【安価】獣人少女「近寄るな、人間!」 貴方「>>2」

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221 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 09:20:21.05 ID:2FbL1oWMO
貴方は聞き取りを行う事にしました。

貴方は街に行き、大男の足取りを辿ります。

貴方は以前女商人に聞いた黒幕の店の付近で大男に出会います。

傭兵団長「どうされたのですか?」

大男は別れたばかりの貴方が現れたのを見て、不思議そうに尋ねます。

貴方は大男に亜人狩りの組織についての聞き取りを行います。

傭兵団長「組織ですか。難しい話ですね」

大男は貴方の聞き取りにどう答えるべきか考えています。
222 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 09:34:41.08 ID:2FbL1oWMO
傭兵団長「おそらく組織と言うならば、この街では私達傭兵、悪徳商人、奴隷商人、領主の四者がそれだったのでしょう」

傭兵団長「私達が亜人を狩り、悪徳商人が買い、奴隷商人が売り、領主が見逃す。いわば癒着関係です」

傭兵団長「この街を離れれば、おそらく似たような関係があちこちにあるはずです」

傭兵団長「亜人の多くが人とは生活圏が異なり、交流のない種族も多いので仕方がありませんが」

傭兵団長「亜人を守るべき領民だとは考えていない領主がそれだけ多いという事ですよ」

傭兵団長「教会もそうした権力者の意向を反映して、亜人は人間ではないと説法をする始末です」

傭兵団長「言い訳のように聞こえるかもしれませんが、この国の腐敗と怠慢そのものが亜人狩りを生み出しているのだとは私は思います」
223 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 09:45:52.94 ID:2FbL1oWMO
大男は話終えると、ため息を吐きます。

傭兵団長「同じ言葉を話し、心の通じ合う者達が人間ではなくて何なのでしょうね」

貴方は自分の薬の効果を実感し、大きく肯きました。

貴方はこれから自分が取るべき行動について考えます。

そこで貴方は>>224の行動を選択しました。
224 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 09:47:21.69 ID:2FbL1oWMO
訂正安価下

×
>傭兵団長「同じ言葉を話し、心の通じ合う者達が人間ではなくて何なのでしょうね」

>傭兵団長「同じように言葉を話し、心の通じ合う者達が人間ではなくて何なのでしょうね」
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 11:17:53.79 ID:P1vgQVrcO
まずはこの街における亜人の人権確保を目指し、妖精・エルフ以外にも迫害されている種族があるか調査する
226 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 11:48:50.87 ID:2FbL1oWMO
貴方はこのままではいけないと考えました。

亜人達が迫害されず、すべての種族が調和する世界を貴方は夢想します。

そこでは貴方の友達もまた笑顔で暮らしている事でしょう。

貴方はそのために自分に何ができるのかを考え、まずはこの街を変えようと思いました。

貴方はその想いを口にします。

傭兵団長「それこそが私の求める理想です!」

傭兵団長は貴方の考えに賛同します。

貴方は手始めにこの街にいる亜人達の実態を調査しようと提案しました。

傭兵団長「分かりました。私の心変わりは悪徳商人に知られていないはず、私はそちらの伝手を使いましょう」

傭兵団長はそう言い、貴方と別れました。

貴方はふと後ろに人の気配を感じた気がしましたが、そこには誰もいませんでした。
227 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 11:59:32.58 ID:2FbL1oWMO
貴方は妖精の関心を獲得しました。

気紛れな妖精は貴方の動向に注目しています。

貴方はエルフの崇拝を獲得しました。

盲目的なエルフは貴方に尽きない信頼を送り続けます。

貴方は老エルフの野心を獲得しました。

老獪な老エルフは貴方をエルフ側に取り込むつもりのようです。

貴方は傭兵団長の心変わりを獲得しました。

闇を失くした傭兵団長は貴方が正しくあるかぎり味方であり続けるはずです。

貴方は獣人少女の不信を獲得しました。

傭兵団長と共にいる貴方を見ていた獣人少女は貴方を信じられずにいます。
228 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/30(水) 12:02:09.00 ID:2FbL1oWMO
溜まったリザルト消化。不手際多くて申し訳ない
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 13:57:09.92 ID:uYKy29Bm0
乙!
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 19:46:00.21 ID:HJxwhTCHo
おっつおっつ
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 00:15:54.54 ID:HRbeiy7uo
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 01:52:07.88 ID:cNwg3ZtU0


視線の主はケモ耳ちゃんかー
言葉であれこれ言うより、これまで通り行動で示した方が有効かね
233 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 19:09:08.07 ID:byakH5CxO
ちょっと準備できてないので少し遅れます
8時になるまでには始めたいです
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 19:17:36.82 ID:1khXifEtO
待ってます!
235 : ◆nsbfObLPsY [saga]:2018/05/31(木) 19:42:44.24 ID:byakH5CxO
私は前回の貴方を知っています。

前回の貴方は、亜人達の幸福を願う夢想家でした。

ですが人は時に別の顔を見せるものです。

今回の貴方が何者であるか、それは貴方の行動が決めるでしょう。


貴方は一人になると、女商人の家に行きました。

女商人「お、あんたが顔出す言うことは片付いたんやね」

女商人は嬉しげに貴方を迎え入れます。

貴方は勝利の報告の後、亜人の調査に協力して欲しいと言います。

女商人「ええよ」

すぐに肯いた女商人を貴方は訝しく思います。

女商人「ふふふっ、これもうちの作戦よ。こうしてあんたに少しずつ貸しを作る、塵積も作戦やねん」

女商人は堂々と貴方に作戦を明かします。

そこで貴方は>>236の行動を選択しました。
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 19:45:29.01 ID:NFjpmdq5o
頭を撫でる
237 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 19:56:19.59 ID:byakH5CxO
貴方は頭を撫でました。

女商人は頭を撫でる貴方に冷ややかな瞳を向けます。

女商人「うちは頭を撫でられて喜ぶほど子供やないで」

貴方は女商人が止めないのをいいことに、更に頭を撫でます。

貴方の熟練した撫手は緩急織り交ぜ、女商人を刺激しました。

女商人「……ぜ、全然気持ち良くなんかないわ!」

女商人は頬を赤らめて貴方の撫手を振り払い、尻をびしりと蹴ります。

女商人「明日までに調べとく! わかったらさっさと出て行かんかい!」

貴方はまた女商人の家を追い出されました。

そこで貴方は>>238の行動を選択しました。
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 19:59:34.87 ID:2I0eFxtsO
服を脱ぐ
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:07:05.15 ID:ckUT6WV+o
服!脱がずにはいられないッ!
240 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 20:07:30.60 ID:byakH5CxO
貴方は服を脱ぎました。

貴方の裸族魂が今脱ぐ事を求めたのです、貴方に躊躇はありませんでした。

女商人「……」

貴方は窓越しに女商人と視線を交わしました。

貴方の筋肉がビクンと挨拶をすると、女商人は無言で窓を閉じました。

貴方はまだ女商人には筋肉言語が理解できる域にない事を悲しみました。

衛兵「そこの人、何をしているんですか!」

貴方が悲しみに暮れていると、衛兵が貴方に駆け寄ります。

貴方は衛兵が追う何者かの姿を探して辺りを見回しました。

衛兵「あなたです! あなた以外に怪しい人はいないです!」

衛兵は貴方を強く指差しました。

そこで貴方は>>241の行動を選択しました。
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:15:50.10 ID:XAsB8gOGO
筋肉美を見せつける
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:16:50.22 ID:ij5RMak5O
何が怪しいのか聞く
243 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 20:26:29.90 ID:byakH5CxO
貴方は筋肉美を見せつけました。

貴方の一点の曇りもない筋肉美を見れば、貴方が怪しくない事は一目瞭然のはずです。

衛兵「……よく分かりました、あなたが反省するまで牢屋に入っていてもらいます!」

衛兵は貴方の腕を縄で縛り上げました。

衛兵はこのまま貴方を牢屋へ連行するつもりのようです。

そこで貴方は>>244の行動を選択しました。
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:28:59.90 ID:aTF0hFIwo
何かの間違いに違いない
偉い人に納得してもらうべくおとなしく連行される
245 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 20:40:58.96 ID:byakH5CxO
貴方はおとなしく連行されました。

貴方は逃げるよりも誤解を解く道を選んだのです。

衛兵「……やけに堂々とした露出魔ですね」

衛兵は貴方の態度を見てぼそりと呟きます。

貴方は牢屋に連行されると、偉い人を出すように要求しました。

衛兵「私が偉い人です」

衛兵は胸を張って貴方に言います。

衛兵「衛兵はあなたのような変態や犯罪者から街の人々を守る偉い仕事なのです」

この衛兵はあまり人の話を聞かない人間のようです。

そこで貴方は>>246の行動を選択しました。
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:41:55.92 ID:ckUT6WV+o
目をじっと見つめる
247 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 20:54:39.71 ID:byakH5CxO
貴方は衛兵を見つめました。

衛兵「……」

衛兵もまた貴方を見つめました。

貴方達はお互いに一歩も引かずに延々見つめ合います。

貴方の瞳には衛兵が、衛兵の瞳には貴方が映っています。

衛兵は不意に手を差し出し、貴方はその手を握りました。

衛兵「ふっ。どうやら私は人を見かけだけで判断してしまったようですね」

衛兵は貴方に真摯な眼差しを向けます。

貴方達はなぜだか通じ合い、貴方は衛兵に信頼されたようです。

そこで貴方は>>248の行動を選択しました。
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 20:56:35.59 ID:aTF0hFIwo
悪徳商人と獣人達の話をする
249 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 21:15:22.17 ID:byakH5CxO
貴方は悪徳商人と獣人達の話をしました。

衛兵「ええっ、神父様の説法は嘘だったのですか!?」

衛兵は貴方の話に驚きを隠せないようです。

衛兵「神父様は『獣人は人が獣と交わった罪の証であり、彼らはその罪を奴隷として償っているのです』と……」

衛兵はややしばらく落ち込み、決意に燃える瞳で起き上がります。

衛兵「獣人の方々を救わねばなりません」

衛兵は剣を引き抜いて外へ歩き出します。

衛兵「……あの、ところで『エルフは人と悪魔が交わって産まれた』というのも嘘なのでしょうか?」

貴方は衛兵に尋ねられ、肯きました。

この衛兵はあまり人の話を聞かないうえに思い込みが激しい人間のようです。

そこで貴方は>>250の行動を選択しました。
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:28:01.31 ID:0uPW9OeOo
とりあえず会わせてみる
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:28:16.42 ID:ij5RMak5O
取り合えず落ち着かせる
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:28:27.66 ID:0uPW9OeOo
あ、本物のエルフとってことです
253 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 21:37:56.73 ID:byakH5CxO
貴方は衛兵を本物のエルフと会わせる事にしました。

衛兵が稚拙な説法を信じ込んだ理由の一つは、他種族との交流が薄いせいでしょう。

人と亜人の共存はまず対話から始まるのだと貴方は思いました。

貴方は衛兵をエルフの集落に案内しようと考えます。

しかし貴方は思い出します。

貴方はエルフ達から逃げるように集落を後にしたのです。

今戻れば厄介事が起きるかもしれません。

そこで貴方は>>254の行動を選択しました。
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:43:27.20 ID:aTF0hFIwo
妖精経由でエルフ(老エルフの娘)だけに連絡が取れないか試してみる
255 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 21:55:16.31 ID:byakH5CxO
貴方は妖精に連絡を頼めないかと考えました。

妖精「はい!」

その途端、妖精が貴方の目の前に現れます。

妖精「呼んでくるね!」

貴方は行こうとする妖精を即座に捕まえ、何故ここにいるのか尋ねます。

妖精「面白そうだから?」

妖精は可愛いポーズで言います。

貴方は微妙な気持ちになりつつも、妖精を使いに出します。

衛兵「あれが本物の妖精ですか。可愛いです、ください、大事にします!」

衛兵は瞳を輝かせて貴方に言います。

そこで貴方は>>256の行動を選択しました。
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:59:01.66 ID:wv5rFXuHO
彼女達も知性あるものだからモノのように扱ってはならないと諭す
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 21:59:17.16 ID:IJkoy6J/O
衛兵をいきなり持ち上げ、身動きをとれないようにして
どういう気分だか聞く
258 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 22:14:32.77 ID:byakH5CxO
貴方は衛兵を諭しました。

衛兵「ごめんなさい……」

衛兵はしょんぼりしつつも「養子ならいけるかな」と不穏な言葉を呟きます。

会話する貴方達の前に影が現れたかと思うと、その影はフードを脱ぎ捨てました。

エルフ「貴方のエルフ、ただいま参上いたしました」

貴方は跪くエルフに立つように言い、衛兵を紹介します。

衛兵「御紹介あずかりました衛兵であります!」

エルフ「私はエルフ、賢者殿の所有物です」

衛兵「ははっ、何を言っているのですか。知性あるものは物ではないですよ?」

衛兵は貴方の受け売りをさも自分の考えのように言います。

貴方はエルフに衛兵の話相手になるよう頼むと、少しだけ仮眠を取りました。
259 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 22:33:04.84 ID:byakH5CxO
貴方が起きると、二人は話を弾ませています。

エルフ「そう。次の瞬間、賢者殿の前には数千の敵が倒れていたのです」

衛兵「なんと!」

貴方はエルフの額をチョップします。

エルフ「痛っ! 賢者殿、何をするのですか?」

惚けるエルフに、貴方は身に覚えのない武勇伝の抗議をします。

エルフ「少なくとも私にはそう見えたのです」

衛兵「強者のオーラが錯覚させたんですね」

貴方は思い込みの強い二人の相乗効果が貴方によくない事を起こしつつあると気付きます。

貴方はエルフが十分に役目を果たしたと考え、集落に帰るように命じました。

エルフ「はい。ですが私は賢者殿の物ですので、いつでもお待ちしております。では、衛兵殿もまた」

そう言い残してエルフは去りました。
260 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 22:40:31.44 ID:byakH5CxO
衛兵は呟きます。

衛兵「私は亜人の方々を遠いものだと考えすぎていたようですね」

衛兵は貴方を横目で見ます。

衛兵「あなたはそれを伝えたかったのですね?」

衛兵は貴方の返事を待たず、柄に手を当てて言います。

衛兵「どうにも、悪を切るだけでは足りないようです」

衛兵はひとまず暴れ回るのを取りやめたようです。

衛兵「あ! すいません、猫に餌をあげる時間です!」

衛兵は突然そう言い、走り出しました。

そこで貴方は>>261の行動を選択しました。
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 22:42:30.92 ID:2I0eFxtsO
気配を消して追いかける
262 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 22:54:31.73 ID:byakH5CxO
貴方は気配を消して追いかけました。

衛兵は途中の屋台で食事を買い、路地の奥に進みます。

衛兵「遅れてごめんね! ほら、御飯ですよー?」

衛兵は暗がりにいる猫に話しかけているようです。

衛兵「怖くないよー? 全然怖くないよー? お姉さんとっても優しいよー?」

衛兵の呼びかけに猫はなかなか答えないようです。

衛兵「今日は元気ないねー。んー、じゃあこれはお姉さんが食べちゃおうかなー?」

衛兵の言葉に猫が反応したのか、がたりと物音がします。

衛兵「ん? 欲しいの? ほらあーんして、あーん……ってああ! また持ってかれたー!」

食事を奪われた衛兵が叫びます。

貴方は、衛兵から奪った食事をガツガツと貪る猫の姿を見ます。

獣人少女「むぐっ、あむっ」

そこにいたのは貴方が友達となった少女でした。
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 22:59:19.09 ID:ckUT6WV+o
お、お前…女だったのか!?
264 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 23:03:03.77 ID:byakH5CxO
貴方は衛兵の共感を獲得しました。

ええと、その……まあ、何かの役に立ちますよ、きっと。
265 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/05/31(木) 23:05:31.71 ID:byakH5CxO
次回に続く的なやつで終わり
ようやく獣人少女ちゃん再登場で肩の荷が降りました
>>261は展開読んで協力してくれたんだろうなと思いました。ありがたいです
ていうか衛兵って誰ですか、こんなの出す予定なかったのですが。俺にもよく分かりません
おやすみなさい
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 23:07:52.77 ID:ckUT6WV+o
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 23:38:48.70 ID:N5d1Q1gH0
乙、ネクタイはちゃんとして寝るんやで
筋肉言語の万能感(万能ではない)は心地よいな
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 08:03:51.65 ID:OrYIXiu8O
変態に共感されても…
269 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 19:19:48.50 ID:9wXsYKIIO
私は前回の貴方を知っています。

前回の貴方は、衛兵を啓蒙する裸族でした。

ですが人は時に別の顔を見せるものです。

今回の貴方が何者であるか、それは貴方の行動が決めるでしょう。


貴方はご飯を食べる少女を隠れて見ています。

衛兵「はあ、いつ見ても癒されますね」

衛兵は少女を眺めて頬を緩ませています。

獣人少女「……」

少女はふと食事の手を止め、何かを考えるように地面を見つめます。

そこで貴方は>>270の行動を選択しました。
270 : ◆nsbfObLPsY [saga]:2018/06/01(金) 19:21:20.43 ID:9wXsYKIIO
安価下ageで
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 19:22:44.40 ID:POFk97u8O
挨拶をする(見られた事は分かってないしね)
272 : ◆nsbfObLPsY [saga]:2018/06/01(金) 19:31:30.73 ID:9wXsYKIIO
貴方は挨拶しました。

獣人少女「おまえ、なんで……」

貴方の挨拶に少女は顔を上げて驚きます。

少女は何度も貴方に何かを言おうと口を開きますが、俯いてしまいます。

衛兵「あれ、え!? 今この子、喋りましたよね? ねえ!?」

貴方は衛兵に獣人が喋るのは当然だと伝えます。

衛兵「えっ、人っぽい猫ちゃんじゃないんですか!? だって今まで一言も喋りませんでしたよ!?」

貴方は、きっと少女は衛兵と話すのが面倒だったのだろうと思いました。

貴方は衛兵をさておき、再会した友人に話しかけます。

獣人少女「……」

ですが少女は貴方の言葉に答えてくれません。

そこで貴方は>>273の行動を選択しました。
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 19:36:04.72 ID:4+Bnkhd40
筋肉式挨拶をする
274 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 19:45:09.70 ID:9wXsYKIIO
貴方は筋肉式の挨拶をしました。

貴方は少女の正面に立ち、筋肉を震わせます。

貴方の腹筋が、背筋が、胸筋が次々に少女に挨拶しました。

獣人少女「うぅ……おまえは、おまえは何なんだ!」

少女は泣きながら貴方の胸筋を叩きました。

獣人少女「私はこんなに悩んでるのに、おまえはなんでいっつもそうなんだ!」

少女は何度も貴方の胸筋を叩き、最後は貴方の胸に寄りかかります。

獣人少女「これじゃ私がバカみたいだろ……」

少女は貴方を叩いてスッキリしたのか、涙を拭って貴方から離れます。

獣人少女「おまえに聞きたい事がある。なんで村を襲った奴と一緒にいる?」

少女は貴方を真っすぐに見つめます。

そこで貴方は>>275の行動を選択しました。

275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 19:48:36.91 ID:0ahhWzsoo
今は亜人狩りを止めるために行動している
彼は今までの行いを悔い、協力してくれることになった同志だと説明
276 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 20:02:40.16 ID:9wXsYKIIO
貴方は今の状況を説明しました。

獣人少女「おまえは騙されてる、あいつはワルい人間なんだ」

少女は思い詰めた表情で貴方に訴えます。

獣人少女「あいつはたくさん殺した、みんな何も……何もしてないのに……」

少女は奥歯を軋ませ、その瞳に怒りを宿して貴方に言います。

獣人少女「私は絶対に許さない、あいつは絶対に許さない!!」

少女は強く息を荒げ、その瞳から理性が失われてゆきます。

獣人少女「ふぅぅ……ふぅぅ……!」

貴方は少女が普通の状態ではないと感じます。

そこで貴方は>>277の行動を選択しました。
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 20:09:17.17 ID:vf3cYjUqO
ムツゴ◯ウ撫でをする
278 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 20:29:56.03 ID:9wXsYKIIO
貴方は少女を撫でました。

獣人少女「ガウッ!」

少女は貴方の手を引っ掻き、獣のように吠えます。

それでも貴方は少女を宥めようと何度も撫でました。

獣人少女「ウガアアアアッ!!」

少女は咆哮して貴方の腕に噛み付きます。

貴方の腕から血が迸り、少女はすぐに飛びずさりました。

衛兵「落ち着いてください、喧嘩はいけません!」

衛兵が貴方達の間に入ると、少女は貴方から衛兵に視線を移します。

そこで貴方は>>279の行動を選択しました。
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 20:32:34.81 ID:AgyCdUhIO
マタタビのような効果をもたらすアロマオイルを嗅がせる
280 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 20:47:45.84 ID:9wXsYKIIO
貴方は少女にアロマオイルを嗅がせました。

獣人少女「ふぅぅ……ふぅぅ……ふぅ……うにゃ……」

少女の吐息は徐々に穏やかになり、少女はくたりと地面に転がりました。

獣人少女「うにゅ……」

少女はとろんとした瞳で天を仰いでいます。

衛兵「……」

衛兵は少女の側に屈むと、少女の髪や身体を撫で始めました。

衛兵「うぇへへ、ようやくナデナデできました。もう放しませんよ」

衛兵は貴方の目の前で執拗に意識の曖昧な少女を愛でています。

そこで貴方は>>281の行動を選択しました。
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 20:51:02.91 ID:nq3G6WmdO
傭兵団長を連れてくる
282 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 21:09:09.86 ID:9wXsYKIIO
貴方は傭兵団長を連れてきました。

貴方は衛兵のセクハラ行為を見逃し、傭兵団長を連れて戻ります。

傭兵団長「この少女には見覚えがあります……」

傭兵団長は過去の罪を思い出して苦々しく呟きます。

傭兵団長「以前の私は、この少女の前で何人もの獣人を殺し、あえて逃がしたのです……」

貴方はその理由を尋ねます。

傭兵団長「……私と同じ道を辿らせたかったのでしょう」

傭兵団長はそれだけ言うと、空を見上げます。

傭兵団長「この少女は私を許さないでしょう。私にできる事は、せめて少女の手を汚させない事くらいでしょうか」

傭兵団長は自嘲するように言います。

そこで貴方は>>283の行動を選択しました。
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 21:20:48.26 ID:zkQgW/aeo
獣人少女に絶対に君を守ると約束した上で傭兵団長と引き合わせてみる
284 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 21:35:27.60 ID:9wXsYKIIO
貴方は獣人少女と傭兵団長を引き合わせる事にしました。

貴方は傭兵団長に離れて待つように言い、少女のマタタビ酔いが醒めるのを待ちます。

獣人少女「うー……」

貴方は少女に調子はどうかと尋ねます。

獣人少女「私、どうしたんだ……?」

混乱する少女に、貴方はまだ少女にマタタビは早すぎたと反省します。

獣人少女「そうだ……あいつだ、あいつがおまえを騙して……」

貴方は首を横に振り、自分が守るから傭兵団長と会わないかと説得します。

獣人少女「違う、違うよ……私は、あいつなんて怖くない」

少女は硬く拳を握って言います。

獣人少女「私は、みんなに酷い事をしたあいつと、なのに何もやり返せずに逃げた私が許せないだけなんだ……」

少女は爪の刺さった掌から血を流して貴方に言います。

そこで貴方は>>285の行動を選択しました。
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 21:38:59.57 ID:0ahhWzsoo
獣人少女の手を握る
286 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 21:52:52.12 ID:9wXsYKIIO
貴方は少女の手を握りました。

貴方が手をそっと握ると、少女の拳がゆっくりとほどけます。

獣人少女「おまえは、変な奴だけど優しいな。いつも私に優しくしてくれる」

少女は目を閉じて息を吸い、貴方に言います。

獣人少女「わかった、おまえが会えって言うなら会う。でも、おまえが騙されてるって思ったら……」

少女はその先を言わずに貴方に傭兵団長と会わせるように促します。

貴方は傭兵団長に声を掛けました。

傭兵団長「……」

傭兵団長は無言で足を進め、少女の前に立ちます。

獣人少女「……」

少女もまた無言で立ち、傭兵団長に強い視線を向けます。

衛兵「……」

貴方はなぜか二人に張り合おうとする衛兵を無言で捕まえます。

二人の間にはいまだに重い沈黙が横たわっています。

そこで貴方は>>287の行動を選択しました。
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 21:54:12.12 ID:qufGEJV9O
信じて見守る
288 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 22:11:52.27 ID:9wXsYKIIO
貴方は信じて見守りました。


獣人少女「……おまえはたくさん殺したな」

傭兵団長「……その通りです」

獣人少女「どうして殺した?」

傭兵団長「復讐、のつもりだったのだと思います」

獣人少女「私達はおまえに何をした?」

傭兵団長「何も。何もされておりません」

獣人少女「……」

傭兵団長「……私は、この世界に復讐をしたかったのです」

傭兵団長「私が奪われた以上に奪うために、より多くの人から大切な誰かを奪うために」

傭兵団長「私はそんな風に考えていました」

獣人少女「おまえは狂った獣みたいだ。狂った獣は殺すしかない」

傭兵団長「……私もそう思います」
289 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 22:27:56.69 ID:9wXsYKIIO
獣人少女「ならどうして死なない?」

傭兵団長「この命で救える人がいると、私は信じる事にしました」

獣人少女「今更か? あんなに殺したのに?」

傭兵団長「死での償いはいつでもできます。それこそ、今すぐにでも」

獣人少女「おまえは死んでも苦しむぞ。酷いことをした奴はそうなる」

傭兵団長「私もそれを望みます」

獣人少女「おまえが殺した人は、おまえを絶対に許さない」

傭兵団長「承知しています」

獣人少女「……私もおまえを許さない」

獣人少女「でも、今は殺さない」

獣人少女「おまえがまた誰かを傷付けたら、私はおまえを殺してやる」

獣人少女「だから誓え、もう誰も傷付けないって約束しろ!」

傭兵団長「……はい、私は人を傷付けないと誓います」

傭兵団長「この誓いを破った時には、この命で償いましょう」

獣人少女「……ん」
290 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 22:36:04.42 ID:9wXsYKIIO
少女が貴方の所に来ます。

貴方は少女にもういいのかと尋ねました。

獣人少女「いい」

少女は短く答え、貴方の隣に立ちます。

貴方は、あれは少女なりの心の整理だったのだろうと思いました。

そこで貴方はあらためて少女に自分の活動を話します。

獣人少女「それをしたら、もうみんな苦しい想いをしないの?」

少女の問いに、貴方はそうなる事を望んでいると答えます。

獣人少女「私も手伝っていいかな」

少女は呟きます。

そこで貴方は>>291の行動を選択しました。
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 22:38:11.72 ID:VswOUqifo
貴女はもう傷つく事はないと断る
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 22:39:30.12 ID:b9n7fKhgO
握手するために手を差し出す
293 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 22:47:58.99 ID:9wXsYKIIO
貴方は断りました。

獣人少女「私は怪我してないぞ?」

貴方は少女の言葉に首を横に振ります。

獣人少女「おまえはやっぱり変な奴だ」

少女は笑いました。
294 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 22:56:54.19 ID:9wXsYKIIO
貴方は獣人少女の更なる友誼を獲得しました。

情深い獣人少女は貴方を襲う如何なる困難にも共に立ち向かう事でしょう。

貴方は傭兵団長の誓いを獲得しました。

迷いを失くした傭兵団長は貴方が正しくあるかぎり頼もしい味方になるはずです。

貴方は衛兵の感謝を獲得しました。

獣人少女を愛でた衛兵は貴方に感謝していますが、多分特に意味はありません。
295 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/01(金) 23:00:17.00 ID:9wXsYKIIO
今日はこの辺で終わりで
急に登場した衛兵さんは雑に扱っても気にならないので楽しいです
今回は諸々の事がほんのり解決した感じでした。おやすみなさい
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 23:03:08.12 ID:0ahhWzsoo

残念お姉さん感あっていいな衛兵
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 23:13:31.57 ID:y5pGFkHJo
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/01(金) 23:16:30.14 ID:VswOUqifo
おつおつ
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 07:25:20.42 ID:JunaHhYNo
丸く収まって良かった
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 15:04:43.03 ID:cRpCh6vso
昏睡レイプ!野獣と化した裸族
301 : ◆nsbfObLPsY [saga]:2018/06/02(土) 19:04:32.46 ID:mIWEifRlO
私は前回の貴方を知っています。

前回の貴方は、敵対する二人の未来を導く調停者でした。

ですが人は時に別の顔を見せるものです。

今回の貴方が何者であるか、それは貴方の行動が決めるでしょう。


貴方は今後の話をするため、3人を連れて移動しました。

商人「……」

扉を開けた商人は貴方達の姿を見ると、静かに扉を閉めます。

貴方はすかさず足を差し入れ、商人に中に入れるように言います。

商人「嫌や! ていうかなんで増えてんねん! それにうちは明日来いって言うたやろ!?」

貴方は今後に関わる大事な話をすると伝えます。

商人「……あんまり長居せんでよ」

商人は渋々貴方達を通します。

しばらくすると窓からフードを被ったエルフが忍者のように転がり込みます。

エルフ「御呼びですか?」

貴方は全員が揃ったのを確認して肯きます。
302 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/02(土) 19:10:40.31 ID:mIWEifRlO
あかん
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 19:13:02.94 ID:JunaHhYNo
何事!?
304 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/02(土) 19:13:19.54 ID:mIWEifRlO
すいません、実は私がエルフの依頼が「獣人奪還」だったのをすっかり忘れており、
これ以上放置すると「貴方とエルフがそんな大事な話をすっとぼけてた」という事なりそうなため、
ぼちぼち軌道修正を掛けようと思っていたのですが、
話的に商人が傭兵団長を知らないはずがないので、軌道修正で更に大きく軌道を逸れました
やり直します。本当すいません
305 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/02(土) 19:24:55.43 ID:mIWEifRlO
私は前回の貴方を知っています。

前回の貴方は、敵対する二人の未来を導く調停者でした。

ですが人は時に別の顔を見せるものです。

今回の貴方が何者であるか、それは貴方の行動が決めるでしょう。


貴方は今後の話をするため、3人を連れて移動しました。

女商人「いや、うち明日来いって言うたよね?」

訪ねた貴方を見て、女商人は露骨に嫌そうな顔をします。

女商人「ていうか何やねんこれ、ぞろぞろ訳分からんの連れてきて……」

女商人は傭兵団長を見ると、大きく目を見開きました。

傭兵団長「……奇遇ですね」

傭兵団長はやや戸惑いつつも、にこやかに女商人に挨拶します。

女商人「……もうええわ、勝手に入りや」

女商人は扉を開けると、貴方達を招き入れます。
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 19:25:14.20 ID:QE6hbpGA0
安価スレのやり直しほどみっともないものはない
307 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/02(土) 19:29:04.04 ID:mIWEifRlO
すいません、やり直しってそういう意味じゃないです
308 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/02(土) 19:45:41.84 ID:mIWEifRlO
貴方達は商人の家に入りました。

全員が貴方が話し始めるのを待っていると、窓からするりとエルフが入り込みます。

エルフ「御呼びいただいたと聞いて馳せ参じました」

貴方は一緒に戻った妖精に感謝を伝え、ようやく話し始めます。

それは貴方とこの場にいる皆との出会いのお話でした。

獣人少女、妖精、女商人、エルフ、傭兵団長。

貴方はその時々の想いを語り、いかに亜人と人の関係改善に思い至ったかを語ります。

それぞれの想いを胸に貴方の話を聞き終えた彼らに、貴方は言いました。

連れ去られた獣人達を助けよう、と。
309 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/02(土) 20:03:41.42 ID:mIWEifRlO
最初に傭兵団長が言いました。

傭兵団長「私は賛成です。いいえ、たとえ私一人だけでも私はそれをやらねばなりません」

次にエルフが言いました。

エルフ「敵の戦力を奇襲して殲滅した今が好機でしょう。その時が来た、そういう事です」

衛兵と妖精は何も言いませんでした。

衛兵は貴方が自分の話をしなかった事に拗ね、妖精は拗ねた衛兵を慰めて遊んでいます。

女商人は言いました。

女商人「うちに異論はあらへん。まあ、うちにできるのはその獣人さんらの面倒見るくらいやけど」

最後に獣人少女が言います。

獣人少女「……助けたい、助ける、絶対にみんなを助けるっ!」

貴方は衛兵にどうするのかと尋ねます。

衛兵は猛然と立ち上がり、剣を抜いて掲げました。

衛兵「人々の苦難を見過ごすものに、衛兵の資格なし!」

妖精は衛兵の肩に座り、貴方に可愛らしく肯きました。

貴方は全員に獣人達を助ける意思があると確認しました。

そこで貴方は>>310の行動を選択しました。
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 20:08:03.74 ID:Ee0VolP0o
皆で誓いを立てる
311 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/02(土) 20:23:12.41 ID:mIWEifRlO
貴方達は誓いを立てました。

貴方は筋肉に、獣人少女は祖先に、女商人は金に、妖精は楽しいことに、

エルフは誇りに、傭兵団長は家族に、衛兵は剣に。

それぞれが最も大切にするものに誓い、貴方達は声をあげました。

「「獣人達に自由を!」」

種族も立場も違う貴方達は心を一つに歩き始めました。

それはまさに、人と亜人が共に歩む世界の第一歩でした。
312 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/02(土) 22:14:41.84 ID:mIWEifRlO
貴方達は日が沈むのを待ち、悪徳商人の屋敷に向かいました。

傭兵団長「悪徳商人は後ろ暗い物ほど手近な所に置くのです」

傭兵団長は獣人達が屋敷の倉庫にいるはずだと言います。

貴方達が屋敷を遠巻きにすると、数人の男達が巡回しているのが見えます。

エルフ「守りを厳重にするのは悪事の自覚がある証ですね」

エルフは冷ややかに言い放ちます。

衛兵「悪は倒されるものです!」

貴方は剣を抜いて一人進もうとする衛兵を引きずって連れ戻します。

獣人少女「どうする?」

少女は貴方に尋ねます。

そこで貴方は>>313の行動を選択しました。
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 22:16:57.14 ID:JunaHhYNo
自分が警備を引きつける間に、他の皆は倉庫の獣人達を解放する
314 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/02(土) 23:06:41.22 ID:mIWEifRlO
貴方は自分が囮になると伝えました。

獣人少女「ん」

肯いた少女も他の仲間達も、貴方ならば大丈夫だと考えているようです。

貴方は仲間の信頼を背にして服を脱ぎました。

貴方は夜風を筋肉に受けて舞い踊り始めます。

警備「おい、あれは何だ?」

貴方に気付いた男達が貴方を指差しています。

貴方は男達の注意を引くため、少しずつ距離を詰めてゆきます。

警備「嘘だろ、近づいてくるぞ! 来てくれ、不審者だ!」

男の掛け声に近くにいた者達が集まりました。

貴方は陽動を続けるため、更に踊り続けました。

妖精「鍵が開かないの!」

踊る貴方の耳元で妖精の声が囁きます。

そこで貴方は>>315の行動を選択しました。
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 23:17:27.76 ID:mFWbA9ieO
警備を打ち倒して鍵を手に入れる
316 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/02(土) 23:38:48.81 ID:mIWEifRlO
貴方は警備を打ち倒しました。

貴方は瞬時に方針転換して男達に迫ります。

貴方の怪しい歩法から繰り出される拳に男達は成す術なく倒れました。

貴方は男達から鍵束を奪い、倉庫に走りました。

傭兵団長「すまない、ここまで厳重だとは想像していなかった」

倉庫は既に開かれており、その床に鉄の扉が設置されています。

おそらくこの奥に獣人達は捕まっているのでしょう。

貴方は鍵束から次々に鍵を差し込みます。

エルフ「悪徳商人という男は警備の者すら信用していないのか……」

全ての鍵を使っても扉は開かず、エルフが呟きます。

貴方は考え込み、一番丈夫そうな鍵を差し込みました。

貴方が心を込めて回すと、鍵穴は鈍い音を立ててゆっくりと回り始めます。

衛兵「正しい鍵はその鍵だったのですね」

肯く傭兵を背に、貴方の前で扉が開きます。

そこで貴方は>>317の行動を選択しました。
317 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/02(土) 23:43:31.13 ID:mIWEifRlO
すいません訂正です。「肯く傭兵を背に」ではなく「肯く衛兵を背に」です

安価下
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/03(日) 00:00:14.15 ID:JG1AYLdCo
まず自分が入る
319 : ◆nsbfObLPsY [sage saga]:2018/06/03(日) 00:26:31.17 ID:Mycm3ZOMO
貴方は最初に入りました。

貴方が暗い階段を進むと、すえた匂いが漂います。

汗や糞尿の入り混じる不衛生極まる匂いに、さすがの貴方も顔を顰めました。

獣人「……誰だ?」

地下室の奥、牢の中から貴方に尋ねる者がいます。

貴方は助けに来た者だと答えます。

獣人「……女を犯しに来たのだろうが」

貴方は突然の言い掛かりに困惑します。

獣人「全裸で助けに来る者がどこにいる」

貴方の困惑は突然の全裸差別主義の出現に頂点に達します。

ですが貴方は冷静になり、今は信じなくてもいいと答えました。

貴方は周囲を見回し、いくつかの牢に獣人達が閉じ込められている様子を見て取ります。

そこで貴方は>>320の行動を選択しました。
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/03(日) 00:31:14.57 ID:NK4pNrz9o
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