【ゼロの使い魔】ムゲンの使い魔【仮面ライダーゴースト】

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135 : ◆up56zIKAoE [saga]:2018/07/21(土) 01:09:13.02 ID:8P28+0Hk0
ちょっとだけ書いていく
136 : ◆up56zIKAoE [saga]:2018/07/21(土) 02:15:26.68 ID:8P28+0Hk0
しばらく歩いていると辿り着いたのは街の裏通りだった。

ルイズ「ビエモンの秘薬屋の近くだったから、この辺なんだけど…」

ルイズはキョロキョロ探す。

ルイズ「あ、あった」

目的の武器屋を見つけたルイズはそこの扉を開けた。武器や入るとしょぼくれた感じの店主がパイプを吸っていたがルイズを見るとあわてて猫なで声で対応した。

店主「旦那、貴族の旦那、うちは全うな商売してまさぁ、お上に目をつけられることなんか、これっぽっちもありません」

そう言ってる時点で全うな商売はしていないといってるも同然なのだが、そんなことは知らないルイズは店主に適当に見繕うように言っている。タケルは店内を見て回ることにした。

タケル「へえ、凄いや……」

大小様々な剣が置かれている。こうして見るとファンタジーな世界にいるという実感が湧いてきて少し高揚する。そんな時ムサシ眼魂が懐から顔(目?)を出す。

ムサシ眼魂(むう?何だこのナマクラどもは!)

タケル(えっ!?ナマクラ!?)

ムサシ眼魂(うむ、日本刀と西洋剣の違いはあれ刀を見る目はある。ここにあるのはどれも形だけのナマクラばかりだ。)

そんな会話がされてるとも知らず店主は奥から剣をとってくる。

店主「これなんかいかがですか?この店一番の業物ですぜ。」

店主が持ってきたのは1.5メイルほどある立派な剣だった。

ルイズ「これいいわねえ」

ルイズはこの剣が気に入ったようである。 店一番の業物といわれたのが良かったようである。
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 15:12:05.98 ID:w9TzyIM+0
面白いけど一日に数レスしか続きが読めないのが残念
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 16:43:59.75 ID:Ex2ukjQzo
エタるよりは全然いいけどな
139 : ◆up56zIKAoE [saga]:2018/07/22(日) 22:45:14.94 ID:E3c406Hc0
書いていく
140 : ◆up56zIKAoE [saga]:2018/07/22(日) 23:46:25.68 ID:E3c406Hc0
タケル「あの、やめといた方がいいんじゃないかな…あんまり良い剣じゃなさそうだし……」

ルイズ「良いの、これにするの」

ルイズは逆にむきになっている。

タケル「いやでも使うの俺なんだし…」

ルイズ「うるさいわね、おいくら?」

店主はもったいぶって散々この剣がいかに立派か語った後、

店主「エキュー金貨で2千、新金貨で3千」

ルイズ「立派な家と森付きの庭が買えるじゃない」

ルイズは目を丸くする。どうやら大層な値段らしい。

店主「これでも安くしてますぜ?まともな大剣なら、どんなに安くても新金貨200が相場でさあ」

言われて、ルイズはぐっと息が詰まる。

ルイズ「これで買えるのは無いの?」

店主「新金貨100ですかい? まあ、なくはないですが」

店主は乱雑に積み上げられた剣の中から、一本の剣を取り出した。
先ほどの大剣と長さは変わらないが、刀身が細めの、薄手のロングソードだった。しかし表面に錆が浮き、見栄えが悪い。

ルイズ「何よこれ、ぼろぼろじゃない」
141 : ◆up56zIKAoE [saga]:2018/07/22(日) 23:47:20.81 ID:E3c406Hc0
店主「見た目は少し古いですがね。なあに、ちゃんと手入れをすればまだ立派に役に立ちまさあ」

ルイズは下を向き、ため息をついた。他に買えそうな剣も無いので、一応タケルにも確認してみる。

「仕方ないわ。タケルもこれでいいわよね」

タケル「そうだなあ…」

タケル(どうかな?武蔵さん?)コソコソ

ムサシ眼魂(ふむ……この剣、只ならぬ気配を感じる。タケル、その剣にしろ)コソコソ

タケル「じゃあこの剣で頼むよ。」

ルイズ「決まりね。それ、いただくわ」

タケルは促されるままに財布を取り出し、中身を出す。慎重に金貨の枚数を確認した店主は「毎度」と言い、鞘に剣を収めてルイズに渡した。
剣も買ったし、もうここには用は無い。ルイズは剣をタケルに持たせ、出口に向かう。

ルイズ「タケル、行くわよ!」

タケル「うん」

こうして2人は店を後にした。
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/22(日) 23:47:30.21 ID:KodspuSs0
酷いぼったくりな店だな
143 : ◆up56zIKAoE [saga]:2018/07/23(月) 08:34:39.03 ID:9GtEGlCn0





学生寮、ルイズの部屋

ルイズ「ちょっと、ツェルプストー。これ、どういうこと?」

ルイズはタケルに右手に持たされた大剣を見て、キュルケを睨みつけながら言った。すなわち昼間の武器やで店一番と太鼓判を押され、ルイズは気に入ったが、金が足りずに諦めざるを得なかった物だ。それを先祖代々の仇敵であるキュルケが持ってきたのだ。面白いわけがない。

キュルケ「タケルに似合いそうな剣を見つけたから、プレゼントするって言ってるのよ」

キュルケは悠然と彼女の視線を受け流す。ルイズ達を見つけたキュルケとタバサは2人を尾行していたのだ。買い物を終えたルイズ達が武器屋から出て行ったのを見計らって入店。ルイズが買えなかったという、店一番という触れ込みの剣を購入したのだ。
そのせいかタバサもこの部屋にいて、ベッドに座り本を読んでいた。

ルイズ「おあいにくさま。使い魔の使う道具なら、既に間に合ってるの。ねえ、タケル」

タケルは二つの剣を交互に持ち上げながら、見比べている。
かたや見てくれはいいが剣豪がナマクラと称した剣。かたや見てくれは悪いが剣豪から太鼓判が出た剣。どちらを使うかは明白だった。

タケル「キュルケちゃん、悪いけど俺はルイズが買ってくれた剣を使うよ。」

144 : ◆up56zIKAoE [saga]:2018/07/23(月) 08:49:22.82 ID:9GtEGlCn0
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145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 12:10:19.93 ID:GGziecSio
デルフ……なのか?
喋らんからどっちかわからんのう
146 : ◆up56zIKAoE [saga]:2018/07/23(月) 14:48:50.25 ID:FYvLsm+6O
もちろんキュルケが引き下がるわけもない。自信たっぷりにタケルにささやきかける。

キュルケ「この剣を鍛えたのはゲルマニアの錬金魔術師シュペー卿だそうよ。やっぱり剣も女もゲルマニアに限るわよね?」

ルイズ「な、何よ! あんたなんかゲルマニアで男を漁りすぎて相手にされなくなったから、トリステインに留学してきたんでしょ!?」

キュルケ「……言ってくれたわね、ヴァリエール」

ルイズ「何よ、ホントのことでしょう?」

キュルケの顔色が変わる。二人は同時に自分の杖に手をかけた。しかし、つむじ風が舞い上がって二人の杖を吹き飛ばした。見ると、先ほどまでじっと本を読んでいたタバサが杖を構えていた。

タバサ「室内」

タバサは淡々と言い、すぐに視線を本のページに戻す。それでも二人は睨み合いを続ける。その折、キュルケが目線を逸らして言った。

キュルケ「それじゃあ、タケルに決めてもらいましょうよ」

ルイズ「そうね。タケルの剣でもめているんだし……もちろん私の買った剣を選ぶわよね?」

キュルケ「あら〜、そんなぼろぼろの剣よりもあたしの剣のほうがいいわよね?」

選ぶも何も自分は先程ルイズの剣と言ったはずなのだが…タケルが小さく溜息をついて再びその意思を伝えようとしたその時…

「こらっ、うるせえぞ! この馬鹿女ども!」
147 : ◆up56zIKAoE [saga]:2018/07/23(月) 14:56:02.55 ID:FYvLsm+6O
この言葉に、ルイズとキュルケはもちろんタケルまでも固まった。

キュルケ「……馬鹿女?」

ルイズ「タケル……あんた」

タケル「い、いや、俺じゃないよ!?」
 
詰め寄ってくる二人に言い訳するタケル。しかし声はタケルのほうから聞こえたのだ。

タバサ「剣」

ただ一人状況を正確に把握していたタバサは、相変わらず淡々と言った。三人ともタケルが左手に持ったぼろぼろの剣に注目する。

デルフ「人が寝てるとこ起こしやがって」

剣は鎬の金具を腹話術の人形のようにようにかちゃかちゃと動かしながら、言葉を発した。

タケル「ええっ!?剣が喋った!!」

デルフ「おどれーた。おめ、使い手かよ。目も覚めるわけだ」

その様子を見たキュルケは呆れ気味に呟いた。

キュルケ「これって知性を持つ剣、インテリジェンスソードじゃない。また変なものを買ってきたわね」

ルイズ「知らなかったのよ。こんな気色悪いもの、すぐ返品するわよ」

タケル「いやだから、俺はこの剣にするって」

「「え〜!」」

ルイズとキュルケは声をそろえて言った。

タケル「ねぇ、君の名前は?」

デルフ「デルフリンガーだ。お前はなんてえ名前だ?」

タケル「俺は天空寺タケル。デルフリンガーならデルフでいいかな?」

デルフ「おう、いいぜ。よろしくな、兄弟」

タケル「うん、よろしく!」

こうしてハルケギニアでのタケルの相棒が決まった。
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 06:51:03.45 ID:lriEw8VMo
まだか?
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/02(木) 00:45:05.14 ID:9LERNCsvo
エター?
150 : ◆up56zIKAoE [saga]:2018/08/07(火) 03:26:34.71 ID:fffaBaMH0
>>1です、とりあえず生存報告を。

今週中には再開できるのでもう少々お待ちください
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 07:48:36.26 ID:DR6LetBHo
おっおっおっおっ
待ってる
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 00:08:58.14 ID:xa+3aJJR0
俺ライダーss大好きだから生きてて良かったです
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/15(水) 11:46:27.13 ID:jiaGZVHxO
まだー?
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/16(木) 20:29:26.92 ID:Ppf90DY40
1が言ってた今週ってやつ過ぎたよ〜
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/18(土) 15:52:35.15 ID:wWeywSZqo
乙〜
追い付いた。
続き待ってます
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/21(火) 16:55:42.45 ID:ZAVKLbLi0
再開すると言ってから14日。果たして本当に再開するのだろうか。
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/24(金) 22:55:19.47 ID:TLbsT0lhO
再開すると言ってから17日。果たして本当に再開するのだろうか。
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