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【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その7【安価】

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302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:20:17.97 ID:RfnuziCuO
足りない子たちへのフォローはとても充実しているのは確かだが 足りていない部分が無い子へのフォローははっきり言って無いに等しいのが気になるとの意見がちらほら
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:20:50.96 ID:Q/4KdJLYO
アンケートの結果ではみんな鎮守府にいることで何かしらの形で救われてきたので根本の考えに反対する娘はいない
その代わりこうすればもっと良くなるのではという提案が書いてある
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:23:13.75 ID:jfPW/xdzo
足りないものかないのって葛城と那智だけだっけ?
葛城は暴走しちゃった件もあってだいぶフォローされてたけど
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:25:44.00 ID:Q/4KdJLYO
那智も強くなるために特訓したら皐月がマッサージしてたりとお互いのフォローはしてるはずなんだけどな
設備的な意味なんだろうか?
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:26:25.59 ID:79bW6VL6O
あときよしーとか金剛とか多摩とかか?
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:28:51.09 ID:UiqdEAAgo
異動させられたのなら加賀もかな
308 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 21:33:22.04 ID:1YLDPOz10
ーー

漣「匿名のアンケートの結果は思った通りになりましたな」


龍驤「足りない子たちへのフォローは素晴らしいって。でも足りていない部分が無い子へのフォローは無いに等しい…」


漣「多摩さんや翔鶴さん達他、足りものが無い人は居ますよね」


提督「……そう…か」


龍驤「加賀もそうやで…瑞鶴を助けてくれるだけや無くて皆んなを助けてくれとる……それやのに加賀に何かをしてやった事は…無い……」


漣「漣はこうなると思ってましたよ。葛城さんや那智さんに対して何もしてこなかったのも大きいですな」


提督「……」
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:38:40.00 ID:jfPW/xdzo
フォローが無いって足りない子達向けの医療体制を利用させなかったとか?そんなことはないはずだしフォローが無いってことになるんだろ
加賀には擬似結婚式を準備したし、葛城も暴走しかけて大変になるところを何とか思い直させたし
翔鶴は…うん…まあ
310 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 21:41:47.50 ID:1YLDPOz10
龍驤「鳳翔が言うてた事はこういう事なんかな……こんなん…那智らへのイジメ…」


漣「その言葉を口にしてはいけません。絶対にです」


提督「……そうか」


漣「ご主人様、こうなる事は分かっていたんですよね?まさかここに居る皆なら分かってくれるとか甘っちょろいことは言いませんよね?」


提督「……」


漣「足りないものが無い人。つまり健常者にはここは暮らしにくいんですよ」


漣「皆さんいい人だからある程度は分かってくれますよ。しかし一度はこう思ったはずです『なんで私がこんな事』って」


漣「自分はどこも悪くないのに手伝ったり…たまの休みを誰かの絶叫で邪魔されたり」


漣「この世にはお人好しは居ないんですよ」


提督「……」
311 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 21:51:13.98 ID:1YLDPOz10
漣「ご主人様」


漣「足りないものが無い人達の異動を進言します」


提督「……」


漣「ここに居てくれるならそれで構いません。ですが数名は喜ぶのでは無いでしょうか?」


漣「表立って異動を勧めるのでは無く、極秘に本人だけに知らせるべきです」


漣「ご主人様がやりたくないのなら漣がやります」


提督「…いや、俺がやろう」


漣「出すぎた真似をしてすいませんでした」


龍驤「ええよ…うん……分かってるから…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:51:28.76 ID:Q/4KdJLYO
個人の面談をすると足りてる本人達はフォローが足りていないとはそこまで思ってない
どちらかというと足りてない子達からの意見だった
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:52:28.67 ID:lzB675U+0
安堵した子が多かった
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:53:01.66 ID:jfPW/xdzo
異動の話をすると臭いものに蓋をするのは良くないといわれる
それがここの現実ひいては社会の現実であって向き合わなければならないことだと
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:53:02.59 ID:UiqdEAAgo
>>312
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 21:55:41.18 ID:Q/4KdJLYO
あ、足りてる子達というのはフォローが足りてるって意味じゃないです
足りないものが無い子達です
317 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 22:05:45.99 ID:1YLDPOz10
ーー


多摩「んにゃ〜多摩は何とも思ってないにゃ。先生に会いに行くのに都合付けてもらったりしてるし、むしろ感謝にゃ」


龍驤「……多摩もか」


多摩「んにゃ?」


提督「実は…多摩を含めて足りないものが無い組はフォローが足りないとは思わないと言ってるんだ」


龍驤「それでもアンケートの結果が出てるねん…」


多摩「多摩達じゃないなら答えは一つにゃ。足りないもの組がそう書いたんにゃよ」


提督「そう……だよな…」


多摩「それしかないにゃよ〜」
318 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 22:10:56.83 ID:1YLDPOz10
多摩「いつも助けられてばかりで申し訳ない。自分も何かお返しができたら…そう思ってるんにゃ」


多摩「提督、そう思わせたのはお前にゃ」


提督「……そうだ、俺が悪い」


多摩「今から厳しい事言うにゃ。覚悟して聞いて欲しいにゃ」


多摩「……お前はフラフラし過ぎなんだ。提督とあろうものが情けない」


多摩「何が起こっても堂々とできるようにしてろ。そんなのじゃ部下は安心できない」


多摩「こっちはお前の命令だから従ってるんだ。お前以外の指揮官につくつもりは無い」

319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:11:49.51 ID:UiqdEAAgo
語尾消し多摩さんの男前力よ
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:13:36.80 ID:jfPW/xdzo
やだ…かっこいい…
321 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 22:15:12.00 ID:1YLDPOz10
多摩「龍驤との共依存はマシになったのか」


龍驤「うん…朝霜が間に入るようになってくれたから……少しは改善したと思う…」


多摩「龍驤の事を好きなのは良い事だ。だが行き過ぎると不安でしかない」


多摩「いいか、お前以外の提督に従うなら艦娘を辞めた方がマシなんだ。こっちは全員お前を慕っているんだ」


多摩「艦娘を信じろ、仲間を信用しろ!」


多摩「全員お前の事は好きだ!わざわざ言われないと分からないのか!?」


提督「……すまない」


多摩「ま……こんなとこかにゃ。後はどうすればいいか分かるにゃね?」


龍驤「うん……ありがとうな…」


多摩「たまにはこういうものいいにゃね〜」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/11(火) 22:20:33.49 ID:Rln0DS6aO
とある一室の水槽で少しづつ再生をしている雪風
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:20:47.62 ID:UiqdEAAgo
皆を集めて、相互不信を煽るようなアンケをした事、艦娘を信じていなかった事を謝罪し(那智を意識して)誰ももう欠けさせないから俺に付いてきてくr、付いてこいと宣言
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:21:21.57 ID:jfPW/xdzo
全員を集めて思いを伝える
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:21:40.29 ID:RfnuziCuO
大本営から最新式の艦載機が潤沢に送られてくる 踏み台に使った事へのフォローだそうな
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/11(火) 22:22:09.42 ID:Z3Rf6KZNo
>>322+其を眺めている大和
327 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 22:32:18.25 ID:1YLDPOz10
ーー

提督「…皆んな、集まってくれてありがとう。ここには居ない艦娘も居るが、後で聞いてもらうつもりだ」


提督「皆んな、すまなかった。あんなアンケートは相互不信を煽るだけだった」


提督「何故そうなってしまったのか。それは俺が艦娘を心から信じていなかったからだ」


提督「口では信頼という言葉は言っていた。しかしそれには心がこもって無かったんだ」


提督「……もう誰も欠けさせることは無い」


那智「……」


提督「だから皆んな、俺に付いてきて……付いてこい!」


北上「……なんでそこで言い直すかなぁ」


明石「せっかくかっこよかったのに…」
328 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 22:41:19.11 ID:1YLDPOz10
神通「その方が…提督らしいじゃ無いですか…」


瑞鶴「提督、こんな事はもうやめてよね?」


提督「あぁ…分かってる」


龍驤「ウチからも謝らせてな、司令官がこうなったのはウチのせいでもあんねん。だからその…」


漣「ご主人様に対して好意を向けるのを少しばかり解禁したいと思ってます」


龍驤「これまではウチがなんでもかんでも止めとった。それが司令官が皆んなを信じられへんだ事に繋がったかもしれんねん」


漣「好意を向けられて嫌になる人間は居ませんからね。どこまではセーフとかは皆さんの良心に任せますので〜」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:44:33.11 ID:p8wa+zpko
>>326
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:47:02.95 ID:jfPW/xdzo
>>301
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:47:36.68 ID:de6JUtI80
提督と那智の面談
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:48:24.26 ID:RfnuziCuO
提督に対してちょっと過激なスキンシップを取る艦娘が増えた それに僅かながら嫉妬を覚える龍驤とそれをたしなめる漣
333 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 22:53:10.83 ID:1YLDPOz10
ーー孤児院


「お姉さん、今日のご飯は?」


荒潮「待ってなさ〜いすぐに出来るから〜」


鳳翔「お皿の用意してますね」


荒潮「ありがとう〜」


鳳翔「お料理上手なんですね、どこで習ったんですか?」


荒潮「生きる為に〜身に付けたのよ〜役立たずは解体されてもおかしくなかったの〜」


鳳翔「悲しい事を思い出させてしまってすいません…」


荒潮「もう終わった事よ〜気にしてないわ〜」
334 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 23:00:34.51 ID:1YLDPOz10
鳳翔「貴女が追われていたのは関係ありますか?」


荒潮「少しあるって所かしら〜」


鳳翔「そうですか…」


荒潮「そういう貴女はどうなの〜?なんでここに居たのかしら〜?」


鳳翔「私のやりたい事に近かったんです。鎮守府に所属している艦娘は食べるものに困りませんが、この子達はそういう訳にはいきません」


荒潮「職員が逃げて子どもだけになった孤児院なんて…放っておいたら全滅よねぇ」


鳳翔「大人は何を考えているんでしょうか…」
335 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 23:03:24.99 ID:1YLDPOz10
荒潮「少し調べてみたけど、誰かがここのお金を持ち逃げしたみたいね〜」


鳳翔「ここは民間の孤児院です。代表者が逃げてしまえばどうにもなりません」


荒潮「子どもの命よりお金なんて…ふざけてるわねぇ」


鳳翔「今の私にできるのはこの子達の面倒を見てあげることです」


荒潮「私も〜できるだけ手伝うわよ〜」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/11(火) 23:06:51.30 ID:myDpP79DO
菊月達が荒潮を迎えに来たがここの子達を放ってはおけないと帰還拒否
何だかんだで全員留まる事になる
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 23:07:33.43 ID:de6JUtI80
子供達からお母さん呼びされていて複雑な表情の鳳翔さん
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 23:07:54.26 ID:Q/4KdJLYO
>>336
民間から官営にバックアップ
339 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 23:17:29.72 ID:1YLDPOz10
「お姉さんのご飯美味しいよ!」


荒潮「うふふ〜ありがとうね〜」


「お母さんのも美味しいけど、こっちも好きだな!」


荒潮「あらぁ……」


鳳翔「……」


荒潮「ほら…子どもは正直だから……」


鳳翔「私はまだ一人も産んで無いのに…」


荒潮「オーラというか…子どもは正直なのよ…」
340 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 23:23:53.77 ID:1YLDPOz10
荒潮(…という具合なのよ。事情は分かってくれたかしら?)


菊月(こちらの応答に答えなかった理由はそれか)


荒潮(流石の私も放置されてる子どもを無視できないわ〜)


菊月(私なら無視するぞ)


荒潮(いざ目の前にしたらいくら菊月でも無理よ)


菊月(……)


荒潮(鳳翔さんと二人でもギリギリだから、暫くは帰れそうに無いわ)


菊月(生きていると分かればいい。また追って連絡しろ)


荒潮(おっけ〜よ)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 23:26:51.95 ID:Q/4KdJLYO
子どもたちが遊ぶのを眺めながら小休憩を取る荒潮と鳳翔
戦災孤児のこの子達がこれ以上ひどい目に会わない時代は来るのかしらって話をする
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/11(火) 23:33:48.30 ID:myDpP79DO
>>341+結局和平は頓挫してしまったし、あの人は鎮守府を守る事で精一杯で活動を再開する様子も無いしとため息を吐く鳳翔
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 23:36:58.54 ID:jfPW/xdzo
那智があの時の提督に対しては失望しかけた、でも見直したと話をしに来る
344 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 23:45:42.07 ID:1YLDPOz10
ーー

荒潮「ふぅ…ひと息つけるわねぇ」


鳳翔「皆んな元気いっぱいですから。ご飯が美味しかったのも原因の一つかもしれませんね」


荒潮「うふふふふ〜」


鳳翔「この孤児院に居る子は皆んな戦災孤児なの。全員親と死別してるわ」


鳳翔「それだけでも大変なのに…この子達がこれ以上酷い目に会わない時代は来るのかしら」


荒潮「作るしかないわよねぇ」


鳳翔「そう簡単にはいきませんよ」


荒潮「分かってるわ〜でも私が探してる人ならできるかもしれないのよ〜」


鳳翔「探している人…?」
345 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/11(火) 23:49:32.27 ID:1YLDPOz10
荒潮「私が逃げていたのはそれが関係してるの。私の大切な人…その人は記憶を無くしていたのよ」


荒潮「記憶を取り戻したのは良いんだけど、無くしてる間に色々やっちゃったのよねぇ」


荒潮「でもあの人は私を救ってくれたの。生きる希望の無かった私にそれを与えてくれたの」


荒潮「私はあの人を取り戻す為ならなんだってするつもり…」


荒潮「あの人は多くの人間が忘れているものを持ってるの。とても素敵な人なのよ〜」


鳳翔「安価」


下1〜3高コンマ 鳳翔の台詞や行動などを
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/11(火) 23:55:04.31 ID:myDpP79DO
詳しく教えてくれませんか、その人の事
私の素性も全て話します、もしかしたら今度こそ…
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 00:01:29.74 ID:+Xzcqgwvo
貴女がそういうのならとても素敵な人なんでしょうね
私も信じていた人がいたから…気持ちはわかります
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 00:02:48.24 ID:bGHAEtNr0
>>346
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 00:08:44.73 ID:+nFc1CHrO
そうでしょうか?所詮一人が出来る事には限界があります
抱えるモノの量が多ければ多いほど、そしてそれが小さければ小さい程
その隙間から溢れ落ちていくモノは増えるばかり、そしてそれはこの子たちの様な弱いモノばかりになるでしょう
その人は本当にこの子たちを救う事ができますか?
350 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/12(水) 00:15:45.47 ID:1VmTHvWh0
鳳翔「貴女がそういうのならとても素敵な人なんでしょうね。私も信じていた人がいたから…気持ちは分かります」


荒潮「その人はどうしたの?」


鳳翔「…何処かに行ってしまったわ」


荒潮「探そうとはしなかったの?」


鳳翔「……諦めたつもりだったの。でも諦め切れなかった」


鳳翔「私がお店をやっていたのはあの人の情報を集める為でもあったの」


荒潮「成果はあったの?」


鳳翔「……」


荒潮「そう……」


鳳翔「近くに居てくれる気がするんだけど姿は見ていない。いつ現れてもいいように私はずっと待っているの」


荒潮「待ち続けるのも一つの手段なのね…」


鳳翔「これは私と彼だから…かもしれないわ。荒潮ちゃんはそのまま追いかけた方がいいと思う」


荒潮「ええ…地の果てまで追いかけてやるつもりよ〜」


ーー
351 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/12(水) 00:17:07.81 ID:1VmTHvWh0
信濃の換装ギミックはライガーのイメージです


コメントなどあればお願いします
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 00:45:27.44 ID:XFlib8abo
おっつです
つまり信濃が改二になる時は光の繭に包まれる…と
鳳翔さんはフラグ立て忘れちゃったかなあ
提督は驕らない様にってしてるのが、艦娘側からは芯の無さに見えるんだと多摩が言いたいのはそういうことだと解釈
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/12(水) 07:03:11.64 ID:Xt1CQ273O
>>351
ヘビー級の相手と闘うときは狂神ライガーになるのかな?
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 08:10:34.07 ID:88PXYR0kO
鳳翔の言う信じていた人って誰だろう?
355 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 19:27:46.07 ID:VsoUqOJs0
ーー


秋津洲「夕張がダウンしてる分あたし達が頑張らないといけないかも!」


明石「うん、頑張ろう」


陽炎「こういう状況になったら流石に自分の事だけをしようとは思わないわね。私も手伝ってるけど夕張さんの穴を埋めるまでじゃないわ」


秋津洲「あたし達が来るまでは北上と二人でここを支えてたかも。それは凄いことかも!」


明石「工作艦も居ませんでしたし…よく持ってましたね…」


陽炎「それで二人とも状態が悪かったんでしょ?ほんと凄いと思うわ」
356 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 19:30:48.01 ID:VsoUqOJs0
北上「秋津洲、ちょっといい?」


秋津洲「なにかも〜?」


北上「ちょっと大きい声で言えないんだけどさ…」


秋津洲「……え?」


北上「提督から聞いたんだけど間違いないって。秋津洲の居た鎮守府が壊滅したってさ」


秋津洲「あそこは…皆んな強くて……そんなはず無い…」


北上「傀儡が原因とかじゃないみたい。気になるなら直接確かめてくる?」


秋津洲「……かも」


北上「一人で不安なら誰か連れて行けばいいしさ。とになくそういうことになったのは知らせておきたかったんだよね」


秋津洲「あの鎮守府が……信じられないかも…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 19:33:49.66 ID:mq8m2XMto
翔鶴さん筆頭に! 出撃もない空母が何人か付いてきてくれる
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 19:41:10.16 ID:YqvZd5c4O
>>357+雷と電もついてくる
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 19:42:07.87 ID:88PXYR0kO
>>357
+
焼け落ちた鎮守府と少し離れて無事なとても手入れされていたであろう社がある

(島風提督のとこだったよね?)
360 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 19:55:46.45 ID:VsoUqOJs0
ーー

秋津洲「鎮守府が無くなってる……」


翔鶴「焼け跡が残ってるということは火事か何かがあったのね」


加賀「全焼しているということは大きな火災だった」


雲龍「全員が無傷ということは無いでしょうね」


秋津洲「何があったかも……」


加賀「考えられるのは深海棲艦の襲撃ね」


雲龍「でもここには高練度の艦娘が多かったんでしょう?」


秋津洲「そうかも…あたしがゴミ扱いされるくらい……皆んな強かったはずなのに…」
361 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 19:58:26.07 ID:VsoUqOJs0
翔鶴「あそこにある社は何か関係あるのかしら?」


秋津洲「あれはあたしが居た頃には無かったかも…」


加賀「見るからに新しいわね」


雲龍「最近建てられたと見て良さそうね」


翔鶴「近所の人なら何か知ってるはずよね。聞き込みをしてみましょう」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:03:41.59 ID:r99qrcnco
艦娘の慰霊のためのもので鎮守府の提督が毎日欠かさず手入れをしていたらしい
鎮守府がああなってからは近所の人が手入れをしている
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:06:57.87 ID:CFPN/BHDO
焼け落ちた鎮守府の話を聞こうとすると怯えた様子で手を合わせる住民
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:09:53.13 ID:15q6tEj4o
>>362
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:12:24.24 ID:Qw7s+TetO
漣の人まだ朝潮の亡霊で引っ張るのか…
366 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 20:33:47.75 ID:VsoUqOJs0
ーー

加賀「少しいいかしら。あの鎮守府と社について聞きたいのだけど」


「……」


加賀「無視するの?」


「厄介ごとには関わりたくないんだ」


加賀「何か厄介なことがあったのね」


「……」


加賀「それが分かっただけでも十分よ」
367 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 20:37:37.12 ID:VsoUqOJs0
雲龍「少し聞きたいことがあるのだけど」


「艦娘……!」


雲龍「そんなに怯えなくても大丈夫よ」


「…そうだな、あそこの艦娘は全員死んだはずだからな」


雲龍「あの鎮守府で何があったの?」


「艦娘なのに知らないのか?」


雲龍「鎮守府が違うなら知らなくて当然よ」


「あれだけの事件を知らないとは思えないな。悪いが俺から話すことは無い」


雲龍「それだけの事があったのね」


「俺から話す事は無い」


雲龍「そう…失礼するわね」
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:38:26.86 ID:xKUcSTZmO
傀儡と雪風に攻められたはずなのにその情報が提督に届いていないあたりかわいそ
369 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 20:39:19.58 ID:VsoUqOJs0
翔鶴「あの…」


「ひいっ!艦娘だ!」


「逃げろ!」


翔鶴「私は何もしてないのに……いえ、誰かが何かをしたのね」


翔鶴「あの焼け跡と社……最悪な事が起きたようね」
370 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 20:45:12.44 ID:VsoUqOJs0
ーー

秋津洲「あたしが前に居た鎮守府は最低だったかも。最前線っていうのもあったけど、皆んなギスギスして仲良くなんて出来なかったかも」


秋津洲「提督も酷い人だったかも。戦果を挙げられなかった艦娘はゴミ扱いでご飯もまともに食べさせてくれなかったかも」


秋津洲「あたしは弱かったかも。まともにあったかいご飯を食べられた事なんて無かったかも」


秋津洲「暴力だって何回も振るわれたかも。あたしはそのせいで前歯が折れたかも」


秋津洲「でも……提督の事は…」


秋津洲「あの人は悪い人じゃないかも。島風提督とは違って艦娘を売ったりなんてしなかった」


秋津洲「あの環境が全て悪かったかも……」
371 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 20:48:33.46 ID:VsoUqOJs0
秋津洲「……皆んな限界だったかも。いつかこうなるんじゃないかって心の隅で思ってたかも」


秋津洲「火を付けたのは多分最後かも。それが原因で鎮守府が壊滅したんじゃない」


秋津洲「皆んな……楽になりたかったんだよね…」


秋津洲「生きてても辛い…癒しがないこの鎮守府じゃ限界だった……」


秋津洲「辛くて…毎日苦しくて……他の道が思いつかなかった…」


秋津洲「あたしには……分かるかも…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:49:46.55 ID:r99qrcnco
あれ?足りないものその5で秋津洲の元の鎮守府へ行ってそこで島風提督が登場したんじゃなかったっけ?
根本の設定が崩れるけど…

安価は社を見に行って見るで
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:50:26.02 ID:QOW9HJQ90
夢で艦娘の亡霊にうなされる秋津洲
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:51:05.99 ID:mq8m2XMto
神社に参る秋津洲とそれに倣う一行
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 20:57:08.72 ID:r99qrcnco
過去の設定がナチュラルに変わると何をベースにかんがえたら良くなるのかわからなくなるけど

秋津洲の元鎮守府(ブラック最前線)へ→変わりの秋津洲がいじめられてる→金剛を伴って突入→なんやかんやで島風提督刺される→島風発見→島風提督は逮捕→代理が配属するけど逃げ出す→島風提督が釈放されて帰ってくる
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 21:01:43.97 ID:tuLSLsiBO
ナチュラルにかわってる設定多いからしゃーない
377 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 21:06:18.98 ID:VsoUqOJs0
ーー

秋津洲「……」ぶつぶつ


加賀「そっちは何か分かった?」


雲龍「いいえ、皆んな話したがらないみたいなの」


翔鶴「ここの人達は艦娘に怯えているみたいでした…」


加賀「こちらも成果は無しよ。でもそこから分かったことがあるわ」


雲龍「この鎮守府をやったのは傀儡ね。それは間違いなさそう」


翔鶴「ですが火を付けたのは別の人物だと思われます」


加賀「傀儡はこんな事はしない。この鎮守府が全滅したのと火事はまた別の話」
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 21:07:42.59 ID:mq8m2XMto
@>>375はもう一年以上も前か…>>1も忘れるほど続いてんだな
Aコイツ……秋津洲じゃないかも…?
Bこのあとなんやかやでつながる

Aが怖い
379 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 21:08:45.37 ID:VsoUqOJs0
翔鶴「あの……」


加賀「犯人はここに恨みを持っていたのでしょうね。この鎮守府は過去に艦娘を売り飛ばしたりしていたそうじゃない」


雲龍「一度捕まった筈なのにいつのまにか塀の中から出てきて、その上子どもまで作った」


加賀「過去にここで酷い目に遭っていた艦娘からすれば信じられないでしょうね」


雲龍「現実とは認めたくはないわ」


翔鶴「……」
380 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 21:12:03.52 ID:VsoUqOJs0
加賀「秋津洲は自分の記憶を改竄してるわ」


雲龍「島風提督の所に居たことを忘れている」


加賀「恐らく朝霜の足首を切った時。あの後からおかしくなっていった」


雲龍「確信は無かったわ。辛いことを乗り越えようとしていただけかもしれなかった」


加賀「自分がここに居たことは覚えていても、島風提督が秋津洲を殴ったりした事は忘れているはず」


雲龍「そうしないと自我が持たなかったのよ。自分を酷い目に合わせた人間が幸せになっているだなんて」


秋津洲「…………」ぶつぶつ


翔鶴「秋津洲ちゃん…」
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 21:13:42.07 ID:VPWu0OXSO
ナイスフォロー?で地雷が増えたのか予定通りなのか…
382 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 21:15:57.52 ID:VsoUqOJs0
加賀「ここが火事になった日を調べましょう」


翔鶴「加賀さん…」


雲龍「翔鶴の気持ちは分かるわ。でもはっきりさせないといけないことがある」


翔鶴「……」


加賀「少し前の夜、彼氏に会いに行った明石の後を追いかける為に、秋津洲は出掛けたわよね?」


雲龍「もしその日に火事が起こっていたなら…」


翔鶴「……」


加賀「ここの警察が協力してくれないならまるゆさんも居る。早く調べましょう」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 21:20:10.12 ID:VPWu0OXSO
秋津洲が出かけた日ではなかった
流石に火をつけてからでは街へ行った明石は追っかけられない
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 21:25:01.86 ID:r99qrcnco
>>383
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 21:25:05.87 ID:CFPN/BHDO
傀儡襲撃後無人となった鎮守府に火を着ける人影が監視カメラに映っていたが秋津洲ではないようだった
386 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 21:33:48.74 ID:2WxVjwXcO
ーー足りないもの鎮守府


加賀「あの鎮守府の近くのカメラの映像を確認したけど、火を付けたのは秋津洲ではなかったわ」


雲龍「もっと小柄な人影なのは確認したわ」


翔鶴「でも誰かまでははっきりと分かりませんでした」


漣「秋津洲さんではなかっただけでも安心です。本当…そうじゃないかと心配だったんです」


漣「夜に秋津洲さんが出かけた…よく考えればこれほど危険は行為はありませんでしたからね」


雲龍「秋津洲の記憶がどうなってるかは曖昧だったから仕方ないわ」
387 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 21:38:21.20 ID:2WxVjwXcO
加賀「秋津洲は千歳に任せたわ。最悪入院もあり得るとは言ってたわね」


翔鶴「元気そうにしてたのに…」


漣「躁鬱ってのがあります。イイ時はめちゃくちゃ元気なんですが、鬱の時はもう…それは凄まじいですよ」


雲龍「工廠で寝ているのもそれが関係してたかもしれないわね」


漣「秋津洲さんの件はこれで一旦区切りとしましょう。次はあの鎮守府を放火した犯人ですよ」


加賀「秋津洲よりも小柄な人物であの鎮守府に恨みがあった」


雲龍「やったのは駆逐艦や潜水艦と考えるのがいいでしょうね」
388 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 21:42:43.10 ID:2WxVjwXcO
漣「島風提督が売り飛ばしたのは朝潮さん、浜風さん、文月さんです」


漣「その内朝潮さんはうちの鎮守府に来て、浜風さんは幹部さん預かりなはずです。文月さんは幼女塾が運営する民間の鎮守府に所属していると」


加賀「朝潮は残念な事になってしまったわね…」


翔鶴「まずは浜風さんから聞きに行きますか?」


漣「いえいえ、ここはまずあぶぅこと阿武隈さんを頼りましょう。彼女は幼女塾鎮守府の秘書艦です」


雲龍「秘書艦なら誰がどうしてるか情報は知ってるはずだわ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 21:45:48.51 ID:mq8m2XMto
久し振りに会ってお互い懐かしむ
阿武隈の制服がパンチラどころかモロレベルなのには誰も触れる勇気がない
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 21:46:34.99 ID:VPWu0OXSO
相変わらずミニスカ、夏?で更にへそ出しになって秘書艦やってるあぶぅ
文ちゃんはその時遠征に行ってましたよって
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 21:46:38.38 ID:SAv3BlByO
文月の可能性が高い、というかほぼ確定している状況である
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 21:48:05.11 ID:tuLSLsiBO
浜風は島風鎮守府に戻ってたよね?

安価は文月に怪しいところはなかった
393 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 21:51:37.82 ID:VsoUqOJs0
ーー

阿武隈「皆さんお久しぶりですぅ!」


漣「おぉぅ…」


雲龍「凄く大胆な制服ね」


阿武隈「もう…慣れました」


漣「パンチラはしてるしおヘソは見えてるし…」


阿武隈「真夏仕様はもっと凄いそうです」


雲龍「…目が死んでない?」


阿武隈「あははきのせいですよー」


漣「…乙っす」
394 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 21:53:56.85 ID:VsoUqOJs0
阿武隈「あ、それで文月ちゃんなんですけど、その日は遠征に行ってましたよぉ」


漣「ここでも遠征があるんですか?」


阿武隈「あたし達の神衣を……御殿に輸送…」


漣「あ……」


雲龍「それは確かなのね?」


阿武隈「記録にはそう残ってますけどぉ…?」


雲龍「そう…」


阿武隈「文月ちゃんに何かあったんですか?」


漣「それを調べたくてここまで来たんすよ」
395 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 21:55:54.80 ID:VsoUqOJs0
ーー

阿武隈「文月ちゃんが放火なんて…」


雲龍「殺すつもりは無かったと思うわ。犯人はあくまであの鎮守府を燃やしたかった」


漣「自分の過去を消したいとかって理由でしょうな」


阿武隈「そんな…いくらなんでも……」


雲龍「とにかく一度話してみたいの」


漣「許可をくれませんか?」


阿武隈「…あたしは文月ちゃんを信じます。だから面会を許可します」


漣「ありがとうございます」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:01:56.45 ID:mq8m2XMto
ふみぃ
お願いしたのは私だよ?
もう誰も居なくなってたみたいだしいいかなーって
……あんな所残ってるだけで反吐がでるんだよ
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:01:58.39 ID:SAv3BlByO
意外な程あっさりと白状
過去を消すため、記憶の汚点を消す為と、後悔も葛藤も無い様子
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:04:14.31 ID:4ppN8/WgO
私は何もしてないと言って 引きこもる文月
399 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 22:18:06.29 ID:2WxVjwXcO
ーー


文月「うん、やったのはあたしだよぉ」


雲龍「貴女……」


文月「誰もあそこに居ないのは分かってたんだよぉ。だから燃やしたのぉ」


漣「……」


文月「あたしはそうする権利があったと思うんだけど、どう思う?」


雲龍「どんな理由があっても放火はいけないわ」


文月「…黙れ。お前らクズに売られた事がないからそんな事言えんだよ」
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:19:00.86 ID:SAv3BlByO
(えぇ……文月まで口調乱れるのかよ……)
401 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/13(木) 22:22:59.06 ID:2WxVjwXcO
文月「あんな所残ってるだけで反吐がでるんだよ。これであのクズを思い出す事はない」


漣「…あんな男の為に罪を犯すことなんて無かったんです」


文月「あたしが捕まるとでも?」


雲龍「確かに証拠は無かったわ。でも貴女がやったんでしょ?」


文月「あたしを陸の警察に突き出すならお前らもクズと一緒だ」


漣「それとこれとは違います…」


文月「一緒なんだよ。あたしがやったからあれで済んだんだぞ?朝潮が生きてたならどうなってた?」


雲龍「……」


文月「お前らだから話したんだ。他の奴らには話すつもりは無い」


漣「…朝潮さんの為でもあったんですか?」


文月「そうだ、だからあんな事したんだよ」
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