【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その5【安価】

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205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:19:52.80 ID:iB5wg8tjO
>>204

手当を受ける由良
意識が戻ってからこれが刃先だったら大変だったと
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:26:02.67 ID:4bilQiZYo
>>204で拘束される深海綾波
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:26:09.87 ID:uDy9Xjy2O
>>205
ただし由良の復帰には結構かかる
208 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/14(火) 22:40:06.31 ID:lYTwsHYn0
黒潮「なんや、誰が叫んどんよ?」ガチャ


深海綾波「あ!ちょうどいい所に!」


黒潮「な…!?」


深海綾波「この方の手当てをお願いします!傷自体は浅いんです!」


黒潮「これを…アンタが……?」


由良「ぅ……」ピクッ


深海綾波「あ…!これには深い訳があって……と、とにかくお願いしますね!」ダダダ


黒潮「アイツ……由良をやりに来とったんか…?」
209 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/14(火) 22:47:53.96 ID:lYTwsHYn0
ーー


提督「あの由良が一方的にやられたのか」


龍驤「ほなあの綾波は裏切ったってことでええんやな」


黒潮「そもそも仲間かどうか怪しかったで。本性表したってとこ違うか」


提督「由良は怪我は浅いがダメージが相当大きいそうだ。暫くは動けないらしい」


龍驤「両足骨折してた時よりも重傷なんか…」


黒潮「あの綾波は変な槍を持っとった。もしかしたらそれの仕業かもしれん」


提督「レ級にも知らせておこう。深海棲艦同士で解決してくれることもあるだろう」
210 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/14(火) 22:55:01.41 ID:lYTwsHYn0
深海綾波「うううう…!なんで私なんですか!こんな事をしたかったわけじゃないのに!」


グググ…


深海綾波「う…!右腕が槍を握り締めてる……!」


深海綾波「綾波はやれと言いたいんですか!?」


ヒュンッ……


深海綾波「うううう…!私は危険な事はしたくないのに……!」


深海綾波「……分かりましたよぉ!大本営に組織の場所をリークします!」


深海綾波「前の八島照射から殆ど変わってないみたいですけど、なら地下ですよね!」


深海綾波「もう……!自分から危険な事はしたくなかったのに!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:00:38.75 ID:RJkY1O1V0
綾波の槍が反応しなくなるまで念入りにかつ執拗に攻撃を繰り返す大本営と
徐々に対応しきれなくなってくる大和たち
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:04:33.35 ID:E4FWdeUa0
>>211+洗脳を解く信濃

213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:08:51.89 ID:iB5wg8tjO
リークのあと綾波の手を離れてすごい勢いで飛んでいく槍
214 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/14(火) 23:21:28.33 ID:lYTwsHYn0
ーー

「組織がまだ動きがあるだと!?」


「八島の攻撃は的外れだったのか?」


「第二射の準備に入る。異論は無いか?」


「異論なし」


「今度は息の根を止めてやるぞ」
215 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/14(火) 23:28:45.20 ID:lYTwsHYn0
深海綾波「これで良かったんですか……?大本営は再び組織への攻撃を開始するみたいです…」


ギギギッ


深海綾波「え、うわ…!」


ビュンッ


深海綾波「飛んでいっちゃいました…なんなんですかあの槍は…」


深海綾波「とにかく…私の役目は終わりですよね。これで後はいつも通りに……」


ピピピピ…


深海綾波「呼び出し…一体誰からですか?やっと平凡な毎日に戻れるんです、無視を…」


深海綾波「あ……これは無視できないやつだ…」
216 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/14(火) 23:34:32.32 ID:lYTwsHYn0
ーー

レ級「よぉ綾波。あたしの仲間に手を出したみたいだな」


深海綾波「だから違うんですって!話を聞いて下さい!」


レ級「聞く価値もねぇ。覚悟しろ」ジャキンジャキン


深海綾波「艤装が変形!?なんですかそのトンデモなのは!?」


レ級「よりによって由良を狙うとはな。でも残念だったな、トドメを刺す前に誰かが来て」


深海綾波「由良さんに怪我をさせたのは事故なんです!お願いですから聞いて下さい!」


レ級「重力砲…発射」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:37:13.94 ID:2YTwxdUf0
発射直前に暁が目の前に割り込んできたため、咄嗟に空に向けて撃つ

暁「だめ!ちゃんと話を聞いてあげようよ!」
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:37:29.00 ID:vxHaAWJEo
腰が抜けて泡吹いて気絶する綾波
レ級はこいつみたいな腰抜けにできるわけないんだよなあって分かってる
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/14(火) 23:39:08.17 ID:E4FWdeUa0
八島が放たれる直前に信濃を大本営まで引っ張って連れて行く槍
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/14(火) 23:39:32.53 ID:L/be0IODO
頭上を通り過ぎる重力砲にへたり込む深海綾波
この前の電話の借りだ、覚えとけって言ったよな
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:41:23.27 ID:OmsLyhBxo
1割くらいの力で掠める様に打ってた
それでも風圧がヤバくて顔真っ青の綾波を改めて問いただすレ級
222 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/14(火) 23:45:30.66 ID:lYTwsHYn0
カッ!!


深海綾波「ふぇぇぇ……」バタッ


レ級「…ただ光っただけだ。重力砲は撃ってねぇぞ」


深海綾波「ぶくぶくぶく…」


レ級「それなのに泡を吹いて気絶…やっぱりコイツの力じゃねぇな」


レ級「黒潮が言ってた槍が怪しいな。それを今持ってねぇって事はもう変な事はできねぇだろ」


深海綾波「」


レ級「コイツはここで気絶させとくか。お前がやったんじゃなくても近くに居たのが悪いんだよ」
223 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/14(火) 23:49:24.59 ID:lYTwsHYn0
ーー大本営


「なんだお前は、見慣れない顔だぞ」


レ級「私は綾波の知り合いなんですけど…」


「あの綾波か…今ここには居ない」


レ級「待たせてもらっていいですか?」


「下手に動き回るなよ。綾波の客人と言っても容赦はしないからな」


レ級「分かりました」


レ級(せっかくここまで来たんだ、大本営に忍び込んで情報の一つでも持ち帰ろう)
224 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/14(火) 23:55:08.65 ID:lYTwsHYn0
レ級(どっかの誰かが新兵器がどうこう言ってたんだよな。何か危ないもんでも隠し持ってんじゃないのか?)


レ級(そんなすぐに分かる所にはねぇだろうけど、情報は欲しいな)


レ級(鎮守府と暁を守る為だ。少しくらい危険なこともしとかねぇと)


レ級(虎穴に入らずんば虎子を得ずって言うんだっけか?なら入ってやろうじゃん)


レ級(あたしは綾波とは違う。ビビったりしねぇんだよ!)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/14(火) 23:58:00.95 ID:E4FWdeUa0
記憶が朧げな信濃とばったり出会うレ級
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:58:01.75 ID:OmsLyhBxo
信濃失踪でてんやわんやの部署を見つける
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:59:17.15 ID:BwbTXSa4O
安価は信濃が帰ってきたって騒ぎで探しものできる状況じゃなくなる
髪が引きずるほど伸びて、あのような不覚を取られるとはと話してる
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:08:34.28 ID:I703Z77Eo
また不穏な展開になってる…
足りなかったもの10スレ目で終わらせるって決めてるからゴリゴリ展開進めないといけないのかね
229 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 00:08:50.04 ID:zIO1UQS20
信濃「う…………」フラフラ


レ級「なんだお前……じゃない。どうしたんですか?」


信濃「ここ…は………」


レ級「ここは大本営です。貴女は?」


信濃「私は…信濃…………」


レ級「信濃…提督の口から聞いたことがあるな」


信濃「ここは大本営……戻ってこれた…どこから……戻ってきたの…?」


レ級「記憶が曖昧なのか?何があったんだよ?」
230 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 00:13:55.06 ID:zIO1UQS20
信濃「私は……大和さん…?」


レ級「なんか様子がおかしいな。ここは誰かに任せるのが良いか」


スタスタ


レ級「ん……?」


大和「まさかあそこから逃げ出すなんて。洗脳だけでは限界があるんでしょうか?」


レ級「誰……ですか…?」


大和「肌の色まで変えて変装してるなんて、変わった深海棲艦ですね。大本営に何の用ですか?」


レ級「チッ……」
231 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 00:16:26.19 ID:zIO1UQS20
大和「どきなさい。貴女に構っている暇はありません」ギラッ


レ級「なんだよその剣…!」


大和「閻魔刀。大和と同じ名を持つ魔剣です」


レ級「何人切った?何人殺した?」


大和「貴女には関係ありませんよ」


レ級「人を切ることに躊躇がねぇのか?」


大和「ごちゃごちゃ五月蝿いですよ、貴女も閻魔刀の錆になりたいんですか?」ギラッ


レ級「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:20:12.90 ID:SNv0Ss47O
それは簡便だと退散するレ級
大和が顔を信濃の方に向けると、槍を持って髪を引きずるほど伸ばした信濃が大和を睨んでる
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:24:10.24 ID:I703Z77Eo
いや、あんたみたいなの相手にしてたら命がいくつあっても足りねえよって大本営を後にするレ級
提督に今までと比べてもとんでもなくヤバイ奴が敵にはいるぜって話す
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:27:57.27 ID:HwEg2qtco
>>233
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:28:30.21 ID:ORHPHvTbo
大和に人が集まってきた騒ぎに乗じてレ級は退散
大和もさっさと信濃を洗脳し直して帰ろうとするが意外に洗脳に抵抗してくる信濃
236 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 00:31:14.29 ID:zIO1UQS20
レ級「…それは勘弁だな」


大和「なら消えなさい。ここは貴女のような低俗な種族が来る場所ではありません」


レ級「……」


大和「運が良い深海棲艦ですね、信濃がいなければ消していました。陸に居るレ級なんて虫を殺すより簡単です」


大和「もう邪魔は入りませんね。信濃、帰りますよ。私の目を見て下さい」


大和「……信濃!?」


信濃「……」ズォォォォォ
237 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 00:35:42.18 ID:zIO1UQS20
大和「なんですかその髪…!元々長い上に更に伸びて……!」


信濃「……」


大和「いつの間に槍を!?これが真の力……?」


信濃「……」


大和「…洗脳すれば関係ありません。信濃さん、私の目を……」


信濃「……」ズォッ


大和「え…」


信濃「……」ぐちゃ


大和「あ……あ"ぁぁあ"あ"あ"ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
238 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 00:42:29.93 ID:zIO1UQS20
信濃「……」ズブッ


大和「目……目が!!大和の…目を……!!」


信濃「ソレが無ければ……その力は…」


大和「よくも大和の片目を…!!」ブンッ


信濃「……」スッ


大和「消えた……!?」


信濃「片目で……距離間が分かってませんね……」ドスッ


大和「かは……っ!!」


信濃「心臓は……外しましたか……」
239 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 00:44:59.43 ID:zIO1UQS20
大和「その……槍は……邪なものしか…反応しないはず…!」


信濃「貴女は……邪悪では無いと…?」


大和「……お仕置きが必要ですね。覚悟しなさい」チャキッ


信濃「そんな手負いの状態で…勝てるんですか……?」


大和「大和を…舐めるな!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:47:21.65 ID:EtZ4054gO
刀を抜いたその刹那青い剣閃が中空にいくつも走る
大和「次元斬」
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:49:09.83 ID:HwEg2qtco
居合斬りで大本営の建物が倒壊し、瓦礫に巻き込まれる信濃
這い上がった時には大和の姿はなかった
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/15(水) 00:49:33.99 ID:WQPauOMc0
異変を察知し駆けつけた大本営所属の特務艦達に捕らえられる大和
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/15(水) 00:49:48.68 ID:GDpnAQxDO
本気の大和に信濃が
この手は出来れば使いたくなかったけれど…もう一段あるんですよ、この槍にはと言い赤い布を外す
244 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 00:53:48.97 ID:zIO1UQS20
「何をしているんですか!!」


大和「!!」


「信濃さんが帰ってきた!」


「血を流してるのは…大和!?」


「随分前に脱走したあの大和!?」


「信濃さんが捕まえてくれたのね!」


信濃「ここは大本営……特務艦は何人もいる…」


大和「く…そ……が…!」
245 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 00:57:01.08 ID:zIO1UQS20
信濃「諦めなさい……その怪我では逃げられない…」


大和「最初からそのつもりで…!」


信濃「目を潰せば叫ぶ…胸を刺せば動けない……」


「大和!貴女を拘束する!」


「抵抗するな!」


大和「ふざけるな……!」ギラッ


「刀…?」


信濃「…まだ足りませんか」


大和「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:59:41.73 ID:I703Z77Eo
槍を一閃させて刀を弾き飛ばす信濃
あの時とは逆の立場になりましたねと
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:00:15.78 ID:EtZ4054gO
怒りのあまり魔人化する大和
三人に分身した絶・次元斬で有象無象を蹴散らす
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:00:18.22 ID:88+ABy/T0
大和VS信濃 最後のガチバトル
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:03:38.10 ID:EtZ4054gO
次元斬・絶でした…
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:07:31.22 ID:pQAA3MPTO
魔人化は武器の力じゃなくない?
大和は半魔だった…?
251 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 01:07:37.82 ID:zIO1UQS20
信濃「…貴女達、逃げなさい……巻き込まれる…」


「どういうことですか?」


「あんなにボロボロなのに?」


信濃「見なさい…」


大和「オォォォォ〜〜!」


「様子がおかしい…!?」


信濃「刀に…飲まれたのね…」


「あの!私達はどうすれば!?」


信濃「逃げて……」


「…了解です」
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:08:40.56 ID:I703Z77Eo
魔になるということは獣の槍が全力で討ち滅ぼせるって事ですね…
253 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 01:10:47.56 ID:zIO1UQS20
大和「逃ガす…カ……!」ジャキッ


「こっちを向いた!」


信濃「巻き込むわけには…いきません…」ビュンッ


大和「グ…ガ………!」


ガシャーーンッ!


「大和さんごと飛んで行った!?」


「あの槍…それに信濃さん……」


「…今は信濃さんが帰ったことだけを報告しておきましょう」


「それで良いんですか?」


「あの戦いは邪魔してはいけない。巻き込まれれば命は無いわ」
254 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 01:14:03.51 ID:zIO1UQS20
ーー


信濃「ここなら……誰にも迷惑は…かからない…」


大和「おぉアぁァァァ…!」


信濃「それが大和の…成れの果て……あの大和の…」


大和「ガぁぁぁぁァ…!」ビュンッ


信濃「……」ガキィン


大和「グぅ……!」


信濃「次元斬……残念ですが…私には当たりません…」


大和「がァァァァーーー!」


信濃「大和……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:16:02.52 ID:cAs2wpDq0
信濃にとどめを差そうとした大和の体が暴走に耐え切れず崩れ落ち息絶える
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:17:36.66 ID:DdiRsxFC0
大和 槍に貫かれて塵になる
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:18:08.31 ID:I703Z77Eo
槍本来の力で大和の魔を討ち滅ぼす
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/15(水) 01:18:51.53 ID:WQPauOMc0
八島が放った一発により組織は壊滅その知らせを聞いた大和も暴走に耐えきれず死亡
259 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 01:24:57.82 ID:zIO1UQS20
信濃「……」ドスッ


大和「オ…」


信濃「この槍は……邪なるものを貫く…」


信濃「大和が持っていたのは魔剣……つまり…」シュオォォ


信濃「その剣に飲まれた貴女は完璧に邪な存在となった」


大和「……ぉ…オ…」


信濃「私も槍に支配されていた。そうしなければ洗脳から抜け出すことはできなかった」


信濃「でも私と貴女は違う。闇の道に落ちた大和とは違うのよ」


大和「や……ま……と…」


信濃「…孤独な最後ね」
260 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 01:33:04.64 ID:zIO1UQS20
信濃「組織では世界の均衡がどうとか言っていた。でも貴女の考えは違ったわよね」


信濃「貴女は大本営を潰すつもりだった。史実の大和の恨みを晴らすため…だったかしら?」


大和「ォ…………」ザザ…


信濃「貴女が大和を名乗るなんて烏滸がましいのよ。塵となって消えなさい」


大和「……」ザ……


大和「」サラサラ…


カランッ


信濃「この魔剣も使い道を間違えなければこんな事にはならなかったのに。魔剣といえども使い手が正義なら問題は無い」


信濃「私の元に来なさい。ヤマト」


ズ…ズズズ……


信濃「…そう。貴方も貴方なりに大和を気に入っていたのね。なら閻魔刀とは呼ばないであげるわヤマト」パシッ


信濃「大和を消したとはいえ、組織はまだ脅威の存在。早く消すべきね」


信濃「八島を使う必要は無い。私が……仕留める」


信濃「覚悟しておきなさい…」


ーー
261 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/15(水) 01:33:38.55 ID:zIO1UQS20
明日ない分今日多目に更新。遅くまでありがとうございました


コメントなどあればお願いします
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:36:25.56 ID:pQAA3MPTO
乙です
まだまだ波乱はありそうだなぁ
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:37:26.80 ID:WQPauOMc0

しかし最初戦ったときに槍が大和に反応しなかったのは何でなんだろうな
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:38:53.42 ID:HwEg2qtco
彼女の気質は艦娘でありながら深海の負のそれに近しかったのかもしれない
乙でした
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:38:59.18 ID:DdiRsxFC0
おつです
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:41:33.07 ID:KZaoT8kXO
乙でした
組織のことだから大和の脳みそコピペとかしてないだろうな?
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 01:42:30.07 ID:ORHPHvTbo
おつおつでした
大和は結局過去を超えられ無かった、老幹部さんはなにを思うか…
刀も槍も認めた持ち主に尽くすタイプだったのね
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/15(水) 02:00:06.49 ID:GDpnAQxDO
お疲れ様でした
核弾頭が荷電粒子砲になったのはどの時点からだったんだろう
この世界が始まった時からか途中で改良されてそうなったか…
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/15(水) 14:27:32.41 ID:GwBqbBKV0
早霜が脱落して大和が消えたなら喫緊の課題は消えたな
ただ老幹部系の奴らの事だから 量産型大和までありそうで怖い
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 14:29:45.84 ID:GwBqbBKV0
sage忘れスマソ
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 15:40:44.87 ID:4Cp/H5UXO
大和「前任の大和はコミーで反逆者でしたが、今回の大和は完全で幸福です」
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 12:01:48.82 ID:Gr1cskRm0
恐るべきクローン技術… だが、再生怪人と量産怪人にはある種のお約束というかジンクスも付いてくるのだ!
まあその落差がまた魅力ではあるのだが。
273 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/16(木) 20:12:06.62 ID:RQKH3RKo0
ーー

龍驤「傀儡の大群が攻めてくるって!?」


長門(どうやらそのようだ)


提督「この鎮守府が狙われる理由はなんだ?」


長門(特定の鎮守府を狙った訳では無い。手当たり次第といったところだ」


龍驤「もう傀儡が実戦配備されとるんか…」


長門(いや、まだその段階では無いそうだ)


提督「それなのに大規模な進軍を?」


長門(組織の思惑があるようだ)
274 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/16(木) 20:18:53.79 ID:RQKH3RKo0
長門(大本営は組織の脅威であった大和を仕留めたそうだ。これによりかなりの弱体化が予想される)


提督「今攻めてこられるとマズイということか」


長門(組織に矛先が向かないように各鎮守府を傀儡で襲わせる。大本営の意識を組織の掃討から遠ざけたいんだ」


龍驤「こっちにはどれくらいの傀儡がくるん?」


長門(分からない。鎮守府を全滅させてくるような量を送り込んでくる可能性はある)


提督「由良はまだ戦えない。その中で傀儡の相手をすることになるのか…」


龍驤「それでもウチらは事前に知ることができた。今からでも対策はできるで!」


長門(私も全力で戦うぞ)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/16(木) 20:22:57.55 ID:Rsgk7sUa0
幹部からの要請で信濃が鎮守府に訪問
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 20:22:58.79 ID:ETrcHo6Oo
夕立にも加勢してくれる様に頼む白露型姉妹
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 20:24:10.61 ID:Zm5aHT/sO
潮、体内の内臓器官の広域指令受信機があるあたりに違和感を覚える
陽炎達も落ち着きがなくなる
278 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/16(木) 20:30:18.96 ID:RQKH3RKo0
ーー

夕立「断るっぽい」


白露「なんでさ?この鎮守府が傀儡に襲われるんだよ?」


村雨「どれくらいの量がくるか分からないから戦力はあった方がいいの」


春雨「お願いします…」


夕立「ここの奴らに協力する理由が無いっぽい」


駆逐水鬼「僕達がお世話になってるんだよ。それは理由にならないかな?」


夕立「ならないっぽい」
279 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/16(木) 20:32:40.80 ID:RQKH3RKo0
白露「私達がやられちゃってもいいの?」


夕立「ここの連中が死んでも白露達は死なないぽい。そんなんじゃ特務艦はできないっぽい」


村雨「そう…だけど……」


夕立「夕立は帰るっぽい」


春雨「そこをなんとか…」


駆逐水鬼「僕が頼んでも無理かな?」


夕立「それとこれとは話が違うっぽい」
280 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/16(木) 20:35:23.34 ID:RQKH3RKo0
白露「どうしても無理なの?」


夕立「無理というかやりたくないっぽい」


村雨「……仕方ないわね」


春雨「夕立姉さんが居ないとなると…」


駆逐水鬼「かなり厳しいけど、なんとかするしかないよ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 20:38:19.64 ID:Zm5aHT/sO
老幹部と「出資者達」の方針会議
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/16(木) 20:38:20.36 ID:Rsgk7sUa0
大本営から増援の特務艦菊月が来る
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/16(木) 20:39:16.38 ID:6jtq9+5DO
組織ではそうして時間を稼いでいる間に老幹部は左腕である若葉を呼び戻す
この若葉はガン=カタの使い手でこれまで裏方に徹し世界中を回っていた
284 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/16(木) 20:53:20.65 ID:RQKH3RKo0
ーー某所


『ヤマトがやられたのは本当なのか?』


老幹部「残念ながら事実じゃのう」


『あのヤマトが…』


『代わりの駒は無いのか?』


老幹部「大和まで強いのはおらん。傀儡の方がマシじゃ」


『ハヤシモ…か?それはどうした?』


老幹部「あれは処分も考えとった。強かったが儂達の事を分かってはおらんかった」
285 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/16(木) 21:02:42.84 ID:RQKH3RKo0
『これからどうするんだ?』


老幹部「とりあえずは傀儡を使って鎮守府を襲わせる。その間に立て直しぢゃな」


『時間稼ぎか』


老幹部「現状それしか打つ手がないんじゃ。八島の第二射を考えるとここから撤退も考えとる」


『次の候補地は?』


老幹部「ロシアの方じゃな」


『あそこか…』


『傀儡を使うと言っていたが量産体制は整っているのか?』


老幹部「そこは問題ない。精度にはまだ不満と不安があるがの」


『量だけは作れるということだな』
286 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/16(木) 21:10:44.85 ID:RQKH3RKo0
老幹部「研究員や施設は動かす準備はできとる。じゃが施設はここにあった方が都合が良いのじゃろう?」


『その国は平和ボケした国だ。それ以上条件の揃った国は無い』


『ヤシマの破壊は不可能なんだな?』


老幹部「無理じゃ。それこそ世界の均衡が保たれん」


『破壊しても脅威、破壊しなくとも世界を脅かす…厄介な存在だ』


老幹部「儂に組織を動かす決定権は無い。出資者達で決めてくりぇ」


『多数決で決めるか』


『共産主義者としては…』


老幹部「後はそっちでやっといてくりぇ。傀儡の量産で忙しいんじゃ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:12:41.33 ID:E0xgOSn80
ユキカゼの運にかけよう
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/16(木) 21:15:09.02 ID:Rsgk7sUa0
秘密裏に組織を潰すため大本営と手を組むロシア
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:17:01.12 ID:Wlqyvb/RO
企業側から当面の老幹部の身辺警護として戦闘妖精雪風が派遣される
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/16(木) 21:17:11.76 ID:ETrcHo6Oo
戦いの中で死んだ大和へ老幹部さんの心情がポロッと
291 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/16(木) 21:24:11.46 ID:RQKH3RKo0
ーー

雪風「傀儡の皆さん!雪風に着いてきて下さいね!」


「「「……」」」


雪風「この雪風が居れば少人数でも鎮守府を壊せます!全員ぶっ殺しましょうね!」


「「「……」」」


雪風「返事が無いのはやっぱり寂しいですね…」


雪風「でも老幹部さんがお困りなんです!雪風が助けられるのならお助けしたいんです!」
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:25:17.87 ID:9z/n55Q9O
(またヤベーのが出てきた感)
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:30:03.07 ID:ETrcHo6Oo
人望があるのかアレなのに好かれるタイプか…>老幹部
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:31:29.08 ID:Rsgk7sUa0
どの安価が採用されたんだ…?
295 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/16(木) 21:31:46.06 ID:RQKH3RKo0
雪風「雪風の戦闘能力は大したことはありませんが、私が居れば攻撃はほとんどクリティカルになります!」


雪風「頭が足りてない傀儡の皆様でも攻撃さえすればいいんですよ!」


「「「……」」」


雪風「命乞いする奴も全員皆殺しです!提督や人間、深海棲艦も殺して下さい!」


雪風「それではまずはあの鎮守府です。皆さん行きますよ!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:33:59.81 ID:GVy7GOguO
しばらく後、足りないもの鎮守府に複数の鎮守府が通信途絶した旨が伝わる
それらは何れも高翌練度で特務艦も複数居合わせていたという
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:34:03.25 ID:hJhhyb1j0
待ち構えていた相手に雪風撃破される
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:34:28.93 ID:M9OJ1vHyO
残念ながら相手が悪く最前線鎮守府だった
当たらなければどうということはない
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/16(木) 21:35:07.79 ID:Rsgk7sUa0
想像以上の激しい抵抗に合い撤退を余儀なくされる
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:36:00.60 ID:ETrcHo6Oo
(幸運の置物かな?)
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:41:35.11 ID:Rsgk7sUa0
駄目みたいですね…
302 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/16(木) 21:43:34.41 ID:RQKH3RKo0
ーー


五月雨「長波がやられた!!やっぱりあの傀儡が攻めてきてやがる!!」


島風提督「どうしてここが…」


五月雨「こんな時に武蔵は何してんだよ!このままだとこっちは全滅だ!」


島風提督「そんな事はさせるか!」


五月雨「だけどどうしようもねぇんだよ!!こっちの攻撃が全く当たらねぇんだ!!」


島風提督「運が良いというレベルじゃない…」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:44:22.06 ID:kYAc1k2do
当たらないってそっちなのか…
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:45:08.48 ID:M9OJ1vHyO
あ、そうなるのね…
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