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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」【安価】

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823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 20:48:30.88 ID:iTltzDjXo
>>822
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 20:48:47.78 ID:doEtsE3MO
司令官が死んだのはわかっている、でもこの目で見て確かめたい響
825 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 20:55:45.86 ID:ExKnsntQ0
ーー


響「はぁ、はぁ、はぁ……」ダダダッ


「居たか?」


「いや、こっちじゃないみたいだ」


「そうか、なら次は…」


響「ふぅ…なんとか凌げたようだね」


響「私の司令官は死んだ。それを確認したけどまるゆさんの話は気になる」


響「司令官は死んだ。なら答えは一つ、誰かが司令官のフリをしているんだ」


響「そんなのは許せない。司令官を冒涜することは絶対に許せない!」
826 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 21:00:42.30 ID:ExKnsntQ0
響「でもここから動きようが無い。捕まってしまったら…」


響「いや、あえて捕まるのも手かもしれない」


響「遭難してここに迷い込んだ通行人としてなら…」


響「…よし、これでいこう。適当に怪我をしてそれっぽく見せかけよう」


響「腕を折るくらいなら全く痛くない。殺された司令官に比べたら全然だ」


響「……」


響「……ぃぎっ…!!」ベキッ


響「う…うぅ……ぐぅぅ……!」


響「はぁ…はぁ……よし…これで…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:08:47.97 ID:Bi81w2XDO
痛みを堪えて歩く響
周囲の物も妙に古く存在に気付いた監視カメラも年代物で今にも故障しそう
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:09:09.78 ID:QV3HWgPpo
村に連行される響を尾行する忍二人
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:09:43.11 ID:yf5btYmio
響を見つけた村人達がひどい怪我をしてるじゃないかととても心配そうにしてる
830 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 21:15:49.22 ID:ExKnsntQ0
響「ふぅ…ふぅ…ふぅ…」


響(この村はおかしい…監査カメラはあるけど、どれも全部年代物だ…それなのに…村人達はタブレットを持ってた…)


響(ということは…最近…何かがこの村に起こったんだ…)


響(お金が絡んでると思ったけど…違う…?いや、カメラはあえて壊れかけを使ってる…?)


響(う……ダメだ…痛みで頭がよく…回らない……)


「おい、あそこ…!」


響「あ……見つかっ…た………」
831 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 21:17:54.61 ID:ExKnsntQ0
由良(…遅かった)


名取(響が村人達に連れられて…)


由良(腕を怪我してる)


名取(ここの人達にやられた?)


由良(自分でやったかもしれない)


名取(響…忍びみたいなことしないで)


由良(…後をつけましょう)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:20:02.81 ID:yf5btYmio
ベッドで目覚めた響に大丈夫かって心配する村人
また追いかけ回して怪我させちまったよ済まねえなと
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:29:31.88 ID:Ht8Ft75FO
大きな屋敷に連れてこられた響
部屋の外で始末するかだのかわいそうだだの会話が聞こえてくる
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:30:23.31 ID:iTltzDjXo
藁敷きのベッド?寝かされた響、腕に銀のスライムっぽいのを巻かれるとすっと痛みが無くなる
テクノロジーごった混ぜに理解が追いつかない
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:31:03.89 ID:doEtsE3MO
怪我をして寝かされてる男性のとなりに連れてこられた響
836 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 21:38:40.42 ID:ExKnsntQ0
ーー


響「ぅぐ……」


「どうする」


「始末するのは可哀想だけどな」


「だがやるしか無いだろ」


響「はぁ…はぁ……」


響(私をどうするか…話し声が……)


響(話し合うということは……マニュアルか何かがあるということ…?)


響(それにしても…この屋敷は大きいな……)
837 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 21:44:39.48 ID:ExKnsntQ0
響(この構造は……お寺…?教会……?)


響(見た目と…中は違う……)


響「う、ぐっ……」


響(しまったな…下手に……折って…痛みが……)


響(このままじゃ…腕が……いや、でも…司令官のフリをする輩を…)


響(やるしかない……片腕くらい…無くなっても……)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:53:12.77 ID:yf5btYmio
部屋に人が入ってきて来たかと身構える響だけど腕の手当が始まる
始末は…と呟くと集落の畑を荒らす子熊を捕まえて可哀想だが熊汁にすることになったんだと話す村人
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:01:11.86 ID:2p6yC5v8o
>>838
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:01:45.18 ID:iTltzDjXo
響の司令官が部屋に入ってきた
飛びかかる響だがから負傷を差し引いても明らかに力の差がある動きで抑えられる
841 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 22:07:57.08 ID:ExKnsntQ0
「……」ガラッ


響「うっ……!!」


「ほら、動きなさんな」


響「腕を……?」


「あんたは大事な客人なんだと」


響「始末…は……?」


「それは小熊じゃ。畑を荒らして困るんでな」


響「……」
842 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 22:12:28.58 ID:ExKnsntQ0
響「……どういうことなんだろう」


響「腕を治療してくれたと思ったら…また一人に…」


響「私は大事な客人だと言ってた。ということは私を知っている?」


響「まさか…司令官は……」


響「違う!本物の司令官は死んだ…殺されたんだ!」


響「……」


「……」ガラッ


響「あ……司令官…じゃない!お前は誰だ!!」


「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:23:58.59 ID:doEtsE3MO
僕は君の知る司令官ではない
だけどこの身体は君の司令官に限りなく近い
ここはそういうところなんだ
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:30:33.40 ID:iTltzDjXo
響の司令官?「やっと…やっとこの体を知る人に会えた……」
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:31:06.77 ID:yf5btYmio
>>844
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:31:08.70 ID:Yhcgeux0O
>>843
君が何者かは分からない
だが、私にとって大切な人らしい、と聞いている
847 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 22:38:18.26 ID:ExKnsntQ0
「やっと、この体を知る人に会えた……いや…出会ってしまったというべきか……」


響「どういうことだ!?」


「どうもこうも……君とは初対面では無いよ」


響「訳の分からないことを言うな!司令官の体でそれ以上喋るな…」


「そうだ…この男は司令官……それ以上でも以下でも無い……そうなんだね?」


響「私はお前を…知ってる…………!」


「良かった……この体で問題は無いようだ……」


響「なぜ、何故なんだ……どうして…!」
848 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 22:42:43.19 ID:ExKnsntQ0
「私は教祖……あの鎮守府には色々と世話になった…」


響「お前は死んだはずだ!あのカルト教団の奴らは全滅した!」


「そうだ、私は……死んだ…」


響「なのに何故お前は生きている!」


「その前に一つ…訂正させて欲しい……」


響「そんなの聞くわけない!」


「あれはカルトでは無い……私の力を崇拝してくれていた……信者達の慣れ果てなのだ……」


響「信者…!?お前は神様でも何でもないただの人間だ!」
849 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 22:46:17.95 ID:ExKnsntQ0
「私の力を……見せよう……」スッ


響「何をするつも……り…」


「……」


「腕の具合は……どうかな……」


響「そんな…嘘だ……」にぎにぎ


「私は……神などでは無い……ただ……転生を繰り返す……救世主…」


「私は……数千年の時を生き……全てを見てきた……」


「時には時代に干渉し……その行方を……見守った……」


響「……」
850 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 22:49:37.47 ID:ExKnsntQ0
響「……なんで司令官の姿をしてるんだ」


「理由は……ある……」


「私がこの力を使うには……代償が必要……」


「今までは人間で良かったが……もっと強い力を……」


「そう……艦娘が……必要……」


響「私を代償にする為だけに…?」


「君の命は……数百…数千の命を救う……」


「君も……救世主となるのだ……」


響「安価」


下1〜3高コンマ 響の台詞やその他起こったことなど
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:53:51.26 ID:Yhcgeux0O
神は死んだ

瞬間、由良が教祖の背後を取る
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:55:44.75 ID:doEtsE3MO
こういう力は知り合いが持ってる
お前は特別じゃない、ただ自分が生き続けたいだけよ
と由良と長良がエントリー
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:06:11.80 ID:iTltzDjXo
>>852
854 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 23:19:51.75 ID:ExKnsntQ0
由良「そうはさせない」シュバッ


響「由良さん…」


名取「私も居るわよ!」


響「名取さんまで…」


「これは……」


由良「貴方のは所詮瞞し」


由良「そんなトリック、忍なら見抜ける」


「そうか……君は中に四人……そして血が……毒されている……」


名取「なんでそれを…」
855 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 23:22:39.09 ID:ExKnsntQ0
「待っていなさい……すぐ……戻してあげよう……」スッ


由良「ぅぐ!?」


名取「由良!?」


響「由良さんがやられるなんて…」


「大丈夫だ……すぐに済む……」


由良「ガ……ぁ…!」


名取「か、体が!?」


響「元の艦娘の姿に……戻っていく……」


由良「ギ……いぃ…」


「終わった……これで彼女は……救われた……」


由良「……」ガクッ


名取「由良、しっかり!」
856 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 23:27:25.08 ID:ExKnsntQ0
響「こいつは…まさか本物……」


「私は生きたいのでは無い……生かされているのだよ……」


由良「何を…戯言……を…」


「私を待ち望む民は……いくらでも居る……医者が匙を投げた病人……腕を無くした人間……」


「これでもまだ……私を疑うか……?」


名取「由良、逃げよう!!相手は人間じゃない!」


由良「何を……」


名取「忘れたの由良!忍者の掟!!」


由良「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:31:32.24 ID:Ht8Ft75FO
救えるなら何故司令官を助けてくれなかったと叫ぶ響を抱え脱出する名取と由良
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:32:31.64 ID:UJ3QFBy0O
望む人間がいるならなぜ外に出ないのか
目の前にお前が原因で悲しみを背負った女の子がいるというのに
今度は人生を寄越せとは虫がよすぎないか
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:32:33.24 ID:Bi81w2XDO
響を連れて逃げる二人
追っては来なかったが再びこの集落に潜入するのは難しいかもしれないと話す
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:33:38.29 ID:6esLfCaZ0
由良「生かされてる?貴方のバックにいる組織はなに?」
と誘導尋問
861 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 23:38:13.51 ID:ExKnsntQ0
由良「望む人間が居るなら…なぜ外に出ない…」


「私が表に出れば……またあのような教団ができてしまう……」


由良「お前が原因で…悲しみを背負った子が…居るというのに…」


響「そうだ…その力があるならなぜ司令官を助けなかった!?」


「私は死人を……完全に蘇らせることは……できない……」


「あの男を殺せと……私は言ってない……全て……勘違いした人間だ……」



響「ふざけるな!!」
862 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/08(月) 23:42:42.38 ID:ExKnsntQ0
名取「由良、もう……!」


「これは……君を救う為だ……」


「君の魂は……間違い無くあの男の所に……向かう……」


響「な…」


「話して分かった……君はあの男を……愛していた……」


「君を代償とすることで……魂を自由にする……それが私なりの償い……」


「今目の前に……あの男の魂が……」


響「司令官……?」


由良「耳を貸さないで響…」


「響……俺だ……」


響「あ、あ、あ……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:47:52.11 ID:iTltzDjXo
「ひ、びき……にげろ…!」
司令官の体に突き飛ばされる響
これ幸いと煙玉はって響を抱えて逃げる二人
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:49:58.19 ID:Bi81w2XDO
逃げろ響
こいつは本気で案じてる訳じゃない
こいつは…甘言で惑わす悪魔だ
その後>>863
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:54:04.58 ID:u3pfdUkAO
名取が二人を引っ張って逃げるが、再び響の腕は痛くなり、由良も元の姿に戻り、あれは一種の催眠術だったのかと疑う
866 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 00:00:01.76 ID:xyG4H+ug0
名取「……もうダメ!逃げるよ二人とも!」ガシッ


由良「……」


響「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ…」


「……」


「無駄な……ことを……」


「私は……救世主だと……言っているんです……」


「…………」スッ
867 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 00:03:09.89 ID:xyG4H+ug0
ーー

名取「ひとまずここまで来れば…」


響「痛い…痛いぃ……」


名取「響の腕が…!?」


由良「あぁぁぁ……!!」


名取「由良の姿が深海棲艦に戻った…」


響「腕が…痛い…痛いよ……」


名取「あれは催眠術だった…?いやでも響の腕は完璧に治ってた」


名取「それに由良の姿だって……」


由良「う、ぐ、ぅ……」


名取「……戻るしかないっていうの?」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:03:49.39 ID:Xo6aVoVDO
帰りが遅いのを心配したまるゆが単独潜入しようかという所で合流
一筋縄ではいきそうにないと得た情報を吟味する為に一旦帰還
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:05:44.22 ID:qvqCb21rO
>>868
由良の中で何が起きたのか緊急会議
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:22:03.73 ID:xwQTHyAUO
>>868
一方で救世主はまた祭るだけの人々に囲まれながらいつか苦難を超えて来る待ち人を待つ
871 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 00:25:41.61 ID:xyG4H+ug0
まるゆ「二人共!ここに居たんですね!」


名取「まるゆさん…」


まるゆ「あまりにも遅かったので単独で潜入しようとしていたんですが…」


響「う、うぅぅ……」


まるゆ「え、響さん!?」


名取「詳しい事はあとで話すから、今は一旦撤退!」


まるゆ「…はい、その方が良さそうですね」


由良「ぐ……」


まるゆ「待っていて下さい…必ず助け出しますからね」
872 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 00:31:32.77 ID:xyG4H+ug0
ーー


「ありがたやありがたや…」


「こんな所に神様が降りてきてくれるなんてなぁ」


「あの言い伝えは本当だったんじゃ、神木には神がついとる」


「「……」」


「またこうなってしまうのでは……意味がありませんね……」


「数千年生きて……やはり時代に干渉した時が一番良かった……」


「彼のように……苦難を乗り越え……私と共に歩もうと……言ってくれる……そんな人を私は……待つ……」


「彼とは……また……彼のような……時代人を……」


「ハイル……ヒト……」


「……」


ーー


873 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 00:31:58.98 ID:xyG4H+ug0
続く


コメントなどあればお願いします
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:33:57.43 ID:qvqCb21rO
おつ

>>1から出してきた設定だからマジの神である可能性はあるなぁ
でもこんなトンデモ能力をこちら側のカミサマやアイツが知らない、狙わないはずがないのが気になる……
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:36:51.13 ID:oLQ/kN6lo
おつ
チョビヒゲかよ!
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/09(火) 00:39:44.93 ID:mUgwKxSto
おつでした
扉が何回か開いてる事を考えると世界五分前仮説式か…?

…司令官の皮被ってる(物理)奴や巻戻る時間の中で自殺繰り返す司令官、拍手のかわりに手をひらひらさせる司令官などが出て来なくて良かった…
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:40:12.80 ID:Xo6aVoVDO
お疲れ様でした
詐欺師か本物かはこれからの安価で別れるかな
集落と聞いて某ホラーを連想
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:41:17.95 ID:kkvoAT/L0
総統閣下は「奴」と呼ぶ存在の声が自分にだけ聞こえたらしい
彼の行動にも影響したとも言われてその「声」で死の窮地を脱したこともあるとか
もしかしてその正体がこの男だったりして
879 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 19:24:24.44 ID:xyG4H+ug0
ーー


提督「響の様子はどうだ?」


由良『良くない』


由良『最悪腕を切断』


提督「……そうか」


龍驤「ごめんな、気付いた時にはもう鎮守府を飛び出した後やったんよ…」


由良『それはこっちも悪い』


由良『名取を置いていかなかった私の判断ミス』


龍驤「そうは言うても…ウチらは気付かなあかんかったんや…」


由良『起こってしまったことは仕方ない』
880 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 19:27:20.03 ID:xyG4H+ug0
まるゆ『提督さん、私は一度戻って応援を頼めないか相談してみます』


龍驤「無線か何かで呼ばれへんの?」


まるゆ『あの男が直接何かしない限りは難しいです…』


名取『響は自分で腕を折ったしね…』


由良『私達も少し考える』


由良『誰も失わないのを最優先にする』


龍驤「もちろんや頼むで…!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 19:33:52.73 ID:YjMFF4Sro
まずは救世主とやらについて考察
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 19:39:09.81 ID:G9tHUIDgO
霞が精一杯もたせてるけど腕についてはやはりグラーフを頼るしかないのではと
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 19:53:45.12 ID:Xo6aVoVDO
>>882
884 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 19:59:09.35 ID:xyG4H+ug0
ーー

由良「ダメね」


由良「霞の薬で持たせているけど、限界」


名取「このまま病院に連れて行っても、意味は無いんだよね…」


由良「腕を切られてお終い」


由良「それくらい状態が悪い」


響「……」


名取「けど顔色も悪いし…ここにいつまでも居られないよ!」


由良「分かってる」
885 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 20:01:20.39 ID:xyG4H+ug0
由良「グラーフを頼る」


名取「菊月提督の所に居る、超能力艦娘…」


由良「彼女なら治せる」


名取「本当に?」


由良「治せない傷は無いはず」


由良「死体の傷も治せる」


名取「じゃあ響はそのグラーフさんに任せて、私達は…」


由良「もう一度。真実を確かめに行く」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 20:06:16.96 ID:lln0CSloo
人員を増やした方が安全だ、俺から由良の所の提督に手を貸して貰えないか依頼すると提督
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 20:08:01.36 ID:kkvoAT/L0
「私を理解してほしいとは言わない、しかし伝えることはできる」と
響の司令官の死の詳細を語り始める
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 20:23:27.18 ID:mUgwKxSto
>>886
889 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 20:27:23.22 ID:xyG4H+ug0
ーー


提督『菊月提督と連絡が取れた。そちらの住所を教えてくれればグラーフは向かえる』


由良「ありがとう」


提督『それと余計なお世話かもしれないが、増援を頼んだんだ』


由良「無理」


由良「ただの艦娘が来ても足手まとい」


提督『それは分かっている。だが忍びの艦娘ならどうだ?』


由良「練度が低いなら同じこと」


提督『なら大丈夫だ、あいつは強いからな』
890 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 20:31:05.04 ID:xyG4H+ug0
由良「提督の知り合いに、忍びは居ない」


提督『一人居るじゃないか。今は忍者提督の所で修行をしている彼女が』


由良「…川内」


提督『忍者提督に知らせたら川内が行きたいと。忍者提督も了承してくれた』


由良「…分かった」


提督『それと忍者提督からの伝言だ。三人で無理なら絶対に撤退だと』


由良「了解した」


由良「……」


名取「川内が来るの?」


由良「そう」


由良「川内と三人なら、なんとかなる」


由良「…かも」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 20:38:56.92 ID:kkvoAT/L0
例の男が「私を理解してほしいとは言わない、しかし伝えることはできる」と
響の司令官の死の詳細を語り始める
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 20:42:50.74 ID:G9tHUIDgO
川内が合流して作戦会議
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 20:46:40.85 ID:mUgwKxSto
会ってはっきりと川内の成長を感じる由良
894 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 20:58:45.05 ID:xyG4H+ug0
ーーーー


響『ここは…』


「君の……夢の中だ……」


響『お前……は…』


「そうだ……私だ……」


響『顔が………無い…』


「これが私の……本来の姿……顔や形は……飾りでしか無い……」


響『……』


「私を理解するつもりは……無いようだな……」


響『…当たり前だ』


「ならば……君には真実を……教えよう……あの男の……最後を……」


響『司令官……』
895 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 21:03:34.67 ID:xyG4H+ug0
「あの男は勇敢だった……私の信者が……不正を働いているのを……見抜いた……」


響『司令官が…』


「私を信じなかった連中が……私を使い不正な金を稼ぎ……それを街ぐるみで……行った……」


響『……』


「彼らは……あの男を殺してしまった……」


響『だから自分は悪くないって言うのか』


「そうだ……だから彼には天罰を下した……これで……」


響『終わりなもんか!!私の司令官は殺されたんだ!もう二度と会えない!!』


響『返せ!私の司令官を返せ!!』


「安価」


下1〜3高コンマ ????の台詞やその他起こったことなど
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/09(火) 21:08:56.96 ID:Xo6aVoVDO
一人の人間に固執していたら世界は救えない
私はそれを知っている
常に人は個人的感情から救済の機会を逃してきたのだ
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 21:16:39.31 ID:G9tHUIDgO
できるならやっていただろう
だが私にそこまでの力はない
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 21:20:01.37 ID:Lo0GTpsqo
私は彼を聖別し、私の右の座に座らせた
彼は残された者たちを思い苦しんでいた
私が君に話すのも彼のたっての願いだったからだ
899 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 21:24:57.60 ID:xyG4H+ug0
「たった一人の人間に……固執していたら世界は救えない……私はそれを知っている……」


「人は個人的感情から……救済の機会を逃してきている……」


響『何が救済だ!私にとって司令官はこの世界そのものだ!』


「その感情が……人を破滅に導く……」


響『うるさいうるさい!他の誰かなんか関係ない!私は司令官を殺されたんだ!』


「そうか……君は救済は必要無いと……」


「ならやはり……君は……代償になるべきだ……」スッ


響『!!』
900 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 21:27:56.01 ID:xyG4H+ug0
ーー

グラーフ「響はどこ…?」


川内「お待たせしました師匠!お久しぶりです!」


由良「鍛錬は怠っていなかったようね」


川内「もちろんです!」


名取「……」


由良「名取、響は」


名取「消えた…」


グラーフ「逃げちゃった…?」


名取「違う……ずっと様子を見てたのに…瞬間移動したみたいに消えたの…」


由良「貴女達がやった?」


グラーフ「違う!この場所しか知らないから他の場所でどうにかなんかできない!」


川内「敵も超能力者ってこと?」
901 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 21:30:08.45 ID:xyG4H+ug0
名取「違う…あの男は本物だ……」


由良「あれは術か何か」


名取「タネがあるなら私にやってみせてよ!」


川内「まぁまぁ落ち着いて…」


グラーフ「超能力なら…こっちにも居る…」


由良「行くしかない」


名取「無理だよ……相手は…」


川内「とにかく響を回収しないと、逃げる云々はそれからです!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 21:37:51.48 ID:Lo0GTpsqo
司令官のいた時の鎮守府の夢に取り込まれている響
施設も同僚もそして司令官も全てが記憶のまま蘇っている
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/06/09(火) 21:51:29.76 ID:G9tHUIDgO
個人に固執しないという救世主に対して響は個人の感情があるから人なんだと主張の問答が始まる

私が司令官を想わない世界や誰かが誰かを想わない世界はただの停滞しているだけ
そんなの全員が死んでるのと変わらない、お前はみんな殺そうとしているって
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 21:53:52.38 ID:TRVhU8w0O
>>902
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 22:00:13.96 ID:TRVhU8w0O
我こそが正義タイプに論戦は通じにくいと思うがどうだろうか
906 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 22:01:24.39 ID:xyG4H+ug0
ーー


響「ぅぐ…ううう……」


「……」


響「お前は…」


「私は……救世主……」


響「違う…お前は人を殺そうとしてる…」


「何を……」


響「 個人の感情があるから人なんだ…誰かが誰かを想わない世界は…死んだ世界だ…」


「死を……語るか……」


響「そんなの皆が死んでるのと変わらない…お前は皆を…世界を殺そうとしている……!」


「世界を殺す……言い得て妙だ……」
907 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 22:08:15.47 ID:xyG4H+ug0
「君は……正しいのだろう……」


響「そうだ、私は…!」


「だが……論理的に正しいに……過ぎない……」


響「なに…」


「生理的……刹那的……自然的……超越的……哲学的……強者的……」


「この世に……正しいはいくつある……?」


響「……」


「私は救世主……その意味が分かるだろう……」


響「…黙れ!お前はただの人殺しだ!」


「君が……君こそ……多くを殺した……」


響「そんな事していない!」


「深海棲艦も……生物だ……」


響「それは…」
908 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 22:10:08.48 ID:xyG4H+ug0
「君を……救う為に……代償とする……」


「さあ……こちらに……」


響「…」ジャキッ


「私に武器を……向けた所で……」


響「…司令官を返せ!この人殺し!」


「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 22:13:37.40 ID:Lo0GTpsqo
響を何も知らない哀れな者と考えた救世主は代償とはせず>>902
一方集落へは由良達が戻ってきた
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 22:14:38.38 ID:Xo6aVoVDO
私が憎いか
人の憎悪は感染しいずれ世界を終わらせるだろう
人らしくとはそういう事だ
いつか解る時が来る
その時に改めて代償を
その言葉を最後に響は元の場所へと戻っていた
腕も完治している
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 22:21:58.74 ID:mUgwKxSto
>>909
912 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 22:35:43.69 ID:xyG4H+ug0
響「司令官の仇…!」


「……」スッ


響「ぁ」シュンッ


「知らぬは……罪ではない……あの地で……全てを……」


シュバババッ


由良「居た」


名取「響は!?」


川内「こいつが…!」


「……」


名取「響が居ない!?」


川内「師匠、どうしますか?」


由良「…」


川内「師匠!!」


由良「……」
913 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 22:39:14.37 ID:xyG4H+ug0
ーーーー


響「ぁ……」


響「ここは……?」


響「私の腕が…治っている……」


響「…ここは鎮守府。私が居た…司令官と一緒に……」


「響」


響「司令官……?」


「響」


響「本物の…司令官……なのかい…?」


「ああ」


響「なら何か…証拠を……」


「改装する前の帽子、あそこに俺のメッセージを書いた」


「その帽子を…俺は持っている」


響「あ、あ、ぁ、ぁ……司令官…司令官!!」ダキッ


「…響」


響「うぅ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 22:42:42.14 ID:Xo6aVoVDO
司令官は響のよく知る司令官そのもの
しかしそれ以外の全てが微妙に違う
大本営はあの旧大本営のままで戦いも激化しているらしい
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 22:42:57.80 ID:YjMFF4Sro
過去に浸る響、ゆったりとした時間が流れていくけれど段々と違和感や居心地の悪さを感じる
寸分違わず本物と同じだけどこれは嘘、今を覆い隠す嘘なんだと
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 22:52:08.58 ID:TRVhU8w0O
>>915
917 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 22:57:37.45 ID:xyG4H+ug0
ーー


響「暖かい…」


「そうかそうか」


響「もう一度司令官に抱き締めてもらう…それをどれだけ夢見たことか…」


「こんな事くらい、これからいくらでもやってやる」


響「うん…私はずっとここに居るよ…」


「そうだ、お前はここに居ていいんだぞ」


「響」


響「…………違う」


「どうしたんだ響?」


響「お前は……司令官じゃない」


「何を言うんだ響、俺は…」


響「司令官は私の事を響と呼ぶのは人前だけだ。二人だけの時は…ちゃんと名前を呼んでくれていた」


「何を言ってるんだ、響?」


響「……違う」
918 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 23:01:22.61 ID:xyG4H+ug0
響「違うことが違う。この違和感はなんなんだ」


響「確かに司令官は二人だけの時でも私を響と呼ぶことはあった」


響「でも違う……これは違うんだ…」


「一体どうしたっていうんだ?」


響「やっぱり目の前に居るのは司令官だ。でも何かがおかしい…」


響「……」


響「これは…記憶……私の中にある……もの…?」


響「そうだ、それを確かめる方法がある……!」ダダダッ


「おいどこに行くんだ響…」
919 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/06/09(火) 23:04:27.06 ID:xyG4H+ug0
ダダダダダッ


響「はぁ…はぁ……やっぱり…そうだ……!」


響「ここには…何も無い……!」


ズォォォォォ……


響「この工廠裏は…私は来たことも見た事も無い。だから真っ暗の闇がある!」


響「ここは私の記憶が再生された鎮守府だ」


響「あの男の仕業……なんでこんな事を」


響「こんな今を塗り潰すようなことをしても意味は無い!私には帰る場所があるんだ!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:06:31.03 ID:kkvoAT/L0
響の強固な意志に次第に男も自分の行いに迷いが生じる
過去の行動が走馬灯のように流れ葛藤
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:09:00.32 ID:Xo6aVoVDO
響の記憶
そして司令官が殺された場面へとシフトしていく
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 23:10:36.29 ID:mUgwKxSto
なおも甘言を囁く偽司令官と振り払おうとする響
二人の前に人型の闇が現れる
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