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【咲-saki-安価】京太郎「朝の光〜」 咲優和久まこ「眩しくて!」【艦これ要素】
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511 :
◆RW9l2xb5q2
[saga]:2016/08/31(水) 23:27:18.63 ID:iFhmxVoCo
パパパパー パパパパー パパパパッパパッパパー
シュッコウヨーイ!!
鎮守府の青く澄んだ空に高らかに出港ラッパが鳴り響く。
それと同時に妖精さんの掛け声がかかり、艦娘たちが背負った艤装の主機の音がより大きくなる。。
第1、第2、第3、第5、第6、第7番バースからゆっくりと動き出す艦娘たち。
古鷹を機関に据え、大井、鬼怒、春雨、雷、電を僚艦とした水雷戦隊が航行序列を整えつつ外洋に向かう。
鬼怒が隊列からはみ出したり、速度を合わせられずにアタフタしているが、まあ仕方ないと言える。
彼女はつい先日戦線に加わった新人なのだから。
そんな艦隊を埠頭から見送る複数の人影がある。
2人は軍帽を振る… いわゆる帽振れで見送り、残りの8人は手を振って見送っている。
その見送りは艦隊が水平線の向こうに沈むまでつづけられた。
「行きよったのォ… チャンピ… 鬼怒は大丈夫じゃろうか?」
「まあ、重巡1、軽巡2、駆逐3の水雷戦隊で5名はそこそこ手練れだからなぁ… 少なくとも鎮守府正面海域で手古摺ることは無いはずだ」
「たしかのそうじゃのォ」
京太郎とまこが見送りながら話をしている。
その会話の途中でまこがクククっと急に笑い出し、京太郎が不思議な顔をする。
「…どうしたんだ浦風、いきなり笑いだしたりして」
「なに、つい先日までわしに敬語、ちょっと前はしどろもどろなタメ口で話ちょったのに、今はずいぶん慣れたもんじゃなっとおもっての」
そう言って再び含み笑いをするまこ。
それを京太郎は苦笑して「4ヶ月もたてば流石になれるさ」っと返す。
そんな会話を楽しそう視する2人を見つめるのは煌、憧、佳織、智葉、恭子、塞、白望、小蒔の8人。
顔には何とも言えない表情が張り付いている。
「さて、それじゃ執務に戻るか。皆さんも、今朝渡した地図の立ち入り禁止区域以外なら何処でも自由に過ごしていいですよ」
「あ、ああ… ありがとう… 安心してくれ、言いつけは守る」
「それと、滅多にないと思いますが警報が出た場合は直ぐに防空壕に避難してくださいね」
クルリと回れ右をして智葉たちに声を掛ける京太郎。
どもりながら返事をするのは智葉、どうやらまだ軍人モード(久命名)の京太郎に慣れないようだ。
返事を聞いて京太郎はニッと笑いながら色気のある挙手礼をする。
同じく隣でまこも挙手礼。
「で、提督。昨日抱いた鬼怒の具合はどうじゃった?」
「…いきなり下世話だなぁ、おい… オッサンみたいだぞ浦風」
「何とでも言いんさい。棒姉妹のことが気になるのはおかしいん?」
和気藹々と表現するにはちょっとアレな話題ではあるが、仲良さげに会話しながら鎮守府の本部等に向かって歩く京太郎とまこ。
2人のあとを智葉達8人が追いかけていく。
さわやかな海風が、朝の軍港を吹き抜けた。
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