三船美優「クリスマス反省会…!」

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1 : ◆Kr.22uZI4M [sage]:2018/12/25(火) 04:19:16.23 ID:lTKPm8ZLo
P「美優さん、留美さん、瞳子さん!メリークリスマスです!」

美優「………………」

留美「…結局こうなるわけね」

瞳子「みんな考えることは同じだった、ってわけね…」

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2 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:20:06.08 ID:lTKPm8ZL0
留美「なんやかんやいろんな攻防があって」

留美「3人が同じタイミングで抜け駆けしようとしてPさんを誘いに行ったら」

瞳子「3人が同じタイミングでバッタリ」

美優「結局4人でクリスマスパーティ…と」

美優(Pさんと二人きりのクリスマス…)

留美(Pさんと二人きりのクリスマス…)

瞳子(Pさんと二人きりのクリスマス…)

留美「はぁ…まあしょうがないわ」

留美「せっかくのクリスマスで争ってもしょうがないし」

留美「今年は4人で過ごしましょうか」

P「?」

3人「メリークリスマス、Pさん!」

美優(でも来年こそは…Pさんと二人きりで…)

留美(来年は…Pさんと二人きりよ)
3 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:22:14.32 ID:lTKPm8ZL0
美優「そういえば私、ケーキを用意してきたんです」

P「本当ですか?」

P「俺のために…嬉しいなぁ」

留美「美味しそうなガトーショコラね」

美優「はい…Pさんへの想いを込めて…焼いたんです」


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美優「Pさん、このケーキ、Pさんのために焼いたんですよ」

P「美優さん、ありがとう」ぱくっ

美優「Pさん…味はどうですか…?」

P「とっても美味しいですよ美優さん」

P「俺、美優さんの作る美味しいケーキを一生食べたいな…」

美優「Pさん…」

美優「はい…Pさんのためなら…」

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4 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:22:55.09 ID:lTKPm8ZL0
美優「Pさん…」

留美「まーた始まったわ…」

瞳子「留美さんも大きい箱を持って来てるけど、もしかして…?」

留美「そう!私もケーキを準備してきたのよ!」パカッ

P「おお!?」

瞳子「でかっ!ズシィ…って音が聞こえてきそうだわ…」

P「俺食べきれるかな…」

留美「つい…ね?」


5 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:23:25.90 ID:lTKPm8ZL0
留美「…ん?『も』ってことはもしかして?」

瞳子「そう…私もなのよ」

留美「うわ…オシャレね…星の飾りがとっても…あれ?裏に何か書いてある…?」

『Pさんへ』

瞳子「!!!」

P「もがっ」

瞳子「どう?Pさん、それチョコでできてるのよ!美味しいかしら?」

留美「もう…ちょっとくらいいいじゃないの…」

P「あ、このチョコとっても美味しいですよ瞳子さん」

瞳子「あ…ありがとう…」
6 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:24:03.76 ID:lTKPm8ZL0
美優「ずるいです…」

瞳子「え?」

留美「美優さん、いつのまに戻ってきてたの」

美優「瞳子さん、Pさんにケーキを食べさせてあげてました」

瞳子「そういうつもりじゃ…」

瞳子「いや、そうよ!Pさんは私のケーキを一番に食べてくれたの!」

P「…あのー3人とも?」
7 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:24:35.26 ID:lTKPm8ZL0
P(もしかしなくても…)

留美「飾りを勢いで口に入れただけじゃない!こうなったら…」

留美「はい、Pさん、あーん」

瞳子「!!!!!」

美優「私だって…!」

美優「あーん…」

留美「あーん…」

瞳子「あーん…」

P(やっぱり!?)
8 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:27:10.85 ID:lTKPm8ZL0
P(俺のフォークがいつの間にか美優さんに没収されてる!)

P(留美さんと瞳子さんが俺の左右に!?逃げられない!!)

P(なんで!?なんでこういう時は息ピッタリなの!?)

美優「Pさん…私のガトーショコラ…一番最初に食べてくれますか…?」

留美「私のが先よ!この大きさは…Pさんへの想いよ!」

瞳子「Pさん、飾りのチョコを一番最初に食べたのよ!そのままケーキのほうも!」

P(誰のケーキを先に食べても角が立つ!)

P(かくなる上は…)

美優「あっ…」

瞳子「3つ同時!?」

9 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:28:04.40 ID:lTKPm8ZL0
P「とっても美味しいですよ!」もぐもぐ

美優「……………」ジトー

留美「……………」ジトー

瞳子「……………」ジトー

P「どうしたんですか…そんな目で俺を見て…」

留美「ちょっとこの手段は予想してなかったわ…」

瞳子「……………」ハァー

P「いや、ちゃんと3人のケーキも順番に味わって食べますから!」
10 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:28:33.13 ID:lTKPm8ZL0
P「いやー美味しかったなー」

P「美優さんのガトーショコラも、留美さんの大きめのケーキも、瞳子さんの手作りケーキも」

P「こんなに美味しいケーキは初めて食べましたよ」

P(ちょっとお腹いっぱいだけど)

美優「そ、そうですか…?喜んでもらえてうれしいです…」

留美「まあ今回は許してあげようかしら」

瞳子「ちゃんと味わって食べて貰えたしね」

留美「2人のケーキも美味しかったわよ」

美優「留美さんのケーキだって…」

瞳子「今度3人でお菓子を作ってPさんに食べてもらいましょうか」

留美「いいわねそれ」

11 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:31:25.38 ID:lTKPm8ZL0
留美「そろそろ眠くなってきたわ…」トサッ

瞳子「夜遅くまでケーキ、準備したから…」トサッ

P「留美さん!?瞳子さん!?俺にもたれかからないで!?」

美優「……………」ジー

美優「2人とも…ずるいです…」

P「ちょ…美優さんまで!」

美優「……………」Zzz

留美「……………」Zzz

瞳子「……………」Zzz

12 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:32:04.03 ID:lTKPm8ZL0
P「ケーキ…本当においしかったな…」

P「3人とも、この日のために…俺のために…一生懸命作ってくれたんだろうな…」

P「……………」

P「俺も寝よう…」

P「おやすみ、美優さん、留美さん、瞳子さん…」

美優「……………」すーすー

留美「ムニャ…Pさん……」

瞳子「……………」Zzz


☆おしまい☆
13 : ◆Kr.22uZI4M [sage saga]:2018/12/25(火) 04:33:15.07 ID:lTKPm8ZL0
そろそろ反省要素が薄くなってきた…
予告していたラブレター反省会は、次回となります、申し訳ありません


過去作もお願いします

三船美優「絶対特権主張したいです…」
三船美優「Pさんに手作りチョコを渡すんです…!」
三船美優「勇気の魔法」
三船美優「バレンタイン反省会反省会…?」
三船美優「お花見反省会…?」
三船美優「バレンタイン対策会…!」
三船美優「七夕の夜」
三船美優「バレンタイン反省会座談会…?」
三船美優「バレンタイン反省会熱中症対策会…?」
三船美優「Pさんと一緒にケーキを食べに行くんです…!」

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/25(火) 09:34:46.50 ID:eyz3E3OT0
乙です
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