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長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」

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620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/22(月) 23:11:11.84 ID:k587V4sq0
>>596

ありがとうございます
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 00:25:01.19 ID:4pApmBV20
やっぱりビス子のスレのあの人か、好きなのに荒れててかなしかった
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/25(木) 17:46:58.80 ID:zsOoe5lh0
提督「二人共、今夜は空いているか?」

金剛「っ!!Y, yes!!空いてマース!!」ピクッ ニコッ

榛名「っ!!はい、榛名は大丈夫です!!今夜は何の予定もありません!!」パァッ

提督「そうか。では、ディナーに行かないか?」



榛名「金剛お姉さま、やりましたね!!これはチャンスです!!今夜が私達の天王山ですよ!!」

金剛「そ、そうだネ!!けど、まさかテイトク……ワタシたち二人同時に抱くつもりとかじゃ……ないよネ……?」

榛名「あっ……でも榛名は、お姉さまとなら大丈夫です」ポッ モジモジ

金剛「!?そ、そう……」ビクッ

榛名「なんて、冗談ですよ。さすがに提督も最初からそんなハードなプレイする訳ありませんって」

金剛「も、もうハルナってばそんな冗談言ったらNoネ!!そうだよネ、さすがに最初から複数人プレイなんてしないよネ」



金剛「んっ……ちゅむ……れろれろ……ぺろぺろ……っ……!!」カァッ ピクンピクン

提督(ベッドに腰かける俺の股間に、床に四つん這いになった金剛が顔を埋めている。口での奉公はしかし、途切れがちだ)

提督「どうした、金剛?舌が止まっているぞ。ちゃんと教えたとおりにやってくれ」

金剛「っぁ……だ、だって……ハルナが……ならテイトク、ハルナにこんな事させるのを止めさせてくだサーイ……」ジッ チラリ

提督「ダメだ。榛名、続けてくれ」

榛名「わ、分かりました、司令……!!そう言う事ですからお姉さま。ごめんなさい……!!」ドキドキ クチュクチュ

金剛「っぁん!!はぁ……っ……No way……!!テイトク……こんなの……普通じゃありまセン……!!」

提督「かもな。けど、お願いだ。頼むよ、金剛」ジッ

金剛「っ……分かりマシタ……あむ……じゅるじゅる……れろれろ……はむはむ……」

提督(俺が見つめてお願いすると金剛は顔を赤らめ恥らいながらも再び俺のモノを口にする)

提督(もはや金剛は俺がお願いすれば何でもするのではないだろうか。いい気分だった。俺は金剛の頭を撫でる)

提督(金剛は教えた舌遣いをよく理解して実践してきていた。素晴らしい。だが、快楽と尋常ではない羞恥に体を震わせている)

榛名「はぁ……はぁ……はぁ……」クチュクチュ

提督(その理由は榛名だ。榛名が俺の指示に従って金剛に手淫しているからだ。最初、3Pを提案した俺に金剛は否定的だった)

提督(しかし榛名はそう言う経験がない割にはすんなりと受け入れていた。どうやらもともと姉妹愛が過ぎてそっちの気もあったのかもしれないな)

提督(最初は普通に抱いてそう言う関係になり、二人に余裕ができ緊張がほぐれたところでそうさせてみたのだが……)

提督(全裸の二人……しかも、俺の精液を腹の中にため込んだ美人がこうしている所を見ると、最高の気分になる)

提督「よし、いいぞ金剛。ありがとう。さて榛名、この上で四つん這いになれ」
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/25(木) 17:50:06.70 ID:zsOoe5lh0


提督「どうだ榛名!?バックで獣のように突かれている気分は!?」

榛名「は、はるにゃ!!はるにゃは!!だ、だいじょうぶれす!!しれぇ!!はるにゃはだいじょうぶ!!だから!!」

提督(榛名は呂律が回っていないかった。だが大丈夫と言っていることは分かる。ならもっとこの極上の蜜壺を楽しませてもらおう)

提督(モノを締め付られ、逃がさないと言うように絡みつく媚肉。まるで吸引されているかのような快楽だ)

提督「そんなにまた俺のが欲しいのか榛名!?」

榛名「はい!!ください!!あんっ!はるにゃにください!!しれぇのあいのあかし!!はるにゃにいっぱいください!!」

提督「榛名……榛名!!」バチュン ビュルルルルルルルル

榛名「にゃああああああああああ!!あぁ……はるにゃは……はるにゃはぁ……」ビクンビクン

提督(榛名の中にぶちまけると同時に榛名が絶頂を迎える。きゅうと締り、すさまじい放出感に腰砕けになりそうになった)

提督「っ……はぁ……はぁ……」グッ ヌポッ

榛名「ぁん……」ブプッ ドロリ

提督「っ……榛名、綺麗にしてくれ」

榛名「は、はい……んっ……はむ……」

提督(榛名は俺の言葉に這い寄ってくると、躊躇うことなく俺のモノを口にして丁寧に舐め始める)

提督(そしてそんな光景を複雑そうに見ていた金剛。俺が金剛を見つめていることに気がつくと目を逸らす)

提督「榛名、これでいい。ありがとう。金剛」

金剛「……」チラッ



金剛「Oh my God……!!Ah……Oh!!テイトク!!っ……Oh, Yes!!いいデース、テイトク!!」ヌップヌップヌップ

提督「っ……金剛……!!」

提督(最初は対面座位で抱いていた。だが、いつの間にか俺は金剛に押し倒されている。金剛は貪欲に腰を振っていた)

提督(喘ぎ声が恥ずかしいのか抑えるそぶりを見せているが、あまり抑えられていない。むしろその様が興奮させてくる)

提督(金剛の中はぞりぞりとモノを擦ってくる。男の精を搾るためのそれに俺は抗う。だが、そういう風にできているのだ)

提督(ずっと耐えられはしない。ならば、俺からも金剛を突く。死中に活を求めるのだ。さもないと男としての沽券にかかわる)

提督「ふっ!!ふっ!!」バチュン バチュン

金剛「っぁああああああああ!!Oh!!テイトク……!!Yeah!!すごいデース!!もっと!!もっと突いてくだサーイ!!」

提督(突き上げまくる。揺れる金剛の胸や振り乱される髪。そろそろお互いに限界だった。俺はラストスパートをかける)

提督「はっ……金剛!!そろそろ出してやる!!受け取れ!!」バチュンバチュンバチュン

金剛「Yes!!ワタシはっ!!テイトク!!Oh!!Come on!!Oh no……!!Come……!!ぁああああああああ!!」ビクンビクン

提督「っ……金剛!!」ビュルルルルルルルル

提督(金剛の中に出す。素晴らしい放出感、金剛が俺に覆いかぶさるように倒れかかって来た。下腹部に垂れてきた熱いモノがそこを濡らす)
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/25(木) 17:52:11.72 ID:zsOoe5lh0


榛名「司令……こんな事、言うべきか分からないのですが……榛名はこうなれて良かったです」

提督「……そうか」

提督(事後、俺たちは川の字のように同じベッドに横になっていた。そこで金剛が寝ていることを確認した榛名がそう語り始める)

榛名「榛名は……司令が好きでした。もともとご活躍は聞いていましたが、実際に指揮下になって、司令を知れば知るほど好きなっていきました」

提督「光栄だよ」

榛名「けれど、金剛お姉さまも司令を好きになりました。榛名は……今だから言いますけれど、死ぬほど悩みました」

提督「死ぬほどか」

榛名「はい、死ぬほどです。怖くて、眠れなくて、吐きそうで、でもどうしようもなくて……好きな人か、敬愛する金剛お姉さまか」

榛名「悩んで、悩んで、ストレスのせいなのか血を吐くぐらい悩んで、涙を流しながら榛名はお姉さまの恋路を応援することを選びました」

榛名「何の迷いもなく司令への想いを誇らしげに伝えているお姉さまの方が、榛名よりも司令にふさわしいと思ってしまったんです」

榛名「それに、お姉さまの方が榛名よりも……言い方が悪いですけど、いい女だと思いますし」

榛名「ともかく、そう考えていた榛名にとってこれは、考えもしなかった信じられないぐらいの救いです」

提督「……そう言ってもらえると、俺も救われるよ」

榛名「司令。けれどもこれは、世間一般的に認められることではないと思います。知られたら奪われてしまうかもしれません」

榛名「ですから、榛名はこの秘密と司令との未来を守る為に何でもする覚悟です。何かあったらどうか榛名を頼ってくださいね」スッ

提督「ありがとう、榛名」ギュッ

提督(腕に触れる榛名の手を握る。榛名が可愛らしく微笑んだ。暫くそうしていると、榛名が眠りについた)

提督「……起きていただろ、金剛」

金剛「……Yes」

提督(そして寝たふりをしていた金剛に声をかける。本当に寝ようとしていたのだろうが、榛名の確認で寝たふりを始めたのだ)

提督(榛名も声をかけて俺に寝ているか確認するだけとは不用心だった。まあ、俺も金剛がピクリと微かに反応しなければ寝ているとしか思わなかっただろうしな)

提督(榛名が良く確認せず寝ていると思っても仕方がなかっただろう。俺の呼びかけに金剛が反応した)

提督「どうして寝たふりをしていたんだ?」

金剛「……なんとなくデース。それに、それを言うのならどうしてテイトクもワタシが寝てると言ったのデスカ?」

提督「……なんとなくだ」

提督(少しの間、沈黙が続く。金剛が寝返りをうってこちらに背を向けた。そしてゆっくりと言葉を紡ぐ)
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/25(木) 17:56:45.02 ID:zsOoe5lh0
金剛「……ハルナがそこまで思い詰めて、追い詰められていたなんて知りませんデシタ。ヒエイとキリシマの事といい、ワタシはお姉ちゃん失格デスネ」

提督「……そんな事はないと思うが」

金剛「……分かっていると思いますケド、ワタシはこの事……できれば止めて欲しかったデース」

提督「……」

金剛「でも、ハルナの話を聞いてワタシは……そう言う事も仕方ないと……いいのかもしれないと思いマシタ」

提督「……ありがとう」

金剛「けど、今回みたいなハルナとワタシを同時にとか……そういうのは控えてくれると嬉しいカナーって……」

金剛「やっぱり好きな人が、ハルナとはいえ他の女の人とそういう事をしているのを直接見るのは辛いデース……」

提督「分かった。金剛、今度二人っきりで出かけようか」

金剛「それって……デート……デスカ?」

提督「嫌か?」

金剛「……!!そんな訳ありまセーン。楽しみにしていマスネ、テイトク」クルッ ジッ ニコッ



帝国海軍士官「船団護衛ご苦労だった。では報告書を」

鹿島「あっ、報告書は私が提出しに行きます。ありがとうございます」

帝国海軍士官「そうか。ではそのように頼む」

鹿島「はい」

鹿島(タイミング悪くアゾレス諸島から本国までの往復の船団護衛に割り当てられていたけど、それも今日やっと終わった)

鹿島(私は報告書の最終確認を終わらせて提督さんの執務室へ向かう。私は、提督さんが好きだ)

鹿島(でも、今私は大佐と付き合っている。彼のことも好きだ。私は……どうしたいんだろう……?)

鹿島(大佐は優しくていい人だし、もうすでにキスも済ませている。私の初めての彼氏で、ファーストキスを捧げた相手だ)

鹿島(提督さんは初恋の人で、頼りがいのある人。ずっとあこがれていた人。……だけど、もしかしたら悪い人)

鹿島(響ちゃんと付き合っているけど、皐月ちゃんや長門さん、愛宕さんと浮気している……女の子を囲っている……かもしれない人)

鹿島(それでも私はあの人が好きなままだった。嫌いになれなかった……私の心は揺れている……けど、悩むのはもう終わりにしなくちゃ)

鹿島(決めなくちゃいけない。私は、どうするのか。いつまでも悩んではいられない。難しくても、辛くても、答えを出さなくちゃいけない。私は……)

↓×1〜3 鹿島の決断
例)それでもやっぱり提督が好き。大佐とは別れる
  提督のことは忘れて大佐を選ぶ。報告書を渡しがてら付き合っていることを報告する
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 18:06:51.52 ID:MeeYLvaXO
もし大佐を裏切ってしまえば、それこそ人として終わってしまう...
でも、せめて一度でもあの人の温もりを味わってみたい...
そんな葛藤を抱えながらも、報告書を渡した後に逢い引きの約束をしてしまう
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 18:12:42.32 ID:MeeYLvaXO
あ、これどっちか選ばないとダメなやつかな...
>>626は一応気持ちとしては大佐でお願いします
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 18:15:23.87 ID:jL6zjuSYo
最近大佐の事よりも提督さんの事を考えてることが多い気がする……自分に嫌気が差す……もし大佐を選んでしまったら後悔を一生引きずっていきそうで……こんな事考えてる事自体大佐を裏切っているのに……でもやっぱり私……提督さんの事が……どうすべきかわからないけど気持ちは提督に傾いている鹿島
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 18:19:43.28 ID:ZL6+CXgMo
提督を選ぶ
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/25(木) 20:42:09.32 ID:zsOoe5lh0


鹿島「し……失礼します、提督。船団護衛任務の報告書の提出に参りました」コンコン

提督「鹿島か?わざわざありがとう。入ってくれ」

鹿島「失礼します」ガチャッ

提督(鹿島がドアを開けて入室してくる。が、様子が変だ。何というか……おどおどしているというか……)

提督「……鹿島?」

鹿島「っ!!は、はい……これが報告書です……」スッ

提督「ああ、ありがとう。……鹿島?」スッ グッ

鹿島「っ……提督……」グッ ジッ

提督(差し出された報告書を受け取ろうとすると、鹿島が手を離してくれない。鹿島は今にも泣きそうな、縋るような表情で俺を見ている)

提督「……どうした?」

鹿島「わ……私……提督が……好きなんです……だけど……提督が戦死したって連絡があって……その後で…私……大佐とお付き合いを始めました……」ウルッ

鹿島「だって……提督が死んだって……だけど……生きてた……提督……私……今はもう大佐の彼女なのに……」ポロポロ

鹿島「なのに……提督が生きてたと知ったあの日から……彼よりも貴方の事ばかり考えているんです……!!」ギュッ

提督(報告書を強く握りしめる鹿島。握りつぶされて皴になってしまっている。が、それは問題ではなかった。鹿島が涙を流す)

鹿島「もし今大佐を選んでしまったら紅海を一生引きずっていきそうで……!!こんな事考えてる事自体、大佐を裏切っているのに……!!」

鹿島「なのに提督……!!私……提督が好きなんです……どうすれば……私、どうすればいいのですか……!?教えてください……!!」ジッ

提督(くしゃりと顔を歪ませて俺を見つめる鹿島。目の前で涙を流すこの子に、俺はどうしてあげるべきなのだろうか……?)

↓×1〜3
提督の反応とそれに対する鹿島の反応
例)俺も好きだよと止めを刺す。鹿島は大佐と別れて提督と添い遂げる覚悟をする
  突き放して距離を取る。鹿島は提督を忘れる努力をする
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 20:48:21.79 ID:fsOt03Vmo
幻滅してくれて構わないと前置きした上で例の話をする。
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 20:57:34.89 ID:jL6zjuSY0
俺はあの時からずっと君に軽蔑されたままだと思っていたが……もし俺のもとに来てくれるなら全力で愛し必ず幸せにすると誓おう。力強く宣言する提督
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 21:11:09.41 ID:ZL6+CXgMo
632
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 23:13:27.52 ID:bCMQHjot0
誰も鹿島の反応書いてなくて笑える
作者かわいそう
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 23:47:19.03 ID:ejOA/GEKO
提督はいつもの説明をして鹿島自身へ判断を委ねる
鹿島はどうして響との一件の時に真実を話してくれなかったのか、等と提督を詰るも、やはり提督を諦めきれないことを自覚し吹っ切れる
士官に別れを告げてくると言い残し退出
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 03:01:50.48 ID:d6+ZL41wo
大佐可哀想
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 08:29:56.13 ID:MUVP3wHzO
それはいわゆるコラテラル・ダメージというものに過ぎない
エロ目的のための致し方ない犠牲だ
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 08:30:09.09 ID:gzz0IsvCo
どうして……どうしてまた鹿島の前に現れたんですか……?あなたさえ……あなたさえいなければ私は大佐としあわせになれたのに……大佐を好きなままでいられたのに!女たらし!最低男!……でも私も最低の女です……大佐といるよりあなたを想うほうが幸せだって気付いてしまった……大佐を裏切ってあなたを愛したいと思ってるんですから……私達……最低同士お似合いですね……大佐を捨てて提督と一緒になりたい自己嫌悪気味の鹿島

鹿島の反応を書き忘れていたので一応。間に合ってるかどうか分かりませんが……
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 08:52:19.39 ID:czCDrepqO
全ては>>1の采配次第
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/26(金) 17:51:11.67 ID:s9B5ClJn0
提督「俺は、響との関係を知られた時から君に軽蔑されたままだと思っていたが……」

鹿島「っ!!軽蔑!?していますよ、提督!!私、知っているんですからね!?提督がいろんな子と浮気している事!!」

提督「!?」

鹿島「長門さん、愛宕さん、それに皐月ちゃんにも手を出そうとしたのでしょう!?分からないとでも思いましたか!?」

提督「……」

鹿島「貴方が、優しくて凛々しくて頼りになる表の顔とは違って、そういう裏の顔を持っているんだっていう事は知っているんです!!」

鹿島「なのに私は……!!貴方を好きになっちゃってて……手遅れで……そのことに気がついても……嫌いになれなくて……!!」

鹿島「自分でも馬鹿だって分かってるんです……けどもうこの気持ちはどうしようもなくて……大佐の方が絶対いい人なのに……」

提督(鹿島の秘めていた想いが発露する。あの時、俺は鹿島にはこの話は刺激が強すぎると思って話していなかった。だが……)

提督「……分かった。君に話そう、今までのことを」

提督(もうそんな事は言っていられない。鹿島は自力で話さなくてはいけない所までたどり着いてしまった。俺は、話した)

提督「……これが、君に話さなくてはいけないことだ。……加えて君に伝えておくとすれば、君の言う通り、彼……大佐の方が間違いなくまともだ」

提督「だがそれでも、もし俺を選ぶというのならば……俺は全力で君を愛し、必ず幸せにすると誓おう」

↓×1〜3 鹿島の決断
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 18:49:09.70 ID:gzz0IsvC0
>>638
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 19:31:42.13 ID:AyasJ5eYO
大佐を選ぶ
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 19:44:41.68 ID:/i4Tdq29O
提督を選ぶ
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/27(土) 00:30:11.60 ID:N/vvgyVz0
鹿島「……!!」

提督(やはりな。鹿島は俺の話のを受け止めきれていないようだった。あまりのことに絶句している)

提督(死神を欺き、刹那を躱し、砲弾や魚雷をすり抜けて敵を討つ戦闘艦の艦娘達は皆、並大抵のことでは動じない)

提督(それがたとえ駆逐艦娘や海防艦娘であろうとも。しかし、鹿島は練習巡洋艦だ。戦闘も可能だが、明石や間宮たちに近い立ち位置なのだ)

提督(いい意味でも悪い意味でも常識的な子だ。だからこそ……この話はできないと思った)

鹿島「っ……どうして……どうしてまた鹿島の前に現れたんですか……?貴方さえ……貴方さえいなければ私は大佐としあわせになれたのに……」ジワァ

鹿島「大佐を好きなままでいられたのに!!女たらし!!最低男!!どうして……どうしてなんですか……!?」ポロポロ

提督「……鹿島、報告書をありがとう。確かに受け取った。ではもう退出していい。ゆっくり休め」

鹿島「っ!!追い返すつもりですか!?そうはさせませんよ!!絶対にこのまま帰ってやるものですか!!」キッ

提督「っ……」

鹿島「最低男……っ……私は……そんな提督にお似合いの最低女です……大佐といるより……それでも貴方を思う方が幸せだって……」

鹿島「そんな風に考えてしまう……ねえ、提督……?そういう風に思いませんか?私達、お似合いですよね!?」

鹿島「提督が死んだと思って打ちのめされていた私を親身に支えてくれた……私が煮え切らない態度でいてもただずっと待ってくれた……」

鹿島「そんな大佐よりも貴方のような女の敵の方が好きな馬鹿な女ですもの!!そうは思いませんか提督!?っ……私達……お似合いですよね……」

提督「……そうかもな」

鹿島「……!!」ドクン ガクン

提督(俺の返答に鹿島が目を見開いて、そして俯く。ああ……今、俺は真面目で純粋な女の子を取り返しがつかないほど歪めてしまったのだなと思った)

提督「だが……俺は責任をちゃんととる。幸せにしてみせる。それだけは絶対だ」

鹿島「……ふふっ。うふふふふ……報告書、確かに渡しました。では……いったん失礼しますね。夜に戻ります」スッ ジッ ニタァ ハイライトオフ

提督「っ……分かった。ご苦労だった」
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/27(土) 00:33:08.19 ID:N/vvgyVz0


鹿島「……ふふっ。うふふふふ……報告書、確かに渡しました。では……いったん失礼しますね」ニタァ ハイライトオフ

提督「っ……分かった。ご苦労だった」

山雲「っ!?か、隠れなきゃ……!!隠れ場所〜……ない……なら〜……!!」スッ スタスタスタ

鹿島「……!山雲さん?」ガチャン ピクッ

山雲「鹿島さん〜お疲れ様です〜どうしたんですか〜提督に何か御用事ですか〜?」

鹿島「報告書を提出していたんですよ。山雲さんも提督に何か御用ですか?」

山雲「はい〜ちょっと装備について相談があるんですよ〜」

鹿島「そうですか。今なら提督も時間があるはずですよ。では、私は用事がありますから。また後ほど」

山雲「そうですか〜ありがとうございます〜ではまた後で〜ごきげんよう〜」

山雲(今ちょうど到着した感じを完璧に演じられたはず〜鹿島さんも様子がおかしかったけど私を疑ったりはしていなかった〜)

山雲「まあ、あんな話聞かされればそうなるわよね〜……それにしても〜そっかぁ〜司令はそんな事してたんだ〜うふふ〜♪」



朝雲『司令……』ジッ

山雲『っ……』ズキン

朝雲『……?どうしたの、山雲?』

山雲『朝雲姉ぇ……』

朝雲『っ!!……そんな顔をしないで、朝雲。今は……山雲が私の一番よ』ニコッ スッ ナデナデ

山雲『んっ……朝雲姉ぇはずっと山雲の一番ですよ〜』



山雲(このことを公にすれば司令は〜……!!そうすれば朝雲姉ぇも司令に幻滅して完璧に私だけの朝雲姉ぇになってくれるはずよねぇ〜……!!)ニタァ

山雲「さっそく証拠集めしなくちゃ〜♪覚悟してくださいね〜司令?」
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/27(土) 00:36:31.04 ID:N/vvgyVz0


帝国海軍士官「鹿島」

鹿島「大佐……すいません、急に呼び出してしまって……」

帝国海軍士官「気にしないで。それで、大事な用事があるとのことだけど……どうしたのかな」

鹿島「大佐……私……」

帝国海軍士官「……」

鹿島「私……ごめんなさい……私……っ……私……やっぱり提督のことが……忘れられません……」

帝国海軍士官「……うん」

鹿島「だから……っ……私……ぐすっ……私……これ以上……大佐とお付き合いは……できません……」ウルッ

帝国海軍士官「……うん、わかった……いや、分かりました」

鹿島「ごめんなさい……ごめんなさい……大佐……本当に……好きでした……けど……私……」

帝国海軍士官「気にしないでください、鹿島さん。もともと、私は提督の代わりでしたから。彼が生還したのなら、私もお役御免です」

鹿島「大佐……!!」

帝国海軍士官「私も、好きでした。ずっと貴方に恋い焦がれていました。短い夢でしたが、幸せでした。ありがとうございました、鹿島さん」

鹿島「っ……うぅ……大佐……」ボロボロ

帝国海軍士官「泣かないでください、鹿島さん。貴女の恋路を陰ながら応援しています。大丈夫。きっとうまくやれます」

帝国海軍士官「さあ、行くべきところがあるはずです。私のことはもう気にしないで。胸を張って、笑ってください」ニコッ

鹿島「っ……はい、ありがとうございました。失礼します、大佐」ニコッ タッ

帝国海軍士官「……振られた、か」

長良「大佐……」

帝国海軍士官「長良……!!見ていたのかい?」

長良「ごめん……」

帝国海軍士官「恥ずかしい所を見られちゃったな。ははっ」

長良「っ……ねえ、大佐。今日の夜、食事とかどうかな?」

帝国海軍士官「食事?そうだね……うん、行こうか。ありがとう、誘ってくれて」ニコッ

長良「……!!うん、どういたしまして。この前いい店見つけたんだ。そこに行こう♪」ニコッ

↓×1〜3
鹿島の提督に対する行動
例)ヤンデレ化してドロドロの退廃的セックスに耽るよう迫る
※山雲の暗躍に気がつくなど山雲関連は安価下
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 00:38:19.37 ID:Fk0l8wCko
大佐いい人すぎるやろ

安価は下で
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 00:43:31.52 ID:NnqnN76gO
今までの募る想いをすべてぶつけるかのように激しい交わいを、体力の続く限りに耽る
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 01:00:52.32 ID:TYvYeGvCo
648
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 01:03:12.85 ID:xrc2s5dY0
魂の抜けたような瞳と泣き腫らして崩れたメイクもそのままに、提督にすがりつきながら大佐と別れた事を報告。そのまま貪る様に提督の男を味わう。
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/27(土) 16:41:49.11 ID:N/vvgyVz0


コンコン

提督「っ……どうぞ」

鹿島「……失礼します」ガチャリ

提督(夜、予告通りに鹿島が俺の部屋に来た。太ももまでの長さのコートを着込み、けれども毛糸の靴下にスリッパだけで生足が晒されている)

提督(すっぴんでも美人なのに、ナチュラルメイクで飾った鹿島は誰もが皆美しいというだろう)

提督(しかし、鹿島の表情には俺に対する敵意がありありと見えた。それに心が痛む。よく見たら、目が少し赤い。泣いていたのだろう)

鹿島「大佐には、お別れを言ってきました」

提督「っ……」

提督(しかし、そのことで何かを言う前に先手を打たれる。鹿島はゆっくりと俺に近づいてきていた)

提督「……止めよう、鹿島。君には彼の方が」

鹿島「止めてください。今言いましたよね?私、彼と別れてきたんです。今更戻れるわけないでしょ」

提督「……」

提督(鹿島は、後で絶対後悔すると感じた。自棄になっているとしか思えない。もう止めようと伝えようとした思った瞬間だった)

鹿島「……」シュルッ

提督「!?」

提督(鹿島がコートをその場に脱ぎ捨てる。その下には、誘うようなスケスケレースのネグリジェと、これまた官能的なブラとショーツをつけていた)

鹿島「男の人の前でここまで肌を晒したのは、初めてです。私、海とかプールにあまり行きませんし……」

鹿島「行くときも、水着は最近流行りの下着みたいな奴は着ないんです。……大佐とも、そこまではいきませんでした」

提督「……!!」ゴクリ

鹿島「ふふっ……イヤらしいですね、提督。ガン見しているじゃありませんか。私の身体に興味津々ですか」

提督「っ……」

提督(目が離せるわけがなかった。綺麗な肌、柔らかそうな体はしかし、引き締まっており完璧なバランスを保っている)

提督(下着が食い込む柔らかそうなヒップは大きすぎず、小さすぎず。絶妙なバランスだ。そしてその豊満な胸)

提督(ツンと張ったそれは見事な美乳だ。揉みごたえがある大きさで、整った形をしている)

提督(男なら一度はこんな身体をした女を抱きたいと思うような、万人受けする完璧な肢体だった)

鹿島「ほら。どうしたんですか、提督?経験豊富なんですよね。貴方の本性は知っています。取り繕わないで本能のままに私を抱けばいいじゃないですか」

提督「っ……鹿島、俺は……」

鹿島「言い訳は聞きたくありません。それとも、まさか強引にキスの一つもできないわけじゃありませんよね?」

提督「っ……!!」

提督(鹿島は明らかに挑発してきていた。俺を怒らせようとしているのだろうか。いいだろう、なら、少しだけ脅してやる)

提督「いいだろう……!!っ」グイッ チュッ

鹿島「っ……んっ……ふっ……」

提督(俺は鹿島との距離を詰めると、お望み通り強引に抱き寄せ、唇を奪う。唇で愛撫し、舌を入れ、絡ませた)

提督(これで拒絶されれば、それでいい。そこで終わりにする。それが鹿島の為だ。今の鹿島は明らかにまともじゃないからな)

提督「っ……あまり男をそう挑発するのはよくないな、鹿島」

提督(鹿島と濃厚なディープキスを交わし、口を離す。鹿島は硬直してはいたが、しかし拒絶は最後までしなかった)

提督(だがその表情は悲し気で……やはり俺は鹿島とそう言う関係になるべきではないのではないだろうか……)

鹿島「っ……ふふっ。大佐の方が上手いですね」ニタァ

↓×1〜3
悲しげな表情から一転、まるで生娘とは思えない、経験豊富な魔性の女の様な雰囲気を発しながら蔑むような表情で、心から見下し、失望したような声音でそう発言する鹿島に対する提督の心情と行動
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 17:39:42.35 ID:pzsqEv1Io
手加減はいらないという事かと攻勢に転じる
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 18:52:01.94 ID:RaXhrae+O
鹿島をこんなにしたのは間違いなく俺なんだと自分を責める。
そして、その責任を果たすために本気で鹿島を堕としにかかる。
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 19:54:10.06 ID:rW5Oqdm9O
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/27(土) 22:44:28.27 ID:N/vvgyVz0
提督(鹿島は俺を傷つけようとしているようだった。そしてそれと同時に自分のことも傷つけようとしている)

提督(女たらしの最低男だと俺を下げることで俺に対する怒りや憤り、憎しみを発散させようとしているようだ)

提督(そして自分をそれに抱かれる馬鹿な女であると下げることで、大佐に対する罪悪感を和らげようとしている)

提督(鹿島をこんなにしてしまったのは間違いなく俺だ……一人の女の子を歪めて、穢してしまった……)

提督「っ……そうか……」ギリッ

鹿島「悔しいんですか?でも事実だから仕方ないですよね?まあ気にしないでください。私は提督がヘタクソでも気にしませんから」

提督「……これは、俺の責任だ。君を歪めた責任は俺にある。だから……責任を果たす……必ず……!!」

鹿島「っ……!!何が責任ですか……意味のわからないことを言わないでください!!」キッ



提督『鹿島……!!鹿島……!!』パンパンパン

鹿島『あぁ!!あん!!あん!!あん!!あん!!っ……やぁあ!!』ピクンピクン

山雲「……!!」ドキドキ ジッ

山雲(隠しカメラの映像を映すモニターの中でー、まるで動物みたいに提督が腰を振ってるー……)

山雲(前後するリズムに合わせて鹿島さんがー……気持ちよさそうな苦しそうな顔でエッチな声をあげていたー……)

山雲(鹿島さんの胸が揺れるー……そう〜……これがセックスなんだー……圧倒されてるー……目が離せないー……)

山雲(でも〜、早速提督を告発する証拠を一つ確保できたー。鹿島さんあの様子からしてー今夜こういう事するだろうなと思ってたけどー)

鹿島『っ!!て、提督!!どうして!?どうしてなんですか!?どうしてそんな……ハーレムなんか!!』

鹿島『ずっと好きだったのに!!好きなのに!!なのに提督がぁ!!そんな事!!してるからぁ!!だから……!!』

鹿島『だから私は……!!こんなにっ!!辛いのに!!苦しいのに!!提督がそんな人じゃなければぁ!!』

提督『っ……』

鹿島『響ちゃんと!!普通に!!付き合っていたなら……祝福できました!!それでよかった!!』

鹿島『もし別れたら……その時はぁん!!っ……こんな気持ち!!ならないで!!普通に提督に告白!!したのに!!』

鹿島『それで……恋人同士になれたら……!!こんな悩まなくて!!苦しまなくて!!良かったのに!!普通に幸せに!!なれたのに!!』

鹿島『全部提督のせいです!!提督が酷い人だから私が……こんな辛い目に……!!馬鹿!!嫌い!!死んでください!!』

提督『……』

鹿島『っ!!何とか言ってくださいよ!!怒ってくださいよ!!どうして何も言ってくれないんですか!?私は……こんなに貴方が好きなのに……!!』

鹿島『大嫌いなのに!!大好きなんです!!私は!!貴方と一緒になりたい!!どんな形でも!!大佐との!!普通の幸せを!!否定してでも!!』

鹿島『けどそれが……怖くて……辛くて……苦しくて……どうすればいいんですか……?誰か……助けて……!!』
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/27(土) 22:48:58.92 ID:N/vvgyVz0
提督『全部……俺が背負ってやる!!君の全てを!!俺が!!責任をとる!!君を助ける!!』

提督『何があっても俺が君を守る!!肯定する!!絶対に!!だからそれ以上……自分を責めるな!!』

鹿島『っ……!!無理です!!責めます!!私は……大佐に……あの人は優しくしてくれたのに……私は恩を仇で……!!』

提督『何が恩を仇でだ!!好きな人に優しくするのは当たり前だ!!それに、これぐらい恋愛では当たり前の事だろ!?』

提督『だからもう……余計な事を考えるな!!俺を見ろ!!俺だけを見ろ!!それ以外を考えるな!!』ガシッ

鹿島『っ……なら……そう言うなら提督のこと以外考えられないぐらいに滅茶苦茶にして……!!そうして!!』ジッ

提督『任せろ……!!』

山雲(いつの間にか止まっていた司令の腰がーまた激しく振られ始めるー。鹿島さんの喘ぎ声がー……嬌声が響くー……)

山雲(もう証拠は十分録画してたー。司令が鹿島さんの体を弄ってー、脱がしてー、胸を舐めてー、吸ってー)

山雲(そしてー……あそこを手と口でー……してー……それでー……入れたりするところもーばっちり録画したー……)

山雲(それでも私はー……目の前で繰り広げられるー……一連の男女のまぐわいからー、目が離せなかったー……)

提督『っ……鹿島……出すぞ……!!』ズッチュズッチュズッチュ

鹿島『提督……!!出して!!染めて!!もう戻れなくして!!』

提督『鹿島ぁ……!!』バチュン ビュルルルルルルルル

鹿島『あっ!!奥で……!!や、ぐりぐりしちゃっ!!あぁああああああああ!!』ビクンビクン ギュッ

山雲「っ!!だ、だし……たー……!?」ゾクゾク

山雲(ま、間違いないよねー……?あれ、中出しだよねー……?生で中出しなんてー……赤ちゃんできちゃうんじゃー……)

山雲(っ……と、ともかくー、これでバッチリだよねー。後はー他の子とのそういうのも録画すればー……えっ!?)ビクッ

提督『んっ……』チュッ サワサワ モミモミ

鹿島『んっ……っ……れろれろ……ぺろぺろ……んはっ……』ギュッ

山雲「お、終わらないのー……!?」

山雲(またキスしてー、お互いの身体を撫でまわし始めた二人に驚愕しちゃうー……結局ー、その後数時間、何度かまぐわいが続いたー……)

山雲(そして私はー……その光景から一瞬も目が離せなかったー……ずっと見入っちゃってたー……)



提督「……」シュルシュル スッ

鹿島「んっ……」モゾリ

提督「……」カチャカチャ

鹿島「……」ジッ

↓×1〜3
自分はベッドの上で掛け布団を剥げば全裸。結局昨日は今までの募る想いを愛憎まとめてすべてをぶつけるかのような激しい交わいに体力の続く限り耽ったことをふまえて、まだ早い時間に朝日と物音で目が覚めると提督が制服を着ている所だった鹿島の心情と行動
※山雲の盗撮に気がつくなどは安価下
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 23:18:18.84 ID:TJAM/bCa0
提督さん……私……あなたのこと絶対逃しませんから……提督の背後から抱きつく鹿島
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 23:24:53.31 ID:nTxDTTTKo
また離れていっちゃう…!
提督を押し倒して寝起きの一発
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 23:27:03.69 ID:WIaMBwSyO
心のしこりがまだ残るものの、満たされた胎内の心地好さが少しだけ嬉しい
その後658
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 05:04:51.58 ID:2OE8Zo8Y0
鹿島「……」スッ ダキッ

提督「っ!?」ビクッ

鹿島「提督さん……私……あなたのこと絶対逃しませんから……」ボソリ

提督「……俺もだ」

鹿島「……んっ……ちゅっ」

提督「っ……朝から首筋にとはいえ熱烈なキスだな」

鹿島「……マーキングです」

提督「そうか」

鹿島「……がり」

提督「いっ!?」

鹿島「これも、マーキングです」

提督「っ……結構痛かったぞ、肩」

鹿島「きっと私の心の方がもっと痛いですから、この一回くらい大目に見てください」

提督「……そうか。分かった」



Z3「Guten Morgen, アトミラール。今日は早いわね」

提督「マックス、おはよう。まあな」

提督(結局、俺は鹿島に部屋を自由に使ってくれて構わないと伝えて朝早くに出ることにした。ゆっくり一緒に過ごす雰囲気ではなかったのだ)

Z3「!!……首。誰につけてもらったのかしら、それ」

提督「っ……鹿島に、な……」

Z3「そう……カシマ……新しい女ね」キロリ

提督「……いろいろあってな」

Z3「……コーヒー、飲むでしょ。上着、預かるわ。かけて待ってて。朝も食べて行くでしょう?」

提督「ああ、もちろん」

Z3「Gut, じゃあ何か作るわ」ニコッ

提督「Danke. お願いするよ」

提督(マックスがエプロンをつけてキッチンへ向かう。俺は一緒に寝た子と過ごす時以外、朝はマックスかユーの所を訪れて一緒に食べている)

提督(二人共、事情が事情だからな……一日一回は会う事にしている。そして何より、マックスとユーの料理は美味しいのだ)

提督(エプロン姿を見て楽しむこともできるしな。俺はマックスと雑談したり、その料理している姿を楽しみながら考え事をする)
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 05:08:11.93 ID:2OE8Zo8Y0
Z3「はい。できたわよ、アトミラール。おまたせ」

提督「Danke. 今日はオムレツとヴルストか。いつもより豪勢だな」

Z3「Ja, いつもより時間があったから、つい作っちゃったわ」

提督(二人で向かい合って座り朝食をとる。こうしていると幼妻と過ごしているようだ。まあ、年齢的に違法妻なのだが)

提督(しかし、今日の俺はふとした瞬間に鹿島のことを考えてしまう。これ以上考えても意味のないことだが、どうも頭から離れない)

提督「……」

Z3「……」ジッ

提督「……熱っ!?」クイッ ビクッ

Z3「アトミラール!?ちょっと、大丈夫なの?」ビクッ

提督(そのせいかコーヒーを飲もうとしてこぼしてしまった。思っていたより残っていた……服にかかってしまう。慌てて服を脱ぐ)

提督「っ……すまない、考え事をしていた……」

Z3「いいから、火傷してない?」

提督「ああ」

Z3「そう、なら良かった。貸してみなさい。早くしないとシミになるわ」

提督「ああ、ありがとう」

Z3「Gerne(どういたしまして). ……っ!?」ハッ

↓×1〜3
もともと、まるでこの男は自分のモノと声高に宣言しているような首筋のこれ見よがしなキスマークにもいろいろ思う事があったが、朝に自分の所へ来たことでとりあえず保留にすることにしていた。
だが今、提督が半裸になったことで肩にカシマのモノと思われる噛み跡がくっきりと残っていることに気がついたZ3の心境と行動
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 08:12:43.92 ID:/jFSXjzNo
アトミラールの体にしるしを……カシマという女は随分幼稚なのね……でもなぜかしら……とても面白くない気分になってきたわ……!提督につけられた傷跡をペロペロするマックス
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 08:21:31.14 ID:+PBBwaKgo
バンドエイドを貼る
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 08:41:24.79 ID:i4uAitmCO
自分もマーキングをしたいし、逆にされたい
提督の乳首にキス、その後膣内射精をねだる
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 12:51:54.52 ID:2OE8Zo8Y0
提督「……ダメだな。気持ちを切り替えなくては」

Z3「そうね……ところで、そのカシマって女。随分と幼稚な子みたいね。駆逐艦娘なのかしら?」スッ

提督「っ!?」

提督(俺にタオルを渡したマックスは、そのまま椅子に座る俺の後に立つと肩の……鹿島の噛み跡がある箇所を撫でる)

提督「いや……練習巡洋艦娘だ」

Z3「へぇ……にしては子供っぽい振舞いね。でも、何故かしら。とても不愉快だわ。……んっ」

提督「っ!!」

提督(マックスが俺の肩に顔を寄せると、そのまま舌を伸ばしてそこを舐めてくる……!!熱い舌が、鹿島の噛み跡の上をゆっくりと這った)

Z3「ぺろぺろ……っ……ちゅっ……ぅ……」

提督(そして首筋のキスマークの所に口付けすると、強く吸われる。マックスから良い匂いが漂ってきた)

Z3「……んっ。上書きしておいたわ。これで歯形はそのうち消えるでしょうけど、これは数日は残るわ。カシマはそれを見て優越感に浸るのでしょうね」

Z3「でも、それはもう私のしるしに変わっている。何も知らずにそれを見て喜ぶカシマのことを想うと……ぞくぞくしない?」

提督「……否定はしないさ」

提督(マックスが満足げに微笑みながらそう囁く。そして俺の後頭部に顔を埋めると、コーヒーを溢した服を持って自分の席に座り、染み抜きをしてくれるのだった)



狭霧「……という事みたいなの。どう思う?」

漣「mjsk?あの二人がね〜……まあ、山雲の方はもともとそっちな感じしてたけど」

敷波「確かに。あの子はそうでも割とすんなり納得できるわ」

曙「けど朝雲まで?そこは信じられないわね。どこ情報よそれ?」

狭霧「天霧さんよ。風呂に入ったら偶然その二人が居て、顔を赤くしながら不自然にお互い距離をとったんだって」

潮「それは……確かに、軍隊生活じゃそういうこともあるって聞いたことあるけど……こんな身近でなんて……」

敷波「……まあ、けどあくまで推測だからね。あまり噂しちゃあの二人が可哀そうよ。控えましょ」

曙「そうね。それがいいわ」

提督「……!おはよう、皆。どうしたんだ?こんな所で集まって」スタスタスタ

潮「提督、おはようございます。あれ?首の所、どうしたんですか?」ジッ

漣「ヘイヘーイ、キスマークでも隠してるんですか?色男ー」

提督「っ!?いや、これは……虫に刺されてな……」ドキッ

「「「「……!!」」」」

敷波「……あれ?あの機体、どこの所属?見たことないけど」スッ

狭霧「えっ?まさか敵ですか!?」ビクッ

提督「何っ!?」クルッ

曙「取った」スッ ビッ

提督「うっ!?は、謀ったな……!!」バッ

「「「「!!」」」」

↓×1〜3
即席とは思えない姉妹艦らしい見事な連携プレーにしてやられた提督。
咄嗟に首元のキスマークを隠したが、その場にいる全員がその前の絆創膏の下に隠されていたモノが何かを確認していた
敷波、狭霧、漣、曙、潮の反応
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 13:49:15.51 ID:/jFSXjzN0
ええ……歯型……?どうやったらこんな跡つくのよ……だけど……何か……凄くエロい気がする!困惑気味だけど興味津々の敷波。何で提督はそんなところに歯型が……でも何だか見てはいけないもののような気がします……そんな気がするけどしっかりと脳裏に焼き付きける狭霧。ご主人様に歯型?!ご主人様は真面目だし私達艦娘の好意に気付かなかったくらい朴念仁だから絶対童貞だと思ってたのに……地味にショックを受ける漣。このクソ提督……女の子何人も囲ってるのはわかってた早速浮気ってどーゆーことよ……!今夜覚えてなさいよ……!今夜はみっちり夜戦する気の曙。これ……してる時の女の人に「つけられた跡ですよね……何だか潮……今夜は提督のこと激しく愛さないと落ち着けそうにありません……!膨らんだ嫉妬心を夜に提督にぶつけるつもりの潮
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 15:00:05.33 ID:vBxFTYxqO
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 15:34:23.55 ID:J9z1X/mGO
曙・潮以外は提督をイジるも、先を越されたと内心は戦々恐々
曙・潮は周囲に合わせるもムラムラがわいてくる
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/29(月) 12:07:43.45 ID:T1N0hWPk0
漣「……うわっマジでキスマークじゃん!?どったのご主人様!?彼女できたん!?誰!?艦娘!?漣に言ってみ!!」

漣(嘘だドンドコドーン!!マジ!?マジすか提督!?マジで彼女できちゃった系!?しかもそんなとこにキスとか……絶対ヤってんじゃん!!)

敷波「何?やっと彼女できたんだ。きっと可愛い子でしょうね。写真ぐらいあるでしょ?ちょっと見せなさいよ」

敷波(嘘でしょ……誰……誰なの……!?艦娘でそんな素振り見せてる子いないし……まさか他の女……!?)

狭霧「そ、そうですね。きっと素敵な人なんですよね。狭霧も是非見せて欲しいです。……ダメですか、提督?」

狭霧(……まあ、そうですよね。提督ほどの人が、そういう浮いた話の一つもないのがおかしかったんですよね。でも……っ……)

曙「……ふん。そうなんだ、クソ提督。さぞお熱い夜を過ごしたんでしょうね?そんなのまでつけられて」ジトッ

曙(誰だか知らないけど、やってくれたわね……どうしてやろうかしら……そっちがその気なら、こっちは頬っぺたにつけてやろうかしら)

潮「あの……えっと……お、おめでとうございます?で合っていますか……?すいません、ごめんなさい……」

潮(まるで提督は自分のモノって宣言しているみたい……そっか、そういう事もできるんだ……)

提督「っ……!!とりあえず、君たちは誤解している……!!」

漣「何が誤解なのかkwsk」

敷波「そうよ。説明しなさいよ」

狭霧「……」コクコク

曙「……まあ、無理に話を聞くのは良くないわよ。話したくないのなら話さなくていいわ」

潮「そ、そうだよ。やめようよ、皆」

漣「っ!!うしおんはともかくぼのたんがその反応はおかしい気がする!!けど昨晩は割と遅くまで一緒に居たし、朝も普通に居たし……」

曙「っ!?な、何よ!!あたしは別に、そんなのどうでもいいんだから!!それに人として当たり前のことを言ってるだけでしょ!?」

綾波「あれ、司令官。おはようございます」

天霧「おう、おはよう。どうしたんだ、皆で集まって?」

朧「おはよう。なになに?何か面白いことでもあった?」

提督「っ!!ああ、おはよう。さて、悪いがそろそろ行かなくては。ではまた後で」

漣「あっ!!っ……」ギリッ

朧「……本当に何があったの?」

敷波「……何でもない」プイッ

綾波「そ、そうですか……」

狭霧「……」

天霧「何なんだよ一体……」
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/29(月) 12:11:53.30 ID:T1N0hWPk0


雲龍「失礼します。雲龍型三姉妹、参りました。本日をもって英国のデヴォンポートへ転属になります。出発予定は今夜です」

提督(連合国の努力の結果、南大西洋における敵水上艦による通商破壊の危険はなくなった)

提督(その結果、雲龍たちを北大西洋へと転属させることになった。二航戦を送ろうかと思っていたが、向こうは空母三隻を欲しがった)

提督「うむ。彼の地では大陸の敵海軍基地への攻撃や通商破壊目的ではない本格的な戦闘目的のドイツ艦隊との交戦がある」

提督「だが、君たちならば向こうでもうまくやれるはずだ。その力がある。自信を持って帝国海軍として誇りある戦いをイギリスに見せてやってくれ」

雲龍「了解しました。……また貴方から離されるのね、私達」

天城「……」ジッ

葛城「……」シュン

提督「すまない……ここだけの話、本当は二航戦を送ろうと思っていたのだ。だが、向こうが君たちを要求してきた」

提督「つまり、君たちはもう誰もが認める歴戦の正規空母娘という訳だ。それこそ、こちらより激しい戦いの続く英本土の連中が君たちを欲しがるくらいにな」

提督「だから、そんな顔をしないでくれ。誇ってくれ。それに、これが分かれなわけではないだろう?またすぐ会えるさ」

雲龍「……そうね。分かったわ、提督」ニコッ

天城「これも全て、マレーで私達を抜擢して下さった提督のお陰です。ありがとうございます」ニコッ

葛城「見ててよね!!向こうでもすごい戦果あげてやるんだから!!」ニコッ

提督「ああ、期待しているぞ。んっ?」ハラリ

提督(何か落ちた……絆創膏?あっ、そうか……曙に引っぺがされたから粘着力が弱くなっていたのか……やってくれたな……っ!!)ハッ

↓×1〜3 
一度剥がされていたために粘着力が弱くなっていた絆創膏がこのタイミングで力尽きた
首筋のキスマークを見た雲龍型の面々の反応
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 12:17:22.09 ID:H+Kg+xDqo
絆創膏、いい奴だったよ…。

ジト目で提督を見つめる
出発前にたっぷり愛してくれることを条件に、提督の胸元にキスの印を残す
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 14:38:35.01 ID:pQgqwkQwO
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 14:42:01.95 ID:S01cHNh5o
レイプしかけるも自制して671
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/29(月) 17:50:54.46 ID:T1N0hWPk0
雲龍「あら。何かしらそれ?」ジトォ スタスタ

天城「すいません。良く見せてもらえませんか?」ジトォ スタスタスタ ガシッ

葛城「大丈夫。何も怖くないよ」ジトォ スタスタスタ ガシッ

提督「っ!?お、落ち着いてくれ……!!」

提督(さすがに逃げるのはアレかと思って座ったままでいたが、そのせいで天城と葛城に拘束される)

雲龍「……誰のかしら?」

提督「誰のだろうな……」

雲龍「……そう。まあいいわ。……」スッ ニギニギ

提督「雲龍!?な、なんで脱がせるんだ……!?っ!!ま、待ってくれ……そこは……!!」ビクン

雲龍「……出発は今夜って言ったわよね?それまで私達、時間があるの。だから……ね?分かるでしょ?」

提督「っ……だが、俺には執務があってな……」

雲龍「……無理矢理ってのもいいかなって思うのよね。一応自制したけれど」

提督「……分かった。昼休みまで待ってくれ」

雲龍「分かったわ。んっ……」

提督「っ!?」

提督(雲龍が俺の胸元に口をつける。そして強く吸われた。新たなキスマークをつけられてしまう)

雲龍「昼にまた来るわ。それまでは、これで我慢してあげる」

天城「次は、私の番ですよね?」

葛城「末っ子ってこういう時アレだよね……」

提督(結局、天城と葛城にもつけられる。そして執務をハイペースでこなした後、長い昼休みをとって雲龍たちと愛を確かめ合ったのだった)
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/29(月) 17:54:08.14 ID:T1N0hWPk0


提督「風呂の準備ができたが、先に入るか?」

U-511「お風呂……!!大丈夫。先にどうぞ」ピクッ

提督(その日の夜、ユーが部屋に泊まりに来た。雲龍姉妹たちを見送った後、部屋でユーの手料理を振舞ってもらった)

提督(そして少しゆっくりした後、いい塩梅の所で風呂が沸いたところだ。ふむ。そう言うのならお先に頂くとしようか)

提督「分かった。じゃあ先に頂くよ」

提督(さて、十中八九夜は肌を重ねることになるな……精力剤を飲んでおくか。歯型は消えたが、キスマークは残っている……)

提督(まあ、暗ければ見られはしないか。終わった後は下着は着てから寝よう。ユーも他の女の印なんて、見たら不愉快だろうしな)



U-511『……ねえ。この人なんで大人なのに背中を洗ってもらってるの、でっち?』

伊58『えっ?ああ。日本じゃ女の人が親しい男の人の背中をああやって洗ったりするんでちよ』

U-511『へぇー……』

U-511(……Japanではお背中お流ししますっていう独特の文化があるみたい。面白い。けど結構はしたない)

U-511(でも私とアトミラールは親しいよね。そう言う事しても問題ないよね。うん。ないはず。ないよ)

U-511「ユー、出撃します。頑張るぞ」グッ



U-511「し、失礼します、アトミラール。お背中お流しします……ね」ガチャッ

提督「!?」

提督(頭を洗っていたら、そうユーが言ってきた。扉を開けられている。なんだと……まさか、ユーが風呂場へ突入してくるのか!?)

提督(個人的嬉しいが、今は首や胸元にアレが……!!それを見られたら、何かマズイ気がする……!!)

提督(しかし、かといって断ればユーが傷つくだろう……断れない……!!こうなれば、気がつかれないようにするしかない!!)

提督(大丈夫、湯船の蓋をあければ湯気で曇る!!そうすればあとはさりげなく隠せば誤魔化せるだろう。何、ユーも強引に胸元を見てきたりはしないはずだ)

提督「っ!!そ、そうか……!!ありがとう、お言葉に甘えさせてもらうよ。とりあえず頭を流すから少し待ってくれ」

U-511「……!!」ピクッ

↓×1〜3
普通に鏡越しに提督の胸元のキスマークが見えたU-511の反応
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 18:12:45.89 ID:pRBjAHenO
提督に対して悪く言えないので尋ねるだけ尋ねて上書きですって!
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 19:23:52.55 ID:H+Kg+xDqo
自分の体を擦り付けて提督の背中を洗いつつ、同様に提督の前面はより入念に洗う
最後はかつて付けた銃創の部分を上書きするようにキスを残す
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 19:37:50.50 ID:r75q1m53O
676と677の組み合わせで!
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/30(火) 03:03:51.14 ID:f4UX2svGO
もうこの流れで関係のある娘を一巡しちゃったら面白い
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/30(火) 21:09:10.24 ID:FC79i5H60
ところで駆逐古姫一派が立てこもっている時期に重体になった愛宕はその後どうなったか書かれてたっけ?
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/31(水) 19:27:26.48 ID:23+E2I+o0
U-511「……それ、どうしたんですか?」

提督「えっ!?」

提督(なん……だと……頭を流し終わり、そして鏡越しにユーと目が合う。そうだよな……よく考えたら普通扉を開けたら外で待ってたりはしないよな)

提督(ユーはもうすでに風呂場に入ってきている。鏡は若干くもってはいるが、ユーの視力なら普通に見えるだろう。全て)

提督「……まあ、察してくれ」

U-511「……そうですか」

提督(俺の言葉にユーはそう答えると持参した桶に風呂のお湯を入れ、スポンジを湿らす)

提督(そしてボディーソープを出して泡立てると、じゃあ流しますねと言って俺の背中を優しくこすり始めた)

U-511「……どうですか?」

提督「あ、ああ、いい感じだ。気持ちいいよ」

U-511「そうですか?ならよかったです」

提督(拍子抜けだな……いや、ユーの性格的にこうなって当然か。少し焦り過ぎたようだ。浮気がバレそうになった時の男の気持ちがよく分かった)

提督(そのまま、特に何かが起こるでもなく普通に背中を流してもらう。こういうのもいいものだな)

U-511「背中は終わりました。……次は、前ですね」ピトッ スッ

提督「!!」

提督(しかし、何も起こらずに終わるわけはなかった。ユーが俺の背中に抱き付くように体を押し付けてくる)

提督(柔らかい、発展途上の双丘が存在感をアピールしていた。そしてユーの手が俺の身体の前面を洗い始める)

U-511「んっ……」ゴシゴシ

提督(ユーの石鹸で滑りの良くなった身体が動くたびに、胸が背中を刺激する。そして手やスポンジが俺の胸板や腹を擦った。気持ちよさが甘く理性を溶かしていく)

U-511「……ここは、デリケートですよね。スポンジじゃなくて、手で洗います……ね?」スッ

提督「っ」ピクッ

提督(ユーの手が俺の怒張したモノに触れる。そして、手でしごくようにして洗ってきた。が、十分に洗っただろうに手を止めない)

提督「ユー」

U-511「んっ……まだ……まだ完璧に洗えてないかもって。ふぅ……だからもっと丁寧に洗わなくちゃ」シコシコシコ

提督(ユーが俺の背中に胸をこすりつけながら両手で俺のモノを扱く。胸で感じているのか喘ぎ声が洩れていた。高まってくる射精感)

提督「っ……うっ」ビュルルルルルルルル

U-511「ぁ……出た……っ……すごい勢い……」

提督(そのままぶちまけてしまう。射精の勢いに息を呑んだユーはその後再びスポンジを握ると残りの手足を洗ってくれる)

提督(そして全身をくまなく洗い終わるとお湯をかけて泡を洗い流してくれた。至れり尽くせりだったな。しかし……)
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/31(水) 19:31:49.51 ID:23+E2I+o0
U-511「はい、終わりです。よかったですか?」

提督「ああ。だが、残念ながら君があんなことをしたから……見てくれ。尿道に残ったのが垂れてきてしまった」ギンギン トロリ

U-511「!!」

提督「だからもう一度ここを洗ってもらおうか。今度は正面からだ」

U-511「J, ja……!!」ドキドキ

提督(頬を赤く染めたユーが足を開いた俺の前にしゃがむ。太ももの間から見える秘所。そこにぶち込むのはまだ後だ)

提督(上目遣いで俺を見上げつつ、石鹸を泡立てた手で俺のモノに触れる。そして扱き始めた)

提督(カリや裏スジはもちろん、玉まで優しく揉むようにして責めてくる。そこでふと気がついた。ユーが俺の胸元を気にしている)

提督「これが気になるか?」

U-511「っ!!……」コクリ

提督「やりたいことをしていい」

U-511「……んっ」

提督(俺の許可を受け、ユーは膝立ちになり、両手でモノを扱きつつ俺に寄りかかってくる。そして俺につけられたキスマークの上に口をつけた)

U-511「ちゅぅ……っは……上書きですって。全部ユーのしるしにしますね。んっ……」

提督「っ……そうか……しるしをつけるのが好きなのか?」

U-511「……っは。女の子はしるしをつけるのもつけられるのも好き……だと思いますよ?」

提督「そうなのか」

提督(ユーが俺の胸につけられた三か所のキスマークと首筋のやつを上書きする。さて、ではもう我慢しなくていいか。そろそろまた出そうだ)

提督「っ……ふっ……ユー……そろそろ……出すぞ……!!先端を自分の胸に向けろ……!!」

U-511「胸……?こ、こう……?」シコシコシコ

提督「そうだ……っ!!くぅ……!!」ギュッ ビュルルルルルルルル

U-511「わっ……!!む、胸とお腹にかかって……熱いです……ね」ネトォ

提督(ユーの肩を強く掴んで押さえつけることで絶頂の衝撃に耐える。尿道を大量の精液が通り、びゅるびゅると射精されていくのが感じられた)

提督(ユーのこんもりとした双丘と、女の子らしい太っているわけではないが柔らかそうな腹に白いデコレーションを施す)

提督「っ……ふぅ……我ながら出したな」スッ ヌリヌリ モミモミ

U-511「いっぱいでましたね。んっ……ふぁ……」ピクンピクン

提督(どろりとした白濁液を手で塗り込むようにユーの胸を愛撫し、揉む。ユーの口から悩ましい吐息が洩れた)

提督「ユー。自分で塗って見てくれ」

U-511「自分で?えっと……んふっ……こ、こうですか?」モミモミ

提督「そうだ、素晴らしいぞ……!!」ナデナデ

提督(ユーに、自らの胸に俺の精液を塗るように胸を揉ませる。自分の胸を揉む美少女というだけでも素晴らしいのに、俺の出したモノを……!!)

提督(最高だった。俺はユーの頭に手を伸ばすと、優しく撫でる。ユーが嬉しそうに目を細めて俺を見上げる)

提督「さて、良くしてくれたユーにはご褒美をやらなくてはな。どうしようか……ここに欲しいか?」スッ ツプッ クチュクチュ

U-511「っぁ!!んはっ……っ……J, ja……」ビクン カァッ コクリ

提督(秘所に手を伸ばし、指を入れて手淫する。俺の問いかけに、ユーは恥じらいつつも首を縦に振った)
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/31(水) 19:34:51.43 ID:23+E2I+o0


山雲(司令……本当にー……すごいとしか言えないわー……でも、おかげでこんなに早く証拠が集まりましたー)

山雲(ドイツの子たちー、ソ連のガングートさんー、雲龍型の皆さんー、曙ちゃんと潮ちゃんー。そしてー、鹿島さんもー。これでバッチリよねー)

山雲(後は、これを憲兵さんに見せるだけー。だけど、憲兵さんとはいえ男の人に直接こんなの見せて話をするのはー抵抗があるなー……)

あきつ丸「……おや、山雲殿ではありませんか。ご機嫌いかがでありますか?」

山雲「っ!!あきつ丸さんー!!元気ですよー、ありがとうございますー。いつこっちに来たんですかー?」パァッ

あきつ丸「ついさっきでありますよ。といってもまたすぐ出発でありますが。ところで、憲兵詰所に何か御用でありますか?」

山雲「それなんですけどーちょうどいい所に来てくれましたー!!あきつ丸さんにご相談したいことがあるんですー」

あきつ丸「ふむ、自分にでありますか?分かりました。とりあえず、ここで立ち話もアレですし自分の部屋にいきましょう」



あきつ丸「失礼するであります、提督殿」コンコン ガチャリ

提督「ん?さっきぶりだな、あきつ丸。どうしたんだ?もしかして夜無理になったか?」

あきつ丸「残念ながら。食事も閨事も久しぶりで楽しみにしていたのですが、もう無理そうであります」ジッ

提督(ただならぬ雰囲気のあきつ丸に自然とこちらの気も引き締まる。一体どうしたというのだろうか)

あきつ丸「つい先ほど、そちらの山雲殿が憲兵詰所に来られました。彼女は、提督殿と複数の女性、それも艦娘たちとの情事の確たる証拠を我々に提出しました」

提督「!!??」サァッ

提督(あきつ丸の言葉に、文字通り頭が真っ白になる。山雲……!?何故だ……!!いつ……どこで……?)

あきつ丸「提督殿には重大な軍機違反の疑いが駆けられているであります。大人しく出頭して頂きたい」

提督「……!!」

提督(考えても何もいい案が浮かばない。取り繕ってはいるが、内心大恐慌の俺を無言で見つめるあきつ丸。無言の時間が続く)

あきつ丸「……というのが、考えうる限り最悪のパターンではありませんか?なのに提督殿は、その対策を何もしておられないご様子」
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/31(水) 19:37:50.75 ID:23+E2I+o0
提督「な、何……!?どう言う事なんだ……!?」

あきつ丸「運が良かったでありますな、提督殿。貴方は確かにあと一歩で破滅していた。それを重々理解して頂きたい」

提督「あきつ丸、説明してくれ……!!」

あきつ丸「さっき言った事、一つだけ本当のことがあります。山雲殿が提督殿と他の女との情事の証拠を持って憲兵詰所の前に来たのであります」

提督「!!」

あきつ丸「ですが、そこで偶然通りかかった自分にそれを提出して貴方の行いを告発しました」

あきつ丸「まあ、年頃の少女が憲兵とは言え、大人の男にあんな話するのは抵抗があるでしょうな。本当に、貴方は運が良かった」

提督「なるほど……」

あきつ丸「今、山雲殿は自分が確保して監禁しているであります。もちろん、提督殿がご自分で後始末をつけるでありましょうな?」

提督(あきつ丸に突き付けられた最悪のパターン。まるで目が覚めたようだった。そうだった……これは、赦されない事なのだ)

提督(それが露見したりしたら……もう少しで、俺は破滅していた。もしそれが現実のものとなれば、俺は全てを失っていただろう)

提督(だが、運よく助かった。運よく!!信じられない!!今までこんな致命的な事にほとんど対策を講じていなかったなんて!!)

提督「ああ、もちろん。とりあえず、これからは安全が確保されていない所でするのは止めるべきだな」



あきつ丸「この部屋であります。では、自分はこれで」

提督「ああ。……あきつ丸」

あきつ丸「……何か?」

提督「本当に、ありがとう」

あきつ丸「ふふっ……では」スタスタスタ

提督「……」ガチャリ

↓×1〜3
あきつ丸の部屋で証拠の映像をあきつ丸と共に確認していたら、気がついたら意識を失った
目が覚めた時にはカーテンを閉め切った薄暗い部屋で、縄で縛られ猿轡を噛まされ、身動きも助けを呼ぶこともできなくない状態でベッドの上に横たえられていた
服は着ているが、持ち物はすべてなくなっている。もはや自力で脱出することは無理そうだった

山雲(なんで……!?どうして……!?っ!!そういえば、あきつ丸さんに入れてもらったお茶を飲んでから急に眠くなってー……まさか、嵌められたー……!?)モゾモゾ

そんなことを考えていたら提督が冷徹な表情で部屋に入ってきて、睨みつけるように自分を見下ろしてきたことをふまえて山雲の心境
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/31(水) 19:45:33.37 ID:jOhSEkaAO
あきつ丸さんともグル…いやそういう関係だった?
むしろ最初から分かってて泳がされてた?
ごめんね朝雲…もう終わりみたい
自分の死を悟り、朝雲と会えなくなる事が悔しくて大粒の涙をポロポロとこぼす
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/31(水) 20:16:37.60 ID:9Y44+IlL0
ひっ!司令さん……!この人のこんな怖そうな顔はじめて見た!何か酷いことされたりするのかな……怖くてパニック寸前の山雲
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/31(水) 20:22:06.88 ID:2pzojwJNo
今更何をされようが朝雲姉は自分が虜にした、その事実は変わらない
絶対に朝雲姉は渡さないと提督に対して啖呵を切る
しかし提督の情事を見続けてその雄々しさに自分の中の雌が首をもたげており、彼の凄みに思わず濡れる
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:38:21.44 ID:HVSMzffH0
山雲「んっ!!んん〜!!っ……!!」キッ

提督「分かっているとは思うが、君はもう詰んでいる。大声で泣き叫ぼうが助けを呼ぼうがその声が誰かに届くことはない。うるさいだけだからよしてくれよ」

山雲「っ……!!」タラリ

提督「……まず、最初に教えてくれ。何故だ、山雲?どうして俺を嵌めようとしたんだ?」

提督「俺は……確かにこういうことに対して備えていなかった。誰かが部屋に侵入しても分からない」

提督「君がしたように、誰かに隠しカメラを設置されたとしても分からない。だが……それはそんなことをする奴がいないと思っていたからだ」

提督「敵の諜報員だって作戦目標やらなんやらを探りはするだろうが、俺の個人的な事を探るほど暇ではないだろうしな」

山雲「……」ギロリ

提督「このことを知っている子は限られている。そう簡単に知られることではない。それこそ、俺を嵌めようとして情報収集でもしない限り」

提督「つまりお前はこの話を知る前から俺を嵌めようとして、俺の周りを嗅ぎまわっていたという事だ。何か、俺を失脚させる材料を探して」

提督「どうしてそんな事をした、山雲?俺には身に覚えがないんだ。君に何かした覚えはない。さあ、教えてくれ」スッ シュル

山雲「っは。誰かー!!誰か助けてくださいー!!」

提督「……意味はないと言っただろう?」

提督(しかし山雲は俺の言葉を気にせずそれからたっぷり五分間ほど大声で助けを呼び続けた)

提督(しかし、その声が誰かに届くことはない。山雲もそれを悟ったらしくようやく大人しくなった。俺を睨みつける)

提督「敵の言う事を気にせず助けを呼んだのは素晴らしい。普通の人間は敵の言う事を真に受けて試しもしない方法を諦めてしまうからな」

提督「君の優秀さの証左だ。さて、では本題に戻ろう。理由を教えてくれ、山雲。何故俺を探った?どうしてなんだ?」

山雲「……!!」ギロリ

提督「……分かっていると思うが、俺はどんな手を使ってでもこれを聞き出させてもらう。抵抗は無駄だ」

提督「君の背後に誰かがいるわけではなさそうだということも調べがついている。君自身の個人的な理由のはずだと思っているのだが」

山雲「……」

提督「……その目、覚えがある。山雲。俺は過去に何度かそういう目をした奴に会ったことがある」

提督「それは……恋敵を見る時の目だ。それも、心底憎い相手をな。山雲。違うか?」

山雲「っ!?」ビクッ

提督(俺の言葉に山雲が驚愕した。驚きに目を見開き、今日初めて敵意以外の感情を向けてきた)

提督「図星か。ふむ……男にそういう意味で好かれた覚えはないし、女か?まあ、同性愛者を差別したりはしないさ」

山雲「っ……!!」ギロリ

提督(まさかの理由に驚くが、まあ、色恋沙汰と考えれば納得がいかないでもないな。さて突破口が見つかったぞ。攻めるとするか)
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:41:09.52 ID:HVSMzffH0
提督「俺の女の中に想い人でもいたか、山雲」ニタァ

山雲「はぁ〜?寝言は寝て行ってくださいねー、司令。山雲の大切な人はー、貴方なんかに堕とされるような人じゃありませんー」ニタァ

提督(反応した……つまり、俺と関係のある子ではないという事か。いや、むしろこの勝ち誇ったような笑顔……)

提督(おそらく山雲は意中の相手を手に入れている。しかし、俺を嵌めようとしたという事は山雲の想い人は俺に気があったという事だ)

提督(考える。山雲と親しく、かつ俺に好意的だった子を。最初の候補は朝雲だ。……あっ、これ朝雲か?)

提督(山雲との仲の良さはおそらく一番だろうし、俺へ好意的だったかどうかと聞かれればそうだと言える)

提督「どうかな?朝雲だって男を知ればそっちの方が良くなるかもしれないぞ?」

山雲「っ!!朝雲姉ぇはそんな人じゃないわー!!だってー、朝雲姉ぇはもう私をえらんだものー!!」キッ

山雲「今更司令が何かしようがー、朝雲姉ぇは私のものー。その事実は変わらないー。……絶対に渡さないからー」ニタァ

提督(決まりだな。さて、理由は明らかになった。まあ、色恋沙汰ならば対処は簡単だ。では今度は口封じだな)

提督「そうか。まあ、安心してくれ。俺は自分から手を出したりはしない。俺の信念はな、山雲」

提督「女の子を喰い荒らすようなことはしない事だ。言い方が悪いが、俺は多くの女の子を囲っている」

提督「だがそれは、そのことをちゃんと事前に話した上で俺を受け入れてくれた子とだけ、そういう関係になっているのだ」

山雲「はぁ〜?そうですかー。だから何ですかー?赦せー見逃せーとでもー?」

提督「……だがな、山雲。物事には例外がある。俺は俺を信じて受け入れてくれた子たちとの関係を脅かす者には容赦しない」ギロリ

提督「どんな手を使ってでも守り切って見せる。お前も、それを覚悟して来てるのだろうな?山雲」スタスタ

山雲「!!」

提督「人を、どんな方法であれ陥れて破滅させようとするという事は、逆に自らが陥れられて破滅させられるかもしれない」ガシッ

提督(怯えを見せた山雲。俺はその頭を両手で掴むと押さえつけた。至近距離から目をのぞき込む)

提督「その危険を覚悟していなくてはならない。お前は俺を陥れて破滅させようとしたのだろう、山雲?違うとは言わせないぞ」ジッ

提督「つまりお前は覚悟してきているという訳だ。そして今、お前は失敗した。こうして敵に捕らわれている」ニタァ グググ

山雲「……!!わ、私をどうするつもりですかー……!?」キッ

提督(獰猛な笑みを浮かべた俺に山雲が逆に虚勢を張り始める。歯を剥き、睨まれた。まるで威嚇する動物のようだ)

提督「君は俺と俺の女たちを脅かす敵だ、山雲。手遅れになって、すべてが壊されてしまう前に……君を始末させてもらう」ジッ

山雲「……!!こ、殺すつもりですかー!?そんな事したらただじゃすまないですよー!!」ゾクッ ガタガタガタ ジワァ ポロポロ

提督(本能的に命の危機を感じているようだ。山雲は涙を流し始めた。体が震え始める)
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:42:39.10 ID:HVSMzffH0
提督「……ふふっ。殺されると思ったか?さすがにそこまではしないさ。だが、怯える君の姿は見物だったぞ」ニタァ

山雲「……っ!?……!!」カァッ ギリッ

提督(俺の嘲笑に山雲が一瞬意味が分からないというように戸惑うが、すぐに理解すると顔を赤くして俺を睨みつけた)

山雲「だが、このまま放ってはおけない。このことを誰にも話せなくする。俺も、君の弱みを握ってな」スッ

提督(俺は押さえつけていた顔を離し、山雲の首元のリボンを解くとカッターシャツのボタンを外していく)

山雲「ま、まさかー……!!やめてくださいー!!」サァッ モゾモゾ

提督(一転、貞操の危機に陥った山雲は顔を青ざめさせると必死に身を捩り何とか脱出しようとする)

提督「お前は逆の立場の時に俺がそう言ったら止めるか?」

山雲「わ、分かりましたー!!もう二度としませんー!!データも全部消しますー!!朝雲姉ぇに手を出さないのなら私ももう何もしませんー!!」

提督「信用できない。自業自得だ。諦めろ」

山雲「いやぁ〜……!!それだけはいやぁ〜!!止めてくださいー!!」

提督(懇願を袖にする。いやいやと首を振る山雲。この子は敵だ。そしてこれからこの子を犯すのだと思うと……震えた)

提督「ダメだ。さて、これから君を抱く。そしてそれを録画させてもらう。ハメ撮りという奴だな」

山雲「やだ〜!!やだやだやだやだやだ〜!!」ジワァ

提督「うるさい、少し黙れ」グッ

山雲「むぐぅ!!んん〜!!」

提督(山雲に再び猿轡を噛ませる。そしてボタンを外す作業に戻る。すべて外し終わり、胸をはだけさせると小さな胸を覆う白いジュニアブラが露わになった)

提督「録画を開始するぞ。さて、では御開帳といくか」

山雲「んん……!!」ポロポロ

提督(ブラの上から撫でまわし、そしてずり上げる。可能性を秘めた平原が露わになった。桜色のそこを摘まむ)

山雲「んふっ……んん〜〜〜!!」

提督(感じたように吐息を洩らす。そして嫌がるように叫びつつ身を捩った。涙がボロボロと流れている。本気で泣いていた)

提督(構わず俺は山雲の先端の突起を指で弄りつつ胸を揉む。そして口をつけると舌で舐め、先端を口に含んで舌の上で転がす)

提督(女の子はどんなに小さくてもちゃんと柔らかいものだな。まあ、暁型の子たちよりはあるか)

提督(さて、胸は揉めば揉むほど大きくなるという話がある。未来ある山雲の胸の為に存分に耕してから胸を解放する)

山雲「ぐすっ……ひっく……」ボロボロ

提督「本気泣きじゃないか。俺はレイプされたことはあってもしたことはなかったんだが……心が痛む」

提督「だがそれと同時に背徳的な快感を感じるな。癖になってしまうかもしれない……男の性癖を歪めるなんて悪い子だ、お前は」

山雲「……!!」ギロリ
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:44:44.85 ID:HVSMzffH0
提督(しかしなおも山雲の目は死んでいない。むしろ犯されてることで逆に俺への敵意がさらに頑強なものとなっていくようだ。ぞくぞくする)

提督「そんな目をするな。同性愛もいいのかもしれないが、自然でないことは確かだ。俺がお前に男の味を教えてやろう」チュッ

山雲「んん!?」ビクッ

提督(猿轡をしているとはいえ、不測の事態はありえる。万が一にも噛めないように顔をしっかりと押さえつけながら山雲の唇を奪った)

提督(舌を挿入することはできないが、唇を合わせ、舌で舐める。そしてそのまま首筋まで這わせてそこにキスマークをつけてやった)

提督「たしかに、マーキングするのも悪くないな。さて、どうだ?男とのキスは。異性相手ではファーストキスか」

山雲「ぐすっ……!!」ギロリ

提督「お前が心から望むようになったらもっと濃厚なのをしてやるよ。それまではライトなので我慢してくれ」チュッ

山雲「んん!!んん〜!!」ビクッ ジタバタ

提督(山雲の唇を奪いつつ手をスカートの中に入れ、太腿に触れる。山雲が声をあげ、硬直した。直後、激しく暴れ始める)

提督(しかし拘束された状態では、ただもぞもぞと身を捩ることしかできていなかった。まるで陸に打ち上げられた魚だ)

提督(そのままゆっくりと、太腿に指を這わせてその奥へと侵攻していく。そしてその最奥へ到達した。……っ!!)

提督「っは。山雲。これはどういうことだ?」クチュクチュ

山雲「っ……!!」カァッ

提督「まだ胸を責めてキスして軽く愛撫しただけなのに随分と濡れているじゃないか?実は俺にこうされたかったのか?」

山雲「っ!!んんんん〜〜〜!!んんんんん!!」キッ

提督(全身全霊で否定してくる。俺はそのまま山雲の秘所を手淫した。縛られているために足はぴったりと閉じられている)

提督(だが、それのおかげで手が太腿で挟まれて素晴らしい柔らかさを堪能できた。その下の筋肉も感じられるぐらいに密着している)

提督「良く反応するな。一人でしているのか、それとも朝雲と背徳的な交わりに耽っているのか……どっちなんだ?」クチュクチュ

山雲「んっんん……!!んん……!!んふぅ……!!」ピクンピクン

提督「それどころではないか。では一端イかせるとしようか」クリクリクリ

山雲「んふっ!?んん〜〜〜!!んんんん〜〜〜!!」ビクン

提督「我慢するな。本能に身を任せろ。快感を受け入れるんだ」

山雲「ん……んん……!!んんんんんんんん〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン

提督(山雲が絶頂する。体をぴんと張り腰を浮かせる。猿轡のせいでくぐもった嬌声が響いた)

山雲「んふぅ……んふぅ……」

提督「落ち着いたか?で、どっちなんだ?」

山雲「……」プイッ

提督「そうか。まあいい。さて、ではあと何回イかせようか」

山雲「!?」ビクッ

提督「お前が蕩けて完璧に受け入れ態勢を整えるまでイかせ続けてやる」

山雲「ん、んんん……!!」
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:46:18.04 ID:HVSMzffH0
提督(もはや満足に抵抗らしい抵抗を示すこともできない山雲を快楽地獄に送る。ベッドのシーツはびしょびしょで部屋は濃厚な雌の匂いに満たされていた)

提督(何度も絶頂を迎えた山雲はしかし、限界まで追い込んでいない。火のついた体は更なる快楽を欲しているだろう)

提督(それを強靭な精神力で抑えていた。未だに俺を見る目には敵意が溢れている。しかし縛られてはいても開き気味の脚と浮いた腰)

提督(女の本能はどうしようもないようだ。俺は黙って下を脱ぎ始める。始め、山雲は再び身を捩って抵抗し始めた)

提督「……」カチャカチャ スルリ

山雲「!?んんん〜〜〜!!」モゾモゾ

提督「……」ボロン ギンギン

山雲「!!」ビクッ

提督(しかし、俺の怒張したモノが露わになるとピタリと動きが止まる。モノを凝視していた)

提督「……」スッ ピチッ

提督(俺はそれを横目に用意したコンドームをモノに装着する。見せつけるようにゆっくりと)



山雲(じ、冗談じゃー……そんなの入らないー……そんなの無理矢理ねじ込まれでもしたらー、体が作り替えられちゃうー……!!)

山雲(なのに体が動かないー……意識が反応しないー……気がついたら、私は司令に足を掴まれて持ち上げられていたー)

提督「さて、では破瓜の瞬間までしっかりと撮ってやろう。いくぞ、山雲」ピトッ

山雲(司令が私の足を抱いてー、女の子座りみたいな体勢で腰を近づけてきたー。そこに何かがー……熱いのが触れたー……そこでようやく我に返る)

提督「行くぞ、山雲……!!」ググググッ

山雲「んっ、んっん!!」



提督「っ……これは……!!」ブツン ヌププププ

山雲「んぐっ!?!?っ……んん……!!」ビクン

提督(とろとろに蕩けていた山雲の雌穴は、きつくともその溢れんばかりに満たされた愛液のおかげで処女膜を貫いた後はぬるんとモノを呑み込んだ)

提督(モノが媚肉に絡みつかれる。蕩けるような快感。奥まで全部入り切る前に先端が子宮口を突いたが構わず押し入れた)

提督「っ……!!これほどの上等なモノを一生誰にも使わせないつもりだったのか……?まったく……!!」

山雲「っ……!!」ツゥー

提督(山雲は目を見開いて涙を流していた。しかしその表情は泣くというより驚き……驚愕しているというべきだろうか?)

提督「さて、動くぞ。これだけ濡れていれば痛くないだろう」ヌップヌップヌップ
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:48:34.73 ID:HVSMzffH0


山雲(自分の身体が自分のものでなくなっていく気がしたー……突かれる度に作り替えられてるー……)

山雲(変えられちゃうー……それにどう頑張っても抗えないー……溶けておかしくなっちゃいそうー……)

山雲「んっ!!んん!!んふぅ!!んん!!んん〜〜〜!!」ビクンビクン

提督「っ!!締まるな……!!またイったか!?だがまだ終わらせないぞ……!!」パンパンパンパン

山雲(おかしくなっている自分を、自分が見下ろしていたー……私は今ー、土下座みたいな体勢で後ろから司令にのしかかられてるー)

山雲(近くには使い終わったアレがいくつも放置されていたー……私は、ただされるがままだったー……)



提督「っ……山雲ぉ……!!」バチュン ビュルルルルルルルル

山雲「んんんんんん〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン

提督(一番奥を突くとともに射精、山雲が痙攣し、中がきゅんと締まった。素晴らしい放出感だった)

提督「はぁ……はぁ……」

山雲「ふぅ……ふぅ……」

提督(暫く余韻に浸り、そしてモノを引き抜く。白く泡立った愛液の糸を引いて引き抜かれたモノに装着されたコンドーム)

提督(その先端には白い精液が溜まって膨らんでいた。俺は糸を引くそれを中身を溢さないように引き抜く)

提督「……」スッ グイッ

山雲「……?」ゴロン

提督「……」スッ シュル

山雲「ぁ……な、何ですかー……?」

提督「よし、いい表情だ」カシャッ

山雲「!?」ビクッ

提督(そして仰向けにさせ、猿轡を取り払った。山雲のはだけた胸の上にその使用済みゴムを置くと、写真を撮る)

提督(蕩けた表情の山雲、シャツがはだけ、ブラがずらされて、露わになった胸の上で中身の白濁液が零れているコンドーム)

提督(よく見るとベッドのシーツの上には他にも何個ものコンドームが散乱しているのが確認できた。いいぞ)

提督「山雲、これを朝雲が知ったらどうなると思う?」

山雲「っ……!!」サァッ

提督「無理矢理されたなんて言い訳はできないぞ。これだと縛られているとは分からないし、何より見ろ、この表情を」

山雲「ぁ……」ジワァ ガタガタガタ

提督「さらに言うと相手が俺だとも分からない。さて、もしお前が俺をまだ告発するつもりなら、もういい。やればいいさ」

提督「だが、そうするならば俺はこの画像を朝雲だけに渡そう。こっそりとな。俺は、破滅する。お前がどうなるかは朝雲次第だ」

提督「ばら撒かれてお前も破滅するという事はないだろうが、今まで通りの関係とはいかないだろうな。別れるだろう」
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:50:27.87 ID:HVSMzffH0
山雲「っ」ポロポロ

提督「お前がどうするために俺を告発しようとしたか考えれば、この後どうするべきかは自ずと分かるはずだ」

提督「それに付け加えるのなら、約束しよう。俺は朝雲には何のアプローチもしない。まあ、いつものことなのだが……」

提督「朝雲から来ない限り俺は彼女に何らかのアクションを取りはしない。もっとも、彼女から来た場合はその限りではないがな」

提督「だが君がしっかりと朝雲を掴んでおけば、あの子の性格からして俺のもとへ来ることはないだろう。さて、どうする?」

山雲「っ……ほ、本当に朝雲姉ぇに何もしないんですかー……?」ギロリ ポロポロ

提督「ああ、誓おう。俺も変に手を出して破滅したくはない」

山雲「……ならー、分かりましたー。約束しますー。もう二度と司令を告発しようとしたりはしませんー。司令が約束を破らない限り」

提督「俺もこの画像を朝雲に見せたりしない。少なくとも、君が約束を違えないかぎりはな」

山雲「……じゃあ、これを解いてくださいー」

提督「ああ」

提督(山雲の拘束を解く。縛ったところが跡になっていたが、それを誤魔化すのは山雲の役目だ)

提督(そして朝雲との関係が懸かっているのだから山雲がそれを失敗することはないだろう。だが、一応荒潮に監視とフォローを頼んでおくとするか)

提督(無言でお互いに服装を整える。さて、では最後の一手を打っておくとしよう。俺は山雲に声をかける)



提督「そうだ、山雲。これからお前は一ヵ月の間俺の秘書艦になってもらう」

山雲「……はぁ〜?嫌ですー」ギロリ

提督「ダメだ。今の俺とお前は不公平だ。お前の方が俺の弱みを多く握っている。対して俺にあるのはこの写真のみ」

提督「犯したところを録画したのもあるが、無理矢理したのが分かってしまうし、できれば使いたくない」

提督「それに、お前が先に動いたんだ。信用がない。だからこの一ヵ月間、お前は俺の秘書艦として近くに居ろ」

提督「俺はお前を監視しつついくつか写真を撮らせてもらう。もちろん嫌なのはわかる。しかし悪いことばかりではない」

山雲「……」

提督「まず、俺はお前にキスや挿入はしない。手や口だけを使うし、使わせる。そして、一ヵ月の期間が終わったらこの一連の強姦を録画したデータを削除してやろう」

提督「もちろん使うつもりは無いが、絶対とは言えない。やろうと思えばばら撒くこともできるんだ」

提督「万が一、ばら撒かれたらどうなるか考えてみろ。誰か、たぶん恋人とセックスした山雲ちゃんと無理矢理犯された山雲ちゃん」

提督「それぞれが周囲の人間からどんな評価を受けるのかはお前なら簡単に想像できるだろう?」

山雲(不公平ー?こじつけだわー。問題は数じゃなくて内容でしょうー?司令はなんだかんだ理由をつけて私を玩具にしたいだけよー……!!)
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:52:38.07 ID:HVSMzffH0
山雲(……けどー、無理矢理されたところを撮られたのを消してもらえるのは悪くないなー。だってー……)

『あの子が?』 『そうだ』 『可哀そうに……』 『辛かっただろう……』 『穢れてる』 『汚い』 

山雲(想像しただけで死にたくなるー……好奇の目にさらされるのも、同情されるのも、心無いことを言われるのも絶対に嫌だからー……)

山雲「……本当にキスと本番はしないんですねー?」

提督「ああ。何度でも言うが、俺も下手にお前を刺激して破滅したくはない。約束は守るさ」



山雲「……わかりましたー。なら、秘書艦を務めてあげますー……一ヵ月だけー。それが終わったらー、もう関わらないでくださいねー」ギリッ

提督「わかった」

提督(よし。これで一ヵ月の間は大きなリスク無しに山雲に手を出すことができる。どんな些細なリスクも残しておくわけにはいかないからな)

提督(山雲を篭絡して俺のモノにする。誰であろうと俺と守るべき子たちとの未来を脅かすものは赦さない。決して。そのリスクは確実に消し去ってやる)



朝雲「大丈夫なの、山雲?」

山雲「はいー。貧血で倒れたって言ってもー、少しクラってきただけだものー。司令……さんは大げさなのよー」

朝雲「そう……でも、こういう時はちゃんと休息をとったほうが良いわ。一ヵ月の間、秘書艦ってのもたいへんだろうけど……」

朝雲「でも出撃よりは身体を休められるはずだわ。無理せずに休みなさいね。それも重要な命令よ。だからそんな顔しないで」

山雲「……はいー。わかりましたー」ギュッ

朝雲「うん、よろしい」ナデナデ



山雲「初日からコレですかー、司令……?っ……ふぅ……早速後悔するわー……あんっ」ピクン

提督「その割にはよく反応するな。本当は悦んでいるのではないか?」

山雲「っ!!」バシッ

提督「っ……できれば暴力は控えて欲しいな。お互いの為にも」ギロリ

山雲「っ……」



提督「……」ジュルルルルル

山雲「っ〜〜〜〜〜〜!!くはぁ……!!はぁ……はぁ……」ビクンビクン

提督「んっ……悦んで貰えたかな?」

山雲「っ……誰がー……!!」

提督「その割には蕩けた顔をしているが。ほら、笑ってくれ。写真を撮るぞ」

山雲「っ……」ニコォ
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:54:47.43 ID:HVSMzffH0


提督「三日目だがもうお前の身体のことは完璧に分かったぞ。お前の弱い所はすべて把握した。ほら、これが良いんだろう?」クチュクチュ クイッ

山雲「んっ……ふぁ……っぁああああああ!!はぁ……はぁ……」ビクンビクン トロン

提督「顔が蕩けているぞ。そろそろ俺のことが好きになり始めたかな?」

山雲「だ、誰がー……あんっ!!」



山雲「……」シュルシュル キュッ

提督「そうだ、山雲。これをやろう」スッ

山雲「……?っ!?そ、それはー……!!」

提督「いわゆる間宮券だな。ちょうど今こっちへ来ていただろう。朝雲の分もある。二人で行ってこい」

山雲「……何のつもりですかー?」

提督「特に何もないさ。誰にやっても良かったんだが、君にやろう」

山雲「……これで私が司令に気を許すとでもー?」

提督「はっ、まさか。さて、では執務を始めようか」

山雲「っ……」



朝雲「間宮券!?どうしたのよそれ!?」

山雲「司令さんに貰いましたー♪こういうのは秘書艦の特権ですよねー。ほら、朝雲姉ぇの分もありますからー、一緒に行きましょうー?」

朝雲「ええ、もちろん!!」



提督「こうして膝の上に乗せてみると、改めてお前がまだ幼いのだと実感するな。なのにお前はもうすっかり女の顔をするようになった」ナデナデ クチュクチュ

山雲「っ……うるさいですー……あっ……」

提督「随分とリラックスするようになったじゃないか。最初の頃とは大違いだ。ようやく俺に気を許し始めたか」

山雲「はぁ〜?寝言は寝て言ってくださいねー。んっ……」ピクン

提督「そうか。……まったく、言っていることと態度があっていないぞ?気がついているのか?」ボソリ ニタァ



朝雲「……最近、ようやく戻ってきたわね」ニコッ

山雲「戻ってきたー?」

朝雲「倒れてから心配になるぐらい落ち込んでいたけど、最近の山雲は元気になってきたわ」

山雲「そ、そうですかー?」

朝雲「うん。だいぶもとに戻って来た」

山雲「そうですかー。それは良かったですー♪……」
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:55:56.80 ID:HVSMzffH0


提督「さて、先週は君にたっぷり尽くしてやったからな。今週はお前に尽くしてもらおうか」

山雲「……」

提督「安心しろ。お前が良くしてくれ分だけ返してやる」



山雲「れろれろ……ぺろぺろ……じゅるるるる……」ジュン

提督「こっち向け。……睨みつけるな。恥らった感じではにかめ」

山雲「んっ……」

提督「よし、いいぞ……うん、いい写真が撮れた。いいぞ、続けてくれ」

山雲「んむっ……じゅるじゅる……じゅるるるるる」



提督「今日はこれをつけたまま過ごしてもらう」ヴヴヴヴヴ

山雲「っ……!!最低……!!」ギロリ



阿武隈「以上で報告は終了です」

提督「ああ、よくやってくれた」カチッ

山雲「ぁっ!?!?」ビクン ヴヴヴヴヴ

阿武隈「えっ?ど、どうしたの、山雲ちゃん……?」

山雲「や、な、何でもないですー……っ!!」ビクン

阿武隈「ぐ、具合悪いの……?」

提督「大丈夫か、山雲?阿武隈、ありがとう。退出してくれ。山雲は……仮眠室でやすんだ方が良いな」

阿武隈「は、はい、分かりました。あまり無理しちゃダメだよ、山雲ちゃん。では失礼します」

山雲「は、はい〜……ありがとうございますー……っ!!」キッ

提督「どうした?」

山雲「バレたらどうするつもりなんですか……!?」

提督「君ならばれないようにするだろ。さて、大洪水の様だが……バレるかバレないかのスリルがたまらなかったか?」スッ クチッ

山雲「っ……死んでください―……!!」キロリ

提督「焦らされたからってそう怒るな。すぐに満足させてやる」



提督「さて、では今日もお願いしようか」

山雲「っ……毎日毎日こんなー……性欲に底なしなんですかー?まるで猿ですねー。少しは人間らしく自重したらどうですかー?」

提督「嫌なら嫌と言えばどうだ?だが、ふむ……そうか。だったら山雲。俺と将棋か何かで勝負しろ」

提督「それでお前が勝ったら今日は何もしない。ただ普通に執務をするだけにしよう。さあ、何で勝負する?」

山雲「!!言いましたねー?ではー……囲碁で勝負しましょうー」
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 17:57:30.34 ID:HVSMzffH0


山雲「……!!」ワナワナ

提督「俺の勝ちだな。なかなか強いじゃないか。……どうした?悔しいのか?まあ、これだけ打てるのなら自信も気位もあっただろうな」

山雲「っ……」ギロリ

提督「さて、では約束だからな。して貰おうか。だが、今日の所は手だけで勘弁してやろう」



提督「っ……山雲!!手で受け止めろ!!」

山雲「て、手でー……?っ……」シコシコ キュッ

提督「ぅ……はぁ……!!ビュルルルルルルルル

山雲「うっ!?あ、熱いー……こんなにいっぱいー……」ネトォ

提督「ふぅ……悪くない。お前もだんだんと男慣れしてきたな。ちゃんと一人でイかせられるようになった。女として優秀だな」

山雲「っ!!……そんな事言われてもー、嬉しくないですー」



朝雲「最近機嫌いいわね。何かいいことでもあった?」

山雲「いい事〜?全然ないよー」

朝雲「嘘ね、鏡見てから言いなさい。何か教えなさいよ」

山雲「本当に何もないって〜。あっ、そろそろ時間だー。行ってくるねー」

朝雲「あっ、逃げた!!もう……秘書艦、か……」



比叡「以上で報告を終わります」

提督「っ……そ、そうか……ご苦労だった……」

山雲「じゅるじゅる……っ……」

山雲(比叡さんが真面目に報告しているのにー、私は提督の机の下でー、提督のを舐めてるー)

山雲(こんな事……本当はしたくないのにー……けど、あと半月は司令の秘書艦だからー……命令は絶対だからー……だから仕方なくー……)

山雲(でもー、そろそろ司令は限界ー。さすがにこれ以上はまずいよねー?だって、比叡さんに気がつかれたらー……っ!?)

提督「では、もう退出して……いいぞ……!!」シコシコシコ ビュルルルルルルルル

山雲「ぅっ!?」

比叡「し、司令……?えっ?誰の声ですか、今の……?」

山雲「っ!!」サァッ

提督「すまない……昨日冷えたのか腹の調子が悪くてな。くっ……変な声が出てしまった……気にしないでくれ」スリスリ
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 18:17:01.36 ID:pgZAiE+Oo
よく捌いたなー
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 18:19:45.23 ID:HVSMzffH0
比叡「そ、そうなんですか……熱いからって冷房を強くし過ぎるのはダメですよ?では失礼します」

提督「ああ、気をつけるよ。ありがとうな、比叡」

山雲「……っ。こんなー……もう少しでバレるところでしたよー!?何考えているんですかー!!」

山雲「しかもこんなすごい匂いのたくさん出してー!!匂いでバレちゃうかもしれませんよー!?もうー……髪にもかかってるー……」

提督「君が声を出したからだろう?気をつけてくれ」

山雲「っ!!いきなり顔に出されたらー驚いて声も出ますよー!!山雲のせいじゃありませんからねー!!」

提督「わかったわかった。悪かったよ。じゃあ、その顔についたのを手で取って舐めてくれ」

山雲「本当に反省しているんですかー?もう……ぺろぺろ……」

提督「いい表情だ。だいぶ写真も集まってきたな」パシャッ

山雲「あむ。れろれろ……っは。そうですかー」



提督「今日は69をするぞ。どういうものか聞いたことはあるだろう?」

山雲「っ!?アレをやるんですかー?」

提督「嫌か?」

山雲「そ、それはー……っ!!嫌に決まってますー。だって、私は取引で仕方がなくしているんですからー……」

提督「そうか……だったら、また囲碁で決めようか」

山雲「……!!」



提督「……」パチッ

山雲「……」パチッ

提督「……」パチッ

山雲「っ……」パチッ

山雲(やっぱり強いー……だいぶ押されてるー……このままじゃ私ー、69させられちゃう……!!)ドキドキ

提督「……」パチッ

山雲「っ!?」ピクッ チラ

提督「……」

山雲(えっ……えっ?何この手ー?……どう考えても良くないー。致命傷だわー。初心者は気がつかずに打つことが多いけどー……)

山雲(これじゃあ次の一手で上の石が全部死ぬー……司令ほどの強さの人がこんな悪手打つなんてー……わざとー?もしかしてー舐められてるー?)ムカッ

山雲(初心者ならこの致命的な隙に気がつかずに見逃すこともあるけどー私が見逃すわけないー……!!)チラッ
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 18:22:05.86 ID:HVSMzffH0
提督「……」ジッ

山雲「っ!!」ハッ

山雲(ち、違うー……!!舐められてるんじゃないー……!!試されてるー……!!私がここで司令を殺すかどうかー……!!)

山雲(それともわざと見逃すかー……わざと負けるか試したー……っ……わ、私はー……!!)

山雲「……!!」フルフルフル パチッ

提督「……」ニヤッ パチッ

山雲(こ、これは違うもんー……別にここで見逃したからって絶対勝てないわけじゃないもんー)

山雲(それに舐められてるのにあそこで勝ちを拾いに行くなんてー負けるより惨めだもんー。だからー、これは違うー)

山雲(絶対にわざと負けようとしているとかそう言うのじゃないわー。私はー私の実力で司令に勝つー……!!)



提督「俺の勝ちだな」

山雲「っ……」ビクッ

提督「さて、では約束を守ってもらおうか。ほら、こっちに来い。服を脱いで上下逆さで俺の上に乗るんだ」

山雲「……」シュルシュル



山雲「あっ……あふぅ……っ……はぁ……はぁ……ぺろぺろ」ピクンピクン シコシコシコ

提督「っ……くはっ……!!」ビュルルルルルルルル

山雲「あはー……!!出しましたねー?ふふっ、やられっぱなしでは終わらないんですよー?」

提督「っ……口と手を使って一回俺をイかせるのに手だけの俺に何回イかされたんだ?だがまあ、いいだろう。では、ご褒美にイかせてやる」グイッ

山雲「わっ!?」

提督「覚悟しろよ。本気でいく。んっ……」ジュルルルルル

山雲「やぁああああああ!!だめぇええええええ!!」ビクビクビク



朝雲「あっ、山雲!!」

霰「ホントだ……何してるの?」

山雲「っ!?あ、朝雲姉ぇ、霰……!!こ、これから出撃ですかー?」

朝雲「そうよ。霰と一緒に哨戒任務。山雲は休憩中?」

山雲「は、はいー。んふっ……はぁ……こうして三回の窓からっ……外を眺めるのって……イいリフレッシュになりますよねー」

朝雲「そうね。……山雲、大丈夫なの?」

霰「具合悪そう」

山雲「だ、大丈夫ですよー!!全然元気イイですー!!だからぁ……心配……しないでー……!!」ガクリ

朝雲「や、山雲!!」

霰「全然大丈夫じゃ……なさそう」
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/02(金) 18:24:30.73 ID:HVSMzffH0
山雲「っ!!ちょっと眠いだけですよー!!あ、あくびが出そうになっただけですー!!」

朝雲「そう?ならいいけど……じゃあ私達行くね。秘書艦、頑張ってね!!」

霰「眠いなら……寝た方が良い……じゃあね」

山雲「はい〜。朝雲姉ぇたちも頑張ってくださいねー!!っ……ふぅ……あぁ……!!」ビクビク

提督「行ったか。さて、ではイかせるか」

山雲「っ!!お、お願いですから中でシてくださいー……!!このままじゃ誰かに見られちゃうかもー……!!」

提督「大丈夫だ。声さえ我慢すればイキ顔だけ見られても何しているかまでは分からんさ。ほら、いくぞ?」クリクリクリ

山雲「そんなぁ!!っ……ふぅ……あぁ……司令……だめですってー……!!あ、だめ、だめ、イっちゃう……!!」

提督「我慢するな。快楽に身を任せろ。ほら」キュッ

山雲「っ〜〜〜〜〜〜!!ふぅ……ふぅ……ふぅ……」ズルズル ペタン

提督「床が大洪水だな」

山雲「っ……誰のせいでー……!!」

提督「ほら、山雲。口でしろ。さっきまで朝雲に嘘を吐いていたその口で、俺のモノを咥えて奉公するんだ」

山雲「っ……そんな事言わないでくださいー……!!」ズキン ゾクゾク ギロリ

提督「おっと、悪い悪い。ほら、はやく」フリフリ

山雲「もうー……ぱく」



提督「……」カチャカチャ

山雲「……」シュルシュル キュッ

提督「山雲」

山雲「なんですかー?」

提督「予定より一週間ほど早いが、今週でお前を解放する」

山雲「……えっ?」

提督「お前の写真も十分撮ったし、これで公平だ。それに、お前も早く解放されて嬉しいだろう?」

山雲「……っ!!は、はいー、それはもちろんですー!!これで解放されると思うとせいせいしますー」

提督「ふっ、そうか。では、これからはどちらかが約束を破らない限りもう関わり合いになることはないだろう。ご苦労だった」

山雲「最高ですー……」
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/02(金) 18:28:11.35 ID:HVSMzffH0


朝雲「復帰おめでとう。予定より一週間も早く復帰できるなんてさすが山雲だわ」ニコッ

山雲「えへへーそうでしょー?」ニコッ

朝雲「ええ。……それで、何かあったの?」

山雲「えっ?」

朝雲「分からないと思った?今の貴女、とても辛そうだわ。何か悩み事?」

山雲「……そ、そんなことないですよー」ニコッ

朝雲「そう……山雲。一つだけ忘れないで。何があっても、いつでも私は山雲の味方よ。んっ……」チュッ

山雲「んふ……っ……朝雲姉ぇ、大好きですよー」ダキッ ギュッ



山雲「……」

山雲(もう来なくてもいいのにー……どうして私ー、司令の執務室にー……いえー、違うわー。来なくちゃいけないのよー)

山雲(あの司令がそう簡単に私を解放するなんてーおかしいわー。きっと何か企んでいるはずー)

山雲(だからちゃんと確認しないとー……その為にー、仕方なく私はここに来たのよー。だからーそう言うのじゃ全然ないー)

山雲「失礼しますー、司令ー」コンコン

提督「っ!?や、山雲……!?どうした……っ……何の用だ……?」

山雲「話があって来ましたー。……司令ー?」ガチャッ

提督「は、話か……くっ……ふぅ……すまないが、後にしてくれるか?」

山雲「!!……なんで今じゃダメなんですかー?」

提督「忙しいんだ」

山雲「……!!」キッ スタスタスタ

山雲(司令の反応に疑惑が確信に変わったー……気がついたら体が動いていたー……回り込んで、確認するー……)

提督「山雲!?待て!!止まれ!!」

山雲「……っ!!」スタスタスタ ゾワッ

U-511「っ!!んふ……!!あむあむ……れろれろ……じゅるるるるる、じゅっぷじゅっぷ」ジッ ニタァ

↓1〜3
机の下に収納されたユーが提督に口淫している。ユーは気がつかれたことに驚いたように提督のモノを咥えたまま目を見開いて山雲を見ていた
しかし、すぐに雌として勝ち誇ったような妖艶な笑みを浮かべると見せつけるように艶かしい口淫を始める

それを見せつけられた山雲の心情と反応と、見せつけているU-511の心情
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 18:28:12.51 ID:AYkdQWr7o
堕ちたな
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 18:34:22.18 ID:pgZAiE+Oo
山雲
どうでもいいはずなのに、何故か悔しさが込み上げてくる
気が付いたらユーに負けじと提督のモノをフェラしていた

U-511
また新しい女の子、でもアトミラールは今私のもの
山雲の行動に驚きつつも、イかせるのは私と山雲の知らない提督のモノのイイところを責め立てる
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 18:49:00.29 ID:tucRWQcGo
何でー?何でこんなに気分が悪いのー?これって朝雲姉が司令さんをジッと見つめてる時に感じた気持ちと同じー嫉妬ー?そんな馬鹿なーでもーこの敗北感は〜!司令の口が空いているのですかさず吸い付く山雲。誰に見られていても関係ない……ただていとくをひたすら気持ちよくしてあげるだけ……際限なく愛し合うだけ……さらに行為に熱がこもるユー
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 18:49:14.02 ID:AbnAZ2ZLo
705
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 19:03:02.88 ID:hKMkyjGA0
山雲
ユーに見せつけるように提督の唇を奪い
同時に罰によって増大した肉欲や愛欲が爆発
肉体への罰を求めながらスキンシップを図る

ユー
山雲が罰を求める理由を聞き出す
自らが提督に行った罪を吐露して歪んだ優越感を得つつ更なる行為を求める

まあ結局はこのあと滅茶苦茶お仕置き3Pした
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 20:13:20.93 ID:5Dn8umYZo
なんだろう、一体感のある安価だな
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/03(土) 19:54:21.27 ID:sPw6f5yA0


提督(計画通り……!!この戦いは勝ったも同然だった。解放した山雲は自ら戻ってきた。そして今、俺のモノをしゃぶるユーを嫉妬を込めた視線で睨んでいる)

提督(驚き、追い払いたいという態度を演技することで山雲が俺が何をしているのか察するようにした。俺の目論見通り、山雲は机の下のユーの存在に気がついた)

U-511「じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ、じゅるるるるる、にゅるにゅるにゅる」

提督「っぁ……!!」

山雲「!!」ギリッ

提督(ユーの口淫がさらに激しくなる。頭を前後に動かしバキュームしてきた。舌が裏スジを這い、唇がカリにひっかかる)

提督(限界だった。このままユーの口にぶちまける。それを山雲に見せつけてやろう。……と思ったところで、山雲が動いた)

山雲「っ……!!んっ……ちゅっ……」バッ ダキッ ギュッ

提督「んっ……!!」

提督(俺に抱き付き、強く抱きしめると躊躇うことなく唇を重ねてくる。舌がねじ込まれ、俺の舌に絡みついてきた)

提督(俺が他の女としている。それが山雲の自制心を失わせたようだ。それほどにもう山雲は俺のことを意識している。好きになっている)

提督「んっ……んん……!!」ギュッ ビュルルルルルルルル

U-511「んぶっ……っ……ごくん。ずぞぞぞぞぞ」

山雲「れろれろ……んっ……」

提督(その直後、射精する。と同時に思いっきりきつく山雲を抱きしめた。腰を浮かせてモノをユーの喉奥に押し込む)

U-511「っは……アトミラール……」ジッ

提督「すまない、ユー。少し待ってくれ……してしまったな、山雲」

山雲「っ……司令のせいですー……全部、司令が悪いんですー……!!」

提督(俺は訳が分からないという顔をする。それを見て愛憎入り混じった表情で俺を縋るように睨みつける山雲)

提督「これはこじつけて正当化することはできないぞ。朝雲に悪いとは思わないのか?」

山雲「思わないとでも思いましたかー!?けどー……けどー……!!いつの間にか司令がー……司令のことがー……!!責任とってくださいー!!」キロリ

提督「前も言ったな。俺を受け入れ、望むのならば拒まないと。いいんだな?朝雲を裏切って俺を選ぶんだな?」

山雲「っ……それはー……」

提督「それは?」

山雲「そ、それはー……!!言わせないでくださいー……!!お願いですー……!!」

提督「帰れ。ユー向こうの部屋に行くぞ」

U-511「Ja. くすっ」チラ ニヤリ

山雲「っ!!待ってくださいー!!分かりましたー!!言いますー!!選びますー!!提督を選びます―!!」

提督「朝雲に申し訳なくないのか?」

山雲「っ……ぐすっ……でもー……司令も好きになっちゃったんですー!!だってー……あんな事するからー……!!」ジワァ

山雲「最初は本気で嫌でしたー……けど体が好きになっちゃったんですー……そしたらー、気がついたら心もー……!!」

山雲「司令に愛されたいって思っちゃったんですー!!変えられちゃったんですー!!朝雲姉ぇのことも好きだけどー、司令もー……!!責任とってくださいー!!」
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/03(土) 19:57:54.17 ID:sPw6f5yA0
提督「そうか……つまりお前はそんな奴なんだな。愛よりも肉欲。快楽に堕ちるのか。見損なったぞ、山雲」

山雲「っ!!」ガーン

提督「……ともかく、このことについては後で話そうか。この部屋で待っていろ。今日は何もない。時間はたっぷりある」

山雲「あ、後でー……」

提督「そうだ。俺はユーと愛し合っている途中だったのだからな。行くぞ、ユー。ついて来い」

U-511「はい、分かりました。ふふっ……じゃあね、ヤマグモさん」ニタァ

山雲「っ!!待たないとー、例の証拠ー……全部ばら撒きますよー……!?いいんですかー!?」ギロリ

提督「……自分が憐れな奴だと思わないか?好きな男の気を惹くのにそんな脅迫しかできないなんて」ジトッ

山雲「……!!だったらー……だったらどうすればいいんですかー……!?私はー……山雲はぁー……!!」ズキン クシャリ ポロポロ

提督「待っていろ。待ってさえいれば、俺は必ずお前と向き合う。分かったな?」

山雲「ぐすっ……ひっく……」ポロポロ コクリ

提督「……いい子だ。待たせたな」

U-511「大丈夫。行こう」ダキッ ギュッ

山雲「っ……!!」ズキン



U-511『あ、アトミラール!!好き!!好き!!大好き!!ユーは!!アトミラールが!!大好きですって!!』ズッチュズッチュズッチュ

提督『ユー……そろそろ……出すぞ……うぐぅ!!』パンパンパン バチュン ビュルルルルルルルル

U-511『あふっ!!Kommen!!Kommen, bitte!!や、やぁん!!やぁああああああああ!!』ビクンビクン

山雲「……!!」ズキンズキン

提督『ユー……愛してるぞ……Ich liebe dich……』チュッ

U-511『……♪嬉しいです……ユー、幸せですって……んっ……ちゅぅ……』

提督『……っ……もう一回?』

U-511『Natürlich……///』ポッ コクコク

提督『今度は君が上に乗ってくれ』ニコッ

U-511『分かりました。頑張る』グッ

山雲「っ!?ま、まだ終わらないのー……!?ぐすっ……お願いー……早く終わってー……」



提督「……」カチャカチャ

U-511「んっ……」モゾモゾ ジッ

提督「すまない。行ってくる。ユーはここでゆっくりしていてくれ」

U-511「……Ja」

提督「……待たせたな、山雲」ガチャリ

↓×1〜3
たっぷり二時間ほど、扉の向こうで交わされる甘い言葉や肉と肉がぶつかり合う音と淫らな水音、喘ぎ声、嬌声を聞かされ続けた山雲の心境と状態
とそんな山雲に対する提督の行動

例)山雲は長時間かつ激しい嫉妬のあまり燃え尽きたようにぐったりとしている。提督はさらに言葉責めを加え、徹底的に自己否定させて完璧に服従させる
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 20:37:23.65 ID:K60/sb0rO
もう我慢できない
只管自分を激しく慰めた後で、息も絶え絶えに憔悴した状態

山雲をお姫様抱っこして、よく待ち続けたなと献身的に扱う
再度彼女の意思を聞き、それが変わらないことを確認した上で、望み通り獣のように交わって完璧に自分のものにする
掛ける言葉は山雲の選択を肯定する内容を多めに
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 20:51:20.43 ID:ycwRPuKuo
712
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 20:59:19.86 ID:nXJP0BzHO
711で
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 21:49:00.94 ID:WFIHi3spo
>>712
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 20:18:59.03 ID:W8iw+fC90
提督「……!!」

山雲「……」ハイライトオフ チラ

提督(一瞬、目論見が外れて居なくなっているのかと思ったが、違った。山雲はドアのすぐ横に膝を抱えて座っていた)

提督(疲れ切ったような表情をしていた。濁った目は赤くなっており、涙の痕が残っている)

提督「……ついて来い」

山雲「……」グッ トコトコ

提督(俺の言葉に山雲は無言のまま緩慢な動作で立ち上がると、後ろをついて歩いてくる。俺は執務室を出てある場所へ向かった)

山雲「……ここは」

提督「あの日、お前と約束した場所だ。俺はお前と朝雲に関わらないからお前も俺を二度と告発しようとしないという事を」

山雲「……」

提督「お前は俺を嫌いだったのではないのか?」

山雲「っ……嫌いでしたー……朝雲姉ぇの視線はいつも私じゃなくて司令に向いていたからー……」

山雲「でもー……今はー……司令があのドイツ人としている時ー、本当に狂ってしまうかと思いましたー」

山雲「ずっと司令を見る朝雲姉ぇに向けていた感情と同じものをー司令に向けていましたー」

山雲「そして朝雲姉ぇに見られる司令に向けていた感情と同じものをー……あのドイツ人に向けてましたー」

提督「……俺を破滅させようとしていた癖によくもそんな事を言えたものだな」

山雲「っ!!あ、あれはー……間違いでしたー……心から後悔してますー……お願いですー……赦して下さいー……!!」ブルブルブル

提督「間違い、か……なら今のお前ならあの時のお前を止めるのか?」

山雲「止めますー!!」

提督「殺してでも?」

山雲「殺してでもー!!殺してでも止めますー!!」

提督「……こっちに来い、山雲」



山雲『んん……!!』ポロポロ

提督『……』モミモミ ナデナデ

提督「嫌がっているな?」

山雲「っ……あの時の私はー分かっていなかったんですー……」

提督(俺は山雲と二人であの時録画した映像を見ていた。画面の中で山雲は恐怖と嫌悪に顔を歪めながら俺に胸を揉まれている)

提督「では、今は嫌がらないと?」

山雲「はいー」

提督「して欲しいのか」

山雲「っ!!はいー……!!」ゴクリ

提督「そうか……こんな感じか?」グイッ モミモミ

山雲「ぁ……んっ……ふぅ……!!」トサッ ピクン

提督(あの時と同じ部屋、同じベッドで山雲を押し倒す。あの時と違うのは山雲が拘束されておらず、嬉しそうに笑みを浮かべていることだ)
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 20:20:25.85 ID:W8iw+fC90
山雲『ぐすっ……ひっく……』ボロボロ

提督『本気泣きじゃないか。俺はレイプされたことはあってもしたことはなかったんだが……心が痛む』

提督『だがそれと同時に背徳的な快感を感じるな。癖になってしまうかもしれない……男の性癖を歪めるなんて悪い子だ、お前は』

山雲『……!!』ギロリ

山雲「んぁ……あぁ……司令ー……好きー……!!」ピクンピクン

提督「あれと同一人物とは思えないな」

山雲「っ……そんな事言わないでくださいー……あの頃は司令を毛嫌いしちゃってたんですー……んはぁ!!」ビクン

提督『そんな目をするな。同性愛もいいのかもしれないが、自然でないことは確かだ。俺がお前に男の味を教えてやろう』チュッ

山雲『んん!?』ビクッ

提督「キスはしない約束だった。なのに、お前からしてきた。山雲、そんなに俺とキスしたくなったのか?」

山雲「はいー。好きだからー、したいんですー」

提督『たしかに、マーキングするのも悪くないな。さて、どうだ?男とのキスは。異性相手ではファーストキスか』

山雲『ぐすっ……!!』ギロリ

提督『お前が心から望むようになったらもっと濃厚なのをしてやるよ。それまではライトなので我慢してくれ』チュッ

山雲『んん!!んん〜!!』ビクッ ジタバタ

提督「嫌がっているようだが?」

山雲「今の私は嫌がりませんー」ジッ

提督「欲しいのか?」

山雲「はいー」ドキドキ コクリ

提督「濃厚なのを?」

山雲「そうですー」コクリ

提督「心から?」

山雲「心からですー」コクリ

提督「っ……」チュッ

山雲「んふっ……ちゅぅ……れろれろ」

提督(山雲と濃厚なディープキスを交わす。そしてそのまま抱き締め、愛撫。前戯を始める。山雲もまた、俺を愛撫した)

提督(濃厚に絡ませ合った舌。山雲の手が俺のモノにのびる。ズボン越しに撫でてきた。そのままお互いに服を脱がせ合う)

提督(手と口で何度も山雲をイかせた。俺のモノはギンギンに張り詰めていた。山雲を仰向けに横たわらせ、脚を開かせる)

山雲「……ぁ!!」ゴクリ

提督(そしてその上にのしかかり、正常位で入れる体勢となった。モノでとろとろに蕩けた山雲の秘所をなぞる)
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 20:22:30.38 ID:W8iw+fC90
山雲「司令ー……来てくださいー……!!」

提督「いいんだな?」

山雲「はいー……!!」コクコク

提督「なら誓え。もう朝雲のとは忘れて完全に俺のモノになると」

山雲「!?」

提督「黙って二股を続けていれば、朝雲は確実に気がつく。そして俺はこのことを朝雲に知られるわけにはいかない」

提督「君の時の二の舞はもうごめんだからな。だから、選ぶんだ。俺か、朝雲か、どちらかを」

山雲「そ、そんなー……私はー……」

提督「往々にして決断の時とはいきなりやってくるものだ。そして人を待ってはくれない。さあ、答えろ」

山雲「っ……!!私はー……!!」

提督「……お前は?早く決めろ。待たないぞ。無回答は朝雲を選んだとみなす」

山雲「っ!!うぅ……シレイ……ですー」ギュッ

提督「何?聞こえないぞ?」

山雲「っ……司令をー……!!選びますー……!!」ズキン

提督「朝雲より俺を選ぶのか?」

山雲「っ……はいー……!!」ズキンズキン

提督「ちゃんとそう言え。朝雲より俺を選ぶと」

山雲「……!!っ……あ、朝雲姉ぇより……司令を選びますー……!!」ズキンズキンズキン ジワァ

提督「そうか、分かった。それで?どうして欲しい?」

山雲「えっ……?つ、続けてくださいー……」

提督「続けるとは?」

山雲「っ!!……い、入れてくださいー」

提督「何を?どこへ?」

山雲「っ……し、司令のソレを……私のココに……入れてください……」カァッ

提督「それ?ここ?ちゃんと名称を言え」

山雲「うぅ……し、司令のー……ち、ちんちんをー……私のー……まんこに入れてくださいー……!!」フルフルフル

提督「チンポと言え」

山雲「っ……!!司令のチンポを私のマンコに入れてくださいー……!!」

提督「いいだろう、くれてやる」グッ ズプププププ

山雲「っぁ!?あぁああああああああ!!」ビクンビクン

提督「お望み通りくれてやる!!これが欲しかったのだろう!?分かるぞ!!秘書艦の時、隙あらばチラ見しやがって!!」パンパンパン

山雲「やぁああ!!な、なんで知ってるんですかー!?」

提督「気がつかないとでも思ったか!?発情した雌の顔でモノ欲しそうにしていれば誰でも気がつくに決まっているだろう!!」

山雲「言わないでー!!違いますー!!そんなはしたない子じゃー……!!」

提督「よくもそんな事が言えたものだな!?下品な言葉を使っておねだりしておいて!!朝雲に悪いと思わないのか!?」

山雲「は、激しっ……!!い、言わないでー!!今はそんな事言わないでください―!!」
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 20:23:29.78 ID:W8iw+fC90
提督「謝れ、山雲!!朝雲に謝れ!!俺のモノなる!!チンポには勝てませんでした!!変えられましたとちゃんと言うんだ!!」

山雲「んっふぅ!!ご、ごめんなさいー、朝雲姉ぇ……!!私はー……山雲はー……司令のモノになりますー……!!」

山雲「司令のことが好きになっちゃったんですー!!司令のチンポには勝てませんでしたー!!私ー変えられちゃいましたー!!」ゾクゾク

提督「……!!」ゾクゾク

提督(誰かの恋人を寝取る背徳感と達成感が電流のように背筋を奔った。それに加えてレズ娘をモノで雌に堕とす快感も)

提督(ただひたすら山雲に腰を打ち付けた。挿入は二回目だが、山雲は何度も悦がり狂った)

提督「山雲……くれてやる!!受け取れ!!」バチュン ビュルルルルルルルル

山雲「あぁああああああ!!し、司令のー……たくさん出てるー……!!」

提督「っ……まだ終わらせないぞ、山雲!!」ズップズップズップ

山雲「っ!?えっ!?ま、だ、出したばかりなのにー!?あぁ!!な、中でまた硬くなってるー!!」

提督「お望みのモノだ!!存分に味わえ!!」

山雲「まってぇええええええ!!まだイったばかりだからー!!敏感なんですー!!司令ー!!」ビクンビクン



提督「……どうだった?背徳の味は」

山雲「す、凄すぎますー……っ……」ピクンピクン

提督「……山雲、お前には失望した」

山雲「……えっ」

提督「お前は朝雲を愛していたはずだ。それこそ、恋敵である俺を陥れて破滅させようと行動するぐらいに」

提督「なのに結局お前は……その朝雲を捨てて俺を選んだ。何だったのだ、お前の想いは?朝雲への愛は?」

山雲「っ!!そ、それはー……っ……」ビクッ

提督「お前は俺の敵となった。だからこそああしてお前の弱みを握って口封じしたわけだが、個人的にお前の想いの強さは評価していたのに」

山雲「……」

提督「教えてくれ、山雲。どうしてだ?なぜ俺を選んだんだ?かつてその俺を毛嫌いするほど朝雲を想っていたのに」

山雲「ぁ……わ、私はー……提督がー……好きにー……」

提督「俺が好きになった?何故だ、山雲。ほら、これにお前を犯したときのデータが入っている。だが、さっき見ただろう?」

提督「本気で俺を嫌っていた。殺意と憎悪がみなぎった瞳をしていた。たった三週間前のことだ」

提督「だが、今やお前は俺を好きだと言う。朝雲を捨てて俺を選ぶという。お前の気持ちは何だった?何なんだ?」

山雲「っ……」ジワァ
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 20:26:44.60 ID:W8iw+fC90
提督「結局、お前はコレ欲しかっただけじゃないのか?さっきも自分で言っただろう?チンポには勝てませんでしたと」

山雲「あ、あれはー司令がそう言えって言うからー……!!」フルフルフル

提督「嫌がりもせず悦んで言っていたじゃないか?結局、お前はただ快楽に堕ちただけだ。俺より上手い奴がいたら今度はそいつが好きになるんじゃないか?」

山雲「っ……た、確かにそういうところもあったのかもしれませんー。けど私が司令を好きになったのはそれだけじゃありませんー」

山雲「秘書艦として一緒に居るうちにー、司令の優しい所とか頼りになる所とか良いところをたくさん知ってー」

山雲「もともと話に聞いていましたー。高級将校で一人だけ年末年始の休暇を取らなかった真面目な人だとかー」

山雲「でもー、朝雲姉ぇのことで私が毛嫌いしていたんですー。それがー、一緒に過ごして本当に私の毛嫌いだったんだって気がつきましたー」

山雲「それに気がついてからはもうー……一瞬でしたー……司令を好きになるのはー……だからー、違いますー……!!」

山雲「エッチが上手だからとかそう言う理由で司令を好きになったわけじゃありませんー!!信じてくださいー!!」

提督「どうだかな。では、もしお前が言う事が本当だとして……俺よりさらにいい人が現れれば、お前は俺を捨ててそいつを好きになるんじゃないのか?」

山雲「っ!?なりませんー!!私はそんな事絶対にしませんー!!」

提督「絶対にしない?だが、現に今、朝雲から俺に乗り換えたじゃないか。舌の根の乾かぬ内によくもそんな事が言えたものだな」

山雲「……!!」ガーン ポロポロポロ

提督「お前は尻軽女だ、山雲。敵に犯され快楽に堕ちて、恋人を簡単に捨ててその敵を選ぶような唾棄すべき存在だ」

山雲「……」ブルブルブル

提督「そんなお前がよくもまあ人を好きだ、信じてくれと言えたものだな。言ってやろう、山雲。お前の好きは好きじゃない」

提督「そういった綺麗な感情とは対極に存在する何かだ。相手をとっかえひっかえするような穢れた想いだ」

提督(事後、甘いピロートークをするべきところで俺は拗らせたような暴言を山雲に吐きかける)

提督(そうすることで、山雲に徹底的に自己否定させるのだ。そして完全に俺に服従させる)

提督(そうすればもう二度と山雲は俺を陥れようとしたりしないだろう。それに、従順な手駒としても使えるようになる)

山雲「……」ギュッ ガタガタ ポロポロ

提督(……しかし、目をぎゅっと閉じ、自らの身体を抱きしめて震えながら涙を流している山雲を見ると、良心が痛んだ)

↓×1〜3
肌を重ねて愛し合った。受け入れてもらえる。と思っていたが、提督に失望して軽蔑したような表情で罵られ、そう思っていたのは自分だけだと思い、自分の存在を完全に否定されたように感じた山雲の心情と反応
とそれに対する提督の行動

例)山雲は絶望の余り自殺しようとする。提督は慌ててそれを止めてやり過ぎたと内心反省しつつ優しい言葉をかける
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 21:39:57.17 ID:sGl8I+huo
山雲はもうどうすればよいのかわからず、俯き唯々無言で涙を流す
提督はそろそろ頃合いだろうと優しく接する
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 23:04:57.74 ID:l2Ht2cbs0
おっ!お願いしますー!信じてくださいー!朝雲姉を捨てた山雲にはーもう司令さんしか残っていないんですー!お願いだから山雲を見捨てないでー山雲のすべてを捧げますー司令さんのためなら何でもしますーだからー泣きながら提督にすがりついて懇願する山雲。本当に何でもするんだな?では朝雲を俺に捧げろと言ったらどうする?山雲の覚悟を試す提督
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 23:26:13.22 ID:bt0L6VDKo
>>721
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 03:17:43.42 ID:Vhbi/JDa0
山雲「……っ!!お、お願いしますー……!!信じてくださいー!!今更朝雲姉ぇに戻るなんてー……できないー……」バッ ダキッ

山雲「もうその資格はありませんー……!!朝雲姉ぇを捨てちゃった山雲にはーもう司令さんしか残っていないんですー!!」ギュッ

山雲「お願いですー……お願いですから山雲を見捨てないでくださいー……!!山雲のすべてを捧げますー!!司令さんの為なら何でもしますー!!」ボロボロボロ

提督(突然、山雲が身を起こした。そして俺に抱き付くと、強く抱きしめ、涙を流しながらそう懇願する)

提督(そのまま絶望に打ちひしがれて何もしないでいるといけないと思ったのだろうか?偉いな。最後の気力を振り絞ったように行動していた)

提督(今、この場で山雲に優しくすれば簡単に俺のモノにできるだろう。だが、その前に俺は山雲の覚悟のほどを試すことにした)

提督「……何でもすると言ったな?本当に何でもするのだな?」

山雲「っ!!はいー!!もちろんですー!!」コクコク

提督(俺から引き出せた拒絶や悪意的ではない反応に山雲はすぐに喰らい付いた。何度もうなずきながらそう言う)

提督「そうか……では、朝雲を俺に捧げろと言ったらどうする?」

山雲「っ!?!?」ビクッ

提督「手料理を振舞うという名目で俺と朝雲を招待しろ。その時、朝雲を酔い潰す。朝雲の意識がない間にあの子を頂こう」

提督「酔い潰されて犯されたと朝雲が言い出す可能性もあるが、君が酔った朝雲が自分から誘っていたと言えば問題ない」

提督「後は俺が朝雲を言い包める。もっとも、喜んで受け入れる可能性もあるがな。むしろその可能性の方が高いか?」

山雲「じ、自分からはー……手を出さないんじゃー……」カタカタカタ

提督「……何か言ったか?」ジッ

山雲「っ!!な、何でもありませんー……」ビクッ

提督「そうか。さて、どうするんだ山雲?俺に朝雲を捧げるか?」

山雲「……!!」

↓×1〜3
山雲は混乱していたが、ここで朝雲を捧げれば取り返しがつかないことになるという事だけははっきりとわかっていた

1, 自分の全てを捧げはしたが、朝雲を捧げる権利は自分にはない。それだけはしてはいけないと断る

2, もう自分は他の何よりも司令を選ぶと、自分の全てを捧げると決めた。今更躊躇いはしないと捧げる

1 or 2
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 03:47:21.72 ID:GWi3kro+o
1
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 03:48:48.39 ID:+HOOYf8DO
1しかないでしょ
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 03:54:53.42 ID:3OLnl7gHO
2もみてみたいがここは1で
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 15:52:25.37 ID:Vhbi/JDa0
山雲「……それはー……できませんー」

提督「……もう一度言ってみろ」

山雲「朝雲姉ぇを捧げるのはー……できませんー」ガクリ

提督「……俺の言う事が聞けないのか?」

山雲「……」コクリ

提督「それが何を意味するか分かっているな?」

山雲「私はー……一生一人で生きていきますー……」

提督「そうか。……お前が約束を守る限り、俺も約束は守る。さっきのはなかったことにしてやる。これから互いに関わり合わずに、秘密を守って生きていく」

提督「そうすれば朝雲の下へ帰れるのではないか?もちろんあの初体験のデータも消す。約束だからな」

山雲「……もう私にはー朝雲姉ぇに顔向けする権利はありませんからー。そんな事できませんー」スッ シュルシュル

提督(山雲はそのまま消えてしまいそうな、無感情な声でそう言うと、俺から離れて体を拭き、大人っぽいデザインのショーツを履く。そしてジュニアブラをつけた)

提督(見たことのない奴だ。恐らく、新しく買ったのだろうな。シャツを着てスカートを履くと、ハーフソックスを履く)

提督(そしてリボンを結び、髪はそのままにカチューシャを手に持つと部屋を出て行こうとベッドから降りた。ところで俺は山雲を抱きしめる)

山雲「っ!?」ビクッ

提督「すまない。君の覚悟のほどを試させてもらった。赦してくれ。君は、確かに俺にその全てを捧げている」

提督「だが、朝雲を想う気持ちも生きている。だからこそ、君は俺に朝雲を捧げろと言ったのを断った」

提督「そして、俺に拒絶されても今更朝雲に戻る権利はないと言った。一人で生きて行くと」

提督「尻軽だとか君の想いは穢れているとか言って申し訳なかった。あれは最悪だった。殴ってくれて構わない」

山雲「……!!」

提督「俺が保証する。君はそんなんじゃない。簡単に付き合って簡単に別れるような尻軽ではない」

提督「そういう輩が欠片ももっていない誠実さや覚悟が君にはある。君の想いは穢れていない。尊い本物の想いだ」

提督「もし、今でもまだ俺を想ってくれているのなら。試すと言って酷いことを言った俺を赦してくれるのなら」

提督「そして俺を受け入れてくれるのならば、俺は全身全霊で君を幸せにして見せる。どうだろうか?」

↓×1〜3 山雲の反応
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 16:00:46.03 ID:J469QAPmO
本当に自分のような薄汚れた女でも受け入れてくれるのか?と半信半疑になるが、やがて堰を切ったように提督に飛び付いてわんわん泣く
ひとしきり泣き終えた後、朝雲とけじめをつけてくる事を決意する
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 16:56:04.14 ID:xZayHbAcO
今更下手な情けをかけてもらうつもりはないが、今はこの身を任せてみたい
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 17:54:35.24 ID:sj2i10AhO
朝雲姉と一緒になりたい、でも提督にも愛されたいどうすればいいか分からない
感情がない混ぜになって泣きじゃくる
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 18:06:57.93 ID:nYyG4krq0
チョイ役でもいいから阿賀野型、球磨型、ちとちよ辺りも出して欲しいな
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 18:55:39.87 ID:Vhbi/JDa0
山雲「っ……ぐすっ……うぅ……うわぁああああああああん!!」ダキッ ギュッ

提督(俺の言葉に山雲は堰を切ったように涙を流し始めた。そして強く抱きしめてくる。まるで、自分の中にある想いをどうすればいいのか分からないと言ったように)

提督「……決断は今じゃなくてもいい。ゆっくり考えてくれ」ナデナデ

提督(俺は山雲が泣き止むまでずっと頭や背中を撫で、優しく抱きしめていた。酷いことをしてごめんという想いを込めて)



大統領「我々、全アメリカ国民は戦火によりもたらされた被害に苦しみ、涙し、寛容な精神をもって、譲歩してでも武力による争いを止めて対話による解決を目指そうと努力しました」

大統領「しかし、その努力は踏み躙られました。ドイツによる潜水艦攻撃は何隻もの我が国の船舶を撃沈せしめ、数多くのアメリカ国民を殺戮しました」

大統領「そして皆さんもご存知の通り、それ以外にも数多くのドイツによる裏切り行為が発覚しております。事ここに至って、我々は決断せざるをえません」

大統領「それは我が国を脅かす現実的な脅威を、我々自身の力で打ち倒すために全力を尽くすという事です」

大統領「多くの血が流れることになります。しかし、我々はこれ以上宥和政策をとってこの戦争開戦時の過ちの轍を踏むわけにはいかないのです」

大統領「敵は強力ですが、我が軍への信頼と、我が国民による自由な意思によって、私たちは必ずや最終的な勝利を獲得するでしょう。主よ、私たちにご加護を」

大統領「わたしは議会に対して、本日を以って、合衆国とドイツとが戦争状態に入った旨の布告を宣言するよう要請します」



提督「アメリカが参戦か……」

飛龍「そうだね。肩を並べて戦うとなると複雑な気分だけど」

提督(主に英国と、そして諜報部からの報告によるとソ連の多大な努力により、遂にアメリカが対ドイツ戦争に復帰した)

提督(この戦争は一気に我が軍有利となった。……そのために、多くの表沙汰にできないような事が行われたのだろうが)

提督(このことにより、我が軍のアメリカ人捕虜が全員アメリカへ返還されることになった。もちろん、アイオワやサラトガもだ)

提督(二人共すぐに大西洋に行くと手紙に書いていた。ずっと捕虜だったのだ。そううまくいくかは分からないが……)

提督(だが、これほど心強いことはなかった。死の危険と隣り合わせの戦場に戻ってくると思うと、戻ってきてほしくはないが……)

提督「まあ、ともかくアメリカが心強い味方となったのは喜ばしいことだ。上手くやっていけるかが心配ではあるが……」
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 18:59:45.01 ID:Vhbi/JDa0


帝国海軍士官『戦力に余裕ができた今、とうとうサン・ナゼール攻撃が実行に移される。彼の地は大西洋における敵の最大の海軍拠点だ』

帝国海軍士官『大規模な敵戦力が結集している。これらを撃破することができれば、敵を一気に北海へ押し込める可能性もある』

帝国海軍士官『この作戦はハワイやマレー、スエズと同じぐらいに重要な作戦だ。失敗は赦されない。帝国海軍の名に泥を塗らぬよう心してかかるように』

雲龍「北から敵、墳式発動機搭載機接近中!!雷撃機よ!!すれ違いざまに落として!!逃したら追いつけないわ!!」

天城&葛城「「了解!!」」

ドイツ軍パイロット「Feindliche Jäger!! Achtung!!(敵戦闘機だ!!注意しろ!!)」

ドイツ軍パイロット「迎撃しろ!!撃て!!」

雲龍(操縦席を狙う……そこ!!)

ガガガガガガ ダンダンダンダン

ドイツ軍機銃手「ギュンター!?ギュンター!!しっかりしろ!!大変だパイロットがやられっ」バッシャン

バッシャン バシャン

ゴォォォォォォ

葛城「何機が逃した!!ゴメン!!」

雲龍「私も!!気にしないで!!対空戦闘!!秋月!!」

秋月「了解です!!迎撃!!撃ち方、始め!!」

照月&涼月&初月「「「了解!!」」」

ダンダンダンダン

ドイツ軍パイロット「Zerstörer!!対空砲火だ!!」

ドイツ軍パイロット「当たらなければどうということはない!!」

ドイツ軍パイロット「敵正規空母娘確認!!攻撃する!!」

ドイツ軍パイロット「JawoっNeiっ!!」バシュッ ドガァン バシャン

ドイツ軍パイロット「一機やられたぞ!!主よ我らを守り給え……!!」

ドイツ軍パイロット「落ち着け!!攻撃に集中しろ!!」

照月「っ……早いよ!!これほどなの!?」

ドイツ軍パイロット「投下!!投下!!」

涼月「っ!!やられました……回避してください!!」

天城「葛城!!貴方が狙われてるわ!!回避しなさい!!」

葛城「っ!!当たるかぁああああ!!」グイッ

シャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリシャリ

葛城「っ!!避けた!!」

秋月「照月!!葛城さんについて!!」

照月「了解!!」

ドイツ軍パイロット「SKG(高速爆撃航空団)の奴らが戦列を乱したぞ。我々も続け」

「「「「Jawohl」」」」

雲龍「っ!!新たな敵機!!Ju 88!!西から!!」

天城「なんてこと……!!上空直掩を向かわせます!!北の機体では間に合いません!!」

葛城「了解、私も!!」

雲龍「そうして!!っ……なんて熾烈な……」
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/05(月) 19:04:46.89 ID:Vhbi/JDa0


グラーフ「……二隻だけ?三隻いると聞いていたが……誤報か?あるいは別行動しているのか……」

ドイツ軍艦娘「どうですか?いけそうですか?」

グラーフ「ああ、もちろんだとも」

グラーフ(レーダー妨害で彼女たちは我が航空隊に気がついていない。目も雷撃隊に集中している)

グラーフ(SKGもKG(爆撃航空団)もよくやってくれた。もう何の障害もなかった。後は私の腕だけだ)

グラーフ(そして私が失敗する訳がない。我がStukaの1t爆弾、冥途の土産に受け取るがいい)

グラーフ「Auf Wiedersehen……」



ゥゥウウウウウウウウ

「「「「!?」」」」

初月「サイレン……!?っ!!」ハッ

秋月「直上!!急降下!!」

「「「「!!」」」」



ドガァァァァン ドガァァァァン

葛城「っ!?くっ……えっ……?」

葛城(鼓膜が破れるかと思うほどの爆発音と遅れてやってくる爆風。そちらに目を向ける。二つの大きな爆炎があがっていて、雲龍姉と天城姉が見当たらなかった)

照月「そんな……雲龍さん……天城さん……!!」マッサオ

葛城(理解できなかった。何が起こったの……?どういう事……?ふと、離脱していく機体が目に入る。あれは……Ju-87?こんな所まで来られないはず……)

日本軍パイロット『我、敵空母娘を発見せり!!座標〜!!繰り返す!!我、敵空母娘を発見せり!!座標〜!!』

葛城「スツーカ……空母娘……グラーフ・ツェッペリン……」

↓×1〜3
姉二人を失った。そしてそれは間違いなくグラーフの仕業だと思った葛城の行動。
※航空隊はまだ残っている
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 19:43:53.20 ID:riR+yR0g0
烈風隊だって展開していたのにグラーフ・ツェッペリンはかいくぐって精密爆撃をしてきやがった……勝てない……でもサン・ナゼールを落とせなきゃ次は提督の頭上に爆弾が降るかもしれないんだ……それはさせない!雲龍姉ぇ……天城姉ぇ……神様……どうか……!後退して少し戦線下げをグラーフを誘い出して撃破する作戦を思いつく葛城
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 19:52:41.30 ID:vdcva7MBO
怒りや悲しみを押さえつけて冷静になりつつグラーフを撃沈するために航空隊を発艦させる
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 22:33:11.44 ID:GWi3kro+o
737
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 17:02:22.83 ID:iWAZvtH60
葛城「……っ!!攻撃隊、発進!!帝国海軍機動部隊の名にこれ以上泥を塗るわけにはいかない……!!」ツゥー

照月「葛城さん……防空はお任せください!!」キッ

葛城「頼りにしているわ!!手持ちは全部出す!!敵空母を沈めてやる!!絶対に!!絶対に!!」



グラーフ「っ!!なるほど……雲の下に居たのか。攻撃を回避しようとして偶然離れたといったところか?」

ドイツ軍艦娘「三隻目が居たのですか?」

グラーフ「Ja. 艦載機をあげている。敵の偵察機に発見されたし、仕掛けてくるだろうな。迎撃機をあげる。それと、第二波攻撃隊もだ」チラッ

グラーフ(人のことは言えないが、我々艦娘は一撃で殺せはしない。だが、さすがに1t爆弾を喰らえば瀕死の重傷だ)

グラーフ(そう簡単には動けまい。曳航するしかないはずだ。だからこそ第一波で大破させ、第二波で撃沈するつもりだったのだが……)

グラーフ(仕方ない。第二波は葛城攻撃に集中する。そして、第一波を収容したら補給して第三波として再出撃させ、それで止めを刺そう)

グラーフ(残っているのはJägerが25機とStukaが10機か……航空戦だ。Stukaは出し惜しみしないとして、Jägerはどうするか……)

グラーフ(敵も艦載機に余裕はないはずだ。……よし、十機を迎撃、五機を護衛、五機を直掩、そして五機を待機としよう)

グラーフ「カツラギ……悪く思うな。Das ist der Krieg(これが戦争だ). 第二波攻撃隊、出撃!!Vorwärts!!」



秋月「引っ張り上げて!!背負って!!撤退するわ!!」

雲龍「……」ボロッ

涼月「雲龍さん……必ず連れて帰ります……守り切って見せます……!!」グッ

天城「……」ボロッ

初月「心配するな、天城さんはやらせない……ここは任せろ!!」グッ

葛城「待って!!」

照月「秋月姉!!」

秋月「葛城さん!!照月!!無事でよかった……我が方、被害甚大です!!撤退しましょう!!」

葛城「私は残って敵空母とやり合う!!あなた達は撤退して!!……雲龍姉と天城姉を頼んだわ」

照月「私も葛城さんと残ります、秋月姉」

「「「!!」」」

秋月「そ、そんな……無茶です……!!」

葛城「そうでもないわ。敵は空母一隻。私も空母。陸上機は落としてやった。……それに、仮に無茶でもおめおめと一方的にやられて帰る訳にはいかないのよ」

葛城「雲龍姉、天城姉、使える式神借りるね。これで攻撃隊をもう一波出せそう。きっと勝って見せるから……だから私を見守っててね」

照月「そういう事だから、私も葛城さんと戦うよ。大丈夫、きっと勝てる。皆、また後でね。ばいばい」

秋月「っ……分かりました。武運を祈ります」

涼月「かならず生きて帰ってきてくださいね……!!」

初月「……ここは任せる。雲龍さんと天城さんのことは僕たちに任せて」
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 17:08:05.26 ID:iWAZvtH60


グラーフ「迎撃機が会敵した。敵機……約20……いや、30か?搭載量が羨ましくなる……着艦作業の前に予備も発艦させるか」

ドイツ軍艦娘「こっちまで来ますか?」

グラーフ「安心しろ。狙われるのは私だ。対空戦闘の用意をしておけ。敵の練度は高いぞ、注意しろ」

「「「「 Jawohl」」」」



葛城「生き残ったのは艦戦6と艦爆3、艦攻5……それでもやるしかない……!!ここで沈めてやる!!」

ドイツ軍艦娘「Abschieβen!!敵の航空機を通すな!!空母を守るんだ!!」

葛城「はっ!!対空砲火は貧弱ね、ドイツ艦は!!そんなので私の航空隊を阻めると思わないでよ!!」

グラーフ「っ……回避運動に入る!!衝突に注意!!弾幕を絶やすな!!」



ドイツ軍艦娘「大丈夫ですか?」

グラーフ「小破だ、問題ない。さて、再度攻撃隊を発艦させるとしよう。編成は優先して補給を終わらせたStuka10機とJäger5機とする」

ドイツ軍艦娘「Jägerの航続距離は足りるのですか?」

グラーフ「直線で飛べばな。相手も航空隊を使い切っているはずだが、補給を終えた機体を迎撃に上げてくるかもしれない」

グラーフ「レイセン相手に護衛無しのStukaを送ることは狼の群れに羊を放るようなものだ。確実な撃破の為にも……馬鹿な!!」ゾワッ

ドイツ軍艦娘「えっ?っ!!Achtung!!敵機襲来!!対空戦闘!!」バッ

グラーフ「10……と少しか!?護衛無しのStuka(急降下爆撃機)とTorpedobomber(雷撃機)!!ありえない!!奴は手持ちを使い果たしたはずだ!!」

葛城「直掩機は5機、しかも低空!!いける!!もう敵艦隊上空まで到達しているんだから!!今度こそ沈めてやる!!」

グラーフ「っ!!直掩はTorpedobomberにあてる!!Stukaに対空砲火を集中しろ!!叩き落とせ!!」

「「「「Jawohl!!」」」」

葛城(護衛無しが痛かった……艦攻隊が甚大な被害を受ける。けど艦爆隊はほぼ無傷でグラーフ・ツェッペリン上空に到達した!!)

ドイツ軍艦娘「Stuka(急降下)……!!回避してください!!」

グラーフ「っ……数が多い……!!Scheiße!!」

葛城「死ねぇええええええ!!」

ドガァン

ドイツ軍艦娘「Graf Zeppelin!!大変だ!!Graf Zeppelinが被弾した!!」

葛城「やった!!直撃!!やったぁああああああ!!」

照月「あはっ……!!さすが葛城さんです!!お見事な腕前です!!」

ドイツ軍艦娘「ありえません!!そんな事があっていいはずがありません!!」

ドイツ軍艦娘「よくもやったわね黄色い猿が!!ぶっ殺してやる!!」

グラーフ「っ……中破したか……!!これ以上は戦えない……離脱するぞ……!!」ヨロッ

「「「「っ……Jawohl!!」」」」

グラーフ「ふふっ……だが、私が放った第二波は健在だ……カツラギ……このお礼に貴様にも喰らわせてやる……!!」ギリッ

グラーフ「後は空軍の航空隊が貴様らにとどめを刺すだろう……!!ふははっ……どちらにせよ、私の勝ちだ……」ニタァ
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 17:11:30.49 ID:iWAZvtH60


照月「っ……!!落ちろ落ちろ落ちろ……!!」ダンダンダンダン

葛城「っ……来る!!回避運動!!」

照月「あぁ……!!ダメダメダメ……!!避けて葛城さぁん!!」

ゥゥウウウウウウウウ

葛城「っぁ!?」ドガァァァァン

照月「いやぁああああああ!!」

葛城「……」ボロッ プカプカ

照月「ダメ……死なないで……嘘だよこんな事……葛城さん……しっかりして……!!」グッ

葛城「……」

照月「逃げなきゃ……逃げなきゃ……どうしよう……っ……救援はまだ来ないの!?誰か応答して!!こちら照月!!こちらっ……!!」ゾワッ

照月(東の……フランスの……敵の方から来る……Ju 88の編隊……ドイツ軍だ……もうダメだ……おしまいだ……)

照月(逃げきれない……そして私だけで何とかできる量じゃない……私も葛城さんも……ここで死ぬんだ……)

照月「お父さん……お母さん……死にたくないよぉ……帰りたいよぉ……っ……うぅうううう……!!」ボロボロ

葛城『……っ!!攻撃隊、発進!!帝国海軍機動部隊の名にこれ以上泥を塗るわけにはいかない……!!』ツゥー

葛城『頼りにしているわ!!手持ちは全部出す!!敵空母を沈めてやる!!絶対に!!絶対に!!』

照月「っ!!」ハッ

照月(そうだよ……葛城さんが一矢報いたんだ……なのに最後に私が泣いてやられて終わりじゃ絶対にいけない……!!)

照月「っ……大日本帝国万歳!!帝国海軍万歳!!見なさい!!これが帝国海軍駆逐艦……照月の戦い様よ!!」スチャ ダンダンダンダン

ブーン

照月「っ!?後ろから!?直上!?えっ……あ、あれは……イギリス軍機……!?」

ダダダダダダ ボッ ボッ バシャン

アーク・ロイヤル「……えるか?こちら王立海軍本国艦隊所属、HMS アーク・ロイヤル。貴艦の救難信号を受信した。これより支援を開始する」ザザザ

照月「っ!!こちら帝国海軍遣英艦隊所属、照月です!!あぁ、良かった……支援に感謝します!!」

アーク・ロイヤル「上空直掩は任せろ。我々のSeafireが撤退を援護する。もう大丈夫だ。よく一隻で立ち向かった。貴艦の勇気に敬意を表する」
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 17:14:55.31 ID:iWAZvtH60


ビスマルク「グラーフ」

グラーフ「ああ、ビスマルクか……」

ビスマルク「大戦果じゃない。おめでとう。今や貴方はWehrmacht(国防軍)の英雄よ。たった一隻で敵空母娘三人を再起不能に追い込んだって」

グラーフ「そうだな……」

ビスマルク「……どうしたの?何というか……随分うんざりしているように見えるわ」

グラーフ「……なあ、ビスマルク?我々は何をしているんだろうな?」

ビスマルク「えっ……どういう事……?」

グラーフ「我々は戦争をしているはずだ。敵は連合国とソ連。そのはずだ。違うか?」

ビスマルク「違うかって……そうよ。戦争中よ」

グラーフ「なのに身内同士で……私の挙げた戦果が海軍の戦果か空軍の戦果かで争っている……」

ビスマルク「あっ……」

グラーフ「私は戦争しているつもりだが、どうやら上層部にとっては戦争よりももっと大切なものがあるらしい……」

ビスマルク「……そうね」

グラーフ「ただでさえジリ貧だったのに、アメリカが参戦したことで我が軍は控えめに言って苦境に立たされている」

グラーフ「上層部はそれを分かっているのだろうか?私は……本当に、どうしようもない気分だ……」

ビスマルク「……それでも、戦わないといけないわ。さもないと……待っているのは破滅よ」

グラーフ「ああ……そうだな……」



帝国海軍士官「何たる様だ!!我が軍の雲龍型正規空母娘三人が行動不能!!そのうち二人は意識不明の重体だ!!」バンッ

帝国海軍士官「比較的軽症の葛城でさえ復帰には早くても数か月はかかる!!この責任はお前たち四人の責任だ!!」バンバンッ

帝国海軍士官「っ……大将。お言葉ですが、敵の戦力は事前の情報より多く、彼女たちは最善を尽くしたかと……」

帝国海軍士官「最善!?最善を尽くしてこの結果ならいよいよお前たちはいらん存在だ!!」ギロリ

帝国海軍士官「何が防空駆逐艦だ!!お前たちなどいらぬ存在だ!!ゴミだ!!屑だ!!帝国海軍の面汚しだ!!」ドガン ガシャン

「「「「っ」」」」ビクッ

帝国海軍士官「大将。彼女たちは命をかけ、血を流して戦ったのですよ?そんな彼女たちに……」

帝国海軍士官「黙らんか!!貴様も貴様だ!!こんな無能共に我が海軍虎の子の正規空母の護衛を任せるとは何事か!!」

帝国海軍士官「この敗北はただの敗北ではない!!歴史に残る恥辱だ!!敵の士気は上がり!!我が方の士気は下がった!!」

帝国海軍士官「同盟国の間でも我が帝国海軍は軽んじられるようになるだろう!!そのことが分かっているのか!?」

帝国海軍士官「っ……申し訳ございません……」

帝国海軍士官「貴様は降格の上、セイロンへ異動だ!!インド洋で海上輸送の護衛でもしているがいい!!分かったらさっさと出て行け!!」

帝国海軍士官「っ……謹んで拝命します……失礼します……」

「「「「……」」」」

帝国海軍士官「なぜあんな無能が我が海軍に居たのか理解しかねる……お前たちもだぞ!!聞いているのか!?」バンバン

帝国海軍士官「敵雷撃機に気をとられて急降下爆撃をゆるすなどありえん!!貴様らの目は節穴か!?訓練の時は寝ていたのか!?」

帝国海軍士官「貴様らのせいで我が海軍……ひいては畏れ多くも天皇陛下のお顔にも泥を塗ったのだ!!」

帝国海軍士官「事の重大さが分かっているのだろうな!?何たる失態だ!!帝国海軍始まって以来、最低の恥さらしだお前らは!!」

↓×1〜3
確かに秋月達にも落ち度がある。だがそれ以外の全責任をもかぶせられ、不当なほどに大将から一方的かつ高圧的に罵声を浴びせられ、非難され、否定され、嫌悪され、憎悪され、否定された秋月、照月、涼月、初月の心情と行動
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 17:51:31.30 ID:ueIVo85SO
じっと罵倒に対して耐える涼月、初月
そこまでされる謂れはないと抗議しようとする照月とその口を塞いで宥める秋月
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 18:28:01.83 ID:9/iocpEgo
ぐっ……!好き勝手言ってくれちゃって!何が天皇よ!そんな下らないもんのために戦ってるわけじゃないわ!勝手に滅びろ!文句を言うしか出来ない能無しめ!提督さえいらっしゃればお前など〜〜っっ!腹の中では大将に罵詈雑言を浴びせながら反省ししおらしくしたように装うのが4人の処世術
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 19:01:30.20 ID:k76k7/lbO
上司の罵詈雑言に歯を食い縛って耐えるが、居なくなった後に感情を爆発させる
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 21:11:03.16 ID:iWAZvtH60
秋月「申し訳ございません……大将、これが今回の報告書です……」スッ

帝国海軍士官「要るかそんなもの!!貴様らのような無能が作った報告書など読む価値はない!!」バッ

秋月「あっ……っ……すいません……」バラバラ スッ

帝国海軍士官「誰が拾い集めろと言った!?姿勢を崩すな!!話はまだ終わっていないぞ!!バカ者ども!!」

秋月「す、すいません……」ビシッ

「「「……」」」シュン

秋月(っ……確かに雷撃機に気を取られて上空に意識を向けられなかったのは私達の落ち度だ……けど……!!)

照月(そもそも敵の空戦力が事前の情報と全く違った……情報では飛行場への攻撃で壊滅的な被害を受けていたはずなのに……)

涼月(頑張って作った報告書なのに……読む価値が無いなんて……問題点の検討をするつもりがないのでしょうか……?)

初月(文句を言うしかできない能無しめ……!!お前のような奴が大将なんて……話に聞く提督のような人がなるべきだ。会ったことはないけど……)

帝国海軍士官「ふんっ、反省してしおらしくしたように装えばこの俺が騙されるとでも思ったか!?愚か者め!!」

帝国海軍士官「貴様らの目を見れば分かる!!その瞳の奥底にぎらつく反抗心は隠しようがないぞ!!」

「「「「っ……!!」」」」

帝国海軍士官「本日をもって貴様らは転属だ!!ちょうど特務機関が重要度の低い艦娘を募集していた!!それにお前らを推薦してやる!!」

秋月「と、特務機関ですか……?」

帝国海軍士官「喜べ!!奴らはいけ好かない連中だが、貴様らのような無能でも『役に立てる』作戦を立案中らしい!!」

帝国海軍士官「分かったらさっさと片付けて退出しろ!!追って特務機関から連絡が行くだろう!!それまで自室待機だ!!」



特務機関将校「では最後にもう一度作戦概要をおさらいする。お前たちは爆薬を積んだドラム缶を持てるだけ持ってサン・ナゼール港へ突撃してもらう」

特務機関将校「事前に空襲を行いはするが、他に支援はないと思え。ドイツ軍の駆逐艦に擬装して近付けるだけ近づくのだ」

特務機関将校「そして頃合いを見て破壊目標、ノルマンディ・ドッグとUボート・ブンカーへ突入しろ」

特務機関将校「そして爆薬を起爆させ、撤退しつつ砲撃で敵施設を可能な限り破壊しつつ安全圏への脱出を目指せ」

特務機関将校「敵の防衛戦力は多数の艦娘、戦闘艦、要塞砲が存在している。特に、敵80cm要塞砲は危険だ。艦娘であろうと直撃を受けたら即死すると思え」

↓×1〜3
言外に特攻して死ねと命令された秋月型姉妹の心情と反応
※拒否はできない
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 21:30:31.22 ID:39hyF+Wh0
大した作戦だこと……こんなんで勝てるなら誰も苦労しないってのよ……それとも今の海軍には飽和攻撃をしかける戦力はもうないの?それにドイツ軍駆逐艦に偽装するなら味方から打たれる可能性もある……!こんな作戦で命を落とすのは馬鹿げてる!とにかく姉妹全員で生き残る方法を考えましょう!生きることを全く諦めていない四人
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 21:48:49.93 ID:v0OFrLtrO
段々縛りがきつくなってる気がする…

747で、
精一杯戦うが、轟沈したと見せかけて、提督の下へ還ろう
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 21:53:24.76 ID:DNj1TUrXO
チャリオット作戦か
御国のためにいきますと受け入れる
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/07(水) 05:41:08.49 ID:D0BmQ5+O0
史実じゃ目的は達成したが参加兵力の1/3を失ったらしいな…
死亡フラグか
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 06:30:59.68 ID:mFXTlsMxO
1/3しか残らなかったの間違いでは?
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 06:44:08.79 ID:yyH+Qbu9O
純情かな?
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 09:26:09.28 ID:i5KaHbT10
「「「「……!!」」」」

特務機関将校「何か質問はあるか?」

秋月「あ、あります……この作戦……私達の生還は望まれていないという事ですか……?」

特務機関将校「まさか。望まれているとも。我々としては君たち全員に生還してもらいたいと考えている」

特務機関将校「だが、それが難しい事も重々承知だ。だからこそ、我々は喪失しても影響の少ない、重要でない艦娘を募集したのだ」

照月「これが作戦と言えるのですか……?こんなものが……こんなもので勝てるのなら誰も苦労しません!!」

特務機関将校「勝てるとも。少なくとも、君たちが全力を尽くせば目標であるノルマンディ・ドッグとUボート・ブンカーは確実に破壊できる」

特務機関将校「おそらく君たちと引き換えになるが。大きな損失だ。だが、あのドッグを破壊できればドイツ軍の大西洋で大型艦や艦娘が入渠できる拠点が無くなる」

特務機関将校「そうすれば敵を北海へ押し込むことができる。それがもたらす戦略的影響は計り知れない」

特務機関将校「それに加えてUボートの拠点がつぶれれば、我が軍やその同盟国の艦船がより安全に大西洋を航行できるようになるのだ」

特務機関将校「つまり、船団護衛にまわしていた戦力を戦闘に投入できる。……あまり我々を見くびってくれるなよ?」

特務機関将校「考えられる限りの可能性を検討してある。貴重な戦力、しかも艦娘をどうして無駄に使う事ができようか?」

特務機関将校「君たちがどう思っているのか分からないが、我々が喜んで年端もいかぬ少女に死んでこいと言うと……っ……思ったか……!?」ギュッ

特務機関将校「そんな訳……ないだろう……!!それでも、もうそう言うしかないのだ……」

特務機関将校「これは極秘の情報だが、君たちには知る権利がある。ドイツが、アフリカ大陸から新たに大量のウランを集めている」

特務機関将校「ウランは日本に落とされた新型爆弾……原子爆弾を製造するのに必要な資源だ」

特務機関将校「新たな原子爆弾を製造している可能性が高い。落とされるのは我々の頭の上かもしれないし、我々の故郷かもしれない」

特務機関将校「一刻も早く戦争を終わらせる必要がある。その為に、必要な事は何でもする」

特務機関将校「そして、サン・ナゼールの敵拠点を破壊することは必要なことで、そのために取りうる作戦の中で、様々な観点から考えてこれが最善なのだ」

涼月「っ……せ、正攻法では攻められないのですか……!?それに、ドイツ軍の駆逐艦に擬装したらいろいろと問題があるのではありませんか……?」
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 09:27:55.77 ID:i5KaHbT10
特務機関将校「その戦力は、ついこの間無くなった。報告書では君たちの落ち度だと聞いている」

特務機関将校「そしてドイツ艦に擬装することの問題点だが、存在しない。これは戦争だ。戦争に卑怯も何もない」

特務機関将校「違法だが、勝てば良かろうなのだ。戦争は負けてはいけない。どんな手を使ってでも勝たなくてはいけない」

特務機関将校「もちろん、同士討ちなどという間抜けなことが起きないように調整も行う。我々は馬鹿ではない」

初月「っ……僕たちはこんな作戦で命を落とす為に今まで生きてきたわけじゃない……!!馬鹿げている!!自分達でやったらどうなんだ!?」

特務機関将校「……やれるものなら、やっている。もちろん通常艦を使用した襲撃も日英で検討された」

特務機関将校「だが、それでは到達前に敵艦娘に沈められる可能性が高い。そしてこの作戦に二度めは無いのだ。奇襲でなくてはならない」

特務機関将校「手の内を知られたらもう通用しない。情けないことに我々は艦娘に……君たち小さな女の子に過酷な運命を押し付けざるをえない……!!」タラリ

「「「「っ!!」」」」ハッ

特務機関将校「……それでも、どうしても嫌だと言うのなら他をあたろう。君たちはいかなくてもいい」

特務機関将校「その代わり、誰か他の子がいく事になる。旧型艦である神風型か、睦月型か」

特務機関将校「あるいは、この前提督の護衛に失敗した朝潮型から志願を募ることになるだろうな」

特務機関将校「彼女たちは水雷戦隊の子たちだ。血気盛んな艦隊決戦の為の駆逐艦娘たちだ。きっと志願を募れば全員が志願する」

「「「「……」」」」

特務機関将校「自分で決めろ。志願するか、しないか。志願しなくても君たちが不利になるようなことはないと約束する。さあ、どうする?」

↓×1〜3
説明の為に集められた作戦会議室で特務機関将校がそう訪ねてくる。あまりの無念さの為か口を噛み切たようで口から血が垂れていた

秋月型たちの決断
※秋月型たちは提督と面識がない。噂に聞いた程度である
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 09:57:18.15 ID:yV4soK5wO
恐怖に震え、涙を流しながらまず秋月が志願
続いて姉妹たちも志願する
照月は覚悟を決めて、涼月は現実感がなく呆然と、初月は歯を食いしばって地面を睨み付けながら
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 09:58:00.90 ID:fyHaLZ+MO
思うところは多々あるが、自分達よりさらに小さな娘達を代わりに死に追いやってまで生きるのはできない
死ぬのは怖いが涙を流しながらも志願する
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/07(水) 11:25:37.38 ID:FSGxIYaFO
>>756
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 18:51:04.50 ID:i5KaHbT10
秋月「……志願します」ツゥー

照月「っ……ぐすっ……ひっく……し、志願……します……」ボロボロ

涼月「わ、私も……志願……します……っ……うぅ……うぅうううう〜〜〜!!」ペタン ボロボロ

初月「っ……僕は……僕も志願する……!!」ギリッ ツゥー

特務機関将校「……君たちの勇気と献身に敬意と感謝を。さて、ではこの作戦の指揮を執る指揮官を見繕わなくては」

初月「っ!!ならいい人がいる!!その人を指揮官にして欲しい!!僕は……僕たちは生き残ることを諦めないぞ!!皆で生きて帰るって……約束したんだ……!!」



提督(雲龍型三姉妹の悲報を聞いて俺はすぐにデヴォンポートの病院へと向かった。……雲龍と天城は面会すらできない状態だった)

提督(だが、葛城は意識があった。ベッドの上で様々な器具に繋がった状態であったが……)

提督(しかし運がいい。翔鶴のように、運が悪く1200 lb……545 kg 程度でも頭に直撃して生死を彷徨うこともある)

提督(だが、葛城のように運よく1tが直撃しても重傷を負う程度で命に別状はないこともあるのだ。俺は身動きできない葛城の頭を撫でる)

提督「葛城……生きていてくれてよかった。よく頑張ったな。グラーフ・ツェッペリンは暫く行動不能だろう」ナデナデ

提督「極限状態で果敢に反撃し、一矢報いて帝国海軍の意地を見せつけることができた。本当に……よくやってくれた」

↓×1〜3
作戦は失敗し、姉二人は生死の境を彷徨い、自らも重傷。そして沈めたつもりだったグラーフは中破しただけだったが、提督はそう言っている
自分は身動きできないこと踏まえて葛城の心情と行動
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 19:07:44.54 ID:rIDxDmvsO
この人の部下、いや恋人で本当に良かったと涙を流す
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 19:31:53.61 ID:0AMtdk4d0
て……ていとく……ごめん……雲龍姉と天城姉を守れなかった……ていとくもこれから戦いに行くんでしょ……?これ……持っていって……葛城の式神……降りかかる災いからていとくを守ってくれますようにって……かすれ声で謝罪し提督の身を案じ必死に手を動かして自分の式神を提督に託す葛城
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 20:03:38.88 ID:2W2xUkgt0
760
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 02:36:10.94 ID:9v+enUhK0
葛城「て……ていとく……ごめん……雲龍姉と天城姉……守れなかった……」ポロポロ

提督「君は悪くない。敵だって優秀で、必死に戦っているんだ。気にしないでくれ」

葛城「うん……っ……て、ていとくもこれから戦いに行くんでしょ……?」グググッ ズキン

提督「っ!!葛城、安静にしていろ」

葛城「少しだけ……だから……これ……持って行って……葛城の式神……降りかかる災いからていとくを守ってくれますようにって……祈りを……」

提督(痛みに顔を歪めながら俺に手作りの式神を渡そうと震える手を伸ばす葛城。点滴の刺さった腕は痛々しく、心が痛んだ)

提督「葛城……ありがとう。肌身離さず持っているよ。大丈夫、俺は死なない」

葛城「うん……信じてる……何かあってもきっと私の式神が……守ってくれるからね……」



提督(見舞いを終えた俺は、帰路についていた。無理に時間を作ってきたのだ。近々、大きな作戦が計画されている)

提督(葛城はそれをまだ知らないはずだが……何か、察するものがあったのかもしれないな)



特務機関将校「あれが君たちが指揮官にと希望した提督だ。雲龍型の見舞いに来ていたらしい」

特務機関将校「部下を気にかける良い上官と言うべきか、それの為だけに前線を離れる無能と言うべきか、悩みどころだな」

秋月「あれが……!!初めて直接見ました……!!」

照月「スエズの英雄……!!アルハンゲリスクの不死身の提督……!!」

涼月「カッコイイけれど、ちょっと怖そうな人ですね……」

初月「……!!あれが提督……!!本物だ……!!」

特務機関将校「提督について調べさせてもらった。今回の作戦の指揮官として申し分ない。だが、彼には別の任務がある」

「「「「っ!?」」」」

初月「そ、それじゃ……」マッサオ

特務機関将校「だが、すべては彼次第だ。彼が進んで指揮官になると言うのであれば、こちらとしても大歓迎だ」

特務機関将校「こちらで打診しても良いのだが、それで断られた場合君たちは納得しないだろう」

特務機関将校「だから君たちが自分で頼むがいい。ただし、この作戦は最重要機密だ。詳細について話すことは赦さない」

特務機関将校「君たちが彼に話さなくてはいけないのは自分たちの特別任務の指揮官になって欲しい事」

特務機関将校「その特別任務は大変困難で自分たちの命の危険がある事、そして指揮官にならなくては詳細を伝えられず、詳細を知った後はもう後戻りできないことだ」

特務機関将校「任務地、内容、どのように命が危ないかなどのまだ知るべきではない情報を言ったりしたらどうなるかは説明しなくても分かるな?」

「「「「……」」」」コクリ

特務機関将校「チャンスはこれが最初で最後だ。もし失敗した場合はこちらで選抜した指揮官が君たちの指揮をとる。では、行くがいい」

↓×1〜3
秋月型がどのように提督に頼むか
※涼月は若干怖がっていることと、初月は提督のファンであることをふまえて

とそれを受けて提督の反応
※指揮官になるかならないかを明確に
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 03:21:16.02 ID:Jupe9z1vo
秋月を皮切りに、全員が提督へ私たちの命を預かって下さいと鬼気迫る面持ちで頼み込む

涼月は例え断られても何度も頼み込む所存で、既に気持ちが溢れかかっている彼女の瞳には、ありありと涙が湛えられているのが見てとれる
初月は提督に一目惚れで、その好意を全面に押し出し、言葉と眼差しで全幅の信頼と愛情を訴える
秋月・照月は初月の評と葛城の見舞の事実を認識し、提督に対し初月に劣らぬ信頼を寄せる
是が非でもこの人を指揮官にしないとと、その目は爛々としている

提督は彼女たちのただならぬ様子と雲龍型護衛の恩から、指揮官になることを快諾
今度は俺が君たちの命を守る番だと力強く笑ってみせる
その笑顔に涼月も安堵を覚える
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 03:25:41.25 ID:L5r9plfNO
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 03:30:25.36 ID:MNF6v6wsO
763
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 13:59:17.21 ID:9v+enUhK0
初月「分かった。行こう、皆。あの人はどんな困難な任務でも被害を最小限に抑えてやり遂げてきた人だ」

初月「あの百万人の犠牲者が出たっていうアルハンゲリスクでドイツ軍に包囲されても部下の艦娘を一人も失わずに突破して生還した」

秋月「そうなの!?帝国海軍きっての名将とは聞いていたけど……あの人なら私達を助けてくれるのかも……!!」

照月「そんな事してたんだ……!!撤退命令が出ても一人だけ残って、一度街が敵に占領されても死なずに生還したことは噂で知ってたけどそれは知らなかった」

涼月「それは……何としてでもあの方に私達の指揮官になって頂かなくてはいけませんね……!!」

初月「そうだ。……提督!!」

提督「ん?君……たちは……?」

初月「うわぁ……!!僕、あの提督と話しているんだ……!!僕は秋月型四番艦、初月だ……です」ハッ

秋月「一番艦、秋月です。初めまして、提督」

照月「二番艦、照月です。ご活躍はかねがね伺っております」

涼月「さ、三番艦涼月です……あの……その……!!」ジワァ

提督「っ!!君たちが……かしこまらなくていい。私は口調やらなんやらと気にしたりはしない。初めまして。私は提督だ」

提督「君たちが負傷した雲龍たちを連れ帰ってくれたと聞いている。彼女たちは私の大切な部下なんだ。本当にありがとう」

初月「……!!」ゾクゾク

涼月「っ……お願いです、提督!!私達の特別任務の指揮官になってください!!じゃないと私……私達……!!」ジワァ

提督「っ!?特別任務……?」

秋月「そうです……その……詳細については機密保持の為に引き受けて頂かなくてはお話しできないんです……」

照月「その任務はとても難しい任務で……私達は……このままだとたぶん死んじゃうかなって……」

提督「っ!?」

初月「一度詳細を知ったらもう後戻りはできない。でも、僕たちには提督が必要なんだ。きっと提督にしかできない。……引き受けてくれるか?」

提督「もちろんだとも。引き受けよう。こうして私を頼ってきてくれたのだ。ならばそれに応えるのは帝国海軍軍人として当然のことだ」

「「「「!!」」」」

提督「君たちは雲龍たちの命を守ってくれた。ならば今度は私が君たちの命を守る番だろう?」ニコッ

涼月「……!!提督……」ニコッ

初月「っ〜〜〜!!」バッ ダキッ

「「「!?」」」

提督「っ……初月……?」

初月「僕は……提督、僕はお前が好きだ。一目惚れした」ジッ

「「「!!」」」

提督「は、初月……」

提督(その瞳にはハートが浮かんでいるようだった。その気持ちは本物だろう。しかし、もしかしたら熱しやすく冷めやすいのかもしれない)

特務機関将校「提督」

提督「っ!?貴方は……」

特務機関将校「初めまして。私は特務機関の者です。最後に私からも確認しますが、よろしいのですね?」

提督「なるほど、初めまして。帝国海軍の提督だ。もちろんだと言わせてもらおうか」

特務機関将校「ではついてきてください。我々の拠点に案内します」
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 14:03:10.69 ID:9v+enUhK0


ドイツ軍守備隊将校「空軍とレーダー観測所より警告!!敵の大編隊がこちらへ向かって接近中とのことです!!」

ドイツ軍守備隊司令官「何だって!?敵の狙いは本国の工業地帯じゃなかったのか!?」

ドイツ軍守備隊将校「イギリス人やアメリカ人はそうですが、こちらへ向かっているのは日本の航空隊だそうです」

ドイツ軍守備隊司令官「奴らこの前我々に大敗したから頭にきているんだろうな!!すぐに警報を出せ!!」



ウゥーン ウゥーン ドンドンドン ドガァン

秋月「サイレンの音と砲声、爆発音……予定通り空襲が行われてるみたいね……誰も海上を警戒してはいないみたい」

照月「まさか空襲されてる軍港に突入しろなんて言われるとは思わなかったわ……誤爆とか本当に大丈夫だよね……?」

涼月「味方を信じましょう。そろそろ時間です。港湾施設への空襲は十分間止むはずですよ」

初月「敵も空襲中のサン・ナゼールに突入してくるとは思わないだろう、か……確かに敵に狙い撃ちにされるよりずっとマシだ」

ドイツ軍艦娘「Angriff!!Angriff!!(攻撃!!攻撃!!)全部撃ち落としてやりなさい!!」

「「「「Jawohl!!」」」」

ドイツ軍艦娘「っ!?ちょっと待って!!誰よあいつら!?どこの連中!?どこから来たの!?」

ドイツ軍艦娘「この時間に誰か来るなんて聞いてないわ!!暗くてよく見えないけど……あの艤装、何型の子たち?」

ドイツ軍艦娘「何で撃たないんだ!!空は敵で埋め尽くされてるのに!!あの爆発が見えないのか!?」

ドイツ軍艦娘「目がついていないんじゃないの!?それか弾切れなのよ!!」

ドイツ軍艦娘「よそ見しない!!敵に集中しなさい!!新手が来たわ!!」

ドイツ軍艦娘「まだ来るのか!!何機いるんだ!?五十機以上はいるぞ!!」

秋月「よし、ガスマスクと擬装のおかげで上手く騙せてるみたい!!作戦通り、私と初月がブンカーで照月と涼月がドックね!!」

「「「了解!!」」」



伊13「時間……だね……」

伊14「よーしやるよ!!大盤振る舞いだ!!」



ドイツ軍艦娘『司令部!!こちら哨戒艦隊!!敵のU-Boot(潜水艦)です!!雷撃を受けました!!」

ドイツ軍守備隊司令官「U-Boot!?っ……分かった。君たちは対空戦闘を中止して対潜警戒についてくれ」

ドイツ軍守備隊司令官「また、付近に敵水上艦が存在する可能性もある。十分に注意し、発見したらすぐに報告するように」

ドイツ軍守備隊司令官「他の子たちは防空壕に居るから増援は空襲が終わった後になる。頼んだぞ」

ドイツ軍艦娘『Jawohl, Herr!!』
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 14:21:25.35 ID:9v+enUhK0


秋月「こっちはできた!!そっちは!?」

初月「できてる!!いつでもいいぞ!!」

秋月「点火するよ!!一分で起爆するからね!!全力で逃げて!!」

初月「分かってる!!」

秋月「三、二、一、点火!!」



ドッガァァァァン

ドイツ軍守備隊司令官「っ!?何だ今の爆発は!?報告しろ!!」

ドイツ軍守備隊兵士「不明です!!」

ドイツ軍守備隊司令官「明らかに爆撃の爆発じゃなかったぞ!!何かが起こっている!!確認するんだ!!」



照月「秋月姉!!成功したみたいね!!」

秋月「もちろん!!そっちは!?」

照月「準備できてるよ!!バッチリ!!」

涼月「敵の艦娘は対潜警戒に入ったようです。混乱と動揺が見られますが、私達に気がついた様子はありません」

初月「プランAのままでいけるぞ……!!ははっ、信じられない!!こうも簡単にいくなんて!!」

秋月「よし、じゃあさっさと終わらせて早く帰ろう!!」



提督(空襲の混乱に紛れて潜入し、破壊工作を実行する。そして離脱時は敵の対潜警戒に紛れて抜け出す。これがプランA)

提督(もし敵が気がついた場合は、そこまではたどり着けるであろう地点をあらかじめ決めておく)

提督(そして、その地点であえて自爆することで撃沈されたことを装いつつテストの時のように潜水艦娘が四人を回収して脱出する。これがプランBだった)

提督(改修の役目にはヒトミとイヨを抜擢した。全く別の地点から敵の警戒艦隊に雷撃することで対潜警戒につかせる任務もあったが、それもあの二人なら軽くこなせる)

提督(そして、実際そうだった。まあ、幸いなことに結局プランAのままで最後までいけたのだが。狙い通りだった)

提督(空襲されていて上空に敵がいるのにどこの所属か分からない友軍らしい誰かの正体を気にかける奴はいない)

提督(良くないことが起きて非常に混乱しているときが攻め時だと思いつかせてくれた山雲とあきつ丸に感謝だな)

提督(ともかく、サン・ナゼールのUボート・ブンカーとドックは完全に破壊され、もし再建するならば長い時間と大量の物資が必要となるだろう)

提督(敵は艦娘を入渠させるにはわざわざドイツ本国へ送らなくてはならなくなった。ブレストやシェルブールのものは本土陥落前にフランス軍によって破壊されているからな)

提督(一方、我が方の被害は空襲を実行した爆撃隊に多少の被害がでたのみ。挙げた戦果に対して非常に軽微だ。作戦は大成功だった)

提督(これもすべて特務機関や情報部、航空隊の協力と献身のおかげだった。そして何よりも……)

提督「よくやってくれた。非常に危険で難易度の高い作戦だったが、君たちのおかげでこれ以上ないほどに成功した」

提督「君たち全員の死の恐怖に負けない勇気と、今までのたゆまぬ努力、それに裏打ちされた優秀な能力の賜物だ。誇ってくれ」

↓×1〜3
秋月型姉妹と伊13、伊14の心情と反応
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 14:41:53.91 ID:Jupe9z1vo
秋月型は姉妹同士で抱き合いながら、生きて還ってこれたと涙ぐみ健闘を称え合う
提督のもとでなら不可能はない、と出来ることなら今後の提督指揮下の作戦にも参加したいと表明
尊敬に混じり、恋慕が読み取れるような熱視線を絶やさない

ヒトミ・イヨは秋月たちの心酔っぷりに共感、彼女たちに負けじと情欲と期待が篭った表情を向ける
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 15:21:20.41 ID:QaS2nPNXO
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 15:43:19.65 ID:/O6hIoQAo
追いついたが、このスレは>>1と長文の人だけで回してるようにしか思えない
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 17:00:43.53 ID:ZgTRmJYuo
769
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 20:20:03.04 ID:9v+enUhK0
秋月「ありがとうございます!!っ……良かった……!!一時はもうダメだと思ったけど……本当に良かった……!!」ウルッ ダキッ ギュッ

初月「ああ、そうだな……!!」ウルッ ダキッ ギュッ

涼月「ぐすっ……ひっく……良かったよぉ……」ポロポロ ダキッ ギュッ

照月「涼月、泣かないで。こういう時は……笑うんだよ」ウルッ ダキッ ギュッ

伊13「うん、ありがとう……皆に自慢しちゃうね……?」ニコッ

伊14「またやっちゃったかー!!もっと褒めてくれてもいいよー?」ニコッ

提督(秋月型の子たちは互いに抱き合いながら生還を喜んでいた。その目には涙がいっぱいにたまっている)

提督(涼月に至ってはこらえきれずに涙を流していた。よほど安心したのだろうな。この子たちを守れて良かったと思った)

秋月「……司令、私達はこの後どうなるのですか?」

提督「んっ?元の艦隊に戻ることになると思うが……」

秋月「そうですか……あの、司令!!その……私達は司令の指揮下への転属を希望します!!」

提督「!!」

照月「私達防空駆逐艦の本分は対空戦闘です。現在、秋月型の姉妹たちは皆英本土に拠点を置く遣英艦隊に籍をおいています。防空駆逐艦の数は十分なはずです」

初月「対空戦力として僕たちはきっと役に立てる。提督の艦隊を護ってみせる。そもそも今までが不均等だったんだ。だから……だからどうか僕たちを指揮下に」

涼月「よ、よろしくお願いします、提督……!!ダメですか……?」

提督(熱っぽい、縋るような視線に見つめられる。その瞳には尊敬の念と、そして恋慕のようなものが渦巻いていた)

提督(この子たちは司令官である大将とうまくやれていないようだった。報告書によると、妹たちを守るためによく衝突しているそうだ)

提督(あの大将は優秀ではあるが、プライドが高く正直人格に難があると言わざるを得ない人物だ。放っておくとまたこのような任務に推薦されてしまうかもしれない)

提督(幸い、この子たちのおかげで他の姉妹は何とかうまくやれているようだし、この子たちを保護するという観点から考えると、そうした方が良いかもしれないな……よし)

提督「分かった。上にかけあってみよう」ニコッ

提督(俺は笑顔を浮かべてそう言う。すると秋月型の子たちは本当に心から嬉しそうな顔をした)

伊13「……よくやったって……言ったよね?」ジッ モジモジ

伊14「欲しいなーご褒美ー」ニタァ ペロリ

提督「!!」

提督(そしてそんな秋月型の様子を見ていたヒトミとイヨが情欲と期待を込めた表情で俺を見つめてくる)

提督「そうだな、もちろんだ」ニコッ



提督(俺がサン・ナゼールでの作戦の指揮をとるためにアゾレス諸島を離れている間、臨時に大将が大西洋艦隊の指揮を執っていた)

提督(ちょうどその時、大西洋方面ではアメリカ軍の主導による北アフリカのフランス領へ上陸するトーチ作戦が発動された)

提督(しかし、アメリカと日本は直接戦火を交えただけではなく、ハワイ海戦が外交上の手違いによる『だまし討ち』となってしまったせいで険悪な関係だった)

提督(そのため、結局日本はトーチ作戦に関わることができなかったようだ。まあ、アメリカ側はあの大戦力だ。助けは本気でいらなかったのだろう)

提督(しかし、それは大将の逆鱗に触れたようだった。俺が大西洋艦隊に戻ってきたとき、大将の機嫌は最悪だった)

帝国海軍士官「以上で引継ぎは終わりだ。まったく……このような厄介事を押し付けてくる事はこれっきりにして頂きたい」

提督「申し訳ない、大将。大きな作戦に参加できると喜んで引き受けてもらったと思ったが、違ったようだ。以降気をつける」

帝国海軍士官「っ……!!貴様は上手くやったようだな、提督。さすが調教師と言われるだけある。対深海棲艦の頃から問題児を手懐けるのが得意なようだ」

帝国海軍士官「そいつらはお手も満足にできない駄犬だったが、どのように調教したのか……今度是非ご教授願いたい」

↓×1〜3
それを提督の後ろに整列して聞いていた、提督の指揮下へ転属となるので挨拶の為に提督と一緒に自分たちを死地へ送った大将に会いに来ていた秋月姉妹の反応
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 20:34:20.88 ID:Jupe9z1vo
無用な争いは避けようと、目を伏せる
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/08(木) 20:42:57.41 ID:xVBUYvtRO
怒りを覚えるが、ここはグッと我慢だ
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 20:46:31.55 ID:rxCUsJUC0
我慢すべ
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 08:29:43.77 ID:UeuBg6w80
「「「「……」」」」

提督「申し訳ないが実は私は調教に関してはからっきしでね。私にできるのは本来の実力を引き出すことぐらいだ」

提督「それも、コレと言ってコツはない。普通の人間なら誰でもできることをしているだけでしかない」

帝国海軍士官「あまり調子に乗るなよ、若造……!!お前などただ運が良かっただけだ……!!」

提督「分かっているとも。我々の役目は、運以外のあらゆる事を塗りつぶすことだ」

帝国海軍士官「ふん……では帰らせてもらう。挨拶はいらないぞ、駄犬ども。せいぜいそいつに尻尾を振って媚びておくのだな」

秋月「……お世話になりました、大将」

提督(大将殿が肩を怒らせながら部屋を出て行く。俺は秋月たちに向き直る。目を伏せていた秋月たちが顔を上げて俺を見つめた)

提督「大将殿の言う事は気にしなくていい。そんな無駄な事に君たちの貴重な時間を使わないようにしてくれ」

「「「「……!!はい!!」」」」

提督(俺の言葉に顔を綻ばせる秋月たち。そして元気に返事をするのだった)



提督(俺は新たに配下に加わった秋月たちのことを鹿島に任せることにした。少し探すとすぐに鹿島は見つかった)

提督「鹿島」

鹿島「っ!!提督……!!戻られたのですね」

提督「ああ。ついさっきな」

提督(俺の呼びかけに驚いたように目を見開き、ついでこちらへ寄ってくる。俺は秋月たちを紹介しようとした)

提督「鹿島、紹介する。この子たちはっ!?」ビクッ

「「「「っ!?」」」」ピクッ

鹿島「……暫くこうさせてください」ダキッ ギュッ

提督(だが、できなかった。鹿島に抱きつかれ、思いっきり抱きしめられる。鹿島のいい匂いが漂ってきた。柔らかい体が押し付けられる)

提督「か、鹿島……!!」

「「「「……!!」」」」

鹿島「……!!……。……♪」ニタァ ギュッ スリスリ

「「「「っ!!」」」」ゾワッ

提督(甘えるように頬を擦り付けてくる鹿島。暫くの間抱き締められた。俺は、とりあえず軽く抱きしめる)

「「「「……」」」」

鹿島「……もう大丈夫です。それで、何か鹿島に御用ですか?提督さん」

提督「あ、ああ……紹介する。新しく配属された秋月、照月、涼月、初月だ。君には慣れるまで彼女たちのことを頼みたい」

提督「君は確か以前彼女たちの訓練を見ていただろう?秋月たちも君についてもらった方が安心できるはずだ」

鹿島「なるほど、分かりました。お久しぶりですね、皆さん。改めまして自己紹介を。練習巡洋艦鹿島です」ニコッ

鹿島「新しい艦隊に配属されて何かと不安があるかと思いますが、鹿島が皆さんにつきます。精一杯頑張りますからよろしくお願いしますね」スッ

↓×1〜3
一連の流れをふまえて握手を求められた秋月型の反応
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 10:46:00.89 ID:w3EwWI3go
一旦は鹿島と普通に握手と挨拶を交わす
提督と別れた後、秋月型は初月を皮切りに鹿島へ提督との関係を問う
鹿島は包み隠さず話し、ハーレムの存在も明かしてしまう
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 12:17:40.47 ID:GrsUh2aYO
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 13:13:33.29 ID:IA6q8A00o
えっ……えー……鹿島さんと提督って付き合ってるの?鹿島の行動に驚いたけど気を取り直して握手。前スレから提督のファンだった初月だけは面白くなさそう
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 00:50:35.62 ID:n2SsCgI00
秋月「……はい。よろしくお願いします、鹿島教官」スッ ギュッ

鹿島「もう教官ではありませんよ。今では私なんかより貴方たちの方が経験豊富なベテランです」ギュッ

秋月「ありがとうございます、鹿島教官」

提督「……?」

提督(鹿島と秋月たちが握手と挨拶を交わす。が、どうにも秋月たちの表情がぎこちない気がする……)

提督(特に初月の様子がおかしい……まるで必死に取り繕っているかのように顔が引き攣っている)

鹿島「では、挨拶も済みましたし早速この拠点を案内しますね。では提督。失礼します」

提督「あ、ああ……頼んだ」



初月「鹿島教官!!」

鹿島「……どうしましたか、初月さん」

初月「鹿島教官は……提督どどのような関係なのですか……?」

鹿島「……彼と、ですか」

秋月「彼……」ジッ

照月「……!!」ゴクリ

涼月「っ……」

初月「……そうです」

鹿島「……私の口からそう聞かないと納得しませんか?」

「「「「……!!」」」」

初月「っ……!!」ギリッ ギロリ

秋月「……」シュン

照月「……」ジッ

涼月「……」ジワァ

鹿島「ふふっ、その目……分かります。皆さんは彼のことが……提督のことが好きなのですね?」

初月「……だったら、なんなんだ?」

鹿島「悪いですけど、彼は私のモノですから。諦めてくださいね♪」ニコッ

「「「「っ!!」」」」

初月「……!!断るって言ったら?鹿島教官」ギリッ

鹿島「ふふっ……私から彼が取れると思うのであれば、どうぞご自由に♪」クスリ

初月「っ……」ガクリ ジワァ

「「「……」」」

鹿島「……なんてね。ごめんなさい。虐めすぎましたね。安心してください、皆さん」

秋月「えっ……?」

鹿島「皆さんが望みさえすれば、きっと提督は皆さんのモノに……いえ、皆さんも提督のモノになれますよ♪」ニタァ
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 00:52:22.03 ID:n2SsCgI00


鹿島「提督さん♪」

提督「鹿島?秋月型の子たちの案内は終わったのか?」

鹿島「はい、一通りは。ところで提督さん。今お時間ありますか?」

提督「時間?ああ。どうしたんだ?」

鹿島「結構長くかかると思うのですが、問題ありませんか?」

提督「長く?」

鹿島「はい。二、三時間は見積もって欲しいです」

提督「ふむ。そうだな……大丈夫そうだ。それで、どうしたんだ?」

鹿島「それはお楽しみです♪ついてきてください、提督さん」



提督(鹿島に連れられて廊下を歩いて行く。……あれ以来、鹿島は特に変わった様子はなかった。確かに、ミステリアスな魅力が加わったと話題になった)

提督(だが、基本的には優しさや謙虚さ、そして甲斐甲斐しさを兼ね備えた優しい人当たりの良い性格の鹿島のままだった)

提督(致命的なほどに鹿島を歪めてしまったと思ったが……もしかしたらそうでもなかったのかもしれない)

鹿島「この部屋です、提督さん」

提督「そうか。さて、そろそろ何の用なの……か……」

秋月「あふっ……あふぅ……し、しれい……あへ……すきぃ……」トロン ピクンピクン

照月「あっ……!!んっ……ふあぁ……!!提督……!!」ドキドキ ピクッ ピクッ

涼月「やぁ……!!こ、こんなのやっぱり……提督、見ないでください……!!んぅっ!!」カァッ ポロポロ モゾモゾ ビクン

初月「て、提督……んっ……ぼ、僕は……ふぅっ……僕は……!!」ジッ ドキドキ キュンキュン

提督「……っ!?」

提督(その部屋には、秋月たちが居た。ただし、尋常ではなかった。鹿島が俺を部屋に押し込む)

提督(あまりの事に俺は呆然としていて抵抗することすらできなかった。鹿島が続いて部屋に入り、鍵を閉める)

鹿島「どうですか、提督さん?この子たち、皆提督さんのことが好きなんですって。一目惚れしたって教えてくれました♪」
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 00:56:10.03 ID:n2SsCgI00
提督(鹿島がとても楽し気にそう言う。まず秋月のもとへと歩み寄った。そして手を秋月の顎に添えると、俺の方を向かせる)

鹿島「秋月さんは、いままで自慰の経験も無かったそうです。性の目覚めを経験していなかったみたいなので、女の子の悦びを教えておきました♪」

秋月「あふっ……き、きもちいいよぉ……だめだよこんなの……あたまとろけちゃうから……」トロン

提督(秋月は半袖インナーと赤い下着姿で足をM字に開くように縛られていた。顔はだらしなく蕩け、虚ろな瞳には妖しい光が灯っている)

提督(その秘所に当たる部分は小さなふくらみがあり、そこからのびたピンク色のコードがインナーの下……胸の谷間にへと消えていた)

鹿島「逆に照月さんはおませさんでした♪なんと窓付きのを履いていたんですよ?経験はないようですけど、一人では良くするそうです。ね、照月さん?」

提督(次いで照月に歩み寄った鹿島は照月の頭を撫でる。そして指で髪を梳くと照月の秘め事をばらす)

照月「いやぁ……!!言わないで……!!違うよ、提督……!?私、そんなんじゃ……このパンツも違うの……!!」カァッ フルフル

提督(女の子座りをした照月は制服を着たままだが、スカートの下から同じようなピンク色のコードが伸びて、白ソックスに入れたリモコンに繋がっている)

提督(手は後ろに回されており、ジャラジャラと音が立っていることからして……どうやら、手錠をかけられているようだ)

鹿島「涼月さんは、恥ずかしがりやさんです。そういうことに興味深々なのに、必死で隠していました。優しくしてあげてくださいね?」

提督(そして涼月に歩み寄る鹿島。縛られた涼月の身体を蠱惑的に撫でまわし、それに反応して涼月の身体が震える)

涼月「やぁ……!!か、鹿島さん……もう止めてください……!!んはぁ……!!おかしくなっちゃうぅ……!!」

提督(涼月は、胸や臀部の丸みを強調するようにピッチリと体に張り付いた白インナーだけの姿になっていた)

提督(体を亀甲縛りにされ、テープで胸の先端の突起にローターがつけられている。身を捩らせるたびに結び目が秘所を刺激していた)

鹿島「そして初月さんは、今までそういう事を毛嫌いしてきたみたいです。けど、自分の身体が提督さんのを受け入れられるようになってるって知ったらほら……♪」

提督(最後に初月に歩み寄った鹿島はインナー越しに初月の秘所に指を這わせ、かきまぜる。淫らな水音が俺まで聞こえた)

初月「んはぁ!!っ……提督……僕……いいよ……来て欲しい……体のじゅんび、しておいたから……」

提督(初月は黒いインナーに制服のコルセットのようなアレをつけていた。それのせいで涼月より胸が強調されている)

提督(そして切なそうな表情で俺を見つめている。まるで挿入を誘うように腰を浮かしていた)

提督「あの事、話したのか……!?」

鹿島「はい♪さあ、提督さん。どの子でも好きな子から提督さんの女にしてあげてください。皆、それを望んでいるんですから♪」ニタァ

提督(鹿島が言っていることが本当かどうかの確証などなかった。だが、目の前に広がる官能的な光景に理性が溶かされていく。俺は……)

↓×1〜3

1. 本能のままに初月にぶち込む
2. 蕩け切った秋月の頭をさらに蕩けさせる
3. むっつりだった照月にお仕置きする
4. 涼月を女にして度胸をつけてあげる
5. 鹿島を叱る(性的に)
6. 鹿島を叱る(常識的に)
7. その他自由に
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 01:15:20.57 ID:k13Bb03Ro
6の後提督自ら秋月たちにハーレムに加わる意思を問う
肯定的な返答があるのでそのまま1〜4を順番に実行して一人ずつ皆に膣出し
最後に5
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 01:20:29.81 ID:GbgqHq0oo
784
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 01:56:51.39 ID:pt8THR2DO
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 13:24:56.61 ID:TOpSk2FDO
理性プッツンしそうになるがなんとか踏み止まる
こいつはハッキリ言って調子に乗り過ぎだ。放って置けばマウントを取られかねない。
不本意だがお仕置きと調教が必要だろう。

秋月型全員の意志を確認してから一度鹿島を褒める。
俺も縛ってみたいと鹿島にロープ(若しくは拘束具)を用意させるが隙を見て鹿島を縛り上げる。

秋月型四人と愛し合う様子を見せつけながら徹底した放置プレイ。

788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/10(土) 13:33:30.64 ID:iVmc1oBqo
長文気持ち悪い
死ね
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 15:25:00.12 ID:Pxurj5IkO
荒れないでくれー
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 19:25:13.29 ID:ULwf+8cso
選択投げても結局全部とかどんだけ詰め込みたいんだよ
選択肢みたく簡素な流れだけでいいだろ
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 10:35:44.90 ID:9RT6knNDO
なんか荒れさせたようでスマンかった
自由に という選択肢が有ったんで思うまま書いてしまったんだわ
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/11(日) 14:26:56.29 ID:LOTOrFbGo
いっその事行動安価を止めて台詞安価にすればいいんじゃない?
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 04:01:50.86 ID:R/lW8b2v0
誰にも書き込めるところで書いてるんだから別に安価に誰がどんなこと書こうがいいと思うけどな
文句言うやつは自分で早く書き込めばいいのに
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/14(水) 22:20:45.32 ID:JfyLBZqLO
続きを読みたい気持ちは皆同じ
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:30:20.64 ID:rUImqB3z0
提督「っ……鹿島……!!よくもこんなことを……こんな事、間違っている……!!」

鹿島「……間違っている、ですか?」

提督「そうだ……こんな風に、幼い子たちを無理矢理性に目覚めさせるような事なんて……してはいけない……!!」

鹿島「……ふふっ、何を言うかと思えば。貴方にそう言う権利があるのですか?提督」スタスタスタ ジッ

提督(俺に歩み寄り、顔を近づけて至近距離から目をのぞき込むようにしてくる鹿島。そしてそう言ってきた)

提督「っ!!」

鹿島「そんな風に真面目ぶったり純情ぶったりするのは無駄です。貴方の本性は自分でよく分かっているでしょう?」ニタァ

提督「……ああ、もちろんだ。だからこそ自信を持って言える……俺はそんな風に強引に関係を持ったりしない!!」キッ

鹿島「っ!!黙ってください……!!認めなさい、提督……!!貴方は最低の男です……女の子を喰い荒らすヤリチンです……!!」キッ グイッ

提督(鹿島が俺の胸倉を掴むと乱暴に引き寄せる。憎しみを込めて睨みつけられた。その顔は歪められている)

提督「っ……違う……!!」

鹿島「違くない……!!貴方は綺麗な人間じゃない……汚い人間だ……!!私を汚い人間にしておいて……自分は違うだなんて認めない……!!」

提督「っ!!」

提督(秋月たちに聞こえないように小さな声で。しかし鋭く俺に言い放った。俺は、何も言えなかった……)

鹿島「……ほら、女の子に恥をかかせるものではありません。そんなことしちゃダメですよ、提督?めっですよ♪」パッ ニコッ

提督「……」

提督(鹿島が再び笑顔の仮面をつける。人差し指をたてて唇に触れ、秋月たちの方を手で指し示した。四人のそれぞれの感情が込められた瞳で見つめられる)

提督「……鹿島から聞いたと思うが、俺は……多くの子たちと関係を持っている。俺は、俺を想ってくれる子全員を幸せにしてみせる」

提督「だが、普通ではない。君たちはまだ選べる。普通の幸せを。君たちなら容易く手に入れられる。だからもう一度よく考え」

初月「いらない!!」

「「「「っ!!」」」」

提督「っ!?」

提督(さっきまで寝そべっていたが、いつの間にか身体を起こしていた初月が大声を出した。俺を真っすぐと見つめている)

初月「僕は、普通の幸せなんていらない。提督が居ればそれでいい。だから……来てよ……!!」ジッ

提督「っ!!」

提督(真剣な表情でそう言い切る。そして、恥じらいつつも誘うように足を開いた。囁くように懇願してくる)

提督「分かった……なら、もう遠慮しない」ガバッ ビリビリ

初月「ぁ……!!」ゾクッ

提督(初月を押し倒す。頭を打たないように優しく。そしてインナーの股間部分を破いた。その下のシンプルな下着はぐっしょりと湿っていた)
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:30:56.49 ID:rUImqB3z0
提督「もう準備万端という訳か……」グイッ

初月「提督……恥ずかしいよ……!!」

提督(下着をずらす。見事なスジが露わになった。淡い陰毛に彩られている。指を入れるともう十分なほどに濡れている)

提督「……」カチャカチャ ボロン

初月「っ……!!」ビクッ

「「「……!!」」」ゴクリ

提督「いくぞ、初月」ピトッ クニクニ

初月「……!!」コクリ

提督「っ……」ツプッ グググッ

初月「っ……うぅ……あぁああ!!」ブツン ヌププププ

提督(すっかり準備万端だったモノを曝け出し、先端を入れる。初月の処女膜の抵抗があった。それを一気に貫く。異物を拒む初月の媚肉を押し開く)

提督「初月……お前は俺のモノだ……!!」

初月「ぁ……はぁ……っ……うん……僕は提督のモノだよ……」ニコッ

提督「っ!!」ゾクッ

提督(本能のままに腰を振りはじめる。初月が喘ぎ声を洩らした。十分に濡れていたために痛みはないようだ。そのまま、媚肉を調教していく)



提督「っ……!!」パンパンパン

初月「あっ!!あっ!!あっ!!あっ!!あぁ!!」ピクンピクン

鹿島「……!!」ゾクゾク

鹿島(提督が腰を振るたびに初月さんが取り返しのつかないぐらいに壊れて行くのが分かった)

鹿島(処女喪失の痛みに歪んでいた表情は今や快楽に蕩け始めており、あどけない少女の顔から雌の顔へと変わっている)

鹿島(提督の身体にまわされた手はしっかりと提督を掴み、脚がびくびくと反応している。熱っぽい瞳はハートが浮かんでいるようだ)

鹿島(今まさに初月さんは身も心も提督のモノに変えられていっている。それは誰にも止められない。穢されていく)

鹿島「♪」ウットリ



提督「っ……初月!!」バチュン ビュルルルルルルルル

初月「っぁああああああああ〜〜〜!!」ビクンビクン

提督(限界まで怒張したモノが初月の中に精を吐き出そうとした。俺は、腰を叩きつけるように押し付けた)

提督(射精しながらも押し込んでいるモノをグラインドさせるようにして初月の子宮口を責める)

提督(モノに中をかき回され、子宮を蹂躙され、射精された精液の勢いに子宮を粉砕された初月は絶頂した)

提督(びくんびくんと体を痙攣させ絶叫のような嬌声をあげる。手足で俺の身体に組み付いてきた)
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:32:00.40 ID:rUImqB3z0
初月「っ……はぁ……はぁ……」ガクリ

提督「っ……」ズルン

初月「ぅ……ふぅ……」

提督(そしてぐったりと脱力する初月。俺はモノを引き抜くと、妖艶に微笑む鹿島に向き直った)

提督「次の準備をしろ」

鹿島「……!!はい、もちろんです♪」ゾクン



鹿島「んっ……れろれろ……じゅるじゅる……」

提督「っ……」ビクッ

鹿島(提督のモノを舐めて、吸う。提督のガマン汁や精液と初月さんの血や愛液に濡れたそこを綺麗にする)

鹿島(この人は私が綺麗にしたこれでまた違う女の子を雌へと変えてしまうのだろう。そう考えると、ゾクゾクした)

鹿島「……♪」ジュン



提督「止めろ」グイッ

鹿島「あんっ……乱暴ですね、提督さん♪」ゾクッ

提督(頭を押して強引に鹿島をどかせる。蕩けた表情の秋月、俺のモノを頬を染めてガン見している照月、そして俺の顔を若干の恐怖をもって見つめている涼月)

提督(少し悩んで、俺は次の相手を秋月に決めた。答えが聞けなくなる前に聞いておかなくては)

提督「秋月」

秋月「て、ていとく……!!」

照月「っ……」

涼月「……!!」

提督「秋月、いいのか?」

秋月「っ……み、耳をよせてください……」

提督(秋月がそう言う。俺は秋月の口元に耳をよせるようにした。が、そこでいきなり秋月が縛られている手の代わりに腕を使って俺の両頬を挟んだ)

提督「っ!?」

秋月「んっ……ちゅぅ……」

提督(器用に腕で強引に前を向かせられ、唇を奪われる。と言っても、唇を押し付けられるだけの初々しいキスだ)

秋月「っは……これで分かりますよね……?」

提督「……!!」ガバッ スッ ピト

提督(理性が限界を迎えた。俺は秋月のショーツを太ももまで脱がす。露わになった秘所は初月よりは濃い茂みに彩られている)

提督(振動するピンクローターを外し、縛られたままの身体に覆いかぶさるとモノをソコにあてがい、挿入した)
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:32:34.92 ID:rUImqB3z0


秋月「うっ……ふぅ……!!し、しれい……しれいの……はいってます……!!」ブツン ヌププププ

鹿島「!!」

鹿島(秋月さんの苦しそうな吐息が洩れ、そして提督が秋月さんに完全に密着した。それに加えて秋月さんの言葉。挿入を悟る)

鹿島(また目の前で提督が女の子の処女を奪った。私が口で綺麗にしたアレを使って、秋月さんの処女膜を貫いたんだ……!!)

鹿島(改めて、私も共犯者だという事を意識した。秋月さんが提督の支配欲と性欲を満たすための性奴隷にされていく)

鹿島(私がそうしたんだ。私は、何の罪もない穢れない乙女を私と同じような穢れた娼婦にされるようにしたんだ。心臓が深く深く堕ちていく感覚)

鹿島「うふふ……♪」スッ クチッ

鹿島(自然と手が伸びる。スカートの下、下着の下、そこに指が伸びた。撫で、走る快感に背筋が震える。私は指を止める気にもならなかった)



提督「っ……ふぅ……!!」ビュルルルルルルルル ドクドク

秋月「んはぁああああああああ!!」ビクンビクン ゴポッ

提督(秋月に種付けプレスする。拘束されているために秋月は満足に抵抗することもできずにそれをもろに受けた)

提督(きゅうと締まる秋月の中。熱い精液を注がれ、しかし入りきらない分が連結部から噴き出た)

提督(それが秋月の太腿や臀部、そして俺の下腹部を濡らした。俺は、暫く余韻に浸ってからモノを引き抜く)

提督「くっ……」ズルン

秋月「ぁん」ヌポッ ドロリ

提督「っ……鹿島」

鹿島「はぁ……はぁ……はぁい♪」



鹿島「んっ……ふぅ……こっちも綺麗にしておきますね、提督さん♪」ツゥー

鹿島(提督さんの男の象徴を綺麗にした私は、そのままどろりとした白濁液に濡れた下腹部に指を這わしながらそう言う)

提督「ほぅ……偉いぞ、鹿島」

鹿島「ありがとうございます♪んっ……ぺろぺろ……」

鹿島(そこに口付けし、舌を這わせる。白濁液を綺麗に舐めとる。喉を通って穢れた精液が私の体内に入ってきた)

鹿島(それが吸収されて私の一部になると思うと……狂おしかった。私はさらに穢される。……ゾクゾクする♪)
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:33:14.18 ID:rUImqB3z0


提督「もういい、鹿島」

鹿島「んっ……ふぁい……っは」

提督(俺の言葉に鹿島が顔を離す。俺は次の相手を照月に決めた。照月に近寄ると、照月が期待と不安が入り交じった表情で俺を見上げる)

提督「どうする?照月」

照月「……!!私……いい……よ……?んっ……提督が……ちゃんと言ったこと守ってくれるなら……はぁ……っ……受け入れる……」ジッ

提督「俺は嘘を吐かない。少なくとも、このことについては絶対に。だから……君を頂くぞ、照月」スッ ペラ

照月「っ!!提督……!!はぁ……はぁ……」ビクッ カァッ

提督(照月のスカートを捲ると、むちむちとした悩ましい太腿と赤い下着が露わになった。しかし、姉がつけているのと全く違うものだ)

提督(それは構造的に股布の部分がぱっくりと割れるようになっていた。しかし、今はそこが閉じられている)

提督(リボンが蝶々結びにされており、中が見えないようになっている。だが、ピンクのコードがワレメの中へと伸びていた)

提督「……誰に買ってもらったんだ?」

照月「っ!!ち、違います……!!んふっ……これは自分で買ったんです……!!あふっ……」

提督「そうなのか?ではなんでこんな淫らなモノを買ったんだ?」シュルッ クパァ

照月「あっ……!!そ、それは……っ……こういうの穿いた方が……大人になったみたいで……なんかいい感じになれるから……!」

提督(リボンを解き、開く。濡れてテカった秘所は、無毛だった。そしてクリにあたる位置にピンク色の小刻みに振動する楕円体が押し付けられている)

提督「……何度イったんだ?」スッ ネトォ クチュッ

照月「っ!!そ、それはぁ……んはぁああ!!」モジモジ ビクン

提督(ローターをとると愛液の糸がひかれた。物欲しげにひくつくそこをかるく指でなぞる。照月が背筋を反らせて反応した)

提督「……知っているかもしれないが、巷では君はスケベボディと言われているそうだ。だが、本当にスケベなのは君自身だな」スッ ペラ

照月「はぁ……はぁ……はぁ……っ……」カァッ

提督(セーラー服の前を捲り上げると下とおそろいの、赤いブラが露わになった。フルカップだが、縦にスリットがついていてリボンで留められている)

提督「照月、来い」



提督「分かるか?当たっているのが」

照月「は、はい……」コクコク

鹿島「……!!」

鹿島(照月さんが提督さんに向かい合う体勢で抱きあげられている。そして提督のアレが照月さんの下腹部にあてられているようだった)

提督「俺は君を抱き上げているからできない。君が挿入できるように俺のモノを手で調整するんだ」

照月「わ、私が……分かりました……!!」ゴクリ

鹿島(照月さんの綺麗な手が、白魚のような指が……黒光りした提督のアレに触れる。私が手錠を外さなければこうなならなかったのかもしれない)
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:33:46.11 ID:rUImqB3z0
照月「っ……で、できました……!!」ツプッ

提督「よくやった、照月。そのまま入るまで支えていろ」スッ グググッ

鹿島「!!」

鹿島(提督が、抱えた照月さんの身体を下げ始める。このままだと本当に処女を奪われる!!照月さんが声を洩らした)

鹿島(今ならまだ間に合う!!今ここで止めさせれば照月さんの貞操を守ることができる!!……なのに、私は動かなかった)

照月「ふぅ……うぅ……ぅあぁああ!!」ブツン ヌププププ

鹿島「あはっ……!!」ゾクゾク クチュクチュ

鹿島(もう手遅れだ。照月さんは提督のモノにされてしまった。このまま心も体も調教され尽くして、ハーレムの一員であることが普通にされてしまうんだろう)

鹿島(普通に暮らしていけば普通に恋愛して、結婚して、幸せを手に入れられただろうに……でも、その未来は永遠に失われてしまった……たまらない♪)



提督「照月……!!照月!!」バチュン ビュ~~~~~~ ドクドク

照月「やぁああああああああああ!!」ビクンビクン

提督(駅弁スタイルで照月の中にぶちまける。俺の身体に回された照月の手が痛いほどに俺を抱きしめた)

照月「ふぅ……ふぅ……んっ……ちゅっ……れろれろ……」

提督「っ」

提督(余韻に浸っていると、照月が濃厚なキスを求めてくる。それに応えて俺は照月の舌に舌を絡ませる)

提督(暫く口づけを交わしてからモノを引き抜いて照月を下ろす。照月はその場に力なく座り込むと俺を見上げた)

提督(肩で息をしつつ、肉体関係になった相手に向ける親しみと愛情を込めた優しい瞳で俺を見つめて微笑んだ。俺は……)



照月「あぁああ〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン

鹿島(提督の容赦ない手淫で照月さんが何度目かの絶頂を迎える。その場に力なく横たわった照月さんは意識を半分手放していた)

提督「ふぅ……」

鹿島(息を吐いた提督がこちらを向く。私は微笑みながら無言で近づくと、それを口に含み、丁寧に舐める)

鹿島「れろれろ……ぺろぺろ……」

提督「……」ナデナデ

鹿島(頭を撫でられる。喜ぶ自分が気持ち悪かった。提督も気持ち悪い。淫らに交わる私達を、軽蔑と嫌悪を込めた眼差しで見下ろしている私が居た)



鹿島「んっ……っ……」

提督(俺のモノを丁寧に舐めて綺麗にし、復活して硬く怒張したところで鹿島が自ら口を離した)

提督(言われなくても分かっているようだった。貴方のことは全てわかっていますよといった眼差しで俺を見つめる鹿島)

提督「さて……最後は君だ、涼月」

涼月「……!!」

提督(俺はそんな鹿島を一瞥してから涼月に向き直る。涼月が怯えたような、しかし期待しているような表情で俺を見つめる)
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:34:33.87 ID:rUImqB3z0
提督「もちろんだが強要はしない。どうする、涼月?」スッ ビッ ビッ

涼月「っ……その……私は……」

提督「……君は?」スッ ギュッ シュルシュル

涼月「ぁ……わ……私はぁ……」モジモジ

提督(両胸の先端につけられたローターを外し、ロープを解く。涼月は、俺の質問に答えることなくただもじもじとしていた)

涼月「っ……」ジッ

提督(涼月が俺を見つめる。その瞳の奥には恋慕と情欲が蠢いていた。しかし涼月は困ったようにおろおろするだけだ)

提督「……」



提督「ほら、先端が触れたぞ、涼月?コレが根元まで入ったら合意とみなすと言ったはずだ」ツプッ

涼月「ま、まって……!!」ドキドキ

提督「ダメだ。もう十分待っただろう?なのに君はどちらにも決断しない。だからこうして時間制限を付けさせてもらったんだ」

鹿島「はぁ……はぁ……」クチュクチュ

鹿島(仰向けに寝そべった提督に後ろから抱きかかえられるようにして涼月さんが仰向けで乗っかっている)

鹿島(インナーは破られていて、女の子の一番大事な所が丸見えになっていた。そこに、提督のモノが今まさに挿入されようとしている)

提督「ほら、どんどん入っていくぞ?先端が飲み込まれてしまいそうだ。処女膜が必死で抵抗しているのが感じられるだろう?」グググッ

涼月「あっ……ま、まって……私……!!」ゾクゾク

提督「っ……嫌なら早く抵抗しろ……さもないと……くぅ……ほら、破られてしまったぞ……!?」グググッ ブツン

涼月「あっ……あっ、あぁ……!!うっ……つぅうう……!!」ギリッ

鹿島(破瓜の痛みに顔を歪め、歯を食いしばって耐える涼月さん。そこに突き立てられた提督のアレを伝って赤い滴が垂れていた)

鹿島(それが提督の玉まで流れて、床に滴る。あぁ……これで涼月さんももう取り返しのつかない事になった……!!)

提督「っ……キツイな……だが、まだ半分ほどだ。ほら、根元まで入る前に抵抗すればまだ間に合うぞ?」

涼月「ふぅー……ふぅー……ふぅー……」ピクンピクン

提督「押し開いて行くのが分かるだろう?あと数センチだ。いいんだな、涼月?」

涼月「ぁ……あぁ……私……涼月は……!!あっ」コツン

鹿島(涼月さんの腰に添えられた提督の手がさらに涼月さんを押し下げて挿入させていく。そして、根元まで入る直前……)

鹿島(とうとう提督のが涼月さんの奥を突いたみたいだった。表情で分かった。そのまま根元まで挿入される)
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:35:12.66 ID:rUImqB3z0
提督「……時間切れだな」ズプズプ ブチュ グリグリ

鹿島(目を見開き口を大きく開けてつまった声を洩らす。提督がぐりぐりと腰をグラインドさせると、それに涼月さんが反応した)

涼月「あ……はぁ……こんなの……ズルいです……提督……///」キュンキュン

提督「時間は十分与えただろう。涼月、お前はもう俺の女だ」

涼月「ぁ……!!そ、そうですよね……奥までいれられちゃいましたから……私……もう提督の……ですよね……///」ゾクゾク

鹿島(女の顔で嬉しそうににやける涼月さん。提督が腰に添えていた手を離し、涼月さんの胸を掴むと、揉み始める。そして激しく腰を突き上げ始めた)



提督「涼月……!!出すぞ!!」バチュン ビュ~~~~~~

涼月「あぁ!!はぁ!!あぁああ!!っ……///あ、あつい……のがぁ……たくさん……私の中に……!!」ビクンビクン

提督(涼月の中で射精する。涼月がびくびくと体を痙攣させて反応した。そしてぐったりと脱力する)

提督(頭を撫でると甘えるように擦り寄せてきた。唇を指で弄ぶ。すると、指をはみ、咥え、舐めてくる)

提督(そうして軽い後戯を楽しんだ後、俺は涼月からモノを引き抜いた。涼月を俺の上から降りさせる)

鹿島「はぁ……はぁ……」ピクンピクン トロン

提督(鹿島は、どうやら俺たちの交わりを見て一人でしていたようだ。しかも既に何度か果てているなこれは)

提督「さて、鹿島……お前にはお仕置きが必要だ」



提督「もう二度と!!こんな事をするな!!」パンパンパン バチン

鹿島「あぁ〜〜〜〜〜〜!!はぁっ!!喜んでたくせに!!結局四人ともぉ!!食べちゃったじゃないですか!!」ビクンビクン キュンキュン

提督「っ……締まる……!!ともかく、もう二度とこんなマネはするな!!分かったな!?」バチン

鹿島「やぁああああ!!はぁ……!!どうでしょうね……!?」ニタァ

提督「っ!!鹿島……!!」バチン

提督(バックで突きながら鹿島のお尻を叩く。そのたびに鹿島は嬌声をあげてきゅんと中を締めた)

鹿島「っ……ふふっ……その程度じゃないでしょう……!?提督……どう偽ろうと貴方の本性は隠せません!!」

鹿島「もし私に言う事を聞かせたいのなら、私を滅茶苦茶にして無理矢理聞かせて見ればどうですか!?いつも通りに!!」

提督「っ……鹿島!!」バチン

提督(何度目か分からない嬌声が響く。鹿島のお尻は叩かれた所が赤くなっており、手の跡がまるで椛のようだった)
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:35:56.95 ID:rUImqB3z0


提督「はぁ……はぁ……鹿島……分かったな……?もう二度とこんな事をするなよ……」

鹿島「……」ピクンピクン コクコク

提督(鹿島が頷くのを見て、ようやく一息つけた。あの後、何度鹿島をイかせて、俺自身も搾り取られたのか分からない)

提督(今や鹿島は荒い息を吐きながらうつ伏せで倒れていた。肩が大きく上下している。制服を着たままの鹿島は、一見ただ疲れて寝そべっているだけのようだ)

提督(しかし、近づけば分かるだろう。鹿島には淫らなにおいが染みついていた。精液と愛液のにおいだ)

提督(スカートを捲れば赤い張り手の跡と白濁液の垂れる秘所が露わになるだろう。……鹿島をどうにかしなくてはいけない)

提督「……!!」

「「「「……」」」」ジッ

提督(ここまで歪めたのは俺なのだから……と考えたところで気がつく。秋月たちが復活していた)

提督(そして嫉妬と期待に目を爛々と輝かせながら俺を見つめていた。……とりあえず、ベッドに移動したいな)



鹿島「……」

提督『食事に行こう。迎えに行くから準備しておいてくれ』

鹿島(その言葉に心が躍る私と、そんな自分と提督に唾棄する私が居た。けれども、自然と私は外行きの格好を整えていた)

提督「鹿島」

鹿島「提督……」

鹿島(提督が車で約束の場所に来る。お酒を飲まないつもりなのか、あるいはホテルで食事をするのか……もしかしたら、食後は誰か運転手を呼ぶのかも)

提督「……綺麗だ」

鹿島「っ……ありがとうございます」テレ

提督「行こうか。乗ってくれ」



鹿島「えっ……」

帝国海軍士官「提督、鹿島さん、こんばんは」

提督「待たせたな、大佐。今日は付き合わせてしまって申し訳ない」

帝国海軍士官「いえいえ、とんでもありません。ではいきましょうか」

提督「ああ」

鹿島「……!!」

鹿島(レストランに着いたら、あの人が……大佐が居た。頭が真っ白になる。状況が呑み込めない)

鹿島(混乱している間に席へと通される。自分でも何を頼んだのか覚えてないけど、注文を終わらせた)

提督「英本土にはまだ航空隊や支援部隊が配備されただけだった。しかし、やはりアメリカ、規模が桁違いだ。こっちはどうだ?」

帝国海軍士官「なるほど……こちらには海軍と陸軍の部隊が大量に到着しています。そして次々とアフリカへと向かって出発していきますよ」

提督「我々とはうまくやれているか?」

帝国海軍士官「残念ながら……控えめに言って険悪です」

提督「そうか……まあ、奴らの気持ちも分かるがな」

鹿島(呆然とする私をよそに、提督と大佐がお酒を飲みながら話し合っている。少しして、料理が配膳された)
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:36:42.99 ID:rUImqB3z0
提督「では頂こうか」

提督(そのまま食事が始まる。けど、味が分からない。私は何を食べているんだろう?分からない……分からない……)

提督(感情の嵐が胸の中を吹き荒れていた。どうして提督と大佐は大丈夫なんだろう……気がついたら食事が終わっていた)

提督「さて、そろそろ私はお暇させて貰う」

鹿島「えっ!?」

帝国海軍士官「今日はお誘いして頂きありがとうございました。是非、またご一緒しましょう」

提督「もちろんだ。楽しみにしているよ。では、失礼」

鹿島「えっ……ちょっと……」チラッ

帝国海軍士官「……」ニコッ

鹿島「っ……待ってください!!」タッ

鹿島(困ったように微笑む大佐を一瞥してから私は席を立って提督を追いかける。提督の腕を掴んだ)

提督「……」スタスタスタ

鹿島「っ……待ってくださいってば!!提督!!」グイッ

鹿島(けれど、止まってくれない。レストランを出てからようやく提督が足を止めて私に向き直った)

提督「大佐と話をして来い。思う事を全部包み隠さず話してこい。その上で、君が俺の下を離れるのなら……それでいい」グイッ ガチャン

鹿島「……!!」ヨロッ

提督「では、さらばだ。出してくれ」バタン ブーン

鹿島(いつの間に運転手を読んでいたんだろう。そのまま車に乗って、本当に行ってしまった。呆然と車を見送る)

鹿島(現実感がなかった。私は何故か気がついたら席に戻っていた。そんな私を大佐が見つめている)

帝国海軍士官「大丈夫ですか、鹿島さん」

鹿島「……」フルフル

帝国海軍士官「……とりあえず、座って何か飲みましょう。それと甘い物を。気分が良くなりますよ」

鹿島「……何か、何か強いものを」マッサオ

鹿島(大佐が店員を呼んで注文する。大佐の顔を見られなかった。俯いて、注文したものが来るのを待つ)

店員「お待たせしました」

鹿島「っ……!!はぁっ……もう一杯」グイッ

帝国海軍士官「……それと、水を一杯」



鹿島「うっ……おえぇ……!!」ゲボッ

帝国海軍士官「……」サスサス

鹿島「っ……うぅ……ひっく……」ボロボロ

帝国海軍士官「……使ってください」スッ

鹿島「……あ、ありっ!!うっ……おげぇ……!!」ギュッ ゲボッ

帝国海軍士官「……」サスサス
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:37:31.26 ID:rUImqB3z0


帝国海軍士官「……落ち着きましたか?」

鹿島「はい……ご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ありません。介抱して頂いてありがとうございます」マッサオ

帝国海軍士官「気にしないでください。……提督が私を誘ってくださった理由が分かりました」

鹿島「っ!!」ビクッ

帝国海軍士官「……貴方をそこまで苦しめてしまうとは思いませんでした。本当に……申し訳ありません」

鹿島「そんな……!!大佐は何も悪くありません!!」

帝国海軍士官「いえ……私があんなことをしなければ、きっと貴女はここまで苦しむ事はなかった……」

鹿島「違います!!大佐のせいではありません!!」

帝国海軍士官「では……話してくれませんか、鹿島さん。貴女はどうしてそんなに苦しんでいるのですか?」

鹿島「っ……それは……私が……私が……愚かで、穢れた存在だからです……私は……今まで自分がそんな人間だなんて思っていなかった……」ギュッ ポロポロ

帝国海軍士官「……どうしてそう思うのですか?」

鹿島「……私は貴方の優しさに甘えておきながら……提督が生きて戻ったと知った瞬間に、貴方を裏切りました」

帝国海軍士官「裏切り?」

鹿島「はい……っ……貴方のことが好きになっていたのに……私は……ビッチです……すぐに提督の所へ行ってしまった」

帝国海軍士官「……鹿島さん。今まで誰か他の人を好きになったり、恋人になったりしたことはありませんか?」

鹿島「えっ……?あ、ありません……それが何ですか?」

帝国海軍士官「やはりそうですか。……鹿島さん。貴女は男女の関係について幻想を抱いています」

帝国海軍士官「私もそんな大層な事を言える立場ではありませんし、成人したばかりのただの若造です」

帝国海軍士官「ですが、鹿島さんよりは恋愛経験があります。そんな私から言わせてもらうと、男女の関係なんてそんなものです」

鹿島「……!!」

帝国海軍士官「恋愛は綺麗なものではありませんよ。もっとおぞましいものです。それこそ、戦争と同じくらいに」

鹿島「っ!!せ、戦争と同じくらいに……ですか……?」

帝国海軍士官「ええ。意中の相手を手に入れる為にどんなことでもするのですから。それが綺麗なものであるはずがない。でしょう?」

鹿島「……」

帝国海軍士官「それに、貴女だって分かっているはずです。世の中には浮気やら不倫やら……汚いものがたくさん存在している」

帝国海軍士官「金の為に買春する少女や、それを買う中年。人の女に手をだす男、夫以外の子を夫の子と偽って産み育てさせる女」

帝国海軍士官「ぱっと思いつくだけでも、言おうと思えばもっとある。もちろん、それが全てではありません」

帝国海軍士官「本当に尊い愛もきっとあるのでしょう。ですが、間違いなくそういうことも存在している。汚く、穢れたものです」

帝国海軍士官「そして世の中にありふれている大部分のまともな恋愛だって、綺麗なものではない」
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:38:12.18 ID:rUImqB3z0
鹿島「……でも、大佐は違う。だって……」

帝国海軍士官「いえ、そうではありません。私は意中の女が想い人を失った弱みに付け込んだのですから」

帝国海軍士官「純粋な善意だけで貴女と会っていたと思いますか?下心がないと?もしそうならば……本当に、貴女は恋愛に幻想を抱くお子様です」

鹿島「っ!!……」ガーン ガクリ

帝国海軍士官「……最後に一つ訂正させて貰います。貴女は私を裏切ったと言いましたが、裏切ってなどいない」

帝国海軍士官「私に黙って私と付き合いながら裏で提督とということをしていたわけではないでしょう?ちゃんとけじめを付けたではないですか」

帝国海軍士官「それを裏切りだなんて言ってしまったら、世の中初恋の相手と添い遂げた人間以外みんな裏切りものになりますよ」

鹿島「……。私は……っ……。……大佐、あの優しさが全部偽りだったと……おぞましいものだったと言うのですか?」ツゥー

帝国海軍士官「鹿島さん。これは誰がどうあがいても白黒はっきりすることができないことです。貴女を思う気持ちに嘘はありません」

帝国海軍士官「しかし、それと同時に貴方を私のモノにしたいと言う欲。ここで優しくしたらモノにできるという打算もまたありました」

鹿島「……」

帝国海軍士官「……すいません。上手く言葉にできませんね、これは。言うべきではなかったかもしれません」

帝国海軍士官「ですが、一つだけ理解して欲しい。貴女は何も悪くない。ただ普通の恋愛をしただけです」

鹿島「……」ギュッ

帝国海軍士官「……実は、これは誰にも言っていないのですが……今、私は長良とお付き合いしています」

鹿島「!?」

帝国海軍士官「恥を忍んでお話ししますが、もう既に体の関係もあります。いずれあの子と結婚するつもりです。ロリコンと罵りたければご自由にどうぞ」

帝国海軍士官「思い上がりと失礼を承知であえて言いますが、もし今更鹿島さんにやはり私を選ぶとのたまわられても困りますのであしからず」

鹿島「……」ハイライトオフ

帝国海軍士官「さあ、もう夜も遅い。帰りましょう。タクシーを呼びます」

鹿島「……いえ、結構です。自分でできますから。追加のお会計も私が払います。私の方が多く飲み食いしていますから。大佐はどうぞお先に戻られてください」

帝国海軍士官「そうですか。では、お先に失礼します。が、自分のお代は置いて行きますよ。さようなら、鹿島さん」

鹿島「ええ、さようなら」
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 06:40:37.28 ID:rUImqB3z0


鹿島(帰る気になれなかった。そのままふらふらと街を歩いて今の気分に最適な、怪しい雰囲気のバーに入る)

鹿島(見た目通り中の客は水商売らしい女や軽薄そうな男ばかりだった。もうどうでも良かった)

男「Hey, beauty. 一人でこんな時間にどうしたんだ?」

鹿島「Go away. Leave me alone.(消えなさい。一人で居たいんです。) それとも、ひっぱたかれるのが好みですか?」

男「まあ、そう言うなよ。おい、バカルディを頼む。……よし。ほら、俺の奢りだ。飲めよ」

鹿島「……っ」グイッ

男「Woo-Hoo!!お前日本人だろ?日本人にしてはいい飲みっぷりだな。気に入ったぜ。好きなだけ飲めよ。奢ってやる」



提督(恐らく一度吐くことで回復していたのだろう。鹿島は軽薄そうな男に勧められるがままに再び結構なペースで飲んでいた)

提督(鹿島が大佐とよりを戻すのならそれはそれで仕方がないと思っていた。が、事態はあまり良くない方向へ動いていた)

提督(こういう可能性も考慮して俺は帰ったように見せかけて実はずっと鹿島を見ていたのだ……まあ一番の理由は鹿島の選択が気になったからだが)

提督(それにしても、普段の鹿島ならあんな男にあんなふうに潰されたりするはずがないが……)

提督(鹿島はそいつと何事か話していた。鹿島の表情からして鹿島はそいつに好意的でないことは確かだ)

提督(しかし、追い払ってはいない。……そろそろ鹿島の所へ行こうかと思ったときだった。事が起こったのは)

男「……」ダキッ ズキュウウウン

鹿島「!!」

↓×1〜3
軽薄そうな男が強引に鹿島の唇を奪ったのを見た提督の反応
1. 激情を抑えて帝国軍人らしく落ち着いて鹿島は俺の女だと連れ帰る
2. チャラ男に鉄拳制裁して鹿島を乱暴に攫う
3. それも鹿島の選択だと静観する
4. その他自由に
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 06:50:17.04 ID:2Zno0u6Ko
2
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 07:18:13.07 ID:ic+xjCJQ0
1
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 07:22:33.09 ID:lU0M6h4fo
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 07:28:58.34 ID:Ocf9Kcj+O
3
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/02/15(木) 11:31:32.78 ID:5f/kLT4SO
>>804
提督はお前だろ?
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 11:35:59.18 ID:i7kmoGYDO
まあよくあることだしそんなに目くじらたててやるなって
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 14:44:44.96 ID:rUImqB3z0
すいません、ミスりました

×提督(そのまま食事が始まる。けど、味が分からない。私は何を食べているんだろう?分からない……分からない……)

 提督(感情の嵐が胸の中を吹き荒れていた。どうして提督と大佐は大丈夫なんだろう……気がついたら食事が終わっていた)



○鹿島(そのまま食事が始まる。けど、味が分からない。私は何を食べているんだろう?分からない……分からない……)

 鹿島(感情の嵐が胸の中を吹き荒れていた。どうして提督と大佐は大丈夫なんだろう……気がついたら食事が終わっていた)

でよろしくお願いします

あと安価どうするべきかね?
意見が聞きたいです
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 15:06:20.08 ID:B2uVd/LfO
いままでどおりでいいと思うよ
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 15:18:05.43 ID:pRNzvE+0o
私も今までどおりでいいと思います
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 16:16:35.91 ID:rUImqB3z0


鹿島「っ……んん……!!」グイッ

男「っ……んちゅ……」レロレロ

カランカラン

店員「!!」

提督「……」スタスタスタスタ グイッ

鹿島「うっ……っ!!」ジワァ ハッ

男「っ!!ちっ、ぶっ殺され……っ……!!」サァッ

提督「私の鹿島が随分と世話になったようだな。この礼がしたいのだが今から時間はあるかね?」

提督(鹿島を無理矢理抱き締めていたそいつを撃ち殺してやっても良かったが、抑えてなるべく丁寧に引きはがす。そいつは怒りを露わにした)

提督(しかし、俺が帝国海軍の将校だと分かったようで硬直して顔を青くすると暫く息をすることもできないようだった)

男「……っ!!はぁ……はぁ……いや、悪いが今日はこのあと予定があってな……」マッサオ オロオロ

提督「そうか、残念だ。マスター、お代は私が払う」

鹿島「……!!」ジッ

提督(安堵と憎悪が入り混じった表情で見つめてくる鹿島をよそに、俺は会計を済ませるとそのまま鹿島の腕を強引にとる)

鹿島「っ……止めてください……!!」ギリッ

提督(そして鹿島を引っ張るようにして店を後にした。すぐ近くに止めてあった車の所まで来たところで鹿島が俺の手を振り払う)

鹿島「離して!!」バッ

提督「っ……」

鹿島「今更なんなんですか……!?さっき待ってって言ったのに待たなかったくせに……!!」

提督「……」ジッ

鹿島「っ!!そんな目で私を見るな!!全部貴方が悪いのに……貴方のせいで私は……!!」ギリッ

鹿島「もう嫌……こんなの……!!っ……貴方なんか嫌い!!大っ嫌い!!死んじゃえばいいのに!!」ポロポロ

提督「鹿島……!!」

鹿島「っ……うふふ。提督、私、あんなのとキスしちゃいました……いっその事、抱かれても良かったですね……」ニタァ

鹿島「どうせ私は穢れています。ここまで来たら、適当な男に抱かれて堕ちるところまで堕ちてみるのも一興です」

鹿島「そうと決まれば、早速適当な男を見繕いに行くとしましょうか。という訳ですので提督。帰りは明日になりますが、よろしくお願いしますね」クル フラフラ

提督(鹿島は不敵な笑みを浮かべつつ俺を睨みつけながらそう言うと、ふらつく足取りで夜の街へ消えて行こうとする。俺は……)

↓×1〜3
提督の行動
1. 難しい事は分かっているが、鹿島と心から通じ合いたい。絶対に行かせないと後ろから抱き締め、必死に愛を伝える
2. もう鹿島は壊れてしまった……なら、俺は全てを背負うと覚悟を決める。去ろうとする鹿島を強引に車に押し込んで、そのまま適当な場所で押し倒す
3. 本気で罵られてさすがに頭に来ました。ならもういい。勝手にしろと放っておく
4. その他自由に
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 16:29:53.85 ID:pRNzvE+0o
1
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 16:39:21.53 ID:x0afo63VO
1
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 16:43:14.21 ID:d+iIJFEk0
2
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 23:50:04.16 ID:M1auC5MHo
今のまんまでいいとは思う
選択肢限定にした方が>>1にメリットがあるのならそれでもいいかなー
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/16(金) 13:15:47.52 ID:Vh1Klu7io
調子乗った長文糞安価はほんと害悪
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 14:49:34.04 ID:9i1WgZ8D0
提督「鹿島!!」ダキッ

鹿島「っ!!」ギリッ

提督「……好きだ」

鹿島「っ!?」ビクッ

提督(鹿島を後ろから抱きしめる。気がついたらそう言っていた。鹿島が息をのんで身体を硬直させる)

提督(俺は鹿島を振り向かせる。そして両頬に手を添えて潤んだ両の瞳を至近距離から見つめた)

鹿島「っ……嘘つき……!!」ポロポロ キロリ

提督「嘘じゃない……!!」ジッ

鹿島「信じられません……!!]

提督「何故だ……?」

鹿島「自分の言動を振り返って見たらどうですか……!?」

提督「言動……」

鹿島「そうです……!!何が『だがそれでも、もし俺を選ぶというのならば……俺は全力で君を愛し、必ず幸せにすると誓おう』ですか……!?」

提督「っ!?」

鹿島「『君が俺の下を離れるのなら……それでいい』ですか!?提督は私が居なくてもいいんでしょう!?それって……本当に私が好きなの……?」

提督「……!!」

鹿島「私が提督の所から去ると言ったら引き留めてくれないのなら……それは結局私が提督にとってその程度だからです……!!」

鹿島「今日だって私と大佐を二人きりにした……もし大佐が貴方から私を奪おうとしてもきっと気にしないんでしょ……?」

提督「君が苦しんでいて……彼がそんな人間でないと知っているからこそああしたんだ……!!」

鹿島「意味わかんない……もういやぁ……貴方の気持ちが分からない……何考えてるのか分からない!!」ポロポロ キッ

提督「っ!!俺が君のことを何とも思ってないとでも思ったか……!?君が去るかもと不安に思ってないと思ったか……!?」

提督「去って欲しくないと思ってないとでも思っていたのか……!?鹿島!!どうなんだ!?」

鹿島「っ!!分からないって言ったでしょ!?分からないから……嫌なの……不安なの……ちゃんと言葉にしてくれなくちゃ分からない……」

鹿島「いえ、言葉だけでもダメです!!行動にもしてくれなくちゃ分からない!!私は今、提督が私の事好きって分からない!!」ギロリ

提督「っ……!!」

提督(鹿島に睨まれる。衝撃が走った。そうだ……俺はどうしてそこに気がつかなかったのか……)

提督(自己満足の為になんて残酷な事を強いていたのだろう……俺は……最低最悪の酷い男だ……)

提督(しかし……いや、俺は覚悟を決めた。自分を正当化するために女の子に責任を押し付けるのはもう止めだ)
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 14:52:16.79 ID:9i1WgZ8D0
提督「鹿島」ダキッ ギュゥゥゥゥ

鹿島「っ!!」ビクッ

提督「君を失いたくない……愛している。すまなかった……もう二度とこんな事しない。だから……どこにも行かないでくれ」ジッ

鹿島「……!!」



提督「っ……鹿島……!!」ヌププププ

鹿島「はぁ……!!て、提督さんの……入って……!!っ……ねぇ……提督さん……私……鹿島の事……好きですか……?」ゾクゾク

提督「あぁ……鹿島の事……大好きだ……!!愛してる……!!」

鹿島「んっ……ちゅぅ……はっ……提督さん……鹿島にずっと一緒に居て欲しいですか……?」

提督「っ……もちろんだ……!!決して離さない……!!だからずっと一緒に居てくれ……!!」

鹿島「……♪じゃあ……鹿島に赤ちゃん産んで欲しいですか……?鹿島の事……孕ませたいですか……?」

提督「ああ……!!産んで欲しい!!孕ませたい!!」

鹿島「そうですか……んふっ……っぅ……いいですよ……産んであげます……けど、その代わり……ずっと鹿島の事大切にしてくださいね……?」

提督「もちろんだ……!!ずっと大切にする!!」

鹿島「嬉しい……!!動きますね、提督さん……♪」キュン ニコッ

提督(騎乗位で俺に跨る鹿島が嬉しそうに微笑む。そして目を伏せて腰を振り始めた。快楽に堪えるよう食いしばられる歯)

提督(激しく妖艶な腰振りだった。俺の精を搾り取ろうとしている。お互いの吐息と喘ぎが混ざり合っていた)

提督「……」グイッ チュッ

鹿島「んっ……ふぅ……れろれろ……」

提督(唇を交わして濃厚に舌を絡ませる。快感に高まる射精感そのまま我慢することなく俺は鹿島の中に出す)

提督「鹿島ぁ……!!」バチュン ビュルルルルルルルル

鹿島「あぁ!!イクっ!!イっちゃう!!提督さん!!イっちゃいぃっ!?あぁああああああ!!」ビクンビクン

提督(鹿島が背を仰け反らせて絶頂を迎える。少しして、鹿島が俺に覆いかぶさるように倒れてきた)

鹿島「はぁ……はぁ……はぁ……提督さん……んっ……ちゅぅ……」

提督(耳元で聞こえる荒い息。鹿島の匂いに包まれていた。甘く蕩けた声音で呼ばれる。俺は鹿島の唇を奪った)
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 14:59:19.49 ID:9i1WgZ8D0


提督「んっ……」

鹿島「すぅ……すぅ……」

提督(目が覚めると鹿島が俺に抱き付くようにして眠っていた。俺はいつの間にかそんな鹿島に腕枕していたようだ)

提督(鹿島の頭に顔を押し付ける。女と言うのはどうしてこんなに良い匂いがするのだろうか)

提督(暫く寝顔を楽しむ。朝勃ちに加えて全裸の鹿島が柔らかい体を押し付けてきていることで臨戦態勢に入っていた)

提督(犯してしまいたい気分を何とか抑えて俺はゆっくりと鹿島を起こさないように起きると軽くシャワーを浴びた。そして服を着るとコーヒーを入れる)

鹿島「提督……?」

提督「鹿島。起きたか」

鹿島「……」コクリ

提督(鹿島に声をかけられる。振り向くとシーツで身体を隠した鹿島が立っていた。安心したような表情を浮かべている)

提督「コーヒーを入れたんだが、飲むか?」

鹿島「……」コクリ

提督(無言で少し待つ。鹿島が俺のすぐ近くへ来た。微笑みかけると嬉しそうにはにかむ。俺は鹿島の唇を奪った)

提督「……愛しているよ」

鹿島「んっ……もう……私もです」

提督(服を着た鹿島が戻って来る頃には俺はコーヒーを入れ終わり、マグカップに注いでいた)

提督(一つを鹿島に渡した。二人でコーヒーを飲む。……んー。悪くはないはずだが……)

提督「やっぱり君が入れた方が美味しいな」

鹿島「そうですか?提督さんのも美味しいと思いますけど」

提督「そう言ってくれるとありがたいが、俺は君のコーヒーの方が好きだ」

鹿島「……♪いつでも入れてあげますよ、提督」



朝雲「どうしたの、山雲?珍しいわね、こんな風に呼び出すなんて」

山雲「朝雲姉ぇ……来てくれてありがとうー……」

朝雲「気にしないで。それで……何の用かしら?」

山雲「っ……朝雲姉ぇ……ごめんなさいー……!!」ポロポロ

朝雲「っ……どうしたの……?」

山雲「ごめんなさいー……ごめんなさいー……私ー……好きな人ができちゃいましたー……!!」ギュッ

↓×1〜3
利き手でもう片方の腕を強く掴む山雲。俯き、震え、涙を流していた。これが別れ話なのだという事はよく分かった
山雲の様子からして自分に心から申し訳ないと思っていることは確かだ。しかし、それでも山雲は自分を裏切って他の誰かを選んだ
最初は山雲から始めたことだったのに
という事をふまえて朝雲の反応
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/02/17(土) 15:18:59.45 ID:28KCw+r10
口惜しくて好きな人の名前を問い質す
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 16:21:36.42 ID:xxXA3HsYo
相手が提督だと解ると、いつしか心の奥にしまいこんでいた恋心が再燃してくる
山雲を姉として、歪な恋敵として叱責
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 16:45:42.37 ID:Akjyo97X0
い、いいんだよ〜別に!やっぱり姉妹同士って変だよねっ!ちょっとびっくりしたけど私は山雲の味方だからねっ!ちなみに相手はやっぱ女の子……?ホントはノーマルなので普通に山雲と別れる朝雲
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 16:48:19.23 ID:+5y2nFnMO
涙が止まらない
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 22:07:05.37 ID:9i1WgZ8D0
朝雲「……!!っ……だ、誰なの……相手は……?」ギリッ ジワァ

山雲「ぐすっ……っ……し……司令さんです……」

朝雲「……えっ」

朝雲(……えっ)



山雲「失礼しますー、司令さんー……」

提督「山雲か。入ってくれ。どうしたんだ?」

山雲「……私ー、朝雲姉ぇと話してきましたー……全部終わらせてきましたー……っ……」ジワァ

提督「!!……そうか。……山雲」スクッ スタスタスタスタ ダキッ

山雲「っ!!」ビクッ

提督「全部俺が背負う。何も気にするな。ただ……俺の女になれ」

山雲「……!!は、はいー……!!」ダキッ ギュッ



朝雲「……っ!!」ハッ

提督「……」ニコッ

山雲「……♪」ダキッ ニコッ

朝雲(夜、部屋に戻る途中に腕を組んで歩いて行く司令と山雲を偶然見かけた。司令は優しく微笑んでいて、山雲は甘えた表情を浮かべていた)

朝雲(気がついたら二人をつけていた。ただ機械のように何も感じずに後をつける。本当に、心を無くしたようだった)



提督「山雲!!山雲!!」パンパンパン ギシギシギシ

山雲「あぁああああああ!!司令!!司令ー!!好き!!好き好き大好きー!!もっと山雲を抱きしめてくださいー!!」ビクンビクン キュンキュン ギュッ

朝雲「……」

↓×1〜3
山雲の一件で提督が警戒度を上げていたことに加えて朝雲自信が自覚なしに極限まで焦燥感に駆られていたために部屋に潜入して情事を覗き見ることは無理と判断した

そのため急いで自室に戻り、夜の闇に紛れられるように黒いストッキングと黒い詰襟に下が艦娘用のスカートになっている第一種軍装を引っ張り出してきて着替える

そして用意しておいた懸垂下降用のロープを使って事が行われているであろう部屋の窓に屋上から静かに移動
医務室からかっぱらってきた聴診器を窓ガラスにあてて音を聞くと、まさに今致している最中のギシアンが聞こえた

山雲に提督が死んだという事実を思い知らされて、強引に想いをぶつけられたから山雲もその想い受け入れた
提督のこともずっと好きだったけど、死んだと思ったから諦めた。生還した時も、もう自分には山雲がいると山雲を選んだことをふまえて

朝雲(なのに、その山雲が司令とできてて……山雲を選んだ私より司令を選んだ……司令も、知らないとはいえ山雲を選んだんだ……)

という状況を踏まえて朝雲の反応

例)激情に任せて突入、山雲をぶん殴る
  惨めな気持ちになって部屋に戻ってふさぎ込む
  静かに二人とも誤射することを決意する
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 22:35:32.16 ID:SaqP52Bc0
突入する
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 22:35:50.30 ID:Akjyo97X0
これ以上二人の致してる時の声聞いたらおかしくなりそう……!それに凄く惨めだ……決めた……!山雲から司令を奪ってやる!!山雲から提督を略奪することにした朝雲
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 23:59:28.35 ID:xxXA3HsYo
私だって、司令を愛していたのに!
突入して司令を奪う
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 23:50:47.15 ID:f+jMcaz2o
待ってる
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/28(水) 23:54:36.44 ID:V4sF6Drho
忙しいのかな、頑張れ
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/07(水) 16:46:37.19 ID:Hfa2QJ+Go
このSS何気に1年続いてるのか
続き期待
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/13(火) 15:25:34.58 ID:u9l1sOaY0
わたし松輪
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/27(火) 00:24:19.42 ID:cUzaz+/qo
いつまでも松輪
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 02:07:58.87 ID:uN0hZkjxo
ご自愛下さい
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 23:49:42.82 ID:W7vpWeK00
お前・・・エタるのか?
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 13:22:01.15 ID:Iqy86zn7O
さすがに提督のクズさに精神やられて命を自ら断つ艦娘が出てもおかしくない
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/07(月) 01:27:08.99 ID:VG060/8Qo
生存報告と続けるかどうかだけでも…
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/03(日) 23:43:00.57 ID:+CsPfec0O
信じて松輪
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/18(月) 21:03:26.25 ID:KzS6zZSao
いつまでも松輪
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 02:54:16.31 ID:vbIgvOYvo
まだ松輪
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/02(木) 18:16:48.39 ID:55DNSKJT0
ガッシャァァァァン

「「!?」」ビクッ

朝雲「……」スタッ スクッ ギロリ

山雲「っ!!あ、朝雲姉ぇ……!!」ハッ

提督「あ、朝雲……!?」

提督(窓をぶち破って部屋へと突入してきたのはなんと朝雲だった。瞳に怒りと憎悪を滾らせ顔をゆがめながら俺たち……いや、朝雲を睨んでいる)

朝雲「離れなさい……離れて!!」スタスタスタ グイッ

提督「っ!!」ズポッ

山雲「ぅ……」ピクン

提督(距離を詰めた朝雲は山雲に覆い被さる俺を強引に引きはがした。怒張し、山雲の愛液やガマン汁に濡れたモノを見た朝雲が悲痛な表情を浮かべる)

朝雲「っ……!!私だって、司令を愛していたのに……!!全部……最初は貴女から始めたことじゃない……!!」ギリッ

山雲「っ……」ビクッ ジワァ

朝雲「酔わせて無理矢理……司令が死んだって言って……!!っ……まあ、それはもうどうでもいい……」

朝雲「司令が生還した時……私は本当にとても悩んで……それでも貴女を……山雲を選んだのに……!!」ジワァ

朝雲「なのに!!よりにもよってその貴女が私を捨てて司令とそういう関係になるの!?私を捨てて!?そんなの……っ……認めない!!」キッ

提督(そして再び顔を歪めて山雲を睨みつけた。震えるその声には男を取られた女の激情と捨てられた女の悲痛が込められている)

山雲「ご……ごめんなさい……」ポロポロ フルフル

提督(それを受けて山雲が震えながら涙を流す。考えないようにしていたことを突き付けられ、一気に現実へ引き戻されたようだった)

提督(山雲と朝雲の件は考えうる限り最悪の事態を迎えてしまった。これもすべて俺の責任だ……)

提督「朝雲、聞いてくれ」

朝雲「司令は黙って!!」キッ

提督「っ」

提督(座視しているわけにはいかないと朝雲に話しかける。しかし、朝雲はそれを拒絶した。鋭くそう言い放つ)

朝雲「……ずっと好きだったわ、司令。その子よりもずっと前から、その子よりもずっと……」

提督(後悔や切なさといった感情がないまぜになった表情で俺を見つめ、呟くようにそう囁く)

提督(なんという表情だろうか。まるで冬の曇り空の下、枯れた森を思わすような……とても寂しい表情だった)

朝雲「手荒な事をしたくはないけど、でもいざとなれば躊躇わないわ。だから抵抗しないでこれで山雲を縛って、黙らせて」ポイッ

提督「縄と手拭……」

山雲「っ……」

提督(背負っていた背嚢を下ろし、中から取り出した縄と手拭を俺に投げ渡す。山雲が不安そうにそれらを見ると俺に縋るような視線を向けた)

提督(そんな山雲に俺もまた視線を向ける。だが、朝雲には見つめ合う俺たちの様子が気に食わなかったようだ)
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/02(木) 18:17:55.53 ID:55DNSKJT0
ガッシャァァァァン

「「!?」」ビクッ

朝雲「……」スタッ スクッ ギロリ

山雲「っ!!あ、朝雲姉ぇ……!!」ハッ

提督「あ、朝雲……!?」

提督(窓をぶち破って部屋へと突入してきたのはなんと朝雲だった。瞳に怒りと憎悪を滾らせ顔をゆがめながら俺たち……いや、朝雲を睨んでいる)

朝雲「離れなさい……離れて!!」スタスタスタ グイッ

提督「っ!!」ズポッ

山雲「ぅ……」ピクン

提督(距離を詰めた朝雲は山雲に覆い被さる俺を強引に引きはがした。怒張し、山雲の愛液やガマン汁に濡れたモノを見た朝雲が悲痛な表情を浮かべる)

朝雲「っ……!!私だって、司令を愛していたのに……!!全部……最初は貴女から始めたことじゃない……!!」ギリッ

山雲「っ……」ビクッ ジワァ

朝雲「酔わせて無理矢理……司令が死んだって言って……!!っ……まあ、それはもうどうでもいい……」

朝雲「司令が生還した時……私は本当にとても悩んで……それでも貴女を……山雲を選んだのに……!!」ジワァ

朝雲「なのに!!よりにもよってその貴女が私を捨てて司令とそういう関係になるの!?私を捨てて!?そんなの……っ……認めない!!」キッ

提督(そして再び顔を歪めて山雲を睨みつけた。震えるその声には男を取られた女の激情と捨てられた女の悲痛が込められている)

山雲「ご……ごめんなさい……」ポロポロ フルフル

提督(それを受けて山雲が震えながら涙を流す。考えないようにしていたことを突き付けられ、一気に現実へ引き戻されたようだった)

提督(山雲と朝雲の件は考えうる限り最悪の事態を迎えてしまった。これもすべて俺の責任だ……)

提督「朝雲、聞いてくれ」

朝雲「司令は黙って!!」キッ

提督「っ」

提督(座視しているわけにはいかないと朝雲に話しかける。しかし、朝雲はそれを拒絶した。鋭くそう言い放つ)

朝雲「……ずっと好きだったわ、司令。その子よりもずっと前から、その子よりもずっと……」

提督(後悔や切なさといった感情がないまぜになった表情で俺を見つめ、呟くようにそう囁く)

提督(なんという表情だろうか。まるで冬の曇り空の下、枯れた森を思わすような……とても寂しい表情だった)

朝雲「手荒な事をしたくはないけど、でもいざとなれば躊躇わないわ。だから抵抗しないでこれで山雲を縛って、黙らせて」ポイッ

提督「縄と手拭……」

山雲「っ……」

提督(背負っていた背嚢を下ろし、中から取り出した縄と手拭を俺に投げ渡す。山雲が不安そうにそれらを見ると俺に縋るような視線を向けた)

提督(そんな山雲に俺もまた視線を向ける。だが、朝雲には見つめ合う俺たちの様子が気に食わなかったようだ)
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/02(木) 18:19:02.24 ID:55DNSKJT0
朝雲「……早く」ジッ スッ ジャキン

提督(朝雲が表情を消す。無表情でホルスターから拳銃を抜くと見せつけるようにクリップを排莢口に取り付けて弾丸を装填した)

提督「っ……モ式とはな……分かった。だから銃を出すのは止めてくれ。それ以上されると不味いことになる」

朝雲「それはあなた次第よ、司令。私はその覚悟はできてる。だから早く。そして許可なく余計な発言をしない事」

提督(朝雲にはやると言ったらやるスゴ味があった。刺激するようなことをすれば本当に撃つだろう。従うほかなかった)

提督「わかった……」

山雲「司令さん……」

提督「……縛るぞ」

山雲「はい……」

提督(山雲を縛る。体を縛り、身動きできなくする。そして手拭を噛ませて縛る。これで山雲は口も封じられてしまった)

提督「……縛り終わった」

山雲「……」ビクビク

朝雲「よし。じゃあ次は司令ね。背中を向けて手を後ろに回しなさい」ニタッ

提督(拘束され、不安そうな山雲を見て満足げにほほ笑んだ朝雲はそういうと背嚢からもう一組の縄と手拭を取り出した)

提督「っ……朝雲」

朝雲「早くしなさい!!……全部その子が悪いのよ。だから私を悪く思わないでね、司令」ピッ



朝雲「痛くない?」

提督「……」コクリ

提督(俺を縛ったのは朝雲だというのに、心から気遣うような声音で、表情でそう聞いてくる朝雲。少し落ち着いたのだろうか)

朝雲「よかった。……ごめんなさい。ホントはこんな事したくないの……」ジワァ

提督「……」ジッ

提督(くしゃりと悲しげな表情を浮かべ、涙を滲ませる朝雲。心から傷ついているのがよく分かった。しかし、その表情は怒りに歪む)

朝雲「でも……やるしかないの。全部山雲のせいよ……あの子のせい……!!だから……仕方のない事なの……これは……」ギリッ

提督「……」

朝雲「私の事、嫌いになったわよね……」ギュッ

提督(顔をうつ向かせ、ぽつりとそう呟く。上目遣いで俺の反応をうかがっている朝雲に、俺は首を振った)

提督「……」フルフル

朝雲「っ!!……ホント?」ピクッ ジッ

提督「……」コクリ

提督(悪いのは俺だった。朝雲が悪いわけがない。縋るような確認に俺は朝雲を真っすぐと見つめて頷く)

朝雲「……!!嬉しい!!」ダキッ ギュッ

提督(朝雲は奇跡が起きたというような感じでしばらく喜びに震えていた。そして感極まったように俺に抱きつき、強く抱きしめてくる)

朝雲「……なら、いいよね?司令」ニタァ ナデナデ

提督「!?」

提督(耳元でそう囁かれた。背筋がぞわりとするような何かを孕んだ声音で。朝雲の手が俺の後頭部を撫でる)
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/02(木) 18:22:09.96 ID:55DNSKJT0


朝雲(司令官をそのまま優しくベッドの上に押し倒し、その上に馬乗りになる。黒い詰襟の制服の上着を脱いだ)

朝雲(そしてシャツも脱いで上はブラだけになる。恥ずかしさを感じるけれどそれを気にしている場合じゃなかった)

朝雲「山雲、見ていなさい。今、貴女から司令を奪……いえ、取り返すわ」シュル

提督「……!!」ゴクリ

山雲「っ……」ジッ

朝雲(勝負下着……っていうほどじゃないかもしれないけど、少なくとも私が持っている中で一番のやつだ。初めて買った大人っぽいやつ。ホックを外して外す)

朝雲「といっても、司令と貴女はもうそういう関係になってる。司令はきっと責任を取ろうとするわよね

朝雲「だから、私はそれ以上のことをするわ。……ふふっ。司令と私の子供ができたら、いくら山雲の方が先だったとしても……」クスリ

朝雲「私が司令を脅して、無理矢理そういう関係になったんだとしても……司令は私を選んでくれるわよね」ニタァ

山雲「っ!?」 ビクッ

朝雲(目を見開き、息をのむ山雲。驚き、司令がとられることを恐れているようなそのしぐさに満足する)

朝雲「でしょ、司令?」チラッ

提督「……」ジッ

朝雲(視線を落として司令を見つめる。司令は真っすぐに私を見つめていた。こんな状況なのに。むしろ私のほうが威圧されているようだった)

朝雲「っ……いくわよ、司令」ナデナデ スッ

朝雲(怖気づいてしまいそうな自分を奮い立たせる。私は司令の頬を撫でると司令の濡れててかっているソレに手を伸ばした)



朝雲「っ……くぅ……あぁっ!!」ブツッ ズププププ

提督(処女膜の抵抗を突き破る感覚、モノが朝雲の中へと飲み込まれていった。涙目で破瓜の痛みに耐える朝雲)

朝雲「っ……ふふっ……入っちゃったわね、司令……奥まで当たってる……どうかしら……私の処女を奪った感想は……?」

提督「っ……すごい締まりだ……とても気持ちいいよ……最高の気分だが、やってしまったという気分でもある……責任を取らなくてはな」

朝雲「そうね……!!そうよ……ちゃんと責任取ってもらわないと……!!女の子の処女貰って、子供まで作っちゃうんだからね……!?」

提督「ああ。だが、朝雲。それは君も一緒だ。こんな事をしたんだ。君にもちゃんと責任を取ってもらうぞ」 ジッ

朝雲「えっ……?」

提督「本来ならちゃんと事前に話して合意しなければこういうことをしないのだが、話をちゃんと聞かない君が悪いんだ」 ガシッ

提督(予想外の反応だったのだろう。朝雲が困惑した様子で俺を見つめてくる。俺はそんな朝雲の年相応の細い腰に両手をかけた)

提督「ところで、入っちゃったと言っていたが……まだ全部入っていないぞ。ほら、これでっ……入った……!!」グイッ ブチュン

朝雲「っ!?うっ……はっ……あぁ……!!」ビクン
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/02(木) 18:25:44.00 ID:55DNSKJT0


朝雲「あぁ!!ああぁ!!ああああああ!!ああああああ!!」ビクンビクン

提督「っ……朝雲……!!」バチュン ビュルルルルルルル

提督(痙攣する朝雲の体をがっちりと抱きしめて一番奥で射精する。ついさっきまで男を知らなかった中にたっぷり二回目を注ぎ込んでやった)

提督「っ……」ヌポッ

朝雲「んっ……んぐっ……はむ……んふぅ……」ブプッ

提督(モノを引き抜き、意識朦朧とした朝雲の唇を奪う。舌を挿入し、絡ませ、しっかりと俺の味を覚えさせた)

提督「っは……朝雲。俺は他の子ともこういう関係だ。俺は俺を想ってくれる子を拒まないと誓った」

提督「その代わり、ちゃんと責任を取って幸せにする。だから、お前もそれを受け入れてくれ。頼む」

朝雲「は、はい……」コクコク

提督(蕩けた声でそう呟く朝雲。俺はいい子だと耳元でささやいてから朝雲を抱きつつ体を起こす)

提督「ありがとう。……さて、では仲直りの時間だ。朝雲、山雲、事情はいろいろとあるのは知っている」

提督「一つだけ言わせてもらえば、山雲の君への思いは本物だよ、朝雲。俺からは多くを語らないが」

朝雲「……本物」チラッ

山雲「っ……」ビクッ

提督「この後、ちゃんと話し合ってみるのもいいかもしれないな。ともかく、これはもう過ぎたことだ。できるな、仲直り」

朝雲「仲直り……できます……」コクリ

山雲「っ!!あ、朝雲姉ぇ……!!」ジワァ

朝雲「山雲……もういいわ。赦してあげる」

山雲「ごめんなさい……ごめんなさい……!!」

提督「よし。では仲直りのキスだ」グイッ

「「っ!?」」

提督(山雲と朝雲を抱き合わせる。困惑した表情で互いに見つめ合い、そして俺を見る)

提督「いつもやっているようにして見せてくれ。二人で愛し合うところを俺に見せてほしい」

山雲「……!!」

朝雲「……山雲、いい?」 ジッ

山雲「っ、……はい、もちろんですー」

提督(山雲と朝雲が唇を交わす。しょっぱなから濃厚なディープキスだった。そして互いの体を抱き合っていた手が、愛撫を始める)

山雲「んっ……あぁ……朝雲姉ぇ……!!」

朝雲「山雲……どう……?」

山雲「気持ちよくて……うれしいですー……あんっ……本当はずっとこうしたかったー……司令さんのことが好きになったけどー……」

山雲「でも朝雲姉ぇのこともずっと好きなままだったんですー……!!ふぁ……本当に私のことー赦してくれるんですかー……?」

朝雲「何度も言わせるんじゃないわよ……んっ……赦すわ……その代わり……司令に負けないくらい私のことも愛しなさいよ……」

朝雲「私を女の子もイけるようにしたの……っ……山雲なんだからね……?ちゃんと責任取って……」

山雲「朝雲姉ぇ……!!はいー……もちろんですー……!!大好きー……愛してますー……!!」
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/02(木) 18:28:57.40 ID:55DNSKJT0
提督(以前、鶴姉妹や雲龍とマックスにレズプレイをさせてみたことがあったが、あれはあくまでプレイだった。本物ではない)

提督(目の前の美しくも幼い姉妹の淫らなまぐわいを見て、改めてそう思う。お互いに相手を労わりつつしかし激しく愛を伝えている)

提督(互いに背中や顔、胸、ヒップを秘所を手で愛撫するのは勿論、舌で舐めあい、唇ではんでいた)

提督(二人の喘ぎ声と愛の囁きが混じり合い、淫らな水音が部屋に満ちている。濃厚な雌の匂いが肺を満たす)

提督(山雲が、朝雲をイかせにかかった。いつのまにか一方的に山雲が激しく朝雲を責めている。ほどなくして嬌声をあげる朝雲)

提督(体をぴんと張って絶頂に耐えている。山雲はそんな朝雲の秘所から手を放すと、自らの手に舌を這わせて朝雲の愛液と俺の精液が混ざり合ったものを妖艶に舐めとる)

提督(山雲が再び朝雲に覆い被さり、濃厚に唇を交わし合い始めた。そのまま二回戦目が始まる)

提督(濃厚な前戯から今度は朝雲が山雲の秘所に顔を埋めた。ためらうことなくそこを貪る朝雲。山雲は指を噛んで嬌声を耐えている)

提督(しかしそんな努力も無駄に終わり、山雲の口からは押えきれない嬌声が漏れ始めた。それが高まっていき、絶頂の歓声にかわる)

提督(とても参考になった。今度こういう濃厚な前戯を試してみよう。と思いつつ俺は息も絶え絶えの二人の前に立つ)

提督「仲直りできて何よりだった。が、君たちのせいでこれが治まりそうにない。責任取ってすっきりさせてくれ」



提督「ふぅ……いいぞ、山雲、朝雲に口移しろ」

山雲「ふぁい……あはふほ……んっ……」

朝雲「んっ……んくっ……」

提督(山雲の中に出した白濁液を朝雲に口移しさせる。ディープキスのように濃厚な口付け。その中で俺の精液が移されているのだ)

提督「朝雲、見せてみろ」

朝雲「ん……んぁ……ほうへふは……?」

提督(朝雲は俺の言葉に口を開いて舌の上にのったどろりとした白濁液を見せてくる。達成感が半端なかった)

提督「飲んでくれ」

朝雲「んっ……ごくん……飲んだわ」

提督「よくやってくれた……!!」

朝雲「んっ……」フニャ

提督(喉を鳴らして精液を飲み込んだ朝雲の頭を撫でる。朝雲は幸せそうにはにかみ、山雲がそれを羨ましそうに見ていた)

提督「山雲、おいで」

山雲「っ!!はいー!!」

提督(はいはいで嬉しそうによってくる山雲。俺はそんな山雲の頭も優しく撫でてあげるのだった)
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/02(木) 18:46:45.54 ID:55DNSKJT0


Z3「あら?……何この箱」

Z3(私は夕食の食材をとりあえず机の上に置く。アトミラールの部屋にはよく来るけどこんな箱があった覚えはない)

Z3「なんで部屋のど真ん中に置いてあるのかしら?割と大きいし邪魔になると思うのだけれど……とりあえず端に寄せて……schwer(重い)!!」グググ

Z3(予想外の重さ。さらにまるで水の入った水槽を持った時のように重心が動く。液体の詰まった容器でも入っているのかしら?)

Z3「……中を確認してみましょうか」

Z3(鍵はついていない。見られてまずいものならこんな風に置いたりしないだろうし問題ないでしょう。蓋を開けてみる)

Z3「えっ……なにこれ……?」

Z3(中に入っていたのは驚くことに水……いえ、何か透明のゼリーみたいなもの……だと思う。これがなんだか全く分からなかった)

Z3(そのゼリーの中心部分あたりはピンク色に色づいた塊……これも多分ゼリー?がある。いったい何なのかしら?)

Z3「食べ物じゃないだろうし……匂いもない。芳香剤とかそういうものでもないみたいね……いったい何なのかしら」ジッ

「……」ピクッ ニュルル ズアッ

Z3「!!??」ビクッ



提督「っ……眼鏡に出すぞ!!手で最後までしろ!!」スッ

戦艦棲姫「あぅ……っ……はい、ご主人様」ビクン スッ シコシコシコ

提督(戦艦棲姫の秘所からモノを引き抜き、対面立位から相手を膝立ちにさせてちょうどモノが顔の真ん前に来るようにする)

提督(そしてその額から延びる一対の角を両手で掴んだ。戦艦棲姫の反応は絶頂直後のために緩慢だ)

提督(しかしそれでも俺の言葉に従って手で俺のモノを握るとフィニッシュに導くために容赦なく扱いてくる)

提督(勿論手コキも調教済みだ。俺の教え込んだテクを駆使して激しい快感を与えてくる。ほどなくして俺も限界を迎えた)

提督「くっ……うっ……!!」ビュルルルルルル

戦艦棲姫「んふっ!!っ……こ、こんなにいっぱい……熱くて濃いのが……///ぺろ」ゾクゾクゾク

提督(眼鏡や顔に白濁液がぶちまけられる。どろりとしたそれが顔を垂れ、眼鏡から滴る。それをとろけた表情の戦艦棲姫がぺろり舐めとっていた)

提督「俺は眼鏡があまり好きではないのだが、しかし悪くないものだと気が付いたよ」

戦艦棲姫「そうなのですか?それはよかったです」

提督(戦艦棲姫は今、眼鏡に白衣姿だった。まるで研究者や医者のような恰好をしている。しかし白衣の下は下着姿だったが)

提督(それのせいで胸元の谷間が丸見えで生足が惜しげもなくさらされていた。結果、本物らしさは失われてしまっている)

提督(その代わりに妖艶さが醸し出されており、フィクションにあるような妖艶な女医や養護教諭、研究者のようになっていた)

提督(お互いに服装を整える。俺は体を拭き、下を穿く。戦艦棲姫もまた顔の精液を手でぬぐい、舐めとり、拭いた)

提督(そして眼鏡を取って拭くと、体を拭いて持ってきていた服を着た。そして白衣の前を閉じる。身だしなみを整え終えた俺たちは向き合って席に着いた)

提督「さて、では本題に戻ろうか。ついに完成したとのことだったが」
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/02(木) 18:49:08.64 ID:55DNSKJT0
戦艦棲姫「はい。そうですわ、ご主人様。ついに完成しました。非致死性のキライです」

提督(そう。俺は彼女たちに非致死性のキライの開発を命令していた。始めその可能性を思いついたのはいわゆる深海忌雷についての説明を受けた時のことだった)

提督(触手で対象に取り付き、本体に内蔵された爆薬で自爆する。深海棲艦側の技術は我々のものとは全く違う)

提督『この技術を応用すれば、例えばただ単に触手で相手を拘束するだけのものも開発できるんじゃないか?』

戦艦棲姫『なるほど……確かに可能かもしれません』

提督(そして今日、ついにその開発が完了したとのことで戦艦棲姫がその報告に来たのだった。が、やはり久しぶりの再会)

提督『来たか、待っていたよ。入ってくれ。さて、では報告を受けようか……っ!!』

深海棲艦『うふふ……これが研究者の正装と聞きましたので。どうでしょうか、ご主人様?お気に召しましたか……?』クイッ ペロリ ジッ

提督(妖艶な白衣と眼鏡姿でぎらつく赤い瞳でねっとりと俺を見つめながら自らの唇を誘うように舐める戦艦棲姫は明らかに発情していた)

提督(結局、誘われるがままに戦艦棲姫を抱いた。長い間合っていなかったこともありお互いに我慢できなかったのだ。落ち着いたところで改めて報告を受ける)

戦艦棲姫「……とまあ一通り説明しましたが、簡単にまとめると要は頭足類とクラゲを掛け合わせたようなものです」

戦艦棲姫「搭載物が爆薬から薬液に変わったおかげで高い透明性を確保することに成功、結果として目視での確認を防ぐことが可能となりました」

戦艦棲姫「覚醒させて海中に放つと行動を開始します。さすがに逃げる相手に追いつくような速度は出せませんが、ある程度の移動力はありますね」

戦艦棲姫「音や匂い、微弱な電流などに反応して艦娘を補足すると接近し、対象に触手で絡みつくのです」

戦艦棲姫「そして触手から内蔵された薬液を刺胞を通して注射します。先程も申し上げましたが、このキライには液体であれば何でも充填可能です」

提督「そうらしいな。つまり、毒物を充填しておけば相手を殺すことも可能という訳か」

戦艦棲姫「はい。筋弛緩薬や睡眠薬以外でもなんでも可能です。ただし、海水に対する比重を考慮しなくてはなりませんが」

提督「予想以上に恐ろしい兵器を作ってしまったようだ……ところで、コレは生物なのか?」

戦艦棲姫「まさか。生体部品を用いてはいますが、生物ではありませんよ」

提督「せ、生体部品……そうか。生態系への影響はないと考えていいな?」

戦艦棲姫「もちろんです。ほとんど水分でできていますから。活動限界を迎えると溶けて消えます。ですから、充填する薬品によっては影響があるかもしれませんが、それでも」

提督「ごく少量だから問題ないという訳か。確かに、沈んだ艦船から漏れ出る重油のほうが影響がありそうだ」

戦艦棲姫「さすがですわ、ご主人様。まったくその通りです。話を戻しますが、この兵器の性質上、残念ながら敵味方の識別が不可能です」

戦艦棲姫「機雷と同じですね。よってこのキライは本来の仕様要求通り対潜水艦娘用として開発しました」

戦艦棲姫「対海上艦娘には使用できないようにします。具体的には深度を調節して海面まで浮いてこないようにするのです」

戦艦棲姫「深度設定は偵察や攻撃などのために海面近くまで浮いてきた潜水艦娘を対象として調節します。ですから友軍の護衛艦隊に誤って反応することはまずないでしょう」

戦艦棲姫「ただし、その代わりにこれを投入した海域に潜水艦娘を送ることは危険ですので注意してください」

提督「大西洋で通商破壊を行っているUボート娘たちが対象だ。友軍の潜水艦娘が活動している海域ではないし問題ないだろうさ。仮に誤爆しても殺すわけじゃない」

戦艦棲姫「そうですね。反応して対象を拘束、薬液の注射後は数時間で溶けて消えます。何も知らない連中からしてみるとただ気絶して浮いているだけとしか思えないでしょう」

提督「不審に思われても証拠は残らないということか。素晴らしい、よくやってくれたな。早速実戦投入しよう」

戦艦棲姫「もちろんです。……が、その前に。実際に見てみたいと思いませんか?キライがどのようなものなのか」ニタァ

提督「っ!?も、持ってきているのか……?」

戦艦棲姫「色付けした媚薬を充填してありますから、あれがどのようにして対象に薬液を注入するのかよく確認できますよ♪」
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/02(木) 18:50:53.04 ID:55DNSKJT0


Z3「うっ……!!」ドサッ

Z3(透明のチューブのようなものがいきなり箱から飛び出してきて体に巻き付いてくる。引きはがそうとした手もまた絡めとられてしまった)

Z3(その場に倒れてしまう。今やそのチューブは足にまで絡みついてきていた。苦しけれど、死ぬほどじゃない。けど身動きが取れない)

ズルリ ドチャッ

Z3「!!」

Z3(箱の中から這い出てきたソレに、私は見覚えがあった。歯がなく、そもそも色も違う。あれの本体は暗い灰色だったし、触手は明るい灰色だった)

Z3(でもその球体や、薄くエメラルドグリーンに発光する目のような何かに見覚えがあった。これは……!!)

Z3「し、深海……忌雷……!!」

Z3(背筋が凍った。今この場で自爆されたら私は跡形もなく消し飛んでしまう。必死で振りほどこうとするけど、振りほどけない)

Z3「Nein!!っ……あぁ!!んぐっ!?」

Z3(不用意に開けた口にまで触手が入り込んできた。このまま奥まで突っ込まれて内蔵をかき回されるだけでも終わりだ)

Z3「あぐぅ……んむぅ……!!」

Z3(噛み切ろうとするけど、全然歯が立たない。目の前に本体らしいピンク色に色づいた球体部分が這ってくる)

Z3(頭の中が真っ白になった。死ぬ。それしか考えられない。ふとアトミラールの顔が脳裏をよぎる)

Z3「っ……!!ひんれはわうはぁ!!」グググ

Z3(必死に拘束を振りほどこうと暴れる。びくともしないけど、こんなところで死ぬわけにはいかないのよ……!!)

Z3「っ……!!んふっ!?」

Z3(いきなり、何の脈絡もなく忌雷本体部分のピンク色のものがそこから延びる触手の方へと流れていく。そして触手を根元から染めていった)

ドプッ ビュルルルルルル

Z3(それが口元の触手の先のほうまで来た瞬間、触手から甘ったるい何かが咥内に噴き出てくる)

Z3「んぐっ!?げほっ!!げほっ!!げほっ!!」

Z3(咽る。けれどとめどなく溢れてくるそれは私の咥内を満たして……そして喉奥にまで触手が入り込んできたせいでそれを飲み込んでしまった)

Z3「っ!!んぁああああああああ!!」ドクン ビクンビクン

Z3(その瞬間、頭がはじけた。悲鳴のような嬌声を挙げて体をぴんと張っている。しばらくして自分がイってしまっていることをようやく認識できた)
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/02(木) 18:58:04.40 ID:55DNSKJT0
Z3「あ!!あぁ!!ああああああ!!」ビクンビクン

Z3(そして体を悶えさせる。そうでもしていないと狂ってしまいそうだった。思考がとろける。そして気が付く)

Z3(触手は服の下まで潜り込んでいた。素肌にぶよぶよしたそれが直接触れている。勃ってしまっていたそこに触手が擦れた瞬間、電流が背筋を駆け巡る)

Z3「んはぁん!!」ビクン

Z3(下着の下に入り込んでいた触手がそこを刺激してくる。脳が焼けるほどの衝撃が体をうった)

Z3(おかしくなってしまいそうだった。体を強く悶えさせる。気が付いたら私は触手に強制的にM字開脚をさせられていた)

Z3「はっ、はっ、はっ、はっ、んっ……あふっ……っ!!」

Z3(ソコを濡らしているのが自分のアレだとすぐに分かった。はしたなく濡らしている。けどそれもすぐにどうでもよくなった)

Z3(切ない。奥底が疼く。早く満たしてほしかった。満たされないもどかしさにおかしくなりそう)

Z3「んっ……じゅるじゅる……んくっ……じゅるるるるるる……ごくん……れろれろ……」

Z3(咥内に差し込まれている触手を必死で舐る。アトミラールのを舐るように情熱的に舌を絡ませていた。漏れ出る甘いそれを飲み干していく)

Z3「あっ……///」ジュン キュンキュン

Z3(ふと、自分のそこの前に触手の先端がまるで蛇の首のように触手がもたげられているのに気が付いた。なんて立派な……もうそれとしか思えなかった)

戦艦棲姫「つきましたわ、ご主人様。あれ?鍵が開いている……?っ!?」ガチャリ ビクッ

Z3「いへへ……いへへぇ!!はやふぅ!!ほうがはんへきあいおぉ!!いへへぇ!!」

Z3(ピンクに色づいたそれを誘うように腰を振っていた。それにそこを満たされることしか考えられなかった。早く入れてほしい。早く。早く!!)

提督「ま、マックス……!?」

戦艦棲姫「こ、これは……!!」

Z3「っ!?」

Z3(トんでいた頭が、愛する人の声で名前を呼ばれて戻ってきた。そこにはアトミラールがいた。驚愕の表情で私を見ている。一気に背筋が凍った)

Z3(私はアトミラールの前で得体のしれない触手に挿入を懇願してしまった……アトミラールを裏切ってしまっていた……!!)

Z3「あ、あおひはーふ……!!ち、ちはうの……!!ちはうのほへは!!」

提督(なんとなく状況は察した。が、俺は蕩けきった顔をしたマックスが雌の本能丸出しで触手なんぞに挿入を懇願し……)

提督(そしてまるで浮気がばれた時のテンプレのような反応を見せつけられることになってしまった。俺は……)

↓×1〜3 提督の心情と反応
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/02(木) 19:07:05.90 ID:KvZ6mKrmo
よかった待ってたぞ>>1

忌雷に対する殺意とZ3を助け出そうとする雄としての本能
自分に絡み付いてくる触手を意にも介さず、素早くZ3にドギースタイルで覆い被さり激しく濃厚な種付け
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/02(木) 19:45:47.20 ID:QGWcRSR+o
おかえり!正直エタったかと
安価は上で
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/02(木) 20:50:35.72 ID:hUX9j5Lmo
笑顔の奥に激情をこらえ、優しくマックスの心と体を取り返す
自ら忌雷の媚薬?を呷ってドロドロになるまで愛し尽くす
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 22:47:15.96 ID:eL2XTQyUO
嬉しい嬉しい、ありがとう!
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 00:11:14.57 ID:Lbb1HRCQ0
待ってた!!!
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/12(日) 18:30:01.07 ID:tvu3BZauO
そして代わりに触手から222244400パラレル提督であった
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/14(火) 23:31:16.16 ID:liP3egNi0
戻って来ましたか
よかったよかった
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/15(水) 20:37:06.53 ID:yznLH6yEo
待ってる
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/25(土) 23:28:53.55 ID:cbmxmkkco
わっふるわっふる
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/15(月) 03:08:19.89 ID:fVrlvjn2o
待ってます
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/19(金) 22:13:15.88 ID:ky1vMWrBo
vipも復活したし、また書いてほしい
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/09(金) 16:32:17.43 ID:uyniWtAg0
提督(あんなものに自分の女が凌辱されている。非常に不愉快だった。俺の中の雄の本能が猛る)

提督(俺は一直線にマックスにずかずかと歩み寄ると触手が絡みついてくるのも構わずマックスを助け出す)

提督(薬剤を注入し、役目を終えていた深海忌雷は戦艦棲姫の説明通り活動を停止しつつあった)

提督「……」

Z3「あんっ……ふぅ……!!」

提督(大した抵抗もなしにするりとマックスを触手から解放できた。腕に抱いたマックスは色っぽい吐息を漏らし、体を震わせる)

提督(俺はそのままマックスその場に下ろして四つん這いにさせた。完全に活動を終わらせていない忌雷の触手が再びマックスに絡みつく)

Z3「あ、アトミラール……?」

提督(戸惑いと若干の恐れを含んだ不安そうな声。俺はもう既にびしょびしょに濡れているマックスのショーツをズリ下ろした)

Z3「あっ……」

提督(漏れ出た声は明らかに期待していた。淫らな糸をひくショーツ。露になった秘所はまるで誘うようにひくついている)

提督(俺はズボンを下ろし、マックスの痴態を見せつけられて誰のものなのかちゃんと教育してやらなくてはという使命感の為にすでに固くいきり立っていたそれを露出させる)

Z3「んっあぁああああああああああ〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン

提督(媚薬の効果なのか愛液に濡れていても固く俺のモノを拒むほどに締まっているそこに躊躇なくモノをぶち込む)

提督(響く嬌声、痙攣する体。マックスはそれだけで絶頂していた。だが俺は絶対に容赦しない)

提督「あんなものがいいのか?俺は悲しいぞ、マックス。俺というものがありながら深海忌雷なんぞにはしたなく媚びるとは」

提督(荒い息を吐くマックスはもはや声をだす余裕もないのか、ただ違う違うと言うように力なく首を振る)

提督「だからちゃんと教育してやらなくてはな、マックス?お前がいったい誰のものなのかを」

提督(モノが抜けそうになる程に腰をひき、そして思いっきり打ちつける。まだ子供の体には俺のモノは大きすぎる。先端が子宮を貫かんばかりに突く)

Z3「かっ……はっ……」

提督(それをうけてマックスは狼が遠吠えする時のように四つん這いのまま背筋を反らせ、そしてそのまま床に崩れ落ちた。かすれた呻き声が洩れる)

提督(声が出せない程の衝撃のようだ。床に這いつくばるように突っ伏し、腰だけあげるような体勢になったマックス。俺はそのまま教育を続ける。腰を打ちつける音と淫らな水音)

提督(そしてそれを上回るマックスの獣のような嬌声。何度も絶頂を迎えるマックスに俺は決して容赦しなかった)

提督(マックスの中に改めて俺のモノを味合わせて覚えさせる。舐るようにきつく締まるそこは俺のモノの形を思い出したようだ)

提督「答えろマックス!!お前は俺よりもあの深海忌雷の方がいいのか!?どうなんだ!?ええ!?」

Z3「Nein!!Nein, Nein, Nein!!」

提督「じゃあどうしてあんな誘うように腰を振って懇願していた!?答えろ!!」

Z3「あっ、あれはぁ、違うのよ!!違うの!!アトミラール!!信じて!!全部違うの!!」

提督「何が違うだこの淫乱め!!お前は実際にしていただろマックス!?あんな深海忌雷なんぞに媚びていた!!」

Z3「あぁん!!ご、ごめんなさい!!ごめんなさい!!赦して!!あの時の私はおかしくなってたの!!私はアトミラール一筋なの!!」
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/09(金) 16:36:16.53 ID:uyniWtAg0
提督「信じると思うか!?お前に裏切られた俺の気持ちが分かるか!?」

Z3「裏切ってない!!裏切ってないわアトミラール!!あれは全部違うの!!お願い信じて赦して!!」

Z3(嬌声をあげながらも哀れっぽく懇願するマックス嗜虐心がくすぐられる。マックスのようなクールな美少女が媚びてくることの何と心地いいことか!!)

提督「なら誓え、マックス!!お前は俺のモノだと!!もう二度と俺以外にああして媚びたりしないと!!俺専用の性奴隷になると!!」

Z3「Ja!!誓う!!誓うわ!!私はアトミラールの性奴隷になる!!ならせて!!お願い!!」

提督(マックスが俺の性奴隷になりたいと懇願している!!耐え難い達成感や満足感が脳髄を貫く。いつぞやの夜はマックスの自称だった)

提督(だが今回は違う!!俺は命の恩人を!!全てを捨てて俺を助けてくれたようなマックスを性奴隷なんかにしてしまったのだ!!)

提督「いいだろう!!これはご褒美だマックス!!受け取れ!!」

提督(背徳の悦びの中でも極上のモノを感じる。俺はマックスに覆い被さると絶叫と共に欲望のままに中出しした)

提督(マックスの嬉しそうな嬌声が響いた。俺はマックスに覆い被さったまま余韻に浸る。マックスの小さい体から暖かい体温を感じた)

提督(命の恩人をこうも無下に扱ってしまったことに対する後悔。だがそれ以上に男としての本能が悦んでいた)

提督(モノを引き抜きマックスを抱き起す。腕の中のマックスは雌の顔で俺を見上げた。そのままキスをねだってくる)

提督(舌を絡ませ、体を強く抱きしめる。マックスも体を捩ってこちらを向きつつ俺を抱きしめてきた)

提督「綺麗にしてくれ」

Z3「Jawohl, mein Herr(分かったわ、ご主人様)」

提督(俺の言葉にマックスは俺の股間に顔を埋め、未だ萎えないモノを口にした。舌で丁寧に舐め、掃除していく)

戦艦棲姫「……」

提督(そしてそれを無表情でじっと見つめている戦艦棲姫。すっかり忘れていた。だがご主人様らしい威厳を見せないといけないな)

提督「さて、では先輩としてマックスに見せつけてみろ。お前の忠誠心をな」

提督(俺の傲慢な振る舞いにしかし戦艦棲姫は満面の笑みを浮かべた。嬉しそうに『はい。分かりました、ご主人様』と答える)

提督(そして俺のモノをしゃぶるマックスを押しのけると不満そうなマックスに見せつけるように舌を這わせ始めたのだった)
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/09(金) 16:40:17.85 ID:uyniWtAg0


「三秒クッキング!!今日はエビフライです!!」

北上「あったあった。懐かしいねー」 グデー

阿賀野「何のCMなのか分からないよねこれ」 グデー

夕張「……作れるわね、これ」 グデー

北上「えっ、嘘マジで?」

阿賀野「なにそれすごい。みてみたい」

夕張「資材も余ってるしアメリカ軍が頑張っててやることなくて暇だし作ってみようかな」

阿賀野「本当?作って作って!」 ムクッ

夕張「いよっし、じゃあやってみますか」 ムクッ

北上「おー。すごいすごい。頑張って」



夕張「というわけで完成しました!!」

酒匂「ぴゃーあ!!すごいすごい!!」

北上「まさか本当に作るとはね」

大井「夕張、あんた何作ってるのよ……」

夕張「いやぁ、最近機械いじりしてなくてさ。我慢できなかった」

矢矧「勝手に資材を使っちゃまずいんじゃないの?」

夕張「ほんの少しだから大丈夫!誤差の範囲よ」

阿賀野「皆待ってるし早くやろう!!」

能代「動画撮って投稿したら伸びそうですよね。いいねもたくさんもらえるかも!」

夕張「よし、じゃあいくわよ!!3、2、1、0!!」ポチ



加賀「次は工廠ですね」

提督「ああ、頼む」

提督(アフリカでの米英連合国軍の作戦は順調なようだった。大した抵抗もなく橋頭堡を確保した連合国軍は東へ進軍を続けている)

提督(今のところ相手はヴィシー・フランス軍だけだ。しかしドイツ軍やイタリア軍が黙って見ているわけがない)

提督(きっとすぐに動きがあるだろう。新設された西地中海艦隊の指揮官に任命された俺は拠点の状況把握に努めていた)

提督(配属された艦娘たちは皆、帝国海軍の中でも最精鋭の子たちだった。これはアメリカ軍に見せつけるという目的もあるのだろうな……)

加賀「……」

提督(ふと俺を案内する加賀に目を奪われる。俺が着任するよりも先に着任していた加賀が俺の案内をしてくれているのだ)

提督(大和撫子然とした落ち着いた雰囲気。だが秘められた情熱を俺だけが知っている。あまりに激しすぎてやけどしてしまいそうなほどだ)

提督(豊満な双峰に揉みしだきたくなるような尻。全部俺のモノだと思うと誇らしかった。露になっているうなじが艶めかしい。その整った横顔を見つめる)

加賀「……提督?」

提督「ん、綺麗だなと思ってな」
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/09(金) 16:46:03.56 ID:uyniWtAg0
提督(俺の視線に気が付いた加賀が俺を呼ぶ。つい感想を口にしてしまった。それを聞いて加賀は一瞬固まる)

加賀「そう……」

提督(そう呟いた加賀の耳は赤くなっていた。俺は何か物欲しげに揺れていた加賀の手を握る。加賀が息を呑んだ)

提督(そしてすぐに握り返される。しばらく手をつなぎながら無言で歩いていた。心地よい静寂だ)

加賀「ここが工廠の入り口です」

提督「ここか」

提督(加賀が名残惜し気に手を離すと扉を開ける。すると視界に入る工廠内の光景。勢ぞろいしている非番の部下たち。そして怪しげな装置)

提督「!?」

加賀「?」

バンッ ビュン

加賀「!!」ズボッ

提督「っ!?加賀!!」

提督(小さな爆発音。燃え上がる炎。そして何かが高速で飛来してきて加賀の顔面にあたった。頭を仰け反らせる加賀。俺は咄嗟に加賀の名を呼んでいた)

提督「!?」

加賀「……!!」ビックリ

提督(天を仰ぐように上を向いている加賀の口からはエビフライが生えていた。目をぱちくりさせている。どうやら加賀は無事なようだと安心する)

提督「よかった……っ」

提督(しかしそのせいで目の前のシュールな光景に笑ってしまう余裕ができてしまった。つい笑いが洩れる)

加賀「……」ピクッ

提督(しかも手に持ったフリップボードを落としていないところがさらにポイントが高い。と思ったところで失敗に気が付く)

提督「!!」

加賀「……」ユラァ

提督(加賀からはものすごい威圧感が発せられ始めていた。加賀がエビフライを噛み切る。ブチリという音が聞こえた気がした)

提督(噛み切られたエビフライの尻尾はしかし床に落ちる前に加賀の手がつかみ取る。ゆっくりと加賀が上に向けていた顔を前へ向けていった)

提督(まるでロボットのような無機質な動きだった。その眼が硬直してこちらを見ている下手人たちをとらえる)

↓1〜3提督の前で辱めを受けて恥を晒された。加賀の反応
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 17:27:06.74 ID:9NRPi3dAO
お帰り
安価なら無慈悲な全艦載機発進
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/11/09(金) 17:41:18.68 ID:S6lW3tGKo
あくまで冷静に、殺気を発しながら夕張達とOHANASHI
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 18:05:49.80 ID:JR3FloOxo
おかえり!
エビフライを尻尾も残さず食べきり軽巡たちに向き直ってニッコリ
直後に般若と化しそこにいる軽巡どもをひんむいておしり百叩きの刑に処す
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 12:01:38.19 ID:K06DhfN4O
超待ってた
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/10(土) 17:47:53.93 ID:7Rq+6Avd0
加賀「……」モグモグ

提督(誰もが微動だにできなかった。加賀がエビフライを咀嚼し、飲み込む。そして乱暴に尻尾と残った身の部分を丸ごと口に放り込む)

提督(バリバリと音がした気がする。尻尾を噛み砕く音が。ごくりと飲み込む加賀。緊張の一瞬)

加賀「……提督」

提督「な、なんだ?」

加賀「とりあえずのところ秘書艦を任されている身としてやらなくてはいけないことができました」

加賀「ですので、申し訳ありませんが少々外でお待ちして頂いてもよろしいでしょうか?」

提督「ああ……分かった」

提督(ふと軽巡たちが縋る様に俺を見ているのに気が付く。だが、もう俺にできることは何もなかった。赦せ……)



「「「「……!!」」」」

加賀「……」ニコッ

「「「「!!」」」」パァッ

阿賀野(笑った!!よかった!!赦されたんだ!!加賀さんエビフライ好きだもんね!?少しお小言貰うだけで済むよね!?)

加賀「……」キッ

「「「「!?」」」」 ピシッ

北上(あ、ダメだこれ。終わったな〜……こんな事なら部屋でダラダラしてればよかった……帰りたい……)



夕張「いたぁい!!違うんです!!いだぁっ!!鍵閉めてたはずだったんです!!あ”っ!!きっと古いから壊れてて!!」

加賀「問答無用。扉は開いたのだから。ちゃんと確認していれば起こりえない事態だったわ。目に当たりでもすれば失明していてもおかしくないのよ?」

夕張「もうしません!!もうしませんからぁあ”あ”!!赦してください!!いやぁああああああ!!」

提督(工廠の中からは何かをひっぱたく音が断続的に響いてきている。それに伴う悲鳴と懺悔の叫び)

提督(しかしそれはだんだんと弱々しくなっていきとうとう消えてしまった。ただ何か柔らかいものを平手打ちする音が聞こえる)

夕張「」ゴロッ ドサッ

酒匂「ぴゃぁ〜……!!」

阿賀野「ひっ!?し、死んでる……!!」

能代「し、死んでないよ、阿賀野姉ぇ!!」

矢引「……!!」ガクガクガク

加賀「次は貴女よ、北上」

北上「さ、さすがにそれはちょっと時代錯誤じゃないかな〜なんて……あはは……」

加賀「そう。それで?それが何か問題?」

北上「い、いえ……何でもないです……」

大井「ま、待ってください加賀さん!!北上さんは悪くないんです!!だからその分の罰は私が受けます!!」

加賀「駄目よ」

大井「っ……!!」

北上「大井っち。もういいよ。加賀さんが正しいもん。だからさ……あとであの柔らかいクッション……貸してね……」ニコッ ハイライトオフ

大井「北上さん……はい……!!」ジワァ ポロポロ
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/10(土) 17:50:59.38 ID:7Rq+6Avd0
提督(無慈悲に響く音はまるでどこか遠くで爆竹が破裂する音に似ている。そういえば九州でそんな祭りがあったなと思いだした)

提督(北上がこんな声出すんだなというような悲鳴。回数が増えていくにつれとうとう耐えきれなくなったのか慈悲を願う震え声が響いてくる)

提督(それもだんだんと弱々しくなり、ついに途絶えた。それでもまだ終わらないお仕置き。大井のすすり泣きが聞こえた)

北上「」ドサッ

大井「北上さん……北上さん……」ポロポロ

加賀「次、阿賀野」

阿賀野「ひっ!?き、来た!!嫌!!能代!!代わりに行きなさい!!」

能代「あ、阿賀野姉ぇ!?」

加賀「……妹を身代わりにするとは情けない。その性根、叩き直してやります」

阿賀野「やだぁ〜!!足痺れて逃げられない!!助けて能代!!」

能代「っ……!!」ブルブルブル

阿賀野「能代ぉ!!能代ぉ!!」

提督(加賀に阿賀野が捕獲されたのだろう。悲痛な悲鳴が響いた。そして始まるあのパーンパーンという音)

提督(阿賀野はかなり暴れていたようだが軽巡が空母の出力に勝てるわけがなかった。阿賀野の悲鳴も弱々しくなり、そして潰えてしまう)

提督(その後、お仕置きは無慈悲に続いていった。全てを終わらせた加賀が工廠から俺を迎えに出てくる)

加賀「お待たせしました。お時間をとらせてしまい申し訳ありません」

提督「大丈夫だ。気にしないでくれ」チラッ

「「「「……」」」」ハイライトオフ

提督(軽巡娘たちは全員お尻を押さえ、前かがみになりながらゾンビのようにのろのろと寮へと歩いていく。その目には光が無かった)

提督「……!!」

加賀「では行きましょう、提督」

提督「ああ」



提督「ありがとう、加賀。助かったよ」

加賀「こちらこそお役に立てて光栄です」

提督(各施設の確認を終えた俺たちは執務室へ戻ってきていた。俺のお礼に加賀は淡々と答える。だが分かるぞ。加賀は喜んでいた)

提督(声音がいつもりよ弾んでいるし、微妙に笑顔を浮かべている。これは普通の人間でいうところの満面の笑みに近いものだ)

加賀「……ですが、ご迷惑もおかけしてしまいました」

提督「迷惑?」

加賀「工廠での件です。私の監督不行き届きです。本当に申し訳ありません」

提督「ああ、あれか。気にするな。君の責任じゃないし、大事にならずに済んだんだ。それに、彼女たちももう懲りただろう」

加賀「いいえ、私の責任です、提督。……ですから、どうか私に罰を与えてください」

提督「罰?」

加賀「はい、罰です」

提督(そう言う加賀の目は俺をじっと見つめていた。期待が見えた。ほう……あの加賀が俺のお仕置きを期待しているのか)

提督「罰、か……何でもいいのか?」

加賀「勿論です」

提督「そうか……どんな罰でも受けると言うんだな」

加賀「はい」

↓×1〜3 罰の内容
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/10(土) 17:52:08.71 ID:7Rq+6Avd0
提督(無慈悲に響く音はまるでどこか遠くで爆竹が破裂する音に似ている。そういえば九州でそんな祭りがあったなと思いだした)

提督(北上がこんな声出すんだなというような悲鳴。回数が増えていくにつれとうとう耐えきれなくなったのか慈悲を願う震え声が響いてくる)

提督(それもだんだんと弱々しくなり、ついに途絶えた。それでもまだ終わらないお仕置き。大井のすすり泣きが聞こえた)

北上「」ドサッ

大井「北上さん……北上さん……」ポロポロ

加賀「次、阿賀野」

阿賀野「ひっ!?き、来た!!嫌!!能代!!代わりに行きなさい!!」

能代「あ、阿賀野姉ぇ!?」

加賀「……妹を身代わりにするとは情けない。その性根、叩き直してやります」

阿賀野「やだぁ〜!!足痺れて逃げられない!!助けて能代!!」

能代「っ……!!」ブルブルブル

阿賀野「能代ぉ!!能代ぉ!!」

提督(加賀に阿賀野が捕獲されたのだろう。悲痛な悲鳴が響いた。そして始まるあのパーンパーンという音)

提督(阿賀野はかなり暴れていたようだが軽巡が空母の出力に勝てるわけがなかった。阿賀野の悲鳴も弱々しくなり、そして潰えてしまう)

提督(その後、お仕置きは無慈悲に続いていった。全てを終わらせた加賀が工廠から俺を迎えに出てくる)

加賀「お待たせしました。お時間をとらせてしまい申し訳ありません」

提督「大丈夫だ。気にしないでくれ」チラッ

「「「「……」」」」ハイライトオフ

提督(軽巡娘たちは全員お尻を押さえ、前かがみになりながらゾンビのようにのろのろと寮へと歩いていく。その目には光が無かった)

提督「……!!」

加賀「では行きましょう、提督」

提督「ああ」



提督「ありがとう、加賀。助かったよ」

加賀「こちらこそお役に立てて光栄です」

提督(各施設の確認を終えた俺たちは執務室へ戻ってきていた。俺のお礼に加賀は淡々と答える。だが分かるぞ。加賀は喜んでいた)

提督(声音がいつもより弾んでいるし、微妙に笑顔を浮かべている。これは普通の人間でいうところの満面の笑みに近いものだ)

加賀「……ですが、ご迷惑もおかけしてしまいました」

提督「迷惑?」

加賀「工廠での件です。私の監督不行き届きです。本当に申し訳ありません」

提督「ああ、あれか。気にするな。君の責任じゃないし、大事にならずに済んだんだ。それに、彼女たちももう懲りただろう」

加賀「いいえ、私の責任です、提督。……ですから、どうか私に罰を与えてください」

提督「罰?」

加賀「はい、罰です」

提督(そう言う加賀の目は俺をじっと見つめていた。期待が見えた。ほう……あの加賀が俺のお仕置きを期待しているのか)

提督「罰、か……何でもいいのか?」

加賀「勿論です」

提督「そうか……どんな罰でも受けると言うんだな」

加賀「はい」

↓×1〜3 罰の内容
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 18:30:04.49 ID:W0eDbB15O
ちょうどお腹が空いたことだしエビフライ定食でも作ってもらおう
もちろん手作りで
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 18:32:27.28 ID:2FHX2B4A0
お仕置きに酷使した手を訓練や秘書の事務作業に使うの禁止 お茶汲み程度なら可
執務中提督の肩や背中に手や身体を預けてリハビリに専念するように
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/11/10(土) 18:33:25.17 ID:vLMrSo1BO
今度の非番の日、1日私に付き合ってくれ
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 19:26:40.85 ID:UqfdpJWoo
ご褒美じゃん
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 06:25:36.64 ID:ZooYZIJ3o
調理中に提督がちょっかいかけるとか?
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/12(月) 15:43:10.78 ID:4QvGi0qq0
提督「……そうだな。加賀、もうそろそろ夕食の時間だ。休めるときに休んでおくのも大切な事だからな。今日は早めに切り上げて君には手料理を振舞って貰おうか」

加賀「手料理、ですか」

提督「ああ、そうだ。そうだな……そう言えば久しぶりにちょうど食べたいと思っていたんだ。エビフライ定食を頼む」

加賀「エビフライですね、分かりました」

提督(加賀は少し残念そうにしたが、しかし手料理を要求されたことが嬉しかったのか嬉しそうな笑顔を浮かべる)

提督(安心しろ、加賀……きっと君の期待にも応えて見せる。だから楽しみにしていてくれよ……)ニタァ



提督「調子はどうだ?」

加賀「提督?もうそろそろ揚げはじめますからあと少しだけ待っていてください」

提督「そうか」

提督(食堂で待っていてとのことだったが、少ししてから調理室で料理をしている加賀のところを訪ねる)

提督(幸か不幸かこの拠点には将官の私室でも質素なもので台所は無かった。ふむ。思ったよりも手が進んでいるな)

提督(さすが加賀だ。俺は揚げるためにエビに小麦粉を薄くつけ、卵に通してパン粉を付けている加賀の後ろに立つ)

提督「……」スッ ダキッ

加賀「っ!!て、提督……?」

提督(加賀の後ろからあすなろ抱きする。いい匂いのする頭に顔を埋め、加賀の匂いを堪能した)

提督「加賀、愛しているよ」スッ ナデナデ

加賀「!!」ビクッ

提督(そのまま愛を囁き片手でその巨乳を揉みつつ袴の脇からその中に手を入れる。生太腿を撫でつつその秘所を覆う薄布に手を伸ばし……)

加賀「やめなさい」グイッ

提督「!?」

提督(加賀はそんな俺の手を引きはがす。予想していなかった拒絶に動揺してしまった。加賀が真っすぐと俺を見つめる)

加賀「あの鍋には170℃の油がたくさん入っています。万が一そんなものをひっくり返したらどうなるか分かるでしょう?」

加賀「それに、包丁だってあるのよ?私は貴方にそういうことをされてじっと耐えてはいられないわ。危ないからやめなさい」

提督「す、すまない……」

提督(加賀の常識的な対応に恥ずかしくて顔から火が出そうだった。そうだな。確かに色ボケした発想だ。揚げ物中にだと?ありえない)

加賀「……だから、あとでにしましょう。私だってずっと期待していたわ。今夜は私、空けてあるから」ジッ

提督「っ」ムラッ

提督(……そんな男を誘うような雌の顔を向けてきやがって。せっかく真面目に考えていたのに一瞬で性欲が抑えきれなくなってしまった)

提督(そうだ。これは罰だった。変に遠慮する必要はないな。ならば俺の、そしてきっと加賀の望むような罰を遠慮せずに与えてやろう)
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/12(月) 15:46:42.53 ID:4QvGi0qq0


提督「うむ。さすがだな、加賀。おいしかったぞ」

加賀「喜んでもらえて何よりよ」

提督(加賀は薄く微笑む。加賀の作ってくれた夕食は本当においしかった。食べ終えた俺は加賀をねぎらいつつ加賀に向き直る)

提督「では、頼む」

加賀「……えっと、何をかしら」

提督「何をって……もちろんデザートだ」

加賀「デザート?」

提督「ああ。……まさかないのか?」

加賀「え、ええ……ごめんなさい。定食と言っていたものだから、デザートもいるとは思わなくて……気が利かなかったわね。今から何か作るわ」

提督「気にしないでくれ。そうだな。ではホイップクリームを作ってくれ」

加賀「生クリーム?いいけれど……どうするの?ホットケーキかクレープでも作る?」

提督「いや、生クリームだけでいい。他は俺が用意しよう。だが加賀、これは昼間の監督不行き届きに対する罰だ」

加賀「……そうね」

提督「だろう?だから、ちゃんと罰たりうることを君にしなくてはならない。しかしただ食事を作ってもらうだけでは罰としてはいささか軽すぎるとは思わないか?」

加賀「……つまり?何が言いたいの?」

提督「命令だ、加賀。裸エプロンになれ」



加賀「じ、準備できたわ……どうぞ……」

提督(調理室の外で待っていた俺は加賀の声に中へと入る。中には裸エプロンの加賀が立っていた)

提督(羞恥の為に顔を真っ赤に染め、目を潤ませている。最高の光景だった。加賀は俺の用意したサイズが少し小さいエプロンだけを身に着けていた)

提督(丸みを帯びた女性の体、極上の肉付きであるそれを隠すのはただそれだけだ。丸見えになっている横乳や腰は下着をつけていないことを証明している)

提督(サイズのあっていないエプロンは本来腰のあたりで結ぶべきひもが腹のあたりに来ている)

提督(そのために加賀の胸を強調するような乳袋を作っていた。しかも、ポツリと二つの突起がそこにできている)

提督(胸の先端辺りにあるその突起がなんであるかはめくって確認しなくても分かった。さらに、短すぎる裾はちょうど股下ぎりぎりまでしかない)

提督(油断するとすぐに秘所が露になってしまうだろう。そうならないように加賀は股を内側に閉じ、裾を手で引っ張っていた)

提督(恥じらう様は嗜虐心を大いに掻き立てた。そして手でエプロンの裾を下に引っ張っているために腕が胸を挟み、寄せてあげるようになっている)

提督(最高の光景だった。男の夢の一つを最高の形で現実にすることができたと満足する。加賀レベルの良い女を裸エプロンにすることができる男はそうそういないだろう)

提督「素晴らしい……!!よし、加賀。さっそく取り掛かろう。ホイップクリームを作るんだ」

加賀「っ……わかったわ」コクリ

提督(俺はすぐに頂きたくなるのを何とか我慢して。加賀に命令する。少し躊躇う加賀。しかし意を決したのかこくりと頷いた)

提督(そして台所に向き直ると生クリームをボールに移し、泡立て器で泡立て始める。……つまり、今加賀は俺に背を向けたのだ)
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/12(月) 15:49:44.27 ID:4QvGi0qq0
提督(一気に肌色が増える。背中で結ばれたエプロンの帯くらいしか布がなかった。あでやかな後姿だった)

提督(だらしなくは決してないが肉付きのある女性的な背中。そして何よりその大きな安産型の下半身)

提督(大きな尻はきっととても柔らかいだろう。だが垂れたりなどしていない。男に性的に訴えかけてくる極上の若い女の尻だ)

提督(生クリームが泡立てられるカチャカチャという音が調理室に響く。泡立て器で生クリームを混ぜるために体が小刻みに揺れる)

提督(そのたびに加賀の尻も俺を誘うように揺れるのだ。ふと加賀はちらりとこちらを窺った。そしてすぐに視線を手元に戻す)

提督(だが、確認することで見られていることを改めて意識したのだろう。もじもじとする。加賀が裸エプロンで羞恥して体を捩っている。たまらない)

提督(俺は加賀に歩み寄ると真後ろでしゃがむ。すると目の前に来る加賀の尻。本当に魅力的な曲線美だ)

加賀「て、提督……その……恥ずかしいわ……」スッ

提督(しかしそんな美尻を加賀は手で隠してしまう。見上げると顔を赤くした加賀が振り返ってこちらを見ていた)

提督「駄目だ。これは罰だからな。ほら、手が止まっているじゃないか。ちゃんと泡立てろ」

加賀「で、でも……」

提督「それとも、君は命令に従えないのか?」

加賀「っ……いえ……わかりました。続けます」

提督(加賀が自らの恥部を隠していた手を退ける。きゅっと内股に閉じた足。しばらく至近距離からじっくりと観察する)

提督「……」スンスン

加賀「!!」バッ

提督(少し匂いを嗅ぐと濃厚なフェロモンたっぷりの汗の匂い。麻薬のようだ。肺いっぱいに吸い込みたい)

提督(しかしそれに気が付いた加賀は素早く両手で自分の尻を隠す。涙目で俺を睨みつけてきた)

提督「何をしているんだ、加賀?」

加賀「に、匂いを嗅ぎましたか?」

提督「何か問題があるのか?」

加賀「っ!!何か問題って……お尻の匂いを嗅がれるのが好きな人なんていないと思うわ。その……もし変な臭いがしたら……」

提督(目を逸らしつつぼそりとそう呟く加賀。滅多に泰然とした態度を崩さない加賀がこうも感情を露に恥じらっているのはたまらない光景だ)

提督「安心しろ、加賀。君が想像するような変な臭いなんてしなかった。綺麗にしているんだな。ただ男を誘う濃厚な女の匂いがしただけだ」スッ ギュッ

加賀「あっ……っ……」ピクッ

提督(俺は後ろから抱きしめる。加賀の体がびくりと跳ね、手が止まった。俺は加賀の耳元に口を寄せ囁く)

提督「それよりも、駄目じゃないか加賀。また手が止まっているぞ?」

加賀「っ、ご、ごめんなさい……」

提督(加賀が再び泡立て器で生クリームを混ぜ始める。ふむ。まだまだだな。俺はエプロンの上から加賀の柔らかい巨乳に触れる)

加賀「んっ……ふぅ……」ピクン

提督(そして優しく撫で、揉み始めた。加賀の手が乱れるが、先程のように止めてしまいはしない)

提督「……」モミモミ クリクリ キュッ

加賀「っ……ぁ……あぁ……!!」ビクッ

提督(巨乳を堪能する。乳房を揉み、先端の固い突起を撫で、つまみ、こねくり回す。加賀の手がどんどん乱れていく)
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/12(月) 15:52:11.72 ID:4QvGi0qq0
加賀「はぁ……はぁ……んぅ……はぅ……」ゾクゾクゾク

提督(色っぽい吐息を吐き始めた。俺は横からエプロンの下に手を入れる。加賀が『あっ』と声を漏らす)

提督(だが止めはしない。直接触れるそれはしっとりと少し汗をかいていた。とても暖かく、そして滑らかな肌触りだ)

加賀「あんっ!!あぁ……!!ていとく……!!」ビクン

提督(先端のそこを摘まむ。加賀が喘いだ。俺は加賀の頬に舌を這わせ、手を止めるなと再び耳元で囁くように命令する)

加賀「っ……わ、わかりました……ぁ……!!」ビクッ ビクッ

提督(加賀は何とか手を止めまいとしていた。俺は加賀がクリームを泡立てられるように責めを優しくする)

加賀「はぁ……はぁ……ふぅ……」

提督(加賀の胸の指が沈み込む柔らかさを堪能しながらクリームの様子を確認する。そろそろ大丈夫か)

加賀「んあっ!?はぁ!!あぁ……んっ……あぁ!!んむぅ。んふっ……んん……」ビクン ビクッ ビクッ

提督(しばらくしてから俺は再び責めを激しくする。俺は片手を加賀の頬にあててこちらを向けさせ、強引に唇を奪い舌を絡ませる)

提督(若干無理のある体勢に加賀が少し辛そうにするがしかし加賀はキスを求めてくる。手はほとんど止まりかけだ)

提督(だがもう大丈夫だろう。ホイップクリームはできているのだ。俺はあいている方の手を加賀の腹を撫でつつ太腿まで這わせる)

提督(太ももの柔らかさも堪能しつつ俺はエプロン越しに加賀の秘所に手を伸ばす。そこへ触れ、スジに指を這わせるとエプロンがしっとりと濡れた)

提督「!!」クチ

加賀「!!」キュン

提督(裾の足りていないエプロンは少しの手淫ですぐにめくれてしまい今や俺は加賀の熱い蜜壺に直接触れていた)

提督(俺が重ねていた唇を離すと加賀が名残惜しいというように声を漏らす。俺は高圧的にもっと泡立てるように命令する)

提督「もっとだ、加賀。もっと泡立てろ」

加賀「はぁ……はぁ……はい。わかりました、提督」

提督「……!!」ゾクゾク

提督(加賀は俺の言いなりだ!!ぞくぞくした。俺は加賀の尻に勃起したモノを擦り付けながら片手で太腿を撫でまわしつつもう片手で秘所を激しく責め立てる。クリトリスを虐めた)

加賀「あっ……あぁ……あぁあ……!!」ガクガクガク

提督(加賀の腰はがくがくと震えている。口ではいい返事だったが手は全く動いていない。加賀がとうとう台所に肘をついて突っ伏す)

加賀「んあっ……はぁ……嫌、あっ、あぁああああああ!!」ビクンビクン

提督(絶頂を迎えた加賀が嬌声をあげた。きゅんと締まり指を締め付ける秘所。そして脱力。台所に縋る様にして何とか立っている加賀)

加賀「はぁ……はぁ……んっ……ふぅ……」

提督(肩を上下させて荒い息を吐いている。うなじに玉の汗が浮いていた。もう我慢できない。俺は本能のままにズボンを下ろす)

提督「いくぞ、加賀」ツプッ ズププププン

加賀「っ!!あぁっ!!」ビクン

提督(加賀が息を呑む。そして俺のモノが加賀の秘所を貫いた。びくんと加賀の体が跳ねる。愛液に濡れたそこは容易く俺のモノを飲み込んだ)

提督(そして精液を搾り取らんと締め付け、絡みついてきた。俺は加賀の胸を揉みし抱きつつ本能のままに腰を振る)
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/12(月) 15:54:03.11 ID:4QvGi0qq0
提督「調理室でこんな事をしてると知られたら大変だな!!明日の朝、皆の朝食が作られる場所で加賀、お前はこんなに突かれて善がっている!!」パンパンパンパン

加賀「い、言わないで!!そんな事、言わないで!!」ゾクン

提督「誰かが来たらどうしようか!?あまり声を出すと聞こえてしまうかもしれないぞ!?バレたらどう言い訳する!?」グリグリ コンコンコン

加賀「っ!?や、嘘……!?ダメよ!!提督!!やめて!!あぁん!!っ!!」ゾクゾクゾク

提督(勿論そんなことにならないようにしてある。しかしそれを知らない加賀は嬌声が漏れないように手で口を押え始めた)

提督(しかし言葉やそんな涙ぐましい努力とは裏腹に加賀は無自覚なのか自らも腰を振っていた。淫らな音が調理室を満たしている)

提督「っ……ぐぁ……!!」バチュン ビュルルルルルル

加賀「っ〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン

提督(そのまま限界を迎えた俺は加賀の中にぶちまけた。モノがビクビクと震え精液が尿道を迸るのが分かる)

提督(加賀は唸るような嬌声をあげた。そして脱力。俺は加賀に後ろから覆い被さる様にしてもたれかかる)

提督「っ……次だ。加賀、起きろ。こっちを向いてそこに座れ」

加賀「はぁ……はぁ……はぁ……す、少し休ませて……」

提督(だがすぐに回復する。俺は未だ余韻に浸っている加賀を無理やり起こすとこちらを向かせ、台所に座らせる)

提督「駄目だ加賀。ほら、手伝ってやるから早くしろ」グイッ

加賀「っ……わかりました。んっ……これでいいかしら?」ノソリ

提督「ああ、完璧だ」ジッ

加賀「そう……提督……」トロン ジッ

提督「……」スッ ペロン

加賀「あっ……」ピクッ

提督(加賀がとろけた表情で俺を見つめた。濡れたエプロンをめくると白濁液が垂れる秘所が露になる)

提督「二回戦目だ、加賀。いくぞ……っ……!!」スッ ヌププププ

加賀「はい……ふぅ……あぁ……!!」キュゥゥゥゥ ビクッ ビクッ

提督(そのまま、今度は対面で挿入した。加賀が声をあげる。中が締まり俺のモノを絞めつけてきた。加賀の腰が跳ねる)

提督「んっ……」チュッ レロレロレロ

加賀「んふっ……んちゅっ……んん……んはぁ……!!」

提督(口を塞ぐように加賀の唇を貪り舌を絡ませながら俺は腰を振る。俺の胸板に押し付けられ、潰れる加賀の巨乳の感覚に興奮が高まった)

加賀「んはっ、んちゅぅ……れろれろ……はむ……んふぅ……あむあむ……」ガシッ ギュゥッ

提督「っ……!!」バチュンバチュンバチュン

提督(加賀は俺の体を強く抱きしめ足を組み付かせてくる。俺もまた加賀を台所と自分の体で挟んで押しつぶさんばかりに腰を振る)

提督「っ……んんっ……!!」ビュルルルルルル

加賀「んんんん〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン

提督(快楽を貪り、お互いに果てる。俺は再び加賀に精液を注ぎ、加賀は媚びるような嬌声をあげた。そして静寂。互いの荒い息遣いだけが聞こえた)

提督「っ……!!」ズルン

加賀「んっ……」ドロリ

提督(モノを引き抜くと、俺はクリームを確認する。氷水で冷やしながら泡立てていたおかげで全然大丈夫そうだ)
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/12(月) 15:56:06.04 ID:4QvGi0qq0
提督「ほら」

加賀「んっ……あむ……」

提督「口移しで俺にくれ。君が俺のデザートだ」

加賀「んふっ……んちゅっ……」コクリ スッ

提督(指で掬ったクリームを加賀に食べさせ、そしてそれを加賀に口移しで俺に食べさせる。再び重なり、絡み合う舌)

提督(クリームの甘い味。溶けてなくなるまで舐めあう。そして口を離すと再び同じようにする)

提督「んっ……加賀、これに胸をつけろ」

加賀「ふぅ……わかりました。んっ……」スッ グイッ

提督(二回目が終わった時、俺は加賀に新たな命令を下す。加賀は素直に命令に従いその巨乳に手を添えた。なんて官能的な仕草だろうか)

提督(そして置かれたクリームに満たされたボウルに胸をつける。先端が白いクリームに沈み、そして上がってきた時にはそこはクリームに覆われていた)

提督「とても美味しそうだ。いただこう」

加賀「はい、どうぞ召し上がってください」グイッ

提督(俺は誘うように差し出された加賀の胸に顔を近づけ、舌を這わせてクリームを舐めとっていく。加賀の口から喘ぎ声が洩れた)

加賀「あっ……あぁ……!!」ピクンピクン

提督「……」ハムッ カリッ チュゥゥゥゥ

加賀「あぁっ!!んふっ……ふぅ……!!」ビクン

提督(硬い先端を甘噛みし、吸う。少ししょっぱい汗の味とクリームの甘みが混ざり合っていた)

提督(そして綺麗にし終えたところで反対の胸に取り掛かる。同じように舌を這わせ、吸いつき、クリームを舐めとる。加賀の嬌声が響いた)

提督「ふぅ……よし、次はここだ」スッ ペタリ

加賀「んっ……」ピクッ

提督「どうした?感じているのか?」ペタペタ

加賀「っ……」カァッ コクリ

提督(黙ってうなずく加賀。俺はその胸の谷間にクリームを塗りたくり終えると、顔を埋めて舐めとる。天国だった。柔らかさに顔が包まれる)

提督「んっ」ペロペロ モミモミ クリクリキュッ

加賀「はぁ……あぁ……!!」

提督(加賀の巨乳を掴んで揉みしだきながら広げ、先端を弄りつつ谷間のクリームを舐めとる。顔にクリームが付くのもお構いなしだ)

提督「……っ。おいしい。最高のデザートだ」

加賀「それはよかったわ。……提督、少し動かないで。んっ……ぺろぺろ……顔にクリームがついていたわ」

提督(熱い舌が顔を這う。加賀が俺の顔を舐めてついたクリームを綺麗にしてくれる。しかし俺はまだデザートを味わい足りない)

提督「それにしても本当に立派な双峰だ。君の本当のミルクもきっととてもおいしいのだろうな。絶対そうに違いない」モミモミ

加賀「あん……!!ま、まだ出ないわ。出ないけれど……いつか提督が私の本当のミルクが出るようにしてくださいね」キュンキュン ジッ

提督(……これほど下半身や雄の本能に来る言葉があるだろうか?ずっと俺の中にある欲求。俺の女たちを孕ませたいとい欲求が強くなる)

提督「……!!ああ、もちろんだ」ゾクゾク

提督(しかし、まだだ。まだ駄目だ。この戦争が終わるまでは我慢しなくてはならない。それに、俺は責任をとらなくてはいけない子が多い)

提督(家族計画はしっかりしないと破綻しかねない。俺は何とか自分を抑える。その代わり別の欲求を満たさせてもらおう)
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/12(月) 15:59:11.94 ID:4QvGi0qq0
提督「加賀、裸になってそこに横になってくれ」

加賀「……わかりました」

提督(もう二度もしたのにかとも思うが躊躇い、恥じらいつつもエプロンを脱ぎ、全裸で台所の上に横になる加賀。俺はクリームを絞り袋に入れると、加賀にデコレーションを始める)

加賀「っ……!!」ドキドキ

提督(先端の突起にクリームを絞る。加賀が吐息を漏らした。胸が呼吸に合わせて上下している。大きなそれを強調するように模様を描いていく)

提督(そして腹にはハート、そして下腹部には淫紋を作ってみた。クリームを絞っているだけだから単純になってしまうが我ながらいい出来じゃないか?)

提督(そしてタオルで拭いた後、秘所のスジをクリームで覆っていく。加賀の腰がピクリと動いた。構わず絞っていく……よし、完成だ)

提督「うまくできたぞ」

加賀「っ……」フルフルフル

提督(三十分くらいかかったんじゃないか?達成感を覚えつつ加賀を眺める。加賀は羞恥のためか震えていた)

加賀「提督……その、早くいただいてもらえるかしら?」

提督「いや、もう少し鑑賞させてくれ。これほどの作品をすぐに食べてしまうのはもったいなさすぎる」

加賀「……大概にしてほしいものね」

提督(しばらく鑑賞する。という建前で羞恥する加賀を楽しむ。が、クリームが加賀の体温で溶け始めてしまった)

提督「そろそろ頂くとするか」

加賀「っ……召し上がってください、提督」

提督(加賀の体に舌を這わせ、クリームを舐めとる。胸を舐め、先端を咥えて吸い、下乳から腹へ)

提督(ハートを舐めとり、へそに舌を挿入してから下腹部へ。淫紋を頂く。子宮のあたりを舌で強く刺激した)

提督(加賀が息を漏らす。そしてとうとう秘所へと到達した。もう我慢できない。俺はそこにしゃぶりつく)

加賀「あっ……あぁ!!そこはっ!!あぁん!!」ビクン

提督(一気にクリームを舐めとる。舌に触れる硬い突起。そこを執拗に舐めまわした。加賀の口から嬌声が洩れる)

提督(甘噛みし、舌で転がし、強く吸う。加賀の太腿に頭が挟まれ、手が俺の頭を抑える。だが負けはしない)

提督(口淫を続ける。加賀の抵抗がだんだんと強くなってきた。そして絶頂。加賀の濡れた叫び声が響き、口にそこが押し付けられる)

提督「っは……」

加賀「はぁ……はぁ……はぁ……」

提督(加賀は息も絶え絶えだった。だらしなく開かれた口からは唾液が垂れ、うつろなの目は虚空を見ている)

提督(普段のキリっとした加賀からは想像もできない姿だった。俺ももう限界だった。これ以上待てない)

提督「加賀、ありがとう。素晴らしいデザートだった」

加賀「ふぅ……喜んでもらえて……よかったわ……」

提督「これで罰は終わりだ。だが、こんな素晴らしいものをごちそうしてもらったのだからお礼をあげなくてはならないと思ってな」

提督(俺はいきり立ったものにクリームを絞っていく。そして加賀の目の前に差し出した。加賀がじっとそれを見つめる)
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/12(月) 16:11:14.07 ID:4QvGi0qq0
提督「こんなものしか用意できないが、よければどうだ?」

加賀「ありがとうございます、提督。ぜひ頂くわ」

提督(加賀はそう言うとぱくりと一口で頬張ってしまった。そしてその熱い咥内で舐られる。クリームなど一瞬で舐めとられ溶かされてしまった)

提督(だが加賀は口を離さない。舌で竿を舐め、カリをなぞり、裏筋に這わせる。俺が体に教えたテクを存分に発揮している)

提督「っ……加賀……そろそろ出すぞ……奥まで咥えこんで吸ってくれ」

加賀「んふっ……んぐっ……じゅるるるるるるるる」

提督(加賀が言われた通り顔を俺の下腹部に押し付ける。喉奥で先端が絞められ、強く吸われる)

提督「っ!!いいぞっ!!加賀!!加賀!!加賀ぁ!!」ビュルルルルルル

加賀「んぐ、ごくっごくっごくっ」

提督(耐えがたい快楽に一瞬で射精まで持っていかれた。加賀はそのすべてをそのまま飲み込んでいく)

提督(そうして喉が締まるたびに激しい快楽が伝わってくる。尿道に残っているものも全て吸い出され、綺麗に掃除された)

提督「ふぅ……」

加賀「んっ……ごちそうさまでした。……!!」ジッ ハッ ゴクリ

提督(口を離した加賀は確かにそう言った。しかし未だ治まらない俺のモノを目の当たりにして息を呑む)

加賀「……」ジッ

提督(そして俺の目をじっと見つめてきた。その目は俺がまだ満足していないのではないかという危惧と俺に奉公したいという願望)

提督(そして何より久しぶりの再会なのだからまだまだしたいという欲求を俺に伝えてくる。俺はゆっくりと口を開いた)

提督「加賀……おかわりはいるか?」

加賀「はい、いただきます」



赤城「あら、加賀さん朝食はいいの?」

加賀「はい。昨日少し食べ過ぎてしまって」

赤城「そうなんですか。けど食べられるときに食べておかなくてはダメよ?今朝もすごく疲れていたじゃない」

赤城「最近ちゃんと休みをとっている?体調管理を万全にしておかないといざというとき大変よ」

加賀「そうですね、ごめんなさい、赤城さん……時間まで少し部屋で休んでいますね」

赤城「わかりました。無理はしないようにね、加賀さん。……大丈夫かしら。心配ね……」
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/12(月) 16:14:04.73 ID:4QvGi0qq0


提督(帝国海軍西地中海艦隊はイギリスや自由フランスに加えてアメリカとも近くに拠点を構えている)

提督(つまりイギリスや自由フランス、そしてアメリカの人間とも会うことが多かった。テストの件もあり自由フランスはこちらに好意的だ)

提督(そしてイギリスも好意よりの中立といったところの態度だった。しかしアメリカ人たちとは非常に険悪だった)

提督(停戦しているとはいえ太平洋での戦いは日本とアメリカの関係に修復不能なほどの傷をつけてしまったのだ)

提督(将校であれ、艦娘であれアメリカ人たちの我々日本人に対する態度は明らかに敵のモノだった。しかし、これは初めてだ)

ガンビア・ベイ「……!!」ガクガクガク

提督(目の前にいるのは確か米海軍の空母娘だったと思う。ふわふわとしたくせっ毛気味の金髪をツインテールにしている)

提督(整った顔立ちをしていると思うが、今はそれを恐怖に歪めていた。青い目を見開いて涙を流している。明らかに恐怖を感じていた)

提督(そして何より奇妙なのはそんな子がこんな道端でかかわいらしい下着だけの姿で縛られていて……)

提督(そして『私は日本人を愛しています♪犯してください♪』と書かれたプレートを首から下げていることだった)

ガンビア・ベイ「……!!」フルフルフル

提督(いやいやと言うように首をゆっくり振っているその子の体は小柄ながらもとても立派なものをお持ちだった。ふむ……)

↓×1〜3 提督の行動
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 16:26:12.98 ID:U/zxZvXio
上着を被せて体を隠させる
事情を聞いてみよう
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 16:34:43.40 ID:F2KN3I1hO
アークやテストを呼んで保護させ、アメリカ軍へ送り届ける
向こうは日本人より英国人や仏国人の方が信用足り得るだろうから
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/12(月) 16:44:27.10 ID:s185Kco+o
取り敢えず頭を撫でて励ましてあげる
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/13(火) 13:32:39.35 ID:1o9sUOxS0
提督「……」ゴソゴソ

ガンビア・ベイ「!!」ビクッ サァッ

提督(とりあえずあられもない姿ではよくないと俺は上着を脱いで着せようとした。しかしそれは誤解を生んでしまったようだった)

提督(それまでその少女は怖がり、嫌がりながらも羞恥の為か顔を赤くしていた。それが俺が上着を脱ぎ始めた瞬間、一気に顔面蒼白になったのだ)

ガンビア・ベイ「……!!」

提督(恐怖の為に声も出ず、身動きすらできないようだった。どうやら無意識なのかしていない。俺は慌てて英語で話しかける)

提督「No!!Don’t get me wrong, please(誤解しないでくれ)!!私はただこの上着を君にかぶせようとしているだけだ!!そんな恰好じゃ君も嫌だろう?」

ガンビア・ベイ「……」

提督(そう言っても何の反応もない。ただ真っ青な顔で恐怖と絶望を湛える瞳を一杯に見開き、俺をじっと凝視している)

提督(俺は刺激しないようゆっくりと近づき上着をそっと羽織らせる。上着が肩に触れた瞬間びくんと少女の体が跳ねた。しかしそれだけだ。)

提督(羽織らせおわり、俺は少し距離をとって少女の反応をじっと待つ。しばらくしてようやくその少女が呼吸を再開した。苦しかったのかかなり荒い息だ)

ガンビア・ベイ「はぁ……はぁ……っ……ぐすっ……ひっく……」ポロポロポロ

提督(そして俯くと泣いてしまった。困ったな……今は人がいないからいいが誰かに見られたら絶対に誤解されるだろう。何も悪いことをしていないのに)

提督「あ〜……君の拘束を解こうと思うのだが……触れても大丈夫かな?」

ガンビア・ベイ「……」コクリ

提督(お赦しが出たので俺は再びゆっくりと近づくとまず首から下がっているプレートを取り、少女の猿轡を外す)

提督(最悪悲鳴をあげられるかと思ったが逆に一言も喋らない。そのまま手と足を縛っていた紐を解く。ここにきて少女は完全に開放された)

ガンビア・ベイ「……Thank you」

提督「You`re welcome」

提督(か細い声でお礼を言ってくれる。が、顔は俯けたままでこちらを向いてはくれない。とりあえず俺は何があったのかを尋ねてみることにする)

提督「いったい何があったんだ?どうしてあんなことになっていた?」

ガンビア・ベイ「っ……それは……私がJapanを擁護したから……」

提督「!!」

ガンビア・ベイ「私はJapanが……Japanese cultureが好きだった……Temple, Shrine, Culture, Food, Art, Music, そしてAnimeやManga, Video game……」

ガンビア・ベイ「皆がJapanは最悪だって……Japaneseは皆殺しにしてやるって……みんなの気持ちも分かるけど……」

ガンビア・ベイ「The Statesでは在米日本人や日系人は迫害されて収容所へ入れられています……私に折り紙を教えてくれたおばあちゃんたちや一緒に遊んだ私の友達たちも」

ガンビア・ベイ「私は知っています。日本人が皆が皆悪い人じゃないって!!だからそう言ったんです」

ガンビア・ベイ「皆に、『日本人が全員悪い人という訳じゃないし、日本にだっていいところもある』って」

ガンビア・ベイ「それで皆を怒らせて……この様です……私は所詮Nerdですし、そういう対象になりやすかったから……」

提督「……!!」

提督(そうか……いじめか……しかしこうもえげつない……日本を擁護してくれた子がこんな目にあわされてしまうということに悲しみと憤りを覚える)

提督「すまない……だが君が日本のことを好いていてくれて嬉しく思うよ。ありがとう」

ガンビア・ベイ「っ!!貴方なんかにそんな事言われたくない!!」

提督「っ!?」

ガンビア・ベイ「あなた達の……日本軍のせいでこんな事になってしまったんです……!!あなた達さえいなければ……!!」

ガンビア・ベイ「あなた達のせいでおばあちゃんが……私の友達たちが……!!どんなにひどい目にあっているか知ろうとも思わないくせに!!」

ガンビア・ベイ「あなた達が戦争なんか起こさなかったらこんな酷いこと事にならなかったのに!!全部全部あなた達が悪いんだ!!」

ガンビア・ベイ「あなた達日本の帝国主義者たちのせいだ!!そんな貴方がありがとうなんて気持ち悪い!!反吐が出る!!あなた達なんか大っ嫌いだ!!」

提督「……!!」

提督(親近感を覚え、微笑みかけた少女に震えながらも怒声をあげられ、睨みつけられる。恐怖を上回るほどの憎悪と怒りをぶつけられる。俺は……)

↓×1〜3 提督の反応
※開戦の経緯は概ね史実通り。日米双方に双方の言い分があり、正義の敵は悪ではなく別の正義である。
 だが提督は日本人であり誇り高い帝国軍人であることをふまえて。
 リアルで行き過ぎた論争とかはご容赦ください。
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 13:40:56.47 ID:6Jqa/xQ3o
窘めつつもあくまで戦争だから仕方ないというスタンスで彼女を刺激しないように毅然と意見を述べる
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 15:31:42.00 ID:paBx3rSCo
そうか……わかった。だがこのまま君を捨て置くことはできない。すまないが助けさせてもらうぞ。そういった論争から逃げるつもりはないがひとまずガンビアベイを保護する事を優先する提督
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 16:06:01.22 ID:QTP6VkE5O
憎みたければいくらでも憎めばいい
だが、君を助けるのは日本人としてでも帝国海軍の提督としてでもなく、俺個人の意志によるものということだけは覚えておいてくれ
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 16:10:31.58 ID:vONZIpj+o
偶数秒00だから確定か
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/14(水) 20:58:07.53 ID:Xmtf83Hu0
提督「そうか……わかった。だがこのまま君を捨て置くことはできない。すまないが助けさせてもらうぞ」

提督(言いたいことはいろいろとある。しかし今はそれについて論争している場合ではない。ここは道端でこの子は上着を羽織らせたとはいえ下着姿なのだ)

提督(すらりと伸びた白い足が目に眩しい。俺の上着はこの子には大きすぎる。ちゃんと下まで隠せてはいるがかなり挑発的なことになっていた)

ガンビア・ベイ「っ……」

提督(俺の言葉にバツが悪そうに顔を伏せる少女。ふと、そこで気が付く。音がする。飛行機のエンジン音が近づいてきているようだ)

ガンビア・ベイ「……」

提督(少女が音のする方を不安げに見る。一機や二機どころじゃない。大群だ。そうとしか思えないほどの音だった。だが姿が見えない。嫌な予感がした)

提督「この音……まさか……!!」

提督(飛行機のエンジンにはエンジンの種類によって違いがある。俺は詳しくはないが、何となくは分かる)

提督(少なくとも我が軍ではない。米英仏とも違うように感じる。そうなると、残る候補は必然的に独伊となった)

ウゥーン ウゥーン

ガンビア・ベイ「け、警報……!!」

提督「敵襲か!?なんてことだ!!」

提督(空襲警報が響き渡る。早朝の為に人気のなかった道が周りの施設や建物から出てきた人々でいっぱいになる)

提督(俺たちもこんな所にボケっと突っ立っていたら危険すぎる。すぐに避難壕へ向かわなくては!!)

提督「行くぞ!!」

ガンビア・ベイ「は、はい……!!」

提督(再び顔を真っ青にさせた少女と共に走る。対空砲火の音が始まり、そして爆音。もう爆撃がはじまったのだ!!)

ドガァン ドガァン

ガンビア・ベイ「ひぃぃ!!」

提督「っ!!」チッ

提督(つい舌打ちしてしまう。電探や哨戒は何をしていたんだ!?どうしてこうも接近されるまで気が付かなかった!?)

提督(いや、そうか!!電探に映らない程の低空を飛んできたに違いない!!しかしだからと言って哨戒を突破してきたのは最悪だ!!)

提督(誰か知らないが担当者の処罰は免れないだろうな!!それとも、連絡する間もなく撃破されてもう死んでいるか!?)

ブーン ブーンブーン ブーン

ガンビア・ベイ「ひゃぁああああ!?」ドサッ

提督「っ!!くっ……あれはサヴォイア・マルケッティと……なんだあの機体は!?」

提督(超低空、俺たちの頭上を耳が壊れそうなほどの轟音と共に飛び越えていく爆撃機。その衝撃に少女が転倒した。俺も足を止めざるをえない)

提督(敵機を見上げる。下手したら建物や木に当たりそうだ!!敵のパイロットはなんて腕をしている!?見えたのはまず特徴的な三発の中型機)

提督(それは分かる。イタリアの爆撃機といったらアレだからな。だがあの鉄十字のついた機体は初めて見た)

提督(ドイツ軍の機体だというのは見ればわかるが、初めて見る。報告のあがっていたドイツ軍の新型機か!!……現在、帝国海軍はまだ一航戦と軽巡たちしか到着していない)

提督(そして彼女たちは今は海の上で演習中だ。少なくともこの爆撃に巻き込まれる心配はないだろう。ウォースパイトやテスト、アイオワたちもいないはずだった)
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/14(水) 21:01:57.37 ID:Xmtf83Hu0
提督(その点については安心できる。だが俺はここにいた。奴らはばらばらと爆弾を投下している。あちこちで爆音が響き、黒煙が上り始めていた)

提督(敵の大編隊による奇襲攻撃だ!!何てことだ!!クソッ、最悪の朝だ!!こんな所で死んでたまるか!!)

提督「逃げるぞ!!早く立て!!死にたいのか!?」

ガンビア・ベイ「こ、腰が……!!」ガクガクガク

提督(今にも泣きそうな顔をした少女の声はこの轟音では聞き取れない。が、口の動きと状況、そして彼女の様子で察した)

提督「くっ……しっかりつかまれ!!逃げるぞ!!」

提督(俺はその子を抱えると走り出す。少女は俺の体に強く抱きついた。あと少し!!そこで身の毛がよだつようなあの音が響く)

ヒューン

提督「っ!!」バッ バッ

ガンビア・ベイ「Ouch!!」ドサッ

提督(ソ連で、アルハンゲリスクで何度も聞いた音。咄嗟に体が動いた。腕の中の少女を乱暴に落とす様に伏せさせ、その上に庇うように覆い被さる)

ドガァン ドガァン ドガァン ドガァン

ガンビア・ベイ「あぁああああああ!!Noooooooooo!!」

提督(連続で響く大きな爆音。すぐ近くの建物が爆発で吹き飛ばされる。舞う土煙。少女が俺の下で悲鳴をあげていた)

提督(生きていることに気が付いた。死んだかと思った。起き上がろうとして転ぶ。左腕に力が入らない)

提督「……!!」

提督(ゾッとした。肩のあたりに何かの破片が突き刺さっている。かなり出血しているが痛みがあまりないのが恐ろしい)

ガンビア・ベイ「……!!」

提督(右手と足だけで何とか起き上がる。俺が庇った少女が破片が突き刺さり、血が流れ出る俺の肩を見て顔を歪める)

ガンビア・ベイ「ぁ……わ、私を庇ったせいで……!!」

提督「君に当たらなくてよかった……行くぞ……立てるか……?」

提督(少女はこくりと頷く。震える足で立ち上がった。周囲を見渡すと、惨状がひろがっている)

ガンビア・ベイ「っ……おえぇええええ……!!」ゲボッ

提督(死体がそこら中に散乱し、重傷者が蠢いている。呻き声や悲鳴が響いていた。無事だった者は救助を始めたり、防空壕へ走ったりしている)

提督(足をなくして這ってでも逃げようとしている者がいた。千切れた自分の腕をまだついている腕で拾っている者まで)

提督(彼らは生きているだけまだいいだろう。破片に当たったのか血を噴き出して倒れている者や腹から内蔵を零れさせている者はもう助かるまい)

提督(骨や内臓、脂肪がばらまかれてもいる。衝撃や大きな破片に当たってばらばらになってしまったのだろうか。上半身だけの死体や首のない死体が無造作に転がっていた)

提督(無事なのに茫然自失としている者が居た。いつもの朝が一瞬でこの地獄絵図だ。ソ連での経験がなければ俺も彼のようになっていたかもしれない)

提督(血で血を洗っていたあの頃を思い出す。俺は嘔吐する少女を引っ張りつつ早歩き程のスピードで避難壕へ向かった。少女も俺も走れる状態ではなかったのだ)

提督(だが、死にかけながらも何とか避難壕へと逃げ込むことができた。今回もまた死神を欺くことができたようだ)

提督「……」スッ

ガンビア・ベイ「あっ」

提督(俺は黙って空母娘の腕を離すと背を向けて歩き出す。安全圏へ逃げ込むことができた以上、もうこれ以上この少女と一緒に居るべきではない)

提督(この子はアメリカ人であり、我々を嫌っているのだから。ジャケットは貸しておく。早朝の空襲だったために他にも下着姿の者はいる)

提督(だがこの子は女の子だからな。日本軍のものはあまりよくないかもしれないが、状況が状況だから仕方がないだろう)

↓×1〜3 ガンビア・ベイの想いと行動
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/11/14(水) 21:20:30.40 ID:+TMNSnWjO
日本軍人憎しの感情と、危ないところを救ってもらった感謝の気持ちがないまぜになるが
とにかくこれだけは言っておかなければ、と勇気を振り絞って提督に感謝の言葉を伝える
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/14(水) 21:22:14.22 ID:Ei1tsAGI0
待ってください……!どこ行くんですか?!怪我してるのに……!せめて応急処置くらい!それにあなたのお名前を伺っていません……こんなんじゃお礼も出来ませんから……私の名前は------見ず知らずの私を自分の身の危険も顧みずかばってくれた。それにとっさの判断と行動力!このひとこの日本人なら信じられるかもしれない……提督のことを見直したガンビア・ベイ
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/14(水) 21:31:14.58 ID:P0NbisaHO
一人で置き去りにされるかもしれないという孤独感と唯一といっていいほどの希望である提督が殺されるかもしれないという恐怖がない交ぜになり、泣きそうになりながら提督にすがりつく
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/14(水) 21:48:13.35 ID:Nw0QAXdoo
902
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/14(水) 21:55:43.56 ID:P0NbisaHO
>>904
訂正
×提督が殺されるかもしれないという恐怖がない交ぜになり、
○提督に見捨てられたのではないかという絶望感がこみ上げ、
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/16(金) 01:25:08.93 ID:w8axkTxv0
ガンビア・ベイ「ま、待って!!」ガシッ

提督「!?」

提督(腕を掴まれる。振り返ると目を涙でいっぱいにして縋る様に俺を見つめる少女と目が合った。震えている)

ガンビア・ベイ「お願い……一人にしないでください……!!」

提督「……分かった」

提督(こんな状態の子を一人にしてはおけないな。俺はその子と共に端の方の空いている所へ移動する)

提督「今更だが、私は帝国海軍所属の提督だ。君は?」

ガンビア・ベイ「ガンビア・ベイ……合衆国海軍の護衛空母娘、ガンビア・ベイです……」



提督(空襲が終わった。しかし俺は体に力が入らず動くことができなかった。軍医が来るまで待っている俺をガンビア・ベイが心配そうに見つめていた)

ガンビア・ベイ「大丈夫ですか?もうすぐ軍医が来ますよ」

提督「ああ……大丈夫だ……」グッタリ

ガンビア・ベイ「っ……車さえあれば病院まで連れていけるのに……!!」ギュッ

提督(少し寒い。俺の手を握るガンビア・ベイの手の温もりが心地よかった。だんだんと傷口が痛み始めてくる。泣きそうだ)

イントレピッド「ガンビア・ベイ!!」

提督「!!」

ガンビア・ベイ「っ!!イントレピッド……!!」

イントレピッド「Oh my God……!!生きててよかったわ……本当に……」ダキッ ギュッ

ガンビア・ベイ「……」

イントレピッド「ごめんなさい……こんな事になる前に止めていれば……」

提督(イントレピッドと呼ばれた子がガンビア・ベイを抱きしめる。アメリカの艦娘か)

ガンビア・ベイ「……っ!!イントレピッド!!車で来たんですか!?」

イントレピッド「え、ええ。ジープで来たわ」

ガンビア・ベイ「ならこの人をすぐに病院へ運んでください!!軍医はいつ来るかわからない!!このままじゃ……死んじゃうかもしれないんです……!!」

イントレピッド「こいつ……日本人……?」

提督「……だとしたら何か問題か?」

ガンビア・ベイ「日本人だとかそんなの関係ありません!!この人が縛られて放置されてた私を助けてくれたんです!!命の恩人なんです!!イントレピッド!!」

イントレピッド「っ!!分かったわ、運びましょう。立てる?」

提督「ああ、何とかな……」

提督(ガンビア・ベイとイントレピッドとやらに肩を貸されて歩き出す。避難壕から出て止まっていたジープに乗りこむ)

イントレピッド「捕まってて」

提督(イントレピッドがジープを出す。俺はガンビア・ベイと後部座席だ。改めて周囲の惨状を目の当たりにする)

イントレピッド「なんてひどい……」

ガンビア・ベイ「……」

提督(イントレピッドがそう呟く。ガンビア・ベイはその光景から目を背けていた。しかし俺は変に冷静だ)
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/11/16(金) 01:26:12.92 ID:w8axkTxv0
政治将校『За Родину!!Ни шагу назад!!臆病者には死を!!ドイツ人を皆殺しにしろ!!突撃!!』

ソ連兵『『『『Урааааааааа!!!!』』』』

提督(これ以上の地獄を俺は知っているからだ。俺はこの光景を前に動じない俺自身にただただ恐怖と悲しみを感じた)

アメリカ兵「止まってくれ!!止まれ止まれ止まれ!!」

イントレピッド「っ!!」

ガンビア・ベイ「きゃぁ!!」

提督(一人のアメリカ兵がジープの前に飛び出してきた。スピードを出していなかったために轢いたりはしなかったが、危ないことこの上ない)

イントレピッド「危ないじゃない!!重傷者を運んでいるのよ!!退きなさい!!」

アメリカ兵「こっちにだって重傷者は何人もいる!!それより車が必要だ!!火事が起きてる建物に閉じ込められてるのが何人もいる!!」

アメリカ兵「人力じゃどうしようもない!!出口を塞いでいる瓦礫を車で退かすしかないんだ!!力を貸してくれ!!」

イントレピッド「っ……!!」チラッ

提督(イントレピッドがこちらを窺う。俺の傷の様子を見ているのだろう。出血は止まらないが、すぐ死ぬほどじゃない)

提督「助けよう。俺は大丈夫だ」

ガンビア・ベイ「……」

イントレピッド「分かった。すぐ行くわ!!案内して!!」

提督(不安そうに俺の手を握るガンビア・ベイ。俺は大丈夫だと微笑みかけた。そして現場に向かう)

フランス兵「Au secours!!Aidez-moi, s'il vous plait!!」

アメリカ兵「何つってるのか分からねえよ!!ロープを結べ!!早くしろ!!」

アメリカ兵「もう火が来てる!!早くしてくれ!!」

イギリス兵「動かすぞ!!危ないから離れていろ!!」

提督(少し離れたところで救出作業を見守る。この状態じゃ何もできないからな。イントレピッドとガンビア・ベイも救助を手伝っていた)

ガタッ

提督「?」クルッ



阿賀野「これは……酷い……」

能代「提督……どうか無事でいますように……」

矢矧「行こう。きっと生きているわ」

酒匂「うん……」

阿賀野(広がる地獄のような光景に圧倒される……知らなかった……これが戦争……地上ではこんなのが繰り返されていたの……?)

能代(瓦礫と死体だらけの通りを歩いていく。散乱する死体を確認するのが怖かった。もし提督だったらと思うと……生きた心地がしない……)

矢矧(もう敵機はいない。爆発は起きていない。けどまだあちこちで黒煙や炎があがっている。嫌でも万が一が脳裏をよぎる)

酒匂(もうやだ……日本に帰りたい……全部やめにして皆と平和に暮らしたい……戦争なんて早く終わればいいのに……)
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 01:28:57.37 ID:w8axkTxv0
阿賀野「……!!少佐!!」

帝国海軍士官「んっ?阿賀野!?どうしてここにいるんだ!?」

阿賀野「無線が通じなくて……敵もいなくなったので拠点と提督の安否を確認してくるよう赤城さんに命令されて来ました」

帝国海軍士官「そうか、分かった……拠点は見ての通りだ。酷くやられた。提督は……現在行方不明だ……。今は俺が臨時に指揮を執っている」

酒匂「ぴゃぁ……」

矢矧「嘘でしょ……!?どうして……!!」ギリッ

帝国海軍士官「提督は合同司令部へ向かっていたんだが、ちょうどその時さっきの空襲だ。今、部隊を送って捜索している」

能代「提督……!!」ジワァ

阿賀野「っ……わ、私たちも探しに行く!!行くよ、皆!!」

能代「はい!!」

矢矧「勿論!!」

酒匂「うん!!」

帝国海軍士官「駄目だ!!危険すぎる!!待機しろ!!」

阿賀野「止めたって無駄です!!」

帝国海軍士官「脱出した枢軸国軍機の搭乗員も潜んでいるんだぞ!?ああ、クソ……!!軍曹!!すぐに何人か連れてバカ娘どもを保護してくれ!!」

帝国海軍下士官「了解しました!!」



パンッ

阿賀野「銃声!?近い!!」

酒匂「ぴゃぁああああ!?」

矢矧「何が起きてるのよ!?」

能代「ど、どうする?」

阿賀野「と、とりあえず隠れて!!」

矢矧「っ!!誰か来るわ!!」

能代「……っ!!あ、あれは……!!」

アメリカ兵「Freeze!!武器を捨てろ!!」

ドイツ軍搭乗員「Nicht schießen!!Halt!!Keine Bewegung!!この男を殺すぞ!!」 グイッ

提督「っ……!!」

アメリカ兵たちに追われて阿賀野たちの方へ走ってきたのは、拳銃を持ち人質をとったドイツ人だった。そしてその人質はなんと提督だった。生きていてくれた。だが提督の命は風前の灯火だ。しかもどうやら提督は負傷しているようでかなり出血しているし、見るからに辛そうだ。あんな状態では自力で脱出するのは無理だろうし、早くしないと手遅れになってしまうかもしれない……

↓×1〜3 阿賀野達の行動をそれぞれ
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 03:36:54.47 ID:JJ/s0107O
阿賀野:酒匂の言い分に理解を示しつつも、提督の命には換えられないと矢矧の意見に賛同する形で結論をまとめる
酒匂:意志疎通の問題やそもそもドイツ人が交渉に応じてくれるかどうかも分からないので能代の意見に賛成する
矢矧:提督の容態を観察し、このままでは出血性ショックが進行して命に関わると判断。提督の命を優先して交渉しかないと結論付ける
能代:まだ気づかれていない阿賀野型の4人だけで奇襲をかけることを提案するが、阿賀野と矢矧から成功率の低さや重傷の提督に危険が及ぶことから反対される
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 05:33:29.82 ID:nmGyTAsfo
ひとまずドイツ軍搭乗員に見つからないよう4人とも隠れる
搭乗員が段々と自分たちの隠れている場所へ近づくにつれ、提督が自分たちに気付くので
提督とアイコンタクトで奇襲のタイミングを窺う
提督が死んだふりをして脱力、抱えていた搭乗員はバランスを崩すので艦娘の力を解放し一斉に袋叩きにし気絶させる
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 05:54:02.28 ID:rTOTY58no
911
手当て諸々は阿賀野たちを追いかけてきた帝国海軍下士官と連携して行う
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 12:16:52.64 ID:w8axkTxv0
提督(おそらく撃墜され不時着したドイツ軍機の搭乗員だろう。ガンビア・ベイが泣きながらこちらを見ている)

提督(責任を感じているようだが君の責任ではないよと言ってあげたい。傷口がひどく痛む。アメリカ人たちはドイツ語が理解できていないようだ)

提督(そしてこのドイツ人も英語が理解できていない。いろいろな経験をしてきたがこんな風に人質になるのは初めてだ)

提督「Beruhige dich(落ち着け)……命の安全は保障する……抵抗したら殺されるぞ……」

ドイツ軍搭乗員「Schweig(黙れ)!!私は故郷に帰るんだ!!こんな所で捕虜になってたまるか!!」

提督(ひどく興奮している。まあ、仕方ないか。……立っているのがつらくなってきた。力が入らない……)

提督「……!!」ハッ

提督(偶然、気が付く。近くの廃墟の陰に隠れている阿賀野型姉妹に。ドイツ人は目の前のライフルを持った米兵たちに気を取られて気が付いていない)

提督(阿賀野がこんなに真面目な顔をしているのを見たことが無かった。君、そんな顔もできるんだな……やるときはやるってわけか)

提督(能代は鬼の形相だ。今にも襲い掛かってしまいそうだった。実は君は戦闘狂の気があるからな。普段の能代からは全く想像がつかないが)

提督(そして矢矧は俺を辛そうな表情で心配そうに見つめていた。これは意外な反応だ。勇ましい矢矧のイメージとはかけ離れた、何というかただの少女のようだ)

提督(一方、酒匂は明らかに怖がっていた。顔を青くしている。震えてもいるようだ。だが覚悟を決めているようだった)

提督(視線を交わしただけで理解する。彼女たちは仕掛けるつもりだ。なら俺にできることは彼女たちが気が付かれないようにすること)

提督「っ……」 グッタリ

ドイツ軍搭乗員「何している!?立て!!」

提督(そのまま倒れこむように脱力する。ドイツ人は何とか俺を支えようとした。そして彼女たちが忍び寄り、敵を攻撃範囲に捉える)

阿賀野「……」グイッ

ドイツ軍搭乗員「!?」

矢矧「提督!!」バッ

酒匂「司令!!」グイッ

ドイツ軍搭乗員「Scheiße!!」

能代「いやぁああああ!!」ゴッ

ドイツ軍搭乗員「Augh!!」ドサッ

提督(阿賀野がルガーを持った手を掴み、ひねり上げると同時に矢矧が俺を救出し、酒匂に託す。能代がドイツ人の背中に強烈な蹴りを入れた)

提督(ドイツ人が前へ倒れこむ。矢矧は姉たちに加わってドイツ人の前に立ちはだかった。酒匂が俺を引きずって距離をとる)

アメリカ兵「You piss off, Jap!!Move!!(邪魔だどけ日本人!!離れろ!!)」

「「「!?」」」

提督(アメリカ兵の怒声、阿賀野達が慌ててその場を離れる。そして轟く銃声。アメリカ兵たちが発砲した)

ダァン ダァン ダァン ダァン

提督(俺を引きずっていた酒匂がその場に凍り付く。地面に倒れこんでいたドイツ人は何発ものライフル弾を受け肉塊へと変わり果てていた)

提督(片腕がちぎれかけ、頭は割れて中身が零れている血だまりが急速に広がっていた。あれだけライフル弾を撃ち込まれたのだ)

提督(そうなって当たり前だった。映画やゲームとは違う。これが戦争だ。だが、この現実は少女たちには厳しすぎる)

提督(艦娘が撃つのは同じ艦娘や軍艦、航空機だ。こうして人が撃ち殺されるのを至近距離で見るのは初めてかもしれない。しかもこんな無残な滅多撃ちだ)

↓×1〜3 阿賀野達の様子
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/11/16(金) 12:35:14.16 ID:WaG9YPJaO
一周回って現実味を感じられず、冷静にドイツ兵だったものを見つめる
提督が無事だったこともありその場では大丈夫だったが、後で帰投してから凄惨な光景がフラッシュバックし、恐怖に震えたり嘔吐したりする
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 13:09:49.94 ID:fyGzQsJ/o
提督を助けられて良かった……けど流石にやりすぎだよ!あの人はもう武器を持ってなかったのに!怯えて固まってしまった酒匂を助けつつアメリカ人に抗議
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 13:25:06.96 ID:aWmfGklhO
阿賀野:辛そうな酒匂の背中を擦りながら抱き締め、嗚咽を漏らす酒匂を落ち着かせる
酒匂:一瞬何が起きたか理解できなかったが、気がついた時には嘔吐していた
矢矧:辛いのを我慢して提督と他の3人に一刻も早くこの場を去るように促し、特に提督には迅速な医療処置が必要なことを告げる
能代:ドイツ人だったものから目を背け、涙目になりながら吐かないように必死で口を押さえる
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/17(土) 09:36:17.69 ID:S3XgsA0p0
アメリカ兵「Got him!!」

酒匂「……。おえぇええええ……!!」ゲボッ オロロロロ

阿賀野「っ!!酒匂!!」ダッ ダキッ

酒匂「うっ……うぐっ……うぁああ……」ボロボロ

阿賀野「酒匂、大丈夫。大丈夫だからね」 ナデナデ

提督(呆然としていた酒匂がいきなりその場に蹲って嘔吐する。涙をボロボロと零していた。それに気が付いた阿賀野がすぐに酒匂に駆け寄り、背中を擦りつつ抱きしめる)

能代「……っ。わ、私は……今まで……いったい何人……うっ……」ブルブルブル ツゥー

提督(能代は遺体から目を背け、口元を抑えた。震えながら涙を流す。人を殺すということがどういうことなのか、本当の意味で初めて目の当たりにし、理解したのだろう)

提督「っ……皆、大丈夫だ。落ち着け」

提督(声をかけることしかできない。そんな無力な自分がとても悔しい。だが心とは裏腹に体が限界を伝えてくる。立ち上がることもできなかった)

矢矧「っ……ここに居ちゃいけないわ。ここに居ちゃダメ……それに、提督にはすぐに治療が必要よ」

提督(矢矧が拳を握りしめ、唇を噛みつつそう押し殺した声で呟く。噛み切ってしまったのか血が一筋流れていた)

イントレピッド「Sorry for waiting!!救出は完了したわ!!こっちの状況はどう!?」

ガンビア・ベイ「イ、イントレピッド!!提督はもう大丈夫です!!早く運ばないと!!」

イントレピッド「Aye aye!!Hey, japanese!!その人を乗せて!!病院へ送るわ!!」

阿賀野「Really!?Thank you!!皆、提督を乗せてあげて!!」

矢矧「分かった!!」

能代「了解……」

酒匂「……」コクコク

提督「助かる……」

提督(こうして俺はジープに乗った助かる見込みのある重傷者の一人となり、無事に病院へと搬送されることとなった)



アメリカ軍将校『こちら第一歩兵師団!!敵の大規模な攻撃を受けている!!カセリーヌで敵の大規模な攻撃!!撤退の許可を!!』

加賀「……どうやらアメリカ軍はかなり分が悪いようね」

赤城「そうね……我々の被害は軽微です。そしてうちの子たちならカセリーヌの米軍を援護できます。やりましょう」

加賀「わかりました。やりましょう」
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/17(土) 09:40:56.25 ID:S3XgsA0p0


提督(敵の大攻勢は残念ながら成功した。米軍を主力とした前線の部隊は大損害を被って撤退している。我々の大きな敗北となってしまった)

提督(多くの人員や装備を失った。だがその経験は米軍に重要な経験を積ませることとなった)

提督(米軍は今回の戦いにおいて明らかになった問題点の解決に全力を尽くしている。無能な指揮官を更迭し、優秀な者を新たに着任させた)

提督(そして問題のある指揮系統や編成を見直し、同盟国との連携も強化した。それには日本軍も含まれる)

提督(ガンビア・ベイを俺が保護し、身を挺して守ったことに加え、一航戦が前線で危機にさらされていた米軍地上部隊を救ったことが米軍の態度を軟化させたのだ)

提督(現在、連合国は新たな作戦を発動せんとしている。俺も治療を受けて無事に完治していた)

提督(そして今日、艦隊に配属される予定だった艦娘の最後の二人が無事に着任し、挨拶に来ていた)

大和「大和型戦艦、一番艦、大和。ただいま着任いたしました!!お久しぶりです、提督!!」

武蔵「フッ、相棒よ、随分待ったぞ。こうして再び貴様の元で戦う日をな」

提督「ようこそ西地中海艦隊へ、大和、武蔵。着任早々で申し訳ないが近日中に新たな作戦が発動される!!君たちの力には期待しているぞ?」

大和「お任せください!!この大和、必ずや提督の期待に応えて見せます!!」

武蔵「為すべきことを為せと命令してくれ。そうすれば斯くあるべしと実行してみせよう」

提督「その言葉ほど心強いものはないな。よし、これで全員が着任した。では早速艦隊の新設を祝い必勝を期して宴会を開くとしよう!!」



提督「……っ」

提督(朝……あれ、どこだここ?……ああ、俺のベッドか。昨晩は宴会だったが……一体いつ戻ってきたんだ……?というかなんで裸なんだ俺は?)

提督「……ん?」チラ

大和「すぅ……すぅ……んっ……ていとく……あいしてます……むにゃむにゃ……」

提督(俺の隣では何故か幸せそうな寝顔で安らかな寝息をたてている大和が居た。フリーズ。そして再起動)

提督「……!?」 サァッ

提督(恐る恐る布団を捲る。大和は全裸だった。その形の良い美乳も整えられた陰毛に彩られた秘所も丸見えだった)

提督(ついでに布団に残る情事の跡。おそらく破瓜の際にできたであろう血痕まで発見してしまう)

提督(呆然とした。何があったのか全く思い出せない。記憶がなくなる程酔ったのはいつぶりだろうか?俺は……)

↓×1〜3提督の行動
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 10:11:00.62 ID:KtlMOx9Co
大和を起こして事情を聞く
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 10:21:16.67 ID:dSJkM1v0o
何もできずに呆然としていると全裸の武蔵がやってくる
姉妹がかりで襲っても提督のモノには敵わなかったと頬を朱に染めながら満ち足りた笑顔で話す武蔵
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 10:22:26.04 ID:NGWT3rXpO
920
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 10:23:43.67 ID:5yJCPj6So
どどどどうしてこんな事になってしまったんだ……珍しくうろたえる提督。大和に本当に行為があったか確認しハーレム計画のことも話す
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/20(火) 10:50:39.84 ID:2IUdmfaa0
提督『……!!』

あきつ丸『んっ……あ、提督殿……おはようであります……///』

提督(かつて、俺が一人の少女を決定的に歪めてしまったときのことを思い出す。もう二度とするまいと誓ったのに、俺はまた……)

ガチャ

提督「!!」

武蔵「ん、ああ。起きたか、提督」

提督「武蔵……!?」

提督(ドアを開けて入ってきたのは武蔵だった。武蔵も服を着ていない。濡れた髪をバスタオルで拭きながら机の方へ歩いていき、椅子に腰かけ、眼鏡をかけた)

提督(嫌な予感がする。いや、もはや確信だった。急な雨だったとか何か特別な理由がない限り女が男の部屋でシャワーを浴びるということは、そういうことだ……)

提督「……俺は君とも?」

提督(俺の質問に武蔵はいやに妖艶な微笑みを浮かべると、しばらく俺の様子を観察して楽しんでいた。そして口を開く)

武蔵「ああ、すごかったぞ……///」

提督「!!」

提督(満たされた女の微笑みだった。失礼だが、俺は武蔵がそんな笑みを浮かべるところを今まで想像できなかった)

提督(俺への信頼。そして今までより深い愛情。さらに関係を持った相手へしか向けないであろう親しみと媚)

提督(武蔵も女なんだと思い知らされた。俺は大和と武蔵を抱いたのだろう。嬉しいと思ってしまった)

提督(我が海軍の精華である艦娘。その中でも花形である戦艦娘の中で最新鋭かつ最強の戦艦娘)

提督(大和と武蔵を俺の女にした。だが、それをはるかに上回る圧倒的な自己嫌悪。これでは俺の嫌いな下品な連中と一緒だ)

武蔵「……私たちを抱いたということが嬉しいが、酒の過ちでなどという自己嫌悪といったところか?」

提督「っ……なぜ分かる……?」

武蔵「見ればわかる」

提督(武蔵がじっと俺を見つめる。何もかもが見透かされているような錯覚を覚えた。蛇に睨まれた蛙のように動けなくなってしまう)

武蔵「……聞きたいか?昨晩何があったのか」

提督「……ああ」



提督『なんだこれは?』

加賀『ラム酒だそうです』

提督『これが?へぇ……初めて飲むな』

大和『私もです。へぇ……甘くて飲みやすいですね』

陽炎『海賊が飲んでるイメージなのよね、これ』

利根『映画で有名じゃな。あの月の光を浴びると骸骨になるやつじゃ。あれのおかげで英国ではラムが飛ぶように売れたとか』

阿賀野『ねえ知ってる?あのネルソン提督がトラファルガーで戦死した後、本国に帰るまで遺体を保存するために棺をラム酒で満たしていたらしいのよ。でもね……』

北上『実は棺を満たしていたのはラム酒じゃなくて本当はブランデーなんでしょ?この前イギリスの人に聞いたよ』

阿賀野『あー!!私が言おうとしていたんだから言わないでよぉ!!』

提督『そうなのか?ネルソンの血とも呼ばれているのに違ったのか……いや、それにしても飲みやすい』

赤城『本当ですね。口当たりがいいからさらっと飲めちゃう。もう一杯くださいな♪』

武蔵『そうだな。だが結構強い酒だ。飲みすぎるなよ』

提督『ああ、分かってるよ』
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/20(火) 10:54:27.04 ID:2IUdmfaa0


武蔵『あれほど言ったのだがな……』

大和『あれ?提督?大丈夫ですか?』

提督『ああ……大丈夫だ……』

加賀『んっ……すぅ……すぅ……』

赤城『あら、いつの間に……』



提督「思い……出した……そうだ……ラムだ……」

武蔵「文字通りの死屍累々だ。駆逐艦は全滅、軽巡はあれで飲める北上大井だけ。あとは利根と赤城と私たち姉妹だけが潰れなかった」



武蔵『これで駆逐艦と軽巡は運び終えたな。あとは提督だが』

大和『っ!!なら私が部屋へお連れします。提督はさすがに大人の男性ですから。私なら問題なく運べます』

利根『よし。では頼もう。吾輩は筑摩を連れて部屋へと戻ることにするぞ。おやすみじゃ』

北上『疲れた……じゃあ私たちも部屋に戻るね。おやすみ。行こ、大井っち』

大井『はい、北上さん。お先に失礼しますね。おやすみなさい』

赤城『では私は加賀を。おやすみなさい、皆さん』

武蔵『ああ、お休み』

大和『お休みなさい。武蔵、貴女も先に部屋に戻っていいわ』

武蔵『……そうか。分かった。お休み、大和』

大和『ええ、おやすみなさい』



武蔵「貴様も知っているだろうが、ああ見えて大和は割と子供っぽい。いろいろな意味でな。だからよからぬことを考えているだろうが、まあどうせと思っていた」

提督「大和が俺を……それで?そのまま大和が……?」

武蔵「いや、まさか。大和にそんなことする度胸や強さはないさ。……きっかけが無ければな。たとえるなら初心な男子といった感じだ」

提督「なん……だと……」



提督『……』

大和『えへへ……提督……』フニャ ジー

武蔵『……まったく。もう見てられん』

大和『っ!?む、武蔵……!?貴女どうして……!!』ビクゥ

武蔵『どうせこんな事だろうと思っていた。お前は変なところで頑なで強引なクセに、優柔不断だからな』

大和『なっ……!!』

武蔵『据え膳食わぬは何とやらは何も男だけではないだろう?好きなんだろう、提督が。こいつもお前を悪く思ってはいない』

大和『!!』

武蔵『そしてほら、据え膳だ。ならありがたくいただけ。こいつは男女の仲については上官として壁を作って我々と接している』

武蔵『だから数多の恋敵がいながら誰も手を付けずに居られていないのだろう。なら強引に女の方から壁を壊してしまうしかない』

大和『壁を壊すって……』

武蔵『良き大和撫子然としていても提督は手に入らないぞ。子供のような勘違いをいつまでもしているな。恋は戦争だ。するならどんな手を使ってでも勝て』

大和『っ……でも……』

武蔵『ああもう、面倒な……貴様は本当に子供だな、大和』

大和『っ!!姉に向かってなんてことを言うの、武蔵……!!』

武蔵『いつまでもそううじうじとしているとどうなるか。見せてやろう、大和。んっ……』

大和『なっ!!止めなさい!!』グイッ
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/20(火) 10:58:42.20 ID:2IUdmfaa0
武蔵『っ……断る。貴様はそうして寝顔を見てニヤニヤしていろ。私はこいつを頂く』

大和『ダメ!!提督は渡さない!!』

武蔵『口だけだろう?強引に奪い取ることもできないのに。それとも提督がお前を見るまで他の恋敵に提督を奪われないよう守り続けるか?』

大和『そ、それは……』

武蔵『不可能だな。四六時中一緒に居られない以上、それはできない。そもそも会うのが久しぶりだろう?』

大和『……』

武蔵『もう既に誰かのお手付きになっているかもな。例えばもしここにいるのがお前でなく……そうだな……金剛だったら?』

大和『!!』

武蔵『提督が我々の前で酔い潰れたのは初めてだ。あいつの積極性があればこんなチャンスを逃すわけない』

大和『……!!』

武蔵『翔鶴だったら?あいつは悪い奴ではないが、これに関しては私は羊の皮を被った狼だと見ている。こんな無防備な提督など簡単に平らげてしまうだろうな』

大和『っ……私だってしたいのよ……?でも……やっぱりこういう事は大事なことだし……ちゃんとお互いの想いを確認しないと……だから私、必死で我慢しているの』

武蔵『はぁ……もういい。分かった。こうするしかない』グイッ

提督『うぅ……』

大和『わぶっ!?っ!!む、武蔵……ダメ……!!』

武蔵『我慢できなくしてやる。ほら、どうだ?提督の……お前の好きな男の匂いは?』

大和『す、すごいぃ……こんなの……我慢できなくなっちゃうぅ……!!だから止めて……お願い……!!』

武蔵『我慢するな。本能に身を任せろ』

大和『武蔵……!!』



武蔵「抵抗もだんだんと弱くなっていってな。まあ、あいつ自身それを待ち望んでいたのもあるだろう」

武蔵「少ししたらあいつの鋼の理性も尊大な羞恥心も何もかも全部溶けきっていた。むしろ自分からお前に顔を押し付けて深呼吸していたよ」

提督「お前がそのきっかけを作ったわけか、武蔵……どうしてそんなことを……」

武蔵「……お前が死んだと思われていた時の大和を見ていたからな。あの時の大和は……見ていられなかった。まあ過ぎたことだ。気にするな」

提督「っ……」



大和『……貴女のせいよ、武蔵。私は頑張って我慢しようとしたのに、貴女が私を我慢できなくさせた……』ジッ

武蔵『やっとか』

大和『……部屋から出て行って』

武蔵『途中でヘタレるなよ』

大和『余計なお世話よ』ギロリ

武蔵『はっ、何を言うかと思えば。どの口で言っているんだ?まあいい』



提督「……大和を抱いた経緯は分かった。だがどうして俺は君とも?その話の流れからじゃ分からない」

武蔵「……その後、私は部屋に戻って普通に寝たんだが、夜中に目が覚めてしまってな。その時魔が差して貴様らの様子をつい見にいってしまったんだ」
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/20(火) 11:02:57.68 ID:2IUdmfaa0


武蔵『防音か……声も音もしないな……もう終わって寝ているだろうか……?』スッ キィ

大和『いぐっ!!いぐっ!!いぐぅっ!!ていとくっ!!いっちゃうぅっ!!あぁ!!あぁああああああああ!!』ビクンビクン

提督『っ……ふっ……!!』ズッチュズッチュズッチュズッチュ

武蔵『!!』



武蔵「扉を開けた瞬間、むわっと熱と男女のまぐわいの匂いが漏れてきてな。大和があんな風に下品に喘ぐとは思っていなかった」

武蔵「恥ずかしながら圧倒されてしまうほどだった。まず私の視界に飛び込んできたのは貴様の背中と尻だ」

武蔵「いい体をしているな。筋肉質で引き締まった良い背中と尻だった。そしてそんなお前に組み敷かれている我が姉、大和は尻と足しか見えなかったぞ」

武蔵「足が痙攣していてな。達していただろうにかわいそうに。お前は腰を止めなかった。上からのしかかって腰を打ちつけ続けていた」



提督『っ……大和……!!大和!!』バチュン ビュルルルルルル

大和『んはぁああああああああああ!!あぁ……んはぁ……』

提督『っ……』ズルッ

大和『あ……あへぇ……』グッタリ ビクッ ビクッ ドロリ

武蔵『……!!』



武蔵「姉のあんなだらしない顔を見たくはなかったな。蕩けきっていた。虚ろな目に、半開きの口。唾液が垂れているのも気にせず半笑いを浮かべていたんだ」

武蔵「それほどなのかと驚愕した。子供っぽいが下品ではないはずの大和が、あんな下品な喘ぎや嬌声をあげて、あんな下品な表情を浮かべる程かと」



提督『っ……武蔵……』チラッ

武蔵『っ』ビクッ

提督『来い』

武蔵『……ははっ、いいだろう、相棒。私もお前のことは憎からず思っている。相手をしてやろうじゃないか』ニタァ



提督「……」

武蔵「私自身も望んでいたこともある。それに酒が入っていたからな。それとも貴様と大和の交わりにあてられたのかもしれない」

武蔵「情熱的なキスだった。初めてなのにあんな風に貪られて……その時点でもう完璧に圧倒されてしまった。あとは蹂躙だ」
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/20(火) 11:08:33.64 ID:2IUdmfaa0


武蔵『ま、待て……!!あぁ!!そ、そんな風に……っ……触るな……ぁ……!!提督……ダメだ……!!』

提督『……』ツプッ クチュクチュ モミモミ

武蔵『あんっ……!!や、中に指を入れるな……!!んはっ!!そこを撫でるな!!あっダメだ弄るなそこは!!やぁ!!乳首を咥えるな!!っ!!吸うなぁ!!あぁん!!』



武蔵「自分が女だと思い知らされたよ。何度イかされたか分からん。快楽を徹底的に刻み込まれてしまった」

武蔵「何度もやめろと懇願する私を無視してこの体を余すことなく味わい、支配したんだぞ貴様は」

武蔵「その時点で体の方はもうすっかりできあがってしまっていたんだが、いかんせん初めてでな。心がついてこなかった」



武蔵『はぁ……はぁ……無理だ……こんなの……っ……』ズリズリズリ

提督『……』ガシッ

武蔵『っ!!提督……待て、止めろ!!無理だ!!待ってくれ!!』

提督『……』スッ ピトッ

武蔵『……!!分かった!!私の負けだ!!降参する!!だから』

提督『……!!』グッ ブツン

武蔵『っぁ……はぁ……!!』ヌプン ビクン



武蔵「這いつくばって逃げようとしたところでそのまま後ろからのしかかられてな。抵抗しようにも体力がなかった」

武蔵「そのまま後ろから散らされてな。一気に一番奥まで貫かれた。そして何度も何度も突かれた」

武蔵「私のここが貴様の形に拡張されて、ああ、私の体はこうされるためにあったのだと本能的に理解させられてしまった」

武蔵「貴様に……男に組み伏せられて、入れられて、突かれて……ああ、これが女ということなのかと分かったよ」



提督『武蔵……出すぞ……!!』

武蔵『っ!!だ、出すのか!?ふあっ!!私の中に!?くぁっ!!あぁ!!は、激しい……提督……!!』

提督『あぁ……出る、出る出る!!武蔵!!』バチュン ビュル ビュルルルルルル

武蔵『んふっ!!あぁ……で、出てる……!!熱いのが……私の中に……提督のが……すごい出てる……!!』ビクン ゾクゾクゾク

提督『っ……ふぅ……』

武蔵『っ……はぁ……はぁ……』

提督『まだだ……まだ足りない……』 ギンギン

武蔵『!?』
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/20(火) 11:10:14.79 ID:2IUdmfaa0


武蔵「絶倫ってやつだろうな。お前は出しても全然萎えなかった。そのまま抜かずにまた腰を振り始めた時はもうダメだと思ったぞ」

武蔵「結局、私も大和のようになっていたんだろうな。たぶん気絶した。気がついたらお前の隣で目が覚めた。これが、昨晩あったことだ」

提督「分かった。……武蔵、君と大和に話さなくてはいけないことがある」

武蔵「だろうな」

提督「!!」

武蔵「お前の様子を見れば分かる。嬉しさと自己嫌悪以外にも何か覚悟のようなものを感じた。……何かあるのだろう?」

提督「……ああ」

武蔵「……浮気させてしまったか?」

提督(武蔵の表情を曇らせているのは後悔だろうか?目を逸らし、少し俯きながらそう呟く。酒が抜けたのだろう。責任を感じさせてしまっているようだ)

提督「いや、違う。大和が起きたら全部話すよ」

武蔵「……分かった」



大和「ん……」モゾモゾ

武蔵「起きたか、大和。おはよう」

大和「んー……武蔵?あれ、提督?えっ?な、何で……!?あっ……そうだ……提督……おはようございます」

提督「おはよう、大和。昨晩のことを覚えているか?」

大和「……はい、覚えています。もちろんです」

提督「そうか、よかった。それについて君と武蔵に話さなくてはいけないことがある。だがその前に目を覚ましてもらわなくてはな。シャワーを浴びてくるか?」

大和「は、話さなくてはいけないこと、ですか……わかりました。大丈夫です。話してください」

↓×1〜3 例の話に対する大和と武蔵の反応
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/11/20(火) 11:42:31.67 ID:qIR57Xi1O
大和
提督の女性遍歴に抱いていたイメージが崩れちょっとショックを受けているようだが
先程武蔵に言われた「恋は戦争」という言葉を噛みしめ、あくまで実力で提督の一番になることを決意する

武蔵
面食いに見えて、その実とんでもないスケコマシだったか!と大爆笑
だが貴様はそれに値する男だ、とあっさり容認
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 12:27:14.38 ID:eTU6cviDo
覚悟はしていた、これからも姉妹共々添い遂げるつもり
もう艦娘全員と関係をもってしまえ!とウキウキする武蔵
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 12:33:59.19 ID:Nk0i1PFuO
好ましくはないが酔ったところを襲った弱味があるし、何より提督が好きなのでしぶしぶ受け入れる
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/20(火) 15:09:35.52 ID:2IUdmfaa0
提督「……以上が、俺の全てだ。俺は想いを拒絶したくない。普通じゃない。倫理に反した行いだろう。なんて罵られようともしかたがない」

提督「だが、それが俺の信念と覚悟だ。そんな俺の真実を知ってなお俺のことを愛し、受け入れてくれるなら必ず責任はとってみせる」

大和「そうだったんですか……」

提督(大和が複雑な表情でそう呟く。ちらりと俺を見るその栗色の目に込められているのは失望だった。俺は自分を偽らない。堂々と肯定する)

提督「ああ、そうだ」

武蔵「ふふっ……あはははははははは!!」

「「!?」」

提督(突然、武蔵が豪快に笑い始めた。驚いてしまう。大和もぎょっとして武蔵を見ていた。しばらく笑い続けた武蔵はとても楽しそうな笑顔で俺を見る)

武蔵「まさかそんな事になっていたとはな。痛快じゃないか。年齢問わず美人とみれば手を出す最低最悪な面食いナンパ野郎かと思ったが」

武蔵「そんな女殺しなセリフを吐くとは!!たしかに提督にそう言われたら堕ちてしまいたくなる。貴様はとんだスケコマシというやつだな、きっと」

武蔵「だが、それだけの魅力が貴様にあるのだろう。提督、それを知ってなお貴様を愛する女がそれほどいるのは貴様がそれに値する男だからだ」

提督(武蔵が艶のある声音でそう俺に囁く。その表情も蠱惑的で、慣れ親しんだ武人の顔ではなくつい昨日まで知らなかった女の顔を見せていた)

提督「ありがたい称賛だ、武蔵。俺はそんな彼女たちの想いに報いて見せる」

大和「……」

武蔵「私は受け入れるよ、提督。この武蔵は今から貴様のものだ。心も体も貴様がそうである限り、私は提督に全てをささげよう」

提督(武蔵は窓の外に上る朝日の方を向きつつ俺に流し目を向けるとにやりと笑った。そして確かにそう言う)

提督「武蔵……ありがとう」

提督(あの武蔵が俺のモノになった。武蔵がこれを受け入れるとは思っていなかった。昂る。高潔な武人に全てを俺に捧げるとまで言わせたのだ!!そうなって当然だろう)

武蔵「それで、お前はどうなんだ?大和」

大和「っ」

提督(武蔵に話を向けられた大和は俯いて悩んでいた。だが、覚悟を決めたように顔をあげると俺をじっと見つめる)

大和「正直、提督の女性遍歴にはショックを受けました。あきつ丸さんのことはもちろん、勝利のためとはいえ深海棲艦と……」

大和「潔癖であってほしかったです……でも、恋は戦争。今ならその言葉を理解できます。響ちゃんが強引に迫ったのもきっとこれは戦争だからなんでしょうね」

提督(どこか憂いを帯びた表情で窓からどこか遠くを見つめる大和。差し込む朝日の光に照らされて絵画のような美しさを纏っていた)

大和「私も受け入れます、提督。ただし、覚悟してください。私は提督の一番を目指します。油断すると他の子をみんな捨ててでも私を選ぶくらいに魅了しちゃいますからね?」

提督(そして再び俺を見ると挑発的な表情でそう宣言してくる。帝国海軍で一番人気の艦娘、大和にそう言われる日が来るとは思っていなかった)

提督(手の届かない存在だと諦めつつも誰もがこの子を隣に侍らせることを夢見るだろう。そんな子が俺のモノになった……!!胸が熱くなる)

提督「ありがとう、大和。俺も君を俺のことしか考えられなくしてみせる」
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/20(火) 15:11:53.68 ID:2IUdmfaa0
提督「ついに新たな攻勢作戦が発動される。君たちの任務は戦闘機が不足している米海軍攻撃隊の護衛だ。帝国海軍の威信にかけて米軍機を守り通せ」

赤城&加賀「「了解しました」」



イントレピット「OK, じゃあ0615にランデブーポイントで合流すると言うことでよろしくね」

赤城「What?0615ですか?それじゃあ明るくなってから暫く経ちますよ?もっと早くに出撃するべきではありませんか?」

イントレピッド「Huh?Are you serious(本気)?0615で明るくなってしばらく経つって……まだ暗いぐらいよ……さすがあの帝国海軍ね」

赤城「そ、そうですか……いえ、問題ありません。では0615にランデブーポイントで合流しましょう。よろしくお願いしますね」

イントレピッド「ええ、こちらこそよろしくね。……Japどもはみんなあんな化け物なのかしら」ボソリ



加賀「0615……遅すぎると思うのだけれど。日の出のあとじゃない」

赤城「ええ、私もそう思います。でも、アメリカの方々がそれより前は暗すぎると……どうやら練度の差は大きいみたいね」

加賀「そうみたい。確かあの子たちは私たちが相手をしていたベテランじゃなくて新兵でしょう?」

赤城「確かに彼女たちに比べれば経験は浅いでしょうけど、それでも一応は深海棲艦と戦っていたころから戦っていて経験豊富なはずよ」

加賀「……思ったより、アメリカ人たちは大したことないのかもしれないわね。強いのは一部だけで」



イントレピッド「日本人たちの強さは知っているつもりだけれど、あんな連中に私の大切なあなた達を預けるのは不安だわ」

TBF妖精「!!」

イントレピッド「信じろって?貴方たちは純粋ね。いいわ、信じてみてあげる。あの卑怯者たちを。……この戦争を一刻も早く終わらせるために頑張りましょ」

TBF妖精「♪」



イントレピッド「WTF!?な、何でランデブーポイントにゼロが居ないの!?Japどもはどこに行ったの!?」

アメリカ海軍空母娘「I, I don`t know(分かりません)!!時間も場所も合っています!!居るはずなんです!!」

アメリカ海軍空母娘「ど、どうする?まさか護衛なしで行くの……?そんなことしたら……」

イントレピッド「っ……作戦はもう始まってる……!!ここで航空支援がないと攻勢はうまくいかない……!!」

アメリカ海軍空母娘「っ……無線封鎖さえしてなければ……!!」

イントレピッド「行くしかないわ……お願い……どうか無事に帰ってきて……」
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/20(火) 15:24:41.05 ID:2IUdmfaa0


赤城「いない……?何故……」

加賀「時間も場所も合っているはずです。米軍機はどこにいるの?」

赤城「合流に失敗した場合でも作戦は強行されるわ。攻撃地点へ向かいましょう。ただ、編隊をもっと広げて。米軍機がどこかにいるかも」

加賀「わかりました」



提督「……」

提督(攻勢自体はうまくいっている。だが我が軍と米英仏軍との連携に問題が生じていた。原因はサマータイムとやらだ)

提督(米英では夏の間、1時間ほど時計を進めるサマータイムというものを実施しているらしい。仏軍は知っていたが、我々はそれを知らなかった)

提督(つまり我々日本軍と米英軍との間には一時間の時差ができていたのだ。それに誰も気が付かなかった)

提督「米海軍の攻撃隊が全滅か……」

提督(その結果がこれだった。合流に失敗し、護衛戦闘機のいない状態で攻撃に向かったTBFの編隊はルフトヴァッフェに全滅させられた)

提督(半数が攻撃前に撃墜され、残りも攻撃後に撃墜されたらしい。全機が未帰還となってしまった)

提督「俺の責任だな……」



バンッ

「「「「!?」」」」

イントレピッド「はぁー……!!はぁー……!!」 ボロボロ

赤城「い、イントレピッドさん……この度は」

イントレピッド「Shut up!!You fucking Jap!!お前たちのせいで私の子たちは誰も戻ってこなかった……!!」キッ

イントレピッド「深海棲艦と戦ってた頃からずっと一緒だったのに……みんな死んでしまった……お前たちのせいだ!!」ギロリ

帝国海軍の控室に艦載機たちをすべて失ったアメリカの空母娘たちが乗り込んできた。涙を流しつつ鬼の形相で殺意と憎悪を込めて睨みつけてくる。
同じ空母娘として彼女たちの悲しみと怒りは痛いほどに理解できる。もしアメリカ人のせいで大切な九七艦攻や九九艦爆が全滅したら……
↓×1〜3 一航戦の反応
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 15:34:58.34 ID:5MCw9AI0o
やってしまった……0615時の会話の時点でお互いの齟齬に気付くべきだった……コミュニケーション不足から意志疎通がうまく行っていなかった……申し訳なくてとにかく平謝りの赤城と加賀
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 17:31:43.77 ID:pKPZHlcJO
両者しどろもどろになりながら釈明するが、逆にイントレピッドの怒りに油を注ぐ形となってしまったので次第に口数が少なくなっていく
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 17:47:44.06 ID:JTwFcKCRO
平身低頭で謝る
サマータイム制度を知らなかったことはきちんと伝える
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/21(水) 13:07:57.04 ID:lA5sCFpr0
赤城「っ……本当にごめんなさい……忸怩たる思いです……」

加賀「申し訳ないわ……どうやって償えばいいのか……」

イントレピッド「何で来なかったの!?何で!?お前たちはあのアカギとカガでしょ!?憎い敵だけど実力は認めてるわ!!」

イントレピッド「そんなお前たちがどうして合流に失敗したのよ!?答えなさい!!納得のいく説明をしろ!!」

赤城「し、知らなかったんです……サマータイムという制度を……」

加賀「私たち帝国海軍には無い制度なの……ごめんなさい……」

アメリカ海軍空母娘「ふざけるな!!知るかそんな事!!」

アメリカ海軍空母娘「返して!!あの子たちを返してよ!!」

アメリカ海軍空母娘「わざとやったんじゃないの!?卑劣なJapがいかにもやりそうなことじゃない!!」

赤城「っ!!ち、違います!!一航戦の誇りに誓っ」

イントレピッド「黙れ!!何がイッコウセンの誇りよ!!Pearl Harborで騙し討ちしたくせに!!お前たちに誇りなんてあるわけない!!」

加賀「本当に違うわ……わざとじゃない……!!」

アメリカ海軍空母娘「嘘ね!!合衆国の戦力を削れるだけ削っておこうって目論見に違いないわ!!こんな連中、信じるんじゃなかった!!」

赤城「っ……」ウルッ

加賀「……!!」フルフルフル

イントレピッド「っ!!何泣いてるのよ……!!私たちは大切なあの子たちを皆喪って……!!お前たちは何も喪っていないじゃない!!」

イントレピッド「そんなお前たちに泣く資格なんかない!!これはあの子たちの仇討ちだ!!死になさい!!」スッ チャキッ

赤城「っ!!」

加賀「っ!?赤城さん!!」バッ

バンッ
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/21(水) 13:11:18.36 ID:lA5sCFpr0


イントレピッド「……!!」

提督「……」

赤城「……」フラフラ ズルズル

加賀「て、提督……!!」

提督(確か、イントレピッドと言ったか。俺は間一髪のところで彼女の腕を掴んで銃口を明後日の方向へ向けさせることに成功した)

提督(赤城は放心状態で後ずさり、壁にもたれかかるとそのまま座り込んでしまった。目を見開いて虚空を見つめている)

提督(赤城を庇うように前に踏み出していた加賀がかすれた声で俺を呼ぶ。赤城よりましだが、似たような状態だ)

提督(上を向いたイントレピッドの手に握られたコルト・ガバメントの銃口からは硝煙が一筋立ち上っている)

提督(彼女と一緒に居たアメリカの空母娘たちが絶句していた。だが、何より発砲した彼女自身が一番驚いているようだった)

提督(ついかっとなって衝動的に撃ってしまったのだろう。彼女が喪ってしまったものを考えれば仕方のないことだ)

提督(だからかもう少しで加賀と赤城が撃たれるところだったというのにイントレピッドへの怒りや憤りを感じなかった。あるのはただ己に対する激情だ)

提督「……すまなかった。今回の件は赤城と加賀には何の責任もない。指揮官たる私の責任だ」

提督「だから責めるのなら俺を責めてくれ。どう謝罪しても償いきれるものではないが、俺にできることならなんでもする。どうされたって構わない」

提督(俺の言葉にイントレピッドは震える手で銃を下げる。ゆっくりと俺を向いた。赤くなった目からは涙がとめどなく溢れ続けている)

イントレピッド「貴方に何ができるって言うの……?どうしたってあの子たちは戻ってこない……こないのよ……うぅ……うぅうううう……!!」ペタン

提督(ぺたんとその場に力なく頽れそうになったイントレピッドを支えてゆっくりと座らせる。イントレピッドは顔を覆って押し殺した泣き声を漏らした)

赤城「違うんです……私が……私が違和感をちゃんと疑問にして聞いていれば……私のせいなんです……私の……っ……ごめん……なさい……」ボロボロボロ

加賀「っ……」ツゥー

提督(赤城が震える声でそう呟く。顔をくしゃりと歪めて涙が零れた。自責の念に押しつぶされている)

提督(そして俯き、歯を食いしばり拳を握りしめている加賀の目からも涙が流れていた。後悔の余りか体が震えている)

提督「っ……!!」ギリッ

提督(俺も、平静を保てなかった。歯が砕けんばかりに噛み締め、眉間に皺を寄せてしまう。アメリカの空母娘たちに大切な艦載機たちを喪わせてしまった)

提督(そして加賀と赤城の二人をこれほどに追い詰めてしまったのだ……何たる様か……殺したいほどに愚かな無能だ……!!)

提督(……その後、俺は銃声を聞いて駆けつけてきた日米の憲兵や士官に事情を説明した。合衆国海軍の空母娘たちはアメリカ軍の憲兵や士官たちに連れられて行った)

提督(そして赤城と加賀は医務室へと移動することになった。精神的に追い詰められ、休養が必要だからだ)

提督(加賀と赤城と一緒にいてやりたかった。だが、俺にはまだやるべきことがある。作戦は続いているのだ)

提督(俺の報告を受けた大本営は俺に対する処分を検討しているだろう。しかし現時点で俺は艦隊の指揮官を解任されてはいないからな)
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/21(水) 13:14:51.22 ID:lA5sCFpr0


ヴィシー・フランス海軍司令官「Merci d’être venu. 知っての通り連合国が現在我が国の植民地である北西アフリカを進撃中だ」

ヴィシー・フランス海軍司令官「アメリカの加わった連合国に対して枢軸国は圧倒的劣勢に立たされている」

ヴィシー・フランス海軍司令官「そして東でも枢軸国はソ連に対して劣勢だ。もはや敗戦は時間の問題だろう」

ヴィシー・フランス海軍司令官「フランスはその時敗戦国であってはならない。よって我々は自由フランス軍と合流することを決定した」

ヴィシー・フランス海軍司令官「君たちにもすぐに発ってもらう。ドイツ人が黙ってはいないだろうからな」

リシュリュー「……今や私たちが裏切り者ってわけね。自由フランスのフランス人たちは私たちを赦すかしら?」

ヴィシー・フランス海軍司令官「水面下で交渉は進んでいる。同じフランス人だ。それとも、残ってドイツと共に滅びるか?」

リシュリュー「Pas question. 分かった。艦隊はこれより自由フランスと合流するわ。貴方はどうするの?」

ヴィシー・フランス海軍司令官「言わなくても分かるだろう。Vive la France(フランス万歳)!!さあ行け、リシュリュー。Adieu(さよならだ)」

リシュリュー「……Vive la France. Adieu(フランス万歳。さようなら)」



テスト(交渉の結果、北西アフリカにいたヴィシー政府の軍がヴィシー政府から離反して連合国と停戦した)

テスト(それにはもちろん海軍も含まれていた。もともとアフリカにいた子たちに加えてトゥーロンから逃げてきた子たち。生き残っている艦娘全員だ)

テスト(私たち自由フランス海軍の艦娘は彼女たちヴィシー海軍の子たちの武装解除を担当することになっている)

テスト(けれども、私達のヴィシーの子たちに対する心証は最悪だった。もともと、なぜ自由フランスに加わらなかったのかという不満があった)

テスト(それに加えてこちらの提督がヴィシー海軍の攻撃で戦死したことが、もはや私達にとって彼女たちが完璧な裏切り者であるという認識を確固たるものにしていた)

リシュリュー「……」

テスト「っ!!リシュリュー……!!」

リシュリュー「テスト……Ça fait longtemps(久しぶりね)……」ジッ

テスト「っ……」ダジッ

テスト(会う前は罵ってやろうと思った。でも、直接会ったら……リシュリューの疲れ切った顔を見たら……私は……)

自由フランス海軍艦娘「裏切り者どもめ、武器を捨てなさい!!」キッ

自由フランス海軍艦娘「手を上げて跪け!!このフランスの汚点!!恥さらしども!!早くしろ!!」ギロリ

リシュリュー「っ……」

ヴィシー・フランス海軍艦娘「そ、そんな言い方……!!私達は降伏したわけじゃないわ!!上官からの指示に従っただけよ!!」ギリッ

ヴィシー・フランス海軍艦娘「そうですよ!!それに、私達だってこれからドイツ人たちと戦うために自由フランスと合流するのに!!」キッ
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/21(水) 13:17:53.13 ID:lA5sCFpr0
自由フランス海軍艦娘「何が『合流するのに!!』よ!!ドイツ人どもに尻尾振って股開いてた娼婦なんて、仲間でも何でもないわ!!」

自由フランス海軍艦娘「今すぐ指示に従って……さもないと、殺す……!!」

ヴィシー・フランス海軍艦娘「っ……!!」

ヴィシー・フランス海軍艦娘「やるって言うのなら、やってやりますわよ……!?」

テスト「……!!」

テスト(でも大部分のヴィシー側の連中を赦せない皆が敵対的に振舞う。武器を構えて、一触即発の状況だった)

テスト(私には、あの人が……『提督』が居た。けれど他の子の多くは戦死した自由フランス海軍を率いていた提督が好きだった)

テスト(本国を失い、どうするべきか分からなかった私達をまとめ上げて率いてくれた彼に惹かれていた)

テスト(その彼が、ヴィシーの裏切り者に殺された。皆の怒りは『提督』が死んだと聞かされた時の私のことを思い出せば、手に取るように理解できる)

テスト(それに加えて私自身もヴィシーの連中を快く思っていない。私は……静観することにした。復讐に加わりはしない)

テスト(でも皆を止めもしない。ただ見ているだけにする。私の心情的に、そうすることしかできなかった)

自由フランス海軍艦娘「こいつら指示に従わない!!攻撃準備!!」スチャッ

自由フランス海軍艦娘「ハチの巣にしてやる!!覚悟しろ」スチャッ

テスト「っ!?」

ヴィシー・フランス海軍艦娘「こうなったらもう仕方ないわ!!」スチャッ

ヴィシー海軍艦娘「貴女たちが先に始めたのよ!!」スチャッ

テスト「っ!!」

テスト(けど、さすがにここまでするのは想定外……!!せいぜい殴る蹴るぐらいだと思っていたけど……甘かった!!)

テスト「まっ」

リシュリュー「止めなさい!!」

ヴィシー・フランス海軍艦娘「っ!?リ、リシュリュー!?」

ヴィシー・フランス海軍艦娘「でも、こいつらは!!」

リシュリュー「皆、武器を捨てて。あちらの指示に従って」

「「「「……Entendu(了解)」」」」
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/21(水) 13:21:11.54 ID:lA5sCFpr0
テスト(リシュリューの指示に、不承不承ながらもヴィシーの連中が武器を捨てる。そして手を上げて跪いた)

自由フランス海軍艦娘「ちっ……最初からそうしていればいいのよ……!!」

自由フランス海軍艦娘「よし、撮ったわ!!新聞社に売ればいくらになるかしら?」パシャッ

自由フランス海軍艦娘「拘束しろ!!」

テスト(すぐに皆がヴィシーの連中を捕まえる。後ろ手に縛って足枷をした。これで満足に動けなくなる)

自由フランス海軍艦娘「はっ!!今からお前たち尻軽女に代償を支払わさせてやろう……!!」スッ

自由フランス海軍艦娘「ふふふっ、お楽しみの時間ね。安心して、ドイツ人よりはお前たちを楽しませてあげる」スッ

リシュリュー「っ!?な、何をするつもり?」

テスト(ヴィシーの連中を捕まえて逃げられないように拘束した皆は、もともと計画していた報復を始めようとした)

テスト(ナイフやハサミ、ペンをとりだし、嗜虐的な笑みを浮かべて近寄る皆を見たヴィシーの連中が警戒と不安を露わにする)

リシュリュー「答えなさい!!何をするつもりなの!?」

自由フランス海軍艦娘「ドイツ人受けするようにお前たちを化粧してさしあげます。髪を剃って、ハーケンクロイツを書いてあげましょう」

ヴィシー・フランス海軍艦娘「「「「っ!!」」」」ザワッ

リシュリュー「Non!!止めて!!近寄らないで!!」グッ

自由フランス海軍艦娘「止まれ!!抵抗するな!!」ガシッ

テスト(リシュリューの言葉をきっかけにヴィシーの連中が抵抗しようとする。けれど満足に動けない奴らはすぐに鎮圧された)

自由フランス海軍艦娘「さて、お前からだリシュリュー……!!泣いて喜べ、Putain(娼婦め)!!」スッ

リシュリュー「っ……!!止めて!!」ゾゾゾッ ジタバタ

自由フランス海軍艦娘「暴れるな!!死なない程度に痛めつけるぞ!?」

自由フランス海軍艦娘「もうやっちゃえ!!」ドゴッ バキッ

リシュリュー「うぐっ……!!かはっ!!あぅ!!」

テスト(リシュリューがリンチされる。容赦ない暴力にリシュリューはなすすべもなく抵抗する力を失ないボロ雑巾のようになって横たわった)

自由フランス海軍艦娘「ふん、やっとおとなしくなったか。準備はできてるな?始めよう」

テスト(そこを無理矢理起こされて、頭を下げさせられた。その髪の毛が束ねられ、切りやすいように引っ張られる)

リシュリュー「ぅ……私達は……司令部の命令に従っただけなのに……!!講和の時だって、そう命令されたから私達はメルス・エル・ケビールに移動した……!!」

リシュリュー「貴方たちこそ司令部の命令に逆らって脱走した裏切り者じゃない……!!フランスから背を向けて逃げた!!」

自由フランス海軍艦娘「「「「!!」」」」ピクッ
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/21(水) 13:33:48.59 ID:lA5sCFpr0
リシュリュー「あそこやダカールでイギリス人と戦ったのも!!そして今日、あなた達に合流したのも!!」

リシュリュー「全部司令部の……!!伝統ある我がフランス海軍の命令だった!!私達は一度もフランスに背いていない!!」

リシュリュー「あなた達こそイギリス人やアメリカ人、日本人に尻尾を振って股を開いた売女でしょ!?自由フランス!?そんなの、知らない!!」

リシュリュー「一部が脱走して勝手に作った、正統性も何も無いただの自称フランスよ!!」

自由フランス海軍艦娘「黙れ!!」ドカッ

リシュリュー「うぐっ!!」ドサッ

テスト(蹴り飛ばされたリシュリューが倒れる。掴まれていた髪の毛がごっそりと抜けた。リシュリューが痛みに呻く)

自由フランス海軍艦娘「ペンで勘弁してやろうと思っていたけど、お前にはこれで彫り込んでやるわ。一生残る傷跡として、ハーケンクロイツを」ギラリ

テスト「っ!!さ、さすがにそれは……!!」

テスト(……つい、声を出してしまった。皆の目が私を捕らえる。背筋が凍った。けど、そこまでするのはやりすぎている)

自由フランス海軍艦娘「何よテスト、こいつらの肩を持つの!?」

テスト「っ……そ、そう言う訳じゃ……確かにリシュリューの言い訳は聞き難く、まるで的を得ていない見当はずれの言いがかりです」

テスト「私もリシュリューの罵りにはらわたが煮えくり返る思いですよ!!けど、さすがにそれはやりすぎです」

自由フランス海軍艦娘「むしろこれぐらいで済むことを感謝するべきだ、この娼婦は。テスト、邪魔するな」ガシッ

テスト「っ!?」

自由フランス海軍艦娘「やれ!!刻み付けろ!!」

自由フランス海軍艦娘「任せて。さあ、報いを受けなさい……!!」スッ

リシュリュー「っ……!!いやぁああああああ!!」

提督「待て!!何をしているんだ!?」

偶然騒ぎに気が付き現場へ走るとナイフを持った自由フランスの艦娘の前に跪かされたリシュリューが悲鳴を上げている場面に出くわした
しかもよく見ると武装解除されたうえで手足を拘束されているうえ、明らかに暴行された痕もある
↓×1〜3 提督の行動
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 13:51:05.57 ID:T62I19aWo
何をしている!一人によってたかって!これが自由フランスのやり方か!?立場は違えど同じフランス人同士だろう!リシュリューをかばって助け起こしながら自由フランス軍の艦娘たちに一喝する提督
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/11/21(水) 14:31:55.59 ID:pClsh3sLO
いくらなんでもやりすぎだ!と体を張って止める
弾みでナイフが刺さるが止まらない
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 15:03:50.25 ID:swhjVGHVO
彼女の肩を持つわけではないが、不当なリンチは許されることではない
もし彼女に石を投げていい人間がいるとすれば、それは罪を犯していない人間だけだ
と、ナイフを持つ艦娘の手首を掴みながら説く




947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/22(木) 02:14:23.48 ID:BPGDm4km0
「「「「!!」」」」

テスト「提督……!!」

リシュリュー「だ、誰……日本人……?」

提督(気が付いたのは偶然だった。移動中に何か騒ぎが起きている。このタイミングで、手遅れになる前に気が付けたのは運が良かった)

提督「私は帝国海軍所属の提督である。友軍としてこの事態を捨ておくことはできない。答えてもらおう、何をしている?」

「「「「……」」」」

提督(気まずそうな表情で目を逸らされる。一方のヴィシー・フランス側は縋る様に俺を見てきた)

提督「……コマンダン・テスト。答えてもらえるか?」

テスト「っ……」

提督(俺に名指しされたテストは恐る恐る俺を向く。動揺していた。口を開いたが言葉が出てこない)

提督「何をしているんだこれは?連絡があったから知っているが、彼女たちはヴィシーの子たちではないか」

提督「君たち自由フランスと合流して戦うのだろう?そんな彼女たちに向かって君は何をしているんだ?」

テスト「そ、それは……その……報復を……っ。この子たちのせいでフランスがあんなことに……私たちはまだ戦えたのに……!!」ギリッ

提督(言葉にしてその時の無念と彼女たちに対する怒りを思い出したのだろう。歯を食いしばり開き直ったかのように俺を睨みつけてくる)

提督「……ほう」

テスト「っ!!いや、だからって私はいくら何でもそれはやりすぎだって思」ハッ

自由フランス海軍艦娘「そうよ!!テストの言う通りだわ!!こいつらは卑劣な反逆者よ!!こうされて当然!!」

自由フランス海軍艦娘「これはフランスの問題です!!いくら貴方とは言え日本人に干渉されるいわれはありません!!退いてください!!」グイッ

提督(俺の失望を込めた眼差しにテストがハッと目を見開き、次いでやってしまったと言う表情を浮かべた。いつかのウォースパイトを思い出す)

提督(その後何か言っていたが、しかし周りの自由フランス海軍の艦娘たちの怒声で聞こえなかった。彼女たちが無理やり俺を排除しようとする)

提督「やめろ!!落ち着け!!いくらなんでもこれはやりすぎだ!!ナイフで何をしようとしている!!」

テスト「ま、待って!!止めて!!」グイッ

自由フランス海軍艦娘「邪魔するな!!これはフランスの問題だ!!」グイッ ザクッ

提督「いっ!?」ズキン

「「「「!!」」」」

テスト「て、提督!?」

提督(腕に走る激痛。そして滴る血液。体を張って止めようとした俺に、どうやらはずみでナイフが刺さったようだった。水をうったように静かになる)

自由フランス海軍艦娘「ち、違う……わざとじゃない……」カラン

テスト「提督!!」タッ

提督「止まれ!!」キッ

提督(俺を刺した子が震える声でそう呟き、ナイフを落とす。テストが駆け寄ってこようとしていた。俺は鋭く言い放つ)

テスト「っ!?」ビクッ

提督(俺の拒絶にテストが驚愕の面持ちを浮かべて硬直した。俺は自由フランスの子たちを冷たい目で見まわす)

提督「たしかにフランスの問題について俺が干渉する謂れはない。だが同盟国の軍の階級が上の者として私刑を容認することはできない!!」

「「「「っ!!」」」」

テスト「……っ」キュッ

リシュリュー「……!!」

提督「ひとまずヴィシーから来た諸君は我々大日本帝国が保護する。……君たちの気持ちもわかる」

提督「この子にたちには申し訳ないが、特別に見なかったことにする。俺のケガも気にするな。だから頭を冷やしてから来い。解散!!」
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/22(木) 02:20:05.33 ID:BPGDm4km0
テスト「……」トボトボ

提督(そう一方的に言って反論を赦さずに会話を打ち切る。胸の前で手を握って何か言いたそうにしていたテストはしかし、辛そうに俯くと何も言わずに去っていった)

提督(俺はヴィシーの一番痛めつけられていた、おそらく旗艦であろう子に向き直る。痛みに耐えつつ苦笑を浮かべた)

提督「Bonjour, 私は大日本帝国海軍の提督だ。Enchanté(初めまして). 勝手なことをして申し訳ないが、聞いた通りだ」

提督「このような仕打ちを受けて憤然たる思いだろうが、私のこの傷に免じてどうか彼女たちを赦してやって欲しい」

リシュリュー「そ、そんなことより……腕が……」

提督「これぐらい平気さ。それより君の方だ。大丈夫かい?すぐに解放する。君の名前は?」

リシュリュー「っ!!……Je m'appelle Richelieu. 自由・平等・博愛の国フランスのRichelieu級戦艦一番艦よ」

提督(その子は金色の瞳で俺を見上げていた。泣き黒子が色っぽいフランス美人といった子だ。俺はまず彼女の後ろに回ると血がつかないよう気を付けながら縛られていた手を解く)

リシュリュー「っ」モゾモゾ

提督「ど、どうした?」

提督(手が解放された瞬間、まだ足を縛られたままなのにリシュリューがもぞもぞとこちらに向き直る)

リシュリュー「んっ……」ダキッ ギュッ

提督「んっ!?」

「「「「!!」」」」

提督(そして膝をついていた俺に抱きつくとそのまま唇を重ねてきた。まるで貪るような濃厚なキスだ。舌が俺の唇を舐め、その中へ入れてとねだってくる)

提督「っ……」トントン

提督(俺は何とか受け入れたい誘惑に耐えきるとリシュリューの肩をなるべくやさしめに叩く)

提督(拒絶しているわけではないが今はいけないと伝えた。リシュリューが名残惜しそうに口を離す)

リシュリュー「japonaisは恥ずかしがり屋というのは本当なのね?助けてくれて本当にありがとう」

提督(たわわに実った二つの果実を惜しげもなく押し付け、潤んだ瞳でじっと俺を見つめ、信じられない程の色気を纏った声音でそう囁くリシュリュー)

提督「あ、ああ、Je vous en prie(どういたしまして)」

提督(なんとかそう答える。酷い無様を晒しはしなかったが、それでも動揺を隠せない。フランス女ってやつはもう……)

提督(テストでその性質は分かっていた。あの子たちのように純粋ではなく、日本人のように奥手じゃないし、アメリカ人のように豪快でもない)

提督(ロシア人のように不器用でないし、イギリス人のように気取っているわけでなく、イタリア人のように大胆でない)

提督(男女の駆け引きというものをすべて把握しているとしか思えない。巧妙だった。前からこのことでテストには勝てないと悟っていた)

提督(だが、あれでまだ未熟だったのだ!!目の前のリシュリューは今やサキュバスのように見える)

リシュリュー「そんなにかしこまらないで?貴方は私の命の恩人なのだから。もっと親しくして欲しいわ」

提督「殺されそうになっていたわけじゃないだろう?」

リシュリュー「いいえ、殺されそうになっていたのよ。髪は女の命なの。それにあんなおぞましいシンボルを刻まれでもしていたら……」キュッ

提督(縋る様に俺の体を抱きしめる腕に力を込める。保護欲を搔き立てる仕草に思わず抱きしめそうになった)

提督「……もう大丈夫だ。さて、足の縄も解こう。それに君の仲間たちの拘束も解かなくては」

リシュリュー「そうね、お願い」



テスト「……」

↓×1〜3 提督に誤解され、拒絶され、その後気がついたら拠点の自室へ戻ってきていたテストの心境と行動
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 02:42:30.62 ID:+eG0+myLo
十分に頭も冷えた、直ちに提督の誤解を解きに行く
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 02:44:11.10 ID:+eG0+myLo
十分に頭も冷えた、直ちに提督の誤解を解きに行く
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 02:45:45.96 ID:+eG0+myLo
あれ、書き込めてた
すみません、今回のレスは無効にして下さい
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/11/22(木) 02:58:36.89 ID:WyoUzvnfo
自己嫌悪で胸が一杯になり、言われていない提督の拒絶の言葉が頭の中で反響してしまうが
このままではいけないと幻聴を振り払い、提督(と、できればリシュリューにも)に謝りに行くことを決意する
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 07:18:15.15 ID:GLR6kzueo
せっかく久しぶりに提督に会えたのに非道い場面を見せて提督に怪我まで負わせてしまった……失望されたかしら……?それにリシュリューのことも気になる。ヴィシーフランスの事はまだ許せないけど明らかにやりすぎだったから……提督の怪我も気になるしやっぱり二人の様子を見に行くことにしたテスト
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/22(木) 08:25:23.12 ID:BPGDm4km0
テスト「っ……」ポロポロ

テスト(提督にあんなケガを……ただでさえ階級に似合わず負傷の多い人なのに……夜、肌を重ねるたびに見るあの傷だらけの体……)

テスト(私が止めていれば……皆がああいうことをしようとしている時に何とか説得していれば……あんな事にはならなかった……)

テスト(なのに私は……それはやりすぎだと思っていたけど、止めるどころか直接会うまでむしろリシュリューを罵ろうとしていた……)

テスト「しにたい……」

テスト『提督!!』タッ

提督『止まれ!!来るなコマンダン・テスト!!』キッ

テスト『っ!?』ビクッ

提督『君には失望した!!こんな事をする子だとは思わなかった!!もう君のことを想えない……愛せない……消えてくれ』ギロリ

テスト「っ〜〜〜!!そ、そうは言っていなかったはずです……!!きっと違います……違いますよ……ぐすっ……」ギュッ

テスト(嫌な想像ばかりしてしまう……もう二度と提督に愛してもらえない気がした……違うのに……そうじゃないのに……)

テスト『提督!!あの、先程は申し訳ありませんでした……どうか話を』

提督『なんだお前か。来ないでくれ。話したくもない。俺はお前のような女は嫌いなんだ。全部間違いだった。最初から知っていれば君を愛することはなかった』

テスト『っ……!!』ガーン

テスト「うぅ……!!っ!!違う違う違う!!そうじゃないはずです!!きっと話を聞いてくれるはずです!!だから変なこと考えるな私!!」 ブンブンブン

テスト「……提督のところへ行きましょう。話を……きっと会ってくれるはずです……聞いてくれるはずです……」ムクリ



帝国海軍下士官「すいませんが(誰も)取次するなと命令されておりまして……」

テスト「えっ……」サァッ

帝国海軍下士官「ですから、(誰も)取次するなと命令されているのです。申し訳ありませんがお引き取りください」

テスト「……と、取次するなと言われているのですか?(私を?)」カタカタカタ

帝国海軍下士官「はい、そうです。(誰も)取次するなと」

テスト「(私を)取次するなと……提督が……」

↓×1〜3 マイナス思考になっていることを踏まえてテストの反応
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 08:39:14.75 ID:GLR6kzueo
そ……そんな……提督が私を拒絶するなんて……もはや彼は私の唯一の心の拠り所といっても過言ではないのに……いいえ!ちゃんと話せばきっと誤解も解けるはずよ!絶対にそうなんだから……そうですかと引き下がりほとぼりが冷めるまで時間を置くことにしたテスト
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 08:45:45.62 ID:+eG0+myLo
力が抜けその場でへたれこむ
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/11/22(木) 08:48:06.86 ID:+JKu7TqRO
パニックのあまり何がなんでもここを通ろうとし
おもむろに服を脱いで衛兵を誘惑しようとする(流石に止められる)
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/22(木) 11:57:57.46 ID:BPGDm4km0
テスト「……わかりました。では自分で会いに行きます。ですからここを通してくれませんか?」スッ チラッ

帝国海軍下士官「!?」



リシュリュー「んっ……ふっ……」

提督「っ……」

提督(拠点へヴィシーの子たちを保護するために迎え入れた後、今後のことを話すという名目でリシュリューは俺の部屋へ訪ねて来た)

提督(そしてすぐに再び唇を奪われたのだった。されるがままに俺はリシュリューと濃厚に舌を絡ませ合う)

リシュリュー「……はっ。お上手なのね」

提督「君の方が上手いよ」

リシュリュー「ふふっ、Merci. 貴方のこと、もっといろいろ教えて欲しいわ。その代わり、私のことも教えてあげる」

提督(リシュリューが手を俺の背中からわき腹を通って下腹部へと這わせていく。胸が押し付けられ、その柔らかさを猛烈にアピールしてくる)

提督(妖艶な微笑みを浮かべていた。このまま誘惑に負けてしまいたい。リシュリューのことを教えて欲しいと思った)

提督「すまない……」グイッ

リシュリュー「っ……」

提督(しかし俺はそんな誘惑を強引に振り切る。リシュリューの肩を押し、距離をとった。じっと見つめられる)

提督「俺と君はまだ会ったばかりだ……こういうことには正しい順序がある……」

提督(今まで関係を持っていた子とは深い絆で結ばれていた。ガングートとだって初対面はあの時だが、あの地獄のアルハンゲリスクを共に過ごした)

提督(そういう下地があったからこそ俺は彼女たちを本当に好きになり、信頼して責任をとる覚悟を持ってあのことを話せた。だが、この子はさっき会ったばかりだ)

提督(同じようにできるはずがない。それに、このことは俺にとって急所だ。このことを公にされるだけで俺は終わる。部外者に知られる訳にはいかないのだ)

提督(かといって夜ではないが一夜の夢というのもダメだ。俺には俺を想ってくれる子がすでにもうたくさんいる。そんなことしたくない)

リシュリュー「正しい順序なんて誰が決めたのかしら?こういう風に始まる愛だってあると思わない?」

提督「俺にはもう愛する人がいる……」

リシュリュー「日本の人?比べてみて。フランス女の味、教えてあげるわ。きっともう忘れられなくなる。そうしてみせる」

提督(なおもあきらめずに誘惑してくるリシュリュー。だが断られることに慣れていないのだろう。もしかしたら断られたことが無いのかもしれない)

提督(顔には出さないが動揺していた。そして引き際が分かっていない。まあ、それだけ美人ならそうだろうな。フランスの男がこの子を放っておくとは思えない)
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/22(木) 12:08:34.03 ID:BPGDm4km0
提督「すまない。君は魅力的だ。だが、俺は君を抱けない。抱いてはいけない」

リシュリュー「……そう」

提督(リシュリューがそう呟くと俺から離れて背を向けて扉へと向かい、ドアノブに手をかけたところで止まった。そしてすこし沈黙した後、話し始める)

リシュリュー「貴方はとても潔癖な恋愛観を持っているのね。まるで初心な子供のよう。……そんな人に愛されるのは……幸せでしょうね」

提督「……自由フランス側には連絡してある。三時間後に迎えに来るらしい。その時には俺も立ち会わせてもらう。それまでゆっくりしていてくれ」

リシュリュー「分かったわ。失礼するわね」

提督(リシュリューが部屋を出ていく。やるべきことは終わっているが、時間は余っている。そして何か気分転換したかった)

提督「……少し歩くかな」



提督「ん、あれは……」

帝国海軍下士官「や、止めてください……困ります……!!」

テスト「他に誰もいませんよ……?ほら、見てください……結構自信あるんです……どうですか……?」

帝国海軍下士官「っ……」

テスト「安心してください。私は自由フランス海軍のコマンダン・テストです。怪しいものではありません」

テスト「ただ、提督に会いたいだけなんです……だから、通してください。そうすれば……もっと見せてあげますから……」

提督(外の空気を吸いに外に出たところで警備に立っている下士官にテストが迫っているのを目撃した。彼の至近距離に立って誘うような表情をしている)

提督(ベージュのジャケットを脱いでいた。ネイビーブルーに赤いラインが入ったワンピース姿だ。いつも大胆に見せつけている胸元にテストは指をひっかけて引っ張っている)

提督(遠目のために見えないが、至近距離に立っている彼にはおそらく下着が見えているだろう。ふと、テストがこちらに気が付いた)

テスト「えっ」

↓×1〜3 テストが他の男を誘惑して迫っている(ように見える光景を)見てしまった提督と見られてしまったテストの反応をそれぞれ。
※提督には二人の会話が聞こえていない。テストも提督に会話が聞こえていないだろうし、そう場合これがどう見えるか思い至っている
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 12:30:37.07 ID:qUB01nHyo
提督
見てはいけないものを見てしまった……早々に立ち去ろう

テスト
見られた…?!なんてこと…このままだと自分ビッチだと思われてしまう…
それになんだかここで逃してしまったら提督と元の関係に戻れない気がする…!→誤解を解こうと提督に突撃
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 12:41:17.01 ID:Ygq5N3N0o
テスト?どういう事だ……?嫉妬にかられて二人の間に割って入る提督。ちちち違うんです!これには訳が……!慌てて乱れた服装を整えながら提督に会いたい一心だったと色仕掛けの理由を始めるテスト
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 12:45:42.77 ID:+eG0+myLo
961
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 13:10:53.50 ID:ljmfByrA0
テストさん確か処刑されてたところを提督に救われてるんだっけ
その相手に拒絶されたと認識した時点で一発錯乱レベルかねえ
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/22(木) 20:45:39.53 ID:BPGDm4km0
提督「……」ツカツカツカ

テスト「提督……!!」サァッ

提督(テストのところへ向かう。自然と表情は硬いものとなっていた。テストが顔を青ざめさせる)

提督「……」ツカツカツカ

テスト「っ!!」バッ シュルシュル

帝国海軍下士官「!?」ビクッ

提督(慌てて服装の乱れを直し始めるテスト。しかし、手が震えているのかボタンをかけるのに手間取っていた)

提督(控えめに言って面白くない。テストは一体何をしていたのか確認する必要がある。彼と一体どういう関係だ?)

テスト『実は私……もうこの人のモノなんです……///この人がこうしなきゃもうしてくれないっていうから……』

テスト『この人の方が凄くて……///提督のこと、忘れさせられちゃったんです。だから、ごめんなさい。お別れしてください』

提督(そんな事になっていたとしたら、悪いが俺は平静を保てる自身が無いぞ……嫉妬の炎が全てを焼き尽くしてしまいそうだった)

提督「テスト、これはどういうことだ?」

テスト「N, N, Non!!違うんです、提督!!こ、これには訳が……!!」

帝国海軍下士官「提督!!」バッ

提督(テストが今にも泣きそうな顔で言い訳を始める。警備の兵士が俺に気が付き慌て直立不動で敬礼した)

テスト「わ、わ、私……提督に会いたくて……それで……私を通すなって命令だって……だから私……どうしても会いたくて……」

提督(テストがしどろもどろに説明してくる。ふむ。事情は分かった気がする。俺はテストを通すなではなく誰も通すなと命令したのだが)

提督「伍長、説明を」

帝国海軍下士官「はっ!!この女性がここを通してくれと言ってきかなかったのでありあます!!」

提督「なるほど、分かった。……」ジッ

テスト「っ……!!」

提督(どうしようかと思ってテストを見つめる。目が合ったテストは辛そうに顔を歪めた。細められた目から涙が零れる)

テスト「うぅっ……!!ひっく……ぐすっ……ていとく……!!」ペタン ボロボロ

「「!?」」

提督(そしてその場に崩れ落ちるように座り込むと、泣き始めてしまう。涙声で俺を呼んだ)

テスト「ごめんなさい……ごめんなさい……お願いですから話を聞いてください……お願いです……ていとく……」

提督「わ、分かった。とりあえず俺の部屋へ行こう。ここで話すのはよくない。立てるか」

テスト「M, Merci……!!Merci!!ていとく!!」ガバッ

提督「っ!!」

提督(テストが屈んで手を差し伸べた俺に抱きついてくる。そして肩に顔を埋めて泣いていた。伍長が気まずそうにしている)

提督「っ……!!行くぞ、テスト!!ご苦労、伍長!!」

提督(刺された腕が痛むが、テストは軽い。俺は問題なくテストの背中と足に手をまわして横抱きにする)

提督(そして敬礼を返してくる伍長を後に残して部屋へと戻る。その間もずっとテストは俺に固く抱きついて決して離そうとしなかった)

↓×1〜3 テストの謝罪と弁解を聞いたことと、色仕掛けだったとはいえあんなことをしたテストに対する反応
例)事情を理解し、赦すがお仕置き
965 :以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 21:02:51.99 ID:tF0rjlDvO
涙を流すテストを落ち着かせてなぜあのような行動を取ったのか詳細を聴取する
経緯を知った後に自分もテストに対する配慮が無かったことを謝罪し雰囲気に流されるまま慰めクッス突入
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 21:08:14.48 ID:GLR6kzue0
なるほど……俺に嫌われたと誤解してたわけか……それでどうしても俺の誤解を解くたくてあんなことを……君の気持ちは嬉しいが君の裸を見て良いのは俺だけなのだ。来い!君が一体誰のものなのか思い知らせてやる!テストが他の男に肌を見せていたという嫉妬と怒りをテストを抱くことでおさめようと強引に寝室引きずり込む提督
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 21:10:26.14 ID:NirkWpYro
あの日、「永遠に君を愛し続ける」と言った事を忘れたのか?
自由フランスの提督を殺したリシュリューたちヴィシー側を憎む気持ちもわかるし
テストただ一人が良心の行動をとったのに汲み取れなかった、自分自身の落ち度もあるが
さすがに周りが見えていなさ過ぎると窘める

提督の独占欲を満たす様な、献身的な睦合いを試みるテスト
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 21:26:08.60 ID:UOZo1ESWo
全部〆にセックスじゃねーかw
もうすぐ次スレの季節だね
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 00:50:14.47 ID:j1AdpDY5O
てかさこのssさ水戸黄門だよね毎回同じパターンの繰り返し
女抱きました→女関係説明→それでも大丈夫
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 01:42:48.60 ID:YPk7SGDJO
一応青葉という爆弾はあるし長良みたいに他の男とくっついてる艦娘もいるけどね
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/24(土) 01:19:26.28 ID:SvHeoVNyo
艦娘から逆レイプされてるのもあるしどっこいどっこい
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 02:08:25.72 ID:0Nl0uy+oO
これさ毎回新しいおんなじ抱く度に説明文してるけど後に抱かれた女ほど説明長くなるのかな?
女の数増えてるぶんさこの女はこういうことがあって抱いたとか全ての抱いた女の説明してるんやろか
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 16:20:59.22 ID:HDWK8SKO0


提督「ほら、Expresso(エスプレッソ)でよかった?」

テスト「はい……Merci, 提督」

提督(テストにカップを渡す。しばらく、無言でエスプレッソを飲む。温かい飲み物を飲んでテストも落ち着いてきたようだ)

提督「テスト。そろそろ話してくれないか?」

テスト「はい、もちろんです。あの時は私も混乱してしまっていて……どうにかして提督に会いたい、ここを通してもらわなくてはと考えて……その……咄嗟に色仕掛けを……」

提督「そうか……」

提督(テストが俯きながら消えそうな声でそう言う。とりあえず安心した。裏切りではなかったのだ)

提督(まああの時のテストと伍長の様子から予想はついていたが。それの確認が取れてよかった。俺はひと口エスプレッソを飲む)

テスト「あの……提督……」

提督「ん?」

テスト「どうして私を取次するなと命令したのですか……?やっぱり、あの時のあれのせいですか……?なら、お願いです……どうか赦してください……!!」ジッ フルフルフル

提督(上目遣いで俺を見つめるテスト。震えていて、今にも泣いてしまいそうだった。俺は慌てて訂正する)

提督「違う違う!!本国から大事な連絡があってな。だから誰も取次するなと命令しておいたんだ。君を遠ざけようとしたわけじゃないよ」

テスト「……!!そ、そうだったんですか……よかった……本当に良かったです……」ホッ

提督(テストはようやく心から安心したように少し微笑みを浮かべる。そしてまだ赤い目で真っすぐと俺を見つめてきた)

テスト「聞き苦しいとは思います。ですがどうか聞いてください。誓って言います。私はあそこまですることには反対でした」

提督(こういう時に嘘を吐くような子ではないことは分かっている。俺は無言で続きを促した)

テスト「けれども……私の気持ちは皆と一緒です。裏切り者が赦せないんです。ヴィシーについた子たちのせいでどれだけ私たちが大変だったか……!!」

テスト「だから私は、止めませんでした。止めようと思えませんでした。罵ってやろうと思っていました」

提督(再び俯いたテストの表情に俺は衝撃を受けた。苦汁を舐めたような……いや、もはや苦汁どころではないのだろう)

提督(それは、故郷を失った艦娘の顔だった。憤怒や苦悶、後悔、そういった感情が混ざりあった筆舌に尽くし難いものだ)

提督「テスト……すまなかった……」ダキッ ギュッ

テスト「!!」ドキッ

提督(俺はテストに歩み寄ると胸に抱く。息を呑むテスト。俺はそのままテストの頭を撫でる)

提督「俺は君への……君たちへの配慮が足りていなかった……そうだよな……本当にひどい目にあってきたんだよな……」

テスト「……」コクリ
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 16:26:35.35 ID:HDWK8SKO0
提督(テストが無言で頷く。そして俺の体に腕をまわした。腕に抱いたこの少女の辿ってきた過酷な運命を想うとこの子の為に何でもしてあげたいと心から思う)

提督「本当にすまない……どうか赦して欲しい……俺にできることなら何でもする」

テスト「いいんです。謝らないでください。私たちは事故とはいえ提督に傷を負わせてしまいました」

テスト「それに、分かっています。提督が言った事が正しいです。どんなにあの裏切り者たちが憎くても、私刑は容認されるべきではありません」

テスト「悪いのは私たちなんです。取り返しのつかないことをしてしまうところでした。止めてくれて本当にありがとうございます」

テスト「そして本当にごめんなさい。どうか赦してください。私を嫌いにならないでください」

提督「まさか。嫌いになんて絶対にならない。言っただろう?君を永遠に愛し続けると」

テスト「っ!!提督……!!」

提督(テストが顔をあげて俺を見つめた。俺もテストを見つめる。しばし、至近距離で見つめ合った)

テスト「……。……」キュン クイッ

提督(テストが切なそうな表情を浮かべる。そして目を閉じると、顎をあげた。言葉はもういらなかった。俺はテストの唇を奪う)

テスト「んっ……」

提督(唇を重ね、押し付け、擦り付け、啄み合う。舌を絡ませ合いながらお互いの愛を確かめ合う)

提督「……」クイッ

テスト「……」スクッ

提督(俺は一度口を離すとテストを立たせる。そして改めてテストを抱きしめ、濃厚なキスを再開した)

提督(体を抱く手を背中から下げていく。ヒップを優しく撫で、揉むとテストがさらに強く俺に抱きついた)

提督(体を擦り付けてくる。俺はテストのワンピースの裾をたくし上げると直接肌に触れた)

提督(胸もいいがやはりこっちもいい。直接、温かく滑らかな素肌を堪能する。俺はテストのショーツに手をかける)

提督(テストのヒップを覆う薄布をその割れ目に食い込ませ、Tバックのようにした。テストが甘い声を漏らす)

提督(そのまま前の方も手で強引に食い込ませてしまう。テストもまた、俺の固く張りつめたモノをズボンの上から撫でてきた)

提督「……」クイッ クイッ

テスト「あぁ……!!あんっ……!!」

提督(食い込ませたショーツのバックを持ち上げるようにするとテストが口を離して嬌声をあげた)

提督(そのままショーツでそこを刺激するように持ち上げたり下ろしたりを繰り返すとテストが切なそうに声を漏らす)

テスト「んふぅ……提督……ダメです……もっと……直接触ってください……」

提督「どこを?ちゃんと言ってくれないと分からないな」クイッ

テスト「んんっ……!!Ma vulveです……」

提督「なるほど。しかし、あまり使わない単語だから確証が持てないな。だから日本語でも言ってくれ」
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 16:34:08.53 ID:HDWK8SKO0
テスト「ま、マンコです……!!私のマンコを直接愛してください……!!合ってますよね……?あれ、違いますか……!?」

提督「あってるぞ、安心しろ。いいだろう。ほら、どうだ?」 スッ クチュクチュ

提督(俺はテストの懇願に応えてショーツをずらしてすでに濡れ始めているそこに指を這わせる)

テスト「はぁっ……!!うぅ……!!」ビクン

提督(テストが湿っぽい声を漏らした。固くなっているそこを一撫でしたあと、あえて触れず焦らす)

テスト「っ……!!」ジッ

提督(テストが視線で訴えかけてくる。もっと焦らしてもいいが、しかし今回はテストの望みに応えることにした)

提督「ほら、どうだ?」キュッ

テスト「あぁ!!」ビクン

提督(つまむと、腰が跳ねる。俺はそのままそこを弄る。高まってくるテスト。俺はそのままイかせるためにテストに快楽を与え続ける)

テスト「いい!!いいです提督!!あっいい!!くる!!きちゃう!!きちゃいます!!」

提督「イかせてやるから遠慮なくイくがいい、テスト」

テスト「っ!!んっふぅぅうう〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクンビクン

提督(テストがぴんと体を張る。そしてがくがくと腰を痙攣させた。虚空を見つめて絶頂の余韻に浸るテスト。だが、休むのは後にしてもらおう)

提督「このあとヴィシーの子たちを君たちに送らなくてはならない。だから時間が無いんだ」

提督「君はもう準備万端だろう?俺もあとはこれを脱ぐだけだ。ほら、脱がせてくれ」

テスト「O, Oui……わかりました……」スッ

提督(テストが俺のズボンに手をかける。ベルトを抜いて、ホックを外した。重力に引かれてずり落ちるズボン)

提督(露になったのはトランクスだ。怒張したものがそれを突き破らんばかりに反り立っていた)

提督(テストはそれにも手をかけてモノが引っ掛からないように引っ張りながらずり下げる)

テスト「はぅ……いつ見ても凄いです……惚れ惚れします……///」

提督(ようやく露になった俺のモノをテストがうっとりとした表情で見つめていた。白い手でそっと触れて撫でてくる)

提督「テスト、机に手をつけ」

テスト「はい……!!」

提督(期待に弾んだ声音、テストが言われたとおりにする。ワンピースをたくし上げると綺麗なヒップと濡れた内股、そしてピンク色の秘所が丸見えになった)

提督(きれいなパイパンだ。テストは肩越しにこちらを振り返り期待の表情で俺を見ている。俺ももう我慢できない)

提督「入れるぞ」ヌリヌリ

テスト「来てください///」ドキドキ グイッ

提督(後ろから秘所にモノをあてがって割れ目をなぞりながらそう囁く。テストが待ちきれないというように腰を押し付けてきた。そのまま先端が飲み込まれてしまう)
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 16:59:40.03 ID:HDWK8SKO0
テスト「あっ……///」ツプッ

提督「っ……くぅ……!!」ヌププププ

テスト「んっ……ふぁ……!!あぁ!!」キュン ゾクゾクゾク

提督(俺からも腰を押し出し立ちバックで挿入する。きつく締まるそこに俺のモノが埋まっていく。絡みついてくる媚肉は処女だったころの面影はもうない)

提督(テストの秘所はもう完全に俺専用の媚穴へと変わり果てていた。俺は本能のままに腰を振り始める。テストが喘ぎ、水音と肉がぶつかりあう音が響いた)

テスト「んっ!!ふぅ!!執務室でこんなっ!!私たちっ、いけないことっ、してますねっ……!?」

提督「我慢できなかったんだ!!俺も君も!!仕方ないだろ!?」

テスト「あぁっ!!そうです!!提督!!愛してます!!」

提督「俺もだ!!愛しているぞテスト!!君は俺のだ!!」

テスト「はいそうです!!提督のです!!私の全部!!提督に捧げます!!」

提督(テストが乱れながらもためらうことなくそう言い切った。ぞくぞくする。精液が込み上がってきた。欲望のままに中出ししてやろう!!)

提督「っ……出すぞ!!テスト!!受け取れ!!」バチュン ビュルルルルルル

テスト「んんぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン

提督(スパートをかけつつ我慢できる限り我慢し、射精と共に俺は腰を打ち付け、そのま押し上げるようにぐりぐりとした)

提督(精液がテストに注がれていくのが感覚で理解できる。テストが机に蹲る様にして絶頂を迎えていた)

提督(射精後の満足感がひろがる。目の前にいるテストが俺のモノだと改めて実感した。なんせ、生で中出ししたのだから)

提督「ふぅ……」

テスト「はぁ……はぁ……っ……」チラッ

提督「!!」

提督(荒い息を吐きつつテストが俺を振り返る。その目を見れば言いたいことは分かった。大丈夫、俺のモノは全然萎えていない)

提督「こんなもんじゃ終わらないぞ。覚悟しろよ?」ギンギン

テスト「はい……///」キュンキュン



リシュリュー(まさか給湯室があの人の部屋の近くにあるなんてね……さて、お湯も用意したしさっさと部屋へ戻りましょう。ばったりあの人に会ったら気まずいもの)

ガチャ

リシュリュー「っ!?」

リシュリュー(あの人の執務室のドアが開く。咄嗟に私は給湯室に隠れた。はぁ……マーフィーの法則ってやつね……こっちに来るかしら?そっと様子を窺う)

テスト「……」キョロキョロ スッ

リシュリュー「!?」

リシュリュー(……あの人の部屋から出てきたのはテストだった。しかも赤い顔をして周囲を気にしながら乱れた服を整えつつ慌てて玄関の方へ歩いていく)

リシュリュー(あの人の恋人ってテストだったのね……そう言えばニュースであの人がイタリア人からテストを命がけで守ったってやってたわね)

リシュリュー(おおかた、ヤってたら思ったより時間がかかってるのに気が付かなかったってところかしら……)

リシュリュー(テストはいいわね。自由フランスで戦果をあげて今や救国の乙女ですもの。おまけにあんな素敵な恋人までいて)

リシュリュー(なのにこっちは憎い裏切り者扱い……私は上の命令を忠実に守っただけなのに……どうして……)

↓×1〜3 リシュリューのテストに対する行動

※説明は他の子たちとも関係を持っていることと、どうしてそうするのかという理由と覚悟だけで自分から個々との馴れ初めを話したりはしません。
ただし聞かれれば答えています
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 17:12:12.99 ID:5eF1+6500
幸せなコマンダン・テストが妬ましい……彼女がちっとも悪くないのはわかってるけど少しくらい八つ当たりしてもいいわよね……テストを嫉妬させようと最上はn……アミハルとキスしちゃったこのままだとあなたから彼を奪っちゃうかもね?と挑発するリシュリュー
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 17:20:05.22 ID:4JWKKoh0o
>>977
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 17:21:46.35 ID:Hs52DiYCo
977
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 17:23:30.50 ID:TCSZzYyA0
私が色々なものを失い我慢する一方で色々なものを享受しているテストが許せない
ブラフ(キスマークみたいな)から抱かれていたのを明らかにしてどんな風に彼に言い寄られ抱かれたのかを問い詰める
無意識にテストの体にハラスメントを行ってしまっている
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 00:00:01.60 ID:xdR2j13Ho
しばふ成分が欲しい…
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/26(月) 09:41:12.54 ID:lD2rRL2Y0
リシュリュー「……」

リシュリュー(私の中で何かが胎動するのを感じる。悪いのは彼女じゃないことは分かっている)

リシュリュー(けど、それが何?私だって悪くない。いいえ、むしろあの子みたいに停戦の時に脱走したりなんかしなかった)

リシュリュー(自信を持って言える。あの子より私の方が正しく生きていたと。それなのに私がこんなに不幸な目にあってあなたがそんなに幸せなんて……)

リシュリュー「おかしいわよね……?」



テスト(まさかあの方が来るとは。ヴィシーの子たちを自分で迎えに行くために自由フランスの創立者である少将がわざわざこの拠点までやって来た)

テスト(そして今、提督と会談している。もしかしたら私たちは歴史の目撃者なのかもしれない)

リシュリュー「テスト」

テスト「はい?」

テスト(そんな感慨に浸っていたところで元ヴィシーと自由フランスの艦娘の代表として隣に並んで立っていたリシュリューが声をかけてくる)

リシュリュー「首のところ、赤くなってるけどどうしたのかしら?悪い虫にでも刺された?」

テスト「っ!!いや、これは……」カァッ

リシュリュー「ふふっ、まさか男ができてたとはね。もう貴女をからかえないわ」クスリ

テスト「し、集中してください……!!いまはお喋りしている場合じゃありません……!!」キッ

テスト(顔が熱かった。ついリシュリューの方を見てしまう。リシュリューは前を向いたままにやにや笑いをしていた)

リシュリュー「ごめんなさい。けど、あのテストがね……まあ、あの日本軍のAmiral、かっこいいものね」

テスト「っ!?」ドキン

テスト(な、な、な、何でリシュリューが知って……!?心臓が止まるかと思った……まさか、あの時どこかで見られたり聞かれたり……!?)

リシュリュー「それに、キスもとっても上手だったし。アジア人に惹かれたのはこれが初めて」

テスト「!?」

リシュリュー「ごめんね、テスト。私、あの人とキスしちゃった。とっても濃厚なのをね。私からしたのだけど、彼も情熱的に応えてくれた」チラリ

リシュリュー「このままだと私、貴女から彼を奪っちゃうかもね。けど恋愛ってそういうものだもの。赦してくれるわよね、テスト?」ニタァ

リシュリューが横目でテストを見つめながら妖しい笑みを浮かべている
↓×1〜3テストの反応
※テストはリシュリューが美人であり恋愛経験豊富な為にその分野で勝ち目がないと思っている
983 :以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 10:11:10.84 ID:8gt1Z+69O
貴女は彼のことを何も知らないのね
貴女に彼は奪えない
と耳元で嘲笑う
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 10:40:15.17 ID:A12XCvOs0
今から彼に手を出そうというなら私より後になるわねと余裕を持って提督の良さ(床の様子含む)を語り始める
語る内に段々リシュリューへの劣等感や罪悪感と提督への依存心が強まり
涙を流しながら提督への愛と自分から離れないでほしい旨を語り続ける
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 10:47:04.92 ID:j/rFlThWo
不敵な笑みを返す
内心、リシュリューも提督をモノにするどころかモノにされることをわかっているから
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/26(月) 15:35:27.30 ID:lD2rRL2Y0


テスト「……ふふっ」ニコッ

リシュリュー「っ!?」

リシュリュー(最初驚いたテストはしかし、すぐに不敵な……まるでそれは無理だと言わんばかりの笑みを浮かべると前を向いてしまう)

リシュリュー(思わずテストの方を向いてしまった。そんな私をテストが余裕の表情を浮かべて横目に見ている)

リシュリュー「っ……」フイッ

リシュリュー(私は顔を歪めて前を向く。無様だった。惨めだった。死んでしまいたい。誰も見ていなかったら呻きながらのたうち回っているところだ)

リシュリュー(この子がこんな……いつの間に……そうね……私の知ってる恋愛に奥手で初心な生娘のテストはもうとっくにいなくなっていたのね……)

テスト「……!!どうやら会談が終わったようですよ、リシュリュー」

リシュリュー「っ……そのようね、テスト」

リシュリュー(何事もなかったかのようなテストの態度に同じく何事もなかったかのように返す)

リシュリュー(けど、私の中でテストに対する黒い感情が大きく燃え盛るのを止められそうになかった)



提督「急な連絡となってしまい申し訳ない。三日後に私は大西洋船団護衛艦隊の指揮官へと転任する」

提督「私の後任には中将が任命された。彼は優秀だ。きっと君たちを勝利に導いてくれるだろう」

提督(俺は先の作戦での米海軍との連携失敗の責任をとって左遷されることになった。そのせいで大きな被害を出したアメリカとの関係を考えれば仕方のないことだ)

↓×1〜3 提督の連絡を聞いた一航戦の反応
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 15:44:07.88 ID:9R3RmOcco
失敗をして提督に申し訳ない気持ちもあれど、離れ離れになるのが寂しい気持ちも大きい
そんな気持ちの余り、離れても心はいつも貴方に向いている、と半ば愛の告白をしてしまう赤城
また離れる前に勇気が欲しい、と夜に繋がりを求めにくる加賀
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 16:10:54.14 ID:iJW21yiko
そんな……提督が左遷されるなんて……提督の顔に泥を塗ってしまった……暗い表情で申し訳ありませんでしたと頭を垂れる二人
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 16:43:13.77 ID:5pcgmGuN0
987
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/27(火) 11:59:56.41 ID:VWLTMCUs0
赤城「提督……!!」

提督「ん?赤城か」

提督(俺の転任の話が終わってすぐ、執務室へ戻ろうとした俺を呼び止めたのは赤城だった。振り返ると思い詰めた様子の赤城が立っている)

赤城「わ、私の」

提督「私のせいでとは言うまいな?」

赤城「っ!!」

提督(俺の牽制に赤城が言葉に詰まってしまう。やはり図星だったか。未だにあの事件は赤城の心に突き刺さったままのようだ)

提督「何度も言ったが、君は完璧に私の命令をこなした。悪いのは君ではなく私だ。私がサマータイムを知っていればこんな事にはならなかった」

赤城「で、でも!!」

提督「赤城」

提督(なおも食い下がろうとする赤城の言葉を強引に遮る。俺は赤城の目を見つめて語りかけた)

提督「今回の件は誰かが責任をとらなくてはならない。そしてこういう時に責任をとることが私の役目だ」

赤城「っ……!!」ウルッ

提督(辛そうに俯き、目を逸らす赤城。そんな顔をしないで欲しい。俺は赤城に歩み寄るとその頬に手を添えてこちらを向かせる)

赤城「っ!?」 ビクッ

提督「しっかりしてくれ、赤城。俺は君を高く買っているんだぞ。この件はもう終わりだ。気持ちを切り替えていけ」

提督「ここだけの話だが、私が誰よりも信頼する空母娘は君だ、赤城。その君がそのような様では私も安心してここを離れられない」

赤城「っ!!わ、私を……ですか……?」

提督「そうだ。君だ」

赤城「そうですか……提督が……私を誰よりも……!!」

提督「一航戦、赤城。あえて問おう。このぐらいのことで君は折れたりはしないな?私の期待に応えてくれるな?」

赤城「はい、もちろんです」ジッ コクリ

提督(そう、これだ。もう大丈夫だろう。今、真っすぐに俺の目を見返しているのは先程までの弱った女の子ではない)

提督(帝国海軍の栄光、第一航空戦隊の旗艦、赤城がそこに居た。俺は微笑むと、赤城の頬から手を離す)

提督「よろしい。ではさらばだ、空母赤城。ここは頼んだぞ。大西洋の補給線は任せろ」

赤城「分かりました。お任せください、提督。……その、提督」コクリ

提督(きりっとした顔で力強く頷いた赤城に安心した俺は執務室へ戻ろうとした。が、少し躊躇った後、意を決したように再び赤城が俺を呼ぶ)
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/27(火) 12:09:14.02 ID:VWLTMCUs0
提督「なんだ?」

赤城「っ……」タジッ カァッ

提督(赤城は俺の視線を受けて少したじろいだ。そして頬を赤く染める。が、すぐに気を取り直すと口を開いた)

赤城「私の心はいつも貴方に向いています。どんなに離れようとも、何があろうともです」

提督「あ、赤城……!?」ドキッ

提督(いきなりだった。不意討ちの赤城の言葉につい動揺してしまう。こ、これはもはや愛の告白ではないか……?)

赤城「で、では失礼します、提督。またいずれ……できればすぐにお会いできるよう祈っています。っ……!!」カァァッ タッ

提督(もはや頬だけでなく顔を真っ赤にした赤城は踵を返すとらしくなく廊下を駆けていく。俺はそれを呆然と見送ることしかできなかった)



加賀「……」スタスタスタ

加賀(あの事件で私は自分が信じられなくなってしまった……あの後、私は提督のところへ行って無様に泣きながら縋りついて謝罪し、あれこれと弱音を吐露した)

加賀(自分があんなに弱いなんて知らなかった。初めて知った自分の脆さ。どうしようもできなかった)

加賀(提督だってきっと辛かったと思う。誰かに労わって欲しかったと思う。それなのに私は……その時そう考える余裕もなく……)

加賀(そんな私を提督は文句も言わずに慰めてくれた。そのおかげで私は立ち直ることができた)

加賀(でも、まだ提督がいないとダメみたい……提督がいなくなると考えただけで、情けないことに震えが止まらない)

加賀(けれど私は提督の負担になんかなりたくない!!だから私は一航戦の加賀に戻らなくちゃいけない!!)

加賀(そのためには勇気が必要……どんなに辛くても、恐ろしくても、怖くても、戦うための勇気が)

加賀(あの事件の前は当たり前のように持っていたそれを、私は失くしてしまった……取り戻さなくてはいけないわ)

加賀(そのためには……私には提督が必要だった……提督が行ってしまう前にもう一度深く愛し合うことができれば、きっと勇気を取り戻せるはず……)

加賀「……!」ピタッ

黒潮「やっとまた司令はんと会えたと思っとったらウチは今日までずっとずっとずぅっと任務やらなんやらで時間が取れなかったんや!!絶対に譲らんで浦風!!」

浦風「はぁ?ぶちまわされたいんか黒潮!!うちだっておんなじじゃけぇ死んでも譲らんわ!!どれだけ今日を待っとったと思うとるんじゃ!!」

↓×1〜3 提督の部屋の前でそんな言い合いをしている黒潮と浦風に遭遇した加賀の反応
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/27(火) 12:12:24.74 ID:3TKNkL8mO
皆で押し掛けようと二人に提案
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/27(火) 12:28:39.10 ID:96WtSb6Vo
何を騒いでいるの?提督のお部屋の前でしょう?というか提督はあなた達とも関係を持っていたのね……いいわ提督に誰を選ぶか決めていただきましょう。自分の知らない女性関係に嫉妬して表情には出ていないが駆逐艦の子を相手についムキになってしまう加賀
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/27(火) 12:42:47.94 ID:xYhiVtqeO
提督に迷惑でしょうと冷静を装いながら浦風達を押し退けて入室しようとするが、浦風達も食い下がってきたのでついかっとなってしまい、力づくで退かそうとする
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/27(火) 21:53:22.11 ID:ChfDn9Vxo
次スレのタイトルは姦しそうだな
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/01(土) 13:42:26.23 ID:HGHj6cYl0
次スレ『加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」』
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1543637908/)

よろしければ、引き続きどうぞよろしくお願いします

このスレは後は感想や改善点、出して欲しい艦娘で埋めてくれれば幸いです
埋まらなかったら明日にでも依頼出します
どうぞよろしくお願いします
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/01(土) 14:57:31.90 ID:T8ZMEOWO0
お疲れ様です。いつも楽しく読ませて頂いてます。今走っている艦これSSの中でもぶっちぎりで面白いです。明石に提督が打たれたときのお礼をちゃんと言っていないのでまた登場してくれると嬉しいです
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/01(土) 15:26:48.99 ID:NTcLWW/WO
乙!いつも楽しく読ませてもらってますよー
基本シリアスで重苦しい雰囲気だけど、突然パロディネタが飛んできたりしていい清涼剤になっていると思う

登場希望…海防艦…はこれから出てきそうな雰囲気なのでいいとして
ごーちゃん好きなので捕まって以来出番の無いルイに出番が欲しいです!
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/01(土) 15:27:38.34 ID:20vp7hVdO

この前このSS知り、引き込まれて最新まで一気に読んでしまいました。とんでもない量と同時にエタらず書き続ける力、ストーリー構成の高さに驚いてます。
今後の展開も楽しみです、応援しております。
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/01(土) 16:31:45.97 ID:pEIIcN5FO
久々に駆逐艦姉妹艦ハーレムがみたいけど、それは安価に期待
鹿島とは打ち解けたものの如月・皐月の問題は未解決なのでそれを含めて色んな伏線を回収してほしいです
イタリアや愛宕もフォローがあると嬉しい

忙しい日々が続くとは思いますが無理せず執筆をお続け下さい
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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【艦これ】辺境鎮守府の取り留めのない日常 @ 2018/12/01(土) 14:28:36.52 ID:VYvz6cbx0
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千歌「Aqoursがお届けするラジオ」花丸「スクールアイドル放送局ズラ」 @ 2018/12/01(土) 13:19:00.90 ID:PeZoHJs+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543637940/

奈緒「晶葉がコーヒー飲んでる」 @ 2018/12/01(土) 12:53:37.09 ID:VheBWPIRo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543636416/

【艦これ】辺境鎮守府の取り留めのない話 @ 2018/12/01(土) 08:02:40.15 ID:yH6534T8O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543618960/

提督「翔鶴が宇宙から落ちてくる」 @ 2018/12/01(土) 05:36:56.75 ID:1npF6vNB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543610216/

雛一城 @ 2018/12/01(土) 05:16:28.32 ID:89Xo1XnB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1543608987/

VIPでガンダムバーサス避難所 @ 2018/12/01(土) 01:11:47.74 ID:alE6ymA80
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【モバマス】棟方愛海「事務所がもし100人の黒服に囲まれたら」 @ 2018/11/30(金) 23:02:05.82 ID:OXQ+lLJzo
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