【イナズマイレブンGO】剣城「少年サッカー界は支配した」【安価・コンマ】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 22:04:05.94 ID:Z9V7//JD0
剣城「雷門サッカー部は完全にフィフスセクターの手に落ちました...」

イシド「」

黒木「予定よりも手間が掛かってしまいましたが、雷門はHR関東地区予選2回戦で敗退、最終的にはシードである剣城君が直々に反乱分子を抑えました」

剣城「・・・・これで、兄さんへの手術代は出して貰えるんですよね?」

イシド「・・・・・・・・勿論」

剣城「・・・失礼します」

ウィーン

イシド(革命は、成せなかったか...)











剣城(これでやっと、兄さんへの償いが出来る)

黒木「剣城君」

剣城「黒木さん、どうかしましたか?」

黒木「君のお兄さんへの手術は我々が保証します。そして君の次の舞台はプロリーグです」

剣城「プロ、ですか?」

黒木「はい。あくまでもプロサッカー選手になれるのは義務教育を終えてからの話になりますが、今までのシードとして優秀な功績から、中学卒業後はプロ入りを約束しましょう」

剣城「>>2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552223043
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:10:28.65 ID:HRGb7+m6o
・・・(これでよかったのか?)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:13:15.17 ID:HRGb7+m6o
議長「グッショブ剣城」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 22:15:48.59 ID:Z9V7//JD0
剣城「・・・(これでよかったのか?)」

黒木「剣城君?」

剣城「・・・・・いえ」

黒木「それとも、プロではない舞台に興味があると?まあ、突然の提案でしたからね。まだまだ時間はありますし、家族とご相談しながら・・・・ゆっくりと、進路を考えてください」

剣城「ありがとうございます」

黒木「では、私はこれで」

剣城「・・・・」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 22:25:43.14 ID:Z9V7//JD0
〜雷門中〜

剣城「・・・・」ポチポチ

生徒A「おはよー!」

生徒B「おう、おはよ」

剣城(兄さんの手術は無事に成功したし、学校もサッカー部以外は至って平和・・・これでいい、んだよな?)

生徒C「今年は久しぶりにサッカー部が予選敗退したんだって!」

生徒D「まあたまにはそんなこともあるよな」

生徒E「今年は何処が優勝すると思う?」

生徒F「やっぱ帝国学園じゃね?」

剣城(そういえばサッカー部はどうなるんだ?あいつら全員お払い箱は当然として、黒の騎士団は全員他の部に在籍している・・・・・・また外から補強か?)

ピロン!

剣城(LI○E来たな。何々...?)

どんな内容のLI○Eが来た?安価下
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:27:27.19 ID:PkFBlpVg0
イシドが裏切った
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 22:37:58.24 ID:Z9V7//JD0
剣城(聖帝が裏切った、だと...?)

プルルルル

黒木『もしもし?』

剣城「聖帝が裏切った、とはどういうことですか?」

黒木『ああ、そのことですか。どうやら、彼の目的は我々を内側から潰し、昔のサッカーを取り戻すことだったようです・・・・・』

剣城「昔の、サッカー?」

黒木『フィフスセクターは元々、10年前のFFI優勝による爆発的な人気上昇が社会的地位にまで影響を及ぼし、サッカーが人の価値を決める社会となったことから、勝敗を管理し弱者を救うために作られた組織。それはわかってますね?』

剣城「・・・はい」

黒木『ですが、こともあろうにあの男、イシドシュウジは自分達がかつてやっていたサッカーを取り戻そうと画策していたことが判明しました。今のサッカー人気から、フィフスセクターを取り除けばまた多くの学園が衰退するというのに、ですよ』

剣城「・・・」

黒木『>>8
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:39:37.24 ID:8SWfIhhDo
え?はい、はい
支援者Xというかたがあなたと話したいようです
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 22:42:47.73 ID:Z9V7//JD0
黒木『え?はい、はい』

剣城「黒木さん?」

黒木『・・・・支援者Xというかたがあなたと話したいようです』

剣城「は?」

支援者X『剣城京介君、訳あって名を名乗ることは出来ないが、敢えて言うなら私は支援者Xという者だ』

剣城「・・・・その支援者Xさんが一体俺に何の用ですか?」

支援者X『>>10
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:44:24.62 ID:8SWfIhhDo
・・・このままでは私たちの、それどころか君達の未来は無くなるかもしれない
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:44:57.62 ID:PkFBlpVg0
君のおかげで歴史が変わった
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:46:02.00 ID:eTIlro5Wo
ギャラクシー編乗り越えられないからね
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 22:50:39.93 ID:Z9V7//JD0
支援者X『・・・このままでは私たちの、それどころか君達の未来は無くなるかもしれない』

ピッ!

剣城(黒木さんにしては手の込んだいたずら電話だったな。それとも何かのきっかけで断れなくて仕方なく?まあ、なんでもいい)

ピロン!

くろっきー☆『おおい!なーんでとちゅーできってるのぉ!?』

剣城(いつも思うけど黒木さんのLI○E無駄に可愛いよな・・・いい年したおっさんなのに)










キーンコンカーンコン

剣城(帰るか...)

天馬「剣城!」

剣城「・・・・やぁ、負け犬の天馬君」ニヤリ

天馬「>>14
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:51:57.46 ID:QmtcncNPo
・・・この世界の剣城はまだそんな顔をしてるんだね…
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:52:10.64 ID:PkFBlpVg0
黙れよ...
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 22:56:40.04 ID:Z9V7//JD0
天馬「・・・この世界の剣城はまだそんな顔をしてるんだね…」

剣城(黒木さんといいこいつといい、最近変な遊びにハマってるのか?)

天馬「・・・・じゃあね」

剣城「?」












ガチャリ

円堂「・・・」

剣城「出ていく準備は出来たんですか?」ニヤリ

円堂「・・・・俺はまだ諦めない」

剣城「無駄だ。あんたは諦めないつもりでも、他の奴等で何が出来る?」

円堂「勝利の女神は諦めない奴が好きなんだ」

剣城「あっそ」

円堂「>>17
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:57:41.83 ID:HjC2bWGro
・・・楽しみにしてるよ
本当のお前を見られる日を
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:00:25.84 ID:Z9V7//JD0
円堂「・・・楽しみにしてるよ。本当のお前を見られる日を」

剣城「・・・・チッ、」スタスタ

円堂「剣城、お前にだって残ってる筈だ。サッカーを愛する心が」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:05:22.14 ID:Z9V7//JD0
〜剣城の家〜

剣城「ただいま〜」

母「おかえり!」

剣城「今日の晩御飯って何?」

母「今日は京ちゃんの大好きな母さん特製の肉じゃがよ!」

剣城「本当!?嬉しいな!」

優一「京介!もう帰ってきたのか!」

剣城「ああ、ただいま」

母「>>20
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 23:06:17.95 ID:dtxIglgko
一体誰がお金を払ってくれたのかしらね?
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/10(日) 23:06:33.30 ID:EtwtEDvY0
お父さんも早めに帰ってくることらしいから人々に家族全員で夕食ね♪
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:12:08.97 ID:Z9V7//JD0
母「一体誰がお金を払ってくれたのかしらね?」

剣城「さぁ?でも会ってみたいな・・・兄さんに手術代を作ってくれた人に・・・・」

優一「そうだな。いつか、会いたい。会ってお礼を言うんだ」

剣城「兄さん・・・」








「「「ごちそうさまー!」」」

母「父さん今日は遅くなるって」

剣城「了解」

優一「京介、ちょっといいか?」

剣城「ん?何?」

優一「>>23
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 23:13:26.89 ID:tL0Rjw5Bo
時々思うんだ
俺が今サッカー出来る身体になったのは本当に正しいのか、間違ってるんじゃないのかって
何故かは分からない
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 23:14:53.90 ID:tL0Rjw5Bo
まだなってないな
できれば少し修正

時々思うんだ
俺が今サッカー出来る身体になるのは本当に正しいのか、間違ってるんじゃないのかって
何故かは分からない
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:19:33.06 ID:Z9V7//JD0
優一「時々思うんだ。俺が今サッカー出来る身体になるのは本当に正しいのか、間違ってるんじゃないのかって・・・」

剣城「そんな・・・な、なんでそんなことを?」

優一「何故かは分からないけど、なんとなく・・・」

剣城「ッ!!なんとなくでそんな悲しいこと言うなよ!」

優一「きょ、京介!?」

剣城「サッカーが出来るようになることの何が悪いっていうんだよ!サッカーを好きな奴がサッカーをやるのが間違ってるなんてあるもんか!せっかく体が良くなったのに・・・そんな悲しいこと言わないでくれよ・・・・」

優一「・・・・・すまん」

剣城「>>26
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 23:23:40.93 ID:HkVKlSoYo
わ、分かってくれればいいんだよ(サッカーを好きな奴がサッカーをやるのが間違ってるなんてあるもんかか・・・どの口が言ってるんだろうな)
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:28:32.09 ID:Z9V7//JD0
剣城「わ、分かってくれればいいんだよ(サッカーを好きな奴がサッカーをやるのが間違ってるなんてあるもんか、か・・・どの口が言ってるんだろうな)」

天馬『サッカーが泣いてるよ!』

天馬『サッカーが喜びます!』

天馬『本当のサッカーを取り戻す!』

天馬『サッカーに嘘はつかないって決めたんだ!』

剣城(ただ純粋にサッカーをやりたい少年からサッカーを奪ったんだ。本当はこんな言葉、俺が一番言っちゃいけなかったんだよな・・・)

優一「・・・リハビリ、頑張るよ。そしていつかお前に追い付く!夢はまだ、諦め切れないからな!」

剣城「・・・・その意気だよ、兄さん」ニコッ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:34:04.21 ID:Z9V7//JD0
〜グラウンド〜

円堂「今日の練習だが・・・」

剣城「・・・・・」ポチポチ

神童「おい剣城!監督が話をしている時にスマホをいじるな!」

剣城「俺とお前だけで何するんだよ?」

神童「そ、それは・・・」

水鳥(天馬・・・・もう来ないなんてことはねーよな?)

茜(神サマが居るのに、写真を撮る気が起きない・・・)

円堂「>>29
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 23:35:24.29 ID:m915+ONOo
・・・今日は新しい仲間を紹介する!みんな入ってくれ!
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:48:48.94 ID:Z9V7//JD0
円堂「・・・今日は新しい仲間を紹介する!みんな入ってくれ!」

ウィーン

剣城「へぇ、あんたもフィフスセクターに心を入れ替えたか?」

神童「!?か、監督・・・」

円堂「・・・・改めて、今日から雷門サッカー部に新たに入部する選手を紹介する」

雪村「俺を裏切ったあのコーチの学校なんてもう居たくなかったからな。ちょうどよかったぜ」

浪川「海王は全員がシードだからな。一人こっちに配属されても支障はねー」

喜多「・・・・流石にこうなるとは思ってなかった」

千宮路「ここが雷門ね。悪くはない設備じゃねーの」

剣城「あと何人合流する手筈になってる?」

千宮路「そうだな・・・今んとこ俺ら4人と、他は雷門の雑魚どもで間に合わせろだと」

剣城「シードが5人か。まあ十分だな」

千宮路「出来れば親父にもこちらへ来て欲しかったが・・・フィフスセクターのトップとして色々忙しいみたいだからな」

剣城「そいつは仕方ないな」

千宮路「>>31
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 23:52:40.53 ID:TV8yBBeM0
まあ楽しくやらせてもらうとするか
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 23:52:49.43 ID:m915+ONOo
・・・俺達の後に来る予定の奴等と顔を少し合わせたが・・・
あんな奴等聞いたこともない、あれほどの実力を持ちながら全く記録が無いんだ
それどころか戸籍も無い・・・
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 23:58:14.82 ID:Z9V7//JD0
千宮路「まあ楽しくやらせてもらうとするか」

剣城「そういう訳だ。皆で仲良く、サッカーやろうぜ」ニヤリ

神童「くっ・・・・!」ギリッ

剣城「それと、キャプテンマークもこちらに寄越せ」

神童「なっ!?」

剣城「雷門はフィフスセクターの傘下だ。反乱分子のお前にそいつを付ける資格はない」

神童「>>34
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 23:59:01.16 ID:HkVKlSoYo
・・・じゃあキャプテンの資格とは何だ
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 00:04:51.03 ID:kwlSrw3H0
神童「・・・じゃあキャプテンの資格とは何だ」

剣城「シード内のじゃんけんで決める」

神童「ふざけるな!」

千宮路「何キレてんだよ。たかだか腕にゼッケン巻くのが誰か決めるだけなのによ」

浪川「俺が勝ったら部員のこと野郎共って呼んでいい?」

剣城「構わないぞ」

千宮路「品はないが、まあいいか」

雪村「>>36
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 00:05:54.48 ID:fxLdXHvYo
・・・俺は良い
円堂さん、よかったら練習に付き合ってくれませんか?
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 00:12:57.98 ID:kwlSrw3H0
雪村「・・・俺は良い」

浪川「よし、俄然やる気が出てきたぞ!」

雪村「円堂さん、よかったら練習に付き合ってくれませんか?」

剣城「万能坂じゃないんだ。怪我人を痛め付ける趣味はない」

雪村「え?」

千宮路「そういうのは弱い奴等のやることだ」

浪川「シードの誇りまで捨てるなよ」

喜多「ラフプレイはともかく、流石に怪我人を無理矢理痛め付けるのはどうかと・・・」

雪村「・・・・えっ?」







剣城「じゃんけんの結果、俺がキャプテンになった」

千宮路「よろしくな剣城」

剣城「>>38
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 00:15:53.38 ID:PQQK+YT7o
これからどうする?
ここの設備はかなりのものだし悪くない練習は出来ると思うが
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 00:25:24.64 ID:kwlSrw3H0
剣城「これからどうする?ここの設備はかなりのものだし悪くない練習は出来ると思うが」

千宮路「キャプテンに任せるさ。ま、どうせ勝ち負けは上が判断するから練習は勝手にやればいいしな」

剣城「それもそうか」

浪川「まあキャプテンなんて役職も今の御時世じゃ特に意味はないからな」

剣城「違いない」

雪村「それより背番号決めようぜ」

千宮路「背番号決めといてくれよキャプテン」

剣城「ああ」

【剣城】・・・10
千宮路・・・・1
喜多・・・・・2
霧野・・・・・3
浪川・・・・・4
信助・・・・・5
浜野・・・・・6
速水・・・・・7
天馬・・・・・8
神童・・・・・9
雪村・・・・・11
倉間・・・・・17

剣城「やめるやつが出てきたら補強を要請するまでだが、そちらの方がむしろ都合がいいな」

千宮路「そうだな」

円堂「>>40
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 00:28:16.42 ID:mufMdqK/o
ではさっそくみんなの実力を見せてもらおうか
まずはシュートからだ
遠慮はいらないぞ
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 00:33:36.22 ID:kwlSrw3H0
円堂「ではさっそくみんなの実力を見せてもらおうか。まずはシュートからだ。遠慮はいらないぞ」

剣城「置物に用はない」

千宮路「フィフスセクターに忠誠を誓わない限り、あんたに従うつもりはない」

浪川「怪我してる奴と一緒に練習する意味もない」

雪村「設備見て回るか」

喜多「・・・・」











円堂「行ってしまった・・・(苦笑)」

神童「あ、あいつら!」ギリッ

水鳥「>>42
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 00:34:57.95 ID:CJUEGKyYo
じゃあ私がシュートしてやるよ監督!
一度やってみたかったんだ!
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 00:37:14.63 ID:kwlSrw3H0
水鳥「じゃあ私がシュートしてやるよ監督!一度やってみたかったんだ!」

円堂「お、相手してくれるのか!嬉しいぜ!」

神童「監督、俺も打っていいですか?」

円堂「勿論!」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 00:46:41.38 ID:kwlSrw3H0
〜エルドラド〜

議長「松風天馬が早々にドロップアウトしたおかげでセカンドステージチルドレンの驚異はほとんど無くなったと見てもいい」

アルファ「yes、結果的にサリュー・エヴァンの存在が消え、フェーダは結成されなくなった」

ベータ「皇帝さえ居なければセカンドステージチルドレンなんて危ないけど統率は取れない単なるゴロツキですからね〜」

ガンマ「セカンドステージチルドレンの驚異を止めるためにいざ歴史改編しようとしたらまさかの過去が変わっちゃうという奇跡」

議長「だが結果的にはこれが多くの人類を救った。元々生まれない存在になったおかげで、奴に殺された人間は生き返った」

ガンマ「まさに我々の英雄という訳だ」

アルファ「yes」

ベータ「>>45
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/11(月) 00:49:28.45 ID:VWIXN1930
それでこれからどうするんですか〜?彼らに何かご褒美をあげちゃうとか?(冗談だけどよ)
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 00:49:38.44 ID:OpqRl/cho
・・・え?うん、うん・・・
えぇ!?
オルカから報告です・・・このままだと地球は滅亡します
私達の世界も消える可能性あり
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 00:53:49.72 ID:kwlSrw3H0
ベータ「それでこれからどうするんですか〜?彼らに何かご褒美をあげちゃうとか?(冗談だけどよ)」

議長「下手に干渉しなくても良いだろう。歴史改編を行おうとする動きが無ければな」

アルファ「これから歴史改編を行おうとした私達が、まさか歴史を守ることになろうとは」

ガンマ「スマート!」

ベータ(暇になったし、何するかな?オルカと買い物にでも行くか)
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 01:01:05.11 ID:kwlSrw3H0
〜雷門中〜

剣城(今日でHRも終わりか・・・)

生徒A「今年の優勝はどっちだと思う?」

生徒B「幻影学園だろ。マボロシショットすげーもん」

生徒C「千羽山かもしんねーぞ」

生徒D「どっちも初優勝が懸かってるんだよね?」

剣城(今のところ任務はない。来年までゆっくり調整するか)ポチポチ














天馬「・・・・サッカーに嘘はつかないって、決めた筈なのに」

信助「天馬・・・」

天馬「・・・・・はは、なんだろうな。俺、あの試合からもうずっとボールを蹴ってないんだ。こんな気持ちになったのも、初めてだよ」

葵「>>49
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 01:02:25.61 ID:2Xbxg3I6o
・・・じゃあ今から嘘つくのやめよう、今からボール蹴ろうよ!
私も一緒にやるから!!
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 01:08:43.82 ID:kwlSrw3H0
葵「・・・じゃあ今から嘘つくのやめよう、今からボール蹴ろうよ!私も一緒にやるから!!」

天馬「ありがとう・・・・でもごめん、やっぱり今は、そんな気になれない」

葵「天馬・・・・」

天馬(くそ!なんだよこれ!ボールを蹴りたい思いと一歩踏み出す勇気が出ないもどかしさが混じり合ってるみたいな・・・・)










円堂「今日の練習だが・・・」

倉間「俺達は自分のペースでやります」

円堂「・・・そうか、わかった」

剣城「>>51
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 01:11:36.06 ID:FwjUqI8ao
(・・・何だろうな、兄さんの手術費を稼ぐという目的は達成してから毎日が空虚だ、将来は安泰、家族もみんな笑顔なのに何が不満なんだ)
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 01:20:43.96 ID:kwlSrw3H0
剣城(・・・何だろうな、兄さんの手術費を稼ぐという目的は達成してから毎日が空虚だ、将来は安泰、家族もみんな笑顔なのに何が不満なんだ)

千宮路「打ってくれよ剣城、お前と・・・及第点で雪村と浪川か。それ以外だとまるで相手にならないからさ」

剣城「わかった」

浪川「及第点で悪かったな!」

剣城「剣聖!ランスロット!」

千宮路「賢王キングバーン!」

倉間(化身使いが二人かよ・・・やっぱ無謀だったんだよ、フィフスセクターに立ち向かうなんて。もう逆らわねぇ・・・)

速水「い、一応これから大人しくしていれば・・・サッカーは続けられるんですよね?」

浜野「まあそうなんじゃね?」

倉間「>>53
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 01:24:08.42 ID:+3ZOY80Q0
・・・本当に続けられるのか?
俺達の実力じゃ高校に上がってサッカーをするとしてもあいつらのような相手には何も出来ないんじゃないのか
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/11(月) 01:24:17.82 ID:VWIXN1930
今思うと南沢の奴は利口だったかもしれねぇな……
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 01:30:02.57 ID:kwlSrw3H0
倉間「・・・本当に続けられるのか?俺達の実力じゃ高校に上がってサッカーをするとしてもあいつらのような相手には何も出来ないんじゃないのか」

速水「む、無理に決まってますよ!」

倉間「だな。ま、勝敗指示の都合で勝たせて貰える日が来ることを祈るか」

浜野「ちゅーか、それしかないっしょ。あっちも上の指示には従うつもりみたいだし」

円堂「・・・・・」

神童(やはり無理なのか・・・・・円堂監督でも、フィフスセクターには敵わないのか!)

霧野「>>56
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 01:33:33.47 ID:zFwhwnWwo
・・・(円堂監督は何を考えている?あの人が諦めているようにはとても見えない
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 01:39:05.36 ID:kwlSrw3H0
霧野(円堂監督は何を考えている?あの人が諦めているようにはとても見えない)

円堂「・・・」

茜「・・・・とうとう水鳥ちゃんまで来なくなった」

春奈「そう、ね・・・・・」

茜「寂しい...」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 01:42:39.41 ID:kwlSrw3H0
〜ゲームセンター〜

天馬「たーのしー!」ガガガガガ

You Win

天馬「よし!この調子でもう100円!」チャリン!

葵「て、天馬・・・流石にちょっとやりすぎじゃ?」

天馬「>>59
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/11(月) 01:44:54.35 ID:g2lDdW3fo
まだまだだよ!
そうだ!後でUFOキャッチャーでぬいぐるみ取ってあげる!
・・・お願い、もう少しだけ付き合って
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 01:50:04.82 ID:kwlSrw3H0
天馬「まだまだだよ!そうだ!後でUFOキャッチャーでぬいぐるみ取ってあげる!」

葵「ちょ、天馬!?」

天馬「・・・お願い、もう少しだけ付き合って」

葵「・・・・・わかった」

天馬「ありがとう!」ニコッ












天馬「今日は色々付き合ってくれてありがとうね!」

葵「ううん!たまにはこういうリフレッシュも悪くないよ!」

天馬「そのぬいぐるみ、俺だと思って大事にしてね!」

葵「なんか大袈裟ねw」

天馬「じゃあ俺・・・・・【帰るよ】」

葵「ん!じゃあまた明日!」

天馬「また、ね・・・・・・・」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 01:55:56.54 ID:kwlSrw3H0
〜木枯らし荘〜

秋「天馬!?な、何してるの?」

天馬「何って見ての通り、帰る準備だよ」

秋「か、帰るってまさか!?」

天馬「うん!なんとか飛行機取れたよ!今帰り仕度してる!」

秋「天馬・・・」

天馬「うん、予定通り明日そっちに帰るから!じゃあまた!」

ピッ!

秋「帰る・・・・って?」

天馬「明日沖縄に帰るよ。今までありがとうね秋ねえ」

秋「さ、サッカーは?雷門でサッカーするって、ここまでずっと頑張ってきたんでしょ?」

天馬「もういいんだ。もう十分だよ・・・・」

秋「>>62
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