【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 二匹目

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 00:00:41.07 ID:Y3JzzhQP0
コンマ16
ウォールマリア内
右翼側

俺(通常の巨人1体や2体なら分かるが、さっきの赤の煙弾以降は煙弾は上がって無い)

俺(それに右翼側が馬の支援を必要になる理由…。奇行種に襲われた?…)

俺(しかし、奇行種発見時の黒の煙弾も上がっていない…)

俺(だとしたら、考えられるのは不意打ちを喰らって信号を上げる暇も無いくらいに戦闘中か…)

俺(もしくは既に…)パカラッパカラッ

俺「はっ!?」

森林「」バサッ

俺左斜め前「」調査兵団兵士「はっはっ!化け物!」パカラパカラゥ

俺(何だあの人?何かから逃げて…)

女型の巨人「」ズシンッズシンッズシンッ

俺「えっ…」

俺「何だあいつは!?あの人、奇行種に追われてる!」スッカチンッ

黒の煙弾「」ドシュッ

俺(後方の俺には気付いてない…。俺が剣を抜いて助けに行けば…)カシャンッ

女型の巨人「蹴り「」」ビュンッ

調査兵団「う、うわあぁあっ!?」

グシャッ!

俺「ああ…」

俺(間に…合わなかった…)カシャンッ!

女型の巨人「背中」

俺「中央へは黒の煙弾を送った。今は右翼の方を先に…」パカラパカラッ

空の馬「」タタッ

俺「あ?無人の馬?…何で?俺に頼んだんじゃ…?」パカラパカラッ

巨人「」

俺「ッ…!巨人!?止まれ!」グッ

馬「」ヒヒ-ン!!

調査兵団兵士「し、新入りか?…」

俺「あっ…」

巨人手「調査兵「」」ガシッ

俺「ええ…」

大量の巨人「」
大量の調査兵団死体「「「」」」ドクドク...

巨人手「調査兵団兵士「右翼は…壊滅だ…」」

俺「くっ!今度こそ…!」シャキンッ

調査兵団兵士「よせ!戦うな!」

俺「あ…」

調査兵団兵士「お前はもう、調査兵団の兵士の一員だ…。団長に右翼は壊滅だと伝え───!」

巨人「調査兵「」」ガブウッ!!

俺「ッ!?」クルッ

俺「クソッ!!」パカラパカラッ...スッ

黄色の煙弾「」ドシュッ
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 00:14:20.09 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア
右翼後方

俺(黄色の煙弾を挙げたが、右翼後方の索敵が壊滅した事は中央には分からない筈…)パカラパカラッ

俺(荷馬車護衛班か、中央の指揮系統に直接被害を伝えなければ…)パカラッパカラッ

俺「あっ…」

俺前方「女型の巨人「」」ズシンズシンッ

俺「さっきの奇行種、ペースを一旦落としたのか?…」

俺(でも、今度は前方のネス班長の所に向かってる…)

俺(もしネス班長達も突破されたとしたら、次は次列のアルミンとライナーが危ない…)

女型の巨人「」ズシンズシンッ

俺(奴はこっちに気付いてない。俺なら…)

俺(しかし…)


調査兵団兵士『お前はもう、調査兵団の兵士の一員だ…。団長に右翼は壊滅だと伝え───!』


俺(同期と作戦…。クソッ、どっちを優先すれば…)


1俺がここで女型を止める!!
2作戦を優先して右翼壊滅を伝えに行く


多数決下3まで
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 00:24:06.93 ID:Zveh5RAGO
1
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 00:28:41.54 ID:Rda2/6kL0
1
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 00:47:03.73 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア内
右翼側

女型の巨人「」ズシンッズシンッ

俺(あの奇行種は、ここで俺がやる!)シャキンッ

俺(マルコの時のようにはいかない…)

俺(作戦も大事なのは分かるが…俺は、俺の手でアルミンとライナーを守る!!)グッ

馬「」パカラパカラッ

俺「危ないからお前は離れてろ」スッ

予備の馬「」パカラパカラッ

俺「行くぞ!」パカラッパカラッ

女型の巨人「」ズシンッズシンッ

俺(もう直ぐだ。もう直ぐで射程圏内…)

俺(一撃で頸を…)グッ

女型の巨人「」チラッ

俺「何!?」

俺(こいつ、俺が背後から走って来た事にも気付いて…!?)

俺「くっ…!」グッ


コンマ下二桁
66以上俺、奴よりも先に動き…
31〜65俺馬をやられたが…
30以下俺馬をやられて捕まったが…


安価下
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 00:48:55.83 ID:5tCdZ8imo
ぞろ
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 01:11:55.89 ID:Y3JzzhQP0
コンマ83
ウォールマリア内
右翼後方側

俺「くっ…!」馬の上「」トンッ

女型の巨人「手「」」ブンッ

俺「遅いッ!」ビュオッ

女型の巨人背中「ワイヤー「」」バシュッ

女型の巨人手「ビュンッ」俺「…!」ブワッ

女型の巨人「目」チラッ...

俺(女型の攻撃をかわした!行けるッ!!)グッ

女型の巨人「頸「」」

俺(今直ぐその頸を、切り取ってやる!!)グルンッ

女型の巨人頸「右手「」」スッ

俺「あぁっ!?」

俺(何だこいつ!?巨人が弱点の頸をガードした!?)

女型の巨人「」

俺(そんなまさか!?こいつ、弱点を分かってて…)ゴクリッ...

俺(……いいや、弱点を手でガードしようと俺ならば奴の手ごと頸を!)グッ

俺「うおおおぉぉッ!!!」ビュオンッ

女型の巨人手「」

俺「貰った!!」グルンッ

女型の巨人手の甲「硬質化」ビキビキッ

ブレード「」パキンッ!!

俺「ッ!?」

俺(馬鹿な!?ブレードが、通らないだと!?)

女型の巨人「」

俺(さっきの頸を守ったのも、人間みたいな機敏な動きも…こいつはただの奇行種じゃ無い…)

俺(こいつは…。超大型や鎧…エレンの巨人と同じ……)ストッ

女型の巨人「」ギロッ

俺「…。」ゴクリ...

俺(知性を持った巨人だ…)
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 01:31:06.20 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア内

女型の巨人「目」ギロッ

俺「あ…ぁぁ…」ゴクリ...

俺(駄目だ…。目付けられた…。奇襲の一撃はもう、通じない…)

俺(こんな平地じゃ、こいつにワイヤーを刺す以外立体機動も使えない…)

女型の巨人「」

俺「クソッ…。俺、こいつに…ここで殺されるのか…?」グッ

俺(…下手に乗馬が上手かったから信頼されて俺の位置だと後続は誰も居ないし…)

俺(唯一気付いてくれる並走してた右翼索敵班班も壊滅して…もう居ない)

俺(つまり、援軍は望めない…)

女型の巨人「目」

俺「…。」

俺(今回ばかりは、もう…どうにも…)

女型の巨人「」スクッ

俺「え?…」

女型の巨人「」ズシンズシンズシンッ...

俺「な、何だあいつ…?俺の事、殺さず…走って行きやがった…」

俺(いったい、どう言う目的で…)

俺「あぁ…そうだ。ここで止まってる場合じゃ無い…」

俺(折角殺されなかったのに、こんな所で立ってたら他の巨人に殺される)

俺「…。」スウッ...



コンマ下二桁
70以上クリスタと同じく馬に懐かれてた俺は口笛を吹く前に馬が戻って来た
11〜70口笛を何回かするとやっと馬が一頭戻って来た
10以下しかし馬に懐かれて無かった俺は自分の馬が一頭も帰って来ず、逆に巨人が…(死亡判定へ)


安価下
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 01:32:20.73 ID:fo8PYhe/O
エンジョイ!
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 01:50:57.36 ID:Y3JzzhQP0
コンマ73
ウォールマリア内

馬「「」」パカラッパカラッ

俺「おおっ、合図する前に戻って来るなんて賢いぞお前等」スッ

俺(でも、さっきの巨人はもう遥か先まで走って行って見失った…)

俺「先ずは隊に戻る事を優先するか…。少し時間ロスったが、馬2頭乗り換えながらだとなんとか追い付けるだろ…」パカラッパカラッ

俺(隊に戻ったら、荷馬車護衛班にさっきの奴の事と右翼索敵班が壊滅した事も伝えとこう)パカラッパカラッ...

俺(しかし、さっきの女型…どうして俺の事は殺さなかったんだ…)

女型の巨人『調査兵団「」』グシャアッ!

俺「…。」

俺「…他の調査兵の人の事は普通に蹴り殺してたよな…」

俺「なのに、なんで俺は許された…?」パカラッパカラッ

俺(…とにかくアルミン達は無事な事を祈ろう)


─────
────
───
──

俺(その後、俺は後方から荷馬車護衛班の最後尾に追い付き報告を入れた)

俺「3列の6、伝達班の俺より緊急連絡!」パカラッパカラッ

荷馬車護衛班「どうした!?」

俺「右翼索敵が巨人の大群に襲われ壊滅、またエレンのように知性を持つと思われる巨人が、索敵班右陣形前方を壊滅させて行っています!」

俺「奴の皮膚は硬く、手の甲へのブレードも通りませんでした。団長への判断をお願いします!」

荷馬車護衛班「分かった!良く伝えに来てくれた!お前は持ち場ふら戻れ!」

俺「了解!」パカラッパカラッ

俺(既に被害が大き過ぎて、右側の索敵が機能して無い…。残念だが、一時撤退だろうな…)
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 02:06:47.00 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア内
右伝達班側

太陽「」スッ

俺(1時間くらい経って陽も昇って太陽が見えて来た…。視界さ良くなって来たが…)

クリスタ「大丈夫、落ちついて」
馬「」

俺「あっ、クリスタ!無事だったか!」パカラパカラ

クリスタ「あれ?俺君?何で私の左側から?…俺君って、3列の6の配置だよね?…」

俺「ああ…だが、既にクリスタより右側の陣形は機能していない…」

クリスタ「ええっ…そんな…」

俺「女型の巨人を見なかったか?」

クリスタ「女型の巨人?…」

俺「女みたいな格好した奇行種だ。奴は恐らく知恵を持ってる」

クリスタ「私は見てないけど…でもこの子が酷く怯えて、前からこっちに走って来て…」

馬「」

俺「誰の馬だ?いいや、前からって事は…。クリスタの前…まさかジャンの馬か?…」

クリスタ「嘘、早く探しに行かないと!」

俺「いや、それなら…」煙弾「」ドシュッ

クリスタ「あ…」

俺「近くに居たらこれで合図がある筈…。ジャン達が未だ生きてる前提だが…」

クリスタ「……皆んな、生きていて」グッ

何本かの木の麓「」紫の煙弾「」ドシュッ

クリスタ「あっ!」

俺「どうやら、未だ生きてたみたいだな」
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 02:25:39.46 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア内

馬「」

ジャン「おおっ!オレの馬じゃねえか!ドウドウ…ははっ、こいつ落ち着けよ」

クリスタ「その子、酷く怯えてこっちに来て…」

ライナー「俺はクリスタと合流してたのか」

俺「ああ…。もう俺達より右側の陣形は残って無い…。巨人と交戦したり色々あってな…」

俺「でも、その様子じゃそっちも交戦したみたいだな…。ネス班長は?」

ライナー「やられたよ…。右前方の索敵班も女型の巨人に破壊されちまってる」

俺「そうか…。やっぱりあいつが…」

アルミン「俺もあいつと交戦したのか…。でも、よく生き延びれたね…」

アルミン「僕達も3人でかかったけど、数秒間の時間しか稼ぐ事しか出来なかった…」

俺「俺も同じさ…。生き延びたと言うより、見逃して貰ったと言うか…」

アルミン「えっ?…」

俺「うん?」

クリスタ「アルミン、その怪我は…大丈夫なの?…」

アルミン「あっ、う、うん。何とか…」

クリスタ「そう…。でも良かった、皆んな…最悪な事にならなくて…本当に良かった…」ポロッ...

太陽の陽「クリスタ「」」キラキラ...

ライナー&ジャン&ライナー「あっ…!」

アルミン(神様…)

ジャン(女神…)

ライナー(結婚したい)

俺「とにかく俺達も陣形に戻るぞ!こんな所で集まって止まってたら、巨人が集まってくる」グッ

クリスタ「あ…う、うん!行こう皆んな!」クイッ

アルミン(俺って、女の子に関してはエレンと同じタイプだよね…)

ジャン(何であいつ何ともねえんだよ…)

ライナー(クリスタの良さが分からんとは、あいつは多分ホモだろうな)
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 02:45:09.20 ID:Y3JzzhQP0
ウォールマリア内
右翼伝達班側

ジャン「しかし、壁を出て1時間足らずでトンボ帰りとは…見通しは想像以上に暗いぞ」パカラッパカラッ

ジャン「奴は何故か、戦闘の司令班とは逆の方向に行っちまったしなぁ」

俺「戦闘の司令班とは逆の方向?…」

ライナー「ああ。あの良いケツをした奇行種は、右側の陣形を散々荒らし回った後、後方の左翼側へと走って行きやがった」パカラッパカラッ

俺(何だ?あいつはいったい何が狙いなんだ?…)

俺(調査兵団の中で狙うとしたら…まさかエレンか?…)

緑の煙弾「「」」ドシュドシュッ

俺「え?…緑の煙弾?…」パカラッパカラッ

ジャン「なっ!?」パカラッパカラッ

アルミン「陣形の進路だけを変えて、作戦を続行するみたいだね」パカラパカラッ

クリスタ「そんな、撤退命令じゃないの?…」パカラパカラッ

ジャン「エルヴィン団長はいったい何考えてんだ!?」

ライナー「作戦続行不可能の判断をする選択権は全兵士にある筈だが…まさか司令班まで煙弾が届いてないのか?…」

アルミン「分からなくても、今の状況じゃやる事は決まってる…判断に従おう」スッ

緑の煙弾「」ドシュッ

俺(…あの女型を討伐しないと、多分俺達はシガンシナ区に着く前に全滅する)

俺(どうするつもりなんだ…?)

巨大樹の森「」  

俺「巨大樹の…森?…」
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 03:25:18.17 ID:Y3JzzhQP0
巨大樹の森横

俺(ウォールマリアの観光名所…巨大樹の森まで来た調査兵団は、中列の荷馬車護衛班以外は左右に別れて森の横を回り込む事になった)

ジャン「おいおい、何でこんな観光名所に来るんだぁ?…」

ジャン「本来の目的地からも、帰還地点からも偉いはずれようだぜ」

アルミン「分からない…分からないけど、エルヴィン団長の判断だ。何か意図があっての事だと思うけど…」

ジャン「どんな意図だ?そりゃあ…」

クリスタ「ねえ俺君…。私達、これからどうなるのかな…」

俺「さぁ…。予定通りなら、今頃兵站の拠点作りをしてる筈だ…」

俺「でも、あの女型のせいで既に索敵班はほぼ壊滅して索敵能力は機能して無い…」

クリスタ「…。」

俺「普通なら撤退する筈だが…」

臨時班長「全員止まれ!!」

俺達「「「あ…」」」グッ

臨時班長「良いか新兵共、よく聞け!我々はこれから迎撃態勢に入る」

臨時班長「抜剣して頭上で待機せよ!森に入ろうと言う巨人がいれば、全力で阻止するのだ!」

ジャン「あの…班長、それはどう言う…」

臨時班長「黙って指示に従え!!」

ジャン「マジかよ…」

俺(とりあえず、従うしか無いか…)



数分後

巨大な木の枝「」

俺&クリスタ&アルミン&ジャン&ライナー「「「…。」」」

ジャン「ったく。なんなんだよ、この状況…」

俺(ここには同期が4人居る…)

俺(ここには居ないサシャ、エレン、ミカサ、コニー、ユミル辺りは大丈夫なのか?…)

俺(今のところ巨人も来ないし暇だな…。誰かと話すか…?)


1クリスタと話す
2アルミンと話す
3ジャンと話す
4ライナーと話す
5誰とも話さず、頭回して今の置かれた状況を考えてみる

多数決下3まで
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 03:46:47.34 ID:yxZPaK+OO
5
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 05:42:20.06 ID:RYgwXpGO0
2
アルミンと情報共有しておきたい
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 09:16:50.81 ID:7ACrBon+0
2
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 15:09:23.19 ID:3OThZ/gd0
木の上

俺「アルミン」ストッ

アルミン「俺?…」

俺「さっき俺が巨人から見逃して貰ったって言ったら、何か驚いて無かったか?」

アルミン「ああ、うん…。僕も、顔だけ確認されて見逃されたんだ…」

アルミン「それも2回も…」

俺「あの女型の巨人…。俺とアルミンの事は見逃したのに、他の調査兵の事は迷い無く叩き殺しやがる…」

俺「いったいどう言う事なんだ?…」

アルミン「分からない…。でも、一つだけ言えるのはあの巨人はエレンと同じように知性を持った巨人だ…」

アルミン「そしてきっと、奴の狙いはエレンだ」

俺「俺の作戦計画書には、エレンはエルヴィン団長の居る荷馬車班の前…中央最前線に居るって書かれてたが…?」

アルミン「僕のには右翼前方だったよ」

俺「え?…」

アルミン「ライナーのには右翼側だったみたいだし、ジャンのには左翼前方だって書かれてた」

アルミン「つまり、皆んな別々の配置に書かれてるんだよ」

俺「何の為に?…」

アルミン「エルヴィン団長は見極めるつもりなんじゃ無いか?内の中にある敵を」

俺「内の中にある敵…?つまりあの女型は…」

アルミン「うん…。未だ僕の予想だけど、あいつを操ってるのは僕達と近しい存在だと思う…」

俺「俺達と近しい存在…」

俺(確かに、そう考えたら俺達だけは見逃した理由も納得は行くが…)

俺(誰だ?…)

クリスタ&ライナー&ジャン「「「」」」

俺(アルミン、クリスタ、ライナー、ジャンは省かれるとして…)

俺(左翼側の人間で居ない人間が巨人に?…いいや、それだと長距離索敵陣形を展開して皆んな位置を確認し合ってたんだ)

俺(なら、直ぐに右翼を襲いにはこれない…)

俺(調査兵団の中なら、巨人になった者は居ない…だとすると他に考えられるのは…)


コンマ下二桁
31以上一人だけ思い当たったが、信じられなかった
30以下分からない…


安価下
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 15:11:44.82 ID:kBciTgf+0
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 15:30:36.83 ID:3OThZ/gd0
コンマ82
木の上

俺(俺達と近しくて…そして調査兵団以外でそんな事が可能な人物…)

俺「…。」

俺(…一人だけ、一人だけ心当たりがあるが…)

俺「いや、そんな訳無い……。はっ、何考えてんだ俺…流石に、デリカシー無さ過ぎるだろ…」

アルミン「どうしたの?…」

俺「いいや…何でも無い…」

アルミン「…。」

臨時班長「5メートル級接近!」

俺「あ…」

巨人「」ズシ-ンズシ-ン

俺(また奇行種か…。奴を倒すよりも、今は先に女型の巨人。…)

臨時班長「奴が森へ入ろうとする物なら、命を懸けて倒すんだ!」

俺「ッ…」グッ

アルミン「…俺が今、何を疑ったのか大体分かるけど」

俺「アルミン…?」チラッ

アルミン「でも、エルヴィン団長だって女型の巨人にエレンが狙われてる事だって分かっててこの森に入った筈…」

アルミン「きっと、何か作戦がある筈だ…。あの女型を止める何かが…」

アルミン「団長達を信じよう。それにエレンの周りだって、リヴァイ兵長とその班だって着いてる…」

アルミン「今は彼等を信じて、僕等は作戦に従おう…」

俺「ああ…。そうだな…」

木の下「巨人「」」

俺(巨人め、木の上の俺達を喰いたくて木の前で足を止めたか…)

俺(やっぱ普通の巨人はこうだよな…)
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 16:21:40.14 ID:3OThZ/gd0
数分後
木の上

ドオ-ン!!ドオ-ン!!

俺「森の中が随分煩くなって来たな…」

アルミン「ああ。音に釣られてか、奴等も増えて来たね…」

俺「ああ…」チラッ

木の下「大量の巨人「「」」」

ジャン「作戦は森の中に巨人を入れるなだ。これでも良いんだろ?」

アルミン「うん。僕等はここで奴こうして等を引き付けとくだけで良いんだと思う…」

ドオ-ン!!ドオ-ン!!

俺「俺達兵士を犠牲に、女型の巨人の捕獲か…」

ジャン「やっぱそうなのか…」

俺「この状況、そうだとしか考えられないだろ…」

ジャン「…。」

俺「俺達にも一切知らされて無かったこの作戦が上手く行けば、巨人の謎が一気に解明される…」

ジャン「でも、それが正しいとは言えねえだろ。内部の情報を把握してる巨人の存在を知っていたらよ。対応も違ってた筈だ。お前等の所の班長達だって…」

アルミン「いや、間違ってないよ」

ジャン「は…何が間違ってないって?兵士がどれだけ余計に死んだと思ってんだ」

アルミン「ジャン、後でこうするべきだったって言うことは簡単だ」

アルミン「でも、結果なんて誰にもわからないよ。わからなくても選択の時は必ず来るし、しなきゃいけない」

アルミン「100人の仲間の命と壁の中の人類の命、団長は選んだんだ。100人の仲間の命を切り捨てることを選んだ」

ジャン「選んだって言ってもな…。んなもん勝手じゃねえか。お前は納得してんのかよ?」

俺「俺は…」


1俺はこれで世界から巨人が駆逐出来るのなら、それでも構わない
2…俺は納得はしていない


多数決下3まで
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 16:40:45.21 ID:itaWUhTV0
2   2択かむずいな.....
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 16:42:50.60 ID:kBciTgf+0
2
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 17:05:22.97 ID:3OThZ/gd0
木の上

俺「…俺は納得はして無い」

アルミン「あ…」

ジャン「お前はそう、だよな…」

アルミン「僕は対して長くも生きてないけど、確信してることがあるんだ…」

アルミン「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てる事ができる人だ」

アルミン「化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら、人間性をも捨て去ることができる人の事だ。何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう」

俺「アルミンの言ってる事は、理屈的には正しいと思う」

アルミン「…。」

俺「多分、組織の上に立つべき人間はエルヴィン団長やアルミンのような考えを持ってる人じゃ無いと務まらないだろう…」

俺「俺のようなのが率いても、何も変えられない…。きっと組織を破滅させるだけだ」

アルミン「い、いや、僕も…口だけで…」

ジャン「おい、一旦話は終わりだ。場所を変えるぞ」

アルミン「あ…」

木の間「巨人「」」ググッ

ジャン「こいつ、少しずつ木を登って来てる…。奴等、ちょっとずつ学習してやがる…」ドシュッ

アルミン「ああ…」ドシュッ

俺「…。」

ジャン「俺!何やってる!そこに居たら捕まるぞ!」

アルミン「俺!」

俺「ッ…!」バッ

アルミン「あ…」

俺「」グルンッ
巨人「」

俺(…でも俺には、目の前の命を捨てる事は出来ない)

俺(父さんもそうだった…。ウォールマリア奪還作戦に投じられた市民の命を守る為に、あの無謀な作戦にも殉じた…)

巨人「頸」ズバアッ!!

俺(俺も同じだ…。俺では何一つ未来は変えられなくても…それでも、目の前の命を捨てる事は、俺には出来ない…)
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 17:35:10.21 ID:3OThZ/gd0
巨大樹の森

ライナー「さっきから鳴ってた砲撃の音が止んだな…」

俺「女型が捕まったか、もしくは失敗して…団長達荷馬車隊が全滅したか…」

クリスタ「だ、大丈夫だよ。きっと上手く行ってるよ!」

ライナー「ああ…。上手く行ってくれねえと、オレ達がここで囮になってる意味がねえ…」

俺「…。」

俺(上手く行ってて欲しいのは山々だが、あの巨人…)

俺(ライナー、ジャン、アルミンの3人がかりでも数秒しか止められ無かった…)

俺(それに…)


巨人の手の甲「ブレード「」」バキンッ!!


俺(…戦ってみた感想としては、一筋縄じゃいかない)

俺(嫌な予感がするな…)グッ


森の中「ギャオオオオッ!!ガアアアァァァッ!!!」


俺「…!?」ハッ!

クリスタ「な、何!?」

ライナー「森の中から、巨人の叫び声みたいなのが…」

俺「まさか、奴の断末魔か?…」

クリスタ「あっ!」

大量の巨人「「「」」」ズシンズシン

ライナー「何!?俺達の事を狙ってた巨人が一斉に森の中に向かって!?」

クリスタ「そんな!?奇行種だったって事!?」

大量の巨人「「「」」」ズシ-ンズシ-ン!!

臨時班長「全員突撃!奴等を森の中へ入れさせるな!」シャキンッ!!

俺「くっ!」シャキンッ

ライナー「やるしかねえってのか」シャキンッ!

クリスタ「ッ…」シャキンッ

巨人「」ズシ-ンズシ-ン

俺(先ずは俺の真下を通ったこいつから…)ヒュ-ン

巨人「」ダッダッダッ

俺「なっ!?」クルッ

クリスタ「駄目!こっちに見向きもしない!?」

ライナー「どうなってんだ!?」
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 17:56:13.14 ID:3OThZ/gd0
森の中

ズシ-ンズシ-ンズシ-ン

ジャン「な、何が起こってんだ?…いったい…」

アルミン「分からない…。でも、巨人が…」

森の中「」ドシュッ!!

俺「あ…」

クリスタ「青い煙弾?…」

ライナー「撤退信号だと?…」

臨時班長「新兵共撤退だ!巨人が森の奥に行ってる間に繋いだ馬まで戻れ!」ドシュッ

ジャン「女型を捕まえたって事か?…」

アルミン「何にせよ、とにかく班長の所に戻ろう」ドシュッ

ジャン「ああ!」ドシュッ

俺「ッ…」

俺(巨人が大量に走って行って、森の中では今…何が起きてるのかは分からない…)

俺(でも、ここまでの俺の予感だと…)

俺「くっ…!」ドシュッ

クリスタ「俺君!?」

ライナー「何処へ行く俺!?命令は撤退だぞ!」

俺「嫌な予感がする…俺は森の中を見てくる!クリスタの事頼むライナー!」

クリスタ「俺君!?」



巨大樹の森

俺「ッ…!」ドシュッ

俺(何だこの感じ…作戦が上手く行ってる気が微塵もしない…)ギュ-ン

俺(マルコの時のように、何も知らないまま失ってたまるか…)

俺(今度こそ、俺が…)グッ


コンマ下二桁
61以上しかし、グンタの死体を見つけた…
60以下森の中で雷が光ったような場所へ向かったら、ちょうど俺の目の前でペトラが蹴り潰され、オルオは蹴り殺された…


安価下
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 18:09:11.81 ID:kBciTgf+0
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 18:37:47.58 ID:3OThZ/gd0
コンマ81
巨大樹の森

俺「あっ…」ギュ-ン

逆さ吊りの調査兵「」

俺(あそこで一人死んでる…?でも、何だ…?)

背中「深く斬られた跡「」」ドクドク...

俺(この人、巨人に殺された殺され方じゃ無い…ブレードで?…)ストッ

俺「あれ?この人…」 

グンタ「」

俺(確か、リヴァイ班の…)

グンタ『やっぱりな。あの人そっくりじゃないか』

俺(間違い無い。この人、グンタって人だ…)

俺「でも何で、巨人じゃ無く…人に…殺されて…?」

雷「」ドオ-ン!!

俺「うっ!?何だ?」

俺(前方で、何か光が?…)

俺(今、向こうで何かが起きている…)

俺「……いや、間違い無い。女型だ。俺も直ぐに行かないと!」ギュ-ン



大木の前

木の枝の上「」 ストッ

俺(追いついた…。だが…)ゴクリ...

大木「」
女型の巨人手「頸」スッ

エルド&ペトラ&オルオ「「「」」」ドシュッ

俺(あの3人、逆に女型を追い詰めてるのか…?強い…父さんが抜擢しただけはある…)

俺(嫌な感じがして来てみたが…俺のやる事は、無さそうか?…)
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 19:04:26.52 ID:3OThZ/gd0
巨大樹の森

俺「…ッ」

大木「」
女型の巨人「目」ドロッ...

エルド(視力を奪った!少なくとも奴は、1分間暗黒の中!)ビュオッ

ペトラ(それまでに仕留める!)ビュオッ

オルオ(捕獲などクソ喰らえ!)ビュオッ

エルド(今殺す!)ギュ-ン

ペトラ(ここで惨めに死ね!!)ギュ-ン

オルオ(クソ女型に報いを!)ギュ-ン

女型の巨人「」ズバアッズバアッズバアッ!!!

ペトラ「削いでやる!」ズバアッ!

オルオ「その腕を!」ズバアッ!

エルド「落とす!」ズバアッ!

女型の巨人腕「」ダラン...

俺(あぁ…。女型の腕が…)

エルド「次は首が!首を支える筋肉を削ぐ!」シャキンッ

ペトラ「頸が狙える!」シャキンッ

俺(落ちるのか?この化け物も…この3人にかかったら…。こんなに簡単に…)

俺(これが、チームワークの強さか…。あの女型もここで…)


アルミン『何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てる事ができる人だ』


俺(アルミンの言葉!?何で今……)

俺「はっ!?」

女型の巨人「」
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 19:05:43.45 ID:3OThZ/gd0
巨人樹の森

女型の巨人「」
エルド「今直ぐその頸をっ!!」ビュオッ

俺「駄目だ!行くな!そいつはもう目が!」

エルド「何!?──」ビュ-ン

女型の巨人目「ギロッ」

女型の巨人口「エルド上半身「」」バクッ!!

俺「あぁ…」

ペトラ「エルド!?」

女型の巨人「エルド上半身「」」プッ

俺「くっ!」ドシュッ

ペトラ「何でよ…未だ目が見える訳が無い!?」

女型の巨人「目「」」ギロッ

ペトラ「片目だけ!?片目だけ優先して早く治した!?そんな事が出来るなんて!?」ビュオッ

女型の巨人「」ダッダッダッ

オルオ「ペトラ!早く態勢を早く直せ!!」ギュ-ン

俺「ッ…!」ビュオッ

俺(駄目だ!あいつを止める方法が無い…!)

ペトラ「」ギュ-ン
女型の巨人「」ダッダッダッ

俺「ッ…!」チラッ

オルオ「ペトラ、早くしろおおおっ!!」


コンマ下二桁
31以上俺、一つだけ思い付き一か八かで咄嗟に行動に出る(下の判定へ)
30以下ペトラ踏み潰され、オルオは蹴り殺された…

安価下


コンマ下二桁
31以上俺、自らの身体を張ってペトラの事は助けれたが…
30以下…思い付いたが俺の一瞬の判断の遅れで、何方も間に合わなかった


安価下2
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 19:07:05.67 ID:O7W0cSIh0
はあっ
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 19:08:21.14 ID:Caaj8tOBO
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/09(木) 22:09:15.08 ID:RYgwXpGO0
俺君が皮膚の硬質化を知ってるから説明して
オルオが踏み留まれば生存する感じか
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 23:13:56.44 ID:Y3JzzhQP0
コンマ67
コンマ14
巨大樹の森

俺(…いや、一つだけある!俺は既に、奴の攻撃を一度止めてる)ビュオッ

俺(2度目は無いかもしれんが、それでも…父さんが抜擢した人達をミスミス見殺しには…)ギュ-ン

ペトラ背後「アニ足「」」スッ

俺(だが待て。このままペトラさんを助けても、仲間を殺されて激昂してるオルオさんが奴に飛び掛かる)チラッ

オルオ「ペトラ早くしろおおお!!」ビュオッ

俺(どっちも助けるには、俺はどうすれば……)


アルミン『ジャン、後でこうするべきだったって言うことは簡単だ』

アルミン『でも、結果なんて誰にもわからないよ。わからなくても選択の時は必ず来るし、しなきゃいけない』

アルミン『100人の仲間の命と壁の中の人類の命、団長は選んだんだ。100人の仲間の命を切り捨てることを選んだ』


俺(選ぶ…?ペトラさんかオルオさん、どちらかの命を…?俺が…?)

ペトラ「───!」

オルオ「───!」

俺(無理だ…!どっちかの命を選ぶなんて、俺には……どっちも助けたい…)

俺(どっちも───)

木「ペトラ「女型の足「」」」ドンッ!!

俺「ああっ…」

オルオ「ッ…!」グッ

俺「やめろオルオさん!?一人じゃ無理だ!」クルッ

オルオ「おい…死ね!!」ブンッ
女型の巨人「頸「硬質化「」」パキンッ!!

俺「ぁ───」

オルオ「何故だ…手の甲じゃ無く、頸でも…刃が」

女型の巨人「足「」」ビュオッ

オルオ「ぶおっ!?」ドガッ!!
木「」グチャッ!

俺「あ……あぁ…」

女型の巨人目「俺「」」チラッ

俺「あぁ…ぁ…」

俺(どっちかは絶対助けれた…。助けれたのに、俺が…咄嗟に判断出来なかったせいで…)

ペトラ「」ドクドク...
オルオ「」ドクドク...  

俺「ペトラさん…オルオさん……」グッ

女型の巨人「俺「」」ジッ...

エレン「こいつを…こいつを…殺すッ!!」ガブッ!!

俺「うっ!?」

女型の巨人「」チラッ

エレン巨人「うおおおおおおおっ!!」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 23:36:57.86 ID:Y3JzzhQP0
巨大樹の森

俺「ハァ…ハァ…」

ペトラ「」ドクドク...
オルオ「」ドクドク...

俺(俺が…選択しなかったから…。どっちも助けようて、欲張ったから…)

俺「守れ…なかった…。また、俺は…守れなかった!!」ツ-...

俺「ッ…!」クルッ

エレン巨人「うおおおおっ!」ブンッ
女型の巨人「」

俺「くっ…!」ドシュッ



エレン巨人「うおおおおっ!」ブウンッ

女型の巨人「」サッ

エレン巨人「うおおおおっ!」クルッ

女型の巨人「蹴り「」」ドガッ

エレン巨人腹「」ドンッ

俺「エレン、援護する!俺もコイツを殺す!!」シャキンッ!!

女型の巨人「俺」ジッ...

エレン巨人「うおおおおっ!」
エレン巨人手「」サッ

俺「エレン!?」木「」ストッ

エレン(援護なんか要らねえ…。お前は下がってろ)

俺「エレン…」

エレン(もう誰も、俺の仲間は死なせない!!コイツは俺がぶち殺して…食ってやる!!)ブンッ

女型の巨人「右手「」」ガシッ!

女型の巨人背後「エレン巨人腹「」」ドガッ

エレン巨人「うおおおおっ!」ブウンッ

女型の巨人「ほほ」ガッ

女型の巨人「」ゴロゴロ...

俺(素の格闘術は女型の巨人の方が上だが、エレンの巨人の方が気迫で押してる…)

俺(このまま行けば本当に勝てるぞ…。でも、何だ?この感覚…?)
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/09(木) 23:51:30.42 ID:Y3JzzhQP0
巨大樹の森

エレン巨人「うおおおおおっ!!」ブンッ

女型の巨人「」ドガッ

エレン(オレが、もっと前に戦っていれば……リヴァイ兵長も居たんだ。捕獲だって出来たかもしれない…)

リヴァイ『お前は間違って無い…。やりたきゃやれ』

エレン(オレは…オレが選んだ…。オレがした選択で、皆んな死んだ…オレのせいで皆んなが…)

女型の巨人「」

エレン(けど、やっぱりお前が悪い!!)

エレン巨人「うおおおおおっ!!」ブウンッ

女型の巨人「」サッ

エレン巨人「うおおおおっ!」

女型の巨人手の甲「硬質化「」」ピキピキッ!

エレン巨人顎「」ガアンッ!!

俺「ああっ…」

エレン巨人「がああぁぁぁっ!」ズズズ...

女型の巨人「!?」

エレン巨人手「女型の巨人腹「」」ドガアッ!!

女型の巨人「」ブワッ
木「」ドガッ

女型の巨人「」ズルッ...

俺(もう一息だ…やれる)

エレン巨人「膝蹴り「」」ブワッ木「」ガアンッ!!
女型の巨人「」タッタッタッ

俺「え…!?」

女型の巨人「」スッ

俺(何だ?この、女型の構えは?…)

エレン(え?…)

女型の巨人「ハイキック「」」ビュンッ

エレン巨人顔「」バキイッ!
木「」ボキッ!!

俺「…!」


コンマ下二桁
61以上俺、今の蹴りで女型の巨人が誰なのか分かってしまった…
60以下俺、エレンがやられたので参戦するが…

安価下
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:04:23.00 ID:TDXFgGWF0
a
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:10:04.24 ID:5AZWPfCto
どうなるんだ❓
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 00:23:39.44 ID:R9MvhAn10
コンマ00

1超巻き戻し
2女型が俺に気を取られたので、実はトドメを差し切れておらず未だ辛うじて息があったペトラ
3俺、誰も守れなかった悲しみから大覚醒(ミカサより更に動けるように)

多数決下3まで
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:30:01.66 ID:jNnfS6sn0
3
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:32:07.19 ID:squA1dTZo
2
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:32:25.88 ID:tkshSR0vO
2
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 00:38:33.72 ID:5AZWPfCto
アナウンス無いけど巻き戻しも増えたんだよね?
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 01:05:22.38 ID:R9MvhAn10
コンマ00
巨大樹の森

俺「ッ…」ドクンッ...

俺(あの、女型の巨人…)


女型の巨人『』ズシンズシンズシンッ...

俺『な、何だあいつ…?俺の事、殺さず…走って行きやがった…』

アルミン『僕も、顔だけ確認されて見逃されたんだ…それも2回も…』


俺(他の調査兵の事は容赦無く殺す癖に、俺やアルミンの事は見逃した…)ドクンッ


女型の巨人「」
機能停止したエレン巨人「」プシュ-...


アルミン『未だ僕の予想だけど、あいつを操ってるのは僕達と近しい存在だと思う…』

俺(…一瞬、そんな気はしたけど…ずっとそんな訳が無い…。あり得ないって自分に言い聞かせて来た…)

俺(でも…)

俺(今の女型の巨人の格闘技からの構えからの、人の顔の目の隣に飛んでくる強烈なハイキック…)


女型の巨人『蹴り』
木「」ボキイッ!!
エレン巨人顔『』バキイッ!!


俺(今のは、もう……)


俺顔横『蹴り「」』ビュオンッ

アニ『これなら今度からは私も本気出せそうだ』

女型の巨人「」ズシンズシン
エレン巨人「」

俺「アニ……。お前、何やってんだよ…」グッ
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 01:25:13.64 ID:R9MvhAn10
巨人樹の森

女型の巨人「」
エレン巨人「」ガシッ

俺(お前が、何で巨人を操ってんのか俺には分からない…)

俺(どうしてエレンの事狙うのか、俺には…分からない…)

俺(……でも、お前は)チラッ

グンタ「背中」ドクドク...

俺(人を躊躇無く斬り殺して…)

エルド上半身「」ドクドク...

俺(人を殺める為に噛み殺して…)

オルオ身体「ぐちゃぐちゃ」ドクドク...

俺(人を容赦無く蹴り殺して…)

ペトラ「」ドクドク...

俺(人を、簡単に踏み潰して!!!)

女型の巨人「エレン巨人頸「」」ブチイッ
エレン巨人頸「エレン「」」パアッ

俺(そして今、エレンをも殺そうとしてる!俺の目の前で!!)

俺(アニ…お前は、人類の敵だ!!一番近くに居た俺が今ここで…)グッ

「ゴホッ…」

俺「!?」ハッ!

ペトラ口「血」ブシャッ

俺(なっ…ペトラさん!?未だ息が…?)

俺(木に踏み付けられて即死だったと思ってたが、生きていた!?)

女型の巨人口「エレン「」」ア-ン

俺(エレンかペトラさんの何方か……いいや…もう、俺は迷わない!!)ビュオッ

ミカサ「エレーン!!」ビュオッ

俺「ミカサ!?」ビュオッ

ミカサ「俺?…」ビュオツ

俺「ミカサ!?お前も来てたのか!ならエレンを頼む!」ギュ-ン

ミカサ「何を!?ここまで来てるなら、貴方も一緒にエレンを助けに!」

俺「俺は重傷者を助ける!」タッ

ミカサ「くっ…!」ビュオッ
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 01:49:44.78 ID:R9MvhAn10
巨大樹の森

俺「ペトラさん!」スッ

ペトラ「ぅ…」ピクッ...

俺(女型の踏み潰しが浅かったのか?未だ息は辛うじてあるが…)

ペトラ両腕「」グニャッ
ペトラ片足「」グニャッ

俺(木にぶつけられた衝撃で両腕で片足が明らかに骨折…)

俺(肋骨も何本かやってるだろう…)

俺(だが、奇跡的に内臓まで破壊されたような形跡は無い…。直ぐ本部へ連れて行って応急処置をすれば未だ助かる見込みはある…)

ペトラ「な…何を…してるの…」ブルブル...

俺「あっ…」

ペトラ「私は…良いから……エレンを…守っ…て…」

俺「…いいや、仲間も来てくれた。俺はどっちも助けます!」スッ

ペトラ「うっ…馬鹿な事を…私は…」ガシッ

俺「もうこれ以上の犠牲は沢山だ…」ギュッ

ペトラ「ッ…」

俺「このまま貴方だけでも連れて、本部まで戻ります」ギュ-ン

ペトラ「ハァ…ハァ…」チラッ

オルオ「」ドクドク...
グンタ「」ドクドク...
エルド「」ドクドク...

ペトラ(皆んな……私だけ…私だけ、生き延びて…)ポロッ...

俺(後はエレンを、ミカサが回収すれば…)ギュ-ン

リヴァイ「おいクソガキ…。お前は右翼側の伝達の筈だろ?…何故森の中に居る?…」ギュ-ン

俺「あっ、リヴァイ兵長?…」ギュ-ン

リヴァイ「…。」チラッ

俺腕「ボロボロのペトラ「」」

リヴァイ「酷い状態だが、生きてるのか?…」

俺「い、生きてます!直ぐ本部まで戻って手当てすれば、未だ助かる見込みが…」

リヴァイ「…仲間の命の危機を感じ取って命令違反したか」

俺「あ…」

リヴァイ「チッ…。親子揃って、そう言う所だけは良い嗅覚を持ってやがる…」

俺(褒め…られてんのか?…)

リヴァイ「だがこっちは本部じゃ無い。お前は何処へ向かってるんだ?…」

俺「こっちの方角にエレンを喰った女型の巨人と、それを追ってるミカサが居ます!二人を助けないと…」

リヴァイ「ペトラを抱えたそんな状態で、いったいどうやって助ける気だ?」

俺「そ、それは…」

リヴァイ「まぁいい…。そっちに案内しろ」ギュ-ン

俺「はっ!」ギュ-ン
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 02:10:22.92 ID:o/roh6gQ0
オルオ駄目だったか・・・残念
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 02:13:06.37 ID:cu6Z9mKRO
巻き戻さなかったからな
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 02:17:31.15 ID:R9MvhAn10
undefined
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 02:19:20.06 ID:R9MvhAn10
巨大樹の森

ミカサ「うええいいっ!でえいっ!」ブウンッ!!

女型の巨人「手の甲「刃」」パキンッ!!

ミカサ「くっ!?何故刃が通らない…」

女型の巨人「」チラッ

ミカサ「絶対…生きてる…。絶対にエレンは生きてる!!」シャキンッ

ミカサ「何処に行ったって、その女殺して…身体中掻っ捌いて…その汚い所から出してあげるから」

ミカサ「ごめんねエレン…。もう少しだけ、待ってて」

女型の巨人「拳「ミカサの居た場所」」ドガンッ!!

ミカサ「ッ…!」スッビュオッ

女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン

ミカサ「…!待て!」

ガシッ!

リヴァイ「ミカサ身体「」」ビュオッ

ミカサ「な、何!?」

リヴァイ「一旦離れろ。この距離を保て」ギュ-ン

ミカサ「ッ…!」ギュ-ン

693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 02:19:54.88 ID:R9MvhAn10
巨大樹の森

俺「ミカサ、エレンは?」ギュ-ン

ミカサ「あいつに頸ごと喰われた…。でも、未だ生きてる」

女型の巨人「」ズシンズシンズシンッ

リヴァイ「その根拠は?…エレンは死んで無いのか?」

ミカサ「生きてます。目標には知性があるようですが…その目的はエレンを連れ去る事です…」

ミカサ「殺したいのなら、最初から潰す筈…。目標はわざわざエ 口に含みながら戦いながら逃げてます」

リヴァイ「エレンを喰う事が目的かもしれん。そうなれば、エレンは胃袋だ…普通に考えれば死んでいる…」

ミカサ「生きてます!」

俺「リヴァイ兵長…。俺も、ミカサと同じくエレンは未だ生きてると思います…」

俺「ただ喰いたいだけなら、あいつならもっと効率良くやる筈…」

リヴァイ「お前…何か奴について、少しは知っているみたいだな…」

俺「あっ、いえ…」

リヴァイ「まぁいい…。それは追々帰ってから聞く。今はエレンの奪還が先だ」

リヴァイ「こいつはペトラを抱えていて戦力にはならん。オレとお前で行く」

リヴァイ「目的を一つに絞るぞ。先ずは女型を仕留める事は諦めろ」

ミカサ「…!奴は、仲間を沢山殺しています!」

リヴァイ「皮膚を硬化させる能力がある以上は無理だ。オレの判断に従え」

リヴァイ「エレンが生きている事に全ての望みを賭け、奴が森を抜ける前に救い出す」

リヴァイ「オレが奴を削る…お前は注意を引け!」シャキンッ

ミカサ「…!」
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 02:41:56.31 ID:R9MvhAn10
巨大樹の森

女型の巨人「」ズシンズシンッ

ミカサ「…!」ドシュッ

リヴァイ「…。」ドシュッ

俺(アイツ、足元に飛ぶミカサには目もくれていない…。狙いはリヴァイ兵長か?)

女型の巨人「拳」クルッビュオンッ
リヴァイ「ッ…」クルクルクルッ

俺「ああっ!?」

女型の巨人右腕「」ザクザクザクッ!!

リヴァイ「くっ!」バッ

女型の巨人両目「」ズバアッ!!

リヴァイ「ッ…!」シャキンッ!

女型の巨人「」ズバズバズバズバッ!!

ミカサ(は、速い…速過ぎて、硬化で防ぐ隙も無い…)

俺(何だあの速度!?ミカサでかなり強いと思ってたが、更にミカサの3倍くらい速い…。アレが、人類最強の兵士...)

木「」
女型の巨人手「頸」ズシ-ン

リヴァイ「くっ!」ビュオッ

女型の巨人「」ズバズバズバッ!!

女型の巨人右手「」ダランッ...

ミカサ「あ…」

女型の巨人「頸「」」

ミカサ(頸が…。狙える!)

女型の巨人「」

ミカサ(疲弊してる…きっと動けない!殺せる!)スッ

女型の巨人肩「ワイヤー「」」カシンッ!

俺「はっ!?」

俺(アレは、さっきのペトラさん達の時と同じ…)

女型の巨人口『エルド「」』バクッ!

俺「…!落ち着けミカサ!それは罠だ!!」


コンマ下二桁
81以上ミカサ、俺の事を信頼していたのでギリギリストップした
80以下エレンを奪われて逆上中のミカサには俺の声は届かなかった


安価下
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 02:45:24.00 ID:1rAnDmKN0
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 02:46:13.90 ID:squA1dTZo
ミラクルか?
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 02:56:24.04 ID:o/roh6gQ0
オルオは残念だったけど
別に原作よりは悪くなってなさそうだから
戻らなくてもいい気がする

戻りたい人が居ればお任せする

698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 03:06:32.39 ID:cAujUtR90
00でペトラ生存になったし巻き戻しは勿体無いからこのまま進みたいな
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 07:43:09.35 ID:R9MvhAn10
コンマ00(巻き戻し権利ストック3つ目(上限)

1超巻き戻し
2ミカサ、俺とは珍しくアルミン以降の親友枠(ヒロインではない)+撤退戦にて遅れてるユミルorコニーorサシャとイベント

多数決下3まで
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 08:01:11.50 ID:geEbNDr00
2
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 08:33:37.04 ID:squA1dTZo
2
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 14:32:54.96 ID:G46Z0lva0
コンマ00
巨大樹の森

ミカサ「罠?…」

女型の巨人「左手「」」スッ

ミカサ「…!」

ミカサ(やられたフリ!?)

女型の巨人「ミカサワイヤー「」」グイッ

ミカサ「うっ…!?」グイッ

俺「ミカサ!」ビュオッ

俺(すみませんペトラさん、少し骨が痛むかもしれませんが我慢して下さい!)シャキンッ
ペトラ「」ギュッ

ペトラ「うっ…」ギシッ

俺「あああぁぁっ!」ピュオッ

女型の巨人指「」ザンッ!

ワイヤー「」パッ

ミカサ「くっ!ありがとう助かった!」ビュオッ

リヴァイ(あの女を助けた時の今の動き…。なるほど、あいつも少しは…)ビュオッ

リヴァイ「はぁっ!!」

女型の巨人顎「」ザンッ!

女型の巨人口「エレン「」」バカッ

俺「あっ!」

ミカサ「エレン!」

リヴァイ「ッ…!」エレン「」ガシッ

リヴァイ「来い!ずらかるぞ!」ギュ-ン

俺「はい!」ギュ-ン

ミカサ「エレン…」ギュ-ン

リヴァイ「多分無事だ。生きてる…汚えが…」

粘膜「エレン「」」ドロッ...

リヴァイ「もう奴には関わるな…。撤退する!」

女型の巨人「煙」シュ-...

リヴァイ「作戦の本質を見失うな。自分の欲求を満たす事の方が大事なのか?」

リヴァイ「お前の大事な友人なのだろう?」ドシュッ

ミカサ「ぁ…違う。私は……」

俺「ミカサ、反省は後ですれば良い、俺達もリヴァイ兵長について行こう」ドシュッ

ミカサ「ええ…」ドシユッ

俺(大切な…友人…)チラッ

女型の巨人「」

俺「あ?…」ギュ-ン

女型の巨人「涙「」」ツ-...

俺「ッ…」

俺(何でお前が泣くんだよ…。泣きてえのはこっちだよ…)
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 14:54:30.65 ID:G46Z0lva0
ウォールマリア内

俺(エレンを奪還し、巨大樹の森を抜けた俺達は生き残った調査兵団と合流し…巨人との戦いで殺された仲間達の回収作業を行っていた)

ハンジ「そーっと、そーっとだ」

調査兵「はい」スッ

ペトラ「うっ…」ズキッ

俺「大丈夫ですか?ペトラさんは…」

ハンジ「簡単に診ただけで両腕に加えて、右脚、そして肋骨が6本…」

ハンジ「何とか生きてるけど、これだけ重傷なら帰っても暫くは調査兵団への復帰は難しいだろうね…」

ハンジ「最も、一番ダメージを負ったのは4年前彼女と同時期に入った同期が全員死んだ事による心だろうが…」

俺「はい…」

チラッ

リヴァイ「…。」

エルド&グンタ&オルオ死体「「「」」」

リヴァイ「…。」スッ...

俺(これまで共に死戦を潜り抜けた同期が全員殺されたんだ…。あのリヴァイ兵長でさえショックを受けてる…)

大量の死体「「「」」」

荷馬車「死体「」」スッ

ジャン「こればっかりは慣れねえな…」

アルミン「誰だってそうだよ…」

ジャン「仲間がどんな風に死ぬのか…自分がどう死ぬのか…そればっかり考えちまう…」

アルミン「僕は考え無いようにしてるんだ…」

アルミン「自分の最後なんて想像したら、多分…戦えなくなるから…」

俺「…。」

俺(でも、どんなベテランでも巨人と戦って死ぬ時は一瞬だ…)

俺(調査兵団は3年間生きていれば立派なベテラン…今ならその言葉、分かる気がする…)
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 15:10:37.20 ID:G46Z0lva0
ウォールマリア内

コニー「いつまで生きてられっかな…」

サシャ「とりあえずは、生き延びたじゃないですか」

コニー「とりあえずはな…」

サシャ「良かったじゃないですか。生きてるんですから」

コニー「死んだ奴等の遺体に向かって、そう言えるか…?もう国には帰れねえかもしれねえな」

サシャ「…。」

コニー「…。」
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 15:25:58.14 ID:G46Z0lva0
ウォールマリア内

分隊長「ほぼ終わりました。回収不能が5体ほどありましたが…」

エルヴィン「一部でも無理か?」

分隊長「巨人のせいで、回収できない者以外は…。あれならばむしろ、持ち帰らない方が、遺族のためかと…」

エルヴィン「行方不明で処理しろ」

分隊長「はい…。巨人は森の周辺で数体確認しましたが、此方に向かってくる物は未だ居ません」

エルヴィン「直ちに移動だ。各班に伝えろ」スッ

分隊長「はい!」

ピーター「納得いきません!エルヴィン団長!」

調査兵「おい、お前…」

エルヴィン「…。」クルッ

ピーター「回収すべきです!イヴァンの死体は、直ぐ横にあったのに!」

分隊長「巨人が横に居ただろう!二次被害になる恐れがある!」

ピーター「襲って来たら、倒せば良いではありませんか!」

調査兵「イヴァンは同郷で幼馴染なんです。彼奴の親も知っています。せめて連れて帰ってやりたいんです!」

リヴァイ「餓鬼の喧嘩だ」

調査兵「リヴァイ兵長…」

リヴァイ「死亡を確認したなら、それで十分だろう。遺体があろうがなかろうが、死亡は死亡だ。何も変わることはない」

エルヴィン「イヴァンたちは行方不明として処理する。これは決定事項だ。諦めろ」スタスタ

ピーター「お二人には、人間らしい気持ちというものがないのですか!!」

エルヴィン「…。」スタスタ



俺「そろそろ出発だよな。団長達、何揉めてんだ?」

ミカサ「さあ…」

俺「エレンの様子は?」

ミカサ「眠ってる。でも、直に目を覚ますと思う…」

俺「そうか…。なら、良いが…」

俺(そういや、左翼側の連中はミカサ以外全然会わなかったな…)

俺(出発まで未だかかりそうだし、誰かと話しておくか)


1サシャと話す
2コニーと話す
3ユミルと話す


多数決下3まで
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 15:30:44.96 ID:geEbNDr00
1
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 15:34:24.48 ID:Rlh5xJe6O
1
誘った張本人だし声かけいるよな
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 22:14:59.39 ID:o/roh6gQ0
リヴァイの足の骨折が無くなったのはいいな
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 22:24:06.67 ID:R9MvhAn10
ウォールマリア内地

俺「おーい、サシャ」スタスタ

サシャ「あ、俺。どうしたんですか?」

俺「いや、こっちはずっと限界だったけど…サシャの方は無事だったかのかなって心配になって…」

サシャ「そ、そりゃあ右翼側に比べたらこっちは例の奇行種が居なかったですから…」

俺「大丈夫だったんだな?…」

サシャ「え、ええ…。今回は俺が近くに居なくても、全然…」

サシャ「だっ…大…」

サシャ「…。」

俺「大?…」

サシャ「大丈夫な訳無いじゃ無いですかぁ〜っ!?」バッ

俺肩「」ガッ

俺「!?」ビクッ!

サシャ「建物に隠れてた奇行種の索敵を漏らして追いかけられた時は、もう何回私ここんだって死ぬんだって思ったか分かります!?」グイグイ

俺「あわわ…」ガクガク

サシャ「助かったと思ったら団長は作戦とは全く違う事し出すし、索敵班の先輩達は大勢死ぬし!」ググッ

俺「お、落ち着けサシャ!?」ガクガク

エルヴィン「撤退を開始する!ウォールローゼの壁まで進軍開始!」

俺「さ、サシャ。退却開始だ…馬に…」

サシャ「唯一一緒に居たミカサは巨人の咆哮が聞こえたと思ったら、いきなりエレンエレン叫び出しで何処かへ行くし!」

サシャ「もう私せれれんよ!本当にせれれんよ!?」

俺「せれれん?…サシャの所の方言か?」

サシャ「はっ!?///」口「」バッ

俺「どう言う意味だ?…」

サシャ「そ、それは……さあ私達も退却しましょう!」馬「」サッ

俺「は?…」
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 22:49:10.06 ID:R9MvhAn10
ウォールマリア内地

馬「「「」」」ドドドド

俺「と、とにかく…左翼も大変だったと?…」パカラッパカラッ

サシャ「大変でした。私こう見えて臆病なんですから、今度はちゃんと近くに居て下さいよ」

俺「いや、それは…配置とか俺が自由に決めて良い物じゃ無いし…」

サシャ「そこを何とかして…」

分隊長「巨人だ!」

俺「ッ…!?」チラッ

サシャ「えっ?…」チラッ


巨人「「」」ズシンズシンッ

ピーター「はっはっはっ…」イヴァン死体「」ガシッ

ピーター幼馴染「はあっはあっ…」パカラッパカラッ


俺(あの二人、何やってんだ?巨人を引き連れて…)パカラッパカラッ

分隊長「馬鹿が!!」ドシュッ

赤の煙弾「」ビュオッ

サシャ「こ、こんな平地じゃ、立体機動も碌に使えませんよ!!急ぎましょう!」パカラッパカラッ

俺「あ、ああ…」パカラッパカラッ


巨人「」ブンッ
ピーター背中「」ガッ

イヴァン死体「」ガッゴロゴロ...

ピーター「あぁ…」

巨人手「ピーター幼馴染「うわっ!?あああっ!?」」ガシッ

ピーター「くっ!」ドシュッ


俺(あの人達…)

サシャ「何やってるんですか俺!もっとペースを…!」


1助けに行く
2サシャと共にこのまま逃げる


多数決下3まで
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 22:56:04.04 ID:TDXFgGWF0
1
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 23:02:34.21 ID:geEbNDr00
1
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 23:47:47.66 ID:R9MvhAn10
ウォールマリア内地

俺「クソッ!」パカラッパカラッ...

サシャ「ちょっ!?やっぱり貴方馬鹿なんですか!?何下がって…」

俺「これ以上犠牲者を出してたまるか…」シャキンツ

サシャ「ああ、もう私知りませんからね!?勝手にやって下さい…」パカラッパカラッ

巨人「ピーター幼馴染「」」チュルンッ

俺(駄目だ。後方過ぎて一人間に合わなかった…)

巨人「ピーター「うわっ!?わああっ!?」」ガシッ

ミカサ「ッ…!」パカラッパカラッ

俺(あ…ミカサ?…)

ミカサ(こっちは任せて)シャキンッ

俺(よし…)コクッ

俺「なら俺は…」チラッ

巨人「」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン

俺(俺は俺達を無視して本隊に向かってる奇行種をやる!)シャキンッ

巨人「」ズシンズシンズシンッ


コンマ下二桁
71以上俺、単独で巨人撃破
41〜70しかし、立体機動も碌に使えない状況の平地での戦闘は上手く行かず取り逃した
40以下しかし、無理矢理接近しようとした結果…(死亡判定へ)


安価下
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/10(金) 23:49:25.79 ID:geEbNDr00
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/10(金) 23:59:24.41 ID:R9MvhAn10
コンマ79
ウォールマリア内地

ミカサ「でえいっ!!」ビュオッ

巨人「頸「」」ズバアッ!!

巨人「」ドサッ

巨人手「ピーター「ぁぁ…」」スタスタ...



奇行種「」ズシンズシンッ

俺(女型の巨人とは違う…。ここはセオリー通り、先ず奴の機動力から奪う!)ビュオッ

奇行種「アキレス腱「」」ザンッ!!

奇行種「」グラッ...ズシ-ン!!

俺(膝をついた。今だ!!)クルクルッ

俺「おおおおっ!!」ビュウンッ

奇行種「頸「」」ズバアッ!!

俺「よし…」ストッ
馬「」ブルル

サシャ「あ…」パカラッパカラッ

サシャ(……うわ、俺ってばミカサみたいに一人で奇行種討伐してる)

サシャ「念の為私も下がって来たけど…必要無かったみたいですね…」

サシャ(やっぱ、あの2人は私らとは違うんだなあ…)パカラパカラッ
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/11(土) 00:31:32.52 ID:GXZu+l9P0
ウォールマリア内地

リヴァイ(俺とミカサ・アッカーマンか。あの2人、少しは使えるようだな…)パカラッパカラッ

調査兵「右後方より更に3体接近!」

分隊長「兵長!このままでは追いつかれます!」

リヴァイ「お前らはこのまま前列の隊に着いて行け」パカラッパカラッ

リヴァイ「オレが時間を稼ぐ…。だが、これ以上巨人が四方から増えるようならそこの死体を捨てろ」パカラッパカラッ

リヴァイ「追いつかれる」

調査兵「えっ?…ほ、本当ですか!?」

リヴァイ「死体を持ち帰れなかった者は過去にも巨万といる…」



俺(追撃中に追ってきた巨人はリヴァイ兵長、ミカサ…そして俺が殿を務める事で何とか追撃してきた巨人を迎撃したが…)

俺(しかし、それでも速度を上げる為に何人かの死体は落としてきた…)

俺(そして、一時休んだ後退却を再開…)


ピーター「…。」

リヴァイ「…。」ストッ

ピーター「り、リヴァイ兵長……自分は…」

リヴァイ「これが奴等の生きた証だ。オレにとってはな…」スッ

ピーター「あ…」

ピーター手「自由の翼ワッペン「」」

リヴァイ「イヴァンの物だ」

ピーター「うっ…ぅぅ…兵長…」ポロポロ...

リヴァイ「…。」
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/11(土) 00:57:37.87 ID:GXZu+l9P0
カラネス区

俺(命からがら…巨人達との戦いからカラネス区に帰って来た俺達を待っていたのは…)

俺(住民達による酷いバッシングだった…)

負傷した兵士達「「「…。」」」スタスタ...

カラネス区の住民「今朝より数が少なくなってないか?…」「かなり減ってるな…」「今回も酷いな…」


馬車「」カラカラ...

俺「…。」

ペトラ「う…」パチリッ...

俺「あ…ペトラさん…。未だ寝てても、大丈夫ですよ…」

ペトラ「そう…。私、無事に…壁の中まで…」

俺「え、ええ…」


カラネス区の住民「朝から叫び回って出て行ったと思ったら、もう帰って来やがった。何しに行ったんだぁ?」

カラネス区の住民「さぁな。ま、しかしこいつらのシケた面から察するんだな。オレ等の税をドブに捨てる事には成功したらしいぜ」

俺「ッ…」グッ

俺(……5年前から、何にも変わって無い…)

俺(……俺達が、どんな想いで命を懸けて戦ってたのか……誰にも…)ググッ...

俺歯「」ギリッ...

ペトラ「…。」スッ俺手「」

俺「あ…」

ペトラ「…。」フルフル

俺「ペトラ…さん…」

俺(そっか…。調査兵団にとっては、こんな住民からのバッシングなんて日常なんだ…)

俺(こんな事で一々腹を立てていたら、胃が持たないって事か…)
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/11(土) 01:02:45.88 ID:GXZu+l9P0
カラネス区

リヴァイ「…。」スタスタ

ペトラ父「リヴァイ兵長殿!娘が世話になってます。ペトラの父です」スタスタ

俺(あ…ペトラさんの父親…)チラッ

ペトラ父「娘に見つかる前に話してえことが…。娘が手紙を寄越しましてねえ。腕を見込まれて、あなたに遣えることになったとか、あなたに全てを捧げるつもりだとか…」

リヴァイ「…。」スタスタ

ペトラ父「ま、親の気苦労も知らねえで、惚けていやがるわけですわ…」

ペトラ父「その…ま、父親としてはですな、嫁に出すにはまだ早えかなと思う訳です。あいつもまだ若いし、これから色んなことが…」スタスタ

俺「お父さん、こっちに呼びますか?…」

ペトラ「今は…いいわ…。こんな姿…見たら多分お父さん、気絶するから…」

俺「で、でも…とりあえず無事に生きて帰って来た事だけでも…」

ペトラ「うっ…ぅぅっ…」ポロポロ...

俺「あっ…」

ペトラ「いい…のよ…」ポロポロ…

俺「ペトラさん…」

ペトラ手「俺手「」」グッ



カラネス区住民「エルヴィン団長答えて下さい!」「今回の遠征で、犠牲に見遭う収穫はあったんですか!?」「死んだ兵士に罪は無いと思ってるんですか!?」

エルヴィン「…。」スタスタ


俺(…馬鹿だ俺は。同期を失ったペトラさんや、仲間を大勢失ったリヴァイ兵長…エルヴィン団長達だって、悔しく無い訳が無い…)

俺(アニ…お前、自分がいったい何をして…)

俺(どれだけ皆んなから大切な物奪ったのか…本当に、分かってんのかよ…)ポロボロ...



───今回の壁外遠征にかかった費用と損害による痛手は、調査兵団の支持母体を失墜させるには充分であった

エルヴィンを含む責任者が、王都に召集されると同時に、エレンの引き渡しが決まった…

719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/11(土) 02:15:13.09 ID:GXZu+l9P0
調査兵団本部
牢屋内

俺「…。」

エルヴィン「壁外調査から帰って来て直ぐにこの待遇で悪いが、君には聞きたい事が幾つかある」

リヴァイ「これから何聞かれるか、大体察しは付いてるな?」

俺「……分かってます。女型の巨人の事ですね」

エルヴィン「そうだ」

俺「…。」

俺(俺達が壁内へと戻った夜、他の兵士は全員一旦休息を与えられたが…)

俺(俺だけは一息付く暇も無く、エルヴィン団長とリヴァイ兵長に呼び出されて牢屋に入れられ詰問されていた)

リヴァイ「お前、あの女型の奴について何か知っている感じだったな?」

俺「あの女型は、俺やアルミン…104期生の事は殺さずに情けを掛け…」

俺「他の調査兵団の事は容赦無く殺して回りました…。その時点で、俺の中で何か引っかかっていた物が有り…」

俺「でもそんな訳が無い…。違うって自分に否定しながら、俺な奴に再度接近しました…」

俺「…けどやはり、奴は俺の目の前でエルドとオルオさんを殺し、ペトラさんを重傷にさせましたが…目の前に居た俺には一切手を出さなかったんです」

エルヴィン「…。」

俺「そして…その後、巨人化したエレンが倒された時に女型の構えから繰り出した右眼目掛けて真っ直ぐに貫くハイキック…」

俺「俺も過去に一度だけ、彼女と対人格闘術の訓練をした際に全く同じ物を受けた事があります…」

俺「あの技を繰り出せるのは、104期生の中でもただ一人…」

俺「アニ・レオンハート…。俺は、あいつが女型の巨人を操っていたんだと思っています…」

リヴァイ「…。」
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/12(日) 00:05:47.37 ID:+2FWlOZN0
牢屋

リヴァイ「だがその二つの根拠だけで、確かな証拠も無しにお前は奴を疑うのか?」

俺「……俺は、今も俺の推理は外れていて欲しいって思ってますよ」

俺「だって、あいつを保護したのは……5年前の父さんなんだから…」俺手「」グッ

リヴァイ「…あいつが?」

エルヴィン「そう言えば君は、訓練兵になる前から彼女とは知り合いだったらしいな」

俺「知り合い、なんかじゃありません…」

俺「俺にとってアニは、肉親を全て失った俺に…唯一残された姉のような存在でした…」

俺「もしアニが女型の巨人なんだったら…今回の遠征で犠牲になった仲間達への責任は…」

俺「あの日、あいつを保護してしまった俺の父と…そして、5年以上あいつと一緒に居ても全く気付けず…騙され続けた俺にあります…」

エルヴィン「…。」

俺「アニが本当に女型の巨人だった時…どんな処分を受ける事になっても……俺は受け入れます…」

エルヴィン「…。」

エルヴィン「君は何故、調査兵団を選んだ?」

俺「え?…」

エルヴィン「親の跡を継ぎたかったからか?壁の外の世界に、何があるのか気になったからか?」

エルヴィン「それとも、自分の死に場所を求めてか?」

俺「俺は…」


1この世から巨人を駆逐する為です!
2巨人を倒さないと、俺の大事な人達を守れないと思ったからです!
3その他

多数決下3まで
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 00:08:00.75 ID:fE14mUBs0
2
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 00:12:07.48 ID:mRAIvAwI0
3
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 00:53:22.17 ID:1EKf+LJCo
3真実を知るため
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/12(日) 01:02:44.59 ID:+2FWlOZN0
すみません
3その他(自由安価)なので>>722無効です
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 01:17:30.98 ID:oLQRfdCZO
3もう何も出来ないで後悔したくない
例えその先に絶望があったとしてもこの世界の真実を知るためにまだ[ピーーー]ません
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/12(日) 02:40:04.50 ID:+2FWlOZN0
決まらないのでコンマで


コンマ下二桁
61以上2の選択肢
31〜60>>725(どをな処分も受け入れます→死ねませんは話が噛み合わないのでBADENDの可能性)
30以下>>723(BADEND)

安価下
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 03:13:02.32 ID:mRAIvAwI0
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/12(日) 03:36:43.88 ID:+2FWlOZN0
牢屋

俺「もう何も出来ないで後悔したくない」

俺「例えその先に絶望があったとしても、この世界の真実を知るためにまだ死ねません!」

エルヴィン「この世界の真実を知る為か」

エルヴィン「では先程、どのような処分も受けると言っていたのは?」

俺「あ…そ、それは…」

エルヴィン「…。」

俺「し、死ぬ事……以外でって意味で…」

リヴァイ「エルヴィン、こいつ何か様子がおかしいぞ」

俺「…!」

リヴァイ「壁外調査での様子から、少しは信用出来るとは思っていたんだが…今の態度で怪しくなったな…」

俺(やべえ…回答ミスった…)

エルヴィン「もしアニ・レオンハートが女型の巨人だった場合、関係の近しい関係だった君の身柄もまた、憲兵団に要求される」

俺「う…」

コンマ下二桁
61以上その後、調査兵団の信頼を得られ無かった俺はアニが女型の巨人だった事で道連れで憲兵団に引き渡されて牢に放り込まれて長い間過ごしたが…(少年期(後半)END)
60以下その後、調査兵団の信頼を得られ無かった俺はアニが女型の巨人だった事で道連れで憲兵団に引き渡され…(BADEND)


安価下
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 03:37:28.23 ID:R5DLddDf0
基本自由安価っていいことにならないよな
自分で考えた行動しか許さない的な
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 03:38:22.58 ID:R5DLddDf0
巻き戻しかね
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/12(日) 03:45:03.13 ID:+2FWlOZN0
巻き戻し権利を使用しますか?

1使用する
2このまま行く

安価下
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 03:49:05.87 ID:R5DLddDf0
1
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/12(日) 03:52:58.61 ID:+2FWlOZN0
巻き戻し権利を使用します

質問タイムを
1挟む
2直ぐ場所決め

安価下
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 08:32:59.68 ID:fgHUV4zoo
1
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/12(日) 08:37:56.31 ID:+2FWlOZN0
質問タイムを挟みます
何か質問あれば
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/12(日) 10:59:45.63 ID:+2FWlOZN0
質問無さそうなので場所決め
指定があった場所から再開
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 11:51:52.93 ID:ST6LnLJg0
720
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/12(日) 13:04:43.60 ID:+2FWlOZN0
720から
牢屋

リヴァイ「だがその二つの根拠だけで、確かな証拠も無しにお前は奴を疑うのか?」

俺「……俺は、今も俺の推理は外れていて欲しいって思ってますよ」

俺「だって、あいつを保護したのは……5年前の父さんなんだから…」俺手「」グッ

リヴァイ「…あいつが?」

エルヴィン「そう言えば君は、訓練兵になる前から彼女とは知り合いだったらしいな」

俺「知り合い、なんかじゃありません…」

俺「俺にとってアニは、肉親を全て失った俺に…唯一残された姉のような存在でした…」

俺「もしアニが女型の巨人なんだったら…今回の遠征で犠牲になった仲間達への責任は…」

俺「あの日、あいつを保護してしまった俺の父と…そして、5年以上あいつと一緒に居ても全く気付けず…騙され続けた俺にあります…」

エルヴィン「…。」

俺「アニが本当に女型の巨人だった時…どんな処分を受ける事になっても……俺は受け入れます…」

エルヴィン「…。」

エルヴィン「君は何故、調査兵団を選んだ?」

俺「え?…」

エルヴィン「親の跡を継ぎたかったからか?壁の外の世界に、何があるのか気になったからか?」

エルヴィン「それとも、自分の死に場所を求めてか?」

俺「俺は…」


1この世から巨人を駆逐する為です!
2巨人を倒さないと、俺の大事な人達を守れないと思ったからです!
3その他

安価下
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 13:08:07.00 ID:SZ39kkCGO
2
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/05/12(日) 13:30:37.66 ID:jX/0dPu40
2
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/12(日) 15:43:05.65 ID:+2FWlOZN0
牢屋

俺(昔はただ、父さんや母さんを喰い殺し…俺達の日常を奪った巨人をこの世から全て駆逐できればと思って…)

俺(ただ、その時は巨人を倒す為の力さえあれば良いと思ってた)

俺(でも訓練兵団で色んな人と出会い、そして調査兵団で共に戦う仲間が出来て…)

俺(今も、ウォールローゼのあの場所に居るだろう…彼女の為にも……俺は…俺の、やりたかった事は…)グッ

俺「巨人を倒さないと、俺の大事な人達を守れないと思ったからです!」

エルヴィン「それが君の出した答えか」

俺「はい」コクッ

エルヴィン「フッ…やはり、子は親に似る物だな」

俺「えっ?」

エルヴィン「8年前…君の父親も、君と同じ理由で調査兵団へ入って来たのを思い出したよ」

俺「ぁ…父さんが!?」

エルヴィン「彼からは何も聞いていなかったのか?」

俺「いいうた、何にも…」

エルヴィン「そうか…。しかし、彼の家族を守りたいと言う想いは本物だった」

俺「父さん…」

エルヴィン「リヴァイ、彼をどう思う?」

リヴァイ「こいつはテメェの勝手な志の為に、森に入るなと言う命令すらマトモに守れなかったクソガキだが…」

俺(う…)

リヴァイ「だが、こいつが居たからこそ助かった命もある」

リヴァイ「女型の巨人の中身との繋がりはグレーと見ても良いんじゃねえか」

エルヴィン「グレーか」

リヴァイ「ああ、もしこいつも巨人側だった時は…その時はオレがこいつを斬る」

俺「ッ…」

エルヴィン「…。」スッ

牢屋「扉」キイッ

俺「あ…」

エルヴィン「巨人を倒さないと、君の大事な人達を守れない…それは、こんな地下牢に居ては果たせないだろう」

俺「あ…ありがとうございます!」

リヴァイ「勘違いするんじゃねえぞクソガキ。未だテメェの容疑が完全に晴れたと言う訳じゃねえ」

リヴァイ「少なくとも、お前の言っていた同期の女を調べるまではオレの目の届く範囲に居て貰う。良いな?」

俺「はい!構いません!」俺心臓「」ドンッ

エルヴィン「エレン・イェーガーの引き渡し日が来るまでに早速女型の捕獲作戦を開始する」
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2024/05/12(日) 16:15:36.27 ID:+2FWlOZN0
undefined
408.46 KB Speed:16.6   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)