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【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き抜く」3章
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394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/11/17(日) 00:10:57.95 ID:dNTupDD20
地下研究室
俺「俺自身が助けたいと思うから助けるんだ。最初からそこに何の見返りも求めてない…」
忌村「ッ…」
俺「でも、それが友達でしょう?」
忌村「く、口では…何とでも言えるわ…」
俺「じゃあどうやったら…?」
忌村「本当に…友達を助けたいと言うのならこれを…飲んでみて」薬品「」スッ
俺「これは?」
忌村「蘇生薬の試作品…。余程運が良く無いと多分、失明する…」
俺&霧切「「え…」」
忌村「友達の命を助けたいのなら…これくらいできるでしょ?…」
霧切「お、俺君…」
忌村「一生を…かけられるの?…」
俺「いいや、飲むよ」キュポッ
霧切「あ…」
忌村「…!」
俺「…他人の事を助ける大変さは、俺が誰よりも知ってる筈だから」
霧切「ぁ…」
忌村「え…」
俺「それに代わりに俺の命をかける訳じゃ無いんだろ?光を失うくらいで大切な人を助けれられるなら安いもんだ」ゴクッゴクッ
忌村「…。」
俺「ふう…」
霧切「な、何とも無いの?…」
俺「ああ。運が良かったのかな?」
霧切「…。」
忌村「……そう、分かったわ。これを…持って行きなさい」スッ
俺「あ…」
忌村「貴方達の欲しがってる…蘇生薬よ…」
俺「え?いいんですか?…」
忌村「蘇生薬と言っても…身体の回復力を活性化させるだけだから、完全に死亡すると効果が無くなる…」
忌村「その前なら、数時間以内に…病院へ連れて行ったら助かる…」
俺「あ、ありがとう忌村先輩。それで十分ですよ」
忌村「…ただ、死の間際にかけつけられる程世界は簡単じゃ無い。無駄になる可能性だってあるわ」
俺「だとしても間に合わせますよ。必ず俺は彼女を助けます」
忌村「…。」
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