シンジ「その日、セカイが変わった」

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236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 00:52:06.90 ID:cid+e0Go0
シンジ「でも、父さんとはまたやり直せる」

レイ(少女)「あの人なら壊れたわ」

シンジ「なに言ってるんだよ」

レイ「死。生命の終わり」

シンジ「死……? 父さんが死んだって言うの?」

リツコ『私の前で夫婦の会話をしないでちょうだい!』パァン

ゲンドウ『うっ』ドサ

ユイ『まったく、最後まで人に迷惑をかけるんだから』パァン

ゲンドウ『』ベチャ

シンジ「これは……?」

レイ「碇くんが知らない。私たちが覗いていた視点の出来事」

シンジ「うそだ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だッ!!」

加持『シンジくん』

リツコ『シンジくん』

冬月『サードチルドレン』

シンジ「敵、テキ、てき、敵……! みんな嘘つきだ! 良い顔をして、何食わぬ顔をしてるだけだ!」

ユイ『シンジ……』

シンジ「畜生、チクショウ、ちくしょう……よくも、よくも僕を捨てたな。いきなりあらわれて母さんだなんて名乗って。殺してやる! 僕のカタキ、父さんの仇!」

レイ「……」

シンジ「お前もだ! 綾波さえいなければ父さんは僕を捨てなかったんだ! そうだ、綾波がいたから僕がいらなくなっちゃったんだ! お前さえ、お前さえいなければ!」ギュウ ググッ

レイ「ごほ、私の、首を、しめ……[ピーーー]……の?」

シンジ「初号機に乗る時だって、本当は父さんに嫌いだって言うつもりだったんだ! それなのに、綾波のせいで!」

レイ(少女)「向き合う勇気がなくて、自分から逃げ出したくせに」

シンジ「違う、ちがうンだ。ボクはそウジャなイ」

レイ(少女)「あなたは、本当になにも覚えていないの」

シンジ「ボクは……ッテタ。ぼクがニゲダシタ」

レイ「……」ドロドロ

シンジ「僕はニゲダシたんだ! 父さンとかあサんから!」

レイ(少女)「現実を受け止めて」

シンジ「うわああああああああああアアアッ!!!」
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