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長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」

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953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 07:18:15.15 ID:GLR6kzueo
せっかく久しぶりに提督に会えたのに非道い場面を見せて提督に怪我まで負わせてしまった……失望されたかしら……?それにリシュリューのことも気になる。ヴィシーフランスの事はまだ許せないけど明らかにやりすぎだったから……提督の怪我も気になるしやっぱり二人の様子を見に行くことにしたテスト
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/22(木) 08:25:23.12 ID:BPGDm4km0
テスト「っ……」ポロポロ

テスト(提督にあんなケガを……ただでさえ階級に似合わず負傷の多い人なのに……夜、肌を重ねるたびに見るあの傷だらけの体……)

テスト(私が止めていれば……皆がああいうことをしようとしている時に何とか説得していれば……あんな事にはならなかった……)

テスト(なのに私は……それはやりすぎだと思っていたけど、止めるどころか直接会うまでむしろリシュリューを罵ろうとしていた……)

テスト「しにたい……」

テスト『提督!!』タッ

提督『止まれ!!来るなコマンダン・テスト!!』キッ

テスト『っ!?』ビクッ

提督『君には失望した!!こんな事をする子だとは思わなかった!!もう君のことを想えない……愛せない……消えてくれ』ギロリ

テスト「っ〜〜〜!!そ、そうは言っていなかったはずです……!!きっと違います……違いますよ……ぐすっ……」ギュッ

テスト(嫌な想像ばかりしてしまう……もう二度と提督に愛してもらえない気がした……違うのに……そうじゃないのに……)

テスト『提督!!あの、先程は申し訳ありませんでした……どうか話を』

提督『なんだお前か。来ないでくれ。話したくもない。俺はお前のような女は嫌いなんだ。全部間違いだった。最初から知っていれば君を愛することはなかった』

テスト『っ……!!』ガーン

テスト「うぅ……!!っ!!違う違う違う!!そうじゃないはずです!!きっと話を聞いてくれるはずです!!だから変なこと考えるな私!!」 ブンブンブン

テスト「……提督のところへ行きましょう。話を……きっと会ってくれるはずです……聞いてくれるはずです……」ムクリ



帝国海軍下士官「すいませんが(誰も)取次するなと命令されておりまして……」

テスト「えっ……」サァッ

帝国海軍下士官「ですから、(誰も)取次するなと命令されているのです。申し訳ありませんがお引き取りください」

テスト「……と、取次するなと言われているのですか?(私を?)」カタカタカタ

帝国海軍下士官「はい、そうです。(誰も)取次するなと」

テスト「(私を)取次するなと……提督が……」

↓×1〜3 マイナス思考になっていることを踏まえてテストの反応
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 08:39:14.75 ID:GLR6kzueo
そ……そんな……提督が私を拒絶するなんて……もはや彼は私の唯一の心の拠り所といっても過言ではないのに……いいえ!ちゃんと話せばきっと誤解も解けるはずよ!絶対にそうなんだから……そうですかと引き下がりほとぼりが冷めるまで時間を置くことにしたテスト
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 08:45:45.62 ID:+eG0+myLo
力が抜けその場でへたれこむ
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/11/22(木) 08:48:06.86 ID:+JKu7TqRO
パニックのあまり何がなんでもここを通ろうとし
おもむろに服を脱いで衛兵を誘惑しようとする(流石に止められる)
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/22(木) 11:57:57.46 ID:BPGDm4km0
テスト「……わかりました。では自分で会いに行きます。ですからここを通してくれませんか?」スッ チラッ

帝国海軍下士官「!?」



リシュリュー「んっ……ふっ……」

提督「っ……」

提督(拠点へヴィシーの子たちを保護するために迎え入れた後、今後のことを話すという名目でリシュリューは俺の部屋へ訪ねて来た)

提督(そしてすぐに再び唇を奪われたのだった。されるがままに俺はリシュリューと濃厚に舌を絡ませ合う)

リシュリュー「……はっ。お上手なのね」

提督「君の方が上手いよ」

リシュリュー「ふふっ、Merci. 貴方のこと、もっといろいろ教えて欲しいわ。その代わり、私のことも教えてあげる」

提督(リシュリューが手を俺の背中からわき腹を通って下腹部へと這わせていく。胸が押し付けられ、その柔らかさを猛烈にアピールしてくる)

提督(妖艶な微笑みを浮かべていた。このまま誘惑に負けてしまいたい。リシュリューのことを教えて欲しいと思った)

提督「すまない……」グイッ

リシュリュー「っ……」

提督(しかし俺はそんな誘惑を強引に振り切る。リシュリューの肩を押し、距離をとった。じっと見つめられる)

提督「俺と君はまだ会ったばかりだ……こういうことには正しい順序がある……」

提督(今まで関係を持っていた子とは深い絆で結ばれていた。ガングートとだって初対面はあの時だが、あの地獄のアルハンゲリスクを共に過ごした)

提督(そういう下地があったからこそ俺は彼女たちを本当に好きになり、信頼して責任をとる覚悟を持ってあのことを話せた。だが、この子はさっき会ったばかりだ)

提督(同じようにできるはずがない。それに、このことは俺にとって急所だ。このことを公にされるだけで俺は終わる。部外者に知られる訳にはいかないのだ)

提督(かといって夜ではないが一夜の夢というのもダメだ。俺には俺を想ってくれる子がすでにもうたくさんいる。そんなことしたくない)

リシュリュー「正しい順序なんて誰が決めたのかしら?こういう風に始まる愛だってあると思わない?」

提督「俺にはもう愛する人がいる……」

リシュリュー「日本の人?比べてみて。フランス女の味、教えてあげるわ。きっともう忘れられなくなる。そうしてみせる」

提督(なおもあきらめずに誘惑してくるリシュリュー。だが断られることに慣れていないのだろう。もしかしたら断られたことが無いのかもしれない)

提督(顔には出さないが動揺していた。そして引き際が分かっていない。まあ、それだけ美人ならそうだろうな。フランスの男がこの子を放っておくとは思えない)
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/22(木) 12:08:34.03 ID:BPGDm4km0
提督「すまない。君は魅力的だ。だが、俺は君を抱けない。抱いてはいけない」

リシュリュー「……そう」

提督(リシュリューがそう呟くと俺から離れて背を向けて扉へと向かい、ドアノブに手をかけたところで止まった。そしてすこし沈黙した後、話し始める)

リシュリュー「貴方はとても潔癖な恋愛観を持っているのね。まるで初心な子供のよう。……そんな人に愛されるのは……幸せでしょうね」

提督「……自由フランス側には連絡してある。三時間後に迎えに来るらしい。その時には俺も立ち会わせてもらう。それまでゆっくりしていてくれ」

リシュリュー「分かったわ。失礼するわね」

提督(リシュリューが部屋を出ていく。やるべきことは終わっているが、時間は余っている。そして何か気分転換したかった)

提督「……少し歩くかな」



提督「ん、あれは……」

帝国海軍下士官「や、止めてください……困ります……!!」

テスト「他に誰もいませんよ……?ほら、見てください……結構自信あるんです……どうですか……?」

帝国海軍下士官「っ……」

テスト「安心してください。私は自由フランス海軍のコマンダン・テストです。怪しいものではありません」

テスト「ただ、提督に会いたいだけなんです……だから、通してください。そうすれば……もっと見せてあげますから……」

提督(外の空気を吸いに外に出たところで警備に立っている下士官にテストが迫っているのを目撃した。彼の至近距離に立って誘うような表情をしている)

提督(ベージュのジャケットを脱いでいた。ネイビーブルーに赤いラインが入ったワンピース姿だ。いつも大胆に見せつけている胸元にテストは指をひっかけて引っ張っている)

提督(遠目のために見えないが、至近距離に立っている彼にはおそらく下着が見えているだろう。ふと、テストがこちらに気が付いた)

テスト「えっ」

↓×1〜3 テストが他の男を誘惑して迫っている(ように見える光景を)見てしまった提督と見られてしまったテストの反応をそれぞれ。
※提督には二人の会話が聞こえていない。テストも提督に会話が聞こえていないだろうし、そう場合これがどう見えるか思い至っている
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 12:30:37.07 ID:qUB01nHyo
提督
見てはいけないものを見てしまった……早々に立ち去ろう

テスト
見られた…?!なんてこと…このままだと自分ビッチだと思われてしまう…
それになんだかここで逃してしまったら提督と元の関係に戻れない気がする…!→誤解を解こうと提督に突撃
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 12:41:17.01 ID:Ygq5N3N0o
テスト?どういう事だ……?嫉妬にかられて二人の間に割って入る提督。ちちち違うんです!これには訳が……!慌てて乱れた服装を整えながら提督に会いたい一心だったと色仕掛けの理由を始めるテスト
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 12:45:42.77 ID:+eG0+myLo
961
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 13:10:53.50 ID:ljmfByrA0
テストさん確か処刑されてたところを提督に救われてるんだっけ
その相手に拒絶されたと認識した時点で一発錯乱レベルかねえ
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/22(木) 20:45:39.53 ID:BPGDm4km0
提督「……」ツカツカツカ

テスト「提督……!!」サァッ

提督(テストのところへ向かう。自然と表情は硬いものとなっていた。テストが顔を青ざめさせる)

提督「……」ツカツカツカ

テスト「っ!!」バッ シュルシュル

帝国海軍下士官「!?」ビクッ

提督(慌てて服装の乱れを直し始めるテスト。しかし、手が震えているのかボタンをかけるのに手間取っていた)

提督(控えめに言って面白くない。テストは一体何をしていたのか確認する必要がある。彼と一体どういう関係だ?)

テスト『実は私……もうこの人のモノなんです……///この人がこうしなきゃもうしてくれないっていうから……』

テスト『この人の方が凄くて……///提督のこと、忘れさせられちゃったんです。だから、ごめんなさい。お別れしてください』

提督(そんな事になっていたとしたら、悪いが俺は平静を保てる自身が無いぞ……嫉妬の炎が全てを焼き尽くしてしまいそうだった)

提督「テスト、これはどういうことだ?」

テスト「N, N, Non!!違うんです、提督!!こ、これには訳が……!!」

帝国海軍下士官「提督!!」バッ

提督(テストが今にも泣きそうな顔で言い訳を始める。警備の兵士が俺に気が付き慌て直立不動で敬礼した)

テスト「わ、わ、私……提督に会いたくて……それで……私を通すなって命令だって……だから私……どうしても会いたくて……」

提督(テストがしどろもどろに説明してくる。ふむ。事情は分かった気がする。俺はテストを通すなではなく誰も通すなと命令したのだが)

提督「伍長、説明を」

帝国海軍下士官「はっ!!この女性がここを通してくれと言ってきかなかったのでありあます!!」

提督「なるほど、分かった。……」ジッ

テスト「っ……!!」

提督(どうしようかと思ってテストを見つめる。目が合ったテストは辛そうに顔を歪めた。細められた目から涙が零れる)

テスト「うぅっ……!!ひっく……ぐすっ……ていとく……!!」ペタン ボロボロ

「「!?」」

提督(そしてその場に崩れ落ちるように座り込むと、泣き始めてしまう。涙声で俺を呼んだ)

テスト「ごめんなさい……ごめんなさい……お願いですから話を聞いてください……お願いです……ていとく……」

提督「わ、分かった。とりあえず俺の部屋へ行こう。ここで話すのはよくない。立てるか」

テスト「M, Merci……!!Merci!!ていとく!!」ガバッ

提督「っ!!」

提督(テストが屈んで手を差し伸べた俺に抱きついてくる。そして肩に顔を埋めて泣いていた。伍長が気まずそうにしている)

提督「っ……!!行くぞ、テスト!!ご苦労、伍長!!」

提督(刺された腕が痛むが、テストは軽い。俺は問題なくテストの背中と足に手をまわして横抱きにする)

提督(そして敬礼を返してくる伍長を後に残して部屋へと戻る。その間もずっとテストは俺に固く抱きついて決して離そうとしなかった)

↓×1〜3 テストの謝罪と弁解を聞いたことと、色仕掛けだったとはいえあんなことをしたテストに対する反応
例)事情を理解し、赦すがお仕置き
965 :以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 21:02:51.99 ID:tF0rjlDvO
涙を流すテストを落ち着かせてなぜあのような行動を取ったのか詳細を聴取する
経緯を知った後に自分もテストに対する配慮が無かったことを謝罪し雰囲気に流されるまま慰めクッス突入
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 21:08:14.48 ID:GLR6kzue0
なるほど……俺に嫌われたと誤解してたわけか……それでどうしても俺の誤解を解くたくてあんなことを……君の気持ちは嬉しいが君の裸を見て良いのは俺だけなのだ。来い!君が一体誰のものなのか思い知らせてやる!テストが他の男に肌を見せていたという嫉妬と怒りをテストを抱くことでおさめようと強引に寝室引きずり込む提督
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 21:10:26.14 ID:NirkWpYro
あの日、「永遠に君を愛し続ける」と言った事を忘れたのか?
自由フランスの提督を殺したリシュリューたちヴィシー側を憎む気持ちもわかるし
テストただ一人が良心の行動をとったのに汲み取れなかった、自分自身の落ち度もあるが
さすがに周りが見えていなさ過ぎると窘める

提督の独占欲を満たす様な、献身的な睦合いを試みるテスト
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 21:26:08.60 ID:UOZo1ESWo
全部〆にセックスじゃねーかw
もうすぐ次スレの季節だね
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 00:50:14.47 ID:j1AdpDY5O
てかさこのssさ水戸黄門だよね毎回同じパターンの繰り返し
女抱きました→女関係説明→それでも大丈夫
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 01:42:48.60 ID:YPk7SGDJO
一応青葉という爆弾はあるし長良みたいに他の男とくっついてる艦娘もいるけどね
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/24(土) 01:19:26.28 ID:SvHeoVNyo
艦娘から逆レイプされてるのもあるしどっこいどっこい
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 02:08:25.72 ID:0Nl0uy+oO
これさ毎回新しいおんなじ抱く度に説明文してるけど後に抱かれた女ほど説明長くなるのかな?
女の数増えてるぶんさこの女はこういうことがあって抱いたとか全ての抱いた女の説明してるんやろか
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 16:20:59.22 ID:HDWK8SKO0


提督「ほら、Expresso(エスプレッソ)でよかった?」

テスト「はい……Merci, 提督」

提督(テストにカップを渡す。しばらく、無言でエスプレッソを飲む。温かい飲み物を飲んでテストも落ち着いてきたようだ)

提督「テスト。そろそろ話してくれないか?」

テスト「はい、もちろんです。あの時は私も混乱してしまっていて……どうにかして提督に会いたい、ここを通してもらわなくてはと考えて……その……咄嗟に色仕掛けを……」

提督「そうか……」

提督(テストが俯きながら消えそうな声でそう言う。とりあえず安心した。裏切りではなかったのだ)

提督(まああの時のテストと伍長の様子から予想はついていたが。それの確認が取れてよかった。俺はひと口エスプレッソを飲む)

テスト「あの……提督……」

提督「ん?」

テスト「どうして私を取次するなと命令したのですか……?やっぱり、あの時のあれのせいですか……?なら、お願いです……どうか赦してください……!!」ジッ フルフルフル

提督(上目遣いで俺を見つめるテスト。震えていて、今にも泣いてしまいそうだった。俺は慌てて訂正する)

提督「違う違う!!本国から大事な連絡があってな。だから誰も取次するなと命令しておいたんだ。君を遠ざけようとしたわけじゃないよ」

テスト「……!!そ、そうだったんですか……よかった……本当に良かったです……」ホッ

提督(テストはようやく心から安心したように少し微笑みを浮かべる。そしてまだ赤い目で真っすぐと俺を見つめてきた)

テスト「聞き苦しいとは思います。ですがどうか聞いてください。誓って言います。私はあそこまですることには反対でした」

提督(こういう時に嘘を吐くような子ではないことは分かっている。俺は無言で続きを促した)

テスト「けれども……私の気持ちは皆と一緒です。裏切り者が赦せないんです。ヴィシーについた子たちのせいでどれだけ私たちが大変だったか……!!」

テスト「だから私は、止めませんでした。止めようと思えませんでした。罵ってやろうと思っていました」

提督(再び俯いたテストの表情に俺は衝撃を受けた。苦汁を舐めたような……いや、もはや苦汁どころではないのだろう)

提督(それは、故郷を失った艦娘の顔だった。憤怒や苦悶、後悔、そういった感情が混ざりあった筆舌に尽くし難いものだ)

提督「テスト……すまなかった……」ダキッ ギュッ

テスト「!!」ドキッ

提督(俺はテストに歩み寄ると胸に抱く。息を呑むテスト。俺はそのままテストの頭を撫でる)

提督「俺は君への……君たちへの配慮が足りていなかった……そうだよな……本当にひどい目にあってきたんだよな……」

テスト「……」コクリ
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 16:26:35.35 ID:HDWK8SKO0
提督(テストが無言で頷く。そして俺の体に腕をまわした。腕に抱いたこの少女の辿ってきた過酷な運命を想うとこの子の為に何でもしてあげたいと心から思う)

提督「本当にすまない……どうか赦して欲しい……俺にできることなら何でもする」

テスト「いいんです。謝らないでください。私たちは事故とはいえ提督に傷を負わせてしまいました」

テスト「それに、分かっています。提督が言った事が正しいです。どんなにあの裏切り者たちが憎くても、私刑は容認されるべきではありません」

テスト「悪いのは私たちなんです。取り返しのつかないことをしてしまうところでした。止めてくれて本当にありがとうございます」

テスト「そして本当にごめんなさい。どうか赦してください。私を嫌いにならないでください」

提督「まさか。嫌いになんて絶対にならない。言っただろう?君を永遠に愛し続けると」

テスト「っ!!提督……!!」

提督(テストが顔をあげて俺を見つめた。俺もテストを見つめる。しばし、至近距離で見つめ合った)

テスト「……。……」キュン クイッ

提督(テストが切なそうな表情を浮かべる。そして目を閉じると、顎をあげた。言葉はもういらなかった。俺はテストの唇を奪う)

テスト「んっ……」

提督(唇を重ね、押し付け、擦り付け、啄み合う。舌を絡ませ合いながらお互いの愛を確かめ合う)

提督「……」クイッ

テスト「……」スクッ

提督(俺は一度口を離すとテストを立たせる。そして改めてテストを抱きしめ、濃厚なキスを再開した)

提督(体を抱く手を背中から下げていく。ヒップを優しく撫で、揉むとテストがさらに強く俺に抱きついた)

提督(体を擦り付けてくる。俺はテストのワンピースの裾をたくし上げると直接肌に触れた)

提督(胸もいいがやはりこっちもいい。直接、温かく滑らかな素肌を堪能する。俺はテストのショーツに手をかける)

提督(テストのヒップを覆う薄布をその割れ目に食い込ませ、Tバックのようにした。テストが甘い声を漏らす)

提督(そのまま前の方も手で強引に食い込ませてしまう。テストもまた、俺の固く張りつめたモノをズボンの上から撫でてきた)

提督「……」クイッ クイッ

テスト「あぁ……!!あんっ……!!」

提督(食い込ませたショーツのバックを持ち上げるようにするとテストが口を離して嬌声をあげた)

提督(そのままショーツでそこを刺激するように持ち上げたり下ろしたりを繰り返すとテストが切なそうに声を漏らす)

テスト「んふぅ……提督……ダメです……もっと……直接触ってください……」

提督「どこを?ちゃんと言ってくれないと分からないな」クイッ

テスト「んんっ……!!Ma vulveです……」

提督「なるほど。しかし、あまり使わない単語だから確証が持てないな。だから日本語でも言ってくれ」
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 16:34:08.53 ID:HDWK8SKO0
テスト「ま、マンコです……!!私のマンコを直接愛してください……!!合ってますよね……?あれ、違いますか……!?」

提督「あってるぞ、安心しろ。いいだろう。ほら、どうだ?」 スッ クチュクチュ

提督(俺はテストの懇願に応えてショーツをずらしてすでに濡れ始めているそこに指を這わせる)

テスト「はぁっ……!!うぅ……!!」ビクン

提督(テストが湿っぽい声を漏らした。固くなっているそこを一撫でしたあと、あえて触れず焦らす)

テスト「っ……!!」ジッ

提督(テストが視線で訴えかけてくる。もっと焦らしてもいいが、しかし今回はテストの望みに応えることにした)

提督「ほら、どうだ?」キュッ

テスト「あぁ!!」ビクン

提督(つまむと、腰が跳ねる。俺はそのままそこを弄る。高まってくるテスト。俺はそのままイかせるためにテストに快楽を与え続ける)

テスト「いい!!いいです提督!!あっいい!!くる!!きちゃう!!きちゃいます!!」

提督「イかせてやるから遠慮なくイくがいい、テスト」

テスト「っ!!んっふぅぅうう〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクンビクン

提督(テストがぴんと体を張る。そしてがくがくと腰を痙攣させた。虚空を見つめて絶頂の余韻に浸るテスト。だが、休むのは後にしてもらおう)

提督「このあとヴィシーの子たちを君たちに送らなくてはならない。だから時間が無いんだ」

提督「君はもう準備万端だろう?俺もあとはこれを脱ぐだけだ。ほら、脱がせてくれ」

テスト「O, Oui……わかりました……」スッ

提督(テストが俺のズボンに手をかける。ベルトを抜いて、ホックを外した。重力に引かれてずり落ちるズボン)

提督(露になったのはトランクスだ。怒張したものがそれを突き破らんばかりに反り立っていた)

提督(テストはそれにも手をかけてモノが引っ掛からないように引っ張りながらずり下げる)

テスト「はぅ……いつ見ても凄いです……惚れ惚れします……///」

提督(ようやく露になった俺のモノをテストがうっとりとした表情で見つめていた。白い手でそっと触れて撫でてくる)

提督「テスト、机に手をつけ」

テスト「はい……!!」

提督(期待に弾んだ声音、テストが言われたとおりにする。ワンピースをたくし上げると綺麗なヒップと濡れた内股、そしてピンク色の秘所が丸見えになった)

提督(きれいなパイパンだ。テストは肩越しにこちらを振り返り期待の表情で俺を見ている。俺ももう我慢できない)

提督「入れるぞ」ヌリヌリ

テスト「来てください///」ドキドキ グイッ

提督(後ろから秘所にモノをあてがって割れ目をなぞりながらそう囁く。テストが待ちきれないというように腰を押し付けてきた。そのまま先端が飲み込まれてしまう)
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 16:59:40.03 ID:HDWK8SKO0
テスト「あっ……///」ツプッ

提督「っ……くぅ……!!」ヌププププ

テスト「んっ……ふぁ……!!あぁ!!」キュン ゾクゾクゾク

提督(俺からも腰を押し出し立ちバックで挿入する。きつく締まるそこに俺のモノが埋まっていく。絡みついてくる媚肉は処女だったころの面影はもうない)

提督(テストの秘所はもう完全に俺専用の媚穴へと変わり果てていた。俺は本能のままに腰を振り始める。テストが喘ぎ、水音と肉がぶつかりあう音が響いた)

テスト「んっ!!ふぅ!!執務室でこんなっ!!私たちっ、いけないことっ、してますねっ……!?」

提督「我慢できなかったんだ!!俺も君も!!仕方ないだろ!?」

テスト「あぁっ!!そうです!!提督!!愛してます!!」

提督「俺もだ!!愛しているぞテスト!!君は俺のだ!!」

テスト「はいそうです!!提督のです!!私の全部!!提督に捧げます!!」

提督(テストが乱れながらもためらうことなくそう言い切った。ぞくぞくする。精液が込み上がってきた。欲望のままに中出ししてやろう!!)

提督「っ……出すぞ!!テスト!!受け取れ!!」バチュン ビュルルルルルル

テスト「んんぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン

提督(スパートをかけつつ我慢できる限り我慢し、射精と共に俺は腰を打ち付け、そのま押し上げるようにぐりぐりとした)

提督(精液がテストに注がれていくのが感覚で理解できる。テストが机に蹲る様にして絶頂を迎えていた)

提督(射精後の満足感がひろがる。目の前にいるテストが俺のモノだと改めて実感した。なんせ、生で中出ししたのだから)

提督「ふぅ……」

テスト「はぁ……はぁ……っ……」チラッ

提督「!!」

提督(荒い息を吐きつつテストが俺を振り返る。その目を見れば言いたいことは分かった。大丈夫、俺のモノは全然萎えていない)

提督「こんなもんじゃ終わらないぞ。覚悟しろよ?」ギンギン

テスト「はい……///」キュンキュン



リシュリュー(まさか給湯室があの人の部屋の近くにあるなんてね……さて、お湯も用意したしさっさと部屋へ戻りましょう。ばったりあの人に会ったら気まずいもの)

ガチャ

リシュリュー「っ!?」

リシュリュー(あの人の執務室のドアが開く。咄嗟に私は給湯室に隠れた。はぁ……マーフィーの法則ってやつね……こっちに来るかしら?そっと様子を窺う)

テスト「……」キョロキョロ スッ

リシュリュー「!?」

リシュリュー(……あの人の部屋から出てきたのはテストだった。しかも赤い顔をして周囲を気にしながら乱れた服を整えつつ慌てて玄関の方へ歩いていく)

リシュリュー(あの人の恋人ってテストだったのね……そう言えばニュースであの人がイタリア人からテストを命がけで守ったってやってたわね)

リシュリュー(おおかた、ヤってたら思ったより時間がかかってるのに気が付かなかったってところかしら……)

リシュリュー(テストはいいわね。自由フランスで戦果をあげて今や救国の乙女ですもの。おまけにあんな素敵な恋人までいて)

リシュリュー(なのにこっちは憎い裏切り者扱い……私は上の命令を忠実に守っただけなのに……どうして……)

↓×1〜3 リシュリューのテストに対する行動

※説明は他の子たちとも関係を持っていることと、どうしてそうするのかという理由と覚悟だけで自分から個々との馴れ初めを話したりはしません。
ただし聞かれれば答えています
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 17:12:12.99 ID:5eF1+6500
幸せなコマンダン・テストが妬ましい……彼女がちっとも悪くないのはわかってるけど少しくらい八つ当たりしてもいいわよね……テストを嫉妬させようと最上はn……アミハルとキスしちゃったこのままだとあなたから彼を奪っちゃうかもね?と挑発するリシュリュー
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 17:20:05.22 ID:4JWKKoh0o
>>977
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 17:21:46.35 ID:Hs52DiYCo
977
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 17:23:30.50 ID:TCSZzYyA0
私が色々なものを失い我慢する一方で色々なものを享受しているテストが許せない
ブラフ(キスマークみたいな)から抱かれていたのを明らかにしてどんな風に彼に言い寄られ抱かれたのかを問い詰める
無意識にテストの体にハラスメントを行ってしまっている
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 00:00:01.60 ID:xdR2j13Ho
しばふ成分が欲しい…
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/26(月) 09:41:12.54 ID:lD2rRL2Y0
リシュリュー「……」

リシュリュー(私の中で何かが胎動するのを感じる。悪いのは彼女じゃないことは分かっている)

リシュリュー(けど、それが何?私だって悪くない。いいえ、むしろあの子みたいに停戦の時に脱走したりなんかしなかった)

リシュリュー(自信を持って言える。あの子より私の方が正しく生きていたと。それなのに私がこんなに不幸な目にあってあなたがそんなに幸せなんて……)

リシュリュー「おかしいわよね……?」



テスト(まさかあの方が来るとは。ヴィシーの子たちを自分で迎えに行くために自由フランスの創立者である少将がわざわざこの拠点までやって来た)

テスト(そして今、提督と会談している。もしかしたら私たちは歴史の目撃者なのかもしれない)

リシュリュー「テスト」

テスト「はい?」

テスト(そんな感慨に浸っていたところで元ヴィシーと自由フランスの艦娘の代表として隣に並んで立っていたリシュリューが声をかけてくる)

リシュリュー「首のところ、赤くなってるけどどうしたのかしら?悪い虫にでも刺された?」

テスト「っ!!いや、これは……」カァッ

リシュリュー「ふふっ、まさか男ができてたとはね。もう貴女をからかえないわ」クスリ

テスト「し、集中してください……!!いまはお喋りしている場合じゃありません……!!」キッ

テスト(顔が熱かった。ついリシュリューの方を見てしまう。リシュリューは前を向いたままにやにや笑いをしていた)

リシュリュー「ごめんなさい。けど、あのテストがね……まあ、あの日本軍のAmiral、かっこいいものね」

テスト「っ!?」ドキン

テスト(な、な、な、何でリシュリューが知って……!?心臓が止まるかと思った……まさか、あの時どこかで見られたり聞かれたり……!?)

リシュリュー「それに、キスもとっても上手だったし。アジア人に惹かれたのはこれが初めて」

テスト「!?」

リシュリュー「ごめんね、テスト。私、あの人とキスしちゃった。とっても濃厚なのをね。私からしたのだけど、彼も情熱的に応えてくれた」チラリ

リシュリュー「このままだと私、貴女から彼を奪っちゃうかもね。けど恋愛ってそういうものだもの。赦してくれるわよね、テスト?」ニタァ

リシュリューが横目でテストを見つめながら妖しい笑みを浮かべている
↓×1〜3テストの反応
※テストはリシュリューが美人であり恋愛経験豊富な為にその分野で勝ち目がないと思っている
983 :以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 10:11:10.84 ID:8gt1Z+69O
貴女は彼のことを何も知らないのね
貴女に彼は奪えない
と耳元で嘲笑う
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 10:40:15.17 ID:A12XCvOs0
今から彼に手を出そうというなら私より後になるわねと余裕を持って提督の良さ(床の様子含む)を語り始める
語る内に段々リシュリューへの劣等感や罪悪感と提督への依存心が強まり
涙を流しながら提督への愛と自分から離れないでほしい旨を語り続ける
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 10:47:04.92 ID:j/rFlThWo
不敵な笑みを返す
内心、リシュリューも提督をモノにするどころかモノにされることをわかっているから
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/26(月) 15:35:27.30 ID:lD2rRL2Y0


テスト「……ふふっ」ニコッ

リシュリュー「っ!?」

リシュリュー(最初驚いたテストはしかし、すぐに不敵な……まるでそれは無理だと言わんばかりの笑みを浮かべると前を向いてしまう)

リシュリュー(思わずテストの方を向いてしまった。そんな私をテストが余裕の表情を浮かべて横目に見ている)

リシュリュー「っ……」フイッ

リシュリュー(私は顔を歪めて前を向く。無様だった。惨めだった。死んでしまいたい。誰も見ていなかったら呻きながらのたうち回っているところだ)

リシュリュー(この子がこんな……いつの間に……そうね……私の知ってる恋愛に奥手で初心な生娘のテストはもうとっくにいなくなっていたのね……)

テスト「……!!どうやら会談が終わったようですよ、リシュリュー」

リシュリュー「っ……そのようね、テスト」

リシュリュー(何事もなかったかのようなテストの態度に同じく何事もなかったかのように返す)

リシュリュー(けど、私の中でテストに対する黒い感情が大きく燃え盛るのを止められそうになかった)



提督「急な連絡となってしまい申し訳ない。三日後に私は大西洋船団護衛艦隊の指揮官へと転任する」

提督「私の後任には中将が任命された。彼は優秀だ。きっと君たちを勝利に導いてくれるだろう」

提督(俺は先の作戦での米海軍との連携失敗の責任をとって左遷されることになった。そのせいで大きな被害を出したアメリカとの関係を考えれば仕方のないことだ)

↓×1〜3 提督の連絡を聞いた一航戦の反応
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 15:44:07.88 ID:9R3RmOcco
失敗をして提督に申し訳ない気持ちもあれど、離れ離れになるのが寂しい気持ちも大きい
そんな気持ちの余り、離れても心はいつも貴方に向いている、と半ば愛の告白をしてしまう赤城
また離れる前に勇気が欲しい、と夜に繋がりを求めにくる加賀
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 16:10:54.14 ID:iJW21yiko
そんな……提督が左遷されるなんて……提督の顔に泥を塗ってしまった……暗い表情で申し訳ありませんでしたと頭を垂れる二人
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/26(月) 16:43:13.77 ID:5pcgmGuN0
987
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/27(火) 11:59:56.41 ID:VWLTMCUs0
赤城「提督……!!」

提督「ん?赤城か」

提督(俺の転任の話が終わってすぐ、執務室へ戻ろうとした俺を呼び止めたのは赤城だった。振り返ると思い詰めた様子の赤城が立っている)

赤城「わ、私の」

提督「私のせいでとは言うまいな?」

赤城「っ!!」

提督(俺の牽制に赤城が言葉に詰まってしまう。やはり図星だったか。未だにあの事件は赤城の心に突き刺さったままのようだ)

提督「何度も言ったが、君は完璧に私の命令をこなした。悪いのは君ではなく私だ。私がサマータイムを知っていればこんな事にはならなかった」

赤城「で、でも!!」

提督「赤城」

提督(なおも食い下がろうとする赤城の言葉を強引に遮る。俺は赤城の目を見つめて語りかけた)

提督「今回の件は誰かが責任をとらなくてはならない。そしてこういう時に責任をとることが私の役目だ」

赤城「っ……!!」ウルッ

提督(辛そうに俯き、目を逸らす赤城。そんな顔をしないで欲しい。俺は赤城に歩み寄るとその頬に手を添えてこちらを向かせる)

赤城「っ!?」 ビクッ

提督「しっかりしてくれ、赤城。俺は君を高く買っているんだぞ。この件はもう終わりだ。気持ちを切り替えていけ」

提督「ここだけの話だが、私が誰よりも信頼する空母娘は君だ、赤城。その君がそのような様では私も安心してここを離れられない」

赤城「っ!!わ、私を……ですか……?」

提督「そうだ。君だ」

赤城「そうですか……提督が……私を誰よりも……!!」

提督「一航戦、赤城。あえて問おう。このぐらいのことで君は折れたりはしないな?私の期待に応えてくれるな?」

赤城「はい、もちろんです」ジッ コクリ

提督(そう、これだ。もう大丈夫だろう。今、真っすぐに俺の目を見返しているのは先程までの弱った女の子ではない)

提督(帝国海軍の栄光、第一航空戦隊の旗艦、赤城がそこに居た。俺は微笑むと、赤城の頬から手を離す)

提督「よろしい。ではさらばだ、空母赤城。ここは頼んだぞ。大西洋の補給線は任せろ」

赤城「分かりました。お任せください、提督。……その、提督」コクリ

提督(きりっとした顔で力強く頷いた赤城に安心した俺は執務室へ戻ろうとした。が、少し躊躇った後、意を決したように再び赤城が俺を呼ぶ)
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/27(火) 12:09:14.02 ID:VWLTMCUs0
提督「なんだ?」

赤城「っ……」タジッ カァッ

提督(赤城は俺の視線を受けて少したじろいだ。そして頬を赤く染める。が、すぐに気を取り直すと口を開いた)

赤城「私の心はいつも貴方に向いています。どんなに離れようとも、何があろうともです」

提督「あ、赤城……!?」ドキッ

提督(いきなりだった。不意討ちの赤城の言葉につい動揺してしまう。こ、これはもはや愛の告白ではないか……?)

赤城「で、では失礼します、提督。またいずれ……できればすぐにお会いできるよう祈っています。っ……!!」カァァッ タッ

提督(もはや頬だけでなく顔を真っ赤にした赤城は踵を返すとらしくなく廊下を駆けていく。俺はそれを呆然と見送ることしかできなかった)



加賀「……」スタスタスタ

加賀(あの事件で私は自分が信じられなくなってしまった……あの後、私は提督のところへ行って無様に泣きながら縋りついて謝罪し、あれこれと弱音を吐露した)

加賀(自分があんなに弱いなんて知らなかった。初めて知った自分の脆さ。どうしようもできなかった)

加賀(提督だってきっと辛かったと思う。誰かに労わって欲しかったと思う。それなのに私は……その時そう考える余裕もなく……)

加賀(そんな私を提督は文句も言わずに慰めてくれた。そのおかげで私は立ち直ることができた)

加賀(でも、まだ提督がいないとダメみたい……提督がいなくなると考えただけで、情けないことに震えが止まらない)

加賀(けれど私は提督の負担になんかなりたくない!!だから私は一航戦の加賀に戻らなくちゃいけない!!)

加賀(そのためには勇気が必要……どんなに辛くても、恐ろしくても、怖くても、戦うための勇気が)

加賀(あの事件の前は当たり前のように持っていたそれを、私は失くしてしまった……取り戻さなくてはいけないわ)

加賀(そのためには……私には提督が必要だった……提督が行ってしまう前にもう一度深く愛し合うことができれば、きっと勇気を取り戻せるはず……)

加賀「……!」ピタッ

黒潮「やっとまた司令はんと会えたと思っとったらウチは今日までずっとずっとずぅっと任務やらなんやらで時間が取れなかったんや!!絶対に譲らんで浦風!!」

浦風「はぁ?ぶちまわされたいんか黒潮!!うちだっておんなじじゃけぇ死んでも譲らんわ!!どれだけ今日を待っとったと思うとるんじゃ!!」

↓×1〜3 提督の部屋の前でそんな言い合いをしている黒潮と浦風に遭遇した加賀の反応
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/27(火) 12:12:24.74 ID:3TKNkL8mO
皆で押し掛けようと二人に提案
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/27(火) 12:28:39.10 ID:96WtSb6Vo
何を騒いでいるの?提督のお部屋の前でしょう?というか提督はあなた達とも関係を持っていたのね……いいわ提督に誰を選ぶか決めていただきましょう。自分の知らない女性関係に嫉妬して表情には出ていないが駆逐艦の子を相手についムキになってしまう加賀
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/27(火) 12:42:47.94 ID:xYhiVtqeO
提督に迷惑でしょうと冷静を装いながら浦風達を押し退けて入室しようとするが、浦風達も食い下がってきたのでついかっとなってしまい、力づくで退かそうとする
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/27(火) 21:53:22.11 ID:ChfDn9Vxo
次スレのタイトルは姦しそうだな
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/01(土) 13:42:26.23 ID:HGHj6cYl0
次スレ『加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」』
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1543637908/)

よろしければ、引き続きどうぞよろしくお願いします

このスレは後は感想や改善点、出して欲しい艦娘で埋めてくれれば幸いです
埋まらなかったら明日にでも依頼出します
どうぞよろしくお願いします
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/01(土) 14:57:31.90 ID:T8ZMEOWO0
お疲れ様です。いつも楽しく読ませて頂いてます。今走っている艦これSSの中でもぶっちぎりで面白いです。明石に提督が打たれたときのお礼をちゃんと言っていないのでまた登場してくれると嬉しいです
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/01(土) 15:26:48.99 ID:NTcLWW/WO
乙!いつも楽しく読ませてもらってますよー
基本シリアスで重苦しい雰囲気だけど、突然パロディネタが飛んできたりしていい清涼剤になっていると思う

登場希望…海防艦…はこれから出てきそうな雰囲気なのでいいとして
ごーちゃん好きなので捕まって以来出番の無いルイに出番が欲しいです!
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/01(土) 15:27:38.34 ID:20vp7hVdO

この前このSS知り、引き込まれて最新まで一気に読んでしまいました。とんでもない量と同時にエタらず書き続ける力、ストーリー構成の高さに驚いてます。
今後の展開も楽しみです、応援しております。
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/01(土) 16:31:45.97 ID:pEIIcN5FO
久々に駆逐艦姉妹艦ハーレムがみたいけど、それは安価に期待
鹿島とは打ち解けたものの如月・皐月の問題は未解決なのでそれを含めて色んな伏線を回収してほしいです
イタリアや愛宕もフォローがあると嬉しい

忙しい日々が続くとは思いますが無理せず執筆をお続け下さい
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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【艦これ】辺境鎮守府の取り留めのない日常 @ 2018/12/01(土) 14:28:36.52 ID:VYvz6cbx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543642116/

千歌「Aqoursがお届けするラジオ」花丸「スクールアイドル放送局ズラ」 @ 2018/12/01(土) 13:19:00.90 ID:PeZoHJs+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543637940/

奈緒「晶葉がコーヒー飲んでる」 @ 2018/12/01(土) 12:53:37.09 ID:VheBWPIRo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543636416/

【艦これ】辺境鎮守府の取り留めのない話 @ 2018/12/01(土) 08:02:40.15 ID:yH6534T8O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543618960/

提督「翔鶴が宇宙から落ちてくる」 @ 2018/12/01(土) 05:36:56.75 ID:1npF6vNB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543610216/

雛一城 @ 2018/12/01(土) 05:16:28.32 ID:89Xo1XnB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1543608987/

VIPでガンダムバーサス避難所 @ 2018/12/01(土) 01:11:47.74 ID:alE6ymA80
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1543594307/

【モバマス】棟方愛海「事務所がもし100人の黒服に囲まれたら」 @ 2018/11/30(金) 23:02:05.82 ID:OXQ+lLJzo
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