【ペルソナ5】屋根裏のゴミ「子作りしたい」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/08(日) 23:53:19.10 ID:OvNWKU9p0
■杏

久しぶりに喫茶店に訪ねると、彼とおじさんではなく、武見先生が居た。

お店がcloseになっていたからなんかあると思ったけど

武見先生は私と同じ彼氏持ち。
私の彼氏と同じ名前の彼氏がいて
私の彼氏と同じ格好の彼氏がいて
私の彼氏と同じ顔の彼氏がいる。

要するに股がけされている。しかも、私と武見先生だけじゃなくて、他の女も加えて9股だ。

怪盗団のみんななら、もうなんともないけど、他の女の人と仲良くしているのは、まだ、抵抗がある。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531061598
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/08(日) 23:54:18.59 ID:OvNWKU9p0
やっぱ女の子だもん。嫉妬する。
恋敵なんだから。

「こんにちは」
「こんにちは、彼に会いに来たの?」
「はい」
「残念だけど、今は留守よ」

「そうみたいですね」
挨拶もおざなりにする。交代の時間で、前の彼女と鉢合わせすることは、何度かある。
そして、その時間は、結構気まずい。

彼の彼女は、私達9人。
私達は朝、昼、晩の順番で、彼を共有する。つまり、週二回は、彼に会える計算。
「全員付き合うならこれぐらいやって」
全員、幸せにして見せる。

そんな言葉を吐いた彼に、きついスケジュールを突きつけてやった。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/08(日) 23:54:59.21 ID:OvNWKU9p0
そうしたら彼も懲りて、一人の女の子に絞るだろう。
その方が、みんなにとってもいいはずだ。私たちは、そう考えた。
でも、彼は笑って見せた。

怪盗団の時もそうだけど、彼はピンチの時は、常に笑顔だった。

それから、何年もそのスケジュールで対応している。
彼は一度も私達を満たさないことはないし、デート代、プレゼント代も、どっからか捻出してくる。

「どれだけみんなと一緒にいたいのよ」
呆れて言葉が出てくる。でも、みんな、そんな彼が好きだった。

「杏ちゃん、この前の雑誌買ったよ。綺麗だったね」
「え?本当ですか?ありがとうございます」
先月載ったモデル雑誌かな?確か、私の特集を組んでくれた。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/08(日) 23:55:39.37 ID:OvNWKU9p0
「でも、ちょっと気になるかな?」
「え?」

そう言うと、武見先生は私の隣に座った。

「診てもいい?」
「はい?」
というと、先生は私のお腹に触ってきた。

「先生……?」
「しっ!黙ってて……」

「最近、熱ある?」
「…はい」

「胸、張ってる?」
「……はい」

「うん、妊娠している。詳しくはちゃんと、産婦人科、行った方がいいかな」

妊娠…………
妊娠!
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/08(日) 23:56:42.14 ID:OvNWKU9p0
「え?子供ができたんですか?」
「ええ……そうよ。心当たりは……」
「ありまくりです」

というか、散々やった。やりまくった。

「まぁ…そうだよね…」

「あ〜、とうとう母親ですか。なんか、実感が沸きませんね」
「私もそうだったから……」

あっ!
そう言えば、先生も……

「先生の子供って、今いくつですか?」
「一歳だよ」
「私の子……って、先生の子供の弟か、妹になるんですかね?」
「まあ、そうなるかな?父親が同じだから」

変な家族。
つくづく、私の彼氏は、普通なんて言葉に、収まらない男だ。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/08(日) 23:57:10.25 ID:OvNWKU9p0
■妙
さっきまでの泣き声が、嘘のように、眠っている。
まだ、食事、排泄、就寝も一人でできないこの子。
大変で、憎たらしい時もあるけど、この寝顔を見ると、どうでもよくなる。

目が、彼に似ている。
彼の遺伝子を、受け継ぐ。そういうことができて、女で良かった、とつくづく思う。

「こんにちは」

奥から声が聞こえる。
今日はこの子がいるから、診療所は休みなのに

「あら、こんにちは」

ドアを開けると、そこにはお腹の大きな彼女。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/08(日) 23:57:40.11 ID:OvNWKU9p0
新島真。

彼の恋人だ。
じゃあ、私は?私も恋人。彼には9人恋人がいる。おかしい?
そう、彼は普通じゃない。
彼は浮気者で、女たらしで、ジゴロだ。
とんでもない男だ。
でも、私はそんな彼が好き。

「どうしたの?」

「近くに来たので、挨拶に来ました」

「そう、上がって」

彼女のお腹は大きい。6ヶ月というところかな?
それにてしても、杏ちゃんといい、真ちゃんといい、妊婦がよく来る内科ね。
産婦人科でもやろうかしら?
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/08(日) 23:58:09.57 ID:OvNWKU9p0
「お子さん大丈夫ですか?」

「うん、今寝たとこ」

「見てもいいですか?」

「うん、いいけど」

真ちゃんは、彼の子を見る。
彼に似た目と、私の口元と鼻。2つが混ざっている。
そんな存在を、目の前にして、彼女はどう思うのかしら?

私なら、嫉妬しちゃうかな。

「わあ、可愛いですね」
「ありがとう」

「なんか……近くにお手本がいると、いよいよ実感が沸きますね。」

「そうなの?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/08(日) 23:58:59.43 ID:OvNWKU9p0
「まあ、大変だよ」
「だと思いますが……彼と一緒なら平気です」


……随分と信頼されているのね。
さすが女たらし、ちょっと嫉妬しちゃう。
今度、私の番は、いじめちゃおうかな?ふふ……
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/08(日) 23:59:30.31 ID:OvNWKU9p0
■真

大学を卒業して、私は警部補としてキャリアを初めた。数年が経ち、私は妊娠して、産休をとった。
そうして、この子が生まれた。
世界で一番好きな、彼と私の子供。
親バカかもしれないけど、やっぱり可愛い。
どんな疲れも吹き飛んでしまう。

「あれ?千早さん」
「真ちゃん、奇遇ですね」

今、話題の占い師。
テレビのバラエティで、いくつかコーナーを持っている売れっ子だ。

「千早さんどうしたんですか?」
「テレビの収録の帰りです。真ちゃんは?」
「この子の定期検診です」
「元気そうですね」
「はい、お医者さんもびっくりしていました」

元気過ぎて、暴れちゃったけどね。誰に似たんだか。

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:00:40.10 ID:BaVBKbuC0
「どうですか?子育て?」
「大変ですけど、頑張っています。それに、私以上にお姉ちゃんが可愛がってくれますし」
「初の姪っ子ですからね、可愛いですね」

お姉ちゃんは、朝から晩まで、仕事そっちのけで、この子の面倒見ている。
流石に、事務所の人から文句を言われたのか、なくなく自重している。

「それに、彼も支えてくれます」
「ほうほう」

彼は、贔屓目に見ても、お父さんとして理想的だ。
家事をして、料理を作って、ちゃんと遊んで、面倒見て、叱ってくれる。
私にも、ちゃんとフォローしてくれる。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:01:15.98 ID:BaVBKbuC0
こんな理想的な父親で、夫なのに、9股しているんだから、玉に傷というレベルじゃない。
彼じゃなきゃ許さないんだから 。

「そうなんですか、真ちゃんも、ですか?」
「じゃあ、千早さんも?」
「彼、親バカですもん」

彼と付き合っていると、普通の夫婦では、できないことができる。
同じ夫の、愚痴とノロケを共有する。
これは、中々楽しいものね。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:01:41.31 ID:BaVBKbuC0
■千早
番組の収録の終わりに、駅で一二三ちゃんに会いました。
最年少女流タイトルの挑戦者。プロになってから勝ち続けています。
その強さに、ルックス。人気があるのも、分かります。

それに、スタイルもいいです。
やせ形で……ほどよい大きさのお胸。理想的な体形です。
女でも何か燃えてくるんですから、彼が惹き付けられるのも分かります。
あれ……?
でも、お腹が少し膨らんでいます。

「もしかしてそのお腹……」

「はい、5ヶ月になります」
「だから、この子のためにも負けられません」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:02:10.35 ID:BaVBKbuC0
あらあら、おめでたです。
まあ、お父さんは、占いするまでも無いですよね。

「良かったら占いましょうか?」
「はい?」

一二三ちゃんと、喫茶店に入って、占いました。

赤ちゃん……
カードは太陽。
うん、元気で健康に生まれてきます。

一二三ちゃん……
カードは皇帝。
やっぱり勝負運が強いカード……母は強し。という訳でしょうか

最後に彼……
……!!
カードは世界です。
やっぱり、恵まれた星の元に生まれています。あと十年は絶好調の運を掴んでいます。さすが、みんなの彼です。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:02:47.83 ID:BaVBKbuC0
「まあ、こんな所です。私の占いなら、三人共いい未来が待っています」
「そうですか……」
「……」
「どうしました?」
「三人……ということは彼も?」
「あ、はい。一応占いました」
「千早さん、ご自身は占ったことはありますか?」
「私ですか?私は、自分のことを、あんまり占わないですよ」

「なら、自分も占ったほうがいいと思います」

一二三ちゃんの目が、いつもより大きくなりました。

「千早さん、私と顔色が似ていますから」

後で占ったら、大当りでした。

さすが、彼です。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:03:33.27 ID:BaVBKbuC0
■一二三

「インタビューありがとね。一二三ちゃん」
「いえ、他ならぬ大宅さんの頼みですから」

私は今インタビューを受けています
インタビュアーは大宅一子さん。彼の恋人です。
こういう取材は、苦手ですが、大宅さんなら大丈夫です。
なんとなく、彼を共有している、という余裕があるからでしょうか?

「でも、大宅さん……政治部担当でしたよね?」
「今回は、芸能部から頼まれたんだ。それに、一二三ちゃんと話もしたかったし、育休中の小遣い稼ぎってとこかな」
「後、この子もいるけどいいかな?」
「大丈夫です。相変わらず可愛いですね」
「へへっ、ありがとね」

一子さんの横には、赤ちゃんがいます。
彼に、なんとなく面影が似た赤ちゃんに、会いたかったのも、インタビューを受ける理由の一つです。

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:04:30.85 ID:BaVBKbuC0
今回のインタビューの内容は、ずっと取りたかった、女流タイトルを獲得したからです。
相手は、苦手としていた有名な女流棋士。勝てたのは、本当に奇跡みたいな物でした。
私は、以前と何も変わりません。

一つ、変わったとすれば、母親になりました。
私の母親は私には間違った育て方をしました。
あの時は、母を恨んだりもしましたが、彼と出会えたのだから、結果オーライと、思えるようになりました。
私は、ちゃんとこの子を育てて見せます。

「どうなの?タイトル保持者となって?」
「そうですね……今までは、がむしゃらに挑戦していただけでしてので、今後は、攻めるだけでなく、守る戦い方も学ばなくてはいけませんね」
「ん…?」
大宅さんは複雑な顔をした。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:06:32.21 ID:BaVBKbuC0
「それって、彼のこと言っている……?」
「はい……」

あっ……しまった。これがインタビューだということを忘れていました。

「あの……この事はオフレコでお願いします」

「分かってる、分かってる。私も当事者みたいなもんだし」

「ところで、さっきのって夜の話?」

私は赤面した。
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:07:05.19 ID:BaVBKbuC0
■一子
「や、双葉ちゃん」
「なんだよ、一子」

行きつけの喫茶店の看板娘。小柄で、眼鏡をかけた小さな女の子。
それが、この子双葉。

というのは表の顔。
実はネット社会では、かなり有名のハッカー。
私は、その双葉ちゃんに頼んで、時々、情報をリークしてもらう。

彼女も、わりとこういう仕事が好きみたいだ。

「この前のリークありがとね」
「ん?問題ないぞ、もっと欲しいならやるぞ」
「あとは自力でやるわよ」

といいながら、コーヒーを注いでくれる。
私好みの少し苦い味がする。
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:07:36.44 ID:BaVBKbuC0
双葉ちゃんに頼んだのは、仕事の簡略化の為。
やっぱ、記者とママの二人三脚はきつい。
双葉ちゃんに、手伝って貰って、大分、楽になったけどね。

「はい、いつもの」
「ありがと」

双葉ちゃんは、喫茶店のマスターも、やるようになった。
以前、彼から引きこもりだったと聞いたけど、そんな風には見えない。
接客もきちんとやれて、彼女目当ての客もちらほら……。
まあ、可愛いからね。

………
双葉ちゃんを見ていると、常々思う。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:08:24.52 ID:BaVBKbuC0
しかし、相変わらず細いわね
ビール腹の私は、羨ましい限り。ちゃんと食べているのかしら?

ん?でも、お腹の方が膨らんでいる…
はあ…ん

何か夜食でもしたのかしら?
双葉ちゃんも夜行性だからね。私も言えないけど。

「ん?どうした? 」
「いや、最近どうしたの?体型変わった?」
「…………」

やっぱりまだ年頃……。同性とはいえ、恥ずかしいのかな?

「ん…その…」
「あ、赤ちゃんがいるから…」

「………………」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:08:56.83 ID:BaVBKbuC0
忘れてた。
双葉ちゃんの彼氏のこと。
あの、背が高くて、頭が良くて、悪役っぽい笑顔が可愛い、あいつ。

双葉ちゃんの彼氏は、性欲絶倫で、女好きの女たらしの、種馬だった。
若い女が、近くにいれば孕ましてしまう。そういう病気だ。

双葉ちゃんみたいな、可愛い女の子を何年も、我慢していただけ奇跡ってもんだ。

私なん、て社会人だからって容赦なく孕まされた。
彼じゃなかったら、許さないから。
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:09:35.50 ID:BaVBKbuC0
「いつぐらいなの?」
「五週目…」

「大学はどうするの?」
「通信制だから大丈夫」

「まあ、そうか彼って何人もいたからね、今更どうってことないか」
「うん、全部任せろ、って言ってくれた」

釈然としない。
いくら本人の同意の上としても、納得いかない。

「なんで、私達はあんな男に惚れたかね」

「なんでだろうな」

私達の午前が終わりかけた。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:10:06.16 ID:BaVBKbuC0
■双葉

「先生!!」
「双葉ちゃん、奇遇ね」
ちょっとだるい感じのするこの女は、私の高校時代の先生だ。
そして、あいつの恋人でもある。

そして、一児の母でもある。

悔しいことに、あいつはモテる。
それも、そんじょそこらのイケメンとは違う。超モテモテだ。
街を歩けば逆ナンされ、常に連絡先を聞かれ、年上からは逆セクハラされる。そんな男だ。
でも、そんなあいつが私は好きになってしまった。

「どうなの?体の方は?」
「順調……母子ともに健康だって」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:11:17.88 ID:BaVBKbuC0
私は、時々不安になる。あいつが、私から離れてしまうんじゃないかと、思う時がある。
だから、私はあいつの望むことは、何でもさせてやりたくなった。
あいつは、私の子供を欲しがった。

世話になった惣治郎に、孫を見せてあげたいって言ってきた。
私も、惣治郎の孫を作りたいと思うようになった。

だから、あいつの赤ちゃんを産む。

「そ、そうなんだ…。ふーん」

先生が、複雑な顔をしている。
そう言えば、先生は先のあいつの子供を産んでいる。
その時は結構嫉妬したもんだ。
でも、これで並べる。

「はぁ…私器が狭いな…。双葉ちゃんに嫉妬している」
「……」
「先生も、なの?」
「双葉ちゃんも?まぁ…普通そうだよね」
「う、うん……」

私たちは普通の関係ではない。改めて実感した。
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:12:18.86 ID:BaVBKbuC0
■貞代

いつもの、学校帰りだった。
「先生…!」

後ろを振り返ると、車から奥村さんに声をかけられた。

「良かったら送りますよ」
「いいの?悪いわね 」

しかし、大きな車。リムジンっていうやつかしら?
さすが、オクムラフーズの二代目社長。

「どうですか、お仕事?」
「産休で休んでいたからね。感覚を戻すのに苦労しているわ」
「産休もう終わったんですか?もっと取ればいいのに」
「そんなに、休んでいられないからね。まだまだ、教職はブラックよ」
「それに、うちの子の面倒は、彼も見てくれるし」


彼は私の赤ちゃんの父親。
元教え子に、手を出した私。というか、出してきたのは彼の方から。
無理矢理押し倒しやがったんだから、あの問題児。
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:12:54.30 ID:BaVBKbuC0
そんな、彼が望んだから産んだ。最初は不安だったけど、彼の笑顔を見たら産んで良かったと本当に思えた。

「先生も、ですか?」
「え?奥村さんも?」
「はい……気がついたらなるべく面倒見てくれています。」

まさか、恋人全員の恋人全員の子供たち面倒見ているの?
どんだけ、忙しいのよ。
体が心配になってきた。今度の私の日、マッサージしてあげよう。
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:13:20.44 ID:BaVBKbuC0
■春
大学生活は大忙し。

経営学、経済学、その他もろもろの単位取得。
それに、調理師免許の取得に、会社の会議。
大忙しで目も止まらない。

それでいて、なんとか回っているのは彼のおかけだ。
彼が、私の秘書兼アルバイト兼マネージャー兼恋人として、フォローしてくれるからだ。
頼もしい限り。
今度、時給上げてあげようかな?
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:14:14.61 ID:BaVBKbuC0
ところで、最近杏ちゃんをうちの会社のCMに起用しようって企画が来たの。
これは怪盗団の仲間としてコネじゃなくて、純粋に杏ちゃんの実力。

可愛いルックスに、ちょっと天然な言動……。
今、ティーンエンジャーに人気なんだって。

しかも、ママタレとしても今活躍中。
父親は……まあ、彼だよね……。
杏ちゃんも凄いな。私も頑張らなくちゃ。

数日後杏ちゃんと最終的な面接。
と言っても二人だけの話し合いみたいなもの。
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:15:09.12 ID:BaVBKbuC0
「じゃあ、本当にいいの?」
「よろしくね、杏ちゃん」
「分かっている、春。私、何個でも食べるよ」

大食いタレントとして呼んだじゃないんだけど……まぁ、いいや…。

「ところで、赤ちゃんは平気なの?」
「うん、最近、夜泣きも減ったし、徐々に仕事復帰しているんだ」
「そうなんだ、良かった」

前に見せてくれた、杏ちゃんの赤ちゃん。
髪が巻き毛で、彼に似ていて、可愛い。
他の女の子は、自分以外の彼の子供は複雑みたいだけど、私は普通に可愛いと、思える。

なんだろう?私も赤ちゃんがいるからかな?
私の赤ちゃんのお兄ちゃん、お姉ちゃんだからかな。

「可愛いもんね、杏ちゃんの赤ちゃん」
「えへへー、ありがと」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:15:36.19 ID:BaVBKbuC0
「それでね、杏ちゃん私もできたみたい」
「えっ!そうなの?」
「うん、…最近具合が悪いみたいだし、…というかいつも…彼が凄くて…」
「いつ、妊娠してもおかしくない…かな?」
「あいつ、性欲…凄よね…」
「うん…」

「前に聞いたらあれで我慢しているんだって…」
「えっ…?嘘だよね?」
「マジっぽい」

もしかして、9股されて、助かっているのかな?

女子の下ネタは結構盛り上がった。
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/09(月) 00:18:12.35 ID:BaVBKbuC0

おわり
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/09(月) 06:24:17.65 ID:Zy0wFheA0
おつ
結構、楽しめた
籍とかどうしてるんだろうな
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