【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」

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420 : ◆eltIyP8eDQ [saga]:2019/08/25(日) 01:54:21.94 ID:RE9+tXGu0


ケイ「ハイダージリン!」


いつの間にか他の生徒達には渡し終えたのかケイは笑顔でダージリンへと紙コップを差し出す。

ダージリンはありがたくそれを受け取るが、


ダージリン「ありが……これ、中身は何?」

ケイ「え?コーラよ?試合観戦と言ったらこれでしょ!!」

ダージリン「……あ、ありが」

アンチョビ「ん?なんだコーラ苦手なのか?」

ダージリン「い、いえそういうのじゃ……」


並々とコーラの入ったコップを持ちながらどうしようかと戸惑っているダージリンにアンチョビが声をかける。

別にコーラが嫌いとかそういうのではないが、そもそも(ダージリンの中では)聖グロの生徒といえば紅茶が水分補給の基本と言えるためあまり刺激の強いものは飲まないようにしているのだ。

炭酸が舌や口内で弾けて痛いからとかそういうのではなく。などと言い訳を脳内で巡らせるがどのみちせっかくの厚意を無碍にするなんて真似が出来るわけもなく、

ダージリンは覚悟を決めて沸々と泡立つカラメル色の飲み物を口に含もうとする。

その時、


アンチョビ「なら私のオレンジジュースを飲め。私はコーラでいいから」


差し出されたオレンジジュースとアンチョビを交互に見て視線で「良いの?」と尋ねるとアンチョビは「いいから」と手にねじ込むようにコップを渡した。


ダージリン「……ありがとう。アンチョビさん」

アンチョビ「いいって。ほらカチューシャ。お前の分もあるぞ」

カチューシャ「別に頼んでないわよ」

アンチョビ「頼まれて無いからな。だから、これは私の勝手だ」

カチューシャ「……ありがと」


ぶっきらぼうなお礼の言葉にアンチョビはニッと笑顔を見せる。


アンチョビ「気にするな」

カチューシャ「……」


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