乳ダンガンゼEROンパV3 〜みんなのハラマシアイ新学期〜

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

440 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:02:47.16 ID:c8d/5zxZ0
百田「いやー、まさか誰かといると悪化するとはなー」

春川「……あいつの言う事を信じるの?」

百田「当たり前だ!! 先生は嘘なんかついてねー!!」

春川「……そっ」

百田「……なぁハルマキ」

春川「……何?」

百田「お前は……オレのどこが好きなんだ?」

春川「!!///」
441 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:03:24.71 ID:c8d/5zxZ0
百田「なぁ、教えてくれよ。 やっぱ……この顎髭か!!?」

春川「……そういう馬鹿なところ」

百田「なっ……」

春川「あんたを見てると……私の抱えてる悩みなんかどうでもよくなる」

春川「あんたといると……私の心の中にある色んな何かが……綺麗さっぱりなくなる」

春川「……楽しいの、あんたといると」

百田「へへ、そっか。 馬鹿って言われたのは悔しいが……」

百田「……けどハルマキ、テメーは見る目があるぜ。 なんせこの宇宙に轟く百田解斗を好きになったんだからな!!」

春川「……なんでそんなに自分に自信があるの」

百田「……逆に聞くけどよ、テメーは『どうせ自分なんか……』って自分に自信がないやつをカッコいいと思うか?」

百田「自分に自信を持って前を向いた方が何倍もかっこいいし男らしいだろ!!」

春川「……そうかもね」
442 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:03:54.21 ID:c8d/5zxZ0
百田「じゃあ……残り時間はあれだな、先生の言う通り二人きりにならないといけないな」

春川「どこで過ごすの?」

百田「そうだな……じゃあオレの部屋でも過ごすか!!」

春川「……待って、その前に昼ごはんと夜ご飯も持っていかないと」

百田「! そうだな、食堂にはみんないるから今の内に確保しとかねーとな」
443 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:04:30.26 ID:c8d/5zxZ0
数時間後……

百田「そっか……じゃあ保育士を名乗ってたのは孤児院で育ってたからなんだな」

春川「うん」

ピンポンパンポーン!!

百田「ん? なんだ?」

モノクマ『えー……生徒諸君!! たった今の時間から……』

モノクマ『鬼ごっこを開始しまーす!!』

春川「……鬼ごっこ?」

モノクマ『ズバリ!! 鬼は百田くんと春川さん以外の生徒全員です!!』

モノクマ『そして百田くんの病気を悪化させ、百田くんを殺した人には……』

モノクマ『見事、学級裁判なしで卒業できまーす!!』

百田「な、何言ってんだコイツは……?」

モノクマ『制限時間は夜の九時まで!!』

モノクマ『それじゃあみんな、頑張ってねー!!』
444 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:05:00.83 ID:c8d/5zxZ0
百田「出てきやがれモノクマ!! ふざけたこと言いやがって!!」

春川「きっと百田の病気を利用して私達にコロシアイをさせる気だよ」

百田「ふざけんじゃねーよ……オレはまだ……死なねーよ……」

春川「大丈夫、個室は鍵をかけてるから入ってこないはず」

カチャカチャ……

春川「……!!」

王馬「あー!! やっぱりいたー!!」

春川「あんた……ピッキングで……」

百田「ゲエッホ!!」ドバァ!!

春川「!!!!」
445 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:05:40.55 ID:c8d/5zxZ0
春川「百田!!!」

百田「はぁ……やっぱりな……王馬が近くにいるせいだ……」

百田「これで……オレの病気……信じてくれたか……」

春川「そんな事しなくても……私は最初から信じてるよ!!」

春川「だって……私がそう信じたいんだから!!」

百田「流石オレの助手だな……ゲエッホ!!」ドバァ!!

春川「!!」

王馬「オレは百田ちゃんの病気、最初から信じてたよー」

春川「……」ギロッ

王馬「うわっ! 怖いなー、人殺してそう」

王馬「……ていうか殺してたね!!」

春川「……」シュン

ガン!!

王馬「!!」

春川「黙れ……クソヤロー」
446 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:06:42.20 ID:c8d/5zxZ0
春川「百田、私があんたを担いで逃げる」

春川「誰もいない所まで逃げよう」

百田「すまねえハルマキ……頼む。 ちょっと血ぃ吐きすぎた」

春川「無理に喋らなくていいよ」

シュタタタタタタ

王馬「いてて……行っちゃったか」

王馬「ねーみんなー!! 誰かこの面白いゲームに参加しないのー!?」

ゼERO「くだらん」

王馬「えーなんでー?」
447 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:07:16.97 ID:c8d/5zxZ0
最原「百田くんは僕らの大切な仲間だ……絶対に殺させない!!」

星「あんた……相当頭がイかれてるぜ。 俺以上にな」

東条「……みんな、彼は私が監視しておくわ」

赤松「!! 東条さん……」

東条「だから彼の事は気にしないで……大人しく時間が過ぎるのを待ちましょう」

星「……あんただったら安心だな」

入間「んじゃ、オレ様はオナニータイムといくか!!」

ゼERO「俺のアナル見せてやる!!」

入間「見せて見せてぇ!!///」

最原「ちょ……二人とも、SEXはやめてよね!!」

スタスタスタスタ……
448 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:07:54.64 ID:c8d/5zxZ0
王馬「あーあ。 みんな行っちゃった。 つまんないのー」

東条「……」

王馬「……ねぇ東条ちゃん。 何を企んでいるの?」

東条「企む……? 私が?」

王馬「だってそうじゃん!! 自分から監視役を名乗り出たって事は……」

王馬「オレと行動したいって事でしょ?」

東条「……何を言いたいのかしら」
449 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:08:23.69 ID:c8d/5zxZ0
王馬「だからー、オレが百田ちゃんに近づくとするじゃん?」

王馬「そんで、百田ちゃんが死ぬ寸前になった所で東条ちゃんはオレを遠ざけて……」

王馬「東条ちゃんは百田ちゃんに近づく!! 漁夫の利ってやつだね!!」

東条「……それは貴方の推理でしかないわ」

王馬「ふーん……でもさ、東条ちゃんは卒業したくて堪らないんじゃないの?」

王馬「……動機ビデオの所為で」

東条「……!!」
450 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:09:14.47 ID:c8d/5zxZ0
王馬「いいよ!! オレは東条ちゃんに譲るよ!!!」

王馬「オレは卒業したいんじゃなくてこのゲームを盛り上がらせたいだけだからね!!」

王馬「ねぇねぇ!! 東条ちゃんは動機ビデオ、自分のだったんじゃないの!?」

王馬「大切な人って誰だったの!!?」

東条「……」
451 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:09:53.85 ID:c8d/5zxZ0
東条(まんまと私の考えを見透かされたわ)

東条(けど私はここで王馬くんを信用していいのかしら……動機ビデオの話をここですべきかしら……)

東条「……これだけは言っておくわ」

王馬「何?」

東条「私にとっては……貴方達みんなが大切よ」

王馬「!! そうだよね!! だって東条ちゃんはみんなのママだもんね!!」
452 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:10:46.10 ID:c8d/5zxZ0
春川「……ここだったら誰にもバレない」

百田「ああ……そうだな」

百田「けど……モノクマの事だ、誰かにバラしちまうんじゃねーか?」

ヒョコ

モノクマ「もちのろんでーす!!」

百田「ゲエッホ!!」ドバァ

春川「!!!」
453 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:11:19.51 ID:c8d/5zxZ0
春川「消えて!! 今すぐ百田の前から!!」

モノクマ「分かった分かった、消えるってー」ヒョコ

春川「……」

百田「はぁ……何しにきやがった……あいつ……」

モノクマ『オマエラにお知らせでーす!! 百田くんと春川さんの場所は……』

春川「!!!!」

百田「あのヤロー……ふざけやがって……」

春川「……逃げるよ」

シュタタタタタタ

モノクマ『あ! 逃げました!! えーっと、向かった先は……』

春川「なっ……」

百田「クソ……これじゃ意味がねぇ……」
454 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:11:51.81 ID:c8d/5zxZ0
春川「待って……追ってくるのは王馬だけだよね?」

百田「まぁ……そうだろうな」

春川「だったら……王馬を気絶させればいいんだよね?」

百田「!! ハルマキ、まさか……」

春川「百田はここで待ってて」ダッ

百田「お、おいハルマキ!! 待て!!!」

百田「……ゴホォ!!」ドバァ

春川「!!?」
455 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:12:37.99 ID:c8d/5zxZ0
百田「テメーが近くにいねーと……悪化しちまう……」

春川「じゃあ……ここで王馬を向かい打てって事?」

百田「……いや!! そんな事する必要はねぇ!!」

春川「じゃあどうやって……」

百田「ハルマキ」



百田「オレとキスしろ」

春川「は!!!!?///」
456 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:13:12.80 ID:c8d/5zxZ0
春川「なっ……あんた急に何言ってるの!!?///」

百田「これ以上逃げるのは男らしくねー!!」

百田「だったら……もう逃げなくてもいいように……終わらせようじゃねーか!!」

春川「そ、それがなんでキスに繋がるの!?/// 殺されたいの!?///」

百田「テメーは忘れたのか? 先生が言ってただろ」

春川「ゼEROが……?」
457 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:13:51.28 ID:c8d/5zxZ0














ゼERO『そうだ、言い忘れてた』

百田『なんだよ?』

ゼERO『さっきの『あーん』のように……カップルらしい事をやるとより時間は縮まるぞ』

ゼERO『SEXなんかあっと言う前に短縮されるが……愛の鍵がない以上、今は無理だ』

ゼERO『キスとかなら3時間ぐらい短くなるぞ』

ゼERO『……以上だ、帰還する』

スタスタ……

春川『……嘘くさ』

百田『どうだろうな……俺は信じるぜ。 先生の言う事だからな!!』
458 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:14:24.70 ID:c8d/5zxZ0









百田「今は夜の6時!! つー事はここでキスすればオレの病気も治る!!」

春川「あ、あんなやつの言う事を信じるの!? どうせ私達をからかって……」

百田「ボスが助手の言う事を信じねーでどーすんだ!!」

春川「……!!」
459 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:14:54.57 ID:c8d/5zxZ0
百田「兎に角!! オレは先生の言う事を信じるぜ!!」

春川「……で、でも……あんたは私とはキスしたくないでしょ?」

百田「は?」

春川「わ、私は……別にいいけど……///」

春川「けどあんたは……好きじゃないでしょ? 元々その病気も私だけの好きって思いの所為で……」

百田「……いや」

百田「オレもお前の事が好きかもしれねぇ」

春川「は!!!?///」

百田「いや、てゆうか好きだ」
460 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:15:42.83 ID:c8d/5zxZ0
春川「あんた本当になんなの!!? ねぇ、殺されたいの!!?///」

百田「死にたくねーつってんだろ!!」

百田「テメーとトレーニングしだしてからだな……オレの心の中でテメーの事をもっと知りたいって思うようになった」

春川「そ、それは……私の事を何も知らないから……私が何も言ってないから……」

百田「けど……終一に先生、同じ助手の事を考えても……」

百田「テメーを考える時だけ……なんか胸が締め付けられる感じがするんだ」

春川「な、なんで……どうして私を好きになったの……?」

春川「だって私は……人殺しで……暗殺者で……」

百田「うるせー!!」

春川「!!!!」

百田「オレが好きって以外に理由なんかいらねえ!!」

百田「オレはハルマキが好きだ!! それだけだ!!」
461 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:17:29.94 ID:c8d/5zxZ0
春川「……」

百田「……」

春川「……ふふ」

百田「!!」

春川「あんた……本当に馬鹿だね」

百田「なっ……馬鹿じゃねーって!!」

チュッ

百田「!!!!」

春川「……これでいいんでしょ?」

百田「……」

王馬「百田ちゃんみーっけ!!」

春川「……もう来ても無駄、百田の病気は治ったよ」

王馬「は?」
462 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:18:15.09 ID:c8d/5zxZ0
百田「ああ……ハルマキの言う通りだ。 テメーがどれだけ近づこうが何の意味もねーよ」

王馬「……」

王馬「あーあ……」

王馬「残念だったねー……東条ちゃん」

東条「……何のことかしら」

百田「!! 東条……」

東条「ごめんなさい……王馬くんを監視していたんだけど……逃げられてしまったの」

王馬「まったまた嘘吐いちゃってー!! 本当はここを出たくて堪らなかったくせにさー」

王馬「いつでもオレを捕まえれたのにわざと捕まえなかったんでしょー?」

東条「……勝手に思ってなさい」

春川「何……? 今度は東条を味方につけるつもり?」

百田「東条が誰かを殺そうとしてるなんてそんな嘘つくんじゃねー!!」

王馬「……嘘、ねぇ」
463 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:19:11.04 ID:c8d/5zxZ0
王馬「まぁいいや!! その内後悔する事になるかもねー」

王馬「じゃあ行こうか東条ちゃん」

東条「……貴方に言われなくても行くわ」

東条「二人とも……邪魔をしてしまってごめんなさい」

スタスタ……

百田「なんだったんだ……」

春川「……」

百田「まぁ、何にせよ……もう逃げなくていいんだ。 さっさと部屋に……」

ギュウ

百田「!!」

春川「……もう少しだけ」

百田「??」

春川「もう少しだけ……ここにいよう」

百田「……」

百田「……おし!! 彼女の頼みだ!! そうすっか!!!」

春川「……ありがとう」

春川「……」

春川(ゼEROにパンツ取られたまんまだった……)
464 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:19:55.02 ID:c8d/5zxZ0
モノクマ『えー只今の時間をもちまして鬼ごっこを終了させていただきまーす!!』

ゼERO「!! まだ夜9時を回っていない……」

ゼERO「という事はあいつら……キスしたな!!///」

ゼERO「美兎ちゃん!! 俺達もキスDAAAAAA!!!!」

入間「ああん!!///」









王馬「あーあ。 何で誰も乗ってくれなかったんだろうなー」

東条「……」

東条(私はここを出たい……王馬くんはゲームを盛り上げたい)

東条(一見WIN WINのように見えるけど……まだ彼を信用してはダメよ)

東条(ここを出る時は……確実に……誰にもバレないように)

王馬「……東条ちゃん」

東条「……何かしら」

王馬「ここを出たい時はいつでも言ってね!! オレがいいアイデア考えてあげるからさ!!」

王馬「じゃあねー!!」

タッタッタッ

東条「……」

東条(次の……動機次第ね)
465 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:20:31.55 ID:c8d/5zxZ0
体育館

夢野「どうやら鬼ごっこは終わったみたいじゃな……」

アンジー「死体アナウンスが流れなかったってことはー、解斗は死ななかったんだねー!!」

アンジー「神さまがー」??

アンジー「死なせないようにしたんだねー!!」??

茶柱「そ、そうですね……」

夢野「じゃあ明日からは……本格的に動き出さないといけないのう」

アンジー「そうだねー、転子とつむぎもーメンバーになった事だしー」

白銀「黒髪赤眼の神さまから……ご褒美貰えるかなー……///」

アンジー「貰えるよー!! ちゃんと神さまのいう事聞けばご褒美貰えるよー!!」

アンジー「じゃあ明日から……生徒会、ファイトー!!」

夢野・白銀「ファイトーー!!」

茶柱「……」

茶柱(夢野さんは……必ず転子が正気にさせます!!)
466 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/25(木) 20:21:08.38 ID:c8d/5zxZ0
今日はここまで
467 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:02:08.51 ID:IHvN6fEy0
次の日

ゼERO「……」

ゼERO(起きて早々、あずにゃんにビンタされた)

ゼERO(まぁパンツ返し忘れたから当然か)

入間「ゼEROーーーー!!!」

ゼERO「!! 美兎ちゃん、おまんこ」

入間「!! 頬っぺたが腫れてる……大丈夫?」

ゼERO「問題ない、Fレベルだ」

入間「……!! そうだ、後でメンテナンスついでに治してやるよ!!」

ゼERO「ありがとう」

入間「それに……見せたいのもあるし……///」

ゼERO「おまんこか?」

入間「ああっ!! そんな刺激的な物じゃないけど……でも凄いものなの……」

ゼERO「そうかそうか///」
468 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:02:45.62 ID:IHvN6fEy0
食堂

ゼERO「おまんこ」

真宮寺「おはようゼEROくん……けどその挨拶は不快だからやめてほしいヨ」

入間「テメー誰に向かって口を聞いてやがる!! オレ様のゼEROだぞ!!」

真宮寺「はぁ……注意するんじゃなかったヨ」

百田「よおテメーら!!」

春川「……」

最原「百田くんに春川さん……おはよう」

百田「テメーらに言っておかねーといけねー事がある」

星「なんだ」

王馬「ま、言わなくても分かるけどねー」

百田「オレとハルマキは付き合う事になったぜ!!」

春川「……わざわざ言わなくていいのに」ムスッ
469 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:03:23.51 ID:IHvN6fEy0
百田「昨日の鬼ごっこは迷惑かけたな!! もうオレは大丈夫だぜ!!」

赤松「よかった……おめでとう百田くん!!」

真宮寺「まさかこんな閉鎖空間でカップルが3組もできるなんてネ……本当に人間は分からないヨ」

王馬「いやいや真宮寺ちゃん、6人とも人間じゃないよ。 イレギュラーだよ」

ゼERO「イレギュラーはお前DAAAAAA!!!」

東条「……ゼEROくん、うるさいわ」

東条「……そういえば夜長さん、夢野さん、茶柱さん、白銀さんはまだ来てないわね」

星「……昨日から体育館で何をやってんだ?」

入間「ナニ以外にねーだろ!!」

ゼERO「いや……それ以外の可能性もある」

入間「!! そ、そうだよね!! ナニじゃないかもしれないよね!!」
470 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:04:05.02 ID:IHvN6fEy0
夢野「待たせたのうお主ら」

王馬「あ、噂をすればアジが来た!!」

夢野「今日の午後から……体育館でマジカルショーをやる事になったんじゃ」

ゼERO「なん……だと……?」

夢野「うちがお主らを喜ばせてやるわい」

アンジー「みんな来てねー!! 絶対だよー!!」

赤松「夢野さんのマジックか……楽しみだね!!」

夢野「んあー!! マジカルショーじゃ!!」

茶柱「いいですか!! 絶対来てくださいね!! 生徒会の命令ですよ!!」

春川「……生徒会?」

白銀「そう!! 私達は学園生活をよりよくする為に……生徒会を結成したんだよ!!」

ゼERO「レプリフォースだと……?」

真宮寺「……ゼEROくん、一文字もかすってないヨ」
471 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:04:39.95 ID:IHvN6fEy0
アンジー「みんなーずっとここで暮らすんだよー」

アンジー「そうすれば誰も死なないしー、楽しい学園生活が送れるよー」

百田「なっ……ずっとここにいるだと!? ふざけんな!!」

百田「オレはまだ諦めてねーぞ!! 誰も死なないで脱出できる方法があるはずだ!!」

アンジー「駄目だよ解斗ー。 ここを出ちゃ駄目だって神さまが言ってるんだよー」

茶柱「そうですよ!! 神さまが言ってるんですから!!」

春川「茶柱……あんたどうしたの? あんたってそういうの信じるやつだったっけ?」

茶柱「て、転子は改心したんですよ!! 神さまの言うことを聞いた方がいいって!!」
472 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:06:14.03 ID:IHvN6fEy0
アンジー「夜時間はこの時間を過ぎたら外に出ちゃいけないとかー、生徒会に逆らった時のバツとかー色々考えたんだよー!!」バン!

一、夜時間は9時以降外に出てはいけない

一、朝食は7時、昼食は12時、夕食は7時。 夜食は禁止

一、学校の探索、及び脱出をしようとするのは禁止

一、昼2〜5時は必ず神さまにお祈りをする

一、生徒会に入るにはアンジーの許可を得ないといけない

一、人前で勃起してはいけない

一、精子を無闇に飛ばしてはいけない

一、生徒会に逆らった場合は一日中生徒会室に監禁。 ご飯も抜き

百田「うおっ!? なんだこりゃ!!!?」

真宮寺「極限の状態でルールに縛られるとは窮屈だネ……」

星「おいおい……俺達はそのルールに縛られるってことか?」

アンジー「そうだよー、神さまも生徒会も絶対だよー」

白銀「ねぇねぇ!! みんなも生徒会に入ろう!! カッコいい神さまが待ってるよ!!」

東条「……ごめんなさい、拒否させていただくわ」

最原「……もしかしてみんな、アンジーさんに洗脳されたのか……?」

真宮寺「確かに、白銀さんも茶柱さんも……彼女の所に行ってから変わってしまったからネ」

王馬「えー!? まさかのアンジーちゃんもイレギュラー!!?」

モノクマ「オマエラーー!!」

夢野「んあっ!? なんじゃいきなり……」

モノクマ「思い出しライトを渡しに来ましたー!!」

赤松「!!! もしかして……これでまた記憶が……?」

モノクマ「いやー、僕すっかり渡すの忘れちゃってさー」
473 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:07:04.49 ID:IHvN6fEy0
最原「思い出しライト……」

赤松「今回はどこまで思い出すんだろうね……」

百田「グタグタ行ってねーでさっさと使おうぜ!!」

ゼERO「そうだな」

アンジー「使う必要ないよー」

ゼERO「アンジーちゃん……?」

アンジー「そーれ!!」

グシャア!!

ゼERO「エエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!?」
474 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:07:37.68 ID:IHvN6fEy0
赤松「アンジーさん!! 思い出しライトが粉々だよ!!」

アンジー「思い出しライトはー使う必要ないよー」

アンジー「記憶が蘇ったところでーここから出ないのには変わりないからねー」

夢野「うむ、使わなくて正解じゃ」

ゼERO「……本当にここから出ないつもりか」

アンジー「そうだよー!! ここで楽しく暮らせば誰も死なないよー!!」

アンジー「……ゼEROもここにいよう?」

ゼERO「……」

アンジー「……」

ゼERO「握手」ガシッ

アンジー「にゃははー!! ゼEROはアンジーの仲間だねー!!」
475 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:08:15.29 ID:IHvN6fEy0
百田「おい先生!!! テメーはここから出たくねーのかよ!!」

ゼERO「外は地獄だ、ここの方が何倍も楽園だ」

ゼERO「というわけでSEXたの頼む!!」

白銀「どういうわけ!!?」

入間「ゼ、ゼERO……生徒会に入っちゃうの?」

ゼERO「……話しかけるな」

入間「えっ……?」

ゼERO「お前はキモいんだよ!!!」

入間「!!!!」
476 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:08:46.26 ID:IHvN6fEy0
最原「ゼ、ゼEROくん……どうしたんだよ急に!!」

ゼERO「萌え萌え生徒会!!///」

ゼERO「アンジーちゃん萌え!! 秘密子ちゃん萌え!! 転子ちゃん萌え!! つむぎちゃん萌え!!」

アンジー「ゼEROは偉いねー、すっかり生徒会の仲間入りだねー」

百田「いや、今のどこが偉いんだよ!!?」

モノクマ「お話中失礼!! 僕とした事があれを渡し忘れた!!」

東条「何……? まだ思い出しライトがあるとでもいうの?」

モノクマ「違います!! 待ちに待ってた動機です!!」

モノクマ「今回はなんと……屍者の本でーす!!」

百田「な、なんだそりゃ……?」
477 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:09:20.81 ID:IHvN6fEy0
モノクマ「この本に書いてある通りに儀式を行うとね……」

モノクマ「なんと!! 死んだ人が蘇るんだよー!!」

モノクマ「生き返らせる事ができるのは……天海くんとゴン太くんのどちらかだよー!!」

アンジー「おおー!! 凄いねー!! 神ってるねー!!」

白銀「死者蘇生だね!!」

百田「なっ……ふざけんな!! そんな事起こるわけねーだろ!!」

モノクマ「いや……ここに生き返ってる人がいますけど」

百田「先生は人間じゃねえ!! ロボだ!!」

ゼERO「そうだな」

モノクマ「というわけで動機は以上でーす!!」ヒョコ

星「……やっと帰ったか」
478 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:09:55.71 ID:IHvN6fEy0
アンジー「じゃあこの屍者の書はアンジーが代表して預かるねー」

夢野「んあー……それがいいわい」

アンジー「アンジーが持っておけばー、争いもなくなるよー」

ゼERO「そうだな」

白銀「早く朝ご飯食べてマジカルショーの準備しよう」

アンジー「!! ごめんねーつむぎー、マジカルショーなんだけど……」

アンジー「ショーの準備をやるのはあとにしてほしいんだー」

茶柱「ど、どうして急に……?」
479 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:10:24.35 ID:IHvN6fEy0
アンジー「主は言いました……マジカルショーの準備よりも先に屍者の書の儀式を行い……蘭太郎を生き返らせるべきだと」

夢野「んあー……神さまが言うんだったら仕方ないの……」

ゼERO「マジカルショーよりも先に屍者の書の儀式を行い……蘭太郎を生き返らせるべき」

茶柱「神になったつもりですか!?」

アンジー「じゃあみんなー、アンジーの研究教室に行こー!!」

ゼERO「DAAAAAAAAA!!!」

スタスタスタスタ……
480 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:10:57.86 ID:IHvN6fEy0
王馬「……何あれ」

真宮寺「宗教とは恐ろしいネ……」

真宮寺「でも……こういう閉鎖空間だからこそ信じやすいってのはあるネ」

百田「アンジーの野郎……生き返るわけねーだろ……!!」

入間「……」ボーッ

赤松「!! い、入間さん!?」

王馬「あらら、恋人に暴言吐かれて放心状態だね」

百田「先生が急に入間に暴言を吐くなんて……これもアンジーの洗脳か?」

最原「うん……恐らくそうだよ」

最原「ゼEROくんはアンジーさんと握手してから……どこか変わったような雰囲気を感じたよ」
481 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:11:30.46 ID:IHvN6fEy0
星「……すまないが俺もここを出る気はねぇ」

東条「星くん……?」

星「俺はな……あんたらといれればどこだっていいんだ」

星「かといって……生徒会に入るかって言ったら……違うけどな」

春川「……入らないだけマシだね」

最原「……」

最原(どうする……? 僕らはアンジーさん達の行動をやめさせるべきなのか?)
482 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:12:03.33 ID:IHvN6fEy0
アンジーの研究教室前

アンジー「じゃあアンジーは研究教室で儀式の準備をしてるからー」

アンジー「その間、門番お願いねー」

茶柱「は、はい!! 邪魔する男死は転子のネオ合気道で懲らしめます!!」

夢野「うちの魔法で吹き飛ばしてやるわい」

ゼERO「俺のアナル見せてやる!!」

白銀「ゼEROくんの攻撃が一番恐ろしいね……」
483 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:12:37.28 ID:IHvN6fEy0
茶柱「……」

茶柱「あの……夢野さん」

夢野「なんじゃ?」

茶柱「やっぱり……アンジーさんの言うことは……神さまは信じますか?」

夢野「当たり前じゃ」

ゼERO「転子ちゃん……?」

茶柱「じゃあ……転子が神さまを信じなくなったら……どう思いますか?」

夢野「……お主の神経を疑うわい」

茶柱「……そうですか」

白銀「茶柱さん……どうしたの? まるで神さまを信じてないみたい……」

茶柱「いえ……なんでもありません」

茶柱「……」
484 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:13:23.27 ID:IHvN6fEy0
茶柱(夢野さんを正気にさせる為に生徒会に入ったのに……)

茶柱(転子は……何もできてないじゃないですか!!)

アンジー「みんなー!! 儀式の準備できたぞー!!」

ゼERO「何!?」

ガチャッ

アンジー「みてみてー!! 蘭太郎のそっくりさんの蝋人形だよー!!」

夢野「流石超高校級の美術部じゃな……」

茶柱「……アンジーさん、神さまはこれで天海さんが生き返ると言ってるんですか?」

アンジー「もっちもちー!!」

茶柱「……」

茶柱(大丈夫です……生き返るはずがありません)

茶柱(これで失敗すれば……夢野さんも正気に戻ってくれるはずです!!)
485 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:14:01.24 ID:IHvN6fEy0
ゼERO「人形を作った後はどうすればいいんだ?」

アンジー「えっとねー、この本を燃やせばいいんだってー!!」

アンジー「ろうそくはもう持ってきてあるよー!!」

アンジー「あとは燃やしてできた灰を人形に振りかけてー蘭太郎の名前を三回呼べば生き返るよー!!」

アンジー「……蘭太郎……待っててね……生き返らせてあげるからね……」

ゼERO「生き返った瞬間掘ってやる」

夢野「やめい」
486 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:14:29.88 ID:IHvN6fEy0
ヒョコ

夢野「んあ?」

モノダムjr「ミンナ、イレギュラーノエーアイサンプルガテニハイッタ」

夢野「……何しに来たんじゃ」

モノダムjr「タチアイニンダヨ」

ゼERO「……怪しいな」

アンジー「もし何かしてくる時はー、秘密子が魔法で蹴散らしてくれるから大丈夫だよー!!」

夢野「そ、そうじゃな……」

アンジー「それじゃあ儀式スタートー!!」

ボオオ……

アンジー「天海蘭太郎……天海蘭太郎……天海蘭太郎……」パラパラパラパラ

モノダムjr「……」
487 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:15:10.86 ID:IHvN6fEy0
ボワン!!

白銀「な、何!?」

茶柱「なんですかこの煙は!?」

アンジー「やったー!! 儀式が成功したんだよー!!」

「……」

ゼERO「!! 人影が……」

アンジー「蘭太郎よかったねー。 第二の人生スタートだよー」

ゼERO「!! お、おい!! ちょっと待ってくれ!!」

ゼERO「……嫌な予感がしやがる」

白銀「嫌な予感……?」

ゼERO(この人影……どこかで……)
488 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:15:56.52 ID:IHvN6fEy0
夢野「……んああっ!!?」

茶柱「なっ……だ、誰ですかあなた!!」

ゼERO「その人影……やはりお前だったか」

アンジー「あれれー、蘭太郎じゃないねー。 お前誰ー?」











































SEエックス「SEエックス……イレギュラーハンターだ!!!」
489 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/27(土) 20:16:30.59 ID:IHvN6fEy0
今日はここまで
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 05:26:02.64 ID:gbeUWstgO
ゼEROスレってなんでこんなクソスレばかりなんだろうね
491 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:36:30.44 ID:u8YSI7NF0
ゼERO「SEエックス……どうしてお前が召喚された?」

SEエックス「ゼERO……ここは……?」

ゼERO「お前……確か秋山に注射で殺されかけてたんじゃないのか?」

ゼERO「……いや違う、あの映像にお前はいなかった」

SEエックス「……ダメだ、思い出せない。 俺は今まで何を……?」

茶柱「ア、アンジーさん!! 天海さんじゃない人が召喚されましたよ!!」

茶柱(誰かは分かりませんが、天海さんじゃない!! だったら……)

茶柱「ぜ、絶対当たるはずの神さまの予言が外れた……」

茶柱「夢野さん!! やっぱり神さまなんていなかったんですよ!!」

夢野「……神さまはドジっ子じゃ」

茶柱「なんですと!!?」
492 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:37:02.44 ID:u8YSI7NF0
白銀「あ、あなたは何者なの……?」

SEエックス「!!! この子達は……」

白銀「な、何……?」

SEエックス「チンチン勃起!! 萌ええええええええええ!!!」グルグルグルグル

夢野「んああああああああ!!!?」

白銀「性器が回転している!!?」

SEエックス「みんな俺の嫁DAAAA AAAAAAAAAAA!!!」

SEエックス「アンアンアアンアンアン///」

茶柱「小刻みにアンアン言ってますよ!!?」

ゼERO「俺の生徒に手を出すな!!」ドゴォン!!

SEエックス「DOOOOOOOOO!!!」
493 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:37:30.22 ID:u8YSI7NF0
ゼERO「紹介する。 俺の仲間……イレギュラーのSEエックスだ」

SEエックス「お前もイレギュラーDA!!!」

アンジー「おかしいねー、アンジーは蘭太郎を生き返らせたかったのにー」

アンジー「……神さまはお前が生き返るなんて言ってないよー」

SEエックス「褐☆色☆肌!!///」

ゼERO「すまない、イレギュラーだからまともに会話もできないんだ」

SEエックス「お前もDA!!」

ヒョコ

モノクマ「……」

SEエックス「誰だてめええええええええええええええ!!!!」

モノクマ「いやお前が誰だよ!!?」
494 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:37:59.53 ID:u8YSI7NF0
白銀「えっ……モノクマは知らないの?」

モノクマ「知る訳ないだろこんな変態!!」

SEエックス「マッゾマッゾ!!///」

夢野「しかし……お主の事じゃから生き返るのは嘘ではないか疑っていたやつもおったぞ」

白銀「確かに……本当に生き返らせてくれるアイテムをくれるなんてね」

モノクマ「え?……ま、まぁ? そりゃあ僕はや、優しいからね?」

茶柱「物凄く動揺してますよ!!?」

モノクマ「……まぁいいか、盛り上がればそれでいいし!!」

モノクマ「それじゃあ僕はアナウンスで転校生の紹介を……」

アンジー「待った待ったー!!」

モノクマ「ん? 何?」
495 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:38:30.64 ID:u8YSI7NF0
アンジー「アンジーにいい考えがあるよー」

アンジー「SEエックスはこれからやるマジカルショーで初披露するよー」

茶柱「あの……アンジーさん、どういう事ですか?」

アンジー「だからー、ゼEROをカーテンで隠してー」

アンジー「開けたらSEエックスが出てくるってやつだよー!! 不思議ミラクルだねー!!」

白銀「あ! それ面白そう!!」

モノクマ「成る程……じゃあそうしましょう!!」

夢野「……昨日まで練習したやつはやらんのか?」

アンジー「……神さまがそう言ってるんだよ?」

夢野「んあっ!? そ、そうじゃな……なら仕方ないの」
496 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:38:56.51 ID:u8YSI7NF0
ガンガンガンガン!!

茶柱「なっ……誰ですか!!?」

百田「開けろアンジー!! オレだ!!」

百田「先生を……みんなを元に戻しやがれ!!」

夢野「どうやらゼEROを連れ戻しに来たようじゃな……」

茶柱「転子が追い出してやります!!」

白銀「SEエックスくんは隠れてて!!」

SEエックス「了解!!」
497 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:39:44.55 ID:u8YSI7NF0
ガチャッ

茶柱「男死!! 生徒会以外は立ち入り禁止ですよ!!」

茶柱「……!!」

赤松「茶柱さん!! ゼEROくんは!?」

春川「いい加減目を覚ましなよ」

最原「アンジーさんと……直接お話できるかな」

茶柱「最原さん……赤松さん……春川さん……」

アンジー「四人ともー、今アンジー達はマジカルショーの準備中なんだよー」

アンジー「だからそれまではー、大人しく個室で待っててよー」

ゼERO「お前達はキモいんだよ!!」

百田「!!! あいつの目を覚まさせてやる……」

最原「百田くん!! 暴力はダメだよ!!」

SEエックス「オオオオオオオオオオナアアアアアアアアアアアアアアアア二イイイイイイイイイイ!!!」

一同「!!!?」
498 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:40:16.82 ID:u8YSI7NF0
赤松「な、何!? 今の声誰!!?」

夢野「そ、それもマジカルショーで明らかになるんじゃ!! とりあえず今は帰るんじゃあ!!」

ゼERO「お前達はキモいんだよ!!」

百田「おい待て!! まだ帰れねーぞ!! まだオレはテメーを殴ってねぇ!!」

最原「百田くん!!」

春川「そんなに血がのぼってたらまともに会話できないよ。 後にしよう」

赤松「そ、そうだね……」

百田「は……離せハルマキ!!」

バタン!!
499 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:40:46.00 ID:u8YSI7NF0
白銀「帰ったみたいだね……」

アンジー「SEエックス……どうして大声出したのかなー?」

アンジー「どうして約束破ったー?」

SEエックス「はは、ゴメン☆」

アンジー「……」

アンジー「言うこと聞かないとバチが当たるよ」

SEエックス「もっと頂戴もっと頂戴!!///」

ゼERO(あいつ……アンジーちゃんが怒っていても平常運転でいやがる)

アンジー「じゃあみんなに気づかれないように体育館にレッツゴー!!」

SEエックス「SEエックス……イきます!!」
500 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:41:20.93 ID:u8YSI7NF0
最原「ごめん……ゼEROくんを連れ戻す事はできなかったよ」

入間「……」

赤松「相当ショックだったんだね……こんな表情の入間さん、見た事ないよ」

百田「あの野郎ふざけやがって……恋人を泣かせるなんてよ……」

最原「……」

春川「何か考え事?」

最原「今までの茶柱さんを見てて思ったんだ……もしかしたら彼女は洗脳されてないかもしれない」

春川「……何か訳があって生徒会にいるって事?」

最原「多分……」

モノクマ『オマエラ!! 至急体育館に来てください!! マジカルショーが始まるよー!!』

赤松「夢野さん達だね……」

百田「おし!! 今度こそ先生を殴りにいくぞ!!」

最原「百田くん!! 物事は穏便に!!」

タッタッタッ……
501 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:41:46.23 ID:u8YSI7NF0
入間「……」

きめぇゼERO「いかんのか?」

入間「いっても……キモいって言われるだけだし……」

モノクマ「おいこら!! 強制参加だよ!! 何ボサッとしてんの!!?」

入間「……うっせーぞ童貞熊!! イこうかイかまいがオレ様の勝手だろ!!!」

モノクマ「来ないとオシオキだぞ肉便器!!」

入間「肉便器ぃ!!/// イきまぁす!!///」
502 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:42:19.46 ID:u8YSI7NF0
体育館

夢野「うむ……全員来たようじゃな」

夢野「それではこれから生徒会主催のマジカルショーを始める」

夢野(このマジカルショーでみんなを笑顔にしてやるわい)

王馬「夢野ちゃんの首が吹き飛ぶの!? 夢野ちゃんの首が吹き飛ぶの!!? そんでそのまま死んじゃうの!!?」

夢野「んあー!! 違うわい!!」

夢野「今ここにいるゼEROがあっという間に生まれ変わるんじゃ」

ゼERO「よろしく頼む」

入間「ゼEROが……生まれ変わる?」

夢野「それじゃあまずはカーテンを……」

SEエックス「オオオオオオオオオオナアアアアアアアアアアアアアアアア二イイイイイイイイイイ!!!」

夢野「んあっ!!?」
503 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:42:56.58 ID:u8YSI7NF0
赤松「さっきと同じ声!!」

星「なんなんだ……?」

白銀「いやあああああああああ!!!」

茶柱「これ以上来ないでくださーーーーい!!」

SEエックス「チンチン勃起!! オナニオナニー!!」

ゼERO「おいSEエックス!! スタンばってるんじゃなかったのか!!?」

SEエックス「はは、ゴメン☆」

SEエックス「この子達を見てると……どうしてもオナニーが我慢できなくて」

アンジー「台無しだねー……」

東条「彼は誰……? 夜長さんが作った人形に誰か入ってるのかしら?」

王馬「入間ちゃんの失敗作じゃないのー?」

入間「オレ様は失敗しねーしこんなきたねーやつ作んねーよ!!」
504 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:43:29.69 ID:u8YSI7NF0
モノクマ「えーでは改めて紹介します!!」

モノクマ「転校生のSEエックスくんでーす!!」

SEエックス「俺は誇りある……イレギュラーハンターだ!!」

王馬「イレギュラーじゃなくて?」

SEエックス「ふざけるな!!」

ゼERO「こいつは俺の友人……俺と同じレプリエロイドだ」

百田「なぁ、テメーは何の超高校級なんだよ?」

SEエックス「俺の才能……野球選手とかかな?」

モノクマ「SEエックスくんは超高校級のイレギュラーとして迎えまーす!!」

SEエックス「DOOOOOOOOO!!!(泣)」

王馬「にしし、やっぱりねー!!」
505 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:44:07.42 ID:u8YSI7NF0
アンジー「蘭太郎を生き返らせるつもりがー、SEエックスが出てきたんだよー」

真宮寺「……本当にあの儀式をやったんだネ」

星「なんだ、死者が蘇る儀式であんたが現れたって事は……あんたは死んでたのか?」

SEエックス「いや……それが全く覚えていないんだ」

赤松「えっ!!?」

SEエックス「気がついたら何故かこの学校にいて……」
506 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:44:59.10 ID:u8YSI7NF0
王馬「なんも覚えてないくせにゼEROと友達なのは覚えているんだねー」

王馬「俺だったらこんなやつと友達なんて死んでもごめんだなー」

ゼERO「うるさい!!!」

王馬「それともモノクマがそういう設定のロボを作ったのかなー?」

モノクマ「ごめんなさい、僕こんなやつ知らないです」

王馬「……」

王馬「……そ」

百田「オレはこいつの言うことを信じるぜ!! なんせ先生の弟子だからな!!」

SEエックス「俺はホモではない!!」

百田「誰もそんな事言ってねーよ!!」
507 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:45:29.57 ID:u8YSI7NF0
白銀「アンジーさん……この後のアレはどうするの?」

アンジー「!! アレかー、勿論やるよー」

茶柱「あ、あの……あれってなんでしたっけ?」

夢野「なんじゃ、忘れたのか……プールで親睦会じゃ」

SEエックス「なんだって!?」

ゼERO「おい、お前も聞いてなかったのか」

SEエックス「水着見放題DAAA AAAAAAAA!!」

ゼERO「チンチン勃った勃った☆」
508 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:45:59.47 ID:u8YSI7NF0
アンジー「それじゃあみんなーご来場ありがとうございましたー!!」

スタスタ……

春川「……結局私達はあいつを見せられる為に集まったって事?」

真宮寺「夜長さんは自由人だネ」

赤松「……あれ、誰か戻ってくる」

茶柱「……」

最原「!!」
509 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:46:26.22 ID:u8YSI7NF0
星「どうした茶柱……あんたはプールに行かないのか?」

茶柱「忘れ物があると言って抜け出してきました」

茶柱「皆さんに……お願いがあります」

赤松「お願い……?」

茶柱「夢野さんを……連れ戻したいんです!!!」

最原「やっぱり……君はアンジーさんに洗脳されてなかったんだね」
510 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:47:15.04 ID:u8YSI7NF0
茶柱「転子が直接生徒会に入って……なんとかしようとしたんですけど……」

茶柱「転子の力不足で……どうしようもできなくて……」

茶柱「……助けてください」

東条「……今の言葉、依頼として受け止めるわ」

茶柱「!! じゃあ……いいんですか?」

星「そうだな……俺も協力する。 あいつらは少々やりすぎだ」

百田「それに夢野だけじゃねー!! 先生の洗脳も解いてやる!!!」

百田「あとSEエックスもだな!!」

真宮寺「白銀さんを忘れてるヨ」

茶柱「ありがとうございます!! 男死なのに……いい人だなんて……」

茶柱「……!! まさか……夢野さんを助けた見返りに夢野さんと付き合おうと……」

百田「ちげーよ!!」
511 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:47:43.77 ID:u8YSI7NF0
王馬「でもさー、助けるったってどうするの?」

王馬「アンジーちゃんの洗脳を解く作戦でもあんの?」

百田「殴りゃいいんじゃねーか?」

茶柱「なっ……夢野さんを殴るんですか!!? 最低ですね!! やっぱり男死は男死ですね!!」

百田「わ、悪かった……違う方法でいくか」

王馬「ほら!! 入間ちゃんなんか諦めて体育座りしてるよ!!」

入間「……」

王馬「パンツ見えてるけど色気もクソもないね!!」

入間「……」
512 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:48:16.09 ID:u8YSI7NF0
モノクマ「そんなオマエラに嬉しいお知らせ!!」

赤松「いきなり出てきた!!?」

モノクマ「たった今、洗脳を解くスペシャルなアイテムを差し上げます!!」

星「スペシャルなアイテムだと……?」

モノクマ「題して……男のロマン砲でーす!!」

最原「男の……ロマン砲?」
513 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/29(月) 20:48:48.36 ID:u8YSI7NF0
今日はここまで
514 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:07:27.53 ID:LTIyFxhf0
モノクマ「はい!! これが男のロマン砲でーす!! 全部で二つ!!」

王馬「うわー何これ!! めちゃくちゃかっこいいじゃん!!」

茶柱「男のロマン砲って……男死贔屓の名前ですね」

モノクマ「このロマン砲はビームを発射できるんだよ!! ビームに当たった人は洗脳が解かれまーす!!」

王馬「面白そう面白そう!!」

星「何をくれるかと思えば……子ども騙しのおもちゃか」

モノクマ「うがーー!! 違う!! 本当にビーム発射できるんだって!!」
515 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:08:01.55 ID:LTIyFxhf0
東条「本当に発射できるとして……どうしてそんな物を私達にくれるのかしら?」

モノクマ「僕はね、この学園生活が盛り上がる為には努力を惜しまないんだ」

モノクマ「理由はそれだけだよー!! じゃあねー!!」

赤松「……行っちゃった」

王馬「あ!! モノクマの嘘つき!!」

王馬「ビームを発射できるボタンがどこにもないじゃん!!」

茶柱「……!! すいません、転子もそろそろ行きます。 怪しまれるので……」

百田「! おう、後の事はオレ達に任せとけ」

茶柱「……ありがとうございます! お願いします!!」ダッ
516 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:08:31.31 ID:LTIyFxhf0
百田「しっかし……冷やかしに来ただけかよ」

最原「……」

赤松「終一くん……どうしたの?」

最原「いや……冷やかしにしては……なんか引っかかるんだよな」

春川「引っかかる……?」

最原「いや……冷やかしだったら一つだけでいいはずなのに」

最原「どうしてわざわざ二つくれたんだ?」

王馬「それっぽくする為じゃないのー?」
517 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:09:01.14 ID:LTIyFxhf0
最原(それに……このロマン砲についている意味深な穴……)

最原(この大きさの穴……どこかで見た事あるんだよな……)

最原「ねぇ……これって入間さんなら分かるんじゃないの?」

入間「へ……?」

最原「いや……超高校級の発明家だったら分かるかなって」

入間「あー……分解すれば分かるかもな」

最原「じゃあ……頼めるかな?」

入間「……そんな気分じゃねー」

真宮寺「ゼEROくんに暴言を吐かれたからか、相当参ってるみたいだネ……」

最原「……僕は君を救いたいんだ!!」

入間「え……?」
518 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:09:51.27 ID:LTIyFxhf0
最原「もし僕の推理通りだったら……ゼEROくんが正気に戻るかもしれないんだ!!」

入間「!! ほ、本当……?」

最原「うん、だから確証を得る為にも……君の力が必要なんだ!!」

入間「……」

最原「ダメ、かな……?」

入間「……おーし!! ヤってやるか!!」

最原「!!! ありがとう!!!」

入間「本当は土下座させてーけどオレ様に免じて免除してやるよ!! 今はゼEROの方が大事だしな!!」

入間「オラァ!! 貸しやがれ!!!」

最原「う、うん……これなんだけど」

入間「ヒャーヒャッヒャッヒャッ!! バラしてやるぜええ!!」
519 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:10:22.10 ID:LTIyFxhf0
百田「なぁ終一……お前の言ってた推理ってなんだよ?」

最原「うん……この男のロマン砲には……小さな穴があるんだ」

最原「もしかしたらこの穴は……」















最原「ゼEROくんの性器を入れる為の穴かもしれないんだ」

百田「は?」
520 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:10:48.16 ID:LTIyFxhf0
王馬「何々!? つまりオナホって事ー?」

最原「ま、まぁ……そういう事だね」

星「おいおい、なんでそれであいつらを救えるかもしれねえんだ?」

最原「うん、それであの穴にゼEROくんの性器を差し込めば……ビームが出るって仕組みかもしれないんだ」

最原「二つあるのは……多分SEエックスくんにもハメれる事ができるからだと思うんだ」

赤松「流石超高校級の探偵だね!!」

最原「あ、悪魔で推理だけどね……」
521 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:11:23.89 ID:LTIyFxhf0
入間「ダサい原!! 分かったぜ!!」

最原「!!! 本当!!?」

入間「ああ、奥にスイッチが内臓されてる」

入間「ロボのチンコじゃねーと反応しねースイッチだ」

真宮寺「は?」

入間「発射されるビームは当たっても無害なやつだ、洗脳が解けるだけだろうな」

王馬「は?」

入間「何あっけらかんとしてんだよ!! オレ様が言うんだから間違いねーだろ!!」

最原「ありがとう……入間さん」
522 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:11:51.93 ID:LTIyFxhf0
最原「じゃあ後はロマン砲をゼEROくんとSEエックスくんにつけてビームを発射して夢野さん達を元に戻す」

最原「その後にゼEROくんとSEエックスくんがお互いにビームを浴びればみんな元通りになる筈だよ」

百田「おーし!! 早速プールに行くか!!」
523 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:12:23.85 ID:LTIyFxhf0
プールの扉前

SEエックス「なんでだよ!!」

ゼERO「何がだ、イレギュラー」

SEエックス「なんで俺達はプールに入れないんだ!! なんで見張りなんかやらなきゃいけないんだ!!」

ゼERO「神の言う事は絶対だ。 いつもそうだろう?」

ゼERO「神がいうには誰かが奇襲を仕掛けてくる可能性があるかもしれないというからな」

ゼERO「それに見張りの役割を無事果たせばSEXできるかもしれないだろ?」

SEエックス「勃起ボッキキ勃起勃起!!///」

ゼERO「うるさい!!」ドゴォン!!

SEエックス「DOOOOOOOOOOOOO!!!」














最原「……」
524 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:13:07.84 ID:LTIyFxhf0
星「成る程……あいつらが見張ってるわけか」

春川「どうするの?」

百田「おし!! まずオレがあの二人をぶん殴る!!」

百田「そんでその後誰か二人があいつらにロマン砲をはめる!! これでどうだ!!」

東条「その二人は誰かしら?」

王馬「オレやりたい!! オレやりたい!!」

入間「てめーだと碌な事が起こらねえだろ!! はめるのはオレ様がやる!!」

百田「お、そうか!! 頼んだぜ入間!!」

星「……もう一つは俺がやろう、これ以上あんたらの悲しい顔は見たくねえ」

最原「星くん……」

春川「じゃあ取り押さえる役は私がやるよ」

東条「取り押さえる……?」

春川「ほら、あいつらが逃げるかもしれないでしょ。 あいつらしっかり取り押さえてないと夜長達にビームが当たらないよ」

春川「とりあえず私がゼEROを抑えるけど、もう一人誰か……」

最原「じゃあ……僕がやるよ」
525 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:13:40.04 ID:LTIyFxhf0
百田「おし!! じゃあそれで行くか!!」

真宮寺「僕らはどうすればいいのかな?」

百田「!! そうだな……まぁなんかあった時に援護したりとかだな!!」

東条「随分大雑把な作戦なのね……」

最原「まぁ百田くんらしいけどね……」

百田「じゃあまずはオレからいくぜ!! 入間、星、頼んだぜ!!」

入間「テメーに言われなくてもヤるっての!!」

星「……あんたらの力になれるんだったら光栄だ」

春川「……」ムスッ

百田「……! そっか……」

百田「……ハルマキ!! テメーにも期待してるからな!!」ニッ

春川「!!!」

王馬「うわーめんどくさい女ー」

春川「……なんか言った?」

王馬「なんでもー?」
526 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:14:19.29 ID:LTIyFxhf0
ザザッ

ゼERO「!! 誰かいる……」

百田「うおおおおおお!!!」ダッ

ゼERO「!! イレギュラー発見、処理する」

SEエックス「ケツを出せえ!!」

百田「うるせえええええええええ!!!」

ドゴォン!!

百田「がっ!!?」
527 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:14:52.12 ID:LTIyFxhf0
王馬「うわー!! 百田ちゃんがやられた!! 二人から同時にパンチ食らったよ!!」

春川「百田!!!」ダッ

最原「春川さん!!!」










SEエックス「弱くなーい!!?」

ゼERO「弱者に語る性義などない!!」

ドゴォン!!

ゼERO「アッ!!?」

SEエックス「ゼEROォ!!?」
528 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:15:42.61 ID:LTIyFxhf0
春川「誰が弱いって?」

百田「ハ、ハルマキ……」

春川「百田はあんた達より強い。 何倍も……何十倍も」

ゼERO「お、お前は……キモいんだよ」

春川「! 気絶してなかったんだ。 だったら……」

SEエックス「萌ええええええええええええええ!!!///」

春川「!!?」

ゼERO「何を言ってるSEエックス!! こいつは生徒会じゃないぞ!! 生徒会じゃないやつはみんなキモいんだよ!!」

SEエックス「萌え萌え春川ちゃん!!///」

ゼERO「クッ……流石特A級の苦悩回路の持ち主と言ったところか」

ガシャン!!

ゼERO「……ん?」
529 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:16:15.14 ID:LTIyFxhf0
入間「ゼERO……目を覚まして」

星「恋人を泣かせるなんて……クールじゃねえな」

SEエックス「何これ!!? ねぇ、何はめられたの俺!!」

ゼERO・SEエックス「……!!」

ビビビビビビ!!!

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAA!!!」

SEエックス「DOOOOOOOOOOOOO OOOO!!!!」











王馬「うわー!! ビームだビーム!!!」

真宮寺「まさか本当に発射されるとはネ……」

赤松「後はあのビームがアンジーさん達に当たれば……」
530 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:16:53.80 ID:LTIyFxhf0
プール内

茶柱(夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着///)

アンジー「あれれー、外が騒がしいねー」

茶柱(夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着///)

夢野「ゼERO達が何かやっとるのか……?」

茶柱(夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着///)

白銀「地味に自慰してたりして!!」

茶柱「……!!」

茶柱(もしかして……皆さんが……)
531 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:17:27.17 ID:LTIyFxhf0
ガチャッ

アンジー「!!」

春川「最原、しっかりあいつらに向けて」

最原「う、うん!!」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAA!!!」ビビビビ

SEエックス「DOOOOOOOOOOOOO OOOO!!!!」ビビビビ

アンジー「!!!」





王馬「ビーム当たったかな!!?」

東条「私達も行きましょう」

赤松「うん!!」
532 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:18:04.21 ID:LTIyFxhf0
赤松「みんな!!」

夢野「……んあ? なんじゃ今のは……」

茶柱「ゆ、夢野さん!! 目が覚めましたか!!?」

茶柱(よく分からないですけど……今ので元に戻ったんですよね!!)

茶柱「夢野さん!! 神さまなんていませんよね!?」

夢野「確かに……なんでうちは今まで信じてたんじゃ……?」

茶柱「!!!」

夢野「な、何をそんなに驚いとるんじゃ……?」

茶柱「夢野さああああああああああん!!」

ギューー!!

夢野「んあーー!!? なんじゃいきなり!!! やめい!!!」
533 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:18:42.75 ID:LTIyFxhf0
春川「みんな……元に戻ったみたいだね」

最原「うん……」

百田「よくやったな助手共!!」

春川「……あんた何もしてないでしょ」

百田「バッ……オレは囮だ!! お前らに
活躍を譲ったんだよ!!!」

入間「ゼERO!! 大丈夫!!? 正気に戻った!!?」

ゼERO「すまない……美兎ちゃん……俺は今まで……」

入間「ううん!! いいの!! いつものゼEROに戻ってくれればそれでいいの!!」

ゼERO(聖母だ……)
534 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:19:17.67 ID:LTIyFxhf0
赤松「終一くん!! みんな水着だよ!! 見ちゃダメ!!」

最原「……!! ご、ゴメン……///」

赤松「もう!!///」

白銀「アンジーさん……やっぱり私達やりすぎだったのかも……神さまなんていないしルールなんてやめた方がいいよ」

アンジー「……」

星「夜長……あんたの気持ちは間違っちゃいねぇ」

星「ただ……やり方が間違ってただけだ」

SEエックス「そうだそうだ!! それはイレギュラーの考えDA!!」

アンジー「……」
535 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:19:44.31 ID:LTIyFxhf0
アンジー「そっかー……アンジーが悪かったんだねー」

アンジー「次からは気をつけるよー」ザバァ

ゼERO「! どこに行くんだ」

アンジー「アンジーはこれから反省して個室に籠るのだー!! ぐっばいならー」

そう言ってアンジーちゃんは着替えてどこかに行ってしまった。

王馬「アンジーちゃん、反省するかなー」

最原「……」
536 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:20:14.00 ID:LTIyFxhf0
茶柱「皆さん……ありがとうございました」

茶柱「……はっ!!」

ゼERO「どうした転子ちゃん」

茶柱「男死達はすぐ出てってください!! 夢野さんの水着を見ようとするなんて変態ですよ!!」

王馬「えー? オレ見てないよ? 水着姿の夢野ちゃんなんて見る価値ないと思うけどなー」

夢野「んあー!! なんじゃと!!」

茶柱「夢野さんを怒らせましたね!! 転子が許しませんよ!!」

夢野「やってやれい転子!!」

茶柱「!!!!!」

夢野「んあ……なんじゃ?」

茶柱「今……転子って……下の名前で……」
537 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:20:41.56 ID:LTIyFxhf0
夢野「まぁ……お主はうちらを助けてくれようとしたからの」

夢野「そのお礼……みたいなやつじゃ。 下の名前で呼べば喜ぶと思ってのう」

茶柱「夢野さああああああん!!///」ギュウウ

夢野「んあー!! 近い!! やめい!!」

SEエックス「俺もハグ頂戴!!」

茶柱「出て行ってください!!」

SEエックス「DOOOOOOOOO!!!」
538 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:21:11.86 ID:LTIyFxhf0


ゼERO「今日は迷惑をかけた。 すまなかった」

百田「なーに。 助手を助けるのがボスの役目だからな」

春川「だからこの中であんたが何もしてないんだって」

百田「だから囮だっつってるだろーが!!」

百田「……兎に角、もう入間を泣かせるじゃねーぞ」

ゼERO「さっきお詫びとしてめちゃくちゃベロチューした」

最原「ゼEROくん……本当にSEXだけはしないでよ? 死んじゃうんだから……」

ゼERO「問題ない」
539 : ◆hVwVMwYo52 [saga]:2018/01/31(水) 20:21:45.46 ID:LTIyFxhf0
百田「そうだ、もっとSEエックスについて教えてもらえるか?」

ゼERO「あいつは俺以上に浮気性で俺以上にイレギュラーだ」

最原「うん……正直一日でヤバさは伝わったよ」

ゼERO「一応これまで何があったのかを説明したが……正直不安だな」

ゼERO「馬鹿な後輩が迷惑をかけるかもしれないが……よろしく頼む」

春川「ま、その時は私が暴走を止めるけどね」

百田「オレもだ!!」

最原「……」

最原(最近ゼEROくんが……段々まともに見えてきたよ)

最原(それだけ成長したって事なのかな)

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ドピュッ

百田「うおっ!!?」

ゼERO「すまない、美兎ちゃんを想像したら射精した」

最原(どうやら気のせいだったみたいだ)
512.97 KB Speed:0.4   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)