男「神よ!降臨せよ!!!」

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2 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:40:14.31 ID:g3XGuxS70

幼女神(な、なんですかこの人…!?いきなり怒鳴るなんて…!?非常識すぎます…!)

男「オイ!!!!!」

幼女神「は、はいっ!!なんでしょうか!」

男「お前豊作の神なんだよなァ!!」

幼女神「はい…一応そうですけど……」

男「だったらこの飢饉なんとかしろや!!!」

男「こちとら毎日毎日原始人みたいにヒエとかアワ食って飢えてんだ!!」

幼女神「えっ……?」

男「えっ…?じゃねぇよ!!!」バンッ!!

幼女神「は、はいぃっ!!」ビクッ

男「神ならなんとかしろよ!!!」

幼女神「ご、ごめんなさい!少しお時間を…!」ウルウル

幼女神(ひえぇ…こんなの聞いてないですよ…)

男「は!???」バンッ

幼女神「ふわぁっ!!!?」ビクッ

男「ひえぇって、俺達がヒエとかアワくってんの馬鹿にしてんのか!??」

幼女神「ご、ごめんなちゃいっ…」ウルウル

幼女神(なんで考えてる事がバレたんですか…?)ウルウル

男「逆にわかんねぇ奴は地上には居ねぇよ!!地上人舐めてんだろ!!翼もぐぞ!!」

幼女神「ご、ごめんなさい、ごめんなさいぃ…」ポロポロ

男(翼もぐはやりすぎか)
3 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:40:50.91 ID:g3XGuxS70

男「泣いてんじゃねぇよ!!泣きてぇのはこっちだよ!!!」

幼女神「ううぅ…」ポロポロ

幼女神(は、早くなんとかしなきゃ…)ゴソゴソ

幼女神「っ!」

幼女神(マニュアル置いてきちゃいましたぁ…どうしましょう…)

男「は??マニュアル???」

幼女神「あっ、いやそのぅ」ウルウル

男「お前神なのにマニュアルが居るのか???」

幼女神「すみませんっ!最近神になったばっかりなんですっ!」ポロポロ

男「やる気あんのか!?!?このメスガキが!!」バンッ

幼女神「ひいいっ!!」ビクッ

男「こっちは毎年毎年少ない食糧を切り詰めて何年もお前の供物にしてんだよ!!」

男「それが代替わりだと!?俺達の信仰はどうなるんだ!!!」

幼女神「すみません!すみません!!」ポロポロ

男「謝りゃいいって訳じゃねんだぞ!!!さっさとなんとかしろ!!」

幼女神「ううぅ…でもマニュアルが無きゃ私…」ポロポロ

男「じゃあさっさとマニュアルとってこいや!!!」

幼女神「っごめんなさい!今行きますからぁ!!」ポロポロ

幼女神(もう帰りたいー!!)ポロポロ

男「……あッ!?オイ!!!!」バンッ

幼女神「はうぅっ!!?」ビクビクッ

男「逃げんなよ、逃げたら翼に水かけるからな!!!」

幼女神「うぅ…」ポロポロ

4 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:41:23.23 ID:g3XGuxS70

1時間後

幼女神「はぁ…はぁ…」パアァ…

男「遅えよ!!!!!何してたんだよ!!!!!」バンッ

幼女神「ひやあぁっ!?ごめんなさい、ごめんなさいぃ!!」ポロポロ

男「1時間だぞ!?人の時間なんだと思ってんだ!!」

男「神だから人に捧げられるのが当然とか思ってんじゃねぇだろうな!!」

幼女神「おおお、思ってません!!本当です!本当です!!」ポロポロ

男「ふう……」

幼女神「うぅ…」ポロポロ

男「泣いてないでマニュアルから解決策探せよ!!!」バンッ

幼女神「は、はいっ!!ただいまぁ!」ビクッ

男「はぁ…」

幼女神「……」ペラペラ

男(「神マニュアル、初心者編」、厚いな)

幼女神「……」ペラペラ

男(……まぁ多少は時間かかるか…」

幼女神「……」ペラペラ

男「………」

幼女神「………」ペラペラ

男「……」イライラ

幼女神「…!」ペラ

男「………」

幼女神「………???」

男「………チッ」

幼女神「…あぇ……?」プルプル

男「オイ!遅えよ!!!」バンッ!!

幼女神「あああ!!ごめんなさい!ごめんなさいっ…!!」ポロポロ

男「何詰まってんだよ!早くしろよ!!」

幼女神「で、ですが…っ!」ポロポロ

男「なんだよ!!??」

幼女神「私、まだ漢字が読めなくて…!」ポロポロ

男「」

5 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:41:58.14 ID:g3XGuxS70

幼女神「あ……あ………」ブルブル

男「………………」

幼女神「あ…………あああああ………」ブルブルブルブル

男「……………こんの役立たつが!!!」バンッ!!!!!

幼女神「あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!バンはやだ!バンはやだああああ!」ポロポロ

男「うわっ……うぜぇ……ガチ泣きだよこれ…」

幼女神「ううう……!」ポロポロ

男「貸せよ!!」ガバッ

幼女神「ああっ!?!?」バッ

男「……どれどれ…」ペラペラ

幼女神「う、奪われてしまいましたぁ…」ポロポロ

男「………ふむ…」ペラペラ

幼女神「うう……怒られます…」ポロポロ

男(字が汚いが、どうやらこの村担当の先代神が書いたみたいだな…)

男(お、ここがこいつの仕事ページ…)

男「……は?」ピクッ

幼女神「っ!?」



〈可愛い可愛い幼女神ちゃんへ?
このマニュアルは一応渡しておきますが、読む必要はありません。大事な事は二つ!呼ばれたらいく、適当にお話聞いてあげたら帰宅!ただそれだけ!〉

〈この村の人、てか人間は大体がロリコンなので、幼女神ちゃんの可愛い可愛い姿を見せればそれでお仕事は終わり!ロリコン糞猿はロリ見るだけで勘違いして勝手に頑張ってくれるよwwwwてか飢饉とか抜かすけど結局あいつらの怠慢だからwwwwby先代〉

〈SP 辛くなったらいつでも代わってね?そしたらまた養ってあげますから?幼女神ちゃんはお仕事なんかしなくてOK!〉




男「───ああああああああああッ!!!!!!」ビリビリッ!!!!

幼女神「あわっ!!?破るなんて!!」ビクッ

男「あぁ!?!?!?」

幼女神「ああっ!!すみません、すみません!!今のはアワ食べてるの馬鹿にした訳じゃないんですっ!!」

男「説明せんでいいわ!!!」バンッ

幼女神「ご、ごめんなさいぃ!」プルプル

6 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:42:48.34 ID:g3XGuxS70

男「………はぁ……」

幼女神「うぅ…」プルプル

男「…怒鳴って悪かった。どうやら、お前が悪い訳じゃなさそうだ」

幼女神「…え?」

男「いや、むしろお前は命じられた通りに仕事をしてただけだったんだな…」

幼女神「………」

幼女神(…もしかして、これは帰宅できるながr)

男「でも帰らせねぇから」

幼女神「うわーん!!」ポロポロ

男「当たり前だろ。人間甘くねぇんだ。例えば俺はお前を降臨させる為だけに人生かけてきたからな」

男「他の連中もなんとかできると信じて俺に協力してくれた」

男「その結果が何も無しじゃ、話にならないんだよ」

幼女神「…うぅ…」グスグス

男「身売りでもなんでもしてもらうからな。神も大した事無いってのが解ったし」

幼女神「ひっ…!?」ビクッ

男「そういえばこの村には『ロリコンが多い』んだっけなぁ…!」ニヤァ

幼女神「い、嫌だ…!嫌だ!」パアァ…

男「逃げんな!!!」バンッ!!

幼女神「うわっ!!!」バタッ

男「てめぇがデカい音に弱いのはわかってんだ」ガシッ

幼女神「あ、あぁ…!」

男「神だかなんだか知らねぇが、精々新しい職場でも頑張ってくれや」ヒキズリ

幼女神「あああああああ…!!」ズルズル

7 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:43:25.94 ID:g3XGuxS70

ギルド酒場

受付嬢「……」ピコピコ

男「鑑定頼むわ。このガキな」ドンッ

幼女神「ひうっ…!」バタッ

受付嬢「はーい、ではジャッジをしますね」ピコピコ

受付嬢「……………」ピコピコ

幼女神「あ、あの…何を…?」

男「あぁ、査定してんだよ」

男「曲がりなりにもお前神だからな。なんかすげぇ特技でも使えたら雇われ冒険者として」

受付嬢「結果でました!!!」バンッ!!

幼女神「くあぁっ!?」ビクッ

男「おう、早いな」

受付嬢「レベル1、性格おくびょう、個体値0V、孵化余りです!」ピコピコ

幼女神「え……」

男「そういうのじゃねンだわ」

受付嬢「はい!ではスキルチェックですね?」ピコピコ

男「おう頼むわ」

受付嬢「はーい!ではしばらくお待ちして…」ピコピコ

幼女神「…………なんだかとても失礼な事を言われました……………」

男「こりゃマジで娼婦行きかもな」

幼女神「そ、それだけは…!なんでもしますから…!」

男「じゃあ魔力結晶にでもなってもらうか。お前魔力だけは無駄にありそうだしな」

男「それとも灯りか?まぁどっちにしろその身体無くなると思うが」

幼女神「あ…あぁ…!それは…それだけは…!」プルプル

受付嬢「結果でました!!!」バンッ!!

幼女神「きゃんっ!!!」ビクッ

受付嬢「技は『はねる』『すいとる』です!」ピコピコ

受付嬢「ちなみに私はまだ遺伝技をどうするか考えていません!!」ピコピコ

幼女神「えぇ……」

男「聞いた俺が悪かったわ。もう二度と来ねぇから」

受付嬢「そうですか!」ピコピコ

受付嬢「あ、6Vメタモンレイド持ってませんか??」ピコピコ

男「黙れや」

受付嬢「今なら私のパンツあげますよ!!ぬぎたて!!!」

男「氏ねや」

8 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:44:08.89 ID:g3XGuxS70
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9 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:45:03.00 ID:g3XGuxS70
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10 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:48:06.84 ID:g3XGuxS70
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11 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:49:36.14 ID:g3XGuxS70

城下町

男「はぁ…最近の受付嬢はゲームやりながら仕事すんのかよ…」

幼女神「ううぅ…」トボトボ

男「歩くの遅えよ!!」

幼女神「は、はい!ただいまっ!」タタタッ

「君、いけないな。女の子供にそのような扱いは」

幼女神「えっ…?」

「さ、君。そんな怖い人から離れて、僕と一緒に行かないかい…?」

幼女神「あ……」

幼女神(フード被ってますけど、優しい声で…魔力も凄い…)

男「何の用すか王様」

王「おっと、バレてしまったか。いやはや、君の目は誤魔化せないな」

幼女神「お、王様!?」

男「そんな爽やかイケメン装ってもお前の本性知ってたら誰でも気付くわボケが」

王「うお、手厳しいね」ハハハ

幼女神(…なんか親しげ?それより、王様にタメ口ができるなんて。もしかして凄い血筋なんじゃ…)

男「お前に怒鳴りつけてる時点でどういう性格か解んねぇかな。初対面だよ」ガシッ

幼女神「あわわっ!すみません!すみません!!」

男「解んねぇみてぇだから解らせてやるよ。お前みたいなメスガキは解らせられる側って相場が決まってんだ」グリグリ

幼女神「いひゃい!!痛いですぅぅ!!!」ジタバタ

王「………ほう…」

王「活きのいい娘だね。売りに行くのかい?」

男「あぁ、そのつもりだ。胸どころか下の毛も無さそうなガキだが買う奴は居るだろうと思ってな」

幼女神「う、売らないでください…!」プルプル

王「そうか…。だがね、君。この国は表向きはそういうの禁止してるんだ」

幼女神「え…?」ピタ

男「そんなんわかってるよ」

王「そうか………」
12 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:50:18.59 ID:g3XGuxS70

幼女神「……………」ゴクリ

幼女神(これ、もしかして助かr)

男「王様の左手は金の腕」

幼女神「え…?」

王「……撫でるものは?」

男「ペットの人間落第敗北メスガキ」

幼女神「……これって…!」ガクブル

王「なんだ、君も僕に売りに来たのか〜」

幼女神「い、今人を売るのは禁止してるって言ったじゃないですかっ!!」プルプル

王「言ったね」

幼女神「じゃあなんで…っ!」

王「………ッ」バンッ!!

幼女神「わうぁっ!!」ビクッ

王「………」ニタァ

幼女神「え…え…?」

男「…この国は人を売るのは禁止してるんだ」

幼女神「そ、そうですよね!!」ウルウル

男「………でも、売られる奴は人じゃねンだわ」

幼女神「は……?」

王「売られるような境遇にある者にはこの国は人権が無いんだよ」

王「だってそうだろ?税金納めてないんだから。人じゃないよね??」

幼女神「あ……あぁ…」ブルブルブルブル

男「ついでに言っとくとお前人間じゃねぇからな。勘違いすんなよ」

幼女神「うわあああああん!!!!」ポロポロ

13 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:50:57.13 ID:g3XGuxS70

幼女神「……………っ……」

男「それで、いくら出すんだ」

王「30万かな。魔力薄そうだし。鳴き方はいいんだけど、魔力が薄いのはねw」

幼女神「………………」

男「少ねえな。もっと出せよ。お前、人型ならなんでも犬に調教出来んだろ」

王「これでも切り詰めてるんだけどなぁ。あとこの娘の体型は少しアレすぎるし」

男「チッ…仕方ねぇか…」

幼女神「………」

幼女神「……………っ」ポロポロ

幼女神(あぁ…私はここで終わるみたいです……)

幼女神(駄目駄目なのに背伸びして、神のお仕事をしようとするからこうなったんでしょうね…)

幼女神(やっぱりみんなの言うとおりに私はおねぇちゃ…お姉さんのサポート役をしていれば良かったんです…)

幼女神(…先立つ不幸をお許し下さい…親不孝行者ですみません………)

幼女神(お姉さま…お母様…お父様…)

幼女神(…今まで、こんな駄目な私と過ごしてくれてありがとうございました……)

幼女神(でも、叶う事ならば……もう一度だけ、会いたい…)

幼女神「…………お姉ちゃん…っ……」ポロポロ

男「………頃合いか」

王「じゃあほら、50万ね」

男「……………悪ぃ。やっぱこの取引無しだ」

王「え?……そうか。それじゃ、またこの場所で待ってるから。気が向いたら来てよ!」

男「多分来ねぇわ」

幼女神「…………」

男「ほら行くぞ!」

幼女神「……」トボトボ

王「………」

王「………」

王「…あーあ、失敗したかなぁ、神だよね、あの娘」
14 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:51:32.51 ID:g3XGuxS70

男「………」スタスタ

幼女神「…」トボトボ

男「おい」スタスタ

幼女神「…」トボトボ

男「オイ!!!」バンッ!!

幼女神「っ」ビクッ

男「…お前、金にならねぇから帰れ」

幼女神「…え……?」

男「聞こえなかったのか…?」

男「帰れよ。クズ」

幼女神「………!!」

男「チッ……」

男「帰れって言ってんだよ!お前には価値がねぇんだ!!金としても、女としても、メスガキとしても!!!」

幼女神「…………ふえぇ…」ポロポロ

男「…妹としての価値しか、な」

幼女神「え…?」ポロッ

男「お前は。人の役に立つ神の器じゃなかったんだ」

男「神の仕事なんて辞めて、家族と一緒に暮らす生活に戻れ」

幼女神「い、いいんですか…?」プルプル

男「………神だかなんだか知らねぇが、適材適所ってもんがあんだ」

男「俺達の村じゃその適した所が無い奴は穀潰しだ。穀潰しがどうなるかくらい…今日一日で解ったよな?」

幼女神「…っ」

男「…だが子供は例外だ」

幼女神「!」

男「食って遊んで寝る」

男「それだけでいいんだよ。子供なんてのは」

男「春を売るメスガキになる必要なんて無ぇんだ」

男「犬みてぇに宮殿で這って暮らす必要も無ぇんだ」

男「……少なくとも、俺はそう考えてる」

幼女神「………う、うぅ…!」ジーン

幼女神(か、感動しました…!地上にも、こんないい人が居たんですね……!!)

男「…さ。帰んな」

幼女神「……ふうぅ…」ポロポロ

幼女神「ありがとう…ありがとう、ございましたぁ…!!」パアァ…

男「…………」

男「…………」

男「……………………馬鹿神が」シュボッ










男「これで一人勝ちや」ニヤァ
15 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:52:07.25 ID:g3XGuxS70

幼女神「……それでね!その人が最後に助けてくれたんだよ!!」

姉女神「………?えと、確認するね」

幼女神「うん!!」

姉女神「男って人にいじめられて、王様に売られそうになったけど男って人に助けてもらったの?」

姉女神「ふーん…」

姉女神(降臨術式なんて使えるのはごく僅かな人間だし、そもそもあの村にしかそれを使える人は居ない…)

姉女神(この娘が話下手だからっていうのもあるけど、聞いた感じだと男は極悪非道のクソロリコン)

姉女神(最後に助けてくれたのは別人だと考えるべきかな)

姉女神「とりあえずあの村は潰すか…」

幼女神「え?どうしたのお姉ちゃん?」

姉女神「いや?なんでもないっ」

姉女神「それより、ぎゅーさせて〜?幼女神ちゃ〜ん?」ガバッ

幼女神「あははっ!お姉ちゃんっ!くすぐったいよ!」

幼女神「ちょっと、お姉ちゃん!」

幼女神「………お、お姉ちゃん…///」ギュー

姉女神「………ッ」カッ

姉女神「よし!じゃあ一仕事してきますか!!」

幼女神「うんっ!いってらっしゃいお姉ちゃん!!」

姉女神「はーい?いってきま〜すっ!」

姉女神「あ、幼女神ちゃん!さっきも言った通り…」

幼女神「もう!わかってるってお姉ちゃん!」







ニート幼女神「今日もお布団の中でご飯待ってるから!!!!」

16 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:53:55.74 ID:g3XGuxS70
こうして、男は女神の祝福を得ると同時に、邪魔な村、王、それから気に入らない受付嬢を排除し、王位を奪う事に成功した。
しかしながらシスコンクソレズのタンカスみてぇな祝福ではその王政は長くは続かず、3日でクーデタを起こされ国は壊滅したという。
そもそも魔法で儲ける事しか考えていなかったので、当然の末路だといえよう。
また女神側だが、姉女神はロリコン村に生かされていて、元々全く働いていなかったので、
ライフラインであった善良な村を自分で破壊して信仰されなくなったので、神秘性を失い没落した。
これによりニートこと幼女神も収入が無くなり、今までのような暮らしは出来なくなった。
ちなみに今ではどっかで姉妹揃って奴隷市場で売られているらしい。けれど両親が目の前で魔法道具にされてしまったので、最初から二人とも最初から精神破滅状態。
このせいで反逆する娘を調教するのが趣味な貴族からは不評。評価は種族☆-5魔力☆-5反抗性☆-5とコンプリート。やっぱ何しても駄目だこいつら。
風の噂によると、やっと出来る事が人食い虎の餌になる事らしいが、きっとクズの肉なんで不味いに決まってるのでミンチにされた後、吐き捨てられて終わるのがいいとこだろう。

なんにせよ。クズは全員死んだ。
これで世の中ハッピーエンドにならないのか。いや、ならないはずがないな。

神「………よし。久々に仕事した……」

神「寝るか……」


17 : ◆X0lVDgvcQ2 [sage saga]:2020/05/29(金) 22:54:53.68 ID:g3XGuxS70
これにておしまい
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