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安価とコンマでダンジョンタワー攻略 R-18

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788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/21(木) 23:41:18.81 ID:YRL1kMrY0
おつー
次はアリスや
789 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/05(木) 00:22:47.01 ID:LJBjbplj0
「ククク、見てみろ淫魔の娘。お前の連れは今のお前の姿を見て興奮しているぞ。ほれ、もっと見せてやれ!オマエの無様なメス顔をな!」

グボゥ!グボッ!とデカマラを雌マンコに突き入れながら、嘲るようにジェネラルは嗤う。

「あああっ♥ありしゅっ♥ありしゅうう♥♥み、みられてりゅっ♥わたしの、はじめてのおともだぢにぃっ♥ブザマなメス顔みられぢゃっでりゅうぅぅ♥♥ああぁっ♥やぁぁん♥みないれぇっ♥♥みないれありしゅぅぅぅぅっ♥♥♥」

チンポ敗者であるウェルは舌を突き出し涙とよだれに塗れたアへ顔をアリスに向けて叫ぶ。

「あ…あ…ウェルっ…うぇるぅ…」

対するアリスは切なげにウェルの名をつぶやきながら。

くちゅっ、ぬちゅっ、くちゅっ!

指先の動きをヒートアップさせていく。

(きもちいい きもちいいよ… ゆびが とまらない…)

指先を次第に割れ目の奥へと滑り込ませるようにしながらアリスは上り詰めていく。

ちゅくちゅくと指先が幼い割れ目をほじくるたびに、更なる愛液が太腿を流れ落ちる。

「はぁっ…あついよ…ウェル…ウェルぅ…」

未体験の感覚に向けて呼吸を乱しながら突き進んでいくアリスと。

どぐちゅっ!どちゅうっ!

「んあああぁっ♥ ありすっ♥ ありすうぅっ♥♥」

暴虐チンポレイプによって快感にむせび泣くウェル。

「さぁて…!そろそろワシもイクとするか…淫魔の娘よ、ワシの精液、その肉壺でドップリ搾り出して見せいっ!!」

ドチュドチュドチュドチュドチュ!!

「お♥ お♥ おぉっ♥♥ おぉぉぉぉぉっ♥♥♥」

(ひぃぃっ♥だされりゅうぅっ♥オークザーメンだされりゅうぅぅ♥♥もうダメッ♥♥ダメになりゅっ♥♥まともに戻れなくなりゅうぅぅ♥♥)

スパートをかけてきた腰使いを受け止めながら最後の瞬間が迫ってきたことをウェルは悟った。

そして、その時は訪れた…

「うおらぁっ!!」

どくんっ…

「―ひッ」

ぶぼりゅるるるるるるっっっ!!!!

「お、お、おぉぉぉぉ〜〜〜っっっ♥♥♥!!!」

おなかの中で熱い何かが爆裂して弾けるのを感じながら、ウェルの身体が絶頂に追いやられる。

「ひぃぃいぃっ♥♥でてりゅうぅぅっ♥せいえきでてりゅううう!!おなかのおくっ、あついのがどくどくそそがれてりゅううぅっ♥♥♥!!」

否応なく注ぎ込まれる白濁のマグマ。

無理やりの快楽を叩き込まれビクビクと全身を震わせながらウェルは絶叫する。

「あ♥ あひっ♥ あ あちゅいっ♥♥ オークザーメンあちゅいのぉっ♥♥ あちゅいの きもちぃいっっ♥♥」

ウェルの絶頂穴はメスの本能に従いキュンキュンとオークチンポを締め上げ、オスの欲望を搾り上げる。

ぶぴゅっ、ぶびゅびゅっ…

「おおっ…!さすが淫魔娘の肉壺だ!まだワシの一物を搾り取るか…!ならば遠慮なく…食らえっ!」

「ひぃぃっ!まってぇ!いらないっ、もう、いらな…!」

ぼびゅっ!ぼびゅるるるる!!!!

一回目の射精ですでに大量の精液を注がれていたところに第二派が押し寄せ、ウェルのおなかが妊婦の様に膨れ上がる!

「あひぃぃっっっーーー!!!」

ブビッ、ブビュルッ、ブチュッウウッ!!

「あ、あひっ…♥ あひぇぇ…♥♥ しん…じゃうぅ…なかだしで、しんじゃうぅぅ…♥♥」

だらしなくアへ顔を晒しながらビクンビクンと全身を痙攣させるウェル。
790 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/05(木) 00:24:51.72 ID:LJBjbplj0
「―フンッ」

―ずぼぉっ、と巨大ペニスがウェルの股座から引き抜かれた。

そして次の瞬間。

「―んひんっ♥」

ぶりゅりゅっ、ぶびゅうううっ、びゅるるっ…

「おぅっ♥ おふぉっ♥ んほぉっ…♥」

拡がり切ったウェルのマンコ穴から夥しい量の精液が音を立てて溢れ出してきた。

「―ふん、褒めてやるぞ、淫魔の娘」

未だ強烈な快楽の奔流に飲み込まれたままのウェルにジェネラルが声をかける。

「ら…らめぇ…ちんぽ…もう…らめぇ…♥」

未だビクビクと絶頂を続けているウェルの耳には届かなかったが。

「貴様の肉壺はなかなかの使い心地であったわ。まだまだこの後も使ってやろう。だがその前に…」

ジェネラルオークはもう一匹の獲物のほうに目をやった。

「はぁっ…はぁっ…うぅ…♥」

自慰を続けていたアリスはウェルが膣内射精されるところを見ながら達していた。

生まれて初めての絶頂にアリスは戸惑い、快感の余韻に震えていた。

「お前はお前で楽しんだようだな? だがな…そんな歓びなどすぐどうでもよくなる」

ぽたぽたと幼い割れ目から愛液の雫を垂らしながら、白い肌をうっすら桃色に染め上げるアリスを獰猛かつ淫らな視線で見下ろすジェネラル。

「オマエもこちらの淫魔娘と同じように…ワシの一物の虜になるのだからな!」

そう言って、自慢の肉槍…黒々と輝くペニスの先端をアリスに眼前に突き出した。

その拍子に、びゅるっ、と…肉槍から白濁液の残滓が飛び出しアリスの顔にかかった。

その瞬間。

「―はぅっ」

ビクンと、アリスが震えた。

オーク精液の濃厚な臭いがアリスのメスの本能を刺激し…自慰で絶頂したばかりのアリスを再び絶頂させたのだ。

そう、臭いだけでアリスはイカされた。

それはアリスもウェル同様に、オークチンポに敗北することが確定した瞬間でもあった―
791 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/05(木) 00:25:52.65 ID:LJBjbplj0
よし、やっとここまできた。
次は!アリスを!おかすぞー!
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/05(木) 00:48:40.10 ID:u0Icvj0t0
おつー!相変わらずエロい
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 06:12:47.80 ID:MGQHZfmcO
乙! 楽しみにしてた
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/07/27(金) 23:50:58.31 ID:o8oYGEgE0
生存報告ほちぃ
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 23:54:53.33 ID:T24qUvF90
あー すいません書いてることは書いてます
まだかかると思います
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 03:01:37.87 ID:aa2gnwtyo
まーゆっくり待とうぜー
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 07:02:55.98 ID:6L7B/e4t0
レスありがとうごぞいます。楽しみに待ってます!
798 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/07/29(日) 13:48:01.99 ID:t1CyxRRA0
>>795はトリップついてないけどスレ主です

もうちょっとでいけそうです
799 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/07/29(日) 14:33:54.81 ID:t1CyxRRA0
「さて…ワシに刃を向けたお前には少し変わった趣向で楽しませてもらおうか」

そう言ってジェネラルオークが取り出したのは小さな小ビンだった。

「そちらの淫魔の娘が持っていたものだ。匂いから察するに調教用の媚薬と言ったところか?」

開封された小ビンにはジェル状の薄桃色の液体が入っており、ジェネラルはそれを自分の太い指先に垂らした。

「貴様とワシの部下どもとの立ち回り、見事なものだった。あれだけのオークを顔色一つ変えず冷静、冷徹に対処する。まさしく戦闘機械よな」

「そんな機械人形のようなすまし顔が、この媚薬とワシの体液でどのように啼き叫ぶのか…ククク、楽しみだな」

ジェネラルは既に発情して身体の自由が利かないアリスの足を掴み、股を広げると…その幼い割れ目にジェルを塗りたくった。

太い指先は割れ目の中にまで滑り込み、膣内の浅い部分にまで薬液を摺り込んだ。

「ん…んんっ…」

むずがゆそうに、アリスが身体をよじる。

幼い容姿ながらも、発情していたせいかその様は妙な色気があった。

くちゅ…くちっ…ぬちゅ…

「んっ…あぁっ…?」

処女膜までは到達していなかったが、初めて膣内に侵入してきた異物に対して不思議と嫌悪が湧かないことに困惑するアリス。

性に目覚め始めた身体は危機感よりも快楽を望んでいるのかもしれなかった。

「すっかり濡れそぼっておるな。余程熱を入れて弄っていたと見える。…ほれ、自分の指と比べてワシの指はどうだ?うん?」

くちゅくちゅくちゅ…

「ひっ、ひんっ…やぁっ… く…くすぐっ、たい…」

アリスは素直に自分の感覚を口にした。

くちゅり、くちゅり、くちゅり…

(きもち、いい…おまた、くちゅくちゅされて…)

「んっ…んあ…♥ ふあぁ…♥」

(これ…すき…♥)

太い指が割れ目周辺を這い回る様を熱っぽく見つめながら、アリスは肉体に走る甘い快感に身を震わせた

「んっ♥ ん…♥ はぁっ、ひぁん、あっ…♥」

指先での膣穴愛撫により、再びアリスの身体は絶頂に向かい始めていた。だが…。

「ふん、このまま指で貫いてやろうかと思ったが…」

愛撫していた指が股間から離れ、アリスの表情に少し不満げな色が宿る。

「やはり初物は我が一物でズブリ、といただきたいものよな」

ジェネラルは自分よりはるかに小さなアリスの身体を軽く持ち上げると、ビクビク脈打つ悍ましいバケモノチンポの先端を割れ目に擦り付けた。

「そ…それを、おまたに いれるの…?」

「ああ、そうだ。これが貴様の肉壺に入るモノだ」

不安げなアリスの問いに、事も無さげにジェネラルが返答する。

秘部に押し付けられている黒光りする先端は、何度見ても大きすぎるようにアリスには思えた。

「さぁ、簡単に壊れてくれるなよ?」

ニタリと悪魔のような笑みを浮かべてオークは言った。

そして…

ずぷ…っ

いよいよその時が始まった。

「…んっ…!」

緊張でアリスの身体がこわばる。

ずぶ…ずぶ…と。

それが少しづつ沈んでいくたびにアリスの中に異物感が広がっていく。
800 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/07/29(日) 14:35:53.67 ID:t1CyxRRA0
「ひ…ぐっ…」

肉槍が狭い膣道を押し広げながら進むごとに、異物感は次第に痛みを伴い始めた

みしりみしりと、身体がきしむ。

「ぃあ…がぁっ…!」

おへその下のほうで、ぶちぶちとなにかが破れ、貫かれる感覚があった。

(いた、い、いたい、あつい…いたい…っ…)

「い、ぎっ!い、いた、いぃぃっ…!」

流石にアリスは痛みを訴え、苦悶の声を上げる。

歯を食いしばり、引き裂かれるような激痛に耐えながら、アリスは身をよじらせた。

…そんな状態でも、オーク体液の媚薬効果はしっかりと役割を果たしていたようだ。

膣内にとくとくと湧き出る愛液のぬめりがペニスの進撃を補助していた。

ヌメる膣内を引き裂きながらずりずりとペニスは進む。

「ぬふうう…!こ、これは…想像以上かも、しれぬな…!ほれ…もう少し、だ…!」

「あ…あ…」

ズグンッ―

「―おひゅっ」

ジェネラルオークのチンポがアリスの最奥へと到達した瞬間。

子宮が押し上げれられ、アリスの口からおかしな息がもれた。

「あがっ…あ…?」

アリスは自分のおなかを見下ろした。

ぼこりと、アリスのおなかは内側からオークチンポの形に歪に膨らんでいた。

胎内に収まったオークチンポがビクビクと脈動するたびに、アリスのおなかもびくびくと震えていた。

「…ククク、ハハハ!おお、入りよった、入りよったわ!」

ジェネラルオークは歓喜の笑いを上げた。

一方で、アリスは―

「あっ…あ…♥」

信じがたいことに、アリスは絶頂していた。

しょろしょろとペニスと膣穴の結合部から尿と愛液の混じった汁が流れ落ちていく―

「―ほう。処女をブチ抜かれたばかりでイキおったか。ますます気に入ったぞ」

「はぁ…はぁっ…な、なん…でぇっ…♥」



いたいのに、こわいのに、くるしいのに。

それがぜんぶ、きもちいいことに かわっていく。

―きもちいい。



「ふふふ…貴様ならば…多少は無茶しても問題無かろう」

ず…ぶっ!ずっ…ずぶう!

「はぁっ あっ あぁんっ!?♥」

奇妙な感覚に戸惑うアリスをしり目に、ジェネラルオークはチンポを前後させ始めた。

「しかしこやつ、『作り物』だろうとは薄々思っていたが…!」

ごちゅっ!ごちゅんっ!

「ひぃんっ♥!? いだいっ!いたいぃっ♥ おなか、やぶれりゅぅっ♥」  
801 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/07/29(日) 14:38:49.01 ID:t1CyxRRA0
痛みを訴えているはずの悲鳴に、甘い声が混じる。

苦痛と、恐怖と、快楽がまぜこぜになる感覚にアリスは翻弄されていた。

「ううむ!この体格でここまでブチ込めるとは…これも『想定された仕様』というわけか!?」

ドチュ!ドチュ!ドチュ!

「あ、あぎぃっ♥ ひぎぃぃっ♥!?」

「ははは、いい具合だ!ワシの一物も悦んでおるぞ!ほれ、もっと啼くがいい!」

ごちゅっ、ごちゅんっ!

「い、いぎぃぃぃ〜〜〜っっっ♥!!??」

苦悶と快楽という混乱の極みの中、アリスの小さな身体はただオークチンポに貫かれるだけの肉穴と化していた。

(ぎもちいいっ♥ ご、ごじゅごちゅされでぇっ♥ ぐるじぃのにっ♥ きもち、いいっ…♥)

痛みが、苦しみが、メスの歓びへと変換されていく。

そしてアリスはこのままジェネラルオークのチンポで更なる絶頂へ…

とは、ならなかった。

「ひんっ…な、なんれ、なんれぇ…?」

されるがままだったアリスが困惑の声が上げ始めた。

苦痛が伴うとはいえ、オークペニスを受け入れる肉壺は絶頂に達するに十分な快楽を与えられていたはずだった。

―だが。

(こない… 『あれ』が、こないっ…)

絶頂してもおかしくないはずの快感を叩き込まれても絶頂できない。

絶頂の感覚はなんとなくわかっていた。

先ほど一人で指で弄っていた時に味わうことができた。

ジェネラルに挿入された時も絶頂できた。

でも今は、あの感覚がやってこない。

すぐそこまでやってきているはずなのに、どうしても届かない…!

「ふむ…そういうことか。先ほどの媚薬、ただ感度を上げるだけの代物ではないということか!」

アリスの様子を見て何かを悟ったか、ジェネラルが声を上げる。

アリスがイケない原因はまさしく、ジェネラルが先ほど彼女の膣穴に塗りたくった媚薬だった。

この媚薬の持ち主、『毒使いのウェル』は奴隷調教師である。

数々の奴隷調教をこなしてきた彼女は仕事のために様々な媚薬を調合し、使用してきた。これもその一つ。

感度を高めておきながらイクことができなくなるという悪趣味な代物だが、だからこそ調教での効果は大きいのだろう。

「イキたくてもイケぬか!カカカ、それは苦しかろう!ワシは十分に気持ちよいがな!」

どっちゅ!どっちゅ!ごちゅんっ!ぼちゅうっ!

「ひぃんっ、や、やぁっ…こんなの、やぁっ…」

絶頂の歓びを覚えてしまったアリスはこれまで感じたことのないもどかしさに身をよじらせた。

イキたいのにイケない。

容赦なくズチュズチュとオークペニスはアリスの性感を責めてくるのに。

行き場のない快楽がこんなにも全身を駆け巡っているのに、ただその感覚は蓄積されていく一方だ。

「ぐ…ぐすっ… おね、がい…」

混乱の極みのなか、アリスはとうとう泣きだしてしまった。

「わ…わたしも… ウェルみたいに… して…」

「―ほう、つまりイカせてほしい、ということか?」

腰の動きをいったん止めて、ジェネラルがアリスに尋ねる。
802 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/29(日) 14:41:15.90 ID:t1CyxRRA0
「はぁっ… はぁっ…」

こくり、とアリスが頷いた。

「い…『いく』って、よく わからないけど…っ たぶん、そうだと おもう…」

「ほう…そうかそうか」

解決は簡単だ。

解毒魔法をかけてやればこの手のクスリの効果は消える。

媚薬効果も多少は薄まるだろうがここまで身体が昂っていれば大して問題はないだろう。

簡単だが、それだけでは面白くない。

オークはまたにやりと口の端を歪めた。

「ならば貴様の身体、どうにかしてやらんでもない。ただそれなりの態度を取ってもらうがな…」

ズズズッ…じゅぽっ。

ジェネラルオークはアリスの膣穴から巨大なペニスをゆっくりと引き抜いた。

巨大なペニスが収まっていた幼い穴はぱっくりと開いたまま閉じ切らず、とろとろとカウパーと愛液の入り混じる汁を垂れ流していた。

「はぁっ…た、たい、ど…」

どこか名残惜しそうな声色を含ませながらアリスがその言葉を反芻する。

「そうだ。心からの

―『屈服』の証を見せてもらおう」





「はぁっ、はぁ…こ、こう…?」

アリスはまちきれないように、自らの膣穴を手でくぱぁ、と拡げてみせる。

豪奢なベッドの汁塗れのシーツの上でアリスはいわゆる『まんぐりがえし』の姿勢でぷりんとしたおしりを天井に向けていた。

開通されたばかりで赤く腫れた膣穴は再びオークチンポの蹂躙を望んでいるかのようにひくひくと蠢いている。

「ふふふっ…そうだ。そのまま、ワシが教えたことを口にしてみせい」

ニタニタとアリス見下ろしながらジェネラルは命じる。

『メスとして自分の精液が欲しいと上手にお願いしてみせろ。

できなければその中途半端な快感をもてあましたまま死ぬまで悶えつつけるがいい』

それがジェネラルオークが求める『屈服』の証であり、アリスをイカせてやるための条件であった。

戦闘機械のような冷血にして冷酷な表情を見せていた少女が、恥辱に震えながら懸命にオスのチンポをおねだりする―

というのがジェネラルの期待した状況だったのだが、アリスにとっては性的な恥辱という感覚は最も理解が遠いものであった。

しかし身体にわだかまるどうしようもないもどかしい熱さだけはどうにかしなければならない。

「んっ、んんっ…わ…」

荒れ狂う快感の嵐に耐えながら、アリスは『おねだり』を始める。

「わ、わたしはっ、よわっちぃめすで ありながら、おーくさまにさからった だめなおんなのこ ですっ…」

白い肌を桃色に上気させて、アリスが口上を続ける。

「よわっちぃ、わたしはっ…は、はんせいのあかしとして… じぇねらるさまに、お、おまんこを、ささげます…」

まんぐり返しの姿勢での敗北宣言。無様極まりない、敗者に相応しい姿である。

「よわっちくて だめなおんなのこの おまんこに…っ、いだいなる じぇねらるさまの、おちんぽで…いっぱい、おしおきしてほしい、ですっ…♥」

口上を重ねるごとに、まるで『おしおき』を期待するかのようにアリスの表情に昂りの色が濃くなっていく。

「んんっ…♥ お、おなかの、おくまでっ…じゅぽじゅぽ、ずこずこ、って、してほしい、ですっ…ん、んひぅっ…♥ お、おーくちんぽの、ざーめんみるくをっ…アリスのおまんこ、に、い、いっぱいどぷどぷ、してください…っ♥」

「アリスの、おまんこに…はじめての、なかだししゃせいを そそいでください…♥」

「おっきな… おーくさまの おちんぽで… アリスを、いっぱい、きもちよくしてくださっっっ…!!??♥」

ずぶっ…ずぶうぅっ!!
803 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/29(日) 14:44:14.04 ID:t1CyxRRA0
口上が言い終わらぬうちにジェネラルオークの巨大ペニスが再びアリスの膣穴に突き立てられた。

「♥♥♥ーーーーーっっっ♥♥♥!!!」

「よく言えた。約束通り、解毒してやる…むんっ」

ジェネラルは突き入れたチンポから解毒魔法を伝達させ、アリスをむしばむ絶頂抑制作用を消し去った。

―その途端。

びくっ!びくびくんっ!!

奥まで到達されたアリスの身体がエビのように跳ねた。

「―ほれ。くれてやったぞ。どうだ、感想は?」

「あ♥ あ♥ あ♥ あ♥ あぁぁぁぁぁ♥♥♥」

オークチンポはまんぐり返し状態のアリスの膣穴にほぼ垂直に突き刺さっていた。

既に絶頂を許された状態になっていたアリス。

決壊したダムから溢れ出した濁流の如く、堰き止められていた性感の昂りはペニスの強烈な一撃によって解き放たれ一気にアリスの全身を駆け巡り、爆発した!

「んひぃぃぁぁあ〜っっっっ!!??♥」

アリスはカッと目を見開き快楽交じりの悲鳴を上げていた。

「あーーーっ♥♥♥ あぁーーーーっっっ♥♥♥」

全身に稲妻が走ったかのように身体を震わせるアリス。

「はははは!!!いいぞ!よいイキっぷりだ!!」

ジェネラルはほぼ真下に位置するアリスの表情をみて笑った。

チンポの快楽をブチ込まれ、昂った肉体はビクンビクンと連続絶頂を繰り返していた。

(しゅごぃぃぃぃっ♥♥ しゅごぃぃぃぃぃっっっ!!!♥♥♥)

まさに待ち望んでいた瞬間だった。

アリスの意識は一瞬にしてピンク色に染まり、生殖欲求以外の全てが吹き飛んでいた。

(ちんぽっ きてるっ ちんぽっ きてるっ! ふといのが おっきいのがっ♥ わたしの おまたに はいってるっ♥)

「どうだ小娘?待ち望んでいた我が一物でイクことができた感想は?」

「あ、あぁーーーっっ…♥♥ いいっ…きもち、いいぃ…ですっ おーくさま、の、おちんぽでっ…『いく』の、きもちいいっ…でふっ…♥」

オスに服従しきったメスの声色だった。

「も…もっと…アリスの、おまんこ…っ、ずこずこ、されたい…ですっ…♥」

おねだりするたびにアリスはゾクゾクと心を震わせる。

それは敗北感からくるマゾヒズムなのか、もしくは更なる快楽を与えてくれる逞しいオスに対する期待感なのか。

ともかくアリスは身も心もオークの極悪チンポに支配されていた。

そしてジェネラルオークはアリスの期待に応えるように腰を動かし始める。

「ぬんっ! ぬんっ! ぬふぅんっ!」

ごちゅんっ!どちゅうん!ぐちゅんっ!

ジェネラルが腰を上下させ、巨大な肉槍をピストンさせる。

真上から突き立てられる極悪ペニスに子宮口がプレスされるたびにアリスはイク。

「い、い、『いく』のしゅごいぃぃっっ!!♥ 『いく』のきもちいぃいぃっ!!!♥♥」

ぶちゅぶちゅと愛液をまき散らしながらアリスは絶叫する。

そこに冷徹な戦闘マシーンの面影はまったくない。

「ひっ、ぎひぃぃっ♥! い、いぐうう、イグぅぅう!!」

ただオスの欲望をブチ込まれ涙と涎にまみれながら歓びに打ち震える一匹のメスがいるだけだ。

(ああっ、せっくすっ、これがせっくすううう!!! おちんぽ、すごいっ、せっくすっ、すごいぃぃ!!!)

「ああ♥ ご、ごわれりゅうっっ♥♥ ああひっ、わだじ、ごわれちゃうっ♥♥ ぎもちよすぎで、おちんぽで、ぎひぃっ、こわされぢゃうぅぅぅ♥♥♥」

ずごんっ!ずごんっ!すごんっ!
804 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/29(日) 14:46:13.74 ID:t1CyxRRA0
強烈なピストンを受けるたびに小さな身体がミシミシときしむ。

全身がバラバラになりそうな衝撃のなかでなおもアリスは絶頂を続けていた。

「つぶれぢゃうっ♥ おなか つぶれちゃううぅうっ♥♥ んほぉっ♥ おごほぉぉぉっ♥♥」 

「クカカカ!ここまでよくもったものだ!褒めてやるぞ小娘!さぁ、くれてやる!お望みの中出しザーメンをぶちまけてやるわ!」

「はぁっ、ざー…めん…っ…ざー、めん…」

来る、何かがくる。アリスにトドメをさす、決定的な何かが。

「ぬ、うっ…さぁ小娘…っ、受け止めて、みせろぉッッッ!!!」

どくんっっ!!

「―ひっ」



ぶびゅるるるううううううう!!!!

どびゅるるるるるぅぅぅぅっっっ!!!!



―白い泥のような精液が一瞬にしてアリスの胎内を満たした。



「♥あ♥あ♥あぁぁぁーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!」

一際大きな絶頂快楽を示す悲鳴をあげるアリス。

その叫びのあいだにも。

ぼびゅるっ!ぼびゅるるっ!!

オークチンポが胎内で脈動するたびに新たな精液が送り込まれ、アリスのおなかがぶくりと膨れ上がった。

「あ ぎっ ♥ ぎっ ひぃっ ♥ ぐる じぃっ ♥」

苦悶と快楽に白目を剥くアリスの胎内になおも容赦なく注がれる濃厚オーク精液。

ようやく、ぶぼっ、と極太ペニスが引き抜かれたが。

「−−−−−−−っっっ♥♥♥…!!!」

ぶびゅびゅうううっっ、びゅるびゅるっ、びるるるっっ!

膣穴からはたっぷりと注ぎ込まれたオーク精液が逆流し、白いマグマの大噴火が始まっていた。

長い長いザーメン噴火が収まると…

ながらくまんぐり返し状態だったアリスの下半身が白濁まみれのシーツにべちゃりと倒れた。

「あ…は…ぁ…ぅ…♥」

未だ断続的な絶頂快楽に酔いしれるアリスは、仰向けになったカエルのような姿勢で足をぴくぴくと痙攣させていた。

ごぽっ、ごぼぼ…と汚らしい音を立てながら開きっぱなしの膣穴からおしっこや愛液、そして白濁液の混じったドロドロの汁が溢れだしている。

「―嬉しいぞ、小娘ども。ここまでワシの一物を楽しませる肉壺と出会えたのは久しぶりだ」

ザーメンまみれでベチョベチョのシーツの上に横たわる二人の少女に向かってジェネラルは満足げな様子を見せた。

「―さて、では続けるとするか」

否。ジェネラルは未だ満足などしていない。

「ほれ、ワシの一物もまだまだ貴様らを犯し足らずにいきり立っておるぞ!」

彼の言う通り。そのバケモノチンポは未だ萎えることなくそそり立っていた。

「そ…そんな…」

「まだ…あんなに…」

ギンギンと精力を漲らせる極悪チンポを前に、小さな体を震わせるアリスとウェル。

「あ…アリスぅ…」

「ウェル…」

2人の少女は裸体を寄せ合い、互いの震えを抑え込むように抱き合う。
805 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/29(日) 14:48:59.86 ID:t1CyxRRA0
2人の少女は裸体を寄せ合い、互いの震えを抑え込むように抱き合う。

その震えは恐怖からくるものだけではない。

オークチンポに蹂躙される歓びを知ってしまった二人はその雄々しい威容を見ただけで股間から愛液を溢れさせていた。

「ど…どうしようアリス…わたしたち…また…おかされちゃう…♥」

「もう…にげることも たたかうことも できない…ね…♥」

震える手をとりあうアリスとウェル。

再び快楽の嵐に叩き込んでくれるであろうオークチンポの威容を映す少女たちの瞳はとろんと淫らに潤んでいた。

発情期のメス犬のように、ハァハァと息を荒げながら。

「フハハハ!すっかり我が一物の虜のようだな!」

2人の様子にジェネラルの表情も興奮を露わにしていた。

「ならばいくらでも貫いてくれよう!せいぜい壊れんようにな!!」

オーク族ならではの好色な笑みを浮かべてジェネラルは二人に覆いかぶさっていく…

『あぁぁぁぁ――――っっっ♥♥♥!!!』

少女たちの嬌声が部屋に響き渡った。



ジェネラルオークのチンポの猛威はその後も収まることを知らず。

2人の小さな体を己の滾る性欲の赴くままに犯し続けた。

肉槍に激しく蹂躙されながら2人は数えきれないほどの絶頂を味わった。

「あひんっ♥ ああっ♥ ジェネラルさまぁ♥ もっときてぇ♥ ウェルのえっちまんこにっ♥♥ すてきなオークちんぽぉっ♥♥ ブチこんでぇっ♥♥♥」

「んんっ…わ、わたし、もっ…おちんぽ、もっとくだ、さい…♥ ありすの、おまんこ…おーくさまのみるく、もっとびゅるびゅるして…♥♥」

物欲しそうにくっぱりと開かれた肉穴に容赦なく極太の肉槍が突き込まれる。

何度も、何度も、何度も。

どちゅっ、どちゅっ、どちゅう!

「あっ♥ あぁんっ♥ あひぃぃぃっ♥♥ くるぅっ♥ ザーメンくるぅっ♥♥♥」

どぴゅっどぴゅっどびゅびゅうっ!!

「ああっ…すきっ…♥ おちんぽ、すきっ…♥ ざーめんみるくっ、すきぃっ…♥ んんっ♥♥」

ぶびゅるっ、ぶびゅううっ、どびるるるっ!!

『あぁぁっ♥♥ イクっ♥ イクッ♥♥ イクぅぅぅぅ♥♥♥』

胎内に、口内に、からだじゅうにドロドロのオーク精液をぶちまけられるたびに少女たちは絶頂を繰り返し、歓びの声を上げた。



どれだけの時間が過ぎたのか。

ようやく性欲に収まりがついたのか、ジェネラルオークはその巨体をベッドに横たえていた。

アリスとウェルは様々な汁にまみれた巨大オークチンポをその可愛らしい唇と舌で後始末している。

「あむ…ぷはぁ…♥ ああん…オークさまのぉ…ちんぽっ…ふぁ…♥」

「ぺろっ…れろぉ…♥ あむ…♥」

一生懸命チンポに舌を這わせるその姿はまるでチンポに服従を誓う従者のようだった。

実際今の彼女らの精神はそのような状態だったのかもしれない。

「くく…可愛い奴らめ。ほれもっと丹念に掃除するがいい」

「んんっ…ふぁい、オークさまっ…ちゅっ ちゅぷぁっ…♥」

「ちん、ぽ… んん… ぷぁっ、ちんぽぉ…♥」

「くくく…まったくしょうがない奴らだ。そんなに可愛い姿を見せられたらまた元気になってしまうではないか…」

事実、二人のお掃除の刺激によってジェネラルのチンポは再び硬度を取り戻し始めていた。

―しかし。
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/07/29(日) 14:49:48.36 ID:QcJlnKWD0
きた
807 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/29(日) 14:50:26.90 ID:t1CyxRRA0
「うーん、ちょっと困りますねぇ。再開されると今度は何時間待たされることか」

そう言って虚空から現れたのはフォーマルな衣装とマントを身にまとう小太りの悪魔。

淫魔インキュバスだった。

「…貴様か。相変わらず覗き見が好きなようだな」

「いやぁ、勘づいておられましたかー。いやはや、クールロリ少女を見事チンポ奴隷にしてしまうとは流石はオークの首魁。わたくしも見習いたいものでございますな!」

じろりと睨みつけるジェネラルだが特に気にすることもなく調子よく振舞うインキュバス。

「…世事はいい。貴様が現れたということはこの二人を塔の外へ連れ出すつもりだろう」

「―おお、話が早くて助かります。それでは早速、2人をお連れしてもよろしいですかな?」

「駄目だな。ワシはこいつらが気に入った」

ジェネラルがベッドの上で立ち上がる。

「貴様が何を企んでいるかは知らんが、ワシの所有物を持ち去ろうなど100年早い」

インキュバスはやれやれ、と肩をすくめると―

「世界の命運がかかっているとしても、ですか」

ニヤつきながらも少しばかり声のトーンを落としてそう言った。

「このままいけば我々淫魔もオークも人間も。すべてが滅びますぞ。しかしそこのクールロリ少女ちゃんならば…」

座り込んだままぼーっとオークを見上げているアリスに視線をおくる。

「全てを救う『カギ』になりえる。そう、鍵…にね。ですから…」

「くどい。世界の命運などワシらの知ったことか。そもそも我らオーク一族を滅ぼせるものなどこの世のどこを探してもおらぬ」

(『この世』ねぇ…井の中の蛙とはよく言ったものですよ)

内心の嘲りを表情に出さないように苦心しながら、インキュバスは言葉を続ける。

「ま、オスとしてこんな上玉のメスを手放したくないというジェネラルさまのお気持ちもよーくわかるのですが」

インキュバスとジェネラルオークの互いを牽制するかのようなにらみ合いが続く。

「やはり私としては彼女には生還していただき、試練を乗り越えて貰わなければ困るのです…と、いうわけで『オープン・ザ・ワープホール』!」

インキュバスがパチン、と指を鳴らすと例によって空間にゆらぎのような穴が開く。

「させると思うか…うぐっ!?」

ワープ魔法を使おうとしたインキュバスを制しようと一歩踏み出したジェネラルが突如して股間に生まれた激痛に顔をしかめた。

「おっと、あまり動かないほうがいいですよ。今後も可愛い女の子とのセックスを楽しみたいのであれば」

「なん、だっ…がっ、うぐあぁぁぁぁあ!!?? わ、ワシの、い、イチモツがぁぁぁ!!??」

ジェネラルは自分の股間を見下ろして驚愕の叫びを上げた。

股間の一物はいつもの勃起時よりもさらに巨大に膨れ上がっていた。

いくらジェネラルオークのペニスであってもこの勃起サイズは異常である。

いつも以上に充血し、はち切れんばかりの真っ赤な亀頭を掴みながらジェネラルは唸り、動揺した。

「なんだ、これは…勃起がっ…いつも以上に…うぐうぅぅぅ!!!」

「あなた方性欲の塊のようなオーク族にはこういう手段もあるのですよ…私はオス相手に使うのは全然趣味じゃないんですけどね」

インキュバスがジェネラルに仕掛けたのは言わば催淫術の応用である。

オークの肉体に性的刺激が起こったと錯覚させ、生殖器を活性化、血液を一気に集中させたのだ。

「ぐ、ぐおおおおお!!!は、破裂する!!し、静まれ、静まれぇぇえ…!!!」

ビキビキに勃起したオークペニスを抑え込むようにジェネラルは膝をついた。

「しばらくすれば収まりますよ。それでも直らなかったら氷水でもぶっかけてみてください」

苦しむジェネラルオークを横目にインキュバスはアリスとウェルの首輪を取り外していく。

「がぁぁぁぁああ!!い、淫魔風情が、このワシを…!!」

「それではジェネラル様、ごきげんよう。また別の可愛い女の子が手に入るよう、祈らせていただきますよ!」

解き放たれた二人の少女を抱きかかえるとインキュバスは空間の穴に飛び込み、姿を消してしまった。
808 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/29(日) 14:51:28.43 ID:t1CyxRRA0



ジェネラルの尋常でない様子を心配して集まってきた配下のオークたちは大量の氷水を準備するよう命じられた。

パンパンに腫れたペニスに次々と冷水がぶっかけられ、少しづつ熱さと痛みが治まっていく。

「ぜぇっ、ぜぇっ…くそ、あの淫魔が!! このワシに恥をかかせおってぇぇ!!!」

自分たちの首魁が激昂し、呪詛を吐き続ける間も部下は精一杯冷水を彼の股間に注ぎつづける。

その甲斐あって股間だけでなく頭も冷えてきたのか、ジェネラルも次第に冷静さを取り戻した。

「全てを救う鍵…なるほど、そのための『作り物』か。フン」

だが、ジェネラルオークにとってそんなことはどうでも良かった。

彼の脳裏には、オークの群れに冷徹に立ち向かう銀髪少女の姿が浮かんでいた。

やがて思い描く彼女の姿は白濁にそまり、淫らに喘ぐ姿に変わっていく。

ああ、あの娘はもっと犯してやりたい。あの冷徹冷酷な戦闘機械を、またメス犬のごとく服従させてやりたい。

「…このジェネラルオークの催淫体液、簡単に消え去る代物ではない。全身のすみずみにまで染み込んだそれは強いオスの精を求め続け、やがてワシにたどり着くだろう」

この塔を上ることが彼女の使命だというのなら、再び彼女はこの第四層に足を踏み入れることになる。

「再びこの第4層まで登ってこい、『作り物』の小娘よ。その時はまた…お前の大好きなこのチンポでたっぷりと可愛がってやる。ククク…」

通常の勃起サイズに戻った一物をゴシゴシとしごきあげながら、ジェネラルオークはほくそ笑んだ。

あの銀髪の小さな肉奴隷との交わりを思い返しながら 彼はその時を待つ―
809 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/29(日) 14:52:46.05 ID:t1CyxRRA0


〜タワー探索4回目の結果〜


到達階層 1F 
現在の魔力球ゲージ 2/5 → 3/5


現在の所持アイテム
『全員攻撃コンマ+20』0個
『敵攻撃コンマ半減』  0個
『携帯脱出ポータル』  0個
『疲労回復』      1個
『便利なカギ』     0個


毒使いウェル と引き分け

アリスとウェルは
ジェネラルオークによって
オークの巣に連れ去られエッチなことをされてしまいました


アリスがエッチな目に会いました

淫乱度アップ! 
ツバキ淫乱LV1
ギンガ淫乱LV1
ミルキィ淫乱LV0
アリス淫乱LV0 → 淫乱LV1
クチナ淫乱LV0


『プリティーうさちゃんズ』は街に戻ります

810 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/29(日) 14:57:35.99 ID:t1CyxRRA0
エッチシーン終わったー!
何か月も待たせてしまってほんとすいません!
めっちゃ難産でした!

ジェネラルオークのでかいおちんちんをどうやってアリスに突っ込むのかってのが一番の難所でした。

この後は街に戻りますが…
アリスとウェルの関係に決着をつけなければならないので安価などはもうちょっと先になると思います。

それでは、また次回…
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 16:39:39.16 ID:z70TlKrRO
おつーー待ったかいありました!
何かいつの間にか壮大な話になりそうで草
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 17:32:16.77 ID:br+rDwtuo
乙でしたー
ウェルちゃん、仲間は無理でも協力者的な立場でこれからも出てくれないかな……
アリスと友情とも言える感情結んでるんだし、このまま敵にするのは惜しい
813 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/07/30(月) 22:28:24.52 ID:qgZlSh0o0
>>809 ちょっとミスってたので修正です
ツバキの淫乱度がlv1になってました

正しくはlv2です

更新はまだちょっとかかりそうです


〜タワー探索4回目の結果〜


到達階層 1F 
現在の魔力球ゲージ 2/5 → 3/5


現在の所持アイテム
『全員攻撃コンマ+20』0個
『敵攻撃コンマ半減』  0個
『携帯脱出ポータル』  0個
『疲労回復』      1個
『便利なカギ』     0個


毒使いウェル と引き分け

アリスとウェルは
ジェネラルオークによって
オークの巣に連れ去られエッチなことをされてしまいました


アリスがエッチな目に会いました

淫乱度アップ! 
ツバキ淫乱LV2
ギンガ淫乱LV1
ミルキィ淫乱LV0
アリス淫乱LV0 → 淫乱LV1
クチナ淫乱LV0


『プリティーうさちゃんズ』は街に戻ります
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/30(月) 22:47:49.54 ID:n6TdlZcHO
修正おつです
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 00:03:25.56 ID:lJ+V7nFOo
おつー
816 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/08/20(月) 23:55:50.80 ID:8w6POfzj0
ちょっとだけ更新

―――――――――

「う…うぅん…」

チュンチュン チチチ…

小鳥たちのさえずり、窓からの暖かな日差しを感じながらアリスは目を覚ました。

(あ… もどって きたんだ…)

自分の身体が白いシーツにつつまれ、ふかふかのベッドに身体が沈み込んでいるのを実感しながら、自分が無事に戻ってきたのだという事実を受け入れる。

「ようやくお目覚め? あなたって寝起き悪いわよね」

自分のすぐ傍から聞き覚えのある声。

ウェルだった。どうやら彼女もいっしょに脱出することができたらしい。

彼女はアリスと同じベッドに寝かされて共に一晩を過ごしたようだった。

「…ウェル。ここは…?」

「あなたのギルドのいる宿でしょう。さっきあなたの仲間の人が様子を見に来てたわ」

そういってウェルは飲みかけのホットミルクに口をつける。

「―ふう」

ウェルが安らかな気持ちを含めるように小さく微笑んだ。

「―あったかくておいしいわ。こんな感じ久しぶり…ううん、初めてかも」

昨日の陵辱劇から一晩明けたばかりだというのに、そんな事実はなかったかのようにウェルは落ち着いた表情を見せていた。

「あなたも、飲む?」

アリスは半身を起こすと差し出されたカップを受け取り、ゆっくり口をつけた。

一瞬、ウェルが焦るような顔を見せたがアリスは気づかずにミルクを味わう。

「うん おいしい ギンガがもってきてくれたの?」

「え、あっ」

なぜかアリスの唇をじっと見つめていたウェルがハッと我に返る。

顔が少し赤い。

「あ、あのシノビの人のこと? そうよ。あなたのことも心配してたわっ」

「なにか いわれた?」

「何があったのか、聞かれたわ。濁しておいたけど、何をされてたかっていうのは気づかれてるわね」

「…えっちなこと いっぱいされた…」

「そ、そうね…」

少し気まずい空気が二人の間に流れる。
817 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/08/20(月) 23:56:44.37 ID:8w6POfzj0
やがてぽつりとアリスが―

「ごめんね。 わたし ウェルをまもれなかった」

「…ま、まだそんなこと気にしてたの? アレはしょうがないわ。相手が悪すぎたのよ」

責任を感じているのか、若干沈んだような口調のアリス。

だがそんなアリスの言葉をウェルはあっさりと『しょうがない』で片づけた。

「ジェネラルオークに目をつけられて生きて帰れただけでも奇跡なんだから。あれくらいで済んで良かったと思うしかない」

「よかった… ? 」

アリスはウェルの達観したかのような態度に少しもやもやしたものを感じた。

あんな凌辱を受けて『あれくらいで済んだ』と言えてしまうウェルはいったいこれまでどんな経験を積んできたのだろう。

無垢なアリスにはそれがウェルの人生観からくる知見であることにまだ気づくことはできなかった。

「まあ悔しいのは悔しいけどね…」

そう言って、ウェルはまた小さな笑みを浮かべる。

今度はわずかな苦みと…諦観を含んだような笑みを。

アリスは少し不安になった。

すぐ近くにいるはずのウェルがとても遠い場所にいるような気がする。

「ウェルは…これからどうするの?」

わずかな不安を抱きながら、アリスが問う。

「そうね…」

ウェルは窓から空を見上げた。

「どうしようかしら、ね…」
818 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/08/20(月) 23:57:21.10 ID:8w6POfzj0
今はここまで。

進まなくてごめんねー
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/20(月) 23:59:33.42 ID:wpx6QpPA0
乙ー!
気長に待ってます!
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/11/26(月) 21:30:01.53 ID:OB6PoxmgO
戻って来てほしい…
821 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/05(火) 19:01:24.71 ID:gwAK1vkF0
半年…近く…留守にしてしまった…
この間サーバ停止とかいろいろあったね…

ようやくウェル編書き終えたよ…
ちょっとずつ投稿するよ…
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 19:02:09.65 ID:BSi6/9VG0
待ってた!復活嬉しい!
823 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/05(火) 19:07:59.32 ID:gwAK1vkF0
久々なせいかトリップも変わっちゃってるけど本人です
それではいきます

――――――――――――――――


その少女は父親の愛を感じながら暮らしていたし、それなりに幸福を感じていたはずだった。

ただ周囲の人間たち、とりわけ同年代(ホムンクルスである彼女と比較する言葉として適当であるかどうかはわからないが)の子供たちのアリスに対する反応は冷たいものがあった。

「おまえ人間じゃないんだってなー」

「そうだよ。わたしホムンクルスっていうんだって」

「何考えてるかわかんねぇ 人形みたいだ」

「きもちわりー あっちいこうぜー」

そしてアリスは去っていく子供たちの背を見送りながらぽつりと呟くのだった。

「きょうも いっしょにあそべなかった」



「ダメじゃないかアリス。勝手に一人で出て行っては」

「だって とじこもってるばかりでつまんない」

「私たちがここにいることが知られてはまずいんだ。お前は世界の命運を左右できるほどの存在なんだぞ」

父親の言葉の意図はアリスには理解できなかったが、彼がそういうことを口にする時は決まって何かに怯えている様子を見せていた。

2人はことあるごとに住処を転々とした。

まるで何かに追われるように。

実際それは逃亡生活だったのだが、アリスはなぜ自分たちはずっと同じ場所で暮らせないのだろうといつも不思議に思っていた。

ある日、とある場所で父は倒れた。

元々身体が弱く、研究者として暮らしてきた彼の身体は続く逃亡生活の中で疲弊しきり、病魔に侵されていたのだ。

「アリス、ああ、アリス。私の最高傑作。お前だけは、お前だけは逃げ延びてくれ」

息も絶え絶えになりながら、彼はアリスに何かを伝えようとする。

「お前が奴らに捕まってしまえば、世界は…ああ、いや、違う。世界、なんて…どうでも、いいんだ。私は、お前が、自由に、生きていてくれさえいれば」

「おとうさん、しんじゃうの。」

「許してくれ、アリス。私には、お前にこんな…こんな忌まわしいものしか残してやれない」

布にくるまれたそれは奇怪な装飾が施された『銀の鍵』だ。

「この世でお前だけが…お前だけがその『鍵』の真の力を引き出せる…私がそのようにお前を作った…作ってしまったんだ」

言葉の端々に後悔と罪悪感が滲み出ているようだった。

「これからは自由に生きるんだ。その鍵を使って、何をしてもいい…世界を救うことも、滅ぼすことも、お前の望んだままに。だが、ああ…願わくば」

男は優しい笑みを浮かべながら、言った。

「幸せになってくれ アリス。 私の…可愛い娘」

父親はそれきり動かなくなった。

アリスは一人になった。

「おとうさんも いなくなっちゃった」

父の最期の言葉の意味を考えるよりも、アリスの心は初めて感じる孤独感に押しつぶされそうになっていた。

ふらふらと街中を歩くアリスを、人々は薄気味悪そうに遠巻きに眺めている。

その視線は、かつて自分を仲間外れにした子供たちの視線を思わせた。

一人になったホムンクルスの少女に手を差し伸べる者など誰もいない。


824 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/05(火) 19:11:56.04 ID:gwAK1vkF0

どうして みんな わたしを ひとりにするんだろう。



「わたしが…」



(おまえ人間じゃないんだってなー)

(何考えてるかわかんねぇ 人形みたいだ)

(きもちわりー あっちいこうぜー)



「にんげんじゃ、ないから?」



久々に昔の夢を見た。

プリうさのメンバーになってからは久しく見ていなかった夢だ。

やはり疲れがまだ残っているのか、ウェルとの語らいの後、うとうとして再び眠りにおちてしまったらしい。

「ふわ…ごめんねウェル。 わたし どれくらいねてた…」

瞼を眠たげにこすりながら隣りにいるはずのウェルに話しかける。

―返事はない。

「…ウェル?」

徐々に意識を覚醒させながら隣りを見やる。

アリスの隣りのスペースはもぬけの殻だった。

ベッドのすぐ傍ではわずかに開いた窓がきぃきぃと幽かに軋んだ音を立てている。

「…っ!」

アリスはシーツの感触を確かめた。

まだわずかにぬくもりが残っている。

いなくなってから、それほど時間は経過していないはずだ。

「ウェル…!」

嫌な予感がする。

以前に味わった喪失の瞬間が再び訪れる…そんな予感が。

「いや、だ…!ウェル、探さなきゃ…!」

焦燥感に突き動かされるように、アリスは窓の外に飛び出していく。




「さぁて。これからどうしようかしら」

ウェルは大通りから離れた人の気配の少ない路地裏を歩きながら一人呟いた。

「アリスは怒るかしらね」

結局書置き一つ残さぬまま、アリスたちのいる宿から抜け出してしまった。

「しょうがないじゃない。あの場所は…居心地が良すぎるもの」

(わたしみたいな悪党がいていい場所じゃあないんだから。

とはいえ、タワーの根城に戻ろうという気は不思議と起こらなかった。

奴隷調教師としての自分を放り出してしまったら、もう自分には何もないというのに。
825 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/05(火) 19:15:44.69 ID:gwAK1vkF0

「…これからどうしようかしら」

また同じことを呟く。

心を入れ替えて、真面目に生きる?

やっぱりアリスたちのところに戻って、仲間に入れてもらう?

「…何をいまさら」

何人もの少女たちの、身体を狂わせ、心を壊してきた。

彼女らは…最初はどんなに泣き叫ぼうとも、「ご主人様」に玩具として買われていくときは幸せそうだった。

そうやって何人も何人も偽りの幸福という名の地獄へと堕としてきた。

ああ、そうだ。

私は奴隷調教師、毒使いのウェルだ。

それしか選択肢はないではないか。

やはりあの場所こそが、自分の生きるべき場所だ。

自分の才能を最大限に活かせる天職だ。

だが、それでも、それでも…あの時の、アリスの言葉が自分の心の中に響き続ける。




「ウェルはわるいこだけど それでも ともだちになれると おもうから」



(ああ…もうっ…)

綺麗な紫髪をくしゃくしゃとかきむしるウェル。

こんな気持ちのまま、自分は奴隷調教師に戻れるのか…?

思考はぐるぐると回り続ける。




「お前。毒使いのウェルだな」

突如振ってわいた素性を指摘する声。

「!?」

思考のループが途絶え、ウェルはビクリと身体を震わせた。

「だ、誰…」

声のした方向には一人の冒険者と思しき男が立っていた。

腰にはショートソード、身体はレザーアーマーというありふれた装備。

…本当に知らない顔だ。

「誰でもいいさ。賞金首『毒使いのウェル』。その首…いただくぜ」

そう言って男はショートソードを引き抜き、構えた。

(バウンティハンター!? くっ、こんな近くに来るまで気付かないなんて!)

自分の迂闊さに舌打ちしながらも、そういえば以前に自分の手配書を見たことがあったなとウェルは思い出していた。

『毒使いのウェル 賞金額2000万エイン ※生死問わず』

それにしても街中に現れたことを早速嗅ぎつけられるとは、バウンティハンター(賞金稼ぎ)どもの情報網もなかなか馬鹿にできない。

だがウェルにとって幸運だったのは、この男は賞金稼ぎとしては三流だったということ。

826 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/05(火) 19:18:09.57 ID:gwAK1vkF0
「正々堂々とやりたかったのかもしれないけど、話しかける前に攻撃すべきだったわねっ」

男が剣を構える寸前、ウェルは既に一匹の触手を路地裏の暗がりの中に走らせていた。

シャアッ、と蛇のように声を上げながら男に接近した触手は足元から胴を素早く這い上がり瞬時に首に巻き付いた。

「ォオっ!?ゴエぇっ!」

巻き付いた触手は喉元に食い込み、男の気道を締め上げていく。

「ぐ…がへっ…」

抵抗する間もなく、男は泡を吹いて気を失った。

(ふぅ…今はこれが限界か)

普段なら首の骨をへし折るくらいはできるはずが、今は疲労が残っているせいか窒息させるくらいが精一杯。

(一匹見かけたら他にまだ10匹いる…なんて言うわよね。他の賞金稼ぎに嗅ぎつけられないうちに移動しなきゃ)

ウェルは意識を失った男を残してその場を立ち去ろうとした。

しかし―

「あら。おそかった…かしら」

ウェルの前には既に新たな人影が立ちはだかっていた。

その人影―銀髪の少女は、透き通るような瞳でこちらを見据えている。

今度はウェルもよく見知った顔だ。

「…来ちゃったのねアリス」

「 ウェル…! 」



人造生命の少女アリス。

人と淫魔の混血児ウェル。


『半端モノ』の2人が静かに対峙する。


―決着の時が来た。
827 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [sage saga]:2019/02/05(火) 19:19:11.11 ID:gwAK1vkF0
ちょっとご飯食べてくる
828 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [sage saga]:2019/02/05(火) 20:06:37.94 ID:gwAK1vkF0

港町の寂れた裏通り。

物音と言えば大通りの喧騒が微かに聞こえてくる程度。

2人のはぐれ者はしばし無言のまま対峙していたが、やがて黒衣のローブをまとう少女―ウェルが口を開いた。

「―それで?

私に追いついてどうするつもりだったのかしら。もしかして」

わずかに吊り上げた唇から紡がれる、少々の嘲りを含んだ言葉。

「私をギルドの仲間に引き入れて…『なかよしごっこ』でもさせたいのかしら?」

一瞬だけククッと哄笑するかのように喉を鳴らすが、次の瞬間にはキッとアリスの瞳を見据え真顔で言い放った。

「残念だけど答えは ノーよ。 私は貴方たちとつるむつもりはない」

ぴしゃりと放たれたウェルの拒絶の言葉に、アリスの無表情が一瞬だけ狼狽の色を見せる

「あはは。アリスもそんな顔するんだ」

けらけらと今度ははっきりと声に出して嗤う。

「もし捕まえていたなら調教中にもそんな顔が見られたのかしら? そのへんはちょっと惜しいかもね。ふふっ」

「ウェル…なんで…そんな…」

同じような境遇を感じた。

共感を得られたと思った。

仲間に…友達になれると思った。

―でも、なぜ? なぜウェルはそんなことを言うの?

「今度は『信じられない』って顔してる」

ウェルは地面に落ちていた一枚の紙きれ(そこに倒れている賞金稼ぎの持っていたものだ)を拾い上げ、さっと目を通すと自嘲めいた笑みを浮かべてソレをアリスに見せつける。

「わかる? これ私の手配書。『毒使いのウェル 賞金額3500万エイン ※生死問わず』…ちょっと額が上がってたわね」

手配書にはウェルの人相書きや賞金額の他にこれまで彼女が犯してきた様々な罪状が記載されていた。

「―この通り。奴隷調教師『毒使いのウェル』の名は結構売れてるのよ?

貞淑なお嬢様も強気な女戦士も。私の手にかかれば男の腹の上で卑しく腰を振る肉人形に早変わり。なかには美少年とかもいたかしらね。ふふっ」

妖艶な笑みを浮かべながら、重ねてきた悪行を自慢げに並べ立てるウェル。

「つまり私はあのジェネラルオークみたいな奴らの同類。人間を食い物にして弄ぶ側。そんな私が―」

その妖艶な笑みがふっと陰る。

「―あなたたちと一緒にいられるわけないじゃない」

「ウェル…」

透き通るようなアリスの瞳がウェルの歪んだ笑みを映しだす。

「そんな綺麗な目で私を見ないでよ、アリス」

自嘲めいた笑みのままウェルの言葉は続く。

「あなたの仲間たちも私を同じように見つめてくれるのかしら。でも私はそんな人たちをどんなふうに見つめ返せばいいわけ?」

ウェルは見てきた。自分自身が体験した、そして自分が他人に体験させてきた汚らわしい地獄のような光景を。

「そこは私の居場所じゃない。…いるべきところじゃない」

そして放たれる拒絶と断絶の言葉。

「だから一緒には居られない」



「…」

再び二人の間を重苦しい沈黙が包んだ。
829 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [sage saga]:2019/02/05(火) 20:12:04.35 ID:gwAK1vkF0

「やだ…」

そしてその沈黙を破ったのはアリス。

「ウェルと、いっしょにいたいよ…いっしょがいいよ… わるいことしたとか、きれいだとか、そんなことしらないよ…!」

アリスにはウェルの過酷な人生など知らないし、かけてあげる言葉など判るはずもない。

だから口から出てくるのは、ただの子供じみたわがままのような言葉だけだ。

「…」

(ほんとにもう、この子は…)

ウェルは今度は嘲笑ではなく苦笑を浮かべていた。

「…だからあなたは世間知らずのお馬鹿さんだっていうのよ」

なんだか子どもの我儘に付き合う姉のような気分だった。

「おばかさんでいいよ… ほんとうにわからないもん…」

いつの間にか涙声になっていたアリスがぐすっと鼻をすすった。

「―ねぇ、アリス。貴方、そんなにも私と一緒にいたいの?」

「…うん」

「そっか…それじゃあ」

「わたしと組んで、一緒に『お仕事』してみない?」

「え…」

「ふふっ、そうよ、それがいいわ。貴方とはきっといいパートナー同士になれるもの。貴方は私と一緒にいられるし、私も奴隷調教師としての仕事がさらにやりやすくなるわっ」

さも素晴らしいアイディアであるかのように、ウェルが笑う。

だがそんなウェルの提案にアリスは困惑の色を浮かべた。

「それは…じゃあ プリうさのみんなとは…」

「正義のギルドと奴隷調教師が相容れるわけがないでしょう? だから、選んで。『わたし』か、『あの人たち』か―」

「」

混乱する思考の中で、プリうさの仲間たちの顔が次々と浮かんでくる。。

リーダーツバキ、ギンガ、クチナ、そしてミルキィ。

ウェルはなんて意地悪なことを言うんだろう。

ウェルと同じくらいプリうさのみんなも大切な存在なのに。

みんな大切な人たちなのに、どちらかを選ばなければならないなんて。

「わ わたし…」

ツバキたちの仲間として、人々を救うか。

ウェルのパートナーとして魔道を歩むか。

(わからない。 わたしは、わたしは…)



アリスが再び思考の迷宮にはまりこもうとしていたその時だった。

830 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/05(火) 20:15:02.04 ID:gwAK1vkF0


「居たぞ!賞金首だ!」



状況を破壊するかのような無粋な叫びが裏通りに轟く。

賞金稼ぎどもだ。

足元に倒れているやつの仲間か商売敵かはわからないが、何人もの武装した連中がウェルたちに向かって駆けつけてくる。

はん、と小さく鼻を鳴らすとウェルは向かってくる連中に向けて触手を放つべく手のひらをかざす。

「空気が読めないわね―」

しかし思った以上に数が多い。

今の自分に奴らとやりあうような力が残っているかどうかは怪しかった。

(これは不味いかもしれない…)

ここは戦闘よりも逃げの一手か。しかしその先に既に追手が回り込んでいる可能性も捨てきれない。

進退窮まったか、とウェルが覚悟する。

しかしそんなウェルを背にして、賞金稼ぎたちの前に立ちはだかる小さな影があった。

「アリス…?」

既視感がよぎる。

「にげて ウェル」

前にもあったはずだ、こんな状況が。

「あのときとおなじさくせん。こんどはせいこうさせるから」

言われてウェルがハッと息を呑む。

この状況は、オークたちに襲われた時と同じ。

「こんどは きっといっしょに…」



その澄んだ瞳には もう迷いの色は無い。



アリスは選択したのだ。

ウェルと共に行く未来を。



(ああ…!)

ウェルはアリスの背を前に感極まっていた。

(アリス。ありがとう。私を選んでくれて)

熱い涙が零れ落ちそうになるのを必死でこらえながら、刹那ウェルは素敵な光景を想い描いていた。



アリスと一緒の食事。

アリスと一緒のおしゃべり。

アリスと一緒におふろ。

アリスと一緒に、ずっと一緒に。



「アリス」

831 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/05(火) 20:18:33.72 ID:gwAK1vkF0

敵に立ち向かう友達の背中に優しく声をかける。

「アリス。ありがとう…でも」



―もう

―じゅうぶんだから。



触手が。

アリスの身体に一本の触手が巻き付いていた。

瞬時に手足の自由を奪われ、アリスは身動きが取れず地に倒れ伏す。

「えっ…」

アリスには何がなんだかわからない。

地に這いつくばってもがくアリス。

困惑顔の彼女にウェルの顔が近づいた。

「作戦、また失敗ね」

「ウェル、なんで…」

ウェルに問いただそうと顔を上げたアリスの唇に、ウェルの唇が重なる。




―それはお別れのキス。




「またね。 アリス。

大好きよ」



それがアリスの聴いたウェルの最後の言葉だった。

直後アリスは口移しで飲まされた薬液の効果により猛烈な睡魔に襲われ意識を失っていた。

832 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/05(火) 20:20:53.07 ID:gwAK1vkF0


結局。

毒使いのウェルは賞金稼ぎの追手から逃げおおせることに成功したらしい。

眠りこけたアリスを賞金稼ぎの集団に向かって触手の力で投げつけ、ひるんだ隙に煙幕や薬液などを振りまいて混乱している間に姿を眩ましたのだとか。



事が終わり、ふらふらと宿に戻ってきたアリスをプリうさの一同は暖かく迎え入れた。

アリスは少し落ち着いたあとリーダーであるツバキに、ウェルとの間に何があったのかゆっくりと話し始めた。

「―リーダーツバキ。 ごめんなさい。わたしは…」

「謝ることなど何もない。お前は彼女と友達でいたかった。ただそれだけじゃないか」

「で、でも」

ぽろぽろとアリスの双眸から大粒の涙が零れ落ちる。

「わ、わたし、ウェルをまもることいがい、どうでもよくなってた…ウェルがたいせつで、い、いっしょにいたかったけど…でも、プリうさのみんなだって、たいせつな はずなのに」

「どんな未来を選ぼうと、誰かを選ぼうと、それはお前の自由だ。けどこれだけは言える。例えお前が本当にウェルの処に行っていたとしても…」

アリスをツバキがそっと抱きしめる。

「お前は私が認めた『プリティーうさちゃんズ』の一員だ。それだけは決して変わらん。絶対にな」

「うっ、ぅうぅっ…うわっ、うわぁぁぁん…うわぁぁーーーん…」

力強く暖かい腕に包まれながらアリスは泣きじゃくった。ぐしゃぐしゃの感情の赴くままに。



この日以来、凄腕の奴隷調教師『毒使いのウェル』は裏の世界から忽然と姿を消した。

彼女のその後については、野垂れ死んだとか調教の被害者の家族からの報復を受けたとか、謎の隠れ家に身を隠して新たな仕事の準備を始めているとか様々な憶測が飛び交っているがどれも信憑性に欠ける情報ばかりである。

『毒使いのウェル』の行方は杳として知れない。

今はまだ―



毒使いのウェル編 了

833 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/05(火) 20:25:27.96 ID:gwAK1vkF0
ウェル編書ききった…
なんか肩の荷が降りた感じです。
ウェルちゃんに仲間になってほしかった人ごめんね。

スレの継続についてはもうちょっと落ち着いたらやるかもです。
それではまた…
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 20:28:48.41 ID:BSi6/9VG0
乙乙
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 23:34:38.80 ID:QEHiFt9OO
うお!?生存報告やったぜ!

期待して待ってます!!
836 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 17:36:31.14 ID:Qfv9kVYT0
ちょっとだけやります

――――――――――

第4回目探索の翌朝。

「よし、それでは本日の会議を始めるぞ」

元気を取り戻したツバキが音頭を取り、作戦会議が始まった。

「今日からは私も復帰だ。先日皆に迷惑をかけたぶん、しっかり取り返させてもらう。改めてよろしく頼む」

部屋に集まったのはツバキ他、ミルキィ、クチナ、ギンガの三名。

「さて本日の行動を決めたいところだが、その前に…アリスの様子はどうだ?」

「今はよく眠っているみたいですよ。昨日は…本当に大変でしたから。あの子には心身共にしっかり休息をとってもらいます」

「そういうリーダーはもう大丈夫なの?その、身体とか…」

「んん?はっはっは。ミルキィ、私を誰だと思っている」

ツバキはそういうとミルキィに向かってぐっと胸を張ってみせる。

「一日休んだお陰で活力は有り余っているぞ。今からでもダンジョンに殴り込みをかけたいくらいだ」

(…なら良いのですが…)

ミルキィは安心したようだが、やり取りを聞いていたギンガは微かな不安を抱いていた。

これまで―ダンジョン攻略に挑む前―とは何か違う、違和感のようなモノが見え隠れしているようだった。

長年ツバキに仕えてきたギンガだからこそ感じる微妙な変化。

(妙に…『色気』づいてきている)

ツバキはこれまで尿道蛭や触手、敵ギルドといった手合いによって何度か凌辱の憂き目に遭っている…その為だろうか?

(やはり…拙者がお守りしなければ。ツバキ様が…これ以上汚されぬように!)

表情を変えぬまま。人知れず、ギンガは握りこぶしを固めていた。強い意志と決意を込めて。
837 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 17:40:06.39 ID:Qfv9kVYT0

【アリス、一日休みとなります 探索・買い物に出かけることはできません】

ツバキ「アリスが頑張ってくれたおかげで魔力球ゲージが3段階目になったな」

ミルキィ「私も負けてらんない!」

クチナ「アイテムの手持ちは大丈夫かしら?」

到達階層 1F 
現在の魔力球ゲージ 3/5


現在の所持アイテム
『全員攻撃コンマ+20』0個
『敵攻撃コンマ半減』  0個
『携帯脱出ポータル』  0個
『疲労回復』      1個
『便利なカギ』     0個


淫乱度
ツバキ淫乱LV2
ギンガ淫乱LV1
ミルキィ淫乱LV0
アリス淫乱LV1
クチナ淫乱LV0


【今日のプリティーうさちゃんズ方針】

5日目です
今日はどうする?

1.探索に向かう

2.買い物にいく

↓1〜3安価指定・最大コンマを採用
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 17:46:30.13 ID:uLfXdmPLO
1
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 17:57:20.94 ID:bYrD2F16O
1
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 18:06:25.27 ID:X/hoSeI4O
1
841 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 18:29:01.04 ID:Qfv9kVYT0

コンマ94 

1.探索に向かう

ツバキ「うむ、それでは探索に向かうとするか!」



5人の中から3人選択してください

ミルキィ
ツバキ
ギンガ
アリス(行動不能)
クチナ

一つのレスに名前3人書いてください
↓1〜3 コンマ最大を採用します
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 18:31:04.16 ID:dUWDGWkrO
ツバキ
ギンガ
クチナ
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 18:32:57.86 ID:4QPM6vR/O
クチナ
ツバキ
ミルキィ
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 18:41:21.21 ID:HSLAL6DXO
ツバキ
ギンガ
クチナ
845 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 18:59:17.62 ID:Qfv9kVYT0
コンマ86

パーティ決定しました
以下3人で探索します

クチナ
ツバキ
ミルキィ
846 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 19:12:05.45 ID:Qfv9kVYT0

ツバキ「プリティーうさちゃんズ、出陣!」

ミルキィ「お、おー!(やっぱ恥ずかしい)」

クチナ(恥ずかしい)

タワー内を探索中

魔力球ゲージ 3/5

疲労回復     1
携帯脱出ポータル 0

ツバキ 疲労度 00
スキル:気合注入
スキル効果:攻撃コンマ+20(戦闘中使用可)

ミルキィ 疲労度 00
スキル:主役補正
スキル効果:コンマ・疲労度関係なく勝利する(戦闘中使用可)

クチナ 疲労度 00
スキル:特製ハーブ
スキル効果:全員の疲労回復(戦闘時以外使用可)

※戦闘用スキルは自分にのみ効果が発揮されます

01〜60 敵との遭遇
61〜98 宝箱発見 
奇数ぞろ目 敵ギルドとの戦闘
偶数ぞろ目 脱出ポータル発見(ダンジョンから脱出できます)

↓1コンマで判定
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 19:15:20.34 ID:miwq7psQ0
えいや
848 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 19:57:40.91 ID:Qfv9kVYT0

コンマ34

01〜60 敵との遭遇

モンスターの気配!

※前回女の子エネミーが選択されたので今回は通常モンスターのみです
※女の子エネミー枠は次回戦闘で復活します

※オーガ復活です

<モンスター>
フェルモン触手
黒騎士
産卵蟲
肉壁
デルタホース
オーク
スライム
ゴブリン
デリバリーテーブル
強姦ゾンビ
食道ゴキブリ
イクボカズラ
ショジョトリグサ
パリピ
コスプレさせイヤー
ドラッグドライアド
キューピッド
粘着ブロブ
巨大ウサギ軍団
海賊団船長
エモーション・イーター
バロン・ミシェル
トロル
試作型キメラ
キノコお化け
吸血商人セウェルス
オーガ

能力の詳細は >>629 〜 >>634 を参照
↓1〜3 登場させたい敵名一体 コンマ最大を採用します
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 20:00:20.68 ID:yjFjCjnHO
試作型キメラ
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 20:02:30.95 ID:L5dfcihnO
産卵蟲
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 20:07:05.36 ID:PgfuuztFO
キューピッド
852 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 20:11:00.32 ID:Qfv9kVYT0

>>850
コンマ95

産卵蟲が出現します

しばしお待ちを

853 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 20:33:38.34 ID:Qfv9kVYT0
・産卵蟲
子宮または腸内に卵を産み付ける蟲型の生物
孵化した幼虫は生存に人間を含む動物の精液が必要なため脳に作用する物質を分泌する
そのため感染者は性欲が増大し本能的に寄生された場所へ精液を送り込むことを求めるようになる
虫下しは存在しないが一週間程度性欲を我慢することで死滅することが知られている

――――――――――――

ぶううーーーん…
ぶううーーーん…

不快さを催す奇妙な振動音がダンジョンの通路にこだまする。

クチナ「これは…蟲の羽音ですか?」

ツバキ「うむ…中型の蟲型の魔物といったところか」

ミルキィ「! リーダーあそこ!」

ミルキィが指さした方向から3匹の大きなトンボのようなモンスターが飛来してきた!

トンボの特徴である長い胴体を含めた全長は子供の腕くらいの長さはあるだろうか。

複眼をギラリと光らせ、キシャア!と獰猛な鳴き声を上げながら奇怪な形状をした尻尾をこちらに向けている。

ミルキィ「うわぁ…あのシッポの形、すっごいイヤな予感がする…」

ツバキ「ふっ!飛んで火にいる蟲とは正にこのこと!ミルキィ、クチナ!まとめて叩き落すぞ!」



産卵蟲と戦闘に入ります!
854 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 20:43:05.30 ID:Qfv9kVYT0

 産卵蟲 が現れた!

ツバキ「蟲風情に後れを取るこのツバキではない!」」

ミルキィ「キモいけど、触手よりはマシよねっ!」」

クチナ「こういうときは…えーとどれだっけ(ごそごそ」

※敵の最大コンマは50とし、
51以上は全て50として扱います

戦闘用アイテム所持数

『全員攻撃コンマ+20』0
『敵攻撃コンマ半減』  0

攻撃順はコンマ高い順に決まります
(1〜3コンマで決定)
 ↓1ツバキ 疲労度 00
 ↓2ミルキィ 疲労度 00
 ↓3クチナ  疲労度 00
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 20:45:51.83 ID:PgfuuztFO
ほい
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 20:48:28.07 ID:V/LFK9qzO
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 20:48:57.32 ID:HMc57x9fO
ほい
858 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 20:56:54.64 ID:Qfv9kVYT0
あっ珍しい クチナが2番手です

ツバキ > クチナ > ミルキィ
の順番で攻撃します!

3本勝負1本目!

現在 0勝0敗

ツバキのターン!

戦闘コンマ判定
↓1ツバキ(スキル使用可)疲労度 00
↓2敵
↓3スキル使う使わない?(安価で使うまたは使わないと指定してください)
※スキルが使えない場合3の判定は発生しません
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 21:02:45.74 ID:hWvx3QZ2O
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 21:04:38.11 ID:2Zjz38C/O
ゾロ目
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 21:06:53.59 ID:nHomacwuO
使わない
862 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 21:33:06.90 ID:Qfv9kVYT0

スキル使用は分けたほうがいいなコレ。

ツバキ 疲労度 00
コンマ74 − 00 = 74

敵コンマ 11
・コンマぞろ目は攻撃力2倍になります 
 例:コンマ11の場合22 コンマ22の場合44となります

ツバキ74
敵  22

産卵蟲「ぎっしゃあああああ!!」

ツバキ「醜悪な…!ふんっ!」

ツバキの太刀が一閃し、向かってくる蟲の一匹をカウンター気味に切り捨てた!

ツバキ「よし!まずは一匹!」

一本取りました!

3本勝負2本目!

現在 1勝 0敗

ミルキィのターン!

戦闘コンマ判定
↓1ミルキィ(スキル使用可)疲労度 00
↓2敵

※スキル使用は上記コンマ判定後おこないます
863 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 21:33:53.20 ID:Qfv9kVYT0
あ、ちがった!修正します
864 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 21:36:23.44 ID:Qfv9kVYT0

↓修正 2番手はクチナでした
ごめんね
―――――――――

ツバキ 疲労度 00
コンマ74 − 00 = 74

敵コンマ 11
・コンマぞろ目は攻撃力2倍になります 
 例:コンマ11の場合22 コンマ22の場合44となります

ツバキ74
敵  22

産卵蟲「ぎっしゃあああああ!!」

ツバキ「醜悪な…!ふんっ!」

ツバキの太刀が一閃し、向かってくる蟲の一匹をカウンター気味に切り捨てた!

ツバキ「よし!まずは一匹!」

一本取りました!

3本勝負2本目!

現在 1勝 0敗

クチナのターン!

戦闘コンマ判定
↓1クチナ 疲労度 00
↓2敵
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 21:40:19.48 ID:XhDJqJf+o
ホァイ
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 21:43:43.85 ID:nHomacwuO
ゾロ
867 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 22:30:46.85 ID:Qfv9kVYT0

クチナ 疲労度 00
コンマ48 − 00 = 48

敵コンマ 85
※敵の最大コンマは50とし、
51以上は全て50として扱います

85の為 50

クチナ48
敵  50

クチナ「あった!ふふふ受けてみなさい!薬師クチナの特製殺虫剤です!」

産卵蟲「キィエェェェーー!!」

クチナ「きゃっ…!」

 つるっ 
 
クチナ「あっ」

がちゃーーん!!

殺虫剤入りのビンは砕けて中身が飛び散った!

ミルキィ「なんでビン入りにしたーーー!!(ガビーン」

クチナ「ごめんなさーーい!!」

敵側に一本取られました!

3本勝負2本目!

現在 1勝 1敗

ミルキィのターン!
決戦です!

戦闘コンマ判定
↓1ミルキィ(スキル使用可)疲労度 00
↓2敵

※スキル使用は上記コンマ判定後おこないます
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 22:35:30.01 ID:nHomacwuO
ほい
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 22:37:46.03 ID:XhDJqJf+o
ダメみたいですね
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 22:42:15.59 ID:nHomacwuO
クチナのエロが見たいのに!
871 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 22:42:36.26 ID:Qfv9kVYT0
なんてへっぽこな子たち…しかしまだスキルがある…!

↓ スキル使う使わない?(使う・使わない 先に2票とった方を採用))
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 22:45:59.69 ID:3HtpDasaO
使う
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 22:47:39.84 ID:vfuLHrU4O
使う
874 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 23:10:50.62 ID:Qfv9kVYT0
やっちゃえミルキィ

スキル使用します

ミルキィ 疲労度 00
コンマ01 
※ スキル『主役補正』使用のためコンマ関係なく勝利します!

敵コンマ 03

ミルキィ01(スキル:主役補正により勝利)
敵  03

クチナ(あっ…しまった、他の薬が入ったポーチまで…)

ツバキ「しまった!蟲がクチナの方へ…!」

クチナ(なんで…なんで私、いつもこんななの…!)

ミルキィ「デンジィィィンッブレェェェイクッッッ!!!」

ビッシャアアアアンンッッッ!!!

かつてオーガの肉体を完膚なきまでに破壊した強烈な電撃が2匹の蟲を焼き尽くした!!

クチナ「え…今の…ミルキィの?」

頭を抱えていたクチナがおそるおそる顔を上げる。

ミルキィ「ふーっ…ふーっ…あっ!」

ミルキィ「しまったぁ〜っ!…咄嗟だったとはいえ蟲相手に魔石は勿体なさすぎたぁ!」

勝利の喜びに浸るどころか、思わぬ損失にミルキィもまた頭を抱えるのだった。


『プリティーうさちゃんズ』
2本奪取!
戦闘に勝利しました!
875 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 23:57:59.22 ID:Qfv9kVYT0
産卵蟲の魔力を吸い上げたのか、魔力球の輝きがまた少し大きくなった。

「よし、もう少しで魔力球も完成しそうだ。ミルキィ、お前の活躍のお陰だな!」

「あ、あはは…ソレハヨカッタネー」

ツバキの称賛の言葉に、しかしミルキィは乾いた笑みを返す。

出し惜しみはしないと豪語したものの、流石に蟲相手に1000万エイン相当の魔石消費は痛かったようである。

だがそれ以上に…

暗く落ち込んでいるのがクチナだった。

(何やってるんだろう、私…みんなの足を引っ張ってばかりで…)

「くーちーなー?」

「はっ、はぃぃ!?」

急にミルキィに詰め寄られて、クチナは身を縮こませる。

「もう、そりゃ私だって一千万はもったいないと思うけど。十分取り返せる額だし心配ないよ。クチナが気にするようなことじゃないって」

ミスしたクチナを気遣ってなのか、明るく接するミルキィ。

「クチナ、あの手の失敗は私もしょっちゅうやっている。その度にギンガの手を煩わせてしまっているが、人間同士で生きていくというのはそういうものだ。お前も私たちが失敗した時は助けてくれればいい」

「そういうこと。お互い様ってやつ。それでいいじゃん。ね」

「ツバキ…ミルキィ」

ツバキの度量の大きさにはいつも救われてばかりだ。そして今は、ミルキィにも。

「まぁ、クチナが実は結構ドジっ子だってのはなんとなくわかってるしね!」

「ははは。確かに、今更だな!」

「ひどっ!?」

笑顔の二人とのやり取りに、クチナの気持ちは少し落ち着いてきた。

(そう…ね。こんなことで落ち込んでるようじゃダメ)

クチナはグッと唇をかみしめて、顔を上げた。

(私は…頑張らないといけないんだ)

決意を新たにしたその表情には、どこか悲壮な色が滲んでいた。
876 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/06(水) 23:58:55.94 ID:Qfv9kVYT0
というわけで今日はここまでです
おつかれさまでした
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 00:08:33.80 ID:W6mlxZzco
おつー!
878 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 03:34:00.39 ID:lT4NJ2Dz0

ちょっと魔力球の魔力ゲージのカウントにミスがあったかも

>>327 アルストに勝利 +1
>>497 わがまま王女(アイリーン)に勝利 +1
>>671 オーガに勝利 +1
>>813 毒使いのウェルと引き分け でも>>699で魔力球ゲージに+1すると明言してるので +1

つまりウェルとの戦闘後に魔力球ゲージは

4/5 になってるはずなんですね

>>813の表記が間違ってました
ごめんなさい
879 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 03:51:48.41 ID:lT4NJ2Dz0

というわけで…

次回は 魔力球ゲージ5/5(MAX)状態になったところから始めます

いよいよ2Fへ進むための魔力球が完成したプリティーうさちゃんズ

2Fへの転移魔法陣へとたどり着いた一行だが、彼女らの前に魔法陣を守護するボスが立ちはだかる。

果たしてプリうさは無事に2Fへと進むことができるのか…

つづく!

(期待しないでまっててね)
880 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 03:57:37.98 ID:lT4NJ2Dz0
(寝る前に産卵蟲との戦闘後の状況を置いときます)

戦闘に勝利したので魔力球ゲージがプラス1されます

魔力球ゲージ 5/5(MAX)

戦闘勝利後は疲労度が全員+5されます

疲労回復     1
携帯脱出ポータル 0

ツバキ 
疲労度 05
スキル:気合注入(使用〇
スキル効果:攻撃コンマ+20(戦闘開始時)

ミルキィ
疲労度 05
スキル:主役補正(使用×
スキル効果:コンマ・疲労度関係なく勝利する(戦闘開始時)

クチナ
疲労度 05
スキル:特製ハーブ(使用〇
スキル効果:全員の疲労回復
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 09:09:28.46 ID:Lhg2rNU50
期待
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 11:27:21.42 ID:aOWzsKm0o
復帰は嬉しいわ
これからも期待してます
883 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 16:49:02.78 ID:lT4NJ2Dz0

「おや…?魔力球の光が…」」

産卵蟲を倒して後、さらに魔力を吸収した魔力球は不規則に明暗のリズムを繰り返し始めた。

「なんていうか…まるで私たちを誘導してるみたいだね。ちょっと貸してみて」

ミルキィはツバキから魔力球を受け取ると、いろいろな方向に球をかざしてみた。

すると一定の方向にかざした時だけ、魔力球は一層大きな光を放った。

「やっぱり!光が大きくなる方へ向かえってことじゃないかな! この方向にあるのはたぶん…」

「ああ、転移魔法陣だ!」

プリうさ一行は魔力球の光に導かれながら、迷宮を奥へ奥へと進んでいく。

やがて彼女らは迷宮の中、ひときわ大きな広場のような場所へとたどり着いた。

「空気が…変わりましたね。その…違う世界からの雰囲気が、流れ込んでいる…というか…表現が難しいですけど」

クチナが周囲を警戒しながら思いを口にする。

「リーダー、床を見て!」

同じく周囲を警戒しながら進んでいたミルキィが叫ぶ。

「こ、これは…」

うっすらと蒼い光を放つ、不可思議な紋様の魔法陣が床に大きく描かれていた。

「大きいな。これが転移魔法陣か」

「起動させるには魔力球が必要っていう話だけど、どう使うんだろうね」

「魔法陣を守護するボスがいる、とも石板には記されていたハズですけど…」

その時だった。

―カッ!

突如ミルキィが手にする魔力球が一際大きく眩く輝いた。

「うおっ!?」

魔力球の輝きにより、光に照らされたツバキの足元から大きな『影』が伸びる。

「な、なにこれ!?」

「な、なにが起こっているんですか!?」

盲目のクチナもただならぬ気配を察して狼狽する。

やがて光は収まり、魔力球の輝きは元に戻った。

「ぐ…おさまった、か…? なんだったんだ、今の光は…」

眩んだ眼をゆっくりと開きながらツバキが呻いた。

「え…あれ、ツバキさん…えっ…なんで…?」

「どうしたクチナ、何かあったか?」

「なんで…えっと、そのツバキさんの気配がもう一つ…ツバキさんが、『二人いる』…?」

「クチナ、何言って…えっ?」

その時、ミルキィは気づいた。

既に光は消えているというのに。

先ほど光に照らされて浮かび上がったツバキの影が…まだ消えていない。
884 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 16:51:31.46 ID:lT4NJ2Dz0
「リーダー、気を付けてっ!後ろに何かいるッ!!」

「むうっ!?」

前に跳び、『後ろの何か』から距離を取りつつ振り返るとツバキは見た。

それは『自分の影』だ。

床に伸びた影が―まるで実体を得たかのように『立ち上がっていた』。

「なんだ…こいつは」

訝しげにつぶやくツバキに応えるように、そいつの…ツバキの影が口を開いた。

『神殺しの刃…振るいし者の…末裔』

「!」

「しゃ、しゃべった…!」

驚く一行の前で、その影はさらに姿を変容させた。

長い黒髪と東方風ライトアーマー。

顔立ち、体形、立ち振る舞いまでツバキと瓜二つ。

だがその瞳や肌、纏う鎧は影の色。

正に『漆黒のツバキ』というべき姿だった。



『我は試練にして門番。領域に至らんとする者ども。覚悟を以て、我を乗り越えてみせよ…!』



1F魔法陣を守護するボス

『ツバキシャドー』出現!
885 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 17:17:25.45 ID:lT4NJ2Dz0

ボス戦前の注意!

『ツバキシャドー』は姿こそツバキですが女の子エネミー扱いではないため倒してもエッチなシーンはありません。

しかし負けた場合は普通にプリうさ側がエッチな目にあいます。

キミはどっちを応援する!(ルパパト風)


では次のレスで戦闘順を決めますがその前に…


>>880 現在の状態

クチナのスキル『疲労回復』 またはアイテム『疲労回復』を使用するかどうか安価指定します

1.クチナのスキル『特製ハーブ』を使用 残り回数 1
2.アイテム『疲労回復』を使用 所持数 1
3.使わない

↓1で指定
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 17:41:17.85 ID:7fYrljbJO
3
887 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 17:49:37.93 ID:lT4NJ2Dz0
3.使わない
疲労度はそのままです

魔法陣を守護するボス 
ツバキシャドー が現れた!

ツバキ「くっ面妖な…まさか自分の姿と戦うとは!」

ミルキィ「やりづらいけど、気合いれていくよー!」

クチナ (神殺し…それって…?)

※ボス戦なので敵側の最大コンマ制限がなくなります!

戦闘用アイテム所持数

『全員攻撃コンマ+20』0
『敵攻撃コンマ半減』  0

攻撃順はコンマ高い順に決まります
(1〜3コンマで決定)
 ↓1ツバキ 疲労度 05
 ↓2ミルキィ 疲労度 05
 ↓3クチナ  疲労度 05
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 17:56:31.98 ID:7fYrljbJO
ほい
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 17:59:05.02 ID:bMVmFNyMo
アフン
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 18:15:39.55 ID:v8tXYOLcO
ほいほい
891 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 18:27:43.47 ID:lT4NJ2Dz0
ツバキ > クチナ > ミルキィ
の順番で攻撃します!

3本勝負1本目!

現在 0勝0敗

ツバキのターン!

(ちょっとこのコンマ指定の順番変えます)
※スキルが使えない場合1の判定は発生しません

戦闘コンマ判定
↓1スキル使う使わない?(安価で使うまたは使わないと指定してください)
↓2ツバキ(スキル使用可)疲労度 05
↓3敵
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 18:32:12.94 ID:h8rAxoM0O
使わない
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 18:36:27.07 ID:1/BY3ELJO
低く
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 18:47:53.26 ID:v+WKhuJjO
ほい
895 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 19:05:03.79 ID:lT4NJ2Dz0
スキル 使わない

ツバキ 疲労度 05
コンマ07 − 05 = 02

敵コンマ 26

ツバキ02
敵  26

ツバキ「はぁぁぁーーーっっっ!!!」

影ツバキ(…)スチャッ

斬りかかるツバキ。対して黒い太刀を構えるツバキシャドー。

ガッキィィィン!!!

ぶつかり合う刃と刃。押し負けたのは…

ツバキ「っくあぁぁぁぁっ!!な、なんだとっ!!」

打ち負けたツバキが体勢を崩す。

無防備になった腹にツバキシャドーの蹴りがめり込んだ。

ツバキ「ごふうっ!?」

ツバキは後ろに吹っ飛ばされ、石床に転がった!

ツバキ「こいつっ…強い…!」

敵側に一本取られました!

3本勝負2本目!

現在 0勝 1敗

クチナのターン!

戦闘コンマ判定
↓1クチナ 疲労度 05
↓2敵
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:06:31.68 ID:v+WKhuJjO
いけ
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:08:23.27 ID:TN+6TprIO
高コンマ
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:15:29.16 ID:r5M443fAo
そら
899 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 19:25:17.69 ID:lT4NJ2Dz0

クチナ 疲労度 05
コンマ68 − 05 = 63

敵コンマ 27

クチナ63
敵  27

影ツバキ『これで最期か…不甲斐ない』

ツバキシャドーはまだ起き上がれないツバキに対して太刀を上段に構える。

クチナ「させませぇぇぇぇんっっっ!!!」

背後からクチナがメイスを振りかぶる!

影ツバキ『甘いな』

ガキンッ!!

こんどはメイスと太刀のつばぜり合い。

やはりクチナが打ち負ける…とはならなかった。

クチナ「私だって…わたし…だってぇぇぇぇーーー!!!」

びきっ!びききっ!!

金属が砕けるような鈍い音が聞こえる。

先ほどのツバキの一撃はただ打ち負けただけではない。

ツバキシャドーの刃にほんのわずかな亀裂を入れていたのだ。

そこにクチナのメイスが追い打ちをかけ…

クチナ「うぁぁぁぁーーーーっっっ!!」

ばきぃぃぃんっっ!!!

ツバキシャドーの太刀はへし折れ、切っ先は床に突き刺さった!

影ツバキ『なん…だとっ』

一本取りました!

3本勝負3本目!

現在 1勝 1敗

ミルキィのターン!
決戦です!

戦闘コンマ判定
↓1ミルキィ(スキル使用可)疲労度 05
↓2敵
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:26:01.04 ID:bMVmFNyMo
そらっ
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:44:31.70 ID:TN+6TprIO
勝ったな風呂入ってくる
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 19:53:43.57 ID:95UN5yaUO
903 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 20:20:56.18 ID:lT4NJ2Dz0

ミルキィ 疲労度 05
コンマ04 − 05

敵コンマ 70

ミルキィ−1
敵  70


ミルキィ「やったぁ!すごいよクチナっ!」

クチナ「い、今ですミルキィ!今なら相手は無防備よ!」

ミルキィ「おっけー! くらえニセモノぉぉぉっっっ!!」

無防備なツバキシャドーに向かい、ミルキィが短剣を振りかざす!

―しかし。

ツバキ「…いかんミルキィ!!ナイフを引けぇぇぇぇっっ!!!」

影ツバキ『やはり甘い』

短剣の切っ先は…ツバキシャドーには届かなかった。

ミルキィ「…えっ」

クチナ「え?」

ツバキ「…ぐっ…」

―白刃取り(しらはどり)。

短剣の切っ先はツバキシャドーの身体に突き刺さる前に、相手の合わせた両手の平に収まるようにして受け止められていた。

ミルキィ「…う…そ…」

勝利を確信していたミルキィは愕然とせざるを得ない。

影ツバキ『太刀を失えば勝てると思った貴様の負けだ』

両手で短剣を抑えたままの状態でツバキシャドーはミルキィの腹部を蹴り上げた。

「ごふぉぉっ!」

真上に舞い上がり、そして床に叩きつけられる。

「あ…がっ…げほっ…」

激しく咳き込みながら床の上で悶絶するミルキィ。

影ツバキ『勝負あったな』

倒れたミルキィを見下ろし、ツバキシャドーは冷たく言い放った。



敵に二本取られました!

『プリティーうさちゃんズ』は敗北してしまった…

負けたメンバー中で
戦闘コンマが一番低かった仲間は…


ツバキ 07
ミルキィ 04

ミルキィがエッチな目にあいます
904 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 21:25:38.45 ID:lT4NJ2Dz0

「しょ…勝負あった、だと…? まだだ!私はまだ戦えるぞ!」

ダメージから回復したのか、立ち上がったツバキが太刀を構える。

しかしツバキシャドーは…

『そうだ。お前は戦える。だから太刀を折られた時点で…私はもうお前に勝てない』

「な、なんだと?」

「えっ…勝負あり、ってまさか…『どうせ負けるからおしまい』って、そういうこと…?」

まさかの敗北宣言にツバキもクチナも狐につままれたような顔をしている。

『そういうことだ。お前たちは私に勝利した。だからお前たちにタワーの第二階層へ至る権利を受け渡そう』

そう言ってツバキシャドーは床に転がる魔力球を拾い上げる。

その魔力球の色は紫色から黄色へと変化していた。

『この魔力球があれば第二階層へ移動することができる。受け取るがいい』

放り投げられて宙を舞った黄色い魔力球をツバキが受けとめる。

『第三階層へ移動するなら引き続きその魔力球を使って、第二階層の魔物を倒し魔力を蓄積していけばいい。私が言えるのはそこまでだ』

そこまで言うと、ツバキシャドーの姿が少しづつ闇に溶けるように消えていく。

どうやら本当に負けを認めたらしい。

「む…むう、少し納得がいかんが…だが勝ちは勝ちか。ミルキィ、クチナ、お前たちは大丈夫か…」

「つ、ツバキさん!大変です、ミルキィが!」

困惑したクチナの叫びがツバキの耳を打つ。

何事かと倒れたミルキィの方を見れば、なんとミルキィの身体が魔法陣の中へと沈んでいくではないか。

まるで底なし沼に沈むかのように。

「な、なんだと!!おいニセモノ!これはどういうことだ!負けを認めたのではなかったのか!?」

『ふむ、どうやらどこかに転移するようだな』

ツバキシャドーはあっさりと言い放った。

『残念だがそれは私の意思ではない。その娘、なかなかの潜在能力を秘めているようだからな…魔法陣が反応して、誤作動を起こしているのかもしれん』

「そんなっ!?」。

(魔法陣が誤作動するほどの…潜在能力? まさかあれだけ強力な魔法剣を自在に操れるのも…)

いやそんな推察などどうでもいい。今はミルキィを救い出さなければ。

「起きて、ミルキィ!起きてそこから抜け出して!!」

しかしミルキィは気を失ってしまったまま、ただずぶずぶと魔法陣へと沈んでいく。

「き、貴様!この魔法陣の守護者なんだろう!なんとかしてみせろ!」

『そこまで面倒は見切れない。だが魔法陣の性質上、この塔の外や異次元空間に放り出されることはないだろう』

「お、おい、待て!消えるな!せめてミルキィがどこに飛ばされるのか教えろ!」

『さらばだ。神殺しの末裔よ。お前の望み、果たしてみせるがいい』

ツバキの呼びかけも空しく、ツバキシャドーはついにその姿を消してしまった。

「くそっ…なにが『勝ちは勝ち』だ…!ミルキィ…ミルキィーーー!!!!」

ツバキの悲壮な叫びが魔法陣の広間に轟いた…

905 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 21:46:41.73 ID:lT4NJ2Dz0
というわけで
ドラマ的には勝利を掴んだプリうさでしたが、スレのシステム&ルール的には負けてしまったのでエッチイベントです。

ノリとしてはアリスとウェル戦のあとみたいに塔のどこかに飛ばされたあとどうなったかみたいな感じですね。

(毎度毎度エロ担当になった子を孤立させる手段が強引ですね)

ところでエロ安価指定の前にスレ主的にプリうさの各メンバーがどんな感じなのかお伝えしますと

ツバキ
艦隊これくしょんの戦艦長門みたいなイメージ

アリス
前にも言いましたがFateシリーズのジャックザリッパ―ちゃんみたいなイメージ

クチナ
同じくFateシリーズのメドゥーサさんを黒髪にしてポンコツ臭を増した感じ
(スレンダーだし目隠ししてるし)

ギンガ
意外とイメージするのが難しかったんですけど赤髪短髪&ナイスバディということで
『エロ絵師がキュアショコラを退魔忍っぽく書いた感じ』
(なんじゃそら)

ミルキィ
おっぱい&快活さを増したグラブルのゼタみたいなイメージ

それぞれこんなイメージで書いてます
906 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/08(金) 21:48:36.17 ID:lT4NJ2Dz0

それではエロ安価指定をしたいと思います



意識を失ったまま魔法陣の誤作動により塔のどこかへ飛ばされてしまったミルキィ。

彼女の身にいったいどんなエロいことが降りかかるのか募集いたします。

人間とか他のモンスターとかを絡ませてもらってもかまいません。

今回は 2/9 00:00を締め切りとします…が、少なかったら再募集するかもしれません。
締め切り時間以降に>>1の出したレスのコンマにもっとも近い安価を採用させていただきます。
※内容は作者が書きやすいよう改変する可能性がありますのでご了承ください。

では今日はここまでです
おやすみなさい

↓それでは募集開始
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 21:51:35.44 ID:r5M443fAo
用意していた安価を張り付ける時がきた……!(ガタリッ)

魔方陣によって、上の階層に飛ばされると同時に多数の怪物に襲われる
なんとか、それを捌いているが手数がどうしても足りなく、体力も尽きかけたところを、とある男冒険者に助けられて、なんとかその場を切り抜ける
その後、男冒険者から外へ繋がる魔法の扉にまで繋がる道を教えられるが、一週間ほど時間がかかることが判明する
男冒険者の善意もあり、扉まで同行してもらうことになるが、一日目の夜 男冒険者がトロルだと判明する
ミルキィも、相手は怪物ではあるが恩人は恩人であることには変わりはないと受け入れ、トロルの方もミルキィが自分に好意的だと理解して一つ、お願い……童貞卒業させてくれないかと頼み込む
恩人の願いなのでと一度だけ相手するが、トロルの超巨根とテクニック、絶倫っぷりに魅了され、魔法の扉まで続く一週間、セックスしてない時間がない程、熟れた日々を送り、外へ帰還する
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 22:00:06.96 ID:P/+CAMFf0
飛ばされた先はラミア三姉妹の巣だった。
ラミア達に良いようにおもちゃにされた後、彼女たちが種付けゲームを開催
三姉妹のうち誰かの子を孕むまで種付けされる

1週間後、無理やり出産させられ、育児用に母乳を無理矢理搾乳された後に解放される
その体には「ラミアの玩具」と刻まれていた。
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 22:15:01.00 ID:jdMYwWhHO
>>174
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 22:22:01.97 ID:Ievtoke0o
>>454
最後の下りは雌豚として忠誠を誓わされたに変えて
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 22:35:25.47 ID:T/GRbInsO
飛ばされた先で同じく飛ばされてしまった男性冒険者に出会う。
仕方なく二人でパーティを組んで、外に出ようとするが何日も彷徨ってしまう
彷徨う迷宮という不思議な、通常では入れない回廊に入ってしまったのだ
食料も少なく、水も少なくなって焦燥感だけが募っていく中、ある晩男性がミルキィを押し倒してセックスしてしまう
すまないと謝りながら死にたくない、ちくしょうと罵倒しながら泣いており、最初は恐怖していたミルキィも男性を抱きしめ、頭を撫でたり、ゆっくりといたわりながらセックスをしていた
それから二人は発情期のような獣のようにセックスを重ねる。ふと、ミルキィが気がつくと、ミルキィはボテ腹になっており、臨月の妊婦になっていた。

そのまま産気づき、子供を出産するが、生まれた子供は透明であって、産声は幽霊の嘆きの声のようであった。

その赤子をみて、男性は悟ったように、赤子とミルキィをお姫様抱っこで抱えて、壁の中に入っていく

そしてミルキィが気がつくと外に出ていた。
後日、行方不明の人間の手配書を見ていたら男性の顔があった。その日付はかなり前で、ミルキィと同じ目にあってから行方不明だったということだった
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 23:41:02.22 ID:aOWzsKm0o
スライムに捕まって性力を吸われまくる
弱りきった所を狙ってゴブリンが乱入、彼女を剥ぎ取り巣まで持っていき拘束用に飼っているデルタホースで拘束する
ゴブリン達は彼女の持ち物を物色し、デルタホースに為すがままにされている彼女をダンジョンで拾ったテイマーの鞭(テイマーが使うのと比べて効果が低い)でいたぶる
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/08(金) 23:55:20.90 ID:3HerBLcUO
目の前にないている幼女がいて助けようとしたが正体はようじょであった
騙し討ちをくらって彼女の家に拉致されてむち打ちや三角木馬、アナル責めなどのsmプレイを強いられる
914 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/09(土) 05:00:41.77 ID:b1E4+Nxj0
起きてしまったので 判定レス


このスレのコンマに最も近いコンマを採用します。
915 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/09(土) 05:10:34.05 ID:b1E4+Nxj0
>>914のコンマ77に近いのは>>913のコンマ90ですね

こちらを採用させていただきます

ふむ ようじょか…


ようじょ

見かけは幼女だが実際は妖女でありドs
その見た目を利用し冒険者を罠にはめる
また罠を回避したとしても本人の戦闘力が高いため突破は困難を極める


よし頑張ってかいてみます

期待しないでまっててね
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 19:40:37.50 ID:vDHT9F3Ho
期待するね
917 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/10(日) 00:06:36.12 ID:ieIUJkHq0
ちょっとだけ投下します

――――――――――――――――――――――――

「えーっと…?」

気が付くとミルキィは見知らぬ場所に立っていた。

影のツバキにこっぴどくやられた…ということはなんとなく覚えている。

だからといってその後、意識が無くなっている間に何がどうなればこんな状況になってしまうのか…ミルキィにはさっぱりわからなかった。

ミルキィの目の前に広がる光景は…

「よってらしゃいみてらっしゃい!人参大根白菜レンコン!どれもこれもお安くしとくよ〜!おっとそこいくおばあちゃん、もといお嬢さん、今夜は山芋なんてどうだい!」

「はぁいお兄さん一名ご案内!ムチムチからロリロリまで!可愛い子がそろってますよ〜!」」

「わーんママ〜どこ〜」

「おっそこのお姉さん!うちの店よってかない?よりどりみどりのイケメンたちがキミを待ってるぜ!」

「ラララ〜♬ 恋する貴方の瞳に〜♬ 僕たちはいつだって夢中なのさ〜♬(ジャカジャカ♪)」

たくさんの、人、人、人。

威勢のいい八百屋のおじさんに、ちょっといかがわしい雰囲気の店の客引き。

お母さんとはぐれたのか泣きながらさまよう少女。

自慢の喉を披露しておひねりをいただく吟遊詩人…

わいわいがやがやと賑やかな喧騒とどろくその場所は。

「どう見ても…街だよね?」

ミルキィはただ茫然と呟くことしかできない。

ダンジョンタワーの1Fにいたはずの彼女は何故か、見たことのないどこかの『街』へと飛ばされてしまったようだ。

「…いやいやいや!おかしいでしょ!こんなの!なんだっていきなりこんな街中へ飛ばされなきゃなんないのよ!」

多くの人が行き交う雑踏の中、ミルキィが一人わめきたてる。

「うるせいなぁ。あんたこんな往来の真ん中に突っ立って何を叫んでんだ」

「えっ、あ、ごめんなさ…」

後ろから文句を言われ、振り返ったミルキィはギョッとして硬直する。

ミルキィに文句を言った男は人間ではなかったからだ。

とんがった耳に突き出した鼻。

顔はふさふさの茶色い毛で覆われており、裂けた口からは鋭い犬歯がきらめいているのが見える。

人間の体に、犬の頭をもつ亜人…『コボルト』だ。

「わわぁっ!?犬ぅ!?」

「なんだなんだ、失礼な嬢ちゃんだな。そんなにコボルトが珍しいか…って、ああそうか。あんたも余所から来たのかい?」

犬頭の亜人は流暢に人の言語で話しかけてきた。

「そりゃめずらし…って『あんたも』?」

「最近妙な余所者が増えているんだよ。そいつらは口を揃えて『下の階層から来た』だの『港町から来た』だのわけのわからんこと口走りやがる。あんたもそのクチじゃねぇのか」

「下の階層…港町…あぁっ!」

何かに気づいたかのように、ミルキィは頭上を仰ぎ見た。

目をこらして、はるか頭上高くに見えたもの。

そこにあるのは青空などではなかった。

「やっぱり『天井』だ! 天井がある!」

(そうか! ここは…


『ダンジョンタワーの中にある街』なんだ!)

918 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/10(日) 00:10:11.61 ID:ieIUJkHq0

状況が見えてきた。

自分はどうやらタワー内の1Fとは違う別の階層へと飛ばされてしまったようだ。

頭上高くに見える『天井』が何よりの証拠。

コボルトたちの言う『余所者』とは自分たちよりも先んじてこの階層に到達した他の冒険者たちのことに違いない。

「え? ああ、そうだ、『天井』だよ。頭の上には天井がある。当たり前だろそんなこと」

キョトンとした顔でコボルトが言う。

「もしかして…『空』ってわからない?」

「 そら ? なんだそりゃあ。見たことも聞いたこともねぇな」

どうやらミルキィとここで暮らす人々とは決定的に常識というものが異なっているようだ。

ミルキィの世界では『頭の上に空がある』ように、彼らの世界では『頭の上に天井がある』。

そもそも『下の階層』というものがよくわかっていないようで、彼らはこの街が『塔の中に存在している』ということすらわからずに暮らしているのではないだろうか?

「もうちょっと聞いていい? この街ってどれくらい広いの?」

「え? さぁ…確かめたことないからわかんねぇな」

「そ、そう…」

なんだか途方もないことを聞いているような気がしてきたのでミルキィは質問するのをやめた。

やはりこのダンジョンタワーは色々な意味でおかしいのだ。

「あ、そうだ」

この街がダンジョンタワーの中にあるというのなら、『携帯脱出ポータル』を使って塔の外へ出られるかもしれない。

(他の冒険者たちをあたってみよう。もしかしたら譲ってくれるかも…!)

ミルキィはコボルトから『余所者』たちのたまり場らしき酒場の場所を聞き出し、そちらへ向かうことにした。

それにしても、ほんとうににぎやかな場所だ。

雑踏の中を見渡せば、さっき出会ったコボルトのような亜人の他にもエルフやノームらしき種族の姿が少なからず見つかる。

甘味屋のベンチでは小さなホビット族のカップルが仲睦まじくおしゃべりをしているし、

よくよく見れば古書店で本棚の埃掃除をしている大きな体の亜人はなんとオークだ。

これほど雑多な種族が集まる街なんて世界中どこを探しても存在しないのではないだろうか。

(不思議な街だなぁ…もうちょっとあちこち見物したくなってきちゃった)

ミルキィは街の雰囲気を楽しみながら酒場へ続く道を歩んでいく。

そんな時。

「ぐすっ…ぐすんっ…」

ふと、狭い路地の向こうからすすり泣きのような声が聞こえて思わず足を止めた。

「おねえちゃん…おねえちゃん…どこぉ…ぐすっ、ひっく…」

(んん…?)

気になって覗き込んで見れば、薄暗い路地裏で小さな女の子が身体を丸めて座り込んでいるではないか。

「うぇぇぇ…うぇぇぇん。おねえぢゃん…おねえぢゃんん…」

見つけてしまったからには仕方がない。

何が理由で泣いているのかはわからないが、放っておくわけにはいかないだろう。

「ね、ねぇ、お嬢ちゃん…大丈夫?」
919 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/10(日) 00:11:49.77 ID:ieIUJkHq0
ミルキィは泣き続ける女の子を刺激しないよう、慎重に声をかけた。

「ぐす…」

まだ年端もいかないようなその少女…いや幼女は鼻をすすりながら顔を上げる。

「どうしたの、おじょうちゃん。迷子になったのかな?」

ミルキィはしゃがみ込み、幼女と目線の高さを合わせて語りかける。

「ぐすっ…あのね、わ、わたしね…おねえちゃんを、さがしてるの…」

「そうなんだ。よし、じゃあ私が一緒に探してあげる。お姉ちゃんはどんな人なの」

「お、おねえ…ちゃんは」

幼女は『おねえちゃん』の容貌について話し始める。

「え…えがおが、かわいくて」

「うんうん」

「きんぱつ、で、ふわふわの、かみのけを、りょうがわで、まとめていて」

「うん…うん?」

「おっぱいと、おしりが、とってもおおきくて…」

「…!?」

「 もう めのまえに いるの 」

ミルキィの全身に強烈な悪寒が走る。

(やばい…この子はっ…!!)

幼女が顔を上げた。

とびきり邪悪な笑みを浮かべて。

ミルキィと幼女…いや『妖女』の視線が交わされたその瞬間。

ずぐんっ―

ミルキィの全身が麻痺した。

「…がっ…あっ…?」

指先一つ動かすことも。

まばたき一つすることも。

そして呼吸することすら…できない。

(い…いき…がっ…できなっ…あ…)

「…くふふふっ…いい感じの顔だね、おねえちゃん」

ミルキィのぼやけた視界の向こうで妖女が嗤う。

「その感じなら凄くいいメスブタになれそう。いっぱい可愛がってあげるから、楽しみにしててね…おねえちゃん」

(あ…あぁ…)

自分を見下ろし嘲笑する妖女の足元に転がりながら。

ミルキィの意識は闇へと落ちていった。
920 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/10(日) 00:13:37.35 ID:ieIUJkHq0
はい、導入まではきました。

まだまだこれからが本番ですね…がんばれ俺。

ではまた。
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 01:16:37.14 ID:AIvYHx2To
乙!
922 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/19(火) 19:00:28.45 ID:Jch6nTCt0
ちょっと書きました。

SMというのはとても難しいものですね
923 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/19(火) 19:03:00.01 ID:Jch6nTCt0
「うっ…ぅ…」

気が付けばミルキィはどこかの屋敷の地下室のような場所にいた。

今の彼女は装備も衣服も奪われた生まれたままの姿で、荒縄に全身を縛られ天井から吊り下げられている状態だ。

ミルキィの目の前には先ほどの幼女…『妖女(ようじょ)』が豪奢なソファに身体をあずけグラスからワインを酌んでいた。

「んん〜っ…絶景ね。やっぱり『おねえちゃん』みたいな身体の女の子ってゾクゾクきちゃう」

白いワンピースに短めの髪を左右に纏めた正しく幼女そのものといった外見。

しかし醸し出す妖艶な雰囲気は蠱惑的で経験を積み重ねた熟女を思わせる。

「こんなにたっぷりお肉をつけちゃって、私を食べてと言わんばかりのメス豚アピールね」

手にした鞭の先端でミルキィの豊満な乳肉をつついて嘲笑する『妖女』。

「あなた…いったい何者なの…わたしをどうする気…!?」

ビシィッ!

「ひゃっ!?」

鞭が一閃し、ミルキィの乳が叩かれる。

荒縄に縛られ強調された乳房がいきおいでたぷんたぷんと波打った。

「―口の利き方に気をつけなさい、駄肉風情が」

無邪気だった妖女の口調が支配者然とした威圧的なものに変わる。

「どうする、ですって? メス豚の役割なんて知れてるでしょう。家畜よ。お前は私の『家畜』になるの」

幼女然としたあどけない顔を哄笑の形に歪ませながら『妖女』は答える。

「くっ…!」

(こいつ…この前会ったアルストとかいうヤツと同じタイプだ…人を人とも思わず好き放題する最悪の部類…!)

そんな奴に捕まって、身動きも取れず、無論抵抗もできないこの状況は。

(ちょっと絶望的すぎない…?)

ミルキィは内心の焦燥感を募らせつつ、せめてもの抵抗にとキッと相手を睨み続ける。

「ふふふ、いいわね。『ぜったいにまけない!』って感じの目。でもそういう心づもりでいる連中ってみんな同じ末路を辿るのよ」

ぴしぃっ!

「あう!」

再びミルキィのたわわな乳に鞭が一閃。

「んん〜っ…これはまた…叩きがいのあるおっぱいよねぇ!」

ひゅんっ…

パンッ!パァン!パァァン!!

「ひっ…やっ…いたっ…やめっ…!?」

パァンッ!パァァンッ!!!

「あぁぁぁっ!!」

「あははっ、痛い?こんなに脂肪たっぷりのお乳叩かれて痛い?」

パンッ!パンッ!バシィィィッ!!

「無様に贅肉が踊ってるわよ!ブタね!脂肪たっぷりの豚肉女!」

妖女がミルキィを罵倒しながら嬉しそうに鞭を奮うたびに、ミルキィの豊かな乳房に無数のミミズ腫れが刻まれていった。

「あぁっ!きゃあぁぁっ!」

ミルキィは抵抗もできず無防備な裸体を打ち据えられるまま、涙目で痛みに喘いでいる。

「ふん、おっぱいだけじゃ飽きちゃうでしょ? 次はこっちよ」

妖女は吊り下げられたミルキィの裸体をくるりと回転させると、今度はおおきなお尻を自分側に向けさせる。
924 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/19(火) 19:04:39.69 ID:Jch6nTCt0
「こっちはこっちで重たそうなお尻ね。でもこのへんは結構綺麗な色してるわ」

鞭の先で秘部をなぞるように動かす。

「や、やめろぉっ…さわるなっ…」

「拒否できる立場じゃないでしょ」

そう言うと妖女は今度はその肉付きの良いおしりに対して鞭を振るい始める。

ぱぁん!っぱぁん!ぱぁぁん!!

「いっ、あぁぁっ!ひあぁーーーっっ!!」

鞭が肌を叩く乾いた音が聞こえるたびにミルキィの悲痛な叫びが上がる。

「こっちも叩きがいのあるデカ尻してるわねぇ!」

妖女は手を休めることなく、鞭を振るいミルキィの尻を嬲り続ける。

「ひいっ!くぅっ!?」

ミルキィはただ苦悶するのみにみえたが…

(んん…? あらあら、このブタときたら…ふふっ)

ミルキィの股間からわずかに つう…と 粘液の糸が垂れるのを妖女は見逃さなかった。

「ふっ、くくくっ…いいわ、いいわねぇ…やっぱりあなた、ブタの素質がある…わっ!」

パァァァァンッッッ!!

鞭の先端がミルキィの敏感な披裂を打ち据えた瞬間、

「いっひぃぃぃぃぃぃっっっ!!!???」

悲鳴と同時にミルキィの身体が大きくのけぞる。

「そらっ!泣けっ!鳴け!啼けぇ!獣みたいに!ブタみたいに!デカ尻ブっ叩かれて泣き喚けぇ!!」

パァン!パァン!パァン!パァン!!

「ぁぁっ、…んくあっ、あがぁぁぁっ…いぎぃぃぃっ…!」

せめてもの抵抗とばかりに悲鳴を必死にこらえるも、唇の端からは苦悶の呻きが漏れる。

(耐えろっ…耐えろ…!こんなことで、悲鳴なんて、あげるもんかぁっ…!)

ぎりぎりと歯を食いしばりながら、鞭の痛みを耐え忍び続ける。

(みんなが…助けにくるまで、絶対に持ちこたえてみせるんだから…!)

その後もミルキィはおしりや胸、腹や太腿…体中を鞭で嬲られ続けた。

鞭は数分間、いや十数分間ほど振るわれ続け…ようやく妖女は責める手を止めた。

「なかなか頑張るわね」

「ふぅーっ…ふぅーっ…」

ミルキィはまだ荒縄で吊り下げられたまま、苦悶と疲労によってぐったりしながら息を荒げていた。

全身に玉のような汗が浮かび、ときおりポタリと床に零れ落ちる。

鞭で打ち据えられた裸体には痛々しいミミズ腫れの赤い筋が無数に走っている…。

(まけ…ないっ…わたしは…まけないっ…!)

「ふふっ…いい傾向ね」

「な…なにが…」

「貴女、ぶたれている間に何度かイッてるでしょ」

「…!?」

妖女の指摘に顔を真っ赤にするミルキィ。
925 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/19(火) 19:05:55.88 ID:Jch6nTCt0
「な…なにを…っ」

「とぼけても無駄無駄。ワタシがあなたみたいなブタ候補をどれだけ嬲ってきたと思ってるの?」

狼狽するミルキィに対して妖女はけらけらと嗤って言った。

「仮にあなた自身、イってることに気づいていなくても…ほら、身体は正直ってやつよ」

妖女が再びミルキィの秘部をなぞってみせると、くちゅり、と小さな水音が聞こえた。

「明らかに汗とは違うわねぇ」

「う…うそ…っ」

ミルキィはますます顔を赤くして狼狽える。

「なに、ショックだった? まさか自分が鞭で打たれて感じてしまうカラダだったなんて信じたくなかった? あははは!」

「〜〜〜!!!」

ミルキィは恥ずかしさと悔しさと怒りで言葉が出てこない。

「悔しい? でも人間なんて一皮剥けばこんなもの。いたぶればいたぶるほど本性を曝け出すの。まだこれからよ…私の手でこれから、あなたの本性、どんどん曝け出してあげる…ふふふっ」

妖女がにこやかに嗤い、語る。

うっとりと酔いしれるように、尊大な態度で。

しかし…

「得意げに何語ってんのよ…バカみたい」

ミルキィの言葉が妖女の昂った思いに冷や水をかける。

怒りが頂点に達したのか、妖女を睨みつける眼光はより強く鋭さを増していた。

「―今 何か言ったかしら」

「人を虐めていたぶるような趣味を偉そうに語る奴なんて!バカだって言ってんのよ!」

全身を苛む灼けるようなミミズ腫れの痛みすら忘れ、ミルキィは叫んだ。

「…あんたが何者なのか知らないけど!ただのクズでしかないってことくらいはわかるわ!ただ人を虐めて見下して!そうやって自分が上にいるって勘違いしてるだけの大馬鹿よ!」

恥辱と屈辱を受けた反動か、激しくまくしたてる。

「本性って言ったわね!だったらあんたの本性はただのお子様よ!こんな小さな部屋でご主人様ぶってるだけの、身も心も成長しないただの子供だわ!」

ミルキィの怒りを込めた叫びが地下室に響いた。

言い切ったあと、宙づりのミルキィはまたはぁはぁと息を荒げている。

しばしの間が空いて―



「ふうぅん。そんなこと言っちゃうんだ」


926 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/19(火) 19:07:52.21 ID:Jch6nTCt0
何やら触れてはいけない部分に触れてしまったのか。

妖女の口調に更に一層の冷気がこもる。

「デルタホース、カモォン」

ぱちんと、妖女が指を鳴らすと…

ミルキィの真下の空間がぐにゃり、と歪み。

その歪みの中から奇怪な物体がせり出してきた( >>81参照 )。



全体的に見れば、それは木材で組み上げた馬のような物体だった。

だが胴体の部分は三角柱が使われており、背面にあたる部分が鋭角にとがっている。

いわゆる三角木馬であるが…

『ぶるるるる…』

驚くべきことに、木製の馬の頭が興奮したような声を上げた。

どうやら木製のゴーレムらしい。

「こ…この形…まさかっ…」

ミルキィの表情が恐怖でひきつった。

「好き放題に言ってくれたわね。でもコイツの上にまたがった後でも同じことが言えるかしら?」

「なっ、ちょっと、まっ」

ぶちんっ。

ミルキィを天井から吊り下げる荒縄が突如として切れた。

一瞬の浮遊感。

そしてミルキィはそのまま…股座から、デルタホースの背面に落下する。



ず、んっ 。



「―ぎっ」

ミルキィの秘部に木馬の背面…三角柱の鋭角が食い込んだ。

めりめりとその鋭角はミルキィの大事な部分の肉にめりこんで―



「ぎぃああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっっっ!!!」



鞭で打たれていたとき以上の絶叫がミルキィの口から放たれた。

「あああぁぁぁぁぁーーーーーっっっぎゃあぁぁぁぁぁあああああーーーー!!!」

あまりの激痛にミルキィは身体をのけぞらせ、目を見開いて泣き叫んでいた。

「い、いだい、いだい、いだい、いだいよぉぉぉぉっっっ!!!」

想像以上だった。

全身のミミズ腫れの痛みなど吹き飛んでしまうほどの痛みがミルキィの股間を襲っていた。

「あっぎぃぃぃーーーーっっっ!!ざ、ざげぢゃううう、ごわれぢゃううう!!!」

「あら、まだ乗っかっただけじゃない。さぁ、楽しいロデオタイムよ」
927 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/19(火) 19:08:49.50 ID:Jch6nTCt0
口では楽しいなどと言ってはいるが妖女の口調は冷たいままだ。

「動きな、デルタホース」

妖女が命じ、また指を鳴らすと―

『ブヒィィィンッ!!』

馬の頭がいななき、デルタホースが両前足を持ち上げた。

「ひぎぃぃぃぃぃっっっ!!!???」

そしてそのまま、再び両前足をズシン、と床に下ろすと。

「んんんぎああああああああぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」

着地の勢いとミルキィの自重で、背面の鋭角がますます彼女の股間に食い込んだ。

「いや、やだ、やだぁぁぁぁ!!う、うごがない、でっ!!ぐいごむっ、ほんどに、ざげぢゃううぅぅぅ!!」

可愛い顔を涙と鼻水にまみれさせながら、ミルキィは泣き叫び続ける。

「―さて、もう一度聞かせてもらおうかしら。貴方、さっきわたしになんて言った?」

冷酷な口調のまま、妖女が問う。

「確か…そう、バカとかクズとか言ってくれたわよね。そのあたりのこと、もう一度私に向かって言ってくれないかしら」

「んぎぃっ、んぁぁぁあああああ〜〜〜っっっ!!!」

ズシン、ズシンと床を歩くデルタホースの上で苦悶に喘ぐミルキィには、もう先ほどのような威勢の良い言葉を吐く気力は無かった。

「ごめんなさいっ、ごめんなさいぃっ!!なまいぎなごどいっでぇっ、ごめんなざいぃぃっっっ!!!」

それどころか、口をついて出てくるのは謝罪の言葉だ。

恐怖と激痛を前にミルキィの心は完全に挫かれていた。

「うん、まあさっきの言葉は取り消すってことね。で、他には?」

「おろじでっ、おろじでぇ!! なんでもっ、なんでもいうごどきぐからぁ!おろじてよぉぉ!!」

「言い方」

どかっ。

妖女がデルタホースの胴を蹴とばす。

「いいっぎぃぃぃ〜〜〜ぁッ!!!」

本体が大きく揺れ、鋭角の頂点に跨るミルキィの悲鳴がまた大きくなる。

「おねがい、じまずっ、なんでもっ、いうごどっ、ぎぎまずうぅぅぅ!!おろじで、ぐだざぁいぃぃ〜〜〜っっっ!!!」

「ふん…まあいいでしょ」

妖女がパチン、と指を鳴らすとデルタホースはフッと消え去り、上に跨らされていたミルキィはドサリと床に転げ落ちた。

「あ…ぐっ…うううっ…うあああっ…」

身体を動かす気力も削られたのか、床に転がったミルキィは身体を丸めて嗚咽するのみだった。

「これはちょっとハードル高かったかしらね。わたしとしたことが少し感情的になってしまったわ」

妖女はふう、とため息をつくと床に転がるミルキィを見下ろす。

「とりあえず歯向かう気力は無くなったみたいだし…次は別のアプローチでいってみましょう」

(まだ…続くの…?)

ミルキィの心に絶望感が拡がっていく。

「あら、痛いのはこりごりって顔してるわねぇ。でもきっと次のは気に入ってもらえると思うわ…ふふふ」

「う、うう…ぐすっ…」

(も、もう、やだ…ツバキ…みんな…たすけて…!)

全裸で床に転がる惨めな状況の中でミルキィに出来ることは…ただ救いを求めて祈ることだけだった。
928 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/02/19(火) 19:10:45.17 ID:Jch6nTCt0

とりあえずここまで。

鞭打ちと三角木馬はやったのであとはアナル責めですな

では、また。
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/02/19(火) 23:18:37.38 ID:Vx8M9/lBo
敵煽って怒らせる所とか色々良い
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 23:19:13.19 ID:Vx8M9/lBo
ごめん上げてしまった
931 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/02(土) 22:51:06.38 ID:LDtsfuWp0

ミルキィに対する妖女の仕打ちは更なる段階に進もうとしていた。

今、ミルキィは円形の台座の上で四つん這いの犬のような姿勢にさせられ、全裸のまま手枷と荒縄で固定されていた。

ミルキィの裸体のあちこちには今も痛々しい鞭の痕が残っている。

(次は…何をさせられるんだろ…)

三角木馬による責めのせいかミルキィは歯向かう気力もなく、このような屈辱的な姿勢をとらされる時も殆ど抵抗することはなかった。

「随分とおとなしくなったわね。家畜としての自覚が出来てきたのかしら?」

妖女は手で鞭をぺしぺしと鳴らして弄びながらミルキィを嘲る。

(ひっ)

その鞭を鳴らす音にすらミルキィは怯えてしまう。

鞭打ちと三角木馬によって身にも心にも刻まれた恐怖は相当のものらしい。

「それじゃあ、今度はコレを使って楽しませてもらうわ―おまえたち!」

妖女がパンパンと手を鳴らすと地下室の鉄の扉がガシャンと開き、扉の向こうから数人の男たちが覚束ない足取りで部屋に入ってきた。

(!? な…なによ、こいつら!)

現れた男たちは体格こそ様々であったが、共通していた恰好は異様であった。

彼らは皆、両手を腰の後ろで手錠に拘束され顔はすっぽりとラバーマスクで覆われ口にはギャグボールを噛まされている。

更に共通していることがもう一つ。

全員が剥きだしのペニスをギンギンに張り詰めさせ、その付け根には射精をさせない為の強固なリング上の器具が嵌められていた。

「ぶふーっ、ぶふーっ…」

ギャグボールの隙間から聞こえる呼吸音は家畜の鳴き声のよう。

苦しいのか、それとも興奮しているのか。

息を荒げ全身に脂汗をしたたらせながら、ヨタヨタと歩いてくる彼らの姿は悲しくも滑稽であった。

ペニスを痛々しいまでに勃起させた男たちを前に、ミルキィは嫌悪と新たな恐怖で身を震わせた。

「こいつら…いったいなんなの…!?」

ミルキィの問いに妖女はオモチャを自慢する子供のような笑顔で答える。

「こいつらはねぇ。 人間浣腸器 よ」

にんげん かんちょうき。

聞いただけで悍ましさを喚起させる言葉をにこやかに口にする妖女。

「ほら、凄いペニスしてるでしょ? 普段からたくさん精を付けさせて、『おもらし』はしないように躾けてるの」

「なに…言ってるの?意味が…わかんないんだけど…」

ミルキィの声は震えている。

ペニスを勃起させた男を連れてきてこの後何をするかなんて、それほど難しい謎かけではない。

(この女…私が犯されているところをみて楽しむ気だ…!)

ミルキィはそう予想していたが、しかし妖女の考えは少し違っていた。

「安心なさい。あなたの処女膜はいずれもっと違う形でブチ抜いてあげる。そのかわり今日は…」

妖女は動けないミルキィの大きなヒップの中心…すぼまった菊門を鞭の先端で指し示した。

「こっちの処女を奪ってあげるわ」

こっちの処女。

すなわち…アナル処女。である。
932 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/02(土) 22:53:08.07 ID:LDtsfuWp0

「ちょっとぉぉぉぉぉ!!!???」

思わずミルキィは恐怖を忘れて叫んでしまう。

「あら、おまんこ犯されるほうがよかったかしら?」

「そうじゃないっ!そうじゃなくってっ!!」

無論、膣穴だろうと尻穴だろうと犯されるのはイヤに決まっている。

(うそっ、うそうそうそっ!! こんな変態みたいな恰好したやつらに、おしりを奪われるなんてぇっ!?)

狼狽えるミルキィなど構わず、妖女は男たちの手枷とペニスリングの錠を解き放っていく。

解き放たれたペニスの群れは自由を得て悦ぶかのようにビクビクンと打ち震え、先端から我慢汁を飛び散らせた。

ミルキィは悍ましく脈動するペニスの群れを見てゴクリと唾を飲み込む。

(こ…こんなモノが…わ、わたしのおしりにはいるの…!?)

「あぁら、物欲しそうな顔しちゃって。なんだかんだで期待しているのね」

「なっ、ちがっ…!」

思わず凝視してしまっていたミルキィが慌てて否定する。

「じゃ、メス豚のほうも待ちきれないみたいだし…始めましょうか」

パァン!と妖女は先頭に立つ男の尻を鞭で叩く。

「ブフッ!」

ギャグボールでふさがれた男の口から歓喜交じりの吐息が漏れた。

「あんたからよ。たっぷり恵んであげなさい」

「ブフッ、ブフィッ」

訓練されている為か、男は目と耳が殆ど塞がれた状態であってもヨタヨタと拘束されたミルキィの処へ足を進める。

「ひっ…やめろぉっ…こっちくるなぁ…!」

ミルキィの必死の叫びが聞こえているのかいないのか、男は構わずミルキィに近寄っていく。

そしてミルキィの乗る台座の上に自分も上がると、四つん這いの姿勢になっている彼女のみっちりとした尻肉をグッとつかみ、後背位の姿勢でいきり立つペニスを菊門の入り口に押し当てた。

「ああぁっ…やだ…やだ…やだぁ…!」

尻穴にグッと押し当てられた亀頭の熱さを感じながら、ミルキィは涙目でイヤイヤと頭を振る。

男は尻肉を掴んだまま、両親指で菊門の周囲に力を込め、ググッと穴を広げていく。

(ひ、ひろげられてる…!おしりの、あながぁっ…)

ある意味性器より恥ずかしい部分の中身を覗かれているような気がして、ミルキィは表情を羞恥の色に染めていた。

「はぁぃ、力を抜いてね。下手したら壊れちゃうわよ」

ずっ…

亀頭から強い圧力が加えられた。

「ひっ…」

ミチ、ミチ、と…肉が広がるような感覚。

押し広げられた菊門に男の亀頭が少しづつ、沈んでいく。

めり…めりっ…

(うそ…うそ…!ほ、ほんとに、はいって…)

ずぶ…ずぶ…!

ミルキィのアナルが押し広げられていく。

「―ダメ…だめぇ!それ以上はっ…やめ…!」

無駄だとわかっていても叫ばずにはいられないミルキィが叫んだその瞬間―
933 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/02(土) 22:55:01.41 ID:LDtsfuWp0

―パァン!!

妖女の鞭が男の尻を叩く甲高い音が鳴り響いた。

次の瞬間、男の全身がびくりと躍動し―

「ブフィィィ!!」

咆哮と共に一気に腰が突き出された。

ずぶぶんっ!!めりぃぃっ!!

太く悍ましい肉棒が狭い肉の通路を一気に押し開き。

「ぎひぃぃっ!!??」

ミルキィのアナルを一気に奥まで貫いた。

「―かはっ」

ズン、と巨大な質量が突入してきた衝撃が伝わり、肺から空気が押し出される。

「あ…あ…あぁぁぁあっ…!!」

(おし、り…!おしりに、はいってるっ…っ!)

どくどくと脈動する熱い肉棒。

ミルキィはそれがみっしりと自分の直腸内に収まっていることを実感する。

「ブっふぅぅ!」

自分の一物が強く締め上げられる感覚が気持ちいいのか、突っ込んだ男は満足げな声を出した。

「あっ…ああぁ〜っ…」

悔しくて苦しくて、ミルキィの瞳からはまたぽろぽろと涙が零れ落ちた。

(おかされ…ちゃってる…わたしの…おしり…がぁっ…)

「あらまだ突っ込んだだけじゃない。泣くのは早くないかしら」

妖女は序の口だとでもいいたげに笑う。

「さぁ、ズボズボしてやりな」

ずっ…ずぶっ…

「ひっ…ぎっ、や、やだ、うごか、ない、で…!」

ずぶ…ずぶっ…ずぶっ、ずぶっ、ずぶ…!

「〜〜〜っっっ!!!」

勃起チンポによるアナル蹂躙が始まった。

普段排泄行為にしか使用しないはずの器官をゴリゴリと押し広げられてミルキィは猛烈な恥ずかしさを覚える。

(なんでよぉっ…なんでこんなとこに…はいっちゃうのよぉっ…)

そんなミルキィの想いとは裏腹に、男のチンポは彼女の直腸内を何度も出入りする。

ミルキィの狭き門は異物を押し出すべく躍動するも、そいつの蹂躙は収まらない。

ずり、ずり、ずり、とチンポが動くたびに直腸内の肉を引きずりだされるような感覚を覚えるミルキィ。

「うご…かない、でっ…やだっ…きもち、わるいっ…」

トクトクと鈴口からあふれる我慢汁が潤滑液としての役割を果たしているのか、チンポの動きは徐々にスムーズになっていく。

ずりっ…ずり…ずりゅっ、ずるっ、ずちゅるる…

(あ…これ…セックスだ…わたし…おしりでセックスしちゃってる…)

「あ…あぁぁぁ、だめ、だめぇ…」

ミルキィは玉のような汗を額に浮かべながら表情を朱に染め、唇からは少しづつ甘やかな吐息が漏れ始める。

(なにこれっ…おしりっ…くるしいはずなのにっ…)
934 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/02(土) 22:56:55.01 ID:LDtsfuWp0
「あううっ…うあっ、あっ、あぁぁっ…」

チンポの突入を受け止めるたびに上がっていた悲鳴も少しづつ喘ぎ声に変わりつつある。

(うそっ…なんでっ…おしりの…あなっ…おかし…ぃっ…)

ずりゅっ、ずりゅっ、ずぐりゅっ、ぐぶりゅっ…

抽挿のペースが上がってゆく。

ミルキィの直腸内から分泌される腸液と我慢汁が交じり合い、より滑らかにアナルがチンポを受け入れていく。

「あぁっ…!ひっ、ひぁぁ…あんっ、ぁあっ…!」

(やだ…変な声…出ちゃうっ…わたしっ…まさかっ…)

尻穴への責めは確実にミルキィの性感を刺激し、快感を生み出していた。

「どうやら本格的に目覚め始めたみたいね」

困惑するミルキィを見下ろしながら妖女が嗤う。

「ち…がぅっ…これは、ちがうっ…こんなの、きもちわるい、だけっ…」

ずぬぅ!ずぼっ! 

「んっあぁぁぁっ!?」

一際強い突きを受け入れた途端、明らかな嬌声を上げてしまうミルキィ。

(うそっ…うそよぉ…!こんなの、ちがう…!きもちいいとか、そんなんじゃない…っ!)

だが気持ちで否定したところで、アナルを犯される快感は徐々にミルキィの身体を絶頂に押し上げようとしている。

ずぼっ!ぬぼっ!ぬぼっ!

「あっ、あっ、あっ、あぁぁぁ〜〜〜っっっ!」

(だめぇっ、おしりだめぇぇ…っ…!)

容赦なく男はたっぷりの尻肉を鷲掴みしながら、猛る肉棒でミルキィのアナルをズボズボと貫き、ほじくりかえす。

ずっぼ!ぐぼっ!ずぬぼぉ!

「きもちよく、なっちゃうっ…!おしりで、いっちゃうっ…!いや、いや、いやぁ…!」

拘束されたままのミルキィはただ望まぬ背徳的な快楽をなすがままに受け入れるしかない。

そしてついに。

「ぶふぉぉっ!!」

男の身体がビクビクッと震え。

尻穴の奥までねじこまれた肉棒がドクン、と大きく脈動し―

どぷっ…

「あぁっ!?」

どびゅっ、どびゅうううっ!! びゅーっ、びゅるるう〜っ!!

(お、おしりに、なにか、ながれこんでっ…!?)

その流し込まれる熱い液体が引き金になって。

ビクンッ。

「あっ」

ビクッビクンッ!!

「あぁっ♥ いやあぁぁぁぁああっっっ♥♥♥!!!」

ミルキィの中のなにかが決壊したかのように、絶頂の波が彼女の全身を覆いつくしていく。

(い、イッてるっ! わたし、おしりでイッちゃってるうぅっ!?)

「ひぁぁぁあああ〜〜〜っっっ!!!♥♥♥」

どびゅるどびゅると未だ肉棒から絞り出されてくる精液を直腸内に受け入れながら、ミルキィは嬌声をあげ続けた。
935 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/02(土) 22:59:37.89 ID:LDtsfuWp0

「あっ…♥ あ…あぁ…」

(ああ…まだ…でてるっ…せいえき…おしりに…)

よりにもよって尻の穴でイカされてしまったという事実はさらにミルキィの心を打ちのめしていた。

恥辱と屈辱がこみ上げてきて、また涙が出そうになる。

だが妖女と男たちはミルキィに涙を流す時間すら与えなかった。

ずずずっ…

「え…!?」

ずぶ…ずぶ…ずぶ! ずぶ! ずぶっ!

「ひ…ひぃぃっ!? な、なんで!? 終わったんじゃないの!?」

ミルキィの困惑をよそに、男は未だ熱く硬いままの肉棒をアナルに突き入れ始めた。

「ひっ…! や、やっ、ちょっと…ひゃあっ!?♥」

絶頂したばかりのアナルはまだ敏感で、突き入れが再開したとたんにミルキィは甘い声をあげてしまった。

ずぼっ…ずぼっ、ぬぼっ、ぬぼぉっ!

「余韻に浸りたいところ悪いけど、これまだ準備段階なのよね」

「っ、じゅ、じゅん、びっ、て…!?」

妖女の口にした『準備段階』という言葉に不吉な響きを感じ取るミルキィ。

妖女は続けて信じがたい言葉を放つ。

「これからあなたのケツ穴にここにいる全員のザーメンを注ぎこむわ」

ミルキィの目が驚愕に見開かれた。

「!? いま、なんて…!?」

(全員!? 全員って言った!? まさかここにいる男全員にお尻を犯されるの!? でもそんなことしたら…あぁっ!?))

「まさか…まさかっ」

そしてついにミルキィは…最初に妖女が口にした『人間浣腸器』の意味を思い知ることになる。

「あははは! 気づいたみたいね!私が何をしたいのか!」




そう、これは単なるアナルセックスではない。

アナルに限界まで男どもの精液を注ぎ込み辱める。




―浣腸プレイだ。

そのための『人間浣腸器』なのだ。

936 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/02(土) 23:04:35.53 ID:LDtsfuWp0

発想のおぞましさにミルキィは犯されながらも心底震えあがった。

「あ…あなた…正気じゃない、わ…!」

「正気じゃない? そうねぇ、自分でもそう思うわ」

あっけらかんとした口調で妖女が言う。

「でもね、わたしこれでも1000歳超えてるのよ? 〇さいで身体の成長が止まったまま、1000歳超えちゃったら…正気でいられるほうがおかしいんじゃないかしら」

「せんっ…!?」

成長が止まったというその時期、きっと目の前の女は年相応の無邪気な幼女だったのだろう。

でもそのまま年を取らないまま、長い長い年月を生き続けることになったなら。

幼い少女の器に収まっている心はどうなっていくのか。

―その答えの一つがミルキィの眼前にあった。

「ふふふ、あなた本当にいい顔するわねぇ! さぁさぁ、この人間浣腸…あなたのケツ穴は何人くらいで限界がくるのかしら!うふふふふ!!!」

ミルキィはがくりとうなだれながら尻穴を犯され続ける。

ドピュ、ドピュと新鮮な精液を腸内に注がれながら。

そんな哀れなメスを見下ろす心の壊れた妖女は、浣腸器の男の尻に鞭を振るいながら心底楽しそうに笑い続けた。

―――――――――――――――――――――


というわけで ミルキィのアナル責めシーンを進めました。

見た目幼いのにめっちゃ年くってるという ようじょのキャラですが、高橋留美子先生の人魚シリーズ(何十年か前の作品らしいですが)にこういう話があったなぁと思いながら書きました。

次の投稿でなんとかミルキィのエッチシーンを終わらせるつもりですが、さてどうやってまとめるか。

では、また。
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/02(土) 23:09:14.08 ID:i8aJWqhE0
おつー、期待して待ってまふ
938 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/13(水) 19:05:45.00 ID:/n8yyVLg0

ずぶっ、ずぶっずぶっ!

地下室では肉と肉が擦れあう音と、犯される女の悲鳴がこだましていた。

「んぎぃぃぃっっ♥!や、やめ、やめてぇぇえ!!お、おしり、こわれるぅ!こわれちゃうぅ!」

ずっぼ!ずっぼ!ずっぼ!

「ひっ、ひぐううっ!? や、やめっ…激しく、しないでっ…!めくれちゃうっ、おしりのあながっ、あぁぁぁあ〜っ♥!!!」

ミルキィの静止を懇願する声などものともせず、男はその肉棒でアナルを激しく突き込み、ほじくる。

どぶっ!どびゅるるるっ!!

「んぎぃぃぃぃ♥♥♥」

これで何人目だろうか。

またもや直腸内にたっぷりの白濁液が注ぎ込まれ、ミルキィは悲鳴を上げた。

緩んだ尻穴は混じりあう腸液と精液がブレンドされた潤滑液の役割もあって、男どものアナルピストンをグイグイと飲み込んでいる。

「だめっ、これいじょうはぁっ、おかしくなるっ♥ わたしのっ、おしりのあながっ、おかしくなっちゃうよぉぉっ!」

ぐぼっ、ぐぼっ、ぐぼっ!

「ブッフウウウゥゥ―――ッ!!」

アナルを犯す快感に酔いしれているのか、男も射精の度に咆哮を繰り返す。

どびゅううっ!どぶるるるるっっっ!!

「あぎぃぃぃぃぃっっ!!」

(ま、また…もうやだぁぁあっ!)

人間浣腸器の男たちにどれだけの量を腸内射精されたのだろう。

ミルキィの下腹はボコりと妊婦の様に膨らんでいた。

(くる、しぃ…おなかも…おしりも…こわれちゃう…!)

ぐるるる、ぎゅるるるる…

ミルキィのおなかから怪しい音が鳴り響く。

大量の精液と腹の中のモノが交じり合い流動している音だ。

いよいよ限界が近いらしい。

それでも妖女は男たちを止めることなく、ニタニタと笑みを浮かべてミルキィを見下ろしていた。

その瞬間を待ちかねてウズウズしているかのように。

ずりゅっ、ぐぼぉ!どびゅるるっ、ずりゅううぅ、ごびゅっ!

「やめでぇぇぇええっっっ!!もう、もう出さないでぇ!!」

ごびゅっ!どびゅうっ!ずりゅりゅっ!ぶちゅんっ!

「こわれるっ、ほんどにごわれぢゃうううう!!!いやぁぁぁぁあぁぁぁっっっ!!!」

尻穴快楽と強烈な便意に翻弄され、恥も外聞もなくミルキィは泣き叫んでいた。

どっびゅるるるっ!!ぐぼっ!ぐぼっ!ぐぼっ!どびゅうううぅぅぅっっっ!!!

(お、おなか…ギュルギュルいってる…だめぇっ…)

「お、おねがい…」

浣腸の苦悶に耐え兼ね、ミルキィが懇願する。

「と…トイレっ…トイレ、いがせでぐだざいぃぃぃっ…おな、がっ、げん、かい、なのぉぉぉぉ…!!!」
939 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/13(水) 19:07:45.69 ID:/n8yyVLg0
しかし妖女の反応は冷淡だ。

「限界なんて言い出してからが本番よ。ほら、まだまだ注ぎ込んでいくわよ」

びゅるるっ、どびゅるる!!

「あひぃぃぃぃ!? ゆ、ゆるしてぇ!おねがい、もう、ほんとだめなのぉ!!おなか、こわれちゃう、やぶれちゃうぅぅ!!」

「…あなたって本当に学習しないわね」

妖女は呆れ顔で言う。

「言い方ってものがあるでしょう? ほらぁ、お願いを聞いてほしいときは何をどう言えばよかったのかしら?」

「あ、あ、あ…」

(ダメだ…もう…こいつの言うこと…きかなくちゃ…)

肉体も精神も壊される恐怖にあらがえなくなっていたミルキィには既に選択の余地はない。

「お…おねがい、しますぅぅっ…なかの、おなかのなかのものっ、ださせてくださぃぃ…!」

「何を出したいんですって?」

(うう…いわなきゃ…いわなきゃ…)

「お、おなかの…なかの…う…うん…を…ださせてくだ、さいぃ…」

しかしほんのわずかに残ったプライドが、その言葉を発することを遮ってしまう。

「―ダメね。続けなさい」

ぐぼっ、ぐぼっ、ぐぼぉっ!

「ひぃぎぃぃぃ!!う、うんちっ!!うんちっ、ださせてくださぃぃっっ!おねがいしますっ、もう、ほんとに、ダメなのぉぉぉっっっ!!!」

「ふん。まぁそろそろ頃合いだしね。おいお前。そこまでよ」

パシン、と浣腸男の身体を叩くとようやくピストンは収まった。

そして、男はゆっくりと腰を引き…

ぎゅぽっ…

と濁った音を立てて尻穴から肉棒が引き抜かれた。

「いいわ。思う存分ブチまけなさい」

「ふえ…?」

ミルキィは意表をつかれたような間抜けな声を上げた。

「あ、あの…と、トイレは…?」

「聞こえないの? ブチまけろ、って言ったのよ」

妖女は冷ややかにそう言った。

「そんな…!?」

ぎゅるぎゅるとおなかの中で駆け巡るモノのもたらす苦悶から解放されると思っていたのに。

その行為をこの場でやれと妖女は命じているのだ。

(こいつ…どこまでわたしを…おとしめるつもりなのよぉっ…)

ぐるるるる…ぎゅるるう…

腹の流動音もいよいよ大規模な噴火の兆候を示し始めていた。

肉棒による栓が失われた今、少しでも尻穴がゆるめば即座にソレは始まるのだろう。

(あ…あ…あ…ダメ…みられる…やだ…こんな…)

「全く。自分で出させてほしいとか言ってたくせに我慢を始めるとか。どこまで我儘な家畜なのかしら」

苦笑いして肩をすくめる妖女。
940 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/13(水) 19:09:02.77 ID:/n8yyVLg0
「きりがないわ。そこのお前」

この期に及んで尻穴に力を込めて最後の抵抗を試みるミルキィに業を煮やしたのか。

妖女はある男を鞭で指し示して命じた。

「手伝ってやりなさい」

命じられた男は精液をしこたまため込み膨れたミルキィの腹めがけて拳を振り上げ、勢いよく殴りつけた。

「っ!? ぐっ…あ…!」

ずぶんと拳がめり込んだ腹は、殴られた衝撃で波打って揺れて…

その一瞬。

ミルキィの尻穴の括約筋からわずかに力が抜けた。



ぶぴぃぃぃ――――っっっ…



「あ」



そして。

決壊が始まる。


941 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/13(水) 19:10:17.45 ID:/n8yyVLg0


ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅっっっ!!!

ぶびぃぃぃぃっっっ!!!

「あああぁああぁぁぁぁぁ♥♥♥!!! いやぁぁぁああああぁぁぁぁぁ!!!

ぶりゅっ、ぶびっ!びゅるっ、ぶびゅるるっぶびゅるううううっっ!!!

「ひぃぃぃぃ♥♥ でで、でてりゅううぅぅぅぅぅ!!!」

ぶりゅうううっ、ぶりりっ、ぶりりりぃぃぃ!!!

「と、とまらないぃぃぃ!! おじりのながぁ!!ぜんぶっ、ぜんぶヒリだしぢゃううううううぅぅぅ!!!」

注がれた大量の白濁液と腸内の汚物が部屋の床にブチ撒けられていく。

「う、うぉぉぉぉっ、おぉぉぉぉっ、んぉぉおおおっっっ♥♥♥ す、スッキリするぅ♥♥ じぇ、じぇんぶブチ撒けてぇっ♥♥」

ぶびびびびぃぃ!!ぼりゅっ!ぶぼぼぉ!

汚らしく盛大な放出音が地下室に鳴り響く。

「おほっ♥ おほぉぉぉっ♥♥ イクっ♥イクイクぅっ♥♥ ぶりぶりしながらイクぅぅぅっ♥♥ おしりイクぅぅぅぅ♥♥♥」

苦悶からの解放感と排泄快楽が混然一体となり、ミルキィはぐるりと目を向きながら絶頂の雄たけびを上げた。

「しゅごいっ、たまってたモノっ♥♥ ヒリ出してぎもぢいいいっ♥♥♥」

ブリリリリッ!!ブチブチビチィィ!!

(ああああ♥ きもちいいきもちいいい♥♥ ぶちまけてるっ♥♥ うんちぶちまけてるのにぃ♥♥ ぶりぶりきもちいいのぉぉお♥♥♥) 

ビクビクと身体を震わせながらミルキィの排泄は続き…

ぶぽぅっ…ぶりゅ、ぶりゅっっ…びちっ…びち…

次第に汚らしい排泄音がとぎれとぎれになり、やがて途絶えた。

「はぁーっ…はぁーっ…はぁ…」

腸内に溜まったあらゆるモノを出し切った後。

ミルキィは焦点の定まらない瞳のまま、がくりと頭を下げていた。

(う…あ…?)

絶頂快楽の余韻が消えゆき、次第に頭の中が冷静になっていく。

(あ…わた…し…なに…言って…?)

自分が先ほどまで何を口走っていたのか。

自分が何をしてしまったのか。

快感とは違う震えが沸き起こり、体中からは血の気が引いていく。

「ふふふ。どう、スッキリした?」

うなだれたミルキィの顔を覗き込むように、妖女が囁きかける。

「盛大にやってくれたわね。ほら凄いわ、貴方がブチまけたモノのにおい。酷いわねえ」

「いやぁっ…ちがうっ…こんなの…ちがうっ…わたしはっ…わたしはぁっ…」

「聞いたわよ。『ぶりぶりきもちいいのぉ』…ですって。最低ね、貴方」

プライドも何もかもがガラガラと音を立てて崩れていく。

「あぁぁぁああっっっ…ぐすっ…いやっ…こんなっ…あああっ…ああ…」

がくがく、ぶるぶると身体を震わせながら必死に否定する。

「いやっ…いやぁっ…いやあぁぁぁぁぁ〜〜〜っっっ!!!」
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 00:13:02.81 ID:Isbvr3ka0
続きはまた今度かな?
943 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/14(木) 11:54:57.73 ID:E1qoRbZ+0

凄惨なアナル浣腸プレイの後。

拘束から解き放たれたミルキィは『人間浣腸器』たちのペニスを掃除するよう命じられた。

ミルキィには逆らう気力も意思もなかった。

鞭を振るうまでもなく、ミルキィはよろよろと彼らに近づき、跪くと彼らのペニスに舌を這わせ始めた。

「あむ…ちゅむ…」

瞳からはいつもの元気な輝きは消え、ミルキィはただ機械的にその作業を続けた。

舌から伝わってくる苦みや臭みもどうでもいい、とでも言いたげに。

その様子を見て少しつまらなさを感じたのか、妖女が挑発めいて言う。

「ふふっ、どうかしら。あなたのお尻の中をかき回したペニスの味は」

ミルキィはぴくっと肩を震わせたが、再び舌先での掃除を続ける。

(わたしっ…わたしはっ…こんな…モノにっ…)

屈辱と怒りのためか。

妖女はほんの一瞬だけ、ミルキィの瞳に光が差したことを見逃さなかった。

「あら…いいわね。いきなり心を折っちゃったと思ったけど、なかなかどうして」

やはりこの娘は逸材だ。

調教次第ではまだまだ淫らに、そして無様に貶めることができるだろう。

「―でも逆転なんて無理だと理解なさい」

戦意が蘇りかけたミルキィに妖女はぴしゃりと言い放つ。

「貴方の力では私に勝てないし、私には貴方が『どうしたら悦ぶか』なんてとっくにわかってるのよ?」

妖女は豪奢なソファに座ったまま、あどけない顔を醜く歪めて勝ち誇ったように嗤った。

「っ…!」

「貴方もそのうちわかるわ。さっきの浣腸なんてほんのお遊びだってこと。さぁ、次は何をしようかしら?」

(うう…っ)

…やはり駄目かもしれない。

どんなに負けたくないと強く思い描いたところで、自分は先ほど既に負けたのだ。

ミルキィの脳裏に悍ましい未来予測が次々と浮かんでは消えていく。

―この妖女はこの先どんなふうに自分をいたぶるのだろう。

―どんなふうに自分の心を砕いていくのだろう。

―どんなふうに自分の身体を作り替えて…いや、目覚めさせていくのだろう。

ぞくりと、身体が震えた。

恐ろしいのはそれが恐怖からの震えではなく、歓喜による反応だったこと。

芽を吹いた被虐心がそれを期待しているという実感だった。



―奮い立たせようとした心が再び冷え込み、諦念が頭をもたげてくる。



(リーダー…ツバキ…)

いつのまにかミルキィは初めてツバキたちと出会ったあの時のことを思い出していた。

でも今度は…

ミルキィは今自分が塔の何階のどのあたりにいるのかすら把握していないし、ましてやツバキたちが自分の居場所を探し当てることができるとも思えない。

救出が来るとしてもその頃にはもう自分は自分ではなくなっている…という公算の方が大きい。

(もうみんなとも会えないな…)

深い絶望の闇に墜ちた少女の瞳から涙がひとしずく零れ落ちた。
944 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/14(木) 11:59:54.75 ID:E1qoRbZ+0


だが、時として。



意表を突いたタイミングで訪れる

『希望』

というものがこの世にはあるらしい。



どがぁぁぁああああんっっっ!!!!



突然の爆発音とともに。

地下室の壁が一部吹き飛ばされ大穴が開いた。



「…え」

「なっ…?」



ミルキィも妖女も一瞬あっけにとられ、言葉を失う。

そして複数の人影が、開いた壁の穴の向こうから姿を現すと…

ミルキィは再び言葉を失った。



「―ふむ。隣りの家の地下室だったか。わずかにズレたがどうやら辿り着いたようだな」

「手持ちの爆薬で壁を抜けたのは幸運でした。思ったより厚みが無かったようです」

「ミルキィみつけた。 やっぱりひどいことされてる」

「ミルキィの安全を確保してください! 一刻も早く手当てを…!」



「あ…あ…」

またミルキィの目から涙がこぼれた。

だが今度は絶望の涙などではない。

穴の向こうから現れたのは―

クチナ。ギンガ。アリス。

そしてツバキ。



もう会えないと思っていた

―仲間たちだ。

945 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/14(木) 12:01:55.09 ID:E1qoRbZ+0


「なんで…どうして…ここに…」

「―話はあとだ。遅れてすまなかった、ミルキィ」

ツバキの言葉から、初めて出会った時そのままの優しさと頼もしさが伝わってくる。

夢でも幻でもないことを確信して、ミルキィは泣きながらもぎこちない笑顔を作った。

「ううん…大丈夫。大丈夫だよ」

「…そうか」

ツバキは頷くと、今度はあどけない姿をしたバケモノに向きなおり、構える。

「貴様…元は人でありながら外道に墜ちた身か。だが哀れとは思わん」

ツバキの心中に渦巻く怒りが表情や声色ににじみ出ていた。

その姿は正しく戦神の如し。

ひとたび触れれば悪鬼外道は立ちどころに焼き尽くされるであろう憤怒の炎が全身から吹き上がっていた。

「…ちっ」

興がそがれたのか、忌々しさを隠さない不機嫌な表情で妖女は舌打ちした。

(全く…色々と台無しにしてくれたわね)

パァン!と手近な位置にいた男の身体を叩くと、男たちは妖女を守るように立ちはだかった。

彼らは戦力としては全く役に立たない烏合の衆。

妖女は逃げる為の時間稼ぎとして彼らを使い捨てるつもりなのだろう。

「ツバキ様。まずはミルキィの救出が最優先です」

ツバキの隣りでクナイを構えるギンガがツバキに耳打ちする。

「ああ」

そう。今は外道を斬ることよりもミルキィを救うことの方が先決なのだ。

「仲間は返してもらう…邪魔をするならば何者であろうと容赦せん!」

ツバキの宣言とともに、ギンガたちメンバーも臨戦態勢に入る。

「プリティーうさちゃんズ! 参る!!」



彼女らがミルキィを取り戻すのにさほど時間はかからなかった。


946 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/14(木) 12:06:32.42 ID:E1qoRbZ+0
ミルキィの身柄を確保するという目的は達成することができたプリうさ一行。

妖女は残念ながら男たちが立ちはだかっている間にどこかへ消えてしまったらしい。



とりあえずツバキたちは『塔の街』の宿屋の一室を借りてミルキィを休ませることにした。

「…ええと。結局、どうやってここを探し当てることができたの?」

ベッドの上で少し落ち着いたミルキィは当然の問いを投げかける。

「うむ、順を追って説明しなければな。お前が魔法陣からどこかへ飛ばされたすぐ後のことだ」

塔の2階へ上がるための魔力球を手に入れたツバキたちの前に例によってあのインキュバスが現れたのだという。

「そもそもこれまで奴…インキュバスがどういう方法で囚われた我らを見つけていたのかが疑問だったのだがな…」

ツバキがこれまでの経緯を語り始める。



―――――――――――



「むむむっ!パツキンドスケベボディお嬢さんのエッチシーンの臭いがしたのに本人が見当たりませんぞ?」

ツバキシャドーとの戦闘後。

現れたインキュバスはそう宣うなり、きょろきょろとあたりを見まわし…

ふと、足元の魔法陣に目を止めた。

「魔法陣…もしや不慮の転送事故ですかな。となると、塔の外へは出ていないはず。ならば…」

ブツブツと一人つぶやくと、目を閉じて今度は何かを念じ始めた。

「こいつは…何をしている? クチナ、わかるか?」

魔法陣の上に浮かぶ淫魔の姿を見上げながら、ツバキはクチナに問いかける。

「もしかしたらですけど…何らかの精神波…念話のようなやりとりをしているのかも…」

推測に自信が無いのか、問われたクチナも首をかしげながら答える。

「う〜ん…ここでもない、あそこでもない…となると」

訝し気な視線を向けるツバキをしり目に、インキュバスは何かを探しているような口ぶりでなおも念じ続けた。

「う〜ん…むむっ?」

やがてくわっ!と目を見開き、叫んだ。

「ふむ!『見えた』! この場所は…あの街ですな!」

(…街だと?)

淫魔の独り言を聞きながらツバキは困惑の色を浮かべた。

(今さっき、塔の外へは出ていないと言ったばかりだぞ…?)

「それではさっそく!オープンザワープホ…」

「まてぇえぇぇい!!」

淫魔がワープホールを開くより先に、ツバキの放った投げ縄がソイツの太い胴体を捕らえて締め付けた!「むげっ!?なんとぉ!?」

「ふっ、こんなこともあろうかと用意しておいた! ギンガ謹製の捕縛ロープだ!」

勝ち誇ったようなドヤ顔でツバキが叫ぶ。

「ぬふう…侍のお嬢さん!急に荒縄でふんじばるとは! 淫乱LVが上がってSMプレイにまで目覚めましたかな!?」

「なんだそのなんとかレベルとか言うのは! ああいや、違う! 貴様さてはミルキィの居場所を探し当てたな!? どうやった! 我々にも教えろ!」

947 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/14(木) 12:09:52.84 ID:E1qoRbZ+0
「どうやった、ですか? おほん、皆さん『羽根付き水晶玉』というモンスターをご存じですかな?」

――――――――――
・羽根付き水晶玉 (トラップ)
冒険者が大好きで近くに冒険者がいる事に気付くと勝手についていく
冒険者の活躍を人の集落の噴水等の水がたまっている所や空に映す
冒険者がどうなろうと映し続ける為困りものである
攻撃能力は皆無だがそれ以外の能力は高い為倒せると思わない方がよい
戦闘は倒すかどうかではなく走って振り切れるかどうかになる
自分の名を上げるチャンスと考えあえて連れて行くという選択をする冒険者もいる
――――――――――

インキュバスが言うには、このタワーには至る所に野生の『羽根付き水晶玉』が徘徊しており、しょっちゅう冒険者を付け回しているのだという。

「ふふふ、わたくしなんと彼ら水晶玉の眼を通して、その場所を覗き込むことができるのです」

縄に囚われたまま、胸を張ってドヤ顔を返すインキュバス。

「そしてつい先ほどタワー2階の水晶玉くんがあなた方のお仲間の姿を発見したのですよ!」

(いつもそうやって見つけてたんだ…そういえば)

ツバキが他ギルドの連中に凌辱された時、インキュバスは『エッチなシーンを見られなかった』とこぼしていたことをクチナは思い出した。

塔の外で行われたことは見えないのだ。

「タワーの…2階だと?」

「おおっと、テンションが高まるとどうもしゃべりすぎていけません」

「ふん、捕らえたついでだ。ワープするというのなら、このまま我々もミルキィのところまで連れていけ!」

「えぇー、一緒に連れて行ってはせっかくのエッチシーンを邪魔されてしまうではありませんか」

「当然だ! 仲間がひどい目に合わされるのが判って見過ごせるか!」

怒鳴るツバキだが、淫魔は飄々とした口ぶりで返した。

「ダメです。あなた方はいつもどおり、港街へとお帰りください」

インキュバスはパチンと指を鳴らすと、ツバキとクチナの足元にワープホールを開く。

「くそっ…逃がしてなるものか」

「いえいえ、逃げさせてもらいますよ。まだまだ縛りプレイは未熟でしたねお嬢さん」

そう言ってインキュバスは捕縛ロープをするりと解いてしまった。

「それではまたお会いしましょう…おおっ、捕まえたのは妖女さんですか。なかなかハードなプレイを見せてもらえそうですな…むふふふ!」

水晶玉の向こうの光景を見ているのか、エッチなシーンを期待し声を弾ませるインキュバスの声。

「くっそぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!」

ツバキとクチナは悔し気に歯噛みしながら、港街行きのワープホールへと飲み込まれ…いつも通りに、タワーの入り口にまで戻されてしまった。



だが―

ツバキはミルキィ救出を諦めていなかった。

「奴の口ぶりからしてミルキィがタワーの二階にいるのは確実だと考えていい!ならば完成したばかりの魔力球を使って2階へ赴き、ミルキィを探し出す!」

「で、でも二階へ上がったところでミルキィの正確な場所がわからなくちゃ意味がないわ…!」

「ギンガとアリスも連れていく。二人のシノビと盗賊としての技術があればミルキィを見つけるための力になるはずだ!」

ツバキとて必ず見つけられるという確信があったわけではない。

それでも辛い目に合わされているであろうミルキィのことを思うと彼女は走らずにはいられなかった。

ツバキとクチナは拠点である宿に引き返し、待機中のギンガとアリスにかいつまんで状況を話すと二人を引き連れ再びタワーに乗り込んだのだった。

「そして我々は魔法陣を起動させ、二階へと足を踏み入れたわけだが…本当に驚いたよ」

塔の中にある街。

多くの人や亜人が行きかう雑多な光景に唖然とするプリうさ一行だったが、同時にツバキにとってはミルキィ救出のための希望を見出したのか、目を輝かせて叫んだ。

「これは…ひょっとしたら目撃者がいるかもしれんぞ…!」
948 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/14(木) 12:13:51.09 ID:E1qoRbZ+0
見知らぬ街で、一行は早速聞き込みを始める。

言葉が通じそうな相手をかたっぱしから捕まえ、金髪のレンジャーを見かけなかったか、と質問を繰り返す。

「金髪のレンジャー? ひょっとしてあんた、あの余所者のお嬢ちゃんの仲間かい?」

聞き込みに応じた街の人々のうち、そう答えたのは犬頭の獣人―

ミルキィが出会ったコボルトだった。

「ちょっと前に、酒場への道を教えたよ。仲間と合流したいんだってさ。え?行方不明だって?」

「一刻を争うのです。すまないが、その酒場への道案内を頼みたい!」

「お、おう…しかしそんなに複雑な道のりでもないと思うがな」

ツバキの気迫に押され、コボルトの彼は道案内をすることを了承した。

焦る気持ちを抑えながら、一行はコボルトの案内で雑多な街の中を進んでいく。

そして案内の途中、彼は急に立ち止まってクンクンと鼻を鳴らし始めた。

「…おかしいな。嬢ちゃんの匂いがこっちに続いてる」

「こっち、とは?」

「そこの裏通りだ。空き家が並んでる寂しい場所だよ。なんだってこんな場所に…ああ、いや、待てよ…」

コボルトが少し険しい顔つきになって言う。

「そうだ…そっちは確か、神隠しに遭うとか言われてる通りだ。迂闊に足を踏み入れたヤツは二度と出てこれない…いや噂でしかないんだが、まさか…」

「―すまない、もう少し付き合っていただく」

ツバキはコボルトの首根っこを掴むと、裏通りへとズイズイと足を踏み入れた。

「―わぁぁ!? ちょ、離してくれ! お、俺はそういう話はニガテなんだ〜!」

そして一行がその寂れた裏通りの調査をおこなったところ…

「この家。何かありますね」

ギンガがとある空き家の前でぼそりと呟いた。

「怪しいのか、ギンガ」

「はい…足跡の痕跡が不自然です。家に入っていく足跡と、出て行く足跡。数が全く揃っていません。しかもこれは…」

ギンガは自分の発見した、複数の足跡の中の一つを注視して眉をひそめる。

「小さな子供…女の子の足跡。こんな寂れた場所に…?」



「―というわけで。 

我々はその怪しい家の家宅捜索を行い、地下室への隠し通路を発見してあの場に至ったということだ」

「スピード感ありすぎでしょ…」

話を聞き終えたミルキィは呆気に取られている。

「でも…ありがとう、助けに来てくれて。正直今回は本当に助からないと思ってたから」

「…私がニセモノ風情に後れを取るようなことがなければお前もこんなことには…」

ツバキは申し訳なさそうに表情を曇らせる。

自分の不甲斐なさのためにミルキィをひどい目に合わせてしまったことが悔しいのだろう。

しかし、ミルキィは。

「リーダー、それは違うよ…クチナが相手の武器を壊した時点で勝負はついてたんでしょ」

苦笑いしながらツバキの悔恨を否定する。

「私が勝手に飛び掛かって返り討ちにあっただけ。状況判断をあやまった私のミスだよ」
949 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/14(木) 12:15:24.88 ID:E1qoRbZ+0

「ミルキィ…」

「とにかくさ、おたがい落ち込むのは無し無し。

せっかく2階へ上がれたんだから、気持ち入れ替えて次はこんなことにならないように頑張ろうよ」

逆に励まされるとは思わなかったのか少し困惑した後、ツバキは微笑をたたえて言った。

「強いな、ミルキィは」

「あはは…そんなことないよ。ふわぁ…」

ミルキィは照れ笑いのあと、小さなあくびを一つ吐くとごそごそとシーツにくるまった。

「…ちょっと疲れちゃったからひと眠りするね。あかり、消してくれる?」

「ああ、わかった。なにかあったらまた呼んでくれ。じゃあ、おやすみ…」

ガチャ…バタン。

ドアが閉じ、ツバキの足音が遠くなる。

しばらくすると、ミルキィはくるまったシーツの中でそっと目を開けた。

(強くなんかないよ…ツバキ。だって、私、今も…)

かたかたと…シーツを強く握りしめる手は微かに震えていた。

シーツにくるまり、視界が闇に包まれると脳裏に浮かぶのはあの地下室での凄惨な凌辱行為の数々。

荒縄で縛られ、吊るされ。

裸体を鞭で打たれ。

三角木馬に跨らされ。

挙句の果てに浣腸、そして…

(こわい、まだ怖い…でももっと怖いのは…)

ズグン…ズグン…と。

行為の数々を思い起こすたびに、下腹部に甘い疼きが生まれてくる。

瞳はとろんと潤み、吐息は艶めかしく熱がこもっていた。

(ちがう…これは違う。そんなんじゃない…!)

『でも 無駄よ メス豚』

幻聴だろうか。聞こえる。あの妖女の声が。

『貴方は もう わかっている筈よ』

あのあどけない幼女の顔をした怪物が耳元で囁いている。

『自分は ムチでうたれ おしりを虐められて 無様にイキ叫ぶマゾブタだってね』

(ちがう…ちがう…!)

『どんなに取り繕っても 貴方は浣腸で自分の―をぶちまけながらイキ狂った変態マゾブタよ。自分が一番よくわかってることよね』

これは楽しんでいる声だと、ミルキィは知っている。

『楽しみだわ。変態マゾブタに目覚めた貴方がこれからどんな人生を歩んでいくのか』

「 ― 違うっ…! 」





一瞬おなかの奥に生まれた熱い疼きを否定しながら。

「だい…じょうぶ。…だよね」

口にした言葉は微かに震えていた。
950 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/14(木) 12:38:09.47 ID:E1qoRbZ+0
―――――――――――――――
〜タワー探索5回目の結果〜

到達階層 2F(更新) 
現在の魔力球ゲージ 5/5→0/5

現在の所持アイテム
『全員攻撃コンマ+20』0個
『敵攻撃コンマ半減』  0個
『携帯脱出ポータル』  0個
『疲労回復』      1個
『便利なカギ』     0個

ツバキシャドー に敗北

ミルキィが 
ようじょ にとらわれ SMプレイなど
エッチなことをされてしまいました



ミルキィがエッチな目に会いました

淫乱度アップ! 
ツバキ淫乱LV2
ギンガ淫乱LV1
ミルキィ淫乱LV0→LV1
アリス淫乱LV1
クチナ淫乱LV0

『プリティーうさちゃんズ』は
???に戻ります
―――――――――――――――

はい、ミルキィのエッチシーンはここまでです

いやほんとSMプレイ難しいですわ

そして超展開の果てのミルキィ救出、読みづらい&わかりづらかったらごめんね

すらすら書ける人が羨ましいです

タワー攻略は2Fへ移りますが、ごらんのとおり1Fとは勝手が違うようで…?


スレの方は950に届きましたが、990くらいまで行ったら次スレ立てようと思ってます。

では、また。
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 13:34:19.74 ID:b078LUIIo
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 18:24:56.68 ID:57M/wt+BO
この俺がスカをエロく感じるだと?(困惑)
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 20:48:18.37 ID:OrIS1JZv0

しかしクチナ勝率悪い割にはエッチな目に合ってないな
これは妖しい
954 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 11:31:33.78 ID:6nGy8dvY0

奇妙なことだが、『塔の中の街』にも夜が来る。

地上と同様、決まった周期で昼と夜が入れ替わるのだと、あのコボルトは(当たり前だろう、と言いたげな顔をして)説明してくれた。

とにかく街が明るく照らされている時間は昼で、街が闇に包まれている今は夜である…らしい。

そんな不思議な夜の時間を、プリティーうさちゃんズはその街の宿で過ごしたのだった。

そしてその翌朝。

ミルキィを除くメンバーは作戦会議のために宿の食堂に集合していた。

「ギンガ、さっきからなにをいじってるの」

アリスの隣りの席で、ギンガは小さな箱のようなものを開いて何らかの操作を行なっていた。

「これは『携帯脱出ポータル』の再設定を行なっているところです」

ギンガは箱の中を覗き込みながら、針金のような器具で箱の中をカチャカチャと弄り回している。

『携帯脱出ポータル』。

普段は手のひらサイズの立方体だが、展開することでダンジョン外部へのゲートを開くことができる冒険者御用達のアイテムである。

「うん、これでよし…と。ツバキ様、再設定が完了いたしました」

「おお、やってくれたか。これでこのポータルを使えばいつでもこの宿屋に帰還できるというわけだな」

立方体を受け取ったツバキが満足げに頷いた。

「本来はそのポータル、ダンジョンの中から外へ出るだけの機能しかないんですよね。

設定を切り替えて転送先を変えることができるなんて、初めて知りました」

クチナが興味深そうに言う。

「アイテムの改造は動作の保証ができなくなるということで推奨されてはおりませんが…この程度の設定変更なら問題は無いはずです」

「よし…これで準備は整ったな」

ツバキは立方体をグッと握りしめると立ち上がり、力強く言い放つ。

「さて本日の作戦会議だが…まず最初に宣言しておく!

我々『プリティーうさちゃんズ』は本日より、

この『 ファンタズマ 』の街を拠点に活動を開始する!」



『ファンタズマ』。

昨日の聞き込みで集めた情報によれば、どうやらそれが街の呼び名であるらしい。

名前の由来や、いつからそう呼ばれているのかは誰も知らない。

そしてそれを気にしている者は一人もいないようだった。

ツバキたちより先行していた他の冒険者ギルドは既にこの街を拠点として塔の攻略に励んでおり、さらにはあのライバルギルドの構成員たちもこの街で活動を開始しているのだという。

「無念です。彼奴らに先を越されるとは…」

何かと因縁の深い相手だけにギンガは表情を曇らせる。

「正直口惜しい気持ちはある。だがあくまで我らの活動は港町の人々の平穏を取り戻すことだ」

対するツバキはあくまでも前向きだ。

と思いきや。

「だがあの男は…再び私の前に現れたなら、その時は容赦せんがな…」

ゴゴゴゴ…

「リーダーツバキ こわい」

「そりゃまあ許さないですよね、普通」

憤怒の炎を滾らせるツバキの姿におののくプリうさ一同であった。
955 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 11:38:43.14 ID:6nGy8dvY0


「おほん…で、では本題に入りましょう」

クチナは咳払いすると、会議を仕切りなおすべく本題を切り出した。

「結論から言いますと、私たちの行動は1階の攻略の時とそれほど変わりません」

クチナは魔力球を取り出し、机の中央に置いた。

1階で魔力を蓄えた魔力球は今は黄色い輝きを放っている。

「私たちは塔の2階のモンスターを打ち倒し、再びこの魔力球に力を蓄えます。

そして2階のどこかにある転移魔法陣を探し出し、完成した魔力球で魔法陣を起動、3階へと移動します」

「確かにやることは1階と同じだな。しかし倒すべき魔物はどこにいる? 少なくとも広場や大通りあたりには魔物の姿はないぞ」

そう、街の中は多くの住人が行きかい、明るく賑やかな空気が流れている。

1階ならば襲ってくる亜人もいただろうが、この街の亜人たちは皆穏やかで平和な生活を送ってるように見える。

実際ツバキが指摘した通り、魔物が出現しそうな気配など微塵も無い。

「それについては、あの窓の外の時計塔をご覧ください」

ギンガは窓を開くと、とある方向を指し示した。

そこには街のシンボルと呼ぶにふさわしい大きな時計塔がその威容を現している。

「あの時計塔を境界線とした、その向こう側。 薄暗く見える区域があるのがお分かりですか」

ツバキが目を凝らすと、確かに時計塔の向こう側の区域は曇り空の下であるかのように薄暗い。

「『 ダークエリア 』と呼ばれる、このファンタズマの無法地帯だと聞いております」



暗黒区域(ダークエリア)。

何故か昼間時間でも光が届きにくい領域であるため、多くのモンスターやならず者たちが徘徊しているという。

それゆえギンガの言うように『無法地帯』となっており、真っ当な街の住人からは忌避されている領域なのだ。

ちなみにダークエリアに対して明るい側はライトエリアと呼ばれている。



「光が届かない、ファンタズマの暗黒区域(ダークエリア)か…つまり」

ツバキが窓から視線を戻すとクチナが頷く。

「そう、私たちはこの宿を拠点とし、ダークエリアに踏み込んでモンスターを狩り、魔力を集めます」

「そか、だからさっき『ポータル』でここにもどれるように したんだね」

アリスがほうほうと感心したように頷いた。

「そしてこれは未確定情報ですが…3階への転移魔法陣もダークエリアのどこかにあると、先行の冒険者たちはウワサしているそうです」

実際1階の魔法陣はかなり大きく描かれていたため、同じくらいの規模の魔法陣がライトエリア側にあれば目立ってしょうがないはず。

ならばダークエリアの未探索領域に魔法陣があると考えるのが自然というものである。
956 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 11:42:13.85 ID:6nGy8dvY0

「うむ、では2階での行動方針をまとめるとだ。



1.プリティーうさちゃんずは この宿を拠点とし、

2.ダークエリアに赴き、モンスターその他を倒し、魔力球に魔力を与える。

3.ダークエリアのどこかにあるとされる転移魔法陣を探し出し、起動させる。



以上、これが2階での行動方針である。

皆、何か質問は無いか」

ツバキは一同の顔を見渡して問いかける。

一同は皆、大きく頷いた。

「よし…!

それではプリティーうさちゃんズは本日の行動を開始するぞ!」



 安価とコンマでダンジョンタワー攻略

 〜幻霊都市ファンタズマ編〜

 スタート!

957 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 12:10:18.24 ID:6nGy8dvY0

冒険の舞台が塔内都市ファンタズマの街へと移りますが、それに伴い少しルールなど変えていきます。

まずは一日の最初の出てくる選択肢、

『買い物に行く』について。



買い物は とあるキャラが営業している

「おきつね堂 ファンタズマ支店」というお店で行ないます。



買い物の流れ

1.買い物に行くキャラを決めます
(安価指定:コンマ高を選択)

2.店への移動パート(コンマを2回取ります)で一度でもゾロ目が出れば敵ギルドと遭遇し戦闘になります
(戦闘は序盤ミルキィの3本勝負みたいな感じでシンプルにやります)
負ければエッチなことをされてしまいます
必殺技、アイテムなどは使えません
勝っても魔力球ゲージはあがりませんが
負けると淫乱レベルは上がります
負けると買い物はできません
エッチなことをされた子は次回の探索に参加できません

3.無事に店に辿り着くと買い物パートになります
コンマでアイテムをゲットできます

コンマは3度とります
つまりアイテムは全部で3つ手に入ります
コンマ次第では同じアイテムが同時に3つまでもらえます

購入アイテム:
 00〜20 全員攻撃コンマ+20(戦闘用)
 21〜40 全員攻撃コンマ+40(勝利時疲労度が20増える)
 41〜60 敵攻撃コンマ半減(戦闘用)
 61〜80 疲労回復(全員の疲労度を0にする)
 81〜99 ガスト召喚シール(自動:敗北時全員エッチシーン)

店でのエッチイベント
上記3レスの合計コンマが150以上だとエッチなことをされてしまいます
もちろん淫乱レベルは上がります
エッチなことをされた子は次回の探索に参加できません



1Fの冒険の時は全く買い物に行かなかったので思い切って大改修してみました。
お役立ちアイテムの他、デメリット付きのアイテムを入れてます。
不都合を感じたらまた変更するかもしれません。
958 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 12:35:17.30 ID:6nGy8dvY0

※戦闘時もちょいとルールを
変更していくつもりですが
それはまた後程。
※↓所持アイテム表記が少し変わってます
便利なカギと携帯脱出ポータルが消えました
(無くてもいいかなーと思いました)



【ミルキィ、一日休みとなります 探索・買い物に出かけることはできません】

ギンガ「ミルキィがいないと少し寂しいですね」」

アリス「げんきだして いこー おー」

ツバキ「うむ、その意気だアリス」

到達階層 2F 
現在の魔力球ゲージ 0/5


現在の所持アイテム
『全員攻撃コンマ+20』0個
『全員攻撃コンマ+40』0個
『敵攻撃コンマ半減』  0個
『疲労回復』      1個
『ガスト召喚シール』  0個


淫乱度
ツバキ淫乱LV2
ギンガ淫乱LV1
ミルキィ淫乱LV1
アリス淫乱LV1
クチナ淫乱LV0


【今日のプリティーうさちゃんズ方針】

6日目です
今日はどうする?

1.ダークエリア探索に向かう

2.おきつね堂へ買い物にいく

↓1〜3安価指定・最大コンマを採用
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 13:28:22.15 ID:1Qtfz930O
2
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 14:27:36.38 ID:bm8x9i11O
2
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 14:43:36.66 ID:9Di4U5N8o
1
962 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 15:02:59.54 ID:6nGy8dvY0
コンマ66

1.ダークエリア探索に向かう

ツバキ「今回はモンスター討伐に向かうぞ!」」



5人の中から3人選択してください

ミルキィ(行動不能)
ツバキ
ギンガ
アリス
クチナ

一つのレスに名前3人書いてください
↓1〜3 コンマ最大を採用します
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 15:07:39.80 ID:bm8x9i11O
ギンガ
アリス
クチナ
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 15:08:43.35 ID:kFqNXGX0o
アリス ツバキ クチナ
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 15:17:02.15 ID:6HCT4Ijso
>>964
966 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 15:32:02.63 ID:6nGy8dvY0
コンマ80

パーティ決定しました
以下3人で探索します

ギンガ
アリス
クチナ
967 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 15:53:46.52 ID:6nGy8dvY0

時計塔の向こう側の領域。

そこは先ほどまで彼女らがいた明るい街の雰囲気とはがらりと異なっていた。

奇怪な形状の建築物。

どこからともなく流れてくる異臭を伴う生暖かい風。

曇天の空の下のような薄暗い街並みは一目でわかる危険な空気を孕んでいた。

ここが彼女らの新たな戦いの舞台。

ダークエリアである。



クチナ「ただならぬ雰囲気…ですね。ごくり…」

ギンガ「さて…鬼が出るか蛇が出るか…」」

アリス「ここにも たからばことかあるのかな」




2階
ファンタズマ:
ダークエリアを探索中

魔力球ゲージ 0/5

疲労回復 1

ギンガ
疲労度 00
スキル:煙玉(使用〇
スキル効果:敵攻撃コンマ半減

クチナ
疲労度 00
スキル:特製ハーブ(使用〇
スキル効果:全員の疲労回復

アリス
疲労度 00
スキル:銀の鍵(使用〇
スキル効果:宝箱を安全にあけられる 

※戦闘用スキルは
自分のターンのみ
効果が発揮されます

01〜50 敵との遭遇
51〜98 宝箱発見 
奇数ぞろ目 敵ギルドとの戦闘
偶数ぞろ目 脱出ポータル発見(ダンジョンから脱出できます)

↓1コンマで判定
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 16:17:23.24 ID:9Di4U5N8o
はい
969 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 16:45:58.38 ID:6nGy8dvY0
コンマ24

01〜50 敵との遭遇

モンスターの気配!

※毒使いのウェルが消えました

<モンスター>
フェルモン触手
黒騎士
産卵蟲
肉壁
デルタホース
オーク
スライム
ゴブリン
デリバリーテーブル
強姦ゾンビ
食道ゴキブリ
イクボカズラ
ショジョトリグサ
パリピ
コスプレさせイヤー
ドラッグドライアド
キューピッド
粘着ブロブ
巨大ウサギ軍団
海賊団船長
エモーション・イーター
バロン・ミシェル
トロル
試作型キメラ
キノコお化け
吸血商人セウェルス
オーガ

<女の子エネミー>
サキュバス
テイマー
マザーセイレーン
喪女霊
ようじょ
アルラウネ
ラビットガール
女王様
人間牧場の主
べリオ
エルネシア

能力の詳細は
>>629 〜 >>634 を参照

↓1〜3 登場させたい敵名一体 コンマ最大を採用します
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 16:52:53.03 ID:1Qtfz930O
オーク
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/03/18(月) 17:27:41.71 ID:9Di4U5N80
トロル
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 17:32:05.75 ID:bRqpV6jZ0
試作型キメラ
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 17:33:35.12 ID:Zb5ztAli0
肉壁
974 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 17:38:10.65 ID:6nGy8dvY0

>>972
コンマ75

試作型キメラが出現します

しばしお待ちを
975 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 18:11:30.35 ID:6nGy8dvY0
・試作型キメラ
獅子の頭、山羊の角、鷹の翼、蛇が生えている尻尾を持つキメラ
試作型というネーミングなので弱いかというと、かなり強化が施されており魔法や魔眼を使いこなし牙や爪には様々な毒を持っていて状況に応じ毒の種類を使い分けることができる
しかし、コストが高すぎるのと強化の代償で寿命が短くなってしまったので作った何者かはデータを採取したらは破棄した(それで塔の中をさまよっている)
自分の寿命が少ないことには気づいており理性と本能で自分の血を引く子どもを作りたいと願っており、女冒険者を犯して孕ませようとする
自身の能力(魔法や毒)で確実に孕ませることができ、孕んだ場合遅くとも約1時間以内に胎児が急成長して出産をする
生まれてくる子どもは母親そっくりの容姿に試作型キメラの特徴(獅子の牙と爪、山羊の角、蛇の尻尾など)を備えた女の子が生まれる



???「ぐぅあーーーううう ぐぅうぇええあああーーーう」

聞き慣れない動物の鳴き声だった。

ギンガ「む…この声は…魔物なのか…?」

悲鳴を上げているような、苦しんでいるような、負の感情の籠った鳴き声。

クチナ「なんなの…? この凄く恨みがましいような声は…」

アリス「…きたよ、みんな。そこのたてもののかげにいる…」

ずん、ずん、と重たげな足音を立てながら現れたのは…大きな獅子の顔。

ギンガ「獅子…いや、違う…なんだこれは…?」

建物の影から現れたそいつの全貌は不条理極まりないものだった。

獅子の頭の上に山羊の角。

背中には鷹のような翼を備え。

更にはシッポにあたる部分が蛇になっている。

アリス「わかる これ…『つくりもの』だ…」

ギンガ「これが噂に聞く合成獣…キメラというやつですね」

???「ふううぐぁぁぁぁああ あぁぁーーーぐぅぁあああーーーー」

そいつは奇怪な咆哮をあげながらギンガたちに歩み寄ってくる。

ギンガ(なんなのだこの獣は…弱っているようにも思えるが、同時に何らかの執念のようなものを感じる…!)

???「ぐぁぁああああーーーーう…ぎぃぃぃぃひぃぃーーーー!!!」

アリス「…くるよ!」

一際大きな声で叫ぶと、キメラはギンガたちに飛び掛かった!



試作型キメラと戦闘に入ります!
976 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 18:28:45.00 ID:6nGy8dvY0
※ちょっと試しに、この戦闘から
反転コンマを使わせてもらいます
アイテムやスキルによるコンマ補正は
反転後の数値に対してかかるようにします



 試作型キメラ が現れた!

ギンガ「ただの獣とはわけが違うようです」

クチナ「ううっ、獣に有効なクスリとかあったかしら…」

アリス(あなたは…なんのためにつくられたの…?)

キメラ「んんごぇぇぇええああ!!」」

子孫繁栄への執念!
試作型キメラのコンマに補正がかかる!

※敵側の反転後コンマ51以上は
全て50として扱います。

※全ターン のコンマに+20されます

戦闘用アイテム所持数

『全員攻撃コンマ+20』0
『全員攻撃コンマ+40』0
『敵攻撃コンマ半減』  0

攻撃順はコンマ高い順に決まります
(1〜3コンマで決定)
 ↓1ギンガ 疲労度 00
 ↓2クチナ 疲労度 00
 ↓3アリス 疲労度 00
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 18:33:02.98 ID:DtaGs4wUo
はい
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 18:33:05.97 ID:IvgCA3pxO
ほい
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 18:33:57.59 ID:mL74lH9xO
とりゃ
980 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 18:47:58.56 ID:6nGy8dvY0
ギンガ > クチナ > アリス
の順番で攻撃します!

3本勝負1本目!

現在 0勝0敗

一番手
ギンガのターン!

戦闘コンマ判定
(コンマ反転します)

↓1ギンガ 疲労度 00
↓2敵
↓3スキル使う使わない?
(安価で使うまたは使わないと指定)
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 18:50:25.24 ID:IvgCA3pxO
ほい
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 18:51:52.18 ID:eNu4hK+PO
はい
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 18:53:40.97 ID:1GQ1IrrkO
使わない
984 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 19:15:49.35 ID:6nGy8dvY0

コンマ反転
ギンガ →42
敵 →81
敵反転コンマ50以上なので
敵 →50

ギンガ 疲労度 00
42 − 00 
= 42

敵 50 + 補正20
=70

ギンガ42
敵  70

キメラ「ぐへっぇえええうう!」

ギンガ「くぅっ!」

獣の執念のこもったツメの一撃がギンガに迫る!

ガキン! カキィィン!!

ギンガはクナイでいなしながらも反撃のチャンスを伺うが…

「シャアアアアッ!!」

予想外の方向からキメラの尻尾―大蛇の頭が迫り、その牙がギンガの脇腹を掠めた!

ギンガ「ぐっ…しまった!?」

敵側に一本取られました!

3本勝負2本目!

現在 0勝 1敗

2番手
クチナのターン!

戦闘コンマ判定
(コンマ反転します)
↓1クチナ 疲労度 00
↓2敵
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 19:23:27.76 ID:bl4H5FDxo
ほい
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 19:29:55.18 ID:6/afFeOi0
強いな
987 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 20:33:28.14 ID:6nGy8dvY0

コンマ反転
クチナ →67
敵 →81
敵反転コンマ50以上なので
敵 →50

クチナ 疲労度 00
67 − 00 
= 67

敵 50 + 補正20
=70

クチナ67
敵  70



クチナ「そ、そうだわ! これが利くかも!」

クチナがポーチから取り出したそれは…

『マタタビエキス〜!』テテーン

クチナ「ギンガから…はなれなさーいっ!」

容器の栓を引き抜き、中身を試作型キメラに向かって振りかけた!

液体をふりかけられたキメラは一瞬動きを止めると…

キメラ「ぐふふうぅぅ…んんんっ」

酔っぱらったようにふらつき始めた!

アリス「あ、よっぱらっちゃった。すごい」

※実際ライオンにマタタビをあげると猫同様に酔っぱらうそうです。

クチナ「や、やったわ! ギンガ、今のうちに離れて、傷の手当を…」

と、ふらついたギンガに駆け寄ろうとしたクチナであったが。

ぶんっ。

別に狙ったわけではないが、何気なく振り回したキメラの尻尾が…

ばちこーーーーん!!!

クチナ「ぶべらぁっ!?」

近寄ったクチナの顔面を強烈に引っぱたいた!

クチナ「もひょぉぉぉぉ!?」

間抜けな悲鳴を上げながら、クチナの身体が吹っ飛ばされる。

そして運の悪いことに、クチナが吹っ飛ばされた先にいたのはアリス。

アリス「えっ」

アリスが何が起こったのか理解する前に。

べしーん!

アリス「はぶぅー!」

跳んできたクチナと建物の壁にサンドイッチにされ、一緒に叩きつけられた!

ずるずる…ぽてん、と壁からずり落ちるクチナとアリス。

クチナ&アリス「きゅ〜…バタン」

哀れ二人は目を回して床に倒れてしまった。



敵に二本取られました!

『プリティーうさちゃんズ』は敗北してしまった…
988 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 20:50:55.19 ID:6nGy8dvY0

「しまった!クチナ、アリス!」

倒れた二人を守ろうと、後退しようとしたギンガだったが…

「うっ…!?」

急激な眩暈がギンガを襲った。

脇腹を掠めた大蛇の牙から、ほんのわずかに毒が体内に侵入したのだ。

(なんだ…とっ…まずい、意識、が…!)

ふらつくギンガの身体に、尻尾の大蛇が絡みつき、持ち上げた。

「ぐううっ、ぐぅぶぅっ、ふごおお…!」

酔っぱらいながらもその本能が身体を動かすのだろうか。

(くそ…どうするつもりだ…拙者を喰らうつもりか…)

「ぶふぉぉぉう!」

(くそ…ツバキ…さま…もうしわけ…ありま…)

毒の効果が更にまわってきたのか、ついにギンガの意識を手放してしまう。

試作型キメラはどこか満足げに一声吠えると、天高く跳躍し、街の屋根の上を飛び跳ねながら何処かへと去っていった。

失神したままのクチナとアリスを残して。



―――――――――――――
戦闘(反転)コンマが一番低かった仲間は…

ギンガ 42(負け
クチナ 67(負け

ギンガがエッチな目にあいます
―――――――――――――

新エリア、初っ端から敗北でしたね…
989 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 21:00:53.97 ID:6nGy8dvY0

・試作型キメラ
獅子の頭、山羊の角、鷹の翼、蛇が生えている尻尾を持つキメラ
試作型というネーミングなので弱いかというと、かなり強化が施されており魔法や魔眼を使いこなし牙や爪には様々な毒を持っていて状況に応じ毒の種類を使い分けることができる
しかし、コストが高すぎるのと強化の代償で寿命が短くなってしまったので作った何者かはデータを採取したらは破棄した(それで塔の中をさまよっている)
自分の寿命が少ないことには気づいており理性と本能で自分の血を引く子どもを作りたいと願っており、女冒険者を犯して孕ませようとする
自身の能力(魔法や毒)で確実に孕ませることができ、孕んだ場合遅くとも約1時間以内に胎児が急成長して出産をする
生まれてくる子どもは母親そっくりの容姿に試作型キメラの特徴(獅子の牙と爪、山羊の角、蛇の尻尾など)を備えた女の子が生まれる

―――――――――――――――――――

試作型キメラの毒によって意識を失い、連れ去られてしまったギンガ。

彼女の身にいったいどんなエロいことが降りかかるのか募集いたします。

人間とか他のモンスターとかを絡ませてもらってもかまいません…

と、

いつもならここで安価募集するのですが

レス番号がそろそろ990に届くので

新スレ立てたいと思います。

安価募集は準備ができてから

新スレで投稿を呼びかけますので、

皆さん内容を考えながら

少々お待ちください。
990 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 21:45:40.61 ID:6nGy8dvY0


R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part2
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1552912787/

立てました。

このスレッドの残りは雑談などで埋めていただきたい。

感想を書いてくださってもありがたいですが。
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 21:49:34.00 ID:4IhOz2/YO
最近見始めたばっかりだけどおつおつ。
これ、新規勧誘とかメンバー離脱(モンスターや他ギルドに堕とされたりで)による補充で新キャラ参入みたいな展開はあり得るのかな?
992 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/18(月) 23:57:22.10 ID:6nGy8dvY0
>>991
メンバー離脱などはおそらくないです
プリうさの5人は一応終盤に向けての役割みたいなものをうっすると考えてるので…
新キャラは…はいる余地があるかどうか。
(ウェルが参入するかどうかはめっちゃ迷いました)
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/03/19(火) 00:29:41.18 ID:ZPpEoDzvO
『女性5人パーティでダンジョン探索』ってシチュエーションが、ちょうど今自分がプレイしてる世界樹の迷宮とモロ被り(しかもミルキィ・ギンガ・ツバキは職業まで被ってる)だから非常に滾る。

このシリーズや(もし書くことがあれば)別作品にも着いていかせてもらうよ。
994 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/19(火) 11:04:00.69 ID:bQ6vyT8j0
>>992
×うっする
〇うっすら

>>993
ありがたいお言葉です
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/19(火) 12:25:32.99 ID:s9E9FuRTO
タワー攻略って現状だと何%ぐらい進んでるんだろうか
996 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/20(水) 00:58:02.31 ID:JsWZnNFJ0
>>995
タワーの構造ですが、全体で5階層のつもりで書いてます

一階 クリア済み
二階 ファンタズマの街
三階 ???
四階 オークの支配下?
五階 最上階

五階で物語は決着する…予定。
そこまでスレが続けばですが…

997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/20(水) 01:04:32.50 ID:5xfdRoSxO
まだ先のことだけど、全員(もしくは何かありそうなクチナ以外全員?)淫乱レベル5になってもあまりにも負けが込んで先に進まなくなった場合とかは、堕ちきったバッドエンドとかもありかもね。
(ここまでのコンマだとやたら負けが多いから、あくまで最終手段的な感じにはなるけど)
998 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/03/20(水) 01:20:10.80 ID:JsWZnNFJ0
連敗などで停滞気味になってしまった時などは何らかの救済措置を考えてます。
全員バッドエンドもちょっと魅力的ですが…
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/20(水) 01:23:38.78 ID:NZ4HCYF6O
まぁ救済措置入れて続けるか全員完堕ちバッドエンドかはそのタイミングが来たら安価や多数決とか取るのもいいんじゃないかな。
とりあえずスレ埋まるし1スレ目おつおつ。
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/20(水) 01:34:09.36 ID:t0VTbFmNO
1000なら2スレ目でもクチナ無敵
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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ヽ.                    /               .  ,. --、   /
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   ヽ、_             /                  /`ヽ、_/ l /、
       ̄ ̄``ヽ、      /                /'     // i
            \.     /                ァ′      //   |   
             ``ヽ./          ___./     //    l      SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
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【安価】男「友が勇者だった件」 @ 2019/03/20(水) 01:29:06.52 ID:YBLGI46y0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1553012946/

【ネタバレ注意】ジョジョの新ビジュアルでヤバいことを発見したんだが… @ 2019/03/20(水) 00:35:19.21 ID:n+DxElWq0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1553009718/

寝こさんの寝台車 19両目 @ 2019/03/20(水) 00:00:37.61 ID:laAckRxv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1553007637/

サターニャ「ラフィエルに催眠をかけてやるわ!」 @ 2019/03/19(火) 22:42:27.38 ID:vny4XW2b0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1553002947/

【シャニマス】合同ライブ、それぞれの前夜 @ 2019/03/19(火) 21:19:08.97 ID:/owX+/eF0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552997948/

【わたてん】夏音「名探偵にはなれないよぉ」 @ 2019/03/19(火) 19:05:07.10 ID:0Y1xsTODo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552989906/

ビスマルク「耳かきしてあげても良いわよ?」 @ 2019/03/19(火) 18:51:34.04 ID:Tc82Rwfio
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552989093/

【安価】砂漠の世界で【コンマ】 @ 2019/03/19(火) 18:47:33.43 ID:oS0QRgSM0
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