まどマギ ほむら「悪魔になった私はこの先どうなるのかしら」

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10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/05(金) 20:35:51.71 ID:S7m2BeXW0
>>9
ミス処理
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/05(金) 20:36:29.24 ID:S7m2BeXW0
そうこうしているうちに、サッカーの試合は始まっていた。

美樹さやかがまどかにボールを蹴る

「いくよ、まどか」

まどかは、あたふたとしながら、ボールを受け取る

「まどか、こっちだ」

佐倉杏子が呼びかけると、まどかは佐倉杏子にボールを蹴った

「えいっ」

「ナイスパスだ!」

佐倉杏子は受け取ったボールを、ゴール前まで蹴り進める

私は、その様子を後ろから見ていた
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/05(金) 20:45:57.02 ID:S7m2BeXW0
「ほむらちゃん、ボール来たよ!」

「えっ?」

まどかの呼ぶ声で、私は、はっとする。

佐倉杏子が手を振っている姿が見えた。

「すまねぇ、ほむら。もう一度こっちにボールくれ」

私は、慣れない仕草で、ボールを蹴り始める。

すると、とあるクラスメートが、私の前に走ってきた。

「暁美ほむらちゃんね。行かせないよ!」

「わっ」

クラスメートにボールを取られそうになり、

私は必死で、近くに居たまどかに、ボールを蹴った。

「まどか、お願い!」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/05(金) 20:51:04.76 ID:S7m2BeXW0
「わっ」

ボールは無事に、まどかに渡り、

美樹さやかが高い声で呼んだ。

「まどかー。こっち!」

「いくよ!」

まどかが蹴ったボールを、美樹さやかは受け取り、

美樹さやかは、華麗にゴールへとシュートを打った。



14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/05(金) 21:01:05.95 ID:S7m2BeXW0

ピッピーーーッ!

ゴールのホイッスルが鳴り、

みんな、「やったー!」と言った。

「ナイスシュートだったよ、さやかちゃん」

「やったな、さやか」

「えっへへ。みんなありがと」

まどかがふと私を見る。

「ほむらちゃんも、ナイスパスだったよ」

「えっ そ、そう?」

私もそれとなく輪の中へと走っていった。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/05(金) 21:13:55.36 ID:S7m2BeXW0
体育の授業も終わり、昼休みをむかえ、

私達は、巴マミと一緒に食事をとるため、屋上へと向かっていた。

屋上に着くと、先に来ていた巴マミが、気がついて、私達を見る。

「おつかれさま。サッカーどうだった?」

巴マミの呼びかけに、佐倉杏子が応える。

「うん。私は楽しかったよ」

美樹さやかも、『にこにこ』と笑いながら返事をする。

「私も。今度はマミさんも一緒にサッカーしましょう」

「まあ、いいわね」

さあっ、お弁当を食べましょう、と、座りながら、巴マミは言う。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/14(日) 00:04:29.83 ID:HpN6msZIo
はよ
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/15(月) 22:13:59.72 ID:62yo3lcY0
「今日のお弁当は…卵焼きにお野菜に、ハンバーグ!

改めて見るとワクワクするわ」

巴マミが『にこにこ』と見る弁当の中身を見て、

美樹さやかはびっくりした顔をする。

「うわぁ。マミさん、豪華じゃないですか。

いいなぁ、私もお昼にハンバーグ食べたい」

「うふっ。昨日は腕をふるって作ったから、楽しみにしてたの。

今日、一緒に食べるって知ってたら、あなた達の分も作っても良かったんだけど」

「本当ですか!?…というか、マミさん。

お弁当、自分で作ってるんですか?」

「ええ、そうよ」、と、巴マミは言った。

「私、一人暮らしだから」

ああ、そうだったわね。

と、私は一人で頷いた。

私が改ざんした世界ではまだ、
巴マミが一人暮らしだったことを、皆、知らなかったのね。

そのとき、まどかがそっと、私の弁当の中身を覗いた。

「ほむらちゃんのお弁当…何だかきっちりと整ってるね。

健康のことを考えてるというか」

「そう…?」

これも、私が作ったんだけど。

美樹さやかが高らかに言った。

「おっと、今日は皆、お弁当を見せ合う日ですか?」

「それはいいかもね。良かったら、私のハンバーグ分けてあげる」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/15(月) 22:30:53.15 ID:62yo3lcY0
「それはいいかも」

と、まどかも同調し、皆で輪を囲むことになった。

佐倉杏子が言った。

「しっかし、一人暮らしなんて。

何でまた、そんな生活してるんだ?」

「それは、まぁ自分を鍛えるため、というか…いろいろね。

一人で生活するのは大変だけど、偶にこうして、自分のやりたいことをできるから、悪くもないわよ」

「あなた達と、こうして一緒にいたら、寂しくもないし」

と、巴マミは言う。

美樹さやかが、少し申し訳なさそうに言った。

「私は、家族と一緒に生活してるから、
あんまり、一人暮らしのこととか考えたことなかったかな。

さっきは、勝手に、お弁当の見せ合いとか言って、よかったですか?」

「構わないわよ」

と、巴マミは言う。

「こうして賑やかで居ると、楽しいから。

あなた達も、せっかくだからお弁当を分け合いましょう。

そうね、佐倉さんは、どんなお弁当を持ってきたのかしら」

「あ?…あたしは…りんご、だけだよ」

「まぁ、なんですって?」

巴マミは手で口を押さえた。
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 23:15:53.40 ID:62yo3lcY0
読んでる人が居たことに驚き。
新スレ立てて書き直してるので、一応ここに載せときます。

レス15以降が更新内容になります。
↓↓↓


まどマギ ほむら「悪魔になった私は、この先どうなるのかしら」
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