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【安価とコンマ】異世界転移したかもしれない人の話
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1 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 11:35:27.52 ID:+jgLu7020
【初めに】
一、テンプレ異世界転移ものであること。
二、安価とコンマにより物語は進行すること。
三、不定期更新であること。
上記について留意してお楽しみ下さい。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1748658926
2 :
◆OCWLmJLbEU
:2025/05/31(土) 11:43:20.16 ID:+jgLu702o
少女「……」
――変な音を聞いたと考えた時既に、事は起こっていた
――今さっきまでいたはずの場所とは違う場所に、あなたは立っている。
少女「……――なにこれ」
――こうして、あなたが異世界転移したところから物語は始まる。
3 :
◆OCWLmJLbEU
:2025/05/31(土) 12:05:37.66 ID:+jgLu702o
――キャラメイクを開始します
――今分かっている情報は、主人公が女の子で、異世界転移してしまったらしいこと、そして周りに人が居ない森の中だということ
――それでは最初に、少女が「異世界に来るにあたって得たもの」を決定します
――転移した人に力を与える仕組みがどこかにあるのでしょう
選択肢安価
1:武力(武器を使うための力等 詳細は追加安価)
2:魔翌力(魔法とか色々使う系 詳細は以下略)
3:知力(頭が良くなって色々できる 以下略)
4:祈力(上位者からの恩恵がどうたら 略)
上から選んで下2 あなたはどんな力を手に入れた?
4 :
◆OCWLmJLbEU
:2025/05/31(土) 12:06:32.04 ID:+jgLu702o
訂正 魔翌翌翌力→魔翌力 踏み台
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 12:27:56.41 ID:nQ7lB4TUO
2
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 12:28:04.17 ID:WAjTrBgcO
1
7 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 12:50:58.41 ID:+jgLu702o
>>5
2 魔力(魔翌力は誤字)
――あなたは魔力を手に入れたようです
――では次に、その詳細について決定します
8 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 12:58:34.45 ID:+jgLu702o
――魔力について決めるのは属性、魔力量、特性の三つです
――属性は火水風土正負の6属性+それ以外の雑多な属性から選択
――魔力量は多い方がたくさん魔法使えたりする、資質の高さの目安になったりする
――特性は個人毎に何が得意であるとか、魔力に関して変な体質を備えているという事を表したりします
9 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 13:20:59.36 ID:+jgLu702o
――属性と、ついでに魔力量を決定します
――基本6属性と雑多な他属性に本質的優劣はありませんが
――基本6属性は理論寄り、雑多他属性は感覚寄りという違いはあります
安価下2 基本or雑多から選択
コンマ下3 魔力量(才能の目安) 異世界転移ボーナスにより最低41保障
00~10 才能皆無
11~20 向いてない事が多い
21~30 並以下
31~40 平凡
41~50 凡人よりは上
51~60 才能はある
61~70 天才には足りない
71~80 天才
81~90 超天才
91~100 怪物
10 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 13:22:32.05 ID:+jgLu702o
訂正 このレスから
安価下2 基本or雑多から選択
コンマ下二桁 下3 魔力量(才能の目安) 異世界転移ボーナスにより最低41保障
00~10 才能皆無
11~20 向いてない事が多い
21~30 並以下
31~40 平凡
41~50 凡人よりは上
51~60 才能はある
61~70 天才には足りない
71~80 天才
81~90 超天才
91~100 怪物
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 13:31:04.32 ID:nQ7lB4TUO
そい!
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 13:31:24.05 ID:j/c0SDyyO
んあ
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 13:42:28.25 ID:R+yL0N9IO
基本
14 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 13:49:11.77 ID:+jgLu702o
>>13
25(→41)
下二が無かったので代わりに下三
>>13
で 基本
15 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 13:59:22.48 ID:+jgLu702o
――あなたは最大を100としたとき41程度の魔力を持っているようだ
――そしてその属性は『安価下2』
1:火を放ったりする 火属性
2:水を作ったりする 水属性
3:風を起こしたりする 風属性
4:土を作ったりする 土属性
5:強めたりする 正属性
6:弱めたりする 負属性
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 14:06:31.95 ID:t1V2s6u30
4
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 14:10:10.63 ID:O352YF2f0
4
18 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 14:14:26.29 ID:+jgLu702o
――土属性
――土を作ったりする事ができる
――修練を積めばより多くのことができるようになるでしょう(メタ的には今後次第である)
――ではキャラメイクも終盤、魔力に関しては最後の「特性」決めを行います
19 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 14:27:05.29 ID:+jgLu702o
――特性あるいは魔力特性、所謂ファンタジー作品である特殊体質とかそういうもの
――これは属性とは別で人によって千差万別色々あるとします
――決め方はまず大まかな特性の方針とこの世界での希少さを安価して、その後詳細を自由安価します
――希少であるほど強い傾向にあります
20 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 14:32:39.88 ID:+jgLu702o
訂正 希少さはコンマで決めます
安価下2 特性の方向性
1「魔力により生じる特別な身体部位」
2「魔力や魔法に+αの付加価値を付ける何か」
3それ以外 自由安価
コンマ下3の下二桁 特性の希少さ (魔力量最低保証で41以上確定)
・レア度表(効果規模の目安)
00~30 特性無し
31~50 一般級 あれば便利
51~80 特異級 同格相手に有利取りやすい
81~90 伝説級 格上にも通じるくらい
91~100 幻想級 かなりヤバい
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 14:49:30.39 ID:t1V2s6u30
3 豊穣パワー付与
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 14:54:02.02 ID:nQ7lB4TUO
3粘度重量操作
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 14:54:17.86 ID:rMZqAbAmO
1
24 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 14:58:52.13 ID:YBkm4EYQo
>>22
>>23
25 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 15:05:06.98 ID:YBkm4EYQo
――『粘土・重量操作』、で86の伝説級
――具体的な効果はあとで決めますが、敵対者からすれば恐ろしく厄介な効果だと思われます
――では最後に決めるのは、あなたの名前です
安価下2 主人公の名前は?
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 15:10:13.29 ID:nQ7lB4TUO
日本系の名前?
金見 創理(かねみ つくり)
27 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 15:13:42.09 ID:YBkm4EYQo
日本系でおkです
踏み台
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 15:14:55.65 ID:DuChKGWJO
石動索那(イスルギサクナ)
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 15:15:26.01 ID:z29hVZXaO
ハイラ
30 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 15:19:22.34 ID:YBkm4EYQo
>>28
石動索那(イスルギサクナ)
――これでキャラメイクが終了しました
――一旦休憩します 今日中に再開できなければ明日のどこかで
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 15:21:08.85 ID:nQ7lB4TUO
おつ
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 18:03:52.07 ID:YL8uJKNRO
期待
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 20:05:28.04 ID:yRPScOigo
おつ
きたい
34 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 20:43:20.24 ID:BOlw75NVo
21:00より再開しますん
そして訂正
『粘土・重量操作』 → 『粘度・重量操作』
35 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 21:09:45.97 ID:BOlw75NVo
再開
――少女、『石動索那(イスルギサクナ)』は人生で最大の困惑を味わっていた
――『何』をしたから『こう』なった? それが分からない
――少しの、些細な違和感だけ
――それを感じたら、もうあっという間に自分の立っている場所は変わっていた
――避けようとか危険だとかすら思えなかった
索那「……」
索那「(どうしちゃったんだろう……私、疲れているのかな?)」
索那「(おかしいよね…こんなことってないよね)」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 21:11:28.89 ID:nQ7lB4TUO
きたか
37 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 21:21:33.35 ID:BOlw75NVo
――暫くぼうっとその場で立ち尽くしていたが
――風が木の葉を揺らす音、遠くから響いてくる鳥のような鳴き声が聞こえるくらいで
――何も変わらない、元に戻らない
索那「(これは夢……これは夢……)」
索那「(なのに……どうしていつまで経っても覚めないの?)」
索那「夢じゃないなら……」
――何だかまったく分からないが
――今ここで立ち尽くすばかりでは何も起こらない? 事を直感して
索那「どうすればいいの?」
――ようやく周りに目をやる気になった少女は、今の場所の情報を集めようとする
38 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 21:32:27.79 ID:BOlw75NVo
索那「うーん」キョロキョロ
――最初に目に付くのは、森の木々
――何の樹木かは分からない
――そして他には、『コンマ下2 下二桁』
00~20 文字の書かれた紙切れが落ちてる(属性と魔力量について)
21~50 ↑誰かの描かれた小さな絵?が落ちている
51~90 ↑文字の書かれた紙切れが落ちてる(特性について)
91~100 ↑何か良い物
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 21:32:53.51 ID:SmNamQ8go
あ
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 21:34:13.41 ID:TjEtMelV0
はい
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 21:40:15.35 ID:nQ7lB4TUO
ん
42 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 21:55:09.75 ID:BOlw75NVo
>>40
41
索那「これは?」 カサ
――少し冷静になって周りを見回した時、あるものの存在に気が付いた
――それは自然の中に発生するには似合わない人工物
索那「……魔力? なにこれぇ……うう」
索那「こっちのは……誰? 知らない…」
――拾った手帳型のメモらしきものに目を通して頭痛を覚えた索那は、一先ずもう一枚にも目を通す
――誰か? の描かれた写真かと思ったが、よくよく見れば写真ではない
43 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:02:52.96 ID:BOlw75NVo
――覚えのない人物の顔、であることは分かる
――無理やりに疑問点を挙げると、その人物がびっくりするほど整った顔立ちをしていることくらいだろうか
――また暫く思考の中に沈んでいたが、今すぐ答えは出ないと感じた少女は写真を服のポケットにしまった
「(どうしよう……何だか変なことになっちゃった)」
「(どうやってここに来たのか分からないのもそうだけど……)」
「(ここから何処に向かえばいいのかさっぱり)」
「とりあえず……」
44 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:15:58.00 ID:BOlw75NVo
――では、行動を選択していきます
――最初に少女の現在分かっているステータスを開示します
現在地:目を覚ました森(仮)
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
45 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:20:23.31 ID:BOlw75NVo
――現在行える行動は少ないですが、チュートリアルと思って下さい
――三度行動したところで状況が変化するイベントが発生します
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲を探索(何かが見つかるかもしれない)
2 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
3 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:21:06.11 ID:SmNamQ8go
1
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:21:56.97 ID:nQ7lB4TUO
1
48 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:35:07.98 ID:BOlw75NVo
>>47
索那「それにしても、ここはどこなんだろう…」
――何度も自問自答するも、答えは分からない
――遠目に建物が見えないとなると、すぐ近くに街は無いようだ
――そもそも、先ほど見つけた紙類以外に人工物を見つけられていないのだが
索那「(せめてここがどこか……手掛かりがあれば……)」
コンマ下1 下二桁
コンマ下2 下二桁
どちらかが71以上で何か見つかる
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:35:18.13 ID:GnG0+j28o
あ
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:36:02.30 ID:h7SOtyVOO
なんか出るかな?
51 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:42:54.53 ID:BOlw75NVo
索那「……何も無いね」
――特に何も見つからなかった……
――時折動物の鳴き声のようなものが遠くから微かに響いてくるが、他に動物の姿も見えなかった
索那「(でも、だったらあの落ちてたのは何なの?)」
52 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:48:01.92 ID:BOlw75NVo
「(よく考えたら、あんな場所に落ちてたら……汚れたり雨でグシャグシャになったりするんじゃ……)」
「(つまり? えっと……)」
「(誰かが少し前にこの辺りを通って、ここに落とした、ってこと?)」
「(なら、近くに人がいるかもしれない?)」
コンマ下1 下二桁が10以下で疲労状態に
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:49:20.12 ID:LB2uoGZLo
あ
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:49:45.52 ID:z6WIE1ASO
あ
55 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 22:52:43.73 ID:BOlw75NVo
――疲労しませんでした(次の行動による疲労確率上昇)
――特定の行動を取ることで疲労しやすくなったりします
現在地:目を覚ました森(仮) 現在行動回数:1
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲を探索(何かが見つかるかもしれない)
2 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
3 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:52:59.90 ID:LB2uoGZLo
3
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:54:26.45 ID:O352YF2f0
3
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 22:55:03.85 ID:z6WIE1ASO
3
59 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:14:07.20 ID:BOlw75NVo
索那「そういえばこの手帳みたいなの……」
索那「(……魔力とか、魔法とか、書いてあるけど……?)」
――パラパラとめくって読み進めてみる
――どうやら書かれている文字は日本語であるため読むのに支障はない
――しかし、読み進める内にふと違和感に気づく
索那「(なんか凄く……)…眠くなる」
――文字を目で追う程に眠気が酷くなっていく気がする
――分厚い本を読んでいるかのような
索那「そんなに大したこと書いてないのに……」
索那「えっと、あなたの力は……魔力……土属性……」
索那「まさかね…………」
索那「……こう?」
コンマ下2 下二桁
00~20 魔力量、属性と、魔力の動かし方が分かった!
21~60 ↑土を飛ばす魔法 習得
61~90 ↑土を固める魔法 習得
91~100 ↑何か良い魔法 習得
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:15:22.60 ID:rIwufzl7o
あ
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:16:09.87 ID:z6WIE1ASO
ほい
62 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:32:00.29 ID:BOlw75NVo
――索那は自分の身体の中によく分からない力を感じた
――よく分からないのに、なぜか分かる、目の前の「手帳を読んだ記憶」が想起されていく
索那「《土を飛ばす魔法》――わっ」
――視線を物に合わせず何気なく呟いた言葉によって、疑問を感じるより早く
パシュッ
パァン
索那「えぇ……(び、びっくりした)」
――掌から高速回転する橙色の光る円が現れたかと思えば、小さな物体を射出した
63 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:40:14.71 ID:BOlw75NVo
索那「……これは?」
索那「(木に当たって止まった……多分、これ、土?)」
索那「あ、……《土を固める魔法》」
パキッ
索那「できちゃったよう…」
――また橙色の光る円が現れたかと思えば
――今度は持っていた土(?)が硬くなる現象が起こっているようだ
パラッ
索那「なんなの……おかしいでしょ……どうなってる、のこれ……」
――どっと疲れた感覚を抱えて、索那はへたり込んだ
コンマ下1 下二桁が20以下で疲労状態に
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:40:42.47 ID:SmNamQ8go
あ
65 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:44:25.21 ID:BOlw75NVo
――疲労しませんでした(次の行動による疲労確率上昇)
索那「ん……? なんか、手帳の文字がぼやける…」
現在地:目を覚ました森(仮) 現在行動回数:2
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
魔法 《土を飛ばす魔法》:土を飛ばす?
《土を固める魔法》:土を固める ?
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲を探索(何かが見つかるかもしれない)
2 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
× 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:45:04.78 ID:R9jZ6MIuo
2
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:49:26.41 ID:qdiCN2+uo
2
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/05/31(土) 23:49:34.92 ID:O352YF2f0
2
69 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:55:08.42 ID:BOlw75NVo
索那「はぁ……(そろそろ休もう)」
索那「(でも、本当にどうしよう何も見つからないし……変な力は使えるようになったけど)」
索那「(日が暮れたら……こんな森の中で眠るのも危険…どうする?)」
???「……」
70 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/05/31(土) 23:56:01.52 ID:BOlw75NVo
――疲労確率がリセットされました
――三回目の行動が終了したためイベントが発生します
71 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:02:39.11 ID:A1O6EE8Wo
索那「(どうしよ……どうしよ)」
?「そこのお前」
索那「!!!」
――声の方へ顔を向ける
――その声を掛けてきたのは……
安価下2〜4 声を掛けた存在の特徴 あんまり捌けないものは申し訳ないが弾きます
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:04:04.12 ID:TbHbkrMMo
下
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:06:58.00 ID:hheHWEy30
茶髪短髪。背が高く筋肉質の男性。
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:15:02.71 ID:Hy4+fEQ70
狼を連れている
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:19:11.44 ID:FazDxQwAO
表情からは分かりづらいが、よく見ると索那を心配し気遣っている様子が見受けられる
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 00:23:31.43 ID:O/yV3pHRO
2本の剣を装備している。
77 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:33:55.29 ID:A1O6EE8Wo
?「そんなところで何してる? 大丈夫か?」
?「わふ」
索那「あの……」
――そこにいたのは、一頭の大柄な犬、いや狼らしき生物を連れている男
――不審がりながらもどこか心配そうな雰囲気を見せている
――狼はこちらを真っすぐ見つめている
索那「……なんていうか……その」
???「……? よくわからないが、もしかしてあー、新人か?」
索那「それ、は……なんの話でしょうか?」
???「違うのか……ううむ」
78 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:56:29.74 ID:aPynahURo
???「……とりあえずそこにいつまでもいるのは勧めない」
???「今は負魔の期とはいえ……見たところ碌な装備もないじゃないか、危ないぞ?」
索那「フマ…? 装備って?」
???「……なに……いや、んん……?」
――男は少し思案する様子を見せた後、顔を上げて言う
???「……要するに、ここを離れたほうがいいということだ」
索那「そうなんですか」
???「そういうことだから、とりあえず俺には……本当によく分からんのだが」
???「だから、ついてきてくれないか? お前もここじゃ落ち着いて話がしづらいだろう?」
索那「それは……たしかに」
79 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:59:19.47 ID:aPynahURo
索那「(少なくとも、今の私には他にアテはないし…)」
索那「(他に手はないし、仕方ないよね)」
索那「それなら、ぜひ、お願いしまーす…」
――少女は一人と一頭に連れられて、森の中を歩き始めた。
80 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 00:59:48.00 ID:aPynahURo
今回はここまで
また次回
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 06:34:33.10 ID:Je5qxAKso
おつおつ
82 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 09:47:18.48 ID:A1O6EE8Wo
10:10くらいからやってきます
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:18:28.51 ID:69EwHKj6O
たのしみ
84 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:20:36.80 ID:A1O6EE8Wo
再開します
85 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:23:36.53 ID:A1O6EE8Wo
――前回のあらすじ
――石動索那はなぜか見知らぬ土地にいた
――いつの間にか魔法を使えるようになっていた
――休憩中に現れた男と狼の提案に従い、移動し始めた…
86 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:27:08.96 ID:A1O6EE8Wo
???「ところでお前、名前は?」
索那「石動索那です」
???「イスルギ、変わった名前だな」
???「ああ、名乗っていなかったが俺達は…」
安価下2 男の名前
安価下3 狼の名前
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:29:49.88 ID:Hy4+fEQ70
↓
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:29:50.06 ID:69EwHKj6O
タウ
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:30:05.21 ID:au4y2ulXO
キヌア
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:30:14.33 ID:MCQWCtu+O
レン
91 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 10:46:08.16 ID:A1O6EE8Wo
――男はタウと名乗った。
――相棒である狼のキヌアと共に、ここから少し離れた村に属する森番をしているのだと
索那「森番って、えっと、たしか獣を狩ったりする……狩人さんみたいな?」
タウ「それに近いこともするが、それだけではない、こうして森の異変が無いか定期的な見回りや……」
――村へ着くまで些細な行動が行えます
――二回行動した時点で村に到着します
現在地:目を覚ました森-村への道中 現在行動回数:0
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
魔法 《土を飛ばす魔法》:土を飛ばす?
《土を固める魔法》:土を固める ?
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲の観察(何かが見つかるかもしれない)
× 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
× 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
2 会話(安価で会話内容を指定)
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:56:22.12 ID:69EwHKj6O
1
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 10:57:00.74 ID:Akiylfh7O
2どんな村か情報をそれとなく聞き出す
94 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:12:27.82 ID:A1O6EE8Wo
索那「あ、そういえば」
タウ「ん?」
索那「この森……っていうかその村ってどこの村ですか?」
タウ「どこって、何領の何地域ってことか?」
索那「えっとまぁはい(領…?)」
タウ「そんなのも知らずよく生きていたな…世捨て人か?」
索那「いや…?」
95 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:17:57.86 ID:A1O6EE8Wo
タウ「……まぁ答えるのは構わんが」
タウ「今から向かうイナッカ村は『安価下2』領内の『安価下3』地域にある」
索那「はぁ……」
タウ「ああ、そしてついでに言うと『安価下2』領は『安価下4』の支配する領土に属している、こんなところか?」
安価下2 向かう村が属する領主支配域の名称
安価下3 向かう村が属する地域の名称
安価下4 向かう村が属する国の名称
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:20:47.14 ID:69EwHKj6O
メガロ
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:22:20.34 ID:i1YPW0B9O
ズモイ
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:23:21.12 ID:f73mK07yO
ヒノボリ
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:23:51.58 ID:Hy4+fEQ70
シスカ
100 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:39:36.98 ID:A1O6EE8Wo
>>97
>>98
>>99
索那「……(まっったく聞いた事が無いよ)」
索那「(そもそも、さっき領主がどうとかポロっと言ってたよね)」
索那「(今のご時世そんなのがある国が……? となると……いや……)」
索那「あの、じゃあイナッカ村っていうのはどんなところなんでしょうか」
タウ「どんなって、普通の村だが……」
タウ「まぁ、最近できた中央の連中の支部とかいうのがあるが、イナッカのに限った話でもないようだし」
索那「中央?」
タウ「なんでも魔物と戦う専門家やら、職能を持った奴らが集まって……」
タウ「村長らが決めた事とはいえ、余所者が急に増えて騒がしくなっているのがな」
タウ「森を預かる身としては、余計な事をしてもらいたくはないというのに……あいつらときたら」
101 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:43:12.54 ID:A1O6EE8Wo
索那「……(ここにいない誰かにブツブツ文句を言ってる)」
索那「(嫌な事思い出させたのかな?)」
現在地:シスカ国 ズモイ領 ヒノボリ地区 目を覚ました森-イナッカ村への道中 現在行動回数:1
名前:『石動 索那(イスルギ サクナ) 』
状態:普通
・魔力
属性 土属性
魔力量 41
特性 『粘度・重量操作』 伝説級(作中未判明)
魔法 《土を飛ばす魔法》:土を飛ばす?
《土を固める魔法》:土を固める ?
――安価下2 行動を選択してください
1 周囲の観察(何かが見つかるかもしれない)
× 休む(体力を温存したほうがいいかもしれない)
× 拾った紙をもう少し読んでみる(何か分かるようになるかもしれない)
2 会話(安価で会話内容を指定)
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:46:27.50 ID:69EwHKj6O
1
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 11:50:20.63 ID:dtaAZxfYO
1
104 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 11:58:04.14 ID:A1O6EE8Wo
――暫く歩いていると、何となく周りに目が行く
――最初はあまり注意深く観察できなかったが、場所を移動したことで景色の様子も少し変わってきている
索那「(ちょっとずつ木の数が減ってきたかもしれない)」
索那「(村に近付いたから?)」
索那「(人が居ると安心感が違う…狼もいるけど)」
コンマ下1 下二桁
コンマ下2 下二桁
どちらかが71以上で何か見つかる
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 12:10:34.83 ID:OdU/g6vHO
ほい
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 12:10:53.04 ID:ZI1zRa20O
あ
107 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 12:28:48.76 ID:A1O6EE8Wo
お昼なので少し休憩します
108 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 15:49:57.87 ID:A1O6EE8Wo
再開ー
>>105
83 一つ当たり
>>106
04
索那「…あれはなんですか?」
――指を指した先には、周囲の木と異なる様子の樹木があった
――奇妙なのは、幹や葉の色が全体的に黒っぽくなっていることか
タウ「あれは魔樹だな……見たことがないのか?」
索那「……」
タウ「大気や地面の魔力の濃さによって、色合いが変化する植物だ」
タウ「今は負魔の期だから黒く染まっている……いや、期(シーズン)についても知らんのだったか」
索那「すみません…」
タウ「まぁいい、時間を急いでいるわけでもない……とにかく、あの木は魔力を吸って色が変わる木なのだと覚えておけばいい」
索那「(魔力を吸う木……そもそも『魔力』って何?)」
索那「魔力って、タウさんも使えるんですか?」
タウ「? いや、私は魔法使いではない」
109 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 15:58:44.24 ID:A1O6EE8Wo
タウ「適正も低いし、いくら適性があろうとこんな辺鄙な場所では、活かすのも難しい」
索那「?」
タウ「おっと、村が見えてきたぞ」
――タウの言葉の通り、小さいが建物らしきものが見えているのがわかる
――ようやく人里へ行けると安堵した索那は、もう少しと自分を励ましながら足を進めた
110 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:15:53.05 ID:A1O6EE8Wo
――イナッカ村の中は長閑な農村、という雰囲気だった
――何かの作物を育てている畑と木造と石造りの家屋
――その様子に、湧き上がっていた違和感が形を成し始めるのを索那は感じていた
タウ「俺は少し用事がある、ここで待て」
索那「あっはい」
索那「行っちゃった…」
索那「(それにしても……やっぱり、なんか)」
索那「(この村……それにさっき言ってた話……)」
索那「(あり得ない事だけど……まさか)」
111 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:22:40.48 ID:A1O6EE8Wo
索那「(知らない場所、なんてレベルじゃなくて)」
索那「(もう、私の知ってる『世界』」なんか、ここには……ないんじゃないの?)」
――索那は内心、そんな馬鹿な、と思った
――だけど同時に心のどこかで、そうだよ、と思った
索那「(そうだとしたら……なんてこと)」
――納得がいったからといって何ができるわけでもない
――暫くタウが来るまで考えてみたが、『だったらどうするか』の答えを出すことはできなかった……
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 16:26:06.81 ID:69EwHKj6O
なるほどいい感じ
113 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:36:15.23 ID:A1O6EE8Wo
索那「……組合支部?」
タウ「ああ、村長に軽く相談してみたら、そっちを紹介された」
――戻ってきたタウは幾つかの情報を伝えた
――まず、確認してみたところ村の記録には一切索那の名は無かった
――そして、発見した経緯や会話内容から、一旦放浪者として扱うことにすると
タウ「放浪者ってのは……まぁ要するに特定の住処を持たない奴ってことなんだが」
タウ「お前見た感じ何も知らないみたいだったし、まぁ密猟者ってわけでもないだろうと判断した」
索那「……放浪者」
114 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:44:28.93 ID:A1O6EE8Wo
索那「それって、村から追い出されるとかじゃなく…? 組合っていうのは一体何なんです?」
タウ「前に少し話したが、国の中央に本部があるでかい組織……らしい」
――索那は少し考えてみたが、イメージできたのは曖昧な、ビルの中にスーツを着た人達が集まって会議しているようなものしかできなかった
――タウは更に話し始めた
タウ「確かに、何もしなければ怪しいやつを……怪しいやつを村に置いたままにはしておけない」
タウ「だから試しを行う」
索那「それが『組合』ですか?」
タウ「まぁ……そういうことだな、うん」
115 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 16:52:15.58 ID:A1O6EE8Wo
――曖昧に頷くタウに、索那は問いかけた
索那「具体的にどうすれば?」
タウ「さっき言った組合の支部が、村の土地の中にあるだからそこに所属して……」
タウ「そこで仕事を行い、実績を積んでもらう事になるんだと」
索那「なる……ほど?」
索那「(よく分かってないけど、多分これは……断れない気がする……)」
116 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 17:02:09.66 ID:A1O6EE8Wo
タウ「ま、詳しい事は……支部の奴らに聞いてくれ、俺は所属してないんで実はよく知らないんだ」
索那「なるほど……けど、いいんでしょうか」
タウ「何がだ?」
索那「私、その組合のこと殆ど知らないのに、受け入れてもらえるのかなって…」
タウ「そこまでは分からんが、村長の受け売りで言うなら『何とかなるだろう』、って話だったな」
117 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 17:06:05.87 ID:A1O6EE8Wo
――索那が部屋を出ようとすると、タウが呼び止めて何かを手渡してきた
タウ「そうそう、忘れてたこれ持ってけ」ヒュッ
パシッ
索那「っと、っと、何ですかこれ?」
――木製の、持ち手のついた棒のようなものを投げ渡されたようだ
――また棒の表面には巻き付けられた獣の革のようなものがある
118 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 17:12:16.15 ID:A1O6EE8Wo
タウ「ヒイノキの棒だ、組合に所属する奴らに記念で渡すものらしい……」
タウ「会う時についでに渡しとけって言われててな」
索那「は、はぁ……(ヒイノキ? 檜?)」
タウ「用事はこれで全部だ、呼び止めて悪かったな」
索那「……ありがとうございました」
119 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 17:16:29.82 ID:A1O6EE8Wo
――次の日
索那「眠い……」
索那「(とりあえず場所は教わったし、昨日は野宿じゃなくて使ってない部屋を使わせてもらえて良かったけど)」
索那「(正直不安しかない)」
索那「(組合ってどんなところ? 仕事って何をするんだろう)」
――悶々と考えている間に、索那は教えられた建物へとたどり着いてしまった
120 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/01(日) 17:23:45.01 ID:A1O6EE8Wo
索那「(なんか随分しっかりした建物……他の家よりお金掛かってそう?)」
索那「(気後れしそう……だけど)」
索那「…………よし」
――意を決して扉を開けた
索那「(薄暗……明かりがないのかな)」
索那「すみません、誰かいませんか?」
――返事は無い
索那「すみませぇえええん、誰かいませんかぁあああ?」
――返事は無い
索那「あのおおーすみません、誰かいま――」
???「――」
安価下2〜4 現れる人の特徴
ここで一旦休憩します お疲れさまでしたー
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:25:39.23 ID:69EwHKj6O
おつでしたー
今日はやらないのかな?
いい感じだ
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:26:05.72 ID:7N/MpEX8O
背丈くらいある大きい本を背中に背負ってる少女
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:29:57.19 ID:erk5FV8sO
猫背気味ながら背筋を伸ばすと索那より背丈が高い女の子
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:31:34.92 ID:GxAgGaYiO
絵に描いたようなぐるぐる眼鏡をかけているものの外すと美人系な学者
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:31:42.84 ID:dBip57zxO
金髪で長い髪、両耳は尖っている
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 17:34:16.20 ID:7Fl88WnuO
うさ耳獣人
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 20:08:48.43 ID:cz6tIKnyO
タウは仕事あるから組合に入ってなくても村にいることができるのか
割と凄腕っぽいし交流深めたら生業わかるのかな?
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/01(日) 22:16:47.96 ID:9qG4zGNEO
今日はなしかこれからも楽しみ
129 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 00:59:45.29 ID:+qWmCwIBo
遅れたんで再開します
130 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:07:26.56 ID:+qWmCwIBo
ゴゴゴゴゴ
???「うるっさいデースね」
索那「あ――い、た?」
???「居たら悪いデスかぁ〜? あー肩が重い」
索那「(こ、この人……ヤバい)」
――索那は戦慄していた
――唐突な出現による動揺もさることながら、その圧倒的な威圧感、重厚な響き
――そう、あまりの「巨大さ」によって索那は恐れを抱いていた
131 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:14:43.53 ID:+qWmCwIBo
ゴゴ……ゴゴゴ……ゴゴ
???「どこチラチラ見てんデス? 見世物じゃナイデース」
索那「いやその(そんな事言われたって……)」
索那「(……何なのアレ、引きずって音が……ゴリゴリいってるよ?)」
――索那の凝視する先にあるのは、現れた少女の背にあるもの
――いかにも重そうな音を出して、ミシミシと軋むような音を鳴らして巨大な何かを担いでいる
――あたかも罪人が巨大な石板を背負わされているかのような、圧倒的存在感
132 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:24:06.01 ID:+qWmCwIBo
???「ふぅ……」 ゴッ
ゴトッ
索那「(あ、降ろすんだ…)」
――巨大な立方体のような何かを地面に横倒しにして、少女は正座のような膝立ちのような姿勢で向き直った
???「……それで? 何をしに来た人デスかあなたは」
索那「えっと……ここで仕事を受ける事になったんですが」
???「ハァン? 何の話……ああー……あ? ああ、ひょっとして」
???「あなたが『何とかカントカ』の……『イスルギ』?」
索那「石動索那です」
――少女は得心がいったような顔で、膝立ちのまま見上げてきた
――索那は度の強そうな丸眼鏡越しにじっと見つめられたことで居心地の悪さを感じている
133 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:31:52.82 ID:+qWmCwIBo
???「……」
索那「あの」
???「ハァ〜……あのクソッタレ村長」
索那「はい???」
――呆れたような顔で深く深くため息をつく少女
――少女といってもやや小柄よりの索那よりは背が高いのだが、それはさておき
???「こんな素人感丸出しな小娘を寄越してきて、どうするってんデスかねェ……」
索那「(初対面で酷い言い方されてる気がする……!? 素人はそうなのかもだけど)」
134 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:36:17.01 ID:+qWmCwIBo
???「はぁ〜もう知らんデス」
索那「あの……」
???「ン?」
索那「私……ここで仕事する事になってるみたいなんですけど…」
???「…………」
索那「私……ここで仕事する事になってるみたいで……」
???「聞こえてますヨ!!!」 ドンッ
索那「ヒェッ」
135 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:42:02.20 ID:+qWmCwIBo
索那「(何でこんなに怒ってるのこの人……こわぁい)」
???「何か言いましたか?」
索那「いえ、なんで怒ってるんだろうと思って……」
???「……」
索那「あの、どうして怒っているんでしょうか?」
???「ソンなもん決まってるでしょうが……」
???「お前のことが気に入らないんデスよぉ!!」
索那「(えー……そ、そんな事言われても)」
136 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:43:47.55 ID:+qWmCwIBo
――ギャーギャーと理不尽な言葉を受け、理不尽さを感じる索那
――少女はいったい何者なのか?
――続く
137 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/02(月) 01:44:23.04 ID:+qWmCwIBo
今回はここまで
次は未定ですが数日中には
おつかれさまでした
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/02(月) 07:01:58.55 ID:PGw8hXAZO
カタコトで丁寧系な口調なのに圧が強いキャラって結構珍しいね
これからどうなるか楽しみ
139 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 00:03:23.20 ID:ChGRAYI+o
10分後くらいから少しやります
140 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 00:17:37.28 ID:ChGRAYI+o
やります
――前回のあらすじ
――索那は村の空いてる場所で一泊した後、紹介された組合へと向かった
――立派な建物へ入ると、中には威圧感を放つ謎の少女がいた…
141 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 00:24:46.06 ID:ChGRAYI+o
???「フー……やれやれ、失礼、最近はストレスがアップしやすいのでネ」
???「イライラした時は――こうして立場の弱そうな相手に吐き出すに限りますヨ」
索那「(かなり最低なこと言ってない……?)」
――若干ドン引きする索那
――しかしこのままではいかんと思い直して、眼鏡の少女へ向き直る
142 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 00:38:29.97 ID:ChGRAYI+o
索那「あの、さっきも言ったんですけど私……」
???「ん、ああーそういえばここへ所属スルのが目的で来たトカ?」
索那「はい」
???「フーン……まぁ、良いんデスけど? 私は気にしてませんシ? ええ」
索那「? はあ…」
――生返事を返すと、少女は建物の奥へ一度引っ込み、そして戻ってくる
――透明な玉のようなものを両の手で持ってきたようだ
???「ふゥ……ひぃ…肩が凝る!」
ゴゴゴゴゴ・・・ゴ
索那「(あの荷物なんで態々背負っていくんだろう?)」
――疑問に思いつつも敢えて指摘する気も起きないようだ
――ここに来てから、相手の独特なテンションにより既に疲れの色が見える
???「ささ、ソート決まれば、手続きといきマショ」
???「これに手を翳してくださイ」
索那「これは?」
???「どぞ」
索那「あの?」
???「ドーゾー」
???「……」
143 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 00:46:29.18 ID:ChGRAYI+o
――言われるがまま手を翳す
――すると、風が吹いたような音と共に手の甲の上に四角形の板が出現した
*********************
名前:『――』
位階:未登録
・魔力
属性 土
魔力量 41
*********************
索那「えっ」
???「何を驚いてるんデースか?」
索那「いや、急に出てきたので」
???「やれやれですネー」
144 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 00:59:40.10 ID:jPk5gpBho
???「ホイホイ、ほーい」
――板が出現してすぐに、少女は球を指でなぞり始めた
――不規則に明滅する球と板
索那「何してるんですか?」
???「登録デスよ……はい終わりましター」
索那「終わった?」
――ヒョイと、同じように球を差し出されたので、先程と同じように手を翳す
*********************
名前:『イスルギ』
位階:下の下
・魔力
属性 土
魔力量 41
*********************
索那「(なんか見覚えある言葉……ていうか名前……)」
???「魔力持ちだったようですネー、そうデなくては面倒でした、良かった良かった」
145 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 01:04:46.25 ID:jPk5gpBho
索那「(何となく意味は分かるとはいえ、これだけじゃちょっと……)」
???「では――」
索那「あの」
???「ハイ? 何デス?」
索那「質問したいことが……」
――索那はどうにか言葉を遮って、目の前の少女へ質問を試みる
――安価下1〜6 一つずつ 質問したいこと(内容によっては後でコンマ判定に成功が必要)
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/04(水) 01:19:01.34 ID:omrxjC5L0
魔翌力持ちで無ければどうなってたか
147 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 01:19:58.46 ID:jPk5gpBho
1:30で区切ります
踏み台
148 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 01:31:27.11 ID:jPk5gpBho
ここまで
149 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 01:37:09.10 ID:jPk5gpBho
索那「
>>146
」
???「登録する時に上手くいかなくなる事があるんデスよ……ほら、その手」
索那「手?」
――じっと見つめていると、手の甲に薄っすらと円形の模様が見えるのが分かった
――注意深く見なければ気付かない程度のものだが
150 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 01:41:10.78 ID:jPk5gpBho
索那「あれー? なんかある」
???「それが登録した証、グッと力を込めて魔力を……流せます?」
索那「えっ……(グッと?)」
索那「(えっと魔力を)」
――力を込めてみると、再び風が吹いたような音
――先ほど見た四角い板が出現する
索那「で、出た?」
???「よくできマシター」パチパチ
151 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 01:49:47.52 ID:jPk5gpBho
???「ト、言うように魔力があれば登録の証をしっかり付けられるのデスが?」
???「コレが魔力無しダト中々付かないのデ面倒くさいノ何の……」
索那「(魔力……)」
索那「(こういうこともできるんだ)」
――索那は魔力というものの不思議さをまた一つ味わった
???「さて、後は『依頼(クエスト)』の受け方を教えればイイでしょうかね」
索那「クエスト?」
???「ハイ、貴方には今日から働いてもらいマス」
索那「……今日、から? もう!?」
???「ハイ」
索那「ハイって…」
152 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/04(水) 01:57:40.86 ID:jPk5gpBho
???「あちらを見て下サイ、掲示板がありますネ?」
索那「は、はい」
――指さす先に、紙の貼られた大きな掲示板が
???「あのボードに張られた紙は一枚一枚がお仕事内容をまとめたものデス」
???「恒常的に張られているモノもあれバ…いえ殆どはそれですガ、中にはそれ以外もありマース」
???「まぁ最初デスし、私が選んで差し上げまショウ」
索那「はぁ……(話が早い)」
???「あなたに与えル初依頼ハ〜?」
――安価下1〜5まで 依頼候補(概要を記載)
――今日はここまでで終わります
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/04(水) 07:32:28.52 ID:vbkRUWA/o
(毒)草むしり
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/04(水) 08:19:43.39 ID:odxV96pMO
おつかれでしたー
果物狩り
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/04(水) 08:20:00.87 ID:nt/eGorQO
きのこ探し
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/04(水) 08:30:52.96 ID:RFVEDl3TO
スライム5匹討伐
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/04(水) 09:00:40.87 ID:WBugiS/T0
子供達のお世話
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/04(水) 21:21:40.98 ID:waAnfBO/O
???さんも結構な魔法つかい?
楽しみ
159 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 20:48:14.95 ID:0zh4knL+o
今日は22:00くらいからやりたいです
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 20:57:28.96 ID:FiDDCD1QO
期待
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 21:22:47.37 ID:flShAYpw0
りょ
162 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 22:26:08.47 ID:XYnx0L4Uo
そろそろ再開します
163 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 22:33:07.34 ID:XYnx0L4Uo
???「では早速デスが――」
索那「あの、ところで一ついいですか?」
???「?」
索那「聞けてなかったんですが、あなたはどういう立場の人なのでしょうか?」
???「……あー」
――忘れてた、という顔をする少女
164 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 22:38:44.94 ID:XYnx0L4Uo
???「まァ……イイでしょう、依頼の前にまずハそちらを、と」
???「ワタシは……」
下2〜4のコンマ下二桁が高いもの採用 少女「???」の名前
安価下5 武力 魔力 知力 祈力 から一つ選択 それに優れている
参考の
>>3
リスト
1:武力(武器を使うための力等 詳細は追加安価)
2:魔力(魔法とか色々使う系 詳細は以下略)
3:知力(頭が良くなって色々できる 以下略)
4:祈力(上位者からの恩恵がどうたら 略)
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 22:39:13.24 ID:FiDDCD1QO
カルラ
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 22:39:43.34 ID:fZjGsAL/O
コウゴウ
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 22:40:57.87 ID:flShAYpw0
リリシア
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 22:41:54.55 ID:p6GvYozeO
イリシア
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 22:44:02.84 ID:1OSsmGyKO
知力
170 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 22:57:57.07 ID:XYnx0L4Uo
「私はリリシア、イナッカ村組合支部の支部長…なんて肩書を名乗らせてもらってマス」
索那「ってことは、この場所の一番偉い人?」
リリシア「そういう事デスね」
――索那は内心で驚きつつ、今まで礼儀も気にせず話していたが大丈夫か? という気分になった
――今までは重そうな置物を背負ったカタコト口調の奇妙な人という認識だったが……
171 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 23:03:10.01 ID:XYnx0L4Uo
索那「……ちなみに、他の人の姿が見えませんが」
リリシア「ん、まぁ、今はいなくなったので」
索那「(いなくなった?) お仕事中ですか?」
リリシア「旅に出テしまいましたから」
索那「へぇ…それはまた」
索那「じゃあその、今ここの所属している人は全部でどれくらいいるんですか?」
リリシア「二人デスね」
索那「へぇ……え?」
172 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 23:10:38.25 ID:XYnx0L4Uo
リリシア「私! あなた! 以上二人、デスね」
索那「えぇ〜?」
リリシア「まーそういうワケなので、貴方に仕事をしてモラウ事になりまス、理解できましたネ?」
索那「……」
リリシア「理解できましたネ?」ゴゴゴ
索那「は、ハイ」
――重そうな荷物を近付けてきた事で恐れを抱き、索那は思わず返事をする
173 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 23:29:34.73 ID:XYnx0L4Uo
リリシア「お仕事と言ッテも、最底辺の『下の下』位階に過ぎヌあなた二難しい事は求めませン」
索那「位階ってなんですか?」
リリシア「実績貢献度合いトでも申しましょうカ、「こいつはこれくらいの位階にイルから信用アリマス〜」という目安デース」
リリシア「『下の下』ハ組合員になりたて、下っ端中ノ下っ端、基本的に弱きモノが属する位階ですから、依頼内容も雑用レベルからスタートデス」
ピラッ
リリシア「毒草採集、キノコ採集、果物採集……この辺りはあの森番に許可を取る必要ガありマス」
索那「タウさんの事ですか?」
リリシア「知ってましたカ……なら話が早いデスね」
リリシア「次ハ討伐依頼デース、スライムという糞雑魚モンスをボコって5匹あの世に送って下サイ」
リリシア「コイツは街の外ならドコにでも湧きマスガ、狩りやすい場所を通るにはあの森番に許可をとる必要がありマス」
索那「へぇ〜……あれ? それもタウさんですか?」
リリシア「そーですネ」
リリシア「最後はイナッカ村の子供の世話デスねー、人間付き合いとか面倒デスね」
索那「支部長さんが取ってきた依頼なんじゃ?」
リリシア「それハちょっと違いマースね、私は依頼収集機構を操作できるだけデ……いえ、話が逸れマーシタ」
174 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 23:35:05.72 ID:XYnx0L4Uo
リリシア「この五つをピックアップしましタが、ピンとキタものはありマシタか?」
索那「うーん」
安価下1〜5 多数決
この中から決める/何か聞くことがある のどっちか
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 23:35:23.87 ID:9tYD2iofo
果物
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 23:37:06.20 ID:flShAYpw0
一見無害な品種とかありそうだけどキノコや毒草の見分け方って聞けるんだろうか
177 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 23:39:33.68 ID:XYnx0L4Uo
今はこの中から決める/何か聞くことがある のどちらかから選んで下さい
踏み台
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 23:39:37.32 ID:flShAYpw0
とりあえず果物で
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 23:43:15.43 ID:FaJtzPJCO
聞くことがある
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 23:43:22.86 ID:hiFkTRTi0
子供
181 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 23:49:23.15 ID:XYnx0L4Uo
>>175
から
>>180
「この中から決める」が多いと判断
索那「じゃあ依頼を受けるとして…」
安価下1〜5 受ける依頼を選択してください
@毒草採集
Aキノコ採集
B果物採集
Cスライム討伐 数×5
D村の子供の世話
182 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/05(木) 23:50:20.57 ID:XYnx0L4Uo
訂正 この安価は多数決 踏み台
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/05(木) 23:59:06.19 ID:flShAYpw0
D
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/06(金) 00:00:30.05 ID:UWBO6DaO0
5
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/06(金) 00:11:29.12 ID:7CTHAwGvO
D
186 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/06(金) 00:22:54.55 ID:pnFUP9BXo
早いですが今日はここまで
次回安価はDでやっていきます
おつかれさまでしたー
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/06(金) 00:24:08.67 ID:Ed7W1bP70
乙 癖強子供でも来ない限りは余裕な仕事だ
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/06(金) 07:04:56.27 ID:WTcbw50KO
果たして普通の子供かなーおつでした
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/07(土) 22:22:42.84 ID:rF2U5pyA0
今日は無しかな
190 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/08(日) 10:37:03.43 ID:kl+YS9rfo
13時くらいからちょっとやります
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 10:40:55.32 ID:6Ft4ocNCO
たのしみ
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 10:59:10.60 ID:5yoDho9N0
りょ
193 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/08(日) 13:25:39.75 ID:kl+YS9rfo
再開
194 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/08(日) 13:39:34.18 ID:kl+YS9rfo
索那「(とりあえず、何だかよくわからないまま村の外に出るのは不安?)」
索那「(最初だし、あんまり危険じゃなさそうなのは……)」
――索那は一枚の用紙を指差す
索那「これにします」
リリシア「村の子供の世話、ト」
リリシア「デハ説明する程でもアリマセンが、やる事は端的に言って挨拶みたいなものデス」
索那「挨拶?」
リリシア「実際のトコロ、子供の世話なんて村の中で完結シテいるものですから、本来外部の人間の出る幕はアリマセン」
リリシア「具体的には村の子供がおかしな事をしないか巡回して見回るのがこの仕事デスネ」
リリシア「ですから、問題が起こらなければただの簡単なお散歩デス」
195 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/08(日) 13:45:14.27 ID:kl+YS9rfo
索那「問題って?」
リリシア「例えバ、村の子供が勝手に村の境界ヲ超えて遊びに行く、トカ」
リリシア「今は魔物の活動が沈静化する時期デスからマシですガ、いずれにせよ咎めて連れ戻す必要がアリマス」
索那「なるほど……」
リリシア「それから――」
――その後、リリシアから更に細かな説明を受けて、索那は建物を後にした
196 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/08(日) 13:49:48.57 ID:kl+YS9rfo
索那「(えっと、村の中をぐるっと歩き回ればいいんだよね……)」
索那「(そして子供が変な事をしていたら注意する)」
索那「(あと、気を付けるのは穏当な手段を取ること)」
索那「(間違っても暴力を振るったりはしないこと、か)」
索那「(そういえば、ついでに通りがかりで村の人に顔を見せて、話せそうなら話をしておけとも言ってた)」
索那「(顔を知らない盗人が村に入ったと思われないようにとか)」
197 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/08(日) 13:55:50.12 ID:kl+YS9rfo
索那「(報酬は基本5クレズ、問題発生したらその対処に応じて増額? っていってたけど、高いのか安いのか分からない……)」
索那「まぁ、とりあえず、やってみようか……」
――コンマ下1から5 下二桁がゾロ目なら問題発生、それ以外で何事も無く
――このコンマの何事も無く終了後 疲労無し(10以下で)再行動判定
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 13:58:58.64 ID:5yoDho9N0
パンぐらいしか買えなさそうな報酬だ
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 13:59:14.10 ID:6Ft4ocNCO
ほい
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 13:59:27.86 ID:nI6XRHbLO
どーかな?
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 13:59:36.21 ID:WqgkMQRAO
えい
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 13:59:45.28 ID:olYl0s47O
あ
203 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/08(日) 14:05:30.79 ID:kl+YS9rfo
>>198
-
>>202
何事も無し
索那「……(今のところ平和だなぁ)」
索那「(時々子供が走ってすれ違うのは見るけど)」
索那「(こっちをチラチラ見てる子もいたかな…)」
コンマ下2 10以下なら疲労で帰還 それ以外で続行
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 14:06:39.77 ID:aB/t1czmo
あ
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 14:06:50.83 ID:9scvViMZ0
あ
206 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/08(日) 14:55:11.22 ID:Bw+wA5Tfo
――疲労が溜まりました、次の行動可否の判定は20以下になります
――歩き回った事で存在感が高まっています、この仕事中の91以上の出目に村人会話が発生
――コンマ下1から5 下二桁がゾロ目なら問題発生、それ以外で何事も無く
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 14:57:12.10 ID:QG4QAgwk0
あ
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 14:57:26.47 ID:5yoDho9N0
第一村人発見
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 14:59:52.98 ID:6Ft4ocNCO
それ
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 15:00:03.34 ID:olYl0s47O
話せるかな?
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 15:00:18.97 ID:zY1v3ugfO
ほい
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 15:00:24.17 ID:1Mvmd047O
はい
213 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/08(日) 15:17:47.89 ID:Yf2HiHYWo
>>207
から
>>211
何事もなし
>>209
>>211
村人二人と会話
索那「(平和だなぁ)……ん」
索那「(あっちからこっちに近付いてくる人が?)」
安価下2 村人の特徴
下3 村人の特徴
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 15:23:22.19 ID:aB/t1czmo
踏め
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 15:23:36.31 ID:5yoDho9N0
冒険に憧れる活発そうな少女
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 15:23:41.67 ID:1Mvmd047O
細身でメガネをかけた男性
217 :
◆OCWLmJLbEU
[saga]:2025/06/08(日) 15:45:12.19 ID:YKnovnx1o
すみません、ちょっと違う用事ができたので一旦休憩
今日続きやるかは未定です
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/06/08(日) 15:53:51.26 ID:aB/t1czmo
おつおつ
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