巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」

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66 :逆転の人 ◆SxyAboWqdc [saga]:2018/08/17(金) 22:39:29.12 ID:/iOb20w30
かくかくしかじかばびろにあ

赤松「というわけで……セミラミスさんは悪口とか言ったり暴力振るったりしない限りは無害ないい人なんだよ」

春川「サーヴァント……プログラム世界にサーヴァント?」

セミラミス「別にそう珍しい話ではないぞ。電脳空間上で行われる聖杯戦争もどこかにあるらしいからな」ジーッ

百田(……帝王学の本読んでやがる……)

セミラミス「ふむ。なるほど。適度に褒めるとカリスマアップか。よし」パタンッ

セミラミス「カエデ。汝はその……うん。なんだ……ええと……」

セミラミス「褒めてやろう! 褒めるべき場所が見つからないが、あえて!」ドヤァァァァ

赤松「なにか喋る度に喧嘩を売ってるように聞こえるけど自覚はないんだ。本当に」

春川「よく我慢できるね」

赤松「聞き流せばいいだけだから……」

赤松「そうだ。セミラミスさん。なんでここに? ここ現実空間だよね?」

セミラミス「汝が召喚したのだぞ。触媒で」

赤松「はい?」

セミラミス「持っていたであろう? 聖晶石……あの虹色でトゲトゲしたアレ」

赤松「……あ。ん? あれ。ない。どこ行っちゃったんだろ」ゴソゴソ

セミラミス「使えば消える。ともかく我はあの石に呼ばれ現実へと顕現することができたのだ」

セミラミス「驚いたぞ。歯を磨いている途中で呼び出されてみれば、周りは砂埃が舞っておるし。カエデは足元で気を失っておるし」

赤松「歯を磨いてる途中で……」

セミラミス「冷静に周りを見渡してみれば他にも何人か見知った顔はいたが……喋れなかった」

赤松「歯を磨いてる途中だったのならそうだろうね……」

セミラミス「気が付いたらみなであの場を離れて隠れるという流れになっていたので、カエデを運んで図書室へと引っ込んだのだ」

セミラミス「まあ流れとは言え、我の召喚には誰も気付いていなかったからな。このまま我はギリギリまで姿を隠していようと思ったのだが……」

セミラミス「……見つかってしまったな?」

百田「本当に無害そうだな……」
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