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高峯のあ「牛丼並……玉子とみそ汁もつけて」
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1 :
◆AL0FHjcNlc
[saga]:2020/03/30(月) 21:08:43.53 ID:pVyNxzTm0
●注意●
・短編形式
・日常系SS
・のあさんのキャラ、口調、クールなイメージが『著しく』崩壊します
・独自解釈している点が多々ありますので、ご了承下さい
●登場人物●
高峯のあ、他
http://i.imgur.com/zK8hxZs.jpg
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1585570123
2 :
◆AL0FHjcNlc
[saga]:2020/03/30(月) 21:10:56.32 ID:pVyNxzTm0
●過去作
第1作:高峯のあ「牛丼並……あっ大盛りで」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447664976/
第2作:高峯のあ「和風牛丼並……あっあとから揚げ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448875583/
第3作:高峯のあ「(プレミアム牛めし……あっあと焼のり)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453369628
第4作(総集編):高峯のあ「牛丼大盛り……つぇ、つゆだケで……っ!」【番外編】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466684201/
第5作:高峯のあ「牛丼並……4つでいいかしら?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479041217/
第6作:高峯のあ「牛丼とか……言ってる場合じゃない」【番外編A】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1540781116/
3 :
☆1/2
◆AL0FHjcNlc
[saga]:2020/03/30(月) 21:12:03.87 ID:pVyNxzTm0
━━━━━━━━━━
【吉野家?】
店員A「ご注文はお決まりですか?」
のあ「あっ、はい」
のあ「牛丼並……玉子とみそ汁もつけて」
のあ「……」
のあ「(フフッ……。名言よね、コレ)」
店員A「…………」
のあ「?」
店員A「よろしいんですか?」
のあ「えっ?」
店員A「ご注文は本当にそれだけでよろしいんですか!?」
のあ「っ!?」
のあ「アッ、ア、エ? えっ……」
店員B「驚かせてしまい申し訳ありません。しかし貴女は……」
店員B「貴女はなんと! 当店にお越しになられた100万人目のお客様なのですッ!」
のあ「!!!」
のあ「ヒ、100万人目……」
店員C「その特典として今回の代金は無料、つまり飽きるまで食べ放題ッ!!」
店員C「たくさんご注文していただいて結構でございますッ!!」
のあ「!?」
のあ「ほ、本当? いいんですか……?」
店員D「更に!!」
店員D「お客様にはこの特製のどんぶりを差し上げます!!」
のあ「ど、どんぶり??」
店員E「このどんぶりをご来店の際に持参していただければ、お客様には牛丼を無料で提供させていただけきます」
のあ「エッ!!」
のあ「そ、それってあの『キン肉マン』の作者に向けて、吉野家から感謝の証として贈られたっていう、あの都市伝説の……!」
店員E「我々からの、ほんの感謝の気持ちです」
のあ「(ッ!! 胴の部分に『高峯』って彫ってある! いつの間に!?)」
のあ「うそ……、ホントに……?」
店員F「そして更に!」
のあ「ま、まだあるの!?」
4 :
☆2/2
◆AL0FHjcNlc
[saga]:2020/03/30(月) 21:13:34.88 ID:pVyNxzTm0
店員F「当店100万人来店記念に、お客様が考案していただくオリジナルメニューを当店で販売予定でございます」
のあ「それって……!」
のあ「前に、俳優の菅田将輝が吉野家とコラボした、ねぎ玉子とキムチをのせてボリューム満点テイストに仕上げた『菅田スペシャル』みたいな感じの……!?」
のあ「わ、私っ……あれから菅田将輝のファンになって、その、菅田将輝と竹達彩奈と中居正広とマートンはもう特に……!」
店員G「はい! お客様ともコラボさせていただきます!」
のあ「コラボ………でも、コラボって言っても、そんな、私みたいな……」
のあ「イケメン俳優とか人気アニメとかならまだしも、その……、吹けば飛ぶような一般人なんかと…………」
店員G「??」
店員A「何をおっしゃられますか、お客様」
のあ「……えっ?」
店員B「お客様……いえ、高峯のあさん」
店員C「貴女は、立派なアイドルではないですか」
のあ「ッ!!!」
店員D「華があり、その振る舞いに誰もが心を焦がし、羨望を抱く……」
店員E「アイドル、高峯のあ。いつもご活躍を拝見しています」
店員F「貴女のような方とコラボさせて貰えるなんて、本当に光栄です!!」
のあ「あ……、あぁ……っ」グスッ
のあ「あ、アイドル……、アイドルやってて、本当に良かった……!」ポロポロ
━━━━━━━━━━
【事務所 中庭】
周子「……」
のあ「…………」ムクッ
周子「のあさん」
周子「紗枝ちゃんからLINEで、のあさんの無防備な寝顔が送られてきたから、慌てて飛んできたけど」
周子「涎ダッラダラだよ……、天気がぽかぽかでちーっと油断したかね? はい、ハンカチ」
のあ「…………」
のあ「……………儚い、夢を視ていたわ」
周子「何の夢かは想像に難くないね」
のあ「……どうやったら夢の世界に行けるのかしら」
周子「デスタムーア様にお願いしたらいいんじゃないかな?」
のあ「……コラボ」
周子「ん?」
のあ「……高峯スペシャル」
周子「えっ?」
──────
────
──
5 :
☆1/2
◆AL0FHjcNlc
[saga]:2020/03/30(月) 21:14:50.75 ID:pVyNxzTm0
──
────
──────
【事務所】
みく「ん〜〜〜……♪」
P「……」
みく「快適でいいにゃあ、クーラーが効いた事務所は♪」
P「猫はみんな、クーラーが嫌いって言うけどな」
みく「そう? みくは構わないけど?」
P「いくら女子寮のクーラーが壊れたからって、いつまでも事務所でくつろいでるもんじゃないぞ」
P「撮影の打ち合わせが終わったの、3時間前だろ?」
みく「えー……だって応接室でも、暑いからって沙理奈さんと聖來さんが水着のままのんびりしてたにゃ」
P「な、何やってるんだあの二人………そりゃあ、さっきグラビア撮影のための新作水着がどーとか言ってたが」
みく「ね? なんだかんだ皆、適当な理由を付けて事務所でゆっくりしたいんだよ」
みく「みくだって、こうやって事務所でゆっくりと過ごすのは久しぶりにゃ♪」ゴロゴロ
───ガチャ
アーニャ「お疲れさまです」
みく「あーにゃん、おっつにゃあ♪」
アーニャ「プロデューサー、これ、頼まれた買い物です」スッ
P「おっ、ありがとう。お釣りは机に置いておいてくれ」
P「先に好きなの取っていいぞ」
アーニャ「では……、この雪見だいふくを」
P「じゃあ俺はスイカバーもらいっ」
みく「……えっ! アイス!?」ガバッ!
アーニャ「皆さんの分も、ありますよ? いっぱい買ってきましたから」
みく「ハーゲンダッツ! ハーゲンダッツは!?」キラキラ
P「あのな、みく? あんな高いアイス、買うワケ無───」
アーニャ「はい、ありますよ♪ 7種類の味のなかで、どれがいいですか?」
みく「マカデミア! マカデミアナッツ一択にゃあっ♪」ガサガサ
P「(俺のお金……)」
アーニャ「……!」
アーニャ「ヴィ、ペォムニーチェ、ヴェータヴリーミャ……みく?」
みく「にゃ?」
アーニャ「こうして、みくとアイスを食べていると、2月の事を思い出しますね?」
アーニャ「のあと、3人で北海道に行った、あの日の事を」
P「あぁ、雪まつりのイベントのことか?」
6 :
☆2/2
◆AL0FHjcNlc
[saga]:2020/03/30(月) 21:17:01.71 ID:pVyNxzTm0
みく「そうだねー……真冬のホテルで暖房を付けているにもかかわらず、アイスを買って食べたいとあーにゃんが言い出した時は」
みく「正気の沙汰じゃないと思ったにゃ。みく、寒いのは苦手だし」
P「おい。さっきと言ってる事が真逆じゃないか」
アーニャ「のあは……、彼女は、本当に綺麗な方です」
アーニャ「ハーフである私、よりも、雪のように白く透き通る肌で、あの撮影会は、誰しもが、彼女に目を奪われていました」
アーニャ「……雪化粧、とは、こういう事を、言う、のでしょうか?」
P「いや、ちょっと違うとは思うが」
P「まあしかし、確かに美人だよなぁ。ローマ美術の彫刻を彷彿とさせる滑らかな肌、おとぎ話の導き手のような謎めいた影のある雰囲気」
P「華奢な人かと思えば、体力テストでは美波を上回る成績だし、歌唱とダンスについては麗さんも太鼓判を押すほどだ」
P「今はまだエキストラや裏方に回る仕事が多いけど、大物になるポテンシャルは十分持っている人だよ」
P「な? 事務所でも何人か噂してるし、唯一同じ仕事をした二人も、そう思うだろ?」
みく「(…………)」
アーニャ「(…………)」
みく「(確かに……、眼光鋭いし近寄りがたいというか、ドライな人かと思った時もあるケド)」
みく「(でも、一緒に仕事した時は、なんだかんだ引率して貰ったし)」
みく「(風で煽られているビニール袋を猫と勘違いして追いかけてた事もあったし。その事に触れると、口止めとしてお弁当作ってくれたし。要求したのはみくだけど)」
みく「(……事務所のみんなや李衣菜チャンがウワサしてるよりは、真っ当なフツーの人かとは思うんだけど……)」
みく「ん〜〜………、よく分かんにゃい」
アーニャ「そう言えば……」
アーニャ「この前、自治会で一緒、でした」
P「自治会? 町内会か?」
P「町内会……。な、なんか高峯さんのイメージとかけ離れたワードだな」
アーニャ「ダー。私と、のあと、時子の3人で、ジャージ姿で、一緒にゴミ拾いを───」
━━━━━━━━━━
【高峯家】
ブオォォーーン…
のあ「あ゙あ゙ぁ゙〜〜〜〜……」
のあ「あ〜つ〜い〜〜〜〜………」
のあ「…………………………………」
のあ「わ゙〜れ゙〜わ゙〜れ゙〜ば〜〜〜〜〜………」
のあ「ゔぢゅ゙ゔじん゙だぁ゙〜〜〜〜〜……………」
のあ「あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……………」
ブオォォーーン…
──────
────
──
7 :
☆1/1
◆AL0FHjcNlc
[saga]:2020/03/30(月) 21:18:00.09 ID:pVyNxzTm0
──
────
──────
【???】
「ソロとして初舞台、それが生放送になるワケだけど………緊張する?」
*「期待に応えるまでです。あなた様、どうか最後まで、この私にお力添えを……」
「うん。もちろん応援してるよ」
「外部との連携はこっちでバッチリ受け持つから、あとは……」
*「はい。演出は先日話した通りに」
*「真の愛唱歌とは似て非なる、その……ぽっぷな印象ではなく」
*「星の瞬く音も聞こえてきそうな夜の静寂の、その闇に溶けてしまいそうな儚さで……」
*「自分の在り方を月に問うかのような、みすてりあすな雰囲気を演じてみたく思います」
「衣装も、それに見合ったものだったな。OK、演出はスタジオと相談してみるよ」
「あとバックダンサーはどうしようか?」
*「それは、…………」
*「……そうですね。折角の舞台故、私が直接吟味します」
「うん、分かった。近くの専門学校なら話が通しやすいんだけど……」
「もし他事務所の人を誘いたいなら、早めに言ってくれ。オーディションのスケジュールもあるし」
*「心得ました、あなた様」
──────
────
──
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