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梅木音葉「二人に響く愛と本能」
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◆agif0ROmyg
[saga]:2017/06/11(日) 21:53:28.86 ID:hNl4eUND0
アイドルマスターシンデレラガールズの梅木音葉のR18SSです。
撮影など、旅先での仕事が少し遅くなった時。
彼はよく私をホテルに誘います。
私、アイドル梅木音葉を担当しているプロデューサーは、これでなかなか有能な方で、普段の仕事の差配はとても上手く回してくれています。
そんな彼が、折り悪く宿が空いてなかったなんて言ってくるのは、いかにもわざとらしい。
でも、そんな適当な嘘を言ってくることも承知の上。
強引に誘わないのは彼の最後の職業人としての挟持なのでしょうか、それともそうすることで私の心のガードが緩むと考えているのでしょうか。
おそらく両方、なのでしょうね。
そうして、私たちは今夜も、いわゆるラブホテルに向かいます。
駐車場からすぐ入れるため、私達みたいなアイドルでも案外利用しやすいのが嬉しいですね。
他の利用者から顔をまじまじ見られることもまずありませんし。
それに何より、普通のホテルとはぜんぜん違う、この淫靡で薄暗い雰囲気。
部屋を選んで鍵を受け取るだけでも何か煽り立てられているような感触があります。
このホテルに来るのは初めてですけれど、ラブホと呼ばれるような建物はどこもおおむね同じ。
薄暗くて微かにロビーに音楽が流れてたりして、でもそれ以上に耳に飛び込むのはベッドの軋み、シャワー、そして嬌声。
ビルの中に部屋がたくさんあって、その全てが男女の睦み合いのためだけに作られた部屋で、何組ものカップルが絡み合っている……
薄い壁や床、天井を隔てて声が漏れ聞こえる、こんなところ。
手を引かれて歩いているだけでも、私の視界に淫らな色が満ち溢れて、言葉にできない衝動が脳神経をかき回します。
扉の向こうから艶かしい色が漏れ聞こえてくる、その部屋の前を通ると、狂気を孕んだ喘ぎ声が視界の端に広がって目を背けることなどできません。
まるで男性がいやらしいDVDか何かを見ているときのように、私も焚きつけられてしまいます。
鍵を開けて私たちの部屋に入った時には、もう出来上がってしまっていました。
狭い中に大きなダブルベッドを無理やり詰め込んだ、寝ることしかできない部屋。
そう言えば彼とこういうホテルに来るのは久し振りのことですね。
私は未成年で、まだお互いの家におおっぴらに出入りできるような関係ではありません。
そのせいもあって、彼とは結構なご無沙汰。
認識すると、改めて興奮してきました。
奮い立っているのは私だけでなく、彼の方も呼吸がちょっと荒くって。
そんないかにもオスっぽい色、誘ってるんですか私を。
発情してるのを魅せつけて、こんな狭い部屋、呼吸すら淫らに響きます。
ここはもう正気でいられる場所じゃありません。
傍に立つ彼にしなだれかかって、首に手を回し、そのまま唇を合わせました。
部屋に入ってすぐ、靴も脱がずにこんな風にキスするのは、本当に欲望をもて余し切っていたみたいで少し恥ずかしいですけれど、実際そうなんですから仕方ありませんね。
私より少し背の高い男性と立ったままキスするのは、あまりやりやすいものでもありません。
でも、今まで何回もやったことですし、相性も悪くないようで、すぐに没頭してしまいます。
プロデューサーさんの舌が私の口の中にぬるりと入り込んできて、粘っこい唾の体温で頭の中が染まっていきます。
触れるだけの軽いキスでは物足りない。
お互いの口を啜りあう貪欲な口付けで、頭の中をかき回してほしい。
粘膜と唾の鳴る音で、私はゆっくりと狂っていきます。
何も味なんかついていないはずなのに、どうしてこんなにキスが美味しいんでしょう。
目を閉じてこの感覚に浸るのもいいのですが、そうしたところで淫らな色は消えてくれません。
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