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モブウマ娘とトレセン学園R4【安価】

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707 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/05(水) 17:58:52.66 ID:uSexgn7UO
「普通の部屋ね」




広い部屋に慣れている□□からすれば狭いという感想しかないような部屋。みたところトレーナーと一緒で無駄なものは少ない




しかしよく見てみると本棚の中身が無かったり明らかに何かを置いていただろうスペースは確認できた




きっと大事なモノはカサマツに持っていったのだと□□は理解し目当ての写真を探しはじめる




すると友人と撮ったであろう写真がいくつかありトレーナー妹の昔の姿を見ることができた




(妹も母親似なのね)




トレーナーをそのままウマ娘にしたとすると、トレーナー妹と並べば確実に姉妹だとわかるだろう




トレーナーが女系の顔をしているのはトレーナー母の遺伝が強かったことを改めて確認できた




「これって何かしら?」



トレーナー妹の写真を元に戻そうとしたとき誤って机に手が当たってしまう。その際机の下を覗き込むと何かがあるのを見つける




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708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/05(水) 18:12:26.34 ID:eDiCiHuEo
黒歴史ポエム帳と自作ラジオのラジオDJなりきり音源CDを見つけてしまう
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/05(水) 19:00:30.04 ID:PPsLo8oJ0
>>708
それは高校時代のもので、当時
某DJ番組の脚本コンテストに
入賞した実績もあったんだとか
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/05(水) 21:38:53.02 ID:OH58oyo60
トレーナーの写真が大量に入っていた、どうやらお兄ちゃん大好きのブラコン妹だった模様。
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/05(水) 21:44:03.52 ID:PaDq78es0
フジキセキやシ、シリウスシンボリ、ナリタブライアンといったイケメンウマ娘の自作写真集だった
712 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/05(水) 21:59:19.49 ID:sFMPsyA5O
机の下から出てきたのはフジキセキ、ケイエスミラクル、ナリタブライアンといったイケメンウマ娘の自作写真集だった




トレーナー妹は写真で見る限りカッコいいより可愛い部類に入る。彼女らへの憧れが強いのだろうと想像できる




丁寧に作られているので置いていくのは勿体ないとさえ思える写真集。トレセンに持っていけなかった理由があるのだろうかと□□は考える




(まだ何かあるわね)




□□は机の下に落ちていた写真集を取るために机の下に潜り込んだ。そこから出ようとしたときに引き出しの裏側が視界に入る




引き出しの裏側に何かノートが貼り付けられていた。いかにも何かあるといわんばかりのノートを□□は手に取る




ノートは引き出しの裏に貼り付けられていたがノートにはカバーがされていた。そのカバーにテープが貼られていたのでノートにテープの跡はない





ノートのカバーを外し□□はトレーナー妹が隠していたノートを開く。するとトレーナーの写真が大量に挟まっていたようでページの間から写真が何枚も落ちてくる
 
713 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/05(水) 22:08:17.54 ID:Pe2VzMLdO
落ちてきたトレーナーの写真はスナップ写真というより隠し撮りに近い構図のものが殆どだった




トレーナー妹はどうやらお兄ちゃん大好きのブラコンだったようでこれを見られたくないので隠していたのだと□□は知る




ノートは写真を挟む為に使っていたのかと思いきやページをめくってみると何かが書いてあるページを見つける




〈お兄ちゃん大好き〉




その一文だけ見れば可愛いものだがページ一面にびっしりと書かれていると可愛さより恐怖が勝る




(なんなのよこれ!?)




さっきの電話を聞く限り受け答えは普通だったが学校をサボって実家に帰ってくるのは確かに違和感がある




ダイヤやアルダンなど頭のおかしい連中を知っている□□だがトレーナー妹はガチでヤバいかもしれないと冷や汗をかく




その理由がトレーナー本人とその両親で、3人ともトレーナー妹が問題児だと認識していない




もちろん□□の思い過ごしなのが一番良いのだが、最悪なのが家族さえ騙していたというパターンになる




トレーナー妹がトレーナーに対していつからそんな気持ちを持っていたのかは知らないが数年は隠し通したはず




この何もない田舎でそんなことができるのはよっぽどアレなウマ娘になってしまうと□□は自分の思い過ごしであれと祈る




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714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/05(水) 22:42:30.59 ID:eDiCiHuEo
さすがにこれはトレーナーと共有しておこうと現物を二人きりで見る□□
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/05(水) 23:04:58.65 ID:l2G+QPA80
トレーナーが夕飯が出来たと□□を呼びに来る、□□は思わずノートや写真を隠す、□□は妹とは仲良いのかと聞く、トレーナーは悪くはないと思うよ定期的に連絡取り合っているしと答える
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/05(水) 23:18:08.46 ID:ZzkAdAFu0
トレーナーは自分がトレーナーとして能力を上げられたのは妹のおかげでもあると思うと言う、上京する前に妹でトレーニング指導を実践練習させて貰った事などを話す。

明日は家族5人全員が初めて揃う日だと今から楽しみだと笑顔で話すトレーナー、家族5人と聞いて顔を赤らめる□□。
717 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/05(水) 23:48:43.49 ID:qtMHWMGl0
トレーナー「□□、ご飯が出来たって」




「ひゃいっ!?」




夕飯が出来たとトレーナーが彼女を呼び、□□は思わずノートや写真を隠してしまう




□□は妹とは仲が良いのかとトレーナーに聞く。トレーナーは定期的に連絡を取り合っているので悪くはないと思うと普通に答える





トレーナー「僕がトレーナーとして能力を上げられたのは妹のおかげもあるんだ」




上京する前に妹でトレーニング指導を実践練習させて貰った事などを話す。その様子を聞き□□は自分の思い過ごしだと考える




明日は家族5人全員が初めて揃う日で今から楽しみだと笑顔で話すトレーナー。家族5人と聞き自分が家族に入っていることに□□は顔がニヤける




トレーナーは妹が帰ってくることを上記の理由があり喜んでいた。明日は平日でトレーナー妹は学生であることが頭から抜けるくらい浮かれている
718 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/05(水) 23:56:07.18 ID:qtMHWMGl0
4人での食事が終わるとトレーナー母は少し□□に理解を示したようで婿に連れていくなとは言わなくなった




理解はしたが納得するのはまた別なのか、トレーナー母は□□に笑顔を見せることはなかった




トレーナー「結婚には賛成してくれてるんだから」




トレーナー母は婿に反対なだけで□□と結婚することは認めている。きっと話し合えば距離は縮まるとトレーナーは気にしていない




「そういえば妹には私のこと話してるの?」




トレーナー「どうだったかな…ええっと」




トレーナー妹とのメールを確認してみると話していないことが判明する。メールの殆どがカサマツでの様子に関することだった




トレーナーは妹は悪い子じゃないのできっと賛成してくれると笑顔で語り□□も彼の言葉に頷く




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719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 00:14:52.26 ID:Gxahh1id0
次の日、朝から□□はトレーナーの家の周りでランニングを始めようとすると、□□がなにかと衝突して転倒、「すまない、大丈夫だったか?」と倒れた□□に手を差し伸べたのはオグリキャップだった
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 00:24:42.40 ID:75jQXVm80
>>719
□□が「気を付けろ、私がヒトだったら最悪死んでた」と怒る、オグリは「軽いランニングのつもりだったが飛ばし過ぎた」と反省している所ようやくお互いの存在に気が付く、何故ここにいるのか聞く、□□は自分はトレーナーの両親に挨拶しに来たとオグリは自分も地元に帰ってきただけと話す。

□□はようやく気が付く笠松はオグリの地元だと
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 00:32:41.56 ID:itfK0Y5X0
□□はオグリが中央を辞めて笠松に戻って来たんだな…でも仕方無い彼女のライバル、タマ、イナリ、クリーク皆走れなくなってしまったのだからあそこにいる意味はもうないのだろう。
オグリは「ちなみにここは何処なのか、笠松トレセンの帰り道はどっちか知らないか」と聞いて来る走ってるうちに迷子になった模様、□□は笠松トレセンはここから一時間以上掛かるのを教える
722 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/06(木) 00:56:44.28 ID:48V0oieX0
次の日、朝から□□はトレーナーの家の周りでランニングをしようとすると□□がなにかと衝突して転倒する




??「すまない、大丈夫だったか?」




「気を付けなさいよ、私がヒトだったら最悪死んでたわよ」




ヒトとウマ娘の衝突事故は大惨事になりえる。□□はちゃんと前を見ろと怒りながら相手を見ると見覚えのある芦毛が見える




オグリキャップ「軽いランニングのつもりだったが飛ばし過ぎた。本当にすまなかった」




オグリが反省しつつ相手を見ると□□であることに気付く。ここで□□とオグリはお互いの存在に気が付く




オグリが何故ここにいるのか聞く。□□は自分はトレーナーの両親に挨拶しに来たと答え、オグリは地元に帰ってきただけと話す




「カサマツってオグリキャップの地元じゃない!」




□□はここでようやくカサマツがオグリの故郷であることに気付く
723 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/06(木) 01:10:04.99 ID:48V0oieX0
□□はオグリが中央を辞めてカサマツ(地元)に戻ってきていたことも思い出す




彼女のライバルであるタマ、イナリ、クリークが走れなくなってしまったのだからあそこにいる意味はもう無かった




□□が意外だったのは彼女が走り続けていたことだった。大人のいざこざやライバルの喪失など彼女の心は疲れ果てていた




学園を去る直前オグリは走ることが楽しくないとも言っていた。それなのに彼女は走ることを放り出してはいなかった




オグリは走ることに疲れていたがそれは中央での話。地元に戻ったのは愚者達の思惑が無く思いっきり走りたいという彼女の希望だった




オグリは地元に戻ってからむしろ走るペースが上がっておりかつての輝きも取り戻していた




重賞に出れば間違いなく表彰台は確定している。彼女の脚と身体を見た□□はやはりオグリは只者ではないと唾を飲む





オグリキャップ「ちなみにここは何処か教えてくれないか」




□□とは対照的にオグリはカサマツトレセンまでの帰り道が分からず迷子になっていた



これが大物の余裕なのかと一瞬思うがやはりオグリはオグリだと□□は納得する。オグリにここからカサマツトレセンまで1時間はかかると説明していると向こうの方からもの凄い勢いで誰かが走ってくるのが見える




「お兄いぃちゃああぁぁぁぁぁぁんん!!」




アレがトレーナーの妹でないことを祈っていたが彼女は間違いなくこちらに走ってきている




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724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 10:43:08.63 ID:kIDVxA3B0
トレーナーが外が騒がしいのに気付き何事かと思い出てきた瞬間、妹がトレーナーに飛び掛かり、トレーナーにキスの雨を降らせる。トレーナー母は相変わらずウチの兄妹は仲が良く微笑ましいと言う
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 11:29:34.42 ID:o1LtJB7l0
>>724
オグリは彼女は主任の妹だったのか…通りで見覚えがあるなと思った、彼女はカサマツではフジマサマーチに並ぶ強者だと話すがこの光景にポカンとして話が入ってこない□□
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 12:33:04.07 ID:PtVpPfId0
>>725
トレーナーはオグリを見るとタマの件は申し訳なかったと謝る、オグリは私のトレーナー君に思う所があるみたいだが、私自身気にしていない…それに君が謝る必要はないそもそも担当でもないタマの為に色々動いてくれたことは感謝していると言ってくれる
727 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/06(木) 13:34:50.38 ID:qP2ipMLm0
トレーナー「一体何の騒ぎ……うわっ!」




トレーナー妹「んんんんんんぁっ!!」




トレーナーが外が騒がしいのに気付き何事かと思い出てきた瞬間トレーナー妹がトレーナーに飛び掛かりキスの雨を降らせる




トレーナー母は相変わらずウチの兄妹は仲が良く微笑ましいと笑顔でその様子を見ていた




オグリキャップ「彼女は主任の妹だったのか。通りで見覚えがあると思った」




トレーナー妹はカサマツではフジマサマーチに並ぶ強者だと話すがこの光景が□□の頭では処理できず話が入ってこな





トレーナーはオグリを見るとタマの件は申し訳なかったとトレーナー妹にキスをされながら謝る




オグリトレはトレーナーに思う所があるみたいだが自分は気にしていない。むしろタマの為に手を尽くしてくれたことに感謝だとオグリは言う




トレーナー妹「舌入れていい?ねぇ兄ちゃん?」




なぜ誰もこの状況に突っ込みを入れないのか、どうして受け入れているのか。□□は1人別世界にいるような感覚に陥る
728 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/06(木) 13:41:23.11 ID:qP2ipMLm0
トレーナーは妹に紹介したい子がいると□□の方を向く。自分に話しが振られるとは思わず□□は飛び上がりそうなくらい驚く




トレーナー妹「お兄ちゃんの担当の□□さんでしょ!」




□□はトレーナーが担当しているということで全てのレースを見てきたとトレーナー妹は笑顔で言う




トレーナー妹は□□がトレーナーの担当であることは勿論知っている。しかし2人が恋人だとはトレーナー妹は知らない




アルダンやダイヤと違ってトレーナー妹の目は澄み切っておりまだ希望は持てる。適切なタイミングで自分達の関係を知らせれば大惨事は回避できる




トレーナーは大型犬に舐めまわされた後のようになってしまいシャワーを浴びてくると言う




トレーナー妹「私も一緒に浴びるっ!!」




普通なら止めるはずだがトレーナー母もトレーナーも止めるどころか快諾し2人は家に入っていく




オグリは□□がカサマツまで道案内することになるのだが、このまま中央に帰るべきなのかもしれないと□□は思い始める




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729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 14:41:34.07 ID:l46B89ZpO
きっとトレーナーの下半身がだらしないのは家族間のスキンシップで刷り込まれた家風なのだと考える□□
矯正するのが正しいのかこのままにするのかで悩み始める
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 17:18:34.44 ID:w2G/xKIp0
□□はトレーナーが妹とキスや風呂に入るのに抵抗がないのはきっとそういう風に育てられたのだろう、恐らくトレーナーは他の家庭も兄妹で風呂に入ったりキスしたりするのが当たり前、常識だと刷り込まれているのだろう。
じゃなかったら私の前でキスを見せ付けたりしない
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 17:26:48.02 ID:GZhnu5LO0
>>730
トレーナー兄妹の洗いごっこを
見物している□□。「もうすぐ
結婚するからお祝いに来てほしい。
逆に、お前が結婚する時にはこの
僕が必ず行くよ!」とトレーナー
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 18:02:13.85 ID:x5qZ94Bp0
□□とオグリはカサマツトレセンに近付くとオグリトレがオグリを探していた、オグリトレは□□を見ると何故ここにと驚く、□□はトレーナーの実家がこの辺だと説明、トレーナーの名前を聞くと微妙な顔をするオグリトレ、トレーナーがタマの為に色々動いていたのは分かるがやはり救えなかったのは許せないと言う。  

□□はトレーナーを恨むのは勝手だけど、アンタはタマモクロスが闇レースに行った時彼女の為に何かしたのかしら?と言い、オグリトレは思わず黙ってしまう
733 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/06(木) 18:14:36.77 ID:qP2ipMLm0
□□とオグリはカサマツトレセンに向かっている最中にオグリトレと出会う。彼女はオグリを探していたようだった




オグリトレ「なんで貴女がここにいるの?」




オグリトレはオグリと並んで走っていた□□を見るとどうしてここに居るのかと驚く




□□はトレーナーの実家がこの近くだと説明するとオグリトレは微妙な表情になる




トレーナーがタマの為に色々動いていたのは分かるがやはり救えなかったのが許せない。トレーナーとは関わりたくないとオグリトレは言う





「恨むのは勝手だけどアンタは何かしたの?」




タマが闇レースに行ってしまった時、オグリトレは彼女の為に何かをしたのか?そう言われるとオグリトレは思わず黙ってしまう




責任転嫁が許されるのは学生だけだと□□はトレーナーから聞いた言葉をオグリトレに投げかける




「あとは任せたわよ」




オグリトレはオグリに話しがあるようなので自分は不要だとその場から立ち去る。去り際にオグリがお礼を言うので気にしなくていいと返す
734 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/06(木) 18:21:28.41 ID:qP2ipMLm0
あと15分くらいでトレーナーの実家につくという距離まで戻ってきた□□はトレーナー妹のことについて考えていた




トレーナーが妹とキスや風呂に入るのに抵抗がないのはきっとそういう風に育てられたのだろう




恐らくトレーナーは他の家庭も兄妹で風呂に入ったりキスしたりするのが当たり前で常識だと刷り込まれている




先程のキスを見てもトレーナー妹は自分とトレーナーがするような濃厚なキスをしていた




しかしトレーナーの下半身は無反応だった。トレーナーはキスは好きでぴょいをしながら濃厚なキスを好んでいる




それなのに濃厚なキスをして無反応だというのはトレーナー妹をちゃんと『妹」として見ているということ




トレーナーの下半身がだらしないのは家族間のスキンシップで刷り込まれた家風なのだと□□は理解する




矯正するのが正しいのかこのままにするのが良いのか。下手に家族のことに突っ込むべきではないが自分は将来トレーナーと家族になるのだから注意すべきかと悩む




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735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 19:46:38.16 ID:VGyNkF5Uo
トレーナーの方はそう思っても妹の方の真意はどうなのかを探る必要があると考える□□
もしトレーナーに恋人ができたらどうする?の話で反応を伺う
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 19:50:54.86 ID:Gxahh1id0
トレーナーの実家に戻るとトレーナーと妹が舌と舌を入れる濃厚なキスをしていた、□□はトレーナーの股間は全く反応していないが見ていてやはりいい気分はしない
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 20:06:34.12 ID:GZhnu5LO0
>>735
「結婚を応援するよ」と答えた妹
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 20:15:03.79 ID:aW15SAtZ0
>>736
□□は少し怖いが注意しようとした瞬間、母に無言で強い圧を掛けられる、家庭を壊したら許さないと言う事だろう、ここでは駄目だ帰りの新幹線で言うしかないとなる□□、父親は□□に申し訳無いという目線を送る。
739 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/06(木) 21:16:16.22 ID:qP2ipMLm0
□□がトレーナーの実家に戻るとトレーナーと妹が舌と舌を入れる濃厚なキスをしていた




相変わらずトレーナーの股間は全く反応していないが見ていてやはりいい気分はしない




妹の方をよく見てみるとどこかの誰かのように下品に腰をヘコヘコさせておらず性的なものは全く感じない




これは犬が愛情表現の一つで飼い主の顔を舐め回すのと同じであると□□は解釈するがそれでも…と□□は悩む




□□は少し怖いが注意しようとした時、どこからか猛烈なプレッシャーを感じる




トレーナー母「あら〜本当に仲が良いわね〜」




澄み切った目をしているトレーナー妹に比べ、トレーナー母から尋常ではない圧を感じる




トレーナー母は何かを言ったわけではなかったが□□は妹のことを注意することはできなかった
740 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/06(木) 21:31:52.41 ID:qP2ipMLm0
トレーナー妹「□□さん聞きましたよ!」




突然名前を呼ばれ□□はビクッと身体を震わせる。何を聞いたのかと恐る恐る聞くとトレーナーとの関係のことだった




トレーナーとは恋人同士で将来結婚する約束までした。それをトレーナーの両親に報告に来たことをトレーナー妹は聞いたようだ




妹として歓迎すると□□に笑顔で抱き着く。やはり彼女の目が綺麗なのは見間違いではなかったと□□は胸を撫で下ろす




トレーナー妹「□□さんも家族ですよね!」




□□は妹の問いに対して将来的にそうなると答えてしまった。そう答えるしかなかったのだがトレーナー妹に対してそれはまずかった




兄であるトレーナーに対しあれだけ濃厚なキスをしていた。そのキスが自分に向くと□□は想像できなかった




□□は普通のキスならなんともないが舌を絡めるキスに弱い。更に最近○○と濃厚なプレイが続きキスへの弱さが増していた




「ふぐっ!ん!んぁぁっ!」




トレーナー妹に舌を入れられトレーナーと同じようにキスをされてしまった□□は無抵抗のままいいようにされてしまう



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741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 21:40:52.52 ID:yRq57kUYO

長いディープキスの末、「こういうのもアリよね」とすっかり馴染んでしまう□□。家族として改めて迎え入れられる
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 22:18:48.27 ID:Gxahh1id0
>>741
トレーナーはこれで正式に□□も家族になった事に喜ぶ、中央に帰る前にもう一つ大事な話をする、今年いっぱいでトレーナー業を辞めるのを家族に伝える
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 22:23:06.74 ID:YVCG6Aa40
>>742
母も父も妹もこれには衝撃を受ける、三人共息子はトレーナーになるのが夢だったのに学生時代死ぬもの狂いで勉強していたのに辞めるだなんてと驚き慌てふためく、トレーナーはあくまで中央トレセンのトレーナーを辞めるだけ、海外でフリーのトレーナーとして活動すると話す
744 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/06(木) 23:34:47.22 ID:48V0oieX0
長いキスを耐え切った□□は家族として改めて迎え入れられる。彼女が我慢したというよりトレーナー妹のキスはいやらしさが全くなかったから□□は耐えることができた





トレーナーはこれで正式に□□も家族になったと喜ぶ。トレーナー母の視線も優しいものに変わっていた





□□とのキスが終わるとトレーナー妹は再びトレーナーに抱き着く。トレーナーは妹の頭を撫でていたが中央に帰る前にもう一つ大事な話があるとその場に直る





トレーナー「今年いっぱいで中央を辞めるんだ」




トレーナー母も父も妹もこれには衝撃を受ける。3人ともトレーナーになるのが夢で学生時代に死ぬもの狂いで勉強していたことを知っている




それなのにトレーナーを辞めるだなんてと3人は驚き慌てふためき錯乱しだす




トレーナー母「上司が気に入らなかったの!?」




トレーナー父「面倒なウマ娘に絡まれたのか!?」




トレーナー妹「お兄ちゃんがトレーナーとして凄すぎたから!?」




トレーナーはあくまで中央トレセンのトレーナーを辞めるだけで海外でフリーのトレーナーとして活動すると慌てて訂正する




事情を聞いた3人はそれなら良かったとホッと安心する。トレーナーという仕事に彼がどれだけ憧れていたかを知っていたから本気で心配したのだ
745 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/06(木) 23:42:25.45 ID:48V0oieX0
海外で走るとなると今までの常識は通用せず強力なライバルと戦うことになる。その覚悟はあるのかとトレーナー父は聞く




トレーナーは□□となら戦えるだけでなく勝てると言い切る。それほど彼女を信用しているのだとトレーナー父に伝わる




トレーナー母は海外ウマ娘のフィジカルはとんでもないことを知っており□□では厳しいのではないかと率直な意見を言う




□□には逃げの適正がありパワー勝負は考えていないとトレーナーはレース展開についてビジョンがあると説明する




トレーナー妹「もう二度と会えないの?」




会うことは難しくなるが今まで通り連絡もするし□□のレースを見て欲しいとトレーナーは笑顔で答える




若干の違和感はあったものの□□はやはりトレーナーの家族は良い人達なのだなと改めて感じていた




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746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 00:05:55.33 ID:DDAenXPr0
カサマツトレセンから娘さんが学園から勝手に抜け出したと連絡が来る、トレーナーは申請なしで来たのかと驚く、妹は早くお兄ちゃんに会いたかったからと言う
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 00:17:44.78 ID:h7B9W8Mt0
しばらく会えないと分かった妹は分かりやすく落ち込む、トレーナーも家族にこれから暫くあえないと改めて理解すると急に寂しくなる

今日中には中央に帰ろうと思っていたが、もう一日だけ泊まらないかと□□に提案
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 00:38:11.90 ID:RGVBgzBc0
その頃中央では、エルコンドルパサーがキングに主任にエルを担当にするように頼んで欲しいとキングにお願いする、エルは世界最強になる為に海外に挑戦するつもりであった。

同じく海外に行くトレーナーに連れてって貰いたい、トレーナーのトレーニングで世界最強になりたいと言う。
749 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 01:25:34.02 ID:lzK7aKkI0
しばらく会えないと分かったトレーナー妹は分かりやすく落ち込む。トレーナーも家族にこれから暫く会えないのだと改めて自覚し寂しさが込み上げてくる




トレーナー「もう一日だけ泊まるのはどうかな?」




今日中には中央に帰ろうと思っていたがあと一日だけ泊まらないかと□□に提案する




これまでトレーナーにはまとまった休みが無かったのでこれを機に身体を休めてもらおうと□□はその案に賛成する




トレーナー妹「今日はいっぱいお兄ちゃんと仲良くする!」




もう一日泊まっていくことが決まるとトレーナー妹は嬉しさのあまり何度目かのキスをする




予定外の外出と宿泊、更にもう一日泊まることが決まったがこの一日が大きな意味を待つことになるとは誰も知らなかった
750 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 01:32:22.58 ID:lzK7aKkI0
トレーナーの実家でのんびりと過ごしているとカサマツトレセンからトレーナー妹が学園から勝手に抜け出したと連絡が来る




トレーナーは申請なしで来たのかと驚く。トレーナー妹は早くお兄ちゃんに会いたかったからと真顔で答える




普通の授業なら休んでも影響は少ないが今日は選抜レースがある日。怪我をしていない限りは出るのがトレセン生としては当たり前




それでもトレセンには戻りたくないとトレーナー妹はテコでも動かないつもりなのを見てトレーナーは一緒に行こうと提案する




トレーナー「どれだけ走れるようになったか見たいな」




トレーナー妹「すぐにカサマツに行こう!!」




トレーナーの手を引っ張りトレーナー妹は玄関から飛び出していく。用意も何もせず手ぶらで飛び出してしまったのを見て両親は慌てる




トレーナー妹の荷物類を持って行ってほしいと□□はトレーナー母に頼まれ急いで彼女を追いかける




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751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 03:07:52.95 ID:wFFt3xPK0
カサマツトレセンに向かう途中、サクラチヨノオーとヤエノムテキに偶然出会う、二人は同期のオグリは大丈夫なのだろうかと休みを取ってカサマツを尋ねに来たのだと言う

「まさか私達の同期がこんな事になるなんて…」と落ち込むチヨノオー、あの一件でアルダンが寮を出たので今ではヤエノがルームメイトなのだという、あのアルダンと仲が良かったと聞きアレと相手していられてよく無事でいられたなと思う□□、「代わりに少々私に依存するようになったみたいで、この前なんてトレーニング後に危うく百合もとい八重桜が咲きかけましたが」と苦笑するヤエノ
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 10:03:18.73 ID:FYsVMILBo
妹は中央にいてもおかしくない走りをしている
中央には行かないのかと□□が問うと家族が好きだから離れたくないと
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 11:07:30.04 ID:NwRE3pax0
そこにオグリトレとオグリが来る、二人を見て驚く、「実家がこの辺とは聞いたがわざわざ何で学園に来るんですか」とトレーナーは妹の走ってる姿を見たくてと言う、更にオグリトレさんが僕を恨むのも仕方無い、タマを救う事が出来なかったのは事実だと謝る

オグリトレは本当に悪いのは理事長とルドルフトレなのは分かってる、特にルドルフトレはタマやクリークを滅茶苦茶にした…。でも自分には力がないのでこの二人相手になにも出来ない…でも、主任なら何とかしてくれると信じてたと話す
754 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 12:01:01.01 ID:mYftfBcB0
□□はなんとかトレーナー達に追いつきトレーナー妹が荷物を忘れていたことを伝える




カサマツまで全力え走り続けてしまうと体力を使い切ってしまうので抑えながら一緒に向かおうという話になる




カサマツトレセンに向かう途中でサクラチヨノオーとヤエノムテキに偶然出会う。2人はオグリのことを心配してカサマツまでやってきたのだという





サクラチヨノオー「まさかオグリさんがこんな事になるなんて…」




オグリが中央から去ってしまいチヨノオーは落ち込んでいた。チヨノオーはわかるがなぜヤエノの来ているのかと聞くとチヨノオーのルームメイトだからだという




ヤエノムテキ「アルダンさんが寮を出てしまったので今は私が彼女と同室です」




オグリが去りアルダンも居なくなってしまってチヨノオーは落ち込むばかり。ならばカサマツまで行ってオグリが元気なのを確認しようとヤエノが言い出したそうだ




アルダンは仕方ないとしてオグリは走れなくなったわけではない。彼女がカサマツで走っている所を見ればチヨノオーも元気になるとヤエノは考えた
755 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 12:16:56.37 ID:mYftfBcB0
オグリキャップ「みんなどうしたんだ?」




オグリトレ「なぜ貴方がここに!?」




カサマツトレセンが近付いてきた頃にオグリトレとオグリがやって来る。オグリトレはなぜわざわざカサマツまで来ているのかとトレーナーに尋ねる




トレーナーは妹の走ってる姿を見る為にカサマツに向かっているだけでオグリは関係ないと話す





トレーナー「君が僕を恨むのは仕方ない。タマを救う事が出来なかったのは事実だから」




オグリトレに向かいトレーナーは頭を下げる。彼の話と態度を見たオグリトレは複雑な表情をしていた




本当に悪いのは理事長とルドルフトレなのは理解している。特にルドルフトレはタマやクリークを滅茶苦茶にした張本人




自分には力がないのであの2人相手にはなにも出来ない。でも……




オグリトレ「主任なら何とかしてくれると信じてたんです…」




オグリトレからすれば希望の星であったトレーナーは何も救えず最悪の結果を招いた極悪人と同じ




トレーナーのせいでないことはわかっていてもやはり彼を恨んでしまうと苦しそうにオグリトレは言う




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756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 13:52:17.91 ID:JKLpTmtbO

「どういうこと……?」という小さな声が聞こえた。発したのはトレーナーの妹で、どうやらこの話を聞いてしまったらしい。トレーナーに駆け寄り、何があったのかを問い質し始める
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 14:00:42.76 ID:OiHfKWph0
そこにベルノライトが慌てた様子で向かってくる、もうすぐ選抜レースが始まるから早く学園に戻ってとオグリやオグリトレに伝える(シングレキャラ駄目ならモブウマ娘で)
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 16:19:36.83 ID:LxAw5M6P0
>>756
家族に隠し事は出来ないので中央で起きた事、ルドルフトレの事などを妹に話すトレーナー、そこに>>757
759 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 16:35:23.59 ID:mYftfBcB0
トレーナー妹「どういうこと……?」




小さな声が聞こえてきたと思うとどうやらこの話を聞いてしまったらしいトレーナー妹がトレーナーに駆け寄る




彼女は何があったのかを問い質し始め、家族に隠し事は出来ないと中央で起きた事やルドルフトレの事などをトレーナーは話す




話を聞いたトレーナー妹はショックだったのか無言のまま言葉が出てこない。トレーナーはオグリトレは悪くないと再度彼女を庇う




トレーナー「彼女の言う通りなんだ、僕は誰も助けられなかったのは事実に違いない」




タマ、オグリ、イナリ、クリークの4人はトレーナーが絡んでいたにも関わらず中央で走ることができなくなった




これは間違いなく事実なのだからオグリトレは正しい。彼女を責めないで欲しいとトレーナー妹を説得する




オグリトレはそれを聞きトレーナーを責めることをしなかったが否定することもできなかった
760 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 16:41:15.18 ID:mYftfBcB0
ベルノライト「皆さん急いで下さい!!」




もうすぐ選抜レースが始まるので早く学園に戻ってくるようにとオグリやオグリトレに伝えにくる




脱走したトレーナー妹や中央のウマ娘がいることにベルノは驚くがそんなことより早く学園にとオグリ達を急かす




選抜レースが行われる会場に向かうと田舎とは思えないほど観客がいることにトレーナーは驚く




どうやらオグリが戻ってきたことがプラスに働いたようで彼女のレースが見たいと観客が集まっているようだった




中央から戻ってきたウマ娘は人気が出ないことが多いがオグリは違った。彼女の走りはどこで走ろうとも輝いていた




これが本物なのだろうとトレーナーはオグリのカリスマ性に感心していた




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761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 17:21:57.28 ID:WNXGC35h0
トレーナー、□□達は学園側に中央の主任と生徒という事で特別席を用意して貰った、そこで選抜レースを鑑賞する事に、□□はレースを見ていて申し訳ないがレベルは全然高くないと感じる
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 17:26:30.14 ID:FYsVMILBo
選抜レースを取材に来ていた地元記者に見つかりコメントを求められる□□
今までのG1勝利への苦労と今後の展望について
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 17:51:40.28 ID:25nnCwQY0
>>761
先程のベルノライトと呼ばれていたウマ娘のレースの順番が周ってきたそうだ、自信なさげにゲートに向かう彼女を見て、トレーナーはほんの少しだけ走り方にアドバイスをする
764 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 18:19:24.13 ID:mYftfBcB0
トレーナー、□□達は学園側に中央の主任と生徒という事で特別席を用意して貰ってそこで選抜レースを鑑賞する事になる





□□はレースを見ていてハッキリ言ってレベルは高くないと感じる。地方と中央でこれだけ差があるとは□□は思っていなかったようだ





トレーナー「ただいま」




特別席に案内された直後にトレーナーは少し用事があると言って姿を決していた。どこに行っていたのか聞くと先程のベルノライトと呼ばれていたウマ娘の所に行っていたという




自信なさげにゲートに向かう彼女を見てほんの少しだけ走り方にアドバイスをしてきた。こんな時にもトレーナーとしてウマ娘を見逃せなかったとトレーナーは言う




「地方まで来てもやることは同じなのね」




相変わらずのトレーナーに□□はいい加減慣れてきたと軽くため息をつく
765 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 18:24:20.07 ID:mYftfBcB0
記者「貴方って中央のウマ娘よね?」




選抜レースを取材に来ていた地元記者に見つかり□□はコメントを求められてしまう。いつもなら断るが地元紙ということで取材を受けることに




今までのG1勝利への苦労と今後の展望について記者から聞かれた□□はトレーナーを信じてきたからだと素直に語る




これからの展望についても海外を目指すと正直に答える。国内では飽き足らず海の向こうを目指すのかと記者は驚く




理事長との確執などわざわざここで言う必要はないと□□は判断し、その通りだと記者を喜ばせるコメントを返す




記者はまだまだ質問をしたかったようだが選抜レースが始まるので仕方なく取材は打ち切られる




(どんな走りをするか見せてもらうわよ)




トレーナー妹のレースも始まるので□□は期待を込めて彼女をレースを見守る




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766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 18:58:06.52 ID:qCt+vVsr0
「なるべく前に行け」と兄から聞いていた
トレーナー妹、うまく好位置から抜け出し
デビュー勝ち(?)を収める
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 19:10:07.98 ID:h7B9W8Mt0
トレーナー妹の走りは非常に力強くパワフルな走りをしていた、どんなに力強く走ってもそれでも一切フォームが乱れる事がなかった
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 19:17:06.98 ID:ShTF1fcA0
>>767
しかし途中からオグリ、フジマサマーチに抜かされ三着という結果に。オグリが一着でマーチが二着、□□は流石トレーナーの妹ポテンシャルは悪くないと思う
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 19:18:24.71 ID:oOgwh2rhO
>>766>>767
それを見ていた□□、トレーナー妹だけは頭ひとつ抜けた実力を感じとる。オグリに匹敵するのかな、とか思う
770 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 21:12:19.23 ID:trJh5DJXO
トレーナー妹の走りは非常に力強くパワフルな走りをしていた。どんなに力強く走ってもフォームが乱れる事がなかった




彼女の性格を表しているような走りはレベルの高さが伺える。完成度は中等部とは思えないほどフォームも安定している




レースの方は途中からオグリ、フジマサマーチに抜かされ三着という結果で終える




結果だけをみれば地方の選抜レースで三着という微妙な成績になるが相手はオグリと学年が上のフジマサマーチ。格上を相手によく走ったというのが彼女の評価になるだろう




三着ではあったが大差ではなく3馬身しか離れていなかったのもトレーナー妹の実力が高いことを示していた




トレーナー妹は同世代と比べて頭一つ抜き出ている。いずれはオグリのようなウマ娘になるのではないかと□□は考えていた
771 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 21:16:48.81 ID:MtZ16WAMO
来年はもちろん中央に移籍するのだとトレーナーに聞くが否定する。あれだけの走りをしているのに中央に行かない理由が□□は思い付かない




トレーナー「家族と離れたくないんだって」




その理由を聞いて□□は納得する。これだけ仲の良い家族から離れるのは中等部の学生にとっては辛い




来年からトレーナーは海外に行ってしまうので寂しさが増す。トレーナー妹は中央に行くことはないが彼女はそんなことを気にしないだろう




トレーナー妹「お兄ちゃぁぁーーん!見てたぁーーー!?」




両手をブンブン振る彼女にトレーナーは笑顔で手を振り返す。彼女にとってレースは楽しむもので結果は求めていないのだろうとトレーナー妹の笑顔を見ながらそう思っていた





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772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 22:48:44.31 ID:ET+dCSrN0
オグリとマーチがお互い良い走りだったと握手をしているのを見かける、良いレースだったとは言っているが、実力の差は明らかだった。

オグリトレはトレーナーに近付いて、「オグリは今後大会には出さなくても良いと思っている」「地方じゃオグリに勝てる娘はいないと思っている」「もし地方レースに出して勝ち続けたら批判が来てオグリが本当に走るのを辞めてしまうかも知れない」と話す
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 22:57:59.18 ID:h7B9W8Mt0
>>772
「地方じゃオグリに勝てる娘はいないと思っている」と言う断言発言が気に入らない□□は「そんなのまだ分からないじゃない、地方にだって強いウマ娘はいる」と反論、だがオグリトレは「地方で強いウマ娘は、みんな中央にスカウトされる」オグリトレがあそこを見ろと指を指した方向には記者達に紛れて中央のスカウトマンが紛れていた
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 23:04:05.56 ID:9tp+6kq40
>>773
強い娘は根こそぎ中央が持っていくので地方では中々スターウマ娘が発掘されない、地方側も中央に抗議をしたが「中央で走った方が地元の宣伝にもなるからいいだろ」と一蹴されたらしい。

775 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 23:37:48.02 ID:lzK7aKkI0
オグリとマーチがお互い良い走りだったと握手をしているのを□□は見かける。良いレースだったとは言っているが実力の差は明らかだった




トレーナー妹はまだ伸びしろがあるもののマーチはこれ以上伸びるかは正直言って厳しいだろう




オグリトレはトレーナーに近付いてきてオグリは今後大会には出さなくても良いと思っていると言う




オグリトレ「地方じゃオグリに勝てる娘はいないのよ」




もし地方レースに出して勝ち続けたら批判が来てオグリが本当に走るのを辞めてしまうかも知れない。オグリトレは彼女のことを本気で心配していた





地方じゃオグリに勝てる娘はいないと言う断言発言が気に入らない□□はそんなのまだ分からないと反論する




「地方にだって強いウマ娘はいるわよ」




オグリトレ「地方で強いウマ娘はみんな中央にスカウトされるのよ」




オグリトレが指を指した方向には記者に紛れて中央のスカウトマンが紛れていた
776 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 23:49:16.26 ID:lzK7aKkI0
強い娘は根こそぎ中央が持っていくので地方では中々スターウマ娘が発掘されないという問題がある




地方トレセンも中央に抗議をしたが中央で走った方が地元の宣伝にもなると一蹴されてしまった




オグリトレ「中央は腐り切ってる」




地方トレセンからウマ娘をスカウトしているのは秋川一族の指示によるもので役員達は文句すら言わない




トレーナーの派閥に入っていただけにオグリトレも秋川理事長のやり方に嫌悪していた




彼女はトレーナーと違い抗うことを止め地方に戻ることを決めてしまった。オグリを傷付けた秋川一族とは関わりたくないというのがオグリトレの本音だった




もしオグリトレが自分を嫌っていなければ協力できただろうにとトレーナーは悔しい思いになる




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777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 00:16:19.82 ID:N7s+irnH0
トレーナーはオグリトレに恐らく最初で最後のお願いをする、妹のトレーナーになって欲しいと頼む

778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 00:23:43.54 ID:SCkiigzv0
>>777
自分のことが嫌いなのは分かっているが、このカサマツで一番優秀なトレーナーであるオグリトレなら妹を信用出来ると言う、オグリトレは悩むトレーナーに思う所はあるが彼の妹はこの件には関係ないしと


779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 00:37:13.02 ID:a5GbuuMf0
>>778
話を聞いていたオグリもオグリトレにお願いする、彼女のトレーナーになってあげて欲しい、彼女はまだ伸びるきっといいライバルになれると言うオグリ

780 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 01:30:17.42 ID:1Pig9aAR0
トレーナーはオグリトレに妹のトレーナーになって欲しいと頼む。いきなり何を言い出すのかとオグリトレは驚いている




自分のことが嫌いなのは分かっているがこのカサマツで一番優秀なトレーナーであるオグリトレなら妹を任せられる




トレーナーとしてというより兄として妹を預けたい。トレーナーにそう言われオグリトレは悩む




トレーナーに思う所はあるが彼の妹は関係ない。それにトレーナーという立場ではなく兄として彼はモノを言っている




オグリもオグリトレがトレーナー妹のトレーナーになってあげて欲しいとトレーナーの意見に賛成する




オグリキャップ「彼女はまだ伸びる。きっといいライバルになれる」




彼女と共にカサマツで成長していこうとオグリトレの手を取る。オグリに言われては断る理由がないとトレーナー妹の担当はオグリトレがすることに決まった
781 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 01:41:59.23 ID:1Pig9aAR0
その頃、トレーナーを取り巻く環境が大きく変わろうとしていた。トレーナーは理事長や学園からの連絡を無視する為にスマホの電源を前日から切っている





これを好機とみたメジロ家はトレーナー排除の為にプロを雇いトレーナーの部屋に奇襲をかけることを決めた




トレーナーは有給を使っている情報を掴んでいたが何処にいるのか正確な情報は掴めてはいなかった




しかしトレーナーの部屋に気配があることの確認が取れたのでそのまま計画は実行されることになる




トレーナー本人でなくとも□□やルドルフなど担当の誰かであることは確かなので最悪は彼女らを人質に取れると作戦の失敗は万が一も無いと踏んだ



サトノダイヤモンド(こんなマニアックな本まで持っていたんですね)




しかしトレーナーの部屋に居たのはトレーナーでも□□でもなくサトノダイヤモンド。彼女はトレーナーと既成事実を持つ為に部屋に忍び込んでいた




既成事実さえあればトレーナーは手に入ると考え危険日の今日、彼女は計画を実行しようとしていた




もちろんトレーナーはカサマツ近くの実家に帰っているのでこの部屋に帰ってくることはない




本来なら今日は帰ってくる予定だったが予定外の二泊目によりトレーナーは難を逃れたのであった




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782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 09:39:22.09 ID:Yjlb/MheO

暗殺者は踏み込み、ダイヤを拘束。流石に相手が相手のためおばあさまにこの後どうするか電話で相談
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 12:03:43.81 ID:FCOmV1cMo
>>782
サトノ家の令嬢がトレーナーに入れ込んでいるのは周知の事実なので、家としてではなく個人の暴走だろうと判断
丁重にダイヤを家に送り返し、干渉すれば夜這いしようとしていた事実を公表するとサトノ家に伝えれば、この件に関してサトノ家は沈黙するだろうと
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 12:18:40.08 ID:1H0xxp160
>>783
それならとダイヤを家に送り返した暗殺者
785 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 12:45:16.09 ID:1Pig9aAR0
暗殺者達は音もなく踏み込み中に居たダイヤを拘束する。彼らは男がいれば殺し、女だけなら拐うよう命令を受けていた




トレーナーの部屋にはルドルフをはじめ数人のウマ娘が出入りしていたので暗殺者達に女の区別はしなくていいと伝えられていた




夜にトレーナーの部屋にいる時点で親密な関係であることは明白なので顔を確認する作業は必要ないとの判断だった




トレーナーの部屋から遠く離れたトラックのコンテナの中にダイヤは入れられ暗殺者達は任務を終えたと報告する




移動の最中にダイヤの衣服やスマホなどの持ち物は全て破棄され彼女は裸のまま拘束されている




暗殺者達から連絡をしない限りダイヤの位置を知ることはできない。彼らは任務を忠実に遂行しただけで落ち度といえるものは無かった




トレーナーの部屋にいたウマ娘を拐ったと聞いたメジロ家は次の段階に移行するよう新たな命令を出す




そのウマ娘の写真を撮りトレーナーに送りつける。人質と交換でトレーナーを呼び出しそのウマ娘ごと亡き者にする




トレーナーは有給を使っており□□は学校に来ていない。捕らえたウマ娘は□□で間違いないと思い込んだままメジロ家は次の段階に向かおうとする
786 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 12:54:25.67 ID:1Pig9aAR0
ここで慢心しないのがおばあさまであり、捕まえたウマ娘の写真を先にこちらに見せるよう指示を出す




マックトレ「サトノダイヤモンド!?」




暗殺者達から送られてきた写真を見てメジロ家は衝撃を受ける。サトノ家の令嬢がトレーナーに入れ込んでいるのは周知の事実だったがまさか彼女がトレーナーの家に居たとは想像できなかった




サトノ家はトレーナーに関して何か動きがあるとの情報は無い。ダイヤ個人の問題だろうとおばあさまは判断する




丁重にダイヤを家に送り返しトレーナーの部屋に忍び込んでいたと公表するとサトノ家に伝えればこの件に関してサトノ家は沈黙する




メジロ家と本気で喧嘩をすればサトノ家に勝ち目は無い。その考えもあって強気でいって問題無いとの結論が出る




暗殺者達は指示の通りサトノ家へとダイヤを送り返す準備を始める




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787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 13:34:27.15 ID:OD8jYR1cO
暗殺者の隊長はばんえい競バ選手並みの大柄筋骨隆々のウマ娘で、雇い主の事に関して一言も漏らさない
闇の仕事のネットワークを持っていそうなのはルドトレか華麗なる一族かメジロだが、ルドトレは再起不能、華麗なる一族は引き込みを狙っているのでメジロ関係とあたりをつけるダイヤ
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 14:13:29.77 ID:N7s+irnH0
>>787
トレーナーさんに捧げる筈の身体によくもと怒りが沸々湧いてくるダイヤ、必ず倍返しにして見せる、サトノがメジロに勝てないなどというジンクスは壊すと考える

789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 14:34:17.36 ID:pGE3erx80
レース後オグリと話すヤエノとチヨノオー、「凄かったですオグリさん!」と特別席でオグリの走りを目の当たりにし、チヨノオーはどうやら笑顔が戻った様子
選抜レースが終わるまでまだ時間があるのでこれからカサマツの仲間やレースを観に来ていた母親に、二人を中央の友達として紹介したいと言うオグリ
チヨノオーさんを笑顔にするだけでなくカサマツ中をこんなにも盛り上げるなんてオグリさんの走りは凄い、カサマツに来て良かった、と微笑むヤエノ
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 14:43:43.16 ID:9z/qO8r60
>>788
それに今回のこの事態を上手く利用をすればトレーナーと親密な関係になれると涎を垂らしながら興奮するダイヤ

791 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 16:15:14.64 ID:QKXfSJWX0
暗殺者の隊長はばんえい競バなみの大柄筋骨隆々のウマ娘で雇い主の事に関して一言も漏らさないプロ中のプロ





そんな隊長を見てダイヤは闇の仕事のネットワークを持っていそうなのはルドルフトレか華麗なる一族かメジロだと見当をつけていた




ルドルフトレは再起不能で華麗なる一族はトレーナーの引き込みを狙っているのでこんなことを考えるのはメジロだと結論付ける





サトノダイヤモンド(トレーナーさんに捧げる筈の身体をよくも傷付けてくれましたね)





乱暴されたわけではないが誰にも見せていない裸を晒されたと怒りが沸々湧いてくる




サトノ家がメジロ家に勝てないなどというジンクスは壊すとダイヤは復讐を誓う




隊長(なんだコイツは)




下手をすれば殺される状況であるにも関わらずダイヤはだらしない顔をしながら下半身を濡らしていた




ダイヤは今回のこの事態を上手く利用をすればトレーナーと親密な関係になれると涎を垂らしながら興奮していたのだ




やがてダイヤは想像の中でトレーナーに優しく抱きしめられた所でビクビクと震え絶頂を迎える。それを見せつけられている隊長はこんなことは初めてだとため息をついていた
792 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 16:22:00.65 ID:QKXfSJWX0
ダイヤが拘束される数時間前、選抜レース後にヤエノとチヨノオーはオグリと話していた




サクラチヨノオー「凄かったですオグリさん!」




特別席でオグリの走りを目の当たりにしたチヨノオーには笑顔が戻っていた。オグリは2人を友人に紹介したいとカサマツトレセンに招待される




もちろん断る理由は無いとチヨノオーとヤエノはカサマツトレセンに案内されると2人はトレセンの様子を見て驚く




選抜レースが終わると大抵のウマ娘はそのまま帰宅するのが普通だがカサマツはほぼ全員が残って自主練をしていた




レース後なので激しいものはせずストレッチや軽く流すだけの内容でもちゃんと真剣にやっている




とても地方とは思えない盛り上がりをみせており生徒にも活気がある。これもオグリの効果なのだとヤエノは確信する
793 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 16:31:15.97 ID:QKXfSJWX0
チヨノオーはそんなウマ娘達の姿を見て目に光が戻っていた。カサマツに連れてきて良かったとヤエノは心からそう思っていた




オグリキャップ「ここの食堂は美味しいんだ」




中央に負けていないとオグリに食堂まで案内されせっかくなので食事をしながら話そうということになる




チヨノオーが落ち込んでいたことなど隠すことなくオグリに伝え3人は真剣に話し合った




自分の気持ちを伝えられたチヨノオーは憑き物が取れたようにスッキリとした表情を見せておりこれで大丈夫だとヤエノは安心する




オグリトレ「オグリ……うぇぇ…」




しかしここでオグリトレが泣きながらオグリの所にやってくる。冷静で出来る女の彼女に一体何があったのかと緊張感が走る





彼女が泣いていた原因はトレーナー妹であった。妹を担当することになったオグリトレだが親愛の形としてトレーナー妹にキスをされてしまったのだ




トレーナーと担当の関係は家族みたいなものだと聞き妹はトレーナーにするような濃厚なキスをオグリトレにお見舞いした




実はオグリトレはぴょいどころかキスさえしたことがない初心でありファーストキスをトレーナー妹に奪われてしまったのだ




オグリトレはショックのあまりいつもの性格が崩れオグリに泣きついてしまった




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794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 16:57:54.43 ID:1H0xxp160
「情けないなあ……ファーストキッスの
相手ぐらい、どうだっていいじゃないか」
とオグリキャップに諭されるオグリトレ
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 19:30:25.25 ID:uRDh+vxH0
オグリは「どうやら、彼女の家庭は家族や親しい人とはキスする習慣があるそうなんだ」とオグリトレに説明する、オグリトレは「ウソでしょ!?」と某異次元の逃亡者のような驚き方をする
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 19:56:36.63 ID:ypieH/0f0
>>795
オグリは「私も聞いた時とされた時は驚いたが…トレーナーも時期に慣れる」と説明、オグリトレは「慣れたくないわよ…」と言う。
オグリトレはオグリの言い方に違和感を覚える、「された時…?」時と聞くとオグリは「私も既にされた」と話すとオグリトレは衝撃を受ける
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 20:13:23.20 ID:FCOmV1cMo
さらに始めましてのキスは唇が触れるだけだが親愛のキスは舌を絡ませると言っていたとオグリ
それを聞いて卒倒するオグトレ
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 20:18:54.51 ID:SxCwrT6t0
チヨノオーとヤエノは話を聞いて顔を赤らめる、チヨノオーは家族とキスって事はまさか主任とも…と言い更に赤らめる、ヤエノは主任が下半身にだらしないのはまさかそれが原因なのではという
799 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 21:53:00.46 ID:vaAreLgc0
オグリはトレーナー家は家族や親しい人とはキスする習慣があるとオグリトレに説明する




オグリトレ「ウソでしょ!?」




オグリキャップ「私もされた時は驚いたがトレーナーもすぐに慣れる」




オグリからの説明を聞いたオグリトレは慣れたくないとゲンナリしながら言う。ここで オグリトレはオグリに違和感を覚えた




オグリトレ「された時……?」




オグリキャップ「私も既にキスをされているんだ」




淡々と話すオグリだが親愛の気持ちで舌を絡めるキスが存在するのかとオグリトレは衝撃を受ける




チヨノオーとヤエノはトレーナー妹の話を聞いて顔を赤らめる。チヨノオーは家族とキスという事はまさかトレーナー共と言い更に赤らめる




ヤエノは主任が下半身にだらしないのはまさかそれが原因なのではと真実に気付いた
800 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 22:03:00.53 ID:vaAreLgc0
トレーナー妹のキスは親友にも向けられておりカサマツトレセンではそこそこ有名になっていた




彼女のキスは決してイヤらしく無いのも特徴で悪意もないので誰も積極的に彼女を止めようとはしていない




オグリキャップ「彼女の愛情表現は大型犬と同じだと思えばいい」




そんなことを言われても割り切ることはできないとオグリトレは頭を抱える。そもそもファーストキスを奪われたショックからも立ち直れていない





ヤエノはチヨノオーが元気になったのはいいが早く中央に帰るべきだと決める。このままではトレーナー妹のキスは自分にもやってくるだろう




オグリトレほど乙女ではないが初めての相手は選ぶ権利はある。親愛の気持ちだからといってもトレーナー妹のキスは避けたい




早く帰りたいヤエノとは逆にチヨノオーはトレーナー妹に興味が出てしまっていた




下1〜3
次のイベント
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 22:26:22.27 ID:FCOmV1cMo
トレーナー達も合流してそろそろ帰ると言った頃合でお別れが寂しい妹がトレーナーを押し倒す勢いで濃厚キス
慌てて引き離そうとするヤエノムテキと赤面するチヨノオー
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 22:46:56.39 ID:pGE3erx80
引き離した瞬間その勢いでトレーナー妹が首を振り向きキスの雨がヤエノに直撃、そのままトレーナー妹に押し倒される形で両者倒れれる

更に倒れた拍子に妹の舌がねじ込まれヤエノは抵抗するものの、濃厚なキスの快楽に負け涙目で気絶してしまう
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 23:21:57.89 ID:N7s+irnH0
トレーナーは妹にヤエノとはまだそんなに親しいわけじゃないのだからキスは早いと叱る、チヨノオーはそういう問題なのかと赤らながら突っ込む
804 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/09(日) 00:11:37.16 ID:xSB4A33X0
トレーナー達も合流してそろそろ帰るといった頃合でお別れが寂しいトレーナー妹がトレーナーを押し倒す勢いで濃厚なキスをする




□□は人前でも関係ないのだなとため息をつきチヨノオーは赤面する。ヤエノは慌てて引き離そうと2人の間に割って入る




ヤエノムテキ「こんな所でやめて下さい!」




トレーナー妹「んぇっ?」



トレーナーと妹とを引き離したその勢いでトレーナー妹が首を振り向きキスがヤエノに直撃してしまう




ヤエノとチヨノオーはオグリの友達と聞いていたのでトレーナー妹はそのままヤエノを押し倒す




ヤエノムテキ「ひぐぅ!?」




ヤエノは抵抗するものの舌をねじ込まれ濃厚なキスの餌食となる。この刺激に耐え切れなかったヤエノは気絶してしまう




トレーナー「まだそんなに親しくない相手にキスはダメだよ」




トレーナー妹「はあーい!」



サクラチヨノオー「そういう問題なんですか!?」




赤面しながらもチヨノオーは突っ込み□□はヤエノをカサマツトレセンの医務室に運んでいく
805 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/09(日) 00:18:24.23 ID:xSB4A33X0
トレーナー妹は脱走の件での反省文と諸々の手続きが終わり次第実家に帰れるようになった




今夜はまた5人で過ごせると知りトレーナー妹は喜んでトレーナー達を見送った




復活したヤエノはぶつぶつと何か嘆いておりそれをチヨノオーが心配するというカサマツに来た時とは逆の立場になっていた




オグリはオグリトレを元気付けると2人を見送りトレーナーと□□は実家に帰っていく




「凄かったわね……」




ため息混じりで□□はカサマツは凄かったと呟く。地方での盛り上がりを始めトレーナー妹など濃いものをいくつも見た




中央には勝つ為にウマ娘がやってくるので必然的に全員の目はギラギラと輝く。それに比べてカサマツはギラギラだけでなく楽しさもあった




レースを楽しみながら勝つという中央ではあり得ない考えでも地方ではそれが許される




オグリがカサマツに戻った理由が□□にはなんとなく理解できていた




下1〜3
次のイベント
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/09(日) 07:53:22.10 ID:POOlRpua0
帰宅後、トレーナー妹からの着信が、チヨノオーとヤエノを今夜家に泊めていいかという内容だった

折角の機会なので皆の中央の話を色々聞きたいのと、これを機に親しくなればキスする仲になれるだろうと考えているトレーナー妹、連絡先も秒で交換したようで「家族団欒の邪魔は絶対にしないんで!」とトレーナー妹に興味津々なのかノリノリのチヨノオー

一方、ヤエノはチヨノオーさんが言うならと渋々承諾しながらも今夜もあの激しいキスが待ってるんじゃないかと想像して「あのキスさえ無ければ可愛いのに…守リたくなるのに…」と顔をしおしおさせながらまたブツブツ嘆き始める
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