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モブウマ娘とトレセン学園R3【安価】

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60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 01:20:47.76 ID:RBgqJKft0
>>59
「確かに、全部僕が悪いと思う…僕がいなくなれば全部解決すると思う」「でも、中途半端な所で投げ出したくないエゴなのは分かるが卒業まで□□やタキオン達を育てて上げたいあの子達のトレーナーだから!」と熱弁するも、聞き入れてくれない理事長。

たづなさんが「レースで決着を着ければいいトレーナーが勝てばルドルフは会長から降りて、負ければトレーナーは学園から去る」と提案する
61 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 02:07:09.65 ID:bI4N+JqG0
トレーナー「ルドルフの暴走を止めて欲しいんです」




理事長にそう話すがルドルフの考えにも一理あると言う。現状トレーナー以上に優秀なトレーナーがおらず公平性がないのは確かだという




秋川理事長「君の魔性にやられたウマ娘がトレーナーを作らないのも事実だ」



全てはトレーナーが悪いとでも理事長は言いたいのか彼の意見を聞こうとはしない



トレーナー「僕がいなくなれば全部解決すると思います。でも、中途半端な所で投げ出したくありません」



トレーナー「□□やタキオン達を育てて上げたいんです。僕はあの子達のトレーナーです!」



秋川理事長「それは君のエゴに過ぎない」




トレーナーの言うこと全てに意味が無いと言いたげな理事長。既に自分の敵だったかとトレーナーは諦めかける




駿川たづな「レースで決着を着ければどうでしょうか」




助け舟を出したのはたづなでレースで全てを決めるのはどうかと提案する。トレーナーが勝てばルドルフは会長から降り、負ければトレーナーは学園から消える



この条件なら文句はないだろうとたづなは理事長に強引に迫った
62 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 02:13:15.34 ID:bI4N+JqG0
たづなの提案は採用されルドルフとのレースが決まった。これでなんとかなるかと思いきやトレーナーは疑問に思う




トレーナー(ルドルフはもう走れないはずなのに勝負を受けたことがおかしい)




理事長がルドルフの状態を知らないはずがない。なのに勝負を受けたということは理由が必ずある




ルドルフと理事長は自分の敵。2人ともトレーナーが学園から消えることを望んでいる




自分が消えることでどんな影響が出てどんなことに不便が出るのか。まずはそこを考えるべきだと考えを絞る




レース対決はあってないようなもの。恐らくこのままでは無事にレースの日を迎えることはできない




周りは全て敵だと仮定し最後に何が残るのか。思考の取捨選択を始めていく




下1〜3
学園、トレーナーイベント
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 10:27:35.15 ID:1k0albeD0
理事長室を去るトレーナーを見てたづなは「彼には、真の皇帝を見つけて欲しい」と思っていた。彼女がトレーナー室に手紙を置いた張本人であった
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 10:30:55.06 ID:xyZM5QRyo
トレーナー室に、深夜、グラウンドにて待つと同じように文字を切り貼りした手紙が置かれている
真の赤鼻のトナカイよりと名前が書かれていた
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 11:12:59.84 ID:RPS+UKD80
トレーナー、理事長室の出来事を□□達に報告。「旦那がアタシらを育てるのがエゴだってのか…?」と青筋ピクピクしているイナリ、ネイチャ。 「エゴだって言うならそれでもいいじゃないか」と笑うタキオン
学園に都合が悪い存在は消そうとする…これが皆が夢見ていた中央トレセンなのか…大人の勝手な都合ばっかりではないかと思う□□

タキオンが「ルドルフとのレースは実化しないだろうね、モルモット君はなるべく一人の行動はやめた前暗殺されかねない」と言う
66 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 12:33:02.79 ID:fM/M6MR20
たづな(トレーナーさんならできるはずです)



理事長室を去るトレーナーを見てたづなは真の皇帝を見つけて欲しいと願っていた。彼女がトレーナー室に手紙を置いた張本人だった




トレーナー室のマスターキーを持っている人物を辿っていけばたづなが犯人と気付くことは可能だった




だがトレーナーがやらなければいけないことは手紙の犯人探しではない。早速トレーナー室に戻り□□達に報告する




イナリワン「旦那がアタシらを育てるのがエゴだってのか?」




ナイスネイチャ「ふざけ過ぎでしょ」




怒りで震えるイナリとネイチャ。タキオンはエゴと言われても構わないと余裕の笑みを浮かべている




(都合が悪い存在は消そうとする。これが皆が夢見ていた中央なの?)




□□は大人の勝手な都合ばっかりではないかとトレセン学園に対し幻滅していた
67 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 12:46:00.45 ID:fM/M6MR20
アグネスタキオン「ルドルフ君とのレースは実現しないだろうねぇ」




ルドルフの脚は終わっていてレースをすることは不可能というのはタキオンも理解している




アグネスタキオン「モルモット君はなるべく一人の行動はやめたまえ」




最悪は殺されるとタキオンは警戒する。イナリはまさかそれは大袈裟だと言うがブライアンはあり得ると同意する




ナリタブライアン「ルドルフは不良達をいつでも退学にできる権限がある。それを悪用してくる」




不良ウマ娘とそのトレーナーに退学を迫る。もし学園に残りたければトレーナーを始末しろと命令が下る可能性がある




シリウスシンボリ「標的はお前だけじゃない」



□□やネイチャ達もターゲットになるとシリウスは言う。たとえブライアンでも不良ウマ娘に囲まれればどうしようもない



殺されるのならまだマシで一生残る傷跡を残されたり、死ぬより残酷な生き地獄をみる



その話を聞きトレーナーは警戒すると深刻な表情でいるがタキオンは笑みを浮かべていた
68 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 12:46:50.82 ID:fM/M6MR20
安価書き忘れ



下1〜3
学園、トレーナーイベント
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 13:04:08.79 ID:I3U6AYvL0
トレーナー、桐生院に頼んで今以上に格闘術を極めたいとお願いする。その真剣な表情気持ちを受け桐生院は「トレーナーさんに桐生院流合気道を伝授します」と話す
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 13:10:48.34 ID:gVOD1+7x0
>>69
桐生院家流合気道それは暴れるウマ娘を合気道を使って鎮めていた桐生院家が使う幻の合気道らしい、これを覚えればルドルフの刺客も返り討ちに出来る、相手に傷を残さないので訴えらるような事も起きないとの事
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 13:30:46.54 ID:Z4uD0EBT0
>>70
ハッピーミークが「トレーナーが素直に教えるなんて…気を付けてお礼にうまぴょいさせろって言うかも」とトレーナーに言う、桐生院は「私はそんな汚い女じゃないです!」と言う純粋にトレーナーが困っているから助けたいとの事。
それにトレーナーが育てた娘とミークをURAファイナルで戦わせたいと言う
72 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 14:28:42.11 ID:fM/M6MR20
トレーナー「どうかお願いします」



今以上に格闘術を極めたいと桐生院に頭を下げるトレーナー。その真剣な表情、気持ちを受け桐生院は彼の手を握る




桐生院「トレーナーさんに桐生院流の全てを伝授します」




桐生院流。それは暴れるウマ娘を合気道を使って鎮めていた対ウマ娘を想定した幻の合気道



これを覚えればルドルフの刺客も返り討ちに出来るうえ、相手に傷を残さないので訴えられるような事も起きない




人間が生身でウマ娘に対抗できる唯一の手段ともいえる合気道の教えを受けるトレーナー。それを見ていたミークは不安な表情になる




ハッピーミーク「トレーナーが素直に教えるなんておかしいです」



お礼にうまぴょいさせろって言い出すから逃げた方が良いとトレーナーにアドバイスを送る




桐生院「私はそんな汚い女じゃありません!」



純粋に彼が困っているから助けたいだけだと桐生院は言うもミークはジト目のまま彼女を見続ける
73 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 14:37:42.79 ID:fM/M6MR20
桐生院「貴方が育てた子とミークをURAファイナルで戦わせたいんです」



それが今の自分の夢。だからトレーナーを助ける、下心なんて全くないと言い切るがミークはじっと見続ける




ハッピーミーク「下心がないなら下着を穿いて」



桐生院「それはそのぉ……えっとぉ」



胴着の隙間からチラチラ見えていたのはトレーナーも気付いていたが真剣に学ぶのだからと見ない努力をしていた



しかし桐生院はこの状況を逆手に取りトレーナーに見せていた。ご丁寧に下の毛まで剃り寝技の練習もしようと企んでいた



ミークにその点を指摘され桐生院は冷や汗が止まらない。うちのトレーナーが申し訳ないとミークは頭を下げる



ハッピーミーク「何かあったら私も呼んで下さい」



トレーナー「何も無いことを祈ってるんだけどね」



トレーナーはミークの連絡先を手に入れる。桐生院はミークも恋敵なのかと戦慄するがそれは無いと否定する



ハッピーミーク「好きなのは筋肉だから」



それを聞きミークは安心できる味方だと確信し桐生院は引き続き警戒する




下1〜3
学園、トレーナーイベント
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 15:46:42.27 ID:ih8IONVp0
桐生院に桐生院流を伝授して貰うトレーナー、その際桐生院にかなり密着され胸や股間を触られる逆セクハラをされる
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 16:01:24.75 ID:poLKobtV0
「好きなのは筋肉」と聞いて、
メジロライアンも桐生院流を
習いたいと言い出した
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 16:03:39.52 ID:y4y4SLF30
>>74
トレーナーは筋が良かったのと前から桐生院には鍛えられていたのですぐに覚える事が出来た。こんなにすぐマスターするとは流石トレーナーさんと思う同時にまだ堪能したかったと悔しがる桐生院
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 16:32:29.24 ID:bribPTbs0
その頃たづなは今の学園は駄目だ早く何とかしないと行けないと考えていた、ルドルフは走れなくなってからは非常に横暴になり、自分の実績を脅かすトレーナーなどは海外出世という名の追放を行ったりしている、理事長も彼女を生徒会長に置いた方が学園の為になるのでそれに強力している‥このままでは学園は腐る一方これを何とか出来るのは彼、トレーナーさんだけだと思うたづな。
ルドルフも彼に育てられていたら暗君に落ちる事はなかっただろう…と思うたづなルドルフのトレーナーも彼女を七冠達成させた事により権力に溺れてしまっていた
78 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 16:45:43.41 ID:fM/M6MR20
その頃たづなは学園の未来を心配していた。このままでは駄目で早く何とかしないといけないと危機感で焦る




会長(ルドルフ)は走れなくなってからは非常に横暴になり、自分の実績を脅かすトレーナーは海外出世という名の追放を何度も行ってきた




秋川理事長は彼女を生徒会長に置いた方が学園の為になると信じているので彼女に強力している




このままでは学園は腐る一方でこれを何とか出来るのはトレーナーだけだとたづなは考えていた




ウマ娘の理想が詰まったようなトレーナーである彼ならばこの学園を救うことができる




きっとルドルフも彼に育てられていたら暗君に落ちる事はなかった。会長のトレーナーも権力に溺れてしまっていたのだ
79 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 16:51:21.56 ID:fM/M6MR20
ルドルフは不良ウマ娘とそのトレーナーを使い強引な手段を取ろうとしている。理事長はあろうことか見て見ぬふりをしている




事実上の黙認であると判断できる状況で、学園側のトレーナーの味方はたづなだけとなっている




たづな「表立って協力はできませんね」




トレーナー室への手紙や匿名のメッセージでしか彼を助けることができない。だからといってやらないという選択肢はない




たづな「不良のウマ娘さん達とも話し合ってみましょう」




話し合いが通じる相手でないのは理解しているがそれでもやるしかない。覚悟を決めてたづなも行動を始める




下1〜3
学園、トレーナーイベント
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 16:56:04.94 ID:poLKobtV0
ハッピーミークに呼び出される
トレーナー。行ってみると葵が
得意の合気柔術で不良ウマ娘を
次々に打ちのめしていた
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 17:21:31.39 ID:92UlPOEa0
「中央がこんな劣悪だったなんて…」「理想と現実なんてこんな物さ」となんて会話をしながら□□達が寮に戻ろうとしていた、その後ろから不良ウマ娘が狙っていた
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 17:29:22.06 ID:lsTifJE10
>>81
その不良ウマ娘にたづなさんが「駄目ですよ」と注意すると、最初は「邪魔するな!」と強気だったが「止めなさい」と圧を掛けるとすぐに引っ込んでいった
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 17:33:26.97 ID:8WX97fU10
>>82
タキオンは後ろから近づいてくるのに気付いていた襲ってきたら薬で眠らせてモルモットにするつもりだったが…まぁ良いだろうと納得

あの手紙を送ったのは彼女(たづな)であるのを気が付く
84 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 20:19:20.58 ID:wkdtZoJ40
「中央がこんな劣悪だったなんて…」



アグネスタキオン「理想と現実なんてこんな物さ」




会話をしながら□□達は寮に戻ろうとしていたその後ろを不良ウマ娘が狙っていた



不良A「どうする?」



不良B「背の低い方からやる」




不良達のターゲットがタキオンに定まったとき、彼女達後ろからたづなが声をかける



たづな「そんなことをしては駄目ですよ」




不良C「邪魔すんじゃねぇ!」



数で勝っている不良達は強気だったがたづなの圧に圧倒される




たづな「やめなさい」



囲んでも丸腰では勝てないと判断したようで不良達はその場から立ち去る。一方でタキオンはその様子をスマホを鏡のようにして見ていた




タキオンは後ろから近づいてくるの不良達にも気付いていた。あのまま襲ってきたら薬で眠らせてモルモットにするつもりだったようだ




モルモットは手に入らなかったがあの手紙を送ったのはたづなであることに気付けたので良しとしようとその場は納得する
85 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 20:26:28.38 ID:wkdtZoJ40
不良達は去ったので今日のところは安全だと判断したタキオンは夜になりトレーナー宅に向かった




そこでたづなが味方であることと、不良達が自分を狙ったことを大袈裟に話す



トレーナー「タキオンを狙うだなんて」



演技は特にうまくないので泣くふりをしながらトレーナーに抱き着き涙が出ていないことを誤魔化す。トレーナーは当然のように彼女を抱き締める




アグネスタキオン(チョロいものだねぇ)




これはあくまで実験だとタキオンは思っている。同じ方法を使えばイナリとトレーナーが無事に結ばれるだろう



仮説は実証されて証明される。まずは自分で試してうまくいくかどうかを確かめなければならない



アグネスタキオン「恐怖を忘れさせて欲しい……」



不良連中に恐怖など1ミリも抱いていないが良い言い訳には使える。トレーナーにキスをせがみながらタキオンは服を脱ぎ始める



下1〜3
学園、トレーナーイベント
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 20:45:22.87 ID:OxACocyYo
桐生院との特訓で鋼の意思を(押し付けられ)取得していたトレーナー、マウストゥーマウスキスもうまぴょいも回避し裸で抱き合って眠るだけに留める
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 21:44:21.82 ID:jgfRDvGp0
>>86
「ふぅン……」とつまらなそうな表情をしているタキオン、男女が裸で抱き合って寝てるのに何もなしだなんてあの女(桐生院)は余計な事をしてくれたなと考える。
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 21:55:23.29 ID:RBgqJKft0
>>87
これは精力剤をより強力にしないとこの鋼の意思は折れないねぇと考える。
それはそれとして寝ているトレーナーにキスしたりして楽しむタキオン
89 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 22:11:51.09 ID:fL4BW8gEO
桐生院との特訓で鋼の意思を取得(押し付けられ)していたトレーナーはキスもうまぴょいも回避し裸で抱き合って眠るだけに留めた




アグネスタキオン「ふぅン……」




男女が裸で抱き合って寝てるのに何もなしとはつまらないとタキオンは不機嫌になる




アグネスタキオン「あの女(桐生院)は余計な事をしてくれたねぇ」




精力剤をより強力にしないとこの鋼の意思は折れないと考えるタキオン。それはそれとして寝ているトレーナーを楽しもうと切り替える




アグネスタキオン「モルモットくぅ〜ん」



トレーナーの反応は一切ないものの一晩中タキオンは楽しんだ
90 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/30(金) 22:16:50.94 ID:HWYwjyNDO
翌日、タキオンが狙われたことをチーム内で共有する。こうなると単独行動は避けた方が良いということになる




アグネスタキオン「返り討ちにするのはご法度だよ」



イナリなら囲まれても全員無力化することはできるだろうがそれはルドルフの思う壺。こちらに暴力を振るわせれば勝ちになる




ならどうすればいいのかとネイチャは憤る。このままではルドルフの思い描いた通りになってしまう




トレーナー「今はまだ動けない」



シリウスとは協力したばかりで準備が整っていない。たづなさんとはまだ話すらできていない




間違っているのはルドルフなので必ずボロが出る。チャンスを待ちながら警戒していくしかないとトレーナーは言う



下1〜3
学園、トレーナーイベント
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 22:50:28.29 ID:RBgqJKft0
□□が「こんな事になるなんて…」と頭を悩ませる、トレーナーは「君は僕が守るよ」と言う桐生院から合気道を学び始めたからウマ娘にも負けないと話す
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 23:14:46.20 ID:INaZF14p0
>>91
□□は「もし、両親が中央の現状を知っていたら私をここには入れなかったと思うわ、例え家が潰れるとしても…」とトレーナーに話す。
トレーナーは「□□は愛されてるね」と言う、「自分勝手な所はあるけど私は二人が好き、だから家の為に走るの」と話す、「でも知らなくてよかったわアンタと会えなくなってたし」と続けて話す
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/30(金) 23:36:31.44 ID:OmtGRDs20
イナリが「ルドルフの野郎…旦那に何かしたら許さねぇ」と気が立っていた、イナリから話を聞いていたオグリ、タマ、クリーク。
タマは「確かに会長、いつからか寒いダジャレ言わへんようになったな」とオグリは「あの、ルドルフが残念だな」とクリークは「そういえば私のトレーナーさんがルドルフトレさんのパワハラが酷いって言ってました…」と言う
イナリは「それだ!」あの野郎のトレーナーの悪事を暴くと閃く
94 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 00:28:16.32 ID:40YsmQOk0
イナリ「ルドルフの野郎ぉ!旦那に何かしたら許さねぇからな」



タマモクロス「確かに会長、寒いダジャレ言わへんようになったな」



オグリキャップ「ルドルフが……残念だな」




イナリ達4人はルドルフのことについて話していた。自身が狙われていることを話すと一緒に居た方が良いだろうと固まっている




不良に狙われるだなんてどこのヤンキー映画だとタマは呆れオグリはイナリは大丈夫なのかと心配する



このままルドルフは放置できないなんとかしたいとイナリは言うが証拠が無ければどうにもできない



スーパークリーク「そういえば私のトレーナーさんがルドルフトレさんのパワハラが酷いって言ってました」



イナリワン「それだ!」



ルドルフトレの悪事を暴けば良いと閃く。録音などデータを集めるためイナリは協力を仰ぐ
95 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 00:40:00.78 ID:40YsmQOk0
イクノディクタス「会長がそんなことを考えているだなんて信じられません」



マチカネタンホイザ「このままじゃ世紀末学園になっちゃうよ!」




ネイチャはイクノ達に相談するもこれといって成果は無い。仲間内で愚痴ればストレスの発散にはなると話し続ける




ナイスネイチャ「不良に狙われるとか本当に世紀末かもね」




イクノディクタス「なるべく1人で居ない方が良いでしょう」




学園内での移動も1人でいることは避けてできるだけ自分達と居た方がいいとイクノは提案する



どうせ一緒にいるならトレーナーが良かったとため息をつく。そこでタンホイザがあることに気付く



マチカネタンホイザ「そういえばターボはどうしたの?」



えっとネイチャは驚く。いつもならイクノが連れてくるはずだと言うがいつもの場所には居なかったと言う



イクノディクタス「まさか……」



マチカネタンホイザ「考え過ぎだよね?」



ナイスネイチャ「行こう!」



自分でなくターボを狙う、そんな卑怯な手を使うはずがないと思いつつ3人はターボを探しに行く



下1〜3
学園イベント
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 01:02:42.14 ID:+I3DI+BE0
ターボを探す、ネイチャ達三人それを見たトレーナーと□□は「どうしたのか?」聞くと「ターボがいない!」「あ、あの子に何かあったら…!」と泣きそうになっているネイチャ。
トレーナー、□□も探すのを手伝う
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 01:11:33.25 ID:k7kVwuq00
>>96
トレーナー、□□、ネイチャは体育倉庫裏を見ると怪我をして倒れているターボとイクノのトレーナーがそして不良ウマ娘達が複数人いた。 
ネイチャがキレて掴みかかりそうになるが、彼女をトレーナーが止める。「そっちが仕掛けた文句は言わせない」と覚えたばかりの桐生院流合気道で不良達を倒す
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 01:24:14.16 ID:AuAa5pOf0
>>97
ターボとイクノディクタスのトレーナーはすぐに病院にイクノトレは不良に絡まれてるターボを見て助けようとしたら巻き込まれたらしい。

こんな事になるなんて…とトレーナーが絶望すると目覚ましが鳴り響き、不良に絡まれているターボを助ける
99 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 01:58:03.74 ID:40YsmQOk0
ターボを探すネイチャ達3人を見たトレーナーと□□はどうしたのか聞くとターボがいないとの答えが帰ってくる



ナイスネイチャ「あ、あの子に何かあったら……!」



泣きそうになっているネイチャを見て只事でないと知った2人もターボの捜索に加わる




ナイスネイチャ「ターボぉ!!」



体育館裏に怪我をして倒れているターボとイクノトレ、そして不良ウマ娘達が複数人いた




ツインターボ「痛い……痛いよ……」




ネイチャがキレて飛びかかりそうになるが彼女をトレーナーが止める




トレーナー「そっちが仕掛けたんだから文句は言わせない」



不良A「なんだおま……ェーー!」



不良B「ぐぇーー!」



覚えたばかりの桐生院流合気道でトレーナーは不良達を倒す。ネイチャはすぐにターボに駆け寄るも怪我が痛々しい



イクノトレは不良に絡まれてるターボを見て助けようとして巻き込まれてしまった



ツインターボ「痛い……うううう……」



怪我は大したことは無さそうに見えるがターボの心は酷く傷付いてしまっていた



まさか自分達ではなく周りの人物を攻撃するとは想像できなかった。まさかこんな事になるなんてとトレーナーは後悔する



その時、目覚ましが鳴り響いた
100 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 02:07:36.18 ID:40YsmQOk0
ツインターボ「なんだお前たちは!?」



体育館裏でターボは不良達に囲まれている。ターボが何を言っても反応せずジリジリと距離を詰めてくる




不良A「恨むならトレーナーを恨め」



不良B「会長には逆らえないんだよ」



トレーナーの名前を出しターボに手を出そうとした瞬間、その腕をトレーナーが掴む



トレーナー「悪いけど録音させてもらったよ」



そのまま桐生院流の技で投げ飛ばし不良を無力化する。それを見た他の不良達は逃げようとするがネイチャ達が阻止する



マチカネタンホイザ「動画撮ってたよ!」



イクノディクタス「逃げても構いませんよ名前と顔は覚えました」



ターボを隅に追い詰めたのが災いし不良達の逃げ道が無い。不利を悟り大人しくなる不良とは別に諦めの悪い不良がナイフを取り出す



ナイスネイチャ「トレーナーさん逃げて!」



不良C「うああっ!」



ウマ娘の力で刃物を持てば人間くらい楽に殺せてしまう。しかしトレーナーは恐れることなく不良に立ち向かう



不良C「来るな!!」



刃物を持ったウマ娘の対処の仕方も桐生院から伝授されていたので、トレーナーは不良を無力化する



下1〜3
学園、トレーナーイベント
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 04:30:28.61 ID:sMO6YJH3O

ツインターボ襲撃事件は当然のごとく大問題になる……はずが未遂に終わったために最終的には処罰そのものは軽めに終わる。トレセンの評判が落ちることを恐れた人たちの判断である。ただし首謀者のルドルフとこれを見過ごしてた理事長は呼び出された挙句厳重注意
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 12:07:54.41 ID:AuAa5pOf0
ネイチャ、イナリに抱き着かれるトレーナー
「トレーナーさぁん!ターボ助けてくれてありがとう〜?あの子に何かあったら…!」「アタシからも礼を言うよ旦那!」と
□□は「ターボとは仲良いネイチャはともかく何でイナリまで…」と疑問を「アタシとターボは寮同室なんだよ!」とイナリとターボ同室だったのかと知る□□
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 12:15:15.45 ID:ILSI3kaG0
>>102
「初耳ですね……」
アグネスデジタルも
この情報にビックリ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 12:36:02.77 ID:d0Yc5ha10
>>101
「不良は使いづらくなったか……次の手を考えなくては」と次の手を考えるルドルフ、理事長に「トレーナー共々担当達も海外送りに出来ないのか?」と聞くも「トレーナーはともかくその担当達はまだ走って学園を盛り上げて貰わないと困る」話す。


二人の話をこっそり聞いていたブライアンが「ルドルフ…何がお前を変えたんだ…?」と考える
105 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 13:53:17.44 ID:5hv6wfi5O
ツインターボ襲撃事件は当然のごとく大問題になるはずが未遂に終わった為に処罰そのものは軽めになってしまった



中央の評判が落ちることを恐れた人物達の判断だったが首謀者のルドルフと黙認していた理事長は呼び出される



どういうことか説明せよと責められてもルドルフは答える気はないと吐き捨てる。理事長もルドルフと同じだと何も語らない




未遂で終わってしまったのが仇となり重い処分を下せない。ルドルフもそれがわかっていて何も答えない




証拠があっても簡単に処分は下さないと理事長も考えていたのでルドルフ同様なにも答えることをしなかった




シンボリルドルフ「不良共は使い辛くなったな次の手をうつ」



学園に帰ってきたルドルフと理事長は生徒会室で2人話している。理事長にトレーナーと担当を海外送りにできないのかと質問する




秋川理事長「トレーナーはともかくウマ娘は送れない」



□□達にはまだまだ学園を盛り上げてもらわなくては困ると理事長は難色を示す



シンボリルドルフ「ならばアイツを使う」



自分の言いなりであるエアグルーヴを次の手に使うと理事長の前で宣言するルドルフ。もちろん理事長は何も言わない



シンボリルドルフ「安心しろ失敗はない」



今回のように失敗するくらいなら自死させるとルドルフは笑いながら言う。トレーナー達の目の前で死ねばそれだけで価値があるとさえ言う




秋川理事長(私の責任だ)



ルドルフが堕ちたのは自分のせいだと理事長は責任を感じていた。自分とルドルフはこの学園にいるべきでないと考えている



説得に応じないのは誰よりも理解している。ならば死を以て終わらせるしかないと理事長はその機会を待っている
106 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 14:06:03.01 ID:yQjPmwgFO
一方トレーナー室でトレーナーはネイチャ、イナリに抱き着かれていた




ナイスネイチャ「トレーナーさぁん!ターボ助けてくれてありがとう〜?あの子に何かあったらもう!」




イナリワン「アタシからも礼を言うよ旦那!」




□□はターボとは仲良いネイチャはともかくなぜイナリまで喜んでいるのかと疑問に思う




トレーナー「イナリとターボは同室なんだよね」



イナリとターボの2人が寮で同室だと知る□□。なぜトレーナーがそれを知っているのかは考えなかったが理由はわかった




ゴールドシップ「周りを狙うのはダメだろ」



トレーナーに巻き起こっている騒動はあまり理解していなかったが本人ではなく友人を狙うのは悪質だとゴルシはいつになく真剣な顔をしている



ゴールドシップ「悪ぃちょっと行ってくるわ」



どこに、とトレーナーが聞くが答えることはなくゴルシはトレーナー室を出て行く



下1〜3
学園、トレーナーイベント
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 14:42:14.95 ID:Bef6LgLk0
その頃生徒会室では、ルドルフがルドルフトレに「まだあのトレーナーを追い出せないのか?」と圧を掛けられていた。「す、すまないトレーナー君…でも海外進出はサトノに止められて不良もバレた」と話すとルドルフトレは机を叩き「このままじゃ君と私が築き上げた物が崩されるんだぞ!それでもいいのか!」とキレる
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 14:51:10.62 ID:vNrksuVl0
>>107
「エアグルーヴを上手く使う…だから私を見捨てないでくれ…」とルドルフは言う、「身体でも何でも使わせろ」とルドルフトレ圧を掛ける
そこにゴルシが扉を蹴り破って入って来た、ターボの件を問い詰められるが「答える義理はない」「今は話し中だ出ていけ」と言われる
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 14:56:05.19 ID:j+EuUzsB0
>>108
「それじゃあ、ニンジン三本で手を打とう」
とゴルシ。ルドルフに詫びを入れてもらった
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 15:20:29.04 ID:8yjSjwMw0
>>108
怒るゴルシをトレーナーが回収する、帰り際にトレーナーがルドルフに「会長、貴女に憧れてこの中央に来たウマ娘やトレーナーもいるのも忘れないで欲しい」「僕もその一人です、貴女みたいなウマ娘を育てたいと思ってこの学園に来た」と話して去る。その言葉にルドルフは一瞬心が動き苦い顔をしてしまう
111 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 16:06:00.63 ID:yDP+rZvhO
その頃生徒会室ではルドルフがルドルフトレにまだあのトレーナーを追い出せないのかと圧を掛けられていた




シンボリルドルフ「すまないトレーナー君……でも海外進出はサトノに止められて不良共を使ったのもバレてしまったんだ」




ルドルフがそう話すとルドルフトレは机を叩き怒りを露わにする




ルドルフトレ「このままじゃ私達が築き上げた物が崩されるんだぞ!」




エアグルーヴを上手く使うから見捨てないでくれと縋るようにルドルフは言う。身体でも何でも使わせろとルドルフトレは更に圧をかける




ゴールドシップ「おらぁ!!」



そこにゴルシが扉を蹴り破って入って来る。不良を使ってターボを襲撃させた件を問い詰められる



シンボリルドルフ「答える義理はない」




ルドルフトレ「今は話し中だ出ていけ」




ゴルシを相手にしている暇はないと無視に近い反応をする2人。しかしゴルシはそんな注意で止まるウマ娘ではなかった
112 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 16:22:15.79 ID:wbRjdqQVO
ゴールドシップ「頭冷やせお前ら!」




ルドルフとルドルフトレを脇に抱えてゴルシは生徒会室の窓を蹴り破りそのまま飛び降りる




ルドルフトレ「なにを!?」



シンボリルドルフ「あぁ……」




こんな所で死ねるものかとルドルフトレは暴れルドルフは諦めたように脱力する




そのまま地面に激突するかと思いきやギリギリで止まりバンジージャンプの要領で上に跳ね上がっていく



ゴールドシップ「まだ終わりじゃねぇぞ!」



ゴム紐は屋上に直接は結ばれておらず、大型ドローンに結ばれていた。ゴルシが飛び出してきたのを確認するとドローンは飛び立ち学園を周回し始める




下1〜3
学園、トレーナーイベント
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 16:47:58.57 ID:T5NNcpN50
ようやく開放されたルドルフトレとルドルフ、ゴルシが「頭冷えたか!この野郎!」と二人を問い詰めるもルドルフトレは「トレーナー主任の自分にこんな事してただで済むと思うな」と反省は一ミリもしていない
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 16:55:01.09 ID:PppZOrxIO

>>113

その言葉の通り、翌日□□トレーナーは査問会に呼び出され、担当のみんなも処分が決まるまでは出走中止処分となる。

□□はこうなったのは短絡的に動いたあんたのせいだとゴルシを責める
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 16:56:25.16 ID:j+EuUzsB0
>>113
自殺未遂をしても平気な
ゴルシに脱帽する主人公
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 17:02:22.15 ID:wchI5Jfv0
>>113
「もう一回行くか!?」とゴルシ、ドローンを動かそうとした瞬間トレーナーとマックイーンに回収される。「メジロ家のドローンを変な事に使うのはやめなさい!」と怒るマックイーン、トレーナー去り際に>>110
117 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 21:45:58.27 ID:40YsmQOk0
宙吊りのまま学園を一周しようやく開放されたルドルフトレとルドルフ




ゴールドシップ「頭は冷えたかこの野郎共!」



二人を問い詰めるもルドルフトレはトレーナー主任の自分にこんな事してただで済むと思うなと反省は全くしていない



何も響いちゃいない、こうなったらもう一周いくかとゴルシはドローンを動かそうとした瞬間、トレーナーとマックイーンに回収される



メジロマックイーン「メジロ家のドローンを変な事に使うのはやめなさい!」




トレーナー「一体なにをしてるの!?」



ドローンのコントローラーをマックイーンが奪取し怒るゴルシをトレーナーが回収する




処分を覚悟しておけというルドルフトレの言葉は無視し帰ろうとするも去り際にルドルフにボソりと言う




トレーナー「貴女に憧れてこの中央に来たウマ娘やトレーナーもいることを忘れないで」




トレーナー「僕もその1人です。貴女みたいなウマ娘を育てたいと思ってこの学園に来たんです」



その言葉にルドルフは一瞬心が動き苦い顔を浮かべる。言い訳を並べようにも既に遅過ぎるのだ
118 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 21:54:35.60 ID:40YsmQOk0
翌日、トレーナーは査問会に呼び出され担当の□□達も処分が決まるまでは出走中止処分となる




「こうなったのはアンタのせいよ!」



短絡的に動いたゴルシが悪いと□□は責めるものの反省も後悔もする様子がない



ゴールドシップ「あれが一番手っ取り早いだろ」



アグネスタキオン「暴力を振るったわけではないのに処分とはねぇ」



トレーナー主任の立場を利用されると勝ち目がない。これで海外送りが決まったかとタキオンは荷造りをすると言い出す



ナイスネイチャ「パスポートって何ヶ月かかるんだっけ?」



イナリワン「そもそも学生がとれんのか?」



ナリタブライアン「パスポートは乳幼児から取れる」




これがパスポートだとネイチャ達に見せびらかすタキオン。こうなることを予測していたかのように既に所持していたようだ



「アンタ達ねぇ……」



ゴールドシップ「海外に行ってもコイツらは変わんないだろ」



トレーナーにどんな処分が下ってもついていくという彼女らなりの励まし?なのかと彼は解釈する



下1〜3
学園、トレーナーイベント
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 22:39:52.37 ID:dFTPeESL0
しかし、いいのだろうか?…彼女達はまだ学園で走れる自分に付き合う必要は全く無い、自分の事が好きなのは分かるが一時の感情で決める事じゃないよなと考えるトレーナー
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 22:52:45.45 ID:zhl/ik2GO

>>119
それに対し□□は「走れるか走れないかじゃない、走るところは選ぶ権利はある。こんな欲まみれの汚らしいところで走りたくない」と毅然と言い切る
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 23:09:01.44 ID:AuAa5pOf0
>>120
□□は更に「私の目標は□□家の為学園の為じゃない、海外のレースで走れば両親も喜ぶし家の名も上がるわ」とタキオンは「問題なのは学園じゃなくて君だからね」と言うブライアンは「元はと言えば、私がアンタに踏み込んだんだ、逃げるつもりはない。」と言ってくれた。
ネイチャは「ターボ達と離れるのは寂しいけどトレーナーさんに何処までも付いてく!」
イナリは「海外の奴らにも江戸っ子魂見せてやる!」とゴルシは「元はと言えばアタシのせいだしな、それにお前といれば何処でも面白そうだしな!」

と全員トレーナーに付いていくとそれも半端な覚悟ではないのが伝わる
122 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 23:22:59.75 ID:40YsmQOk0
しかし、いいのだろうか?彼女達はまだ学園で走れるし自分に付き合う必要は全く無い




自分の事が好きなのは分かるが一時の感情で決める事ではないと考えるトレーナー



トレーナーの考えていることはお見通しだと□□は言い出す走れるか走れないかではなく選ぶ権利はあるのだと




「こんな欲まみれの汚らしいところで走りたくないわ」



「私の目標は□□家の為で学園の為じゃないの。海外のレースで走れば両親も喜ぶし家の名も上がるわね」



アグネスタキオン「私にとって大切なのは学園じゃなくて君さ」



ナリタブライアン「元はと言えば私がアンタに踏み込んだんだ、逃げるつもりはない」



ナイスネイチャ「ターボ達と離れるのは寂しいけどトレーナーさんに何処までも付いてく!」




イナリワン「海外の奴らにも江戸っ子魂見せてやるぜい!」




ゴールドシップ「元はと言えばアタシのせいだしな。お前といれば何処でも面白いしな!」




全員トレーナーに付いていくと言い切る。それも半端な覚悟ではないのがトレーナーに伝わる



トレーナー「こんな僕の為にありがとう」



涙を堪えながら□□達にお礼を言うトレーナー。環境には恵まれなくとも仲間に恵まれた彼の未来は暗くならない
123 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/12/31(土) 23:32:15.26 ID:40YsmQOk0
ルドルフトレ「なぜだ!!」



机を思い切り叩くのはルドルフトレ。トレーナー達全員に海外送りを通告しても悔しがる様子は一つも見られなかった



それどころか楽しみにしている様子さえ見られた。学園から追い出しこちらが勝ったはずなのにこの敗北感は何なのか




プライドを傷付けるだけ傷付けてトレーナー達は海外に行く。自分が学園でいる限りは二度と会うことはない




勝ったのは自分だと言い聞かせるものの納得はできない。ルドルフとの栄光は守られたはずだというのに



シンボリルドルフ「ここまでにしよう」



トレーナー達を学園から追い出したのだからもういいだろうとルドルフはルドルフトレを宥める



大きな犠牲を払ったがこれで安泰だとルドルフも自分に言い聞かせる



下1〜3
学園、トレーナーイベント
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 23:48:09.90 ID:WZLvoVZ90
しかし、ルドルフトレは気が収まらない奴らが海外に行くのは来年…まだ少し時間があるそれまでに奴らに…トレーナーに自分の方が優秀だと分からせてそれから消えて貰おうと考えるルドルフトレ
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/31(土) 23:58:18.04 ID:AuAa5pOf0
>>124
奴のチームの一人にでも勝てば自分の気は収まる…『□□』恐らくトレーナーの最もお気に入りのウマ娘、狙いはヤツに決めた。
□□はマイル、短距離を中心に走る…ウチのルドルフはマイルに適正はなくはないがアルファベットで例えるならマイル適正『C』って所…どうするかと悩んでいると


そういえば彼女はまだトレーナーがいなかったなと資料を見ると、やはりそうだマイル最強のウマ娘『サイレンススズカ』はまだトレーナーがいないと笑う
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 00:08:12.24 ID:XydWhVRV0
>>125
後日、サイレンススズカがルドルフトレの担当になった。今までサイレンススズカ、ルドルフトレ両方とも担当を断り続けてきたので軽くニュースになっていた


あけおめ
127 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/01(日) 01:15:40.97 ID:p9zIBD8/0
しかしルドルフトレは気が収まらない。トレーナー達が海外に行くのは来年でまだ少し時間がある




ルドルフトレ「それまでに奴らに……」



トレーナーに自分の方が優秀だと分からせてそれから消えて貰おうと考えるルドルフトレ



トレーナーチームの一人にでも勝てば自分の気は収まる。□□は恐らくトレーナーの最もお気に入りのウマ娘



標的は□□に決まる。彼女はマイル、短距離を中心に走るがルドルフはマイルに適正はなくはないが厳しいだろう



ルドルフはまだ走れると思い込んでいるルドルフトレはどうにかしてルドルフに勝たせようと考え込む




そういえば彼女はまだトレーナーがいなかったはずだと資料を見ると、やはりそうだと確認が取れる




マイル最強格のウマ娘サイレンススズカにはまだトレーナーがいない。これを利用しない手はないとルドルフトレは笑う
128 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/01(日) 01:24:16.22 ID:p9zIBD8/0
サイレンススズカがルドルフトレの担当になったことが知られると学園内で大きなニュースになる



サイレンススズカはトレーナーを断り続け、ルドルフトレはウマ娘を断り続けてきた



そんな2人がどうしたのかとちょっとした騒ぎになっていた。この話は□□達の耳にも当然入る




(私への刺客ってとこね)



□□はルドルフトレの思惑に気付く。自分達が海外に飛ばされる前にどうしても勝って有能であることを証明したいのだろう



「とことん腐ってるわね」



相手が誰であっても負ける気はないがまともな手段はとってこないだろう。そんな相手に勝てるのかと不安になる



海外に行くまで出走を回避し続けるのも一つの策である。下手なことをされて怪我でもしたくない



こちらの不戦勝でもきっと向こうは満足するはず。いま大事にしなければいけないことは何かを考えなければと□□は思う



下1〜3
学園、トレーナーイベント
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 08:24:50.13 ID:TRlBeE1LO

結論が出ないままその日の夜、□□はある1人のご先祖ウマ娘の夢を見た。それは先祖が卑劣な策に嵌められ、レースで負けてしまう夢だった。

起きた後、立ち向かう決意を固める□□。呪われたはずの勝負服がどこか神々しく見えた
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 13:21:08.10 ID:G1XeEtlc0
>>129
□□が夢を見ている頃、スペシャルウィークがサイレンススズカに「スズカさん、ルドルフトレをトレーナーを選んで大丈夫なんですか?あまりいい噂聞きませんけど…」とスズカを心配する、「重要なのはトレーナーの人間性じゃなくて能力だから…トレーニングは優秀だし、必要以上に話しかけて来ないから自分には合ってるわ」と話すスズカ
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 13:55:33.65 ID:L7Pg7Km00
>>130
「スペちゃんはどうして、トレーナーを付けないの?」と聞くスズカ、「担当して欲しいトレーナーさんがいたんですけど…取られちゃいました」と言うスペ、「担当して貰えないのは仕方ないですけど…その人は海外に行っちゃうんです会えなくなる、顔見れなくなるのは寂しいです何とかしたい」と続けて喋るスペ
132 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/01(日) 16:21:45.39 ID:p9zIBD8/0
結論は出ないままその日の夜、□□はある1人のご先祖ウマ娘の夢を見る。それは卑劣な策に嵌められ、レースで負けてしまうものだった



□□家がメジロ家のように有名で力があれば跳ね返せたかもしれない。それができなかったのは家のせいでもあった




「やってやるわ」



起きた後、□□はルドルフトレに立ち向かう決意を固める。呪われたはずの勝負服はどこか神々しく見えた




□□が夢を見ている頃、スペシャルウィークがサイレンススズカにルドルフトレは信頼できるのかと話をしていた




スペシャルウィーク「スズカさんあんな人をトレーナーに選んで大丈夫なんですか?」




サイレンススズカ「重要なのは人間性じゃなくて能力だから。トレーニングは優秀だし、必要以上に話しかけて来ないから自分には合ってるの」




ルドルフトレの実績を考えると引き受けて損はないとスズカは判断した。好きに走らせてもらえる所も彼女にとって大きかった
133 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/01(日) 16:41:29.31 ID:p9zIBD8/0
サイレンススズカ「スペちゃんはどうしてトレーナーを付けないの?」



スペシャルウィーク「実は担当して欲しいトレーナーさんがいたんですけど……」



その人物は既に別のウマ娘を担当していたとスペは悲しそうに話す。スズカは軽く頷きながら聞いている



スペシャルウィーク「担当して貰えないのは仕方ないですけど、その人は海外に行っちゃうんです」



学園ではもう会えなくなるのは寂しいので何とかしたいとスペは話す。スズカは話を聞き終わると大きく頷く



サイレンススズカ「海外に行くくらいで諦めるの?」



本気でその人が欲しいのなら地の果てまで追いかけるのがウマ娘だとスズカは冷静に語る



サイレンススズカ「私は先頭の景色を誰にも譲らない。スペちゃんはどう?」



スペシャルウィーク「……はい!」



やるべきことは一つしかないとスペは決意を固める



下1〜3
学園、トレーナーイベント
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 17:12:51.19 ID:+CG/50gX0
空港ロビーで、ついにトレーナー
候補を捕まえたスペちゃん。でも
背後にはグラスがいた!
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 17:32:28.85 ID:w55oHCR90
海外に行くまでの間は普段通りトレーニングを続ける□□達。
ゴルシが「海外に行くとなるとアイツに会えなくなるのか〜」と寂しげな表情を見せる。
アイツ?マックイーンの事かと聞くと、「マックイーンというかメジロ家は処中海外行くから多分あっち行っても会うと思うから違う」という。それじゃ誰なのか聞くと、「アタシの大親友のジャスタ…」と名前を言いかけた瞬間、スペシャルウィークが来る
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 17:49:11.22 ID:+rNrjrhR0
>>135
スペが「私をチームに……トレーナーさんの担当にして欲しいです!」とお願いする、トレーナーは「ごめんね、それは出来ない」と断る「どうしてなのか」と尋ねるスペ。「人数も勿論あるけど自分は来年には海外に行く、だから君を受け入れられない」と理由を述べる
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 18:28:16.02 ID:XydWhVRV0
>>136
更にトレーナーは「自分の担当になったら、君の夢である日本一のウマ娘になれない」と□□達に「そういう事だから帰れ」と言われる。
スペは「トレーナーさん覚えてませんか!?私が道に迷った時助けてくれた事!確か模擬レースの前日です!あの時からトレーナーさんの事…!」と言う、□□は衝撃を受けるそれじゃ私やサトノより先に会ってる事に
138 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/01(日) 19:09:41.71 ID:p9zIBD8/0
海外に行くまでの間は普段通りトレーニングを続ける□□達。ゴルシが海外に行くとなるとアイツに会えなくなるのか寂しげな表情を見せる




ナイスネイチャ「アイツってマックイーンのこと?」



メジロ家はしょっちゅう海外に行くので向こうに行ってもマックイーンとは会えるだろうと言う




「それじゃ誰なのよ」



ゴールドシップ「アタシの大親友のジャスーー」



ゴルシが名前を言いかけた瞬間スペシャルウィークがやってきてトレーナーの元に向かう




スペシャルウィーク「私をチームに、トレーナーさんの担当にして欲しいです!」



トレーナー「気持ちは嬉しいけどごめんね、それは出来ないんだ」



理由も聞かずに諦められないとスペは粘る。トレーナーは人数もあるが来年には海外に行くので無理だと言う




トレーナー「君にはここで頑張って欲しい」



□□達は理由を聞いたんだから帰れと冷たく遇らう。しかしスペはトレーナーにあの時のことを覚えていないかと言い出す
139 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/01(日) 19:31:12.24 ID:p9zIBD8/0
スペシャルウィーク「トレーナーさん覚えてませんか?私が道に迷った時助けてくれた事!」



模擬レースの前日にトレーナーと出会った。その時からトレーナーの事が気になっていたとスペは言う



「嘘でしょ!?」



□□は衝撃を受ける。自分やサトノより先にスペシャルウィークと出会っていたということになる



ネイチャは嘘だと騒ぎ立てるがトレーナーはハッという表情を浮かべる




トレーナー「キミはあの時のウマ娘……?」



詳細を語るスペとそれを補足するトレーナー。話を合わせていないことは誰でもわかってしまう



スペシャルウィーク「私の夢って覚えてますか?」



トレーナー「日本一のウマ娘になること……」



全てを思い出したかのようにトレーナー自身も驚きながら彼女のことを口にする



トレーナー「僕はキミを担当するはずだったんだ」



白と紫を基調とした勝負服ではなく、赤と白を基調とした勝負服のこともトレーナーは知っていた



トレーナー「日之本一の総大将……」



スペシャルウィーク「貴方は私のトレーナーさんなんです!」



2人の間に何が起こっているのか□□達は理解できていない



下1〜3
学園、トレーナーイベント
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 20:07:34.27 ID:BcNrSQIX0
□□がトレーナーに抱き着き、「アンタは私のトレーナーでしょ……?」と涙目をトレーナーに見せる。その瞬間ハッとするトレーナー、そうだ今は自分は□□のトレーナーだと
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 20:08:36.07 ID:L1DHBs+f0
いよいよスペちゃんのトレーナーが
決まる。ルドルフも二つ返事でOK
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 20:35:29.22 ID:Ogv8uiId0
>>140
「思い出しても駄目ですか…」とスペも涙目に、トレーナーが「君が最後の担当だ、スペシャルウィーク」とトレーナースペに笑顔を見せる。

スペ、嬉しくトレーナーに抱き着く

143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 20:50:31.73 ID:XydWhVRV0
>>142
トレーナーから誘われるスペを見てタキオン、ネイチャ、イナリは自分達は頼んでトレーナーの担当になったので謎の敗北感を、ブライアンは「私の時は渋った癖に…」とむすっとした表情を、ゴルシはスペが来た事に歓喜。

胸も尻も普通だが□□はもしかしたらコイツが一番のライバルなのかも知れないと危機感
144 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/01(日) 21:21:46.87 ID:p9zIBD8/0
□□がトレーナーに抱き着く



「アンタは私のトレーナーでしょ……?」



涙目でトレーナーに訴えかける。それを見た瞬間ハッとし自分は□□のトレーナーだと□□を抱き寄せる




スペシャルウィーク「思い出しても駄目なんですね……」



受け入れられなかったとスペも涙目になる。諦めて立ち去ろうとした彼女をトレーナーが呼び止める



トレーナー「君が最後の担当だよスペシャルウィーク」



トレーナーは笑顔を見せスペは感動しトレーナーに抱き着く。スペがチームに入るとなりゴルシは喜ぶが他のメンバーは微妙な顔になる




タキオン、ネイチャ、イナリは自分から頼んでトレーナーの担当になったので謎の敗北感を味わっている



ブライアンは自分の時はあれ程渋った癖にとむすっとした表情を浮かべている
145 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/01(日) 21:28:34.57 ID:p9zIBD8/0
スペシャルウィーク「トレーナーさん今日もお疲れ様です!」




スペが加わってからチーム内の雰囲気は前にも増して明るくなっていた。トレーナー争奪戦で疲弊していた癒しとなる



(マズイマズイマズイ……)



胸も尻も普通だがコイツが一番のライバルなのかも知れないと□□は危機感を覚える



スペもトレーナーのことを気に入っているがネイチャ達のように身体の関係を迫ることがない



それどころかキスさえ狙うそぶりを見せない。トレーナーはこういうのに弱いと□□は知っている



彼の好みは肉食系より草食系。□□は自分が一番だと自負しているが二番目の座はスペに決まる可能性が高い



彼ほどの人物を独占するのが無理なので二番目としてスペを認めた方がいいのかと悩み始める



下1〜3
学園、トレーナーイベント
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 21:38:20.78 ID:nriKPDfyO

このままでは事実上トレーナーが海外に行くため、スペはジュニア級のみトゥインクルシリーズを走ることになる。すなわち自分が担当する限りは日本一のウマ娘には決してなれないと伝えるトレーナー
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 21:58:47.98 ID:WlV9qAcj0
>>146
そもそもトレーナー達は何故海外に行く事になったのかを聞くスペ、ルドルフ達とちょっと揉めて…と話す
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 22:08:29.71 ID:VcKt7htS0
□□が「いくら治癒能力があるからって担当が7人は大丈夫なのか?」と聞く、「7人なら大丈夫だよ」と言う。  
トレーナーが「チームが7人になったしチーム名を決めた、このチーム名は『シリウス』」と言う

149 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/01(日) 23:01:10.37 ID:p9zIBD8/0
このままではトレーナーが海外に行くためスペはジュニア級のみトゥインクルシリーズを走ることになる



すなわち自分が担当する限りは日本一のウマ娘には決してなれないと伝えるトレーナー



スペシャルウィーク「そもそもどうして海外に行くんですか?」



トレーナー達は何故海外に行く事になったのかを聞くスペ。トレーナーはルドルフ達とちょっと揉めたと誤魔化しながら説明する



トレーナーの歯切れの悪さを見て深い事情があるとなんとなく察するスペはそれ以上聞くことはなかった




「いくらアレ(治癒能力)があるからって7人も担当して大丈夫なの?」




□□は5人でもトレーナーに負担が大きくかかっていたのに7人ともなると不安で仕方ないと話す



彼女の心配をよそにトレーナーは大丈夫だと言い切りチーム名を決めたと言い出す



  
トレーナー「チームが7人になったしこのチーム名は『シリウス』に決めたんだ」




ルドルフと並ぶ七冠を手にし最も輝いたウマ娘の1人である彼女がかつて所属していたチームはシリウス



その名を受け継ぐに値するチームが存在せず名前だけが残っていただけの存在『シリウス』



トレーナーはその名を受け継ぐのは自分だと覚悟をしルドルフトレと最後まで戦うことを決めた
150 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/01(日) 23:09:00.02 ID:p9zIBD8/0
チームシリウスの復活とその活躍はすぐに学園に広まっていく。出るレースは全て勝利しその力を見せつけていた



□□やスペといった新人が活躍しているのも大きな話題となる。ナリタブライアンがチームの為に走りゴルシをコントロールしていることも信じられないと評判になる



かつてのシリウスに並ぶかそれ以上の実力があると誰もがトレーナーたちを認めていた




シリウスシンボリ「悪い話じゃないだろ?」



秋川理事長「……」



誰にも見つからない場所でシリウスと理事長は密会をしていた。チームシリウスの活躍により波が出てきたと彼女も動き始めた



シリウスを海外に飛ばすより学園に残した方がどれだけ得になるか。理事長にルドルフとルドルフトレを裏切れと交渉している



ルドルフの跡を継ぐのは最悪自分でなくともいい。この機を逃せばこの学園は一生腐ったままだとシリウスは説得する



秋川理事長「……」



理事長はなにも答えないが以前のように門前払いということはしない。彼女の中で揺れ動くものがあるのは確かだ



下1〜3
学園、トレーナーイベント
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 23:37:03.81 ID:XydWhVRV0
ルドルフトレがトレーナーやチームシリウスの活躍を聞いて、「ふざけやがって、何のつもりなのか」と怒りを露わにする。
ルドルフは自分と同じく七冠を手にした彼女も所属していたチームシリウスの復活、そして活躍にモヤモヤしていた…自分は一体何をしているのか、『英雄』と呼ばれ今も海外のレースを走り続けている彼女が今の自分を見たらなんて思うか
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/01(日) 23:53:08.33 ID:Ymu90yrk0
>>151
「もう、やめよう……こんな事」とルドルフトレに伝えるが、ルドルフトレは「やめられるか、自分の実績が抜かれるかも知れないんだぞ」と言う、今の一言でルドルフは彼は「私よりも…七冠という実績の方が大事なのか」と理解してしまった。
「私はもう疲れた……抜けさせて貰う…」と虚ろの目で力無く部屋を出ていくルドルフ
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/02(月) 00:08:56.95 ID:Cn3U9d9I0
>>152
次の日、ルドルフが生徒会長の座から降り大騒ぎになった。ルドルフトレは彼女がいなくなっても自分が皇帝を七冠ウマ娘を育てたという実績に揺るぐ事はないからいいだろうと思っていた。
イナリやネイチャは「こっちを掻き回し捲くって逃げるのか」と怒りを露わにしている、トレーナーは二人を落ち着かせる。□□は「新しい会長は誰になるのか…」を気にしていた。ナリブは「生徒会選挙を近いうちに行うらしい」と話す
154 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/02(月) 00:17:39.02 ID:wgU0+rQ00
ルドルフトレはチームシリウスの活躍を聞きふざけるなと怒りを露わにしている



自分と同じく七冠を手にした彼女も所属していたチームシリウスの復活、そして活躍にルドルフはモヤモヤしていた




シンボリルドルフ(私は一体何をしているんだ)




『英雄』と呼ばれ今も海外のレースを走り続け衝撃を与え続けている彼女が今の自分を見たらなんと言うだろうか




シンボリルドルフ「もう、やめよう……こんな事は」



ルドルフトレ「やめられるはずがない。自分の実績が抜かれるかも知れないんだぞ」



この一言でルドルフは自分よりも七冠という実績の方が大事なのかと理解してしまった




シンボリルドルフ「私はもう疲れた…………」



虚ろの目で力無く部屋を出ていくルドルフ。ルドルフトレはそれを止めようともせずなんとかトレーナーを潰せないかと知恵を絞っている

155 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/02(月) 00:27:26.72 ID:wgU0+rQ00
次の日、ルドルフが生徒会長の座から降り学園は大騒ぎになった。卒業するまで生徒会長の座は揺るぎないものだったのにそれを捨てたのだ




ルドルフトレは彼女がいなくなっても自分が皇帝を七冠ウマ娘を育てたという実績に揺るぐ事はないからと動揺はしなかった




ルドルフトレ「これで集中できる」




サイレンススズカでレースに勝ちトレーナーという人間を始末する。ルドルフが居なくなったことで邪魔者が居なくなったとさえ思う




不良ウマ娘が使えなくとも策はまだまだある。自分を敵に回したことを後悔しろと血走った目でルドルフトレはトレーナーの写真にナイフを刺す




シリウスのメンバーもルドルフの退任は大きな話題となっていた



イナリワン「こっちを掻き回した挙句逃げやがって!」



イナリは怒りを露わにし、他のメンバーも今更かと好意的には受け取っていない



トレーナーはメンバーを落ち着かせなんとか宥める。そして□□は新しい会長は誰になるのかと口にする




ナリタブライアン「生徒会選挙を近いうちに行う」



会長に立候補するならブライアンも役員を辞めることになる。トレーナーはどうするのかと聞くが会長には興味が無いと答える



ナリタブライアン「総選挙になるなら私は立候補しない」



会長だけを決める選挙を行うのかはまだ調整中だという。過半数が辞めるのなら総選挙になるだろうと話す



ナリタブライアン「ルドルフはともかくエアグルーヴの行方がわかっていない」



ルドルフの退任があまりにもショックだったのかエアグルーヴは学園を飛び出してしまった。帰ってくることを信じているがこのままだと警察沙汰になるらしい



下1〜3
学園、トレーナーイベント
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/02(月) 01:08:18.03 ID:Cn3U9d9I0
トレーナー、□□がトレーナー宅に向かっている、「担当が七人に増えたから、ストレスも溜まってるでしょ」「可愛がってあげる」と股間を撫でる□□。可愛がって貰えると期待するトレーナー
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/02(月) 01:19:15.97 ID:OzOh10t/0
>>156
二人が見掛けたのは生気を失っているエアグルーヴがいた、二人がエアグルーヴに近寄るとエアグルーヴがトレーナーに掴み掛かり「貴様のせいで…会長が…!」と言うもすぐに力が抜け、「いや、私が悪いんだ…会長の期待に答えられなかった…私が…」と自暴自棄になっていた
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/01/02(月) 01:37:49.30 ID:3r8ataK80
>>157
トレーナーはエアグに「辛かったね」、「よく頑張ったね…君は十分ルドルフの役に立っただから安心して欲しい」と優しい言葉を彼女に掛けるそれを聞きトレーナーの胸で泣き崩れるエアグルーヴ
159 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/01/02(月) 01:51:01.42 ID:wgU0+rQ00
トレーナーと□□はトレーナー宅に向かっていた。担当が7人に増えたからストレスも溜まっているだろうということだった



「今夜は可愛がってあげる」



そう言いトレーナーの股間を撫でる□□。今夜は存分に可愛がって貰えるのかと期待する




そんな2人が見掛けたのは生気を失っているエアグルーヴだった。無視することもできずエアグルーヴに近寄ると突然トレーナーに掴み掛かる



エアグルーヴ「貴様のせいで会長がっ……!」



と言うもすぐに力が抜けその場にへたり込む。そのまま自分が悪いと呪文のように繰り返してしまう




エアグルーヴ「会長の期待に答えられなかった私が悪い……」




そんな彼女にトレーナーは一言、よく頑張ったと声をかける




トレーナー「辛かったね、君はやるだけやったんだ」




もう辛い思いはしなくていいと優しい言葉を彼女に掛ける。それを聞きエアグルーヴはトレーナーの胸で泣き崩れる



エアグルーヴ「う…ぐ……ぁ…!」



メイクと共に溜めていた感情を涙に流す。もう彼女は責められることは無くなった
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