沙織「みーぽりん!S○Xしよ!」みほ「え!?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 22:09:48.78 ID:08zeeolQ0
華「まあ///」

優花里「武部殿!?」

麻子「暑さでとうとうおかしくなったか」

みほ「と、突然そんなこと言われても…」

沙織「違うって、東京ラブストーリーの台詞であったじゃん!元はカンチだけど」

優花里「タイトルは聞いたことありますが…」

華「内容までは知りませんね」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1563800988
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 22:17:08.29 ID:08zeeolQ0
沙織「えー名作じゃーん」

麻子「お前は何歳なんだ」

みほ「えっと、なんでその台詞を?」

沙織「一度は言ってみたくない?気持ちをストレートにぶつけてさ」

麻子「にしては下品すぎないか?」

華「今のご時世色々問題になりそうですし」

沙織「えーこういう大胆な台詞でハートを鷲掴みにしたいんだけどなー」

みほ「あはは…」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 22:23:54.08 ID:08zeeolQ0
優花里「それにしてもよく言い放ちましたね、とても勇気がいると思いますが」

沙織「何事も実践的じゃないとね、いざ本番で言えないと困るし」

麻子「言われたほうはたまったもんじゃないな」

杏「おーい今日はみんなで戦車を洗うよー」

みほ「あ、そうでした」

華「では皆さん行きましょうか」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 22:29:59.65 ID:08zeeolQ0
華「ここの汚れは頑固ですね、洗いがいがあります」ゴシゴシ

麻子「おい沙織、その格好…」

沙織「じゃーん!今日は水着持ってきたんだー」

みほ「随分刺激的だね…」

沙織「どうせ汚れるから思い切って用意したの」

優花里「私ではとても出来ない露出です」

沙織「ふふんもっと褒めてもいいよ」

麻子「だらしない肉が出てるぞ」

沙織「嘘言わないで!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 22:35:50.15 ID:08zeeolQ0
沙織「ふんふふーん」ゴシゴシ

みほ「沙織さん機嫌がいいね」

沙織「やっぱり綺麗になるのって嬉しいじゃん?」

沙織「女も磨けばもっと輝くしね」

麻子「沙織、無駄口叩いてないで丹念に磨け」バシャー

沙織「わぷ!ちょ、いきなりかけないでy」

ツルッ

沙織「へ?」

みほ「危ない!」ダッ

パシッ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 22:41:50.50 ID:08zeeolQ0
優花里「お、お姫様だっこ…」

華「みほさんかっこいいです///」

みほ「さ、沙織さん、だい、じょうぶ?」プルプル

沙織「う、うん…」

みほ「…げ、限界」グラッ

バターン

優花里「お、お二人とも大丈夫ですか!?」

麻子「無理な体勢で受け止めたからな」

華「怪我はないですか?」

みほ「な、なんとか…」

沙織「みぽりんが受け止めてくれたおかげで…」

麻子「沙織の体重が重いせいもあったかもしれないな」

沙織「ちょっと麻子!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 22:47:33.88 ID:08zeeolQ0
みほ「そ、そんなことないよ、私どっちかというと腕細いし」

沙織「無理にフォローしなくていいから!」

みほ「あ、あと…手が沙織さんの胸に当たったんだけど…柔らかかった///」ゴニョゴニョ

沙織「え///」

優花里「え?何と言ったでありますか?」

みほ「何でもないよ!ただの独り言」アセ

沙織(受け止めてもらった時のみぽりんの顔、なんか凛々しくてかっこよかった…)

沙織(あれ、なんでこんなにドキドキしてるんだろ)ドキドキ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 22:59:09.58 ID:08zeeolQ0
みほ「麻子さん、ここを通る間右側面が無防備になります、警戒してください」

麻子「わかった」

沙織(みぽりんって普段アワアワしてるけど、戦車に乗ると本当に別人みたいになるんだよね)ドキドキ

沙織(そのギャップにすごく惹かれるし)

沙織(そういえば「冴えないけどいざという時に頼りになる人」も結構タイプだな私)

沙織(…)ドキドキ

沙織(さっきからみぽりんを見てるとなんだか落ち着かない)ドキドキ

沙織(どうしちゃったんだろ私)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/22(月) 23:14:57.48 ID:NJbSTIVgo
あら〜^
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 23:15:32.86 ID:08zeeolQ0
「「おつかれさまでしたー」」

優花里「いやー今日の模擬戦はよかったですね」

みほ「うん、それぞれのチームの課題が克服されてたしみんなの自信に繋がったと思う」

麻子「家に帰れば丁度いい具合の疲れでぐっすり眠れそうだ」

華「ふふ」

沙織「…」ボー

みほ「沙織さん?」

沙織「あ、うん、なに?」

華「皆さん終わってこれから帰るところですよ?」

沙織「そう、だね」

優花里「どこか心ここにあらず、のようでしたが」

麻子「私じゃあるまいしぼーっとするな」

沙織「…」

みほ「沙織さん大丈夫?」ズイ

沙織「はわ!?だ、大丈夫だよ///」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 23:18:50.58 ID:08zeeolQ0
沙織「…」

沙織(ベッドに入ってもみぽりんの顔が浮かぶ…)

沙織(笑顔が眩しくて…みぽりんを思うと胸が苦しい…)

沙織(そんな…いやまさか…)

沙織(これって…)
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 23:25:55.29 ID:08zeeolQ0
麻子「恋だな」

沙織「うえぇ!?」ガタ

麻子「リアクションが大げさだ」

沙織「う、いざ言われるとびっくりするというか…」

麻子「それでなかなか寝付けず私より遅く登校したのか、雪が降るのかと思ったぞ」

沙織「…麻子はさ、私の口からこんなこと聞いて衝撃的じゃなかった?」

麻子「いや、かなり驚いてるぞこう見えて」

沙織「麻子は表情がわかりづらいんだよ」

麻子「大きなお世話だ」

沙織「そ、それでさ…どうしたらいいのかな」

麻子「私は経験豊富じゃないのは分かってるだろ」

沙織「誰かに聞いてほしかったのよ…他に相談できないし」

麻子「五十鈴さんは?」

沙織「なんというか…無理でしょ」

麻子「なんとなくわかる」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 23:50:04.55 ID:08zeeolQ0
沙織「誰が聞いても驚くよね…普段あれだけ「彼氏欲しい」とか言ってて、いざ恋したら相手が同性なんて」

麻子「おかしくない」

沙織「え…?」

麻子「何も好きになる相手が異性だけじゃない、好きになった人がたまたま同性だったということだけだ」

沙織「麻子…」

麻子「なにも思い詰める必要はない、自信を持て」

沙織「ありがとう…」

麻子「それで…西住さんにその気持ちは伝えるのか」

沙織「…言えるわけないじゃん」

麻子「何でだ」

沙織「そんなこと言ったら…みぽりん困らせるじゃん」

麻子「クラスの授業も戦車道も四六時中一緒にいるんだぞ、ずっとそうやって悩むつもりか」

沙織「そんなこと言われたって…!」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 23:50:46.68 ID:08zeeolQ0
沙織「誰が聞いても驚くよね…普段あれだけ「彼氏欲しい」とか言ってて、いざ恋したら相手が同性なんて」

麻子「おかしくない」

沙織「え…?」

麻子「何も好きになる相手が異性だけじゃない、好きになった人がたまたま同性だったということだけだ」

沙織「麻子…」

麻子「なにも思い詰める必要はない、自信を持て」

沙織「ありがとう…」

麻子「それで…西住さんにその気持ちは伝えるのか」

沙織「…言えるわけないじゃん」

麻子「何でだ」

沙織「そんなこと言ったら…みぽりん困らせるじゃん」

麻子「クラスの授業も戦車道も四六時中一緒にいるんだぞ、ずっとそうやって悩むつもりか」

沙織「そんなこと言われたって…!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 23:58:06.48 ID:08zeeolQ0
麻子「卒業まで1年以上ある、その間悶々とした気持ちを抱えるのか…健全とはいえないな」

沙織「だったらどうしろって言うのよ」

麻子「お前はうんざりするほど馬鹿だ、口を開けば色恋がどうだのと」

沙織「な…!」

麻子「うじうじ悩むお前は見たくない」

沙織「…麻子」

麻子「やらない後悔よりやる後悔、そうだとは思わないか」

沙織「…うん、私…頑張ってみる」

麻子「私は応援するぞ、こうして背中を押してやったんだ…やめたなんて言うなよ」

沙織「うん…ありがとう」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 00:04:59.71 ID:27z7DgeS0
翌日

みほ「沙織さん…話があるっていうのは?」

沙織「うん…えっとね…」

みほ「…」

沙織「…」

沙織(うう〜…こういう告白のシチュエーション何度も頭で妄想してたのに全然浮かばない)

沙織(でもここまで来たらもう引き下がれない…)

沙織(しっかり沙織!女は度胸!)

みほ「沙織さんどこかお腹の具合でも…」オロオロ

沙織「みぽりん!」

みほ「は、はい!」

沙織「私…!私、武部沙織は、みぽりんが好きです!」

みほ「え…!?」

沙織「れ、恋愛的な意味で!」

みほ「ええ!?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 00:12:08.26 ID:27z7DgeS0
沙織「突然びっくりしたよね…でもドッキリでもなんでもないから」

みほ「…」

沙織「みぽりん見てるとすっごくドキドキするんだ…それで分かったんだ、恋してるって」

みほ「…」

沙織「いつも彼氏がどうのとか言ってたけど…この気持ちは嘘じゃないから…」

みほ「沙織さん…」

沙織「それで…みぽりんは…」

みほ「あの…、えっと…それは…ちょっと」

沙織「…え?」

みほ「あ…!もうすぐ戦車道の授業始まるから後で!」タタタ

沙織「あ、みぽりん…!」

ポツーン

沙織「…」

沙織「これって…フラれた…ってことだよね」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 00:18:58.03 ID:27z7DgeS0
沙織「…うん!」

沙織「そうだよね!女の子からそんなこと言われてもワケわかんないよね!」

沙織「時間がたてばきっとなかったことになるよその内!」

沙織「そう…きっと…」ポロ

沙織「失恋って…こんなに辛いんだ…」グス

沙織「う…うえぇ…みぽりん…」ポロポロ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/23(火) 00:24:02.23 ID:TcadqLOLO
さてどうなる?
貴重なみほ×沙織もの故期待
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 00:25:20.99 ID:27z7DgeS0
W号車内

華「…」

優花里「…」

麻子「…」

みほ・沙織「…」

他3人「気まずい…」

優花里(な、なんなのでしょうこの重苦しい沈黙は)

華(沙織さん…先程から落ち込んでるように見えます)

麻子(沙織の奴…まさかフラれたのか…)

みほ「さ、沙織さん…」

沙織「…」

みほ「沙織さん」

沙織「は、はい!?」

みほ「アヒルさんチームと通信を」

沙織「う、うん…」

麻子(大丈夫か…?)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 00:33:14.69 ID:27z7DgeS0
みほ「…」チラ

沙織「…」チラ

みほ「!」フイ

沙織「…」シュン

麻子(さっきから目が合ったら逸らしたり逸らされたり…集中できてないぞ)

沙織(ほら…やっぱり迷惑だったんだよ…告白されて)

沙織(女の子同士は気持ち悪いんだよ…)

沙織(しかも同じチームなんだから嫌でも会話しないといけないじゃん…みんな居心地悪そうにしてるし)

沙織(私のせいでチームがギクシャクしてる…麻子の言うとおり馬鹿なんだよ私って)

沙織(もう…どうにも…)

みほ「!2時の方向に敵!」

沙織「え!」

ドーン

沙織「うわわ!」ガシャーン

グラグラ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 00:43:54.87 ID:27z7DgeS0
みほ「麻子さんそのまま窪地に一旦退避してください!」

ドーン

麻子「間に合わな…!」

ガシャーン

みほ「このままだと横転して…!みんな掴まって…」グラ

沙織「み、みぽりん危ない!」バッ

みほ「え…うわ!」

ドシーン… シュポッ

梓「た、隊長に勝っちゃった…」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 00:51:22.48 ID:27z7DgeS0
み、みなさん大丈夫ですか…」

麻子「こっちは問題ない」

華「みほさんは…まあ」

みほ「む、むぐぐ」ジタバタ

沙織「いてて…あ、みぽりん!?つい思い切り抱きしめちゃった!」

優花里「西住殿が胸で窒息してます…」

みほ「ぷは!」

沙織「み、みぽ」

みほ「わ、私は平気だから!」パシ

沙織「あ…」

麻子「沙織…」

みほ「…」モジ

沙織「…ひぐ」グス

他3人「!?」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 00:55:52.48 ID:27z7DgeS0
沙織「うわああああん!」

優花里「た、武部殿!どこか怪我されたのですか!?」

華「そういう時は傷口に唾を塗るといいですよ」

麻子「多分違うと思うぞ」

華「では赤チンでしょうか」

沙織「うう…ひっく…」

みほ「…沙織さん」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 01:01:11.41 ID:27z7DgeS0
あんこうチーム「…」ズーン

梓「あ、あのー、もしかして私のチームのせいですか?」

麻子「いや気にするな、沙織の個人的な問題だ」

梓「はぁ…」

杏「いやー大番狂わせだったねー」

桃「まったくたるんでるな」

沙織「…」

みほ「…」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 01:05:34.91 ID:27z7DgeS0
桃「今日はここまでとする、解散!」

沙織「…」

麻子「おい沙織…」

みほ「じゃ、じゃあ私はこれで…」

沙織「み…みぽりん!」

みほ「…?」

沙織「私と一緒に帰ろ!」

みほ「!」

優花里「では私もご一緒に」

沙織「いや、今日はみぽりんと二人で帰るから!」

優花里「そうですか…」

麻子「沙織…」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 01:07:18.67 ID:27z7DgeS0
>>23 訂正

優花里「み、みなさん大丈夫ですか…」

麻子「こっちは問題ない」

華「みほさんは…まあ」

みほ「む、むぐぐ」ジタバタ

沙織「いてて…あ、みぽりん!?つい思い切り抱きしめちゃった!」

優花里「西住殿が胸で窒息してます…」

みほ「ぷは!」

沙織「み、みぽ」

みほ「わ、私は平気だから!」パシ

沙織「あ…」

麻子「沙織…」

みほ「…」モジ

沙織「…ひぐ」グス

他3人「!?」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 01:14:15.25 ID:27z7DgeS0
スタスタ

沙織「…」

みほ「…」

沙織(なんて話しかけたらいいか分かんない…)

みほ「…沙織さん」

沙織「ん?」

みほ「さっきは助けてくれてありがとう」

沙織「ど、どういたしまして…」

みほ「模擬戦の間気まずくしちゃってごめん…」

沙織「いいのいいの、元々私のせいだし(自分で言ってて悲しい…)」

みほ「…」

沙織「やっぱりさ、みぽりんってほっとけないもん」

みほ「え?」

沙織「助けてあげたくなっちゃうというか…母性本能をくすぐる?っていうの?」

みほ「なにそれ」フフ

沙織(あ…今日やっと笑ってくれた…)

沙織「やっぱりみぽりんは笑顔が一番かわいいよ」

みほ「え…///」

沙織「///」

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 01:20:27.45 ID:27z7DgeS0
みほの部屋

みほ「沙織さん、座って」

沙織「うん…」

みほ「…」

沙織「みぽりん」

みほ「戦車を洗ってた時に沙織さんを助けたでしょ」

沙織「あ、うん…」

みほ「その時からね…沙織さんが気になってしょうがないんだ」

沙織「え…」

みほ「意識し始めたらね、すっごく可愛く見えて…ドキドキして」

沙織(もしかしてみぽりんも…?)

みほ「色々考えて…分かったんだ…私は沙織さんに恋してるって」

沙織「ほ、本当に…?」

みほ「でもね」

沙織「…?」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 01:29:48.68 ID:27z7DgeS0
みほ「沙織さんに告白されたとき…ふと頭によぎったの、私は西住流だって」

沙織(あ…)

みほ「いつかは跡継ぎのために結婚して…子供を産む」

沙織「…」

みほ「素直に嬉しかったけど…どうしていいか分からなくて…あの時上手く言葉に出来なかった」

沙織「みぽりん…」

みほ「せっかく…お互いに好きだって…わかったのに」グス

沙織「…みぽりん!」ギュッ

みほ「さ、沙織さん!?」

沙織「そんなの関係ない!家のこととか、世間がどうとか!」

みほ「で、でも…」

沙織「だって、好きなものはしょうがないじゃん!」

みほ「…!」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 01:40:50.36 ID:27z7DgeS0
沙織「人を好きになる気持ちは誰かに制限されるものじゃないよ…胸を張って言いたい」

みほ「沙織さん…」ギュ

沙織「それにさ、西住流を継げるのはなにもみぽりんだけじゃないし」

みほ「お姉ちゃん…」

沙織「そう、だからみぽりんは自分の気持ちに正直になっていいんだよ」

みほ「うん…」

沙織「あー、でもみぽりんのお母さんは説得できるかなー…」

みほ「う…今度こそ本当に勘当されそう」

沙織「だ、大丈夫だよ!きっとお姉さんも味方してくれるって!」

みほ「そうかな…」

沙織「そうだよ!…多分」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 01:45:48.18 ID:27z7DgeS0
沙織「じゃ、じゃあ、改めて…」

みほ「…」ドキ

沙織「みぽりん…私と、付き合ってください」

みほ「…はい、喜んで」ニコ

沙織「なんだか照れるね…」

みほ「うん、不思議な気分…」

沙織「それで、さ…」モジモジ

みほ「?」

沙織「き、キス…してみない?」

みほ「ふえ!?」

沙織「や、やっぱりさ!せっかく恋人同士になったんだからさ…///」

沙織「嫌…?」

みほ「わ、私も…してみたい」

沙織「!」

みほ「ど、どうぞ…」スッ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 01:51:07.07 ID:27z7DgeS0
沙織(みぽりん可愛い…目を閉じて唇震えてる…)

沙織「い、いくよ…///」

みほ「うん…///」

チュッ

みほ「ん…///」

沙織「っふ…んん///」

みほ(沙織さん…唇柔らかい)ギュッ

沙織(気持ちいい…今私心臓バクバクしてる…)

みほ(すごくいい匂いする)

沙織(あ…みぽりんの鼓動も凄い)

沙織「…っはぁ」

みほ「…///」ドキドキ

沙織「…///」ドキドキ
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 02:00:10.90 ID:27z7DgeS0
沙織「みぽりん…どうだった?キス…」

みほ「うん…すごく気持ちよかった」

沙織「じゃ、じゃあさ…このまま…しない?」

みほ「す、するって…えぇ!?」カアア

沙織「こ、これは流れ的にそうかなーって…///」

みほ「あう…///」

沙織「ど、どう…?」

みほ「あ、その…いいよ///」

沙織(あー可愛すぎ、反則過ぎる///)

沙織「そ、それじゃ…」スゥー

沙織「みーぽりん!S○Xしよ!」


終わり
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/23(火) 02:05:28.89 ID:27z7DgeS0
HTML化依頼出しておきます
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/25(木) 13:25:24.02 ID:xkQATYC8o
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