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【艦これ】マジカルチ○ポ提督 3スレ目【ア艦これ】

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953 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/20(水) 11:35:47.85 ID:onivLihw0
※次スレ立てたよ。このスレも妊娠間近である

【艦これ】マジカルチ○ポ提督 4スレ目【ア艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1550628702/

本編投下かおまけで埋めるか悩むところだ
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/20(水) 12:22:25.04 ID:KD0BggvU0
スレ埋めるならおまけ短篇でいいと思うぜ!

中途半端なところで新スレ移行されてもなえ……萎えないだろうなぁ
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/20(水) 17:35:51.37 ID:7lnS01RiO
今までの傾向見てるとおまけが長引いて本編が一年後とかになりかねんから早めに本編投下して行っちゃっていい気がするなあ
956 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/20(水) 23:52:22.86 ID:onivLihw0

 そしてそれは、五月雨達もまた理解している。

 戦艦の長距離砲撃。それは脅威だ。航空戦力がない場合、砲雷撃戦を戦闘の要に据えた戦術を取らざるを得ず、その場合に物を言うのは砲撃密度と射程距離である。

 そして千代田の艦爆隊、艦攻隊による援護は、現状では期待できない。

 先ほどと異なるマニュアル操作ではない、オート操作なら発艦することは可能であろうが、艦載機妖精たち自身の練度が低すぎた。恐らくは鴨撃ちにされて仕舞いだろう。

 だから、『今は』使えない。

 今勝つための方法は一つ――――近づいて撃つこと。

 戦艦の射程距離には、まだ到達していない。つまり、軽巡たる阿武隈と、駆逐艦の五月雨・響・朝潮の砲撃は届かない距離である。

 ただ一人――――秋月を除いては。秋月ならば撃てる。まだ霧島の砲撃が届かないこの場所からでも、一方的に撃ち崩せる。

 だからこそだ。

 だからこそ。


五月雨「――――いけますか、皆さん!!」

阿武隈「あたしは大丈夫! 秋月ちゃん!」

秋月「はい!」

響「千代田さん、行ける?」

千代田「ッ……航行するだけなら、全然大丈夫!! でも、攻撃は期待しないで……十分、いや、二十分近くは、多分」

響「結構。では朝潮――――相手は既に『張っている』可能性がある。君の耳が頼りだ――――それと、阿武隈さん?」

朝潮「了解しました! 朝潮、警戒を厳として、殿を務めます!」

阿武隈「大丈夫って言ったよ! いつでもいいからね!」

響「よし、じゃあ行こう―――五月雨」

五月雨「艦隊! 第二戦速! このまま予定のポイントまで――――」


 故にこそ――――。


五月雨「――――離脱します!!」


 距離を取ることを選択した。

 航空戦の決着がつくや否や、進路を反転――――敵艦隊を左舷後方、8時方向に捉える方角へ航行する。速度は第二戦速に固定。
957 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/20(水) 23:59:54.15 ID:onivLihw0

秋月「既に――――布石は打ちました。そうですよね? 予定通りですね、響さん?」

響「そうだね……千代田の消耗が激しすぎるのは予定外だけど、流石は一航戦というところか……」

千代田「ッ………ご、ごめん」

響「? 責めてるわけじゃないよ、千代田。気を悪くしたら謝るけれど」

千代田「お気遣いどうも……気にしてないわよ。アンタ、意外と優しいのね」

響「そうか。じゃあ――――この駄目乳! 馬鹿! おっぱい!! いやらしいからだ! 栄養が行くのはおっぱいばかり! 頭に栄養が行っていればそんなだらしないことにはならなかったのに、全く千代田にはがっかりさ!! ごめんね? ……気を悪くしたかい?」

千代田「気を悪くしてほしかったの!? よし、後で殴るわアンタ!!」

響「うん、元気あるじゃないか」

千代田「ッ…………ありがと」

響「ムフー」

千代田(く、くっそ……なんか乗せられたけど、やっぱこの子頭いいなあ……マジで気を使われちゃったのね、私……後でスイーツ奢ってあげるわよ。ちょっぴり……叩くのは、ホントに手加減してあげる。はぁ……可愛い子ってずるい)


 響は満足げだった。ここまではほぼ上手くいっていることもあったが、航空戦力として千代田が響の予想以上の成長を遂げていたことへの満足があった。

 いかに搦め手を用い、秋月の対空に助けられたとはいえ、正規空母、それもあの赤城を相手に伍することは並大抵のことではない。

 それを成し遂げたのだ。やり遂げた軽空母と駆逐艦――――僅か数日とはいえ先輩と後輩にあたる二人が、響にはどうしようもなく頼もしく感じられた。


秋月「さ、さておきです……響さんのおっしゃる通り、後は相手の『頭がいいこと』を祈りましょう」

響「ン! ああ。そうだね……さあ、気張っていこうかみんな。第二フェイズだ」


 第一フェイズは、正規空母赤城の無力化。これを完全に成功させた。


五月雨「第二はともかく……第三フェイズは正直、すっごく楽しみなような絶対来ないで欲しいような」

阿武隈「やる気なくなること言うの禁止ー!! あたしだってしんどいけど、なにより秋月ちゃんが一番大変なんですからね!!」

秋月「い、いえ、秋月は大丈夫ですから」

朝潮「朝潮は警戒してます! 警戒! 警戒!!」

千代田「あ、朝潮? 口に出して言わなくていいから。もっと集中すべきことあるでしょ?」

朝潮「は!? そうでした!! …………………ピコーン、ピコーン」

響「う、うん、朝潮はそのまま頑張って。敵艦隊には――――気づいてほしいことと、気づいてほしくないことがあるんでね」



 響は後方から追ってくる敵艦隊に対し、首だけで振り返り、



響「敵の――――頭が良ければ気づくし、頭が良いからこそ気づけない。

  そんな悪辣なものをプレゼントしてあげようか」



 そう言って、響は薄く笑った。




……
………
958 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/21(木) 00:03:55.85 ID:6uf+dME50

………
……


 遠ざかっていく五月雨たちの艦隊を遠目に、


能代「――――……どうします、舞風ちゃん? 指示を!」


 能代は声を張り上げた。いつもの優し気な声音はなく、叱責にも近い厳しさがある。本来、旗艦たる舞風が率先して指示を出さねばならぬところ、己にそれを促させた。

 その叱責の意味は確かにあった。だが、それ以上に――――舞風は、動揺していた。

 赤城が、負けた。それは舞風にとって、一つのトラウマを刺激することだった。それに対処するためのトレーニングは積んでいる。それでも、指先が痺れるような、そんな震えがあった。

 それに喝を入れる意味合いの方が、強い。能代の声は、すぐに舞風に旗艦としての責務を思い出させた。


舞風「ッ…………まずは、追います。距離はこのままを保ちます。総員、第二戦速を維持してください! 霧島さん! 戦況分析は?」

霧島「私の戦闘分析では、おそらく――――あの長距離対空砲撃を行えるのは、あちらの艦隊の中で秋月のみという可能性が高い」

北上「だね。アタシもそー思う。位置的にも同じ射程距離があったなら、対空射撃できてたでしょ」

能代「私も同意見です」

舞風「………ええ。もしもあちらの響や五月雨、朝潮の駆逐艦三名、そして阿武隈さん……そのうちの一人でも同じことが可能であるならば、千代田さんを航空戦で消耗させた意味が解らない」

夕立「ぽい?」


 対空砲撃で全ての艦載機部隊を撃墜できるのであれば、千代田の攻撃隊を温存し、アウトレンジからの攻撃をメインに戦闘を組み立てていく。

 こちらには霧島が、戦艦がいるのだ。砲雷撃戦オンリーという手段が限られ、圧倒的に不利となる戦況に持ち込んでいる現状は明らかにおかしい。


夕立「ぽい? ぽい? ぽ、ぽぽぽぽ………!? あれ? それでも向こうが仮に長距離砲撃できる子ばっかりだったらどうするっぽい?」

能代(人の話を聞いてたのですかこの子は!? それをする戦術的な価値は、千代田さん温存の方がよっぽど高いんですよ!! そもそも使えるなら使うに決まってるでしょ!)

霧島「もしそうなら既に砲撃戦が始まっています。既にここは私の射程距離で、秋月の砲撃はそれに匹敵する射程を誇っていた。あっちの子たちはバカスカ撃ってきますよ。なんせ私以外にこの距離じゃ攻撃は届かないんですから――――どこかの誰かさんのせいでね?」

赤城「」

舞風(ッ……)


 赤城は何も言えなかった。今の彼女は一航戦(笑)であり、瑞鶴が見たら指さしながら腹を抱えて笑うぐらい無様な――――ただのKAKASHIですな、HAHAHA。

 流石の舞風も、これには何一つフォローができない。


夕立「あっ、そうか……もし向こうの人たちがみーんな同じぐらいの射程で撃てるなら、とっくに撃ってきてるっぽいね?」

霧島「そうです。一方的に殴りつけるのは戦術の基本ですから」

夕立「そっかー………………ぽい? じゃあなんで、霧島さんは撃たないの? 好きでしょ? ばんばん撃つの? ぽい? 調子悪いっぽい? 主に頭の?」

能代(馬鹿なのは貴女ァ!?)

北上(言い方ァ!?)

霧島「……貴女とは少し話し合う必要がありそうですが、それはさておき――――秋月以外は、私たちに攻撃する手段を持っていないと言いましたが、一人だけ例外がいます……ですね、北上?」

北上「………その点は大丈夫。きっちり警戒してますよー。能代、そっちはー?」

能代「警戒中ですが、その素振りもありません」

夕立「ぽい? 何の話っぽい?」

霧島「…………夕立? 貴方はここから彼女たちを攻撃するなら、どんな攻撃方法を?」

夕立「そりゃあ、魚雷っぽい! 狙い撃ちっぽい! 砲撃で誘導しなきゃいけないからまだ撃たないっぽいけど、もうちょっと近づけば………―――――――――――あ、そっか」

霧島(こ、この子は……!!)

北上(理解がおっせえ……っていうか理論が身に付いてない……!! ほとんど戦闘感覚だけで生きてんねー……うっざい!!)

舞風(夕立ちゃん……もっと勉強しようよ……ちょっと舞風としても、引く……)


 北上の内心の罵倒も納得である。
959 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/21(木) 00:09:47.38 ID:6uf+dME50

 そう――――魚雷である。つまり砲撃戦ではなく、雷撃戦。問題点は砲弾と比べて魚雷自体の速度は圧倒的に遅く、九三式魚雷でも速度は52ノット(約96km/h)。

 雷跡から攻撃を察知しやすく、またされやすいこともある。つまり魚雷というのは避けやすく、しかも当てづらいのだ。

 では欠陥兵器か? 成程、欠陥兵器であるが、使い方次第だ。利点はある。

 魚雷は艦砲のように間接射撃を必要としない兵器である、という絶対的な優位があった。それは砲撃と違い『点』の攻撃ではない、『線』の攻撃であるということだ。

 仮に敵艦隊が真っ直ぐにこちらへと向かってきているところへ、その進行ルートの射線と同一のラインに魚雷を発射する。敵は魚雷の進行方向の直線上に存在している。

 命中率が低いと言っても、それは避けたらの話だ。そして真っ直ぐにこちらへ向かってきている敵艦隊は、それを避けなければ、海流による逸れを考慮しない場合は『確実に命中』してしまう。

 つまり取舵か面舵を切って進路を変更しなければならないのだが、そこで砲撃の『点』の攻撃が生きてくる。敵をどちらに動かすか選べるのだ。避けた方向に砲撃を用意しておけばどうなるか?

 よしんば望む方向に誘導できなかったとしても、進路を変更する際に艦隊の速度は確実に落ちる。しかもそこから更に急激に方向転換することはできない。つまり確実な隙が生まれる。

 かと言って避けなければ雷撃の餌食となる。故にこそ丁字戦法―――別名T字作戦は一局面でしか発生しないものの、その局面を造り出せば圧倒的に戦術的に有利な状況にあると言えた。敵の選択を狭めていくのが戦術である。

 しかし――――霧島が先ほど例外と言ったのが、その雷跡をまるで察知させない、あるいはギリギリまでこちらに気づかせずに魚雷攻撃を敢行できる存在がある事だ。

 その一つが潜水艦。

 海の中に潜み、ひそかに近づいて魚雷を放つ。それによって発生する雷跡から潜水艦の位置を特定することができるが、それは潜水艦から放たれた魚雷をまずはどうにかできた場合の話だ。

 そしてもう一つが、阿武隈『改二』である。

 『小型潜水艇』からの魚雷発射を可能とする甲標的・甲を運用可能な軽巡洋艦として、一時は海軍を震撼させた。

 今でこそ阿武隈の姉に当たる由良改二もまた運用可能であるが、当時は水上機母艦・潜水艦を除く軽巡クラスでは、球磨型の北上・大井・木曾の三人しか運用できなかった兵器だ。

 北上と能代、そして舞風は、今それが自分たちの周囲に配置されていないかを警戒しているのだ。


夕立「うっかりしてたっぽい……うちの阿武隈さんはぽんこつだから忘れてたっぽい……あっちの阿武隈さんは違う阿武隈さんっぽい!」

能代「阿武隈さん……言われちゃってますよ……あ、うちの阿武隈さんですけど……今練度どれぐらいだったかな? 10だったかな? 15ぐらい? それに比べると、確かにあっちの阿武隈さんは立派だなあ……」

北上「おーおー、言われちゃってますよウチのあぶちゃんやーい。しっかし楽しみだねえ……阿武隈の改二とやるのは、この北上様も初めてですよ。いやはや立派立派、前線にもいなかったよー。大発動艇とか積めちゃうってんだから凄いよねー、ちぇっ」


 そうですね。立派です。立派なカリ高キョコーンを根元まで受け入れちゃう立派な膣を持ったオンナですよ。しかも七段変化できる!

 ―――まあおっぱいは駆逐艦並で、一部の駆逐艦からすればそれ未満なんですけどねハハッ。


阿武隈(…………あたし的にすっごく頭に来ること言われた気がする。なんか喋ってる子たちがいるな……北上さんと、能代さん……それと、夕立ちゃん?)


 おおっとナレーションさんの有難いお言葉をどうやらあぶちゃんは北上と能代、そして夕立が悪口言ってると勘違いしたようです。

 ちらりと三人を遠目で盗み見る阿武隈。さて、犯人はどちらなのでしょうねえ。


北上(? 阿武隈がこっち見てる? おーい、今日はヨロシクねー! 痺れる演習になると良いねー、その上であたしが勝つけどね、ハッハッハ)

能代(! こちらを見て……先ほどまでは新興の鎮守府と、正直侮りましたが……負けませんよ、阿武隈さん!)

夕立(ぽい! 阿武隈さんがこっち見てるっぽい! 今日の演習、とっても楽しみにして多っぽい! 先頭にいる五月雨にもよろしくっぽーい! 艦隊の仲間としては妹をよろしくっぽーい! ぽーい!)


 北上は軽くいつものポーカーフェイスで、能代はしっかりと微笑みながら、夕立はぽにゃっと満面の笑みで、各々が簡易的な敬礼のポーズを取る。

 演習相手へ敬意を表し、尋常に正々堂々と戦おうという意味を持つ、軽い挨拶のようなものだ。

 だがその動作を見て、阿武隈は戦慄した。



阿武隈(――――揺 れ た? たったあれだけの、動作で……?)



 能代と夕立の胸がだ。縦にだ。横にじゃない。縦にだ。そんな乳があるのかと阿武隈は戦慄していた。

 千代田以外にもあんな乳があるのか? あっていいのか?

 そしてそれを、阿武隈はあからさまな挑発と受け取った。だって聞こえてきたのはおっぱいの悪口で、それでおっぱい揺らしてくるとかもう戦争であった。


阿武隈(ンンンンンンンン……!! ――――――あなたたちか! ヘラヘラ笑いました!! あなたたちだぁ!!)


 特濃の殺意を乗せて阿武隈も返礼した。そう――――阿武隈のタゲは決まった。能代である。
960 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/21(木) 00:13:42.84 ID:6uf+dME50

 夕立は『元々誰が引き受けるかが決まっている』故にこの場では見逃さざるを得なかったが――――能代は別だ。

 そもそも阿武隈が次に相手をする予定だったので好都合と言えば好都合である。


北上(! おお……! いい戦意! でも向けられているのはあたしじゃない? 夕立……いや、能代のほう? ちぇっ、つれないなー)

夕立(ぽ………ぽいぃ〜〜〜♥ すっごぉい……♥ 五月雨とも遊びたいっぽいけどぉ、阿武隈さんも断然楽しそうっぽいぃ♥)

能代(ッ!? わ、私を……? 僅か2とはいえ、練度が下回っている私の方が与しやすいと見ましたか……? いえ、ですがそれでは夕立ちゃんは………!?

   ――――もしそうなら、侮られたものですね……成程、侮られるというのはこれほどまでに頭に来ることだと、意趣返しですか……面白い!!)


 いいえ、違います。そして練度は北上が82、能代は80。

 バスト的な意味では差は2どころか桁そのものが違いすぎるんだなHAHAHAHA。(クレイジーアメリカンホームドラマ風)

 北上は不満そうに唇を尖らせ、能代は眼光鋭く阿武隈を睨み返しながら薄く笑った。

 夕立はトリップ中だ。うっとり。のけぞり過ぎてその表情は阿武隈からは見えていない。つまり、


阿武隈(ンンンンンン……!! わ、嘲笑(わら)った!? 今あの子――――能代!! あからさまに私を嘲笑しましたぁ!?

    最新鋭だからって! 阿賀野型だからって!? ちょっとおっぱい大きいだけのくせに! 残念なだらし姉がいる子のくせにぃ!!)

能代(あ、なんだろ。この人、いま阿賀野姉をハンデみたいな扱いしたわ。絶対したわ。ど許せぬ案件だわこれは)


 かくして互いに闘志を燃え上がらせる阿武隈と能代である。傍らの北上はひたすらに不満そうであった。夕立はまだビクンビクンしていた。


霧島「――――挨拶は終わりましたか? 戦況分析の続き、よろしくて?」


 喝を入れるような、怒気を孕んだ霧島の声に、夕立の意識は遥か彼方から帰還した。


霧島「さて、問題の阿武隈さんの甲標的ですが……向こうには千代田さんがいます。

   ……千代田さんは既に空母に改装されてはいますが、元は水上機母艦――――当然、甲標的の運用の心得はあるでしょう。

   扱い方はその僚艦たる阿武隈さんへしかと伝授されている筈……」

北上「……まー、阿武隈は改二になってから運用可能になる仕様だもんね。でもあっちには千代田がいる。

   みっちり教えられてたとしたら――――あたし以上にうまく甲標的使えるかもしれんねえ」


 ――――この考察については、残念ながら霧島と北上の推論は外れていた。無理もないことである。

 何せこの千代田は一日で水上機母艦から軽空母に改装されたド変態ポリテロフィリアモドキである。

 霧島にせよ北上にせよ夢にも思わない。知ったらきっと眼鏡が割れるし別の意味で痺れるだろう。

 誰だってそー思う。ナレーションさんだってそー思う。

 まあ、ある意味では魚雷(意味深)の方の扱いにかけては、君のところの艦隊の誰よりも上手ですけどねえ、ウフフ。


千代田(私ごと艦隊の仲間をすっごく罵倒された気がする!! 不愉快だわ!! 罵倒するなら五月雨だけにして!!)

五月雨(? なんだろう、千代田さんが蔑んだ目で私を……―――――――――――見てるぅ♥)

千代田(こ、この野郎……ときめていやがるわ……!! お、恐ろしい!)


 悍ましいんだよなあ。

 さておき、非処女艦隊と処女艦隊という戦いの構図であるが、悲しいことに経験こそあれどその経験が意味深な方では意味がない。悲しいけどこれ、戦闘なのよね。
961 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/02/21(木) 00:14:48.55 ID:6uf+dME50
※さて、ぼちぼち行きましょか。やっぱ久々の戦闘描写はイイ……ドリフん時以来だ。疲れるけど書いてて楽しい。週末辺りにお会いしましょー
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/21(木) 00:24:02.14 ID:JB5v4ExIo
おつでーす
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/28(木) 03:38:21.86 ID:6e5epRH30
どうしたーマジカルチンポマーン!?応答しろマジチン?マジチーーーーン!!


やめて!マジカルチンポの特殊能力で、卵子に精子を撃ち込まれたら、子宮と繋がってる舞風の精神まで燃え尽きちゃう!

お願い、孕まないで舞風!あんたが今ここで堕ちたら、赤城さんや北上との約束はどうなっちゃうの? 卵子はまだ残ってる。ここを耐えれば、マジカルチンポに勝てるんだから!

次回、「舞風堕ちる」。デュエルスタンバイ!
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/31(日) 23:48:32.85 ID:TkMTNP+0O
保守
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 10:28:35.81 ID:jklO37II0
保守です。
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 03:08:45.51 ID:eP2PsINgO
保守
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 10:01:03.73 ID:XeZfoVMb0
ほしゅ
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/13(土) 23:23:02.21 ID:hOyavSmn0
保守
969 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:32:31.22 ID:seKsjOnh0

【ちょっとだけマジカルチ○ポ吹雪提督 〜ほっぽちゃんがママになるお話〜】


吹雪提督「おっ、北方マ〇コちゃん、略してほっぽじゃんか。二か月ぶりだな。セックスごっこしようぜ、おまえ膣穴な!」


 いつものように単艦、もとい単チ○ポで北方海域を散歩していた提督は、ほっぽちゃんにタゲを集中した。

 中島だって磯野にこんな露骨なホモセックスの誘い方はしない。


ほっぽ「イノチ……オイテケッッッ!!」

吹雪提督「なにぃ? イソノ、ヤキュウシヨウゼ?」


 まだ初潮の来てないほっぽは、二年ほど前にこの吹雪提督とエンカウント、訳も分からぬままに犯されまくり、それを性行為だと知らぬ無垢な精神のままでイキ狂わせられた。

 肉体的にも心的にも外傷はなかったものの、ほっぽはその日からずっと寝ても覚めてもあのいびつな単装砲を股間に備えた男のことで頭がいっぱいになった。

 そして胸が苦しくなる。己の小さな胸の内側が狭まる様な『軋み』を感じるのだ。

 あの男のことを考えると、胸が苦しい。

 締め付けられるようだ。


ほっぽ「―――――アノオトコハ、ワタシヲ『コケ』ニシタッ!!」


 沈めることだってできたはずなのに、よくわからない主砲を股間に抜き差しされて、結局ほっぽを生かして帰した。ところでこれは「イかして帰した」というダブルミーニングでって馬鹿野郎。

 ほっぽはそれを屈辱だと決めた。感じたのではなく、そう決めつけたのだ。

 胸がきしきしと音を立てるのは、あの男が憎いからだと結論付けた。それは恋なのだが絶対に自覚させてはならない。

 いいな、絶対にだ―――――――だってそっちの方がナレーションさんが面白いからだファーーーーwwww。


 それからというもの己の領海たる北方海域から飛び出すことが増えた。

 目的はもちろん、標的はもちろん、憎い怨敵――――吹雪提督である。


吹雪提督「相変わらずすっげー締まるねおまえの。ガキそのものの見た目の癖に、尻とか太腿とか肉付きいいし、何よりイイ穴持ってるよおまえ。末は高級ソープ嬢か金持ちのイロってところか?」

ほっぽ「ゴ、ゴンナヤヅニッ♥ ナンデッ、ワダジヲッ、シズメナイッ♥ ナンデッ、ゴンナッ、ミジメデッ、カナシイギモヂニッ、ザセルッ……♥」


 そして取っつかまってじっくりと膣内の具合を味わわれるまでがテンプレであった。
970 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:33:03.55 ID:seKsjOnh0

 ほっぽは一生懸命に膣を締め付けるようになった。ほっぽにはよくわからなかったが、この提督はほっぽの股間にある穴に固執していて、出逢って負ける度に提督はその主砲をねじ込んでくる。

 ほっぽは自分の股座にある穴を不思議に思っていた。おしっこをするところからやや下にある、よくわからない穴。

 触るとどこかふわふわした気持ちになる。穴だから何か装備を入れられるかと思いきや、姉たちには「ソコハ、大事ナトコロダカラ、アマリ触ルノハ、ヨクナイ」とたしなめられる。

 だからほっぽは膣内をいっぱいに締め付けて動きを止めてやろう、あわよくば引きちぎってやろうとしているのだ。チ〇ポに媚びてないのに媚びる結果に陥っているという愉快な喜劇である。


吹雪提督「あー、あったけ……チ〇ポとけそ……深海棲艦とはいえガキはガキだな。子供体温してやがる……しかも一丁前にマ〇コ締め付けやがって……俺のチ〇ポ千切る気か?」

ほっぽ(チ、チ○ポ? チ〇ポ………ハッ!? 『チ○砲』ッテイウノカ、コノ主砲ハ……私ノ穴ハ、マ〇コ……ウウン、穴ガアイテルカラ、『マ〇孔』トイウンダナ……)


 wwwwwwwwwww


ほっぽ「……ソ、ソウダ! オマエノチ○砲ヲ、ワタシノマ〇孔デ千切ッテヤルゾッ♥ ソシタラ、コノチ○砲ハ、ほっぽノダ!」

吹雪提督(なんて愛おしい馬鹿だろう……しかしこのシチュ………意外にもけっこうクるものあるんだけど)


 行き過ぎた無知シチュは腹筋を崩壊させる事態に繋がりかねない、ナレーションさん、おぼえた。

 もう処女喪失から二年になるが、ほっぽは未だに自分が性行為をされていることに気づいていない。

 ほっぽはこの提督によるセックスを、「主砲を己の体内に入れ、いつでも撃ち放ってほっぽの命を奪えるにもかかわらず、あえて抜き差しすることで私が死の恐怖に怯える様を楽しんでいるのだ」と思っている。アホの子は一周回ると天使になるってそれ一番言われてるから。

 「己の四肢から力が抜けて体温が上昇し、息が荒くなって興奮する上に、なにか「きちゃう」感じがするのは、謎の主砲の先端から出る白い謎の毒液の仕業」と信じて疑っていない。

 飛行場棲姫は二年間、ほっぽに真実を告げられぬままであった。言えるか馬鹿野郎。

 なんせ飛行場棲姫はリベンジにかこつけてむしろ吹雪提督にレイプされるために月五ぐらいの頻度でマジカルチ〇ポ鎮守府に単独襲撃をかけるド淫乱だからだ。

 部下の前ではクールぶって「オマエタチハ足手マトイヨ……アノ男トハ、ワタシガケリヲツケルワ……」などと勇壮っぷりを見せつける一方で、提督と二人きりになった途端「アア、コレッ♥ 一週間ブリッ……♥ コレ、コレガ欲シカッタノ……♥」などとトロンとした目でチ〇ポを愛情たっぷりフェラでしゃぶり出すのだ。わあ、結末にどんな悲劇が待ち受けるのかナレーションさんワクワクしてきたゾ。

 ほっぽがこの行為の真実を知ったら、オネエチャンと慕ってくれるほっぽの瞳に軽蔑の光が宿るのはかなりの高確率でありえることだった。

 飛行場棲姫はほっぽにとって「あの憎い提督から幾度となく屈辱的な目に遭わされても、決して吹雪提督を殺すことを諦めずに立ち向かうカッコイイお姉ちゃん」なのだ。そら真実知ったら掌クルーである。

 
ほっぽ「ニ、ニグイッ! ニクイッ♥ オマエガ、ニクイッ♥ コ、コロセッ! ナンデ、コロサナイッ♥ ワ、ダジニッ、ナニヲジダァアアアッ!♥!!♥?」

吹雪提督(ナニをしてるんだけど、教えてやった方がいいのかしら。でも回数重ねる度に具合よくなってるし、うーん―――――現状維持しよう。そっちの方がきっと面白いことになる)


 エロい事に関する選択はほぼ正解を直勘的に感じ取ることに長ける吹雪提督、今日もその勘は冴えに冴えわたっていた。うふふ素敵。
971 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:33:34.88 ID:seKsjOnh0

 この吹雪提督の勘は、数か月後に的中。

 ほっぽと飛行場棲姫の襲撃がダブルブッキングする悲劇が起こり、纏めて捕らえられた二人は姉妹丼風にサンドイッチされて交互に犯されるのだ。


ほっぽ「クゥッ! オ、オネエチャンヲ、イジメルナッ! ヤルナラワタシヲヤレッ!!」


 相変わらずセックスを命乞いする様を楽しもうとする悪趣味な行為だと思ってるほっぽは、飛行場棲姫の身代わりになろうとした。困るのは飛行場棲姫である。二重の意味でな。

 だってセックスしたいけど妹の前で「チ〇ポッ♥ チ〇ポモットォッ♥」といつもの調子で喘ぎ狂う訳にもいかないし、かと言ってほっぽを身代わりにしたら自分が楽しめない上に、妹を犯させて自分は無事なんて様は深海棲艦の世間体的に言っても最悪である。

 深海棲艦が世間体を気にするのかと言えば、気にする。特に身内では。そう、飛行場棲姫の配下の深海棲艦たちも総じてほっぽクラスに頭が香ばしい連中ばかりだったからだ。


飛行場棲姫「エッ………イ、イイノヨ、ホッポ? 私ガ、ヤリタ……ヤラレルカラ、ネ、ネッ?」

吹雪提督(ほーら面白い感じになった……ww)


 何かが違うものの、提督のチ○ポを姉妹で奪い合うという姉妹丼の構図のできあがりである。

 もちろん提督は、飛行場棲姫が実は吹雪提督にベタ惚れで、部下の手前「殺スッ!」などと口では言ってるものの下の口はいつだって「犯スッ♥ ムシロ犯シテッ♥」と受け入れ態勢バッチコイな淫乱女だということを知っている。

 提督はその内心では「やめて! 俺(のチ〇ポ)のために争わないでwwwwホッホーwwww」というフレーズの大合唱が鳴り響いており、笑うのを必死でこらえていた。


吹雪提督(笑いてえよぉーwwww 腹がいてえよぉーーーwwwwww ファーーーーwwww) 


 とっくにナレーションさんは愉悦極まって笑い転げながら実況してます。

 仮にそうなったとしたら、店側にせよ金持ち側にせよ絶対手放さないだろうね。

 毎度毎度吹雪提督が北方海域、ないしは近くの海域を通ると、ほっぽちゃんがリベンジマッチを仕掛けに来るが、ことごとく返り討ちにされる。

 処女散らされてからもう二年以上になる。もはや現地妻が健気にマ〇コ差し出しに来るのと何ら変わらねえのだが、ほっぽちゃんは己の恋心に気づいていない。
972 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:34:17.24 ID:seKsjOnh0

 そして、来るべき日が来てしまった。


ほっぽ「!?(ド、毒液ヲ、喰ライスギタノカ……? オ、オ腹ガ、膨ランデキタゾ……)」


 オイオイオイ、孕んだわほっぽ。


ほっぽ(デ、デモ、大丈夫ダッ! オネエチャンモ、一年グライ前ニ、スッゴクオ腹ガオオキクナッタケド、十ヶ月グライデモトノオオキサニモドッタ……)


 ちゃんと年月カウントしてたんだねえ。ほっぽはかちこいねえ。ところで腹筋壊れそうなんだけどどうしてくれんの?

 深海棲艦共の姫級に対する性教育の拙さが問題として浮上した瞬間である。相談すべき教育委員会はない。海軍に相談だ。


大本営「無理っす」


 はーつっかえ。

 取り巻きの浮遊要塞ったら何やってんの? 文字通り浮いてるだけかよふわふわしやがって。


浮遊要塞「言イ訳シヨウモネエ」

ほっぽ(オネエチャンハ「カラダニ巡ッタ毒ヲ、オ腹ニ集メテ排出シタ」ッテイッテタ! スッゴク声ガ震エテテ、ナゼカほっぽト目ヲ合ワセテクレナカッタケド、ソウ言ッテタ! 「声ガ震エルノハスッゴク痛イカラダ」ッテ言ッテタ!)


 あのアマ、目を合わさなかったことについては言及してないようなのだがそれは。


ほっぽ(痛イノ、嫌ダナ………ほっぽノオ腹ガオオキクナッタノモ、キットソレダ……デ、デモ、痛イノナンカニ、ほっぽハ負ケナイ! ほっぽニモデキル!)

ほっぽ(提督メ! オマエノ生ッチョロイ毒ナンカニ、コノほっぽハ負ケナイゾ!)キリッ


 もう負けてんだよおめーは。初潮より先に妊娠しやがって。

 なお妊娠五ヶ月目である。


ほっぽ(トコロデ、最近オネエチャントズット一緒ニイル、アノ『チビスケ』ハ誰ダロウ? チョットほっぽニ似テル感ジ……妹カナ?)


 血のつながりはどーか知らんが、立場的には君の姪だよ。(無慈悲な囁き)

 こうなればもうごまかしようはなく、お腹の大きさが六〜八ヶ月に入り隠し切れなくなってきたころ、ほっぽは異変に気付く。


ほっぽ(ム、ムネノ、サキッチョカラ、ナ、何カ、白イ液体ガ……!)

ほっぽ(マ、マサカ、コレハ―――――!)


 ほっぽが、ついに真実へ――――。



ほっぽ(提督ニ出サレタ、毒液!!)



 コポォwwwwwwwwwwそう来るかwwwwww


ほっぽ(ツ、ツイニ、アイツニ出サレタ毒ヲ、身体ノ外ニ出スコトガデキタゾ!!)


 いてえよぉおおwwww腹がいてえよぉおおおwwwww思わずハート様めいて人の無様を見ると性格が豹変して愉悦部に入部しちまうよぉおおおwwww





 唐突に残酷で愉快な真実を知ることになるのである。

 【タイムリミット迫る】飛行場棲姫へのほっぽの信頼終了のお知らせ【あと五ヶ月】
973 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:34:49.40 ID:seKsjOnh0

 そして五ヶ月後であった――――。


ほっぽ「ガエゼェエエエ! ガエゼヨォオオオ!!」


 半狂乱になってマジカルチ〇ポ鎮守府に向かって進撃するほっぽは現在妊娠十ヶ月目、胸も小振りながらすっかり膨らみ、以前よりも勢いよく母乳を噴出するようになっていた。

 ほっぽは当初こそそれを毒液の排出だと思っていたが、絞っても絞っても痛いばかり。それにお腹のふくらみは大きくなる一方であった。

 いつ陣痛が始まってもおかしくない時期であり、防衛を司る艦娘達はそのお腹の中の子を慮り、砲口を向けることはできなかった。

 深海側の特殊ギミック解除である……卑劣な!(強弁)

 そのギミックにより艦娘達は全力を出せないこともあったが、ガン泣き状態で襲撃をかけたほっぽは傍目にもドン引きするくらい悲痛な表情であり、しかも恐ろしく強かった。

 無慈悲に砲撃するのは神通ぐらいだ。陣痛だけにな。海の上では「例え提督のお子を宿していようと敵である以上は嬲り殺しですねえ」ってな具合に血も涙もない殺戮マシーン、一方、提督の前ではいつだって情婦の神通=サンである。チ○ポの竿を舐めながら右手で睾丸を弄り、左手で亀頭への刺激も忘れないその手つきは絶対精液搾り取る旗艦であった。伊達に二水戦の頭張ってねえぜ。

 そんな神通でも流石に単艦ではほっぽの猛攻は止められず、防衛線はあっさり突破された。ガチで殴り合えばともかく、今のほっぽはただひたすらに障害を押しのけて提督を目指すだけの破城槌と化していた。

 今までにない奮闘っぷりを見せつけ、艦娘に捕らえられることなく、とうとう提督の執務室までたどり着く。なお流石に艦娘達もほっぽの取り巻きまでは素通りさせる気は微塵もなく、容赦なく海の底へ沈めたもよう。


ほっぽ「ほっぽノ処女膜、ガエゼェエエエエエ!!!!」

吹雪提督「処女膜ぅ……? ああ、おまえのアレな……く、く、くく……」


吹雪提督「く、くく………食っちまったよぅ……!! すっげえ美味かったぜぇ……おまえの初めて!! ゲェハハハハ! ゲハハハハハハ!!!」


 うーんこの外道ムーブ。


吹雪提督「初卵子も受精卵にして、マジカル着床術で妊娠させてやったっけなぁ!!(無慈悲)」


 ハハハ、この、こやつめ、確信犯かよ。犯だけにヤッちゃったぜってか。アホめ。めちゃすこ。


ほっぽ「テ、テ……デイドクゥウウウウウウ!!!」

吹雪提督「お迎え棒入りまーす(^^)」


 今、ほっぽの絶対に――――本当に絶対に――――負けられない戦いが始まる―――――!!
974 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:36:26.26 ID:seKsjOnh0

【マジカルチ○ポ吹雪提督外伝〜ほっぽ陥落後編〜】


 ごくまれに慢心無くした吹雪提督は、しかし真面目にどう頑張っても残酷な魔性のチ〇ポである。


吹雪提督「――――いくぞ深海棲艦。危険日排卵マ〇コの貯蔵は十分か?」


 窓辺からやがてイキ過ぎぃ! な感じで迸る熱いペ○スで処女膜をブチ破りつつケッコンする約束を裏切り、無防備卵子を無責任着床させて輝く提督よ神話になれってなもんよ。


戦艦棲姫(笑エネェエエエエ!! 今日ハマジデ危険日ナンダヨォオオオオオオ!!)


 軍属にせよスポーツ選手にせよ、生理調整用の低用量ピルを使う。出撃時に生理で万全に戦えませんでしたとか笑えんだろ。

 でも深海棲艦たちは保険適用外な存在だからピルが買えないのだわ。あ、ここ笑うところね。

 数で圧倒する深海棲艦故にとって、吹雪提督はいつだって天敵である。

 なんせ自らの艦娘へは「孕ませちゃったら出撃させられないしマズいよね」とビミョーにヘタレた理性が無意識にマジカルペッサリーを形成させるが、


提督「ポケ○ンマスター気分でハメ倒せるわー」


 深海棲艦にはまるで働かないというガバッぷりである。そもそも海の上を平然と走っておるぞこ奴。

 特に【女の子の日】が来ている深海棲艦にとっては、別の意味でド危険であった。戦力的な意味では長期的に見れば充実するのだろうが、戦争やってる最中に産休や育児休暇とか笑えない話である。しかも敵の子。

 吹雪提督に孕まされた深海棲艦、戦艦棲姫は見事に戦艦妊姫となった。

 他のエリ艦フラ艦たちも、軒並み懐妊……改二ならぬ改妊モードである。

 日々大きくなっていくお腹を摩りながら人類圏のベビー用品店を集中的に襲い、ベビー用品を奪いつつも胎教に関する本を熟読し、オフの日にはリラクゼーション効果の高い音楽に耳を傾けながら吹雪提督に復讐を誓う日々を送っているのだがもはやツッコミどころしかない。


戦艦妊姫「ククク、コノ生マレタ子ガ育チ、ヤガテ父デアル貴様ヲ殺スダロウ、フフフ……ア、動イタ。元気イッパイデチュネ、パパニ似タノカナ、フフ……ナンテ名前ニシヨウカナ……♪」


 いかん。可愛いが不憫だ。


ヲ級改妊(戦艦妊姫サマ、ココノトコロ、スッカリ穏ヤカニ……ヲ顔ガ優シクナッタヲ……ア、私ノ子供モ、ヲ腹蹴ッテル……ヲッヲッ♪)

イ級「ナンデアイツ、私タチニハ見向キモシナインダロウ」

ロ級「察シロ」

ハ級「私ラ、人型ジャナイシ」

イ級「デモホラ、装甲ヲ……コレヲ脱ゲバ――――」ズボッ



イ級「フゥ……チョット子供ッポイ容姿ダケド、結構自分デモイケテルッテ思ウノヨネ」

ロ級「ヤメロ。ソレハ超S級ノ秘匿事項ダ。人類ドモニ……自分達デ言ウノモナンダガ、コノトッテモ趣味ノ悪イゲテモノ装甲ノ内側ニ、美少女ガ潜ンデイルトイウノハ、隠シ通サネバナラナイ」ズボッ

ハ級「ソウダ、特ニ、アノ変態民族ニポーン人ニハナ……日本? アレハ素晴ラシイ国ダ。ナンセワタシタチトマトモニ海戦シテクレルカラナ。一緒ニシテハイケナイ。ナノニアノ『マジカルチ○ポ鎮守府』ノ奴ラトキタラ……』



ハ級「アイツラマジヤベーッテ。ナンデモカンデモ擬人化シヤガッテ。アイツラッテバ、マジデ未来ニ生キテルヨ」

イ級「ソ、ソレモソウダナ……私ラアンマリ強クナイシ、鹵獲サレテ人型ダッテバレタラ、アノ変態ニポーン人ノコトダ。私ラニ何ガ何デモエロイコトシヨウトスルニ違イナイ」

ロ級「ソウダ。ゼッタイ秘密ダ。鹵獲、モトイ拉致監禁サレテ、実験ヤラ試験ヤラト称シテ、コノロリボディヲ性欲ノハケ口ニサレテシマウ」

ハ級「ウン、ソウダ、内緒ダ」



吹雪提督「聞ぃ〜たぁ〜ぞぉ〜〜〜〜〜〜〜……そして見たぞぉぉおおおおおお」



イ・ロ・ハ級「」
975 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:38:20.14 ID:seKsjOnh0

吹雪提督「俺の黄金の遺伝子よぉおおおおお!! このマジカルなチ○ポを伝ってぇええええ!!

     届けぇ!! 届けぇ! 精子よ届けぇええええ!! 美女・美少女・美幼女問わず無防備処女宮へと!

     君のやらしい子宮へとォ!! 滾れェエエエエエエエエエ!!」ズボッビュッ、ズボッビュッ、ズボッビュビュビュ




イ・ロ・ハ級「「「アヘェエエエエエエエエエエエエ♥」」」

提督「ところで、あー、チビ深海棲艦どもさぁ……おまえらって体温メチャ低いけど、中はむしろ人よりやや熱めなのな? 40度ぐらいあんぞこれ。うわ、めっちゃ熱……なんか新鮮っつーか刺激ツエーな」

イ級「ダ、ダッテ、海ノ中、冷タイシ……ワ、ワタシタチハ、コウイウカラダノ造リニ、ナッテ、ンァアアアッ♥ ウ、動クナァッ♥」

提督「よく言うぜ、熱っちい膣肉キュウキュウ言わせてやがる癖によ。なんだ、このこなれた娼婦みてえなマ○コ? うねうねぐじゅぐじゅして、メチャクチャ子宮降りてきてんじゃんか」

ロ級「ショ、ショレハッ、ショレハァッ♥ オ、オマエガッ、コンナ、イ、イヤラシイコト、スルカラァッ♥」

提督「あーすっげ……ち○ぽ溶けそう……そのくせひんやりした肌すっげえきめ細かくて触り心地いいな。ん? ちょっとヌラヌラした汗でてんぞ?」


 美少女の気配を察した提督のちょっとしたマジカルチ○ポ連結システムの応用により、空間を跳躍した提督――――その光速の三連突き(特濃射精付き)により、実は美少女が装甲内部に潜んでいるイ級・ロ級・ハ級は全員が「イキュゥウウウウ♥」となって孕んだ。ワザマエ。

 そしてモニタ向こう側の住人にもそれがとうとうバレてしまった。深海勢を解禁した時に安価がどうなってしまうのかが見ものである。

 なお生まれる子供が全員艦娘となるとは夢にも思っていないもよう。赤城の幼生を生んだ空母棲姫は悲惨である。

 深海に王が生まれた。

 後に『ゴッドハンド』と呼ばれる五人の深海棲艦と人類(提督)の合いの子――――深海棲艦の王族である。


赤城(幼生)「私は空腹です。馳走(ボーキ)を用意せい」


 通称『暴姫(ボーキ)』、赤城棲姫の爆誕である。そのまま膣奥に籠っていてくれないか!? あっ!? 膣奥って陸奥に似てる! そら火遊び楽しいわな! せやろ!?

 かくして「戦争やってる場合じゃねえ」と育児休暇的な停戦により、日本はつかの間の平和を甘受することとなる。日本はね。ニポーン? 修羅の国だよ相変わらずね。

 艦娘保有国たる日本とドンパチやってられないので、その近くて遠いお国を攻め始めた深海棲艦の軍勢。具体名は避けよう。

 なんでも独自の精神病を潜在的に患ってるのが国民の九割九分を占めるという土民国家らしい。世界中から嫌われてるから深海棲艦としても攻めやすいとか。

 イ級らを始めとする深海棲艦の下っ端が群れを成して侵攻開始し、金目のものを色々奪ってみたが、案の定どこの国からも文句は出なかった。そこの国を除いて。国? 国ってなんだったっけ? 村のこと? 

 日本にも救援要請があったらしいが、あくまでも「らしい」だ。日本は特定の国家に対しては鎖国状態に入ったため、そんな公式記録はありませんねえ。イアンプ(イアン・ソープランドの略)のようにな。


 ところで生まれた子たちは意外に常識人な深海棲艦たちに「子供ニ罪ハ無イ」と大事に育てられる。

 すくすく成長した彼女たちは深海棲艦たちと対話による理解を深め、人類との融和のために頑張っていくのだ。ところでこの時期には土民国家が干上がっていたので、もはや日本との戦争再開か融和かしか選択肢がなかったとも言える。


赤城(成体)「でもあのマジカルチ〇ポは殺しましょう。母をヤリ捨てし、多くの深海棲艦をヤリ捨てし、認知もしないままにおめおめと生き延びて言語道断なハーレムを築くあの男だけは」

空母棲姫「ヤメテ!? アンナンデモ、貴女ノオ父サンヨ!」

赤城(成体)「嫌です。やめてくださいお母さん。あんなのが私の遺伝子提供元だとは思いたくない……!」

空母棲姫「イイエ、貴女ハアノ人ノ子ヨ! ダッテ貴女ニモ、トッテモ『マジカル』ナオマ〇コガ――――」

赤城(成体)「やめろっつってんだろ(震え声)」
976 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:40:47.74 ID:seKsjOnh0

 かくして深海棲艦の勢力はガタガタだ。そのガタガタする音は寝具がギシギシと軋む音に似ている。


 北方水姫が北方妊姫(ポコポコ孕んで派手に破水)に。

 吹雪提督評は「特に感想ってほど感想はねえ。だってすぐ孕んで安定期までお預けだもの。まあその分、次に犯るときの間隔があるからセックスが新鮮」と、安定期に入るまでは不可侵という意外な紳士っぷりが判明するのだが、紳士とは何だったんだろう。狼少年的な立ち位置にある吹雪提督であった。


 離島棲鬼が離島妊鬼(アクメ失神)に。

 吹雪提督評では「コイツすぐイキやがるおもしれーwwwww」とのこと。自分よりもはるかに速くイく女を犯すのは楽しかろう? 実際面白いんだこれが。

 入れたまんまで動かないでいるとうぞうぞ絡みついてきてな。こっちの首に手を回してキス強請ってくる感じなのよ。もーそのまま抱きしめてるだけでもイイし、どちゃくそに腰振って犯すのもサイコー。


 港湾棲姫が肛マ〇妊姫(どっちも調教済みの意)に。

 吹雪提督評では「イラマさせづれえ。あのツノ邪魔。仰向けに寝かせて強制喉イラマはかなりイイ。つーかその欠点さしおいてもあいつフェラがクッソうめえ。あんな不便な手のせいか、他のところが上手に使えるようになったのかねえ?(愉悦)」とのこと。もう笑うしかねえ。


 飛行場棲姫が卑行場妊姫(ド淫乱)に。

 吹雪提督評では「一回目以降は定期的にやってきては奉仕して帰ってく。マジチ〇ポに弱いわアイツ(ダブルミーニング)」とかかなり冷静な評価がむしろ残酷である。


 重巡棲姫は従順性器(とても欲望に正直)というひでえ字面に。

 吹雪提督評では「左のツノが長めだから、しゃぶらせながら上手い角度で引っ張ると歯磨きフェラが頗る。飛行場棲姫の対抗馬ってところか」とのこと。性器とは口マ〇コのことらしい。悪魔かこいつは。そら妊姫になれませんわー。ファーwwww


 泊地棲姫が白恥妊姫(ガンギマリ)になった。

 吹雪提督評では「こいつやたら精液飲みたがるんだよな。最初は膣内射精嫌がってんのかと思ったら、ひたすら精液フェチなだけだった。なんか全身ドロドロになるまでブッかけられると俺が達してくれた証に包まれてる感じで達成感パナイんだと。ぶっかけも膣内射精も大好きで正直引くわー」とのこと。どんな変態でもコイツにだけは引かれたくないと思う。


 泊地水鬼は白恥破水姫(また孕んだ)になった。

 「もう飛べないって? トべよぉおおおおおおお!!」と彼女を幾度となく絶頂という名の空へフェラウェーイwwwwさせるようです。心なしか嬉しそうな泊地水鬼は吹雪提督に一目惚れ勢だった。


 南方戦棲姫が淫行戦妊姫(超絶テク)に。

 吹雪提督評では「騎乗位がやべえ。マジ上手い。あの勝ち誇ったツラが地味にイラッとして気にくわないが、本気出してイカせてやった時の達成感がイイね! あと五十鈴っぽい!」とのこと。


 中間棲姫が中出妊姫(精液狂い)というもはや原型が残っていない名前のアヘ状態に。

 空母棲姫がそのまんま空母妊姫になったり。

 吹雪提督曰く「耳元で「慢心」って呟くと面白いぐらい怯えた顔して雌啼きする。かなりイイわ」らしいですよ。卑のカタマリとなって自分が沈んでしまうんですね分かります。


 リコリス棲姫はシコ膣性器というもはや文字数しか合ってない風評被害に遭う。

 吹雪提督評は「膣襞うねうねぐねぐねで、口では嫌がってても膣肉がチ○ポの形に合わせて隙間なくみっちり締め付けてくるやらしーモン持ってる。具合の悦びっぷりから強がってるのバレバレで、陵辱のスパイスにしかならねえ。いいね。良い味付けだ。定期的に使いたいから孕ませんどこ……」とのことでマジカルペッサリー無双。リコリスは泣いていい。


 護衛棲姫は午眠妊姫に。

 吹雪提督曰く「ヤッてると程なくして失神して、その時の記憶無くすんだよねコイツ。あって犯すたびに処女喪失したと勘違いして毎回いろんなバリエーションで泣くんだわ。とっくに非処女なのにな。面白い」


 もはや棲鬼っていうか性器だし、棲姫っていうよりは泡姫だな。しかもコアな性癖の。

 港湾。 こうわん。 こーわん。 わんこ。 ワンコ。 ○ンコ。

 なんであえてそこの文字を伏せた! 言え!


 マ○コ。


 すりかえるためですか!


 マとワを――――すり替えておくためさ!(集中線) 輪姦することをマワすと呼ぶぐらいだからマとワは互換性があるんだ。(説得力追加投下)

 だから白露型は淫乱だ。

 そうさ……いつもの謎の――――説得力さ!(集中線)

 だから港湾棲姫はマ○コ性器だ。ダブルミーニングだ。いつものだ。
977 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:43:11.75 ID:seKsjOnh0

 だけどね、そんなゴリ押しする必要もなく彼女たちを性の奴隷に堕としちゃう、魔法の説得力があるんだよ。

 棲姫って「せいき」って読むよね。

 棲姫⇒せいき⇒性器。おわかりいただけただろうか。それともまだおわかりいただけないのだろうか。


吹雪提督「おっ、戦艦マ〇コやんけ! ハメたろ!」

戦艦性器(棲姫)「」


 この男の頭の中には何もない。チ〇ポに脳味噌があるからだ。いや、むしろ脳味噌がチ○ポだ。

 海綿体と海馬という、その名に共に海を有するが故にこそ謎の説得力を適応させられるという訳よ、フフフ。だんだん苦しくなってきたぞフフフ。馬鹿じゃねえのこいつフフフ。

 さて、女とあらば『同意がなくったって同意にして食っちまうんだぜ』な吹雪提督だが、実はかなりお気に入りの深海棲艦がいる。


吹雪提督「卑の……カタマリとなって……(快楽の海に)沈んでしまえ……!」←例のポーズキメながら

空母棲姫「オ、オマエノセイデ! 私ハイヤラシイ痴女キャラニサレ、んぅぅううううううっ♥」


 空母棲姫であった。 赤城と加賀のマ〇コのいいとこどりみたいな膣内形状をしている空母棲姫は、己のキメ台詞を極悪に改変された台詞を吐かれながら犯される。

 しかもその全てを全国ネット配信されている。有料だ。海外に拠点作ってAV会社立ち上げてやがるこの野郎。

 もちろんモザイク無し、ゴム無し膣内射精でお掃除フェラまで強制される。

 真に迫る悔しげな表情での上目遣いフェラに定評があり、恐ろしい人気を博しているのだが――――ごめんなさいね、演技じゃないんですよこれ。

 吹雪提督はこんなんだから海軍内でおっそろしく評判が悪いが、一般からのウケは悪くない。

 だって誰も提督だなんて思ってないもの。シコリティの高いAVを配信する監督兼男優だと思われてるし、そもそも出演する子は艦娘コスの一般人だと思われてるし、空母棲姫も深海棲艦コスのAV嬢だと思われていた。

 なお女優の本名は誰も知らない。当たり前だ。本当の艦娘や深海棲艦だなんて誰も思ってない。知ってるのは海軍でも上層部だけだ。そして上層部の中でもこのAVのファンがいるのだからもう大本営はダメかもわからんね。

 さておき、吹雪提督が青葉らに命じて撮影させる、これらの深海棲艦凌辱動画は、物凄くクォリティの高いレイプ雌堕ち動画だと思われている。残当であった。

 主演女優は誰も彼もが極上の外見に、精度の高いコスチュームに、リアルな艤装や砲火のCGは実写さながらだ。AVにあまり興味のない一般ユーザーや女性ユーザーも視聴するほどのド迫力である。


 ――――実写だよ。本物の深海棲艦だしマジで海の上で戦ってるからね。


 海面に立ち、野生の肉食獣のような躍動感溢れる戦いっぷりを見せる吹雪提督の白熱のアクションは、さながら芸術の域にまで高めた武を振るう武人の如き洗練された所作である。


 ――――もちろんはめ込みCG合成だと思われている。海面に立てる人間なんて、人類はジョー〇ターの血族ぐらいしか知らない。ツェペリ? ああ、滅んだよあいつら。ブリテンのようにな。そういう運命にあるんだあいつら。


 提督に敗北し、はだけた胸元を押さえながら「クッ……殺セ!」という定番ながらも王道の台詞チョイスセンス、その際の声質や表情、真に迫る空母棲姫に扮する女優の演技力は高い評価を受けている。


 ――――なんせ演技じゃないからね。素でその台詞チョイスしたからね。迫真じゃなくて真実だからね。本物の空母棲姫だからね? 本物の空母棲姫の性器だからね?


 服をむしり取られる際の抵抗や、暴かれた色彩のない肢体、その胸の先に浮かぶ見事なピンク色の鮮やかさは思わず生唾を飲むほどに美しい。

 それを提督の無遠慮な視線でなぞり弄ばれる際の羞恥に染まる肌や、悔し気な顔のシコリティの高さ。


 ――――だから演技じゃねえんだよ。聞けよ。ナレーションさんの声を聞けよ。崇めろよ。拝めよ。奉れよ。いあいあって言えよ。


 惜しむらくはレイプなのに挿入されるとどんどん演技力が削り取られ、女の本能剥き出しにチ〇ポに夢中になるところである。


 ――――それがまたいいという視聴者もいるが、くどいようだが演技じゃないんだよ聞けよ。マジでチ○ポに堕とされてんだよ。相手がマジカルチ○ポとはいえ本気でレイプで感じちゃうって悲惨なんだぞっておい聞けっつってんだろ。いつだってナレーションさんはおまえの耳元にいるぞ。


 だって動画の前半では、息を呑むほどの臨場感に溢れる海戦シーンがあり、濡れ場となるや深海棲艦がドン引きするほど抵抗してるのに、チ〇ポ入れられた途端にメス顔さらすんだから「あ、なんだAVか」と目の肥えた人ほど騙される。

 が、「でも……なんか真に迫る感じがあって、すごく興奮するなこれ……」と生唾ゴクリなのだ。マジカルチ〇ポの神髄、此処にあり。

 そのせいで本物レイプ動画だと認識されないのは幸か不幸か。多分幸である。ガチモンだとバレたら特定班が動き出し、身バレするのも時間の問題である。


 「レイプされてあそこまで感じる女はいねーべwwwまあルックスいいしハメられるまでの流れがマジで本気の抵抗っぽくて最高だし、なによりハメてるところ超エロいからいいんだけど、画竜点睛を欠くっつーか(ry」などと玄人めいた評論家気取りがしばしば掲示板に感想を書くものの、マジカルチ〇ポゆえに起こっている現象であり、本当にレイプされてるんだよ。強制和姦にされてるだけで。誰か助けたげなさい。

 「散々膣内射精されたあと、破かれた服の残骸で胸元隠して、精液溢れてる股間をぼろ切れみたいになった服で押さえながら、よろよろと水平線に消えていくシーン、なんか物哀しいようですっげえエロくね?」とかフェチい視聴者もいる。性癖のミックスパイである。

 「オッパイもマ〇コもメチャクチャ綺麗だな。こなれてないっつーか、女優さんもなんか世間ズレしてねっつーか、遊んでない感じっつーか、ついこないだまで処女だったみたいな」―――この視聴者を呼べ。慧眼だ。
978 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:46:06.84 ID:seKsjOnh0

 今日もネット掲示板では「神動画キタコレ」「顧客が本当に求めていたもの」「ブッキーさんの新作AVやっぱいいわ^〜」「チ〇ポ入れられた瞬間の、一瞬何をされてるか理解できない表情から一瞬で泣き出す寸前になる変化がぐうシコ」

 「つーかクーボ・セーキちゃん、相変わらずすっげー体。そのくせサイボーグめいた作り物っぽさがないのがポイント高いよね。めっちゃ肌白。どこの国籍の外人さんかな?」

 「あの乳は本物。シリコンなんかじゃねえ。揉まれてる時の動画見た? アレだけでヌケるわ」「監督さん相変わらず早いのなwww汁すっげえ多いしwwwwんで抜かず10発とかwwwwバッケモンだコイツwwww」などと盛り上がっている。

 「十人分の汁男優兼本番AV男優も兼ね、しかも監督とかどんだけのマルチプレイヤーよ」

 「ところでブルーレイの特典映像見た? クーボ・セーキちゃんの膣内構造大辞典に解説映像と、膣内断面図付きの全編映像入ってんぞ。チ〇ポハメてる時のウネウネ具合とかマジで目に毒。はめ込みCGだろうけど、すっげえシコいぜ」

 「ですよね。俺はもうこの特典映像でしか抜けなくなりました。子宮に精液が流れ込んでくところがホントエロくてさあ……」

 「情報だけは先に聞いててな。リアル断面図とか人類には早すぎると思っていたが、実際に見て人類始まったなって思ったわ」

 「マジだ……なにこれ卑猥……男優がイくのに合わせて完全に搾り取る動きしてやがrうっ」

 「ヌキながら書き込んでんじゃねーよカスgうっ」


 すいません、それはめ込みじゃなくてガチで透視してる断面図なんですよ。特製デュアルレンズのカメラで通常の映像と断面図映像のダブル撮影ができるというスグレモノで、明石さんの巧みのお仕事が光ります。産毛の一本すら生えていない女性器にブチ込まれてるところを超接写で晒され、何度も何度も膣内射精をキメられてイくの我慢するが無駄なあがきである。

 むしろ耐えれば耐えるだけどんどん雌の本能が掻き立てられる様を見せつける結果となり「おいおい、あの女優ガチで感じてやがるぜ」と謎の玄人集団が生唾呑み込んで「あの女優、天性の淫乱だわ」と淫乱女認定される。

 たまに人間の姿に擬態して陸上偵察を行う深海棲艦勢であったが、空母棲姫は更に変装までしなければならなくなったという。一度、そのまま人間形態で陸地に潜入したら、一般人にまで「あの人ってホラ、この動画の……」みたいにニタニタした目で見られてしまったという。

 ナレーションは実況が楽しくて片腹大激痛の一方で酒が超うめえwwwwやめられないとまらないwwwwやっぱブッキー提督の実況がいっちゃん楽しいわ。

 そう――――高度にハッテンしたチ○ポは魔法と区別がつかないのである。確か高名な作家が……確かえすえ……SM的な芸風だった筈……そう、彼がそう言ってた気がする。

 うろ覚えだが大体合ってる筈だ。嘘じゃない。多分だから嘘ではないし個人名は出してないから名誉棄損には当たらない。トラストミー・読者。フォーギブミー・エロい人。

 エムがエフだった気もするが『ム』と『フ』をすり替えておけば問題あるまい。続けて読むとムフとなってなんだかとてもあ○゛ち充っぽいところも素敵だ。


吹雪提督「超優秀なカメラマン兼、ハメ・愛人(ラマン)」


 おもんない!


青葉「や、やくしょく、どおりっ♥ い、いっぱい、撮りまふぃたっ♥ だ、だからっ、こ、今夜は、ず、ずっと、あ、あおばをっ♥」

吹雪提督「いいよー。一晩中楽しもう」

青葉「や、やったぁ! きょーしゅくですっ♥ あ、あのっ、が、ガサもっ、お手伝いしてくれましたからその、い、一緒にっ♥」

吹雪提督「好きにしろ。そもチケット使うならシチュも人数も可能な限り融通してやんよ」

衣笠「っ………♥」モジモジ

青葉「っ、あ、ああっ♥ も、もう青葉、じっとしてられないよぉっ……司令官、は、早く、早く、青葉とガサにぃっ……♥」


吹雪提督「スティッキィ・フィンガーズ」


 提督はズボンのジッパーをおろした。ボロン。

 【青葉は】ジャーナリストとしての魂をチ〇ポに売る【いつも通り】

 青葉は提督の悪趣味AV風配信の撮影報酬として、そのほとんどで『提督との夜明けの珈琲カード-ALLTIME(桜ホロ)』を要求する。

 このチケットを使うと提督をいつでもどこでも一晩独り占めにできる。というかセックスで好きなシチュで犯ってくれるというチケットである。参加する人数も提督が可能な限り要望を聞いてくれる。

 同じカードでもランクがあり、コモン・スーパーコモン・レア・スーパーレア・ホロ・スーパーホロ・SSホロ(通称桜ホロ)。

 カードを用いて提督を予約するわけだが、ブッキングした場合はより上位か、より価値が高くなるように多くのカードを提示した相手に権利が得られるという仕組みだ。

 なお各カードは5枚集めれば上位のカードに交換可能である。明石のアイテム屋は今日も大繁盛だ。吹雪提督のところの明石は超イイ性格をしていて、ナレーションさんお気に入りのゲッスである。明石様は本当に頭の良いお方。

 二人きりでのラブラブセックスを望む艦娘もいるが、こうして姉妹艦を呼んでの乱交パーティ風味での一夜を望むものも少なくない。一人だと身が持たない子も姉妹や仲の良い艦娘を呼ぶ傾向にある。

 吹雪提督旗下の艦娘にとっては喉から手が出るほど欲しいチケットである。特に「夜明けの珈琲」シリーズはコモンカードでも希少である。そう――――色々と種類があるのだ。

 「MVPのご褒美に間宮券? そんなのいいからチ〇ポカード出せよ!」って具合の。間宮は顔中をくしゃくしゃにして泣いていい。ここの間宮は恐らく全ルート内でもっとも不遇である。多分マミヤって言葉の響きが祟っている。間宮……どこまでも哀れな女よ。

 吹雪提督の身体は一つである。故にマジカルチ〇ポファンネルをひらめいたのだが、彼に気づかれてはならない。


五月雨提督「…………」


 体を増やせばいいんじゃないか、という発想に至ったこの男の存在を。
979 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:48:42.22 ID:seKsjOnh0

 バレたら吹雪提督はもちろん、他の提督も文字通り「殺してでも奪い取る」を選択するだろう。影分身は数ある固有奥義の中でもレアであり、類を見ないチートである。

 艦娘の多くは張り切る。表向きでは興味なさそうに振る舞ったり、提督を窘めようとする子や素直になれない子も、影では努力を怠らないのだ。

 努力ってなんだ? 努力は努力である。

 努力とは――――女の又に力を入れる行為のこと。

 そうだ。力を入れたい。出来れば♂迎え入れた状態で力入れたい。そうよね、だって気持ちいいもん!

 …………ど、努力だぁあああああ!(強弁)


 怒りとは何だ?

 女の又に心を奪われること。

 ……なんてこった、怒りってのは愛から生まれた言葉だったのか。(狂気)


 愛から女の又によって心を奪われると受けになってしまい、寝取られた女の又に心が宿って、「怒」りが芽生えるわけだな。


 



 かくして人生エンジョイしている吹雪提督であった。ナレーションさんの次にな。ナレーションさんは人生っつーか神生だけどな。真性? 誰だ今ナマ言った奴はワハハ。


 ――――前に出ろ。発狂させんぞ。


 なおこの後もメチャクチャほっぽは犯され、邪神の介入を疑うほど計ったようなタイミングで陣痛に見舞われた。神通もまたしぶしぶ花束以て「オメデトウゴザイマス」と深海勢も底冷えする深海弁でのご祝儀である。

 酷い邪神もいたもんですねえ。

 『マジカルお迎え棒』という世界中の小児科医が助走つけて跳躍し、ゲイボルグ風にメスをブン投げてダイナミック帝王切開してくるであろう、『母子ともに健康な出産成功率100%をお約束』という分かりやすい奥義に加え、明石という助産婦の手を借りて鎮守府で出産する破目になったのである。

 どうせ投げるならメスじゃなくて雌にして欲しいものです。

 以後、赤ん坊を胸に抱きながら「認知シロッテ、イッテルノ…………認知ィッ! オイテケ! 養育費オイテケッ!」と提督に親子関係肯定を迫ると共に婚姻届を突き出すようになり、紆余曲折を経てケッコンすることになるのは別の話。


 戦争終了――――深海棲艦の勝利である。


 これから人類は戦争にかかる軍費に加え、莫大な養育費をも捻出せねばならなくなったのだ。踏み倒すなんて人の道を外れたことはとてもできなかった。

 その背後には「おめーらが代わりに払ってくれよ。嫌か? 嫌ならおまえの母や妻や娘を俺のチ○ポの……」などと言語道断なことを抜かしながら股間の逸物をブルンブルンさせる酷い奴がいたという。

 前門の深海棲艦。

 肛門、もとい後門のチ○ポ。

 ―――――二方向しか塞がれてないのに八方塞がりな雰囲気だし、だけど三穴っぽい感じもするし、深海棲艦よりチ○ポの脅威度の方がヤバいという泣きたくなるような事態だった。

 これから人類はどうなってしまうのか……。

 それはまだ……混沌の中……。

 それが―――――マジカルチ〇ポ吹雪鎮守府!!




電提督「ちょっとあのロリのなんたるかが分からん愚物、もとい吹雪提督殺してくる。いや、性転換+若返りさせるか。あれほどの素体ならば、いいマジカルロリマ〇コになるだろうよ」

五月雨提督「おいばかやめろ」



【姦】

980 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/01(木) 23:53:36.23 ID:seKsjOnh0
※た、ただいま
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/02(金) 05:26:37.00 ID:BzYUG3ZQo
そこはただいま〇ことか言うと思った!
おかえりんこ
982 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/02(金) 23:48:22.68 ID:uG9TnOgn0
※大戦の最中、僅か七隻の艦娘でスリガオを突破し、レイテに蔓延る深海棲艦を火の海へ沈めた日本の艦隊があった。

 その名は、ニシムラセブン。

 因果を超え、誰一人欠けることなくレイテにて夜明け前を手に入れた彼女たちは、栄光を背に鎮守府母港へと帰港するのであった。


 出迎えたのはマジカルチ○ポ提督――――彼女たちまだ、本当のセックスを、知らない。



 即堕ちはまだしないと言ったな。

 アレは嘘だ。

 このスレ埋めがてらイクゾーーー!


>>983



983 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/08/02(金) 23:50:38.66 ID:croD9UuxO
黒潮
984 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/03(土) 00:01:48.01 ID:ZT826NX00
ヨーシ、黒潮だな


明日書こう。
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/03(土) 10:33:01.28 ID:M4a5qplco
もう顔面草塗れや
おかえり
986 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/03(土) 23:31:17.90 ID:ZT826NX00
※日付が変わるまでに書き終わるか微妙なので、先にこれだけ


http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1499006084/342-345

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1499006084/387-390


 君たちはこれを予め読んでおいても、読んでおかなくてもいい。(おさらい)
987 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 00:04:24.00 ID:Vji0zRdC0

【本日の即堕ち二コマ艦娘〜黒潮〜】


【before】


 黒潮は資材回収のための遠征に出ていた――――表向きは。

 その遠征の目的は、自身の第二改装。そう、待ちに待った改二である。


黒潮(親潮はん、驚くやろなあ)


 黒潮はとうとう改二となった。

 先日の陽炎、そして不知火に次ぐ、陽炎型では三番目となる改二実装である。

 そのお披露目は最愛の妹にして親友でもある――――親潮には内緒にしていた。


黒潮(気づいてくれるかなあ)


 艤装はともかく、制服にはさほど目に見えた変化はない。ただ、己の髪飾りだけはわかりやすく――――マスト型の髪留めに一新していた。

 再会した時を想い、少しだけ頬が熱くなり、とても胸の奥が温かくなった。きっと喜んでくれるだろう。

 彼女の事だ、大げさに恐縮しながら「光栄です」なんて言いそうな気もする。

 そんな想像をしながら足取りも軽く、無事に改二実装を終えた黒潮は、自室に続く寮の廊下を歩き――――。



黒潮(―――――――――、―――――――――――!)



 否、走っていた。



黒潮(なんや……なんや、ようわからんけど――――なんだか、知らんけど!!)



 知らんけど?



黒潮(むっちゃイヤな予感がする……!!)



 ――――君のように勘のいい駆逐艦は………好きだよ。

 もう手遅れだからね。

 最後の角を曲がれば、自室の玄関。そんな時だった。



 悍ましい声が廊下の向こうから漏れ聞こえた。







「ぬぃーーーっひっひっひ!! ぬぅぃいいいいいーーーーーっひっひっひひひひひ!!」






 信じられるかこれ、笑い声なんだぜ。
988 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 00:05:55.34 ID:Vji0zRdC0

「新たな同胞の誕生だぬい! 生まれたぬい! 生まれたぁあああああ!! NUWYYYYYYYYYY!!」


 ハンセンばりのぬいぬいポーズを決める謎の不審者……一体何炎型駆逐艦の何知火なんだ……?


「いいかも! うん……いいかも!! すっごくきもちよさそーです!!」


 最近オシャレに目覚めて可愛い水着姿を晒したこの子は、いつでもどこでも雪のように清らかでかわいいなあ。


「ええ、あれはたしかに気持ちいいわ! だけどハッキリ言って、妙高姉さんの憎悪の視線が最近怖いわ!! なんで!? こんなに気持ちいいんですよって報告してるだけなのに!!」


 煽んなや。


「はぁ……フツーに考えればそんなこと言われたら怒るに決まってるじゃん? 怒る怒る。あたし? あたしは………あい・あむ・フツー」


 フツーの子は万能な名器持ってないんですよ。ましてその年齢で。


「不通なんてとんでもないわ! これを見て!(明石さん謹製の隠しカメラの映像をタブレットからお届け) 姉さんったらもう提督をXX回も射精に導いたわ! いい締まりをしているのよ!」


 上手いこと言ったつもりかデカマラ好き。


「なんと……司令を、この短時間で!? それほどの手練手管を既に……きゃつめ、色事に天稟があるようだな……!!」


 お前は一体どういうポジなの? 提督を説得しに行ってすぐにチ○ポ堕ちした分際で?


「仮にも姉に向かってきゃつとはなんですか、きゃつとは……まあ私は胸やアナルも使えるので、もっと早く提督をお導きできますけど」


 何気に自分の武器を理解し始め、内心では姉妹たちに少し優越感を感じている子がいた。その胸部装甲は豊満であった。


「はー、羨ましいこって。このたにかz……げふんげふん、あ、わ……わ、私は、胸ちっちゃいからさ……体つきも貧相で、そういうのできねえけど……提督のやつ、そういうの恥ずかしがるところが、カワイイって、言うんだもんよ……変わりモンだぁね」


 丁改という改装を経てとみにメス臭い体つきになったせいで、誰も見たくないどころか『とんでもねえ、待ってたんだ(ニタリ)』と言われてハイエースされることしばしばな江戸っ子は、自分の一人称で詰まる意外な可愛らしさを見せていた。


「何を言いますか。胸の質量の多寡が性行為における絶対的な優位ではない。それを教えてくれたのは司令ではありませんか。貴女もそれを体に教え込まれたのでしょう? かく言うこののわk……わ、私もですが」


 提督からパクった虎徹を片手に襲撃かけた子ではあるが、今では立派な肉奴隷。そしてその僚艦もまた肉奴隷。


「あははー、そうだね。あたしも昔はちょこっとそれを気にしてたんだけど、恥ずかしがって隠そうとする仕草や表情がカワイイって、それに誰よりも上手に俺の上で踊れるまいかz……あ、あたしは素敵だって、そ、そんな風に褒めてもらえてからは自信ついちゃったよー」


 何故なら彼女もまた特別な肉奴隷だからです。


「そうじゃねえ……うちは逆におっきいのがちぃとコンプレックスじゃったんだけど……う、うちの胸、提督さんが……ああんもう、提督さんのえっちぃ……♥」


 ほぼ洗脳めいた思考誘導による初体験ではあったものの、今ではもう遠い昔の思い出なのだろう。あのーちつー、どこまでもー、エロかったー。


 ――――かくして。

 茶色い紙袋を被った、とても見慣れた制服に身を包む謎の宗教団体が部屋の前に陣取っていた。信望する神はきっとマーラの化身か何かだろう。

 イヤンイヤンと体をくねらせていたり、タブレットの映像に大興奮してたり、ぬいぬいと叫んでいたり、とてもフレッシュだ。

 紙袋をかぶっているからプライバシーは完全に保護されているという寸法よ。


黒潮(誰が誰だか丸わかりやっちゅーねん……!!)


 特定の何かを信仰しているからといって差別したがる人間は世の中には多い。そういうの良くないってナイアルラt……ナレーションさんは思うんです(><)

 だから『赤い線の入った黒い多面体』を拾った人は、それを覗き込んでみてください。望むものを見せてあげましょう。ナレーションさんを信じて!(∴)
989 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 00:11:47.20 ID:Vji0zRdC0

黒潮(――――おどれらとは今日限りで縁を切ったる……!!)


 むしろ今までよく見捨てずにいたと深く感心するが、残念無念――――今日から姉妹としてより深く縁が結ばれたりするんだよなあ――――同じ竿的な意味で。


「このあきg……オークラせんせーもついさっきまで処女だったような気がしていたが、そんなことはなかったよ! 時系列がおかしいような気がするけれど、にゃん娘コスでラブチュッチュだった!」


 このナレーションさんもこのどっかのオークラせんせーの処女喪失は時系列的にこの後だった気もするがそんなことはなかったぜ!(お墨付き)


「はははは! やった! やったぞ!! また同胞が増えた!! 新たなる嵐の到来だぁーーーーッ! さあハゲ! 火を灯せぇ!!」


 なんでこの子だけ紙袋以外はキャストオフ全裸なの? ピンク色の意外なほど女を主張する乳首がたまらんですね。君もそう思うだろう、ハゲ?


「ハゲじゃありませんはg……とにかく、これであと少しですね」


 はg……謎の○炎型駆逐艦の?番艦が手に持っているのは、十九本の蝋燭が立つ蝋台(メノラー)。

 本数は恐らく、陽炎型駆逐艦十九姉妹をそれぞれ表しているのだろう。

 十九本中、十四本に火が灯っている。


黒潮「―――――? ……!?」


 黒潮は、気づいた。

 ――――実装されている陽炎型駆逐艦は現在十七隻。

 五番艦たる早潮、そして六番艦たる夏潮は未だ海域で発見されていない。

 そこに今、はぎかz……謎の痴女が、十五本目の蝋燭に火を灯そうとしていた。

 蝋燭の数が、姉妹の数を示しているとすれば。



 ――――灯った火は、何の暗示か。

 



黒潮「―――――ッ! 仕置きはあとや!! おどれら、そこをどきくされェ!! ぶちころがすぞォ!?」




 怒声を通り超え、もはや猿叫にも近しい喝破に、謎のナントカ炎型姉妹たちは、



(((((こわぁい)))))



 モーセの十戒にある海の如くに道を開けた。
990 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 00:24:22.01 ID:Vji0zRdC0

【after】


 弾かれた砲丸のような勢いで黒潮が飛び込んだ自室――――大切な一人の妹とシェアしている、大切な場所。

 その寝室には淫靡にして世の汚猥を全て詰め込んだかのような光景が広がっている。

 清らかな体と心を持つ黒潮にとって、それはあまりにも冒涜的だった。


「っあ♥ んぶっ、んぐっ、んじゅる……ちゅぴ、ちゅぱ……じゅるっ、るろぉ……♥」


 やあお帰り。君の妹のカラダの具合は最高だよ――――爽やかに白い歯を輝かせて屑(クズ)が謳う。


 力なく仰向けにベッドに横たわる『誰か』の股座を押し広げ、粘っこい音を立てながら剛直を出し入れさせながら。


 改二実装が終わったんだね。とても大人っぽくなったな黒潮――――『誰か』を犯しながら、男は言う。


 卑猥な水音が聞こえる。その音の中には、黒潮が聞いたこともない――――だが聞き覚えのある面影を残した、甘い雌の声が混じっていた。

 唖然とベッドルームの入り口に立ち尽くす黒潮の視界の中で、『誰か』の白く長い脚が、男の腰の動きに合わせてかくかくと揺れていた。


 顔の見えない『誰か』の股座は、すでに何度も吐き出されたのであろう精液が、男根が抜き差しされる度にどぷどぷと音を立ててあふれ出していた――――精と混ざって桜色になった、彼女が純潔であった証と共に。

 ベッドの隅には、くしゃくしゃに丸めて捨てられるゴミ屑のように放り出された、誰かの『黒い』下着。

 黒潮自身や、そして姉たちとお揃いの黒いベストと、姉妹では唯一お揃いの、『青い』リボンも脱ぎ散らかされており。

 その傍らには―――――お揃いにしてもらった『マスト型』の髪留め。
 


「あ………ぁ、あ………」



 黒潮は悟った。悟りたくなかった。

 本当は部屋に入る前からわかっていた。わかりたくなかった。

 だけど、全ては遅かったのだ。全てつかみ損ねた、と。



 ――――親潮が輪姦されていた。



 睦み合いと呼ぶには傍若無人。

 されど凌辱と呼ぶには――――その喘ぎ声はあまりにも淫蕩に過ぎていた。

 とても信じられないことだったが、黒潮には、親潮が望んでそれを受け入れているようにも見えた。



 お口の具合も最高だな。知ってるかい黒潮、この子最初っからこんなに下品なフェラができたんだよ――――これまた爽やかに白い歯を輝かせて当然のように分身している塵(ゴミ)が謳う。


 白い喉元を惜しげもなく晒しながら膣の快楽に喘ぐ親潮の口に、分身したもう一人の提督が肉茎を押し込んでいた。仰向けイラマである。

 あどけなさの残る親潮の鼻先に陰嚢を叩き付けるようにして、腰を前後させていた。

 あんなにも叩きつけられるように喉奥を突かれて、親潮は苦しくないのだろうか、と―――黒潮のぐちゃぐちゃになった思考の端に、そんな的外れな疑問が浮かんだ。

 黒潮の視点からは、その表情はうかがえない。だが、提督の体の陰でちらちらと見え隠れする親潮の口元では、桜色の舌が小刻みに肉竿を這うように動いていた。



「お、おやし、お……はん?」



 恐る恐る一歩を踏み出し、声をかける。

 だが親潮に反応はない。ただ一心不乱に男根をしゃぶり、膣を締め付けて雌の声を上げる。
991 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 01:38:39.06 ID:Vji0zRdC0

 更に一歩、もう一歩と親潮に近づくと、次第にその様子が、輪郭が、彼女がどんな表情をしているかまで、見て取れるようになった―――そんな折だ。


「んっ、んぶぅっ♥ んぶ、じゅ……♥ ん、ん、んんんんーーーーーーッ♥」


 親潮を犯す二人の提督の腰が小刻みに身震いすると、親潮の体がひときわ大きく震え、足の指先が張り詰めた。


 ――――ふう。ちゃんとコッチがイくのに合わせてイケるようになっちゃったなあ、親潮?

 ――――ほとんど意識ないだろうにな。それでもしっかりチ○ポの世話はしてくれるんだから、大したもんだよ。


 足が止まった黒潮は茫然としたまま、二人の提督がそう口にするのを聞いていた。

 目の前にある出来事が、まるで現実のようで現実味がない。


 ――――さあ、親潮。黒潮にオンナになったところをよく見てもらおうっか。


 そう言うと提督は親潮の体を持ち上げ、その股を大きく左右に開かせる。動力のなくなった人形のような親潮の体は、されるがままにぐったりとしていた。

 陽炎型姉妹の中でも、比較的女性的な成長が著しい親潮の体―――成熟した女性のそれには及ばぬものの、メリハリのあるしなやかな体つきをしていることは、入浴時の機会に黒潮も何度もお目にかかっていた。


『親潮はんは女らしい体つきしとるねえ、張りのある黒髪にぃ、真っ白い肌ぁ〜……ぐへへ〜、お嬢ちゃんいくらや〜〜〜おいちゃんは金持ちやで〜〜〜なんちゃって』


 そんな風に悪ふざけして胸や尻を揉むと、顔を真っ赤にした親潮が『だ、駄目ですよ、黒潮さん』と柳眉を上げて嗜めるように叱って来た。

 自分にはない張りと、ボリュームのある柔らかさを備えた肉の感触に『親潮はんをヨメに貰う旦那はんは幸せ者やなぁ〜』と、更に悪ふざけして、更に怒られたこと――――。


『もう、黒潮さんったら……でも、黒潮さんの艶々の黒髪や、透き通るように白い肌も、同じ女の子としては羨ましいですよ』


 そんな言葉の反撃を受けて、不覚にも赤面してしまったこと。

 何故か、そんなことを思い出した。


 ――――あんまり親潮が気持ち良かったもんだから、ちょっと無理させちゃったよ。二十回以上膣内に射精しちゃった。

 ――――でもほら、見てみろよコレ。エッロいだろ?


 そんな言葉が、黒潮の意識を現実へと引き戻す。先ほどまで膣内に射精された精液が、ぱっくりと口を開き切った桜色の膣口からどんどん流れ出てきた。

 提督が前述したとおり、ほとんど意識がないのだろう。焦点の合わない胡乱な瞳に、荒い吐息。

 それでも夢見心地のままで、男根が未だ『そこ』にあるかのように舌を伸ばしては蠢かせ、膣襞をぴくぴくと痙攣させている。意識のあるうちに散々に仕込まれたことが伺える。


 ――――すごいだろ? ここまで仕込むのに一時間もかからなかったんだ。

 ――――えっちの才能あるねえ、親潮。聞こえてる? 聞こえてないかあ。


 その証左とばかりに、親潮のザーメンまみれの口元も、精にまみれた膣口も、未だそこに男根があるかのように媚びた動きをしてみせた。

 情欲に乱れ切った肌は桜色に染まり、ところどころに精液が飛び散っている。

 御揃いの黒髪にも。しっとりと吸い付くような柔肌にも。半ば渇いて固まり、張り付いている痕跡もあった。何時間犯されたら、こんなにも大量の精液が渇いて上書きされるのだろうか。

 かつて黒潮が悪ふざけして触った胸と尻にも、雫のように精液が飛び散っている。

 黒潮が知らないのは、その顔だ。


 見たことのない『女として』の親潮の顔。


 その姿に、黒潮は――――酷く感情が揺さぶられた。きっとその感情は、怒りでなくてはならないのだろう。

 だけど、黒潮の心に到来するそれは、もっと悍ましいものだった。


992 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 01:41:29.95 ID:Vji0zRdC0

 その感情を自覚するか否か、そんな絶妙なタイミングのことだった。


 どうしたんだい、黒潮? ひょっとして妹に先を越されてショックなのかな――――じゃあ、君も混ぜてあげよう。


 その声は、黒潮の耳元から響いた。


「ッ――――あっ!?」


 ドン、と力強く前へと突き飛ばされる。空白になった意識の中で、黒潮は言語化できないままに理解した。提督は、二人だけじゃなかった。三人目、あるいはもっと――――この部屋にいる。

 ベッドの縁に膝を取られ、黒潮の体はそのまま親潮の腹に飛び込むように倒れた。


「…………ぁ、あ…………?」


 その衝撃のためか、親潮の胡乱な瞳に、光が灯る。親潮と目が合った黒潮は、何一つ自分が悪いことをしていないのに、酷い罪悪感に襲われた。見てはいけないものを見てしまったような、そんな気分だった。

 硬直する黒潮の体。その背後から提督がのしかかり、黒潮のスカートをまくり上げる。下着をずるりと――――何故か脱がされる時、とても粘着質な音がした。


 ――――なんだ、もうこんなに濡れてるのか。じゃあ、前戯はいらないか?

 ――――ああ、待ちきれないみたいだしな。すぐにブチこんであげよう。


 その言葉で、黒潮は初めて自覚した。抵抗することも忘れて――――抵抗しない理由を、察して。


 ああ、そうか――――うちは。


 罪悪感の正体はそれだった。


 ――――うちは、御揃いになりたいんや。


 犯され、穢され、何度も何度も絶頂させられ、法悦の極致にその身を溺れさせたであろう親潮の姿を見て、黒潮は提督に対して怒りを示すべきだと思った。

 倫理観としては何も間違っていない。だが、黒潮の本音の部分は。


 ――――羨ましかった。妬ましかった。


 自分の方が姉なのに、より女性らしい性格と体を持つ、この親潮の事が。

 そんな親潮が自分に頼ってくれると、暗い優越感を覚えた。そんな自分に何度も何度も自己嫌悪を抱いた。

 同じ女だから? 同じ姉妹だから?

 それもある。だけど、本質的なところで似通っているこの二人は、きっと互いに気づいていた。

 同じ男の事が、好きなんだと。


 ――――だけど、そういう汚い感情もひっくるめて、うちは親潮はんの事が好きだった。


 姉妹として。友人として。だから。


 ――――こんなのは駄目や。


 もう理性が僅かしか残っていないけれど、無駄なことかもしれないけれど。

 それでも、背後から己の貞操を奪おうとする相手に対しどんな思いを抱いていようと、姉として友人として、ささやかでも抵抗を示さねばならないと、ぎゅっとこぶしを握り締め――――。
993 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 01:58:04.02 ID:Vji0zRdC0


「黒潮、さん……」


 その拳が、誰あろう目の前の妹――――親潮によって包み込むように握りしめられた。


「私も――――」


 私『も』――――後背位で、処女を捧げたんですよ。


「っ…………あ」

  ・ ・ ・
 「お揃いですね」と微笑みながら、親潮は手を伸ばし――――黒潮の髪飾りに、指が触れた。

 お揃いの、髪飾りに。

 優しく。

 愛おしげに。

 そして、僅かな嫉妬を滲ませて。


「っ、あ………あっ、ぐっ、ぁ……」


 ぶつり、と己の内側で何かがはじける痛みと共に、黒潮の視界が涙でにじんだ。握りしめた拳は、もう力が入らなかった。

 その直前に見えた親潮の表情は美しく、黒潮には一瞬だけ、在りし日の面影が戻ったように見えた。



……
………
994 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 02:01:49.15 ID:Vji0zRdC0
………
……





http://www.youtube.com/watch?v=dQJtpMqf5Jk


 ―――――ところで提督のチ○ポはマジカルなのさ。知ってた? 知らない? 覚えてない? ほんとぉ?

 じゃあ思い出させてやるぜ!!


黒潮「んほぉぉおおおおおっ♥ おっ♥ おぉおっ♥」

親潮「あははっ……♥ 黒潮さん、こんなに舌出して……やっぱり、まるでサカりのついたわんちゃんみたいに喘ぐんですね…………あむ」

黒潮「ッ、ひっ、いっ、イッ、あっ♥ おや、しおっ、はんっ……らめ、らめぇっ♥ うちの、ちくびぃ……♥」

親潮「――――あは、黒潮さんかわいい。司令のチ○ポ、気持ちいいでしょう……? もっと夢中にさせてあげますね」


 バックで犯される黒潮が舌を出しながら喘ぎ狂う様を、黒潮と体を重ねるような体勢で下から覗き込みながら、親潮は黒潮の淡い色合いの乳首にあむあむと吸い付いた。

 赤ん坊が母乳をねだってすいつくような、先ほど提督に奉仕していた時とは比べものにならないほど稚拙なものであったが、既にイキッぱなしの黒潮にはたまらない。

 更に提督が親潮の攻勢に合わせて子宮孔をコツコツとリズミカルに突き上げるものだから、黒潮が思わずアヘ潮になってしまうのも是非もないよネ!


提督「おおーい、二人して盛り上がってないで提督たちのチ○ポ可愛がってくれよぅ。親潮の大好きなチ○ポありますよー。待ってる間に黒潮のマ〇コを使わせてやってくれよぉー、なぁー、頼むよぉー」


 黒潮を背後からずっぷしする提督以外にも、影分身した提督たちがベッドを取り囲んでいる。整理券付きで最後尾の看板を掲げる提督までいる。軽く十五人待ちぐらいであった。

 信じられるか? こいつら全員黒潮待ちなんだぜ。何回犯すつもりだ。


親潮「も、もう……勝手に使っちゃメッ、です。今は黒潮さんの番でしょう? ちゃんと黒潮さんを可愛がってくれないと、困ります。私と同じでずっと黒潮さんだって、本当は待ってたんですからね」

黒潮「か、勝手に、ひとのお○こ……ぉっ♥ ちゅ、つかうっ、つかわないっ、はなしっ、すなやぁっ……ぁんっ、んんんんぅ〜〜〜〜〜ッ♥」

親潮「もう、イッちゃってるくせに、そんな憎まれ口……知ってるんですよ、黒潮さん。

   ――――毎晩オナニーしてたじゃないですか? 司令はん、司令はぁん……って切なそうにつぶやきながら……最後の方はおんおんと獣みたいに喘いでましたよ?」

黒潮「」


 【西軍・小早川殿!】 黒潮の心境 【う、裏切りーーーーーッ!】


提督「何ィ!? ひょっとして黒潮、おまえ俺のこと好きなのかァ!?」

黒潮「な、な、な」

親潮「もう……やっぱり気づいてなかったんですね、司令…………はい。私も黒潮さんも、司令の事をお慕いしていますよ。だから―――」


 親潮は年不相応な淫蕩さと、年相応な乙女の、相反する矛盾した魅力を内包させた笑みを浮かべながら、


親潮「末永く可愛がってくださいね―――――黒潮さんと私、お揃いで」

提督「がってん!! だがお揃いならお揃いにしてやらねえとな!!」

提督獣「OK! ブチコムゥ!」

提督ガイア「オルテガ! マッシュ! 二人にジェットストリームチ○ポをかけるぞ!!」

提督オルテガ「おっふ」

提督マッシュ「ぬふぅ」


 ただの二穴である。


黒潮「あっ、がっ♥ じ、じぬっ♥ イキじぬぅうううううううっ♥」

親潮「死ぬときは一緒ですよ、黒潮さ、んんんんんんんんんんんんっ♥」


 二人は潮キュア。
995 : ◆gBmENbmfgY [saga]:2019/08/04(日) 02:08:23.39 ID:Vji0zRdC0
※十九本の蝋燭が立つ蝋台(メノラー)に、新たな火が灯った……。

 残る蝋燭は三本――――まあ実装されてない早潮と夏潮を除けば実質一本なんだけど――――是非もないよネ!!

 残る一本……いったい何炎なんだろう……。

 なおこの即堕ち時空は本編には(恐らく)影響のないものであり、この即堕ち時空に登場する謎の○炎型駆逐艦の制服を着たフレッシュな宗教団体およびその新人入狂者の人格や性癖といったキャラ付けが本編登場時に反映されることは(多分)御座いません。

 そしてこのSSに登場する人物は全員がX8歳以上だと断言しておこう。(Xが1とは言ってないし0じゃないとも言ってないが2という可能性はねーぞ?)

 トラストミー。嘘はついてない。嘘なんかつかなくても人は騙せるんだぞう。

 さておき、半端にスレが残ったのでオマケだ。

 
 ―――幕末の世。

 最狂と謳われた伝説の早抜き師、人呼んで『見抜き早漏斎』という男がいた。(口にするのも悍ましいという感じに関係者は語る)

 明治の世になってから、好みの女人を見かけるとそれとはなしに近づき、すれ違いざまに一閃―――ぶっかけて走り去っていくというおぞましい辻抜きの性犯罪者であったという。

 『雌かける精の気持ちいい』という、彼が中二病さながらの頭脳で独自に考案した見抜き術・卑天見抜き流の奥義だ。文法がおかしい。

 ポークビッツを取り出し、マスカキから射精に至るまでの一連の動作、その間、わずか1秒!

 なお彼は後に特に何かの偉業を残したわけでもなく、初犯にして程なくして捕縛された。うっわショボ。


ジェーン「どういうことなのかしら、ボブ?」

ボブ「簡単なことさ、ジェーン。つまりは射精ほど、彼の足は早くなかった……という話さ」

ジェーン「まあ、下品ねボブったら。でも……貴方よりは遅かったかもしれないわよ、ボブ?」

ボブ「おいおいジェーン、あんまり傷つくことを言わないでおくれよぉ。今夜は頑張るからサ!」


 HAHAHAHA!(アメリカンホームドラマ風)

 彼は筋骨隆々としたホモ臭い警官にハァハァ言われながら押さえ付けられながらも、必死で叫んだ。


『犯してないでござる、犯してないでござるぅ! ああ!? 獣めいた吐息が拙者の耳に!? 耳に! やべろぉ!? 舐めるなぁ!?

 なんで背後からカチャカチャと焦ってズボン脱ごうとしてるかのような音が聞こえるんでござるか!?

 拙者より遥かに立派なのが尻に! ああ! 尻にぃんほぉぉおおおおおお!! めざめりゅぅうううう♥』


 うんまあ犯してはいないね。確かにそうなんだけどもちろん誤用であり御用であった。二重の意味で。フタエノキワミアーーーー。犯してないけど犯していて、犯してないけど犯されたのだ。

 かくして早漏斎は初犯にして終身刑。なんせ獄中生活1日目にしてその生涯を終えたからな。斬新極まる終身刑だ。まっこと見事な変態であった。

 ――――享年28歳。不犯(おかさず)の誓いを破らぬ童貞であったという。だが非処女だったらしい。

 彼の死因は近年まで謎に包まれていた。

 『獄中でマスカキしすぎて栄養失調』とか

 『壁に空いた穴が女性器に見えてきて突っ込んだらもちろんただの穴でとなりの部屋にいたホモ囚人にチ○ポ噛み切られて失血死』とか。

 『ホモ臭い刑務官にケツを掘られて失血死』とか。

 『彼の尻が忘れられなかった警官が獄まで詰め寄りアッーーーーで失血死』

 ……など、とにかく失血死が主流論であった。

 他にも多くの憶測が精子のように飛び交っていたが、解析班が心底イヤそうにしぶしぶ調査した結果、意外な事実が判明――――ショック死であることが判明した。

 刑務官が『おい早漏斎。おまえが見抜きしてぶっかけた奴な――――女装した男だぞ』とバラしたことが原因であったという。


 HAHAHAHA!!(アメリカンホームドラマ風)

 完。


 『膣一文字』のチャラ楽チャラ之助や『オナニー犯臭』の卑乃森中出しさんや『雌・即・チ○ポ』の臭い亀頭はじめちゃんが出てくるまで書きたかったが、よく考えると埋めネタとはいえここは艦これスレだったしめんどくさくなってきたから即堕ち抜刀斎だ。

 ヒワイ・エキベンスタイル・雌をお取り寄せだ。リクエストだけ取っておく。

 堕ちろってんだよ!


 >>997
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 02:10:02.02 ID:CzyhMFBLO
那珂
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 02:10:08.08 ID:gFulqnmWO
伊勢改二が別欄になってるの気になるから選んでみる
無効なら陽炎で
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 02:10:26.60 ID:nXL0HBP+O
羽黒
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 02:12:39.31 ID:cZt6o9trO
能代
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 02:12:41.20 ID:91aOhQh7o
>>1000なら舞風がマジカルマンコになる
1001 :1001 :Over 1000 Thread
                   、..:ヽ::.i::::i:::..:/::,                  .:.:.:.: .
                 、:.:.'.;.:.}:.|:.:.|:.:/:.:.:./             .: : : : :::... 、::::::v:.....:v...     .0::。::゚..
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       ∴∵。o∞o.。三三二:::.:*::::二三三 . ...::*:::*..... *   .::::8 ::::::::::::::ー-::ヽx※::.:::.::※*::::/-' . :O:゚ 0 o゙::。
     ∴∵o゚       ゚:===.:./:i:.:i:.\:::::::*:.:.:*:.:.:.i: :i : :/:.... *::∴゚o..   .三ニ*※::::::::::::※=:ニ:三" ..:~....:::|:::.....
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                                ノr'" _<00       / ,' 3  `ヽーっ
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   / ,' 3  `ヽーっ   l 幼馴染 ⌒_つ  / ,' 3  `ヽーっ l ハルヒ ⌒_つ          l 魔王 ⌒_つ
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【コンマ・安価】リキシマン「超人界の頂点にたつ」旧:キン肉マンSS PART25 @ 2019/08/03(土) 10:59:29.17 ID:8KTYGOMFO
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