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【安価、コンマ】「…ペルソナっ!」【オリジナル】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 18:29:53.06 ID:mkpOkuNn0
???「君の両親のことは非常に残念に思う」

???「できるだけ傍にいてあげたい気持ちも分かるが、それはできない」

???「これから君は>>3という名前で生活してもらうことになる」

???「身分証明書の類は我々が提供する。だから君はしばらく姿を隠してくれ」
 
男主人公の名前『>>3
 


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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 18:38:06.87 ID:3aX7wHeB0
比良坂 大地(ひらさか だいち)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 18:49:07.33 ID:POtt/pZ+0
高杉孝允
(たかすぎ・たかよし)
4 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 19:02:54.78 ID:mkpOkuNn0
アナウンス「次は、〜駅、〜駅、お出口は右側です」

タカヨシ(高杉孝允…それが僕の新しい“名前”か…)

アナウンス「三番線ドアが閉まります、ご注意ください」

タカヨシ(やばい!ぼーっとしてた!)

――駅前バス停

タカヨシ(これからお世話になる“サラ孤児院”は…ここか)

タカヨシ(よし、マーカーをセットしたから後はバスに乗るだけだ)

――サラ孤児院前

タカヨシ(…)

タカヨシ(ナビによるとここだけど…本当にここか?)

タカヨシ(二階建ての木造建築…かなり年季が入ってる)

ピンポーン

インターホンの声「はーい」

タカヨシ「あの、高杉孝允ですが…」

インターホンの声「おう、来たか!ちょっと待っていろ」

タカヨシ(声からすると…女性?だけど口調は男みたいだ)

???ガチャッ「おお!よく来たな!」

タカヨシ(この金髪の女性…確か名前は“サラ・エディ”だった気がする)

タカヨシ「サラ・エディさん?」

サラ「そうだ!ささ、入ってくれ」グイグイ

タカヨシ「ちょ、ちょっと押さないでください…!」

タカヨシ(無理やり連れ込まれてしまった)

サラ「さあ、上がってくれ。あ、靴は脱げよ」

孤児の女の子「おにーたん、だーれ?」

僕は…安価↓1

1.こわーいおにーさんだぞー!
2タカヨシだ、よろしくな
3.タカヨシっていうんだ、よろしくね
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 19:05:36.38 ID:3aX7wHeB0
6 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 19:13:07.69 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「タカヨシっていうんだ、よろしくね」

孤児の女の子「たかよしおにーたん!よろしく!」

サラ「早速“ミキ”と仲良くなったみたいだな!」

タカヨシ「ミキ?…」

サラ「その子の名前だ。“長門 ミキ”一昨年からここで預かっている」

ミキ「よろしくね!おにーたん!」

タカヨシ(おにーちゃんって…なんだか照れるな)

タカヨシ「よろしくね」

サラ「それじゃあ、ミキも懐いたようだし…君の部屋に案内するよ」

タカヨシ「よろしくお願いします」

――孤児院二階、自室

サラ「ここが君の部屋だ!」ガチャッ

タカヨシ(いたって普通の部屋だ…ベッドに、PCデスクあとは…アメリカ陸軍のポスター?)

サラ「後で君が転校する担帝学園に挨拶に行くから、ゆっくりくつろいでくれ」

タカヨシ「あ、ありがとうございます」

タカヨシ(さて…どうしようか)

安価↓1

1.ミキと遊ぶ
2.部屋で寝る
3.ネットサーフィン
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 19:16:00.23 ID:qnJ/nCC30
1
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 19:26:04.89 ID:gBZ1T61x0
おお、面白そうな安価スレ発見
9 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 19:26:19.70 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ(暇だし、ミキちゃんと遊ぶか…)

――一階リビング

ミキ「おにーたん!いっしょにあそぼ!」

タカヨシ「ああ、いいよ。何して遊ぶ?」

ミキ「おえかきがいいな!ミキ、おえかきじょーずなんだよ!」

タカヨシ(お絵描きか…いいな、やろう)

タカヨシ「それじゃあお絵描きするか!」

ミキ「わーい!」

それからしばらく二人でお絵描きをした。

ミキ「できたー!」

タカヨシ(は、早いな…。俺はまだまだだ)

タカヨシ(どれどれ、ミキちゃんはどんな絵を描いたの…)

タカヨシ「…!」

タカヨシ(ナイフを持った男が女を襲っている…?それに傍にいるのは…“女の子”?)

ミキ「おとーさんとおかーさんかいたの!じょーず?」

タカヨシ「ッ…あ、ああ。上手だね」

サラ「…」

タカヨシ(サラさんが怪訝な顔をしている…これは何か訳がありそうだ…)

それからしばらく二人でお絵描きをした。

サラ「おい、そろそろ出発するぞ!」

タカヨシ「あ、分かりました!」

ミキ「え、もうおにーたんいっちゃうの?」

タカヨシ「ああ、ごめんな。帰ったらまた遊んであげるからね」

ミキ「やったー!やくそくだよ!」

タカヨシ「ああ、“やくそくだ”…」

――学校へ向かう車内

タカヨシ(さっきの絵は何だったんだ?…あんな絵をあの子が描くなんて…)

サラ「さっきのミキの絵…」

タカヨシ「…それが、どうしたんですか?」

サラ「これからもこういう事があるけど、あんまり触れないであげてくれ」

タカヨシ(やはり訳アリか…何か辛い過去を経験したのだろうか…?)

タカヨシ「ええ、分かりました」
10 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 19:40:49.11 ID:mkpOkuNn0
――担帝学園、校長室

校長「えーと、君が高杉孝允くん…だね?」

タカヨシ「はい、これからよろしくお願いします」

サラ「校長、私からもよろしく頼む」

校長「…サラさんの頼みなら仕方ないねえ」

タカヨシ(あんまり歓迎されてないみたいだ)

校長「とりあえず、今日はもう帰っていい。明日は登校初日だから寝坊するんじゃないぞ」

タカヨシ「分かりました、ありがとうございます」

――サラ孤児院リビング

ニュース「昨日、世間を騒がせている“殺人鬼サガーティ”による犯行声明が、警視庁宛に届いたとのことです…」

タカヨシ(殺人鬼サガーティか…もう四人も犠牲になっている惨い連続殺人事件のニュースだ)

ミキ「…」ジーッ

タカヨシ(ミキちゃんが食い入るようにテレビを見ている…)

サラ「…さー、今日は何のアニメがやってるんだー?」

タカヨシ(サラさんがそっとチャンネルを切り替えた…ミキちゃんか…)

ミキ「くまこちゃんのおりょうりきょしつだー!」ダッ

サラ「こら!ちゃんとご飯は食べろ!」

タカヨシ(ハハ、賑やかな食卓は久しぶりだなぁ…)

タカヨシ(…)

タカヨシ(父さん…)

――自室

タカヨシ(風呂も入ったことだし、そろそろ寝るか)

バフンッ

タカヨシ(…知らない天井だ)

――???

タカヨシ(…)

タカヨシ(…っ!)バッ

タカヨシ(どこだ!ここは!)

???「ようこそ、我がベルベットルームへ…」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ベルベットルーム?」
2.「…あなたは誰だ?」
3.「夢なら早く醒めてくれ!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 19:42:16.08 ID:gBZ1T61x0
2
12 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 19:50:04.14 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「…あなたは誰だ?」

イゴール「申し遅れましたな。 私の名はイゴール」

タカヨシ(イゴール…)

イゴール「この部屋、夢と現実、精神と物質の狭間の場所…。 ”ベルベットルーム”の主を致しております」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「何の用だ!」
2.「僕がここにいるってことは、何か用があるんでしょう?」
3.「夢であってくれ…」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 19:52:35.90 ID:mDO/1PAv0
2
14 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 19:59:37.57 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ(どうやらベルベットルームに招かれたようだ)

タカヨシ「ここに呼ばれたってことは、何か用があるんでしょう?」

イゴール「…今宵から貴方は、この“ベルベットルーム”のお客人です」

タカヨシ「…」

イゴール「これから迎える“終焉”に備えて、貴方は力を磨く必要があります」

イゴール「その際、必ずや私どもの手助けが必要になるでしょう」

イゴール「あなたが支払うべき代価は一つ…“契約”に従いご自身の選択に責任を持っていただくことです」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「何のことだ、ふざけるな!」
2.「ああ、何となくわかったよ」
3.「全く訳が分からん」
4.「用事は…まだ話してくれないみたいだね」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 20:00:08.91 ID:3aX7wHeB0
16 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 20:12:08.45 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「全く訳が分からん」

イゴール「無理もない、貴方はまだ“力”に目覚めていないのだから」

タカヨシ「力?」

イゴール「左様、貴方が“運命”を退ける力にまだ目覚めていないからです」

タカヨシ「…」

イゴール「貴方がこのベルベットルームの重要性を理解する日はそう遠くありません」

イゴール「力が覚醒したとき、またお会いしましょう…」

タカヨシ(なんだか…意識が)

――自室

タカヨシ「うわっ!」ガバッ

タカヨシ(ここは!…自分の部屋か)

サラ「おい、起きてるか?早く行かないと遅刻するぞ!」コンコン

タカヨシ「あっ!わ、分かりました!」

――担帝学園二年B組教室

???「君が、タカヨシ君かい?」

タカヨシ(ええと、外国人の白髪、初老の男性は確か…担任のモリアーティ先生)

タカヨシ「はい、そうです」

モリアーティ「私はB組担任の、モリアーティだ。よろしくね」

タカヨシ「よろしくお願いします」

モリアーティ「それじゃあ、みんな教室で待ってるから自己紹介よろしく頼むよ」ガラガラ

タカヨシ(うう、緊張するな)

生徒たち「あれが転校生か…んだよ男かよ」「なんか冴えない感じー、もっとカッコいいかとおもってた」

タカヨシ(第一印象は最悪だな)

モリアーティ「はい!静かにしてください…それでは、皆さんご存じでしょうが」

モリアーティ「クラスに新しく転校生がやってきました」

タカヨシ「」

安価↓1〜3で最大コンマ採用

1.「高杉孝允です…よろしくお願いします!」
2.「高杉です」
3.「えーっと、よろしくお願いします」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 20:15:04.04 ID:gBZ1T61x0
1
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 20:18:37.14 ID:POtt/pZ+0
3
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 20:21:36.88 ID:1HD4VAH50
1
20 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 20:23:37.97 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「高杉孝允です…よろしくお願いします!」

生徒たち「挨拶もフツー、つまんな」「ちょっと、聞こえてるよ!」

タカヨシ(なんだかひどいいいようだな…)

モリアーティ「それじゃあ、君の席はミカ君の隣の席だ」

タカヨシ(ミカ?…先生の指さす方からするに、紫色のボブの女の子の事か)

タカヨシ「えーっと、隣座るね」

ミカ「…」

タカヨシ(窓の外を眺めたまま、返事がない…)

タカヨシ(なんだか不思議な子だけど、まあいい…)

ミカ「…」クンクン

タカヨシ「わっ!」ガタッ

タカヨシ(ぼ、僕の匂いを嗅いでる?)

安価↓1

1.「に、匂う?」
2.「急にどうしたん…ですか?」
3.「ちょ、ちょっとやめてくださいよ!
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 20:24:58.63 ID:gBZ1T61x0
2
22 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 20:29:14.10 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「急にどうしたん…ですか?」

ミカ「…あなた、私と同じ匂いがする」

タカヨシ(同じ匂い?…何を言っているんだ)

タカヨシ(背筋がゾッとしたぞ。あんまり関わらない方が良さそうだ)

――放課後、下校中

タカヨシ(なんだかあんまりクラスのみんなと馴染めなかった)

タカヨシ(まあ、別に群れなくてもいいや…)

ミカ「…」

タカヨシ(あそこにいるのは…隣の席の“如月 ミカ”だっけ?)

タカヨシ(あそこで何してるんだろう…)

タカヨシ(ここでの選択は重要な気がする…慎重に選ばないと)

安価↓1〜3多数決

1.後を追う
2.関わらない
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 20:29:56.85 ID:3aX7wHeB0
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 20:30:21.85 ID:gBZ1T61x0
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 20:35:23.84 ID:4sy9Enhh0
1
26 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 20:36:13.57 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ(なんだか様子がおかしい。後を追ってみるか)

――繁華街、路地裏。

ミカ「…」スタスタスタ

タカヨシ「…」タッタッタッ

タカヨシ(!…消えた?…見失ってしまった)キョロキョロ

ミカ「ねえ」

タカヨシ「うわっ!…いつの間に背後に」

ミカ「なんで私のこと追いかけてたの?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「君が可愛いからだ」
2.「ご、ゴメン。なんとなく…」
3.「さっきの君の様子…何か隠し事がありそうな雰囲気だったから」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 20:46:08.52 ID:3aX7wHeB0
1
28 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 20:47:47.83 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「君が可愛いからだ」

ミカ「…あなたは気持ち悪いわ」

タカヨシ(う゛っ…かなりのダメージを受けたようだ…)

タカヨシ「それより、君は一体何をしていたの?」

ミカ「…知りたい?」

タカヨシ「ああ、知りたい」

ミカ「いいわよ…特別に教えてあげる」

タカヨシ(なんだかすんなりと教えてくれるみたいだけど)

タカヨシ(一体何を教えられるんだ?こんな薄暗い裏路地で…)

ミカ「“ザカーティ”ミュージアム」

タカヨシ「え?…それってどういう…ってうわ!」

タカヨシ(なんだここは!さっきまでの裏路地とは全く違う場所だ!)

タカヨシ(大理石の柱に床…まるで美術館みたいだ…)

ミカ「今、美術館みたいだと思ったでしょ」

タカヨシ「あっ、ああ」

ミカ「半分正解、半分不正解よ」

タカヨシ「…どういうことだ?」

ミカ「さっき私達がいた裏路地。あの場所は例の“殺人鬼”の初めての殺人の場所…」

タカヨシ(例の殺人鬼は…)

安価↓1

1.ミカ
2.ザカーティ
3.モリアーティ
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 20:53:42.30 ID:gBZ1T61x0
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 21:03:46.94 ID:mDO/1PAv0
ボケとツッコミ? 
31 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 21:07:09.64 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「モリアーティのことだな?」

ミカ「…ハア、あなたの頭は“鶏”よりも小さいのかしら?」

タカヨシ(ぐぬぬ…少し間違えただけじゃないか)

ミカ「あの裏路地はザカーティが初めて人を殺した場所…」

タカヨシ「それがどうしたんだ?」

ミカ「あなた、やけに落ち着いてるわね…見込んだ通りかしら」

タカヨシ(なんだか褒められている気がするけど、嬉しくない)

変なバケモノ「おい、おまえら。そこで何してる!」

タカヨシ「な、なんだお前ら…」

ミカ「シャドウ!?バカな…この場所には来ないはずなのに…」

???「驚いたかい…?」

タカヨシ(い、一体何なんだ!…このバケモノたちに加えて…今度はなんだ!)

タカヨシ「お前は誰だ!…それにこのバケモノはなんだ?」

???「そいつらは“私”のシャドウたちだよ…ククッ!」

ミカ「あ、あなたは…ザカーティ!」

ザカーティ「そうです、この私がかの有名な“ザカーティ”でございます」

ザカーティ「どうか、お見知りおきを…」

ザカーティ「さて!本日は“二名”のお客様が、我が血塗られた“ミュージアム”にやって来ました!」

ミカ「…一体何を始めるつもり?」

ザカーティ「ククッ…ご心配なく。ただ、貴方たちに、私のコレクションに加わってほしいだけです」

ザカーティ「ホラっ!お前ら!…お客様を手厚くもてなせ!」パチン

バケモノたち「ハッ!」

タカヨシ(一体何がどうなってんだ…シャドウ?ザカーティ?…うう、頭が痛い)

ミカ「仕方ない…ペルソナッ!」パリン

ザカーティ「おお!来ましたか!ペルソナ!…待ってましたよー!」

ザカーティ「これでショーの準備は整った!さあ、お前たち!彼女を血祭にあげなさい!」

タカヨシ(な、なんなんだよ…これ。ミカの背後に出てきたあのバケモノは…!?)
32 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 21:20:14.76 ID:mkpOkuNn0
ミカ「おりゃーっ!」ブゥン

タカヨシ(ミカのバケモノが…戦っている?あの“シャドウ”と…)

ミカ「アギ!」ブワァッ

タカヨシ(あっつい!…なんだ?今炎を出したのか?)

ザカーティ「フン!小賢しい」

ミカ「…ハア、ハアハア…」

ザカーティ「おやぁ?もう限界の様ですね!…あーあつまんないねえ折角ショーをやろうってのに」

ザカーティ「もう、つまんないから消すか。お前たち、コイツ消しちゃっていいよ」

タカヨシ「」

安価↓1〜2の最大コンマ採用

1.「待てっ!…彼女だけは…」
2.「…本当にいいのか?それで」
3.「…待て」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 21:22:33.29 ID:1HD4VAH50
3
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 21:26:15.51 ID:gBZ1T61x0
3
35 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 21:39:37.14 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「…待て」

ザカーティ「あ?なんだお前。…ククッ!この生意気な野郎から作品に加えてやるか…」

???「今、君は運命に抗った…」

タカヨシ(なんだ!この声は!)

???「彼女の死という運命を退ける…それはお前の本望か?」

タカヨシ(ああそうだ!人が死ぬのは…父さんと母さんで最後だ!)

???「…それは君の“エゴ”じゃないか?」

タカヨシ(そんなのじゃない!僕は…僕は誰になんと言われようと、自分のすることを信じているっ…!)

???「…よかろう。君の覚悟、しかと受け取った!」

タカヨシ「グウゥッ!」ドクンドクン…

ザカーティ「なんだ?…一体何をした!お前!」

???「我は汝、汝は我…」

???「運命に抗い、真実を渇望する者よ…」

???「たとえ真実が残酷なものであろうとも、それを受け止める強き者よ!」

タカヨシ「ウウッ…ウアアァァァ!」ドクン!

???「その欲望を解き放て!」

ザカーティ「…苦しんでいるだけ…かぁ!ククッ、死に際でパニックなんて…私興奮しちゃいます!」

ザカーティ「それじゃあ、早速あなたから消しちゃいましょうか…」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「やってみろ!」
2.「…やってみるがいい!」
3.「消せるものなら、な」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 21:42:54.09 ID:mDO/1PAv0
3
37 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 21:51:02.56 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「消せるものなら、な」

ザカーティ「何ィ?あなた、どんな状況か分かってるの?よくそんなキザなセリフが吐けるわね」

ザカーティ「でも残念!あなたの口はもうパクパク〜って開かなくなっちゃうの」

ザカーティ「だって消されるから」

タカヨシ「さぁ、どうかなッ!」ブワァン!

シャドウたち「うわぁっ」ズッサァァ…

ザカーティ「そ、それは…」

ホームズ「私の名は、ホームズ」

ホームズ「君に宿る、真実を渇望する“探偵”の魂」

ホームズ「…君が望むなら、この局面。打ち砕く力を与えよう…!」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「望むところだッ!」
2.「ああ、頼む!」
3.「その言葉を…待っていたッ!」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 21:57:13.90 ID:1HD4VAH50
1
39 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 22:11:29.56 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「望むところだッ!」

ホームズ「その言葉、待っていた!」

ミカ「…それは…ペルソナ!」

ザカーティ「お前ええええええ!ペルソナ使えるの隠してたなああああ!」

ザカーティ「許さない許さない許さないゆるさないゆるさないゆるさない…」

タカヨシ「さあ、これからが本当のショーじゃないか!」

タカヨシ「マハサイっ!」ブゥォォォン!

シャドウ「ぐっ…」ブシャァァァァ…

ミカ「しゃ、シャドウが…」

ザカーティ「消えていく!そんな馬鹿な!精鋭を集めた…私のシャドウたちがああああああああ!」

タカヨシ「まだだ!まだ、真実には辿り着いていない!」

ザカーティ「ぐむうううううううっ!」

ザカーティ「クソッ!ひとまず撤収だ!」

タカヨシ「…!」

バフゥ!

タカヨシ(煙幕か!…これに乗じて逃げるつもりか!)ダッ

ミカ「待って!行ってはダメ!」

タカヨシ(!ミカ)

ミカ「ここは…いったん…退くのよ」

タカヨシ(…確かに彼女の言う通りだ。まだ煙幕の先についての情報はない。罠があるかもしれない)

タカヨシ「ああ、分かった」
40 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 22:18:08.89 ID:mkpOkuNn0
――繁華街、カフェ「ムーンライト」

タカヨシ(あの力は一体…)

タカヨシ(まだ両手が震えている…なんでだろう)

ミカ「…驚いたわ、まさかあなたが“ペルソナ使い”だなんて」

タカヨシ「僕も驚いた。まさか、こんな力が…」

ミカ「説明しなきゃ…いけないわね…」

タカヨシ「…何をだ」

ミカ「さっきの場所。あそこはザカーティの“ミュージアム”」

タカヨシ「ミュージアム?」

ミカ「そう、美術館。あそこはザカーティの頭の中にある“美術館”なの」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「なるほど…何となく分かってきた」
2.「頭の中の美術館?…なんで美術館なんだ?」
3.「あーっ!わけわかんないよ!」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 22:24:23.61 ID:8xjEHuNco
1
42 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 22:34:38.44 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「なるほど…何となく分かってきた」

ミカ「あら、意外と呑み込みが早いのね」

タカヨシ「連続殺人犯は自分の犯行を誇示したがる。その犯行が心血を注いだ自分の“作品”だから」

タカヨシ「つまり、ミュージアムはその“作品”を展示しているって訳か」

タカヨシ(だからザカーティの脳の中にはミュージアムがあるのか)

ミカ「ご名答。あと、一般人にミュージアムはないわ」

タカヨシ「」

1.「あったら困る」
2.「…そうとも限らないんじゃないか?」
3.「それは…不味い」
43 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 22:36:17.20 ID:mkpOkuNn0
指定忘れましたごめんなさい 安価↓1
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 22:40:33.80 ID:gBZ1T61x0
オーケー!
45 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 22:47:50.78 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「あったら困る」

ミカ「それもそうね。そしたら、あなたが飲んでるその紅茶に毒が仕込まれてるかもね」

タカヨシ「ゲホッ…」

ミカと連絡先を交換した。
その後、二人で紅茶を嗜んだ。

――サラ孤児院

タカヨシ「ただいまー」ガチャッ

サラ「帰ったか!…ご飯が出来ているぞ!」

ミキ「おにーたん!おかえりー!」

タカヨシ「元気にしてたか?」

ミキ「うん!サラお姉さんといーっぱいおえかきしたんだ!」

タカヨシ「そうか…よかったな」

――リビング

ニュース「警視庁は未だザカーティの足取りを掴めていません…」

サラ「野蛮なニュースばかりだな」

ミキ「…」ジーッ

サラ「さーて、今日のアニメはなんだ?」ピッ

ミキ「くまこさん!」ダッ

タカヨシ(…ほんとーにこの料理番組好きなんだ…)

――自室。

タカヨシ(さてと…まだ寝るまで時間があるな。何をしようか)

安価↓1

1.サラの部屋に行く
2.勉強する
3.ミカとsnsで連絡を取る
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 22:51:53.33 ID:mDO/1PAv0
1
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 22:51:55.47 ID:T7AcWaN3O
2
48 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 22:56:14.89 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ(サラの部屋にでも行くか…いい暇つぶしになるといいけど)

――サラ自室

タカヨシ「」コンコン

サラ「んー?なんだ?」

タカヨシ「ちょっと、入ってもいいですか?」

サラ「んー。あー、いいぞ」

タカヨシ「それじゃあ、失礼しますー…」ガチャ

サラ「どうしたんだ?何か不満か?」

タカヨシ「いや、そんな滅相もない。…ただの暇つぶしに」

サラ「そうか…でも何も面白いことはしてやれないぞ」

タカヨシ「」

安価↓1〜2最大コンマ採用

1.「別に期待してないです」
2.「話でも、どうですか?」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 22:59:36.23 ID:gBZ1T61x0
50 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 23:13:48.98 ID:mkpOkuNn0
二個目来なさそうなので>>49採用させていただきます。

タカヨシ「話でも、どうですか?」

サラ「話…と言っても何を話せばいいか…」

安価↓1

1.「なんで孤児院を…?」
2.「彼氏とか…いるんですか?」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 23:18:35.49 ID:gBZ1T61x0
52 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 23:25:37.64 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「なんで孤児院を…?」

サラ「…過去に色々と背負ったものは、簡単に下せない」

タカヨシ(…?)

サラ「この写真を見ろ」

タカヨシ「これは…なんですか?」

サラ「私が…“軍人”だった時に戦友と撮った写真だ」

サラ「…すまない、少々喋り過ぎたみたいだ」

タカヨシ(いや、まだなんにも聞いてない!)

サラ「早く寝ろ、明日も学校だろ?」

タカヨシ「え、ええ」

サラに追い出されてしまった。

――ベルベットルーム

タカヨシ(…ううぅ、またこの場所か)

イゴール「お目覚めになりましたかな?」

タカヨシ「」

1.「融通の利かない目覚まし時計だな」
2.「また呼び出して…何の用ですか?」
3.「また会ったな」
53 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 23:28:35.95 ID:mkpOkuNn0
まーた指定忘れちゃいました本当に申し訳ない安価↓1
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 23:32:00.29 ID:T7AcWaN3O
2
55 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 23:40:12.17 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「また呼び出して…何の用ですか?」

イゴール「…どうやら“ペルソナ”を手に入れたようですね」

イゴール「それは貴方が外側の事物と向き合ったとき、表に現れ出る人格」

イゴール「様々な困難に耐えるための、“鎧”とでも申しましょうか」

イゴール「しかも、貴方のペルソナ能力は…ワイルド。他者とは異なる、特別なものだ」

タカヨシ「ワイルド…?」

イゴール「空っぽにすぎないが、それは無限の可能性とも捉えられる」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「空っぽ…」
2.「僕が…ワイルドだって…?」
3.「そんな力、僕の手に余るんじゃないか」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 23:49:01.79 ID:gBZ1T61x0
57 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/16(月) 23:53:17.54 ID:mkpOkuNn0
タカヨシ「空っぽ…」

イゴール「そうです、虚無という名の無限…あなたは使いこなせるでしょうか?」

イゴール「それでは、またお会いしましょう…」

――自室 【水曜日】

タカヨシ「うわあああっ!」ガバッ

タカヨシ(また夢か…)

タカヨシ(それより、早く学校に行かないと!)

――担帝学園 昼休み

タカヨシ(サラさんに作ってもらったお弁当、結構美味しい!)

ミカ「あら?そのお弁当あなたが作ったの?」

タカヨシ「いや…他の人に作ってもらったんだ」ムシャムシャ

ミカ「…物を食べながら話さないで」

ミカ「それより…一緒にご飯食べない?」

タカヨシ(どうしようか…ミカとご飯を食べようか?)ムシャムシャ

タカヨシ(ミカとの関係はまだ深まりそうにない)

安価↓1

1.一緒に食べる
2.一人で食べる
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 00:08:36.10 ID:bKOi3/FDO
2
59 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 00:15:46.29 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ(今日は独りがいい…)

タカヨシ「ゴメン、また今度」

ミカ「そう…分かったわ。また今度ね」

――放課後

タカヨシ(やっと授業が終わった…)

タカヨシ(今の知識じゃついていくのがやっとだ…)

ピロン

タカヨシ(メッセージが来ている…ミカからだ)

ミカ『放課後空いてる?もしよければ“ミュージアム”に行きたいんだけど』

タカヨシ(ううむ、どうするか…)

安価↓1

1.ミカに会いに行く
2.家に帰る
3.部活見学をする
4.繁華街に行く
5.図書室に行く
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 00:18:23.90 ID:bMlQuhFh0
3
61 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 00:23:03.40 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ(そういえばまだ部活見学をしてなかったな…)

タカヨシ(…軽音楽部のチラシがあったっけ?とりあえずこれに行ってみるか)

――軽音楽部部室

タカヨシ「あのー」

???「あ?なんだてめー」

タカヨシ(この長髪の男の人、なんだか怖いな…)

タカヨシ(名前は確か…)


長髪の男の【名前】>>63採用
62 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 00:47:31.13 ID:SdD+eSFq0
一旦寝ます
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 00:47:59.11 ID:5ojmGODko
高田 健二
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 00:49:23.52 ID:bMlQuhFh0
乙です
65 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 12:10:29.53 ID:SdD+eSFq0
※何かこうした方がいいなど歯がゆいところがありましたらご指摘ください、お願いします



タカヨシ(確か…軽音楽部部長の高田 健二…)

タカヨシ「えーと、ケンジさんですか…?」

ケンジ「…俺に、なんか用か?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「見学に来ました」
2.「イケメンの部長がいると聞いて」
3.「実は楽器を習っていて…」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 12:26:53.03 ID:yp712LaRO
3
67 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 12:32:49.80 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ「実は楽器を習っていて…」

タカヨシ(そうだ。ドラムを習っていたんだった)

ケンジ「それで?…それがどうしたってんだよ」

タカヨシ(そうだな…)

タカヨシ「」

安価↓1

1.「入部したい」
2.「軽音楽部はどんな感じだ?」
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 13:03:04.64 ID:LH0LdgRQ0
69 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 13:18:59.86 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ「軽音楽部はどんな感じだ?」

ケンジ「あ?…どうもこーもねーよ」

タカヨシ(何を言ってもぶっきらぼうに返されるだけみたい)

ケンジ「…来たってことは入りたいって事か?」

タカヨシ(ここで断るには度胸が足りない…)

タカヨシ「は、はい」

ケンジ「そーかよ。…じゃあ、入部手続きはやっとくから、名前」

タカヨシ「え?」

ケンジ「名前だよ!てめーのな、ま、え!…ったくはっきりしろよ」

タカヨシ「タカヨシ…です」

ケンジと連絡先を交換した。

ケンジ「…俺は高田 健二だ」タッタッ

タカヨシ(どこかへ行ってしまった…)

タカヨシ(それにしてもドラムを見るのは久しぶりだな…)

タカヨシ(もう触れる機会はないと思ってたけど)

ケンジ「…ほらよ」バッ

タカヨシ「うわっ…これは…」

タカヨシ(サイダー?)

ケンジ「飲めよ…」

タカヨシ「いいんですか?」

ケンジ「あーめんどくせえな。さっさと飲めばいいだろ」

タカヨシ「僕のために…わざわざすみません」

ケンジ「!…ちげーよ、つり銭余ったから買っただけだ。勘違いもいい加減にしろよ」ダッ

タカヨシ(走ってどこかへ行ってしまった)

タカヨシ(流されて結局入部してしまったけど大丈夫だろうか…)

――サラ孤児院 リビング

タカヨシ「ただいまー」ガチャッ

ミキ「おかえりー!おにーたん!」

タカヨシ「ただいま、ミキ」

サラ「おお!帰ったな!夕飯が出来てるぞ」

タカヨシ(おお…いい匂いがリビングから漂ってくる)

――リビング

ニュース「犠牲者がまた一人出ました。昨日、電柱から吊り下げられている…さんの遺体が発見されました」

タカヨシ(悲惨な事件だ…なぜこんな惨いことをするのだろうか)

ニュース「また、付近にザカーティの犯行声明とみられる手紙が落ちていたことから、警視庁は連続殺人事件として…」

タカヨシ(ザカーティ!…クソッ、また人を殺めたのか。これは早く何とかしないと…)

タカヨシ(早めにミュージアムに足を運んだ方がいいような気がする)

――自室

タカヨシ(暇だ…何をしようか)

安価↓1

1.サラの部屋に行く
2.ミカと連絡を取る
3.ケンジと連絡を取る
4.勉強する
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 13:38:36.11 ID:bMlQuhFh0
3
71 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 14:11:18.04 ID:SdD+eSFq0
遅れてすみません

タカヨシ(ケンジと連絡を取ろう…)

タカヨシ『今暇ですか?』

ケンジ『どーした』

タカヨシ『いや、特に用はないんですけど』

タカヨシ『』

安価↓1

1.「何の楽器をやってるんですか?」
2.「彼女とかいるんですか?」
3.「バンド組みませんか?」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 15:03:02.54 ID:LH0LdgRQ0
73 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 15:11:49.00 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ『なんの楽器をやってるんですか?』

ケンジ『あ?…まあ、ギターとベースだ』

タカヨシ(すごい、二つもできるのか)

ケンジ『だけどてめー、なんで俺みたいなやつとつるんでんだよ』

タカヨシ『…?』

ケンジ『てめー知らねーのかよ、俺の噂』

ケンジ『それとも知っててつるんでんのか?』

タカヨシ(噂?一度も聞いたことないぞ)

タカヨシ「噂?…なんのことですか?」

ケンジ『マジかよお前…』

ケンジ『…まさか新しく来た転校生ってお前のことか?』

タカヨシ『そうです…』

ケンジ『なるほどな』

ケンジ『だったら教えてやるよ。俺は嫌われてんだよ』

タカヨシ(…!)

ケンジ『薬物中毒者、ディーラー、腐ったミカン…全部俺のあだ名だ』

タカヨシ『そんな…そんなことない』

ケンジ『どうかな?…てめーが騙されてるだけかもしれねーぞ』

タカヨシ(初めて会ったときに感じた。彼はそんな人じゃないと)

タカヨシ『そんなことないですよ。それに…』

タカヨシ『』

安価↓1

1.「たとえ噂が本当でも、友達は友達だ」
2.「噂なんて関係ない。友達であることには変わりない」
3.「腐っても軽音楽部の部長だ」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 15:16:16.54 ID:yp712LaRO
2
75 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 15:20:44.86 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ『噂なんて関係ない。友達であることに変わりない』

ケンジ『いつから友達になってんだよ!…まあいいけどよ』

タカヨシ(ケンジからの信頼を感じる。関係が向上したみたいだ)

ケンジ『お前、変わってるな』

タカヨシ『そうですか?』

ケンジ『そうだよ。…俺みたいなやつと』

ケンジ『…チッ。もう寝る』

タカヨシ『僕もそろそろ。おやすみなさい』

ケンジ『じゃあな。また明日』

――自室 【木曜日】

タカヨシ(いけない!寝坊しかけた!)

サラ「おい!起きろ!遅刻するぞ!」

タカヨシ「今行きます」

――担帝学園 昼休み

タカヨシ(昼休みか…どうしよう)

安価↓1

1.ミカに会いに行く
2.ケンジに会いに行く
3.学校内を散策する
4.勉強する
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 16:02:09.73 ID:LH0LdgRQ0
77 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 16:14:16.43 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ(今日は担帝学園の中をまわってみよう)

――担帝学園 廊下

タカヨシ(人がいっぱいだなぁ。やっぱり都会の学校はすごいなぁ)

タカヨシ(購買もコンビニかぁ…すごい)

???「きゃあっ」ドカッ

タカヨシ「うわあっ」バタン

バケツバッシャーン

???「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!」

タカヨシ(うう、制服がびしょ濡れになってしまった)

タカヨシ(バケツがひっくり返って水たまりができている)

???「あわわわ…どうしよう…」フキフキ

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ケガはない?」
2.「大丈夫か」
3.「手伝いましょうか?」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 16:50:54.60 ID:5ojmGODko
2
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 16:52:08.58 ID:aggL9UVx0
1
80 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 17:06:48.38 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ「大丈夫か」

???「えっ!あっはい!大丈夫です…」フキフキ

タカヨシ(なんだか調子が狂うな…)

タカヨシ(…可哀そうだし、手伝おう)

タカヨシ「僕も手伝いますよ」フキフキ

???「えっ!そんな…!えーっと…」

タカヨシ(まさか嫌だったか?)

???「ありがとう…ございます…」

???「きゃあっ!」ドテン

タカヨシ(滑って転んだ!)

???「いたたたたー…」

タカヨシ「大丈夫か」スッ

???「だっ、大丈夫です//」ダッ

タカヨシ(走ってどこかへ行ってしまった!)

タカヨシ(バケツが置き去りにされてる…)

タカヨシ(あの若い女の人は…確か用務員の恰好をしていたな)

タカヨシ(用務員室にバケツを届けに行くか…)
81 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 17:07:36.35 ID:SdD+eSFq0
――用務員室

タカヨシ「あのー」コンコン

「…」

タカヨシ(誰もいないのか?)ガチャッ

タカヨシ(鍵が開いてるぞ!…好都合だ。このままバケツだけおいて帰ろう)

タカヨシ「あのーバケツを届けに…」

???「きゃっ!」

タカヨシ(へ?下着?)

???「きゃーっ!」

タカヨシ(しまった、着替え中だったのか//)

タカヨシ「す、すみません!」ガシッ

タカヨシ(う、腕を掴まれてしまった!…もはやこれまで…)

???「す、すみません大声出してしまって」

???「急に入ってきたので驚いちゃいました…//」

タカヨシ「そ、それより服を着たほうが…」

???「あっ!そうですね…//」

数分後

???「着替え終わりましたー」

タカヨシ(何しに来たんだっけ…下着で全部忘れてしまった)

???「そのバケツ…」

タカヨシ「ああ、これを届けに」

???「わぁっ!ありがとうございます!」

タカヨシ(なんだか転んだり叫んだり喜んだり…落ち着かない人だ)

???「そういえば、あなた噂の転校生?」

タカヨシ「噂?」

???「ええ、あの…ミカさんとかケンジくんとつるんでるって…」

???「ごめんなさい!根も葉もない噂ですよね!ハハハ…」

タカヨシ(もう噂になっているのか)

タカヨシ「大丈夫です」

???「…そういえば、自己紹介まだだったね。私は【安価】」

女性用務員の名前 
安価↓1〜2で最大コンマ採用
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 17:15:44.73 ID:aggL9UVx0
伊集院 珠緒 (いじゅういん たまお)
83 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 17:26:10.80 ID:SdD+eSFq0
ちょっと離席します安価↓
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 17:35:55.84 ID:bMlQuhFh0
木山 法子 (きやま のりこ)
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 17:39:27.79 ID:gzCdOp6p0
影山 史華(かげやま ふみか)
86 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 19:21:23.30 ID:SdD+eSFq0
戻りました>>84採用します
87 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 19:24:36.90 ID:SdD+eSFq0
キヤマ「そういえば、自己紹介まだだったね。私は木山!木山 法子」

タカヨシ「タカヨシです。よろしく…」

キヤマ「よろしく!…バケツありがとうね!」

タカヨシ(キヤマの信頼を感じる…。関係が向上したようだ)

――放課後

タカヨシ(放課後か…ん?メッセージが来ている)

ケンジ『今日暇か?暇なら用がある』

ミカ『そろそろミュージアムに行きましょう』

タカヨシ(ケンジとミカか…今日はどうしようか?)

安価↓1

1.ケンジに会う
2.ミカに会う
3.繁華街へ行く
4.図書室へ行く
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 19:30:07.26 ID:bMlQuhFh0
89 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 19:48:31.42 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ(今日はケンジと会おう)

タカヨシ(メッセージによると…部室だな)

――軽音楽部部室

タカヨシ「ケンジ、いるか?」ガラガラッ

ケンジ「ああ、よく来たな…。ちょい話がある」

タカヨシ「そのつもりで来た」

タカヨシ「それで、どうしたの?」

ケンジ「運ばなきゃいけねぇもんがあって、一緒に運んでくんね?」

タカヨシ「いいけど…これを?」

ケンジ「んだよ、いやか?」

タカヨシ「別に…それよりどこまで運ぶの?」

ケンジ「近くの病院までだよ。よろしく頼むわ」

――山田病院 入院棟

ケンジ「よーし!ここだ」ドサッ

タカヨシ(すごい重い…何が入ってんだよコレ…)

タカヨシ「ここって…」

ケンジ「…とりあえず病室入るぞ」ガラガラ

タカヨシ(病室に?誰かのお見舞いかな)

???「おにーちゃん!」

ケンジ「マユミ!元気にしてたか!」

タカヨシ(マユミ?…ケンジの妹か?)

マユミ「おにーちゃん、その人だれ?」

ケンジ「ああ、俺の…“友達”だよ」

マユミ「おにーちゃんともだちできたんだね!よかった!」

ケンジ「う、うっせーよ!…ば、バカ」

ケンジ「んな事より、体調は大丈夫か?」

マユミ「うん!元気だよ!あとね!」

ケンジ「ああ、なんだ?」

マユミ「隣のおばさんが、飴さんくれたの!」

ケンジ「ハハッ、優しい人だな。でも、あんまり食べるなよ」

ケンジ「体、弱いんだからさ…」

タカヨシ(ケンジの表情が曇った…)

ケンジ「…よし、それじゃあ、兄ちゃんもう行くからな!」

マユミ「うん!またね、お兄ちゃん!」

ケンジ「…ああ」

ケンジ「ありがとな、タカヨシ」

タカヨシ「別にいいよ」

ケンジ「この後、空いてるか?…カフェにでもいかねーか?」

タカヨシ(どうしようか)

安価↓1

1.行く
2.帰る
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 19:58:19.57 ID:LH0LdgRQ0
91 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 20:02:10.27 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ「いいよ」

ケンジ「そんじゃ行くぞ!」

――繁華街、カフェ「ムーンライト」

ケンジ「ここのコーヒーはいつ飲んでもうまい」ズズズ

タカヨシ「そうだね…」

タカヨシ(さて、何を話そうか…)

タカヨシ「」

セリフをそのまま採用 安価↓1
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 20:17:19.63 ID:bMlQuhFh0
「ケンジはどんな音楽を聴くの?」
93 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 20:20:50.25 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ「ケンジはどんな音楽を聴くの?」

ケンジ「俺か?…ジャズとかそーゆーのかな」

タカヨシ「ゲホッ…」

ケンジ「んだよ…俺がジャズ聞いてるのがそんなに面白いかよ!」

タカヨシ「いや…見た目ってやっぱり内面と関係ないんだなぁって…」

ケンジ「けっ、よく言うぜ…」

そのあと二人でコーヒーを嗜んだ
ケンジとの関係が向上した。
94 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 20:24:14.58 ID:SdD+eSFq0
――サラ孤児院

タカヨシ「ただいま〜」ガチャッ

ミキ「おかえりおにーたん!」ギュッ

タカヨシ「ちょ、ちょっと…」

サラ「はは、やっぱりミキはお前のことが大好きなようだな」

タカヨシ「あはは…」

――自室

タカヨシ(さてと…何をしようか)

安価↓1

1.サラの部屋に行く
2.ケンジに電話をかける
3.ミカに電話をかける
4.勉強する
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 20:27:02.78 ID:zXnmbeN40
4
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 20:27:08.34 ID:gzCdOp6p0
4
97 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 20:36:14.21 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ(今日は勉強をしよう)

二時間後

タカヨシ(うう…今日はこのくらいでいいだろう)

知識が向上し、人並みになった

タカヨシ(今日は寝よう…)

――自室 【金曜日】

タカヨシ(ふわあ…今日は早起きできたみたいだ)

タカヨシ(着替えたらリビングに行こう…)

――リビング

サラ「お、早いな!」

タカヨシ「おはようございます」

タカヨシ「あれ?ミキは?」

サラ「ああ、今は一時的に私の友人のところに預けている」

タカヨシ(預けてる?なんでだろう…)

サラ「しばらく家を空けることになる」

タカヨシ「どれくらい…?」

サラ「はっはっは。心配するな、数日の間だけだ」

サラ「その間は家の事頼んだぞ」

タカヨシ「ええ、任せてください」

ニュース「速報です。ザカーティによる犯行声明がまた届きました」

タカヨシ(…!)

ニュース「声明によると『人質を取った。今日中に私を見付けられなければ、ゲームオーバーだ』とのことです」

ピピピピピピ!

タカヨシ(電話だ)

ピッ

ミカ『厄介なことになったわね』

タカヨシ「ああ。これはすぐに片付けないと不味い」

タカヨシ(今日中に片付けないと、人質が危ない)
98 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 21:01:06.81 ID:SdD+eSFq0
――放課後

ミカ「タカヨシ…行くわよ」

タカヨシ「ああ」

――繁華街 路地裏

タカヨシ「今思ったんだけど」

ミカ「何?」

タカヨシ「どうやってミュージアムに侵入するんだ?」

ミカ「…ご心配なく。このスマートフォンのアプリを使えば侵入できるわ」

タカヨシ「アプリ?…どこで手に入れたんだ?」

ミカ「知らない。いつの間にか入ってた」

タカヨシ(…本当に大丈夫か?)

ミカ「それじゃあ行くわよ!」

ミカ「ザカーティミュージアム!」

グワングワングワン

タカヨシ(本当にまた来てしまった!)

タカヨシ(アプリで来れるなんて信じていなかったけど…)

ミカ「それじゃあ、ザカーティを探すわよ」

タカヨシ「なんでザカーティを探すんだ?」

ミカ「彼を倒せば、このミュージアムは瓦解する。そのはず…」

タカヨシ(そのはずって…。でも、今は彼女に頼るしかない)

タカヨシ「ミカを信じる」

ミカ「それが賢明よ」

―― ザカーティミュージアム 一階展示室


シャドウ「侵入者だ!捕らえろ!」ザッ

ミカ「ワトソンっ!」パリン

ミカ「アギ!」ブワァァァッ

シャドウ「グオオオォォォォォォ!」シュゥー

タカヨシ「流石!早く次に行くぞ!」
99 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 21:02:51.59 ID:SdD+eSFq0
――ザカーティミュージアム 館長室

タカヨシ「ザカーティ!」

ザカーティ「…ククッ。どうやらシャドウたちを倒してここまで来たようですね」

ミカ「観念しなさい!…もうあなたは逃げられないのよ!」

ザカーティ「ク…クヒャヒャヒャヒャ!面白い!実に面白い!」

ザカーティ「さあ、また出してくださいよ!貴方のペルソナを!」

ミカ「言われなくてもッ…ペルソナッ!」パリン

ミカ「アギ!」ブワァァァ!

ザカーティ「ふっ…フヒャヒャヒャヒャ!…効かない。効かないぞおおおおお!」

ミカ「クッ…そんな!」

ザカーティ「つぎはぁぁぁぁっ!私の番だぁ!」ブゥオン!

ミカ「きゃっ!」ドサッ

タカヨシ「ミカ!」

タカヨシ(クソ…ここは俺が凌ぐしかないのか!)

タカヨシ「…ペルソナっ!ピクシー!」パリン

タカヨシ「食らえっ!ジオ!」ピシャァッ

ザカーティ「効かないですよおぉぉぉ!」サッ

タカヨシ(クソ!難なく躱されてしまった!)

ザカーティ「今度は私の番だ!」ブォン

タカヨシ(ダメだ!避けきれ…)ドカッ

ズッサアアアアア

ザカーティ「あーよわ!話になんないねえ!…ほら、お前ら。早くこのゴミを片付けろ!」

タカヨシ「ダメだ…僕が…ここで倒れたら…人質が!」

ザカーティ「んー?人質?…あー、あの女の子か!…ヒヒヒヒ!」

タカヨシ「何がおかしいッ!」

ザカーティ「もう殺したよ」

タカヨシ「…!」

ザカーティ「アー残念だね!君にも見せてあげたかったよ!」

ザカーティ「彼女の悲鳴と…命乞いの姿をっ!キキキッ!」

タカヨシ(死んだ?…人質はもう死んでる?)

タカヨシ(そんな…嘘だ…そんな訳)

ザカーティ「あーあ、もう終わり?つまんねーショーだった!」

タカヨシ「」

セリフそのまま最大コンマ採用↓1〜3 来なさそうだったら安価中止
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 21:05:46.79 ID:5ojmGODko
それを信じる訳にはいかないな。真実は、自分自身で確かめる物だ!
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 21:08:41.32 ID:bMlQuhFh0
お前だけは絶対に許さん!
102 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 21:26:09.32 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ「それを信じる訳にはいかないな。真実は、自分自身で確かめる物だ!」

ザカーティ「真実ゥ?そんなの私の言葉で十分でしょうが!」

ザカーティ「…そんなに知りたいのぉ?真実が」

タカヨシ「ああ」

ザカーティ「じゃあ力尽くで確かめてみなさい!」ブゥン!

タカヨシ(言われなくも、そうするさっ!)

タカヨシ「…ホームズっ!」パリン

ホームズ「…」キュイン

ザカーティ「グッ!…跳ね返された?そんな馬鹿な!」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「どうした?攻撃してこないのか?」
2.「さあ、真実を知る時間だ!」
3.「驚くのはまだ早いぞ!ザカーティ!」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 21:26:55.67 ID:zXnmbeN40
筋書き通りにはさせないっ! お前の最後によって幕は閉じるっ!
104 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 21:28:40.48 ID:SdD+eSFq0
突っ走ってしまった。申し訳ない安価↓1
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 21:29:39.19 ID:zXnmbeN40
遅かったかっ! 安価なら↓
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 21:30:00.13 ID:bMlQuhFh0
3
107 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 21:34:13.90 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ「さあ、真実を知る時間だ!」

ザカーティ「クソッ!減らず口を叩きやがって!…消してやる」

タカヨシ「フッ!やってみろ!」

ザカーティ「…」ブオォォン

タカヨシ「無駄だ」キュイイィン!

ザカーティ「ナッ!これも効かないというのかああああああ!」

タカヨシ「筋書き通りにはさせないっ! お前の最後によって幕は閉じるっ!」

ザカーティ「そんな…この私が…この完璧な私がああああああ!」ブォン!

タカヨシ「…さらばだザカーティ!」ブォォォン

ザカーティ「ぐはっ!」ドッサァ
108 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 21:36:56.00 ID:SdD+eSFq0
ミカ「あなた…強いわね…」ドサッ

タカヨシ「…」ザッザッザッ

ザカーティ「ひいいいぃぃぃ!来るな!来るなバケモノおおおおおお!」

タカヨシ「何人殺した?」

ザカーティ「ひっ…!」

タカヨシ「答えろ!」

ザカーティ「ご、五人だ!五人…そうか…」スチャッ

ザカーティ「ひ、ひいいい!撃たないで!撃たないでくださいいいい!」
109 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 21:38:48.01 ID:SdD+eSFq0
ミカ「ダメよ!…いくら憎くても…この世界で彼を殺せば…」

タカヨシ「現実でも死ぬんだろう?」

ミカ「ええ…そうよ…」

タカヨシ(この選択は非常に重要だ。慎重に決めねば)

ザカーティ「うたないでえええええ!」

安価↓1

1.殺す
2.生かす
110 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 21:40:06.77 ID:SdD+eSFq0
多数決にします↓1〜3
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 21:46:14.75 ID:gzCdOp6p0
2
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 21:46:31.46 ID:bMlQuhFh0
2
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 21:48:50.46 ID:zXnmbeN40
2.生かす  ありがと〜っ! いちのヒト
114 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 21:58:07.01 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ(感情に任せて殺しちゃだめだ)

タカヨシ「…」スッ

タカヨシ(そんなことをしたら…真実が闇に葬られてしまう!)

ザカーティ「ああ、助かった…」ジョバアアー

タカヨシ(緊張のあまり漏らしたのか)

タカヨシ「行くぞミカ。もうこのミュージアムはおしまいだ」

ミカ「…そうね」
115 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 22:02:03.06 ID:SdD+eSFq0
――繁華街 カフェ「ムーンライト」

ミカ「終わった…わね。ひとまずは」

タカヨシ「ああ」

ミカ「ねえ…」

タカヨシ「なんだ?」

ミカ「なんであの時、撃たなかったの?」

タカヨシ「」

セリフ自体最大コンマ採用↓ 22:10まで募集 なかったら進行しちゃいます
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 22:11:22.71 ID:gzCdOp6p0
「撃ってしまったら、線を越えてしまうと思った」
117 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 22:13:27.52 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ「撃ってしまったら、線を越えてしまうと思った」

ミカ「…」

タカヨシ「一時の感情に流されて、線を越えることはしたくない」

タカヨシ「僕は…自分の信じていることを曲げない」

ミカ「…立派だわ。私も、あなたのような強い心があれば…」

タカヨシ(なんだ?ミカが顔をそらしたぞ)

ミカ「何でもないわ。そろそろ帰りましょう」
118 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 22:15:19.04 ID:SdD+eSFq0
――サラ孤児院

タカヨシ「ただいまー」

タカヨシ(って誰もいなかったんだった)

タカヨシ(今日のご飯はどうしようか。お金なら十分貰ったし、どこかに食べに行くか)

タカヨシ(どこにしよう)

安価↓1

1.ファミレス
2.牛丼屋
3.カフェ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 22:18:42.87 ID:bMlQuhFh0
3
120 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 22:26:33.13 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ(カフェでサンドイッチでも食べよう)

――繁華街 カフェ「ムーンライト」

タカヨシ「」カランカラン

店員「いらっしゃいませ〜。おひとり様でよろしいですか?」

タカヨシ「はい…」

タカヨシ(あそこに座ってるのは…ミカ?)

タカヨシ「えーっと、知人と待ち合わせてて」

店員「かしこまりました…御用があればお呼びください」

タカヨシ「ミカ、向かいの席借りるぞ」ガタッ

ミカ「あら、ダメって言ったらどうするつもり?」

タカヨシ「それでも座る」

ミカ「…いいわよ。断る理由ないもん」

タカヨシ「何してるんだここで」

ミカ「見れば分かるでしょ…」

タカヨシ(いや、まったく分からない…)

ミカ「クスッ…冗談よ。…ご飯を食べに来たの」

タカヨシ「奇遇だな。僕もだ」

タカヨシ「…何かおすすめとかある?」

ミカ「そうね…このサンドイッチなんていいわよ」

タカヨシ「じゃあこれにしよう」

ミカ「ねえ」

タカヨシ「?」

ミカ「私、あなたが来てから変わっちゃったみたい…」
121 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 22:32:41.34 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ「というと?」

ミカ「前は独りぼっちなんてへっちゃらだった」

ミカ「みんなが私の事変人呼ばわりしてもどうとも思わなかった」

タカヨシ「それは…ひどいな」

ミカ「いいのよ、同情しなくて」

タカヨシ「…」

ミカ「あなたが来てから…少し変わった」

ミカ「あの“世界”のことを独りで背負い込んでた。独りで頑張らなきゃって」

ミカ「覚えてる?私があなたをミュージアムに連れて行った日」

タカヨシ「ああ」

ミカ「あの時、思ったの。この人なら分かち合えるかもしれないって」

ミカ「おかしいよね、初対面なのに。でも、そう感じたの」

ミカ「…この人なら一緒に背負ってくれるって」

タカヨシ(ミカは外の景色を眺めている…雨が降り始めたようだ)

ミカ「それからね、怖くなったの」

タカヨシ「何が?」

ミカ「一人になるのが…」

タカヨシ「…」

ミカ「初めて…“友達”だって思える人ができたの」

ミカ「あなたはどう思ってるか分からないけど…」

タカヨシ「」

セリフそのまま安価↓1〜2最大コンマ採用
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 22:35:19.57 ID:5ojmGODko
心配は要らない。誰が何を言おうと僕達は友達だ。
123 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 22:45:01.60 ID:SdD+eSFq0
22:50で〆たいと思います安価↓
124 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 22:54:31.34 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ「心配は要らない。誰が何を言おうと僕達は友達だ」

ミカ「…!」//

タカヨシ(今一瞬ミカの瞳孔が広がったような気が。それに頬も赤い)

ミカ「…やっぱり、あなたも“変わってる”のかもね」

タカヨシ「だから気が合うのかな」

ミカ「フフッ…きっとそうだわ」

二人で食事を楽しんだ。
ミカとの友情がかなり向上した。自意識過剰かもしれないが、ミカは僕のことが気になっているようだ。
125 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 22:57:51.58 ID:SdD+eSFq0
――ベルベットルーム

タカヨシ(う…ここは…ベルベットルーム?)

イゴール「おめでとうございます!ひとまず、困難に立ち向かい、乗り越えることができましたな」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「大変だった」
2.「仲間がいたから成しえたことだ」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 22:58:39.44 ID:bMlQuhFh0
127 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 23:05:47.42 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ「仲間がいたから成しえたことだ」

イゴール「これはこれは…精神的にもかなり成長していらっしゃる」

イゴール「…困難を乗り越えたとはいえ、それは最初の一つに過ぎません」

イゴール「仲間を増やし、更に困難に立ち向かう力を養ってください」

イゴール「それではまた、お会いしましょう…」

――自室 【土曜日】

タカヨシ「うわああっ!」ゼーハーゼーハー

タカヨシ(また夢か…)

タカヨシ(今日は…そういえば学校がないんだった)

タカヨシ(ん?メールか?)

ミカ『ねえ、もし暇ならつき合ってくれない?』

タカヨシ(ミカからか…今日はどうしようか)

安価↓1

1.ミカに会いに行く
2.繁華街に行く
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 23:06:28.81 ID:5ojmGODko
1
129 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 23:11:00.66 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ(メッセージが来てるし、ミカに会いに行こう)

タカヨシ(場所は…横浜のみなとみらいか)

――横浜 みなとみらい ショッピングモール

タカヨシ(集合場所はここだけど…)

ミカ「ごめんなさい…待った?」タッタッ

タカヨシ「」

安価↓1

1.「全然待ってない」
2.「かなり待った」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 23:16:36.64 ID:bMlQuhFh0
131 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 23:19:21.15 ID:SdD+eSFq0
※♡のついている選択肢は、恋愛フラグです

タカヨシ「全然待ってないよ」

ミカ「そ、そう?…それならよかった」

ミカの信頼を勝ち取れたようだ。

タカヨシ「それで、今日は何をするの?」

ミカ「一緒にショッピングをしようかと…」

ミカ「私、誰かと一緒に遊ぶってことなかったから…」

ミカ「みんな、友達と可愛い洋服とか見て楽しそうにしてるから…」

タカヨシ「そういう事なら、一緒に回ろう」

ミカ「…ありがとう」

――洋服店前

ミカ「わーっ!この洋服可愛い!」

タカヨシ(ミカが別人のようにはしゃいでいる)

ミカ「ねえタカヨシ!これ、似合う?」

タカヨシ「」

安価↓1〜3 多数決
1.「よく似合ってるよ」
2.「ダメだな…」
3.「ミカは可愛いから何でもに似合うよ」♡ 
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 23:21:40.10 ID:gzCdOp6p0
3
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 23:25:34.07 ID:bMlQuhFh0
134 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 23:34:14.64 ID:SdD+eSFq0
確定したので進行します(圧倒的3!…)

タカヨシ「ミカは可愛いから何でもに似合うよ」

ミカ「っ…!」//

タカヨシ(顔が溶鉱炉みたいに真っ赤になっている…)

ミカ「今なんて言ったの…?」//

タカヨシ「可愛いよ」

ミカ「…」// ダッ

タカヨシ「ちょっ!」

タカヨシ(どこかへ走って行ってしまった…)

タカヨシ(あっちは確か…アクセサリー売り場だ)

――ショッピングモール フードコート

タカヨシ「そういえば、さっきなんで走り出したの?」

ミカ「あれは…。慣れないこと言われたから…」//

タカヨシ(ミカはさっきのセリフにかなり動揺しているようだ)

タカヨシ(どうしようか…)

安価↓1

1.話題を変える
2.問い詰めてみる ♡
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 23:40:55.15 ID:wbGXhXS7O
1
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 23:41:52.23 ID:bMlQuhFh0

何やってんだミカァ!
137 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 23:46:07.48 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ(変な空気になってしまった。ここは話題を変えよう…)

タカヨシ「お目当ての物は買えた?」

ミカ「えっ!…ええ、沢山買えたわ」

タカヨシ(へー、まさかミカがショッピング好きなんてね)

ミカ「今、ショッピングなんて似合わないと思ったでしょ」

タカヨシ「…!」

ミカ「その顔、図星ね。でも、そう思われても仕方ないわね…」ファサッ

タカヨシ「ッ!…」

タカヨシ(今一瞬だが、髪をかきあげた時に、手首に傷のようなものが見えた気がする)

タカヨシ(これは…)

安価↓1

1.聞いてみる
2.そっとしておく
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 23:47:32.96 ID:gzCdOp6p0
2
139 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/17(火) 23:51:54.11 ID:SdD+eSFq0
タカヨシ(そっとしておこう。きっと、彼女も触れられたくないはずだ)

タカヨシ「それじゃあ、ご飯も食べたことだし、もう少し回っていくか」

ミカ「そうね!そうしましょ」

ミカとショッピングを楽しんだ。

タカヨシ「た、沢山買ったな」

ミカ「奮発しちゃった!…でも後悔はないわ」

ミカ「春物沢山買えたからねー!」

タカヨシ(暗くなってきたな…どうしようか)

安価↓1〜3多数決 ※♡は恋愛フラグです

1.解散する
2.海岸を散歩する
3.観覧車に誘う ♡
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/17(火) 23:54:45.19 ID:bMlQuhFh0
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 00:14:05.73 ID:NCgsRzyNo
3
142 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 00:21:17.44 ID:bMO5Xb5h0
――観覧車

タカヨシ「綺麗な夜景だ…」

ミカ「そうね…いやな事とかぜーんぶ吸い込まれちゃってる感覚」

タカヨシ「ああ、僕も」

ミカ「それより、今日は付き合ってくれてありがとう」

タカヨシ「いいんだよ。どうせ暇だったし」

ミカ「それならよかった」

ミカ「…誰かと観覧車乗るなんて初めて」

ミカ「いや、観覧車自体初めてかも…」

タカヨシ(僕は…父さんと乗ったのが最後だった)

タカヨシ「僕は久しぶりだ」

ミカ「あら?そうなの?…さては、女の子と乗ったのね?」

タカヨシ「なっ!…それはない」

ミカ「ふーん本当かしら」

タカヨシ「だからないって…」

ミカ「タカヨシってカッコいいから女子からすごいモテてると思ってた」

タカヨシ(そうだったら苦労しないけどなぁ)

ミカ「ねえ」

タカヨシ「なんだ?」

ミカ「好きな人とかいるの?」

タカヨシ(ここでの選択はちょっと大事そうだな)

タカヨシ(しかし、失敗してもチャンスはある)

タカヨシ「」

安価↓1〜2 ※♡は恋愛フラグ

1.「いや、いない」
2.「いるかも…」
143 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 00:37:57.81 ID:bMO5Xb5h0
今日は寝ます…安価↓
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 07:06:03.75 ID:ToHBVF/Xo
1
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 07:41:41.17 ID:5in9qj9ho
1
146 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 09:56:04.52 ID:bMO5Xb5h0
タカヨシ「いや、いない」

ミカ「そうなの?」

タカヨシ「そういうミカはどうなんだ?」

ミカ「私?…分からない」//

タカヨシ「…?」

ミカ「人を好きになるっていう感情が」

ミカ「どういうものなのか分からないの」//

ミカ「でも、今…なんだか変な感じ」

タカヨシ(ミカの頬がどんどん赤くなっていく)

ミカ「頭がこう…熱くなるような。それで何かドクドクと鼓動が聞こえてくる…」

ミカ「これって…なんだろう?」

タカヨシ「」

安価↓1 ♡が恋愛フラグ

1.「それが恋だ」♡
2.「それは僕にも分からない」
3.「初めての観覧車で緊張しているんだ」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 10:14:35.40 ID:oVySH44cO
1
148 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 10:22:01.13 ID:bMO5Xb5h0
タカヨシ「それが恋だ」

ミカ「えっ…!」

ミカ「これが…恋…」//

ミカ「でも、なんで今…」//

タカヨシ(ここはチャンスかもしれない)グイッ

ミカ「ちょ、ちょっと!…顔、近い…」//

タカヨシ(さあどうする!)

安価↓1 ※♡は恋愛フラグです

1.キスをする ♡ ※コンマ50以下で成功 失敗したら自動的に選択肢2
2.顔を引く
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 11:07:49.49 ID:5in9qj9ho
1
150 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 11:26:20.03 ID:bMO5Xb5h0
>>149 お見事!

タカヨシ(今がチャンスだ!)グッ

ミカ「んっ!…むぅ…♡」チュッ//

タカヨシ「…」

ミカ「…ぷはっ♡」//

ミカ「こ、これがキス…」//

タカヨシ(頭が…ぽうっと熱い…)

かなり魅力が向上したようだ。現在魅力→ひと際目を引く人(2/5)

ミカ「…なんだか幸せ」

タカヨシ「?」

ミカ「今まで感じたことのない…満たされた感覚」//

ミカ「ねえ、私達って本当に“友達”なの?」

安価↓1

1.「ああ、親友だ」→親友になる
2.「いや、それ以上だ」♡→恋人になる 
3.「もちろん、友達だ」変化なし
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 12:41:05.38 ID:oVySH44cO
2
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 12:58:30.16 ID:LblOFCEX0
・・・タカヨシ・・・ミカに刺される可能性・・・
153 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 12:59:40.08 ID:bMO5Xb5h0
タカヨシ「いや、それ以上だ」

ミカ「それって…」//

タカヨシ「好きだ、ミカ」

ミカ「!…」//

ミカ「わ、私も…好き…好きよ♡」//

ミカと特別な関係で結ばれた。

ミカ「初めて…こんなに気持ちが昂るのは」//

タカヨシ「ああ、僕もだ」

ミカ「…ねえ」

タカヨシ「なんだ?」

ミカ「この世界って、案外悪くないかもね」

ミカ「私、期待なんてしてなかった」

ミカ「楽しいとか、嬉しいとか…そういう感情に」

タカヨシ「…」

ミカ「でも…あなたが全部くれた」//

ミカ「私にないもの、全部くれた」

ミカ「空っぽの私を満たしてくれた…」//

タカヨシ「…それは良かった」

タカヨシ「この世界が悪くないって気が付いてもらえて幸いだ」

ミカ「ええ、ありがとうタカヨシ」

ミカ「…」

ミカ「…もっかいチューしよ♡」

タカヨシ「いいぞ…」チュッ

ミカ「…♡」//

ミカと特別な時間を過ごした。
154 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 13:19:43.18 ID:bMO5Xb5h0
――自室 【日曜日】

タカヨシ(昨日は遅くまで外出してしまった…)

タカヨシ(今日は休日だ)

ピロン!

タカヨシ(ん、ケンジからメールだ)

ケンジ『おう、暇か?暇なら来い』

タカヨシ(なんか強引だなぁ…)

タカヨシ(さて、今日はどうしようか)

1.ケンジに会いに行く(コープイベント)
2.学校に行く(イベントあり)
4.繁華街に行く
155 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 13:20:10.74 ID:bMO5Xb5h0
指定忘れ安価↓1
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 13:25:20.00 ID:ToHBVF/Xo
1
157 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 13:43:40.41 ID:bMO5Xb5h0
タカヨシ(ケンジに会おう)

――渋谷 ターダー楽器店

タカヨシ(待ち合わせ場所はここだけど…)

ケンジ「お、タカヨシ!」

タカヨシ「ケンジ…遅れてすまない」

ケンジ「全然待ってねーから心配すんな」

ケンジ「それより、今日は楽器を見ようと思ってな!」

タカヨシ「いいね」

ケンジ「だろ?お前もドラムセットとか見てけよ」

タカヨシ「ああ、そうするよ」

???「アレっ?…君って」

タカヨシ(誰だ?この人たち…)

ケンジ「!…なんでてめーらがここにいんだよ」

???「ここ楽器屋だよ?わかんないの?」

???「あぁそっかぁ!君クスリやってるから頭がもうパーになってるんだぁ!」

???「げひゃひゃひゃひゃ!」

ケンジ「チッ…勝手に言ってろ。…それより、てめー部長になれなくて残念だったな」

???「くっ…!あれは君の不正だ!あのオーディションは仕組まれていた!」

ケンジ「勝手に言ってろ。てめーのサウンドは、審査員のタマシイに響かなかったんだよタコ」

???「そっ以上この僕を侮辱すると“パパ”に言いつけるぞ!」

ケンジ「勝手に泣きついてろ『パパ〜おしっこもれちゃった〜ってな』…アハハハ!」

タカヨシ「クスッ…」

???「!…今君笑ったね!」

タカヨシ「ああ」

???「君、こんなヤツと関わらない方がいいぞ!」

???「こいつは“犯罪者”の子だ!」

ケンジ「なっ!…てめーっ!」

タカヨシ(ケンジが怒り狂っている!抑えなければ)バッ

ケンジ「殺してやんよ!このぼっちゃん気取りがよぉ!」

???「ククッ…みじめだねぇ。それに、君、この犯罪者とは関わらない方がいいよ」

???「何されるか分からないしね」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「誰がなんと言おうと、ケンジは大切な友人だ」
2.「ケンジを侮辱するのは僕が許さない」
3.「忠告、感謝するよ」
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 13:48:02.64 ID:LblOFCEX0
2
159 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 14:07:41.44 ID:bMO5Xb5h0
タカヨシ「ケンジを侮辱するのは僕が許さない」

???「なっ!君はこの犯罪者の肩を持つのか!」

???「…まあいい。いずれ後悔することになるよ」

???「今日のところは帰る。刑務所にいるお母さんによろしくな」

タカヨシ(!)

ケンジ「!…きさままああああああああ!」ドタドタ

タカヨシ「落ち着け!ケンジ!」

そのあと、ケンジをなだめてから牛丼屋に向かった。


160 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 14:08:15.72 ID:bMO5Xb5h0
――ハッピー牛丼 渋谷店

ケンジ「…わりぃ、取り乱しちまって」

タカヨシ「いいよ。気にしないで」ムシャムシャ

ケンジ「お前…食いながら話すんじゃねえよ」ムシャムシャ

タカヨシ「ふっ、そういうケンジだって」

ケンジ「ハッ…なんかお前といると落ち着くわ」

タカヨシ「…?」

タカヨシ「急にどうした?」

ケンジ「いや、やっぱ何でもねーわ」

ケンジ「それより、さっききーちまったよな」

タカヨシ(…母親が刑務所に)

タカヨシ「…ああ」

ケンジ「そうか…ありゃ本当だよ」

タカヨシ「…!」

ケンジ「今お袋は檻の中だ。もう結構経ってる」

タカヨシ「それは…残念だ」

ケンジ「ああ、ひでえよ」

ケンジ「…お袋、俺たちに内緒で盗みやってたんだよ」

タカヨシ「…」

ケンジ「親父が訳があっていなくなっちまった後、おふくろと俺と妹の三人だけになった」

ケンジ「…貧しかった。ちょーぜつな」

ケンジ「まいにち食うもん探すのに必死だった。妹もな」ホロリ

タカヨシ(…!ケンジが僅かだが涙をこぼした)

ケンジ「そんで…おふくろが…俺たちのために盗んできたんだ」

タカヨシ(…)

ケンジ「俺たち知らなかったんだ。おふくろは仕事ができたから楽できるって」

ケンジ「うれしかった、ソレ聞いたときはよ」

ケンジ「だけど、後から知っちまったんだ」

ケンジ「お袋が盗みやってたって」

タカヨシ「それは…悲しかっただろうね」

ケンジ「いや、分かった時…俺は怒ったんだ」

ケンジ「どんなに貧乏でも、親父みたいに曲がったことはしないって約束しただろって」

ケンジ「それで、おふくろ泣きながら出頭したんだ」

タカヨシ「…」

ケンジ「それで後から思ったんだ」

ケンジ「正義だとか曲がったことだとかってのは、ただのお遊びだって」

ケンジ「そんなの気にしてたら、もっと苦しむ」

ケンジ「だから…俺は曲がってでも生き残るって心に誓った」

ケンジ「俺が…俺がマユミを守ってやるってな」

タカヨシ(ケンジの覚悟は相当なものだ)

タカヨシ「」

1.「ケンジは曲がってなんかいない」
2.「自分が信じた道を歩め」
3.「…」
161 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 14:09:29.41 ID:bMO5Xb5h0
指定忘れ安価↓1
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 14:34:45.30 ID:ToHBVF/Xo
1
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 14:35:09.41 ID:LblOFCEX0
3   連投なんだが ダメなら安価↓
164 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 14:43:40.14 ID:bMO5Xb5h0
※連投は全然OKです

タカヨシ「ケンジは曲がってなんかいない」

ケンジ「どーゆ―ことだよ」

タカヨシ「正義とか信念は他人の目を気にして貫くものじゃない」

ケンジ「…」

タカヨシ「誰が、何を、どう言おうと、自分が信じたそれが正義、信念なんだ」

タカヨシ「それを…貫き通さなきゃならないんじゃないか?」

ケンジ「…ははっ、そうだよな。俺何考えてたんだろ」

ケンジ「やっぱお前に話してよかった」

タカヨシ「そうか?」

ケンジ「この話、まだお前以外誰にも話してねえんだよ」

タカヨシ「…なぜ僕に話そうと?」

ケンジ「んー、なんつーか。そう感じたんだよ、お前に会った時から」

タカヨシ(ミカにもそう言われたな…)

ケンジ「さーてと、辛気臭くなっちまったな!食おうぜ、“相棒”」

タカヨシ「ああ、そうしよう」

ケンジとの絆が深まった。
165 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 14:52:52.22 ID:bMO5Xb5h0
――自室 夜

タカヨシ(ふう、今日は色々あったな)

タカヨシ(サラさんがいないから、今日は夜中出かけられそうだ)

ピロン!

タカヨシ(メッセージ…ミカからだ)

ミカ『ちょっと寂しいかも…会える?』

タカヨシ(…どうしようか)

1.ミカと会う
2.ファミレスに行く(イベントあり)
3.繁華街に行く
4.勉強だ!
166 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 14:53:27.68 ID:bMO5Xb5h0
指定忘れ…(人は過ちを繰り返す)安価↓1
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 15:11:38.98 ID:oVySH44cO
1
168 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 15:28:58.40 ID:bMO5Xb5h0
タカヨシ(ああいう事があった後だし…ミカに会うか)

――アパート「チューリップ」

タカヨシ(ミカの家は…ここかな?)

タカヨシ(添付されたマップによるとここだけど)

ミカ「タカヨシ!ここよ!」

タカヨシ(二階にミカがいる)

タカヨシ「ゴメン…ちょっと遅れた」

ミカ「気にしないで…ちょっと散らかってるけど、入って」ガチャ

タカヨシ「お邪魔しまーす…」

タカヨシ(アパートは大分古いけど、部屋はとてもきれいにしてある)

ミカ「そっちで座ってて、今お茶入れるから」

タカヨシ(クッションがある…勝手に座ろう)ボフッ

タカヨシ(家具とかデコレーションとか…普通の女の子だ)

タカヨシ(学校の様子からは想像できないな)

ミカ「驚いた?」

タカヨシ「何が?」

ミカ「部屋、意外とふつーだなって」

タカヨシ「…」

ミカ「爬虫類とかいると思ったでしょ!」

タカヨシ「いや、そこまでは…」

ミカ「そこまではって…まあいいわ。ホラ、紅茶」

タカヨシ「ありがとう」

ミカ「隣座るね…」

タカヨシ(ち、近い。肩が触れている)

ミカ「ねえ、観覧車の…」

タカヨシ(…)

ミカ「あれ、本当だよね?」

タカヨシ「ああ、本当だ」

ミカ「よかった」//

ミカ「私、勘違いだったらどうしようかと」

タカヨシ「そんなことない」

タカヨシ「ミカが好きだ」

ミカ「…ありがと♡」//
169 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 15:32:09.86 ID:bMO5Xb5h0
タカヨシ「そういえば、ご両親は?」

ミカ「…いないわ」

タカヨシ「すまない…」

ミカ「いえ、いいの。気にしないで」

ミカ「私が生まれる前に死んじゃったの」

ミカ「それからはずっと独り“だった”」

ミカ「でも、今は違う…♡」ギュッ//

タカヨシ(ミカが腕に抱き着いてきた)

タカヨシ(どうしようか…)

安価↓1

1.頭を撫でてやる
2.何もしない
3.押しのける
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 15:42:43.49 ID:LblOFCEX0
1  ...3が押したおす に見えて間違えそうだった
171 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 15:51:25.27 ID:bMO5Xb5h0
>>170 Rじゃないんで無理ですwけど、ギリギリは攻めていきます

タカヨシ(頭を撫でてやろう)サスサス

ミカ「ふにゃっ!」//

タカヨシ(うわっ!なんだ今の声)

ミカ「…もぅ、急に撫でるから変な声出ちゃった」//

タカヨシ「いやだったか?」

ミカ「いいえ…もっとやって♡」

タカヨシ(ミカの意外な一面が見れたな)

ミカ「こうして撫でてもらうと落ち着く…」

タカヨシ「…」

ミカ「人と触れ合うって…こんなに暖かいんだ…」

タカヨシ「そうだ」

ミカ「知らなかった…」//

ミカ「ねえ、アレやって…♡」

タカヨシ「…ああ」グイッ

ミカ「っ!むぅ…♡」チュッ

ミカ「ぷはっ…やっぱり頭が変な感じ♡」//

タカヨシ(いつの間にかこんな時間か!)

タカヨシ(さて、どうしようか…)

安価↓1

1.帰る
2.お風呂に誘う ※コンマ1〜10で成功 失敗時は選択肢1強制
172 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 16:01:45.78 ID:bMO5Xb5h0
夜まで離席します申し訳ない 安価↓
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 17:16:30.63 ID:Vc6xuVKq0
1
174 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 23:11:00.71 ID:bMO5Xb5h0
タカヨシ(今日はもう遅いし帰ろう)

タカヨシ「そろそろ帰る」

ミカ「もう?…分かった。今日はありがと」

ミカ「また…来てね♡」

ミカとの関係がさらに深まった。

――自室 【月曜日】

タカヨシ(うわっ!遅刻ギリギリだ!)

タカヨシ(早く家を出なきゃ!)

――担帝学園 昼休み

ピロリン

タカヨシ(誰かからメッセージが届いたようだ)

ミカ『新しいミュージアムについての情報を掴んだ。明日放課後、開けておいて』

タカヨシ(これは絶対に行った方がいいだろう)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(今の知識では授業についていける。が、人並みだ)

タカヨシ(それで、放課後はどうしよう…)

安価↓1

1.ファミレスに行く
2.カフェに行く
3.繁華街に行く
4.図書室に行く
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 23:12:46.80 ID:NCgsRzyNo
4
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 23:14:03.29 ID:Vc6xuVKq0
4
177 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/18(水) 23:23:27.86 ID:bMO5Xb5h0
タカヨシ(今日は図書室に行くか…)

――担帝学園 図書室

タカヨシ(意外と静かだ。みんな真面目に本を読んでいるようだ)

???「もしかして、君例の転校生?」

タカヨシ「えっ!…そうだ」

???「この図書室、利用するの初めてでしょ」

タカヨシ(なんだこの男の子は…中学生と見間違えそうだ)

タカヨシ「ああ、頼む」

???「分かった!…そうだ!僕は【安価】、よろしく!」

図書委員の名前 安価↓1〜2 最大コンマ採用
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 23:38:17.05 ID:ToHBVF/Xo
飯島 裕作(いいじま ゆうさく)
179 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 00:04:13.82 ID:Tjxx6W+q0
すみません、今日は一旦寝ます安価↓
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 00:28:40.35 ID:LcxeD/9B0
小倉 智也(おぐら ともや)
181 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 12:57:29.97 ID:Tjxx6W+q0
トモヤ「分かった!…僕の名前は小倉 智也(おぐら ともや)、よろしく!」

タカヨシ「タカヨシだ、よろしく」

トモヤ「早速だけど、この図書室の使い方を教えるね!」

タカヨシ「あ、ああ…」

数分後

トモヤ「それで、これがこうなってて…」

タカヨシ(しかし、この子は本当に高校生なのか?)

タカヨシ(見た目は…小学生と見間違えるほど幼い)

トモヤ「…って事、分かった?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ああ、分かった」
2.「なんとなく」
3.「いや、分からん」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 14:15:03.86 ID:jzPjilXb0
1
183 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 14:31:38.49 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「ああ、分かった」

タカヨシ(聞いてなかったけど…)

トモヤ「よかった!…ねえ、もしよかったら連絡先交換しない?」

タカヨシ「いいよ」

トモヤ「やったね!」

トモヤと連絡先を交換した

トモヤ「何かあったら連絡してね!…」スタスタ

タカヨシ「ああ、そうする」

タカヨシ(トモヤはどこかへ行ってしまった)

タカヨシ(さあ、何を読もうか…)

安価↓1

1.プラネタリウム特集!
2.どきっ!気になるあの子と温泉旅行?
3.アイドルグループ『ニャン猫』特集!(イベントあり)
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 15:04:47.26 ID:qYRLu01dO
3
185 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 15:14:08.64 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(アイドルグループ『ニャン猫』特集…か、少し読んでみよう)

ペラペラ

タカヨシ(“話題の地下アイドルニャン猫の魅力!”…どうやら秋葉原の地下アイドルの特集のようだ)

タカヨシ(“「マスターに、にゃんにゃんにゃん!」”…にゃん、にゃん…」

トモヤ「それって!」

タカヨシ「…!トモヤか」

タカヨシ(いつの間に背後に…)

トモヤ「もしかしてタカヨシ君、ニャン猫のファンなの?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「いや、違う」
2.「そんなところだ」
3.「いや、けど興味はある」
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 15:41:57.78 ID:jzPjilXb0
3
187 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 15:56:20.09 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「いや、けど興味はある」

トモヤ「ほんと!…実は僕、ニャン猫のファンなんだ!」

タカヨシ「そうなんだ」

トモヤ「そう!グッズとかも色々もってて…」ガサゴソ

トモヤ「ちょっと待ってて、今見せるから」ゴソゴソ

タカヨシ(はしゃぐ姿が子どもみたいだ…幼い)

トモヤ「ほらっ!」ジャラッ

タカヨシ(すごい数のキーホルダーだ)

タカヨシ(これは…女性が猫耳と尻尾をつけている)

タカヨシ「トモヤの愛が伝わってくる」

トモヤ「でしょ!…それに、アニメも好きなんだ!」

トモヤ「それで、よく週末はアキバに行くんだ!」

トモヤ「…一人だけなんだけど」

タカヨシ「寂しくないのか?」

トモヤ「うん!僕には、“弾丸少女ホローポイントちゃん”がいるからね!」

トモヤ「これがそのキーホルダー!」

タカヨシ(…かなりのオタクの様だ。ホローポイントちゃん…すごい名前だな)

タカヨシ「…愛が伝わってくる」

トモヤ「でしょ!でしょ!」

タカヨシ「…」

トモヤ「それでね…」

数時間後

キーンコーンカーン…

トモヤ「あっ、もうこんな時間!」

タカヨシ(や、やっと終わったのかっ!)

トモヤ「また今度話そうね!…」

タカヨシ(もうこりごりだ…)

――自室 夜

タカヨシ(今日もサラさんはいない…)

タカヨシ(何をしようか)

安価↓1

1.勉強
2.ミカに連絡を取る
3.ケンジに連絡を取る
4.ファミレスに食事に行く(イベントあり)
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 16:16:09.59 ID:jzPjilXb0
4 連投~~
189 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 16:32:00.35 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(お腹も減ったし、ファミレスにでも行くか…)

――ファミレス「ジャオニーズ」

タカヨシ「」カランカラン…

店員「いらっしゃいませー、お好きな席へどうぞ」

タカヨシ(さてと、どこにすわ…あれは)

タカヨシ(用務員の木山 法子(きやま のりこ)さんだっけ?)

タカヨシ(独りみたいだけど…晩御飯かな?)

キヤマ「…」

タカヨシ「あの、向かいの席いいですか?」

キヤマ「えっ!…き、君は確か」ガタッ

タカヨシ「タカヨシです、転校生の」

キヤマ「も、もちろん座っていいよ!…」

タカヨシ「それじゃ、失礼します」

キヤマ「…びっくりした、急に話しかけられたから」

タカヨシ「すみません…僕もキヤマさんがいたからつい話しかけちゃいました」

キヤマ「そうなの?…ふふっ、不思議な人」

タカヨシ「そうですか?」

キヤマ「だって、ファミレスで用務員なんて見かけたら普通気まずくなるでしょ?」

タカヨシ「…そうなんですか?迷惑でしたらどこか別の場所に…」

キヤマ「あっ、いいのよ!全然迷惑とかじゃないから!」

キヤマ「わたしも…話し相手が欲しかったところだし」

タカヨシ「僕なんかで、その大役が務まりますか?」

キヤマ「もちろん!というか、あなたしかできないような気がする!」

タカヨシ「ははは…」

キヤマ「ところでタカヨシ君のご両親は心配しないの?」

タカヨシ「…数年前に亡くなりましたので」

キヤマ「!…ごめんなさい、私知らずに…」

タカヨシ「気にしないでください。僕ももう慣れてるんで」

キヤマ「そ、そう?」

タカヨシ「…」

キヤマ「…私の両親も、幼い時に亡くなったの」

タカヨシ「…それは気の毒に」

キヤマ「ありがとう…」

タカヨシ(何か隠している!…しかし今の関係では聞き出せない)

タカヨシ(もっと積極的に関わって関係を深めなければ!)

タカヨシ「もしよかったら、連絡先交換しませんか?」

タカヨシ「いつでも話相手になりますよ」

キヤマ「ほんと?ありがとう!」

キヤマと連絡先を交換した。

キヤマと食事を楽しんだ

関係が少し深まった。あと一押しで、彼女の“真実”の糸口を掴めそうだ。
190 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 17:00:33.62 ID:Tjxx6W+q0
――自室 【火曜日】

サラ「おい!起きろ!」

タカヨシ「わっ!…サラさん帰ってたんですか!」

サラ「それより遅刻するぞ!急げ!」

タカヨシ「はいっ!」

――担帝学園

社会科教師「でありまして、こうでありますから…」

タカヨシ「…」

社会科教師「それではタカヨシくん」

タカヨシ「…!」

社会科教師「海軍軍縮会議を行った場所を答えなさい」

タカヨシ(今の知識ならギリギリ答えられる)

タカヨシ「ここだ!」

社会科教師「お見事」

生徒たち「なんか意外と勉強できんのか?あいつ」

タカヨシ(悪い気はしないな…)



191 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 17:01:04.89 ID:Tjxx6W+q0
――担帝学園 放課後

タカヨシ(今日はミカとの約束があるんだった)

タカヨシ(待ち合わせ場所のカフェに急がないと)

――繁華街 カフェ「ムーンライト」

タカヨシ「」カランカラン

ミカ「!、タカヨシ、こっちよ」

タカヨシ「待たせてすまない」ガタッ

ミカ「大丈夫よ」

タカヨシ「それより、新しいミュージアムって…」

ミカ「そう、見付けたの」

タカヨシ「ターゲットは誰だ?」

ミカ「…“ドクターストレンジラブ”って知ってる?」

タカヨシ「ああ、死体を切り刻んでホルマリン漬けにして捨てるっていう“噂”だろ?」

タカヨシ「…ただの都市伝説じゃないのか?」

ミカ「…それが違うみたい」

タカヨシ「…!」

ミカ「警察のデータベースにアクセスしてみたんだけど」

ミカ「表ざたにはされていない事件のプロジェクトを見付けたの」

ミカ「それで、そのファイルの中身を覗いてみたら…」

タカヨシ「…」

ミカ「数枚の画像が出てきた…どれも見わけのつかない“肉片”のね」

タカヨシ「と言うことは…噂は本当だったのか!」

ミカ「ええ。犯人が犯行声明を出していないだけで、事件は起こっていたの」

ミカ「しかも、事件はシークレット。一部の捜査員しかアクセスできないようになってた」

タカヨシ「よくそんなところにアクセスできたな…」

ミカ「…まあね。そこらへんには詳しいから」

タカヨシ(…だろうな)

ミカ「それより、近いうちにもう捜査を始めたいと思うんだけど」

タカヨシ「それは構わないけど、どうやって探すんだ?」

ミカ「データにあった証拠をあの“アプリ”に打ち込むの」

ミカ「それで、またミュージアムに潜り込むのよ」

タカヨシ「そんなことして意味あるのか?」

ミカ「ええ、ミュージアムの中には犯人しか知りえない情報が散りばめられてる」

ミカ「だからそれを集めて、犯人を捜す」

タカヨシ「それから…?」

ミカ「現実世界で問い詰めるの」

タカヨシ「…!無茶な!本当に犯人だったら殺されるぞ!」

ミカ「そう、だから殺される前にミュージアムにいる犯人のシャドウを倒すの」

タカヨシ「問い詰めたら、もう後戻りはできないって事か」

ミカ「そういう事」

ミカ「それじゃあ、今日はここらへんでお開きにしましょう」

タカヨシ「ああ」

ミカ「時間空けておいてね」
192 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 17:01:51.50 ID:Tjxx6W+q0
――サラ孤児院

タカヨシ「ただいまー」ガチャッ

ミキ「おにーたーん!」ギュッ

タカヨシ「うわっ、ミキ!…元気だったか?」

ミキ「げんき!…だけどおにーたんいなくてさびしかった…」

サラ「お、帰ったか!ご飯が出来ているぞ!」

――サラ孤児院 リビング

ミキ「わー!くまこさんのおりょうりきょうしつ!」ダッ

タカヨシ(本当に料理番組が好きなんだな、ミキは)

サラ「…タカヨシ」

タカヨシ「なんですか?」

サラ「門限が厳しすぎると思わないか?」

タカヨシ「急にどうしたんですか?」

サラ「…ほら、お前もこっちに来て女の一人や二人…」

タカヨシ「…!」

サラ「ふっ、その顔、図星だな」

サラ「まあ、いい。…これからは夜の外出を認めようと思ってな」

タカヨシ「いいんですか?」

サラ「ああ!楽しんで来い!…だけど、今の内だぞ」

タカヨシ「ありがとうございます!」

――自室

タカヨシ(夜の外出が認められたのはうれしいことだ)

タカヨシ(さて、どうしようか)

1.ミカに連絡を取る
2.ケンジに連絡を取る
3.キヤマに連絡を取ってみる
4.サラの部屋に行く
5.勉強する
193 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 17:02:46.84 ID:Tjxx6W+q0
指定忘れ安価↓1
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 17:19:45.27 ID:3zCA7w5k0
2
195 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 17:26:04.75 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(ケンジは何をしてるんだろう…連絡を取ってみよう)

プルルルル…

ケンジ『あ、相棒か。どうした?』

タカヨシ「」

安価↓1

1.「暇だから話でもしようと思って」
2.「特に用はないけど…」
3.「何となくかけてみた」
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 17:29:08.70 ID:3zCA7w5k0
1
197 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 17:39:07.67 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「暇だから話でもしようと思って」

ケンジ『そうか、別にいいぜ!今時間あるから』

タカヨシ「そういえば、妹のマユミちゃんはどうしてる?」

ケンジ『マユミか?…まあまあって感じだ』

ケンジ『悪化してないのが幸いってとこだ』

タカヨシ「お大事に…」

タカヨシ「そういえば、楽器店でケンジに悪口を言ってきた人」

タカヨシ「あれは誰なの?」

ケンジ『あぁ、アイツか』

ケンジ『あいつはカイトって名前で、“優遇生”の一人だ』

タカヨシ「優遇生?」

ケンジ『そうだ。実際そんな制度ねーけど、みんなが金で入学した奴らのことをそー呼んでんだよ』

ケンジ『んで、あのカイトの野郎もその一員ってわけだ』

タカヨシ「カイトはそんなに金持ちなのか?」

ケンジ『あいつの親父が、だけどな。…“パクリと呼ばないで”ってバンド知ってるか?』

タカヨシ「ああ、聞いたことある。最近話題のやつだろ?」

ケンジ『それ。そんで、その作詞作曲やってるやつの息子がカイトなんだよ』

タカヨシ「そうだったのか!」

ケンジ『そ。んで、アイツは親父の印税使って入学してきたって言われてんだぜ』

タカヨシ「知らなかった…」

ケンジ『そりゃまだ転校してきて間もないからな、仕方ねーだろ』

ケンジ『…わりぃ、そろそろ寝るわ』

タカヨシ「意外と早寝なんだな」

ケンジ『早寝で悪かったな。んじゃ、切るぜ、相棒』

タカヨシ「ああ、また明日学校で」
198 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 17:41:46.91 ID:Tjxx6W+q0
――自室 【水曜日】

タカヨシ(うぅ、今日は早起きできたようだ)

タカヨシ(ご飯を食べてから出かけるとしよう)

――担帝学園 昼休み

タカヨシ「…」

ミカ「あ、タカヨシ?」

タカヨシ「ミカか、どうした?」

ミカ「今日、お昼一緒に食べない?」

タカヨシ(どうしようか…)

安価↓1

1.一緒に食べる
2.独りで食べる
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 17:49:11.64 ID:8OKv2+900
1
200 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 17:58:15.34 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「ああ、構わない」

ミカ「よかった!」

ミカ「それで、実はとっておきの場所があるんだけど…」

――担帝学園 屋上

ミカ「いいでしょー!」

タカヨシ「いいでしょって…屋上は立ち入り禁止だぞ」

ミカ「いーの!…別に誰か見てるわけじゃないんだから」

ミカ「それより…」ギュッ

ミカ「…やっぱり、タカヨシの匂いって落ち着く♡」スリスリ

タカヨシ「臭い?」

ミカ「ぜーんぜん。むしろいい匂い」//

タカヨシ(なんだか学校でイチャイチャするなんて)

タカヨシ(なんという背徳感…!)

タカヨシ「」

安価↓1

1.「寂しくなかったか?」
2.「ミカもいい匂いがする」
3.頭を撫でてやる
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 18:10:58.23 ID:txMnmSitO
2
202 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 18:21:04.58 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「ミカもいい匂いがする」

ミカ「っ!…そ、そぅ?」//

ミカ「じゅ、柔軟剤変えたからかな…?」//

タカヨシ「」

安価↓1

1.キスをする
2.「お弁当、食べるか」
3.「いい天気だな」
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 18:25:44.83 ID:Nx6ahd3Uo
1
204 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/19(木) 18:31:20.55 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「…」グイッ

ミカ「はぅっ…むぅ…♡」チュッ

ミカ「ぷはっ…」//

ミカ「…もう、お弁当たべるんじゃないの♡」//

ミカと特別な時間を過ごした…。

ミカとの関係がさらに深まった。…今の関係ではもうある程度のことに抵抗はなくなるはずだ。

――担帝学園 放課後

タカヨシ(放課後か…)

タカヨシ(何をしよう)

安価↓1

1.ミカに集合をかける(ミュージアム攻略)
2.用務員室に行く(交流イベント)
3.図書室にいく(交流イベント)
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 18:43:00.75 ID:8OKv2+900
2
206 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 19:00:29.53 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(そういえば、キヤマさん何してるんだろう)

タカヨシ(ちょっと用務員室に寄っていくか)

――担帝学園 用務員室

タカヨシ「あのー、キヤマさん?」コンコン

キヤマ「あっ!入っていいですよ〜」

タカヨシ「失礼しま…」ガチャッ

キヤマ「どうしたの?」

タカヨシ(し、下着!着替え中だったか!?)

タカヨシ「すっすみません」//クルッ

キヤマ「えっ?…ああ、着替え中だけど気にしないで〜」

タカヨシ(能天気すぎる…この人)

タカヨシ「じゃ、じゃあ座布団借りますね」

キヤマ「いーよー!…待っててね、お茶入れてあげるから」

キヤマ「♪〜」

タカヨシ(なんだか機嫌が良さそうだ)

キヤマ「はいっ、お茶できたよ」コトッ

タカヨシ「ありがとうございます」

タカヨシ「それより、急にお邪魔しちゃって大丈夫でした?」

キヤマ「着替え中だったけど…もう見られちゃったから平気!」

タカヨシ(そういう問題かなぁ…)

キヤマ「それより、すごい嬉しい!」

タカヨシ「…?何がですか?」

キヤマ「だって、タカヨシ君私に会いに来てくれたんでしょ?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「もちろん」
2.「いえ、気まぐれです」
3.「話し相手が欲しくて」
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 19:11:52.93 ID:txMnmSitO
3
208 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 19:22:33.72 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「話し相手が欲しくて」

キヤマ「そうなの?それなら丁度良かった」

キヤマ「私も話し相手が欲しかったから!」

タカヨシ「他の生徒とか来ないんですか?」

キヤマ「…」

タカヨシ(何か訳がありそうだ)

タカヨシ(今の関係なら聞ける)

タカヨシ「…何かあるんですね」

キヤマ「あ、分かっちゃう?…ははっ」

タカヨシ(目が笑っていない)

キヤマ「…タカヨシ君、転校生だからまだ知らないよね」

タカヨシ「何を…ですか?」

キヤマ「私の噂」

タカヨシ「知らないです」

キヤマ「…そっか」

キヤマ「…」

キヤマ「でも、コレ話しちゃったら…タカヨシ君私の事避けるでしょ?」

キヤマ「他の人たちみたいに…」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「そんなことない」※恋愛ルートフラグ
2.「根も葉もない噂だろう」
2.「内容による」
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 19:29:37.59 ID:8OKv2+900
2
210 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 19:35:58.26 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「根も葉もない噂だろう」

キヤマ「そうね…それでね」

キヤマ「その噂っていうのが…」

キヤマ「私が“人殺し”だっていう噂なの」

タカヨシ「…!」

キヤマ「この学校に来た時からもうその噂は蔓延してて」

キヤマ「みんな私を避けてた」

キヤマ「先生方も…」

タカヨシ「それは辛かったでしょう」

キヤマ「ええ。すごくつらかった」

キヤマ「…ははっ。私ってバカね」

キヤマ「せっかく話し相手ができたっていうのに」

キヤマ「自分から嫌われるなんておかしいよね」グス…

タカヨシ(キヤマは涙を流している)

タカヨシ「」

セリフそのまま採用安価↓1
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 19:56:56.56 ID:jzPjilXb0
僕はあなたの事を避けたりしない あなたを信じている
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 19:59:36.84 ID:jzPjilXb0
↑抱きしめる
213 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 20:13:20.62 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「僕はあなたの事を避けたりしない、あなたを信じている」

キヤマ「!!…」

キヤマ「タカ…ヨシさん…」グスン

タカヨシ「だから泣かないでください」

タカヨシ「僕はいつでもキヤマさんの傍にいますよ」

キヤマ「…クスッ…あなたって、変わってるわね」

タカヨシ「よく言われます」

キヤマ「でも…不思議」

キヤマ「あなたといると、とっても落ち着く」

タカヨシ「それも…よく言われます」

キヤマ「きっと優しさがにじみ出てるんだわ!」

キヤマ「…ごめんなさいね…大の大人がこんな…」

キヤマ「タカヨシ君に迷惑かけちゃって…」

タカヨシ「」

安価↓1 ※♡は恋愛フラグ

1.「気にしないでください…だってもう僕たち“友達”でしょう?」
2.「可愛いキヤマさんのためならなんだってします」♡
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 20:18:07.08 ID:8OKv2+900
1
215 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 20:24:52.45 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「気にしないでください…だってもう僕たち“友達”でしょう?」

キヤマ「…そう言ってくれる人、初めて」

タカヨシ「…」

キヤマ「とっても優しい“友達”ね!」

キヤマとの関係が深まった。

――自室 夜

タカヨシ(今日の夜はどうしようか…)

安価↓1

1.勉強する
2.ファミレスに行く
3.ミカの家に行く
4.本屋に行く
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 20:28:05.54 ID:txMnmSitO
1
217 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 20:32:52.42 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(今日の夜は勉強しよう)

二時間後

タカヨシ(こんなもんだろう…)

知識→中々できる奴(3/5)

――自室 【木曜日】

タカヨシ(今日も早く起きられた)

サラ「おーい!学校に遅れるぞ!」

タカヨシ(と、思ったら違った…)

――担帝学園 昼休み

タカヨシ(ミカは休みか…なんだったら放課後様子を見に行くか)

タカヨシ(昼はどうしよう…)

1.図書室に行く
2.用務員室に行く
3.教室で静かに過ごす
4.勉強する
218 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 20:40:45.12 ID:Tjxx6W+q0
指定忘れ安価↓1
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 20:41:20.21 ID:8OKv2+900
4
220 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 20:49:13.71 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(勉強でもするか…)

大分頭が良くなった気がする。けど、知識はまだ伸びないみたいだ。

――担帝学園 放課後

タカヨシ(今日はミカが休みだっけ?様子でも見に行くか)

タカヨシ(今日はどうしよう)

安価↓1

1.ミカの様子を見に行く
2.ミュージアムに潜入する(注意!単独での侵入になります)
3.図書室に行く
4.用務員室に行く
5.繁華街に行く
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 20:53:54.16 ID:3zCA7w5k0
5
222 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 21:07:11.20 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(今日は繁華街にでも行くか…)

――繁華街

タカヨシ(うわあ…すごい人の数)

タカヨシ(ちょっとゲームセンターにでも寄っていくか…)

――ゲームセンター

タカヨシ(せっかくだし、何か遊んでから帰ろう)

???「…」グイグイ

タカヨシ(うわっ…びっくりした)

タカヨシ(なんだこの女の子は…)

???「…」ジィーッ

タカヨシ「あの…どうかしました?」

???「…」ジィーッ

タカヨシ(…なんだ?クレーンゲームの方を見ている)

タカヨシ「…あれがやりたいのか?」

???「…」コクッ

タカヨシ(なんだ…お金を忘れたのか?)
223 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 21:12:28.58 ID:Tjxx6W+q0
――ゲームセンター クレーンコーナー

タカヨシ「どのゲームで遊びたいんだ?」

???「…」トコトコ

???「…」グイッ

タカヨシ「…コレか。このクマの人形のやつか」

???「…」コクッ

タカヨシ「分かった」

チャリーン

???「…」バッ

タカヨシ(操作レバーへの食いつきが凄まじい…)

???「…」ピコピコ

タカヨシ(なんだか獲れそうな気がしてきた)

???「…」ピコピコ

ガタッ

タカヨシ(…!本当に取った!)

タカヨシ(あの大きなクマの人形を呆気なく取ってしまった)

???「…」グイ

タカヨシ「ん?なんだ?」

???「…」

タカヨシ「これ…くれるのか?」

???「…」コクッ

タカヨシ(どうしようか…)

安価↓1

1.もらう
2.遠慮する
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 21:14:09.71 ID:jzPjilXb0
1
225 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 21:30:15.38 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「ありがとう」

???「…」ダッ

タカヨシ(走ってどこかへ行ってしまった…)

――自室 夜

タカヨシ(夜になった…そういえばまだミカの様子を見に行っていない)

タカヨシ(さて、どうしようか)

安価↓1

1.ミカの様子を見に行く
2.用務員室に行ってみる
3.ゲームセンターに行く
4.勉強する
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 21:30:27.09 ID:Nx6ahd3Uo
1
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/19(木) 21:30:37.61 ID:vGaII8KI0
4
228 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 21:35:04.87 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(ミカの様子でも見に行ってみるか)

――アパート「チューリップ」

タカヨシ「ミカいるかー?」コンコン

ミカ「…入っていいわ」

タカヨシ「んじゃ、入るぞ…」ガチャッ

ミカ「どうしたの、こんな時間に」

タカヨシ「いや…学校休んでたから心配で」

ミカ「ふふっ…やっぱりタカヨシは優しいわね」

ミカ「上がってって、お茶しか出せないけど」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「もう付き合ってるんだからそんなに堅くならないで」
2.「お茶でもうれしい」
3.「何か手伝おうか?」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 21:37:33.05 ID:8OKv2+900
3
230 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 21:44:24.05 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「何か手伝おうか?」

ミカ「あら、ありがと。じゃあ、そこの茶葉を…」

数分後

タカヨシ「体調は大丈夫か?」

ミカ「ええ。もう治ってきたわ…」

タカヨシ「それは良かった」

タカヨシ「何か手土産があればよかったんだけど…」

ミカ「いいわよ、そこまで気を遣わなくても」

ミカ「来てくれただけでも…嬉しいわ」//

タカヨシ「いつでも来るぞ」

ミカ「一人だから、構わないわ」

タカヨシ「寂しくないのか?」

ミカ「今は…タカヨシがいるから幸せ」//

ミカ「…本で見たんだけどさ」

タカヨシ「…?」

ミカ「男の人って…膝枕とか…」

タカヨシ「!」

ミカ「…好きなんでしょ?」//

ミカ「だからやってあげよっかなーと思って…」//

タカヨシ「」

安価↓1

1.「お願いします!!」
2.「ああ、頼む」
3.「いいのか?」
4.「遠慮しておく」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 21:52:02.24 ID:txMnmSitO
2
232 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 21:56:04.98 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「ああ、頼む」

ミカ「わ、分かったわ…」//

ミカ「じゃ、じゃあ…ここに頭のせて…」//

タカヨシ「…」プニッ

タカヨシ(ミカの柔らかい太ももの感触が伝わってくる)

ミカ「どっ、どう?…いい感じ?」//

タカヨシ「」

安価↓1

1.「最高だ」
2.「このまま寝れそう」
3.「柔らかい…」
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/19(木) 22:08:20.29 ID:vGaII8KI0
2
234 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 22:20:00.80 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「このまま寝れそう」

ミカ「あら、このまま寝てもいいのよ…♡」//

タカヨシ(今日はサラさんが家にいるから色々と不味い…)

タカヨシ(サラさんがいない日にまた訪れよう)

タカヨシ(…ベッドの下に本が積まれている)

タカヨシ(“男が喜ぶ彼女”“初めての彼氏!”)

タカヨシ(きっとこれに影響されたのだろう…)

ミカと特別な時間を過ごした。
今度はサラさんがいない時に来てみよう。

――自室 【金曜日】

サラ「おい!遅刻するぞー!」カンカンカン

タカヨシ(うわっ!もうそんな時間か!)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(今の知識なら授業は余裕だ)

タカヨシ(でもまだ先の内容はできないな)

タカヨシ(さてどうしようか)

安価↓ 1

1.ミュージアムに行く
2.用務員室に行く
3.ゲームセンターに行く
4.部室に行く
5.図書室に行く
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 22:21:11.45 ID:3zCA7w5k0
4
236 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 22:27:59.93 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(今日は部室に顔出すか…)

――軽音楽部 部室

タカヨシ「ケンジ、いるか?」ガラガラ

タカヨシ(見知らぬ男がケンジと話し込んでいる)

???「!…君はケンジ君のお友達かな?」

ケンジ「おう、相棒!…あ、紹介するわ」

ケンジ「この人は永見 康太(ながみ こうた)先生だ」

ケンジ「マユミの主治医やってる凄腕の先生だ」

ナガミ「そんな…凄腕だなんて」

ナガミ「よろしくね…ええと」

タカヨシ「タカヨシです」

ナガミ「タカヨシ君!よろしくね」

ケンジ「そんじゃ、先生。俺、部活あるんで失礼します」

ナガミ「ああ、忙しいところすまないね」

ナガミ「私はここでお暇するよ」ガラガラ

ケンジ「…よし、練習するか」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「そうしよう」
2.「さっきナガミさんと何を話してたんだ?」
3.「マユミは大丈夫なのか」
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 22:39:18.91 ID:8OKv2+900
1
238 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 22:44:53.51 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「そうしよう」

ケンジとの関係が深まった。

――自室 夜

タカヨシ(夜になったな…)

タカヨシ(さて、何かするか)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.用務員室に行ってみる
3.本屋に行く
4.ゲームセンターに行ってみる
5.勉強する
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 22:48:38.88 ID:txMnmSitO
3
240 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 22:53:12.67 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(今日は本屋にでも行くか…)

――本屋

タカヨシ(何か読みたい本はあるかな…)

タカヨシ(ん?…あれは図書委員のトモヤじゃないか?)

タカヨシ(…アダルトコーナーにいる)

タカヨシ(声をかけようかな…)

安価↓1

1.声をかける
2.やめておく
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/19(木) 22:59:39.38 ID:esrCCcqOO
1
242 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 23:18:01.90 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(声をかけてみるか)

タカヨシ「トモヤ…」トン

トモヤ「うひゃあっ!」バッサァ

トモヤ「び、びっくりしたぁ」アセアセ

タカヨシ「脅かすつもりはなかった」

タカヨシ「ここで何してるんだ?」

トモヤ「えっ!…ええと…その」

タカヨシ(床に落ちているのは…アニメのアダルト雑誌だ)

タカヨシ「これ、落としたぞ…」

トモヤ「あっ、ありがと!」バッ

タカヨシ「…ソレ、買うのか?」

トモヤ「ま、まさかぁ…そんな」

タカヨシ「買いたいんじゃなくて、“買えない”んじゃないか?」

トモヤ「ま、まあそうだね…」

タカヨシ(確かにトモヤの見た目じゃ小学生と間違われてもおかしくないからな)

タカヨシ「あきらめろ」

トモヤ「だよねぇ…」

タカヨシ「買ってやりたいが、僕も無理だ」

トモヤ「そりゃあね…」

タカヨシ「でも、なんでさっきの本がいいんだ…」

トモヤ「“熊耳”サークルの作品が載ってるんだ!」

タカヨシ(また始まった…)

トモヤ「“熊耳”サークルっていうのは…」

数分後

タカヨシ「よく分かった」

トモヤ「ホント?」

タカヨシ「ああ、だからやめだ」

トモヤ「よかった!タカヨシ君も熊耳サークルの良さが分かったんだね!」

トモヤ「あの…もしよかったらこれ…」

タカヨシ(これは…何かのタペストリーを丸めたものか?)

トモヤ「それあげる!」

タカヨシ「本当に貰っていいのか?」

トモヤ「うん!僕からの友情の証!」

タカヨシ「ありがとう」

トモヤとの関係が深まった

――自室 【土曜日】

タカヨシ(よし、今日は早起きできたぞ…)

タカヨシ(サラさん、今日も家開けてるのか)

タカヨシ(今日はどうしようか)

安価↓1

1.ミュージアムに侵入する
2.用務員室に行ってみる(用務員キヤマとのイベント)
3.ミカの家に行ってみる(ミカとのイベント)
4.ゲームセンターに行ってみる(謎の女の子とのイベント)
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 23:20:57.80 ID:8OKv2+900
4
244 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 23:34:32.75 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ(今日はゲームセンターに遊びに行こう)

――ゲームセンター

タカヨシ(今日は何のゲームで…あれはこの前の女の子?)

???「…」キョロキョロ

タカヨシ(何かを探してるみたい)

タカヨシ「…君、この前の」

???「…」ダッ

タカヨシ(こっちに走ってきた!)

???「…」ギュッ

タカヨシ(さらにつかんできた!)

???「…」ジーッ

タカヨシ(髪の毛はボサボサだし、服もよれよれだ)

タカヨシ(でも髪の隙間から覗く目はすごい綺麗だ)

タカヨシ「今日もゲームやりたいのか?」

???「…」コクッ

タカヨシ「いいぞ。…今日は何がしたい?」

???「…」ジーッ

タカヨシ(視線からすると…レースゲームか)

タカヨシ「あのレースゲームか?」

???「…」コクッ

――ゲームセンター レースゲームコーナー

タカヨシ(クソッ!速い、全くついていけない)

???「…」

タカヨシ(この子、普通の女の子じゃなさそうだ)

数分後

タカヨシ(負けた…完敗だ)

タカヨシ「君、強いね」

???「…」コクッ

???「…」ギュルルルル

タカヨシ(この子、お腹が鳴ってる…)

タカヨシ「お腹空いたのか?」

???「…」コクッコクッ

タカヨシ(どうしようか)

安価↓1

1.一緒に食事をする
2.今日はここで解散する
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 23:37:05.77 ID:3zCA7w5k0
1
246 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/19(木) 23:45:57.41 ID:Tjxx6W+q0
タカヨシ「ご飯、一緒に食べるか?」

???「…」コクッ

――ファミリーレストラン「ジャオニーズ」

タカヨシ「何食べたい?…今日は僕のおごりだから」

???「…」スッ

タカヨシ「カレーライスか…いいね。僕もそれにしよう」

タカヨシ「それじゃあ、カレーライス二つ」

店員「かしこまりました…」タッタッ

???「おにい…さん」

タカヨシ「!?」

タカヨシ(この子、喋った!?…まさかそんな)

タカヨシ「喋れるのか?」

???「…」コクッ

タカヨシ(いやどっちだ…)

???「なんで…」

タカヨシ「…」

???「なん…で優しく…してくれるの?」モジモジ

タカヨシ「」

安価↓1

1.「特に理由はない」
2.「何となく」
3.「暇だったから…かな」
4.「優しくするのが僕の義務だ」
247 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 00:13:56.00 ID:6jnUbjb80
今日は寝ます安価↓
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 04:42:48.78 ID:/YmIJsYj0
2
249 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 10:49:27.39 ID:6jnUbjb80
タカヨシ「何となくだ」

???「なんと…なく」

???「…」モジモジ

???「かわった…ひと」

タカヨシ「よく言われるよ」

店員「お待たせいたしました〜」コトッ

タカヨシ「食べるとするか」

???「…」ガツガツ

タカヨシ(は、早い。おまけにすごいがっつき方だ)

タカヨシ「おいしい…か?」

???「…」コクッ

タカヨシ「よかった」

タカヨシ「いただきます」ガツガツ

タカヨシ「むう…おいひい」ムシャムシャ

???「…」ニコッ

タカヨシ(今一瞬だが…笑った?)

タカヨシ(遊んでいるときは全く表情を変えなかったのに)

タカヨシ(少し笑った)

???「おい・・・ひい」ムシャムシャ

タカヨシ「…真似するな」

タカヨシ「それに、口に物を入れて話さない方がいい」

???「…」コクッ

タカヨシ(ゲームやってるときは気が付かなかったけど)

タカヨシ(なんだか小動物的な愛くるしさを感じる…)

タカヨシ「お父さんとかお母さんととご飯食べないのか?」

???「…」

???「おとう…いない」

タカヨシ(お父さんがいない…亡くなったのか?)

???「おかあさ…やさしく…ない」モジモジ

タカヨシ「そうなんだ」

タカヨシ(何か重い事情があるみたいだ)

タカヨシ(今はまだあまり詮索しない方がいいだろう)
250 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 10:50:07.77 ID:6jnUbjb80
タカヨシ「デザートとかは食べる?」

???「…」ヨダレタラー

タカヨシ(おいおい…涎が垂れてるぞ)

???「いい…の?」モジモジ

タカヨシ「ああ、今日は僕のおごりだからね」

???「…」スッ

タカヨシ「これは…パンケーキか」

タカヨシ「いいよ、頼もう」

数時間後

???「…」ムシャムシャ

タカヨシ(やはりすごいがっつき方)

タカヨシ(まるで獣みたいだ)

タカヨシ「どうだ?おいしいか?」

???「…」コクッコクッ

タカヨシ(そんなに美味しいのか)

タカヨシ(それは良かった)

謎の少女との関係が深まった。

タカヨシ(さて、そろそろ帰るとしよう)
251 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 10:52:56.91 ID:6jnUbjb80
――自室 【夜】

タカヨシ(夜になった…)

タカヨシ(何をしようか…)

安価↓1

1.用務員室に行く(キヤマ イベント)
2.ミカの家に行く(ミカ イベント)
4.本屋に行く(トモヤ イベント)
5.繁華街に行く(モリアーティ イベント)
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 12:15:09.69 ID:0lgJ84/xo
5
253 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 12:28:47.89 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(今日は繁華街にでも行くか…)

――繁華街

タカヨシ(夜は昼に比べて人が多い…)

客引き「おにーさん、女の子に興味ない?」

タカヨシ「別に」

客引き「まあまあ、そう言わないで。うち、最近新しいコが入ったんだけど」

客引き「遊んでかない?」

タカヨシ「やめておく」

客引き「残念〜、また興味があったら声かけて!」

タカヨシ(夜は客引きが多い)

タカヨシ(…ん?あれは担任のモリアーティ先生じゃないか?)

タカヨシ(こんな夜中の繁華街で何してるんだろ)

タカヨシ(今店の中から出てきたみたいだけど…あれって…)

タカヨシ(お風呂屋さんじゃないか!)

タカヨシ(どうしよう…声をかけてみるか…?)

安価↓1

1.声をかける
2.やめておく
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 14:03:30.50 ID:0lgJ84/xo
1
255 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 14:11:33.25 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(す、少し勇気がいるけど…声をかけてみよう…)

モリアーティ「…」

タカヨシ「も、モリアーティ先生?」

モリアーティ「…その声はタカヨシ君ですね?」クルッ

モリアーティ「夜中にこんなところをほっつき歩いていると危ないですよ」

タカヨシ「そっくりそのままお返しします」

モリアーティ「ははっ、私はもうそれなりに年を取りましたから」

モリアーティ「何かあっても大丈夫ですよ」

タカヨシ「そうですね…それより」

モリアーティ「…お店、ですよね」

タカヨシ「…」

モリアーティ「最近の子どもの知識には驚かされるばかりです」

モリアーティ「…心配しないでください」

タカヨシ「何をですか?」

モリアーティ「客としてあの店に入った訳ではないので…」

タカヨシ「それじゃあ、なんのために…」

モリアーティ「…ある女の子を探しているのです」

タカヨシ「…ある女の子?」

モリアーティ「ええ、担帝学園一年生の生徒です」

タカヨシ「なぜ探すためにあのようなお店に?」

モリアーティ「…詳しくは話せないですが」

タカヨシ(今の関係では詳しく聞き出せないみたいだ)

タカヨシ(関係を深めて、また日を改めよう)

モリアーティ「それでは、まだ探すところがあるので…」

モリアーティ「タカヨシ君も早くお家に帰りなさい」

タカヨシ「そうします…」

モリアーティとの関係が深まった。まだ秘密を聞くほど仲良くない。
256 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 14:15:11.98 ID:6jnUbjb80
――自室 【日曜日】

タカヨシ(今日は日曜日だ)

タカヨシ(そういえばトモヤから貰ったタペストリーをまだ見ていなかったな)

シュルルルル

タカヨシ「なっ!」

タカヨシ(猫耳のアニメキャラが全裸で…不味い!これは非常に不味い!)

タカヨシ(と、とりあえず貼ってあった米陸軍のポスターの下に隠そう)

タカヨシ(ふぅ…さて今日はどうしようか?)

安価↓1

1.用務員室に行く(キヤマイベント)
2.ミカの家に行く(ミカイベント)
3.本屋に行く(トモヤイベント)
4.ゲームセンターに行く(???少女イベント)
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 15:16:02.80 ID:Ire7ranP0
1
258 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 15:33:12.11 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(今日は用務員室にでも行くか…)

――担帝学園 用務員室

タカヨシ(キヤマさんいるかな…)

タカヨシ「タカヨシです」コンコン

「…」

タカヨシ(あれ?いないのか?)

タカヨシ(仕方ない、勝手に入るか)ガチャッ

タカヨシ「キヤマさ…!!」

キヤマ「…」グスッ…

タカヨシ「ど、どうしたんですかキヤマさん…」

タカヨシ「…!」

タカヨシ(天井から輪っかが吊り下がっている!)

タカヨシ(まさか!)

タカヨシ「き、キヤマさん!」ダッ

キヤマ「ううぅ…ひぐっ…」

タカヨシ「だ、大丈夫ですか?」

キヤマ「…私…やっぱりダメみたい…」

タカヨシ「…」

キヤマ「みんなから嫌われて…誰にも相手にされなくて…」

タカヨシ「…そんな!」

キヤマ「“人殺し”だって…言われて…」

キヤマ「お父さんとお母さんを殺したの…私じゃないのに…」

タカヨシ「…!」

キヤマ「生徒のみんなも、先生も…みんな私の事避けて」

キヤマ「陰口を言って…」

キヤマ「私…私なんてもう生きている意味がない…」

タカヨシ「」

安価↓1 ※三番はセリフ採用

1.「そんなことない!」
2.「考え直すんだ!」
3.「」
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 16:28:25.41 ID:LPfhvZDn0
3.「なら僕が事件の真相を暴いて、キヤマさんが犯人じゃないと証明します」
260 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 16:41:56.48 ID:6jnUbjb80
タカヨシ「なら僕が事件の真相を暴いて、キヤマさんが犯人じゃないと証明します!」

キヤマ「…!タカヨシ…君?」

タカヨシ「僕が真実を見つけ出す」

キヤマ「…そんな…そんなことできるの?」

タカヨシ(ミカに相談すれば事件の足取りがつかめるかもしれない!)

タカヨシ「僕に任せてください」

キヤマ「その目は…冗談…じゃなさそうね」

タカヨシ「…」

キヤマ「分かったわ…あなたを信じるわ」

キヤマ「だからお願い…真実を…」

タカヨシ「ええ、任せてください」

その後、疲れたのかキヤマは眠ってしまった。
…キヤマの言っていた“事件”について探してみよう。

――自室 夜

タカヨシ(夜になった…ん?)

ピロン

タカヨシ(メッセージ…ミカからだ!)

ミカ『寂しい…会えない?』

タカヨシ(…キヤマさんの事件もついでに聞いてみるか)

タカヨシ(今日はどうしよう)

安価↓1

1.ミカの家に行く(ミカイベント)
2.ゲームセンターに行く(???イベント)
3.繁華街に行く(モリアーティイベント)
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 17:11:47.07 ID:HNLDu2UBo
1
262 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 17:15:42.68 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(ミカからメッセージが来たし…ミカに会いに行こう)

――アパート「チューリップ」

タカヨシ「ミカー」コンコン

ミカ「タカヨシ!入って!」ガチャッ

タカヨシ「こんな夜中にごめん」

ミカ「いいの…呼んだの私だし」

ミカ「早く入って!」

タカヨシ(いつもの座布団に座ろう)ボフッ

ミカ「今お茶入れるね!」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ありがとう」
2.「何か手伝おうか?」
3.「いつもすまんな」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 17:34:21.17 ID:/YmIJsYj0
3
264 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 17:49:01.27 ID:6jnUbjb80
タカヨシ「いつもすまんな」

ミカ「いいの…タカヨシのためなら♡」//

タカヨシ「ありがとう…」

タカヨシ(ミカ…こんなにデレデレしてたっけ…)

ミカ「はい、お茶」コトッ

タカヨシ「ありがとう」

タカヨシ(ついでにキヤマさんの事件についても聞くか)

タカヨシ「…用務員のキヤマさんって知ってる?」

ミカ「ああ、変な噂が蔓延してる人ね」

タカヨシ「そう、その噂なんだけどさ」

タカヨシ「ちょっと調べてほしいんだ」

ミカ「…?いいけど」

タカヨシ「助かる」

タカヨシ「事件は…キヤマさんが幼い頃ぐらいに起きている殺人事件だ」

ミカ「…それを調べればいいのね?」

タカヨシ「ああ、頼む」

ミカ「…タカヨシ、やけにキヤマさんに肩入れしてない?」

タカヨシ(…)

タカヨシ「…死のうとしてたんだ」

ミカ「え…?」

タカヨシ「俺が偶然用務員室に入っていなかったら」

タカヨシ「今頃、もうなくなっていた」

ミカ「そうだったの…」

ミカ「タカヨシって優しいからそういうの捨てておけないもんね」

タカヨシ「ああ、困っている人がいたら助けるのは当然のことだ」

ミカ「…分かった。それについては調べておく」

タカヨシ「助かる」

ミカ「それより…」//

タカヨシ(なんだ?ミカの顔が急に赤くなったぞ)

ミカ「今日はもう遅いし…」

ミカ「泊っていかない?」//

タカヨシ(…!)

タカヨシ(サラさんがいないから泊ってもいいけど…)

タカヨシ(今日泊まったらミカと一線を超えそうな気がする)

タカヨシ(…慎重に選択しよう)

安価↓1

1.泊っていく ♡
2.遠慮する
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 17:54:34.24 ID:81c6f9n/O
1
266 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 18:00:55.96 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(夜も更けてきたし…泊っていくか…)

タカヨシ「…お言葉に甘えて、泊っていく」

ミカ「やった!」//

ミカ「…男の人とお泊りって…なんだかドキドキする」//

タカヨシ「僕もだ…」

タカヨシ「…そういえば、ベッド一つしかないけどどうするんだ?」

ミカ「え?それは…」//

ミカ「一緒に寝るしかないね♡」//

数時間後

タカヨシ(つい流されて泊ったけど…)

タカヨシ(まさか一つのベッドで寝ることになるなんて!)

ミカ「…ねぇタカヨシ…まだ起きてる?♡」//

タカヨシ(ここで返事をしたら本当に引き返せなくなる!)

タカヨシ(ここでの選択は非常に重要だ!)

タカヨシ(どうしようか…)

安価↓1

1.反応する ♡
2.寝たふりをする
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 18:10:53.43 ID:Ire7ranP0
1
268 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 18:30:30.06 ID:6jnUbjb80
タカヨシ「あ、あぁ…!むぅ…」

ミカ「…♡」チュパ…レロォ

タカヨシ(ミカがいきなりキスをしてきた)

ミカ「私…知りたい…」//

タカヨシ「…」

ミカ「タカヨシの…ぜんぶ♡」//

タカヨシ(だ、ダメだ!自制が…効かなく…)

ミカと肌を重ねた。
ミカとの関係が密接になった。


――ミカの部屋 【月曜日】

タカヨシ(昨日の夜は…眠れなかった)

タカヨシ(隣で裸のミカが寝息をたてている)

タカヨシ(起こさないようにそっと起きよう)

数分後

タカヨシ(とうとうミカと一線を越えてしまった)

タカヨシ(あまり迂闊な行動は…何を考えているんだ僕は)

ミカ「ぅ…あぅ…おはよう、タカヨシ…」

タカヨシ「ああ、おはよう」

ミカ「き、昨日はその…嬉しかったよ♡」//

タカヨシ(これは後戻りできない…)

ミカ「ああ、僕もだ」
269 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 18:34:09.39 ID:6jnUbjb80
――担帝学園 放課後

タカヨシ(昨日の夜は…すごかったな)

タカヨシ(…それを思い出していたせいで、授業は聞いていなかった)

ピロン

タカヨシ(?ミカからメールだ)

ミカ『キヤマさんのことについて進展があった』

タカヨシ(なるほど…どうしようか)

安価↓1

1.ミカに会いに行く
2.図書室に行く
3.職員休憩室に行く
4.ミュージアムに潜入する
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 18:56:33.66 ID:/YmIJsYj0
1
271 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 19:10:34.09 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(キヤマさんのことが気になるし…)

タカヨシ(ミカに会いに行こう)

――ミカのアパート

タカヨシ「ミカー」コンコン

ミカ「来たわね!さあ、入って」ガチャッ

タカヨシ「それで、キヤマさんの件だけど…」

ミカ「ああ、そうだったわね」

ミカ「調べてみたんだけど、一件ヒットしたわ」

タカヨシ「ホントか!」

ミカ「ええ。“夫婦二人が殺害される”ってニュースで」

ミカ「当時、娘がいたらしいんだけど…名前は隠されてた」

タカヨシ「ってことは…キヤマさんの両親とは断定できないのか」

ミカ「そうでもないわ。他の週刊誌では、娘の名前が“ノリコ”だって書かれてた」

タカヨシ「ノリコ!…キヤマ ノリコ、同じ名前だ!」

ミカ「そう。だから、ビンゴってとこね」

タカヨシ「それで、ニュース記事にはなんて書いてあるんだ?」

ミカ「“虐待を受けていた娘による犯行では”と書かれているわ」

タカヨシ「…!」

ミカ「…あと、この事件のデータを警察のデータベースから引っ張ってきたんだけど」

ミカ「警察の見解はメディアとは違うみたい」

タカヨシ「と、言うと?」

ミカ「死体に“遊ばれた跡”があるの…」

タカヨシ「遊ばれた…」

ミカ「つまり、拷問の跡があったの」

タカヨシ「…」

ミカ「だから警察は事件の内容を公開せずに捜査してたみたい」

タカヨシ「だから世間はメディアの発表しか見ていないのか」
272 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 19:18:23.55 ID:6jnUbjb80
ミカ「そう、だから世間は“娘の犯行”だと信じ込んでいるの」

タカヨシ「…それで、真犯人の目星はついているのか?」

ミカ「ええ。警察はすでに解決の糸口を掴んでいた」

ミカ「そして、一人の男を見つけ出した」

タカヨシ「一人の…男?」

ミカ「野中 照直(のなか てるなお)…当時、夫婦が住んでいたアパートの大家」

タカヨシ「そいつは逮捕されなかったのか」

ミカ「ええ、後一歩のところで証拠不十分で不起訴になった」

タカヨシ「…ってことは、僕たちも奴を捕まえることは…」

ミカ「できるじゃない…」

タカヨシ「…!もしかしたらミュージアムがあるかもしれない!」

ミカ「そういう事。それで、実際にアプリで調べてみたんだけど」

タカヨシ「…」

ミカ「ヒットしたわ。まだ侵入はしてないけど」

タカヨシ「助かるよ、ミカ」

ミカ「いいのよ…タカヨシのためなら♡」//

タカヨシ(ミカから有力な情報を聞き出せた)

タカヨシ(後はミュージアムに侵入してヤツのシャドウを叩きのめすだけだ)

ミカ「ねえ…」

タカヨシ「なんだ?」

ミカ「昨日の…もっかい…しない?♡」//

タカヨシ(!…確かに夜まではまだ時間があるけど)

タカヨシ(…ここは一体どうすればいいんだ)

安価↓1

1.する ♡
2.やめておこう、そんな気分じゃない
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 19:19:38.92 ID:zY9HB+X8O
2
274 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 19:30:00.71 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(そんな気分じゃない…やめておこう)

タカヨシ「また今度だ…」

ミカ「えっ!…分かった…」

ミカ「また今度…ね」//

ミカと特別な時間を過ごした。
275 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 19:31:45.07 ID:6jnUbjb80
――自室 夜

タカヨシ(さてと…夜になったか)

タカヨシ(夜は何をしよう)

安価↓1

1.用務員室に行く(キヤマイベント)
2.ゲームセンターに行く(???女の子イベント)
3.本屋に行く(トモヤイベント)
4.繁華街(モリアーティイベント)
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 20:11:14.39 ID:Ire7ranP0
1
277 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 20:14:16.40 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(キヤマさん、あの後どうしてるだろうか)

タカヨシ(様子を見に行こう…)
278 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 20:19:56.09 ID:6jnUbjb80
――担帝学園 用務員室

タカヨシ「キヤマさん…」コンコン

キヤマ「タカヨシ君!」ガチャッ

タカヨシ(は、早い)

キヤマ「ささ!早く入って!」

タカヨシ「お邪魔します…」

タカヨシ(とりあえず座るか)

キヤマ「今、お茶入れるね!」

タカヨシ「…キヤマさん」

キヤマ「どうしたの〜?」

タカヨシ「今日は機嫌が良さそうで何よりです」

キヤマ「それはもちろんタカヨシ君が来てくれたから〜!」

キヤマ「…もう、それだけが私の生きがいかも」

タカヨシ「…」

タカヨシ(キヤマさんは相当疲れている)

タカヨシ(早くミュージアムを攻略して、彼女を救わなければ)

キヤマ「ごっ、ごめんね!辛気臭くなっちゃって!」

タカヨシ「いえ、いいんです」

キヤマ「あ、これお茶ね」コトッ

タカヨシ「ありがとうございます…」

キヤマ「タカヨシ君、私に会いに来てくれたの?」

安価↓1

1.「もちろん」
2.「いえ、話し相手をしに」
3.「様子を見に来ただけです」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 20:28:04.78 ID:/YmIJsYj0
1
280 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 20:40:42.52 ID:6jnUbjb80
タカヨシ「もちろんだ」

キヤマ「まあ!嬉しいこと言ってくれるね〜」ツンツン

タカヨシ「ちょっ…」

キヤマ「私…そーゆーこと言われたことないかも」

タカヨシ「…」

キヤマ「いっつも煙たがられて…」

タカヨシ「それはもうおしまいだ」

キヤマ「…?」

タカヨシ「キヤマさん、例の件」

タカヨシ「調べてるの、僕だけじゃない」

キヤマ「えっ?…」

タカヨシ「僕の友達も、快く手を貸してくれた」

タカヨシ「キヤマさんのために、だ」

タカヨシ「だからあなたは独りなんかじゃない」

タカヨシ「独りにはさせない」

キヤマ「…」

タカヨシ「僕“たち”がついてます。だから、そんなこと言わないでください」

キヤマ「…」ウルウル

タカヨシ「涙は…まだ取っておいてください」

キヤマ「わ、分かったわ」ウルウル

キヤマ「ねえ、どうして私のためにそこまでしてくれるの?」

タカヨシ「」

安価↓1 三番はセリフそのまま採用

1.「困った人に手を差し伸べるのは、僕の義務だ」
2.「キヤマさんを助けたいんだ」
3.「」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 20:46:32.23 ID:Ire7ranP0
2
282 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 20:57:34.55 ID:6jnUbjb80
タカヨシ「キヤマさんを助けたいんだ」

キヤマ「…やっぱり…あなた変わってるわ」

タカヨシ「よく言われます」

キヤマ「だって…こんな私を信じてくれるんだもの」

キヤマ「信じて…手を差し伸べてくれるんだもの」

タカヨシ「だから、キヤマさんも僕たちを信じてください」

キヤマ「…ええ、もちろん」

タカヨシ(約束したからにはノナカミュージアムに早く侵入しなければ)

キヤマとの関係が向上した。

タカヨシ(もう帰るか…)
283 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 21:00:30.15 ID:6jnUbjb80
――自室 【火曜日】

タカヨシ(ふわぁ…もうこんな時間か)

タカヨシ(早く出ないと完全に遅刻だ)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(今の知識なら授業は余裕だ)

タカヨシ(さて、放課後はどうしようか…)

安価↓1

1.ノナカミュージアムに侵入する(キヤマイベント フラグ)
2.ゲームセンターに行く(???女の子イベント)
3.図書室に行く(トモヤイベント)
4.ミカの家に行く(ミカイベント)
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 21:10:50.87 ID:/YmIJsYj0
1
285 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 21:12:45.10 ID:6jnUbjb80
>>284採用 ちょっと離席します21:30頃戻ってきます
286 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 21:46:36.18 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(よし、ノナカミュージアムに潜入しよう!)

――事件があったアパート

タカヨシ「本当にここであってるのか?」

ミカ「ええ、間違いないわ。反応はここから出てる」

タカヨシ「よし、行こう!」

ミカ「ノナカミュージアム!」

ナビ「ノナカミュージアムに侵入します」

――ノナカミュージアム ロビー

ミカ「無事潜入できたわね…」

タカヨシ「ああ、だけど気は抜けない」

???「なんだぁ、誰だお前ら…」

ミカ「あれは…ノナカシャドウね」

ノナカシャドウ「ほぉ、俺の名前知ってんのか…こりゃ驚いた」

タカヨシ「…お前が夫婦を殺したのか?」

ノナカシャドウ「あ?夫婦?…覚えてねぇな。もうかれこれ十人くらいは殺ってるからなぁ」

ミカ「これは、筋金入りのサイコパスね…」

タカヨシ「ああ、厄介なことになりそうだ」

ノナカシャドウ「んで、てめーら何しにきたんだよ」

タカヨシ「」

安価↓1 三番はセリフを採用

1.「貴様を倒しに来た」
2.「真実を見付けにきた」
3.「」
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 22:03:29.50 ID:/YmIJsYj0
2
288 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 22:10:07.03 ID:6jnUbjb80
タカヨシ「真実を見付けに来た!」

ノナカシャドウ「ほぉ…真実ゥ?そんなもんねえよ」

ノナカシャドウ「ここにあんのは…気持ちよかった俺の記憶だけだ」

タカヨシ「そんなの真実じゃない。貴様が目を背けているもの、暴いてやる!」

ノナカシャドウ「ほう、おもしろい…お前ら、コイツらの相手をしてやれ!」

シャドウたち「「はっ!」」

ミカ「来たわね…ペルソナッ!」パリン
289 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 22:15:26.94 ID:6jnUbjb80
ミカ「アギっ!」ボワァッ

シャドウ「ぐおおおお…」シュー

ノナカシャドウ「ほー、中々つえーじゃねーか。じゃあ、こっちも手加減しねーよ!」ブゥン

タカヨシ「させるかっ!ペルソナ、アラハバキ!」

ガシィン

ノナカシャドウ「ちっ、攻撃が効かねぇのか…クソッ、退散するぞ」ダッ

ミカ「今は追わないで、タカヨシ」

タカヨシ「ああ、分かってる…さてと、残党を排除するか」

タカヨシ「ペルソナッ!ジャックフロスト!」

タカヨシ「ブフ!」ピシャァッ

ミカ「ナイス!…大体片付いたわね」

タカヨシ「ああ、後を追おう」
290 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 22:24:12.98 ID:6jnUbjb80
――ノナカミュージアム 特別展示室

ミカ「いたっ!もう逃がさないわ!」

ノナカシャドウ「ちっ、はえーな。…いいだろう」

ノナカシャドウ「俺がまとめてお前らの相手をしてやろう!」

タカヨシ「かかってこい!…ペルソナ、ホームズ!」

ノナカシャドウ「なんだそのペルソナ…見たことねえなあぁ」

タカヨシ「だろうな…」

ノナカシャドウ「まあいい、どーせよえーんだろ!」ブゥオン

ガッシィーン

ノナカシャドウ「なに!?」

タカヨシ「ふっ、効かない!」

ノナカシャドウ「んなバカな!」ピシャッ

キィィン

ノナカシャドウ「ぐあっ、いてー…コイツ、攻撃を反射しやがった!」

ミカ「ありがとう、タカヨシ!」

ノナカシャドウ「しまった、コイツは囮だったか!」

ミカ「アギラオ」ブォッ

ノナカシャドウ「ぐああぁぁぁ…あずい…あずいよおおお!」ドッサー

タカヨシ「ナイス、ミカ!」

ノナカシャドウ「なんで…なんでこんな目に…!」

タカヨシ「」

安価↓1 三番はセリフ採用
1.「自業自得だな」
2.「…償え」
3.
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/20(金) 22:30:10.75 ID:eNB9JnQYO
1
292 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 22:33:51.96 ID:6jnUbjb80
タカヨシ「自業自得だな…」

ノナカシャドウ「そん…な!…」

ミカ「身から出た錆ね…」

タカヨシ(こいつは十人もの人々を弄んで殺めた)ザッザッ

タカヨシ(…そんな奴を生かしておけるか!)スチャッ

タカヨシ「…」

ノナカシャドウ「ひいいいい!うたないでくださいいい!」

ミカ「撃っちゃだめ!」

安価↓1

1.撃つ
2.生かす
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 22:37:46.53 ID:Ire7ranP0
2
294 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 22:41:24.16 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(ここで撃ってしまったら人殺しと変わらないじゃないか!)スッ

ノナカシャドウ「ひいいいい。助かったぁ…」

ミカ「…最善の選択よ」

タカヨシ「帰還するぞ!このミュージアムはもう持たない」
295 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 22:53:25.63 ID:6jnUbjb80
――カフェ「ムーンライト」

ミカ「何とか攻略で来たわね」

タカヨシ「ああ…」

ミカ「これで、何か動きがあるといいんだけど…」

タカヨシ(これで何が変わるかはまだ分からない)

タカヨシ(今日はとりあえず寝て、様子を伺おう)

タカヨシ「それじゃあ、僕は帰るよ」

ミカ「あら、早いわね」

タカヨシ「まあね」

ミカ「…また、家来てね」//

――自室 夜

タカヨシ(ミュージアムに潜入したせいでかなり疲れたけど)

タカヨシ(まだ活動できそうだ)

タカヨシ(さあ、何をしようか)

安価↓1

1.用務員室に行く(キヤマイベント)※特に進展なし
2.繁華街に行く(モリアーティイベント)
3.ゲームセンターに行く(???女の子イベント)
4.ミカの家に行く(ミカイベント)
5.本屋に行く(トモヤイベント)
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 22:56:44.18 ID:Ire7ranP0
3
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 22:57:10.87 ID:/YmIJsYj0
2
298 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 23:00:11.53 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(ゲームでもして憂さ晴らしをしよう)

――ゲームセンター

タカヨシ(夜でも人いるんだなぁ…)

???「…」キョロキョロ

タカヨシ(あっ、あの子は…前にご飯おごった)

???「!」ピタッ

タカヨシ(こっちに気が付いた)

???「…」ダッ

タカヨシ(は、速い!)

???「…」ギュウツ

タカヨシ(抱き着いてきた)

タカヨシ「今日もゲームやるか?」

???「…」コクッ

タカヨシ(あれっ…顔にあざがあるぞ…)

安価↓1

1.あざについて聞く
2.聞かない
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 23:12:41.75 ID:/YmIJsYj0
1
300 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 23:17:57.86 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(このあざ…かなり大きいぞ)

タカヨシ「おい…お前…」

タカヨシ「そのあざ、どうしたんだ…」

???「…」

???「…」ポロポロ

タカヨシ(静かに泣いている…)
301 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 23:21:56.08 ID:6jnUbjb80
タカヨシ「転んだ…訳じゃなさそうだな」

???「…」コクッ

タカヨシ「…誰かに殴られたのか」

???「…」コクッ

タカヨシ「誰だ…そいつ」

???「…ママ」

タカヨシ「お前のお母さんか?」

???「…」コクッ

タカヨシ(家庭内暴力か…)

タカヨシ(なんてひどいことをするんだろう)

タカヨシ(真っ青だ…かなり強く殴られたのか)

タカヨシ(どうしようか…)

安価↓1

1.薬局に行く
2.放っておく
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 23:23:40.89 ID:eNB9JnQYO
1
303 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 23:26:41.98 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(このあざ…放っておいたらひどくなりそうだ)

タカヨシ(薬局に行って何か買ってあげよう…)
304 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 23:34:16.60 ID:6jnUbjb80
タカヨシ(このあざ…放っておいたらひどくなりそうだ)

タカヨシ(薬局に行って何か買ってあげよう…)

――繁華街 薬局

店員「ありがとうございましたー」

???「ちょっと…いたい」ヒリヒリ

タカヨシ「痛いけど我慢しろ…そのうち効いてくるから」

???「…」コクッ

タカヨシ「」

安価↓1

1.「何か甘いものでもたべるか?」
2.「ゲームでもやるか」
305 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 23:36:53.31 ID:6jnUbjb80
連投すんません安価↓
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 23:41:56.96 ID:/YmIJsYj0
1
307 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 23:44:02.70 ID:6jnUbjb80
タカヨシ「何か甘いものでも食べるか?」

???「…」コクッ

タカヨシ「じゃあ、ファミレスに行くか」

???「…」コクッ
308 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 23:48:53.44 ID:6jnUbjb80
――ファミリーレストラン 「ジャオニーズ」

タカヨシ(夜は空いてるな)

タカヨシ(おかげですんなりと席にありつけた)

???「…」キョロキョロ

タカヨシ「…何食べたい?」

???「…」ジーッ

タカヨシ(視線からすると…デザートメニューか)

タカヨシ「デザートが食べたいのか」

???「…」コクッ

タカヨシ「いいよ。今日も僕のおごりだから好きなもの選んでね」

???「…」スッ

タカヨシ(パフェか…いいセンスだ)

タカヨシ「パフェ食べたいんだね」

???「…」コクッコクッ
309 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/20(金) 23:53:16.35 ID:6jnUbjb80


タカヨシ「それじゃあ、パフェ二つ」

店員「かしこまりましたー」

タカヨシ「よし、これで後は待つだけだ」

???「…」モジモジ

タカヨシ(そういえば…なんで頑なに喋ろうとしないんだろう)

タカヨシ「ねえ…」

???「?」

タカヨシ「あんまり、喋んないんだね」

???「…」

タカヨシ「ゴメン、傷つけるつもりはなかったんだ…」

???「…られる」

タカヨシ「え?」

???「おこ…られる」

???「喋っちゃうと…おこ…られる」

タカヨシ「…お母さんにか」

???「…」コクッ

タカヨシ(喋ると怒られると思っているのか)

タカヨシ(…可哀そうだ)

タカヨシ「」

安価↓1

1.「喋っていいんだよ」
2.「僕は怒らないよ」
3.「…僕もよく、怒られるんだ」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 23:54:24.66 ID:7kleocl1o
2
311 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 00:02:46.61 ID:u1KrsV+w0
タカヨシ「僕は…怒らないよ」

???「…ほんと?」

タカヨシ「ああ、約束するよ」
312 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 00:06:34.56 ID:iiyhVgkw0
???「なんで…お兄さんは…優しいの?」

タカヨシ「なんとなく…かな」

???「不思議…」

タカヨシ「よく言われるよ」

タカヨシ「…お母さんと一緒だと辛くないの?」

タカヨシ(本来は一緒に居て安心できるものだけど)

タカヨシ(この子は違う)

???「痛い…」

タカヨシ「…」

???「一緒だと…痛い」

タカヨシ「だからゲームセンターに?」

???「…」コクッ

タカヨシ「昼間、外に出ててお母さんは心配しないの?」

???「ほとんど…家にかえってこない」

タカヨシ「…ご飯はどうしてるの?」

???「あんまり…食べない」

タカヨシ「…」
313 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 00:10:29.96 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ(胸が痛くなる…)

???「おにいさん…なまえ…は?」

タカヨシ「…タカヨシ」

???「タカ…ヨシ」モジモジ

???「私は…【安価】」

安価↓1謎の少女の名前
314 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 00:45:01.24 ID:iiyhVgkw0
今日は寝ます安価↓
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 00:45:13.91 ID:tPsHQg+A0
流 奏(ナガレ カナデ)
316 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 00:51:18.99 ID:iiyhVgkw0
寝ようと思ったけどちょっと復活します
317 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 00:53:34.60 ID:iiyhVgkw0
???「私は…カナデ…」

???「流 奏(ナガレ カナデ)…」

タカヨシ「よろしく、カナデ」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ(段々と打ち解けてきたような気がする)
318 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 01:03:36.39 ID:iiyhVgkw0
店員「パフェ二つ…お待たせいたしました〜」

タカヨシ「早速食べよう」

カナデ「…」ガツガツガツ…

タカヨシ(相変わらず早いな…しかもすごいがっつき方)

タカヨシ(俺も食べるか…)ムシャムシャ

タカヨシ「美味しいか?」ムシャムシャ

カナデ「…」コクッ

タカヨシ「それは良かった…」

数分後

タカヨシ「ふー、結構な量だった」

カナデ「…」ニコッ

タカヨシ(また笑ってくれたな)

タカヨシ「そう…その顔が一番だ」

カナデ「…」モジモジ//

タカヨシ(顔が赤い…)

タカヨシ「もう遅くなったし、そろそろ帰るか」

カナデ「…」

タカヨシ「カナデも、早く帰った方がいい」

カナデ「おうち…誰もいない」

タカヨシ「そうなのか…お母さんがいないならよかったじゃないか」

カナデ「…いやだ」

タカヨシ「え?」

カナデ「もう…泣きながら寝るの…やだ」

カナデ「ひとりぼっちは…やだ」

カナデ「だから…一緒に…」ギュッ

タカヨシ「で、でもお母さんが帰ってくるんだろ?」

カナデ「…しばらく帰ってこない」ギュッ

カナデ「お兄さんの家…行きたい」ジーッ

タカヨシ(困ったことになった…)

タカヨシ(どうしよう…)

安価↓1

1.「一日だけだぞ」
2.「ダメだ」
3.「…男の人と一緒に居るの怖くないの?」
319 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 01:13:56.63 ID:iiyhVgkw0
おやすみなさい安価↓
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 04:38:59.93 ID:hpX3BdXP0
1
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 09:05:53.19 ID:Oh4dA2TL0
ゲッター線に好かれそうな良い苗字ですな
322 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 09:40:15.79 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ(うぅ…放っておけない…)

タカヨシ「…一日だけだ」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ(なんか引き受けちゃったけど…まあ大丈夫だろう)

タカヨシ「それじゃあ、家に帰ろう」
323 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 09:49:43.80 ID:iiyhVgkw0
――自室 

タカヨシ「自分の家だと思って、くつろいで」ガチャッ

カナデ「ここ…お兄の部屋?」モジモジ

タカヨシ(“おにい”って…まあいいけど)

タカヨシ「そういえば、お風呂はちゃんと入ってるの?」

カナデ「あん…まり」

タカヨシ「じゃあ、交代で風呂に入ろう」

タカヨシ「先に入ってきていいよ、僕待ってるから」

カナデ「…」コクッ

カナデ「…」スタスタスタ・・・

タカヨシ(風呂の場所は予め伝えておいたから大丈夫だろう)

タカヨシ(…しかし、断れ切れなくて女の子を家に泊めるなんて)

タカヨシ(大丈夫なのだろうか?…誘拐と間違われてもおかしくない)

タカヨシ(まあ、一日だけだし、大丈夫だろう)
324 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 10:04:26.42 ID:iiyhVgkw0
数分後

タカヨシ(…あの色々と不味いタペストリーはどう処分しようか…)

カナデ「…」ガチャッ

タカヨシ「おかえ…り!」クルッ

カナデ「さっぱり…した」

タカヨシ「!…じゃなくて!服は着なきゃ!」//

タカヨシ(やばい…視線を逸らせ…見るんじゃない)

カナデ「…?」

タカヨシ「いや、?じゃなくて…」

タカヨシ「恥ずかしいとか、そういうのあるだろ?」

カナデ「…ない」

カナデ「お兄なら…大丈夫」

タカヨシ「僕ならって…」

カナデ「…」ギューッ

タカヨシ「ちょ、ちょっと!」

タカヨシ「抱き着いちゃダメだって!」

カナデ「…!」

カナデ「…ご、ごめんなさい」シクシク

タカヨシ(やってしまった…)

タカヨシ「…怒った訳じゃないんだ」

カナデ「そ、そうなの?」モジモジ

タカヨシ「ああ、ちょっとびっくりしただけ」

タカヨシ「だから別に抱き着いても…」

カナデ「…」ギューッ

タカヨシ(早い!)

タカヨシ「で、でもせめて服は着ようか…」

カナデ「…お、お兄」//

タカヨシ「どうした?」

カナデ「だ…大好き…」//

タカヨシ「へ?」

カナデ「…お、お兄…のことが…すき」//

タカヨシ「」

安価↓1

1.「それは友達としてってことだよね」
2.「それは…恋って意味で?」
3.「はは、はははははは…」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 10:57:13.33 ID:55vhLxMwo
3
326 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 11:03:12.97 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「はは、はははははは…」

タカヨシ(困ったことになったな…)

カナデ「お、お兄は…」

カナデ「私の…こと…すき?」ギュッ//

タカヨシ(なんでこうなってしまうのか)

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ああ、好きだよ」
2.「友達として、好きだよ」
3.「…そういうのは取っておいた方がいいよ」
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 11:09:02.18 ID:Oh4dA2TL0
1
328 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 11:38:51.30 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「ああ、好きだよ」

カナデ「そうし…そうあい」//

タカヨシ「え?」

カナデ「…」ギューッ

カナデ「ねえ…ちゅーって…して」//

タカヨシ(な…ど、どうしようか)

安価↓1

1.キスをする
2.いやダメだ
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 11:48:45.21 ID:Oh4dA2TL0
2
330 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 11:54:06.61 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ(いや、ダメだ)

タカヨシ「…ファーストキスは取っておけ」

カナデ「お兄…ならあげても…いい」
331 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 11:56:40.31 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「…まだ会って少ししか経ってない」

タカヨシ「そんな奴にキスなんてしちゃだめだ」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ(分かってくれたようだ)

カナデ「じゃ…あ」

カナデ「しばらく…したら…してくれるの?」//

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ああ、もちろん」
2.「それは…どうかな」
3.「しない」
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 11:59:33.78 ID:tPsHQg+Ao
2
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 11:59:54.07 ID:Oh4dA2TL0
2
334 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 12:02:47.94 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「それは…どうかな」

カナデ「…待って…る…」//

タカヨシ(…中々厄介なことになったな)

タカヨシ(連れてきたのはいいけど、好かれちゃ困る…)
335 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 12:06:17.73 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ(おっと…もうこんな時間か…)

タカヨシ(そろそろ寝よう)

タカヨシ「それじゃあそろそろ寝よう…」

タカヨシ「そのベッド、使っていい」

カナデ「…」

カナデ「一緒に…寝たい…」//

タカヨシ(ええ…どうしよう…)

安価↓1

1.「仕方…ないか」
2.「…ダメだ」
3.「甘えん坊さんだな」
4.「とりあえず服を着てからだ」
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 12:29:27.53 ID:Oh4dA2TL0
4
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 12:32:18.15 ID:55vhLxMwo
さーて何股までいくかなー?
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 12:34:29.24 ID:tPsHQg+Ao
屋根裏のゴミチャレンジ
339 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 12:58:40.89 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「とりあえず服を着てからだ」

タカヨシ「ほら、俺のワイシャツだけど…これ着て」

カナデ「…」コクッ

カナデ「これ…お兄の…匂い」//

タカヨシ(…調子狂うな)
340 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 13:02:30.77 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ(まあ…一緒に寝るくらい大目にみてやろう)

タカヨシ「それじゃあ、電気消すぞ」

カナデ「…」バッ

タカヨシ(は、速い。すごい速さでベッドに寝たぞ)

ピッ

タカヨシ(はあ…俺も寝るか)ガサゴソ

タカヨシ「…」

カナデ「…」//

タカヨシ「…」

カナデ「お兄の…ぬくもり…」//

カナデ「あった…かい」スヤスヤ

タカヨシ(もう寝たのか…)

タカヨシ(寝顔…可愛いな…)
341 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 13:06:51.10 ID:iiyhVgkw0
――自室 【火曜日】

タカヨシ「う…うぅ…」

カナデ「…」ユサユサ

タカヨシ「カナデ…か。おはよう…」

タカヨシ(今日は起こしてもらったおかげで早く起きられた)

タカヨシ(カナデを帰してから学校に向かおう)

カナデ「ねえ…お兄」モジモジ

タカヨシ「なんだ?」

カナデ「また…一緒に…しようね」//

タカヨシ「!?」

タカヨシ(寝ている間に何があった)

タカヨシ(ま、まあ何もないだろう)
342 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 13:12:19.32 ID:iiyhVgkw0
――リビング

ニュース「速報です…先日、野中容疑者32歳が〜警察署に出頭したのことです」

ニュース「…複数回犯行を行ったと供述しており、現在調査中とのことです」

タカヨシ(終わった…か)

タカヨシ(キヤマさんのご両親が生き返ることはないけど)

タカヨシ(一矢報いることはできたと思う)

タカヨシ(さて、学校に行くか)

――担帝学園 昼休み

タカヨシ(よし、昼ご飯を食べよう)

ミカ「タカヨシー!」

タカヨシ「ミカか…どうした?」

ミカ「やったわね!…ノナカのニュースみた?」

タカヨシ「ああ…これでキヤマさんも…」

ミカ「ええ、きっと…報われるわ」

ミカ「…それより」

ミカ「タカヨシ…いい“石鹸の香り”がするわね」

タカヨシ「!?」

タカヨシ(選択肢には気を付けなければ)

安価↓1

1.「…最近、石鹸を変えたんだ」
2.「そうか?…思い当たる節はないが」
3.「気のせいだ」
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 15:06:41.03 ID:MUlEpqZBO
1
344 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 16:05:12.57 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「最近石鹸を変えたんだ」

ミカ「そうなの?…どうりでいい匂いがすると思った!」

ミカ「意外と、そういうのに気を遣ってるのね」

タカヨシ「…お前に匂いを嗅がれた日からかな」

ミカ「ふふっ、あったわねそんなこと」

ミカ「それじゃあ、私は委員会の仕事があるから」

タカヨシ「ああ、またな」

タカヨシ(ちょっと怪しまれたが、うまく誤魔化せた)
345 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 16:07:45.75 ID:iiyhVgkw0
――担帝学園 放課後

タカヨシ(さて、放課後か…)

タカヨシ(何をしようか)

安価↓1

1.用務員室に行く(キヤマイベント)
2.ゲームセンターに行く(カナデイベント)
3.図書室に行く(トモヤイベント)
4.ミカの家に行く(ミカイベント)
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 16:29:03.44 ID:tPsHQg+Ao
1
347 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 16:45:38.19 ID:iiyhVgkw0
ちょっと離席します>>346採用
348 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 17:11:00.63 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ(事件が終わった後だし…キヤマさんに会いに行こう)

――担帝学園 用務員室

タカヨシ「キヤマさんいますか?」コンコン

キヤマ「は、入っていいわ〜」

タカヨシ「失礼します」ガチャッ

キヤマ「た、タカヨシ君…」

キヤマ「その…何てお礼を言ったらいいか…」

タカヨシ「いえ、いいんです」

タカヨシ「僕たちは…キヤマさんのためになればと思って」

タカヨシ「自分たちから進んでやったことなんで」

タカヨシ「お礼は…いらないです」
349 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 17:13:25.09 ID:iiyhVgkw0
キヤマ「でもなんで…私なんかのために」

キヤマ「そこまでしてくれたの?」

タカヨシ「」

安価↓1 三番の空欄はセリフ採用

1.「キヤマさんのことが…」※恋愛フラグ
2.「何となく…です」
3.「        」
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 17:26:47.11 ID:hpX3BdXP0
3.「これからもキヤマさんと学園で会いたいし、死んでほしくなかったからです」
351 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 17:37:51.97 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「これからもキヤマさんと学園で会いたいし、死んでほしくなかったからです」

キヤマ「会い…たい…た、タカヨシ君…」

キヤマ「…君って、優しいわね…私が今まであってきた人の中でも一番」

キヤマ「私なんかの傍に来てくれて、いつも親身になって話を聞いてくれた」

キヤマ「それで、いつも笑ってくれた」

キヤマ「あなたが何とかして見せるって言ってくれた日の事よく覚えてる」

キヤマ「…あの日の真っすぐな目…今でも忘れていないわ」

タカヨシ「なんか、言われると恥ずかしいです」

キヤマ「ご、ゴメンね!…つい、抑えてた気持ちが溢れちゃって…」ポロポロ

タカヨシ(キヤマさんは泣いている…)

タカヨシ「」

安価↓1 四番の空欄はセリフ採用

1.「僕はいつでもキヤマさんの傍にいますよ」♡
2.抱き寄せる ♡
3.「本当に…真実が見つかってよかった」
4.「       」
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 18:06:12.83 ID:hpX3BdXP0
3
353 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 18:20:57.24 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「本当に…真実が見つかってよかった」

キヤマ「その真実に…私は救われたのね…」

キヤマ「それより、私何かお礼しないと…」

タカヨシ「」

安価↓1※頼む場合はその内容も

1.頼む
2.遠慮する
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 18:39:54.66 ID:W++GEjONo
1
手料理食べたい
355 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 18:47:59.88 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「そ、それじゃあ…」

キヤマ「なになに?何でも言って!」

タカヨシ「キヤマさんの手料理が食べたいです」

キヤマ「私の…手料理?」

タカヨシ「…だめ、ですか?」

キヤマ「もちろんいいわ!それじゃあちょっと買い出しに行ってくる!」

キヤマ「…タカヨシ君も、来る?」

タカヨシ(どうしようか…)

安価↓1

1.行く
2.ここで待つ
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 19:08:32.85 ID:hpX3BdXP0
2
357 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 19:11:04.63 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「僕は…ここで待ちます」

キヤマ「あらそう?…じゃあ買いに行ってくるわね!」
358 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 19:15:27.22 ID:iiyhVgkw0


タカヨシ(自炊とかしたことないからわかんないけど)

タカヨシ(買い物って結構時間かかるんだなぁ)

ガチャッ

キヤマ「ただいまー!買って来たわ!」

タカヨシ「お帰りなさい」

タカヨシ「それで…何を作る予定なんですか?」

キヤマ「オムライスよ!」

タカヨシ(オムライスかぁ…好きだ)

タカヨシ「大好物です」

キヤマ「それは良かった!」

キヤマ「今作るからちょっと待っててね!」



キヤマ「〜♪」

タカヨシ(キヤマさんは料理を作っている)

タカヨシ(待っている時間は暇だし、何か話しかけてみよう)

タカヨシ「」

安価↓1セリフそのまま採用
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 19:23:58.31 ID:EBwu3i8co
他にも誰かに作ってあげたことあるんですか?
360 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 19:37:22.84 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「他にも誰かに作ってあげたことあるんですか?」

キヤマ「うーんと…そういえばないわ」

タカヨシ「旦那さんとかに作ってあげたりとかは?」

キヤマ「も〜!私独身よ!」

タカヨシ「す、すみません」

キヤマ「い〜の!気にしないで」

タカヨシ(キヤマさんは独身なのか…)

タカヨシ「どうして料理をしようと?」

キヤマ「…それはもちろん、だ、大好きな人の胃袋を掴めたらなぁって」//

タカヨシ「ははっ…なんだかキヤマさんらしくない」

キヤマ「私だって…恋とかそーゆーのはあるのよ!」//

タカヨシ「…いつか、掴めたらいいですね」

タカヨシ「その時は僕も式に呼んでくださいね」

キヤマ「…ふふっ♡」//

タカヨシ「…?」

キヤマ「あっ!ごめんなさい、つい妄想が…」//

タカヨシ「」

安価↓1

1.「キヤマさんのそういうところ、可愛いですね」
2.「なんだかお茶目ですね」
3.「どんな妄想をしてたんですか?」
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 19:38:45.36 ID:hpX3BdXP0
2
362 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 19:47:16.17 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「なんだかお茶目ですね」

キヤマ「…!」

キヤマ「えへへ、照れるなぁ…」//

タカヨシ(褒めていないんだけど…)

キヤマ「…これで良し!できたわ!」コトッ

タカヨシ(すごい!…こんなに食欲をそそられるのは始めてだ)

タカヨシ「すごい…すごくおいしそうです」

キヤマ「うれしいこと言ってくれるわね〜!」

タカヨシ「それじゃあ…いただきます」パクッ

タカヨシ(う、うまい。お店のオムライスに引けを取らない味)

タカヨシ「す、すごい美味しい!」ムシャムシャ

キヤマ「そう言ってくれるなんて、優しいわね!」

キヤマ「…ねえ、タカヨシ君ってもう…」

タカヨシ「…?」

キヤマ「こっちに来てから…女の子とかいるの?」

タカヨシ「女の子…?」

キヤマ「もう言わせないでよ!…ほら、こ、恋人とか!」//

タカヨシ「ゲホッ…」

キヤマ「だ、大丈夫?みず、飲んで!」

タカヨシ「」

安価↓1三番はセリフ採用

1.「いないです」
2.「います」
3「」
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 19:57:20.09 ID:cThOHGr2O
2
364 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 20:10:11.98 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「い、います…」

キヤマ「えーっ!いるの!」

タカヨシ「え、はい…」

キヤマ「ねえねえ…どんな人なの?」

タカヨシ「ま、まあ優しい人…かな」

キヤマ「そーなんだ!…いいなぁ」

タカヨシ「そうですか?」

キヤマ「そうよ!…私も今年で二十三歳、そろそろ…いい年ごろかなーって」

タカヨシ「と、言うと?」

キヤマ「んー?…もちろん、恋人とかケッコンとか…」//

キヤマ「も〜ごめんね!…私もうこんな年なのに恋愛話なんて!」

キヤマ「子どもみたいね!」

タカヨシ「恋愛話は大人でもするんじゃないですか?」

キヤマ「…もうそういうときめきも少なくなってくるよ」

タカヨシ「そうなんですか…」

タカヨシ「オムライス、ご馳走様でした」

キヤマ「いーの!また何時でも来てね!」

タカヨシ「ええ、必ず」ガチャッ



キヤマ(タカヨシ君、もう彼女いるんだね…)

キヤマ(…私ったら何考えてんの!高校生相手に…)

――自室 夜

タカヨシ(サラさん、遅いな)

タカヨシ(今回は長くなりそうだ)

タカヨシ(さてと、夜だけど何をしようか)

安価↓1

1.ミカの家に行く(ミカイベント)
2.本屋に行く(トモヤイベント)
3.ゲームセンターに行く(カナデイベント)
4.繁華街に行く(モリアーティイベント)
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 20:22:53.60 ID:hpX3BdXP0
イッチはsageは外したほうがよくないですか
そうしたらみんな気づくと思いますよ。
番号は 4で
366 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 20:28:34.42 ID:iiyhVgkw0
>>365確かにそうですね ご指摘ありがとうございます!

タカヨシ(そういえばモリアーティ先生はどうしているだろうか)

タカヨシ(前は夜の繁華街にいたから…今日も様子を見に行こう)
367 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 20:33:03.16 ID:iiyhVgkw0
――繁華街

タカヨシ(やはり夜の繁華街は人が多いな…)

タカヨシ(!…あの容姿は…モリアーティ先生!)

モリアーティ「…」キョロキョロ

タカヨシ(先生が今出てきたお店は…“愛情注入ペットショップ♡”)

タカヨシ(どこからどう見てもペットショップじゃないお店だ)

タカヨシ(どうしよう、声をかけようか?)

安価↓1

1.声をかける
2.いや、やめておこう
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 20:44:06.26 ID:cThOHGr2O
1
369 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 21:03:47.56 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ(…声をかけてみるか)

タカヨシ「モリアーティ先生?」

モリアーティ「その声は…タカヨシ君ですね」

タカヨシ「そうです」

タカヨシ「ここで何をされてるんですか?」

モリアーティ「前も言いましたが、一年生の女子を探しているのです」

タカヨシ「順調ですか?」

モリアーティ「…正直なところ、難航しています」

モリアーティ「しかし、驚いたことにさっき入ったペットショップ」

モリアーティ「動物が一匹もいなかったんです」

タカヨシ(そりゃそうだ。ペットショップじゃないからな)

モリアーティ「更に、猫耳のカチューシャをつけた女性に“愛情”を注入されました…」

タカヨシ(この人が言うと、なんか仰々しく聞こえるんだよな…)

モリアーティ「最近のペットショップは不思議ですね…」

タカヨシ「…あれ名前はペットショップですけど」

タカヨシ「実態は猫耳の女の子と触れ合うお店ですよ」

モリアーティ「そうなのですか!」

モリアーティ「タカヨシさんはそういったことに詳しいですね」

タカヨシ(常識程度だけど…)

モリアーティ「…もしよかったら私と一緒に捜してくれませんか?」

モリアーティ「専門家がいると、心強い」

タカヨシ(どうしようか…)

安価↓1

1.協力する
2.やめておこう
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:04:47.39 ID:gyeoioHvo
1
371 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 21:19:16.87 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「先生のお役に立てるのなら…喜んで」

モリアーティ「恩に着ます。それでは、早速調べましょうか…」

タカヨシ「それより先生」

モリアーティ「なんでしょうか?」

タカヨシ「探している女の子ですが…何かあったんですか?」

モリアーティ「…その子が夜に店で働いているという情報が入ったのです」

タカヨシ「!」

モリアーティ「詳しい事情は話せませんが…」

タカヨシ「そうなんですか…」

タカヨシ「それは早く見つけないといけませんね」

タカヨシ(みつける…と言ってもこの辺りは似たような店が多いから調べきれないだろうな…)

モリアーティ「…あのお店を調査してみましょうか」

タカヨシ(…“スナック ラベンダー”…高校生が入っていいのだろうか)

――スナック ラベンダー

モリアーティ「…」ガチャッ

???「あら、いらっしゃい…」

???「まあ、若いコもいらっしゃい」

タカヨシ「どうも…」

モリアーティ「この辺りで女の子を探しているのですが…」

???「そういう話なら…座って、ね?」

モリアーティ「は、はあ…」

タカヨシ(断り切れなかったか)

???「ダンディーなお兄さんは何にするー?」

モリアーティ「スクリュー・ドライバーで…」

???「そこの坊やは?」

タカヨシ「ソフトドリンクで」

???「あら…まさか未成年〜?」

タカヨシ「そうですが…」

???「嬉しい…」

タカヨシ「え?」

???「最近、まーったく若いコ見ないからがっかりしてたの…」

???「だから、今日はサービスしちゃうわ」

タカヨシ「ありがとうございます」

タカヨシ「ところで…お名前は?」

???「私?私は【安価】、よろしく」

スナックのママの名前 安価↓1
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:21:31.72 ID:hpX3BdXP0
柳 麗奈(やなぎ れな)
373 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 21:30:44.41 ID:iiyhVgkw0
ヤナギ「私?私は柳 麗奈(やなぎ れな)、よろしくね」

タカヨシ「僕は…タカヨシです…よろしく」

モリアーティ「それで…この写真の少女に見覚えはありますか?」ピラッ

ヤナギ「…ないわね〜、ごめんなさいね」

モリアーティ「そうですか…ありがとうござ…」

ピリリリリ

タカヨシ(なんだ?着信音か?)

モリアーティ「そろそろ行かないと…」

ヤナギ「あら、男前さんもう行っちゃうの?」

モリアーティ「ええ、次のお店に行こうかと…」

ヤナギ「あら、注文したばっかりなのにぃ…」

モリアーティ「すみません…お代は置いておきますので…」ガチャッ

タカヨシ「ちょっ!」

タカヨシ(モリアーティ先生は逃げるようにして店を出た)

タカヨシ(取り残された僕は一体どうすれば)
374 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 21:37:36.29 ID:iiyhVgkw0
ヤナギ「君と私、二人だけになっちゃったわね…」

ヤナギ「となり、座るわね♡」

タカヨシ「は、はあ…」

ヤナギ「君、結構若いのね。…高校生かしら?」

タカヨシ「…」

ヤナギ「別にいいのよ、条例とか気にしてないから♡」

ヤナギ「若いコなら深夜でも大歓迎!ってね」

タカヨシ(ヤナギさん…見たところ二十代後半くらいか?)

ヤナギ「…ねぇー、さっきから私の顔みてどうしたの?」

タカヨシ「いえ…お若いなーと思って」

ヤナギ「…高校生なのに、うまいわねぇ。何人たぶらかしたのかしら?」

タカヨシ「えっ?」

ヤナギ「君、かなりイケメンだし、かなりの女の子引っかけてるでしょ」

タカヨシ「そんなことは、ないですよ…」

タカヨシ「モテたら苦労しません…」

ヤナギ「じゃーあー」サワッ

タカヨシ「!」

タカヨシ(頬を撫でられている)

ヤナギ「私が食べちゃおっかな〜」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「毒、ありますよ」
2.「美味しくないですよ」
3.「お姉さんなら食べられてもいいかも」
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:51:50.05 ID:cThOHGr2O
2
376 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 22:00:00.36 ID:iiyhVgkw0
タカヨシ「美味しくないですよ」

ヤナギ「あら、そうなのぉ〜?」

タカヨシ「ええ、不味いです」

ヤナギ「確かに…熟してない果物は美味しくないわよねぇ〜」

タカヨシ「いや、熟しても不味いです」

ヤナギ「熟れすぎても美味しくないわねぇ」

ヤナギ「ってことは…」サワツ

ヤナギ「君くらいがちょうど食べごろね…♡」ボソッ

タカヨシ(か、顔が熱い…)

タカヨシ(これ以上はダメだ…)

タカヨシ「それじゃあ、もう夜も更けてきたので」

ヤナギ「え〜帰っちゃうの〜?」

タカヨシ「帰ります」

ヤナギ「分かったわ。また来てね♡」

――自室 水曜日

タカヨシ(ふわああ…いけない遅刻するっ!)

タカヨシ(と思ったら今日は休みだったのを思い出した)

タカヨシ(さて…どうしようか)

安価↓1

1.ミュージアムに調査に行く
2.ミカの家に行く
3.用務員室に行く
4.ゲームセンターに行く
5.本屋に行く
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 22:00:44.28 ID:tPsHQg+Ao
1
378 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 22:14:01.12 ID:Rw/ybIbE0
タカヨシ(今日こそ、ミュージアムの調査に行こう)

タカヨシ(その前に、ミカに召集をかけよう)

379 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 22:14:56.21 ID:Rw/ybIbE0
――市立病院前

タカヨシ「…本当にここでナビが反応したのか?」

ミカ「ええ、ここで“ドクター・ストレンジラブ”って入力すると」

ミカ「ヒットするみたい」

タカヨシ「じゃあ連続殺人犯のストレンジラブは市立病院の人間か?」

ミカ「そうとも限らないわ」

ミカ「外部の人間がここで犯行を行っても、ミュージアムは出現するの」

タカヨシ(つまり殺人が起こった場所でナビが反応するって訳か)

タカヨシ「なるほど…」

ミカ「それじゃあ早速潜入しましょう…」

ケンジ「お、相棒じゃねえか…!」

タカヨシ「け、ケンジ?なんでこんなところに…」

ミカ「不味い…ナビが止められない…」

グワァァァン…

タカヨシ(不味い、ミュージアムにケンジを連れてきてしまった)

ケンジ「な、なんだここ!」

ミカ「落ち着いて…別に危ないところじゃないの」

タカヨシ「ミカの言う通りだ。危ないところだけど…今は落ち着け」

ケンジ「…なんだ?俺は別にパニクってねーぞ」

ミカ「あら、意外と落ち着いてるのね。その長髪とは裏腹に」

ケンジ「あ?長髪は関係ねーだろ!」

タカヨシ「と、とにかくケンジ。僕の後をついてこい、離れたら死ぬぞ」

ケンジ「お、おう。なんだかよく分かんねえけど相棒がそういうなら…」

???「君たち…誰だい?」

ミカ・タカヨシ・ケンジ「!!」

ミカ「あの仮面をつけた男は…」

タカヨシ「…“ドクター・ストレンジラブ”だな」

ストレンジラブ「君たち…僕の名前を知っているのか」

ミカ「ええ、大量殺人鬼“ドクターストレンジラブ”…」

ストレンジラブ「大量殺人なんて!…物騒な事言わないでくれよ」

タカヨシ「何を言っている!…貴様が殺したんだろう!」

ストレンジラブ「殺した…?いえ、彼らはもともと“死んでいた”のです」

ケンジ「な、なんなんだよ…分けわかんねえよ」

ミカ「死んでいたって…どういう事?」

ストレンジラブ「病人…それは生きる価値のない人々。つまり、“死体”なのです」

タカヨシ「くっ!」

ストレンジラブ「その死体を使って何が悪い!…私の作品に生かして何が悪い!」

ストレンジラブ「それによって少なからず役に立てているのだから、私を崇めるべきだ…」

タカヨシ「」

安価↓1 三番はセリフ採用

1.「狂ってる…」
2.「病人だって生きている人間だ!」
3.「 」
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 22:18:01.85 ID:hpX3BdXP0
3.「神にでもなったつもりか、狂人め」
381 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 22:27:28.36 ID:Rw/ybIbE0
タカヨシ「神にでもなったつもりか、狂人め」

ストレンジラブ「何!?」

タカヨシ「貴様は神じゃない狂人だ…人間の生き死にを決める権利なんてない!」

ケンジ「そーだ!…よく分かんねえけど」

ミカ「その通りよ」

ミカ「貴方に人の生死なんて決められない」

ストレンジラブ「私が…神じゃない…」

ストレンジラブ「そんな…あーうるさい!頭の中の声がまた…」

ストレンジラブ「ぐああああああ!」

タカヨシ「な、なんだ!」

ケンジ「あいつの身体…溶けていってるぞ!」



382 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 22:32:17.71 ID:Rw/ybIbE0
離席します…また夜中戻ってくるかもです
383 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/21(土) 23:34:08.72 ID:Rw/ybIbE0
ストレンジラブ・シャドウ「ふううううう…」

タカヨシ(外見が…変わった?)

ストレンジラブ・シャドウ「やっと本来の姿に…なれましたね…」

ケンジ「な、なんだあ…一体どうなってんだよお…」

ミカ「クソッ…変異したわね…」

ストレンジラブ・シャドウ「力が…みなぎってくるウウ!」

ミカ「不味い…!ペルソナッ!」パリン

タカヨシ「僕も…ペルソナ!ホームズっ!」パリン

ケンジ「お、おい二人とも…なんだよそれ…!」

ストレンジラブ・シャドウ「おお、ペルソナが使えるのですね」

ストレンジラブ・シャドウ「ならば、その力、とくと拝見しましょう!」ブゥオン

タカヨシ「ぐうっ!」ドサッ

タカヨシ「…」ズッサー

ミカ「タカヨシ!…」

ストレンジラブ・シャドウ「味方の前に、自分の心配をなさい!」グゥオン

ミカ「あ、頭が…割れそう…」ドサッ

ケンジ「お、おい。お前ら!…大丈夫か!」

ストレンジラブ・シャドウ「…君はペルソナが使えないようですね」

ストレンジラブ・シャドウ「それでは…もう殺してしまいましょう」

???「それでいいのかい?」
384 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 23:51:19.58 ID:Rw/ybIbE0
ケンジ(!…なんだこの声はよお!)

???「目の前で自分を認めてくれた唯一の友達を見殺しにしてもいいのかい?」

ケンジ(バカ言ってんじゃねえよ!…んなのダメに決まってんだろ!)

???「仲間を助けるには力が要る…そうだろ?」

ケンジ(当たり前だ!)

???「いいだろう…僕が手を貸してやろう」

ケンジ「ぐおおおおおっ!」ドクンドクン…

???「これは“契約”だ」

ケンジ「ぐっ…」ドクンドクン

???「人の顔色を伺って生きるのはやめだ」

???「これからは…己で人を操れ」

???「己の信じた世界を創り上げろ!」

ケンジ「ぐあああああああ!」ドクンドクンドクン

???「我は汝、汝は我」

???「人を操る道化師!今こそ己の舞台を創り上げろ!」

ケンジ「はあ…はあ…」

ストレンジラブ・シャドウ「…何かと思えばパニックですか」

ストレンジラブ・シャドウ「仕方ない…楽にしてやりますよぉっ!」ブゥン!

ケンジ「…」キュイン

ストレンジラブ・シャドウ「なっ!弾かれただと?」

ケンジ「…この力があれば」

ケンジ「相棒を守れる!」

ストレンジラブ・シャドウ「ま、まさか!!」

ケンジ「こいっ、ペルソナぁ!…パトリックジェーン!」

ストレンジラブ・シャドウ「ぺ、ペルソナだと!」

ケンジ「マハエイハ!」ブゥォォォン

ストレンジラブ・シャドウ「ぐぅっ…呪怨攻撃か!」

ストレンジラブ・シャドウ「…に、逃げろ!」ダダダッ

ケンジ「ま、待ちやがれ!このサイコパスがぁ!」ダッ

タカヨシ「だ、ダメだケンジ!」

ケンジ「っ!…だけどよ!」

タカヨシ「この先はヤツの狩場だ…単独で行くのは危ない」

タカヨシ「ここは一旦退こう…」

ケンジ「…」

ケンジ「ああ、分かった」
385 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/21(土) 23:57:45.77 ID:Rw/ybIbE0
――カフェ「ムーンライト」

タカヨシ「ケンジのお陰で何とか生き延びられた」

タカヨシ「ありがとう…」

ケンジ「礼はいらねぇよ。だけど、まだ信じらんねえ」

ミカ「…あのミュージアムと“ペルソナ”でしょ?」

ケンジ「ああ。あんな非現実的なもんがあっていいのかよ」

タカヨシ「僕たちにも詳しくは分からないが」

ケンジにミュージアムやシャドウについて説明した。

ケンジ「言われても…信じらんねえよ」

タカヨシ「まあ、そうだろうな」

タカヨシ「だけど、しばらくは細かいことを考えずに手伝ってくれないか?」

ケンジ「それは構わねえ。相棒のためなら何でもやるぜ」

ミカ「へえ、相棒ねぇ…」

ケンジ「…なんか文句あんのかよ?」

ミカ「いーや、べーつに」

ケンジ「そういえば相棒、」

タカヨシ「なんだ?」

ケンジ「おまえ、こんな“不思議ちゃん”とつるんでたのかよ…」

ミカ「ちょっと!…不思議ちゃんじゃなくてミカよ!」

タカヨシ「ああ、この不思議ちゃんとつるんでた」

ミカ「タカヨシまで!」

ケンジ「へー。お前、他のクラスでなんて呼ばれてるか知ってんのか?」

ミカ「…知らないわ」

ケンジ「マッドサイエンティストとか…魔女とか…」

ミカ「あー!もういいわ。貴方だってあだ名…」

ケンジ「うっせ!おめーのよりマシだよ!」

タカヨシ(二人で言い争いが始まった)

タカヨシ(そっとしておこう)
386 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 00:00:12.23 ID:dQx5nWsL0
――自室 夜
タカヨシ(もう夜か…)

タカヨシ(何をしようかな…)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.用務員室に行く
3.ゲームセンターに行く
4.スナックに行く
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 00:18:22.45 ID:GS2UtvYj0
2
388 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 00:23:51.99 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(キヤマさん…どうしてるかな)

タカヨシ(用務員室に行ってみよう)

――担帝学園 用務員室

タカヨシ「あのー」コンコン

ダッダッダッ

タカヨシ(中からすごい足音が聞こえてくる)

キヤマ「タカヨシくん!」ガチャッ

タカヨシ「き、キヤマさん」

タカヨシ「今大丈夫ですか?」

キヤマ「もちろん!ささ、入って!」グイグイ
389 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 00:30:38.63 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(…用務員室に連れ込まれてしまった)

キヤマ「また私に会いに来てくれたのね!」

タカヨシ「まあ…」

キヤマ「嬉しいッ!」ギュッ

タカヨシ「ちょ、ちょっと」

キヤマ「あら、ごめんなさい」ギュウギュウ

タカヨシ(謝っても抱き着くのはやめないのか)

タカヨシ「なんだか今日は調子が良さそうですね」

キヤマ「そ、そっかなー?」ソワソワ

タカヨシ「何かいいことがあったんですね…よかったです」

キヤマ「へへ、ありがとう…」//

キヤマ「…ゴメンね、部屋ちょっと暗くて」

タカヨシ「これくらいの明るさがちょうどいいです」

キヤマ「それならよかった!」

タカヨシ「…」

キヤマ「…」

キヤマ「そういえば…なんだけど」

タカヨシ「?」

キヤマ「…彼女さんとはうまくいってる?」

タカヨシ「ぼちぼちってところです」

キヤマ「そっそうなの、自信なさげね…」

タカヨシ「」

安価↓1三番はセリフ採用

1.「キヤマさんはどうなんですか?」
2.「彼氏は?」
3.「      」
390 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/22(日) 00:39:42.81 ID:dQx5nWsL0
そろそろ寝ます安価↓
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 00:52:39.87 ID:GS2UtvYj0
392 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 11:12:39.59 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「キヤマさんはどうなんですか?」

キヤマ「えっ!…私!?」

タカヨシ「どうなんです?」

キヤマ「えーっと…私はねぇ…♡」

キヤマ「あーっ!やっぱり何でもないわ!」

タカヨシ(何か隠している…)

タカヨシ(問い詰めてみようか…?)

安価↓1

1.問い詰める
2.やめておこう
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 11:50:32.00 ID:oPYnMCGn0
394 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 12:01:14.53 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(問い詰めてみよう)

タカヨシ「教えてくださいよ、キヤマさん」

キヤマ「えっ!でも、恥ずかしいし…」//

タカヨシ「こう見えても、口が堅いんでご安心を」

キヤマ「…べ、別にそれなら大丈夫かな」

キヤマ「…私ね、やっぱり自分がおかしいと思うの」

タカヨシ「…?」

キヤマ「あっ!そのね、おかしいっていうのは…」//

キヤマ「…と、年下の人のことが好きになったみたいなの」//

タカヨシ「別におかしなことじゃないと思うんですが」

キヤマ「そ、そう言ってくれて安心したわ!」

タカヨシ(変なところで心配してるな…)

タカヨシ「それで、その年下の人って誰なんですか?」

キヤマ「…!」//

タカヨシ(なんだかこれ以上聞くと…)

タカヨシ(聞いてみるか?)

安価↓1

1.聞く
2,…やめておこう
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 12:12:49.29 ID:JiDXSrK70
2
396 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 12:23:47.87 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「…それは聞かないでおきましょう」

キヤマ「そ、そうして頂戴!」//

タカヨシ「…今日は突然お邪魔してすみませんでした」

キヤマ「いいの!気にしないで!」//

タカヨシ「それじゃあ…」ガチャッ

キヤマ「ま、またねっ!」//

キヤマ「…」//カァーッ

キヤマ(タカヨシ君…)

キヤマ(ダメよ私!何考えてるの)ポーッ
397 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 12:28:13.31 ID:dQx5nWsL0
――自室 【木曜日】

タカヨシ(ふわあ…眠い…)

タカヨシ(今日は少し早起きできたな…)

――担帝学園 昼休み

ミカ「タカヨシー!」

タカヨシ「…ミカか」

ミカ「お昼…一緒に食べない?」//

タカヨシ(どうしようか)

安価↓1

1.一緒に食べる
2.一人で食べたい気分だ
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 12:34:08.40 ID:D8PTEKADO
1
399 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 12:39:38.89 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「ああ、食べよう」

ミカ「やったー!」//

ミカ「それじゃあ…いつもの場所行きましょ」//

――担帝学園 屋上

タカヨシ「だからここは立ち入り禁止…」

ミカ「いいの!誰も見てないから…別になんにも言われないわよ」

タカヨシ「それより…なんでこんなところで食べるんだ?」

ミカ「…だってそれは」

タカヨシ(ミカの表情が曇った…)

ミカ「私…変な噂とかあだ名とかあるし」

ミカ「そんな奴と…付き合ってるとか知られたら…」

ミカ「タカヨシが…」

タカヨシ「」

安価↓1三番はセリフ採用

1.「なんだそんなことか」
2.「別に気にしない」
3.「         」
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 12:41:08.10 ID:GS2UtvYj0
1
401 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 12:49:09.05 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「なんだそんなことか」

ミカ「えっ?」

タカヨシ「そんな心配する必要はない」

タカヨシ「僕は誰になんと言われようと、ミカが好きだから」

ミカ「…!」//

ミカの信頼を勝ち取れたようだ。

ミカ「タカヨシ…あなたってやっぱり不思議なひと♡」//

タカヨシ「前も言われた」

ミカ「でも、すごく優しい…」ギュッ

タカヨシ(ミカが抱き着いてきた)

ミカ「ねえ、また頭撫でてよ…♡」//

タカヨシ(…どうする?)

安価↓1

1.撫でる
2.キスをする
3.いや、ダメだ
4.放っておく
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 12:53:15.43 ID:JiDXSrK70
2
403 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 13:03:46.80 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(…)

タカヨシ「ああ、いいぞ…」グイッ

ミカ「ちょ、ちょっとそれって撫でるんじゃなくて…むぅ♡」//

タカヨシ「…」

ミカ「…!ぷはっ…もう、欲張りね♡」//

ミカ「でも、そういうところ嫌いじゃないかも」//

タカヨシ「それはよかった」

ミカ「…それじゃ、お弁当たべよっか」//

ミカと特別な時間を過ごした。
404 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 13:05:00.79 ID:dQx5nWsL0
――担帝学園 放課後

タカヨシ(授業もつまらなくなってきた)

タカヨシ(予習も終わっているし、もう聞かなくてもいいだろう)

タカヨシ(さて、どうしようか)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.図書室に行く
4.用務員室に行く
405 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/22(日) 13:06:23.67 ID:dQx5nWsL0
離席します安価↓
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 13:12:01.31 ID:D8PTEKADO
2
407 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/22(日) 14:40:49.78 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(ゲームセンターに憂さ晴らしでもしに行こう)

――ゲームセンター

タカヨシ(さてと…今日はなんのゲームを)

カナデ「…お兄」ギュッ

タカヨシ「うわっ!…びっくりした」

タカヨシ(いつの間に背後に…)

タカヨシ「今日も、ゲームやるか」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ「何やりたい?」

カナデ「…」ジーッ

タカヨシ(視線からすると…シューティングゲームか)

タカヨシ(しかし、喋るのか喋らないのかはっきりしてくれ…)

――ゲームセンター シューティングゲームコーナー

カナデ「…」バンバンバン…

タカヨシ(物凄い反射神経だ!とても真似できない)

タカヨシ「カナデ、このゲーム上手なんだね」

カナデ「…」バンバン…

タカヨシ(そして物凄い集中力)

数分後

タカヨシ(すごい…カナデのスコアは全国ランキングトップだ)

タカヨシ(一方で僕は…下の下)

タカヨシ「ゲーム、上手なんだね」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ「…ゲームも楽しんだことだし」

タカヨシ(どうしようか)

安価↓1

1.一緒にご飯を食べる
2.今日は解散する
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 14:44:54.25 ID:GS2UtvYj0
409 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 15:01:26.67 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「また一緒にご飯食べるか」

カナデ「…」コクッコクッ

――ファミリーレストラン「ジャオニーズ」

タカヨシ(またカナデとファミレスに来た)

タカヨシ「ファミレスばっかりだけど、飽きない?」

カナデ「…」コクッ

カナデ「お、お兄と一緒…なら」//

タカヨシ「それは良かった」

タカヨシ「何食べたい?」

カナデ「…」ジーッ

タカヨシ(相変わらず視線で示すのか…今日はスパゲッティだな)

タカヨシ「たらこスパゲッティだな?」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ「じゃあ、僕もそれにしよう」

店員「ご注文お決まりでしょうか?」

タカヨシ「ええと…たらこスパゲッティ二つで」

店員「かしこまりました〜」

タカヨシ(相変わらず髪はボサボサだな…)

カナデ「…」モジモジ

タカヨシ「なあ…」

タカヨシ「友達とか…いる?」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ「それは良かった…ちなみにどんな人なの?」

カナデ「お、お兄…」//

タカヨシ「え、僕?」

カナデ「う、うん…」//

タカヨシ「はは、他の人かと思ってた」

カナデ「お兄は…私と友達だと…思ってるの?」//

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ああ、もちろん」
2.「それ以上だ」
3.「カナデと僕は親友だ」
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 15:10:58.48 ID:m7eJYqDIo
1
411 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 15:21:07.33 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「ああ、もちろん」

カナデ「えへ…えへへ」ニヤァ//

タカヨシ(不気味な笑い方だ…けど別に不快じゃない)

タカヨシ(滅多に笑ってくれないからか?)

店員「お待たせしました…」コトッ

タカヨシ「それじゃあ、早速食べるか」

カナデ「…」コクッ

カナデと食事を楽しんだ。

――繁華街

タカヨシ「スパゲッティ、美味しかったな」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ(カナデも満足したみたいだし、よかった)

カナデ「…!」ダッ

タカヨシ「ちょ、か、カナデ?」

タカヨシ(急に走り出したぞ…!)

――ゲームショップ 前

カナデ「…」ボーッ

タカヨシ(どこかと思えば、ゲームショップか…)

タカヨシ(ショーケースに張り付いたまま微動だにしない…)

タカヨシ(何を見ているんだ…?)

カナデ「…わぁ」ジーッ

タカヨシ(…新しく発売した携帯ゲーム機か)

タカヨシ(欲しいのかな)

タカヨシ(最近はミュージアムのシャドウを倒しているから、お金には余裕がある)

タカヨシ(二万円か…どうしよう?)

安価↓1

1.買ってあげる
2.やめておこう
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 15:22:47.69 ID:GS2UtvYj0
1
413 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 15:33:54.74 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(今ならゲームソフトもついてお得…か)

タカヨシ(カナデのためだ、買ってあげよう)タッタッ

カナデ「…?」

数分後

店員「あざっしたー」

タカヨシ(あの価格、消費税込みじゃないのか)

タカヨシ(してやられた…)

タカヨシ「カナデ、ちょっとカフェに寄るぞ」

カナデ「…?」コクッ

――カフェ「ムーンライト」

カナデ「…」チラチラ

タカヨシ(カナデが不思議そうに買い物袋を見ている)

タカヨシ(そろそろ渡してあげよう)

タカヨシ「これなんだと思う?」

カナデ「分からない…」

タカヨシ「…」ガサゴソ

カナデ「…!」

タカヨシ「さっきショーケースにあったゲーム機だ!」

カナデ「わぁ…」ジーッ

タカヨシ「…大事に使えよ」

カナデ「えっ…?」

タカヨシ「プレゼントだ。僕から、カナデに」

カナデ「…!」

カナデ「…」オロオロ

タカヨシ(なんだか落ち着いていない様子だ)

カナデ「いい…の?」

タカヨシ「ああ、今更返すって言われても受け取らないぞ」

カナデ「…」バッ

タカヨシ「うわっ!」

カナデ「…」ギューッ

カナデ「お兄…ありがと…」//

タカヨシ「はは、喜んでもらえて何より…」

タカヨシ「それより、ここカフェだから一旦落ち着こうか」

カナデ「…!」

カナデ「うん…」//

カナデ「」ポロポロ

タカヨシ「…!」

タカヨシ(カナデが泣いている…そんなに喜んでもらえるとは思ってなかった)
414 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 15:37:21.68 ID:dQx5nWsL0


タカヨシ「どうだ?電源ついたか?」

カナデ「うん…」コクッ

カナデ「…」カチカチ

タカヨシ(カナデはゲーム機にのめり込んでいる)

タカヨシ(しばらくはそっとしておこう…)

その後、カナデと楽しい時間を過ごした。

――カフェ「ムーンライト」 夜

タカヨシ(もうそろそろ夜か…)

タカヨシ(カナデの門限を心配してたけど…そういえば今お母さん居ないんだよな)

カナデ「…ねえ」モジモジ

タカヨシ「なんだ?」

カナデ「お兄の家…また行っていい?」モジモジ

タカヨシ(どうしようか…夜はカナデと過ごそうか)

安価↓1

1.そうしよう
2.やめておこう
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 15:42:46.33 ID:JiDXSrK70
1
416 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 15:51:21.97 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(夜はカナデと過ごすか)

タカヨシ「ああ、いいよ」

――自室 夜

タカヨシ(カナデは新しいゲーム機に夢中の様だ)

カナデ「…」ニコッ

タカヨシ(カナデの笑顔を見ると…なんだかほっこりするな)

カナデ「…」パタン

カナデ「…」タッタッ

タカヨシ「どうしたの?」

カナデ「…」ギューッ

タカヨシ「…本当に抱き着くの好きだね」

カナデ「お兄…暖かい…」//

タカヨシ(僕は湯たんぽか…?)

カナデ「…」スリスリ//

タカヨシ(ひょっとすると、僕はこういう仕草に弱いのかもしれない)

安価↓1

1.頭を撫でてやる
2.抱きしめてあげる
3.何もしない
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 15:53:57.39 ID:ROliQkhXO
1
418 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 15:59:57.31 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「」サスサス…

カナデ「…!」//

カナデ「えへへへ…」ニヤァ//

タカヨシ(カナデの目が蕩けてきている)

タカヨシ(そろそろお風呂の時間だ)

タカヨシ「そろそろ風呂にしよう」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ「それじゃあ、先に入っていいよ」

カナデ「…しい」モジモジ

タカヨシ「え?」

カナデ「ひとりじゃ…さびしい」モジモジ

タカヨシ(そんなこと言われてもなあ…)

タカヨシ(どうしたらいいんだ)

安価↓1 三番はご自由に

1.寂しくないように風呂場の前で待つ
2.風呂から上がったら一緒にアイスを食べる
3.
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 16:04:23.36 ID:GS2UtvYj0
2
420 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 16:16:56.31 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(確か冷凍庫にアイスバーがあったはず)

タカヨシ「…風呂から上がったら一緒にアイスバーを食べよう」

カナデ「うん…」コクッ

タカヨシ「だから一人で入れるな?」

カナデ「わかった…」コクッ

数分後

タカヨシ(通販サイト“ミシシッピ”か…ちょっと覗いてみよう)

タカヨシ(へぇ…こんな商品がこの価格!?安い!)カチッカチッ

タカヨシ(あれもこれも、安いなぁ…)

ガチャッ

タカヨシ「?…カナデ上がったか…あ」クルッ

カナデ「うん…」コクッ

タカヨシ「いや、うんじゃなくて服着て」

カナデ「暑いから…いらない」モジモジ

タカヨシ「いや、そういう問題じゃなくてだ…」

カナデ「…?」

タカヨシ「恥じらいとかないのか?」

カナデ「お兄なら…別に」

タカヨシ「僕ならって…」

タカヨシ「たとえ僕でも、女の子としての恥じらいがあった方がいい」

カナデ「わからない…」

カナデ「…」ダッ

カナデ「…」ギュッ

タカヨシ「あーあー、抱き着くのは服着てからにしてよ…」

カナデ「お兄…暖かい」//

タカヨシ「…僕風呂入るね!」ガチャッ

カナデ「あっ…」//

カナデ「…」

カナデ「えへへ…お兄ぃ…♡」ニヤァ

――風呂

タカヨシ(はーっ。カナデはなんでああも大胆なんだろう)

タカヨシ(少しは恥ずかしがってもいいんだけど…)

タカヨシ(まあ考えても無駄か)

タカヨシ(…)

タカヨシ(そろそろ上がるか)ザッパァ
421 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 16:23:37.77 ID:dQx5nWsL0
――自室

カナデ「…」ペロペロ

タカヨシ(カナデは無心でアイスを貪っている…)

タカヨシ「アイス美味しい?」

カナデ「うん…」コクッ

タカヨシ(そういう季節じゃないんだけどなぁ…)

タカヨシ「あ、食べ終わったらそこのゴミ箱に」

カナデ「うん…」ポイッ

カナデ「ね、ねえ…お兄」//

タカヨシ(カナデがすり寄ってきた…)

タカヨシ「なんだ?」

カナデ「なんかお兄といると…幸せ…」//

タカヨシ「それは…よかった」

カナデ「む、胸が…」

タカヨシ「?」

カナデ「胸が…熱くなってる…」//

カナデ「頭も…」//

タカヨシ「…あぁ」

カナデ「お、お兄…」//

タカヨシ(か、顔が近い)//

カナデ「…」

タカヨシ(カナデが目を瞑った…これは…)

安価↓1

1.チャンスだ!
2.いや、冷静になろう
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 16:30:33.47 ID:JiDXSrK70
2
423 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 16:39:33.09 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(…冷静になるんだ)

タカヨシ(その場の感情に流されてはダメだ…)

タカヨシ「…また今度だ」サスサス

カナデ「…うん」コクッ //

タカヨシ(そろそろ夜も更けてきたし、寝よう)

――自室 【金曜日】

タカヨシ(ううぅ…眠い…)

タカヨシ(でも早く行かないと遅刻する…)

カナデを見送った。

――担帝学園 放課後

タカヨシ(終わった…さて、何をしよう)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.用務員室に行く
4.図書室に行く
5.部室に行く
6.勉強する
7.ミュージアムに潜入する
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 16:42:44.72 ID:GS2UtvYj0
5
425 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 16:59:50.59 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(部室に行くか…)

――軽音楽部 部室

タカヨシ「ケンジ、いるか?」ガラガラッ

ケンジ「お、相棒じゃねえか。どうした?」

タカヨシ「いや、別にこれと言って用はないけど、遊びに来た」

ケンジ「そーかよ。ま、お前といると楽しいからいーけどな!」

タカヨシ「はは」

ケンジ「…それより、前のミュージアムってやつ」

ケンジ「今だ信じられねえ。あんなもんが実在するなんて」

タカヨシ「確かに…な」

ケンジ「それに加え、俺の“力”もだ」

タカヨシ「ペルソナの事か…」

ケンジ「そうだ…」

ケンジ「たまに思うんだけどよ、本当に俺が授かっていい力だったのかって」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「よかったと思う」
2.「ダメかな」
3.「…分からない」
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 17:02:04.53 ID:GS2UtvYj0
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 17:09:29.86 ID:JiDXSrK70
1
428 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 17:18:22.34 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「よかったと思う」

ケンジ「そうか?」

タカヨシ「ケンジもいれば心強い」

ケンジ「…なんか照れるじゃねえか」

タカヨシ「ケンジらしくないな」

ケンジ「なっ!俺が照れちゃわりーのかよ…」

タカヨシ「別にそういう訳じゃない」

ケンジ「まーそーだよな。見た目がコレだからな」

タカヨシ「…」コクッ

ケンジ「静かに頷くな!」

ケンジと楽しい時間を過ごした。ケンジとの関係が深まった。

――自室 夜

タカヨシ(ふわぁ…なんだか眠くなってきた)

ピロン

タカヨシ(メール…二件か…)

ミカ『寂しい。暇?』

キヤマ『えーっと…ど、どこか遊びにいこうよ!』

タカヨシ(ミカとキヤマさんからか…どうしようか)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.キヤマさんと待ち合わせる
3.ゲームセンターに行く
4.本屋に行く
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 17:37:57.12 ID:GS2UtvYj0
連取
2
430 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 17:46:00.43 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(なんだこのメールは…キヤマさんだとすぐわかる)

タカヨシ(今日の夜はキヤマさんと過ごそう)

――横浜ランドマークタワー

タカヨシ(待ち合わせ場所はここだけど…)

タカヨシ(…あれ、もしかしてキヤマさんか?)

キヤマ「…」キョロキョロ

タカヨシ「あの…」

キヤマ「タカヨシ君!」ビクッ

タカヨシ「ごめんなさい、驚かせるつもりは…」

キヤマ「いいの!…それより、私が早く来すぎちゃったみたい」

キヤマ「久しぶりのお出かけで、ワクワクしてたから…」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「僕もです」
2.「それじゃあ、行きましょうか」
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 17:50:06.94 ID:JiDXSrK70
2
432 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 18:02:03.48 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「僕もです」

キヤマ「そ、そうなの?」//

キヤマ「嫌がってたらどうしようって心配してたけど…」

タカヨシ「全然、キヤマさんとショッピングなんでワクワクします」

キヤマ「よ、よかったぁ〜」//

どうやらキヤマさんから好感を得られたようだ。

キヤマ「そっ、それにしてもここら辺ってカップル多いね!…」

タカヨシ「ランドマークタワーはデートスポットなんじゃないですか?」

キヤマ「そしたら私たちも…いえ、何でもない!あははは…」//

タカヨシ(今日のキヤマさんはテンションがおかしいな)

キヤマ「あっ!…この服、これから発売なのかぁ」

タカヨシ(キヤマさんはショーウィンドウ伝いに歩いている…)

キヤマ「この服…可愛い!」ワクワク

タカヨシ(これを見ると…なんだか同年代な気がしてくる)

キヤマ「それにしても…」ジロッ

タカヨシ「なっ、なんですか?」

キヤマ「タカヨシ君って高校生って恰好じゃないわね〜」

タカヨシ「そうですか?」

キヤマ「だってワイシャツにノースリーブスーツなんて…大人びてる」

タカヨシ「すみません、ファッションには疎くて…」

キヤマ「その着こなし、素敵だわ!」

タカヨシ「そうですか?」

タカヨシ(あったやつを着てるだけなんだけどなぁ…)

キヤマ「…まあ、タカヨシ君はか、カッコいいから何着ても似合うんだけどね」//

タカヨシ「そうですか…?」

キヤマ「またまたぁ〜!…クラス中からモテてるんでしょ〜」

タカヨシ(まあ奇異な目では見られてるど)

タカヨシ「そうでもないですよ」

キヤマ「タカヨシ君って謙虚よね〜」

キヤマ「でもそこが君のいいところ!」

タカヨシ「は、はあ…」

キヤマ「あっ!あれ見て…!」

キヤマはショーウィンドウに釘づけだ。
433 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 18:04:39.50 ID:dQx5nWsL0
――カフェ「ブラッドムーン」

タカヨシ(やっぱりこっちのカフェはおしゃれだなぁ…)

キヤマ「たっ、タカヨシ君!」//

タカヨシ君「なんですか?」

キヤマ「その…今日はありがとう!」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「こちらこそ…楽しかったです」
2.「キヤマさんと過ごせてよかった」
3.「家にいてもどうせ暇だったんで」
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 18:11:00.20 ID:g/rdbwylO
1
435 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 18:16:27.58 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「こちらこそ…楽しかったです」

キヤマ「そ、それなら良かった!」

キヤマさんは喜んでいる。

キヤマ「…」ズズズ ///

キヤマ「あちちち…」

タカヨシ「勢いよく飲むとやけどしますよ」

キヤマ「けほっ…遅かったみたい…」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「そういうお茶目なところ、可愛いですね」
2.「…キヤマさん本当に彼氏いないんですか?」
3.「もう少し早く教えてればよかったですね」
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 18:19:38.65 ID:JiDXSrK70
3
437 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 18:29:51.34 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「もう少し早く教えてればよかったですね」

キヤマ「い、いいの!多分教えてもらってもやってたと思う…から」///

タカヨシ(キヤマさんは天然なのか?)

キヤマ「それより、タカヨシ君は紅茶派なんだね!」

タカヨシ「そういう訳じゃなくて…コーヒーが苦手なだけです」

キヤマ「なんか飲んでそうだったから意外〜」

タカヨシ(僕は一体どんなイメージなんだ?)

キヤマ「…あのさ」

タカヨシ「…?」

キヤマ「この後、まだ時間ある…?」

タカヨシ(どうだろう…)

安価↓1

1.ある
2.ない
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/22(日) 18:32:13.07 ID:/rNzgY3k0
1
439 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 19:28:34.00 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「ありますよ」

キヤマ「よかったぁ!」

――横浜 みなとみらい

タカヨシ「海沿いを散歩なんて…おしゃれですね」

キヤマ「そ、そうだね」///

タカヨシ「…キヤマさん」

キヤマ「えっ…!」ドクン///

タカヨシ「僕なんかといたら…つまらないんじゃないですか?」

キヤマ「!…どうして?」

タカヨシ「不器用だから気の利いた事も、面白いことも言えないし…」

タカヨシ「今日も…そうだったと思うから」

キヤマ「…でも、タカヨシ君って素直じゃない」

タカヨシ「…」

キヤマ「人一倍優しくて素直で…作り笑いなんて一つもない…」

キヤマ「それって凄く素敵だし、一緒に居てくれて嬉しいと思う」

タカヨシ「…」

キヤマ「真っすぐで、自分の信じたことを曲げないところもね」

キヤマ「…そういう所、羨ましい」

タカヨシ「…」

キヤマ「努力して手に入るモノじゃないもの…」

タカヨシ「そんなに大きなものなんですか?」

キヤマ「ええ、それはもちろん…」

タカヨシ「あんまり実感湧かないですけど」

キヤマ「まあ、まだ若いからね!」

タカヨシ(キヤマさんもあんまり変わらないと思うんだけどなぁ)

キヤマ「ね、ねえ」

タカヨシ「?」

キヤマ「やっぱり私、おかしいわね」///

タカヨシ「なんでですか?」

キヤマ「だ、だって…胸のドキドキが止まらないから…」///

キヤマ「いい年した女がなにやってんだろ!ははは…」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「僕もドキドキしてますよ」♡
2.「そのドキドキ、止める方法知ってますよ(嘘)」♡
3.「…やっぱりキヤマさんは面白い人ですね」
4.「ちょとそこらへんで休みますか?」
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 19:37:34.02 ID:JiDXSrK70
3
441 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 19:47:02.24 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「…やっぱりキヤマさんは面白い人ですね」

キヤマ「そ、そっかな?」///

キヤマ「えへへ、照れるなぁ…」///

タカヨシ(褒めてないんだけどなぁ…)

タカヨシ(そろそろ夜も更けてきたな…)

タカヨシ「そろそろ…帰りますね」

キヤマ「えっ!あっ、あの!」///

タカヨシ「?」

キヤマ「やっぱ、なんでもない!じゃ、じゃあね!」///

タカヨシ「ええ、おやすみなさい」

キヤマとの関係が深まった。キヤマさんは僕に気があるかもしれない?

――自室 【土曜日】

タカヨシ(う、うわあっ!が、学校!…)ドタバタ

タカヨシ(…今日は土曜日だった)

タカヨシ(サラさんまだ帰ってこないのか…)

タカヨシ(その方が何かと都合がいいからいいんだけど)

タカヨシ(今日は何をしようか)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.本屋に行く
4.ミュージアムに侵入する
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 20:13:07.71 ID:GS2UtvYj0
4
443 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 20:30:33.37 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(ストレンジラブ・ミュージアムに侵入しよう)

タカヨシ(その前に、ミカとケンジに集合をかけよう)
444 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 20:52:28.44 ID:dQx5nWsL0
――市立病院前

ケンジ「おう、お前ら早いな!」

ミカ「はぁー。貴方、時計持ってる?」

ケンジ「持ってねーけど…」

タカヨシ「遅刻だ、ケンジ…」

ケンジ「あっ…わりぃ、ちょっと妹の様子を見てきたんだよ」

タカヨシ「それなら仕方ない」

ミカ「そうね」

ミカ「それじゃあ、みんな準備はいい?」

ケンジ「おう、任せろ」

タカヨシ「準備万端だ」

グォォォォォン

――ストレンジラブ・ミュージアム ロビー

ケンジ「いつ見ても不気味な場所だなぁ」

タカヨシ「それじゃあ早くストレンジラブの元へ行こう」

――ストレンジラブ・ミュージアム 二階展示室

シャドウ「敵だ!全員、戦闘態勢!」

ケンジ「来い、パトリックジェーン!」パリーン

タカヨシ「ペルソナ、シキオウジ!」パリン

タカヨシ「タルカジャ!」

ケンジ「サンキュー相棒!」

ケンジ「マハエイハ!」グウォォォォン

シャドウ「ぐううぅっつ」シュゥゥゥゥ

タカヨシ「よし!次に行こう!」

445 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 21:02:45.07 ID:dQx5nWsL0
――ストレンジラブ・ミュージアム 三階特別展示室

タカヨシ(一気に雰囲気が変わった…)

ミカ「ねえ…ここに飾ってある写真って…」

ケンジ「…なんだよコレ」

ストレンジラブ・シャドウ「私の展示室へようこそ」

タカヨシ(!この声は)

ケンジ「殺人鬼のヤローか!どこに居やがる、出てこい!」

ストレンジラブ・シャドウ「すみません…今はスピーカーを通して声をお送りしています」

ストレンジラブ・シャドウ「そこに展示されているのは私の作品に貢献した“死体”の写真…」

ストレンジラブ・シャドウ「…目に涙を浮かべるモノ、発狂するもの…様々でした」

ミカ「…最低ね、あなた」

ストレンジラブ・シャドウ「…なんでそんな表情で写っているかわかりますか?」

タカヨシ「…!」

ストレンジラブ・シャドウ「おお!そのペルソナ使いの青年は気が付いたようですね!」

タカヨシ「残酷すぎる…なんてことをしたんだ…」

ストレンジラブ・シャドウ「そう、ここに映っている全員、“意識がある中”バラバラに切り刻まれたのです!」

ミカ「…!」

ケンジ「…!」

ストレンジラブ・シャドウ「いやー、楽しかった。人の悲鳴や命乞いを聞きながら、肉を切り裂くのはたまらない」

ケンジ「きさまあああああ!」パリン

タカヨシ「ケンジ!落ち着け、ヤツはここにはいない」

ミカ「…この手であなたを地獄の底に葬ってやるわ!」

ストレンジラブ・シャドウ「楽しみですねえ!…待っていますよ…」

タカヨシ「…悔しいが、ここは一旦退こう」
446 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 21:03:15.69 ID:dQx5nWsL0
――カフェ「ムーンライト」

ケンジ「クソッ!あの野郎…ぜってぇ許さねえ」

ミカ「同感」

タカヨシ(あの展示室でのパフォーマンスは挑発だろう)

タカヨシ(あそこで怒りに駆られて進んでいたら、どうなっていたか分からない)

タカヨシ「あれは、僕たちを狂わせるパフォーマンスだ」

ケンジ「パフォーマンスだと?」

タカヨシ「ああ、実際効果的だった」

ケンジ「何がだよ」

タカヨシ「ケンジは怒りで正常な判断が出来なくなってる」

ケンジ「っ!…そうだな」

ミカ「私も…平静を装ってるけど、腸が煮えくり返りそうだった」

タカヨシ「みんな冷静になるんだ」

タカヨシ「怒り任せに動いても、真実は見つからない」

タカヨシ「慎重に探さないと」

ケンジ「…そうだよな」

ケンジ「あー、俺なんだか疲れてきたわ」

ミカ「私も…」

ケンジ「すまねぇ、俺ちょっと先にお暇するわ」

タカヨシ「ああ、お疲れケンジ」

ケンジ「またな、お前ら」カランカラン

ミカ「行っちゃったわね」

タカヨシ「ああ」

タカヨシ「…僕も帰るとしよう」

ミカ「私も…」

――自室 夜

タカヨシ(今日はミュージアムですっかり疲れてしまった)

ピロン

タカヨシ(メール…ミカからだ)

ミカ『…今日の事忘れたいから温泉に行かない?』

タカヨシ(夜はどうしようか…)

安価↓1

1.ミカの誘いに乗る
2.乗らない
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 21:13:07.71 ID:JiDXSrK70
1
448 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 21:29:21.42 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(温泉か…疲れが取れそうだ)

タカヨシ(着替えやタオルを準備してから出発しよう)

――温泉旅館

タカヨシ(ちょっと高級そうな見た目だけど…)

タカヨシ(本当にここであってるのか?)

ミカ「タカヨシ!」

タカヨシ「ミカか」

ミカ「遅れてごめん…」

タカヨシ「僕も丁度今来たところだ」

ミカ「よかった…それじゃあ入りましょ!」

ミカ「ここの温泉、私イチオシのところなの」

タカヨシ「そうなのか…前にも来たことあるのか?」

ミカ「うん、休みに独りで何回かね…」

タカヨシ「温泉ってことは美肌効果とかか?」

ミカ「そう!ここの温泉、とっても肌にいいのよ!」

タカヨシ「そ、そうなんだ…」

女将「あら、ミカちゃんじゃない」

ミカ「こんばんは、お久しぶりです」

女将「…まあ、そちらの彼は…ミカちゃんの…」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「パートナーです」
2.「彼氏です」
3.「従者です」
4.「…ペルソナです」
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 21:42:56.42 ID:KdP6klVCO
2
450 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 22:07:35.74 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「彼氏です」

女将「あら!…ミカちゃんも中々やるわねぇ…」ニヤリ

ミカ「そ、そんなんじゃないです!」///

ミカ「タカヨシも何言ってんの!」///

タカヨシ「正直に答えただけだ」

ミカ「もう!ほんとに融通が利かないんだから…」

女将「仲も良さそうで何よりだわ」フフッ

ミカ「ち、違うんですって…」カァーッ ///

女将「…それじゃあ、お風呂は…予約してたとおりね?」

ミカ「お願いします」

女将「それじゃあ、楽しんできてね…♡」ニヤッ

タカヨシ(なんだ、女将が笑ったような気がする…気のせいか)

――温泉旅館 廊下

タカヨシ(古いけど、綺麗な旅館だ。そこら中に手入れが行き届いてる)

タカヨシ(…一体どこに向かっているのだろうか)

ミカ「タカヨシは温泉久しぶり?」

タカヨシ「ああ、家族で入ったきりだ」

ミカ「そうなんだ…」

ミカ「私は休みによくここに来てたの」

ミカ「家のお風呂は…ユニットバスだから」

タカヨシ(そういえばそうだったな)

タカヨシ「楽しみだ」

ミカ「でしょ?…もうすぐ着くわ」

タカヨシ(大浴場の暖簾が見えてきた)

タカヨシ(男湯、女湯と書かれている)

タカヨシ「それじゃあ、ここでお別れだ」

ミカ「何言ってんの?」

タカヨシ「…大浴場はここじゃないか」

ミカ「“大浴場”はね…私たちのはまだ先よ」

タカヨシ(…?)

451 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 22:08:13.26 ID:dQx5nWsL0
――温泉旅館 客室棟

タカヨシ「ミカ」

ミカ「なに?」

タカヨシ「ここは客室棟だぞ」

ミカ「それがどうしたの?」

タカヨシ「…風呂じゃない」

ミカ「だから、そこは安心して私に付いてきて!」

タカヨシ(安心できない…)

ミカ「…」

ミカ「ここよ!」

タカヨシ(ここは…101号室?…どこからどう見ても客室だ)

タカヨシ「やっぱり温泉じゃ…」

ミカ「それは入ってから言って!」ガチャッ

タカヨシ「!!」

タカヨシ(露天風呂付の客室!?)

タカヨシ「なっ!」

ミカ「じゃじゃーん!すごいでしょ!」

タカヨシ「…そういう事か」

タカヨシ「しかし、どうするんだ?見たところ風呂は一つしか…」

ミカ「もちろん、決まってるでしょ…?」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「いや、分からない」
2.「…なるほどな」
3.「ドッキリだな」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 22:11:35.97 ID:JiDXSrK70
2
453 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 22:26:51.31 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「…なるほどな」

ミカ「…」///

タカヨシ「“一緒に入ろう”って事だな」

ミカ「そ、そぅ…」///

タカヨシ「…分かった」

ミカ「…!」

タカヨシ「入ろう」

ミカ「あ、ありがとう!…」カチャ

タカヨシ(ドアのカギをしめられた…もう逃げられない)

ミカ「じゃあ…早速準備しましょ…!」

タカヨシ(準備…?ただ脱ぐだけに大袈裟だ…)

ミカ「ちょ、ちょっとそっち向いてて!」///

タカヨシ「…分かった」クルッ

タカヨシ(布が畳に落ちる音がする)

タカヨシ(…本当に全部脱いだのか?)

ミカ「も、もういいわよ!」///

タカヨシ「ああ、そうか…」クルッ

ミカ「ちょ、なんの躊躇もなくこっち向くな!」///

タカヨシ(両腕で何とか隠しているが…限界が近そうだ)

ミカ「なにじろじろ見てんのよ…」///

タカヨシ「…よし!」

ミカ「何が“よし”なの!」

ミカ「わ、わわわ私先に入るわ!」

タカヨシ(それじゃあ僕も脱ぐか)

タカヨシ(…せめてタオルはつけようか?)

安価↓1

1.いや、堂々といこう
2.つけよう
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 22:28:17.85 ID:GPu442kxo
2
455 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 22:40:11.85 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ(タオルだけは巻いておこう…)

ミカ「…いいお湯ね」

タカヨシ「待たせた」

ミカ「!」クルッ///

ミカ「ちょ、ちょっと!タオルってずるいわ!」

タカヨシ「?」

タカヨシ「別にずるくないだろ」

ミカ「だ、だって私は…つ、つけてないのに!」///

タカヨシ「だったらつければいい」

ミカ「つけない方が楽だから!」///

タカヨシ「そうなのか」

ミカ「そうよ!」///

タカヨシ「寒くなってきた…隣、入るぞ」チャプッ

ミカ「ち、近い…」///

タカヨシ「…確かにいい湯だ!」

ミカ「でしょ?…私の目に狂いはないわ!」

タカヨシ「肌もぷにぷにしてるし」プニプニ

ミカ「ちょ、私の肌で確認しないで!」///

タカヨシ「僕のは…ぷにぷにしてない」

タカヨシ「それより…星がきれいだ」

ミカ「…ホントだわ」

ミカ「タカヨシって、意外とロマンチストかもね」

タカヨシ「なんでだ?」

ミカ「だって、このシーンで星がきれいなんて…映画みたいじゃない!」

タカヨシ「まあ、そうだな」

ミカ「ね、ねえ…」///

タカヨシ「なんだ?」

ミカ「映画だったらこのシーン、どうなってる…かな?」///

タカヨシ「【安価】シーンだと思う」

安価↓1〜3 最大コンマ採用
456 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 23:25:44.37 ID:dQx5nWsL0
来なさそうなので選択制にしておきます

安価↓1

1.キス
2.ほのぼの
3.いちゃいちゃ
4.真面目な
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 23:34:20.90 ID:GS2UtvYj0
悪い
1
458 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/22(日) 23:42:12.51 ID:dQx5nWsL0
タカヨシ「キスシーンだと思う」グイッ

ミカ「えっ…むぅっ…♡」///

タカヨシ「…」ジュル

タカヨシ(ミカが舌を絡ませてきた…)

ミカ「…♡」レロォ///

タカヨシ「…ぷはっ」

ミカ「…どうだった?♡」///

タカヨシ(危うく意識を持っていかれるところだった)

タカヨシ(引き際は大事だ…)

タカヨシ「とても…よかった」

ミカ「えへへ、本とか読んで勉強したんだぁ♡」///

タカヨシ(勉強熱心でなにより)

タカヨシ「その勉強が実を結んだみたいだな」

ミカ「ねえ…♡」

タカヨシ「?」

ミカ「もっと勉強の成果を披露したいなぁー♡」///

タカヨシ「そ、そこはあんまり触るな…」

ミカ「えー、でもこっちは正直みたい♡」///

タカヨシ(流されたら確実に…また一線を越える)

タカヨシ(どうするか…)

安価↓1

1.流れに身を任せよう
2.抗う!
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 00:15:10.61 ID:Vv5jcO+do
2
460 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/23(月) 00:19:04.43 ID:hFPqDSCS0
すみません今日は終わります
461 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/23(月) 13:03:07.67 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ(流石に温泉旅館では不味い)

タカヨシ「ダメだ…」

ミカ「えー!そんなぁ〜♡」

タカヨシ「…また家に帰ってからしよう」

ミカ「えへへ、恥ずかしがり屋さんなのね」///

タカヨシ(ミカはキスすると制御が効かなくなるタイプだ)

タカヨシ(キスする場所は考えねば)

ミカ「私…熱くなってきた〜」

タカヨシ「それじゃあ、そろそろ上がるか」ザッパァ

ミカ「あ、待って〜私も〜!」

――客室

タカヨシ「いい湯だった」

ミカ「ふふ、そう言ってもらえて嬉しいわ」///

タカヨシ(ミカはすべてをさらけ出している)

ミカ「ねぇ〜、何じろじろ見てんの?♡」

タカヨシ「別にみてない」

ミカ「ウソォ!今“ここ”見てたでしょ…♡」

タカヨシ「い、いや見てない」

ミカ「もーっと近くで見てもいいのよ?♡」///

タカヨシ(…)

安価↓1

1.お言葉に甘えて…
2.な、なにをしてるんだ僕は
462 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/23(月) 13:04:01.68 ID:hFPqDSCS0
すみません多数決に変えます安価↓1〜3
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/23(月) 13:06:04.25 ID:cd4G1bW10
1
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 13:16:38.86 ID:MtgrFwt5o
1
465 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 13:23:08.18 ID:hFPqDSCS0
確定したので進行します

タカヨシ(お言葉に甘えて…)

タカヨシ「…」グイッ

ミカ「…!」///

ミカ「な、なんだか恥ずかしくなってきちゃった…♡」///

タカヨシ「…誘ったのはミカじゃないか」

ミカ「だ、だけどまじまじと見られちゃ…♡」ビクン///

タカヨシ(ぐっ…)

多数決安価↓1〜3

1.押し倒す ♡
2.いや、ダメだ
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 13:33:51.15 ID:5ct7rRVXo
2
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 14:47:23.50 ID:zkkaFCHvo
2
468 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 15:09:21.00 ID:hFPqDSCS0
確定したので進行します

タカヨシ(いや、ダメだ!)

タカヨシ「すまない…」スッ

ミカ「い、いいのよ…♡」///

タカヨシ「…服着るか」

ミカ「そうね…」///



ミカ「くぅー!やっぱり冷たいジュースは最高ね!」

タカヨシ「…」ゴクゴク

タカヨシ(確かに最高だ!)

ミカ「もー、夢中で飲んじゃって」

タカヨシ「ぷはっ…最高だ」

ミカ「でしょ?…タカヨシは分かる男ね!」

タカヨシ(分かる…男?…いや分からない)

ミカ「それより、もう夜も更けてきたし帰りましょっか」

タカヨシ「ああ、今日は誘ってくれてありがとう」

ミカ「いいのよ、また誘うからちゃんと予定空けといてよ!」

タカヨシ「ああ、任せろ」

ミカと特別な時間を過ごした。関係が更に深まった。

――自室 【日曜日】

タカヨシ(昨日の温泉の効能か、疲れを全く感じない)

タカヨシ(さて、今日は何をしよ…ん?)

ピロン

タカヨシ(メール…トモヤからだ)

トモヤ『今日暇ですか?もしよかったら一緒に…』

タカヨシ(ううむ、どうしようか)

安価↓1

1.トモヤにつき合う
2.別のことをする
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 15:15:47.09 ID:RSROe8IFO
1
470 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 15:27:04.07 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ(トモヤにつき合うか…)

――秋葉原

タカヨシ(すごい人の多さだ)

タカヨシ(この中からトモヤを見つけ出すのは難しそ…)

清楚系お姉さん「ねえ、そこの君。今日空いてる〜?」

トモヤ「あわわわ、ゴメンナサイ!空いてないです!」

清楚系お姉さん2「ねえ、このショタ可愛くない?」

清楚系お姉さん「そうね…“食べちゃいたい”くらい♡」

トモヤ「あわわわわわわ…」ソワソワ

タカヨシ(トモヤがショタ好きの女性に狙われている…)

タカヨシ「トモヤ」

トモヤ「あっ!タカヨシ君!」

清楚系お姉さん2「えっ、この子のお友達ー?」

タカヨシ「そうです」

清楚系お姉さん「あら、こっちの子、意外とカッコいいじゃない」

清楚系お姉さん2「ね!思った…どう、私たち暇なんだけどさぁ…」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「うるさいぞ、ビッチ」
2.「男にしか興味ないんで」
3.「僕、キモオタですよ」ニチャァ
4.「お断りします」
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 15:53:11.79 ID:zkkaFCHvo
4
472 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 16:20:02.77 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「お断りします」

清楚系お姉さん「意外とクールなのね…そういう所も好き♡」

清楚系お姉さん2「でも、私達に興味ないって感じじゃん」

清楚系お姉さん「それもそうね…それじゃあまたね♡」

二人組は去っていった…。

トモヤ「あ、ありがとうタカヨシ君…」

タカヨシ「礼はいらないよ。それより今日は何をするつもりだ?」

トモヤ「あっ!まだ言ってなかったね…」

トモヤ「でも、こういうのって言わない方が面白いでしょ!」

タカヨシ「う…うぅん」

トモヤ「だから、実際に見るまでのお楽しみっ!」

タカヨシ(トモヤの目は輝いている)
473 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 16:20:59.30 ID:hFPqDSCS0
――メイド喫茶“キャッツボックス”

タカヨシ(なぜこうなった…)

トモヤ「じゃじゃーん!今日はね、“猫カフェ”に来ました!」

タカヨシ「…お前ペット好きなのか?」

トモヤ「ペット?いや違うよ」

タカヨシ「どういうことだ?」

トモヤ「まま、入って入って…」グイグイ

タカヨシ「ちょ、ちょっ!」

タカヨシ(トモヤに押し込まれてしまった)

店員1「あら、いらっしゃいませニャー!」

タカヨシ(猫…モリアーティ…うっ、頭が…)

店員1「こちらの席にどうぞですニャー!」

トモヤ「えへへ、みんな可愛いね」キョロキョロ

タカヨシ(小学生の見た目して…中身はおじさんだな)

タカヨシ「それで、カフェと言うぐらいだから何か注文するんだろ?」

トモヤ「う、うん!えーっとね…ぼくはオムライスにしようかな!」

タカヨシ(何を頼めばいいか分からない…とりあえず、トモヤと同じのを注文しよう)

店員2「あら、トモヤくんニャー!」ギューッ

トモヤ「わわっ!…ど、どうも」///

店員2「今日も可愛いにゃー!」ナデナデ

トモヤ「えへ、えへへへ…」///

タカヨシ(トモヤはデレている…)

タカヨシ(そっとしておこう)

店員2「そちらのスーツの男の子はトモヤくんの友達にゃん?」

タカヨシ「ええ、そうです」

店員2「ちょっとカッコいいかもにゃ」

タカヨシ「ありがとうございます」

店員2「じゃあ、トモヤくん注文決まったらいつでも言ってにゃん!」

トモヤ「わ、分かりました」ニヤニヤ

タカヨシ(…)

トモヤ「オムライスでお願いします…」///

タカヨシ「僕も同じので」

店員2「かしこまりましたにゃん!」タッタッ

タカヨシ(猫カフェ…ではなくメイド喫茶か)

トモヤ「ど、どうこのお店!」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「意外と面白いかも」
2.「興味深い…」
3.「興味深いかも…にゃん」

474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 17:21:20.10 ID:zkkaFCHvo
2
475 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 17:30:42.65 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「興味深い…」

トモヤ「え?」

タカヨシ「猫耳にメイドに“ニャン”…とても興味深い!」

トモヤ「はは、なんだか真面目なコメントだね」

トモヤ「でもタカヨシ君らしくて好きだな、そういうとこ」

タカヨシ「そうか?」

トモヤ「そうだよ!すごく冷静で、クールで…」

トモヤ「あっそうだ!」

タカヨシ「?」

トモヤ「クールで思い出したんだけど、このお店にもそういう女の子がいるんだ!」

タカヨシ(別にクールを演じてるわけじゃないんだが…)

トモヤ「タカヨシ君指名してみない…?」

タカヨシ「僕じゃなくて、トモヤが指名すればいいじゃないか」

トモヤ「ぼ、僕は“エミちゃん”を指名したいし…それに…」

タカヨシ(トモヤが目を逸らした…何か隠している)

タカヨシ「それに…なんだ?」

トモヤ「ううん、何でもない!とりあえず指名してみない?」

タカヨシ(クール系のメイド…指名しようか?)

安価↓1

1.よし、やろう
2.やめておこう
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 17:38:41.89 ID:J5UNzE4V0
1
477 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 17:47:49.85 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「ああ、そうしよう!」

トモヤ「よ、よかった!」ホッ

タカヨシ(今ホッとしたよな?)

トモヤ「じゃ、じゃあ指名しよう!」

数分後

エミ「トモヤー!元気にしてたかニャー?」ギューッ

トモヤ「え、エミさん!お久しぶりです…」ニヘラ

トモヤ「この人がエミちゃん!…いつも指名してる子なんだ!」

エミ「あらー?こっちのジレベストの男の子は友達にゃ?」

トモヤ「そう!タカヨシ君、最近仲良くなったんだ〜」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「タカヨシです、よろしく」
2.「タカヨシです…にゃん」
3.「…タカヨシ…です」
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 17:57:52.77 ID:7o6fEpk2O
1
479 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 18:06:00.62 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「タカヨシです、よろしく」

エミ「よろしくにゃ!」

トモヤ「それより、タカヨシ君が指名した子って…」

エミ「あ、ああ。今準備中…だにゃん!」

タカヨシ(なんだこの動揺ぶりは…みんな何をそんなに隠しているんだ?)

エミ「あっ、来たにゃ!」

???「…初めまして」

トモヤ「…」

エミ「…」

タカヨシ「…」

タカヨシ(“ニャン”じゃないのか)

トモヤ「え、えーっと。この子がさっき言ってた子だよ!」

タカヨシ(この子って…黒髪に…眼帯?)

タカヨシ(なんだかただならぬオーラを放ってるけど大丈夫か?)

???「【安価】です…よろしく…にゃん」

不愛想眼帯メイドの名前 最大コンマ採用安価↓1〜2 
来なさそうだったら勝手に〆ちゃいます
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 18:09:22.08 ID:rFwJXdOKO
大久保 恵末(おおくぼ えみ)
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 18:23:08.69 ID:J5UNzE4V0
児玉 百合(こだま ゆり)
482 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 18:39:58.09 ID:hFPqDSCS0
コダマ「児玉 百合(こだま ゆり)です…よろしく…にゃん」

エミ「にゃ、にゃんにゃん!」

タカヨシ(エミさん…耐えられなかったか)

エミ「そ、それじゃあトモヤくんの隣失礼しますにゃー!」

トモヤ「う、うん!」

コダマ「隣…座るね」ズイッ

タカヨシ「う、うん」グイッ

タカヨシ「…」

タカヨシ(間近で見ると…結構綺麗な顔立ちだ)

店員1「オムライスお待たせしま…したにゃ〜」アセアセ

タカヨシ(なんだ?あの店員今コダマさんの方を見てびっくりしていた)

エミ「じゃーあー、いつものやってあげるにゃー!」

トモヤ「やったー!」ワクワク

タカヨシ(いつもの…?一体何が始まるんだ)

エミ「ラブラブラブ、ハートにキュンキュン!」

タカヨシ(オムライスにハートを描いている)

エミ「かんせいにゃー!」

トモヤ「うわー!美味しそう!」

コダマ「やる?」

タカヨシ「え?」

コダマ「私たちも、しよっか」

タカヨシ「…」ゴクリ

タカヨシ「」

安価↓1

1.「よろしくにゃんにゃん♡」
2.「ああ、しよう」
3.「頼む」
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 18:46:41.71 ID:7o6fEpk2O
3
484 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 19:02:44.66 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「頼む」

トモヤ(隣の席…ギスギスしてるよぉ…)

コダマ「…いくよ」

コダマ「“ラブラブラブ、ハートにキュンキュン!”」

タカヨシ「…!」

タカヨシ(やらされている感じがにじみ出ている…)

タカヨシ(それに…この絵はなんだ?)

タカヨシ「この絵は?」

コダマ「…血」

タカヨシ「え?」

エミ「?」

トモヤ「?」

コダマ「“血だまり”」

エミとトモヤはそっぽを向いてしまった。…逃げるな。

タカヨシ「ち、血だまり?」

コダマ「ええ」

タカヨシ「…」

コダマ「…」

コダマ「食べないの?」

タカヨシ「え?」

コダマ「食べないの?」

タカヨシ(…血だまりオムライス…本当に血に見えてきた)

タカヨシ「いただきます…」ハムッ

タカヨシ「…」モグモグ

コダマ「…」ジーッ

タカヨシ「う、美味しい…」

コダマ「…よかった」

トモヤ「ね、ねえタカヨシ君!」

タカヨシ「なんだ?」

トモヤ「こ、このお店オプションで“デートプラン”があるんだけど…」

トモヤ「僕はちょっとエミちゃんとデートするつもりで…」

タカヨシ「ほう…」

トモヤ「タカヨシはどうする?」

タカヨシ(コダマと…デート。どうしようか?)

安価↓1

1.そうするか
2.やめる
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 19:21:43.12 ID:J5UNzE4V0
1
486 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 19:31:43.83 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ(…折角だからしてみよう)

タカヨシ「ああ、するよ」

トモヤ「よかった、じゃあ僕たち先に行ってるね〜!」ダッ

タカヨシ「ちょ!…」

タカヨシ(行ってしまった…)

コダマ「…ん」スッ

タカヨシ「へ?」

コダマ「…」グイグイ

タカヨシ(て、手をつなげって事か)

タカヨシ「分かった」

タカヨシ「けど、どこまで行っていいんだ?」

コダマ「別に…制限はない」

タカヨシ(本当にそうかな…)

タカヨシ「それじゃあ…行こうか」

コダマ「分かった…」



タカヨシ「…」

コダマ「…」

タカヨシ(こっちから話かけないと、喋らないだろうな)

タカヨシ「ねえ」

コダマ「…?」

タカヨシ「」

安価↓1四番はご自由に

1.「どれくらいあそこで働いてるの?」
2.「その眼帯…どうしたの?」
3.「…可愛いね」
4.「        」
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/23(月) 19:34:03.55 ID:QluBOb3v0
1
488 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 19:41:23.51 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「どれくらいあそこで働いてるの?」

コダマ「…」

タカヨシ「…」

コダマ「二年…くらい」

タカヨシ「長いな」

タカヨシ「店の中ではかなりベテランなんじゃないか?」

コダマ「…そうね」

タカヨシ「トモヤは良く店に来るのか?」

コダマ「あの子は…よく見る」

コダマ「エミが好きみたい」

タカヨシ(トモヤ、エミさんにデレデレだったもんな)

コダマ「そういえば…」

タカヨシ「何だ?」

コダマ「なんで私なんかを指名したの?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「可愛かったから…かな」
2.「何となくだ」
3.「タイプだったからだ」
4.「…トモヤに勧められて」
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/23(月) 19:47:52.61 ID:QluBOb3v0
1
490 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 20:12:09.60 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「可愛かったから…かな」

コダマ「可愛い?…私が?」

タカヨシ「ああ」

コダマ「あなた…変わってるわね」

タカヨシ「…毎回言われる」

コダマが僕に関心を寄せている。

コダマ「…私を指名するのは物好きなおじさんばっかりなのに」

タカヨシ「僕みたいな若い人とかは指名しないのか?」

コダマ「全然」

タカヨシ「そうなんだ」スッ

コダマ「!」ビクッ

タカヨシ「?」

コダマ「…ごめんなさい、気にしないで」

タカヨシ(僕が手を挙げた時、咄嗟に両手で頭を守った…)

タカヨシ(まさか…)

タカヨシ「…プライベートの話はタブーか?」

コダマ「場合によってはね…」

タカヨシ「コダマさん…今、咄嗟に両手が」

コダマ「…」

タカヨシ「言いにくいけど、誰かに殴られたりしてないか?」

コダマ「…!」

タカヨシ(一瞬左目の瞳孔が開いた)

コダマ「…別に」

タカヨシ(嘘だ。…しかし、今の関係では深いところまで聞き出せない)

タカヨシ(もっと関係を深めなければ)

タカヨシ「なら…いいんだ」

コダマ「…あなた」

コダマ「私と同じ感じがする…」

タカヨシ「どういうことだ?」

コダマ「分からないけど…なんだか悲しそう」

タカヨシ「そうか?」

コダマ「…気にしないで」

タカヨシ(そう言われると気になるんだけど)

タカヨシ(陽も沈んできたな)

タカヨシ「ここらへんで解散しよう」

コダマ「分かった…」

コダマ「またのご利用…お待ちしています…にゃん」

タカヨシ(とってつけたようなニャンだにゃん)

タカヨシ(…しまった)

コダマは僕に関心を寄せている。時間を見付けて、また会いに行こう
491 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 20:13:14.59 ID:hFPqDSCS0
――自室 夜

タカヨシ(トモヤとは流れ解散になった)

タカヨシ(さて…夜だけど何をしようか)

安価↓1

1.ゲームセンターに行く
2.用務員室に行く
3.スナック「ラベンダー」に行く
4.寝る
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 20:15:53.79 ID:Vd7hl40h0
1
493 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 20:23:00.70 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ(しばらくカナデを見ていない)

タカヨシ(ゲームセンターに行ってみよう)

――ゲームセンター

タカヨシ(夜だってのに人が多いな…)

タカヨシ(ベンチに座ってるのは…カナデか?)

タカヨシ(この前買ってあげたゲームを必死にやっている)

タカヨシ「カナデ…」

カナデ「!!」

カナデ「お兄!」ダッ

タカヨシ「あんまり走るなよ、人にぶつかるぞ!」

カナデ「お兄ー!」ギュッ

タカヨシ「久しぶりだな…元気にしてたか?」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ「そりゃよかった…今日は何のゲームがしたい?」

カナデ「…」ジーッ

タカヨシ(喋ればいいのに…視線からすると…ボックス型のホラーゲームか)

タカヨシ「ホラーゲームやりたいのか?」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ「それじゃあ、やろう」
494 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 20:27:44.76 ID:hFPqDSCS0
――ゲームセンター ボックスゲームコーナー

タカヨシ「…」

タカヨシ(中々怖いな)

お化け「ぐわあああああ!」

カナデ「…」ギューッ

タカヨシ(さっきからカナデが抱き着いてくる)



タカヨシ(ふう、何とか耐えたぞ)

カナデ「お兄…」ニヤッ///

タカヨシ(まさか…)

タカヨシ「僕に抱き着くためにこれを選んだな?」

カナデ「…♡」モジモジ///

タカヨシ(やっぱりだ。最初は自意識過剰だと思ってたけど)

タカヨシ「まあいいか。楽しかったし」

タカヨシ(しかし…いつも同じ洋服を着てるな…)

タカヨシ(何か買ってやろうか?)

安価↓1

1.買ってやろう
2.その必要はない
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 20:31:39.25 ID:J5UNzE4V0
1
496 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 20:44:06.52 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ(折角だし、何か買ってあげよう)

タカヨシ「今日はちょっと服を見に行くぞ」

カナデ「…?」

――横浜 ショッピングモール

タカヨシ(かなり遠出してきてしまった…)

タカヨシ(まあここの方がいい服も沢山あるだろう)

カナデ「…」キョロキョロ

タカヨシ「カナデはここに来るの初めてか?」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ「そうなのか…」

タカヨシ「洋服とかに興味はあるのか?」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ(カナデも女の子だもんな…)

カナデ「!!」ダッ

タカヨシ「ちょ、ちょっと」

タカヨシ(カナデがショーウィンドウに吸い寄せられた)

カナデ「わぁー…」ジィーッ

タカヨシ(飾られてるのは…春物のカジュアルなコーデだ…)

店員「いらっしゃいませ〜!」

タカヨシ「あの、試着させたいんですけど…」

カナデ「!」ビクッ

店員「どちらにいたしましょうか?」

タカヨシ「あの表に飾ってあったコーデで…」

店員「かしこまりました〜!」

カナデ「…」アタフタ

タカヨシ(頑張って来いよ、カナデ)
497 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 20:46:02.19 ID:hFPqDSCS0


タカヨシ(相変わらず仕事終わりのカップルばかりだな…)

店員「お待たせいたしました〜!」

カナデ「…」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「似合ってる」
2.「一段と可愛くなったな」
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 20:54:45.51 ID:kDnLTvRUO
1
499 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 21:01:52.10 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「似合ってる」

店員「ええ、とても似合ってます!」

カナデ「…」モジモジ///

タカヨシ「それ、全部買います」

店員「ありがとうございます!…お会計はこちらになります」

タカヨシ「…!」

タカヨシ「…」



店員「ありがとうございました〜!」

タカヨシ(心なしか財布が軽くなった。よし)

カナデ「…」ギュッ///

タカヨシ(カナデの幸せが買えるなら、安いか…)

タカヨシ「気に入ったか?」

カナデ「…」コクッコクッ///

タカヨシ「それは良かった」

カナデ「こう…やってると」

カナデ「デート…してるみたい…」ニコッ///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「半分デートみたいなもんだ」♡
2.「そんなことない」
3.「そうか?」
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 21:26:44.72 ID:kDnLTvRUO
3
501 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 21:39:53.74 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「そうか?」

カナデ「…うん」///

タカヨシ「でもカナデ、デートしたことないんじゃ?」

カナデ「…そうだけど」

カナデ「テレビ…でみた」///

カナデ「こ、こんな感じで…手をつないで」///

ギュッ

タカヨシ(全くそういうテレビを見ないから)

タカヨシ(どんな特集をやってるか分からないけど…)

タカヨシ「今日は…楽しかったか?」

カナデ「…」コクッ///

カナデ「こ…今度は…本物のデートできる…かな?」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ああ、きっとできる」
2.「…多分な」
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 21:44:13.55 ID:Vd7hl40h0
1
503 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 21:51:25.12 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「ああ、きっとできる」

カナデ「…!」ギューッ///

カナデ「そ、それって…つき…」///

タカヨシ「…?」

カナデ「つき合ってる…ってこと?」ドキドキ///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ああ」♡
2.「どうかな?」
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 21:56:37.51 ID:oWwk7kld0
1
505 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 22:09:06.98 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「ああ」

カナデ「ぅー!!」///

タカヨシ(カナデが変なうめき声をあげている)

カナデと特別な関係になった。

タカヨシ(ミカとカナデ…完全に二股だ)

タカヨシ(もうこうなってしまったら、二も三も四も関係ないんじゃ…?)

???「屋根裏……ゴミがぁ!」

タカヨシ(うっ…なんだ…誰が話しているんだ…)グッ

???「…パンケーキ」

タカヨシ「うっ…」

カナデ「だ…だい…じょうぶ?」サスサス

タカヨシ(なんだったんだ今のは…)

タカヨシ「ああ、大丈夫だ」

カナデ「えへへ…お兄♡」ギュッ///

タカヨシ(夜も更けてきたな…)

タカヨシ(そういえば…近くのビルから夜景が見れたはず…)

タカヨシ(寄っていこうか?)

安価↓1

1.そうしよう
2.いや、やめておこう
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 22:11:51.88 ID:J5UNzE4V0
2
507 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 22:16:54.61 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ(今日はもう遅いし、やめておこう)

タカヨシ「そろそろ帰るか」

カナデ「…」コクッ///

カナデと特別な時間を過ごした。

――自室 【月曜日】

タカヨシ(うわぁっ!…寝坊…じゃなかった)

タカヨシ(何とか間に合いそうだな)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(授業はもう受けなくていいような気がしてきた…)

タカヨシ(さて、今日はどうしようか?)

安価↓1

1.メイド喫茶に行く
2.用務員室に行く
3.図書室に行く
4.ゲームセンターに行く
5.ミカの家に行く
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 22:19:18.59 ID:kDnLTvRUO
3
509 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 22:30:19.73 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ(図書室にでも行くか…)

――担帝学園 図書室

タカヨシ(…やっぱり静かだ)

タカヨシ(ここなら落ち着いて本が読めそうだ)

トモヤ「あっ!タカヨシ君」

タカヨシ(そうだ、トモヤがいるんだった…)

トモヤ「読書?」

タカヨシ「の、つもりだったがやめた」

トモヤ「あっ、ゴメン。邪魔しちゃったね」

タカヨシ「大丈夫だ」

トモヤ「それなら良かった…ここで話すのもなんだし、場所変えよう」

タカヨシ「ああ」

――担帝学園 二年ラウンジ

トモヤ「これ、どうぞ!」

タカヨシ「すまない」

トモヤ「…そういえば、この前付き合ってくれてありがとう!」

タカヨシ「ああ、また何時でも呼んでくれ」

トモヤ「そうするよ!…そうだ」

トモヤ「…」ガサゴソ

タカヨシ(トモヤがバッグの中を漁っている)

トモヤ「…あった!」

トモヤ「これ、あげるよ」ジャラ

タカヨシ「これは…なんだ?」

トモヤ「“弾丸少女 バレットガールズ”の、フルメタルジャケットちゃんだよ!」

タカヨシ(何とかというキャラのキーホルダーだ)

トモヤ「間違えて、二つ買っちゃって…」

タカヨシ「ありがとう、大事にするよ」

トモヤ「喜んでもらえてよかった!」

トモヤと楽しい時間を過ごした。
510 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 22:32:34.77 ID:hFPqDSCS0
――自室 夜

タカヨシ(今日の予習はこれくらいでいいだろう…)

タカヨシ(さて、何をしようか)

安価↓1

1.メイド喫茶に行く
2.ゲームセンターに行く
3.用務員室に行く
4.スナック「ラベンダー」に行く
5.ミカの家に行く
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 22:41:29.23 ID:J5UNzE4V0
4
512 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 22:54:18.32 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ(今日は“ラベンダー”に行ってみよう)

――繁華街 スナック「ラベンダー」

タカヨシ「こんばんはー」カランカラン

ヤナギ「まあ!この前の若いコね〜」

タカヨシ「そ、そうです…」

ヤナギ「もちろん名前覚えてるわよ〜」

ヤナギ「タカヨシ君♡」

タカヨシ「あ、ありがとうございますヤナギさん」

ヤナギ「相変わらずイケメンね…」

タカヨシ「は、はあ」

ヤナギ「とりあえず座って、サービスするから♡」

タカヨシ「ありがとうございます」

ヤナギ「今日は、あの男前さんは一緒じゃないの〜?」

タカヨシ(モリアーティ先生の事か)

タカヨシ「今日は僕一人です」

ヤナギ「…なら都合がいいわね」

タカヨシ「えっ?」

ヤナギ「ちょっとお願いがあるんだけどさぁ、聞いてくれない?」

タカヨシ(嫌な予感がする…)

タカヨシ「い、いいですよ…」

ヤナギ「よかったぁ!…実はね」

ヤナギ「知り合いに、いい男紹介するわって、冗談のつもりで言っちゃったの〜」

タカヨシ「…」

ヤナギ「それで、みんな本気で信じちゃって、今日来るって言ってきかないの」

タカヨシ「ま、まさか…」

ヤナギ「そう、いわゆる合コン?の男を演じてほしいのぉ〜!」

タカヨシ(げっ…)

ヤナギ「やってくれるわよ…ね?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「は、はい」
2.「い、いやちょっと…」
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/23(月) 23:08:14.88 ID:kDnLTvRUO
1
514 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 23:23:35.03 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「は、はい…」

ヤナギ「その返事を待ってたわ♡…これから三人来るから、後はよろしくね!」

タカヨシ(高校生なんだけどなぁ…)

数分後

チャラい女「おーい、ママ!来たよ〜」カランカラン

ヤナギ「いらっしゃい、何飲む〜?」

OL「私も飲み物〜!」

ヤナギ「はいはい…今出すから待ってて〜」

キヤマ「こ、こんばんは〜」ガチャッ

タカヨシ「!!!!!」

タカヨシ(よ、用務員のキヤマさん!な、なんでここに!)

ヤナギ「あら、初めてさんね〜?」

OL「そそ、偶然街で声かけて、連れてきちゃった!」

ヤナギ「あら〜、可哀そうに。嫌だったら帰っていいのよ〜?」

キヤマ「だ、大丈夫です!暇だったので…」

チャラい女「そんで、“男”はどこなのママ〜」

ヤナギ「奥でもう待ってるわよ〜」

チャラい女「一番乗り〜!」ダッ

OL「ちょっと!ずるい〜私も〜!」ダッ

キヤマ「…」トコトコ

チャラい女「えっ、めっちゃカッコいいんですけど」

OL「凄くタイプ…」ボソツ

キヤマ「…!!!」///

タカヨシ(ば、バレた!絶対バレた!)

チャラい女「んじゃ、私向かい側の席もーらい!」

OL「私その隣〜!」

キヤマ「…」アタフタ

OL「貴方もすわりなよー!」

キヤマ「う、うん」チョコン///

タカヨシ(ひ、冷や汗が止まらない…落ち着け落ち着くんだ)

チャラい女「てか若くね?…大学生?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「秘密…かな?」
2.「二十歳です」
3.「一児のパパです」
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 23:31:57.23 ID:oWwk7kld0
1
516 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 23:38:13.21 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「秘密…かな?」

OL「なんかミステリアスなイケメンって萌えるわ!」

チャラい女「でも結構年も若いんだろうね〜」

キヤマ「…」///

OL「お仕事はされてるんですか?」

タカヨシ「ええ、一応」

OL「え、なんのお仕事〜?」

チャラい女「気になる〜!」

キヤマ「…わ、私も」///

タカヨシ(キヤマさんまで乗ってきた!)

タカヨシ「」

安価↓1 ※五番はご自由に

1.「証券マンやってます」
2.「ベンチャー企業の社長で…」
3.「売れないモデル…やってます」
4.「お花屋さんを…細々と…」
5.「           」
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 23:46:26.28 ID:J5UNzE4V0
3
518 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/23(月) 23:54:34.85 ID:hFPqDSCS0
タカヨシ「売れないモデル…やってます」

OL「カッコいいと思ったらやっぱりモデルなんですねぇ!」

チャラい女「だって、こんなカッコいい男がフツーのヤツな訳ねーじゃん」

キヤマ「そ、そうですね…」///

タカヨシ(よし!第一波は躱したぞ)

チャラい女「えー、じゃあ休日とかは何やってんの〜?」

OL「私もきになるぅ〜」ゴクゴク

キヤマ「…」ゴクゴク///

タカヨシ「」

安価↓1 五番はご自由にどうぞ

1.「キャンプとか…アウトドアな活動を」
2.「…プラモデルとか工作を」
3.「カラオケに行きます」
4.「家でゴロゴロしてます」
5.「          」
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 00:05:54.57 ID:VhncgVSU0
1
520 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 00:15:29.76 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「キャンプとか…アウトドアな活動を」

チャラい女「趣味までカッコいいじゃん」ゴクゴク

OL「ねえ〜カッコいいから何人も女ひっかけてるんでしょ〜」///

キヤマ「ひぃっく…」ポカポカ///

タカヨシ(みんな酒が回ってきたな…)

タカヨシ「…そんなことないですよ」

OL「またまたぁ〜ほんとぉ〜?」

OL「そのあまーいマスクでホテルに連れ込んでるんでしょ〜」///

チャラい女「あたし、彼になら連れ込まれてもいいかも〜」///

OL「私今日アレ忘れたから無理だ〜!」///

チャラい女「え〜孕めばいいじゃん!」///

OL・チャラい女「アハハハ…」

キヤマ「…」///

タカヨシ(キヤマさん顔が赤くなってる…)

タカヨシ(…ちょっと悪戯してみようかな?)

安価↓1

1.する
2.しない
521 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 00:32:11.53 ID:eROrFJqF0
今日は終わります安価↓
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 01:31:43.98 ID:NXxAeQr6o
1
おつ
(いつ刺されるかな?)
523 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 14:07:23.48 ID:eROrFJqF0
タカヨシ(ちょっと悪戯してみよう)

タカヨシ「…そういえば君からの質問、まだ聞いてなかったね」

キヤマ「えっ!…わ、わたし?」///

チャラい女「お、気に入られてんじゃね?」ケラケラ///

OL「…」ムカッ///

キヤマ「えっ、えーっと…」///

タカヨシ「…」

キヤマ「す、好きなタイプ…とか好きな人は…?」///

チャラい女「おっ!いい質問じゃーん!ナイス」///

OL「私もきになる〜!」

タカヨシ(好きな…タイプ…か)

タカヨシ「」

安価↓1

1.「明るい人かな?」
2.「明るくて、ちょっとドジっ子」♡
3.「可愛いひと」
4.「スタイルがいい人」
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 14:41:07.82 ID:o9cXlvYU0
525 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 14:57:38.51 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「スタイルがいい人…かな?」

OL「変態〜!!」ゲラゲラ///

チャラい女「意外と体見てんだ〜」///

キヤマ「…」ソワソワ///

OL「顔はどうなの〜?」///

タカヨシ「可愛い方が好きだ」

チャラい女「更に面食い」ゲラゲラ///

キヤマ「そっそうなんですね…」///

OL「そーいえばさー、キヤマ好きな人とかいないの〜?」///

キヤマ「えええっ!…私ですか?」///

チャラい女「いいね〜こういう話、若い頃に戻ったみたいで」///

タカヨシ「僕も気になります」

OL「ほら、イケメン君も気になるって!」///

タカヨシ(…)

キヤマ「…え、えーっと…」///

キヤマ「す、好きな人は年下で…」///

OL「おっ!年下派だ〜!」

チャラい女「何歳年下〜?」

キヤマ「ろ、六歳…」///

チャラい女「え、めっちゃ年下じゃん!」

OL「意外〜」ゴクゴク///

キヤマ「やっ、優しくて…こんな私を気にかけてくれて…」///

チャラい女「で、カッコいいのか?」

キヤマ「それはもう!…モデルみたいにカッコいいです」///

タカヨシ(…)

OL「えーっ!会ってみたいな〜」///

チャラい女「でも、年下だろ?私はパスかな〜」ゴクゴク///

キヤマ「い、言っちゃった…」カァーッ///

ヤナギ「…みんな〜そろそろ時間よ〜!」

チャラい女「えっ!もうそんな時間〜?」

OL「もっと話したいな〜」

キヤマ「…」///

タカヨシ「僕もです…でも、もうそろそろお暇します」

OL「ねー、この後さ〜ホテル行かない?♡」

チャラい女「ちょっ!抜け駆けかよ!」

キヤマ「…」スースー///

タカヨシ(キヤマさんは寝ちゃったみたいだ)

OL「どうすんの〜?♡」///

タカヨシ(…さて、どうしたものか)

安価↓1

1.ホテルに行こう
2.キヤマさんを駅まで送らなきゃ
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 15:10:27.03 ID:vvyuwOomO
2
527 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 15:30:03.61 ID:eROrFJqF0
タカヨシ(キヤマさんを駅まで送らなきゃ)

タカヨシ「悪いけど…また今度だ」

OL「え〜!折角誘ったのに〜♡」

チャラい女「じゃあ、この後また別の店行こ!」

OL「そうしよっか!」

OL「今日は、ありがと、イケメン君!」

チャラい女「そんじゃ、お代置いとくよママー!」

ヤナギ「はーい、また来てね〜♡」

キヤマ「…」スースー///

タカヨシ(キヤマはぐっすり眠っている)

ヤナギ「いや〜、助かったわ〜!」

タカヨシ「それは…よかったです」

ヤナギ「ホント―にありがとうね♡」

ヤナギ「これ、ほんの気持ちだけど…」

タカヨシ(さ、酒瓶…?)

タカヨシ「あ、ありがとうございます」

ヤナギ「いいのよ♡それより…」

キヤマ「…たか…くん…」スースー

ヤナギ「この子、寝ちゃったわね…」

タカヨシ「ええ。…僕、この人背負って帰ります」

ヤナギ「…まさか?」

タカヨシ「しませんよ。大丈夫です」

ヤナギ「ならよかった♡」

ヤナギ「また来てね、タカヨシ君♡」

タカヨシ「ま、また来ます…」

528 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 15:30:35.81 ID:eROrFJqF0
――繁華街

キヤマ「タカヨシ…君…」スースー

タカヨシ(キヤマさんが僕の背中で寝息をたてている)

タカヨシ(僕の名前…寝言?)

キヤマ「うぅ…?」

タカヨシ(起きたのか?)

キヤマ「ここは…あれ?」

タカヨシ「…おはようございます」

キヤマ「…タカヨシ…君?」

キヤマ「ど、どうなってるの…?」

タカヨシ「はぁ…。合コンの後、酔いつぶれてたので」

タカヨシ「僕が背負って帰ってるんです」

キヤマ「あっ…!」///

タカヨシ(思い出したようだ…)

キヤマ「ごっごめんなさい私…!」カァーッ///

タカヨシ「気にしないでください…」

キヤマ「ま、まさかタカヨシ君がいるなんて思わなかった…」///

タカヨシ「僕もキヤマさんが来るとは思ってませんでした」

キヤマ「な、なんで合コンなんてやってたの…?」

タカヨシ「…あそこのママに頼まれて…仕方なくです」

キヤマ「そ、そうだったんだ…」ホッ///

キヤマ「あ、ゴメンね!今すぐ降りるから…」

タカヨシ「別にいいですよ、駅までこのまま送りますよ…」

キヤマ「…!」///

キヤマ「ね、ねえ」

タカヨシ「…?」

キヤマ「わ、私なんか酔った勢いで話しちゃったかな…?」アセアセ

タカヨシ「」

安価↓1

1.「好きな人の話をしてましたよ」♡
2.「いえ、何も」
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 16:03:56.30 ID:o9cXlvYU0
530 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 16:16:49.98 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「好きな人の話をしてましたよ」

キヤマ「…!」///

キヤマ「…き、聞いちゃった?」///

タカヨシ「ええ、最初から最後まで…」

キヤマ「あわわわわ…」カァーッ///

タカヨシ「でもヒントだけでしたよ」

タカヨシ(まあ大体予想はつくけど…)

キヤマ「あ、そうなの?よかったぁ〜」アセアセ///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「両想い…でしたね」♡
2.「酔いは醒めてきましたか?」
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 17:18:54.66 ID:3ExqnTzO0
2
532 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 17:47:06.16 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「酔いは醒めてきましたか?」

キヤマ「え、ええ…ありがとう!」///

タカヨシ「…もう駅に着きましたね」

キヤマ「あっ!じゃあ降りるね…!」

タカヨシ「それじゃあ、また…」

キヤマ「うっ、うん!ありがと!」タッタッ

タカヨシ(僕も帰るか)

――自室 【火曜日】

タカヨシ(あれ…学生証どこに置いたっけ…)

タカヨシ(まあいいか)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(さて…今日は何をしようかな)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.メイド喫茶に行く
3.用務員室に行く
4.図書室に行く
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 17:52:13.50 ID:o9cXlvYU0
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 17:52:33.70 ID:487m31LSO
1
535 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 17:57:36.09 ID:eROrFJqF0
タカヨシ(今日はコダマさんに会いに行くか…)

――メイド喫茶“キャッツボックス”

店員1「いらっしゃいませニャー!」

タカヨシ「一人で」

店員1「かしこまりました!それではこちらのお席にどうぞニャー!」

店員1「ご指名はありますかにゃん?」

タカヨシ「…コダマさんで」

店員1「にゃっ!…」ビクッ

タカヨシ「…」

店員1「い、今すぐ…お呼びしますにゃ〜!」ダッ
536 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 18:01:43.39 ID:eROrFJqF0
数分後

タカヨシ(今日は何を頼もうかな…)

コダマ「…また来たのね」

タカヨシ「嫌でしたか?」

コダマ「別に…」ズイッ

タカヨシ(強引にソファに割り込んできた…)

コダマ「貴方も懲りないわね」

タカヨシ「?」

コダマ「…こんな不愛想なメイド指名したりなんかして」

タカヨシ「僕の勝手でしょう?」

コダマ「まあ、そうだけど…」

タカヨシ「…」

コダマ「…ねえ」

コダマ「なんで私を指名するの?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「可愛いから」
2.「なんとなく」
3.「なんだか…一緒に居ると落ち着くから」
4.「似ているような気がするから…」
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 18:29:46.16 ID:3ExqnTzO0
3
538 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 18:49:02.18 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「なんだか…一緒に居ると落ち着くから」

コダマ「…へえ」

タカヨシ「なんだ?」

コダマ「不思議ね、あなた」

タカヨシ「…そうか?」

コダマ「私と一緒に居て落ち着くなんて」

コダマ「周りの目とか気にならないわけ?」

タカヨシ「ああ、別に」

タカヨシ「それに周りの視線なんて僕には関係ない」

コダマ「…」

コダマの関心をかなり引けた。

タカヨシ「…それより、“にゃん”って言わないのか?」

コダマ「言ってほしい?」

タカヨシ「別にどっちでもいい」

コダマ「分かった…にゃん」

タカヨシ「やめておこうかな」

コダマ「…賢明な選択ね」

店員2「ご、ご注文はお決まりですかにゃん?」

タカヨシ「それじゃあ、オムライスで」

店員2「か、かしこまりましたにゃん!」ダッ

コダマ「…私嫌われてるのかな」

タカヨシ「急にどうした?」

コダマ「…ごめんなさいお客様の前で」

タカヨシ「別に気にしなくていいよ…」

タカヨシ(今更お客様って言われても)

タカヨシ「なんでそう思うんだ?」

コダマ「…色々と心当たりがあるから」

タカヨシ「…」

コダマ「私、二年働いてるって言ったでしょ?」

タカヨシ「ああ」

コダマ「なのに殆ど他の子と話さないの」

タカヨシ「…」

コダマ「この仕事が嫌いなせいかな?」

タカヨシ「嫌いなのか?」

コダマ「…自分からやろうと思ってやった訳じゃないからね」

コダマ「不愛想であんまり指名も来ないから…ここに居られるのが不思議なくらい」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「それじゃあ僕が指名する」
2.「指名が増えるといいな」
3.「もっと態度を変えてみたらどうだ?」
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 19:12:08.49 ID:487m31LSO
1
540 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 19:38:16.53 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「それじゃあ僕が指名する」

コダマ「えっ…?」

タカヨシ「コダマさんが楽になるように、僕が指名する」

コダマ「…」

コダマ「フフッ…」

タカヨシ「?」

コダマ「…あなた、若いのに言ってることは物好きなおじさんと変わらないわね」

タカヨシ「そうかもな」

コダマ「…でも、その澄んだ目は違う」

コダマ「他のお客さんは…そんなに澄んだ瞳はもってない」

タカヨシ「ただ単に光の当たり加減じゃないのか?」

コダマ「フフッ…あなたって意外と面白いかも」

タカヨシ(コダマさんが笑ってるのってなんか新鮮だな)

コダマとの関係が深まった。

タカヨシ「芸人にはなれないけど…」

コダマ「それもそうね…」

店員2「…お待たせしましたにゃん!」コトッ

コダマ「届いたね」

タカヨシ「ああ」

タカヨシ「それじゃあ、またアレ頼む」

コダマ「…任せて」

コダマ「ラブラブラブ、ハートにキュンキュン!」

タカヨシ(心なしか、前よりセリフに生気が感じられる)

コダマ「…完成したわ」

タカヨシ「…これは?」

コダマ「血だまり…マーク2よ」

タカヨシ(あんまり変わらないじゃないか)

タカヨシ「それじゃあいただきます」

コダマと楽しい時間を過ごした。
コダマとの関係が深まった。コダマは少しずつ心を開いてくれている。

――自室 夜

タカヨシ(オムライス美味しかったな…)

タカヨシ(さて…ん?)

キヤマ『今日暇〜…だったりして…あはは』

タカヨシ(キヤマさんからのメールだ…相変わらず件名で誰か分かってしまう)

タカヨシ(どうしようか)

安価↓1

1.キヤマの誘いに乗る
2.ミカの家に行く
3.本屋に行く
4.ゲームセンターに行く
5.勉強する
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 20:07:13.94 ID:3ExqnTzO0
2
542 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 20:23:14.01 ID:eROrFJqF0
タカヨシ(…キヤマさんには悪いけど、今日はミカの家に行こう)

――アパート「チューリップ」

タカヨシ「ミカいるか?」ゴンゴン

ミカ「あーちょっと待って!」



ミカ「ごめんごめん、入っていいわ!」ガチャッ

タカヨシ「夜遅くにすまん」

ミカ「気にしないで!…今お茶入れるからね」

タカヨシ(いつもの座布団に座ろう)ボフッ

タカヨシ(そういえば、ベッドの下に色々と本が隠してあったっけ…)チラッ

タカヨシ(…なんか増えてるぞ)

タカヨシ(…アダルト雑誌が置いてある)

ミカ「何してるの〜?」

タカヨシ「な、何でもない」ビクッ

ミカ「…それならいいんだけど」

ミカ「お茶持ってきたわ」

タカヨシ「ありがとう」ズズッ

タカヨシ「…そういえば、なんで変なあだ名がついてるんだ?」

ミカ「私?…よく分からないけど」

ミカ「誰とも話さないし、いつも変な行動ばっかしてるからじゃないかしら」

タカヨシ「変な行動…か」

ミカ「だって、あなたと初めて会った時の事覚えてる?」

タカヨシ「ああ、クラスで匂いを嗅がれた」

ミカ「そう!…それで私とおんなじ匂いがするって…」

タカヨシ「鼻が利くのか?」

ミカ「人より少しね…特に“他の女の匂い”とか」

タカヨシ「…!!!」

ミカ「…なーんてね、そんなの分かったらすごいわ」

タカヨシ「そ、そうだな」ズズズッ

ミカ「ね、ねえ…」///

タカヨシ「なんだ?」

ミカ「も、もう結構夜も更けてきたし…」///

ミカ「お風呂…一緒に入っていかない?」

タカヨシ(どうしよう)

安価↓1

1.そうしよう
2.いや、だめだ
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 20:25:11.79 ID:487m31LSO
1
544 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 20:40:09.65 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「ああ、そうさせてもらう」

ミカ「よ、よかった!じゃ、じゃあ今から沸かすね」///



ミカ「す、スイッチ入れてきた〜」///

タカヨシ「ああ」

ミカ「ま、待ってる間何かする?」

タカヨシ(何をしようか…)

タカヨシ「」

安価↓1五番はごじゆうに

1.「ゲームでもするか」
2.「何がしたい?」
3.「テレビでも見よう」
4.「…ベッドの下の本の話をしよう」
5.「              」
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 20:49:33.93 ID:3ExqnTzO0
3
546 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 21:02:12.95 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「テレビでも見よう」

ミカ「いいわよ」ピッ

ニュース『近年、アカウントをハッキングし個人情報を盗み出す犯罪組織“レッドカルテ”の活動が活発化しています』

ニュース『盗み出した個人情報を公開するなど、非常に悪質…』

ミカ「最近はこの手のニュースばかりね」

タカヨシ「…聞いたことがないな」

ミカ「インターネットでは話題よ」

ミカ「ハッキングして、画像フォルダやらSNSの履歴を抽出して」

ミカ「そのままオンラインに公開するの」

ミカ「中には裸の写真とか、そういうのもあるの」

タカヨシ「…その犯人の目的は金か?」

ミカ「どうやら違うみたい。ちょっと調べただけなんだけど…」

タカヨシ「自己欲求を満たすためか?」

ミカ「そーなんじゃない?」

タカヨシ(だとしたらミュージアムが存在するかもしれない)

タカヨシ(けど、本名が分からないんじゃお手上げだな…)

タカヨシ(また今度詳しく調べよう)

ニュース『続いては、カップル特集です』

ミカ「…!!」

タカヨシ(ミカがテレビに食いついた)

ニュース『おそろいコーデや…プレゼントなどもいいでしょう…』

タカヨシ「…勉強中か?」

ミカ「え、ええ」///

ミカ「…カップルとか付き合うとか、詳しくないから…」///

ミカ「少しでもタカヨシが喜べばいいなって思って…」///

タカヨシ「涙が出そうだ」

ミカ「真顔で言わないで!」

オフロガワキマシター

ミカ「あっ!沸いたみたい!」
547 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 21:07:06.69 ID:eROrFJqF0
――脱衣場

タカヨシ「な、なあ」

ミカ「なに?」

タカヨシ「二人で入るには…狭いんじゃないか?」

ミカ「え?全然入れると思うけど…」

タカヨシ(ミカは服を脱ぎ始めてしまった)

タカヨシ「…なあ、やっぱり交代で入らないか?」

ミカ「えっ!今更?」

タカヨシ「でも、入ったら絶対触れ…」

ミカ「つべこべ言わずに早く入るわよ!」

タカヨシ「…はい」



ミカ「じゃあ、私先に浸かってるわね」ザッパァーン

タカヨシ(た、タオルなしか…)

タカヨシ(前かがみで…)

ミカ「なんで前かがみなのかな〜?」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「もう年かな…」
2.「腰が…痛い」
3.「分かってるだろ。自然現象だ」
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 21:32:28.75 ID:o9cXlvYU0
549 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 21:44:02.39 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「分かってるだろ。自然現象だ」

ミカ「別に隠さなくてもいいのに〜♡」ニヤニヤ///

タカヨシ「なぜだ」

ミカ「だってもう一回見たもん」///

タカヨシ「…そういうのをセクハラって言うんだ」ガタッ

ミカ「もう…もっと自信もっていいのに♡」///

タカヨシ「なんで自信持っていいか分かるんだ?」

タカヨシ「まさか…」

ミカ「ち、違う!…他の人のは見てない!」///

タカヨシ(とりあえず髪を洗おう)スッ

ミカ「ほ、ほら…本とかそういう媒体で…ね?」///

タカヨシ「…本とかアニメのサイズは当てにならない」シャカシャカ

ミカ「で、でもあなたのも引けを取らないわよ?」///

タカヨシ「セクハラだ」

ミカ「わ、悪かったわね!」///

タカヨシ「まあ、褒めてもらって悪い気はしないようなするような…」

ミカ「どっちなの…?」

ミカ「あ、そうだ」ザバァッ

タカヨシ「?」

タカヨシ「まだ、体を洗ってないから交代できな…」

ミカ「私が背中流してあげよっか?♡」///

タカヨシ「あのなあ…」

ミカ「まあまあ、そう言わずに」

ミカ「たまには洗ってもらうのも、いいんじゃない?♡」///

タカヨシ(はぁ…どうしようか)

安価↓1

1.頼む
2.いや、やめておこう
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 21:45:04.33 ID:3ExqnTzO0
1
551 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 21:56:33.10 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「頼む」

ミカ「りょーかーい!♡」ムニュッ

タカヨシ「…!」

ミカ「ちゃーんと綺麗に流してあげるからね〜♡」ムニュッ///

タカヨシ(よし!)

タカヨシ「小さいな…」

ミカ「もー!そんなこと言うならやめるわよ!」///

タカヨシ「本当にすまなかった」

ミカ「むふふ〜、それでよろしい!♡」

タカヨシ(…夢心地だ)

ミカ「どうですか〜お客様?♡」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「最高だ」
2.「…金取られるんですか?」
3.「…チェンジ」
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 22:02:19.83 ID:tU44KsF4O
1
553 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 22:11:34.89 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「最高だ」

ミカ「それは…よかった〜♡///」ムニュムニュ

タカヨシ「…」

ミカ「上がったらきっと背中すべすべになるわ♡」///

何だか魅力がかなり向上した気がする。

タカヨシ(泡でぬるぬるして…変な気持ちに…)

ミカ「あ、お客様!…こちらも洗いますか〜?♡」ニヤニヤ

タカヨシ(そ、それは不味い!)

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ダメだ」
2.「お願いします」♡
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 22:18:16.13 ID:NXxAeQr6o
2
555 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 22:31:11.78 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「…お願いします」

ミカ「かしこまりました〜♡」ニヤニヤ///



ミカ「二人で入るときついわね…」ザバァーッ

タカヨシ「…」ボーッ

ミカ「大丈夫?」

タカヨシ「あ、ああ」

タカヨシ(すっきり…じゃなくてさっぱりした)

ミカ「もう、腑抜けた顔しちゃって…」///

タカヨシ「なあ…」

ミカ「何?」

タカヨシ「こういう時間がいつまで続くんだろう」

ミカ「何よ急に〜…まあちょっと私も考えるときあるけど…」

ミカ「…タカヨシの転校って一時的なんでしょ?」

タカヨシ「まあ、そうだな…」

ミカ「…やだよ」

タカヨシ「?」

ミカ「…そんなのやだよ」

タカヨシ「…」

タカヨシ(ミカは今にも泣きだしそうだ…)

タカヨシ(…)

タカヨシ「…」サワッ

ミカ「ちょ、ちょっと!今触ったでしょ!」///

タカヨシ「すまん、手が滑った」

ミカ「バカ!…まあ、タカヨシならいいか」///

ミカと特別な時間を過ごした。

――自室 【水曜日】

タカヨシ(ね、寝坊か…?)

タカヨシ(…よし!何とか間に合いそうだ)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(授業中に寝てしまった…)

タカヨシ(先生にこっぴどく叱られてしまった)

タカヨシ(さて…どうしようか?)

安価↓1

1.用務員室に行く
2.メイド喫茶に行く
3.ゲームセンターに行く
4.図書室に行く
5.部室に行く
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 22:39:27.37 ID:3ExqnTzO0
5
557 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 23:01:48.36 ID:eROrFJqF0
タカヨシ(ケンジはどうしてるだろうか)

タカヨシ(部室に行ってみよう)

――部室

タカヨシ「ケンジいるか?」ガラッ

ケンジ「うおぉっ!…相棒かよ」ビクッ

ケンジ「せめてノックくらいしろよ…」

タカヨシ(今、スマホで何か見ていたな…)

タカヨシ「今、何見てたの?」

ケンジ「なっ、何でもねーよ」ソワソワ

タカヨシ(ケンジは部室で変な物見たりするやつじゃないからな)

タカヨシ(と言うことは…)

タカヨシ「さては…誰かと連絡を取ってたな?」

ケンジ「!…ほ、ほっといてくれよ」

タカヨシ「見られちゃまずいような内容なんて、なおさら気になる…」

ケンジ「は、はぁ!?」

タカヨシ「…見せろっ!!」グイッ

ケンジ「ちょ、やめろって!!」

ケンジ『いつ会えますか?』

マミ『え〜ケンジ君が会いたいならいつでも〜』

ケンジ『じゃあ〜に会いましょう!』

マミ『おっけー!』

タカヨシ「…ケンジ彼女できたのか?」

ケンジ「そ、そーだよ!!」///

タカヨシ「どこで知り合ったんだ?」

ケンジ「え、SNSで偶然知り合ったんだよ」

タカヨシ「会ったことあるのか?」

ケンジ「ま、まだねーよ!」///

タカヨシ「ふむ」

ケンジ「“ふむ”ってなんだよ!なんか言えよ!」///

ケンジ「…お、お前見たからには付き合ってもらうからな!」

タカヨシ「な、なにを?」

ケンジ「お前も待ち合わせ場所に来んだよ!」///

タカヨシ「なぜそうなった」

ケンジ「見たからには生かしておけねえ。って訳で頼む相棒」

タカヨシ(面白そうだし、まあいいか)

タカヨシ「よし、乗った」

ケンジ「よっしゃ!そう来なくっちゃ、んじゃ、暇なとき連絡してくれ!」スタスタ

タカヨシ(上機嫌でどこかへ行ってしまった…)

タカヨシ(引き受けちゃったけど大丈夫か?)

558 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 23:02:17.00 ID:eROrFJqF0
――自室 夜

タカヨシ(夜になったな…何をしようか)

安価↓1

1.用務員室に行く
2.メイド喫茶に行く
3.ゲームセンターに行く
4.本屋に行く
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 23:05:58.35 ID:NXxAeQr6o
3
560 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 23:23:03.23 ID:eROrFJqF0
タカヨシ(ゲームセンターで憂さ晴らしだ)

――ゲームセンター

タカヨシ(カナデいるかな…?)

カナデ「…」シクシク

タカヨシ(あれは…カナデじゃないか)

タカヨシ(な、泣いている?)

タカヨシ「か、カナデ…」

カナデ「…!」

カナデ「お、お兄…」ダッ

カナデ「…」ギューッ

タカヨシ「いきなり抱き着いて…どうしたんだ」

カナデ「うぐっ…ひぐっ…」ポロポロ

タカヨシ(ひどい…か、顔があざだらけだ)

タカヨシ「…お母さんにやられたのか?」

カナデ「…」コクッ

タカヨシ「なんてことを…」

タカヨシ「カナデ、ちょっとついてこい」

――薬局

カナデ「…」ビクッ

タカヨシ「痛いだろうけど、じっとするんだ…」

タカヨシ「…クソッ!」

カナデ「…嫌いに」

タカヨシ「?」

カナデ「嫌いに…ならないで…」

タカヨシ「なんでだ?」

カナデ「も、貰ったゲーム機も…」

カナデ「お洋服も…売られちゃった…」ポロポロ

タカヨシ「」

安価↓1 三番はセリフ採用

1.「そんなので嫌いになる訳ないじゃないか!」
2.「別に気にしない。ずっと好きだ」
3.「              」
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 23:25:15.39 ID:3ExqnTzO0
1
562 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 23:36:33.91 ID:eROrFJqF0
タカヨシ「そんなので嫌いになる訳ないじゃないか!」

カナデ「…ほんと?」ポロポロ

タカヨシ「ああ、また買ってあげるよ」

カナデ「あ…ありがとう」ポロポロ

タカヨシ「可哀そうに…」ギューッ

カナデ「…」

タカヨシ「なんでお母さんはカナデのことを殴るんだ?」

カナデ「そうすると…気持ちが…いいって…」

タカヨシ(なんて奴だ…)

タカヨシ(…快楽目的なら母親にもミュージアムがあるかもしれない)

タカヨシ「…カナデの家、どこにあるんだ?」

カナデ「…なんで?」

タカヨシ「今から行く」

カナデ「で、でも…お母さん…がいる」

タカヨシ「別に関係ない。案内してくれ」

カナデ「…」コクッ
563 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/24(火) 23:57:45.09 ID:eROrFJqF0
――アパート「イングランド」

カナデ「…ここ」

タカヨシ(このアパートか…)

タカヨシ「お母さんの名前、なんていうんだ?」

カナデ「ナガレ…チサト…」

タカヨシ「…ナガレ・チサト」

ナビ『ミュージアムへようこそ…』

タカヨシ(よし、ヒットした)

グォォォォン…

タカヨシ(ついたか…ここがチサトミュージアムか)

チサト・シャドウ「誰だてめー…なにしにきた」

タカヨシ「」

安価↓1 四番はセリフ採用

1.「お前を殺しに来た」
2.「…カナデを救いに来た」
3.「貴様を葬り去ってやる」
4.「           」
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 00:08:22.08 ID:wFoKPxy2o
2
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 00:09:15.43 ID:RZ1Mp1ZeO
2
566 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/25(水) 00:15:58.77 ID:XRNIaV1+0
タカヨシ「…カナデを救いに来た」

チサト・シャドウ「カナデぇ?…ああ、そういえばあの“人形”にそんな名前付けたっけ」

タカヨシ「…真実を見せてもらおうか」

チサト・シャドウ「真実?…アイツがサンドバッグだってこと以外なんもねえよ!」

タカヨシ「…ペルソナっ!ホームズ!」

チサト・シャドウ「そんなへぼそうなので私に勝てるかなぁ!」ブゥン

キィィン

チサト・シャドウ「なっ、はじき返された?」

タカヨシ「ヒートライザ!」シュワァァン

チサト・シャドウ「くそっ!くそっ!」ブゥゥン

キィイィィン

タカヨシ「いくらやっても無駄だ」

チサト・シャドウ「くうううう…」

タカヨシ「サイダン」ブォォォォン!

チサト・シャドウ「ぐうううあああああ…」ドサッ

チサト・シャドウ「ば、バカな…強すぎるわ…」

タカヨシ「…」ザッザッ・・・

チサト・シャドウ「…い、いやあああ!来ないで!」

タカヨシ「…」カチャッ

チサト・シャドウ「こ、殺さないで…!」

安価↓1

1.殺す
2.殺さない
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 00:22:08.75 ID:g1ZLAjGJo
2
568 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/25(水) 00:30:29.34 ID:XRNIaV1+0
タカヨシ「…」スッ

タカヨシ「なんでカナデを殴ったんだ?」

チサト・シャドウ「…自分が情けないから」

チサト「自分が…カナデになんにもしてやれないから…」

チサト「あの子のお父さん、逃げちゃったの…」

タカヨシ「…」

チサト「それで…私…泣くしかなかった…」

チサト「お金もなかったから、カナデを学校に行かせられなかった」

チサト「…だから…その気持ちをカナデにぶつけたの…」

チサト「もう…どうしようもなかったの…」

タカヨシ「」

安価↓1 四番はセリフ採用

1.「このクズが」
2.「死んで償え…」
3.「お前の泣き言なんか聞いてない」
4.「           」
569 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/25(水) 01:35:04.02 ID:XRNIaV1+0
今日はおしまいです安価↓
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 06:02:17.36 ID:dmOOxCvB0
4.「なぜ周りに助けを求めなかった、そうすれば少しは変わったはずだ」
571 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/25(水) 13:56:41.73 ID:XRNIaV1+0
タカヨシ「なぜ周りに助けを求めなかった、そうすれば少しは変わったはずだ」

チサト「…」

チサト「みんな、私を避けてた」

チサト「…あんな人、危なくて汚らしいからって…夫に逃げられて可哀そうだって」

タカヨシ「…」

チサト「だから…誰も助けてくれなかったの…」

チサト「許して…お願い…」

安価↓1 三番はセリフ採用

1.「だからと言って殴っていい理由にはならない」
2.「カナデに許しを乞うんだな…」
3.「             」
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 14:02:45.65 ID:RZ1Mp1ZeO
2
573 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/25(水) 14:15:46.88 ID:XRNIaV1+0
タカヨシ「カナデに許しを乞うんだな…」

チサト「…」

タカヨシ「許されるかは…僕にも分からない」

タカヨシ「だけど、自分の非を認めて謝るんだ」

チサト「わ…分かったわ」

チサト「こんな私を…生かしてくれて…ありがとう…」ドサッ

タカヨシ(そろそろミュージアムが瓦解する頃だろう)

タカヨシ(早く抜け出すぞ)

――クレープ屋

タカヨシ「どうだ?美味しいか?」

カナデ「うん…」コクッ///

タカヨシ「そりゃよかった…」

タカヨシ(あの後、カナデを部屋に行かせた)

タカヨシ(果たして…カナデのお母さんは真実を受け入れたのだろうか?)

タカヨシ「なあ」

カナデ「?」モグモグ

タカヨシ「お母さん、何か言ってたか?」

カナデ「…泣きながら…ずっとごめんなさいって…言ってた」モグモグ

カナデ「なんで…謝るのかな…」

タカヨシ(カナデは殴られるのが当たり前と思ってしまっている)

タカヨシ(だから、なんで謝罪されたのか理解するのは難しいだろう)

タカヨシ「人は、自分がいけないことをしてしまったっていう時に謝るんだ」

カナデ「うん…」コクッ

タカヨシ「だから、カナデのお母さんも、何か悪いことをしたと思ったんだよ」

カナデ「…お母さん」

タカヨシ(やっぱり…カナデの母親は彼女しかいない…か)

タカヨシ「…それじゃあ、またゲーム機買ってやるよ」

カナデ「ほ、ほんと?…」ワクワク

タカヨシ(カナデの目が輝いている)

タカヨシ「もちろん。それじゃあ、行こうか」

カナデと特別な時間を過ごした。
カナデとの関係が更に深まった。

――自室 【木曜日】

タカヨシ(ふい〜…寝坊だ)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(…今まで遅刻ゼロだったことに驚きだ)

タカヨシ(まあそれも今日で終わりだけど)

タカヨシ(さて、何をしよう)

安価↓1

1.メイド喫茶に行く
2.用務員室に行く
3.ゲームセンターに行く
4.ミカの家に行く
5.図書室に行く
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 14:35:47.09 ID:g1ZLAjGJo
5
575 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/25(水) 14:40:42.87 ID:XRNIaV1+0
タカヨシ(今日は図書室に行こう)

――図書室

タカヨシ(…本を読むには絶好の場所だ)

タカヨシ(今日は何の本を読もうか…)

安価↓1

1.プラネタリウム特集
2.公園デート特集
3.プレゼントには何が欲しい?
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 14:45:24.22 ID:NmiAn4jRo
3
577 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/25(水) 14:53:25.06 ID:XRNIaV1+0
タカヨシ(“プレゼントには何が欲しい?”…これを読んでみよう)



タカヨシ(へえ…これは渡したらダメなのか…)

ペラペラ

タカヨシ(こんなのがいいのか?…女性はよく分からないな…)

数分後

タカヨシ(よし、読み終わった)

本を読んだことで、プレゼントが可能になった。

タカヨシ(早く読み終わってしまった…)

タカヨシ(残りの時間は何をしようか?)

安価↓1

1.メイド喫茶に行く
2.用務員室に行く
3.ゲームセンターに行く
4.ミカの家に行く
5.帰る
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 15:09:41.82 ID:QqDPq5y30
1
579 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/25(水) 15:12:32.56 ID:XRNIaV1+0
長時間離席しますまた夜に戻るかもです
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 15:12:41.43 ID:RZ1Mp1ZeO
5
581 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/26(木) 13:16:46.30 ID:0zhv/8AI0
タカヨシ(残りの時間は…メイド喫茶にでも行こう)

――ホテル街

タカヨシ(“キャッツボックス”まで歩くとなると、結構かかるんだな…)

タカヨシ(この辺りの建物はほとんどホテルだな…)

???「俺の言う事が聞けないのか!」

タカヨシ(中年の男と…女性が口論をしている)

タカヨシ(よく見ると…中年男性の向かい側にいる女性はコダマさんだ)

タカヨシ(いつもメイドの恰好だったから、普段着だと中々見分けがつかない…)

コダマ「や、やめてください…!」グイッ

???「俺にそんな態度取っていいと思ってるのか!」

???「お前に金落としてやってるおかげで、お前はまだあそこで働けてるんだよ」

コダマ「…!」

タカヨシ(コダマさんは嫌がっている…どうしよう)

安価↓1

1.止めに入る
2.様子を見る
582 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/26(木) 13:17:57.31 ID:0zhv/8AI0
安価↓1
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 13:25:25.21 ID:ZcnYQykMo
1
584 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/26(木) 13:44:01.93 ID:0zhv/8AI0
タカヨシ(…止めに入ろう)

???「一発殴らねえと分かんないか?あ!」ブゥン

タカヨシ「何してるんですか」ガシッ

???「…!」

コダマ「えっ…!」

???「な、なんだお前」

タカヨシ「…警察呼びましょうか?」

???「なっ!」

コダマ「…」

周りの人「なんだ?痴話喧嘩か?」「…ねえ、男の人女の人殴ろうとしてなかった?」

???「チッ…ふざけるのもいい加減にしろ!」

コダマ「…」

???「…もうお前なんかに金は落とさないからな」タッタッタッ…

コダマ「…あなた」

タカヨシ「?」

コダマ「タカヨシ君、よね?」

タカヨシ「そうです」

コダマ「…ちょっと付き合ってくれる?」

タカヨシ「ええ、いいですよ」
585 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/26(木) 13:59:05.75 ID:0zhv/8AI0
――カフェ

コダマ「…さっきは」

コダマ「ありがとう…」

タカヨシ「…気にしないでください」

タカヨシ「偶然あの現場に出くわしただけですから」

コダマ「そうなの…」

コダマ「…」

タカヨシ(コダマさんはなんだか元気がなさそうだ)

コダマ「見られ…ちゃったね」

タカヨシ「何をですか?」

コダマ「…あの人、前に言ってた物好きのおじさん」

タカヨシ「いつも、お店でコダマさんを指名してるっていう人ですか?」

コダマ「そう…声を荒げてた男の人がそうなの…」

タカヨシ「またなんで男の人はあんなに怒ってたんですか?」

コダマ「…」

コダマ「…金払ってるんだからエッチさせろって」

タカヨシ「…」

コダマ「それで、嫌だったけど最初は仕方なくオッケーした」

コダマ「でも、ホテルの前に来たらやっぱり怖くて…」

タカヨシ「嫌だって言ったんですね」

コダマ「そう…そしたらあの人が怒って…あなたが止めに入ってくれた」

586 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/26(木) 14:00:18.44 ID:0zhv/8AI0
タカヨシ「…本当に止めに入って良かったんでしょうか?」

コダマ「え?」

タカヨシ「お客さんが減ったら、コダマさんが困る」

コダマ「フフッ…あなた高校生のくせに大人みたいなこと考えるわね」

コダマ「…良かった。あれで良かったの…」

タカヨシ「…」

コダマ「お店、やめることになっちゃうかも知れないけど」

コダマ「あれで良かった…」

タカヨシ「コダマさん…」

コダマ「…」

コダマ「ねえ、前に私が殴られてないかって聞いたよね?」

タカヨシ「ええ、聞きました」

コダマ「…殴られてる」

タカヨシ「…!」

コダマ「ほとんど毎日ね…あざができないように痛めつけてくる…」

タカヨシ「だ、誰に?」

コダマ「兄よ…私の部屋に居候してるお兄ちゃん」

タカヨシ「…」

コダマ「殴られる以外にも、色々された…」

タカヨシ「酷いですね」

コダマ「ええ。でも慣れてきたかも」

タカヨシ「…」

コダマ「…なんか重い話しちゃってごめんなさい」

コダマ「なんか…あなただと全部受け止めてくれるような気がして」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「…全部受け止めますよ」♡
2.「そうですか?」
3.「よく言われます」
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 14:43:18.97 ID:PIVf/9Zh0
1
588 : ◆5mGdnN/fe2 [sage saga]:2019/12/26(木) 15:06:16.62 ID:0zhv/8AI0
11時頃まで離席します
589 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/26(木) 23:16:58.03 ID:0zhv/8AI0
タカヨシ「…全部受け止めますよ」

コダマ「…」

タカヨシ「話を聞くだけしかできないけど…」

コダマ「ありがとう…この悪夢を共有できただけでも、かなり楽になった」

タカヨシ「…」

コダマ「今まで、誰にも話せなかったから…」

コダマ「…でもなんでだろ。誰にも話せなかったのに、あなたには話せた」

タカヨシ「…」

コダマ「あなたには不思議な魅力があるのかも…」

タカヨシ「本当にそうだったらいいんですけどね」

タカヨシ(コダマの兄にミュージアムがあるなら、彼女を救えるかもしれない)

タカヨシ(今回はそれに賭けてみよう)

タカヨシ「…こんなこと聞いちゃ悪いですが」

コダマ「何?」

タカヨシ「今お兄さんとどこに住んでるんですか?」

コダマ「…ここよ」

コダマから住所を教えてもらった。

タカヨシ「それと、お兄さんの名前は?」

コダマ「それ、知って何になるの?…まあいいけど」

コダマ「児玉 英二(こだま えいじ)よ…」

タカヨシ「…それだけ分かれば十分です」

コダマ「あなた…何を企んでるの?」

タカヨシ「しばらくしたら分かりますよ」

タカヨシ「それじゃあ、僕はここらへんで失礼します」

コダマ「…ええ」

――コダマの住むアパート

タカヨシ(ここか…やっぱりミュージアムの反応がある)

タカヨシ(このミュージアムを攻略すればコダマさんを救える)

――エイジ・ミュージアム

タカヨシ(無事に侵入できたみたいだ…)

エイジ・シャドウ「ちっ…なんだお前」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ユリさんを救いに来た」
2.「お前を殺しに来た」
3.「誰だと思う?」
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 23:44:49.19 ID:/rB8GA+L0
1
591 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 00:01:33.01 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「ユリさんを救いに来た」

エイジ・シャドウ「ああ、アイツか…いい金づるだよほんと」

エイジ・シャドウ「しかも、暇なときの遊び道具になってくれるんだから」

タカヨシ「クズが」

エイジ・シャドウ「クズ?それはあいつだよ。俺に対してなんも抵抗できないんだから」

タカヨシ「本当のクズが誰か教えてやろう」

エイジ・シャドウ「へえ、どうやって?」

タカヨシ「…ペルソナっ!リャナンシー!」

エイジ・シャドウ「力尽くって訳か…どうせお前もあのクズと変わんないのに」

エイジ・シャドウ「無駄に足掻きやがって!うぜえんだよ!」ブゥン

タカヨシ「ぐうっ…」ズサッ

エイジ・シャドウ「どうだ!効いたかぁ?」

タカヨシ「ラクンダ!」ビュゥゥン

エイジ・シャドウ「ぐっ…防御力低下なんて小賢しい…」

タカヨシ「ペルソナっ!ホームズ!」

タカヨシ「ヒートライザ」シュワァァン

エイジ・シャドウ「ちまちま変えやがって…マジでうぜえんだよ!」ブゥオン

キュィィン

エイジ・シャドウ「なっ、反射された?」

タカヨシ「サイダン!」ブゥォオォン

エイジ・シャドウ「いてええええ!…いたいよおお」ドッサアアァァ

タカヨシ「…呆気ないな」

エイジ・シャドウ「な、なんで俺がこんなクズに弄ばれてんだよ!」

タカヨシ「…」

エイジ・シャドウ「…あのおもちゃみたいに大人しくしてればいいのに」

タカヨシ「…救いようのないクズだな」スチャッ

エイジ・シャドウ「お、おいそれって…や、やめてくれ!撃たないでくれ!」

タカヨシ「命乞いの前に何か言うことがあるんじゃないか?」

エイジ・シャドウ「!…あのおもちゃか!持って行っていいぞ!」

エイジ・シャドウ「お、俺もあれを弄ぶのは飽きてたしよお!へへへ…」

安価↓1

1.殺す
2.生かす
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 00:02:49.24 ID:DYjgWUSt0
2
593 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 00:11:28.85 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「…」スッ

エイジ・シャドウ「ひっ…な、なんだよ!ビビッて撃てねえのか!」ムクッ

タカヨシ「…もうこのミュージアムは崩壊する」

エイジ・シャドウ「お、俺の世界が…壊れるのか」

タカヨシ「ああ、もうお終いだ」

エイジ・シャドウ「ああああ!全部あのおもちゃのせいだああああ!」

エイジ・シャドウ「許さねねええええ!犯して殺してやるぞおおおお!」

安価↓1

1.「黙れ…殺すぞ」
2.「…」
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 00:21:04.62 ID:AKVwp9pZO
2
595 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 00:30:43.60 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「…」

エイジ・シャドウ「…やっぱり、挑発には乗らねえか」

エイジ「…」

エイジ「…ごめんな、ユリ」

崩壊するエイジ・ミュージアムを後にした。

――自室 【夜】

タカヨシ(エイジ・ミュージアムは崩壊した…)

タカヨシ(これで、きっと彼は本当の自分と向き合うだろう)

ピロン

タカヨシ(?…メールか)

キヤマ『ね、ねえ。美味しいレストラン見付けたんだけど…』

タカヨシ(…まさか俺の奢りじゃないだろうな)

タカヨシ(さて、どうするか)

安価↓1

1.キヤマの誘いに乗る
2.ゲームセンターに行く
3.ミカの家に行く
4.本屋に行く
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 00:32:58.29 ID:DYjgWUSt0
1
597 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 00:36:10.83 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ(レストランか…ちょっと興味あるな)

――ボヤージュ

タカヨシ(げっ…ちょっと高そうじゃないか…)

タカヨシ(まあ、金なら腐る程…って訳にもいかないんだよな)

キヤマ「あっ!タカヨシ君!」

タカヨシ「キヤマさん…」

キヤマ「遅れてごめんなさい!ほんとうに!」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「全然待ってないですよ」
2.「丁度今来たところです」
3.「結構待ちました」
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 00:37:13.93 ID:ea/TyytDO
2
599 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 00:45:38.03 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「丁度今来たところです」

キヤマ「そうなの?よ、よかったぁ〜」

キヤマはほっとしている。

キヤマ「そ、それじゃあ入ろっか!」スタスタ

タカヨシ「ええ」

店員「いらっしゃいませ」

キヤマ「キヤマです…」

店員「お待ちしておりました」

店員「コートはこちらでお預かりします」

タカヨシ(客はみんなきちっとした身なりだ…レジベスト着てきて良かった)

店員「それでは、こちらへどうぞ…」

タカヨシ「…」

キヤマ「…」

店員「こちらの席になります」

タカヨシ(こ、個室じゃないか…)

タカヨシ(きゃ、キャンドルまで…)

キヤマ「あっ、ありがとうございます…」

キヤマ「…そ、それじゃあ座ろ」

タカヨシ「…はい」
600 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 00:49:35.76 ID:WnNAKuLS0


タカヨシ(メニューがない…と言うことは…コース料理)

タカヨシ(う、うへえぇぇぇ…一体いくらするんだここ)

キヤマ「ね、ねえタカヨシ君」///

タカヨシ「何ですか?」

キヤマ「結構オシャレでしょ、このお店」

タカヨシ「ええ、凄くオシャレです」

キヤマ「よ、よかったぁ」///

キヤマ「喜んでもらえなかったらどうしようかなぁって…」

安価↓1

1.「キヤマさんと一緒ならどこでも嬉しいですよ」♡
2.「こんな豪華なレストラン…誰でも喜びますよ」
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 01:14:36.53 ID:rVFXcNgpo
1
602 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 01:30:08.89 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「キヤマさんと一緒ならどこでも嬉しいですよ」

キヤマ「えっ…!」///

タカヨシ「キヤマさんといると凄く落ち着くし…」

タカヨシ「可愛いから、癒されます」

キヤマ「そ、そんなぁ」///モジモジ

キヤマは頬を赤らめた。

タカヨシ「予約するの大変だったでしょう?」

キヤマ「まあね…でもタカヨシ君…とだし、頑張れた!」///

タカヨシ「僕なんかのために…すみません」

キヤマ「あ、謝らなくていいよ!」

キヤマ「それに、誘ったのは私だし…」

タカヨシ「ありがとうございます…」

タカヨシ「…でも、良かったんですか?」

キヤマ「?」

タカヨシ「こういう所って…“大切な人”と来る場所でしょう?」

キヤマ「…!」///

タカヨシ「僕なんかが…ここに来ちゃって」

キヤマ「そ、それはもちろん…」///

キヤマ「た、タカヨシ君が…たい…」

キヤマ「やっぱり何でもない!」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「僕も、ここに来るとしたらキヤマさんを誘います」♡
2.「…何か飲み物頼みますか?」
3.「聞かないでおきましょう」
603 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 02:08:56.60 ID:WnNAKuLS0
寝ます〜安価↓
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/27(金) 06:03:09.69 ID:DYjgWUSt0
3
605 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 06:44:00.47 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「聞かないでおきましょう」

キヤマ「ええ、お願いね」///

店員「失礼します…」

早速料理が運ばれてきたようだ。



タカヨシ(美味しい…こんなに美味しいものは食べたことがない)

キヤマ「おいし〜!」

キヤマさんは目を輝かせている。

タカヨシ「…キヤマさん」

キヤマ「ん?何?」

タカヨシ「どうして、ここまで僕によくしてくれるんですか?」

キヤマ「…だって、タカヨシ君は私を救ってくれたじゃない」

タカヨシ「ああ、あの噂ですね」

キヤマ「そう。あの後、犯人も逮捕されて、きっと父も母も喜んでいるわ」

タカヨシ「…本当に残念です」

キヤマ「いいの!…もう過ぎたことだし」

キヤマ「ただちょーっとメディアの叩き方が容赦なかったけどね!」

キヤマは笑っている。

タカヨシ「メディアも都合のいい見出しにしか興味ありませんからね」

キヤマ「ほんと…そうね」

キヤマ「でも…本当にありがとう」

タカヨシ「大したことはしてないです…」

キヤマ「本当にそうかしら?」

タカヨシ「え?」

キヤマ「一人の人間を救った男にしては、さっぱりしたセリフね」

タカヨシ(そんなものかな…?)

タカヨシ「他にキザなセリフ思いつかないですよ?」

キヤマ「ふふっ…そういうのって、案外自然に出てるものよ」

キヤマと食事を楽しんだ。
キヤマとの関係が更に深まった。

――自室 【金曜日】

タカヨシ(昨日いい物を食べたおかげか、目覚めがいい)

タカヨシ(今日は…どうしよか)

安価↓1

1.学校をサボる
2.登校する
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 07:22:09.07 ID:DYjgWUSt0
2
607 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 07:28:42.64 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ(学校はちゃんと行かないとな…)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(授業は寝てた。罪悪感はない)

タカヨシ(さて、放課後はどうしようか…)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.メイド喫茶に行く
4.図書室に行く
5.用務員室に行く
6.帰る
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 07:30:47.48 ID:lSkBGCk3O
3
609 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 07:40:59.04 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ(メイド喫茶に行こう…コダマさんも気になるし)

――メイド喫茶「キャッツボックス」

店員1「いらっしゃいませにゃー!」

タカヨシ「あのー、コダマさんで」

店員1「かしこまりましたにゃん!」

タカヨシ(あれ?なんだか前と反応が違うぞ…)

タカヨシ(前はもっと…動揺してたのに)



タカヨシ(結構待たされるんだなぁ…)

コダマ「タカヨシ君…」

タカヨシ「あっ、コダマさん」

コダマ「…また来たのね」

タカヨシ「嫌でしたか?」

コダマ「そうかも…」

タカヨシ(コダマさんは笑っている…)

コダマ「隣、座るね」ズイッ

タカヨシ「あ、相変わらずねじ込んできますね…」

コダマ「積極的な方がいいでしょ?」

タカヨシ「まあ、そうですね…」

コダマ「ねえ…」

タカヨシ「?」

コダマ「…何をしたの?」

タカヨシ「何がですか?」

コダマ「私の兄に、何かしたでしょ?」

タカヨシ「…」

安価↓1

1.「何も」
2.「少し…話し合っただけです」
3.「秘密…です」
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 08:44:40.12 ID:Ue/ghBCt0
3
611 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 13:41:24.95 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「秘密…です」

コダマ「…」

タカヨシ「なんで僕が何かしたと思ったんですか?」

コダマ「…泣いて謝ってきたから」

タカヨシ「…」

コダマ「今朝、泣きながら謝ってきたの」

コダマ「自然とそうなるなんて、考えられない」

コダマ「絶対何かあったと思ったの。それで、あなたが兄の名前と住所を聞いたのを思い出したの」

タカヨシ「…」

コダマ「…やっぱりあなたなんでしょ?」

タカヨシ「…」

コダマ「一体、兄にどんな魔法をかけたの?」

タカヨシ「魔法じゃないですよ」

コダマ「だったらなんなの」

タカヨシ「…マジックです。タネも仕掛けもある」

タカヨシ「不思議な力なんて使えませんからね」

コダマ「…そのタネと仕掛けっていったい何なの?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「分からない方が面白いでしょう?」
2.「説明が面倒くさいんで…」
3.「ご想像にお任せします」
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 13:42:58.13 ID:BMc1jKiJo
1
613 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 14:06:49.67 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「わからない方が面白いでしょう?」

コダマ「…すごい誤魔化すわね」

コダマ「知られたくないなら…いいわ、聞かないであげる」

タカヨシ「…」

コダマ「けど、これだけは言わせて」

コダマ「…ありがとう」

コダマからの信頼を得られた。

コダマ「…不思議」

コダマ「こんなことが起こるなんて…信じられない」

タカヨシ「そうですか?」

コダマ「ええ、あなたはもっと自覚を持った方がいいわ」

コダマ「“一人の人生を大きく変えた”という自覚を」

タカヨシ「…そんな大げさな事じゃない」

タカヨシ「僕はただ…一人の人間に“真実”を見せただけだ」

コダマ「真実…を」

タカヨシ「…すみません、なんか辛気臭くなっちゃって」

コダマ「別にいいの、私が話を振ったから」

タカヨシ「そういえば、コダマさん」

コダマ「?」

タカヨシ「やっと笑ってくれましたね」

コダマ「…!」///

コダマ「き、気が付かなかった…」

タカヨシ「…それじゃあ、“血だまりオムライス”お願いします」

コダマ「ええ、もちろん」



タカヨシ(血だまりオムライスは相変わらず美味しいな)

コダマ「ねえ」

タカヨシ「?」

コダマ「もう帰っちゃうの?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「まだ帰らないですよ」♡
2.「もうそろそろ帰ります」
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 14:08:24.71 ID:auejr+JXo
1
615 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 14:37:32.92 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「まだ帰らないですよ」

コダマ「よかった」

コダマ「ちょっと付き合って」

タカヨシ「は、はあ」

――観覧車

タカヨシ「そ、それで…」

コダマ「何?」

タカヨシ「観覧車オプションはいくらですか…?」

コダマ「そうね…六万円かしら」

タカヨシ「…」

コダマ「フフッ…嘘よ」

タカヨシ「今、ここから飛び降りようかなと思ってました」

コダマ「あら、飛び降りてもいいのよ?」

タカヨシ「…遠慮しておきます」

タカヨシ「それより、本当の金額は?」

コダマ「タダ…無料よ」

タカヨシ「…」

コダマ「私が…個人的にあなたと一緒に居たかったから」

タカヨシ「そうなんですか…」

コダマ「ねえ」

タカヨシ「なんですか?」

コダマ「あなた、彼女とかいるの?」

安価↓1

1.「いないですよ」♡
2.「秘密…です」♡
3.「…います」
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 15:15:36.31 ID:lSkBGCk3O
3
617 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 16:17:00.82 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「…います」

コダマ「同い年?」

タカヨシ「そうです」

コダマ「そうなの…是非見てみたい」

コダマ「こんな大人びた高校生と付き合ってる女の子の顔」

タカヨシ「見ても面白くないですよ」

コダマ「…でも見てみたい」

タカヨシ「…」

コダマ「まあ、無理強いはしないけどね」

コダマ「…なんか不思議」

コダマ「あなたといると、私を縛っていたものが解けていく気がする」

タカヨシ「きっと気のせいでしょう」

コダマ「フフッ…そうかしら?」

コダマと楽しい時間を過ごした。

タカヨシ(そろそろ帰ろう)

――自室 【金曜日】

タカヨシ(さて、どうしようか…)

安価↓1

1.ミカの家に行く ♡
2.ゲームセンターに行く ♡
3.用務員室に行く
4.本屋に行く
5.スナックに行く
6.寝る
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/27(金) 16:57:45.32 ID:ZIGfqc/D0
1
619 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 17:21:46.95 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ(今日はミカの家に行こう…)

――アパート「チューリップ」

タカヨシ「ミカー!」ゴンゴンゴン

ミカ「ちょ、ちょっと待って!」



ミカ「ちょっと、強く叩きすぎ」ガチャッ

タカヨシ「すまない」

ミカ「次からは優しく、ね?」

ミカ「入っていいわよ、ちょっと散らかってるけど」

タカヨシ「お邪魔しまーす」

ミカ「今お茶入れるね」

タカヨシ「いつもすまんな」

ミカ「まあ…これくらいはね?」タッタッタッ

タカヨシ(いつもの座布団に座ろうか)ボフッ

タカヨシ(前よりちょっと片付いたような気がする…)

タカヨシ(気のせいか?)

タカヨシ(…)

タカヨシ(タンスから下着がはみ出している…)

タカヨシ(さっき焦ってしまい忘れたのだろう)

タカヨシ(…どうしようか)

安価↓1

1.戻してあげよう
2.そっとしておこう
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 17:24:44.09 ID:DYjgWUSt0
2
621 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 19:01:34.72 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ(そっとしておこう…)

ミカ「…ごめーんおまたせ、これお茶ね」コトッ

タカヨシ「サンキュー」ズズッ

ミカ「ねえ、あなた最近頻繁に家来るわね」

タカヨシ「迷惑か?」

ミカ「ぜ、全然そんなことないけど…」///

ミカ「ほ、ほら頻繁に会うと…離れられなくなっちゃうし…」///

タカヨシ「ならもっと会えばいい」

ミカ「さ、流石に毎日はダメ!…同棲してるんじゃないんだからさ…」

ミカ「ね、ねえ…」

タカヨシ「?」ズズッ

ミカ「耳かき…してあげよっか?」///

タカヨシ(まーたいかがわしい本の影響か…)

タカヨシ(でも悪くない話だな…どうしよう)

安価↓1

1.頼む
2.やめておこう
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 19:12:37.16 ID:8bNyXn6/O
1
623 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 19:21:20.50 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ(…)

タカヨシ「頼む」

ミカ「よし来た!…それじゃあ膝の上に…」///

タカヨシ「分かった」プニッ

タカヨシ(快適な枕だ…)

ミカ「そ、それじゃあやるよ…?」///

コショコショ

タカヨシ(ああ…昇天しそうだ…)

ミカ「どう?気持ちいい?」///

タカヨシ「…ああ」

ミカ「よかった」///



ミカ「…これで良し!はい終わり〜!」

タカヨシ「ありがとう…ミカの声がクリアに聞こえる!」

ミカ「そんな大袈裟な…」

ミカ「でもまあ、喜んでくれたならよかった」///

タカヨシ(また頼もうかな…)

ミカ「そ、そうだ…」

ミカ「せっかくだから、泊ってかない…?」///

タカヨシ(…ど、どうしようか)

安価↓1

1.「そうするよ」
2.「今日は帰る」
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 19:24:06.12 ID:DYjgWUSt0
1
625 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 19:34:11.84 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「そうするよ」

ミカ「やったー!」///

タカヨシ「それより、来客用の布団は買ってあるのか?」

ミカ「え?何それ」

タカヨシ「何それって…僕の寝る場所がないじゃないか」

ミカ「あるでしょ」スッ

タカヨシ(み、ミカのベッド…まさか)

タカヨシ「また一緒に寝るのか?」

ミカ「…もちろん♡」///

タカヨシ(…)

安価↓1

1.一緒に寝る ♡
2.床で寝る
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 19:47:44.83 ID:nr8yYzMWo
1
627 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 20:02:15.17 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「…分かった」

ミカ「えへへ〜素直ね♡」///

タカヨシ「なっ…」

ミカ「もうそろそろ寝よっか♡」///

タカヨシ「で、でもまだ早い…」グイッ

タカヨシ(べ、ベッドの上に押し倒された)

ミカ「いーの、夜はまだ長いから♡」///

ミカと夜を共にした。

――ミカの部屋 【土曜日】

ミカ「…」スースー・・・

タカヨシ(…うぅ、もう朝か)

タカヨシ(裸のミカが隣で寝息を立てている…)

ミカ「タカ…ヨシ…」スースー・・・

タカヨシ(…そっとしておこう)

――自室 

タカヨシ(さてと…今日は何をしようか)

安価↓1

1.ゲームセンターに行く
2.用務員室に行く
3.コダマに連絡を取る
4.本屋に行く
5.ケンジに連絡を取る
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 20:05:42.79 ID:DYjgWUSt0
5
629 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 20:19:28.95 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ(ケンジのやつ、彼女できたとか言ってたっけ)

タカヨシ(しょうがない…言ってやるか)

――みなとみらい

ケンジ「おう!相棒!」

タカヨシ「女の子は…?」

ケンジ「それがさぁ…一人で会うのはまだ怖いからって、他の女の子連れてくるんだってさ」

タカヨシ「へえ」

ケンジ「お前が来てくれて助かったよ!マジサンキュー!」

タカヨシ「気にすんな、約束だからな」

ケンジ「そういう堅実なところ、頼りになるぜ」

???「あの〜、ケンジ君ですか?」

ケンジ「…!」///

タカヨシ「…!」

タカヨシ(ケンジの言ってた娘ってこの子か…)

ケンジ「そ、そうっす…」///

???「あ、良かった〜私【安価】です」

ケンジがネットで知り合った清楚系の女性の名前 安価↓1
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 20:30:27.97 ID:DYjgWUSt0
水樹 清香(みずき きよか)
631 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 20:44:42.57 ID:WnNAKuLS0
ミズキ「あ、良かった〜私、水樹 清香(みずき きよか)です」

ケンジ「あっ、ども…えーっと、ケンジっていいます…」///

タカヨシ(ケンジ…デレデレじゃないか)

タカヨシ(ん?ミズキさんの後ろにいるのは…)

ミズキ「あれ、君がケンジ君のお友達〜?」

タカヨシ「どうも、タカヨシって言います」

???「ね、ねえミズキちゃん帰ろうよ…」

ミズキ「あんたねえ、恥ずかしがってばっかりじゃなんもできないよ!」グイッ

???「ちょ、ちょっとミズキちゃん!」

タカヨシ(前に押し出された…可哀そうに)

???「え、えーっと…【安価】っていいます…よろ…しく」アセアセ///

ミズキが連れてきた内気な女性 安価↓1
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 20:56:31.49 ID:BMc1jKiJo
追川 望(おいかわ のぞみ)
633 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 21:12:22.94 ID:WnNAKuLS0
ノゾミ「え、えーっと…追川 望(おいかわ のぞみ)って言います…よろ…しく」アセアセ///

タカヨシ「よろしく、ノゾミ」

ノゾミ「…!」スッ///

タカヨシ(ミズキの背後に隠れてしまった…)

タカヨシ(何か悪いことを言ってしまったか?)

ミズキ「ノゾミ…あなた彼氏いるのにダメでしょ〜」ニヤニヤ

ノゾミ「なっ、何がですか…?」///ソワソワ

ミズキ「分かってる癖に〜」ニヤニヤ

ノゾミ「あぅ…」///

ケンジ「じゃ、じゃあ早速遊びに行くか…!」///

ミズキ「そうね!」

――ショッピングモール

ケンジ「いや〜ミズキさん写真で見るより可愛いっす…」///

タカヨシ(ケンジ…べた過ぎる…)

ミズキ「そう?ありがと〜!」

ケンジ「…」

ミズキ「…」

ノゾミ「…」

タカヨシ「…」

タカヨシ(ぐう、この空気は重い…)

タカヨシ(どうだろう、ここは流れを変えてみるか?)

安価↓1

1.変える
2.変えない
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 21:16:33.77 ID:Ue/ghBCt0
1
635 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 21:29:35.82 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「なあ、ケンジ」

ケンジ「う、おう、なんだ相棒?」

タカヨシ「…僕ちょっとノゾミちゃんとそこら辺まわってくるよ」

ノゾミ「はわっ…!?」///

ケンジ「おう!そんじゃあ、俺はミズキさんとまわってるよ!」

タカヨシ(これは一つ貸しにしておく)

ミズキ「いいね!それじゃあ、ノゾミ楽しんできてねー!」タッタッ…

ケンジ「元気でやれよ!」タッタッ…

タカヨシ(ケンジとミズキはどこかへ行ってしまった)

ノゾミ「あ、あのぅ…」///

タカヨシ「どうした?」

ノゾミ「はうっ!…何でも…ないです」キュンキュン///

タカヨシ「?それならいいけど」

タカヨシ「…僕たちもどこかまわるか」

ノゾミ「う、はい…」///



タカヨシ「…」

ノゾミ「…」///

タカヨシ「ねえ」

ノゾミ「はいっっ!」///

タカヨシ(今一瞬声が裏返った…)

タカヨシ「ノゾミちゃんって彼氏いるんだっけ?」

ノゾミ「は、はい」

タカヨシ「優しい?」

ノゾミ「と、とっても…」

ノゾミ「そ、それにカッコいい…です」

タカヨシ(ふーんそうなんだ)

タカヨシ「」

安価↓1

1.「彼氏さん、優しい人なんだね…」
2.「つき合って長いの?」
3.「ねえ、今日は彼氏さんになんて言い訳してきたの?」ニヤリ ♡
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 21:39:07.77 ID:DYjgWUSt0
2
637 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 21:48:43.48 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「つき合って長いの?」

ノゾミ「な、長いかは分からないですが…に、二年…」

タカヨシ「十分長いよ!…仲いいんだね」

ノゾミ「そ、そうなんです…!」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「彼氏さんに不満はないの?」♡
2.「是非会ってみたいね」
3.「可愛い服だね」♡
4.「洋服に興味ある?」
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 21:50:32.68 ID:dyrVkA7KO
4
639 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 21:59:52.07 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「洋服に興味ある?」

ノゾミ「えっ?…い、一応…」

タカヨシ「それじゃあ、服見ていこうよ」

ノゾミ「はっ、はい!」



ノゾミ「そういえば…た、タカヨシさんは…」///

タカヨシ「?」

ノゾミ「か、彼女とかいるんですか…?」///

安価↓1

1.「いるよ」
2.「さあ、どうかな」
3.「こんなヤツにいる訳ない」
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 22:05:03.92 ID:Ue/ghBCt0
2
641 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 22:16:33.34 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ「さあ、どうかな?」

ノゾミ「えっ!…で、でもいそぅ…」///

タカヨシ「そう思う?」

ノゾミ「は、はいぃぃ…」///

タカヨシ「それより、彼氏さんを差し置いて僕なんかと一緒に居ていいの?」

ノゾミ「今日は…ミズキの付き添いで来た…だけだから…」///

タカヨシ(    )

多数決安価↓1〜3

1.(彼氏さんには悪いけど、こんなに可愛い子を放ってはおけない)
2.(彼女には彼氏がいる。そっとしておこう)
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 22:24:59.55 ID:DYjgWUSt0
2
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 22:26:16.63 ID:dyrVkA7KO
2
644 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 22:40:07.84 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ(彼女には彼氏がいる。そっとしておこう)

タカヨシ「それもそうだね…」

ノゾミと連絡先を交換した。ノゾミと買い物を楽しんだ。



ケンジ「おう!相棒!待たせたな」

ミズキ「ごめんノゾミ〜!」

タカヨシ「全然待ってない」

ノゾミ「大丈夫…だよ」

タカヨシ「それじゃあ、今日は解散か?」

ケンジ「おう、そうだな」

ケンジ「それじゃあ、ノゾミちゃん、またな」

ノゾミ「ま、また今度…」

ミズキ「それじゃ、行きましょっかケンジ!」

ケンジ「おうよ!」

タカヨシ(えっ、この後も二人でどこかまわるのか…)

ノゾミ「そ、それじゃあ、た、タカヨシ…君」///

ノゾミ「さようなら…」///

タカヨシ「ああ、またね」

――自室 夜

タカヨシ(さて…何をしよう…?)

安価↓1

1.ゲームセンターに行く
2.用務員室に行く
3.コダマに連絡を取る
4.本屋に行く
5.寝る
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 22:43:51.09 ID:DYjgWUSt0
4
646 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 22:49:32.05 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ(今日は本屋に行こう…)

――本屋

タカヨシ(今日は…知っている人はいないみたいだ)

タカヨシ(何を読もうか…)

安価↓1

1.犯罪組織「レッドカルテ」の犯行
2.豪華、プラネタリウム特集
3.女性を悦ばせる夜のテクニック特集
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 23:04:53.94 ID:BMc1jKiJo
1
648 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 23:12:23.46 ID:WnNAKuLS0
タカヨシ(“犯罪組織「レッドカルテ」の犯行”…か)

タカヨシ(最近話題になっているハッカー集団の特集だ)

ペラペラ

タカヨシ(ふむ…画像や個人情報の流出…現金目的でない犯行…か)

ペラペラ

タカヨシ(いろいろな事が書いてあったな…)

タカヨシ(またミカとこれについて話し合わなければ)

――自室 【日曜日】

タカヨシ(ふわああぁ…朝か…)

タカヨシ(今日は…何をしようか…)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.コダマと連絡を取る
4.ノゾミと連絡を取る
5.用務員室に行く
649 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/27(金) 23:15:01.42 ID:WnNAKuLS0
今日は寝ます安価↓
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 23:16:09.82 ID:DYjgWUSt0
1
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 00:17:25.83 ID:pWwptRdJo
おつでした
652 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 17:30:53.95 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ(今日はミカの家に行くか…)

――ミカの家

タカヨシ(また来てしまった…)

タカヨシ「ミカ―」コンコン

ミカ「あっ!いらっしゃい!」ガチャ

ミカ「ねえ、突然だけど買い物に行かない?」

タカヨシ「ああ、いいよ」

ミカ「じゃあいきましょ!」

――横浜 ショッピングモール

ミカ「カップル多いわね…」

タカヨシ「そうだな」

タカヨシ「でも、僕たちもそうだろ?」

ミカ「まあね」///

ミカ「ねえ、初めて二人で来た時のこと覚えてる?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「もちろん」
2.「…ええと」
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/28(土) 18:04:15.53 ID:pklahGZK0
1
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 18:05:05.87 ID:NQskmodG0
はい
655 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 18:28:16.78 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ「もちろん」

ミカ「よかった!忘れてるかと思ってた」

ミカの機嫌が良くなった。

タカヨシ「それより、服でも見るか」

ミカ「そうしましょ!」



ミカ「あー可愛いな〜!」

タカヨシ(なぜこんなにも服に夢中になれるのか…)

タカヨシ「いいのあったか?」

ミカ「…ええ、それはもう沢山!これも可愛いな〜」

タカヨシ(どうしよう…)

安価↓1

1.買ってあげよう
2.自分で買えるだろう
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/28(土) 18:32:05.41 ID:pklahGZK0
1
657 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 18:43:49.41 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ(…どれか買ってあげよう)

ミカ「…これ、凄い可愛い!」

タカヨシ「どれだ?」

ミカ「これ!…可愛くない?」

タカヨシ「ああ、ミカが着たら絶対似合う」

ミカ「ほんと?…じゃあ、試着しちゃおっかな」///

・・・

店員「とってもお似合いです!」

ミカ「ど、どうタカヨシ?」///

タカヨシ「ああ、凄く似合ってる」

タカヨシ「あの、これ全部ください」

ミカ「えっ…?」

店員「かしこまりました〜、お会計はこちらです〜」

タカヨシ「これで」

店員「ありがとうございます〜!」

ミカ「ね、ねえタカヨシ」

タカヨシ「なんだ、そのまま着て帰るのか?」

ミカ「い、いや違うけど…」

・・・

タカヨシ「…」

ミカ「な、なんかゴメンね」

タカヨシ「何が?」

ミカ「ほら、洋服買ってもらっちゃって」

タカヨシ「いいんだ、気にするな」

タカヨシ「僕も、ミカには可愛い物を着てほしいし」

ミカ「…!」///

ミカ「…た、タカヨシ…」///

タカヨシ「…いやだったか?」

ミカ「そんな訳ないじゃん!…凄く、嬉しかった」///

タカヨシ「それならよかった」

ミカ「…」///

ミカ「…ね、ねえ」///

タカヨシ「なんだ?」

ミカ「私…夢見てるのかな」

タカヨシ「夢?」

ミカ「そう、凄くカッコよくて優しい彼氏と一緒にデートなんて」

ミカ「夢でも見てるみたい…」///

タカヨシ「…」

安価↓1

1.ミカの頬をつねる
2.「僕もだ」
3.「夢なんかじゃない」
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 18:57:29.75 ID:PH0ib8HlO
3
659 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 19:09:12.66 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ「夢なんかじゃない」

タカヨシ「僕たちの思い出もね」

ミカ「そ、そうね…」///

ミカ「私たち、本当につき合ってるんだもんね」///

タカヨシ「そうだ…」

ミカ「…私、タカヨシの事しか考えられないかも」///

タカヨシ「え?」

ミカ「た、タカヨシのことが好きすぎて…もうダメかも…」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「死ぬな」
2.「め、メンヘラ…」
3.「重たい恋になりそうだ」
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 19:15:12.85 ID:jFrz4VfRO
661 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 19:28:02.14 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ「重たい恋になりそうだ」

ミカ「えへへー、それでも背負ってくれるんでしょ?」///

タカヨシ「ああ、もちろん」

ミカ「やったー!…大好き♡」///

ミカと特別な時間を過ごした。

――自室 夜

タカヨシ(…メールか?)

コダマ『また遊んでよ、タカヨシ君』

タカヨシ(さて、どうしようか)

安価↓1

1.ゲームセンターに行く
2.用務員室に行く
3.ノゾミと連絡を取る
4.コダマの誘いに乗る
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 19:30:26.46 ID:PH0ib8HlO
4
663 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 19:59:07.33 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ(コダマさんの誘いに乗るか…)

――遊園地「パーパーランド」

タカヨシ(遊園地だけど、夜はイルミネーションか…いいね)

コダマ「…」

タカヨシ(あれは…コダマさんか)

タカヨシ「コダマさん」

コダマ「あら、タカヨシ君」

タカヨシ「遅れてすみません」

コダマ「大丈夫、私も丁度来たところだから」

タカヨシ「それじゃあ行きましょうか…」

コダマ「ええ」



コダマ「急に呼び出したりして、ごめんなさいね」

タカヨシ「いえ、全然大丈夫ですよ」

タカヨシ「むしろ、誘われて嬉しかったです」

コダマ「フフッ…それなら良かった」

コダマ「ねえ、イルミネーションって綺麗?」

タカヨシ(と、突然…)

タカヨシ「綺麗だと思いますよ」

コダマ「…でも、夜しか輝けないの」

タカヨシ「…」

コダマ「それって悲しくない?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「…夜しか輝かないからこそ綺麗なんじゃないですか?」
2.「昼夜輝いてたらなんの面白みもないですよ」
3.「そうですね…」
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 20:00:25.41 ID:PH0ib8HlO
1
665 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 20:13:42.12 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ「…夜しか輝かないからこそ綺麗なんじゃないですか?」

コダマ「そうかしら?」

コダマ「女性は、いつだって綺麗でありたいと思う生き物よ…」

タカヨシ「…けれどそうは問屋が卸さない」

コダマ「たしかに…老いからは逃れられない…例外なくね」

コダマ「あなたの言う通り、永遠じゃないからこそ綺麗だって感じられるのかもね」

タカヨシ「…女性の話ですか?」

コダマ「ええ」

タカヨシ「…」

タカヨシ「そういえば、コダマさんメイド喫茶では順調ですか?」

コダマ「…辞めた」

タカヨシ「…え?」

コダマ「辞めちゃった…もう働く理由もないし」

タカヨシ「そ、そうなんですか」

コダマ「なんか残念そうね」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「メイド服姿が見られないのは残念です」♡
2.「そんなことないですよ」
3.「まあ…少し残念です」
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 20:17:10.85 ID:4EIKw9hR0
1.
667 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 20:31:22.52 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ「メイド服姿が見られないのは残念です」

コダマ「…」///

コダマの気を引けたようだ。

コダマ「あなたって…変態?」///

タカヨシ「ちょ、直球ですね…」

タカヨシ「ちなみに違います」

コダマ「でも…別にあなたならいいか」

タカヨシ「なんでですか?」

コダマ「だって…変な事しないでしょ?」

タカヨシ「する訳ないです」

タカヨシ(…)

コダマ「なんかあなたを見てると…」

タカヨシ「…?」

コダマ「また純粋な恋愛がしたいなって思った」

タカヨシ「…コダマさんまだ若いからできますよ」

コダマ「いえ…もうこの年になるとそんなのない」

コダマ「飲みに行って、持ち帰って…終わりって感じ」

タカヨシ「は、はあ…」

タカヨシ「コダマさんそういう経験あるんですか?」

コダマ「へ…?」///

タカヨシ「いや、だから飲み…」

コダマ「あなた、意外と度胸あるのね」///

タカヨシ「え…?」

コダマ「…いいわ、あなたにだけ教えてあげる」

タカヨシ「そ、それはどうも…」

タカヨシ(一体なんのことやら…)

コダマ「“ゼロ”よ…」///

タカヨシ「…はい」

コダマ「何その顔…意外だった?」///

タカヨシ「ま、まあ…」

タカヨシ(コダマさん、何か勘違いしてないか…)

コダマ「フフッ…やっぱりあなたも高校生ね」

タカヨシ「元からそうです」

コダマ「あなた、大人びてるから、同い年の人と“デート”してるみたいだった」

タカヨシ「で、デート…」

コダマ「…ちょっと、高台にのぼってみない?」

668 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 20:31:53.54 ID:ORLW1VJM0
――高台

タカヨシ「…眺めがいい」

コダマ「ええ、ほんと」

タカヨシ「…」

コダマ「…」

コダマ「私、いい年して恋しちゃったみたい」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「僕もです」♡
2.「そう…ですか」
3.「僕もしたいです」
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 20:40:04.27 ID:PH0ib8HlO
2
670 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 20:52:49.88 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ「そう…ですか」

コダマ「ええ、なんだか若い頃に戻った気分」///

タカヨシ(今でも十分若いんだけどなあ)

コダマ「…私、可愛くないから誰も振り向いてくれなかった」

タカヨシ「…」

コダマ「大学生になって、体目当てのチャラい男ばっかり話しかけてきて」

コダマ「素直な人なんて一人もいなかった」

タカヨシ「そうなんですか」

タカヨシ(確かにコダマさんは…“大きい”からな)

コダマ「ねえ、この後なんか食べに行こうよ」///

タカヨシ(さて、どうするか…)

安価↓1

1.「もちろん」
2.「今日は無理」
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 20:56:38.04 ID:jMGN+yejo
1
672 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 21:09:31.36 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ「もちろん」

コダマ「よかった…安心して、私の奢りでいいから」

タカヨシ(ほっ…)

――居酒屋

コダマ「ぷは〜…やっぱりお酒は美味しい…」

タカヨシ「そ、そうなんですか?」

コダマ「…まだ子どもは知らなくていいの」

タカヨシ(僕は大人しくコーラでも飲もう)

コダマ「私…結構お酒弱いんだよね…」///

タカヨシ「え、なんで飲んだんですか?」

コダマ「…人にはね、自分を出さなきゃならない時があるの」///

コダマ「でも、出せない。そういう時に、コレを飲むの」///

タカヨシ「…は、はあ」

コダマ「…あと、女の子にエッチ持ちかけるときね」///

タカヨシ「…」

タカヨシ「それで、コダマさんは自分を出すんですか?」

コダマ「ええ…まあね…」///

コダマ「…実は私、あなたの事好きになっちゃったみたい」///

タカヨシ「…!」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「いいと思いますよ」♡
2.「でも、彼女いますよ」
3.「…僕なんかでいいんですか?」♡
4.「もっと別の人を好きになった方がいいですよ」
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 21:15:24.30 ID:jFrz4VfRO
674 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 21:27:54.61 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ「でも、彼女いますよ」

コダマ「へ〜それがどうしたの?」///

タカヨシ「…!」

コダマ「別に私があなたを好きになっちゃダメな理由にはならない…」///

タカヨシ「だ、だけど…浮気は…」

コダマ「…もうとっくにしてるんでしょ?」///

タカヨシ(!!!)

タカヨシ(バレてる?そんなはずないけど)

タカヨシ「はあ…ハッタリですね」

コダマ「バレちゃったか…ま、いいわ」///

コダマ「それじゃあ…色仕掛け作戦〜」グイッ///

タカヨシ(コダマさんが胸元を大きく開けている)

タカヨシ「くっ…卑怯な…!」

コダマ「どう?効いた〜?」///

安価↓1

1.「効かない」
2.「ま、参りました…」♡
3.「だ、だめだだめだだめだだめだだめだだめだ…」
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 21:30:02.44 ID:PH0ib8HlO
3
676 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 21:33:53.61 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ「だ、だめだだめだだめだだめだだめだだめだ…」

コダマ「フフッ…いくら唱えても無駄よ」///

コダマ「ねえ、どうするの?私もう終電逃しちゃった…♡」///

タカヨシ(…)

多数決安価↓1〜3

1.家に泊める ♡
2.いや、ダメだ
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 21:39:56.04 ID:jFrz4VfRO
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 22:12:37.55 ID:PH0ib8HlO
2
679 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 22:40:22.38 ID:ORLW1VJM0
タカヨシ(いや、ダメだ!)

タカヨシ「それは…残念です」

タカヨシ「タクシー呼びますか?」

コダマ「…フフッ」///

タカヨシ(なんだ、今の不敵な笑みは)

コダマ「ますます好きになっちゃった…」///

タカヨシ「え?」

コダマ「私、あなたになら本当にあげてもいい♡」///

タカヨシ「何を?」

コダマ「私の…処女♡」ボソッ///

タカヨシ「…!」///

コダマ「…考えておいて、私はずっと待ってるから♡」///

コダマと楽しい時間を過ごした。…コダマは僕に気がある。

――自室 【月曜日】

サラ「おい!起きろ!」

タカヨシ「うわあっ!…サラさん、帰ってきてたんですか」

サラ「そーだ!もうとっくに帰ってるし、朝だ、起きろ!」

タカヨシ「はいっ!」

――担帝学園 放課後

タカヨシ(はあ…早起きは苦手だ)

タカヨシ(さて、どうしようか)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.用務員室に行く
4.ノゾミと連絡を取る
5.帰る
6.部室に行く
7.校内を散策
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 22:48:07.19 ID:jFrz4VfRO
681 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2019/12/28(土) 23:05:50.64 ID:ORLW1VJM0
今日は終わります
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 23:27:27.93 ID:pWwptRdJo
おつあつー
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 05:27:58.78 ID:A+kj5Vuao
新年はやっぱり忙しいんですかね…
戻ってきてくれよ〜頼むよ〜
684 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/07(火) 01:33:15.66 ID:M4zaw2+90
>>683 お待たせしてすみません。また明日から書き込みます〜
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 01:35:14.19 ID:2gxOAFmfo
やったぜ。
あけおめことよろ
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 01:54:14.26 ID:pKN8Kkzao
成し遂げたぜ
687 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/07(火) 20:54:36.25 ID:M4zaw2+90
タカヨシ(校内散策でもするか…)

――担帝学園 連絡橋

タカヨシ(連絡橋は待ち合わせスポットなのかな…)

タカヨシ(こうして学校を回ってると、改めて生徒が多いと感じさせられるなぁ)

???「うわああああぁぁぁぁぁー!」ドテッ

タカヨシ(うわっ、びっくりした)

???「し、静まれ!我が右腕よおおおおお!」ブンブンブンブン

通行人「…なにあれ」「あいつ、大丈夫か?」「あれ、噂の子?」

タカヨシ(…連絡橋の真ん中で何を騒いでるんだあの女子は)

???「いかん!力が抑えられぬうううぅぅぅぅ!」

???「ダメだ!…いまここで力を開放すれば…皆を巻き込んでしまう!」

通行人「…」クスクス

タカヨシ(クサい芝居だ)

???「だれかあああ!だれか止めてくれええええ!」ブンブンブン



安価↓1

1.止めてあげる
2.…放っておこう
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:25:30.19 ID:2gxOAFmfo
1
689 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/07(火) 21:41:37.24 ID:M4zaw2+90
タカヨシ(く…止めてやるか)

???「うおおおあああぁぁぁぁ!」

タカヨシ「あ、あの…」

???「!」クルッ

タカヨシ「大丈夫…ですか?」

???「あ、ありがとう同志…!おかげで治まってきたぞ!」

タカヨシ(うそくさ)

???「…さては、貴様能力者だな?」

タカヨシ「え?」

???「くーくくく、誤魔化さなくてよい。我が“ジャッジメント・アイ”の前ではどんな嘘もお見通しだ」

タカヨシ「じゃっじ…なんだって?」

???「ジャッジメント・アイ!…主が我に与えたもうた能力だ!」

タカヨシ「は、はあ…」

タカヨシ(なんかヤバいのに声かけちゃったかな…?)

???「貴様…名は?」

タカヨシ「…タカヨシです」

???「なんと…間抜けな名だ」

タカヨシ「すみま…せん」

???「ここは“一般人”の礼儀を重んじて名を名乗ろう」

???「我が名は“タナトス”!死を司る…“使者”だ」

タカヨシ「タナトス?…ええと…」

タカヨシ(彼女のバッグには…【安価】って書いてあるけど…)

痛い少女の名前 安価↓1
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 21:59:28.50 ID:pjuj+ReK0
安西 好子(あんざい よしこ)
691 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/07(火) 22:27:51.80 ID:M4zaw2+90
タカヨシ(彼女のバッグには…安西 好子(あんざい よしこ)って書いてあるけど…)

タカヨシ「アンザイ…さん?」

アンザイ「真名を言うな!…しかし、貴様。なぜ真名を知っている?」

タカヨシ「だってバッグに名前書いてありますよ」

アンザイ「なっ!…不覚!」ガタッ

タカヨシ(いちいちリアクションが大袈裟なんだよなぁ…)

アンザイ「…まあよい。我を助けてくれた恩は忘れないぞ」

タカヨシ「その割に横柄な態度じゃないですか?」

アンザイ「う、うるさい!」

タカヨシ「…」

アンザイ「…」

タカヨシ「そ、それじゃあ僕はこれで…」グイッ

アンザイ「どこに行くのだ!」

タカヨシ「えっ?」

アンザイ「我の秘密を知ってしまったからには…生かしておけない」

タカヨシ「そんなこと言われても…死ぬ気は更々ありませんよ」

アンザイ「…では、契約を結ぶのだ」

タカヨシ「は?」

アンザイ「いいから来い!」

タカヨシ「ちょ、ちょっと!」
692 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/07(火) 22:57:45.63 ID:M4zaw2+90
――超常現象研究部 部室

アンザイ「入れ!」

タカヨシ「お、お邪魔します…」

タカヨシ(なんか不気味な部屋だな…)

タカヨシ(あそこに転がってるのは…マネキン?)

アンザイ「ふっ、そこの椅子に掛けるがいい」

タカヨシ「どうも」ガタッ

タカヨシ「このお菓子食べていいんですか?」

アンザイ「なっ、貴様意外と図太いな。まあ、いい」

タカヨシ「…」ボリボリ

アンザイ「…無言で食うな無言で!」

タカヨシ「す、すみません」

タカヨシ「で、でも話すことなんて…」

アンザイ「あるぞ」

アンザイ「貴様にはこの部に入ってもらう!」

タカヨシ「は?」

アンザイ「お菓子に手を付けておいて今更“さようなら”じゃ済まされないぞ」

アンザイ「それに、貴様は我の真名を知ってしまった。それに能力も!」

アンザイ「そんな奴を野放しにしておくわけにはいかない!」

タカヨシ「…まあ、入るだけなら」

アンザイ「やった!…じゃなくて、賢明な選択だ」

タカヨシ(いま素で喜んだな)

タカヨシ「けど、どんな活動をするんですか?」

アンザイ「超常現象全般の研究だ」

タカヨシ「…俗にいうオカルト的な?」

アンザイ「その呼び名は気に入らないが…そうだ!」

タカヨシ「…」

タカヨシ「ところで、その眼帯と包帯は?」

アンザイ「いい目の付け所だ!」

アンザイ「これは我が力を抑制するためのいわば装具…」

アンザイ「しかし、我の力は強大。故に、抑えきれていない…」

タカヨシ(意味ないじゃないか)

アンザイ「さっきの発作もソレのせいだ」

タカヨシ「へ、へえ。大変なんだね」

アンザイ「凡人には分かるまい」

タカヨシ「…」

アンザイ「では、これから貴様にはここの部員として活動してもらうぞ!」

アンザイと楽しい時間を過ごした。…どうやらかってに入部させられたみたいだ。

693 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/07(火) 22:58:18.61 ID:M4zaw2+90
――自室 夜

タカヨシ(夜か…何をしよう)

安価↓1

1,ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.コダマの家に行く
4.ノゾミと連絡を取る
5.用務員室に行く
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 23:00:50.71 ID:pKN8Kkzao
2
695 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/07(火) 23:10:00.87 ID:M4zaw2+90
タカヨシ(ゲームセンターに行くか…)

――ゲームセンター

タカヨシ(夜なのに混んでるな…)

タカヨシ(メダルゲームでもやろうかな)

カナデ「…」キョロキョロ

タカヨシ(あれは…カナデか?)

タカヨシ「カナデ」

カナデ「!」ピタッ

カナデ「…」ダッ

タカヨシ(物凄いスピードで走ってくる)

カナデ「…」ギューッ///

カナデ「た、タカヨシ…」///

タカヨシ「元気にしてたか?」

カナデ「…」コクッ///

タカヨシ「そうか、それは良かった」

カナデ「…」///

タカヨシ「今日も何かゲームするか」

カナデ「…」コクッ///

――プリクラコーナー

タカヨシ「こ、これゲームじゃないよね…?」

カナデ「入って…」///

タカヨシ「う、うん」

タカヨシ(プリクラなんて撮ったことないぞ…)

アナウンス『3…2…』

タカヨシ(な、何かポーズをとればいいのか?)

カナデ「…」グイッ

タカヨシ「な、なんだカナデ」

カナデ「顔…近づけて」///

タカヨシ「分かった」グイッ

カナデ「…」///

タカヨシ「…」

タカヨシ(近い…)

安価↓1

1.キスする♡
2.何もしない
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 23:17:31.72 ID:pjuj+ReK0
2
697 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/07(火) 23:23:38.97 ID:M4zaw2+90
タカヨシ(…今は我慢しよう)

タカヨシ(人が入ってきたら大変だ)

カナデ「ね…ねえ」

タカヨシ「なんだ?」

カナデ「ちゅ、チュー…しない?♡」///

タカヨシ「また、後でな」

パシャッ

――ゲームセンター ラウンジ

タカヨシ「カナデ…意外とプリクラのセンスあるかもな」

カナデ「えへ…へへ」///

タカヨシ「ありがとう…これ、大事にするよ」

カナデ「わ、私も…」///

カナデ「た…かよしとの…ツーショット」ニヘラ///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ご飯でも食べに行こう」
2.「ゲーム機でも見に行くか」
3.「カフェでお茶する?」
4.「そろそろ帰るか」
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 23:41:17.34 ID:pjuj+ReK0
2
699 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/07(火) 23:51:00.70 ID:M4zaw2+90
タカヨシ「ゲーム機でも見に行くか」

カナデ「…」コクッ

――ゲームショップ「ゲットオフ」

タカヨシ「色々あるな…」

カナデ「わぁ〜…」ジーッ

タカヨシ(カナデが携帯ゲーム機に釘づけになっている…)

カナデ「…」ジィーッ

安価↓1

1.買ってあげる
2.放っておこう
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 00:05:01.88 ID:8o/9yn6/0
1
701 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 00:18:42.69 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ(買って…あげるか)

タカヨシ「カナデ、それ借りるぞ」ガッ

カナデ「えっ…?」



店員「ありがとうございます〜」

タカヨシ「ほら、これ」

カナデ「…」モジモジ///

タカヨシ「欲しそうにしてたから…あげる」

カナデ「い…いいの?」

タカヨシ「ああ。気兼ねなく遊んでくれ」

カナデ「でっ…でも…」モジモジ

タカヨシ「なんだ?」

カナデ「か、カナデ…何も…」

カナデ「してない…」

タカヨシ「何を…?」

カナデ「お兄の…喜ぶ…こと」モジモジ

タカヨシ「」

安価↓1

1.「そんなこと気にしなくていい」
2.「それじゃあ、何かお願いしようかな」
3.「それなら一つ貸しだな」
702 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 01:06:45.43 ID:n2oxgAY/0
今日は寝ます〜 安価↓
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 01:22:51.74 ID:EzFVzkZ8o
2
704 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 17:05:51.42 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ「それじゃあ、何かお願いしようかな」

カナデ「…」コクッ///

タカヨシ「…とは言うものの、何がいいんだろ」

カナデ「な…何でもいいよ」///

タカヨシ(なんでもいい…か)

タカヨシ(それじゃあ…)

カナデにお願いする内容 安価↓1 来なさそうだったら勝手に〆ます
705 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 19:11:48.01 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ(それじゃあ、今度遊園地にでも誘うか…)

タカヨシ「じゃあ、今度付き合ってよ」

カナデ「なにに…?」///

タカヨシ「まあ、その時のお楽しみ」

カナデ「…」コクッ///

タカヨシ「それじゃあ、帰ろうか」

カナデと特別な時間を過ごした。

――自室 【火曜日】

タカヨシ(う…朝か)

タカヨシ(早く学校行かないと)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(さて…何をしようか)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.用務員室に行く
3.コダマの家に行く
4.ノゾミと連絡を取る
5.超常現象研究部の部室に行く
6.帰る
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 19:42:39.38 ID:8o/9yn6/0
5
707 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 20:22:07.92 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ(せっかくだし、あの変な部活に顔出すか…)

――超常現象研究部 部室

タカヨシ「どうもー」ガチャッ

アンザイ「おお、来たか!入れ」

タカヨシ「暇だから来た」

アンザイ「一言余計だが…まあいい!」

アンザイ「早速だが、今日は調査を行うっ!」

タカヨシ「ちょ、調査?」

アンザイ「そうだ!…しかし、今はまだ明るい」

タカヨシ「どういう事?」

アンザイ「調査は生徒が帰った後の学校で行う!」

タカヨシ「でも、俺たちも帰らなきゃ…」

アンザイ「ダメだ!…調査が先だ!」

タカヨシ「は、はあ…」



タカヨシ(最終下校のチャイムが鳴ってしばらく経つ)

タカヨシ(もう照明も全部落ちて、俺たちしか残っていないみたいだ)

アンザイ「…」スースー

タカヨシ(ね、寝てる?)

タカヨシ「アンザイ!…起きろ!」ユサユサ

アンザイ「きゃっ!…脅かすな!」

タカヨシ「じゃあ寝るな…」

タカヨシ「それで、これから何をするんだ?」

アンザイ「それはもちろん、“噂”の検証だ」

タカヨシ「噂?」

アンザイ「そうだ!…C棟三階の女子トイレに、夜幽霊が出るという噂だ!」

タカヨシ「えぇ…ただの噂だろ?」

アンザイ「…本当かも知れないだろう?」

タカヨシ「そんなバカな…」

アンザイ「とにかく、真偽はこの“ジャッジメント・アイ”が決める!」

タカヨシ「…」

アンザイ「ほら、行くぞ!」

タカヨシ「ああ」
708 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 20:36:46.50 ID:n2oxgAY/0
――担帝学園 C棟三階 女子トイレ前

アンザイ「…」ギュッ

タカヨシ「…」

タカヨシ「…なあ」

アンザイ「ひゃっ!」ビクッ

アンザイ「…なんだ?」

タカヨシ「そろそろ手、放してくれないか?」

アンザイ「あ、ああいいだろう」ギュッ

タカヨシ「は、放してない…」

アンザイ「う、うるさい!とにかく入るぞ!」

タカヨシ「え、でも俺男子…」

アンザイ「ここに女子がいるから大丈夫だ!」

タカヨシ「…」

タカヨシ「はあ…じゃあ、入りますよ…」サッ

アンザイ「…」ガタガタ

タカヨシ(暗くて良く見えないな…)

タカヨシ(あれは…!)

タカヨシ「あ、アンザイ!」

タカヨシ「…誰かいる」

???「…誰?」

アンザイ「しゃ、喋った!」ガクブル

タカヨシ「君こそ…こんな夜中に何してる?」

???「…ここ、私のおうち」

タカヨシ「家?」

???「そうなの…」

???「…」

???「みんな、死んじゃえばいいのに」ボソッ

タカヨシ「…なんだって?」

???「みんなしんじゃえ!」グワッ

タカヨシ(な、なんだ!…目が赤く光ってる?)

タカヨシ(これは…人間じゃないぞ…)

アンザイ「あ、あわわわわ…」ガクッ

タカヨシ「アンザイ!」

アンザイ「…」

タカヨシ(くそ、腰が抜けたのか…)

???「今から、ふたりとも殺してあげる」シャキッ
709 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 20:37:15.48 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ「か、カッター?」

タカヨシ(やばい、このままじゃ本当に殺されかねない)

タカヨシ「アンザイ!早く立て!」

アンザイ「…」シャーッ

タカヨシ(も、漏らしてる…これはもうだめだ)

???「ふふっ…大人しいのね…」トコトコ

タカヨシ「くっ…」

ドクン

タカヨシ(!…なんだ?)

ドクンドクン

タカヨシ「ぐうっ…」ドクン

タカヨシ(この感覚…まさか)

タカヨシ(そんなはずない!…ここで使えるわけがない…)

???「逃げないの〜?」

タカヨシ(…仕方ない、試してみるか)

タカヨシ「…ペルソナっ!リャナンシー!」パリン

???「!」

タカヨシ(できた…)

???「あなたも、力がつかえるの?」

タカヨシ「“あなたも”って…どういうことだ」

???「奇遇ね…」

???「…アラミタマっ!」ブワッ

タカヨシ「!!」

タカヨシ(ぺ、ペルソナ?…このバケモノ、ペルソナが使えるのか?)

???「私も…使えるのよ」

???「フレイラ!」シュルルルル

タカヨシ(こ、攻撃が来る!)

タカヨシ(チェンジしなきゃ…)

タカヨシ「ペルソナ、ホームズ!」パリン

キュイイィィイン

???「は、弾かれたの?」

タカヨシ(ま、間に合った…)

???「そんな…フレイラ!」シュルルル…

キュイイィィイイン

タカヨシ「何度やっても無駄だぞ」

???「くっ…」フッ

タカヨシ「!」

タカヨシ(…き、消えた?)

タカヨシ(ま、まさか逃げたのか?)

タカヨシ「…」

アンザイ「…」

タカヨシ(仕方ない…ここは一旦退こう)
710 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 20:40:55.12 ID:n2oxgAY/0
――超常現象研究 部室

タカヨシ(や、やっと着いた…)

アンザイ「…」

タカヨシ(アンザイを抱えてきたけど…結構な重労働だった…)

タカヨシ「アンザイ、大丈夫か?」

アンザイ「う、うん…」

タカヨシ「それじゃあ、降ろすぞ…」ドサッ

アンザイ「…」

タカヨシ「…本当に大丈夫か?」

アンザイ「…これって、夢?」

タカヨシ「違う…と思う」

アンザイ「…私、着替えなきゃ」

タカヨシ(いつもと口調が違う…そんなにショックだったのか)

タカヨシ「あ、ああ。それじゃあ、外で待って…」

アンザイ「だ、ダメ!」

タカヨシ「え?」

アンザイ「こ、怖いから…中で待ってて!」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「…仕方ないな」
2.「ダメだ、外で待ってる」
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 20:49:19.53 ID:T2qYOiR0O
1
712 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 21:13:07.74 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ「仕方ないな…」

アンザイ「…じゃあ、着替える…」///

タカヨシ(なんで僕が一緒に居ないといけないんだ…)

アンザイ「…」

タカヨシ「…」

アンザイ「ちょ、ちょっと!そっち向け!」///

タカヨシ「分かったよ…」

アンザイ「…」

タカヨシ「…」

アンザイ「こっち、向かないんだな」

タカヨシ「え?…だって見るなって」

アンザイ「でも…興味くらいあるんじゃない?」///

タカヨシ「そんな…子どもみたいな…」

アンザイ「お前も子どもだろ!」

タカヨシ(…)

安価↓1

1.見る♡
2.いや、やめておこう
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 21:27:58.16 ID:WY7W/wMRO
1
714 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 21:34:59.01 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ(…)

タカヨシ「…」チラッ

アンザイ「あ!…見たな!♡」///

タカヨシ「って!ここで、下着も着替えるのか!」サッ

アンザイ「お前、我のジャッジメント・アイによると…むっつりスケベだ!」

タカヨシ「そんな不名誉な…」

アンザイ「しかし、やけに反応が薄いな」

タカヨシ「…」

アンザイ「フツーだったら鼻血とか…そーゆーものだろう?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「子どもじゃあるまいし…」
2.「見慣れてる」
3.「偏見だ」
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 21:37:07.93 ID:gufM0N1Qo
2
716 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 22:02:35.41 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ「見慣れてる」

アンザイ「なっ!」///

アンザイ「お前…とんでもないことを言ったな」

タカヨシ「そうか?」

タカヨシ「アンザイのじゃっじめんと…なんとかってやつで見抜けてただろ?」

アンザイ「も、もちろんだ!」

アンザイ「…それで、見慣れてるとは?」///

タカヨシ「え?」

アンザイ「だからどーいうことだと言っているのだ!」///

タカヨシ「…聞かなくても分かるだろ」

アンザイ「い、妹とか姉とかだろう?」///

タカヨシ「姉も妹もいない」

アンザイ「なっ!…では、誰だ!」///

タカヨシ「なあ…」

アンザイ「なんだ!」///

タカヨシ「むっつりスケベはお前じゃないのか…?」

アンザイ「う、うるさい!口答えするな!」///

タカヨシ(全く、命の恩人になんて恩知らずな…)

アンザイ「ま、まあいい」///

アンザイ「今度詳しく聞いてやるからな!」///

アンザイと楽しい時間を過ごした。アンザイとの関係が深まった。

――自室 夜

タカヨシ(ずいぶん遅くまで連れまわされた…)

タカヨシ(さて、どうしよう…)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.コダマの家に行く
4.用務員室に行く
5.ノゾミに連絡を取る
6.レンタルビデオ店に行く
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 22:11:58.10 ID:8o/9yn6/0
6
718 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 22:21:20.02 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ(なんか映画でも借りてみるか…)

――レンタルビデオ店

タカヨシ(あー、この映画借りられてるな…)

タカヨシ(こっちは新作で高い…見たいけど)

タカヨシ(…)

タカヨシ(こっちは邦画か…ってあれ?)

キヤマ「…」キョロキョロ

タカヨシ(あれ、キヤマさんじゃないか?)

タカヨシ(声をかけてみるか?)

安価↓1

1.声をかける♡
2.かけない
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 22:34:17.34 ID:JgfQHBG90
1
720 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 22:46:20.79 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ「…キヤマさん?」

キヤマ「きゃあっ!」ビクッ

ガッシャーン

タカヨシ(も、持っていたディスクを落とした…)

タカヨシ「す、すみません。脅かすつもりは…」

キヤマ「だ、大丈夫!」ソワソワ

タカヨシ「あ、僕も拾いま…」

キヤマ「大丈夫!本当に大丈夫だから!」ソワソワ

タカヨシ「まあそんなこと言わずに…え」

タカヨシ(キヤマさんの落としたこれ…“教師と生徒の禁断の関係”)

タカヨシ(こ、これって…)

キヤマ「あ、ああああううううう、どうしよう…」///

キヤマ「ち、違うのタカヨシ君!…これは友達から頼まれて…」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「男友達、いませんよね」♡
2.「余計な詮索はしないでおきます」
3.「そんな、嘘つかなくてもいいですよ…」♡
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 22:50:44.19 ID:8o/9yn6/0
2
722 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 22:57:26.90 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ「余計な詮索はしないでおきます」

キヤマ「あ、ありがとう…」///

キヤマ「このこと…秘密にしておいて」///

タカヨシ「もちろん」

キヤマ「そ、それじゃあね…」ダッ

タカヨシ(走り去っていった…)

タカヨシ(僕も洋画を借りて帰ろう)

――自室 【水曜日】

タカヨシ(しまった…寝坊だ)

――担帝学園 放課後

タカヨシ(こっぴどく叱られてしまった…)

タカヨシ(次からは気を付けよう)

タカヨシ(…さて、どうしようか)

安価↓1

1.ミカの家に行く
2.ゲームセンターに行く
3.コダマの家に行く
4.用務員室に行く
5.ノゾミと連絡を取る
6.超常現象研究部の部室に行く
7.帰る
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 23:06:55.57 ID:T2qYOiR0O
7
724 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 23:18:59.99 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ(今日は帰るとするか…)

――自室

タカヨシ(バッグはそこら辺に置いておこう…)

タカヨシ(さて…どうしようか?)

安価↓1

1.ミカを部屋に呼ぶ
2.キヤマを部屋に呼ぶ
3.コダマを部屋に呼ぶ
4.ノゾミを部屋に呼ぶ
5.アンザイを部屋に呼ぶ
6.ネットサーフィンをする
7.借りてきた映画を見る
8.夜まで寝る
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 23:22:52.22 ID:8o/9yn6/0
1
726 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 23:34:29.95 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ(ミカを呼ぼう…)

プルルル…

ミカ『もしもし?』

タカヨシ「ああ、今大丈夫?」

ミカ『いいわよ』

タカヨシ「もしよかったら、部屋に来ないか?」

ミカ『え!行きたい!』

タカヨシ「良かった。すぐ来てもらって構わない…」

ツーツーツー…

タカヨシ(切るの早すぎ…)



タカヨシ(この漫画、新刊出てたっけ?…)

コンコン

ミカ「入っていい〜?」

タカヨシ「あ、いいよ」

ミカ「お邪魔しまーす!」ガチャッ

ミカ「これがタカヨシの部屋か〜!」

タカヨシ「すまん、少し散らかってるけど、くつろいで」

ミカ「全然綺麗だけどね」

タカヨシ「そうか?…ミカの部屋も綺麗だと思うけど」

ミカ「そう?…結構汚いよ、私の部屋」

ミカ「さてと…」チラッ

タカヨシ「…言っておくけど、ベッドの下には何もないぞ」

ミカ「え〜、本の一冊二冊くらいないの?」

タカヨシ「そんなもの読まない…」

ミカ「そーなんだ。意外」

タカヨシ「一体どんなイメージを抱いてるんだか…」

ミカ「横…座るね」///

タカヨシ「」

安価↓1

1.「どうぞ」♡
2.「そっちに椅子がある」
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 23:40:16.01 ID:T2qYOiR0O
1
728 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/08(水) 23:53:57.59 ID:n2oxgAY/0
タカヨシ「どうぞ」

ミカ「えへへ…失礼しま〜す」///

タカヨシ(ラベンダーのいい香りがする…)

タカヨシ「シャンプー変えた?」

ミカ「あ!気が付いた?」

ミカ「一昨日、新しいシャンプー買ったんだ〜」

タカヨシ「どおりで…いい匂いだ」

ミカ「あ、ありがと…」///

タカヨシ「今日はわざわざすまない」

ミカ「いいの、タカヨシの部屋見てみたかったし」

タカヨシ「そうか、今日が初めてか」

ミカ「そう。いつも私の部屋だったから…」

タカヨシ「そうだ、お茶入れてくる」

ミカ「いいの!…お構いなく」

タカヨシ「…そうか」

ミカ「でも、気遣いありがとうね」

ミカ「それで…何する?」

タカヨシ「」

安価↓1

1.「ミカは何がしたい?」
2.「映画でも見よう」
3.「話でもするか」
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 00:11:28.73 ID:W2IZqrwt0
3
730 : ◆5mGdnN/fe2 [saga]:2020/01/09(木) 00:21:09.57 ID:flw+SwaF0
今日は終わります〜
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 00:56:48.57 ID:cMlRE/3ao
おつー
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 03:38:13.89 ID:XWok5okNo
結局飽きたのか?失望したわ
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