麻子「……華、さん」 華「はい?

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74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/13(月) 01:51:30.51 ID:j/ROv3cf0
麻子「華さんは進路考えてるのか?」

華「いずれ家業を継ぐのは間違いないですが……それまではまだ戦車道に触れていたい気持ちもありますから、戦車道のある大学を探そうかしら、とか」

麻子「なるほど。私は法学部に入るつもりだから戦車道については特にこだわりはないな」

華「なぜ法学部に?」

麻子「大学を出るころくらいにはたぶん……おばあとはお別れすることになる。そうなったら私には身寄りがないからな。法律を勉強して自分の身を守らなきゃならん」

華「……そうですか」ギュ

麻子「心配か?」

華「独りになった時、麻子さんがわたくしたちを頼って下さるかどうかが」

麻子「……ぼちぼち頼りにはするかもしれない」

華「わたくしには麻子さんのためにお部屋をご用意する算段もありますよ?」

麻子「逢引用の部屋にする気か!?」

華「それはそれで燃える関係じゃありませんか」

麻子「……今後の五十鈴流が心配になる発言はよせ」

華「こんな他愛のないおしゃべりができるのも今だけですから。ご容赦ください」

麻子「全く……」
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