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【艦これ】マジカルチ○ポ提督 3スレ目【ア艦これ】

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578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 00:05:56.55 ID:ycAqVCg0o
ほしゅ
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 08:28:04.02 ID:qx90mmlSO
でっかいチンポポが咲きました
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 00:00:31.39 ID:sfkCyuQO0
更新ないな…
チンコマンのチンコが忙しいのかな?(直球)
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 17:47:05.48 ID:lE6uQvK90
ロードバイクのほうが生々しい話を始めたのでそっちに注力してもらいたい


平日は年末進行でいそがしいんだろう。
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 04:44:00.16 ID:odGTD7MMO
新年明けましてマジカルち○ぽファック
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 10:41:50.52 ID:0jEIxkbdo
あけおめことよろ
姫初めはいつだい?
584 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/01(月) 12:54:37.73 ID:75jTf17K0
※おめこ(直球)


 「お、お……おめこ、うちの、おめこ、えっちなおめこに、し、司令はんの、は、はめて……はめはめして、してぇ……♥」と黒潮に羞恥プレイ強要して、か細い半泣き声でおねだりさせたにも拘らず、自らの指でくぱぁと開かされて「黒潮のおめこがどうなっているかを説明してみろ、うん?」という焦らしプレイの末に、散々に辱められて泣き出す黒潮をラブラブ慰めックスで悶え狂わせたいって?

 まだ胸が張り出して乳頭がちょこんと目を出したばかりの細っこい貧相な身体を羞恥と興奮に熱くさせて、懸命に提督の身体にしがみ付きながら「し、司令、きもちい? 陽炎の、お、おま○こ、ちゃんと、司令の、おち○ぽ、きもちよく、できてる?」と不安げにしがみ付き騎乗位でぷるぷるとお尻をぎこちなく躍らせる陽炎のご奉仕ックスに対し、陽炎の身体の一つ一つ魅力的なところを耳元で囁きながら首筋を甘噛みして内も外も赤く焦がれさせ、すっかり蕩けた顔で「しゅきっ♥ しゅきぃっ♥ しれぇもっ♥ おち○ぽもっ♥」と上のお口が素直になったところで突き上げ運動を開始し、下のお口も素直にさせてやるとばかりに最高に気持ちいい射精をキメて同時絶頂するだと?

 すっぽんぽんで正座する敷波の眼前にいきり立ったナニを差し出してほっぺたにこすりつけ、嫌そうな口ぶりをしながらもちらちらと男根と床に視線を行き来させながら鼻息ふぅふぅ言わせて真っ白な肌が興奮で真っ赤に染まる様子を悦に浸って見届けた後に、すっかり雄の匂いで発情した敷波が視線だけで「もう欲しい、欲しいっ♥」と訴えているにも関わらず、手コキ禁止縛りで口で一度射精させるまでお預けぐぽぐぽお下品なひょっとこフェラをさせるだと?
 
 見た目は汚い事なんて何も知らなそうな初心さを醸し出してる癖に、スカート内の太腿の内側には昨年度に膣内射精された正の字が何十個も並んでいて、すっかり硬さを失ったぷにとろ具合の雌壺を惜しげもなくどちゅどちゅと下品な音を奏でながら上下に振りたくり、背面騎乗位でがっつきま〇こに出し入れするところを見せつけながら「ていどぐっ♥ ち○ぽっ♥ ち○ぽっ、ち○ぽぉおおおおっ♥ もっとぉおおおおっ♥」と白目剥いてアヘ絶頂する狭霧ですって?

 男に力づくで組み敷かれるイメージプレイと称して、両腕を押さえられての正常位セックスが始まり「力づくで男に組み敷かれる気分はどうだ?」と言われて悔しそうな顔をしながらも男の力に抵抗することができず、出し入れさせるごとにどんどんメス顔が隠せなくなって、だけど腕を押さえられてるから感じてる顔を隠せなくて「膣内に出すよ」と言われ本気で抵抗しようとするもすっかり雌の火が灯った身体は弱弱しく提督の胸を叩くばかりで、結局膣内にびゅっびゅされて泣きながら絶頂させられる天霧じゃと?


 貴方達って本当に最低のロリコンド変態なのだわッッ。


 

 


 
 新年のおめこ企画、姫初めラブラブファック

 新鮮子宮を白濁ザーメンで満たし、あふれだすぐらいの卑に染め上げたい艦娘を一人選び給え

 多数決安価な

 らぶらぶせっくす描写の方が得意なのでそっちに傾向するよ。誰だ「嘘だ」っつった奴。嘘じゃねえよ、凌辱好きじゃねえもの

 カンマゼロでも今回はラブ注入する

 既に即堕ちした子も可だ。リメイク! リメイクです!

 今年もよろシコね



>>585-594 
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 12:56:54.73 ID:fduvZzppo
羽黒
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 12:58:36.84 ID:+smv9UEA0
あけおめこ
村雨オナシャス
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:01:56.46 ID:9O/GF20l0
阿武隈
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/01(月) 13:02:11.98 ID:xv+SbGkDO
あけお○こにお年玉
萩風
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:09:35.09 ID:pkPAXL9Io
夕立
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:09:42.00 ID:uc8gQUgnO
あけおめ朧
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:12:27.36 ID:6pqZBSvA0
あけおめ

天津風
これ全員一票はどうなるの?
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:12:40.43 ID:Rb3AdKFyo
大井っち
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:13:19.35 ID:zJTDElWxO
おめ金剛
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:13:35.02 ID:EqnoBWylO
筑摩
595 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/01(月) 13:16:14.65 ID:75jTf17K0
※ナンテコッタイ\(^o^)/

 >>585-594までで選ばれてる艦娘で再度多数決安価としよう

 >>596-600
 
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:17:27.37 ID:xv+SbGkDO
萩風
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:17:40.17 ID:XvqOtdJXO
阿武隈
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:17:58.17 ID:pkPAXL9Io
夕立
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/01/01(月) 13:18:43.71 ID:6eUbalTn0
萩風
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:19:34.15 ID:SySAOxNwO
夕立
601 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/01(月) 13:21:25.94 ID:75jTf17K0
┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /
  _ノ   _ノ   _ノ ヽ/|    ノ    ノ       。。
       /\___/ヽ
    /ノヽ       ヽ、
    / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
    | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、
    |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l  |::::ヽl  
.   ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/  .|:::::i |
   /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
  /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄
  /   | .|           | .| ,U(ニ 、)ヽ
 /    | .|           | .|人(_(ニ、ノノ


夕立か萩風かで多数決じゃオラァ!

>>602-606
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:21:43.49 ID:UliPSZZe0
夕立
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:22:14.01 ID:xv+SbGkDO
萩風
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:23:07.49 ID:EOvqkM40O
萩風
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:23:42.58 ID:9O/GF20l0
夕立
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:24:00.75 ID:pkPAXL9Io
夕立
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:41:27.13 ID:EqnoBWylO
(え?挙がったキャラ全部書いてくれるって?)
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:45:02.28 ID:q+n5+Q9O0
挙がったキャラ全部かいてくれるに決まってんだロォ!?
609 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/01(月) 13:58:19.25 ID:75jTf17K0
※おk、夕立な

 惜しくも及ばなかった萩風他、いずれどこかでヤれるといいね。何気に夕立ったら初登場じゃない?



【勝利者インタビュー風:夕立】


夕立「3スレ目にして、とうとう夕立の出番……もう夕立は待ちくたびれたっぽい……POINU-プラグインは1スレ目から励起状態っぽい……」


 なおPOINU-プラグインは白露型に標準装備されている特殊艤装であり、ラブラブセックス時に臨界になる。


夕立「……待ちに待った時が来たのだっぽい」


 見開かれた両目に灯る赤い燐光。縦に裂けた瞳孔は蛇の如く冷たい。


夕立「多くの艦娘達の即堕ちなど「前座に過ぎなかった」と言わしめるほどのはめはめを……らぶらぶちゅっちゅぺろぺろぽいぽいが大正義であることの、証の為に……♥」


 一瞬で瞳孔がハートマークに変化し、犬耳を思わせる両サイドの髪がぱさぱさと上下に揺れる。


夕立「再びぽいぽい教の覇権を掲げる為に……」


 幼げな顔立ちに相反するかのように肉付いた己が肢体をなぞり上げ、夕立は唇を舐め、艶めかしい吐息をつく。


夕立「『雌の膣』成就の為に……!」


 次いでスカートの中に手を差し込むと、粘性の高い蜜音がぐちゅりと卑猥な音を立てた。ぶるりと夕立の肩が震え、頬が情欲の色に染まる。



夕立「――――――ソロモンよ! 夕立は今宵、雌犬になるために帰ってきたァ♥♥」



 そういえば今年は戌年でしたねってやかましいわ。安価狙ってたのかしら。やるじゃない。





萩風「生殺しですよ……私の方がエロくなるのに、キャラクター的に絶対エロいのに……!!」

羽黒「私が選ばれなかったのは残念ですが、みょ、妙高姉さんが残ることを思えば御の字……」

村雨「いつになったら、私の通常即堕ちがくるのかしら」

阿武隈「むしろあたしはセーフ。絶対に乱れ牡丹であへあへさせられるに決まってます」

朧「朧、もう妊娠してるんですけど……私を選んだってことは、そういうこと、ですよね……多分」

天津風「ダメ安価ね。ガーターベルト装備の子のスカートをたくし上げて、バックでハメて突き上げるときの異常な興奮を知らないと見えるわ」

大井「球磨型では初めての即堕ちになる筈だったのに」

金剛「お○こんごうとか言った人、誰デース?」

筑摩「どうせ私だったら「筑摩の乳首」とか「筑摩の生膣」とか「即堕ちくま」とかで強制ギャグ調になったり、クリスマスの時の全身タイツごしに全身を隈なく愛撫されたりするわけですよ三隈じゃなくて筑摩なだけに隈なくってバカ! おバカ!」


 夜にでも投下するべさ。
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 14:00:57.45 ID:pkPAXL9Io
狙ってましたぜ
今年はぽいぬ年だからな
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 14:04:00.73 ID:0jEIxkbdo
よし安価争奪戦に参加できなかったのは悔やまれるが
今年も平常運転で全力安心した
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 14:24:42.66 ID:1+7F+IsqO
天津風他の人に選ばれてたのに残念だ
更新に気づいてたら多数決助太刀してたのに無念なり
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/01(月) 15:30:33.61 ID:xv+SbGkDO
次は桃の節句スだね
614 : ◆9.kFoFDWlA [sage]:2018/01/01(月) 20:41:34.09 ID:75jTf17K0
※の、飲みすぎた……あかん、シャンパン五本はあかん……流石にエロ書くには厳しい酩酊状態になってきた

 すまん、明日の夜だ、明日の夜


>>610 やるじゃない

>>611 いつだって>>1は大真面目だ美しき魔闘家・鈴木のようにな、あひる

>>612 高翌雄といい天津風といい、パンストが存在する社会においてわざわざガーターベルトを使うということはエロ下着を楽しもうとするすけべな目的があるからであり、つまり高翌雄も天津風もすーぱーどすけべなのだ

>>613 そのまえにハメンタインデー(小涼風艦)があるだろう? バレンタインデー? バ(ージン・ハ)レン(チ・すけべし)タインデーの略かな? 知らんな……。


涼風「はぁ、はぁ、は……ハメたいんでェー! もう辛抱たまんねえんだ!! チ○ポ出せよこらぁー!」

提督「やめて! 服毟んないで!!? いやああ、だれかぁあああ! 犯されるぅ!」

涼風「ぐへへへ! 口ではそう言ってても、下の棒は正直じゃねえかぁ提督ぅ!」

提督「やめてっ、そんなこと言わないでっ!」

涼風「ぐへへへ! 泣こうが喚こうが五月雨しか来ねえよ!」

五月雨「さぁ、どんどんハメハメしちゃいましょうねえ、ぐへへへ」


 似たもの姉妹。それがきっと白露型。


 提督がくれた初めての絶頂

 それはマジカルチ○ポで、涼風はぴかぴかの処女でした

 その味は特濃でクリーミィで、こんな素晴らしいチ○ポを味わって絶頂出来る涼風は「きっとあたいは特別な存在なんだ」と感じました

 今では涼風もガンギマリのざらキツ名器

 何故なら涼風もまた五月雨と同じく常に発情したほっぺたを持つ特別な艦娘だからです


 なんだろうね、この奇妙な物哀しさは、酒が旨い
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 22:24:32.33 ID:+smv9UEA0
現況報告サンキューイッチ
延期報告ファッキューイッチ

実際夕立のエロって難しいだろうからねえ
過去にとある村が出した薄い本で『イグッぽい!?イグッぽい!?』の文字を見せられた時に少なくともこの娘にレイープ担当は無理だと確信した
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/02(火) 10:47:12.03 ID:57a4mT9SO
その前に節分があるじゃないか
617 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/02(火) 23:24:21.23 ID:SF4/FLjN0

【姫初め企画SS:夕立編】


 駆逐艦・夕立。

 言わずと知れた白露型四番艦、第三次ソロモン海戦において大いなる武勲を立てた駆逐艦である。

 『ソロモンの悪夢』『夜に吼えるもの』『阿修羅』『狂犬』と呼ばれ、不合理にして不条理な行動から大物喰いを果たし、駆逐艦としては異例の大戦果を挙げた。


「………誰? 夕立の事、知ってるの?」


 ……おや。君も私を認識できる類の艦娘か。あの提督らや艦娘らと違って、特別目につきやすいよう自己アピールしたつもりはないんだがね。

 雪風や瑞鶴あたりはフツーに私と会話できるから凄いよね。


「雪風ちゃんに、瑞鶴さん? あなた――――――何者っぽい? 悪者ではないよね? 夕立とお話しましょ?」


 質問を質問で返すが、どうして私が悪者じゃないと思うんだい?


「ちょっと抜けてる瑞鶴さんはともかく、雪風ちゃんは悪者とお話ししたりしないっぽい。

 雪風ちゃんの人を見る目は確かだし、雪風ちゃんのモットーは『悪・即・沈』だもの。悪者だったら、あなたは今頃死んでるっぽい!」


 …………うーん、久々の超感覚派な上級戦闘民族との会話だ。

 漣提督んところの初霜ズグズ様を思い出すねェ。メッチャいあいあされたっけなあ。イ級のモツを供物に用いられてもどうしろというのだ。


「それで、どこのどなたさまなの? ひょっとして神さまっぽい?」


 ああうん、私が何者であるかはさして重要なことではないし、意味のないことだ。

 ただ呼び名に困るのならば、私の事はナレーションさんと呼びなさい。


「ナレーションさんっぽい? ここはどこ? 夕立は確か……そう、白露たちと忘年会でどんちゃん騒ぎをしてて……」


 白露がいっちばんに酔いつぶれていたね。慣れない洋酒をぱかぱか飲むからああなる。


「そうなの! もうおかしくって……って、なんで知ってるっぽい?」


 そりゃあ神さまだからねー、見守ってますよー。


「むー、嘘くさいっぽい」


 …………じ、地味にやりにくいなこの子。これだから感覚派は鋭くて嫌なんだ。

 まあ、それはさておき、聞いていいかな?


「あ、今度は夕立に質問っぽい? なぁに?」


 忘年会が終わった後、お風呂に入って振袖に着替えていたよね。まだ日付が切り替わる前だっていうのに。お披露目にしてはすこーし速すぎる時間帯じゃないかな? 他の子たちは酔いつぶれてんのに。


「あ、本当に見てたっぽい? えと、じゃあ、これから夕立が何をしようとしてるかも……その、知ってるっぽい……?」


 うん。提督とセックスするんでしょ? 姫はじめ。


「ぽ、ぽい……あなた、女の子?」


 どっちでもあるとだけ。


「ど、どっちでもあるっぽい? うーん、うーん……なら、いいかな。女子トークっぽい!」


 そうね。ナレーションさんは性別不詳だから女子トークでもきっと大丈夫。めいびー。
618 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/02(火) 23:30:21.26 ID:SF4/FLjN0

「………うん、そうだよ。夕立、これからてーとくさんのところに行って、いっぱいえっちな事するっぽい! きもちいいっぽい! ぽい!」


 だよねー。それを踏まえて聞きたいことがあるんだけど、君ってセックスをどう捉えてる? 多分、ナレーションさんの持つ答えとは違うんだろうけどね。

 五月雨んところの提督には演習後にでも聞いてみようと思うんだけど、君はどう思う?


「……えっちな事をどう捉えてるかっぽい? 夕立、あんまり頭良くないよ?」


 ぽい。感覚的なものでもいいのよ?


「うーん…………そーだなぁ、感覚………ある種の――――戦闘感覚に近いものを感じるっぽい」


 その戦闘民族全開な愉快な見解はどこから来てるのかな? その縦に割れた瞳孔でナレーションさんを見るのやめてくれない?

 とっても怖いっぽいよ?


「この目は自前っぽい」


 開き直りやがった。っていうか何でもかんでもバトル化かい? 少年ジャンプかい? それとも競争社会の弊害かな?


「相手のことを知ること、自分のことを知ること。それ即ち戦いっぽい」


 ――――おちゃらけるのはやめておこうか。どうしてそう思う?


「えと、那珂ちゃんから教わったことなんだけどね?」


 うん。那珂さんね。あのバッケモンの方の那珂さんね。深海棲艦のモツ引き抜いて『なかにだぁれもいないよぉ』って言う方の那珂さんね。

 ナレーションさんがファンになった方の那珂さんだよね?


「多分、そうっぽい。まず夕立の場合、戦う時にはまず「夕立が何をしたいか?」を改めて考えるべきなんだって。戦う時はもちろんだけど「ていとくさんを困らせる悪い深海棲艦たちをやっつけたい」って考えるの。

 じゃあ戦うかってなるのは、ちょっとだけストップ。まず「今戦うのは『ベスト』か?」を、正しい事かどうかを考えるっぽい。その時の夕立の艤装の燃料や弾薬や魚雷の残数とか、できること、やれることが何があるかをしっかり見極めるっぽい?

 その上で戦うなら、じゃあ「どうすればやっつけられるか?」って考えるっぽい。那珂ちゃんから色んな戦術行動は教え込まれてるけど、敵だってそういう戦術を知ってる子はいる。

 だからあえてその「じょうせき」って奴を崩してみたりするの。軍艦だった頃と違って、戦場の空気は艦娘になってからはより感じ取りやすいっぽい。だって、相手の顔が見えるもの。手に取るように感情や動揺が分かるっぽいよ?

 その上で相手が一番嫌がることや、思いもよらない行動を起こしてやってやればいいっぽい。

 ……えっと、そんな感じっぽい? それでね、えっちな事が戦いの感覚に似てるっていうのはね、えっちではもっとシンプルに組み敷いたり組み敷かれたりするっぽい。

 相手が何して欲しいか探りながら、次に何をすればいいか考える―――――ほら、戦いと同じっぽいよ?」


 ………。


「そもそも生きることは競争っぽ……ぽい? ナレーションさん? お返事がないっぽい?」


 ――――い、いかん! 不覚にもこのナレーションさん、返答に詰まった上にどっか納得しかけた! 那珂さんめ! 強化しすぎだ!


「あ………でも、単なる戦いとは少し違うっぽい」


 ほぉ? と言うと?


「まずは戦うための権利がいる。そこを戦場と認識して、どうすれば戦場に出られるかを知らなきゃだめ――――提督さんに近づくほかの女の子たちとの、見えない戦いっぽい?」


 何この子、真理の扉の内側でも垣間見てんの? 正しいわ。的を得ている。


「でもね、夕立ってあんまり頭良くないから、できることなんてあんまりないんだ」


 絶対頭良いよね君。で、その出来ることって何?

619 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/02(火) 23:49:32.75 ID:SF4/FLjN0

「てーとくさんのために、強くなること。深海棲艦をいっぱいやっつけること。てーとくさんに褒めてもらうと、夕立、いくらだってがんばれるの。いっぱいいっぱいやっつけて、いつの日かきっと――――」


 きっと?


「…………平和な海を、取り戻すの。そうしたら、提督さんや白露型のみんなで、いっぱい遊ぶっぽい。南の海とか行くの。

 お嫁さんにも、なれたらいいなあ。白くてきれいなお家を立てて、おっきなわんこを飼ってね、いっぱいいっぱい可愛がってね。

 夕立も素敵な大人の女の人になって、てーとくさんの赤ちゃん産んで、幸せに暮らすの」


 戦争が終わらなかったら?


「む、ナレーションさんって、結構いじわるっぽい? 大丈夫っぽい! 夕立一人じゃ厳しいかもだけど、みんなで頑張れば、きっと素敵な結果でだいだんえん!」


 迷いのない真っ直ぐな瞳で言い切るとは、これぞまさしく白露魂。叢雲提督にもこれぐらいの純粋さが欲しかったところだ。アイツ人間性捨てすぎ。グリフィスかよ。

 …………やっぱ愛かな。愛が足りなかったのかな。


「あい? 何の話?」


 ……うん、まあ確かに意地悪言ったね。ごめんよ。叶うといいね、その願い。


「叶うんじゃないっぽい。掴むっぽい!」


 ……このナレーションさんの持つ答えとは違うけれど、君のその価値観や感性もまた一つの真実だろう。

 大事にするといい。時に現実は恐ろしく残酷になる。

 
「ぽい? どうしたの、ナレーションさん? 悲しそうだよ? どこか、痛いっぽい?」


 このナレーションさんの身を案じるとは、優しくも不敬な小娘め! ここで起こったことは朧げにしか覚えていないだろうが、せいぜい提督にあんあんあひんあひんさせられて無様にアヘ顔晒すがよいぞよいぞ。


「ぽいっ!? なんか、すっごく恥ずかしいところを見られちゃうっぽい?」


 何にしてもいい話を聞かせてもらった餞別だ。君にとてもいいものをやろう。役に立つよ。


「いいもの!? お菓子? ケーキ? なにかな、なにかな……♪」


 ――――【マジカル的な何か】だ。


「何の光!? すっごくいやらしい感じがするっぽい!? あっ、あっ、近づいてくるっぽい!? 来ないで―――――速っ!? 島風ちゃんより速いっぽい!?」


 使い方は君の身体が知っている。企画ものだからこれぐらいのお年玉的役得があってもよかろうよ。


「よくわかんないけど、それいらないっぽい! ぜったいアカンやつっぽい! ぽい!」


 遠慮すんなよ……逃げんな、逃げんなって……【本編で夕立が選ばれた際にも適用】される類のスペシャルだぞ。超レアもんだぞ。

 あのような【紛い物】が付与するヤツとは違う正真正銘の天然オーガニック由来マジカル成分配合でお肌に優しい感じなんだぞ。提督が持ってるのと同じタイプだ。

 練度上昇で様々な術も使えるようになるが、【どの提督由来のものかは】安価で決まるよ。


「意味が分からないっぽい!? あっ、やっ………!? ゆ、夕立のお腹に、光が溶け込んでくっぽい!?」


 提督との夜戦(隠語)で役立つ装備だ。その性能はこれから――――確かみてみろ!(誤植)


「ぽ、ぽ、ぽぎゃあああああああああああああああああああああああああ!?」



……
………
620 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/02(火) 23:54:16.74 ID:SF4/FLjN0
※導入編終わり。エロ? エロは時間かかるんだよ。明日か、どんなに遅くても週末土日あたりで

 日向や神風型以来のドエロい感じの仕上げをめざしてー
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 00:04:35.90 ID:dVk4h5hto
おつん
622 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/05(金) 23:33:06.09 ID:1Thsxyi30
※もうちょっと書きたいので今日はお茶濁す。明日か明後日あたりに夕立いくよん


【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜萩風編〜】



 ベッドに腰かけて、さらさらとした髪を所在なさげに指先で弄りながら、しょんぼりとした表情で俯く少女がいる。

 萩風だ。愁いを帯びた表情は美しかった。


 ――――信じられるか? この美少女ったらこんな哀愁漂う表情しながら、頭の中じゃ「はぁ……チ○ポ欲しい」って考えてるんだぜ?


 さて、そんな萩風の待機する部屋に、突如勃起チ〇ポ見せつけるように仁王立ちする提督を放り込んだらどうなるか。

 何が起こるというんです?



萩風「けきぃぇえええええええええええええええええ!!!」



 ――――キャラ崩壊だ。


 奇声を上げながら座ったままの姿勢で跳躍し、ち○ぽに向かって飛んでいく身体。

 誰の身体? 萩風? これを萩風と言い張る勇気はナレーションさんにはない。でも萩風らしいよ。確証はない情報だけどな。

 着弾もとい着床地点である提督のチ○ポめがけて一直線、じゃなかった放物線。股間の雌穴が丁度ズブリと行く軌跡である。

 どんどんと彼我の距離が近づくにつれて瞬着ならぬ瞬脱で、空中で衣服を脱ぎ払うその鮮やかな手際。

 常識とか羞恥とかも完全に脱ぎ払っており、もはや餓えた狼や夜戦馬鹿もドン引きな、どこに出しても恥ずかしくない(本人は)チ〇ポ狂いとなり果てた。

 ズドン、という聞いたこともないような挿入音の後に、牛が屠殺された際に上げる断末魔に似た嬌声が響くのは、この僅か一秒後のことであった。

 私の方がエロくなるとか何ほざいてたんだろうなこの子は。

 とてつもないお手軽肉便器仕様である。実際にその雌壺は名器であったが、その感触を味わう側の提督はともかく見てる側の我々としてはドン引きである。

 ――――チ○ポのためならどんなことでもする。

 その素晴らしいM気質に、五月雨も大天使のニッコリ顔を見せて「早くうちの艦隊に欲しい」と思ったり思わなかったりした。
623 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/05(金) 23:39:08.18 ID:1Thsxyi30

【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜羽黒編〜】


 世の中にはお約束というものがある。

 オークの群れの中で、気高い女騎士が一人「くっ殺!」と叫ぶこと。

 初デート中の初々しいカップルの背後にいかにもなチンピラ集団がいて「おい」「ああ」みたいなやり取りが発生すること。

 美少女とハイエース。美少女がランドセルを背負ってたらもう確定である。

 そして、羽黒にチ〇ポ。密室が組み合わさるとああヤバい!

 共通している点は、予測可能回避不可能という点である――――。


羽黒「………!?」


 羽黒フィット砲に変身したマジカルチ〇ポはかなりエグい形状をしている。

 処女喪失時、これで雌穴をほじられた羽黒は涙を流しながら恍惚の表情でアクメ絶頂を決めたのは記憶に新しい。知らない? 遅れてるぅー。執筆が? それ以上言うな。


羽黒「ひっ……!」


 そそり立つ男根を向けられた羽黒は、やはり怯える。彼女は警戒心が強い。小型犬にありがちな、己よりも体の大きなものにはとりあえず怯えておくという反応である。

 小型犬と違うのは吼えないところだ。プルプル震える様は臆病なチワワそのもので、それが男の加虐心をそそったり、逆に庇護欲を刺激したりするのだから男ってのは勝手な生き物なのだわ。

 でも羽黒もそれを分かっててやってるようなそぶりがあるからとってもあざといのだわ。

 ところで小型犬には小型犬なりの可愛さというものがあり、警戒心は強くとも好奇心は旺盛である。羽黒もまた例外ではなかった。

 俯きながらもしきりに提督の股間をチラ見しつつ、もじもじと太腿をすり合わせながら、何かを堪えるような表情でチ○ポの様子を見ること数分。

 数分も持ったところからして、流石は重巡である。これが山風なら一分と持たずにPOINU―プラグインを暴走させて愛玩犬化しただろう。春雨なら一瞬で発情期の雌犬化だ。

 涼風なんか涎だらだら垂れ流しにしながら「ちょ、ちょっとだけ……ちょっとだけなら……」と言いながらにじり寄る。流石の提督もこれには思わず一歩後退しそうになったとか。


羽黒「………はぁ、はぁ、はぁ」


 さておき羽黒である。マジカルチ○ポの発情効果に侵され、情欲の抑えが効かなくなってきた身体は、無意識のうちに提督のチ○ポにゆっくりと這い寄って行く。文字通りに這い寄る。

 胸部にぶら下がった乳を強調するように四つん這いで這うあたりが本当にあざとい。いやあ眼福ですね。

 気が付けば提督のチ○ポが目の前というところで、羽黒は正気に戻った。


羽黒「ッ、あ………♥」


 だが時すでに時間切れ。「おまえこのチ○ポで犯すわ……」とでも言いたげにエグいチ○ポをぴたぴたと羽黒の紅潮した頬に押し付け、擦ってみる提督。

 人体からは退化して失われたはずのフェロモンを感知する器官が蘇ったかのように、羽黒は瞳にハートマークを浮かび上がらせて、くんくん、すぅすぅ、はぁはぁとマジカルフェロモンを嗅ぎまくる。

 ひとしきりチ○ポの匂いを堪能した後、濡れる唇をぱくりと開き、淫液でぬめり糸を引く口中をお披露目した後、羽黒がとてもお見せできないメス顔で上の口を最上級のザーメン搾り機として活用し出すのは、この僅か三秒後のことであった。

 続き? ナレーションだけで見てるよ。うおお、すごい。えっ、こんなテクまで!? わぁー、うわぁー、やらしー、うわー、わー……。
624 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/05(金) 23:49:26.07 ID:1Thsxyi30

【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜阿武隈編〜】


 乱れ牡丹を警戒しつつも「おち○ぽなんかに敗けないんだから!」と、これから勃起チ○ポ丸出しで現れるだろう提督を待つ阿武隈であったが、



阿武隈「なんでっ♥ あたしだけっ♥ い、いきなり、挿入ッ……んんんんんんんんんんっ♥」



 駄目でした。既に乱れ牡丹の体勢でハメられまくっている。

 「阿武隈を相手にする際、開幕からの乱れ牡丹ぶっぱ(暴発)は基本中の基本だ」と、後に提督は神妙な面持ちで語る。

 提督曰く「これは慈悲である」――――何が慈悲だ寝ぼけんな、と言いたいところだが、ちょっと待ってほしい。

 もしかすると、これは本当に提督にとっても、いやさ、我々にとっても慈悲でないだろうか?

 なにせ主導権を握ろうとする阿武隈に対し、チ○ポ見せつける行為は拷問に等しい。だって阿武隈は淫乱だからだ。

 あの長良型の血を引いているのだから淫乱なのだ。長良型は全員膣道が長い七変化雌壺という裏設定があったりもするぐらいだ。

 太いの好きな子はみんな淫乱ったら淫乱だ。魚雷つかえる子は淫乱だ。まして甲標的とかド淫乱だ。

 諸君らも納得のいくところであろう。しかも可愛い。声がとても可愛い。更に膣内がドエロくて、初体験から膣内イキまでできる。

 もちろん阿武隈は淫乱なだけではなく、清純さも兼ね備えている。軽巡にして甲標的も大発動艇も使えるという実力を鼻にかけるところもなく、駆逐艦らから慕われつつも弄られるという美味しいキャラクター性を有している。しかも美少女だ。声が可愛い。

 主力としても遠征部隊としてもオールラウンダーなセーラー服美少女軽巡で、月に変わってお仕置きしちゃう感じの子なもんだから、まあとにかく阿武隈は美少女なのだ。声が可愛い。

 そんな阿武隈に勃起チ○ポを見せつけるなど、極悪非道の所業である。

 なんせそんなことをしたら、結果は不知火を見るより明らかだ。その心? 落ち度しかない。

 当初こそ顔を真っ赤にして「隠して、かくしてぇ……」と言いながら片手で表情を隠し、もう片方の手をわちゃわちゃさせる阿武隈である。

 しかし段々とうめくような声を上げながら部屋の隅に逃げ、どうしようもなく淫乱な長良型の血が目覚めて押さえが効かなくなると、もう大変だ。

 泣きながら提督の名を呼び、おそるおそる自慰行為を始めるも「い、イケない……なんで、なんでぇ……♥」と必死に股間が真っ赤になるまで掻き続けるようになり、結局最後には「おま〇こして、してください、して、してぇ……♥」と提督に懇願してしまうのだ。

 そんな阿武隈ちゃんのみじめな姿を見るのは、我々とて心が痛む。そうではないか? むしろ見たいと? なるほど、貴様はシベリア送りだ。

 だから有無を言わさず乱れ牡丹は有情だ。有情破顔ズブリだ。アヘ顔に破壊されるのは阿武隈の顔である。

 凛とした表情と初心さを兼ね備えた奇跡の造詣が、雌の淫蕩に堕ちる瞬間の顔こそ美しい。

 せめて屈辱を知らずアヘらかにイくがよいぞ……よいぞ……(睦)月に代わって膣出しよ。


阿武隈「あ、あひ……♥ あへ……は、ひ……♥」


 奥深い膣内にびっしり生えそろった襞をうぞうぞきゅうきゅうさせながら、阿武隈は己の子宮口をゴツンゴツンと打ち上げる亀頭、その先端から熱い迸りがはじける強烈な感覚と共に、意識を失った。
625 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/06(土) 00:19:16.28 ID:ougI1oO30

【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜天津風編〜】


 ――――いかぬ。


 勃起チ○ポを引っ提げて「ぐへへ、次は天津風をあひんあひんさせてやるぜぇ」と天津風が待機するであろう部屋に突入した提督は、一歩目にして戦慄を禁じ得なかった。

 その下種顔が一瞬で凍り付く。


天津風「んっ、ん、んんん……♥」


 天津風はそこにいた。

 何故か目隠し+後ろ手に手錠を掛けられた状態でベッドの縁に上半身を預ける形で投げ出された姿勢だ。

 当然尻は部屋のドアに――――提督に向かう形で固定されていて、その股間を隠すはずの黒下着は太腿までずり下げられている。ガーターベルトは標準装備だ。

 真っ白な太腿をより強調するようなエロ下着は、よりセックスを燃え上がらせる素敵アイテムであることは、諸兄らも十二分にご存知のことであろう。

 しかも平常時は綺麗な縦筋おま〇この形状を保っている天津風のそこは、性的興奮のためか少しほころんだ糸のように桜色の肉襞をはみ出させていて、とろとろとした淫液が太腿にまで滴っている始末。

 思わず絶句する提督であったが、その寸毫ほどの隙を見計らったように、さもドアを開ける音で侵入者に気づいたとばかりに天津風が声を上げる。


天津風「ッ、だ、誰、誰、なの……? ひょっとして、あなたなの? た、助けてっ……」


 演技とは思えぬ声だ。そう、演技である――――ロールプレイとも言えるし、シチュエーションプレイとも言える。

 そもそも濡れそぼった股間を丸出しにして発情艦丸出しな時点で、演技でないと誰が思うだろう。


 ―――――いかぬ!


 だからこそ、提督は敗北を悟った。


天津風「な、なんで……? 何で、何も言ってくれないの……っ!? ま、まさか、あ、あなたじゃ、ないの……? 司令官じゃ、ない、の……? い、いや、いやああ、見ないでっ! 見ないでよぉっ!!」


 身をよじって、侵入者が向けているであろう視線から逃れようともがく天津風、されどそれはむしろ左右に振られる小振りながらも丸く突き出した尻を強調させ、男を誘う淫らな動きを演出する。マジカルチ○ポの全ステータスが一段階増強した。

 そう、提督は部屋に入った瞬間から、詰んでいたのだ。


 ――――そういうプレイか!


 目隠しされ、縛られ、四つん這い体勢で密室に放置。

 部屋に誰かが入ってきたから、きっとそれが提督だと思ってホッとしたのもつかの間、「ひょっとしたら提督ではない、見知らぬ誰かなのではないか?」という他人チ○ポ疑似レイププレイである。

 何が不味いってこの提督、このシチュエーションが大好物であった。いい趣味してんね。

 かくして誘蛾灯に誘われる蛾のような心地でふらふらと天津風のまるく突き出した尻に両手を置き、無言のままに膣口をほぐす様に亀頭を押し付け、擦る。


天津風「ひっ……!? ね、ねぇ……? あ、あなた、なのよね? そ、そうよね……? あ、あなた、だったら……お願い、何か、言って、言ってよ……い、いやよ、あなた以外だったら、わ、わたし……」


 迫真の演技である。AV会社からスカウトが来るぐらいの。

 かくして――――。


天津風「いやあああ! あの人の、あの人以外のチ○ポで感じたくないっ♥ いやあああっ♥ この大人チ○ポ太いのぉっ♥ ばかにされりゅぅうううっ♥」


 とか。


天津風「ゃぁあっ、先っぽ、膨らんでるっ……せーし、だしたがってりゅっ♥ だめっ、膣内射精だめぇっ♥ それだけはだめぇっ♥ 私のあかちゃんのおへや、あの人にしかゆるしゃにゃいんだからぁッ♥」


 てな具合にノリノリでレイププレイを楽しむ天津風の一人勝ち……

 ……と見せかけて提督もどこか敗北感を感じつつも燃えるシチュエーションで無言のまま存分に無責任膣射精イメージプレイを楽しむのであった。
626 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/06(土) 01:04:40.55 ID:ougI1oO30

【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜村雨編〜】


 謎の村雨嬢。

 駆逐艦・夕立と対を成す、あるいは双子とも噂をされる白露型随一の巨乳の持ち主である。あんまり目立たないって言った奴、誰だ? 火刑にしてやる。

 ぽいぽいとはいはい。ぽ犬とは犬。POIとHAI。

 どちらも了承の意を示す言葉であるため、つまり「やらせて?」と言うお誘いにはきっと「はいはーい♪」と返してくれる子、それが村雨であるという風潮というか風評被害である。夕立はどっか噛み千切りそうな雰囲気あるから注意だ。

 そんな子に勃起チ○ポを見せつけたらどうなるか―――――。


村雨「ッ!? ………!! ちょ、な、なにっ……!?」


 こうなった。驚くほど自然な反応である。

 一瞬呆気にとられたような表情で提督の股間を見据えた後、さっと頬を朱に染めて顔を逸らす。初心な反応に提督の気持ちはアゲアゲである。大潮に謝れ。

 気を良くした提督は「ヘイヘーイ!」と時津風ばりに図々しく村雨に近づき、ディフェンスよろしく、目を逸らす村雨の眼前にチ○ポ突き出してノリノリであった。


村雨「………もぅ、馬鹿♥」


 めっ、とたしなめるように指先でちょんと亀頭をつつくと、村雨は下唇を舐め、くすりと笑みを浮かべた。その反応に提督もまた微笑む。きっとご奉仕してくれるのだろうと――――そう驕っていた。

 予想に反し、村雨は立ち上がり、提督に背を向けた。訝しむ提督をよそに村雨はぽふっと音を立ててベッドの上に身を投げ出し、


村雨「ん………ふ……ぁ、は………」


 自慰を開始し出した。クロッチ部分を見せつけるように大股開きで、下着の上からクレバスを指先でなぞっていく。

 体勢こそ大胆ではあったが、その指先は稚拙な動きだ。すりすりと縦筋に沿って、それも布地の上からなぞり上げるだけの児戯に等しき愛撫。


村雨「ンふ……♥ そういう悪い子には、んっ……♥ 村雨だってぇ……こうしちゃう、んだから……♥」


 呆気にとられながらもその光景から目を逸らせない提督の様子をつぶさに観察しながら、村雨は頃合いを見て反対の手を制服の内側に潜り込ませ、年齢不相応な膨らみを揉みしだく。

 やがてツンとした自己主張が胸部の布越しに浮かび上がるのが見えた。そう――――ノーブラである。全ては村雨の手の中であった。全は乳、乳は全。かの有名な『鋼の錬チン術師』エロワード・エロリックもそう言っているカス!

 全てを悟った提督がアホヅラを晒したところで、村雨は次の行動に出た――――ショーツを脱ぎ払い、その秘部を大胆にさらけ出しながら、更に自慰を続けたのである。

 肥大化した芽芯はツンと真上を向いていて、指先の刺激に反応してぴくぴくと脈動するように跳ねた。逆の手は膣口の中へずぶずぶと埋没していく。

 先ほどまでの稚拙な自慰とは程遠い、肉をほぐし掻き回すようなドエロいオナニーだ。いつのまにか制服の上着もはだけ、大きな乳に頂く乳首が露わになっている。

 提督はその時「残念長良、もう遅い」と、長良の声でそんな幻聴を聞いた気がした。村雨の、超エロい所見せてあげる――――これはそういう趣旨なのだと、今更ながらに悟った。


村雨「ふぁ、ん……♥ 村雨、の、ここ・……ぽっかり、穴が、開いちゃってる……ふっとい装備で、誰かが埋めてくれ………な・い・か・な………ん、ちゅ、れろ……♥」


 駆逐艦とは思えぬほどに豊満な胸を引き寄せ、硬く尖った乳首に赤い舌を這わせながら、村雨の瞳が怪しく光る。


村雨「……ね♥」


 何が「ね♥」なのかはわからないが、提督は飛び掛かった。本能故に? 否! 「これは敗北ではない。村雨を犯したいと思った気持ちに、間違いなんてないんだから……!」と己に言い聞かせながら。性技の味方リスペクトかな? 微妙に分かりづらい。

 そうだ、提督がチ○ポで魅了しようとするのを逆に誘惑してくるけしからん駆逐艦に教育的指導のためであり、そしてその雌壺の仕上がりっぷりを試すためであり、決して村雨の色香に屈したわけではないのだ。後付けにも程がある。

 部下の指導もまた指揮官の嗜み。そう、可愛がりである。可愛がるんだからこれだって可愛がりなんだと言い聞かせる。憲兵の前で同じこと言ってみろォオン?

 ちょっと性的であろうと男と女なのだからきっと自然でネイチャーなのだ。ありがちなファンタジー世界に広がる大自然ぐらいにネイチャーだ。全裸エルフがかなりマジに絶叫しながら発情オーク軍団に追われる光景ぐらいありきたりなネイチャーったらネイチャーだ。

 だって指先を動かして、濡れそぼった桃色の秘肉を開いては閉じ、潤んだ瞳を切なげに揺らして「提督、提督ぅ……♥」と小声でつぶやきながら乳首を弄る村雨のお色気の術なんかに、提督が屈するわけがないんだからねっ! 勘違いしないでよねっ!

 ふざけるな馬鹿野郎、初潮前の小娘だって騙されねーよそんな建前。


村雨「ふぁ……♥ やっぱり、提督さんのチ○ポ、いいなぁ……村雨、の……すっごく、イイトコ……突いてくれるぅ……♥」


 とろとろでやわやわできゅきゅっと締めてくる膣内の感触もさることながら、チ○ポを味わうようにピストン運動に合わせて腰をくねらせ、淫らにほほ笑む村雨の表情はエロすぎた。指導はどうしたサル!

 それだけでイケるほどの流石の仕上がりであり、提督の指導は加速の一途をたどったとかなんとか。
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 01:07:42.88 ID:vJ0I47SJo
なんというか控えめに言っても最高ですよこれら
628 : ◆9.kFoFDWlA [sage]:2018/01/06(土) 01:12:20.63 ID:ougI1oO30
※とりあえず今日は五人だ。ねりゅ
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 13:28:04.89 ID:XofsDQbA0
おつんぽ
ワザマエである
村雨改の中破姿大好きです
630 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/07(日) 20:26:53.83 ID:KzD7KgnZ0

【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜金剛編〜】

 高速戦艦・金剛――――ご存知の通り、即堕ち艦娘の中ではいっとう酷い類の堕ち方をした戦艦である。

 「婚前交渉はNGなんだからネー!」なんてクッソ生温い幻想なんぞ現実の前には「無駄無駄無駄無駄」であった。あっけなく理性ごと処女膜ブチ破られて射精おねだり、だらしなく舌を出したトロ顔で腰をカクカク、雌声でアヘアヘしたのだわ。これには榛名も無言で半笑い、まだ即堕ち前の比叡と霧島も「………はは」とか笑うほかなかったんだってさ。

 淫蕩の極みに達した思考から知性と共に似非外人風の口調までもが消え失せて、「せーしっ♥ せーしぴゅっぴゅっ♥」という率直に言って幼児退行でも起こしたかのよーな無知性っぷりで、本能のままに腰を振りたくって提督に射精おねだりするという醜態であったよ。

 しかもその一回だけでは終わらず、むしろマジカルチ○ポに対し無駄に抵抗したことによるマジカルチ○ポリベンジャーの作用と思いのほか金剛の恥裂の内に備えられたモノの感触が素晴らしかったこともあり、精子と蜜の絡んだ熱い肉襞は、日頃からバーニングラブを謳う彼女の情熱を宿したかのように――――。


金剛(バラすんじゃねェデェエエエエエエエエエエエッス!!)


 うわあ凄い恥ずかしそうな乙女顔。涙混じりの声で言われてもイヤだフォイ、バラすフォイ。このナレーションさんの素敵な趣味は「弄りがいのある艦娘へのセクハラ」と「五月雨提督への嫌がらせ」だ。胸を張って自慢できる崇高な趣味であろう?

 そんなことよりこれから提督が金剛フィット砲(意外なほどまっすぐでカリ高な硬度MAXダイヤチ○ポ)をおっ勃てながら君の所へやってくるんだが、どうするおつもり?

 どうせ無駄だろうけどそのバーニングなブレインからひり出したアンサーをトークしてくだサーイ!


金剛(ッ……て、提督にワタシがかつてルーズしたのは、そ……そう! テートクのマジカルチャームを、無理にレジストしようとしたからデース! れ、レディとしての誇りや体面を護りつつ、焦らしてコンゴウチャームすれば、きっと程よく素敵なバーニングラーヴなフューチャーが私をウェイトしているはずデース……!)


 ……うん、天津風や村雨、この後に控える大井っちや朧を見習うといい。

 では答え合わせの時間と行こう――――提督の登場である。

 部屋のドアを開けた提督は、やはり勃起スタイルである。ポルナレフを見下すDIO様っぽい立ち方がややナレーションさん的にイラッとするが、金剛好みのガチガチ○ポを隆起させ、金剛に向かって六歩を踏み出す。金剛まで残り四歩。


金剛「! て、テートクゥー♥ な、なぁにをおっきくしてるデース♥」


 見ろよこの男受けするぶりっ子アクション。一瞬で外面を切り替える変わり身である。やはりエア提督ラブ勢という風潮は本当で、変わり身の早さは汚いニンジャの類であるという噂は本当だったようだな。

 やんちゃ坊主を窘めようとするものの動揺しまくりな様子であったが、提督はその初々しさがむしろ気に入ったのか、さらに一歩を踏み出す。残り三歩。金剛の喉がゴクリと鳴る。視線はチ○ポに釘付けだ。フシューフシューと鼻が鳴っている。


金剛「い、いくらそのぅ……わ、ワタシとのセックスがグッドだったからってぇ……ま、真昼間からワンちゃんみたいに盛るのは、の、ノーなんだからネ……♥」


 内心では既にチ○ポのことばかりなのによー言うわホント。乙女のする顔かねこれが? 男女逆転して例えるなら童貞を失ったばかりの中学生男子が美女の裸が迫ってきてるのを余裕ぶった態度で迎え入れようとしているそれである。

 だからこそ、金剛まで残り二歩になろうというところで、提督の歩みが止まる――――どころか、提督は三歩引いた。金剛までの距離、残り六歩。


金剛「!?」


 更に提督は一歩後退。やや表情が冷めだしている。ガチガチ○ポも少し硬度を失っていた。距離が七歩まで開く。


金剛「あ、い、イヤ、その……ば、場所は弁えてるかもデス、けど、その、時間、時間が……」


 ああ駄目だこれグダグダだ。更に提督は三歩を引く。距離、とうとう十歩。そしてあと一歩提督が退けば、部屋の出入り口たるドアの向こうへ消えてしまうだろう。


金剛「――――――――――――――――――――――――――」


 「フフフ、一つチャンスをやろう」とでも言いたげな提督の表情から、金剛は悟った。選択を迫られていると。
631 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/07(日) 20:32:42.08 ID:KzD7KgnZ0

 誇りか、情欲か。

 どちらかを選べ必ず選べというヤツだ。

 この二択を迫られているのだと。前者はこの二つ後の大井っちが見せてくれるだろう。後者の極みは本編の五月雨だ。

 「半端は許さぬ」と、提督の冷ややかな目が語っていた。媚びねば提督は立ち去るだろう、一切の容赦なく。

 しかし媚びれば愛してくれるだろう、ただし誇りは失われ、今後の提督とのセックスにおけるイニシアチブは提督が握り続けるであろう。

 そう、金剛もまた阿武隈と同じく主導権を握りたいタイプであった。

 だがキャラクター的にワンチャンある阿武隈と違い、賢しい金剛は賢しさゆえに駆け引きを仕掛けられ、その駆け引きに気づいてもドストレートであるが故に腹芸ができるタイプではない。

 攻めてる間は強いが受けは弱い。ガンガンと愛を前面に出していくキャラクターにはありがちなことである。

 日頃から愛を惜しみなく、しかし笑顔でさらけ出すが故に、いざという場面――――決しておちゃらけることが許されない場面で、最後の一歩に怖じ気づく。

 金剛が今後どのような扱いになるのかが決まる――――ここが分水嶺であった。しばし沈黙し、金剛は俯いた。涙が目いっぱい溜まった瞳を揺らして、消え入りそうな声でつぶやく。


金剛「ふぁ、ふぁ……………ふぁっく、みー………ていとく」


 舌足らずな震え声で、素直な言葉を口にした。顔から火が出るほど恥ずかしいだろうに、それでも確かに言葉にした。


金剛「あ、あい、らびゅー………………抱いて、ください。し、したい、デス……提督と、えっち、したい、デース……可愛がって、欲しい、です……♥」


 膝の上でぎゅっと握りしめられた拳は震えていたし、紅茶色の髪の向こう側の赤面が隠しきれていない。

 瞬間――――提督との距離が一瞬でゼロになっていた。一歩ではない。ゼロだ。つまり――――。


金剛「あひぇっ♥ ふぇへひふぃッ♥ んひゅぁああああああああああああああああっ♥」


 金剛の勝利である。野郎、このナレーションさんの予想を覆しやがった。辛勝ではあるが、つい数瞬前に見せた表情と態度は「冷静と情熱の狭間で揺れ動きつつも、悩んだ末に熱を取った」と見做された。恥じらい、恥じらいです。

 淫らな女のテクよりも、時に純朴な素人女の赤心が欲しいと思う時がある。

 本当に男って言うのは勝手な生き物なのだわ。ところで金剛、何回イッた?


金剛「に、にじゅうしゃんかいっ♥ い、いきまひたぁあああああっ♥」


 そして素直過ぎる子はネタキャラである。とどのつまり、金剛のネタキャラ化は加速する一方であった――――どうあがいても朝潮系。
632 : ◆9.kFoFDWlA [sage]:2018/01/07(日) 21:00:20.30 ID:KzD7KgnZ0

【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜大井編〜】


 部屋に入った瞬間、提督は「部屋を間違えたか?」と思った。

 間違いなく提督は、部屋に踏み入る前に、部屋のドア横にある【大井っち待機部屋】という表札を確認したはずだ。なのに、


朧「あ………っ いらっしゃい、提督…… 今宵も、朧を御指名ですか……


 ベッドの上には薄いスケスケネグリジェを着た朧が妖艶にほほ笑んでいる。かつてない朧がそこにいた。

 まず薄く紅を引いた唇。既にエロい。やや溌溂さを感じさせた頬の絆創膏は今はなく、代わりとばかりに白粉が塗られている。

 提督が来てくれたことを、朧は本心から喜んでいるようだった。ほころんだ笑みの幼さが、提督に背徳的な淫靡を覚えさせる。

 元々駆逐艦平均を軽く上回る質量を誇る乳は、妊娠したことでより丸く突き出していて、重量感たっぷりに薄絹の向こうで揺れていた。

 非合法でかつイリーガルな未成年娼婦――――提督の頭に両手をお縄にかけられる未来が何故かよぎる。天津風の時には欠片ほども思わなかったのに、どうしてか焦燥感が体中を駆け巡っていく。


朧「………安定期、入ったんです だから、『大丈夫』ですよ、提督……


 「ここに、いっぱいどぴゅどぴゅしても……」――――そう言って、ぽっこりとした下腹を撫でさする指先の動きすら嫌らしい、ああ嫌らしい嫌らしい。

 提督は謀られたことを理解した。そう、部屋の表札はすり替えられていた。

 本当は提督は朧だけはスルーするつもりだったのだ。妊娠していることを言い訳にだ。だがそれももうどうにもならねえ。つまり、


×:【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜大井編〜】

○:【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜朧編〜】


 これが正しい。そもそも金剛の二つ後に大井っちだって言ったダルォ?

 提督はドアノブを後ろ手に掴み、部屋からの離脱をはかる。だが、何故かドアノブが回らない。

 ギョッとして振り返り、今度こそ力いっぱいにドアノブを回す。だがビクともしない。鍵がかかっているわけではない――――反対側から恐ろしい力で掴み止められている。鎬紅葉かな?

 唖然としつつもドアの覗き窓に目を向ける提督―――――それがまずかった。

 目が合ったのだ。ドアの外にいる人物が、のぞき窓から逆にこちらを覗いている―――――。



潮「――――――――――――――――――――――――ごゆるりと」



 魔 性 の 潮。

 綾波型は提督を陥落させるために共同戦線を張ることがしばしばある。ななく

 提督は漏らしそうになった。小便ではない、精液をだ。何故なら――――。


朧「あは 提督のオチ○チン、もうこんなにカチカチです……


 背後を取った朧が、両手を提督の勃起チ○ポに回し、手コキを開始し始めていた。


朧「提督……手でシュッシュするのも、朧、嫌いじゃないんですけど……久々のオチ○チン、お口やおま〇こで、味わいたいなあ……
 

 たっぷりとした質量を誇る人肌の餅を背中に押し付けられながら、自身の太腿を提督の太腿に搦めておねだりしてくる朧である。

 凶獣・綾波の妹の面目躍如と言ったところか。理性を[ピーーー]ことにかけては、その積極性から秋月型にも匹敵するやもしれぬ脅威の綾波型であった。



朧「提督も、朧の『今』の膣内……興味ないですか? 久々に、味わいたくないですか……? 駆逐艦の妊婦おま〇こなんて………今しか、味わえませんよ……



 プレミア感まで煽ってきおるオーバーキル戦術―――――提督は綾波型には(一部を除いて)勝てない。これはもはや常識である。
633 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/07(日) 21:06:43.61 ID:KzD7KgnZ0
※間違ってsageちゃった。再投下


【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜大井編〜】


 部屋に入った瞬間、提督は「部屋を間違えたか?」と思った。

 間違いなく提督は、部屋に踏み入る前に、部屋のドア横にある【大井っち待機部屋】という表札を確認したはずだ。なのに、


朧「あ………っ♥ いらっしゃい、提督……♥ 今宵も、朧を御指名ですか……♥」


 ベッドの上には薄いスケスケネグリジェを着た朧が妖艶にほほ笑んでいる。かつてない朧がそこにいた。

 まず薄く紅を引いた唇。既にエロい。やや溌溂さを感じさせた頬の絆創膏は今はなく、代わりとばかりに白粉が塗られている。

 提督が来てくれたことを、朧は本心から喜んでいるようだった。ほころんだ笑みの幼さが、提督に背徳的な淫靡を覚えさせる。

 元々駆逐艦平均を軽く上回る質量を誇る乳は、妊娠したことでより丸く突き出していて、重量感たっぷりに薄絹の向こうで揺れていた。

 非合法でかつイリーガルな未成年娼婦――――提督の頭に両手をお縄にかけられる未来が何故かよぎる。天津風の時には欠片ほども思わなかったのに、どうしてか焦燥感が体中を駆け巡っていく。


朧「………安定期、入ったんです♥ だから、『大丈夫』ですよ、提督……♥」


 「ここに、いっぱいどぴゅどぴゅしても……♥」――――そう言って、ぽっこりとした下腹を撫でさする指先の動きすら嫌らしい、ああ嫌らしい嫌らしい。

 提督は謀られたことを理解した。そう、部屋の表札はすり替えられていた。

 本当は提督は朧だけはスルーするつもりだったのだ。妊娠していることを言い訳にだ。だがそれももうどうにもならねえ。つまり、


×:【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜大井編〜】

○:【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜朧編〜】


 これが正しい。そもそも金剛の二つ後に大井っちだって言ったダルォ?

 提督はドアノブを後ろ手に掴み、部屋からの離脱をはかる。だが、何故かドアノブが回らない。

 ギョッとして振り返り、今度こそ力いっぱいにドアノブを回す。だがビクともしない。鍵がかかっているわけではない――――反対側から恐ろしい力で掴み止められている。鎬紅葉かな?

 唖然としつつもドアの覗き窓に目を向ける提督―――――それがまずかった。

 目が合ったのだ。ドアの外にいる人物が、のぞき窓から逆にこちらを覗いている―――――。


潮「――――――――――――――――――――――――ごゆるりと」


 魔 性 の 潮。

 綾波型は提督を陥落させるために共同戦線を張ることがしばしばある。

 特に第七駆逐隊の連携は密で、容赦がない。彼女たちは駆逐艦の武器が『幼さ故のためらいのなさ』であることを熟知している。

 提督は漏らしそうになった。小便ではない、精液をだ。何故なら――――。


朧「あは♥ 提督のオチ○チン、もうこんなにカチカチです……♥」


 背後を取った朧が、両手を提督の勃起チ○ポに回し、手コキを開始し始めていた。その手つきと言ったら無敵である。左手で提督の睾丸を撫でさすりながら、適度な力で竿を掴み、上下にしごきたてる。


朧「ね、提督……朧、おててでシュッシュするのも、嫌いじゃないんですけど……久々のオチ○チン、お口やおま〇こで、味わいたいなあ……♥ ご馳走してくれませんか……♥」


 たっぷりとした質量を誇る人肌の餅を背中に押し付けられながら、自身の太腿を提督の太腿に搦めておねだりしてくる朧である。

 凶獣・綾波の妹の面目躍如と言ったところか。理性を殺すことにかけては、その積極性から秋月型にも匹敵するやもしれぬ脅威の綾波型であった。



朧「提督も、朧の『今』の膣内……興味ないですか? 久々に、味わいたくないですか……? 駆逐艦の妊婦おま〇こなんて………今しか、味わえませんよ……♥」



 プレミア感まで煽ってきおるオーバーキル戦術―――――提督は綾波型には(一部を除いて)勝てない。これはもはや常識である。
634 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/07(日) 23:27:36.34 ID:KzD7KgnZ0

【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜大井編〜】


 重雷装巡洋艦・大井。ケッコンという節目においても「たった二人の重雷装艦」とナチュラルに木曾をハブる清々しいまでの図太さは、ナレーションさんお気に入りである。腹が痛い。

 後付け設定とはいえ北上ラブな風潮のある彼女であるが、提督に対する想いはラブ勢のそれである。

 むしろ「裏切ったら海に沈める」発言から愛が重すぎて重愛葬巡洋艦とか呼ばれたりしている。

 愛の裏切りとはやはり浮気か。利用する者される者か。果たして、艦娘らをチ○ポでずぼずぼしまくってる提督の行為は裏切りと取られるのか。

 そんな彼女に厚顔無恥にも提督の勃起チ○ポを差し出したらどんな態度を取るのか……不知火を見るより明らかだとは思うのだが、ナレーションさん、気になります。

 朧に散々に搾られたものの、腐ってもマジカルチ○ポ――――やや目の下がくぼんでいるが、しっかりとした足取りとチ○ポで大井の部屋のドアを開く。

 提督を出迎えたのは、迫りくる砲撃だった。眼前に迫る砲弾を認識することすらできず、提督の頭蓋は瞬刻の後に爆ぜるだろう――――仮に提督がただの人間で、そしてこのまま何もしなければ。

 提督の目は、迫りくる砲弾の細やかな傷の一つ一つまでを確実に捉えていた。抜き放った刀を、音速を超えて迫る砲弾を、まるでまな板の上の魚に串を刺すような気軽さで突き刺した。

 貫いたままに振り抜き、小刻みに手首を左右に切り返すと鮮やかな火花が散って、砲弾は両断された。――――二つに分かたれた砲弾が、提督のやや上方の左右の壁に風穴を開ける。

 この時空のマジカルチ○ポ提督は、剣術スキルを100%活かす類の剣鬼。

 澄み渡る三本杉の尖り刃が連なる冴え冴えとした刃文の特徴は、他に類を見ない芸術品としての側面をも併せ持つ――――最上大業物が一振り、初代孫六であった。

 油断なく刀を正眼に構えて残心する腕前は見事としか言いようがなかったが、勃起チ○ポ丸出しで揮うようなものではないぞ罰当たりめが。

 その視線の先には、開幕即死砲撃をやらかした存在――――硝煙のヴェールにくゆる空間の向こう側に、大井がいた。

 大井っちの判断は、もちろん裏切りも裏切り、万死に値するというものである。当たり前だ。誰だってそう思う。

 
大井「殺してやるわ―――――言ったわよね。裏切ったら、殺すって……言ったわよね、言ったわよね、言ったわよね、私……? なのに、なんで裏切るの……? 馬鹿なの……? 死にたいの……?」


 底なしの泥沼みたいな目を見開いて、凄絶な笑みを浮かべる大井がそこにいた。全裸である。

 美しいシルエットが粉塵に浮かび上がる。僅かにかしげた首の角度といい、蒼ざめた唇といい、血走った眼球といい、カチカチ鳴ってる歯ぎしりの音といい――――大井っちはまさに絶好調の美少女であった。ヤンデレは病んでる状態が健常なのだ。ワハハ。


大井「……ああ、そうなのね―――――殺すって言ったのに、浮気なんかするってことは……」


 砲撃によって舞い上がった粉塵と硝煙が満ちた部屋は、その空気の動きを容易に可視化していた。

 提督は一瞬、その空気が静止したような錯覚を覚えた。大井の姿が掻き消え、提督の真横から粘ついた囁き声が漏れた――――縮地。


大井「ほかでもない私に、殺してほしかったんだ?」


 返答を求めていないことは、囁きとほぼ同時に放たれた二撃目の砲撃から明らかである。確実に殺しにかかっている一撃だ。

 その砲撃もまた脳天狙いであることが幸いした。前転する要領で身を投げたことで、提督は一撃目よりもずいぶん余裕をもって回避することに成功した。チ○ポ丸出しで。締まらねえな。まだ挿入していないからなおさらである。


大井「嗚呼……♥ すごく嬉しいわ……愛してます、提督……だから、今すぐ私に殺されて頂戴……♥ 受け止めて、くれるでしょ……? 提督……提督……提督……て、い、と、く……♥」


 次弾装填中の大井に接近して当身を喰らわせ、ここで気絶させるべきか、提督は大いに迷った。大井だけにな。笑えよ。ナレーションさんは実況で忙しい。

 なんせ恐らく、確実に、間違いなく――――大井は正気である。故にこそ迷う。ここで曖昧に誤魔化し、やり過ごしたところで、大井は結局のところ提督を殺しにかかってくる。


大井「大丈夫……貴方を殺した後、私は後を追ったりしませんよ? その睾丸ブチ抜いて精子を取り出して、私の卵子と受精させてちゃんと妊娠してあげる……私とあなたの愛の結晶は、確実にこの世に残るのよ……♥」


 大井っちは「貴方を殺して私は生きる」類のヤンデレである。流石の提督も肝が冷える笑みであった。


大井「だから、ねえ、おねがいよ……愛してるなら、殺されてよ……? 殺されたいから、裏切ったんでしょ……? 違うの……?」


 イエスと言ってもノーと言っても死ぬ。普通なら詰みであった。故に―――提督は大井の説得を速攻で諦めた。この後、三日三晩に渡り死闘を繰り広げ、組み伏せた大井を犯してめでたく懐妊させた。

 提督、苦肉の策である。妊娠してる間は、大井は殺しにかかってこない。その後、出産を終えた後に育児期間を経て、復調した途端に再び殺しにかかってくる大井を返り討ちにし、また妊娠させるというローテーションが組まれた。

 人、それを問題の先送りという――――。


大井(―――――計算通り……!!)


 そして、全ては大井の手の中。
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 23:30:26.52 ID:OaEDQAjKo
愛が重い
636 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/08(月) 00:34:52.73 ID:A3q6bgfn0

【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた〜筑摩編〜】


 利根型航空巡洋艦・筑摩。姉のような妹である。

 断じて乳首ではないしオカマでもないし、ましてや膣魔でもない。確かにサキュバスめいた膣と雰囲気を備えちゃいるが、そんな卑しい事を云う奴はどこのどいつじゃ!

 そんな筑摩に提督の勃起チ○ポを見せつけたが、筑摩は――――。


筑摩「…………ご奉仕、しますね」


 儚げな笑みを浮かべて、そう言った。提督が下半身を露出させたまま部屋を訪れた時、少しだけ傷ついたような顔をした。


筑摩「ん、ぶ……ちゅ……ぐ、ぼっ、じゅぼ……はぁっ、ふ……じゅる、じゅ、チュ……ん、ず、ぐぷ……」


 提督の前に跪き、音を立てて尺八に勤しむ筑摩の顔は、林檎よりも赤く染まっている。

 成熟した肉体と裏腹に、興奮よりも羞恥が勝っている様子であったが、その舌遣いは巧みだ。竿の根元から亀頭にかけてを丁寧に舐め上げ、舌を小刻みに動かして刺激を絶やさぬフェラチオだ。

 柔らかく張りのある唇を惜しげもなく醜悪な男根に押し付けながら、下品な水音を惜しげもなく奏でながらしゃぶりつく、愛情たっぷりの奉仕である。鼻息を荒げてとろんとした瞳で男根を見つめる表情は、酷く淫らだった。

 筑摩は時折、ちらちらと不安そうに提督の顔を見て様子をうかがう。

 視線がかち合って、慌てて筑摩は目を閉じると、そんな筑摩の頭上から「おしゃぶりがとても上手になったな」という声が降り注ぎ、頭を撫ぜられる。
 

筑摩「っ、し、知りません……」


 不本意そうに眉根を寄せつつも、どこか満更でもない喜悦をにじませた表情で俯く。

 そんな筑摩が再び口淫を続けようと顔を上げ、あ、と舌を伸ばしながら口を開けるが、提督は筑摩を手で制してベッドの上に寝転がる。 

 筑摩の唾液でぬめる男根だけを屹立させ、仰向けの姿勢で寝転ぶ姿に、筑摩はその意を悟った。

 筑摩は静々と提督の寝転ぶ寝台へと上がり、その体を跨いだ。蟹股開きの慎みのない体勢だったが、真に慎みがないものが斯様な羞恥と悲哀に塗れた顔をするだろうか。

 ぱっくりと開いた雌壺は、しっかりと発情していた。股を開いた途端、一条の粘液が膣口からとろりと糸を引いて提督の亀頭との間に橋をかける。ますます筑摩の顔色が鮮やかに朱に染まった。


筑摩「………ん、ふっ……♥ はっ、はぁっ、は……♥」


 誤魔化す様に、筑摩は大きく実った左右の乳房を、自らの両手で揉みしだきはじめた。

 既に男の怒張を受け入れる準備が整っているにもかかわらず、筑摩は淫裂に男根をこすり付ける。手淫や口淫の技巧に比して、はるかに劣った幼げな自慰である。

 唾液に塗れた男根を、己の淫液で上書きするように擦り付け、時折膣口に亀頭をめり込ませるように腰をくねらせる。その度に艶やかな声が悩ましい吐息と共に喉を鳴らし、ぶるりと体が震えた。軽く達している様子だ。

 不思議なことにその一つ一つの動作は、幾度となく提督と体を重ねてきて、未だぎこちない。

 酷く淫らなことをしている、はしたないことをしている、それを提督に見られている羞恥――――それもある。

 だが、それにも慣れというものはある筈だ。筑摩は、初体験の時からずっと提督に「こうするように」と仕込まれていた。

 一度も提督と、正常位で交わったことがない。ただただ、提督に奉仕するだけの役割を命じられ、筑摩はそれに従ってきた。筑摩はその外見と裏腹に、純な性癖の持ち主だった。

 けど――――嬉しかったのだ。

 筑摩は、しばしば誤解されるが―――――面倒見がいいわけではない。奉仕する側というよりは、受け身に近い。

 だが、彼女は己が必要とされることに喜びを抱く。褒められたいのだ。必要とされたいのだ。必要とされる自分が好きなのだ。だから奉仕する。あべこべなのだ。

 利根に対する甲斐甲斐しい態度がまさにそれであり、共依存の関係にもつながる歪さを持っている――――ダメ男が好きになる典型的なパターンである。DVすら愛だと受け止めてしまう類の。 

 だから提督から求められたとき、意外なほどあっさりと筑摩は提督を受け入れた。当時、利根が鎮守府に着任していなかったことの寂しさも、その選択の後押しとなった。

 ――――とても嬉しかったのだ。

 利根が着任してから、筑摩は日に日に怖くなった。
637 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/08(月) 01:09:14.52 ID:A3q6bgfn0

 利根との姉妹関係は良好だ。利根は筑摩を受け入れ、妹として可愛がってくれる。頼ってくれる。必要としてくれる。褒めてくれる。ああ、やはり利根のことが大好きだ。だけど、同じぐらい提督のことも好きだ。

 どちらも好きだ。こんな愛は、おかしいだろうか。

 どっちつかずで、どっちも半端ならば、今は良くても、これから先はどうなるだろうか。

 提督と利根が肉体関係になったと聞いたとき、筑摩は「それ」を自覚した。

 ――――もしも、提督と利根が、互いしか求めないようになったら?

 自分が必要とされなくなったら、どうしよう。飽きられたらどうしよう。

 そんな不安が、提督との情事の時すら押し寄せてくる。だから、必死に奉仕する。教えられたことには従順に、恥ずかしくても我慢して、提督が喜んでくれると嬉しくなった。

 でも不安は消えない。その繰り返しになって―――――あっさりと気づいた。


筑摩(………提督とのセックスで、提督が主導となってしてくれたことなんて、一度もない)


 いつだって筑摩が与える側で、提督はそれを甘受する。筑摩は気づいていない。筑摩がそれを望むから、提督はそれを甘んじて受けている。あべこべなのだ。

 ――――本当に自分は必要とされているのだろうか。

 疑問に思ったことがないわけがない。だが、聞かなかった。聞けなかった。筑摩は怖かった。

 性的なつながりだけでも、必要とされているのが嬉しかった。でも、もうそれは慣れた。成れた。だから次が欲しくなる。

 ――――愛は、どこにあるんだろう。 

 ふっと心の中に浮かんでは、靄となって消えていく。霞となって消えていく。雲をつかむような話だ。

 「愛して」と叫んで、掴めるものならそうしよう。想いを込めて意思を伝えれば、案外それで容易く得られるものかもしれない。

 でも、そうじゃなかったら?

 いつだってそこに行きついて、ぐるぐると同じところを回っている。

 だから、筑摩は―――――。


筑摩「っ、は、は……あはっ♥」
 

 一筋の涙が頬を伝う。提督が一瞬それに気を取られ、怪訝に思った矢先――――熱く湿ったうねりの中に自身が飲み込まれていく感触で、疑問は消えていく。

 解消されたのではなく、霧消する。

 見せつけるように、筑摩が男根を受け入れ、腰をくねらせ始めた。酷く抵抗感のある膣襞が与える刺激が、否応なくその行為に意識を集中させていく。

 ペニス全体をぎゅうぎゅうと締め付ける、熱い雌壺だった。襞の一本一本が意思を持ったかのような巧みさで、吐精を求めて不随意に絡みつく。

 思わず筑摩の腰を掴んで、腰を突き上げたくなるほどに蠱惑的な名器だった。だが伸ばした腕は誰あろう、筑摩自身の両手につかみ取られ、次いで激しい腰の上下動によって阻止される。


筑摩「ぁっ♥ いっ♥ いいっ♥ いっ、イッ……てい、とくっ♥ きもちっ、いい、ですかっ♥ ちくまのっ、おま〇こっ……すけべな、おま〇こっ……♥」


 痛々しいほどに稚拙な淫語を叫ぶ。嬉々を匂わせ、それでも隠し切れない悲哀を宿す震えた声は、性感に乱れるだけの女が出すものではなかった。


筑摩「み、てぇっ♥ ちくまの、えっちな、ところっ♥ みて、みてぇ……♥ みて、ください、よ……♥」


 ぐちぐちと水音を立てる秘部を見せつけるように、両足を広げながら腰を振る。

 その淫蕩に乱れる姿への興奮と刺激に耐え兼ね、提督はたまらず射精する。合わせるように筑摩も「ああ」と一際甲高い声を上げて背筋をのけぞらせ、びくびくと腰を痙攣させた。ぶしゃりと膣口から白い汚液が溢れかえる感触に、天井を仰ぐ筑摩は酷く淫らな笑みを浮かべていた。嬉しい、嬉しいと。

 やがて糸の切れた人形のように、持たれるように提督の身体にうつ伏せになる筑摩は、そのまま提督の首にしがみ付いた。激しく動機する心臓の音と、情事に乱れ絶頂の余韻に蕩ける熱い吐息を耳元に感じながら、提督は筑摩に一つだけ質問した。

 聞かざるを得なかった。



 ―――――なんで泣いてんだよ筑摩、と。



 筑摩はより強く提督の身体にしがみ付きながら、泣き顔のまま微笑んだ。

 心配そうに、絹糸のような筑摩の長髪を撫ぜる提督の手が、とても嬉しかった。

 きっと、どんなに歪でも、少なくても、やがて離れてしまうものでも、消えてしまうものでも、愛は必ずそこにあって、またやってくるものだと――――筑摩はこの手が愛なのだと、そう思った。
638 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/08(月) 01:28:10.02 ID:A3q6bgfn0

【おまけのおまけ:姫始め多数決安価で敗北して勃起チ○ポを見せられた艦娘9名】


萩風「何か私に恨みでもあるんですか?」

羽黒「妙高姉さん逃げて……!! 絶対碌なことになりませんこれ……!!」

村雨「む、村雨ってホラ、く、駆逐艦だし、夜戦に強いのは仕様だから……ねっ? べ、別に、淫乱ってわけじゃないから、せ、戦術だから、ねっ?(震え声)」

阿武隈「予 感 的 中。そもそも趣旨が違うんですけど?」

朧「やっぱりそういうこと、でしたね……♥」

天津風「もっとガーターベルト強調した描写が欲しいわよね。無責任射精された後、無言のままにあの人が立ち去るか、目隠しを取ってネタ晴らし後にらぶらぶちゅっちゅな二回戦をするかで大分仕上がりが変わると思うのよ。あと勃起チ○ポ見せつけられてないんだけど」

大井「コンスタントにポコポコ孕んで産んでの繰り返しというオチですか」

金剛「………(思ってたよりはいい扱いデース)」

筑摩「私がすっごくメンヘラっぽくなってる……需要あるのかしらこれ? そもそも私はあんな子じゃないですよ―――――ねえ、利根姉さん?」



 夕立はちからをためている。
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 10:18:07.60 ID:bR+jIPVA0
おバカな文章もいいが筑摩みたいなのも割と好き
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 10:32:16.34 ID:K1MwIbWVO
所謂オコトワリ勢や裏提督love勢って提督との関係に至るまでの過程が必要になるから結果的にストーリー性が濃密なヒロインになることが多い
作者の力量も加算されての今回の筑摩良いゾ〜これ
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 13:24:23.83 ID:4vtimcOxo
この提督が勝てない綾波型マジぱない
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 22:20:42.65 ID:N74I0Ppzo
鬼神がネームシップだからね仕方ないね
643 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/08(月) 23:38:31.91 ID:A3q6bgfn0

【夕立の姫始め〜前哨戦〜】


 かくして出番と相成った夕立である。着付けを終えていざ提督のところへ出撃と言う段で、不意に意識が途切れて夢の中――――その意識が戻った瞬間のことであった。


「酷い白昼夢を見たっぽい……ソロモンの悪夢ばりにひどかったっぽい……よく覚えてないけど、とてもひどかったのは覚えてるっぽい……!」


 うんざりした表情で「ぽいー」と呟きながら、駆逐艦寮を出る。

 新年を迎えて間もない時間だ。日の落ちた冬の野外。その空気は冷え込み、相応の暗闇に包まれてはいたが、夕立には温かく感じた。

 道を挟んだ他の艦種の寮は未だに忘年会からぶっ続けで新年会を行っているのか、灯りがついているところが多かったし、これから提督の元に向かって「する」ことを思えばそれも不思議ではなかった。

 てくてくぽいぽいと提督が寝起きする本館への道中を、足取りも軽く進む。カランコロンと草履の底を小気味よく鳴らしながら、ぽいぽいと進む。

 既に駆逐艦寮は遠く、僅かに灯る電灯が、振り返れば遠く見えるかどうか。

 そんな中、夕立は考える。夜戦における戦術のおさらいだ。ここで言う夜戦は当然、提督との情事のことである。


(まずは夕立の持ってる武器を再確認する……)


 まずは容姿。それこそ艦娘として世に顕現した時には、夕立は己の容姿に驚いたものだった。まさかの金髪に緑眼という、西洋人形を思わせる容姿である。


(自分で言うのもアレっぽいけど、夕立って本当に日本人なのかしら……?)


 そいつを言っちゃあおしめえよ、夕立ちゃん。

 ドピンク髪(淫乱)とか緑髪(バリエーション豊か)とか紫髪(個性的)とか蒼髪(不人気)とか、自然発生したとは考えにくい髪色の子が集結してるのだ。


(吹雪ちゃんとかはとても芋っぽいのに……あ、でも叢雲ちゃんは同じ吹雪型なのに違うっぽい? えっと、あれだ、そう――――きっと叢雲ちゃんは妾の子っぽい!)


 同日同刻―――――駆逐艦寮・吹雪型が寝泊まりする区画の一部が、根こそぎ『割断』された。

 「い、いっちゃううううう年、き、きちゃうぅうううう年」を見終わって、今年もよろしく、此方こそよろしく、じゃあ挨拶も済んだし眠りましょう、朝早くに起きてしっかり身支度を整えて、司令官にご挨拶に伺いましょうね、と吹雪のなんら当たり障りのない芋っぽい締めの言葉で忘年会を終えた吹雪型だった。


「打ちたて申す御剱の、刃は雲を乱したれば……――――」


 突如、とてもシツレイな夕立の侮辱めいた感想を、いかなる外法の類か察知した叢雲は、艤装を量子展開――――槍を振り上げ、こう叫んだ。


「――――天叢雲ともこれなれや」


 後に叢雲はこう語る。「なんか、ついカッとなった。そして夕立を殺さねばと思った」と。最近の若者は男も女も迫力満点である。

 顕現する圧倒的暴力。オロオロしながらも止めようとする深雪様。邪魔者は皆殺すと聞かぬ叢雲。響く爆音。吹き飛ばされる深雪様。ギリギリで槍の暴虐を回避する磯波と浦波が迎撃態勢を取るも、一目で彼我の実力差を悟り戦意喪失。

 不意打ちにも拘らず余裕をもって回避した吹雪・白雪・初雪の芋トリオは「ああ、今年の初仕事は妹とのバカ騒ぎだ」と悟り、それぞれが艤装展開――――傍目には殺し合いにしか見えない格闘戦を繰り広げる。

 ところでこの時、飲み会帰りのほろ酔い陸奥が運悪く吹雪型の住まいの外を歩いていて、槍に割断された建物の破片が第三砲塔に直撃して大爆発。むっちゃんの霊圧が消えた。

 「今年こそ健常でいましょうね、ね、第三砲塔?」と艤装を顕現させて妖精さんたちと挨拶していた最中のことであった。あまりにも不憫すぎる。この後の大鳳ぐらいに。


 遠く爆音が響くところ、元凶といえば元凶の夕立と言えば、未だに己の武器に関しての考察を進めていた。
644 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/08(月) 23:46:47.17 ID:A3q6bgfn0

(改二になってからというもの、夕立ったら、どんどん体つきが女の子っぽくなってるっぽい?)


 今は振袖で隠れているものの、その緋色が鮮やかな和装の内には、白露型トップの村雨に次ぐ暴力的な肢体が秘められている。


(やっぱり大きいおっぱいが男の人は好きっぽい! ぽい! 夜戦ではライバルの綾波ちゃんにもない、夕立のあどばんてーじっぽい! というか、完全S勝利っぽい! ぽい!)


 同日同刻、とても無礼で不敬な夕立の内心を何をどうしてか察知した綾波――――その私室の八枚の窓ガラスが、内から外に向かって砕け散る。その身から噴出した濃密な殺意の波動の余波である。

 運悪く駆逐艦寮外を歩いていた宴会帰りの大鳳に唐突に硝子のシャワーが降り注ぎ、即座に入渠施設へ緊急搬送される次第となった。ほろ酔い気分で「今年はいい年になるといいな」と思った次の瞬間の出来事であった。あまりに不憫すぎる。

 なおその時、綾波は就寝中であった。殺意をブチ撒けた後も安定の快眠で、初夢鑑賞中である。本人からすれば「幼子の稚気を窘める際に良識ある年長者が抱く僅かばかりの怒気程度」に過ぎないというのだから恐ろしい。

 ところで綾波の初夢の内容をちょっとナレーションさんはのぞき見してみた。

 視界いっぱいに広がるお花畑に深海棲艦の首塚を築くメルヘンにしてバイオレンスな内容である。これには思わずナレーションさんのSAN値が減少。夢中の返り血塗れの綾波は満面の笑みである。地獄で微笑む釈迦のような面持ちであった。

 本人曰く、


 「なんだかちょっぴりイラッとしちゃいましたぁ」


 意訳:痴れ狗めが……少しばかり第三次ソロモンでやんちゃした程度で、正しく孤軍にて無双し、戦果を残したこの綾波を……見下し愚弄するか!!


 ――――とのことだが、ちょっとイラッとしたぐらいで窓ガラスが粉砕するほどの殺意である。直接叩きつけられた場合はお察しであった。電子レンジでチンされた生き物はこうなるって具合に。

 夜戦夜戦とうるさいあの川内ですら笑顔の綾波に窘められると、冷や汗流して「私が悪かったよ」と言うばかりである。


 ところで、その殺意の波動による被害はガラスと大鳳だけではなかった。

 運悪く左隣の部屋でウノに興じていた第七駆逐隊の面々はアイアンボトムサウンドを彷彿とさせる死の気配がなんら心の準備もなく叩き込まれたせいで泡吹いて失神した。潮や曙などは尊厳を喪失している。

 廊下を挟んだ対面側の部屋ですやすやしていた天霧は「敵襲だと!?」と覚醒し、すぐに「なぁんだ綾波の姉貴かい」と再び二度寝。ぐーすかすかぴーと図太さを示した。

 更にその隣室で秘かにオナニーしていた狭霧もまた泡吹いて失神し、翌日になって部屋から出てこないことを訝しんだ敷波に、股間丸出しのままで発見されて物凄い恥をかいた。明らかにオナニーして寝落ちしたと見做されていた。

 「し、新年早々、なにやってんのさ狭霧……ま、まあ、そういう気分の時って、あ、あるよね……うん」と敷波は姉として窘めつつ、狭霧の尊厳のために僅かばかりに理解を示す。その顔はかなり赤かった。そんな敷波のオナニー頻度は週三ぐらいで、直接的な摩擦ではなく布地の上からくっくっと指で押さえるようなオナニーだとか。あらやだかぁいい。

 階下の暁型も散々である。四人で川+1の字になってすやすや中だった全員が、より深い眠りにつく代償とばかりに正月早々に寝小便という地獄のような新年の幕開けを迎えた。

 阿武隈に「んもぉー! 栄えある一水戦所属の暁型が、皆しておもらしなんて情けないんですけどぉ!」とぷんぷん怒られた。

 電ちゃんはぱっちりおめめに目いっぱいの涙をためて「はわわ」してた。

 クールな響に明るい雷も顔を真っ赤にしてぷるぷるである。

 レディ暁など死体みたいな顔であった。レディはおもらしなんてしないのだ。

 なお敷波の部屋は綾波の部屋の右隣なのだが余裕ですやすやおねむである。


 「今年もいい年になるといいなぁ……司令官と一緒に、初詣……行けたらいいなぁ、へへ……」


 なんて健気なこと考えながら眠りにつき、綺麗な振袖を着た綾波と自分、そして妹たちが、司令官と一緒にお参りに行くという素敵な初夢だったという。ちなみにまだ処女だ。朧や潮が処女散らされてるなんて夢にも思ってない。

 そんな敷波は妹たちからの信頼が極めて厚い。特に狭霧や曙、漣は尊敬のまなざしを向けている。
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 23:50:09.77 ID:ZQaLKxyFo
地獄絵図が量産されてますわ
646 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/09(火) 00:27:33.60 ID:PRY51uRu0

 そんな騒動など知らないし、知ったとしても「知ったことじゃねえっぽい♪」と言ってのけるであろう夕立は、次々に考察を進める。


(夕立の性格は、うーん……これはよくわからないっぽい? 面倒臭いのはあんまり好きじゃないっぽいけど……なんだかおじさん臭い長波ちゃんよりはましっぽいね! ドラム缶ドラム缶うるさいし、何か改二になったっぽいけど、装備に頼って補正受けてる内は夕立や綾波ちゃんの敵じゃないっぽい!)


 同日同刻――――綾波型駆逐艦寮からやや殺意が減少したが、夕雲型駆逐艦寮が一夜にして崩壊した。


「ブラッドフリート流血闘術……推して参る!」


 血液と燃料を武器に破壊の限りを尽くす長波様である。そのお怒りを鎮めるために奮闘する夕雲・巻雲・風雲・朝霜・清霜であったが、拮抗状態に持ち込むのが精いっぱい。早霜は既に大破した。フフフとか言ってる余裕がない重体である。

 年忘れのあいさつ回りで藤波と沖波が外出中、そしてよりにもよって高波が他の寮の宴会で呑兵衛どもに掴まって不在であることが災いした。

 例によって外を歩いていた飲み会帰りの飛鷹は「今年こそ改二が来ますように」と乙女チックに星に願いをかけていたところ、流星めいた砲撃が脳天を直撃。改二どころか解体寸前ってな有様である。

 なおその費用の真横を歩いていた隼鷹は無傷だ。飛鷹の願いを聞いて内心とは裏腹にゲラゲラ笑っていたのが一変、冷たく研ぎ澄まされた、獲物を狙う鷹の表情へと変貌する。酔いは完全に抜けていた。


「あたしの姉に、ナメた真似しやがった奴は、誰だ……? 天の御柱・地の御柱――――来臨守護急々如律令!」


 放たれる艦載機。烈風改・流星改・彗星の三条の部隊が、既に骨組みのみになっている夕雲型駆逐艦寮をガレキの山へと変えていく。戦線は拡大の一途をたどっていく。

 
 建造物が恐ろしい勢いで倒壊する音が聞こえているはずなのだが、やはり夕立はブレない。考察はどんどん進んでいく。


(後は口調………うーん、あざといって言われるけど、これってキャラ付けじゃない癖っぽいし……にゃしにゃし言ってる子や、ぷっぷくぷっぷく言ってる子、あまりおっぱい大きくないのにお色気キャラを気取っちゃう子……まあ、睦月型の子よりはましっぽい? あんな語尾や思わせぶりな態度、どう考えても『つくり』っぽい!)


 お前いい加減にしろよ悪夢。

 同日同刻―――――睦月型駆逐寮は爆散した。勢い余って望月が大破。もっちーはうわごとのように「司令官、本当はね……気持ち良かった、よ……♥」などと世迷言を抜かしている。コイツ処女だぞ。

 もうお約束となったが、睦月型駆逐寮の外を歩いていた飲み会帰りのほろ酔いガングートは、爆風に吹き飛ばされて頭の打ちどころが悪かったのか、そのまま失神。明け方に発見されたが、寒空の下で気絶していたというのにぴんぴんだったという。おそロシア。

 「この国じゃあちっこいのらにオトーシダマというのを配る伝統があるんだろう? 私も郷に入れば郷に従えという奴だ。ここは奮発してやろうじゃないか」なんてことを考えて、大量のぽち袋を手提げに入れて駆逐艦寮に向かっていたところである。へべれけに酔っていたので時間帯こそ非常識だったが、とてもいい人であった。処女だけど、女にされたらどんな顔をするのかしらん。


(いい年してニャーとかクマーとか言っちゃう人)


 球磨型軽巡寮が吹き飛び、木曾が死んだ。この人でなし!


(軽空母なのに、おっぱいがない人)


 軽空母内におけるバトルロワイヤルが開催。勝者? 胸がフラットな奴が勝つわ。飛鷹・隼鷹不在の中、戦力的には互角。

 果たして鳳翔さんがどちらにつくかが勝負の鍵であろう。


(似非外国人っぽい?)


 金剛型戦艦寮。


(死神っぽい?)


 陽炎型駆逐艦寮。


(私立小学校の児童っぽい?)


 朝潮型駆逐艦寮。


 鎮守府は爆炎に包まれる年明けを迎える。無事なのは白露型駆逐艦寮と提督が住まう本館のみだ。

 相対的に白露型の評価が上がるという不可思議な事態に、しかし白露は「いっちばーん♪」と無邪気に喜んだという。妹たちは皆、そんな白露が大好きであった。

 この日の出来事は、後に『正月の悪夢』……一部ではなぜか「ソロモンの悪夢再来」として語り継がれ、年末年始の鎮守府は外出禁止令が下ることとなる。



……
………
647 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/01/09(火) 00:31:52.17 ID:PRY51uRu0
※トチ狂って草津に温泉日帰りしたせいで書き切れなかった(震え声)

 ああ、正月が、正月が終わる、終わってしまう……仕事かぁ
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/09(火) 01:19:30.86 ID:2IwcYJuA0
こっちの叢雲は「結べ!」じゃないのねww
ていうか鎮守府大惨事じゃねえかwwww
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/09(火) 09:17:25.02 ID:2wCBDQid0
は、初春型...(震え声)
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/09(火) 16:46:19.11 ID:faysw3QZO
マニア向けっぽい?
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/01/09(火) 18:43:04.28 ID:lm8s3TRd0
海外駆逐艦は無事なはず(震え声
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/09(火) 18:43:45.26 ID:lm8s3TRd0
すまぬ、なぜかsageが入ってなかったorz
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/09(火) 19:55:37.81 ID:c/OCe41do
おいおい一人でもいじったら大惨事になるんだからさぁ、海外駆逐なんて特大の爆薬がいるだろう?
Z1は生えてr
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/10(水) 13:06:31.07 ID:+4I4OGjWO
>蒼髪(不人気)
なんでや蒼龍もイクもエロくて人気やろ
叢雲や霞もコアなファン多いし暁や弥生や初風や五月雨も可愛いし
涼風もドリブルが上手い
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/10(水) 13:24:33.44 ID:hfyTifQzO
水無月のこといじめんのやめてょ……!

あと蒼龍は青髪じゃねえ

更に言えば銀髪は淫乱ずい!
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/10(水) 22:14:49.16 ID:qiopk1jA0
一番かわいそうなのは木曽
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 00:28:02.74 ID:KBR3RlkTo
可哀想な彼女の為にせめて名前は間違えないでやってくれ
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 23:14:07.22 ID:8wZ29SCHo
鎮守府が大惨事wwwwwwww

むっちゃんと大鳳の扱いひでえ・・・
そして萩風に続いて狭霧までwwwwww
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 00:04:53.53 ID:1XiFS4Db0
貧乳ツインテール空母(AC版は無かった。いいね?)は卵巣まで犯されて孕むんだずい!
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 00:06:25.36 ID:KGBkrdrBo
RJ「」
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 14:05:39.67 ID:aNTSEuMOO
瑞雲? マジックザギャザリングのビートダウンデッキみたいな配色っぽい?
662 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/01/13(土) 10:42:49.98 ID:rCKlok7G0
>>649-650 初春型? マニアック? 若葉ちゃんのことかな?
     | | |          . . : =ミr : : :―-ミ: .
     | | |        . .<: : : : : ^: : :ミ : : : : : :、:\
     | | |   ー…=彡: : : : :/ : : .: : : : i: :  : : : \:\
     | | |      /: : /: : :,' : : ,: .:  : ; :  :i: : :、: : : 、\
     | | |     ,': : :,: : : : :  . ; :   .:}: : :| : : :V : : :ト :\
     | | |     {i: : ': : {: l:  : : : :  .: i: : :j: : : :i: : : :|    ゝ
     | | |     _人: :{: : :|`|、: : :| : :  : ハ: : :ハ: : |: : : :
     r 斗斗― ニ ̄∨:{: : :j 八\|:! :  .://V   }: :|: : : {
    f |-…≦_ _Y: :.斧キ弌圦: : : 斧弌卞メ: :八: :∧、 __      若葉だ
     | |i 亅 ̄K7不 圦: :|k` じリ \: ゝ じ少〉/ : : :i:(、 \  :| |
     | |i  |  |/〉 |-Wヘ:圦///  、   ////∧:/: : |:| |   | |      ――――この瞬間を待っていた!
/ ̄ _] |i  |  ||_とヽ] |个:i:\   _ _    イ: :/ :| :ハ| |   | |
| ̄  ] |i  |  |/リ /v| 」ル:ト): >  _   <;ヘレイ<V(   |   | |
|   r丘 |i  |  [{ーイ||/ _>/∧、     /へ/:::::::\   |   | |
|   ]  |i  |  ]::::::::::::}:::/〈 /^ヾ=@ ,,%’ /:::::::::::::入     | |
`\rエ|i |i  |  ]:::ー::::}ヘ::::::::V   マム_%’ /:::::::::::/::::::ヽ   | |
 `∨ |i |i  |_  イ:::::::::::|!::\:::::V_ Yi;i;i;Y∠::-ー<:::::::::::::::::ヽ  | |
   YiYiYi‐  |::::::::::_」:::::::>F::::::::::[:ニ=ー::¨¨::::::::::::::::::::::::::::::::〉 i| |
    YiYiYi= [ニニ -|_ ィ  |:::::::::::|:::_:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::∧T ̄
    YiYiY三| :::::::f彡〈、_ら|:::::::::上:_二::>=―<::::::::/   |
     `<∨∨ニ|:::::::::::::::|!::::::::::T¨¨¨ T;i;i;i;|  |:::::::::::|ト¨  \ノ]

 提督に夜戦を挑むときの若葉ちゃんは、自分ではこんなイメージに見えるように気合を入れているっぽいけど――――。














               (__            _)
                 /        _,...、,ニ、)
      ├  ―ァ       廴       {"彡ニミ、^゙⌒ー、   ┼__    
    ⊂ト ‘ー'        >      λ〃´`゛ミ、ヾ`、`ミ、   | 、__ ノ 土
     オ   r┬、      (       /ミ_´`、゙、ヾ、゙、゙.ゞ)      イ 寸
    ┃┃  ∨丿         そ     ハミ゙=廴゙゙;ヾ、゙、; jノj,f) ┼┼``
     ・ .・     =@       (       {(/ ゙弐ゞ-ー'‐'ー'ァゞr゙   └‐    つ
        「_| ェェイ_     (⌒      Yコ , ::::ィェュ[] ミ/´    工   ___
       |-|´タ年′と    (__   /! ャミ、_'  X>ソ′    ┃┃   /
        ̄            廴_____`>イ ハ ` ´<Xイニ)       ・ .・   `ー 
         日 日  き   く  <  /   `‐ァ ´/从ニ)
        | 日 |     ( ̄` /  /\  /  ノ\ニ⌒)_
        ナ,      (`  |  /   ゝ、 / |\ニニ)
)        と  r'^⌒ヽ。\| ./  /     / __|ヽ \ニ/7⌒V^ヘ/⌒^´\√
⌒「l⌒Y^´∨`⌒ヽ!  |\_/.| /     /_|    \ ∨
⊂| トヾ>、//|  !;;;;;!  |  //、 /   /´若(个)    y@
({H..l\゙<>'´|  !;;;;;;!  .|//、 \  / /\ .※ 葉   ´ ノ
 〕┴、.i≧ァ.|  !;;;;;;;!  |三≧=、___ ヽ/ r=;\。\      イ
ノィニ圦ヽ小|  !;;;;;;;;! .|三三≧==二二,ノ  \ / _,/′ |              ”若葉”だァ!
'/∧ /77∨|_,ニ=、ゝ〜ー=、_≦ニニ>ミ三三]   ,/ ̄_,.     |
_/ 7 //γ⌒彡=、´゙,=、〜ー、 ̄`ー=、/     /ー――― 1、
三ミヽ./ λr(",ニ=ミv=、 ,=ミ =、⌒,=、~ミv=、\/}    / __ | ∨
/ 7ヾメミ{{(;´r',ィ=、 ,=、 ‐=- ミ、Ξ、=、⌒ミ、ヾΥノ|   田l++| .| ∨
、/ /∧λゞ(r'ィ=-、_, -=、 ミ=、ー=_〜 ミ=ミ ,=、⌒ヽ ノlム亡j .|  X
==、斗!;;;ー(r' (`",=、ー=、Ξ、ミ =ミ 、ー=、,ニ=、=ミ ミ、 ̄ ̄ ̄ 〉  i
;;;;;;;;;;}}U;;;;;;;;;;7((( ⌒ミ =、 ー=ニ. ,=ミ ー=、'.ヾ ヽ.、ヾヾ ).    {  @
、;;;;;;;ノイ;;;;;;;;;/ {(('⌒ミ、ー=、ー=ミ ⌒=、ミ、ー=、ヾヽ} )))}\/   }  }
∧Τノ;;;;;;;/___Y/,=ミ ー=_ 彡=ミ ゙=ミヾヽ`; }}ノィノィ)))  \ | ̄´   ___
  ヾノ;;;;;;/〔_{_Y,=ニ ミ、=ミ、_=、、ヾ)〉ノィイノノィ,ノ,ノノ    X  .  |_!|__j ‘
  /ハ;;/ ヘ、  ゞ{',ィ= 、ヾヾ; } 〉リノ_,ノイ≦三彡′     ∨     |///|
  !{ (ノ `ーt‐。≧、メj_)ノ_ソ_ノ-'~´__  ノ;;;;;;;;;;/         ∨     |///|
. 八Y[ ̄]゙ヽ`ニ`、ヽー、ヽ.__   |  | /;;;;;;;;/′          ∨ .   |///| ・
   |       三/ニ<_。、 ̄ミ.|[ ]| /;;;;;;/\___           ∨   |///|
.   1     ,  /ニ ゙ヽ ̄` |_|/;;;;/′ \`        |二二二)!
  / !   、__ヽ__, )      n  77/′           __,ノ ̄ ̄}//l
___/ l    ヾヽ`ヽ _   <Хヽ(_ /           _..< ̄       }//!
. / ∧   、 ` ニ=-’ <Х ヽ/_/  __,.<´        、_)、j//l_,
/  .|  、   ー    /ヽ/{i;{、/ ̄  | ll          、_)  j//'(
   |  \      く_ イ〃{ }ハ    -┼    |_     、_,)・.j// (_.
       >┬= 二 /、:!{ リノ从      ̄| ̄  ̄| / | ll  \) ..ノ,/ ( ’
        ´    /  |从{/        |     | -┼    ヽ)‘ /ク’ .  廴
            /  ハ\                  ̄| ̄┼ァ⌒) 。  ( ̄-┼ ll
     /      /   {  \                | | |^)'⌒Y`^ヽ  ̄| ̄ ―|―ァ | |
ヽ   /       ./      }   \               |        |     |     | 

 残念ながら提督さんには「”初春型”の、”若葉”だよゥ……」って感じに見えているっぽい? 撤退不可避っぽい?
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 17:35:53.02 ID:uLwwG0Aso
撤退?できるわきゃねえだろぉ?
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 18:53:30.53 ID:OoqjRBaA0
>>662
おつおつ
いいから夕立編続きと本編舞風編を早く書くんだッッ!
665 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/01/17(水) 21:28:59.99 ID:NkyxchQM0
ワタ仕事ですがね
インフル+肺炎でぽっくり親戚が逝っちまっただよ……病院に連れていく最中、さあついたよ、降りて、降りて・……なんで死んでんのさ。

お前息子がいるだろ。奥さんいるだろ。どうすんだよ……
666 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/01/17(水) 21:35:23.73 ID:NkyxchQM0
※私事ですがね、親類がさ、死んだのさ。正月にね、餅じゃねえよ、肺炎だ。こじらせて。凄い熱で。
 俺が運転する車の中で、ちっちぇえ甥っ子と、その親父も、俺にとっては叔父か。
 病院に着いたんだよ。降りろよ。お医者先生に診てもらえよ。なんで動かないんだよ。なんで息してないんだよ、叔父さん。
 まだ小学生の息子どうすんだよ.中学あがる前の女の子二なんて言えばいいのだよ。叔母さんになんて言えばいいんだよ。ちくしょうちくしょう、何だお前ら、親戚? いねえよ、こいつらの親戚は俺だけだ出てけぶっ飛ばしてやる。
 ふざけんな糞が。クソが。頭が痛い。俺にコイツら養えってか。ふざけんなマジで。保険屋ナメんじゃねーよ。

 ただ書きたいだけなんだよ。しがらみがさ、何か涙が止まらなくなって、抱き締めた息子も娘もべえべえ泣いてて、どうすんだよ。引き取るよ。まとめて面倒見てやるさ。

 畜生が
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 21:40:07.50 ID:PfMmhhAVo
oh…
なんというかなんも言えない…
ご冥福をお祈りします
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 21:42:52.92 ID:rZiQ3y4TO
なんつーか……お疲れ様。そりゃ更新なんてできねーわな。
まあ、また書く元気が出たら書いてくれや。上手く慰められねえけど、ご冥福をお祈りします。
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 22:07:06.36 ID:+dgCAwPmO
なんか結構こういう報告今年聞くけど今年のインフルは強力なのかね?
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 22:49:41.92 ID:7oIjsBT80
頑張って下さい
少しでも心の励みになればと心から思っております
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/17(水) 23:16:53.66 ID:PubKNyyDO
貴殿にはこの板で世話になった
ご親族の冥福を祈る
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 23:17:20.98 ID:gDfOPKjTo
なんてえこった・・・
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 04:17:55.14 ID:8tH3TotJo
おぅ……色々と乙だった
自分の大事なモンを優先してくれ
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 05:25:27.18 ID:vD1Rf1ZX0
更新なんかより身の回りの事しっかりするんやで…
いつまでも待ってるで
675 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/01/18(木) 07:00:31.87 ID:SqAKlQWp0
※すいません、取り乱しました

 エタらせるつもりは毛頭ないので、ゴタゴタが収束したら再開します、一月ください

676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 09:10:12.38 ID:ai5F4QaF0
親類、2人も亡くしたのか?
壮絶すぎるな……

心の整理がつくまでは実生活を 最 優 先 してください


生存報告さえしてくれれば、半年程度は余裕
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:57:20.80 ID:l3Mx8b/Po
つかこんなアタマの悪い(褒め言葉)エロSS書いてる場合じゃないだろう
マジカルチ○ポ書いてマスなんて甥っ子達に胸張って言えるか?
678 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/01/18(木) 22:14:35.00 ID:SqAKlQWp0
※言えるわけがないッッ!(×4回)

 でもロードバイク提督の方は、うん、言える。あれは健全だからね。きっと。めいびー。

 つーか別のところではフツーに小説書いてるぞよわたち。

 いずれにせよしばらく書けんので、折見て書き溜めてるのブッぱしながらいきますよ、わぁこんな頭悪いのがいっぱいってな具合

 なんにせよリアルのめんどくささ凄惨、もとい清算してからガトーよろしく私は帰ってくるよ。がんばる
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:15:24.29 ID:54QkM919O
>>677
英才教育やろなあ
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:29:09.62 ID:WXCH2Vfyo
乙です。ゆっくり筆休めして下さい
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 15:59:44.57 ID:RDFqN7reo
保守はしておく、安心して行って来てください
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 03:54:43.33 ID:nBvsIWwE0
しっかりURLは残してるから安心して!また適当に覗きにくるから。とりあえず今は、現実の方頑張ってください!うちも最近曽祖母なくなったんで…
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 12:51:44.30 ID:Pz24shISO
>>634
この闇大井っちみたいな子すき
684 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/01/26(金) 20:49:46.02 ID:m63R8pSU0

※生存報告がてら頭の中にふっと浮かんだフレーズやらネタを書いていくよ。


・長くて良い膣、長良型〜おいでよ長良型の膣〜

・竜田揚げという料理があるぐらいだからつまり龍田はアゲマンなのだというゴリ押しの風潮

・「鎮まれ、鎮まれ俺のチ○ポよ……!」とか言いながらブッキーに高速ピストンする吹雪提督

・「ふっ……シラヌインキュバスは傑作中の傑作、ウシオークなどという下賤な種族と違い、純粋な淫魔そのもの」――――『中世魔導生命体研究鎮守府へようこそ』より抜粋

・ナガトロールは駆逐艦や海防艦を積極的に襲う失敗作だ

・「このマ○コはできそこないだ。ハメられないよ」とイチャモンをつけて回ることで五回に一回タダマンにありつける事を目的とするどうしようもねえ恥垢のメニュー

・雷「イカヅチ○ポ」

・電「イナヅマ○コ」

・雷・電「「合体!」」

・完成! 暁型強襲駆逐艦(アサルト・デストロイヤー)・雷電!

・電への負担が大きいので長い間合体していると電ちゃんのトロ顔が戻らなくなり、雷がドSに目覚めるという欠陥兵器

・超天変地異みたいなチ〇ポにも慣れて(中毒症状) こんな日常、正気と見間違う(SAN値ゼロ)

・非平等性チ〇ポ主義の快楽に呑まれて 心までが長門メスゴリラ

・初春「ア゛ァ゛ァ゛ア゛〜〜〜〜〜!! ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛〜〜〜〜〜〜ッ!!」(※特に意味はありません)

・棲姫⇒せいき⇒性器

・おわかりいただけただろうか

・深海棲艦たちの姫級や鬼級はド淫乱ばかりである

・吹雪提督「おっ、戦艦マ〇コやんけ! ハメたろ!」 戦艦性器(棲姫)「」

・ダイソンとか呼ばれてるからきっと吸引力がスゴいんだろうね、ね?

・吹雪提督「卑の……カタマリとなって……(快楽の海に)沈んでしまえ……!」 空母性器(棲姫)「オ、オマエノセイデ! 私ハイヤラシイ痴女キャラニサレ、んぅぅううううううっ♥」

・ぽんぽこ孕む(確信)

・中枢性器とかなにそれエロい

・リコリス性器ってなんだよ

・あ、ほっぽちゃん! セックスごっこしようぜ、おまえ膣穴な!

・援○交際における隠語で1万5千円のことを苺というらしい。つまりイチゴぱんつの艦娘は……(これ以上はさすがに書けない)

・赤城「ボーキ隠して膣隠さず」

・提督「膣を出せ」

・「存在の美しさが罪なので罰として営倉入り」ってそれっぽくヒドい理由で強権を揮ったらなんか納得して受け入れたもんだからイラッとしたので「ついでにオナ禁」と命じたところ一日目で熊野が脱走した、囲め、袋にしろ

・よい子の性教育〜オナニーのやり方を覚えた春日丸が大鷹になるまでの一週間を隠し撮り〜

・囚われの姫騎士プレイと称してウォースパイトの前でアークロイヤルを立ちバックでハメる、ぶっちゃけただのウォースパイトいじめ

・お前のトリコロールカラーの髪が気に入らないとコマンダン・テストにいちゃもんを付けて、トリコロール髪が真っ白になるまで連続膣ハメからの顔射プレイ

・日焼け止め? 白染めならあるぞ。染料の原材料はこのチ○ポから出てくる。さあ、はげめ―――なぜ逃げようとするんだい、白露?

・信じて性教育を施したあきつ丸が本当にあなるきつきつ丸になるまでの感動と笑いありのドキュメンタリー映画風味

・イムヤ「大変よ司令官! 大鯨さんがゲイに!」

・提督「貴様はここで何をしている! 何故その現場を撮らんのだバカ者!」

・ひどぅい

・現代の貨幣価値を知らない秋月型が困窮する生活に思い悩み、姉妹揃って処女を100円で売ってしまい姉妹で顔をそろえた後に待ち受ける悲劇



 不調だ。

 艦娘らが陽性反応出た検査薬を手に提督の執務室にやってくるハメンタインデーの時期には復帰できそう。
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 21:19:48.54 ID:tOJN8AGZo
wwwwww
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 21:55:36.93 ID:i9BdF05so
あたまがわるいようだ(褒め言葉)
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 01:52:54.66 ID:b+H876QU0
SSBSを汚すな(過激派)

まあコレ思いつけるくらい健康そうでなによりです
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 09:40:31.85 ID:XnleFitJO
SSBSって………なんだ?
熊野でむせた
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 23:53:53.48 ID:/VpYeGpi0
お元気そうでなによりです。それはそれとして、村雨のムラムラモンモンマ○コ改はいつ犯すご予定で?
690 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/01/28(日) 00:57:18.81 ID:MBsK25yK0

※今だから言えるネタとか、ボツにしたネタとか言語道断なネタとか、フィーリング重視のまるでソースも根拠もない個人的な感想とかをぶっぱ


・実は当初、秋月が安価で選ばれた時はもっとネタ的なキャラを予定していた。具体的に言うと彼女を雌にするトリガーめいた言葉がフッと思いついてしまったからだ

・「妹たちに美味しいご飯を……食べさせてぇンだるォ?(ゲス顔&ゲスボで巻き舌)」

・北上を人質に取った場合の大井っちめいて約束された勝利の和姦。千歳の乳を乳質(ちちじち)にした千代田のようにね。乳質(にゅうしつ)ではない。乳質(ちちじち)の千歳の乳が入室したよ。

・妹たちに美味しいものを食べさせるためにという言い訳をしつつも垂れながしの涎を拭わぬままに「何発でもどうぞ!」ってな具合の秋月には流石の提督もち○こ萎える。

・タダメシにありついた秋月はとても幸せそうになるのでこれはこれはアリなのだが、イヤしいかイヤらしいかの違いって馬鹿野郎。裸(ら)がないだけにな。本当に馬鹿。やらなくて正解だった。

・そして喜べ、もしくは絶望せよ――――五月雨は予定通りだ。なんなんですのあの頬っぺたは。発情しているところを隠そうともしない。

・探さないでください、見つけたとしても殺さないでください

・初対面の時に「いじめる? いじめる?」と不安げな表情で姉らの背後に隠れながら提督をじっと見つめてくる山風に対し、慈しみつつ愛でるラブエッチを所望するか、加虐心がそそられるかで君の性癖は決まる――――と見せかけて情欲を覚えた時点で貴様はロリコンだ残念だったね此処が君の墓場さ(時雨ボイス)

・エロと結びつける難易度が個人的に高めな艦娘がいるのは否定できん。個人的に鬼門だと思ってるのは水無月と、まだ未消化の霰とかだ。夕立? わりと簡単な部類でしゅよ(※個人差があります)

・しばふ艦というだけでエロやネタとの結びつきが容易である。あのほそっこい首筋に原初のエロスを感じる。天地乖離すお芋の星だ。

・キャプテンキッソは個人的に超お気に入りなのになんで貴様らおr木曾を安価で指名しないのか許さんキソ! じゃなかった許さんクマ! おr……わ、私は決して木曾ではないキ……にゃあ!

・懐かしの鳳翔さんとのグチョエロ初夜SS(というか小説)が発掘されたのでそのうち単発別スレででぶっ放そうと思う

・「失禁する敷波」と言う大して上手くもないフレーズが脳内にエコーする時期があったので、きっとあれはエコーズACT1によるスタンド攻撃を受けていたんだと思う。もしくはチープトリック。「敷波におしっこさせよ、ね? ねっ?」

・睦月と言う物凄く可愛い生き物をネタキャラ化しようとすると、魔王の娘になるか、マッチョ化したムキ月になる不思議。なお夕立の悪口を受けた時、行間でブチ切れて寮を更地にしたのはムキ月だ。うっかり100%となっていたもよう

・皐月は殺月となるのだ。絶対深海棲艦殺すウーマンだ。「そのちっぽけな戦力でこの皐月を撃ち滅ぼそうてか……可愛いねェ……」という「誰だよ貴様」な威圧っぷり。

・菊月は菊突きで攻め担当だよ! 相手の肛門を殺す! 殺そうと思っただけでまさか死ぬとは思ってなかった! 

・長月は、うん、その、なんだ、名器だ、うん、普通に、フツーにな、うん

・弥生の服をビリビリに引き裂いて「ふへへ、よいではないかよいではないか弥生ではないか」と迫る悪漢の尻に菊月が攻め担当するだけの茶番

・エロいよミカは……そのちっさいお口で濁流のように吐き出される精子、一滴も残さずとっぷり飲み込むもんな。お行儀のよい子だ

・望月のマグロっぷりは書きたいな。めんどくせーっていいながら「あーん」して提督のチ○ポ突っ込まれ待ちしてるところとか

・浦波と浦風がオラ波とオラ波になってなんかこう精神的なヴィジョンを具現化させてだな、オラオラオラオラ叫びながらラッシュをかますんだよ。拳を叩き込みやすい角度を知ってる超ハードパンチャーだ。

・叢雲と村雨はムラムラしている(いつものこと)。合体して叢村ってとこかな。そしてこいつがスーパー叢村! 発情具合がピンク色のオーラとなって視覚化できるという優れた凌辱体質だ。

・深雪は深い(意味深)

・磯野波平、略して磯波。きっとみんなも考えたことがある。或いはとってもパラ磯波。大淫婦バビロン的なアレ。

・初霜の初シモという下品なだけのネタは避けた。だって初霜は可愛くて尊いからだ。

・大潮をネタキャラ化することはあえて避けた。あの子発言からしてヤバいんだもの。なんかヤバい成分が溶け込んだ汁を静脈から摂取してアゲアゲになってるもの。アヘアヘになるもの。

・不知火は弄り易くて好き。エロも純愛も凌辱もネタ化もヤクザも何でもイケるベテラン女優のような安心感と、どこか鉄砲玉を使い捨てるような愉悦が同居する言語化しがたい感覚がある。音忍かな?

・長門は極端だ。鉄板のゴリラ、情の深い女という側面を描写するのも頗るだろうし、連合艦隊旗艦を背負う重圧と、軍艦時代のトラウマで押し潰されそうになる心をそっと慰める描写とかも素敵だと思う。

・ところで親潮は掛け値なしのどすけべであることに疑いの余地はありませんが、提督とは恋人になれても愛人にはなれない子だと思います。萩風に匹敵するおしゃべり好きだから即バレ不可避。そしてナレーションさんに匹敵するナレートフィリアを発症します

・提督は公式でお料理上手なのでどのジャンルが上手なのかを考えるのが面白い。そう、女体盛りだね。

・男体盛り? ぶち殺すぞ。

・対馬の立ち絵を見ているといつも思うんだが、あの左手の流麗な動きは恐らく南斗水鳥拳の使い手であろ。水面を滑る水鳥の如く華麗な足さばきで間宮さんをアンブッシュし、即座に「シャオッ!」して全裸に剥くのだ。

・卯月の立ち絵を見ているといつも思うんだが、あの左手の角度からして間違いなく承太郎リスペクトだ。具体的には13巻の。この「うーじょーうーたろー」がじきじきにぶっとばすぴょん。
691 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/01/28(日) 01:02:51.61 ID:MBsK25yK0

・いつか戦艦やら航空戦艦やら空母やら雷巡やら使って「お前に相応しい砲弾(艦載機/瑞雲/魚雷)は決まったッ!」ってな中二病全開の魔弾をブッぱさせてえ。(分からない人は分からなくていい)

・砲弾、我が力! 大地を粉砕する一式徹甲弾! 空を焼き焦がす三式弾! そして、遥かなる原初の爆発オチ――――陸奥の第三砲塔! 爆ぜろ、召艦娘―――――陸奥!

・瑞雲、我が力! 全ての源、マザー瑞雲! 蒼天を泳ぐ覇者、瑞雲(六三四/熟練)! そして夢幻をも噛み砕く瑞雲12型(六三四空)! はばたけ、召艦娘――――日向!

・艦載機、我が力! 大空を翔る無限、震電! 蒼穹を駆ける轟き、天山一二型(友永隊)! そして全てを焼き尽くす、彗星(江草隊)! 戦い抜け、双子の召艦娘――――二航戦!!

・魚雷、我が力! 冷たくて素敵、九三式酸素魚雷! 冷たくて素敵、五連装(酸素)魚雷! そして冷たくて素敵、六連装(酸素)魚雷! ヤンデろ、召艦娘――――大井!!

・艦娘の外見年齢が成長しない世界観と成長する世界観を共に楽しめるマジカル変化の術。「幼い心に淫らな体」というキャッチフレーズすこ。(駆逐艦・雪風(体は22歳))

・「清らかな心に熟れた肢体」これもいいなあ。駆逐艦・清霜(28歳)

・「ココロと裏腹に乱れたカラダが求めちゃう」こっちもいいかなあ。駆逐艦・暁(19歳)

・急に大人になったことを最初こそ能天気に喜んでいた雪風・清霜・暁だったが、男の人たちから向けられる視線に気恥ずかしくなって、逃げるようにお風呂に入ったところ姉妹たちから興味津々で弄られて性感を自覚しちゃってから始まる物語(陵辱もラブラブも展開次第でイケる)

・吹雪型はムッツリエロと言う属性を付与すると急にエロくなることに気づいた今日この頃、私もまだまだだと思う

・尽くすタイプの子はフェラ好きという都市伝説があるが、傾向的な話で生理的な嫌悪はまた別の話だと思う昨今。それを押し殺してでも尽くしてくれるってシチュはそれはそれでイイんだが、フェラが好きで好きでたまらないって方がグッとくる

・即堕ち(通常)では、ちゃんとフェラ好きそうだと思う子にはフェラさせてるという新事実。沖波とかなっちーとか

・クンニ好きそうな子は誰だろうって考えてみた。真っ先に初雪とポーラが浮かんだのは何故だろう。続いて望月、熊野、阿賀野や対馬が……あっ(察し)

・ヨダレを垂らしながらのうっとり顔で、股間に顔を埋める提督の頭を両手で掴んでぐいぐいしてきそうな艦娘選手権、きっと誰かが書いてくれるでしょうよ。

・めっちゃ恥ずかしがって抵抗してきそうな那智型を無理やりまんぐり返しの姿勢で辱めた後、間髪入れずガチのクンニ攻撃を敢行するという容赦なしの焦土作戦を打ち立て申したクソ提督、まこと軍人とはかく在りたいものでございますな大佐

・気の強い子は提督に奉仕させることに「あの提督が、私のここに口付けて舌を這わせてる……♥」的な喜びを抱くか、「こ、こんな恥ずかしいところを間近で見られて、舐められるなんて……!」と屈辱を感じるか、どっちにしろおいしい

・あ、天龍ちゃんは恥ずかしがると思う。もうあのハリボテなオラオラ系は広く周知され過ぎていて、一種の伝承と化している

・龍田は余裕たっぷりに「もっと下品に音を立てて」とか言いながらも内心で「恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい」とか連呼してたら美味しいと思います

・仰向けに寝転がった提督の顔を跨いで自主的にくぱぁした上で、陰部を実況されるという罰ゲーム。別名ドM判定ゲーム。提督の顔に滴るぐらい濡れてきたらドM認定。

・龍驤はしばし「改二になっても甲板胸」ってネタで弄られるが、あのしっかりと丸みを帯びてきたお尻のまろやかさを無視して平たい胸族出身であることばかりを弄るのは不公平ではないか?

・あの腰つきについてはいずれの話ではあるが、しかと弄ってやろうと心に誓う。あの尻を揉みしだきながら女として極上の機能を有した股座にいきり立ったものを突き込んでやるのだ(フランスの国家的なエッセンスを交えて)

・挿入した時にどんな喘ぎ方をするかによって、男の興奮度が上がったり下がったりするヨ!

・性的知識のない鳳翔さんを保健体育からじっくりと半年ぐらいかけて仕込んでから処女喪失までもっていくという大企画





【新番組「しこしこぴゅん(R-18指定)」】

「我が名はマラ丸」

「俺の名はモッコリ」

「私はくっころ!」


 いかにも性欲が強そうな男二人に、被虐体質を持て余してそうな美女が一人

 何も起きないはずもなく、やがてその雌穴をかけて争う二人は和解し、遂に悟った


「我ら共用の便所にすればよい」

「それが良い」

「くっころぉ……♥」


 なんだこの誰もが狂っているが故に、誰も救われていないけれど誰も不幸になってもいないという不毛な悍ましさが満点の残酷物語は。

 意味の分からない人は分からなくて結構だと言ってる!
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 01:37:09.90 ID:qYOob3FWO
ぬいぬいの陵辱二連発すこ
初期の即堕ちが短いときじゃなくて現在の長い時に二回陵辱当たってたならばたっぷりぬいぬいの陵辱を堪能出来たのに残念
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 03:00:22.39 ID:DHs74uFP0
真面目な話、思いついたネタをなんでも良いからとりあえず書き留めておく姿勢は創作趣味の人間として見習うべきだと思いました(小並感)
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 04:36:37.66 ID:AmrLyXCHo
ヤバイ。どう言えば良いかわからないけど色々ヤバイ(語彙不足状態)
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 08:35:12.93 ID:Gl3K3tcA0


股の痴漢……じゃない、またの帰還をお待ちしております
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 11:44:53.45 ID:fEOZkSSjo
こういう時何て言ったら良いかよくわからんが・・・まあなんだ

お 大 事 に
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 12:44:50.00 ID:Yd2LqpUjO
一つ一つのネタの破壊力がぱねえwww
698 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/01/28(日) 19:57:53.79 ID:MBsK25yK0

1.マジカルチ○ポ鎮守府間違い探し:以下の@〜Bの会話文を読み取り、致命的な間違いを指摘してください。その上で正しい物との共通点や相違点を見つけ記述してください。

 配点:0、学校では評価されませんが、1問正解ごとに膣ザリンに1億点加点、シリコーンドールは不毛だけど良くない不毛なので5億点減点。

     ハッスルパフパフとパイパンブローは卑猥すぎる文明なので回答の合否問わず破壊する。

     ロ○ルド・ウ○ーズリーは存在が罪なので罰としてち○こをもぐ。




例題:提督「チェスト!」 吹雪「あひぃっ♥」



※以下模範解答(ここまで書けたら満点)

 間違い:チェスト

 正しい:チ○ポ

 根拠:チェストされてブッキーがあひぃっ♥するわけがないので、チ○ポが妥当と思われます

 補足:また、入れられて即「あひぃっ♥」しているところから、ただのチ○ポではなくマジカルチ○ポの可能性も否定できません

 共通点:棒状なところ、入れられるとイッちゃうところ、固くなっちゃうところがとても同じです、先生

 類似点:折れたり老朽化すると使い物になりませんよ、教授

 相違点:痛いと気持ちいい

 特記事項:ブッキーが可哀想だけどとても気持ちよさそうだと思いました(小並感)


 では問題です。



@朝潮「朝潮、出ます!」 提督「行け」

A那珂「艦隊のアイドルぅ♪ 那珂ちゃんでーっすぅ♥」

B熊野「くまりんこ♪」


699 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/01/28(日) 20:00:14.90 ID:MBsK25yK0

2.マジカルチ○ポ鎮守府常識クイズ:次の記述から正しいものに○を付け、誤っているものを書き直しなさい。また、補足があれば書き足しなさい。

  配点:0点。一問間違えるごとにねぇ、君の鎮守府の艦娘をねぇ、練度が高い順にロックを外して誤解体を促してやるぞぉ……フフ、パイ喰わねえか


例題:@マジカルチ〇ポを挿入された雌は死ぬ

   A天津風は子供チ○ポが好き

   B千代田の性癖はナレーショフィリアである

   C秋月型はぽんぽこ孕む

   D神風型は全身貞淑隊である。

   E阿武隈の好きな体位は密着してキスしながらの騎乗位で、主導権を握りながらのラブラブセックスである

   F重巡洋艦・ザラの膣内は締め付け系の極狭名器である

   G親潮は淫乱! これはもはや常識!


※以下模範解答(ここまで書けたら正直ひくわー)

 @×:マジカルチ○ポを挿入された雌はイく

 A×:天津風はキョコーン大好き。なお軽いSMプレイにも対応可能。

 B×:千代田の性癖はポリテロフィリア。明確にはその亜種であり提督のマジカルチ○ポによる抜かずの連続セックスが好みである。

 C×:何言ってんですかアンタは、そんな根拠があるわけないでしょう。ソースどこですかソースは。

 D×:んなわけねーだろwwwww

 E○:好きなのは間違いないが、一番イッちゃうのは姿見で己が痴態を見せつけられながらの背面座位の乱れ牡丹、現実は非情である。

 F×:ザラザラの肉襞がたっぷり詰まった襞系の極狭名器である。

 H○:常識的!




 では問題です。


 @村雨は改二になるととてもとても淫乱になる

 A阿武隈はおち○ぽになんか負けない!

 B五月雨はちょっとドジッ娘属性のある頑張り屋の女の子であり、とても可愛らしい子である

 C多摩は改二になるとキ○タマが生える。だってタマが二になるんだからタマタマ、タマタマやで、気にせんといてぇや(嘲笑)

 D叢雲の槍の能力は「刃に映り込んだ存在の名を取得することで、あらゆる事象を割断する」

 E初春が処女を奪われた時に「人の子など孕みとぉない……!」と言いましたが、そもそも性行為に至った原因は「今日はあの日だから駄目だ」と言ったせいである

 F出会って五分で即逆レイプした卑猥な艦娘がいるらしいが、それは紛れもなく子日だった

 G日向はエロい

 H愛宕は童貞1000人斬りのぱこぱこビッチである

 I大鳳は初体験の時に輪姦されましたが、その相手は不特定多数の男性である




※書き溜めてあった馬鹿企画はここまでなので、次はハメンタインデーぐらいに逢いましょう
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 21:36:36.85 ID:DnKd1FJio
脳みそ溶けた
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 21:54:31.48 ID:fEOZkSSjo
もうなんというか流石すぎる
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 19:06:11.78 ID:dYHpnCaoO
頭空っぽの方が夢詰め込めるんやなって
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/01(木) 13:07:08.03 ID:qVOt47ZSO
>>687
SSBSってなんだよ
地対地戦略弾道弾か?
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 12:29:54.63 ID:z67bVG/9o
夢って何さ(哲学)
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 11:07:06.20 ID:uWXYztjSO
>>699
2A ○:ただのおち○ぽには負けない
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 23:04:57.62 ID:KoxYZ+AO0
今日は節分なので艦娘の年齢分の膣内射精をしたり、南南東に向かって提督のチ○ポをしゃぶらせたりしてほしいとこですね
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 00:28:36.31 ID:ULimk2Zio
問題は艦娘の年齢は見た目か艦齢準拠かと言うことだな
金剛とかスパ子とかエロいもといエライことになってしまう
708 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/04(日) 12:30:08.70 ID:T2sT1wRc0

※よし、来週あたりから復帰できるゾ。節分のSSを投下して再来週のハメンタインデーを迎えるゾ。


【思い付き短編:節分(節度なんか捨てて分を弁えるなの意)の種まき】


提督「節分―――――それは古来より、歳の数だけ膣に出されるという変態国家ニポーンの伝統あるお家芸である」


 そんな酷い国があるのか。ひでえなニポーンって国は。名前からして前と後ろにブッ刺してそうな国名だもんな。ニポーン!

 日本? それはジャパンのことか? 違う国ですね。知らない国です。あの国は素晴らしい。

 こっちも二本刺してそうだって? 殺すぞ。刺すと言っても刀の大小を腰にな。一緒にしないでくれたまえ。サムライですから。


提督「古の時代より淫蕩や姦淫は邪なるものとして忌避されていた。そう、古から。古ってエロを縦に重ねてチ〇ポで貫いた字だから、そりゃあもう卑猥だもんげ。

   とはいえ性欲は溜まるもの。『糞を汲み溜めたままの肥溜めはいずれ溢れかえってバイオハザード』と伝説の百姓・NOUMINもそう言っている。

   程よく発散するのは致し方なし事。清濁併せ持たねばならぬ――――そう、精も、白濁もね! フフ!」


 なんか「上手いこと言ってやった」って顔してるけど、頭大丈夫かなこいつ。


提督「しかし長良、禁欲的に生きる者はいよう。そう、長良のようにね。誰も彼もが大天使・長良のようにスポーツやロードバイクで清廉に生きられるわけではないのだ。

   それに比べておまえらたちのいやらしさったらないわ。マジないわ。マジ卑猥、マジ淫乱、ひくわー」


 絶対コイツの願望混じりだ、絶対そうだ。


提督「それでも溜まるものは溜まり、いずれ最悪の形で噴出する可能性もありうる。天使に認定されてしまったが故に禁欲を強いられる古鷹のように。

   天使は天使でも淫乱天使だよあの子は。だって名前に『古』が入ってるんだよ? 常識だろうが。加古だってそうだ。古を加えちゃってるんだからエロエロだよ、二本も刺してやがる」


 隙あらば古鷹と加古をエロい子扱いしようとしやがるこの野郎。


提督「中古とは中に出されちゃったエロい子の意味だ。慈しめ。蔑むな。処女厨は死ね!

   おっとつい知識をひけらかすようなことを言ってしまい、話が逸れたな汚らわしい蛮族にも啓蒙を齎しちゃう提督ったらマジ聖人ね!」


 聖人? 精人とか性人の間違いでは? むしろ人か? 獣ではないのか? ナレーションさんは訝しんだ。


提督「故に膣まき、じゃなかった種まきとはな。年に一度、淫らの象徴たる雌の膣奥に大放出することにより、潜在的な欲求不満を解消する行事が催されるのだ。

   実際に催して仕方ないし……ゲフンゲフン、さておきその、なんだ、ありがたい行事なんだ。具体的にはホラ、その、豊穣を祝う、えっと、その、アレだ、行事、祭事、催事、そう、催事だ。催しちゃうことなんだから催事だよ」


 【悲報】催事はエロ用語だった【常識的】


提督「ってわけだからほら―――――股を開けよ」


 こんな長ったらしくも最低なお誘い文句がこの世に存在していたとは……読めなんだ、このナレーションさんの目をもってしても!
709 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/04(日) 12:51:03.65 ID:T2sT1wRc0

 かくしてイベント仕様の即堕ち時空提督のやたら攻撃力の高い宣言により、節分・種まき大会は開かれた。



アイオワ「頭がイカれてんのかテメー。気が狂っていやがる。ニューヨークのスラムにもいねえぞこんなヤツ」


 キャラ剥がれかけてんぞ英語で言え。アメリカのド田舎、もといネバダあたりから上京もとい上ニューヨークしたのをきっかけにギャルデビューした陽気なアメリカンガール・アイオワに戻って!


ビスマルク「何かヤバ気な病名のある病気を患ってないかしらあの人。カルテどこ、カルテ!」


 シッ! 言っちゃいけません! トチ狂った人に病気を疑ってかかるのは正しい認識だが、それを面と向かって言うとなぜか侮辱や罵倒と捉える人はいるのよ! アドルフに告ぎなさい、アドルフに!


リシュリュー「Sale fils de pute(淫売の息子が)」


 笑顔で毒吐くのやめたげて概ね間違ってないけど提督のお母様はお父様一筋だったから!! お父様オチ〇ポ一本だったから! 一筋のすじをその一本に捧げて卑猥なひし形にした人だから!


リットリオ「アモーレ百回叫んで女性の口説き方を子宮から学び直してきてください」


 残念、彼はお腹の中にいる時から英才教育でした。むしろ英精教育でした。ミルク注がれて常にカプチーノ風味だったのだ。


ウォースパイト「………Fuckin' ヤマトビト」


 よしなされ。イギリスのケンブリッジ大学都市内のチャペルで式を挙げる幸せそうな夫婦を、ギトギト油まみれのフィッシュアントチップス喰らいながら見てる未婚女性のような顔をして吐き捨てるのはよしなされ。


金剛「(そんな行事)ないデース」


 そんな風に中途半端に常識人だからお笑いキャラなのだ貴様は。逆に考えるんだ。あわよくば朧や潮のように既成事実を作れると考えるんだ。


ガングート「孕ショー」


 正解。だが自分にそれが降りかかってくるとは微塵も考えていないらしく、「このボルシチうまいな、マミーヤ」ってなのんき具合である。


提督「さて、それにあたってこの提督は考える……>>707はとてもいいことを言いました。君たちは建造やドロップされてから、およそ1〜5年程度の年齢です。つまり種付け換算すると1〜5回の膣内射精が妥当なわけですが、これを軍艦としての進水日計算に置き換えた場合、どうなってしまうのか」


 かくしてオチがやってきた気配を感じ取った戦艦たちは凍り付いた。



 アイオワ進水日:1942年8月27日⇒75回。

 ビスマルク進水日:1939年2月14日⇒78回。

 リシュリュー進水日:1939年1月17日⇒79回。

 リットリオ進水日1937年8月22日:⇒80回。

 ウォースパイト進水日:1913年11月26日⇒104回。

 金剛進水日:1912年5月18日⇒105回。

 ガングート進水日:1911年10月20日⇒106回。



 おわかりいただけただろうか。

 もうおかわりいただきたくないのだろうか。
710 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/04(日) 12:57:03.64 ID:T2sT1wRc0

提督「んああ仰らないで、君たちが淫乱なのは知っているからもちろん後者だよね提督わかってるちゃんとわかってるから」


 金剛が何か言いかけたが、提督は言わせるまもなく印を結んでマジカル影分身し、その可愛らしい口にチ〇ポをねじ込んだ。

 この急速にオチに向かって加速していく感覚に、リシュリューとリットリオは血管がブチ切れそうな怒りがぐるぐる巡って吐き気を感じるほどであった。

 「つわりにはまだ早いよ」とニッコリ笑顔の提督に、更に巡ってリシュリューとリットリオは切れた。襲い掛かった。ダメでした。ああ、前に! 後ろに! 口に!

 ビスマルクとウォースパイトはこっそり逃げようとしていたが、残念長良もう遅い――――「絶対に笑ってはいけない」の企画に参加してしまった彼女たちは、なんやかんやで連続で膣内射精される悦びを身体が覚えてしまっていて、すぐに追いつかれてズブリされてしまったのだわ。


 そんなこんなで解き放たれるマジカル影分身。

 逃げ惑う駆逐艦達。一部はよろこんでいた。悦楽の悦と書く悦びであった。特に神風型は喜んでいた。性癖的な意味で。あへあへしながら「ごめんなしゃい」してる如月もとても楽しんでそうだった。

 泣き叫ぶ軽巡たち。「何が何だかよくわかんない」ってな具合でのほほんとしているのは長良ぐらいであった。

 絶望する重巡・航巡たち。そわそわしながら心なし期待してる感があるのは足柄や最上であった。三隈? 積極的に提督を襲っとるわ。例の言葉を叫びながらな。

 軽空母・空母達はなんかもうあきらめてた。どうせ逃げたって捕まるし、嫌ってわけでもないし、無駄に抵抗しない方がより気持ち良くしてくれるのが分かっていたからだ。

 潜水艦達はそれでもあきらめずに海の中へと逃げていた。彼女たちのように提督は潜航できないと踏んで――――そんなわけがなかった。提督は性交に関してのみ、永遠の無呼吸運動ができる。淫遁・海中破瓜の術である。元気イッパイだぜ。

 あきつ丸は執拗に尻を責められていた。「オマ○コにもオチ〇ポください」と土下座懇願するまで尻を責め抜かれる。しかし進水日計算的に、射精の残り数はみるみる減っていく。終わりがあるから絶望もある。「何回目で懇願するかな〜〜〜?」という、闇落ちした南斗孤鷲拳伝承者のよーなゲスっぷりである。

 四天王? スルーだ。ベッドメイキングしてわくわくしながら提督を待つ彼女たち。YES/NO枕は当然YESだ。この淫らなれど少女らしい恥じらいに満ちた表情が凍り付くまで、まだ20時間余りを要した。

 秋津洲はかもかもされていた。かもかもってなんだって? 知らないの? かもかもだよ。遅れてますね。不勉強な人って私嫌いなの!

 海防艦は「グヘヘ、海の平和は守れても、己の貞操は守れなかったようだな……!」と割と初期の防空艦のノリで提督の上に乗ってノリまくっていた。あひんあひん。

 そして戦艦たちは、ご覧の有様である。長門も陸奥もち○ぽには勝てないし、伊勢と日向はいつも通りだったし、他の金剛型姉妹もヒエヒエ大丈夫大丈夫マイクマイクと大騒ぎ。

 扶桑型は相変わらず「だめぇ! 私たち、妊娠しやすいのぉ! やだぁ! もう孕むのやだぁ!」とちゃんとピル飲んでるにも拘らずレイププレイを楽しんでいた。

 大和型? ああ、すでにマグロだよあいつら。居住性良すぎてな。瞳がとろんとしてて、口も半開きでか細い喘ぎ声出してる。チ○ポのことしか考えられないって顔しながらも、膣口がチ〇ポ締め付けて離さないんだから大和型は良き文明である。破壊するなんてとんでもない。

 ローマは派手に暴れたので壁尻の刑に処された。順繰りに膣に出されては尻に正の字を書き足されていくという屈辱刑であり、懲罰の意味も込めてビデオ撮影もされていた。立ちバックでハメられながらも一切の手振れなく撮影する青葉と衣笠は本当に優秀な重巡である。 


 そして残るアイオワとガングート、彼女たちは―――――。



提督「アイオワは俺に暴言吐いたから一発追加で76回。語呂よく南無(なむ)しちゃいなさい。大丈夫、仏教用語で法悦ってのがある。仏の道を開いちゃうある種の悟りが君にもくるー、きっとくるー♪ 絶頂の時に『イく』じゃなくて『クる』って言っちゃう君らのお家芸的にも、きっと悟りの扉は開きやすいはず――――そう、そのお股のようにね!」

アイオワ「畳みかけすぎな上にサラッとステイツを侮辱するんじゃね、オォオオウカァアアアアアアアアアアアアムッ♥(あぁあああ、きちゃううううううっ♥の意)」

提督「ガングートはサービスで二回追加だ。108回で煩悩の数になってとてもいい感じだね。でも大丈夫、俺の精液って聖なる液と書いての聖液だから。一発膣内射精をキメられるごとに、ちゃんと煩悩を浄化するんだよ?」

ガングート「ハ、ハ、孕ショ……」


 何も大丈夫ではないとアイオワとガングートは思った。榛名の気持ちが分かった気がした。

 ここに時空を超えた日米露……じゃなかった、ニポーンとアムェリカ(巻き舌)とソビエトの融和は果たされたのだ。

 チ〇ポとは卑猥だが、マジカルチ〇ポとは偉大だ。

 犬猿の仲だって融和しちゃうんだ。

 融和しちゃうぅうう! you、和姦しちゃうのぉぉおおおらめぇえええってな時空論法、遥か遠きブッ飛び具合だ。


 そしてアイオワとガングートはこの日、最果ての海(オケアノス)へと到達した。


 こんな気持ち(絶頂)、初めて。

 もう、ナニ(チ○ポ)も怖くない。



 ――――深海棲艦が全滅する日は近い。



吹雪「ナニが始まるっていうんです?」

提督「大姦淫・世界乱行だ」


【姦】
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/04(日) 15:28:55.82 ID:fiKUX8fIO
出した液が提督自身の総体積を遥かに凌駕してますねこれは間違い無い・・・
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 15:57:01.70 ID:ULimk2Zio
まあ戦艦だし簡単には(精液の海に)沈まないかと思ったらそんなことはなかった
そういや金剛って魚雷一発だけで沈んだ慢心戦艦だったな
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 16:11:09.99 ID:HfTdZ43s0
かもかもするってなんだ…なんなんだ…排卵誘発させるだけじゃなく卵巣を直接弄って受精率の高まった排卵した卵子と感覚をリンクさせ放たれた精子が突撃し受精するその瞬間を見せつけ検査薬は使わずに胸が貼り、つわりが出て、妊娠なんかしてないって認めない秋津洲のパンパンに張ったおっぱいをしこしこして吹き出た母乳を見せて受精したんだよ?赤ん坊がその腹の中にいるんだよって絶望顔してる秋津洲に宣言することをかもかもするっていうんですかね?
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 22:19:59.14 ID:G0UgHbAA0
何が悔しいってこの投下文を読んでティンポが反応してしまったこと
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 23:16:54.75 ID:invbFoVE0
想像の遥か上をいっててチ○ポ生える
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 09:55:33.70 ID:ydyN+1sA0
ヒーローってH+EROって書くんやね(達観)
717 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/02/05(月) 22:47:24.79 ID:23gv1GqF0
※寝取りキメた〜加古を犯し続けて〜♪

 俺はピストン 初心な加古の膣を〜♪

 精子のマジカル染みついて――――孕  む  〜 ♪(無慈悲)

 膣に出すといった筈さ 受け入れた筈さ〜♪


 さあ、色々落ち付いて調子が戻ってきたから、どんどん、リハビリしちゃおうねえ。


>>711 君のような頭のいい読者は蜘蛛でも追っていなさい。マチをチェーンジェイルでとっつかまえてアヒンアヒンさせる権利をやろう。

>>712 チョロインと取るか、一本に一途だったと取るべきか、そこが問題点であり解釈次第である

>>713 そんなひどぅい展開になるわけないだろう。もっとハートフルだ、こんな感じで。


提督「やあ秋津洲、いい天気だな。パンツ脱げ。膣内射精するよ。唐突で済まない。全て天気がいいのが悪いのかもね。なんだ、ヌルヌルじゃないか……(歓喜)」

提督「いいのに悪いってことは世の中よくあることなんだよ。例えばこの、秋津洲の膣の具合のようにね。

   入口キュウキュウ、膣道も長めで襞がたっぷり、ち○ぽ全体を包み込んでくるようなまとわりつく具合が気持ち良過ぎてすぐに出してしまいたくなるよ、フフ、イケない悪い娘だ、こんなにとってもイケるのにねHAHAHAHAHA、役立たずどころかチ○ポ立ちマ○コじゃないか」


 今日も絶好調だな提督。遠回しに聞くけど君、アッパー系のイリーガルな雰囲気が漂う草とか煎じて呑んでたりしない? 鼻から。


提督「おいおい暴れるな、大丈夫、孕まないかもしれない。孕むかもしれない。あくまでも可能性に過ぎない。考えてみたまえ秋津洲。君がしばしば口走るかもという言葉をな。かもかも。そう、かもというのは確率なのだ」

提督「ところで暴れるなっつってんだろ。暴れてない? 暴れてんだろ膣内。なんだこのうねうね具合。やめろ。こんな中途半端な説明途中で出されたいのか貴様。え、勝手に動く? エロすぎじゃね?」

提督「コペンハーゲン解釈というものを知っているかい? そこには様々な状態が「重なりあった状態」で存在しているのだ。孕む秋津洲、孕まない秋津洲、それは観測せねばわからない。つまりそこに秋津洲の「かも」を用いることでだな、秋津洲が孕みたいかもと思わない限り孕まないかもと思うのだ」

提督「これを俺は『かもかも理論』、或いは『シュレディンガーの鴨』と名付けた。だからうん、いいよね、いいだろ? OK? やったぜ秋津洲愛してる……うっ」


 という悪質な洗脳=ジツなのだ。初心な秋津洲を騙してなんてヒドいことをというなかれ。なんやかんやでこの二人は幸せにかもかもなのだ。

 かもかもするとはそういうことだ。ところで秋津洲? ああ、孕んだよあいつ。当たり前だろド危険日だぞ。

 文句言う秋津洲を「実は孕みたいかもって思ってたかも?」と提督による説得=ジツにより「そうかも! 秋津洲、提督との赤ちゃん孕みたかったかも〜♪」となり、なんやかんや幸せになってしまう感じの状態のことを「かもかもする」というのだ。


>>714 ナニを見ちゃうと立っちゃうお年頃なんだろう。若いと見た

>>715 君は雌かね。生えたら突っ込め。気持ちいいの探してつっこめ。男だとしたら羨ましい限りだ。ニポーン! ニポーン! 変態国家の国民だ! 石投げたろ!

>>716 当たり前のことを当たり前のように言ったってしゃーない。HEROってヘロとも読めるからあいつらきっとヤク中だよ。キメセク大好きHERO。ダメな文明だ。破壊する。
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 00:33:07.68 ID:yzD7Txoco
あいかわらず通り越して絶好調じゃないですか・・・
リハビリいるのん?
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 23:33:46.82 ID:Hn6akWqr0
耳が性感帯な私はイヤホンの代わりにローターを耳に突っ込んだところ、次の日にインフルエンザで苦い思いをしたんだ。
何言ってんだろ…
720 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/02/07(水) 00:11:52.69 ID:DT+cH0L+0
※リハビリはいる。一日書かなかっただけでかなり鈍ってくるので。だから色々書いて感覚を取り戻すんだもんげ。


アークロイヤル「膣に矢を受けてしまってな……」

提督「マジでシャレになってねえから。しかし膣に矢を受けてしまっては、治療とリハビリがいるな。マジカル治ン保を受け入れるんだッッ」


○マジカル治ン保

 艤装の損傷は直せないが、セックスで傷が癒える。性器なら即癒える。貴女が、私の剣だったのですねというあべこべ現象である。

 全て遠き酒池肉林的な。

 治療(イヤらしい)、補給(意味深)、魔力供給(だーれーかーのーたーめーにーイーッてー)

 昔からどこでもされてる合法的な医療行為こそがセックスであった。

 中国の房中術とか治療とか健康にかこつけたただのどすけべだ。

 魔力供給とかR18の壁を超えるための理由付けのどすけべだ。

 艦これにおける補給だってエロを絡めりゃほらこの通りどすけべだ。

 でもホラ、リハビリだからね。リハビリにはセックスがいるんだよ。

 そこはデリケートです〜〜〜〜。おま○こはぁ、センシティヴですから〜〜〜〜〜。



・先生、ウチの松風がとてもとてもえっちに見えます

・それは松風がどすけべだからだ

・淫行民族・チ○ポ人。チ○ポジを気付かれないように直すのが上手な民族だ。それだけだ。膣内で早漏射精キメて敗北するたびに性交力が増す民族ではない。

・なんだか最近笑い方を忘れてしまって元気がない、そんな貴方に言葉のお薬をお出しします。

 天地人。

 チ○ポ人。

 語感が似てて不覚な誘い笑いを促す効能があります。

 フフッてしたら負け。今日も頑張ろう。

・あえてセックスの描写を事後に絞って淡泊に書くことでだな、事後に女性視点で余韻とか心情とかその後の生活で毎日のようにまぐわったことを、淡々とではなく濃厚に描写させることでイマジネーションを煽ってくる手法、好き。

・こってりと奥深くに出された、あの人の滾りが、とろりと溢れて太腿を伝ってきた―――みたいなの。むっちり太腿でもほっそり太腿でもイケる。

・男側がセックス最中に女の子側の膣の具合を、締め付けてくるとか絡みついてくるとか蠢くとかを口に出して称賛するのって、なんかドエロい。

・女性側の羞恥を煽りつつも、それによって膣内の蠕動が荒ぶってきちゃうの好き。

・「何回ハメてもユルくならない」とか「ハメるたびに具合よくなる」とか狂おしいほど好き

・「すっかりチ○ポの形覚えたな」とか「こなれた腰遣いだな」とか「へへへ、随分とおしゃぶりが上手になったなあ……」ってもう神の言葉だと思う

・「信じて送り出した嫁艦がすっかりマジカルチ○ポの虜になって、ぼくの普通チ○ポではもはや太刀打ちできない」っていうの、結構しゅき

・そろそろ艦娘の肌の質感や髪の匂いとかまで描写することで、秘められた何かを解き放ちたい

・なぜかアロマオイル検定の本を読んでいる昨今、この子にはどんなアロマオイルが合うかななんて考えだしたらもう止まらない

・げろしゃぶってエロ観点で見るとなんかすっごく卑猥。ゲロ吐くぐらい喉奥突かれながらもチ○ポにしゃぶりついて離れないのかしら、ねえフーミン? こっち向いて? 具体的には口を向けろ(威圧)

・修行の成果により、とうとう水無月と霰を性的に描写できそうになった。性的に見れないなら、もはや偶像化してしまえばよい。おにロリだ! いやらしい授業ずい!

・陰毛は悪い文明。破壊する。破壊した後にパイパンという文明が生まれた。良い文明。

・産毛は許す。それは陰毛ではないからだ。ゆるしゅ。ゆるしゃねばならない。え○りかずき風に言うと、ゆるさないはユルシャダイになる。大丈夫にゃ、問題にゃい。

・むしろまだ産毛しか生えていない、別に語呂をかけているわけでもないうぶな恥丘にヴュルッとかいう特濃な射精音でぶっかけた際の背徳的な感じが書きたい

・自覚がないのに性感を満たそうと体をこすりつけてくる駆逐艦の子がいるらしい。なんかよくわからないけど、提督の腕を掴んで胸に押し付けるように抱き付くときもちいいみたいな感じの。

・川内は色んな書き方をしてみたい艦娘の一人である。ちなみに文字通りな。川内の膣でカくとかそういう意味ではないんだよそんな目で見るんじゃあない。

・純情でもイケる、性的アピールが濃厚な子でもイケる、ベッドでは獣のように荒々しい、ベッドでは借りてきた猫のようにおとなしい、色んな川内があってみんないい。つよい川内、よわい川内、そんなのひとのかって!
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 00:55:03.01 ID:OCuvPuhVo
絶好調じゃねえか
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 01:14:54.50 ID:jBx5pGLq0
絶好調どころかブレーキの踏み方忘れてアクセルベタ踏みですねこれは…
事後描写の分かりみが抹茶の如く深い…深すぎてなんか悟り開きそう
膣に出されたという認めなくないけど認めざるを得ない子袋でタプタプしている熱を感じてあぁ…汚されたんだ、私…こんなに出されたら妊娠しちゃうよね…みたいなレイプ目で月を見上げる川内サンとかわかりみ深いずい。
瑞鶴「卵子に精子を受けてしまったずい…」受精した瞬間をモニターかなんかで見せつけるのすごい興奮するんだけど。特に貧乳ツインテ装甲空母の瑞鶴さん。
性知識が微妙に足りなそうな陽炎とかこれは神聖な儀式なのさ(キリッなんて言って膣出ししてしばらくしてからつわりとか胸の張りとか気にしだす無自覚孕ませ妊娠を微笑みながら眺めて私はこの世を過ごしていきたいです(こなみかん
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 04:45:43.32 ID:6zU5ZcuA0
陰毛はお風呂場で剃るためのものやん
鏡の前で剃る様子を見せながら「なんでシャワーをあててないのに泡が流れてしまってるのかな」ですよ

なおノンフィクションではアフターケアが大変な模様
バイキンダメ絶対
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/07(水) 10:43:36.85 ID:rYY1SU9A0
有能、ポンコツ、ツンデレ、ヤンデレ、純情、腹黒、ドS、ドM、なんでもいける大井っちはきっと毛深い……じゃなくて気高い女に違いない
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 23:09:45.60 ID:OCuvPuhVo
つーかなあ大井っちってばホント良い女だよなあ・・・
726 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/07(水) 23:20:00.82 ID:DT+cH0L+0

【概要:歌って踊りながら甘くステップを刻むマジカルチ○ポ提督たち】

 超天変地異みたいなチ〇ポにも慣れて(中毒症状) こんな日常、正気と見間違う(SAN値ゼロ)

 マ〇コスキー、ジョー〇ター(風評被害)

 揺さぶられながら(オナホみたいに)

 見失えないものはなんだ?(配点:10点 早押しクイズ)


五月雨「! 羞恥心」ピコーン

漣「嘘をつくなっつーの」

吹雪「絶対嘘です」

電(しゅうちしんってなんですか?)

叢雲(どいつもこいつもド畜生)


 非平等性チ〇ポ主義の快楽に呑まれて 心までが長門メスゴリラ


長門「ウホッ……いいチ〇ポ……!」

漣提督「見んなよ。俺を見んなよ」


 ナ カ ダ シ
 那珂(射精) 大好き ちゃんとねだらなきゃ 生ハメはおあずけだし(外道)


吹雪提督「嫌か? じゃあ膣内に出す。膣内がいい? ではお言葉に甘えて。迷ってる? そんな優柔不断マ〇コにはこうだっ!」

那珂「んほひぃいいいいいいいいいいっ♥」

吹雪提督「どうだオラっ、どうだっ! 那珂ちゃんの膣内(なか)に出してって言えっ!」

漣提督「自由過ぎか貴様(また那珂がアイドルがしちゃいけない顔してる)」

吹雪提督「っていうかさ、なんとはなしに「優柔不断マ〇コ」って言ったけど、字面が超エッチじゃね? 優しくて柔らかくて止めどなく愛液流し続ける不断ってことだろ?」

漣提督「自由過ぎだ貴様ァ!」

吹雪提督「あっ(誤射)」

那珂「ぎゅひぃいいいいいっ♥ で、でりゅっ♥ でてりゅっ♥ 那珂ちゃんのなk」

叢雲提督(殺そうかなコイツら)


 ぁ^〜 海域を行くマジカルチ〇ポは(歩く精子と人の言う)

 即がるるだったり ペドフィリアだったり(四割の統計)


電提督「何か問題でも?」


 マジカルチ〇ポが雌壺に突き刺さり あの子もメスになる


五月雨提督(どの角度から見ても問題しかないんだよ俺含めて)


 マジカルチ〇ポ&マジカルマ〇コ♪ 生ハメピストン即堕ち♪

 エロくて気持ちくて目が回りそうです(ガンギマリの白目的な意味で)

 ほっぽちゃんを目指して、(乱交)パーティを続けよう


ほっぽ「ガエ゛ッデェェエエエエエッッッ!!(マジ顔)」

電提督「いやだフォイ」

ほっぽ「帰って下さい(流暢な震え声)」

電提督「いやだフォイ。絶対に邪ロリのけしからんローライズ黒下着を余すところなくクンカクンカペロペロしてからたっぷり特製精子で白染めして聖ロリぃちゃん(改二ならぬ懐妊)にするまで帰らないフォイ」

ほっぽ「」
727 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/07(水) 23:22:30.04 ID:DT+cH0L+0

 ほっぽは、北方棲姫・改二、もとい北方性姫・懐妊になった。

 そして何かを失った……何を失ってしまったのか、ほっぽ自身にもよくわからなかったが、とても気持ちが良かったし、なんだかこの人類をとても返したくない気持ちで胸の中がいっぱいになってしまったので結果オーライだと思ってしまうあたりがマジカルペドチ〇ポの無理やり合法化してしまうイリーガルさを際立たせた。


ほっぽ「カッ、カエルナッ! カエルナァッ! イテイイ! カエラナクテイイッ! ズ、ズットココニイロッ!」

電提督「それもダメだフォイ。お家で電ちゃんが特製のビーフストロガノフを作って待ってるフォイ」

ほっぽ「ドーシテモカエルナラ、ブンシンオイテケ! ブンシンオイテケッ!!」

電提督「できないフォイ。それ出来るのは五月雨提督だけだフォイ」

ほっぽ「ダ、ダメダッ! ユルサナイッ!」

電提督「引っ張っちゃダメフォイ。それは取れない奴だフォイ。できるのは吹雪提督だけだフォイ。僕のは固定砲台だフォイ」


 なおピュンピュン飛ばす奴は吹雪提督である。アイツマジ化け物。

 電提督の目は、ネフェルピトーを前にしたゴレイヌさんのようであったという。


 世界中(の深海棲艦)をボテ腹に変える夜になる(ドン引き)

 We♀ feel chi〇po♂!

 連鎖になってアヘ絶頂


吹雪提督「男と女の絶頂って違うらしいじゃん? こないだマジカル読チ〇術フルで使って感覚を盗んでみて実感したら死ぬかと思ったわ。俺様のチ○ポったら最高ね!」

五月雨提督(好奇心に負けて俺もやったことある……死にそうになったけどコイツにはそれを言いたくない)

叢雲提督「俺は効率よくメス堕ちさせるためにしばしば感覚共有を行うぞ。調教が頗るからな」

五月雨提督(一番意外な人が喰いついちゃったァアアアア!! この話題に喰いついちゃったよォオオオ!!)


叢雲提督「男の性感帯は生殖器に極振りが大半だが、それを考えると女は弱点だらけよな。耳、乳首、腋、臍……膣周辺など言わずもがな。膣内、Gスポット、ボルチオ……特にクリトリスなど性感のためだけに存在する器官である故な」

吹雪提督「なにそれエロい……!(帰ったら吹雪のクリトリス弄りまくったろ……)」ゴクリ

吹雪(―――――さ、寒い!!)ブルルッ

 その時、このチ〇ポ会議場から数百キロ離れた吹雪鎮守府で、吹雪は猛烈な悪寒に見舞われた。



 かわいそうなブッキーは、提督のために一生懸命お料理を作って帰りを待っていたところ、提督が帰投するや否や「今宵の夕餉はおまえの豆じゃ! 豆じゃ豆じゃ!」などと頭香ばしい台詞を吐かれてスポンと剥かれるのだ。服も。皮も。

 包皮を剥かれて小っちゃなクリトリスが若芽のようにちょこんと露わになったところ、先っちょから根元までを意外なほどに繊細な愛撫で丹念に弄られる。

 吹雪提督は滅多に前戯をしない。しなくても女が濡れ濡れになるからする必要ねーと思ってるのだ可及的速やかに死ぬがよいぞ……よいぞ……。

 才能に完全に胡坐をかいてるクズであるが、そのスペックは他のマジカルチ〇ポ提督らを大きく凌ぐ。才能だけで食ってけるし実際にそれで女侍らせてるから、大本営から秘かに賞金首にされるのも当たり前である。ところで大本営の幹部の過半数の情婦はコイツに寝取られている。

 超健気なブッキーの心温まる純粋さを愛でながら、それを思いっきりどうにかしちゃう吹雪提督の落差が見どころな吹雪提督ルートである。


吹雪提督(ふーん……愛撫ってこんな感じか。結構おもしれーな。まぁ簡単だわ!)


 そんなお手軽クッキング的感想で熟練の調教師が首をくくるレベルの超絶技巧愛撫を繰り出す吹雪提督、やはり天才……天災……人災だなこれ。それはさておき、


吹雪「ッ♥ ッッッ♥ ぁ、きゅひっ♥ きゅぁ、あっ♥ ぁっ………♥」


 指先で擦る様に、しごくように、押し潰す様に、時に撫でるように緩急と強弱をつけたマジカルフィンガーは凶器である。

 指のひと撫でひと撫でが与える悦楽はすさまじく、パンピーのセックスに換算すればキメセクの絶頂時の快感に等しい。

 呼吸すら止まるほどの絶頂が繰り返し襲い掛かるのだから、吹雪にはたまったものではない。強すぎる快楽は痛みに通じるが、ただただ気持ちいいだけの感覚はむしろ恐怖である。脳内にヤバい多幸感を齎す物質の過剰分泌は普通に廃人コースだ。

 だがその辺りの線引きを生来の才能で見極めてしまうあたり、吹雪提督はお手軽エロにうってつけの人材であった。調教に難儀する叢雲提督の殺害(したい)候補リスト筆頭は伊達ではない。

728 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/07(水) 23:26:10.32 ID:DT+cH0L+0

 背後から抱きすくめるように股間を弄られる吹雪は普段は即チ〇ポの提督。

 そんなやんちゃボーイでトラブルメーカーで、それでも吹雪は支え続けている。

 彼が初めてしてくれる愛撫に抵抗しつつも実はすっごく嬉しくて無意識に背中に感じる提督の胸板を堪能するようにこすり付けながら喘ぐ。

 耳たぶを甘噛みされながら、


吹雪提督「クヘヘヘ、ぱんぱんに仮性クリトリス勃起させやがってスキモノが」


 とロマンチックの欠片もないものっそいゲッスい台詞を耳元で囁かれている。やめろやブッキー可哀想。

 熱い吐息を断続的に吐きながら時折ぎゅっと拳を握って全身を痙攣させながらイく姿に、不覚にも吹雪提督は内心ドキッとする。

 そんな折に吹雪の指先にいくつもの絆創膏が巻かれているのを見て取り、「そういえば厨房でなんか料理してたけどアレはまさか俺のために……?」と察してしまう。

 提督がお相手を穢す行為をしているにもかかわらず、何をやっても吹雪は吹雪だった。

 相変わらず芋っぽい喘ぎ声で、垢抜けぬ喘ぎ顔で、提督のことを想う瞳を保ち続けた。雌の目だけは、しなかった。

 それがどうしようもなく、吹雪提督を苛立たせた。

 その苛立ちの正体が何なのか、吹雪提督にも微かに分かりかけていたが、プライドがそれを否定する。

 「こ、この俺を動揺させるとは生意気な芋め、この芋め!」と更に吹雪を弄りまくるのだ。クソだな。

 ところがどっこい完全にMスイッチ入ったブッキーは、更に喘ぎ声を深めながらも提督の愛撫を身も心も受け入れるように仕上がっていた。

 とろんとろんの目で提督を見上げながら「ち〇ちん、ち〇ちん、ほしいれふ、くらしゃい、くらひゃいっ♥」と、まさかの吹雪提督へのカウンターアタック。

 シャア! シャアです!

 「マ、マ、マ、マッシュポテトにしてやらぁ!」とエロい空気を台無しにする発言をしてでも主導権握り返さんとするプライドオブプライドの吹雪提督である。

 何気にヒロポンやってんなブッキー。違った。ヒロインやってんなブッキー。似たようなものか。しばふスキー粒子は合法的なオクスリだが習慣性がある。

 まあややMだから性感的には大満足であろう。五月雨提督本編で言えば全体的に性癖をスケールダウンして、ツッコミ能力と主人公補正を得た秋月ポジが吹雪である。

 しかしなんて実況しやすいカップリングであろうか。ナレーションさんは吹雪提督のところは結構好きである。楽だからね。



 裏設定だが、吹雪提督は吹雪のことが好き。自覚なし。ツンデレだからね。何十人と艦娘が着任しても、吹雪だけは提督に毎日抱かれている。その事実は変わらない。

 漣はむしろ攻め攻めで漣提督をタジタジにさせる感じのご奉仕気質である。

 胸が小さいことを非常に気にしてて、魅力的な漣提督が他の艦娘になびかないようにと色んな方向で気を引こうと頑張る感じの子である。


 さあ、出番だ夕立よ! おまえを(使って読者が)ヌくに相応しい、筆力(ふでちから)が整った!
729 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/07(水) 23:29:33.04 ID:DT+cH0L+0
※ナレーションさん的な各提督評価

 吹雪・ほんわかする

 叢雲・この主従すこ

 漣・提督は死ね

 電・提督が汚物で艦娘は狂人ばっかり、こんなところに這い寄りたくない

 五月雨・玩具箱の時空
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 23:39:28.52 ID:/SRPueUXo
その、なんだ、ても頭悪いなこれ(褒め言葉)
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/08(木) 12:57:16.79 ID:c4YvhwXao
文章ガンギマってんなぁ?(賞賛)

腹筋と海綿体がビクンビクンしてる
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 13:55:43.61 ID:a4Q2gkIsO
うーん、このなんとも形容しがたいこれはなんとしたものか
大丈夫?キメてない?ネジどっかに落としてない?机の中とか鞄の中に忘れてない?

講義中にふと精子ん汚染とかどうでもいいこと思い浮かんでしまった辺り俺の脳味噌もマジカルでハートフルにされてるんだなぁと感じた。

安心してください。私の筆力は53万です。きっと主は35億筆力ある。そうに違いない 。

妊娠と孕ませ描写もっと描いてホラ。どっかで陵辱苦手なんだよねとか言ってた気がするがそんなものはなかった。

お芋はマッシュよりハッシュの方が美味しい気がする。膣を精子で揚げる的な感じで。伝われ。

自身が卵子となり提督の精子から逃げる悪魔の受精ゲームに囚われた夕立。己自身が卵子になる。I am the bone of my ranshi。身体は卵子で出来ていた。

弾着観測射精ってなんかエロい。弾着観測って精子直撃ってことか。機関部に直撃弾食らって見事懐妊した夕張さんか。

嫌がる艦娘に弾着観測射精で受精させていく。如意棒の如く伸びるなら卵子にロックオンとか当然だよなぁ?

懐妊 妊娠 孕ませ どれが一番エロ味がある言い方だろうか?

受精させる瞬間も好きだけど受精した後のつわりの描写好き。具体的に言うならつわりがなんなのかわからないけど段々真実に近づいていくの好きで候。

こんなこと書いてるけど私は正常。正常です。


733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 16:58:29.64 ID:QDK+F/UEO
いつも通りのあっち系モラリスト、まったくもって正常ですね
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 17:34:34.55 ID:2tx4hQbaO
この流れだからこそ敢えて突っ込みたい




本編はいつ再開しますか(震え声)
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 19:12:07.74 ID:a4Q2gkIsO
光る 膜を突き抜け
Fly Away
からだじゅうに 広がる快感
処女を 破られた艦娘が締めて
提督を暴発させる

溶けた子宮の中に
卵子がいたら 精子仕込みたいね

CHA-LA HEAD-CHA-LA
何が起きても気分は へのへのカッパ
CHA-LA HEAD-CHA-LA
胸がパンパンするほど
騒ぐ受精卵…Sparking

膣中を 急降下 Jet Coaster(Coaster)
落ちてゆくよ マジカルの楽園へ
景色 逆さになると愉快さ
山さえ 乳房に見える

悩む時間はないよ
何処かに潜む「卵子」に逢いたいから

CHA-LA HEAD-CHA-LA
子袋カラッポの方が 精子詰め込める
CHA-LA HEAD-CHA-LA
笑顔ウルトラZで
今日もアンアンアン…


やってみたけどむずいわ、これ。どうやったらあんなセンス身につけることが出来るんだ

736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 19:14:53.02 ID:tDAVnPSqO
難しいと思ったらなんで投稿する前に思い直さなかった?
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 19:32:16.84 ID:1iQ6pjWCo
雑談でも投稿系でもない他人のスレに誤投稿でもない替え歌投稿は駄目だろう……
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 21:36:04.68 ID:GxA8V63Po
わーお・・・
739 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/02/08(木) 22:48:05.40 ID:Xl1aCEJY0
※俺に校正しろってか、いいだろう。何を隠そうこの>>1は人に成果物作らせてケチをつけるのが仕事だ。

 ストーリー性が足りない。エロが足りない。書きたいことを書けばいい。元の歌詞にとらわれ過ぎている。何の歌詞? 知らないね。



【ジュポジュポヴェッチャラ】

 怯える 雲龍に突き入れ

 「孕めーい……はぁんらめぇえええ……ハァンラメェエエ」※無慈悲なエコー

 ま○こ中に 染み込むマジーン(特濃マジカルザーメンの意)


 \ビュルルビュルルビュル/


 ち○ぽディスられた司令が怒って

 那珂を輪姦させる(とばっちり。するとすら言ってない)

 \ラメェモウヤラァチ○ポイラナイィッ♥/

 蕩けた酒匂の眼前に ち○ぽ突きつけたら

 超舌技仕込みたいね


 \ぴゃじゅぼじゅりゅりゅぴゃん♥/


 じゅるるるっぽぅぅぅ♥ じゅっぼろぉぉおお♥

 ナニがバキバキで気分は 即ハボファッカァーーー!

 ZARA! ハメったらぁ! 膣がグッチョグッチョするほど

 ほじるマジカルち○ぽ……SPERMA!





【DONDON雌に堕ちてゆく】

 DONDON雌に堕ちてゆく そのヤラしいアヘ顔に

 満たされぬ性欲から解き放とう FUCK YOUR CHITSU♀


 膣と出会った時、子供の頃ひり出てきた

 お母さんの膣を思い出したんだ(オロロロロロロ)

 「舞風と踊ってくれないか?(NTRプレイ提案)」

 悲鳴と裏切りのワインディングファック(膣リエール)

 いまでは、マジチ○に夢中にゃのぉ(本当に寝取られた)


 「少しだけ、少し、先っちょだけ」と迫る日もあるけど

 ナニは亀頭と竿までブチ込んでの、セックスだよー


 DONDON雌に堕ちてゆく このチ○ポマジチ○ポ

 きっと誰もがマジチ○ポを陸奥に入れたい

 ZENZEN感じないふりしても

 ほら下の口は素直(ゲス顔)

 アヘなき絡みなどやめちゃおう

 THROAT MY CHINP♂……(寝取り)
740 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/02/08(木) 22:54:14.12 ID:Xl1aCEJY0

【埋めネタ〜悉くSAN値直葬のため注意〜】


 メスに戸惑う初心だった僕(初代)

 通りすがるあの日のイク(泳ぐ猥褻物)

 本当は見た目以上 血なまぐさい過去がある(殺し愛)

 止めど流る 淫ら汁よ(勝敗はお察し)

 出せど尽きぬ 魔性の棒よ(チュッチュク)

 あんなにエロい男性に出逢う航海は二度とない(そうでしょうともよ)


 雄は誰も膣求めて 雌に溺れる運命(〜ジョォォォオオオ――――ジョッ〜)

 そして衝動任せ Oh,Maji Musekinin(死ね)

 チ○ポ折れるまで(折れるとは言ってない)


 見つめ合うと素直におしゃぶりできにゃいぃぃいいい♥(即堕ち)

 マジカルのようなオチ○ポに

 I know......覚えてる(膣が) FOOL↑(馬鹿)

 巡り合えた股間からマジカルが解けない(マジで)

 魔法のような淫夢の中で(お前のことが好きだったんだよ)

 思い出はいつの日も……アヘェ♥(アヘェ♥)




【サブタイトル的な何か】

・この世で一番エロい陸奥

・子宮丸ごと超決戦

・マジカルチ○ポだ吹雪提督

・とびっきりの淫乱VS淫乱

・絶頂! 100億パワーの全身性艦隊

・極限セックス! 三大超夜戦人

・アヘ尽きろ! 淫交・援交・大乱交

・腹上死ギリギリ! ぶっちぎりの凄い佐渡

・淫らな二人! 双子潜水艦は歩く媚薬

・マジカルチ○ポ撃破! イくのは伊19だ!

・復活の西村艦隊! 時雨と山城

・マジカルチ○ポへの道

・ゴッドチ○ポとゴッドマ○コ

・雌堕ちの『G』

・ソロモン爆発! 綾波が犯らねば誰が犯る!
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 00:50:22.90 ID:LGngURWyO
>>740
大丈夫か?お薬いる?

てか、作者が俺と同年代でなおかつ俺とかなり近い仕事をしておるのは理解したw
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 04:09:35.80 ID:1RFUp7Rno
頭おかしい(誉め言葉)

いいぞもっとやれ
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 05:36:18.68 ID:J8Q/GYZ7o
なんかもう>>1なら千葉繁氏のアドリブでさえマチンネタにしそうで困る
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 11:15:02.68 ID:fqDCmqPT0
すげえ・・・すげえよ・・・
AVタイトルやエロゲータイトルももはや目じゃないな(大喝采

>全身性艦隊
このアイディアいただきww
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 11:09:32.86 ID:HpaO17B5o
歌い出し2行でもう差を感じた(ビクンビクン)
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 00:15:56.91 ID:Ks3reZoJo
狂気を感じた(褒め言葉)
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 01:35:54.06 ID:wSUPzdoao
SAN値直葬どころじゃない狂気とエロさに草不可避なんだが
748 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/12(月) 00:16:28.47 ID:eLky6Vba0

【ハメンタインデー(※性☆ハメンティンコヌプヌプアヌスの性誕を祝うために催す感じの宗教儀式らしいっすよ)とか色々】


 ハメンタインデー。それは、乙女の性欲大爆発が許される日である。これだからニポーンという卑しい国にはほとほとウンザリさせられる。日本っていう国とは関係ありません。

 由来についてはお察しだろう。

 なんせ性人指定を受けたハメンティンコヌプヌプアヌスの逸話や経歴については、世界的に超有名であるが故に今更話したところで釈迦に説法(類義:長門にチ○ポ)だ。

 何ッ、知らないですって……!?

 ではハメンタインデーの由来について学ぶ時間を設けよう。イカレた脳味噌をイカした脳味噌に切り替えて拝聴するように。


 女の子にだって性欲ぐらいあるらしいですよ。だが古来より女性側から姦淫を男に求めるのはとてもフシダラである。昔からビッチは駄目だったのだ。何が駄目なのか。何もかもである。

 女性差別だなんだといったってあまりにも積極的に性に積極的でオープンな女というものはどーあがいてもフシダラ認定不可避である。まずはこれを認めなさい。

 そして羞恥心のない女というのは男心的に尻軽ビッチ扱いされるのは心理的に無理もねえんだよ。本能としちゃヤりたくてもマリッジはノーサンキューである。そうだよ、男ってのは面倒臭い生き物なのだ。

 そんな貴方にオススメイベントを用意してくれたのが性の伝道師、性人・ハメンティンコヌプヌプアヌス様である。偉大なお方やでえ……。

 それがハメンタインデーの始まり。「おまえの子を産みたい」とか「子種よこせ」とか「あなたと合体したい」とか「GO! キメセクエレクチオン!」とか「一万年と二千年前から疼・い・て・る〜♪」という気持ちをスマートに伝えるための邪悪な宗教儀式である。

 だが何故渡すのがチョコレイトなのか? それは暗号である。

 時は古代――――摩耶・アステカ文明(とてもエロくて良い文明。でも破壊された。摩耶はその末裔のとてもいやらしい子)においては、滋養強壮・性欲増大・催淫作用があるとされるカカオを磨り潰し、液状にして飲んでいたという。

 まあ現代社会においてチョコに含まれるカカオなんぞ珍しくもなく、催淫作用を期待するにはかなり弱い。なんせそこかしこにそれ以上の刺激物が溢れているからだ。

 古代人はちょっと珍しいもの食ったり飲んだりするだけでサルみたいに発情してたんだからある意味羨ましい奴らである。やはり古という文字はエロいという学術的な根拠がまた一つ見つかってしまったな。

 つまりチョコを渡すという行為は「私にハメろ」という暗号でも何でもない超ド直球で遠回しに言ってもド淫乱な――――よし、面倒臭くなってきたし世の純情少女たちを敵に回しそうだから巻きでいくよマキマキー!


 さておきそんなハメンタインデーにおけるチョコを渡す際には注意がある。それは本命と義理だ。

 本命ハメと義理ハメというものがある。合わせてハメハメ波だ。


 本命には「おまえの子を孕ませろ」という意味合いを持たせるため、チョコレートの包装にゴムを同梱しない。

 女性たちは事前にピルを飲むことで生理周期を安定させ、2月14日にド危険日が来るように計算して備えるのだ。


 義理には「気持ち良くハメハメしましょ♥」という意味合いがあるため、ゴムを同梱する。

 「貴方の子供は孕みたくない。チ○ポからの快感だけが欲しい」とか「おまえのことは遊びだったんだよ!」とか「おまえ(のチ○ポ)が好きだぁ! おまえ(のチ○ポ)が欲しいーーーーッ!」という意味もあるが、「貴方のことは孕みたいぐらい好きだけど、今は事情があって孕んじゃうのらめぇなのぉ。でもおセックスしたいぃ♥」という意味も持つ。

 義理ハメをする際にはメッセージカードを同梱することでいらぬ誤解を避けることができるので、世の淑女・ビッチらは精々気を付けることだな。何も入ってなかったら即ハボされて妊娠しても文句は言えん。訴えようにも過失度合いが凄まじいため罪に問えんのだ。全くニポーンってのは凄い国だぜ。

 なんにしても、えっと、その、なんだ、ほら、こんなイベント企画を用意してくれた性・ハメティンコヌプヌプアヌス様の優しみは、五臓六腑には染みわたらないけれど、子宮に染みわたるんやでえ……。


 そんな中、鎮守府もハメンタインデーを迎えたのだ。


提督「迎えたんですよ」


 しかし悲しいかな、彼女たちの前世は軍艦。そんな邪教の儀式めいたルールなど彼女たちには知る由もなく、また不勉強であるが故にただ単に「好きな男の子に好意を伝えるためにチョコレートを渡す」という脳内まで甘ったるい馬鹿げたイベントと勘違いしていたのだ。


提督「勘違いしてるんですよ」


 かくして鎮守府内では大広間に緊急招集がかかった。


提督「みんな、集まったようだな」


 粗ぶっていないマダオのポーズで椅子に腰かけながら、提督は集合した艦娘らを見下ろしている。


睦月「てーとく、吹雪ちゃんがいませんけど?」

提督「ここにいる、ここに。イカせようとしている」


 指さすのは机の下である。机の下には全裸の吹雪が待機しており、チョコを塗りたくったチ○ポを完全に発情しきった顔ではぁはぁぺろぺろしていた。

 いつも通りのブッキーである。可哀想。でもエロい。芋い子がエロ満点な顔を晒した時ほどエロいものはない。元々エロい子がエロくなったらそりゃあもうエロいが、新鮮さが違う。
749 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/12(月) 00:18:52.77 ID:eLky6Vba0

提督「そんなことはどうでもいいんだ。重要なことじゃない。全く、君たちには呆れましたよ」

如月「霧が深くなってきたわね。それで、司令官? 何が呆れたっていうの?」

提督「2018年を迎えた今年、君たち全員からチョコレートを貰ったわけだ。そりゃもう提督としてはウヒョウヒョルンルンですよ。だが――――」

皐月「だが?」

提督「あのさぁ……一人もゴム同梱してないとかどういうことなの? 生ハメ狂いなの? 淫乱なの? 孕むの? 全部飲めよ……あ、最後のはこっちの話だ」

吹雪「んぶっ♥ ぷぁ……ごく、ごく……ん、ぷ、じゅ、ちゅる……ぷぁ……♥」

提督「いい子いい子。その調子でお掃除もな。味が無くなるまでやれ」

吹雪「ふぁ、ふぁい……♥ あ、む……ちゅる、じゅるる……んぅ、は、れりゅ、ちゅぶ……♥」

提督「ああ、いい具合だ、その調子で頼む――――さておきお前たちには失望したぞ。そう、失望だよ。膣棒したいとか、本当に失望だよ」

卯月「今日も司令官はうーちゃんより自由だぴょん」


 上手いこと言ってやった的な顔を晒してるいつもの馬鹿はおいておくとしても、艦娘も艦娘である。

 ハメンタインデーのルールをまるでワカッていない。肝心要の本命と義理についても、文字通りの本命と義理――――「本気の想いとしての本命」か「日頃の感謝という意味での義理」だと誤解している。

 栄光ある帝国海軍に属した軍艦らの現身たる艦娘が雁首揃えた挙句にカリ首求めてこの有様とは、実に嘆かわしい事である。

 は? 好きな相手にチョコ? チョコ渡すだけ? あるわけねえだろ、そんな小奇麗でおしゃんてぃなスイーツ()イベントが。

 馬鹿なの? 死ぬの? 陰謀なの? 踊らされやがって。踊るなら騎乗位でしろ! あの軽巡棲姫のようにな!


赤城「どこの世界の新常識ですかそれは」

加賀「あの、提督、遠回しに言うけれど――――頭にキメてませんか? 大脳皮質に直接作用するナニかとか」

提督「トサカに来ました。加賀は後で【加賀アクメの刑】な。それと赤城よ、知らなかったのか? 俺が世界だ。俺がルールだ」


 「俺の名はルール……フフ、怖いか?」とでも言いたげな顔面であったが、実際に言っていたから笑えない。

 ややにやけているのは机の下でぺろぺろちゅうちゅうとホワイトチョコ(隠語)を舐め取り吸い取る子がいるからだろう。


翔鶴「語るに落ちてる!!?」

瑞鶴「ついに本性を現したわね」

提督「おまえは本性表しても貧乳認定は消えないけどな。まな板に干しぶどうじゃ誰もイケねえんだよ」

瑞鶴「ぶっ殺してやる!! サーモンピンクだ!!」


 まな板であることは否定しなかったしできなかった瑞鶴はチ○ポによって返り討ちされたが、映す価値無しと判断されたが故にその過程は省略された。


提督「話戻るけど――――『膣』と『陸奥』って語呂が似てね?」

陸奥「話戻ってないから! 唐突に話題を変えた上に人の名前で弄るのやめてくれない!?」

提督「漢字で『膣奥』と『陸奥』って書くと凄く読み間違えない?」

長門「―――――む、う」

陸奥「長門ぉおおおおおお!?」


 「ちょっと思った」―――――そう真剣に考えてしまう上に、顔にも出ちゃう長門は今日もとても可愛いゴリラだと提督は思った。その顔に出しちゃいたいとも思った。ゴリラはやらしい。

 膣圓明流とかどういう殺法であろうか。汚いクノイチの暗殺術だろうか。宇宙パトロール的でどこかニンジャな制服的にもありうる話である。

750 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/12(月) 00:24:42.11 ID:eLky6Vba0

提督「『陸奥の膣奥に出す』ってさ、『潮が潮吹いちゃう』とか『那珂ちゃんの中に出すよ』とか『初月の初物』とか『朝霜、朝のシモの処理』とか『リベッチオのフェラチオ』に勝るとも劣らぬ語呂の良さであろう? 流行りそうだと思うし、思わず逸って暴発しそうになるよね」

朝霜「サ○エさんのお題みたいな言い方すんじゃねー!!」

那珂「ヨゴレ系仕事はー、那珂ちゃんのお仕事じゃないっていうかー」

提督「汚仕事じゃねーか、今も昔も偶像ってものはよ。ギリシャ神話見てこい、ギリシャ」

那珂「うん、提督? 感情的な意味でもそれには少しカチンときたのは否めないんだけどぉー………その辺にしといた方がいいと思う、いいね?」

提督「アッハイ。赤城・天城ペアと3Pしてどっちも涎と鼻水と涙でドロッドロのアヘ顔を晒させた挙句に「どっちもアヘギになったなぁ」ってドヤ顔で言い放つぐらいの悪乗りにしておきます」

那珂「よし☆」

赤城「よくないです」

天城「やめて」


 本当にな。そろそろ本題を頼む。


提督「まあそんなわけでだな、卑遊び大好きの膣奥ちゃんよ」

膣奥「陸奥よ」

提督「似ているから同じでいいじゃん。≒って記号、好きじゃないんだよね。妊娠希望の君たちですが、艦隊は全員ボテ腹状態で運用できる程に甘いものではありません」

高雄「誰もボテ腹になりたいと言ってないしそもそも誤解だってわかってる上であえて遂行しようとするのは何故ですか!?」

提督「―――――第四の性印はエロき印(エルダーサイン)=v

摩耶「聞けよ話聞けよ」


 提督の指先からピンク色の怪光線がフルバースト的な演出効果と共にハナタレ、じゃなかった放たれ、そのビームが艦娘らの下腹部へと着弾する。


鳥海「ぐぁ……!? な、なに、これ、何を、したんですか、司令さん……!?」

提督「新技の『エロき印』を刻んだよ」

愛宕「すっごく聞きたくないけど、どんな効果が?」

提督「発情と強制排卵と着床率100%にする作用。なおこれはオマケ」

妙高「すでに悍ましいんですが、それがオマケってどういう」

提督「聞いて驚け――――1日で臨月からの出産まで行ける作用がある。明日にはママだよ! やったね妙高!」


 艦娘らの嗜好は停止した。「俺の名前は地獄」って感じの提督がそこにいた。

 『エロき印』とは、正しくは『旧き印』という名前の技である。

 神は七日で世界を作り給うたという。

 では人が生まれるのに必要な日数は十月十日であろうか。十回突いたら精子投下しちゃうのは十突投下なのだろうか。早漏なのだろうか。

 否! いや、是だけど、否である!

 誰がそう決めたのだ。一日で人は人を生み出すことができるのか。出来る、出来るのだ。この『旧き印』を用いれば、たやすくもえげつなく!

 それは凄いわジョニー。でもどうしてなの?

 簡単なことさジェシー。『旧き印』の『旧』という文字、ここに注目してごらん?

 まあ! 分かったわジョニー! 『旧』という文字を分解すると『1』と『日』! 繋げて『1日』よ!

 そう、つまりはそういうことなのさジェシー。僅か1日で妊娠から出産に至ってしまうんだからこれはもう実にファンタジーだね。

 今の少子化社会に求められているのはまさにこれだったのね! すごいわ! すてき! だいて!



提督「―――――おまえたちの卵子を寄越せ」



 提督の指は、既に例の『卑劣な術』の印が結ばれていた。

 『蝕』が始まる。メス、メス、とか叫びながら迫る提督の軍集団。ホラーであった。本当に卑劣な術だ。卑劣になっちゃう術だ。
751 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/12(月) 00:53:39.28 ID:eLky6Vba0

http://www.youtube.com/watch?v=ZFzBbWT7IVc


 卑猥な孔より来たりて……


    生殖本能を股間に……


       ――――我等は膣突くち○ぽを執る!


         汝、淫猥なる性器! マジカルチ○ポ!



雲龍「全機発艦!! 発艦! はっかーーーーん!!」

武蔵「全砲門、開け! 開けぇ!! ぶちかませぇ!! 撃ち続けろぉおお!!」

提督「はっはっは、せっかちさんたちめ。

   発汗するほど発情して、前と後ろはおろか上の砲門や子宮口に至るまで開きたいなんて。撃ち続けてやるさ! 撃ち続けてやるともよォ!!」


 難聴系主人公には飽き飽きだが、幻聴系主人公はドン引きである。ナレーションさん覚えた。

 真っ向から不意打って、正々堂々ハメる。実に男らしい提督であったが、ぶっちゃけ数の暴力であった。最低だな。


提督「アヘクリスの鏡!!」

睦月「んにゃあああああああああああああ♥」


 『過去に絶頂した』事象を鏡に映し出すことで、映し出された対象をも絶頂させる類感呪術の一種である。しめやかに睦月は絶頂した。よいぞ……よいぞ……。


提督「アヘラック・ナチャ!」

深雪「し、司令官、テメーこの深雪様に、ぅぁぁあああああんっ♥」


 精子で作られた特殊な糸(ねばねばしている)で相手を絡み取り、淫気を流し込むことでクリイキめいた快感を与える拘束術式だ。意外なほど乙女チックに喘ぐ深雪様であった。


提督「クトゥグア!! イタクァ! チン獣形態!!」

足柄「んにゃあっ♥ んゃぁあああああああああああっ♥」


 ただのマジカルチ〇ポファンネルであるが、チ○ポの形が犬とか馬のそれに変化していた。エグい。

 獣属性のある艦娘には効果抜群であった。熊とか狼とか犬とかな。まーた足柄さんが満たされた雌狼になってる……。


提督「転写術式開放! 壱号チ○マ○♂! 弐号クリイキ♀! チ○接淫化呪法―――――アヘランティスぅぅううううう! ストライィィイイイイイイクッ!!」

妙高「ぅあああああああああああああああああああああっ♥」


 手元に具現化したオナホールにブチ込むと、何故か妙高が全身の肉孔から色んな液を噴き出しながら絶頂した。

 空間歪曲と次元連結と同位体のリンクという様々な術式を用いることで、この具現化したオナホと妙高の膣は物理的に繋がっている状態となっている。

 時空と空間を飛び越えてメスを犯せるという何気に凄い技だがとても卑怯であった。なんせ妙高は例のポーズでビクンビクンしてて、傍目には「何あの女いきなりイッてんだよ、イカれてんのか」って具合に見える地味に酷い技だ。


提督「(マ○コは)渇かず、(チ○ポに)飢えず! アヘまくれェェェエ! ハメリアァアアア……ダブルゥゥウウウ……チ○パクトォオオオオオオッ!!」

朝雲「ばかっ、ばかぁっ、きらい、きらい、きら―――――ゅ、ぅあ……らめ、らめぇっ、山雲、舌、うにゅうにゅさせちゃ、らめ……♥」

山雲「……ぅあ、きゅひっ♥ やわらか、い……♥ あしゃぐもねぇ、しゅき、しゅきぃ……♥」


 単なる3Pである。朝雲と山雲を百合の花が咲いている感じにキスさせながらバックでハメつくだけのハメリア・チ○パクトだ。二穴ではない。


提督「以下省略――――――――――――輝くマジカルチ〇ポロン」

艦娘達「「「「「グアアアアアア♥」」」」」」」


 とても びょうしゃ できない。ナレーションさんにだって限界はあるんだ。
752 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/12(月) 01:00:23.47 ID:eLky6Vba0

 かくして鎮守府ハメンタインデーは無事に開催(開いて催すって意味だよ、もうワカるわね?)されて終了した。


【りざると】

・ありのまま起こったことを話すぜ! 睦月型とか秋月型が臨月に改修されたと思ったらすぐに元に戻った。ナ、ナニでイッちゃったことは明らかだが、ナニをされ(ry

・潮が親潮になった

・朝潮が親潮になった

・佐渡がおやっど(薩摩弁)になった

・古鷹と加古が正しく古(エロの意)になった

・すべての艦娘が母性に目覚めた

・朝雲と山雲が潔くカッコよく生きてゆこうと決めた。例え二人離れ離れになろうともだ。

・一部の貧乳駆逐艦はおっぱいが大きくなったのを喜んだ

・犯されてる最中にアークロイヤルが自分の女性器のことを「ああっ、わ、私のロイヤルおま〇こがぁ……♥」と悲壮感と共にちょっと嬉しそうに言ったのを聞いて思わず笑ったウォースパイトが\デデーン、チ○ポー/された。

・瑞鶴とか瑞鳳は乳が張ったので貧乳の称号を返上した。

・龍驤の乳はそのままだった。ドラ○ンボー○を集めて巨乳にしてもらうため、そして我が子に母乳を与えるため、今旅立ちの朝が来る

・神龍「無理だ。神の力の限界を超えている」

・鎮守府の人員が『ほぼ』二倍に増えた。双子が生まれたりしたからである。

・艦娘らが揃って産休を取ったので、結局提督は単身で哨戒任務を行うことになった。

・深海棲艦が妊娠休暇を取るようになり、一時的に海に平穏が戻った

・深海棲艦との共存の日は近い



 だがこれでこの悪魔の儀式は終わったわけではない。これは始まりに過ぎぬ。

 与えたものは、返礼を受ける。

 そう―――――ホワイトデー、もといオマ○コデーには提督によるお返しが待っている。

 震えて待て! 艦娘!

 負けるな! 艦娘!

 おまえたちはもうママなのだから! 母は強し。ママはエロし。

 ゴルゴムは破壊する。悪い文明だもの。て○を。


【(ア)艦】
753 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/12(月) 01:08:25.74 ID:eLky6Vba0

※月曜には夕立の続き書いて、本編再開だよ。きっと。








【余談:本当はハメンタインデーイベントは以下のような毒にも薬にもならねえ話でお茶濁そうと思っていた】

・季節によって母港の秘書艦に設定した際とか出撃時に、一部の艦娘の立ち絵が変わってるのは当然知っていると思う。あの台詞とか一部画像を捏造するわけだよ。雑コラみたいに。

・例えば高波と朧と曙のハメンタインデーだ。

・高波「ふええ、こんなにいっぱいチョコ貰っちゃったかもです……あ、司令官? ひょっとして、今年も一個も貰ってないかもです? 可愛そう……」 最後の台詞にかも付けないあたりが実に提督らを超煽ってきているかも。かもかも。超許せんのでハメンティヌスる。

・朧「できちゃいました…………♥」 口元を隠すように両手に持っているアレをアレに変えることで実に人生の墓場だ。後先考えずにハメンティヌスるとこうなる。

・曙「か、買ってきた、わよ……は、恥ずかしかったんだからねクソ提督! ちゃ、ちゃんと、付けてくれるんでしょ……え、今から?」あの箱の包装に騙されんな。きっとゴルゴムである。きっとそう。なお使うとは言っていない。布団を敷いてハメンティヌップヌップしよう。な?

・時雨のだな、手に持ってるへらを鋭利な刃物的なものに変えるとだな、ちょうど時雨自身の頸動脈に突き付けるような形になってな、「最後の隠し味に僕の……フフフ」的な台詞を言わせて目のハイライトを消すとあっという間にバレンタインが邪教の儀式に早変わりしてみんな大好きヤンデレ時雨の出来上がりというわけよ。

・球磨が意外なほどに私服が乙女チックでネタも思いつかなかった不覚。超かわゆいんだけど、何この生き物、天使か?

・鹿島のチョコは媚薬入りチョコ。この時期に血糖値が異常なまでに急上昇する提督は複数のチョコをカッ食らうので誰が盛ったか証拠は残らないという訳よククク。鹿島様は本当に有明で凄いお方。

・でも純情な感情を空回りさせながらアイラブユーさえ言えないでいる敷波や初雪あたりが、折よく提督が発情し出したところでもじもじとチョコ渡しに来たのでその場で性・ハメンティヌスる。

・これには鹿島も天使長ボイドみたいな顔して歯肉剥き出しで歯ぎしりし出す。鹿島様は本当に詰めの甘いお方。

・甘いものが苦手だと公言しているので、口移しでチョコ飲ませながらハメ倒すというかなりニッチで変態的なプレイを強要しつつまんざらでもなさそうな摩耶ですって?

754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 02:34:14.15 ID:pFJHzrbio
発想が天才のそれ
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 05:59:07.49 ID:CW/7Ysis0
存在が毒だよこの提督は
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 07:50:21.96 ID:18ayD8o4O
限定グラを雑コラ扱いはやめたげてよお
あと神龍は子供7人提督に産まされた雲龍さんでも良いなと思いました
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 08:19:44.71 ID:crAOZ/7IO
こんなん衝動的に入力しても速攻delete連打なワードをぶちまけられるイッチのチ〇コの図太さよ(神経が図太いの類語)
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 08:20:03.98 ID:I8lsYKbEo
この提督はティベリウスよりひでーや
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 09:05:58.96 ID:kCQlWxAA0
〉アークロイヤルが自分の女性器のことを「ああっ、わ、私のロイヤルおま〇こがぁ……?」と悲壮感と共にちょっと嬉しそうに言った

こんなんフフッてなるやろww
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 09:09:43.39 ID:O1PzKA83O
限定グラといえば神風の持ってるチョコが超巨大チ○コの形した玩具にしか見えない
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 18:58:48.58 ID:lRltSDOo0
うーん、こらはノーベル文学賞どころか人類では理解出来ない域までイッてしまったか。
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 19:24:11.53 ID:iZxZRwyVo
>>761
19(イグゥ)ノーベル賞
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 21:21:26.54 ID:lRltSDOo0
毒にも薬にもならない余談見てるとこっちの方が大丈夫か?頭打ったか?という感じになってきている。
頭がトンでる方が違和感無いってすごくね?
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 21:46:37.02 ID:cAf6ISwh0
初霜「コレはすごいわ・・・」(アヘ顔ダブルピースしつつ)
765 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/02/12(月) 21:53:00.44 ID:eLky6Vba0
※フツーに運動してひゃっはーしてたらどうにも様子がおかしい。

 なんか二日前ぐらいからくしゃみが止まんねえから花粉かと思ってたら、どうにもインフルっぽいぽい。

 すまない、もうちょいかかりそうです。返信だけして寝ます。


>>754 ありがとう、でもこんなイカレトンチキが天才なわけがないと思うのです。仮に天才だとしても違う才能や技能(ワザ)が欲ちい。そう、マジカルチ○(ry

>>755 男にとっても女にとっても猛毒ですな。こんなち○ぽを入れられたら、たまらんでしょうよ(他人事)

>>756 限定グラ可愛いですよね。そんな雲龍を書いた覚えはありませんが雲龍は好き。あの子は無垢シチュでも行けるし、ちょっと大人びた性格で提督との密着感多い感じの天然な感じもイイ。

>>757 無駄に太かったり長かったりする人の方が挿入時のテクが伸び悩むらしいっすよ。腰の使い方かな?

>>758 ※デモンベインを知ってる人以外には分からなくて結構なコメントを投下します

 ティベリウスか、懐かしい。あの頃はまだ触手趣味はなかったよ。(今あるとは言っていない)

 ティベリウス:歩くブラクラ野郎
 マジカルチ○ポ:歩くブラチ○提督(※ブラック鎮守府提督ではなく、ブラブラチ○ポ電提督のこと)
 クラウディウス:童貞臭い
 アウグストゥス:地球皇帝
 ウェスパシアヌス:スライムプレイ好きそう
 カリグラ:壊されそう
 ティトゥス:駅弁ファックしながら胸を揉めそうで便利
 ネロ:エロい

 この並べても違和感のない感じ。今……幸せかい……?

>>759 \デデーン、>>760ー、TSメスオチー/

>>760 足柄さんのことを何だと思ってんだろうな神風は。あんなバイブ入らねーよ。

>>761 人類には評価されない項目かも!

>>762 ここの伊19は常に(雌臭い)笑いを振り撒く存在ですからね。(具合が)イイ子ですよ。

>>763 安価で即オチ取った時とか、艦娘の立ち絵やプロフ見つつガンガン音楽鳴らしつつ書くので、たまにそういう発想が下りてきます。あと大丈夫じゃなかった。熱が出ていた。バカス。




766 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/02/12(月) 21:54:20.72 ID:eLky6Vba0
>>764 初霜ちゃんはそんなこと言わない!(アヘ顔ダブルピースしつつ)
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/12(月) 23:39:17.41 ID:/pvUBB5Bo
ここのイッチもどうかと思うけれど、ついて来れる読者諸兄も大概イってると思うの(白目)
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/13(火) 00:36:33.78 ID:KASwUfgJ0
まずは身体を休めて、どうぞ
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/13(火) 22:39:44.31 ID:3Mhr0QCLo
リアルキツい状況やろがい
休んでどうぞ
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/13(火) 23:43:11.58 ID:eU19DEf/o
つミード
771 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/02/14(水) 22:34:36.70 ID:ZQ09nNuJ0
※インフルー、でしたー。ねつぁーねつがぁー。

 今週会社にくんな言われたよ。むしろマジかあいつ、マジか、死ぬのかって。誰よりも長生きするわい。

 なんにしても公休だー。やったー。4日間くんなってことは土日があるから先週からの9連休じゃないかー。サクッと治せば遊べるじゃないですかー。

 ってもうあと4日しかないじゃないですかー、やだー。

 ロードバイク乗ってー、SS書いて、黄金の蜂蜜酒飲んで、ロードバイク型の鬼械神召喚してバイアクヘーでアンブロシウスで天津風の禍津風に挑めるじゃないですかー、やったー。イエスダディ! ダディクール!

 夕立書こう。書こう。

 五月雨書こう。響VS舞風が書けるぞー。秋月VS霧島ネキが書けるぞー。阿武隈+朝潮VS北上+能代が書けるぞー。秋月VS赤城が書けるぞー。五月雨VS夕立が書けるぞー。

 やっべえぐらい頭重いのでもうホントに蜂蜜酒飲んで寝る。ポーランドミードのヤドヴィガをホットミルクで割ってガーッと飲んで寝るっちょ
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/14(水) 22:54:49.73 ID:+cqG4xkA0
ぶっちゃけイッチの場合治りかけ位の状態が一番ぶっ飛んだ内容のネタが降りてきてそう
だが健康第一だ マジでお大事に
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/14(水) 23:08:52.46 ID:RR/KS6y+o
発情だろうが風邪だろうが頬赤らめて息乱してたらエロいことに変わりないから大丈夫
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/14(水) 23:38:46.31 ID:S5b8wyAJ0
つーか寝ろ
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 00:05:09.68 ID:I34A5ZvA0
ほんと
お大事になー
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 02:48:34.03 ID:R80lSsmNo
寝るのだ(自分から目を逸らしつつ)
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/02/17(土) 22:52:17.99 ID:B9oTZXgFO
久しぶりに覗いてみたがまだ舞風の話やってないのか…
778 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/18(日) 00:44:17.90 ID:mMU0Aq6J0

※マジでインフルなめてた。寝ても薬飲んでも治んねえ。なんだこれ。キツい

>>617-646からの続き

【姫初め企画SS:夕立編】



 正月を迎えた鎮守府、そこは地獄だった。なおいつものことであるもよう。

 そこかしこが『中東の激戦区か何か?』って具合に見事な廃墟と化していながらも、新鮮ピチピチな現役戦地ド真ん中だ。


「ガーーーッデム!!」


 叫ぶのは工作艦明石である。ガチの工作艦である。通称・ドクター・明石ックレコード。万能の天才発明家としての側面も併せ持つ、最速最適最強の工作艦であった。

 「こ、口搾艦って……そ、それはちょっと、恥ずかしいし……」って感じの明石だ。フェラチオ上手なのに苦手なのだ。興奮しすぎて冷静になると恥ずかしくなるとか。誰だよ貴様。

 阿鼻叫喚や命乞いという名の天使の歌声が響き渡り、硝煙の香り漂う黒煙をくゆらす業火の華が乱れ咲き、肉が爆ぜ骨がへし折れ、味方と思っていたあの子も、あの子も、みんなみんな私のために死ね――――!

 そう言わんばかりのこの場所はまさにパラダイスであり、薔薇女獄である。


「ガッデム! ガッデム! ガーーーッデムッ!!」


 割を食うのはいつもいつも明石だ。今も頭をがりがりと掻き毟りながらガッデムを叫んでいる。無神論者の癖に。

 ――――頻繁に爆裂四散する鎮守府の惨状に嘆き、業を煮やした彼女は考えた。

 もう壊されるのが前提として考えてしまおう。そのあと作り直せばいいじゃない、と。

 地下奥深くに待機していた数百機ものトイ・リアニメイター(玩具修理者、ドクターアカシックレコード謹製)と呼ばれるロボをフル出撃させ、同時にその手腕を振るい、突貫にして丁寧に鎮守府を幾度となく再誕させてきた。

 これらと彼女が全面改修に当たれば、例え更地になろうとも15時間もあれば内装や家具に至るまで元通りにできるのだから、ここの明石も大概ハイスペックである。なお食料や燃料の備蓄庫は地下にあるので無事だ。そこにまで被害が及べば明石も大淀もプッツンしてうっかり改二になるだろう。

 要求に提督との『夜明けの珈琲券(提督と二人きりで一晩を共にする権利を行使できるスペシャルチケット)』を十回分要求する点はかなり強かではある。

 そんな明石はエッチの時には初心い感じでつないだ手が羞恥で震えていたりキスする際にもぎゅっと目を瞑りすぎてちょっとぶちゃいくになってしまったりする。

 その初々しさと染みるような提督への純愛が提督のお気に入りであった。汚した時や羞恥プレイをしたときの反応が実に王道ながらもいいらしいよ。ゲッスが。

 五月雨時空の彼女たちは一体何だったのか。


「ぽいぽいぽーい♪ とーちゃくっと♪」


 そんな明石さんに後は全て任せた、別に任せてないけど知ったこっちゃねえっぽいので、夕立はてーとくさんに可愛がってもらってくるねとばかりにぽいぽい進む。

 そうして辿り着いた提督の住居。鎮守府本館の最上階、最奥の角部屋だ。馬鹿と権力者は高いところがお好き。そして夕立もまた高いところが好きだった。お察しである。

 初めて、提督とまぐわった時のことを覚えている。

 未知の感覚に混乱しつつ、どんどん指先から身動きが取れなくなった。痺れるような感覚が全身を包んで、それでもなお己の下腹部にある、提督が好きなそこは、淫らに蠢いていたという。

 自らの内側にある狭い道――――そこを蹂躙する雄の根が嘶きながら、それを褒め称えた。素晴らしい、気持ちいいと。

 それは嬉しかった。嬉しくはあった。

 あの時に抱いた感情、興奮が、色鮮やかに夕立の脳裏によみがえる。――――楽しい記憶でありながらも、屈辱の記憶であった。

 夕立は、事戦いにおける勝敗の結果を、とても大事にしている。

 初陣、あれはきっと負けだった。気持ちよくされて、気持ちよく使われていた。

 自分から、気持ちよくしてあげたわけではない。それが悔しかった。

 だから――――。
779 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/18(日) 00:45:59.50 ID:mMU0Aq6J0
※ちからつきた
780 : ◆9.kFoFDWlA [saga sage]:2018/02/18(日) 00:46:41.07 ID:mMU0Aq6J0
※熱が引いたり上がったりとマジやべーわ。寝る。
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 02:14:15.70 ID:QtJYMcxjo
ホント無理しないでね
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 03:01:34.90 ID:0BCAOyX7o
インフル中にこんなの書いてるから熱が上がるんじゃ
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 10:00:07.71 ID:m0uRSQTj0
だから寝ろって言ってんだるぉ!?
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 12:20:18.09 ID:wrA7LAw6o
頼むから体調最優先やで
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 17:33:48.74 ID:q9TZjCnWO
こんな稀有な才能をインフル如きに奪われてたまるか水分多めにとってゆっくり寝ろ
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/20(火) 00:17:53.50 ID:NfzCVsIF0
寝ろ………っ!もう寝ろ………っ!!
787 : ◆9.kFoFDWlA [saga sage]:2018/02/20(火) 20:49:29.09 ID:QihrLcys0
【今日の知人(ヤブ医者)とのやりとり】

 あまりにも体調が悪すぎる>>1は、今回もまた高校時代からの付き合いがある同級生の町医者のところにホイホイと訪れたのだ。

 おーい、喉だよー、喉が痛いよー、苦しいよー、呼吸すると咳が来るんだよー、だぢげでぐでぇー!


医者「気管支炎だね」


 は? 帰還支援? 新任務かな? 前線の子たちを慰労するためにチ○ポ磨いて待ってる的な? 恥的! 素敵! 完璧!


医者「脳の検査、すりゅ?(※このドグサレ医者は艦これプレイヤーです)」


 ちねえ。もうきっと手遅れだから。冗談さておき、気管支炎、だと……?


医者「一体いつから、おまえはインフルエンザだけで苦しんでいると錯覚していた?」


 ど、どういうことだヤブ医者ッ、い、インフルはどうした、インフルは……!? 俺の健康をどこへやった!


医者「レントゲンおよび心電図等で調べたところ気管支炎を併発してる。じゃけん、これ以上悪化したら入院も考えましょーねー。紹介状書いてやろうか?」


 へ、併発……入院、だと……!? う、嘘だ、こんな、こんなことがッ……!? お、俺の有休をそんなことで消化しろというのか……!?


医者「知らんな(冷酷)」


 バ、バカな……咳が止まらん……性情な呼吸が、できない……い、淫紋が、練れない……!!


医者「その元気があれば大丈夫じゃねえの?」


 割と余裕ぶってるけどぶっちゃけ超苦しい……!!


医者「でしょうよ(嘲笑)」


 信じられないだろ、医者なんだぜこの愉悦部。なんか最近踏んだり蹴ったりだぞッ……俺が何か悪い事でもしたっていうのか? お休み中、息苦しいわ咳で寝れねえわでベッドで横になってるだけは暇だなと思って今回のイベントの新規艦娘がどんなのか見たのが悪かったのか?

 カサブランカ級とかもうチ○ポによがり狂う様しか思い浮かばねえんだよなあって思うのが、そんなにいけないことだとでも……!? ありえんだろ! なんつったけあの19番艦の軽空母? ええっと、ええっと……ああ、思い出した。


医者「ああ、ガンビア――――」


 そう――――ガンギマ・リイだ。


医者「ブッハwwww」


 アナルに弱そうな顔して、ダブルピースが似合いそうな立ち絵してる癖に、あわわとか言いそうな口元しやがってなにがあわわだあへへぇって言え……!!

 しかも19番艦とかなんなんだよマジカル的なアレを標準装備ってかふざけやがって。おまえイクのか? その太腿のニーソに書いてある73って数字はなんの数だ! 本数か? 回数か? 何のだ!

 そもそもカサブランカって確か『白い家』とか『百合の女王』って意味だろ。カサブランカでガンギマ・リイとかもはやぶっかけ不可避のクリームパイ(隠語)じゃあねえか! 属性色々ブッ込んできやがって! 糞が! 安価で選ばれたら色々と頗るじゃねえか。

 なんて遠回しに嫌らしい子だ。ラッキー・ジャーヴィス? 雪風が目の敵にしそうだな。「うぬがこれまで幸運だったのは、この雪風と出会わなかったこれまでのことよ!」ってな具合で。

 なんなんだあの新規の海防艦二人の服装は。かわいい。

 海中からの吹雪提督の『隠遁・海中破瓜の術』のいい餌食じゃねえか。日振に至っては将来のヤンデレ化を約束されたような声しやがって……! 大東ちゃんカワイイヤッター!

 こう思うことは正常なはずだッ……!! 何一つ、間違ってなんかいないんだから……! な、何も悪い事なんてしてないッ……と思う!!


医者「おまえ、絶対碌な死に方しないと思うよ。それと俺もうイベント前半終わらせてる。帰って寝てろ」


 このヤブ! 馬鹿! パイパン否定派! アナルシコスキー! おまえの嫁さん、曙のそっくりさん!(※クソ提督と言わないリアルの方)

 これが治ったら必ず、必ず夕立編投下して舞風編を……。


【気管支炎を治してから絶対に続く】
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 21:08:50.63 ID:pqevaLvkO
ガンギマリイって馬鹿野郎wwww
相変わらずで何よりですが、死ぬなよ
お大事に
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 21:09:06.70 ID:9fUrvjQU0
併発すると弱り切ってる所に来るダメージだから入院が長引くんだよねえ
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 21:38:34.02 ID:T1nsXfsWO
医者になる同級生が高校に居たってことは結構イッチって進学校でも通ってたのかな?
もしかしてイッチってこんなでも頭良かったりするのか
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 21:40:18.12 ID:UMkMSd+Ro
なんとかと天才は紙一重って言うでしょ
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 22:31:19.39 ID:Y/ejE5MB0
もう世の中のため艦娘のため入院しておいたほうがいい気がしてきたww
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/21(水) 09:40:41.65 ID:Afc0OzlDO
>>790
や、この人多分出版かマスコミだろ。あるいは本職か。頭いいってレベルじゃないと思うぞ。
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/21(水) 17:40:10.83 ID:oL9Cs4nTo
とにかく休むの重点な。
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 07:21:27.52 ID:qRslM1zKo
罵倒の「曙のそっくりさん!」で電車の中で大爆笑したじゃねーか!責任とってよ!
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 07:31:41.70 ID:l6ZB0anA0
ちゃんと休め(迫真)
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/22(木) 16:42:40.73 ID:3kdHYC3x0
マジレスさせてもらいますけど、本気で休む気あるんですか?
自分も含めて皆心配してるんですから、しっかり休んでください
798 : ◆9.kFoFDWlA [saga sage]:2018/02/22(木) 18:31:39.72 ID:90yGhvcN0
※近況報告とか。励ましのお言葉とお心づかいを頂きありがとうございます

 しっかりと休んではいるものの、一日中眠っているわけにもいかず、会社とやりとりしたり自炊でメシ食う時や横になりながら気分転換がてらについ書いてしまいました

 おかげさまで熱も下がってきて呼吸も楽になってきましたが、油断せず体調治していきます。書き溜めてある舞風編用のアホ替え歌でも投下して、またひと眠りしようと思います。


http://www.youtube.com/watch?v=03rS2MigFYY


【FUCK ドログチャ穴】

 GOOD!(具合が)

 恋せよ 提督・舞風ちゃん(寝取り前に最も重要な味付けです)

 無垢な瞳に『♥』入れて♪(強制)

 生まれたまんまにひんむいて(着衣も可)

 ねじこみゃ即堕ち アヘェ♥ のち


提督「うっ……」


 卑猥すぎる腰つき グッチョ(グッチョ)

 野分にゃ悪影響 アヘ顔(舞風の)

 チ○ポ出したら吸い込まれそう(ひょっとこ顔で)

 白いもの出してSPERMA!(OH YEAH!)


 怖じ気づいたらダメ

 ヌいてヌかれてBINKAN♪

 ずっぷりボルチオいーね

 抜かずに朝までどっぴゅん(どばどばぁ♪)

 FUCK FUCK FUCK ドログチャ〜穴〜♪


 ビルの物陰でハイエース♪

 メス堕ちね とことんとことん

 ごめんね♪ 舞風(この子)はもう虜♪

 逃げられない雌堕ち アヘェ♪ のち


提督「……ふぅ」


 マジカル光線で 発情

 安価のせいだわ アミーゴ

 舞風は天使じゃない

 マジカルな何かで堕天使(HOLY SHIT)


 触れりゃ跳ねるぜ乳首(ピンク!)

 キメちゃってんのかBINKAN(シャブドバ)

 骨の髄まで発情

 うねうね騎乗位ダンシング(グチュドゥバ)

 FUCK FUCK FUCK ドログチャ〜穴〜♪


 恋せよ 提督・舞風ちゃん

 寝取りアクメでED不可避

 生まれたときからマジカルな

 チ○ポで寝取ります マジカルチ○ポ!
799 : ◆9.kFoFDWlA [saga sage]:2018/02/22(木) 18:32:10.03 ID:90yGhvcN0
※グンナイ。

 なおこの手の替え歌はまだいっぱい書き溜めあるぞ。

 淫国娼年チワワくんやち○ぽこの王者マラちゃんや媚(薬漬け)処女性士・アーパーぬふぅ♥とか。
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 21:10:20.24 ID:b33KnUVwo
ああ^〜舞風NTR楽しみなんじゃあ^〜
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 08:57:37.11 ID:1pOAcyj5O
電車内で読んだら二つの意味で死にかねんかった
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 22:26:27.68 ID:8+s4asWA0
ビルの物陰でハイエースを今年の流行語大賞にノミネートさせよう
803 : ◆9.kFoFDWlA [saga sage]:2018/02/24(土) 00:35:20.69 ID:JEjObaB30
※よし、完治と言ってよかろうゾ。

 エロセックス級の淫乱ラビットとかいう発情兎感マシマシかつIMOフィールド全開な艦娘が来たのでテンションも上がってきてシモうた。

 浜波をハメ波したいが、油断すんな、あの立ち絵の拳の構え方から言って間違いなくヤツは 日 本 拳 法 の使い手だ。

 迂闊に近づくとノーモーションで鼻骨砕ける威力の直突きを放ってくる。股間に

 タシュケントとかいうメーテルの幼虫みたいな子に「何がネジだよおまえがネジ込まれるんだオラァーーーッ!」と叫びながら「た、たしゅけてっ♥ 誰かタシュケントたしゅけてっ♥」と言わせるギャグみたいな展開にゴリ押しで持っていくのだ。

 頑張ってイベントをクリアしつつ夕立編を仕上げるのダ。

 
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 00:41:04.99 ID:OC+jdJdko
ジャービスは?
805 : ◆9.kFoFDWlA [saga sage]:2018/02/24(土) 00:49:38.85 ID:JEjObaB30
>>804

雪風「こうしましょう――――しれぇに『ちつないしゃせい』をさせて、先に赤ちゃんできた方が負けです。当たったってことですから!」

ジャーヴィス「こやつは気がちごうておるでな」


 勝っても負けても、負けで勝ちである。やらしい世界。
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 01:06:28.50 ID:v7Ogj8c8O
この発想は正直笑った>日本拳法の使い手
エセックスってすげえな、モロにセックスって文字が入ってるもんな
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 01:56:08.01 ID:2L60avT6o
日本拳法をこんなところでみるとは…やってる身としては複雑だが発想が斜め上を越えて笑いがとまらんwwwwww

いいぞもっとやれwwwwww
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 17:15:39.40 ID:mp78Nm85o
今回もぶっ飛んでますなぁ…
それはそれとして、ぶり返さないように注意するんやでー
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 00:57:19.16 ID:OY0XgE5B0
うんもうだいじょうぶそうだな(棒
インフルエンザウイルスですら勝てないとかどんだけ
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 02:44:23.36 ID:qH5TuNPNO
プリンツ「私は幸運艦じゃなくて武勲艦扱いのでセーフ」
ウォースパイト「三発までなら直撃しても耐えられるはず」
サラトガ「装甲あるので…仮に危険日でも…」
占守・国後「ちつないしゃげきってなに」
涼月「後ろからじゃなければ弾幕でなんとか」
初霜「坊ノ岬沖海戦で被弾0。その私の卵子が当たるなんてありえない」
春風「輸送船団の守護神の二つ名は伊達ではありません」
神風(幸運艦扱いでいいのかしら)
潮「生理まだなんですよ」
時雨「スリガオに比べたら卵子を守るなんてブーゲンビルより簡単だよ」
響「何度当たっても私の卵子は蘇るよ」
青葉(青葉は幸運というより不運寄りな気がします)
榛名「戦艦として多くの海戦を生き抜いた榛名は大丈夫です」
長門「連合艦隊旗艦がそうそう当たるわけなかろう」
日向「エンガノと一緒だ、面舵でかわせばいい」
伊勢「そうそう、取舵でかわせばいい」
隼鷹「出されたらビール突っ込めばいいのさ」
飛龍「ミッドウェーに比べたら精子に囲まれてもへーきへーき」
瑞鳳「たまごやきで動きを止めれば」
綾波「逃げ場が無ければ殲滅すればいいんですよ」
霞「アタシがママよ」
瑞鶴「囮卵子を使って本命は守ればいいのよ」




811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 03:01:53.99 ID:1FrKreB8O
二人ほど妊活中のやべーやつが混じってるな
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 12:31:27.27 ID:V5fuHvjSO
囮卵子(加賀さん)
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 14:59:53.39 ID:OY0XgE5B0
そこは囮卵子(翔鶴姉)で鬼畜度マシマシではないのか

>811
やばくないのがいるかの様な発言は控えるべきそうすべき
814 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/25(日) 22:35:24.26 ID:WaBksQFb0

………
……


>>617-646>>778からの続き


 仕事を終え、私室でシャワーを浴びた後、少し晩酌してからひと眠り。

 そう考えていた提督は、今グラスを傾けているところだった。

 グラスに満ちた琥珀色の液体が半分ほどになった頃、部屋の扉がノックされる音が聞こえる。

 明らかに外から聞こえてくる怒号や悲鳴や爆撃音はガンスルーするのは、司令官の嗜みだ。

 マジカルチ○ポ鎮守府にとっては日常茶飯事、構っていては切りがないし、司令官とは常に余裕をもって優雅たれ、というエレガントな信念に基づいての振る舞いだ。

 なんか腹心に裏切られそうなマジカルチ○ポユーザーだなあと、ナレーションさんは思ったのでした。

 さておき提督が繰り返されるノックの音に意識を向けると、どこか間延びした声が続いた。


「――――てーとくさん、夕立よ! ……入っていい?」
 

 入室を許可する返事を返すと、意外な格好の彼女が視界に飛び込んできた。

 紅の晴れ着を纏った彼女を、提督は一瞬だけ見違えた。

 察するに服を見せびらかしに来たのだろうと思ったが、少しだけ遠慮と恥じらい、緊張を感じさせるその表情が不釣り合いである。

 提督と見るや嬉しさいっぱいの表情を晒し、飛び掛からん勢いで走り寄ってくるのが、いつもの夕立だった。

 しかし、今の彼女にそれはない。白い頬を紅潮させ、僅かに唇を食むように所在なげに立ち尽くす様は、は欠片もなく、むしろ――――。


「ぽ、ぽい……ど、どうかな、てーとくさん? 夕立に、似合ってる?」


 提督は訪れた彼女の目的を悟ると、その口元に淡く笑みが浮かぶ。

 ―――淑やかさを帯びた和装も中々に魅せる。

 率直な感想を述べると、ほっとしたように夕立は微笑んだ。いつもの夕立とは違う、少しだけ大人びた笑み。

 そんな夕立を、部屋へと誘う。

 玄関先で話し込むには寒い時節、何よりも遅い時間帯――――今夜は泊っていくんだろ、と少しだけ揶揄うように誘うと、今度こそ夕立は頬を紅潮させて頷いた。

 これから訪れる情事のひと時への期待に、提督は僅かに頬をだらしなくほころばせながら、先導するように寝室へと向かう。


 ――――その後ろから夕立が続く。


 夕立は笑っている。提督にも想像はついた。


 だがその笑みが、海で暴れまわる際の狂犬めいた獰猛さと同じ類のものであると、提督は結局、事に至るまで気づかなかった。


「ぽい、ぽい、ぽーい……♥」



……
………
 
815 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/25(日) 22:50:07.14 ID:WaBksQFb0
………
……


 テーブルを挟んで、ソファに座り対面する二人。

 提督の手には先ほどまで飲んでいたウィスキー、夕立の手元にはこじゃれた薩摩切子のビールグラスがあり、サクランボのフルーツビールがなみなみと注がれている。

 緋色の縁取りにピンク色の泡立つ液体が波打ち、寝室の照明に透けてキラキラと輝いていた。


「新年、明けましておめでとうっぽいー」


 そう言ってグラスを掲げる夕立に合わせて、提督もまたグラスを掲げて乾杯した。

 二人ともに内心で「なんか新年明けてから二ヶ月ぐらい経ってるような気がするけれど」と想いながらも、新年の酒始めである。

 甘い口当たりの冷たいビールが滑るように喉を通っていく感覚に、夕立は「はぁ」と艶めかし気に吐息をつく。

 自身が空けたグラスを見て、ここまで歩いてきたことでかなり喉が渇いていたことを自覚した。

 それを見て提督がビール瓶を手に取り、空になったグラスに再びピンク色の酒精を注ぎ込んでいく。


「ありがとう、てーとくさん! このビール、とってもおいしいっぽーい♪ てーとくさんのところ、色んなお酒があるのね……あっ、あのお酒はなぁに?」


 興味津々といった態度で立ち上がり、洋酒・ワイン棚や日本酒・ウィスキー棚を見て回る夕立に、提督もまたグラスを片手に立ち上がると、一つ一つ説明していく。

 ふんふんと夕立は頷いたり、驚きに目を見開いたり、これ飲んでみたいとおねだりしたりと、七変化の表情を見せる。

 夕立はこれでなかなかの聞き上手だった。自分から話すこともあれど、提督が知っている大人の知識には惹かれるものが多く、自然と提督との会話では聞き手に回る。

 その反応も純粋な驚きや尊敬に満ちたものであり、酒で気分が良いことも手伝ってか、いつになく提督は饒舌に酒のことを語った。

 かくして気分が盛り上がってきたところで―――――夕立はベッドの縁に腰かけている提督にその身を寄せ、抱き付いた。

 酒気を帯びた夕立の頬は赤らんでいたが、そこには情欲の熱もまた含まれている。


「んふー……てーとくさん、いい匂い……」


 石鹸と、僅かな酒気に、隠せぬ男の香り。夕立が好きな匂いだった。安心して、温かくて、そして興奮する香りだ。

 顔を埋めるように腕を抱き締め、ふんふんと鼻を鳴らして匂いを嗅ぐ。

 苦笑しながら提督は夕立の頭を撫ぜる。本当に夕立はわんちゃんみたいだなあと、どこか愛玩動物を慈しむような心持ちでつぶやかれた言葉に、夕立はむぅと頬を膨らませて見せたが、それは演技であった。

 獲物を狙う狩人の如く、その内心では牙を研いでいた。


(――――今夜は夕立が攻める……そして勝つ!)


 「ぽい」という特徴的な語尾を、内心とはいえ付けないあたりに本気を感じさせる。

 仮に提督がこれを聞いたところで笑うだろう。いや、むしろ本気で驚愕するかもしれない。


 ――――ひょっとしてそれはギャグで言っているのか? と。


 部隊の仲間が、何人イッたと思ってる!! 事実、夕立のこれまでは提督にいいようにやられっぱなしであった。

 散々に絶頂させられた後、言われるがままに提督のものをしゃぶらされたり、胸で挟んだりといった受動的な行いでしかなかった。

 それが夕立にとって大いに不満であった。

 夕立の性癖は、攻め主体である。夕立にもその自覚はあるし、提督もそれを分かっている。分かった上で、夕立には攻めの姿勢でいた。

 夕立とて畜生が人の形を取っているような凶獣ではない。セックスが愛の営みであるという認識はある。

 だが愛を前提とした睦み合いならば、やはりそこには勝負があると夕立は考えている。

 提督とのセックスの際、夕立はいつもあれよあれよという間に提督の愛撫に身を蕩けさせ、様々な言葉責めで羞恥の渦へと叩き込まれ、再び快楽の海へと沈められる。

 その繰り返しだった。優位にあるのはやはり提督で、夕立自身はいいように使われている。

 もちろん、提督はそうしたやられっぱなしの夕立自身の反応が愛しいという気持ちで行っているが、夕立は気持ちいい一方で腹が立つ。

 しかし、夕立の冷静な部分は、そうした理由も、提督の心情も理解できた。何故ならば、夕立自身がまさに「そう」であったからだ。

 好きな子を苛めたり、恥ずかしがらせてみたいという類の稚気だ。それが夕立には分かる。
816 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/02/25(日) 22:51:57.85 ID:WaBksQFb0
※続きは明日ァー、無理はしない、無理はしない
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 22:52:31.36 ID:RYNEgaqgo
じらしていくぅ
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 23:23:24.66 ID:SlRiRYdA0
乙ですー
無理せず体調治してな
ロードバイクの方も待ってる
819 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/02/26(月) 21:21:36.48 ID:QvEy0Fda0
※汚仕事ェ……投下は週末にどっヴぁーと行きます、済まぬ、済まぬ、久々の職場で結構体力にキた
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/27(火) 13:21:14.87 ID:4IWfTOGPO
病み上がりは無理しなさんな

ロードバイク先日読ませてもらったが完全にあっちってジキル博士じゃないですか(褒め言葉)
821 : ◆9.kFoFDWlA [sage saga]:2018/03/04(日) 22:43:41.09 ID:sfqS2YsO0

(何か分かんないけど、今夜の夕立、とっても絶好調っぽいし! イケるっぽい?)


 得体のしれない夢を見た。どんな内容だったのかは朧気で、あまり覚えていない。

 とても酷い夢だったことだけは間違いなかった。だがそれに反して、身体の調子が良いのを自覚する。


(常に艤装補助を展開してるような力強さがある……気のせいじゃないっぽい?)


 提督の私室へと向かっていた時から感じていた。身体が軽い。末端まで充実した気が満ちている。

 自覚した途端、胎の内側で何かが渦巻く。それは悍ましきものではなく、むしろ温かで安らぎすら感じさせるものだった。


 あれよという間に晴れ着の帯は解かれ、豊かな双丘を戴く胸元がはだけると、ブルンと音を立てて肉がまろび出た。

 薄絹にミルクを流したような乳白色の肌だ。着物としてはNGではあるものの、紅色の下着に包まれた乳はマナー違反と断ずることを忘れてしまいそうなほど蠱惑的だ。ほっそりとした肩に比して豊かで、息を呑むほど左右対称に整っている。

 更に腰までをはだけさせると、くびれたウエストから魅惑的な稜線を描くヒップラインまでが露わになった。女性らしさとしては完璧以上に完成されており、どこも手を加える必要がないように見えた。

 この肉体にアンバランスがあるとすれば、夕立自身の幼げな幼女の顔立ちのみだったが、それもまた相応しいほどに淫らな色を帯び始めている。

 焦る様に提督が指先でそっとブラをずらすと、艶やかな小粒の乳頭がまろび出た。


(んぅ……今日の提督さん、ちょっとむらむらしてる感じが強いっぽい? 夕立、ゆーわくできてるっぽいね!)


 その乳輪は白い肌との境界を曖昧に区分けするような鮮やかな桃色だったが、羞恥に色づく肌は、その白をほのかに桃色へ染め、境界を薄れさせている。

 中心に向かうほどに濃い色合いとなっていくシャリファ・アスマの花の弁を思わせる美しさに、提督は思わず動きを止めてじっと視線を向けている。


「………な、なんか、恥ずかしいっぽい。まじまじ見ちゃ、やぁ……」
 

 雄の本能的な視線を感じ、羞恥に身を捩る。

 補強具の支えを失ってなお前方にせり出す乳房は、気恥ずかしげに寄せた腕によって中心へと押し寄せられたことで、まろやかに波打った。

 羞恥を誤魔化す様に微笑む顔立ちだけが酷く幼げで、提督の背筋に習慣性の強い背徳感を走らせた。

 蜜に誘われる虫のように、提督はその肌に指を伸ばしている。掬うように下から上へと這う指先が下乳に沈み込み、容易く乳房を押し包む。

 少しだけしこりを残した乳首の感触は、瑞々しいグミとゼリーの中間の質感を併せ持っていた。

 しっとりとした肌の触り心地と、潜む肉の熱さ。沈みこんでいく指先を押し返そうとするほどに張りがあるにもかかわらず、それでいてどこまでも沈み込んでいくような柔さがある。

 それでもやはり駆逐艦の小柄な体に比してのことで、大きさは提督の大人の手で包めばすっぽりと収まってしまう。指先に僅かに力を込めて押し込むと、ぴくんぴくんと夕立の身体が未知の感覚に戸惑うように跳ねる。

 若々しいおっぱいだった。ふっくらとした弾力に富んだ乳房は小気味よく発育していて、夕立の幼げな顔立ちや雰囲気を裏切るほどに丸くせり出している。


「………ゆ、夕立の、お、おっぱい……変じゃ、なぁい?」


 酷くしおらしい声を出す。酷く背徳的な色香を醸し出していた。
822 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/03/04(日) 23:05:16.48 ID:sfqS2YsO0

 夕立の背を己の胸に預ける形で、胸を揉む提督を、不安げな表情で見上げる赤い瞳。

 そこに恐怖はない。ただ「ていとくさんに喜んでもらえる体なのだろうか」――――それだけが不安だと思う、初心な心だ。

 だからこそ提督もまた、この目が好きだった。気を抜けば喰われそうな、どこまでも飲み込まれていきそうな、吸血鬼のような底知れぬ怖さがある。

 一方で、その瞳に情欲や不安が揺れ動く様が、提督はお気に入りだった。海の上では狂犬とすら呼ばれるほどの破格の駆逐艦が、今自分に組み敷かれて喘いでいる。

 許しを請うような瞳は狂犬どころか子犬のもので、どうしようもなく己が上位の存在なのだと、こんなにも強い子を手籠めにできるのだという、暗い優越感、達成感があり、支配欲や征服欲が満たされていく。

 今宵の夕立の瞳はそれがひとしおだった。しかし、それがどこか「わざとらしい」のだ。何かを企んでいるのは提督とて承知していた。

 だからこそ、提督は攻める。はだけた着物をやや乱暴に腰まで下ろした後、夕立の身体をベッドに投げ出させる。

 痛みこそないものの「きゃん」と可愛らしい声を上げて、半裸の肢体を曝け出した夕立――――その局部に、下着は着けていなかった。

 縦筋からとろりと一条の愛液が太腿に垂れているのが見え、その出どころの縦筋もまたほころびかけて、桜色の卑肉が僅かにはみ出していた。


「あっ、やっ……! み、みちゃ、だめっぽい」


 視線から察したのか、夕立はかぁと顔をその瞳よりも深い真紅に染めてあわてて裾を整えようとする。

 だが提督はそれを許さない。夕立の両足首を掴むと、一気に逆さづりにする勢いで押し込む。

 出来上がったのは、着物にがんじがらめに両手を囚われた、身動きの出来ない夕立のま○ぐり返しのポーズだ。これには流石の夕立も「うぅう」と唸って、いやいやをするように身を捩らせる。それでも提督を押しのけないのは、提督がこれからしてくれることへの情欲の期待があったからだ。

 露わになった夕立の秘所は、綺麗な色だった。ただでさえ色白で美しい肌は、女性器周辺も例外ではなかった。

 色素の沈着がまるでない茹で卵のように瑞々しくつややかな大陰唇は、さながら穢れを知らぬ乙女のよう。その下にあるおちょぼ口のように閉じた小さく貞淑な肛門までもが微かな桜色に染まっているようだった。

 されどその中心で桜に色づく小陰唇は、閉じていながらも期待と情欲の証左であるかのように粘ついた愛液を止めどなく分泌しながら、挑発するようにその内側の肉襞を微かにヒクつかせている。

 提督はそっと、未だ縦筋を維持し、貞淑さを保たんとする小陰唇に左右の親指を宛がう。
 

「あっ……♥」


 何をされるかを察した夕立が、ますます羞恥に身を捩る。だが、やはりそれ以上は何もしない。ただぎゅっと目を瞑って、提督の次の行為を待つ。


「あ、あああっ、あっ、ああっ……♥」


 冷たい空気が触れるのを感じ、ラビアが左右に押し開かれたことを自覚する。

 恥ずかしさから、さらに強く目を瞑る夕立の初心な反応に提督はますます愛しい気持ちが溢れ、同時に嗜虐的な欲求が鎌首をもたげてきた。

 ぐちりと湿った夕立の女性器の内側、その肉襞がヒクヒクと震えているのが見える。

 それを提督は口にした。


「濡れている」と。

「ぐちゃぐちゃだ」と。

「そんなに欲しかったのか?」と。

「夕立はえっちで淫らな子だ」と。


 言われる度に夕立は喉を逸らして「ひん」「やん」「っゃああ」と淫らに体を捩り、その度にふるふると膝で押し潰された乳が形を変えて跳ねる。

 たまらず、提督は夕立のそこへ顔を近づけ、舌全体を使って小陰唇をなぞり上げるように舐った。
823 : ◆9.kFoFDWlA [saga sage]:2018/03/04(日) 23:09:18.16 ID:sfqS2YsO0
※ちからつきた。きゅうじつしゅっきんとかきいてにゃい。しばらくゆっくりすすめる。夕立⇒演習⇒舞風NTRと進んでいくからそこだけは安心してつかあさい
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 23:12:50.37 ID:x91ZZvVjo

続きくるまで全裸待機するわ
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/12(月) 00:22:45.73 ID:bHhq5SF90
何時まで俺らを全裸待機させる気なんですかね…寒くておっちんじまうよ
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/12(月) 11:02:10.97 ID:JporqO3Bo
服着ろや
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/13(火) 02:54:24.54 ID:+5DDV79C0
イベントも佳境なんやろ
そういうワイもやっとE7や
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 03:21:10.45 ID:oBMfoB/20
(ファミチキください)
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 12:24:48.91 ID:pVMR54F7O
(マジチンください、ホモ的な意味ではなく)
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 20:28:05.17 ID:102nFUcT0
(そういや旗風ってあれで終わりなんやろか)
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 20:39:22.69 ID:KqwErFhHo
もう全裸でもなんとか耐えられる感じになってきたなぁ
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 03:20:14.28 ID:UntOfzHW0
(ローソンでファミチキ頼んでしまった)
(たしかに旗風はどうなんやろ)
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 13:54:37.78 ID:wqvjoPi90
イベント終わったけど生きてる?
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 13:59:28.85 ID:0OOJAjvA0
ロードバイクの方に生存報告あったよ
あっちは今週末に投下くるらしいからこっちも近日、とはいかないにしても今月中には来るだろう
来てほしい
835 : ◆9.kFoFDWlA [saga sage]:2018/03/23(金) 20:12:51.49 ID:XI6mPuXJ0
※こっちも今週中には投下しますよン。

 浜風と磯風に改装が来て、浜風乙パイと磯風乙パイになるみたいだね。

 ただでさえ平均どころか駆逐艦上位陣を占めるおっぱいにシリコン入れるとか全く陽炎型とは卑しい駆逐艦ずい!
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 20:16:54.63 ID:iq5vtu9go
そりゃもうおっぱいおっぱいよ
https://i.imgur.com/xgZmvC5.png
https://i.imgur.com/cSjIaoe.png
837 : ◆9.kFoFDWlA [saga sage]:2018/03/25(日) 22:41:13.94 ID:m+hCNL900
(やっべこっち更新してる暇がねえ)
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/26(月) 08:38:16.77 ID:3+zxR+8A0
時間ある時に落ち着いてどぞー
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/27(火) 00:24:44.94 ID:cUzaz+/qo
わたし松輪
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/27(火) 00:25:23.53 ID:m9SzJYZ/O
ぼくひで
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/27(火) 00:25:50.68 ID:m9SzJYZ/O
ひでしね
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/28(水) 17:10:38.14 ID:ebTZgFwSO
>>840-841


>>825
おっちんぽじるにみえた
843 : ◆9.kFoFDWlA [saga sage]:2018/04/02(月) 00:14:53.38 ID:WRmyePrH0
教えてくれ、マジカルチ○ポ……俺は後一体何連勤すればいい? 休日に会社ラッシュがとまらねんよ、くしゃみも鼻水もな、あと喘息だとよHAHAHA
ち、ちくしょう、なんて2月と3月だったんだ……翌週には必ず……
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 00:35:12.80 ID:+w+y6fLqo
もういい…!休め…!休め…!
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 00:59:37.09 ID:QHJivJb70
無理すんなお前さん一人の肉体じゃないんやで
うちも冬イベ真っ最中に休日返上の連勤でイベ攻略自体がマジでヤバかった
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/22(日) 23:07:59.35 ID:8iE33SN20
本当に大丈夫?
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 13:58:30.22 ID:hkjP+XIA0
ロードバイク鎮守府の方は更新されてたから体調は問題ないはず
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/04/30(月) 00:30:05.68 ID:Wiv3rEM9O
マジカルチ◯ポは萎えたのか…ッ!?
まあ、休日出勤とかしてるんだろうな
仕事とはいえ気の毒に
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/01(火) 19:40:55.39 ID:78XuhbBA0
いやロードバイクは良い感じに進んでるからな
まああっちも面白いし別にこっちエタっても良いんじゃね
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 22:14:40.34 ID:vyeGBSnso
まだか
851 : ◆9.kFoFDWlA [saga sage]:2018/06/03(日) 23:36:19.56 ID:0T1F4Qdz0
※何故、雌堕ちするのか……足りぬからだ


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三三≧ ,::::::::::::::::::::/   ./::::::://./ .'., ||   ヽ,
三三三三ヽ:::::::/   ./::::>´   .{ ./ヽ|i  /::
三三三三三≧ ,  />´      .∨/` /::::::::
三三三三三三三ヾ ̄          .〉  ノ:::::::::::::
三三三三三三三三 ヽ         /  |:::::::::::::::
三三三三三三三三三 ヽ      /   |:::::::::::::::
三三三三三三三三三三 ヽ , イ     |:::::::::::::::
三三三三三三三三三三三 ヽ       |'.,::::::::::::
三三三三三三三三三三三三ヽ      | ヘ::::::::::
三三三三三三三三三三三三三ヽ_`ヽ__,...ィ .ヘ:::::::
三三三三三三三三三三三三三三ヽ  .',:::|  ヽ::::
三三三三三三三三三三三三三三三'., |::|   ヽ
三三三三三三三三三三三三三三三 .ヽ|::|
三三三三三三三三三三三三三三三三 ヾ


マジカルチ○ポへのわかりみが……(意訳:マダラが卑劣なチ○ポと共に来週復活する)
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 00:29:56.48 ID:+xE5IuIWO
やったぜ。これで全裸待機ともオサラバだな!
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 07:11:18.54 ID:UWNlEVdCO
冬を全裸で乗り切った甲斐があったというもの
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/06/10(日) 18:02:26.82 ID:2ZEztmaE0
嬉しすぎて体の穴という穴から精液が溢れだした
855 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/06/10(日) 23:49:32.52 ID:8y2F6oHJ0

 提督が己の股座に顔を埋めて、ラビアを舐め上げる。肌の白さも相まって、ここにも小さなシャリファ・アスマの花が咲いていた。

 提督からの愛撫に身を委ね、身体が幾度となく弓なりに反りかえるほどの快楽に溶けそうになる意識の中で、夕立は提督に初めて抱かれた日を思い出していた。五ヶ月間ぐらい。殺す気か。

 己のお腹の中に、とても熱いものが入ってくるのが分かった。

 雄の巨魁がごつんと、夕立の最奥に辿り着く。夕立は、ここに自分の子宮があることを初めて知った。

 硬くて、柔らかくて、熱くて、とろける様に雄の香気を纏った肉の棒。未通女(おぼこ)だった己が知らない道をこじ開けられていくのは、痛みよりも快感と喜びが勝った。

 その開かれた道は、閉じたり開いたりすることも分かった。それを使って提督をより気持ちよくするための使い方を教わった。

 フェラチオも、膣内の蠕動も、腰遣いも、喘ぎ声の出し方も、おねだりの仕方も、全て提督から教わった。

 それは嬉しかった。提督のことを気持ちよくさせることができるからだ。

 何よりも――――提督さんと、一つになっている。それが夕立にはたまらなく好きだった。

 己の内側にいる提督のことが分かる。凄くすごく気持ち良くて、喘ぎ狂った。

 提督も気持ちよくなってくれるのが分かる。のしかかってくる鍛え抜かれた男の身体はがっしりしていて、夕立の体の二倍はあろう体積、その質量がのしかかってくる。

 狭苦しい膣壁をこじ開けて、激しく下品な水音が股の間から響くたび、押し迫る快楽の波はその高さと勢いを増していく。

 提督の重さが齎す息苦しさすら快楽だった。痛みなんてない。ただ己の快楽と提督の快楽が溶け合って、混ざり合って、より高みへと誘われていくのが分かった。

 気が付けば肉棒の先からどくどくと脈動に合わせて、白濁した精液が断続的に吐き出された。

 その熱さに、再び絶叫しながら喘いだ。こんなに気持ちいいことがあったなんて、知らなかった。

 何度も何度も射精を求めた。膣内にも、子宮にも、口にも、顔にも、胸にも。太腿や尻にも。子犬が縄張りを主張するようなマーキング。ただし此度のマーキングはするのではなくされる側。

 キスをするのも好きだ。キスしながら膣奥をこつんこつんとノックされるように、膣襞を味わうような腰遣いで嬲られるのはたまらない快感だった。

 提督が好きだ。提督が好きだ。提督が好きだ。

 好きになって、大好きで、なおも好きでいさせてくれる。こんなにも大きなもので、今だ少女の域を出ない夕立を獣のように犯す。

 オオカミに襲われる赤ずきんちゃんはこんな気分だったのだろうか――――夕立はふとそんなことを思った。こんなに気持ちいいのに、どうして赤ずきんちゃんはオオカミを拒絶したのだろう。

 オオカミさんはきっとえっちが下手だったんだと思う。でもオオカミさんだけが悪いわけじゃなくて、それはきっと赤ずきんちゃんも悪くて―――。


「――――ぁ♥ て、とく、さん……ゆ、ゆーだち、も、もう……欲しい、っぽい」


 こうして、自ら両足を啓いて手招きすれば、気持ちよくなれたのに。


「い、入れて欲しい、っぽい……てーとくさんの、おち○ちん……ゆ、ゆーだちの、お、おま○こに……ぐちょぐちょ、おま〇こに……」


 尻を左右に振って、獣のようにおねだりをする。最初は恥ずかしくて仕方なかった。だけど、今はもう違う。むしろしたい。


「意地悪、しないでぇ……欲しい、欲しいよぉ……ぶっとくて熱くて気持ちいい、てーとくさんのち○ぽぉ……夕立、いっぱい、締め付けて、絡みつけるからぁ……気持ち良くしてぇ……♥」


 こうやっておねだりすると、とてもとても乱暴に、提督は夕立を犯してくれるからだ。激しく奥をついて、一番奥で特濃の熱い迸りを爆ぜさせてくれる。
856 : ◆9.kFoFDWlA [saga]:2018/06/10(日) 23:51:44.04 ID:8y2F6oHJ0
※ほら、夕立をエロく書くなんて簡単なのだ。時間がかかってる? 仕事。思うに仕事とは生きる糧を与えてくれるが、渇きをいやしてはくれぬ。そう、おま○このね。続きはまた来週よん。
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/11(月) 09:35:04.30 ID:eUYIgDrlo
ああああ!
乙!
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/11(月) 10:33:50.65 ID:SUwpk1MhO
赤ずきん夕立とオオカミの獣姦と聞いて
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 18:54:42.50 ID:Ao0AvjAMO
まだかまだなのか
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 18:51:13.99 ID:pjXL18GA0
続きはまた来週よん(2週間経過)
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 20:26:32.51 ID:eb+9FPtWo
待つのだ。俺達に出来るのはそれのみなのだから…
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 19:52:37.08 ID:l3s/XMXPo
身体が求める…マジカルチ○ポを!
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 18:35:16.41 ID:BGVDakDMo
お前、♀だったのか(困惑)
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/07/10(火) 22:46:56.67 ID:DCya6iYj0
>>863
いやいや、♂でもマジチンにかかれば(ry
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:05:49.64 ID:hSVdqBBSO
アッー
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/08/11(土) 16:48:21.33 ID:e2oefI8z0
待つ〜
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/09/02(日) 03:04:11.54 ID:H/y5wo8a0
向こうで生存確認してから二週間経ってらぁ
なんかあったんかねぇ
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/09/02(日) 09:31:18.49 ID:qMWsrQDSo
今や家族持ちだもんな
色々忙しいんやろ
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/15(月) 23:06:57.31 ID:GrKbAYK1O
マジチンまだか
戌年ももうすぐ終わるぞ
870 : ◆B2mIQalgXs [sage saga]:2018/10/28(日) 22:33:20.67 ID:TXsnFNPa0
※おれは しょうきに もどった

 私生活が落ち着いてきたので、ぼちぼち復活しようと思うよ。まずは十ヶ月挿入直前で焦らされプレイ中のぽ犬の性欲処理

 ついで演習だな

 おらわくわくしてきたぞ
871 : ◆gBmENbmfgY [sage saga]:2018/10/28(日) 22:34:20.46 ID:TXsnFNPa0
※む、また酉がおかしい

 こっちでいく、こっちで。そう、イクのだ。フフ。いえいえ、しょうきですよ。だっておれは しょうきに もどったんだから
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 22:36:59.40 ID:zLCB6wACO
王の帰還だ
これほど嬉しいことはない…!
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/02(金) 19:49:52.06 ID:NfCofCmA0
おかえり
874 : ◆gBmENbmfgY [sage saga]:2018/11/11(日) 00:45:57.44 ID:ZLQ2R74M0

 夕立は、素直だった。

 感情表現が豊かで、怒る時は苛烈に激怒し、笑う時は誰よりも喜色露わに大笑いし、泣くときは盛大に泣く。

 そう、誰もが認識していた。だがその実、本当の赤心だけはひた隠しにし続けてきた。

 露わにするのは――――セックスしたい時だけだ。

 どれだけ相手が欲しいのか。 どんなに自分が焦がれているのか。 どんな風に犯してほしいのか。


「早くぅ……夕立の中に、てーとくさんの、おっきいの……ち〇ぽ、挿れてぇ……」


 それを言葉で、態度で、全身で表現する。

 四つん這いになり、くぱくぱと餌を求める鯉のようにヒクつく膣口を見せつけるように、雄を誘う――――今の夕立の態度は、そういうことを表していた。

 獣のような本能的なセックスに焦がれる。ただ我武者羅に己を求めて欲しい。自らが提督を我武者羅に求めるように、同じように求めて欲しい。


 前述の通り――――夕立は、セックスという行為に、一つの戦闘感覚に似たものを覚えている。


 そしてそれは戦闘と同種にして、やることは真逆だ。

 戦闘は相手が嫌がることを探り、実行し、自らが嫌がることは悟らせず、させない。

 セックスは相手が欲することを探り、実行し、自らがして欲しいことを示し、欲する。

 夕立にとって戦闘が、即ち相手の全存在を否定する行為ならば。

 セックスは、即ち相手の全存在を肯定する行為だった。

 全てを受け入れるから、此方の全てを受け入れてもらう。 その上で、自らが勝つ。

 ただただ素直に、雄の到来を心待ちにしている。――――この状態で5ヶ月も。もはや焦らしプレイじゃねえ。拷問だ。HAHAHA。


「そうがっつくなよ……今――――」

「ぁっ……はぁ……♥」


 熱く湿った粘膜に、亀頭の先が触れる。その感触だけで身震いするような快感が夕立の全身を走り、紅潮した頬がますます赤く染まった。

 幼げな縦筋をなぞるように上下していた亀頭は、蕩けた蜜穴にゆっくりと焦らすようにめり込んでいき、


「夕立の大好きな勃起チ〇ポ、入れてやるから――――なっ」

「ぁあぁあああ……!! はぁ、ン……ぅぁあっ、あっ……♥」


 ――――緩慢な動きから一転して、激しく腰を前進させた。きつい膣口の抵抗をあざ笑うように、ぬめった粘液は容易く提督の巨魁を根元までねじ込ませた。

 夕立のか細い喉首が、待ちわびた雄の侵入を察し、鈴の音のように鳴った。

 酸欠に喘ぐ魚のようにぱくぱくと口を開き、だらしなく唾液を滴らせる舌。嬉しさのあまり、目の端からはぽろぽろと涙がこぼれ落ちた。

 すべらかな夕立の肌にも玉のような汗が浮かび、瞬刻の後に張り詰めた全身が弛緩する。

 期待を裏切らない快楽の波に、一気に意識が持っていかれる感覚は、初めてのことではない。波はやがて収まり、じわりじわりと抱かれているという実感と共に、夕立の心に確かな充足感を齎してくれる。

 夕立にとって膣穴をほじられる性感は、クリトリスや乳首を弄られるのとはまた違った、格別の感触だった。

 己の内側に、侵入される。ともすれば嫌悪感を伴うそれは、体験してみれば己の足りない場所を補完されていくような感覚だった。

 電撃に形容される鋭い快楽と安心に満たされていく心地が、一切の矛盾なく存在している。


「はっ、はっ、はぁっ……んぁ、あぁあン……てーとくさん、きた、きたぁ……♥」

「相変わらず……すっげえ、熱い、な……おまえの、中……それに」


 なんだか、いつもと具合が違う――――そう言いかけた提督だったが、


「ぁ、は……ヘン、なの。夕立も、同じこと、思ってた……っぽい、よ?」

「ん?」
875 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 00:49:14.95 ID:ZLQ2R74M0

 息を荒げながらも、夕立は首だけを僅かに傾け、背後から貫く雄を見やり、


「てーとくさんの、おっきくて、カタくて……熱いの……ふしぎ、よね? 夕立のナカ、熱いって、てーとくさん、言うのに、夕立も、てーとくさんの、熱いって、思うから……♥」


 仲間には決して見せない、雄を見る雌の瞳を、提督へと向けた。

 サファイアのように冴え冴えと煌めき、爛漫な好奇心でいっぱいの夕立の目。

 ルビーのように怪しく揺らめき、雄を求め、雄に媚び、雄を悦ばせたいという欲を宿した夕立の目。

 提督は、その二面性とも取れる夕立の瞳が、どちらも好きだった。


「んふ……♥ ……ね、夕立、動いて、いい?」

「ゆっくりな。夜はまだ長いんだ」

「はぁーい、了解、っぽい……ん、ふぁ……あふ……ふふ♥ ね、提督さん……」

「ん?」

「気持ち良く、してあげるね。だから、気持ちよく、してね……♥」

「っ……はは、やってみろ、夕立」

「ぽい♥」


 意気込みは甘くも強く、しかし命令にたがわず、夕立は緩慢な動きで尻を前後左右に動かし始めた。それだけで身悶えするように性感が昂ぶり、火照った膣壁はぴくぴくと痙攣する。

 その刺激は提督にも確かな快感として伝わる。ぐずぐずに蕩けた熱い肉襞は、雄の剛直に万遍なく絡み、包み込んでいく。


「ん……ぁあ、いいぞ、夕立。おま〇こでち○ぽ扱くの、上手になったな……膣口は健気にチ〇ポ締め付けながら、膣襞ぴくぴくして竿を愛撫してくる……エロマ〇コ、使いこなせてきてるぞ」

「……んぅ、あ……そんなこと、いっちゃ、だめっぽいぃ……てーとくさんが、夕立を、夕立のぉ……お、おま〇こ……こんな、すけべに、した、くせにぃ……ぁっ♥」


 形の良い柳眉をへの字にしながらも、夕立は膣肉の動きを止めなかった。こなれた娼婦の如き淫靡さで、尻を振る。提督の肉棒にはまとわりつくような膣肉が蠕動する感覚が伝わっていることだろう。

 夕立は度重なる提督との性行為で、提督が悦ぶ動きをある程度は察していた。

 同時に、提督自身が求める夕立の感触がいかなるものかも。


「ぁ、はぁっ、は、ぁ、ン……て、ていとく、さん」

「ん」


 呼びかけと同時、夕立が上体を押し上げながら顔を振り向かせると、察した提督はそこに顔を近づけ、唇を吸う。 幼さを残したピスクドールのように端正な顔立ちと裏腹に、しっかり雌として肉づいた乳を揉みしだかれながら、夕立もまた提督の口を吸う。

 紅く小さな舌を懸命に動かしながら、それでも腰を前後に揺さぶり、膣口を締めることで雄の快楽を高めることも忘れていない。浅ましいほど快楽に貪欲な膣壁は、捕らえた雄肉を捕食するように収縮を繰り返していた。

 その熱と貪欲さに惹かれたように、提督もまた小刻みに腰を動かし始める。

 大人顔負けに柔い乳の頂点に色づくシャリファ・アスマの雌芯を指先で捏ねまわしながら、野太い亀頭で夕立の最奥の少しだけ手前の、ザラつく膣壁を擦り上げるような動き。


「や、ぁん……は、ぁふ……夕立、の、いちばん、好きなところ、そこじゃないっぽいぃ……いじわる」


 確かな性感の昂ぶりを示すか細い嬌声をあげながらも、唇を離しながら夕立は不満を露わに提督を恨みがましそうな瞳で睨む。

 夕立の弱点は、そこではなかった。そしてそれは、提督も知っている。


「そんなに急くなって……夕立のおま〇この感触、しっかり味わいたいんだ」

「うぁ、は……そんなこと、いって……提督さん、激しく、動いたら、んぁ……で、射精ちゃい、そう、っぽい……?」

「……はは、それは、お互い様だ――――ろっ!」

「っ、ぁあああああ゛あぁああっ♥」


 完全な不意打ちで、提督は夕立の細い両腰を掴み、引き寄せながら腰を強く前後させた。

 ごぢゅん、ごぢゅんと激しいリズムで、膣穴に剛直を叩き込む。


「あっあ゛ぁっ……い、いきなり、はぁっ♥ じゅ、ずるい、っぽいぃ〜〜〜♥」
876 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 01:03:22.12 ID:ZLQ2R74M0

「ん、だよ……ちゃんと、夕立が一番好きな、子宮、突いてん、じゃねー、かっ」

「だ、めぇっ♥ こ、こんにゃのっ♥ だめっ♥ ず、るいっ♥ ゆうだちのほうが、さきに、こんなの、ダメになりゅぅうっ♥」


 苛烈なピストン運動で言葉を途切れさせながら、提督は荒々しく夕立の尻肉を掴み、引き寄せ、それを押し込む様に腰を打ち付けた。

 ぱん、ぱんと規則的なリズムで刻まれる原始的な性行為は、その実、夕立が最も欲したボルチオアクメに必須の運動であった。

 だが夕立もまた真実を告げていた。夕立はボルチオを突かれると、急激に膣内が蠕動し始める。先ほどまでの比ではない

 夕立の膣は、ビーズ大の大きさの粒状の襞がびっしりと詰まっている肉襞だ。

 硬軟織り交ぜたグミのような弾力としなやかさを備え、その反面で張り付くように肉竿に絡む無数の粒。その一つ一つが侵入してきた雄根にじゃれつくようにその肉を押し付け、吸い付き、扱き立てる。

 夕立の意志で統率された動きを見せていたそれは、夕立の快感が言って以上に昂ぶると、その統率はあっさりと崩れてしまう。

 ―――より、提督の精液を効率よく絞り出すための、本能的な動きに。

 強烈な絡みつきに、前後するたびにツブツブした弾力ある膣襞がじゅぽじゅぽと竿を舐め削ぐように提督の雄肉を射精へと導かんと挑発を繰り返す。

 提督の性感も、一気に頂点まで昂ぶっていた。


「ッ、お、らぁ……腹の奥、子宮孔に、意識、集中させろ……出す、出すぞ、夕立!」

「っ、うっ、ぁ、あああああああああああああああっ……で、出るのっ? 出りゅのっ♥ 夕立の、膣内っ♥ せ、せーえきっ、せーえき、でるぅ……?」

「そう、だっ……すんげえ、いっぱい、出してやるからな……!!」

「ぅっ♥ うんっ♥ ゆ、ゆーだちの、お、おま○こぉ♥ お、お便所みたいに使ってっ、使ってぇっ♥ びゅーっ、してっ♥ びゅぅーーっ、てぇっ♥」


 知性が失われた動物のように、夕立は喘ぎ狂った。小さな肉壺に詰まった雌襞を、今一度だけ統率し、雄のチ○ポの形にすぼめるように収縮させる。

 より精液を出しやすいように、たっぷりと注いでもらうために、子宮孔をぴったりと鈴口に張り付けるように腰を押し付けた。

 宝石のように色づく瞳に、もはや理性の光はなく、己が胎内でほどなく弾けるだろう雄の奔流を幻視するばかりだった。


「いっ、イッ♥ イクッ♥ イクゥッ♥ おま〇こ、ばかににゃるぅっ♥ こ、こんにゃのっ、さきに、ゆうだち、い、いっ、イッ、イグッ♥」

「馬鹿にしてやるっ……オラ、イけ! イけっ、この淫乱駆逐艦!!」

「ぉ、おっ………お゛ぉおっ、お……♥」


 一際強く腰を打ち付けられ、ぐりぐりと子宮孔をこじられる。ボルチオの深い法悦に全身をがくがくと痙攣させながら、夕立は獣の如きイキ声をあげて絶頂した。

 それに合わせるように、固形物と液体の中間のような質感の白濁汁が注ぎこまれ、夕立は激しいボルチオイキと膣肉絶頂による多幸感に酔いながら、うっとりと顔を歪ませて射精の奔流をじっくりと味わっていた。

 酩酊するような心地よさと、チカチカと目の前で光が爆ぜるような意識の断絶と覚醒を繰り返しながらも、最後まで提督に絡みつかせた両脚から力を抜くことはなかった。


「――――っつ、あー、出た出た……良かったぞ、夕立」

「ぁ、あっ、あ゛っ……あぁ゛ぁあ……っ♥」

「………んぉ? 抜くときもしっかり膣口締めて……一滴残らず搾り取ろうとしてんな。もう意識トんでるだろうに、可愛いヤツ」


 『じゅぼっ』という音は、膣口からチ〇ポが引き抜かれた時に奏でられた音だ。フェラ抜きする際の吸い付き音と寸分変わらぬほどの大きな音だった。


「イッた後も根元からぎゅうぎゅう絞めて、精液搾って……おまえ、こんなに具合良かったんだな……それとも、俺の知らないところで誰か咥え込んでたのか? ん?」

「ぁ、あ゛、ぇ、あ……あ゛ーっ……♥ ぉ、ぉお゛っ……♥」

「って、失神してやがる……意気込みはよかったんだけどな。実際惜しかったっつーか、今後がますます楽しみだな」


 夕立は尻を高く突き上げた姿勢のままに顔から涙や涎、鼻水を垂れ流しながら法悦の余韻に身を震わせていた。

 意識は遠く飛んだままに、断続的に『びゅっびゅっ』と膣口から勢いよくゼリー状の精液を吐き散らすばかりだ。



……
………
877 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 01:06:08.25 ID:ZLQ2R74M0
【内容がよくわからない人のための、マジカルチ○ポ提督、あらすじ! 何回目かは忘れた!】

五月雨「湿潤ヌトヌト極上名器は常時発情状態でまさに五月雨。一度呑み込んだら全部吸いつくすまでエンドレスファイブ。ぬへへぇ、あなたをパパにしてやるぞぅ」

響「響だよ。穢れのない乙女だよ。……なんだいその疑わしい目は、殺すぞ。そう、フェニックスの処女膜は何度でも蘇るのだから! でも痛いものは痛いから優しくしてね。狭いんだよ、私の……」

阿武隈「先手必勝こそが第一水雷戦隊の誉れ! 貴方の子種を先制着床! 甲標的? いいえ、珍宝的です。ママにされてやる! 阿武隈!! 暴れんなよ! ンンン……アバレンナッ!! ウェエエエエエエエ!!」

千代田(阿武隈……やけくそになってるわね……泣き叫びながら言う事?)

五月雨「乳弱駄さん、次は乳弱駄さんの番ですよ。乳の弱い駄肉がついてる乳弱駄さん」

千代田「後で話があるわ五月雨……さておき、尻、乳、太腿、年下属性、提督に不器用ながらも膝枕を要求する甘えん坊気質……素で素晴らしい属性を持っているが極度の姉スキーという属性ですべて上塗りされているためか、イマイチ多くのSSでは提督との絡みが少なく、人気が振るわない千代田です……って何よこの原稿」

朝潮「朝も昼も夜もなく潮吹き絶頂、一粒で三度おいしい朝潮(無知)・昼潮(ちょっとこなれてきた)・夜潮(娼婦)でございます! ……言われたとおりに読みましたが、こんな感じでいいんでしょうか?」

秋月「(カケラほども色気がないのがむしろ背徳感的な……?)あ、秋月です……え、えっと………い、いんら、いん、いんら…………普通の、艦娘だと思います……」



























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     ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ.   ,'     '、ノ''"   ノ
   ,、‐'゙     ン;"::::::.       "´ '゙ ´ /      ゙、 ,'            /
  '     //:::::::::            {.        V           /
        / ./:::::::::::::            ',       /         /
.    /  /:::::::::::::::::.            ',.     /   ,.、     /←五月雨・響・阿武隈・千代田・朝潮


秋月「なんですかこの連携プレイは!?」

響「嘘をつくのは良くないよ秋月。自分すら騙せない嘘なんて虚しくならないかい? しかも言うに事欠いて普通とか、時津風に謝りなよ。誰よりも普通を望んでいたのに普通から逸脱しちゃったあの子に!」

秋月(響さんが何言ってるのかたまにわからない)

阿武隈「(ガロン単位のザーメンで子宮いっぱいにされてしょっちゅうボテ腹を晒したあげく超隠逸に微笑む表情そのものにR-18指定が掛かるような子は普通の性欲じゃ)ないです」

秋月「言葉の裏がスケスケです、阿武隈さん!?」

千代田「自分だけ綺麗でいようとするんじゃないわよ、あざとクイーン。そこらの小中学生なんか、アンタの事後の表情見ただけで道を踏み外すわよ」

朝潮「この朝潮! どすけべおぶどすけべの座は、秋月にゆずらざるをえません!」

五月雨「ぶっちゃけ、貴女の絶頂顔を見ただけで思春期の中学生は発情期のサルの如きシコり魔になりますよ。私より素敵なスケベェしやがって……」

秋月(照月、涼月、初月……恥ずかしいこともいっぱいあるけれど、お姉ちゃんは元気です……どうか、貴女達がこの鎮守府に着任しませんように……着任と同時に着妊とかありえるギャグみたいな鎮守府ですマジで。

   何と言いますか、あなたたちと逢いたいけど合わせる顔がないっていうか、疎んでるわけじゃないけどこんな姿を見られたくないっていうか、とにかく来ないでお願い)

 こうして今日も秋月は無意識のまま順調に姉妹着任のフラグを立てるのであった。着任したら着床だよ? そこんとこ分かってる?
878 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 01:08:50.22 ID:ZLQ2R74M0






                       /: :/i
                      /:.:.:.:/ '
<       , -‐  二フー- 、_/:_:.:./ .,'
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             _   ノ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
、         /´:.:.:.:. ̄´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ
 ` ー- _ >'′,ィ:.;イ:.;、:..、:.:.:.:.:ヽ;.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
       /:.:.//:./ ,i;/ ヾ``ヽ,、ミヽハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
       //  ,:i:'⌒       .′   i从:.:.:._:.:.:.:.:.:,
             ゙,         xヌ= リ::i:::} `;.:.:.:.:,    
            ,} ‐-=x      ′ '''  ,':.:.i_,ノ:.:.:.,          「マジカルチ○ポ提督」
             /i! '''          ,.:.:./:.:.:.:.:/   _
         /イ!     ー'-'    ,.イ:.:/.:.:.:.:./   /.:.:,ェヽ
           /:.:..iヽ , __ ,. ェ エ7:/:/iヽ;.:./   〈:.:.:{ `´
        ,:./i::|  /:.:.:.::./Yヽ、ニフ//:.// /}/     ';.:.i
        i;' ヾ! ./:.:.:.:.:/ii/iiii∧ //:.〈/ //i        ',::,
              /:.:.:.:.::.:Y-{iiiiヽY/iiiiiiiVミiーゝ、     ;::,
          /:.:.:.:.:.:.__j-{iiiii><iiii/iiiij r-」ー-、  .i:::
         ./:.:.:.:.:.:.:{R、}ijヾヽ三/Yiiiii/ i!Oo  .ハ  ,'::;
         〈:.:.:.:.:.:.:.:.:ゞ=チ/ Yiiiii}ニ}iiiii{ー'′   /}_/:/
          ヽ、:.:.:.:.:.:.:./  _ゞ亠イiiiiハ==...イ .ノ./
           `):.:.:.::.:.)  'ー┬┴-ァ゙イ ̄ ̄ ̄´_^ヽ
       _ -=<:.:.:.:/     .`ー''´  ` ー  ̄  `¨




五月雨「勃起します」

響「いいかい? 暁の処女マ〇コに、絶対服従のマーキング精子でロックかけるんだ!」

阿武隈「マジカルチ○ポ提督が」

千代田「パワーアップして鎮守府に帰ってき(てしまい)ました」

朝潮「これより、艦隊にメス鳴きの絶頂ボイスが響き渡ります!」


秋月(あああああああ……! なぜか懐かしいこのノリと感覚……!!)
879 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 01:10:36.52 ID:ZLQ2R74M0

 やってやったぜ。油断したなポッター!

 夕立の乳輪や性器の色合いを表現するのに引き合いに出してみたシャリファ・アスマとはイングリッシュローズの一種だ!

 穢れた血とつるむお前のような! 道を見失った浅学な落伍者には分からなかっただろう、ポッター?

 とてもどすけべな花だろう、ポッター! 画像検索の仕方も知らないのかポッター!

 怒ったかポッター? 穢れた血なんかと付き合っているから品位を下げるというんだポッター! それとも勃起したか? したんか? ええ?

 ちょ、ちょっと、僕に見せてみろポッター。大丈夫だ、僕は今女の子だし、殿方のそうした生理的欲求を鎮めるための機能が、ちゃんと、僕には……。

 ポッター? どうしたポッター? なんで黙ってる? や、やっぱり怒ってるのか? 声も出ないのかポッター!

 本当にどうしたポッタ……!? ポ、ポッター……? ポ、ッター……? 




 ―――――ポ、ポッタァーーーーーーーッ!!!




【チ○ポッターの身に一体何が……!?】




※というのはさておき

 おれは しょうきに もどった


 たぶん


 近いうちに夕立の姫初めにオチつけて、演習やるよー
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 01:39:31.30 ID:+x5MMSKwO
おかえりー
色々と相変わらずで安心したよ
……11月になっても完結しない姫始めネタっていっそ年明けるまで
待ってから終わらせる方が良くね?と思った
あるいは夕立なら年間通して姫始めやりっぱでもいけそう
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 01:44:45.68 ID:Mw/SY00A0
相変わらず頭のいい文章で頭の悪い内容ぶっとばしてんなww
お帰り
待ってたよー
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 12:55:42.63 ID:yRUDKmVA0
よく見たら何かレディにとんでもなく理不尽な流れ弾が放たれているんですがそれは
883 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 23:21:32.82 ID:ZLQ2R74M0
【夕立姫初め編のオチっぽーい】

………
……



「さて、と……」

「ん、ぁ……? ぽ、ぽいぃ……?」


 提督は無造作に夕立の尻たぶを掴み、ベッドに横倒しにする。夕立の身体が投げ出されると、ベッドのスプリングでぽすんと軽く音をたてて跳ねる。


「ぅあぁ……てー、とく、さん……? なに、する、っぽい……?」

「何って、そんなの決まってんだろ?」


 当惑に揺れる夕立の瞳は未だ満たされた快感に支配されており、提督の姿をとらえきれていない。それを知ってか知らずか、提督は次いで細い足首を掴み上げ、大股開きの姿勢で仰向けに寝転ばせた。

 未だ事後の熱情に浮かされ続ける夕立は体中から力が抜けていた。とろんと潤んだ赤い瞳の焦点は合っておらず、だらしなく舌を出したままに荒く呼吸を繰り返している。

 呼吸の度に豊かな胸は浅く上下し、滑らかな白磁の肌に玉のように浮かぶ汗が流星のように瑞々しい肢体を滑り落ちていく。

 だらしなくひっくり返った蛙のような姿勢に固定され、提督の無遠慮なまでの視線が穢された秘裂へと定まった。

 ごぷりごぷりと、未だ脈打つように提督の吐き出した精液を溢れさせる、夕立の雌壺に。

 そこに体を割り込ませ、未だ天上にそそりかえる剛直をぴたぴたと割れ目に押し当てながら、笑う。


「エッロい顔しやがって……収まりつかんな。折角の姫初めなんだし……あと4、5発は覚悟しろよ――――夕立」

「ぁ……♥ ぅ、うん……♥ さっきも、言ったっぽい……お便所みたいに、使ってほしいってぇ……♥」


 提督が求めることを察し、夕立は体に力を入れた。まだ気だるげな緩慢さこそあったが、言われる前に己が秘所に両手を伸ばし、雌壺を飾る花びらを、指先で左右に開く。

 白濁した汚液まみれの、それでもなお淫らな美しさを誇る、己の雌芯を露わに、


「ブチこんで……♥ 夕立のこと、めちゃくちゃに、してぇ……♥」


 夕立は、雌の獣そのものに笑んだ―――これまではここまでだった。


 ここから貪られるのが常。だが、今日は違う。否――――これからは違う。


 夕立の淫気に当てられ、余裕のない表情で勢いよく男根をねじ込ませる提督。

 その提督が、突如唸った。

 根元までを収めた瞬間に、絶頂に導かれそうなほどの快楽が、剛直から背筋に向かって駆けあがっていく。

 だが射精の感覚とは異なるものだ。熱い泥に突っ込んだような心地よさとも違う。

 何か、別の命令が己の予期せぬところから発せられているような――――不気味さがあった。


 ――――おかしい。


 違和感に、気づいた。

 こんなにも具合が良かったか?

 確かに名器だとは知っていた。だがこんなにも、射精とは別の、何か得体のしれない、理不尽なまでの快楽を齎すようなモノを、夕立は持っていただろうか、と。

 己の体の下で恍惚に奮える夕立を、思わずじっと見やる。


「―――――あはぁ、やっぱり、おち〇ぽ入った時の、この感覚、すきっぽぉい……♥ ん……? どうし、たの、ていとく、さん……? ぎゅって、してほしい、っぽいぃ♥」

「………あ、ああ。本当に夕立は、甘えん坊だな」


 夕立は両手を広げ、提督に抱き締めて欲しいという思いを、行動と言葉で示した。いつものように。いつものように――――そのはずだ。
884 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 23:26:07.26 ID:ZLQ2R74M0

 正常位で抱かれる時、夕立はいつもこうだ。提督と体を密着させながら、キスをしたいとねだる。それでいてピストンを激しく奥を突いてほしいと我儘を言う。


「早くっ♥ 早くぅっ……ぎゅうって、してぇ……♥ 苦しくなっちゃうぐらい、強く、ね……♥」


 だから提督も、いつも通りの夕立が、いつも通りのリクエストをしたことで安堵したのだろう―――身体を倒し、ぎゅうと夕立の細い体を抱き締める。

 それを待ってましたとばかりに、夕立は「むふー♥」と鼻息も荒く、提督の腰に両足を絡め――――。




「夕立、ね……この体勢を、待ってたっぽい……よ」




 ――――いきなり第三次ならぬ大惨事ソロモン濃度の殺意を叩き込んだ。



「!?」

「この体勢ね、夕立好きっぽいよ――――だって、ていとくさんが、さ……逃げられないでしょ?」



 ソロモンの悪夢が笑う。

 ナイトメアが来る。

 決して覚めぬ悪夢が。

 現実を侵す悪夢が。

 その夢を縁取る闇に手をかけ、邪神が這い上がる。這い寄るは混沌――――。


 つまりは、そう――――。






 ――――読者のみなさぁん、ナレーションさんの出番ですよォ……ンフフ。


(男の声!?)


 そうさ! 此処からはこの! 全米も号泣するナレーションの実況が開始されるという訳よ……!!

 それでこの夕立姫初め編ともおさらばだ!

 おまえともサヨナラだなあ!? 名も知らぬマジカルモブ提督さんよぉ!! かかったなアホがぁ!!!

 待ってたぜェ!? この瞬間をよォ!!! ――――11ヶ月もなァ!!! 野郎、ふざけやがって……!!


 ヒャッハァ! もうがまんできねえ!! ナレートフィリアだぁああああ!!


(女の声!? どうなってんの?! どっから!?)


 このナレーションさんの声が小山〇也さんや、ゴッ〇ゥーザさまみてえだと〜〜〜〜?(※個人差があります)

 どうなるも何も、テメエはこのナレーションさんが直々に授けた【マジカル的な何か】の餌食になるんだよォ!!

 さておきおさらいである。


 マジカルチ○ポは、マ○コを貪り愛し絶頂させる。

 マジカルマ○コは、チ○ポを貪り愛し射精させる。


 では、双方ともにそれを持っていたのならば。

 どうなるか。答えは五月雨提督のパパ提督とママさんが証明している。

 だが、その能力が違えば、結果もまた違ってくるのだ。
885 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 23:30:55.14 ID:ZLQ2R74M0

 夕立に備わった【マジカル的な何か】は――――この時空においてだが、よりにもよって吹雪提督由来の物。

 そして吹雪提督の固有スキルは【馬鹿】。だってアイツ馬鹿じゃん。そのくせチートじゃん。

 いつだってトラブルを起こす体質で、そのくせ俺様は悪くないとでも言いたげに責任転嫁に傍若無人のやりたい放題。

 淫猥と情愛と残酷と狂気に満ち――――その本質に、優しさがある。己の女と認定した者に、手を出すものは灰燼にしてやる。

 きっちり決めるべき時は決める、ずっけえ野郎だ。だから吹雪はどんな酷い目に遭っても―――この馬鹿を見捨てられないのだ。



 つまり――――。



 http://www.nicovideo.jp/watch/sm17433692

 夕立が備えた【マジカル的な何か】――――ぶっちゃけマジカルマ〇コ――――そこに宿る異能は相当アカンやつである。



「ソロモンよりもヤバきもの 峰不二子よりエロきもの……」

「!?」



 その呪文詠唱めいた何かの方がよっぽどヤバいんですがそれは――――そ、それはともかく。

 紅蓮よりも赤く、焔よりも熱い瞳が伏せられた。

 魔貌と形容するに不足のない、怪しげな表情で微笑みながら、夕立は淡々と言葉を紡いでいく。

 同時に夕立の下腹部を中心に、得体のしれないエネルギーが渦を巻いていることに提督は気づく。

 気づかないはずがなかった。何故なら、これはまるで――――。



「卑猥なバベルを悦ばす 淫らな雌壺のうねりによって 今ここに雄を堕とさん」

「な、なんだ……夕立? 何を言って―――――なんで、おまえがマジカル力(ちから)を……!?」



 あ、ここの提督、自分の異能をそういう風に表現するんだ。バイストンウェルかよ。マ〇コロードが開かれちゃったのかよ。

 なんにせよ提督は察した。だがもう遅い。遅すぎたのだ。

 だからアレだけ早漏なのは数をこなせりゃ問題のないことで、膣内射精障害めいて遅すぎるのは致命的だと言っただるォ?



「我等が肢体に勃ち裸りし すべての淫らなる男根に 我とおま○こが魔力(チカラ)もて」

「ッ、こ、このッ……引きはがせない!?」



 己が持つマジカル力を膂力に振り分け、なんとか男根を引き抜こうとする提督だったが、夕立のだいしゅきホールドからは抜け出せない。それ以上の膂力で以て押さえ付けられている。

 そもそも、人間と艦娘の素の身体スペックの差を考えれば、共にマジカル力で強化されている以上、この力関係は当たり前だった。



「――――……等しく絶頂を与えんことを!」

「ッ………!!」


  
 臨界にまで高まる夕立のマジカル力は、膣内へと収束していき、そして――――解き放たれる。




「マ○コスレイィィイイイ――――………………早く言ってほしいっぽい、提督さん。えい、えい、えい♪」

「―――――――――――――――――う゛ッッッ!!」



 果ててんじゃねーよカス!! 最後の呪文の一言を相手に言わせて完成するタイプの魔法とか聞いたことねーよ! 締まらねえな! 膣を見習え、膣を!
886 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 23:36:20.03 ID:ZLQ2R74M0

「あは、あははぁっ♥ すっごーい……♥ 夕立のおま〇このなかで、精子がぴちぴち跳ねてるぅ♥」


 そうだね、嬉しいかい? 嬉しいよね。

 そんな――――ブッ壊れた蛇口みたいに精液垂れ流すチ〇ポってそうそうないよ。


「ちょ、おま、ご、ごれっ、どッ、どーなってッ……止まらねえェエエエエエエエエエエエエエエ!? ウェエエエエエエ!?」


 既に夕立の子宮の許容量を超え、無尽蔵に溢れ出す精液は結合部からバケツをひっくり返したような水音を立ててベッドを汚していく。きったねえなあ、おい。

 かくしてマジカル技が一つ『マ〇コスレイブ』は成った――――この効果は極めて単純である。別にマ〇コの奴隷にするとか言う直接的すぎる意味ではない。


「うん♪ 夕立も初めて使ったから、なんでわかるかはわかんないけど―――――夕立がきっちり孕むまで止まらないっぽいね♥」

「は?」


 マジカルマ〇コは妊娠特化。狙った雄の種を決して逃さない。そして狙うに値する雄がいるのならば――――自然、そうした技が増えてくる。

 マ〇コスレイブとは、むしろマ〇コの方が屈服する=妊娠するまで、膣に収めた雄の射精を強制させる代物だ。しかも精子を厳選する。

 特別優秀な精子しか受精させてやらないってな優性論よ。

 そも狙った雄の子種ならば100%妊娠できるのがマジカルマ〇コの特徴であるが、この技の本領はそこでもない。


「あっ、射精止まったっぽい? やったぽーい! 赤ちゃんできたっぽーーーい♥」

「」


 ――――提督は、枯れ果てようとしていた? 違う、それは副次的な効果であり、メインはそこではない。

 100%、次代にマジカル的な能力を選んで引き継ぎできるという能力である。

 なおマジカルチ○ポに存在する『呪い』といったデメリットはシャットアウト可能。

 これがマ〇コスレイブの力―――――でもないんだなあ。これもオマケにすぎない。本質は!
 

(ち、畜生……だが、なんだ。この気持ちは……俺が護らねばならないと思える……夕立も、お腹の子も……!!)


 効果対象に『父性』を芽生えさせるというものである。そう、山風を見る時の気持ちを思い出してみるがいい。違う、性欲じゃない。おまえはレイパーだ。パパやない。

 とにかく、マジカルチ〇ポなんてえっげつねえものを得てしまった雄というものは、傲慢になりがちだ。

 女性をただのオナホールとしてしか認識していなかったり、極端に性癖が偏ったり、人間不信の極みに陥ったり、『俺よりエロい女に逢いに行く』だったり、すぐに『生きておられんごっ!』しようとする。

 そこに快楽はあるのだろう。得ようと思っても得られるものではない法悦はあるのだろう。

 だが決して『愛』はない。

 この技は、決して悪質な洗脳ではない。誰もが持ち得る、何かを慈しみ、愛する心を萌芽させる、一つの命の答えを得るチャンスを与える技なのだ。


「んふー♪ これで夕立は、てーとくさんの肉便器――――それに永久就職っぽい?」

「ああもう畜生! 分かったよ! 責任取ってやるよ!!! それと絶対その肉便器云々は他所さまで言うなよ――――おまえは」


 小憎たらしい気持ちが沸き上がらなくもなかったが、それ以上に己の腕につかまったまま無邪気に微笑む夕立が、提督には愛おしいものに思えた。

 かくして鎮守府の年は明けた。

 破壊に彩られ、もはや限りなく全壊に近い半壊の鎮守府を見渡しながら、提督は思った。



 ――――とりあえず、役所に行って婚姻届け入手してこよう、と。

 ――――それとどうして俺の鎮守府がこんなことになってんのか、このどうしようもない馬鹿で愛しいぽ犬を組み敷いて、後で身体に聞いてやろう、と。


「俺の嫁さんなんだからな」

「ぽいぽいぽーーーい♪ ゆーだち、大勝利っぽい? ていとくさん、ハメて、ハメてぇ〜〜〜〜♥」


【夕立姫初め編〜艦〜】
887 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 23:38:54.57 ID:ZLQ2R74M0

※なおマジカルチ〇ポ提督の各ルートではこの愛が重要なポイントだったりする。叢雲提督はね、うん。愛が足りなかったね。

 えー、夕立ちゃんが破壊魔みたいに描かれたり、単純思考の犬ッコロめいた描写されることが多い昨今なので、破壊と創造を司るシヴァ神的なね、うん。なんつーか長引いて本当にごめん。ごめんなさい。

 ところで吹雪提督の使う『チ〇ポスレイブ』は、なんか超長距離のレーザービームみてーな射精によって「何の光!?」な感じの閃光と共に、着弾点から大爆発を引き起こし、効果範囲内の雌を優秀精子で妊娠させたうえで母性に目覚めさせる少子化社会の救世主みたいな技らしいっすよ(他人事)

 一種のテロだな。

 ハッキリと「絶望に挑め」な難易度の叢雲提督ルートだとあると超便利な技である。

 なおここで他の提督由来のマジカル技だった場合は、以下の通り。


 叢雲提督由来ならマジカル竿奴隷の術。術者たる夕立がOK出さない限り射精できない、あるいは夕立が止めてくれない限り射精を止めることができないというなんて残酷なことしやがんだって技で屈する展開に。

 「イキたいなら夕立をおがめっぽい!」というどっかの乙女座みたいな夕立である。かなり香ばしい。

 叢雲提督が使った場合は分かるだろうけど『マジカル肉奴隷の術』。女側が絶頂し続ける、あるいは許可出さないと絶頂出来ないという調教用の技よ。なおとある提督ルートのラスボスに特攻作用である。


 漣提督由来ならマジカル精神感応の術。互いの精神を感応させ、思いを直接伝えあうというニュータイプめいた技。通じ合えば高い次元でのオーガズムを感じることができる。これによって夕立の想いを正しく理解した提督が夕立にメロメロになるという展開よ。

 「何気に一番まっとうなマジカル技っぽい!」などと夕立はほざきよりますが、まっとうなマジカル技とか矛盾しかない単語だが、キラづけや心の充足感という点においては他のマジカル技の追随を許さない。

 漣提督ルートが「最終的にただ一人しか選べず、ハーレムルートを構築できない」のはこの能力が極まれば極まるほど一人に絞られるのが原因。

 そうだね、漣提督は酒匂のコトワリを最初から備えていたんだね。だからこそ五月雨提督が欲しいんだけどね。


 電提督ならマジカルコ〇ン君の術。提督をショタ化させて性練度を強制的に夕立未満に引き下げ、ただひたすら犯しぬいて格付けセックスという展開に。

 「これでてーとくさん、もといてーとくくんは夕立の人形っぽぉい……!」というちょっとアレな夕立。なお酒飲むと解除される。

 電提督が使う場合は『マジカルメ〇モちゃんの術』という、知ってる奴どれぐらいいるんだろうなメ〇モちゃんって感じの微妙なネーミングになるという寸法よ、フフ! なお漣ルート時に持っておくとすごく便利よ!


 五月雨提督ならお察しの通り、マジカル影分身の術。101匹ぽ犬ちゃんと化した夕立の物量で押し潰す作戦によって提督を犯し抜く展開に。

 「戦いは数っぽいよ白露!」と勝ち名乗りを上げる夕立だが、おまえそれでええんか。勝てば官軍か? 提督はミイラみたいになるがそんな些細なことはどうでもいいんだ、重要なことじゃない。

 とある提督ルートにおいては「世界を騙す」ために必須となる技である。そう、死体を偽装するのだ。
888 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 23:47:26.80 ID:ZLQ2R74M0

※なんにしても超お久しぶりですね。しょうきに もどった >>1です。この十ヶ月余りで艦娘がいっぱい増えましたね。

 ゴトランドが可愛すぎてやばいよぉ……ぱっちりした瞳に泣きぼくろがチャームポイントすぎだよぉ……。

 だけどこのSSはそういうSSだから安価で選ばれちゃったりしたらマジカルチ〇ポで雌穴こじ開けるしかないよぉ……僕は一切悪くないよぉ……。

 ところでいきなり真面目な話になるが、左目の下に泣きぼくろがある女性は「自分のチャームポイント・アピールポイントを自覚している」「世話焼きで、転じれば男をダメにする」というジンクスをご存知だろうか。

 ボイス聞いてるとさ、ほら、やたら北欧の艤装を自慢してくるやろ? そのジンクスを引っ張ってきたと思うんよ。

 天城もそういうとこあるしな。あの立ち絵を見たまえ。胸囲の格差社会っていう現実をとなりの妹に突きつけてやがる。そら妹の葛城は命狙うわ。卑しい姉らぎ!

 つまり左目の下に泣きぼくろのある艦娘がマジカルマ〇コを持つとどうなるかといえばだな……もう、言わなくても分かるわよねハメ木くん。ずっぽしハメ太郎くんも。

 ちなみに右目の下の場合「明るく情熱的」「多くの人から好かれる」「自己肯定が強い」と言われる。転じると我儘で自己中心的で性に奔放。そうだね、秋雲だね。しっくりするね。ヌキヌキFuckingだね。

 口元のほくろは「艶ぼくろ」といって、特に意味はないがただひたすらにエロいよ。そうだね、夕雲だね。口を開いて舌を突き出しただけで金になる女。じっとりするね。マンマァーーー!


 じj……マエストラーレもやばいよぉ……アッアッ……どう見ても児ポ的なアレが適応されちゃうよぉ……。

 でもマジカルだからあんな汚いこと何も知らなそうな子でもあひんあひんさせちゃうよぉ……僕は悪くないよぉ、じj……アッアッ、安価が悪いんだよぉ……。

 ああいう幼い子が好きなじj……アッアッ……好きな人はさぁ……無垢さの中にちょっと気恥ずかしそうな絶妙な表情をセットで「大きいねえ、大きいねえ」って言われながら手コキされたいんだろぉ……分かってんだよぉ……。


 巻波もやばいよぉ……事務的で少しお堅い感じの態度を、マジカルチ○ポでマ〇コごととろっとろに柔らかく仕上げられて提督のチ○ポしゃぶり中毒になる展開しか思いつかないよぉ……。

 サンマイベで意外と上下関係重んじてる感じの雰囲気の設定持ち出して、格付けセックスの刑に処してやりたいよぉ……絶対ハマり役(ダブルミーニング)だけど僕は悪くないに決まってるよぉ……。

 提督の命令だから、上下関係だから仕方ないって言い訳をあげるといいよぉ……提督にスカートたくし上げろって言われたら廊下の死角とかでも悔し気な表情で曝け出すようになるよぉ……。


 …………ネルソン? ああ、うん。ネルソンね、うん、あー……うん(無関心)

 僕も年を取ったかな……いろんな属性についていけないようだ……うん。

 余だね。余っ娘だね。朕だったらなあ……何が朕だよチ〇ポだオラァァアアってゴリ押しできたのにねぇ……余だからねえ……王様のような一人称だねえ……しかもどっかで見たねえ……余って一人称と言えば大魔王とかもねえ……。


 …………ん? 大魔王?

 あっ……この子に特攻作用がありそうなマジカル技を、君たちは知っている筈だ。やべえ、がぜん興味がわいてきたゾ、ネルソンちゃん!!

 というわけで。



 ネルソンもやばいよぉ……だって余だよぉ……「余はネルソンなり!」みたいなビッグセブンのお家芸みたいな空っぽの威勢で提督に挑んだはいいもののチ〇ポには勝てなかったよぉ、空っぽの子宮が特濃白濁雄汁で満タンだよぉ……って未来が君を待ってるけど僕を恨むなよだって僕は悪くないよぉ……。

 でもなー、やっぱなー、ネルソンだしなー、言わせたい台詞ってあるじゃない?

 「いやぁ、ネルソン卵子出ちゃう、卵子ネルしちゃうのぉ、十月十日後にSonをNelしちゃうのぉぉおおおらめぇぇええええ」

 みたいな脳ミソ醸されてる感じの台詞な。名前ネタで弄るのはほどほどにしたいが、手が止まらないよぉ……それでも僕は悪くないよぉ……しつけぇよぉ……僕は悪くねえって言ってんだよぉ……。





 御覧の通りのスレなので、あっ(察し)と思った人はブラウザバックするのよ。それでも>>1はしょうきだから
889 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/11(日) 23:57:37.92 ID:ZLQ2R74M0
※巻波じゃなくて岸波だったよ……手が自然に動いてたよぉ……僕が悪いよぉ……

 次回は1回だけ即堕ちやるよ。ノリ忘れてるところがある
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 00:07:36.01 ID:P9LOQbKA0
ホントひどいな(褒め言葉)
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 01:42:14.04 ID:EEAS2fyA0
けど好きだぞ

即落ち安価は後日かな?
既に有効なら龍田さんで
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 01:52:11.34 ID:ABYeqXplO
いや無効だろ
他人を出し抜こうとするなよ
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 02:11:14.44 ID:jXutz3jJo
おっ生き返ってんじゃーん

リアル重点で今後ともよろしくなのだな
894 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/12(月) 21:22:57.73 ID:VF5d/fS10

※安価のお時間ですよ。しょうき にもどった >>1のリハビリに付き合ってもらおう。

 大丈夫、1回だけ! 1回だけやから!

 ん? 何の安価だって? 世間だと即堕ち安価とかいう言語道断で卑猥な名前で言われてる安価だよ。

 好きな艦娘の名前を書けばええんや。ただし【今までの即堕ち安価で出てこなかった子】を選ぶんやで?

 そうそう、注意点があるよ。投稿時間のコンマには気を付けるんやで? 気をつけようがあるのかって話やがね。

 末尾が0だったりするとな?


 ………………とっても素敵なことが起こるんやで。まるでニューヨークみたいな感じ?(震え声)


 なお88だと本当に素敵なことが起こる。末広がりだからね。

 19だと本編がステキなことになるんだ。マーメイドのようなあの子と同じ数字だからね。

 91でもとある時空が素敵なことになるんだ。まるで秋月のようにな。

 それじゃ、ガンバレ


 >>896
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 21:25:53.60 ID:Eod9kfwjO
ガングート
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 21:29:04.87 ID:jXutz3jJo
龍田
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 21:29:33.90 ID:jXutz3jJo
おのれ妖怪1足りないめ・・・
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 21:30:30.91 ID:/FCpQcE00
加古
899 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/12(月) 21:31:33.68 ID:VF5d/fS10
>>895 危うくニューヨークどころかモスクワみてーに恐ろしい感じになるところだったぞ

>>896 たっちゃんね。了解した
900 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/13(火) 00:24:49.14 ID:HKztbYPj0
※びっくりするほど筆が乗ったぞよ。

 誤即オチにござる。こや、もはや二コマではなか
901 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/13(火) 00:26:17.86 ID:HKztbYPj0

【本日の即堕ち二コマ艦娘〜龍田〜】

【before】


 天龍型軽巡洋艦二番艦・龍田は嘆いていた。


龍田(お、畏れていたことが……!!)


 マジカルチ〇ポ――――都市伝説と呼ぶにもナイスジョークな対雌特化型夜戦兵器(夜戦だけでしか使えないとは言ってないが男に使うのはノーサンキュー)をガチで股間に宿す司令官、彼が治める鎮守府に着任してしまった時点で、もはや年貢の納め時だったのかもしれない。年貢とはきっと卵子のことだ。卵子狩りの時間じゃー。秀吉も真っ青な所業であろうよ。

 これに貫かれればあら不思議、あの子もこの子もメスになる。無論、生物学的な意味での雌ではない。雌の本能が全開になるのだ。

 一見して清楚そうな子でも、深層心理や潜在的にとんでもない『女』を隠し持っているなんてことは往々にしてあることだ。日向とか朧とかな。とんだ地雷(誉め言葉)である。

 それを文字通り無理やりに叩き起こし、しかし一切の負荷も矛盾もなく生物としての『格』と呼べるものを数段階ハネ上げる、それがマジカルチ〇ポによるセックスであった。

 そして、今やそのマジカルチ○ポを味わった軽巡は、鎮守府に所属する軽巡洋艦の全体の半数を優に超えていた。


 長良型は全滅した。『長くていい膣、長良型』とかいうふざけたキャッチフレーズが鎮守府内を駆け巡り、それをあっけらかんと「まあ、司令官とえっちしちゃったし」とあっけらかんと認めてしまうぐらい、あっさりと全滅した。

 特に長女なんかスポーツ感マシマシで四十八手を極めんとする求道者と化している。三女は心と体がリンクしきった淫乱。末女は心と裏腹に体がド淫乱。次女はアレで物凄く奥手なビギナーだったが、だんだんと提督色に染まりつつあった。

 四女はセックスを正しく男女のコミュニケーションツールの一つと認識し、清濁併せのむようなスキンシップを取っていく。四女が一番まともな感じ――――と見せかけて夜は物凄いというもっぱらの噂だった。そういうギャップ感が男心をくすぐることを心得ていた。

 そして五女はいつだってコロンビアだった。頑なにその体勢を取るせいで、最中にうんざりし始めた提督に両手を抑え込まれての強制正常位でフィニッシュするのがお決まりになりつつあるとか。

 なお長良型の膣道が本当に長いかどうかの真偽は定かではない。知ってるのは提督だけだ。


 夕張はもうダメだ。他人フィットサイズのチ〇ポ実験を繰り返したせいで、もはやどんなチ○ポでも心と裏腹に体が感じてしまうという淫乱具合になってしまった。

 鹿島は提督に「マ〇コ貸して」と言われたら「かしま〇こ♪」なんて笑顔で即答する、三隈が助走つけてナックルパートする言語道断なキャラに成り下がっていた。

 大淀はぼっち拗らせすぎたあげくに反動で完全にダメ女と化した。やはり真面目過ぎるところが良くなかった。ダメ男に引っかかるケがあったのかもしれない。

 もはや精液ぶっかけられるために存在する眼鏡の置き場だ。最近じゃあの制服の下に常にバニー服を着込み、股間と胸には低周波振動を発生させる大人の装置を積んでるとか言われてる。本人は根も葉もなき事とすまし顔だが、事実であった。

 阿賀野はもはやだらしねえ等とは口が裂けても言えないぐらいに色っぽくなった。提督との情事を聞いてもいないのに妹たちに語り聞かせ、褥ではどう振る舞うべきかを粘ついた視線で、耳を塞ごうとする妹たちに無理やり語って聞かせている。

 能代も矢矧も当初こそ嫌悪したりショックを受けていた癖して、今や耳を象みたいにして阿賀野の話に聞き入り、妄想を膨らませる日々を送っている。酒匂はぴゃーと無邪気に呟きながら蝶々をおいかけていた。何者だアイツ。

 神通なんかもはや「あんたなんか神通さんじゃない!」と一部の駆逐艦から号泣されるぐらいの淫通となった。淫乱に通じてる魔性の女、それが淫通だ。陣痛が来るのも多分遠い日ではなかろう。神通本人も「臨むところです」とか正気の目でほざきよるわ。

 そんな神通を妹として、そして姉として持つ川内と那珂は色々と肩身が狭い思いをしていた。普段は夜戦夜戦、アイドルアイドルと所かまわず騒ぎまわって、神通に肩身の狭い思いをさせていたバチが当たったのかもしれないと、二人して自嘲しながら自重していた。ギャグじゃねえんだからこれがホント。

 特に川内は複雑な心境であった。夜戦とは時に深い意味合いを持つ単語であり、それを連呼し、それが好きだ、愛しているとすら豪語する彼女。でも処女だ。一部の駆逐艦が最近彼女を見る目が生暖かい。なんというか川内的に超屈辱だった。ど許せんことであった。

 「本当の夜戦も知らないのに川内さんったら可愛いんだぁ」「あの人、いつまで夜戦の演習してるのー? ねぇー? ねえーーーー?」なんて幻聴が聞こえてくる始末である。やめろや川内可哀想。

 那珂ちゃんは那珂ちゃんで追い詰められていた。アイドルだから清純なのは望むべきところなのに、なんだか自分の女としての魅力が、鎮守府に処女が一人二人といなくなるにつれて相対的に下がっていくような感覚がするのだ。

 第四水雷戦隊旗艦としての威厳を考えても、第四駆逐隊(野分・嵐・萩風・舞風)が全員非処女なところも、ことさらに焦りを加速させていた。路線変更する日は近いようだなククク。


 まあ、そんな感じに軽巡洋艦の大半が「提督のチ〇ポいいれしゅぅ〜♥」ってな具合にトロ顔晒す最中、天龍型と球磨型だけは未だ無欠のままに結束を保っている。そう、処女だ。清らかな乙女なはずである。

 だが、なんだろう、この敗北感は――――龍田は川内や那珂ほどではないにせよ、とても複雑な心境であった。

 二人と違うのは、焦りがあるという訳ではない。否、ある種の焦りではあるが、二人とは別種のものだ。

 そんな、いや、まさかね――――そんな心境にある龍田だったが、事態はどんどん動き出していく。


 そう、遂に提督が動き出した。未だ無欠の天龍型と球磨型を、その毒牙にかけるべく。


 だからこそ龍田は嘆いていた――――龍田がこの鎮守府に着任してから一年が過ぎようとしている。

 龍田は今まで、提督からの空前絶後のアプローチを、『まさに軽巡とはかくありたきもの』とばかりの軽やかステップで回避し続けてきた。
902 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/13(火) 00:30:49.97 ID:HKztbYPj0

 思い出すのは、春と夏、そして秋の季節だ。

 散り行く桜を名残惜しみながらも、提督からの開幕アプローチを避けたあの春。


提督『桜舞い散るこの季節――――そう、ち○ぽの美味しい時期になりましたね。龍田、ベッドに行こう。この鎮守府の名物をご馳走してやる。上のお口はもちろん、下のお口でも楽しませてくれるんDA!』

龍田『チ〇ポ狩りの季節ってわけね〜〜〜〜〜よ〜し、チ〇ポ出しなさい? 上手に切り落としてあげるから〜〜〜〜♪』

提督『お慈悲!』


 激しい猛暑の続く中、休暇の折に球磨型や駆逐艦の子等を連れて遊びに行った夏の海。


提督『かき氷出せよ。宇宙一特濃で粘っこい練乳掛けてやっから。カラダにいいぞきっと。それに日焼け止めにもなる! 更には精が付くぞ、そう――――精がね! フフ!』

龍田『ここ、ヌーディストビーチじゃないのよ〜? そのコッペパンみたいなチ○ポ、教育に悪いから早くしまってくださいね〜〜〜? 早くしないと生とやらがなくなりますよ? そう、生死ね、フフ!』

提督『握らんといて! 僕の、ぼくの玉をぉ!』


 段々と肌寒くなってきた時期に『そろそろおこたを出そうかな』なんて思いながら押入れを開けた。そこには全裸の提督がいた。流石の龍田も悲鳴を上げてビビッた。


提督『食欲・睡眠欲・性欲の秋だコラァ!! オラッ! おっぱいだしてねんねして! させろ! 三大欲求を同時に極めし赤ん坊の最強具合みせたらぁ!! メッチャバブみ(赤ちゃんプレイの意)やぞ!!』

龍田『段々なりふり構わなくなってきたわね貴方ァ!? 五体解体(バラ)して下味付けて片栗粉つけて高温の油で揚げてやるわぁ!!』

提督『提督は食べ物じゃないゾ! チ〇ポはナマで、そして舌で優しく味わうものゾ!!』


 そんな提督を、天龍型と球磨型で結託し、龍田ランスや天龍ブレードやキッソ村正、北上魚雷に大井魚雷、球磨ベアナックル、多摩クローで追い払う日々が続く。

 そうして訪れた、四季の最後を彩る季節。


提督「龍田。お前を抱きたい。女として、君に大きな魅力を感じている」

龍田「あ、あらぁ………?」


 ――――正装した提督が、花束を手に、龍田の前に立っていた。お茶らけた様子は欠片もない。真剣極まる表情であった。


提督「好きだ。男として、君が欲しい」

龍田「――――――――――」


 まさかの緩急絡めたドストレート戦法で出てきた真冬。冬の寒さとは別の要因で、龍田の頬は赤くなった。

 ここにきて提督の男前度が八割り増しぐらいに上がってる。この男、元々黙っていれば(※)である。ましてカッコつければ本当にカッコイイことができる野郎である。

 だからこそ、龍田は嘆いていた。


龍田(参ったわねえ………断ろうっていう自分、心の中に、見つからないの)


 焦りの正体を、自覚してしまった――――結局のところ、この提督は龍田を無理やりに手籠めにしようとは、一度もしなかった。

 それができる実力も、立場もあったのに。お茶らけた様子で襲われることこそあったが、全て龍田が片手間で撃退できる程度の児戯だった。本気で襲われたら、一切抵抗なんてできなかったのに。

 直情型に見えて、龍田は聡明だった。天龍とは違った意味で己に素直な、何よりも難しく、何よりも簡単な――――人を分け隔てない目で見ることができた。

 ややというにはいささか以上に常識に欠ける提督の破天荒なところは、正直受け入れがたかった。だけど、やはり恋愛とはロジックではないのだろう。


 己の内側を探しても、探っても、もう、彼のことでいっぱいになっていた。


 だから、龍田は嘆いていた。


 ――――もう、この人を、拒めないと。
903 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/13(火) 00:33:21.42 ID:HKztbYPj0

「ね、提督――――私、面倒臭い女よ?」

「そこがいい」


 少し震えた龍田の言葉に、全肯定の言葉は力強かった。

 龍田の心が、自覚できる程に揺れ、震えた。


「私、嫉妬深いわよ。だらしないところもあるし、幻滅させちゃうかも」

「それだけ思いが深いってことだろう。それに、そういうだらしなさを見せてくれるのは、それだけ俺に甘えてくれているってことだと思う」


 即答する提督に、龍田は自然と笑みがこぼれた。


「一度抱いたら、貴方の女房面しちゃうわよ。重いわよ? 私?」

「一度と言わず、何度でもしたいね。重い? どこが? お姫様抱っこで連れてってやらあ」


 ――――龍田は、心の中で敗北を謳い、とても可愛い、妹のような姉に謝りながら。


「ずっと、一緒にいてくれる? 何時でも、何処でも――――私、龍田の傍にいてくれますか?」

「ずっと。何時でも。何処までも――――俺、提督は貴女の傍に居続けたい」



 いつもその手に携えていた、槍を手放し、提督の両手を握った。



「じゃあ――――セックスしましょ?」

「――――すりゅ」



 すりゅことになった。



「ふふっ……もう」



 肝心かなめの、最後の最後で、台詞を噛んでしまう提督の――――そういうところも龍田が好きになった瞬間だった。
904 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/13(火) 00:34:31.47 ID:HKztbYPj0

【after】


 例えるならば、それはまさに喪失と、補完の両立だった。

 奪われている。補われている。それが同時に訪れる、初めての感覚。


 ――――龍田は、己の処女喪失を、そう表現した。


 肉の壺と、肉の棒とはよく言ったものだと思う。互いに互いを求めるようにできている。形も、色も、大きさも。何もかもが、それを受け入れるために、突き入れるためにあった。

 己の不足を埋めるため。己の満足に埋めるために。

 だからだろう。提督の男性器が、龍田の女性器に挿入された時、龍田は脳裏に『噛み合った』という言葉が浮かんできた。

 次いで訪れるのは、多幸感だ。


 ――――捧げることができたこと。


 己の身体に覆いかぶさり、今まさに組み敷いている男の表情には、歯を食いしばるような苦しみに似た心地良さを感じ取れた。


 ――――気持ちよくなってくれていること。


 じんじんと深いな痺れに似た痛みが、甘い疼痛へと変わっていくのは、羽化し、羽ばたく蝶が感じる浮遊感にも似た万能感。


 ――――女として、この男の訪れを気持ちよいと感じている己。


 足りないのは、充足感だろうか。

 提督は龍田の中に己が分身を入れ切ってから、身動きしなかった。それは龍田を慮ってのことだということは分かる。


 ――――それでも、充足が欲しい。


 龍田は腰をぎこちない動きで、それでもくねらせた。どう動けば、男の人が気持ちよくなるのかはわからない。それでも懸命に腰をくねらせ、己を埋める存在を心地良くせんと欲した。

 その律動は、龍田の想いを叶えた。歯を食いしばる提督が手を伸ばす。節張った指が、龍田の白い胸に食い込んだ。

 やや強い握力を宿したそれは、揉むというよりはやや握るという表現が近い。僅かに鈍痛が体を走ったが、龍田はそれがむしろ嬉しかった。


 ――――我慢、しないでよ。女として生まれたんだもの、貴方には、男には……我武者羅に求めて欲しい。


 優しい手つきで、壊れモノみたいに扱われるのも嫌いではない。それでも、女としての自分に夢中になってくれているのを、もっと実感したい。

 理性なんて飛び越えて、踏みにじって、ただひたすらに雄と雌になりたい。一人と一人ではなく、ただの獣と獣、一匹と一匹になりたい。

 龍田にはそんな願望があった。強欲という自覚はある。肉の結びつきが果たされたのならば、次はより深く心の結びつきが欲しいと思った。

 だから、提督を挑発する。


「…………それで〜? 私、まだ全然、ん………余裕、あります、よぉ……♥」


 嘘だ。提督も分かってる。龍田にだってわかっている。

 それでも、素直に言えなかった。
905 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/13(火) 00:36:49.56 ID:HKztbYPj0

 ――――私、本当に面倒臭い子だなぁ。


 だけど、提督が言ってくれた言葉を思い出す。それがいい、と。

 ふっと、乳を握りしめるような指先から、力が抜ける。指の形に痕が残った乳は、その白さもあいまって痛々しく見えた。

 それを詫びるかのように、提督は背を折り曲げ、龍田の左胸に口付けた。優しく、しかし決して戯れではない、女を悦ばせる舌の動きを伴っている。

 次いで右手が、龍田の右胸を揉みしだく。握る力強さはなく、熱を帯びた指先から体温を分け合うような、優しくも官能的な動きだった。

 龍田の身体が、躍動的に跳ねる。


「ぁ、あっ、あっ♥」


 そして不慣れな、それでいて隠し切れない色気を帯びた嬌声がついに漏れた。かぁ、と顔に血が昇っていくのを自覚しながらも、龍田は何一つ止められなかった。

 己の雌を貪り喰らうような、提督の動きも。

 己の喉から奏でられる、信じられないほど甘ったるい声も。

 どんどん赤面し、余裕がなくなっていく、己のこころも。


 それを見透かしたように、提督は腰を前後させ始めた。舌を乳首で転がす繊細な動きとは異なる、荒々しい雄の動き。

 己の内側が伸び縮みを繰り返し、雄の身勝手な動きに翻弄されるがまま、膣襞が掻き毟られた。

 引き抜く動きを取られる度に、己の内側を引きずり出される気がした。

 押し込む動きを取られる度に、提督の一部が内側に注がれていく気がした。

 その摩擦が、どうしようもなく気持ちよかった。

 ――――龍田は、己が急速に充足していくのを、感じた。

 それがどんなに無知だったのかを、程なくして知る。

 次々に、思い知る。



「ぁ、ふぇっ、あ、ひっ……ひぁ、ひぁあ、ひぁっ♥」



 耳たぶを甘噛みされると、龍田は胸を愛撫された時も、膣奥を突かれた時とも違う、童女のような喚き声をあげた。

 

「ぁ、やっ、やぁあっ……そ、そんなとこ、食べないで、食べないでぇっ……♥」



 喉元にかぷりと噛みつかれ、犬歯をちくちくと突き立てられるような、獣のじゃれ合いめいた愛撫で、龍田は泣きじゃくるような声で許しを請うた。



「な、んれ、そ、そんな、らめ、らめぇ、らめぇったらぁ……っ、ばか、ばかぁ、きらい、きらいっ……♥」



 剛直に貫かれながら、濡れた指先で雌芯をくりゅくりゅと擦り上げられ、龍田は幾度も提督を詰りながら絶頂した。

 そして。




「あ、あっあっ……♥ い、いく♥ イクッ♥ いくぅ、いくからぁ、い、いっイッてっ♥ いっしょ、イッてぇ……♥」




 提督の首に己が腕を絡め、力強く抱きしめながら、龍田は初めての膣内絶頂を迎えた。

 己の内側が一番狭まって、提督が完全に自分の一部になる感覚だった。

 次いで龍田が不足と称した空白を完全に埋め尽くす――――子宮への精液の奔流に、意識を失った。
906 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/13(火) 00:40:25.22 ID:HKztbYPj0

【after おまけ】

 冬の大気に冷え切った筈の肌は、あっという間に熱を帯び、事が終わってなお残留した熱が、身体を重ねる二人を包み込んでいる。


「ぁん……♥ 流石に、手慣れてるわね〜……ふふっ」


 胡坐をかくような姿勢でベッドの縁に腰かける提督に、龍田は身体を委ねるようにしなだれかかる。

 龍田は全裸だった。乳を露わにしていた。大振りで、それでいて繊細な造形をした豊かな胸には、未だ指の跡が痛々しく残っていたが、龍田の瞳にそれを責める色はない。

 今はただ、事後の気だるさを言い訳に、提督に甘えることが大事なひと時だった。未だ高い熱を帯びる己の肢体を、これでもかと提督の身体にこすりつける。

 此処は、私の場所だよ、と。

 誰にも譲らないんだからね、と。

 だが、それも長くは続かない。思い立ったように、龍田は動いた。

 提督の胸を背中で押し込み、ベッドに仰向けに寝転ばせた。

 提督が怪訝に思う間もなく、龍田は提督の上にまたがっていた。

 指先で、未だ萎えることもなく硬く天を突く、剛直を手で握りしめながら、己の秘所へと誘う動き。



「ンふふっ……♥ 処女だから、初夜だから……だから? 私がただ、貴方に身を委ねるだけだなんて……そんなわけないでしょ〜?」



 「食べちゃうからぁ」―――そう告げるのと同時に、熱い粘膜の内側に、提督は男根をねじ込まされていた。


「ん……あはぁ♥ この体勢、貴方、ひょっとして好き? 良く、私のおっぱい見てたわよね……初めて会ったあの春も、夏の海でも、秋の不法侵入の時も。コレ、良く見えるんでしょ〜〜〜♥」


 騎乗位で小刻みに体を揺らしながら、からかうように龍田が言うと、気まずそうに提督が視線を逸らす。

 己でもやり過ぎた自覚はあったのだろう。目があからさまに泳いでいた。

 それでもやはり、上下するたびにふるふると重量感たっぷりの龍田の揺れる胸に、視線は釘付けだった。


「可愛い人……♪ ほらほら、どうしたのぼうや? おっぱいのんで、ねんねするんでしょ〜♪」


 両の胸を寄せながら、今度は提督の顔におぶさるように持たれていく。

 かくして冬は過ぎ行く。

 氷点下を征く時節に在っても、もう二度と、訪れた春を逃がさないと、龍田は恐い笑顔で――――最高の初夜と、最高の男を捕まえた。


【艦】
907 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/13(火) 00:41:09.64 ID:HKztbYPj0

※これが、天龍と並ぶ、日本初の軽巡洋艦の実力よ

 妖怪1足りないに敬意を表し、88のギリギリ手前ぐらいの甘い濃度をくれてやる

 たっちゃん可愛いよね、たっちゃん可愛いよ、宇宙一かわいいよ
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 01:01:00.89 ID:9/lr6IzFo
ありがとう・・・ありがとう・・・・・・
やっぱアヘ顔よりもトロ顔がいいと思うんですよぼかぁね・・・
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 02:27:45.89 ID:7IKxCVizo
よきかなぁ(´・ω・`) (´・ω・`:;.:... (´・ω・:;.:... (´・ω:;.:... (´・:;.:... (´
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 09:56:59.35 ID:vRIS+fxA0
良い
良いんだけど即堕ちじゃなくなってる
普通に1本1本が短編レベルになっとる
1レスか2レスで収まってこその即堕ち

そう思うっぽい
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 10:37:08.99 ID:8XkG8TDUO
ニア88の特別編だからね
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 11:14:06.44 ID:618yKtgjO
即堕ち見てると序盤と終盤のインフレ化が激しい漫画思い出す
最初の方に取られた艦娘なんか本当に分量が少なくて泣けてくるわ
2レスどころか2行で終わってたからなあ…
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/18(日) 18:27:02.98 ID:4JNbiN1OO
復活している…だと…
914 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/18(日) 21:04:06.61 ID:gfAeBKxK0

https://www.youtube.com/watch?v=G4t3s8nqT5M

【前回までのま〇すじィ!】

 >>255からの続きである。信じらんねえだろ。もうこのスレ残り100切ってんだぞ?


五月雨「艦娘が六人揃いました。マジカルチ○ポのおかげで我々の練度は爆発的に跳ね上がりましたが、練度に振り回されないよう慣らし運転かねて演習やっときましょう」

響「それはいいんだけど、これから艦娘の数も増えて組織化が進むと色んな派閥が出来ちゃうよ。それに提督のマジカルチ〇ポがヤバくて、軍部にバレたら提督の危険がヤバいんだよ。どうしよう」

阿武隈「憲兵さんも着任しちゃったよぉ。ふぇえぇえん。えっちなことしてたのとか色々バレたら提督が連れていかれちゃうよぉ。きっと実験動物の種馬さんだよぉ……」

千代田「かと言って艦娘増やさないわけにはいかない。そしてこれからは気軽に提督とハメハメできない。方針はしっかり固めておかなきゃ」

秋月「困りましたね……」

朝潮「はい! それはこまります!! とても………とてもこまります――――秋月が!!」

秋月「えっ?」

朝潮「だって秋月は、どすけべま〇こです!」

秋月「何ですかその斬新な罵倒? まさか褒めてるつもりですか?!」

五月雨「死活問題でしょうね、秋月ちゃんにとっては。なんせどすけべま〇こですからね」

秋月「!?」

響「ああ。常に提督のザーメンが子宮に留まってないと死んでしまう体質とは難儀なものだ。なんせ彼女はどすけべま〇この持ち主だからね」

秋月「なんですその捏造!? なんですそのあからさまな詐病!? 仮にあったとしても単なる性的倒錯が行き過ぎた中毒者ですよ!?」

千代田「痛ましいわね……これも、どすけべま〇こを持って生まれてしまった宿命、か」

秋月「何悟ったみたいに遠い目してんです!? ねえ!? 私、痛いところも悪いところもないんですけど!? しいて言えば心が痛むんですけど!?」

阿武隈「………秋月ちゃん」

秋月「ねえ、なんで? なんでそんな優しい目で私を見ながら、親し気に肩に手を置くんです? やめてくれません? ほんと……まじで……?」


 秋月は最近とみに思うことがあった。

 世界が、自分に、やさしくない。っつーかヤらしい。

 やさしい。

 ヤらしい。

 『さ』と『ら』が入れ替わっている。どうなってんだこれ、どっかのアメリカのオールド空母の仕業か? 野郎、艦載機皆殺しにしてやる。サ〇トガがなにしたって言うんだ。


五月雨「ッという訳で! 今のうちに提督をハメ斃しちまおうぜ。お互いの膣内具合も確かめてよぉ、これから毎日提督を犯れないなら、今のうちにいっぱい提督を犯ろうぜ? きひひひ」

響・阿武隈・千代田・朝潮「「「「さんせー!!」」」」

秋月「待って。ねえ? 待って? 全部待って? ストップ! 聞いて? 聞いてくださいよ、あきづきの、はなし……」

五月雨「ヒャッハー! ハーレム路線に舵取りだァーーーー! マジカルチ〇ポのいやしさを、あまねく世界にィィイイイ!!」

響「イー!」

阿武隈「イィーー!」

千代田「ぃ、ぃー……」

朝潮「いー!」

秋月(嘘だ絶対嘘だこんなノリじゃなかった千代田さんはやや照れが残ってるけど阿武隈さんこんなんじゃなかった断じてこんな『本気で世界征服するつもりあるんですかあなたたちは』って具合に頭の悪い秘密結社めいたノリじゃなかったし、何より私はここまで弄られキャラじゃなかった……!!)

響「ああ、ところで明石と大淀と間宮と伊良湖は大本営との繋がりが完全に否定できないからしばらくはマジカルチ〇ポお預けで様子を見ようか」

五月雨「イィーッ♥」

秋月(――――鬼だ!! 艦娘にも鬼級がいる!)


 いいえ、鬼級ではありません。


 艦娘にあるのは、そう――――子宮です。
915 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/18(日) 21:14:33.02 ID:gfAeBKxK0

秋月(世界がぁ……世界の悪意がぁ……!!)


 チェンネルがクロスしちゃう感じに病み始める秋月ちゃんであった。

 頑張れ(ば頑張るだけあとがキツいぞ)、秋月ちゃん! 

 (どうせマジカルチ○ポには)負ける(んだろう)な、秋月ちゃん!

 世界が君(の淫ら)を待ってる!


秋月(悪意しかねぇええええええ………!!! 言葉の裏の悪意が感じ取れるぅ……!!)


 まあそんな風に、秋月が健気で純情な弄られキャラという美味しい立ち位置を確立しつつ、どっかの鎮守府に演習申し込んだ後でおま〇こ膣内比べとか控えめに言っても発情してる発想でもって、艦娘達は共謀の末に提督を襲ったのだよ?

 明石さんが(泣きながら)膣内描写カメラとかいう人類には早すぎるオーバーテクノロジーを用いて発明したそれを使いながらとってもイヤらしいことをしたわけだ。

 六人が六人とも貴重な名器であることが判明したけど、これによって提督がプッツンしちゃったからさあ大変!(他人事)

 かくしてキングストン弁をブッコ抜きされた提督が、ピンク色の輝きを放つマジカルチャクラの直列励起とヴォイド効果をうまい具合に、ほら、分かれよ、な?……って感じで、ホラ、長門より遥かに雄々しいゴリラと化したんだよ。

 しかも分身した。12体である。ナレーションさんのシナリオにこんなのなかった。こんなの絶対おかしいよ。それでも時計の針は戻らない。マジカルチ○ポは見事にACT.2となった。

 そして提督の理性はブッ飛び、今や完全にエ〇゛ァだ。エ〇゛ァはエ〇゛ァでも旧劇版のフルフルニィのほうじゃねーかカスって具合にシリーズだ。もう誰もこの股間の拘束具が外れたきたねえ初号機を止めることはできない。

 イきなさい! テイトくん! 誰かのためじゃない! 貴方自身の愉悦のために!!(犯罪教唆)


五月雨「オラ、おまたがじゅんじゅんしてきやがったぞ……へへ」


 どんなに少年誌の花形漫画っぽい言い方したってヨゴレキャラが覆せない五月雨の笑み。卑猥である。上から下まで涎が垂れてる。つまり受け入れ準備は万端だ。出来ておる。


響「痛いのは、嫌だな……」


 ちょっと震えてる響だが、割と自業自得なのになんか可哀想な雰囲気醸しだしてるのは銀髪に白磁の肌を備えたキャラクターが持つはかなげな印象によるものだ、みんな騙されんな。


阿武隈「ギャッ!!」


 梅〇先生のキャラみたいな顔してるアブゥ。それでも声は可愛いんだからホントもう阿武隈って奴は最高だぜ。最高の乱れ牡丹ちゃんだぜ。


千代田「ウェルカム!!」


 大体合ってる千代田。性癖的にもバッチコイである。ただ千代田は結構この時、発情やら恥ずかしいやらでテンパッていた。


朝潮「この朝潮! 上でも下でも、どこだろうと提督を受け入れる覚悟です!!」


 犯罪の匂いしかしない朝潮。これには野島もドン引きだっぜ。だが覚悟は本気なのだからなんもいえねー。


 かくしてえっぐい叫び声をドップラー効果と共に左右に激しく頭を振り乱しながら、艦娘達に襲い掛かる十二人の提督。

 果たして艦娘達はこの提督をどうにか――――できるわけねえだろ。


提督「ヘイ、ジョージィ……マジカルチ○ポはいいぞ・……深いぞ……(物理的にも精神的にも)」


 そうかよ(笑) 帰って孕ませおじさん系の援交鈴谷の薄い本で抜くわwwww


提督「待てや!!」


【前回までのま〇すじ〜艦〜】
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/18(日) 23:29:45.62 ID:GsX3Q3yr0
かしこい
917 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/18(日) 23:44:08.96 ID:gfAeBKxK0

………
……



【舞風編導入】



 穏やかに海の風が凪ぐ四月。そう、まだ四月だ。

 ――――というかマジカルチ〇ポ提督が鎮守府に着任してからまだ一週間どころか四日程度しか時間経過がねえんだなコレが。

 そう、ここは五月雨が演習を申し込んだ鎮守府である。

 かの鎮守府の執務室には、六人の艦娘が集っていた。

 その視線の先には、この鎮守府を預かる責任者たる提督がいる。


少年提督「演習の申し込み?」


 豪奢な机に腰かけながら問いを発するのは、皴一つない第二種軍装を見事に着こなした、年若い少年――――提督である。

 見た目通り、年の頃は十代の半ばを過ぎたばかりといったところだろう。中肉中背の体躯と評するには、やや華奢か。

 海の男らしくそれなりに鍛えてはいるようだが、全体的に線が細く優しげな顔と彼の職務のギャップは大きく、どこかちぐはぐな印象を感じさせた。

 むしろ中性的な穏やかさを体現したような面立ちは『幼い』とも表現できるほど柔らかいものだったが、それでも瞳の奥には、軍人としての、そして男としての強い意志が宿っているのが分かる。

 この少年提督は着任3年目。着任当時はなんと13歳。高い提督適性を認められ、民間から軍属になった、いわゆる『正規軍人ではない』提督である。

 しかし現在では中堅どころの若手ホープと目される鎮守府であり、数ヶ月前には北方海域の攻略を任されていた。

 即ち、確かな実力を備える艦娘を多く有する実力派の提督であった。



舞風「―――うん! これがその申請書類だよ、てーとく!」

提督「ありがとう、舞風」



 そしてそれをにこにこのお日様笑顔で手渡すのが、当鎮守府の最高練度90を誇る、初期艦の舞風だ。少しだけ、平時より固い声で提督はそれを受け取る。

 舞風から一歩引いた位置で横一列に居並ぶのは、この艦隊の黎明期から海域攻略に尽力してきた艦娘達。


 霧島改二、練度76。

 能代改、練度80。

 赤城改、70。

 北上改二、練度82。

 夕立改二、練度70。


 舞風には一歩譲るものの、いずれ劣らぬ高練度の艦娘達である。

 少年提督が心から心を置き、三年の時を共に過ごし、同じ釜の飯を食い、時に笑い、泣き、怒り――――幸せな時を過ごしてきた艦娘達である。

 北方での戦果を評価され、いくつかの勲章も得た。当初は年若い故に侮りややっかみも少なからずあったものの、そこは少年提督の謙虚さや人柄もあったのだろう。前線で共に指揮を執った提督仲間からの信頼は厚い。

 真面目で勤勉、上からの覚えも悪くはない。そんな彼らが報奨という形で長期の休暇を得たのがつい先月のことであり、後任の提督らに北方の戦局維持を引き継いだ後に、本土へと帰還したのが、つい二週間ほど前のことだった。


少年提督「日取りは……三日後? かなり急だな……? 演習場は先方の鎮守府周辺にある演習海域か……費用は全額向こう持ち? それは美味しいけど往復でどんだけ時間かかるんだろ……?」

夕立(あ、始まっちゃったっぽい)

舞風(てーとく、いつものが出ちゃったなあ)


 書類に目を通しながら、誰にともなく少年提督は呟く。彼の癖だった。分析癖があるのか、思案に耽るとつい声に出してしまう。


少年提督「あ、ここからそう離れてはいないのか……ん? でも、知らない鎮守府だなあ」


918 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/18(日) 23:51:22.73 ID:gfAeBKxK0

 そのつぶやきを拾った艦娘――――夕立は演習と聞いてほころんだ笑顔を、知らない鎮守府と聞いてげんなりさせた。


夕立「ぽい? 知らないところっぽい? このあたりの鎮守府で、夕立たちが知らないところ、あんまりないっぽいよ? ってことは―――――新顔さんかぁ。がっかりっぽい」

北上「えー……なーんだ、じゃああたしはパスかなあ。弱い者いじめはちょっとねえ。アブゥあたりにでもやらせときなよー。北方の帰りに拾ったじゃんかー。そういうのってあたし痺れないんだよねえ……ブチ込みたいのはやっぱり痺れる奴ですよ」

能代(ウォーモンガーすぎですよ貴女達……)


 能代はややげんなりしていた。前線帰りということもあるが、特に夕立と北上、そして――――。


霧島「私も……あまり食指が動きませんねえ。先人として後人に立派な背中を見せるというのも仕事だとは思うのですが――――血が騒ぎません」

赤城「そんなことよりごはんがたべたい」

能代(常識人っ……常識人がいないっ……日常、日常が欲しいっ……穏やかなっ……日常っ……!! せっかくの後方勤務だっていうのに、この人たちは……!!)


 霧島と赤城。彼女たちは後方へとんぼ返りしてからというもの、あれだけ休みたい休みたいと言っていたにもかかわらず、既に戦の虫が疼いている。赤城に至っては腹の虫で平常運行だ。赤城というのはどいつもこいつもこうだ。

 艦娘はその成り立ちから、戦いへの意欲というものが高めであった。凄惨な最期を遂げた艦娘であっても同様である。

 建造したての艦娘であっても、初見で本能的に深海棲艦を敵と認識できる者も多い。だからこそ、能代は自分を少数派だと分かってる。分かっていても、それでも冷静でいようと務めている。その心遣いに、幾度となくこの艦隊は救われてきた。


夕立「……ああ、やっぱりそうっぽい? あ、でも、でもでも、相手の艦隊には五月雨がいるっぽい! わ、旗艦っぽい? 立派なんだなあ……お姉ちゃんとして鼻が高いっぽい!」

北上「あー、うちには五月雨いないもんねえ……演習にかこつけて会って来たらー?」

夕立「うん! 夕立、まだ五月雨とは会ったことないっぽ――――……ッ!」

北上「ん? どしたの夕立? あれ? 提督も固まってる? どれどれ、この北上様に見せてごらんなさ―――――………なにこれ」


 固まっている少年提督。その左サイドから机を回り込み、書類を覗き込んだ夕立もまた硬直し、それを怪訝に思った北上もまた逆側から回り込み―――硬直した。


舞風「え、何? 何書いてあったの? まだ舞風読んでないよぅー。見せて見せてー!」


 仲間外れにされたと思ったのか、舞風が提督の背後に回り込み、椅子ごと抱き締めるようによりかかり、提督に身を寄せた。


少年提督「ッ………どう思う、霧島? 読んでみてくれ……忌憚のない意見を聞きたい」

霧島「………では、失礼します」

舞風「あーん、舞風もぉー!!」


 舞風が手にするより先に、少年提督が霧島に促し、霧島は苦笑しながら受け取る。やや提督の頬が赤くなっていることは、見ないふりをしながら。


霧島「…………!? 赤城さん、貴方も見て下さい。私の所見だけでは、なんとも……」

赤城「はい。拝読させていただきます」

舞風「赤城さん、舞風にも読ませてください」

赤城「ふふ、はい。一緒に読みましょうね」


 柔和に微笑みながら書類を舞風の視線に下げ、一緒に読み始める赤城。

 二人の視線が書面を左右にせわしなく動き、その視線が下がり切った頃――――。


赤城「………新参というのは、鎮守府を移転したという意味ですか? それとも、どこかの提督が戦死して、その艦娘が移籍した……?」

霧島「…………やはり、そう思われますよね? この演習に選出されているメンバーの練度は……とてもではありませんが、新人の提督に配属されるには……いえ、配属を許される艦娘のそれではないかと」

少年提督「そう、思うよね? でも――――間違いなく、その鎮守府の提督は、ごく最近着任したばかりの新人さんだよ。階級も少佐だ」

舞風「う、うそ……す、すっごい……!! この響ちゃん、練度……!!」

能代「え、ええ? 私にも見せて、舞風ちゃん……ッ!? これって確か、練度測定器で出した書類、ですよね? 虚偽は……」

少年提督「ない、はずだ。というか聞いたこともないな、演習時に練度を偽るなんてのは」

赤城「この、高練度……北方では、友軍にはおりませんでしたが。西方? それとも南方の海域……? 千代田さん、か」


 赤城の表情から笑みは消え、舞風からはそれに加えて驚愕が張り付いていた。
919 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/18(日) 23:57:06.58 ID:gfAeBKxK0


北上「阿武隈が……いるのか……それも、かなり練度が高い阿武隈が。……ねえ、提督。前言撤回。これ、受けるならあたし出してよ」

夕立「夕立も!! やる気出てきたっぽい! 燃えるっぽい! こんな高い練度の艦娘と、演習する機会はそうそうないっぽいよ!! それに五月雨もいる! 夕立、逢いたい!!」


 前言を翻し、あっさりと北上と夕立はやる気を出していた。戦意高揚。瞳はギラギラ。いつだって滾ってる。


少年提督「相応のメンツを揃えていこう。着任したての艦娘の練度じゃない……移籍艦か、あるいは……」


 様々な疑問点はあったが、少年提督にはそもそも受けないという発想はなかった。

 高練度の艦娘との演習によって得られるもの、それを考えれば自ずとわかる考えだ。

 
 ――――なお彼は後に、これからの判断を一生後悔することになる。


少年提督「――――旗艦は舞風」

舞風「うん! 任せてね!」

少年提督「メンバーは君たち五名だ。丁度、艦隊としてのバランスもいい。気を引き締めてかかってもらおう。

       そうそう、弾薬も魚雷も撃ち放題だぞ? あちらさんが持ってくれるらしいからね」


 少年提督が冗談めかしてそう言うと、各々が潜り込んでいた思考の海から意識を引き上げ、くすりと笑った。


夕立「決まりっぽい! ここなら4〜5時間もあれば最大戦速でいけるっぽいし、今から支度しよーっと!」

舞風「うん! 頑張ろうね、夕立!」

夕立「今度は舞風に負けないっぽい!!」

北上「ンモー、気がはやすぎぃ……これだから駆逐艦はウザいなあ。三日後の朝に出ればお昼頃にはつくでしょー……ちょっとは頭使ってよねー」


 棘のある北上の言葉にも、夕立と舞風はあははと笑うばかりだ。三年の付き合いで、北上の人となりは知っている。気の置けない関係になるまで、そもそもさほどの時間を要さなかった。

 三人を見る能代、霧島、赤城の目も優しい。若干二名ほど、その優しい瞳の奥で特濃の戦意が渦巻いていたりはしたが、許容範囲だろう。北方基準で。


少年提督「それじゃあ、各自、三日後の0600に我が鎮守府の母港を出立、演習海域にてかの鎮守府との演習を行う。

      各自、体調管理はしっかりな。そして――――勝ってこい」

舞風「はーい!」

夕立「ぽーい!」

北上「うーい」

能代「はい!」

霧島「了解いたしました」

赤城「承ります」



 かくして舞風NTR編は幕を開ける。

 その後に多くの悲劇と、絶望と、絶頂を残して―――――!



【舞風編導入〜了〜】
920 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/19(月) 00:00:09.34 ID:3RsRSzIR0
※導入は終わりじゃないのよ。もうちょっと味付けがいるんじゃ
921 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2018/11/19(月) 00:03:15.80 ID:3RsRSzIR0

※今回思い出してほしい事・分かったこと・これから分かること

 ・舞風の練度は安価の決定により90だった。

 ・ほかの五名の艦娘もオーバー70。

 ・よって中堅〜上位どころの鎮守府と設定。

 ・舞風が練度90で、かなり長い付き合いが予想されるにも拘らず処女(これも安価決定)という点から、あまり性的にがっつくタイプの提督ではない。紳士的か奥手と見る。

 ・舞風が駆逐艦であるという点、そしてNTRというシチュに重きを置くとすれば、外見年齢的に年の近い提督が適任。おにろり系も非常に悩んだがボーイミーツガール系とする。また舞風を初期艦とする。

 ・あまりにも年が若くて有能過ぎる提督とか色んな意味でやっかみ持たれて地獄巡りの旅になるので、才能ほどほど戦果そこそこ努力マシマシな前線帰りの中堅どころ若手ホープに落ち着きつつ、少年提督爆誕☆

 ・舞風は艦隊における明るいムードメーカー。

 ・能代は常識人枠のストッパー(整備不良&胃薬常備系。艦隊にだらし姉がいるかいないか、そこが問題だ)

 ・夕立・北上・赤城・霧島はウォーモンガータイプ

 ・そして夕立・北上・舞風の発言からこの鎮守府には五月雨はいないが、阿武隈(低練度)と■■(練度未知数)がいる

 ・少年提督のことを、舞風はどう思っているのか?

 ・そして少年提督のチ〇ポはどれほどの口径なのか?

 ・それはまだ……混沌の中。


 ・それが――――マジカルチ○ポ鎮守府!!
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/19(月) 19:38:33.76 ID:J3f9utssO
これは期待せざるを得ない
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 15:50:08.63 ID:kx8a72KAO
どう寝取るのか楽しみ
着妊とかしたらそっちの提督鬱になって飛び降りそう(こなみ
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 16:50:46.76 ID:LBnfhv4yO
マジカルチ○ポは妊娠させるさせないも選択自由だから間違いはないぞ
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 23:48:27.04 ID:54z5XO7g0
一月が勃ちました…
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/25(火) 17:44:12.56 ID:7xyWHHCY0
気長に待つべきやな…
前みたいに復活するまで
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/07(月) 01:18:26.13 ID:RRWIVQ9To
あけおめ保守
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 01:34:17.76 ID:gMLSt6lP0
保守むらむら
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:52:42.99 ID:AXmWZfW3o
私松輪
930 : ◆gBmENbmfgY [sage saga]:2019/02/15(金) 01:15:12.71 ID:rN/ciz4X0

http://www.youtube.com/watch?v=JR8v50w3-iY


 吹雪型に〜は〜♪ 十人の子〜♪

 一人は妾腹で〜あとは芋〜♪

 み〜んな仲良く竿姉妹〜♪

 さあハメましょう〜♪

 右コキ!(右コキ!)

 左コキ!(左コキ!)

 足コキ!(足コキ!)

 イラマ!(イラマ!)

 おしり!(直球)

 輪姦(マワ)ってぇ!(輪姦ってぇ!)


 堕ちまい




 っていう悍ましい歌声が響く夢を見たよ(リアルで)

 飛び起きてミョーな汗が出てきたので覚えてるうちに書きとめた。

 そして気づいた。


 芋(いも)。

 竿(さお)。


 にてりゅ!!?

 つまり吹雪型には才能があったんだよ。そう――――男の趣味が一緒の修羅ばんばらな展開や、ハーレム展開のな。


 という挨拶からの生存報告。生きてるよ。書けてねえけどな。わーい、お金がいっぱいだぁー。時間はねぇーーー。

 演習編、週末いけるかな。全部は無理かもだけど、少しずつイくのぉ。
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 01:20:41.96 ID:ZorrGWgKo
待ってた
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 01:59:31.43 ID:EzikE/wmo
お帰り
933 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/17(日) 22:52:27.99 ID:h2PpI/wn0

………
……



【舞風編・序】


 かくして演習日の当日となった。

 昼過ぎから始まる演習に向け、現時刻は0550――――六人の艦娘は母港へと集う。

 相手の鎮守府―――マジカルチ○ポ鎮守府とは夢にも思うめえ――――へと出立するのだ。

 各々が艤装を背に整列する彼女たちの前には、見送りに来た少年提督が立っている。

 艦娘達への激励だ。母港を発つ艦娘達に必ず行っている、言わばこの鎮守府の伝統であった。

 そして一人一人に言葉をかけていく。


少年提督「夕立、あまり霧島達に迷惑をかけるなよ」

夕立「心配ご無用っぽい! 夕立、演習頑張ってくるっぽい! 五月雨をやっつけるっぽい! MVPもガッツリ獲るっぽい! そしたら褒めてね、提督さん!」

少年提督「ああ、夕立の大好物を作って待ってるよ」

夕立「ぽいぃ♪ ちゃんと覚えててくれたっぽい?」

少年提督「もちろん。みんなの好物はちゃんと覚えてるさ」


 少年提督と艦娘達の中は、極めて良好のようである。母港で見送ることしかできない己の無力さを自覚しながらも、信じて艦娘達の帰りを待つという覚悟……実に胸が温かくなる光景である。

 このナレーション、もう年というのもある。

 こういうほのぼのした光景を見ているとね、思わず……自分で言うのもなんだがとても下種な本性が浄化されていく気分になr






少年提督「夕立の好物って――――パインサラダだよね?」

夕立「うん♪ 夕立、てーとくさんの作ってくれるぱいんさらだ、大好きっぽいぃ♪」






 …………ん? んんんん? あっ(察し)

 そっか、仕事だ。

 ナレーションさんのお仕事ってこういう感じだったね。年? 何言ってんのこのピチピチギャル(死語)に向かって?
934 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/17(日) 22:53:42.18 ID:h2PpI/wn0

赤城「あら、夕立さんだけなんてずるいわ。私がMVPだったら、私にも作っていただけますよね、提督」

少年提督「あ、あのね、赤城さん……張り合わないでほし……はぁ、まあいいけど。たしかステーキ好きだったよね、君」


 あ、あれ? おかしいなぁ……? ちょっと待って?

 ねえ、ステーキ? そのステーキ、まさか……いや、まさかだよね。

 だって赤城だもの! まさか『一口しか食べてない』なんてことはないはz


赤城「まあ、覚えていて下さったのですね、ふふ」

少年提督「ああ、昨晩は急な会議が入って一口しか食べられなかったんだっけ? しょげた顔してたもんなあ、ははは」

赤城「残ったステーキ……戻った頃には加賀さんが全部食べてしまってたんですもの。勿体ないって、それは分かりますけど………」

少年提督「加賀の屁理屈にも困ったもんだな。ま、帰って来た時には、ね?」

赤城「……ええ。今度こそおいしいステーキをお腹いっぱいいただきますからね、ふふ♪」


 おいばかやめろ。一口て……それすら当時のスタッフの恩情だったんだぞ。


霧島「いいですねえ。私も久々に美味しいものが食べたいです……比叡姉様のカレーとか」

少年提督「おまえ博奕好きだよなあ……金剛の悪いところ似ちゃってないか?」

霧島「なっ、し、失礼な!」


 もはや隠す気もない死亡フラグじゃねーか。少年提督の言うとおりにやめとけや眼鏡。


能代「ま、まあまあお二人とも……でも、折角の内地ですものね。能代も阿賀野姉や妹たち、二水戦の子達と一緒にバーベキューとかキャンプとかしたいですね」


 そうそう、そういうのでいいんだよそういうので。


能代「――――湖のほとりとかで♪ 提督さんのパインサラダもいいですけど、能代のとっておきのサラダも美味しいですよ?」


 やめろっつってんだろアストナージィ!!?

 さっきからなんだ、なんなんだその食事やシチュエーションチョイス。ええ?


北上「あー、そういう趣旨? そんじゃまー、あたしは……あー、思いつかないや」


 さす北!(さすがは北上さんの意)

 不用意にフラグを立てない! そこに痺れる! 憧れr


北上「ん、そだねえ。帰ってきたら――――……いっぱい我儘聞いてもらっちゃおうかなあ、その時のお楽しみって奴? ふふん」

少年提督「はいはい、MVP獲ったらね」


 ……き、君たちには失望したよ(震え声)

 やめろ……やめろ……一体ここはなんなんじゃ……フラグ乱立鎮守府か……?
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 22:56:02.40 ID:V5IiZs7Yo
フラグしかなくてワロタ
936 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/17(日) 23:02:09.19 ID:h2PpI/wn0

少年提督「っと………ま、舞風は、その、なんだ? 僕にして欲しいことないか?」

舞風「舞風? 舞風はねー……」


 少しドギマギとした様子で、少年提督は舞風の答えを待つ。

 指先を細い顎先に押し付けながらうんうんと考える姿に可愛らしさを感じる一方で――――最近とみに女性らしい丸みを帯びてきた体に、視線が向く。


少年提督(ッ、ば、馬鹿か、僕は……)


 そのあちこちに視線が伸び、不埒な考えを起こそうとする己を叱咤しながら、それを待った。


舞風「うーんと、そうだねえ……あ、遊園地! 遊園地とかどう?」

少年提督「え? 遊園地? ゆうえん、ち……え?」


 恐らく食事だろうと思っていたところで不意打ちの提案―――ドクンと少年提督の胸が高鳴った。


舞風「うん! チケットね、2枚ちょうだい!!」

少年提督「あ、……あ、ああ、うん、いいよ。うん」


 野分か――――そうあたりを付けた少年提督は、分かっていたはずなのにそれを期待した己の馬鹿さ加減に、内心で自嘲する。


舞風「メリーゴーランドとかー、コーヒーカップとかー、ジェットコースターに、観覧車! 一度行って見たかったんだよねー♪ 折角の内地勤務なんだから楽しまなきゃ損だよ!」

少年提督(は、はは……そうだよな。うん。舞風が野分と一緒に楽しんでくれるなら、僕は……)

夕立「でも大丈夫っぽい?」

舞風「ふぇ? 何が?」

夕立「ふふん、夕立知ってるっぽい! ジェットコースターには身長制限っていうのがあるっぽい! おちびな舞風ちゃんだと乗れないかもしれないっぽい? ぽい?」

舞風「なっ!? し、しっつれーだなあ、夕立ちゃんは! ほら、見ててよ!」

少年提督「えっ? ちょ、舞風、なんで僕の手、引っ張って……!?」

舞風「ほら!」


 腕を抱き寄せるように提督に並び、ぴんと背筋を伸ばして立つ。


舞風「提督も大きくなったけど、舞風だって背が伸びてるんだ――――こんなにおっきいよ!」


 少しだけ背伸びして、少年提督と自信の背丈を比べるように、手を伸ばす。

 長いまつげの一本一本が揺れる様すら分かるほど近い距離で、少年提督の両目に舞風の端正な顔が映る。


少年提督「あ、あの、あのね、舞風、その、ち、近い」

舞風「?」


 穢れのない瞳が近距離でぱちぱちと瞬く度、少年提督の頬がみるみる紅潮していく。

 ふわりとした、どこまでも甘い女の子の匂いが備考をくすぐる。それを吸うごとに、どんどんと思考力が低下していく己の不甲斐なさを恥じる間もない。

 狼狽する提督の様子を訝しむ様に、少しだけ開いた桜色の唇が揺れる。


舞風「あれ? そういえば舞風、昨日の晩ごはん、何食べたっけ? ギョーザだったかな? に、におっちゃった?」

少年提督「た、食べてたのは野菜炒めだったろ。それに、食べた後に歯も磨いてた……って、その、そうじゃなくて、ええと、なんだ――――え、演習、頑張ってこい!!」

舞風「? はぁい! なぁに、慌てちゃってさ、変な提督……あははっ♪ なんにしても! これでジェットコースターにも、乗れちゃうねっ!」

夕立「おおー! 夕立も行きたいっぽいなぁー? だめ?」

舞風「――――それはだめ」

夕立「ぽいっ!? なんでっ!? なんで急に真顔!? 怖いっぽい!?」
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 23:04:44.56 ID:clrzgxiSO
生きとったんかワレェ
938 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/17(日) 23:16:26.84 ID:h2PpI/wn0

 そんな夕立と舞風のやり取りを、少年提督は急激に上がった心拍を抑えるように、文字通りに胸を押さえながら眺めていた。


霧島「―――――はいはい、二人ともそこまでです。そろそろ出立の時間よ……司令?」


 そんな霧島の声に、我に返る。時刻は0559―――出立の時間だ。


少年提督「ッ……各員の奮戦を期待する」


 無難な言葉であった。実戦ならば落第点未満の激励。落第は免れまい。これは演習とはいえ、気の利いた言葉とは言えない。

 しかし艦娘達は各々が敬礼した後、海へ向かってその身を躍らせていく。


少年提督「…………」


 海路を征く艦娘達の背が小さくなっていくのを見届けた後、肩を落としながら踵を返し、執務室へと戻ろうと歩みを進め―――。



 ――――――てーとくっ!



 底抜けに明るい、可憐な声が耳朶を打ち、その動作が止まる。

 再度海へと目を向けた先には、海面をくるくると踊る、金色の妖精がいた。

 軽やかに。 幼さげに。されど美しく。

 波をかき分け、海上を優雅に滑る伸びやかな両脚は、なるほど、本人の言葉通りに長く、そしてかつてとは異なる女性らしいシルエットをも有し始めていた。

 呆けたように口を開き、思わず見惚れる提督と視線がかち合い、その妖精は――――。



舞風「遊園地、舞風と一緒に行こうね――――デートだよっ♪ 舞風とお休み、ちゃーんと合わせといてね! 素敵なエスコートも、その……期待しちゃうから!」



 少しだけ照れの入った満面の笑みで、そう告げた。


少年提督「――――――――――!! あ、ああ!! うん!!! 絶対オフ確保しとく!! た、楽しみに、してるからな……!!」

舞風「うん♪ それじゃ行ってきまーす! そーれ、ワン、ツー♪」


 軽やかに旋回すると、再び水平線の彼方へ向かって航行し始める舞風。その先では、五人の仲間たちが待っていた。


北上(ヒューッ、やるじゃーん♪ 痺れるねえ……女の子だねえ。男の子だねえ。こういうの、結構好きなんだよねえ……)

能代(ほほう、下げてから目一杯上げてくる手法ですね。中々に殿方を躍らせるのが上手ではないですか、舞風ちゃんったら……意外と悪女だったり……あら?)

霧島(……ふふ、でも、お顔がまっかっかですよ舞風? 微笑ましいですね――――金剛お姉さまにはこの件はとても報告できないけれど)

赤城(ステーキ! ステーキ! ステーキ! 帰ってきたらステーキ!!)

夕立「てーとくさんとゆーえんち!? 夕立もいくいく♪」

北上・霧島・能代(((帰ってきたらまずはこの子を押さえ付けなきゃ)))

赤城(すてーきって素敵)


 安定の赤城――――なおネタバレになるが、この演習のしょっぱなで慢心ブチかますのはもちろんこの人である。

 かくして六人の艦娘は、マジカルチ○ポ鎮守府へと向かう。


 そう、暁の水平線に、アヘ顔ダブルピース決めるために……!!



……
………
939 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/17(日) 23:21:17.95 ID:h2PpI/wn0


………
……



 ところ変わって、ここは執務室――――やがて負け犬の部屋となる――――少年提督は未だ熱の冷めやらぬ顔を隠すように、深く軍帽を被っていた。


少年提督「…………危なかったなあ、今の……我ながら……うう、気を抜くとニヤケ顔になってくる」


 ――――そのニヤケ顔が絶望に彩られる時のことを考えるとナレーションさんは今から愉悦の先走り汁が止まらねえんだよグヘヘ。


少年提督(!? な、なんだ、この寒気……不安? ああ、そうだ、不安と言えば……)


 うかれて高鳴る動悸を鎮めんと、胸に手を当て、深く椅子に腰かける少年提督は深呼吸を一つ。

 ごちゃごちゃに乱れそうになる思考に喝を入れ、再び書類に手を伸ばし、再度文面を確認する。


少年提督(改めて考えてみると……この鎮守府の艦娘、どうしてこんな練度が? 前線基地で、どこかの提督が戦死して、そこの艦娘が移籍した?

     そんな話は、ここ最近じゃ聞いたことないぞ? この提督も、階級は少佐……こんな高練度艦娘を任されるなら、相応の実績があってしかるべきだろう?)


 考えても答えは出ない。そらそうよ。

 まさか「さあチ〇ポ汁を注いじゃいましょうねえ」って行為で練度アップなんて言語道断な方法を取ってるなんて、彼には想像もできないことであった。


少年提督(でも、これはある意味好都合だ。これだけ練度が高い艦娘達の演習……きっと、舞風にとっても良い経験になる。それに――――)


 デスクの引き出しを開ける。

 そこには小さな赤い箱があり、その中には――――。


少年提督(この指輪は、君に渡したいから。その日が、少しでも早まるなら……)


 ――――少年提督は、初めて出会ったその時から、舞風に恋をしていた。


 自惚れでなければ、きっと舞風と自分は惹かれ合っている。

 今日、それに確信を持てた。

 ならば、



少年提督(前倒しになっちゃうけれど……うん。遊園地でデートする時に、観覧車で、これを君に……)



 来るその日に胸を高鳴らせながら、少年提督は今日も執務に励むのだった。



 さあ、絶望の幕開けだ。



【舞風編・序 〜了〜】
940 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/17(日) 23:23:52.17 ID:h2PpI/wn0

※もうだめだ。おしまいだぁ……(愉悦)

 この鎮守府の敗因は、サブカルに疎かったからだ。秋雲先生さえいれば、こんなことには……。

 嘘だよ。全部マジカルチ○ポのせいだよ。

 さて、下ごしらえが完了した中華は、既に調理の九割が完了している状態だという

 つまりはこれからが料理ッ! 料理人五月雨が! 勝利の鍵だッッ!!

 違った、言い直す。

 仕掛け人五月雨がッ! NTRのチ○ポだッッ!!

 オラ、わくわくしてきたぞ、へへへ。(伏線)




※今回思い出してほしい事

 ・少年提督は舞風のことをかなり朴訥だけどムッツリ系で愛している

 ・舞風もまんざらではなさそう。ピュアッピュアやぞ。

 ・赤城・北上・霧島・夕立・能代が悉くフラグを立てやがった。フラグ処理が面倒? だからこそ五月雨の出番なのさ!

 ・なお演習中に安価でヤツらの死亡フラグ処理が一括で行われる!!(ネタバレ)

 ・この鎮守府にはちゃんとだらし姉と矢矧・酒匂がいる

 ・この鎮守府に野分がいる

 ・舞風は演習のため外出中

 ・野分は鎮守府の中にいる!

 ・これが一体どんな展開をもたらすのか……

 ・それはまだ……混沌の中。

 ・それが――――マジカルチ○ポ鎮守府!!
941 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/18(月) 00:44:52.16 ID:NzBz+XLl0
※よし、切りの良いところまで続きが書けたぞ。

 これより投下するのは「誰だお前? 投下内容間違ってね?」って内容なので一応言っておく。

 僕は狂ってなんかいない。
942 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/18(月) 00:48:17.73 ID:NzBz+XLl0
【舞風編・破】


赤城「第一攻撃隊――――全機発艦!!」


 その演習が始まった時、どこか空気が弛緩していた。

 赤城は後に、そう述懐する。

 アレこそが慢心だったと、愚かにも全てが終わった時に気づいたのだ。

 知らず、気が緩み――――自惚れていたということに。

 己がただの案山子となった、その直後である。

 それは、北上・能代・夕立・霧島、そして舞風とて同様だった。

 相手は高練度の艦娘達が揃っている。されどその艦娘達の長たる提督は無名。

 彼女たちには、前線で戦い続けたという自負と自信があった。

 そこに演習で命を落とすことはないという、軍属として、そして艦艇としてもあるまじき緩み。

 彼女たちは、少し浮かれていた。胸を貸すつもりで行こう―――そんな油断がそこにあった。

 故に赤城が第一攻撃隊を発艦し、演習相手の艦隊へ向かって航行している最中、その判断が遅れたのだ。


赤城「!?」

霧島「ッ―――――対空射撃!? あの距離で!?」

北上「え」

舞風「ど、どうしたんですか、霧島さん?」


 最初にそれに気づいたのは赤城だった。

 次いで霧島が気づく―――戦艦としての視点の高さが――――熟練見張員が、『それ』を目撃していた。


赤城「信じ、られない」


 柔和な笑みを絶やさぬ赤城の表情が、明らかに曇っていた。それだけで尋常ならざる事態が発生していることに気づいていた――――緩んでさえいなければ。

 だからこそ、赤城はその行動を独断で行った。この艦隊の旗艦たる舞風へ、一度報告を上げ、判断を仰ぐべきだった。


赤城「ッだ、第二次攻撃隊、全機発艦!」


 烈風と流星改、そして彗星一二甲――――三部隊、即ち赤城が保有する航空隊の全て――――を立て続けに放つ。

 北上が声を上げたのは、それをとっくに見送ってしまった後だった。


舞風「ッ、赤城さん!? 何を――――!?」

北上「ちょ、もう!? っていうか状況! 状況知らせ!!」

能代「何故!? このタイミングで!? 赤城さん!?」

夕立「ぽい? 作戦変更っぽい?」


 未だ緩んだままの夕立は、赤城の背後に位置取る陣形だったことが災いしたのだろう――――赤城の表情を見ていないが故に、理解が遅れた。

 夕立ならば一番に察していてもおかしくはなかった。

 血を噛むような表情をした、鬼気迫る赤城の異変に。

 本来のプランとしては、赤城の攻撃隊により制空権を得た後、敵艦隊の動きを見つつ距離を保って霧島が遠距離から一方的に砲撃、陣形が崩れればよし、能代・北上が中距離まで詰め、主砲・副砲でさらに足並みを乱しつつ、夕立と舞風が近距離に詰めて魚雷を見舞う。そんな筋書きは、完全に崩れていた。

 前提となる制空権を、赤城は、


赤城「第一次攻撃隊はッ……全滅しました」


 ―――確保できなかった。
943 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/18(月) 00:51:02.29 ID:NzBz+XLl0

舞風「ッ……!?」

夕立「――――――――は?」


 その言葉を、舞風と夕立は即座に理解できなかった。

 前述の通りだ。

 自負がある。

 自身がある。

 それは培ってきた経験からなるものだ。

 確かな背骨として、彼女たちを支えてきたものだ。

 夕立は、そして舞風は、赤城の実力を知っている。搭載数こそ加賀に劣るとはいえ、そこは歴戦の艦娘たる経験がある。

 赤城は、彼女たちの鎮守府で最強の航空戦力を保有する空母であり、鎮守府内演習では一度たりとも制空権を取り逃したことがない。

 その赤城が、空を獲り損ねた。


霧島「とんでもない駆逐艦がいます。それに、あの軽空母も……おそらく、並ではない……!!」

北上「あー……こいつぁーヘヴィだ。評価を改めよっかねえ。胸を貸すつもりなんて心構えじゃ勝てない――――殺る気で行こーか」

能代「ッ、気を引き締め直しなさい! 舞風、夕立!! 霧島さんの先ほどの言葉――――対空射撃による撃墜だというなら、もはや我々は相手の射程距離に入っています!!」

舞風「………!!」

夕立「相手の軽空母、誰だったッぽい!?」


 その夕立の言葉に対する答えか、あるいは未だ水平線の先に佇んでいるであろう、その影への呼びかけかはわからない。

 だが、赤城は確かに叫んだ。





赤城「ッ、ここまでやる方だったとは―――――――――千代田さん!!」





 彼女に、敗北を与える者の名を。
944 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/18(月) 00:53:25.54 ID:NzBz+XLl0

http://www.youtube.com/watch?v=7dF4Sgk48a4


 ――――艦載機を操る空の覇者、航空母艦。


 艦載機の搭載数、性能に差こそあれど、その艦載機の操り方は概ね四つのタイプに分けることができる。


 一つは嚆矢に擬態した艦載機を弓の弦で引き絞って放つ弓道式――――多くの正規空母がこのタイプだ。

 発艦のタイミングや射角が艦娘の技量に左右され、発艦後の攻撃は艦載機の熟練度に依存する。


 一つは艦載機に想念を伝えることで艦娘の意図を伝える陰陽式――――龍驤や飛鷹型がこれに該当する。

 手元の勅令玉で念を飛ばし、艦載機に逐一指示を出すことで、臨機応変な対応を可能とする。


 一つは前述の二つとも後述のもう一つとも異なるタイプ――――雲龍型を始めとする上記の複合タイプや、大鳳やグラーフ・ツェッペリン、イントレピッドなどのボーガンや銃器に似た射出機構を持つ艦娘がこれに該当する。

 それぞれ持ち味は異なるものの、一概にどれが突出して優れていて、どれが格段に劣っているということもない。


 だが――――最後の一つ。


 これは正しく航空母艦の判断力を含めた即応性、技量が試されるタイプだ。

 千歳型が該当する、そのタイプこそが、



千代田「ふぅうぅ……―――――はぁあッ……!!」



 ――――傀儡式。


 手元の糸の一本一本は、艦載機妖精が乗機する艦載機の駆動系統に直結している。

 普段はオート――――と言っても、艦載機妖精が操作している――――だが、糸の操作はマニュアルのそれだ。

 操作する艦載機と視界をリンクし、空の戦況を逐一把握して手元の糸でからくりを動かし、リアルタイムで艦載機の命令系統を操作する。

 艦載機の熟練度のみならず、繰り手たる航空母艦の練度によっては艦載機のレベル・練度・アビリティすら覆しうる。
 

 だが――――千代田は全五十九機の艦載機、その全てを同時に操ることはできない。


千代田(今の千代田には――――同時に二十四機が、限界)


 思考の分割。それが千代田の強みであった。尋常の技能ではない。超常と呼んでなお温い魔技と称すべき業である。

 熟練した千歳型でも、同時に操作できるのは精々が2〜3機で、それ以外の艦載機は艦載機妖精の腕に頼る所が大きい。

 空母は己が操る艦載機と視界をリンクさせることができる。基本的には艦載機の部隊のリーダーたるネームド一機とである。

 他の艦載機とも繋げられるかと言えば、可能ではある。だが意味がない。矛盾しているようだが、そもそもの前提に誤りがある。

 視界を共有することができるのは、二機が限度。視界をリンクするということは、己の眼に艦載機妖精の視界が飛び込んでくるということである。そして多くの艦娘には、眼は二つだけだ。

 その難易度たるや、例えるならば脳内で複数の計算式を並行して解きながら全力疾走し、英会話で電話応答しながら聞きながら日本語訳の文章書き取りを行うようなものであった。

 ――――今は、まだ最大スロットに積む艦載機の一部隊を操るのが精いっぱいである。だが、今はそれで十分だった。

 赤城の艦載機、第一攻撃隊として発艦した部隊の艦載機・烈風改の三十二機。それを一切の損耗なく撃ち落とせたことは大きい。むしろ出来過ぎなほどだった。

 赤城の慢心とも呼べぬ僅かな緩みもあったが、それを抜きにしても、


千代田(――――強くなってる自分が実感できるって、いいなあ……っと)


 自賛したくなる思いを抑え、目を鋭く尖らせた。赤城の艦載機、残すは五十機。

 千代田の操る戦闘機部隊・二十四機に対して、およそその総数は二倍。

 一機一殺では足りぬ。キルレシオを二倍以上に跳ね上げねば勝てぬ計算だ。うぬぼれている余裕などない。出来過ぎた結果を出してなお、未だに勝率は三割にも満たない。

 それを容易く成し遂げさせてくれる相手ではない、と千代田は分かっていた。
945 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/18(月) 00:59:08.44 ID:NzBz+XLl0

千代田(赤城さんは……いいえ、相手の艦隊は、本当にこちらに胸を貸すつもりで来てくれていた。その厚意に付け込む形を取ったが故に、第一攻撃隊はあっさり無力化できた。そういう風に思おう。何一つ、千代田の手柄はない。そう思え。それが最低限だ。それ未満の心構えじゃ、ハッキリと勝てない)


 何せ、もう赤城に油断はない。その証左に、赤城は残す五十機の艦載機を全て発艦させ、こちらに飛ばしている。

 赤城が残す、持てる全てを以て相対しようとする意志が、対峙する艦載機を駆る妖精たちの雰囲気からも察せられた。

 用意周到にも、赤城の艦載機の五十機中二十機には、未だ艦上戦闘機――――烈風がいる。後続の流星改と彗星一二甲がその後に続く。


千代田(えっげつな……こっちは新参の鎮守府で、まともな艦載機がないって知ってるでしょうに……烈風の部隊とか)


 千代田が操るのは零式艦戦21型。制空の性能においては及ぶべくもない。まして艦載機乗員の練度は比べることすら烏滸がましいだろう。

 だが、その練度を―――――覆しうる異能が、千代田にはある。


千代田(だからこそ、手柄を立てるのは…………ここからよ!!)


 瞳を閉じ、静かに艦載機妖精との視界のリンクを繋ぎ合わせる。

 蜻蛉の複眼のように、千代田の頭の中に複数の妖精たちの視界が飛び込んでくる。ぐるぐると視界が回り、吐き気が込み上げてきた。

 コーヒーカップに乗りながらジェットコースターで上下左右に揺さぶられるような心地は、快適と最も程遠い場所にある。チ○ポなら望むところなのにね、変な子なんだぁ。


千代田「――――踊りなさい! 21型!! 相手は! 七海に名を轟かす、あの一航戦・赤城! 相手にとって不足はないわ!! 目に物見せてあげましょ!!」


 それを才能と、研ぎ澄まされた感覚で補う。

 タクトを持つ指揮者のように、千代田は糸を束ねた指先を躍らせ、揮う。

 左右十指が、それぞれ別の生き物であるかのように動く――――夜には提督のナニを心地良く弄るための超絶テクに変じるんですね分かります。


千代田「―――――そこだぁ!!」


 千代田がまず狙ったのは、正面から突撃してくる烈風ではない――――接触する寸前で、21型は更に上昇を開始した。


赤城(!? あの高度で、宙返り(ループ)を!? こちらの戦闘機は、既に高度限界を迎えているというのに……!? まずい!! 烈風部隊が、素通り……! その後に追従する攻撃隊が狙いですか……!!?)


 烈風との尋常なるドッグファイトを予想していた赤城にとって、それは青天の霹靂に等しい艦載機の挙動であった。

 レシプロ機とはかけ離れた機動性・旋回性。更には機体上昇――――推進力を失って墜落してもおかしくない。むしろ自然の理にはそちらの方が適っている。

 だが、その夢想のような光景は――――慌てて彗星一二甲の艦載機妖精の視界にリンクを切り替えた途端に、悪夢となって赤城に現実を思い知らせた。


赤城(インメルマン・ターン……!? ループじゃ、ない……!!? し、しまっ……!?)


 零式艦戦21型は、背面姿勢からロールし水平飛行に移行――――つまり進路を反転した。

 当然、その機体の直下で機関銃の雨霰に、無防備な翼を晒すのは――――既に赤城のリンクが途絶えた、烈風部隊だ。


千代田「烈風――――いただきです!!」

赤城「ッ!? 御見事……!! しかし!!」


 撃墜判定を受けた艦載機たちが、次々にその機体の攻撃機構にリミットをかけられていく最中、赤城は流星改と彗星一二甲の部隊に新たな指示を送っていた。

 急降下からの、爆撃と雷撃。狙いは―――。
 

赤城(ッ、み、見えた!! 駆逐艦・4! 軽巡・1! 軽空母・1……! 狙うのは、もちろん……!!)

千代田「ッ………!! そうくる、わよ、ねっ……!」


 千代田である。赤城は彼女こそを最大の障害として認識していた。

 そこに誤りはない。

 誤りはない。

 だが―――見落としはあった。
946 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/18(月) 01:14:13.59 ID:NzBz+XLl0

 見落としていたのは―――秋月の存在。その傍らに佇む、防空駆逐艦の力を、見誤っていたという事。

 防空駆逐艦……その存在は、その五体は、その性能は全て。



秋月「――――――――吼えろ、長10cm砲」



 空母を守護(まも)るため、ひいては空を征く敵艦載機を悉く撃ち落とすためにある。

 天へ向かって、幾重もの光の帯が伸びていく――――赤城の視界は、ただそれだけを映し、ぷつりと途絶する。

 その光景は、霧島はもちろん、舞風にも、夕立にも、そして北上と能代にも見えていた。

 まさに急降下を開始した攻撃隊が、次々と被弾判定を受け、力なく頭を垂れるように海へと落下していく様を。


赤城「ッ、ば、かな……ッ!?」


 その光景と、確かに断絶したリンクから、赤城は察した。

 いかに嘆こうと、現実から目を背けようとしても、それが外法の御業によるものだとしても。

 己の攻撃隊は……全滅したのだと。


霧島(狙い撃った!? あ、あの距離で!? あの数を!? 砲身が焼け付くまで撃ったとしても、到底落とし切れる数では……!!)


 霧島はただ瞠目していただけではなく、敵戦力を推し量り始めていた。正しくは、秋月のその性能をだ。

 故にこそ、気づいた。信じがたいが、それ以外には考えられない答えだった。


霧島(本当に信じがたい……全部、狙ったというの!? しかも、千代田さんの艦載機を追い越す軌道の射線で!? そんな、そんな――――馬鹿な。どれだけ繰り返せば、そんな精密射撃ができる……!?)


 そらマジカルチ○ポをズブリズブリとピストンすれば一発よ。膣内にビュッするともう完璧だね! そこの眼鏡美人の姉ちゃんも一本どぅだぁい?


霧島(何やら思考に不快なノイズが……!!)


 なんにしても、霧島は敵を再評価した。あの防空駆逐艦―――秋月は脅威中の脅威だ。

 少しでも撃ち誤れば千代田の艦載機が被弾し、海に落ちていただろう。だがこともなげに精密極まる対空射撃で、赤城の艦載機のみを撃ち落として見せた。


赤城「ッ………制空権、喪失。申し訳ありません、皆さん……!!」


 がくりと肩を落とし、航行速度が下がっていく赤城。その光景を歯噛みして見送るのは夕立――――呆然として、航行速度を下げて赤城に近寄るのは舞風。


北上「大丈夫……すごいね、あの千代田。いや、恐れ入ったよホントに……痺れさせてくれる……!!」

霧島「ええ。それに――――結果的にですが、制空権は、拮抗状態と言えるでしょう――――あれほどの航空戦力の運用、ただではすまない」


 霧島の艦種は戦艦。されど歴戦。当然、他の艦種への知識も深い。

 傀儡式の艦載機運用におけるメリットとデメリットを知っている。そして霧島は、千代田が艦載機へのリンクを同時に複数運用したことを察していた。

 それを行うことのデメリット、それは――――。


千代田「っ、は、はぁッ、ハァッ、ゼェッ、はぁっ、は……だ、だずがった、わ……秋月」

秋月「これが、私の任務であれば」


 意識の断絶、思考の一時的麻痺、平衡感覚の喪失――――計り知れぬ代償だ。

 此処まで絞り切って、未だ戦局は五分と五分――――否。


霧島「――――千代田さんは、しばらくは動けないはず。そこを叩きます……!!」


 戦艦を有する、相手の方が有利なのだ。
947 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/18(月) 01:16:03.52 ID:NzBz+XLl0
※秋月が株を上げるお話

 ボーキ、おめーはメシ抜きな

 千代田、息切れがエロい

 五月雨? さの字も出てねえでやんのwww

 かくして演習は続く〜。

 また週末辺りにイケるといいね
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 01:53:32.70 ID:jXyQOKPro
ボーキの消費がマッハ
お疲れ様です
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 18:42:22.26 ID:leyaQfqaO
舞風ちゃんは可愛いなあ
寝取るのが楽しみだ(ゲス顔)
950 : ◆gBmENbmfgY [saga sage]:2019/02/19(火) 23:50:47.07 ID:2qAvM7K90
※フフフ……スレ立てミスった。次スレはまた明日当たり立て直してリンク貼りますね〜
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/20(水) 00:04:54.03 ID:Mx4CajgfO
3スレ目の次スレが3スレ目って何事かと思ったら凡ミスかい
荒らしとかではなくてよかった 続きからも期待してまっせ
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/20(水) 00:17:52.67 ID:+AOql55Yo
どんまいw
残り50レスを一気に埋められるだけのカキタレ……じゃない、書き溜めができたということなのよね?(ゲス顔)
期待して待ってる
953 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/20(水) 11:35:47.85 ID:onivLihw0
※次スレ立てたよ。このスレも妊娠間近である

【艦これ】マジカルチ○ポ提督 4スレ目【ア艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1550628702/

本編投下かおまけで埋めるか悩むところだ
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/20(水) 12:22:25.04 ID:KD0BggvU0
スレ埋めるならおまけ短篇でいいと思うぜ!

中途半端なところで新スレ移行されてもなえ……萎えないだろうなぁ
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/20(水) 17:35:51.37 ID:7lnS01RiO
今までの傾向見てるとおまけが長引いて本編が一年後とかになりかねんから早めに本編投下して行っちゃっていい気がするなあ
956 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/20(水) 23:52:22.86 ID:onivLihw0

 そしてそれは、五月雨達もまた理解している。

 戦艦の長距離砲撃。それは脅威だ。航空戦力がない場合、砲雷撃戦を戦闘の要に据えた戦術を取らざるを得ず、その場合に物を言うのは砲撃密度と射程距離である。

 そして千代田の艦爆隊、艦攻隊による援護は、現状では期待できない。

 先ほどと異なるマニュアル操作ではない、オート操作なら発艦することは可能であろうが、艦載機妖精たち自身の練度が低すぎた。恐らくは鴨撃ちにされて仕舞いだろう。

 だから、『今は』使えない。

 今勝つための方法は一つ――――近づいて撃つこと。

 戦艦の射程距離には、まだ到達していない。つまり、軽巡たる阿武隈と、駆逐艦の五月雨・響・朝潮の砲撃は届かない距離である。

 ただ一人――――秋月を除いては。秋月ならば撃てる。まだ霧島の砲撃が届かないこの場所からでも、一方的に撃ち崩せる。

 だからこそだ。

 だからこそ。


五月雨「――――いけますか、皆さん!!」

阿武隈「あたしは大丈夫! 秋月ちゃん!」

秋月「はい!」

響「千代田さん、行ける?」

千代田「ッ……航行するだけなら、全然大丈夫!! でも、攻撃は期待しないで……十分、いや、二十分近くは、多分」

響「結構。では朝潮――――相手は既に『張っている』可能性がある。君の耳が頼りだ――――それと、阿武隈さん?」

朝潮「了解しました! 朝潮、警戒を厳として、殿を務めます!」

阿武隈「大丈夫って言ったよ! いつでもいいからね!」

響「よし、じゃあ行こう―――五月雨」

五月雨「艦隊! 第二戦速! このまま予定のポイントまで――――」


 故にこそ――――。


五月雨「――――離脱します!!」


 距離を取ることを選択した。

 航空戦の決着がつくや否や、進路を反転――――敵艦隊を左舷後方、8時方向に捉える方角へ航行する。速度は第二戦速に固定。
957 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/20(水) 23:59:54.15 ID:onivLihw0

秋月「既に――――布石は打ちました。そうですよね? 予定通りですね、響さん?」

響「そうだね……千代田の消耗が激しすぎるのは予定外だけど、流石は一航戦というところか……」

千代田「ッ………ご、ごめん」

響「? 責めてるわけじゃないよ、千代田。気を悪くしたら謝るけれど」

千代田「お気遣いどうも……気にしてないわよ。アンタ、意外と優しいのね」

響「そうか。じゃあ――――この駄目乳! 馬鹿! おっぱい!! いやらしいからだ! 栄養が行くのはおっぱいばかり! 頭に栄養が行っていればそんなだらしないことにはならなかったのに、全く千代田にはがっかりさ!! ごめんね? ……気を悪くしたかい?」

千代田「気を悪くしてほしかったの!? よし、後で殴るわアンタ!!」

響「うん、元気あるじゃないか」

千代田「ッ…………ありがと」

響「ムフー」

千代田(く、くっそ……なんか乗せられたけど、やっぱこの子頭いいなあ……マジで気を使われちゃったのね、私……後でスイーツ奢ってあげるわよ。ちょっぴり……叩くのは、ホントに手加減してあげる。はぁ……可愛い子ってずるい)


 響は満足げだった。ここまではほぼ上手くいっていることもあったが、航空戦力として千代田が響の予想以上の成長を遂げていたことへの満足があった。

 いかに搦め手を用い、秋月の対空に助けられたとはいえ、正規空母、それもあの赤城を相手に伍することは並大抵のことではない。

 それを成し遂げたのだ。やり遂げた軽空母と駆逐艦――――僅か数日とはいえ先輩と後輩にあたる二人が、響にはどうしようもなく頼もしく感じられた。


秋月「さ、さておきです……響さんのおっしゃる通り、後は相手の『頭がいいこと』を祈りましょう」

響「ン! ああ。そうだね……さあ、気張っていこうかみんな。第二フェイズだ」


 第一フェイズは、正規空母赤城の無力化。これを完全に成功させた。


五月雨「第二はともかく……第三フェイズは正直、すっごく楽しみなような絶対来ないで欲しいような」

阿武隈「やる気なくなること言うの禁止ー!! あたしだってしんどいけど、なにより秋月ちゃんが一番大変なんですからね!!」

秋月「い、いえ、秋月は大丈夫ですから」

朝潮「朝潮は警戒してます! 警戒! 警戒!!」

千代田「あ、朝潮? 口に出して言わなくていいから。もっと集中すべきことあるでしょ?」

朝潮「は!? そうでした!! …………………ピコーン、ピコーン」

響「う、うん、朝潮はそのまま頑張って。敵艦隊には――――気づいてほしいことと、気づいてほしくないことがあるんでね」



 響は後方から追ってくる敵艦隊に対し、首だけで振り返り、



響「敵の――――頭が良ければ気づくし、頭が良いからこそ気づけない。

  そんな悪辣なものをプレゼントしてあげようか」



 そう言って、響は薄く笑った。




……
………
958 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/21(木) 00:03:55.85 ID:6uf+dME50

………
……


 遠ざかっていく五月雨たちの艦隊を遠目に、


能代「――――……どうします、舞風ちゃん? 指示を!」


 能代は声を張り上げた。いつもの優し気な声音はなく、叱責にも近い厳しさがある。本来、旗艦たる舞風が率先して指示を出さねばならぬところ、己にそれを促させた。

 その叱責の意味は確かにあった。だが、それ以上に――――舞風は、動揺していた。

 赤城が、負けた。それは舞風にとって、一つのトラウマを刺激することだった。それに対処するためのトレーニングは積んでいる。それでも、指先が痺れるような、そんな震えがあった。

 それに喝を入れる意味合いの方が、強い。能代の声は、すぐに舞風に旗艦としての責務を思い出させた。


舞風「ッ…………まずは、追います。距離はこのままを保ちます。総員、第二戦速を維持してください! 霧島さん! 戦況分析は?」

霧島「私の戦闘分析では、おそらく――――あの長距離対空砲撃を行えるのは、あちらの艦隊の中で秋月のみという可能性が高い」

北上「だね。アタシもそー思う。位置的にも同じ射程距離があったなら、対空射撃できてたでしょ」

能代「私も同意見です」

舞風「………ええ。もしもあちらの響や五月雨、朝潮の駆逐艦三名、そして阿武隈さん……そのうちの一人でも同じことが可能であるならば、千代田さんを航空戦で消耗させた意味が解らない」

夕立「ぽい?」


 対空砲撃で全ての艦載機部隊を撃墜できるのであれば、千代田の攻撃隊を温存し、アウトレンジからの攻撃をメインに戦闘を組み立てていく。

 こちらには霧島が、戦艦がいるのだ。砲雷撃戦オンリーという手段が限られ、圧倒的に不利となる戦況に持ち込んでいる現状は明らかにおかしい。


夕立「ぽい? ぽい? ぽ、ぽぽぽぽ………!? あれ? それでも向こうが仮に長距離砲撃できる子ばっかりだったらどうするっぽい?」

能代(人の話を聞いてたのですかこの子は!? それをする戦術的な価値は、千代田さん温存の方がよっぽど高いんですよ!! そもそも使えるなら使うに決まってるでしょ!)

霧島「もしそうなら既に砲撃戦が始まっています。既にここは私の射程距離で、秋月の砲撃はそれに匹敵する射程を誇っていた。あっちの子たちはバカスカ撃ってきますよ。なんせ私以外にこの距離じゃ攻撃は届かないんですから――――どこかの誰かさんのせいでね?」

赤城「」

舞風(ッ……)


 赤城は何も言えなかった。今の彼女は一航戦(笑)であり、瑞鶴が見たら指さしながら腹を抱えて笑うぐらい無様な――――ただのKAKASHIですな、HAHAHA。

 流石の舞風も、これには何一つフォローができない。


夕立「あっ、そうか……もし向こうの人たちがみーんな同じぐらいの射程で撃てるなら、とっくに撃ってきてるっぽいね?」

霧島「そうです。一方的に殴りつけるのは戦術の基本ですから」

夕立「そっかー………………ぽい? じゃあなんで、霧島さんは撃たないの? 好きでしょ? ばんばん撃つの? ぽい? 調子悪いっぽい? 主に頭の?」

能代(馬鹿なのは貴女ァ!?)

北上(言い方ァ!?)

霧島「……貴女とは少し話し合う必要がありそうですが、それはさておき――――秋月以外は、私たちに攻撃する手段を持っていないと言いましたが、一人だけ例外がいます……ですね、北上?」

北上「………その点は大丈夫。きっちり警戒してますよー。能代、そっちはー?」

能代「警戒中ですが、その素振りもありません」

夕立「ぽい? 何の話っぽい?」

霧島「…………夕立? 貴方はここから彼女たちを攻撃するなら、どんな攻撃方法を?」

夕立「そりゃあ、魚雷っぽい! 狙い撃ちっぽい! 砲撃で誘導しなきゃいけないからまだ撃たないっぽいけど、もうちょっと近づけば………―――――――――――あ、そっか」

霧島(こ、この子は……!!)

北上(理解がおっせえ……っていうか理論が身に付いてない……!! ほとんど戦闘感覚だけで生きてんねー……うっざい!!)

舞風(夕立ちゃん……もっと勉強しようよ……ちょっと舞風としても、引く……)


 北上の内心の罵倒も納得である。
959 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/21(木) 00:09:47.38 ID:6uf+dME50

 そう――――魚雷である。つまり砲撃戦ではなく、雷撃戦。問題点は砲弾と比べて魚雷自体の速度は圧倒的に遅く、九三式魚雷でも速度は52ノット(約96km/h)。

 雷跡から攻撃を察知しやすく、またされやすいこともある。つまり魚雷というのは避けやすく、しかも当てづらいのだ。

 では欠陥兵器か? 成程、欠陥兵器であるが、使い方次第だ。利点はある。

 魚雷は艦砲のように間接射撃を必要としない兵器である、という絶対的な優位があった。それは砲撃と違い『点』の攻撃ではない、『線』の攻撃であるということだ。

 仮に敵艦隊が真っ直ぐにこちらへと向かってきているところへ、その進行ルートの射線と同一のラインに魚雷を発射する。敵は魚雷の進行方向の直線上に存在している。

 命中率が低いと言っても、それは避けたらの話だ。そして真っ直ぐにこちらへ向かってきている敵艦隊は、それを避けなければ、海流による逸れを考慮しない場合は『確実に命中』してしまう。

 つまり取舵か面舵を切って進路を変更しなければならないのだが、そこで砲撃の『点』の攻撃が生きてくる。敵をどちらに動かすか選べるのだ。避けた方向に砲撃を用意しておけばどうなるか?

 よしんば望む方向に誘導できなかったとしても、進路を変更する際に艦隊の速度は確実に落ちる。しかもそこから更に急激に方向転換することはできない。つまり確実な隙が生まれる。

 かと言って避けなければ雷撃の餌食となる。故にこそ丁字戦法―――別名T字作戦は一局面でしか発生しないものの、その局面を造り出せば圧倒的に戦術的に有利な状況にあると言えた。敵の選択を狭めていくのが戦術である。

 しかし――――霧島が先ほど例外と言ったのが、その雷跡をまるで察知させない、あるいはギリギリまでこちらに気づかせずに魚雷攻撃を敢行できる存在がある事だ。

 その一つが潜水艦。

 海の中に潜み、ひそかに近づいて魚雷を放つ。それによって発生する雷跡から潜水艦の位置を特定することができるが、それは潜水艦から放たれた魚雷をまずはどうにかできた場合の話だ。

 そしてもう一つが、阿武隈『改二』である。

 『小型潜水艇』からの魚雷発射を可能とする甲標的・甲を運用可能な軽巡洋艦として、一時は海軍を震撼させた。

 今でこそ阿武隈の姉に当たる由良改二もまた運用可能であるが、当時は水上機母艦・潜水艦を除く軽巡クラスでは、球磨型の北上・大井・木曾の三人しか運用できなかった兵器だ。

 北上と能代、そして舞風は、今それが自分たちの周囲に配置されていないかを警戒しているのだ。


夕立「うっかりしてたっぽい……うちの阿武隈さんはぽんこつだから忘れてたっぽい……あっちの阿武隈さんは違う阿武隈さんっぽい!」

能代「阿武隈さん……言われちゃってますよ……あ、うちの阿武隈さんですけど……今練度どれぐらいだったかな? 10だったかな? 15ぐらい? それに比べると、確かにあっちの阿武隈さんは立派だなあ……」

北上「おーおー、言われちゃってますよウチのあぶちゃんやーい。しっかし楽しみだねえ……阿武隈の改二とやるのは、この北上様も初めてですよ。いやはや立派立派、前線にもいなかったよー。大発動艇とか積めちゃうってんだから凄いよねー、ちぇっ」


 そうですね。立派です。立派なカリ高キョコーンを根元まで受け入れちゃう立派な膣を持ったオンナですよ。しかも七段変化できる!

 ―――まあおっぱいは駆逐艦並で、一部の駆逐艦からすればそれ未満なんですけどねハハッ。


阿武隈(…………あたし的にすっごく頭に来ること言われた気がする。なんか喋ってる子たちがいるな……北上さんと、能代さん……それと、夕立ちゃん?)


 おおっとナレーションさんの有難いお言葉をどうやらあぶちゃんは北上と能代、そして夕立が悪口言ってると勘違いしたようです。

 ちらりと三人を遠目で盗み見る阿武隈。さて、犯人はどちらなのでしょうねえ。


北上(? 阿武隈がこっち見てる? おーい、今日はヨロシクねー! 痺れる演習になると良いねー、その上であたしが勝つけどね、ハッハッハ)

能代(! こちらを見て……先ほどまでは新興の鎮守府と、正直侮りましたが……負けませんよ、阿武隈さん!)

夕立(ぽい! 阿武隈さんがこっち見てるっぽい! 今日の演習、とっても楽しみにして多っぽい! 先頭にいる五月雨にもよろしくっぽーい! 艦隊の仲間としては妹をよろしくっぽーい! ぽーい!)


 北上は軽くいつものポーカーフェイスで、能代はしっかりと微笑みながら、夕立はぽにゃっと満面の笑みで、各々が簡易的な敬礼のポーズを取る。

 演習相手へ敬意を表し、尋常に正々堂々と戦おうという意味を持つ、軽い挨拶のようなものだ。

 だがその動作を見て、阿武隈は戦慄した。



阿武隈(――――揺 れ た? たったあれだけの、動作で……?)



 能代と夕立の胸がだ。縦にだ。横にじゃない。縦にだ。そんな乳があるのかと阿武隈は戦慄していた。

 千代田以外にもあんな乳があるのか? あっていいのか?

 そしてそれを、阿武隈はあからさまな挑発と受け取った。だって聞こえてきたのはおっぱいの悪口で、それでおっぱい揺らしてくるとかもう戦争であった。


阿武隈(ンンンンンンンン……!! ――――――あなたたちか! ヘラヘラ笑いました!! あなたたちだぁ!!)


 特濃の殺意を乗せて阿武隈も返礼した。そう――――阿武隈のタゲは決まった。能代である。
960 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/21(木) 00:13:42.84 ID:6uf+dME50

 夕立は『元々誰が引き受けるかが決まっている』故にこの場では見逃さざるを得なかったが――――能代は別だ。

 そもそも阿武隈が次に相手をする予定だったので好都合と言えば好都合である。


北上(! おお……! いい戦意! でも向けられているのはあたしじゃない? 夕立……いや、能代のほう? ちぇっ、つれないなー)

夕立(ぽ………ぽいぃ〜〜〜♥ すっごぉい……♥ 五月雨とも遊びたいっぽいけどぉ、阿武隈さんも断然楽しそうっぽいぃ♥)

能代(ッ!? わ、私を……? 僅か2とはいえ、練度が下回っている私の方が与しやすいと見ましたか……? いえ、ですがそれでは夕立ちゃんは………!?

   ――――もしそうなら、侮られたものですね……成程、侮られるというのはこれほどまでに頭に来ることだと、意趣返しですか……面白い!!)


 いいえ、違います。そして練度は北上が82、能代は80。

 バスト的な意味では差は2どころか桁そのものが違いすぎるんだなHAHAHAHA。(クレイジーアメリカンホームドラマ風)

 北上は不満そうに唇を尖らせ、能代は眼光鋭く阿武隈を睨み返しながら薄く笑った。

 夕立はトリップ中だ。うっとり。のけぞり過ぎてその表情は阿武隈からは見えていない。つまり、


阿武隈(ンンンンンン……!! わ、嘲笑(わら)った!? 今あの子――――能代!! あからさまに私を嘲笑しましたぁ!?

    最新鋭だからって! 阿賀野型だからって!? ちょっとおっぱい大きいだけのくせに! 残念なだらし姉がいる子のくせにぃ!!)

能代(あ、なんだろ。この人、いま阿賀野姉をハンデみたいな扱いしたわ。絶対したわ。ど許せぬ案件だわこれは)


 かくして互いに闘志を燃え上がらせる阿武隈と能代である。傍らの北上はひたすらに不満そうであった。夕立はまだビクンビクンしていた。


霧島「――――挨拶は終わりましたか? 戦況分析の続き、よろしくて?」


 喝を入れるような、怒気を孕んだ霧島の声に、夕立の意識は遥か彼方から帰還した。


霧島「さて、問題の阿武隈さんの甲標的ですが……向こうには千代田さんがいます。

   ……千代田さんは既に空母に改装されてはいますが、元は水上機母艦――――当然、甲標的の運用の心得はあるでしょう。

   扱い方はその僚艦たる阿武隈さんへしかと伝授されている筈……」

北上「……まー、阿武隈は改二になってから運用可能になる仕様だもんね。でもあっちには千代田がいる。

   みっちり教えられてたとしたら――――あたし以上にうまく甲標的使えるかもしれんねえ」


 ――――この考察については、残念ながら霧島と北上の推論は外れていた。無理もないことである。

 何せこの千代田は一日で水上機母艦から軽空母に改装されたド変態ポリテロフィリアモドキである。

 霧島にせよ北上にせよ夢にも思わない。知ったらきっと眼鏡が割れるし別の意味で痺れるだろう。

 誰だってそー思う。ナレーションさんだってそー思う。

 まあ、ある意味では魚雷(意味深)の方の扱いにかけては、君のところの艦隊の誰よりも上手ですけどねえ、ウフフ。


千代田(私ごと艦隊の仲間をすっごく罵倒された気がする!! 不愉快だわ!! 罵倒するなら五月雨だけにして!!)

五月雨(? なんだろう、千代田さんが蔑んだ目で私を……―――――――――――見てるぅ♥)

千代田(こ、この野郎……ときめていやがるわ……!! お、恐ろしい!)


 悍ましいんだよなあ。

 さておき、非処女艦隊と処女艦隊という戦いの構図であるが、悲しいことに経験こそあれどその経験が意味深な方では意味がない。悲しいけどこれ、戦闘なのよね。
961 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/21(木) 00:14:48.55 ID:6uf+dME50
※さて、ぼちぼち行きましょか。やっぱ久々の戦闘描写はイイ……ドリフん時以来だ。疲れるけど書いてて楽しい。週末辺りにお会いしましょー
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/21(木) 00:24:02.14 ID:JB5v4ExIo
おつでーす
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 03:38:21.86 ID:6e5epRH30
どうしたーマジカルチンポマーン!?応答しろマジチン?マジチーーーーン!!


やめて!マジカルチンポの特殊能力で、卵子に精子を撃ち込まれたら、子宮と繋がってる舞風の精神まで燃え尽きちゃう!

お願い、孕まないで舞風!あんたが今ここで堕ちたら、赤城さんや北上との約束はどうなっちゃうの? 卵子はまだ残ってる。ここを耐えれば、マジカルチンポに勝てるんだから!

次回、「舞風堕ちる」。デュエルスタンバイ!
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 23:48:32.85 ID:TkMTNP+0O
保守
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 10:28:35.81 ID:jklO37II0
保守です。
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 03:08:45.51 ID:eP2PsINgO
保守
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 10:01:03.73 ID:XeZfoVMb0
ほしゅ
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/13(土) 23:23:02.21 ID:hOyavSmn0
保守
969 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:32:31.22 ID:seKsjOnh0

【ちょっとだけマジカルチ○ポ吹雪提督 〜ほっぽちゃんがママになるお話〜】


吹雪提督「おっ、北方マ〇コちゃん、略してほっぽじゃんか。二か月ぶりだな。セックスごっこしようぜ、おまえ膣穴な!」


 いつものように単艦、もとい単チ○ポで北方海域を散歩していた提督は、ほっぽちゃんにタゲを集中した。

 中島だって磯野にこんな露骨なホモセックスの誘い方はしない。


ほっぽ「イノチ……オイテケッッッ!!」

吹雪提督「なにぃ? イソノ、ヤキュウシヨウゼ?」


 まだ初潮の来てないほっぽは、二年ほど前にこの吹雪提督とエンカウント、訳も分からぬままに犯されまくり、それを性行為だと知らぬ無垢な精神のままでイキ狂わせられた。

 肉体的にも心的にも外傷はなかったものの、ほっぽはその日からずっと寝ても覚めてもあのいびつな単装砲を股間に備えた男のことで頭がいっぱいになった。

 そして胸が苦しくなる。己の小さな胸の内側が狭まる様な『軋み』を感じるのだ。

 あの男のことを考えると、胸が苦しい。

 締め付けられるようだ。


ほっぽ「―――――アノオトコハ、ワタシヲ『コケ』ニシタッ!!」


 沈めることだってできたはずなのに、よくわからない主砲を股間に抜き差しされて、結局ほっぽを生かして帰した。ところでこれは「イかして帰した」というダブルミーニングでって馬鹿野郎。

 ほっぽはそれを屈辱だと決めた。感じたのではなく、そう決めつけたのだ。

 胸がきしきしと音を立てるのは、あの男が憎いからだと結論付けた。それは恋なのだが絶対に自覚させてはならない。

 いいな、絶対にだ―――――――だってそっちの方がナレーションさんが面白いからだファーーーーwwww。


 それからというもの己の領海たる北方海域から飛び出すことが増えた。

 目的はもちろん、標的はもちろん、憎い怨敵――――吹雪提督である。


吹雪提督「相変わらずすっげー締まるねおまえの。ガキそのものの見た目の癖に、尻とか太腿とか肉付きいいし、何よりイイ穴持ってるよおまえ。末は高級ソープ嬢か金持ちのイロってところか?」

ほっぽ「ゴ、ゴンナヤヅニッ♥ ナンデッ、ワダジヲッ、シズメナイッ♥ ナンデッ、ゴンナッ、ミジメデッ、カナシイギモヂニッ、ザセルッ……♥」


 そして取っつかまってじっくりと膣内の具合を味わわれるまでがテンプレであった。
970 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:33:03.55 ID:seKsjOnh0

 ほっぽは一生懸命に膣を締め付けるようになった。ほっぽにはよくわからなかったが、この提督はほっぽの股間にある穴に固執していて、出逢って負ける度に提督はその主砲をねじ込んでくる。

 ほっぽは自分の股座にある穴を不思議に思っていた。おしっこをするところからやや下にある、よくわからない穴。

 触るとどこかふわふわした気持ちになる。穴だから何か装備を入れられるかと思いきや、姉たちには「ソコハ、大事ナトコロダカラ、アマリ触ルノハ、ヨクナイ」とたしなめられる。

 だからほっぽは膣内をいっぱいに締め付けて動きを止めてやろう、あわよくば引きちぎってやろうとしているのだ。チ〇ポに媚びてないのに媚びる結果に陥っているという愉快な喜劇である。


吹雪提督「あー、あったけ……チ〇ポとけそ……深海棲艦とはいえガキはガキだな。子供体温してやがる……しかも一丁前にマ〇コ締め付けやがって……俺のチ〇ポ千切る気か?」

ほっぽ(チ、チ○ポ? チ〇ポ………ハッ!? 『チ○砲』ッテイウノカ、コノ主砲ハ……私ノ穴ハ、マ〇コ……ウウン、穴ガアイテルカラ、『マ〇孔』トイウンダナ……)


 wwwwwwwwwww


ほっぽ「……ソ、ソウダ! オマエノチ○砲ヲ、ワタシノマ〇孔デ千切ッテヤルゾッ♥ ソシタラ、コノチ○砲ハ、ほっぽノダ!」

吹雪提督(なんて愛おしい馬鹿だろう……しかしこのシチュ………意外にもけっこうクるものあるんだけど)


 行き過ぎた無知シチュは腹筋を崩壊させる事態に繋がりかねない、ナレーションさん、おぼえた。

 もう処女喪失から二年になるが、ほっぽは未だに自分が性行為をされていることに気づいていない。

 ほっぽはこの提督によるセックスを、「主砲を己の体内に入れ、いつでも撃ち放ってほっぽの命を奪えるにもかかわらず、あえて抜き差しすることで私が死の恐怖に怯える様を楽しんでいるのだ」と思っている。アホの子は一周回ると天使になるってそれ一番言われてるから。

 「己の四肢から力が抜けて体温が上昇し、息が荒くなって興奮する上に、なにか「きちゃう」感じがするのは、謎の主砲の先端から出る白い謎の毒液の仕業」と信じて疑っていない。

 飛行場棲姫は二年間、ほっぽに真実を告げられぬままであった。言えるか馬鹿野郎。

 なんせ飛行場棲姫はリベンジにかこつけてむしろ吹雪提督にレイプされるために月五ぐらいの頻度でマジカルチ〇ポ鎮守府に単独襲撃をかけるド淫乱だからだ。

 部下の前ではクールぶって「オマエタチハ足手マトイヨ……アノ男トハ、ワタシガケリヲツケルワ……」などと勇壮っぷりを見せつける一方で、提督と二人きりになった途端「アア、コレッ♥ 一週間ブリッ……♥ コレ、コレガ欲シカッタノ……♥」などとトロンとした目でチ〇ポを愛情たっぷりフェラでしゃぶり出すのだ。わあ、結末にどんな悲劇が待ち受けるのかナレーションさんワクワクしてきたゾ。

 ほっぽがこの行為の真実を知ったら、オネエチャンと慕ってくれるほっぽの瞳に軽蔑の光が宿るのはかなりの高確率でありえることだった。

 飛行場棲姫はほっぽにとって「あの憎い提督から幾度となく屈辱的な目に遭わされても、決して吹雪提督を殺すことを諦めずに立ち向かうカッコイイお姉ちゃん」なのだ。そら真実知ったら掌クルーである。

 
ほっぽ「ニ、ニグイッ! ニクイッ♥ オマエガ、ニクイッ♥ コ、コロセッ! ナンデ、コロサナイッ♥ ワ、ダジニッ、ナニヲジダァアアアッ!♥!!♥?」

吹雪提督(ナニをしてるんだけど、教えてやった方がいいのかしら。でも回数重ねる度に具合よくなってるし、うーん―――――現状維持しよう。そっちの方がきっと面白いことになる)


 エロい事に関する選択はほぼ正解を直勘的に感じ取ることに長ける吹雪提督、今日もその勘は冴えに冴えわたっていた。うふふ素敵。
971 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:33:34.88 ID:seKsjOnh0

 この吹雪提督の勘は、数か月後に的中。

 ほっぽと飛行場棲姫の襲撃がダブルブッキングする悲劇が起こり、纏めて捕らえられた二人は姉妹丼風にサンドイッチされて交互に犯されるのだ。


ほっぽ「クゥッ! オ、オネエチャンヲ、イジメルナッ! ヤルナラワタシヲヤレッ!!」


 相変わらずセックスを命乞いする様を楽しもうとする悪趣味な行為だと思ってるほっぽは、飛行場棲姫の身代わりになろうとした。困るのは飛行場棲姫である。二重の意味でな。

 だってセックスしたいけど妹の前で「チ〇ポッ♥ チ〇ポモットォッ♥」といつもの調子で喘ぎ狂う訳にもいかないし、かと言ってほっぽを身代わりにしたら自分が楽しめない上に、妹を犯させて自分は無事なんて様は深海棲艦の世間体的に言っても最悪である。

 深海棲艦が世間体を気にするのかと言えば、気にする。特に身内では。そう、飛行場棲姫の配下の深海棲艦たちも総じてほっぽクラスに頭が香ばしい連中ばかりだったからだ。


飛行場棲姫「エッ………イ、イイノヨ、ホッポ? 私ガ、ヤリタ……ヤラレルカラ、ネ、ネッ?」

吹雪提督(ほーら面白い感じになった……ww)


 何かが違うものの、提督のチ○ポを姉妹で奪い合うという姉妹丼の構図のできあがりである。

 もちろん提督は、飛行場棲姫が実は吹雪提督にベタ惚れで、部下の手前「殺スッ!」などと口では言ってるものの下の口はいつだって「犯スッ♥ ムシロ犯シテッ♥」と受け入れ態勢バッチコイな淫乱女だということを知っている。

 提督はその内心では「やめて! 俺(のチ〇ポ)のために争わないでwwwwホッホーwwww」というフレーズの大合唱が鳴り響いており、笑うのを必死でこらえていた。


吹雪提督(笑いてえよぉーwwww 腹がいてえよぉーーーwwwwww ファーーーーwwww) 


 とっくにナレーションさんは愉悦極まって笑い転げながら実況してます。

 仮にそうなったとしたら、店側にせよ金持ち側にせよ絶対手放さないだろうね。

 毎度毎度吹雪提督が北方海域、ないしは近くの海域を通ると、ほっぽちゃんがリベンジマッチを仕掛けに来るが、ことごとく返り討ちにされる。

 処女散らされてからもう二年以上になる。もはや現地妻が健気にマ〇コ差し出しに来るのと何ら変わらねえのだが、ほっぽちゃんは己の恋心に気づいていない。
972 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:34:17.24 ID:seKsjOnh0

 そして、来るべき日が来てしまった。


ほっぽ「!?(ド、毒液ヲ、喰ライスギタノカ……? オ、オ腹ガ、膨ランデキタゾ……)」


 オイオイオイ、孕んだわほっぽ。


ほっぽ(デ、デモ、大丈夫ダッ! オネエチャンモ、一年グライ前ニ、スッゴクオ腹ガオオキクナッタケド、十ヶ月グライデモトノオオキサニモドッタ……)


 ちゃんと年月カウントしてたんだねえ。ほっぽはかちこいねえ。ところで腹筋壊れそうなんだけどどうしてくれんの?

 深海棲艦共の姫級に対する性教育の拙さが問題として浮上した瞬間である。相談すべき教育委員会はない。海軍に相談だ。


大本営「無理っす」


 はーつっかえ。

 取り巻きの浮遊要塞ったら何やってんの? 文字通り浮いてるだけかよふわふわしやがって。


浮遊要塞「言イ訳シヨウモネエ」

ほっぽ(オネエチャンハ「カラダニ巡ッタ毒ヲ、オ腹ニ集メテ排出シタ」ッテイッテタ! スッゴク声ガ震エテテ、ナゼカほっぽト目ヲ合ワセテクレナカッタケド、ソウ言ッテタ! 「声ガ震エルノハスッゴク痛イカラダ」ッテ言ッテタ!)


 あのアマ、目を合わさなかったことについては言及してないようなのだがそれは。


ほっぽ(痛イノ、嫌ダナ………ほっぽノオ腹ガオオキクナッタノモ、キットソレダ……デ、デモ、痛イノナンカニ、ほっぽハ負ケナイ! ほっぽニモデキル!)

ほっぽ(提督メ! オマエノ生ッチョロイ毒ナンカニ、コノほっぽハ負ケナイゾ!)キリッ


 もう負けてんだよおめーは。初潮より先に妊娠しやがって。

 なお妊娠五ヶ月目である。


ほっぽ(トコロデ、最近オネエチャントズット一緒ニイル、アノ『チビスケ』ハ誰ダロウ? チョットほっぽニ似テル感ジ……妹カナ?)


 血のつながりはどーか知らんが、立場的には君の姪だよ。(無慈悲な囁き)

 こうなればもうごまかしようはなく、お腹の大きさが六〜八ヶ月に入り隠し切れなくなってきたころ、ほっぽは異変に気付く。


ほっぽ(ム、ムネノ、サキッチョカラ、ナ、何カ、白イ液体ガ……!)

ほっぽ(マ、マサカ、コレハ―――――!)


 ほっぽが、ついに真実へ――――。



ほっぽ(提督ニ出サレタ、毒液!!)



 コポォwwwwwwwwwwそう来るかwwwwww


ほっぽ(ツ、ツイニ、アイツニ出サレタ毒ヲ、身体ノ外ニ出スコトガデキタゾ!!)


 いてえよぉおおwwww腹がいてえよぉおおおwwwww思わずハート様めいて人の無様を見ると性格が豹変して愉悦部に入部しちまうよぉおおおwwww





 唐突に残酷で愉快な真実を知ることになるのである。

 【タイムリミット迫る】飛行場棲姫へのほっぽの信頼終了のお知らせ【あと五ヶ月】
973 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:34:49.40 ID:seKsjOnh0

 そして五ヶ月後であった――――。


ほっぽ「ガエゼェエエエ! ガエゼヨォオオオ!!」


 半狂乱になってマジカルチ〇ポ鎮守府に向かって進撃するほっぽは現在妊娠十ヶ月目、胸も小振りながらすっかり膨らみ、以前よりも勢いよく母乳を噴出するようになっていた。

 ほっぽは当初こそそれを毒液の排出だと思っていたが、絞っても絞っても痛いばかり。それにお腹のふくらみは大きくなる一方であった。

 いつ陣痛が始まってもおかしくない時期であり、防衛を司る艦娘達はそのお腹の中の子を慮り、砲口を向けることはできなかった。

 深海側の特殊ギミック解除である……卑劣な!(強弁)

 そのギミックにより艦娘達は全力を出せないこともあったが、ガン泣き状態で襲撃をかけたほっぽは傍目にもドン引きするくらい悲痛な表情であり、しかも恐ろしく強かった。

 無慈悲に砲撃するのは神通ぐらいだ。陣痛だけにな。海の上では「例え提督のお子を宿していようと敵である以上は嬲り殺しですねえ」ってな具合に血も涙もない殺戮マシーン、一方、提督の前ではいつだって情婦の神通=サンである。チ○ポの竿を舐めながら右手で睾丸を弄り、左手で亀頭への刺激も忘れないその手つきは絶対精液搾り取る旗艦であった。伊達に二水戦の頭張ってねえぜ。

 そんな神通でも流石に単艦ではほっぽの猛攻は止められず、防衛線はあっさり突破された。ガチで殴り合えばともかく、今のほっぽはただひたすらに障害を押しのけて提督を目指すだけの破城槌と化していた。

 今までにない奮闘っぷりを見せつけ、艦娘に捕らえられることなく、とうとう提督の執務室までたどり着く。なお流石に艦娘達もほっぽの取り巻きまでは素通りさせる気は微塵もなく、容赦なく海の底へ沈めたもよう。


ほっぽ「ほっぽノ処女膜、ガエゼェエエエエエ!!!!」

吹雪提督「処女膜ぅ……? ああ、おまえのアレな……く、く、くく……」


吹雪提督「く、くく………食っちまったよぅ……!! すっげえ美味かったぜぇ……おまえの初めて!! ゲェハハハハ! ゲハハハハハハ!!!」


 うーんこの外道ムーブ。


吹雪提督「初卵子も受精卵にして、マジカル着床術で妊娠させてやったっけなぁ!!(無慈悲)」


 ハハハ、この、こやつめ、確信犯かよ。犯だけにヤッちゃったぜってか。アホめ。めちゃすこ。


ほっぽ「テ、テ……デイドクゥウウウウウウ!!!」

吹雪提督「お迎え棒入りまーす(^^)」


 今、ほっぽの絶対に――――本当に絶対に――――負けられない戦いが始まる―――――!!
974 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:36:26.26 ID:seKsjOnh0

【マジカルチ○ポ吹雪提督外伝〜ほっぽ陥落後編〜】


 ごくまれに慢心無くした吹雪提督は、しかし真面目にどう頑張っても残酷な魔性のチ〇ポである。


吹雪提督「――――いくぞ深海棲艦。危険日排卵マ〇コの貯蔵は十分か?」


 窓辺からやがてイキ過ぎぃ! な感じで迸る熱いペ○スで処女膜をブチ破りつつケッコンする約束を裏切り、無防備卵子を無責任着床させて輝く提督よ神話になれってなもんよ。


戦艦棲姫(笑エネェエエエエ!! 今日ハマジデ危険日ナンダヨォオオオオオオ!!)


 軍属にせよスポーツ選手にせよ、生理調整用の低用量ピルを使う。出撃時に生理で万全に戦えませんでしたとか笑えんだろ。

 でも深海棲艦たちは保険適用外な存在だからピルが買えないのだわ。あ、ここ笑うところね。

 数で圧倒する深海棲艦故にとって、吹雪提督はいつだって天敵である。

 なんせ自らの艦娘へは「孕ませちゃったら出撃させられないしマズいよね」とビミョーにヘタレた理性が無意識にマジカルペッサリーを形成させるが、


提督「ポケ○ンマスター気分でハメ倒せるわー」


 深海棲艦にはまるで働かないというガバッぷりである。そもそも海の上を平然と走っておるぞこ奴。

 特に【女の子の日】が来ている深海棲艦にとっては、別の意味でド危険であった。戦力的な意味では長期的に見れば充実するのだろうが、戦争やってる最中に産休や育児休暇とか笑えない話である。しかも敵の子。

 吹雪提督に孕まされた深海棲艦、戦艦棲姫は見事に戦艦妊姫となった。

 他のエリ艦フラ艦たちも、軒並み懐妊……改二ならぬ改妊モードである。

 日々大きくなっていくお腹を摩りながら人類圏のベビー用品店を集中的に襲い、ベビー用品を奪いつつも胎教に関する本を熟読し、オフの日にはリラクゼーション効果の高い音楽に耳を傾けながら吹雪提督に復讐を誓う日々を送っているのだがもはやツッコミどころしかない。


戦艦妊姫「ククク、コノ生マレタ子ガ育チ、ヤガテ父デアル貴様ヲ殺スダロウ、フフフ……ア、動イタ。元気イッパイデチュネ、パパニ似タノカナ、フフ……ナンテ名前ニシヨウカナ……♪」


 いかん。可愛いが不憫だ。


ヲ級改妊(戦艦妊姫サマ、ココノトコロ、スッカリ穏ヤカニ……ヲ顔ガ優シクナッタヲ……ア、私ノ子供モ、ヲ腹蹴ッテル……ヲッヲッ♪)

イ級「ナンデアイツ、私タチニハ見向キモシナインダロウ」

ロ級「察シロ」

ハ級「私ラ、人型ジャナイシ」

イ級「デモホラ、装甲ヲ……コレヲ脱ゲバ――――」ズボッ



イ級「フゥ……チョット子供ッポイ容姿ダケド、結構自分デモイケテルッテ思ウノヨネ」

ロ級「ヤメロ。ソレハ超S級ノ秘匿事項ダ。人類ドモニ……自分達デ言ウノモナンダガ、コノトッテモ趣味ノ悪イゲテモノ装甲ノ内側ニ、美少女ガ潜ンデイルトイウノハ、隠シ通サネバナラナイ」ズボッ

ハ級「ソウダ、特ニ、アノ変態民族ニポーン人ニハナ……日本? アレハ素晴ラシイ国ダ。ナンセワタシタチトマトモニ海戦シテクレルカラナ。一緒ニシテハイケナイ。ナノニアノ『マジカルチ○ポ鎮守府』ノ奴ラトキタラ……』



ハ級「アイツラマジヤベーッテ。ナンデモカンデモ擬人化シヤガッテ。アイツラッテバ、マジデ未来ニ生キテルヨ」

イ級「ソ、ソレモソウダナ……私ラアンマリ強クナイシ、鹵獲サレテ人型ダッテバレタラ、アノ変態ニポーン人ノコトダ。私ラニ何ガ何デモエロイコトシヨウトスルニ違イナイ」

ロ級「ソウダ。ゼッタイ秘密ダ。鹵獲、モトイ拉致監禁サレテ、実験ヤラ試験ヤラト称シテ、コノロリボディヲ性欲ノハケ口ニサレテシマウ」

ハ級「ウン、ソウダ、内緒ダ」



吹雪提督「聞ぃ〜たぁ〜ぞぉ〜〜〜〜〜〜〜……そして見たぞぉぉおおおおおお」



イ・ロ・ハ級「」
975 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:38:20.14 ID:seKsjOnh0

吹雪提督「俺の黄金の遺伝子よぉおおおおお!! このマジカルなチ○ポを伝ってぇええええ!!

     届けぇ!! 届けぇ! 精子よ届けぇええええ!! 美女・美少女・美幼女問わず無防備処女宮へと!

     君のやらしい子宮へとォ!! 滾れェエエエエエエエエエ!!」ズボッビュッ、ズボッビュッ、ズボッビュビュビュ




イ・ロ・ハ級「「「アヘェエエエエエエエエエエエエ♥」」」

提督「ところで、あー、チビ深海棲艦どもさぁ……おまえらって体温メチャ低いけど、中はむしろ人よりやや熱めなのな? 40度ぐらいあんぞこれ。うわ、めっちゃ熱……なんか新鮮っつーか刺激ツエーな」

イ級「ダ、ダッテ、海ノ中、冷タイシ……ワ、ワタシタチハ、コウイウカラダノ造リニ、ナッテ、ンァアアアッ♥ ウ、動クナァッ♥」

提督「よく言うぜ、熱っちい膣肉キュウキュウ言わせてやがる癖によ。なんだ、このこなれた娼婦みてえなマ○コ? うねうねぐじゅぐじゅして、メチャクチャ子宮降りてきてんじゃんか」

ロ級「ショ、ショレハッ、ショレハァッ♥ オ、オマエガッ、コンナ、イ、イヤラシイコト、スルカラァッ♥」

提督「あーすっげ……ち○ぽ溶けそう……そのくせひんやりした肌すっげえきめ細かくて触り心地いいな。ん? ちょっとヌラヌラした汗でてんぞ?」


 美少女の気配を察した提督のちょっとしたマジカルチ○ポ連結システムの応用により、空間を跳躍した提督――――その光速の三連突き(特濃射精付き)により、実は美少女が装甲内部に潜んでいるイ級・ロ級・ハ級は全員が「イキュゥウウウウ♥」となって孕んだ。ワザマエ。

 そしてモニタ向こう側の住人にもそれがとうとうバレてしまった。深海勢を解禁した時に安価がどうなってしまうのかが見ものである。

 なお生まれる子供が全員艦娘となるとは夢にも思っていないもよう。赤城の幼生を生んだ空母棲姫は悲惨である。

 深海に王が生まれた。

 後に『ゴッドハンド』と呼ばれる五人の深海棲艦と人類(提督)の合いの子――――深海棲艦の王族である。


赤城(幼生)「私は空腹です。馳走(ボーキ)を用意せい」


 通称『暴姫(ボーキ)』、赤城棲姫の爆誕である。そのまま膣奥に籠っていてくれないか!? あっ!? 膣奥って陸奥に似てる! そら火遊び楽しいわな! せやろ!?

 かくして「戦争やってる場合じゃねえ」と育児休暇的な停戦により、日本はつかの間の平和を甘受することとなる。日本はね。ニポーン? 修羅の国だよ相変わらずね。

 艦娘保有国たる日本とドンパチやってられないので、その近くて遠いお国を攻め始めた深海棲艦の軍勢。具体名は避けよう。

 なんでも独自の精神病を潜在的に患ってるのが国民の九割九分を占めるという土民国家らしい。世界中から嫌われてるから深海棲艦としても攻めやすいとか。

 イ級らを始めとする深海棲艦の下っ端が群れを成して侵攻開始し、金目のものを色々奪ってみたが、案の定どこの国からも文句は出なかった。そこの国を除いて。国? 国ってなんだったっけ? 村のこと? 

 日本にも救援要請があったらしいが、あくまでも「らしい」だ。日本は特定の国家に対しては鎖国状態に入ったため、そんな公式記録はありませんねえ。イアンプ(イアン・ソープランドの略)のようにな。


 ところで生まれた子たちは意外に常識人な深海棲艦たちに「子供ニ罪ハ無イ」と大事に育てられる。

 すくすく成長した彼女たちは深海棲艦たちと対話による理解を深め、人類との融和のために頑張っていくのだ。ところでこの時期には土民国家が干上がっていたので、もはや日本との戦争再開か融和かしか選択肢がなかったとも言える。


赤城(成体)「でもあのマジカルチ〇ポは殺しましょう。母をヤリ捨てし、多くの深海棲艦をヤリ捨てし、認知もしないままにおめおめと生き延びて言語道断なハーレムを築くあの男だけは」

空母棲姫「ヤメテ!? アンナンデモ、貴女ノオ父サンヨ!」

赤城(成体)「嫌です。やめてくださいお母さん。あんなのが私の遺伝子提供元だとは思いたくない……!」

空母棲姫「イイエ、貴女ハアノ人ノ子ヨ! ダッテ貴女ニモ、トッテモ『マジカル』ナオマ〇コガ――――」

赤城(成体)「やめろっつってんだろ(震え声)」
976 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:40:47.74 ID:seKsjOnh0

 かくして深海棲艦の勢力はガタガタだ。そのガタガタする音は寝具がギシギシと軋む音に似ている。


 北方水姫が北方妊姫(ポコポコ孕んで派手に破水)に。

 吹雪提督評は「特に感想ってほど感想はねえ。だってすぐ孕んで安定期までお預けだもの。まあその分、次に犯るときの間隔があるからセックスが新鮮」と、安定期に入るまでは不可侵という意外な紳士っぷりが判明するのだが、紳士とは何だったんだろう。狼少年的な立ち位置にある吹雪提督であった。


 離島棲鬼が離島妊鬼(アクメ失神)に。

 吹雪提督評では「コイツすぐイキやがるおもしれーwwwww」とのこと。自分よりもはるかに速くイく女を犯すのは楽しかろう? 実際面白いんだこれが。

 入れたまんまで動かないでいるとうぞうぞ絡みついてきてな。こっちの首に手を回してキス強請ってくる感じなのよ。もーそのまま抱きしめてるだけでもイイし、どちゃくそに腰振って犯すのもサイコー。


 港湾棲姫が肛マ〇妊姫(どっちも調教済みの意)に。

 吹雪提督評では「イラマさせづれえ。あのツノ邪魔。仰向けに寝かせて強制喉イラマはかなりイイ。つーかその欠点さしおいてもあいつフェラがクッソうめえ。あんな不便な手のせいか、他のところが上手に使えるようになったのかねえ?(愉悦)」とのこと。もう笑うしかねえ。


 飛行場棲姫が卑行場妊姫(ド淫乱)に。

 吹雪提督評では「一回目以降は定期的にやってきては奉仕して帰ってく。マジチ〇ポに弱いわアイツ(ダブルミーニング)」とかかなり冷静な評価がむしろ残酷である。


 重巡棲姫は従順性器(とても欲望に正直)というひでえ字面に。

 吹雪提督評では「左のツノが長めだから、しゃぶらせながら上手い角度で引っ張ると歯磨きフェラが頗る。飛行場棲姫の対抗馬ってところか」とのこと。性器とは口マ〇コのことらしい。悪魔かこいつは。そら妊姫になれませんわー。ファーwwww


 泊地棲姫が白恥妊姫(ガンギマリ)になった。

 吹雪提督評では「こいつやたら精液飲みたがるんだよな。最初は膣内射精嫌がってんのかと思ったら、ひたすら精液フェチなだけだった。なんか全身ドロドロになるまでブッかけられると俺が達してくれた証に包まれてる感じで達成感パナイんだと。ぶっかけも膣内射精も大好きで正直引くわー」とのこと。どんな変態でもコイツにだけは引かれたくないと思う。


 泊地水鬼は白恥破水姫(また孕んだ)になった。

 「もう飛べないって? トべよぉおおおおおおお!!」と彼女を幾度となく絶頂という名の空へフェラウェーイwwwwさせるようです。心なしか嬉しそうな泊地水鬼は吹雪提督に一目惚れ勢だった。


 南方戦棲姫が淫行戦妊姫(超絶テク)に。

 吹雪提督評では「騎乗位がやべえ。マジ上手い。あの勝ち誇ったツラが地味にイラッとして気にくわないが、本気出してイカせてやった時の達成感がイイね! あと五十鈴っぽい!」とのこと。


 中間棲姫が中出妊姫(精液狂い)というもはや原型が残っていない名前のアヘ状態に。

 空母棲姫がそのまんま空母妊姫になったり。

 吹雪提督曰く「耳元で「慢心」って呟くと面白いぐらい怯えた顔して雌啼きする。かなりイイわ」らしいですよ。卑のカタマリとなって自分が沈んでしまうんですね分かります。


 リコリス棲姫はシコ膣性器というもはや文字数しか合ってない風評被害に遭う。

 吹雪提督評は「膣襞うねうねぐねぐねで、口では嫌がってても膣肉がチ○ポの形に合わせて隙間なくみっちり締め付けてくるやらしーモン持ってる。具合の悦びっぷりから強がってるのバレバレで、陵辱のスパイスにしかならねえ。いいね。良い味付けだ。定期的に使いたいから孕ませんどこ……」とのことでマジカルペッサリー無双。リコリスは泣いていい。


 護衛棲姫は午眠妊姫に。

 吹雪提督曰く「ヤッてると程なくして失神して、その時の記憶無くすんだよねコイツ。あって犯すたびに処女喪失したと勘違いして毎回いろんなバリエーションで泣くんだわ。とっくに非処女なのにな。面白い」


 もはや棲鬼っていうか性器だし、棲姫っていうよりは泡姫だな。しかもコアな性癖の。

 港湾。 こうわん。 こーわん。 わんこ。 ワンコ。 ○ンコ。

 なんであえてそこの文字を伏せた! 言え!


 マ○コ。


 すりかえるためですか!


 マとワを――――すり替えておくためさ!(集中線) 輪姦することをマワすと呼ぶぐらいだからマとワは互換性があるんだ。(説得力追加投下)

 だから白露型は淫乱だ。

 そうさ……いつもの謎の――――説得力さ!(集中線)

 だから港湾棲姫はマ○コ性器だ。ダブルミーニングだ。いつものだ。
977 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:43:11.75 ID:seKsjOnh0

 だけどね、そんなゴリ押しする必要もなく彼女たちを性の奴隷に堕としちゃう、魔法の説得力があるんだよ。

 棲姫って「せいき」って読むよね。

 棲姫⇒せいき⇒性器。おわかりいただけただろうか。それともまだおわかりいただけないのだろうか。


吹雪提督「おっ、戦艦マ〇コやんけ! ハメたろ!」

戦艦性器(棲姫)「」


 この男の頭の中には何もない。チ〇ポに脳味噌があるからだ。いや、むしろ脳味噌がチ○ポだ。

 海綿体と海馬という、その名に共に海を有するが故にこそ謎の説得力を適応させられるという訳よ、フフフ。だんだん苦しくなってきたぞフフフ。馬鹿じゃねえのこいつフフフ。

 さて、女とあらば『同意がなくったって同意にして食っちまうんだぜ』な吹雪提督だが、実はかなりお気に入りの深海棲艦がいる。


吹雪提督「卑の……カタマリとなって……(快楽の海に)沈んでしまえ……!」←例のポーズキメながら

空母棲姫「オ、オマエノセイデ! 私ハイヤラシイ痴女キャラニサレ、んぅぅううううううっ♥」


 空母棲姫であった。 赤城と加賀のマ〇コのいいとこどりみたいな膣内形状をしている空母棲姫は、己のキメ台詞を極悪に改変された台詞を吐かれながら犯される。

 しかもその全てを全国ネット配信されている。有料だ。海外に拠点作ってAV会社立ち上げてやがるこの野郎。

 もちろんモザイク無し、ゴム無し膣内射精でお掃除フェラまで強制される。

 真に迫る悔しげな表情での上目遣いフェラに定評があり、恐ろしい人気を博しているのだが――――ごめんなさいね、演技じゃないんですよこれ。

 吹雪提督はこんなんだから海軍内でおっそろしく評判が悪いが、一般からのウケは悪くない。

 だって誰も提督だなんて思ってないもの。シコリティの高いAVを配信する監督兼男優だと思われてるし、そもそも出演する子は艦娘コスの一般人だと思われてるし、空母棲姫も深海棲艦コスのAV嬢だと思われていた。

 なお女優の本名は誰も知らない。当たり前だ。本当の艦娘や深海棲艦だなんて誰も思ってない。知ってるのは海軍でも上層部だけだ。そして上層部の中でもこのAVのファンがいるのだからもう大本営はダメかもわからんね。

 さておき、吹雪提督が青葉らに命じて撮影させる、これらの深海棲艦凌辱動画は、物凄くクォリティの高いレイプ雌堕ち動画だと思われている。残当であった。

 主演女優は誰も彼もが極上の外見に、精度の高いコスチュームに、リアルな艤装や砲火のCGは実写さながらだ。AVにあまり興味のない一般ユーザーや女性ユーザーも視聴するほどのド迫力である。


 ――――実写だよ。本物の深海棲艦だしマジで海の上で戦ってるからね。


 海面に立ち、野生の肉食獣のような躍動感溢れる戦いっぷりを見せる吹雪提督の白熱のアクションは、さながら芸術の域にまで高めた武を振るう武人の如き洗練された所作である。


 ――――もちろんはめ込みCG合成だと思われている。海面に立てる人間なんて、人類はジョー〇ターの血族ぐらいしか知らない。ツェペリ? ああ、滅んだよあいつら。ブリテンのようにな。そういう運命にあるんだあいつら。


 提督に敗北し、はだけた胸元を押さえながら「クッ……殺セ!」という定番ながらも王道の台詞チョイスセンス、その際の声質や表情、真に迫る空母棲姫に扮する女優の演技力は高い評価を受けている。


 ――――なんせ演技じゃないからね。素でその台詞チョイスしたからね。迫真じゃなくて真実だからね。本物の空母棲姫だからね? 本物の空母棲姫の性器だからね?


 服をむしり取られる際の抵抗や、暴かれた色彩のない肢体、その胸の先に浮かぶ見事なピンク色の鮮やかさは思わず生唾を飲むほどに美しい。

 それを提督の無遠慮な視線でなぞり弄ばれる際の羞恥に染まる肌や、悔し気な顔のシコリティの高さ。


 ――――だから演技じゃねえんだよ。聞けよ。ナレーションさんの声を聞けよ。崇めろよ。拝めよ。奉れよ。いあいあって言えよ。


 惜しむらくはレイプなのに挿入されるとどんどん演技力が削り取られ、女の本能剥き出しにチ〇ポに夢中になるところである。


 ――――それがまたいいという視聴者もいるが、くどいようだが演技じゃないんだよ聞けよ。マジでチ○ポに堕とされてんだよ。相手がマジカルチ○ポとはいえ本気でレイプで感じちゃうって悲惨なんだぞっておい聞けっつってんだろ。いつだってナレーションさんはおまえの耳元にいるぞ。


 だって動画の前半では、息を呑むほどの臨場感に溢れる海戦シーンがあり、濡れ場となるや深海棲艦がドン引きするほど抵抗してるのに、チ〇ポ入れられた途端にメス顔さらすんだから「あ、なんだAVか」と目の肥えた人ほど騙される。

 が、「でも……なんか真に迫る感じがあって、すごく興奮するなこれ……」と生唾ゴクリなのだ。マジカルチ〇ポの神髄、此処にあり。

 そのせいで本物レイプ動画だと認識されないのは幸か不幸か。多分幸である。ガチモンだとバレたら特定班が動き出し、身バレするのも時間の問題である。


 「レイプされてあそこまで感じる女はいねーべwwwまあルックスいいしハメられるまでの流れがマジで本気の抵抗っぽくて最高だし、なによりハメてるところ超エロいからいいんだけど、画竜点睛を欠くっつーか(ry」などと玄人めいた評論家気取りがしばしば掲示板に感想を書くものの、マジカルチ〇ポゆえに起こっている現象であり、本当にレイプされてるんだよ。強制和姦にされてるだけで。誰か助けたげなさい。

 「散々膣内射精されたあと、破かれた服の残骸で胸元隠して、精液溢れてる股間をぼろ切れみたいになった服で押さえながら、よろよろと水平線に消えていくシーン、なんか物哀しいようですっげえエロくね?」とかフェチい視聴者もいる。性癖のミックスパイである。

 「オッパイもマ〇コもメチャクチャ綺麗だな。こなれてないっつーか、女優さんもなんか世間ズレしてねっつーか、遊んでない感じっつーか、ついこないだまで処女だったみたいな」―――この視聴者を呼べ。慧眼だ。
978 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:46:06.84 ID:seKsjOnh0

 今日もネット掲示板では「神動画キタコレ」「顧客が本当に求めていたもの」「ブッキーさんの新作AVやっぱいいわ^〜」「チ〇ポ入れられた瞬間の、一瞬何をされてるか理解できない表情から一瞬で泣き出す寸前になる変化がぐうシコ」

 「つーかクーボ・セーキちゃん、相変わらずすっげー体。そのくせサイボーグめいた作り物っぽさがないのがポイント高いよね。めっちゃ肌白。どこの国籍の外人さんかな?」

 「あの乳は本物。シリコンなんかじゃねえ。揉まれてる時の動画見た? アレだけでヌケるわ」「監督さん相変わらず早いのなwww汁すっげえ多いしwwwwんで抜かず10発とかwwwwバッケモンだコイツwwww」などと盛り上がっている。

 「十人分の汁男優兼本番AV男優も兼ね、しかも監督とかどんだけのマルチプレイヤーよ」

 「ところでブルーレイの特典映像見た? クーボ・セーキちゃんの膣内構造大辞典に解説映像と、膣内断面図付きの全編映像入ってんぞ。チ〇ポハメてる時のウネウネ具合とかマジで目に毒。はめ込みCGだろうけど、すっげえシコいぜ」

 「ですよね。俺はもうこの特典映像でしか抜けなくなりました。子宮に精液が流れ込んでくところがホントエロくてさあ……」

 「情報だけは先に聞いててな。リアル断面図とか人類には早すぎると思っていたが、実際に見て人類始まったなって思ったわ」

 「マジだ……なにこれ卑猥……男優がイくのに合わせて完全に搾り取る動きしてやがrうっ」

 「ヌキながら書き込んでんじゃねーよカスgうっ」


 すいません、それはめ込みじゃなくてガチで透視してる断面図なんですよ。特製デュアルレンズのカメラで通常の映像と断面図映像のダブル撮影ができるというスグレモノで、明石さんの巧みのお仕事が光ります。産毛の一本すら生えていない女性器にブチ込まれてるところを超接写で晒され、何度も何度も膣内射精をキメられてイくの我慢するが無駄なあがきである。

 むしろ耐えれば耐えるだけどんどん雌の本能が掻き立てられる様を見せつける結果となり「おいおい、あの女優ガチで感じてやがるぜ」と謎の玄人集団が生唾呑み込んで「あの女優、天性の淫乱だわ」と淫乱女認定される。

 たまに人間の姿に擬態して陸上偵察を行う深海棲艦勢であったが、空母棲姫は更に変装までしなければならなくなったという。一度、そのまま人間形態で陸地に潜入したら、一般人にまで「あの人ってホラ、この動画の……」みたいにニタニタした目で見られてしまったという。

 ナレーションは実況が楽しくて片腹大激痛の一方で酒が超うめえwwwwやめられないとまらないwwwwやっぱブッキー提督の実況がいっちゃん楽しいわ。

 そう――――高度にハッテンしたチ○ポは魔法と区別がつかないのである。確か高名な作家が……確かえすえ……SM的な芸風だった筈……そう、彼がそう言ってた気がする。

 うろ覚えだが大体合ってる筈だ。嘘じゃない。多分だから嘘ではないし個人名は出してないから名誉棄損には当たらない。トラストミー・読者。フォーギブミー・エロい人。

 エムがエフだった気もするが『ム』と『フ』をすり替えておけば問題あるまい。続けて読むとムフとなってなんだかとてもあ○゛ち充っぽいところも素敵だ。


吹雪提督「超優秀なカメラマン兼、ハメ・愛人(ラマン)」


 おもんない!


青葉「や、やくしょく、どおりっ♥ い、いっぱい、撮りまふぃたっ♥ だ、だからっ、こ、今夜は、ず、ずっと、あ、あおばをっ♥」

吹雪提督「いいよー。一晩中楽しもう」

青葉「や、やったぁ! きょーしゅくですっ♥ あ、あのっ、が、ガサもっ、お手伝いしてくれましたからその、い、一緒にっ♥」

吹雪提督「好きにしろ。そもチケット使うならシチュも人数も可能な限り融通してやんよ」

衣笠「っ………♥」モジモジ

青葉「っ、あ、ああっ♥ も、もう青葉、じっとしてられないよぉっ……司令官、は、早く、早く、青葉とガサにぃっ……♥」


吹雪提督「スティッキィ・フィンガーズ」


 提督はズボンのジッパーをおろした。ボロン。

 【青葉は】ジャーナリストとしての魂をチ〇ポに売る【いつも通り】

 青葉は提督の悪趣味AV風配信の撮影報酬として、そのほとんどで『提督との夜明けの珈琲カード-ALLTIME(桜ホロ)』を要求する。

 このチケットを使うと提督をいつでもどこでも一晩独り占めにできる。というかセックスで好きなシチュで犯ってくれるというチケットである。参加する人数も提督が可能な限り要望を聞いてくれる。

 同じカードでもランクがあり、コモン・スーパーコモン・レア・スーパーレア・ホロ・スーパーホロ・SSホロ(通称桜ホロ)。

 カードを用いて提督を予約するわけだが、ブッキングした場合はより上位か、より価値が高くなるように多くのカードを提示した相手に権利が得られるという仕組みだ。

 なお各カードは5枚集めれば上位のカードに交換可能である。明石のアイテム屋は今日も大繁盛だ。吹雪提督のところの明石は超イイ性格をしていて、ナレーションさんお気に入りのゲッスである。明石様は本当に頭の良いお方。

 二人きりでのラブラブセックスを望む艦娘もいるが、こうして姉妹艦を呼んでの乱交パーティ風味での一夜を望むものも少なくない。一人だと身が持たない子も姉妹や仲の良い艦娘を呼ぶ傾向にある。

 吹雪提督旗下の艦娘にとっては喉から手が出るほど欲しいチケットである。特に「夜明けの珈琲」シリーズはコモンカードでも希少である。そう――――色々と種類があるのだ。

 「MVPのご褒美に間宮券? そんなのいいからチ〇ポカード出せよ!」って具合の。間宮は顔中をくしゃくしゃにして泣いていい。ここの間宮は恐らく全ルート内でもっとも不遇である。多分マミヤって言葉の響きが祟っている。間宮……どこまでも哀れな女よ。

 吹雪提督の身体は一つである。故にマジカルチ〇ポファンネルをひらめいたのだが、彼に気づかれてはならない。


五月雨提督「…………」


 体を増やせばいいんじゃないか、という発想に至ったこの男の存在を。
979 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:48:42.22 ID:seKsjOnh0

 バレたら吹雪提督はもちろん、他の提督も文字通り「殺してでも奪い取る」を選択するだろう。影分身は数ある固有奥義の中でもレアであり、類を見ないチートである。

 艦娘の多くは張り切る。表向きでは興味なさそうに振る舞ったり、提督を窘めようとする子や素直になれない子も、影では努力を怠らないのだ。

 努力ってなんだ? 努力は努力である。

 努力とは――――女の又に力を入れる行為のこと。

 そうだ。力を入れたい。出来れば♂迎え入れた状態で力入れたい。そうよね、だって気持ちいいもん!

 …………ど、努力だぁあああああ!(強弁)


 怒りとは何だ?

 女の又に心を奪われること。

 ……なんてこった、怒りってのは愛から生まれた言葉だったのか。(狂気)


 愛から女の又によって心を奪われると受けになってしまい、寝取られた女の又に心が宿って、「怒」りが芽生えるわけだな。


 



 かくして人生エンジョイしている吹雪提督であった。ナレーションさんの次にな。ナレーションさんは人生っつーか神生だけどな。真性? 誰だ今ナマ言った奴はワハハ。


 ――――前に出ろ。発狂させんぞ。


 なおこの後もメチャクチャほっぽは犯され、邪神の介入を疑うほど計ったようなタイミングで陣痛に見舞われた。神通もまたしぶしぶ花束以て「オメデトウゴザイマス」と深海勢も底冷えする深海弁でのご祝儀である。

 酷い邪神もいたもんですねえ。

 『マジカルお迎え棒』という世界中の小児科医が助走つけて跳躍し、ゲイボルグ風にメスをブン投げてダイナミック帝王切開してくるであろう、『母子ともに健康な出産成功率100%をお約束』という分かりやすい奥義に加え、明石という助産婦の手を借りて鎮守府で出産する破目になったのである。

 どうせ投げるならメスじゃなくて雌にして欲しいものです。

 以後、赤ん坊を胸に抱きながら「認知シロッテ、イッテルノ…………認知ィッ! オイテケ! 養育費オイテケッ!」と提督に親子関係肯定を迫ると共に婚姻届を突き出すようになり、紆余曲折を経てケッコンすることになるのは別の話。


 戦争終了――――深海棲艦の勝利である。


 これから人類は戦争にかかる軍費に加え、莫大な養育費をも捻出せねばならなくなったのだ。踏み倒すなんて人の道を外れたことはとてもできなかった。

 その背後には「おめーらが代わりに払ってくれよ。嫌か? 嫌ならおまえの母や妻や娘を俺のチ○ポの……」などと言語道断なことを抜かしながら股間の逸物をブルンブルンさせる酷い奴がいたという。

 前門の深海棲艦。

 肛門、もとい後門のチ○ポ。

 ―――――二方向しか塞がれてないのに八方塞がりな雰囲気だし、だけど三穴っぽい感じもするし、深海棲艦よりチ○ポの脅威度の方がヤバいという泣きたくなるような事態だった。

 これから人類はどうなってしまうのか……。

 それはまだ……混沌の中……。

 それが―――――マジカルチ〇ポ吹雪鎮守府!!




電提督「ちょっとあのロリのなんたるかが分からん愚物、もとい吹雪提督殺してくる。いや、性転換+若返りさせるか。あれほどの素体ならば、いいマジカルロリマ〇コになるだろうよ」

五月雨提督「おいばかやめろ」



【姦】

980 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:53:36.23 ID:seKsjOnh0
※た、ただいま
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/02(金) 05:26:37.00 ID:BzYUG3ZQo
そこはただいま〇ことか言うと思った!
おかえりんこ
982 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/02(金) 23:48:22.68 ID:uG9TnOgn0
※大戦の最中、僅か七隻の艦娘でスリガオを突破し、レイテに蔓延る深海棲艦を火の海へ沈めた日本の艦隊があった。

 その名は、ニシムラセブン。

 因果を超え、誰一人欠けることなくレイテにて夜明け前を手に入れた彼女たちは、栄光を背に鎮守府母港へと帰港するのであった。


 出迎えたのはマジカルチ○ポ提督――――彼女たちまだ、本当のセックスを、知らない。



 即堕ちはまだしないと言ったな。

 アレは嘘だ。

 このスレ埋めがてらイクゾーーー!


>>983



983 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/08/02(金) 23:50:38.66 ID:croD9UuxO
黒潮
984 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/03(土) 00:01:48.01 ID:ZT826NX00
ヨーシ、黒潮だな


明日書こう。
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/03(土) 10:33:01.28 ID:M4a5qplco
もう顔面草塗れや
おかえり
986 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/03(土) 23:31:17.90 ID:ZT826NX00
※日付が変わるまでに書き終わるか微妙なので、先にこれだけ


http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1499006084/342-345

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1499006084/387-390


 君たちはこれを予め読んでおいても、読んでおかなくてもいい。(おさらい)
987 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 00:04:24.00 ID:Vji0zRdC0

【本日の即堕ち二コマ艦娘〜黒潮〜】


【before】


 黒潮は資材回収のための遠征に出ていた――――表向きは。

 その遠征の目的は、自身の第二改装。そう、待ちに待った改二である。


黒潮(親潮はん、驚くやろなあ)


 黒潮はとうとう改二となった。

 先日の陽炎、そして不知火に次ぐ、陽炎型では三番目となる改二実装である。

 そのお披露目は最愛の妹にして親友でもある――――親潮には内緒にしていた。


黒潮(気づいてくれるかなあ)


 艤装はともかく、制服にはさほど目に見えた変化はない。ただ、己の髪飾りだけはわかりやすく――――マスト型の髪留めに一新していた。

 再会した時を想い、少しだけ頬が熱くなり、とても胸の奥が温かくなった。きっと喜んでくれるだろう。

 彼女の事だ、大げさに恐縮しながら「光栄です」なんて言いそうな気もする。

 そんな想像をしながら足取りも軽く、無事に改二実装を終えた黒潮は、自室に続く寮の廊下を歩き――――。



黒潮(―――――――――、―――――――――――!)



 否、走っていた。



黒潮(なんや……なんや、ようわからんけど――――なんだか、知らんけど!!)



 知らんけど?



黒潮(むっちゃイヤな予感がする……!!)



 ――――君のように勘のいい駆逐艦は………好きだよ。

 もう手遅れだからね。

 最後の角を曲がれば、自室の玄関。そんな時だった。



 悍ましい声が廊下の向こうから漏れ聞こえた。







「ぬぃーーーっひっひっひ!! ぬぅぃいいいいいーーーーーっひっひっひひひひひ!!」






 信じられるかこれ、笑い声なんだぜ。
988 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 00:05:55.34 ID:Vji0zRdC0

「新たな同胞の誕生だぬい! 生まれたぬい! 生まれたぁあああああ!! NUWYYYYYYYYYY!!」


 ハンセンばりのぬいぬいポーズを決める謎の不審者……一体何炎型駆逐艦の何知火なんだ……?


「いいかも! うん……いいかも!! すっごくきもちよさそーです!!」


 最近オシャレに目覚めて可愛い水着姿を晒したこの子は、いつでもどこでも雪のように清らかでかわいいなあ。


「ええ、あれはたしかに気持ちいいわ! だけどハッキリ言って、妙高姉さんの憎悪の視線が最近怖いわ!! なんで!? こんなに気持ちいいんですよって報告してるだけなのに!!」


 煽んなや。


「はぁ……フツーに考えればそんなこと言われたら怒るに決まってるじゃん? 怒る怒る。あたし? あたしは………あい・あむ・フツー」


 フツーの子は万能な名器持ってないんですよ。ましてその年齢で。


「不通なんてとんでもないわ! これを見て!(明石さん謹製の隠しカメラの映像をタブレットからお届け) 姉さんったらもう提督をXX回も射精に導いたわ! いい締まりをしているのよ!」


 上手いこと言ったつもりかデカマラ好き。


「なんと……司令を、この短時間で!? それほどの手練手管を既に……きゃつめ、色事に天稟があるようだな……!!」


 お前は一体どういうポジなの? 提督を説得しに行ってすぐにチ○ポ堕ちした分際で?


「仮にも姉に向かってきゃつとはなんですか、きゃつとは……まあ私は胸やアナルも使えるので、もっと早く提督をお導きできますけど」


 何気に自分の武器を理解し始め、内心では姉妹たちに少し優越感を感じている子がいた。その胸部装甲は豊満であった。


「はー、羨ましいこって。このたにかz……げふんげふん、あ、わ……わ、私は、胸ちっちゃいからさ……体つきも貧相で、そういうのできねえけど……提督のやつ、そういうの恥ずかしがるところが、カワイイって、言うんだもんよ……変わりモンだぁね」


 丁改という改装を経てとみにメス臭い体つきになったせいで、誰も見たくないどころか『とんでもねえ、待ってたんだ(ニタリ)』と言われてハイエースされることしばしばな江戸っ子は、自分の一人称で詰まる意外な可愛らしさを見せていた。


「何を言いますか。胸の質量の多寡が性行為における絶対的な優位ではない。それを教えてくれたのは司令ではありませんか。貴女もそれを体に教え込まれたのでしょう? かく言うこののわk……わ、私もですが」


 提督からパクった虎徹を片手に襲撃かけた子ではあるが、今では立派な肉奴隷。そしてその僚艦もまた肉奴隷。


「あははー、そうだね。あたしも昔はちょこっとそれを気にしてたんだけど、恥ずかしがって隠そうとする仕草や表情がカワイイって、それに誰よりも上手に俺の上で踊れるまいかz……あ、あたしは素敵だって、そ、そんな風に褒めてもらえてからは自信ついちゃったよー」


 何故なら彼女もまた特別な肉奴隷だからです。


「そうじゃねえ……うちは逆におっきいのがちぃとコンプレックスじゃったんだけど……う、うちの胸、提督さんが……ああんもう、提督さんのえっちぃ……♥」


 ほぼ洗脳めいた思考誘導による初体験ではあったものの、今ではもう遠い昔の思い出なのだろう。あのーちつー、どこまでもー、エロかったー。


 ――――かくして。

 茶色い紙袋を被った、とても見慣れた制服に身を包む謎の宗教団体が部屋の前に陣取っていた。信望する神はきっとマーラの化身か何かだろう。

 イヤンイヤンと体をくねらせていたり、タブレットの映像に大興奮してたり、ぬいぬいと叫んでいたり、とてもフレッシュだ。

 紙袋をかぶっているからプライバシーは完全に保護されているという寸法よ。


黒潮(誰が誰だか丸わかりやっちゅーねん……!!)


 特定の何かを信仰しているからといって差別したがる人間は世の中には多い。そういうの良くないってナイアルラt……ナレーションさんは思うんです(><)

 だから『赤い線の入った黒い多面体』を拾った人は、それを覗き込んでみてください。望むものを見せてあげましょう。ナレーションさんを信じて!(∴)
989 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 00:11:47.20 ID:Vji0zRdC0

黒潮(――――おどれらとは今日限りで縁を切ったる……!!)


 むしろ今までよく見捨てずにいたと深く感心するが、残念無念――――今日から姉妹としてより深く縁が結ばれたりするんだよなあ――――同じ竿的な意味で。


「このあきg……オークラせんせーもついさっきまで処女だったような気がしていたが、そんなことはなかったよ! 時系列がおかしいような気がするけれど、にゃん娘コスでラブチュッチュだった!」


 このナレーションさんもこのどっかのオークラせんせーの処女喪失は時系列的にこの後だった気もするがそんなことはなかったぜ!(お墨付き)


「はははは! やった! やったぞ!! また同胞が増えた!! 新たなる嵐の到来だぁーーーーッ! さあハゲ! 火を灯せぇ!!」


 なんでこの子だけ紙袋以外はキャストオフ全裸なの? ピンク色の意外なほど女を主張する乳首がたまらんですね。君もそう思うだろう、ハゲ?


「ハゲじゃありませんはg……とにかく、これであと少しですね」


 はg……謎の○炎型駆逐艦の?番艦が手に持っているのは、十九本の蝋燭が立つ蝋台(メノラー)。

 本数は恐らく、陽炎型駆逐艦十九姉妹をそれぞれ表しているのだろう。

 十九本中、十四本に火が灯っている。


黒潮「―――――? ……!?」


 黒潮は、気づいた。

 ――――実装されている陽炎型駆逐艦は現在十七隻。

 五番艦たる早潮、そして六番艦たる夏潮は未だ海域で発見されていない。

 そこに今、はぎかz……謎の痴女が、十五本目の蝋燭に火を灯そうとしていた。

 蝋燭の数が、姉妹の数を示しているとすれば。



 ――――灯った火は、何の暗示か。

 



黒潮「―――――ッ! 仕置きはあとや!! おどれら、そこをどきくされェ!! ぶちころがすぞォ!?」




 怒声を通り超え、もはや猿叫にも近しい喝破に、謎のナントカ炎型姉妹たちは、



(((((こわぁい)))))



 モーセの十戒にある海の如くに道を開けた。
990 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 00:24:22.01 ID:Vji0zRdC0

【after】


 弾かれた砲丸のような勢いで黒潮が飛び込んだ自室――――大切な一人の妹とシェアしている、大切な場所。

 その寝室には淫靡にして世の汚猥を全て詰め込んだかのような光景が広がっている。

 清らかな体と心を持つ黒潮にとって、それはあまりにも冒涜的だった。


「っあ♥ んぶっ、んぐっ、んじゅる……ちゅぴ、ちゅぱ……じゅるっ、るろぉ……♥」


 やあお帰り。君の妹のカラダの具合は最高だよ――――爽やかに白い歯を輝かせて屑(クズ)が謳う。


 力なく仰向けにベッドに横たわる『誰か』の股座を押し広げ、粘っこい音を立てながら剛直を出し入れさせながら。


 改二実装が終わったんだね。とても大人っぽくなったな黒潮――――『誰か』を犯しながら、男は言う。


 卑猥な水音が聞こえる。その音の中には、黒潮が聞いたこともない――――だが聞き覚えのある面影を残した、甘い雌の声が混じっていた。

 唖然とベッドルームの入り口に立ち尽くす黒潮の視界の中で、『誰か』の白く長い脚が、男の腰の動きに合わせてかくかくと揺れていた。


 顔の見えない『誰か』の股座は、すでに何度も吐き出されたのであろう精液が、男根が抜き差しされる度にどぷどぷと音を立ててあふれ出していた――――精と混ざって桜色になった、彼女が純潔であった証と共に。

 ベッドの隅には、くしゃくしゃに丸めて捨てられるゴミ屑のように放り出された、誰かの『黒い』下着。

 黒潮自身や、そして姉たちとお揃いの黒いベストと、姉妹では唯一お揃いの、『青い』リボンも脱ぎ散らかされており。

 その傍らには―――――お揃いにしてもらった『マスト型』の髪留め。
 


「あ………ぁ、あ………」



 黒潮は悟った。悟りたくなかった。

 本当は部屋に入る前からわかっていた。わかりたくなかった。

 だけど、全ては遅かったのだ。全てつかみ損ねた、と。



 ――――親潮が輪姦されていた。



 睦み合いと呼ぶには傍若無人。

 されど凌辱と呼ぶには――――その喘ぎ声はあまりにも淫蕩に過ぎていた。

 とても信じられないことだったが、黒潮には、親潮が望んでそれを受け入れているようにも見えた。



 お口の具合も最高だな。知ってるかい黒潮、この子最初っからこんなに下品なフェラができたんだよ――――これまた爽やかに白い歯を輝かせて当然のように分身している塵(ゴミ)が謳う。


 白い喉元を惜しげもなく晒しながら膣の快楽に喘ぐ親潮の口に、分身したもう一人の提督が肉茎を押し込んでいた。仰向けイラマである。

 あどけなさの残る親潮の鼻先に陰嚢を叩き付けるようにして、腰を前後させていた。

 あんなにも叩きつけられるように喉奥を突かれて、親潮は苦しくないのだろうか、と―――黒潮のぐちゃぐちゃになった思考の端に、そんな的外れな疑問が浮かんだ。

 黒潮の視点からは、その表情はうかがえない。だが、提督の体の陰でちらちらと見え隠れする親潮の口元では、桜色の舌が小刻みに肉竿を這うように動いていた。



「お、おやし、お……はん?」



 恐る恐る一歩を踏み出し、声をかける。

 だが親潮に反応はない。ただ一心不乱に男根をしゃぶり、膣を締め付けて雌の声を上げる。
991 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 01:38:39.06 ID:Vji0zRdC0

 更に一歩、もう一歩と親潮に近づくと、次第にその様子が、輪郭が、彼女がどんな表情をしているかまで、見て取れるようになった―――そんな折だ。


「んっ、んぶぅっ♥ んぶ、じゅ……♥ ん、ん、んんんんーーーーーーッ♥」


 親潮を犯す二人の提督の腰が小刻みに身震いすると、親潮の体がひときわ大きく震え、足の指先が張り詰めた。


 ――――ふう。ちゃんとコッチがイくのに合わせてイケるようになっちゃったなあ、親潮?

 ――――ほとんど意識ないだろうにな。それでもしっかりチ○ポの世話はしてくれるんだから、大したもんだよ。


 足が止まった黒潮は茫然としたまま、二人の提督がそう口にするのを聞いていた。

 目の前にある出来事が、まるで現実のようで現実味がない。


 ――――さあ、親潮。黒潮にオンナになったところをよく見てもらおうっか。


 そう言うと提督は親潮の体を持ち上げ、その股を大きく左右に開かせる。動力のなくなった人形のような親潮の体は、されるがままにぐったりとしていた。

 陽炎型姉妹の中でも、比較的女性的な成長が著しい親潮の体―――成熟した女性のそれには及ばぬものの、メリハリのあるしなやかな体つきをしていることは、入浴時の機会に黒潮も何度もお目にかかっていた。


『親潮はんは女らしい体つきしとるねえ、張りのある黒髪にぃ、真っ白い肌ぁ〜……ぐへへ〜、お嬢ちゃんいくらや〜〜〜おいちゃんは金持ちやで〜〜〜なんちゃって』


 そんな風に悪ふざけして胸や尻を揉むと、顔を真っ赤にした親潮が『だ、駄目ですよ、黒潮さん』と柳眉を上げて嗜めるように叱って来た。

 自分にはない張りと、ボリュームのある柔らかさを備えた肉の感触に『親潮はんをヨメに貰う旦那はんは幸せ者やなぁ〜』と、更に悪ふざけして、更に怒られたこと――――。


『もう、黒潮さんったら……でも、黒潮さんの艶々の黒髪や、透き通るように白い肌も、同じ女の子としては羨ましいですよ』


 そんな言葉の反撃を受けて、不覚にも赤面してしまったこと。

 何故か、そんなことを思い出した。


 ――――あんまり親潮が気持ち良かったもんだから、ちょっと無理させちゃったよ。二十回以上膣内に射精しちゃった。

 ――――でもほら、見てみろよコレ。エッロいだろ?


 そんな言葉が、黒潮の意識を現実へと引き戻す。先ほどまで膣内に射精された精液が、ぱっくりと口を開き切った桜色の膣口からどんどん流れ出てきた。

 提督が前述したとおり、ほとんど意識がないのだろう。焦点の合わない胡乱な瞳に、荒い吐息。

 それでも夢見心地のままで、男根が未だ『そこ』にあるかのように舌を伸ばしては蠢かせ、膣襞をぴくぴくと痙攣させている。意識のあるうちに散々に仕込まれたことが伺える。


 ――――すごいだろ? ここまで仕込むのに一時間もかからなかったんだ。

 ――――えっちの才能あるねえ、親潮。聞こえてる? 聞こえてないかあ。


 その証左とばかりに、親潮のザーメンまみれの口元も、精にまみれた膣口も、未だそこに男根があるかのように媚びた動きをしてみせた。

 情欲に乱れ切った肌は桜色に染まり、ところどころに精液が飛び散っている。

 御揃いの黒髪にも。しっとりと吸い付くような柔肌にも。半ば渇いて固まり、張り付いている痕跡もあった。何時間犯されたら、こんなにも大量の精液が渇いて上書きされるのだろうか。

 かつて黒潮が悪ふざけして触った胸と尻にも、雫のように精液が飛び散っている。

 黒潮が知らないのは、その顔だ。


 見たことのない『女として』の親潮の顔。


 その姿に、黒潮は――――酷く感情が揺さぶられた。きっとその感情は、怒りでなくてはならないのだろう。

 だけど、黒潮の心に到来するそれは、もっと悍ましいものだった。


992 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 01:41:29.95 ID:Vji0zRdC0

 その感情を自覚するか否か、そんな絶妙なタイミングのことだった。


 どうしたんだい、黒潮? ひょっとして妹に先を越されてショックなのかな――――じゃあ、君も混ぜてあげよう。


 その声は、黒潮の耳元から響いた。


「ッ――――あっ!?」


 ドン、と力強く前へと突き飛ばされる。空白になった意識の中で、黒潮は言語化できないままに理解した。提督は、二人だけじゃなかった。三人目、あるいはもっと――――この部屋にいる。

 ベッドの縁に膝を取られ、黒潮の体はそのまま親潮の腹に飛び込むように倒れた。


「…………ぁ、あ…………?」


 その衝撃のためか、親潮の胡乱な瞳に、光が灯る。親潮と目が合った黒潮は、何一つ自分が悪いことをしていないのに、酷い罪悪感に襲われた。見てはいけないものを見てしまったような、そんな気分だった。

 硬直する黒潮の体。その背後から提督がのしかかり、黒潮のスカートをまくり上げる。下着をずるりと――――何故か脱がされる時、とても粘着質な音がした。


 ――――なんだ、もうこんなに濡れてるのか。じゃあ、前戯はいらないか?

 ――――ああ、待ちきれないみたいだしな。すぐにブチこんであげよう。


 その言葉で、黒潮は初めて自覚した。抵抗することも忘れて――――抵抗しない理由を、察して。


 ああ、そうか――――うちは。


 罪悪感の正体はそれだった。


 ――――うちは、御揃いになりたいんや。


 犯され、穢され、何度も何度も絶頂させられ、法悦の極致にその身を溺れさせたであろう親潮の姿を見て、黒潮は提督に対して怒りを示すべきだと思った。

 倫理観としては何も間違っていない。だが、黒潮の本音の部分は。


 ――――羨ましかった。妬ましかった。


 自分の方が姉なのに、より女性らしい性格と体を持つ、この親潮の事が。

 そんな親潮が自分に頼ってくれると、暗い優越感を覚えた。そんな自分に何度も何度も自己嫌悪を抱いた。

 同じ女だから? 同じ姉妹だから?

 それもある。だけど、本質的なところで似通っているこの二人は、きっと互いに気づいていた。

 同じ男の事が、好きなんだと。


 ――――だけど、そういう汚い感情もひっくるめて、うちは親潮はんの事が好きだった。


 姉妹として。友人として。だから。


 ――――こんなのは駄目や。


 もう理性が僅かしか残っていないけれど、無駄なことかもしれないけれど。

 それでも、背後から己の貞操を奪おうとする相手に対しどんな思いを抱いていようと、姉として友人として、ささやかでも抵抗を示さねばならないと、ぎゅっとこぶしを握り締め――――。
993 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 01:58:04.02 ID:Vji0zRdC0


「黒潮、さん……」


 その拳が、誰あろう目の前の妹――――親潮によって包み込むように握りしめられた。


「私も――――」


 私『も』――――後背位で、処女を捧げたんですよ。


「っ…………あ」

  ・ ・ ・
 「お揃いですね」と微笑みながら、親潮は手を伸ばし――――黒潮の髪飾りに、指が触れた。

 お揃いの、髪飾りに。

 優しく。

 愛おしげに。

 そして、僅かな嫉妬を滲ませて。


「っ、あ………あっ、ぐっ、ぁ……」


 ぶつり、と己の内側で何かがはじける痛みと共に、黒潮の視界が涙でにじんだ。握りしめた拳は、もう力が入らなかった。

 その直前に見えた親潮の表情は美しく、黒潮には一瞬だけ、在りし日の面影が戻ったように見えた。



……
………
994 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 02:01:49.15 ID:Vji0zRdC0
………
……





http://www.youtube.com/watch?v=dQJtpMqf5Jk


 ―――――ところで提督のチ○ポはマジカルなのさ。知ってた? 知らない? 覚えてない? ほんとぉ?

 じゃあ思い出させてやるぜ!!


黒潮「んほぉぉおおおおおっ♥ おっ♥ おぉおっ♥」

親潮「あははっ……♥ 黒潮さん、こんなに舌出して……やっぱり、まるでサカりのついたわんちゃんみたいに喘ぐんですね…………あむ」

黒潮「ッ、ひっ、いっ、イッ、あっ♥ おや、しおっ、はんっ……らめ、らめぇっ♥ うちの、ちくびぃ……♥」

親潮「――――あは、黒潮さんかわいい。司令のチ○ポ、気持ちいいでしょう……? もっと夢中にさせてあげますね」


 バックで犯される黒潮が舌を出しながら喘ぎ狂う様を、黒潮と体を重ねるような体勢で下から覗き込みながら、親潮は黒潮の淡い色合いの乳首にあむあむと吸い付いた。

 赤ん坊が母乳をねだってすいつくような、先ほど提督に奉仕していた時とは比べものにならないほど稚拙なものであったが、既にイキッぱなしの黒潮にはたまらない。

 更に提督が親潮の攻勢に合わせて子宮孔をコツコツとリズミカルに突き上げるものだから、黒潮が思わずアヘ潮になってしまうのも是非もないよネ!


提督「おおーい、二人して盛り上がってないで提督たちのチ○ポ可愛がってくれよぅ。親潮の大好きなチ○ポありますよー。待ってる間に黒潮のマ〇コを使わせてやってくれよぉー、なぁー、頼むよぉー」


 黒潮を背後からずっぷしする提督以外にも、影分身した提督たちがベッドを取り囲んでいる。整理券付きで最後尾の看板を掲げる提督までいる。軽く十五人待ちぐらいであった。

 信じられるか? こいつら全員黒潮待ちなんだぜ。何回犯すつもりだ。


親潮「も、もう……勝手に使っちゃメッ、です。今は黒潮さんの番でしょう? ちゃんと黒潮さんを可愛がってくれないと、困ります。私と同じでずっと黒潮さんだって、本当は待ってたんですからね」

黒潮「か、勝手に、ひとのお○こ……ぉっ♥ ちゅ、つかうっ、つかわないっ、はなしっ、すなやぁっ……ぁんっ、んんんんぅ〜〜〜〜〜ッ♥」

親潮「もう、イッちゃってるくせに、そんな憎まれ口……知ってるんですよ、黒潮さん。

   ――――毎晩オナニーしてたじゃないですか? 司令はん、司令はぁん……って切なそうにつぶやきながら……最後の方はおんおんと獣みたいに喘いでましたよ?」

黒潮「」


 【西軍・小早川殿!】 黒潮の心境 【う、裏切りーーーーーッ!】


提督「何ィ!? ひょっとして黒潮、おまえ俺のこと好きなのかァ!?」

黒潮「な、な、な」

親潮「もう……やっぱり気づいてなかったんですね、司令…………はい。私も黒潮さんも、司令の事をお慕いしていますよ。だから―――」


 親潮は年不相応な淫蕩さと、年相応な乙女の、相反する矛盾した魅力を内包させた笑みを浮かべながら、


親潮「末永く可愛がってくださいね―――――黒潮さんと私、お揃いで」

提督「がってん!! だがお揃いならお揃いにしてやらねえとな!!」

提督獣「OK! ブチコムゥ!」

提督ガイア「オルテガ! マッシュ! 二人にジェットストリームチ○ポをかけるぞ!!」

提督オルテガ「おっふ」

提督マッシュ「ぬふぅ」


 ただの二穴である。


黒潮「あっ、がっ♥ じ、じぬっ♥ イキじぬぅうううううううっ♥」

親潮「死ぬときは一緒ですよ、黒潮さ、んんんんんんんんんんんんっ♥」


 二人は潮キュア。
995 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 02:08:23.39 ID:Vji0zRdC0
※十九本の蝋燭が立つ蝋台(メノラー)に、新たな火が灯った……。

 残る蝋燭は三本――――まあ実装されてない早潮と夏潮を除けば実質一本なんだけど――――是非もないよネ!!

 残る一本……いったい何炎なんだろう……。

 なおこの即堕ち時空は本編には(恐らく)影響のないものであり、この即堕ち時空に登場する謎の○炎型駆逐艦の制服を着たフレッシュな宗教団体およびその新人入狂者の人格や性癖といったキャラ付けが本編登場時に反映されることは(多分)御座いません。

 そしてこのSSに登場する人物は全員がX8歳以上だと断言しておこう。(Xが1とは言ってないし0じゃないとも言ってないが2という可能性はねーぞ?)

 トラストミー。嘘はついてない。嘘なんかつかなくても人は騙せるんだぞう。

 さておき、半端にスレが残ったのでオマケだ。

 
 ―――幕末の世。

 最狂と謳われた伝説の早抜き師、人呼んで『見抜き早漏斎』という男がいた。(口にするのも悍ましいという感じに関係者は語る)

 明治の世になってから、好みの女人を見かけるとそれとはなしに近づき、すれ違いざまに一閃―――ぶっかけて走り去っていくというおぞましい辻抜きの性犯罪者であったという。

 『雌かける精の気持ちいい』という、彼が中二病さながらの頭脳で独自に考案した見抜き術・卑天見抜き流の奥義だ。文法がおかしい。

 ポークビッツを取り出し、マスカキから射精に至るまでの一連の動作、その間、わずか1秒!

 なお彼は後に特に何かの偉業を残したわけでもなく、初犯にして程なくして捕縛された。うっわショボ。


ジェーン「どういうことなのかしら、ボブ?」

ボブ「簡単なことさ、ジェーン。つまりは射精ほど、彼の足は早くなかった……という話さ」

ジェーン「まあ、下品ねボブったら。でも……貴方よりは遅かったかもしれないわよ、ボブ?」

ボブ「おいおいジェーン、あんまり傷つくことを言わないでおくれよぉ。今夜は頑張るからサ!」


 HAHAHAHA!(アメリカンホームドラマ風)

 彼は筋骨隆々としたホモ臭い警官にハァハァ言われながら押さえ付けられながらも、必死で叫んだ。


『犯してないでござる、犯してないでござるぅ! ああ!? 獣めいた吐息が拙者の耳に!? 耳に! やべろぉ!? 舐めるなぁ!?

 なんで背後からカチャカチャと焦ってズボン脱ごうとしてるかのような音が聞こえるんでござるか!?

 拙者より遥かに立派なのが尻に! ああ! 尻にぃんほぉぉおおおおおお!! めざめりゅぅうううう♥』


 うんまあ犯してはいないね。確かにそうなんだけどもちろん誤用であり御用であった。二重の意味で。フタエノキワミアーーーー。犯してないけど犯していて、犯してないけど犯されたのだ。

 かくして早漏斎は初犯にして終身刑。なんせ獄中生活1日目にしてその生涯を終えたからな。斬新極まる終身刑だ。まっこと見事な変態であった。

 ――――享年28歳。不犯(おかさず)の誓いを破らぬ童貞であったという。だが非処女だったらしい。

 彼の死因は近年まで謎に包まれていた。

 『獄中でマスカキしすぎて栄養失調』とか

 『壁に空いた穴が女性器に見えてきて突っ込んだらもちろんただの穴でとなりの部屋にいたホモ囚人にチ○ポ噛み切られて失血死』とか。

 『ホモ臭い刑務官にケツを掘られて失血死』とか。

 『彼の尻が忘れられなかった警官が獄まで詰め寄りアッーーーーで失血死』

 ……など、とにかく失血死が主流論であった。

 他にも多くの憶測が精子のように飛び交っていたが、解析班が心底イヤそうにしぶしぶ調査した結果、意外な事実が判明――――ショック死であることが判明した。

 刑務官が『おい早漏斎。おまえが見抜きしてぶっかけた奴な――――女装した男だぞ』とバラしたことが原因であったという。


 HAHAHAHA!!(アメリカンホームドラマ風)

 完。


 『膣一文字』のチャラ楽チャラ之助や『オナニー犯臭』の卑乃森中出しさんや『雌・即・チ○ポ』の臭い亀頭はじめちゃんが出てくるまで書きたかったが、よく考えると埋めネタとはいえここは艦これスレだったしめんどくさくなってきたから即堕ち抜刀斎だ。

 ヒワイ・エキベンスタイル・雌をお取り寄せだ。リクエストだけ取っておく。

 堕ちろってんだよ!


 >>997
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 02:10:02.02 ID:CzyhMFBLO
那珂
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 02:10:08.08 ID:gFulqnmWO
伊勢改二が別欄になってるの気になるから選んでみる
無効なら陽炎で
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 02:10:26.60 ID:nXL0HBP+O
羽黒
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 02:12:39.31 ID:cZt6o9trO
能代
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 02:12:41.20 ID:91aOhQh7o
>>1000なら舞風がマジカルマンコになる
1001 :1001 :Over 1000 Thread
                   、..:ヽ::.i::::i:::..:/::,                  .:.:.:.: .
                 、:.:.'.;.:.}:.|:.:.|:.:/:.:.:./             .: : : : :::... 、::::::v:.....:v...     .0::。::゚..
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                                ノr'" _<00       / ,' 3  `ヽーっ
                 _,,..,,,,_                 ̄   _,,...,,,,_      l やる夫 ⌒_つ  _,,..,,,,_
    _,,..,,,,_          / ,' 3  `ヽーっ   _,,..,,,_      / ,' 3  `ヽーっ `'ー---‐'''''"   / ,' 3  `ヽーっ
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