まほ「BC自由学園、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」

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1 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/06/20(木) 19:55:18.03 ID:fr8wpEqB0
 ―黒森峰女学院・食堂―

まほ「ただいま」

 「「「おかえりなさーーーい!」」」

エリカ「こらっ!あなたたち!天下の黒森峰がそんな子供っぽいお迎えしないの!やりなおし!さん、はい!」

 「「「ごくろうさんです!」」」

まほ「うん、ありがとう」

エリカ「驚きましたよ。たいちょ・・・コホン、まほさんが突然帰ってくると聞いたので」

小梅「ドイツのニーダーザクセン大学に留学してたのに、なぜ突然に帰ってこられたんですか?」

まほ「ああ、なんでも日本では20年ぶりに無限軌道杯が開催されて盛り上がってると聞いてな。いてもたってもいられなくなった」

小梅「エリカさんがテレビ電話で泣きついてきたからですか?」

エリカ「小梅ァ!なにをいってるのよ!」

まほ「それもあるが」

エリカ「隊長ァ!」

まほ「それよりも大事な目的があって帰ってきたのだ」

エリカ「大事な目的?・・・ま、まさか・・・」ゴクリ


まほ「短期転校だ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1561028118
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 20:53:07.65 ID:5f454edlO
待ってたぜええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 21:03:12.98 ID:xOxfeOOTo
期待
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 21:32:42.86 ID:aLmPcoHL0
やってくれると思ってました
5 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/06/20(木) 21:40:24.49 ID:fr8wpEqB0
当スレッドは、ガールズ&パンツァー 最終章 第二話のネタバレを含みます。ご注意ください


このスレッドは

まほ「アンツィオ高校、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468490266/

まほ「知波単学園、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469188697/

まほ「継続高校、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471604551/

まほ「プラウダ高校、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474363707/

まほ「サンダース大学付属高校、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476454044/

まほ「聖グロリアーナ女学院、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479133926/

まほ「大洗女子学園、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483159851/


アンチョビ「黒森峰諸君!ノリと勢いとパスタの国からドゥーチェ参戦だーっ!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508419381/


の続編となります。上記スレッドを読んでいない方のためのあらすじはと言うと、まほが各学校に転校しました、というだけですので安心してください
6 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/06/20(木) 22:23:38.28 ID:fr8wpEqB0
エリカ「やっと終わったと思ったのにまだやるんですかぁ!?」

小梅「短期転校って・・・どこに行くつもりなんですか?」

まほ「みなさんお待ちかねのBC自由学園だ」キリッ

エリカ「あんな弱小校行ったって仕方がないですよ!」ヤメトケヤメトケ!

まほ「なにをいう。BC自由学園は大洗をあと一歩まで追い詰めたほどの実力を秘めていると聞いたぞ。その強さのほどを学ぶのはとても有意義だと思う」

エリカ「うっ・・・それは・・・」

まほ「それにフランスって前から行ってみたかったんだ」

エリカ「おーっとぉ!本音がダダ漏れですぞぉ!」

小梅「いいんじゃないですかね。短期転校くらい」

エリカ「小梅ォ!なにを言ってるのかわかってるの!?」

小梅「なにをそんなに心配してるんですか?」

エリカ「あのねぇ、隊長が余所でポンコツ丸出しなことやっちゃうと隊長のカッコイイイメージが崩れちゃうでしょ!みんな隊長のことを厳格冷静完璧超人だと思ってるのに!」

小梅「そうですかね。大丈夫だと思うけど・・・」

エリカ「だいたいドイツに留学って話も私は反対だったのよ!世界にポンコツまぽりんを発信しちゃったらどーすんのって・・・」ブツブツ

小梅「エリカさん、エリカさん」チョンチョン

エリカ「なによなんなのよ!」キッ

小梅「まほさん、もう行っちゃいましたよ」


 <イッテキマ〜ス

 \イッテラッシャ〜イ/

エリカ「アッチョンプリケー!」
7 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/06/21(金) 00:17:24.55 ID:DVOHAL1Z0
 ――BC自由学園

押田「我らがBC自由学園へようこそ、西住まほさん!」バッ

 \ようこそーーー!/

安藤「我々BC自由学園はあなたを歓迎いたします、西住まほさん!」バッ

 \かんげいしまーーーす!/

まほ「ありがとう。世話になる。それと、私に対してかしこまった言動は控えてくれ。君達と対等な関係でいたい」

安藤「わかったよ、西住くん」

押田「さあさ、長旅で疲れただろうに。宿舎へ案内するよ」スス・・・

まほ「ありがとう」

安藤「ちょっとまった。押田くん、どこへつれていこうと言うんだい?」

押田「?・・・我々の宿舎だが?」

安藤「何を言っているんだ。西住くんは我々の宿舎に泊まるんだよ」

押田「君こそ何を言っているんだ。客人をもてなすのは我々の綺麗な宿舎であるのは当然だろう」

安藤「外部からの客人なのだから我々の宿舎に招待するのが相場だろう。寝ぼけたことを言っちゃあ困る」

押田「なんだと!?大事な客人をお前達のゴミだめなんぞに泊まらせられるものか!」

安藤「ふざけるな!お前らのような無理に取り繕った宿などでは息が詰まってイヤがられるに決まってるだろこのエエ格好しい!」

押田「にゃんだとぉー!?」

安藤「ぬゎにをー!?」

まほ「すげー仲悪いな」
8 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/06/21(金) 00:25:17.67 ID:DVOHAL1Z0
 押田「ハッ!・・・い、いかん。安藤くん、西住くんが困っているぞ」ヒソヒソ

 安藤「しまった、ついいつもの調子でやってしまった・・・」ヒソヒソ

 押田「BC自由学園が仲悪い学校だと思われてしまってはいけない。マリー様にも仲良くしておくように言われていたのに・・・」ヒソヒソ

 安藤「なにせ天下の西住流後継者だからな。うちの悪評なんて一気に世間に広まってしまうかもしれん」ヒソヒソ

 押田「我々は仲良しなのだと西住くんに思い込ませるんだ。いいな」ヒソヒソ

 安藤「ああ、わかっている」ヒソヒソ

押田「――・・・な〜んちゃって。冗談はここまでにしよう」

まほ「あ、冗談だったんだ」

安藤「それじゃあ西住くん、押田くん達の綺麗な宿舎に荷物を置きに行くといい。きっと気に入るさ」

押田「いやいや、安藤くん達の庶民的な宿舎の方が落ち着くだろうさ。安藤くんに案内してもらってくれ」

安藤「そんな、エスカレーター組の方が快適で楽で素晴らしいのだから押田くんが案内してくれ」

押田「なんのなんの、受験組の方が一般的でアットホームで過ごしやすいのだから安藤くんがやるべきだ」

安藤「押田ァ!」

押田「安藤ォ!」

まほ「なにがしたいのだ何が」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 00:28:10.34 ID:yZXPDDxMo
のっけから押安成分多めで助かる
10 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/06/21(金) 00:33:26.92 ID:DVOHAL1Z0
安藤「いい加減にしろ!このままじゃラチがあかん!」

押田「よぉーしなら勝負だ!勝った方が西住くんをもてなしする権利を得る!」

安藤「のった!」

押田「のった!」

 安藤&押田『のこったァ!』ガッシィーン!

BC生徒A「はじまった!押田様と安藤様の突然相撲!」キャイキャイ

BC生徒B「もうどっちかが勝つまで止まらないわ!」キャイキャイ

まほ「なんなのだこの学校は・・・」

マリー「ちょっと、一体なんの騒ぎなの〜?」

BC生徒C「マリー様!ご安心ください、いつものやつです」

まほ「いつもなのか」

マリー「あら、いらっしゃいまぽりんさん♪」

まほ「ああ、世話になるな」

押田「アッ!マリー様!」ゼーゼー

安藤「抜け駆けはなしだぞ隊長!」ゼーゼー

マリー「もー、またケンカしてるの?」

押田「!・・・い、いえいえ!ケンカだなんてそんな!我々はなかよしこよしだもんなー!?安藤くん!」ガッシ

安藤「お、おうともさ!我々は生まれた場所は違えども学ぶ場所は同じ!盟友横並びだとも!なー押田くぅん!」ガッシ

まほ「おー、肩を組んで・・・仲良しだなぁ」

 安藤(てめー押田!見えないトコで腕をつねるな!)ゲシゲシ

 押田(君こそ!さりげなく背中をたたくな!)ギギギ
11 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/06/21(金) 00:35:17.45 ID:DVOHAL1Z0
今回はここまでで。第1話の時点でBC大好きな感じだなって思ってたけど解釈違いがこわくて2話公開まで待ったぜ・・・
内容は一切考えず書き始めたので更新はゆっくりかと思います
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 00:58:56.34 ID:txxr+gsoo
乙ー
13 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/06/22(土) 23:43:32.83 ID:/aH8y/ox0
マリー「押田と安藤はね、今までケンカばっかりしてたけど、この前の大洗との試合で負けちゃって、これからは仲良くしていこうって決めたところなの」

まほ「ほう、そうなのか」

安藤「そ、その通り。我々は変わらねばならないのだよ。そうだろう?押田くん」

押田「う、うん!まったくその通りだね安藤くぅん!」

マリ−「ところで、さっきは何でケンカをしてたのかしら?」

押田「実は西住くんをエスカレーター組と受験組のどちらの宿舎に泊まるのかという議論をしておりまして」

マリー「んま、そんなことでケンカしてたのね。どちらも譲れないのなら、まぽりんさん本人に決めてもらえばいいじゃない」

まほ「えっ」

安藤「西住くん、受験組に来るだろう?」

押田「もちろんエスカレーター組に来るよね?西住くん」

まほ「えーっと・・・」オロオロ

安藤「見ろ!西住くんが困っているではないか!君がぐいぐい攻めるからだぞ!」

押田「君こそ遠慮なくずかずかつけいるからだ!外部性はマナーがなっていないからな!」

安藤「なんだと!」

押田「なにをう!」

まほ「二人とも、私を巡ってケンカをしないでくれ」
14 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/06/22(土) 23:55:34.33 ID:/aH8y/ox0
安藤「こうなれば決闘だ!勝った方が西住くんをおもてなしする!」

押田「いいだろう!ならば多数決で勝負だ!この場にいる全員で是非を問おうではないか!」

安藤「何を寝ぼけたことを言っている!我々戦車女子が多数決で雌雄を決するなど言語道断!」

押田「じゃあどうやって決めるというのだい!」

安藤「ここにいる全員で西住くんがどちらの組に来るべきかを投票し、票数の多い方が勝ちだ!これなら平等だろう!」

押田「そぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜れを多数決と言うのだぁ!君の脳みそは刺身の隅っこについてるワサビ並の量しかないのだから黙っていろ!」

マリー「ふたりとも、ケンカはやめなさい」バッ

押田「ま、マリー様・・・」

安藤「隊長・・・」

マリー「こうなったら、まぽりんさんを賭けてふたりで腕相撲対決しなさい」

安藤「腕相撲・・・!」

押田「おお・・・!」

マリー「ただし、ただの腕相撲じゃないわ。お互いのお尻の穴にパンパンになるまで空気を入れた状態で腕相撲をし・・・さき屁ぇこいた方が負けというルールよ」

押田「のった!」

安藤「のったぁ!」

まほ「やめろ」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 10:49:55.76 ID:Gj0SWJEZ0
うおー!!腕相撲やれー!やってくださいーっ!!
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/23(日) 23:37:12.50 ID:AlnLkDQsO
もうダメだぁ…BCもヨゴレになっちまうんダァ…
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 18:29:14.07 ID:9oZMqeb+o
おいお嬢様
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/24(月) 21:02:48.22 ID:oM8nMXBpO
https://breaking-news.jp/wp-content/uploads/2017/12/171217_1.png
19 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/06/24(月) 22:35:53.79 ID:le1I/t370
まほ「仮にも女の子がそんなことをしてはいけない」メッ

マリー「ぶー、おもしろいのに」

まほ「せっかくの短期転校、出来るならば両派閥を体験したい。だから交代ずっこで歓迎してくれないか」

安藤「ずっこって・・・君どこの産まれだ」

押田「よーし、ならばどちらが先に西住くんをおもてなしするかジャンケンで決めようじゃあないか、安藤くん」

安藤「いいだろう、受けて立つぞ押田くん」

マリー「はい、じゃあ両者みあってみあって〜」

 押田「・・・」グッ 安藤「・・・」キッ・・・

マリー「さ〜いしょ〜はグー♪」

 押田< バッ! >安藤

マリー「まったまたグー♪」

 押田< バッ! >安藤

マリー「いかりやチョーすけ 頭はパー♪」

 押田< バババッ! >安藤

マリー「正義は勝つ♪じゃんけんポンッ♪」

 押田< PON! >安藤

まほ「ながい」

安藤「っ!?・・・な・・・」チョキ

押田「!・・・か、勝った・・・かったぞぉー!」グー

安藤「い、いいやまだだ!私のチョキは石をも砕く!」グギギギ

押田「いたたたたいたいたい!」ギギギ

マリー「おやめなさい安藤。チョキの指で押田のグーを挟み砕こうとしちゃダメ」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 06:41:01.33 ID:VUo/AO1XO
やだこの>>1加齢臭がするわ…
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/25(火) 07:16:08.21 ID:4JLwvJOBO
ハンバーグが足りないわに
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