【安価】ゲームの世界へ

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31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/23(火) 22:43:39.51 ID:4eHYyWpZ0
ネル「……」

ライガ「……」

ネル「……ねえ」

ライガ「どうした?」

ネル「……」

同じようなやりとりが数度続いて、話題も触れない自分が嫌になる。

ネル「……」

ネル「……>>32
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 00:08:11.80 ID:O7OYdFD/0
世界が変わっても私は変わらないんだな……
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/24(水) 22:43:49.51 ID:LvjJZuox0
ネル「世界が変わっても私は変わらないんだな……」

ライガ「いいことだ」

ネル「……」

ライガ「ふむ。どうやらフレンド機能が生きているらしい。どうだ? 登録してみないか?」

ネル「……うん!」

ネルに5人目のフレンドができた瞬間だった。
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/24(水) 23:18:55.90 ID:LvjJZuox0
そこから数時間。やはり共通点である〈OreV〉の話題で盛り上がった。

ライガ「ああ、〈2つ月の平原〉の
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/24(水) 23:26:00.83 ID:LvjJZuox0
そこから数時間。やはり共通点である〈OreV〉の話題で盛り上がった。

ライガ「ああ、〈2つ月の平原〉の〈双頭サイクロプス〉に苦戦したんだ。夜通し挑戦して気がついたら窓の外が明るいんだ」

ネル「楽しそう。……いいなぁ」

ライガの話はどれも魅力的だった。大人数で参加するレイドや期間限定のイベントに時間を費やして無茶をする。ネルには無縁のことだった。

ライガ「……待てよ。オンライン表示なら連絡取れるんじゃないか?!」

それを聞いてハッとしたネルも手早くメニュー画面を開くのだった。

ネル「……オンラインだ。ボイスチャット……」

かける相手
>>3->>6から

>>36
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/25(木) 00:14:31.88 ID:AM/B8vZGO
【名前】
ノエル
【性別】

【性格】
クールっぽいアホ
【種族】
ヒューマン
【ジョブ】
プリズムシューター
【装備・容姿】
ライフル、色白の銀髪ロング
【戦闘スタイル】
仲間の支援に徹し、慎重に戦闘を進めるが詰めが甘い
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/25(木) 21:43:23.69 ID:Pz3OEZcg0
ノエル「ネル?! ……すみません、驚きました」

ネル「ううん。こっちこそ急にごめんなさい」

そっと耳元に手を触れる。目に見えないのに、声はすぐ近く。ヘッドホンの時と同じだ。

ノエル「いえ、こちらの話です。……それでネル。あなたもゲームの中に?」

ネル「う、うん。誰かといるの?」

ノエルはゲーム時代の数少ない友人であった。トーンの低めな落ち着いた声、丁寧な話し方でどこか優しさを感じさせるお姉さん。というのがネルの抱く印象である。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/25(木) 22:45:31.32 ID:Pz3OEZcg0
ネル「……ノエル」

ノエル「私は今、友人と2人でいます。それでも良ければ会えませんか? いえ、会うのは私1人でも問題はありませんが……」

ネル「うん。でもね、今はちょっと……」

ライガは現状を話すネルを饒舌だと感じた。リアルでの生活よりゲームの中が日常だった彼女にとってはそれもまた当然のことである。

ノエル「なるほど。実は私達もアルキにいるのですが、その様子だと外の状況、知りませんね?」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/26(金) 00:00:07.66 ID:El8PW3Ab0
ライガ「……何?! そんなこと有り得ない!」

ネル「でも事実だよ。……ノエルが言ってたから」

ライガ「信用できるのか?」

明らかな戸惑いの表情を見せる。しかしネルも変わらず、得体の知れない恐怖感に襲われていた。

ライガ「もしNPCにそれなりの領土意識があったならまずいことになる」

不安にかられ、鋭い鉤爪が立派な手で顔を覆った。
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/26(金) 00:44:30.43 ID:El8PW3Ab0
血肉悪臭の中で鴉と戯れる。生きた人間も啄まれれば瞬く間に餌となる。

「いやぁ、弱い弱い。キミたち戦士の本業がこのざまとはね」

横たわるのは東のカガーや北のノロシからの親善訓練に来ていた精鋭達である。

彼はネクタイを締め直しアルキの長のもとへ向かう。
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/26(金) 07:27:27.54 ID:El8PW3Ab0
ノエル「……嫌な噂を聞きました」

アルキの隅にある小川にかかる橋。生活用水には使用されず、近所の子供達の遊び場となっていた。

美しい長髪に透明感のある肌、凛とした顔立ちに少し低めの背。黒と藍をあしらった近代軍服風の装備を纏っているのがノエルだ。
そしてその隣には彼女のフレンドで、ほぼ同時に同じ位置で目を覚ました者がいた。

>>3->>6から
>>42
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/26(金) 10:36:14.46 ID:YbiLTcUG0
【名前】アシュー
【性別】男
【性格】普段はマイペースだが戦闘だと冷静沈着
【種族】エルフ
【ジョブ】ナイト
【装備・容姿】二本の剣を背中に背負い、黄色髪でツンツン頭。
【戦闘スタイル】二本の剣を使う。スピードも速くその速さ活かして戦う。
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/26(金) 10:45:47.41 ID:YbiLTcUG0
すいません>>42の容姿で「口元はマスクで隠れている」を追加でお願いします
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