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上条「王様ゲームって、あのエロいゲームのことか?」
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125 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/04/24(火) 00:18:28.84 ID:J+P6bOxD0
姫神「トイレで着替えてくる」
吹寄「えっ!? 着るの?」
姫神「うん」
吹寄「なら、あたしも行くわ」
バタン
上条「よし。じゃあ、ヌルヌルプロレスの準備を整えて逃げ道を塞いでおこう」
土御門「段取りの化身だぜい」
青ピ「クラスメートのミニスカサンタって、テンション上がるな」
土御門「姫神も乗り気だったぜい」
青ピ「姫神は王様ゲーム自体に協力的やもんなぁ」
土御門「しかしカミやん。最初、姫神が王様ゲームに対して乗り気じゃなかったらどうするつもりだったんだぜい?」
上条「んー。その時は……」
126 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/04/24(火) 00:23:15.64 ID:J+P6bOxD0
上条「人狼ゲームをやろう、とか言ってたかな」
青ピ「えっ! 人狼ゲームってエロいゲームなん? たしかに、名前的に王様ゲームよりエロそうやけど」
上条「や、俺、人狼ゲームよく知らないし」
土御門「知らないのかよ」
上条「テキトーに市民と占い師がポッキーゲーム! とかやっておけばいいかなって」
青ピ「それ、王様ゲームと一緒やん」
上条「王様ゲームで警戒されたら、名前だけ変えて中身一緒のゲームをでっち上げればいいんだよ」
青ピ「えぇ……」
上条「その場でアドリブのルールを考えていくんだよ」
土御門「じゃあ、命令が遂行出来なかった場合は人狼に好きなところを触られるとかどうかにゃー」
上条「いいね、それ」
青ピ「わぁー、めっちゃゲスやん」
127 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/04/24(火) 00:31:28.23 ID:J+P6bOxD0
土御門「……ふと思ったんだが」
上条「なに?」
土御門「吹寄、姫神の着替えにわざわざ付いていく必要あるかにゃー?」
青ピ「あっ……」
上条「姫神の貞操が危ない!」
吹寄「危なくないわよっ!」バンッ
上条「なにしてたんだよ」
姫神「別に! 姫神さんにタイツを貸しただけよ」
土御門「ミニスカサンタにタイツ……だと?」
青ピ「なんてことしてくれんねん」
上条「なんだそのタイツの厚み……。ほぼ靴下じゃねーか!」
土御門「こんなのどれだけ頑張っても伝線しようがないぜよ」
青ピ「ボクは、こんなのタイツとして認めへんで!」
吹寄「うるさいわねっ!!」
128 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/04/24(火) 01:02:50.70 ID:J+P6bOxD0
青ピ「ええか、姫神。現役の女子高生は60デニール以上のタイツを履いたらアカンねん」
吹寄「変な洗脳しようとしない! 現役の女子高生のあたしが履いてたタイツよ!」
土御門「透けないタイツはタイツと呼ばないぜよ。ズボンの一種だにゃー」
吹寄「ウソを教えない! 普通に210デニールのタイツとして売られてるわよ」
上条「210デニールって!? なんのためにそんなの買うんだよ!?」
吹寄「防寒とファッションのために決まってるでしょ!」
上条「吹寄がファッションを語るのか……」
土御門「現に今、びっくりするくらい色気ない私服だにゃー」
吹寄「私服に関しては貴様らだけには言われたくないわよ」
129 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/04/24(火) 02:02:48.98 ID:J+P6bOxD0
吹寄「とういか、どうして男子がデニールがどうのって知ってるのよ」
上条「常識だろ」
青ピ「常識やな」
土御門「生足派のオレでも知ってるぜよ」
姫神(常識なんだ……。そもそも私。デニールが何を指しているのかわからない……)
上条「姫神……。脱ごうか、タイツ」
吹寄「させないわよ!」
上条「自分が履いていた肌着を女子に履かせて昂奮するってのはわかるけどさ……」
吹寄「そんな意図でタイツを渡してないわよ! それにあたしも女子だし!」
上条「や、もうお前はこっちチームだろ」
土御門「仲間だぜい」
青ピ「正直、自分の履いてたタイツを姫神に履かせるって発想は恐れ入ったわ」
土御門「完全に思考がオレ達だぜい」
上条「四人になるから“デルタフォース”じゃなくなるけど、新しい名称は吹寄が考えていいぜ」
吹寄「貴様ら……」
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/04/24(火) 07:19:48.60 ID:UZYxwrlZo
頼もしい仲間がまた一人生まれた……!
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/04/24(火) 08:21:57.30 ID:rugDi9zZ0
あと二人増やしてボスホート◯ックスとか
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2018/05/10(木) 20:33:24.37 ID:ABts4V7h0
まだか
133 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/14(月) 00:29:11.82 ID:Ocwj7xGH0
上条「仲間割れしてても仕方ないし。タイツありでヌルヌルプロレスやるか」
土御門「そうだにゃー」
吹寄「あたしと貴様らは、仲間じゃないから!」
姫神「やり方わからないけど。やってみる」
上条「大丈夫だ。ヌルヌルエアプロレスのやり方なんて誰もわからん」
姫神「うひゃっ」ベチャ
姫神「……転けた。全身ぬるぬる……」
134 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/14(月) 00:30:56.78 ID:Ocwj7xGH0
姫神「うぅ……。べとべと……」
上条「!!」
土御門「!!」
青ピ「!!」
上条「手に付いたオイルを指でくちゅくちゅやってみようか」
姫神「……? こう?」クチュクチュ
青ピ「舌を出しながら両手を皿のようにして口元に持ってきて」
姫神「……お皿? こ。こう?」
土御門「目を見て『いっぱい出たね』って言って欲しいにゃー」
姫神「いっぱい出たね?」
吹寄「やめなさいっ! この変態ども!」
135 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/14(月) 00:33:12.21 ID:Ocwj7xGH0
吹寄「プロレスの要素はどこいったのよ!」
青ピ「思いの外、ぬるぬる姫神のインパクトが強くて……」
上条「いけないハッスルをしてしまった」
土御門「反省だにゃー」
上条「じゃあ、改めて。怪我しちゃ笑えねぇし、前屈しとこうか。胸元がガバガバなのは気にせずに。俺たちそういうの気にしないタイプの人間だから」
吹寄「どんな人間よ! 改めて、セクハラし直してどうするのよ!」
青ピ「ヨガのポーズ、あの、あれ。ヨガのあの、エロいポーズやって」
吹寄「せめて欲望を隠す努力くらいしなさいっ!」
土御門「蔑んだ目で『早っ……』て吐き捨てるように言って欲しいにゃー」
吹寄「台詞を言わせるシリーズはなに!? 1mmも反省してないでしょ!」
136 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/14(月) 00:35:13.47 ID:Ocwj7xGH0
姫神「おっ。わっ。とと。ヌルヌルで上手く立てない」
つるっ。
吹寄「危ないっ」
姫神「あ。ありがとう」
吹寄「ふぬぬ。この体勢キツい」
上条「っか、なにどさくさに紛れて姫神のおっぱい掴んでんだよ」
吹寄「そんな戯れ言の前にあたしを助けて。滑るっ……」
青ピ「ラッキースケベはカミやんの十八番やで? 勝手に自分のモンにしたらアカンで」
吹寄「ぐぬぬっ。今、緊急事態でしょうがっ……。このままだとあたしもオイルの池に落ちるっ……」
上条「ふむ。緊急事態ならおっぱいを掴んでもOKなのか?」
土御門「吹寄の理屈だとそうなるにゃー」
青ピ「よし。待ってろよ、おっぱい!」
吹寄「貴様ら……っ。きゃっ」
べちゃっ!
土御門「結局オイルまみれだぜい」
吹寄「うぅっ……。べとべとになっちゃったじゃない」
137 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/14(月) 00:37:08.88 ID:Ocwj7xGH0
土御門「姫神も吹寄もべとべとだにゃー」
青ピ「ぬるぬるやな」
上条「なんか、その……。二人ともサンキューな」
吹寄「なにに対する感謝よ!」
青ピ「ぬるぬる、テカテカするだけで、なんでこんなにエロ……魅力度が増すんやろな?」
土御門「ローションオイルは最も魔法に近い液体かも知れないぜい」
上条「温泉卵にも似たようなことを思ったな。温泉卵かけたらおいしくなるに決まってるじゃん、みたいな」
吹寄「訳のわからない議論をする前にタオルの用意くらいしなさいよ!」
138 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/14(月) 00:40:09.57 ID:Ocwj7xGH0
吹寄「あ、鼻血……」
青ピ「……姫神のおっぱい揉んで鼻血て」
上条「男子中学生みたいだな、お前」
吹寄「ち、違うから。これはそういうのじゃなくて……」
姫神「これ。ティシュ。ちょっとヌルヌルだけど」
吹寄「ありがとう」
上条「がっつり揉みしだいてたから、興奮し過ぎたんだろ」
吹寄「上条、うるさい」
青ピ「しかもヌルヌルつきやしな。興奮するのもしゃーない」
吹寄「だから、違うって言ってるでしょ!」
139 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/14(月) 00:42:52.67 ID:Ocwj7xGH0
吹寄「なぜか、突然鼻血が出てきたのよ」
土御門「転んだときに顔をぶつけてたぜい」
吹寄「えっ、本当!?」
土御門「自覚なしか。結構派手にぶつけてたにゃー」
青ピ「それだけ、おっぱい揉むのに必死やったってことやな」
上条「だったら興奮して鼻血出たのも、ある意味正解じゃん」
土御門「エロエロだにゃー」
青ピ「ボクは気持ちわかるでー。仲間仲間」
ぶちっ!
吹寄「あー、もうっ!!!」
140 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/14(月) 00:47:55.37 ID:Ocwj7xGH0
吹寄「中止よ! 中止!」
青ピ「なにを?」
吹寄「王様ゲームを中止よ!」
土御門「横暴だにゃー」
吹寄「そもそも密室でこんなこと……不健全よ!」
青ピ「一番不健全なことしてんの、吹寄やん」
吹寄「うるさいっ!!」
ギャー、ギャー。
Trrrrr、Trrrrr
上条「ん? 小萌先生から? なんで?」
上条「もしもし?」
インデックス『とうま……。今、どこでなにしてるの?』
上条「インデックス!?」
インデックス『クリスマスにはおいしいもの食べに行こうって、約束したの覚えてないの?」
上条「覚えてるけど……。だって、インデックスは今、性の6時間を過ごしてるんじゃ……」
インデックス『聖の6時間……? とうまが何を言いたいのかよくわからないかも』
上条「ステイルと……」
インデックス『すているはもう帰っちゃったんだよ」
上条「…………」
インデックス『会いたかったの?』
上条「寝取られてないのか……?」
インデックス『ねと? ……とうま?』
141 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/14(月) 00:50:05.08 ID:Ocwj7xGH0
上条「うん。わかった。……うん。じゃあ」
青ピ「カミやん、吹寄の圧政が酷いねん。王様ゲームを終わらせるとか言ってんねん」
土御門「王様でもやっていいことと悪いことがあるぜい。なあ、カミやん」
上条「姫神、吹寄。拭くものあるか? よかったら、俺のタオル使ってくれ」
青ピ「カミやん? なんで、今更紳士ぶるん?」
上条「吹寄、着替えあるのか? 俺のジャケットよかったら貸すけど」
青ピ「ん? これもなんかの作戦?」
土御門「あっ!! カミやんっ! 目を見せろ」
上条「なんだよ」
土御門「目にねっとりとした濁りがないぜよ」
青ピ「どないしたん?」
土御門「カミやんが……。いや、ゲスやんがカミやんに戻っちまったにゃー!!」
青ピ「な、なんやて!」
142 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/14(月) 00:56:03.14 ID:Ocwj7xGH0
土御門「目を覚ませ、カミやん。いや、この場合はもう一回濁れ、カミやん!」
上条「なに言ってんだ、お前」
青ピ「まだ、200ムラムラは出てないで、カミやん!」
上条「あーはいはい。さて、このローションをどう片付けようかな」
土御門「終わりの段取りしてるぜい」
青ピ「アカンて、カミやん」
上条「じゃあ、そうだな――」
【エンディング分岐】
A ゲスやん、やっぱりゲスやんエンド 上条「最後だしゲスい命令して終わるか」
B BLエンド 土御門「そう…。そのまま飲みこんで。オレのエクスカリバー」青ピ「ワオ、これがホントのアヴァロンやー」
C 百合エンド 吹寄「や、やっぱり、布団は分けましょ! ね?」姫神「……?」
D ほのぼのエンド 上条「小萌先生の家で二次会やろう」
・A〜Dの中からアルファベットを1つ。
↓
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/14(月) 00:56:58.61 ID:yQWQIueN0
a
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2018/05/14(月) 00:58:19.19 ID:zvErQVr70
A
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/14(月) 02:59:29.14 ID:xGuCvobnO
インさんと性の六時間コースはないのか
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/14(月) 06:49:53.23 ID:7HDaySADO
全部書いたらええんやで
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/14(月) 07:54:59.05 ID:ME0xjHSSO
仲間がふえたよ! やったねカミやん
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2018/05/14(月) 20:56:17.56 ID:uLM9DuEl0
D
そうさ俺は希少なインデックス好きなのさ
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/14(月) 22:57:21.78 ID:aVBxNlfDO
全力でC
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/15(火) 08:10:27.55 ID:MvyiEeBSO
A
151 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 00:29:42.22 ID:gUxsWCcv0
(結果)
A ゲスやん、やっぱりゲスやんエンド 上条「最後だしゲスい命令して終わるか」
上条「じゃあ、そうだな――」
上条「最後だしゲスい命令して終わるか」
青ピ「えっ……カミやん?」
土御門「まだ、ゲスやんのままだぜい」
青ピ「ボクの乙女ゲージと一緒でマックスになったら、そう簡単に元に戻れへんねんな」
上条「一番に割り箸を引かせてくれれば、100%王様を引くことが出来る」
青ピ「マジで!? めっちゃ頼もしい」
土御門「ゲスやん最高っ!」ドンッ
上条「のわっ!」
べちゃ〜。
上条「……なんで押した? 俺までローションまみれじゃねぇか」
土御門「さらにカオスにした方が面白いぜよ」
上条「てめぇ……。着替えないんだぞ。どうやって帰るればいいんだよ、俺」
土御門「おぉ! 瞳も濁りだしたぜい」
青ピ「ゲスやん、おかえりー」
152 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 00:32:48.62 ID:gUxsWCcv0
姫神「無理に立たずに端まで滑った方が安全」
上条「大丈夫。大丈夫……っと」
つるっっ!!
上条「どわっ!」
姫神「あぶなっ。きゃっ!」
上条「いたっ……。って、うわっ、なぜか姫神が俺の股の上に!」
姫神「へっ……? わっ!」
土御門「吹寄、見たか! これが本家本元のラッキースケベだにゃー」
青ピ「なんであれから、背面座位になんねん」
土御門「その体勢は二人が協力し合わな不可能だろ、っていう不自然さがまたポイント高いにゃー」
吹寄「どうして貴様らが勝ち誇ってるのよ」
153 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 00:36:02.69 ID:gUxsWCcv0
上条「すまん。姫神。今すぐどくから」
姫神「ひゃっ!」
上条「ん? どうした?」
姫神「上条くん。脇腹は……」
上条「えっ? 脇腹を怪我したのか?」さすさす
姫神「違っ――っつ! ぁんっ!」
上条「どうした!?」
姫神「脇腹は……その。敏感だから……。触られると困る……」
上条「す、すまん」
154 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 00:41:43.67 ID:gUxsWCcv0
吹寄「とにかく。もうおしまいね。片付けるわよ」
青ピ「一回だけ! ラスト一回だけヤラせて」
土御門「一発だけ! 一発ヤったら満足するにゃー」
吹寄「貴様ら……。意図的に『王様ゲームを』って目的語を省いてしゃべってるでしょ」
青ピ「なんのことー?」キョトン
吹寄「(イラッ!!)」
吹寄「いい加減にしろー!!」
ギャー。ギャー。
155 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 00:49:49.38 ID:gUxsWCcv0
上条(姫神のサンタコス、胸元がゆるいからこの体勢だと全てが見えるな……)
上条(むむっ!)
上条「ひ、姫神さん? 折り入ってお頼みしたいことがあるんですけども……」
姫神「そ。それよりも。私のお尻に固いのが当たっている……」
上条「頼みたいことっていうのは、その件なんだけど……」
姫神「な。なに?」
上条「今、このガン勃ちしてる状態をあの三人にバレると非常に恥ずかしい」
姫神(私にはいいの!?)
上条「だから、その……。収まるまでこのまま壁になってもらえないでしょうか?」
姫神「壁!?」
上条「収まるまで、今の背面座位の状態をキープで……頼むっ!」
156 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 00:55:13.22 ID:gUxsWCcv0
姫神「この体勢は私も恥ずかしい」
上条「一生のお願い」
姫神「えぇ……」
上条「この場を切り抜けられたら、なんでも言うこと聞くから」
姫神「なんでも……?」
上条「おう。なんでも!」
姫神「……わかった。頑張る」
上条「本当か!?」
姫神「でも。どうやったら収まるの?」
上条「王様ゲーム1回分くらいの時間を稼げれば収まると思う」
姫神「1回分……。わかった」
青ピ「カミやん! 吹寄が石頭やねん。ラスト一回もヤラせてくれへんねん」
土御門「そうだぜい。もう一発もヤラせないって言って聞かないんだぜい」
吹寄「だから、『王様ゲームを』って言葉を端折るな!」
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/20(日) 01:05:15.90 ID:ZYNlOJ7DO
ん?
158 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 01:07:03.50 ID:gUxsWCcv0
吹寄「ってか、上条! 貴様、いつまで姫神さんを乗せてるのよ!」
上条「これは……。ほら、全身ぬるぬるだし。そっちに行ったら床が汚れるだろ?」
吹寄「あたしが言っているのは、上条が姫神さんを乗せていることよ!」
上条「それは……ここが落ち着くって……、姫神が」
姫神「えぇっ!?」
青ピ「そうなん?」
姫神「えっと……。う。うん。やっぱり人間座椅子が一番落ち着く」
吹寄「えぇ……」
青ピ「やっぱりってことは普段からやってんの……? えっ? 姫神が?」
土御門「意外だにゃー」
姫神「はぅっ……」
159 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 01:20:39.86 ID:gUxsWCcv0
姫神(王様ゲーム1回分の時間を稼がないと)
姫神「さ。最後に1回だけやるのもいいと思う」
青ピ「姫神も王様ゲーム賛成やって」
土御門「もう、やるしかないぜよ!」
吹寄「うっ……。姫神さんが言うのなら……。これが本当に最後だからね」
青ピ「よーし。じゃあ、カミやん割り箸引いてー」
上条「…………」
青ピ「カミやん?」
上条「えっ? なんだ?」
土御門(カミやん……。姫神の乳を至近距離でガン見しすぎだにゃー)
160 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 01:26:38.26 ID:gUxsWCcv0
上条「(じーーーっ)」
姫神「!!!」
姫神「ど。どこ見てるの!?」
上条「胸元ナンテノゾイテナイヨ?」
姫神「ほ。本当?」
上条「姫神に助けてもらっている最中に、ソンナコトスル訳ナイダロ?」
姫神「さっきより硬度が増している気がする」
上条「刺激の多い環境だから。仕方ないね」
姫神「座りにくい……」グリグリ
上条「おっふ……。あ、あんまり動かれるとマズい」
上条(わざとか!? わざとなのか!?)
161 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 01:29:10.52 ID:gUxsWCcv0
上条(よくよく考えてみれば、姫神を乗っけたままだと収まりようがないな。いい匂いするし、谷間見せてくるし)
上条「…………」
上条(ちょっとだけ腰を上下に動かしてみよう。ちょっとだけ)
ぐに、ぐに……。
姫神「やあ あっ あぅっ。なにっ?」
上条「逆に腰を動かした方が早く収まる気がする。逆にね」
姫神「なにがどう逆なの……? ふにゃっ! んくっ……」
162 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 01:33:30.47 ID:gUxsWCcv0
吹寄「あたし王様だわ」
土御門「えっ!!」
青ピ(カミやん、どないなってんねん! 100%引けるんとちゃうんかい!)
青ピ「え……っと、カミやん?」
姫神「やっ。あっ。そんなっ突き上げ。っないでっ だめっ❤」
吹寄「上条っ! なにしてんのよ!」
土御門「さすがだぜい、カミやん。シャレの域を悠々飛び越えてきたぜよ」
上条「姫神、頼む。なにかいい感じの言い訳を」
姫神(えっ!? 私っ!?)
姫神「えっと……。お。王様ゲームが楽しいから。こうやってわくわく。みたいな」ぐにぐに
上条「だめっ。さらに上下運動はっ……」
姫神「楽しいから。自然と身体が動いて……」ぐにぐに
上条「これ以上刺激を加えたら、あっ、あああ」
上条「らめえぇぇ」
163 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 02:30:44.55 ID:gUxsWCcv0
上条「ふぅ……」
青ピ「カミやん……?」
土御門「もしかして……神ったのか?」
上条「姫神、もう壁の件、大丈夫だから」
姫神「収まったの……?」ヒソヒソ
上条「おう……。全てが終わった……」
青ピ「悟ったみたいな顔してるけども……マジ?」
上条「それより、今日クリスマスだぞ。敬虔な十字教徒が真面目に祈りを捧げているのに、王様ゲームなんてして恥ずかしくないのか」
上条「今から『宗教と科学』について語り合う時間にしよう」
164 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 02:33:03.56 ID:gUxsWCcv0
青ピ(カミやん、これも空気作り的なやつやんな? アクシデントやなくて、作戦やんな?)
上条「………(ぷいっ)」
青ピ(アクシデントやー)
土御門(カミやんの顔色と汗が全てを物語ってるにゃー)
土御門「カミやん、ガチで神ったのか?」
上条「神ってない。だが、可及的速やかにトイレへ行きたい」
青ピ「その賢者感、完全に神ってるやん!」
上条「お前らいい加減にしろよ。どっちだっていいだろ、そんなこと。引っ張り過ぎたって」
土御門「本当に神って“神やん”になっちまったのか?」
上条「わかった。わかった。神ったってことでいいよ。お前らがそう思うんならそうなんだろう。お前らの中ではな」
165 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 02:35:03.48 ID:gUxsWCcv0
吹寄「…………………………………」
青ピ「吹寄、本気で引いてるやん」
土御門「どんな下ネタやセクハラも律儀に全部ツッコんでた吹寄が固まったまま、一言もしゃべってないぜよ!」
青ピ「カミジョー属性完全ガードどころか、要塞になってもたな」
土御門「フラグが立つとか立たない問題じゃないぜい。バッキバキに粉砕だにゃー」
上条「やめろ。これ以上俺をいじるな」
上条「これ以上俺をいじるなら、お前らの記憶を消すために殴る、ということも選択の視野に入れなければならなくなる」
土御門「暴力をチラつかせてきたぜよ」
青ピ「ヤバい奴やん」
166 :
◆IClzeUGWus
[saga]:2018/05/20(日) 02:50:32.22 ID:gUxsWCcv0
上条「まず、宗教、つまり信仰と科学はぶつかり合わないのか。実際、欧米の科学者の場合――」
土御門「『宗教と科学』について勝手に語り出したぜよ」
青ピ「そっち方面で押すつもりか……。さすがに無理あるやろ」
上条「ガリレオは……、だから、神が……えっと……」
土御門「語れるほど知識ないにゃー」
青ピ「とりあえず、履き替えよ、カミやん」
上条「神が……というか、俺が神だ。だから、このテーマは俺と科学は両立可能かということになって――」
土御門「わけわかんなくなってるぜい」
青ピ「いじり過ぎたのは悪かったって。カミやん、戻ってこーい」
それでも、上条は延々と語り続けた。
“ゲスやん、やっぱりゲスやん→ゲスやんから神やんへ”エンド
おしまい。
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/20(日) 05:30:04.28 ID:6pDGPVTeo
乙
これは神様になってもしょうがないわー
谷間見せてくれる女神様ともう一戦してこよう
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/20(日) 08:09:54.67 ID:fRYvcGBm0
上条×姫神のエロが見たいです
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/20(日) 09:31:55.45 ID:AFdDl4KSO
なんでもするんだろ?
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