ぎたようです。

貴方は呆然とするエルフ達を置き去りにして我が家へ帰ります。

貴方は傭兵達を打ち倒し、黒幕の商人の悪事を見事暴きました。

ですが、貴方は人間の善性を信じすぎているかもしれません。

>そもそもここは、妖精が人と同じように扱われる社会ではないのです。

>女商人「人間殺して攫うより獣人殺して攫った方が後腐れもないって話らしいで」

亜人の地位が低いこの社会では、商人の悪事は致命的な物にはなりません。

大男の告白は黒幕の商人の名誉を傷付けるかもしれませんが、それだけで終わるでしょう。

貴方は選択する事ができます。

そこで貴方は>>220の行動を選択しました。
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 09:02:32.67 ID:Q96yvayXO
元傭兵団長から他にもそういう組織がどれくらいあるかの聞き取りを行う
221 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 09:20:21.05 ID:2FbL1oWMO
貴方は聞き取りを行う事にしました。

貴方は街に行き、大男の足取りを辿ります。

貴方は以前女商人に聞いた黒幕の店の付近で大男に出会います。

傭兵団長「どうされたのですか?」

大男は別れたばかりの貴方が現れたのを見て、不思議そうに尋ねます。

貴方は大男に亜人狩りの組織についての聞き取りを行います。

傭兵団長「組織ですか。難しい話ですね」

大男は貴方の聞き取りにどう答えるべきか考えています。
222 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 09:34:41.08 ID:2FbL1oWMO
傭兵団長「おそらく組織と言うならば、この街では私達傭兵、悪徳商人、奴隷商人、領主の四者がそれだったのでしょう」

傭兵団長「私達が亜人を狩り、悪徳商人が買い、奴隷商人が売り、領主が見逃す。いわば癒着関係です」

傭兵団長「この街を離れれば、おそらく似たような関係があちこちにあるはずです」

傭兵団長「亜人の多くが人とは生活圏が異なり、交流のない種族も多いので仕方がありませんが」

傭兵団長「亜人を守るべき領民だとは考えていない領主がそれだけ多いという事ですよ」

傭兵団長「教会もそうした権力者の意向を反映して、亜人は人間ではないと説法をする始末です」

傭兵団長「言い訳のように聞こえるかもしれませんが、この国の腐敗と怠慢そのものが亜人狩りを生み出しているのだとは私は思います」
223 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 09:45:52.94 ID:2FbL1oWMO
大男は話終えると、ため息を吐きます。

傭兵団長「同じ言葉を話し、心の通じ合う者達が人間ではなくて何なのでしょうね」

貴方は自分の薬の効果を実感し、大きく肯きました。

貴方はこれから自分が取るべき行動について考えます。

そこで貴方は>>224の行動を選択しました。
224 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 09:47:21.69 ID:2FbL1oWMO
訂正安価下

×
>傭兵団長「同じ言葉を話し、心の通じ合う者達が人間ではなくて何なのでしょうね」

>傭兵団長「同じように言葉を話し、心の通じ合う者達が人間ではなくて何なのでしょうね」
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 11:17:53.79 ID:P1vgQVrcO
まずはこの街における亜人の人権確保を目指し、妖精・エルフ以外にも迫害されている種族があるか調査する
226 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 11:48:50.87 ID:2FbL1oWMO
貴方はこのままではいけないと考えました。

亜人達が迫害されず、すべての種族が調和する世界を貴方は夢想します。

そこでは貴方の友達もまた笑顔で暮らしている事でしょう。

貴方はそのために自分に何ができるのかを考え、まずはこの街を変えようと思いました。

貴方はその想いを口にします。

傭兵団長「それこそが私の求める理想です!」

傭兵団長は貴方の考えに賛同します。

貴方は手始めにこの街にいる亜人達の実態を調査しようと提案しました。

傭兵団長「分かりました。私の心変わりは悪徳商人に知られていないはず、私はそちらの伝手を使いましょう」

傭兵団長はそう言い、貴方と別れました。

貴方はふと後ろに人の気配を感じた気がしましたが、そこには誰もいませんでした。
227 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 11:59:32.58 ID:2FbL1oWMO
貴方は妖精の関心を獲得しました。

気紛れな妖精は貴方の動向に注目しています。

貴方はエルフの崇拝を獲得しました。

盲目的なエルフは貴方に尽きない信頼を送り続けます。

貴方は老エルフの野心を獲得しました。

老獪な老エルフは貴方をエルフ側に取り込むつもりのようです。

貴方は傭兵団長の心変わりを獲得しました。

闇を失くした傭兵団長は貴方が正しくあるかぎり味方であり続けるはずです。

貴方は獣人少女の不信を獲得しました。

傭兵団長と共にいる貴方を見ていた獣人少女は貴方を信じられずにいます。
228 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 12:02:09.00 ID:2FbL1oWMO
溜まったリザルト消化。不手際多くて申し訳ない
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 13:57:09.92 ID:uYKy29Bm0
乙!
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 19:46:00.21 ID:HJxwhTCHo
おっつおっつ
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 00:15:54.54 ID:HRbeiy7uo
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 01:52:07.88 ID:cNwg3ZtU0


視線の主はケモ耳ちゃんかー
言葉であれこれ言うより、これまで通り行動で示した方が有効かね
233 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 19:09:08.07 ID:byakH5CxO
ちょっと準備できてないので少し遅れます
8時になるまでには始めたいです
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 19:17:36.82 ID:1khXifEtO
待ってます!
235 : ◆nsbfObLPsY [saga]:2018/05/31(木) 19:42:44.24 ID:byakH5CxO
私は前回の貴方を知っています。

前回の貴方は、亜人達の幸福を願う夢想家でした。

ですが人は時に別の顔を見せるものです。

今回の貴方が何者であるか、それは貴方の行動が決めるでしょう。


貴方は一人になると、女商人の家に行きました。

女商人「お、あんたが顔出す言うことは片付いたんやね」

女商人は嬉しげに貴方を迎え入れます。

貴方は勝利の報告の後、亜人の調査に協力して欲しいと言います。

女商人「ええよ」

すぐに肯いた女商人を貴方は訝しく思います。

女商人「ふふふっ、これもうちの作戦よ。こうしてあんたに少しずつ貸しを作る、塵積も作戦やねん」

女商人は堂々と貴方に作戦を明かします。

そこで貴方は>>236の行動を選択しました。
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 19:45:29.01 ID:NFjpmdq5o
頭を撫でる
237 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 19:56:19.59 ID:byakH5CxO
貴方は頭を撫でました。

女商人は頭を撫でる貴方に冷ややかな瞳を向けます。

女商人「うちは頭を撫でられて喜ぶほど子供やないで」

貴方は女商人が止めないのをいいことに、更に頭を撫でます。

貴方の熟練した撫手は緩急織り交ぜ、女商人を刺激しました。

女商人「……ぜ、全然気持ち良くなんかないわ!」

女商人は頬を赤らめて貴方の撫手を振り払い、尻をびしりと蹴ります。

女商人「明日までに調べとく! わかったらさっさと出て行かんかい!」

貴方はまた女商人の家を追い出されました。

そこで貴方は>>238の行動を選択しました。
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 19:59:34.87 ID:2I0eFxtsO
服を脱ぐ
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:07:05.15 ID:ckUT6WV+o
服!脱がずにはいられないッ!
240 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 20:07:30.60 ID:byakH5CxO
貴方は服を脱ぎました。

貴方の裸族魂が今脱ぐ事を求めたのです、貴方に躊躇はありませんでした。

女商人「……」

貴方は窓越しに女商人と視線を交わしました。

貴方の筋肉がビクンと挨拶をすると、女商人は無言で窓を閉じました。

貴方はまだ女商人には筋肉言語が理解できる域にない事を悲しみました。

衛兵「そこの人、何をしているんですか!」

貴方が悲しみに暮れていると、衛兵が貴方に駆け寄ります。

貴方は衛兵が追う何者かの姿を探して辺りを見回しました。

衛兵「あなたです! あなた以外に怪しい人はいないです!」

衛兵は貴方を強く指差しました。

そこで貴方は>>241の行動を選択しました。
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:15:50.10 ID:XAsB8gOGO
筋肉美を見せつける
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:16:50.22 ID:ij5RMak5O
何が怪しいのか聞く
243 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 20:26:29.90 ID:byakH5CxO
貴方は筋肉美を見せつけました。

貴方の一点の曇りもない筋肉美を見れば、貴方が怪しくない事は一目瞭然のはずです。

衛兵「……よく分かりました、あなたが反省するまで牢屋に入っていてもらいます!」

衛兵は貴方の腕を縄で縛り上げました。

衛兵はこのまま貴方を牢屋へ連行するつもりのようです。

そこで貴方は>>244の行動を選択しました。
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:28:59.90 ID:aTF0hFIwo
何かの間違いに違いない
偉い人に納得してもらうべくおとなしく連行される
245 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 20:40:58.96 ID:byakH5CxO
貴方はおとなしく連行されました。

貴方は逃げるよりも誤解を解く道を選んだのです。

衛兵「……やけに堂々とした露出魔ですね」

衛兵は貴方の態度を見てぼそりと呟きます。

貴方は牢屋に連行されると、偉い人を出すように要求しました。

衛兵「私が偉い人です」

衛兵は胸を張って貴方に言います。

衛兵「衛兵はあなたのような変態や犯罪者から街の人々を守る偉い仕事なのです」

この衛兵はあまり人の話を聞かない人間のようです。

そこで貴方は>>246の行動を選択しました。
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:41:55.92 ID:ckUT6WV+o
目をじっと見つめる
247 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 20:54:39.71 ID:byakH5CxO
貴方は衛兵を見つめました。

衛兵「……」

衛兵もまた貴方を見つめました。

貴方達はお互いに一歩も引かずに延々見つめ合います。

貴方の瞳には衛兵が、衛兵の瞳には貴方が映っています。

衛兵は不意に手を差し出し、貴方はその手を握りました。

衛兵「ふっ。どうやら私は人を見かけだけで判断してしまったようですね」

衛兵は貴方に真摯な眼差しを向けます。

貴方達はなぜだか通じ合い、貴方は衛兵に信頼されたようです。

そこで貴方は>>248の行動を選択しました。
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:56:35.59 ID:aTF0hFIwo
悪徳商人と獣人達の話をする
249 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 21:15:22.17 ID:byakH5CxO
貴方は悪徳商人と獣人達の話をしました。

衛兵「ええっ、神父様の説法は嘘だったのですか!?」

衛兵は貴方の話に驚きを隠せないようです。

衛兵「神父様は『獣人は人が獣と交わった罪の証であり、彼らはその罪を奴隷として償っているのです』と……」

衛兵はややしばらく落ち込み、決意に燃える瞳で起き上がります。

衛兵「獣人の方々を救わねばなりません」

衛兵は剣を引き抜いて外へ歩き出します。

衛兵「……あの、ところで『エルフは人と悪魔が交わって産まれた』というのも嘘なのでしょうか?」

貴方は衛兵に尋ねられ、肯きました。

この衛兵はあまり人の話を聞かないうえに思い込みが激しい人間のようです。

そこで貴方は>>250の行動を選択しました。
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:28:01.31 ID:0uPW9OeOo
とりあえず会わせてみる
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:28:16.42 ID:ij5RMak5O
取り合えず落ち着かせる
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:28:27.66 ID:0uPW9OeOo
あ、本物のエルフとってことです
253 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 21:37:56.73 ID:byakH5CxO
貴方は衛兵を本物のエルフと会わせる事にしました。

衛兵が稚拙な説法を信じ込んだ理由の一つは、他種族との交流が薄いせいでしょう。

人と亜人の共存はまず対話から始まるのだと貴方は思いました。

貴方は衛兵をエルフの集落に案内しようと考えます。

しかし貴方は思い出します。

貴方はエルフ達から逃げるように集落を後にしたのです。

今戻れば厄介事が起きるかもしれません。

そこで貴方は>>254の行動を選択しました。
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:43:27.20 ID:aTF0hFIwo
妖精経由でエルフ(老エルフの娘)だけに連絡が取れないか試してみる
255 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 21:55:16.31 ID:byakH5CxO
貴方は妖精に連絡を頼めないかと考えました。

妖精「はい!」

その途端、妖精が貴方の目の前に現れます。

妖精「呼んでくるね!」

貴方は行こうとする妖精を即座に捕まえ、何故ここにいるのか尋ねます。

妖精「面白そうだから?」

妖精は可愛いポーズで言います。

貴方は微妙な気持ちになりつつも、妖精を使いに出します。

衛兵「あれが本物の妖精ですか。可愛いです、ください、大事にします!」

衛兵は瞳を輝かせて貴方に言います。

そこで貴方は>>256の行動を選択しました。
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:59:01.66 ID:wv5rFXuHO
彼女達も知性あるものだからモノのように扱ってはならないと諭す
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:59:17.16 ID:IJkoy6J/O
衛兵をいきなり持ち上げ、身動きをとれないようにして
どういう気分だか聞く
258 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 22:14:32.77 ID:byakH5CxO
貴方は衛兵を諭しました。

衛兵「ごめんなさい……」

衛兵はしょんぼりしつつも「養子ならいけるかな」と不穏な言葉を呟きます。

会話する貴方達の前に影が現れたかと思うと、その影はフードを脱ぎ捨てました。

エルフ「貴方のエルフ、ただいま参上いたしました」

貴方は跪くエルフに立つように言い、衛兵を紹介します。

衛兵「御紹介あずかりました衛兵であります!」

エルフ「私はエルフ、賢者殿の所有物です」

衛兵「ははっ、何を言っているのですか。知性あるものは物ではないですよ?」

衛兵は貴方の受け売りをさも自分の考えのように言います。

貴方はエルフに衛兵の話相手になるよう頼むと、少しだけ仮眠を取りました。
259 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 22:33:04.84 ID:byakH5CxO
貴方が起きると、二人は話を弾ませています。

エルフ「そう。次の瞬間、賢者殿の前には数千の敵が倒れていたのです」

衛兵「なんと!」

貴方はエルフの額をチョップします。

エルフ「痛っ! 賢者殿、何をするのですか?」

惚けるエルフに、貴方は身に覚えのない武勇伝の抗議をします。

エルフ「少なくとも私にはそう見えたのです」

衛兵「強者のオーラが錯覚させたんですね」

貴方は思い込みの強い二人の相乗効果が貴方によくない事を起こしつつあると気付きます。

貴方はエルフが十分に役目を果たしたと考え、集落に帰るように命じました。

エルフ「はい。ですが私は賢者殿の物ですので、いつでもお待ちしております。では、衛兵殿もまた」

そう言い残してエルフは去りました。
260 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 22:40:31.44 ID:byakH5CxO
衛兵は呟きます。

衛兵「私は亜人の方々を遠いものだと考えすぎていたようですね」

衛兵は貴方を横目で見ます。

衛兵「あなたはそれを伝えたかったのですね?」

衛兵は貴方の返事を待たず、柄に手を当てて言います。

衛兵「どうにも、悪を切るだけでは足りないようです」

衛兵はひとまず暴れ回るのを取りやめたようです。

衛兵「あ! すいません、猫に餌をあげる時間です!」

衛兵は突然そう言い、走り出しました。

そこで貴方は>>261の行動を選択しました。
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 22:42:30.92 ID:2I0eFxtsO
気配を消して追いかける
262 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 22:54:31.73 ID:byakH5CxO
貴方は気配を消して追いかけました。

衛兵は途中の屋台で食事を買い、路地の奥に進みます。

衛兵「遅れてごめんね! ほら、御飯ですよー?」

衛兵は暗がりにいる猫に話しかけているようです。

衛兵「怖くないよー? 全然怖くないよー? お姉さんとっても優しいよー?」

衛兵の呼びかけに猫はなかなか答えないようです。

衛兵「今日は元気ないねー。んー、じゃあこれはお姉さんが食べちゃおうかなー?」

衛兵の言葉に猫が反応したのか、がたりと物音がします。

衛兵「ん? 欲しいの? ほらあーんして、あーん……ってああ! また持ってかれたー!」

食事を奪われた衛兵が叫びます。

貴方は、衛兵から奪った食事をガツガツと貪る猫の姿を見ます。

獣人少女「むぐっ、あむっ」

そこにいたのは貴方が友達となった少女でした。
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 22:59:19.09 ID:ckUT6WV+o
お、お前…女だったのか!?
264 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 23:03:03.77 ID:byakH5CxO
貴方は衛兵の共感を獲得しました。

ええと、その……まあ、何かの役に立ちますよ、きっと。
265 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 23:05:31.71 ID:byakH5CxO
次回に続く的なやつで終わり
ようやく獣人少女ちゃん再登場で肩の荷が降りました
>>261は展開読んで協力してくれたんだろうなと思いました。ありがたいです
ていうか衛兵って誰ですか、こんなの出す予定なかったのですが。俺にもよく分かりません
おやすみなさい
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 23:07:52.77 ID:ckUT6WV+o
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 23:38:48.70 ID:N5d1Q1gH0
乙、ネクタイはちゃんとして寝るんやで
筋肉言語の万能感(万能ではない)は心地よいな
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 08:03:51.65 ID:OrYIXiu8O
変態に共感されても…
269 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 19:19:48.50 ID:9wXsYKIIO
私は前回の貴方を知っています。

前回の貴方は、衛兵を啓蒙する裸族でした。

ですが人は時に別の顔を見せるものです。

今回の貴方が何者であるか、それは貴方の行動が決めるでしょう。


貴方はご飯を食べる少女を隠れて見ています。

衛兵「はあ、いつ見ても癒されますね」

衛兵は少女を眺めて頬を緩ませています。

獣人少女「……」

少女はふと食事の手を止め、何かを考えるように地面を見つめます。

そこで貴方は>>270の行動を選択しました。
270 : ◆nsbfObLPsY [saga]:2018/06/01(金) 19:21:20.43 ID:9wXsYKIIO
安価下ageで
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 19:22:44.40 ID:POFk97u8O
挨拶をする(見られた事は分かってないしね)
272 : ◆nsbfObLPsY [saga]:2018/06/01(金) 19:31:30.73 ID:9wXsYKIIO
貴方は挨拶しました。

獣人少女「おまえ、なんで……」

貴方の挨拶に少女は顔を上げて驚きます。

少女は何度も貴方に何かを言おうと口を開きますが、俯いてしまいます。

衛兵「あれ、え!? 今この子、喋りましたよね? ねえ!?」

貴方は衛兵に獣人が喋るのは当然だと伝えます。

衛兵「えっ、人っぽい猫ちゃんじゃないんですか!? だって今まで一言も喋りませんでしたよ!?」

貴方は、きっと少女は衛兵と話すのが面倒だったのだろうと思いました。

貴方は衛兵をさておき、再会した友人に話しかけます。

獣人少女「……」

ですが少女は貴方の言葉に答えてくれません。

そこで貴方は>>273の行動を選択しました。
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 19:36:04.72 ID:4+Bnkhd40
筋肉式挨拶をする
274 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 19:45:09.70 ID:9wXsYKIIO
貴方は筋肉式の挨拶をしました。

貴方は少女の正面に立ち、筋肉を震わせます。

貴方の腹筋が、背筋が、胸筋が次々に少女に挨拶しました。

獣人少女「うぅ……おまえは、おまえは何なんだ!」

少女は泣きながら貴方の胸筋を叩きました。

獣人少女「私はこんなに悩んでるのに、おまえはなんでいっつもそうなんだ!」

少女は何度も貴方の胸筋を叩き、最後は貴方の胸に寄りかかります。

獣人少女「これじゃ私がバカみたいだろ……」

少女は貴方を叩いてスッキリしたのか、涙を拭って貴方から離れます。

獣人少女「おまえに聞きたい事がある。なんで村を襲った奴と一緒にいる?」

少女は貴方を真っすぐに見つめます。

そこで貴方は>>275の行動を選択しました。

275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 19:48:36.91 ID:0ahhWzsoo
今は亜人狩りを止めるために行動している
彼は今までの行いを悔い、協力してくれることになった同志だと説明
276 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 20:02:40.16 ID:9wXsYKIIO
貴方は今の状況を説明しました。

獣人少女「おまえは騙されてる、あいつはワルい人間なんだ」

少女は思い詰めた表情で貴方に訴えます。

獣人少女「あいつはたくさん殺した、みんな何も……何もしてないのに……」

少女は奥歯を軋ませ、その瞳に怒りを宿して貴方に言います。

獣人少女「私は絶対に許さない、あいつは絶対に許さない!!」

少女は強く息を荒げ、その瞳から理性が失われてゆきます。

獣人少女「ふぅぅ……ふぅぅ……!」

貴方は少女が普通の状態ではないと感じます。

そこで貴方は>>277の行動を選択しました。
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 20:09:17.17 ID:vf3cYjUqO
ムツゴ◯ウ撫でをする
278 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 20:29:56.03 ID:9wXsYKIIO
貴方は少女を撫でました。

獣人少女「ガウッ!」

少女は貴方の手を引っ掻き、獣のように吠えます。

それでも貴方は少女を宥めようと何度も撫でました。

獣人少女「ウガアアアアッ!!」

少女は咆哮して貴方の腕に噛み付きます。

貴方の腕から血が迸り、少女はすぐに飛びずさりました。

衛兵「落ち着いてください、喧嘩はいけません!」

衛兵が貴方達の間に入ると、少女は貴方から衛兵に視線を移します。

そこで貴方は>>279の行動を選択しました。
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 20:32:34.81 ID:AgyCdUhIO
マタタビのような効果をもたらすアロマオイルを嗅がせる
280 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 20:47:45.84 ID:9wXsYKIIO
貴方は少女にアロマオイルを嗅がせました。

獣人少女「ふぅぅ……ふぅぅ……ふぅ……うにゃ……」

少女の吐息は徐々に穏やかになり、少女はくたりと地面に転がりました。

獣人少女「うにゅ……」

少女はとろんとした瞳で天を仰いでいます。

衛兵「……」

衛兵は少女の側に屈むと、少女の髪や身体を撫で始めました。

衛兵「うぇへへ、ようやくナデナデできました。もう放しませんよ」

衛兵は貴方の目の前で執拗に意識の曖昧な少女を愛でています。

そこで貴方は>>281の行動を選択しました。
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 20:51:02.91 ID:nq3G6WmdO
傭兵団長を連れてくる
282 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 21:09:09.86 ID:9wXsYKIIO
貴方は傭兵団長を連れてきました。

貴方は衛兵のセクハラ行為を見逃し、傭兵団長を連れて戻ります。

傭兵団長「この少女には見覚えがあります……」

傭兵団長は過去の罪を思い出して苦々しく呟きます。

傭兵団長「以前の私は、この少女の前で何人もの獣人を殺し、あえて逃がしたのです……」

貴方はその理由を尋ねます。

傭兵団長「……私と同じ道を辿らせたかったのでしょう」

傭兵団長はそれだけ言うと、空を見上げます。

傭兵団長「この少女は私を許さないでしょう。私にできる事は、せめて少女の手を汚させない事くらいでしょうか」

傭兵団長は自嘲するように言います。

そこで貴方は>>283の行動を選択しました。
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 21:20:48.26 ID:zkQgW/aeo
獣人少女に絶対に君を守ると約束した上で傭兵団長と引き合わせてみる
284 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 21:35:27.60 ID:9wXsYKIIO
貴方は獣人少女と傭兵団長を引き合わせる事にしました。

貴方は傭兵団長に離れて待つように言い、少女のマタタビ酔いが醒めるのを待ちます。

獣人少女「うー……」

貴方は少女に調子はどうかと尋ねます。

獣人少女「私、どうしたんだ……?」

混乱する少女に、貴方はまだ少女にマタタビは早すぎたと反省します。

獣人少女「そうだ……あいつだ、あいつがおまえを騙して……」

貴方は首を横に振り、自分が守るから傭兵団長と会わないかと説得します。

獣人少女「違う、違うよ……私は、あいつなんて怖くない」

少女は硬く拳を握って言います。

獣人少女「私は、みんなに酷い事をしたあいつと、なのに何もやり返せずに逃げた私が許せないだけなんだ……」

少女は爪の刺さった掌から血を流して貴方に言います。

そこで貴方は>>285の行動を選択しました。
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