【咲-saki-安価】京太郎「朝の光〜」 咲優和久まこ「眩しくて!」【艦これ要素】

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645 : ◆RW9l2xb5q2 :2017/12/23(土) 22:08:06.95 ID:JI7UgigH0
生存報告です
年末で忙しいので次話の投下に時間がかかっています

あとR-18はアンケートの結果白望で行きますね
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2017/12/24(日) 09:32:17.66 ID:95ebxH7g0
生存報告 乙
647 :生存報告 ◆RW9l2xb5q2 :2018/03/25(日) 18:06:57.64 ID:XNxhOoJf0
R-18って書くの体力と気力がいりますね……
コツコツ書いてるので今大体60〜70%くらい書きあがりました
もうしばしお待ちください
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/03/25(日) 19:42:05.52 ID:IArGS01F0
気長に待ってる
649 :投稿予告 ◆RW9l2xb5q2 :2018/05/31(木) 01:09:40.05 ID:xg2hKik90
どうもお久しぶりです。
明日(5/31)の深夜にでも白望とのR-18を投下します
大変長らく失礼いたしました。
もうしばらくお待ちください
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 01:43:16.73 ID:l9RT5LL30
おう、待っとるぜ
651 : ◆RW9l2xb5q2 :2018/05/31(木) 23:07:09.02 ID:xg2hKik90
こんばんわ!
長らくお待たせしました、白望と京太郎の濡れ場です
R-18なので何時も通り
で見たくないor見れない人は ◆gb4ndwMf/kをNG設定でお願いします!
652 : ◆gb4ndwMf/k :2018/05/31(木) 23:08:28.43 ID:xg2hKik90

太陽が水平線の彼方に沈んで空が群青色に染まるころ、清澄鎮守府庁舎の廊下を4人の少女が歩いていた。

「はぁ…… 今日は散々にやられましたねぇ、すばらく無いです」

「まぁ、そういう日もあるじゃろ。一撃死の可能性が無いだけましじゃ」

「そうよね、ほんと須賀君に中出ししてもらうと轟沈防止になるって一体どんなシステム何だか……」

重巡『衣笠』こと煌、駆逐艦『浦風』ことまこ、戦艦『Roma』こと塞、空母『雲龍』こと白望だ。4人とも制服はボロボロになっていて、まこに至っては右手で服を押さえておかないとおっぱいが丸出しになりそうな様子だ。何があったかと言うと今日の出撃で深海棲艦の有力な水上打撃艦隊と鉢合わせになって一方的に撃ち負けたのだった。

「負けるのだるい…… 早く横になりたい……」

「先にお風呂(ドック)だよシロ! 全く…… シロに注意するのは胡桃の役割だったのに」

一番きわどい格好の白望が心底怠そうな顔と声で愚痴を零す、それを注意する塞はまさにお母んと言った感じだ。

「おっ、皆さんお疲れ様、今回は手ひどくやられましたね」

「あっ! 提督!」
653 : ◆gb4ndwMf/k :2018/05/31(木) 23:09:30.45 ID:xg2hKik90

そんな折、廊下を歩いてきた京太郎が4人に声を掛ける。
慌てて挙手の敬礼する彼女たちに京太郎は返礼しながら「もう勤務時間は終わってますから、気楽にしていいですよ」と言う。
ちなみに敬礼した瞬間にまこのおっぱいがプルンとむき出しになったので、チラ見どころかガン見していた京太郎。
スベスベと軟らかそうでいてツンと張りのある見事なおっぱいだった。
京太郎の視線に気づいたまこが「きゃっ!」っと慌てて胸を隠す。
揉まれたり舐められたり穿られたり抓まれたり吸われたりと散々京太郎に蹂躙されたおっぱいだ、見られたくらいで恥ずかしがるなんて今更じゃないか思われるが、ボロボロの制服を着て乳房を曝け出すのは流石に羞恥心が沸くらしい。

「まこ先輩、煌先輩、塞先輩、小瀬川先輩、まぁ、ゆっくり風呂に浸かって英気を養ってください。俺はまだ用事があるので失礼しますね」

そう言って廊下を歩いていく京太郎、その背中を見つめる8つ4組の瞳。
そのうちの一組は何やら不満そうな色を湛えていた。


654 : ◆gb4ndwMf/k :2018/05/31(木) 23:10:23.16 ID:xg2hKik90

「ふぃー…… 疲れたー」

野暮用を終えた京太郎が一人言葉を零しつつ、自室に向かって廊下を歩く。
日が落ちてから大分時間が経ち21:00を回ったところだ。
この後、秘蔵のつまみでノンアルコールビールでも飲むかと邪な考えをしつつドアの取手を握って扉を開ける。
そして一歩部屋に踏み込もうとしたときあるものが目に入り足が止まった。
そのまま1秒、2秒と静かに時間が流れる。
京太郎はそっと扉を閉め「俺、疲れてるのかな…… 違う部屋に入っちまったぜ……」と呟きながら親指で蟀谷を揉みほぐす。
しかし、確認のため扉に掛かっているプレートに目をやるとそこには『提督私室』の文字が間違いなく書かれていた。
さっきのは見間違いだ、幻覚を見るくらいに疲れているんだきっと、と自分に言い聞かせながら再びドアの取手を手に取り部屋の中に入る。
そしてそこにはさっきと同じものが変わりなく存在していた。

「なんでだよ……」

京太郎のベッドに素っ裸で寝転がり、静かに寝息を立てている白望が居たのだった。


655 : ◆gb4ndwMf/k :2018/05/31(木) 23:11:54.86 ID:xg2hKik90

「で、一体なんでこんなことをしたんですか?」

予想外のモノを目撃したせいかドッと疲れが出てきた京太郎。
面倒臭そうなことは後回しにすることにして、まず私室にあるシャワーを浴びることにした。
シャワーでサッパリした後、まだ寝息を立てていた白望を優しく揺り起こした。
その時ユサユサと魅惑的に揺れる二つのおもちが目に入り、ゴクリと生唾を飲み込む京太郎。
思わず手で揉みかけたが何とか理性を総動員して耐えた。

「………」

京太郎の問いかけに無言を貫く白望、非常に気まずい沈黙が室内を支配する。

「はぁ…… 小瀬川先輩、俺が何かしたんならそう言ってくださいよ、でないと何が悪いのかさっぱり……」

「それ」

「えっ?」

沈黙に耐えかねて喋り出した京太郎に白望が反応する。
しかし、「それ」と言われても何のことかさっぱりわからない京太郎は間抜けな声を上げて困惑する。

「えっと…… 小瀬川先輩? 「それ」と言われても何のことかさっぱり……」

「だからそれ…… 名前……」

「……名前?」

京太郎の聞き返しにコクリと頷いて肯定する白望。

「みんなは名前で呼んでるのに、私だけ苗字……」

「えーっと…… つまり俺が小瀬が…… 白望さんだけ苗字で呼んでいたのが気に入らなかったと……」

「うん、なんか仲間外れにされてるみたいで……」

「あー…… その…… なんかすいません……」

白望の話を聞いて気まずくなった京太郎、言いよどみながらも素直に謝罪する。
まぁ、白望に疎外感を与えていたのは京太郎なのでこれは仕方がないだろう。

「でも…… 小瀬…… 白望さんは俺のこと好きじゃないでしょ? そんな俺に名前呼びされたら逆に嫌じゃないかなと思ってたんですが……」

「そんなことない」

京太郎の言葉を少し強めの語気で否定する白望。

「確かに、こっちに来たときは6股なんてとんでもない奴だと思った」

白望は「だけど」と続きを語る。
久たち6人のことを大切にし、なおかつ全員と真剣に付き合ってる姿を見て、とんでもない奴からいい奴に考えが変わったこと。
そのあとも京太郎のことを見定め続けた結果、自分の運命を託しても良いと…… 
抱かれても良いと思えるようになったと……

「私だけじゃなくて、塞たちも皆同じ気持ち…… なのに京は皆を名前呼びしておいて、私だけ苗字呼び…… ずるい」

要はみなと同様に扱ってほしいのに一人だけ扱いが違うことに関する不満だった。
女心は複雑奇怪。
コミュ力の化け物の京太郎でも読み切るのは難しい代物だが、ここまで言われれば流石に白望の本心の想いくらいは読み取れる。
スッと白望の裸体を優しく抱きよせる京太郎、そして、耳元で優しく囁く。

「寂しい思いさせてすいませんでした…… これからはそんな思いをさせませんからそれで許してくれますか?」

「……うん、許す」
656 : ◆gb4ndwMf/k :2018/05/31(木) 23:14:30.18 ID:xg2hKik90
白望の答えを聞いた京太郎はそのまま彼女の唇を奪う。
何回も薄く柔らかい唇を啄ばみ、咥えこむ。
つながった口の中で二人の舌が絡まり合い、クチュクチュと水音を立てる。
次第に気分が昂ぶってくる京太郎と白望、夢中になってお互いの舌を求めあう。

「プハッ! 白望さんって結構情熱的に求めてきますね」

「……」

息が続かなくなったので一旦キスを終える京太郎、かなり白望は積極的に舌を絡めていたらしい。
京太郎のその言葉に恥ずかしいのか、白望は顔を赤らめて無言で顔を反らす。
その反応が可愛らしいのだが無言はつまらないと思った京太郎、そっと右手を白望の股間に伸ばし、少なめな茂みの中にあるクリトリスを強めに押しつぶした。

「!?!? きゃああああっ!!! ンンンッッ!!」

「無言じゃつまらないですよ、白望さん。もっと可愛い声で啼いてくださいよ」

クリトリスの激烈な刺激に思わず悲鳴を上げる白望。
その声でドSスイッチが入ったのか京太郎は悪い笑顔を浮かべて親指と人差し指でクリトリスを強く扱きあげる。
その度にビクビク体を痙攣させる白望、しかしドSスイッチの入った京太郎は止まらない、白望が絶頂を迎えても手を休めずに責め続ける。

「ァァァァッ…… ダメ! ダメェ!」

発情して敏感になったクリトリスを扱かれ続け、肉芽に生じた苦痛すら感じる快感が白望を責め苛む。
脳裏に火花が弾け飛び、首をイヤイヤと激しく振り乱す。
しかし、白望の肉壺は彼女の意思とは正反対に京太郎の肉槍を欲しがってクパクパァと大輪の肉花を咲かせている。

「ンァァァァァアアアアアァァァアアアアアッ!!!」

5分も休まず扱かれ続けただろうか、それは彼女の感覚では永遠にも等しい時間だっただろう。
体中の筋肉が痙攣硬直し、長い長い絶叫が響き渡る。
体を弓なりに反らして秘裂からは大量の愛液が噴出した。
深い絶頂が過ぎると体が弛緩してベットの上でぐったりとなる白望。
オマンコからは間欠泉のようにピュッピュとまだ愛液を噴き出している。
半分意識を飛ばして疲労困憊と言った様子だがまだまだ責めは終わらない。
京太郎の肉魚雷が航空母艦『雲龍』、本名・小瀬川白望を撃沈雷撃処分すべく彼女のウィークポイントに照準を定める。
そして、勢いよく発射された肉魚雷は狙いを外さずに彼女に突き刺さり、最奥で快感と言う大爆発を起こした。

「うあああああああぁぁあああああああ!」

いきなりの快感に無理やり意識を取り戻させられた白望。
瞬く間に絶頂に至って膣で京太郎の陰茎をキュッキュと締め上げる。
しかし、何人もの少女を悦ばせ、快楽と性欲の泥沼に叩き堕としてきた京太郎のイチモツはそれ位余裕で耐えられる。
そのまま力の抜けた白望の腰を京太郎はがっしりと両手でつかみ責めを再開する。
所謂、吊り橋と言う体位だ。
深く腰をストロークさせてGスポットをカリで削るたびに白望の上体は激しく揺さぶられ、その豊かな胸がまるでスライムのように激しく踊る。
ズッポシと奥に突き入れた後、腰をグリグリと上下左右に擦りつけると、槍先がポルチオを?き回し白望の腰がビクビクと細かく跳ねる。
あまりの激しい攻めに白望の人格から余分なものがどんどん削られていく。
尊厳やプライドと言ったものが一つ一つ剥がされていき、雌の本性のみが残されむき出しになっていく。
もはや此処にいるのは宮守女子高校麻雀部の先鋒を務めた小瀬川白望でもなく、艦娘『雲龍』になった小瀬川白望ですらない。
ただ白望と名がついた純粋な性欲の塊が、生きるオナホールがそこにあった。
657 : ◆gb4ndwMf/k :2018/05/31(木) 23:17:17.29 ID:xg2hKik90

「あぅ! アン! アッ! アアァッ!! アアァッ アクゥ! アン!」

その声は快楽に身を任せ、ただただ悦びの色、一色に染まっていた。
そして責める側の京太郎もこの状況に興奮し我を忘れている。
ぷっくりふんわりと充血した恥丘、ウネウネネットリと絡みつく膣、コリコリとした子宮口。
そのすべてが最高の快楽を味わう肴となっていた。
腰をパンパンと叩きつけ、グリグリと擦りつけてこの極上のオナホールを必死になって堪能する。
そんなオスとメスの饗艶にもついに終わりが訪れる。
ピストン運動がどんどんスピードを増していき、そして思いっ切り腰を股倉に食い込ませた瞬間に

「…………………………ッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」

白望の体が今までよりも激しく強張り、背骨が折れるんじゃないかと言うほど弓なりに反りあがる。
口からは声にならない嬌声と絶叫が響く。
最後の一突きで京太郎の肉魚雷が白望の最後の防壁だった子宮口を突破。
白望のもっとも大事な部分である子宮に直接精液と言う名の白濁した爆風を叩き込んだのだ。
普通の女の子はペニスで子宮口を突破などされたら激しい痛みを感じるか、最悪性器が壊れてしまう。
ところが今の白望は艦娘である。
艤装と妖精さんの不思議パワーで艦娘の体は常人の何倍も頑強になるのだ。
子宮口を突破されたくらいで壊れるような軟な体ではなく、それを快感ととらえるほどだ。
むしろ久やまこのようにMっ気の強い娘はそれを求めて、激しいセックスをおねだりする位である。
たっぷり30秒ほどかけて白望の子宮に白濁液を流し込んだ京太郎。
ゆっくりと陰茎を引き抜くと仰向けでM字に開脚された白望の蜜壺から泡立った愛液が垂れ落ち、アヌスをぬらぬらと怪しく濡らしていく。
完全に弛緩した表情筋に涙や汗、鼻水に涎で白望の顔はぐしゃぐしゃだ。
目は開いているが焦点がどこにも結ばれていないのを見ると、完全に意識が飛んでしまっている。
オマンコという自分のもっとも恥ずかしい部分を完全に曝け出し、無防備にベッドに横たわる豊満なその女体は背筋がゾクゾクするほど美しい。

まだまだ夜はこれからだ。
この女体を今宵、好きなだけ貪り尽くせるかと思うと京太郎のムスコはムクムクとより固く、さっきよりも少し大きくなる。
元々、巨大な京太郎のイチモツだ。
それが更にサイズアップとくれば挿れられる方には拷問と変わらないが、その拷問こそ白望の望んだものなので問題は無い。
それどころか失望させないためにも京太郎は朝まで頑張らなければならない。
長丁場に備えて妖精さん印の超強力精力剤の瓶を開けて中身をクイッと呷る京太郎。
夜は始まったばかりである。
イキり勃つ自分のイチモツに手を添え、二回戦を始めるべく白望の膣口に亀頭を宛がう京太郎。
次の瞬間、京太郎の寝室に女の悦びの絶叫が木霊した。
658 : ◆RW9l2xb5q2 :2018/05/31(木) 23:18:52.77 ID:xg2hKik90
はい、今回の更新は以上です!
次は日常回になると思います。
では皆様、次回の更新までしばしなお待ちを。
感想など書いていただけると嬉しいです!
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/06/01(金) 23:57:05.96 ID:mF3dwqw20
乙です
シロさんだと、聞かれたらダルがりながらも全部話してくれそう(鎮守府の仲間に限る)
660 : ◆RW9l2xb5q2 :2018/07/25(水) 23:34:08.08 ID:xGk3LeKJ0
時間がかかりすぎですねぇ……
最新話、コッソリ投下しておきますね
661 : ◆RW9l2xb5q2 :2018/07/25(水) 23:34:42.08 ID:xGk3LeKJ0
透き通るような青い色の空と深みのある群青色の海が何処までも続く。
モンスーンが強く吹いているが比較的な身も穏やかであり自然の美しさを感じさせる。
大部分は一見すると平和な海だが、世界中で深海棲艦と人類との生存が行われている。
現にインド洋にあたるこの海域でも、今現在、爆音が響いているのだから。

「ギィ! ギィ!」

「チッ! チッ!」

深海棲艦の軽巡洋艦と駆逐艦が海域一体に沈降爆雷をばらまいている。
ユラユラと重力に従って海中を沈んでいき、設定深度に達すれば中に詰められた爆薬がそのエネルギーを盛大に放出する。
ドォン! ドォン!と海中に響く爆音は、海の中に身を潜める潜水艦にとっては死神の足音にも等しい。
その強烈な衝撃波を身に浴びて傷でも受ければ、潜水艦にとってのもう一つの死神、水圧が見逃してはくれない。
そのまま屍を海底に晒すことになる。

「…………………」

深海棲艦が爆雷をばら撒いているということは、この海域に彼らの敵である潜水艦娘が潜んでいることを意味する。
つい半日ほど前に輸送ワ級が沈められたので敵討ちとばかりに猛攻を加えているわけである。
で、今現在、深海棲艦の獲物となっている潜水艦娘はと言うと……

(全く、勘の悪い猟犬達だね…… 見当違いの場所に爆雷を放り込んで。まぁ、そうしてくれた方が離脱は楽だから良いんだけど)

とっくの昔に深海棲艦たちが対潜攻撃に躍起になっている海域から離脱していた。
耳を澄ませながら悠々と無音で潜水を続ける潜水艦娘。
スクール水着に包まれたムチッとした体、すらっと伸びた脚にはニーソックス、綺麗なブロンドの金髪に顔に載ったトレードマークのメガネ。
『伊號第八潜水艦』、通称『伊8』の艦娘をやっている妹尾香織である。

(さて…… 陽が落ちるまで浮上できないから少し寝ようかな……)

艦娘になったことで水中での息が長く続くようになった佳織、もうかれこれワ級を沈めてから数時間潜りっぱなしである。

662 : ◆RW9l2xb5q2 :2018/07/25(水) 23:35:27.37 ID:xGk3LeKJ0
(ううっ…… 寝れない…… やっぱり対潜攻撃受けたから気分が昂ってるのかな? それにアソコも疼くし……)

水中に浮かびながら太腿の内側をモジモジと擦り合わせたり、ピッチリ張り付く水着の上からお股を擦りあげ始めた。
中深度の海中でホバリングしながら股間を弄って自慰に浸るスク水金髪娘、しかもBGMは離れたところで行われる対潜攻撃の爆雷音とクジラの鳴き声……
余りにもシュールな光景である。
次第に体が痙攣し出し、大きく背が弓なりに反って絶頂を迎える。

「……ンン! ハァ!須賀くぅん! ……あっ!!」

で、絶頂の瞬間に思わず声が出てしまう佳織。
ちなみに潜水艦の最大の持ち味はその隠密性。
当然、潜水航行中の騒音はご法度である。
その点は艦娘であっても全く変わりはないのだが、佳織はあろうことか対潜攻撃をしのいでいる最中に嬌声を上げてしまった。
さっと彼女の顔色が青くなる。
耳を澄ませてみると深海棲艦が佳織の居る海域に向かってくる航行音が聞こえる。
こうして佳織は[田島「チ○コ破裂するっ!」]による自業自得の結果、要らぬ苦労を背負い込む羽目になった……
663 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2018/07/25(水) 23:36:17.37 ID:xGk3LeKJ0
[なんか文字化けしたので再投稿]


(ううっ…… 寝れない…… やっぱり対潜攻撃受けたから気分が昂ってるのかな? それにアソコも疼くし……)

水中に浮かびながら太腿の内側をモジモジと擦り合わせたり、ピッチリ張り付く水着の上からお股を擦りあげ始めた。
中深度の海中でホバリングしながら股間を弄って自慰に浸るスク水金髪娘、しかもBGMは離れたところで行われる対潜攻撃の爆雷音とクジラの鳴き声……
余りにもシュールな光景である。
次第に体が痙攣し出し、大きく背が弓なりに反って絶頂を迎える。

「……ンン! ハァ!須賀くぅん! ……あっ!!」

で、絶頂の瞬間に思わず声が出てしまう佳織。
ちなみに潜水艦の最大の持ち味はその隠密性。
当然、潜水航行中の騒音はご法度である。
その点は艦娘であっても全く変わりはないのだが、佳織はあろうことか対潜攻撃をしのいでいる最中に嬌声を上げてしまった。
さっと彼女の顔色が青くなる。
耳を澄ませてみると深海棲艦が佳織の居る海域に向かってくる航行音が聞こえる。
こうして佳織はオナニーによる自業自得の結果、要らぬ苦労を背負い込む羽目になった……
664 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2018/07/25(水) 23:36:46.70 ID:xGk3LeKJ0

「北緯△△度▽▽分●●秒、東経××度○○分■■秒…… 大体この辺りですね」

その名の通り非常に平穏な海面が広がる太平洋の大海原。
この海で深海棲艦と人類の生存を掛けた戦争が行われているとはとても思えないほど静かだ。
そんな海の上にセーラー服を模したエプロンドレスに身を包み、手には野菜が入ったバスケット、肩には魚雷の入ったトートバッグを持った超巨乳美少女が立っている。
京太郎の清澄鎮守府に所属する潜水母艦『大鯨』こと神代小蒔である。

「まぁ、この辺の敵艦は粗方片付けたけぇ、大丈夫じゃと思うが……」

「気を付けた方が良いやろうな、あいつらゴキブリみたいに出てきよるし」

油断なく12.7 cm連装高角砲(後期型)を構え周囲を警戒するまこ。
そして同じく20.3 cm連装砲を何時でも撃てるようにした軽巡『神通』こと末原恭子が同意する。

「まぁ、潜水艦も厄介ね。ホント、どこから撃ってくるかわからないし……」

そう言いつつ水中探針儀に注意を傾ける駆逐艦『村雨』こと新子憧。

「正直言って、はっちゃんの音と深海潜水艦の音って区別できないからややこしいのよね……」

「おいおいおいおい、村雨。同士討ちは避けェや」

「分かってるわ、浦風」

などと危ない会話を交わしつつ、まこ、恭子、憧の3人は海域の確保と大鯨の護衛を続ける。
と、その時、探針儀に反応が出た。

「……ッ! ソナーに感あり! 方位0-8-9!」

憧の一声と同時に両手に爆雷を構えるまこと恭子。
深海棲艦かもしれないという緊張感が漂う。

665 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2018/07/25(水) 23:37:17.51 ID:xGk3LeKJ0
「プハァ!!」

が、いい意味でその緊張感は徒労に終わる。
接近浮上してきたのは合流予定の『伊8』の佳織だった。
佳織の姿を確認したまこたち4人はとりあえず戦闘態勢を解除し、佳織のそばに駆け寄る。
もちろん戦闘態勢は解いていても警戒は怠らない。

「お疲れ様です。はい、これ食料と飲み物です!」

笑顔でバスケットの中のサンドウィッチとスポーツドリンクやオレンジジュースを手渡す小蒔。
受け取った食べ物にすぐかぶりつく佳織、およそ3日ぶりにまともな食事にありついたためか顔がほころぶ。
食事の合間に伊8の艤装に弾薬と燃料の補給も忘れずに手際よく済ませていく。

「ご苦労さんじゃったのぉ、首尾はどうじゃった?」

「もぐもぐ…… んー… ワ級が27隻と護衛の軽巡が3隻、駆逐艦が2隻かな」

「へぇ、大戦果じゃない!」

「まぁ、深海棲艦の兵站路が判明したからね。待ち伏せして襲撃するだけだから」

「でも、大変なんやろ?」

「それなりに、見つかって攻撃されたら反撃のしようもないし」

まこ、憧、恭子に律儀に答えを返す佳織、ある程度お腹も膨れたのかケプッと可愛いげっぷをしながらジュースで喉を潤す。

「それにしても、なんで私ってこんな目にばっかり合うんでしょうね……」

「「「ん?」」」
666 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2018/07/25(水) 23:37:45.69 ID:xGk3LeKJ0

「こっちに来る前には三徹で麻雀を強要されたり、こっちに来たら来たで忍耐の強いられる潜水艦任務、しかも5日間も……」

ブツブツとブルーが入ってきた佳織に若干引きつつ小蒔が声を掛ける。

「ま、まぁ、その分須賀君にしっかりご褒美をもらったらいいと思いますよ!」

フンスと力を入れながら言う小蒔の言葉に佳織がピクリと反応する。

「ご、ご褒美……」

そして何故か赤くなる顔、それを見て彼女が何を想像したのか一発で理解した4人は顔をニヤけさせる。

「おうおう、何を想像しよったんかのぉ?」

「エッチな事かな〜?」

「子宮も疼いとるんとちゃうか?」

「もう!!!!」

同僚のからかいに声を大きくして抗議する佳織、しかし、顔はさらに赤くなる。
事実、彼女の子宮はズクズクと疼いているし、海に浸かっているので分からないが秘唇からはトロリと愛液が溢れている。

「まぁ、これ以上じらすと佳織が可哀そうじゃけぇ、さっさと鎮守府に帰えるかのぉ」

「「「おー!」」」

まこの一声で鎮守府に帰還すべく航行を開始する清澄鎮守府所属の艦娘5人。
鎮守府に帰還した後の戦果報告は提督の京太郎が十分満足できるものった。
その褒賞で4日の特別休暇と欲しいものを1つ貰えることになった佳織、彼女が欲したモノは丸1日に渡る京太郎との情事だった。
667 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2018/07/25(水) 23:38:39.13 ID:xGk3LeKJ0
はい、本日の投下はこれまで
感想とかは大歓迎ですのでどんどん書いてくださいね
ではまた次の投稿で
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/26(木) 06:21:28.06 ID:GyoAw7aRO
乙!
潜水艦はエロいな!
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/07/28(土) 21:51:47.72 ID:0U4h7rSb0

今回の任務で死んだ目のゴーヤが過労防止のポスターになっている事まで連想しました。
潜水艦娘も提督同様成り手が少なくて募集に難儀しそうです。
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/10/15(月) 18:45:15.54 ID:ewgI4QB4O
復活上げ
671 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2018/12/16(日) 23:57:26.78 ID:EAfrfRfu0
お久で御座い
SS速報のエラーとかリアルとかあって長い間離れてました

一応、次の話が書きあがったのですが……
>>1の妄想が爆発してまこ&恭子の結構エゲツナイR18に仕上がってしまい投下したモノかどうか悩んでるところです。
見たい人が居れば投下しますが、決してイチャラブでは無いのは念押しします
(そもそもまこ&恭子のお仕置話ですので……)

以上のことを踏また上で見たいという方が居たら投下することにいたします。
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/17(月) 00:15:21.92 ID:+8dyubnyO
過去に久&和の結構ガチな奴あったし無問題無問題
何より恭子のエロってあまり見ないし楽しみです
673 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2018/12/17(月) 00:45:45.71 ID:WL6Tz9R30
>>672
まぁ、主:まこ、従:恭子 みたいな感じですが……
それなら投下してみるかな?
次あたり恭子メインのエロ書いてみるか……

明日の10時くらいに投下しますね
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/17(月) 16:21:38.20 ID:5BjYSu3L0
待機
675 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2018/12/17(月) 21:34:38.77 ID:WL6Tz9R30
さて、そろそろ投下しようと思うが……
もう一度警告しておく……
これはイチャラブに非ず、エゲツナイエロであると!

(分類上ソフトSMかな?)

そういうのが苦手なよゐこの皆は◆gb4ndwMf/kをNGにしてブラウザバックだ!
お兄さんとの約束だゾ!!
676 : ◆gb4ndwMf/k [saga]:2018/12/17(月) 21:35:54.17 ID:WL6Tz9R30

時は真夏、外では太陽が燦々と降り注ぎ汗が噴き出る陽気の中、鎮守府の地下の一角は薄暗く少し空気が肌寒い。
ここは深海棲艦の空襲を警戒し洞窟を改造してつくられた防空施設で防空司令部や通信指令室、緊急資材・食糧庫、情報分析室など鎮守府の緊急時に必要な施設が集中して配置されている。
頑丈で出入り口が1か所という点を利用して拘置施設もあったりする。
そんな拘置施設の中、現在進行形で正座姿の2人の少女が提督と数多の艦娘に取り囲まれている。
よく見ると正座している少女二人は手を縄で後ろに縛る、いわゆる高手小手で拘束されている。
そして、ガクガクと小刻みに体が震えているのは何も肌寒いからだけではない。

「さて…… 二人とも、覚悟は出来てますね? お仕置きの執行を始めます」

「きょ、京太郎…… わ、わしらが悪かったけぇ」

「か、堪忍や」

体操服姿(ブルマ+少しサイズの小さい上着)で縛られているまこと恭子が平身低頭で減刑を願い出るが、京太郎の冷たい目線であえなく撃沈する。

「で、京ちゃん。二人のお仕置きは何するの? 私が魚雷を暴発させた時はベッドに磔にされて擽りの刑6時間だったけど、同じ?」

かつて自分に執行されたお仕置きを思い出しながらまこと恭子に執行するお仕置きの量刑を確認する咲。
その咲の言葉を聞いて、和、優希、憧がヒソヒソと内緒話を始める。

「あの時の咲ちゃんは凄かったじぇ」

「噴水のように失禁していましたから」

「大も小もね、後始末が大変だったわよ」

しかし、バッチリ咲の耳には届いていたようだ。
かつてお仕置きとはいえ自分が晒した醜態をこうもあからさまに語られると恥ずかしい。
顔を真っ赤にして「3人とも! 怒るよ!」と大声で抗議する。
677 : ◆gb4ndwMf/k [saga]:2018/12/17(月) 21:36:20.68 ID:WL6Tz9R30
「しかし、司令官さん。擽り刑を2人同時に執行は執行人数の関係で無理じゃありませんか?」

「うん、だから今回2人には新しいお仕置きを受けてもらう」

頸を傾げつつ聞いてくる電に答えながら京太郎は部屋の一角に安置されているモノに歩み寄っていく。
それには白いシーツが掛けられていて正体をうかがい知ることは出来ない。

「実は横須賀の山本提督と話をしている時にお仕置きの話題になったんだけど…… じゃあ、これ使ったらいいよって山本提督が送ってくれたんだ」

「や、山本元帥が直々に、ですか?」

そして白いシーツを掴んで勢いよくのける京太郎。
そこに現れたのは……

「乗馬マシン?」

「えっ? これってお仕置きになるの?」

「ダルい事には変わりない……」

そう、見た目は普通の乗馬マシンだ。
皆が言うとおり緊縛されてこれに乗せられても疲れるだろうがお仕置きとしては物足りないだろう。
乗馬マシンを見た瞬間、心の中でちょっとホッとしたまこと恭子。
しかし、それは余りに甘い考えであった。

「えーっと、お仕置用張型付き乗馬マシン取扱説明書……」

電が乗馬マシンについていた取扱説明書を手に取ってタイトルを読み上げた瞬間、まこと恭子の表情が凍りついた。

「えっ、これってバイブ取り付けて使うの?」

「確かに座面にアタッチメントらしきものがあるな」

「二つあるってことは…… オマンコとアナルの同時攻め? うわ、結構エグイね」

「肝心のディルドは何処に?」

「この箱に入ってるみたい…… ってなにこれ!? 大きい!!」

お仕置きを受けない面々は好奇心の赴くままに乗馬マシンの見分をするが、そのセリフが聞こえてくるたびにまこと恭子の顔は青褪めていく。

「電さん、コレすごく凶悪な形をしていますけど…… これをオマンコとアナルに入れるんですか?」

「そのようですよ、大鯨さん。張型はS、M、Lの3サイズ用意されてて、これはSサイズみたいですね」

艦娘になる前は純粋な箱入り娘だった小蒔も、潜水母艦『大鯨』として働くために京太郎と体を重ねまくっているので、性的な事柄には完全に耐性を付けたようだ。
普通に下ネタ全開の会話に加わっている様を永水女子の面子が見れば「純粋だった姫様は一体どこへ……」と嘆くこと請け合いだろう。

「えーっと、説明書に張型の機能について載っているのでちょっと読んでみるのです」

そう言って説明書を手に機能の説明を電が始める。
張型の機能その一、ピストン機能。
文字通り、乗馬マシンに仕込まれたモーターとクランクシャフトで子宮口を突き上げる。
張型の機能その二、回転機能。
張型は4つの節に分けられていてそれぞれにギアが仕込まれている。
それによって一段目と三段目は右回転、二段目と四段目は左回転して膣壁を責める。
張型の機能その三、薬液射出機能。
マシン本体に供えられたタンクから薬液が供給され、張型の先端から膣内に射出される。
高速修復剤の成分と媚薬成分を配合した専用の薬液を使えば体や精神を壊すことなく長時間のお仕置でも執行可能である。
678 : ◆gb4ndwMf/k [saga]:2018/12/17(月) 21:36:46.84 ID:WL6Tz9R30

「…………………」

電の説明を聞いて誰も言葉が出ず、場を静寂が支配した。
この上、乗馬マシンとしての機能もあるのだから余りに凶悪なお仕置き器具である。

「……つまりなにか? 乗馬マシンで体を上下前後左右に揺さぶられて膣をかき回されてるうえに、胎内でこの凶悪な張型が回転とピストンで大暴れしつつ疑似射精すると……」

「うわぁ…… 10分も経たずに失神しそうですねぇ、すばらくないです」

執行されるのが自分でない事を神に感謝しつつ、被執行者たる2人に憐れみの目線を向ける京太郎配下の艦娘達。
憐れみの視線を向けられる方と言えば可哀そうになるほど顔が青くなり、体がガタガタと震えている。

「まぁ、お仕置きはしなきゃいけないんで、このまま進めましょう。ちなみに、海軍の法規集と判例集からすると、この乗馬マシン刑6時間が妥当みたいなので…… 軽巡「神通」、駆逐艦「浦風」に処分を言い渡す。張型付き乗馬マシンの刑6時間の刑に処す。謹んで執行を受け入れるように」

「電、優希、憧、マシンの準備を手伝ってくれ。残りの面子は、2人を逆海老縛りに。足は屈脚固定縛りで、あと、脚と手は縄で繋いでおいてくださいね」

「「「はーい」」」

京太郎の指示のもと、それぞれが作業を開始する。
電、優希、憧以外の面々は縄を持ってまこと恭子の元へにじり寄る。

「ちょっ! 後生じゃーーー! 許してくれ!!」

「堪忍やーー! 一生のお願いやから許してーー!!」

まこと恭子は必死になって抵抗するも、艤装を付けた戦艦や空母、重巡に生身の駆逐艦や軽巡が敵うはずもなく、あっという間に制圧、縛り上げられていく。

「司令官さん、どのサイズの張型使うのですか?」

「うーん…… 実際どのサイズでもいいんだけどな? L入るのか? コーラのガラス瓶位の大きさがあるぞ?」

「問題ないと思うわよ」

「じゃあ染谷先輩たちの悪運を試すという意味でこのサイコロで決めるじぇ!」

「それ面白そうじゃない」

何やらお仕置きの厳しさがサイコロによって決められようとしていた。
面白い、面白くないで自分の運命を決められるとかまこたちからすれば「ふざけるな!」と抗議したいものだが……
縛り隊に必死に抵抗している今の彼女たちにそれを気にする余裕などなかった。

「じゃあ1・4ならSで、2・5ならMで、3・6ならLってことで。じゃあいくじぇ!.」

「あっ6が出たわね」

「それじゃLサイズを取り付けるのです」

そんな会話を京太郎たちがしている間に、まこと恭子の緊縛が完成した。

「須賀君! 縛り終ったわよ!」

「ご苦労さんです、濡れてなかったら辛いと思うのでみんなで濡らしてあげてください」

「「「はーい」」」

久の報告を聞いて京太郎は次の指示を出す。
そして機械の大まかなセッティングを終えて京太郎を手伝っていた憧以外の面々もまこと恭子の方に合流する。
679 : ◆gb4ndwMf/k [saga]:2018/12/17(月) 21:37:12.88 ID:WL6Tz9R30

「こ、こりゃあ! 久! 止めんか! ……あぁん!」

「あら、あんなに太いバイブを咥えるんだからしっかり濡らしておかないと辛いのはまこよ? これは貴女の為なんだからシッカリ感じなさい」

ブルマのクロッチ部分をずらして蜜壺に舌を這わせながらまこの抗議をサラッと流す久。
他にも咲、優希、煌、電に照がまこの体を弄っている。
比較的というか明らかに胸のボリュームが少ない娘ばかりがまこに集っているが、一人だけ艦娘化した時にバストサイズがアップした裏切り行為に対する私怨など一切混じってはいない。
あくまでもまこの身を案じての行為である。
執拗に陥没した乳首を穿ったり、乳房を揉みしだいたり、乳輪を舐ったりしているが私怨は全く無いったら無いのだ。

「あ、アナルはアカンて! 感じてまう!!」

「だから感じさせるためにやってるんだから…… それにアナルを解しておかないと本当に辛いと思うよ」

一番の性感帯を舌で責められて叫ぶ恭子に、いったん顔をあげて声を掛ける塞。
しかしすぐに舌でアナルを解す作業に戻ってしまう。
そして、2人とも無数の手と舌で柔肌を弄られながら黒い布の目隠しとボールギャグを噛まされる。

「よーし、それじゃ準備の最終段階に行くぞー。二人をマシンに乗っけろー」

「「「よーそろー」」」

「「むぐー! むぐー!」」

新たな京太郎のオーダーが発せられる。
オーダーに答えて2人を担ぎ上げる艦娘達、必死になって命乞いをするまこと恭子。
「許して」と言っているつもりだがボールギャグのせいで言葉になってない。
そんなことをしているうちに乗馬マシンの横まで運び終わり、いよいよ乗せる段階になる。

「えーっと…… こっちが前で、こっちが後ろだよね? これ本当に入るの?」

「「んんっーーーーー!!」」

股が割り開かれた格好で乗馬マシンの上に掲げられるむっちりとした肢体。
クロッチをずらされて顔をのぞかせる可愛くすぼまった菊穴とサーモンピンクの花びらが花開いた陰唇、ヒクヒクと収縮するそこにディルドの先端がロックオンする。

「よーし、降ろすわよ。イチ、ニ、サン」

無慈悲に秘唇と菊門を掻き分けて潜り込んでいく巨大バイブ。
大きすぎるため一息に入れるのはダメだという判断からか押し込んでは少し引き抜きと、3歩進んで2歩下がると言った感じに小刻みに挿入れていく。

「オッ… オオッ! オォオッ!」

「ムグゥ! ンンッ! ウムグゥ!」

時間をかけて丁寧に体が降ろされていく。
愛撫によって濡れたオマンコとアナルをバイブが擦りあげながら沈み込んでいく。
数分ほどで残酷なインサートが終わり2人の艶めかしい肢体は極太バイブを完全に咥え込んだ。
膣壁と腸壁が大きく引き伸ばされて快感を絶え間なく生み出す。
さらに、バイブとバイブの間の座面には長さ3cmほどの硬質プラスチックの突起が3つほどあり、それが体重の助けを借りて蟻の門渡りを強く猥らに刺激する。
マシンに跨っているだけで責め苛まれるまこと恭子。
もうこの段階で軽くイキそうになっている。

「えーっと、このベルトがこうだから……」

マシンの下部にあるゴムベルトをひざ裏に通して金具で固定、これで体は下に引っ張られるのでマシンから落ちることは無くなる。
ついでに乗馬マシンの座面の突起に会陰が押し付けられてズキンズキンと痛み出す。
そして天井の梁からもベルトが下げられ、脇下を通してバックルで留められる。
この時天井のベルトはある程度の緩みを持たせているが、上半身を完全に倒すことは不可能になる。
これでお仕置きの全ての準備が整った。
680 : ◆gb4ndwMf/k [saga]:2018/12/17(月) 21:37:43.59 ID:WL6Tz9R30

「司令官さん、準備完了 ……と言いたいところですが、取説には試験運転をせよとあるのです」

「試験運転?」

「なのです。機材の作動確認と被執行者に過剰な負担がかからないようにらしいのです。リモコンの黄色のボタンを押すと試験運転が始まるらしいのです」

「おっけー、このボタンだな…… ポチっとな」

リモコンのボタンが押しこまれると乗馬マシンがグオングオンと前後左右に大きく動く。
試運転のためなのかその動きは遅くとも移動量は多い。
当然、座面に取り付けられた二つのバイブも大きく動く。

「ムゥゥゥッゥウウ!」

「ンンッッゥゥゥ!!」

マシンの動きに合わせて腰を強制的に動かさせられる2人。
腰が動くことでバイブの亀頭部分がびっしりと生えた軟質ブラスチックの突起で刺激しながら子宮口をはじく。
腰の動きに合わせて体をビクビク痙攣させるまこ、イヤイヤと頭を振る恭子。
2人とも大分キている様である。
1分ほど動いた後、ピタリとマシンが止まる。
責め苛まれた膣壁を休めれるとホッと一息つけると思うのだが、それは甘い考えであった。

「???!!!!ふギぃぃぃぃっっっっ!!!ン、ンひぃっ!!」

彼女たちの膣と直腸に侵入しているディルドには3つの機能があることを忘れてはいけない。
そのうちの一つ、回転機能の試運転が始まったのだ。
ギチギチに膣と直腸に収まった張型が胎内をローリングしていく。
スロー回転から次第に速く、最終的にはマックススピードまで回転数を上げていく。
表面に拵えられた突起が粘膜を掻いていく。
まるで性感帯を巻き取られるような未知の感覚が2人を襲う。
艦娘になって年齢の割には性経験が豊富とはいえこの激しすぎる性快感には免疫が無かった。
背筋がピーンと一本立ちし、バイブの激姦から逃れようと腰が無意識に動く。

「ムグゥゥゥゥゥゥゥウウウウウ!!」

しかし、その動きでバイブが強く当たる部分を頻繁に変えることになり、より強い快感が生まれてしまう。
骨盤に生じたゾクゾクとした感覚が次第に腰椎の方へ上り、体は快感を爆発させて絶頂を極める準備が整う。
盛大にイクかと思われたその瞬間にバイブの回転が突如として停止した。

「ム、ムゥゥゥ……」

「なんで?」と言ったのだろうか、ボールギャグから色気たっぷりの吐息を漏らす恭子。
まこの方も自由の利かない体を動かし、腰をくねらせて快感を得ようとしている。
絶頂直前の中途半端な状態でお預けをくらい、切なさで体が悲鳴を上げる。
こんな生殺しの目に合うくらいなら、あのまま暴力的な快楽で上り詰めて気絶した方がマシだったろう。
放置プレイに無意識に不満を持ちだした2人だったが、その認識は甘い。
これはまだ試運転で、尚且つまだ試運転を行っていない機能もあるのだ。
681 : ◆gb4ndwMf/k [saga]:2018/12/17(月) 21:38:10.21 ID:WL6Tz9R30

「むぅ? おぉぉ…… おほゥ……」

2つ目のピストン機能の試運転が始まった。これも最初はスローテンポでドンドン早くなっていき……

「ンッ! ンッ! ンッ! ンッ! ンンッ!!」

どんどんとテンポアップしていく突き上げに同調するように間隔の短くなっていく2人の喘ぎ声。
接合部からは愛液が飛び散り、固定されて動きが制限されているがイヤらしくくねる腰。
そして最後に子宮口をゴツンと叩くように、勢いよく膣の最奥まで付きこまれるバイブ。
その瞬間に最後の機能である疑似射精機能が起動する。
内蔵されたヒーターによって人肌より熱めに温められた薬液がバイブの先から迸る。
強力媚薬成分と高速修復剤、アルギン酸やフコダイン等の増粘剤が絶妙なバランスで配合された薬液が勢いよく子宮口に叩きつけられ、そのドロドロとした粘り気によって敏感になった粘膜にベッタリと張り付く。

「ムッグゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウ!!!」

「ンンンッッッッゥゥゥゥッッッッッッンンンン!!!」

女の子の一番大事なところの入り口を疑似精液の熱で焼かれ、ついに絶頂する2人の女囚。
矢を放つ直前の弓のように背中が反り、肌には大量の汗が浮かぶ。
かなり深い絶頂だったのかそのままピクピクと動く以外は体を硬直させ、1分ほど経つとぐったりと体から力が抜け、完全にグロッキー状態である。
しかし、これはまだ本番ではないのだ。

「そ、それでは…… お仕置きを本執行するのです!」

試運転で二人を前後不覚に追い込んだマシンの威力にドン引く京太郎たち。
執行の宣言をする電も腰が引けていた。
どうやら自分が乗せられた時のことを想像してしまったらしい。
電の宣言を聞いて激しく首を横に振って慈悲を乞うまこと恭子。
だが無慈悲にもお仕置きは本執行を迎える。

乗馬マシンが前後左右上下に揺れ出す、いきなりギャロップで。
二穴に刺さった極太バイブは唸りをあげて節々を回転させ、上下にピストン運動を始める、いきなり全力で。
試運転の時に膣出しされた疑似精液の超強力媚薬成分が粘膜を通して吸収されていき……
強制発情状態にされた体にこの責めはきつすぎる。

「ムグゥ! ムグゥ! ムグググゥ!! (アカン! アカン! 止めてぇえ!!)」

「ムゥゥゥウウ! ムグゥゥゥゥウウウウ!!(いやぁああ! 壊れるぅうううう!!)」

ボールギャクを噛まされているので言葉にならないのだが、必死に止めるように懇願する恭子。
グングンと高まっていく快感に翻弄され、理性がどんどん削られていく。
ビリビリとした快感が腰骨に溜り、子宮がズクンズクンと激しく疼く。
意識では高まる暴力的な快感を拒否するのだが、体は雌の本能で快感を追い求めてしまう。
そのギャップが恭子を追い詰めていく。
そして、それはまこも同じで……

「フゴォォォォォォォオオオ! ムグゥウウウウ!!(きもちいい!! 死ぬぅうウう!!)」

悲鳴を上げながら暴力的な性感から少しでも逃れようと腰を必死にくねらせるが、膣の擦られる部分を増やすだけで全く意味をなしていない……
いやむしろ、腰の動きも加わりより強い性感に苛まれる結果になってしまっている。
モノの5分も経たずにアクメに達してしまう。
そして、この機械の真に恐ろしい所は此処からである。
もしこれが京太郎に犯されていたとするなら、アクメを決めた後に少しくらいは動きが止まって一息入れることが出来ただろう。
だが相手は生身の人間の京太郎ではなく、電気で動く機械だ。
その動きに慈悲の欠片も、人間の情と言うものも全くと言って無い。
つまりは……

「ふぃったぁぁあぁぁああ!! ふぁってふぃるぅぅぅうううう!!」

「ふぃっふぇるふぁらぁぁぁぁ!! ふぉふぇふぇぇぇぇぇえええ!!」

体をピンと弓なりに反らせてイキまくるまこと恭子。
絶頂を極めた体に無慈悲に叩き込まれる快感。
今の彼女たちにとって絶頂は全く救いにならない。
アクメの頂に上り詰めたまま降りられない…… いや更なる高みに強制的に上らされていく。
こうなると、気絶なり、壊れて色狂いになる方が遥かに救いがある。
しかし、それすら許されないのだ。
682 : ◆gb4ndwMf/k [saga]:2018/12/17(月) 21:38:42.85 ID:WL6Tz9R30

「ふぁ! ふぁつふぃいい!!」

全くランダムなタイミングで勢いよくなかだしされる、程よい熱さのドロドロネバネバ疑似精液。
この中に配合された高速回復剤が気絶や精神崩壊の一切をブロックするのだ。
そして膣粘膜と腸粘膜から吸収された媚薬が2人の体をさらに敏感にする地獄の無限ループ。

「おいおいおいおいおい…… 海軍所属の艦娘に対するお仕置ってこんなにエグイモノばっかりなのかよ!?」

世の中には一罰百戒という言葉がある。
要は見せしめでキッツイお仕置きを執行して見せて軍紀違反を戒めるという事だ。
まぁ、個人の意思で一軍艦に匹敵する力を行使できるのが艦娘と言う存在だ、当然、軍紀違反でそんな存在が大暴れしたら社会的にもたまったものでは無い。
だから海軍省は艦娘に対して飴と鞭の強化を持って統制を図っているのだ。

「ま、まぁ、私たちの持つ力を考えたら軍紀違反に対する罰が厳しいのは当たり前なのですが……」

「……取りあえず通常執務に戻ろうか」

お仕置本執行開始からおよそ15分経過(まこと恭子は早くも13回目のアクメを決めていた)したころで、京太郎の一声で皆が退出する。
もちろん30分交替の見張りが2人ほど部屋に残ることにはなった。

……………………………
……………………
……………


683 : ◆gb4ndwMf/k [saga]:2018/12/17(月) 21:39:12.92 ID:WL6Tz9R30

さて、6時間が経過したお仕置き部屋。
そこには縄による戒めと目隠し、ボールギャグは外されてマットレスに転がされたまこと恭子の姿があった。
瞳からはハイライト先生がサヨナラし、少し上を向いた半白目状態。
表情は弛緩し、半開きの口からはベロンと舌を出した完全なアヘ顔。
上半身は縄跡がついて痛々しいが、体操服に隠れてそれは見えない。
一方でその体操服は汗と涙と鼻水と涎でぐちゃぐちゃに濡れて肌に張り付いている。
そのせいでフル勃起した乳首がその存在をアピールしているのがはっきりわかってしまう。
捲れて見えお腹だが、普段はトレーニングで鍛えているので美しく引き締まっているのだが……
お仕置中に膣と腸に出された疑似精液のせいで子宮の位置あたりがポッコリ一回りほど膨らみ、ヒクヒクと小刻みに痙攣を繰り返している。
上半身でここまで悲惨な姿なのだ、苛め抜かれた下半身はもっと悲惨である。
蜜壺と菊門はブルマで覆われて見えないが、そのブルマも愛液、腸液、疑似精液その他諸々でドロドロに濡れている。
で、そんなあまり触りたくない布に隠された二人の女の神秘の部分はと言うと……
ぽってりと膨らんだ大陰唇は咥えるものを強請るようにパクパクと開閉し、そこからはみ出る小陰唇は充血しきって赤黒い大輪の花を咲かせている。
包クリは乳首と同じで今までないくらいにフルボッキして包皮から顔をだし、クロッチに擦られて未だ引っ切り無しに快感を延髄に届けている。

「……須賀君、このスバラくないお二人、どうします?」

「とりあえず、風呂に入れて綺麗にしてやって…… 一週間の休暇かな? 2〜3日は足腰立たないだろうし」

京太郎の言うとおり、淫毒に塗れ滲みこんだ体が一晩で治まるはずもない。
事実、ベッドの上でまこと恭子の2人は4日間にわたり昂ぶりきった体を慰め続ける羽目になる。
こんな発情した状態で出撃なんぞ危険すぎて出来やしない。
そのクールダウンのための1週間の休暇である。

「まぁ、体調が戻ったらバリバリ働いてもらうさ」

この1週間後、無事にまこと恭子は復帰することになったのだが……
思わぬ方向に事態が進むことになる。
恭子は「もうあんな木馬に跨りとうない」と普通の反応なのだが、問題はもう片方である。
どうやら久を上回るドMの快感に目覚めたらしく、夜伽の度に例の木馬を使った激しすぎる前戯をおねだりするようになってしまったまこ。
流石の京太郎も唖然である。
後に憧とティータイムしている時に「ウチの麻雀部には変態しかいないのかよ……」と愚痴ったそうだ。
684 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2018/12/17(月) 21:43:49.71 ID:WL6Tz9R30
以上で投下終わりィ!!

はい、妄想の赴くまま調子乗って書いてしまいました……・
なんか、筆の進み自体は遅いんだけど、なんやかんや長文になってしまいました。

あれだよ、まこと恭子に恨みがあるんじゃないお。
むしろ咲キャラの中で一番好きなのはまこなのです!
末原さんも好きだけど5番目くらいかな?

何度見返してもやっぱりエゲツナイエロですよねこれ……
今後はこういったものは自重しますので今回はお目こぼしを……

次は日常回逝きます。

ではでは、また次の投下まで
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 13:22:27.74 ID:JT+aVm0A0
投下乙です
結構エグいみたいなことでしたが艦娘化の上でのお仕置きって状況ですし
このレベルならむしろ次以降も投下してほしいですよ
十分エロかったし
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 21:13:11.46 ID:DQ04klwN0
拙者これくらいのレベルの責め大好き侍
次も期待してます
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/02(水) 11:33:16.49 ID:9kXDRpWG0
乙です
688 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2019/05/14(火) 00:14:16.71 ID:buninRKd0
ひっじょーに長い間ご無沙汰して申し訳ありませんでした。
スランプ・リアルの用事いろいろあってなかなか書く時間が確保できなかったせいです。

やっと新話が書きあがったので投下させていただきます。
今回は麻雀牌の秘密についてです。
ご笑納ください
689 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2019/05/14(火) 00:15:49.79 ID:buninRKd0

今日も今日とて世界中の海路を深海棲艦から奪還すべく世界中の艦娘たちが馬車馬のごとく働いている昼下がり。
そんな世界平和の一翼を担っている清澄鎮守府の一角に艦娘たちの声が響く。

「ポン!」

「甘いじぇ! チー!」

「麻雀牌が無いからって、トランプでセブンブリッジかよ……」

咲、和、優希、憧の1年組がトランプで麻雀もどきをやっている、提督執務室で……
ただいま京太郎は報告書、予算書その他諸々の決済の途中だ、気が散ること甚だしい。

「おーい、そこの不良娘ども。トランプやるならせめて娯楽室でやれ」

「えー、だってここより人口密度低いから寂しいもん」

「おまえら……」

取りあえず注意してみるが、糠に釘。
おまけに咲から根も葉もない言い訳が帰ってきて呆れの気持ちが強くなる。
出てくる溜息を抑えきれない京太郎を見て苦笑いするのは本日の秘書艦『衣笠』こと煌だ。

「それにしても、麻雀牌が超貴重で超高級品って、何故なんでしょうねぇ……」

「あれ、衣笠さん、知らないんですか?」

咲達のセブンブリッジを見てふと麻雀のことを思い出した煌。
彼女が口にした素朴な疑問を聞いた電が聞き返す。

「いや、電ちゃん…… 俺たちも知らないんだけど……」

ここで驚愕の事実が発覚する。
何と電だけが麻雀牌の事実について知っているという事が……

「えっ? そうだったのですか?」

ビックリ顔の電にその場にいた艦娘全員が無言で頷いて肯定する。
それを見た電は、しばし顎に手を当てて考えて……

「それなら鎮守府の皆で麻雀牌のことを勉強しに行きましょう。幸いこの周辺の深海棲艦は大人しくなっていますし、大規模作戦も当分ないのです」

「ウチの受け持ち分を暫く近隣の鎮守府にお願いすれば4〜5日は全員で休みをとっても大丈夫なのです!」

電のその言葉で、清澄鎮守府主催「麻雀牌の秘密を探るツアー」の開催が決まった。


690 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2019/05/14(火) 00:19:01.98 ID:buninRKd0

それから数日後……

「電さん、ここって陸軍基地よね……?」

「そうですよ、村雨ちゃん」

清澄鎮守府御一行は東北にある陸軍基地の門前に佇んでいた。
この駐屯地は東北地方の太平洋岸に面していて、深海棲艦の上陸侵攻を水際で阻止する任務を負っている。
所謂、最後の砦と言う奴だ。
今のところ海軍所属の艦娘戦力が有効に機能しているので敵勢力の本土上陸と言う最悪の事態に陥ったことはないが、備えは必要という事だろう。

「えっと…… 陸軍と麻雀牌に何の関係が……?」

憧の疑問ももっともだ。
今回は麻雀牌が超スーパー高級品だという事を探りに来たのに連れてこられたのは陸軍施設。
脈絡がなさ過ぎて理解が全く追いつかない。

「まぁまぁ、そのうち分かるのです。あっ、守衛さん。私たち先日連絡を入れた清澄鎮守府のモノなのですが……」

世間話でもするかのように正門で立番している門衛に声を掛ける電。
同じ軍人だけど全く別組織の人間にここまで気軽に声を掛けられるものなのかと疑問がわくが……
実はこの世界の日本には陸軍、海軍、空軍の3軍が存在するが、お互いの中はすこぶる良いのだ。
帝国陸海軍では最悪の仲だったことなど微塵も感じさせることは無いほど……
と言うよりも、深海棲艦の脅威によって人類滅亡が目前に迫っている状況では役所の縦割りを巡って権力争いなど出来るはずがない。

「はっ! 当基地の司令より伺っております! ようこそ相馬基地へ! どなたが代表ですか?」

ビシッと切れのある敬礼を決めて挨拶する門衛。
その眼には艦娘をはじめとする海軍軍人に対する敬意がありありと浮かんでいる。

「あっ、俺…… いえ、私が清澄鎮守府司令官の須賀京太郎大佐です。若輩者ですがよろしくお願いします。本日はお世話になります。えっと……」

「自分は館林曹長です、大佐殿。それと敬語は結構ですよ、大佐殿の方が上級者ですので」

「承知しまし…… 承知した、ごくろう、館林曹長」

「はっ!」

京太郎にとってこういった軍隊式のあいさつは未だ慣れないものだ。
どう見ても自分の倍の年齢は行っているであろう人から敬礼と敬語を受け、自分は相手を呼び捨てにする……
中学時代に体育会系の部活で活躍した京太郎からすれば違和感バリバリだ。

「司令と連絡が取れました。自分が案内いたしますので、どうぞこちらへ」

心の中で葛藤している京太郎をよそに、館林曹長が一行を司令室まで案内していった。


691 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2019/05/14(火) 00:19:29.19 ID:buninRKd0

「それじゃ、この基地は本土防衛の最終ラインなんですね?」

「ええ、須賀大佐。この基地で自分が預かっているのは東北太平洋方面第168独立大隊、水際防御の中心部隊ですよ」

「この大隊の定員は810名。3個歩兵中隊に1個砲兵中隊、それと戦車中隊、輜重隊と衛生隊が所属しています」

テーブルを挟んで相馬基地司令の前田陸軍中佐と京太郎が話をする。
清澄側が大人数なので、挨拶もそこそこに指令室から大会議室に移動しお茶を頂いている。

「で、前田司令。この吾妻特務大尉の言では麻雀牌が何故あんなに貴重なのか、その秘密を教えていただけるそうですが……?」

「ははは、もちろんですよ。それにしても、はじめその話を持ってこられたときは何のことやらわかりませんでしたが…… 大佐殿や艦娘の皆さんの境遇を聞いて合点がいった次第です。それにしても災難でしたね」

「ははは、恐縮です」

前田司令は気さくな人柄で、京太郎が軍隊式の会話にまだ慣れ切っていないことを打ち明けると「承知しました。ではお互い気楽な口調で行きましょう」と快く受け入れてくれた。
この辺り、前田中佐は頭の固い一般の陸軍軍人とは一線を画した人物と言えるだろう。

「では、参りましょうか。ちょうど訓練の日程も近かったものですからちょうどよかったですね。陸軍では定期的に訓練を実施していまして、この訓練を見れば麻雀牌の秘密も一目瞭然でわかりますよ」

「お手数をおかけします」

そして、前田司令の案内で相馬基地の訓練を見学することになった清澄一行。
連れてこられたのは上陸作戦をするには申し分のない長さを持った砂浜がある海岸線。
そこを一望できる場所に視察所が設けられていた。
692 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2019/05/14(火) 00:19:55.72 ID:buninRKd0

「砲兵中隊の実弾の発射訓練も行うのでここから見学してください。従卒に飲み物を持ってこさせましょう。お替りが御所望なら従卒に申し付けてください」

視察所についてからしばらくして、訓練が始まった。
想定状況は、海軍と艦娘部隊が突破され、敵深海棲艦の1個上陸艦隊が迫っているというものだ。

「きゃあ! 砲撃ってこんなにすごいんだね!」

「お前ら…… いつも海上でバカスカ打ち合いしてるじゃねえか……」

「いや、ほら…… 艦娘の主砲は体のサイズに合わせて縮小化されてるから……」

「それで41センチ砲とか21センチ砲とかと同じ威力だから艦娘のテクノロジーってホントどうなってるんだ?」

「でも、この野戦砲結構大きいですよ? これだけ離れててもこんなスバラな砲撃音がしてますから」

「155mmのFH70ですね。まぁ、海軍さんの艦砲には負けますがね」

離れてても届いてくる衝撃波にビックリしつつも興味津々に演習を見学する清澄鎮守府御一行。そのうちに演習は次の内容に移る。

「さて、牽制砲撃で敵の注意を引き付けた後は擲弾部隊による攻勢に移ります。これが水際戦で一番大事なフェーズになります」

前田司令の言葉通り、砲撃が散発的になり海岸線に平行に掘られた塹壕に動きが見える。
塹壕から屈強な兵士が這い出てきて膝を付いた低い姿勢のまま長大な横隊を作り上げる。

「あれ? 一列横隊って…… 現代戦じゃ無意味なんじゃ……」

咲が気が付きポロッと口を滑らせる。
その時、さらに横隊が次の行動に移る。

「ええっ!? ハンマー投げ!? なんで!?」

そう、屈強な陸軍兵たちが一斉にハンマー投げのハンマーの投擲準備にかかったのだ。
一糸乱れぬ動きで展開されるハンマー投げ……
重いハンマーは確かに武器になるが、戦術的にも全く無意味なこの行動。
投げられる方は室伏○二似の百人以上のマッチョな兵士たちが横一列で同時にハンマーを投げてくる光景にビビるだろうが、それだけである。
ハッキリ言って咲たちは訳が分からず混乱する。

「こ、この行動って意味があるんですか!?」

思わず前田司令に聴いてしまう照、そんな彼女が可笑しかったのか吹き出しながら答える前田司令。

「アッハハハ! 麻雀牌について知識が無ければこの光景は無意味に見えますよね! では、弾薬庫の方に向かいましょうか。そこに秘密のすべてが隠されていますよ」

693 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2019/05/14(火) 00:20:35.28 ID:buninRKd0

ガラガラと重い音を立てて防火扉が開かれる。
温度湿度共に完璧に管理された漆黒の室内に明るい光が差し込んだ。

「ここが弾薬庫です。第三区画の方へ行きましょう」

前田司令の言葉に従って涼しい弾薬庫の中を移動する清澄鎮守府の面々。

「さて、着きましたよ。そしてこれがお目当ての弾薬です」

「あれ? この入れ物どこかで見たことがあるんですが……」

ヒョイと気軽に保管されている弾薬の箱を手に取る前田司令。
その箱を見て、煌が首を傾げながら呟く。
実は見たことがあるどころか、こっちの世界に来るまでは毎日目にしていたモノなのだが……

「フフフ…… 見たことがあるのも当然ですよ。これは麻雀牌なんですから」

「ハァ!? 麻雀牌!?」

前田司令の言葉に、一同揃って驚愕の声を上げる京太郎達。
そりゃそうだろう、弾薬庫なんかに麻雀牌が保管されていることなど想像の埒外である。

「なんと! これ全部麻雀牌ですか!?」

広い弾薬庫の一角に高く積み上げられた箱、箱、箱。
麻雀牌の箱の山を見上げて煌が驚きの声を上げる。

「ええ、ざっと1万発はあります。陸軍基地ならどんな小さな基地であっても最低3000発は備蓄されています」

麻雀セット1万箱……
流石に雀荘の娘のまこであっても、これほど高くそびえる麻雀牌セットの山なんて見たことがない。
余りに現実離れした光景に言葉が出てこない。
暫く茫然としていたが、不意に久の意識が現実に戻る。

「えーっと…… これだけ麻雀牌があってなんで貴重品として扱われているんですか……? いえ、そもそもなんで陸軍がこんなに麻雀牌の在庫を抱えているんですか?」

久のもっともな疑問に前田司令は二かッと笑う。

「ええ、当然の疑問でしょう。麻雀牌が此処に保管されている理由…… それは、麻雀牌が深海棲艦にダメージを与える兵器だからです」

「ふぁっ!?」

「この麻雀牌の箱を深海棲艦にぶつけると箱が光って14枚の牌が出てくるんですよ。なぜかそれ以外の牌は消えてしまいますが…… で、その14枚で出来る役で倒せる深海棲艦の数が決まります。大三元なら13体って具合に」

前田司令の説明は続く。
そもそも麻雀牌で深海棲艦が倒せることが分かったのは全くの偶然らしい。
そのことを発見したのはレスター准尉率いるアルベイン曹長、バークライト軍曹、衛生隊のアドネード軍曹、クライン伍長、藤林伍長の6名からなる義勇軍分隊。
ヨーロッパ戦線で水際防御線を展開している時に周りにあるものを手当たり次第、ヤケクソ気味に投げつけていた時だった。
たまたま近くにあったジャンパイを箱ごとぶつけたら深海棲艦が吹っ飛んだのだ。
この情報は瞬く間に広がり、世界中の軍事組織は驚愕した。
そして生身の人間でも対抗できる手段が見つかったことに歓喜した。
694 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2019/05/14(火) 00:24:31.35 ID:buninRKd0

「で、こうやって陸軍の弾薬庫に麻雀牌が収められるに到ったってことです。ちなみに麻雀牌を大砲で撃ちだすわけにはいかないので、砲丸投げで投射している訳です。陸軍歩兵にとって砲丸投げは必須技能ですよ」

「……………………」

余りと言えば余りにも斜め上な話に固まる京太郎達。

「そ、それじゃこの世界の人たちは麻雀で遊ばないのですか?」

何とか現実に戻ってきた和が疑問をぶつける。

「いえ、特別な免許を受けた雀荘で遊べますよ。その雀荘で使う分や交換分は弾薬備蓄分とは別に確保されています。量は本当に少ないですが」

「そ、それじゃ。その雀荘以外の人が麻雀牌を持っていたら……?」

「犯罪ですね。ちなみに麻雀牌の密造とそれの不法所持は懲役1年もしくは10万円以下の罰金ですね。正規に製造された麻雀牌の不法所持は武器弾薬の横流しに当たるので死刑もしくは終身懲役の重罪です」

「……………………」

麻雀牌に対する厳格すぎる扱いに声も出ない一同。
さらに前田司令が「密造はそうでも無いんですが、不法所持は軍法では死刑のみになるんですよね……」とか「1年ほど前に横須賀で麻雀牌を隠し持って闇雀荘を開いてた駆逐艦娘が複数人摘発されましてね、賭博も加わって即日軍法会議でしたよ……」などと口にすると皆の背中に嫌な汗が流れ始める。

(あれ? 俺たちめっちゃ危ない橋、渡ってんじゃ……)

(大丈夫なのです。あの竹製は麻雀牌としては出来が悪いにも程があるので引っかからないのです)

アイコンタクトで意思疎通をする京太郎と電。
電はこの辺りのことはきちんと把握していたらしく、以前、咲たちが竹で麻雀牌を作った時、一定以上の質に達していないので、これは罪にならないと分かっていたらしい。

(それに、密造麻雀牌は自主的に提出した場合、罪に問われるどころか弾薬の提供と言う形になるので逆に感謝状がもらえるのです)

どうやら清澄鎮守府の面々は憲兵のお世話にならなくて済みそうである。

「まぁ、鎮守府の戦果によって配布される麻雀牌は正規のモノですから大丈夫ですよ。ぜひもらえるように頑張ってください」

「は、はひ! ありがとうございます!」

返事をする久の声も少し上ずっていた。

「そういえば麻雀牌ってどれだけ製造されてるんですか?」

「そうですねぇ、世界中で大体年1億セットくらいかな? そして同じくらいの数が毎年使われて消費されます」

「麻雀牌の製造は日本がトップシェアですね。そして麻雀牌の輸出は貿易黒字の3割くらいになります」

こっちの世界に飛ばされるまで当たり前のように身近にあった麻雀。
それが余りにも遠い世界に行ってしまったような気がしてショック感じてしまう。
しかし、元の世界に戻るには何としても麻雀牌を手に入れる必要がある。
最も密造や不法所持は余りにもリスキー過ぎる。
此処は正攻法で戦果を稼ぎ、何とか褒賞の麻雀牌を手に入れると心に誓い、決意を新たにする京太郎と咲たちであった。
695 : ◆RW9l2xb5q2 [saga]:2019/05/14(火) 00:27:24.19 ID:buninRKd0
はい、今回の投下は以上になります。
設定当はノリと勢いのガバガバ設定ですから細かいツッコミは無しで……


次の話ははっちゃんのエロ話に行こうかな?
それともちょっとシリアスな修羅場話に行こうかな?

まぁ、首を長くして楽しみに待っていてください。
感想等お待ちしてます。
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 06:02:53.96 ID:fE8kZ3cpO
乙!
ジャンパイネタてテイルズやんけ!
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 12:44:47.00 ID:D60s2mt+0
乙です
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/05(月) 21:20:17.15 ID:vtYfo11B0
乙!雀牌で持ち点(HP)が無くなり艤装が弾け飛び全裸になって吹っ飛んで目を回す深海棲艦(沈んでいません)が浮かびました。
ほっぽちゃんや妹ちゃんとかのペド勢に使うと憲兵案件ですね。

大所帯になると提督は艦隊戦が主になりそうです。艦隊戦を生き残り逆に撃滅(意味深)出来る水準に京太郎が達したと思うと成長を感じます。愛宕母さん、提督に一人で挑み続け大丈夫だったのだろうか。
699 : ◆4whq3Y72HQ :2019/09/02(月) 02:10:12.98 ID:YzqCfqas0
PCの買い替えなんかがあって専ブラが開けなくなったのでスレに接続自体久しぶりになりました
Janeが新PCでなんか過去ログとか色々吹っ飛んだのでやる気降下
専ブラ乗り換えようか悩み中
700 : ◆KUwTeJ0lVM :2019/09/02(月) 02:10:46.38 ID:YzqCfqas0
あれ?
トリップおかしい?
701 : ◆4whq3Y72HQ :2019/09/02(月) 02:16:16.47 ID:YzqCfqas0
これでいいみたいだ……
とりあえず、そろそろ煩悩もたまりそうなので近いうちに新話投下したいと思います
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 08:40:01.04 ID:aU6fcRjoO
了解
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 17:57:20.44 ID:GdzC4R2R0
GSのほうもいつか煩悩がたまることを、そこはかとなく期待してます
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/10/12(土) 00:24:14.39 ID:aR6fxIzDO
咲達の後ろの処女って、どうなっているのだろう。
705 : ◆4whq3Y72HQ :2019/11/01(金) 00:29:08.04 ID:wrMSqWvn0
おはこんばちは
非常にお久しぶりです。
明日の夕方〜夜の間に書き上げた新話を投下します。
お楽しみに!
706 : ◆4whq3Y72HQ :2019/11/01(金) 00:30:50.29 ID:wrMSqWvn0
おはこんばちは
非常にお久しぶりです
明日の夕方〜夜に書き上げた新話を投下します
お楽しみに!
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/01(金) 00:40:46.75 ID:ivVU9NTPO
待ってました!
708 : ◆4whq3Y72HQ :2019/11/01(金) 00:52:01.86 ID:wrMSqWvn0
すまぬ……
もし良ければでいいんだが
PCを引っ越したせいでJaneStyleでSS速報が開けなくなってしまった……
解決法わかる諸兄、情報求む

というかいた一覧にSS速報Rが存在しない状態なのだ
709 : ◆4whq3Y72HQ :2019/11/01(金) 20:38:05.78 ID:wrMSqWvn0
おはこんばちは
では、これより新話を投下していきます!!
710 : ◆4whq3Y72HQ :2019/11/01(金) 20:39:19.58 ID:wrMSqWvn0

「提督、昨日の報告書纏まったから持ってきたわよ」

「おう、ROMAか入ってくれ」

気持ちよく晴れたある日のお昼前、京太郎は執務室で書類仕事に精を出していた。
そこに決裁書類を抱えた本日の秘書艦の塞が入室してくる。

「ホント毎日毎日、これだけ多くの書類を捌くなんてご苦労様ね」

机の上に積みあがった書類を手早く処理していく京太郎を見てため息をつく塞。

「まぁ、慣れですよ…… この書類、優希の奴だな、誤字だらけじゃねぇか」

手に持ってた書類を決裁不可の箱にいれながら返事を返す京太郎。

「まぁ、できる限りは手伝うわ。さっさと仕事片付けちゃいましょう」

そう言いながら秘書艦でも決済できる書類のいくつかを手に取り、秘書艦用の机で処理しようと京太郎に背を向ける。
ちょうど京太郎の目線の位置に塞のお尻が来る感じになる。スカートの上からでもわかる丸くて大きくて形のいい塞のお尻、京太郎の手が自然な動きで伸びていき、下着の上からサワサワと撫で上げた。

「きゃぁぁあああ! もう! いきなり何するの!!!」

「あははは、ごめんごめん。塞の魅力的なお尻が目の前にあったからつい」

尻が魅力的とか宣うくせに、視線は書類の上を走り続ける京太郎。
塞としては京太郎にお尻を触られるのは別段嫌ではないが行き成りは吃驚するのでタイミングは考えてほしいところ。
おまけにただ撫でるだけでなく、下着の上からだが中指と薬指でお尻の割れ目のところを摺り上げていたのだ。

「でもベッドの上じゃ、いつもお尻でもヤってるから今更じゃないか?」

「吃驚するから時と場合を考えてって言ってるの!!」
711 : ◆4whq3Y72HQ :2019/11/01(金) 20:39:47.42 ID:wrMSqWvn0

京太郎のボケた発言にプリプリと怒りながら取り落とした書類を拾い上げる塞。
実は京太郎に触られて密かに発情スイッチが入ってしまった塞。
下着が湿るのを自覚しつつ、とりあえず仕事を消化しようと秘書艦の机に向かう。

(今日の夜は絶対に満足するまでシテもらうんだから!!)

どうやら今宵の京太郎の睡眠時間が犠牲になりそうである。

「すばら! 提督、失礼しますよ!!」

京太郎と塞がじゃれ合っているなか、突然、入室してくる重巡衣笠こと花田煌。
ノックもなくバーンといきなり扉を開けての登場なので思いっきりびっくりする塞。

「もう、衣笠! いきなり入ってきて取り込み中だったらどうするのよ!!」

「おや、これは失礼。まぁ、ズッコンバッコンお取込み中でも私は気にしませんよ。お互い穴の奥まで知り尽くした仲ですし。むしろ、塞さんと京太郎君が過激なオフィスラブの途中なら私も悦んで仲間に入れてもらいますし」

「あ、あんたねぇ……」

ハイテンションでフィグサインを突き出しながら羞恥心ゼロの表情で宣う煌に、眉間にしわを寄せて青筋を浮かべる塞。
なお、彼女の怒りは卑猥なやり取りに対してではなく、上司の執務室への入室マナーに関してである。
このまま午後は煌と二人で京太郎専用の執務室据え付け肉便器になるのも良いかなと考える程度にはこの娘も頭の中がピンク色に染まっている。

「で、なんの用だ、衣笠? まさか執務の邪魔をしに来ただけではないでしょ?」

「すばら、そうでした。Romaを揶揄うのが楽しくて本題を忘れてました」

「あ、あんたねぇ!」

このまま二人を放っておくとさらに危険な方向に話が進みそうだったので話題の転換を図る京太郎。
なお、塞のこめかみに青筋が増える結果になったが……

「提督、本土の海軍省より荷物が届いてます。荷物の量は段ボール4箱、どこに運び込みます?」

ピシッと敬礼を決めて要件を告げる煌、さっきの塞を揶揄った色ボケ娘とは別人である。

「わかった、じゃあここに運んでくれ」

712 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/11/01(金) 20:40:30.00 ID:wrMSqWvn0

……………………………
……………………
……………


「京ちゃん、全員集合って何があったの?」

「ん、海軍省から荷物が届いた。みんなに関係あるから全員集合をかけたんだ」

薄っすらとかいた汗を拭きながら聞く咲に答える京太郎。
幸い本日は出撃もなく、訓練に汗を流したり書類仕事を片付けたりして過ごしていたので京太郎の集合に全員が集まることができた。

「私たちに関係あるものって何? 全員となると想像もつかないんだけど……」

「まぁ、現物を見た方が早いな。これだよ」

咲の疑問に、段ボールの中身を出しながら答える京太郎。
段ボールから出てきたのは……

「何だじぇ、これは? アクセサリー?」

優希をはじめ艦娘の皆は取り出されたモノを見て首をかしげる。
初めて見たモノだから当然だろう。
一方の京太郎にはよくよく見覚えのあるものだった。
713 : ◆4whq3Y72HQ :2019/11/01(金) 20:41:09.79 ID:wrMSqWvn0

(これって誤解体防止用のロックマークだよな……)

そう、それは多くの艦これ提督が実装を望んだ誤解体を防ぐためのロックをかけたことを示すマークだった。
京太郎も元の世界で艦これをやっているときに誤解体で白雪一号を解体して2〜3日ふさぎこんだことがある。

「元の世界では誤って艦娘を解体しないようにロックをかけたことを示すマークなんだがな…… どうやらこっちの世界では指揮する提督が一人に固定された艦娘を示す徽章らしい」

意外かもしれないが、提督も艦娘も海軍所属なので公務員である。
当然、転勤も存在する。
しかし、艦娘は任務を安全にこなすには提督と「性交」をしなくちゃならない。
転勤で2〜3年おきに所属する提督がころころ変わるようでは艦娘としてはたまったものじゃない。
出来る限り相性のいい提督のもとに居たいと思うのは自然な感情だろう。
もっとも、転勤を受け入れるドライかつ奇特な艦娘も少数居たりはするのだが……
で、出来上がったのが希望する艦娘に関しては指揮下に入る提督を固定するという制度だ。
この制度の適用を選択した艦娘がつける徽章が件のハート型の南京錠マークというわけである。
ついでに言うとこの制度のせいで提督もほとんど転勤がなくなるという副作用も発生している。

「へー…… そんな事情があるんですね」

「まぁ、その辺は大人の事情って奴じゃないか? で、色々と種類があるけど、みんなはどれを選ぶんだ?」

京太郎の言う通り、段ボールの中には指輪型、イヤリング型、ネックレス型と様々な種類の装飾品が入っている。
軍の徽章がバリエーション豊かなアクセサリーなんかでいいのかと疑問は沸くが、階級章とかと違って必須のものではない。
おまけに艦娘が提督に対する自分の意思を表現するものなのでこっちの方が都合がいいとして海軍省がノリノリで作ったのだ。
714 : ◆4whq3Y72HQ :2019/11/01(金) 20:41:43.15 ID:wrMSqWvn0

「うわぁ、それも可愛い!」

「……可愛いのか?」

憧の声に疑問を投げかける京太郎、そんな京太郎の声を無視してきゃあきゃあ言いながら物色する艦娘たち。
ちなみに、心理学者の偉い先生たちはどの種類の徽章を選ぶかで艦娘の心理状態が分かると主張していたりする。

「ん、こんなものもあるのけぇ」

指輪型なら提督に対する恋心、イヤリング型なら友情、ネックレス型なら尊敬という風に。
もっとも仮説が乱立している状況なのでコレといった定説があるわけではない。
しかし、ほぼ全ての学者が同意する見解が一つだけ存在する。
それは……

「わしはこれに決めた!」

「まこ、それ良いわねぇ。私もそれにするわ!」

「わ、私も!」

「私もだじぇ!!」

「ぶふぉぉっ!!」

まこが満面の笑みで取り出した徽章を見て口に含んだお茶を思いっきり吹き出す京太郎。
そして我も我もと同じ徽章を選び出す京太郎麾下の艦娘たち。

「お、お前らなんでよりにもよってそれなんだよ!! もっと良いものがあるだろう!!」

「えっ? だってこれすばらで気に入りましたし……」

「そうだぞ、京太郎。これが気に入ったから選んでるんだ」

「だからってなんで“首輪型”なんて選ぶんだよ…… というかそんなもん作んなよ! 海軍省!!」

心理学者たちが満場一致で賛成する意見、それは「首輪型の徽章を選ぶ艦娘の心理状態は“依存”である」というもの。
そんな学術世界の論争など知らない清澄鎮守府所属の咲達15名の艦娘は、全員が首輪型の徽章を選ぶこととなった。
自分の仲間たちが嬉々としてお互いの首に首輪を付け合っていく光景に頭を抱える京太郎。
はてさて、彼女たちの心の内は一体どうなっているのか?
それは本人たちすら気づいてないだろう。
715 : ◆4whq3Y72HQ :2019/11/01(金) 20:44:29.34 ID:wrMSqWvn0
はい、本日の投下は以上!
ネタは京太郎たちの飛ばされた世界での解体ロックマークはどうなっているかでした
いや、意外とアレ現実にあったとしたらどんなものなのか謎なんですよ、自分の中で
なのでその疑問から妄想を飛ばしてみました

それにしても咲達の深層心理がだいぶヤバいのでは?
書いててなんですが背筋が凍りますねぇ

ではあとがきも以上
次話ができるまでお待ちください

解散!
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 00:28:31.25 ID:pg9UiTB+O
乙!
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/03(日) 08:24:59.54 ID:qKWZw69oO
乙!
艦娘に繋がれる提督もいるのかな。
イベントで、ほっぽがクリスマス飾りや菱餅を落とす事の解釈も楽しみです。
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 23:42:01.53 ID:Mg4j8J2Do
久しぶりに来たら更新されてた。
ここの1はさすがだ。

ガイトさんの首輪、そそるな〜。

ところで衣笠さんや村雨のように改ニで激変する艦娘になったすばらさんやあこちゃも、容姿が激変するんですかね?
719 : ◆4whq3Y72HQ :2020/05/27(水) 01:21:08.72 ID:hMQ+GMzY0
お久ぶりでござい
皆はコロナ大丈夫だったかな?
本日の夕方あたりに最新話の投稿しようと思います。
一応R-18です。
良ければ見に来てください。
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 05:53:53.47 ID:XPF7IgT+0
うおっマジか投下予告が…!楽しみにしております!
721 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 21:51:51.05 ID:hMQ+GMzY0
よっしゃ、それじゃ投下していくぞ
722 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 21:52:17.00 ID:hMQ+GMzY0

「くふぅ…… んはぁ……」

薄暗い部屋に濃密な雌の匂いと栗の花のような匂いが立ち込める。
その濃厚な空気に女の喘ぎ声が溶け込んでいく。

「あぁぁ…… 京太郎…… イイ……」

「さ、智葉さん…… お、俺もイキそうです……」

ベッドに腰掛けた京太郎の膝に対面で座る智葉。
ムチムチのお尻をモゾモゾと動かして彼女の唇が甘い吐息を紡ぐ。
全裸の男女から立ち上る濃密な気配、京太郎も智葉も高校生らしからぬ艶やかな色気だ。

「あぁ、京太郎…… もっと…… もっと子宮口を抉って……」

大きくゆっくり腰をグラインドさせていたかと思うと、小刻みに腰を上下させて胎内にある京太郎の肉槍を感じる智葉。
対する京太郎は腰は動かさずに、彼女の背中に回した両手で、彼女の体をグッと自分の体に押し付けるように密着させる。
男のたくましい胸板に押しつぶされた弾力のある乳房がムニュっと横にはみ出す。
時折、背中をツツッと優しくなでたり、お尻の間にある窄まりを指で摩ると、智葉は「アァァん……」と甘い声を出し、体を細かく痙攣させて小さく絶頂する。

「京太郎…… キスが欲しい……」

彼女がそうリクエストをすると、京太郎はそれに答えて智葉の唇を自分の唇で塞ぐ。
最初は啄むようなキスで、次第に咥え込む時間が長くなる。
遂には唇はくっつきっぱなしになり、くちゅくちゅと水音を立ててお互いの舌がそれぞれを求めて絡まり合う。
体の昂ぶりがより強まり、子宮がさらなる刺激を欲する。
智葉の腰は子宮の欲求に従い、より早く、より大きく上下運動をしていく。
京太郎はというと、右手で智葉のお尻をサワサワと撫でまわし、その後アナルに指を持っていき中指をゆっくり中に差し込んでいく。
723 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 21:52:49.15 ID:hMQ+GMzY0
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724 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 21:53:22.27 ID:hMQ+GMzY0
「ぐぅぅぅぅっ! で、射精る!!」

「あ、熱いィぃいい! イックゥウううう!!」

智葉の淫らな締め上げに耐え切れず京太郎の鈴口から大量の白濁が迸る。
雌を孕ませる精液の熱を直接子宮に浴びた智葉はさらに上の快楽の頂に押し上げられる。
お互いの体を強く抱きしめながら種付けの幸福感に浸る京太郎と智葉。
ビクッビクッっとした痙攣も収まり弛緩した智葉の肉付きのいい体が京太郎の胸板にしなだれる。

「あぁぁ…… 京太郎……」

蕩けそうな甘い声で京太郎の名を呼ぶ智葉。
京太郎はその口を自分の口で塞ぎ、激しいセックスの後のアフターキスと洒落込む。
じっくりとお互いの舌を絡め合って余韻を楽しむ二人。
ここまでゆっくり性交を楽しむということは中々できなかったりする。

「智葉さん、いつになく積極的ですね」

「……今日みたいに最後の番でないとこうはいかないだろ?」

そう言ってベッドの周辺に視線を走らせる智葉。
その視線の先に映るのは智葉と同じスッポンポンで股から白い粘液を溢れさせてノビている|艦娘〈なかま〉たち……
そして所々に転がっているヌラヌラに濡れた電マやディルド、双頭バイブにローターといった大人のおもちゃの数々……
魔女のサバトであってもここまで酷い光景ではないだろう。
ちなみにこの部屋、16人が寝転んで少し手狭と感じるぐらいの広さでデカいベッドが1つ、そして床は弾力があって肌触りの良いマット製だ。
よって、ベッドで寝ようが床で寝ようが快適な睡眠は約束されている。

「こうやって京太郎に抱かれながら皆の痴態を眺めるというのも不思議な感覚だな…… ほら見ろ、宮永が双頭バイブで原村と繋がりながら寝ているぞ……」

「智葉さん、生々しいから止めて……」

ちなみにこの部屋、京太郎たちは交流部屋と呼んでいるが……
妖精さんたちは密かに乱交部屋と呼んでいる。
月に2〜3回ある全員一斉休暇の前日の夜にこの部屋で今日のように全員で裸の付き合いをするのが恒例となりつつある清澄鎮守府だ。

725 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 21:57:08.90 ID:hMQ+GMzY0
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726 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 22:01:57.32 ID:hMQ+GMzY0
なんかおかしくなったから再投稿


「ゥンン……!」

ネットリと菊の窄まりを指で穿られる感覚に体が勝手に反応してしまう。
ビクビクと体が痙攣すると、アナルの括約筋が侵入してきた京太郎の中指をキューっと締め付ける。
それと同時に智葉の膣も窄まり、京太郎のイチモツを食い占めてより強い快感に体を煮込まれていく。
女の悦びに翻弄される智葉を見て京太郎はさらに悪ノリをする。
中指一本でもきつかった智葉のアナルに人差し指を、そして薬指を順番に突っ込んでいく。
普通はモノを入れる穴ではないのだが、京太郎の巨根に後ろの処女も捧げ済みな清澄鎮守府の艦娘には指三本程度は余裕だ。

「ふァあああ…… アあぁァあン!」

拳すら飲み込むのではないかと思うくらい伸びるアナル。
直腸内で京太郎の指がぐちゅぐちゅと動くたびに智葉の口から甘い嬌声が上がる。
快感が強すぎるのか次第に彼女の腰が上の方へ逃げていく。
それが京太郎の悪辣な罠だと知らずに……

「フゥうッ!! んンっッっ!!!」
727 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 22:03:27.69 ID:hMQ+GMzY0
726-727は>>722の続きね

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


視界が真っ白に染まり、脳裏でパチパチと火花が散るような快感。
好いている男に抱かれる精神的な充足感も相まって智葉は悦びの頂点に立とうとしていた。
しかし、無意識に腰が上へと逃げて行くせいで京太郎のイチモツは膣から抜けていく。
それでも京太郎の肉槍を掴んで離すまいとする膣肉、抜けていく動きで小陰唇が捲りあがり部屋の明かりに照らされてヌラヌラと妖しく輝く。
そして、このタイミングで京太郎が智葉に止めを刺すべく動く。
アナルを攻め立てていた右手の指を勢いよく引き抜き、両の手で智葉の腰をがっしりとつかんだ。
掴んだ勢いで彼女の腰を勢いよく思いっきり下に押し付けると同時に、自分は腰を跳ね上げるように下半身を動かす。

「……ッ!! アァァぁアアァッ!!」

728 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 22:04:05.07 ID:hMQ+GMzY0
京太郎の肉槍の先端がこれ以上ないくらいの速さで膣内を通過し、子宮口を串刺しにした。
本来、異物が入ることなどない子宮に太い京太郎の亀頭が侵入したのだ。
普通の少女なら激痛で気絶、最悪子を宿すことが不可能なほどのダメージを受けるものだが……
艦娘になった智葉の肉体はその程度では壊れない。
貫かれた一瞬、鋭い痛みが脳裏を駆けるが、すぐに強烈な快感が追い打ちをかける。
痛みと快感の二重責めで嬌声を上げながら絶頂し、膣が京太郎の肉棒を締め上げる。

「ぐぅぅぅぅっ! で、射精る!!」

「あ、熱いィぃいい! イックゥウううう!!」

智葉の淫らな締め上げに耐え切れず京太郎の鈴口から大量の白濁が迸る。
雌を孕ませる精液の熱を直接子宮に浴びた智葉はさらに上の快楽の頂に押し上げられる。
お互いの体を強く抱きしめながら種付けの幸福感に浸る京太郎と智葉。
ビクッビクッっとした痙攣も収まり弛緩した智葉の肉付きのいい体が京太郎の胸板にしなだれる。

「あぁぁ…… 京太郎……」

蕩けそうな甘い声で京太郎の名を呼ぶ智葉。
京太郎はその口を自分の口で塞ぎ、激しいセックスの後のアフターキスと洒落込む。
じっくりとお互いの舌を絡め合って余韻を楽しむ二人。
ここまでゆっくり性交を楽しむということは中々できなかったりする。

「智葉さん、いつになく積極的ですね」

「……今日みたいに最後の番でないとこうはいかないだろ?」

729 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 22:05:12.22 ID:hMQ+GMzY0
そう言ってベッドの周辺に視線を走らせる智葉。
その視線の先に映るのは智葉と同じスッポンポンで股から白い粘液を溢れさせてノビている|艦娘〈なかま〉たち……
そして所々に転がっているヌラヌラに濡れた電マやディルド、双頭バイブにローターといった大人のおもちゃの数々……
魔女のサバトであってもここまで酷い光景ではないだろう。
ちなみにこの部屋、16人が寝転んで少し手狭と感じるぐらいの広さでデカいベッドが1つ、そして床は弾力があって肌触りの良いマット製だ。
よって、ベッドで寝ようが床で寝ようが快適な睡眠は約束されている。

「こうやって京太郎に抱かれながら皆の痴態を眺めるというのも不思議な感覚だな…… ほら見ろ、宮永が双頭バイブで原村と繋がりながら寝ているぞ……」

「智葉さん、生々しいから止めて……」

ちなみにこの部屋、京太郎たちは交流部屋と呼んでいるが……
妖精さんたちは密かに乱交部屋と呼んでいる。
月に2〜3回ある全員一斉休暇の前日の夜にこの部屋で今日のように全員で裸の付き合いをするのが恒例となりつつある清澄鎮守府だ。

「……それはそうと、あの二人…… ちょっとヤバそうな痙攣してますけど、大丈夫ですかねぇ……?」
730 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 22:05:47.57 ID:hMQ+GMzY0
そう言いながら部屋の一角をチラ見する京太郎。
そこに居るのは縄でキツく縛められたまこと佳織。
実に見事な亀甲縛りに、手足も背面でキッチリ緊縛。
ついでに豊満なおっぱいにも縄が回され、うっ血しない程度に縊り出されている。

「あの二人は艦娘《わたしたち》でもドン引くドMだからな、あれぐらいがちょうど良いんじゃないか? それにあれは痙攣しているんじゃなくて、絶頂《イキ》っぱなしなだけだろ」

(いや、それはそれで充分ヤバいんじゃ……)

京太郎とヤッているとき以外は艦娘どうして双頭バイブで百合あったり、舐め合ったりして過ごしていた。
ちなみに、籤で決まった京太郎とのエッチの順番はまこが1番で、佳織が2番目。
で、二人とも京太郎とヤッた後であるが……
手早く縄で縛られたうえ、電マ、ローター、電動ピストンバイブ、双頭バイブ、尿道バイブなんかを使われて、皆のおもちゃにされた。
寄ってたかって道具《おもちゃ》で穴という穴をほじられ、敏感な突起を舐って、噛んで、抓られて……
京太郎の精液《ねんりょう》を子宮《タンク》に補給したばかりで感じやすくなっている体には地獄の責め。
当然のイキっぱなしの状態になるが、交代でおもちゃにされるのでその状態が数時間続いた。
そうして、ぱっくりヒクヒクと大開になったオマンコから精液と愛液の混じり汁を垂らしながら体をビクビクと痙攣させる残念美少女が二人出来上がった訳である。
あの二人にチンコを突っ込んだら気持ちよさそうだな等と外道なことを考える京太郎だが……
731 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 22:08:42.17 ID:hMQ+GMzY0
「今は私の番だろ? 他の女のことを考えるのはマナー違反じゃないか? ん?」

ちょっと怖い笑顔で京太郎に迫る智葉、どことなくヤの付く自由業な雰囲気を纏っているのは艦娘「霧島」の影響か否か。
流石の京太郎も顔を青くして智葉に集中する。
自分の方を向いてくれた京太郎に満足した智葉、昂る体を本能のままに京太郎のうえで腰を振る。
そのまま京太郎のタマタマから三回精液を搾り取って流石の智葉も限界が来た。
京太郎に抱き着いたまま糸が切れたように寝入る智葉、ついでに京太郎も限界で一緒に意識をシャットダウン。
当然、下半身は繋がったままである。
それにしても恐るべきは、妖精さん印の特性精力剤を飲んでいたとはいえ15人の恋人《かんむす》を一晩で相手する京太郎の体力・精力である……


……………………………
……………………
……………

732 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 22:09:15.52 ID:hMQ+GMzY0

「京ちゃん! 京ちゃん! 起きて! 朝だよ!!」

前日大乱交《サバト》で疲労困憊の体も若いからか深い睡眠ですっきりと回復している。
しかし、やはり普段通りとは行かず起きるのに少しばかり苦労する。
可愛い幼馴染の声で意識を深淵の淵から浮上させ、すがすがしい朝の光を瞳に取り入れようと瞼が重くも持ち上がる。

「……んぁぁ…… 咲か…… おはよう……」

「もう! 寝坊だよ! 今日はみんなで街へお出かけの予定でしょ!!」

「そうだった!!!」

ガバっと勢いよく飛び起きる京太郎、だったが……
昨日、智葉のオマンコにチンチン突っ込んだまま寝てしまったので、そのように勢いよく飛び起きると……

「ひゃぁぁああ!!」

勢いよく引き抜かれる陰茎に膣壁を擦られて、エッチな目覚めを強制される智葉

「おい、京太郎! 朝一から何をするんだ!!」

当然、抗議ものだが、昨日京太郎のイチモツを心行くまで味わったうえ挿入したまま寝入った娘が何を言うか。
そんな智葉の抗議をガン無視する京太郎。

733 : ◆gb4ndwMf/k :2020/05/27(水) 22:09:57.99 ID:hMQ+GMzY0

「もう! みんなエッチなお汁でベタベタだからお風呂入ってるよ。 京ちゃんも早く綺麗にしてきてよ!」

全くもって咲の言うとおりである。
皆、体中が愛液や精液、汗、涎まみれになって昨夜楽しんだのだ、そのまま寝起きで街に行けるような状態じゃない。
お出かけ予定の時間まであと少し、慌てて風呂場に駆け込む京太郎と智葉だった。


……………………………
……………………
……………


「戸締りは?」

「全部チェックしたわ、OKよ!」

清澄鎮守府の正門前、門扉の施錠チェックをする京太郎と久。
今日は一日、鎮守府は閉庁日。
担当の海域の安全は近場の鎮守府がカバーしてくれる。
兵士にも休息は必要なのだ。

「よーし、それじゃ今日は街で羽を伸ばすぞー!」

「「「「「「おーーー!!」」」」」」

京太郎の掛け声に声を合わせる咲達。
全員、艦娘の制服ではなく元の高校の制服を着ている。
京太郎も清澄高校の夏服だ。

「あれ、稲美ちゃん。それって……」

「似合いますか? 清澄高校の制服なのです。これで優希ちゃんとお揃いですね!」

なんと、稲美が着ているのは駆逐艦「電」の制服ではなく、京太郎もよく見慣れた清澄高校の制服だった。
どうやら、妖精さんが仕立ててくれたらしい。
姉妹艦の優希と一緒なのが嬉しいのか、ニコニコ顔である。
なお、京太郎たちがこの世界に飛ばされた時はコスプレしていた時なので高校の制服なぞ持っているはずはないのだが……
そこは妖精さんの謎技術、寸分違わず再現して見せていた。
というかより高級な生地が使われていて着心地が本物よりも良かったりする。

「須賀君、時間は有限ですよ。早く行きましょう」

冷静な顔をしているが内心のウキウキ感が全身から滲み出ている和がせかす。
見渡せば同じように、まだかまだかと待ちきれないメンツがちらほらと……
そこに居るのは、命を懸けて海上航路の安全を守る艦娘と呼ばれる兵士ではなく、これから始まる一日の自由時間を全力で楽しむ青春真っ盛りの16人の少年少女たちだった。
734 : ◆4whq3Y72HQ :2020/05/27(水) 22:11:35.70 ID:hMQ+GMzY0
はいでは、今回の投下は以上です
R-18の警告入れ忘れたけど、年齢的にアウトな人は見ないでくださいね
また次回の投下をお待ちください

感想いただけると幸いです

ではまた
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 00:22:36.65 ID:p+2cG8gK0
相変わらず素晴らしいエロス描写なうえ智葉好きなので大変ありがたい…
あとヤり終えた女達がたくさん転がる乱交部屋というシチュが超ツボ
乙です!
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/28(木) 08:35:15.11 ID:qaXH+O4/O
待ってたぜおつおつ
実にエロい
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 05:47:23.87 ID:dLA03kc30
来てたのか!乙
エッチシーン見たいキャラもまだまだいますな
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/06/06(土) 05:50:24.28 ID:UfEXq1ev0
乙!
更新嬉しい。そしてガイトさんとてもかわいいです。
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