相川千夏「青い麦」

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5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/19(土) 22:42:26.29 ID:HME+3Lfz0


 住んでいるマンションは1DKだけど、それぞれの部屋は広々としたゆとりのある作りだった。

 ダイニングの窓際には、書斎代わりのスペースがあった。壁際には本棚があり、ソファーとミニテーブルもあって。



 そこに彼女はいた。


 ソファーの肘掛の部分を枕にして体を丸めるように眠りについている。

 カーテンからの木漏れ日はその頬と黄金色の髪をどこか神々しく照らし出していた。

 私は側に寄って、その頭を撫でる。短い声を漏らしてから、ゆっくりとブルーアシードの瞳が開いた。





「あー。おはよ、ちなったん」

「おはよう、唯ちゃん」




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