【安価】愛玩奴隷を買うことにした

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457 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/26(金) 21:48:11.50 ID:PAQqq3Ba0
「…」

 おろおろと周囲を見回しているテストの腕を掴むと、近くにあった空きベッドにずいずい歩いた。

「やっ、ちょっ、何を」

 そのまま彼女をベッドの上に放り投げると、俺も靴を脱いでベッドに上った。
 タイを解きながら嗤う。

「ま、本題から入ろうぜ。…思う存分ヤるって約束したしな」

「しょちょ、ご、ご主人様…?」

 きょろきょろと周りを見て、言う。

「あの、ここ、周りから丸見えで」

「いつもより燃えるだろ」

 それだけ言うと、俺はテストの唇を吸った。

「んっ……♡」

 舌で歯列を嬲りながら、ドレスのスリットに指を差し入れる。陰毛と一緒に毛を剃り落とした肌をするするとなぞると、テストの体がビクビクと震えた。

「ふぁっ、あっ、ぁ…」

「すっかり良い声で鳴くじゃねえか…」

 ショーツの紐を解き、スリットから抜き取る。ドレスに合わせて買った、超際どい、白い絹のショーツだ。脱がせて改めて見てみると、殆ど紐だ。
458 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/26(金) 21:48:37.84 ID:PAQqq3Ba0
 そいつをポケットに仕舞うと、脚を開かせた。スカートを捲り上げ、剥き出しの股間に顔を寄せる。

「うーん、マン毛剃って見ると、また違った趣だな」

 大陰唇を広げ、膣穴の中を覗く。

「まだ経験の浅い、薄紅色のヒダだな。ああ、このまだ綺麗な穴が、これからここにいる男たちの嬲りものになるとは」

「解説しないでくださいっ! って、男たちの、えっ?」

「どれ、今の内に味を」

 ぱっくり広げた穴に、舌を突っ込む。

「ひゃあぁっ♡♡」

 中のヒダヒダをくすぐり、尿道をつつき、クリトリスに前歯を立てた。

「ふぁあっ♡ んあっ♡ あっ、あっ…ひいぃっっ♡♡」

 顎まで汁が垂れてきたところで、口を離した。
 ベッドの周りには、既に数人のギャラリーができていた。

「おいテスト、見てみろよ」

「ふぇ…? ……っっっ!!?」

 既に紅潮していた顔が、更に真っ赤になる。両手で顔を隠すが、耳がせわしなく動いている。

「失礼。この奴隷、主人を愉しませるより自分が愉しんでばかりですね。私の教育不足です」

 愛想笑いを浮かべながら言うと、ギャラリーの一人が首を横に振った。

「いや…とても『手入れ』が行き届いている」

「ありがとうございます」

 一礼すると、ズボンを下ろしてイチモツを取り出し…

「ほら、自慢の鳴き声を、聞かせろよ…」

 トロトロに蕩けた穴に、ゆっくりずぶずぶと挿し込んだ。
459 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/26(金) 21:49:34.54 ID:PAQqq3Ba0
「あっ、あっ、ああぁ…♡♡♡」

 亀頭が膣の壁を擦ると、熱く火照った肉がビクビクと震えた。奥をとんと突くと、テストは肩を強張らせた。

「んあっ♡」

「ほら、顔隠すんじゃねえ。失礼だろうが」

 顔を覆う腕を掴み、ぐいと引っ張った。一緒に引っ張られた腰が、更に俺の肉棒に押し付けられる。

「ひあぁっ…♡」

「ほら、皆さんに」

 腰を引いて

「ご挨拶しろっ!」

 突き出す。

「んあぁっ♡ やらっ、みないれぇ…♡」

「いやぁお恥ずかしい。この通り、礼儀がなってないもので」

「何をおっしゃる。これ程のよがり方は見たことがない。何者にも勝る、主人孝行というものだ」

 いつの間にかギャラリーも増え、ベッドの周囲をぐるりと取り囲んでいた。その中の一人が、奴隷を連れてベッドの横に上がってきた。

「お前もこのワーウルフを見習いなさい」

「は、はい…」

「あんっ、ああっ♡ やあっ♡ もう…」

 抽迭を速めると、膣がだんだんと締まってきた。

「じゃあ、一発目っ」

 どんっ、どんっ、どんっ。強めに奥を突く。

「あああっ♡ ああっ♡♡ あ゛あ゛ぁっっっ♡♡♡」

「イくぞっ」

「イくぅ…っっっ♡♡♡」

 ガクガクと痙攣するテストの膣内に、精液を吐き出した。
460 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/26(金) 21:52:32.12 ID:PAQqq3Ba0
「…ふぅ。まずはこんなもんだな」

 呟きながら周りを見ると、ぱらぱらと拍手が起こった。何だか妙な気分だ。隣では、先程の男が自分の奴隷と性交していた。力任せの腰つきに、奴隷はぎこちない嬌声を上げている。
 そこへ、どこからともなく給仕服の青年がやって来て、俺に濡れタオルを渡した。

「こちら、ベッドの下とあずまや、それからプール周辺にご用意致しております。お体を拭き清めるのにご利用くださいませ」

「そりゃどうも」

 短く応えて、それをテストに投げつけた。

「だが、俺にはまだ必要ねえな」

 腰を引くと、どろりと白濁した汁と一緒に萎びたチンコが抜けた。
 ひっくり返ってぐったりしているテストの腕を掴んで引き起こすと、そいつをテストの鼻先に突きつけて、命じる。

「ほら、綺麗にしろ。お前の仕事だろ」

「はぁっ…はぁ…」

 息を切らしながら、テストは舌を伸ばしてソレをペロペロと舐め始めた。

「おお…何と淫らな」

「是非、私も抱いてみたい!」

「いや、ご主人。それよりうちの女を調教してくれないか」

 周りから投げかけられる言葉を聞き流しながら、俺はこれからどうするかぼんやりと考えた。



↓1〜3でコンマ最大 これからどうする

@乱交開始

A2回戦開始

Bあずまやに避難

Cその他、要記述
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 21:55:18.38 ID:e6Z3ZM0Jo
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 21:55:44.72 ID:18apaNHDO
3
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 21:56:35.81 ID:V4YY7RX4O
3
464 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/27(土) 00:05:16.91 ID:Nu71aHVf0
「…んっ、れろっ」

「おい、もう良いぞ」

 俺はテストを押し退けると、イチモツを仕舞った。それから彼女の手を引き、ベッドから降りた。

「ああっ、どちらへ」

「いや、新参者が出過ぎた真似をしてしまいました。一度、頭を冷やして参りますよ」

 そう言うと、返事を待たずにずんずん歩き出した。
 目指すは、目についたあずまやだ。



「ご主人様っ、もうっ、また自分勝手に」

「勝手もクソもあるかよ。奴隷の言うこと聞く主人がどこに…」

 藍色の天幕を持ち上げ、中に入る。
 そこには、既に3人の先客がいた。

「おっとしつれ」

 立ち去ろうとして、ふとその中の一人の顔が目に入った。
 そいつが誰なのか理解した瞬間、俺は退去を止めて中に入った。

「…いや、気が変わりました。ご一緒しても?」

「…」

 俺が目をつけた、向かって左端の男は、真ん中に座る青年…と言うよりは、少年? に何やら耳打ちした。少年が頷いたり、首を傾げたりしている。
 その間、俺は残る一人…あずまやの隅に座って、じっと黙り込んでいる女を見ていた。

「綺麗…」

 風流のカケラもなさそうなテストでさえ、思わず溜め息を吐く程に、女は美しかった。木の葉を編んで作った服から覗く肌は白く、細く長い指には小さな竪琴が握られている。白い顔に物憂げな瞳をしていて、その耳は細長く尖っていた。女は、エルフだった。

「お許しが出たぞ」

 密談を終えた男が、低い声で告げた。

「はっ、では失礼して」

 俺はその場に胡座をかくと、男に愛想笑いを向けた。対して、男は仏頂面を返す。

「あちらのエルフは、貴方の奴隷で?」

「この方のだ」

 少年を指す。俺は、いかにも驚いた風に言った。

「何と。では、貴方は御自分の奴隷をお連れでない」
465 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/27(土) 00:06:56.72 ID:Nu71aHVf0
「とぼけるなよ、私立探偵」

 突然、男が凄んだ。しかも、折角伏せておいた俺の職業をピタリと言い当てるときた。俺の後ろに座るテストなんて、もうビクビク震えてるぞ。

「貴様のことは、既に聞いている。城下町でケチな秘密の売り買いをしていると。そして、それを隠れ蓑に」

「おっと。その先は結構だ」

 男の話を遮る。そうして、歯を剥き出して言った。

「…王国兵団第17分隊隊長、オルセル。王城嗅ぎ回っても出てこないと思ったら、こんなところにいやがったのかよ」

 そう。この男こそ、例の新米奴隷商人がコネを作りたがっていた分隊長、その人である。今はゆったりしたローブを着ているが、それでも強靭な体のラインがくっきりと見えた。少なくとも、殴り合いは止したほうが良さそうだ。

「この際、そこにおられる若君の正体については触れないでおこう。それに、あんたが誰だろうが俺には関係ない。俺は単に、気晴らしに自分の奴隷連れて遊びに来ただけだからな」

「…ふん」

 鼻を鳴らすオルセル。こいつが王国兵と聞いて、テストは青い顔をしている。そりゃそうだ。故郷を滅ぼし、自分たちを奴隷として売り飛ばした張本人だからな。
 緊迫する空気を感じてか否か、少年が奴隷のエルフに一言、命じた。

「おい、エマン。余は歌が聞きたいぞ」

「かしこまりました」

 エマンと呼ばれたエルフは頷くと、手にした竪琴を爪弾き、透き通った声で歌い始めた。

「…」

 静まり返るあずまやに、美しい歌声が響く。
 エルフという連中は、どうも絶滅願望でもあるらしいというのが、俺の意見だ。だって、別に住処を侵したわけでもないのに『自然を大切にしろ』とか言って、定期的に喧嘩を吹っかけてくるんだぜ。おまけに何のこだわりか知らないが、鉄の道具は頑なに使わない。木の葉を編んで作った服を身に纏い、石を削った槍や剣で戦いを挑んでくる。で、当然負ける。
 奴らにとって幸いだったのは、エルフは揃いも揃って美男美女で、愛玩奴隷として高い需要があるということだ。だから、出来る限り殺さず生け捕りにするのだが、こいつらの厄介なのは尊厳の危機になると、簡単に自害してしまうところだ。どうも上手い舌の噛み方でも教わっているらしく、猿ぐつわを噛ませないとあっという間に舌を噛み切って死んでしまう。余計に値段が上がるわけだ。
 このエマンというのは、すっかり人生を諦めたのか、或いはエルフには珍しい現実主義者なのか…
466 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/27(土) 00:08:15.68 ID:Nu71aHVf0
今夜はここまで
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 00:15:24.86 ID:w8j3KIIhO
ほう…エルフですか
468 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/28(日) 22:10:02.25 ID:fApmMpGr0
 歌が終わった。俺は拍手をした。

「素晴らしい歌声だ。主の品性が窺われるというものだな」

「オルセルが余のために見繕ってくれたのだ」

 少年は胸を張った。エマンは黙って頭を下げた。

「貴様のそれは、前の遠征で捕らえたものだな」

 オルセルが、テストを指して言う。てっきり見下した目をするかと思ったが、寧ろ憐れむような目をしているのに、俺は密かに驚いた。

「ああ、その通りだ。こいつについても聞いてるのか?」

「猟犬の真似事をしている、とな」

 俺はくっくっと喉の奥で嗤った。

「よせやい。そんな機敏じゃねえよ。良いとこウチの看板犬ってとこだな」

「物凄い声を上げていたな」

 少年が、さも可笑しそうに口を挟んだ。

「ここまで聞こえてきたぞ」

「うぅ…」

 恥ずかしそうに顔を赤らめ、俯くテスト。そんな彼女に、少年は不意に言った。

「近う寄れ」

「へっ? …あっ、はい」

 慌てて立ち上がると、おずおずと少年の前に歩み寄る。そんな彼女に、少年は続けて命じる。

「座れ」

「は、はい」

「乳を出せ」
469 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/28(日) 22:10:38.92 ID:fApmMpGr0
「はいっ……はっ?!」

 仰天するテスト。俺はニヤニヤ笑いながら「おい、言う通りにしろ」と野次る。

「はっ…はぁ…」

 彼女は少年を見て、オルセルを見て、エマンを見て、最後に俺を見て……逆らえないと悟ると、ゴクリと唾を呑み、震える手をドレスの肩紐に掛けた。
 しゅるり。片方の肩紐が滑り落ちると、ドレスの胸元が捲れて片方の乳房が露わになった。

「…」

 目の前に座るマセガキは、ガキらしからぬ下卑た笑みを浮かべながら、テストの乳に手を伸ばした。

「もう片方もだ」

 大きくも小さくもない乳房を片手で揉む少年。その空いた手を、テストが両手で掴んだ。そのまま、もう片方の肩紐に導く。彼女の意図を察してか、少年の顔が僅かに上気した。
 少年の手で、もう片方の乳房が晒された。彼は興奮した顔つきで黙りこくったまま、テストの両方の乳を両手で揉み続けた。

「んっ…ふぁ…」

「…」

 静かなあずまやに響く、微かな喘ぎ声。マセガキの鼻息が混じってさえなければ、エマンの歌声に勝るとも劣らないBGMだったんだが。
 ひとしきりテストの胸を堪能した少年は、次の命令を下す。

「女陰を見せろ」

「はぁっ…」

 脚を投げ出して大股を開くと、ゆっくりとスカートをたくし上げた。ショーツはさっき脱がせて俺のポケットの中なので、すぐに剃りたてのつるつるマンコが少年の目の前に供された。

「広げて、中をよく見せろ」

 両手の指を縁に添え、くぱぁと音がしそうなほど穴を広げた。もう顔は茹でダコみたく真っ赤だし、耳は剥製のように固まっている。
 このガキ、年の割に手慣れてるな。そう思いながら横目でヤツの『持ち物』を覗き見ると、女は気まずそうに自分の主から目を逸らしていた。

「おい、中から白いものが零れてきたぞ。どういうことだ」

「身体を拭かせる前にここに避難してきたからな。恐れながら、俺のだ」

「そうか」
470 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/28(日) 22:11:52.05 ID:fApmMpGr0
 ぶっきらぼうに返しながら、彼は自分の着衣を脱ぎ捨てた。いっちょ前におっ勃ててるが、先っちょまで皮被りの可愛らしいイチモツだ。これなら、テストも余裕で相手できるだろう。

「では、二番目は余が貰うぞ。良いな」

「っ!」

「どうぞどうぞ。私の他に男を知らぬ不束者だが、どうぞ可愛がってくんな」

 息を呑むテストに、愛想笑いでゴーサイン。そんな俺に、少年はふと思いついたように言った。

「…そうだ。代わりにエマンを貸してやろう」

「!!」

 不意に飛んできた流れ弾に、エルフの肩が跳ね上がった。はっと顔を上げ、主を俺を交互に見る。

「良いのかよ?」

「余は寛大だ」

「へへっ、ありがたき幸せ」

 俺は立ち上げると、ガタガタと震え始めたエマンのもとへ近寄った。



↓1

@この場で始める

A場所を変える
471 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/28(日) 22:13:34.39 ID:fApmMpGr0
今夜はここまで

安価下
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 22:17:17.41 ID:rIOIKfqMO
2
473 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:23:17.65 ID:pyncTX5R0
「…という訳で、お手を失礼」

 細い手を掴んで立たせる。それからあずまやを出ようとしたところで、ふとオルセルと目が合った。何故か彼は、酷く狼狽した顔をしていた。



 少し離れた別のあずまやに入ると、俺はエマンの手を離した。手が離れると、彼女はすぐにその場に座り込んだ。

「…」

「こんなことになるなんて、って顔だな」

 エマンは、キッと俺を睨んだ。

「私の心と身体は、ソーヤ様のものだ」

「じゃあ、俺が無理矢理お前を抱いたら、お前は舌噛んで死ぬのかよ? 他のエルフみたいに」

「…そうだ」

「あ、そう。好きにしな。だが…」

 女の目の前に、膝を突く。

「その時は、俺も一緒だぜ」

「何を…っっっ!!?」

 言いかけたその口に、噛み付くように唇を付けた。抵抗される前に、深く舌を差し入れる。

「んっ! んーっ!?」

「…」

 『噛め』。喉の奥で、唸る。エマンは華奢な腕で俺の頬を殴り、肩を揺すり、唇を離そうとする。俺は彼女の首に両手を回し、強く引き寄せた。
474 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:23:45.41 ID:pyncTX5R0
 やがて…女が抵抗を諦め、両腕を下ろした頃、ようやく俺は口を離した。

「どういう…ことだ」

 顔を真っ赤な怒りに染め、エマンが呟く。

「舌を噛み切るなら、俺の舌を食いちぎってからにしろ」

「正気か…?」

「ああ。あんたと心中できるなら、俺は本望だぜ」

 エルフは、困惑の目でしばらく俺を見ていたが、やがて合点がいったのか、軽蔑したように言った。

「人間には、エルフという種族は美しく見えるらしいな」

「だが、あんたはその中でも格別だ」

「馬鹿を言え。この期に及んで命にしがみつく私など、エルフの風上にも」

「良いじゃねえか。あんたは未来の幸福のために、今の名誉を棄てられる女だ」

「! …」

 未来の幸福、という言葉に、エマンの眉がピクリと動いた。口の中で「ソーヤ様…」と呟いている。

「俺は、あんたに惚れたよ」

 そう言うや、俺は彼女の服に手を伸ばした。

「!」

 身を強張らせるが、エマンは抵抗しない。
 木の葉で編まれた前開きのシャツ。その紐を解くと、形の良い乳房がまろび出た。片手でそれを撫でながら俺は彼女の背中に回ると、後ろから細い体を抱きすくめた。これまた木の葉でできたスカートの中に手を入れると、ショーツの代わりに熱く湿った肌に触れた。エルフには下着の概念が無いのか、或いはあのマセガキの趣味か。
 薄く毛の生えた秘部に、そっと指を挿し込んだ。

「んっ」

 微かな嬌声。指先で粘膜をなぞりながら、もう片方の手で乳房を愛撫する。

「ん…あっ、んっ…」
475 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:24:34.63 ID:pyncTX5R0
「あんたのご主人は、今頃俺の奴隷とヨロシクやってるぜ」

「…」

 乳首を指で転がしながら、耳元で囁く。

「いつも、あんななのか? ここには、よく来てるのか?」

「…」

 俯いたまま、黙り込むエマン。

「初めてなんだろう? 主があんたを他人に貸し出すなんて、今まで無かったんだろう?」

「…っ」

 女は、黙って唇を噛んだ。
 俺は、膣に挿れた指で壁を強く擦った。

「んあっ……♡」

「やっと感じてきたか。あの若君は、褥の作法をまだご存知ないと見える。勿体無いことだ…」

「だっ、黙れっ! …あぁっ♡」

 乳首を抓ると、一際大きな声を上げた。

「お、お前の手で、快感など…っ」

「それなら、それでも良いさ。本当に嫌な時でも、女の股ぐらは濡れちまうんだ。こんな風にな」

 膣から抜いた手を、彼女の目の前にかざす。蝋燭の灯りを受けて、愛液がきらきらと糸を落とした。

「…そろそろヤろうぜ」
476 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:25:29.59 ID:pyncTX5R0
「…」

 下の衣服を脱ぎ、女の身体をくるりとこちらに向ける。腰を掴んで持ち上げ、上を向いたイチモツの先端をあてがった。
 ゆっくりと、腰を下ろす。

「んっ…あ…あっ…」

 奥まで挿入ると、裸の背中に腕を回した。それにしてもこの女、背が高い。抱き合って座ると、俺の顔が相手の胸の辺りに来る。
 ___まあ、丁度良いや。
 目の前でぷるぷると揺れている桃色の乳首を、唇で挟んだ。

「はぁっ…あぁっ…♡」

 舌先で突っつくと、その度に膣穴が竦むように締まった。
 乳首を離し、その周りを舌でくるくると舐め回しながら、背を抱く手を片方外して、空いた乳房を弄る。

「ん、くっ…んぁっ♡」

 いつの間にかエマンは、両腕を俺の頭に回し、自分の胸に押し付けていた。密着した腰を、物欲しげに揺らす。

 ___おいおい、これが誇り高きエルフかよ? …いや、けなしてるんじゃないぜ。
 折角この世に生まれたんだ。簡単に死んだりしないで、愉しまなくちゃ損だろう。それこそ、こんな風にな。

「はあっ♡ はあっ♡ はっ」

 目と口元を蕩けさせて、エマンは喘ぐ。では、そろそろ期待に応えるとしよう。
 俺は彼女の引き締まった尻を両手で掴むと、ぐいと自分の腰に押し付けた。チンコの先端で、肉穴の奥をぐりぐり穿る。エマンが喉の奥で低い嬌声を上げ、膣壁をうねらせた。
 その腰をおもむろに持ち上げると、すとんと落とした。

「んあぁっっ♡♡」

 がくんと、女の肩が跳ねた。きゅっと締まったマンコの穴に、挿して、抜いて、挿して、抜いて、挿す。

「んあっ、まっ、待ってっ♡」

 切羽詰まった声を出しながら、エマンが俺の肩を掴んだ。引き離そうとするその手を掴まえて、俺は彼女を下に組み敷いた。
 怯えた目と、目が合った。

「や…もう、じゅうぶんあぁっっっ♡♡♡」

 どんと腰を突き出すと、エルフの身体ががくがくと震えた。どうやらイったようだ。
 なだめるようにゆったり腰を動かしながら、話しかけた。
477 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:26:08.51 ID:pyncTX5R0
「主より先にイくのは初めてか? ……それとも、男にイかされるのも初めてか?」

「あぁっ♡ んっ♡ んんぅ…」

「いい気持ちだろう。息して動いてる奴らは、みんなこうするために生まれたんだぜ」

「うっ、あぁ…♡ はぁ、んっ…」

「あんたにも、考えがあるんだろう。好きにしろよ。果たすも、迷うも…」

「…っ、ひっ…ぐすっ…ううぅ…」

 いつの間にかエマンは、両手で顔を覆って咽び泣いていた。

「……ああ、好きにしろよ。ほら泣くな。泣く前に質問に答えろ」

「…ふぅーっ…」

 長い息を吐くと、手をどけて俺を見る。

「いい娘だ。…尻の穴でヤったことはあるか?」

「っ!」

 白い顔が、にわかに朱く染まる。経験アリってことだな。

「じゃあ、小便の穴は?」

「えっ?」

 今度はきょとんとする。

「良いだろう。教えてやる」

「教えるって、何を…ま、まさか……! やっ、やめっ、あっ、あ、ああっ!!」



 俯いたままちょこちょこ歩くエマンを連れて、元のあずまやに戻ってきた。

「よう、ただいま帰った」

 入り口の布をめくって、俺は凍りついた。
 そこにいたのは、部屋の隅に疲れ果てた顔で座るオルセルと、真ん中に座してにやにや嗤う若君と、その前に血塗れでうつ伏せに倒れて、動かないテストであった。
478 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:48:15.40 ID:pyncTX5R0
 エマンの顔に、先程とは比べ物にならない恐怖が浮かんだ。

「ああ、帰ったか。エマンの肢体はどうだった」

「…」

 俺は何も言わず、テストの側に近寄った。

「…そいつがあまりに可愛らしい声で鳴くのでな。柄にもなく余も滾ってしまった。許せよ」

「おい、生きてるか」

「…ぅ」

 呼びかけに、テストの耳がピクリと動いた。右耳の先端が食いちぎられている。折角買ったドレスはズタズタで、服の体を成していない。
 俺は溜め息を吐くと、ぐったりしている彼女の体を抱き上げた。

「おお? 奴隷相手に、随分と優しいのだな?」

「ウチの犬ころが、粗相をしたようで」

 素っ気なく言うと、俺は若君に背を向けた。すぐ後ろに立っていたエマンは、呆然と自分の主を見ていた。

「では、これにて」

 あずまやから立ち去る俺たちを、オルセルは凄まじい形相で睨んでいた。
479 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:49:15.05 ID:pyncTX5R0
今夜はここまで
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 22:50:46.97 ID:SJoxCNX4O
>>471の選択肢が1立った場合はどうなったか気になる
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 23:08:46.35 ID:O2WLvz700
乙ー
テスト一命は助かったっぽいが…
482 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 20:25:33.93 ID:U2ZAcKJ60






「そんな…」

 ボロ布に身を包んだ背の高い女が、焼け落ちた建物の前で呆然と立ち尽くしている。中から出てきた数人の警察兵が、指揮官と思しき男に向かって首を振った。

「駄目です。中の方が酷かったです」

「台所に黒焦げの骨が…多分、二人分」

 彼らの会話に耳を傾けながら、密かに手の中の紙切れを広げて見た。もう何度も読んだ、この建物を示す住所だ。この親指ほどの大きさの羊皮紙を、男はあろうことか、細く撚って彼女の尿道にねじこんだ。そうして一人になってから、抜き出して広げて読むように言ったのであった。

「…」

 フードの下に隠された顔は、唇から顎にかけてが赤く染まっている。舌を噛んだわけではない。赤い果物を潰した汁に、指を小さく切って垂らした血を混ぜたものを塗りつけたのだ。その格好でベッドの上に横たわっていたところ、呼びに来た主の部下が仰天して、医者を呼びに走っていった。部屋の鍵を掛けることも忘れて。

 しかし、こうして抜け出してはみたものの、目当ての相手は焼け死んだ。一度脱走した以上、帰っても生きていられるかどうか。『互助会』から帰った後、彼女は狭い部屋に幽閉された。そうして主が求めたときだけ、監視役の兵とともに部屋を出ることを許されたのであった。
 本当なら、自分は既に死んでいるはずだった。エルフとして生きていることを許されないだけの屈辱を、もう数え切れないほど受けた。しかし、こうしてここに忍んできたのは、あの日初めて目にした、主の隠された残忍さに、今までの忠誠への疑問が生まれたのと……そして、どういうわけか、もう一度あの男に会わずにいられない、そんな気がしたからだ。
483 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 20:45:51.95 ID:U2ZAcKJ60
「まあ、火の不始末だろうなぁ。気の毒に」

 焼け跡に背を向けた。もう、ここにいる意味はない。逃げよう。そうして、誰もいない場所で…

「もしもし」

「っ!?」

 突然、目の前から声が飛んできた。はっと顔を上げると、白いブラウスに茶色いズボンをサスペンダーで吊り、ぶかぶかの帽子を目深に被った小柄な女が、こちらを見ていた。

「あ、あなたは…」

「そろそろ来る頃だと思ってましたよ」

 女は、帽子のつばを小さく持ち上げ、僅かに顔を晒した。

「!」

「さあ、行きましょう。所長が待ってますよ」

 そう言って、女は…ワーウルフのテストは、屈託のない笑みを向けた。
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 20:48:57.17 ID:mRGovjDk0
遂に「偽装屋」として動き出したか
485 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 21:37:50.97 ID:U2ZAcKJ60


「なあ、本当に仕事を果たしたんだろうな…?」

「うるせえな、静かに待ってろよ」

 広げた羊皮紙に書き物をしながら、俺は悪態をついた。
 ここは、例の肉屋の2階だ。そして向かいに座ってそわそわしているのは、俺にオルセルとのコネを作るよう依頼していた新米奴隷商人だ。
 書き物に一段落つけたところで、下から声が聞こえてきた。

「旦那、お嬢さんたちが帰ってきたぜ!」

「おう、こっちに上げてくれ」

 しばらくして2階に上がってきたのは、いつもの服装のテストと

「…!」

 ボロ布を体に巻き付けたこの間のエルフ、エマンだった。

 ___さて、ネタバラシといこうか。
 エマンの主、ソーヤとヤりながら、テストは覚えたての商売魂を発揮してしまった。付け焼き刃の手練手管でもあのがきんちょには効いたようで、彼女はとんでもない秘密を聞き出してしまった。慌てたのはオルセルだ。後で述べるが、聞かれるとマズい秘密を聞かれてしまった奴は、テストの口を封じようとした。だが、すんでのところで思い留まった。何しろ、そこは奴隷市場。そこで人を殺せば、あの奴隷商人が何と言うか分かったものじゃない。そこで、あえて半殺しに留めて、せめてテストから俺に情報が渡らないように図った。
 …ここまでが、帰り道でテストが俺に語ったところ。これを聞いた俺は、すぐに帰宅を止め、代わりにこの前知り合った肉屋に押しかけた。そうして肉屋のオヤジに事の次第を話すと、テストを2階に寝かせて自分はゴミ捨て場から豚の骨を漁り、それを持って一人で事務所に帰った。そこから先はお察しの通り。台所に骨を、できるだけ人間の形っぽく並べ、かまどに油をぶちまけて火を放った。
 多分、早くてあの夜には、暗殺者が事務所に来ていただろう。ただの女なら拷問で十分だろうが、腐っても探偵の助手だ。情報に関する考え方は、素人とは違う。オルセルが俺たちを見逃すとは思えなかった。

 テストはエマンを空いている椅子に座らせると、自分は靴を脱ぎ、部屋の隅のベッドに倒れ込んだ。こうして働いていたが、まだ彼女の怪我は治っていない。すぐに寝息を立て始めた彼女の頭から帽子が外れて、床に落ちた。その下に現れた茶髪の頭には、耳が無かった。齧られた犬の耳なんて目立ってしょうがないと考え、肉屋に頼んで切り落としたのだ。ちなみに、オルセルが勘違いすればいいと思い、耳は骨と一緒に事務所に置いてきた。
486 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 21:38:36.20 ID:U2ZAcKJ60
「こ、この女は…?」

「先に、金だ」

 俺は、男の前に請求書を置いた。それを見た彼の顔色が変わった。

「ど、どういうことだ!? 桁がまた上がってるじゃないか!」

「良いか。正直に言うが、分隊長とのコネクションは諦めろ」

「なっ!? それじゃあ契約は」

「だが!」

 机をどんと叩くと、男は竦み上がった。

「…それ以上のネタを用意した。上手くやれば、お前は王国から奴隷の専売権を得られるどころか、爵位すら貰えるだろう。しくじれば…」

 男。テスト。エマン。交互に見て、続ける。

「…ここにいる、全員が縛り首だ」

「…っ」

 ごくり、生唾を呑む音。俺は、エマンの肩に手を置いた。

「!」

「この女は、オルセルが奴隷商人から買った奴隷だ」

 そう言って、頭を覆う布を外す。男は息を呑んだ。

「…エマン」

 エルフの蒼い目を、じっと見た。

「ここに来るには、相当骨を折っただろう。だが、それでもあんたは来た。……『そういう』ことで、良いんだな?」

 俺の問いかけに、エマンはしばし逡巡して…やがて、小さく頷いた。

「オルセルは、自分のために奴隷を買ったんじゃない。このエルフは、王国の第9王子ソーヤへの贈り物だ。……近い内に自分が起こす、謀反の旗印を引き受けさせるためのな」
487 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 21:39:22.40 ID:U2ZAcKJ60
「なっ、なんだと!?」

「よし、これでお前は俺たちと一蓮托生だ。…9番目の子なんて、王位からあまりに遠い。そして一介の分隊長が、荒れてもない国をひっくり返そうったって、誰にも支持される訳がない。だからオルセルは、手前の謀反の大義名分をソーヤに求めたんだ。代わりに王位を約束し、美しい性奴隷まで与えた。お先真っ暗だった齢13のガキは、そりゃもう有頂天だったろうよ」

 ここでエマンを見る。彼女は俯いて、唇を噛み締めていた。

「だが、分からねえ。…エマン。誇り高きエルフが、なぜあんな奴に忠誠を誓っていた?」

 後ろに立って、両手を肩に置く。エマンの身体から震えが引くと、彼女はすっと顔を上げた。

「…人間が、森を拓く時。木を切り倒す時。動物の肌に、鉄の刃を立てる時。我々エルフは、共に痛みを感じていた。全ての生けるものは、みな一つだからだ」

「…」

 胡散臭げにエルフを見る、依頼人。構わずエルフは続ける。

「命を繋ぐためならば仕方ない。だが、明らかにやりすぎだ。だから、我々は反逆するのだ。だが、どれだけ血を流そうと…どれほどの同胞が、土に還っても、人間はそれを理解しない!」

 血糊で汚れた白い肌を、涙が伝った。噛み締めた唇からも、血が流れている。

「…ソーヤ様は。あの方は、それを心から理解された。そうして、人と自然が、真に共存する世界を作ると、そうおっしゃってくださった。だからこそ、一度は奴隷の屈辱に甘んじようと、あの方に尽くして…いずれ妻となり、共に…とも、に……」

 そこまで言って、エマンは泣き崩れた。
 気の毒に。信じた主は、権力が欲しいただの下種野郎だったってわけだ。それも、モノの理屈を呑み込む前の子供の時点でこれだ。よく子供の悪事は大目に見ろ、改心するからと宣うやつがいるが、度が過ぎればそれは生まれながらの悪だ。

「分かったか」
488 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 21:43:23.77 ID:U2ZAcKJ60
「…」

 おずおずと、男は頷いた。

「これは」

 先程書いた書類を、男の前に差し出した。

「オルセルが奴隷商人から、剣奴を大量に仕入れたことを示す決定的な書類だ」

「えっ? それは今ここで書いた」

「どうせ似たようなのをどっちかが持ってんだよ。誰が書こうが一緒だ。こいつが偽物であることを証明するには、『本物』を出すしかねえんだ」

「む、無茶だ!」

「無茶だと思うかよ?」

 ニヤニヤ笑いながら、俺はその横に一枚の手紙を置いた。
 それは、この間届いた『互助会』の通知であった。比べて読んでいく内に、男の息が荒くなってきた。

「う…嘘だろ…ひ、筆跡が」

「よく似てるだろ。ちゃあんと『研究』してるんだぜ。後は」

 書類の最後に、一つの署名。今度は、泣き止んだエマンが驚く番だった。

「! ソーヤ様の」

「あいつ、相当独占欲が強いんだな。ご丁寧にテストのケツに、ナイフの先で落書きしやがった」

 インクが乾くのを待って、丸めて男に差し出す。

「いいか、告発の対称はソーヤ王子だ。オルセルは口が堅いだろうが、あのガキなら親父にどやされればすぐにゲロる。それまでは王族を告発するお前の命も危なかろうが、首謀者がオルセルと分かれば話は別だ。オルセルは処刑、ソーヤは…いいとこ幽閉だろうな。そしてお前さんは、国を救った英雄として感謝されるって寸法だ」
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 21:49:53.37 ID:vPafhU19o
獣耳っ娘の耳の分の罪は重い
490 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 22:03:47.43 ID:U2ZAcKJ60
「だ、だが…何で、俺のために」

「お前のためじゃねえよ」

 俺は、鼻を鳴らした。

「これは、調査の途中でたまたま掴んじまった秘密だ。こいつで商売しようとした時点で、俺は探偵失格なんだよ」

「じゃあ、何で」

「ムカついたからだよ」

 ベッドにうつ伏せに倒れ、死んだように眠るテストに、視線を向ける。

「…何が『滾ってしまった』だ。拷問は拷問だろうが、半分はテメエの趣味じゃねえか。『俺の』女を、キズモノにしやがって」

 溜め息を吐き、視線を戻す。

「だから、これが最後の仕事だ。俺たちは廃業して、今日にも田舎に引っ込むとするぜ」

 ここでふと、エマンの方を見る。

「…ついてくるよな?」
491 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 22:13:42.48 ID:U2ZAcKJ60


「いやー、面倒事に付き合わせたってのに、何から何まで済まねえな」

「良いってことよ」

 幌馬車の荷台から声をかけると、御者台に座る大男が応えた。

「俺も、旦那には色々世話になってるからな。できるなら力になりてえんだ」

 と、長い息を吐く。

「……本当は、俺は静かに肉屋がやりてえだけなんだ。銃を発明したのも、ガキの頃に食った鳥の味が忘れられなくてよ。だが、遮二無二頑張ってたら、いつの間にかおかしな事になっちまってた。旦那が助けてくれなきゃ、いつ店仕舞いになってもおかしくなかった」

「…」

「ま、旦那が引退しちまうのが寂しいが、しょうがねえわな。美味い肉が食いたくなったら、いつでも言ってくれよ。飛んで行くぜ」

「ああ、ありがとな」

「…所長?」

 隣で小さくなっているテストが、声をかけた。

「もう所長じゃねえよ。…お前も気の毒にな。尻尾の次は、耳までなくしちまった。…おい、聞こえるか?」

「聞こえますよ。と言っても、遠くの音は殆ど聞こえなくなっちゃいましたけど」

「ああ、可哀想なワーウルフ。彼女の真の姿は、もはや彼女の心の中だけ…」

「もう。…命には代えられませんからね。お肉屋さんが上手に切ってくれたお陰で、あんまり痛くないです」

 俺はひゅっと口笛を吹いた。よく考えたら、出会ってまだ数ヶ月しか経っていないというのに、もうすっかり図太くなったものだ。元々の性質なのだろうか。
 反対側で、今にも吐きそうな顔をしているエマンに顔を向ける。

「…大丈夫か」

「だ、大丈夫、だ……ぅぷ」

「あらら、流石に生肉を運ぶ馬車はキツかったですかね」

「もはや、エルフとしては生きていけぬ身…こ、このくらい、耐えねうっ」

「駄目そうだな。おいテスト、何か袋は……無いよな。仕方ねえ」

「どうするつもりですか?」

 不安げに俺を見るテスト。俺は、ニッと口角を吊り上げた。

「もう大体分かってるだろうが、俺はアンダーグラウンド育ちだ。…ドブネズミ流のゲロの始末方法ってのがあってな。そこでは、食い物が貴重で、どんな形であれ粗末にできなかった。だから、人の食い物も…もう『食った』物も…」

「ま、まさか…」

 青褪めるテスト。俺達の会話が聞こえてか否か、エマンはいよいよ息が荒くなる。

「おい、吐くときは言えよ。俺が飲んでやる」

「! 馬鹿か!? そんなこと、させられっ、うっ、あ゛っ…」

 咄嗟に両手で口を押さえる。その手を引き剥がす。固く閉ざされた口を、口で覆う。テストが目を逸らす。そして_____

………

……



 
492 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 22:37:04.37 ID:U2ZAcKJ60


 オルセルは処刑された。刃物で命を奪われるのは戦士の名誉なので、斬首ではなく溺刑となった。これは縄で身体を縛り、そうして城の前の堀に、首だけがぎりぎり浸かる高さで吊って放置するというものだ。体力のあるうちは身体を曲げて水から逃れられるが、やがて疲れると頭が沈んで溺れ死ぬ。その間、民衆からは石を投げられる。見せしめも兼ねているのだ。
 見立て通り、ソーヤは処刑を免れた。腐っても王族なのと、あくまで看板に過ぎなかったこともある。結局奴は、それまでエマンを閉じ込めていた部屋に死ぬまで監禁されることとなった。

 最も、これはだいぶ後で知ったことだ。ことが進む間、俺達がしていたことと言えば…

「んっ♡ んっ♡ ほらっ、もっと♡ もっと突いてっ♡」

「はっ、おいっ、ちょっ、ちょっとは、休ませろっ」

 半分くらいしか勃っていない肉棒に跨って、テストは激しく腰を揺する。

「もうっ…『ヒトの精子でワーウルフを孕ませられるか試す』って、そっちが言ってたんでしょっ…♡」

「だが、もう2回は出して…っ、サカリのついた犬かよ……犬だったッ!」
493 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 22:37:33.15 ID:U2ZAcKJ60
 その時、寝室のドアが勢い良く開いた。

「おい、うるさいぞ!」

 顔を真っ赤にしたエマンが、ドスドスと割り込んでくる。

「ああ、丁度良かった。このバカ元犬を何とかして」

「エマンさぁん…」

 突然、テストが媚びるような声を発した。

「な、何だ」

「エルフとヒトって、子供を作れるんですかねぇ…?」

「っ!」

 ビクリと、エマンの肩が震える。俺は、嫌な予感がした。

「…試してみません?」

「……そう、だな」

 重々しく頷くと…エマンは、木の葉でできた服をするすると脱ぎ始めた。
 ……ちくしょう。いつ見ても、素晴らしいおっぱいだぜ…

「…あっ、おっきくなった」

「そ、そうか…疲れていても、私の身体で欲情するか…ふ、ふふ」

「ちぇ、悔しいなぁ。…エマンさん、しっかり濡らしましょうね。今ならこの人の口が空いてますから」

「では遠慮なく。……ったく、尿の穴に物を突っ込みおって。お陰であれ以来、花を摘むたびに、身体がうず…な、何でもないっ!」

 くそっ、これじゃあどっちが奴隷かわかりゃしねえ。

「……でも、ま、いいか」

 危ないが実入りの良かった探偵は辞めて、地味な農業生活になっちまったが。こうして女を抱きながら、呑気に暮らすのも悪くない…
 俺は密かに笑いながら、鼻先に突きつけられたエマンの膣穴をぺろりと舐めた。
494 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 22:38:45.23 ID:U2ZAcKJ60
今夜はここまで

次の主人公に移るのと、もうしばらくこの世界線で短編を書くの、どっちが良いですかね?
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 22:50:16.48 ID:C6Tytv0G0

もう少しテストとエマンとの生活が見たい
短編1回やって次の主人公がいいな
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 22:58:01.56 ID:Z2vCD7BV0

もうちょっとだけ短編希望
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 22:59:54.52 ID:GKNPfEyNO

同じく短編希望
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 23:01:22.39 ID:2zLWkkuxo
お乙
たがもう少しこの周の余韻に浸りたい
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 23:08:07.54 ID:vPafhU19o
まだテスト達を見たい
ただ幸せなものに限るけど
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 10:36:32.80 ID:O4KvZ2ypO
移るとしても先に主人公の案を出してから皆んなで決めたりしたい
次はあまり殺伐としてないのを希望
501 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/10(土) 20:38:48.61 ID:bJZE/S4oO


 しばらく一緒に暮らして、分かったことがある。
 まず、これは既に分かっていたことだが、テストはかなり図太い性格をしている。故郷を失い、家族を失い、尻尾に加えて耳まで失ってもなお、コイツはケロッとして生活している。買ってきた時の気弱そうな態度が嘘のようだ。
 そんなテストが、一度だけ豹変したことがある。まあ、聞きたいなら詳しく話そう。

 それから、エマン。初めて抱いた時からやけに聞き分けが良いなとは思っていたが、少し見ていて確信した。コイツはそもそもエルフに向いてない。
 前にも言ったが、エルフと言う生き物は破滅願望でもあるのかってくらい命の扱いが軽い。それよりも遥かに、種族としての誇りを大事にする。ところがコイツは、確かに誇りを大事にしようとは思っているのだろうが、それ以上に快楽に弱い。恐らく、あのガキんちょにケツ穴穿られた上で生きていられるのは、エルフではコイツくらいのものだろう。
 ただ、本人もそれは気にしているようだ。ある日、エマンが何も言わず1日家を空けたことがある。後で聞いた所によると、エルフの住処に戻ろうとしたらしい。


↓ 22:00まで多数決 どっちから見たい?
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/10(土) 20:42:33.03 ID:gH/5oRsH0
エマン
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/02/10(土) 20:43:33.43 ID:BE2OU8Zeo
テスト
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/10(土) 20:45:20.98 ID:gH/5oRsH0
これって同票だったらどっちも見れたりしないだろうか……
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 20:47:32.54 ID:1T4zPh7U0
テスト
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 20:49:34.80 ID:fWLWbRg90
エマン
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 20:51:22.26 ID:mO9J8iYDO
テスト
508 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/10(土) 21:01:53.77 ID:UCl96Ijb0
順番の問題なんで、最終的にはどっちも書きます
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 21:10:52.31 ID:aQTIY1a50
テスト
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 21:48:52.45 ID:CdjTMrhRo
テスト
511 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/16(金) 21:57:06.30 ID:FNvhxsZ/0
 ああ、テストの話からだな。

 それは、丁度今の家に落ち着いた頃のことだ。



「…ん」

 ふかふかのベッドの上で、俺は目を覚ました。いやあ、金があるってのは良いものだ。田舎なら比較的安くで家も買えるから、家具にもこだわれる。特に、寝床は大事だ。折角物騒な仕事から離れて、好きなだけ寝てられるんだ。良い布団でゆっくり過ごしたいからな。
 …それにしても、今朝は冷える。どうやら、寝ている間にシーツを足元まで蹴ってしまったようだ。どれ、布団を掛けなおしてもう一眠り…

「…」

「…うおっ!?」

 いつの間にか、テストが俺の上に跨っていた。布団がどかされていたのはこいつのせいか。と言うか、服着てないし、俺の服まで全部脱がされてるし…

「あ、起きました?」

 ケロッとした顔で宣うテスト。

「大丈夫ですよ、畑の草むしりはやっておきましたから。ていうか、起きるの遅いですよ。もう日が上っちゃいましたよ」

「いや…」

 俺は頭を抱えた。

「どうした? 何か、嫌なことでもあったか?」

 すると、テストの眉がピクリと動いた。口元を歪めて、無理矢理笑顔を作ると、言った。

「…別に。ただ、今日はそういう気分なので。今日一日は、ずっと私を抱いてください」

「ああ……ん?」

 今日一日は、だと?

「…とりあえず、朝飯食ってもいいかん゛っ!?」

 いきなり、テストが俺の口に噛み付いてきた。

「ん゛ーっ! ん゛ーっ?!」

 キスと言うよりは口移しに近い勢いで舌を動かし、唾液を流し込んでくる。
 しばらくして口を離すと、彼女は言った。

「唾とかならありますけど」

「げほっ、げほっ……クソッ、そういうことか。今日は意地でもベッド上から放さねえと…」

「聞き分けが良くて助かります。…」

 そこまで言うと、不意に口を閉ざす。それから目を細めてこちらをじっと見ると、やがてぽつりと言った。

「…それとも、食べたいなら、良いですけど」

 それからいきなり、自分の指を口に咥えた。それから歯を立てて

「っ!!?」

 慌てて、俺はその腕を掴んで引き離した。

「おい馬鹿、やめろ」

「良いんですよ。尻尾も耳も、生きるために捨てたんですから。今更指くらい」
512 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/16(金) 21:57:58.44 ID:FNvhxsZ/0
「…」

 そう言うテストの目は、完全に据わっている。俺は、こいつの行動の趣旨を雑に理解した。理解したところで、俺は彼女の肩を掴んでごろりと寝返った。

「きゃっ」

 さっきまでと一転、下に組み敷かれたテスト。その両脚をぐいと広げると、濡れてもいない穴に朝勃ちのイチモツを乱暴に突っ込んだ。

「痛っ…何するんですか」

「こういうのは、質より量だ。いいからさっさと股濡らせ」

 言いながら、ゆっくりと抽迭を始めた。乾いた肉壁が擦れると、テストは呻き声を上げた。

「あ゛っ…いだっ…」

「股を、濡らせ」

 腰を動かしつつ、片手で陰核をつまむ。

「んんんんっ……♡」

「温まってきたな…」

 滑りが良くなって、腰の動きも速くなってきた。朝一なのもあり、俺は早くも一発、出したくなってきた。
 ___いや、やろうと思えば我慢はできるぜ?

「んっ♡ んっ♡ あっ、んんっ」

「おい」

「はっ、んっ♡ んん……なん、ですかっ」

「朝飯まだだろ」

「えっ、ええっ…」

 俺は、腰を引いてイチモツを抜き、テストの鼻先に突きつけた。
 テストは何も言わず、頭を持ち上げてそれを深く咥え込んだ。

「残さず飲めよ……っ」

 起きがけ一発目の精液を、舌でねちゃねちゃとこねくり回しながら飲み込むテスト。全部腹に収めて口を離そうとするのを、両手で押さえつけた。

「んー、んー?」

「ついでに、便所にも行ってねえからな」

「!」

 さっと、女の顔が青褪める。両手で俺の腰を掴んで、もぞもぞと揺する。嫌と言うわけではなさそうだが、どうにも踏ん切りがつかないようだ。
 まあ、そんなことはどうだって良い。

「貴重な水分だぞ。こぼすなよ。……」

「まっへ、まら、ここーおんーいあ……あ゛っ!? お゛っ…ん゛っ…ん゛ぐっ…」
513 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/16(金) 22:13:47.56 ID:FNvhxsZ/0
 ようやく解放されたテストは、もういつもの顔に戻っていた。
 やれやれ。どさくさに紛れてベッドから降りようとすると、肩を掴まれた。

「…おい、もう満足したろ」

「何言ってるんですか。今日一日はベッドから出ないって言ったでしょ」

「マジで?」

「マジで」

 じっと目を見る。もうあのキチガイじみた目はしていない。してはいないが…
 俺は、溜め息を吐いた。それからテストの脚の間に体を移し、股ぐらに顔を突っ込んだ。

「こ、今度は何ですか。早く、おちんちんくださいよ」

「馬鹿、お前ばっかり腹満たしてんじゃねえ。俺にも飲ませろ」

 そう言うと、両手でマンコのヒダを広げた。とてつもない昔のことに思えるが、『互助会』なんてつい数日前の話だ。丹念に剃った肌には、まだ少しばかり毛先が覗いているだけだ。

「ええ…おしっこで良いですか?」

「他に何か出せるのかよ」

 それだけ言って、俺はぱっくり開いた穴に口を付けた。さっきのセックスの余韻で、膣穴はまだじとじとに湿っている。その周りを舌先で探ると、ひくひく動く小さな別の穴に当たった。じわり、塩辛い液体が染み出した。

「ほ、ほんとに良いんですね? いきますよ……っ」

 小さく息むと、熱い汁がその穴から勢い良く噴き出した。
 朝一の小便は、味も臭いも濃い。おまけに勢いも強いから、俺は飲み下すだけで精一杯で、とても味わうどころではなかった。

「んっ……んっ♡」

 軽く吸ってやると、テストの口から色っぽい声が漏れた。飲みきれずこぼれたやつの他に、熱い液体が顎に垂れた。

「んっ、あっ……はぁ」

 どうやら、全部出し切ったようだ。放尿が止まると、テストはくたっとベッドに倒れた。

「躊躇なくいきましたね…」

「慣れてるからな」

 テストは、呆れたように喉の奥で笑った。

「どんな人生送ってきたんですか」

「何でも口に入れたよ。ゲロも、小便も、ウンコもな。お陰で飢え死にせずに生きてる」

「はいはい、参りました」
514 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/16(金) 22:14:17.44 ID:FNvhxsZ/0
今夜はここまで
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/16(金) 22:15:28.61 ID:brdH6Mbx0

このあとの展開が気になりますね
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/16(金) 22:33:04.04 ID:usRd4vAJ0
乙乙
517 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/03(土) 22:30:45.61 ID:WBkX+FOm0


「んっ♡ あんっ♡ んっ」

「勝手にトんでんじゃねえっ、ほらっ、出すぞっ!」

「あっ、ああっ、あっ…あぁんっ♡♡」

 3回目の膣内射精。もうテストの子宮はキャパオーバーで、出した側から溢れてくる。それでも、腹の中でヌルく渦巻く液体を、テストは満足げに受け取った。

「はぁ…はぁ」

 流石に疲れ果てて、俺は彼女の上に倒れ込んだ。丁度目の前に来た乳首を咥え、ちゅぱちゅぱとしゃぶってみる。当然、乳なんて出ない。腹が減った…
 テストは、くすぐったそうに笑った。

「吸っても出ませんよ」

「出せよー…腹が減ったよぉ…」

「出ませんってば。赤ちゃんもできてないのに」

「じゃあ孕めよ…」

 何気なく言った瞬間、顎の下でテストの身体が強張った。顔を上げると、彼女はよく分からない顔で俺を見ていた。

「…何だよ」

「ワーウルフは、人間と交われませんよ」

「知ってるよ」

 偉い学者先生によると、人間はサルから進化したらしい。狼から進化したワーウルフ相手では、そりゃ子どもなんてできないだろう。
 テストは、目を細めた。

「…分かってるなら、良いです」

「欲しいのか?」

「…」
518 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/03(土) 22:31:36.47 ID:WBkX+FOm0
 彼女は、黙ったまま少し考えて…やがて、首を横に振った。

「もう、諦めてますよ」

「俺から離れる気は無いんだな」

「それもですけど。ワーウルフの寿命って、長くて50年位なんですよね。おまけに、尻尾を切ったら10年、耳を切ったら5年ずつ、寿命が縮むそうです」

「おいおいおい…」

 俺は身体を起こした。

「じゃあ何だ、あと残りの人生10年無いってのか」

「だから、自分のことで精一杯ですよ」

 そう言ってテストは、淋しげに笑った。

「あ、安心してくださいね。寿命は短いですけど、見た目はあんまり変わらないので。死ぬ時までこの顔のままですよ」

「…」

 相変わらず薄らぼんやりだが…さっきよりは、少しはこいつの行動原理が分かった気がした。今日、いきなりこんな行動に及んだ理由も。

「…そうかい」

 だから、俺はもう何も考えないことにした。
 一息ついて、少し体力が戻った。萎びたチンコをテストの腹にこすりつけると、すぐに硬くなってきた。漏れ出た精液のこびりついた膣口に先端を押し当てると、彼女は身を震わせた。

「んっ、あぁぁ…」
519 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/03(土) 22:32:04.55 ID:WBkX+FOm0
「オボコだったのが、嘘みたいだな」

「所長が、上手なのがいけないんですよぉ……あんっ♡」

 ずるり、根本まで滑り込む。そのまま、ゆっくりと腰を振る。

「ふとくてぇ…かたくて…あっつくてぇ…っ♡」

「お前、俺以外じゃ…あのクソガキの、皮被りしか、知らねえだろ」

「んふ、バレちゃいましたぁ…んっ♡」

 腰の動きが、少しずつ速くなっていく。

「んっ、あっ…わっ、私が、死ぬ時も…こうして、んっ、抱いてて…くださいね…あっ♡」

「何だよ…それっ!」

 強く突き込むと、彼女の腰が跳ねた。

「ふわふわって…んっ…気持ちよくって…そのまま…」

「何だよっ…馬鹿かよっ…」

 熱く火照った肉が、ビクビクと震えてきた。膣内がうねって、俺のモノをしごく。

「ばかだからぁっ! ばかでいいからぁっ♡ あんっ♡ あっ、あっ、いっ」

 ずん。
 突き刺した肉棒に、女の膣内がぎゅっと竦み上がった。

「んああぁっっ…♡♡♡」

「うっ…」

 たまらず、俺も射精した。
520 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/03(土) 22:32:42.06 ID:WBkX+FOm0
 互いに股ぐらが脈打つのを感じながら、俺は溜め息を吐いた。

「馬鹿が…忘れてるだろうが、お前は俺に買われた奴隷だからな…」

「何言ってるんですか」

 テストが、ふふんと不敵に笑んだ。

「『俺の女』って、言ってたくせに」

「! 聞いてやがったのかよ…」

 腰を引くと、臭い精液と一緒にへろへろのイチモツが抜けた。もう向こう1ヶ月は勃つまい。

「…はっ、言っとくがお前と違ってエマンは俺の奴隷じゃねえからな。美人だし、身体も良いし、教え甲斐がある。お前とヤるのも、これで最後かもな」

「それは駄目ですよ…」

 言いながら、テストはむくりと身を起こした。俺の腕を引っ張って仰向けにすると、その上に跨った。締まりきらないマンコから、ぼたぼたと汁が俺の腹に垂れている。
 その入り口を、両手で更に押し広げた。

「少なくとも、私の目が黒いうちは…」

 俺の顔をじっと見下ろしながら、不意にふっと息んだ。

「んっ……あぁ」

 ___ぷしゅっ じょろろろろ……

「はぁ…私の、ものですからね…」

 おっぴろげた股ぐらから、俺の顔めがけて『マーキング』するテスト。熱くて塩辛いそいつを、俺は瞬きもせずに受け止めた。
521 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/03(土) 22:33:11.12 ID:WBkX+FOm0
テスト編はここまで
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/03/04(日) 02:20:47.67 ID:703eluNMo
いい…
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 02:53:03.80 ID:sKjM7leO0
最高だぁ…
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 09:14:56.97 ID:+mdziuwno

寿命10年縮むの承知の上で切り落とした奴隷商がいるらしい
525 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/06(火) 23:53:49.98 ID:oX5me+4u0


……

………

「___やれやれ。今回のことは、私どもにとっては手痛い教訓となりました。やはり、良いものは高く仕入れて、より高く売るに限ります。仕入れ値をケチるべきではありませんでしたね。お陰で、折角のエルフの安定供給ルートを逃してしまいました」

「ど…どこから入ってきた、奴隷商人!?」

 不貞寝から起きた姿勢のまま、ソーヤはこの侵入者に向かって叫んだ。
 それを意にも介さず、奴隷商人は独り言のように続けた。

「専売権も失い、一転して私は国賊です。やれやれ、ここも離れなければなりませんね。……その前に」

 ここで、男は初めて気付いたように、ソーヤの方を見た。

「……ええ。私どもの商売は、信用が大事です。お客様の期待に応えることは必要ですが、こちらの立場を守ることも必要です。ええ、有り体に言えば……」

 突然、男の声が低くなった。

「……ナメられちゃ、お終いなんだよ」

「ひっ」

 竦み上がる少年。次の瞬間、その目が、男の背後に釘付けになった。男と同様に、突然この密室に現れたのは

「エ…エマン、帰ってきたのか」

「ソーヤ様…」

 美しいエルフの女は、悲しげな目でかつての主を見つめる。

「あんなに、優しかったのに…私を奴隷扱いせずに、大切にしてくださったのに…」

「私どもの敷地で、私どもの『商品』に傷を付けられては困ります」

「あ、あれはもう、あの私立探偵の」
526 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/06(火) 23:54:18.04 ID:oX5me+4u0
「一緒だろうがよぉ!!」

 突然、男が大声で怒鳴った。

「ひ…ぁ…」

 ベッドから転げ落ちるソーヤ。そちらへ、男とエマンはゆっくりと近付いていく。

「人のモノを壊しちゃいけません、って、パパから習わなかったのか、えぇ? 王子だろうがなんだろうがルールは守れよ! 他人の奴隷に血を流させてはいけないって、テメエの子守に言っただろうがよぉ!!」

「ゆ…許して」

「ソーヤ様」

 今度はエマンが口を開いた。

「私は…悲しいです。貴方の言葉が嘘であったなら、私はもう、奴隷に戻るしかない。エルフ族の誇りは、とうに取り戻す機会を失った。しかし、もう死ぬ勇気すら残されていない…」

 言いながら、おもむろに懐から鋼の短剣を抜いた。

「な…何を」

「いっそ汚れるなら…貴方の血で」

「や、やめろ!」

 後じさるソーヤに、エマンが迫る。
 やがて、少年は壁際に追い詰められた。

「この部屋で朽ちるばかりの貴方を、今ここで解き放つ罪を…私は、背負おう」

「やめろ! やめろやめろやめろ!」

 立ち上がろうともがくが、腰が抜けてしまったようだ。じたばたと足掻くソーヤは、奴隷商人を見た。

「どっ、奴隷商人! お前の所の女だろうが! 止めさせろ!」

「テスト」

「…?」

「あれは哀れな女でした。故郷で帰りを待っていただけなのに、兵士に捕らえられ、尾を切り落とされて。『互助会』で見かけた時、彼女の目が輝いているのに驚きました。きっと、あの私立探偵が良き主となってくれたのでしょう。……そうと思えば、それが物言わぬ骸のように、彼の腕に抱かれていた」

 短剣を振り上げるエマン。それを、男が静止した。

「…今、ここで謝罪を口にすれば、この国を去る前に、私が彼らにその言葉を伝えましょう」

「!」

 少年の目に、希望の光が灯った。

「す…済まなかったと…今の余には、もはや如何ともしがたいが…心の底から詫びたいと…」

「良かった」

 初めて、奴隷商人が笑った。
 気が抜けたように、ソーヤも笑った。

「その言葉が欲しかった。それさえあれば、私も貴方を許すことができる」

「そ、そうか……ははっ」

 それから…不意に男は目を細めた。
527 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/06(火) 23:55:53.50 ID:oX5me+4u0


「……では、死ね」

528 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/06(火) 23:56:49.27 ID:oX5me+4u0
「え?」

 間抜けな顔で聞き返す少年。
 その肩に、刃が突き刺さった。

「あ…」

「来世に活かしてください。貴方の生涯は、今日で終わりですので。……クラリス」

 女が、剣に力を込めた。



「い、あ、あ…ああああああっっっ!!!!」

529 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/06(火) 23:57:21.07 ID:oX5me+4u0
今夜はここまで
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/03/10(土) 01:02:30.80 ID:bUxwQEl6o
おつ
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/11(日) 09:33:10.66 ID:vGl/XDEro
532 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/11(日) 17:22:26.68 ID:Dl2CVOlg0
………

……



「……くっ」

 胸に走った鋭い痛みに、エマンは目を覚ました。

「ソーヤ、様…」

 彼女は、直感した。かつての主の絶命を。
 エルフ族の者は、他の生命の機微に敏感だという。人間が木々や獣を害する時、共に痛みを感じるというのは、他ならぬ彼女自身の弁だ。
 今、彼女は自らの主…今は囚われて、幽閉されているはずのソーヤの死を感じていた。
 それと同時に、未だ己に、エルフ族としての力が失われていないことも実感していた。

「私…は」

 高貴でもない男の下で、密かに暮らす日々。それは良い。人間の貴賤など、エルフには関係がない。慎ましい生活も、寧ろ望ましいものだ。
 だが…この、整いすぎた住居は、エルフには贅沢に過ぎる。そして何より、気まぐれに交わされる男との情交。思い出すだけで、生きているのが恥ずかしいほどの屈辱を受けた、はずなのに…

「……やり直せる、だろうか」

 口に出して、呟いた。ベッドから降りると、木の葉を編んだ服を身に纏った。これが、エルフとしての最後の矜持だった。
 別の部屋で眠る、あの男のことを一瞬、思い浮かべる。それから彼女は、そっと家を抜け出した。



「おい、エマンを見なかったか」

 収穫したジャガイモを石臼で挽きながら、俺は尋ねた。挽く前の芋を水とタワシで洗っていたテストは、首をひねった。

「知りませんよ。夕べは『寝て』ないんですか?」

「いんや、独りだった。…」

 朝飯前の、これから日が昇ろうという時間のことだ。当然、台所で顔を合わせることもないが、エマンはいつも、誰より早起きして畑に出ては、雑草を抜いたり虫を追い払ったりしている。

「…ま、いいか」

 俺は鼻を鳴らすと、細かく挽き潰した芋を枠に張った帆の上に広げた。こいつを天日干しにして更に細かく挽くと、ジャガイモの粉末になる。海に面した三角州に建てられた王都なんかでは農業ができないので、こいつは貴重な栄養源になる。要は、それなりの値で売れるのだ。

「気が向いたら、勝手に帰ってくるだろ」

「なら良いんですけど…」
533 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/11(日) 17:22:53.47 ID:Dl2CVOlg0


 その日の夜。欠伸をしながら玄関先に座っていると、背後から声が飛んできた。

「やっぱり起きてたんですね」

「テスト…良いのかよ、寝てなくて」

「ええ、最近は具合が良いので」

 言いながら、テストは俺の隣に腰を下ろした。

「…やっぱり、何だかんだ優しいですよね」

「誰がだよ」

 質問に、彼女がふふっ、と笑う。俺は、溜め息を吐いた。

「知るかよ」

「素直じゃないんだから。……エマンさんのこと、そんなに気になりますか」

「そりゃそうさ。あれだけの上玉だ、粗末にしちゃ罰が当たるぜ」

「そうですね。…一体、どこに行ったんでしょう」

「さあな。ホームシックにでもなったかな」

 そんなことを言いながら、夜通し玄関先で待っていたが、結局エマンは戻らなかった。
534 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/12(月) 20:27:02.14 ID:zhneMeuO0


「しょうがねえ、文鳥でも逃したと思うしかねえな」

 昨日の芋の乾かしたのをまた石臼で挽いていると、近所に住む農家の子供がこっちに向かって走ってきた。

「あっ、おっ、おじさん!」

「どうしたよ」

 朝っぱらから外で元気よく遊んでいたと見えるその少年は、おどおどと言った。

「う、裏の林のところに、お姉さんが倒れてて…たぶん、おじさんのとこに住んでた人だと」

「!!」

 俺は弾かれたように立ち上がった。

「どこだ。案内しろ」

「う、うんっ」

「テスト! 鳥に食われねえよう見てろ!」

「ええっ!? な、何が」

 向こうで麻袋を用意していたテストを残して、俺は庭を飛び出した。



 木立が丁度切れるところに、エマンは倒れていた。目立った傷は無さそうだが、服はボロボロだし髪の毛には泥が貼り付いている。遠くから走ってきたのだろうか。

「ありがとな、坊主。取り敢えず家に連れて帰るから、礼は後でな」

「う、うん」

 顔を赤くしながら、もぞもぞと答える少年。一体何に照れているのか首をひねっていたが、ぐったりしているエマンを抱き上げて察した。
 木の葉でできた服があまりに傷んでいて、色んな所が見えていた。これは教育上よろしくない。俺は隠れるように、そそくさと家に帰った。
535 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/14(水) 12:05:24.60 ID:CcjnbCKY0


「…んっ」

「気が付いたか」

 ゆっくりと目を開けたエマンは、俺に気付くと瞬時に起き上がった。

「こ、ここは」

「帰ってきたぜ」

「そうか…」

 そう言うと彼女は、深い溜め息を吐いた。震える目の端から、涙が落ちた。

「帰って、きたのか…」

「エマンさん」

 そこへ、盆を持ったテストが入ってきた。載っているのは、芋の粥だ。こっちに越してきてからは、どうにも芋ばっかり食っている気がする。
 エマンはそれを受け取ると、ゆっくり匙を動かして口に入れた。

「一体、どこに行ってたんですか?」

 テストが尋ねた。エマンは、匙を止めると、黙って考え込んで、それからぽつりと言った。

「……故郷に」

「エルフの?」

 エマンは頷いた。

「食ってからでいいからな」

「いや、大丈夫だ。…魔が差したのだ。このまま、ここにいて良いのか…エルフとして、また暮らせないかと。それで、黙って家を抜け出してしまった。……済まなかった」

「薄々そんな気がしてたよ。で、戻れず帰ってきたってか」

「駄目だった。元いた森に辿り着けはしたが…私には既に、肉と、鉄の臭いが染み付いていたそうだ。今ここで命を断つか、立ち去って二度と…エルフの地に、足を踏み入れるなと、言われて…」

 涙の交じる声で、ぽつりぽつりと続ける。

「…ここに、逃げてきた。エルフとして命を断つ…勇気すら、私には無かった…私はもう」

「上出来だ」

 俺は、その肩に腕を回した。

「よく帰ってきた」

「あ…う…」

 とうとうエマンは声を上げて泣き出した。

「すまない…本当に、すまない…」

「…」

 ちらりと後ろを見ると、テストは小さく頷いて部屋を出ようとした。

「あ、ちょっと待て」

「はい?」

「お前の古着、何着か持ってきてくれ。明日は街に行くぞ」

「何をするんです?」

「すぐに分かるよ」

 その日の昼、庭先で火を焚いた。そいつで肉を焼いて例の子供に食わせてやったのだが、それはいい。大事なのは、何を燃やしたか、だ。
 ___最後までエマンが身に着けていた、木の葉を編んで作った服は、跡形もなく灰になった。
536 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/14(水) 12:06:04.16 ID:CcjnbCKY0
ここで一旦次の話に移ろうと思います
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/14(水) 12:27:15.20 ID:f6LvMk0Y0
乙でしたー
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/14(水) 12:30:55.04 ID:UeQhxtzMo
おつおつ
良かった
539 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/16(金) 22:28:03.27 ID:JVAHio610
「……えっ、私の目的ですか? それはもう、お客様の幸せで…何、御託はいいと? そうですね…正直に申しまして、深く考えたことはありません。私も、食べなければ生きていけませんから。ただ、自分が食べるために他者を積極的に害するというのは、違うように思います。私が特をしたからと言って、貴方が損をするわけではない。

 ___ええ。取引が成れば、私どもは潤います。それでも必ずや、お客様にとっても良い取引になると約束しますよ」



↓1〜3でコンマ最大 主人公の職業
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:29:08.33 ID:mqqi+RTT0
王子
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:30:45.76 ID:0TfSrkbxo
株のブローカー
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:32:59.42 ID:T9VVfK4DO
錬金術士
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:33:07.48 ID:qYVl64+w0
異端審問官
544 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/16(金) 22:44:14.11 ID:JVAHio610
「そうですか」

 私は表面上だけ笑顔で応えた。
 何だ、具体的な話が聞けるかと思ったのに。つまらない。

「ええ、ええ。きっとお客様は、お金に困ってはおられないでしょうが。それでも、やはり手にしたものは良い使い方をしたいものです」

「…」

 別に、興味はない。
 男の言う通り、金はある。あるどころか、資産で言えば国でも五本の指に入るだろう。株の仲買人というのはそういうものだ。ギャンブルは、必ず胴元が勝つようにできているのだから。

「…どうやら世間話はお好きでないと見える。早速本題に入りましょう」

「そうですね」



↓1〜3でコンマ最大 奴隷を買う目的
@愛妾

Aその他、要記述
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:46:20.39 ID:mqqi+RTT0
1
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:47:20.70 ID:Dxzq/W0c0
1
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:49:33.19 ID:T9VVfK4DO
2暇潰し用の玩具
548 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/16(金) 22:55:25.89 ID:JVAHio610
 ここで売られている奴隷は器量が良いらしく、愛玩奴隷でも仕事を任せることができるらしい。だが、奴隷に仕事を任せるほど私は落ちぶれてはいない。単純に、私が愉しむために買うのだ。

「では、お客様の希望をどうぞ。できるだけ当てはまるものを、3人ほど見繕って参りましょう」

「ええ」

 男の言うままに、私は希望する特徴を挙げていった。



↓ 0:00まで 奴隷の特徴を一人一つ
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:57:00.03 ID:mqqi+RTT0
病的なまでに他人に尽くす
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:57:21.03 ID:Dxzq/W0c0
清楚感がある
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:58:18.36 ID:48nV/tARO
体つきがよい(分かりやすく言えばグラマー)
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:00:32.27 ID:UTmuFNJI0
頭がいい人
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:03:14.26 ID:rjlTgEfKO
年齢は十代後半〜二十代前半
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:06:08.84 ID:T9VVfK4DO
人を楽しませるような特技を持っている
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:12:11.80 ID:BJXDbPRV0
謙虚
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:13:06.20 ID:jVy8JvuD0
かなりの電波
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