グズマ「何が島巡りだ!カントー地方だ!」

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1 : ◆YNS0qIRC9I :2019/01/25(金) 14:19:45.46 ID:vk+QY9CzO
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1548393585
2 : ◆YNS0qIRC9I :2019/01/25(金) 14:21:59.93 ID:vk+QY9CzO

メレメレ島

グズマ「やるじゃねぇかジジイ…」

ハラ「まだまだオマエに負ける程年老いてはおりませんぞグズマ」

ハラ「(とは言ってもお互いポケモンは一匹ずつ…わしのハリテヤマもそろそろ限界が…早く決めなければ…!)」

グズマ「行くぞグソクムシャ!つるぎの…

ハラ「(不味い…!ここで『剣の舞』なぞさせてしまっては…!)ハリテヤマ…!『バレットパン…

グズマ「『ふいうち』だ!」

ハラ「なっ…!?」

グソクムシャ「グルォォ!!!」ガンッ!

ハリテヤマ「ハリテッ…!」

バタッ

審判「ハリテヤマ戦闘不能!よってチャレンジャーグズマの勝ち!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/01/25(金) 14:22:02.08 ID:BXuNa6+w0
なんかあるぞ
4 : ◆YNS0qIRC9I :2019/01/25(金) 14:23:56.82 ID:vk+QY9CzO

バッドボーイ「おぉー!流石グズマさん!」

バッドガール「しまキングを倒しちゃった!これでキャプテンになるのは確定事項っすよ!」

グズマ「どうだジジイ…『島巡り』も終わった!本気のオマエにも勝った!これでオレをキャプテンに…!」

ハラ「…」

グズマ「勿体ぶるんじゃねぇよ!さっさと…

ハラ「なりませんぞ」

グズマ「…は?」

ハラ「わしはオマエをキャプテンとは認めませんぞ」

グズマ「…!ふざけるな!ちゃんとテメェに勝っただろうが!」

ハラ「キャプテンとは島巡りをする者の大きな壁に、時には支えになる立場、とてもじゃないが今のお前には任せられませんぞ」

グズマ「テメェ…!負けたからって…!」

ハラ「さっきの戦い方もそうですぞ、最後の『ふいうち』はなんですかな?」

グズマ「あの技はああやって使うのが一番強ぇだろうが」

ハラ「あんな反則スレスレの『ふいうち』を島巡りを行なっている子供達にも打つのですかな?」

グズマ「当たり前だろ…あのタイミングで『ふいうち』を当てれるのはグソクムシャとの特訓のおかげ…

ハラ「キャプテンのバトルは気品も大事、そしてグズマよ、一番お主をキャプテンとして認めることができないのは…」



ハラ「カプ殿がお主がキャプテンになることを拒むからですぞ」


グズマ「…!」

ハラ「だからグズマよ…もう一度わしの下で…」

グズマ「もういい…」

ハラ「グズマ…?」

グズマ「もういいって言ってんだよ!島巡りも!キャプテンも!」

スタスタスタスタ とグズマ その場を去る

バッドボーイ「グズマさんっ!」



グズマ「(ふざけんな…!オレは強いのに…!オレのポケモン達はこんなに強いのにどうして誰も認めてくれない…!)」



時系列はグズマが島巡りをしていた時です。(だから若い)

サンムーンとは話が繋がりません

ポケモンの鳴き声適当

SS処女作
5 : ◆YNS0qIRC9I :2019/01/25(金) 14:34:23.16 ID:vk+QY9CzO

海辺

グズマ「…」

バシュン! とグズマのモンスターボールが開く

グソクムシャ「グソク…」

グズマ「なんだボールから出てきたのか」

グソクムシャ「グソク!グソク!ムシャ!」アタフタアタフタ

グズマ「…ハハッ、なんだよ、慰めようとしてくれてんのか?」

グソクムシャ「グソク…」ションボリとしている

グズマ「馬鹿野郎!なんでオマエが落ち込む!オマエは何も悪くねえだろ!オマエのお陰で今回の勝負も勝てたんだろうが!」

?「ハハッ、相変わらず仲が良いね」

グズマ「…!オマエはククイ…!」

ククイ「バッドボーイの子達から聞いたよ、ハラさんにバトルで…

グソクムシャ「グルォォ!!!」

ククイ「グハッ!」グソクムシャに吹っ飛ばされる

ククイ「これは前にもまして強烈だな…また一つ勉強になったよ」

グズマ「ポケモンの技くらって喜んでるのなんてテメェくらいだぞ、コイツにはテメェと会ったら『であいがしら』打つように教育してんだ」

ククイ「それは血気盛んなこと…しかし今の『であいがしら』で確信したよグズマ君!」イテテ

グズマ「あ?」

ククイ「君がハラさんに勝ったのは本当だそうね!キャプテンになるんだろ?」

グズマ「…なれねえよ」

ククイ「どうして?」


グズマ「ジジイが…そしてこの島で一番偉いカプ様がオレのことを認めないのだとよ!」



6 : ◆akrJA.dFs. :2019/01/25(金) 14:46:30.09 ID:vk+QY9CzO

グズマ「オレのポケモン達は強いのに!カプがオレを認めないってだけでキャプテンになれねぇ!何が島巡りだ!何がキャプテンだ!ふざけんじゃねぇ!」

ククイ「グズマ君…」

グズマ「ククイ…なんでオマエはキャプテンにならなかったんだよ、カプに認められている証拠のZリングも持っている…ジジイもオマエのことを気に入っている…なのにどうして」

ククイ「それはだね…4つだ!」

グズマ「は?4つ?」

ククイ「まず1つめはボクはポケモン博士になりたいんだ!」

グズマ「ポケモン博士…?オマエがか?」

ククイ「あぁ!そのために2つめはポケモンの研究!そしてポケモンの技の研究をしたいんだ!」

グズマ「全部一緒みたいなもんじゃねぇか、4つだ!なんて誇張してんじゃねぇよ」

ククイ「ハハッ!相変わらず痛いところを突くねグズマ君!」

グズマ「で、4つめはなんだよ、可愛い嫁さんがほしいとかか?」

ククイ「それもいいな、5つに増やそうかな」

グズマ「オイ!増やしてんじゃねぇぞ!」

ククイ「冗談じゃないか!ちゃんとあるよ」

ククイ「誰にもまだ言ってないんだ、だからグズマ君とボクだけの秘密にしてくれよ?」

ククイ「4つめは…



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






7 : ◆akrJA.dFs. :2019/01/25(金) 14:59:01.76 ID:vk+QY9CzO

グズマ「おいおい…マジで言ってんのかよ…そんなこと出来るわけが…」

ククイ「ハハッ!そんなことやってみないとわからないぜ!」

グズマ「前からおかしい奴だと思ってたがやっぱイかれてんなオマエ…」

ククイ「前向きに捉えておくよ」

グズマ「オマエの馬鹿げた話を聞いたら少し気持ちが楽になった」スクッと立ち上がる

ククイ「? 帰るのかい?」

グズマ「喉が渇いた、ポケセンに行くんだよ」

ククイ「そうかい、じゃあねグズマ君」

グズマ「ああ、じゃあな」振り返ってスタスタと歩き始める

グズマ「…」振り返る

グズマ「おいククイ!」

ククイ「? どうしたんだい?」


グズマ「叶うといいな、4つめ」

ーーーーーーーーーーーーーーー

ポケモンセンター

バッドボーイ「遅いっすねグズマさん…」

バッドガール「そりゃキャプテンになれなかったんだもん…ウチだって今日グズマさんがキャプテンになれるもんだと思ってたのに…」

カフェのおばちゃん「グズマちゃん、良い子で強いのにねぇ…どうしてキャプテンになれないのかしらね…」

バッドボーイ「クソォ!今日はヤケ飲みだ!おばちゃん!ブラック一つ!」

バッドガール「アンタがヤケになってどうすんのよ、それにアンタブラック飲めないでしょ」

ガンッ!と誰かがバッドガールの椅子を蹴る

バッドガール「…!ちょっとなんなのさ!」

エリートトレーナー「ここのカフェスペースは『強いポケモントレーナー』が休息のために使う場所だ!お前らみたいな『島巡りも終わらなかった奴ら』が使っていい場所じゃねぇんだよ!』

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