右京「タイムパラドクスゴーストライター?」

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5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/07/01(水) 00:28:16.97 ID:A7tKNGJh0


「警部殿、前の号借りるぞ。」


そんな悩める冠城を余所に課長はジャンプを読み続けていた。
まさかこのジャンプも右京の所持品なのかと疑っていた時だ。
課長がジャンプを持ち出そうと右京のデスク周りにある本棚を開けていた。
よく見るとその本棚は以前なら辞典やら紅茶のカップやらが置かれていたはず。
それが今ではどうだろうか。すべて少年ジャンプの雑誌に変わっていたことに気づいた。


「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁっ!?」


「見ればわかるでしょう。これは少年ジャンプですよ。」


「そんなことに驚いているんじゃないですよ!どうして右京さんが少年ジャンプをこんなたくさん持っているんですか!それも職場に!?」


「それは簡単ですよ。鬼滅の刃が載っているのは少年ジャンプだけですからねぇ。だから置いてあります。」


冠城に問われても悪びれる様子もなく平然と答える右京。
まあそれはともかく右京の棚に置かれている少年ジャンプだが鬼滅の刃が始まった2016年11月号から現在に至るまでの雑誌が置かれていた。

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