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【安価&コンマ】あかり「艦娘?」瑞鶴「その17」【ゆるゆり×艦これ】 - SS速報R 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 22:39:02.73 ID:0assThJ6o
このスレは
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」千歳「その16」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456148187/
の続きとなっております。

オリ設定、キャラ崩壊、百合注意

※1スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1407/14074/1407415762.html

※2スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」叢雲「その2」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1409/14099/1409927222.html

※3スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」文月「その3〜」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1411/14114/1411486035.html

※4スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」大和「その4」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1413/14131/1413122339.html

※5スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」白雪「その5」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1414/14145/1414511487.html

※6スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」神通「その6」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1416/14167/1416746675.html

※7スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」蒼龍「その7」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1419/14193/1419347598.html

※8スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」熊野「その8ですわ」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1422/14222/1422282865.html

※9スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」三日月「その9」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1425/14251/1425128843.html

※10スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」天龍「その10」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1428/14282/1428246873.html

※11スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」夕立「その11っぽい」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1432/14320/1432041097.html

※12スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」扶「その12」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1435/14358/1435843566.html

※13スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」古鷹「その13」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1439/14398/1439817748.html

※14スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」金剛「その14デース」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1445/14450/1445002724.html

※15スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」那珂「その15」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1450/14507/1450705075.html


前回までのあらすじ

艦娘との関係が徐々に深まっていきながらものんびりと日々を暮らしていくあかり達。
新たな仲間である戦史編纂のために配属されてきた青葉ともすぐに打ち解け、
これといった大きな問題ごとはなく時間が過ぎていく。
ただし、それは環境的な部分の話であり、心情的には球磨が大勢の前で堂々とあかりにキスしたことを遠因に、
各々の想いが暴走しがちになって来ている。
そんなこんなで白露型+駆逐棲姫と一緒に寝たり、山城にぺろぺろされたりしつつも元気にあかりの日常は続いていく。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460986742
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/

2 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:39:47.76 ID:0assThJ6o
登場人物

赤座あかり

主人公。
指揮能力は個々への指揮を行える程度に止まった。
段々と深みにはまっていっている気がするものの、本人はあまり気にした様子はない。

叢雲(改二) 練度 99 好感度 100

あかりが最初に出会った艦娘。
あかりとの関係はもはやカップルか夫婦のそれになってきている。
あかりへの感情:デレるを通りこしてる気がする

文月(改) 練度 49 好感度 100

いつも能天気なところがあるがしっかり考えることは考えている艦娘。
天真爛漫な無邪気さゆえにそういうことに対して無頓着なため、如月から心配されている。
あかりへの感情:幸せにしてあげたい

大和(改) 練度 99 好感度 100

被帽ブラをやめてちゃんと下着を付けている艦娘。
今までの行いに報いるという形とはいえ、あかりから求められたことがすごく嬉しかったらしい。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:今までがんばってきてよかったです

白雪 練度 99 好感度 100

いつの間にかエロ担当みたいな立ち位置になっていた艦娘。
エロ担当が飽和している今、別の意味でも吹雪を心配している場合ではなくなったかもしれない。
あかりへの感情:今は無理でもいつかはきっと

神通 練度 44 好感度 100

控え目な性格だが芯はしっかりしている艦娘。
姉妹で一緒に寝た際に、那珂と川内の話を聞いて危機感を覚えた?
あかりへの感情:側で変わっていきたい

蒼龍 練度 48 好感度 100

色々と包容力のある艦娘。
飛龍と一緒に寝た際にはあかりに何をされたいのかを話、飛龍を少し引かせた。
あかりへの感情:犬みたいに遠慮なく愛でてほしい

熊野 練度 59 好感度 100

丁寧な言葉づかいをするお嬢様然とした艦娘。
航空巡洋艦になれば少しは大きくなると期待をかけているものの、他の重巡には敵いそうにないと悲観もしている。
左足にあかりからもらったアンクレットを付けている。
あかりへの感情:愛している

三日月 練度 56 好感度 100

駆逐艦の中でもかなり生真面目な艦娘。
真面目さゆえに押しが弱いところを如月に察されて、ちょっとあれな感じのことを吹き込まれているかもしれない。
あかりへの感情:なんでも見せられる相手

天龍 練度 34 好感度 80

姉御肌で気の強い艦娘。
青葉に捏造した自分の活躍を聞かせていたが、捏造しなくても古参であるため中々の働きを見せている。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:もっと会いに来てもいいんだぞ

夕立 練度 99 好感度 100

どことなく犬っぽさを感じさせる艦娘。
エロいことを度々迫ってくるのは、純粋に気持ちいいことはいいことだと思っているから。
あかりへの感情:一緒にエロくなるっぽい

扶桑 練度 44 好感度 100

大和にちょっと対抗心を持っている艦娘。
下着以外にも着飾る意欲はあるそうだが、いつもの服が気に入ってるようで見せることはあまりない。
あかりへの感情:一緒に暮らせて幸せ
3 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:40:21.66 ID:0assThJ6o
古鷹 錬度 34 好感度 100

ちょっとお茶目なところがある艦娘。
青葉の日記という名の官能小説(ノンフィクション)を読んで、行動を起こすべきかと迷っている。
あかりへの感情:いいところを教えてもっと好きになってもらいたい

金剛 練度 37 好感度 100

英国で生まれた帰国子女な艦娘。
迫り方は勢いが強いものの最近は時間が合わずあかりとの関わりが持てていないことに不満を抱いている。
寝るときはもはや透明と言っても過言ではないくらい薄いベビードール。
あかりへの感情:プリーズセイバーニングラブ

那珂(改二) 練度 99 好感度 100

自称アイドルな艦娘。
今でも名取をアイドル業界に招きいれようと画策中。
寝るときは地味なジャージ。
あかりへの感情:恋の2-4-11

千歳(航) 練度 24 好感度 100

お風呂好きな艦娘。
千代田と共にその豊満を使ってあかりを篭絡しようとしている。
あかりへの感情:次は私が開発してあげますね

瑞鶴(改二甲) 練度 99 好感度 100

七面鳥ではない艦娘。
島風や北方棲姫などあかりを姉に見立てる艦娘が増えたので、姉らしくしようとしている瑞鶴の妹も増えていることになる?
あかりへの感情:余すところなく触れ合いたい

千代田(航改二) 練度 61 好感度 100

軽空母になった艦娘。
とりあえずゲームをしているときなど不意をついて押し付けることからはじめようと決めたらしい。
寝るときは普段の服に似た色合いのパジャマ。
あかりへの感情:大事に触ってほしい

足柄(改二) 練度 99 好感度 100

戦闘大好きな艦娘。
自分がエースである鎮守府にも憧れたが、今までのことを大事にしてそちらを優先した。
あかりへの感情:たまには甘えさせてほしい

名取(改) 練度 99 好感度 100

少し怖がりな艦娘。
アイドルをやってみたいという好奇心がないわけではないが、はずかしさの方が強い。
あかりへの感情:一緒の気持ちになりたい。

卯月 練度 99 好感度 100

どことなくうさぎっぽい艦娘。
耳年増な如月から情報を仕入れて、悪戯を考えている?
あかりへの感情:寂しくなったら襲っちゃうぴょん

愛宕 練度 26 好感度 45

色々とふわふわした艦娘。
優しい笑顔で全てを包み込んでくれるその姿勢は、甘えたがりの子に人気らしい。
あかりへの感情:何でもお世話してあげたい

球磨 練度 45 好感度 100

どことなくクマっぽくはない艦娘。
覗き見を謝罪し代わりに自分が見せるという理論に辿りついた。見せ付けるような堂々としたキスは各々に少なからず衝撃を与えた。
あかりへの感情:もっとみんなみたいに深い仲になりたい

ビスマルク(drei) 練度 99 好感度 100

ドイツから来た艦娘。
艦娘になってからドイツ料理より和食の方が食べた回数が多いほうに気づいたが、特に気にすることはなかった。
あかりへの感情:Ich liebe dich sehr
4 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:40:51.09 ID:0assThJ6o
若葉 練度 18 好感度 95

駆逐艦だけど硬派な艦娘。
辛いもの好きで部屋にデスソースを常備している。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:冗談を言い合える仲になれた

浜風 練度 29 好感度 100

駆逐艦だけどスタイルがいい艦娘。
胸へのコンプレックスは触れてもらい、自らの一部であることを認識することで徐々に解消されていっている。
寝るときは自分の髪の色に似た白い水玉模様のパジャマ。
あかりへの感情:たまにはエッチな非日常もほしい

筑摩 練度 27 好感度 100

笑顔が素敵な艦娘。
気づけばあかりとの触れ合いを喜んでいる自分がいることに気づき、困惑している。
あかりへの感情:この想いをどうすればいいのかわからない

大鳳 練度 99 好感度 100

少し運が低めな艦娘。
小さな胸には大きな欲望が詰まっている?
あかりからもらったお守りを胸に下げている。
寝るときは自主訓練に使う運動用のジャージをそのまま着ている。
あかりへの感情:愛しているからエッチなことしたいと思うんですよ

大鯨 練度 23 好感度 75

お母さんっぽい艦娘。
あかりから想われているという証がほしいらしい。
寝るときは浴衣に似たタイプのバスローブ。
あかりへの感情:ケッコンしたい

浦風 練度 16 好感度 43

広島弁で喋る艦娘。
青葉の日記によると浜風と一緒になって、あかりに胸を弄ってもらったらしい。
寝るときはちょっと野暮ったい感じなジャージ。
あかりへの感情:酒の席でのことは忘れてほしい

明石 練度 31 好感度 40

機械弄りとかが好きな艦娘。
青葉から他の艦娘達が何をしたがっているのか情報を仕入れて、研究に活かしているとか。
あかりへの感情:もう1回マッサージしてください

間宮 好感度 600

鎮守府の甘味担当その1。
大きな機材が必要なお菓子も作ってみたいと思っている。
あかりへの感情:もっと色んなところをマッサージしてほしい

伊良湖 好感度 700

鎮守府の甘味担当その2。
最近割烹着とは違う白衣を着てる姿が見られると噂が立っている。
寝るときは肌が透けるくらいのネグリジェ。
あかりへの感情:お医者さんごっこしたい

北方棲姫 練度 99 好感度 90

人間に敵意を持たない深海棲艦。
最近はイ級に乗って鎮守府の中を散歩するのが趣味。
『ほっぽ』という名前をあかりから名づけられた
あかりへの感情:オネエチャンッテコンナノ?

山雲 練度 18 好感度 100

文月よりもさらにのんびりした艦娘。
たまに文月と一緒にお昼寝していることがあり、そのときは如月の苦労が2倍になる。
あかりへの感情:勉強してまたしましょう。

加賀 練度 99 好感度 100

クールな正規空母の艦娘。
実は那珂の誘いが自分に来ないかと期待している?
あかりへの感情:食べてしまいたいくらい好き
5 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:41:21.65 ID:0assThJ6o
霧島 練度 99 好感度 26

金剛型の末妹である艦娘。
コンタクトに変えてイメチェンしてみようかと考え中?
あかりへの感情:あめのときはご迷惑を

Верный 練度 99 好感度 50

響から改造された艦娘。
達観しているようで本当は寄る辺を探しているところがある。
あかりへの感情:根拠もなく信じられるくらいにはなった

山城(改二) 練度 99 好感度 100

どこか薄幸そうな艦娘。
ロリコン。
寝るときは普段の服のように袖の長い無地の浴衣。
あかりへの感情:触れた証を刻みたい

伊58 練度 22 好感度 50

語尾にでちを付けるときがある艦娘。
お風呂で潜水して人を驚かせたりしている悪戯っ子なところがある。
あかりへの感情:提督にも悪戯してあげる

吹雪 練度 15 好感度 60

なんとなくあかりに似た雰囲気を持つ艦娘。
影が薄いと嘆くだけでなく、自分から行動しなくてはいけないことに気づき行動している。
あかりへの感情:触れられるのって気持ちいいですね

島風(改) 練度 99 好感度 95

とっても早い艦娘。
甘えたい欲をあかりに対して思う存分ぶつけている。
あかりへの感情:特別な姉妹

鳳翔 練度 17 好感度 42

あかり鎮守府はじめての軽空母な艦娘。
穏やかな日々の中で自分の居場所を探している。
寝るときはいつもの服に似た薄紅色の浴衣。
あかりへの感情:娘ができたらこんな感じなのか

武蔵 練度 20 好感度 85

ワイルドな格好をしている艦娘。
外出する用の服はさすがに用意してあるが、雲龍の服とどっこい位の露出度らしい。
あかりへの感情:自分は一線を越えるわけにはいかない

伊168 練度 18 好感度 75

二人目の潜水艦の艦娘。
徐々に水着でいることが癖になってきているような気がしている。
あかりへの感情:水着は定期点検が必要だよ

酒匂 練度 43 好感度 100

鳴き声が特徴的な艦娘。
自らの過去を受け入れて、今を作ることに貢献できたことを誇りに思っている。
あかりへの感情:幸せな未来の象徴だね

瑞鳳(改) 練度 99 好感度 100

玉子と九九艦爆を愛する艦娘。
玉子の扱いは完璧だがご飯はまだまだなので、チキンライスを上手く作れるように勉強中。
あかりへの感情:だいしゅき

谷風 練度 7 好感度 20

江戸っ子気質の艦娘。
文月達とは別の意味でそういうのを気にしないので、一緒に昼寝するときは如月の苦労が更に倍になる。
あかりへの感情:気が合いそうだ

長門(改) 練度 99 好感度 30

かつては帝国海軍の象徴とも呼ばれた艦娘。
酒匂から話を聞き、最近見る夢の原因がなんなのかを知った。
あかりへの感情:あめのときのことは忘れてほしい
6 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:41:55.97 ID:0assThJ6o
飛龍 練度 6 好感度 20

蒼龍とよく似た正規空母の艦娘。
蒼龍の願望に引き気味だが同時に興味も持ってしまったことがはずかしいらしい。
あかりへの感情:弱いところなんでわかるの?

雲龍 練度 6 好感度 20

質素なのにどこか目を引く艦娘。
葛城が気にしているようなので、胸を隠そうかと考えている。
寝るときはジャージだが胸がキツいのではだけさせている。
あかりへの感情:はずかしがらなくてもいいのに

舞風 練度 99 好感度 100

ダンスが得意な艦娘。
解体される恐怖を抱いていたが、あかりの思いを聞き解消された。
寝るときは着ない派
あかりへの感情:不安は何もないです

川内(改二) 練度 99 好感度 100

忍者っぽい艦娘。
胸の先端が弱点で触れてもらいたくてあかりに猥褻が一切ないことをする。
寝るときは那珂が着ているものと色違いのジャージ
あかりへの感情:青少年のなんかが危ないことばかりじゃないよ

朝潮 練度 99 好感度 100

実直な性格の艦娘。
改になった証としてねこみみとしっぽを付けている。
筋肉痛のあかりの体を念入りに触ったりと、徐々になりふり構わなくなってきている。
あかりへの感情:笑ってくれたら自分も楽しい

陽炎 練度 1 好感度 32

服がはだけても気にしない艦娘
カッコイイお姉ちゃんになろうとがんばっている。
あかりへの感情:友達みたいな感じ

離島棲鬼 練度 99 好感度 55

生き残っていた深海棲艦その1
節操なく色んな物に手を出しては影響を受けている。
あかりへの感情:自分も漫画に出たい

戦艦棲姫 練度 99 好感度 25

生き残っていた深海棲艦その2
深海棲艦の中では駆逐棲姫の次にイ級の世話をかいがいしく見ている世話焼きさん。
あかりへの感情:暇を紛らわさせて

秋月(改) 練度 99 好感度 100

防空駆逐艦の艦娘。
最近はゲームばかりをやっているわけではなくなった。
改になった証として夕張の服を着ている。
あかりへの感情:好きだからもっと仲良くなりたい

春雨(改) 練度 99 好感度 100

料理が好きな艦娘。
思考までちょっぴり桃色なのは髪の色の影響か、もしくは同じ髪の色をした誰かの影響か。
寝るときはピンク色の羊の着ぐるみパジャマ。
あかりへの感情:ずっと側で自分を照らしていてほしい

葛城 練度 1 好感度 16

後輩キャラな艦娘
空母の集まりなどではまだ新人で後輩である感が抜けていない。
あかりへの感情:先輩が慕ってるからすごい提督なのかも

駆逐棲姫 練度 99 好感度 100

春雨に似た深海棲艦。
自分がなくなってしまう恐怖を克服し、かつての記憶を取り戻す決心をした。
あかりへの感情:生まれてきてくれてありがとう。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/18(月) 22:42:48.48 ID:CZSNat3SO
そういえば随分前からその12が扶桑じゃなくて扶になってるよね
8 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:43:04.67 ID:0assThJ6o
如月 練度 1 好感度 55

誘惑迷彩を持つ艦娘。
割と他の睦月型の艦娘を気にかけている辺り、姉としての自覚はある。
あかりへの感情:本気の誘惑してみようかしら

五月雨(改) 練度 99 好感度 100

ドジっ子な気質のある艦娘。
ドジさえも利用してあかりとの仲を深めようとしている。
改になった証として春雨までの白露型と同じ服を着ている。
あかりへの感情:ドジっ子の扇情的ってどうすればいいんだろう

青葉 練度 1 好感度 40

戦史編纂のために来た艦娘
自分でインタビューするだけでなく、艦載機を飛ばしてネタを探したりしている
あかりへの感情:青葉の攻略はいつはじまりますか
9 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:44:20.11 ID:0assThJ6o
歳納京子

あかりの幼馴染。同じ日に飛ばされたがあかりよりも半年前にこちらへついて提督をやっていた。
あかりの鎮守府における艦娘との触れ合いについての同人誌を描こうと思った理由は不明。

榛名(改二)

京子がはじめて会った艦娘。
最近ではベタ塗りが上手くなってきた。

赤城

京子艦隊の艦娘。
自給自足しようと料理を勉強中。



京子艦隊の艦娘。
年越し前はクール間の休みに加えて年末特番でアニメが休みになるのでちょっとブルー。

伊19

京子艦隊の艦娘。
潜水空母となったときにどこから艦載機を飛ばすのかは自分でもわからない。

不知火

京子艦隊の艦娘。
表情が変わらないのでわかりづらいものの、可愛いモノ好きである。

龍田

京子艦隊の艦娘。
槍の訓練はそれなりにやっているが必殺技を覚えようとはしていない。

第六駆逐隊

暁型の面々。
京子よりあかりになついているふしがある。

時雨

京子艦隊の艦娘。
ほとんどクリスマスイベントをこなすためにだけ登場したようなもの。

船見結衣

あかりの幼馴染。あかりより一年前に提督になっておりすでにベテランの貫禄がある。
艦隊の全員とケッコンするや否やすぐさま全員の練度をカンストさせたのは、練度を上げるためだという口実のため。

北上(改二)

結衣の初期艦。
ケッコン初夜の思い出(布団の中でキス)は結衣だけでなく、北上にとっても大切な思い出。

大井(改二)

ようやく第二改装された結衣艦隊の艦娘。
ケッコンしてからは結衣と、結衣とケッコン指輪で繋がる北上を感じられると、指輪を握りしめてニヤニヤする姿見られる。

日向(改)

基本的に落ちついているが常識人枠とはいえないかもしれない艦娘。
飲み比べは負け越しているので練習中。

隼鷹(改二)

お酒大好きな艦娘。
ケッコンして低燃費になったはずだが、酒の量は増えたような気がする。

鈴谷(改)

ノリが今風な艦娘。
軽そうに見えて初心なので結衣との仲の進展度は羽黒とどっこい。

羽黒(改二)

おどおどしているが常識人枠と言える艦娘。
大人しく控えめな子だが酔っぱらうとすごいかもしれない。
10 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:44:46.50 ID:0assThJ6o
吉川ちなつ

あかりの友達。あかりよりあとにこの世界に来た新米提督。
モフモフの中に手を突っ込むと引きずり込まれるともっぱらの評判。



ちなつの初期艦。
ちなつに見分け用のアクセサリーを買ってもらってご満悦。



電のお姉ちゃん。
電のアクセサリーを羨ましがっているがレディーなので催促はしていないと自分では思いつつ催促している。

榛名

ちなつが2-5でドロップした。
エプロン姿がまぶしいちなつ鎮守府の母。

叢雲

あかりのところよりちょっとだけツン比率の高い艦娘。
ダジャレの練習をしているところを度々目撃されている。

大潮

いつも元気でポジティブな艦娘。
鎮守府内を駆けまわると怒られるので外を走り回っているが、帰りが遅くなると結局怒られる。

荒潮

のんびりとマイペースな艦娘。
どこかへ行った大潮を探しに行くのは荒潮の役目である。

高雄

ちなつ艦隊の艦娘
榛名が鎮守府の母ならば鎮守府の姉として駆逐艦の子の皆と接しようとしている。

雲龍

ちなつ艦隊の艦娘
戦力増強のため、あかり鎮守府で建造されたちなつ鎮守府唯一の正規空母。
が、最終決戦には出されなかった。

杉浦綾乃

生徒会副会長。こちらの世界に飛ばされたのはあかりより前だが戦おうとしていなかった。
引っ込み思案なところは多少改善されつつある。

あきつ丸

綾乃の初期艦
色白を綾乃に羨ましがられているが、本人はちょっと白すぎじゃないかと悩んでいる。

熊野

あかりのところのよりも明確に好意を口にしている艦娘。
こちらは胸の大きさをあまり気にしていない模様。

叢雲

あかりのところのよりもツン比率の低い艦娘。
沸点の低さは綾乃と結衣と同様で、ギャグセンスも準じている。

陸奥

綾乃艦隊の艦娘。
彼女前で火遊びはご法度らしい。

翔鶴

綾乃艦隊の艦娘。
彼女の着任より綾乃鎮守府の食事情は大幅に改善された。

神通

綾乃艦隊の艦娘。
あかりのところのとはまた別の意味で綾乃のことを強く慕っている。
11 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:45:16.37 ID:0assThJ6o
武蔵

綾乃艦隊の艦娘。
綾乃の中に拙くとも確かな指揮官としての素質を見出している。
それが間違いでなかったことを、最終決戦の後に確信した。

池田千歳

生徒会役員。こちらへ飛ばされたのはあかりより少し前でそれなりに戦ってきた。
雪風と伊勢の絡みを眼鏡を外して聞くことにより、妄想がより一層捗るようになった。

五月雨(改)

千歳の初期艦
改になって多少はドジさが解消されたが、まだまだなにもないところで転んだりすることがままある。

龍驤(改二)

千歳の艦娘
結局改二になっても胸部装甲は変わらず、はじめて鏡を見た際に倒れ込んだという。

霞(改)

千歳の艦娘
相変わらず手厳しいがそれも千歳のことを思ってのことだということは、本人以外の誰も知るところである。

初春(改二)

千歳の艦娘
改二になって主砲が飛ばなくなったので、なんとか飛ばせないか思索中。

五十鈴(改二)

千歳の艦娘
千歳を含めて小さい艦娘が多い中、お姉さんとしてまとめ役を担っていたが、伊勢が来てくれたので楽になった。

雪風(改)

千歳の艦娘
火力不足に悩む千歳鎮守府の中で、夜戦においてすさまじい火力を誇ることで頼りにされていた。
少し戦いの終わりを恐れていたが、なにも変わらず千歳の側に在れることを幸福に想っている。

伊勢

千歳の艦娘
妹の日向よりも軽いノリで、千歳のことをすぐに名前で呼びだしたので五月雨達が慌てている。

大室櫻子

生徒会役員。あかりよりもかなり前にこの世界で提督をやっていた。
艦娘達からは呆れられつつも放っておけない妹のように見られている。

鬼怒

櫻子の初期艦
櫻子ははじめ鬼怒のことをおにおこと呼んでいたため、自分でも時々その時の名残を口にしてしまうときがある。

利根

櫻子の艦娘
櫻子とは色んなことで張り合ったり共謀したりしている。

夕張

櫻子の艦娘
櫻子が彼女が撮ったちょっと深夜なアニメを見ようとするのを必死で止めている。
語りあえる仲間が漣以外にもほしいと想い色々と話した結果、ステージでのパロディショーが始まってしまい消え入りそうな想いをした。

翔鶴

櫻子の艦娘
空母棲姫が来る前は鎮守府の料理当番としてその腕を振るっていた。今でも時々振るっている。

日向

櫻子の艦娘
航空母艦に改造されても砲撃戦の要だった。
今では瑞雲を遠くのものを取るのに飛ばしている。
12 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:45:42.94 ID:0assThJ6o
潮(改二)

櫻子の艦娘
身長が伸びて縮んだように見えるが実は大きくなっている。

空母棲姫

櫻子が鹵獲した深海棲艦
潮に変わっておっぱい禁止されているが意味はまだわかっていない。

古谷向日葵

生徒会役員。こちらの世界に来たのはあかりより少し前である。
櫻子の隣にいるのが自分でないことに少し寂しさを覚えたが艦娘達に任せようと思っている。

飛鷹

向日葵の初期艦
カードが実体化しているので元からドレスは持っていない。

比叡

向日葵の艦娘
元気で何ごとにも気合を入れて当たるが空回りすることもしばしば。

瑞鳳

向日葵の艦娘
それなりに料理ができるので向日葵のお手伝いをしている。



向日葵の艦娘
艤装に飼っているカニの数は本人も把握していない。

鳥海

向日葵の艦娘
計算をしてから行動する慎重派。

長門

向日葵の艦娘。
あめを食べてないのでこちらはまだ陥落はしてない模様。

松本りせ

生徒会長。
遠征に出たあかりの艦娘達に色々と物をあげたりしていた。
奈々の実験の失敗によりこの世界に飛ばされて最初期から提督として戦っていた苦労人。

日向

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
度々りせと奈々の関係に対して爆発しろとの見解を示している。

陸奥

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
りせと奈々の関係をあらあらうふふと見守っている。

大鳳

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
爆発に縁があるのは他の艦娘もそうなんじゃないかと思いつつ、みんなと共に戦い続けてきた。

摩耶

りせの艦娘
自分も含めて明るいタイプがいない事に思い至ったりせによって艦隊に編入された。
自信家だが実力に裏打ちされている。

初雪

りせの艦娘
あまり外に出たがらないので連れ出そうと考えたりせによって艦隊に編入された。
引きこもりがちだが開口部のある艦娘には飛びついて行く。
13 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:46:10.48 ID:0assThJ6o
那智

りせの艦娘
冷静沈着な副官的な立ち位置の艦娘がほしいと思ったりせによって艦隊に編入された。
主張しすぎる摩耶を諫める役割を担うが、自分もまたその実力に応じた自尊心を持っている。

西垣奈々

七森中の理科教師。
遠征に出てくる艦娘達に度々アイテムを渡して支援していた。
実は船霊降霊装置の理論を作りあげた張本人で、ある意味全ての元凶だが責任はきちんと取っている。

妖精

鎮守府内の雑事や出撃艇の操縦および敵主力艦隊の探索、果ては車の運転までこなす万能な存在。
喋るタイプと喋らないタイプがいるが喋れないタイプはいないらしい。

オスカー

あかり鎮守府で飼われている子猫。
かつてビスマルクの艦内で飼われていた猫と同じ毛並みをしているが雌である。

イ級

駆逐棲姫が拾ってきた深海棲艦の生き残り。
長い間深海に1人で誰かに見つかったら殺されると怯えながら暮らしていたので人間不信になっている。
14 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:47:12.31 ID:0assThJ6o
スレの流れ

あかりの一日の行動を安価で以下から選択します。
選択肢に数字が付いている場合は、数字がない安価は↓となります。

艦娘との交流
艦娘と交流します。キャラの好感度上昇はこちら(一日に同じ艦娘は選択不可)
好感度が100の艦娘との交流は回数消費なし(一日2キャラまでで、次の日は同キャラとの交流不可)
あまり長く同じキャラが連続して出てると判断した場合は、行動回数が増えることもあります

執務
執務を行います。安価で色々なイベントが起きます

外出
外出します。あかり一人の場合はランダムイベント、キャラ指定の場合は複数可で好感度上昇イベントが発生します。
他の鎮守府に行くこともできます

アイテムを使う
アイテムを所持している場合使用することができます


上記の行動を朝二回、昼二回行った後夜の行動を選択します

寝る
自発的にはイベントを起こさず寝ます

誰かの部屋へ行く
誰かの部屋へ行きます。好感度上昇イベント(朝昼に交流した艦娘は不可)

執務
執務を行います。昼の執務と同じ

散歩
散歩します。ランダムでイベントが発生します

バー
バーを開きます。3人艦娘を選んで交流します。
15 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:47:57.35 ID:0assThJ6o
現在持っているアイテム

ドイツの国旗
なんの変哲もないドイツの国旗。
ドイツっぽいものを呼び寄せるかもしれない。

ふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
位は一番低いので上がる練度も低い。
現在所持数:30

まんたんのふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
最高位のあめでこれ一つで練度が最大まで上がる。
現在所持数:23

クッキー
色んな種類があるクッキー。
艦娘と一緒に食べると仲良くなれるかも。
現在所持数:2

最高級チョコ
有名ブランドの最高級チョコ。
艦娘も大満足の一品。
現在所持数:2

王族御用達のケーキ
どこぞの王族も御用達の超最高級のケーキ。
艦娘の心まで甘くするような一品。
現在所持数:2

香水
柑橘系の香水
化粧っ気のない艦娘達だが気になることは気になっているかもしれないので喜ばれるかも。

チョーカー
首輪、ではなく首飾り。
髪飾りと同じく菊花紋章の意匠が施されている。

髪飾り
菊の花を模した髪飾り。
艦首に菊花紋章のない艦娘にとってはある種の憧れである。

最高級ホテルの宿泊券
軍の保有する最高級保養施設のチケット。
大規模作戦成功に多大な貢献をした艦娘などに褒章として利用させているらしい。

高速修復材
修理を高速で終わらせることができるバケツ。
艦娘を入居させる際に使うことで一瞬で修理を終わらせ、交流可能状態にする。
現在所持数:3

強化改造設計図
艤装を一点集中改造して飛躍的の性能あげる改造方が書かれた設計図
艦娘の能力値一つを上限の1.5倍にする。
現在三つ所持しており、一つは耐久力。残り二つは搭載数。

書類一式&指輪
ケッコンカッコカリに必要な道具。
現在所持数:51
16 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:48:27.20 ID:0assThJ6o

最後に設定を

艦娘

軍艦の船霊の分霊を妖精が作ったカードに呼び出して実体化させた存在
分霊なので同じ艦が複数存在することもある
実は深海棲艦に対抗するために妖精が呼びだした船霊の和魂。
船霊の荒魂である深海棲艦とは文字通り同一の存在である。

当時の政府が扱いきれなかった船霊降霊装置を、妖精が改良することによって生み出された。

深海棲艦

突如として海に現れて人間を襲い始めた謎の存在
一定の海域に艦隊を展開し通りがかる船などを襲う。
主力艦隊を倒すことでその海域にはしばらく出現しなくなるが、時が経つとまた現れるようになる。
理由は不明だが人間を狙って浮上するので、海軍は人間を提督として彼らをおびきだしている。
倒されることで怨念などに凝り固まった思念が浄化、静かな気持ちになって沈んでいくらしい。

その正体は船霊の荒魂。
かつて人間が和魂、すなわち艦娘を生み出す計画に失敗して生み出してしまった存在。
最新鋭潜水艦ですら及ばない深い海溝の底に沈む社から生み出されていて、それを破壊することによって滅ぼすことができる。

実は奈々が元の世界に戻るための研究をする過程で生み出し、扱いきれないと断じた理論を当時の政府が実現させようとした結果生み出された。
あかり達のお祭りにより鎮められ、一度倒されて正気を取り戻した個体以外は全てあるべきところへ帰った。(駆逐棲姫はもう一度呼び出された)
17 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:50:14.38 ID:0assThJ6o
テンプレ終わり
前スレに誘導張って続けます

>>7
コピペしたときに消えたものと思いますすいません
18 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:51:55.94 ID:0assThJ6o
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
長門   如月☆  伊168☆
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    葛城☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
19 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:52:22.66 ID:0assThJ6o
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆  秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   五月雨☆ 駆逐棲姫☆
山城☆ 舞風☆  筑摩
20 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 23:07:35.85 ID:0assThJ6o
大鯨「はぁっ、あっ……」ピクピク

あかり「大鯨ちゃん、もう大丈夫?」

大鯨「大丈夫、です……」

あかり「ふぅ、よかったよぉ」

大鯨「本当に、キツい、ですね……」

あかり「長門さんでもだめだったからね」

大鯨「長門さんが、それじゃあ私なんかが平然としていられるわけ、なかったんですね」

あかり「そういうわけじゃないと思うけど、みんな同じだからはずかしがらなくていいからね」

大鯨「みんな同じ……みんな、胸を?」

あかり「そこはそれぞれ違うけど! ていうかそろそろ服直そうよぉ!」

大鯨「ああっ! す、すいません、いつまでもこんな!」

あかり「それで気が紛れるなら、あかりは何でもするよぉ。楽になったなら、あかりも、うれしい」

大鯨「楽に……そう、提督に触られてるとすごく熱いのに、ぞわぞわする感じがして、熱いよりも先に気持ちいいが来て……」

あかり「く、詳しくは言わなくていいからね!」

大鯨「あぅ、すいません……」

あかり「と、とりあえず今は休んでて。あかりはもう1個を誰かに使ってもらいに行くから」

大鯨「い、いってらっしゃいませ……」

大鯨(またどこかで私と同じ感覚を味わう人が……う、羨ましいとか思ってませんから!)

↓2 ふしぎなあめを使う艦娘

1  文月
2  神通
3  蒼龍
4  熊野
5  三日月
6  天龍
7  扶桑
8  古鷹
9  金剛
10 千歳
11 千代田
12 卯月
13 愛宕
14 球磨
15 若葉
16 浜風
17 筑摩
18 浦風
19 明石
20 間宮
21 伊良湖
22 伊58
23 吹雪
24 鳳翔
25 武蔵
26 伊168
27 酒匂
28 谷風
29 飛龍
30 雲龍
31 陽炎
32 葛城
33 如月
34 青葉
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/18(月) 23:11:03.78 ID:uQ8mDMTAO
14
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/18(月) 23:11:06.96 ID:23DhpvUhO
17
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/18(月) 23:11:13.12 ID:A62oPRlRo
8
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/18(月) 23:12:42.83 ID:EZWvbxORO
26
25 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 23:17:22.00 ID:0assThJ6o
筑摩「はぁ、姉さんが側にいてくれればこんなことには……」

あかり「利根さんが恋しいんですか?」

筑摩「て、提督!? まだ何かご用ですか!?」

あかり「ふしぎなあめ、使ってもらおうかなぁって思いまして」

筑摩「私にですか?」

あかり「はい!」

筑摩「なぜでしょうか?」

あかり「改二になったら櫻子ちゃんのところの利根さんとお揃いですから」

筑摩「お揃い……」

あかり「利根さんのことが恋しいなら、せめて服くらい一緒にしましょう。まあその服も改造前の利根さんとなら一緒なんですけど」

筑摩「提督そんなことまで考えて……」
26 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 23:23:17.33 ID:0assThJ6o
筑摩(どうしよう、思われているって考えたら、また気持ちが募ってしまう……)

あかり「いりませんか?」

筑摩「……貰います」

あかり「それじゃあどうぞですよぉ」

筑摩「副作用があるんでしたよね?」

あかり「はい。一気に練度が上がるからちょっと辛いらしいです」

筑摩「何が辛いのかは聞いていますけど……」

筑摩(私、それに耐え切れる? 自分を保てるかしら?)

あかり「大丈夫です、あかりが気が紛れること何でもしてあげます!」

筑摩(そういうこと言うのが、怖いんですよ……でも、尻込みしていられないわ)

筑摩「いきますっ!」パクッ
27 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 23:50:36.23 ID:0assThJ6o
筑摩「ふしぎな――」

あかり「味ですよね? わかってますよぉ」

筑摩「提督も食べたことがあるんですか?」

あかり「ないですけどみんなふしぎな味だって言うんですよぉ」

筑摩「実際ふしぎな味なのでそう言うしかないんです」

あかり「具体的に言えないふしぎな味ってすごい気になりますよぉ」

筑摩「今まで食べたことのないふしぎな味です。でもおいしいことは確かっ……!?」

あかり「はじまりましたね」

筑摩「くっ、ぁ……これ、は……」

あかり「がんばってください! あかりにできることがあれば何でもしますから!」

筑摩「これは、何かしてもらって、紛れるもの、では……」

筑摩(練度が上がるって、こんな……体が、過敏に反応し、てっ……!)

筑摩(息が上がる……頭がくらくらする……)フラッ

あかり「あっ、筑摩さん!」ガシッ

筑摩「ていと、く……」

あかり「ん〜! も、持ち上げられないので、なんとか優しく座らせます、ね!」

筑摩「……はぁ」

筑摩(なんで、この子は、私にこんなに、よくしてくれるの……姉さんの方がいいって、意地張ってる。私なんかのために……)

筑摩(どうして、私は、意地を張ってるの……そんな私のために、小さな体でやれることを精一杯頑張ってる、この子に……)

筑摩(私は……)

あかり「ふぅ、なんとかなりましたよぉ。痛くないですか、筑摩さん?」

筑摩「てい、とく……!」ガバッ

あかり「わぁっ! なんですか、筑摩さん?」

筑摩「好きっ……!」

あかり「へっ?」

筑摩「好き、なんですっ、私……! 提督、がっ……! 好きなのっ……!」

あかり「えっ、えっと、いきなり、どうして」

筑摩「いきなり、じゃない……! 私、今までたくさん、提督に助けてもらって、だからっ……!」

筑摩「好き、です……! 提督ぅっ……!」ギュッ

あかり「あ、あぁの、あ、ありがとう、ございます……」

筑摩(ごめんなさい、姉さん。私、この子が好きです。その気持ちにはもう、嘘つけなくなるくらい、に……)
28 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/19(火) 00:04:45.74 ID:JAujT9U/o
筑摩「はぁ、はぁ……」

あかり「お、落ち着きました?」

筑摩「落ち着き、ました……」

あかり「……」

筑摩「……い、今のは副作用のせいで頭の中がぐちゃぐちゃになって!」

あかり「嘘だったんですか?」

筑摩「い……え、嘘では、ありませんけど……」

あかり「よかったです。嘘だったら悲しかったですよぉ」

筑摩「ですけど、あんなふうに好き好き連呼するのは違くて! もう少し落ち着きのある、あれで、あって、その……」

筑摩「……そんな感じで、よろしくお願いします……」カァ

あかり「ふふっ、はい。そんな感じでよろしくお願いしますよぉ」

筑摩「うぅ、伏せようと思った矢先に暴露させられるなんて、酷いです……提督実はSでしょう?」

あかり「Sってなんですか?」

筑摩「えっ、え、SはSですっ! Sなんです〜!」ダッ

あかり「いやそれじゃわかりませんよぉ! 待ってください筑摩さ〜ん!」

筑摩(羞恥ともに湧き上がる喜び。この感覚、これが、きっと、恋というものなんですね……)
29 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/19(火) 00:06:05.13 ID:JAujT9U/o
今回はここまでです

筑摩の好感度100イベントどうしましょうかね
ここでこんな話を使ってしまったのでもうそっち系にするしか思い浮かびません
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 00:15:09.53 ID:hp9miuBeO
利根のコスプレさせて口調マネさせてみたりして悶える筑摩見たい
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 00:22:27.66 ID:eaeEqMEdo
乙です
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 00:27:45.72 ID:x7sIC5G90


あかりは人たらしな上に好意の区別が(最近改善されてきたものの)ついていないため言い出しにくい手合いには潜在的にドSの側面を示してしまうのでしょう
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 14:45:10.67 ID:71NhiYaoo
乙です
34 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/19(火) 22:39:13.95 ID:JAujT9U/o
開始します
35 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/19(火) 22:45:33.72 ID:JAujT9U/o
あかり「ただいま〜」

大鯨「お帰りなさい提督。どなたに使われに行ったんですか?」

あかり「筑摩さんだよぉ」

大鯨「筑摩さん? 筑摩さんならまあ、大丈夫でしょうか」

あかり「何が?」

大鯨「いえっ、どうでしたか?」

あかり「ええっ? ええ〜、普段はもっと落ち着いた感じ、らしいよぉ」

大鯨「あのあめを食べてる時間と比べればそれは落ち着いてますよ」

あかり「副作用は危ないけど収まったら元気になるんだよね」

大鯨「私も今力が満ち溢れています。潜水母艦なので大したことはありませんが」

あかり「改造したら軽空母になるんだっけ?」

大鯨「はい。名前も龍鳳に変わります」

あかり「Bepちゃんもそうだけど、名前変わるとちょっと戸惑うよぉ」

大鯨「元が船ですのでそこは慣れていただくしか。あまり多くはいませんよ、名前が変わる艦娘は」

あかり「改造するかどうかはまた今度にして、次は何しようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>18-19の朝潮、秋月、筑摩、若葉、春雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 22:46:46.71 ID:Lv7L2aZuO
1島風
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 22:46:51.74 ID:I8yk2EBmO
1五月雨
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 22:47:06.22 ID:ssIJs0gFO
1イムヤ
39 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/19(火) 22:57:09.73 ID:JAujT9U/o
五月雨「さっきのはなんだったんでしょうか?」

あかり「何が?」

五月雨「あっ、提督。いえ、筑摩さんが何か顔を隠しながら走っていったんですけど」

あかり「それは気にしなくていいよぉ」

五月雨「そうですか? 筑摩さんがそんなことするなんて珍しいなと思ったんですけど」

あかり「珍しいことが起きた結果だよぉ」

五月雨「はぁ、よくわかりませんが気にしなくていいなら気にしません」

あかり「うん、そうしよう。ついでに昨日のことも気にしなくていいから」

五月雨「昨日の……」

あかり「あっ、言わなきゃよかったよぉ」

五月雨「す――」

あかり「謝らなくていいよぉ! あかりはいやだったわけじゃないから!」

五月雨「で、でも……」

あかり「本当にいやだったらならこうして会いに来たりしないよぉ。いいの、あかりも望んだことだから」

五月雨「提督……」

あかり「さっ、そういう話はもう終わりにして、これからどうするか考えよう!」

↓2

1 姉妹の自覚は出てきたかという話
2 他の艦娘とどうすごしているのか
3 精神修行の続き
4 寝る
5 その他自由に
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 22:57:24.05 ID:CRESN8uaO
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 22:57:30.93 ID:ur15qolaO
4
42 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/19(火) 23:03:36.74 ID:JAujT9U/o
五月雨「じゃ、じゃあ、また精神修行を」

あかり「ふぁ〜、精神修行? いいよぉ」

五月雨「眠いんですか?」

あかり「ちょこっとだよぉ」

五月雨「ちょこっとには見えませんよ。さっきから目がしょぼしょぼしてます」

あかり「そんなにしてる?」

五月雨「してます! あんな夜遅く、いやもはや朝早くまで起きてたんです。眠くなってしまうのは当然ですよね」

あかり「んぅ〜、あかりもう中学生だから、1日くらい徹夜しても平気だよぉ」

五月雨「平気じゃありませんよ! 無理してはいけません、寝ましょう!」

あかり「でもあかりは……」

五月雨「でももだってもありません! 今お布団を用意しますね!」
43 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/19(火) 23:11:11.16 ID:JAujT9U/o
五月雨「私の布団ですけど、どうぞ!」

あかり「ううん、わかったよぉ」

五月雨「どうしてそんなに起きようとするんですか。少しくらい寝たって誰も文句言いませんよ」

あかり「えへへ、どれくらい起きてられるかチャレンジしてたんだよぉ。大人ならいっぱい起きてられるもんね」

五月雨「そんなことするのは子供だけですよ」

あかり「あはは、そうだよね、ごめんね」

五月雨「いいえ、元はといえば私達が起きさせていたのが原因なんですから、謝る必要はないですよ」

あかり「それはあかりも自分でしたいって思ってたって言ったでしょ」

五月雨「それを誘導したのは私達です。夕立が手を出さなければ、提督からすることもなかったでしょう?」

あかり「う、ん……」

五月雨「提督のそういう感情を引き出したんですから、私達の責任ですよ。しっかり眠ってもらいますからね!」

あかり「ありがと、ね、五月雨ちゃん……」
44 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/19(火) 23:24:13.15 ID:JAujT9U/o
あかり「ぐぅ〜……」

五月雨「もう眠ってしまった」

五月雨「5人でというより、提督が4人を相手にしていた感じでしたもんね。それは疲れる……」

五月雨「思えば、ずいぶんととんでもないことをしでかしちゃったなぁ」

五月雨「提督のご家族になんと言って許しを請えばいいのかな……」

五月雨「ただでさえ女同士なのに、それが4人、いえ、事と次第によれば60人超だなんて、普通の親なら絶対許さないよ」

五月雨「はぁ……先行きは結構暗いなぁ」

あかり「んぅ……ふふっ……」

五月雨「……暗くても、提督のためなら頑張れる」

五月雨「ドジっ子私がこけても、絶対に手を差し伸べてくれる提督がいれば、何でも乗り越えていけるよね」

五月雨「そういえば、あんなことしておいてまだはっきりと伝えてない気がする」

五月雨「好きです、提督。これからもずっと側においてくださいね」ナデナデ
45 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/19(火) 23:36:23.39 ID:JAujT9U/o
あかり「ふぁ〜……」

五月雨「起きましたか、提督。気分はどうですか?」

あかり「ん〜、頭がすっきりしたよぉ」

五月雨「よく眠ってましたもんね」

あかり「今何時?」

五月雨「もうすぐ午前19時です」

あかり「夜の7時? あれ、ひとなんとかじゃ」

五月雨「普通に午前午後で言うときもありますよ」

あかり「そっちの方があかりはわかりやすいよぉ」

五月雨「じゃあこれからはそう言うことにしますね。あまり言う機会ないですけど」

あかり「秘書艦さんの仕事に時報があるらしいけど、あかりあんまり執務室にいないからね」

五月雨「たまには時報を聞きに帰ってみてください」

あかり「時報聞きに? たまにはずっと執務してる日があってもいいかもね。さてと、元気になったことだし、もう少し何かするよぉ」

↓2

1 艦娘との交流(>>18の若葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 23:37:34.51 ID:eDxU7YqqO
1ゴーヤ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 23:37:41.56 ID:GcXiTqwuO
1如月
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 23:38:04.59 ID:PNoln4oo0
1武蔵
49 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/19(火) 23:47:12.05 ID:JAujT9U/o
如月「んんっ、もうすっかり夜ねぇ」

あかり「夜の7時だからね」

如月「あらぁ司令官。ふふっ、夜は如月の時間よぉ」

あかり「如月ちゃんも夜型なの? 川内さんと同じだね」

如月「んもぉ、夜戦的な意味じゃなくてぇ。いやでも、夜戦的ではあるんだけどぉ」

あかり「どっちなの?」

如月「とにかく、夜が好きというところは同じかしらぁ」

あかり「あかりはまだ夜の魅力がよくわかってないよぉ」

如月「ならたっぷりと教えてあげましょうか? 夜の如月の魅力」

あかり「えっ、夜の魅力なのか如月ちゃんの魅力なのかよくわからないよぉ」

如月「ふふっ、知りたければどっちも教えてあげるわぁ」

あかり「きょ、今日は遠慮しておくよぉ。それよりも、こんな時間だけど遊んでくれる?」

如月「うふふっ、夜のお遊びに誘われちゃった。いいわよぉ、何するの?」

↓2

1 三日月の真面目さをどうにかしたいという話
2 距離が近いという話
3 誘惑ごっこ
4 その他自由に
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 23:48:09.90 ID:6JFLHdLBO
1
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/19(火) 23:52:26.12 ID:x7sIC5G90
1
52 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 00:02:24.27 ID:ti1sf049o
あかり「けど今からお外行くわけにも行かないよねぇ」

如月「そうねぇ、それじゃあ大人しく部屋の中で秘密のお話をしましょうか」

あかり「秘密のお話って?」

如月「なんだと思う?」

あかり「う〜ん、最近体重が増えたとか?」

如月「艦娘だからそれはないわぁ」

あかり「久しぶりに艦娘ってずるいって思ったよぉ」

如月「正解は〜、三日月ちゃんのことよぉ」

あかり「三日月ちゃんのこと?」

如月「そう、三日月ちゃんの秘密のお話。聞きたい?」

あかり「聞いてもいい話?」

如月「聞いてもらいたい話。私も、たぶん三日月ちゃんもね」

あかり「なら聞くよぉ」
53 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 00:12:12.10 ID:ti1sf049o
如月「実は三日月ちゃん悩みがあるらしくて」

あかり「うん」

如月「自分の生真面目すぎる性格をどうにかしたいんだって」

あかり「性格を?」

如月「そう、真面目すぎて砕けられないところを気にしてるらしいのよ」

あかり「そうなの? ずいぶん前にあかりには何でも見せられるって言ってくれたと思うけど」

如月「司令官に対してはちょっとだけ砕けられるようになったけど、それじゃ足りないって最近思うようになったみたい」

あかり「あかりは三日月ちゃんの真面目なところ好きだけどなぁ」

如月「そう言ってもらえて嬉しいって言ってたけど、真面目一辺倒なのもどうかと思うってこよぉ」

あかり「たまには息抜きも必要だってことだよね」

如月「肩肘張ってたら息が詰まるもの。力を抜いてだらけることも大切よぉ。それがあの子にはできないの」

あかり「それは困ったねぇ」
54 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 00:25:57.53 ID:ti1sf049o
如月「昨日一緒に寝たときに何とかしようと奮闘してみたけど、どうにもできなかったわぁ」

あかり「どういうことしたの?」

如月「うふふ、物理的に力が抜けるようにしてあげようとしたんだけど、真面目に拒否されるとなんだか羞恥心の方が勝っちゃって」

あかり「如月ちゃんでもだめだったんだね」

如月「あの子をやわらかくさせてあげられるのは、きっと司令官だけよぉ」

あかり「あかりが?」

如月「そう。司令官があの子の生真面目さを崩すの」

あかり「あかりにできるかなぁ?」

如月「できるわ、司令官なら」

あかり「どうやって?」

如月「誘惑よ!」

あかり「へっ?」

如月「三日月ちゃんを誘惑して骨抜きしてあげるの。ふにゃふにゃになるまで!」

あかり「ええ〜結局誘惑に行き着くの?」

如月「これ結構真面目な話よ司令官。あの子の真面目さは一筋縄じゃいかないわ。だから司令官も本気を出して当たらないとだめなの」

あかり「三日月ちゃんを本気で誘惑する?」

如月「そう。だからぁ、如月が誘惑のいろはを教えて、あ、げ、る」

あかり「如月ちゃんが誘惑ごっこしたいだけじゃないよね?」

如月「違うわよぉ。それもこれも三日月ちゃんのため。お姉ちゃんは気を揉んであげてるの」

あかり「そう、まあ、あかりも悩んでるならなんとかしてあげたいしいいよぉ。がんばる」

如月「いい答えね司令官。それじゃあ、今日はもう遅いからまた今度、みっちり誘惑して……じゃなくて、誘惑のことを教えてあげる」

あかり(本当にこれで三日月ちゃんの悩み解消できるのかなぁ)
55 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 00:27:53.27 ID:ti1sf049o
今回はここまでです

同じ艦娘が連続してる感が出てる気がするので、次はもう一度行動します。

あかねが堂々とあかりの抱き枕カバーを洗濯して干せるくらいなので、両親どころか近所の人まであれな可能性が無きにしも非ずです
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 00:37:15.99 ID:vlDViIRNO
乙です
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 00:54:58.06 ID:5gGjR78Lo
乙です
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 06:04:39.32 ID:qcWe4rFWO
乙です
59 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 22:41:30.28 ID:ti1sf049o
開始します
60 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 22:46:10.45 ID:ti1sf049o
如月「うふふ、ああいう硬い子ほど1度砕けるとすごいのよ」

あかり「どんなふうになっちゃうの?」

如月「それは司令官の体で確かめて」

あかり「体で?」

如月「体で」

あかり「何とかできるっていうなら如月ちゃんを信じるけど」

如月「実際問題誰かが外から引っ張ってあげなきゃ、どうにもならないと思うのよね」

如月「きっかけを作るだけでもいいからね、お願い」

あかり「うん、なんとか頑張ってみるよぉ」

如月「期待してるわよ司令官」

あかり「任せて! さてと、まだもう少しだけ大丈夫かな。これからどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>18の若葉、如月以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 22:47:46.28 ID:A7JfELUXo
1天龍
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 22:47:52.34 ID:hHpdFax2O
1吹雪
63 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 23:03:40.71 ID:ti1sf049o
吹雪「ふぅ、気持ちよかった」

あかり「吹雪ちゃんお風呂入ってたの?」

吹雪「あっ、司令官。先にいただきました」

あかり「髪の毛まだ濡れてるよぉ?」

吹雪「上がったばかりですから」

あかり「ドライヤーで乾かさないの?」

吹雪「私くらいならタオルで十分ですよ」

あかり「あかりでもドライヤー使うよぉ?」

吹雪「司令官はしっかり乾かしておかないと、風邪を引く可能性もありますからね」

あかり「風邪引かなくてもしっかり乾かした方がいいよぉ。濡れたまま寝ると朝頭ぼんってなってるよぉ」

吹雪「寝癖ついてるのも特徴的でいいですね!」

あかり「いやそういう特徴はいいからね」

吹雪「せっかく会えたんですし、また少し付き合ってください」

あかり「うん、いいよぉ。何しよっか」

↓2

1 改造について
2 扶桑について
3 幸運の力を送り込む話
4 その他自由に
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 23:04:08.64 ID:JmOLUblsO
2
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 23:04:18.11 ID:S8TjIH6tO
3
66 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 23:15:36.56 ID:ti1sf049o
吹雪「もう夜遅いですからね。あまり騒ぐのはよくないです」

あかり「なら静かにできることをするよぉ」

吹雪「まあ私の体が冷めるくらいまで、お話でもしてましょうか」

あかり「冷めたら終わりなの?」

吹雪「終わりは決めておかないといけませんよ」

あかり「ん〜、あっそうだ。今日はどこに触るのが1番いい日?」

吹雪「へっ?」

あかり「幸運の相だよぉ」

吹雪「あっ、ああ、あれですか」

あかり「日によって効果的な場所が変わるんだよね? 今日はどこかな?」

吹雪「今日は〜、掌、でしょうか」

あかり「掌? 握手すればいいんだね! はい、握手」

吹雪「えへ、えへへ、握手です」
67 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 23:24:43.87 ID:ti1sf049o
あかり「なんか幸運を送り込んでる感じがする! 暖かい!」ニギニギ

吹雪「いやそれは私がお風呂上りだからなだけですよ」

あかり「お風呂上りだと効果上がったりしない? 血行がよくなってて回りが早いとか」

吹雪「幸運を毒みたいに言わないでください」

あかり「そういえば、前のは効果あったの?」

吹雪「あれから幸運に見舞われたかということですか? そうですねぇ、目立ったことはありませんでしたが」

あかり「宝くじ当たったりはしてない?」

吹雪「そもそも買ってないですよ。精々コンビニのスピードくじで応募券以外が当たったくらいです」

あかり「それは幸運の相の効果なのかそうじゃないのか、わからないくらい地味な幸運だね」

吹雪「地味って言わないでください! 結構おいしいアイスが当たったんです。これから食べようって楽しみにしてるんですから!」

あかり「なんていうか、吹雪ちゃんといると落ち着くね。庶民的だよぉ」

吹雪「それはほめられてるんでしょうか?」
68 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 23:36:58.09 ID:ti1sf049o
あかり「そろそろ体が冷えてきた頃?」

吹雪「あっ、ま、まだです。それになんか今星の位置が変わって、掌からうなじのとこに変わりました!」

あかり「日によって変わるわけじゃないんだね」

吹雪「日、という単位は人間が勝手に定めているだけで、大自然はそんなことお構いなしに常に流動を続けているんです」

あかり「おおっ、なんか占い師さんっぽい発言だよぉ」

吹雪(適当に言っただけなんですけどね)

あかり「うなじのとこだよね? 触っても平気?」

吹雪「問題ないです! ど、どうぞ」サッ

あかり「じゃあ、触るよ」ピトッ

吹雪「んふっ……」

あかり「髪の毛が当たってたから濡れてるね」

吹雪「すいません、司令官の手まで塗らしてしまって」

あかり「ううん、これくらい平気だよぉ」

吹雪(あぁ〜、今司令官の手を塗らしてるのは本当にお湯? 私の汗も混じってるんじゃ……)

吹雪(いやだからなにって話だけど、う、うあぁ〜!)

あかり(なんか冷えるどころか逆に暖まってる気がするよぉ。あかりが触ってるから?)
69 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 23:42:35.33 ID:ti1sf049o
大鯨「触れると相手に幸運を与えられる相ですか」

あかり「あかりにあるらしいよぉ」

大鯨(吹雪さん、適当言って提督に触ってもらいたいだけですよね絶対)

あかり「大鯨ちゃんも幸運にしてあげるよぉ」

大鯨「あっ、ううんっ……いきなり、そんなところ触ってはいけませんよ」

あかり「くすぐったかった?」

大鯨「くすぐったいです。だけど、いやなくすぐったさではないですから……」

あかり「もう少し触ってよっか?」

大鯨「はい……」

大鯨(私も便乗できたので吹雪さんは不問とします!)

あかり「今日は夜遅くまでありがとね。ごほうび、何がいい?」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 次の行動時に1回交流確定
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 23:43:23.90 ID:PthCXfBbO
3
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 23:43:29.17 ID:fm/Dki6EO
1
72 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/20(水) 23:59:09.90 ID:ti1sf049o
大鯨「えっと、このまま頭もなでてくださればそれでいいですよ」

あかり「頭は効率いいところじゃないよ?」

大鯨「幸運の相は関係ないですよ」

あかり「普通に頭なでてほしいだけ?」

大鯨「ごほうびで頭なでてほしいだけです」

あかり「なら、楽な体勢になってていいからね」

大鯨「あ、あの、それなら」

あかり「うん?」

大鯨「提督に寄りかかった体勢になってもいいですか?」

あかり「あかりに?」

大鯨「は、はい」

あかり「いいよぉ。それじゃ椅子に座ってるとやりづらいから、お布団敷いてその上でしたげるね」

大鯨「わざわざすいません」

あかり「あかりもこれから寝るんだしいいんだよぉ」
73 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/21(木) 00:13:49.10 ID:MrKKsmGYo
あかり「大鯨ちゃんは龍鳳ちゃんになりたいかって聞いてなかったね」ナデナデ

大鯨「どうなんでしょう。まだ戦時ならなってお役に立ちたいと言ってたでしょうが、今となっては艦種にさほどの意味はありませんからね」

あかり「潜水母艦じゃなくなったら、ゴーヤちゃん達が悲しむよぉ」

大鯨「龍鳳になってもゴーヤさん達との関係は変わりませんよ。私が私でなくなるわけではありません」

あかり「急に別人になったりしない?」

大鯨「しません。ヴェルさんがそうだったじゃないですか」

あかり「そうだけどやっぱりちょっぴり不安だよぉ」

大鯨「もう、改造なんて何回もしてきてるのに。いい加減なれてください」

あかり「普通の改造はなれたけど、名前が変わる改造はまだ1回だけだからなれてないの!」

大鯨「結果として変わるだけで普通の改造と変わりませんよ」

大鯨「私も変わりません。私はずっと、提督の私です」

あかり「あかりの?」

大鯨「あぁっ! そ、それは、その、言葉の綾で。提督の知ってる私という意味ですから!」

あかり「そう言ってくれたら安心できるよぉ。改造したかったらいつでも言ってね」

大鯨「はい」

大鯨(私にとっては改造できるようになったことより、ケッコンできるようになったことの方が重要ですけどね)

大鯨(いつか本当に提督の私にしてくださいね……じゃなきゃ、私の提督になってもらいますから)
74 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/21(木) 00:19:53.53 ID:MrKKsmGYo
今回はここまでです
次は舞風の好感度100イベントからはじめます

好感度100の艦娘の交流も秘書艦みたいに1回したら全員回るまでできないようにした方がいいですかね
全員回りきらなさそうですけど
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/21(木) 00:31:34.53 ID:FEus++ZbO
乙です
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/21(木) 00:33:52.14 ID:cqNPDYaoo
乙 それでいいんじゃないかな
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/21(木) 00:38:02.21 ID:sAfEuRBdo
乙です
78 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/22(金) 00:08:14.90 ID:FsRrEWLeo
今日は書けなかったので↓1で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府のネタでもちょいエロでもいいです

ちょっと忙しくて頻繁に更新できないことがあってすいません
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/22(金) 00:13:35.17 ID:+FzMNnm5O
今度はボードゲームにハマる秋月
80 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/22(金) 22:43:29.79 ID:FsRrEWLeo
とりあえずこれから好感度100の艦娘は1度交流したら周るまで交流できなくします。
外出時は特に制限をかけないことにします

開始します
81 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/22(金) 22:47:36.48 ID:FsRrEWLeo
大鯨「んぅ……」

あかり「もう眠くなっちゃった?」

大鯨「あっ、すいません提督。あまりに気持ちよかったもので」

あかり「そんなふうに言ってくれると嬉しいよぉ」

大鯨「マッサージもそうですけど、人の気持ちいいところを見つけるのが得意なのかもしれませんね」

あかり「あかり自身意識してやってるわけじゃないけどね」

大鯨「無意識のうちに気持ちいいところに、中々恐ろしいですね」

あかり「ええっ、恐ろしいって!」

大鯨「ふふっ、ではありがとうございました提督」

あかり「ううん、こっちこそ今日はありがとうね」

大鯨「いえ。では明日の秘書艦を決めて今日は終わりですね」

↓2 明日の秘書艦(>>18-19の☆のついてない艦娘)
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/22(金) 22:51:25.99 ID:LIGBQ+3UO
くまのん
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/22(金) 22:51:31.63 ID:V0Y/TLBbO
離島
84 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/22(金) 22:57:34.65 ID:FsRrEWLeo
あかり「離島棲鬼さんにお願いするよぉ」

大鯨「離島棲鬼さんですか。わかりましたお伝えしますね」

あかり「お願いね大鯨ちゃん。おやすみなさい」

大鯨「おやすみなさい、提督」

大鯨「ケッコン、ようやくできるようになったけれど、提督どなたともなされてないんですよね」

大鯨「指輪はあるからいつかは回ってくるかもしれませんけど……やっぱり最初の方がいいです」

大鯨「アピール……でももう胸を触るくらい平気でなさってましたし……」

大鯨「もっと過激なことが必要なんでしょうか?」



あかり「気持ちいいところを見つけるのが得意かぁ、そんなこと考えたこともなかったよぉ」

あかり「マッサージしてるうちに自然に身についたのかもしれないね」

あかり「さてと、あかりはどうしようかなぁ。せっかくお布団敷いたしもう寝る……ん? 誰か外にいる? あれは、舞風ちゃん?」
85 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/22(金) 23:08:40.24 ID:FsRrEWLeo
舞風「ふんふ〜ん」

あかり「舞風ちゃん、どこに行くの?」

舞風「提督! ちょっと海にね」

あかり「海に出るの?」

舞風「いや海岸近くからは離れないよ。ただ、今日はほら、満月だからね」

あかり「満月だから?」

舞風「明るいから夜でも外で踊れるでしょ?」

あかり「夜中に外で踊ってる人と出会ったらちょっと怖いよぉ」

舞風「ここら辺は鎮守府の敷地内だから誰も来ないよ。提督は私のこと知ってるから怖くないでしょ?」

あかり「うん」

舞風「じゃあ何にも問題な〜し! ほらっ、いこ!」

あかり「あかりも行くの確定なんだ! 行くつもりだったけどね」
86 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/22(金) 23:18:34.38 ID:FsRrEWLeo
あかり「海の上で踊るの?」

舞風「艦娘の特権だよ」

あかり「今更ながらどういう原理で水の上に浮いてるんだろうね?」

舞風「ん〜原理とかそういう難しいことはわかんないよ」

あかり「踊れるってことは浮かんでるんじゃなくて、足を踏みしめられるってことだよね?」

舞風「普通に地面にいるのと同じ感じだよ」

あかり「あかりが妖精さんに作ってもらったの付けてるときもそうだったからね」

舞風「瞬間冷却して足の下だけ氷になってるとか」

あかり「そしたら滑ってるとき氷だらけになっちゃうよぉ」

舞風「それじゃああれだよ、気とかチャクラとかそういう感じのあれで浮いてるの」

あかり「なんかオカルト染みた感じのあれな事には間違いなさそうだけど」

舞風「原理なんかどうだっていいよ! 私は海に立てて、踊れる! それだけわかれば問題ない!」

あかり「前向きだね舞風ちゃんは」

舞風「ふふん、心配事はこの前全部なくしてもらったからね〜」
87 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/22(金) 23:36:36.46 ID:FsRrEWLeo
舞風「海だ〜!」

あかり「海だね〜」

舞風「もっとテンション上げようよ! 海だよ?」

あかり「いや、毎日見てるからね」

舞風「夜の海はまた違った顔でしょ?」

あかり「夜の海も何回か見てるからねぇ」

舞風「情緒がないなぁ。しょうがない! ここは私が盛り上げるしかないわ!」

あかり「くらげさんとかいるかもしれないから、刺されないように気をつけてね」

舞風「くらげに刺されたくらいじゃ私はどうにもならないよ!」

あかり「サメさんに噛まれるかも」

舞風「サメはこんなところまで来ないから。来ないよね?」

あかり「たぶん」
88 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/22(金) 23:58:35.02 ID:FsRrEWLeo
舞風「そこでよぉく、見てるんだよっ!」

あかり「うん!」パチパチ

舞風「先ずは登場! 最初の掴みが大事だから、派手にど〜んって行くよ!」バシャッ

あかり「わっ、すごい水しぶきだよぉ!」

舞風「舞台の広さを活かして高速に動き回る!」シューッ

あかり「わぁ〜、あかり目が追いつかないよぉ」

舞風「ただ滑るだけじゃ芸がないよね」バッ

あかり「わっ! 舞風ちゃんバク転できるんだ!」

舞風「前転もいけるよ!」バッ

あかり(くるくる回る度に水しぶきが舞い上がって、まるで舞風ちゃんを取り巻いてるみたい)

舞風「今度は横回転で行くよ!」クルクル

あかり(月の光に反射して、すごく綺麗だよぉ……)
89 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/23(土) 00:14:04.11 ID:uyRZ3T3po
舞風「ふぅ、どうだった私の踊りは?」

あかり「すごかったよぉ! なんかキラキラしてた!」

舞風「わざと水しぶきあげるようにやってたからね。今回は見栄え重視!」

あかり「えへへ、本当に心が盛り上がったよぉ」

舞風「やったやった! 私の踊りで提督を笑顔にできたね!」

あかり「踊り上手いと思ってたけど、バク転とかできるとは思わなかったよぉ」

舞風「それくらい余裕だよ! なんたって練度は上がるとこまで上がって、改になってるからね!」

あかり「あれ、じゃあもしかして他の人もできる?」

舞風「むっ、できるだろうけど、あそこまで連続でできるのは私だけだよ! きっとね!」

あかり「普段から踊ってるもんね」

舞風「常に踊り続ける訓練の賜物ってやつだね」

あかり「訓練だったんだ?」

舞風「趣味と実益を兼ねてるっていうのやつでもある」

あかり「ふふっ、色々あって踊ってるんだね」
90 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/23(土) 00:27:32.13 ID:uyRZ3T3po
舞風「ふんふん〜」

あかり「機嫌いいね舞風ちゃん」

舞風「そうだね。逃げるために、忘れるための踊りじゃなくて、自分も楽しんで、見てる人も笑顔にできる踊りが踊れるようになったんだもん」

あかり「楽しい踊りが踊れる方が幸せだよね」

舞風「うん、私今すごく楽しくて、幸せ!」

あかり「それならよかった」

舞風「提督のおかげだよ。こんな穏やかな暮らしができるから、私も本当に信じられるくらい心が穏やかになれた」

あかり「昔は穏やかじゃなかったの?」

舞風「まあ戦う船だったからね〜少しは血気盛んな時期もあったんだよ」

あかり「そうだったんだ、以外だよぉ」

舞風「艦娘になる前だけどね。なってからはもう最初からこんな感じ」

あかり「そっか、なんとなく安心したよぉ」

舞風「艦娘としての私は今の私だよ。ずっとね」
91 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/23(土) 00:51:06.57 ID:uyRZ3T3po
舞風「毎日何も考えずに踊っていられるのって、幸せだよね〜」

あかり「そうかもしれないね」

舞風「でも完全に思考停止してるのもよくない。考えなきゃいけないことは考えないと!」

あかり「考えなきゃいけないことって?」

舞風「新しい踊りのステップとか」

あかり「結局踊りのことじゃない」

舞風「えへへ……」

あかり「本当に、舞風ちゃんは踊りが好きだね」

舞風「変?」

あかり「ううん。何でも大好きなことがあるっていうのは変じゃないし、いいことだよぉ」

舞風「変わってないって言われるのも微妙な気分になるって言ったのに〜」

あかり「でも事実だからしょうがないよ。舞風ちゃんは変じゃない、踊りが好きな普通の女の子だよぉ」

舞風「普通の女の子ねぇ」

舞風(普通の女の子は海の上で踊れないと思うけど。それくらいじゃ提督にはなんともないんだね)

舞風(特殊って思われたいけど、普通って言われるのも嬉しい。結局提督に良いように思われたいだけなんだね私は)

舞風「ほら、提督も一緒に踊ろう! 心が盛り上がったなら体で表現しなきゃ!」

あかり「ええっ、あかりバク転なんかできないよぉ」

舞風「大丈夫大丈夫! 提督に合わせた難易度の踊りで行くからね! ほら、ワンツー!」

あかり「ああっ、っと、ワン、ツー」

舞風(艦娘としての自分と、人間としての自分。折り合いを付けるためにはまだまだ時間がかかる。それは考えなきゃいけない)

舞風(でも今は、こうして踊ってる時間だけは何も考えずに……ううん、大好きな人のことだけを考えて楽しもう)
92 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/23(土) 00:54:14.41 ID:uyRZ3T3po
今回はここまでです

今では中学でダンスが必修科目らしいですけどどんなことしてるんでしょうか
ダンスは……苦手だななんで何とか逃げられてよかったです
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 00:58:14.65 ID:hDcpui9Po
乙です
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 00:58:34.67 ID:NFM5wWrPo
乙です
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 03:48:15.22 ID:ML7dnxAUO
乙です
96 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/23(土) 22:42:49.80 ID:uyRZ3T3po
開始します
97 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/23(土) 22:48:10.97 ID:uyRZ3T3po
離島棲鬼「私が秘書艦なんてできるかなぁ」

あかり「離島棲鬼さん基本的に何でもできるじゃないですか」

離島棲鬼「何でもはできないわよ。できることだけ」

あかり「そのできることが多いってことですよぉ」

離島棲鬼「いやそんな、全部半端だから」

あかり「そんなことないですよぉ。あかりにはできませんよ、逆立ちしてジュース飲むなんてこと」

離島棲鬼「いやそれのこと言ってたの!? 忘れてよ! あれ罰ゲームだから!」

あかり「それだけじゃないですよぉ。たまに漫画とか音読してるときの演技がすごいなって」

離島棲鬼「わぁ〜! それも忘れて! お願いだから!」

あかり「何でですか? すごいのに」

離島棲鬼「すごくないから!」
98 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/23(土) 22:56:20.54 ID:uyRZ3T3po
離島棲鬼「うぅ、戦艦棲姫と2人で暮らしてたときの感覚がまだ抜けないのよぉ……」

あかり「結構大きな声でしたもんね」

離島棲鬼「これからは気持ち小さめにしよう」

あかり「それじゃ聞こえませんよぉ」

離島棲鬼「聞かせないために! はぁ、もういいから今日のお仕事はじめましょ」

あかり「そんなにはずかしがることないのに。えっと、今日は」

秋月「すいません司令。今日は大室司令のところに行く予定でしたよね」

あかり「秋月ちゃん。そうだったよぉ、今日は櫻子ちゃんのところに行くんだった」

離島棲鬼「えっ、なにそれ聞いてない」

秋月「私の服を夕張さんに見せに行くんです。同じ服ですから」

あかり「そうなんです。夕張さんは櫻子ちゃんのところにいるので。この前行ったときには京子ちゃんのところにもいましたけど」

離島棲鬼「じゃあ私は?」

秋月「残って秘書艦のお仕事を」

離島棲鬼「ちょっ、私初めてで何していいかわかんないのに!? 私もついてく!」

あかり「まあ、空母棲姫さんもいますし離島棲鬼さんも挨拶に行くくらいはしておいてもいいかもしれませんね」

離島棲鬼「なんとか置いてけぼりは免れたわ……」

秋月「それでは大室司令に連絡してから行きましょうか」

あかり「行くこと自体は妖精さんに伝えてもらってるけど、今から行くよって言っておかないとね」
99 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/23(土) 23:07:10.97 ID:uyRZ3T3po
櫻子『ん、どうしたのあかりちゃん? 何か私が必要な事態が起きた?』

あかり「ううん。今日そっちに行くってお話ししてたよね。今から行くから」

櫻子『えっ!? なにそれ、私聞いてない!』

あかり「ええっ!? 妖精さん、連絡はしたんだよね?」

妖精(猫吊るし)「確かにしましたよ。大室提督もその場にいたはずですが」

櫻子『嘘、いつ? そんなことあったっけ? ねぇ、鬼怒?』

鬼怒『いや、いつもパーティしてくれてたから、今度はこっちが最高にもてなすんだって用意してたでしょ』

櫻子『おおっ、だから朝起きたら談話室が飾り付けられてたのか!』

利根『昨日の夜自分で飾りつけたんじゃろうに』

夕張『んまあとにかく、来ることはちゃんと伝わってるから心配しないで』

あかり「あはは、安心しました。伝わってたことも櫻子ちゃんが変わりないことも」

鬼怒『変わりないとこはちょっと心配してほしいところかなぁ』

櫻子『この櫻子様には心配されるようなことは何もないのに、鬼怒は心配性だなぁ』

利根『この発言もいつも通りじゃからいいとして、そちらは赤座提督と秋月と、離島棲鬼も来るんじゃろう?』

離島棲鬼「初秘書艦1人でこなす自信がないからね」

櫻子『そうだそうだ。その2人だけじゃなくてさ』

↓2 連れて行く艦娘(>>18-19の秋月、離島棲鬼以外)
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 23:10:56.61 ID:DlbLsKn0O
戦艦棲姫
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 23:11:02.43 ID:Slxl/8LbO
駆逐棲姫
102 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/23(土) 23:21:20.73 ID:uyRZ3T3po
あかり「わるさめちゃん?」

櫻子『そうそう。新しい深海棲艦の子。こっちのが会いたがってるんだよ』

あかり「なら戦艦棲姫さんも連れてった方がいいかなぁ」

離島棲鬼「あいつは今日ちょっと用事があるみたいだから無理よ」

あかり「そうなんですか、ならまた今度の機会にってことですね」

櫻子『わるさめって子は来れるの?』

あかり「どうかな、用事がなければ来られると思うよぉ」

櫻子『まあ無理にとは言わないからね、できれば連れてきてくれたらお出迎えがもっと豪華になるかもしれないよ!』

鬼怒『こら、そんなこと言ってプレッシャーかけないの! 本当に無理ならいいからね』

あかり「はい、確認してみますね。また後でね櫻子ちゃん」

櫻子『うん、待ってるよあかりちゃん! よし、今からおもてなしの料理作るぞ〜! 翔鶴〜!』

離島棲鬼「そういえば櫻子ちゃんのところにもいるんだったね、深海棲艦」

あかり「はい、空母棲姫さんがいますよぉ」

秋月「私もお会いするのははじめてですね。それを言えば、大室司令とさえもはじめましてですが」

あかり「また1回みんなで集まる機会がほしいね。さてと、それじゃわるさめちゃんがいけるかどうか聞きに行こっか」
103 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/23(土) 23:33:31.89 ID:uyRZ3T3po
駆逐棲姫「別の鎮守府にいる深海棲艦に?」

あかり「うん。会いたがってるみたいだから、予定がなかったら一緒に来てくれたらうれしいよぉ」

駆逐棲姫「特に予定はないよ。行こう」

あかり「わぁい!」

イ級「……」ヒョコ

離島棲鬼「ん? どうしたのイ級? わるさめになんか用?」

イ級「……」ジッ

駆逐棲姫「ん、お前も行きたいのか?」

イ級「……」コクリ

秋月「知らない人いっぱいいるけど、大丈夫?」

イ級「……」コクリ

離島棲鬼「がんばるって。あっちの深海棲艦にも会ってみたいのかもね」

あかり「だったらイ級ちゃんも一緒に行くよぉ」

秋月「なんか、私の方がおまけみたいになってしまいましたね」

イ級「……?」
104 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/23(土) 23:48:13.49 ID:uyRZ3T3po
駆逐棲姫「櫻子というのはどういう子なんだ?」

あかり「櫻子ちゃんはいつも元気で明るい子だよぉ。思いついたら即行動するって感じの活発さで、見てると元気をもらえるよぉ」

離島棲鬼「ちょっとおつむはあれみたいだけどね」

あかり「さっきはたまたま忘れてただけですよぉ」

秋月「いや、普通昨日の夜部屋の飾りつけしたことを忘れるなんてありませんよ」

離島棲鬼「ていうか漫画で読んだ――じゃなくて、さっき変わってないって言ってたじゃん」

あかり「そ、そうですけど、そういうところも櫻子ちゃんの魅力なんです!」

駆逐棲姫「深く考えずに行動できるタイプね。少しはその元気分けてもらえるといいね」

イ級「……」

あかり「なんていうか、本当に嫌がってることはしない子だから安心してね。向日葵ちゃんにはちょっとくらいいじわるするけど」

秋月「古谷司令と仲悪いんですか?」

あかり「仲はむしろ1番いいと思う。けど、2人ともいつも喧嘩ばっかりしてるんだよぉ」

離島棲鬼「喧嘩するほど仲がいいってやつだね。そういう関係も憧れちゃうなぁ」

あかり「みんなそこまで大きくないから、きっと大丈夫」

駆逐棲姫「離島棲鬼でもあれだからね。そのくせぴっちりしたの来て体のライン出してるけど」

離島棲鬼「そ、そのくせって、別に私が選んだ服じゃないし! むしろ小さい分強調しなきゃいけないし!」

イ級「……」シュン

秋月「えっと、体の大きさのことじゃないから安心していいよ」
105 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/24(日) 00:11:11.25 ID:p1zMAJWXo
あかり「櫻子ちゃん!」

櫻子「あかりちゃん、久しぶり!」

離島棲鬼「確かに心なしかドックがうちより小さい気がする」

鬼怒「そっちは全員集まられるように作られてるからねぇ」

利根「普段使いするにはこのくらいで十分じゃからのう」

秋月「実質出撃用の母艦が入ればいいだけですからね。昔とは違います」

夕張「おっ、あなたが秋月ね」

秋月「あっ、夕張さん」

夕張「ふんふん、中々の完成度。さすがあの妖精が作っただけのことはあるわ。お腹の露出も私との身長差も踏まえて、同じくらいになるように調整してある」

あかり「変なところ手が込んでますね相変わらず」

イ級「……」ソッ

櫻子「うわっ!? なんだっけあいつ、えっと、気球?」

鬼怒「イ級だよ! 赤座提督の船から出てきたけど?」

駆逐棲姫「私が航海してるときに、偶然出合った」

利根「まだ生き残りがおったんじゃのう。生き残りというよりは、成仏できなかった者と呼んだ方が正しいか」

イ級「……」スッ

駆逐棲姫「だから私に隠れるのは無理だって。すまない、私に会うまでずっと1人で深海にいて、見つかったら殺されるかもと怯えていたせいで臆病になってる」

櫻子「そうなんだ、可哀想に。よし、それじゃあ櫻子ちゃんのとっておきのおもてなしで、楽しませてあげるとしよう!」

あかり「わぁ〜い、楽しみだよぉ」

夕張「服はどうでもいいの。今期はなに見てる?」

秋月「ど、どうでもいいって。とりあえヒロインの声が司令と似ているのがあって、それは見てますよ」

夕張「なるほどね、あれね。あれ漫画が原作でね……」

秋月「そうなんですか? 同じ作者の、へぇ……」

あかり(なんだかあっちはお話が弾んでるみたい。当初の目的は果たせてよかったよぉ)
106 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/24(日) 00:13:39.57 ID:p1zMAJWXo
今回はここまでです
次は前スレの埋め小ネタです

夕張は初期艦を除いてはじめて手に入れた艦娘でNewソートかけると最後尾に来るので結構愛着があります
1回目の建造で初期艦と同じ叢雲が来たときは、ソシャゲによくある進化合成のチュートリアルかなと思いました
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/24(日) 00:15:08.56 ID:txgYLLCfO
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/24(日) 00:15:24.11 ID:9y6kqXNAo
乙 オール最低値で出たのかな それは中々ですね
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/24(日) 00:20:41.78 ID:YutYJhIBo
乙です
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/24(日) 07:38:04.53 ID:M2Uu6fMSO
乙です
111 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 22:40:02.73 ID:JXM+M/gSo
開始します
前スレ>>484のお返しに念入りにマッサージされる朝潮の小ネタから
112 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 22:43:34.69 ID:JXM+M/gSo
あかり「ねぇ、朝潮ちゃん」

朝潮「なんでしょうか司令官?」

あかり「マッサージしてあげよっか?」

朝潮「な、なんですか藪から棒に」

あかり「したくない?」

朝潮「それはしたいですけど」

あかり「じゃあ決まりだね。はい、そこ横になって!」

朝潮「えっですから、なぜいきなり」

あかり「いいからいいから。ほら、早く早く」

朝潮「あぁ、急かさないでください」

あかり(ふっふっふ〜、筋肉痛のときのお返しをしてあげるよぉ)
113 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 22:52:53.79 ID:JXM+M/gSo
あかり「さてと、どこをマッサージしてあげよっかなぁ〜」

朝潮「お手柔らかにお願いしますね」

あかり「それは約束できないよぉ」

朝潮「えっ?」

あかり「この辺りで、どう?」

朝潮「あぁ〜、気持ちいいですね」

あかり「本当に? 無理してない?」

朝潮「何を無理する必要があるんですか〜、気持ちいいですよ〜」

あかり「んんっ、なんか声が間延びしてるし本当になんともないみたい」

朝潮「なんともなくはないですよ。気持ちいいです〜」

朝潮(でもいつもの司令官のマッサージとは違う気持ちよさですね。これが本来のマッサージなんでしょうけど)
114 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 23:03:05.93 ID:JXM+M/gSo
あかり「ここは?」

朝潮「はぁ〜、いいですね〜」

あかり「むぅ、じゃあここ!」

朝潮「そこもいいです〜」

あかり「ん〜!」

朝潮「何を唸ってるんですか司令官?」

あかり「だって、この前の筋肉痛のときのお返ししようと思ったのに」

朝潮「筋肉痛のとき? あっ……」

あかり「全然痛がらないよぉ!」

朝潮「痛くしようとしてたんですか?」

あかり「痛そうなところばっかりやってたのに〜!」

朝潮「司令官には人を痛がらせるようなことできないということですよ」
115 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 23:15:18.40 ID:JXM+M/gSo
朝潮「怒っていたんですか司令官?」

あかり「怒ってたでしょ!」

朝潮「でも最後に嫌いじゃないって……」

あかり「あれはあれでこれはこれなの!」

朝潮「そうですか」

あかり「こうなったら肩叩きに移行するよぉ!」

朝潮「私はまともに受けていませんが、こと痛みという点については艦娘の耐久力は並大抵のものではありませんよ」

あかり「そっか、それじゃあどうすればいいの?」

朝潮「それを私に聞くんですか」

あかり「あっ、そうだね。う〜ん、どうしようかなぁ」

朝潮(まったく怒ってるように見えませんけど、これでも怒ってるんだろうなぁ)
116 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 23:21:19.26 ID:JXM+M/gSo
あかり「そうだ! こちょこちょするよぉ!」コチョコチョ

朝潮「は、ひゃっ……司令官っ」

あかり「ふふふ〜、これは効いたみたいだね。改造して感度がよくなってるんだよね?」

朝潮「か、感度……」

あかり「お腹がつっちゃうくらい笑わせてあげるよぉ!」

朝潮「あはっ、ま、待って……」

あかり「まったはなしだよぉ。それ、こちょこちょ〜」

朝潮「あはははっ! も、もっと、もっと効率のいい方法、ありますっ!」

あかり「効率のいい方法?」

朝潮「はぁ〜はぁ〜、はい。くすぐるより辛い方法です」

あかり「あんまり辛いのはやりたくないよぉ」

朝潮「いえ、これはまあ紙一重なところがありますし」
117 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 23:30:12.74 ID:JXM+M/gSo
あかり「どういう方法?」

朝潮「それはですね、気持ちよくさせることです」

あかり「気持ちよくさせるのが辛いの?」

朝潮「薬も過ぎれば毒となる、です。気持ちよさも限度を超えれば辛く感じるものです」

あかり「そんなに気持ちよくするの、あかりにできるかなぁ」

朝潮「いつものようにマッサージすればいいんですよ」

あかり「それって、やっぱりあかりのマッサージ辛いってことなんじゃ」

朝潮「す、過ぎなければ気持ちいいだけですよ」

あかり「いつも過ぎてない?」

朝潮「過ぎてないです! いつもは本当に気持ちいいだけです!」

あかり「それなら安心。じゃあ、今日は怒ってるから、ちょっと辛くなるまでマッサージしちゃうね」

朝潮「は、はい……」
118 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 23:42:43.11 ID:JXM+M/gSo
朝潮「あっ……あっ……!」

あかり「まだ気持ちいい?」

朝潮「きもち、いいっ……です」

あかり「結構長くかかるんだね」

朝潮「まだ、いつもやってる時間よりも、短いですよ」

あかり「それもそっか」

朝潮「更に効率化図るために、もっと気持ちいいところ、マッサージします……?」

あかり「もっと気持ちいいところ?」

朝潮「ここです……」スッ

あかり「お腹?」

朝潮「もっと下の方……以前、司令官が教本で読んで、私に試したところです」

あかり「気持ちよくするためのつぼだね。ここ、マッサージしていいの?」

朝潮「怒ってるのに私の意見を伺ってばかりですね、司令官」

あかり「んっ、遠慮なくやらせてもらうよ、朝潮ちゃん!」

朝潮「は、い、来てください、司令官……」
119 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 00:02:29.29 ID:5Ze245WFo
朝潮「んぁっ、はぁ……」

あかり「そんなに気持ちいいんだ?」

朝潮「は、はぇ……」

あかり「そういえば、ここで気持ちよくなるのって、何回かやらなきゃいけないんじゃなかったっけ」

朝潮「はっ、あぁっ……そ、それは……」

あかり「朝潮ちゃん、やってたの?」

朝潮「やっ、あっ……い、き、聞かないで、ください……」

あかり「やってたんだね……」

朝潮「あ、あぁ……」

朝潮(きゅうに、言葉でも責めてくるように……司令官……)

あかり「それじゃ、朝潮ちゃんの今までの成果が出せるように、あかりもがんばっちゃうよぉ!」

朝潮「あ、ひぃっ……!」

朝潮(これは、確かに、幸せすぎて、辛い……!)
120 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 00:13:00.70 ID:5Ze245WFo
朝潮「あっ、はぁぁ……」

あかり「……」

朝潮「はぁ、はぁ……司令官……」

あかり「ごめんね朝潮ちゃん」

朝潮「な、んで謝るんです?」

あかり「朝潮ちゃんは他にも目的はあったけど少なくとも、あかりの筋肉痛を和らげようって気持ちはあったはずだよぉ」

あかり「でもあかりは辛い目に合わせてあげようっていう気持ちしかなくて……」

朝潮「いいえ、司令官の手からはいつものように、慈しみを感じました」

あかり「そんなこと……」

朝潮「いいんですよ司令官。私は嬉しいです、怒ってもらえて」

あかり「嬉しい?」

朝潮「司令官だって人間です。悪意の欠片もないなんてありえません。誰かに怒ったり、辛い目に合わせてやろうって思うこともありますよ」

朝潮「ある意味で人間らしいその感情を向けられる相手になれてよかった。だから、嬉しいです!」

あかり「朝潮ちゃん……」

朝潮「これからも怒ってくれていいですからね。折檻でも何でも、私受け入れますから!」

あかり(怒られるのが嬉しいかぁ。これも京子ちゃんに言われた、傷つける勇気を持つことに繋がることなのかな)

あかり(怒って辛い目にあわせることができる。それも、信頼の証、かな)



青葉(なんかいい話風に終わりましたけど、単に朝潮さんが司令官の怒りを利用してマッサージしてもらいたかっただけですよね)
121 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 00:18:12.27 ID:5Ze245WFo
今回はここまでです
次はボードゲームにはまる秋月の小ネタからです

そろそろイベントですがアイオワとたぶん同型の誰かは最終海域報酬とドロップになりそうですね
まあゴールデンウィーク中ですしなんとかなりますか
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/26(火) 00:37:44.04 ID:LcM7ZjHKo
乙です
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/26(火) 06:01:03.64 ID:SVmy2LrAO
乙 ミズーリかな同型だと
124 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 22:39:43.36 ID:5Ze245WFo
開始します
125 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 22:44:52.07 ID:5Ze245WFo
長10cm砲ちゃん「きゅう〜……」

秋月「またふりだしに戻っちゃったね」

あかり「秋月ちゃん何してるの?」

秋月「あっ、司令。人生ゲームです」

あかり「今度はゲーム機使わないゲーム?」

秋月「はい。結構時間潰すのにちょうどいいんですよ」

あかり「割と時間かかるからね」

長10cm砲ちゃん「きゅうきゅう〜!」クイクイ

あかり「どうしたの長10cm砲ちゃん? あかりも一緒にやろうって言ってる?」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」コクリ

秋月「これで2回もふりだしに戻ったからって、司令を入れて仕切りなおそうとしてるわね」

あかり「ふふっ、あかりも入るから最初からやり直しだね」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜!」

秋月「まったく。じゃあ、先ずは順番を決めましょう」
126 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 22:56:48.73 ID:5Ze245WFo
秋月「はい、では私から回しますよ」

あかり「あかりが最後だよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅう〜!」

あかり「長10cm砲ちゃん達がいるから人集めやすくていいよね」

秋月「そこは助かってますね」

長10cm砲ちゃん「きゅっきゅ〜」

秋月「感謝しろ、じゃないでしょ。こういうことで頼られるのは普通はおかしいんだからね」

あかり「平和でいいよぉ。ほら、秋月ちゃん早く回して」

秋月「あぁ、はい。えっと、3マスですね」

あかり「どんなイベントが起きるのかな」

秋月「なになに、小学校に入学したので支度金として1000ドル失う」

あかり「なんで入学する子が自分で支度金払ってるの?」

秋月「なんででしょう。セレブなんじゃないですか?」
127 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 23:08:34.38 ID:5Ze245WFo
あかり「結婚するんだって」

秋月「だ、誰とするんですか!? 叢雲さんですか!?」

あかり「い、いや、ゲームの中でだから叢雲ちゃんは関係ないよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜?」

あかり「うん? あれ、相手は女の人になってる?」

秋月「何もおかしくありませんね」

あかり「えっ、いや、うん」

秋月「結婚ボーナスでもう1回進めますよ」

あかり「わぁい、うん、い8マスだね! あれ、もう子供生まれた? ていうかどうやって生んだの?」

秋月「iPS細胞というので同性の間でも子供ができるそうです」

あかり「へぇ〜そうなんだ」

秋月「それよりもどっちが生んだかの方が重要です! 司令ですか! 司令が生んだんですか!?」

あかり「た、たぶん相手の人だよぉ」

秋月「ふぅ、それならいいんです」

あかり「秋月ちゃんボードゲームにまで感情移入しすぎだよぉ」
128 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 23:15:04.48 ID:5Ze245WFo
長10cm砲ちゃん「きゅう!」

あかり「あっ、長10cm砲ちゃんとぶつかっちゃった」

長10cm砲ちゃん「きゅきゅ〜!」

あかり「ごめんね、はい修理費」

長10cm砲ちゃん「きゅう〜?」

秋月「もう、何が修理費だけじゃなくて治療費と慰謝料もよ。そういうのはルールにないの」

あかり「長10cm砲ちゃんは頑丈だから、自分が車にぶつかっても平気でしょ?」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」

秋月「むしろぶつかってきた車を撃ち壊すって、物騒なこと言わない」

あかり「ひええっ、あかりの車は壊さないでね」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜?」

秋月「人に物を頼むなら相応のものを払えじゃないわよ。お金1番持ってるでしょうに」

あかり「そうやって強かにお金稼いできたんだもんね」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」
129 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 23:27:04.62 ID:5Ze245WFo
秋月「あはは、昔の貧乏性だった私はどこに行ったんだろう……ゲームの中でさえ破産しちゃうなんて……」

あかり「い、いいじゃない別にゲームだし、運の要素が強いよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅっきゅ」

秋月「長10cm砲ちゃんは大金持ちになるし……」

あかり「堅実に稼いでいった結果だよぉ」

秋月「はぁ、やはりもっと節制しなくちゃいけないんでしょうか」

あかり「秋月ちゃんったら影響を受けやすすぎるよぉ」

秋月「思えば小学校入学したとき、自分でお金を払うなんてことをしだしたのが発端でした……」

あかり「もう、1回1回そうやってたらキリがないよぉ!」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」グイッ

秋月「ああっ、もうちょっと浸らせてくださいよ〜」

あかり「浸るならもうちょっと楽しい人生にしようよ。ほら、次も秋月ちゃん最初でいいから」

秋月「いやです! 最初に行ってだめだったから、今度は最後で様子を見ながら行きます!」

あかり「様子を見ながらって言っても、ほとんど運の要素しかないからどうにもできないよぉ?」

秋月「いいんです! さあ、早く行ってください司令!」

あかり「やれやれだよぉ。じゃあ、回すね」
130 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 23:35:18.76 ID:5Ze245WFo
伊168「で、そのあと司令官達の車に追突しすぎて、また破産?」

あかり「運悪く自動車保険のマスは外れちゃうしね」

伊168「愉快なことやるわねあの子ったら」

あかり「割と落ち込んでたよぉ」

伊168「ほんとに感受性豊かなんだから。今日もやってるかしら?」

あかり「イムヤちゃんも一緒にやるの?」

伊168「まあ、私もたまにはアナログのゲームやってもいいかなって」

あかり「そうだよぉ、スマホばっかり弄ってないでみんなと遊ぼう」

伊168「しょうがないわ。イベントがひっきりなしに来るから休めないんだもの」

あかり「それはしょうがなくないよぉ」

伊168「今回のはもう終わらせたから今は余裕あるの。さあ、行きましょう」

あかり「はぁ、イムヤちゃんの方もどうにかしないとね」
131 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 23:45:48.24 ID:5Ze245WFo
伊168「秋月〜イムヤも混ぜて〜」

秋月「えっ、あっ!」ガシャン

長10cm砲ちゃん「きゅ〜!」

秋月「うぅ、イムヤさんのせいで手元が狂ってしまったじゃないですか」

伊168「ごめんごめん、人生ゲームじゃないの?」

秋月「あれは私の心に響きすぎるのでやめました。今はジェンガの時代です!」

あかり「わぁ〜、あかりもやったことあるよぉ」

伊168「どういうルールなの?」

秋月「この長方形のブロックを3つほどの組で並べて、積み重ねていきます」

秋月「順番を決めて積上げたブロックを1本ずつ抜いて上に重ねていき、崩してしまった人が負けというルールですね」

伊168「なるほどね〜面白そうじゃない!」

秋月「ではみんなで勝負です!」

伊168「負けたら罰ゲームで全身くすぐりの刑ね」

秋月「ば、罰ゲームなんてするんですか?」

伊168「勝ち負け決めるなら、それに応じた罰や報酬もないとやる気出ないでしょ」

あかり「そこまで真剣な勝負じゃないよぉ」

伊168「イムヤとしては真剣勝負よ。ねぇ、秋月?」

秋月「……はい、真剣勝負です!」

あかり「な、なんだか2人ともやる気だね。あかりもがんばるよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅ?」
132 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/26(火) 23:57:01.30 ID:5Ze245WFo
あかり「順番はどうしよっか〜」

伊168「時計回りでいいんじゃない? イムヤから順に、司令官、長10cm砲ちゃん2人と、秋月で」

秋月「それでは私が不利になるじゃないですか」

伊168「なら秋月を頂点にして、私、司令官、長10cm砲ちゃん達の順で」

秋月(くっ、どうやっても司令官の前の手番を死守するつもりですね!)

伊168(実質これは司令官をくすぐるためにやる勝負よ。直前で耐えたイムヤが勝ちってことで、くすぐりの刑の執行人役はイムヤが貰うわ!)

秋月「えっ、長10cm砲ちゃんが先がいいの? しょうがないなぁ、変わってあげるね」

長10cm砲ちゃん「きゅ!?」

あかり「あれ、長10cm砲ちゃん達今何も言ってなかったと思うけど」

秋月「何も言わずとも通じるものがあるんです。さて、これで長10cm砲ちゃん達、イムヤさん、司令、私の順になりましたね」

伊168(秋月、あなたはされる方がいいタイプか)

秋月(する方もいけますけど、さすがイムヤさんと順番は変われませんよ。ここはされる方を狙います!)
133 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 00:11:59.26 ID:O0bHK+nXo
長10cm砲ちゃん「きゅ〜」

あかり「長10cm砲ちゃんは飛べるから、上に手が届かなくても大丈夫だね」

伊168「指で挟んで取る取り方ができないのは、ちょっとやりづらいでしょうし最初にしたのはよかったかもね」

秋月「さあ、次はイムヤさんの番ですよ」

伊168「ここはかる〜く行きましょうか」

秋月(初手から攻めては来ませんか……)

伊168(初めてだけど、こんな最初の方から崩れる遊びじゃないでしょ? ここはもう少しバランスが崩れるのを待つ)

伊168「はい取れた。次は司令官よ」

あかり「よぉし、崩さないように慎重に……」

秋月「あっ!」

あかり「きゃっ!」ビクッ

伊168「どうしたのよ秋月?」

秋月「あぁいえ、昨日録画したアニメ見るの忘れていたなと思い出したので」

あかり「びっくりさせないでよぉ」

秋月「すいません司令」

伊168(わざと司令官を驚かせたわね秋月)

秋月(下手をすれば司令官が崩してしまう可能性もある諸刃の剣ですが、さすがにあまりに露骨に崩しては司令官の心象が悪くなります)

秋月(崩れそうになるように、調整しなくてはいけませんね)

伊168(姑息な手を……)
134 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 00:33:03.77 ID:O0bHK+nXo
長10cm砲ちゃん「きゅ……きゅっ……!」

あかり「崩れそうになると、自分の番じゃなくてもハラハラしちゃうよね」

伊168「そうね……」

伊168(私の番、もうだいぶ穴だらけになって、半ばぐらついてる状態……)

伊168(ここは攻めるか……いや、私が崩してしまったら意味がないし……)

伊168(放っておいても、もう1、2回で崩れるだろうし、ここは安全策を……っ!)

秋月「……」

伊168(秋月っ、なによ、その私を品定めするような目は)

秋月(イムヤさん、あなたの覚悟はその程度なんですか?)

伊168(秋月ぃっ……! そう、日和ってたら、ただでさえそこまで仲が深まっていない私じゃ叢雲達に勝てない!)

伊168(ここは、攻める!)ガチャッ

あかり「あわわっ、イムヤちゃんそんなところ抜くの!?」

伊168「ふふっ、これで司令官が崩したら、その前に抜いて倒さなかった私の勝ちだよね」

あかり「そ、そうなるの?」

伊168「くすぐりの刑の執行人はイムヤが貰うよ!」スッ

あかり「あっ、た、倒れない?」

伊168「ふっ、どうよ!」

秋月(見せてもらいましたよイムヤさんの覚悟。しかし)

あかり「えっと、どこを抜けばいいのかなぁ」

秋月「次は三段目の右を抜こうかなぁ……」ボソッ

あかり「三段目の右、あっここ、すごい抜きやすそう」

伊168「い、今のは反則でしょ!」

秋月「何がですか? 私は思わず口に出してしまっただけですよ〜」

伊168「ぐぬぬ……」

あかり「でも秋月ちゃんが次に抜くって言ってるから」

秋月「司令、どんな筋であれ知りえた情報は有効活用するべきですよ」

あかり「うん、じゃあ悪いけどここあかりがもらうね!」

秋月「あぁ〜抜かれてしまいました〜どうすればいいんでしょうか〜」

伊168「……五段目の真ん中」

秋月「はいっ?」

あかり「五段目の真ん中? ここもいけそう! まだ結構残ってるものだね」

伊168「ごめんなさい、私も口を滑らせちゃったわ〜でも知られたからには有効活用されちゃうわよね〜」

秋月(くぅっ! イムヤさん、初めてなのに安全なブロックを見つけるのが上手い!)

伊168(これくらいお茶の子さいさいよ。さあ引きなさい)

秋月(で、できるだけ乱暴に……あぁでもわざと崩そうとしてるようには見えないように……)
135 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 00:43:51.20 ID:O0bHK+nXo
長10cm砲ちゃん(右)「きゅ、きゅう……」パタッ

長10cm砲ちゃん(左)「きゅ〜!」

あかり「長10cm砲ちゃ〜ん!」

秋月「はぁ、何が悲しくてあの子をくすぐり回さなきゃいけないのかしら」

伊168「もっと狙い撃ちしやすいゲームにするべきだったわね」

秋月「でも中々白熱して面白かったですよ」

伊168「でしょ? やっぱり目的があると熱の入り方が違うのよ」

秋月「漫然と時間つぶしのためにやるだけではいけませんね」

伊168「そういうことよ。じゃあ二回戦行きましょう!」

あかり「長10cm砲ちゃんが回復してないよぉ」

秋月「負けたら罰ゲームを受けて脱落していくことにしましょう。最後に残った人がジェンガ王です」

あかり「じぇ、ジェンガ王」

伊168「ほらほら、早く用意して司令官」

秋月「待ってください。ずっと同じ順番でもつまらないですし、場所替えをしましょう!」

伊168(ふっ、勝負はもう始まってるってことね)

秋月(あるいは私達が参じるずっと前から、司令争奪戦は始まっていたんです。私も日和っている暇なんかありません!)

あかり(2人とも燃えてるよぉ。ジェンガ王の称号、そんなにほしいのかな?)
136 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 00:50:38.00 ID:O0bHK+nXo
今回はここまでです
次は本編の続きです

オチは秋月が次はカードゲームかTRPGにはまってることにしようと思っていましたが
書いてるうちにこんな感じに落ち着きました
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 00:51:47.68 ID:ttE3pR6Zo
乙です
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 00:55:11.45 ID:AXTXXw/9O
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 02:05:42.21 ID:0I2j/jFC0
乙です
女同士の戦いは苛烈を極めるね
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 08:42:12.09 ID:ElRh+R6jO
乙です
141 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 22:35:59.05 ID:O0bHK+nXo
開始します
142 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 22:45:20.44 ID:O0bHK+nXo
櫻子「ねぇねぇ〜あかりちゃんは最近どうなの? なんか面白いことあった?」

あかり「面白いこと? そうだねぇ、みんなでお泊り会したよぉ」

櫻子「お泊り会? いいなぁ、楽しそう!」

鬼怒「元々同じとこに住んでない?」

離島棲鬼「同じとこだけど1つの部屋に集まって寝てるわけじゃないし」

利根「確か60人ほどいなかったかのう? 1つの部屋に収まりきったのか?」

秋月「いくつかに分かれて一緒に寝たんです。姉妹艦同士とか、仲のいい人同士とかで」

夕張「姉妹艦、私いないからなぁ」

秋月「島風さんもいませんけど、私と一緒でしたよ」

あかり「砲が自律してる繋がりです!」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜!」

櫻子「あっ、これ確かほうれん草ちゃん!」

鬼怒「連装砲ちゃんね」

秋月「この子達は長10cm砲ちゃんといいます」

櫻子「超10cm砲? なんか過ごそう」

夕張「スーパーの超じゃなくて、長いの長だからね?」

櫻子「潮のやつ改造したら顔なくなっちゃったし、うちにもこの子ほしい〜夕張作って〜」

夕張「無茶言わないでください」

櫻子「ケチ〜! ねぇ、可愛いのに。うち来る?」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜」フルフル

櫻子「2人いるんだからいいじゃん! ねっ、毎日お菓子あげるから!」

長10cm砲ちゃん「きゅ!」

秋月「こら、なに懐柔されそうになってるの!」

鬼怒「櫻子も困らせるようなこと言わないの」

櫻子「ちぇ〜、もう新しい艦娘建造できなくなっちゃったから、もううちに来ることないんだもんな〜」

あかり「また遊びに来るよぉ」

櫻子「絶対だよ! 来なかったら私が行く!」

あかり「あかりはそっちでもいいけどね」
143 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 22:51:32.49 ID:O0bHK+nXo
イ級「……」

駆逐棲姫「ん、なんでさっきから私のスカートに噛み付いてる?」

櫻子「なんか怒ってるの?」

離島棲鬼「いや、たぶん離れないようにしてるんだと思う。手がないからね」

駆逐棲姫「そんなに怖がらなくても大丈夫だよ」

イ級「……」

利根「離さんのう」

櫻子「はぁ〜、本当に臆病な子なんだね」

鬼怒「まあ、事情が事情だししょうがないよね」

駆逐棲姫「ここについてきただけでもだいぶマシになってる」

あかり「そうだね。前だとあかりがこれくらい近づいてたら逃げてたもん」

櫻子「段々とよくなってるんだ。よかった」
144 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 23:09:21.88 ID:O0bHK+nXo
櫻子「さあ、あかりちゃん! 私達が精一杯持てなすから楽しんでいってね!」

あかり「あかり普通に遊びに来ただけなんだけどね。本当に飾り付けられてるよぉ」

離島棲鬼「歓……卵?」

翔鶴「歓迎という漢字を間違えてしまったみたいです」

櫻子「ちょ、ちょっとなんか横のぐにゃってしたのがなくたって問題ないよ!」

日向「大有りだ。まったく別の意味の言葉になるだろ」

潮「そもそも違うのはしんにょうがないだけじゃないですからね」

秋月「あぁ、頑張ってるのは伝わりますしこれはこれで」

夕張「無理やりフォローしなくていいから。だから大げさだって言ったのに」

櫻子「だって! あかりちゃんとこだっていつも大げさにもてなしてくれたじゃん! すっごい豪華な料理とか出してくれて!」

あかり「大和さんのお料理はいつもあんな感じだよ」

櫻子「いつもあんななの!? あかりちゃんすごいセレブじゃん!」

あかり「お料理担当が大和さんのときはだよぉ」

翔鶴「料理担当が大勢いるのは羨ましいですね。こちらには私と」

空母棲姫「私しかいないからな」

駆逐棲姫「っ!」

あかり「空母棲姫さんお久しぶりです!」

空母棲姫「あぁ、あかりも元気そうで何よりだ」

櫻子「あっ、あかりちゃん、もう空母棲姫じゃないんだよね!」

あかり「えっ?」

櫻子「あかりちゃんとこのほっぽちゃんみたいに、名前付けてあげたんだよ!」

あかり「へぇ〜! そうだったんですか、それはすいませんでした」

空母棲姫「いや、種族名的には空母棲姫であることに変わりはないし」

離島棲鬼「あ〜、じゃあなんて呼べば?」

鬼怒「えっとね、空母棲姫の新しい名前はね」

↓2

1 ソラ(空母の空から)
2 セイ(棲姫の棲から)
3 空子(空母の空と大室家のネーミングに則って)
4 その他自由に
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 23:13:17.27 ID:b/PrKLL4O
3
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 23:13:24.86 ID:Q9BsQxI8O
147 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 23:18:47.25 ID:O0bHK+nXo
空母棲姫「ソラ」

あかり「ソラ?」

空母棲姫「そう、空母の空から取ってソラ。今の私の名前だ」

離島棲鬼「クウじゃないんだ」

潮「そっちの方が可愛いですよって言ったんですけど、ソラの方がよかったらしいです」

空母棲姫「そういう名前付けられるほど幼くはないだろ」

利根「名前に幼いも何も関係ないじゃろ。その内みんな育っていくんだから」

櫻子「菊子にしようって言ったのに」

空母棲姫「それは逆に年寄りくさすぎる」

駆逐棲姫「注文の多いやつだ」

長10cm砲ちゃん「きゅう〜」コクリ
148 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 23:38:30.48 ID:O0bHK+nXo
空母棲姫「私が呼んだのは1人だったはずだけど」

離島棲鬼「私1人秘書艦とかいやだからついてきたのよ!」

イ級「……」

空母棲姫「イ級までいるのか……」

駆逐棲姫「どうやらまだ残ってるやつもいるらしい。だけど、みんな正気には戻ってるみたい」

空母棲姫「そうか、それなら安心だ」

日向「そういえばそちらの名前を聞いていないな。駆逐棲姫、だよな?」

駆逐棲姫「そう。そして今の名前はわるさめ」

翔鶴「わるさめ? 何が由来なんでしょうか?」

駆逐棲姫「私は春雨の荒御霊のようだから、悪い春雨でわるさめ」

利根「別に悪いわけではなかろうに」

駆逐棲姫「いや、私が人間を傷つけようとしていたことは事実。それを戒めるためにも、私はこの名前を自分に付けた」

鬼怒「そっか……」

夕張「で、あなたは?」

離島棲鬼「えっ、わ、私? 私は、離島棲鬼よ」

あかり「そういえば、まだ名前付けてあげませんでしたね」

秋月「そうですね、ずっと離島棲鬼さんと呼んでました」

離島棲鬼「い、いやぁ、別に変わらないからいいかなぁって。わるさめと違って同じ艦娘がいるわけじゃないし」

あかり「だめですよぉ、ちゃんとした名前付けてあげます!」

離島棲鬼「だ、で、でも、私、わるさめほど戒めとかそういうのないし! 戦争中ずっと戦艦棲姫とだらだらしてただけだし!」

櫻子「じゃあだら子でいいんじゃない?」

離島棲鬼「だら子!?」

あかり「名前は一生物なんだから、きちんとしたのをつけてあげないとだめだよぉ」

夕張「そうね、ちゃんと考えてつけないと」

あかり「自分から言ってくれてもいいですよ! 何かこう呼んでほしい名前とかあります?」

離島棲鬼「うええっ!? な、名前かぁ、名前……」

↓2

1 リト(離島のリトから)
2 アイ(アイランドのアイから)
3 トーリ(離島のアナグラム)
4 その他自由に
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 23:40:58.98 ID:bl6By+cwO
4だら子
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 23:41:06.78 ID:gQMiVQS6O
2
151 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 23:52:26.57 ID:O0bHK+nXo
離島棲鬼「ええっ、名前……名前……」

櫻子「あと10秒以内に決めないとだら子ね。10、9、8」

離島棲鬼「ちょっ、時間制限付きなんて聞いてない! あぁあ〜!」

離島棲鬼「あ、アイ!」

櫻子「5〜、ん?」

あかり「アイ?」

離島棲鬼「そ、そう、アイ。島って英語でアイランドでしょ? そこから取ってアイ」

櫻子「ええ〜、だら子にしようよ〜」

離島棲鬼「いやよ! なんかたらこみたいに聞こえるし!」

空母棲姫「アイ、か。いい名前じゃないか?」

夕張「無難なところですね」

利根「うむ、収まりがいいな」

離島棲鬼「な、なにその普通だなみたいな反応は! わるさめみたいな事情ないししょうがないじゃない!」

翔鶴「誰もそんな反応してませんよ。アイさん、素敵な名前です」

夕張「ええ、艦娘だから仕方ないけど、バリバリ地名な私より人の名前っぽいしいいじゃない」

あかり「アイさん、これからはアイさんですよぉ」

離島棲鬼「う、うん、よろしくねあかりちゃん」

離島棲鬼(うぅ、なんかもっとこう何とかザブラッドエッジとかカッコいいのがよかったのに……)

離島棲鬼(でもまあ、アイ。名前、私の名前か。なんか、嬉しいな)
152 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/27(水) 23:59:47.10 ID:O0bHK+nXo
あかり「戦艦棲姫さんの名前も考えておかないといけませんね。センさん? センカさんでもいい感じですね」

櫻子「この子には名前付けないの?」

イ級「……」

あかり「イ級ちゃん? そうだね、イ級ちゃんにもつけてあげないと」

櫻子「イキューでしょ。イキュー、1と9。イク! あれ、どっかで聞いたことあるな」

利根「伊19が自分のことそう呼べと言っておったな」

櫻子「あっそうだ、歳納先輩のとこのイクちゃんだ! じゃあだめかぁ、イキュー、イキュー……」

駆逐棲姫「必ず捩らなければいけないわけじゃないし、ゆっくり考えればいいよ」

櫻子「う〜ん、確かに急がなくてもお話通じるもんね」

離島棲鬼「私は急かしたのに!?」

あかり「でも名前をつけてあげるのはイ級ちゃんのためにもいいかもしれないよぉ。特別感出るよね」

駆逐棲姫「うん。大切に思われてる感じはする」

あかり「素敵な名前つけてあげるから待っててね」

イ級「……」コクリ
153 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/28(木) 00:01:37.95 ID:XNwSJJiBo
今回はここまでです

ネーミングセンスは0なので考えてもほぼ捩りだけしか浮かびませんでした
ゲームで主人公の名前を決めるときとかにも中々思いつかなくて時間かかってしまいます
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 00:09:43.49 ID:OpGS5CJQO
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 00:18:35.73 ID:xIKBjOtXo
乙です
156 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/28(木) 22:40:29.92 ID:XNwSJJiBo
開始します
157 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/28(木) 22:48:13.78 ID:XNwSJJiBo
櫻子「いいないいな〜あかりちゃんとこいっぱい人いて〜」

あかり「毎日楽しいよぉ」

櫻子「私も歳納先輩みたいに建造しまくればよかったな〜」

利根「お主じゃ絶対統制利かんからこれくらいで収まってよかったのじゃ」

日向「艦隊が崩壊するのが目に見える」

櫻子「はぁ? 私が指揮取っててそんなことありえないよ!」

翔鶴「その発言の是非はこの際気にしないことにして、どうぞ赤座提督」

あかり「なんですか? わぁ〜、クッキー! おいしそう!」

櫻子「ちょっと! 私漫画喘息作れって言ったじゃん!」

駆逐棲姫「漫画……?」

空母棲姫「満漢全席だ。朝からそんなもの出される方が困るだろ」

櫻子「あかりちゃんなら食べれるよ!」

あかり「あ、朝から満漢全席キツいよぉ。というかいつでもそんなに食べられないよ」

櫻子「あかりちゃんが食べれなかった分は私が食べるから問題ない!」

鬼怒「まあお察しの通り櫻子が食べたかっただけで」

離島棲鬼「この子は朝から満漢全席いけるのね……」
158 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/28(木) 23:00:03.86 ID:XNwSJJiBo
櫻子「で、確か夕張に秋月を見せに来たんだったよね?」

あかり「うん。夕張さんにそっくりだったって言うから、同じ服着てもらったんだよぉ」

櫻子「そっくり〜? ん〜? そう言われれば似てるような、似てないような……」

夕張「船体が似ていたという話ですから、艦娘になった今はそこまででもないですよ」

秋月「でも雰囲気は似てると思いませんか?」

空母棲姫「雰囲気はなんとなく」

利根「提督の言うようにそう言われれば、くらいじゃが」

夕張「まあ、秋月には本当に妹もいるし、私とそっくりさんでもねぇ」

秋月「いえ、そんな」

夕張「でも気が合いそうなのよね。というか趣味が合ってる」

潮「秋月さんもアニメ好きなんですか?」

秋月「私はゲームですけど、アニメもたまに見ます」

離島棲鬼「はいはい! 私も見るよ! めっちゃ見る!」

櫻子「アニメって夜遅くにやってるやつでしょ? 私知ってるよ、エッチなやつでしょ? めっちゃ見るとかやらしい〜」

離島棲鬼「いやエッチなやつばっかりじゃないし! ちょこっと大人向けなだけだし……私の好みがそっち系なのは否定しないけど」

あかり「えっ?」

離島棲鬼「はわっ!? な、なんでもない!」
159 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/28(木) 23:09:34.36 ID:XNwSJJiBo
長10cm砲ちゃん「きゅ〜」パクパク

利根「よく食べるのぉ」

秋月「すいません! こら、ちょっとは遠慮しなさい!」

翔鶴「歓迎するために作ったんですから、遠慮なんて要りませんよ」

空母棲姫「たくさんあるから好きなだけ食べるといい。ほら、お前も」

イ級「……」

駆逐棲姫「毒なんて入ってないから」

イ級「……」クンクン

櫻子「におい嗅いでる。犬みたいだね」

あかり「なんとなく犬っぽいところがあるんだよぉ」

櫻子「じゃあ名前はイヌ級にしよう!」

あかり「ちょっと安直過ぎない!? というかイヌ級って名前らしい名前になってないよぉ!」

櫻子「んじゃあヌキュー! なんか響きが可愛い!」

鬼怒「それじゃ軽空母になっちゃうからね?」

櫻子「ぬぅ〜、名前つけるのって結構難しいな」

あかり「悩んでいい名前つけてくれたお母さん達に感謝しないとね」
160 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/28(木) 23:17:34.56 ID:XNwSJJiBo
イ級「……」パクッ

空母棲姫「ん、おいしいか?」

イ級「……!」コクリ

空母棲姫「そうか、よかった」

櫻子「おおっ! ソラ、私もやる! ほら〜クッキーだぞ〜」

イ級「……」サッ

空母棲姫「んっ?」

櫻子「ああっ! なんで逃げるんだよ〜!」

駆逐棲姫「深海棲艦以外にはまだ慣れてない」

櫻子「んん〜! ほらほら〜おいしいクッキーだぞ〜逃げないでこっち来て食べてみて〜!」

イ級「……」ダッ

櫻子「逃げるなってば〜! 待て〜!」

あかり「櫻子ちゃん! あんまり無理やり近づこうとしちゃだめだよぉ」

櫻子「そんなこと言ってたらいつまで経っても治らないよ! こういうのは無理にでもやってあげると、後から楽になるもんだよ!」

潮「提督が一理あることを!」

鬼怒「大丈夫櫻子? 熱でもある?」

櫻子「おいなんだその反応は! 馬鹿にしてるのか!?」

夕張「私達が馬鹿にしないでも、いつも自分で馬鹿してるじゃない」

離島棲鬼「提督を敬う心が微塵も見受けられないわね」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜」
161 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/28(木) 23:30:51.64 ID:XNwSJJiBo
潮「でもやるときはやるんですよね」

利根「滅多にないが、たま〜に冴えてるときがないこともない」

秋月「なんだかんだ言って、信頼はされているんですね」

翔鶴「普段の言動はあれですけど、曲がりなりにも私達をここまで率いてくださった提督ですので」

櫻子「ふふん、私のすごさを思い知ったか!」

離島棲鬼「いやほんの少ししかほめられてないからね?」

空母棲姫「まあ一応私を倒すという戦果も挙げてるからな」

駆逐棲姫「ソラは櫻子達に直接倒されたのか」

櫻子「まあね。いや〜あのときは辛かったわ〜」

空母棲姫「すまなかった」

櫻子「ほんとだよ! あんな格好でおっぱいぶらぶらさせてさ! 嫌味か!」

空母棲姫「そっちの話か!? というかあんな格好にしたのはお前達だし、ぶらぶらもさせてない!」

櫻子「そんだけ大きかったらちょっと動いただけでもぶらぶらすんの! ぶらぶらじゃなくてブラしろ! いっそ固めろ!」

空母棲姫「固めろ!?」

秋月「な、中々面白い関係ですね」

夕張「そっちほどじゃないよ」

あかり「え、えっ?」
162 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/28(木) 23:51:01.68 ID:XNwSJJiBo
利根「そうじゃ、のう赤座提督。筑摩は息災か?」

あかり「筑摩さんですか? 元気ですよぉ。昨日あめ食べてもらったので、練度も最大になりました」

利根「ほう、我輩が恋しくて泣いておらんか心配であったが問題なそうじゃの」

あかり「利根さんが恋しいのは当たってますけど、泣くほどじゃないみたいです」

利根「なんじゃと! 恋しいなら泣かんか!」

あかり「泣いてほしかったんですか!?」

鬼怒「そうそう、私も聞きたかったんだけど、名取は元気にしてる?」

あかり「名取さんも元気です。那珂ちゃんにアイドルやらないかって誘われてて、ちょっと困ってるみたいですけど」

鬼怒「アイドル? やればいいのに! 絶対楽しいよ、ねぇ?」

日向「いや名取の性格を考えるとそうでもなさそうだが」

鬼怒「私だったら即OKするのに! 那珂ちゃんに言っといて!」

あかり「ふふ、はい、言っておきます」

翔鶴「では私も聞いておきましょうか。瑞鶴は元気ですか?」

あかり「瑞鶴さんも元気ですよぉ。葛城さんっていう後輩もできましたし」

翔鶴「葛城……確か、雲龍さんの妹さんでしたね」

あかり「はい。瑞鶴さんや他の空母の人のことを先輩って呼んでるんです」

翔鶴「帝国海軍で最後に完成した空母、だったはずですからね。そうですか、あの子に後輩が」
163 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/29(金) 00:03:18.89 ID:g9wQ9w8vo
潮「響ちゃん、今はヴェルちゃんでしたか。ヴェルちゃんも平穏に暮らしてます?」

あかり「うん。ヴェルちゃんも時々黄昏てることはあるけど、みんなと仲良く元気に暮らしてるよぉ」

櫻子「もう〜みんなしてあかりちゃんに質問攻めして! あかりちゃん困ってるでしょ!」

日向「いや、そこまで困ってるようには見えないが」

櫻子「あかりちゃん優しいから顔に出ないだけだよ! そんなあかりちゃんの優しさにつけ込むなんて!」

鬼怒「人聞きの悪いこと言わないの!」

夕張「――で、先にネットで配信されてたんだけど、まさかテレビでもあれやるとはね」

秋月「最初に見たときは驚きました。でも今は、あれはあれでいいんじゃないかって気がしてます」

櫻子「あっちはあっちでなんか盛り上がってるしさ〜! ねぇ、なんか楽しいことしようよ!」

あかり「楽しいことってざっくり言われても困っちゃうよぉ」

櫻子「そうだね〜何かいい案ない、ソラ? ソラ?」

鬼怒「そういえば、さっきからソラの姿が見えないね」

あかり「わるさめちゃんとアイさんとイ級ちゃんもだよぉ! いつの間にかいなくなってる!」

櫻子「神隠しだ!」

利根「いや、ソラのやつがわるさめにここに来てほしいと言ったんだから、何か話をしに行ったんじゃろう」

あかり「何か深刻な話なのかなぁ? どうしよう?」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜?」
164 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/29(金) 00:08:23.07 ID:g9wQ9w8vo
今回はここまでです

場面に登場してるキャラが多いと描写が大変ですね
他鎮守府に行くと最低でも1艦隊+提督で7人は出ますので一気に難しくなります
でも他鎮守府の描写もしたいというジレンマがあります
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/29(金) 00:11:18.65 ID:g+KFNHqRo
乙 鬼怒がアイドルだとレッスンすればするほどテンション上がりそう
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/29(金) 00:31:13.12 ID:WNYzSX7wo
乙です
167 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/29(金) 22:42:17.18 ID:EV5ffKfyo
開始します
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/29(金) 22:45:23.44 ID:avvnl6rxo
わぁい
169 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/29(金) 22:47:33.52 ID:EV5ffKfyo
駆逐棲姫「櫻子達に聞かせたくない話?」

空母棲姫「ん、あぁ、まあそうなるな」

駆逐棲姫「わざわざ呼びつけたくらいだから、何か深刻そうだとは思ったけど」

空母棲姫「深刻というほどではない。ただ、その、どうも私自身が腑に落ちないだけで」

離島棲鬼「腑に落ちないって何が?」

空母棲姫「今のこの状況が。私はこのままでいいのかということが、どうも気になるんだ」

駆逐棲姫「このままでいいのかって?」

空母棲姫「私は、明確に櫻子達を傷つけた。夕張や利根に傷を負わせたし、櫻子自身のことを狙っていた」

駆逐棲姫「人間を狙うのは深海棲艦の特性だから」

駆逐棲姫「特性だから許されれば、そもそも戦いが起きることはなかったよ」

離島棲鬼(あっ、なんか込み入った感じの話だ。私極力いない振りしとこ)

イ級「……?」
170 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/29(金) 23:01:47.33 ID:EV5ffKfyo
空母棲姫「正気ではなかったことは事実だ。だけど、だからと言って誰かを傷つけたことが許されてもいいのか?」

駆逐棲姫「櫻子達はいいって言ってるんだろう?」

空母棲姫「そうだけど、完全に忘れてしまうなんて……」

駆逐棲姫「別に忘れる必要もない」

空母棲姫「忘れる必要がない?」

駆逐棲姫「そう。罪の意識は必要だと思うなら、ずっと抱えて生きていけばいい」

駆逐棲姫「それとは別に、櫻子達との幸せを求めたって何の問題もない」

空母棲姫「そんな……そんなのは不誠実だろ」

駆逐棲姫「そんなことはない。償いは償いとして、幸福は幸福として。それが同居できないなんてことはないんだ」

空母棲姫「それは……けど……」

駆逐棲姫「確かに私達は罪を犯した。例え許されたってそれを忘れてはいけない」

駆逐棲姫「でも傷つけられた相手がもういい言ってるのに、いつまでも謝り続けることは償いにはならない」

空母棲姫「……っ!」

駆逐棲姫「相手の感情を考えずに、自分の気持ちだけを押し付けるのはよくない。そんなのは、自己満足にしかならない」

空母棲姫「……そう、なのかな」

駆逐棲姫「そうだ。相手の気持ちを考えずに同じことを繰り返すなんて、機械と一緒」

離島棲鬼「さっきのクッキー少し持ってきたけど食べる?」

イ級「……!」コクリ
171 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/29(金) 23:13:52.33 ID:EV5ffKfyo
駆逐棲姫「私達はもう機械じゃない。感情を持って、それに従って行動できる、生き物」

駆逐棲姫「それなら、もう少し感情というものを考えてみないとだめ」

空母棲姫「感情、か……」

駆逐棲姫「私達の幸せを望んでくれている人がいる。それに応えないことの方が、よっぽど不誠実、だと思う」

空母棲姫「そうか……そうだな。櫻子達は私が幸せになることを、望んでくれているんだな」

駆逐棲姫「でも誰かに望まれてるからって、自分を捻じ曲げて従う必要もない。いやならいやだって言うことも大事」

空母棲姫「自分の気持ちも蔑ろにしてはいけないということなんだな」

駆逐棲姫「そう。それが人と付き合うということ、なんだと私は考えてる」

空母棲姫「私も同感だよ。難しいな、人付き合い」

駆逐棲姫「タイプは違っても、お互いあっちから引っ張ってくれる人でよかった」

空母棲姫「まったくだ」

離島棲鬼「イ級はアニソンいける? いけるよね? だってあかりちゃん達の歌それっぽかったもんね!」

イ級「……」オロオロ

空母棲姫「あれはまったく人の気持ちを考えてないな」

駆逐棲姫「あれはだめなパターンだから」

離島棲鬼「しょ、しょうがないでしょ!? 私、開戦直後にやられて正気に戻ってから、ずっと引きこもってたんだもの!」

離島棲鬼「私だってできるならそういうカッコイイ話したいわ!」

駆逐棲姫「別にカッコつけてるつもりはない」
172 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/29(金) 23:38:51.04 ID:EV5ffKfyo
駆逐棲姫「今戻った」

あかり「あっ、お帰りなさいわるさめちゃん」

櫻子「内緒話済んだの、ソラ?」

駆逐棲姫「あぁ、すまなかったな勝手に出ていって」

櫻子「ほんとだよ! ソラは私の艦娘なんだから私に許可なくどっか行ったらだめなんだからね! 次やったら超罰が待ってからな!」

秋月「今なんか懲罰の発音がおかしくなかったですか?」

利根「た、ぶ、ん、超すごい罰、という意味で、言っとるん、じゃろう、ほっ!」

空母棲姫「肝に銘じておく」

離島棲鬼「で、何してんの?」

櫻子「ツイスターゲーム! 生徒会でも前にやって盛り上がったからやってる!」

夕張「なぜ生徒会で、ツイスターゲームをやる流れになったのか、激しく気になるところですがっ」

翔鶴「今は、何とかこなさない、とっ、たぁっ!」

日向「翔鶴、足がっ」

翔鶴「す、すいません、ですがもう青がそこにしかなくて」

鬼怒「色の偏りが激しすぎるよ!」

あかり「櫻子ちゃん手作りなんだよね?」

櫻子「そうだよ! 櫻子ちゃん特性超高難易度ツイスターゲーム! クリアできたらえらいってほめてあげる!」

秋月「それなら別に失敗してもいいかなって気になりますね、わぁっ!」

潮「す、すいません、秋月さん! でも、目に付くところが他になくて!」

秋月「い、いいんですよ潮さん」

櫻子「ほら、何してんの! ソラ達も入って!」

空母棲姫「私達もやるのか?」

櫻子「当たり前でしょ! ソラが私の言うこと聞かずに勝手にどっか行くから、どれだけ提督の言うこと聞けるのか確かめるためにはじめたんだし」」

駆逐棲姫「盛り上がったからじゃなかった?」

櫻子「それは理由その2なの! いいから早く!」

鬼怒「ちょっ、これ以上来たら本当に収拾つかなくなるから!」

櫻子「それでもやり遂げるのが艦娘だろ! はい、右足を緑!」

潮「み、緑……あっ!」ポヨン

櫻子「こら〜! 潮、おっぱい禁止だって言っただろ〜!」

潮「い、今のはたまたま滑って胸が当たっただけで」

櫻子「言い訳も禁止! おっぱい使えなくなるまでおしおきだ〜!」

潮「ひええ〜ご勘弁を〜!」

あかり「ほ、ほどほどにしてあげて櫻子ちゃん!」

秋月「右足、緑、そ、こ、し、司令の前で、こんな大股を広げて……」

鬼怒「い、いつまで続ければクリアなのこれ〜!」

駆逐棲姫「櫻子がお望みだけど、ソラの気持ちはどう?」

空母棲姫「ふっ、そんなの決まってる……私は昼食を作ってくるから、いっぱい遊んで腹を空かしておいてくれ」

利根「逃げおった! 逃げおったぞあやつ!」

櫻子「おっぱい禁止〜!」パシッ

潮「やんっ、人前ではやめてください〜!」

離島棲鬼「他の鎮守府も結構ユニークね」

イ級「……」コクリ

長10cm砲ちゃん「きゅ〜」コクリ
173 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/29(金) 23:52:11.93 ID:EV5ffKfyo
離島棲鬼「結局何し行ったんだっけ? ツイスターゲーム?」

あかり「秋月ちゃんと夕張さんを仲良しにするためですよぉ!」

離島棲鬼「仲良しそうだったわね、組んず解れつ」

あかり「それツイスターゲームで偶々そうなっただけですから」

離島棲鬼「でもまあ、アニメの話とか盛り上がってたし仲良くはなれたんじゃない? 私も一緒にライン入れてもらったし!」

あかり「アイさんも仲良くなれたならよかったですよぉ」

離島棲鬼「やっぱりね、語り合える仲間がいるってのはいい事だと思うのよ。1人じゃないって思えるのがね!」

あかり「で、アイさんってエッチなアニメよく見るんですか?」

離島棲鬼「ぶふっ!? ど、どうしたの急に!?」

あかり「なんか、そんな感じに聞こえましたよぉ」

離島棲鬼「い、いや、深夜アニメにエッチなのがないとは言わないよ? そりゃ深夜だから、朝とかゴールデンタイムとかにやってるのよりは、エッチなところもある」

離島棲鬼「けどね、地上波でもろに映ることは滅多にないの! そういうのはね、円盤で修正されるから」

あかり「円盤?」

離島棲鬼「DVDとかブルーレイのことだよ! そっちだと規制されてないことが多くて、券が発行されたって表現されたりもするんだけど」

あかり「へ、へぇ〜、そうなんですかぁ」

離島棲鬼「はっ! それよ! そうやって若干引いてるの! そういうのがあるから、仲間がほしいって思っちゃうの!」

あかり「引いてはないですよぉ。すごく熱心なんだなぁって思ってただけです」

あかり「それはともかく、もうお昼ですけどこれからどうするか考えましょう!」

↓2

1 艦娘との交流(>>18-19の春雨、五月雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/29(金) 23:53:37.76 ID:x1H+xnM9O
1瑞鳳
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/29(金) 23:53:54.00 ID:TTX5fPmdO
1朝潮
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/29(金) 23:54:08.08 ID:g+KFNHqRo
1島風
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/29(金) 23:57:31.45 ID:g+KFNHqRo
> 好感度が100の艦娘との交流は回数消費なし(一日2キャラまでで、次の日は同キャラとの交流不可)
でないの?
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/30(土) 00:05:56.16 ID:ziFDjmNHO
朝潮の最終交流は扶桑秘書艦の一昨日が最終交流だったから問題ない筈
昨日は大鯨が秘書艦だったと思うが
179 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/30(土) 00:08:44.58 ID:6nhFENiho
>>177 朝潮との交流は一昨日なのでできます


あかり「朝潮ちゃん」

朝潮「司令官、朝はどちらにお出かけしていたんです?」

あかり「ちょっと櫻子ちゃんのところに」

朝潮「大室司令官のところにですか」

あかり「うん。夕張さんの服になった秋月ちゃんを見せにね」

朝潮「そういえば大室司令官のところには、夕張さんがいたんでしたね」

あかり「趣味も合って、仲良しさんだよぉ」

朝潮「仲良くなれたならよかったです」

あかり「あと、アイさんも一緒にラインのグループになったって言ってた」

朝潮「アイさん?」

あかり「あっ、離島棲鬼さんの名前。空母棲姫さんもソラさんっていう名前になったから、そっちで呼んであげてね」

朝潮「名前をつけてあげたんですね。離島棲鬼や、空母棲姫というのは種類を判別するための符丁でしかなかったですからね」

あかり「これでもうアイさんはアイさんだよぉ!」

朝潮「戦艦棲姫さんには名前をつけてないんですか?」

あかり「一緒に行けなかったからね。また別にお話しに行くよぉ」

朝潮「それがいいです。それで、今日は私に何か用ですか?」

↓2

1 山雲と一緒に遊ぶ
2 スキンシップ
3 イ級との仲を深める
4 その他自由に
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/30(土) 00:10:52.11 ID:DpAyyov+O
3
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/30(土) 00:10:54.89 ID:r/40ZhU7o
1
182 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/30(土) 00:19:56.75 ID:6nhFENiho
今回はここまでです
次は朝潮と山雲と一緒に遊ぶところからです

朝潮はこれで好感度100の艦娘全員と交流するまで再交流不能となります
山雲とか他の艦娘との交流で登場する選択肢を出す場合もあると思います

ツイスターゲームなんてエヴァくらいでしか見たことないですけど今でもどこかでやってたりするんでしょうかね
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/30(土) 00:22:41.19 ID:r/40ZhU7o

ツイスターゲームはラノベなんかではたまにあるような 実際してる人は見たことないが
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/30(土) 00:43:45.60 ID:BPsjxqqlo
乙です
185 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/30(土) 22:34:18.50 ID:6nhFENiho
開始します
186 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/30(土) 22:41:08.42 ID:6nhFENiho
あかり「遊びに来たんだよぉ」

朝潮「いつも通りですね」

あかり「じゃあ何しに来てほしかった?」

朝潮「えっ!? それは……エッ……ケッ……遊びに来てくれて嬉しいです」

あかり「うん? まあ喜んでくれてるなら嬉しいよぉ」

朝潮「あ、はは、じゃあ遊びましょうか」

山雲「朝潮姉〜あそぼ〜」

朝潮「山雲!」

あかり「山雲ちゃんだよぉ」

山雲「司令さ〜ん? なんでここにいるの〜?」

あかり「山雲ちゃんと同じ理由だよぉ」

山雲「そっか〜お揃いですね〜」

あかり「せっかくだから山雲ちゃんも一緒に遊ぼう!」

山雲「うん〜遊ぶ〜」

朝潮「んぐっ……まあ、いいでしょう」
187 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/30(土) 22:56:53.45 ID:6nhFENiho
あかり「朝潮ちゃんと山雲ちゃんは一緒に寝たんだよね?」

朝潮「先日のことですね。はい、姉妹艦ですから」

山雲「姉妹ですから〜」

あかり「楽しかった?」

山雲「楽しかったよ〜朝潮姉の猫さんをつけてみたりしたの〜」

あかり「山雲ちゃんも猫さんになったんだね」

朝潮「つけてみたいと言われましたからね。背格好も大体同じですから」

あかり「山雲ちゃんはのんびり屋さんだから、猫さんっぽいところはあるかもね」

朝潮「マイペースですからねこの子」

山雲「そんなことないよ〜山雲的には〜人に合わせるタイプ〜」

朝潮「その話し方でその理屈はどうかしらね」

山雲「ええ〜合わせてるよ〜」

あかり「ふふ、仲良しさんだね2人とも」

山雲「仲良しだよ〜でも〜司令さんとは〜もっと仲良し〜」ピトッ

朝潮「なっ、私だって司令官と仲良しです!」ピトッ

あかり「2人ともどうしてくっつくの? 別にいいけど」

朝潮「それで、3人で何しましょうか司令官?」

↓2

1 触りっこ
2 あかりの気をひく勝負
3 可愛いもの探しの旅
4 その他自由に
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/30(土) 23:06:31.14 ID:VDYqrE55O
1
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/30(土) 23:06:36.00 ID:9Cr0nhBYO
190 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/30(土) 23:16:23.00 ID:6nhFENiho
あかり「そうだね〜あっ、最近行ってなかったし、可愛いもの探しの旅に行こっか」

朝潮「確かに最近行ってませんでした」

山雲「なにそれ〜?」

あかり「朝潮ちゃんが可愛いもの好きだから、可愛いものを探しに旅をするんだよぉ」

山雲「お〜山雲も好きだよ〜」

あかり「なら可愛いもの探しに行こう!」

朝潮「今度はどんな可愛いものが見つけられるでしょうか?」

あかり「イ級ちゃんレベルの可愛いのが見つかるといいね」

朝潮「あの子レベルは難しいですよ」

山雲「ねえ〜司令さん〜朝潮姉〜早く行こうよ〜」

あかり「山雲ちゃんすごくノリ気だよぉ」

朝潮「さすが私の妹です!」
191 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/30(土) 23:33:40.99 ID:6nhFENiho
山雲「朝潮姉はどういう系の可愛さがいいの〜?」

朝潮「どういう、小動物系というか。愛くるしさというか?」

あかり「フリフリしたのとかじゃないんだよね」

朝潮「別にフリフリしたのが嫌いなわけではないですよ」

山雲「動物的な可愛さ〜じゃあ〜動物探そう〜」

あかり「動物さんどこにいるかな〜?」

山雲「この辺りは〜人里から離れてるから〜動物さん見かけることあるよ〜」

あかり「そうなの? 狸さんとかいる?」

山雲「狸さんね〜前に見たことあるような〜」

あかり「わぁ〜あかり見たことないから見てみたいよぉ」

山雲「なら〜山の方に行ってみよ〜」

朝潮(はっ! 何故か山雲に仕切られてる!? ここは私のペースに持っていかなくては!)
192 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/30(土) 23:51:29.07 ID:6nhFENiho
あかり「海の動物さんは可愛いのいないかなぁ」

山雲「お魚は〜可愛いのもいるけど〜いきなり出てきたら怖いかも〜」

朝潮「ええ、うつぼなど獰猛な生き物もいますからね」

山雲「山の動物も怖いよ〜猪とか熊さんとか〜」

あかり「あの山猪さんはいるんだよぉ。この前球磨さんが獲ってた」

朝潮「猪や熊は愛くるしくないですね。子供は可愛いですが」

あかり「ええ〜熊さんは可愛いよぉ」

山雲「それ〜テディベアとか〜そういうのの印象でしょ〜?」

あかり「そんなことないよぉ〜」

朝潮「いくら可愛くても危険ですからね? 絶対に近づいちゃだめですよ!」

あかり「それくらいはわかってるよぉ。触っても大丈夫なうさぎさんとか出てこないかなぁ」

朝潮「野生動物はもれなく何かの病気を持ってる可能性がありますから、基本的に触ってはいけませんよ」

山雲「堅いよ〜朝潮姉〜」

朝潮「野生は干渉せず、観賞するものです。それは弁えなくては」

山雲「おお〜プロっぽい〜」

あかり「やっぱり朝潮ちゃんが隊長だね!」

朝潮(ふぅ、なんとかこっちのペースを取り戻せました!)
193 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/01(日) 00:33:19.29 ID:pg5RZ3ZLo
あかり「そろそろオスカー以外にも新しい動物さん飼ってもいいかなぁ」

山雲「でも〜イ級ちゃんとか〜新しい子もいっぱいいるよ〜?」

あかり「イ級ちゃん達は動物さんとは違うよぉ」

山雲「でも〜オスカーの部屋で過ごしてるよね〜?」

朝潮「一応あそこは動物を飼う部屋なんですよね?」

あかり「ま、まあビスマルクさんがオスカーを飼いたくて、理由付けに作った部屋みたいなものだし」

山雲「今から何か飼っても〜帰るときに連れて帰ってあげるんでしょ〜? 環境変わると〜動物さんの体調も心配だよ〜」

あかり「あっ、そうだよね。いきなり住む場所変わったら、動物さんにもストレスがかかっちゃうよね」

朝潮「新しく増やすなら帰ってからですね」

あかり「そうするよぉ」

山雲「それまでは眺めて楽しも〜あっ、いた!」

あかり「えっ、どこに何が!?」

山雲「あそこ〜!」

あかり「ん〜? あっ、あれは」

朝潮「あ、アリ?」

山雲「アリさん〜可愛いよね〜」

朝潮「いやアリは……」

あかり「山雲ちゃんもそう思うんだ! アリさん可愛いよね!」

朝潮「ええっ!?」

山雲「司令さんもそう思うんだ〜可愛いよね〜ちょこちょこ歩いてて〜」

あかり「みんなで列になって歩いてくんだよね〜可愛いよね〜」

山雲「だよね〜じゃあ干渉せずに〜観賞しよっか〜」

あかり「そうだね〜」

朝潮(あ、アリはさすがに……でも、見ようによっては可愛いのかも?)

山雲「うふふ〜、頑張れ〜」

あかり「ちょこっとくらいお菓子あげてもいいかなぁ?」

朝潮「……」

朝潮(……ああやって無邪気にしてる2人は可愛いので、よしとしましょうか。スカートの中も見えてますしね!)
194 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/01(日) 00:34:23.96 ID:pg5RZ3ZLo
今回はここまでです

あかりが机の中でアリを飼ってるという設定が活かされる日は来るんでしょうか
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 00:41:19.66 ID:iNApD9AyO
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 05:48:17.00 ID:Tmy2CrDQo
乙です
197 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/01(日) 22:41:29.00 ID:pg5RZ3ZLo
開始します
198 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/01(日) 22:48:46.45 ID:pg5RZ3ZLo
あかり「うさぎさんいなかったよぉ」

山雲「ね〜ありさんしかいなかったね〜」

朝潮「いえ、くらげもいましたよ」

あかり「山にくらげさんはいないよぉ」

山雲「きくらげはくらげの仲間じゃないよ〜?」

朝潮「あ、あはは、今のは忘れてください」

あかり「ん? まあ朝潮ちゃんが忘れろって言うならそうする」

山雲「くらげは〜可愛いと思うけど〜刺すからね〜」

あかり「そうだね〜危ないよぉ」

朝潮「海の生き物は危険ですね」

山雲「司令さんも〜可愛いからって近づいてちゃだめだよ〜?」

あかり「うん、気をつけるよぉ。楽しかったね、また行こうね」

山雲「行く〜」

朝潮「はい、また機会があれば行きたいです」

あかり「次こそはうさぎさんを見つけるよぉ」

朝潮(うさぎのもあるんでしょうか、司令官のパンツ)

↓2

1 艦娘との交流(>>18-19の春雨、五月雨、朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 22:50:16.36 ID:wQTg7MpRO
1ベールヌイ
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 22:50:23.00 ID:dgl/nIfoo
1青葉
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 22:50:28.72 ID:UYh0T5RnO
1吹雪
202 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/01(日) 23:10:20.68 ID:pg5RZ3ZLo
蒼龍「ええ、鎮守府前の海域は現われる深海棲艦も練度が低くて」

青葉「蒼龍さんの開幕爆撃でほとんど壊滅できたというわけですね」

蒼龍「大和さん達がちょっと残念そうでしたね」

あかり「昔のお話ですか?」

蒼龍「あぁ、提督。そうです、私の艦娘としての初陣のことを話していたんです」

青葉「中々優秀な方が最初からいらっしゃったんですね」

あかり「あかりが何にも知らない素人でしたから、随分と助けられましたよぉ」

蒼龍「事情が事情ですから。素人というレベルですらなかったですよね」

あかり「そのあとちゃんと勉強しましたよぉ!」

蒼龍「ええ。私達が教鞭をとらせていただきました」

青葉「ふむふむ、艦娘の優秀さにおんぶに抱っこだったわけではないんですね」

蒼龍「そんなことは決してありませんよ。提督はやれることをやって、本当の提督になっていったんですよ」

あかり「まだまだ半人前で終わっちゃいましたけどね」

蒼龍「そんなことないです。最後の頃は提督の指揮に助けられることも多かったですから」

青葉「なるほど〜ありがとうございました蒼龍さん!」

蒼龍「はい。また私に手伝えることがあれば言ってください。提督も、いつでも来てくださっていいですからね」

あかり「はい、また今度遊びましょう!」

青葉「やはり興味深いですね。素人が必死に努力して強くなっていくお話は」

あかり「努力したのはあかりだけじゃありませんよぉ」

青葉「そうですね、皆さんの努力が結実して今のこの世がある。すばらしいことです」

あかり「あかりもそう思います」

青葉「その歴史を紐解いていくのが楽しみですが、ここはこらえて司令官と遊びましょう!」

↓2

1 古鷹との関係について
2 姉妹について
3 生徒会のみんなについて
4 どこかの鎮守府に行く
5 その他自由に
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 23:10:43.88 ID:eeNENPf0O
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 23:10:49.12 ID:An0uN1XCO
205 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/01(日) 23:19:53.89 ID:pg5RZ3ZLo
青葉「そういえば、朝は大室司令官のところに行ってたんでしたか?」

あかり「はい、櫻子ちゃんのところに遊びに行ってました」

青葉「それはそれは、昼前に帰ってくるなんてせわしないですね」

あかり「ええ、もうちょっとゆっくりしようかと思ってたんですけど」

青葉「何かあったんです?」

あかり「櫻子ちゃんが大事な書類書かずに隠してたことがわかって」

青葉「書類を?」

あかり「そうなんです。それで、鬼怒さん達が怒って見張りながら書類書かせるからって」

青葉「はぁ〜大室司令官もユニークそうですね」

あかり「ちょっと困ることはありますけど、いい子なんですよぉ!」

青葉「それでは、今度はこの前聞きそびれた残りの司令官達のお話を聞かせていただきましょうか」

あかり「生徒会の人達のことですね。わかりましたよぉ!」
206 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/01(日) 23:41:29.90 ID:pg5RZ3ZLo
あかり「あかりがこっちで出会った順番にお話しますね。先ずは杉浦先輩からです」

青葉「杉浦綾乃司令官ですね」

あかり「杉浦先輩は生徒会の副会長さんで、とても真面目な人なんですよぉ」

青葉「真面目な副会長さん。ふむふむ、その真面目さはこっちでもいかんなく発揮されていたんでしょうか?」

あかり「あ〜、最初の頃は怖くて戦いに出られなかったみたいで」

青葉「怖がっていたんですか? 副会長と言っても司令官の1つ上くらいでしょうから、仕方ない面もありますか」

あかり「あかりだって怖くなったこともありますよぉ。なんとか乗り越えられましたけど」

青葉「杉浦司令官も乗り越えられたんですか?」

あかり「ええ。京子ちゃんと叢雲ちゃんのおかげです」

青葉「お2人が何かしたんでしょうか?」

あかり「京子ちゃんが榛名さんを深海棲艦風にペイントして、杉浦先輩の鎮守府を襲わせようとしてたんですね」

青葉「それは強攻策に出ましたね」

あかり「ちょうどあかり達が来ていた、というか京子ちゃんに言われて行ってたときだったんで、そこにいたんです。叢雲ちゃん達も一緒に」

あかり「怖がって出撃したがらない杉浦先輩を、叢雲ちゃんがたきつけてやっと戦う決心がついて、榛名さんをやっつけちゃったんですよぉ」

青葉「まったく鍛えてなかったのにですか?」

あかり「杉浦先輩の指揮ですよぉ。怖がりながらもしっかり勉強はしてたんです」

青葉「それで勝てるというのもすごいですね。よっぽど上手く指揮を執ったんですね」

あかり「その頃のあかりよりよっぽど上手かったです」

青葉「あはは、真面目ですがそれゆえに深く考えすぎて動けなくなってしまうタイプですか」

あかり「そういうところはあります。でも、みんなのことを引っ張っていく強さも持ってる人ですよぉ」

青葉「思慮深いのは司令官に必要な素養ですし、そういうところは司令官向きな人なのかもしれません」
207 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/01(日) 23:58:26.34 ID:pg5RZ3ZLo
あかり「次は池田先輩です」

青葉「池田千歳さん。千歳型の千歳さんと名前が被ってますね」

あかり「そうですね。あかりは池田先輩って呼ぶから問題ないですけど、京子ちゃん達は名前で呼んでますからちょっと大変ですね」

青葉「往々にしてそういうこともありますよ。それで、池田司令官のことですが」

あかり「あぁ、はい。池田先輩はとっても落ち着いた人です。優しくてのんびりしてて、穏やかな感じで、まるでおばあちゃんみたいで可愛いんですよぉ」

青葉「おばあちゃんみたいで可愛いというのは、ほめ言葉なんですか?」

あかり「あかりはそう思ってますけど、やっぱり失礼でしょうか?」

青葉「どうでしょう、本人がいいと思ってるならいいんだと思いますが」

あかり「とにかく、とても大人っぽい落ち着き方をした人なんです! 霞ちゃんにちょっと悪く言われてもにこにこして流してて、すごいなぁって思いますよぉ」

青葉「おおらかな人なんですね。どっしりと構えることも司令官に重要なことです」

あかり「あかりも見習いたいなって思ってるんですけど、まだ早いみたいです」

青葉「何がですか?」

あかり「池田先輩たまに妄想して鼻血を出すことがあるんですけど」

青葉「鼻血?」

あかり「その内容を教えてくれないんです。あかりはまだ大人じゃないからって」

青葉「そ、そういうとろこでも大人なんですね」

あかり「あかりもここに来て成長できたから、今なら教えてもらえるかなぁ」

青葉(むしろその妄想を超えたことをしてるまでありそうですが)
208 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/02(月) 00:17:48.60 ID:KH37fOSPo
あかり「次は櫻子ちゃんです」

青葉「件の大室司令官ですか。話を聞く限り、あまり真面目な方ではなさそうですが」

あかり「いえ、そういうところがないわけじゃないですけど、真面目なところもちゃんとありますよぉ」

あかり「いつも楽しいことを考えて、みんなを明るくしてくれる子なんです」

あかり「一緒に倉庫の部屋に閉じ込められたときも、櫻子ちゃんが一緒にいてくれたからあかり落ち着けたんですよぉ」

青葉「そんなことが。良くも悪くもムードメーカーなんですね」

あかり「それにどんなに失敗しても自信満々なんですよね。そこは見習いたいなって思いますよぉ」

青葉「失敗しないに越したことはありませんが、誰しも失敗はあります。悔やむことは必要ですが、過剰に悔やみ続けているのはよくないですよね」

あかり「めげない櫻子ちゃんの強さが素敵だって思います」

青葉「その精神で困難を乗り越えてきたんでしょうね」

あかり「無鉄砲だって思われるかもしれませんけど、それで救われた人もいっぱいいます。ソラさんもその1人です」

青葉「ソラさんとは?」

あかり「櫻子ちゃんのところにいる深海棲艦さん、空母棲姫さんの名前です」

青葉「おお、大室司令官のところにもいたんでしたよね」

あかり「櫻子ちゃんの方が早いんですよぉ。というか、櫻子ちゃんが投げたダメコンのカードをほっぽちゃんが拾ってたから、あかりのところに来られたんです」

青葉「数奇な縁もあるものですねぇ」

あかり「それもこれも櫻子ちゃんが導いてくれたことです。偶然だとしても、櫻子ちゃんがいなかったら起きなかったことです」

青葉「運も実力の内、天運に恵まれることもまた司令官の素養です」
209 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/02(月) 00:28:27.52 ID:KH37fOSPo
あかり「次は向日葵ちゃんです」

青葉「古谷向日葵司令官。こちらはどのような方なんですか?」

あかり「向日葵ちゃんもすごく落ち着いてるんです。丁寧な口調で話してて、大人っぽいんですよぉ。体も」

青葉「体も?」

あかり「とってもスタイルがいいんです。あかり達の中で1番じゃないかってくらい」

青葉「杉浦司令官達よりも?」

あかり「はい。あかり達の学年なんですけど、たぶん1番です」

青葉「それはまあ、最近の中学生は発育がいいですしねぇ」

あかり「京子ちゃん達も最近の中学生ですよぉ」

青葉「そうでした」

あかり「向日葵ちゃんと櫻子ちゃんは幼馴染で、小さい頃からずっと一緒だったみたいです。お家も隣同士なんです」

青葉「ですが喧嘩してばかりなんでしたか」

あかり「喧嘩といってもそこまで本気じゃないです。たまに向日葵ちゃんが櫻子ちゃんに蹴り入れたりしてますが」

青葉「それで本気じゃないんですか?」

あかり「まあ櫻子ちゃんも向日葵ちゃんのおっぱいドリブルすることもありますし、お互い様なんですよぉ」

青葉「ドリブルできるほど大きいんですか、中一で。すごい」

あかり「2人ともライバルって感じですね。杉浦先輩も京子ちゃんのことそう言いますけど」

青葉「ライバルですか。共に高めあっていく相手がいるのはいいことですね」
210 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/02(月) 00:51:11.45 ID:KH37fOSPo
あかり「最後は松本会長さんですよぉ」

青葉「松本りせ司令官。確か技術局長直属の艦隊の司令官だとか」

あかり「その技術局長があかり達の理科の先生の、西垣奈々先生なんです」

青葉「それを聞いたときは驚きましたよ。中学校の理科教師が軍の技術局長になるなんて」

あかり「元の世界でも発明はすごかったですから。大抵爆発してましたけど」

青葉「そもそも司令官達がここに来る原因となったのが、その西垣局長なんでしたよね」

あかり「そうです。西垣先生が実験に失敗して、松本先輩と一緒にこの世界に来てしまったことが全ての始まりでした」

青葉「怒らないんですか?」

あかり「怒りませんよぉ。あかりはここで大切なことを学んで、大切な人と出会って、大切なものをたくさん手に入れることができました」

あかり「怖い思いも悲しい思いもたくさんしましたけど、今残っている大切なものの方がたくさんです。だから、感謝してます!」

青葉「そう言える強さもここで手に入れた大切なもの、ですね?」

あかり「はい! それに西垣先生も後悔していて、あかり達のことずっと影で助けてくれてたみたいですし、怒るなんてことできません」

青葉「司令官はそれでいいかもしれませんが、松本司令官はどうなんでしょうか?」

あかり「松本先輩さんも怒ってはないみたいです。さすがに帰ってからしばらくは実験しないように、とは言ってるみたいですが」

青葉「お2人にも深い絆があるんですね」

あかり「松本先輩、すごく声が小さくてなんて言ってるか聞き取れないんですが、西垣先生にだけは何故か伝わるんですよぉ」

あかり「どれだけ深い絆があるんでしょう。あかりもそんな相手が見つかるといいなぁって思ってます!」

青葉「今のままでいればその内できますよ」

あかり「そうですか?」

青葉(むしろもうたくさんいるような気もしますよ)

あかり「提督としてもすごく強いんですよぉ。あかり全然歯が立ちませんでした」

青葉「声が小さくても通信機で伝えてたんでしょうか?」

あかり「そうみたいです。単純に練度的にも負けていて、そこもすごいなぁって思いました」

青葉「ふむふむ、何とか肉声を聞いてみたいものですね」

あかり「またいつでも会いに行けますよぉ」

青葉「ですね。そのときはご同伴お願いしますね」

あかり「もちろんです! 一緒にみんなの戦史纏めましょうね!」

青葉(戦史を纏めるよりも、自分の好奇心を満たす方が強くなってきている気がしますけど)

211 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/02(月) 00:54:40.39 ID:KH37fOSPo
今回はここまでです

とりあえずこれで過去のおさらいは終了ですね
このままでは2周年に突入してしまいそうですができるだけペースアップしていきたいです
と何度も言いながらその度に遅くなってしまってますが
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 00:56:39.87 ID:m38mp4eIo
乙です
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 00:56:58.99 ID:B0xchlKno
214 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/02(月) 22:41:20.19 ID:KH37fOSPo
開始します
215 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/02(月) 22:52:49.98 ID:KH37fOSPo
青葉「実際に会う日を心待ちにしてますね」

あかり「はい、一緒に会いに行きましょうね」

青葉「まあ先ずはここの戦史を纏めてからですかね」

あかり「もうだいぶ纏まりました?」

青葉「ぼちぼちです。それなりに長かったですからね」

あかり「戦った回数自体はそこまででもないですよぉ」

青葉「そうでもないですよ」

あかり「そうなんですか?」

青葉「1つの艦隊が担う戦いの数としては多い方です」

あかり「そういうものなんですか?」

青葉「勝手に出現する深海棲艦相手ですので、人間同士の戦争と比べることはできませんけどね」

青葉「それでも歴戦の勇士を名乗ってもはずかしくはないと思います」

あかり「そ、それははずかしいですよぉ」

青葉「司令官の性格の問題ですよねそれは」

あかり「英雄って呼ばれるのもはずかしいんですから、自分で言えませんよぉ」

あかり「それじゃあ、また。あかりに手伝えることなら何でも言ってくださいね」

青葉「はい、それではまた」

あかり「櫻子ちゃんだけじゃなくて、他のみんなのところにもまた行かなきゃね。さてと、これからどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>18-19の春雨、五月雨、朝潮、青葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 22:54:12.30 ID:RPLODtgcO
1間宮
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 22:54:17.43 ID:5ysgbqHWO
1イムヤ
218 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/02(月) 23:07:36.34 ID:KH37fOSPo
伊168「ふんふ〜ん」

あかり「イムヤちゃんなんか楽しそう?」

伊168「あっ、司令官。今度秋月とやるときのデッキを考えてたのよ」

あかり「デッキ? あっ、そのカードはあかりも知ってるよぉ」

伊168「ふふっ、こういうのは考えてるときも楽しいのよ」

あかり「そういうもの?」

伊168「このカードがこう組み合わさってって、想像するのが楽しいのよ。本当にやると相手に邪魔されて回らないことも多いからね」

あかり「そうやって邪魔し合うゲームでしょ」

伊168「まあね。そういう駆け引きも楽しいし、自分の思い通りになるのも楽しいのよ」

あかり「秋月ちゃんともう仲良しさんだね」

伊168「まあね、趣味合うし」

あかり「このまま仲良くしてね」

伊168「言われるまでもないわ。司令官ともね」

あかり「ふふっ、じゃあ仲良く遊ぼっか」

↓2

1 大鯨について
2 他の潜水艦の艦娘について
3 改造について
4 その他自由に
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 23:08:15.15 ID:B0xchlKno
3
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 23:09:35.64 ID:r1OCvPpVO
221 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/02(月) 23:28:17.10 ID:KH37fOSPo
あかり「そういえばこの前大鯨ちゃんもふしぎなあめを食べてね」

伊168「えっ、練度上がったの?」

あかり「うん、上がったよぉ」

伊168「じゃあ改造できるじゃない」

あかり「そうだね。改造すると軽空母になっちゃうから、ちょっとどうしようかなって」

伊168「そうだよ、潜水母艦のままでいてほしいわ」

あかり「ん〜、でも大鯨ちゃんは大鯨ちゃんだよぉ」

伊168「そうなんだけどね、でもなんかね」

あかり「イムヤちゃんは潜水艦だもんね」

伊168「大鯨のことだから私が何か言うことはできないけどね。あっ、そうだ」

あかり「もしかしてイムヤちゃんもしたい?」

伊168「うん、してみたいわ」
222 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/02(月) 23:36:08.11 ID:KH37fOSPo
伊168「まだあめはあるんだっけ?」

あかり「まだいっぱいあるよぉ」

伊168「じゃあいいよね?」

あかり「副作用は気にしない?」

伊168「それは司令官に聞きたいけどね」

あかり「え、えっとぉ」

伊168「ねぇ、意外にそういうこと好きでしょ司令官?」

あかり「す、好きとか、そういうことはないよぉ!」

伊168「はずかしがらなくていいって。誰だってそういうことに興味はあるものだよ」

伊168「本当はみんなに食べさせて、そういうことしたいって思ってるんじゃないのぉ?」

あかり「そ、そんなことないってば! じゃあ、イムヤちゃんには食べさせないもん!」

伊168「ああっ、拗ねないでよ! ごめんってば!」
223 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/02(月) 23:58:45.81 ID:KH37fOSPo
あかり「そういうのじゃないからね?」

伊168「はいはいわかったって」

あかり「もぉ、変なこと言うんだから」

伊168「でも興味あるってことは否定しなかったわね」

あかり「興味がないって言ったら、嘘に、なるし……」

伊168「ふふっ、思春期だね司令官」

あかり「〜〜〜っ、もういいから早くしてよぉ!」

伊168「は〜い」パクッ

あかり「……」

伊168「んんっ、確かにふしぎなあじだ」

あかり「それは絶対言うんだ」

伊168「はぁ、練度が上がってくる感じがする。ぽかぽかする……」

あかり「その内すごく熱くなってくるよぉ」

伊168「ちょっと楽しみかもね。あっ、んっ……!」
224 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/03(火) 00:41:44.00 ID:9OyVqvjJo
伊168「あ、あはは、これ、結構、やばっ……」

あかり「だから大丈夫って? 聞いたんだよぉ」

伊168「んくっ、なんか、ぐるぐるして……」

あかり「どうしてほしい?」

伊168「何でも、してくれる……?」

あかり「できることならね」

伊168「じゃ、あ……また、水着のチェック……」

あかり「水着のチェック、ね……」

伊168「もっと、直接言った方が、いい……?」

あかり「言わなくてもわかるよぉ……」

伊168「さっすが……」

あかり「何がさすがなの、あめ食べるたびに、こういうことしてって言われるんだもん。あかりだって、覚えるよぉ」

伊168「そっか……その度に、ね……」

あかり「な、なぁに?」

伊168「叢雲に食べさせたとき……どんなことしたか、気になるなぁ……」

あかり「ええっ、な、なんで今……?」

伊168「何でだと思う……?」

あかり「お、同じこと、してほしいの? で、でもあれは……」

伊168「叢雲の方に、された……?」

あかり「う……」

伊168「やぁっぱり……ふふふっ、羨ましい、な……」

あかり「い、イムヤちゃん……?」

伊168「今、されると、思ったでしょ?」

あかり「い、や……」

伊168「期待、した……?」

あかり「き、期待、は……してないけど」

伊168「うそ、司令官、身構えたよ……エッチなんだぁ……」

あかり「み、身構えたのは、身構えた、だけで……」

伊168「可愛い……ほんとうは、同じことしたい、けど……同じじゃ、絶対、敵わない……」

あかり「い、イムヤちゃん……」

伊168「また今度、叢雲のときより、気持ちいいこと、してあげる……だから、それまで、期待しててね、司令官……」

あかり「う、あ……」ゾクッ

伊168「ほ、ら、水着のチェック、早く、して……」

あかり「あっ、うん……」

あかり(今なんか、すごく、ドキドキしたよぉ……)

伊168(ハードル、上げちゃったな……でも、太刀打ちしなきゃ、いけないもんね……)

伊168(私、頑張るよ、司令官……)
225 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/03(火) 00:43:42.18 ID:9OyVqvjJo
今回はここまでです

本当に直接的描写は避けていますがそろそろ厳しくなって来ましたね
というか何回かしてるような気もします
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 00:58:26.76 ID:Adqj+WUJo
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 00:58:52.94 ID:fQRYEJ9a0
乙です
なんならもっと先のところまで描いていいのよ?(チラッチラッ)
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 01:00:08.00 ID:ixsT92iSo
乙です
229 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/03(火) 22:36:10.83 ID:9OyVqvjJo
開始します
書き忘れてましたが筑摩の好感度100イベントです
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 22:42:15.66 ID:5ssgYHfEO
あらイムヤとのエッチぃイベントはキンクリされちゃったのな
231 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/03(火) 22:42:56.36 ID:9OyVqvjJo
あかり「はぁ、イムヤちゃん変なこと言うんだもんねぇ〜びっくりしちゃうよぉ」

あかり「興味はあるけど、別にすごく好きってわけじゃないし……」

筑摩「何がですか?」

あかり「エッ……! い、いや、あの、その、お、お菓子です。お菓子ばっかり食べてるわけじゃないですよってことです、筑摩さん」

筑摩「はぁ、それをなぜ1人で言ってるのかわかりかねますが、わかりました」

あかり「あかり結構独り言多いみたいですから。これからご飯ですか?」

筑摩「はい。提督もご一緒しませんか?」

あかり「筑摩さんがよろしければ」

筑摩「よろしくなければ誘いませんよ。行きましょう」

あかり「はい!」
232 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/03(火) 22:48:48.01 ID:9OyVqvjJo
あかり「今日もご飯がおいしいですよぉ」

筑摩「本当においしそうに食べますね」

あかり「本当においしいですから!」

筑摩「それもそうですが。ふふっ……」

あかり「あっ、そういえば。今日櫻子ちゃんのところに行ったんですよぉ」

筑摩「あぁ、今朝どこかへお出かけしていらっしゃると思いましたが、大室提督のところだったんですね」

あかり「利根さんにも会いましたよぉ」

筑摩「……っ! そ、そうですか。姉さんは何か?」

あかり「利根さんが恋しくて泣いてるんじゃないかって聞かれたので、恋しがってはいましたけど泣いてませんでしたって言ったんです」

筑摩「それで?」

あかり「なんで泣かないんだって怒ってました」

筑摩「ええっ!?」
233 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/03(火) 23:01:07.34 ID:9OyVqvjJo
あかり「たぶん冗談ですけどね」

筑摩「じょ、冗談ですか、びっくりさせないでください」

あかり「えへへ、ごめんなさい。あと筑摩さんのことよろしくって言われました」

筑摩「よ、よろしく!?」

あかり「よろしくてもらうのはあかりの方なんですけどね」

筑摩「そ、そんなことないですよ。私の方がよろしくされてるじゃないですか」

あかり「そうですか?」

筑摩「私が提督にしたことなんて、抱きついて好き好き言ったくらいで……」

あかり「げほっ!?」

筑摩「て、提督!? すいません!」

あかり「い、いえ、気にしないでください。そうしたのは事実ですし……」
234 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/03(火) 23:16:51.58 ID:9OyVqvjJo
あかり「その、とりあえずよろしくお願いされたので、よろしくしますね」

筑摩「姉さんに言われたからするんですか?」

あかり「あっ、すいません。あかりも好きだからよろしくしますよぉ」

筑摩「……」

あかり「あの、どうしました?」

筑摩「いえ、恥ずかしげなく言うものですから。私の方が気恥ずかしくなって……」

あかり「あかりもはずかしくないわけじゃないですよぉ」

筑摩「そうは見えませんよ。以前から平気でそういうこと仰っていましたし」

あかり「前に言ってた好きとは違う意味だって、わかってますよぉ」

筑摩「わかってなかったらどうしようかと」

あかり「あかりにだってそれくらいわかります。わかるようになったって、言うべきですけどね」

筑摩「教えられた、ということですね。色んな人達に」

あかり「……いやですか?」

筑摩「いいえ。むしろ私1人だとなんというか、はずかしさで消え入りそうなので心強いというか」

あかり「そういう考え方もあるんですね」
235 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/03(火) 23:40:38.99 ID:9OyVqvjJo
筑摩「私のことしっかりと見てくださっていますしね」

あかり「ちゃんと見てますよぉ」

筑摩「ありがとうございます……」

あかり「……」ジッ

筑摩「あぁ……」

あかり「ん〜」ジー

筑摩「そ、そういう意味で見られたいわけじゃないですよ!」

あかり「じゃあ、見ませんよぉ」プイッ

筑摩「あっ」

あかり「……」

筑摩「うっ、い、一緒にいるんですから、見てください……」

あかり「そういう意味でも見てほしいんですね」

筑摩「見てほしいです……」

あかり「じゃあ、見ますね」ジッ

筑摩「な、なんですか、提督。いつもはこんないじわるする人じゃないのに」

あかり「えへへ、たまにはいつもと違うことがしたくなるときもありますよぉ」

筑摩「もぉ、大人をからかってはいけませんよ」
236 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/03(火) 23:52:27.44 ID:9OyVqvjJo
あかり「筑摩さんだって、いつもと違うことだったんでしょう? あのときのこと」

筑摩「それはあめの副作用でしたし。それでも、提督が特別だったことは否定できませんけど」

あかり「あかりもきっと、筑摩さんだからからかいたくなったんですよぉ」

筑摩「私だから?」

あかり「はい。筑摩さんだからです。好きな人と一緒にいると、いつもと違う気持ちになりますよぉ」

筑摩「そっ、うれしいですけど、毎回からかうのはやめてくださいね」

あかり「どうしましょうか〜」

筑摩「提督!」

あかり「ふふっ、冗談です」

筑摩「だから、からかわないでくださいって言ってるのに! もう、知りません!」

あかり「あぁっ、ごめんなさい筑摩さん! もうしませんから〜!」

筑摩「すぐ調子に乗るとこは提督の悪癖ですよ」

あかり「反省しますよぉ」
237 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/04(水) 00:06:56.48 ID:707umOLwo
あかり「ご飯おいしかったですね」

筑摩「はい。なんだかんだで、提督とお話しながら食べるのは楽しかったです」

あかり「また一緒に食べましょうね」

筑摩「ええ、また機会があればご一緒させてください」

あかり「じゃあ、あかりは執務室に戻りますよぉ」

筑摩「最後までお勤め頑張ってください」

あかり「頑張りますよぉ。それじゃあまた」

筑摩「……提督」

あかり「何か言い残したことでもありますか?」

筑摩「少しこちらへ」グイッ

あかり「ちょ、えっ?」
238 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/04(水) 00:35:22.29 ID:707umOLwo
筑摩「ここなら、他の人には見えませんね」

あかり「こんな物陰で何するんですか?」

筑摩「好き合ってる人同士が物陰ですることなんて、1つですよ」

あかり「えっ……ち、筑摩さん、そういうのはいつもと違うって」

筑摩「好きだからいつもと違う気持ちになるって、さっきご自分で言ったじゃないですか」

あかり「言いましたね、はい」

筑摩「大丈夫です、秘書艦の方を待たせるほどしませんから」

あかり「あ、あの、好きっていう気持ちは最後には、こっちに行き着いちゃうものなんでしょうか?」

筑摩「そうでない人もいるでしょうけど、結局はこうなる人が大多数だと思いますよ」

あかり「そうですよね……」

筑摩「提督は少数派ですか……?」

あかり「そうだと思ってたんですけどね……」

筑摩「ふふっ、三大欲求というくらいですから。抗いがたいものですよ」

あかり「……」

筑摩「恥じらい顔、ちゃんとできるんですね」

あかり「まだ、完全にははずかしくなくならないですよぉ」

筑摩「まだ、ではなくずっとそのままでいてください、提督」チュッ

あかり「んっ……」

筑摩(姉さん、頼まれなくてもよろしくさせていただきます。心配しないでくださいね)

筑摩(姉さんが恋しくて泣くことはもうたぶんありませんけど、この子と一緒に笑顔で暮らしていきますから)
239 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/04(水) 00:44:39.60 ID:707umOLwo
今回はここまでです

イベントは見た限りとても甲ではクリアできそうにないですね
まあ報酬はもらえますしぼちぼち頑張ります
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 00:45:03.94 ID:UgZuGCcfO
乙です
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 01:13:15.96 ID:PDgHomI7o
乙です
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 06:32:01.54 ID:8x7Hf4uAO
乙 筑摩エロいってか淫靡な感じ だがそれがいい
243 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/04(水) 22:39:27.96 ID:707umOLwo
開始します
244 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/04(水) 22:48:55.87 ID:707umOLwo
離島棲鬼「あかりちゃんちょっと遅かったね」

あかり「ちょ、ちょっとあって……」

離島棲鬼「ちょっとって……なんか服乱れてない?」

あかり「お、遅くなっちゃったから急いで来たんですよぉ!」

離島棲鬼「そこまで急がなくてもよかったのに」

あかり「アイさんを待ちぼうけさせられませんよぉ」

離島棲鬼「アイさん、アイさんね」

あかり「慣れません?」

離島棲鬼「今日つけた名前だし、慣れるまではまだかかるよ」

あかり「じゃあいっぱい呼んで慣れてもらいますよぉ」

離島棲鬼「あ、あんまり連呼されても困るからね? 無意味に呼ばれても慣れないし」

あかり「じゃあ何か理由をつけて呼びますね、アイさん!」

離島棲鬼「あ、あはは、はずかしいねなんか。それはいいから、ほら、今日の閉めに入ろうか」

あかり「はい、ごほうびですね!」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 明日1度交流する
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 22:49:16.56 ID:7IhYkf66O
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 22:49:21.66 ID:0pfBBiILO
3
247 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/04(水) 23:02:10.57 ID:707umOLwo
離島棲鬼「マッサージ!」

あかり「あっ、はい。マッサージしてほしいんですか?」

離島棲鬼「ずっとしてもらいたかったの」

あかり「アイさんにも評判が流れてるんですね」

離島棲鬼(ここの評判じゃなくて、漫画で知ってるんだけどね)

あかり「じゃあ、お布団敷くので待っててくださいね、アイさん」

離島棲鬼「うん」

あかり「よいしょ、よいしょっ」

離島棲鬼「今まで何人の艦娘をその毒牙にかけて来たのかな」

あかり「毒牙ってなんですか。結構多いですよぉ」

離島棲鬼「私も新しい犠牲に……」

あかり「本当にマッサージされたいんですか?」

離島棲鬼「されたいされたい! ちょっとした冗談だから!」
248 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/04(水) 23:31:01.34 ID:707umOLwo
あかり「よいしょ、さてとどこの辺りマッサージされたいですか?」

離島棲鬼「えっ? 指定できるの?」

あかり「ごほうびですから。してほしいところがあるなら言ってください」

離島棲鬼「ええ〜どうしよう、これもはずかしいなぁ」

あかり「言わないとあかりにおまかせになりますよぉ?」

離島棲鬼「あぁ待って! 言うから……あのね、笑わないでもらいたいんだけど」

あかり「笑いませんよぉ」

離島棲鬼「わき、マッサージしてもらいたいなって」

あかり「わきですか?」

離島棲鬼「変だと思うかもしれないけど、わき触るの結構気持ちよくてね」

あかり「だから脇出してるんですね」

離島棲鬼「い、いやそういうわけではないんだけど。とにかく! いい?」

あかり「はぁい。わきですね、やったことないですけどがんばります」

離島棲鬼「うん、お願い」

あかり「じゃあバンザイしてくださいね」

離島棲鬼「あ、うん……」

あかり「ん〜どこら辺が気持ちいいかなぁ」スッ

離島棲鬼「はひゃっ!」

あかり「わきって範囲が狭いから難しいですよぉ。ここら辺?」スッ

離島棲鬼「はぁぅ……!」ビクッ

あかり「ここでいいですか、アイさん?」

離島棲鬼「う、うんそこが、いいかな」

あかり「じゃあここを重点的にマッサージしていきますね。んしょっ!」

離島棲鬼「ひゃんっ……」

あかり「すごくびくびくしてる。本当にわきが気持ちいいんですね」

離島棲鬼「う、嘘言ったってしょうがないしね……」

あかり「そういえば千歳さんに教えてもらいましたよぉ。気持ちいいところのこと、なんて言うんでしたっけ。確か……」

離島棲鬼「い、言わないで! たぶんそうだけど、言わないで……」

あかり「言っちゃだめなんですか?」

離島棲鬼「口に出されるとはずかしいことも、あるでしょ?」

あかり「そうかもしれませんね。それじゃ、続けますよぉ」

離島棲鬼「はぁ、んぁ……」

あかり「……」

離島棲鬼「んんっ、くぁ……」モゾモゾ

あかり「自分で触るのと違います?」

離島棲鬼「はぁ、ち、違うよ。自分で触るときは、どこをどうするって、自分で考えてるけど。誰かに触られるときは、どうなるか、わからないし」

あかり「奇襲されるんですね、こんな感じに」グイッ

離島棲鬼「んあぁぁっ……! も、もう、あかりちゃん……!」

あかり「ごめんなさい。でも、こういうのがいいんですよね?」

離島棲鬼「そうだけど……」

あかり「明日から奇襲するかもしれませんので、気をつけてくださいね」

離島棲鬼「い、いや、それは、あぁぁんっ……!」

離島棲鬼(今日のあかりちゃんなんか、サディスティック……でも、いいかも……)
249 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/04(水) 23:41:05.35 ID:707umOLwo
あかり「はい、これでおしまいですよぉ」

離島棲鬼「も、もう終わり?」

あかり「もうって結構な時間やってますよぉ、ほら」

離島棲鬼「本当だ、そんなに時間経ってる気がしなかった」

あかり「楽しんでもらえたみたいでよかったですよぉ」

離島棲鬼「楽しい時間は早く過ぎるものね」

あかり「またいつでも楽しくさせてあげますよぉ」

離島棲鬼「ありがとうあかりちゃん。でもいきなり後ろからがばって来るのはやめてね?」

あかり「冗談ですから。するときはちゃんとするって言います」

離島棲鬼「そうしてくれると嬉しいわ」

あかり「でも奇襲じゃないですよねそれ」

離島棲鬼「触ること自体を奇襲してほしいわけじゃなくて、こう触るタイミングとか、触り方とか、そういうところに奇襲かけてほしいのよ」

あかり「自分の触り方と別の触り方されるのがいいんですね」

離島棲鬼「あは、なんかその言い方エロい」

あかり「えろ?」

離島棲鬼「いやごめん! そ、その、これで終わりだからね、ほら、秘書艦決めよ!」

↓2 明日の秘書艦(>>18-19の離島棲鬼以外の☆のついてない艦娘)
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 23:45:12.86 ID:CgaaEBdGO
青葉
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 23:45:18.78 ID:veIajwQcO
間宮
252 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/04(水) 23:56:47.41 ID:707umOLwo
あかり「間宮さんにお願いしますよぉ」

離島棲鬼「間宮ね、わかったわ!」

あかり「お願いしますねアイさん」

離島棲鬼「任せといて! じゃあ、おやすみなさいあかりちゃん」

あかり「おやすみなさいです、アイさん」

離島棲鬼「何気に激動の1日だったような気がするわ。名前とか、新しい出会いとか」

離島棲鬼「何でもない日常にもこういう日があって、色んな感情の動きがある」

離島棲鬼「漫画のモデルになるようなところだから? ううんきっと、どこでも同じ。普通の日常なんだよね」



あかり「わきが気持ちいい人もいるんだ。人それぞれなんだねぇ」

あかり「あかりはどこなのかな……わからないよぉ。それはいいとして、これからどうしようかなぁ」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>18-19の春雨、五月雨、朝潮、青葉、伊168以外)
3 散歩
4 執務
5 バー
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 23:59:42.40 ID:0/FL8nzlO
4
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 23:59:47.75 ID:nVTVeXXEO
255 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/05(木) 00:07:58.35 ID:Kit9zORWo
あかり「せっかくお布団敷いたし、今日はもう寝ちゃうよぉ」

あかり「毎日夜更かしするのもよくないからね」

あかり「おやすみなさい……」

↓2 コンマ

0〜30 何も起きない 31〜75 誰かがくる 76〜98 誰か達がくる ぞろ目 夜が苦手な艦娘が着任してくる
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 00:13:21.02 ID:rgPNkri3O
なるほどランダムイベか
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 00:13:36.74 ID:Hozvq6/1O
258 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/05(木) 00:17:41.00 ID:Kit9zORWo
↓2 来た人(>>>>18-19の春雨、五月雨、朝潮、青葉、伊168以外) 
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 00:17:57.46 ID:Iqyv4fuAO
名取
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 00:17:59.52 ID:/z5hW6zPo
川内
261 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/05(木) 00:27:52.06 ID:Kit9zORWo
今回はここまでです
次は川内が夜遊びに来る話です

前スレ>>1000の小ネタは次の次にやります

コンマはあんまり早さ関係ないので↓1でもいいかもしれませんね
ちなみに夜が苦手な艦娘は萩風のことでした
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 00:28:27.38 ID:PsYF0cp4O
おつ
照月かと思ってたわ
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 00:33:40.57 ID:/z5hW6zPo
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 00:58:24.24 ID:582ClSrCo
乙です
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 08:34:24.99 ID:bjKZU+Hno
このスレも移転かな
266 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/05(木) 22:39:49.59 ID:0huyW1sAo
まあもうだいぶ前からR-18注意も書かなきゃいけないような内容になってたのでしょうがないですね

開始します
267 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/05(木) 22:48:18.37 ID:0huyW1sAo
川内「Wassho……じゃないや今日はニンジャじゃなくて忍者でいかないと」

あかり「くぅ〜……」

川内「あっ、いた。さすがにもう寝てるよね。よしよし」

川内「今日は誰のとこにも行ってないかもって思ってきてみたら案の定。なんかタイミングいいよねいっつも」

あかり「んぅ……」

川内「気持ちよさそうに寝てるなぁ。可愛い」

あかり「ぐぅ〜……」

川内「どんな夢見てるのかなぁ、ん〜?」ツンツン

あかり「んふふ、くすぐったいよぉ、叢雲ちゃん……」

川内「むっ、夢の中でも叢雲叢雲って。ここはちょっとお仕置きが必要みたいだね」

川内「今日はあのきぐるみパジャマは洗濯中かな? 好都合っと」ゴソゴソ
268 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/05(木) 23:06:32.48 ID:0huyW1sAo
川内「ふふふっ、こんな感じにはだけさせてみるっと」

あかり「ん〜……」ゴロッ

川内「寒い? 大丈夫だよ、今から暖めてあげるからね」

川内「おへその辺りから段々と登っていくよ〜」トントン

あかり「ふふふっ、くすぐったいってばぁ……んゅ……」

川内「その喋り方ってことは相手は変わってないね。だめだよ、ちゃんと私を夢の中に出してくれないと」

川内「どうすれば出てくるかな? そうだ、耳元で夜戦って言ってみよう」

川内「夜戦〜夜戦〜……」

あかり「夜戦……? どうしたの、急に、川内さんの真似?」

川内「これだけじゃだめか、じゃあ私を想起させるようなことを重ねてやろう」

川内「あんまり激しくすると目を覚ましちゃうかもしれないから、ちょっと控えめに……」

あかり「んんっ……! 叢雲ちゃ、だめだよぉ……」

川内「ぐぬぅ、叢雲ともそういうことしてるの? してるか、そりゃそうだよね」
269 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/05(木) 23:25:50.18 ID:0huyW1sAo
川内「もぉ〜こうなったらちょっと大胆なとこ行っちゃうよ!」ムニッ

あかり「んっ……」

川内「ん、ちょっと反応した?」

あかり「んぅ……」

川内「寝てるとこんなに薄くなるんだ。起きてたらもっと反応大きいのに」

あかり「すぅ……」

川内(私に触られてるのにほとんど反応がない。こんなはだけさせられてるのに、こんなところまで触られてるのに……)

川内(すごい、やば、これ……)

川内「提督……」クニクニ

あかり「くぅ……」

川内「なに、この、感覚……提督のこと征服してしまってるみたいな……完全に私のものになってるかのような感覚……」

川内「はぁ……あぁ、やばい、なんか興奮して来た……」
270 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/05(木) 23:42:14.03 ID:0huyW1sAo
川内「はぁ、はぁ……」

あかり「……」

川内「反応ないけど、これでも敏感になってくのかな? 提督の知らないうちに……」

川内「なにそれ、すごく、いい……」

あかり「ふぅん……」

川内「知らない内に、私と同じくらいに……んっ……」

あかり「……」パチッ

川内「えっ?」

川内(目開けた? お、起きちゃった!?)

あかり「んんふふ……」

川内「あれ、寝てる? そういえば、目開けて寝るんだっけ。びっくりしたぁ」

あかり「叢雲ちゃん……」

川内「まだ叢雲の夢見てるし。目開けてるってことは、認識できなくても見えてるのかな?」

川内「ほら、私、川内だよ。叢雲じゃなくて川内……今ね、提督のこと開発中だよ……」

川内「見て、私のと、んっ、同じように、提督のも触って、る……ふぅっ……!」

あかり「むら……せん……うぅん……」

川内「あっ、今私の名前呼びかけた? 叢雲と2人になってる……?」

川内「夢の中はっ、それで、だきょんっ……しよう……今こうしてやって、起きてるときに……勝負、かけるから……」

川内「よく、見ててね提督。これが、私の好きな触り方、だか、らっ……!」
271 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/05(木) 23:48:57.72 ID:0huyW1sAo
あかり「なんかむずむずする」

間宮「どうしたのあかり?」

あかり「いえ、何でかわかりませんけど、朝起きてから胸がむずむずするんです」

間宮「胸が?」

あかり「はい、風邪でしょうか?」

間宮「風邪!? ま、待ってね、熱測るからおでこ出して!」

あかり「はい」

間宮「……熱はなさそうね。よかった」

あかり「熱じゃなかったらなんでしょうか?」

間宮「眠ってるときにうつ伏せになって圧迫されてたとか?」

あかり「あかりはいつも仰向けで寝てますよぉ。どこかにぶつけたんでしょうか?」

間宮「それなら起きてそうだけど」

あかり「あかり結構鈍感ですからね。寝てるときは叩いても起きなかったって、ちなつちゃんが言ってました」

間宮「叩かれてたの?」

あかり「あかり寝るとき変な顔して寝てるときがあるらしくて、眠れなくてこっち向いたらそんな顔してたり変な寝言言ったりしてたらしいです」

間宮「気をつけようね、女の子なんだから」

あかり「はぁい、気をつけますよぉ」
272 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/05(木) 23:50:03.03 ID:0huyW1sAo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
長門   如月☆  伊168☆
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    離島棲鬼☆
雲龍   葛城☆  戦艦棲姫
273 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/05(木) 23:51:20.16 ID:0huyW1sAo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   五月雨☆ 駆逐棲姫☆
山城☆ 舞風☆  筑摩
274 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/06(金) 00:06:28.53 ID:tQsgAgmgo
あかり「その内収まると思いますので気にしないことにしますよぉ」

間宮「そういう日もあるわよね。でも何かおかしいなって思ったことがあったらすぐに言うのよ?

あかり「心配しすぎですよぉ」

間宮「しすぎということはないわ。どんなことが重大な病気のサインになってるかわからないんだから!」

あかり「テレビで解説してる番組ありますけど、些細なことが全部そういうのに見えちゃいますよね」

間宮「そうね、不安になりすぎて神経をすり減らしてしまうわ。だから、あかりは最低限のことを気にしてくれればいい」

あかり「最低限以上のことはどうするんです?」

間宮「私が見るわ。1日1回、ちょっと診察をして早期発見に努めるの!」

あかり「診察って間宮さんできるんですか?」

間宮「私は給糧艦だけど病院船としての役割を担うこともあったのよ。傷病者の治療とかする船のことね」

あかり「そうだったんですかぁ。伊良湖さんがお医者さんごっこしたがるのもそれが理由ですか」

間宮「それは違うと思うけど……まあとにかく、私が責任を持って診察するわね!」

あかり「あっ、本当に悪そうなときはお願いしますよぉ。それじゃあ今日は何するか決めましょう」

間宮「むぅ、来なかったら回診に行くんだから」

↓2

1 艦娘との交流(>>272-273の○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/06(金) 00:12:17.44 ID:jlySWFZ4O
1ゴーヤ
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/06(金) 00:12:22.83 ID:hS6JPNZtO
1五月雨
277 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/06(金) 00:17:28.79 ID:tQsgAgmgo
今回はここまでです
次は千代田、山城、筑摩がバーで会話する小ネタからです

こんなの書いてるから島流しされるっていう話ですね
まあ新天地でも何とかやっていきます
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/06(金) 00:20:09.64 ID:SMvM++IqO
島流しに草
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/06(金) 00:33:51.26 ID:3EKoUqy3o
乙です
280 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/07(土) 22:43:24.37 ID:hgHH17lVo
新天地でも何とかやってくとか言った直後にこの体たらくですいません
開始します
281 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/07(土) 22:53:38.76 ID:hgHH17lVo
千代田「それでね、千歳お姉ったら酔っ払って帰ってきた途端寝ることが多いから、いつも服がしわだらけで」

山城「お酒好きですものね千歳さん」

筑摩「姉さんも結構いける口ですが、さすがにそこまでではありませんね」

千代田「大体相手をしてるのは武蔵さんなんだけど、武蔵さんもそうなのかな?」

筑摩「大和さんからそんな話は聞きませんが、千代田さん達ほどお互いのことを確認し合ってはいなさそうですよね」

山城「そもそも武蔵さんなら服そのままで寝ても問題ないのでは」

千代田「そうなの。武蔵さんはあの格好でしょう? だから、千歳お姉もあんな格好してればそのまま寝てもいいよねなんて言うの!」

山城「武蔵さんはそのためにあの格好をしているわけではないと思いますけど」

千代田「でも便利でしょだって」

筑摩「便利といっていいものかどうか」

千代田「ねえ、提督さん。お姉が武蔵さんと同じ格好しててもいいと思う?」

あかり「あかりは、好きな格好すればいいと思いますよぉ。その、寝るとき以外で裸で出歩いたりしないなら」

筑摩「ほぼ裸みたいなものですけどね」

山城「あれで出歩ける武蔵さんは、さすが大和型だけあって大きいですよね色々と」
282 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/07(土) 23:07:32.71 ID:hgHH17lVo
筑摩「でもあれだけ露出できるということは、裏を返して言えば自分の体に自信を持っているということですよね」

千代田「筑摩さん何言い出すの急に。でもまあ一理あるけど」

山城「自信がなければあそこまで堂々と肌を見せられませんよね」

筑摩「そこが漢らしい、というと怒られるかもしれませんが、剛毅だと思ってます」

山城「そうですね、私はあそこまで堂々としていられませんよ」

千代田「千代田も無理。周りの目とか気になっちゃうわ」

あかり「あかりもできませんよぉ」

千代田「提督さんはできないというか、やっちゃだめ」

山城「危ないですからね。色々と」

筑摩「こちらも提督側も危ないことになります」

あかり「あ、危ないこと……」
283 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/07(土) 23:20:05.58 ID:hgHH17lVo
千代田「ともあれお姉の酒癖よ。提督さんからもなんか言ってあげて」

あかり「う〜ん、服がしわになっちゃうのはよくないですけど、周りに迷惑かかってないなら無理にやめさせるのはかわいそうですよぉ」

妖精(猫吊るし)「しわになっても私達がすぐに直せますしね。はい、エイヒレです」

筑摩「どうも。艦娘はアルコール中毒や、内蔵疾患などにはかかりませんし、無理に止めることもないのでは?」

山城「そうですけど、姉にはしっかりしていて欲しいと思うのが、妹ではありませんか」

千代田「そう! そうよ! 山城さんよくわかってる!」

筑摩「そういうものですか? 私はどちらかといえば世話をしたい派なので」

千代田「利根さんやんちゃだもんね。パッと見筑摩さんのがお姉さんに見える」

山城「奔放になさる扶桑姉様……それもいいですが、やはり姉様は楚々としている方が似合います」

あかり「なんとなく喋り方似てますし、利根さんが初春ちゃんみたいになったらどう思います?」

筑摩「初春さん、あの雅な雰囲気の子ですよね。う〜ん」

千代田「お料理も上手で、なんでもそつなくこなして」

山城「いつも泰然自若としているお姉さん」

筑摩「……だめです! 姉さんには元気でいてもらわなくてはいけないんです!」

千代田「同じ妹でも姉に対する意識には差があるものね」
284 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/07(土) 23:35:04.27 ID:hgHH17lVo
あかり「あかりもお姉ちゃんにはちゃんとしててほしい派ですよぉ」

千代田「そういえば提督さんも妹だったわね」

山城「お姉さんはしっかり者なんですね」

あかり「はい。あかりは知ってのとおりおっちょこちょいなところありますけど、お姉ちゃんはそういうの全然ないんですよぉ」

筑摩「世話のしがいがないですね」

あかり「あかりの方がお世話されてますし」

山城「お世話されている姿は容易に想像がつきます」

あかり「むぅ、そんなこと言うとおかわりあげませんよ!」

山城「ふふっ、そうやって拗ねているのをなだめられているところも、目に浮かびます」

あかり「まあ実際そうでしたよぉ」

筑摩「そうやってお世話してくるお姉さんのこと、提督は好きなんですか?」

あかり「大好きですよぉ。早くまた会いたいです!」

筑摩「ふふ、そうですか。お世話してくれる人が好きなんですね」
285 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/07(土) 23:53:27.49 ID:hgHH17lVo
千代田「な、なにその不敵な笑みは?」

筑摩「いえ、なんでもないですよ」

山城「……私も姉様にはちゃんとしていてほしいですが、別に誰かの世話をするのが嫌いなわけではありませんよ」

筑摩「ええ、わかってますよ」

千代田「ふ、ふん、提督さんはね世話されるのも好きだけど、世話する方がもっと好きなのよ! ねえ?」

あかり「えっ、いえ、別にそんなことはないですけど」

千代田「でもお姉さんになりたいんでしょう?」

あかり「お姉ちゃんって呼ばれるのは憧れですけど……」

千代田「ほら、お姉さんになるならしっかりと妹のお世話をしないとね!」

筑摩「お世話したい妹もいると言ったじゃないですか」

山城「本当の姉妹でならそれもありますけど、そうでない親しい間柄の相手に対して言うならやはりしっかり者の方でなければ」

筑摩「うっ、世話焼きな妹はお嫌いですか?」

あかり「き、嫌いなわけないですよぉ。世話焼いてもらえるのも好きですし」
286 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/08(日) 00:06:19.28 ID:BLgJYWN6o
千代田「じゃあ妹のお世話をするのは?」

あかり「それも好きですよぉ。妹いませんけど」

山城「どっちだかはっきりしませんね」

筑摩「もうこの際妹が好きということで決着しましょう」

あかり「ええっ!? それはさすがに大雑把すぎますよぉ!」

千代田「妹が好き。いいね、わかりやすいわ!」

山城「では私が提督の妹になりましょう」

千代田「あっ、山城さんずるい! 千代田も!」

筑摩「何かお困りのことはありませんか、あかり姉さん?」

あかり「この状況にお困りなんですけど!?」
287 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/08(日) 00:25:50.78 ID:BLgJYWN6o
妖精(猫吊るし)「皆さんいい感じに酔って来てますね」

あかり「あっ、やっぱり酔ってるんだねこれ」

千代田「あかりお姉〜水こぼしちゃった〜拭いて〜」

あかり「はいはい、今行きますよぉ」

千代田「早く〜」

あかり「ちょっと待ってください千代田さん」

千代田「千代田」

あかり「はい?」

千代田「さんじゃなくて、千代田! 呼び捨て! 妹でしょ! 百歩譲ってもちゃん付け!」

あかり「あぁ、えっと、千代田……ちゃん」

千代田「それでよ〜し、はいお姉お願い」

あかり「筑摩さんと山城さんもですか?」

山城「私は呼び捨て以外譲りませんよ、あかり姉様」

筑摩「私もです、あかり姉さん」

千代田「ちょっとぉ〜千代田がせっかくあかりお姉に譲歩してあげたっていうのに〜じゃあ千代田も呼び捨てじゃなきゃやだ!」

あかり「そ、そんな、ちょ、ちょっと待って……」

千代田「もんど〜むよ〜!」

山城「はっきりと自信を持ってください姉様」

筑摩「そうです、武蔵さんのような自信でさあ!」

あかり「よ、妖精さん〜!」

妖精(猫吊るし)「酔客の相手も仕事の内です」

千代田「お姉!」

山城「姉様!」

筑摩「姉さん!」

あかり「ひええ〜! あかりの方が年下なのにお姉ちゃんにはなれませんよぉ! 助けてお姉ちゃん〜!」
288 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/08(日) 00:30:06.65 ID:BLgJYWN6o
今回はここまでです
次は本編からです

姉妹百合は結構好きですね
あかあかはちょっとギャグ色が強めですが真面目になるとどうだろうと考えたりすることもたまにあります

↓1〜2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもちょいエロでもOKです
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 00:30:13.03 ID:xU2YkuJ7O
五月雨と一緒に五月雨(雨)を眺める
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 00:31:05.51 ID:/D56js4ZO
こどもの日
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 00:37:56.59 ID:Cr+XtUl1O
イ級とお散歩
292 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/08(日) 22:41:47.61 ID:BLgJYWN6o
開始します
293 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/08(日) 22:51:02.55 ID:BLgJYWN6o
五月雨「んん、今日もいい朝です」

あかり「そうだねぇ、天気がいいよぉ」

五月雨「提督とも会えましたしね」

あかり「ふふっ、おはよう五月雨ちゃん」

五月雨「おはようございます」

あかり「五月雨ちゃんはお天気いいのも好きだけど、雨も好きなんだよね?」

五月雨「好き、まあ好きです。私の名前に入っていますから」

あかり「五月雨だもんねぇ。今ちょうど五月だよぉ」

五月雨「五月雨の五月は旧暦の五月、つまり今の六月、梅雨のことですよ」

あかり「えっ、そうなの?」

五月雨「古い言葉ですからね」

あかり「そうなんだぁ、五月雨一緒に見られるねって言おうと思ってたのに」

五月雨「あっ、いえ、まあ五月の雨であることには変わりませんし、別にいいのでは」

あかり「でも本当の五月雨じゃないんでしょう?」

五月雨「私はとりあえず雨なら何でも好きですから! 五月だろうが何月だろうが構いません!」

あかり「そっか、じゃあ今度雨降ったときにまた来るね」

五月雨「はい! お待ちしてます! それで、今日はいかがしましょうか」

↓2

1 姉妹の自覚は出てきたかという話
2 他の艦娘とどうすごしているのか
3 精神修行の続き
4 その他自由に
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 22:52:06.08 ID:PanEJ/AwO
1
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 22:52:07.52 ID:duO1umkLo
2
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 22:52:11.68 ID:9hrGWAI1O
3
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 22:52:23.67 ID:5QVFr+xxO
298 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/08(日) 23:07:13.49 ID:BLgJYWN6o
あかり「そうだ、五月雨ちゃんっていつもみんなとどういうふうに過ごしてるの?」

五月雨「皆さんと?」

あかり「うん。あかりいつもみんなのこと見回れてるわけじゃないから、ちょっと気になって」

五月雨「提督結構気にしてますよねそういうの。この前の一緒に寝ろっていうのもそうでしたし」

あかり「みんな仲良くしてもらいたいもん。誰か仲悪い人とかいる?」

五月雨「そんな人いませんよ。皆さんとてもよくしてくれるいい人ですし、仲良くしてます」

あかり「例えば白露型のみんなの他に誰と仲いいの?」

五月雨「そうですね、金剛さんと霧島さんとは仲がいいかもしれません」

あかり「金剛さん達と?」

五月雨「はい、よく一緒にお茶させていただいてるんです」

あかり「そっか、金剛さん達とね。そういえば、霧島さんが普段何してるのかあかりよく知らなかったよぉ」

五月雨「金剛さんは知ってるんです?」

あかり「ティータイムだよぉ」

五月雨「そりゃティータイムにはお茶飲んでますけど、それだけじゃありませんからね」
299 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/08(日) 23:16:05.10 ID:BLgJYWN6o
五月雨「霧島さんは普段知識を蓄えるために、インターネットや色々な書籍を使ってお勉強してるみたいです」

あかり「艦隊の頭脳になるって言ってたもんね」

五月雨「あと、青葉さんが来てからは青葉さんのお手伝いもしてるとか。元々妖精達が取っていた資料を纏めるお手伝いもしていたそうです」

あかり「本当ならあかりがしなきゃいけないことなのに、迷惑かけちゃってたよぉ」

五月雨「本人はそういう時間が楽しいそうですから、気にすることありませんよ。提督は提督で別の執務をやってたんですから」

あかり「そう言ってもらえると気が楽になるよぉ。今度ちゃんとお礼言っておこう」

五月雨「そうしてあげてください。それと、たまに以前お世話になっていた神社で巫女のバイトなんかもしているらしいですね」

あかり「あの神社にはあかりも、あのお祭りのときにお世話になってるからそっちにもお礼行かなきゃ!」

五月雨「提督もバイトしてみたらいいかもしれません。人気が出るかも」

あかり「あかりに巫女さんのバイトなんてできるかなぁ?」

五月雨「バイトですから本職の方のように儀式を行ったりすることはなく、掃除やお守りの販売なんかをするだけみたいですよ」

あかり「それならあかりにもできるかもしれないよぉ」

五月雨「たまに金剛さんも行っているらしくて、英語混じりで喋る美少女巫女がいるってネットで話題になってるとか」

あかり「それは巫女さんとしてどうなのかな?」

五月雨「あくまでバイトですから。お賽銭も増えてるって神主さんからは感謝されてるみたいですし」

あかり「お守り販売所の機械化といい、微妙にご利益を感じない神社さんになってきてるよぉ」
300 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/08(日) 23:27:28.08 ID:BLgJYWN6o
あかり「五月雨ちゃんも行くことあるの?」

五月雨「私ですか? 私はありませんよ。お2人のお話をお茶会のときに聞いているだけです」

あかり「お茶会でそんな話をしてるんだね」

五月雨「金剛さんは話方が上手くて、霧島さんは内容がとても興味深くて、私楽しみにしてるんです」

あかり「そうなんだぁ、あかりも行ってみたいなぁ」

五月雨「提督ならきっと大歓迎してもらえますよ。ただ、私はあまり話上手じゃないですし、金剛さん達に持っていかれそうです」

あかり「五月雨ちゃんとお話しするのあかり好きだよぉ?」

五月雨「提督はそう言ってくれますけど、金剛さん達はどうかわかりませんよ」

五月雨「それにドジしちゃうことだってあります。この前なんかミルクティーを作ろうとしたら、ミルクの方が多すぎてティーミルクとでもいうべき代物が出来上がったりしましたし」

あかり「あははは、紅茶にミルクじゃなくて、ミルクに紅茶が入ってる感じになっちゃったんだ」

五月雨「金剛さんはこれは新感覚デースと言って喜んでくれましたけど……」

あかり「喜んでくれたならいいじゃない」

五月雨「うぅ、お世辞ですよぉ」

あかり「そんなことないよぉ。今でもお呼ばれしてるんでしょ?」

五月雨「してますけど」

あかり「本当にいやなら金剛さん達だって呼ばないよぉ。五月雨ちゃんといて楽しいからお呼ばれしてるんだよ?」

五月雨「そう、思っていいんでしょうか?」

あかり「いいの。だから気にしないで、どんどんティーミルク作っていいんだよ!」

五月雨「それはもう作りませんから!」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 23:30:10.47 ID:REE3Qj/dO
そういや比叡は居ないんだったな
302 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/08(日) 23:36:26.84 ID:BLgJYWN6o
五月雨「金剛さん達にはなんとなく引け目を感じるんです」

あかり「どうして?」

五月雨「金剛さん達に直接何かしたわけではないんですが、昔比叡さんに何か迷惑をかけたような気がして」

あかり「比叡さんに?」

五月雨「よーく思い出せないんですが、夜になると、ときどき思うんです。比叡さんごめんなさいって」

あかり「だから比叡さんと姉妹の金剛さん達にも申し訳なく思っちゃうんだ」

五月雨「はい。普段は気にしないようにしているんですけど、不意に思い出してしまうことがあります」

あかり「なら比叡さんにごめんなさいって言えばいいんだよぉ」

五月雨「でも何したかよく覚えてないのに」

あかり「それはたぶん、五月雨ちゃんのことを調べればすぐわかるんじゃないかな。霧島さんに聞いてみようよぉ」

五月雨「そう、ですね。謝って許してもらえれば、私の気持ちも晴れてもっと純粋にお茶会を楽しめるようになれます」

あかり「じゃあ今度向日葵ちゃんに比叡さんを連れて遊びに来てもらうよぉ」

五月雨「それまでに調べておきますね」

あかり「うん、引け目とか関係なく楽しくできた方がいいもんね」

五月雨「色々お世話かけます」

あかり「これには引け目感じなくていいからね?」

五月雨「ふっ、わかりました。ありがとうございます提督」

あかり「どういたしまして。さてと、それじゃあかりはこれからどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>272-273の五月雨、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 23:39:37.79 ID:g2H3XSSAO
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 23:39:42.71 ID:kfx12hAmO
1島風
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 23:40:16.34 ID:vvBcwwYcO
1青葉
306 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/08(日) 23:49:23.59 ID:BLgJYWN6o
島風「連装砲ちゃん、あ〜ん」

連装砲ちゃん「きゅ〜ん」

あかり「連装砲ちゃんにご飯あげてるの?」

島風「おうっ! お姉ちゃん! おやつの徹甲弾だよ!」

あかり「お、おやつにもまだ早いし、徹甲弾食べるんだ」

島風「撃てないけどね〜」

連装砲ちゃん「きゅ〜」

あかり「おいしい?」

連装砲ちゃん「きゅう!」コクリ

あかり「おいしいならいっか。もう使わないもんね」

島風「廃棄物の有効利用だよ!」

あかり「そう、なのかな? うん、とりあえず一緒に遊ぼうよぉ」

↓2

1 連装砲ちゃん軽量化計画
2 あかりに甘える島風
3 かけっこして遊ぶ
4 その他自由に
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 23:49:38.46 ID:mjksF2uMO
1
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 23:49:43.68 ID:h2s0xLRSO
3
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 23:49:51.68 ID:k2g9eMl/o
2
310 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 00:00:21.21 ID:pNAiWaSNo
島風「うん、遊ぼう!」

あかり「なにして遊ぶ?」

島風「かけっこ!」

あかり「島風ちゃんかけっこ好きだね」

島風「だって自分の速さを感じられるもん」

あかり「速いのが好きなんだね」

島風「うん! だって速いのってカッコいいでしょ!」

あかり「速いのがカッコいい。かけっこで速い子は確かにカッコいいね。結衣ちゃんとか」

島風「だから速く走ってると、自分がカッコよくなった気がして楽しいから走るんだよ」

あかり「そういうことだったんだね」

島風「お姉ちゃんはハンデ有りでも私より速かったから、カッコいいの!」

あかり「そうなのぉ? 最初はなんか文句言われてた気がするけど」

島風「文句言いつつもお姉ちゃんだって認めたからいいでしょ!」

あかり「ふふっ、そうだね。それじゃまたかけっこだよぉ」

島風「わ〜い! じゃあ速く行こ、お姉ちゃん、連装砲ちゃん!」

連装砲ちゃん「きゅ〜!」

あかり「わっ、ま、待ってぇ! 普通にやったら絶対敵わないよねこれ」
311 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 00:09:57.75 ID:pNAiWaSNo
島風「お姉ちゃんおっそ〜い!」

あかり「はぁ、はぁ、島風ちゃんが、速いんだよぉ……」

連装砲ちゃん「きゅ〜?」

あかり「はぁ、大丈夫だよ、連装砲ちゃん。ありがとね」

島風「お姉ちゃんも来たし、かけっこスタートだよ! 位置について〜」

あかり「ま、待って、ちょ、ちょっと休憩させて」

島風「ええ〜せっかく暖まった体が冷えちゃうよ?」

あかり「あ、暖まりすぎてもいけないでしょ? ね?」

島風「しょうがないな〜ちょっとだけだよ」

あかり「はぁ、このまま走ってたらあかりの心臓が潰れちゃうところだったよぉ」

連装砲ちゃん「きゅ〜」スリスリ

あかり「ん? ふふっ、なでてくれてるんだね、ありがとう」
312 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 00:19:05.14 ID:pNAiWaSNo
あかり「ふぅ、落ち着いたよぉ」

島風「よ〜し、今度こそかけっこだね! 今回はハンデなしだよ!」

あかり「ええっ、それじゃ絶対勝てないよぉ」

島風「お姉ちゃんならやれるやれる!」

あかり「が、頑張るけど」

連装砲ちゃん(大)「きゅ〜!」ガシッ

島風「ん? なに連装砲ちゃん? いきなり私の肩に乗ってきて」

連装砲ちゃん(中)「きゅ!」

連装砲ちゃん(小)「きゅう!」

島風「ちょっと〜3人とも乗っかったら重たいよ〜」

あかり「自分達が乗るからそれでハンデってことなのかな?」

連装砲ちゃん(大)「きゅう!」コクリ

島風「はぁ、遅くなるようなハンデは付けたくないんだけど、しょうがないなぁ」

あかり「これなら勝てるかもしれないよぉ。よぉし!」


↓1のコンマが↓2より以上ならあかりの勝ち、低ければ島風の勝ち
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/09(月) 00:25:42.39 ID:Dvcw0mFs0
ほい
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/09(月) 00:30:53.77 ID:uJ8AfE9EO
315 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 00:45:22.03 ID:pNAiWaSNo
島風「勝った〜!」

連装砲ちゃん達『きゅ〜……』フラフラ

あかり「れ、連装砲ちゃん達が目を回してるよぉ」

島風「ふっふっふ〜連装砲ちゃん達が乗ってても私が1番だよ!」

あかり「さすがに敵わなかったよぉ」

島風「わ〜い、お姉ちゃんに勝った〜」

あかり「じゃあこれからは島風ちゃんがお姉ちゃんだね」

島風「えっ?」

あかり「お姉ちゃん勝負の続きじゃないの?」

島風「違うよ! ただお姉ちゃんかけっこして遊びたかっただけ!」

あかり「じゃあ、あかりがお姉ちゃんのまま?」

島風「そうだよ、お姉ちゃんのまま! 私が妹!」

あかり「前はあんなにお姉ちゃんがいいって言ってたのに」

島風「お姉ちゃんになったら甘えられないもん! お姉ちゃんだからしっかりしないといけなくなる!」

あかり「そうでもないって筑摩さんは言ってたけどね」

島風「妹の方がいいの! お姉ちゃんがいっぱい甘やかしてくれる! かけっこにも付き合ってくれるもんね!」

あかり「それはお姉ちゃんじゃなくてもやるけどね」

島風「これからもいっぱい甘やかしてね、お姉ちゃん」

あかり「えへへ、こんなことでいいならいつでも付き合うよぉ」
316 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 00:57:04.14 ID:pNAiWaSNo
今回はここまでです

これで島風の好感度が100になったので好感度100イベントです

実際あかりはどれくらい足が速いのかはよくわからないところですね
あれで京子が運動音痴なところがあるので結衣、櫻子に続いて3番目ということもあり得そうです
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/09(月) 01:02:02.14 ID:Xr3fStSGo
乙です
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/09(月) 04:47:14.57 ID:QRGIm+yCO
乙です
319 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 22:39:00.14 ID:pNAiWaSNo
開始します
320 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 22:39:39.54 ID:pNAiWaSNo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    戦艦棲姫
長門   如月☆  伊168☆
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    離島棲鬼☆
雲龍   葛城☆  
321 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 22:40:37.42 ID:pNAiWaSNo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   島風    駆逐棲姫☆
山城☆ 舞風☆  ○五月雨☆
筑摩
322 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 22:47:09.28 ID:pNAiWaSNo
あかり「はぁはぁ……帰ってくるときまでかけっこしなくていいのに」

島風「かけっこ楽しいんだもん」

あかり「まあ島風ちゃんが楽しいならあかりはいいけどね」

連装砲ちゃん「きゅ〜」

あかり「連装砲ちゃんも走る、というか飛ぶの好きみたいだね」

島風「私の艤装だよ! 艤装は艦娘に似るんだよ」

あかり「それは動く艤装持ってる人だけだよね。まあ長10cm砲ちゃんもゲーム好きみたいだし、あながち間違いでもなさそう」

島風「じゃあまたねお姉ちゃん」

あかり「うん、またね島風ちゃん」

島風「えへへ〜明日はお姉ちゃんとなにして遊ぼうかなぁ」

連装砲ちゃん「きゅう!」

島風「はいはい、連装砲ちゃんも一緒にね。何気に連装砲ちゃん達が妹みたいだから、お姉ちゃんにもなれてる気がするよ」



あかり「ふぅ、疲れたけど体動かすのって気持ちいいよぉ。さてと、次はどうしようかな」

↓2

1 艦娘との交流(>>320-321の島風、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/09(月) 22:47:50.40 ID:EA6gESQ8O
1天龍
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/09(月) 22:47:54.99 ID:2WudsOqIO
1霧島
325 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 22:56:45.34 ID:pNAiWaSNo
霧島「ん〜、はぁ」

あかり「ずっと本を読んでて疲れましたか?」

霧島「わぁっ!? し、司令! お見苦しいところを!」

あかり「別に伸びくらい誰だってしますよぉ」

霧島「誰だってしますが、あまり人に見せるものではないでしょう?」

あかり「見せるためにやってる人は多くないですけど、ついやっちゃうこともありますよぉ」

霧島「まあ、私も過剰反応しすぎたところはあるかもしれません」

あかり「そうです。自分の家なんですから気にせずすればいいんですよ」

霧島「自分の家、そうとも言えるかもしれませんね」

あかり「本を読むのに疲れたなら、あかりに付き合ってください」

霧島「いいですよ。なにをしましょうか?」

↓2

1 巫女のバイトについて
2 眼鏡について
3 艦隊の頭脳にはなれそうかという話
4 その他自由に
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/09(月) 22:58:23.65 ID:Yc+SYuLko
1
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/09(月) 22:58:28.45 ID:iOzC2FiKO
4五月雨と比叡について
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/09(月) 22:58:43.36 ID:p8xOLIERO
329 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 23:16:14.94 ID:pNAiWaSNo
あかり「あっ、そうだ。さっき五月雨ちゃんとお話してたんですけど」

霧島「五月雨さんと」

あかり「はい。それで、よくわからないんだけど夜になると比叡さんにごめんなさいって気持ちになることがあるらしくて」

霧島「あぁ、それですか」

あかり「何か知ってるんですか?」

霧島「一応私も近くにいましたので」

あかり「なにがあったんですか?」

霧島「ある海戦の際、五月雨さん……を操舵していた方達が、敵と間違えて比叡姉様を撃ってしまったんです」

あかり「ええっ!」

霧島「すぐに気づいたらしいんですが、何しろ機銃掃射中ですので声が届かず、やむを得ず比叡姉様側からも撃ち返してようやく止まったということがありまして」

あかり「そんなことがあったんですか」

霧島「姉様はその戦いで沈んでしまって、見つかったのが自分達のせいではないかと五月雨さんの乗組員達が気にしていたそうなんですが、そうですか、五月雨さんも」

あかり「あの、本当に、それは……」

霧島「いいえ、それが比叡姉様が敵に見つかった原因ではありませんよ。ただ、気にしてしまう気持ちもわかりますが」

あかり「そうですか、それはよかったです」
330 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 23:30:08.70 ID:pNAiWaSNo
霧島「一緒にお茶をしているときもどこが後ろめたそうにしていました。そのことを気にしていたんですね」

あかり「比叡さんは怒ってないでしょうか?」

霧島「比叡お姉様の性格を考えると、怒ってはいませんよ。というか、比叡お姉様も忘れているかもしれません」

あかり「艦娘でも全部の記憶を持ってるわけじゃないんですね」

霧島「そのようです。酒匂さんや長門さんが自分の死因を忘れているように、私達の記憶は完全に当時のままというわけではありません」

霧島「多くの人間が自分の前世を覚えていないように、艦娘として生まれ変わる過程で失われていったんでしょう」

あかり「悲しいですね」

霧島「代わりにこの時代の記憶を得ましたから。当時そのままの私達なら、価値観が違いすぎて司令にここまで優しくはできなかったかもしれませんよ」

あかり「えっ?」

霧島「私達自身がどうという話でもありませんが、軍人のシゴキというのは苛烈を極めまして。特に戦艦のような大型艦で行われるのは、まさに地獄とも言われてました」

霧島「地獄榛名に鬼金剛、羅刹霧島、夜叉比叡……なんて歌われていたりしていたんですよ」

あかり「ら、羅刹って。そんなにキツかったんですね」

霧島「司令にお話したらたぶん気持ち悪くなってしまうので、具体的な言及は避けますが、私達はそんなのをずっと見ていたわけです」

あかり「それは、価値観も違いますよぉ。妖精さんが今の記憶をつけてくれるようにしてくれたのに感謝しないと」
331 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/09(月) 23:41:49.43 ID:pNAiWaSNo
霧島「そんなわけで、五月雨さんもそこまで気にする必要はないんですよ。もう遠い昔の出来事。もう、終わったことですから」

あかり「終わったこと……」

霧島「過去を忘れないようにすることは大切です。でも、いつまでも過去に引きずられていてはいけません」

霧島「私達は生まれ変わったんです。新たな道を歩む権利を与えられた。なら、振り返らずに歩いていかなくてはいけません」

霧島「権利を与えられなかった、たくさんの人達の代わりに」

あかり「霧島さん……」

霧島「今度のお茶会のときに五月雨さんにもそう伝えておきましょう」

あかり「今度向日葵ちゃんに比叡さんを連れてきてもらおうと思ってたんですよぉ」

霧島「それもいいかもしれません。実際謝ってしまえば、五月雨さんの気も晴れるでしょう」

あかり「今度五月雨ちゃんがなにがあったのか聞きに来ると思うので、そのときは教えてあげてくださいね」

霧島「はい、お任せください」

あかり(霧島さん、艦隊の頭脳になりたいって言うけど、なんというか行動力というか引っ張っていくような力がある気がするよぉ)

あかり(頭脳派だけじゃなくて、武闘派でもあるんだ。カッコいいよぉ!)
332 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/10(火) 00:03:50.73 ID:bjRvbR7/o
間宮「霧島さんはああ見えてかなりの武闘派な戦歴を持っているのよ」

あかり「そうなんですか?」

間宮「ええ。私達の性格は割とそういうところに引っ張られてる感があるから、霧島さんにもそういう気質があるんだと思うわ」

あかり「そうだったんですね。武闘派でもあり、頭脳派でもあるってすごいですよぉ。文武両道です!」

間宮「そうね、私なんて補助専門だから」

あかり「でもすごく人気だったんですよね?」

間宮「ま、まあ、嬉しいことだけどね。テレビで私の特集なんてのもやってたけど、ちょっとほめすぎで気恥ずかしかったわ」

あかり「アイドルみたいな扱いされてたんですね」

間宮「あ、アイドルだなんて、私なんて、そんな」

あかり「那珂ちゃんと一緒にアイドルやってみたらいいんじゃないですか? なんかすごく歌も上手そうです」

間宮「い、いや、無理よ私にアイドルなんて。そ、それに、私はあかりにだけ見てもらえればそれでいい、し……」

あかり「それに、なんですか?」

間宮「ううん、なんでもないの! それよりもほら、お昼からなにするか考えましょう!」

↓2

1 艦娘との交流(>>320-321の島風、霧島、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 00:04:22.10 ID:Ez31hoq/O
1明石
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 00:04:27.30 ID:aEojoLJXO
1如月
335 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/10(火) 00:18:17.61 ID:bjRvbR7/o
あかり「如月ちゃん」

如月「あらぁ〜司令官」

あかり「なにしてたの?」

如月「うふふ、如月がなにしてたか気になるのぉ〜?」

あかり「気になるよぉ」

如月「なら教えな〜い」

あかり「ええっ、教えてよぉ!」

如月「司令官に気になってもらいたいから教えな〜い」

あかり「なら、他に気になること作れば教えてくれるね!」

如月「そうねぇ、でも今日のパンツの色はこれよ」ピラッ

あかり「きゃあっ! なんでいきなりスカートめくるの!」

如月「司令官が気になりそうなこと先に潰しておこうと思って」

あかり「気にならないから!」

如月「ええ〜如月のパンツが気にならないなんて〜これからはもっと気になるようなのはかなきゃ〜」

あかり「もう、如月ちゃん!」

如月「ふふっ、それで今日は何しに来たのかしら?」

↓2

1 姉妹で遊ぼうという話
2 距離が近いという話
3 誘惑の練習
4 その他自由に
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 00:19:04.18 ID:9MphmwYD0
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 00:19:24.12 ID:jZeKl9JkO
3
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 00:21:44.49 ID:8vj69D80O
2
339 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/10(火) 00:30:12.50 ID:bjRvbR7/o
今回はここまでです
次は如月と誘惑の練習をする話からです

眼鏡キャラは結構好きなんですけどときどき蛇蝎のごとく嫌う人がいるのは何ででしょうね
嫌う理由もわかりますけど本当に親でも殺されたのかって言い方してる人が他で見ないくらい多い気がします
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 00:49:35.33 ID:JTx11mw3o
乙です
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 17:15:53.82 ID:KixLKZTB0
342 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/10(火) 22:38:50.74 ID:bjRvbR7/o
開始します
343 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/10(火) 22:43:03.94 ID:bjRvbR7/o
あかり「遊びに来たんだよぉ」

如月「あらぁ、じゃあこの前言ったことしましょうか」

あかり「この前言ったこと?」

如月「ゆ、う、わ、く」

あかり「あっ、そういえばそんなこと言ってたね」

如月「もぉ、忘れちゃだめよぉ。三日月ちゃんのためなんだからね」

あかり「本当に効果あるのかなぁ」

如月「絶対あるからやりましょう!」

あかり「如月ちゃんがそう言うならするけど」

如月「いい子いい子。それじゃあ誘惑の練習を始めるけd、如月に誘惑されすぎないように注意してね?」

あかり「大丈夫だよぉ」

如月「あら、そうなると俄然落としたくなっちゃうわ!」

あかり「注意してって言ったのに!?」

344 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/10(火) 22:55:43.36 ID:bjRvbR7/o
如月「先ず三日月ちゃんは奥手だから、ちょっと強引に攻めていくのがいいわね」

あかり「ふむふむ」

如月「先ずは出会いが重要よ。出会ったときにそのままの勢いでこう!」ダキッ

あかり「抱きつくの?」

如月「そう。最初に大きなインパクトを与えてペースを奪うのよ」

あかり「主導権を握るんだね」

如月「そうよ。こっちのペースに乗せてあげるの」

あかり「なるほどね〜」

如月「ちょっとやってみて」

あかり「わかったよぉ。こほん。あ〜如月ちゃ〜ん、おはよ〜」ガバッ

如月「……」サッ

あかり「わぁっ!? なんで避けるの?」

如月「それじゃ避けられるっていうことを見せてあげたのよ。如月達は艦娘なんだから、声をかけたりしたら一発で回避可能になっちゃうわ」

あかり「なら声をかけずに行くんだね」

如月「そうよ。急に抱きつかれる驚きも、相手をペースに乗せる重要な要因になるわ」
345 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/10(火) 23:08:01.58 ID:bjRvbR7/o
如月「はい、それじゃあ部屋に入ってくるところからやってみましょう」

あかり「は〜い。ドアは開けっぱなしにしておくね」

如月「艦娘の感覚を騙すのは容易じゃないわよ。覚悟してかかってね」

あかり「わかったよぉ」

如月(うふふ、なんだか意外に楽しい――)

あかり「……」ダキッ

如月「きゃっ!? えっ、うそ、全然気がつかなかった!」

あかり「あかり気配を消すのは得意なんだよぉ」

如月「な、なんでそんな暗殺者みたいな特技を?」

あかり「ふっ、普通に暮らしているうちに、自然と身についていったんだよぉ……」

如月「なっ、そんな普通に暮らしていて見につくことじゃ……!」

如月(司令官のどこか哀愁が漂う目……まさか、そういう家系の生まれで訓練することが普通だったというの!?)

あかり(最近はあんまりそういうことなかったけど、まだ自分からやろうとすればできるくらいには感覚が残ってるよぉ)
346 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/10(火) 23:24:16.76 ID:bjRvbR7/o
あかり「このあとはどうすればいいの?」

如月「え、えっとね、そのまま、腕を絡めて胸を押し付けるとか」

あかり「胸を……如月ちゃんならできるかもしれないけど、あかりじゃ」

如月「なら、ほら、ちょっと上目遣いに見上げるとか、ね」

あかり「三日月ちゃんの方があかりより背が低いのに?」

如月「……」

あかり「やっぱり難しくない?」

如月「い、いいえ、まだよ、ここはもう出たとこ勝負で、そのまま押し倒しちゃいましょう!」

あかり「押し倒すって危ないよぉ!」

如月「そうね危ないわ。だけど成功すれば一発で心が開くことができるのも確かよ!」

あかり「押し倒されて心は開かないと思うよぉ」

如月「はぁ、そういうところから教えていかないといけないのね」

如月(この無知さ加減も、厳しい訓練の日々で常識を教えてこられなかったからなのかしら?)

如月(司令官……三日月ちゃんよりこっちの方を何とかしないといけない気がして来たわ!)
347 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/10(火) 23:30:46.10 ID:bjRvbR7/o
如月「司令官、辛いことがあったらいつでも如月のところに来ていいからね」

あかり「どうしたの急に?」

如月「何でもないの。如月はいつでも司令官の味方だから」

あかり「よくわからないけどありがとう。誘惑はあんまり上手くいかなかったけど」

如月「いいのよぉ。そっちは最悪三日月ちゃんを酔わせたところに、裸にして縛った司令官を放り込めば済む話だし」

あかり「あかりの味方なんだよね!?」

如月「それよりも、司令官にはもっと楽しい人生を送ってもらいたいわぁ」

あかり「あかりは楽しい人生送ってるよぉ?」

如月「司令官が知らないような幸せもこの世にはたくさんあるのよ。そういうの、如月が余すところなく全部教えてあげるわぁ」

あかり「それは楽しみだよぉ」

如月(この純粋さの裏に、そんな事情が隠れていたなんて! 如月だけで何とかできるかしら? 誰かに応援を頼もうかしら?)

あかり「誘惑はまた今度習うよぉ。これからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>320-321の島風、霧島、如月、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 23:33:19.64 ID:dC0eQL5bO
1鳳翔
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 23:33:26.22 ID:zOynbncaO
1吹雪
350 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/10(火) 23:44:44.45 ID:bjRvbR7/o
吹雪「司令官っ!」ダキッ

あかり「わぁっ! 吹雪ちゃん、びっくりしたよぉ」

吹雪「えへへ、すいません。司令官を見かけたものですからつい」

あかり「あかりを見かけたら抱きつくの? はっ! 誘惑には乗らないよぉ!」

吹雪「誘惑? 何のことです?」

あかり「あかりを誘惑してるんじゃないの?」

吹雪「な、なんでそうなるんですか。ただの、スキンシップですよはい」

あかり「そうだよね。ちょっと今さっき色々あって」

吹雪「……そういう意図がないというと嘘になりますけどね」

あかり「えっ?」

吹雪「あぁいえ! せっかく会えたんですし少し付き合ってくださいね」

あかり「うん、いいよぉ。なにしよっか」

↓2

1 改造について
2 扶桑について
3 吹雪型で一緒に寝たときの話
4 その他自由に
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 23:46:23.04 ID:fwVIDb0+O
3
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 23:46:28.00 ID:+nmS5Wh+O
2
353 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/10(火) 23:55:38.82 ID:bjRvbR7/o
吹雪「そうだ、扶桑さんって私が来る前からここにいらっしゃいましたよね」

あかり「うん、結構早い内にここに来てもらったよぉ」

吹雪「私の知らない扶桑さんの話、聞きたいです」

あかり「そういえば扶桑さんと山城さんに憧れてるんだったね吹雪ちゃん」

吹雪「はい! だって、綺麗じゃないですか。見た目といい、立ち振る舞いといい、大和撫子の権化みたいです」

あかり「そ、そうだね、普段の立ち振る舞いは大和撫子だよぉ」

吹雪「私は大きくはなれませんけど、せめて立ち振る舞いくらいは扶桑さんのようになりたいです」

あかり「じゃあパンツいっぱい買わないと」

吹雪「はい?」

あかり「あっ、いや、ぱ、パンよりはご飯派にならないとって」

吹雪「食事の好みの話はしていませんよ司令官」

あかり「そうだよね、あははは」
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 23:59:46.03 ID:AjR1hgIjO
アニメの没設定を引き継いでるのな
355 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/11(水) 00:06:17.29 ID:gT2MNGXdo
あかり「扶桑さんは最初結構負けず嫌いなところがあったんだよぉ」

吹雪「負けず嫌いなところですか」

あかり「今でもないわけじゃないけどね。来たときにはもう大和さんが活躍してたから、負けたくないって言ってたよぉ」

吹雪「大和さんは初日からいらっしゃいますもんね」

あかり「そういうのもあったからなのかな、自分が不幸なんじゃないかって気にしてたんだよぉ」

吹雪「扶桑さん、思い悩みそうですね」

あかり「うん。だからね、1回開運のために滝に打たれに行ったこともあるの」

吹雪「滝行ですか。扶桑さんはともかく、司令官は辛かったのでは?」

あかり「そこまで勢い強い滝じゃなかったし、扶桑さんの膝の上に乗ってたからね」

吹雪「それじゃ修行になりませんよ」

あかり「修行じゃなくて開運のためだから。でね、そういうことしてたら、扶桑さんも気にするのやめたみたいで」

あかり「不幸か幸運かは自分の気持ち次第。幸運だと自分が思えば不幸でも幸運になるって、そう思うようになったんだって」

吹雪「深く思い悩むのも一種の心の病。病は気から、ですね!」
356 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/11(水) 00:22:27.07 ID:gT2MNGXdo
あかり「そういうこともあって、今ではもう不幸だって言うこともなくなったよぉ」

吹雪「なるほど〜」

あかり「他には、前にもちょっと言ったけど、下着を着けてなかった時期があって」

吹雪「聞きましたね。私も倣ってそうしようかと迷いました」

あかり「そこは倣わなくてよかったよぉ。何とか説得して着けてもらうようにしたけどね」

吹雪「扶桑さんあれでスカートがかなり短いですし、際どかったですよね」

あかり「そう言ってようやくはいてもらったけど、今度ははいたから見えてもいいって言い出したりして」

吹雪「聞いていると扶桑さん、少し天然なところがあるような気がします」

あかり「がっかりしちゃった?」

吹雪「そんなことないです! 完全に非の打ち所がない人というのは確かにすごいですが、すごすぎて対峙していると疲れるものです」

吹雪「どこか抜けているところがあるくらいが、ちょうどいいんですよ」

あかり「そういうもの?」

吹雪「そういうものです」

あかり「その点あかりはいっぱい抜けてるから安心だね!」

吹雪「言わなくてもわかると思いますけど」

あかり「抜けすぎてるのもよくないって言いたいんでしょ?」

吹雪「ふふっ、司令官は抜けているところがあると私も思いますけど、それを補って余りある美点もたくさんお持ちだと私は思います」

あかり「例えばどういうところ?」

吹雪「例えば、抱き心地がいいところです!」ダキッ

あかり「ええ〜そういうところなの?」

吹雪「抱き心地がいいのは、物理的にもそうですけど、抱きついていて心地がよくなるということも含まれているんです」

吹雪「精神的にですよ? ずっと、このまま抱き心地のいい司令官でいてください」

あかり「吹雪ちゃんもそうでいてくれるなら、ね」ダキッ
357 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/11(水) 00:23:40.68 ID:gT2MNGXdo
今回はここまでです

出撃がないので後に使えそうなネタはとりあえず仕込んでおきます
回収されるかどうかは未定です
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 03:51:58.54 ID:Pw/UqU3YO
乙です
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 07:08:50.38 ID:omttm2azo
乙です
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 16:02:08.11 ID:Pz8bMkxAO
乙 アッカリーンでなくアッサッシーンとか怖いなww
361 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/11(水) 22:37:50.99 ID:gT2MNGXdo
開始します
362 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/11(水) 22:51:00.00 ID:gT2MNGXdo
間宮「吹雪さんとそんな話をしてたんだね」

あかり「はい、いいところ言い合ってました」

間宮「なんというか、微笑ましいわ」

あかり「いいところを言うのはいいことじゃないですか」

間宮「面と向かって伝えるのははずかしいこともあるわ」

あかり「あかりは言えますけど」

間宮「そう、そういうところ無くさないようにね」

あかり「吹雪ちゃんにも言われましたし、なくしませんよぉ」

間宮「それじゃあ、今日はもうおしまいかしら?」

あかり「そうですね、あとはごほうびをあげて、明日の秘書艦さんへ連絡するだけですよぉ」

間宮「ごほうび、何をもらおうかしら」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 22:53:13.78 ID:P6/QEL6U0
3
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 22:54:09.85 ID:ERAbDdUzO
1
365 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/11(水) 23:02:10.13 ID:gT2MNGXdo
あかり「なにがいいですか? 間宮さんの好きなことしますよぉ」

間宮「ふふ、いいの本当にそんなこと言って?」

あかり「あ、あかりにできることならですけどね!」

間宮「そう、じゃああかりにできる、私の好きなことをやってもらおうかしら」

あかり「な、なんでしょうか?」

間宮「それは、頭をなでてもらうことよ」

あかり「なでなでですか?」

間宮「そう、それならあかりにもできるでしょ?」

あかり「最近は結構なでなでがいいって人も多いですしね」

間宮「あらそうなの?」

あかり「はい。もしかして、あかりのなでなでも噂になってますか?」

間宮「そこまで話に聞いた覚えはないけど」

あかり「そうですか、まああかりは楽だからいいんですけどね。そこに座ってくださいね、立ったままだとあかり届きませんよぉ」

間宮「頑張って背伸びしてなでようとしてるところを見るのもいいかもしれないわ」

あかり「もぉ、いじわるしないでくださいよぉ」

間宮「ふふ、冗談よ」
366 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/11(水) 23:23:18.73 ID:gT2MNGXdo
あかり「間宮さんはこうして近づくと甘い香りがしますよぉ」ナデナデ

間宮「それ聞くの何回目かしら」

あかり「だって、本当にいい香りなんですよぉ」

間宮「何回聞いても嬉しいものね」

あかり「えへへ……」ナデナデ

間宮「……ねぇ、あかり。最近秘書艦のごほうびに頭をなでてほしいって人が多いって言ってたわよね?」

あかり「言いましたよぉ。なんだか最近多い気がするんです」

間宮「それはたぶんね、みんな落ち着こうとしてるからなんだと思うわ」

あかり「落ち着こうとしてる? どういう意味ですか?」

間宮「深海棲艦との戦いが終わってから、みんな少したがが外れてる感があるのはあかりも感じてるでしょ?」

あかり「ま、まあなんとなく」

間宮「みんながそんな感じだから、あかりも釣られてそうなってるところもあるよね?」

あかり「それは、いいえとは言えませんよぉ」

間宮「みんなあかりのことが好きだからそうしてるけど、でも好きだからと言ってずっと過激な触れ合いがしたいわけじゃない」

間宮「四六時中あかりのことしか考えてないわけじゃない。きっと、そういうことを伝えたいんだと思うわ」

あかり「えっと、それはつまり」

間宮「あかりとエッチしたい気持ちだけじゃないよってこと」

あかり「エッ……そんなこと、わかってますよぉ。川内さんにも言われましたし」

間宮「だけどハメを外しすぎてハメようと……こほん。そういうアプローチばかりしてきてる気がしたからね」

あかり「間宮さんがなでなでがいいって言った理由がそうだってことですね」

間宮「だって、なんか警戒されてるんだもの」

あかり「べ、別に警戒なんてしてないですよぉ。ちょっと、その、あれ、ですけど……」

間宮「いいのよ。あかりだってそういうことばっかりじゃ疲れちゃうもんね。私だって、そういうことばっかりの女だって思われたくないし」

間宮「本当は頭じゃなくておっぱいなでなでしてほしいとか、むしろちゅーちゅーしてほしいとか、そういうこと全然ないから」

あかり「そ、そうですか……」

間宮「本当にそうなの。私そういうことばっかりじゃ――」

あかり「そういうことばっかりでも、いいですよ」

間宮「えっ……」

あかり「無理して我慢するくらいなら、そういうことしたいって言ってくれて、いいです。あかりも、最近は、そこまでいやじゃ……」

間宮「えっ、あ、えっ……」

あかり「い、今はなでなでだって言ったからもうだめですよ! 途中変更はなしです! 今日は、そういうことなしです」

間宮「そ、う、うん……」

あかり「……ばっかりでもいいですけど、あかりはなでなでする時間も好きだってことは、覚えておいてくださいね」

間宮「……うん。私も好きだからね、こういう時間」
367 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/11(水) 23:32:10.40 ID:gT2MNGXdo
あかり「はい、ここまでですよぉ」

間宮「あ、ありがと」

あかり「どういたしましてです」

間宮「私も無理して我慢してるとかじゃないの。本当に、本当よ?」

あかり「わかってます。あかりのなでなで喜んでくれてたの、ちゃんと伝わってますから」

間宮「それならいいの……」

あかり「……変な話してごめんなさい」

間宮「変なんかじゃないわ! 聞けて嬉しかったし、そもそも先にそういう話したのは私の方だし!」

あかり「あかりも誰かになでなでしてもらって、落ち着いた方がいいかもしれませんよぉ」

間宮「じゃ、じゃあ私が!」

あかり「えへへ、それじゃあお願いしますよぉ。その間に秘書艦の人決めておきましょう」

↓2 明日の秘書艦(>>320-321の間宮以外の☆のついてない艦娘)
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 23:34:06.70 ID:BkR/p2UBO
叢雲
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 23:34:11.98 ID:8MdePyrHO
戦艦棲姫
370 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/11(水) 23:40:23.54 ID:gT2MNGXdo
間宮「それで、誰にするの?」ナデナデ

あかり「ん〜、戦艦棲姫さんにしますよぉ」

間宮「戦艦棲姫さんね。名前をつけてあげるのかしら?」

あかり「そうです。1人だけまだ名前つけてあげられていませんから〜」

間宮「そうしてあげるといいわ。じゃあ、戦艦棲姫さんに言っておくわね」ナデナデ

あかり「お願いします〜」

間宮「なんだか声に覇気がないわよ?」

あかり「間宮さんのお膝に抱かれて、頭なでなでされてたら、力が抜けて来るんですよぉ」

あかり「いい香りとなでなでの気持ちよさが組み合わさって、効果倍増ですよぉ」

間宮「ふふっ、私はこのままこうしててもいいけど、これから他にやることはないの?」

あかり「これからやること……」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>320-321の島風、霧島、吹雪、○のついている艦娘以外)
3 散歩
4 執務
5 バー
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 23:41:53.47 ID:aDCVHu/oO
2卯月
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 23:42:01.70 ID:nnSK4c2uO
2舞風
373 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/11(水) 23:48:23.89 ID:gT2MNGXdo
舞風「はっ、たっ……」

あかり「また就寝の舞してるの?」

舞風「あっ、提督」

あかり「それしないと眠れないの?」

舞風「日課になっちゃってるから。眠れないというか、眠る前に勝手に体が動き出しちゃう」

あかり「そこまで来るともうすごいとしか言いようがないよぉ」

舞風「えへへ、どうも」

あかり「はぁ、そういえば舞風ちゃん。寝るときの服、というか格好は前から変わったの?」

↓2

1 変わってない(着ない派)
2 変わってる
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 23:49:03.02 ID:fyOfHT0qo
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 23:49:12.12 ID:8F+R+PuvO
1
376 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/11(水) 23:56:10.82 ID:gT2MNGXdo
舞風「特に変わってないよ」

あかり「……そっか」

舞風「着てるなら毎日同じのは着られないけど、着てないから毎日同じ格好でもへっちゃら!」

あかり「あかりはへっちゃらじゃないかなぁ」

舞風「そこはほら、私変わってるから!」

あかり「まだそれ言ってるんだ」

舞風「だって、特徴はいっぱいあった方がいいじゃない!」

あかり「踊りが大好きってだけでもすごい特徴的だし、そもそも着ない派の人結構いるよぉ」

舞風「えっ、そんなにいるの? なら今度は着ない派同士で一緒に寝て、そのよさを語り合うとかしてみたい!」

あかり「う、うん、一緒に寝るのはどうかと思うけど、語り合うくらいならいいんじゃないかな」

舞風「えへへ、提督も来たら着ずに寝る良さがきっとわかるよ」

あかり「……そこ行ってあかり寝られるのかな」
377 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/12(木) 00:06:36.86 ID:N0gqJvMAo
舞風「はぁ、踊りで火照った体に布団の冷たさが心地いい」

あかり「あかりがやったら風邪ひいちゃうよぉ」

舞風「その点は心配ないもんね〜」

あかり「風邪ひかなきゃいいってものでもないよぉ」

舞風「ふふっ、でも本当にいいんだよ。こうして肌で感じられるって」

舞風「何にも感じない機械だった頃とは違って、今では色んな感触を捉えることができる」

舞風「冷たいのも、やわらかいのも、全部この肌で直接感じ取れるんだよ。それって、本当はすごく恵まれたことなんだって私は思うよ」

あかり「舞風ちゃん……」

舞風「だから私は、なるだけ直接感じ取りたいなって思ってるんだ」

あかり「そうだったんだね……でもパジャマ着たらパジャマの感触を肌で感じられるよね?」

舞風「それはそれで、これはこれ」

あかり「まあ風の感触とかはパジャマ越しとは違うかもしれないけど」
378 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/12(木) 00:21:03.62 ID:N0gqJvMAo
舞風「肌で感じるって言ったら、なんで今日はきぐるみじゃないの?」

あかり「舞風ちゃんが着ない派のままだったら、ちくちくして寝づらいかなって思ったからだよぉ」

舞風「寝づらいけどあのチクチクするの結構気持ちいいのに!」

あかり「えっ」

舞風「引かないでよ! 本当になんか、こう、いいんだから!」

あかり「へ、へぇ……」

舞風「もぉ、提督も1回やってみればわかるから!」

あかり「あかりはいいかなぁ」

舞風「そういうところ攻めていく姿勢が大事なんだよ! ねぇ!」

あかり「あかりが知らなければ、舞風ちゃんの特殊なところの内に入るんじゃない?」

舞風「特殊なところでも理解者はほしいの!」

あかり「もぉ、注文が多いよぉ」

舞風「舞風は欲張りさんなんだよ。あっ、こんなところに筆が。これで試してみよう!」

あかり「こんなところって、どこから取り出したの!? ちょ、だ、だめだって、舞風ちゃん!」

舞風「ふふん、提督もこっち側に引きずりこんであげるわ! ほらほら〜」
379 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/12(木) 00:24:16.21 ID:N0gqJvMAo
今回はここまでです

間宮はいずれ艦隊に編成できるようになるかもと言われていますが早くなってほしいですね
取得難易度がちょっとあれな感じになりそうではありますが
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/12(木) 00:27:19.78 ID:OekC/ruKo
乙です
381 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/12(木) 22:42:40.17 ID:N0gqJvMAo
開始します
382 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/12(木) 22:44:04.28 ID:N0gqJvMAo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
間宮☆  霧島    若葉☆  
Bep   天龍    戦艦棲姫☆
長門   如月☆  伊168☆
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    離島棲鬼☆
雲龍   葛城☆  
383 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/12(木) 22:44:57.38 ID:N0gqJvMAo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   島風    駆逐棲姫☆
山城☆ ○舞風☆ ○五月雨☆
筑摩
384 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/12(木) 22:54:27.36 ID:N0gqJvMAo
あかり「昨日に引き続きむずむずするよぉ」

戦艦棲姫「どうかしたの?」

あかり「昨日の夜ちょっと筆があれで」

戦艦棲姫「筆、あれ?」

あかり「とにかくそんなに心配はいらいないです」

戦艦棲姫「そう」

あかり「戦艦棲姫さん、もう知ってるかもしれませんけど、離島棲鬼さんにアイ、って名前をつけたんですよぉ。自分からアイがいいって言ったんですけど」

戦艦棲姫「アイって名前だからこれからそう呼べって、何故か自慢気に言われた」

あかり「戦艦棲姫さんにもつけてあげようと思ってたんですけど、その場にいなかったですから」

戦艦棲姫「私にも付けてくれるの?」

あかり「当たり前じゃないですか。戦艦棲姫さんも何かこう呼んでほしいって名前あります?」

戦艦棲姫「私は……」

↓2

1 セン(戦艦の捩り)
2 センカ(戦艦の捩り)
3 ダイソン
4 その他自由に
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/12(木) 22:55:10.24 ID:MqUGuHBfO
2
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/12(木) 22:55:15.51 ID:nQyuMXNFO
3
387 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/12(木) 23:10:50.58 ID:N0gqJvMAo
戦艦棲姫「ダイソン」

あかり「はい?」

戦艦棲姫「ダイソンって呼んで」

あかり「えっと、ダイソンですか? どこから出てきたんです?」

戦艦棲姫「いや、別にどこから出てきたわけでもないけど、何でかどこかでこう呼ばれてた気がするから」

あかり「もっと可愛い名前にしません?」

戦艦棲姫「ダイソン可愛くない?」

あかり「なんとなく濁点から始まってると、可愛い感じはしないですよぉ」

戦艦棲姫「でもカッコいい感じはするでしょ?」

あかり「まあ確かに、なんか強そうですけど」

戦艦棲姫「可愛いよりカッコいいがいいから、ダイソンにする」

あかり「ん〜、艦娘のみんなも元々船の名前だから、カッコいい感じの人もいるしいいのかな?」

戦艦棲姫「このダイソンがあかりちゃんのこともみんな、全部守ってあげるよ。何人たりとも攻撃させない」

あかり「えへへ、艤装ちゃんもいますし本当に守ってくれそうですよぉ。って、艤装ちゃんにも名前つけてあげないと」

戦艦棲姫「あっちダイで、私がソンにする?」

あかり「それもいいかもしれませんね」

戦艦棲姫「でもやっぱりそういう取ってつけた感があるのは、あの子に可哀想かな」

あかり「じゃあ何か別の名前を考えてあげましょう」

戦艦棲姫「ルンバとか」

あかり「それはどこから出てきたんですか?」

戦艦棲姫「なんか自動で動きそう」

あかり「ダイソンさんは何の話をしてるんですか?」

戦艦棲姫「いや、なんか、うん。とりあえず、私はダイソンだからよろしくね」

あかり「はい、よろしくお願いしますね、ダイソンさん!」

戦艦棲姫「それで、私の名前も決まったし、これからどうする?」

↓2

1 艦娘との交流(>>382-383の○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/12(木) 23:14:29.17 ID:8gwFROKZO
1鳳翔
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/12(木) 23:14:36.26 ID:0S9z7KxAO
1づほ
390 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/12(木) 23:26:23.30 ID:N0gqJvMAo
瑞鳳「ん〜」

深海艦載機「……」

あかり「あれ? 瑞鳳ちゃんなんでたこ焼きちゃんを持ってるの?」

瑞鳳「ほっぽから借りたの。この子達も艦載機だもの」

あかり「瑞鳳ちゃん艦載機見るの好きなんだったね」

瑞鳳「そうね、でもこの子達は足がないから、私的にはちょっと」

深海艦載機「ガァン!」

瑞鳳「あぁ、別に可愛くないとは言ってないわよ? 丸くて持ちやすくて、見た目からして可愛いもの」

瑞鳳「だけど私が艦載機に求めてる可愛さとはちょっと違うなって」

深海艦載機「ガァ……」

瑞鳳「私の趣味に合わなくてもきっと好きな人がいるわよ。ほら、提督なんてこういうの好きでしょ?」

あかり「うん、そういうの好きだけどぉ!? も、持てないから〜!」ドンッ

深海艦載機「……」コロコロ

瑞鳳「あら、あの子達飛ぶだけじゃなくて転がって移動もできるのね」

あかり「ちょっと悪いことしちゃったよぉ。あとで何かお菓子でも食べさせてあげよう」

瑞鳳「お菓子食べるんだあれ。で、提督は何しに来たの?」

あかり「あかりはね〜」

↓2

1 滑舌はどうかという話
2 まさぐる
3 玉子焼きの新たな形を模索する
4 他の姉妹も入れて遊ぶ(千歳型、大鯨)
5 その他自由に
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/12(木) 23:30:20.79 ID:gzus7Ogw0
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/12(木) 23:30:47.35 ID:eOuZtP43O
393 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/12(木) 23:40:03.65 ID:N0gqJvMAo
あかり「遊びに来たんだよぉ」

瑞鳳「あら、わざわざ瑞鳳のところに来てくれるなんて嬉しいわね」

あかり「最近落ち着いて話してなかったなぁって思ったからね」

瑞鳳「これだけの人数がいれば、そういうこともあるわよ」

あかり「だけどあかりはなるべくみんなと遊びたいって思ってるんだよぉ」

瑞鳳「気が多い子ね。その奔放さが好きだけど。それじゃあ、何して遊ぼっか」

あかり「んとね〜、んっ……」

瑞鳳「どうしたの? どっか痛い?」

あかり「ううん、一昨日くらいからずっと胸がむずむずしてるんだよぉ」

瑞鳳「胸がむずむずする?」

あかり「うん。今日の、というか昨日のは理由分かってるんだけどね」

瑞鳳「そっか、ふ〜ん、胸がねぇ」
394 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/12(木) 23:55:52.02 ID:N0gqJvMAo
瑞鳳「見せてみなさい」

あかり「えっ、む、胸を?」

瑞鳳「この流れでそれ以外どこを見せるっていうの」

あかり「ええっと、瑞鳳ちゃん見たらわかるの?」

瑞鳳「わかっちゃうかもしれないし、わからないかもしれない。から見てみる」

あかり「わ、わかっちゃったらはずかしいから、だめだよぉ」

瑞鳳「はずかしがってたらずっと治らないよ、ほら、こっち来なさい!」グイッ

あかり「あぁっ、む、無理やり……」

瑞鳳「実力行使も辞さないわよ〜」

あかり「ず、瑞鳳ちゃん……」

瑞鳳「頑なに隠すわね〜いいよ、見せなくても。このまま触診といかせてもらうから」スッ

あかり「あっ、やっ、ず、瑞鳳ちゃん、服まさぐっちゃ……んっ……!」

瑞鳳「やっぱり、そういうことか。ふふっ、触っただけでわかるよ、提督がなにしてたのか」

あかり「あ、あかりじゃな、いぅっ……! はぁっ……」

瑞鳳「どうやって治したもんかしらね〜」

あかり「ん、はっ……あぁっ……!」
395 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 00:33:56.33 ID:ovNy3yngo
あかり「はぁ〜……」

瑞鳳「むずむず治った?」

あかり「今は、ちょっと、は……」

瑞鳳「そっか、それはよかった……」

あかり「……」

瑞鳳「それなら、お返しに、私のむずむずも治してもらって、いい?」

あかり「……うん」

瑞鳳「それじゃ、場所交代ね。今度は、私が提督の膝に」

あかり「ん……」

瑞鳳「えへへ、ねぇ、さっき私がやったみたいに、まさぐってよ」

あかり「まさぐって、ほしいの?」

瑞鳳「うん。提督がそうするのなんて、普段じゃありえないもん」

あかり「普段じゃありえないことしたいんだ?」

瑞鳳「したい……いいでしょ?」

あかり「しょうがない瑞鳳ちゃんだよぉ」スッ

瑞鳳「あ、あ〜っ……!」

あかり「……瑞鳳ちゃんも、結構むずむずしてるみたい、だね」

瑞鳳「うん、うん……提督、まさぐってるとき、我慢、できなくて……背中に、こすり付けてたの、気づいてた……?」

あかり「それは気にしてられなかったよぉ」

瑞鳳「それくらいっ……むずむず、提督のまさぐって……私、んぁっ……!」

あかり「……」

瑞鳳「ていとく、ていとくっ……ちゅーしたい、ちゅー……すりゅ?」

あかり「んっ……」チュッ

瑞鳳「はむっ……んぅ……んんぅ……!」

瑞鳳「はっ、はっ……まさぐられながら、ちゅーしゅりゅ、しゅき……」

あかり「また滑舌、おかしくなってるよぉ……」

瑞鳳「らぁ……だって、こんなの、はんっ……ならにゃい、方が、おかしい、あ、あっぁっ……!」

あかり「お腹はだめ?」

瑞鳳「いいっ……おなかも、まさぎゅ……まさぐって……どこも、全部……」

あかり「んぅ……」

瑞鳳「ていとくも、また、むずむずすりゅ……?」

あかり「またぶり返しちゃったよぉ……」

瑞鳳「見せて、瑞鳳でむずむずしてるとこ、みたい……」

あかり「……うん」パサパサ

瑞鳳「はぁ、はぁ……ていとくの、瑞鳳で、むずむずしてるの……こんなに……」

あかり「……見られてると、やっぱり余計にむずむず、してくる」

瑞鳳「それじゃ、見えないようにすりゅ、ね……」カプッ

あかり「……っぁ!? あああっ……!」

瑞鳳「ん、ふっ……はぁ……」

あかり「あっ、うぁ……」ガクガク

瑞鳳「ね、ていとく、むずむず、瑞鳳が吸い出しちゃうからね……むずむずしてるとこ、全部……ぜんぶだよ……」
396 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 00:36:08.64 ID:ovNy3yngo
今回はここまでです

しばらく交流できなくなるので濃い絡みをさせたいところですがやはりそこは安価次第です
それにしても朝の行動でこういう展開になることが多い気がします
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 00:58:57.56 ID:pw9hUmHBo
乙です
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 01:26:32.85 ID:RGytxC/QO
乙です
ダイソン…あかり世界に戻ったら本物と会うことはあるのか…
399 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 22:39:30.23 ID:ovNy3yngo
開始します
400 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 22:46:17.44 ID:ovNy3yngo
あかり「もぉ、まだ朝なんだよ瑞鳳ちゃん?」

瑞鳳「時間は関係ないでしょ」

あかり「あるよぉ」

瑞鳳「どう関係があるの?」

あかり「それは、その、こういう事は、夜にやることで……」

瑞鳳「なんで?」

あかり「なんでって、それは、よく知らないけど……」

瑞鳳「知らないのに固定観念だけで物を語っちゃだめよ提督。こういうのは、その気になればいつでもいいんだから」

あかり「金剛さんはだめだって言うよぉ」

瑞鳳「瑞鳳は金剛じゃないわよ」

あかり「う、そうだけど」

瑞鳳「まあね、提督がいやだって言うなら瑞鳳もしなかったけど、そうじゃないでしょ?」

あかり「そうじゃなく、されたんだよぉ」

瑞鳳「ならそうじゃなくした瑞鳳の勝ちってことで終わりね」

あかり「むぅ、瑞鳳ちゃんったら」

瑞鳳「あはは、可愛かったよ提督」

あかり「んもぉ! あかりはもう行くよぉ!」

瑞鳳「はいはい、またね提督」

あかり「……またね」

↓2

1 艦娘との交流(>>382-383の瑞鳳、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 22:51:28.77 ID:13ehtQV40
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 22:51:47.98 ID:SJGSeDcLo
403 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 22:57:38.12 ID:ovNy3yngo
あかり「はぁ、ちょっと外の空気を吸って体を冷やしてきます」

戦艦棲姫「何か暖まるようなことしたの?」

あかり「えっ、いや、最近暑いですし」

戦艦棲姫「確かに、海風に当たるのはいいかもしれない」

あかり「なのですいませんけど、お願いしますね」

戦艦棲姫「ん、任せて」

あかり「何かおみやげ買ってきますよぉ」

戦艦棲姫「おみやげ買ってくるほど遠くに行くつもり?」

あかり「お菓子とか買って帰ってくるってことですよぉ」

戦艦棲姫「そっか、なら楽しみにしてる」

あかり「はい。さてと、どうしようかなぁ」

↓2

1 1人で外出する
2 (>>382-383の瑞鳳、○のついている艦娘以外)
3 他鎮守府に行く
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 22:59:01.31 ID:6902f/yCO
1
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 22:59:05.26 ID:t+ybEJL7o
3
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 22:59:06.75 ID:7SF9njICO
2秋月
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 22:59:19.75 ID:3mFDYOFAO
2鳳翔
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 22:59:26.47 ID:13ehtQV40
大和 武蔵
409 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 23:03:11.38 ID:ovNy3yngo
あかり「そうだ、他のみんなの様子を見に行こう」

あかり「みんなどうしてるか気になるしね」

あかり「誰のところに行こうかなぁ」

↓2

1 京子
2 結衣
3 ちなつ
4 綾乃
5 千歳
6 櫻子
7 向日葵
8 りせ
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 23:03:45.00 ID:t+ybEJL7o
ksk
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 23:03:58.37 ID:kmA7FdUUO
7
412 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 23:06:41.68 ID:ovNy3yngo
あかり「そうだ、向日葵ちゃんのところに行こうかな。五月雨ちゃんのこと言わなきゃいけないし」

あかり「というか、今連れてってあげたら解決するんじゃ」

あかり「五月雨ちゃんいるかな?」

↓2 五月雨を連れていくか

1 連れて行く
2 連れて行かない
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 23:07:18.73 ID:j4U30FR1O
1
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 23:07:24.86 ID:ob/5lzL7O
1
415 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 23:13:31.51 ID:ovNy3yngo
五月雨「今から古谷提督のところへ?」

あかり「比叡さんに謝りに行こう!」

五月雨「ええっ、そんないきなり……」

あかり「霧島さんにお話は聞いたんでしょ?」

五月雨「聞きましたよ。私、なんてことをしちゃったんだろうって。謝っても許してもらえませんよ」

あかり「五月雨ちゃんは許してもらえなかったら謝らないの?」

五月雨「そっ……それは、違います」

あかり「だよね。許してもらえないくらい怒ってるなら、なおさら謝らないといけないよぉ」

五月雨「はい……」

あかり「大丈夫だよぉ、霧島さんも怒ってないだろうって言ってたし」

五月雨「物理的に解体されませんよね?」

あかり「比叡さんはそんなに乱暴な人じゃないから」
416 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 23:22:59.76 ID:ovNy3yngo
向日葵『急に連絡をくれるだなんて、どうかなさいましたの?』

あかり「今から遊びに行っていいかなって思って」

向日葵『まあうちにですか? いいですわよ。赤座さんなら大歓迎ですわ』

あかり「ありがとう。あかりだけじゃなくて、五月雨ちゃんもいるんだけど」

向日葵『五月雨……?』

五月雨「あっ、私です。はじめまして、白露型6番艦の五月雨です」

向日葵『これはご丁寧にどうも。わたくしは古谷向日葵ですわ』

あかり「夕立ちゃん達の妹なんだよぉ」

向日葵『ですわよね、白露型ですもの。そう、知らない内に赤座さんのところには艦娘が増えていましたのね』

あかり「向日葵ちゃんのところは増えてないの?」

向日葵『建造もドロップもできないのですから、増えるわけがありませんわ』

あかり「大本営から来たりしてないんだ」

向日葵『赤座さんの鎮守府は収容人数が段違いに多いですから、そちらに送られるようになっているんですわきっと』

あかり「そうかもしれないね。あっ、それと比叡さんっている?」

向日葵『比叡ですか? ええ、元気にお料理の特訓中ですわ』

あかり「よかった、五月雨ちゃんがね、比叡さんにお話があるんだって」

五月雨「は、はい、比叡さんに伝えなくてはいけないことがあるんです」

向日葵『なにやら深刻そうなお話のご様子。わかりましたわ。比叡にはどこにも行かないように伝えておきます』

あかり「ありがとう、向日葵ちゃん!」

向日葵『これくらい何でもありませんわ。ですがそう、恩義に思ってくださるなら、こちらからもお願いしてよろしいですの?』

あかり「なになに?」

向日葵『↓2も一緒に連れてきてほしいのですけど』


↓2 連れて行く艦娘(>>382-383の瑞鳳、五月雨、○のついている艦娘以外)
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 23:25:50.24 ID:FLr9Or4rO
金剛
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 23:26:02.26 ID:R6o/552GO
春雨
419 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 23:33:18.96 ID:ovNy3yngo
あかり「他に向日葵ちゃんが知らない艦娘?」

向日葵『ええ。他にもいらっしゃるんでしょう?』

あかり「うん、いっぱいいるよぉ」

向日葵『いっぱいなんですの!? あと1、2人かと思ってましたわ!』

あかり「あのお祭りが終わってから増えた人は9人くらいだよぉ」

向日葵『9人、まだそんなに増える余地があったなんて。さすがに9人は多いですし、あとお1人だけどなたか連れて来てくださいません?』

あかり「わかった。五月雨ちゃんが一緒に行くし、ここはお姉ちゃんの春雨ちゃんを連れて行くね」

向日葵『白露型の方ですわね。わかりましたわ、ではお待ちしておりますわね』

あかり「うん、すぐに行くからね」

五月雨「はぁ……これであとに引けなくなりました」

あかり「ここが頑張りどころだよ五月雨ちゃん」

五月雨「は、はい。頑張ります!」
420 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 23:45:42.44 ID:ovNy3yngo
あかり「春雨ちゃんはお正月にごらく部のみんなとは会ってるけど、生徒会の人達とはまだだったよね」

春雨「はい、どんな方なのか楽しみです」

あかり「向日葵ちゃんはね、とってもお上品な子なんだよぉ。喋り方がとても丁寧で、紅茶を飲むときもすごく大人っぽいの」

五月雨「あんな喋り方するなんて、お嬢様なんですか?」

あかり「ん〜特にお金持ちだって話は聞いてないけど」

春雨「お財布は豊かでなくとも、心が豊かなんでしょう」

あかり「そうだね。ついでにスタイルも豊かだよぉ」

五月雨「ちらりと小耳に挟んだことがありますけど、提督と同い年で浜風さんのようなスタイルなんでしたか」

あかり「浜風ちゃんと同じかそれ以上くらいだよぉ」

春雨「それは、すごい。そこまで差異が出るなんて」

あかり「あ、あかりだってもっと成長したら大きくなるもん! お姉ちゃんだって大きいし……下手したら向日葵ちゃんは今の時点でお姉ちゃん超えてるけど」

春雨「ま、まあ色んなところが豊かな人だということですね」

五月雨「それよりも、やっぱり緊張します……」

春雨「過敏になりすぎよ五月雨」

五月雨「だ、だって……」

あかり「それでも乗り越えなきゃいけないことだから、ファイトだよぉ」

五月雨「なんとか、乗り越えてみせますよ!」
421 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/13(金) 23:53:23.18 ID:ovNy3yngo
あかり「向日葵ちゃ〜ん」

向日葵「お待ちしておりましたわ、赤座さん」

五月雨「ほ、本当に豊か……!」

春雨「最近の中学生ってすごいです……」

あかり「久しぶりだね、向日葵ちゃん」

向日葵「ええ、来てくださって本当によかったですわ。最近は櫻子をあしらうのにも若干飽きて来たところですし」

あかり「櫻子ちゃんまだ演習しに来てるんだ」

向日葵「ええ、あちらは飽きもしてない様子で。はぁ、その単純さが羨ましいですわ」

あかり「暇してたんだね向日葵ちゃん」

向日葵「……」

あかり「今のはダジャレじゃないからね!? そんな冷たい目で見ないでよぉ!」
422 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/14(土) 00:10:33.32 ID:pr9SJaTVo
鳥海「ようこそ、いらっしゃいませ」

あかり「鳥海さん!」

鳥海「五月雨さんと春雨さんも、いらっしゃいませ」

五月雨「ど、どうも」

春雨「同じ作戦に従事したことはありますけど、艦娘としてははじめましてです」

鳥海「ええ、はじめまして、と言う言葉がふさわしいでしょうね。今の、艦娘としての私達には」

向日葵「愛宕さんも連れてくるようにお願いするべきでしたかしら」

鳥海「そこまで無理は言えませんよ」

あかり「あっ、鳥海さんは愛宕さんと同じ高雄型でしたね」

鳥海「赤座提督のところでなら、姉さんも楽しくやってると会えなくてもわかります」

あかり「えへへ、そこまで言ってもらえたら嬉しいですよぉ」

向日葵「鳥海は赤座さんのことを高く評価しているみたいですわ」

鳥海「客観的に見てそう判断するに足るものが見て取れますから。あれだけの大人数がいて、皆さんとても幸福そうにしていらっしゃいます」

向日葵「ですわね、わたくしも負けていられませんわ! ここには赤座さんの鎮守府の10分の1ほどしかいないのですから、10倍幸せにしませんと!」

鳥海「そ、そこまで対抗意識を燃やさなくてもいいんですよ。赤座提督の10倍もされたら、私……」

春雨(あの反応、もしかして鳥海さん……)
423 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/14(土) 00:27:14.70 ID:pr9SJaTVo
瑞鳳「なんで玉子焼き作ろうとして、スクランブルエッグができるのよ!」

比叡「ひえ〜! 一手間加えようとしたらぐちゃぐちゃになっちゃったんですよ〜!」

瑞鳳「だからアレンジするのやめなさいって言ってるのに! これはこれでおいしいからいいけど」

比叡「でしょう? 私も随分とアレンジが上手くなったと思いません?」

瑞鳳「そうね、でもアレンジの前にレシピ通りに作れって言ってんのよ!」

比叡「ひえ〜! 艦載機で突くのやめてください〜!」

向日葵「瑞鳳、赤座さんも見ているのですからそこまでにしておきなさいな」

瑞鳳「ん? あら、赤座提督もう来たのね。久しぶり」

あかり「う、うん、久しぶり」

瑞鳳「どうしたのよ、歯切れが悪いわね」

あかり「い、いや、さっきうちにいる瑞鳳ちゃんと一緒にいたから」

瑞鳳「そういえば赤座提督のところにもいたわね。元気してる?」

あかり「うん、元気、元気だよぉ……」

瑞鳳「そりゃよかったけど、なんで今胸押さえたの?」

あかり「な、なんでもないよぉ、えへへへ」

比叡「お姉様! 金剛お姉様は元気にしてますか!? それと霧島も!」

あかり「どっちも元気ですよぉ。時々五月雨ちゃんとお茶会してるみたいです」

比叡「五月雨……」

五月雨「比叡さん」

比叡「あぁ、五月雨。姿形が変わってもなんとなくわかるものだね」

五月雨「そ、そうですね……」

比叡「私に話があるんだっけ? 何々? あっ、お姉様とのお茶会で私について何か言ってたとか」

五月雨「そうじゃなくて、ですね……」

比叡「ん〜?」

春雨「五月雨」

五月雨「は、い。あの、比叡さん! その、ソロモンでのこと、本当にすいませんでした!」ペコリ
424 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/14(土) 00:33:12.16 ID:pr9SJaTVo
今回はここまでです
次は小ネタから開始します

向日葵がお嬢様言葉で話してる理由についてはいつか解説されることがあるんでしょうかね
婚姻届の回で櫻子が職業にとのって書いてたのに合わせてお姫様みたいな喋り方してるという説もありますが
謎のままでもそれはそれでいいかもしれませんけど
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/14(土) 00:58:51.61 ID:+JJ6QU9+o
乙です
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/14(土) 04:52:13.44 ID:9PER2vAx0

つか何したか覚えてないのに謝られても
困るけどね
427 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/14(土) 22:41:30.50 ID:pr9SJaTVo
開始します
五月雨と五月雨を見る小ネタ
428 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/14(土) 22:45:32.26 ID:pr9SJaTVo
あかり「雨だよぉ」

五月雨「雨降ってますね」

あかり「今の時期ならもう梅雨って言っていいのかな?」

五月雨「沖縄だとそうみたいですよ」

あかり「場所によって違うの?」

五月雨「調べてみたところ、南の方が早く梅雨に入って早く明けるみたいです」

あかり「へぇ〜知らなかったよぉ」

五月雨「私もはじめて知りました」

あかり「でもここは沖縄じゃないよぉ」

五月雨「ええ、だからまだ梅雨じゃありませんよ。天気予報も明日は晴れだって言ってました」
429 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/14(土) 22:54:19.00 ID:pr9SJaTVo
あかり「じゃあ五月雨じゃないだぁ」

五月雨「あと1月もすればここも梅雨入りですよ」

あかり「それまで待たないといけないんだね」

五月雨「そんなに五月雨が見たいんですか?」

あかり「だって、せっかく五月雨ちゃんと一緒にいるんだもん」

五月雨「まあ、五月の雨で五月雨ということでいいんじゃないですか?」

あかり「ううん、今はそれで我慢だよぉ」

五月雨「雨は雨で変わりませんけどね」

あかり「なんか違うんだよぉ。よくわからないけど違うの」

五月雨「そういうよくわからない心の機微を、風情と呼ぶのかもしれませんね」

あかり「そう、風情があるの! だから、本当の五月雨の季節になったらまた一緒に雨を眺めようね」

五月雨「はい、私でよろしければ」

あかり「五月雨ちゃんだから五月雨を見るんだよぉ。五月雨ちゃんじゃなきゃだめだよぉ」
430 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/14(土) 23:04:29.25 ID:pr9SJaTVo
五月雨「なら夕立だったら毎日チャンスがありますね」

あかり「季節関係ないもんね。でも夕立ちゃんは大人しく雨を見ようとはしないと思うよぉ」

五月雨「確かに。雨だ〜って喜んで外に出ちゃいそう」

あかり「雨好きらしいからね夕立ちゃん」

五月雨「それが私達の名前ですので」

あかり「あかりは一緒にいったら風邪引くからできないよぉ」

五月雨「ほどほどで切り上げてお風呂に入ればいいんです。服は濡れてしまいますけどね」

あかり「靴もぐしょぐしょになったら気持ち悪いよぉ」

五月雨「なら裸足で走り回りますか?」

あかり「裸足で?」

五月雨「靴もはかずに雨の中はしゃぎまわる。なんとなく開放感があって楽しいですよ」

あかり「開放感、それはなんかありそうだね」

五月雨「一緒にお風呂にも入れますし……」

あかり「お風呂ならいつでも一緒に入るけど」

五月雨「一緒に遊んだあと入るのがいいんですよ」

あかり「ん〜すっごくちっちゃい子供みたい」

五月雨「そういう風になりたいときもあるということです」
431 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/14(土) 23:15:47.83 ID:pr9SJaTVo
あかり「そういえば、古鷹さんも雨好きだって言ってた」

五月雨「あぁ、雨が窓を叩く音とか好きだって聞きました」

あかり「あと雨が降ってる雰囲気とか、暗さ? 雨の日に部屋の電気つけずにいるんだって」

五月雨「ええ、それは不便そうですよ」

あかり「特に何かするわけでもないみたいだから。それに古鷹さんは目を光らせられるから平気みたい」

五月雨「あっ、そうでした。古鷹さんは目が探照灯として具現しているんでしたね」

あかり「片目瞑って光らせてることが多いから、夜中に会ったとき一つ目のお化けかと思ってびっくりしたこともあったよぉ」

五月雨「急に出てこられたらびっくりしますね」

あかり「ちょうどそのとき夕立ちゃんと肝試ししてたときで、壁の中にいた卯月ちゃんから話しかけられて、幽霊が出たって逃げたあとだったから余計にね」

五月雨「卯月さんは長い間壁の向こうにある部屋に閉じ込められていたんでしたっけ。そういうことがあったんですね」

あかり「えへへ、もう随分と前の話になるけど、今でもよく覚えてるよぉ」
432 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/14(土) 23:36:06.40 ID:pr9SJaTVo
五月雨「夕立は随分と早い時期にここに着任していたんですよね」

あかり「うん。京子ちゃんと初めて会ったちょっと後くらいだから、本当にすぐの頃だよぉ」

五月雨「だからそういうエピソードもたくさんあるし、あの日もきっかけは夕立だった……」

あかり「五月雨ちゃんどうかした?」

五月雨「いえ、私、『五月雨』って新人提督の下に、最初に配属される艦娘の1隻だったと聞きました」

あかり「そうみたい。うちにいる子だと、叢雲ちゃんと吹雪ちゃんと五月雨ちゃんだね。あとは電ちゃんと漣ちゃんだったっけ」

五月雨「もしかしたら、叢雲さんの代わりに私が最初の艦娘としてここに来る可能性もあったんじゃないかなと」

あかり「あ〜」

五月雨「そうだったら、どれだけ……いえ」

あかり「んとね、叢雲ちゃんの代わりに五月雨ちゃんがもし来てたとしても、それは今の五月雨ちゃんとは別人だよぉ」

五月雨「あっ……」

あかり「もしかしたらそういう可能性もあったかもしれない。そうだとしても、その『五月雨』ちゃんは今ここにいる五月雨ちゃんじゃない」

五月雨「そうなりますね、私はその当時まだ建造されていませんでした」

あかり「そう、だからもしかしたら、ここに叢雲ちゃんの代わりに五月雨ちゃんが来てたら、あなたとは会えなかったかもしれない」

五月雨「そんな可能性、考えたくもないですっ!」

あかり「うん、あかりも。あかりはあなたと会えてよかったって、本当に思ってるもん」

あかり「『五月雨』って艦娘はいっぱいいるけど、ここに、あかりの『五月雨』になってくれたのがあなたでよかった」

五月雨「あ、えっ、て、提督の……!」

あかり「えへへ、同じ艦娘もたくさんいる中でこうして出会えたのって、なんだか素敵だね」

五月雨「は、はいっ、同感です! 私も、て、提督の『五月雨』になれて、本当に幸せです!」
433 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/14(土) 23:58:57.83 ID:pr9SJaTVo
あかり「今日は1日雨だっけ」

五月雨「天気予報ではそうらしいです。さっきも言いましたけど明日、正確には今日の夜には上がってますけど」

あかり「お外に遊びに行けないね」

五月雨「ん、裸足で出ないんですか?」

あかり「今日はやめとくよぉ」

五月雨「そうですか」

あかり「五月雨ちゃんは行かないの?」

五月雨「提督が行かないなら行きませんよ」

あかり「そっかぁ」

五月雨「……この雨もいつか上がり、まだ入っていませんけど、五月雨の季節もいずれは終わります」

五月雨「それ――」

あかり「それでも五月雨ちゃんと一緒にいることは変わらないよ」

五月雨「……なんでわかったんですか?」

あかり「えへへ、結構色んな人から言われてるからね。返す答えも一緒だよぉ」

五月雨「聞き方によってはすごく軟派な人のようにも聞こえますね」

あかり「あかりはいつも真面目に言ってるよぉ!」

五月雨「ええ、それがわかるから、誰も怒らないんですよきっと」

あかり「五月雨の季節が終わっても、夏になって冬になって、また五月雨の季節が来ても、ずっと一緒だよぉ」

五月雨「ありがとうございます、提督」

あかり「ううん。あかりの方こそ、一緒にいてくれてありがとうね」

五月雨(雨の日、いつも夕立達に引っ張られて騒がしく過ごしていることも多いけど。静かに過ごすのもいいものですね)
434 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/15(日) 00:07:44.03 ID:0sKGr4lho
今回はここまでです
次はこどもの日の小ネタからです

昔は雨好きでしたが今ではただ鬱陶しく思うだけになりました
おとなになるってかなしいことですね
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/15(日) 00:10:00.87 ID:RTvm1h4jO
乙です
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/15(日) 00:46:46.86 ID:/tiFPWXlo
乙です
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/15(日) 01:45:14.05 ID:Ymy/8X+eo
乙です
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/15(日) 03:25:35.37 ID:tFRv6xHhO
乙です
439 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/15(日) 22:36:07.28 ID:0sKGr4lho
開始します
440 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/15(日) 22:43:28.55 ID:0sKGr4lho
あかり「んん〜、今日もいい朝だよぉ」

あかり「はぁ、今日はこどもの日だっけ。男の子の日って印象強いけど、一応子供全般の日でいいんだよね?」

あかり「いつもならお休みだから喜ぶけど、今は関係ないからねぇ〜」

あかり「今日はなにしようかなぁ」

瑞鶴「ねぇちょっと妹ちゃん!」

あかり「その声は瑞鶴、さん? あれ、背がちっちゃい」

瑞鶴「あのバカ妖精がまた子供になる装置使って遊んでんの!」

あかり「今日がこどもの日だからですか?」

瑞鶴「そうよ! こどもの日だから子供になりましょうとか分けわかんないこと言って!」

あかり「あははは、あの子も結構退屈してるみたいですね」

瑞鶴「退屈で子供にされたらたまったものじゃないわ! 一緒に探しに行くわよ!」

あかり「わかりましたよぉ」
441 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/15(日) 22:49:42.47 ID:0sKGr4lho
あかり「前は性格だけ子供になった人とかいましたけど、今回は全員見た目が子供になっちゃったんですか?」

瑞鶴「そうみたいね。何人かは性格も合わせて子供になってるみたいだけど」

あかり「瑞鶴さんは性格は子供になってませんよね」

瑞鶴「また相対的に大きい方になったことを楽しみたいだろうとか言われてね……」

あかり「あっ、またそういうのもやってるんですか」

瑞鶴「あいつ、どんだけ人をおちょくれば気が済むのかしら!」

あかり「まあまあ、探し出して元に戻してもらいましょう」

瑞鶴「まったく! ん、あれは……」

天龍「くっ、このナリじゃ刀が重くてしょうがねぇ」

あかり「天龍さんですね」
442 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/15(日) 22:55:46.73 ID:0sKGr4lho
瑞鶴「なに刀引きずってんのよ?」

天龍「瑞鶴、しょうがねぇだろ。普段のオレの身長に合わせて作られてるってのに、この体じゃ持てねぇんだよ」

あかり「なら置いてくればよかったじゃないですか」

天龍「バカ、刀を置いていけるかよ。こいつぁ、オレの魂だぜ」

瑞鶴「その魂引きずってるんだけど?」

あかり「魂なら大事にした方がいいですよぉ」

天龍「ぬぐっ……けどあの妖精をとっ捕まえてなますにするためにゃ、こいつが必要なんだよ!」

天龍「あんにゃろ、捕まえたらこいつでぶった斬……る、ぬぅ〜!」ググッ

あかり「腕の長さが足りなくて、鞘から刀が抜けませんね」

瑞鶴「それじゃ持ってても意味ないわね」

天龍「ぐぅ〜! ちくしょう! こうなったら鈍器として使って、あいつを鞘で叩き潰してやる!」

瑞鶴「まあそうなるわよね」
443 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/15(日) 23:02:11.30 ID:0sKGr4lho
あかり「瑞鶴さんは弓どうしたんですか?」

瑞鶴「さすがに持てないから部屋においてきたわ。あいつはこの手で叩き潰す」

あかり「潰すまではしないであげてくださいね」

瑞鶴「それは保障しかねるわ」

川内「Wasshoi!」バサッ

瑞鶴「アイエッ!? なによ、かわう……川内じゃない」

川内「驚いた? ねぇ、驚いた?」

あかり「驚きましたよぉ。いきなり天井から降ってくるんですから」

川内「やった〜驚いた〜!」

瑞鶴「川内は性格も子供になってるみたいね」

あかり「いつもと変わらない気もしますけど」
444 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/15(日) 23:19:22.93 ID:0sKGr4lho
川内「ねぇねぇ〜提督はなにやってるの〜?」

あかり「妖精さんを探してるんですよぉ」

川内「ええ〜それつまんなそ〜」

瑞鶴「つまるつまらないの話じゃないのよ」

川内「やだ〜面白いことしたい〜! ねぇ〜あっちで遊ぼうよ〜」グイグイ

あかり「あっ、だめですよぉ川内さん」

那珂「提督はっけ〜ん! 突撃〜!」ガバッ

あかり「わぁっ、那珂ちゃん?」

那珂「捕まえた〜」

あかり「後ろからいきなり抱き着いてきたらびっくりするよぉ」

川内「那珂そのまま捕まえてて! このマフラーでぐるぐる巻きにして連れてく!」

瑞鶴「こら、やめなさい!」

川内「ヤメロー離せ〜」

那珂「あっちで那珂ちゃんのライブに付き合ってよ〜」

あかり「ごめんね那珂ちゃん、今は妖精さん探しに忙しいから」

那珂「やだ〜! 提督が来なきゃやだ〜!」

あかり「あう、どうしよう?」

神通「あ、あの、姉さんも那珂ちゃんも、提督に迷惑かけちゃ、だめ……」

那珂「提督来ないとやだもん〜ねぇ〜!」

川内「夜戦ごっこして遊ぶの〜! 夜戦するの〜!」

瑞鶴「ああもう、ちっちゃくなっても夜戦バカは変わらないっていうの!?」

那珂「て〜い〜と〜く〜!」

あかり「な、那珂ちゃん、おだんご引っ張らないで〜」

神通「め、迷惑っ、かけちゃ、いけないって、い、言ってるのに……」グスッ

あかり「あっ、神通さん、泣いちゃったよぉ!」

瑞鶴「ほら、あんた達がわがまま言うから!」

神通「うぅ〜!」

あかり「な、泣かないで神通さん、ね?」ナデナデ

神通「……私だって、私だって提督に抱っこしてもらいたいって思ってるもん〜!」

あかり「えっと、抱っこしてほしいの? よいしょっ」ダキッ

神通「あっ……」

あかり「今なら軽いですから、抱っこもできますよぉ」

神通「て、提督……」

那珂「ずるい〜! 那珂ちゃんも提督の顔見えるほうに行く〜!」

あかり「あっ、ちょ、2人とも抱っこは無理だよぉ! 抱っことおんぶでも結構きついのに」

川内「私だけ除け者にするなんて〜! イヤーッ!」バッ

瑞鶴「ああっ!」

あかり「あっ、せ、川内さんも、む、無理、んあっ!」バタッ
445 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/15(日) 23:24:29.22 ID:0sKGr4lho
あかり「はぁ、なんとか離れてもらえましたよぉ」

瑞鶴「まったく、厄介なものね子供って」

あかり「まあでも可愛いじゃないですか。みんな納得ずくでやってるなら、あかりはあのまま遊んであげてもいいと思いましたよぉ」

瑞鶴「そりゃ納得ずくならいいけど……」

あかり「妖精さんもそうすればいいのに」

瑞鶴「あいつたぶんおしおきされることまで含めて楽しんでるから」

あかり「それじゃ一向に反省しないわけですね」

瑞鶴「捕まえて元に戻させるだけで、何もしなかったらいいような気がしてきたわ」

あかり「それはそれで、何もされないからって続けそうですよぉ」

瑞鶴「ほんと性質悪い!」

あかり「あかりはこういうの嫌いではありませんけどね」

瑞鶴「そりゃ妹ちゃんは毎回こういう装置の対象にならないからで。あら、あれは……」
446 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/15(日) 23:47:02.25 ID:0sKGr4lho
鳳翔「……」

あかり「鳳翔さんですよぉ」

瑞鶴「鳳翔さん」

鳳翔「あら、おはようございます、提督。瑞鶴さんも」

あかり「おはようございます。鳳翔さんは性格はそのままみたいですね」

鳳翔「性格? なんのことですか?」

瑞鶴「子供になるだけじゃなくて、一部の艦娘は性格も幼くなっちゃってるんです」

鳳翔「子供になる? 何がですか?」

あかり「えっと、体が子供になってるんですよぉ。鳳翔さんもじゃないですか」

鳳翔「私は子供になどなっていませんよ。普段と何も変わりません」

瑞鶴「あれ? 性格幼くなってる子は自分がそうなってることにも気づいてなかったけど、もしかして」

あかり「鳳翔さんも性格幼くなってるんですか、これで!?」

鳳翔「子供だとか幼いだとかよくわかりませんけど、ほめてくださっているんですよね。ありがとうございます」

あかり「あっ、いえ、ご丁寧に」

鳳翔「ふふ、今日は何故だが鎮守府が騒がしいです。子供の日だから、駆逐艦の子達がはしゃいでいるのでしょうか」

瑞鶴「いえ、駆逐艦だけじゃないんです。幼くなってる人はみんなで」

鳳翔「皆さんで。それはそれは、では私も一緒にはしゃぎましょうか。せっかくですしね」

あかり「あっ、鳳翔さん!」

瑞鶴「やっぱりちょっと幼くなってる!」

鳳翔「あっ!」バタッ

あかり「鳳翔さん、大丈夫ですか?」

鳳翔「帯が緩くなっていたみたいです。何故だが服がだぼだぼなんですよね」

あかり「それは体が小さくなってるからですよぉ」

鳳翔「体が小さくだなんて、まだそこまで歳は取っていませんよ」

あかり「いや、そういう意味ではなくて」

瑞鶴「それより鳳翔さん! 早く袴上げて!」

鳳翔「あぁ、これはすいませんでした。よいしょっと。それでは、私も行って参りますね」

あかり「行っちゃいましたよぉ」

瑞鶴「ううん、袴が下がってても平気にしてるとか、割と幼くなってるところあるけど」

あかり「なんというか普通に落ち着いてて、変わらないような感じしましたね」

瑞鶴「伊達に空母のまとめ役やってくれてるわけじゃないってことね」

あかり(そういえばみんなと一緒に騒ぎたいとも言ってたっけ。鳳翔さんはたまにああなるのもいいかもしれないよぉ)
447 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/15(日) 23:55:02.49 ID:0sKGr4lho
葛城「ああっ、瑞鶴先輩! やっと見つけました!」

瑞鶴「葛城! あなたは性格はそのままみたいね」

葛城「ええ、いつもの葛城です! はぁ、小さくなった姿も可愛らしいです!」

瑞鶴「ちょっと、なにを喜んでるのよ」

葛城「いやすいません。いつもと違う先輩が見られてついはしゃいじゃって」

雲龍「提督は小さくなってない」

あかり「雲龍さんも性格はそのままなんですね」

瑞鶴「あんたも一部小さくなってないような気がするけど?」

雲龍「小さくはなってると思います。肩の重みが、いつもより軽いですから」

瑞鶴「小さくなってるの? 本当に? 瑞鶴なんて胸据え置きで体だけ小さくなったのに……」

葛城「ほ、ほら、体も小さくなってますし、その相対的に見て大きく見えてるだけですよ! 私は先輩の方が大きく見えます!」

瑞鶴「無理にフォローしなくていいから……」

雲龍「次はもっと小さくしてくれるようお願いしてみます」

あかり「あの妖精さんが犯人である限り、小さくなることはないと思いますよぉ」
448 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/16(月) 00:21:35.43 ID:E1eB6QmUo
瑞鶴「何が相対的に大きくなったことを楽しめよあの妖精!」

あかり「ま、まあ、胸だけ特別に小さくすることができなかったんですよぉ」

瑞鶴「瑞鶴の胸の変化量を抑えられるんだからできたはずよ! もう、絶対許さないんだから!」

あかり「気にしなくていいのにって何回も言ってるのに、あっあれは」

妖精(猫吊るし)「はいはい、こどもの日は健やかな成長を祈る日ですので、健やかに成長しているか胸囲測定しますよ〜」

千代田「ん、服脱ぐの? は〜い」

浜風「あんまり大きくなってないといいなぁ」

妖精(猫吊るし)「んふふふ、こういう特殊需要にも応えていくことが大事ですよね」

瑞鶴「応えられなくなって残念ね」

妖精(猫吊るし)「あっ!? 瑞鶴さん!?」

瑞鶴「捕まえたわよ、さっさと元に戻しなさい!」

妖精(猫吊るし)「戻したら許してくれます?」

瑞鶴「……ええ」

妖精(猫吊るし)「えっ、おしおきは?」

瑞鶴「しないわよ。逆効果みたいだし」

妖精(猫吊るし)「おしおきしてくれないなら元には戻しません!」

瑞鶴「わかったわよ! するから、おしおき! って、なんなのよこれは!」

あかり「あははは、どっちが頼んでるのかわからないよぉ」

千代田「ねぇねぇ、胸囲測定は? 提督さんがするの?」

あかり「えっ?」

浜風「あっ、そういえば前にしてもらったとき、すごく上手だった! 測り方も、触り方も」

間宮「じゃああかりに測ってもらいたい! いいでしょ、ねっ? あかり!」

あかり「えっいや、別にそもそもする必要がないような」

蒼龍「なになに〜なんか楽しいことやってるの〜?」

名取「提督がおっぱい触って大きさ測ってくれるんだって!」

飛龍「なにそれ〜飛龍も混ぜて〜!」

あかり「えっ、なんで触って測ることに!? というか測ること確定!?」

浦風「う、うちが1番!」

加賀「ここは譲れません」

あかり「あ、あの〜」

足柄「ふん、大きさでだって負けないんだから!」

古鷹「ふふっ、これは全員分するまで逃げられませんね提督」

あかり「あっ、ちょ、古鷹さん性格幼くなってないのになんで……わぁ〜!」
449 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/16(月) 00:25:06.70 ID:E1eB6QmUo
今回はここまでです
次は本編から開始します

ちなみに最後のところは古鷹以外にも普段の記憶を残したままの艦娘がいます
この後は幼くなった艦娘達に無邪気に弄ばれたりしたかもしれませんが想像にお任せいたします
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/16(月) 00:35:13.57 ID:ulJ3Equvo
乙です
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/16(月) 12:20:52.74 ID:avA4VYoEO
452 :スレッドムーバー [sage]:2016/05/16(月) 22:26:36.09 ID:???

このスレッドは一週間以内に次の板へ移動されます。
(移動後は自動的に移転先へジャンプします)

SS速報R
http://ex14.vip2ch.com/news4ssr/

詳しいワケは下記のスレッドを参照してください。。

■【重要】エロいSSは新天地に移転します
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462456514/

■ SS速報R 移転作業所
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463139262/

移動に不服などがある場合、>>1がトリップ記載の上、上記スレまでレスをください。
移転完了まで、スレは引き続き進行して問題ないです。

よろしくおねがいします。。
453 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/16(月) 22:39:31.98 ID:E1eB6QmUo
ついに異動令状が来ましたけどまあ細々とやっていきます
開始します
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/16(月) 22:41:06.62 ID:FQZB+e04o
まってた
455 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/16(月) 22:50:29.31 ID:E1eB6QmUo
比叡「……」

五月雨「……」

比叡「……ええっと、何のこと?」

五月雨「覚えていらっしゃらないんですか?」

比叡「ソロモンソロモン……たぶん私が沈んじゃったときのことだよね」

五月雨「はい、そのとき私、比叡さんに私、誤射しちゃって」

比叡「誤射? ん〜」

五月雨「あ、あの、だから、その、私時々ごめんなさいって気持ちが比叡さんにあって、それで誤りに来たんです」

比叡「あぁ、そうなんだ。いいよいいよ」

五月雨「えっ、そんなに軽く!?」

比叡「だって、覚えてないし、覚えてないってことは怒ってもないよ」

五月雨「本当に、いいんですか?」

比叡「いいってば。それに、五月雨が謝ることじゃないでしょ? 昔の私達は自分の意思で動いてたわけじゃないんだし」

比叡「戦闘中に混乱しちゃう気持ち、今ならわかるよ。撃たれたら痛いからね。みんな痛いのはいやだから緊張して、混乱しちゃう」

比叡「だからもういいの。五月雨が気に止むことなんか何もないよ」

五月雨「比叡さん……よかった、私、私も本当はよく覚えてなくて、でもごめんなさいって気持ちだけがあって……」

比叡「そっか。五月雨はそうやって気に止んじゃうタイプなんだ。よし、それじゃあ、完全に罪悪感がなくなるように、私のお願い聞いてもらうよ!」

五月雨「お願いですか?」

比叡「うん! 私、今料理の特訓中だから、試食役をお願いするね!」

五月雨「試食役。はい、わかりました! どんなものでも五月雨、全部食べます!」

比叡「ちょっと、どんなものでもって私そんなに酷いの作らないからね! ほら、こっち来てこっち!」

五月雨「あっ、待ってください比叡さん! て、提督、行ってきます!」

あかり「うん、行ってらっしゃい」
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/16(月) 22:51:54.85 ID:FQZB+e04o
あっ・・・
457 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/16(月) 23:04:25.32 ID:E1eB6QmUo
向日葵「えっと、わたくしよく話が飲み込めなかったのですが。五月雨さんと比叡は昔一緒に戦ったことがある、という話ですの?」

鳥海「第三次ソロモン海戦。比叡さんが沈んでしまった海戦で、五月雨さんが比叡さんに対して誤射をしてしまったんです」

あかり「そうなの。五月雨ちゃんの乗組員さんは、それで比叡さんが見つかっちゃったんじゃないかって心配したらしいんだけど」

鳥海「実際はそれとは関係なく、むしろ比叡さん達が先に攻撃を仕掛けた、らしいですね。私は一応行きはしましたが後発組なので」

向日葵「そうだったんですの……」

あかり「霧島さんが言ったように、やっぱり比叡さん覚えてなかったみたいだね」

春雨「沈んだときに近い記憶は余り残っていないのかもしれません。酒匂さんや長門さんがそうだったように」

鳥海「無意識のうちに引きずっているところはあるみたいですけどね。見捨てないで、と言うことがたまにありますので」

瑞鳳「まあね、余り思い出したくもない記憶だしね。一応知っておく必要はあるんでしょうけど」

向日葵「赤座さんは、ご自分の艦娘達の昔の話や、辛い思い出などの話を聞いているんですの?」

あかり「うん。思い出すの辛いかも知れないけど、みんなそれと向き合わないとって気持ちがあるみたいだから」

向日葵「そう、ですの……」
458 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/16(月) 23:12:14.47 ID:E1eB6QmUo
あかり「向日葵ちゃん?」

向日葵「あっ、いえ、何でもありませんわ!」

鳥海「浮かない顔をしていましたが?」

瑞鳳「なんか悪いものでも……あっ、もしかして比叡の作りかけつまみ食いしたり?」

向日葵「していませんわよ、そんな意地汚いこと! というか比叡もアレンジ控えておいしく作れるようになったんでしょう?」

瑞鳳「いや、1回好きに作らせて満足させてから、普通に作らせたからね。そっち食べたらどうしようかと」

比叡「ひええ〜! 五月雨、どうしたの!?」

五月雨「これが、罰なんですね……」

春雨「五月雨!? どうしたの!」

瑞鳳「ああもう、だから人に食べさせるなって言ったのに!」

鳥海「やれやれ、普通に手際はいいのに、どうして余計な手間を加えたがるんでしょうか」
459 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/16(月) 23:20:38.53 ID:E1eB6QmUo
向日葵「はぁ、すいません赤座さん比叡がご迷惑を」

あかり「あはは、比叡さんお料理上手いけど変な手間加えちゃうんだったよね」

向日葵「そうなんですの。普通に作ればわたくしよりも断然上手いのに、好奇心旺盛というか思いついたらすぐ行動するというか……」

あかり「でもそういうところがいいところでもあるでしょ?」

向日葵「ええ。明るくて元気で……昔にそんなことがあったなんて、微塵も感じさせない」

あかり「向日葵ちゃん?」

向日葵「赤座さんは強いですわね」

あかり「えっ、きゅ、急にどうしたの?」

向日葵「わたくし、みんなに昔の話を聞こうとしたことありませんの」

あかり「それはどうして?」

向日葵「怖かったんですわ。わたくしの中でみんなに対する印象が変わってしまうことが」

向日葵「聞けばどうしても意識させられてしまいます。みんなが艦娘……昔、本当に戦っていた兵器なのだということを」

向日葵「わたくし、みんなのことをそんなふうに思いたくありませんわ。だから、聞かないようにしていますの」
460 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/16(月) 23:41:58.77 ID:E1eB6QmUo
あかり「そうだったんだね」

向日葵「でも赤座さんはしっかり聞いて、それでも皆さんのことを、異質なものとは認識していない」

あかり「だって、艦娘だもん。もうただの艦じゃないよぉ」

向日葵「わかっていますわ、けれど……」

あかり「あかりはお手伝いしてあげてるだけだよ」

向日葵「お手伝い、って」

あかり「みんな、艦娘として生きようとしてる。昔は昔として受け入れて、変わった自分で生きようとしてるんだよぉ」

あかり「あかりはそんなみんなの話を聞いて、ただあかりが思ったことを伝えてるだけ。特別なことなんて何もしてないよぉ」

あかり「昔のこと受け入れようとするのが怖いのは、艦娘のみんなも同じだよぉ」

向日葵「艦娘のみんなも、恐れているということですの?」

あかり「うん。だって、覚えてない人だっているし、さっき比叡さんの言った通り、自分の意思でやったことじゃない」

あかり「それを自分のことだって受け入れるのは、きっとすごく怖いよぉ」

あかり「それに、向日葵ちゃんに嫌われることも、ね」

向日葵「……っ!」

あかり「怖かったらこうしてくっついてればいいんだよぉ」ピト

向日葵「あ、赤座さん!?」

あかり「ぬくもりが伝わるでしょ? 艦娘のみんなも同じ、人間だってわかるよぉ。それに、艦娘のみんなも自分が昔と違うって自覚できるみたい」

向日葵「そ、そうなん、ですの?」

あかり「うん、色んな人からそう言われたよぉ」

向日葵「くっついて……話を聞く」

あかり「それだけでいいんだよ。何も特別なことする必要ない。それだけできっと、みんな心が軽くなるから」
461 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/16(月) 23:56:50.46 ID:E1eB6QmUo
向日葵「ただ、それだけでいいんですのね」

あかり「そうだよ。それに、向日葵ちゃんだってもうずっと一緒に暮らしてきて、みんなのこと分かってるでしょ?」

あかり「信頼してあげなきゃ。自分のみんなへの気持ち」

向日葵「自分を信頼する……ええ、そう。そうですわね、わたくし何を恐れていたんでしょうか」

向日葵「みんなの抱えているものは重すぎて、子供のわたくしでは支えきれないと思っていました」

向日葵「けれど、そんな重いものを抱えているからこそ、わたくしが支えなくてはいけないんですのね!」

あかり「これからはみんなの支えになってあげてね」

向日葵「もちろんですわ! わたくしは、提督ですもの!」

あかり「うん、その意気だよ向日葵ちゃん!」

向日葵「……赤座さんは犬のような方ですわね」

あかり「えっ? わんわん?」

向日葵「犬には悲しんでいる人に寄り添い、慰めようとする習性があるそうですわ」

向日葵「赤座さんはそうやってたくさんの艦娘の悲しみに寄り添い、慰めて、癒してきたんですのね」

あかり「どうかな、癒せたならいいけど。でも、きっと楽にしてあげることはできてるって、そう思ってる」

向日葵「ふふっ、西垣先生が何故要となるあの鎮守府を赤座さんに任せたのか、わかった気がしますわ」
462 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/17(火) 00:09:18.56 ID:Sw9S0cOTo
春雨「司令官、五月雨が意識を取りも……何してるんですか!」

五月雨「提督! そんなところで古谷提督と抱き合って! やっぱり大きい人が好きなんですか!?」

あかり「えっ、いやこれは別にそういうわけじゃなくて」

春雨「だから夕立姉さんの誘いには乗ったんですね!」

五月雨「そうなんですか! 提督!」

あかり「だから違うってば〜!」

春雨「こうなったら小さいの魅力を教え込むしかないわ」

五月雨「はい! 提督!」

あかり「ちょっ、向日葵ちゃんの鎮守府だからここ! さすがに無理〜!」ダッ

春雨「待ちなさい司令官!」

五月雨「どこだろうと構いません! 未成熟な良さをたっぷりと体に教えてあげます!」

向日葵「……話聞いてるだけなんじゃ」

鳥海「そこは触れないであげましょう。心と体は、繋がっていますので」

向日葵「触れ合うことが精神安定に繋がるとも言ってましたしね。ねぇ、鳥海」ギュッ

鳥海「えっ、あっ、な、なんですか?」

向日葵「わたくし、あなたことが知りたいですわ」

鳥海「ええっ、こ、この流れでそれはその……」

向日葵「へ、変な意味に捉えないでくださいませ! あなたの過去の話が知りたいと言ってるのですわ」

鳥海「過去の話ですか? いいんですか?」

向日葵「ええ。知っておかなければなりませんもの、これから長い人生を共に歩んで行くことになるんですから」

鳥海「……やっぱりそういう話じゃないですか」カァ
463 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/17(火) 00:17:50.79 ID:Sw9S0cOTo
今回はここまでです

とりあえず移転されるまではこっちで書いてていいみたいなのでそうします
リダイレクトとかされるなら助かるんですけどまあ何とかやっていきます
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 03:13:22.30 ID:YmypqYWR0
丸ごと向こうに移動されてこっちには異動先のアドレス残るんじゃなかったっけ?
移動するまで書いてていいっぽい
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 06:19:10.85 ID:oEODzKY+o
乙です
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 06:28:31.36 ID:jQhfTxIyO
乙です
467 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/17(火) 22:33:10.11 ID:Sw9S0cOTo
>>464
それならよかったです情報ありがとうございます

開始します
468 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/17(火) 22:43:38.33 ID:Sw9S0cOTo
向日葵「春雨さんもお料理得意なんですのね」

春雨「麻婆春雨が得意料理です!」

向日葵「ふふっ、それはご自分の名前から、上手くなるように練習したんじゃありませんこと?」

春雨「そうですけど、最初から少しわかってたんですよ。春雨に関する知識があったんです」

向日葵「そうなんですの? どういう理屈かわかりませんが、洒落がわかっていますわね」

比叡「つまり私も比叡という料理なら上手く作れるということでは」

瑞鳳「比叡って何よ」

あかり「向日葵ちゃんとくっついて何の話してたんですか?」

鳥海「ひ、秘密です」

五月雨「私もお料理覚えようかなぁ」

比叡「一緒にお勉強する?」

春雨「五月雨は砂糖と塩を間違えるとか、典型的なミスをしそうだから怖いわ」

五月雨「私だってさすがにそこまでドジじゃないですよ!」
469 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/17(火) 22:54:05.66 ID:Sw9S0cOTo
長門「ん、何か人が多いようだな」

朧「あれは、赤座提督です」

飛鷹「五月雨と、もう1人。ん? 五月雨って赤座提督のところにいたっけ?」

あかり「長門さん達だよぉ。遠征に行ってたんですか?」

飛鷹「いや、比叡が食材全部ダメにしてもいいように買出しに行ってたのよ」

比叡「どんだけ私の腕前信用されてないんですか!」

瑞鳳「まともに作ったときと、アレンジしたときの差が激しすぎるのよ!」

長門「お任せでと言った日には、地獄を見ることになるからな」

比叡「おいしいものしか使ってないのに、なんでああなっちゃうんでしょうね」

朧「料理下手な人の常套句ですね」

向日葵「着実に上手くなっているのですからいいんですのよ」

五月雨「頑張ってください、比叡さん!」

比叡「はい! 気合! 入れて! 料理します!」

飛鷹「ちょっ! せっかく買って来た食材まで! 作りすぎたら明日のご飯がなくなるでしょうが〜!」
470 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/17(火) 23:02:01.19 ID:Sw9S0cOTo
向日葵「やれやれ、すいませんせっかく来てくださったのに騒がしくて」

あかり「ううん。向日葵ちゃんも楽しくやってるみたいでよかったよぉ」

五月雨「私の目的は果たせましたし」

春雨「私もごあいさつできました」

向日葵「ええ、まだ会えていない他の方にもいずれお会いさせてくださいね?」

あかり「もちろんだよぉ」

向日葵「あぁ、そうだ。何でもまだ深海棲艦の生き残りがいるとかで。もう敵意はなくしているらしいのですが、見つけたら保護するようにと先生から言われましたの」

向日葵「赤座さんにも連絡は行ってるかもしれませんが、一応お伝えいたしますわね」

あかり「あかりにも連絡が行ってるというか、あかりから連絡したんだけどね」

向日葵「ええっ? もしかして、赤座さんが見つけたんですの?」

あかり「見つけたのはあかりじゃなくて、あかりのところにいる深海棲艦のわるさめちゃんだよぉ」

向日葵「わるさめ? ほっぽちゃんじゃなくて?」

春雨「深海棲艦も増えたんです」

向日葵「それはまあなんというか……そういう数奇な運命に巡り合わせやすいというのも、要を任された一因なのかもしれませんわね」

あかり「ふふん、あかりが主人公だからね!」

向日葵「そういえば、そうでしたわね」

あかり「そういえばってなに! 忘れてたの!? もぉ〜向日葵ちゃんったら〜!」

五月雨「え、えっと?」

春雨「司令官達はたまによくわからないことを言う、と叢雲さん達が仰ってたわ」
471 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/17(火) 23:13:10.89 ID:Sw9S0cOTo
あかり「というわけで、無事に五月雨ちゃんは比叡さんに謝ることができました」

戦艦棲姫「そう、よかった」

あかり「ダイソンさんも一緒に紹介しに行けばよかったですね」

戦艦棲姫「あと1人って言われたんでしょ? それならしょうがない」

あかり「やっぱりこっちに来てもらった方が早いですね」

戦艦棲姫「そうした方がいいと思う。キリがないから」

あかり「みんなを呼んで、またかくれんぼでもして遊びたいなぁ」

戦艦棲姫「かくれんぼ?」

あかり「ごらく部のみんなが集まったときに、ここでかくれんぼしたんですよぉ」

戦艦棲姫「艦娘も入れて?」

あかり「はい! 今度は生徒会のみんなも入れてやりたいです。でも、他の遊びでもいいかもしれません。また運動会ごっこするとか」

戦艦棲姫「そっちは漫画で知ってる。割と集まって遊んでたんだね」

あかり「中々集まれる機会ないですから、大事にしないといけませんよぉ」

戦艦棲姫「遊ぶのは大事にして……るって言っていいのかな。さてと、それじゃあこれからはどうするの?」

↓2

1 艦娘との交流(>>382-383の瑞鳳、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 23:15:31.12 ID:2SWXF7KPo
1 陽炎
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 23:15:48.71 ID:PcIO1iDHo
1 鳳翔
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 23:16:00.83 ID:7twb19Koo
1伊良湖
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 23:16:03.63 ID:zQNHd7tjO
1武蔵
476 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/17(火) 23:35:49.06 ID:Sw9S0cOTo
鳳翔「……」

あかり「鳳翔さん。何してるんですか?」

鳳翔「編み物です。暇を持て余していますので」

あかり「ん〜何を編んでるんですか?」

鳳翔「巾着袋ですね。これに日用品なんかを入れて、、兵士に届ける慰問袋というものがその昔あったんですよ」

あかり「民間人が送るんですか?」

鳳翔「そうです。戦地にある兵士の心を慰めるために」

あかり「そういうことをしていたんですね」

鳳翔「小さな物かもしれませんが、それでも極限状態にある兵士にとっては、心を休めることができる貴重な贈り物だったんですよ」

あかり「それも慰問袋にするんですか?」

鳳翔「もう慰問する相手がいませんよ。でもそうですね、石鹸か何かを入れて寄付するのもいいかもしれません」

あかり「鳳翔さんの手作りで気持ちが篭ってますからね。袋自体もきっと大事にしてもらえますよ」

鳳翔「そうしてもらえると嬉しいですね。さてと、私に何かご用ですか?」

↓2

1 甘える
2 普段何をしているのかについて
3 小料理屋をどうするかについて
4 空母の集会に参加してみたいという話
5 その他自由に
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 23:42:18.88 ID:ayBoHmMn0
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 23:43:32.70 ID:7twb19Koo
3
479 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/17(火) 23:53:48.61 ID:Sw9S0cOTo
あかり「バーと一緒に小料理屋さんしようって前に聞きましたけど、あれどうですか?」

鳳翔「その話でしたか」

あかり「あかり最近バー開けてないので、鳳翔さんがやってくれるとみんな喜ぶと思うんです」

鳳翔「それはどうでしょうかね。みんなお酒は二の次で、兎狩りに行ってる気がしますが」

あかり「兎狩り?」

鳳翔「でもまあ、そんな人を牽制する意味も込めて、私がやるというのもいいかもしれませんね」

あかり「本当ですか!」

鳳翔「そもそも提督がお酒の場で給仕をやっているという状況が、あまりよろしくありませんでしたし」

あかり「あかりはお酒飲んでませんよぉ」

鳳翔「飲まずともその場にいる、ということがよくありません。それに酔った誰かに無理やり飲まされたら、抵抗できないでしょう?」

あかり「それは、確かに」

鳳翔「ですから、これからは私の店に完全移行ということで」
480 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 00:01:35.04 ID:YNTdsxKeo
あかり「ええっ、それはちょっと、いやですよぉ」

鳳翔「したいんですか?」

あかり「だって、雰囲気がなんか大人っぽいじゃないですか」

鳳翔「大人に憧れるのはいいですけどね……」

あかり「だったら鳳翔さん、バニーガールの格好できるんですか?」

鳳翔「そっ……こ、小料理屋にバニーガールはいませんよ」

あかり「完全移行するならバーも引き継がなきゃだめですよぉ。バーの雰囲気の方が好きって人もいると思いますし」

鳳翔「ば、バニーガール、私が……?」

あかり「できます? 時々胸ぺろんってなっちゃうんですよぉ?」

鳳翔「胸がっ!? そ、そこまでいかがわしい格好だったなんて!」
481 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 00:17:11.21 ID:YNTdsxKeo
鳳翔(酔ったところにそんな煽られるような真似されたら、弾みで過ちが起きてもおかしくない)

鳳翔(いいえ、もしかしたら既に起きているということも……! いけないわ! この子の健全な成長を阻害している!)

鳳翔(だけど、代わりに私がその不健全な格好になるというの? できるの? 私に、胸を……ぺろんって……)

あかり「やれるときは一緒にやれればいいですね」

鳳翔「一緒に、そう一緒にやればいいんです! その手があるじゃないですか!」

あかり「わっ、びっくりした」

鳳翔「あっ、すいません」

鳳翔(私の目の届く範囲にいるなら、守り抜くことは可能でしょう。本当ならきっぱりやめさせたいですが、ここは妥協しましょう)

あかり「あかりもバー続けていいんですか?」

鳳翔「ええ、私と一緒にするなら。子供は保護者同伴です」

あかり「むぅ、できる限り一緒にする、ですからね?」

鳳翔「私は毎日でもできますからご安心を」

あかり「毎日はしなくていいですから! 鳳翔さんが無理のない程度にやってください!」

鳳翔(保護者ぶって押さえつけようとしている私のことも慮ってくださるんですね)

鳳翔(この子がこのまま健やかに育てるように、なんとか手を尽くしましょう)
482 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 00:24:29.94 ID:YNTdsxKeo
今回はここまでです

小料理屋かどうかはわかりませんが鳳翔が店を出してるのは千歳の時報で確定してますからね
鳳翔がいない場合でもそう言いますけど、朝雲も当時まだ未実装だった山雲を時報で紹介してきますし気にしないようにしなければ
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/18(水) 00:26:07.52 ID:6cz/nsoeo
乙 いない艦の名前呼んだりするし多少はね?
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/18(水) 00:33:13.63 ID:OoE0Qdolo
乙です
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/18(水) 00:46:49.56 ID:e3w5/GwpO
乙です
486 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 22:33:42.50 ID:YNTdsxKeo
開始します
487 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 22:44:04.40 ID:YNTdsxKeo
鳳翔「ぺろんってなるのは修正した方がいいと思いますよ」

あかり「あかりもそう思いますけど、妖精さんがしてくれないんですよぉ」

鳳翔「あの子は本当に……そもそも着なければいいのでは?」

あかり「ええっ!? 裸の方がもっとはずかしいですよぉ!」

鳳翔「服を着なければいいと言ってるんじゃありませんよ!」

あかり「うさぎさんにならなければいいってことですか」

鳳翔「そもそも何でそんな格好してるんですか?」

あかり「バーに似合う格好しようって言われて。あかりはバーテンダーさんの格好とかしてみたかったんですけど」

鳳翔「バーテンダーとはどのような格好をするものなんです?」

あかり「こうなんか黒いエプロンとベストを付けてて、白いシャツで〜」

鳳翔「それは、提督には似合わなさそうですね」

あかり「そんなことないですよぉ! 馬子にも衣装です!」

鳳翔「意味わかって言ってますか?」

あかり「でもうさぎさんも可愛いとは思いますけどね」

鳳翔「提督が似合いそうなバーの衣装がそれしか思い浮かびません。あまり知りませんけど」

あかり「妖精さんの選択は間違ってるわけじゃなかったんですね」

鳳翔「服の採寸があれなだけですね。絶対わざとですが」

あかり「まあとにかく、よろしくお願いしますね。できるだけでいいですから」

鳳翔「はい。お酒の席は用意してあげた方がいいですからね」

あかり「鳳翔さんは頼りになりますよぉ。さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>382-383の瑞鳳、鳳翔、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/18(水) 22:48:19.64 ID:oMGWdPcYO
1大鳳
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/18(水) 22:48:26.68 ID:ktmXcnRMO
1如月
490 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 22:56:40.93 ID:YNTdsxKeo
如月「司令官には本当の愛を教えてあげなきゃ……」

あかり「愛?」

如月「ひゃっ! し、司令官、如月に気づかれずに後ろに立つなんて、やっぱり……」

あかり「やっぱりなに?」

如月「……いいえ。どうかしたのかしら?」

あかり「今日も遊びに来たよぉ」

如月「そう、遊びにね」

如月(如月のこと気に入ってくれたのかしら? それともまさか、次の獲物にしようと!?)

あかり「如月ちゃ〜ん」

如月「あっ、な、なに?」

あかり「何か考え事なの? さっきも愛がどうとか言ってたけど」

如月「ううん、気にしないで。さてと、何して遊びましょうか?」

↓2

1 姉妹で遊ぼうという話
2 距離が近いという話
3 あかりの心を癒そうという話
4 その他自由に
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/18(水) 22:57:33.63 ID:nu5+bWReO
2
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/18(水) 22:57:42.66 ID:njU502LfO
2
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/18(水) 22:57:56.72 ID:wT3ZxR1JO
494 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 23:06:58.70 ID:YNTdsxKeo
如月(狙われてるかもしれないけど、ここはあえて距離を詰めていくわ。司令官の良心を呼び覚ますのよ!)

あかり「何しようかなぁ。もう夕方だからねぇ」

如月「お外ではしゃいだりはできなさそうね」ススッ

あかり「ん? うん、そうだね」

如月「それじゃあ、お部屋の中でまったりしてましょうか」グイッ

あかり「あっ、うん」

如月「ふふっ、どうしたのぉ変な顔して」

あかり「だ、だって、如月ちゃんが身を乗り出してくるから」

如月「近くで話した方が聞こえやすいでしょ?」

あかり「これくらいの近さだったらわざわざ身を乗り出さなくても聞こえるよぉ」

如月「だめよぉ、如月の声を一字一句聞き逃して欲しくないもの」

あかり「そ、そっか」
495 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 23:18:58.59 ID:YNTdsxKeo
如月「だ、か、ら、もっとそっちに近寄るわね」

あかり「うん、いいけど」

如月「うふふ、おじゃましま〜す」

あかり「ここは如月ちゃんの部屋だけどね」

如月「あらぁ、如月の部屋でなら司令官の隣でもどこでも、おじゃましちゃっていいのかしらぁ?」

あかり「んまあ、おじゃまではないしね」

如月「くすっ、嬉しいこと言ってくれるわね」トントン

あかり「如月ちゃん、くすぐったいよぉ」

如月「くすぐったくしてるから当然よぉ」

あかり「あはは、ふとももはだめだよぉ」

如月「だめって言われたら逆にやりたくなっちゃうでしょ〜?」

あかり「んふっ、もぉ、如月ちゃん〜やめてよ〜」

如月「うふふっ」
496 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 23:40:23.94 ID:YNTdsxKeo
如月「司令官の肌は綺麗ねぇ」

あかり「そうかな? 汚くはないと思うけど」

如月「だって、ほら、こんなに反発してくる」

あかり「んふふっ、如月ちゃん〜」

如月「そんなに如月の指を受け入れたくないのかしらぁ? えいえいっ」

あかり「如月ちゃん、そんなに突き込んだらちょっと痛いよぉ」

如月「あらごめんなさい。でも、すごく肌触りがよくてね。ついつい、指が止まらなくなっちゃったの」

あかり「如月ちゃんだって綺麗だと思うよぉ。こんなに近づいてもシミもほくろも見当たらないもん」

如月「それはそうよぉ。如月の肌は輝いてるんだから」

あかり「輝いてるみたいに綺麗だと思うよぉ」

如月「あはっ、もっと近くで見てよ」

あかり「もう十分近いよぉ」

如月「まだ近づけるわよ、ほらほらっ」ムギュッ

あかり「き、如月ちゃん」

如月「ふふっ、ここが気になる? いいよ、見せてあげるわぁ」グイッ

あかり「気にならないから、服引っ張らなくていいよぉ!」

如月「いつも服で隠れてるから、ここの方が綺麗なのに。さらにその下のブラに隠れてるところの方が……」

あかり「だからいいってば」

如月「如月が見てもらいたいのよぉ。如月の1番綺麗なところ、司令官に見てもらいたいなぁ」

あかり「う、ぐ……」

如月「ほぉら、見て見て……」グイッ

あかり「ん……ってブラ付けてる!」

如月「だから普段はブラに隠れてるから綺麗だって言ったじゃない」

あかり「そ、そうだけど、話の流れ的に!」

如月「残念だったわね〜如月の綺麗なところ見られなくって」

あかり「べ、別に残念じゃないよぉ」

如月「また今度見せてあげるね。そのときは、如月の1番綺麗なところ、好きなだけで汚していいから、ね?」フッ

あかり「はひゃっ! き、如月ちゃん! 耳にふ〜ってするのもくすぐったい!」

如月「くすぐったいからやってるって言ったでしょ〜」

如月(先ずは篭絡してから、そこからはじめるのが如月流ね!)
497 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 23:44:10.22 ID:YNTdsxKeo
あかり「あかりもくっつくの好きだけど、如月ちゃんは本当にぐいぐい来るよぉ」

あかり「これからどうしようかな。もうダイソンさんのところに戻って――」

連装砲ちゃん「きゅ〜!」ピョンピョン

あかり「あれ? 連装砲ちゃん、どうかしたの?」

連装砲ちゃん「きゅきゅきゅ〜」クイクイ

あかり「あかりに来て欲しいの? わかったから、引っ張らないで。何かご用事?」

連装砲ちゃん「きゅう」コクリ

あかり「連装砲ちゃん達の?」

連装砲ちゃん「きゅうきゅ〜」フルフル

あかり「じゃあ島風ちゃんの?」

連装砲ちゃん「きゅ〜!」グイグイ

あかり「ああっ、行けばわかるってことなの? わかったから押すのもやめてぇ!」
498 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 23:51:22.97 ID:YNTdsxKeo
島風「お姉ちゃんおっそ〜い!」

あかり「やっぱり島風ちゃんがあかりを呼んだんだね」

連装砲ちゃん「きゅ〜!」

島風「ありがとう連装砲ちゃん。はい、お菓子、みんなで分けて食べるんだよ」

連装砲ちゃん「きゅっきゅ〜!」ピュー

島風「あんまり遅いか私が迎えに行くところだったよ」

あかり「これでも連装砲ちゃんに急かされて急いで来たんだよぉ。あかりに何の用?」

島風「えとね〜姉妹らしいことしたいなって思ったんだ」

あかり「姉妹らしいことなんか漠然としてるよぉ」

島風「何するかは考えてあるよ。あのね、お下がりってあるでしょ?」

あかり「お姉ちゃんが着てた服を貰うこと?」

島風「そう、そのお下がり!」

あかり「あかりの服が欲しいの?」

島風「ううん、普通の姉妹ならお下がりがあると思うけど、私達は特別な姉妹だからお下がりじゃなくて……」

あかり「えっと、それって島風ちゃんの服?」

島風「そうだよ! 特別な姉妹だからお姉ちゃんの服を妹が貰うんじゃなくて、同じ服を姉妹で着るの!」

あかり「ペアルックってやつだね」

島風「うん! 私とペアルックになろ、お姉ちゃん!」
499 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/18(水) 23:59:16.66 ID:YNTdsxKeo
今回はここまでです
次は島風の好感度100イベントからはじめます

複数のゲームをやってるとイベントが重なったときとかが辛いですね
艦これは戦闘中の操作はほとんどないので一緒にやれるのでいいですけど
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/19(木) 00:29:10.04 ID:0bhMtAAio
乙です
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/19(木) 12:04:09.83 ID:kpoAxV/AO

島風コスのあかりか素晴らしい
502 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/19(木) 22:40:22.57 ID:gWvYQ1G7o
開始します
503 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/19(木) 22:45:24.82 ID:gWvYQ1G7o
あかり「ど、どうしよっかな〜」

島風「いやなの?」

あかり「いや、じゃないような、そうじゃないような」

島風「どっちなの!」

あかり「あかりがこれ着たら島風ちゃん嬉しい?」

島風「嬉しいよ! だから着てって言ってるんじゃない!」

あかり「そ、そうだよね」

島風「五月雨も姉妹で服合わせちゃうし、秋月は夕張と同じ服だし〜私もしたいの!」

あかり「あぁ、そうだね。みんなそういう人がいるから」

島風「いいでしょ〜ね、ね?」

あかり「うん、わかったよぉ。あかりはお姉ちゃんだもんね」

島風「わ〜い! じゃあ早く着替えて! 早く〜!」

あかり「わっ! はいはい、ちゃんと着替えるからね」
504 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/19(木) 22:54:52.72 ID:gWvYQ1G7o
あかり「改めて見るとすごい格好だよぉ。スカートは言わずもがなだけど、上の服も先細り方が……」

島風「早くなるために、装甲をそぎ落としてるんだよ」

あかり「そのためだったの? でも服はあんまり関係ないんじゃ」

島風「走りやすい服じゃないと遅くなるでしょ!」

あかり「このスカートだとずり落ちて逆に走りにくそうだけど。案外ずれないね」

島風「ずれないようにできてるの! ほら、早くパンツもはいて!」

あかり「パンツ丸出し、いや紐のとこだけしか出てないしそうでもないの?」

島風「提督はくらげが好きだって言ってたから、くらげっぽい白にしたよ!」

あかり「あ、ありがとう……」

島風「ペアルックでも下着の色は別だよね! そこは個性を見せなきゃ」

あかり「個性っていうか、なんていうかだよぉ」
505 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/19(木) 22:59:36.57 ID:gWvYQ1G7o
あかり「うぅ、上も下もす〜す〜するよぉ」

島風「最近暑いし涼しくていいでしょ?」

あかり「はずかしくて逆に暑くなってくるよぉ」

島風「そんなんじゃお外行けないよ」

あかり「ええっ!? お外に出るの!?」

島風「出るよ。せっかく服着替えたのに、引きこもっててもしょうがないじゃん」

あかり「い、いや、これでお外に出るのはちょっと……」

島風「ちょっとなに〜?」

あかり「そのぉ……」

島風「お姉ちゃん、私とお外行きたくないんだ。せっかくお姉ちゃんとペアルックになって、お外歩きたかったのに」

あかり「うっ、い、行きたくないわけじゃないよぉ! いいよ、行こう島風ちゃん!」

島風「やったぁ! 行こ行こ〜!」
506 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/19(木) 23:13:29.25 ID:gWvYQ1G7o
あかり「だ、誰もいない?」

島風「いないよ〜」

あかり「よ、よぉし、じゃあ行くよぉ」

島風「さっきの威勢はどうしたのお姉ちゃん?」

あかり「だ、だってぇ」

島風「それ間接的に私のいつもの格好がはずかしいって言ってるのと同じだよ?」

あかり「うぅ、そうなっちゃうけどぉ」

島風「ほらっ、ちゃんと胸張って歩いて! 私とペアルックなんだから! 1人で変な格好してるわけじゃないでしょ?」

あかり「そ、そうだね。島風ちゃんと一緒だもんね!」

島風「もぉ〜私の方がお姉ちゃんみたいになっちゃってるじゃない!」

あかり「お、お姉ちゃんだって時々は妹に教えられることもあるんだよぉ!」

島風「そうなんだ。へぇ、姉妹ってそういうこともあるんだね」

あかり(あかりはあんまりお姉ちゃんに何か教えた記憶がないけど)
507 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/19(木) 23:26:02.09 ID:gWvYQ1G7o
あかり「前に千代田さん達と、肌を堂々と出せるのは自信を持ってる証だって話をしたんだよぉ」

島風「ん? 理屈がわからない」

あかり「肌を見せて堂々としてられるのは、それだけ自分の体に自信があるってことなんだろうって」

島風「自信ね〜」

あかり「島風ちゃんも自信満々なんだね」

島風「だって私は早いもん。自信とか感じるまでもなく、それが事実だし」

あかり「自信がないとそういうこと言えないよぉ」

島風「ん〜お姉ちゃんだってもっと自信持って、みんなに見せてもいいと思うよ」

あかり「肌を?」

島風「だって、すごく綺麗だし。どこもつるつるだよ。この腋だって、ほら」

あかり「んはっ! わ、腋こちょこちょはやめてよぉ」

島風「つるつるしてるから、いつまででも触ってたいの! こんなに腋出してるのが悪いんだよ!」

あかり「いや出してるの島風ちゃんが……あははっ、ひゃっ、し、島風ちゃ、くすぐったいっ……!」
508 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/19(木) 23:53:42.40 ID:gWvYQ1G7o
あかり「はぁはぁ……胸に続いてわきもむずむずしだしたよぉ」

島風「つるつるだから気持ちよかったよぉ。それだけ綺麗なんだからね、むしろ見せてやろうってなった方がいいよ」

あかり「それはなれないよぉ」

島風「どうして?」

あかり「だって、他に綺麗な人いっぱいいるから。大和さんとか愛宕さんとか、結衣ちゃんや向日葵ちゃんだって……」

島風「他に綺麗な人がいたら、お姉ちゃんが綺麗じゃなくなるの?」

あかり「いや、それは……」

島風「他に綺麗な人がいたって、お姉ちゃんは綺麗だよ! 私にとっては誰にも負けない、1番綺麗な人だって思ってるよ!」

島風「その1番だって思ってる人が、自信なさそうにしてたらなんか悔しくなる! もっと堂々としていいのにって思っちゃうの!」

あかり「島風ちゃん、そんなふうに思ってくれてたんだ」

島風「思うよ! だって、お姉ちゃんだもん! 島風のたった1人の大切な、自慢のお姉ちゃんだもん!」

あかり「そうだよね。お姉ちゃんが綺麗だとか言われたら嬉しいもんね。自慢したいよね」

島風「だからもっと自信持とうよ、ね?」

あかり「他人と比べたって意味ないもんね」

島風「そうそう。他人と比べてどうとかどうでもいいんだよ。自分がどう思うかが大事!」

あかり「また教えられちゃったね」

島風「えへへ〜たまにはお姉ちゃんもいいかもしれないって思えてきた!」

あかり「ダメだよぉ、あかりがお姉ちゃんなんだから!」

島風「はいは〜い」
509 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/20(金) 00:11:04.85 ID:yjXLH2bpo
島風「やっとお外に出られた!」

あかり「なんとか誰にも見つからずに出られたよぉ」

島風「別にもう見られてもいいでしょ?」

あかり「ま、まだちょっとはずかしいけど、帰りは隠れないで行くよぉ」

島風「その意気だよお姉ちゃん! 自信を持てるように、普段からペアルックでいよう!」

あかり「それはやめておくよぉ」

島風「ええ〜! みんなペアルックなのに〜私も私も〜あっ、そうだ」

あかり「何か思いついたの?」

島風「またかけっこで勝った方の服に合わせることにする〜! それじゃよ〜いどん!」

あかり「ちょっ、いきなり!? 待ってよ島風ちゃん!」

島風「えへへ〜おっそいおっそ〜い!」

あかり(いつもより風を感じるよぉ。なんだかちょっと気持ちいい?)

あかり(あかり、立派な提督だ〜とか大人だ〜とか、上を見すぎてたのかもしれないよぉ)

あかり(ちゃんと前を向いて、今の自分を受け入れてから進んでいけば、その先できっと、上の方にも行けるよね)

あかり(ありがとう島風ちゃん。島風ちゃんはあかりの大切で自慢の妹だよぉ)

あかり「でも普段着がこれはいやだから絶対負けないからね!」
510 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/20(金) 00:12:23.80 ID:yjXLH2bpo
今回はここまでです

その後島風の服を着たまま走り回ってるところや部屋に戻っている途中で他の艦娘に見つかってなんやかんやあったかもしれませんが
それはまた別の話というか例によって想像にお任せします
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 00:30:48.17 ID:t7peXwcWo
乙です
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 00:31:57.19 ID:eaWh8+SOo
乙 なんか新しい世界に目覚めかけてませんかねあかり提督
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 12:23:26.59 ID:YgGXfLMN0
間違いなく猫妖精に隠し撮りされた写真が売られてるんだよなあ
514 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/20(金) 22:40:38.75 ID:yjXLH2bpo
開始します
515 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/20(金) 22:46:59.95 ID:yjXLH2bpo
戦艦棲姫「遅かったけど何してたの?」

あかり「島風ちゃんとかけっこですよぉ」

戦艦棲姫「そう、夜でも元気だねあかりちゃんは」

あかり「元気が取り得ですから!」

戦艦棲姫「そういう売りだったんだ」

あかり「ダイソンさんは落ち着いてますよね」

戦艦棲姫「あれが元気だから」

あかり「あれ?」

戦艦棲姫「マイ、ミー、ラブ……」

あかり「本当は覚えてるでしょ?」

戦艦棲姫「とにかく、アイが元気だから私は落ち着いておかないとね」

あかり「なんだか京子ちゃんと結衣ちゃんみたいですね」

戦艦棲姫「ラム子先生に似てるって言われてあいつも思い残すことないだろう」

あかり「アイさんをどうする気ですか!?」

戦艦棲姫「別にどうも。今日はこれでもう終わり? 秘書艦連絡があるだけ?」

あかり「はい。あとはごほうびと連絡だけですよぉ。ごほうび、何がいいですか?」

↓2 

1 頭をなでてあげる
2 明日1回交流する
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 22:58:26.26 ID:I9rjuFM4O
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 22:58:34.64 ID:8HLPa6qnO
3
518 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/20(金) 23:04:11.20 ID:yjXLH2bpo
戦艦棲姫「マッサージ」

あかり「即答ですね」

戦艦棲姫「1度されてみたかった。大体マッサージされたあとはみんな幸せそうだったから」

あかり「京子ちゃんがそう描いただけという可能性もありますよぉ?」

戦艦棲姫「そうなの?」

あかり「試してみますか?」

戦艦棲姫「今日のあかりちゃんは少し強気」

あかり「島風ちゃんに自信を持てって言われたばっかりですから」

戦艦棲姫「その自信に実力が伴っているか、確かめてみる」

あかり「望むところですよぉ! それじゃあ、お布団敷きますからね」
519 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/20(金) 23:28:10.68 ID:yjXLH2bpo
あかり「ダイソンさんは髪が長いですね」

戦艦棲姫「洗うときに面倒」

あかり「確かに自分で洗うのはめんどくさそうです」

戦艦棲姫「いつもアイに洗わせてたから、髪の毛洗うのも得意だよアイ」

あかり「何でも得意ですねアイさん」

戦艦棲姫「アイのことはいいから、マッサージ」

あかり「アイさんのこと話し出したのはダイソンさんですよぉ。それじゃ髪を退けますね。ダイソンさんの服、結構体のライン出てますね」

戦艦棲姫「そうかな、ひゃっ……!」

あかり「あっ、くすぐったかったですか?」

戦艦棲姫「背中のとこなぞられたら、くすぐったい」

あかり「ラインが出てたのでつい。ここからはちゃんとマッサージして行きますよぉ」

戦艦棲姫「お願い」

あかり「よいしょっと……」グイグイ

戦艦棲姫「んふっ……」

あかり「この辺気持ちいいですか?」

戦艦棲姫「なんで、わかるの?」

あかり「なんとなくわかるんですよぉ。気持ちいいんですね、続けますよぉ」

戦艦棲姫「まっ、あっ……!」

戦艦棲姫(漫画で見てきてイメージトレーニングはできていたはずだった。真似してみたこともあったし)

戦艦棲姫(だけど全然違う……これは、こんなの)

あかり「えいっえいっ」

戦艦棲姫「んんっ……! んっ……! はぁっ……ん」

戦艦棲姫(きっと私も漫画と同じ、陶酔した、恍惚とした表情になってるんだろう……)

戦艦棲姫(漫画で読んでドキドキしていた私なんかよりもずっと、ドキドキ、してる……)
520 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/20(金) 23:35:42.89 ID:yjXLH2bpo
戦艦棲姫「あぁっ……」

あかり「自信に実力伴ってましたか?」

戦艦棲姫「むしろ、謙虚すぎるくらいに……」

あかり「えへへ、これでも今までたくさんの人にしてきてますから!」

戦艦棲姫「さすがの実力……」

あかり「ふっふっふ〜元気だけが取り得ではないんですよぉ」

戦艦棲姫「はぁ、いいごほうびだった」

あかり「満足してもらえましたか?」

戦艦棲姫「うん、満足」

あかり「よかったですよぉ!」

戦艦棲姫「ふふっ、それじゃあごほうびも終わったし、私も最後の仕事をするよ」

あかり「秘書艦ですね。明日は――」


↓2 明日の秘書艦(>>382-383の☆のついている艦娘以外)
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 23:40:29.65 ID:OMG/PXf0O
青葉
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 23:40:35.57 ID:RV718LsJO
伊良湖
523 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/20(金) 23:51:07.59 ID:yjXLH2bpo
あかり「伊良湖さんにお願いします」

戦艦棲姫「伊良湖。わかった、伝えておく」

あかり「お願いします。おやすみなさい、ダイソンさん」

戦艦棲姫「おやすみ、あかりちゃん」

戦艦棲姫「……漫画で読むのと実際受けるのとでは全然違う。当たり前だけど」

戦艦棲姫「私のあんな顔も漫画化されちゃうのかな……」

戦艦棲姫「読み返したとき記憶が蘇るのはいいかもしれないけど……ううん……」



あかり「ダイソンさん、どこかで聞いたことある気がするよぉ。なんだったっけ、CM?」

あかり「まあとにかく、これからはダイソンさんってちゃんと呼んであげるようにするよぉ!」

あかり「さてと、これからどうしようかなぁ」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>382-383の瑞鳳、鳳翔、如月、○のついている艦娘以外)
3 散歩
4 執務
5 バー
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 23:54:49.13 ID:86yA8Uvfo
5
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 23:55:57.11 ID:5wdGGZB7O
5
526 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/21(土) 00:07:59.35 ID:nDNLsYAxo
あかり「せっかく鳳翔さんにあんなお話したんだし、バーを開こうかな」

妖精(猫吊るし)「まったく、鳳翔さんがいると色々と立ち回りづらくなるじゃないですか」

あかり「当然のごとく話に入ってきて、当然のごとく鳳翔さんになに話したか知ってるんだね」

妖精(猫吊るし)「今回は盗聴してませんよ。鳳翔さんから食材の仕入れを頼まれたときに知っただけですから」

あかり「今回は、なんだね」

妖精(猫吊るし)「今回はです。どうにも鳳翔さんとは私好みの展開になりそうな雰囲気がないので」

あかり「み、みんながみんな、そういう関係になりたいって思ってるわけじゃないし……」

妖精(猫吊るし)「それを思わせるのが私の役目ですね」

あかり「違うから!」

妖精(猫吊るし)「さてと、島風さんの服もどことなくうさぎっぽいですけど、いかがですか?」

あかり「それリボンだけだよね! ていうか、本当にどこまで知ってるの!? ちょっと怖いよ!」

妖精(猫吊るし)「ふっふっふ、この鎮守府の整備をしてるのは誰だと思ってるんですか」

あかり「あかりより鎮守府の主っぽいよぉ」

妖精(猫吊るし)「補佐をするためには、相手以上の知識が必要ですからね。さてと、では鳳翔さんをお呼びして、お客様をお迎えしますか」

↓2 来た客(>>382-383の瑞鳳、鳳翔、如月、○のついている艦娘以外の中から3人まで)
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/21(土) 00:10:42.92 ID:m7j9XX+BO
間宮
伊良湖
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/21(土) 00:10:48.54 ID:VfXCOQf8O
駆逐棲姫、春雨
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/21(土) 00:11:24.49 ID:wyZW1LfDO
瑞加賀
530 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/21(土) 00:16:13.93 ID:nDNLsYAxo
今回はここまでです
次はバーを開くところからはじめます

1人くらい保護者ポジがいてもいいかなとは思いますけど
保護者ポジから段々に……っていうのもいいなと思って迷い中です
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/21(土) 00:40:27.17 ID:FD3VYt9no
大和がそんな感じだったからなぁ
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/21(土) 08:22:09.21 ID:aNoP2+ceo
乙です
533 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/22(日) 22:34:32.43 ID:oqJYGYGzo
どうも最近休む前に事前に書けないことが多くてすいません
今回の終わりに小ネタ募集します

開始します
534 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/22(日) 22:39:01.82 ID:oqJYGYGzo
鳳翔「胸のところ、まだ直ってないんですね」

妖精(猫吊るし)「そんな数時間で直せるわけないじゃないですか」

鳳翔「数時間で施設1つ作り上げられる技術がありながら白々しいですよ」

あかり「まあまあ、あかりが気をつけていればいいことですし」

春雨「こんばんは、司令官。あっ、鳳翔さんもいらっしゃってたんですね」

駆逐棲姫「こんばんは」

あかり「あっ、春雨ちゃんとわるさめちゃん。いらっしゃい」

鳳翔「いらっしゃいませ。私はお客ではなく店員側ですよ」

春雨「そうなんですか?」

あかり「あかりがあんまりバーを開けないから、みんなで飲める小料理屋さんを開いてもらおうと思って」

鳳翔「ついでにバーが開いているときは、そのお手伝いをしようかと」

駆逐棲姫「それはお疲れ様です」

鳳翔「いいえ、時間を持て余していたところでしたので」
535 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/22(日) 22:48:16.86 ID:oqJYGYGzo
春雨「鳳翔さんのお料理は和食が多いですが、どれも素朴ながら味わい深いものばかりですよね」

鳳翔「まあ、ではその褒めてくださった料理を食べながら、楽しく飲んでくださいね」

妖精(猫吊るし)「やってくれるように頼まれたのはついさっきのことなので、メニューはまだありません」

駆逐棲姫「おまかせというやつか」

鳳翔「すいませんね」

春雨「いえ、いつも料理当番のときはおまかせで作ってもらってますし、変わりませんよ」

駆逐棲姫「お金払ってるわけではないですしね」

妖精(猫吊るし)「そうですよぉ。ただでこんな豪華に飲み食いできるなんて、幸運なんですから」

あかり「お酒とかお料理のお金も軍に請求してるの?」

妖精(猫吊るし)「当たり前です! 士気向上のために必要といえば経費で落ちます!」

鳳翔「もはや向上させる意味もありませんが」

春雨「こういうとき、戦後から参加した私達は少し居心地が悪くなってしまいます」

鳳翔「そこはここにいられる幸運に感謝すればいいんですよ。いつ来ようが、私達の大切な仲間に変わりありません」

駆逐棲姫「そう言ってもらえると、気持ちが楽になります」
536 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/22(日) 23:02:53.76 ID:oqJYGYGzo
鳳翔「はい、ほうれん草のおひたしです」

春雨「わぁ〜、いただきます!」

駆逐棲姫「いただきます」

あかり「すごくおいしそう……」

鳳翔「あとで提督にもお出ししますよ。この時間に食べたことによる体重の方は、保障しませんけどね」

あかり「うっ、それがあるから辛いですよぉ。むぅ〜、みんなお酒飲めるし太らないしでやっぱりずるいです」

鳳翔「ある意味奇妙な光景でもありますけどね。まだ提督と同い年ほどの女の子が、おひたしを肴に一杯だなんて」

春雨「はっ……! あ、あの、司令官、お、おじさんくさいとか思っちゃいます?」

あかり「何が?」

春雨「お酒飲みに来るなんて、なんかこう、仕事帰りの中年の方みたいな、加齢臭が漂うなあれな感じがしたりしてるんじゃないかと」

あかり「そんなことないよぉ。大人っぽくていいなぁって思ってるだけ」

春雨「そ、そうですか。よかったです、安心してお酒飲めます」

駆逐棲姫「私はジュースの方が好きかも」

あかり「わるさめちゃんお酒苦手?」

駆逐棲姫「飲めなくはないけど、無理して飲みたいとは思わないかも」

春雨「またそうやって清純派アピールする!」

駆逐棲姫「いやそんなことしてるつもりはないけど」

妖精(猫吊るし)「清純派云々は置いといて、お酒だめだって人はいますよ。でもビールだけ飲んでだめだって判断するのは尚早ですね」

鳳翔「日本酒ならいける口かもしれません。さっ、こちらを一献」

駆逐棲姫「あっ、ありがとうございます」

春雨「お酒飲めたら大人っぽくてカッコいいんですよね! いくらでも飲めちゃいますから!」

あかり「あわわ、一気飲みは危ないよぉ春雨ちゃん!」
537 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/22(日) 23:09:02.14 ID:oqJYGYGzo
春雨「うぐぐ……」

あかり「大丈夫? 春雨ちゃん」

駆逐棲姫「……」

鳳翔「わるさめさん大丈夫ですか?」

妖精(猫吊るし)「ちゃんぽんで酔いやすいは迷信だったはずですが……」

あかり「わるさめちゃんも酔っ払ってない?」

↓1 春雨 ↓2 駆逐棲姫 コンマ30以上で酔っ払う
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:15:53.65 ID:12Wdqz5WO
ほい
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:16:20.51 ID:GU5hMN4GO
540 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/22(日) 23:25:36.35 ID:oqJYGYGzo
春雨「大丈夫れすよ、司令官……私にかかれば、ビールなんてジュースみたいなもんですかりゃ」

あかり「微妙に呂律回ってないよ春雨ちゃん」

駆逐棲姫「口の中が、色んな味が混ざって、あははは……」

鳳翔「吐くような悪酔いではなさそうですね」

妖精(猫吊るし)「はてさて、春雨達は酔うとどうなるんでしょうね」

↓2 春雨の酔い方

1 キス魔になる
2 脱ぐ
3 あかりに擦り寄ってくる
4 その他自由に
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:27:10.27 ID:cgCzFXfhO
2
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:27:14.44 ID:rckZZBoZO
1
543 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/22(日) 23:43:41.42 ID:oqJYGYGzo
春雨「ぬぅ……」ガクッ

あかり「春雨ちゃん寝るならお布団敷くよぉ」

春雨「寝ませんよ〜まだ寝ません〜……」

あかり「でもなんかもう眠っちゃいそうな感じだよぉ」

春雨「まだ寝たくないです〜いい気持ちなのに〜起こしてくださ〜い」

あかり「起こしてって言われてもねぇ」

春雨「女の子起こすって言ったら〜1つしか方法ないじゃないですかぁ」

あかり「それってなに?」

春雨「もぉ〜決まってるじゃないですか〜き〜すで〜す!」グイッ

あかり「わっ、ちょっ、春雨ちゃん!?」

春雨「避けないでくださいよ〜眠っちゃいますよぉ?」

あかり「やっ、だってね」

春雨「んんうぅ〜! キスしたい〜司令官とキスしたいの〜!」

あかり「ええっ、そ、そう言われても、その、お酒飲んでる人としたら、ちょっとあれなんじゃ」

春雨「もう全部飲んじゃいましたからいいんです〜! 口の中なめても問題ないですよぉ」

春雨「そんなに心配なら〜私が司令官の方に、入れます〜」ペロッ

あかり「は、春雨ちゃん!?」

春雨「ん〜司令官〜熱いキスで目覚めさせて〜」
544 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/22(日) 23:53:19.90 ID:oqJYGYGzo
鳳翔「はいそこまでです」ガシッ

春雨「あがっ! んあぁっ、鳳翔さん! 離してください〜!」

鳳翔「だめです。春雨さんともあろう人が何やってるんですか」

春雨「しれいかんとキスですよ〜眠気覚ましです〜このままじゃ寝ちゃうんです〜!」

鳳翔「もう寝た方がよろしいかと」

春雨「やだやだ〜まだ起きてる〜!」

鳳翔「なら熱いキスではなく、冷や水を飲んで目を覚ましてください」

春雨「あぼぼ、ほ、ほうしょ、さん、溺れる……!」

あかり「はぁ、お酒飲むとやたらとあかりに絡んでくる人が多い気がするよぉ」

駆逐棲姫「はぁ……」

あかり「あっ、わるさめちゃんも酔ってる? 平気?」

↓2 駆逐棲姫の酔い方

1 キス魔になる
2 にゃ〜にゃ〜言い出す
3 イ級がいかに可愛いか語りだす
4 その他自由に
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:54:13.82 ID:Ne0idyQuO
2
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:54:18.77 ID:20G+TrlaO
547 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 00:10:40.16 ID:7+H6MMWJo
駆逐棲姫「平気。それよりもあかり、聞いて」

あかり「何々?」

駆逐棲姫「イ級のこと」

あかり「イ級ちゃんの?」

駆逐棲姫「そう。イ級が最近可愛い。いや前からだけど、一層可愛くなった」

あかり「イ級ちゃんね、可愛いよね結構」

駆逐棲姫「結構じゃない。すごく可愛い!」

あかり「わ、わるさめちゃん?」

駆逐棲姫「あいつ、最近慣れてきてオスカーを乗せてお昼寝してるときがある」

駆逐棲姫「2人で丸くなって寝てる姿なんか、近づいて起こしてしまうのが怖くて近づけないくらい可愛いの」

駆逐棲姫「それにたまに壁にぶつかったりすることもあるんだけど、手がないからぶつかったところさすったりできないでしょ?」

駆逐棲姫「それをなでてあげると、頭を擦り付けてくるの。装甲だからちょっと堅いけど、じゃれてきてるみたいで可愛い」

あかり「へ、へぇ、そうなんだ」

駆逐棲姫「あかりも知ってると思うけど、たまに海に連れて行ってるんだけど、すごくはしゃいでくれて」

駆逐棲姫「元気に泳ぎ回ったり、ただ波に揺られてたり、そんな姿を見てると、私も喜ばしい気持ちになる」

あかり「わるさめちゃんはイ級ちゃんのこと大好きなんだね」

駆逐棲姫「そう、大好き。可愛い、私の妹分だよ。他には、こんなこともあって」

あかり(な、なんか長くなりそうだよぉ)
548 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 00:17:46.66 ID:7+H6MMWJo
春雨「しれ〜か〜ん! しれ〜!」バタバタ

鳳翔「春雨さん落ち着いてください」

あかり「あぁ、春雨ちゃんのことどうにかしないと」

駆逐棲姫「どこに行くのあかり。まだ話終わってない」ガシッ

あかり「いや、春雨ちゃんのこと止めないと」

駆逐棲姫「それより私の話聞いて。あのね、イ級がご飯食べてるときなんだけど」

春雨「今更はずかしがらないでくださいよ〜あの日何回したと思ってるんですか〜!」

鳳翔「あの日?」

あかり「わぁ〜! なんでもないです!」

春雨「なんでもなくな〜い! 私今でもたまにあの日のこと思い出して……」

駆逐棲姫「あかり! イ級の話まだ続きが!」

あかり「ちょ、ちょっと待って〜!」

鳳翔「これは、思っていたより辛い仕事になりそうですね……」

妖精(猫吊るし)「ええ、だから無理に毎日なんてしてたら体壊しますので、無理しないようにしてください」

妖精(猫吊るし)(ストッパーがいない方が、私にとっては好都合ですからね)
549 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 00:29:59.63 ID:7+H6MMWJo
今回はここまでです

映画見に行ったら売店に艦これの前売り券売り切れって紙が貼ってあって
もう前売り券売るような時期なんだなって思いました
見に行けたら見に行きたいですけど初日は絶対人多すぎて無理ですよね

↓1〜2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもちょいエロでもいいです
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/23(月) 00:30:10.99 ID:5nV5lHALO
朝潮ちゃんの発情期
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/23(月) 00:30:17.13 ID:m9YgNWhxO
イ級とお散歩
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/23(月) 00:33:49.07 ID:dsNAclvNO
乙です
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/23(月) 00:59:25.42 ID:2PBF6uV2o
乙です
554 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 22:39:11.33 ID:7+H6MMWJo
開始します
555 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 22:39:49.18 ID:7+H6MMWJo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
間宮☆  霧島    若葉☆  
Bep   天龍    戦艦棲姫☆
長門   如月☆  伊168☆
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    離島棲鬼☆
雲龍   葛城☆  
556 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 22:40:28.41 ID:7+H6MMWJo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
名取☆ 卯月☆  ○春雨☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   島風    ○駆逐棲姫☆
山城☆ ○舞風☆ ○五月雨☆
筑摩
557 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 22:48:34.06 ID:7+H6MMWJo
あかり「おはようございます、伊良湖さん」

伊良湖「おはよう、あかり。ちょっとお酒臭いよ?」

あかり「あかりは飲んでませんからね?」

伊良湖「それは分かってるけど、匂い付いちゃうのはあんまりよくないね」

あかり「大人っぽい匂いですよぉ」

伊良湖「お酒臭いのは大人っぽいじゃなくて、中年くさいって言うの。これで高級ワインの匂いとかならまだしも、ビールのだし」

あかり「匂いでわかるんですか?」

伊良湖「わかるよ。料理人ですから」

あかり「料理人?」

伊良湖「お菓子だってお料理じゃない! それにお菓子以外の料理も作るよ!」

あかり「わ、わかってますよぉ」

伊良湖「お菓子にもお酒を使うことがあるからね。チョコレートに入ってるの、知ってるでしょ?」

あかり「ええ、まあ、あんまりいい思い出はないですけど」

伊良湖「あれならあかりでも食べられるし作ってあげよっか? 大人になりたいあかりにちょうどいいでしょ?」

伊良湖(お酒じゃなくて高速修復材を使えば、傾向摂取すれば人間にもきくらしいし……)

あかり「あっ、あかりは普通のチョコがいいです」

伊良湖「ええっ! なんで?」

あかり「そうやって無理に大人ぶろうとすると、逆に子供っぽく見えるんです!」

伊良湖「うぬっ……一理あるわ。くっ、別の方法を考えないと」

あかり「方法って?」

伊良湖「ああこっちの話よこっちの話」
558 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 22:56:24.68 ID:7+H6MMWJo
伊良湖「最近は結構みんなのところにお出かけしてるみたいね」

あかり「久しぶりにみんなと会いたいですから!」

伊良湖「そうねぇ、あかりがこっちに来たときから数えて、戦中と戦後がそろそろ後者の方が長くなりそうな感じだし」

あかり「ええっ、まだそんなに経ってませんよぉ」

伊良湖「そう? なんかもうあと2,3ヶ月でそれくらいになりそうな気がするんだけど」

あかり「ん〜言われてみればそんな気もするような……」

伊良湖「時間が経つのは早いね」

あかり「きっと楽しい時間だからですよぉ」

伊良湖「うん、すごく楽しいからだよねきっと」

あかり「これからもっともっと早くなりますよぉ」

伊良湖「あんまり早すぎても困るけどね。あかりとの時間はゆっくりでいいわ」

あかり「楽しくてもゆっくり感じれればいいんですけどね」

伊良湖「ふふっ、たま〜にそういうときもあるよ。さてと、それじゃあ今日はなにからはじめるの?」

↓2

1 艦娘との交流(>>555-556の○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/23(月) 22:56:45.46 ID:Q80FmZqro
1 陽炎
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/23(月) 22:57:27.46 ID:+zwFJMD/o
1 長門
561 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 23:11:43.71 ID:7+H6MMWJo
長門「……」

あかり「長門さん、寝てる?」

長門「いや、起きてる」

あかり「座ったまま目を瞑ってたから寝てるのかと思いましたよぉ」

長門「すがすがしい朝だと思ってな。日の光を浴びながら思索に耽るのもいいものだ」

あかり「何を考えてたんですか?」

長門「日本はどう戦うべきだったのか、とか。どうにも益体のないことだよ」

長門「酒匂から聞いたよ私達の最期。最近夢に見るあのまぶしい光がなんなのか」

長門「どうすればそんな結末から逃れられたのか。今更考えても仕方のないことだが、な」

あかり「……」

長門「どうした提督?」

あかり「どう戦うべきだったのか……紺碧の……うっ、頭が……」

長門「おい、大丈夫か?」

あかり「だ、大丈夫です。なんだかわからないですけど、あかりにも変な記憶があるみたいです」

長門「お前は一体……いや、それはともかく、こんな鬱々したことを考えていては、せっかくのすがすがしい気分が台無しだな」

長門「よし、何かして遊ぼう。何をしようか?」

↓2

1 長門に甘えさせる
2 那珂と声が似てるという話
3 改造した証をどうするかという話
4 その他自由に
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/23(月) 23:12:08.54 ID:oJkYd+JLO
1
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/23(月) 23:12:19.67 ID:wi5aIZX/O
2
564 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 23:19:49.90 ID:7+H6MMWJo
あかり「そういえば長門さんって、那珂ちゃんと声似てますよね」

長門「はぁ?」

あかり「那珂ちゃんとですよぉ。神通さんと川内さんとも似てますけど」

長門「そうか? 私は別段似てると思ったことはないが」

あかり「自分の声って自分が思ってるのと全然違ったりしますから」

長門「そういうものなのか?」

あかり「あかりも自分の声を録音して聞いてみると、全然違ってて驚きますよぉ」

長門「そうか、私が那珂の声にな……」

あかり「長門さんはちょっと低めですけど、高い声出したらきっとそっくりですよぉ」

長門「なら高い声を出さなければいいな」

あかり「那珂ちゃんと似てるのいやなんですか?」

長門「私はあんな、その、愛らしく振舞うのは苦手だ」
565 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 23:26:17.37 ID:7+H6MMWJo
あかり「別に那珂ちゃんの真似をしてほしいって言ってるわけじゃないですよぉ。声が似てるなぁって思っただけです」

長門「そ、そうか、それならいいんだ」

あかり「……」

長門「な、なんだ?」

あかり「そう言われたら真似してみたくなりません?」

長門「な、ならん!」

あかり「なりましょうよぉ」

長門「なりましょうよってなんだ! 真似しろって言ってないんじゃなかったのか!」

あかり「でもしてくれたら嬉しいなぁって思ってます」

長門「それはしてくれって言ってるようなものだろう!」
566 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/23(月) 23:51:25.51 ID:7+H6MMWJo
長門「なんで見たいんだ、そんなもの」

あかり「長門さん最近変な夢見て元気ないって酒匂さんが言ってましたから」

あかり「その夢がなんなのかも聞きましたし、でも抱え込んでたらいけないなと思って」

あかり「無理にでも明るく振舞ったら、少しは本当に元気になれるかなと思ったんですけど」

長門「……」

あかり「あぅ、余計なお世話でしたか?」

長門「いや、私のことを考えて言ってくれていたんだな。ありがとう」

あかり「いえ……」

長門「私達は今、あの日の先にいる。あの先がここだというなら、報われた方なんだろう」

長門「ちゃんと先は見てる。だけど、たまに振り返るくらいは許してくれ。そこに残してきたものは、私にとってすごく大きなものだから」

あかり「なら、あかりは長門さんがそっちに行ってしまわないように、手を握ってますよぉ」ギュッ

あかり「そっちに行きそうになったら、ちゃんと引っ張りますからね」

長門「あぁ、頼むよ提督」

長門(小さな手、引っ張るどころか私に引っ張られてしまうだろうに。何故だろう、もし本当にこの子に引っ張られるようなことがあれば、勝てる気がしない)

長門(そういうときに限っては強い子だと知っているからかな。ふしぎな子だよ、提督)
567 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/24(火) 00:00:09.94 ID:yjUzIifco
あかり「それはともかくとして、那珂ちゃんの真似しません?」

長門「真面目な話をしてたつもりだったんだが?」

あかり「だって見てみたいんですよぉ」

長門「あのな、しないったらしない!」

あかり「むぅ〜、似てるのに〜」

長門「似てたらしなきゃいけないこともないだろう」

あかり「そうですけどぉ。無理にさせてもしょうがないですし、それじゃああかりはこれで失礼しますよぉ」

長門「そうか、色々忙しいだろうが頑張れよ」

あかり「頑張りますよぉ」

長門「やれやれ……私と那珂の声が似てるだと、バカな、そんな……」

長門「……艦隊のアイドルぅ、ながちゃんでーす」

長門「いやないな。やっぱり似てない」

あかり「録音して聞いたらそっくりですから」

長門「わざわざ録音してまで……って、なんでまだいるんだ!?」

あかり「何でも何も、あかりまだ完全に部屋から出てなかったですし」

長門「気配は消えたはずだ!」

あかり「気配を消すのは得意なんですよぉ。えへへ、やっぱり自分でも気になってたんですね」

長門「ぐぬぉ、もぉ、知らん!」

あかり「拗ねないでくださいよぉ、可愛かったですよぉ」

長門「うるさい! もう、早くあっち行け!」

あかり「はぁ〜い」

長門(くっ、本当に、ふしぎな子だよ!)

あかり「ちょっと怒らせちゃったみたいだけど、元気になってくれてよかったよぉ。これからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>555-556の長門、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 00:04:32.27 ID:Ecs7S7oq0
1若葉
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 00:04:53.40 ID:zUSggNZfo
1飛龍
570 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/24(火) 00:09:22.85 ID:yjUzIifco
今回はここまです
次は飛龍と交流するところからはじめます

長門との交流は酒匂が割とシリアス目っぽかったのでそっちに行っても戻ってくるようにしようと思ってます
シリアスとエロだと書くスピードががくんと落ちるので
他のでも早いわけではありませんが
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 00:12:02.40 ID:zUSggNZfo
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 06:58:32.43 ID:c9Dyseeuo
乙です
573 :真真真・スレッドムーバー :移転
この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 18:28:30.93 ID:Q7KgHEAoo
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 20:45:20.78 ID:pL57jreQo
乙です
576 : ◆4qstViqmZoX3 [saga]:2016/05/24(火) 22:44:18.49 ID:FjSCnsojo
ここが新しいハウスね!
トリが思い出せないので変わってるかもしれませんが開始します
577 : ◆4qstViqmZoX3 [saga]:2016/05/24(火) 22:51:48.85 ID:FjSCnsojo
飛龍「にゃ〜」

オスカー「にゃ〜」

あかり「飛龍さんここにいたんですね」

飛龍「ん、あぁ、提督」

オスカー「にゃあ」

あかり「オスカーもおはよう」ナデナデ

飛龍「私を探してたんですか?」

あかり「はい、会いに行ったら部屋に居なかったので」

飛龍「なんか用事?」

あかり「いえ、ただ会いに行っただけですよぉ」

飛龍「そう、いつもの訪問なのね。まあ私も暇してたし付き合うよ。何しよう?」

↓2

1 蒼龍について
2 暇なときに何をしてるのかという話
3 あかりの世界に行ったらどうしたいかという話
4 その他自由に
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 22:55:15.73 ID:NGLMIHWao
1
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 22:55:24.92 ID:SeMrbMXCo
1
580 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/24(火) 23:02:46.28 ID:FjSCnsojo
あかり「ん〜なにしましょうか〜」

飛龍「あっ、何も決まってないなら1つ質問いい?」

あかり「はい、なんですか?」

飛龍「蒼龍のことなんだけど」

あかり「蒼龍さんですか?」

飛龍「そう、蒼龍はなん……いや、蒼龍のことどう思ってる?」

あかり「どう思ってるって、すごく頼りにしてますよぉ。最初にここに来てくれた空母さんで、ずっと戦ってきてくれましたから」

飛龍「それだけ?」

あかり「それ以外にも弓の引き方を教えてもらったり、一緒に森林浴行ったり、はみ出……って色々と一緒に過ごしてきて」

あかり「あかりにとって大切な人の1人です」

飛龍「そっか、結構大事に思ってくれてるんだね」
581 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/24(火) 23:10:09.13 ID:FjSCnsojo
飛龍「それがなんで、その、あんな……」

あかり「あんな?」

飛龍「犬とか、飼われたいみたいな、ことになってるのかっていうのが、気になって」

あかり「そ、それについてはあかりもよくわかりませんよぉ」

飛龍「その色々やったことに何かないの?」

あかり「何もないですよぉ。いつの間にか、なんかそんな感じになってて」

飛龍「蒼龍にもマッサージしたんだよね?」

あかり「何回かしましたよぉ」

飛龍(確かに提督のマッサージはこっちの弱いところを的確に刺激してきて、屈服して快感を受け入れたくなる)

飛龍(体を征服されてしまったかのような、得も言われぬ快楽をもたらすけれど、だからって飼われたいなんて……)

飛龍(どうなんだろ……何回かって言ってたよね? 私も何回も受けてたら、蒼龍と同じ気持ちになっちゃうのかな……?)
582 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/24(火) 23:25:57.95 ID:FjSCnsojo
あかり「マッサージが何か関係が?」

飛龍「い、いや、わかんないけど。ちょっと聞いてみた」

あかり「ん〜、そういえばきっかけはわかりませんけど、いつの頃からかちょっとわんわんっぽくなったような気がしますよぉ」

飛龍「きっかけがわからないの?」

あかり「はい。その前後の記憶がもう曖昧になっちゃってますけど、犬みたいにしてって急に言い出した記憶があります」

飛龍(マッサージを受けていくうちに、自然に形成されていったものではない? 何かきっかけがあるのかしら?)

飛龍(だったら私も安心して何回でもマッサージを……って違う!)

あかり「なんだったかなぁ〜う〜ん、その前の日にここでおっきな犬を飼う夢を見て、みんなも見たって言ってて驚いたような……」

飛龍「ま、まあなんにせよ、飼うとかなんかこう、重い感じのはやめようね?」

あかり「い、言われなくてもしませんよぉ!」

飛龍「重くなければちょっとくらい、や、やらしいことするのは、たぶん蒼龍喜ぶし、いいと思うけど」

あかり「えっ、や、それは……」

飛龍「私も……ちょっとくらい、なら」

オスカー「にゃ〜ん」シュッ

あかり「わっと、オスカーがまた脱走しましたよぉ」

飛龍「あ〜、危ないとこには行かないし、放っておけば帰ってくるわ」

あかり「オスカーは頭いいですからね」

飛龍「そうそう、頭いいから」

飛龍(オスカーのおかげで何とか誤魔化せた。何変なこと口走ってるの私)

飛龍(マッサージ1回でこんなにされるんだから、やっぱり何回もされるのは危険だわ……)

飛龍(その危険に飛び込みたくなってることも、含めてね)
583 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/24(火) 23:41:05.66 ID:FjSCnsojo
あかり「犬さんになったらみんなからちやほやしてもらえますよね」

伊良湖「なあに急に?」

あかり「犬さんになりたい理由って何かなって考えてたんですよぉ」

伊良湖「なりたいって考えるんじゃなくて、なりたい理由を考えるの?」

あかり「あかりがなりたいわけじゃないですから」

伊良湖「あかりは犬にならなくても、犬っぽいものね」

あかり「あかりそんなに犬っぽいですか? パジャマだけじゃなくて?」

伊良湖「パジャマだけじゃなくて。とっても従順なところとか、何でも一生懸命なところとか、犬っぽいと思うよ」

あかり「ん〜、それは他にもいると思いますよぉ」

伊良湖「他にもいるから犬っぽくないわけじゃないでしょ? みんな犬っぽいの。でも、私はあかりわんわんが1番好きだけどね!」ダキッ

あかり「んふふっ、ありがとうございます伊良湖さん」

伊良湖「私はこのままあかりと戯れててもいいけど、これからどうするの?」

↓2

1 艦娘との交流(>>555-556の長門、飛龍、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 23:41:50.74 ID:nXg6W7h30
1若葉
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 23:42:12.27 ID:kj4LSxGlO
1吹雪
586 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/25(水) 00:00:30.45 ID:4OKAA5tJo
吹雪「よいしょ、よいしょ」

あかり「吹雪ちゃん何してるの?」

吹雪「あぁ、司令官。見ての通り、窓を拭いてます」

あかり「それはわかるけど、どうして窓を拭いてるの?」

吹雪「少し汚れていたのが気になって。せっかくですし、全部綺麗にしてしまおうかなと思って」

あかり「汚れてた? 綺麗だけど」

吹雪「ええ。妖精達がやってくれてますので、ちょっとした拭き残しとかなければ改めて拭く必要ありませんね」

あかり「でもそれを見つけちゃったんだね」

吹雪「そうです。見つけてしまったからには取り除かないといけませんよね。今のところ最初とここしか見つけてませんけど」

あかり「妖精さん達が優秀なおかげだよぉ」

吹雪「密かに掃除を手伝っているって有名になれるかと思ったのに」

あかり「密かにやってたら意味ないし、そもそもそういうことを期待してすることじゃないよぉ」

吹雪「あぁ、邪念があるからこうなるんですね。浅はかでした」

あかり「焦らなくてもみんな吹雪ちゃんのこと見てるから。有名になろうとなんてする必要ないよぉ」

吹雪「み、見られてると思うのもはずかしいですけど。さ、それはさておき、お掃除は必要ないみたいですし、何をしましょう?」

↓2

1 改造について
2 最近影が薄くなくなって来ているという話
3 吹雪型で一緒に寝たときの話
4 吹雪型で一緒に遊ぶ
5 その他自由に
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/25(水) 00:01:33.80 ID:RT5MGnL8O
1
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/25(水) 00:01:38.62 ID:v/x16djqO
2
589 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/25(水) 00:04:13.11 ID:4OKAA5tJo
今回はここまでです
次は吹雪と最近影が薄くなくなってきているという話をするところからはじめます

島流しされたことにより大義名分は得ましたがそっち系の分量は今までと変わらないと思います
でもたぶん段々増えていきそうな気がします
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/25(水) 00:29:15.16 ID:V7bIa7m+o
乙です
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/25(水) 07:02:31.09 ID:09AtTtWHo
乙です
そっち系をどんどん増量してもいいのですぞ
592 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/25(水) 22:40:44.14 ID:4OKAA5tJo
開始します
593 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/25(水) 22:48:44.51 ID:4OKAA5tJo
あかり「みんなから見られてるの感じない?」

吹雪「その話まだ続けるんですか? う〜ん、確かに最近ちょっとは影が濃くなって来た気がしますよ」

あかり「例えばどういうときにそう思う?」

吹雪「例えば、そう、この前白雪ちゃんになんだかちょっと社交的になったねって言われました」

あかり「前は社交的じゃなかったのかな?」

吹雪「そんなつもりないですけど、そもそも社交できなかったですし」

あかり「白雪ちゃんも結構気にしてたんだよ? 吹雪ちゃんが影薄いの気にしてるから、キャラをつければいいんじゃないかとか話してて」

吹雪「あはは、本人からも聞きましたよ。色々考えたけど、既にいるから力になれそうにないって」

あかり「あかりは無理に作る必要ないと思うけどね」

吹雪「以前の私ならそうしてたかもしれませんが、今は違いますよ。自分から進んで行動すれば、キャラがなくても大丈夫なんです!」

あかり「うんうん、あかりもそう思うよぉ。提督として自分で決めて行動してたら、影濃くなったもん」

吹雪「能動的に動くというのは大事だとわかりました。これからは攻めの姿勢で行きますよ」

あかり「あかりも攻めで行ってみようかな」

吹雪「司令官は受けの姿勢でいるのが似合ってる気がしますけどね」

あかり「ええっ、そうかなぁ?」
594 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/25(水) 22:58:02.39 ID:4OKAA5tJo
吹雪「駆逐艦棟の掃除をしてたら、妖精達にいつもありがとうございますってお礼言われたりもしましたよ」

あかり「吹雪ちゃんそこもお掃除してるんだ」

吹雪「まあ今まではちょっとさっきの下心がありましたけど、これからは気持ちを入れ替えて掃除させていただきます」

あかり「さっきはああ言ったけど、どんな理由であれみんなで使うところ掃除するのは褒められることだよぉ。偉いよぉ」

吹雪「ほ、褒められたら、また今度は褒められたいっていう下心が出ちゃいますよ!」

あかり「やっぱりちょっと出てきちゃうのは仕方ないのかもね」

吹雪「そうですよ。嬉しいという感情を知っていますので、それを求めてしまうのはしょうがないことなんです」

あかり「何か有った方がやる気出るもんね」

吹雪「はい、何かくださるんですか?」

あかり「大したことはできないけど、頭なでてあげるよぉ」ナデナデ

吹雪「えへへ、励みになります」
595 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/25(水) 23:04:07.71 ID:4OKAA5tJo
吹雪「他の駆逐艦の子達からもお礼を言われたりしますし、司令官の言うとおり結構見てもらえていますね」

あかり「それだけ吹雪ちゃんが頑張ってるってことだね」

吹雪「それは嬉しいんですが、あれが使えなくなるのはちょっと寂しいような気もします」

あかり「あれ?」

吹雪「フッブキ〜ンです」

あかり「あれ? 吹雪ちゃんが消えた! どこ行ったの?」

吹雪「まだ全然使える!? これ存在感がないから使えるんじゃないの!?」

あかり「吹雪ちゃ〜ん」

吹雪「ここにいますよ!」ンーキブッフ

あかり「あ、いた。もぉ〜急にいなくなったらだめだよぉ」

吹雪「いやいなくなってはいないんですが……」

吹雪(もはや何か1つの技能として私に備わってしまっている? 使えるなら、好都合だけどね)
596 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/25(水) 23:16:13.32 ID:4OKAA5tJo
あかり「ここに色んな人がいて中にはすごくキャラが濃い人もいるけど、だからって吹雪ちゃんが埋もれることはないんだよぉ」

あかり「吹雪ちゃんだってすごく可愛いからね」

吹雪「また、そうやってすぐ可愛いとか言うんですから。軟派な人だと思われちゃいますよ?」

あかり「でも本当のことだよぉ」

吹雪「褒められると、嬉しいですからいいんですけど」

あかり「無理に目立とうとしなくてもいいんだからね?」

吹雪「はい。でも私無理はしてませんよ。目立ちたいって思ってやってますから」

あかり「吹雪ちゃんは目立ちたgirlなんだね」

吹雪「目立ちたgirlですね!」

あかり「じゃあこれからもお掃除頑張ってね。見かけたらまたほめてあげるよぉ」

吹雪「じゃあ司令官の前で掃除するようにします!」

あかり「そういう露骨なのはなしだよぉ」

吹雪「なら、見えないとこ掃除して来ますよ〜! では!」

あかり「あぁ、行っちゃった。前に比べてすごく元気になったね吹雪ちゃん。その元気さがきっとみんなの目に付いているんだよぉ」

あかり「さてと、あかりはこれからどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>555-556の長門、飛龍、吹雪、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/25(水) 23:21:16.16 ID:q8EDyHdGO
1加賀
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/25(水) 23:21:21.14 ID:RAsIds1/O
1イムヤ
599 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/25(水) 23:34:47.46 ID:4OKAA5tJo
伊168「な、なるほど、こうやるのね」

あかり「イムヤちゃ〜ん」

伊168「わっ! 司令官! な、なに?」

あかり「遊ぼうと思って来たんだけど、何隠したの?」

伊168「な、なに言ってるの? 何も隠してないよ」

あかり「怪しいよぉ」

伊168「な、なんでもないってば! ほら、遊びましょ!」

あかり「さっき一瞬何か本を読んでた気がするけど」

伊168「もういいから! 早く早く!」

伊168(叢雲のときより気持ちいいことするとか言っちゃたから、そういう本読んで勉強してるなんて、言えるわけないよね)

あかり「ん〜気になるけど無理に追求しても仕方ないよね。それじゃ何しよっか」

↓2

1 大鯨について
2 他の潜水艦の艦娘について
3 改造する
4 その他自由に
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/25(水) 23:36:30.60 ID:it33Qd++O
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/25(水) 23:36:49.81 ID:R+1+2R0sO
602 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/25(水) 23:47:06.08 ID:4OKAA5tJo
あかり「そうだ、せっかくあめ食べたんだし改造しに行こうか」

伊168「あぁ、元々そのために食べたんだものね」

あかり「改造までするの忘れちゃってたよぉ」

伊168「それはあれ? イムヤの誘惑にドキドキしすぎたからとか?」

あかり「ち、違うよぉ!」

伊168「本当に〜? もしかして、あのときあのまましたかったんじゃないの〜?」

あかり「そ、そんなんじゃないよぉ!」

伊168「じゃあなんで顔赤くしてそっぽ向くのかな〜怪しいな〜」

あかり「さっきの仕返ししてるの? 怪しんだりしてごめんね」

伊168「いや仕返しとかどうでもいいんだけど、んふふ、さっき学んだテクニックで、司令官のこと改造しちゃおっかな〜」ワキワキ

あかり「い、イムヤちゃん! ん? さっき学んだ?」

伊168「あっ……という冗談は置いといて、さっさと工廠行きましょ!」

あかり「あぁっ、待ってよぉイムヤちゃん!」

伊168(危ない危ない、ボロが出るところだったわ)
603 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/25(水) 23:59:57.30 ID:4OKAA5tJo
妖精「……」バンザイ

あかり「あっ、改造終わったみたい」

伊168「終わったわよ司令官」

あかり「イムヤちゃん。改造してもあんまり変わらないタイプなんだね」

伊168「前にも言ったと思うけど、イムヤはゴーヤやイクと違って、潜水空母にもならないしね」

伊168「でもおかげで整備製は改造前とそんなに変わらないのよ!」

あかり「今は修理する機会がほとんどないけどね」

伊168「それは言わなくていいから」

あかり「変わらないなら、また改になった証を考えないと」

伊168「ついにイムヤにも来るのね」

あかり「イムヤちゃんはどんなのがいい?」

↓2

1 他の水着を着る
2 セーラー服だけになる
3 スク水だけになる
4 その他自由に
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 00:05:56.94 ID:wwSAAsFv0
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 00:06:07.39 ID:kMXjZeAcO
1
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 00:06:11.57 ID:DwvVuiZ8O
607 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/26(木) 00:19:27.25 ID:SLsJ7CZbo
伊168「そうねぇ、他の水着を着てみるとか」

あかり「水着着るのは変わらないんだ」

伊168「潜水艦だもの」

あかり「潜水艦の制服はその水着だから、あんまり関係ない気が」

伊168「どんな水着にしようかなぁ。日によって変えるのもいいかも」

あかり「普段着にするなら普通は日によって変えるよぉ」

伊168「ビキニとか、見てみたい?」

あかり「うん、イムヤちゃんがスク水以外着てるの見るのは新鮮だよぉ」

伊168「ちょっと待っててね〜」

あかり「水着もいっぱい種類あるからね。せっかくだからもっとおしゃれさんになってほしいよぉ」

伊168「はい着替えてきた〜どう?」

あかり「ど、どうって、それ、び、ビキニなの? 真ん中のとこだけ、ちょっと隠れてるくらいで……」

伊168「マイクロビキニっていう立派なビキニよ! どうどう?」

あかり「そ、それを普段着にするのはちょっと」

伊168「ええ〜武蔵や雲龍が許されるのに、なんでこれがだめなのよ〜」パチパチ

あかり「イムヤちゃん! 引っ張ったら、み、見えちゃうから!」

伊168「この程度まだまだ、こんなのもあるんだから」

あかり「そ、それもうただの紐だよね!? 水着じゃないよぉ!」

伊168「スリングショットっていうこれも立派な水着」

あかり「み、水着って……」

伊168「ふふっ、中々刺激的な生活になりそうね」
608 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/26(木) 00:23:37.55 ID:SLsJ7CZbo
今回はここまでです

これでイムヤの好感度が100になったので次の日に好感度100のイベントです

水着も調べると色々と知らない名前が出てきますね
スク水にセーラー服もだいぶあれですけどそれよりあれなのがざらにいるっていうのがすごいですね
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 00:29:05.26 ID:0GxIYATVO
乙です
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 00:31:33.80 ID:UrbaOGbDo
乙です
611 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/26(木) 22:35:45.14 ID:SLsJ7CZbo
開始します
612 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/26(木) 22:44:07.64 ID:SLsJ7CZbo
伊良湖「今の時期暑いから水着で過ごすっていうのもありかも」

あかり「なしです!」

伊良湖「まあ普通はねぇ。でもイムヤさんの言う通り、水着より露出度高い恰好してる人いるからね」

あかり「そ、それはそれでこれはこれです!」

伊良湖「あかりもそろそろそこら辺吹っ切れてもいいんじゃないかなぁ」

あかり「ここで吹っ切れちゃったら大変なことになりますよぉ」

伊良湖「その大変なことになっちゃいたいって思ってるんだけど」

あかり「だめですから!」

伊良湖「もぉ、そういうとこだけ強情なんだから」

あかり「それよりも、今日のごほうびですよぉ。何がいいですか?」

伊良湖「そうだねぇ」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 22:44:29.42 ID:uR1uNV7PO
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 22:44:34.35 ID:3F7VpitOO
615 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/26(木) 22:54:38.76 ID:SLsJ7CZbo
伊良湖「マッサージがいい!」

あかり「マッサージも最近人気ですよぉ」

伊良湖「みんなされたいんだよ。評判だもん」

伊良湖(あかりが主体になってしてくれる数少ない機会だしね)

あかり「あんまり褒められると調子乗っちゃいますよぉ」

伊良湖「それじゃあ私は厳しめに採点してあげようかな」

あかり「採点厳しめですか?」

伊良湖「ちょっとやそっとじゃ褒めないからね〜」

あかり「それならあかりも頑張って褒められるように、全力でやりますよぉ!」

伊良湖「ふふっ、望むところだね」

あかり「よぉし、それじゃあ用意しますね。ちょっと待っててください」

伊良湖(簡単に焚き付けられてくれるもんねあかり。やる気を出したマッサージがどれくらいのものか、この身で確かめてみるわ!)
616 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/26(木) 23:15:20.60 ID:SLsJ7CZbo
あかり「採点はどうですか? 何点くらいです?」

伊良湖「ん、にぃぅ……くぅ……」

あかり「伊良湖さん?」グイッ

伊良湖「ひゃぁっ……!」ビクッ

あかり「あかりのマッサージ、どうですか?」

伊良湖「んんぅ……いい、よ、すごく……」

あかり「採点厳しめでもですか?」

伊良湖「厳しめ、でも、満点、いけるくらい……」

伊良湖(本当に厳しめに採点するつもりだった……低い点を言って、膨れるあかりを見ようと……)

伊良湖(でも、ほんの数分で崩れてしまった……声も、びくんってなるのも、抑えられなくなった……)

あかり「わぁい、厳しめで満点取れたよぉ!」

伊良湖(そんなことで喜ぶ純粋さで、あれだけ強烈な快楽を生み出せるなんて……)

伊良湖(あかり……あなたのこと知れば知るたびに、惹かれて行っちゃうよ……)

あかり「伊良湖さん、大丈夫ですか? なんだか瞼が閉じかけてますよぉ?」

伊良湖「大丈夫、気持ちよさに浸ってただけ……ねぇ、もう少しいい?」

あかり「いいですよぉ。次は満点以上を目指しますからね!」

伊良湖(もうそんなのとっくに超えてるよあかり。私のあなたへの想いは、とっくに上限突破、ケッコンカッコカリしちゃってるよ、あかり〜!)
617 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/26(木) 23:21:04.26 ID:SLsJ7CZbo
伊良湖「あ、は……」

あかり「今日はこれくらいですね」

伊良湖「も、もう終わりなの?」

あかり「もうって、結構してましたよぉ」

伊良湖「気持ち良すぎて時間の感覚が狂っちゃってた……」

伊良湖「あぁ、ちょ、足が震えて、立ち上がれない……」

あかり「ええっと、もう少し寝てていいですよぉ」

伊良湖「ごめんね、それだけ気持ちよかったってことだよ」

あかり「そこまで行くとちょっと怖いですね」

伊良湖「すぐに、治るから安心して。明日の秘書艦どうするか決めよっか」

あかり「明日の秘書艦は〜」

↓2 明日の秘書艦(>>555-556の伊良湖、☆のついている艦娘以外)
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 23:24:12.34 ID:7RVFkU54o
谷風
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 23:25:05.03 ID:9fRcxAqf0
武蔵
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 23:25:09.71 ID:93e5W138O
山雲
621 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/26(木) 23:36:38.16 ID:SLsJ7CZbo
あかり「武蔵さんにお願いしますよぉ」

伊良湖「武蔵さんだね。わかった。よいしょっと」

あかり「まだ寝てていいんですよぉ」

伊良湖「ううん、もう大丈夫。それよりも早く部屋に戻って……」

あかり「何か用事があるんですか?」

伊良湖「えっ! いや、ううん、違うの。うん、用事はないからね、あはは」

あかり「本当に大丈夫ですか?」

伊良湖「大丈夫大丈夫! じゃあ、おやすみ!」

あかり「おやすみなさい伊良湖さん」

伊良湖「はぁ……マッサージはマッサージだもんね。さすがに、ね……」

伊良湖「あぁ、だめ、想像してたら我慢できなくなる。せめて部屋に戻るまで無心でいよう」



あかり「特別なことはしてないと思うけど、そんなになのかなぁ。あかりはあかりにマッサージできないからわからないよぉ」

あかり「さてと、これからどうしようかなぁ」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>555-556の長門、飛龍、吹雪、イムヤ、○のついている艦娘以外)
3 散歩
4 執務
5 バー
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 23:40:12.90 ID:go9NLY/kO
3
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 23:40:21.51 ID:7RVFkU54o
2間宮
624 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/26(木) 23:47:52.31 ID:SLsJ7CZbo
間宮「今頃伊良湖ちゃんにごほうびあげてるのかしら? マッサージされたいって言ってたからしてるのかなぁ」

間宮「私だってこの前なでなでしてもらったし、うらやましいとか思っちゃいけないわね」

間宮「だけど、はぁ、思い出したらちょっと体がうずくような」

あかり「間宮さん、まだ起きてますか?」

間宮「ひゃっ! あ、あかり!?」

あかり「よかった、まだ起きてましたよぉ」

間宮「ど、どうしたの?」

あかり「一緒に寝に来ましたよぉ」

間宮「一緒に寝に来た!?」

あかり「だめですか?」

間宮「ううん! むしろこっちから行きたいところだったわ! 入って来て!」

あかり「わぁい、お邪魔しま〜す」

間宮「いらっしゃい、あかり」

あかり「こんばんは間宮さん。あっ、間宮さん寝る時って」

↓2 寝るときの恰好

1  普通のパジャマ
2  ベビードール
3  ネグリジェ
4  浴衣
5  ガウン
6  着ぐるみパジャマ
7  着ない派
8  普段の服
9  ジャージ
10 下着
11 その他自由に
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 23:52:41.34 ID:7RVFkU54o
ksk
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 23:54:54.28 ID:RQaAzYtoO
3
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/26(木) 23:57:17.59 ID:QVSKgMxcO
628 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/26(木) 23:58:18.20 ID:SLsJ7CZbo
今回はここまでです
小ネタからはじめます

今回で伊良湖の好感度が1000になって間宮の好感度も1000になるのでイムヤ、伊良湖、間宮の順にイベントになります

3人ともたぶんあっち系のイベントになりそうな気がしますのでご注意ください
そういうキャラ付けをしてしまったので仕方ないですね
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/27(金) 00:00:04.70 ID:Qf93LyYYo
乙 毎回ながら1000表記に草不可避
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/27(金) 04:07:18.15 ID:nbq+Bptv0
そのための新天地なんだよなあ
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/27(金) 06:50:38.24 ID:MQ26TR/Bo
乙です
632 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/27(金) 22:40:01.36 ID:16nLYpDGo
開始します
朝潮の発情期の小ネタから
633 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/27(金) 22:48:15.72 ID:16nLYpDGo
朝潮「オスカーはまだ発情期とかないよね」

オスカー「にゃ〜?」

朝潮「割と早い段階から来るみたいだけどまだ子猫だもんね」

オスカー「にゃあ」

朝潮「来ても夜中に騒いじゃだめだよ? もっとうるさい人いるけど」

オスカー「にゃ〜ん」

朝潮「って言ってわかるわけないんだけどね」

オスカー「にゃっ!」ペシペシ

朝潮「ん、なに? わかってるって言いたいの? はいはい」

オスカー「ふ〜!」

朝潮「そんなに威嚇しないでよ、煮干しあげるから」

オスカー「にゃぁ!」シャッ

朝潮「そんなひったくらなくてもいいのに」

朝潮「発情期……人間にはない以上艦娘にもないけど。ただ、むしろいつでも発情期だって説もあるんだったかな」

朝潮「発情期ってどんな感じなんだろう……」
634 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/27(金) 23:02:59.82 ID:16nLYpDGo
朝潮『はぁはぁ……』

あかり『朝潮ちゃん、どうしたの?』

朝潮『あっ、なんでもありませんよ司令官』

あかり『なんでもないって、そんな辛そうにしてるのになんでもないわけないよぉ』

朝潮『本当になんでもないですから。少し1人にしてください……』

あかり『今1人にするのは心配だよぉ』

朝潮『ひ、1人にしてくださいっ! じゃないと、私……!』モジモジ

あかり『朝潮ちゃん……あっ』

朝潮『なんですか、司令官?』

あかり『なんでもない、よっ!』バサッ

朝潮『きゃあっ!? な、なんで急にスカートめくり、ああっ!』

あかり『やっぱりね、そういうことだったんだ……』

朝潮『ち、違うんです、司令官、これ、私……』

あかり『大丈夫、わかってるよぉ。朝潮ちゃんは今猫さんだもんね。発情期も来ちゃうよぉ』スッ

朝潮『司令官……』

あかり『夜中うるさくしないように、お世話してあげるのが飼い主の役目だよね、朝潮ちゃん……』クチュ
635 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/27(金) 23:22:32.99 ID:16nLYpDGo
朝潮「はっ! ゆ、夢……」

朝潮「はぁ……昼間にあんなこと考えたせい? こんな夢見るなんて」

朝潮「欲求不満、むしろ本当に発情期なんじゃ……いやいやそんな」

朝潮「ちょっと、夜風に当たって熱を冷まそう」



朝潮「はぁ、私いつの間にこんなことになってたんだろう」

朝潮「恋をするにしてももっと純粋な気持ちだろうと思ってたのに……」

朝潮「司令官が悪いんですよ! あんな、無防備でいるから! そこはかとなく色気を感じますし!」

朝潮「こんな格好させるくらいですし、ちょっとは司令官にもその気が……」

朝潮「ただ猫が可愛いからという以上の理由はないんでしょうがね……」

朝潮「ま、まあ今では司令官にその気があるのはわかってますので、いいんですけどね」
636 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/27(金) 23:42:35.02 ID:16nLYpDGo
「にゃ〜」

朝潮「ん、オスカー、野良猫か」

「にゃ〜ん」

朝潮「この鳴き声、もしかして発情期なのかなぁ」

朝潮「ある意味で分かりやすいよね、もう少し羞恥心というものを忘れられれば……」

朝潮「そんなことで動物を羨ましがるなんて、本当に発情期じゃない」

朝潮「私は司令官のことが好きなんであって、そういうことがしたいだけじゃない!」

朝潮「はずなんだけど、そういうことしたい気持ちも日々強くなっていくのは事実で」

朝潮「発情期っていうのもあながち間違いじゃないのかな」

朝潮「ままならないなぁ」
637 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/27(金) 23:57:35.33 ID:16nLYpDGo
あかり「朝潮ちゃん何か悩んでるの?」

朝潮「ええ、少しいやらしい感情を持て余してる自分に嫌気が」

あかり「あぁ、そういう気持ちあったんだ」

朝潮「私にだってありますよそれくらい! ていうかどこから出てきたんですか!」

あかり「夜のお散歩してたら朝潮ちゃんが見えたからついて来たんだよぉ」

朝潮「相変わらず気配を全く感じませんでした」

あかり「夜だからいつもよりも気配を消しやすいんだよぉ」

朝潮(如月さんがもしかして暗殺者の家系なんじゃって言ってたの、冗談じゃないかもしれません)

あかり「朝潮ちゃんでもそういうこと悩むんだね」

朝潮「猫みたいな格好してても猫じゃないんです、それくらい悩みます」

あかり「あははは、そうだよね。みんな悩むよねそれくらい」
638 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/28(土) 00:20:04.88 ID:8W3WGZ/ao
あかり「でも悩むってことは、あかりにエッチだって思われたくないってことだよね?」

朝潮「そ、そうですよ。いやらしい子だって思われたらいやだからですよ」

あかり「それはつまり、あかりのことが好きだからだよね?」

朝潮「端的に言えば、そう、ですが」

あかり「なら、あかりは悩んでくれるの嬉しいよぉっていうのは、ちょっと不謹慎かな?」

朝潮「いえ、喜んでくれるなら嬉しいですけど。でも、一方で悔しい気持ちもあるんですよね」

あかり「悔しいって何が?」

朝潮「こんなふうに理性的でいられるのは、まだ司令官のことを好きになりきってないんじゃなかという気がするんです」

朝潮「それこそ、盛りのついた動物のように求められないのは、私の司令官への想いが足りないのではないかって」

あかり「そんなことないと思うけどなぁ」
639 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/28(土) 00:38:43.37 ID:8W3WGZ/ao
朝潮「この猫耳本当に猫になれる機能ついてないんですか!」

あかり「探したらついてるかもしれないよぉ。あの妖精さんのことだし」

朝潮「どこですか! 探してください!」

あかり「いや、あのね朝潮ちゃん」

朝潮「なんでしょうか?」

あかり「あかりは猫さん好きだけど、朝潮ちゃんへの好きとは別の好きだよぉ」

あかり「あかりは人間だから、猫さんのことそういうふうに好きにはなれないよぉ」

朝潮「うっ……」

あかり「そういうことしたい気持ちが強かったりして、悩んでめんどくさいと思うこともあるかもしれないけど」

あかり「そうやって悩めるのが人間だよぉ」

朝潮「……人間、私もそうですか?」

あかり「うん! 悩んで、考えて。ちゃんと気持ちがある、人間だよぉ」

あかり「人間となら、あかりは恋、できるよ」

朝潮「……」
640 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/28(土) 01:12:22.52 ID:8W3WGZ/ao
朝潮「司令官は私に悩み続けろって言うんですね」

あかり「いや、最近悩まなくなってる人多いから、朝潮ちゃんはそうでいてくれたら助かるかなぁって」

朝潮「悩まないのは悩まないので受け入れるんですね」

あかり「まあ悩み抜いた結果だと思うからね」

朝潮「もぉ、司令官がそんなだから私がこんなふうになったんですよ!」

あかり「ええっ!?」

朝潮「もっとエッチなのはいけないと思います!くらい言ってくれれば、まだ抑えられたのに、そうやって受け入れるから」

朝潮「こんな、自分でも驚くくらい……エッチに……」

あかり「あ、あかりのせいなの!?」

朝潮「半分くらいはそうです! だから、責任とってください!」

あかり「え、えっと、ならお部屋に」

朝潮「だめです! 部屋に戻ってる間に冷静になってしまいますから、ここでです!」ガバッ

あかり「冷静になるならいいんじゃ、うわっ、ま、待って朝潮ちゃん! お、お外だと本当に動物さんみたいだよぉ!」

朝潮「司令官、人間も動物の一種です。別に特別でもなんでもないんですよ」

あかり「それはそうだけど、あっ、だ、ちょっ、あっ……!」

朝潮(これからもきっとこうやって悩んでは、結局最後はこうして解消していくんでしょうね)

朝潮(発情期、収まるのはもっとだいぶ先のことになりそう)
641 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/28(土) 01:13:26.01 ID:8W3WGZ/ao
今回はここまでです
次はイ級と散歩する話からです

なんのプランもないのに無駄にひねろうとして遅くなるの図ですね
次からはこういうのは奇をてらわず直球勝負にしましょうかね
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/28(土) 01:15:35.16 ID:JXq079/lO
乙です
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/28(土) 08:42:55.16 ID:3GarWnedo
乙です
644 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/28(土) 22:39:04.46 ID:8W3WGZ/ao
開始します
645 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/28(土) 22:46:35.80 ID:8W3WGZ/ao
あかり「今日は雲もなくて月が明るいし、お外にお散歩に行くよぉ」

あかり「ふふふん、夜更かししてお外に出るなんて大人っぽいよね!」

あかり「ブラックコーヒーはまだ飲めないけどだいぶ起きてられるようになったもんね〜」

あかり「もういらないから、飲めなくても問題ない! 別に飲めないことの言い訳じゃないよぉ!」

あかり「でも本当にお外明るいよぉ。これだけ明るかったらおばけさんも出て来ない――」

イ級「……」ヌッ

あかり「きゃあああっ!?」

イ級「……!?」

北方棲姫「ン?」

あかり「ほ、ほっぽちゃんとイ級ちゃん? びっくりしたよぉ」

イ級「……」プルプル

北方棲姫「イキュウ、アカリダヨ。オバケジャナイ」

あかり「ほっぽちゃんもイ級ちゃん連れてお散歩?」

北方棲姫「イキュウガワタシツレテオサンポ。ワタシハツイテキテルダケ」

イ級「……」サッ

北方棲姫「イキュウ、ワタシニハカクレラナイカラ」

あかり「怖がりさんだけどお散歩好きなんだねイ級ちゃん」
646 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/28(土) 22:54:54.14 ID:8W3WGZ/ao
北方棲姫「アカリモイッショニオサンポスル?」

あかり「あかりはしたいけど、イ級ちゃんは大丈夫?」

北方棲姫「イキュウ、アカリガイッショデモイイ?」

イ級「……」コクリ

北方棲姫「イイッテ! イッショニイコウ!」

あかり「よかった、ありがとねイ級ちゃん」

イ級「……」

北方棲姫「キニスルナッテ」

あかり「ほっぽちゃん達にはわかるんだよねぇ。妖精さん達と一緒であかりには何言ってるかわからないからうらやましいよぉ」

北方棲姫「ガンバレバワカル!」

あかり「様子から想像つくこともあるにはあるけどね」ジッ

イ級「……!」サッ

北方棲姫「ンン、イキュウハハズカシガリデモアル」

あかり「じろじろ見られたら困るよね。ごめんね」

イ級「……」フルフル
647 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/28(土) 23:12:11.45 ID:8W3WGZ/ao
イ級「……」

北方棲姫「ススメ〜」

あかり「ほっぽちゃんいいなぁ、あかりもイ級ちゃんに乗ってみたいよぉ」

北方棲姫「イキュウ」

イ級「……」フルフル

あかり「まず近づかせてくれないのに無理だよぉ」

北方棲姫「アカリコワクナイヨ。アカリガオマエタチヲスクッタノニ、ナンデコワガル?」

あかり「救ったのはあかりだけじゃないし、それがわかってても体が勝手に反応しちゃうんだよね?」

イ級「……」コクリ

北方棲姫「ムム〜、ヒロワレテセワマデシテモラッテルノニ、モウナレテモイイコロダロ〜」ペシペシ

イ級「……」オロオロ

あかり「ほっぽちゃんだめだよぉ! こういうのは無理にさせるのは逆効果だから!」

北方棲姫「デモ、イツマデモビクビクシテルノ、イキュウニトッテモヨクナイ!」

あかり「そうだけど、ゆっくり時間をかけて治していかなきゃいけない問題だよぉ。それにもうずいぶん慣れてきてくれてるもんね?」

イ級「……」コクリ

あかり「イ級ちゃんも頑張ってるから、責めるより褒めてあげて」

北方棲姫「ン、タタイテゴメンネ」ナデナデ

イ級「……」フルフル

あかり「よしよし、二人ともいい子だよぉ」
648 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/28(土) 23:27:45.38 ID:8W3WGZ/ao
北方棲姫「ツキキレイ!」

あかり「うん。今日は雲もなくて月がよく見えるよぉ」

イ級「……」

あかり「海の底からじゃ月は見えなかったでしょ?」

イ級「……」コクリ

あかり「たぶん見えないし、月の光も届いてなかったよね」

あかり「月が出てない夜くらい、ううん、それよりも暗い所にずっと1人でなんて、あかりなら耐えられなかったよぉ」

イ級「……」

あかり「よく頑張ったよぉ……」スッ

イ級「……!」ビクッ

あかり「あっ、ごめんねつい」

イ級「……」スッ

あかり「あれ?」

北方棲姫「ナデテイイッテイッテル」

あかり「イ級ちゃん、本当にいいの?」

イ級「……」コクリ

あかり「それじゃあ、なでるね」

イ級「……」プルプル

あかり「よく頑張ったね、偉いよぉイ級ちゃん」ナデナデ

イ級「……!」

あかり「やっぱりちょっと固いね。でも、触った感触はすごく滑らかだよぉ。ちょっと新感覚かも」

イ級「……」

北方棲姫「フルエガオサマッタ。ヨロコンデルミタイ」

あかり「そっかぁ、やっと触らしてくれたね。ありがとう、イ級ちゃん」

イ級「……」ガバッ

あかり「わぁっ! イ級ちゃん!?」

イ級「……!」スリスリ

あかり「もぉ、触らせてくれるようになったと思ったら、すぐにこんな甘えて来て〜よしよし、何も怖くないからね」ナデナデ

イ級「……♪」

北方棲姫「コラ〜ワタシヲノセテルノワスレルナ〜! オチチャッタジャナイカ〜!」ポカポカ
649 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/28(土) 23:49:21.72 ID:8W3WGZ/ao
イ級「……♪」グイグイ

あかり「イ級ちゃん、服の袖が切れちゃうよぉ」

北方棲姫「コノママイクト、シキチノソトデチャウ」

あかり「あ〜そうだね」

イ級「……?」

あかり「外に出たいって言ってる?」

北方棲姫「ウン」

あかり「う〜ん、どうしよう。今の時間なら誰もいないかなぁ」

イ級「……」ジッ

あかり「うう、そんな目で見られたら断り切れないよぉ」

イ級「……!」ピョンピョン

北方棲姫「オット……ダカラ、ノッテルノワスレルナ!」ペシペシ
650 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/28(土) 23:54:37.00 ID:8W3WGZ/ao
あかり「少し行ったらすぐ帰るからね?」

イ級「……」コクリ

北方棲姫「ミツカッタラ、ワタシガケス」

あかり「そういう物騒なことはなし!」

イ級「……♪」

北方棲姫「イキュウ、ヨロコンデル」

あかり「歩き方が喜んでる感じ出てるもんね」

イ級「……」ユラユラ

北方棲姫「オオキクユラサナイデッテイッテルノ!」

あかり「ちょっとだけ我慢してあげようほっぽちゃん。というか、降りればいいんじゃ」

「うわぁっ!?」

イ級「……!?」

あかり「えっ、今の声、だ、だれですか!?」
651 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 00:03:16.15 ID:WyKw+g9/o
「びっくりしたぁ。角曲がったらいきなりおっきい黒いのが出てきたから、おばけかと思っちゃった」

あかり「あなたは、パン屋のお姉さん!」

「さんじゃなくて、ちゃんで呼んでほしいなぁ」

北方棲姫「ンー? ンンー……アカリ、ダレ?」

あかり「ちょっと前に近所にできたパン屋さんで働いてるお姉さんだよぉ」

「だからさんではなく」

あかり「どうしたんですかこんな夜遅くに」

「私は月が綺麗だなぁって眺めてたら、ふらふら〜っと。そっちこそ、こんな時間にこんなところで何してるの?」

あかり「えっと、お姉さんと同じ理由ですよ」

「そうなんだ! やっぱり通じ合う姉妹的なあれが……って、いくら提督だからってあなたみたいな子供がこんな時間に出歩いてちゃだめでしょ!」

あかり「ごめんなさい」

「うんうん、しっかり謝れるのはいいことだと思うよ。お姉ちゃん感心します」

北方棲姫(スデニオネエチャンキドリダ)
652 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 00:10:27.36 ID:WyKw+g9/o
「それであの黒いの」

イ級「……!」ビクッ

あかり「あ、あれは」

「深海棲艦だよね?」

あかり「そ、そうなんですけど、あの子は悪い深海棲艦ではなくて!」

「ふむふむ……」

イ級「……」プルプル

「はい、これ私が夜食に作ったパン。食べる?」

あかり「えっ?」

イ級「……?」

「お腹空いてない? じゃあこれは私の夜食ということで変わらず――」

イ級「……!」パクッ

「ああ〜! 私の夜食〜!」

あかり「いや自分であげるって差し出しましたよね!?」
653 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 00:22:44.37 ID:WyKw+g9/o
イ級「……」モグモグ

あかり「お姉さんは深海棲艦が怖くないんですか?」

「悪いのだったら怖いけど、いいのは別に怖くないよ」

北方棲姫「イイノガイルッテ、シッテタ?」

「だってあなたもそうなんでしょ? 飛行機ちゃん」

北方棲姫「……!」

あかり「飛行機ちゃん?」

「この子、時々街で飛行機飛ばす芸を見せて、お金もらってたから」

あかり「あぁっ、そういえばうちに来る前はそうやって暮らしてたって、前に言ってたっけ」

北方棲姫「マダオボエテルヒト、イタンダ」

「覚えてるよ。だってどう見ても深海棲艦な女の子が、道端で芸をしてお金を稼いでたなんて忘れられるわけないもん」

北方棲姫「ミニキテタ?」

「行ってたよ〜! いつもなけなしのお小遣いとおやつのパンを入れて、いつかパンのお姉ちゃんって呼んでもらえるんじゃないかって期待してたよぉ!」

北方棲姫「ゴメン、オボエテイナイ」

あかり「あかりのところに来てからはやってないしね」

「ヴェアアアア! 提督さんに飛行機ちゃんとられる〜!」バターン

北方棲姫「ダカラ、オボエテイナイッテ」

イ級「……」ツンツン

あかり「イ級ちゃん、つんつんしてパン漁っちゃだめだよぉ」
654 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 00:34:36.51 ID:WyKw+g9/o
「また今度うちに遊びに来てね〜」

あかり「はい〜また行きますよぉ」

北方棲姫「カワナクテイイノカ……」

イ級「……」ペコリ

あかり「ほっぽちゃんが色々やってたおかげで、深海棲艦でも受け入られるようになってたんだね」

北方棲姫「マチノヒトミンナッテワケジャナイシ」

あかり「だけど、結構いっぱいの人に見てもらったんでしょ?」

北方棲姫「オカネカセイデタカラ、バショハカエテタ」

あかり「これなら、あかり達が帰った後に残ってた深海棲艦さんが見つかっても大丈夫そうだね」

北方棲姫「ソレハコノマチダケ」

あかり「そうかもしれないけどでも絶対に味方はいるってことだよぉ」

あかり「それにどこでだって、きっと受け入れてくれるよぉ。悪い子じゃないならあのお姉さんみたいな人が、絶対に助けてくれる」

北方棲姫「ン……アンシンシテ、アカリニツイテイケル」

あかり「そうだね、あかりも安心して帰れるよぉ」

イ級「……!」グイグイ

あかり「イ級ちゃん何を急いでるの?」

北方棲姫「キョウハモウネムイッテ」

あかり「そっか、イ級ちゃんにとっては疲れることいっぱいあったもんね。ふぁ〜あかりもそろそろ眠くなってきたよぉ」

北方棲姫「ハヤクナカハイロ、アカリ!」

あかり「うん!」

あかり(夜のお散歩、お姉さんには怒られちゃうかもしれないけど、いいこといっぱいあったし続けようかなぁ)

あかり(イ級ちゃんには結局乗せてもらえてないし、イ級ちゃんに乗せてもらって海に出るのもいいもね)

イ級「……?」

あかり「えへへ、これからもたくさん一緒に遊ぼうねイ級ちゃん」

イ級「……!」コクリ
655 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 00:38:13.00 ID:WyKw+g9/o
今回はここまでです
次は本編から開始します

パン屋のお姉さんのモチーフが誰なのかは声が那珂に似てるということと悲鳴から察してください
北方棲姫の台詞はたまにF7押し忘れてそのまま書きそうになることがありますね
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/29(日) 00:41:47.36 ID:Tm3+S+GHo
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/29(日) 00:57:41.50 ID:M3zw5xDGO
乙です。急に流暢に話し出すほっぽちゃんか…
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/29(日) 01:01:19.89 ID:USN9FEUao
乙です
659 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 22:40:23.53 ID:WyKw+g9/o
開始します
660 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 22:45:48.60 ID:WyKw+g9/o
あかり「寝るときネグリジェなんですね」

間宮「ええ。伊良湖ちゃんが寝やすいって言ってたからね」

あかり「伊良湖さんのよりは厚いですね」

間宮「伊良湖ちゃんのが薄すぎるだけだと思うわ」

あかり「でも胸元が開いてます」

間宮「ちょっとした茶目っ気よ」

あかり「サンタさんの服もこうでしたよね」

間宮「私だって少しはおしゃれしてみたいのよ」

あかり「そこが開いてるのはおしゃれなんですか?」

間宮「おしゃれでしょ? ダメージなんとかいうの、服に穴が開いてて」

あかり「それとこれは別な気がしますよぉ」
661 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 22:55:43.89 ID:WyKw+g9/o
間宮「お布団もいい香りするかしら?」

あかり「はい。あかりのお布団よりいい香りしますよぉ」

間宮「私はあかりのお布団の方がいい香りだと思うけど」

あかり「そんなこと……ん? あかりのお布団の香りわかるんですか?」

間宮「マッサージするるときに使ってるじゃないの」

あかり「そういえばそうでしたよぉ」

間宮(知ってる理由はそれだけじゃないけど)

あかり「あかり自分からこんな香りしてたらいつもお腹減っちゃいそうですよぉ」

間宮「あらあら、私のことを食べちゃいたいのかしら?」

あかり「そういうことじゃありませんけど」

間宮「私はあかりのこと食べちゃいたいけどね」ダキッ

あかり「もぉ〜間宮さんったら。あかりは食べてもおいしくないですよぉ」
662 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 23:16:39.70 ID:WyKw+g9/o
間宮「さあそれはどうかしら」ペロッ

あかり「ひゃあっ! 間宮さん!?」

間宮「舐めたところはおいしいけど?」

あかり「おいしいわけないじゃないですか! からかわないでくださいよぉ」

間宮「からかってないんだけどなぁ」ペロペロ

あかり「ひゃあん……!」

間宮「ほら、おいしそうな声も出してる」

あかり「おいしそうな声って、何ですか……!」

間宮「気持ちよくなってる声かな。すごくおいしそうで、聞いてると我慢できなくなってくる」

あかり「間宮、さん……」

間宮「あかり……いや?」

あかり「……」フルフル

間宮「よかった。ふふっ、あかりは自分から私の香りがしたらお腹が減るって言ってたけど」

間宮「あかりの香りがすると私は、お腹は減らないけど……こういうことしたくなって来ちゃうの」

間宮「だから変わらないでくれると嬉しいなぁ……」ギュゥッ

あかり「言ってることとやってることが、違いますよぉ……」

間宮「こういうことして私の香りがつくのはいいのよ……私のと混じりあった香りもね、好きだから……」チュッ
663 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 23:29:45.75 ID:WyKw+g9/o
武蔵「おはよう提督」

あかり「おはようございます武蔵さん」

武蔵「ん? 今日は何か甘ったるいにおいがするな。これは、間宮から香るにおいだ」

あかり「き、昨日間宮さんと一緒に寝ましたから」

武蔵「そうか……お前はたまに夜に艦娘の部屋を訪れているそうだが、あまりよろしくないぞそういうのは」

あかり「どうしてですか?」

武蔵「夜に部屋を訪ねるなど、まるでその……」

武蔵(いや、私は何を考えてる? この子は子供でしかも女だぞ? なぜ同性の艦娘とふしだらなことをしに行ってるなどという発想が出てくる!)

武蔵「い、いや、なんでもない。忘れてくれ」

あかり「……?」

武蔵(まったく、ふしだらなことを考えているのはどちらなんだという話だな……)
664 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 23:41:12.41 ID:WyKw+g9/o
あかり「武蔵さんは最近何してるんですか?」

武蔵「私か? 鍛錬する必要もなくて暇を持て余しているな。夜戦場ができたからそこにいることもある」

武蔵「あとはたまに天龍の稽古に付き合ってやったりしているな」

あかり「結局鍛錬してるじゃないですか」

武蔵「そういう性分なんだよ。だがたまには長門と将棋を指すこともあるぞ」

あかり「長門さんと将棋、なんか想像通りですね」

武蔵「古臭いといいたいのか?」

あかり「違いますよぉ! なんというか、渋くてカッコいいです」

武蔵「渋い、か。ただの女に対する褒め言葉としては下の下だな」

あかり「やっぱり武蔵さんも可愛いとか綺麗って言われた方が嬉しいんですか?」

武蔵「ただの女に対する、だ。私はただの女ではないから、可愛いだの言われるよりはそっちの方が嬉しいさ」

あかり「それならよかったです。でも綺麗だとも思ってますよ」

武蔵「そういうのはいいんだ。なんというかむずがゆくなるから」

あかり「綺麗だって言われるとですか? 照れてるんですね。そこは可愛いです」

武蔵「や、やめろ! ほら、いいからさっさと今日は何をするのか決めよう」

↓2

1 艦娘との交流(>>555-556の○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/29(日) 23:41:52.34 ID:wN/vRNc00
ksk
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/29(日) 23:42:00.24 ID:SaP6vEdTO
1古鷹
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/29(日) 23:42:24.95 ID:6vXbS5lBO
1ビスマルク
668 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/29(日) 23:58:43.63 ID:WyKw+g9/o
古鷹「今日は一雨来そうですかね」

あかり「古鷹さん、空を見てたんですか?」

古鷹「提督。ええ、ちょっと降りそうだなと思って」

あかり「あんまりいい天気じゃないですね」

古鷹「私は雨が好きですから、この天気も悪い天気ではないんですけどね」

あかり「あぁ、雨好きな人にとっては雨の日がいい天気ですよね」

古鷹「いいか悪いかも人によって変わるということですね」

あかり「好き嫌いは人それぞれですもんね」

古鷹「だからと言って、雨の日をいい天気とは普通言いませんけどね。その辺りの常識というものも決まっているものですから」

あかり「難しいですね言葉って」

古鷹「はい、だからこそ自分の国の言葉でも勉強するんですよ。さてと、それで今日は何をしましょうか?」

↓2

1 青葉の話
2 改造の話
3 古鷹のいいところを見せる話
4 その他自由に
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/29(日) 23:58:55.04 ID:/LRDq/lVO
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/29(日) 23:59:00.38 ID:zp9zNXpoO
1
671 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/30(月) 00:06:52.50 ID:f/4THilgo
今回はここまでです
次は古鷹と青葉の話をするところからです

冷静に考えなくてもこの鎮守府の現状はヤバいですよね
まあヤバいものに惹かれるのが人間なので問題ないです
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/30(月) 00:07:45.41 ID:4dYjOIvAo
乙 爛れきってるからね問題ないね
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/30(月) 00:31:02.53 ID:nGSvniDgo
乙です
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/30(月) 19:36:01.82 ID:6DDRcSBB0
今のとこ何人とセックスしたんですかね
675 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/30(月) 22:39:02.53 ID:f/4THilgo
まだ4、5人くらいだと思います

開始します
676 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/30(月) 22:46:19.41 ID:f/4THilgo
あかり「古鷹さんは青葉さんと仲いいんですよね」

古鷹「ええまあ。前に言ったように妹のようなものですし」

あかり「前に姉妹艦で一緒に寝ようって言ったときも、重巡の人達とじゃなくて青葉さんと二人だったんでしたっけ」

古鷹「みんなが寝静まった後に青葉が何をするかわかりませんでしたので」

あかり「いくら取材好きでも寝てる人の邪魔はしませんよぉ」

古鷹「そうだといいんですけどね」

あかり「古鷹さんも結構前からここにいますし、青葉さんのお役に立てること多そうですね」

古鷹「そこはまあ手伝えてよかったとは思いますが……」

あかり「が?」

古鷹「……いえ」

古鷹(あの子ったら今回の感想を聞かせろって、完全に報告書じゃなくて読み物を書いてるのよね)

古鷹(あの子がああいう性格になった原因の人を考えれば、当然の帰結かもしれないけど内容がねぇ……)
677 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/30(月) 22:59:02.44 ID:f/4THilgo
古鷹「青葉は提督に迷惑をかけていませんでしょうか?」

あかり「迷惑なんてかけられてませんよぉ」

古鷹「いらぬことを根掘り葉掘り聞いて来たりとか」

あかり「いえ、あかりがお話ししたことなんて、ごらく部や生徒会の人達の話くらいですよぉ」

古鷹「そうですか。あの子は探求心豊かなのはいいですが、好奇心やいたずら心も強いですから、粗相をしていないか心配で」

あかり「古鷹さんは心配性ですよぉ。青葉さんはちゃんとした人ですよぉ」

古鷹「提督の前ではそう見せてるだけです。あの子ったら時々私のスカートを引っ張ってきたりしますし」

あかり「それはお姉ちゃんと遊びたいだけですよぉ」

古鷹「だからって脱げそうになるくらい引っ張らなくたっていいじゃないですか」

あかり「それは確かに。でもきっと加減がわからないんですよぉ。山城さんだって扶桑さんとの付き合い方をどうすればいいかって悩んでましたし」

古鷹「まあ普通の姉妹のように一緒に育ってきたわけではありませんし、それもわからなくもありませんが」

あかり「ちょっとくらい我慢して付き合ってあげてください」

古鷹「随分と青葉の肩を持つんですね提督」

あかり「あかりも妹ですから」

古鷹「むぅ〜」

あかり「すねないでくださいよぉ」
678 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/30(月) 23:21:00.07 ID:f/4THilgo
古鷹「えへ、えへへ」ナデナデ

あかり「機嫌取るためになでるのはわかりますけど、なでられるっていうのはあまり聞きませんよぉ」

古鷹「いいんですよ、私はつくす方が好きなんです」

あかり「古鷹さんが満足ならいいですけど」

古鷹「あの、提督」

あかり「なんですか?」

古鷹「前に青葉はあれで歴戦の艦だと言いましたよね?」

あかり「はい。色んな戦いに出て、色んな人と知り合ってたんですよね」

古鷹「あの子が取材取材と言ってるのは乗組員だった作家さんの影響もあるんでしょうが、それも関係しているんだと思います」

あかり「それっていうと?」

古鷹「色んな人、艦と知り合っているということは、それだけ多くのものを失ったということです」

あかり「あっ……」

古鷹「きっと残しておきたいんでしょう。たくさんの人や、艦娘の生きざまというものを」

あかり「青葉さんそんなこと考えて……」

古鷹「私の推測ですけどね。本人はあんな性格ですからそういうことを言いませんけど」

古鷹「でももしあの子がそういう弱みを見せたときは、拾って慰めてあげてください」

あかり「そういうのあかりよりも古鷹さんの方に見せそうですけど」

古鷹「どうでしょうね。提督は不思議とそういう気持ちを引き出すのが上手いですから」

あかり「そうですかぁ?」

古鷹「そうですよ。本人は何も考えてないような言動するのにと思うかもしれませんが、気を付けてあげてください」

あかり「古鷹さん、妹想いですね」

古鷹「あの子が特別心配にさせるだけですよ」

あかり「青葉さんには素直じゃないですね。他の人には見せないところを見せられる、仲良し姉妹って感じです」

古鷹「もぉ、そんなのじゃありませんから!」
679 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/30(月) 23:33:15.64 ID:f/4THilgo
古鷹「それにしてもあの子、他の提督のところにまで行くつもりなのね」

あかり「戦史をまとめるためですから行かなきゃいけませんよぉ。結衣ちゃんと京子ちゃんはあかりより長く戦ってますから」

古鷹「他のところの情事……じゃなくて事情まで盗み見たりしないか心配だわ」

あかり「じょう?」

古鷹「事情です!」

古鷹(そもそもそういうことになってるのはうちだけのような気もしますが。船見提督のところが怪しいくらいですけね)

あかり「いつ行くかはわかりませんけど、あかりもみんなに会いに行く口実ができて嬉しいです」

古鷹「提督の役に立っているならそれでいいです」

あかり「青葉さんとお話しするの楽しいですし、あかりは青葉さん好きですよぉ」

古鷹「提督には嫌いという人がいないんじゃないですか?」

あかり「それはそうですけどぉ」

古鷹「嫌味なく言い切れるのがすごいですよ」

あかり「そ、そんなことないですよぉ。あっ、もうこんな時間ですからあかりは行きますね」

古鷹「はい。青葉のこともいいですけど、私のことも忘れちゃいやですよ?」

あかり「忘れたりしませんよぉ。また一緒に遊びましょうね。さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>555-556の古鷹、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/30(月) 23:35:21.06 ID:IZMxCgMdO
1霧島
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/30(月) 23:35:30.42 ID:FwA4v3aXo
1 飛龍
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/30(月) 23:35:38.18 ID:ZnE8dOnLO
1如月
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [s]:2016/05/30(月) 23:35:41.94 ID:RPuF7bQD0
1武蔵
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/30(月) 23:35:45.47 ID:AQdtqj7U0
1 蒼龍
685 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/30(月) 23:49:17.46 ID:f/4THilgo
あかり「飛龍さん」

飛龍「ん? 提督、今日も来たんだ」

あかり「来ちゃだめでした?」

飛龍「ううん。でも2日連続で会うのも久しぶりな気がして」

あかり「顔を合わせられない日もありますよね」

飛龍「仕方ないよこれだけ多かったら」

あかり「なるべくみんなに会いたいんですけど」

飛龍「無理して会おうとしてたらそれだけで1日終わっちゃうよ。1日会わなきゃ忘れちゃうわけじゃないし、気にしないでいいんだよ」

あかり「そうですね。忘れてるわけじゃないですもんね」

飛龍「まあこの前雲龍が自分のこと忘れてるんじゃないかって言ってたけど」

あかり「いや忘れてませんよぉ! ちゃんと覚えてますから!」

飛龍「これだけいるとそう思われちゃうくらい会えないこともあるってことだね。特に雲龍はあんまり動かないから」

あかり「やっぱり会いに行って周るのは大切ですよぉ」

飛龍「かもね〜それで、私に会いに来て何しましょうか?」

↓2

1 弱いところを鍛える話
2 暇なときに何をしてるのかという話
3 あかりの世界に行ったらどうしたいかという話
4 その他自由に
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/30(月) 23:49:55.21 ID:n2TOa9z8O
3
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/30(月) 23:50:00.16 ID:Bbdh8WsRO
2
688 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/30(月) 23:59:20.21 ID:f/4THilgo
あかり「飛龍さん暇してました?」

飛龍「割と暇してたよ。外も天気悪いしね」

あかり「雨降りそうですからお外には出られませんね」

飛龍「だからと言って天気いい日に外に出るかと言われると、そうでもないけど」

あかり「普段は何をしてるんですか?」

飛龍「そうだね〜オスカーと遊んだりしてるよ」

あかり「昨日もオスカーと一緒でしたっけ」

飛龍「割となつかれてる自信あるよ。部屋に来てくれるし」

あかり「あかりの部屋にもたまに来ますよ」

飛龍「肉球触らせてくれるし!」

あかり「あぁ、それはあかりにはさせてくれませんね」

飛龍「ふっ、勝った」

あかり「何の勝負なんですか」
689 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 00:08:27.12 ID:/D1CF/Bmo
飛龍「あとはそうねぇ、プールにはよく行ってるわ」

あかり「泳ぐの好きなんですか?」

飛龍「蒼龍がね。なんか結構好きみたいで、付き合ってるうちに私もって感じ」

あかり「作ってよかったですよぉ」

飛龍「本当に、下手に遊びに出るよりここの方が楽しいから困る」

あかり「士気向上のためですよぉ」

飛龍「士気向上を通り越して怠惰になりそう」

あかり「前はだめでしたけど、今ならそうなってもいいですよぉ」

飛龍「でもだらけすぎもよくないから、動くよ私は。ウォータースライダーで」

あかり「動いてるけど動いてないですよぉ」

飛龍「スライダーに行くまでに動いてるからいいの」
690 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 00:18:36.01 ID:/D1CF/Bmo
飛龍「まあそんな感じで、充実した日々を過ごさせてもらってるよ」

あかり「それはよかったです」

飛龍「でもなんか日々の目標がないと、漫然と過ごしてるだけ感がねぇ」

あかり「日々の目標」

飛龍「提督の世界に行ったら学校がそれになるんだろうけど」

あかり「学校行ってる間は何しようかって考えなくてすみますね」

飛龍「だから私的には割と早めに提督の世界に行きたいなって気持ちだよ」

あかり「たぶんもうすぐ行けますよぉ」

飛龍「それ結構前から聞いてる気がするけど?」

あかり「す、すいません」

飛龍「まあ難しいから私達の雛形を作り上げちゃったわけだからね。気長に待つけど」

飛龍「あ〜でも行ったらプールもなくなっちゃうんだ。どうしよう」

あかり「さすがにあかりのお家には付けられませんよぉ。というかあかりのお家より大きいですし」

飛龍「まあ、プールはなくても学校があるし、やっぱり早く行きたい!」

あかり「きっとあっちでも楽しい生活ができますから、楽しみにしててくださいね」
691 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 00:21:53.86 ID:/D1CF/Bmo
今回はここまでです

艦娘が普段何をしているのかというのを考えるのが結構苦手です
安価でつけるのもいいかもしれませんが選択肢を思いつきませんね
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 06:52:45.56 ID:1VU5jm0Mo
乙です
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 11:44:13.67 ID:hhpWGkYvO


選択肢はある程度用意して他に自由安価もあれば良いかと
そんであんまりな内容のヤツは無効って感じで
694 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 22:43:32.12 ID:/D1CF/Bmo
そのある程度が思いつかないんですよね
まあ次の機会があれば何とかひねり出します

開始します
695 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 22:45:07.23 ID:/D1CF/Bmo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  大鯨☆  戦艦棲姫☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
霧島   若葉☆  葛城☆
Bep   天龍    雲龍
長門   如月☆  離島棲鬼☆
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵☆  伊58   
     
696 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 22:45:51.97 ID:/D1CF/Bmo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100以上。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    ○古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
名取☆ 卯月☆  ○春雨☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   島風    ○駆逐棲姫☆
山城☆ ○舞風☆ ○五月雨☆
筑摩   伊168☆ 伊良湖☆
間宮☆
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 22:56:22.62 ID:1k0NUQPBO
最近叢雲とかの影が無いからそろそろ出したいなぁ
698 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 22:56:49.06 ID:/D1CF/Bmo
飛龍「でもあっちでの身分とかどうするんだろうね?」

あかり「そこは、何とかなりますよぉきっと」

飛龍「提督の家も60人住めるほど広くないでしょ?」

あかり「さすがに無理ですね」

飛龍「考えてみると問題は山積みなのに本当にどうにかなりそうなのがすごい」

あかり「すごいですよねぇ」

飛龍「だからあれのことも許してあげられるんだけど」

あかり「あの子以外の妖精さんはいたずらとかしませんよぉ」

飛龍「まあそうなんだけどね」

あかり「あっちに帰って一段落したら、妖精さん達にも休暇をあげますよぉ」

飛龍「そうだね、あの子達にも羽を伸ばしてもらわないと。あれの羽はむしらないといけないけど」

あかり「ま、まああの子もちゃんと働いてますから。さてと、それじゃああかりはそろそろ行きますね」

飛龍「うん、またね提督」

あかり「はい、また。お昼までちょっとあるけど、どうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>695-696の飛龍、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 22:56:57.63 ID:hotHaYv2O
1青葉
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 22:57:05.09 ID:odIWiiQxO
1ビスマルク
701 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 23:13:31.65 ID:/D1CF/Bmo
オスカー「にゃ〜」

ビスマルク「オスカーは雨だから眠いのかにゃ〜ん?」

あかり「猫さんって雨の日は寝てるんですか?」

ビスマルク「濡れると体力を消耗するからね。狩りができないから寝てるのよ」

あかり「そうだったんですね。飼い猫でもそうなるんだ」

オスカー「にゃあ……」

ビスマルク「あらら、ベッドで寝たいのかにゃいと」

あかり「オスカーのベッドスペースを作ってるんですね」

ビスマルク「当り前じゃない。私が買って飼ってるんだから当然……」

あかり「どうしました?」

ビスマルク「なんでいるの?」

あかり「ビスマルクさんに会いに来たからですよぉ」

ビスマルク「聞いたわよね?」

あかり「何をですか?」

ビスマルク「いやわからないならいい」

あかり「あかりも猫さんとお話しするときはにゃ〜にゃ〜言っちゃうんで気にしないでいいと思いますよぉ」

ビスマルク「〜〜〜っ! 忘れなさい! 即刻、今すぐに、schnell!」

あかり「気にしなくていいって言ってるのに〜!」

ビスマルク「い、いいから要件を言いなさい! あっ、オスカーを起こさないように静かにね!」

あかり「ビスマルクさんの方が声大きいですよぉ」

↓2

1 昼ご飯を食べに行く
2 ドイツの国旗の話
3 服装の話
4 その他自由に
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 23:15:40.34 ID:hctxvNObO
3
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 23:15:44.55 ID:C+0ADxYXO
2
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 23:15:57.73 ID:dYMeiWRQO
705 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 23:22:54.76 ID:/D1CF/Bmo
あかり「前にあげた国旗ちゃんと飾ってるんですね」

ビスマルク「そのために貰ったんじゃない。この部屋で最初に飾られたインテリアよ」

あかり「ちゃんと大切にしてもらえてうれしいですよぉ」

ビスマルク「まあ、最初は祖国の心を忘れないために飾ってたものだけど」

あかり「ドイツの艦娘さんですもんねぇ」

ビスマルク「でも次第にあなたからのプレゼントだから大切になって来て……」

あかり「ドイツの国旗だからじゃなくて、あかりからのプレゼントだからってことですか?」

ビスマルク「そ、そうよ。まあ、国旗以前に人からの貰い物を無碍にするのもあれだし? そういう気持ちが強くなるくらいには、あなたのこと大切に思うように、なってきたし?」

あかり「えへへ、ありがとうございます」

ビスマルク「初めてのプレゼントにしては、まあいいものなんじゃないかしら? 見知らぬ国で過ごす私にとってはね」

あかり「不安だったりしたんですか?」

ビスマルク「ちょっとは……じゃなくて、ちっとも不安なんかじゃなかったわよ! だけど、安心はするから嬉しかったって言ってるの!」

あかり「はいはい、わかりましたよぉ」
706 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 23:36:11.35 ID:/D1CF/Bmo
あかり「そういえば執務室にもう1個ドイツの国旗がありましたよぉ」

ビスマルク「なんでそんなに国旗を持ってるのよ?」

あかり「みんなが遠征でもらってきたんです」

ビスマルク「日本海軍で流行ってるのかしら?」

あかり「そうかもしれませんし、ただいらなくなったものを押し付けられただけの可能性もありますよぉ」

ビスマルク「つまりその押し付けられたいらなくなったものがいらなくなったから、あなたも私に押し付けた、と?」

あかり「いやビスマルクさんが自分でほしがったんじゃないですか!」

ビスマルク「そうだったかしら?」

あかり「そうですよぉ。自分の部屋になら似合うとか言って」

ビスマルク「でもこの鎮守府で私の部屋以上に似合うところないでしょ?」

あかり「それは反論の余地がないです。執務室は龍の壁紙ですし」

ビスマルク「いい加減あれ別の壁紙にしたら? あなたには似合わないわよ」

あかり「ですよね、ちょっと考えておきますよぉ」
707 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 23:41:24.70 ID:/D1CF/Bmo
ビスマルク「で、その国旗どうするのよ?」

あかり「お部屋の整理はして行きたいと思ってますけど」

ビスマルク「まさか捨てるとか言うんじゃないでしょうね?」

あかり「それはさすがにできないから困ってるんですよぉ」

ビスマルク「なんなら私がもらってあげようか?」

あかり「もう1枚いるんですか?」

ビスマルク「捨てられるよりは二枚飾った方が気持ち的には嬉しいわよ」

あかり「う〜ん、どうしましょう」

↓2 ドイツの国旗(ドイツ艦を呼ぶ)を

1 使う
2 使わない
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 23:45:10.30 ID:fmMz4udFO
1
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 23:45:15.22 ID:Ka4ELTWIO
1
710 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/05/31(火) 23:58:27.61 ID:/D1CF/Bmo
あかり「ビスマルクさんがもらってくれるなら、その方がいいかもしれませんね」

ビスマルク「そうそう、私に任せておけば問題ないわ!」

あかり「オスカーのお布団に使うのはさすがにだめですよ?」

ビスマルク「わかってるわよ! さすがに粗末には扱わないわ」

あかり「それじゃあ、執務室に行きましょうか」

ビスマルク「そうね、行きましょう。あっ、オスカーにお布団かけるからちょっと待ってて」

あかり「オスカーは毛皮があるから寒くはないと思いますよぉ」



あかり「よく考えるとビスマルクさんにあげても、結局置いてくことになるのは変わりにないような」

ビスマルク「ちゃんと持ってく物の中に入れるわよ。身に着けておけばいいんでしょ?」

あかり「あかりのパジャマはそうでしたしたぶんそうだと思いますよぉ」ガチャ

武蔵「お帰り。ん? ビスマルクも一緒なのか」

ビスマルク「国旗をもらい受けに来たわ」

武蔵「国旗……あぁ、あそこに置いてあるドイツの」

あかり「ビスマルクさんがもらってくれるみたいです」

武蔵「この部屋の整理にはなるが、ビスマルクの部屋がまた散らかるな」

ビスマルク「またって何よ! ちゃんと片付けくらいしてるんだから!」

あかり「ですが、こう貰い物を見て話してるときって、新しい艦娘さんが着任してくることが多いんですよね」

妖精(猫吊るし)「ご明察。新しいドイツの艦娘さんがいらっしゃってますよ」

武蔵「ううむ、やけにタイミングのいい」

ビスマルク「じゃあもう1個の国旗はそっちにあげましょうか」

あかり「なんて人が来てるの?」

妖精(猫吊るし)「お呼びしましょう。どうぞ」

↓2

1 Z1
2 Z3
3 プリンツ
4 U-511
5 グラーフ
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 23:58:48.84 ID:s9GMeumqO
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 23:58:56.83 ID:v68mpN5NO
prinz
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 23:59:07.41 ID:SSShJhvUo
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 23:59:14.55 ID:CaOCIy7C0
715 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/01(水) 00:14:04.44 ID:L4DvFUrBo
数字ありの時は↓1ですがどっちにしろプリンツですね


プリンツ「Guten Morgen! じゃなくて、Guten tag! 私は、重巡プリンツ・オイゲン。よろしくね!」

あかり「プリンツさんですね。初めまして、赤座あかりですよぉ」

武蔵「今日の秘書艦の武蔵だ」

ビスマルク「あら、あなただったのねプリンツ」

プリンツ「ビスマルク姉様!」

あかり「姉様?」

プリンツ「はい、姉様です!」

ビスマルク「まあ私に似せて作られてるから、妹分みたいなものよ」

武蔵「確かにどことなく似ているな」

プリンツ「いえ、私なんて姉様と比べたら見劣りしますよ」

あかり「そんなことないですよぉ、すごく綺麗なのに」

プリンツ「DankeDanke!」

あかり「えっと、確かありがとうって意味のドイツ語でしたっけ」

ビスマルク「Danke1回でね。もう、重ねて言うの間が抜けて聞こえるからやめなさい」

プリンツ「あぅ、癖で言っちゃうんですよぉ」
716 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/01(水) 00:26:54.39 ID:L4DvFUrBo
ビスマルク「この子も最期まで戦い抜いた子だし、戦中に来てたらだいぶ活躍してくれたでしょうね」

プリンツ「参戦が遅くなりまして申し訳ないです!」

武蔵「もはや参『戦』ではないしな」

あかり「あかりは戦うためだけに仲間を増やしたかったわけじゃないですから、今からでも大歓迎ですよぉ」

プリンツ「優しいアトミラールさんでよかった。DankeDan……んんっ」

ビスマルク「まあ無理してやめろとは言わないけどね」

あかり「あかりは可愛くていいと思いますよぉ」

プリンツ「いえ、私はビスマルク姉様のように凛々しくなるんです! お間抜けではいけません!」

武蔵「凛々しいねぇ」

ビスマルク「何よその何か言いたげな目は!」

あかり「とにかく、これからよろしくお願いしますねプリンツさん」

プリンツ「はい、アトミラールさん!」

ビスマルク「ほらアトミラール、これも」

あかり「あっ、どうぞプリンツさん」

プリンツ「なんですか? 国旗?」

あかり「知らない国で心細いかもしれませんけど、絶対楽しい毎日が待ってるって保証しますよぉ」

プリンツ「わぁ〜Danke! ありがとう。でも私、日本の艦にも知り合いいますよ?」

あかり「そうなんですか?」

酒匂「ぴゃあ〜騒がしいと思ったら見かけない人がいる〜」

長門「お前は、プリンツオイゲンではないか」

プリンツ「長門、酒匂!」

酒匂「プリンツちゃん〜」

あかり「プリンツさんは日本の艦に混じって戦ったことがあるんですか?」

ビスマルク「そうじゃないわ。長門と酒匂の繋がり、あなたももう知ってるんでしょ?」

あかり「あっ……プリンツさんも?」

ビスマルク「そうよ、あの子もそうなの」

プリンツ「ところで、どこで会ったんだっけ?」

酒匂「そ、それは……」

長門「話すとややこしなるんだが」

武蔵「過度に特別視することもないが、ちょっとは気にかけた方がいいかもしれないな」

ビスマルク「そうね。悪いけど、頼める?」

あかり「わかりました。あかり、頑張りますよぉ!」

あかり(古鷹さんから青葉さんのこと頼まれたのといい、今日はよく任される日だよぉ)

あかり(みんなそれだけ信用してくれてるってことだから、それに応えなくちゃ!)
717 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/01(水) 00:28:52.84 ID:L4DvFUrBo
今回はここまでです

プリンツとするべきかオイゲンとするべきか迷いましたがオイゲンだと最近は別のキャラが浮かぶようになってしまったのでプリンツ表記です
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 00:30:46.49 ID:mzFOPlZNo
乙です
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 14:53:35.66 ID:6sxvDZrq0
乙です
オイゲンだと空の上のオッサンと一緒だからね
720 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/01(水) 22:43:10.18 ID:L4DvFUrBo
でもプリンツのソイヤなら見てみたいかも

開始します
721 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/01(水) 22:43:37.19 ID:L4DvFUrBo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  大鯨☆  戦艦棲姫☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
霧島   若葉☆  葛城☆
Bep   天龍    雲龍
長門   如月☆  離島棲鬼☆
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵☆  伊58    プリンツ
722 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/01(水) 22:44:04.12 ID:L4DvFUrBo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100以上。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ○ビス子☆
千歳☆ 熊野    ○古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
名取☆ 卯月☆  ○春雨☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   島風    ○駆逐棲姫☆
山城☆ ○舞風☆ ○五月雨☆
筑摩   伊168☆ 伊良湖☆
間宮☆
723 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/01(水) 22:53:31.00 ID:L4DvFUrBo
武蔵「しかしまあ戦いが終わったというのによく来るものだ」

あかり「にぎやかになっていいですよぉ」

武蔵「連れて帰る人数が多くなるんだぞ?」

あかり「その方がいいじゃないですか。お姉ちゃんにもこんなにたくさん仲間ができたんだよって自慢できます」

武蔵「仲間というかなんというか。実情を知らせたら泡吹いて倒れそうだ」

あかり「たくさんの艦娘さんを幸せにしてあげたいですよぉ」

武蔵「志は立派だが身の丈に合うかどうかは考えないといけないぞ」

あかり「できる限りのことはやります!」

武蔵「それで戦争を終わらせたんだから、大した器だということなのかもな」

あかり「武蔵さんもやりたいことあったら好きに言ってくださいね」

武蔵「ふっ、特段何もせずとも私はもう十分幸せだ」

あかり「今よりもっと幸せにしますよぉ!」

武蔵「全く、欲深だなお前は」

あかり「えへへぇ」

武蔵「ふふっ、さてと、昼からはどうするんだ?」

↓2

1 艦娘との交流(>>721の飛龍以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 22:55:39.01 ID:MuIvJR16o
3
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 23:00:21.36 ID:ETLJPfrzo
2
726 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/01(水) 23:08:49.95 ID:L4DvFUrBo
あかり「執務しますよぉ」

武蔵「いきなりか?」

あかり「いきなりです」

武蔵「いつも合間合間にちょこっとやってるくらいなんだろう?」

あかり「今日は雨ですから」

武蔵「それが理由か……いやほとんど鎮守府から出ないだろう」

あかり「でもなんとなくそんな気分なんですよぉ」

武蔵「そうか。誰かが急に珍しいことをすると雨が降るというが、今回は逆転したわけだな」

あかり「もぉ〜あかりそんなに執務してないように見えるんですか!」

武蔵「いやなに、一時期の書類の山を見ているからな」

あかり「あの時はあの時ですよぉ! 今は心を入れ替えてちゃんとやってるんです!」

武蔵「単純に書類の数が減っただけだろ?」

あかり「さ〜執務執務だよぉ」

武蔵「誤魔化すのが下手だな。ほら、まずはこれから片付けることだ」

あかり「えっとなんですか?」

↓2

1 施設増築の嘆願書
2 酒保充実の嘆願書
3 支給品のお知らせ
4 その他自由に
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 23:10:57.64 ID:cAyNYJvRO
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 23:11:01.77 ID:81/VtTYuO
1
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 23:11:09.87 ID:P0Lvc2XRO
730 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/01(水) 23:26:10.85 ID:L4DvFUrBo
あかり「何か新しい施設を作ってほしいみたいですね」

武蔵「これ以上何が欲しいというんだ」

あかり「もう色んなのありますからねぇ」

武蔵「引きこもっていても割と不自由しないんだがな」

あかり「お買い物するところは酒保しかありませんよぉ」

武蔵「だが食べ物は酒保ので十分だろう」

あかり「武蔵さんジャンクフードとか好きなんでしたっけ」

武蔵「高級料理よりああいった雑味というか粗さのある味が好きなんだよ」

あかり「ハンバーガー屋さんがあったら毎日通いそうですよぉ」

武蔵「さすがに毎日は飽きる。ホットドッグ屋と交互にだな」

あかり「結局ジャンクフードじゃないですか!」

武蔵「いいんだよ、艦娘は患わないから」

あかり「だからってよくないですよぉ」

武蔵「わかってるからそうしてないんだ。さあ、話はこれくらいにして書類だ」

↓2

1 教室セット
2 日当たりのいい縁側
3 図書室
4 その他自由に
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 23:26:49.39 ID:Mjs2xr+mO
1
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 23:26:56.60 ID:pnGy4lFsO
3
733 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/01(水) 23:43:45.17 ID:L4DvFUrBo
あかり「青葉さんから? 図書室を作ってほしいみたいです」

武蔵「図書室か。プールよりは鎮守府らしいな」

あかり「プールも一応訓練施設という名目ですから。士気向上が主な目的ですけど」

武蔵「確かに訓練施設としても優秀ではあるな。しかし、青葉が図書室か」

あかり「資料をまとめに来たんですし、ほしがってもおかしくはないと思いますよぉ」

武蔵「いや、そうなんだが。どうも青葉がおとなしく本を読んでる姿が想像できなくてな」

あかり「青葉さん元気ですからね」

武蔵「名取や神通、ヴェールヌイ辺りならイメージ通りなんだが」

あかり「名取さんは本好きみたいですね。神通さんやヴェルちゃんはどうでしょうか。好きそうですけど」

武蔵「だが読書をするのはいいことだぞ。提督も読書をして語彙を深め、心を豊かにしような」

あかり「はい、読書しますよぉ!」

武蔵(懸念事項は蔵書はあいつが集めるのかということだ。もしかしたら全棚春画本で埋まる可能性もある)

武蔵(それだけは何とか避けなくてはいけないな。妖精達に言っておこう)
734 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/01(水) 23:54:29.04 ID:L4DvFUrBo
武蔵「提督が読書しているところも想像できないな」

あかり「あかりはこれでも国語が得意なんですよぉ!」

武蔵「国語が得意なことと読書のイメージがあるかは別問題だからな」

あかり「あかりだって眼鏡かければ読書好きっぽく見えます!」

武蔵「私もしてるがそう見えるか?」

あかり「武蔵さんは……まず眼鏡よりその格好が気になって読書してるっぽいとか以前の話ですよぉ」

武蔵「読書するのに格好は関係ないだろ。裸でもできる」

あかり「できますけど図書室で裸になっちゃだめですよぉ?」

武蔵「いや、誰も裸でするとは言ってないだろ」

あかり「その格好も裸みたいなものですよぉ」

武蔵「これは裸じゃないだろ。包帯を巻いているしちゃんと羽織ってるだろ」

あかり「羽織ってるという垂らしてる感じですよぉ。はぁ、もう慣れましたからいいですけど」

武蔵「そうか順応していけるのは素晴らしいことだぞ」

あかり「はぁ、さてとこれからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>721の飛龍以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 23:57:38.96 ID:kF6/N5qqO
1大鯨
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 23:57:44.50 ID:0SxEJDROO
1プリンツ
737 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/02(木) 00:11:37.95 ID:mpXrIl4po
あかり「プリンツさ〜ん」

プリンツ「アトミラールさん。どうかしましたか?」

あかり「鎮守府の中は見て回りましたか?」

プリンツ「まだまだ広いから全然見れてませんよ。今は休憩中です」

あかり「この鎮守府は特に広く作られてますからね」

プリンツ「みんなの中心になるところだったんですよね〜すごいです」

あかり「いえ、あかりはたまたまここに来ただけですから」

プリンツ「それでもやりたげたんだからすごいですよ!」

あかり「あかりも頑張りましたけど、みんなのおかげですよぉ」

プリンツ「出ましたね! 日本人の謙遜というの! 奥ゆかしさです!」

あかり「いえ、実際そうですから」

プリンツ「姉様達も頑張って、アトミラールさんも頑張った! だからできたことなんですね」

あかり「はい、みんなで頑張りました!」

プリンツ「いいな〜私も姉様と一緒に頑張りたかった」

あかり「戦いは終わりましたけど、これからもずっと生きていくんです。一緒に頑張れる機会はいくらでもありますよ」

プリンツ「そうですか? そうだよね! 私、頑張る!」

あかり「はい、頑張りましょう一緒に」

プリンツ「はい! 一緒に頑張ろ〜! で、一緒に何します?」

↓2

1 鎮守府の案内
2 ビスマルクについて
3 排熱機構について
4 その他自由に
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 00:14:22.15 ID:V9qSFmdbO
2
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 00:14:26.73 ID:+ff88VYKO
1
740 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/02(木) 00:17:37.02 ID:mpXrIl4po
今回はここまでです
次はプリンツに鎮守府を案内するところからです

武蔵は格好は確かにあれなんですが私的にやっぱり読書してるところが想像つきやすいです
眼鏡の印象ってよくも悪くも強いなと思います
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 00:19:38.32 ID:CSMP75HrO
おつ
今のところメガネ要員は霧島と武蔵だな
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 01:56:01.35 ID:1dJI+33Wo
乙です
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 19:50:42.51 ID:Chu1Sz6Uo
武蔵は直立で微動だにせず読んでそうなイメージがある
744 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/02(木) 22:37:41.23 ID:mpXrIl4po
開始します
745 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/02(木) 22:45:48.51 ID:mpXrIl4po
プリンツ「そうだ、せっかくだからアトミラールさんに鎮守府を案内してもらいます」

あかり「もう休憩終わりですか?」

プリンツ「うん! もう十分休んだから大丈夫です!」

あかり「それならあかりが案内してあげますね」

プリンツ「お願いします!」

あかり「はい、任せてください! 行きましょう!」



あかり「休憩前にはどこを見ましたか?」

プリンツ「休憩前は〜レッスンルーム?ってところ見ました!」

あかり「レッスンルーム、今は那珂ちゃんが使ってると思いますけど」

プリンツ「那珂、歌上手い子ですよね。レッスンルームを覗いたとき歌ってたから聞かせてもらいました!」

あかり「那珂ちゃんの歌気に入ってもらえました?」

プリンツ「とっても上手だったって言ったら、当り前だよ〜って言ってました。謙虚じゃない人もいるんですね」

あかり「那珂ちゃんはそういう子なんですよぉ」
746 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/02(木) 22:55:22.31 ID:mpXrIl4po
あかり「元々那珂ちゃんのレッスンのために作った部屋なんですけど、訓練に使うこともありました」

プリンツ「訓練に使わなくなったから、今は元々の予定通り那珂ちゃんのレッスンする部屋なんですね」

あかり「那珂ちゃんはアイドル活動をしてるので、練習は欠かせないんですよぉ」

プリンツ「アイドル! それは軍内でやってるとかじゃなくてですか?」

あかり「はい。普通のアイドルさん達と同じようにライブしたりしてます」

プリンツ「はぁ〜すごい。戦いが終わった後の身の振り方を考えてる人もいるんだ」

あかり「那珂ちゃんは最初からアイドルになりたいって言ってましたので。どうするのかまだ決められてない人もいます」

あかり「あかりはそんな人達がこれからどうすればいいのかっていうのを、一緒に考えていきたいと思ってるんですよぉ」

プリンツ「なるほどなるほど〜」

あかり「元の世界に帰ればほとんどの人が学校に行くようになると思いますけどね」

プリンツ「私も学校ですか?」

あかり「プリンツさんが行きたいなら」

プリンツ「どうしよう〜姉様と一緒なら……」

あかり「まだ時間はありますから考えておいてくださいね」

プリンツ「jawohl!」
747 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/02(木) 23:02:18.10 ID:mpXrIl4po
プリンツ「プラネタリウムも見に行きました。すごく綺麗でしたね」

あかり「ですよね。世界中どこの星空でも映し出せるらしいですよ」

プリンツ「ドイツの空も?」

あかり「きっと見られますよぉ」

プリンツ「それはすごい〜でもなんで鎮守府にそんなものが?」

あかり「欲しいって言われちゃいましたから」

プリンツ「頼まれると断れない人! やっぱり日本人です!」

あかり「日本人以外でもいますよぉ」

プリンツ「アトミラールさんはテンケーテキ?日本人なんですね〜」

あかり「ん〜そんなに変わったところはありませんし、ある意味ではそうかもしれませんね」
748 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/02(木) 23:14:43.44 ID:mpXrIl4po
あかり「他には今度図書室もできる予定です」

プリンツ「こんな雨の日に時間つぶすのにはちょうどいいです」

あかり「ですね。今日に間に合えばよかったんですけど」

プリンツ「いつ頃できる予定なんですか?」

あかり「明日です」

プリンツ「それは惜しかったですね」

あかり「はい。昨日のうちに書類を確認してたらよかったですよぉ」

プリンツ「昨日のうち?」

あかり「はい。昨日頼めば今日に間に合ってましたから」

プリンツ「ん?」

あかり「はい?」

プリンツ「図書室一日でできるの?」

あかり「いつも通りなら一日でできますね」

プリンツ「一日できるものなの?」

あかり「妖精さん達がどう作ってるのかはわかりませんけど、一日できるみたいです」

プリンツ「これだけ大量の施設作る時間なんてあったのかなって思ってたけど、一日でできたなら納得ですよ」

あかり「妖精さんに感謝ですね」

プリンツ(もはや物理的に不可能なレベルな気がするけど、まあオカルトの存在みたいなものだからなんでもありだよね)
749 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/02(木) 23:24:08.19 ID:mpXrIl4po
あかり「はい、これで一通り生活するときに必要なところは案内できましたよぉ」

プリンツ「食堂も広くて快適そうだった!」

あかり「便利なんですよぉ。そういえばプリンツさんはお料理できるんですか?」

プリンツ「できます! お料理当番必要ですか?」

あかり「今でもいっぱいいますけど、できる人に交代でお願いしてるんですよぉ」

プリンツ「なら私も入ります。お世話になるんだから、そこでお役に立ちますね」

あかり「ドイツのお料理楽しみです」

プリンツ「姉様は料理しないんですか?」

あかり「できるけど、しないって言ってました。前に一度かるてすえっせん?っていうので、作ってもらいましたけど」

プリンツ「なら、姉様に代わって私がおいしいドイツ料理をみんなにごちそうします!」

あかり「わぁい、楽しみですよぉ」

プリンツ「姉様にも久しぶりに故郷の味を食べさせたいですからね」

あかり「ビスマルクさん艦娘になってからドイツに行ったことないみたいですから、故郷の味は食べたことないんじゃないかと思いますよぉ」

プリンツ「……それでも故郷の味は故郷の味なんです!」

あかり「そ、そうですね。何はともあれお料理当番の日、期待してますね」

プリンツ「はい!」

あかり「それじゃあ、あかりはこれで。これからどうしようかな」

↓2

1 艦娘との交流(>>721の飛龍、プリンツ以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
750 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/02(木) 23:37:33.87 ID:mpXrIl4po
セルフksk
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 23:40:35.80 ID:UZZYzplP0
1武蔵
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 23:41:17.62 ID:3pt+7KE+o
1長門
753 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/02(木) 23:51:14.55 ID:mpXrIl4po
あかり「武蔵さん」

武蔵「どうした提督、また執務しに戻って来たのか?」

あかり「いえ、武蔵さんと遊びに来ましたよぉ」

武蔵「遊んでほしいのかい。まったく、普通の提督だったら苦言の一つでも呈すところだな」

あかり「えへへ」

武蔵「ふっ、実績もあるお前に対しては何も言わんがな。おいで」

あかり「何して遊びましょうか?」

武蔵「そうだな、あいにくと雨だからな」

あかり「雨嫌いなんですか?」

武蔵「いや、雨も悪くない。梅雨の季節なら尚更だ。もう少し提督が大きければ、一緒に熱燗でも飲み交わせるんだが」

あかり「あかりはまだお酒飲めませんよぉ」

武蔵「まっ、鳳翔に付き合ってもらうさ。で、何をしようか」

↓2

1 ちゃんとした服を着せる
2 あかりの世界に行ったあとどうするか
3 本当の気持ちについて考える
4 その他自由に
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 23:54:16.22 ID:H5HSv4vFO
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 23:54:21.87 ID:AjQYIh5fO
756 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/03(金) 00:00:38.08 ID:Ri3VYK5no
今回はここまでです
次は武蔵にちゃんとした服を着せるところからはじめます

次で武蔵も好感度100になるので伊168、伊良湖、間宮、武蔵の順で好感度100イベントになります。

残り3分の1ちょっとですね
減ったような気がしますがまだ23人いるので普通に来年までやってそうな気もします
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/03(金) 00:13:18.58 ID:jKQlxVjRo
乙です
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/03(金) 00:52:30.26 ID:bhhhH8/Q0
全員とチョメチョメしないと終われないね
759 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/03(金) 22:38:14.00 ID:Ri3VYK5no
開始します
760 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/03(金) 22:41:59.07 ID:Ri3VYK5no
あかり「う〜ん、武蔵さんの言う通り雨ですからねぇ」

武蔵「外には行けないな」

あかり「雨でも行けなくはないですけど今の時間からは……って武蔵さんは雨じゃなくて行けませんよぉ!」

武蔵「なんでだ?」

あかり「なんでもなにもその格好です!」

武蔵「格好?」

あかり「包帯だけ巻いた姿で外に出たらおまわりさんを呼ばれちゃいますよぉ」

武蔵「そうか? 最近の若者は過激だからこれ以上の奴もいるんじゃないか?」

あかり「いたとしてもそれが許される理由にはなりませんよぉ」

武蔵「そりゃそうだ」
761 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/03(金) 22:51:51.80 ID:Ri3VYK5no
あかり「自分の体に自信があるのはいいことだと思いますけど」

武蔵「待て、自信があるってどういうことだ?」

あかり「千代田さん達が言ってましたよぉ。あれだけ肌を見せられるのは、きっと自分の体に自信があるんだろうって」

武蔵「むっ、いや別にそんなつもりではなかったのだが。そうか、そう思われても仕方がないのか」

あかり「自信なかったんですか?」

武蔵「ないわけではないが、別段誇示しようとしているわけでもない」

あかり「自信は持っていいとは思いますけどね」

武蔵「ああ、悪くはないだろう?」

あかり「あかりもこれくらいになりたいって思うくらいには」

武蔵「提督が私のようになるのは似合わんさ。いつまでもそのままでいるのが似合っている」

あかり「そんなことないですよぉ! あかりだって大きくなります!」

武蔵(今のまま行けば本当にそうなるかもしれんな。刺激も受けているだろうし)
762 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/03(金) 22:57:40.28 ID:Ri3VYK5no
あかり「とりあえず外に出てもいいように服着ましょう」

武蔵「今は出られないんだから着なくていいだろう」

あかり「予行練習ですよぉ」

武蔵「いや練習するまでもなく着るだけなんだが。まあいいか」

妖精(猫吊るし)「とりあえずお姉さんと同じ服を着てみましょうか」

あかり「姉妹艦だもんね。武蔵さんは黒っぽいのなんだ」

妖精(猫吊るし)「黒いのをすでに羽織っていますからね」

武蔵「さも当然のごとく自然に話に入り込んできたな」

妖精(猫吊るし)「まあまあ、私のことは気にせず袖を通してみてください」

武蔵「つくづくお前らが敵でなくてよかったと思うよ」

妖精(猫吊るし)「ふふ、褒めてもコスプレ衣装しか出ませんよ」

武蔵「出さんでいい」
763 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/03(金) 23:12:43.70 ID:Ri3VYK5no
武蔵「どうだ、似合うか?」

あかり「よく似合ってますよぉ」

武蔵「ふむ、私には服装の良し悪しはよくわからんが、提督が言うならそうなんだろう」

妖精(猫吊るし)「サイズもぴったりでしょう?」

武蔵「ぴったりだが、本当にぴったりすぎてぴっちりしてる気がするが」

あかり「確かに張り付いてる感じはしますよぉ。体のラインが浮き出てます」

武蔵「むぅ……」

妖精(猫吊るし)「いつも見せてるので問題ありませんよね?」

武蔵「い、いや、だめだ! 体の線が浮き出てるなど、恥ずかしい!」

あかり「ええっ!? いつも浮き出るどころかそのまま出してるんですよぉ?」

武蔵「出てるのはいいが、服越しに浮き出るというのがなんというか、いやらしいんだ! ダメだダメだ! 脱ぐ!」ヌギッ

あかり「わぁっ! 包帯外してるのにいきなり脱ぎ捨てたらだめですって!」

武蔵「間接的に見られるより、自分から直接見せる方がいいんだ!」

あかり「わかりましたから、包帯は巻いてください!」

妖精(猫吊るし)(やはり、そういう人ですよね武蔵さんは)
764 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/03(金) 23:31:20.02 ID:Ri3VYK5no
武蔵「巻きなおすのが面倒なんだ」

あかり「普通に服着た方が早いと思いますよぉ」

武蔵「私はこれでいいんだよ」

あかり「あかりは気になりますよぉ。武蔵さんとも一緒にお出かけしたいです」

武蔵「そ、そうか。出かけるときくらいは普通の服装になっても構わんが」

あかり「なら出かけるときちゃんとしてくれれば、それでいいですよ」

武蔵「とはいえ衆目の前で服を着るのは堪えるな」

あかり「普通逆ですからね? もっとふわっとした服着ればラインも出ませんよぉ」

武蔵「そうだな。何も姉妹艦で同じ格好しなければいけないわけではないからな。むしろあいつが私と同じになればいいんだ」

あかり「いや、大和さんには包帯だけは似合いませんよぉ。武蔵さんには似合うと思います。慣れただけかもしれませんけど」

武蔵「あれであいつも戦艦だ。荒々しい部分もあるはずだぞ? 似合うさ」

あかり「似合ってもしなくていいんです! もう、今日はこれでおしまいですよぉ」

武蔵「そんな時間か」

あかり「そんな時間です。ごほうびは何がいいですか?」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 明日一回交流する
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/03(金) 23:39:35.97 ID:qVoSUsT30
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/03(金) 23:40:04.94 ID:HaOPSnpCo
4
767 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/03(金) 23:46:44.99 ID:Ri3VYK5no
武蔵「ごほうびか。もらえるほどの仕事はしていないが」

あかり「今日は執務の時間が長かったですよぉ」

武蔵「あれで長いのか……平和なことで何よりだが」

あかり「だからごほうびですよぉ」

武蔵「そう言われても気が引けるな。そうだな、なら、明日も私に付き合ってくれ」

あかり「明日も武蔵さんに会いに行けばいいんですか?」

武蔵「ああ。別にごほうびは今じゃなくてもいいんだろう?」

あかり「いつでもいいですけど、それでごほうびになります?」

武蔵「ああ、なるよ……いや、別にお前と会うことがごほうびとかそういうわけではなくてだな!」

あかり「そういうわけじゃないんですか?」

武蔵「い、あ、そ……お前といると楽しいというのはあるから、その点えいえばごほうびと言えなくもないというだけであって別に会うこと自体がごほうびだと言ってるわけではなくてだな。そもそも――」

あかり「わ、わかりましたから、また明日会いに行きますよぉ」

武蔵「う、む、そうしてくれ。待ってるから」

あかり「はい、待っててください」
768 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/03(金) 23:59:08.14 ID:Ri3VYK5no
あかり「武蔵さんも随分と打ち解けてくれましたね」

武蔵「そうだろうか?」

あかり「前はあかりとみんなの関係はいけない〜ってお説教してたじゃないですか」

武蔵「別に今でもよくはないと思っているが、頭ごなしに否定するのはよくないと思った。そうだと言ったろう?」

あかり「そうでしたね。認めてくれましたよぉ」

武蔵「別に認めちゃいないさ。今でも健全ではないと思っているからな。ただ」

あかり「はい?」

武蔵「……いや、節度を守るならいいかとな。本気であることは理解できるから」

武蔵(私もその不健全な想いを抱いてしまっているから、否定できないんだ)

あかり「はい、あかりちゃんと本気でみんなと向き合ってますよぉ」

武蔵「ああ、それがわかるから、私も……ううん」

あかり「武蔵さん?」

武蔵「さあ、今日はこれで終わりだろう? 次の秘書艦を決めてそろそろ下がらせてくれ」

↓2 明日の秘書艦(>>721-722の☆のついている艦娘以外)
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/04(土) 00:00:18.18 ID:2xcqvuFY0
天龍
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/04(土) 00:01:01.53 ID:cW4xOr91O
白雪
771 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/04(土) 00:15:59.83 ID:sZ+zRagpo
あかり「白雪ちゃんにお願いしますよぉ」

武蔵「白雪か、わかった伝えておこう」

あかり「それじゃあおやすみなさい武蔵さん。また明日」

武蔵「ああ、また明日。おやすみ、提督」

武蔵「……本気で向き合っている、か。あんな小さな女の子でさえ覚悟を決めているというのに、私は」

武蔵「私もうじうじ悩んでいるわけにはいかんか。それでこの感情が消えるわけでもない」

武蔵「ならばいっそこの感情におぼれてみるのも一興、か」



あかり「武蔵さんにも認められて、あかりも鼻が高いよぉ」

あかり「ふふっ、プリンツさんとも早く仲良くなりたいなぁ。さてと、これからどうし――」

伊168「司令官、起きてる?」

あかり「イムヤちゃん?」

伊168「よかった、まだ起きてて」

あかり「イムヤちゃん、今日の水着は普通のビキニだね」

伊168「マイクロの方がよかった?」

あかり「普通のがいいです!」

伊168「ふふん、せっかく水着着てるんだし泳ぎたいなって思ってるんだけど、司令官もどう?」

あかり「今から?」

伊168「ちょっと遅すぎる?」

あかり「ん〜、あかりは別に構わないよぉ」

伊168「やった〜!」

あかり「さすがに今からだとちょっとだけになっちゃうけどね。じゃあ、プール行こっか」

伊168「その前に。私が水着なんだから、司令官もここで水着に着替えてよ」

あかり「ええっ!?」

伊168「別にいいでしょ? 私だって普段から水着なんだし」

あかり「ま、まあいいけど……」

伊168「そ、れ、じゃ、こっちとこっち、どっちにする?」

あかり「イムヤちゃんが水着用意して……って、選択肢それだけなの!?」

伊168「あいにくとこれしかなかったんだぁごめんね」

あかり「あ、あかり自分の水着を……」

伊168「だめだよ。夜だし時間もないんだからすぐ行くの」

あかり「で、でも、それ……」

伊168「別にいいでしょ〜? マイクロビキニとスリングショット、どっちがいいか早く選んでね」
772 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/04(土) 00:18:43.87 ID:sZ+zRagpo
今回はここまでです
次は伊168の好感度100イベントからです

普段からスク水で過ごすのとビキニで過ごすのではどっちの方があれなんでしょうか
普通なら後者でしょうけど二次元的にはビキニアーマーやらで見慣れてる気がするのでスク水の方があれな気もします
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/04(土) 00:21:10.11 ID:K0ThdT6Po
乙 スク水の方がアレよなたしかに
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/04(土) 01:01:11.37 ID:jbVhyeeco
乙です
775 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/04(土) 22:39:56.72 ID:sZ+zRagpo
開始します
776 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/04(土) 22:46:07.61 ID:sZ+zRagpo
伊168「ほらほら早く〜」

あかり「ええっと、選ばなきゃだめ?」

伊168「ダメだって言ってるでしょ〜ほら、司令官が選べないなら私が選んじゃうよ」

あかり「わぁ〜待って! 紐よりビキニの方がいいからそっちにする!」

伊168「了解、はいじゃあ着替えて」

あかり「や、やっぱりプールについてから」

伊168「イムヤとペアルックになるのがそんなにいやなの?」

あかり「ペアルックっていうのこれ?」

伊168「イムヤがそう思うんだからそうなの!」

あかり「そ、そう、別にペアルックになること自体はいやじゃないけど……」

伊168「だよね〜島風とはなってたもんね」

あかり「なんで知ってるの!?」

伊168「見てたからに決まってるじゃない。島風がよくてイムヤがダメな理由ないでしょ?」

あかり「うぅ、見られてたならしょうがないよぉ」
777 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/04(土) 22:56:35.40 ID:sZ+zRagpo
あかり「うぅ、ほとんど大事なところしか隠れてない……」

伊168「あはっ、似合ってるよ司令官」

あかり「似合ってる? あかりみたいな子供よりもっとスタイルいい人がやった方が……」

伊168「スタイルいい人がやるのもいいけどね、小さいからこそ過激にして印象付けるのよ」

あかり「過激すぎだよぉ」

伊168「すぎるくらいがちょうどいいの! ほら、行きましょう」

あかり「まさかまたこんな格好で鎮守府の中歩くことになるなんて」

伊168「こんな格好ってイムヤ達はいつもそれだって言ってるでしょ」

あかり「いや、こんなに布の面積小さくないし」

伊168「水着は水着だから一緒なの!」

あかり「それはちょっと乱暴すぎるよぉ」
778 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/04(土) 23:05:15.85 ID:sZ+zRagpo
伊168「イムヤ達と同じ気持ちになってもらおうかと思ってね」

あかり「だったらスク水でいいじゃない」

伊168「もうスク水じゃなくなったでしょ?」

あかり「いや昨日の夕方からだから、実質今日だけだよねそれ!」

伊168「だから水着だから一緒なんだって」

あかり「じゃあイムヤちゃんも普段はこんなはずかしい気持ちになってるの?」

伊168「いや、別に」

あかり「じゃあ同じ気持ちじゃないじゃない!」

伊168「同じだけの羞恥でもそれをどう思うかは人それぞれってことだよ」

あかり「絶対同じだけじゃないよぉ」

伊168「ならイムヤも今から同じだけの羞恥を受けようかなぁ」

あかり「い、いいから! 早く行こう! 誰かに見られちゃうよぉ」
779 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/04(土) 23:12:57.88 ID:sZ+zRagpo
伊58「雨が降ってても水着なら大丈夫! でもセーラー服の方が濡れるもんね〜」デッチデッチ

あかり「あっ、あの足音はゴーヤちゃんだよぉ!」

伊168「こっちに来るわね」

あかり「ど、どうしよう!」

伊168「司令官はそこのロッカーに隠れてて」

あかり「イムヤちゃんは?」

伊168「私は別に隠れる必要ないし。ほら、早く」

あかり「う、うん!」

伊58「だけど、セーラー服が濡れても水着だから問題ない。やっぱり機能美にあふれてるでち!」

伊168「それは機能美とはちょっと違うんじゃない?」

伊58「あっ、イムヤ」
780 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/04(土) 23:31:54.94 ID:sZ+zRagpo
伊58「こんなところで何してるの?」

伊168「夜の散歩よ。ゴーヤこそ何やってるのよ?」

伊58「水着の機能美を堪能していたところ」

伊168「だから服濡れてるのね。ちゃんと拭いてるからまだいいけど、行儀よくないわよ」

伊58「でもせっかく水着着てたら試したくなるでち」

伊168「わからなくもないけどねその気持ち」

伊58「そういえばイムヤはなんで水着変えたんでち?」

伊168「別に指定はされてないしね」

伊58「確かにされてないでち」

あかり(指定の水着じゃなかったの!?)

伊168「それにほら、改造されたから。いつものあれよ、改になった証」

伊58「ああ〜あれね。提督も好きだね」

伊168「女の子だもの。誰かの服を選んであげるのが好きなのよ」

伊58「ゴーヤはこの格好が一番でち」

伊168「そう言えば無理に変えようとはしないわよ」
781 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/04(土) 23:45:55.41 ID:sZ+zRagpo
伊168「でもゴーヤも似合うんじゃない? だって私より胸大きいし」

伊58「ええ〜スク水がいいよ」

あかり(イムヤちゃんなんで普通に世間話続けてるの? あかり出られないよぉ)

伊168「ちょっと着てみる?」

伊58「今から? でもさすがにここで着替えるのははずかしいでち」

伊168「そこにロッカーがあるじゃない」

あかり(イムヤちゃん!?)

伊58「あ〜確かにここ使えば着替えられるね」デチデチ

あかり(ゴーヤちゃんが近づいて来る!? イ、イムヤちゃん!)

伊58「少し狭いけどこれくらいあれば十分に着替えられる――」

あかり(あ、開けられる! だめっ……!)

伊168「ちょっと待って、やっぱなし」

伊58「えっ?」

伊168「ゴーヤはロッカーで着替えられるけど、私は裸で外に立ってないといけなくなるわ」

伊58「あ〜確かに二人は入れないでち」

伊168「服交換するにしてもやっぱり外で着替えなきゃだしね」

伊58「なら今は無理だね」

伊168「そうね。ていうか、元々胸のサイズが合わないからゴーヤ着られなかったわね」

伊58「逆ならよかったんだけどね〜」

伊168「うっさいわよ。ほら、服濡れてるんだし早く着替えてきなさい」

伊58「そうするでち! じゃあイムヤおやすみ」デッチデッチ

伊168「おやすみ、ゴーヤ」
782 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/04(土) 23:58:08.08 ID:sZ+zRagpo
伊168「行ったよ司令官」

あかり「はぁ……」

伊168「どうしたの? 中暑かった?」

あかり「暑かったのは暑かったけど、それだけじゃないよぉ!」

伊168「あはは、ドキドキしたでしょ?」

あかり「心臓が破裂するかと思ったよぉ!」

伊168「破裂しなくてよかった」

あかり「もぉ、イムヤちゃんの意地悪!」

伊168「これからプールで冷えるんだから、ちょっとは体温めてあげた方がいいかなって思ったの」

あかり「だからってこの温め方はないよぉ!うぅ〜、本当にドキドキしたんだよぉ」

伊168「そのドキドキ、気持ちよかったりしない?」

あかり「そ、そんなことあるわけないでしょ!」

伊168「本当に〜?」

あかり「本当にないから! もう、騒いでたらまた人来るかもしれないし、早く行こう!」

伊168「はいはい」
783 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 00:19:47.25 ID:1ZbdhPNZo
あかり「はぁ、何とか誰にも見つからずにたどり着いたよぉ」

伊168「よかったね〜」

あかり「本当によかったよぉ。来るだけで結構体力使っちゃったよぉ」

伊168「ここからが本番だよ! ほら、早速泳ごう!」

あかり「ま、待って!」

伊168「どうしたの?」

あかり「これ泳いでも大丈夫だよね?」

伊168「さあ?」

あかり「さあって!」

伊168「それ着て泳いだことないからわからないよ。泳いでみればわかるよ」

あかり「そんなぶっつけ本番的な! ダメだったらどうするの!」

伊168「イムヤしかいないからいいでしょ?」

あかり「よくないよぉ!」
784 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 00:36:53.76 ID:1ZbdhPNZo
伊168「なんで?」

あかり「なんでってそれは、はずかしいし……」

伊168「どうしてはずかしいの? 私何回も見たことあるのに」

あかり「何回見られてもはずかしいものははずかしいの!」

伊168「ふ〜ん……なら、はずかしがってもらおっかな!」サッ

あかり「きゃああっ!?」

伊168「ふふん、やっぱり」

あかり「やっぱりってなに!? 水着返してよぉ!」

伊168「や〜だ」ガバッ

あかり「わぁっ!?」

伊168「隠さないで見せてよ」ガシッ

あかり「なっ、イムヤちゃ、離して……」

伊168「離さないよ〜だって、私はこれが見たかったんだもん」

あかり「これって、あかりの……」

伊168「そう、司令官のおっぱい。それも、興奮してるの、ね」
785 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 01:02:21.85 ID:1ZbdhPNZo
あかり「なんで、そんなこと、わかるの……?」

伊168「興奮してると、ピンって立つんだよ。ちょうど、今の司令官のみたいにね」

あかり「あ、あかり、興奮なんて」

伊168「してる。口でどれだけ言ったって、ここが証明してる」ペロッ

あかり「んあっ……!」ビクッ

伊168「司令官は、私に押し倒されて興奮してるの。ううん、もっと実はもっと前からこうなってた」

あかり「なって、な……」

伊168「嘘はいけないよ〜」ペロペロ

あかり「あああっ……!」

伊168「その水着で隠せるわけないでしょ。見えてたんだから、ちょうどロッカーから出てきたときから、もうそうなってたでしょ」

あかり「そんな、こと……」

伊168「ゴーヤに見つかりそうになって、ドキドキしてた。興奮してたんだね」

伊168「つまり、司令官はそういう格好して、誰かに見つかるかもしれないところを歩くと興奮するってことだ」

あかり「ち、ちがっ……」

伊168「違わない。司令官は、そういうのが好きな子なの」

あかり「う、あ……」

伊168「くすっ、エッチだね司令官。島風のときも本当はドキドキしてたんだ」

あかり「そんなことないもん……」

伊168「じゃあさっき目覚めたのかしら? どっちにしろ、今そうなってることは事実だからね」

あかり「うぅ……穴があったら入りたいってこういうことだよぉ……」

伊168「ふふっ、またちょっと張りが強くなったんじゃない?」

あかり「ええっ!?」

伊168「司令官ははずかしくされるのが好きなのか〜ふむふむ〜」

あかり「そんな、だって、あかり……」

伊168「認めがたいのはわかるよ。でもね、受け入れよう? 自分に嘘ついても辛いだけだからね」

伊168「イムヤはいいよ、司令官がそういう子でも。だって、ほら」パサッ

伊168「イムヤもそういう子だからね……」

あかり「イムヤ、ちゃん……」

伊168「司令官……教えてあげるね。そういう気持ちになったときどうすればいいのか……」

伊168「イムヤが実際にやってみせて、ね」
786 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 01:11:03.42 ID:1ZbdhPNZo
今回はここまでです

調べたところによると興奮する以外にも温度の変化や刺激を受けることによって固くなることもあるそうです
なら何度の変化からそうなるのか、これってトリビアになりませんでしょうか
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 01:13:24.22 ID:LAjTkoFnO
冷たいプールに入ったりしてもなるよね
一種の鳥肌みたいなもんよ
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 02:52:44.74 ID:NFV/TOGs0
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 06:06:27.14 ID:1ncmUytc0
野外レズプレイええぞー
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 08:19:11.22 ID:nY8Y73I5o
乙です
791 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 22:41:12.94 ID:1ZbdhPNZo
開始します
792 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 22:41:48.92 ID:1ZbdhPNZo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  大鯨☆  戦艦棲姫☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
霧島   若葉☆  葛城☆
Bep   天龍    雲龍
長門   如月☆  離島棲鬼☆
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
伊58   プリンツ
793 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 22:42:16.29 ID:1ZbdhPNZo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100以上。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ○ビス子☆
千歳☆ 熊野    ○古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
名取☆ 卯月☆  ○春雨☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   島風    ○駆逐棲姫☆
山城☆ ○舞風☆ ○五月雨☆
筑摩   伊168☆ 伊良湖☆
間宮☆ 武蔵☆
794 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 22:46:31.83 ID:1ZbdhPNZo
白雪「おはようございます司令官」

あかり「おはよう……」

白雪「どうかなさいましたか?」

あかり「う〜ちょっと体調不良だよぉ」

白雪「風邪ですか?」

あかり「かもしれない」

白雪「昨日は雨でしたが、もしかして外で遊んでそのままでいたりしませんでしたか?」

あかり「してないよぉ」

白雪「じゃあなぜひいてしまったんでしょうか?」

あかり「そ、それは、その、まあなんか色々あったんだよぉ」

白雪「なんかって何ですか」

あかり「なんかはなんかだよぉ」
795 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 22:56:51.28 ID:1ZbdhPNZo
白雪「お加減が悪いのであれば、今日は無理せず休んでください」

あかり「ちょっと体がだるいくらいだから平気だよぉ」

白雪「いけません! 風邪はひき始めの対処が肝心なんです!」

あかり「う、うん」

白雪「ほら、早く横になってください! お薬持ってきますから!」

あかり「ごめんね白雪ちゃん」

白雪「いいんですよ。前はあまり看病できませんでしたから」

あかり「また風邪ひいちゃったね」

白雪「年に一度くらいかかってしまう人もいますよ。それに今回は寝込むほどではないですから改善は見られます」

あかり「えへへ、ちょっとは体が丈夫になったのかな」

白雪「以前よりはなったということです。では、お薬取ってきますので、いつもみたいにどこかに行っちゃだめですよ?」

あかり「わかってるよぉ」

あかり「はぁ、さすがにあの格好で長くいたら風邪ひいちゃうよね。人肌で暖めあうのにも限度があるし……」

あかり「今日は一日静かに過ごそう」

↓2

1 艦娘が見舞いに来る(>>792-793の○のついている艦娘以外)
2 アイテムを使う
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 22:58:18.21 ID:EbKcPzXBO
1雲龍
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 22:58:24.70 ID:BDdHAWS0O
1秋月
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 22:58:31.56 ID:IwWpUV1wO
1吹雪
799 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 23:13:04.86 ID:1ZbdhPNZo
あかり「本当にキツいって感じじゃなくて、ちょっとだるいかなぁってくらいだから寝ようって気にもならないよぉ」

あかり「どうしようかなぁ」

秋月「あの、司令」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜?」

あかり「秋月ちゃん? どうしたの?」

秋月「どうもお薬が切れていたようで、買ってくるまで白雪さんから看病するように頼まれました」

あかり「あぁ、そうなんだ。艦娘のみんなにはお薬いらないもんね」

秋月「まさかこんなところで仇となるとは……」

長10cm砲ちゃん「きゅうきゅ?」

あかり「そんなに心配しなくてもちょっとだるいかなってくらいだよ。朝ごはんもちゃんと食べられたしね」ナデナデ

秋月「食欲があるなら一先ずは安心です。食べられるなら栄養も取れますから、明日にはきっと治ってますよね」

あかり「うん。心配かけてごめんね」

秋月「いえ。看病すると言ってもそこまで何か必要ではないようですし、暇つぶしにお話相手になりましょう」

あかり「ありがとね秋月ちゃん」

↓2

1 長10cm砲ちゃんと遊ぶ
2 イムヤと仲がいいのかという話
3 最近はよく食べるようになったという話
4 その他自由に
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 23:13:49.46 ID:FS6o+Z2ZO
2
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 23:13:54.64 ID:sRt5APj6O
802 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 23:21:21.75 ID:1ZbdhPNZo
あかり「食欲といえば、秋月ちゃんも最近はよく食べるようになったよね」

秋月「えっ? あぁ、そうですね。最近は食べるようになった、というか食べられるようになりました」

あかり「前は本当に全然食べなかったから、心配して食べさせようとしたこともあったっけ」

秋月「あの頃はご心配をかけてすいませんでした」

あかり「ううん、無理に食べさせようとしたりしてごめんね」

秋月「いいんです。そのおかげでこうなれたんですから」

あかり「食べてるうちに胃が大きくなったんだね」

秋月「恐らくはそうなんでしょう」

あかり「成長しないのに胃は大きくなるんだね」

秋月「深く気にしてはいけません」

長10cm砲ちゃん「きゅうきゅう」コクコク
803 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 23:34:37.37 ID:1ZbdhPNZo
あかり「長10cm砲ちゃんはずっと食いしん坊だったけど」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」

秋月「そうですね、この子達は当初からずっと食いしん坊でした」

秋月「もしかしたらあまり食べない私の代わりに、自分達が食べてみせようとしてたのかもしれません」

あかり「そうなの?」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜……きゅう!」コクリ

秋月「そうじゃないみたいですね」

長10cm砲ちゃん「きゅきゅ!?」

あかり「あはは、でも長10cm砲ちゃんも秋月ちゃんの一部みたいなものだし、長10cm砲ちゃん達が食べてたから秋月ちゃんも食べられるようになったのかも」

秋月「そうなんでしょうか? この子達が食べても私のお腹は膨れませんけど……」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜?」

秋月「ですがまあ、この子達がおいしそうに物を食べているのを見て、私も食べてみたいと思ったというところはあるかもしれません」
804 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/05(日) 23:54:16.70 ID:1ZbdhPNZo
秋月「おいしい食べ物が好きなだけ食べられる。それがどれだけ幸せなことなのか、ようやくわかりました」

あかり「昔は食べられなかったもんね」

秋月「船でしたから。でも、昔から艦娘だったとしても食べられていませんでしたよ」

あかり「それは食べるものがなかったから?」

秋月「そうです。食うや食わずの生活がどれだけ辛かったのか。当時の私にはよくわかりませんでしたから」

秋月「ただ辛そうにしてる人を見て、これは辛いことなんだなと漠然と思っていただけで」

あかり「そもそもお腹空かないんじゃわかりようがないもんね。仕方ないよぉ」

秋月「楽しさを知ることで、逆に辛さも理解する。表裏一体とはこのことです」

あかり「ずっと同じだったら楽しいのも辛いのもわからないもんね」

秋月「生きているというのはこういうことなのだと、食事を通して学べた気がします」

あかり「そっか……よかったよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜」

あかり「長10cm砲ちゃんもそうなのかな?」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜……きゅう!」コクリ

あかり「違うみたいだね」

長10cm砲ちゃん「きゅ!?」

秋月「この子達はある意味で私よりも早く生の実感得ていたんでしょう」

秋月「自由奔放に生きること、ちょっとは見習わないといけないところがあるかもしれませんね」
805 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/06(月) 00:03:53.29 ID:iA7ZZ60io
長10cm砲ちゃん「きゅっきゅっきゅ〜」

秋月「もう、ちょっとほめたらすぐそうやって調子に乗る」

あかり「ふふふ」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜う?」

あかり「うん? 元気になったかって聞いてる? なったよぉ、長10cm砲ちゃんに元気をもらったからね」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」

秋月「この分であれば心配ありませんね」

あかり「ほんのちょっと体調悪いだけだからね」

秋月「とはいえ油断をしてはいけませんよ。司令も調子に乗らず、白雪さんの薬をおとなしく待っててくださいね」

あかり「は〜い」

秋月「それでは、あまり騒がせてもいけませんから私はこれで」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜」

あかり「えっ、行っちゃうの?」

秋月「病気を治すのに必要なのは栄養と休養。ご飯を食べたら寝るのが一番です」

あかり「あんまり眠たくないよぉ」

秋月「横になって目を瞑っていれば眠れますよ」

あかり「羊何匹数えれば寝られるかなぁ」

秋月「そこは司令の頑張りしだいです。それでは、お大事に。行くよ、長10cm砲ちゃん」

長10cm砲ちゃん「きゅう〜きゅ〜」ヒラヒラ

あかり「うん、またね。はぁ、また一人になっちゃった。どうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘が見舞いに来る(>>792-793の○のついている艦娘以外)
2 アイテムを使う
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 00:06:23.01 ID:Rctn43j00
1金剛
807 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/06(月) 00:23:50.48 ID:iA7ZZ60io
15分くらい経ってますので次は金剛が見舞いに来るところで今回はここまでです


風邪引いてるときにできることが思いつかず安価の選択肢が少なくてすいません
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 01:31:25.19 ID:eAJ/YkpKO
乙です
お粥の口移しと添い寝ぐらいかなぁ
次の日には風邪うつされそうだけど
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 01:36:53.76 ID:7E5R3D0lo
乙です
810 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/06(月) 22:46:43.68 ID:iA7ZZ60io
金剛「ヘーイ! アカリー! お加減はいかがですカー!」バン!

あかり「わぁっ!? 金剛さん?」

金剛「オウ、ソーリー、驚かせてしまいましたネー」

あかり「いえ、お見舞いに来てくれたんですか?」

金剛「イエス! アカリのために氷枕を用意して来ましタ!」

あかり「あぁ、ありがたいんですけど別に熱が出てるとかじゃなくて、頭も痛くないですし」

金剛「ならどこが悪いんですカ?」

あかり「ちょっと体がだるいかなぁって感じです」

金剛「むむ、お腹が痛いとか胸が痛いとか言うなら、さすってあげられたのニー」

あかり「いやお腹はともかく胸はだめですからね」

金剛「ならお尻デース!」

あかり「どこも痛くないですから!」

金剛「仕方ありまセーン。今日は久しぶりにアカリと二人きりの時間を楽しむとしますヨー」

あかり「はい、暇なので少し付き合ってください」

金剛「何します!? 鬼ごっこ!?」

あかり「激しく動くのはなしですよぉ。白雪ちゃんに怒られちゃいますから。少しお話でもしましょう」

↓2

1 あかりの世界に行ったらどうしたいかという話
2 体を拭く
3 霧島の話
4 その他自由に
811 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/06(月) 22:57:11.57 ID:iA7ZZ60io
いつもの開始宣言を忘れてしまいましたすいません
10分経ったのでセルフksk
812 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/06(月) 23:07:59.74 ID:iA7ZZ60io
今日はどうも人がいないみたいなのでお休みですね
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 23:15:38.06 ID:WQ9tgZPA0
やや、風呂入ってたら出遅れた……
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 23:15:40.10 ID:hkPJXZBw0
2
815 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/06(月) 23:41:52.90 ID:iA7ZZ60io
ちょこっとだけ書きます


金剛「アカリ、ずっとお布団被ってたんですカー?」

あかり「いえ、ちょっと前に秋月ちゃんと長10cm砲ちゃんが遊びに来て、ちょっとお話してました」

金剛「お布団から出て?」

あかり「お布団からは出てませんけど」

金剛「ならきっと汗かいてますヨネ!?」

あかり「えっ、いえかいてません」

金剛「気づかないうちにかいてるんですヨー! 私が拭いてあげマース!」

あかり「あっ、ちょっと金剛さん!?」

金剛「こんなこともあろうかと、バスタオルを用意しておきました!」

あかり「明らかに最初から体拭くつもりで来てる! というかどこから出したんですか!」
816 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/06(月) 23:47:43.80 ID:iA7ZZ60io
金剛「アカリー」

あかり「本当に汗なんてかいてませんよぉ」サッ

金剛「そんなに逃げなくてもいいじゃないですカー!」

あかり「逃げないと体拭かれちゃいます」

金剛「私に拭かれるのがそんなに嫌なんですか?」

あかり「ただ拭くだけならいいですけど」

金剛「本当に拭くだけデース!」

あかり「本当ですか?」

金剛「ハイ!」

あかり「なら、いいですけど。汗かいてませんけどね」

金剛「やったー!」
817 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/06(月) 23:58:34.51 ID:iA7ZZ60io
金剛「アカリ、私の膝の上に乗ってくだサーイ」

あかり「その方がやりやすいんですか?」

金剛「それもありますけど、こうしてあかりに布団をかけてあげれば、はずかしくないデショー?」パサッ

あかり「これなら脱いでも見えませんからね。でも、拭かれるはずかしさはありますからはずかしくないわけじゃないですよ」

金剛「そこは我慢してくださいネー。さあ、ちょっとはだけるくらいでいいですから」

あかり「はい」ゴソゴソ

金剛「それじゃ、はじめますネー」

あかり「拭くだけですよぉ?」

金剛「拭くだけ拭くだけ〜」

あかり(本当に拭くだけで終わるか心配だよぉ)
818 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/07(火) 00:00:53.40 ID:/88TBmtho
今回はここまでです
次は続きからです

やはり島流しされたのが効いてるということなんでしょうか
元の板でも何度かありましたのであまり関係ないかもしれませんが
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 00:19:59.73 ID:biSr19+dO
乙です。少しの間、安価下1に戻してみては?
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 00:26:06.44 ID:y0wRD5X50
人はいると思いますよ、少なくとも10秒もしないうちに安価下2をかっさらう連中が何人かは
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 02:51:08.03 ID:f1FUXbMzO

あっちでもたまにある事だし気にすんな
昨日完全に寝落ちしてて参加出来なかったのは内緒だ
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 04:32:30.24 ID:Cd/fuMqto
乙です
823 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/07(火) 22:42:01.10 ID:/88TBmtho
あんまり続くようであれば↓1に戻しましょうかね
とりあえずは↓2のままで行きます

開始します
824 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/07(火) 22:45:31.56 ID:/88TBmtho
金剛「ふんふ〜ん」

あかり(ん、意外に普通に拭いてるだけだよぉ)

金剛「まだ濡れてるとこありませんかアカリ?」

あかり「いえ、最初から濡れてませんし」

金剛「布団と私の体温で汗をかいて来たはずデース!」

あかり「そのために抱っこしてたんですか」

金剛「趣味と実益を兼ねてマース」

あかり「それはなんか違うような。残念ながらまだかいてませんよ」

金剛「それならば摩擦熱で!」

あかり「ちょ、あかりの肌が擦れちゃいますから!」

金剛「冷や汗かきまシタ?」

あかり「そっちの汗が狙いですか!」
825 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/07(火) 23:13:41.55 ID:/88TBmtho
あかり「もう、無理やりかかせたら意味ないじゃないですか」

金剛「風邪引いたときは汗かかないといけませんよ」

あかり「熱が出てるわけじゃありませんってば」

金剛「それでもちょっとはよくなりますヨー。こことか、どうですか?」

あかり「ふひゃっ!」

金剛「ン〜? どうかしましたカー?」

あかり「くすぐったいところに触れちゃったんですよぉ」

金剛「それはソーリー。次からは気を付けますね」

あかり「ひゃあっ!」ビクッ

金剛「オウ! またですカー。すいませんアカリ」

あかり「い、いえ……」

金剛「この辺りなら大丈夫ですか?」

あかり「んっ……!」

金剛「さっきと反応が違いますネー、大丈夫そうデース」

あかり「まっ、金剛さ……」

金剛「拭き拭きしマース」

あかり「んんぅ……!」

金剛「汗が取れて気持ちいいデショー?」

あかり「むしろ汗、っぁ、かいてきましたよぉ……」

金剛「それはおかしいですね、タオル越しでは拭けてると思うんですけど、ちょっと直接触りますネー」

あかり「あっ、あぁっ……!」

金剛「確かに汗かいてますね。ようやく体が暖まったんでしょうか」

あかり「金剛さんっ……」

金剛「顔の方も、赤みが増してきましたしね。さらに発汗促進のマッサージしてあげますヨ」

あかり「だっ、はぁっ……!」

金剛「どうですか、アカリ? 気持ちいいですよね? こんな体のけぞらせてるんですカラ」

あかり「どこ、触ってるか、わかって……」

金剛「お布団に隠れててわかりませんネー」

あかり「そのためっ……ん、っ……!」

金剛「ハァハァ……アカリ、すごくエッチな顔をしてますね……」

あかり「金剛さんが、こんなこと……するから……!」

金剛「それもあるけど、ちょっと慣れてるデショ? 怖がるよりも身を委ねてきてる感じがしマース」

金剛「私の知らない間にアカリがこんなにエッチな子になってしまってたなんて」

あかり「……幻滅しましたか?」

金剛「ノー、そんなことあり得ません。むしろ、嬉しいですヨー」

金剛「私、アカリが好きですから。無理やりするより、受け入れてもらえる方がいいに決まってます」

あかり「今は、無理やりみたいなものじゃないですか……」

金剛「結果オーライデース」

あかり「もぉ、そんなかるっ、あぁんっ……!」

金剛「はぁ、はぁ……キュートですよ、アカリ。もっと、見せて、聞かせてください……」

あかり(やっぱり、ただ拭くだけ終わらなかったよぉ……わかってたのに……)
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 23:20:30.33 ID:u5I8SgjD0
あまり気にしなくても大丈夫ですよ!
827 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/07(火) 23:31:14.77 ID:/88TBmtho
あかり「はぁ、ぁっ……」

金剛「ふふっ、汗いっぱいかいちゃいましたネー」

あかり「金剛さ……服が……」

金剛「ん? いいんですヨー、好きに寄りかかってください。アカリの汗ならむしろごほうび……とは言いませんけど、嫌悪感はありまセン」

あかり「はぁ、はぁ……」

金剛「ふふふ、よしよし。体が冷えるといけませんから今度こそちゃんと拭きますネー」

あかり「お布団も変えないと……」

金剛「ハイ、私が用意しますヨー」

あかり「ありがとうございます」

金剛「んふっ、あんなことしてありがとうございます、なんてお礼言われたら、ドキドキしてきちゃいます」

あかり「それにお礼を言ったわけじゃありませんから!」

金剛「デスヨネー」

あかり「はぁ、もうすぐお昼になりそうだけど、どうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘が見舞いに来る(>>792)
2 アイテムを使う
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 23:32:23.07 ID:OQYeygZPo
2
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 23:40:54.46 ID:u5I8SgjD0
1 吹雪
830 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/07(火) 23:51:19.60 ID:/88TBmtho
あかり「はぁ……体調悪いとか本当に忘れちゃったよぉ」

吹雪「司令官、お加減いかがですか?」

あかり「吹雪ちゃん。お見舞いに来てくれたの?」

吹雪「はい。白雪ちゃんが道が混んでるとかでまだ帰ってこられないみたいですから」

あかり「そういえばまだ帰ってきてないね」

吹雪「お薬がなくて辛いかもしれませんが、もう少ししたら帰ってくるはずです」

あかり「ううん、もう元気になったよぉ」

吹雪「ええっ、なんでですか?」

あかり「元からそんなに悪くなかったから。お昼からはいつも通り動けそうだよぉ」

吹雪「そうでしたか。そしたら白雪ちゃん無駄足になってしまいましたね」

あかり「また悪くなったときのために取っておけばいいよぉ。というか前に風邪ひいたときのお薬はどうしたんだろう?」

吹雪「妖精達が実験で使ってしまったらしいです」

あかり「何の実験に使うの?」

吹雪「企業秘密だそうで」

あかり「なんでかお薬も作れるんだよね。もう驚かないけど」

吹雪「体調がよろしいのでしたら、少しお話しても大丈夫ですよね」

あかり「うん。お昼ご飯までちょっとお話してよう」

↓2

1 改造について
2 吹雪型で一緒に寝たときの話
3 あかりの世界に行ったら何をしたいかという話
4 他の吹雪型もやってくる
5 その他自由に
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 23:54:11.13 ID:y0wRD5X50
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 23:57:57.98 ID:OQYeygZPo
4
833 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/08(水) 00:07:43.23 ID:AW+rDeEWo
吹雪「あぁ、もうすぐお昼でしたね」

あかり「うん。今行ってもいいくらいの時間だよぉ」

吹雪「でもさすがに今日はここに持ってきてもらいますか?」

あかり「ええっ、もう元気なのに悪いよぉ」

吹雪「いや、食堂に行くとみんなが心配してきて食事どころじゃなくなりそうなので」

あかり「それはあるかも」

吹雪「なんなら私が取って来ましょうか? 事情を話せばきっと――」コンコン

あかり「あっ、誰か来たみたい。白雪ちゃんが帰って来たのかな? どうぞ」


↓2 来た吹雪型の艦娘(叢雲、白雪、Bepの中から3人(全員)まで)
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/08(水) 00:23:00.29 ID:/XUeRsaUo
ベルヌイ
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/08(水) 00:23:28.72 ID:B8IDjFO1o
白雪
836 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/08(水) 00:35:13.89 ID:AW+rDeEWo
今回はここまでです
次は吹雪と白雪と遊ぶところからはじめます

一応響も吹雪型なのでBepも選択肢に入れました
厳密に言えばBepはもう吹雪型ではないのかもしれませんけどここでは吹雪型としておきます
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/08(水) 00:46:54.19 ID:Yk1Gbzdjo
乙です
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/08(水) 04:07:04.13 ID:U9PIPsbdO
乙です
839 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/08(水) 22:38:12.86 ID:AW+rDeEWo
開始します
840 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/08(水) 22:44:35.22 ID:AW+rDeEWo
白雪「た、ただいま戻りました……」

あかり「お帰りなさい白雪ちゃん」

吹雪「どうしたの? へとへとじゃない」

白雪「吹雪ちゃん、どうしてここに……」

吹雪「司令官が倒れたっていうからお見舞いに来たの」

あかり「倒れた?」

白雪「どうやら随分と、尾鰭がついてしまったみたいですね……」

あかり「もしかして走って帰って来たの?」

白雪「一向に進む気配がありませんでしたから。一刻も早く司令官に薬をと思って……」

あかり「そっか、ありがとう白雪ちゃん」

吹雪「でももう司令官お薬いらないみたいだよ?」

白雪「へぇっ?」

あかり「お昼からは外には出ないけど、いつもみたいにしようかなって思ってたところで」

白雪「ええ……私の、苦労は……」

あかり「ま、また風邪引いたときに取っておけばいいよぉ! 今度は妖精さんに全部使わないように言っておくから!」

白雪「疲れが、一気に……」ガクッ

あかり「わぁっ、白雪ちゃん!?」

吹雪「白雪ちゃんの方が体調悪くなっちゃったね」
841 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/08(水) 22:59:06.46 ID:AW+rDeEWo
あかり「よしよし、元気出して」ナデナデ

白雪「はぁ〜……元気出ました〜」

吹雪「露骨……」

あかり「せっかく白雪ちゃんも帰って来たんだし、3人でご飯食べよっか」

吹雪「そうしましょうか」

白雪「もうお昼になってたんですね」

あかり「時間も忘れて走ってきてくれたんだね。ありがとね」ナデナデ

白雪「えへへへ〜それくらい撃たれるの比べればなんでもないですよ〜」

吹雪「ううん、白雪ちゃん。ご飯もらいに行くよ」

白雪「えっ? ここで食べるの?」

吹雪「今司令官が食堂行ったらご飯どころじゃなくなるから」

白雪「あぁ、それは確かにそうなりそう。司令官、少し待っててくださいね」

あかり「何回もおつかいに行かせてごめんね」

白雪「いいんですよ! 今度こそお役に立ちますから!」

吹雪「では司令官、少し待っててください」

あかり「うん!」
842 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/08(水) 23:11:30.82 ID:AW+rDeEWo
吹雪「お、お待たせしました」

白雪「お昼お持ちしましたよ」

あかり「量多くない!?」

吹雪「大和さんが体調がいい内に栄養を取っておけと言って」

白雪「まあいつも豪快に作ってますからね」

あかり「だからってこの量はちょっと……」

白雪「三人分でこれにしてもらいましたので、頑張って食べましょう」

あかり「してもらったんだ」

吹雪「私達にもこれより少し少ないかな程度のお昼を渡そうとしてきましたね」

あかり「せっかく作ってくれたんだし、何とか食べ切ろう」

白雪「はい。大和さんのお料理なんですし、味は絶対おいしいですから案外すぐにいけそうです」
843 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/08(水) 23:23:08.16 ID:AW+rDeEWo
吹雪「大和さん、司令官は大事ないって伝えたら、本当によかったって安心してましたよ」

あかり「心配かけちゃってたんだ」

白雪「40度近くの熱を出して血を吐いたとか聞いてたみたいで」

あかり「もはや尾鰭どころかもう一匹引っ付いてるレベルで脚色されてる!?」

吹雪「どうやら妖精がみなさんを司令官のところに押しかけさせるように吹聴して回ってたそうです」

あかり「あの妖精さんの仕業だったんだ。もぉ、後で叱っておかないと」

白雪「さすがにみなさん話半分に聞いてたみたいですが、それでも心配は心配でしょうからね」

吹雪「体調管理には気を付けてくださいね司令官」

あかり「そうだね。ちゃんと場所考えないと、金剛さんに怒られちゃうし」

吹雪「金剛さんだけじゃないですよ。私だって心配しますから」

あかり「あっ、うん。ごめんね、これからは気を付けるよぉ」
844 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/08(水) 23:52:34.36 ID:AW+rDeEWo
あかり「はい、サラダ取り分けるね。お皿頂戴」

吹雪「それは私がやりますよ」

あかり「あかりばっかりなんでもやってもらうわけにはいかないよぉ」

白雪「司令官なんですからもっと偉ぶってもいいんですよ?」

あかり「それ言われるの何回目だからわからないよぉ」

吹雪「それだけ司令官としては異質だということですよ」

あかり「あかりは実力で司令官になったわけじゃないからこれでいいの」

白雪「事情が特殊すぎますからね。私も最初は面食らいました」

あかり「あかりは白雪ちゃんのカードがいきなり送られてきたことに面食らったよぉ」

白雪「お風呂場で文月さんを押し倒したりしていて」

あかり「だからあれは遊んでたら転んじゃってああなっただけだって!」

吹雪「……」

あかり「吹雪ちゃん、どうかした?」

吹雪「いえ、本当に最初の頃からずっといたんだなって」

あかり「白雪ちゃん? そうだね。大和さんに続いて4人目だもん」

白雪「私より先に大和さんがいたというのにも驚きましたよ」

あかり「色のないカードが出たからねぇ」

吹雪「それだけ年月を重ねた間柄という感じがしますよ」

あかり「そうかな? そう見えるなら嬉しいよぉ」

白雪「ふふっ、私もついに叢雲さんに並んでそういうポジションになれた?」

吹雪「私も早くそうなりたいので、もっと近寄ります!」ススッ

あかり「んんっ? 近寄るって物理的に?」

吹雪「物理的に近寄れば精神的にも近寄れますよ、たぶん!」

あかり「ん〜それはあるかもね〜」

白雪「確かに遠くよりも近くで会話できる方が、深い仲だと思いますね」スッ

あかり「白雪ちゃんも?」

吹雪「白雪ちゃんはもういいでしょ?」

白雪「別に今さら精神的に近寄ろうとしているわけじゃないよ。私と司令官の距離感を考えれば、これが妥当だというだけ」

吹雪「へぇ〜私としてはもうちょっと遠いような気がしたけど?」

白雪「精神的な距離を物理的な距離に換算するとこうなの」

吹雪「そっか、まだ触れ合えないくらいの距離なんだ。ふぅん」ピトッ

白雪「まだ近づいてる途中だっただけだから」ピトッ

あかり「あ、あの、二人とも?」

吹雪「白雪ちゃん、司令官が困ってるよ。取り分けるのに邪魔だって」

白雪「吹雪ちゃんこそ、お箸はそっち側の手で持ってるんだから、離れた方がいいんじゃない?」

吹雪「お皿はそっちの手で持ってるからね。利き手じゃない方の作業の方が邪魔されたら困るんじゃないかな?」

白雪「こうしてくっついてるだけだから邪魔にはならないわ」

吹雪「なら私がくっついてても問題ないよね」

あかり(な、なんかまた体調が悪くなってきた気がするよぉ)
845 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/09(木) 00:09:14.68 ID:sHVGTBX3o
白雪「まったく、吹雪ちゃんったら」

あかり「ま、まあまあ、落ち着こう白雪ちゃん」

白雪「最近少し存在感を強めてきたと思ったら、やっぱり司令官絡みなんですから」

白雪「ここまで来ると魔性の女という言葉が似合うんじゃないかと思えてきますよ」

あかり「えへへへ」

白雪「なんで照れてるんですか」

あかり「だって大人っぽいって意味でしょ?」

白雪「そりゃ子供に対する表現じゃありませんけど! はぁ、その反応では魔性とは呼べませんね」

あかり「そんなぁ」

白雪(本当に、何か艦娘を惹きつけるフェロモン的なものを発してるのではと疑っちゃいます)

白雪「それはともかく、これからはいつものように動き回るんですか?」

あかり「外には出ないから安心して。鎮守府の中だけだから」

白雪「また具合が悪くなったらすぐに戻って来てくださいよ」

あかり「わかってるよぉ。さてと、何をしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>792)
2 執務
3 アイテムを使う
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 00:12:04.28 ID:NhpmUnbMo
1谷風
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 00:13:22.60 ID:CxZlr1DBO
2
848 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/09(木) 00:16:09.88 ID:sHVGTBX3o
今回はここまでです
次は執務をするところからはじめます

シュラバヤ沖での小競り合いはいつでも起きる可能性があります
本格海戦になることはそうありませんがなった場合最終的にあかりが犠牲になると思います
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 00:23:11.99 ID:NhpmUnbMo
乙 nice boatになるのか船だけに
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 01:51:33.94 ID:+VgmH9vho
乙です
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 10:18:50.94 ID:l9bnn2QBO
お団子切り取って抱えて寝るんやな・・・
852 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/09(木) 22:40:34.80 ID:sHVGTBX3o
開始します
853 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/09(木) 22:44:55.52 ID:sHVGTBX3o
あかり「お外には出ないし執務をするよぉ」

白雪「まだ少し熱があるのでは?」

あかり「武蔵さんといい何なのその反応は!?」

白雪「いえ、別に」

あかり「んもぉ、あかりだってちゃんと執務やってるよぉ」

白雪「やっていなかった時期を知っていますので、どうしてもイメージが引っ張られてしまいます」

あかり「ここら辺であかりが勤勉だってところを見せておかないといけないよぉ」

白雪「いや見せるべき時期はもう終わったと思います」

あかり「朝できなかった分を今から片付けちゃうよぉ」

白雪「そうですね、ではこれなんかいかがでしょうか?」

↓2

1 施設増築の嘆願書
2 酒保充実の嘆願書
3 支給品のお知らせ
4 他の鎮守府からのお誘い
5 その他自由に
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 22:46:57.75 ID:9jqT+xZYO
2
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 22:47:03.58 ID:mPR6zTFgO
856 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/09(木) 23:03:41.54 ID:sHVGTBX3o
あかり「酒保を充実させてほしいんだね」

白雪「薬とかあると便利ですね」

あかり「根に持たないでよぉ!」

白雪「冗談ですよ。実際街に行くには車が必要ですからね。酒保で買えるなら便利だと思います」

あかり「卯月ちゃんはネット通販で買ってるみたいだけどね」

白雪「宅配屋さんも鎮守府の中に入れなくて困るでしょうに」

あかり「あかりは街に出るの好きだけど、妖精さんに車出してもらわないといけないもんね」

白雪「あの子達には頼りっぱなしですから、できるだけ負担はかけたくありませんよ」

あかり「あかりが運転できればいいんだけど、免許取れないから」

白雪「司令官が運転ですか。あまり同乗したくないような」

あかり「ええっ、あかりだって勉強すれば上手くなれるよぉ」

白雪「司令官としての能力は随分高くなりましたし、その通りかもしれません」

あかり「免許取ったら一緒にドライブ行こうね!」

白雪「はい。といっても随分と先のことになりますが」

あかり「その先までずっと一緒だから問題ないよぉ」

白雪「ええ、そうですね。さて、お話もいいですが書類の方も片付けなくては」

あかり「そうだね。ええっと、何が欲しいのかな?」

↓2

1 模造刀
2 豊胸グッズ
3 激辛食品
4 その他自由に
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 23:06:26.55 ID:70flannno
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 23:06:36.58 ID:8ttArTNlO
859 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/09(木) 23:18:35.15 ID:sHVGTBX3o
あかり「若葉ちゃんから、激辛食品を追加してほしいみたい」

白雪「若葉さん辛い物好きですからね」

あかり「でも激辛だよぉ? 若葉ちゃん以外に買う人いるかなぁ」

白雪「卯月さんがいたずら目的で買いそうな気がします」

あかり「それはよくない気がするよぉ」

白雪「怖い物見たさ的に買う人もいるかもしれませんね。それでハマる人が出れば、若葉さんも喜ぶんじゃないでしょうか」

あかり「仲間を増やすためなんだね」

白雪「若葉さんが実際どう思ってるかはわかりませんがね」

あかり「激辛は苦手だよぉ」

白雪「司令官は激甘派ですか」

あかり「激はいらないけど甘い方がいいかなぁ」

白雪「ですが辛いの食べてる司令官の姿を見るのは楽しそうです」

あかり「白雪ちゃん趣味が悪いよぉ」

白雪「ふふっ、可愛らしい反応するだろうなと思ってるだけですよ」
860 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/09(木) 23:25:48.22 ID:sHVGTBX3o
あかり「そういえば図書室はできたのかな?」

白雪「図書室?」

あかり「うん。青葉さんから嘆願書が来てたから受理したんだけど」

青葉「司令官」

あかり「あっ、青葉さん」

青葉「お加減はよろしくなったようで安心しました。自然発火しそうなレベルの高熱を出してるとか聞いたので」

白雪「いやそんな熱出たら死にますから」

青葉「青葉の嘆願書ちゃんと通ったみたいですね」

あかり「できてました、図書室?」

青葉「ええ、ばっちりできてました。さすがに本はまだあまり置いてませんでしたが」

あかり「本までは用意できなかったんだね」

青葉「司令官の写真集が早速何冊か借り出されていましたよ」

あかり「写真集!? 何冊かって!?」
861 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/09(木) 23:40:33.74 ID:sHVGTBX3o
青葉「これから順次追加されていくようなので期待してます」

白雪「しかし、青葉さんが図書室ですか」

青葉「イメージに合いませんか?」

白雪「失礼ですけど、あまり静かにしているところが想像できなくて」

青葉「あははは、そう思われても仕方ありませんが、こう見えて資料をまとめているときは静かなんですよ」

白雪「それは逆にうるさくしてたら怖いですよ」

青葉「確かに」

あかり「そういえば、戦史ってどれくらいまとまったんですか?」

青葉「ん〜まだちょっとだけですね。最近は戦史より気になることちらほらあって」

白雪「さぼりですか?」

青葉「期限は決めてないから好きに進めていいって言われてるんです。だから問題ありません!」

あかり「急いでやると疲れますしゆっくり進めればいいですよぉ」

青葉「理解ある司令官で助かります!」

白雪「私達の記憶が曖昧になる前にお願いしたいです」

青葉「はい、精進します!」

あかり「ふふっ、あかりも後で図書室見に行ってこようっと」

白雪「まだ写真集残ってるか確かめないといけませんからね」

青葉「青葉が見たときは4巻と6巻はまだ残っていました。裏の方は全滅でしたが」

白雪「くっ、薬を買いに行ってる間に出遅れました!」

あかり「何巻あるんですか!? というか裏ってなんですか!?」

青葉「まあ期限は1週間ですし気長に待ちましょう。たぶんまたすぐに借りられると思いますが」

あかり「すごく気になるけど、なんか見に行くのが怖くなったよぉ。どうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>792)
2 執務
3 アイテムを使う
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 23:41:27.70 ID:o5floTl8O
1ほっぽ
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 23:41:33.43 ID:3sR19i1cO
1如月
864 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/09(木) 23:55:59.41 ID:sHVGTBX3o
あかり「如月ちゃん」

如月「あら司令官? もう歩き回って平気なの?」

あかり「どんな話聞いたのかわからないけど、元からちょっと体調が悪かっただけだからね」

如月「そう、なんにせよ元気になってよかったわぁ」

如月(39度近い熱がちょっと体調悪いだけだなんて、やっぱり特別な訓練を受けているのに違いないわ!)

あかり「元気にはなったけど鎮守府の中にはいようと思って、だから会いに来たよぉ」

如月「あらぁ、嬉しいわぁ」

あかり「えへへ、一緒に遊ぼうよぉ」

如月「ええ、いいわよぉ。如月も司令官との距離を詰めて、心をいやしてあげたいもの」

あかり「心?」

如月「あぁ、気にしないで。それで、今日は何する?」

↓2

1 姉妹で遊ぼうという話
2 改造について
3 あかりの心を癒そうという話
4 その他自由に
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 23:58:38.95 ID:/0lB9z0MO
2
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/09(木) 23:58:45.25 ID:VBlkDFZkO
3
867 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/10(金) 00:03:48.36 ID:VxfQwse/o
今回はここまでです
次は如月があかりの心を癒そうとする話からです

昨日書き忘れましたが吹雪の好感度が100になったので伊良湖、間宮、武蔵、吹雪の順にイベントになります

既にそういう関係であるのに写真集なんかいるのかという声も聞こえて来そうですが写真には写真の味わいというものがあります
よくわかりませんがきっとそういうことです
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/10(金) 01:01:10.84 ID:pQwJJEL8o
乙です
869 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/10(金) 22:37:29.58 ID:VxfQwse/o
開始します
870 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/10(金) 22:45:00.14 ID:VxfQwse/o
あかり「そうだねぇ、あまりはしゃぐとまたぶり返すかもしれないし」

如月「安静にできることをした方がいいわね」

あかり「うん。やっぱり体調悪くなると治った後もちょっと不安になるよね」

如月「如月達は病気にならないからわからないけど、体が痛いときとかは弱気になってしまうわね」

あかり「それと一緒だよぉ。ぶり返すとひどくなることが多いし、静かにしてよう」

如月(なんともないわけじゃなかった? 司令官の心に弱みができた……)

如月(なら、今こそ司令官の心を癒すチャンス!)

如月(弱みに付け込む……じゃなくて、弱ってるところを慰めてあげればきっと心を開いてくれるはずね!)

如月「それじゃあ大人しくお話でもしてましょうか」

あかり「そうするよぉ」

如月「せっかくだから他にも誰か呼んで来るわね。人が多い方が司令官は好きよね?」

あかり「そうだけど、わざわざお話ししようって言って来てくれるかなぁ」

如月「司令官が呼んだなら来るわよぉ。じゃあ、ちょっと行ってくるわね」

如月(司令官の心を癒すためにお願いしておいた人達……誰を呼ぼうかしら?)

↓2 来た艦娘(>>792-793から3人まで)
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/10(金) 22:47:09.90 ID:HRzXSSNsO
瑞鳳
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/10(金) 22:47:16.14 ID:SrdnNQ7RO
朝潮
873 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/10(金) 23:00:09.74 ID:VxfQwse/o
朝潮「司令官、もう体調はよろしいんですか?」

あかり「もう平気だよぉ。お昼ご飯もちゃんと食べられたしね」

朝潮「それはよかった。心配したんですよ?」

あかり「心配かけてごめんね」

朝潮「大事ないのならそれでいいですよ」

如月(朝潮ちゃん、あんな耳つけさせられるくらいだからきっと仲いいのよね?)

如月(一緒に司令官の心を癒してみせるわ!)

あかり「朝潮ちゃん暇してたの?」

朝潮「司令官をお見舞いしようか迷いましたが、うるさくしてお休みの邪魔になったらいけないと思って」

あかり「来てくれた方があかりはよかったけどね。暇だったし」

朝潮「くっ、写真集になど現を抜かしていたからっ!」

あかり「朝潮ちゃんも借りてるんだ……」
874 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/10(金) 23:09:06.30 ID:VxfQwse/o
如月「朝潮ちゃん、わかってる?」コソコソ

朝潮「ん? あぁ、はい。司令官が暗殺者の家系でこう見えて心を閉ざしてるという話ですね」

如月「病気で弱ってる今がチャンスよ。ここで一気に司令官の心の壁を崩すの」

朝潮「ええ、お任せください」

朝潮(正直100%あり得ませんけど、ここはそれを利用させてもらいますよ)

朝潮「ぶり返しの危険はないんですか?」

あかり「それはあかりも少し心配してたところだよぉ」

朝潮「薬は飲みました?」

あかり「白雪ちゃんが買ってきたときにはもうよくなってたから」

朝潮「それはいけませんね。ぶり返しはキツいですから、今すぐ寝ましょう!」

あかり「えっ、ちょっ」

朝潮「さあ如月さん、お布団の用意を!」

如月「え、ええ、わかったわぁ」

如月(朝潮ちゃん、何をするつもりなの?)
875 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/10(金) 23:24:01.04 ID:VxfQwse/o
朝潮「はい、どうぞこちらへ」

あかり「ええっと、あかりまだ眠たくないんだけど」

朝潮「眠たくなくてもこういうときは寝ているのが一番なんです!」

あかり「それはそうだけど……わかったよぉ」

朝潮「しっかり寝ないといつまでもぶり返しの不安にさいなまれることになりますのでね」

あかり「そっかぁ、明日元気になっても寝てなかったからってなっちゃうのか」

朝潮「だから今は休んで、明日以降また遊びましょう」

あかり「そうするよぉ。ありがとね朝潮ちゃん」

朝潮「いいえ、これも司令官を思えばのことです」

あかり「えへへ、あかりたくさんの人に好きでいてもらえて本当に幸せだよぉ」

朝潮「司令官がたくさんの人達のことを好きだから、それに応えてるんですよ」ナデナデ

あかり「ふふっ、それなら嬉しいよぉ」

如月(このまま普通に寝かせちゃうのかしら?)
876 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/10(金) 23:35:37.99 ID:VxfQwse/o
あかり「ん〜……」

朝潮「どうかしましたか?」

あかり「やっぱり眠れないよぉ」

如月「お昼寝の時間にはちょうどいいかもしれないわよぉ?」

あかり「あかりもう子供じゃないからお昼寝はしてないよぉ」

朝潮「まあ眠くないのに無理に寝ろというのも酷な話ですか」

如月「その内眠くなると思うけれど」

朝潮「それを眠くさせてあげるのが私達の役目ですよ」

あかり「眠くさせるってどうするの?」

如月「羊数えるのかしらぁ?」

朝潮「いえ、こうします。司令官、ちょっと失礼」スッ

如月(あっ、添い寝はするのね)
877 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/10(金) 23:43:01.43 ID:VxfQwse/o
あかり「添い寝してくれるの?」

朝潮「ただ添い寝するだけじゃありませんよ。こうするんです」ダキッ

あかり「んん、抱っこ?」

朝潮「そうです、そしてこう」トントン

如月「あぁ、背中トントンねぇ。赤ちゃんにやるやつ」

あかり「ちょっ、あかり赤ちゃんじゃないよぉ!」

朝潮「赤座の赤ちゃんでもあかりのあかちゃんでもどっちでもいけますよ」

あかり「そういうことじゃなくて!」

朝潮「司令官も昔はされてたんですから、身を委ねてください」トントン

あかり「そんな昔のこと覚えてないから! うぅ、はずかしいよぉ」

朝潮「はずかしがらずに。ほら、トントン」

如月(これは、幼少の砌から親の愛を受けずに育った司令官に、母親のぬくもりを教えようとしているのね!)
878 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 00:07:25.57 ID:jFv+5n8Xo
如月「如月もやるわ!」

あかり「如月ちゃんもって、これやる人1人しかできないような」

如月「お腹トントンでも効果あるかも」

あかり「いやくすぐったいだけだと思うよぉ」

如月「じゃあ朝潮ちゃん、交代よ」

朝潮「ええ〜」

如月「いや、ええ〜って」

あかり「如月ちゃんにもやってもらいたいよぉ」

如月「ほらぁ、こう言ってるわよぉ?」

朝潮「案外乗り気じゃないですか司令官」

あかり「やってもらったら気持ちよかったんだよぉ」

如月「はい、交代」

朝潮「あぁ〜!」

如月「当然のことだけど、はじめてだから下手でも許してね?」

あかり「これくらいで怒ったりしないよぉ」

如月「それなら安心ね。はぁい、じゃあおいで〜」

あかり「あかりから行くの?」

如月「なぁに? 如月から抱っこしてもらいたいの? しょうがないわねぇ」ダキッ

あかり「やっぱり自分からされに行くのははずかしいよぉ」

如月「朝潮ちゃんも言ってたけど、はずかしがらなくていいのよぉ。自然にしてればいいの」

あかり「自然に……」

如月「ほぉら、トントン〜」トントン

あかり「ん……」

如月「ト〜ント〜ン」トントン

あかり「んぅ……」フヨン

如月「あらぁ?」

あかり「あっ、ごめんね!」

如月「ふふっ、なんで謝るの? 体の力が抜けてリラックスして来た証でしょぉ? そのまま、如月の胸に顔をうずめてていいわ」

あかり「うん……」

如月「うふっ、トント〜ン」トントン

朝潮「なんか私のときより気持ちよさそうにしてません?」

如月「まぁ、如月の方が柔らかいし」

朝潮「胸ですか!? やっぱり胸なんですか!? 大きさなんてどうでもいいといつも言ってるのに、結局大きい方がいいって言うんですか!?」

如月「こぉら、うるさいわよ朝潮ちゃん。この子が起きちゃうでしょ」

あかり「くぅ……」

朝潮「うわぁ〜ん! こうなったらまたあの装置使って大人になってからやってやるぅ〜!」

如月「あらあら、朝潮ちゃんったら。ちょっと悪いことしちゃったかしら?」

あかり「ぐぅ……」

如月「……ふふっ、この寝顔のためならやむなし、かしら」
879 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 00:11:09.42 ID:jFv+5n8Xo
今回はここまでです

これで如月の好感度も100になったので伊良湖、間宮、武蔵、吹雪、如月の順にイベントになります

割とみんな高くなって来ているので続々と100に到達しますね
この分なら三周年は免れそうです
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/11(土) 00:30:33.19 ID:sfDq4sg8o
乙です
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/11(土) 01:20:57.80 ID:50Hxd9Wio
もうここまで来たら全員攻略して、
ラノベ主人公に負けず劣らずのハーレム状態を目指すしか
882 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 22:40:18.75 ID:jFv+5n8Xo
開始します
883 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 22:41:42.45 ID:jFv+5n8Xo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  大鯨☆  戦艦棲姫☆
明石☆  プリンツ  北方棲姫☆
霧島   若葉☆  葛城☆
Bep   天龍    雲龍
長門   伊58    離島棲鬼☆
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
884 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 22:42:11.33 ID:jFv+5n8Xo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100以上。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)
蒼龍   叢雲    白雪☆
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ○ビス子☆
千歳☆ 熊野    ○古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
名取☆ 卯月☆  ○春雨☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   島風    ○駆逐棲姫☆
山城☆ ○舞風☆ ○五月雨☆
筑摩   伊168☆ 伊良湖☆
間宮☆ 武蔵☆  吹雪☆
如月☆
885 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 22:49:10.25 ID:jFv+5n8Xo
あかり「んぅ……?」

如月「起きたぁ?」

あかり「如月ちゃん……おはよう」

如月「おはよう」

あかり「あかり結局寝ちゃったんだ」

如月「寝かすためにやってたんだからそれでいいのよぉ」

あかり「だけどやっぱりはずかしいよぉ」

如月「誰だって子供に戻りたいときくらいあるわ」

あかり「赤ちゃんに戻りたい人はあんまりいないと思うよぉ」

如月「それはそうかもねぇ」

あかり「はぁ、でも気分良くなったしありがとね」

如月「どういたしましてぇ」

あかり「朝潮ちゃんはあかりが寝ちゃったから帰っちゃったのかな?」

如月「寝たから帰ったっていうのは間違いじゃないわねぇ」

あかり「わざわざ呼んだのに悪いことしちゃったかな」

如月「元は朝潮ちゃんが寝かせようって言ったんだから気にしなくていいわよぉ」

あかり「そうだったね、朝潮ちゃんにも今度お礼を言っておくよぉ」

如月「そうしてあげるといいわ。フォローは必要だもの」

あかり「フォロー? 何のことかわらかないけど、本当にありがとね如月ちゃん」

如月「うふふ、如月も楽しかったから」

あかり「それじゃああかりはもう行くね。もう少しだけ、何かしてようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>883-884)
2 執務
3 アイテムを使う
886 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 22:50:00.30 ID:jFv+5n8Xo
安価ミスです

↓2

1 艦娘との交流(>>883の如月以外)
2 執務
3 アイテムを使う
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/11(土) 22:50:32.17 ID:sfDq4sg8o
1 陽炎
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/11(土) 22:50:36.08 ID:MESAv7Ofo
1 浦風
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/11(土) 22:51:02.30 ID:yKVrpuQ0O
1瑞鳳
890 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 23:02:45.23 ID:jFv+5n8Xo
あかり「浦風ちゃん」

浦風「提督、もう歩き回って平気なん?」

あかり「お昼前から体調は良くなったし、さっきまで寝てたからもう平気だよぉ」

浦風「そりゃぁ、よかった。体調にゃぁ気を使わんとだめで?」

あかり「そうだよね。あかりあんまり体強くないし」

浦風「訓練でちぃと鍛えたかろぉてか弱い女の子なことに変わりゃぁないんじゃけぇ」

あかり「これからは風邪ひかないようにするよぉ」

浦風「ほうか、それならええ」

あかり「ところで浦風ちゃん今暇?」

浦風「晩御飯に備えるだけじゃのぉ」

あかり「それなら晩御飯まで一緒にいよう」

浦風「ええが何するん?」

↓2

1 改造の話
2 実は甘えん坊だという話
3 方言を直そうという話
4 その他自由に
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/11(土) 23:02:58.94 ID:OvgqEQuiO
1
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/11(土) 23:03:04.73 ID:/IeakieDO
893 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 23:14:11.18 ID:jFv+5n8Xo
浦風「夜も遅いから外にゃぁ出ないで騒がないように……」

あかり「にゃぁ」

浦風「ん? 猫の真似?」

あかり「ううん、浦風ちゃんの真似」

浦風「うちの?」

あかり「ときどきにゃあって言ってるよね」

浦風「そりゃぁ方言が出てるだけで、猫の真似しとるわけじゃないよ」

あかり「わかってるよぉ。だけど可愛いよね」

浦風「かわっ、可愛いって、からかっとるん?」

あかり「からかってないよぉ。あかりは富山だけどあんまり方言出ないし、池田先輩の方言とか可愛いなって思ってたもん」

浦風「でも広島弁っちゃくざもんがつこぉてるイメージない?」

あかり「えっ、なんで?」

浦風「なんか有名な任侠映画でそがぁなイメージがついたとか」

あかり「あかりそういう映画見ないから」

浦風「じゃろうなぁ」
894 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 23:25:04.13 ID:jFv+5n8Xo
浦風「じゃが年寄り臭さはあるじゃろ? じゃ、とか使うし」

あかり「そうかなぁ? あかりはなんとかじゃ〜って言うの可愛いと思うよ」

浦風「利根さんや初春みとぉなんじゃったらええが、うちなぁなんか違う」

あかり「二人のは方言とはまた別だしね」

浦風「うち、頑張って方言直したい」

あかり「直しちゃうの? あかりはそのままでいいけどなぁ」

浦風「話が伝わらなかったらいやだし、直す!」

あかり「それは確かに困るかぁ。どうやって直すの?」

浦風「標準語になるしかないじゃろう」

あかり「結局は慣れだよね」

浦風「が思わず口に出てしまう。どうすりゃぁええんかな?」

あかり「ん〜、あっ、そうだ。敬語で話してみたら? 敬語だとあんまり方言出ないよね」

浦風「敬語で……やってみる」
895 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 23:41:04.98 ID:jFv+5n8Xo
あかり「じゃああかりが名前を呼ぶから反応してみてね」

浦風「わかった!」

あかり「浦風ちゃん」

浦風「なんじ……なんですか提督?」

あかり「ちょっと出かかったね」

浦風「しょ、初っ端じゃったけぇ。次は出ないようにする」

あかり「ならもう一回だよぉ。浦風ちゃん」

浦風「なんですか提督?」

あかり「方言やめちゃうの?」

浦風「ええ。話が通じないと困りますので」

あかり「そんなに通じないことあるの?」

浦風「ときどき。それに提督に猫の真似してるってからかわれますから」

あかり「からかってないのに」

浦風「うちはそんな気がせんです……あっ」

あかり「出ちゃったね」

浦風「うぅ、やっぱしいたしい……」

あかり「そんなにすぐに変えられるものじゃないから、焦らずに行こうよぉ」

浦風「うん」

あかり「でも敬語はやっぱりだめだよぉ。今までの話し方で慣れてるから、急に敬語になると突き放されてる感じがしちゃう」

浦風「ええっ、それじゃあどうしろと」

あかり「どうしよっか?」

浦風「はぁ、前途多難じゃのぉ」
896 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/11(土) 23:51:57.42 ID:jFv+5n8Xo
あかり「方言可愛いのになぁ。にゃ〜って」

伊良湖「オスカーを呼んでるの?」

あかり「伊良湖さん。いえ、広島弁の真似です」

伊良湖「そんなににゃあって言うかしら?」

あかり「言ってますよぉ。じゃって言う方が多いかもしれませんが」

伊良湖「そうね。広島弁ってことは、浦風さんと会ってたのかしら?」

あかり「はい。方言を直したいらしいです」

伊良湖「浦風さんが? う〜ん、無理に直さなくてもいいような気がするわ」

あかり「ですよね。浦風ちゃんにもそう言ったんですけど、話が伝わらないといやだからって」

伊良湖「あぁ、結構ネイティブだからときどきわからない単語が出てくるときはあるわ」

あかり「でも完全に直すことはないですよね」

伊良湖「まあ、語尾にじゃってつけるくらいならいいかもね」
897 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/12(日) 00:05:10.22 ID:zSA+cFlIo
伊良湖「ところであかり、もう大丈夫なの?」

あかり「あっ、はい。これ会う人みんなに聞かれますよぉ」

伊良湖「あかりのこと心配しない人なんてここにいないもの。一番新参のプリンツさんだって、アトミラールさん元気になるかなって心配そうにしてました」

あかり「そこまで思われてると嬉しいですけど、なんだかくすぐったいです」

伊良湖「それだけ思われてるあかりだから、口で言われただけじゃ不安がぬぐえないのよね」

あかり「はい?」

伊良湖「ちょっとこっちに来て」グイッ

あかり「ああっ、ちょっと!?」



あかり「伊良湖さ〜ん? 何してるんですかぁ?」

伊良湖「もう少し待っててね、今準備してるから」

あかり「準備って何の準備ですか? ここって学校ごっこのときに保健室にしてた部屋ですよね」

伊良湖「そうよ。そしてほら、そのとき使ってた白衣もこの通り!」

あかり「保健室の先生ですよぉ」

伊良湖「うふふ、あかりが本当によくなったかこの伊良湖先生が診てあげるわ」
898 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/12(日) 00:06:58.78 ID:zSA+cFlIo
今回はここまでです
次は伊良湖の好感度100イベントからです

自分では方言じゃないと思ってた言葉が方言で伝わらなかったときは結構はずかしいですね
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/12(日) 00:17:57.11 ID:b87tSdzko
乙です
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/12(日) 01:09:48.63 ID:GRHj0t5xO
乙です
あかりちゃんは津軽弁がペラペラな気がする(みかしー感)
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/12(日) 09:53:23.00 ID:4A+zMgmTo
乙です
902 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/12(日) 22:37:40.10 ID:zSA+cFlIo
開始します
903 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/12(日) 22:43:58.18 ID:zSA+cFlIo
あかり「伊良湖さんわかるんですか?」

伊良湖「わかるわかる! 任せて!」

あかり「本当ですかぁ?」

伊良湖「本当だってば! ほら、診察を始めるわよ」

あかり「はい」

伊良湖「まずは口を開けて、喉の奥を見るわ」

あかり「舌を押さえる棒、あんまり奥まで入れないでくださいね」

伊良湖「おえってならないように手前のところで押さえるから」

あかり「お願いします」

伊良湖「よし、じゃあ押さえるからちょっと我慢しててね」

あかり「ふぁい」

伊良湖「ん〜喉の奥は腫れてない、と」

あかり(伊良湖さんも目を光らせられるんだ)
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/12(日) 22:47:05.37 ID:MBmqrQj7o
お医者さんごっことかアカンパターンのような
905 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/12(日) 22:52:19.60 ID:zSA+cFlIo
伊良湖「んんっ、ん〜」

あかり「はの」

伊良湖「ん? どうしたのあかり?」

あかり「ほ……喉の奥はもう確認したんじゃないんですか? 目の光も消してますし」

伊良湖「うん、したよ」

あかり「じゃあなんでまだ口の中見てるんですか?」

伊良湖「あかりがべ〜ってしてるのが可愛いから」

あかり「診察してるんじゃないんですか? 公私混同ですよぉ!」

伊良湖「えへへ、ごめんねつい」

あかり「もぉ、ずっとこうしてるのも辛いんですからね」

伊良湖「じゃあ次は心音を測ろうかなぁ」
906 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/12(日) 23:00:31.20 ID:zSA+cFlIo
あかり「聴診器使うやつですか?」

伊良湖「そうだよ。これ付けて白衣来てたらお医者さんっぽく見えるよね」

あかり「お医者さんが使ってるところしか見ませんし」

伊良湖「本当は色んな所で使われてるんだけど、それはともかく。今回はお医者さんの使い方だよ」

あかり「お医者さんの……」

伊良湖「そう。だから、患者はどうすればいいかわかってるよね?」

あかり「最近は服の上からでも聞こえるのがあったり」

伊良湖「それはお医者さんが使う高いやつだよ。私のは安物だから直接触れないと聞こえないの」

あかり「そ、そうなんですか」

伊良湖「ほら、早く早く!」

あかり「せ、急かさないでくださいよぉ」
907 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/12(日) 23:18:42.19 ID:zSA+cFlIo
あかり「変なことしないでくださいよ?」

伊良湖「しないしない。診察するだけ」

あかり「できるだけ早くしてくださいね」グイッ

伊良湖「はぁ……」

あかり「な、なにそんなうっとりした顔してため息ついてるんですか!」

伊良湖「ああっ、ううん。なんでもないのよ、なんでも」

伊良湖(あかりがはずかしがりながら服をたくし上げて……だめよ伊良湖。さすがによだれ垂らしたらいけないわ)

あかり「伊良湖さん、早くしてくださいよぉ」

伊良湖「あっ、はいはい。そのままにしてたらまたぶり返しちゃうもんね」

あかり「さすがにそんなすぐにぶり返すことはないと思いますよぉ」

伊良湖「はぁはぁ……は、測るよ」プルプル

あかり「伊良湖さんすごい手が震えてますよぉ! 落ち着いてください!」
908 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/12(日) 23:29:54.32 ID:zSA+cFlIo
伊良湖「ふぅふぅ、ちょっと深呼吸するね」

あかり「なんであかりより緊張してるんですか」

伊良湖「そりゃ患者さんも緊張するけど、患者さんの命を左右する医者もすごく緊張するよ!」

あかり「いや心音測るだけですよね? 手術するわけじゃないですよね?」

伊良湖「ふぅ、よし! 気を取り直して測るよあかり」

あかり「は〜い」

伊良湖「えっと確かここら辺」ピトッ

あかり「んっ、つめたっ」

伊良湖「少しだけ我慢してね〜」

伊良湖(あかりの心音、鼓動が聞こえる。少し早い、のかな? 普段がどれくらいかわからないけど、そんな気がする)

あかり(ちょっと身構えてたけど、くすぐったいところじゃないとこにくっつけて来たよぉ。本当に変なことするつもりないのかな)
909 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/12(日) 23:44:51.70 ID:zSA+cFlIo
伊良湖「ちょっと早いみたいだけど、それははずかしがってるせいだよね?」

あかり「たぶん、そうだと思いますよぉ」

伊良湖「もう少し聞いてみるね。次はここら辺」ピトッ

あかり「……」

伊良湖「ふんふん、さっきよりちょっと早くなったけどまだ許容範囲かなぁ」

あかり「早くなったんですか?」

伊良湖「早くなったよ。はずかしさが増してるのかなぁ、それとも何か期待してる?」

あかり「き、期待って何を期待するっていうんですか!」

伊良湖「さあ何でしょうね〜」

あかり「も、もういいんじゃないですか?」

伊良湖「まだだよ〜どんどん早くなっていくなら何か対処しないといけないし、もうちょっと場所を変えて聞いてみるね」

あかり「え、ええっ!?」
910 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/13(月) 00:01:18.12 ID:mg2QH/86o
伊良湖「ほら、また早くなった」

あかり「だ、だってこれは……」

伊良湖「もっと確かめてみないとね。風邪はぶり返しが怖いから」ピトッ

あかり「んっ……」

伊良湖「また早くなったね。これはよくない兆候だよ。もっとよく調べないと」ピトッ

あかり「……っ」

伊良湖「う〜ん聞こえづらいなぁ。ここかなぁ?」ピトッ

あかり(段々と胸に近づいてるっ!?)

伊良湖「もっとこっちかなぁ?」

あかり(次は、もうっ……!)

伊良湖「もっと……」ピトッ

あかり「……?」

あかり(あれ?)

伊良湖「ちょっと行きすぎちゃった?」

あかり(フェイントだったの? じゃあ次が……!)

伊良湖「ん〜ドキドキは強くなってるんだけどねぇ」

あかり「……伊良湖さん!」

伊良湖「うん、なぁにあかり?」
911 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/13(月) 00:26:59.44 ID:mg2QH/86o
あかり「あ、あかりの反応見て楽しんでるでしょ?」

伊良湖「何が?」

あかり「やるなら、一思いにやればいいじゃないですか!」

伊良湖「やるって何を〜?」

あかり「それは、その……」

伊良湖「ふふ、あかり。今の私はお医者さんだよ? 診察中に患者さんにエッチなことしたら捕まっちゃう」

あかり「誰も捕まえたり、しませんよぉ……」

伊良湖「あかり、してほしいの?」

あかり「そ、そんなこと言ってませんよぉ!」

伊良湖「そうかなぁ? 言い方からするとそうとしか思えないよ」

あかり「ち、違いますから!」

伊良湖「ねぇ、あかり。お医者さんでもね、同意があればやっていいと思うの」

あかり「同意……?」

伊良湖「してほしかったら、ちゃんと言ってねってこと」

あかり「い、言えませんよぉ、そんなこと!」

伊良湖「じゃあできないね〜」ピトッ

あかり「んんっ……」

伊良湖「すごくドキドキしてるね〜どうしてかな〜何してほしいのかな、ね?」

あかり(こんなにされたら、あかり……)

あかり「伊良湖、さん……」

伊良湖「なに?」

あかり「触って、ください……胸の、先の、とこ……触ってっ」

伊良湖「……それを聞きたかった」クニュッ
912 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/13(月) 00:42:24.95 ID:mg2QH/86o
あかり「うぁっ、はっ……」ビクッ

伊良湖「うふっ、散々焦らしただけあって、すごく反応してくれるね」

あかり「やっぱり、最初から、こうするつもりで……」

伊良湖「やっぱりってことはあかりも薄々わかってて付き合ってくれたんだね」

あかり「……」

伊良湖「まったく、あかりがこんなになっちゃうなんて。みんなどれだけ好き放題したのかしら、ねぇ?」ピンッ

あかり「んんぅっ……! 伊良湖さん、聴診器……」

伊良湖「付けてたらあかりの声がよく聞こえないから。それにあかりも、直接触られた方がいいでしょ?」

あかり「はぁっ……! 伊良湖さん……!」

伊良湖「こんなに反応するようになったのは私がやったことじゃないけど、今、私に触られて喜んでるよね」

伊良湖「はぁ……それがすごく嬉しくて、もっと喜ばせたくなる……」

あかり「あぁっ……!」

伊良湖「ここからは触診の時間だよ……終わったあとちょっと疲れてるかもしれないけど、よくなるから、ね?」
913 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/13(月) 00:44:45.49 ID:mg2QH/86o
今回はここまでです

調べたら聴診器って通販で買えるんですね
自前で用意するものなんでしょうか
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 01:24:06.45 ID:4i76RNM70
乙です
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 01:27:28.13 ID:GlJQq0uzo
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 09:26:46.72 ID:AgH6kiXHo
乙です
917 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/13(月) 22:39:48.28 ID:mg2QH/86o
開始します
918 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/13(月) 22:52:44.33 ID:mg2QH/86o
あかり「はぁ……あかりは一体どこに行っちゃうんだろう」

武蔵「どうした提督?」

あかり「あっ、武蔵さん」

武蔵「体調を崩したと聞いたが、もういいのか?」

あかり「もう大丈夫ですよぉ。先生に診てもらいましたし」

武蔵「先生?」

あかり「いえ、こっちの話です」

武蔵「そうか。なら昨日の約束を果たせそうだな」

あかり「昨日……ごほうびですね」

武蔵「そうだ。今日も私に付き合ってもらうこと。体調不良なら仕方ないと思ってたが、治ってるなら付き合ってもらおう」

あかり「危うく忘れるところでしたよぉ」

武蔵「おいおい、一応秘書艦のごほうびだからな?」

あかり「えへへ、すいません」

武蔵「まったく、しょうがない奴だ。こんな時間だ、どこかに行くこともできないしさて何をしたものか」

↓2

1 あかりに武蔵の格好をさせる
2 あかりの世界に行ったあとどうするか
3 本当の気持ちについて考える
4 その他自由に
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 22:53:08.18 ID:KhbBBfrZO
1
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 22:53:14.37 ID:XX8xCzjEO
921 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/13(月) 23:08:13.25 ID:mg2QH/86o
武蔵「このまま少し世間話でもするか」

あかり「それじゃあ何話します?」

武蔵「いざそう言われると何も思いつかないな」

あかり「いきなり話そうって思ってもパッと浮かんで来ないですよぉ」

武蔵「歳納提督なら違うんだろうな」

あかり「そうですね。京子ちゃんならきっとすぐに面白い話をしてくれると思いますよぉ」

武蔵「あの快活さは少し羨ましいときがあるな。私はあそこまではしゃげない性質だから」

あかり「武蔵さんがはしゃいでるところは想像できませんね」

武蔵「戦場でならはしゃぐとは違うがまあ高揚することもあったんだろうが」

あかり「もう出ることはありませんよぉ」

武蔵「ああ。もう戦場に出ることもない。これからのことを考えなければな」

あかり「そうだ! あかりの世界に来たらどうやって過ごしたいですか?」

武蔵「提督の世界にか。そうだなぁ」

↓2

1 学生
2 ハンバーガー屋
3 モデル
4 その他自由に
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 23:13:50.14 ID:KKkh5LRoO
3
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 23:13:54.20 ID:YSprHeymO
2
924 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/13(月) 23:21:04.46 ID:mg2QH/86o
武蔵「ハンバーガー屋」

あかり「えっ?」

武蔵「ハンバーガー屋だ。別にハンバーガーに限らずジャンクフードならどこでもいいぞ」

あかり「ええっと、それ食べたいからですよね?」

武蔵「売れ残りは持って帰っていいんだろう?」

あかり「たぶんダメだと思いますよ。お姉ちゃんもそう言われたみたいですし」

武蔵「むぅ、そうなのか。しかし、工程を見れば家でも作れるようになるかもしれん」

あかり「ん〜どうでしょうか。バンズ作ってる工場に行った方がいいかもしれません」

武蔵「家で作れるようになったら提督にも作ってやるからな!」

あかり「あ、はい。ありがとうございます」
925 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/13(月) 23:33:52.46 ID:mg2QH/86o
武蔵「しかし、提督の姉はハンバーガー屋でバイトしてるのか?」

あかり「はい。いつもは大学生ですけど、休みの日とかはバイトに行ってることもあります」

武蔵「そうか、学校に行きながらできるんだな」

あかり「そうですよぉ。学校も楽しいですよぉ」

武蔵「いや、私はバイト一筋で生きる!」

あかり「いやその発言はちょっとあれですよぉ!」

武蔵「ちゃんとスマイルの練習もしてるぞ。ほら」

あかり「ちょ、ちょっと凄みが……」

武蔵「ふっ、私のハンバーガーを食うんだ。これくらいの威圧耐えてもらわねばな」

あかり「絶対クビになりますよ。というか面接に受からないですから!」

武蔵「そうか? じゃあ、もう少し威圧感控えめで……」

あかり「それくらいがいいですよぉ。武蔵さん綺麗ですし、きっとお店も繁盛します」

武蔵「なに? 私を見るんじゃなくてハンバーガーを食え!」

あかり「いやそれはあかりに言わないでくださいよぉ」

武蔵「ふっ、そんなこんなで私は結構楽しみにしてるよ。お前の世界に行ける日を」

あかり「あ〜、楽しみにしてもらえてるならよかったですよぉ」
926 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/13(月) 23:47:56.35 ID:mg2QH/86o
白雪「武蔵さんも結構抜けてるところありますね」

あかり「確かにちょこっと天然さんなところがあるよぉ」

白雪「姉譲りなんですかね」

あかり「大和さんは武蔵さんよりそういうところ強いよね」

白雪「司令官にはかないませんが」

あかり「それは言わないで」

白雪「なんにせよ先を見据えてるというところはさすがですよ」

あかり「白雪ちゃんは何も決まってないの?」

白雪「私は司令官と一緒に中学生をやることしか決まってません」

あかり「なんだ決まってるじゃない。やってみたらやることたくさんあって大変だよ」

白雪「学校ごっこのときはそこまででもという感じでしたよ」

あかり「本当は宿題とか部活動とかあるからね。もっともっとたくさんやることがあるんだよぉ」

白雪「部活動はごらく部ですからね」

あかり「うん! 歓迎するよぉ。でも白雪ちゃん以外にも来るよねきっと。部室に全員入りきれない気がするよぉ」

白雪「妖精に新しい部室を作ってもらいましょう」

あかり「さすがに学校の中を勝手に改築するのはどうかなぁ」

白雪「必要経費です」

あかり「そ、そうかなぁ。まあ、それはともかく。今日はお疲れさま」

白雪「いえ、いい運動になりました」

あかり「心配かけたり迷惑かけたりしちゃったね」

白雪「いいんです。ごほう……司令官のためですから」

あかり「ふふっ、今日はごほうびも気合を入れるよぉ」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 明日一回交流する
3 マッサージしてあげる
4 夜も一緒に行動する
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 23:49:32.93 ID:mVaSstvcO
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 23:49:38.38 ID:Edo4bVDLo
1
929 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/13(月) 23:57:40.55 ID:mg2QH/86o
今回はここまでです
次は白雪の頭をなでてる話からです

ハンバーガー屋でバイトしてるあかねに会ったとき結衣は覚えてなかったのに京子は覚えてたのは、やはり例のあれを見たからなんでしょうかね
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 00:00:07.80 ID:/MYgq3sgo
乙です
931 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/14(火) 22:38:00.87 ID:3xIrlOQOo
開始します
932 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/14(火) 22:41:30.99 ID:3xIrlOQOo
あかり「何がいい?」

白雪「頭をなでてください」

あかり「それでいいの?」

白雪「ええ。それでいいです」

あかり「じゃあ気合入れて頭なでるね!」

白雪「髪の毛が抜けない程度にお願いします」

あかり「千切れるのはいい?」

白雪「同じことじゃないですか!」

あかり「えへへ、あかりそんなに力強くないけどね」

白雪「そもそも人間の力では難しいですからね」
933 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/14(火) 23:04:17.79 ID:3xIrlOQOo
白雪「あぁ〜一日の疲れが取れていきますよ〜」

あかり「そんなに?」

白雪「そんなにですよ。司令官は人に触れて喜ばせることに関してはピカイチですね」

あかり「あかりは特別なことしてるつもりはないけどね」

白雪「天賦の才というやつですよ」

あかり「才能あってよかったよぉ」

白雪「それにあやかれる側の私もそう思います」

あかり「ふふっ、たくさんあやからせてあげるよぉ」

白雪「それはいいんですが。司令官、最近無理をしていませんか?」

あかり「無理って? してないよぉ」

白雪「本当ですか? みんなから求められるがままに、したくないことまでやったりしてません?」

あかり「ええっと、それは……」

白雪「司令官がそういう求めに応えてくれるのは嬉しいです。でも、それで体を壊されてしまっては意味がありませんよ」

あかり「それが原因じゃないよ! いや、まあ、その原因じゃないというのも違うかもだけど」

白雪「無理なことは無理って言ってくれていいんですよ。誰もそれで司令官のことを嫌いになったりしません」

白雪「求めに応えたいというのは司令官の優しさでいいところですが、自分を省みてください」

白雪「好きな人が倒れて喜ぶ人はいないんですから」

あかり「……うん、そうだね。みんなのためにもあかり元気でいるよぉ」

あかり「ありがとね、白雪ちゃん。今日は何から何までお世話になりっぱなしだね」ナデナデ

白雪「私が好きでやってるんです。構いませんよ」

あかり「えへへ、白雪ちゃん大好き!」ダキッ

白雪「ふひゃっ! え、えへへへ……」

白雪(ふっ、他人をけん制しながら自分の好感度を上げる作戦は成功したみたいですね)

白雪(今日は散々走り回ったんですから、これくらいの役得は許されるはずです)
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 23:13:22.69 ID:OOUq9myE0
白雪なのにちょっと黒くなってきてる…
あかりが「魔性の女」だから仕方ないかも
935 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/14(火) 23:15:49.20 ID:3xIrlOQOo
白雪「んふふふ〜……」

あかり「白雪ちゃん抱きしめながらなでられるの好きなんだね」

白雪「嫌いな人はたぶんこの鎮守府にはあまりいないと思いますよ〜」

あかり「確かにあかりも好きだし」

白雪「司令官はするよりされる側の方が多そうですね」

あかり「あかりより大きい人多いからね〜でもほっぽちゃんにはときどきしてあげてるよぉ」

白雪「ほっぽちゃんずるい……」

あかり「だから今白雪ちゃんにしてあげてるでしょ〜?」

白雪「そうですけどぉ〜えへへへ」

あかり「白雪ちゃんが幸せそうで何よりだよぉ」

白雪「永遠に続けばいいですが、そうも言ってられません。明日の秘書艦を決めなくては」

↓2 明日の秘書艦(>>883-884の☆のついてない艦娘)
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 23:20:41.21 ID:JPpaedmDO
長門
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 23:21:21.09 ID:+jUyQkaG0
天龍
938 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/14(火) 23:37:20.79 ID:3xIrlOQOo
あかり「それなら、天龍さんだよぉ」

白雪「……天龍さんですか」

あかり「まだ仲悪いの?」

白雪「そこまで引きずるほど子供じゃありません。今は普通ですよ普通」

あかり「普通の反応じゃなかった気がするよぉ」

白雪「普通に疎遠なだけです」

あかり「やっぱりまだ引きずってるよぉ」

白雪「だって、弱ってる司令官に対してあんなこと言って」

あかり「キツい言い方だったけど間違ったことは言ってなかったよぉ」

白雪「だから本気で非難することができないんです。はぁ、そもそも私がもっとしっかりしていれば……」

あかり「しっかりしなきゃいけなかったのは、白雪ちゃんじゃなくてあかりの方だよぉ」

白雪「いえ、私がしっかり避けられていたらよかったんです。集中砲火を受けたからと言ってあんな体たらく……」

白雪「今となってはどうにもできませんが、一生の不覚です」

あかり「あかりも一生忘れられないよぉ」

白雪「司令官は忘れていいんですよ! 私のあんな無様な姿、覚えてなくていいです!」

あかり「ううん、ちゃんと覚えておく。失敗したことも成功したことも全部、大切なことだから」

白雪「司令官……その反省を活かしてここまで来られたんですもんね」

あかり「うん! あれからもあかりについて来てくれてありがとね」

白雪「いえ、むしろ私をついて来させてくれたことに感謝ですよ。ありがとうございます司令官」

あかり「ふふっ、昔のことお話しできるのもいいね」

白雪「昔からの仲である者の特権です。では、私はこれで失礼します。おやすみなさいませ」

あかり「おやすみ白雪ちゃん。あかりはまだ寝るかどうかわからないけどね」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>883-884の如月、浦風以外)
3 散歩
4 執務
5 バー
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 23:45:45.65 ID:OOUq9myE0
3
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 23:47:14.64 ID:JPpaedmDO
2愛宕
941 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/14(火) 23:52:03.03 ID:3xIrlOQOo
愛宕「んん〜っ、今日はもう寝ようかしら?」

あかり「愛宕さん」

愛宕「あら? 提督、どうしたの?」

あかり「もう寝るところでしたか?」

愛宕「寝るところでした〜」

あかり「なら、一緒に寝てもいいですか?」

愛宕「あらあらどうしたの? 怖い夢でも見た?」

あかり「いえまだ寝てたわけじゃないですよぉ」

愛宕「じゃあ単純に私に会いに来たということね」

あかり「そうなりますよぉ」

愛宕「うふふ、嬉しいわぁ。いいわよ、入って来て」

あかり「お邪魔します」

愛宕「いらっしゃ〜い」

あかり「あっ、愛宕さんって寝るときは……」

↓2

1  普通のパジャマ
2  ベビードール
3  ネグリジェ
4  浴衣
5  ガウン
6  着ぐるみパジャマ
7  着ない派
8  普段の服
9  ジャージ
10 下着
11 その他自由に
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 23:55:34.60 ID:OmdIEmcl0
2
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 23:56:10.40 ID:4S/WvSXvo
6
944 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/15(水) 00:00:51.80 ID:copgxSyXo
今回はここまでです
次は愛宕と一緒に寝るところからです

気づけばもうレスも900半ばですね
島流しとかされましたがついて来てくださる人がいて本当にありがたいです
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 00:23:27.55 ID:03jV6KBO0
乙!みんな>>1のSS好きだからな!島流しでもどこでもついてくさ!
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 01:01:28.65 ID:t/xNkcV2o
乙です
947 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/15(水) 22:39:31.78 ID:copgxSyXo
開始します
948 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/15(水) 22:49:24.23 ID:copgxSyXo
あかり「牛さんの着ぐるみパジャマなんですね?」

愛宕「似合うでしょ〜」

あかり「はい、すごく似合ってますよぉ」

愛宕「うふふ、大きいからね」

あかり「別に胸が大きいからってわけじゃないですから」

愛宕「違うの?」

あかり「違います」

愛宕「も〜せっかくそこを強調するために牛にしたのに〜」

あかり「牛さんの真似ですか?」

愛宕「今のも〜は牛の真似じゃないわよぉ」
949 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/15(水) 22:59:07.73 ID:copgxSyXo
あかり「櫻子ちゃんが妹の花子ちゃんに牛さんの着ぐるみパジャマ取ってあげたって言ってましたよぉ」

愛宕「大室提督の妹……古谷提督似?」

あかり「いやたぶん向日葵ちゃんとも仲いいですけど似るわけないじゃないですか。まだ8歳ですからね?」

愛宕「8歳ならまだまだね〜」

あかり「もぉ、牛さんは胸が大きいだけじゃありませんよぉ」

愛宕「あらぁ、犬なのに牛の真似?」

あかり「あかりのもぉも牛さんの真似じゃないです!」

愛宕「うふふ……さぁ、そろそろお布団に入りましょうか。それとも私が暖めてからにする?」

あかり「今の時期だとそこまで暖めなくても問題ないですよぉ」

愛宕「それもそうね。じゃあどうぞ」

あかり「お邪魔します。愛宕さんの香りがしますよぉ」

愛宕「だって私が使ってるんだもの。においくらいつくわ」

あかり「同じところで生活してても、それぞれで変わるものですね」

愛宕「同じところで生活してると言っても、完全に同じ行動を取ってるわけじゃないからね」

あかり「そうですけどなんだか不思議ですよぉ」

愛宕「臭くない?」

あかり「そんなことありませんよぉ。いい香りです」

愛宕「そう、よかった。じゃあ、もっとかがせてあげるわね!」ガバッ

あかり「きゃっ!」

愛宕「ほらほら〜牛さんがお団子食べちゃうわよ〜」

あかり「あははっ、やめてくださいよぉ愛宕さん」
950 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/15(水) 23:30:18.25 ID:copgxSyXo
あかり「愛宕さんって」

愛宕「ん? なぁに?」

あかり「お姉ちゃんぶりたいタイプですよね」

愛宕「あら? どうしてそう思うのかしら?」

あかり「なんとなく、あかりへの態度からそんな気がしますよぉ」

愛宕「そんなにお姉ちゃんぶってるからしら?」

あかり「今も抱きしめたまま離そうとしないですし」

愛宕「お姉ちゃんはみんな妹のこと抱きしめるわけじゃないわよぉ?」

あかり「そうなんですか? あかりのお姉ちゃんはそうだったから、そういうものだと思ってましたよぉ」

愛宕「だけど言ってることは当たりよ」

あかり「やっぱりそうだったんですね」

愛宕「だって、摩耶も鳥海も妹〜って感じの子じゃないでしょう?」

あかり「確かにどっちもお姉ちゃんって感じがしますよぉ」

愛宕「そもそもこの鎮守府にはいないしね。だから妹オーラ全開の提督のお姉ちゃんになろうと思ったの」

あかり「妹ではあるんですけど、そんなオーラ出てます?」

愛宕「出てる出てる。全力で妹っぽい雰囲気出してるわぁ」

あかり「実感ないですよぉ」

愛宕「ワザとで出せるものじゃないもの。ほっぽちゃんにお姉ちゃんぶろうとしてるところとか、そういうの」

あかり「お姉ちゃんぶろうとしてたら妹っぽいなら、愛宕さんもですよぉ」

愛宕「そこはほら、それ以外の要素が組み合ってのことだから」

あかり「むぅ……」

愛宕「そうやってむくれるところもね。すごく可愛くてついついちょっかいかけたくなるのよね〜」

愛宕「ね、だから、ちょっとだけお姉ちゃんぶらせてほしいなぁって」

あかり「それは構いませんよぉ」

愛宕「やったぁ、ふふっ」ギュッ

あかり「えへへ。妹がいる人でもお姉ちゃんぶりたいって思うことあるんですね」

愛宕「妹がいるからこそなのかもしれないわぁ」

あかり「でも瑞鶴さんは妹がいないからお姉ちゃんぶりたいみたいですよぉ」

愛宕「瑞鶴ちゃんもなの? う〜ん、私とことん瑞鶴ちゃんに嫌われそうだわぁ。胸のこともあるし、お姉ちゃんの立場も競合しちゃってる」

あかり「お姉ちゃんは1人だけって決まってるわけじゃないですよぉ」

愛宕「そうね。お姉ちゃんは何人いても構わないわよね。二人でお姉ちゃんやればいいだけだわ」

あかり「はい!」

愛宕「うふふ、それじゃあ今日は愛宕お姉ちゃんを抱き枕にして、お寝んねしましょうね〜」

あかり「それじゃあ妹じゃなくて娘というか、赤ちゃんですよぉ!」

あかり(今日はやけに赤ちゃん扱いされる一日だったなぁ)
951 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/15(水) 23:42:51.73 ID:copgxSyXo
あかり「天龍さんも一応お姉ちゃんでしたよね?」

天龍「そうだが、一応ってどういうことだ」

あかり「龍田さんの方が早くできたんじゃないでしたっけ?」

天龍「んあぁ、そうか。確かに龍田の方が竣工は早かったな。だがオレの進水は早かったしネームシップはオレだから、オレが姉だ」

あかり「でも龍田さんの方がお姉ちゃんっぽいですよぉ」

天龍「あん? オレが姉っぽくねぇってのか?」

あかり「いえあの、雰囲気がですね」

天龍「が、まあ龍田はオレにとって妹というよりは親友って感じだからな。姉っぽくねぇのも無理ねぇかもな」

あかり「お姉ちゃんって呼んでみたら変わるかもしれませんよぉ」

天龍「お姉ちゃんねぇ。今さら気恥ずかしくて呼べない……ってぇ、オレが姉だっつってんだろ!」

あかり「あぁ、すいません。素で間違いました」

天龍(んだよ提督の奴。オレももうちょっと姉らしくやってみっか?)
952 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/15(水) 23:45:32.29 ID:copgxSyXo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  大鯨☆  戦艦棲姫☆
明石☆  プリンツ  北方棲姫☆
霧島   若葉☆  葛城☆
Bep   天龍    雲龍
長門   伊58    離島棲鬼☆
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉
953 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/15(水) 23:46:45.55 ID:copgxSyXo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100以上。☆は秘書艦経験済み。○は交流済み)
蒼龍   叢雲    白雪☆
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ○ビス子☆
千歳☆ 熊野    ○古鷹
神通   浜風☆  ○駆逐棲姫☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ ○朝潮☆ ○秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
名取☆ 卯月☆  ○春雨☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   島風    ○金剛☆
山城☆ ○舞風☆ ○五月雨☆
筑摩   伊168☆ 伊良湖☆
間宮☆ 武蔵☆  吹雪☆
如月☆  
954 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/15(水) 23:54:57.66 ID:copgxSyXo
天龍「ふんっ、憎まれ口叩ける程度には元気でよかったぜ」

あかり「昨日はご心配をおかけいしましたよぉ」

天龍「まったく、そう何度も寝込むようじゃ提督として信用できなくなるぞ?」

あかり「すいません。でも今回は半日で元気になりましたよぉ」

天龍「前のときよりゃ向上が見られるな。つか、もう終わってんだから寝たきりになろうが関係ねぇか」

あかり「寝たきりはいやですよぉ」

天龍「例えばの話だよ。オレだって、お前がそうなっちまうのはいやさ」

あかり「特訓の相手がいなくなるからですか?」

天龍「修行だ修行。ビギナーズラックで一本取れたくらいで調子に乗んな」トンッ

あかり「あいてっ。また取りますよぉ」

天龍「おーおーやってみろ。張り合いがあるならそっちの方が望むところだぜ」

あかり「そうやって調子に乗ってるといいですよぉ」

天龍「おーこわ。で、今日は何からはじめんだ?」

あかり「今日はですね」

↓2

1 艦娘との交流(>>952-953の○のついてる艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 23:55:50.38 ID:xrbWx2/8O
1青葉
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 23:55:53.01 ID:pjvKJaobo
1Bep
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 23:55:59.29 ID:fMuL/d6hO
1プリケツ
958 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/16(木) 00:04:38.53 ID:16Zg4Dpyo
今回はここまでです
次はBepと交流するところからはじめます

義理でも実の姉妹でも単にお姉ちゃんと呼んで親しんでるだけの仲でもそれぞれに良さがあると思いますね
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 00:06:49.53 ID:zBwmKS2Lo
乙 お姉様だとまた別になるな
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 00:30:57.84 ID:KHlp50U9o
乙です
961 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/16(木) 22:39:06.22 ID:16Zg4Dpyo
開始します
962 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/16(木) 22:50:18.98 ID:16Zg4Dpyo
あかり「ヴェルちゃん、あそぼ〜」

Bep「……」

あかり「ヴェルちゃ〜ん?」

Bep「ん? あぁ、司令官。おはよう」

あかり「おはよう。ぼ〜っとしてたけどどうしたの?」

Bep「今起きたばかりだから、まだ起ききってなかったんだよ」

あかり「お布団に座ったまま動かないから何事かと思ったよぉ」

Bep「すまない。朝は結構弱いんだ」

あかり「そうなの?」

Bep「正確に言えば寝起きは、かな」

あかり「あかりも寝起きはあんまりよくないよぉ」

あかり「いつもは早く起きるからいいけど、遅刻しそうなくらい遅く起きちゃったときは、間違えてランドセル背負って学校行きそうになったくらいだし」

Bep「それは寝起きがよくないというより、司令官があわてんぼうなだけだね」

あかり「ま、まあそうだけど、寝起きじゃないとさすがにそこまで慌てないよぉ」

Bep「本当かな?」

あかり「本当だよぉ!」

Bep「たまにパジャマのまま執務しようとしたりしてない?」

あかり「してないよぉ! それはここに来た最初の日だけ!」

Bep「最初の日にやったんだ」

あかり「そ、それはいきなり別のところにいて混乱したからで!」

Bep「ふふっ、わかってるよ。司令官をいじるのもこのくらいにして、何しようか」

あかり「あかりいじられてたの!?」

↓2

1 着替えを手伝う
2 暇なときに何をしてるのかという話
3 あかりの世界に行ったら何をしたいかという話
4 その他自由に
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 22:51:58.78 ID:MVJO2BAMO
3
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 22:52:02.94 ID:Pj6//13hO
2
965 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/16(木) 23:01:15.79 ID:16Zg4Dpyo
Bep「っと、何かする前に着替えなきゃ」

あかり「あっ、あかりはあっち向いてるね」

Bep「手伝ってくれないの?」

あかり「ヴェルちゃんのいつもの服なら、手伝った方が逆に着づらいよぉ」

Bep「それもそうだ」

あかり「着替え終わったら教えてね」

Bep「別に見ててもいいのに」

あかり「見られてたらはずかしいでしょ?」

Bep「そうかな。司令官だしいいよ」

あかり「あかりだからいいってどういうこと?」

Bep「それくらいは信頼してるってことだよ。無理に見て欲しいわけじゃないけどね。終わったら声かけるよ」

あかり「うん」

Bep「さぁてと、着替え終わったらどうしよう」

あかり「そういえば、ヴェルちゃんは暇なときいつも何してるの?」

Bep「暇なときね、そうだな」

↓2

1 日向ぼっこ
2 カードゲーム
3 ロシアの関することを調べてる
4 その他自由に
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 23:01:46.58 ID:YCjKmZ8mO
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 23:01:50.90 ID:9/s9U3QCO
3
968 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/16(木) 23:15:42.70 ID:16Zg4Dpyo
Bep「ソ連……じゃなくて、ロシアに関係するものについて調べてるかな」

あかり「ロシアに関係するものって、なんかざっくりしてるね」

Bep「ざっくり調べてるからね」

あかり「やっぱり興味あるの?」

Bep「私はあっちで過ごした時間の方が長いから」

あかり「えっ、そうなの?」

Bep「ああ。だから興味も出てくるよ」

あかり「そうだったんだ。あっちで過ごした方が長いんだ」

Bep「だからときどきロシア語で出てしまうんだよ」

あかり「浦風ちゃんが方言が染み付いてるのと一緒だね」

Bep「そうかもしれないね。私も浦風も喋ってたわけじゃないけど」
969 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/16(木) 23:35:41.22 ID:16Zg4Dpyo
あかり「どういうこと調べてるの?」

Bep「ざっくりとなんでもね。料理とか風土とか、生き物とか」

あかり「あかり、ロシアはなんか寒いところって印象だよぉ」

Bep「それは間違いではないと思うよ。世界で一番寒い定住地なんて言われてる村があるくらいだから」

あかり「ひえぇ〜、富山の冬より寒いのかなぁ? 雪かき大変そうだよぉ」

Bep「それが意外にも日本の方が寒いって言うロシア人もいるみたいだね」

あかり「えっ、日本の方が寒いの?」

Bep「数字上はあっちの方がはるかに寒いよ。ただ、体感でどうかというのはあるね」

あかり「気温以外にも風とか吹くと余計に寒いもんね」

Bep「体感っていうのは色々な要素が組み合わさって伝わるものだから、一概には言えないんだろうね」

Bep「ただやっぱり寒さに強い人は多いみたいだ」

あかり「あぁ、そうなんだ。ヴェルちゃんも寒さに強い?」

Bep「艦娘の平均レベルだよ、たぶん」

あかり「艦娘がどれくらいに耐えられるかわからないよぉ」

Bep「気候は言った通りで、寒さを紛らわすためにお酒を飲む人が多いとか」

あかり「お酒飲んだら体暖まるんだ」

Bep「強めのを飲むと火が付いたようになるかもね。実際度数が高いと燃えるし」

あかり「お腹の中で燃えださないか心配だよぉ」

Bep「司令官が飲んだら一口で倒れそうだ」

あかり「いや、案外お酒強いかもしれないよぉ?」

Bep「司令官には弱くいて欲しいかな」

あかり「ええっ、弱くいて欲しいって何?」

Bep「イメージがあるから。お酒弱いって」

あかり「ふふん、残念ながらあかりも大人になったらお酒なんてお水飲むように飲めるようになるんだから!」

Bep「ふっ、それならロシアでも暮らしていけるかもね」

あかり「寒いのなんてへっちゃらだよぉ!」

Bep「じゃあ私はお酒飲んで倒れた司令官が凍死しないように運ぶ係でもするよ」

あかり「んもぉ、倒れないって言ってるのに」

Bep「ふふっ」
970 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/16(木) 23:49:47.01 ID:16Zg4Dpyo
Bep「いつか行ってみたいな」

あかり「そうだねぇ、海外旅行もしてみたいよぉ」

Bep「司令官は危なっかしいから、迷子にならないように見張ってないといけないね」

あかり「海外で迷子になったら大変だからずっとくっついとくよぉ」

Bep「その方が私も安心して観光できるかな」

あかり「ロシアに行くときは頼んだよぉ」

Bep「さて、いつになることやら」

あかり「さすがにあかり達だけで行くのは無理だよねぇ。温泉旅館に泊まるのとは違うもん」

Bep「温泉旅館にごらく部だけで行ったんだっけ。それも大概な気がするよ」

あかり「いつか一緒に見て回れるといいね」

Bep「うん。長くいても港や工廠の近くしか見れなかったからね」

あかり「みんなでどこかに旅行行くのいいね。考えておくよぉ」

Bep「近場にピクニックくらいの軽い物でもそれはそれでいいけど」

あかり「そうだね〜結局みんなで海行けてないし」

Bep「ここも海、といえば海だけど」

あかり「ビーチだよぉ、ビーチ!」

Bep「わかってるよ。せっかく近くにあるんだからみんなで行きたいね」

あかり「今年こそは行くよぉ! 帰る前に一回くらいはね!」

Bep「じゃあ水着用意して待ってるよ」

あかり「楽しみにしててね! それじゃあ、あかりはそろそろ行くよぉ」

↓2

1 艦娘との交流(>>952-953のBep、○のついてる艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 23:50:59.36 ID:JZHQF11zO
1大鳳
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 23:51:05.61 ID:ccR1KhvXO
1prinz
973 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/16(木) 23:58:21.87 ID:16Zg4Dpyo
あかり「プリンツさん」

プリンツ「アトミラールさん。Guten Morgen」

あかり「ぐーてんもるげん」

プリンツ「わかるんだ! もしかしてビスマルク姉様にドイツ語習ったりしてた?」

あかり「いえ。でもぐーてんなんとかは時間ごとの挨拶だってことは覚えました!」

プリンツ「へ、変な覚え方してるね。そんな喋る機会ないかもしれないからいいのかもしれないけど」

あかり「プリンツさんは今暇ですか?」

プリンツ「暇だよ〜」

あかり「なら少し一緒に遊びませんか?」

プリンツ「遊ぶ遊ぶ〜何しよっか!」

あかり「そうですねぇ」

↓2

1 オスカーが遊びに来る
2 ビスマルクについて
3 排熱機構について
4 その他自由に
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/17(金) 00:01:02.20 ID:rjVJyQimO
3
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/17(金) 00:01:14.59 ID:9slvhIwjO
2
976 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/17(金) 00:04:57.55 ID:Mc843nY4o
今回はここまでです
次は次スレでプリンツとビスマルクについて話すところからですが、明日は書けそうにないので↓1〜2で埋め用の小ネタを募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもエロでもいいです

実際ロシアの寒さってどんなもんなんでしょうね
数値で見ても実際体験してみないと想像つきませんね
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/17(金) 00:10:16.57 ID:pBO1prGZo
妖精さんへの慰労会
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/17(金) 00:13:09.08 ID:++VfLQxUO
春雨の料理修行
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/17(金) 00:13:15.06 ID:gF+sHItN0
あかりが深海提督として着任していたら
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/17(金) 06:51:05.78 ID:lWlMIgkqo
乙です
981 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/18(土) 23:11:31.71 ID:ziNDFYZUo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1466258393/
982 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/18(土) 23:11:58.98 ID:ziNDFYZUo
↑次スレです
983 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/25(土) 22:40:20.66 ID:kpgblmVxo
埋めネタ開始します
妖精さんへの慰労会から
984 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/25(土) 22:51:07.09 ID:kpgblmVxo
妖精(12cm単装砲)「……」トコトコ

妖精(20.3cm連装砲)「……」グデー

妖精(ドラム缶)「……」パクパク

あかり「妖精さんいっぱいいるなぁとは思ってたけど、こんなにいたんだね」

妖精(お茶)「まあそれぞれの装備に担当の妖精もいますしね」

叢雲「にしても改めて見るとすごい数よ」ヒョイ

妖精(零式水上偵察機)「……」プラーン

あかり「あぁ、叢雲ちゃんそんなに乱暴にしちゃだめだよぉ。今日は妖精さん達のいろ〜かいなんだから」

叢雲「この子はこれで喜んでるからいいのよ。いつも偵察機に吊るされてたからね」

あかり「そうなの?」

妖精(零式水上偵察機)「……♪」

あかり「なんか楽しそうだし本当みたいだね」

妖精(お茶)「人間と同じで色々な趣味を持った子がいるんです」

文月「いつもお世話になってたから〜今日はゆっくりしてね〜」

妖精(工廠)「……」コクリ
985 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/25(土) 23:03:32.01 ID:kpgblmVxo
妖精(照明弾)「……」

川内「何? 夜戦場では照明弾使いようないからしょうがないじゃん。夜に勝手に打ち上げたりすると騒ぎになるしさ」

瑞鶴「自由に飛び回らせてあげたいのはやまやまなんだけどねぇ。妹ちゃんの世界に行ったらもっと難しくなるのかしら?」

妖精(零戦21型(付岩本小隊))「……」

瑞鶴「わかってるって。せっかくだからいつか思う存分飛ばせてあげるから」

あかり「相変わらずあかりには妖精さん達の言葉がわからないよぉ」

妖精(お茶)「あの子達も私のように喋れないわけではないんですよ」

あかり「そうなの?」

妖精(お茶)「ただ喋らずとも艦娘の皆さんとは意思疎通ができるので、喋らないだけです」

あかり「あかりとも疎通してほしいよぉ」

白雪「司令官もその内聞こえるようになりますよ」

あかり「そう言って結局今でも聞こえないのに」

三日月「司令官とも話してみて」

妖精(九十三式水中聴音機)「……コニチワ」アセアセ

あかり「こんにちは。えへへ、初めて声を聞いたよぉ」

妖精(九十三式水中聴音機)「……!」ピョン

三日月「あっ、逃げた。なんでかあの子達声を出すことをはずかしがってるみたいなんです」

あかり「ええ〜可愛い声だと思ったのに。でもあなたはちゃんと話してくれるよね?」

妖精(お茶)「私や羅針盤の妖精達は提督の補佐をするための妖精ですからね」

蒼龍「まあ、知りたければ何を言ってるのか私達が伝えますよ。この子はカップ麺おいしいって言ってます」

妖精(天山)「……」ズルズル

あかり「それは見ればわかりますよぉ」
986 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/25(土) 23:15:28.22 ID:kpgblmVxo
金剛「ヘーイ、フェアリー。お料理ができましたヨー」

妖精(ひよこ)「わーい」

妖精(魔女っ子)「おっきなお肉がいっぱい〜!」

金剛「まだアツアツですから火傷しないように気を付けてくだサーイ」

あかり「一口サイズのサイコロステーキでも、妖精さん達にとってはすごく大きく見えるだね」

妖精(お茶)「はい。これだけの大きさとなると、食べるとき行儀が悪くなってしまいます」

妖精(アホ毛)「一度こうやってかぶりついてみたかったんだ〜あぁっ! 肉汁が! おぼれる〜!」

妖精(ぬいぐるみ)「サラダの中、ひんやりしてて気持ちいい。寝る……」

天龍「いやさすがに寝んな」ヒョイ

妖精(ぬいぐるみ)「あぁ〜、じゃあキャベツお布団にする〜」

あかり「ご飯食べるのにも一苦労だね」

妖精(お茶)「普段はちゃんと妖精サイズのご飯食べてますから」

金剛「さすがに妖精サイズに合わせて調理するのは難しいデース。数も多いですし、これくらいでちょうどいいでショー」

妖精(ひよこ)「ジュースのプールだ〜!」

妖精(魔女っ子)「ケーキのお山〜」

あかり「ふふっ、顔がクリームまみれだよぉ。拭いてあげるね」

妖精(魔女っ子)「ありがとうございます〜」

あかり「ジュースのプールとかケーキのお山とか聞くと、あかりも一回くらい小さくなってみたくなるなぁ」
987 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/25(土) 23:29:15.55 ID:kpgblmVxo
妖精(猫吊るし)「そんな提督にうってつけのものがあるんです。妖精と同じくらいの小ささになれる機械で」

あかり「そんなのも作ってたんだ」

妖精(猫吊るし)「外見的な変化を生じさせるものを重点的に作ってますので。艦娘の皆さんは改造以外では変化できませんからね」

あかり「なるほどねぇ」

妖精(猫吊るし)「ちょうど私の部屋に置いてありますので、ちょっと取って来ますよ」

あかり「取ってこられる?」

妖精(猫吊るし)「提督がこの縄をほどいてくだされば今すぐにでも!」

ビスマルク「だめよ。こいつを野放しにすると何するかわかんないからね」

朝潮「ここに吊るしておきましょう」

妖精(猫吊るし)「何でですか〜! 私だけ慰労どころか疲労させられてますよ〜!」

蒼龍「理由は胸に手を当てて聞いてみればいい。今は手を動かせないから無理だけど」

あかり「ちょっと可哀想ですけどね。一番働いてくれてると思いますし」

春雨「働いてるって言っても悪事じゃないですか」

あかり「いいこともしてるよぉ」

瑞鳳「いいことも悪いことも振り切ってるからどっちにしろ疲れるのよ。今は慰労会だし疲れさせちゃいけないでしょ」

ビスマルク「そういうこと。オスカー、逃げないように見張ってなさい」

オスカー「にゃ!」シャッ

妖精(猫吊るし)「見張るどころか攻撃されてるんですけど!? 明石さん、明石さ〜ん! 情報提供してる仲でしょ、助けてくださ〜い!」

明石「すいません、この子達のマッサージで手一杯です」

妖精(艦艇修理施設)「……♪」

あかり「ごめんね。ほら、あかりがごはん食べさせてあげるから」

妖精(猫吊るし)「ぐぬぬ、私の労は料理では癒えないから、提督と皆さんがいいことをしてるところでも撮らせてもらおうと思ったのに……」

あかり「やっぱり吊るしたままの方がいいみたいだね」

オスカー「にゃあ」
988 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/26(日) 00:12:34.60 ID:IX1c1v7bo
あかり「それにしても……」

妖精(熟練見張員)「……」ジー

妖精(25mm三連装機銃 集中配備)「……」フンッ

妖精(96式150cm探照灯)「……」パクパク

あかり「なんだか艦娘のみんなと似た姿をしてる妖精さんもいるよね?」

妖精(お茶)「ええ。私達も出自は艦娘の皆さんと同じですからね」

あかり「そうなの?」

妖精(お茶)「そういえば話していませんでしたか。私達妖精が一体どういう存在なのか」

あかり「うん。あなた達は一体何者なの?」

妖精(お茶)「私達は言うなれば、艦のある一部のみが独立して船霊化した存在です」

あかり「一部のみ?」

妖精(お茶)「兵装だったり計器類だったり、動力機関。一口に艦と言っても色々な物で構成されているんです」

妖精(お茶)「艦娘はそれらを包括した艦そのものの船霊。私達は艦を構成する一部部分のみの船霊。簡単に言えばこんな感じです」

妖精(猫吊るし)「私達が喋らずに艦娘の皆さんと意思疎通できるのは、私達も艦娘の皆さんの一部だからなんですよ」

あかり「なるほどぉ。あれ? でも、降霊装置を完成させたのって妖精さん達なんじゃなかったっけ?」

妖精(お茶)「私達は最初に軍が降霊装置を使って深海棲艦を呼び出してしまった際、荒魂に変えられそうになっている船霊達がとっさに生み出した分霊なんです」

妖精(猫吊るし)「降霊装置に干渉されていたせいで、こうして一部部分のみが実体化してしまったんですね」

妖精(お茶)「そうして何とか荒魂化を逃れた私達は、荒魂……深海棲艦となった船霊達を鎮めるために降霊装置を改造し、和魂……艦娘を呼び出せるようにしたというわけです」

あかり「なんだか大変な事情があったんだね」

妖精(お茶)「ええ、まあ。おかげ様で私達の目的、深海棲艦を鎮めることは叶いました」

妖精(猫吊るし)「提督は私達の存在理由を満たしてくれたことになります!」

あかり「そ、そんな大げさだよぉ」

妖精(猫吊るし)「大げさじゃありませんよ。私は本当に感謝しているんです! だからお礼をするためにもこの縄を!」

妖精(お茶)「あれは気にしないでいいですからね」

あかり「うん」
989 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/26(日) 00:33:39.94 ID:IX1c1v7bo
あかり「じゃあこの子達も大和さん達の一部が具現化したから、そっくりなんだね」

妖精(15m二重測距儀+21号電探改二)「……」トコトコ

あかり「ちゃっちゃい大和さんと武蔵さんだよぉ。ふふっ」ナデナデ

妖精(15m二重測距儀+21号電探改二)「……」テレテレ

大和「……」

武蔵「……」

妖精(猫吊るし)「物欲しそうな目をしているお二方に朗報です。妖精サイズになれる装置が私の部屋に――」

オスカー「にゃ〜!」バッ

妖精(猫吊るし)「ひゃあっ! 私食べてもおいしくないですから〜!」

妖精(お茶)「いつも猫を雑な持ち方してるからそうなるんだよ」

あかり「そういえば、妖精さんサイズの鳥とかもときどき見かけるけどあれは?」

妖精(お茶)「実体化するときに変な風に分かれてしまったんですね。焦ってましたので無理からぬことです」

あかり「あれも一応妖精さんなんだ。じゃあ、開発に失敗したときに出てくるペンギンさんとおばけさんのぬいぐるみは?」

妖精(お茶)「謎です」

あかり「えっ?」

妖精(お茶)「謎です」

あかり「そ、そう……」
990 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/26(日) 00:54:50.66 ID:IX1c1v7bo
妖精(ひよこ)「はぁ〜食べた食べた〜」

妖精(アホ毛)「べたべた〜」

大鯨「はい、体拭きますからこっちに来てください」

妖精(ぬいぐるみ)「ぐ〜……」

文月「す〜……」

如月「あらあら、文月ちゃんったら。妖精さんを乗せたまま自分も寝ちゃってるわぁ」

妖精(魔女っ子)「ケーキのクリームで汚れた体を、ジュースのプールで洗う〜」

古鷹「それは洗ってると言っていいのかな?」

加賀(羨ましい……)

妖精(猫吊るし)「あぁ、みんな満足してるのに……」

あかり「……そうだね、あなただけずっとそうしてるのも悪いから」スッ

妖精(猫吊るし)「提督! やっぱり提督ならそうしてくれるって信じてました!」

あかり「だけど、あかりずっと一緒にいるんだよぉ?」

妖精(猫吊るし)「ええ、どこまででも、ついて行きます。例え艦娘の皆さんから見放されても、ずっと一緒です」

あかり「いや、そういうことじゃなくて。変なことしないか見てるって意味だったんだけど」

妖精(猫吊るし)「ありゃ! そうでしたか。もうそれならそうと言ってくださいよ〜」

あかり「……妖精さんはあかりと艦娘のみんなが一緒のところを見たいんじゃないの? 見放されてもついて来るって」

妖精(猫吊るし)「ふっふ〜、自由の身になったからには、私も肉汁におぼれてきますよ〜!」

あかり「あっ、ちょっと! 待ってよぉ!」

妖精(お茶)「はぁ、そうやって誰彼構わず優しくするから、目を付けられてしまうんですよ提督」
991 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/26(日) 00:56:29.17 ID:IX1c1v7bo
今回はここまでです
次は春雨の料理修行の小ネタです

小ネタは時間がかかってもいいようになるべく休日に消化するようにしています
あらかじめ書いておくのが一番なんですが中々難しいです
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/26(日) 01:02:26.97 ID:fxRyXGIAo
おつです
いい雰囲気でした
993 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/26(日) 22:41:13.97 ID:IX1c1v7bo
開始します
994 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/26(日) 23:03:37.61 ID:IX1c1v7bo
春雨「お料理修行したい」

駆逐棲姫「いきなりどうした?」

春雨「私のお料理当番の日までにおいしい料理が作れるようになりたいの」

駆逐棲姫「今でも十分だと思うけど」

春雨「でも、なんか特色ないでしょ?」

夕立「特色?」

春雨「はい。金剛さんなら英国、プリンツさんはドイツ、和食は鳳翔さんですし、揚げ物は足柄さん」

春雨「大鯨さんはヘルシーにまとめるのが得意ですし、大和さんは手の込んだお料理は簡単に作っちゃいます」

五月雨「春雨料理は特色にならない?」

春雨「春雨だけじゃ無理だよ。瑞鳳さんみたいに卵料理って言うならジャンルにもなるけど、春雨料理ってないでしょ?」

駆逐棲姫「春雨を入れただけになると思う」

春雨「だから、私も何か自分の色を出して行きたいの」

夕立「色っぽい〜?」

五月雨「それだとなんか別の意味に聞こえる」

駆逐棲姫「色と言ってもどんな風にしたいんだ?」

春雨「う〜んまだ持ってない色だと……中華料理とか?」

駆逐棲姫「中華、辛いの……」

夕立「中華ねぇ〜でもどうやって勉強するの?」

春雨「そこなんですよね。誰か得意な人いないでしょうか?」

Bep「白露型のみんなで集まって何の話をしてるんだい?」

夕立「ヴェルちゃんっぽい〜」

Bep「うん、ヴェールヌイだよ」

春雨「中華料理を作れるようになりたいと思ってるんですけど、誰か得意な人いないかなと考えていたところです」

五月雨「ヴェルさんはロシア料理が得意なんでしたっけ?」

Bep「得意というか調べてるだけ。簡単なのしか作れないよ」

駆逐棲姫「ソ連に賠償艦として引き渡されたから、か。中国には誰か行かなかったのか?」

Bep「中国か。確か雪風が行ってた気がするよ」

春雨「雪風さんが?」

夕立「雪風なら池田提督のとこにいるっぽい〜」

春雨「なら司令官にお願いして池田司令官のところに連れてってもらいます! ありがとうございますヴェルさん!」

Bep「ん、どういたしまして。でもどうして中華料理を?」

駆逐棲姫「料理に自分の色を出したいんだって」

Bep「自分の色、ね。急ごしらえの中華料理で自分の色は出るのかな」
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/26(日) 23:05:56.62 ID:0Vq91yCsO
プリンツ料理作れるのか
996 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/26(日) 23:29:51.95 ID:IX1c1v7bo
千歳「こん子が春雨ちゃん? 池田千歳です、よろしくな〜」

春雨「はい、はじめまして。白露型5番艦の春雨です」

千歳「五月雨のお姉ちゃんやね」

五月雨(千歳)「こ、こんにちは、春雨、姉さん」

春雨「こっちの五月雨は姉さんって呼んでくれるんだ」

あかり「うちの五月雨ちゃんはお姉ちゃんって呼べなくてちょっと困ってるんですよぉ」

千歳「はぁ、そんなこともあるもんなんやな。うちは千鶴もずっと姉さん姉さん言うとったから、姉妹で呼び合えるんは普通やと思うとったわ」

霞「普通の姉妹と一緒にするんじゃないわよ」

千歳「そらそうやけども」

雪風「雪風に何かご用と聞きましたが?」

春雨「そうです。雪風さんに折り入って頼みがあります」

雪風「なんでしょうか? 雪風にできることなら何でもしますよ」

春雨「私に中華料理を教えてほしいんです」

雪風「はぁ、中華料理?」

春雨「はい。戦後中国に渡った雪風さんなら得意なのではと思って」

雪風「えっ、雪風って中国に行ったんですか?」

春雨「えっ?」

千歳「そうなん?」

あかり「ヴェルちゃんはそう言ってましたよぉ」

雪風「う〜ん、雪風は終戦後に復員船として働いた後の記憶は曖昧なんですよね」

龍驤「せやな。割と記憶がぼやけとるところがあるわ」

あかり「響ちゃんはヴェルちゃんに改造する前にもロシア語話してることがありましたけど」

五十鈴「雪風は中国語話してるとこなんて聞いたことないわ」

伊勢「麻雀するときくらいかな」

初春「雪風とやると確実に一回は天和出すし、絶対満貫には行くから勝負にならんのじゃ」

雪風「雪風は普通に打ってるだけですよぉ!」

春雨「ええっと、麻雀の話はともかく、中華料理は得意ではない?」

雪風「はい、すいませんがお役に立てそうにないです」

春雨「そ、そんな……ではどうすれば……」

千歳「しゃーないなぁ。ここはうちが人肌脱いだる!」

あかり「池田先輩、料理できたんですか?」

千歳「赤座さんにもプレゼントしたことあるやん」

あかり「あぁ、漬物ですね! おいしかったですよぉ」

春雨「お漬物……でもなんとか料理みたいな色は……」

千歳「赤座さんとこバーとか開いとるんやろ? お漬物はつまみにもええって聞くで」

春雨「そういえば、バーのない日は鳳翔さんが小料理屋を開いてます」

伊勢「えっ、何それ。私そっちに転属したい」

千歳「うちもみんなで集まって酒飲めるところ作ろか?」

霞「やめなさい! あんただと飲まなくても酔っぱらう可能性大だから!」
997 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/27(月) 00:05:55.53 ID:DMs/VpAjo
春雨「お料理当番のことばかり考えていましたが、何か食べるのは朝昼晩の食事だけではないですよね」

あかり「そうだよぉ。おやつも食べるし、お酒飲む人はおつまみも食べるよぉ」

春雨「おつまみを作れるようになれば、鳳翔さんのお手伝いができるようになります」

春雨(あわよくば司令官のバーの手伝いも)

千歳「漬物、勉強してく?」

春雨「よろしくお願いします!」

千歳「わかった。せやけど、簡単に投げ出すようじゃあかんで? 漬物作るには日々の手入れと長い時間がかかるんやからな」

春雨「根気強く学んでいきます!」

千歳「その意気やったら大丈夫やな! せやったら、早速伝授したるから調理場へゴーや!」

春雨「はい、師匠!」

千歳「師匠て、なんやむずがゆいわ。けどええなそういうん」

あかり「頑張ってね春雨ちゃん! おいしいお漬物食べられるの期待してるよ!」

春雨「任せてください司令官!」

伊勢「じゃあ赤座提督は私らと麻雀でもしてよっか」

あかり「あかり麻雀のルール知りませんよぉ」

龍驤「大丈夫大丈夫、うちらがていね〜いに教えたる。実戦形式でな」

霞「こら、あんた達! 初心者カモるのやめなさい!」

五月雨(私は一応提督達について行こう。提督のあれ見て、姉さんが困惑しないように)



春雨「おいしい!」

千歳「せやろ? うちの自慢のぬか漬けやからな」

春雨「塩味が効いてて、これは確かにお酒進みます!」

千歳(この見た目でお酒のこと言うんはなんか違和感あるなぁ)コソコソ

五月雨(私も飲めますし気にしないでください)コソコソ

春雨「これを出せたら皆さん喜びますよ! 私に作れるでしょうか?」

千歳「そんな特別なことしとらんし、作れるようになるよ。手入れを怠らんようにすればええだけやから」

春雨「手入れはやはり大事なんですね」

千歳「せやで。ぬか床の声を聞いて、今の体調にあった手入れをすればええんよ」

春雨「は、はぁ、声ですか」

春雨(状態を見ることの比喩ですよね?)

千歳「それで、これがうちの自慢のぬか床や!」

春雨「これが……」

五月雨「私はこのにおい、結構好きですね」

千歳「うちもや。さてと、これを作るために必要なことを教えたらなあかんのやけど、その前に」ソッ

春雨(ふたの上に耳を当てた? 何をするの?)

千歳「うんうん。そっか、今日はちょっと水気が出とるから拭いてほしいんやな」

春雨「!?」

千歳「んで、もうちょい塩もほしいと。わかった、ちょっと待っとってな」

春雨「えっ、あの、これは一体?」

千歳「まずはぬか床の手入れしとかな。完成品があった方がわかりやすいやろ?」

春雨「ひ、比喩じゃなかったんですか!?」

五月雨「提督は本当にぬか床の声が聞こえる、らしいんです」

春雨「ええっ……私、あんなふうになれる気しないよ」
998 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/06/27(月) 00:29:37.41 ID:DMs/VpAjo
後日


春雨「ぬか床さん。今日はどうしたいんですか?」

春雨「昨日のもみが足りなくて空気が入って来てない? ごめんなさい、今日は入念にしますから」

夕立「なんか春雨が危ない人になったっぽい〜」

駆逐棲姫「料理に独自色を出すために何かを犠牲にしてしまったみたいだ」

五月雨「でも漬物おいしいからいいと思いますよ。お酒飲みの皆さんや鳳翔さんからも評判いいですし」ポリポリ

あかり「聴牌即リーわぁいわぁい」

Bep「通らないよ。ロン」

あかり「ええっ!?」

プリンツ「だめですよ、アトミラールさん。そんな見え見えのに振り込むなんて」

あかり「いや、何も見えませんからこんなの!」

大鯨「ダブルはキツいですけど、1巡先くらい見ないとだめですよ提督」

あかり「1巡先って何!?」

駆逐棲姫「あかりはなぜか麻雀覚えて来てるし。何しに行ったんだろう?」

夕立「前来たときも色々あったし、池田提督は底知れないっぽい!」



今回はここまでです
次は次スレの続きからです

残りレス数が少ないと1レスの文量をなるべく多くしてますが、その分1レスに時間がかかってしまいます
上限も決まってるので書いてるうちに足りなくなって、台詞を削るなどしないといけないのでなるべく残ってるうちにやっておきたいですね
そうすると今度は埋まらなくなって大変になりますので、結局調整することになりそうですが

>>1000の小ネタはいつも通り、ifでも他鎮守府の話でもちょいエロでも○○が着任などの本編にかかわるネタでもOKです
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/27(月) 00:30:24.03 ID:Y1ww0HhP0
ふみだい
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/27(月) 00:30:28.34 ID:ML0lF1kDO
>>1000なら木曾着任
1001 :1001 :Over 1000 Thread
                     ___, - 、
                    /_____)
.                    | | /   ヽ || 父さんな、会社辞めて小説で食っていこうと思うんだ
                    |_|  ┃ ┃  ||  
                   (/   ⊂⊃  ヽ)        /  ̄ ̄ ̄ \
  \僕はSS!/           \_/  !        ( ( (ヽ     ヽ
                   ,\ _____ /、       | −、ヽ\     !  <私は二次創作
   ゝ/  ̄ ̄ ̄ \     /. \/ ̄\/   .\     | ・ |─ |__   /
   / _____ヽ    |  |  _┌l⊂⊃l  |  |    ┌ - ′  )   /
   | | /  ─ 、−、!    |  |  / ∋ |__|  |  |    ヽ  /   ヽ <
   |__|─ |   ・| ・ |    |  /`, ──── 、 |  |     ` ─┐  ?h ̄
   (   ` ─ o−i    ヽ /         \ .ノ_      .j ̄ ̄ |
    ヽ、  ┬─┬ノ / ̄ ./            ヽ- 、\    /   ̄ ヽ\
  // /ヽ─| | ♯|  /   i  ぼくオリジナル   | ..) ) \  i  ./   |\\
  | |  /  `i'lノ))┘/ , ─│             !-l⊂⊃l┐__ヽ__/\ / |   | |
  | |  | ̄| / /| / ( (... .ヽ              / |____|∈  __./ .|   | |
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