明石「借りてきました!好感度測定器です!」

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309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 23:51:47.81 ID:iTLDDVVFo
おつおつ
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 23:53:21.39 ID:0y81Vvig0
ぽい
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/22(金) 23:57:04.46 ID:QcK2/u+R0
あああ、すみません((+_+))
鈴谷、グラーフの指定があるもののコンマを各々に加えるということを書き忘れていました( ;∀;)
よろしくお願いします。それでは今度こそ…。
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 23:58:23.28 ID:0y81Vvig0
んじゃ鈴谷で
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 23:59:39.05 ID:x5TB1cP5O
こうかな?
鈴谷
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 00:08:44.29 ID:41kacj0Mo
鹿島で
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 00:17:55.77 ID:gDkmwWpFo
鈴谷で
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 00:24:55.78 ID:3vIBSq3l0
グラ子
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 10:00:24.21 ID:VAcM1KOT0
ここまで来たら鈴谷で
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 11:31:11.18 ID:8bmvqhHDO
グラーフ
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 18:55:38.60 ID:dPL1v/Lh0
提督「(ん…、う、…、首と肩が凝ってしまったな。鈴谷はまだ寝ているだろうか?………、時間は…、もう起きた方がいいだろうな。)鈴谷、鈴谷、起きてくれ。まだ慌てるような時間でもないがそろそろ起きた方がいい。」


鈴谷「んぁ…。…、おはよ…。…、ダル…。」


提督「一緒に朝食でもどうだろうか?」


鈴谷「んー。用意済ましてくるねー…。席取っといて…ふぁ〜…。」


提督「わかった。待っている。」




安価ありがとうございました。鈴谷で締めに行きたいと思います。
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 19:18:35.05 ID:dPL1v/Lh0
提督「こっちだ。」


鈴谷「お待たせ!もう食後のおやつに突入してんじゃん!時間かかりすぎたー!」


提督「食べずに待っている方がかえって気を使わせてしまうのではないかと思ってな。というわけだ、気にしないでくれ。少し食べるか?」


鈴谷「遠慮しとく…。ちょい食欲なし…。」


提督「卵粥におひたしか、食べやすそうだな。」


鈴谷「いただきまーす。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「そいえばさ、提督っていつも秘書艦つけてるわけじゃないよね?なんで?」


提督「秘書艦でなくともできる仕事の時にわざわざつける必要もないだろう。互いに確認し合うことが多くなる仕事の時は秘書艦についてもらうようにしている。一人の方が気楽ということもあるな。」


鈴谷「ほっほぉ〜う?まぁ落ち着いてシたいよねー。」


提督「(…前任が隠し部屋を作った理由がよくわかる。ありがとうございます、お陰様で僕は元気です。)一人とはいえ執務室だ、気を抜いているわけではないぞ?」


鈴谷「…、秘書艦になっちゃダメかな?」


提督「…、そうだな。昨日の話だが、もしかするともうここにそう長くもいないかもしれないのだしな…。お願いする。」


鈴谷「鈴谷におっ任せー!…、うん。食後大淀のとこ行こ?まずは提督の進路相談といきましょー!三者面談だよ!」


提督「大淀が大丈夫なようならな。」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 20:39:28.06 ID:dPL1v/Lh0
提督「大淀?いいだろうか?」


大淀「どうぞ。」


提督「失礼する。」
鈴谷「おじゃましまーす!」


大淀「今日はお二人ですか。」


提督「しばらく鈴谷に秘書艦になってもらうつもりだ。僕の個人的なことだが相談に乗ってもらいたくてな、大丈夫か?」


大淀「大丈夫ですよ。すいません、立ちっぱなしですね、お掛けになってください。」


提督「ありがとう。」
鈴谷「ういー。」


提督「……、仮にだ、僕が転職をするとしよう。艦娘の力になれる職ということなら、僕にはどのような道があるだろうと大淀は思うだろうか?」


大淀「…、お辞めに…。…、仮に、でしたね。提督でしたら、そうですね…、……、いずれにせよ難関ではありますが、海軍特別警察隊や教導隊指揮官あたりはどうでしょう?なれるかどうかは別問題ですが、向いているのではと思ったものを言わせていただきました。」


提督「…、ありがとう。」


大淀「ですけど、艦娘の力になるということでしたら、やはり提督のままのほうがよろしいかと。できるとこが多いですからね、結局。」


鈴谷「…。大きな失敗があったら提督には耐えられないと思うな…。」


大淀「?私はそうは思いませんが。」


鈴谷「大淀の方が鈴谷より提督と仕事してるでしょ?悩んでる提督見てなんも思わないわけ?」


大淀「…。明石もそうですが、鈴谷さんも、悩む提督に思うところありということですか。…、私はむしろここは提督の長所だと思います。権力をもち、尊大になり省みることを忘れてもおかしくはない中、提督はよく自己を律しているかと思います。失礼ですが、仕事の関係で鈴谷さんの好感度を拝見させていただきました。…、過保護になっているのではないかと、私からは思われますね。…、保護し、抵抗力を養わせない方が残酷ではないでしょうか?」


提督「以前から思っていたが、買いかぶってはいないか?情けないが、実績なし・コネなしだぞ、僕は。」


大淀「実力があっても報われるとは限らないのでは?…、提督や鈴谷さんが思っているより提督は強いですし優秀ですよ。若手で実績を立てる傑物もいますが、そちらの方が珍しいですよ。つながりも追々できるものかと。私や明石や間宮からの評価が高いということから運営に関してはうまくできているとは思われないので?…、色々と問題も出てきましたが、各々が頑張るところにまで、提督が責任を感じるのは違うかと。…、気を配っていることは悪くはないと思いますが。」


鈴谷「だから傷ついてんじゃん…。」


大淀「…、心配になるとは思いますが、これから強くもなりうまく物事を処理できるようにもなっていくのだと思います。お二人とも焦りすぎないでください…。…、支えることも周りの仕事かと。若手の精力的な取り組みが目に付く方もいるのでしょうが、それよりも好意的に見てもらえていると思いますよ。うちの演習へは小さな不満の声多数と大きな感謝の声少数というところです。小さな不満を零している方々はすぐに興味を失くしますよ。希望込みですが、大きな失敗が来る前に、耐えられるだけの大きな成功を収めていると思います。」


提督「相手に知らせず、轟沈判定の娘に攻撃されても轟沈扱いにされるというのは不意打ちとしてはありだと思うがな。戦闘員数や能力値の露骨な調整もだ。敵との戦いのための演習なのだからな。」


大淀「お陰で沈まずに済んだという感謝の言葉が時々届いていますよ?華はないかもしれませんが、着実に取り組んでゆくことで積み上げていきましょうよ。好感度測定器の一件で各艦種の責任者も立てられました、これからですよ。」


鈴谷「…。大淀がいい部下なのはわかったよ…。…、でも鈴谷は納得はできてないよ…。」


提督「(心配させてしまっている僕の無能ぶりが問題なのか、心配してもらえることを喜べばいいのか…、…、大淀の言う通りなのかもしれないな…、しかし心配してくれる鈴谷も気にかかる…。)…、ありがとう。相談としてはこのようなところだ。大淀からは何かあるか?」


大淀「特には。…、それでは。」


提督「ではな。」
鈴谷「あんがとね。じゃね。」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 21:29:53.04 ID:dPL1v/Lh0
提督「(書類仕事がまぁ捗ること!普段の仕事に秘書艦がいるとこうも違うか!これからはついてもらうようにするか。早く終わらせた分他のことに手を回せる。)今日の仕事の終わりがもう見えてきたな、この後近所に遊びにでも行くか?」


鈴谷「そだね。なにしよっか?」


提督「パン屋でパンでも買い、海浜公園で食べ歩きでもしないか?」


鈴谷「これで最後の追い込みにも気合が入るねー!早く終わらせて遊びいくよ!」


提督「そうだな。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「っし!終わり!行こ!」


提督「(夕飯に響かない程度に食べる量と時間を考えよう。)」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 21:57:51.59 ID:dPL1v/Lh0
鈴谷「…、提督さ、随分と気になってるようじゃん?」


提督「…、よく気づいたな。ここのパン屋の制服は、…僕好みだな。」


鈴谷「店員さんが好きなわけじゃない?あの人可愛いけど?」


提督「可愛いと思うことと好きと思うことは別だろう。僕が好きなのは鈴谷だけだと自分に対して決めた、ということを言っておく。」


鈴谷「…、嬉しいこと言ってくれるね〜!」


提督「このような時に言うのもどうかと思うが…、僕の熊野への好感度を測りなおした際に著しい上昇が見られた。」


鈴谷「ほーん。いくつ?」


提督「92だ。」


鈴谷「…、どこ?熊野のどこがいいの?鈴谷もする。教えて?」


提督「…鈴谷だけと言ったろうに…。」


鈴谷「…、熊野に直接聞けばいいか…。」


提督「…、好きなことに一途なところだ。ちなみに、この結果に対し熊野からは仕事仲間としか思えないとの言葉をもらっている。」


鈴谷「ならよかったよ…。」


提督「僕はカイザーゼンメルとプンパニッケルにしよう。加えて、グラーフに対しては残念ながら苦手意識を改善することができなかったということも。鈴谷が心配するような相手はいない。」


鈴谷「そっか…。…、やめやめ!お楽しみに切り替えてくよー!ベルリーナ・プァンクーヘンにしよっと!」


提督「お会計お願いします。」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 22:18:50.49 ID:dPL1v/Lh0
鈴谷「あ!?パン盗られた!!あんのカラス〜!!」


提督「僕の残りを分け合おう。」


鈴谷「やっぱ制空権か…。」


提督「お、王。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「…、色々思ったし言ったけどさ、提督の好きなようにするのが一番だと思うよ。…、今って悩む時期なのかもね。」


提督「…、そうだな。結果の良いも悪いも僕のものだ。自分で考えていこうと思う。…、やはり海辺の整備された場所はいいな。」


鈴谷「小綺麗で解放感があるときもちーよねー!んーーーー!!!」


提督「(伸びをすると体の線が!線が見えるって!)ゆくゆくは…。」


鈴谷「ん?」


提督「すまない、口に出すつもりのない言葉が出た。」


鈴谷「そ?…、ボチボチ帰るとしましょうかー!明日からも今日みたいに遊べるの?」


提督「流石に明日からは早く終わるなりに別の仕事を作る。」


鈴谷「残念。…、たまにはこうやって海を見ながらのんびりしよーね。」


提督「そうだな。…。」


鈴谷「…。」


提督「…。」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 22:25:54.83 ID:dPL1v/Lh0
提督「(今日も今日とて気持ちの良い睡眠を期待できそうだ。…悩む時期か…。…、皆に相談してよかったな。自分一人では過剰に深刻になっていただろうな。…、意志1つで何とかできるものでもないが僕にはこれしかない。折れずに頑張っていこう。明日も楽しい一日に…。)」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 22:34:03.79 ID:dPL1v/Lh0
鈴谷「提督の休みってどうなってるの?」


提督「支障のない時に気の向くままにだな。」


鈴谷「もう随分遊べてないから鈴谷おかしくなりそうだよー!」


提督「そうだな。なるべく早く休みをとる。遊びに行こう。」


鈴谷「お願いね!んじゃ仕事の続きー!」


提督「…。」


鈴谷「…。」
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 22:42:44.40 ID:dPL1v/Lh0
最後にデートで締めにしたいと思います。最後の安価協力お願いします。



朝:【↓1〜5、コンマ最大の行き先、今回の昼とかぶらないもの】
昼:【↓6〜10、コンマ最大の行き先、前回出していただいた候補から{ショッピング、プラネタリウム、ボウリング場、展望台、ホテル、高級レストラン}】
夜:【↓11〜15、コンマ最大の行き先、今回の朝・昼とかぶらないもの】



移動だけで時間の大半がつぶれてしまう場合や行けない場所や話の展開上問題が生じる場合は、次にコンマの大きい案にさせていただきます。
おやすみなさい。また明日。
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 23:54:24.36 ID:2gVZdTVu0
競馬場
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 23:56:24.51 ID:eeoEIN8ko
博物館
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/24(日) 23:34:01.09 ID:I5CnwJhf0
近所の公園
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 00:12:25.15 ID:9QEUq/B20
流石に候補が5つは多すぎやしないかね?1〜3まででとかのほうが良かったのでは?

ゲーセン(プリクラ)
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/25(月) 00:35:06.97 ID:M6dYLIk30
>>331
そうですね。これまでに出た数を参考に、安価数を変更しますね。
ご助言ありがとうございます(*'▽')

安価数のみ変更、以外の条件はそのままで。
朝:↓1〜4
昼:↓5〜8
夜:↓9〜12
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 00:59:29.09 ID:Xtz9RSNJO
ここからは昼に行く場所でいいんだよね?

一応ボウリング場
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/25(月) 01:00:13.41 ID:M6dYLIk30
書き方がめちゃくちゃですね…。訂正します。((+_+))

朝:【博物館】
昼:【↓1〜4、コンマ最大の行き先、前回出していただいた候補から{ショッピング、プラネタリウム、ボウリング場、展望台、ホテル、高級レストラン}】
夜:【↓5〜8、コンマ最大の行き先、今回の朝・昼とかぶらないもの】
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/25(月) 01:03:04.87 ID:M6dYLIk30
>>335

>>333
とします
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 01:04:41.95 ID:VPDSjn9SO
>>335
なにこいつ
バカ?
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/25(月) 01:08:17.27 ID:M6dYLIk30
>>333
はい。>>334からは昼に行く場所となります。


安価関係がおかしなことになっており混乱させてしまい申し訳ありません((+_+))
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 01:09:25.05 ID:Yr+HS5Edo
プラネタリウム
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/25(月) 01:11:35.64 ID:M6dYLIk30
それでは改めて、昼の案が2つ出ているという状態から仕切りなおさせていただきます。
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 21:58:14.63 ID:18d+fSGC0
ボウリング
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 22:08:06.16 ID:9QEUq/B20
ホテル
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/26(火) 02:31:57.00 ID:4oOEGYJK0
アイススケート
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/26(火) 03:05:08.10 ID:5/Wlq67no
ホテル
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 18:38:18.90 ID:xwgrHavb0
最高値100が出たのでアイススケートにさせていただきます!ご協力ありがとうございました(*'▽')
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 18:40:22.10 ID:xwgrHavb0
提督「(僕としては一緒にいる時間が長い方が好みではあるが、たまには待ち合わせからもデートを始めることで、両方の楽しさが引き立つとも思える。…、待つ時間にも想いを馳せる面白さがあるな。次は何を考えるか…、)」


提督「…。」


鈴谷「おはよ!少し…、2分くらい?遅れちゃった。いつからいた?」


提督「秒までは見ていないが、分までなら丁度からだ。さして待ってはいない。博物館に行きたいとのことだったな。」


鈴谷「うん!提督静かなトコ好きかなーって。」


提督「そうだな。ではその後は鈴谷が好きだと僕が思う所に行くとしようか。…、ボウリングとアイススケート等はどうだろう?」


鈴谷「いいねぇー!バッチリ、好きなとこだよ!」


提督「それはよかった。朝食は摂ってきたのだよな?」


鈴谷「うん。提督は?」


提督「僕もだ。博物館への行き方はわかるか?」


鈴谷「電車で街まで行って、そっからバスで行けるみたい。」


提督「案内は任せるとしよう。行こうか。」


鈴谷「久しぶりのデート楽しむよー!」
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 19:00:43.24 ID:xwgrHavb0
提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「昨日の演習だが、何が足りなかったと思う?」


鈴谷「んー。…、相手の嫌がる頃合いを見て増援を投入できてたし、伏兵の位置取りもそこへの追い込みもよかったと思う。…、年の功?相手が一枚上手だっただけじゃん?」


提督「判断材料を増やせということか。勉強不足というわけだな。…、無為に歳月を重ねたわけではない方からは学べるところが多いな。」


鈴谷「そろそろ街に着きそうだけど、本屋でも寄ってく?」


提督「今日はよしておこう。鈴谷は寄りたいところはあるだろうか?」


鈴谷「鈴谷も今日はいいかなー。おっ、降りよっか。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「どのバスn」


鈴谷「あっ!バス向かってきてる!走って!」


提督「………、ふぅ、…、座るか。博物館へはどのくらいかかりそうだ?」


鈴谷「30分位?おしゃべりしてればあっという間だって!……、着いたら起こしたげるから寝てなよ。」


提督「ありがとう、お言葉に甘えさせてもらおう。…、だがついてからではなく着く前に頼む…。」


鈴谷「わかった。おやすみ。」
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 20:01:29.91 ID:xwgrHavb0
提督「(ん…。)」


鈴谷「起きてって!もう着くよ!」


提督「ああ…。…、と、降りるか。」


鈴谷「ほい小銭。崩しといたよ。」


提督「ありがとう、ふぁ…。」


鈴谷「さてさて……突撃いたしましょう!」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「(艦娘と深海棲艦の博物館か…。)」


鈴谷「いつも見てるもんだけど、見え方が違うのかなーと思って。」


提督「そうだな。……、剥製ではないよな?よくできている。」


鈴谷「うわっ、キモッ!遠目だとキモさがハンパないんですけど!」


提督「……、イ級にはもう少しぬめり気があるよな。…、あちらは艤装か。」


鈴谷「……、最新のは飾ってないみたい。」


提督「そうすぐに情報が出回るようでは心配だ。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「2階にカフェがあるって!ちょっと早いかもだけど食べてく?」


提督「食べていくとしよう。」


鈴谷「これから体動かすしね!…、いつも見てるもののはずなのに何か不思議な感じ…。」


提督「使用という点からは、ここにあるものは死んでいるからな。」


鈴谷「うん、それ。生気が感じられないってゆーか。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「(寂しさ…だろうか。いつかここにあるものと同じようになるのではと…。)入るか。」


鈴谷「席空いてるね!んじゃいこっか!」
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 20:28:54.99 ID:xwgrHavb0
鈴谷「んー。」


提督「決めかねているようだな。候補は?」


鈴谷「オムライスかナポリタン!」


提督「…、両方注文し分け合おう、いつかの鈴谷の提言通りにな。」


鈴谷「あっざーっす!やっるじゃーん!そんならサラダも大きいの頼んで取り分けよーよ!」


提督「そうしよう。飲み物は…、ぼくはメロンソーダフロートにしよう。デザートにもなる。」


鈴谷「鈴谷も!」


提督「決まったな。注文お願いします!」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「博物館のカフェだから?静かだよね…。」


提督「かもしれないな。流れている音楽も落ち着いたものだ…。」


鈴谷「粉チーズいる?」


提督「もらおう。」


鈴谷「アイススケートってことは街に戻るんだよね?どこ行くつもりしてた?」


提督「街のであっている。ボウリング場からも徒歩圏だ。」


鈴谷「迷うことはなさそーだね。…、もーちょっとで食べ終わるから!」


提督「急ぐこともないと思うが。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「ごちそうさま!」


提督「ごちそうさま。さて、出るか。」
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 21:02:06.55 ID:xwgrHavb0
鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「そろそろ着きそうだね!…、今日は映画館には寄らないから!」


提督「そもそもあれはもう上映していないだろう。前回とは場所も時期も違うだろうに…。」


鈴谷「…、提督の好みっぽそーなの見つけといたからまた今度見にいこーね。」


提督「楽しみにしておく。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「キャラメルポップコーンの甘い匂いが…、でも今日はボウリング!」


提督「僕よりも映画館に行きたそうだな。…、手続きをしておく、お手洗いに行っておくといい。」


鈴谷「…、すぐ戻ってくるねー!」
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 21:11:00.45 ID:xwgrHavb0
提督「手続き完了。3番レーンだ。」


鈴谷「靴はっと…、あった!あっちだね!」


提督「先ずは靴を借りるか。その後は各々球を見繕い3番レーンにて合流しよう。」


鈴谷「了解〜!」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「ん?鈴谷もこの球にするのか?」


鈴谷「うん!ちょーっと重いくらいの方がいいかなーって!」


提督「良いと思うぞ重いのも。僕にはこのくらいがちょうどいいが。同じ重さだな。」


鈴谷「鈴谷から投げてもいい?」


提督「ああ。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「んじゃ、いっくよー!とぉぉ↑おう↓!!」


提督「んんっ!!…、似ているな、笑いから揺さぶりをかけてくるか。」


鈴谷「うああ、微妙なの残ったー…。…、次は真面目に…、っと!…、ぬわーーーーっっ!!」


提督「残念だったな。次は僕が。ウワァァァァァァ!!タァ↑!!」


鈴谷「うっさ!!」


提督「アセッタノカナ・・・」


鈴谷「ガーターじゃん!何してんの!?」


提督「…、これが実力なんだ…。ふざけたからではなくな…。」


鈴谷「次は真面目に投げてみなって!1発あるかもよ!」


提督「そうだな。…、っ!」


鈴谷「…、あちゃー!」


提督「オレハナンデコンナトコロニイルンダロウ・・・」


鈴谷「誰の真似!?その人情緒不安定すぎない!?」


提督「ふぅ、難しいものだな。」


鈴谷「軸をぶらさないようにするだけでもけっこー違うかもよ?…、んじゃ、また鈴谷の番だね!…、っと!」


提督「(生き生きして見えるな。鈴谷は快活な言動が多いように思えるが、内面が出ていたのだろうか、楽しそうな振舞は見ている側にも伝播するな。僕も楽しくなってきた。)」
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 21:20:51.77 ID:xwgrHavb0
鈴谷「提督下手すぎー!そんなんで次のアイススケート大丈夫?」


提督「上半身の次は下半身か。明日はあちこちが筋肉痛だな。」


鈴谷「まだ若いのに情けない!」


提督「普段とは違う筋肉の使い方をしているからな。単に遊び慣れていないというだけだ。」


鈴谷「これからも休みには遊ぶんだから、そのうち慣れるっしょ。」


提督「そうだな。頻繁にとはいかないだろうが、休みは鈴谷と過ごしたい。」


鈴谷「…、そだね。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「利用券を買ってきたぞ。」


鈴谷「まずは荷物預けとこーか。」


提督「…、ここでもまた靴を借りるのか。」


鈴谷「いじれば艤装でも滑れるかな?」


提督「…、おそらくは。」


鈴谷「いつか水上スケートなんてできるようになるかもね。」


提督「艤装に使われている技術を安価かつ安全な水準の商品にするのは骨が折れそうだがそこは技術者に期待だな。」


鈴谷「…、履き終わったよ!」


提督「僕もそろそろ…、よし。」


鈴谷「…、んじゃいっくよー!…、おわっ!?」


提督「大っ…丈夫だな…。」


鈴谷「ちょーっと勝手が違ったけど、これなら慣らしてけばたぶん行ける!どうだーっ!」


提督「(…、見事なものだ。運動神経がいい、よく体がああも動くものだ。…僕も柔軟体操を多くするようにするか。)」


鈴谷「引っ張ったげる!早く滑れると気持ちいーよ?」


提督「頼もうか。」


鈴谷「普段からしてることと似てるからかな?滑れるもんだねー!」


提督「…。」


鈴谷「話す余裕ある?」


提督「考えて話すのは難しそうだ。」


鈴谷「…、このまんま滑ってよーか。」
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 21:26:21.14 ID:xwgrHavb0
提督「(!?いつの間に…。時間感覚がおかしなことになっているな。)」


鈴谷「ん?うわっ!?もうこんな時間!?明日に響くのも嫌だなー…。…、そろそろ帰ろ!」


提督「…、ああ。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「帰り支度終わったよ!」


提督「では帰るか。」
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 21:35:54.45 ID:xwgrHavb0
鈴谷「ふぁ…。」


提督「遊び疲れか。」


鈴谷「気持ちいい疲れだよね。」


提督「そうだな。………、たかだか数か月で劇的に変わるとも思ってはいなかったが、僕は未だに失敗ばかりだ。鈴谷には心配をかけていると思う。」


鈴谷「…、そうだね。」


提督「…転職をしようかと思ったこともあったが、…続けたいと思う。」


鈴谷「…。」


提督「…、もしも今の山場を越えたとしてもそれで終わりというわけではないだろう。いつでもどこでも心配は尽きないと思う。危機意識は持つ、が、僕は自分がしたいことをしていくつもりだ。」


鈴谷「…、そう。なら提督には強くなってもらわなきゃね。…、これからも頑張るんだね…。」


提督「…、鈴谷にはしたいことや夢はないのか?」


鈴谷「鈴谷自身の、だよね?……、それを見つけたいかな。」


提督「…、自分を知るというのも難しいと思う。見当違いのことを知った気になることもままあるだろう。…、遺伝子が同じでも別人は別人だ。鈴谷には鈴谷だけの何かがあって欲しいと僕も思う。」


鈴谷「…、そこは提督に助けてもらおうかな。」


提督「先払いで僕を助けてくれているのだ、当然助ける。」


鈴谷「…、なら、できそうな気になってきたかな。」


提督「見据える先を探すところからだが、焦らず行こう。」


鈴谷「そんなことしてるうちに寿命になったりしてね。……到着。…今日も楽しかったよ、ありがとね。」


提督「部屋まで送ろう。こちらこそだ、ありがとう。」
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 21:41:41.14 ID:xwgrHavb0
終わりです。
進行能力が特に酷かったですが、ご助言をくださった方々や安価に協力してくださった方々のお力添えもあり、やりきることができました。
誤字脱字も多いことだろうと思います。
このような中、お付き合いいただきありがとうございました。
それでは。
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/26(火) 23:05:02.05 ID:cmsxPW7/o
おつあつ
次もあったら期待
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 11:55:59.63 ID:J6mx1mEwO
おつおつ
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 13:09:06.24 ID:OkrjE3OA0
乙でした
安価捌きの為とはいえ提督の心理描写諸々がちょっとくどすぎたねえ
今後にも期待
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/29(金) 18:12:04.65 ID:xNKnXcJA0
エレ速でたくさん※ついてるよ、よかったね(笑)
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