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【艦これ】マジカルチ○ポ提督 3スレ目【ア艦これ】

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263 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/24(火) 00:10:34.24 ID:1UHdHMAi0

※ごめん、一度>>1ん中から毒を抜く。だめだ。毒抜かんとだめ。

 即堕ちは現在

 1.潮

 2.速吸

 3.川内(陵辱)

 みたいな状況だけど、ちょっと川内をば。
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 00:12:42.09 ID:OWhjHQUCO
きたか
265 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/24(火) 00:15:00.81 ID:1UHdHMAi0

【本日の即堕ち二コマ艦娘〜川内(陵辱)〜】

【特別編:ゲームルーム】

【before】


 四方を壁で囲われた窓のない部屋の床は、冷たいリノリウムに覆われている。

 おそらく外界に繋がる換気ダクトのある壁。シンプルな丸時計がかけられた壁。何もない壁。

 そしてその中央にドアが設置された壁――――ドアの上部のスピーカーから声が響く。


『聞こえているかな、軽巡・川内』


 その声は部屋の中心に据えられた一脚のテーブルの上の人物に向けられた。

 川内はテーブルに仰向けで大の字になる様に寝かされていた。否、正しくは拘束されている。

 両手両足を覆うバンドには鎖。鎖はそれぞれ部屋の市隅に向かって伸びている。

 四方と上部には監視カメラ。上部のカメラ横には大型のスクリーンが設置されていて、ちょうと天井を見上げる川内からは真正面に見える位置にあった。

 五つの方向からカメラが向けられている。その奥から、未だ見ぬ男たちの下卑た笑い声が聞こえてくるようだった。


『これから君と、君の姉妹たちには選択肢をあげようと思う。三択だね。つまり一名は二択となり、一名は選択の余地が無くなるわけだ』


 ――――これはそういうゲームだと、拘束される前に川内は聞かされていた。

 人数に合わせた選択肢が用意され、それは選択するたびに消えていく。最後に選択権が回ってきたものは、残った余り物を享受するしかない。そんな糞のようなゲームだ。


『喜びたまえ。君はより多くの選択肢を得られる立場、つまり一番最初の選択権を手に入れた。次の中から一つを選ぶといい』


 僅かにノイズのかかった、加工された音声が言い切ったところで、川内の頭上、つまり天井のスクリーンに、三行の文字列が表示される。


 1.ゴム無し生性交

 2.精液便女

 3.お掃除フェラ・フェラ抜き


 それの意味するところを悟った川内は、絶望するでも悲観するでもなく、ただ悪趣味だ、と思った。

 きっと別室で同様のアナウンスを聞いているのだろう、妹たちも同じことを思っただろう。



『察しの良い君はその様子だと気付いたようだね? 1を選べば君は立て続けに男たちに犯される。激しくね。なにせ相手は性欲絶倫で各々が自慢の獲物を持つ屈強な八人の男だ。一人五回から八回は覚悟してくれていい』


 40回から、64回の性行為。一般的な女性の体力ならば、確実に死ぬ回数だった。まして相手が絶倫というからには間違いなく死ぬ。

 このゲームマスターの質の悪いところが、決して嘘をつかないという点にある。ただそれだけは、川内にとって信じられることだった。
266 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/24(火) 00:17:48.64 ID:1UHdHMAi0

 信じられるが故に、その言葉を信じたくない。

 再び吐き出された言葉は、耳を覆いたくなるような絶望の末路を示していた。


『ただし膣内射精は行われない。避妊という意味では十分ではないが、妊娠の確率は減るだろう。とはいえ相手が相手だ。愛撫など期待しないほうがいい。これを選ぶなら自慰でもして濡らしておくべきだが、君は今動けなかったね? 安心していい。開始前に全員の拘束は外され、一度湯あみをしてもらうからね』

『では続けて2の説明だ。と言ってももう分かるだろうが、1を選んだ者をオナホ替わりに使った男たちは射精寸前にペニスを引き抜き、2を選んだ女性の性器に挿入し、その膣奥で射精を行う。まさしく精液便女となるわけだ』

『そして3。これは一番楽と言えば楽なのだろうね。妊娠の確率はゼロ。ただしまあ、お掃除フェラとはいえ、その際に性欲旺盛な男たちから幾度か欲望を吐き出させることは禁止されていない。それが叶うなら、最も過酷であろう1の負担を減らせはするだろう』

『射精回数を減らせることで、2の妊娠率も気休め程度だが下がるかもしれない。口付けも知らぬ無垢な乙女にはいささかハードルが高いかな?』



 川内は処女だった。他の二人もそうだろう。キスどころか、好きな男と手をつないだことすらない。


『でも……そうそう、ゲームマスターとして贔屓は良くないとは思うのだが、前述の八名の男たちには、是非君には1か2を選んでほしいそうだ』

『君の小生意気な顔が屈辱と恐怖で歪む様が見たいのと、その膣の具合がどんなものか是非味見したいそうだよ。夜戦好きの君だから、どんな乱れ方をするのか楽しみだそうだ』

『君の二つ下の妹にも、1と2を選ぶのを希望しているとのことだ。偶像気取りの小娘のあそこの具合には興味津々らしくてね。或いは孕ませてしまった時にそれでも路線変更しないかを笑顔で問いかけてみたいんだそうだ。怖いねえ、怖い怖い』

『一つ下の妹は、もちろん3だよ。誇り高く澄ました顔の、純潔の彼女が、必死に男の男根にむしゃぶりついて、それでもなお妹や姉と違って純潔を保っているということに自己嫌悪し、無様に涙する様が見たいそうだ。私も観てみたいね、ふふふ』

『おっと、これは事前にも言ったことだが、どれも選ばないなんてのは一番やってはいけないことだよ? 君の選択肢はなくなり、君の妹二人には強制的に各三つの選択が与えられることになる』


 即ち、ゴム無し生性交、膣内射精、お掃除フェラとフェラ抜き――――ただの入れ代わり立ち代わりの輪姦だ。

 膣も、口も、道具のように犯され、吐き出され、穢される。その過酷さは単独選択の比ではない。


『さて、五分後にまたアナウンスを行うよ。繰り返すが君が第一選択の権利を得た。何、どれを選んだところで、君の妹二人はそれを恨んだりはしないさ』


 くつくつとくぐもった電子的な笑みが、川内の癇に障った。機械を通しても分かる粘ついた声の持ち主は男であろう。下種な精神が透けて見えるようだった。

 1を選べば陵辱を受ける川内の姿はもちろん、健気な姉の献身に唇を噛み涙する妹たち―――――神通と那珂を見て楽しむつもりだろう。

 2を選べば汚される絶望に、妊娠への恐怖に。怯える私を見て愉悦に浸ろうというのだ。それを辛そうに見ていることしかできない、妹たちも。

 3を選べば、妹たちを尻目に純潔を保ちながらも、その罪悪感から必死で男を口で導こうとする様を嗤うつもりなのだ。妹たちがどんな反応するかも楽しみの一つなのだろう。

 考えているうちにも時間は過ぎていく。


 ざざ、という砂嵐の音。

 再び、おぞましい電子音が呼びかける。

 闇の底から響くような声は、とても優しい声で川内へと語りかけた。





 時間だ――――さあどうする? と。



267 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/24(火) 00:18:24.86 ID:1UHdHMAi0
※川内の選択肢はいかに……後半へ、続く(今日の夜)
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 00:20:05.33 ID:wTHmmuecO
2が良いな
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 00:35:08.70 ID:XZJdL03do
精液便女期待
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/24(火) 16:31:31.73 ID:PgD8Xj+k0
4: 3人とも全部……って言うのは駄目ですか?
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 21:30:14.07 ID:3oBT82I1o
1を川内
2を神通
3を那珂ちゃんってのも趣きがあると思うんだ
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 22:31:05.13 ID:1PbksQnM0
ここの1本気出せば6パターン書けそうだからすごい
273 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/24(火) 23:24:48.26 ID:1UHdHMAi0

【after(表)】


 部屋の中には、悪意が渦巻いていた。


「やだ、やだ……やだやだ、やだやだやだやだ、やだぁあ!!」


 聞き分けのない子供のような声を上げて、那珂が泣き叫んでいた。


「やめて、やめて……離して! 離してぇ!!」


 怜悧な美貌を憤怒と恐怖が綯い交ぜになった表情に焼き焦がし、神通が叫んでいた。


 悲鳴。絶叫。懇願。絶望。落胆。悲哀。

 あらゆる負の感情がそこに在った。

 甲高い女の声が、ただ響く。

 肉を打ち付け合う音。

 苦しみに喘ぐ声。

 汚濁の水音。




「やめて、やめてよぉ……これ、以上、されたら、しんじゃう、しんじゃうよ……もう、これ以上、やめて……・」

「おね、がい。おねがい、です、おねがいです……もう、やめてください。やめて、助けて……」



 懇願の声に答える者はいない。

 ただ応える声が聞こえた。

 笑い声だ。

 嘲笑だった。

 げらげら、げらげらと。

 道化を嗤う悪魔のように。

 罪人を拷問する鬼のように。







「―――――川内ちゃんに、ひどいこと、しないで……那珂ちゃん、何でもするから。代わりに、抱かれるから、だから……」

「姉さん、なんで……! なんで! 姉さん、どうして……なんで、一人で、そんな……!!」






 薄いガラスの向こう側には、地獄が広がっている。

 テーブルの上で仰向けに寝転び、ゆさゆさと揺れる人影がある。

 その股の間と、のけぞった顔の前に、全裸の男が立っている。

 男たちが動くたびに、テーブルに寝転んだ影は激しく揺れた。




 神通と那珂が拘束される部屋の隣――――マジックミラーで遮られた部屋の向こう側では、川内が男たちに嬲り者にされていた。
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 23:34:18.89 ID:WRwKWmPx0
チンコキターーーーーーー!!!!
275 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/24(火) 23:35:55.80 ID:1UHdHMAi0

「お、お、お………射精る、射精るぅ……」

「あ、が………ぅ、う」



 今まさに八人目の男の精を膣奥で受け切った川内は、激しい陵辱の御堂巡りの一巡目の終わりを悟り、その内心ではまだ一巡目と心が折れかけていた。

 膣内を目いっぱいに圧迫する巨大な男根の質量と熱量、そしてどぶどぶと流れ込む粘ついた汚液の感覚が、己の知らない子宮内へと染み込んでいく感覚が、今もなお川内の心と体を蝕んだ。

 快活な笑みを浮かべ、いつも元気よく走り回っていた彼女の名残はどこにもない。

 艶のある黒曜石のような黒い瞳に、今は光がない。

 笑みを讃える艶やかな唇は、口端が切れた血と、吐き出された精液で穢れていた。


 数時間ほど前に、電子音の声へ回答した川内の答えは、





『私が、全部やる。だから、妹には手を出さないで』

『こんなんでも、私は姉なんだよ。あの子たちは……大事な、妹なんだよ』

『何よりも大事な、妹なんだよ。これから好きな人が出来て、恋をして、幸せになる妹なんだよ』

『幸せに、ならなきゃ……いけないんだよ』





 ――――1から3まで、その全てを自分が引き受けるというものだった。


 その結果がこれだ。

 八人の男に取り囲まれ、テーブルに仰向けで押さえ付けられ、スカートごと下着をはぎ取られて挿入された。

 痛みに絶叫する暇もなく、口にねじ込まれた男根。歯の一つでも立てれば、妹がどうなっても知らないと、男たちは告げた。

 そこからは、ただの繰り返しだった。

 繰り返される上下の抽挿。

 激しく揺さぶられるからだ。

 擦り切れていくこころ。
 
 吐き出される汚液を、穴で受け止める。

 それを繰り返し繰り返し、ようやく八度目――――さりとて一巡目。

 電子音の声の持ち主の言葉が正しければ、これがあと最低でも四周、最悪七周は繰り返される。

 川内の心は折れかけていた。

 早く終わってほしいという思いと、妹たちが無事でいて欲しいなあ――――ただそれだけを交互に思っていた。
276 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/24(火) 23:39:44.61 ID:1UHdHMAi0

 かたかたと震える体を掻き抱くことすら許されない。ただ男の欲望が満ちるまで、じっと耐えるだけの地獄がそこにあった。

 だからせめて、その願いだけは心の中で守りたかった。

 なのに、男たちはそんな切なる思いに浸ることすら許さなかった。


「それじゃ、二周目ね」

「川内ちゃんの便器マ○コのー?」

「そう貴重でもない処女膜を破ったチ○ポがまた入りまーす」

「ッ………!! ッ、う、ぎ、あ……」


 長大なペニスがみちみちと音を立てて膣道を進み、蹂躙していく痛みに、川内は苦悶の声と共に涙をこぼした。

 精液に塗れながらもぴっちりと閉じ切った肉壁を押し分けて、亀頭は容易に子宮へと届き、押し潰すように更に先へと進む。

 程なくして始まるのは、腰を打ち付けるようなピストン運動だ。

 未だに血が滲む初心な膣襞は焼けるような痛みだけを川内に与えてくる。ごんごんと小突かれる子宮を抜けて、衝撃は内臓までをも揺さぶった。


「が、あ………ぐ、るじ、い……」


 思わず、許しを請うような声が漏れた。少しの打算があった。僅かでも、男が良心を働かせて、少しでも動きを緩やかにしてくれるのではないかと。


「あっそう? ごめんねえ、俺は超気持ちいいわ」

「便器にもやっぱ高級なのってあるじゃん?」

「使い心地サイコーだよこの便器」


 あっけなく、その願いは一笑に伏された。

 川内の肉体への負荷など一切考慮しない性行為。ペニスが膣奥の子宮を突き上げる度に内臓が揺さぶられるような衝撃が襲い、激痛と共に吐き気を催させた。

 加速度的に増していく吐き気と裏腹に、胃の中は精液だけだ。胃酸混じりのそれを吐き出しそうになるが、それは叶わない。


「が、あ――――あ゛っ、ぶぇ……ぶぶ、ぶ……」

「苦しいとか言ってる余裕あるなら、口マ○コでチ○ポじゅぼじゅぼしましょうねー」

「オナホよか具合いいよ君の口マ○コ。才能あるね」


 口中に満ちる肉棒が、喉元でそれを阻んだ。

 せり上がる胃液が、無理やりに栓をされて押し戻される筆舌に尽くしがたい感覚に、川内は目の前に明滅する火花を見た。

 思わず口を閉じそうになる反射的な動きを、尋常ならざる覚悟で押しとどめ、ただ男が満足してくれるよう、舌を絡めて唇をすぼめた。


「必死な舌遣いエロいな」

「つーかおしゃぶり巧いよなコイツ。マジで初めてか? こっちはこてこての処女マ○コだったけどよ」

「案外、妹たちの知らねえトコで咥え込んでたんじゃねえの?」


 傍で順番待ちをする男たちが上下の穴を犯される川内を見て、口々に好き勝手なことを話していた。
277 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/24(火) 23:49:00.76 ID:1UHdHMAi0

「っ、くぁ……喉マ○コ突くたび、マ○コがキュウキュウうねるぜ。早漏くんじゃ三擦り半持たねえだろうなこりゃ」


 ほっそりとした川内の体を乱暴に引き寄せながら腰を振る男が、その膣の具合を絶賛する。

 川内にとっては、ただの苦痛でしかなかった。

 何を言われても、何を褒められても、何一つ嬉しいことなどなかった。


 今、私は陵辱されている――――好きでもない男に。大嫌いな男たちに。

 初めてだったのに。

 キスの味も知らないまま、男根の味を先に知った。

 それでも妹が無事ならいいと。

 ただそれだけを、想った。


 ひどく惨めな気持ちだった。喉奥を亀頭が抉るたび、川内の鼻先に男の陰嚢が押し当てられて、ますます惨めな気持ちが抑えられなくなった。

 だけど自然とあふれ出す涙は、口元から漏れる胃酸混じりの精液に呑まれて、その名残すらかき消していく。


「っ、あー……やっぱこの穴、すっげえ使い心地いいわ」

「ついさっきまで処女だったってのもあんのかね? すっげえうねるのな、こいつのマ○コ」


 川内の意志とは裏腹に、その両脚の間についている女性器は優秀だった。

 穢れを知らぬ楚々とした女性器は無惨に華を散らされたにも拘らず、男根から搾精するための収縮を繰り返していた。

 極太の肉竿の乱暴な動きにも傷だらけの膣粘膜が膣襞と共に追随してヒクつき、熱いぬめりを伴った液体に浸した衣服が肌にまとわりつくような密着感で、侵入者に恍惚とした快楽を齎していた。


「お、お……緩んで、締め付けて……クッソ具合いいなコイツ。夜戦好きって話に掛け値なしってか」

「処女だったけどな……うあ、口マ○コもかなりいいぜこいつ。センスあるわ」

「初体験で八人に輪姦されるってどんな気持ち? ねえ、今どんな気持ち?」


 返事など最初から求めていない問いかけ。ただ川内を嬲ろうとする意図だけが透けて見えた。

 仰向けに寝かされ、無防備になった川内の白い喉――――その中間ほどまでを抉る醜悪な肉塊は、一切の容赦なく前後運動を繰り返す。


「ぐぇぼ、ご、ぼッ……ぉえ゛っ、ぐぇっ、がぁ、ぐぼ……げっ、げぇっ、うぶぇッ……」

「あー、絡む絡む……ちっちぇ舌がサオんとこいい感じにこすれて……」

「細っせえ喉がチ○ポの動きに合わせてうねってんの、エロいな」


 酸素を求めて狂ったように蠕動する喉肉が太いカリ首に絡みつき、嘔吐感による生理的なえずきすら男根へ快楽を与える刺激にしかならなかった。


「ぅおおお、締まるっ……!」


 ぶる、と男の腰が震え、がっつくように小刻みになる前後運動――――これで九回目となるその前兆に、川内は悟った。


 …………膣内に、射精されてる。


 やがてぴたりと男の動きは止まり、ふぅと熱い吐息を吐きながら、未だ硬さを保ったままの男根を膣奥から引き抜いた。

 まとわりつく膣襞が、膣口付近まで男根へまとわりつくのが感覚的に分かり、川内はびくりと腰を震わせる。
278 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/24(火) 23:51:55.69 ID:1UHdHMAi0

 ただ絶望感が煽られる。こんなにも嫌なのに、どうしようもなく怖いのに、自分の身体はどうしようもなく女で、男を受け入れるようにできている――――それが怖かった。

 妊娠してしまったらどうしよう、それだけは嫌だと――――だけど、それ以上に妹たちが穢されるのは、もっと駄目なことだと、自分に言い聞かせた。

 程なくして口中を犯していた男の動きも同様に小刻みになり、えぐみを伴う粘ついた熱い液体が、喉の奥でびちゃりと音を立てた。

 引き抜かれた男根で押しとどめられていた熱い精液が、己の顔や尻たぶに垂れて伝っていく感覚が、ただ気持ち悪いと思った。


「あー……マジ射精たわ、めっちゃ絞られた」

「こっちもだ。つーか、口でイケると思ってなかったんだよなあ、この催し」

「フェラ上手だもんな川内ちゃん。でもオメーは早すぎ。二回目だろ? どんだけ早漏よ」

「バッカ、こいつの便所マ○コ最高だぞ。ぎゅうぎゅう精子搾ってくるんだぜ? 一周目んときより具合よくなってるし」

「マジ? もうチ○ポの悦ばせ方を覚えちゃったってか」

「んじゃガバくなる前に味わいつくさねえとな。っと、次は俺ね」

「次の次の次かよ、待ち遠しいぜ……待ち遠しいケツ穴は今日は使えないんだっけ? そっちの初物は絶対俺な」

「馬鹿野郎、公平にクジだっつったろそれは……それよりよ、そろそろ上着も剥いちまおうぜ。どんなオッパイしてんのかねこいつ」

「萎える糞乳とかだったら最悪だけど………っと」


 太い指先が川内の胸元の制服を掴み、びりと左右に引き裂く。

 ピンク色のブラジャーごと剥き取られた胸元からは、意外なほどにボリューム感のある肉がまろびだした。

 おわん型の白い乳房の登頂には、更に小高く盛り上がる乳輪と、尖った乳首がある。


「………前言撤回。やっべ、すっげーピンク。ブラよりピンクだ。うっわ、好みだわこのオッパイ。舐めしゃぶりてえなあ」

「ぷっくりエロ乳輪じゃん。パフィーニップルってやつ? つーか、乳首勃ってね?」

「勃ってんね。メッチャ尖ってる。うっわ、コリコリだ」

「ッ〜〜〜〜〜〜ぁ、だ、め、こす、っちゃ、だ……うぼぉっ!?」

「はいはい淫乱女の口マ○コにチ○ポお代わり入りましたー。一丁前に恥ずかしがってんじゃねえよ便器が。黙ってチ○ポしゃぶってザーメン絞り出せよ」

「ひっでえの、ぎゃはは。つーか川内ちゃん、クリトリスもビンビンじゃん!」

「今更だろ。マ○コこそガキだったけどクリトリスだけはズル向けのオトナクリだったもんねー、川内ちゃんは。短小だけど」

「クリオナばっかしてたんだろ。脚閉じててもちっちぇえクリトリスピンピンに上向きだったしな。ひょっとして内心で期待してた? どうなん?」

「ひ、がうっぶ……おぶぉっ、げぇえっ、が、ぶ……」

「何言ってんのかわかんねーよ、豚女wwww」


 否定したくても、否定の声は出なかった――――先ほど男のペニスを口にねじ込まれたから。

 首を振りたくても、首は横に動かなかった――――首を絞めるように掴まれて、身動きを固定されていたから。


「んじゃ、二周目マ○コいただきまーす………ゥお、こ、こりゃ、確かに、一回目より、具合、いいな……うねってやがる」 

「う、ぐぶ、ん、んぐ、ん〜〜〜〜〜〜〜〜ッ」

「だろ? つか、クリ弄りながらピストンしてみ? おもしれーから」


 びく、と。呼吸に苦しむ反射的な動きとは異なったこわばりが、川内の全身を襲った。


「なんで?」

「すっげえマ○コの具合変わるぜ。顔つきはずっと苦しそうなまんまだったけど、マ○コまで演技仕込めてねえからコイツ」
279 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/25(水) 00:07:55.74 ID:P1pZ6zxY0


 口に男根を咥え込んだまま、川内は目を見開き、男たちの顔に視線を彷徨わせた。


「あ、川内ちゃん、顔色変わったね。気づいてないと思った? クリ弄るたびにマ○コきゅうきゅう吸い付けてたらそらバレるでしょ」

「この状況で感じてたのかよ。エッロ……聞こえてる妹ちゃんたちー? おまえらのねーちゃん、マジ淫乱だわ。滅多にいねえよこんなドマゾ」

「便器らしくさ、正の字書いていかね? 視覚的にもクッソエロくなると思うんだよね」

「イッた数も合わせて書いてみるか? よーし、俺たちと勝負しようぜ川内ちゃん?」

「八対一だけどな。なぁに、レイテ沖よりマシだよきっと」


 己の肉体が、内側から暴かれていく。

 心までも、犯されていく。

 どこまでも落下していく終わりのない浮遊感に、川内は喘ぎ、叫び、涙した。

 その宴が終わった頃には、右太腿に膣内射精の回数を示す12個の正の字と3画分が刻まれ、左太腿に川内が絶頂した回数を示す20個の正の字が刻まれていた。


【完(?)】
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:10:56.04 ID:AmSRV6scO
もっと続きを書くんだよあくしろよ
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:18:08.43 ID:zt5Zkgo10
健康とSAN値に注意して毎コンマ投下しろ
282 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/25(水) 00:18:34.07 ID:P1pZ6zxY0

【after(裏)】


「くぁ………白い喉が、出すのに合わせて蠕動して……喉鳴らして精子飲んでるわ」

「もうほとんど意識ねえだろうに、やらしーんだ」

「超エロいなこいつ。もう一回口で相手してもらうかな」

「流石にもうマ○コガバガバだしな」

「それでも並の女よりマシじゃね? ユルくなっちまったけど、マ○コがうぞうぞする感じが結構イイぜ」


 しっとりとした柔肌には血が滲み、あちこちが渇きかけの汚液で薄汚れていた。

 太腿だけではなく、体のいたる箇所には卑猥な落書きが施されている。

 腹部には【パイパンキツキツ便器】【便女:使用料0円】といった書き込み。

 性器に向かって矢印が引かれ【昨日まで処女でしたが、今日だけで8本咥え込みました】 【記録更新中! 相手募集中♥】

 口元には【フェラ上手】【精子大好き】【マ○コより気持ちいいよ♥】

 臀部には【お尻は処女です(笑)】【明日失いますけど(笑)】

 胸元にも乳首に向かって矢印が引かれ【ネジると喜びます】といった、川内の尊厳を踏みにじるような残酷な記載がされていた。

 川内は、それでも耐えた。

 泣き叫びながら、気が狂うような悲しみと屈辱に身を震わせて、思い通りにならない性感に絶望しながら、耐えに耐えた。

 だが男の一人が、手元にある機器の――――なんらかのリモコンを操作すると、川内の表情が一変した。

 一面が鏡張りになっていた部屋――――その鏡の向こうに。


「あ……あ? あ、あああああああああああああ……!」

「自慢してやれよ。お姉ちゃんがオトナになったところを、よ」


 首の座らない赤子のように全身を脱力させ、ピストンに合わせて体を揺らしていただけの川内――――その瞳に、光がよみがえる。


「や、ゃ、だ……やめ、やだぁあ!! それだけは、やだあ……!!」


 半狂乱になって叫ぶも、汚辱の爪痕が全身を苛み、力が入らない。


「なんだ? 先にオトナにされちまったのが妹たちに悪いってか?」

「この便器奥ゆかしいね、素敵」

「恥ずかしがるなって」

「だからさ――――もっと近くで見てもらおうぜ」

「ッ、や、やだ、やだぁあああああああああ!!!」


 両太ももを掴まれて軽々と持ち上げられ、無慈悲にもどんどんと男たちはガラスへと近づいていく。

 女性器をむき出しにされる大股開きの姿勢の、川内を抱えて。
 

「みない、で………みないでぇ、神通、那珂ぁ……!!」


 薄いガラスの向こう側で、目を逸らそうとする神通と那珂に、別の男たちが近寄り、耳元で何かを呟く。


 ――――お前たちが見ないなら、もっと手酷く川内を陵辱する。


 そんなことを言われたのだろう。声は聞こえずとも、川内は一瞬で理解した。

 血がにじむほど唇をかみしめて、神通は川内を見た。那珂も泣きじゃくりながら、丸く潤んだ瞳を川内へと向ける。
283 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/25(水) 00:21:47.05 ID:P1pZ6zxY0

 幾度となく泣きはらしていたであろう、妹二人の赤い目元を見て、川内はずっと見られていたことを悟り、


「ぅあ、ぁ、あっ、あ………ひっ、ひぃっ……ひぃ…………ん」


 無惨にこじ開けられた雌芯の中心からは破瓜の血と、それ以上の量の精液で汚れていた。

 次々とあふれ出す汚液が膣口から滴り、床へ音を立てて白濁の水たまりを作っていった。

 男を知らなかった頃とはまるで形状が変わってしまった女性器の無惨な様に、神通と那珂はただ涙をこぼした。

 姉の献身に、心の底から尊敬し、男たちに憎悪の念を募らせた。


「うっわー、怖いねこの妹ちゃんたち」

「つーか川内ちゃんまた泣いちゃったよ」

「泣くほど嬉しかったんだねえ。オトナになれたのそんなに感動的だった?」


 しらじらしい台詞を吐く男たちに、怒りすら湧いてこなかった。

 こんなみじめな姿をずっと見られていたことが、ただただ悲しかった。


 だが、それでも川内に後悔はなかった。

 少なくとも、これで妹たちは無事だから。

 自分が身を挺した意味はあったんだと。

 そう―――――思っていた。


















『それでは、ペナルティだ。約束通りに事を進めようか』





 電子音が、スピーカーから響く。





「ああ、そうすね。それじゃ――――今度は川内ちゃんにオトナになるとこ、見ててもらおっか、神通ちゃん、那珂ちゃん?」









「…………………え?」
284 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/25(水) 00:24:20.52 ID:P1pZ6zxY0

 引き攣ったような声は、誰の喉元から出てきたのか。

 目を見開いたままに硬直した神通か。

 呆けたように口を半開きにした那珂か。

 ―――――――心の中で、何かがひび割れる音を聞いた、川内か。


「そ、んな………違う、約束が、違うっ!!」


 口を突いて出た言葉は、強烈な音量を伴って部屋を震わせた。

 その声に息を呑む男達を尻目に、電子音の声は飄々とした、変わらぬいびつな声で返す。


『それはどの約束だい?』

「ッ、お、おまえ、嘘は、つかないって……!! だまし、たの……?」

『だから、どの約束かね? ――――私は一度も、そんな約束はしていない』

「な……な、に……?」



 言葉に詰まる川内に、畳みかけるようにノイズのような声が被さった。



『ただルールを提示し、君がそれを破った。それだけのことだよ。だからペナルティだ。最初に説明しただろう?』

「ル、ルール……? てい、じ……?」


 回らない頭を総動員させて、川内は思い出す。

 なんと、言っていた?


『私は言ったよ? 【次の中から一つを選ぶといい】と。最初に言った」

「……………え?」

『こうも言ったね――――【どれも選ばないなんてのは一番やってはいけないことだよ】とも』




 この電子音の声は、なんて言っていた?

 そして。

 川内は。

 なんと、答えた?




『そして君は【全てを選んだ】だろう? それは提示された三つのうち、一つを選ばなかったということだ。つまり』





 そして川内は。




「―――――――――――ァ」



 己の全てが壊れる音を聞いた。



【完】
285 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/25(水) 00:25:05.05 ID:P1pZ6zxY0
※やったぜ(白目)
286 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/25(水) 00:34:21.43 ID:P1pZ6zxY0

※たまにはシチュエロ重視もありかなと思ってついカッとなってやった

 あ、これから神通と那珂ちゃんは【まあ……そうなるな】となるよ。

 即堕ち時空だからこれ以上は見せぬ。

 見たければ川内か那珂ちゃんの即堕ち陵辱カンマを引くことだ。

 神通は通常版を実施済みだから無効。二水戦所属は伊達じゃないぜ。天津風なんて一番手だし。


 >>270が大正解だったね。

 別のスレを見て早く正気に戻れ。大分手遅れになってきているぞ
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:36:06.87 ID:zt5Zkgo10
うーんこの外道
でも幸せならOKです(白目)
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:41:08.32 ID:nNy6qFdkO
陵辱コンマ引かなきゃ(使命感)
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:46:41.72 ID:zsYBIMv00
二水戦所属なのに二度も凌辱された可哀想な落ち度
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/10/25(水) 00:49:18.93 ID:Y0Co/I5o0
わーお、まさかと思ってたらホントに大正解だったとはw

良いぞもっとやれ!(なんて酷い事をするんだよ……)
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 08:33:27.90 ID:InQZt37SO
屈強な八人の男(提督)
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 08:33:38.24 ID:mqiPbwH2O
やっぱり凌辱カンマは抜き度ダンチやで
愚息バッキバキ
乙した
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 13:05:38.83 ID:thYNtaCeO
股間に悪すぎる
陵辱系苦手だったんだけどなんか目覚めそう
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 13:14:35.22 ID:9sNXCTl1O
俺は陵辱系大好きだわ
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/27(金) 14:11:06.27 ID:64kdE6pmO
陵辱系は大がつくほど嫌いなはずなのに、この人のだけは意思に反して反応してしまう 悔しい
それだけ文章に魅力や魔翌力がある
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/10/27(金) 21:27:16.74 ID:f/5hipmzO
作品違いだけどキアラとやったらどうなるのか気になるわ
さすがに色々と厳しいか
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 13:28:56.25 ID:MYIN3IcSO
お前がスレたてて書くんだよ
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 22:43:45.17 ID:9GCpSvBwO
マジカルチ○ポマスターか…
299 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/29(日) 21:41:53.29 ID:ZxcmneVQ0

【本日の即堕ち二コマ艦娘〜潮(マジカルマ○コ付与)〜】


【before】


 皆さんは覚えておいでだろうか。

 かつて提督が、とある綾波型駆逐艦の七番艦の策略にハマり――――何が「とある」だ隠れてねえよしかも物理的な意味でハメたのは提督の方だ――――ぶっちゃけ朧に危険日膣内射精を決めたことを。



朧「ほら、ね……♥ 絶対に、絶対に孕めるって………言ったでしょう、提督……♥」



 バレンタインmodeの時の立ち絵で持っているチョコレートの箱を、そっくりそのままバッチリ陽性反応が出た妊娠検査薬に「すり替えておいたのさ!」と言わんばかりに、とても恥ずかし気な笑みを浮かべている朧である。

 小さな八重歯が覗く口元を幸せいっぱいと言わんばかりにほころばせる朧を前に、提督は何も言えず――――己の人生、その墓場への道程にレッドカーペットが敷かれていることを悟った。

 染料は処女艦娘たちが破瓜した時の血ですね分かります。うんうん、わかる、わかるよー。処女航海だねー。


 ――――遠回しに言うけど、死ねよ。



提督「」



 死人の方がまだ精気がある感じの提督の鼻水垂らしたマヌケヅラを御覧あれ。傑作だぜ。リアルでアレがこないのって言われたら誰もがこんな顔晒すんだ。きっと。

 結果として朧は妊娠した。だがマジカルチ○ポは生膣射精しても使い手の意思次第で避妊できるという能力がある。

 人呼んでマジカルペッサリー、あるいはマジカルゴムという能力だ。詳細は後述の民明書房を読め。
 
 そんな能力があるにもかかわらず、だが朧は妊娠してしまった。何故か。

 突然変異なのか、もともと孕みやすい体質だったのか、もっとおぞましい何かだったのか、ゴルゴムの仕業だったのかは定かではないが、とにかく朧は妊娠したのである。

 トントン拍子で朧は妊娠したことを書類申請し、出撃厳禁となった。安定期に入るまではセックスも禁止である。

 マジカルチ〇ポだから安定期前の妊婦だろうと決して胎児に悪影響を及ぼすことなくセックスできるのだが、流石にそこまでは提督自身も知らない。

 明石の検査機器によって、薄いヴェール状の何かが子宮および膣内で膜を形成し、受精を阻むということは分かっていた。そしてそれは提督の意志一つで解除できることも。

 ゲッスいクズ野郎属性のマジカルチ〇ポ提督でないとこの能力には気づかないのだ。


 かくして比較的まともで、朧に悪いからと女遊びを控えるようになった提督の夜は急に寂しいものとなった。

 そんな一人寝をする夜が続く最中、提督の寝室のドアが遠慮がちにノックされる。

 出迎えた提督がドアを開けた時、提督が捉えたのは甘く香しい芳香と、


潮「……………え、えへへ。きちゃい、ました」


 一人の駆逐艦の姿だった。

 ドアの前に立っていたのは、まさかの潮である――――朧の妹であり、提督にとっては義理の妹となる存在であった。
300 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/29(日) 21:43:29.30 ID:ZxcmneVQ0

 提督は驚愕した。ドアの向こうにいたのが潮だったことに驚いたのではない。驚いたのは、その恰好である。


潮「てぃーとく……朧ちゃんのお腹に、赤ちゃんがいるから、今はえっちなことしてないんですよね」


 ノーブラ+スケスケネグリジェ+ガーターベルト姿である。確実に童貞を殺しにかかる衣装の一つであった。

 だが慌てない。提督はまだ慌てない。それだけだったら、慌てなかった。それが潮というのが問題だった。

 駆逐艦の中でも背が低い潮だが、その低身長に反して恐ろしい肉付きをしている。綾波型の中でもひときわ幼く甘い顔立ちに、相反するような豊かなバスト。

 少し癖のある艶やかな黒髪は動くたびにさらさらと揺れてより甘い香りを放ち、提督の鼻孔をくすぐっていく。

 灯りの落ちた薄暗い鎮守府の廊下に立つ中で、その肉感的な体が薄絹一枚隔てた向こう側で怪しげに光沢を放っていた。


潮「でも、男の人って、溜まっているものを出さないと体に悪いって、その……聞きました」


 普段のおどおどとした様子が垣間見える、僅かにつっかえた物言い。

 しかし引っ込み思案で自分に自信がなく、いつも猫背気味だった潮が、今はまっすぐに背を伸ばして、提督の目を見上げていた。

 その瞳の輪郭が、僅かに弓なりに反る。

 瑞々しい唇を割って出た赤く滑った舌先は、ちろりと唇の外周を這った。


潮「だから、ね――――てぃーとく」


 ひざ丈のネグリジェを、薄く肉づいたウエスト付近にまでたくし上げた。

 白いレース地のガーターベルトが這う太腿の付け根、その局部を覆うものは、何もなかった。

 闇の中でひと際怪しく光る、ぬめった陰部を曝け出し、





潮「苦しいですよね……でも、大丈夫です。すぐに潮のおま〇こで、気持ちよくぴゅっぴゅさせてあげますね……♥」





 いかん!

 提督! 逃げて! この子、魔性は魔性でも可愛い顔して狙った男を絶対に破滅させるタイプの魔性よ!
301 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/29(日) 21:53:04.80 ID:ZxcmneVQ0

【after(魔性の潮)】


 ――――逃げられませんでした。


 そら提督にとってのアリアハンは寝室であり、その扉開け放って魔王迎え入れたら逃げられませんわ。


潮「んんぅ……♥ あは……♥ また、出ちゃったんですね、てぃーとく……♥ お腹の中で、びくんって、しました……♥」


 潮の膣内から、ずるりと男根引き抜かれると、潮は熱い息を吐きながら、いそいそと提督の股間に潜り込む。

 嫋やかな指先で男根に触れ、その表面を覆う被膜を――――たっぷりと精液が溜まったコンドームを外す。


潮「わぁあ……いっぱい出ましたね……♥ もう、七回目なのに、こんなに……♥ でも、まだ元気いっぱい……本当に、溜まってたんですね♥ あむ、ちゅ……♥」


 宝物を手に入れたような表情で、萎びかけた水風船のようになったコンドームを指先で弄びながら、潮は未だ直立する男根に舌を這わせた。

 こそげるように舌を動かして肉竿を舐め啜る度に、提督が呻く。股間に顔を埋めた潮が、その度にくすくすと笑う声が聞こえた。

 そうしてすっかり唾液の味しかしなくなった男根から口を離すと、一度目の時と同じように、使用済みコンドームを腰のガーターベルトに縛り付ける。

 赤、緑、黄色、蒼、黒、透明、ピンク―――色とりどりの卑猥な戦利品を腰にぶら下げた潮は、再びコンドームのパッケージに手を伸ばす。

 慣れた手つきで封を破り、新しいオレンジ色の被膜を取り出すと、潮はおもむろにそれを口に放り込み、


潮「ん、んむ……れろ……くちゅ……ん、ぷぁ……♥」


 ひとしきり舐る。口中で転がし、舌先で弄ぶ。程なくしてどろどろの天然ローションに塗れたコンドームが、唇と卑猥なかけ橋を作って取り出された。

 余りにも淫靡な光景に息を呑む提督をよそに、潮はゴムの先端部分を唇でそっと食みながら、再び提督の股間に潜り込んで、屹立した雄根をしゃぶるように装着する。

 人肌よりやや熱い潮の体温が移ったゴムは、ただそれだけで絶頂をもたらすような快感を提督に与えていた。

 粘ついた糸を引く口元を離し、潮が口を開く。


潮「それじゃ、もう一回……しましょ♥ あ……今度は、バックがいいんですか……♥」


 何も言っていない提督の欲求を読んだように、潮は提督に背を向けて四つん這いになり、高く尻を突き上げた。

 しとどに濡れた雌壺を見せつけるように豊かな尻を左右に振って、くすくすと笑う。

 提督は誘蛾灯に誘われる虫のように潮の尻を掴み、その雌の中心に向かって男根を突き込んだ。

 泥が染み込むような感覚が、薄い隔たりの向こうでみちりと音を立てた。


潮「ふぁ、あぁん、んぅ……♥ 入ったぁ、おち〇ちん……♥ とっても、おっきい……♥」


 艶めかしく嬌声を上げて、尻をくねらせて射精をねだる動きに、提督は目を血走らせて腰を前後させる。

 その肌に触れているだけで、際限なく性欲が湧き上がった。

 沸騰するように滾る男根をせわしなく前後させ、ゆさゆさと揺れる女の身体に、甘やかな香りが思考を麻痺させていく。ただ熱いぬかるみの中に溺れる。


潮「いっ、ちゃう、ん、です、かっ♥ う、潮もっ……♥ うしおも、い、イくっ、いくっ、あぁあ、いく、いくぅ……♥」


 程なくして、潮の絶頂に合わせるように提督の腰が震え、吐き出された提督の精液が、八個目のゴムをぱんぱんに膨らませた。

 その夜、提督は何度も何度も、潮を抱いた。ダース入りのコンドームの箱は三つ目が空になり、その数だけ潮の腰のガーターベルトに卑猥な水風船がぶら下がった。

 両手に余るほどの胸や尻の肉を幾度となく揉みしだき、舌で弄んで。か細い腰を掴み、壊れるぐらいに激しく腰を前後させて。

 蕩け切っただらしない顔を浮かべて、潮もまた何度も提督の上で腰を振り、くねらせ、法悦の絶叫を上げて喘ぎ乱れた。

 何度も。

 何度も。




 何度も――――だが、足りない。
302 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/29(日) 22:00:14.87 ID:ZxcmneVQ0

 何度出しても、足りなかった。


 だから次の日の夜も潮を抱いた。

 足りない。


 次の次の夜も。

 足りない。


 その次も。

 足りない。


 飢えは、加速していく。

 何故。何故だ。何故か――――それはとっくに、提督自身が気づいていた。

 だからとある夜、提督は潮にお願いした。

 生で、挿入させてくれないかと。

 潮はいつもと同じ笑みを浮かべた。その笑みに、提督は喜悦極まる内心の中で、一人喝采した。

 そうして潮は、酷く淫らで媚びた目で提督を見つめ返しながら、




潮「―――――だめですよ、てぃーとく」




 柔らかな視線とは裏腹に、断固としてそれを拒否した。笑みを浮かべかけていた提督の表情が、悲痛なソレに変わる。


潮「ゴム、つけないなら……それはもう、お嫁さんですから。赤ちゃん作る行為、ですから。てぃーとくには奥さんがいるでしょ? ……朧ちゃんが」


 提督は言い訳をした。外に出すから、と。

 それに万一中に出しても、赤ちゃんはできない、妊娠させようと、させたいと思わないとできないと――――だが潮は首を横に振った。


潮「………朧ちゃん、妊娠したじゃないですか」


 二の句を告げなかった。それを言われてしまえば、何も言えなかった。

 そもそも提督自身が、どうして朧が妊娠してしまったのかが分からない。妊娠させたいと思ったのかもしれない。思わなかったのかもしれない。

 己の思いほど曖昧で複雑怪奇なものはない。されど、満たされない欲求は、提督になんとかして二の句を告げさせようと必死に頭を回させる。


潮「ぁは……♥ てぃーとくったら、泣きそうな顔してます。そんなに、潮のおま〇こにぴゅーってしたいんですか……♥」


 潮は笑みを濃くして、くつくつと肩を揺らす。それに合わせてぷるりぷるりと蜜桃のように胸が揺れた。

 潮を抱き始めてから、これで十日目の夜だ。日に日に潮は、淫らになっていくようだった。

 今や一挙手一投足が、提督の視線を惹きつけてやまなかった。

 笑う潮の表情に嘲りはなく、呆れもない。いつも通りの、優し気で、どこか蠱惑的な魅力を讃えた笑みだった。

 ただ駄々をこねる可愛い愛玩動物をたしなめるように、潮は言う。


潮「でも…………奥さんなら………びゅーってするのは、当たり前ですよ、ね……?」


 上唇を舐めながら、潮が提督を見上げて、意味深に告げた。

 ベッドに身を預け、左右に開いた両足の付け根にある濡れそぼった秘所を指で押し広げながら、潮は続けて告げる。


潮「潮の……お兄ちゃんになってくれるんでしょう、てぃーとくは……♥」

提督「ッ………!!」
303 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/29(日) 22:02:11.31 ID:ZxcmneVQ0

 言っている意味は、痛いぐらいに分かった。

 張り詰めた怒張が、それを承諾しろと叫ぶ。

 だから、提督は―――――。




















































                        =≧`ヽV.::〃⌒ヾ
                      /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ
                      /":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i     必要な分は見せたとういうことだ
                        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!      これ以上はみせぬ
                    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',.
                      /:::::::::::::::::::::::::::::::::/|:: ヽ、:::::::::::::'、
                   /:::::::::::::::::::ノ/:/:/ !ヽ::ヾ\::::::::::ヽ
                  , ':::::::::::::: /.::'^ーヘ  /¨´:::: ハ::::::::::::ヽ
                /:::::::::: イヘ :::-=tュ、ハ 〈 ,ィュr' {ノ::::::::::::::',
               〃:::::::::::::::::レ''{ .:::::: //_!:.7:::::::::. j::::::::::::::::: |
                {{:::::::::::::::: /! ;;;;}>、::::.. 人.j-{久:::イ!:::::::::::::::::::i
                ヾ::::::::::__/::j :;;{ .::://::冫ニ、 .:} /ハ:::::::::::::::::,'
                ヽ/{::::::::::{ ;;;;ヽハ{,,__ィ公弍ノ〃/)ヽ、_::::::/
               , -‐/::::::::::::::::: \ ;;ヘ_ヾv' ¨¨V:/;;;;/:::::〉::::::`ヽ、
         __∠ -<::::::::::丶:::::::::::::\ ;;;∧-く:::.ノ;;/::::.::l::::::::::::::::::\__
      /´/:::::::::::::::::::::::::::::.::.::.::.ヽ::.::.::.::.::.\;;;;;;` ̄/::.::.::.::/::::::::::::::::::::::::::::`ヽ`\
     /::.::./:::::::::::::::::::::::::::::.::.::.::.:.::.::\:.::.::.::.:.::.:>rく::.::.::.::.::./:.::.::.::.::::::::::::::::::::::::::',::::: \
    /::::::::::,'.::.::.::.:.:::::::::::::::::::::.::.::.::.::.::.::.::\::.::./.::.:lo::ヽ::.::.::/:.::.::.::.:::::::::::::::::::::::::::::::',::::::::: \




 即堕ち時空だからね。ちかたないね。



【完】
304 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/29(日) 22:06:28.77 ID:ZxcmneVQ0

【after(補足)】

 ゴムつけてるのに生殺しとはこれいかに、ワハハ。どうした?

 笑っていいんだゾ。


 というのもアレなので、尺を短くまとめたから補足説明。

 潮の狙いは、ゴム嵌めを強いることで、提督の本能的な膣内射精への欲求を高めることにあった。

 やがて我慢は臨界点を迎え、提督はゴム無し性交への欲求を抑えきれなくなる。なんとなく潮はそうなることが分かっていた。

 その折を見て潮は提督に生ハメを解禁する心算なのだ――――提督に「絶対この女を孕ませる」という意志を持たせるために……。


潮(おかしな話ですよね。膣内で射精したら、普通赤ちゃんできちゃうのに。作るための行為なのに。それをしたいのに、赤ちゃんできるのは困るなんて)


 ヤリ捨てならばその忌避はない。だがここの時空の提督はそこまで堕ちてはいなかった。

 ・・・・・・・・
 だからこそ堕ちる。

 膣内射精は常に妊娠の懸念が生じ、提督は常に心にどこかストッパーをかけていた。それがマジカルチ〇ポに伝わり、マジカルペッサリーを形成させるのだが、


潮(てぃーとく自身が、潮のこと、受精させたいって思ったら、それはきっと……うふふ♥)


 提督の潮の生膣への好奇心はもはやとどまることを知らない。潮とのセックスにおいて、既にマジカルペッサリーは機能停止していた。

 しかし潮は焦らない。冷静に己の確実な危険日を探している――――そう、朧のようにね。

 だけど偶然、そう【偶然】! 

 提督がマジカルチ〇ポを暴走させた日が潮の危険日だったりしてもそれはあくまで偶然の産物であって、


 決 し て 狙 っ て の こ と で は な い のだ。


 提督が堕ちる日は近い。




曙(アカン)


 とか何とか云いながら、後に提督と二人連れだってホテル街に向かい、そわそわと周囲の視線を気にしながら提督を引っ張り込んでラブホ初体験をする卑しい駆逐艦がいるそうです。


漣(笑えねー……)


 とか何とか云いながら、この即堕ち時空内の第七駆逐隊で一番淫乱な駆逐艦がなにかほざいているようです。


天霧(えっちい運動って、運動は運動だろう? 今度、あたしもやってもらおっかな♪)


 無 垢 め が ね 再 誕。セックスに対するスポーツ感が満載で、ゴム外すとスポーツじゃなくてセックスだよ駄目だよと泣き出す駆逐艦がいるらしい。


狭霧(うそ……私の姉妹、卑猥すぎ……!!)


 この清純そうだけど異常なまでに幸薄そうな駆逐艦が最後の良心回路となってくれたらいいな。


【完】
305 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/29(日) 22:08:57.58 ID:ZxcmneVQ0

【????】


 これは現実を侵食する即堕ち。


 潮の耳元で、何者かが囁く……。


「――――うっわなんなのこの子エロすぎなの。建造時に生きたサキュバスでもうっかり溶鉱炉にブチ込んだのってぐらい有り得ないの!」

「うーん……とっくに有り余るぐらいの才能があるの……これ以上は蛇足じゃないかなってぐらいなの……」

「むしろ乳腺にマジカル力(ちから)を施して、マジカルミルク出せるようにする方が面白……もといエロそうなの」

「え? そういう趣旨じゃない? うーん、わかったの。それじゃあこの子にスペシャルなのを付与しちゃうの〜♪」

「まあ、どっちみち実際に付与するのは別の世界線のこの子じゃないこの子なの! そっちの世界のこの子がどんな子か観察するのも、それはそれで一興なのね〜♪」

「ん? うん、イクはイクなの! でも、潮ちゃんの知ってるイクとはちょーっと違うの!」

「ああ、うん、夢だと思って大丈夫! どうせすぐに忘れちゃうだろうけど、潮ちゃんにいいものあげるの! 使いこなす方法は、貴女の本能が知ってる筈なの!」

「だけど、あくまで貴女は使いこなせるだけ。どう生かすかは使い方次第、なの!」







































伊19「だけど――――己の意志に反して【使われる】ことだけはないように注意! なの!」








伊19「イクはてーとくと逢えたけれど、貴女もいいおち〇ぽ様、もとい『てーとく』に逢えるといいね! んふー♪」






【※今後、本編安価で潮が選択された場合、潮にマジカルマ○コの属性が付与されます※】



【完】
306 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/10/29(日) 22:13:05.37 ID:ZxcmneVQ0


******************************************************************


 マジカルペッサリー・・・


 別名マジカルゴム。異名いっぱい。

 一言で言えば膣内射精しても孕まない。副次的に膣内環境を良好にし、具合も良くするという効能もあり。どういう成分だ?

 長ったらしく言うと、マジカルなアレが付与されたアレな精液が膣口から子宮の粘膜を薄いヴェールとして覆い、避妊・防毒・病気予防・常在菌保護・治癒などのバフ効果を発揮する。

 卵子を保護し、他の男の不貞精子を殺す効果もある。効果は一月ほど有効。生理のタイミングは関係なし。

 というか提督以外の男が挿入しようとすると牙を剥き、膣内から飛び出してち〇こをねじ切る。不貞ち〇こ絶対殺すマン。これも幽淫紋疾走のちょっとした応用だ。

 生理を強制的に終わらせて体調を整えたり、膣内環境を良いものにしたりと本当にマジカルって言葉は便利ね!


 マジカルチ〇ポに標準装備された能力。本能に根付くためか効果がまちまち。

 射精時に提督が「孕ませたい」とうっかり思ってしまうとたちまち効果が激減、あるいは機能停止する。

 ガバい設定だが、艦娘の膣内がキツキツなのでこれでバランスが取れてるんだという強弁。

 稀にいる魔性や、マジカルチ〇ポのバフ効果を一部打ち消すデクンダマ〇コがあるというが、果たして……?


 さておきこの能力は艦娘達には賛否両論であった。提督のお手付きとなった艦娘達からはいろんな名称で呼ばれている。


 『365日膣内射精しても大丈夫(首を絞められてないとイケない初春型駆逐艦)』。

 『ド危険日まっただ中で排卵誘発剤まで投与して着床準備を万端整え、信じて夜戦に送り出した私の卵子が……(ステータス欄に野生EXとかありそうな常に餓えてる妙高型重巡洋艦)』

 『マジカルパイプカット(鋏を手に持つ浮気は絶対許さない、香取型の眼鏡かけたハイパーヤンデ練巡洋艦)』

 『アモーレチ〇ポ(とんでもないパワーワードを生み出すことに定評のあるイタリア戦艦の眼鏡じゃない方)』

 『不幸なのか幸運なのかよくわからないち〇ちん(不幸型戦艦の妹の方がはにかみながら)』

 『YES! YES! YEEEEEES!! LET’S CUM!(ザーメン狂いUSA艦娘の雑な方)』


 【民明書房・珍固男著『ある時空では膣内射精されると安全日・危険日問わずほぼ確実に妊娠してしまうという欠陥というか優秀な胎を持つ不幸戦艦がいるらしい』】より抜粋



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307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 22:22:00.15 ID:X8BKBhIz0
チンコビンビンですよ神
それはそうと朧は何で孕んだんですかね?
308 : ◆9.kFoFDWlA [sage]:2017/10/29(日) 22:34:32.14 ID:ZxcmneVQ0
>>307ずきんちゃん、それはね

 綾波型は絶対孕むっていうふわふわ設定を1スレ目の頃から付与されているその血の運命(さだめ)―――ジョーーーーーージョォッ! だからだよ


 ある子は生まれついての絶対的強者としての本能が、強い雄の子を孕みたいと思う。

 ある子は目的のための手段として妊娠を渇望し、その果ての白無垢を目指す。

 ある子はその身に備わった機能的に好悪にかかわらず妊娠して涙を流しながら絶頂する。

 ある子は提督自身の本能を刺激して意図的に妊娠する。(朧)

 ある子は自業自得で提督にうっかりをやらかせて妊娠する。

 ある子はピンク髪として生まれた宿縁のせいで妊娠する。

 ある子は生来の魔性ゆえに妊娠する。(潮)

 孕む。


 大丈夫、幸せいっぱいだ


 陵辱カンマさえ引かなきゃあな……
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 00:50:23.62 ID:OxTEzm3Mo
孕むの前提かよwwwwww
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 01:08:03.75 ID:WIsVgFmgO
ぼのの自業自得孕みっクス見たいんで又即落ち安価募集してくれよあくしろよ
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 01:15:39.39 ID:YaNdXXWaO
ワイは川内型陵辱の続きが見たいンゴねえ
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 13:39:41.33 ID:fmcnv4bOO

次の速吸が堕ちたら安価かな?
Iowaとブッキーの続きも欲しいぜ
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 22:05:05.49 ID:Gks9ZXSLo
毎度見させてもらってる
>>1は文才あるのに他のことに使わないとか馬鹿じゃねえの(褒め言葉)
314 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/02(木) 22:16:10.46 ID:Hllew5uR0

【本日の即堕ち二コマ艦娘〜速吸〜】


【before】

 海は広い。

 俗人には及びもつかぬ摩訶不思議が世界の海には溢れている。


 死渦の魔境――――『魔海』サルガッソ海。

 軍艦の地獄――――『鉄底海峡』アイアンボトム・サウンド。

 五感の墓場――――『天舞宝輪』バミューダ・トライアングル。

 エトセトラ、エトセトラ。

 アイアンボトムとバミューダ△はフロリダだだ被りしてんよー。フロリダって恐ろしいところだべ。


 さておき、そんな海も今や昔。

 今は、もっと恐ろしく、もとい悍ましい海がある。

 深海棲艦が跳梁跋扈する地獄の海。それもそうだろう。

 だが、世界七大怪奇海域と呼ばれている海が存在する――――超メタな話をすると、この海域はどの即堕ち時空にも正規ルートたる初期艦五名ルートでも共通で存在している。ただし出現ポイントがランダムだ。

 その海を支配するのは、深海棲艦ではなく、何と艦娘だ。艦娘には稀に特異な能力を持って顕現するものがいる。

 建造艦にもドロップ艦にも存在し、比率は一定である。そうした超常の力を有した艦娘が生まれ出でる法則は定かではなく、建造時の資材の多寡に関わらず、まさに「何の前触れもなく」現れるのだ。

 例えばいつかの即堕ちで出た阿武隈改二のいた海がそうだ。


 第一の海・阿武隈海。

 通称『カツアゲオーシャン』。この海域を通ると燃料・弾薬・鋼材・ボーキサイト、その他お菓子や食料をギリギリ帰投できる分だけ残して阿武隈にカツアゲされる。

 艦娘の練度問わず絶対にカツアゲされるのだ。提督が直に乗り込んで何らかの交渉を行って出て行ってもらわない限りどうにもならない。

 特にイベント前に鎮守府前に居座ることの多いはた迷惑な艦娘である。ただここ数ヶ月の間は現れなくなったが、その理由は賢明な読者様にはお察しであろう。


 第二の海・鳳翔海。

 通称『ここが狂界線』。この海域に空母を送り込むと九割九分の艦娘が帰ってこないが、残り一分の艦娘は練度最大となり、ケッコン艦はおろか艦種の枠すら超えた恐るべき力を身に着けてくるという。ただし目が死んでいる。お察しであった。

 ド温い艦隊運用をしていたり、ゲッスいブラック運用をしている鎮守府の前に居座ることが多い。理由はお察しであるが、大半の鎮守府は文字通り『壊滅』の憂き目にあう。

 ついでに深海棲艦共は見敵必殺するので、ある意味プラスマイナストントン、海軍内の自浄作用を加速させる意味ではややプラスな海域であるため、ずっと黙認されている。

 第三の海・第四の海・第五の海・第六の海……いずれ劣らぬ悍ましさ。

 なお現在第七の海、通称『七星蕩海』――――泳ぐ猥褻物と呼ばれた悪魔が支配していた海域は、この数十年間、出現した記録がない。

 そして近年、第八の海域――――をすっ飛ばして第九の海域が出現した。

 それこそが――――。




速吸「――――――――――――――――さあ、どんどん、補給しましょうねえ」




 『速吸海域』である。


翔鶴「や、やぁあっ♥ らめぇっ♥ もうらめぇっ♥ ほきゅうらめぇっ、いらにゃいっ♥ も、もぉ、はいらにゃいのぉっ♥」


 どっかの鎮守府のモブ、別名被害担当艦、もとい瑞鶴型の卑しい方が『幸運値が低いからちかたない』というとてもひどい理由で犯されていた。


レ級「い、いきゅっ♥ いきゅうううっ♥」


 おまえはイ級じゃなくてレ級だろと激しく突っ込みたくなるようなレ級が、その真横で絶頂アクメを決めている、何とも言い難い光景である。

 通称『快堕天』――――処女の墓場である。どいつもこいつも某有名R−18成人漫画の登場人物みたいなアクメ顔晒すのだ。読んだことないけど。
315 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/02(木) 22:27:36.23 ID:Hllew5uR0

 そう、この海は単純明快にしてとってもオゾましい。

 突然変異のふたなり艦として顕現した速吸が、海域内の艦娘を艦載機チ〇ポで辻斬りならぬ辻補給していく海である。ついでとばかりに練度最大にしていくあたり怒ったらいいのか悲しんだらいいのか微妙な海であった。ただし必ず非処女になるからきっと提督は怒っていい。はず。提督には処女厨が多い。

 まあ、どういう原理かは不明だが、この重力を無視したチ〇ポは群れを成して飛び、海域内の目に着いた存在の性器ないし肛門、或いはエロい粘液を分泌する穴めがけて飛んでいき、やたら経験値たっぷりな白く濁った燃料を補給していくのだ。

 つまりこの海域を通りがかった最上は三穴を犯され尽くされてしまう運命が待っている。

 可愛いあの子も、信じて送り出した嫁艦も、海の中なら大丈夫だと思っていた潜水艦ですら、アヘ顔ダブルピースキメた非処女(練度99)になって帰ってくるというとても恐ろしい海なのだ。

 一部のNTR属性持ちや精力旺盛な提督からは『むしろ嫁艦の具合がよくなっていい』と評判であるが、少数派なのは言うまでもなかった。

 というのも、この速吸の辻補給は無差別である。つまり艦娘のみならず、近くを通った漁業組合の新婚漁師さんやら、通りすがりの豪華客船の乗客やら、果ては深海棲艦すらズブリしていくのだ。老若男女区別なしである。

 漁師さんのアナル練度が上がって陸で待ってる嫁さんとの夜の漁業がハードコアな方向にハッスルしたり、股に蜘蛛の巣張ったミイラ寸前のBBAが遅咲きの百花繚乱カマすのは誰得だし好きにヤッてろってなもんだが、深海棲艦の練度すら上がるのはシャレになっていない災厄である。

 この海域が顕れる法則は未だ特定できていない。完全にランダムだ。

 その理由は速吸だけが知っている。



速吸「私はサンドバッグに生まれ変わりたい」


 言ってることが香ばしすぎて常人の理解を超えているが、要は彼女、強い人に犯されたいのであった。こうして世界各地の海を転々と徘徊するスゴイ・メイワクな存在となっていた。

 そう、速吸はドMであった。ブチ犯すよりも犯されたいガチでなのだ。だけど強すぎて未だに処女なのである。非童貞だけどな。羨ましいか? 否、やはりおぞましい。

 大本営は頭を抱えた。

 速吸を放置しておくことはできない。しかし艦娘を送れば絶対にダブルピースキメて帰ってくることになる。強くはなるが、深海棲艦の方が圧倒的に数的有利であるため、このまま放置すればジリ貧となるのは目に見えている。

 以下、大本営発表である。コーラを口に含んで厳かに聞くのだ。


元帥「このテの海域についてのプロフェッショナルを送った」


 もうすでにお察しだよ。コーラ返せコーラ。


元帥「忌々しくも恐ろしく、悍ましくも侮れぬ……こうした案件にはうってつけの男よ」


 往々に頷き同意を示す将官たちの心には、共通して一つの文言が浮かぶ。





 ――――あの提督、マジチ〇ポ。









吹雪提督「さあ、行こうぜ……俺たちのエルドラドへ」

吹雪「やだぁあああああああああ!! はなしてぇえええええええええええ!!!」


 提督の下半身を覆うものは何もない。

 ズボンとパンツは置いてきた。

 残念ながらこれからの戦いには必要ないと判断した提督はまさに不退転の覚悟を持っていた。捨ててしまえそんな覚悟。


吹雪提督「そういうこという奴にはこうだ!」

吹雪「んぁああっ♥」


 戦い前にファイト一発とばかりに愛しい嫁艦(という名のお気に入りのカキタレ)をハメ連れ、今、吹雪提督がバスターライフルみたいなチ〇ポを吹雪ま〇こに出し入れさせながら海を征く。

 そのまま逝け。


 マジで。
316 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/02(木) 22:38:58.74 ID:Hllew5uR0

【after】


 ところでここは即落ち空間だ。



提督「――――辛い戦いだった。まさかあんなことまでやってくるとはな」



 そう、キングクリムゾンだね。

 白濁した海。提督と速吸の発射した白くて臭いアレで白くなったのだ。

 白い雲。信じられるか、アレって直前まで雷雲で真っ黒だったのに、今や提督のザーメンで白くなってんだぜ。

 ザーメン塗れで息も絶え絶えに、瞳にハートマークを浮かべて水面に揺らぐ白い吹雪。流れ弾もとい流れ精子喰らってこの様よ。

 発情しきってダウンしてはいるものの、見よ――――その尻は提督が入れやすいようにと無意識に高く突き上げられ、その縦筋の秘所からはとろりとした粘液が溢れているではないか。

 まさに嫁艦の鑑である。しかし、


速吸「んほぉおおおっ♥ 夢にまで見ていた殿方のハイパーおち〇ぽぉおおおおっ♥」

提督「は? 誰がハイパーだよこのサイケデリックマジカルなミラクルチ〇ポ様に向かって」


 提督のチ〇ポは、速吸にハメられていた。ホント最低だなこの提督。


速吸「ンぁああっ♥ いいっ♥ お腹の方、もっとこすってっ♥ こしゅってぇっ♥」


 かくして激戦の末にマジカルチ〇ポに屈した速吸であったが、驚くべきことにその股間にそそり立っていたはずのふたなりチ〇ポがない。

 失われた?

 否。



 ティローン





 ふぶきていとく は 『マジカルチ〇ポファンネル』 を おぼえた!





 吹雪提督に『奪われた』のだ。

 マジカルチ〇ポファンネルの誕生秘話である。




 ――――マジカルチ〇ポの伝説がまた一ページ……。




吹雪「…………(´;ω;`)」



 股間の寂しい吹雪は泣きながら提督と速吸のファックを見て、指先を秘所に這わせた。フブニーである。



【完】
317 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/02(木) 22:41:08.93 ID:Hllew5uR0

※最近は海に関係する本をあれこれ読んで感激したので海上ファックしようと思いました。

 さて、即堕ちのストックがなくなったな。











 痴情最強の即堕ちを見たいかー!
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 22:43:02.96 ID:0huuhZ6IO
うおおお!
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/11/02(木) 23:13:28.37 ID:joYMJGQd0
先生…まだ…即堕ちが…見たいです…!!
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 00:19:41.99 ID:HVVQVTRA0
T!N!P!T!N!P!
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 01:02:20.41 ID:UV6GI2/s0
アイアンボトムはいつからフロリダに……
パナマ攻略できたんなら401が喜ぶな
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 02:14:22.21 ID:l2VUGxvko
これはひどい(褒め言葉
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 12:27:47.39 ID:JPMj9Khg0
>>321
ソロモン群島の一つにフロリダ島という名の島があるんだよ
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 13:33:32.53 ID:l2VUGxvko
まあここはアンアンキシムサウンドなんですけどねー(ドヤ顔
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 14:37:58.92 ID:KZT+RLwDO
>>324

上手いな
326 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/03(金) 21:06:36.87 ID:W4l8DX1D0

※即堕ち注意報

 ・末尾0は容赦なく陵辱。>>1の毒が溜まってるは特に容赦がない。あの吹雪型長女や川内型一番艦のようにな。吹雪・村雨・不知火(落ち度×2)、松風、由良、阿武隈、アイオワなどを参考に。

 ・カンマ19は本編採用時に安価数値によってマジカルマ〇コ+特典付与。現在は谷風と潮がマジカルマ〇コ+特典付与状態。本編では未選択。

 ・カンマ77は本編採用時に安価数値によって特典付与。現在は雷が特典付与状態。本編では未選択。

 ・カンマ91は特濃エロエロ描写での即堕ち。たまに気が乗ったりご指摘への御礼として>>1がエロ描写特化させることもある。現在は那智・文月(お礼)・秋月が実施済み。

 ・カンマ88は末広がりで即堕ちせずケッコンカッコガチのビフォーアフター。現在は足柄とグラーフ・ツェッペリンが実施済み


 新規艦増えたね。既に選んだ子以外(陵辱は含まず)ならば、誰であろうと>>1は一向に構わんッッッ!

 とりあえず久々なのでお試しに一人。

 既に堕ちてる子は無効。

 じゃあ行ってみようか!


 >>327
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/11/03(金) 21:08:38.21 ID:YCxHW+Lu0
初風
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 22:03:39.32 ID:cNi+Vw1FO
>>327
直前の作者の注意書きはちゃんと読んでいたか?
わざとか?まあこういう理由なんだろうな
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 22:23:53.77 ID:s7k7Shmwo
そういや一覧は前スレだっけか
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 00:17:02.60 ID:54hBINwHo
前スレ見てきたけど、まだ初風堕ちてないからよくね?
331 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/04(土) 22:13:44.43 ID:NmXht4TR0

【本日の即堕ち二コマ艦娘〜初風(名取以来の前後逆転バージョン)〜】


【after】

 露わになった素肌は雪原のような白さを持ちながらも、登頂には春桜が蕾のままに色づき始めていた。

 儚げな細身にもかかわらず左右で均整の取れた乳房が、しっかりと半球の形状に盛り上がっている。

 揉みしだくと押し返すような瑞々しい甘さに満ちていて、掌の中心で張り詰めた乳首が、小石のように固く自己主張していた。


初風「んっ………ふ……く、ぁ……♥」


 その外見に相違ない銀のように澄んだ彼女の声に、今まで聞いたこともない甘やかな色合いが混ざり、提督の耳を這うように伝う。


 ――――陽炎型駆逐艦四番艦・初風。


 彼女の人生初の濡れ場は、まるで少女漫画の一コマのようにやったら描写に気合が入っていた。

 は? メタ? うるせえ、てめえの股間に謎のナレーションパワーでマジカルアナル付与すんぞ。


 その深夜、初風の部屋を提督が訪れた時、初風は今までに見ない格好で提督を出迎えた。

 最近流行りの艦娘私服modeである……メタだからなんだってんだ。

 少しだけ大人びたファッション―――肩口が露出し、腰回りに絞りの入った白いニットセーターと、髪色と合わせた空色のフレアスカートだった。

 髪型もいつもとは違う。肩口よりやや伸ばした長髪はシュシュで側頭部にまとめている。

 自然と露わになった抜けるような白いうなじが、少しだけ赤味を帯びているのが提督には分かった。

 よくよく見れば頬も緊張からかりんごのように赤く染まっており、薄い唇にもうっすらと潤いのある光沢が引かれている。

 鼻孔をくすぐる香りもまた、少女自身の涼やかな芳香とは違った、甘い花のエッセンスを感じる。

 今まで見たことのない初風に、提督は、正しく理解した。


 ――――初風は、全てを受け入れる準備を整え、その上で自分を可愛らしく見せたい、愛されたいと思っているということを。


提督(…………可愛い子だな、やっぱり)


 自然、提督と初風の睦み合いは淑やかで、甘やかで、まさに濡れ場といった空気に推移していった。

 初風の緊張を解きほぐす様に軽い会話から始まり、啄むようなキスから緩い抱擁、やがて提督の手は露わになっているうなじへと伸びた。


初風「ッ………」


 キスの熱に浮かされていた初風の身体が少しだけ強張る。首筋への接触を人一倍に怖がることは、提督も知っていた。

 かっちりと着こなした制服や、伸びさらしの長髪は、それを少しでも防ごうという内心の顕れだということも。

 それを思い出し、提督はゆっくりと指筋から手を放そうとしたが、


初風「―――――やめないで」


 震える指先が、その手に重ねられた。
332 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/04(土) 22:20:15.31 ID:NmXht4TR0


初風「私……ここ、弱いけど―――――――貴方、だから……貴方、だったら……いいって、思うから。思いたい、から」


 ――――私は、一人だから。私だけだから。貴方っていう男だけには許せる女に、なりたいから。


 少しだけ恨みのこもった消え入りそうな声で、初風はそう呟いた。これまで自分を放っておいたことを拗ねるような、猫のような声。

 隠し切れぬ僅かな稚気に苦笑する提督に、急に気恥ずかしくなった初風は、誤魔化すように提督の首筋にキスをした。

 薄い唇にはやはりグロスが塗られており、それ以上に湿った熱さが印象的だった。


 そこからの情事には、元々あった淑やかさと甘やかさに、情熱の火が混ざった。

 提督は、提督を受け入れるために、身ぎれいに整えていた彼女を可愛いと思っていが、今は少しだけ違う。

 恐怖を感じていることを否定せず、なおも受け入れられるようになりたいと告げる初風が、提督はたまらなく愛おしくなった。

 心ごと掻き抱いて引き裂いてしまいたいと思う獣性を押し殺しながら、この初めて吹く風をとても大切にしようと、提督は丁寧に丁寧に少女の体を解きほぐしていく。

 この時のために吟味したであろう、普段のお堅い彼女の印象よりも、少しだけ柔らかいカジュアルな服を、一枚一枚剥いでいく。

 彼女の髪と同じ色合いの下着を脱がすと、何もかもを取り払った初風の姿が露わになる。

 窓間から漏れる月明かりを受けてなお、上気した肌が蒼ざめることはなかった。


初風「ふぁ……♥ や、やっ♥ ゃん……ぅああっ♥ ぁ、そこ、はぁ……♥」


 少しだけしこりの残った弾力のある乳房を揉みながら、逆の手で熱く湿った秘部を撫でる。

 滑らかな太腿が可愛らしく抵抗しようとすり合わされるが、それをこそぐるように指を這わせて、少しずつ力を抜けさせていく。

 肉の内側で蠢く塊が質量と熱を膨大させていくにつれて、くったりと力が抜けた隙を見計らい、されるがままに左右に開かれた両足の付け根に、提督は体を割り込ませる。


初風「っ………い、挿れる、の……?」


 柳眉を下げ、不安げに揺れる瞳に首肯し、その首筋に顔を埋める。灼熱を孕む首筋に舌を這わせ、彼女の熱くぬめった操の中心に己を当てがい、


初風「っ、あ、だ、からぁ……そこ、よ、よわ、い、のっ♥ ぅ、あ……あ、ああ……♥ あ、貴方、がっ、はいって、くるぅ……♥」


 ぴくぴくと心地良さげに体を震わせながら、初風はこの夜、男を知った。

 その味も。

 その匂いも。

 その感触も。


 そして初風は同時に、女を知った。

 その歓喜を。

 その悦楽を。

 その幸福を。


 愛しい男の腕の中で眠る心地良さも。

 その腕の中で目覚める、誰にとっても同じなのに、いつもとは違う――――素晴らしい朝も。

333 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/04(土) 22:22:59.51 ID:NmXht4TR0

【before】


 堕ち、もといオチだよ。そうだよ、ナレーションさんだよ。文句あるのか? ちゃんと仕事したよ?

 鎮守府の誰にとっても変わらないその朝は、初風にとってはいつも通りの陰鬱な朝であった。

 かつては陽炎型十九姉妹が寝起きし、姦しくも楽しい日々を送っていた大部屋には、今や初風一人である。


 広くなり申したな――――フツーに即堕ちされた時津風の言葉が、脳裏に蘇る。蘇るな。そのまま思い出の中でじっとしていてくれ。


 身の危険を覚えた親潮は黒潮を連れて出て行ってしまった。それミステリー小説で一番やっちゃいけない行動の一つだからね?

 陽炎は不知火に先を越されて、しかも相手が愛しい提督であったことによるショックで、精神に不調をきたした。

 妹の幸せを喜べばいいのか悲しめばいいのか分からず、そのジレンマから自己嫌悪に陥り、一人部屋へと引っ越してしまったのだ。ヤダこの子可哀想……!


初風(静かな部屋だな……やっぱりあの子達がいないと部屋ががらんとして寂しいわ……)


 その日、オフの初風は、いつも通りに陽炎型の制服を纏い、身支度を整えて大部屋の入り口を開けると、



初風「え………?」



 部屋の前には、一面の花束が押し並んでいた。

 色とりどりの花が入り乱れる光景と、つんとむせかえるような芳香に心奪われる中、開いた表紙にドアの隙間からひらりと一枚の紙が舞い落ちる。

 それを拾い上げると、それが手紙だと分かる。

 その内容に、初風は思わず目を丸く見開いて口元を押さえた。



『今宵、そなたの処女を奪いに行ってやるぞぅ、ぐへへぇ――――提督より』



 セ ン ス が 古 い 上 に 改 悪 が 酷 過 ぎ た。

 屋根裏のゴミだってこんなこと言わない。憲兵さんこっちです。

 それを手紙を証拠として憲兵の詰所に駆け込むことは、初風には造作もないことであった。

 筈であった。だが、



初風(やだ……嬉しい……♥)



 だがこれで乙女心がきゅんきゅんしちゃう初風のセンスもまた古かった。

 しかも妹たちに処女喪失の先を越される事態が度重なったことや大部屋に一人という孤独感が、初風の乙女回路をファンキー風味に結果オーライさせてしまったのだ。ナンテコッタイ。
334 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/04(土) 22:26:46.56 ID:NmXht4TR0

 提督からの「絶対おまえの処女を奪ってやるもんげ」宣言に、初風は急いで洋服タンスの棚を引っ張り出し、服を漁り始めた。

 元々初風は提督のことは好きだった。ツンケンしてたし、雪風の処女膜ブチ破ったことについては色々モノ言いたいことはあったものの、好きなものは好きだからしょうがないのである。そうだね! 即堕ち時空だもんね!

 だが初風は思い出した。そう言えば、普段から服は制服しか着てないから、まともなものは全然持ってない――――と。


初風「か、買い出し! 買い物! お洋服! 下着! そ、それに――――け、化粧! お化粧もしなきゃ! 妙高姉さんに教えてもらわなきゃ!!」


 数分後、顔を真っ赤にしてお化粧教えてくださいと訪ねてきた初風を「この子もそんなお年頃なのね」と深く理由を聞かず、温かく自室に招き入れる妙高姉さんであった。なお彼女も偶然この日はオフだったのだ。

 元々、初風は透き通るような透明感のある魅力があった。清潔感はあれど、簡素に過ぎる白いソックスに、かっちりと陽炎型の制服を黄色のリボンタイで留める装いは、清潔感や凛々しさこそあれどどこか物寂しいものを妙高姉さんは感じていたのだ。

 素晴らしい素材を前にした仕立人のように、妙高はその辣腕をふるいに奮った――――やっぱり足柄の姉だな。熱くなるとこう、視野狭窄になる。

 初風のオシャレしたい、おしゃんてぃになりたいという要望を目的のみを巧い具合にあえて聞き出すことなく、二人はブティックへと出かけて行った。


妙高「どうかしら、初風」

初風「こ、これが、わ、私………?」

モブ店員(出番ねえよ。何者だこのすっげー美人のねーちゃん)


 かくしてパーフェクトジオングのような初風に仕立て上げるプロ顔負けのコーディネーター妙高姉さんである。

 隣でムンクの叫びみたいな客に見せてはいけない顔してるのは店員だ。プロ意識の欠けたヤツめ。

 すらりとした初風のシルエットを損なわないフィット感のある服装をチョイスし、背伸びしすぎないカジュアルさと清潔感を持つファッション。

 薄い桜色の唇を少しだけセクシーな大人の魅力で輝かせるために、中央にだけグロスを引き、ふっくらとした色気を演出する方法まで伝授した。

 更には肩口で少しだけ外に広がった長く細い髪をハーフアップで側面にまとめ、シュシュで結んでふわふわとしたボリューム感を演出。 

 匂いが抑えめのオーデトワレも購入し、適切な使用方法を教えながら手渡した後、


妙高「―――――うん、可愛らしいわ。すれ違う殿方の誰もが振り返ってくれる素敵な魅力に溢れていますよ、初風」


 姿見の前で初風の両肩に手を置いた妙高が、満足げに頷いた。

 鏡の中で見る初風は、花開いたような乙女の笑みを浮かべ、どこか気恥ずかし気に頷いた。その初々しさが愛しくて、妙高もまた優しく微笑むのだった。


 ―――――おわかりいただけただろうか。


 この妙高姉さんは、この日の夜に初風が処女喪失することになるとはもちろん想像もしていないし、那智と足柄に先を越されていることすら未だ知らないのである。

 妙高姉さんは、初風が休日に外出した時、ちょっと気になる男の子とでもエンカウントし、デートの約束でもしたのでは、なんておまほほ(お前が微笑ましいよの意)な想像をしていたのだ。

 中学生の初デートでドキドキしながらも精いっぱいできる範囲でおめかしをしようとするアレである。

 ははは、初心いなあ―――――粉々にされるんだよねえ、この甘酸っぱい幻想はよゥ……。


那智(あ、あまりにも、残酷……すぎる……)

足柄(お、おかしいわね。これ、陵辱カンマだったかしら?)


 初風が意図せず、艦首を落とされた事の恨みは、半世紀以上の時を超えて果たされるのであった。


 これで羽黒にまで先を越され、それを知った時に妙高さんは一体どんなご尊顔を晒すのか、ナレーションさんは今から愉悦が止まらないよ。

 逆に羽黒一人が残っても美味しすぎてどっちみち愉悦は加速するのだ。


 ミョウコウネエサンニイイツケテヤル
 閑   話   休   題。

 残る陽炎型は、偉大なるネームシップ陽炎を筆頭に、黒潮、親潮、そして未実装の早潮・夏潮を除けば、秋雲のみ。


 陽炎型全堕ちの日は、遠いような近いような、まあそんな具合じゃね?



【完】
335 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/04(土) 22:31:57.93 ID:NmXht4TR0
※読み返したら>>1からはすっかり毒が抜けたようだ

 初風はまだ選んでない子だから全然問題ないのよ?

 別に「この子選んでほしいなあ」的なものはないよ

 どの道全員堕とすんだから




 >>336のようになッッ!


 安価!
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 22:32:32.26 ID:1CSishODO
親潮
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 23:50:29.20 ID:54hBINwHo
逃げられなかったかw
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 00:34:39.49 ID:eaqYcme4o
なぜそこで陽炎を選んでやらんのだ!(いよっしゃああああ親潮だああああああっひゃっほううううううううう!)
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 00:38:03.05 ID:p2COyepDO
>>338

いや、黒い下着がエロいから(身体のラインもエロいから)
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 08:05:29.46 ID:yhjQvEfSO
補給しちゃうお嬢さん速吸
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 21:57:34.78 ID:8b2nz45K0
初風は七番艦だが、即座に四番艦の親潮が選ばれたので満足です。
342 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/06(月) 23:16:03.90 ID:wZNEQtLp0

【本日の即堕ち二コマ艦娘〜親潮〜】


【before】


 よろしい、それでは――――宗教の話をしよう。


 ……まあ待てよ。帰んなよ。ナレーションさんとお話しようぜ……? ひょっとしたらこのナレーションさんの正体は君好みの美男子或いは美少女かもしれないよ?

 一部の人は蛇蝎の如く嫌う二文字であろう。第六天魔王も大嫌いなアレだ。

 典型的な四文字的何かや、人を神に見立てる宗教もあり、果ては無機物、時にスパゲティを神とする控えめに言ってクレイジーな宗教もある。

 ん? 分かりづらい? それじゃあほら、茶色い紙袋を視界の確保のため目の部分に穴を開けて被れば――――ほうらフレッシュな邪神を崇拝してそうな存在の誕生である。

 不思議な踊りでも踊ればパーフェクトである。


 何? 難易度が高い? ならば宗教初心者の君にも、お手頃に神を感じる方法を教えよう。

 まずは服を脱ぎ、ブリーフ一丁になろう――――ね、簡単でしょ?

 トランクス派もボクサーパンツ派も、ギャルのパンティおくれ派も最近よく漏れるおむつ派の貴方も、一律してブリーフを穿くのがポイントだ。

 準備が出来たら、おもむろにパンストを頭からかぶって見るがよい。そこにギターを装備すれば完璧以上に完璧だろう。

 続けてギターを掻き鳴らしながらヘドバンしつつ奇声を上げよう。『カ』行の発音がいい。とてもロックだ。クレイジーが頭につく類の。

 窒息しかけて何かに目覚めてもナレーションは一切の責任を負わないが、ほら、かぶれよ。ほら。叫べよ。ほら。頭振れよ。もっと。もっとだ。ほら、見えてきただろ。神が。ろくでもねえ類の。

 だがそこで満足するのは三流よ。君が見たその神はまだレベルの低い神だ。なんせろくでもねえからな。

 より高次元の神を下ろしたいならば、是非ともその素敵な一張羅で永田町あたりを徘徊してみるといい。

 それによって学べることは、差別と区別を明確にして、普段の行いにTPO(『とても、ぽこち〇が、おったつ』の意)を弁えないと己の経歴に前科が付くということだ。

 ほうら警察という神様がやってきただろう。信じたくない現実を突きつけてくれる有難くねえ神様だよ。


 ひでえ落ちだって? 馬鹿を言っちゃあいけない!

 特別な何かを己の中で絶対視することは、そう珍しいことではない。薩摩で見る生首や左近どんぐらいそこいらにゴロンゴロンと転がってる珍しくもない代物だ。

 このナレーションが何を言いたいのかというとね、諸君。


親潮(ああ、かみさま――――かみさま)


 宗教とは恐ろしいものだよ。向かっている方向が同じなようで同じでなく、目指す場所は同じ筈なのに、見えるものはそれぞれ違う。

 明確なカタチを持っていないのだ。


 ――――人はてめえにとって都合のいい、信じたいものを信じる。


 都合のいい時だけ。あるいは都合の悪い時だけ。


親潮(どうか、どうか、私の願いを、かなえてください――――)


 だがその信じる『ナニカ』が特殊でありつつも、陳腐であってはならない。虚飾であってはならない。存在しないなんてことは、あってはならない。

 だってもしもそうだったら、それを信じる自分が馬鹿みたいじゃあないか。馬鹿なのはいやじゃあないか。

 そうだ、信じる思いというものもまた、移ろいやすいということだ。


親潮(せめて、せめて、陽炎姉さんと、黒潮さんと……秋雲ちゃんだけは、助けてください……!!)


 ここにきて姉と妹の心配とは実に健気なものである。陽炎型駆逐艦・四番艦――――親潮。彼女にとっての宗教は、『姉妹』である。

 陽炎や不知火、黒潮に対する格別な敬意と尊敬。

 苛烈にして凄絶な過去を持ちながらも、絶えず笑みを浮かべる雪風の強さに憧れた。

 みんなみんな、いい子だった。素敵な子達だった。頼もしい子達なのだ。
343 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/06(月) 23:22:12.74 ID:wZNEQtLp0

 だからこそ。


親潮(勝てる気が、しない。この状況を打破できる可能性が、0としか思えない……)


 宗教とは一つの方向性を定めた信心である。

 ただ一つのものを信じ続けるというのは、想像以上に難物だ。

 だから御親切にも大きなお世話で、それを他人にも信じてもらおう、幸せをおすそ分けしようとする輩は絶対にいる。

 仲間を増やして連帯感を高め、一つの目的に向かって走っていくのって素敵やん? 物語の手法としても使い古されてなお王道突っ走るロマンよね。

 そう、つまり――――。






「ここを開けるぬい、親潮。司令のおち〇ぽによって貴方もまた生まれるんだぬい」

「きもちーですよ! ほんとです! ゆきか……あたし、すっごく好きです! 親潮も好きになると思います!」

「提督にとって、たった一人の貴女になるのよ? 何が不満なの? 早く開けないと、妙高姉さんに言いつけるわよ」

「いいカリ高チ〇ポね。怯えることはないのよ。大丈夫、いいチ○ポがあるんだもの!」

「フツーに気持ちいいよー? これが怖いなんて親潮ってば変わってるよねー? あたし? あたしは……フツーじゃん?」

「心配いらんよ。うちがついておるから、親潮の処女喪失と同時に絶頂アクメは約束されたも同然じゃけえ!」

「そうだとも。約束された勝利、つまりこの私もいる……大丈夫、提督のチ〇ポはしつこいぐらいねちっこくて、心もカラダも気持ち良くしてくれる」



親潮(ム リ ゲ ー す ぎ る)



 『将を射んとする者はまず馬を射よ』という言葉があるらしい。誰だったかしら。

 『関西弁娘をハメ犯さんと欲するならば、汝、黒パンティのどすけべ陽炎型の膣を即堕ちさせなさい、大丈夫アイツぜってーどすけべだから』と主は言ってたね。言ったんだよ。絶対言ったね。

 かくして――――黒潮が遠征任務のため出撃した隙を見計らい、一人になった親潮の部屋を、連合艦隊規模を上回る頭数で包囲する狂信者たちがいた。



「その通り。一緒に、司令のチ〇ポ様を堪能しましょう? 大丈夫です、今あなたが感じている嫌悪感や恐怖はまやかし……それを取り払う方法を私は知っています」

「っかぁー! これでアヘる!」

「安心して親潮姉さん。最初こそレーダー射撃を彷彿とさせる恐ろしさと忌々しさを覚えましたが、すぐに司令のち〇ちんがないと落ち着かない感じになります」

「膣だけにおちつかないってな! 嵐巻き起こそうぜ、嵐!」

「大丈夫よ親潮姉さん……きっと貴女も、夜が好きになるから、うふふ……♥」

「そーれ! ふぁっく! ゆー! 今宵のてーとくのダンスパートナーは、親潮姉に決まりだよ!」

「あたしはスケッチできればなんでもいーから、ちゃちゃっとおっぴろげてズブリと行こうよ」



 驚くべきことにこの中に一名、処女がいる!

 SS形式のテンプレを取っ払った台詞のみの描写により、完全にプライバシーは守られるという寸法よククク。


親潮(誰が誰だかハッキリまるわかりなんですよぉ!? このナレーションなるものが最も邪悪な邪神だと思います!!)


 失敬だね君は。

 昔はよく【無貌の神(ニャルラトホテプ)】とか呼ばれたけれども。

 まあそんなことより聞こえたかい親潮ちゃん――――今、ぬいぬい言う子がドアを蹴り破った音がしたよ?


親潮(あ、詰んだ)


 詰んだな。
344 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/06(月) 23:30:26.77 ID:wZNEQtLp0

【after】


 さあ、宗教だ。

 つまりはね、マジカルチ〇ポとはもはや宗教である。

 強制的アガペ。

 この世のものとは思えぬ法悦。

 肉と精神に依存性を刻みながらも、健康状態は極上のそれを維持するそこに、不幸はない。


 故に。




提督「布教する時は今」

親潮「んっ、ぶっ……♥ ぷぁ、けふ……ん、じゅる……じゅ、ぴ……♥」


 儀式・フェラチオ。

 そう、フェラチオとは儀式なのだ。儀式だからやらなきゃならないのだ。保健体育の教科書にもそう書いてある。実技試験の採点が厳しいのも常識だ。

 そんな儀式真っ最中の親潮は苦しげな表情ではあるが、頭の中は既にピンク色の妄想でいっぱいである。

 儀式にはトランスがつきものだし、マジカルチ〇ポには催淫効果が標準装備だから仕方ないね!

 なお一向一揆も真っ青な狂信者たちは、こればかりは親潮が泣きながら固辞し、退室してもらった。

 「提督だけじゃないなら首かっ切って自害します」とマジな目で言われたら、司令官としては撤退させざるを得ない。


提督「ホント、最近の駆逐艦の子は発育がいいなあ」


 ベッドに横たわるその身を包むものはすでに黒下着のみ。新規艦が目立つにはどすけべ衣装というシンプルながらも効果的なキャラ付けが、今まさにここで光る。

 着衣セックスである。インナーのみを残すかアウターも全て残すかは時間と場所を弁えなよー!

 ベッドに膝をつくように座る提督の膝を枕にした親潮は、真っ赤になった頬を卑猥にすぼめて、懸命に肉棒に吸い付いている。

 ほぼ直角に勃起する提督のチ〇ポに対し、黒潮はアイスを舐めしゃぶるように竿を咥え、舌で上下にこそげるように首を小刻みに動かしていた。

 鼻で懸命に酸素を取り込みながらも、口中でちろちろと舌を動かす様は、初心なたどたどしさを感じさせる表情とは裏腹に、かなりの技量を備えていた。かなりのどすけべだ。

 熱い吐息が陰嚢をくすぐるのを感じながら、親潮の愛情たっぷりフェラを堪能する提督Aである。

 ん?

 提督A?





親潮「んっ!? ぅぁ、きゃ、やぁ……♥ し、司令、しゃ、さわっひゃ、だめぇ……♥ ん、んっん、ちゅ……♥」


 そう、マジカル影分身――――提督の分身体たる提督Bは、提督Aが奉仕を受ける一方で、親潮にご褒美とばかりにその股間を愛撫していた。

 狂信者らを退室させる交換条件として、提督はマジカル影分身での3Pを提案したのだコイツマジで外道。

 首を振っていやいやしながらも提督Aのち〇ぽへのご奉仕の手、もとい舌は止めない健気な子である。どすけべ疑惑がより深まるのである。

 そうして提督Bは太腿を閉じる親潮の足元に位置取り、その健康的に肉づいた内腿をなぞる。

 付け根に向かって指先が秒速1cmで段階的に這い上がると、親潮は潤んだ瞳を薄く開いて羞恥に身もだえた。

 提督Aと視線が絡み合う。


親潮「ぎゅぽ……じゅぽ……じゅる、れる……ごく……はぁ、ふぅ、ふぅ……ん、はぁ……ちゅ、ず、ずず……♥」


 それでもなお、親潮はフェラチオを続けた。

 亀頭部分を舌で念入りに、竿には唇を幾度も押し付けて圧迫感を、更には陰嚢を口に含んで吸ったり転がしたりといった上級技能まで。

 信じられるか、提督は好きにやらせてるだけで何も教えてないんだぜ?
345 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/06(月) 23:41:18.67 ID:wZNEQtLp0

 提督の意図を読み取ったのか、諦めたのかはわからないが、この行為を嫌がっていない上に、予習がバッチリなことは明らかだった。

 無意識のうちにすり合わされていた太腿が、徐々に徐々に外側へ開いていく。

 気が付けば両脚は90度以上に開かれ、提督Bの愛撫をより強く受け入れる姿勢を取っているのがよい証拠だった。

 快楽に対し体が正直である。すごいどすけべである。

 その反応に気を良くした提督Aもまた手を伸ばし、汗で張り付くブラジャーのカップ上部から指を滑りこませ、瑞々しく張った少女の乳房を揉みしだく。

 ぷにぷにの女陰の外周部を下着越しにつつく提督Bの手も負けじと加速していく。

 マジカルフィンガーの上下攻めである。これは辛い。

 辛い。

 幸い。

 似ている文字なのに何が違うのか。棒が一本足りないのだ。

 そう――――チ〇ポよ!


親潮「ふぁ、んぐ……し、司令、そ、こ、はぁ……きゃっ」


 そして、棒が一本あったとさ。違った、二本もあるよ。つまり倍増だよ。なにがって? ナニがさ!

 唐突に体勢を変えられる。うつ伏せに反転した親潮の身体は、膝をつき尻を突き上げる姿勢を強制された。

 丸く張った尻は微かに汗で湿っており、背後にいる提督Bが揉みしだくと新鮮な肉が卑猥に撓み、ひくひくと細い腰がうねった。

 下着のクロッチは卑猥なひし形に濡れていた。

 くちゅと音を立ててネバついた愛液が内ももを伝い落ちる感触に赤面する親潮だったが、その眼前に再び肉棒が付きつけられる。

 何も言わずとも何をすればいいか、何を求められているか察した親潮は、小さな唇を押し開けて舌を突き出し、再び愛情満点なフェラチオを再開した。

 ぐぽ、ぐぽと唇をすぼめて頬をへこませ、吸い付くように顔を前後させる動きも追加した。天性のどすけべである。

 程なくして我慢の臨界点を突破した提督Bが、下着を脱がす暇も惜しいとばかりに、黒下着のクロッチを横にずらす。

 露わになったのは、想像以上に女の形を持つ桜貝だった。その外周の頂点には、興奮に赤くなった貝柱がある。小さく、それでも確かにつんと隆起していた。

 提督Bはたまらず剛直を桜貝の中心へとあてがった。

 親潮の口元がから響く奉仕の奏よりも、より粘着質な音が響く。

 熱い男根が己を貫かんとする意思を感じた親潮が、ひときわ大きく尻肉を震わせた。


親潮「はーっ♥ はーっ♥ ふーっ、ふぅーっ♥」


 これから自分がどうなるか、どうされてしまうのかを悟った親潮は、チ〇ポを深くねっとりとしゃぶりながら、己の中心を貫く巨魁の訪れに、じくりと子宮が疼くのを感じた。

 それからのことを、親潮はあまり覚えていない。

 ただ己の知らない道をこじ開けられる感触は、姉妹たちが言っていたように、とても気持ちが良かった―――それだけは、覚えている。とんでもねえどすけべだ。

 こうして前後からおち○ちんを味わい堪能しつくす親潮は、この数時間後に帰投する黒潮への言い訳を、もちろん考えていなかった。
 
 

黒潮(あか〜ん……こりゃあかんでえ……)



 帰投した黒潮が部屋に戻った際に見たものは、一体何だったのか――――黒潮編に続く。(CV:キートン〇田)


【完】
346 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/06(月) 23:53:40.07 ID:wZNEQtLp0

【即堕ち済み艦娘一覧表】

 名前の前の記号の意味は以下の通り

 ☆:即堕ち済み
 ★:陵辱済み
 ♥:エロエロ堕ち
 ♪:結婚(ガチ)
 ∀:マジカルマ○コ持ち
 ε:ルート解禁
 無印:即堕ち前

 型の前に記号があるのはコンプリートも実施済み


【戦艦・航空戦艦】
☆金剛  比叡 ☆榛名 霧島
 扶桑  山城
☆伊勢  日向
☆長門 ☆陸奥
☆大和 ☆武蔵


【海外戦艦】
☆ビスマルク
 リットリオ   ローマ
★アイオワ
☆ウォースパイト
 リシュリュー
 ガングート


【正規空母・装甲空母】
☆赤城 ☆加賀
 蒼龍 ☆飛龍
☆翔鶴 ☆瑞鶴
 雲龍  天城 ☆葛城
♪グラーフ・ツェッペリン
 アクィラ
☆サラトガ
 アークロイヤル
☆大鳳


【軽空母】
☆鳳翔
 龍驤
☆祥鳳 ☆瑞鳳
 飛鷹  隼鷹
 春日丸(大鷹)
 千歳  千代田


【水上機母艦(ちとちよは軽空母枠、神威は補給艦枠に記載)】
 瑞穂  ☆秋津洲  コマンダン・テスト


【重巡洋艦・航空巡洋艦】
☆古鷹  加古
☆青葉 ☆衣笠
 妙高 ♥那智 ♪足柄  羽黒
 高雄 ☆愛宕  摩耶  鳥海
 最上 ☆三隈 ☆鈴谷 ☆熊野
 利根  筑摩
☆プリンツ・オイゲン
 ザラ  ポーラ


【軽巡洋艦・重雷装巡洋艦・練習巡洋艦】
 天龍  龍田
 球磨  多摩   北上   大井  木曾
☆長良 ☆五十鈴 ☆名取 ★☆由良 ☆鬼怒 ★☆阿武隈
★川内 ☆神通   那珂
☆阿賀野 能代   矢矧   酒匂
☆夕張 ☆大淀
 香取 ☆鹿島
347 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/06(月) 23:54:56.72 ID:wZNEQtLp0

【駆逐艦(多いので型で更に分類)】

【☆神風型】
☆神風 ☆朝風 ☆春風 ★☆松風 旗風


【睦月型】
  睦月 ☆如月 ☆弥生  卯月  皐月 ☆水無月
☆♥文月  長月  菊月 ☆三日月 望月


【吹雪型】
★吹雪 白雪 初雪 深雪 ☆叢雲 磯波 浦波


【綾波型】
 綾波 敷波 天霧 狭霧 ☆朧 曙 漣 ☆∀潮


【暁型】
☆暁  ☆響(Верный) ☆ε雷 ☆電


【初春型】
☆初春 ☆子日 ☆若葉 ☆初霜


【白露型】
 白露  時雨 ★村雨 夕立 ☆春雨
☆五月雨 海風 ☆山風 江風  涼風


【朝潮型】
☆朝潮 大潮 ☆満潮 ☆荒潮
 朝雲 山雲  霰   霞


【陽炎型】
 陽炎 ★★☆不知火  黒潮   ☆親潮
☆初風   ☆雪風  ☆天津風  ☆時津風
☆浦風   ☆磯風  ☆浜風  ☆∀谷風
☆野分   ☆嵐   ☆萩風   ☆舞風  秋雲


【夕雲型】
☆夕雲  巻雲 ☆風雲  長波  高波
 藤波 ☆沖波  朝霜 ☆早霜 ☆清霜


【秋月型】
♥秋月 ☆照月 ☆初月


【島風型】
☆島風


【Z1型】
 レーベ ☆マックス


【Maestrale級】
 リベッチオ



【海防艦】
 占守 国後
 択捉 松輪



【潜水艦・潜水空母】
☆伊168  伊8  伊19  伊26 伊58
 U−511(呂500)  伊401  まるゆ
☆伊13 ☆伊14 ルイージ・トレッリ(伊504)


【その他(揚陸艦・工作艦・補給艦・潜水母艦)】
 あきつ丸 ☆明石 ☆神威 ☆速吸 大鯨(龍鳳) ☆間宮 ☆伊良湖
348 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/06(月) 23:56:11.15 ID:wZNEQtLp0

※信じて送り出した艦娘がマジカルチ〇ポ教とかいう超フレッシュな宗教にドハマり(ダブルミーニング)してしまうという展開。

 この宗教は良い文明



 さあ即落ちだ! どっからでもかかってこいやー!



 >>349-351
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 23:56:15.18 ID:JkOSynd+O
国後
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 23:56:25.96 ID:M+KwKdxDO
秋雲
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 23:56:32.28 ID:qXlDEa0O0
時雨
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 23:56:32.67 ID:hmvv5m50O
旗風
353 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2017/11/06(月) 23:57:35.37 ID:wZNEQtLp0
※島風「OH……HAYAI……」
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 00:38:04.22 ID:OB3/qHJQo
ぬあー即落ち逃したー次だ次こそは!
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 06:01:45.38 ID:pp907PogO
3スレ続いてんのに本編ほとんど進んでなくてワロタ
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 07:59:36.65 ID:ECyDeETho
ナレーターさんはニャル様だったのか…APP18はあるな(確信)
357 : ◆DbtGHHDsis [sage saga]:2017/11/07(火) 10:10:34.25 ID:Y2JiC/jDO

寝てる間に、親潮が堕ちていたw




萩風編から、密かに親潮を狙ってたので、最高の気分でした

思い残すことは何もない…
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 10:11:32.57 ID:Y2JiC/jDO
酉消し忘れ…

マジすんません…
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 11:56:33.56 ID:ShF0xmnmO
うーんこの…
酉の消し忘れ云々を除いて名無しだったとしても無駄な改行ばっかで悪目立ちしてたんだよなあ
このスレでは作者じゃなくて読者なんだから目立たないように溶け込もうや地味に
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 12:01:58.44 ID:Y2JiC/jDO
だな、スマン
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 14:16:20.29 ID:XVa/guiMO
beforeが面白すぎてやばいwww
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 17:36:37.43 ID:pXa+35CA0
当初と比べると、何というか谷底に落ちるにあたっての準備や助走の方法がバリエーション豊かすぎてヤバい
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