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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part4

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830 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2024/12/01(日) 21:02:50.08 ID:ACgbJP1G0
黒髪ロングの天使「ちょっと良いですか? そこの方々」スタスタ
 黒い翼「」バサッ
 白い翼「」バサッ

イリス「……!!?」

ローガン「あれは――」

エバンス「お、おいあれって――」

ミスティ「白黒の……ハーピィ? 変わった色ね」

黒髪ロングの天使「いやハーピィじゃなくて天使ですけど」

 *

ミスティ「へえ、天使って実在したのね」

黒髪ロングの天使→ヒナ「下界の方々が思っているのとは少し違うと思いますけどね。まあちょっと法則の異なる生き物だと思っていただければ」

イリス「てて、天使って……やっぱりロイエ教なんですか!?」

エバンス「いや、その質問は失礼な上に意味がわからないと思うぞ……」

ヒナ「ロイエ教……確か私たち天使を格付けした宗教でしたっけ? 私は下っ端だったんでその辺のことはよくわからないですね。まあ現在の天界が下界の宗教の在り方に口を出すことは多分ないのでご心配なく」

ローガン「聞いてはいけないことを聞いてしまっている気分だ……」

ヒナ「あ、確かに今のは言っちゃいけないことだったかも」

イリス「う、うーん……天界のこととかものすごく聞いてみたいけど……」

ヒナ「ごめんなさい、ちょっとこれ以上は言えないかもです。堕天使の身ではありますけど、コンプライアンス違反になっちゃうので」

エバンス「堕天使」

ヒナ「あ、やば……堕天使っていうのも聞かなかったことにしてくれます……?」

ローガン「う、うむ……天界が意外と世知辛い場所だというのはわかった」

 *

ヒナ「まあそういうわけでして、この辺りから濃厚な混沌の香りがしたんですよ。でも来てみたら既に戦場跡……一体どういうことだ、と憤りながら散歩してたってわけです」

エバンス「わけがわからないが……」

イリス「ええと……つまり、ヒナさんは混沌が好きってことですか……?」

ヒナ「正確に言えば、血湧き肉躍る戦ですね。混沌あるところ戦あり、というわけでもし血で血を洗う争いが勃発しているなら殴り込んでやろうかと思いまして。まあアテは外れたんですけど」

ミスティ「ええ……狂っているわ……」

ヒナ「やだな、正気ですよ。武芸は天使の嗜みなので、ちょっとした腕試しです」

エバンス「腕試し感覚で殺し合いに殴り込むのか……」

ローガン「う、うむ……まあ価値観の違いだろう。しかしヒナ殿、あなたの認識には少々誤りがあるようだ」

ヒナ「え、誤り?」

ローガン「うむ。この戦場跡は1万年前のものだそうだが……これから約8日後、この地に封印されている雷霆の魔王が復活するそうだ」

ヒナ「えっ雷霆の魔王!? ……って何ですか?」

ローガン「……この星において、史上最強と名高い恐るべき存在だ。もし戦いがお好きなのであれば、その雷霆の魔王と世界の命運を賭けた戦に参加してみるのも一興ではないだろうか?」

ヒナ「史上最強の存在と世界の命運を賭けた戦……! とてもわくわくしてきます、そういうの! 是非参加させていただきますよ!」

ローガン「うむ。であれば、この城の上階にエルフの魔法使いと悪魔が作戦会議をしている。彼らにその旨を伝えてくるのが良いだろう」

ヒナ「了解です!」

 光の残像「」パヒュンッ

イリス「当たり前のように光速移動してった……」

ミスティ「最近光速移動安売りしすぎじゃないかしら……」

 ☆堕天使のヒナが戦力に加わりました

 *
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